• 各派代表者(/)
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  1. 石岡市議会 2011-09-26
    平成23年第3回定例会(第5日目) 本文 開催日:2011-09-26


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 平成23年9月26日(月曜日)                   午前10時00分開議 ◯議長磯部延久君) おはようございます。ただいまの出席議員数は21名です。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程表のとおりであります。  これより議事日程に入ります。            ───────────────────────  日程第1 議案第65号ないし議案第94号 2 ◯議長磯部延久君) 日程第1、議案第65号・平成23年度石岡市一般会計補正予算(第4号)ないし議案第94号・市道の変更についてまでの計30件を一括して議題といたします。  これより各議案に対する質疑を行います。質疑は通告の順にこれを許します。  初めに、13番・池田正文君。 3 ◯13番(池田正文君) おはようございます。13番・池田正文でございます。  平成23年第3回定例会提出議案第87号・石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することについて、お伺いをいたします。議案質疑でありますので、議案に沿ってお伺いをしてまいりますので、よろしくご答弁のほどをお願いいたします。  まず初めに、私から申し上げるまでもございませんが、我が国は少子高齢化社会、もう変化の段階は過ぎ、現在は人口減少社会でございます。本市においても、当然その流れの中であるわけでございまして、本市の児童生徒数の推移でありますが、昭和40年には1万2,161人、20年後の昭和60年には1万1,099人、さらに20年を経過いたしました平成17年には7,251人、本年度、23年度5月1日現在でありますが、6,468人、さらに平成28年度には、この6,000人を割り込むという数字が出されております。  今後も児童生徒数の減少は避けて通れない中で、平成19年4月に、石岡市立小中学校適正配置等検討委員会、さらに平成21年3月でありますが、石岡市小中学校統合計画審議会により、さまざまな答申がなされております。これらの答申に伴いまして、今回、仮称でありますが、八郷中学校設置という新設校で整備を進めていくということで、今回の議案が提出されているわけであります。  そこでお伺いいたしますが、これらの検討会審議会の答申を踏まえてどのように対応されていたのか、1点目、お伺いをいたします。  また、八郷中学校としての統合に向けた今後の取り組みスケジュールでございます。平成25年の4月に新設校として発足するわけでありますので、この1年半の間にどのようなスケジュールをもって進められるのか、まずお伺いをいたしまして、1回目の質問を終わります。 4 ◯議長磯部延久君) 教育部長・高野君。 5 ◯教育部長高野喜市郎君) ご答弁申し上げます。  小中学校の統合につきましては、これまで平成20年度に石岡市立小中学校適正配置等検討委員会答申書、平成21年度に、石岡市小中学校適正規模適正配置等についての答申書に基づきまして、統合に向けた対応を進めてまいりました。平成21年度には、市内8中学校区8か所におきまして、答申書に基づく適正規模適正配置についての説明会を開催いたしました。対象は、保護地域住民の方にお集まりをいただき、統合の必要性、枠組み、そして統合の進め方等につきまして、考え方などをご説明し、ご意見をいただいたところでございます。  今回、提案しております有明中学校柿岡中学校八郷南中学校の統合につきましては、PTA会長、各地区の区長会長中学校長で構成する統合検討委員会を立ち上げ、統合に関する基本的な事項等を協議いただきました。その結果、3中学校の統合は新設中学校とすることと決定し、学校名を新たに決めることになりました。学校名の決定に際しましては、統合対象となる小中学校児童生徒及び該当する地域住民から校名の募集を行い、その結果を踏まえ、統合検討委員会におきまして、「八郷中学校」の案を決定いたしました。
     今後の取り組み及びスケジュールでございますが、統合検討委員会で決定された基本事項に基づき、統合に関する調整等につきましては、総務部会庶務行事部会生徒指導部会PTA等通学部会の5つの専門部会を設置いたしまして、細かな点につきまして協議いただいているところでございます。平成25年4月の統合に向けまして、各専門部会で協議をいただいた点につきましては、随時、統合検討委員会に報告し、確認や決定をいただきながら進めてまいる予定でございます。  以上でございます。 6 ◯議長磯部延久君) 13番・池田正文君。 7 ◯13番(池田正文君) 今までのさまざまな答申に基づいて進められているということは理解できたわけでございます。さらに、今回、名称を公募といいますか、アンケートにおいて八郷中学校というような名前が出たということで、昭和30年1月1日に町村合併によりまして八郷町が誕生し、以来50年、行政区の名称として使われていたものが、今回の石岡市との合併によって消滅し、非常に残念な部分もあったわけでありますが、中学校の名前として残るということで、いいことだなと思います。  確認の意味で1点ほどお伺いをいたします。この答申の中にも、市の財政対策のためにどうなるか、あるいは保護や地域のためにどうなるかというよりも、やはり子供たちのためにどうなるか、どうかが一番重要なわけでございます。  そのような中、平成21年3月、先ほど申し上げましたが、石岡市小中学校統合計画審議会による答申に基づいて、同年8月に市内各中学校で、適正規模適正配置による統合の枠組みに関する説明会を実施いたしました。私も地元の中学校区においての説明会に出席をしたわけですが、以来、この、時期や具体的な枠組みに触れた説明会をしたにもかかわらず、その後、実質放置されている状態が続いているわけでございます。統合校として進める対象になっている学校の保護や地域の方においては、漠然とした不安の中でいるわけでございまして、明日にでも地元の中学校ないしは小学校がなくなってしまうというようなことが、まことしやかにささやかれているわけでございまして、そういう意味からも、さまざまな不安を取り除く意味でも、今後、行政としてどのように進めていくのか、あるいは説明をする責任もあるわけでございます。  また、この答申の中で、統合の期間においては平成21年度から平成30年度までの10年間を目安とすると、時期も示されておるわけでございますので、保護地域住民合意形成、さらには子供たちを最優先にした取り組みが今後必要になってくるのは明白でございますので、地元あるいは保護の説明について、どのようなご認識を持っているのか、教育長にお伺いをしたいと思います。  さらに市長には、教育委員会は、教育の場において政治的介入を抑えるという観点から、独立した行政体になっているのは私も理解するところでありますが、将来にわたって子供たち教育環境をどうするかということにおいては、やはり市長の強いリーダーシップなり考え方なりが大事になってくると思いますので、それらについて市長のご見解をお伺いして、2回目の質問を終わります。 8 ◯議長磯部延久君) 教育長・石橋君。 9 ◯教育長(石橋 凱君) 今の池田議員の質問にお答えしたいと思います。  統合計画については、18、19年のころにいろんな計画を立ててスタートしているわけですが、現段階のところでは、仮称柿岡中学校をメーンに据えて、今、進めているわけですが、そのほかの地域についても、統合につきましては、児童生徒教育環境への対応を最優先としなければならない状況がございますので、それを支える保護あるいは地域の皆様のご理解をもらうことが必要ですので、いろんな機会をとらえて、今後の方向についても説明し、またご理解を賜りたいと考えております。  以上です。 10 ◯議長磯部延久君) 市長・久保田君。 11 ◯市長(久保田健一郎君) ご答弁申し上げます。  ただいま池田議員のほうから、将来の子供たち教育環境に対する考え方はどうなんだというようなご質問であったかと思うんですけれども、いずれにしましても、この統合の問題につきましては、適正配置適正規模、それが子供たちにとって一番いい環境づくりになるのではないかというようなことで、この統合という議論が始まったわけでございまして、私としましては、その議論の中におきまして、やはり地域の皆さん、そして学校関係ご父兄、そして子供たちの意向といったものを十分にそしゃくして、いわゆる合意形成を図っていかなければ、なかなか統合という問題は難しいだろうと思っております。  ただ、いずれにしても、いわゆる少子化が進みまして子供たちが少なくなっている中で、適正な規模といわゆるその配置というものについては、今後、議論を進めていかなければならないということで、10年間という目途を立てたわけでございまして、それに沿った統合というものを考えていかなければならないと思っております。いずれにしましても、子供たちを優先に、教育環境というものを整えていきたいと考えておりますので、ご理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 12 ◯議長磯部延久君) 13番・池田正文君。 13 ◯13番(池田正文君) それぞれただいまご答弁をいただいたところであります。いずれにいたしましても、本市においてこれからも続くであろう学校の統合問題ですね、今回の八郷中学校の統合が当然初めの一歩になるわけですし、今後続くであろう諸問題のモデルケースともなり得るわけでございます。そういった意味からも、すばらしい学校ができたねと、子供たちをはじめ親御さんや地域の方に言われるような新設統合校の建設に向けて、ご尽力いただければと思います。  以上で、私の質疑を終わります。ありがとうございました。 14 ◯議長磯部延久君) 6番・小松豊正君。 15 ◯6番(小松豊正君) おはようございます。日本共産党の6番・小松豊正です。議案第65号・平成23年度石岡市一般会計補正予算(第4号)について質問いたします。  今回の補正で、東北3県からの避難、住家が半壊以上の市民に対しまして、家賃置き換えとして2,136万が、災害救助費建物借上料という項目で計上されています。全額国が負担するものです。これは、何世帯を想定しているか、その根拠はどういうことなのか、お伺いします。  それから、次は要望になるかとは思うんですけれども、私はさらに、こういう補正予算を見ますと、石岡市といたしましては、建物だけではなく、例えば、避難されている方々にもう少し布団の提供だとか、衣食住の温かい気配りともてなしが感じられるような、そういうことを石岡市としてやるべきではないかと思います。これは、答えられるなら答えていただいて、そうでないならば、要望として受けとめていただいても結構です。  以上で1回目の質問を終わります。 16 ◯議長磯部延久君) 都市建設部長・沼田君。 17 ◯都市建設部長(沼田 耕君) ただいまの質問にお答えいたします。  今回上程しております補正予算、民生費災害救助費建物借上料2,136万円についてでございます。これは、東日本大震災に係る応急仮設住宅としての民間賃貸住宅借り上げについて、茨城県及び東北3県──岩手、宮城、福島でございますけれども──からの依頼によるものでございます。具体的には、東日本大震災により東北3県から石岡市に避難された世帯で民間住宅に住んでいる方を対象として、民間住宅借り上げの契約の置き換えを行い、市の仮設住宅として契約を行うものでございます。家賃としては、県の基準により月限度額1世帯6万円、5人以上の場合は9万円として、契約する予定でございます。期間は、最長2年間の家賃の費用につきましては全額国の負担となります。  なお、取り扱い基準につきましては、住家が全壊・全焼または流出等したまた原発事故による避難指示等により長期の避難が必要なまた、避難された世帯で親戚等にお住まいの方についても、被災が新規で賃貸住宅を予定する場合は、対象となります。茨城県内及び市内の被災につきましては、住家が全壊、大規模半壊により、民間賃貸住宅にお住まいの世帯についても対象となります。  なお、世帯の想定でございますが、東北3県からの避難の世帯数は15世帯ですが、内訳としましては、民間住宅2世帯、個人宅10世帯、雇用促進住宅3世帯でございますので、対象は、民間住宅と個人住宅合わせまして12世帯を予算計上しているところでございます。また、市内の被災についても対象となりますので、全壊14世帯、大規模半壊12世帯の計26世帯、東北3県と市内合わせて38世帯を予算計上しているところでございます。また、家賃のさかのぼり分及び敷金等についても、国の負担となる予定でございます。  以上でございます。 18 ◯議長磯部延久君) 6番・小松豊正君。 19 ◯6番(小松豊正君) 了解いたしました。  続きまして、議案第87号について。これは、石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することについてであります。  有明中学校の場合には、老朽校舎なので、既に仮設校舎で対応し、父兄の方々をはじめ関係の皆さんも、新設される、いわゆる名称はまだ決まっていないかも……、要するに八郷中学校に統合することに合意していると聞いております。一方で、八郷南中学校の場合には、校舎はまだ使えるけれども生徒数が1学年40人を割っているということで、統合にはいろいろと議論があるように私は聞いているんですけれども、実際にはどうなのか。やっぱり関係の皆さんの合意が非常に大事なので、その点がちょっと心配なんですけれども、その点について担当部長にお伺いいたします。  以上です。1回目の質問を終わります。 20 ◯議長磯部延久君) 教育部長・高野君。 21 ◯教育部長高野喜市郎君) ご答弁申し上げます。この3中学校の統合に際しましては、PTA会長、地区の区長会長、そして中学校長で組織します統合検討委員会におきまして、基本的な事項をご協議いただき、その中で、統合の対象となる各小学校区及び行政区におきまして説明会を行って、進めているところでございます。  ご質問の八郷南中学校につきましては、校舎が平成11年度に建築されました。今回の統合につきましては、適正規模と考えております1学年3から6学級に満たないため、有明中学校及び柿岡中学校と3校で統合するものでございます。生徒数及び学級数の点につきましても、説明会の中で、メリット、デメリットとして説明を行ってきました。こうした対応を行った上で、統合検討会新設中学校として確認をいただいたものでございます。  以上でございます。 22 ◯議長磯部延久君) 6番・小松豊正君。 23 ◯6番(小松豊正君) そうすると、特に八郷南中学校の場合には、了解をいただいたということですけれども、こういうデメリットについてはどんな議論があり、それはかなり了解されているわけですか。そのことを2回目にちょっとお聞きしたいと思います。 24 ◯議長磯部延久君) 教育部長・高野君。 25 ◯教育部長高野喜市郎君) ご答弁申し上げます。ただいまご答弁申し上げましたように、PTA会長、あるいは地区の区長会長、そして中学校長と、それぞれ小学校区ごとに説明会をいたしまして、理解を得ているというようなことで進めております。  以上でございます。 26 ◯議長磯部延久君) 6番・小松豊正君。 27 ◯6番(小松豊正君) それでは、教育部長が答弁されましたように、理解を受けているという理解で、了解をしたいと思います。  次に、議案第90号・市道の認定について質問いたします。認定の理由は、県道石岡つくば線バイパス新設により……、これは私の近くなので、工事をやっておりますけれども、県道を市道として受け入れるためとなっています。このことについては私は賛成しますけれども、意見としてぜひ要望したいのは、このバイパスができますと、大型車の通行がさらに増えることが予測されるんですね。これは、その先に行くと、6号国道と千代田のところで結びついて、ちょうどそれが私のうちの真ん前なんですけれども、ものすごく最近便利になったために、通行が増えているんですけれども、このバイパスがまた有料道路につながると、今度は大型車が非常に便利になって、通行がさらに増えるということが予測されます。  あそこに行ってみますとよくわかるんですけれども、今でもあのバイパスの先に、霞ヶ浦地区から渡る恋瀬橋の上に府中橋がありまして、そこに行ってみますと、歩道や自転車道がないと。わずか20センチか30センチくらい……、20センチくらいの白線が引いてあるだけで、ここを通学している自転車の方も通るし、人も通る場合があるということで、現在でも大変危険なんですね。ですから、バイパスができることはいいことなんですけれども、府中橋の上の道路幅を広げていただいて、歩道や自転車道をつくるように強く要望したいと思います。  以上が1回目の質問です。 28 ◯議長磯部延久君) 都市建設部長・沼田君。 29 ◯都市建設部長(沼田 耕君) 議案第90号でございます。  まず、その上程の部分をちょっと説明させていただきます。県道石岡つくば線バイパス新設により、県道の一部区間を市道として認定し、県より移管を受ける内容となってございます。県道石岡つくば線バイパスにつきましては、平成24年1月に開通する予定となっております。県においても、12月の議会において、議案として提出することとしておるところでございます。  先ほどの側道橋の部分でございますけれども、こちらにつきましては県へ要望してまいるということで、ご了承願いたいと思います。  以上でございます。 30 ◯議長磯部延久君) 6番・小松豊正君。 31 ◯6番(小松豊正君) 市道の認定についてはそのとおりです。賛成します。それで、今、担当部長も最後に、要望として受けとめたいということなんですけれども、再三このことは言っているわけだけれども、なかなかそうなりません。ですから、この機会に私、再度お願いしたいんですけれども、市におかれましても、これは県道なので、県に対して、やはり府中橋の拡幅をしていただいて、歩道や自転車道をつくって、安全安心で渡れるように、ぜひ強く県のほうに要望していただきたいということを申し上げまして、第90号の質問を終わります。  続いて、議案第93号・市道の変更について質問いたします。これは、A5129号線の利用形態が見直しされ、一番センターの部分24.1メートルが短縮されることになっています。  質問の第1は、道路の利用形態を見直すというふうに言っているんですけれども、これはどういうことでしょうか。お伺いします。  第2に、短縮された24.1メートルの部分は、民間に払い下げるんですか。どうなるんでしょうか。この2つをお伺いしたいと思います。 32 ◯議長磯部延久君) 都市建設部長・沼田君。 33 ◯都市建設部長(沼田 耕君) ご質問にお答えいたします。市道A5129号線の変更につきましては、変更する区間の24.1メートルにつきましては、現在、道路としての機能が喪失し、長年利用されていない状況にございます。公図上はバス専用道路と接続されてございますけれども、バス専用道路との高低差が三、四メートルあり、行き止まり状態であり、市道としては現在利用されていない状況にございます。このようなことから、形態としましては、市道延長を変更するというものでございます。  また、24.1メートル部分を民間に払い下げるのかということでございますけれども、隣接の土地の所有から、24.1メートルの部分の払い下げ申請が出てございます。隣接及び地元区長の同意を得ていることから、議会にて承認された後には、払い下げを予定しているところでございます。  以上でございます。 34 ◯議長磯部延久君) 6番・小松豊正君。 35 ◯6番(小松豊正君) 了解いたしました。以上で質問を終わります。 36 ◯議長磯部延久君) 以上で、通告による質疑は終了いたしましたので、これをもって各議案に対する質疑を終結いたします。  この際お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第73号・平成22年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定についてないし議案第85号・平成22年度石岡市水道事業会計決算認定についての計13件については、議員全員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶあり〕 37 ◯議長磯部延久君) ご異議なしと認めます。よって、議案第73号ないし議案第85号については、議員全員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  次に、議案第65号・平成23年度石岡市一般会計補正予算(第4号)ないし議案第72号・平成23年度石岡市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第86号・石岡市産業活動の活性化及び雇用機会の創出のための固定資産税の特例措置に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、ないし議案第94号・市道の変更についての計17件については、お手元に配付いたしました議案付託表に示すとおり、それぞれ各所管の常任委員会へ付託いたします。なお、議案を付託されました各常任委員会は、会期予定表に示す日時に会議を開かれ、10月5日の本会議に審査の結果を文書により報告されますよう求めます。 38 ◯議長磯部延久君) 暫時休憩たします。                   午前10時32分休憩            ───────────────────────                   午前10時37分再開 39 ◯議長磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先に設置いたしました決算特別委員会の正副委員長互選の結果を報告いたします。  決算特別委員長に15番・岡野孝男君、同副委員長に9番・山本 進君がそれぞれ選任されましたので、ご報告をいたします。            ───────────────────────  日程第2 決議案第2号 40 ◯議長磯部延久君) 次に、日程第2、決議案第2号・石岡駅周辺整備対策特別委員会の設置に関する決議(案)を議題といたします。  本案については、直ちに提出より提案理由の説明を求めます。  9番・山本 進君。 41 ◯9番(山本 進君) 9番・山本 進です。決議案第2号・石岡駅周辺整備対策特別委員会設置に関する決議(案)につき、これより提案理由の説明を行います。  先の第2回臨時会で、石岡駅周辺整備事業のスタートと言える用地購入の議案が可決され、また、9月13日及び15日、市民の皆様に対し、本事業にかかわる都市計画説明会が行われたわけであります。いよいよ石岡市の長年の懸案事業であり、そして市民の願いでもある、石岡の顔である駅周辺整備事業が具体化されるわけであります。  そうした中で、当然、市議会としても、本事業に対し専門的に審査し、提言をし、よりよい整備を行っていくための責任と義務があります。           〔「建設委員会じゃ何でだめなんだよ」と呼ぶあり〕 42 ◯9番(山本 進君) よってお手元にご配付しましたとおり、石岡駅周辺整備対策特別委員会の設置を求めるものであります。それでは、案文の朗読をもって提案理由といたします。                     〔私語あり〕 43 ◯9番(山本 進君) 決議案第2号・石岡駅周辺整備対策特別委員会の設置に関する決議(案)。石岡市議会は、地方自治法第110条及び石岡市議会委員会条例第5条の規定に基づく、石岡駅周辺整備対策特別委員会を、下記により設置する。  1、設置目的、石岡駅舎及び駅周辺の整備は、当市にとって長年の懸案である。人道跨線橋が開通した昭和56年以降、市当局はステーションパーク、駅北側公園、駅東口交通広場と順次整備を進めてきたが、最も重要な駅舎及び駅西口周辺整備については、課題の解決に長い時間を要してきたところである。そのような中、市当局は現在、石岡駅周辺整備計画、石岡駅整備基本計画の策定業務を進めているほか、6月1日には都市建設部に駅周辺整備推進室を新設し、さらに第2回臨時会において、当該事業に関わる土地を取得する議案を可決したところである。その土地購入に至るまでに、議会はじめ市民への説明不足が指摘されたところであり、市当局が、駅舎及び駅周辺の整備に向けて動きを本格化させた今、当該整備事業をより一層市民要望に即したものとし、かつ、将来都市像をも見通した整備とするためには、当市議会の活発な活動が必須である。よって、当市議会は、専門的な審査機関として、特別委員会を設置の上、駅舎及び駅周辺整備事業について調査、検討を行い、市当局に提言を行うものとする。  2、委員数、14名以内。その選出に当たり、3名以上の会派から2名を選出することとし、6名の場合は4名、9名の場合は6名といったように構成員に応じた選出を行い、決議案が可決された時点での会派構成によって選出することとする。  3、委員会設置期間、 議会が終了の議決をするまで継続して調査を行い、閉会中もなお調査を実施する。  4、予算、議会費の範囲内。  以上、決議する。平成23年9月26日、石岡市議会。  以上であります。  議員各位におかれましては、趣旨ご賢察の上、ご賛同いただけますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。  以上であります。 44 ◯議長磯部延久君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。  これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
     6番・小松豊正君。 45 ◯6番(小松豊正君) 今の提案に対して、質問を行います。6番、日本共産党小松豊正です。私は5点にわたって質問いたします。  第1に、現在の駅周辺整備の進展状況をどうとらえ、どのような議会の体制が必要かということを、よく考える必要があると思います。この決議案では、「市当局が、駅舎及び駅周辺の整備に向けて動きを本格化させた今」とありますが、実際には、この説明パンフレットにもありますように、第1段階、骨格となる交通基盤の整備、この説明を始めたばかりなんですね。第2段階の石岡駅東口の面的整備は、全く白紙状態です。これは、どういうものをつくっていくかというのは、これからみんなで考えていこうという、そういう段階なんですよ。ですから、今、大事なことは、市民各層のさまざまな意見を議会が集約することが、一番大事だと思います。決して、市民から選ばれて、市民の負託を4年間得ている議員の意見を除外すると、いかなる意味があっても、除外するということはあってはならないと思います。  ところがこの案では、この人員の選び方をそのまま考えてみますと、この案文だけでどういうことが言えるかというと、日本共産党と民主党の1人会派が最初から除外されて、特別委員会には入れないように、最初からそうなっているんです。日本共産党はエレベーター設置を求める署名を集めて、707筆をJRと市長あてに提出してきました。私自身も石岡駅等で毎週2回、通勤通学駅前の皆さん等、ビラを配ったり演説をしたり、また全戸配布をあの辺にして、市民の皆さんといろいろと交流を深めているところです。市民の草の根から願いを聞いて、その実現のために頑張っております。民主党も、中央政界では政権を担っている有力な政党です。この両党の議員を除外して、市民の意見をくみ取れるのかどうか、よくこれを考えていただきたいと。とても市民の皆さんが納得できるものではありません。これがこの決議の最大の問題です。  そして、筑西市議会では、この9月議会で、一部市庁舎として使っていたスピカという施設がありますけど、民間に売却する議案を議会がストップさせて、これからどうするのかを議論するために、議員全員を構成員とする特別委員会を発足させました。石岡でも、面的整備など重要な問題が議論されておりません。私は、特別委員会をつくるというなら、全員が入ると、24名の全議員が入る、そういう特別委員会をつくるべきだと思います。特定の会派を除外することは、後々まで重大な禍根を残すことになります。この1人会派除外の決議案は、ぜひとも取り下げてもらいたい。強く要望しますけれども、これに対する見解を伺います。  第2に、特別委員会を設置する理由として2つ挙げています。1つは、「当該整備事業をより一層市民要望に即したものとし」と書いてあります。そこでお聞きしますが、この間、駅周辺の整備事業について、市民が署名を集めて市に要望したものは何でしょうか。具体的にお答えください。  2つ目の理由として、「将来都市像をも見通した整備とするためには」と書いています。これは、平成21年度に策定され内閣総理大臣が認定した石岡市中心市街地活性化基本計画、つまり「快適で安心した暮らし」と「人々が行き交う賑わい」あるまちづくりを目指し、活性化戦略に駅周辺整備事業を位置付けることだと思います。  ところが、この石岡市中心市街地活性化基本計画は、当時の議会に報告されたとは聞いておりますけれども、議論はされていない。全く議会の議決事件にはなっていないと言わざるを得ません。私たち1期目の議員7名はもちろん、平成21年の市長選挙と同時に行われた補欠選挙で当選された方々の中で、今回の4月でも当選された4名の方、合わせて11名の方は、全くその経過もわからないわけなんですよ。  ですから、私は、特別委員会を設置するというならば全員が入った特別委員会をつくって、名実ともにこの土台になっている石岡市中心市街地活性化……、名称も石岡市中心市街地活性化特別委員会と、そういうように名前を変えて、名前にして、そこで全員が入って、その基本からよく議論すべきだと思います。この点からもこの決議案は取り下げてもらいたいのですけれども、どうでしょうか。見解を伺います。  第3に、石岡市議会では現在、石岡駅周辺整備事業について調査、検討、提言を行う常任委員会として都市建設委員会が立派に設置されており、6名の委員が活発に活動しています。石岡駅周辺整備事業について率直な意見を述べている都市建設委員会を絶対に形骸化するような特別委員会は、設置すべきではないと思います。都市建設委員会と特別委員会との関係はどうなるのか、明快な答弁をお願いします。  第4に、決議案で言う委員数はなぜ14名以内なんですか。その根拠をお伺いします。ここに書いてある選出方法だと、そのとおりにやってみますと、3名とか2名とかやってみますと、結果的に14名になるんですよ。だからこの14名にしたのですか。この方法だと、先ほども申し上げましたように、1人会派は最初から除外されてしまいます。特別委員会が14名の場合、1人会派を含む9名が特別委員会には入ることができないんですね。さらに、議長を除き23名の過半数は12名ですので、14名の特別委員会で議決したことは、即本会議の多数意見ともなってしまう危険性があります。これは、議会制民主主義の観点から見ても重大な問題です。このような問題を含む14名以内という選出方法は、撤回すべきです。見解をお伺いいたします。  第5に、民主的な手続の問題です。まず1つは、この決議案についてですが、提出は山本 進氏で、賛成は12名の、合計13名の名前が書いてあります。この決議案は、山本氏が起草して、それで12名が賛同したということなんですか。それとも13名がみんな一堂に会合を開いて、みんなでこの文章を練り上げて、共同責任で作成したものなんですか。それをお伺いします。  次、2つ目に、この決議案を議会運営委員会を通じて本会議にかけることを、この問題を所管する都市建設委員会の委員長、副委員長に相談しているんですか。これを相談しているかどうか。全く相談もしないで、そういうのがあるのにもかかわらず、勝手にこういうのをやろうとしているんですか。審議にもこれは関係する重大な問題です。お伺いいたします。  3つ目に、この決議案は、9月20日に、一般質問が午前10時から始まるのが決まっている日程の中で、急遽招集状が私のところにも来まして、9時半から議会運営委員会が招集されました。すべての会派代表が集まっているにもかかわらず、この議会運営委員会では内容は全く検討されない。議題にもしない。意見を言う機会さえない。ただ、会議規則の要件を踏まえている、調えているから、26日の議案質疑の後に議題に上程することを決めただけなんです。  そして、4つ目には、このように疑問だらけの決議案を、たった、今日の議案質疑が終わった、26日の残った時間で、議案質疑の後のわずかな時間で押し通してしまうということは、何といいますか、全く民主的な討議の時間が保障されておりません。特別委員会を設置するかどうか、また設置する場合にはどういう特別委員会にするか、これは、各会派代表者会議を開いて、全員が集まってよく議論すべきであり、今回の決議案は撤回すべきだと思います。見解をお伺いをいたします。  以上で第1回目の質問といたします。 46 ◯議長磯部延久君) 9番・山本 進君。 47 ◯9番(山本 進君) 小松議員のお尋ねにお答えしたいと思います。順不同になろうかと思いますが、質問いただきましたことに、すべてご答弁させていただきたいと思います。  まず、基本的な部分でのお尋ねですが、なぜ特別委員会の設置が必要なのかというお尋ねだったと思いますが、提案の理由でも、私のほうから説明を既にいたしておりますが、さらに詳しくお答え申し上げます。駅周辺事業は、現在、都市建設部の駅周辺整備推進室が実施いたしております。しかし、石岡駅周辺の整備は、都市計画的な視点ばかりでなく、当市にとっても大変重要な課題である中心市街地活性化など、多角的な視点で検討していかなければならないと考えます。しかし一方で、中心市街地活性化にかかわる施策は、現在、経済部の中心市街地活性化推進室が担当しているなど、当市議会における常任委員会の体制では、石岡駅周辺整備事業に関する各事項を多角的な視点で調査することは、難しいのであります。よって、特別委員会の設置を提案したところでございます。               〔「全くわからない」と呼ぶあり〕 48 ◯9番(山本 進君) 次に、特別委員会の設置で、常任委員会の都市建設委員会の所管にどのような影響があるのかというお尋ねもございました。お答えいたします。最も基本となる部分として、都市建設委員会が所管する事項のうち、都市建設部駅周辺整備推進室が担当する事務が特別委員会に属することになると思います。また、経済部が所管している中心市街地活性化のうち駅周辺整備と密接に関連する部分は、特別委員会に属することとなると考えますが、詳細は、特別委員会の調査の進行によって明らかになるものと考えております。  なお、議案等が提出された場合の付託先としては、これにつきましては、議会運営委員会の審査が基本となるので、私の私見を示すことは差し控えさせていただきますが、一般論として、駅周辺整備に関する常任委員会の所管権限は、特別委員会に移譲されるものと考えます。      〔「範囲の明確というのは、明確に法律に書いてあるんですよ」と呼ぶあり〕 49 ◯9番(山本 進君) 次のお尋ね、委員の選出基準が3名以上の会派を基準としている理由についてお尋ねがございました。お答えいたします。石岡市議会の議会運営委員会が申し合わせによって3名以上の会派から選出されているのは、各議員の考えを集約する上で効果的、効率的だからであります。私も、委員会の数は原則として最大公約数的であるべきと考えており、議会運営委員会の委員選出方法は極めて理にかなっていると考えています。     〔「これからは特別委員会でやれよ。常任委員会から全部外せよ」と呼ぶあり〕 50 ◯9番(山本 進君) 委員の選出に関してはさまざまな考えがあると思いますが、私としては、議会運営委員会の委員の選出方法を踏襲したものであります。 51 ◯議長磯部延久君) 答弁が聞きづらくなりますので、ご静粛にお願いいたします。 52 ◯9番(山本 進君) さらにお答えいたします。特別委員会が所管する駅周辺整備事業の範囲についてもお尋ねがあったと思います。これにお答えいたしますが、特別委員会が所管する範囲を単に空間的にとらえる場合は、石岡駅周辺整備事業全体平面図案に示されたエリアが基本となろうと思います。しかし、整備事業を多角的に検討する中で、例えば、中心市街地との関連についてはその基本エリア、公共施設設置の関連についてはさらに広いエリアを考慮するなど、課題や問題に応じて、検討対象とするエリアはおのずと変化するものと考えております。        〔「それは法律違反だって、最初に明確にしろって」と呼ぶあり〕 53 ◯9番(山本 進君) これまで議運に諮らず、突然にこの決議案を提出した理由をお尋ねでありますが、この事業は、将来の石岡市にとって大変重要な案件であり、議会も、市執行部や市民とともに、積極的に事業にかかわっていく姿勢を見せるべきだと思います。今回、議案を議長に提出したのは、9月13日であります。その夕方には、駅周辺整備に関する都市計画住民説明会が予定されておりました。説明会に先立って議会の積極的な姿勢を示すべきと考え、議会運営委員会を待たずに議長に議案を提出させていただいたところであります。  以上、ご答弁申し上げます。          〔「何言っているか、わけわからなかった」と呼ぶあり〕 54 ◯議長磯部延久君) 6番・小松豊正君。 55 ◯6番(小松豊正君) 2回目の質問をいたします。  まず最初に、私が質問したことについて、答え切っていないですよ。それが1つの問題です。それで、山本 進議員が代表者となって出されているんだけど、この案文はどう考えたんですかと聞いているでしょう。13名みんなで考えたのか、あなた自身が考えたのか、あるいは別な人が考えてあなたの名前で出しているのか。その辺がやっぱり1つの問題なんですよ。だから、そんな個人でやって、みんながしようがなくて判子をついたというのでは、ものすごく軽々たるものなんですよ。だから、そのことをまず答えてください。答えていないです。  それから、この特別委員会の、なぜそれが必要なのかという問題は、やっぱりどういうイメージの、どれだけ多くの市民の方々の意見を聞いて、みんなが納得するまちづくりをするかということにならないと、この駅周辺整備計画も、まちづくりはうまくいかないんですよ。ところが、最初からこういうふうに制限をかけているということは、大問題なんです。それで、そういう視点がないでしょう。あなたが14名と言っているのは何かというと、今、会派があるから会派をそのまま持ってきて……。でも会派というのは何ですか。1つの集団だけれども、政策的に違いがあるから会派じゃないんですよ。政党は違うんですよ。政策が違うから政党をやっているんです。会派の場合は、それぞれのつながりとか何かでやっているわけでしょう。だから、やっぱり政党の代表を抜くというのは重大な問題なんです。市民の意見が全面的に反映されないことを、最初から切っているんですよ。こういうやり方というのは非常にまずいです。            〔「政党に属しなくても議員は公平」と呼ぶあり〕 56 ◯6番(小松豊正君) そのことをあなたはきちっと答えていないです。そのことを申し上げます。                     〔私語あり〕 57 ◯議長磯部延久君) 静粛に願います。 58 ◯6番(小松豊正君) それから、先ほど1番目に答えた、なぜつくるのかということで、いろいろ、つまり都市建設部にも経済部にもまたがるからということだったんだけど、それだったら、必ずしも特別委員会じゃなくたっていいんですよ。都市建設委員会が主体となって、関係する専門委員会の連合審査をして、そして意見を聞いて、都市建設委員会がまとめていいわけでしょう。特別委員会をわざわざつくる必要性は、あなたが言った、1番目のなぜつくるかの中では答えがないです。                 〔「ないね」と呼ぶあり〕 59 ◯6番(小松豊正君) それから2番目に、都市建設委員会の問題について、特別委員会のことについて、13日ですか、やったからどうのと言われましたけれども、これはそういうことはあまり関係ないんですね。実際にこの問題が、議運でも内容が審議されていませんから。そういう民主的な手続の問題でも、重大な問題なんですよ。            〔「議運は審議する場じゃないよ」と呼ぶあり〕 60 ◯6番(小松豊正君) 以上ですけれども、あと、私の質問に、アンケート、署名をやって、駅の周辺整備計画に関して署名を集めてやっていたのはどこかという質問をしましたけれども、これは回答がありません。そういうことの前提の条件をよく踏まえてこの決議案を書くのでなければおかしいわけですけど、そこがどうなのか。まだほかにもいっぱいありますけれども、ちょっとまた質問がありますから、以上で2回目をして、明快な答弁ができなければ、全くこの決議案というのは不十分極まりない。こういうことを決めてくれというのが間違いですよ、そもそも。  以上です。                〔「見解の相違」と呼ぶあり〕 61 ◯議長磯部延久君) 9番・山本 進君。 62 ◯9番(山本 進君) 小松議員にお答えいたします。  だれが決議案を起案、起草したのかというお尋ねですが、これは、議員間の議論の結果、特別委員会の必要性を皆さんが要望されたので、私のほうで起案させていただきました。  特別委員会設置の提案の理由、再びお尋ねでしたが、先ほどご答弁したとおりであります。  委員選出の方法について、議運の委員選出方法を見習うということでお答え申し上げましたが、会派に属さない議員の立場をということでございますが、ぜひ会派を結集して、その代表として特別委員会にご参加いただきたいと思います。                 〔「そうだ」と呼ぶあり〕 63 ◯9番(山本 進君) また、連合審査では対応できないかというお尋ねもございました。小松議員もよくご存じのことと思いますが、連合審査会は、一般に所管事務の調査には適用されないとされております。適用できない。そして、連合審査会は、主たる委員会の委員が、他の委員会の委員の意見や質疑を聞いて審査に資するものであって、複数の委員会の委員が同等の立場で審査に参加できるわけではないため、駅周辺整備事業の審議にはそぐわないものと考えております。  次に、小松議員のこれまで行ってきた署名運動をどうとらえているかとのお尋ねでしたが、私はそのことについて事実認識がございませんので、ここでご答弁することはできません。  以上でございます。 64 ◯議長磯部延久君) 6番・小松豊正君。 65 ◯6番(小松豊正君) 3回目ですか、質問でありますけれども、だから特別委員会をつくるということならば、なぜつくるのかということが最初に来なければならないわけですよ。それは、やっぱり今、大事なところは、どれだけ多くの……。さまざまな意見があるわけですよ、橋上化をめぐっても。そういう意見をどういう体制ならば集約できるかということを、まず最初に考えなきゃならないわけでしょ。どういう人が集まれば、どういう政党が集まれば、本当にみんなの意見が集まって、そこでけんけんがくがくやって、そしてみんなでまとまってまちづくりを進めていくと。こういう体制をつくることが、今、非常に大事なんですよ。最初からこんなに反対意見があり、根拠はどうだとかという意見もあり、また私自身も非常に納得できない説明だけで、そういう中でこれを押し切るということは、禍根を残しますから。  3回目の質問だからあれなので、ぜひ私は、ここにお集まりの議員の皆さんに心から訴えますよ。よく考えてもらいたい。だから、本当に中心市街地のことを、私もよく不勉強でわかりません。だからこれは、わからないような経過があったからわからないわけであって、これを本当に私たちがみんなで勉強して、それで中心市街地活性化計画に基づいて、そしてよく議論するならば、こういうふうなやり方ではなく、名称も中心市街地活性化特別委員会にして、それで参加もだれ一人として除外しない、全員が参加する。そういう特別委員会をつくることが、最も今の市民の全部の意見を集約する上で、極めて大事なんですよ。これだけ異論があり、本当に一生懸命取り組んでいる私どもを最初から入れないというのは、だれも市民は納得しない。そういうものですから。ですから、署名された議員の皆さんも、署名されない議員の皆さんも、よく考えていただいて、市民に説明ができる、そういう立場をぜひとっていただきたいと。それが一番私は言いたいことです。  それから、あともう一つは、民主的な手続の問題で、やっぱりこういうものを出すためには、一旦これは取り下げてもらって、それで、政党も入る、各派代表者がみんな発言できる、そういう場で、じゃあどういう特別委員会をつくるのか、あるいはつくらないのかを、もう1回みんなで議論して、そして決めても遅くはないです。絶対に後々禍根が残らないような、そういう判断を、この24名の石岡市議会はやるということが、市民の皆さんがよく望んでいると。そういうふうに私は確信するものです。そういうふうに思います。ですから、ぜひ一旦出して、大変恐縮ですけれども、勇気を持って取り下げてください。それで、もう1回やり直しましょう、みんなで。みんなで英知を集めて、立派な石岡駅周辺整備計画、中心市街地をつくっていこうじゃありませんか。よく考えていただきたい。私はそのことを心から皆さんに訴えて、3回目の発言としたいし、取り下げてもらえないのかどうか、ぜひそれも山本議員に答えてもらいたいです。もう1回議論し直そうじゃないですか。それが、一番やはり市民の皆さんが納得できることだと思いますよ。今日のお集まりの皆さんも。そうでなければ、重大な亀裂がここで入りますよ。そのことをどう考えているのか、山本議員は。よく考えて3回目の質問に答えてもらいたいと思います。  以上です。 66 ◯議長磯部延久君) 議員各位に申し上げます。大切な案件を質疑、答弁しておりますので、発言中はご静粛にお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  9番・山本 進君。 67 ◯9番(山本 進君) 小松議員の3回目の質問にお答えいたします。  市民の意見を集約する方法、そして、石岡市に将来禍根を残さないため、この2つの目的として私は石岡駅周辺整備対策特別委員会設置を求めたものであります。したがって、勇気を持って取り下げろというご提案でしたが、私は勇気を持ってこの決議案を提出させていただきましたので、取り下げる意思は全くございません。  以上、ご答弁申し上げます。 68 ◯議長磯部延久君) 22番・高野 要君。 69 ◯22番(高野 要君) 22番・高野 要でございます。特別委員会の設置についてご質問を申し上げます。  今、小松議員からもいろいろお話がありました。私も、お休みがありましたが、議員を志してから足かけ20年、議員をやってまいりました。そういった中で、常任委員会というようなきちんとした委員会がありながら、それを、任せてはおけないというふうに私は判断しておりますが、そういった中で、このような石岡市の恥さらしともとれるような行動を起こすということは、私は本当に、石岡8万余の市民に皆さん全員で負託されてきたわけでございますけれども、今、非常に残念に思っているところでございます。  各常任委員会には、議員の皆さんが分かれております。その人たち一人一人が一生懸命にやっております。だれも、だめにしちゃおう、何しちゃおうという人は、1人もおられないはずでございます。私は、自分も、今この都市建設委員会の委員長という重責をもらいました。一生懸命これはやらなくちゃいかん。ですから、私は、この用地の取得といったことに対しては、市長、おかしいんじゃないか、副市長、おかしいよと、きちっとした形でやりましょう、だれもが納得できるものでやりましょうよというようなことで、きつく質問し、やじってもまいりました。しかしながら、私は先日の質問では、土地を買って、それだったらあそこへ、どこにでもないような庁舎を建てましょう、そういうような前向きの意見も述べてきました。私は、この特別委員会をつくられちゃうとしようがないから、ああいう質問をしたわけではないんです。だれもがみんな、本当に真剣に考えているんです。  今、小松議員から質問もありましたけれども、皆さんの意見でというように山本議員が言っていましたけど、最初の言い出しっぺはだれなんだ。14人一堂に集まって、「あ」から始まったわけではないでしょう。だれかがやろうとして。私は、やることはいいと思います。しかしながら、そこで、きちっと責務を負わされて、その委員会の重責を担っている委員たちはどうなのか。皆さん、残念に思っているところでございます。  私も議員がやりたくて、6年半、米つくりをやっていましたけれども、ここへ出させていただきました。そして、本当に要職をいただいたときに、これはしっかりやらなくちゃいかんと。私の質問は、昔はどなって怒ることが質問の内容でした。しかしながら、今は違う。きちっと説明をしたり、皆さんと話し合うことが議員の責務であり、仕事なのではないかと。ですから、傍聴も来ます。高野が今日どなって、怒って、議会壊しちゃうんだろう。私は今、そういったものからひとつ脱皮しまして、大人になって、本当に石岡づくりをしようと考えてきたところです。そういった矢先にこのようなことが起こりまして、非常に残念に思っております。  冒頭ではございますけれども、やはりこの議員各位、数があれば何でもできます。好きなことができるんです。数ですから、民主主義ですから。しかしながら、人を傷つけたり、人が困ることを、私はしてはならないのではないかというふうに思います。なぜ冒頭にこういうことをお話ししているかと申しますと、この議案、私たち同志が少ないです。恐らく通っていくことでしょう。しかしながら、その通った後、やはり人間関係とか、執行部も含めてぎくしゃくしてくるんです。ですから、本当に闘わなくちゃならない場合は、闘うことはいいでしょう。しかし、このような、市民と一緒になって、市民参画、そういった中でつくり上げるまちづくりの中で、こういうことはしてはならないんです。市民の方々に、こういうことの中で不安を与えてはいけないんです。市民の人は待っているんです。議員がけんかをしている。こうだ、ああだ。喜ぶ人もいるでしょう。しかしながら、8万余の7万の方は喜んでいないと思いますよ。こういうことを言うと笑われますけど。  ですから、これからは、私も一議員としてまだ任期がたくさんありますけれども、皆さんで本当にこういうことは一緒にやっていこうよ、議論することはしようよというようなことで、私はこれからも、皆さんで考えていただければいいな。おれはあそこの派閥だ、ここの派閥。そんなことないです。私は、議員になったときから3人でやってきました。私は今日まで多数派にいたことはありません。しかしながら、自分の意思はきちっと通して生きております。  皆さんにお願いすることは、数の横暴とか、そういうことは言いません。ただ、いいこと、悪いことをこれから皆さんで判断して、そして進めていってほしいということです。先ほど山本議員も言われましたけど、大事なことです、この駅前。石岡市長のドリームランドがあそこにできるんですよ。そういった市民が待ち望んでいる中での抗争というのは、私は決して認めたくないし、あってはならないんです。                 〔「そうだ」と呼ぶあり〕 70 ◯22番(高野 要君) ということで、質問に移ります。  それでは、6項目ほどお伺いいたします。特別委員会の設置を求める内容ですので、特別委員会が開催され、委員が会議に出席した場合は、費用弁償が発生することになります。予算については議会費の範囲内ということで提案されていますが、当初予算には特別委員会の予算は予算化されていません。本年度予算ではどの程度、この特別委員会で予算を支出すると想定されているのか、その項目と金額をお示しいただきたいと思います。  費用弁償については、大体6回集まって16万8,000円ぐらいの、私の試算でございますけれども、そういうふうになっておりますし、また法的にこれは出すものでありますので、費用弁償については先ほどお話しいただきましたけれども、予算支出の想定ですね、その項目について、お伺いいたします。  2点目、特別委員会設置により、事業内容を審査する際の執行部の説明員はだれになりますか。2点目、お伺いいたします。  3点目、特別委員会の運営について、決議案を見ますと、提案ほか12名の賛同署名があり、さらに議員の過半数を超えておりますので、可決は決まったようなものかと思います。そうしますと、直ちに特別委員会の委員選出、そして特別委員会開催となり、駅周辺整備事業の審査が始まるわけですが、具体的に何を審査されるのか。駅周辺整備事業の概要については、簡単な説明が執行部からかつてありましたが、具体的なものは何も示されていないのに等しいと思います。駅舎の橋上化についても、具体的な絵が示されているわけでもなく、何を今後審査していくのか。慌てて特別委員会を設置するわけですが、月に1回、あるいは2回ぐらいのペースで審査する内容があるようには思えません。中身がないのに何を審査するのか、ご説明願います。  特別委員会の委員の資格について、提案理由で、より広く議論すると述べられました。しかし、議会運営委員会で、都市建設委員から意図的に審査権を奪い、言論封鎖をしているとの議論があったわけですから、公平で円滑な議会運営を促す責任というあなたの立場から考えれば、都市建設委員会の委員6名をまず委員として選出し、それ以外の常任委員会各1名で、計9名の委員会構成を提案されるのが、私は妥当かと思います。他市の特別委員会も、そのほとんどが10名未満で審議しています。そして、すべての議員に、委員になれるチャンスがあります。そういった中で、私の提案に変更する考えはございませんか。先ほどありませんと言っていますので、しかしながら時間もたっていますので、もう一度ご答弁いただきます。  例にない議員提出議案の提出方法について、提出である山本議員は、議会運営委員会の副委員長として、円滑な議会の運営を図る重要な職責をお持ちです。先般、臨時会で可決された駅周辺整備事業にかかわる土地の購入議案では、都市建設委員会から審査権を奪うための臨時会であるとして議会運営委員会で紛糾したことは、ご承知なはずです。議運の副委員長であるあなたは、今回のような提案が行われようとすれば、いさめる立場にある方です。本来であれば都市建設委員会に事前に説明をし、了承を得た上で、提案する責任があるわけでございます。都市建設委員のどなたかに相談されましたか。仮に相談していないとすれば、なぜ相談なり打診をしなかったのか、お伺いいたします。  6点目、委員の選出基準について、ただいま都市建設委員会の6名のうち4名が特別委員会の委員として選出されるので、審査権を奪うことにはならないと答弁されましたが、委員になれない2名から審査権を奪っている現実があるのです。さらに、委員選出基準には、3名未満の会派の方を最初から除外しています。公平性のかけらもありません。会派を委員選出の基準にする根拠をご説明願いたいと思います。議員各位はやはり市民に負託されてこの議場に来ており、すべて平等の権利があるのです。数が多いからとか、そういったことはないんです。今、共産党の小松議員、民主党の村上議員は入っておりません。私は仲間が欲しいから、今、名前を出しているわけじゃないですけれども、やはり皆さんに平等に……。都市建設委員長は外していいですよ。皆さんにお任せしますから。だけども私は、ほかの人たちには平等に扱う、そういった特別委員会とするべきではないかと思っております。  1回目の質問を終わります。 71 ◯議長磯部延久君) 9番・山本 進君。 72 ◯9番(山本 進君) 高野議員のご質問にお答えしたいと思います。  まず、特別委員会の活動経費は議会費の範囲内としていることに対してのお尋ねでございますが、今後、支出の中身は、設置された特別委員会が委員会として判断をして、予算を執行していくというふうに考えますので、ここで私からの発言は差し控えさせていただきたいと思います。ただし、既に予算化されている範囲内での支出とすべきだというふうに考えております。  次に、都市建設委員会を軽視するものだというご質問がございましたけれども、冒頭に申し上げましたように、石岡駅周辺整備事業は、審査、調査すべき課題、事案の所管が複数の委員会にまたがっている。そのために……。              〔「順番にやってください」と呼ぶあり〕 73 ◯9番(山本 進君) 複数の常任委員会にまたがっていると……。 74 ◯議長磯部延久君) 山本委員、質問の順にご答弁いただければと思うんですが。 75 ◯9番(山本 進君) 順次やっております。  所管が複数の常任委員会にまたがっているので、特別委員会設置を求めたわけであります。  それと、特別委員会で何を審査するのだというお尋ねですが、これもまた同じく、先ほど冒頭で申し上げました基本的な考え方に基づいて、個々の中身については、設置された特別委員会が判断していく、審査の進行の中で進めていくものと思います。   〔「議長、質問どおりに答弁してください。私もいつでも言われるんですよ」と呼ぶあり〕 76 ◯9番(山本 進君) ただいまのは、高野議員の4番目の質問、審査の中身はどうなるのだということに対してお答えしたわけでございます。               〔「4番目じゃない」と呼ぶあり〕 77 ◯9番(山本 進君) 次に、5番目の質問に答弁申し上げます。都市建設委員会からは全委員6名の選出をということでございますが、先ほども申し上げましたように、特別委員会所管が、都市建設委員会ばかりでなく環境経済委員会にも所管がまたがる部分がございますので、そういったことも踏まえまして、選出基準として最大公約数の委員を選出させていただくために、さまざまな考え方が皆さんにおありだと思いますが、私としては、議会運営委員会の選出方法の考え方を踏襲したものでございます。  そして、最後6番目、都市建設委員会に事前の報告はなかったか。おっしゃるとおりでございます。報告はしてございませんでした。事後、議運に、副委員長の立場で議運にも諮っていただくようにお願いして、そのように行ってきたところでございます。
     以上、ご答弁申し上げます。                     〔私語あり〕 78 ◯議長磯部延久君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午前11時29分休憩            ───────────────────────                   午前11時42分再開 79 ◯議長磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  9番・山本 進君。 80 ◯9番(山本 進君) 失礼しました。先ほど高野議員の1回目の質問、2点目の質問でございますが、委員会開催のとき、説明を求める執行部の説明員についてでありますが、この特別委員会が設置されました後の審査内容は多岐にわたります。所管が都市建設部、経済部、さらには総務、企画部等々、多岐の部局にまたがりますので、開催時の審査の内容、議案に応じて、説明員の出席を要請するものであります。 〔「説明員はと聞いているんですよ。だれになりますか。さっきお見せしたでしょう」と呼ぶあり〕 81 ◯9番(山本 進君) ですから、その審査の内容に応じて説明員の出席を求めていく。特別委員会が決めていくものと判断いたします。 82 ◯議長磯部延久君) 22番・高野 要君。 83 ◯22番(高野 要君) 今、ご答弁をいただいたんですが、よくわからないんですよね。ただ、委員会、予算については委員会ができてからと。それは当然のことだと思うんですけれども、やはりこのような大事な特別委員会をつくるのですから、それぐらいの詳細についても自分で把握しておかないといけないのかと。これ、単につくりましょうじゃないですよ。みんなでつくりましょうよ。仲良しクラブじゃないですよ、これ。大きな事業をこれから行うんですから。それも、都市建設委員から取り上げてやるわけですよ。そういった中で、今のような答弁ではちょっとお粗末じゃないですかね。  私も細かいところを知りたいんですよ。これから委員会に出られるか何だかわからないし、今ここで聞いておかないと、後の検証ができない。検証をするに当たっては、やはり詳細にわたっての答弁が必要なんです。でも、ここで言っても、わからないものは答弁できないですから、1回目はよろしいでしょう。1回目の答弁で2回目になっていくので、余計わからなくなっちゃうと思うような気がするんですが、2回目はゆっくりお話ししますから。よく聞いて答弁してください。  特別委員会の予算について、2回目でございますけれども、私が一番懸念しているのは、特別委員会がこれからできると思います、というか、できますよね。そういった中で、じゃあ、これから管外視察とか、そういったいろんなことがございますけれども、今年はそういったことをどのように進めるのか。皆さんで先進市を見に行くのか。都市建設委員会に任せておけば、都市建設委員会はもう行ってきましたから、こういった管外行政視察は必要ないわけですけど、その辺のところも、1回目の答弁が大変なようですから、細部にわたっては検討されていないと思いますけれども、もしその辺のところ、お伺いいたします。  それで、今年度はともかく、来年度等々にはどのように……。山本議員のお考えでいいんですよ。まだ決まっているわけじゃないですから。私はこういうことを考えながら、この特別委員会の設置をしたいと。  また、委員14名に事務局2名の随行とか、それがあったとしたらですよ、執行部では都市建設部長と経済部長に、場合によっては企画部長の3名、この段階で19名ですね。これに、先日の議会運営委員会の視察のように市長と市長室長の2名が加われば、21名の立派な団体となります。各常任委員会は、2泊3日の視察で1人当たり6万円前後の費用を支出していますので、精算しますと約130万円。それに費用弁償が年間約30万円。合計で年間約160万円程度の予算を消化することになるのでしょうか。  先ほど提案のあった委員9名で……、私の提案でございますけれども、9名であれば、5名分の視察旅費約30万円、費用弁償で約10万円、合計で40万円の節約ができます。石岡市にとって大事な事業を審査する特別委員会ですから、40万円ぐらいをけちけちするなよと思われるかもしれませんが、私たち議会人は、市長以下、執行部、職員に、計画性をもって事業を進め、予算を精査すべきと厳しく追及しているわけです。予算も考慮した上で委員会設置を提案すべきと思います。市長も、計画性のない特別委員会設置を、議会がお手盛りで行うことをよしとしないでしょうと、私は思っております。市長の顔に、先ほどから見ておりますけど、そう書いてあるような気がいたします。これは私の主観ですけれども。このことについて提案の所見を伺います。  2点目、先ほどお答えいただきました。私の提案は、石岡市の将来にとって、この委員会の執行部説明員ですが、執行部の説明員というのは、本来であれば推進室の職員となるわけでありましょうけれども、やはり私は、必要とされるのは、このような大切なことでございますので、都市建設部長及び次長というような答弁が出るのかと思っておりました。しかしながらこの件につきましては、また重々検討された中で、立派な方々が答弁として来ると思いますので、山本議員、この辺もきちっと提言しておいてください。やはりきちっとした答弁ができる人が来ると。そういったことにしていただけるとありがたいと思います。  それに、予算及び決算特別委員会には、市長及び副市長も出席しております。当然、同じ特別委員会でありますので、市長、副市長も出席する例があると思いますが、いかがでしょうか。URと協議の上、土地、土壌汚染、いずれも市長、副市長の意向が大きく左右していることだと思いますので、私はそうあるべきと思います。山本議員の意見はどうでしょうか。2回目、質問いたします。  3点目、特別委員会の運営について。予算書に示されている駅周辺整備事業を1つの目安とするとした場合、予算書に示されている駅周辺整備事業は現段階のもので、計画性のない土地購入にかかわる事業が、今後生み出されることもあるかと思います。そうした場合、駅周辺整備事業という予算書上のくくりではない事業名で、予算化される可能性もあるのではないかと思います。現段階では、計画のない土地購入の問題もあり、具体的に所管する事業が示せないことは理解できますが今後、特別委員会が所管するのか、ほかの常任委員会が所管するのかの問題になる事情が、生まれる可能性があろうかと思います。そのような場合にだれがその判断をするのか、お伺いいたします。  そして、明日から決算特別委員会が始まりますが、これについてはどうなりますか。先ほどの都市建設委員会所管分の決算は、27日の決算特別委員会に付託することが議長よりありました。都市建設委員から審査権が一方的に剥奪されるように、石岡駅周辺整備対策特別委員会が決算を審査するのでしょうか。お伺いいたします。  4点目、この委員会ができるとした場合、委員長に、これは私の考えでございますけれども、山本議員がいいだろうというような声が複数の方から話が出ておるそうでございます。しかし、よく考えてください。これでいいんですか。先日の議会運営委員会で、徳増委員長は、例にならない議会運営を正常に戻すと言って、臨時会で土地購入に関する議案の委員会付託を認めようとしませんでした。そして、昔の石岡市議会に戻すと高らかに宣言され、中立公正であるべき委員長が、自分の意見を言い放っております。昔の石岡市議会では、こんな暴挙はなかったわけでございます。だれがそそのかしたのかは知りません。今、議会を形骸化させるような行為を率先して行っている議運の副委員長、あなたです。仮に特別委員会の委員長に推された場合、もちろん辞退されますよね。お伺いいたします。  5点目、8月30日の議会運営委員会で、山本議員は意見書案の提案を行っています。今回の特別委員会設置議案も、その意見書案と同じように、議会の議決が必要なものです。なぜそのときに一緒に今回の提案をされなかったのか、お伺いいたします。  委員の選出基準ですか、これ2点目。常任委員会も予算・決算特別委員会も、すべての議員にその委員会所属になる機会、チャンスが与えられております。しかし、このたびの提案では、1人会派の方には、先ほど申しましたが、資格すら与えられておりません。議員は有権者の負託を受けて当選しており、権利は平等に与えられるべきと思います。これは明らかな差別であり、おごりであります。このことについて、提案と賛同の方々でどのような議論がなされたのか、お伺いしたいと思います。  それと、委員の任期。常任委員会は、委員を辞任、あるいは別の方に変わるということはないわけですので、委員は固定で任期を全うするという考えでよろしいのでしょうか。期途中、半ばで会派がなくなったり、そういったこともございます。そういったときに、その人たちはやめていくのか。一度なったら、その人たちでずっと行くのか。逆に言うと、便宜上会派をつくり、特別委員会に参加し、そして、あとはまたやめるといったこともできるわけですので、その辺のこともきちっと、私は、しておかなければならないのかなというふうに思います。このような大事なことでございますので、便宜上とか、そういったことがあってはならないわけでございますので、その辺のところもご答弁、お願いいたします。  これで2回目の質問を終わります。 84 ◯議長磯部延久君) 9番・山本 進君。 85 ◯9番(山本 進君) 高野議員の2回目のご質問にお答えします。  まず、特別委員会の行政視察についてでありますが、視察を実施する必要があるか否かは、設置された特別委員会が判断することなので、私からの発言は差し控えさせていただきたいと思います。いずれにしましても、先ほども申し上げましたように、仮に実施することになった場合には、既に予算化されている普通旅費の範囲内で実施すべきだというふうに考えております。  また、2点目の質問でございます。執行部説明員についてのご提案をいただきながらのご質問をいただいたわけですけれども、繰り返しになりますが、委員会設置された後、委員会の審査の事案、内容に応じて執行部の説明員を求めていくことになろうかと思います。  3点目のご質問、事業予算、事業内容は決まっているのか。審査はだれがどうするのか。決算委員会も含めてというお尋ねだったかと思いますが、こちらも、大きな目的の中で、今回、特別委員会設置の決議案を提出させていただきましたが、中身につきましては、特別委員会が設置された後、特別委員会に判断をゆだねるということになろうかと思います。  4番目、議運副委員長として、もし私が仮に特別委員会の委員長に選出された場合、辞退する考えはあるか、ないかとのお尋ねでございますが、まだそういう状況にありませんけれども、もし仮に皆さんの総意で委員長というご指名をいただきましたならば、それについては辞退する考えはございません。  5番目、委員の選出方法については、決議案提出と……。                     〔私語あり〕 86 ◯9番(山本 進君) 石岡の、本当の市民の長年の願望ですから、ぜひこの事業が市民の総意を反映して進めていけるように、私も全力を尽くしていく覚悟でございます。  委員の選出方法についてはいろいろな考え方があろうかと思いますが、先ほども申し上げましたように、原則として、各委員の考えを集約する上で効果的、効率的である現在の議会運営委員会の委員選出方法が、最大公約数的な考え方であり、私も今回の特別委員会設置に当たっては、議会運営委員会の委員選出方法は極めて理にかなっていると考えまして、その方法を踏襲したものであります。  6番目の質問、委員は固定かということですが、これも、基本的には特別委員会に判断をゆだねたいと思いますが、私はぜひ会派の時々の状況に応じて委員が入れ替わるということではなくて、事業完成まで、特別委員会が終了するまで、選出された委員には、固定的に継続して審査、調査に加わっていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 87 ◯議長磯部延久君) 22番・高野 要君。 88 ◯22番(高野 要君) 今、ご答弁伺いました。しかし、答弁になっていないでしょう。1回目もなっていない。2回目もなっていない。時間が進んできたので、3回目はやめますよ。ただ、そうでしょう。きちっと最初、小松議員に答弁したように、私にも答弁してくださいよ。なぜあんたが答弁できないかわかりますか。中身を言おうとしていないからですよ。そうでしょう。全部委員会ができてから。うちを建てるとき、よく考えてごらんなさいよ。骨だけ建てて、あとはどうするかなんて考えている人いないでしょう。ちゃんと壁は何色とか、かわらは何色とか、みんな決めてつくるじゃないですか。  あなたは、ただこの委員会をつくりたい、都市建設委員会から取り上げたい、それだけじゃないですか。そういう本当に小さな気持ちで石岡を動かそうとしてはだめなんですよ。あなたが行っている行為は、今、答弁にも反映されないように、石岡市の市議会のルール、根幹を壊そうとしているんですよ。わかりますか。紳士協定。私も議員になってからはいろいろ教わりましたけど、そういったルールがあるんですよ。あなたが委員会つくる、提案するのはいいでしょう。都市建設委員会に話しなさいよ。仲間でどかんはないでしょう。  あなたの考えは本当に、はっきり言ってあげますけど、間違っています。数があったらやっちゃいます。数だけじゃないんですよ。いつもこの状態で、100年も石岡市は続かないんです。必ず首長も年になるし、皆さんも年になる。だけど、こういうことを例としてどんどん残していったら、これからの議員、若い方も来るでしょう。そういった人たちに、いいことじゃないでしょう、悪いことを教えようとしているじゃありませんか。皆さん、数があれば何でもできますよ。そういう時代ではない。  私は、山本議員、みんなでつくる石岡を提案のあなたに、そしてみんなで考える議会、私たちはこれからも市民に訴えて、いろいろ議会活動を行っていこうと思っていますけれども、最後になりますが、あなたはだれに頼まれて、先になってやっているのかわかりません。でも、今のあなたを見ると、私が知っている山本 進議員、人格すべて整った方です。ちょっと寂しさを覚えます。これから、山本議員、こういうことがたくさんあるでしょう。そのときには、ぜひとも議員各位と話し合いをし、どういうことでもできますよ、いいことは。やはり不平等でない、平等な形をとって提案をされていただければと思います。これから私も、この駅周辺整備に関しては、もう本当に小さいころ、汽車が走っているころから思いがありますので、私は、委員になろうがなるまいが、市民の方々と一緒になって、このまちづくりは進めていきたいと思っております。  以上で私の質問を終わります。答弁は結構でございます。要りません。 89 ◯議長磯部延久君) ほかに質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶあり〕 90 ◯議長磯部延久君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。本案について、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶあり〕 91 ◯議長磯部延久君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  暫時休憩といたします。午後1時30分より会議を開きます。                   午後 0時05分休憩            ───────────────────────                   午後 1時30分再開 92 ◯議長磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。  12番・関  昭君。 93 ◯12番(関  昭君) 12番の関です。反対の討論を実施いたします。  私が反対討論を実施しようが、しまいが、この決議案は可決されるんだろうとは思いますけれども、ごまめの歯ぎしりかもしれませんけれども、反対は反対ということで意見を述べるというのは、議員の責務だというふうに考えておりまして、反対討論を実施させていただきます。  一言で言うならば、都市建設委員の1人として許せないというのが現在の私の気持ちです。これまで都市建設委員会でも、この駅周辺整備事業については、長い間、審査を実施してまいりました。そういう意味で、特に何の理由もなく特別委員会をつくるというのは言語道断だと、数の上での暴挙であるというふうに私は考えております。  この決議案の問題、内容を何回読みましても、なぜ特別委員会設置が必要なのかということは、書かれておりません。読んで見ますと、「当市議会は、専門的な審査機関として、特別委員会を設置の上、駅舎及び駅周辺整備事業について調査、検討を行い、市当局に提言を行うもの」というふうに書かれておりますが、では、都市建設委員会という常任委員会は何なの、何のために常任委員会として都市建設委員会が設置されているか、全くわからなくなることなんですね。  もしこれが理由として通るならば、総務企画の財政に関する事項、教育福祉の小学校の統合の問題、あるいは、環境経済委員会では中心市街地活性化計画等について、それぞれ特別委員会が必要だよということでつくることは、何ら問題なくなるわけですね。それでは、何のために常任委員会があるのかということが全くわからなくなるわけであります。こんなのはまさに、先ほども申しました、多数の横暴であり暴挙であると。その昔、有名な哲学が申しておりますが、民主主義における議会というのは、衆愚政治に陥る可能性があるというふうに言っておりますけれども、まさにそのとおりではないかというふうに感じます。  これまで私が議員として、今回2期目でありますけれども、その間、石岡市の議会というのは争いの場なんですね。どうしてこんなことになるんだろうと、いつも不思議に思うわけでありますけれども、前の議員のときには、議長問題で議会が二分され、今回はまたこのような下らない問題で争いが起きるということについては、大変悲しむべき現状ではないかと。もちろん皆さんは、選挙で選ばれた方々です。そして、その選挙時の広報は、大変皆さん、立派なことを書いてあるんですよね。市民のため、石岡市発展のために、それぞれ皆さん、努力をする、全力を尽くしますというふうに書いてあるんですよ。議会においては争いをもって勝者のほうに付きますよなんて、だれも書いていないんですよね。それがなぜこんなに争いばかりやっているのかというのが、私は不思議でなりません。  本来、議会のあり方というのは、議会が一致団結して、そして市長なり執行部に対して、市民のため、石岡市発展のためになるならば、みんなが積極的にそれを進め、またおかしいことがあれば、それは修正してもらうというような対応をとるのが、本来、議会のあり方だと。私はそう思って、これまで、2回目の選挙にも出てまいりましたけれども、余りにもかけ離れた石岡市の、余りにも時代遅れの石岡市の議会、こんなので本当にいいんですか。私は多分、次の議会へ出るかどうかわかりませんけれども、本当にこれ以上議員を続ける方、皆さん、胸で考えてみてください。こんな議会でいいんですか。私はこんな議会であるならば、石岡市の発展とか活性化だとか、あるいは市民のための行政だとかいうのは、まさに絵にかいたもちになってしまうというふうに、強く危惧を感じております。  私は今回の選挙でも、いろいろ有権者の皆さんには言ってまいりましたけど、私は少なくとも石岡市の良識ある人間でありたいと。したがって、良識のある方々が私に入れていただければ結構だということを、何回も主張してまいりました。余りにも今の議会、石岡、この24名の議会、私はこんな24名、もともと要らないと思うんですよ、もしこんな議会ならば。十二、三名で結構です。こんな下らん議会はいつまでも続いてはいかん。石岡市のために何もならない。私は強くそう思っております。  どうか議会の改革も何も、石岡市のため、あるいは市民のためを思って物事というのを考えてほしいんです。市長のためとか執行部のためで我々が行動を起こすことは、絶対あってはならんのです。                 〔「そうだ」と呼ぶあり〕 94 ◯12番(関  昭君) やはり我々の立っている基準というのは、石岡市の発展であり、石岡市民のために我々は議員として活躍しているわけであって、それ以上のものでも、それ以下のものでもないんです。そういうことをどうか強く……。それは会派に関係ないんです。会派がどうあれ、やはり皆さん、あの選挙のときに公約として挙げてきた立派なことを、どうか必死になって追求してほしいんですよ。  私は、この特別委員会の設置の話を聞いたときに、まさにびっくりしました。こんな非常識なこと、こんな、市民をさておいて勝手なことができる議会、これは何なんだろうと。まさにこの議会に争いをわざと巻き起こして、議会が機能不全になると。これは私の私見でありますけれども、この設置が決まれば、都市建設委員会は機能不全になると思いますよ。                  〔「当然」と呼ぶあり〕 95 ◯12番(関  昭君) それに対しては、この決議案に賛成した人の皆さんの責任だと、強く思っていただきたいというふうに思います。  今や東日本大震災とか、あるいはこの前の台風12号の影響、15号の影響、それぞれ、まさに国難の時期にあるんですよね。どうか、こういうときにこんな下らない争いをしているいとまはないんですよ。やはり皆さんが一致団結して、議会は議会として、執行部にああしろこうしろと言うことも、それは一致団結していなければ実現は難しいんです。この間の一般質問でも思いましたけれども、個々に勝手なことをいくら言ってみたところ、執行部はへのかっぱなんですよ。一人一人が勝手な理屈を並べたところで、何ら、執行部はそれについて深刻に考えていない。やはりここは、災害の対策にしても、放射能対策にしても、議会が1つになれば、それなりに大きな力になるんですよ。議会の皆さんが一人一人そういうことを考えて、議会のあり方ということを強く認識していただきたいというのが、私のこの反対討論の趣旨であります。  いろいろ私も原稿を書いてまいりましたけれども、今の議会の現状というのは、石岡市の発展、活性化、全くおぼつかないという認識であります。あくまでも議会というのは、石岡市の発展、市民のための行政が進むようにやはり一致団結すべきで、もう石岡の田舎町の議会が、こんな下らんことで争いをやるのはやめましょうよ。この前の議長の問題の争いの中からも痛切に感じましたけれども、今の現実、この議会は、私が入ってみて思うのは、議員各自の欲望が渦巻いている議会だというふうに思います。もう少しすっきりと、市民のためにおれは何ができるかということを自問しながら、議会に足を運んでほしいというふうに痛切に思いますので、どうかよろしくお願いします。ありがとうございました。 96 ◯議長磯部延久君) ほかに討論はございませんか。  19番・徳増千尋君。 97 ◯19番(徳増千尋君) 19番・徳増千尋でございます。私は、賛成の立場からの討論をいたします。  石岡駅周辺整備対策特別委員会の設置に関する決議(案)に関してでございます。これは、石岡市民、四半世紀にも及ぶ悲願でございました。この石岡市、駅周辺整備にやっと手が届いたというところまでやってまいりました。生まれた子供が成人して、もう25歳ぐらいになるまで、この悲願、何も手をつけられてまいりませんでした。やっとの入り口まで来たというところでございます。  提案のほうからいろいろ説明がございました。都市建設部、企画部、そして経済部にも及ぶ大変大きな、石岡市にとりまして大きなプロジェクトでございます。このプロジェクトの実施に当たり、議会としてこの実施状況を検証していかなければならないと思います。             〔「常任委員会がやっている」と呼ぶあり〕 98 ◯19番(徳増千尋君) 議会の姿勢を示すときだと思います。ぜひともご良識ある議員の皆様方とともに、この議会の姿勢を示そうではございませんか。                     〔私語あり〕 99 ◯議長磯部延久君) ご静粛に願います。 100 ◯19番(徳増千尋君) ぜひともご良識ある皆様方のご賛同をここでお願いしまして、賛成の討論といたします。              〔「笑われるのは石岡だ」と呼ぶあり〕 101 ◯議長磯部延久君) 6番・小松豊正君。 102 ◯6番(小松豊正君) 6番・日本共産党小松豊正です。1つはやはり、今、徳増議員のほうから悲願だということがありましたけれども、我々みんな、駅周辺整備計画は本当に市民の願いに沿って立派にやりたいというのは、だれも変わらないんですよね。そういう悲願を遂げるためには、やはりみんなが一致して、みんなの意見を本当に出し合って、そして執行部と力を合わせてやっていくというのが大事なことなんですよ。そういう点からいって、今日の山本議員の提案というのは、そこへひびを入れるものなんですよ。亀裂を入れるというものでしかないと思います。  私は5点にわたる質問をいたしましたけれども、よく聞いてメモしておりましたけれども、何一つこれは解明されていません。解決されないと。非常に曖昧な答弁に終始をいたしました。私は、この決議案には反対いたしまして、決議案は撤回して、そしてすべての会派、日本共産党、民主党も含めたすべての会派代表者会議を開いて、よく基本的なところから議論することを、皆さんに心から訴えたいと思います。  第1番目に、非常に問題なのは、そういう点からいうと、少数、1人会派、日本共産党と民主党が、この案でいきますと、最初から対象の除外にされるということなんですよね。私は先ほど山本 進議員に質問いたしました。一体、駅周辺整備計画に関しまして市民の署名を集めて、そしてどういう内容を要望していますかということについては、山本 進議員は答えられませんでしたけれども、これは、この間も臨時議会で私が発言しましたけれども、エレベーターをつくってもらいたいという声が707筆、当時集めて、市長あて、JRあてに出したのが日本共産党です。それから、駅橋上化をやってもらいたいというのが、区長会の方々で26名です。それからもう一つは、まちづくりに関して公明党の名前で200数十通上がっていると記憶しております。  私は、駅前でいろいろ宣伝しておりましたときに、ある八郷のほうから来たおばあさんが、「先生様よ、何とかこの駅にエレベーターをつくってもらえねえべかね」ということを聞きまして、これは本当にそのとおりだと思って、市民に呼びかけたところ、大きな賛同があったわけです。今でもこの問題は、駅のバリアフリー化の問題として、非常に市民の皆さんが要望しているところなんですよね。そういうことを私はやってきました、市民の皆さんと一緒に。こからもまちづくりで、本当に頑張りたいと思います。  そういう日本共産党、そしてまた民主党を、最初から除外すると。これは全く道理がないし、市民の皆さんにも理解が得られないし、こういう案はぜひやはり撤回してもらいたいというのが、反対の1つの最大の理由でございます。  それから2番目には、石岡市中心市街地活性化との関係なんですけれども、これは恐らくあまり議会でも議論されていないので、やるならばやはり石岡市中心市街地活性化特別委員会として、そういう基本に基づいてよく根本から議論して、その中で石岡駅周辺整備計画はどうやるべきものかというふうに議論を積み重ねたほうが、遅いようで早いと。この理解がなければ、認識が、土台がばらばらであれば、ばらばらな意見が出てくるわけで、これはまとまらないと。そういうことを2番目に申し上げておりますので、名称の変更を求めて、駅周辺整備計画という名称には反対なわけです。  第3番目には、先ほども関議員が怒りを込めて申されましたように、言語道断なんですよ。都市建設委員会という正式にある機関を形骸化すると。そういう特別委員会をつくるということ自身が、議会の中に亀裂を生んで、うまくいかなくするためにこういうことをやるということになるので、これはやっぱり反対であります。  第4番目に、14名ということも、何で14名なのかを先ほど説明できませんでした。選び方をやっていけばこういうふうになるというだけの話で、全く根拠がない。思いつきのものとしか言いようがない数なわけです。ですから、こういう選出方法は、少数会派の除外とあわせて、撤回すべきだと。  第5番目には、民主的な手続の問題で、先ほど都市建設委員会の委員長、副委員長にも何の相談もないと。そして、片一方では連名でもってやると。全く信義にもとるんですよ、こういうやり方というのは。お互いやっぱり良識ある議員として、市民の方々から負託されているわけですから、こういうやり方は全く理解が得られないと思います。ですから、やはり今度の提案はさまざまな点で不十分過ぎます。全く思いつきの、そして質問にも答えられない。そういうものは撤回して、そしてやはり共産党、民主党を含むすべての会派代表者会議で、この駅周辺整備計画、中心市街地整備計画をどういう議論を通じて議会が進めていくかということについては、根本的な議論をするべきだと思います。そういう点で、今5点にわたって反対の理由を述べました。  私は最後に、議員の皆さんにも心から訴えたいわけですけれども、やはり署名をしてしまったけれども、いろいろ議論を通じて、どうもやはりよくわからないことがあるとか、不確かなところもあるというふうにお感じになった方の場合は、保留を含めて、賛成はしない、そういう立場をとっていただいて、良識ある石岡市議会のそういう姿を市民の皆さんにぜひ示していただきたいと、このことを心から訴える次第です。  以上で反対討論といたします。 103 ◯議長磯部延久君) 22番・高野 要君。 104 ◯22番(高野 要君) 22番・高野 要でございます。私は、石岡駅周辺整備対策特別委員会の設置を求める決議に反対の立場から討論いたします。  今、同僚議員よりるる反対の討論がございましたけれども、本当に石岡市の議会の根幹を揺るがすような今回の事態でございます。そして、それを朗々と、本当に知識があるのか、ないのか、私にはわかりませんが、語っている議員の気持ちがわからないのであります。こういう本当に大切なことは、自分だけじゃないんです。皆さんとともに。それが、これから石岡市をしょっていく議員なんですよ。私は役員になりたい、この委員会に入りたい、まちづくりを考えてみたい。そんな人間がなったところで、まちづくりを考えられますか。自分の欲だけでしょう。自分の欲どころじゃなくて、ただ市民にアピールだけじゃないですか。本当にやりたい人がいたら、譲ってやるんですよ。そのぐらいの気持ちがあって、初めてこういう委員会ができていいんです。私はそのように感じています。私は、「行ってくれよ、都市建設委員長なんだから」とかいうことを言われましたけれども、断りました。私より行きたい人がいるのであれば、行って、一生懸命頑張ってください。私は、それが本来の議員の姿じゃないかなというふうに思います。やはりこういう大切なことには、エゴとか個人的な云々とか、そういったことは要らないんですよ。これから討論に入りますけれども、やはり本当に石岡だけを考えて進んでくださいよ。私はそのように思っております。
     それでは、討論に入ります。  まず申し上げたいのは、特別委員会設置の提案自体に、必ずしも私は反対ではありません。市当局のずさんな計画と、市民への意図的な報道隠しによる事業推進が、ここ数か月の間に幾度となく問題となっていることは、皆様ご承知のとおりであり、久保田健一郎市長も、自ら説明不足であったことを謝罪しております。そうした市長の指導力不足による石岡市政を正すべく、特別委員会を設置し、議会本来の役割である検証機関としての責任を積極的に果たそうとする考えには、私も賛同するところであります。  しかし、目的や見かけはどんなにすばらしい提案でも、人間同様に、大事なのはその中身であります。特別委員会設置の本当の目的が、都市建設委員からの審査権剥奪と言論封鎖を断行するために提案されたものは、だれの目にも明らかとなりました。議員、そして議会中継をごらんの皆様、ここ数か月間に起きた、関東鉄道跡地購入問題に関する出来事を思い起こしてください。昨年2月に都市再生機構、通称URと久保田市長の間で土地の買い戻しを確約する裏協定書の締結が行われ、市長の公約とは裏腹に、市民、そして議会に一切の説明を行わず、独断断行で行ってきたことが、都市建設委員会の追及で発覚したこと。それにより、突然の議案撤回。そして、議会に対して説明不足があったとして、市長と副市長が謝罪いたしました。  しかし、その舌の根も乾かないうちに、議会に対して十分な説明会も行われない中で、臨時会による土地購入議案の再提出。これは、臨時会で委員会付託を行わないという議会の慣例を悪用した暴挙であります。そして、関東鉄道跡地内の土壌汚染問題が発覚したのです。鉛による土壌汚染が法的な基準を大幅に超えていたことにより、関東鉄道が5,000万円という金額をかけて、昨年12月にダンプ120台以上に上る土壌の入れ替え作業を行っていたのです。そしてこのことは、市民、そして市議会に全く説明なされておりません。6月定例会で説明不足であったことを頭を下げ謝罪しながら、実は私たちの議会、そして市民の皆様を笑っていたのでしょうか。  そして本日、9月26日という日は、例年であれば定例議会が終了している時期でありますが、市長は国会で混乱が生じていることを理由に、議会の招集を遅らせました。例年に比べ、議会開催を3週間遅らせたのであります。これは、土地購入を都市建設委員会で審査できないよう、臨時会で開催することを目的に、臨時会から第3回定例会開催までの期間を長くとり、臨時会開催の妥当性を強化するためであったと思われます。なぜなら、県内のどの市議会も、議会開催は例年どおりであります。  今回、議会開催を遅らせたことにより、石岡市にとって最も大きな催し物である石岡のおまつりを挟んだ議会となり、執行部席に座る各部長、そのサポートに当たる管理職、多数の職員にも大きな負担をかける結果となっております。そうした職員の中には、地域の自治組織の一員として、まつりの準備と片付けを行う役割を持ちながらも、議会対応のため、頭を下げて、手伝いができないことをわびた方もいると聞きました。特に経済部職員には、寝る間も惜しんでまつりの対応、そして議会の対応で、大変な思いをされているものと、頭が下がる思いであります。特にこのたびの祭礼は、地震対策として、もしものときの対応も事細かに計画を立て、準備に当たったわけですから、例年の3倍、いや5倍もの負担が、今現在、職員の心身にストレスとして降りかかっているわけです。そして、先日の台風15号の直撃です。悪いことはできないものです。  論点が外れていると思われている皆さん、今申し上げたことはすべて、駅前周辺整備事業における土地購入を優先するために策をめぐらせた執行部の行為によって、引き起こされた結果です。  そして、今回の特別委員会設置の提案でありますが、これも同様に、都市建設委員から駅周辺整備事業を引き離すための策であり、行動であることは明らかです。なぜなら、都市建設委員会6名は一致して、市長の進める駅周辺整備事業が市民に情報開示を行っていないことを追及してきました。結果、次々に情報を隠しながら、明らかになっているわけであります。石岡市にとって大切な事業であり夢でもある駅周辺整備事業を、なぜ力ずくで進めようとするのか、またそうしたことに十分な思慮もなく加担するのか、ともに将来の石岡の発展に向け行動している市議会議員として、残念でなりません。  議会は論戦する場で、議論する場であるはずが、議論も奪おうと特別委員会の設置を提案するという暴挙は、許されるものではありません。自分にとって都合の悪い意見や人物を排除するため手段を選ばないことを、議会自らが行おうとしています。またそうした行為に手をかし、あめとむちで一部議員を縛ろうとするを、決して許してはならないのであります。  今ここで特別委員会の設置を行わなくても、事業はしっかり進むのです。執行部がきちんとした計画を示してからでも遅くはないはずであります。おごれるは久しからず。賛同として署名された議員自身が、賛同されているあなたたちが、同じ目に遭うのです。都合が悪くなれば、トカゲのしっぽ切りに遭うことは明白です。そして、こうした例を議会が残してはなりません。議員の良識を市民に知らせるときは、今しかありません。今議案を否決、本来の議会の役割を果たそうではありませんか。  議員の皆様に、最後になりますが、英断を心からお願いいたしまして、私の反対討論といたします。ご清聴ありがとうございました。 105 ◯議長磯部延久君) ほかに討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶあり〕 106 ◯議長磯部延久君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決に入ります。決議案第2号・石岡駅周辺整備対策特別委員会の設置に関する決議(案)を採決いたします。  この採決は、起立により行います。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成起立〕 107 ◯議長磯部延久君) 起立多数であります。よって、本案は可決されました。  さらにお諮りいたします。ただいま設置されました石岡駅周辺整備対策特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶあり〕 108 ◯議長磯部延久君) ご異議なしと認め、石岡駅周辺整備対策特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、議題といたします。  暫時休憩といたします。                   午後 2時02分休憩            ───────────────────────                   午後 2時24分再開 109 ◯議長磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ───────────────────────  追加日程 石岡駅周辺整備対策特別委員会委員の選任 110 ◯議長磯部延久君) 石岡駅周辺整備対策特別委員会委員の選任について、委員会条例第7条第1項の規定により、24番・鈴木行雄君、23番・前島守雅君、21番・山口 晟君、20番・鈴木米造君、17番・島田久雄君、15番・岡野孝男君、14番・菱沼和幸君、13番・池田正文君、12番・関  昭君、11番・関口忠男君、9番・山本 進君、5番・谷田川 泰君、4番・勝村孝行君、3番・野口伸隆君、以上14名を指名いたします。  暫時休憩といたします。                   午後 2時25分休憩            ───────────────────────                   午後 2時46再開 111 ◯議長磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま設置されました石岡駅周辺整備対策特別委員会の正副委員長互選の結果をご報告いたします。  石岡駅周辺整備対策特別委員会委員長に9番・山本 進君、同副委員長に24番・鈴木行雄君がそれぞれ選出されましたので、ご報告申し上げます。            ───────────────────────  日程第3 休会の件 112 ◯議長磯部延久君) 次に、日程第3、休会の件を議題といたします。  お諮りいたします。明9月27日から10月4日までの8日間は、委員会審査及び議事整理のため休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶあり〕 113 ◯議長磯部延久君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は10月5日、定刻午前10時から会議を開きます。長時間、大変ご苦労さまでございました。                   午後 2時47分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...