石岡市議会 2018-03-23
平成30年第1回定例会(第6日目) 本文 開催日:2018-03-23
次に、市長に出席を求めた3月14日の
総括審査においては、
区運営補助金の考え方と今後の方針について、
統合保育所整備の進め方や今後の方向性について、
発達支援研修受講と
支援体制について、
体験型イベント用山車製作の考え方について、
フラワーパーク冬季イルミネーションの拡充について、
八郷中学校グラウンド改修工事の適切な執行について、各学校で管理する祝金の取り扱いについて、
家庭教育推進事業について、
救急活動における
医薬品等の確保について、
下水道事業における経営の健全化について、
財政推計の分析と今後の不
交付団体の考えについてなど、
政策的判断を求める事項を中心に
総括質疑がなされたところでございます。
以上の質疑の後、議案第1号・平成30年度石岡市
一般会計予算、議案第2号・平成30年度石岡市
国民健康保険特別会計予算、議案第7号・平成30年度石岡市
介護保険特別会計予算、議案第9号・平成30年度石岡市
後期高齢者医療特別会計予算の計4件の議案に対して反対の立場から討論がございました。討論の後、採決を行った結果、討論があった議案第1号、議案第2号、議案第7号、議案9号の4議案については、
起立採決の結果、賛成多数により原案可決すべきものと決し、議案第3号ないし議案第6号、議案第8号及び議案第10号については、
全会一致をもって原案可決すべきものと決した次第でございます。
当
特別委員会では、4日間にわたり延べ39人の委員による慎重かつ活発なる質疑がございました。執行部におかれましては、審査における提言・
指摘事項や問題点を精査・検討され、当市の
まちづくりに向けた着実な執行をお願いするところでございます。
以上が、
予算特別委員会に審査付託されました議案の審査の経過並びに結果の報告でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、
委員長報告といたします。
4 ◯議長(
岡野孝男君) 以上で、
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
5 ◯議長(
岡野孝男君) ないようですので、以上で、
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論は通告によりこれを許します。
9番・
小松豊正君。
〔9番・
小松豊正君登壇〕
6 ◯9番(
小松豊正君) おはようございます。9番、
日本共産党の
小松豊正です。
まず、議案第1号・平成30年度石岡市
一般会計予算について
反対討論を行います。
第1に、
財政調整基金が毎年ため込まれていますが、有効に活用されていないことを指摘しなければなりません。平成28年度末現在の
財政調整基金残高は、30億3,562万2,000円となっています。13年前の合併当時の2倍以上に膨れ上がっています。国保の
県広域化による国保税の値上げが心配されましたが、
国保特別会計内の繰越金の活用で据え置かれました。また、第7期の
介護保険料も、
介護保険特別会計内の
支払準備基金の活用で、
介護保険開始以来、初めて据え置かれました。それでも、国保税も
介護保険料も高く、市民の暮らしを脅かしています。
財政調整基金残高のわずか4.28%、1億3,000万あれば、とりあえず国保税を1世帯1万円
引き下げることができます。年金が下がる中で、
介護保険料は高止まりし、しかも多くの方々は年金から天引きされています。これでは、生活費に回るお金が減って、生活が苦しくなる一方です。物を買う力も弱くなるので、
地域経済も冷え込むことになります。なぜこのような市民が一番苦しんでいるところに、市民の税金によってため込まれた
財政調整基金を使わないのでしょうか。このような予算に賛成することはできません。
第2に、石岡の実情に合った
地域経済の
活性化対策が予算化されていないことです。
住宅修繕リフォーム助成制度のような、全国や県内で試され済みの
地域経済を活性化させる
具体的政策が盛り込まれていません。事業費の2分の1になる
社会資本整備総合交付金を含めて、1,200万円の
住宅修繕リフォーム助成制度は、石岡でも十分確立することができます。ぜひ実現するよう求めるものです。
地域経済の
活性化対策が不十分な中で、商工費は7億298万9,000円で、構成比が29年度1.7%から平成30年度は2.2%と少し上がりましたが、具体策が不十分で、
地域経済の活性化にはほど遠い内容となっています。
第3に、その反面で、莫大な支出を伴う新たな大
規模工事に踏み出す予算になっていることです。その1つは、新
広域ごみ処理施設工事の負担金で、
霞台厚生施設組合への予算(
負担金衛生分)支払いの中に含めて6億6,794万1,000円と、29年度2億8,821万8,000円の2.3倍となっています。新
広域ごみ処理施設建設を、住民の十分な理解なしに国・県の言いなりに強行しようとしていることは、認めることができません。2つ目は、
上曽トンネル工事再開のために5,000万円の予算化をしていることです。最近の
経済情勢、
交通情勢の変化を市として責任を持って調査することなく、また
関係住民の同意が不十分な中で、県道を市道に変更して
合併特例債を使い、市が借金するなど、道理に合わないと言わなければなりません。
第4に、懸案であった2つの課題、高過ぎる
東地区公民館の年614万4,000円、月にして51万2,000円の借地料及び
住宅新築資金貸付金等元利残高が3億円以上も未回収であることは問題です。
第5に、
費用弁償と
政務活動費交付金についてです。議員は毎月の報酬のほかに、会議に出席するたびに1回2,000円の
費用弁償が支給されますが、市民の理解が得られるものではありません。全国的には
費用弁償は廃止する方向に明確に進んでいます。直ちに廃止すべきです。また、
政務活動費交付金は毎月1人の
議員当たり1万2,500円で年間15万円、22人の全議員で総額330万円の
政務活動費交付金は適切に減額すべきです。
以上で、議案第1号・平成30年度石岡市
一般会計予算についての
反対討論といたします。
次に、議案第2号・平成30年度石岡市
国民健康保険特別会計予算に反対する討論を行います。国保税が高過ぎて払おうにも払えない、滞納する市民が増えています。平成30年度は、国保税の値上げが据え置かれましたが、さらに
財政調整基金の一部を取り崩すなど、
一般会計から
繰り入れを増やして、国保税の
引き下げを行うべきです。そのように予算化されていないことを指摘して、議案第2号・平成30年度石岡市
国民健康保険特別会計予算に反対する討論といたします。
次に、議案第7号・平成30年度石岡市
介護保険特別会計予算に反対する討論を行います。第7期
介護保険計画において被保険者の保険料が据え置かれましたが、今、年金が削られている中で、天引きされると生活費に回すお金が少なくなり、
個人消費を抑え、
地域経済にも悪影響を及ぼしています。
介護労働者の
待遇改善はこれからの課題となっています。このような状況を生んでいる
介護保険特別会計予算に賛成することはできません。
介護保険料を下げてほしい、安く入れる
介護施設をたくさんつくってほしいなどの市民の切実な要望を実現していくために、国・県からの支出金の増額を求め、市としては、
財政調整基金などの一部を取り崩して
一般会計からの
繰り入れを行うことを強く求めて、平成30年度石岡市
介護保険特別会計予算に反対する討論といたします。
次に、議案第9号・平成30年度石岡市
後期高齢者医療特別会計予算に反対する討論を行います。
後期高齢者医療制度は、75歳以上のお年寄りをほかの
医療保険制度から切り離し、独自の
医療保険としたもので、年を追うごとに医療費が増え、保険料が上がっていくことが想定されます。平成30年度と31年度については、
県民世論を背景に、
日本共産党中央議員団が
県広域連合に申し入れを行い、
県広域連合が57億5,000万円の積立金を保有していることを明らかに指摘し、保険料は据え置かれることになりました。しかし、値下げはしませんでしたので、この議案に賛成することはできません。
今、特に75歳以上の低所得者のお年寄りが苦境に立っているのは、国の政策に問題があります。
県広域連合にも保険料の
引き下げに応じない責任がありますが、直接保険料を集め
県広域連合に納入しているのは、市の行政の仕事になっています。よって私は、政府に対し
後期高齢者医療制度を廃止し、もとの
老人保険制度に戻すことを強く求め、議案第9号・平成30年度石岡市
後期高齢者医療特別会計予算に反対する討論といたします。
議員各位の賛同をお願いいたしまして、私の
反対討論といたします。
7 ◯議長(
岡野孝男君) 以上で討論を終結いたします。
これより、採決に入ります。
初めに、議案第1号・平成30年度石岡市
一般会計予算を採決いたします。
本案は起立により採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、原案可決すべきものであります。本案は、
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
8 ◯議長(
岡野孝男君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第2号・平成30年度石岡市
国民健康保険特別会計予算を採決いたします。
本案は起立により採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、原案可決すべきものであります。本案は、
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
9 ◯議長(
岡野孝男君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第7号・平成30年度石岡市
介護保険特別会計予算を採決いたします。
本案は起立により採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、原案可決すべきものであります。本案は、
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
10 ◯議長(
岡野孝男君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第9号・平成30年度石岡市
後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。
本案は起立により採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、原案可決すべきものであります。本案は、
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
11 ◯議長(
岡野孝男君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第3号・平成30年度石岡市
下水道事業特別会計予算ないし議案第6号・平成30年度石岡市
霊園事業特別会計予算、議案第8号・平成30年度石岡市
介護サービス事業特別会計予算、議案第10号・平成30年度石岡市
水道事業会計予算の計6件を一括して採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、いずれも原案可決すべきものであります。
お諮りいたします。本案は、いずれも
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
12 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第2 議案第11号ないし議案第43号
13 ◯議長(
岡野孝男君) 次に、日程第2、議案第11号・平成29年度石岡市
一般会計補正予算(第6号)ないし議案第43号・市道の変更についての計33件を一括して議題といたします。
本案については、付託いたしました各
常任委員会の委員長から、お手元に配付いたしましたとおり、審査結果の報告書が提出されております。
この際、お諮りいたします。本案に対する
委員長報告は、いずれも
会議規則第37条第2項の規定により、省略することといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
14 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、よって各
委員長報告は省略することに決しました。
これより、各委員会における審査の経過と結果に対する質疑を行います。
質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15 ◯議長(
岡野孝男君) ないようですので、以上で審査の経過と結果に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論は通告によりこれを許します。
9番・
小松豊正君。
〔9番・
小松豊正君登壇〕
16 ◯9番(
小松豊正君) 9番、
日本共産党の
小松豊正です。議案第33号ないし37号について、順次、問題点を指摘して
反対討論を行います。
もともと
介護保険制度は、1997年に法律が成立、2000年度に施行され、介護が必要になれば誰もが介護を受けられる、いわゆる
家族介護から介護の社会化を進めるとして、鳴り物入りでスタートいたしました。しかし、
国庫負担は4分の1と少ないなど、国の責任が明確でなく、皆保険と言いながら低所得者が利用できないおそれがあり、保険あって介護なしの根本的結果を持って始められました。
しかし、その後、国の
社会保障連続改悪、
社会保障費の自然増の強引な削減が行われ、2017年には
地域包括ケアシステムの強化のための
介護保険等の一部を改正する法律が、本当にわずかな国会の審議時間で強行成立いたしました。この法律や、政省令に基づく制度の改悪が、今、地方自治体の現場に押し寄せています。
まず、議案第33号・石岡市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を制定することについての
反対討論を行います。条例の第2条第4項の改正で、
指定介護予防支援事業者は、新たに
障害者総合支援法に規定する
指定特別相談支援事業者との連携に努めなければならないとつけ加えています。これは、従来、高齢者のみを対象としてきた現在の
地域包括ケアを、障がい者、子どもを含めた全世代に対応した
地域包括ケアに転換していくことを意味しています。
介護保険と障がい
者地域サービスの統合への布石であり、反対をするものです。
次に、議案第34号・石岡市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて、反対する討論を行います。第1に、法改正による今回の条例の一部改正で、障がい児・者と高齢者への支援を同一事業所で行う
共生型サービスを新しく創設しようとしています。これは、
介護保険優先原則を貫き、65歳になったら高齢障がい者の
サービスを打ち切るなど、
全国各地で撤回を求めて裁判が起こっています。障がい者の生存権、平等権、尊厳を公的に保障する障がい
者福祉制度こそ確立すべきであり、障がい者施策に
保険原理を持ち込むことは断じて認めるわけにはいきません。第2に、オペレーターには3年以上の経験を求めていたのに、1年以上でよいとし、基準を緩和していることです。第3に、
当該施設等の職員について、午後6時から午前8時までは充てることができるとしていたものを、この時間の限定を取り外して、時間にかかわりなく資格を持たない職員を充てることができるとするもので、重大な
基準緩和となり、反対をいたします。
次に、議案第35号・石岡市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて、反対する討論を行います。第1に、
共用型指定介護予防認知症対応型通所介護事業所の
利用定員を、
共同生活住居ごとに1
施設当たり3人以下だったのが、
ユニット型指定地域密着型介護老人福祉施設においては、
ユニットごとに
入居者数と
利用者数の合計が1日当たり10人以下となるようになり、基準の緩和となっていることです。第2に、
身体的拘束等は禁止されていたのが、
身体的拘束等の適正化を検討する委員会を開催し、指針を整備し、研修の
定期的開催を条件に
例外規定を設けたことについて、反対いたします。
次に、議案第36号・
介護保険法に基づき
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例を制定することについて、反対する討論を行います。本条例を制定する理由は、2017年の
介護保険法一部改正によって、これまで県が指定してきた
居宅介護支援事業所、いわゆる
ケアマネジャーがいる事業所のことですけれども、これが石岡市内には22か所あるとホームページには掲載されていますが、この指定権限が県から石岡市に移譲されることに伴うものです。今まで県が行ってきた指定業務を今の体制で市が行えるのか、不十分なままで市に移譲されたら、居宅介護事業のレベルダウンにつながってしまいかねないと危惧します。
以上が議案第36号に対する反対理由です。
次に、議案第37号・石岡市保健センター条例の一部を改正する条例を制定することについて、反対する討論を行います。石岡市保健センターがこれまで実施してきた機能回復訓練指導をやめることは、市民の要望に反し、レベルダウンにつながるので反対いたします。今、求められているのは、
社会保障費の自然増を削減するという国の方針を転換させ、国民の生存権と社会保障増進に対する国の責務を定めた憲法第25条に基づき、公的制度を抜本的に拡充することではないでしょうか。
以上、
議員各位の賛同をお願いして、議案第33号ないし議案第37号についての
反対討論といたします。
17 ◯議長(
岡野孝男君) 以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
初めに、議案第33号・石岡市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
本案は起立により採決いたします。
本案に対する審査結果の報告は、原案可決すべきものであります。本案は、委員会審査報告書のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
18 ◯議長(
岡野孝男君) 起立多数であります。よって、本案は委員会審査報告書のとおり決しました。
次に、議案第34号・石岡市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
本案は起立により採決いたします。
本案に対する審査結果の報告は、原案可決すべきものであります。本案は、委員会審査報告書のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
19 ◯議長(
岡野孝男君) 起立多数であります。よって、本案は委員会審査報告書のとおり決しました。
次に、議案第35号・石岡市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
本案は起立により採決いたします。
本案に対する審査結果の報告は、原案可決すべきものであります。本案は、委員会審査報告書のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
20 ◯議長(
岡野孝男君) 起立多数であります。よって、本案は委員会審査報告書のとおり決しました。
次に、議案第36号・
介護保険法に基づき
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例を制定することについてを採決いたします。
本案は起立により採決いたします。
本案に対する審査結果の報告は、原案可決すべきものであります。本案は、委員会審査報告書のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
21 ◯議長(
岡野孝男君) 起立多数であります。よって、本案は委員会審査報告書のとおり決しました。
次に、議案第37号・石岡市保健センター条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
本案は起立により採決いたします。
本案に対する審査結果の報告は、原案可決すべきものであります。本案は、委員会審査報告書のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
22 ◯議長(
岡野孝男君) 起立多数であります。よって、本案は委員会審査報告書のとおり決しました。
次に、議案第11号・平成29年度石岡市
一般会計補正予算(第6号)ないし議案第32号・石岡市
介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第38号・石岡市農産物直売センター石岡そだち条例を廃止する条例を制定することについてないし議案第43号・市道の変更についての計28件を一括して採決いたします。
本案に対する審査結果の報告は、いずれも原案可決すべきものであります。
お諮りいたします。本案は、いずれも各常任委員長から提出されております委員会審査報告書のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
23 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第3 陳情第12
24 ◯議長(
岡野孝男君) 次に、日程第3、陳情第12・核兵器禁止条約の批准を求める意見書提出を求める陳情を議題といたします。
本件については、総務委員長から、委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。
総務委員長・山本 進君。
〔総務委員長・山本 進君登壇〕
25 ◯総務委員長(山本 進君) 総務委員会委員長の山本でございます。これより、当委員会に審査付託されました陳情第12・核兵器禁止条約の批准を求める意見書提出を求める陳情に対する当委員会の審査の経過と結果についてご報告申し上げます。
当委員会は、本件の審査に当たり3月16日に委員会を開催し、慎重なる審査を実施いたしました。本陳情の趣旨は、昨年7月7日に国連において採択された核兵器禁止条約について、日本政府に対し、条約の批准を求める意見書を提出することを、当
市議会に求めるものでございます。
審査において、初めに、本陳情の受理の経緯と概要について事務局から説明を求めました。これを受けて委員からは、「核兵器禁止条約は、核軍縮や核拡散防止などの現実的ステップを通して核廃絶を目指す核保有国の考え方とは異なり、核保有国の条約加盟は見通せないが、核兵器違法化の意義は大きい」との見解が述べられたほか、「条約を進めることで核兵器保有国と非保有国の二極化が進み、逆に核兵器保有国を認めてしまう可能性があると言われていることなどから、陳情の趣旨はよく理解できるが、現状では不採択とせざるを得ないのではないか」との意見が出されました。これらの審査の後、反対の立場での討論があり、起立による採決を行った結果、起立する者はなく、不採択とすべきものと決した次第であります。
以上が、当委員会に審査付託されました陳情第12における審査の経過と結果の報告でございます。よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
委員長報告を終わります。
26 ◯議長(
岡野孝男君) 以上で
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
27 ◯議長(
岡野孝男君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論は通告によりこれを許します。
9番・
小松豊正君。
〔9番・
小松豊正君登壇〕
28 ◯9番(
小松豊正君) 9番、
日本共産党の
小松豊正です。私は、ただいま議題となっております陳情第12・核兵器禁止条約の批准を求める意見書提出を求める陳情に賛成する討論を行います。
核兵器禁止条約は、人類史上初めて違法とし、国連加盟国の3分の2に当たる122か国の賛成、被爆者をはじめとする100を超える市民社会の代表の参加に基づいて採択されたものです。既に国連本部での条約への署名が始まり、初日だけで発効に必要な50か国が署名をしています。ところが、安倍政権はこの条約に背を向け、署名を拒んでおります。こうした情勢のもとで、条約への参加を日本政府に働きかけることこそ、今、緊急に求められていることであります。
本市においては、既に2011年3月に、議会の賛同のもとで非核平和都市宣言をしています。本市を含めた全国の97%の自治体が加盟する平和首長会議は、核兵器禁止条約の早期発効を求める特別決議を採択して、日本政府を含めた全ての国への条約加盟を要請しています。さらに同会議では、条約への参加を全加盟都市から自国の政府に働きかけていくというアピールを決議し、各自治体からの独自の取り組みを特別に呼びかけています。意見書案の提案と採択は、まことに時宜にかなったものではありませんか。核保有国と核の傘で守られている国々と、核兵器の禁止を求める圧倒的多数の国々との対立をあおるからなどという理由でこの陳情に反対するとしたら、全くそれは道理に合わないと言わなければなりません。核があるから平和が保たれているとするいわゆる核抑止力論こそ、広島、
長崎に人類史上初めて原爆が投下されてから72年間も、核兵器をなくすことができなかった根本的な要因です。
今回の運動が画期的なのは、まず、圧倒的多数の国々が核兵器禁止で一致し、その大きな世論と運動で、核兵器保有国、核の傘で守られているとする国々を包囲して、具体的に核兵器を禁止していくということで、極めて実践的、具体的で道理にかなったものです。
北朝鮮をめぐる情勢は、この4月に韓国と北朝鮮との首脳会談、5月にはアメリカと北朝鮮の首脳会談と大きく動いています。今後、北朝鮮による核実験の再開強行と、朝鮮半島をめぐる軍事衝突を防ぐ上でも、本条約の締結の意義は一層浮き彫りになっています。1つは、日本も核兵器の力に依存しないから北朝鮮も放棄せよと迫ることが、一番説得力を持つものであり、核兵器廃絶を求める世界の流れの中で北朝鮮を包囲することこそ必要です。もう一つは、核抑止力、すなわちアメリカの核兵器使用を前提に北朝鮮に対峙することは、いかなる理由があろうとも核の使用は非人道的な結果をもたらし、絶対に許されないという被爆者の血のにじむような訴えを踏みにじるものだということです。核兵器による脅し自体が平和に役立たず、今日の危機を招いたという事実を直視しなければなりません。
核兵器禁止条約を採択した国連会議でオーストリアの代表は、核抑止力論をめぐり次のような趣旨の発言をいたしました。核兵器が安全保障にとって有益なら、多くの国が核兵器を持てばより安全な世界になるということになる。全部の国が核兵器を持てば一番安全だということになる。そんな議論を信じるわけにはいかない。核兵器は少ないほうが、そしてないほうが世界にとって一番安全なのだ。まさにここ真理があるのではないでしょうか。
以上、
議員各位の賛同をお願いいたしまして、本陳情に対する賛成討論といたします。
29 ◯議長(
岡野孝男君) 以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
陳情第12・核兵器禁止条約の批准を求める意見書提出を求める陳情を採決いたします。
本件は起立により採決いたします。
本件に対する
委員長報告は不採択とすべきものであります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
30 ◯議長(
岡野孝男君) 起立少数であります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
───────────────────────
日程第4 請願第11、陳情第14、陳情第15
31 ◯議長(
岡野孝男君) 次に、日程第4、請願第11・教育予算の拡充を求める請願、陳情第14・国民健康保険の値上げをしないよう求める陳情、陳情第15・太陽光発電の名のもとでの土砂の埋立てに反対する陳情の計3件を一括して議題といたします。
本件については、教育福祉環境委員長から、委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。
教育福祉環境委員長・谷田川 泰君。
〔教育福祉環境委員長・谷田川 泰君登壇〕
32 ◯教育福祉環境委員長(谷田川 泰君) 教育福祉環境委員長の谷田川でございます。当委員会に審査付託されました願第11・教育予算の拡充を求める請願、陳情第14・国民健康保険税の値上げをしないよう求める陳情、陳情第15・太陽光発電の名のもとでの土砂の埋立てに反対する陳情における、当委員会の審査の経過と結果を申し上げます。
当委員会は、これらの請願及び陳情の審査に当たり、3月15日に委員会を開催し、慎重なる審査を実施いたしました。
初めに、請願第11における審査の経過と結果の報告を申し上げます。本請願は、2018年度の政府予算編成において、少人数学級の推進や、義務教育費
国庫負担制度の堅持をされるよう国への意見書の提出を求めるものでございます。審査において、初めに、本請願の受理の経緯と概要について事務局から説明を受けました。これを受けて委員からは、「請願の願意は妥当であると認めるが、2018年度の政府予算については審査が終了しており、意見書を提出しても、2018年度の政府予算には意見が反映されないと思われる」との意見が出る一方で、「反映されないとしても、訴えていくことが必要」などの意見が出されました。その後、討論をする者はなく、本請願について採決いたしましたところ、
全会一致で採択とすべきものと決した次第であります。
次に、陳情第14における審査の経過と結果の報告を申し上げます。本陳情は、国保会計への
財政調整基金の
繰り入れなど、あらゆる対策を講じて国保税の値上げをしないことや、国・県への公費負担の拡大を求めるものでございます。審査において、初めに、本陳情の受理の経緯と概要について事務局から説明を受けました。これを受けて委員からは、「
財政調整基金を取り崩すことも1つの方策であり、市民から見れば当たり前の要求ではないか」という賛成の意見が出る一方、「子や孫の世代に重い負担をさせないためにも、安易に基金を取り崩すべきではない」などの反対の意見が出されました。続く討論では、「議会として、県に国保税に関する意見書を提出した経緯もあり、その同一線上のものとして、当然に採択すべき」との本陳情に賛成する立場から討論がありました。続いて、起立による採決をいたしましたところ、起立少数により不採択とすべきものと決した次第であります。
次に、陳情第15における審査の経過と結果の報告を申し上げます。本陳情は、石岡市柿岡地内、旧みどり幼稚園跡地への太陽光発電施設の設置に係る土砂埋め立ての計画に反対する趣旨の陳情でございます。審査に先立ち、当委員会は現況を確認するため、陳情箇所の現地調査を実施いたしました。その後の審査において、委員からの「行政側で現場を封鎖することは法的に可能か」との質問に対し、執行部からは「封鎖はできず、現在の条例では搬入を阻止する手立ては整備されていない」との答弁がありました。また「この陳情は非常に切迫したものだと受けとめ、断固としてこれを見逃してはならない」などの意見が出されました。続く討論では、「あらゆることを尽くし、住民の不安を取り除く行政をしていくべき」との本陳情に賛成する立場から討論がありました。続いて採決をいたしましたところ、
全会一致で採択とすべきものと決した次第であります。また、あわせて本陳情については、執行機関に送付し、その処理の経過と結果の報告を請求することと決した次第であります。
以上が、教育福祉環境委員会に審査付託されました請願第11、陳情第14及び陳情第15における審査の経過と結果の報告でございます。
議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願いを申し上げ、
委員長報告を終わります。
33 ◯議長(
岡野孝男君) 以上で
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
34 ◯議長(
岡野孝男君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論は通告によりこれを許します。
9番・
小松豊正君。
〔9番・
小松豊正君登壇〕
35 ◯9番(
小松豊正君) 9番、
日本共産党の
小松豊正です。陳情第14・国民健康保険税の値上げをしないよう求める陳情に対しまして、私は賛成討論を行います。
この陳情項目は2つありますが、第2項目、国と県に公費負担の拡大を求めることには、教育福祉環境委員会におきましても、全員賛成の意見でした。第1項目、
財政調整基金の一部を国保会計に
繰り入れるなど、あらゆる対策を講じて国保税の値上げをしないことについてでございますが、国保税を値上げしないためのあらゆる対策を講ずる上で1つの重要な方策として、
財政調整基金の一部を国保会計に
繰り入れることを要望しているわけです。2月27日の3月議会開会日に
全会一致で採択された県への意見書の中に、次のようなくだりがあります。「保険税負担を軽減するため、多くの市町村が、国民健康保険特別会計への赤字繰入れを
一般会計から行っているところである」と、このように認めています。
今回、平成30年度国保予算では、国保会計の次期繰越金の一部を充当して、国保税が据え置かれることになりました。しかし、次年度以降も据え置かれるかどうかは、全く見通しが立っておりません。このようなときに、県内44市町村の中で、1円も国保会計に
一般会計から
繰り入れていない9市町村の1つである石岡市が、30億円の
財政調整基金の一部を取り崩して国保会計に
繰り入れ、国保税の値上げをしないように求めることは、全く当然の要求ではないでしょうか。また、石岡市の
財政調整基金残高30億円について、基金残高が県内44市町村の中で19位であるとか、標準財政規模との比率が16.9%で29位であるとかは相対的なもので、それぞれの自治体の状況によって、
財政調整基金の活用は判断しなければならないと考えます。
さらに、
財政推計(試算)のもとに、将来の財政悪化を理由に
財政調整基金の取り崩しはできないと言うのであれば、財政悪化の原因となっている広域化による新ごみ焼却施設建設計画や上曽トンネル工事建設などをこそ見直すべきです。
議員各位の賛同をお願いいたしまして、陳情第14・国民健康保険税の値上げをしないよう求める陳情に対する賛成討論といたします。
36 ◯議長(
岡野孝男君) 以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
初めに、陳情第14・国民健康保険税の値上げをしないよう求める陳情を採決いたします。
本件は起立により採決いたします。
本件に対する
委員長報告は、不採択とすべきものであります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
37 ◯議長(
岡野孝男君) 起立少数であります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
次に、請願第11・教育予算の拡充を求める請願、陳情第15・太陽光発電の名のもとでの土砂の埋立てに反対する陳情の計2件を一括して採決いたします。
本件に対する
委員長報告は、いずれも採択とすべきものであります。
お諮りいたします。本件はいずれも
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
38 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
さらにお諮りいたします。ただいま採決いたしました陳情第15につきましては、市長に送付いたし、その処理の経過並びに結果の報告を請求することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
39 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第5 意見書案第10号
40 ◯議長(
岡野孝男君) 次に、日程第5、意見書案第10号・教職員定数の改善及び義務教育費
国庫負担制度拡充に係る意見書を議題といたします。
直ちに教育福祉環境委員長から提案理由の説明を求めます。
教育福祉環境委員長・谷田川 泰君。
〔教育福祉環境委員長・谷田川 泰君登壇〕
41 ◯教育福祉環境委員長(谷田川 泰君) 教育福祉環境委員長の谷田川でございます。
地方自治法第109条第6項及び石岡
市議会会議規則第13条第3項の規定により、教育福祉環境委員会として、意見書案第10号・教職員定数の改善及び義務教育費
国庫負担制度拡充に係る意見書を提出いたします。
本意見書案は、先ほど採択と決しました請願第11・教育予算の拡充を求める請願の願意を達成するため、国会及び関係行政庁に対し提出するものでございます。また、意見書案の詳細な内容につきましては、お手元に配付いたしました案文のとおりでございます。
議員各位におかれましては、当委員会の提案にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
42 ◯議長(
岡野孝男君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
43 ◯議長(
岡野孝男君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
44 ◯議長(
岡野孝男君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
意見書案第10号・教職員定数の改善及び義務教育費
国庫負担制度拡充に係る意見書を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
45 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
さらにお諮りいたします。ただいま可決いたしました意見書については、議長において国会及び関係行政庁へ提出いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
46 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第6 陳情第13
47 ◯議長(
岡野孝男君) 次に、日程第6、陳情第13・北府中1丁目、北府中2丁目地内道路整備に関する陳情を議題といたします。
本件については、経済建設消防委員長から、委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。
経済建設消防委員長・村上泰道君。
〔経済建設消防委員長・村上泰道君登壇〕
48 ◯経済建設消防委員長(村上泰道君) 経済建設消防委員長の村上でございます。これより、当委員会に審査付託されました、陳情第13・北府中1丁目、北府中2丁目地内道路整備に関する陳情についての当委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
本陳情は、
今期定例会において審査付託され、3月19日の委員会におきまして慎重なる審査を実施したところでございます。
本陳情の趣旨は、市道A0106号線が狭隘であるため、北府中1丁目及び2丁目区間において待避所の整備を求める内容でございます。審査に先立ち当委員会は、現況を確認するため、陳情箇所の現地調査を実施いたしました。その後の審査において、委員からは、「現地を見たところ、陳情箇所は大変に狭隘であり、願意は妥当」、「地権者の方々、地元の方々の協力なくして事業の推進はできないので、よく協議をされながら事業を実施されたい」などの意見が出されました。以上の審査の後、討論をする委員はなく、採決を行った結果、本陳情については、その趣旨・願意を妥当と認め、採択とすべきものと決した次第であります。また、あわせて本陳情については、執行機関に送付し、その処理の経過と結果の報告を請求することと決した次第であります。
以上が、陳情第13における審査の経過と結果の報告でございます。
議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
委員長報告を終わりにいたします。
49 ◯議長(
岡野孝男君) 以上で
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
50 ◯議長(
岡野孝男君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入るわけでありますが、討論の通告はございません。よって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
陳情第13・北府中1丁目、北府中2丁目地内道路整備に関する陳情を採決いたします。
本件に対する
委員長報告は採択とすべきものであります。お諮りいたします。本件は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
51 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
さらにお諮りいたします。ただいま採択いたしました陳情第13につきましては、市長に送付いたし、その処理の経過並びに結果の報告を請求することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
52 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第7 委員会提出議案第1号
53 ◯議長(
岡野孝男君) 次に、日程第7、委員会提出議案第1号・石岡
市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
直ちに議会運営委員長から提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長・関口忠男君。
〔議会運営委員長・関口忠男君登壇〕
54 ◯議会運営委員長(関口忠男君) 議会運営委員長の関口でございます。地方自治法第109条第6項及び石岡
市議会会議規則第13条第3項の規定により、委員会提出議案第1号・石岡
市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを提出いたします。
これより提案理由を申し上げます。
本案は、政務活動費の公開性をさらに高めることを目的とし、政務活動費収支報告書を石岡
市議会ホームページで公開する規定を追加するため、石岡
市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正するものでございます。
改正の内容は、議案にお示ししましたとおり、政務活動費収支報告書を石岡
市議会ホームページで公開する規定を加えたほか、所要の改正を行うものでございます。
以上が提出いたしました議案の提案理由でございます。
議員各位におかれましては、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。
55 ◯議長(
岡野孝男君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
14番・櫻井信幸君。
56 ◯14番(櫻井信幸君) 1つ質問がございます。この政務活動費、公開性の高い政務活動費とするため、収支報告書をホームページ等で公開するとありますが、これには、領収書等が含まれているんですか。お尋ねをいたします。
57 ◯議長(
岡野孝男君) 13番・関口忠男君。
58 ◯13番(関口忠男君) 今の櫻井議員の質問にお答えいたします。今回のホームページの公開でございますが、あくまでも収支報告のみで、領収書の報告はございません。
59 ◯議長(
岡野孝男君) 14番・櫻井信幸君。
60 ◯14番(櫻井信幸君) 政務活動費についてですけれども、他市の状況を見ますと、やはりそこまでやるのであれば、領収書の公開はやっているところが多いので、そこまでやるのでしたらやるべきかなと考えます。また、政務活動費については、支給しない自治体も県内にたくさんございます。ですから、そういう中で、やっぱり収支報告書を公開するのであれば、領収書の公開も必要であると私は考えます。
今回の件については異議は申しませんけれども、議会改革
特別委員会等でもう数年にわたってこういうことの話が出ているんですから、これはもう早急に対処していくべきものだと思います。
以上です。
61 ◯議長(
岡野孝男君) ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
62 ◯議長(
岡野孝男君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
63 ◯議長(
岡野孝男君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
委員会提出議案第1号・石岡
市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
64 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第8 閉会中の継続調査の申し出について
65 ◯議長(
岡野孝男君) 次に、日程第8、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
本件については、お手元に配付いたしましたとおり、各常任委員長並びに議会運営委員長から、委員会条例第36条の規定により閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りいたします。本件については、各常任委員長並びに議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
66 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第9 請願第12
67 ◯議長(
岡野孝男君) 次に、日程第9、請願第12・石岡駅東口の鹿島鉄道駅舎跡地の活用に関する請願を議題といたします。
本件は、本日までに提出され、受理いたしました請願であります。その内容につきましては、お手元に配付いたしましたとおりであります。
この際、お諮りいたします。本件につきましては、あわせて配付いたしました文書表に示すとおり、経済建設消防委員会に付託の上、閉会中の継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
68 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
追加日程 議案第44号
69 ◯議長(
岡野孝男君) 次に、本日市長から、議案第44号・副市長の選任につき同意を求めることについてが提出されました。
お諮りいたします。本案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
70 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、議案第44号・副市長の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。
市長・今泉君。
〔市長・今泉文彦君登壇〕
71 ◯市長(今泉文彦君) 副市長の選任につき同意を求めることについて。本日、ここに提案しました議案について概要をご説明申し上げます。議案第44号・副市長の選任につき同意を求めることについて、本件は、副市長が平成30年3月31日をもって退職するため、新たな副市長を選任することについて、地方自治法第162条の規定に基づき議会の同意を求めるものでございます。
以上が提案いたしました議案の概要でございます。十分ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
72 ◯議長(
岡野孝男君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
73 ◯議長(
岡野孝男君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。本案については、
会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
74 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
75 ◯議長(
岡野孝男君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第44号・副市長の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案に同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
76 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
追加日程 議案第45号
77 ◯議長(
岡野孝男君) 次に、本日市長から、議案第45号・教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてが提出されました。
お諮りいたします。本案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
78 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、議案第45号・教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。
市長・今泉君。
〔市長・今泉文彦君登壇〕
79 ◯市長(今泉文彦君) それでは、次に、議案第45号・教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、概要をご説明申し上げます。
本件は、本市教育委員会委員のうち1名が欠員のため、新たな教育委員を任命するため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき議会の同意を求めるものでございます。
以上が提案いたしました議案の概要でございます。十分ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
80 ◯議長(
岡野孝男君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
81 ◯議長(
岡野孝男君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。本案については、
会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
82 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
83 ◯議長(
岡野孝男君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第45号・教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案に同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
84 ◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
以上で、
今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしましたので、これをもって平成30年第1回石岡
市議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午前11時18分閉会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
議 長 岡 野 孝 男
署名議員 関 口 忠 男
署名議員 櫻 井 信 幸
Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...