平成27年度におきましては、
池の台団地の10号棟、それと11号棟、それから
新池台団地の1号棟と3号棟の計4棟の
長寿命化改修工事を実施したところでございます。主な減額の理由といたしましては、入札差金と設計変更によるものとなってございます。
以上でございます。
6 ◯議長(塚谷重市君) 消防長・色川君。
7
◯消防長(
色川利男君) 私からは、2点目の、
消防救急無線・
指令センター負担金の
減額補正についてお答え申し上げます。この事業は、県内21
消防本部34市町で
消防救急無線の共同化、また20
消防本部33市町で
指令センターの
共同事業を進めているものでございます。本年度当初予算におきまして、負担金1億3,841万円を予算化いたしましたが、
運営協議会より本年度の負担金が9,415万3,000円と確定した通知がございましたので、差額の4,425万7,000円を
減額補正するものでございます。
以上でございます。
8 ◯議長(塚谷重市君)
教育委員会事務局次長・横田君。
9
◯教育委員会事務局次長(横田克明君) 3点目の、
学校施設耐震化事業を6,219万1,000円
減額補正したことにつきましてご答弁申し上げます。この事業につきましては、安全安心に学ぶことのできる教育環境の充実を目的といたしまして、
小学校校舎の耐震補強を実施する事業でございます。本年度は、
高浜小学校の
管理教室棟、
杉並小学校の教室棟及び
管理教室棟、
園部小学校の
管理教室棟、
東成井小学校の
管理教室棟の
耐震改修工事を実施いたしました。
工事完成に伴い、
耐震改修工事費と
工事監理委託料の額が確定いたしましたことから、
入札差金等につきまして、6,219万1,000円の減額をするものでございます。
以上でございます。
10 ◯議長(塚谷重市君) 9番・
小松豊正君。
11 ◯9番(
小松豊正君) 一応わかりましたけれども、ちょっと確認の意味でといいますか、幾つかお伺いいたします。
(1)については、入札の差で、ほかに回せないかなということで、それはわかりました。
2番目の問題ですけれども、これは、1億3,841万円が当初の全体の負担金だったんだけど、それが9,415万円に減ったと。そういう関係で減るんだということなんですけれども、ちょっとこれ、もう一度教えてもらいたいんですけれども、大体、全体の負担金というのは、一定の割合で毎年かなり固定的に決まっていて、それで、それをそこに加盟しているところに割り振るというように考えていたんだけど、なぜそんなふうに大分差が出てくるのか、ちょっとよくわからないので、教えてもらいたいと思います。
〔「答えようがない」と呼ぶ者あり〕
12 ◯9番(
小松豊正君) 3番目のやつも、差の問題だというようなことで、一応承りました。
今のことについて答えてください。
13 ◯議長(塚谷重市君) 消防長・色川君。
14
◯消防長(
色川利男君) この事業は、25年度から、今年度27年が最後の年になりますが、3年で整備を進めておりました事業でありまして、当初、
予定価格11億2,400万円で入札にかけましたところ、落札が80億928万円ということでございまして、当初負担額より毎年度の負担額が減ったものでございます。
以上でございます。
〔「今80億と言ったけど、8億でしょう。桁が違うんじゃない。
11億だったから全然計算が合わないよ、これは」と呼ぶ者あり〕
15 ◯議長(塚谷重市君) 消防長・色川君。
16
◯消防長(
色川利男君) ただいま申しました111億2,400万円は
予定価格でありまして、落札価格が80億928万円、これは全体の
整備事業でございまして、これを
構成消防本部で人口割90%、均等割10%ということで按分で負担額として計上してございまして、それを25、26、27年度で、25年度が4割、26年度が3割、27年度が3割という負担額で、当初、
負担行為を起こしておりまして、予算化しておりましたが、決定額の80億928万円に対しましての負担額が、27年度は
運営協議会より9,415万3,000円ということで、当初予算に計上しておりました差額4,425万7,000円を
減額補正するものでございます。
17 ◯議長(塚谷重市君) 9番・
小松豊正君。
18 ◯9番(
小松豊正君) わかりました。
次の議案に移りたいと思います。議案第38号・石岡市
指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて、お伺いいたします。
(1)これは読んで理解がなかなか難しいわけなんですけれども、条文の対照表がございますよね。29ページ以下で、ずっと見ますと、改正前にあった第67条、心身の状況等の把握、第68条、
利用料等の受領、第72条、管理者の責任、第74条、勤務体制の確保等、第75条、定員の遵守、第76条、
非常災害対策、第77条、
衛生管理等、第78条と第105条、地域との連携等など、かなり重要な項目が削除と書いてあるんですけど、この理由についてといいますか、その点について1つお伺いいたします。
それから、2番目に、削除されていると理解しますと、一部改正ではどのようになっているかという疑問が湧いてくるんですけれども、その点についてお伺いいたします。
以上が1回目の質問です。
19 ◯議長(塚谷重市君)
保健福祉部長・武熊君。
20
◯保健福祉部長(
武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。まず1点目の、改正前にあった条文が削除された理由でございますが、国におきまして、
指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準が改正され、
地域密着型通所介護の規定が新たに設けられました。この改正によりまして、
認知症対応型通所介護について、
地域密着型通所介護の規定を準用することになりまして、準用規定が設けられたことから、それぞれの規定を削除することになったものでございます。
次に、一部改正ではどのようになっているのかでございますが、削除されました条文につきましては、それぞれ80条及び第108条によって準用されることとなってございます。削除された条文に対し準用することとなる条文につきましては、第67条につきましては第59条の6を、第68条は第59条の7を、第72条は第59条の11を、第74条は第59条の13を、第75条は第59条の14を、第76条は第59条の15、第77条は第59条の16を、第78条及び第105条につきましては、第59条の17、それぞれ準用することとなってございます。
以上でございます。
21 ◯議長(塚谷重市君) 9番・
小松豊正君。
22 ◯9番(
小松豊正君) 今、この削除した部分はこういうふうになっているんだというご説明があったんですけれども、今、部長が答弁されたやつはどこかに書いてありますか。この
新旧対照表に書いてある言葉ですか。書いていないので、聞きたいなと思います。それが1つですね。
それから、もう一つは、この改正は平成27年1月22日の
厚生労働省令の第10号の内容と全く同一の、
通所介護の基準等を定めたものと理解しますけれども、そういう理解でいいですか。
23 ◯議長(塚谷重市君)
保健福祉部長・武熊君。
24
◯保健福祉部長(
武熊俊夫君) 今回の改正は、新たに
認知症対応型通所介護の規定が設けられました。このことに伴いまして、この
認知症対応型通所介護の規定を準用する。今までは、
地域密着型通所介護が最初の規定になっていまして、それ以外の種類のものについては、
認知症対応型通所介護の規定を準用することになっていました。今回は、
地域密着型通所介護の規定が新たに設けられましたので、
認知症通所介護につきましては、
地域密着型の
通所介護の規定を準用するという規定に変わったということでございます。
以上でございます。
25 ◯議長(塚谷重市君) 9番・
小松豊正君。
26 ◯9番(
小松豊正君) よく勉強してみたいと思います。
次に、議案第39号に移ります。石岡市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて、お伺いいたします。
(1)、こういうものを考える場合、我々のイメージとして大事だと思うんですけれども、当市には
介護予防が求められる認知症という言葉があるわけですけれども、そのように判断される方はどのくらいおられるのか、お伺いしたいと思うんです。
(2)は、新たに地域との連携を定めた第39条において、
運営推進会議を設けるとしていますけれども、1)このような会議を設けるに至った経過について説明を求めます。
2)この会議の役割と意義、内容について説明をお願いいたします。
3)この会議の内容の公表はどのような形で市民に行われることになるんでしょうか。
以上、第1回目の質問でございます。
27 ◯議長(塚谷重市君)
保健福祉部長・武熊君。
28
◯保健福祉部長(
武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。まず、1点目の、
介護予防が求められる認知症と判断される方の数でございますが、要支援1及び要支援2の認定を受けた方のうち認知症と判断される方の人数、まず要支援1及び要支援2の認定を受けた方は、本年の1月末現在で682人でございます。このうち
医師意見書による
認知症高齢者の
日常生活自立度、軽度から重度まで、何らかの認知症の診断を受けた方が336人となってございます。
次に、2点目の、
運営推進会議を設けるに至った経過でございますが、今回の
介護保険法の改正によりまして、現在実施している
通所介護のうち、利用定員が19人未満の事業所は、平成28年4月から
地域密着型事業に移行されることとなりました。これに伴い、国の
指定密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準が改正されまして、
地域密着型通所介護の規定が新たに設けられることになったほか、
運営推進会議の設置が義務付けられました。さらに、この
地域密着型通所介護の規定に合わせる形で、これまで
運営推進会議の規定がなかった
介護予防認知症対応型通所介護におきましても、同様の
サービスでございます
通所介護という観点から、新たに
運営推進会議の設置が義務付けられたものでございます。
次に、
運営推進会議の役割と意義、内容でございますが、この
運営推進会議は、各事業所が提供している
サービス内容等を明らかにすることによって、地域に開かれた
サービスとするとともに、
サービスの質を確保することを目的といたしまして、各事業所に設置が義務付けられてございます。会議のメンバーは、利用者、家族、
地域住民の代表者、
市町村職員などがメンバーとなって構成されてございます。各事業所は、
運営推進会議に対しまして活動状況を報告し、その評価を受けるとともに、
運営推進会議から必要な要望、助言等を聞く機会を設けなければならないとされてございます。
次に、
運営推進会議の内容の公表についてでございますが、
地域密着型介護事業所で実施しています
運営推進会議における報告、評価、要望、助言などにつきましては、石岡市
指定地域密着型介護予防サービス事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例第62条の第2項の規定によりまして、その記録を公表しなければならないと規定されてございます。公表の仕方でございますが。利用者やその家族に対して配布するほか、国の
介護サービスの
情報公開制度に基づく
介護サービス情報公表システムへの掲載や、
事業所内の見やすい場所への掲示などによって、公表しているところでございます。
以上でございます。
29 ◯議長(塚谷重市君) 9番・
小松豊正君。
30 ◯9番(
小松豊正君) 一応わかりました。いろいろ認知症に関する、先日も、最近も、裁判事案などがあって、これが大変大きな問題になっていく中で、関係者の議論が大いに進む、そういう内容を含んでいると思うわけであります。
以上で私の
議案質疑は終わります。
31 ◯議長(塚谷重市君) 15番・
池田正文君。
32 ◯15番(
池田正文君) 15番・
池田正文でございます。平成28年第1回定例会に提出されております議案の中、議案第23号・公の施設の
広域利用に関する協議についてにつきまして、質疑をさせていただきます。
議案質疑でございますので、議案に沿って端的に質問してまいりますので、執行部におかれましては明快なご答弁をお願いいたします。
それでは、まず1点目でございます。人口減少や厳しい財政状況の中、既存の施設の利活用の促進、また、利用者の利便性の向上、さらには老朽施設の
建て替え等、公の施設につきましては多くの問題を抱えているところでございます。そのような中、従来の
地域間競争から
地域間連携へと世の中が進んでいく中、公の施設の相互利用につきましては、非常に有効な手段であると思います。
そこで、お伺いしてまいりますが、今回、石岡市、行方市、小美玉市、茨城町の4市町につきまして枠組みが示されたわけでございますが、そもそもこの4市町の枠組みに至った経緯につきましてお伺いいたします。
33 ◯議長(塚谷重市君)
市長公室長・久保田君。
34
◯市長公室長(
久保田克己君) それでは、4市町の枠組みについてご答弁申し上げます。これにつきましては、
公共施設等の
広域利用に対し、石岡市長より打診を行い、趣旨に賛同を得た、また理解と共感をいただいた市町において、現在の枠組みとなっております。
以上です。
35 ◯議長(塚谷重市君) 15番・
池田正文君。
36 ◯15番(
池田正文君) この公の施設の
広域利用につきましては、県内においては水戸市を中心とした9市町村で実際に行われており、先進事例ということでございます。この水戸市を中心とした
広域利用につきましては、従来から
県央地域市町懇話会をはじめ、
水戸地方広域市町村圏協議会等で段取りがされ、事業化されたわけでございますが、一言、広域と申しましても、広域、端的に言えば広い範囲でございます。この水戸市を中心とした場合ですと、人口で申し上げると71万7,000人、面積では1,145平方キロメートル、利用できる施設が81施設ですね。一方、今回の本市を含めた4市町でございますけれども、人口で言いますと19万5,000人、面積で704平方キロ、使える施設が23施設でございます。
つまり、何を申し上げたいかと言いますと、既に水戸で行われている場合には、狭い範囲で多くの人たちが多くの施設を利用できるスケールメリットがあるわけですね。一方、今回のこの4市町では、いささか広域化と言えるかどうか、そういった疑問も1点残るわけでございますので、この広域化の今後の方向性をちょっと確認しておきたいと思います。
37 ◯議長(塚谷重市君)
市長公室長・久保田君。
38
◯市長公室長(
久保田克己君) 今回の広域の中での4市町での取り組みという観点かと思いますけれども、先ほど議員からご指摘がございましたように、人口減少、さらには公共施設の老朽化、そういったものが顕著になってきている中で、各自治体がこれまでフルセットでこういった公共施設を維持していくことというのは、本当に困難な状況になるのかと思っております。そういった中で、市長がかねてから新たな広域連携というようなお考えをお持ちで、そういったものを市長会とか、そういうところで各市長さん方に打診を行いながら、今回、先ほど申しましたように、ご理解と共感をいただいた市長さん方の賛同を得られたということで、今後につきましても、その拡充については当然検討してまいりたいと考えております。
以上です。
39 ◯議長(塚谷重市君) 15番・
池田正文君。
40 ◯15番(
池田正文君) 続きまして、2点目に入ります。
昨年の平成27年8月27日における市長の記者会見によりまして、この事業が初めて明らかにされたわけでございますが、その後、平成27年9月以降、4市町で構成する
公共施設等広域利用研究会での協議内容、またその回数につきましてお伺いいたします。
41 ◯議長(塚谷重市君)
市長公室長・久保田君。
42
◯市長公室長(
久保田克己君) 会議の開催回数といたしましては、10月8日にまず1回目を開催いたしまして、
広域利用が可能な施設の想定について、各市町で検討会を行っております。また、協定までのロードマップ等について協議しております。2回目の会議といたしましては、今年になってからの2月2日でございますが、利用施設の今後の議会への対応、
広域利用に関する協定、さらには調印式、そういったものの日程等について協議をしております。
メンバーが集まっての会議は、その事前に8月20日の段階で、関係市町の準備会というものを立ち上げて開催しておりますので、メンバーが集まって検討したのは3回、その間、石岡市が事務局を担っておりましたので、メール等での連絡、その後の情報共有というのは頻繁に図って、現在に至っているところです。
以上でございます。
43 ◯議長(塚谷重市君) 15番・
池田正文君。
44 ◯15番(
池田正文君) この
公共施設等広域利用研究会ということで協議を進めたということでございますが、概ね事務方の事務協議だったとは推測されるわけでございます。そこで、この研究会の構成メンバーはどのようになっていたのか、確認をしておきたいと思います。
45 ◯議長(塚谷重市君)
市長公室長・久保田君。
46
◯市長公室長(
久保田克己君) 各市町の担当者ですけど、課長に参画いただいております。石岡市は事務局も兼ねておりましたので、市長公室の次長と行革推進課の課長が入っております。
47 ◯議長(塚谷重市君) 15番・
池田正文君。
48 ◯15番(
池田正文君) 続きまして、3点目でございます。この4市町の協定市町が設置する公の施設のうち、これはさまざま当然あるわけでございますが、今回、この
広域利用の対象施設になった選定の理由につきまして、お伺いいたします。
49 ◯議長(塚谷重市君)
市長公室長・久保田君。
50
◯市長公室長(
久保田克己君) 選定施設の理由についてご答弁申し上げます。今回の
広域利用につきましては、体育施設、レクリエーション施設、教育文化施設等の
広域利用を推進することを1つの目的としておりました。それらにつきましては、当然、先ほどお話がありましたように、県央9市町の先進事例等もございましたので、それらを参考にさせていただいているところです。その選定の理由でございますが、その施設を利用するに当たり、市町に属する住民の方と区域外の方の利用に関して差がある、それをまず解消しようということで、格差が生じている施設をリストアップして、今回の協定施設としたところでございます。
以上です。
51 ◯議長(塚谷重市君) 15番・
池田正文君。
52 ◯15番(
池田正文君) 利用者の格差の是正というのが前段にあるということで理解はしたわけですけれども、そういった中でも、本市において見てみれば、八郷の総合運動公園は対象になっているにもかかわらず、石岡の運動公園については対象外。この石岡の運動公園、私が申し上げるまでもなく、立派な第3種公認競技場といたしまして、トラックや体育館、また多目的広場等があるわけでございます。また、レクリエーションという場合ですと、例えば国民宿舎つくばねであるとか、展示・見学施設ということであれば、当然、フラワーパーク等もございます。これは他市になってしまいますけれども、小美玉市にはみの~れもあれば、行方市には水の科学館等があるわけでございますが、これらの施設が選定外になったのは、先ほどご説明がありましたとおり格差がなかったから選定が漏れた、それだけの理由なのかちょっと確認をしておきたいと思います。
53 ◯議長(塚谷重市君)
市長公室長・久保田君。
54
◯市長公室長(
久保田克己君) ご答弁申し上げます。議員のおっしゃられるとおりでございます。そして、今後の考え方ですけれども、当然、協定施設は今回の施設でございますけれども、やはりそれぞれの市町が所有しております公共施設の啓発に努めていく観点からも、それ以外に、これまで同様、市内外の住民の方が格差なく使えている施設等についても、啓発を図っていきたいと考えております。
以上です。
55 ◯議長(塚谷重市君) 15番・
池田正文君。
56 ◯15番(
池田正文君) 次に移ります。今回この
広域利用につきまして、
広域利用の対象範囲について、言い替えれば、広域で利用する利用者の対象範囲についてお伺いいたします。
57 ◯議長(塚谷重市君)
市長公室長・久保田君。
58
◯市長公室長(
久保田克己君) 利用者の対象範囲についてご答弁申し上げます。4市町に住所を有する方であれば、原則、施設の所在する住民の方と同じ条件で利用することができるとしております。
以上です。
59 ◯議長(塚谷重市君) 15番・
池田正文君。
60 ◯15番(
池田正文君) 今回、体育施設、レクリエーション、会館・ホール、展示・見学施設等ある中で、今回、図書館も利用対象になるわけですけれども、この蔵書の貸し出し方法について、1点だけ確認をしておきたいと思います。
61 ◯議長(塚谷重市君)
市長公室長・久保田君。
62
◯市長公室長(
久保田克己君) 図書館につきましては、今回、行方市の図書館の利用については、内外で差があったということで、今回の協定に入っております。それらにつきましては、その施設の設管条例に基づいて利用するということで検討をしております。
以上です。
63 ◯議長(塚谷重市君) 15番・
池田正文君。
64 ◯15番(
池田正文君) 続きまして、この
広域利用につきまして、当然、利用者のために情報の共有、またさらには広報を徹底し、利用者の利便性の拡充に努めるべきと思いますが、この情報共有及び広報につきましてお伺いいたします。
65 ◯議長(塚谷重市君)
市長公室長・久保田君。
66
◯市長公室長(
久保田克己君) ご答弁申し上げます。情報の共有、広報については、非常に重要な点かと考えております。今回の研究会を中心に、各市町でのホームページや広報紙等の利用を考えておりますが、それ以外にも、今回、この議案としてご承認いただいた後に、関係市町における調印式等を行いまして、新聞等のマスメディアも活用しながらPRをしてまいりたいと、そのように考えております。
以上でございます。
67 ◯議長(塚谷重市君) 15番・
池田正文君。
68 ◯15番(
池田正文君) それでは、最後になります。今回、さまざまな協議を経て、各4市町で議決されるわけでございますが、それに当たりまして、この協定において定めのない事項の取り扱い、これはさまざま想定されると思います。今回上程されている議案では、第1条、
広域利用の施設から第6条の施行日までということでございますが、これに当てはまらないであろうさまざま想定される事項の取り扱いについては、今後どのようにするのかお伺いいたします。
69 ◯議長(塚谷重市君)
市長公室長・久保田君。
70
◯市長公室長(
久保田克己君) 現在、その研究会の中で検討してきた中では、この条項により対応するということで、今回、上程させていただいているところでございます。今後、これらに、ただいま議員がおっしゃられるように想定外のことがございましたらば、4市町でこの協定の内容をまた検討しまして、議会のほうへご提示するというような考えでございます。
以上でございます。
71 ◯議長(塚谷重市君) 15番・
池田正文君。
72 ◯15番(
池田正文君) 何分初めての試みでございますので、今後につきましてはよく注視、注意していただければと思います。
そこで、最後に市長にお伺いいたしますが、これ、先ほども私、申し上げましたように、昨年の8月27日の定例の記者会見におきまして、今回の事業が発表されたわけでございます。
議案質疑でございますから、この広域の取り組みについて、一般論ということではなく、今回の公の施設の
広域利用につきまして、今後の市長のお考え、また今回の事業につきましては市長の肝いりの事業という認識を持ちますので、その点、最後にお伺いいたします。
73 ◯議長(塚谷重市君) 市長・今泉君。
74 ◯市長(今泉文彦君) 公共施設の共有ということでありますけれども、これからの時代、公共施設は、1つの自治体がフルセットで持っている時代ではないというのは、今、公室長がお話ししたとおりでありますけれども、茨城県の現状を見てみますと、水戸市、つくば市、その2つに大きな人口集中が今進んでいるという状況であります。石岡市は、いわばその狭間にあるという状況であります。そういった中で、オンリーワンのまちをつくっていく、しかも、石岡市だけではなく、広く広域で手を結んでつくっていくということも必要な時代になっておりますので、1つの試みとして公共施設の
広域利用を手がかりとして、さらにさまざまな形でまちづくりを進めていく、そういった考えが根底にはございます。
広域連携ということでありますけれども、横、地域的な広がり、さらには国、県という縦の広がり、さらには外郭団体ですとか、そういった斜めの広がり、さまざまな方向に展開していければと思っております。その1つの始まりとして、公共施設の
広域利用を考えたということであります。
以上です。
75 ◯議長(塚谷重市君) 4番・櫻井 茂君。
76 ◯4番(櫻井 茂君) それでは、2項目にわたりまして通告を出しておりますので、質問させていただきます。
まず、議案第13号・平成27年度石岡市
一般会計補正予算(第6号)について質問させていただきます。こちら、45ページでございます。総務費の電算費、システム導入・推進経費の電算業務委託料といたしまして2,240万円が今回予算計上されております。どのような業務を委託するのか、その内容についてお尋ねをいたします。
77 ◯議長(塚谷重市君) 総務部長・鈴木君。
78 ◯総務部長(鈴木幸治君) 電算業務委託料2,240万円につきましてご答弁申し上げます。昨年発生しました日本年金機構における個人情報流出事案を受けまして、昨年12月25日付で総務大臣より各地方公共団体に対し、新たな自治体情報セキュリティ対策の抜本的な強化についての通知がございました。その通知におきまして、1つとして、マイナンバー利用事務系では、端末からの情報持ち出しの不可設定等を図り、住民情報流出を徹底して防止すること、2つ目として、マイナンバーにより情報連携に活用されるLGWAN環境のセキュリティ確保に資するため、LGWAN接続系とインターネット接続系を分割すること、3つ目として、都道府県と市区町村が協力して、自治体情報セキュリティクラウドを構築し、高度な情報セキュリティ対策を講じることの3層からなる対策を講じる必要があるとされております。
当市におきましては、グループウエアや内部事務等を利用いたします内部情報系ネットワークと、インターネット検索や外部とのメールの送受信を行います行政情報系ネットワークが、いばらきブロードバンドネットワークを通じてLGWANと同一上にあるため、それらを物理的に分離し、既に独立している住民票や税情報などの個人情報を管理しております住民情報系ネットワークを含めまして、国の通知のとおり、独立したネットワークとして構築するための委託料を計上させていただきました。
以上でございます。
79 ◯議長(塚谷重市君) 4番・櫻井 茂君。
80 ◯4番(櫻井 茂君) このシステム導入・推進経費につきましては、石岡市の場合、情報政策課といういわゆるスペシャリティな職員も含めまして業務委託をしていますので、しっかりとできると思いますし、よろしくお願いしたいと思います。
続きまして、2点目です。7ページの歳入でございます。こちらに、第5表地方債補正の追加というものがございます。ただいまのシステム導入・推進経費の電算委託料の2,240万円にかかわる地方債ということなんだろうと思います。こちらの地方公共団体情報セキュリティ強化対策事業(国経済対策分)の内容につきましてお尋ねをしたいと思います。
81 ◯議長(塚谷重市君) 総務部長・鈴木君。
82 ◯総務部長(鈴木幸治君) ご答弁申し上げます。ただいま議員ご指摘のとおり、先ほどご答弁申し上げましたシステム導入・推進経費の委託料2,240万円の財源でございます。この事業につきましては、国の補正予算に計上された事業でございますので、事業費の2分の1が国庫補助金の地方公共団体情報セキュリティ強化対策費補助金として交付されます。残りの2分の1につきまして、ご質問の地方公共団体情報セキュリティ強化対策事業として地方債に計上させていただきました。
なお、この事業につきましては、国の補正予算を活用することから、翌年度への繰越手続をさせていただいております。
以上でございます。
83 ◯議長(塚谷重市君) 4番・櫻井 茂君。
84 ◯4番(櫻井 茂君) そうしますと、その起債で2分の1と、1,120万円ということになるわけでございますけれども、国の経済対策分ということで、特に国のほうでも力を入れているということなんですが、交付税措置等はあるかどうか、この点についてお尋ねをしたいと思います。
85 ◯議長(塚谷重市君) 財務部長・佐々木君。
86 ◯財務部長(佐々木敏夫君) この起債でございますけれども、起債の借り入れ区分といたしましては、一般補助施設整備等事業債を利用する予定でございます。この起債を利用いたしますと、元利償還金の50%が後年度の基準財政需用額に算入される見込みでございますので、50%が地方交付税措置されるということで、ご理解いただきたいと思います。
87 ◯議長(塚谷重市君) 4番・櫻井 茂君。
88 ◯4番(櫻井 茂君) 年金機構の情報流出に端を発して、地方自治体の情報セキュリティの対策強化ということで国で強力に進めていると。当然、国のほうは、地方にそれを求めている中で補助を出し、また交付税措置が50%あるということで、非常に有利な部分でございます。
ただ、今、庁舎建設等も進んでいる中で、プレハブの庁舎の中の情報セキュリティということになると思いますので、今後、庁舎建設の際にも、こういった取り組みが継続されますようお願いをしたいと思います。
次の質問に入りたいと思います。6ページでございます。債務負担行為補正追加ということで載ってございます。こちらの事項としまして、平成27年度における地方債証券の共同発行によって生じる連帯債務ということで、元金36億円及びこれに対する利子相当額を限度額とする債務
負担行為ということで示されてございます。こちらの内容についてお尋ねをいたします。
89 ◯議長(塚谷重市君) 財務部長・佐々木君。
90 ◯財務部長(佐々木敏夫君) 債務
負担行為でございますけれども、
地方自治法214条に規定されてございますとおり、事業や業務が単年度で終了せずに、後年度において支出、負担をしなければならない場合には、議会の議決を経て、その期間と額を確定するという行為でございます。
そういう中でお尋ねの部分でございますけれども、茨城県と市町村の共同で発行する平成27年度茨城県・市町村共同公募債、通称大好きいばらき県民債でございます。これですけれども、住民参加型の市場公募地方債という制度によるもので、平成27年度は茨城県が30億円、石岡市が1億円、土浦市及び潮来市が2億円、常陸太田市及び鹿嶋市が1億円を持ち寄りまして、合計37億円で発行するものでございます。5年満期一括償還で平成28年5月12日に発行する予定でございます。
この公募債でございますけれども、平成27年度当初予算に計上しております地方道路等
整備事業債2億2,500万円の一部として、地方道路整備に充当するものでございます。また、発行に当たりましては、地方財政法第5条7の規定によりまして、県をはじめとする構成6団体で連帯債務を負うことになっておりますことから、今回、当市の1億円を除く36億円及びこれに対する利子相当額を限度額といたしまして、償還日である平成33年3月31日までの5年間を債務の負担として期間設定するものでございます。
以上でございます。
91 ◯議長(塚谷重市君) 4番・櫻井 茂君。
92 ◯4番(櫻井 茂君) 大好きいばらき県民債ということで、共同発行ということで、財政状況のいい自治体、それと県と共同発行することで、信用度を高めるという側面もあるようでございます。
ただ今回は、本来借りるべき起債のかわりに、こちらの債務
負担行為のほうで対応していくということでのご答弁をいただきました。そうなりますと、当然、一般財源扱いになるんでしょうけれども、何というんですかね、共同発行債はある程度市町村のほうの裁量権といいますか、これまでは国の関与に基づいて、許可制、あるいは協議制というものが届け出制度に変わったという状況もございまして、市町村の都合で勝手に発行できるということではないんでしょうけれども、きちっとした財政管理をしていきませんと、後々後年度負担が生じると。債務
負担行為はしておりますので、当然それは明らかになっているわけでございますけれども、その辺の管理はしっかりしていただければと思います。
これにつきましては、ちょっと調べたところでは、減債基金に、返済額については積み立てていくべきではないかというような見解もあるようですので、この辺は財政部局のほうはしっかりされていると思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
続きまして、議案第40号の質問に入りたいと思います。石岡市歯と口腔の健康づくり推進条例を制定することについてということで、今回、条例提案がございます。
済みません、1つ飛ばしてしまいました。申し訳ございません、戻らせていただきます。
51ページの石岡市地方斎場組合負担金269万4,000円がございます。こちらの内容についてお尋ねをいたします。
93 ◯議長(塚谷重市君) 生活環境部長・立川君。
94 ◯生活環境部長(立川芳男君) それでは、内容についてご答弁を申し上げます。平成27年度に旧石岡地方斎場の解体工事に伴う詳細設計を実施するに当たり、アスベストのサンプルを採取し、分析した結果、告別ホール、それから収骨室、斎場ホール、ロビーなどから、天井吹き付け材からアスベストの含有が判明したことにより、除去する費用の不足分が発生いたしました。これにより、解体工事及び解体工事時の監理業務費を合わせた563万8,000円の負担金が増額するものでございます。石岡市の負担割合は47.8%でございまして、269万4,000円の負担金の増額になります。そういうことから、今回、補正予算を計上したものでございます。
以上でございます。
95 ◯議長(塚谷重市君) 4番・櫻井 茂君。
96 ◯4番(櫻井 茂君) わかりました。ありがとうございます。
では、次の議案第40号・石岡市歯と口腔の健康づくり推進条例を制定することについてを質問させていただきます。
まず、条例案前文の作成趣旨ということで質問させていただきたいと思います。
現在、石岡市におきましては、227本の条例を規定しているようです。これ、ちょっとはっきりした数字はわかりませんけれども、昨日ホームページのほうで数えさせていただきました。227本、すごい数字だと思います。これらの条例規定の中で、今回、質問させていただいたように、条文の前に前文を規定している条例というのは、多分、石岡市議会基本条例ただ1つかと……。もう1個ありますか。
〔「協働のまちづくり」と呼ぶ者あり〕
97 ◯4番(櫻井 茂君) 協働のまちづくり条例もありますね。済みません。その2本だけだと思います。
そういった意味では、条例案の前文として込められた思いというのが、何らかのものがあるのであろうと思います。ほとんどの条例につきましては条文のみということになりますので、今回、前文も含めて作成された思いについてお尋ねをしたいと思います。
98 ◯議長(塚谷重市君)
保健福祉部長・武熊君。
99
◯保健福祉部長(
武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。条例案の前文の作成趣旨についてでございます。この前文につきましては、市民の誰もが親しみやすくわかりやすいものとするために、条例制定に至った経緯、もしくは策定の趣旨等をあらわしたものでございます。
以上でございます。
100 ◯議長(塚谷重市君) 4番・櫻井 茂君。
101 ◯4番(櫻井 茂君) ありがとうございます。そうしますと、当然、今申し上げたように、前文規定をしている条例そのものは非常に少ないと。石岡市のまちづくりにおいて非常に大切だと思われるものについて規定されているかと思います。そういう点では、市長のほうでもこの前文の中に込められた思い、願いというものがもしあれば、そちらについてお尋ねをしたいと思います。
102 ◯議長(塚谷重市君) 市長・今泉君。
103 ◯市長(今泉文彦君) この前文ですけれども、約800字ぐらいの文章かと思います。これについては、これをつくるまでのプロセス、茨城県医師会が6424運動を長い間、独自の運動としてやってまいりました。それに沿うように石岡の歯科医師会が、やはり5年間ぐらいをかけて、市民の歯の健康の増進を願うキャンペーンとして、講演会等を地道にやってきた、そういう実績がございます。そういった実績を通して、この条例の制定の機運が高まってきたわけでありますけれども、そういう思いをこの前文に載せて表現しているんだと思っております。そういった思いが伝わる前文かと思います。
以上です。
104 ◯議長(塚谷重市君) 4番・櫻井 茂君。
105 ◯4番(櫻井 茂君) 了解いたしました。
次に、2項目目です。第4条、市の役割、こちらの役割の中で計画策定ということに言及がございます。この歯と口腔の健康づくりに関する基本的な計画はいつごろ策定されるのか、こちらについてお尋ねをしたいと思います。
106 ◯議長(塚谷重市君)
保健福祉部長・武熊君。
107
◯保健福祉部長(
武熊俊夫君) 計画の策定についてご答弁申し上げます。当市におきましては、平成27年3月に、健康増進、食育の推進、歯と口腔の健康づくりを一体とした総合的な健康づくりの指針となるいしおか健康応援プランを策定してございます。このプランの中で、歯科保健計画についても定めてございます。
以上でございます。
108 ◯議長(塚谷重市君) 4番・櫻井 茂君。
109 ◯4番(櫻井 茂君) そうしますと、もう既に策定済みということで理解をいたしました。
次に、3項目目です。第5条、歯科医師等の役割、第6条、保健医療関係者等の役割が規定されてございます。ここで示されております対象者は具体的にはどのような方を指しているのかをお尋ねします。
110 ◯議長(塚谷重市君)
保健福祉部長・武熊君。
111
◯保健福祉部長(
武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。まず、第5条の歯科医師等の対象者でございます。歯科医師、歯科衛生
士、歯科
技工士等を対象としてございます。
以上でございます。
112 ◯議長(塚谷重市君) 4番・櫻井 茂君。
113 ◯4番(櫻井 茂君) はい、わかりました。
次に、4項目目です。第7条、基本的施策、こちらにおきまして8項目の施策や取り組みが明記されてございます。実効性を担保する上で、関係機関の協力・支援を求めていく必要があるわけでございますけれども、こちらについてお伺いをしたいと思います。
114 ◯議長(塚谷重市君)
保健福祉部長・武熊君。
115
◯保健福祉部長(
武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。その前に、第6条、保健医療関係者、ちょっと答弁漏れがございました。こちらにつきましては、医師会、薬剤師会、栄養
士会、食生活改善推進員、保健者等の保健医療関係者、これに加えまして、保育所、認定こども園、介護施設や障害者福祉施設等の福祉関係者、さらに幼稚園、小学校、中学校、PTA、老人クラブ、ボランティア団体等の教育関係者を想定してございます。
次に、第7条の施策や取り組みでございます。関係者の協力・支援をどのように求めるのかについてでございますが、石岡市医師会や歯科医師会、食生活改善推進員連絡協議会、学校長会、区長会、民生委員児童委員協議会連合会、地域女性団体連絡協議会など、各種団体の代表者で構成されております石岡市健康づくり推進協議会を中心といたしまして、歯と口腔に関する各種施策の取り組みや普及啓発活動についてご理解、ご協力を賜りながら推進してまいりたいと考えてございます。
116 ◯議長(塚谷重市君) 4番・櫻井 茂君。
117 ◯4番(櫻井 茂君) 非常に多くの関係者の方の協力をもって、初めてこの条例の効力が発揮されると。また一方で、先ほどの前文もそうなんですけれども、条例規定の中で、具体的にどのようなことをやりますよという規定を入れる条例というのは、なかなかないんだろうと思います。そういった意味では非常に評価をする一方で、実際にこの効果、実績を上げるというのは、そういった関係団体の協力をしっかりとかち得ないと進まないというのもございます。今回このような、非常に、何ていったらいいんでしょうね、前向きで先進的な条例案を提案された執行部の担当者の方も、大変なご苦労の上にこういう条例をつくられたと思いますので、最終日にどのような形になるかわかりませんが、もし可決ということになれば、こちらの第7条で規定されております8項目が着実に推進されることを期待したいと思います。
以上で私の
議案質疑は終わります。
118 ◯議長(塚谷重市君) 2番・大和田寛樹君。
119 ◯2番(大和田寛樹君) 2番・大和田寛樹でございます。議案第23号、また議案第31号について、2議案について質問をさせていただきます。
先ほど先輩議員のほうから同様の質問がございました。項目1に関しまして、議案第23号でございますけれども、1番から5番まであります。2番以外は十分理解できましたので、割愛させていただきます。そこで、2番でありますけれども、協定書の中に使用料、第4条、「
広域利用施設の使用料は、当該施設を設置する協定市町の住民に係る使用料と同額にする」、また、第5条であります経費負担、「
広域利用施設の維持管理及び運営に要する経費は、当該施設を設置する協定市町が負担する」ということでございます。利便性が向上するということで、実際にこれまでは、例えば小美玉市の施設を利用するときに、小美玉市の住民よりもちょっと高い使用料が安くなるということだと思いますけれども、そのほかにどのような利便性が向上するのかをまず伺います。
120 ◯議長(塚谷重市君)
市長公室長・久保田君。
121
◯市長公室長(
久保田克己君) ご答弁申し上げます。ただいま議員からお話がございましたように、利用料が安くなるというのは1つのプラスの面だと思っております。また、今回の23施設におきましては、26年度の利用状況を見ますと、約5,000人がこの23施設を相互利用されております。そういった方につきまして、先ほど言いました利用料の軽減と、また近くの施設をその地域の住民と同じように使用できるという、そういう意識の高揚が図られるのかなと思っております。
以上でございます。
122 ◯議長(塚谷重市君) 2番・大和田寛樹君。
123 ◯2番(大和田寛樹君) ありがとうございます。そこで、メリットとしては今ご答弁いただいたようなことがあるかと思いますけれども、当市の市民のデメリットとなることがあるか、それを想定されているのか、お伺いします。
124 ◯議長(塚谷重市君)
市長公室長・久保田君。