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平成18年第4回定例会(第6日目) 本文 開催日:2006-12-15
平成18年第4回定例会(第6日目) 議事日程・名簿 開催日:2006-12-15

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  1. 石岡市議会 2006-12-15
    平成18年第4回定例会(第6日目) 本文 開催日:2006-12-15


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    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  平成18年12月15日(金曜日)                    午前10時02分開議 ◯副議長(入江貞一君) ただいまの出席議員数は31名です。  定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き、本日の会議を開きます。  初めに、日程に入るに先立ち、教育次長・関君から発言を求められておりますので、これを許します。  教育次長・関君。                  〔教育次長・関 正雄君登壇〕 2 ◯教育次長(関 正雄君) 一般質問初日に行いました鈴木光雄議員の質問について、答弁に不足している部分がございましたので、追加説明させていただきたいと思います。  内容につきましては、3番目の質問、公民館活動の整合性の中で、1つとして、石岡地区公民館長八郷地区公民館長との報酬の差、2つ目といたしまして、石岡地区公民館長は常勤職員で、八郷地区公民館長が非常勤である理由、3つ目といたしまして、石岡地区の公民館は全額市の負担で、八郷地区の公民館では市民が一部運営費を負担していること、この3点について追加説明をさせていただきます。  前回お答えいたしましたとおり、公民館の数は、石岡地区中学校区ごとに1館ずつ合計4館、八郷地区が旧八郷町の合併前の町村ごとに1館ずつで計8館となっております。  公民館としての活動内容は、石岡地区が、合併前より市内全域を対象とした各種講座の開催と施設の貸し出し業務を主体といたしているのに対しまして、八郷地区は、各種講座の開催、あわせて各地域の方々を対象とした文化祭や歩く会等の行事も実施いたしまして、石岡地区に比べ地域との密着度が高い活動状況となっております。これは、石岡、八郷両地区の公民館の実態、活動方針や設立経緯に起因しているもので、八郷地区の各地区公民館が行っている行事の大部分は、石岡地区においては、公民館事業とは異なった形で地区ごとに企画実施されているところでございます。  また、公民館の運営につきましてもそれぞれの事業形態に沿った形で異なっておりまして、石岡地区は、館長を初め市職員が常駐して業務に当たっております。これに対しまして、八郷地区では、地域を主体とした活動のため、各地域の方々にそれぞれ館長等をお願いし運営に当たっていただく委託方式をとっております。両地区の公民館活動の成り立ちや地域性の違いから、合併調整方針では、それぞれの運営体制を継続することとなっているところでございます。先ほどの質問の、館長の報酬の差や、職員の勤務状態の違いも以上の理由によるものでございます。  また、八郷地区の公民館は、地域住民の方々による地域の方々のための事業も実施されているため、その実施に際しましては、運営費の一部を地区の住民の方々が負担される場合もあるというようなことでございます。  以上が、石岡、八郷両地区の地区公民館につきましての鈴木議員の質問に対する追加説明でございます。ご理解をお願いいたします。 3 ◯副議長(入江貞一君) 次に、本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程表のとおりであります。  これより議事日程に入ります。            ───────────────────────  日程第1 議案第186号ないし議案第201号 4 ◯副議長(入江貞一君) 日程第1、議案第186号・平成18年度石岡市一般会計補正予算(第3号)ないし、議案第201号・市道の変更についてまでの計16件を一括して議題といたします。  これより各議案に対する質疑を行います。質疑は通告の順にこれを許します。
     初めに、4番・川村良一君。                  〔4番・川村良一君登壇〕 5 ◯4番(川村良一君) 川村でございます。通告に従いまして、議案質疑をさせていただきたいと思います。  まず、190号の介護保険特別会計補正予算(第3号)のところでございます。87ページでございます。このところに居宅介護住宅改修費とございます。居宅介護住宅改修費の309万8,000円と上っております。これに関して、当初の予算では634万円の予算が入っておりました。これは、多分補正が組まれて、その分改修をなされた方が多いのかなと思っておりますけれども、この予算に関して、私はとかくというか、多くしろとか、少なくしろとか、これが違うのではないかということではなくて、この方法論というか、使用の方法をちょっと論じてみたいと思っております。  まず、そのためには、皆様方に居宅介護住宅改修というものはどういうものなのかということをよくご理解をいただかないといけないと思いますので、ご説明をさせていただきたいと思います。  まず、介護保険の申請を、その方が、介護保険を受ける方が申請をなさいます。そのときに、要支援から介護度5までの認定がおりるわけでございます。これは、それはおりたということを仮定して話をさせていただきますと、その中のいろいろなサービスが受けられるわけでございますけれども、その中に住宅改修費支給という欄がございます。これはどういうものなのかといいますと、利用限度額が20万円で原則1回限り、それで1回の改修で20万円を使い切らずに数回に分けても使えますよということでございます。当然これは自己負担もかかりまして、自己負担が1割の、20万円をかけた場合には2万円の自己負担がかかります。それで、9割の18万円が市から支給されるわけでございますけれども、もちろんその原資は国・県から出ている、何分の1かずつは出ているわけでございます。  これは、当然、ざっと言いますとそういうことなんですが、大体順を追って言いますと、時間的な経過が非常にかかります。まず、この居宅介護住宅改修を申し込むということは、まず自分がかかっておりますケアマネジャーにご相談をさせていただくわけでございます。そうすると、そこでケアマネジャーが、この方にはこの保険の住宅改修が必要であると認める場合に理由書をつけて市に申請をするわけでございます。その申請をするときにどういうふうにするかといいますと、ケアマネジャー、それから理学療法士、それから施工業者、それから本人と家族の者と、最低でもこれだけの方が一堂に集まって会議をして、例えば、こことここにこういうものをつけたほうがいい、こういうふうに改築したほうがいいという結論を出しまして、それを石岡市の介護保険課に申請するわけでございます。すると、その介護保険の申請を受けた介護保険課では、それを審査をいたしまして認定をいたします。認定をいたしますと、今度はそこに許可を落とすわけですね、改修をしてもいいですよと。すると、その許可をおろした時点で今度は施工に入ります。施工に入りますと、終わったらば、完成検査というか、もちろんその前に、ごめんなさい、写真を撮って、つけるところ、変更するところを写真で確認をさせていただくわけですね、申請時に。それで、終わりましたらば、写真を撮って、こういうふうに変更しましたよ、こういうふうに改築しましたよということをつけて、もちろんあと領収証をつけて、今度は申請をするわけです。要するに、この改築費の経費をいただきたいというか、その申請書をその介護保険課にもう一度出すわけですね。その介護保険課は、15日締めの翌々月の15日にその指定された口座のところ、そこのご家族かまたは本人の口座のところに指定を落とすわけでございます。指定のところにその金額を振り込むわけですね。  ということは、申請というか、一番最初に、これはもうつけたほうがいいな、こういうふうに改築したほうがいいなと思ってから、この住宅改修費が振り込まれる間にどのぐらいの時間がかかっているかといいますと、最低でも申請してから2か月ですから、一番最短で。ですから、きょうですと、きょうは15日ですから、15日締めですから、あした申請しちゃうと来月の15日締めの翌々月、ですから、3月の15日ということになります。これが終わっての話で、お金を払い終わってからそれだけの期間が生じるわけでございます。もちろんこのときには、もう既に払うということも先に許可しているわけですから、今さらながら審査ということがないかなと思うんですが、一応国保のほうの連絡をとって、向こうから確認をとらせていただいているんでしょう、多分、その介護保険のほうでは。それから確認で出ますよということがあって、初めてその本人たちの口座、または指定された口座に振り込みをするということなんです。  私がここで申し上げたいのは、そうではなくて、基本的に言いますと、一番最初に申請したときに、申請して、認可をした時点で、これは妥当な、正当な要求だというか、わかるわけですよね。それから当然直しをかかって、完成検査の書類、または、要するに領収証、写真等で確認をもう一度するわけです。それから、またもう一回審査をして、それを上の、例えば、何ていうんですか、国保連合会というんですか、そこでまた審査を行って、その審査の結果が届いてからしか石岡市は出さないということなんですね。  それで、私、思いましてね、あれっと思いまして、これはお金がなければとてもじゃないけれども、20万円を先払いして18万円戻ってくるのは、とてもとても結構難しいのではないかなと。そのときにちょっと思ったのが、石岡市でやっております高額医療の給付の貸付制度でございます。そうしたら、これもお金がないときにどうしてもやりたければ、そこで貸付制度でできるのではなかろうかと思ったんですね。それで、今度は貸付制度を確認しましたところ、何で医療はできてこちらの介護保険はできないのかなと思いましたところ、ある方がこういうふうに言ったんですね。医療は一刻を争うと、だから後からでもいいから、とりあえず払わなくちゃいけないものだから貸し付けがあるんだと。そうすると、介護保険でも本当に命をとる、とられてしまう場合もあるわけですね。要するに、多いのでは、年寄りがつまずいて腰を落としてしまって、骨を折ってしまって、そこで長期療養になってそのまま動けなくなってしまう。もう往々にして聞くことであるとは思いますが、急を要しているのか、それとも1か月、2か月後にそういう結果になってしまうのか、これは非常に難しいというか、家族にとっては同じようなものなんですかね、やはり命をなくしてしまうことには変わりはないと思うんですよ。すべてが命をなくすとは思いませんが、そういう結果になり得る可能性があるということをご認識していただきたいわけです。  それで、そのときに、高額医療の給付の貸付制度で、これはどうなんだろうな、この住宅改修もできるのかなって、そうしたら、先に払っちゃえばいいんじゃないなんていう話をさせていただいていたんですが、そのときに、この貸付制度には当然金利をいただくという話が出ていたんですね。要するに、出資法によって、人にお金を貸しますので、ただでは貸せないと。当然それは市がもう担保に取っているわけですよね、国保のやつで、これは出す分なんですよということで貸し付けているわけなんですが、それに対しても償還払いのために貸付制度によって金利を取られて借りると。でも、それは二者選択がありますので、それでも若干の経費がかかっても借りたい人は借りればいいわけですから。ただし、住宅改修費にはそれがなかったんですね。でも、住宅改修の場合には、時間的な、すごくその差というか、十分に検討をする時間もありますので、貸し付け等ではなく、償還払いじゃなくて、申請があって何週間か後、何日か後には、その施工業者または指定された口座にそれがすっと時間もあんまりかからずに入れば、非常に利用者には便利ではなかろうかなと思うんです。これは、実際に経費がかるわけでもありません。予算を上乗せする必要でもなく、これこそ本当に石岡の独自の要するに支援策というか、というのができるんじゃなかろうかなと思っているんです。  この間、私、先日、これは一般質問のほうになっちゃいますが、保育費の11.52%国の予算よりも上乗せしていると、だからこれは石岡の独自のプランなんだと、それを言いましたらですよ、石岡市で5円でも10円でも上乗せをすれば石岡独自のプランと大きな顔をして言えるのかということなんです。確かにほかではやってないかもしれないけれども、そこから5円上乗せしましたよと。そういうことじゃなくて、これは本当にお金もかからずに石岡独自の、しかもできましたらば、ちょっと外れてしまうかもしれませんが、住宅改修ばかりではなくて、ほかの償還払いのものに関してもやっていただければいいのかなと思っておりますが、市長のお考えを聞かさせていただきたとい思います。 6 ◯副議長(入江貞一君) 保健福祉部長・矢口君。                〔保健福祉部長矢口輝行君登壇〕 7 ◯保健福祉部長矢口輝行君) 議案第190号・平成18年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)、居宅介護住宅改修事業経費につきましてご説明を申し上げます。  今回、居宅介護住宅改修費309万8,000円の補正の内容でございますけれども、居宅介護住宅改修費309万8,000円につきましては、当初、給付予測を1か月当たり50万2,000円と予測しておりました。しかし、要介護の住宅改修が予想よりも増加をしておりまして、5月から10月までの6か月を平均しますと、1か月当たり83万8,000円の給付となりまして、年間で913万2,000円が必要となる計算となりました。よって、309万8,000円を補正するものでございます。  住宅改修費の支給につきましては、議員のほうからご指摘がありましたけれども、市役所に事前申請をいただきまして、決定通知に基づきまして、工事完了関係書類と領収証を添付し、住宅改修費の支給申請をしていただいております。費用負担は、一たん利用者が費用全額を支払、後に介護保険で9割を利用者に支払う償還払い方式をとっております。二、三か月の立てかえ払いが容易でない利用者がいると思います。このことから、利用者の負担軽減を図る方策として、受領委任払い方式による対応が考えられます。受領委任払い方式は、住宅改修前に、利用者と施工業者との間で、保険給付分償還払いの9割相当分でございますけれども、その受領を施工業者にゆだねる手続、受領委任の合意をとりまして、利用者は、かかった費用の1割を支払い、残りの9割は受領委任された事業者へ直接市から支払う方法でございます。この方式は、福祉用具購入等につきましても対応が可能であるというふうに考えられます。利用者の一時負担額を軽減できるものと考えております。  以上です。 8 ◯副議長(入江貞一君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 9 ◯市長(横田凱夫君) お答えいたします。介護保険事業につきましては、平成18年4月から制度改正がありまして、介護予防重視システムへ転換が図られたわけであります。住みなれた地域でいつまでも元気で暮らせるような居宅介護をつくることが、明るく活力のある高齢化社会、これを築くための方策であると考えております。また、石岡市老人保健福祉計画第3期介護保険計画の基本理念であります高齢者の自立支援と尊厳保持を目指しまして、高齢者福祉施策の展開をしているところであります。  なお、ただいま、部長が答弁いたしました、いわゆる居宅介護住宅改修事業経費に係る受領委任方式でございますが、今後、対応する方向で検討をしてまいりたいと考えております。 10 ◯副議長(入江貞一君) 4番・川村良一君。                  〔4番・川村良一君登壇〕 11 ◯4番(川村良一君) ありがとうございます。前々から言っていますように、その検討するというのが日本語でいうと、何ていうんですか、辞書にはなかなかない意味合いがありますので、できましたらば、実行していきたいと言っていただけるのか、当分の間は実行しないという意味なのか、その辺のところを本当はお聞かせしていただければありがたいと思っておるのでございますが。  基本的に言いますと、私ごとにはなりますが、うちの父もこれですごく救われたわけでございます。本当はもうちょっと救われ方が違ったわけなんですが、私の場合ですと、これは一例という形で言わせていただければ、4月の頭にケアマネジャーと確認をさせていただいて、いろいろ都合がありまして、5者が全部会うのが4月27日でした。それで、申請を市のほうに出して、それで、不幸なことにうちの父の場合には、5月の14日の日曜日に、腰をどしんと落としてしまって基本的には骨を折ってしまったと。それで、腰の骨を折って入院をして、それで入院から今度ショートステイに移らせていただいて、それで戻ってきて、今それを活用しているわけなのでございますが、本当にこれをやろうといったときにすっとやれる状況にあれば、私どもでも父が腰を落として骨を折ることもなかっただろうし、このごろふらついてきたからこういうのが必要なのだなと思ってやったわけなのでございますが、多分、私がこれを言っているのは、自分ばかりではなくて、今度は、ほかの方も多分この住宅改築のときに手すりがあればというときに、躊躇せずにお申し込みになっていただいて、しかもそれをうまく利用していただいて長生きをしていただくと、快適な生活をしていただければいいと思っていますので、そのためには、その資金を調達することなく1割の負担だけをお支払いすればできるのだということを、今すぐにやってくれとは言いません。来年なら来年度の予算編成の中に入れていただいて、そういうことを可能にしていただければ非常にうれしいなと思っております。  これは要望ではなくて、できればできるのかできないのか、もう一度、申しわけございませんが、市長の口からやりたいと、やれるとか、やるつもりでいるとか、いろんな日本語がありますけれども、そういうお言葉をいただければ、私も安心してこの先の質問をしなくて済むかなと思っております。  これは、私ばかりじゃなくて、本当にこれはそういうふうにね、困っている人がいます。今例えばやっても、夏のボーナスじゃないと手がつけられないなと、だから、5月か6月にやるしかないんだよという人がいるかもしれません。もう冬のボーナスは、もう行き先が決まってしまったと。そうすると、お年寄りにあと半年間どうやってそれを我慢させればいいんだということになってしまいます。その辺のところを重々お考えの上、これは本当に変えるだけでいいんです。組織を変える、それは事務手続を変えるだけでできるんです。ですから、簡単に言うと決断だけ、やりなさいよと市長が言えば、もうできちゃうんですよ。それから検討をしてください。やることを前向きに検討をしていただければ私はありがたいんですが、やるかやらないか、それを検討するということでは、私はちょっと引き下がるわけにはいかないなと思っております。もう一度申しわけないんですが、お言葉をいただきたいと思います。  2回目の質問を終わります。 12 ◯副議長(入江貞一君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 13 ◯市長(横田凱夫君) まだその事務的な手続、あるいは、事務的なその全体の状況について、担当との協議といいますか、上って、その上でその協議をしておりません。したがいまして、私としてはやる方向で、やりたいと、そういう気持ちでおりますので、そういった面をクリアさせながらやりたいと、そういう意味で先ほど申し上げたとおりでございます。 14 ◯副議長(入江貞一君) 4番・川村良一君。                  〔4番・川村良一君登壇〕 15 ◯4番(川村良一君) わかりました。なかなかスムーズなご返事がいただけないなと思っております。私、こういうことはあんまり、これはやりたくなかったんですが、今、市長が担当部局と、上ってきてないというお話だったんですが、私は担当部局とお話をさせていただきまして、もう既に方法ができ上がっています。これは部長はご存じだと思います。それとも、部長のところでとまっているわけですか、これは。市長には申し上げてないということなのでしょうか。私のところには、こういうふうな一覧になって、これだったらできるよという話が来ております。そうしたら、これは市長が、このメモというか、持っていないということは、部下の信頼が薄いのか、それとも把握をしてないのか、その辺はわかりませんか、よろしければお見せしましょうか。  これですとスムーズにいく手続が、既に事務方では、私は頼んで、できるのかと、どうなのかということを確認しています。確認した上でこの質問というか質疑をさせていただいています。私も無理なことは言いたくありません。できないものをやれというのなら話は別ですが、できるものをなぜやると言わないのか、その辺が私はわかりません。  いや、慎重で石橋をたたいても渡らないなんていうのとは話は別ですからね。ちょっと席を外してよろしいですか。これをちょっと市長に見せたいんですが。では、暫時休憩をいただけますか。 16 ◯副議長(入江貞一君) 暫時休憩いたします。                  午前10時31分休憩            ───────────────────────                  午前10時32分再開 17 ◯副議長(入江貞一君) 再開いたします。  4番・川村良一君。                  〔4番・川村良一君登壇〕 18 ◯4番(川村良一君) そういうことで、それを見ていただければできるという、確信じゃなくてもできるはずだと、やってみようという気がわいていただけるのではなかろうかなと思っておりますが、その後押しの一環になれば私はうれしいなと思って今見ていただきましたけれども、それで、もう一度その後押しの効果があったのかどうか確認をさせていただいて、いいお言葉をいただければありがたいなと思って、この3回目の質問を終わらせていただきますが、市長にもう一度お言葉だけいただければありがたいと思います。 19 ◯副議長(入江貞一君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 20 ◯市長(横田凱夫君) お答えいたします。ただいまのこの資料、答弁調整の中で拝見してございます。しかし、これを見ただけで、それでやろうという結論を出すのには、若干の確認したいことなどもあるというふうに思っておりますので、基本的には、先ほど来申し上げておりますように、やれると、やれる方向で、そういったところを確認した上で実施したいということでご了承願いたいと思います。 21 ◯副議長(入江貞一君) 9番・國司 進君。                  〔9番・國司 進君登壇〕 22 ◯9番(國司 進君) 9番・國司 進でございます。それでは、4点ほど通告がしてありますので、通告の順に従いまして議案の質疑に入りたいと思います。質問は事細かく通告してありますので、よろしくお願いをいたします。  まず、議案第186号・平成18年度石岡市一般会計補正予算(第3号)の中の衛生費、ページで申し上げますと35ページになるかと思いますが、保健衛生総務費・精神難病福祉対策事業・難病特定疾患患者福祉見舞金105万円についてお伺いをいたします。私も所管が福祉委員会でございますので、委員会で尋ねればいいと思うんですけれども、市長にもお尋ねしたい点がありますので、ここでお尋ねいたします。  難病は、原因不明、治療方法の未確立などのため、患者や家族の不安や悩みが深いことから、医療機関と連携をとりながら難病対策の充実を図り、市民の知識と理解を深める必要があると思いますので、そこで質問です。法制の改正によりまして、精神、また難病、疾患と一まとめに言っても、パーキンソン病やクローン病など、また、その中にエイズやアルコール依存症なども含まれるかどうかはわかりませんが、どのような疾患名が、種類があるのか、まずお尋ねをいたします。  難病特定疾患患者福祉見舞金105万円のこの見舞金は、どのような方法でどのような方々に、何人くらいの方々に支出されるのか、お伺いをいたします。  本年度の当初予算では、精神難病福祉対策事業費に1,013万5,000円のうち、難病特定疾患患者福祉見舞金に510万円が計上されておりました。そこで、石岡市全体で難病特定疾患と認定されている患者はどのくらいいるのか、これもお伺いいたします。  また、現在、石岡市の精神難病福祉対策はどのように行われているのか、これもまたお伺いいたします。  次に、消防費、ページで申し上げますと、ページ39ページになるかと思いますけれども、消防施設費・AED整備事業・救急用備品160万円についてお伺いをいたします。このAEDに関しましては、過去に何人かの同僚議員が質問をされておりますので、ある程度は理解をしております。ただ、今回は実際に配置されるということなので、確認の意味も込めまして質問をさせていただきます。基本的な質問で申しわけございませんけれども、よろしくお願いいたします。  このAEDの整備事業・救急用備品は、具体的に何台配置するのかをお伺いいたします。  2点目でございますけれども、AEDって何の略でどういう意味なのか、これもお伺いいたします。  3点目といたしまして、CPRとAEDの違いをお尋ねいたします。  4点目、そもそもこの除細動って何なのか、また、どのような効果があるのか、お伺いいたします。  5点目、医師でなくてもAEDを使用して除細動をしても構わないのか。構わないとすれば、この一連の蘇生法等手順を理解していなければ実際には使えないと思いますが、講習会などは実施しているのか、お伺いいたします。  また、AEDって本当に信用できるのでしょうか。安全なのでしょうか。心臓ペースメーカーなどをつけている人や感電事故などは心配ないのか、これもお伺いいたします。  また、7点目でございますけれども、水や汗などで体が濡れていたり、胸毛の濃い人や、また太った人などに正常に作動するのか、また、子供に使っても影響はないのか、幼児用のAEDなどがあるのか、これもお伺いいたします。  8点目でございます。また、あらゆる公共施設にAEDを配置していく必要があると思いますが、今後の計画はどのように進んでいるのか、これもお伺いいたします。  次に、教育費の中の公民館費、ページで申し上げますと41ページになると思いますけれども、中央公民館管理運営費・特殊建築物定期報告調査委託料176万5,000円が計上されております。特殊建築物定期報告調査委託料というのは、ちょっと余り聞きなれない言葉だと思いますけれども、今回は何か所調査をするのか、またどういう調査内容なのか、どこに調査委託をするのかをお伺いいたします。  これは、本年度当初予算を見ますと、特殊建築物定期報告調査委託料は、このほかに学校や公民館などについておりますけれども、小学校費で126万円、中学校費で73万5,000円、府中公民館に41万2,000円、東地区公民館に41万5,000円が計上されておりました。特殊建築物定期報告調査は、用途や規模によって違いますが、毎年、または2年ごと、または3年に1度、7月から12月までに調査し、特定行政庁に報告しなければならないという義務があるとされております。定期的に調査報告をしなければならないわけですから、これは、前々からわかっていたことだと思います。なぜこのたびの補正予算で計上されたのか、何かまた特別な理由があったのかをお伺いいたします。  それから、またこの教育委員会の所管であります対象建築物が何棟あるのかもお聞きいたします。  次に、文化事業費、同じく41ページになりますけれども、文化財保護保存及び普及経費・指定文化財等保存・整備事業補助金47万円4,000円について、これは指定文化財等保存・整備事業補助金とありますけれども、この整備事業というのはどういうことに使われるのかをお伺いをいたしまして、1回目の質問を終わります。 23 ◯副議長(入江貞一君) 保健福祉部長・矢口君。                〔保健福祉部長矢口輝行君登壇〕 24 ◯保健福祉部長矢口輝行君) 保健衛生総務費・精神難病福祉対策事業・難病特定疾患患者福祉見舞金105万円につきましてご説明を申し上げます。  難病でございますけれども、症例数が少なく、原因不明で治療方法も未確立であり、かつ生活面で長期にわたる支障がある特定疾患として国が定めておりまして、現在121疾患が対象となっております。エイズ患者につきましては身体障害者としての認定となりまして、また、アルコール依存症は精神疾患として認定となっておりまして、難病には該当しておりません。  石岡市難病患者福祉見舞金の支給対象となる疾患は、121疾患の難病のうち、難病(特定疾患)治療研究事業の対象となっている45疾患となっております。特定疾患治療研究事業対象疾患は、かつ難治度──治るのが難しいという──かつ難治度、重症度が高く、患者数が比較的少ないため、原因の究明、治療方法の開発等に困難を来すおそれのある疾患が対象となります。具体的にはでございますけれども、症例としまして、ベーチェット病、重症筋無力症、スモン、再生不良性貧血、パーキンソン病関連疾患等々でございます。40疾患でございます。  見舞金の支給につきましては、年間1人当たり3万円でございまして、当初同額の170名、510万円を計上いたしましたが、本年度は、市報等によりますお知らせ、そして、また昨年度申請されて該当となった方々に対しては別に連絡をいたしまして、205名という申請者になっております。35名分の不足が生じたために105万円を計上いたしたものでございます。  石岡市では、難病患者見舞金支給、それから難病患者等日常生活用具給付事業、これにつきましては、在宅で療養している難病患者に対しまして、特殊寝台等の日常生活用具を給付することにより、日常生活の便宜を図り、もって難病患者等の福祉の増進に資することを目的とするというものでございます。それから、難病患者等短期入所事業、これにつきましては、難病患者等を介護している家族が、疾病等の理由により家庭における介護が困難となった場合に、当該難病患者等を一時的に医療提供施設に入所させ、もってこれらの在宅の難病患者及びその家族の福祉の向上を図ることを目的とするというものでございます。  以上、3事業を実施しております。今後とも難病疾患患者の福祉向上を図っていく支援をしていきたいというふうに考えております。 25 ◯副議長(入江貞一君) 消防長・比氣君。                 〔消防長・比氣道之助君登壇〕 26 ◯消防長(比氣道之助君) 私のほうからは、消防施設費・AED整備事業・救急用備品についてお答えいたします。7項目のうち6項目めまで私のほうでお答えいたします。  まず、それでは1項目めから順に申し上げます。AEDとはどういう意味ですかについてですが、これは自動体外式除細動器のことをいい、英語でオートメイテッド・エクスターナル・ディフィブリレーター(Automated External Defibrillator)というために、頭文字をとりましてAEDと呼び、電気ショックを行うための機器でございます。  2番目の、CPRとAEDの違いについてですが、CPRとは、人工呼吸と心臓マッサージを組み合わせた心肺蘇生法のことをいいます。要するに、人工呼吸というのは肺の呼吸がとまったとき、あるいは、心臓マッサージは心臓がとまったときのね、そのことでございます。また、AEDとは、心筋が、これは心臓の筋肉が痙攣を起こして、心臓から血液を送り出すことができなくなってしまう心室細動という状態のときに、心臓に電気ショックを与え、心臓の動きを正常に取り戻す機器をいいます。  3番目の、除細動等についてですが、心臓は、血液を全身に送り出すポンプの役割をしておりますが、何らかの原因で心臓が細かく痙攣した状態が心室細動でございます。この細かく痙攣した状態のときに、AEDにより電気ショックを与えることで、細動、すなわち細かな震えを取り除くことを除細動といい、心臓本来の働きに戻すわけでございます。  4番目の、医師でなくてもAEDを使用して除細動をしても構わないのかというご質問でございますが、従来は、医師及び救急救命士のみが使用できるようになっておりましたが、平成16年7月1日からは、一般の方でも使用できるようになりました。しかしながら、全くAEDに触れたことがない方が使用できるかといったら、できないと思いますので、普通救命講習会を受講して使い方を修得していただいております。  次に、5番目の、AEDは信用できるのかですが、AEDには小型のコンピューターが内蔵されておりまして、操作をする場合には、音声の指示に従ってボタンを押すだけですので、除細動が必要なければ電流が流れない仕組みになっておりますので、安全でございます。  6番目の、最後の、水に濡れたり胸毛が濃い人、幼い子供にはとのご質問ですが、AEDについては、当然に使用に際しての注意点がございます。1点目は、1歳未満の小児には使用できません。これは電極が強いため。また、小児につきましては、CPRという、心臓と肺がとまった場合には、子供さんの場合には2本指で心臓を圧迫したり、乳幼児の場合には2本指で、子供さんの場合は片手とか、大人の場合は両手で心臓マッサージを、CPRがあります。  2点目の、胸が汗や水で濡れている場合には、パットのつきが悪いのでタオル等で拭き取ってからパットを張ります。  3点目は、ペースメーカーですか、心臓の、ペースメーカーを埋め込んでいるときには、3センチほど離してパットを張っていただきます。  4点目は、ニトログリセリンなどの張り薬の場合には、はがしてパットを張ります。これは、ニトログリセリンについては、飲むものと張るものとがございます。  5点目は、ネックレスなどの貴金属は、すぐに外せる場合には外してから使用します。  最後に、胸毛の濃い人については、胸毛を避けてパットを張る、または張り付ける部分の体毛を除去するなどで、電極パットが密着するようにして使用します。  以上でございます。 27 ◯副議長(入江貞一君) 総務部長・海東君。                 〔総務部長・海東慎行君登壇〕 28 ◯総務部長(海東慎行君) あらゆる公共施設にAEDを置く必要があると思うが、今後の対策はどのようにするのかに関しましてお答え申し上げます。AEDの設置に関しましては、AED導入検討委員会の事務局を扱っております総務部から、関係する部分についてご答弁をさせていただきます。  AEDの導入につきましては、これまでにもたびたび本会議におきましてご質問をいただいてきたところであります。市長から導入に向けまして、積極的に対応をしてまいりたいという答弁をしたところでございます。それを受け、総務部では、県内の全市に対し、AEDの設置状況を照会し、その状況を把握、分析をいたしました。各市とも設置には前向きで、積極的でございまして、今年度末には、石岡市をのぞく県内の31市中28市が設置される見込みでありました。これを踏まえ、当市におきましても、年度内設置を図る必要があると考え、各部より委員を選出してもらい、AED導入検討委員会を立ち上げ、設置場所、その数について協議をしました。  器具の設置は、市内全施設への一括配置が望ましいが、現状の財政状況を勘案し、年度計画による導入とし、設置場所は、多くの市民が集まるところ、利用頻度の高いところを優先と考え、今年度のただいまの補正では、4か所分160万円を補正予算として計上いたしております。具体的な今年度の設置場所は、本庁、それから八郷総合支所、石岡、八郷双方の運動公園の4カ所といたしました。来年度、19年度は9台、20年度は7台と、3カ年計画で20台を配置する計画でございます。  以上でございます。 29 ◯副議長(入江貞一君) 教育次長・関君。                 〔教育次長・関 正雄君登壇〕
    30 ◯教育次長(関 正雄君) 私のほうから、教育費関係についてご答弁を申し上げます。  まず、公民館費の特殊建築物定期報告調査委託についてご答弁申し上げます。  特殊建築物とは、建築基準法に規定されております用途の建築物、病院、ホテル、学校などのように、不特定または多数の人が利用する建物、もしくは防災上、環境衛生上、周辺地域に大きな影響を与える建築物の総称でございます。  特殊建築物定期報告につきましては、建築基準法に定める特殊建築物定期調査でございまして、建物の用途が、観覧場、公会堂または集会所の場合、これが公民館に該当するわけでございますが、3階以上の建物、または1,000平米以上の建物は、茨城県の場合、2年に1回報告しなければならないということになっております。  内容的には、特殊建築物の維持保全上の安全を担保するためでございまして、建築物の敷地、構造及び建築設備の安全、衛生、防火、それから避難に関しまして報告をするものでございます。これらの現地調査、そして調査報告の作成業務を委託するものでございます。  今回の委託料176万5,000円の内訳でございますが、中央公民館78万2,000円、城南地区公民館51万円、国府地区公民館47万3,000円でございます。  次に、当初予算でなく、今回補正予算として計上いたしましたいきさつについてご説明申し上げます。中央公民館と城南地区公民館につきましては、それぞれの建物が当該調査報告の対象建築物に該当するか否かの解釈の違いによりまして、当初予算には計上いたしておりませんでした。しかし、調査の対象建築物に該当するという助言を県及び石岡市建築士協会より受けたため、今回計上いたしたものでございます。また、国府地区公民館につきましては、本年4月1日に開館いたしましたが、その前身でございます福祉会館の使用目的では、当該調査の対象建築物には該当しなかったため、やはり当初予算には計上できずにおりまして、今回計上いたしたものでございます。  公民館では、以上3館と、府中地区公民館、東地区公民館をあわせた計5件が当該調査報告の対象建築物となっております。または、学校につきましては、19小学校、8中学校、合計で27校が対象となっております。  なお、調査につきましては、社団法人茨城県建築士協会石岡支部に対して依頼をする予定でおります。  次に、指定文化財等保存・整備事業補助金47万4,000円でございます。これは、吉生地区にある茨城県指定有形文化財であります、峰寺山西光院本堂の修理に対します所有者への補助をするものでございます。  内容といたしましては、本堂東側の柱根本部分の腐食により生じましたはりの沈下の修理及び建物の老朽化により生じました柱全体のくさびの緩みの締め直しを行います。損傷によりまして、建造物ばかりでなく参拝者にも危険が及ぶと思われることから早急に修理をする必要が生じたため、今回、補正予算をお願いしているものでございます。修理の内訳といたしましては、総額273万300円に対しまして、60%の142万2,000円が茨城県、20%の47万4,000円が石岡市、残り20%の47万300円が所有者の負担となっております。  以上でございます。 31 ◯副議長(入江貞一君) 保健福祉部長・矢口君。                〔保健福祉部長矢口輝行君登壇〕 32 ◯保健福祉部長矢口輝行君) 先ほどの、難病患者の福祉見舞金の件につきまして、答弁漏れがございましたのでご説明をいたします。  市内の難病患者数でございますけれども、ことしの4月現在でございますけれども、238名となっております。これは、土浦保健所より確認をしたものでございます。名簿につきましては、土浦保健所のほうで保管をしております。 33 ◯副議長(入江貞一君) 9番・國司 進君。                  〔9番・國司 進君登壇〕 34 ◯9番(國司 進君) 2回目の質疑に入りますが、各担当部長よりご答弁をいただきまして、ありがとうございます。  この4項目めの、文化事業費でございますけれども、了解いたしました。  この1項目めの、精神難病福祉対策事業でございますけれども、難病特定疾患見舞金の件ですが、ただいま、福祉部長の答弁で、疾患名の種類が45疾患あるということでございました。それから、この見舞金、1人につき3万円ですが、年額3万円を支援、援助しているということ、それから、日常生活用具の給付ということで、恐らくこれは便器とか尿器とかといったことだと思いますけれども、それともう一つは、ショートステイ退所・入所者への支援というようなことで、石岡市そのものとしては、正直言ってそれほど支援事業としては行っていないように感じます。  そこで、先ごろ、私の知り合いでございますけれども、難病疾患で、パーキンソン病でございましたけれども、亡くなりました。20年以上も患っておりまして、奥さんも、それから子供たちも家族が大変な思いをしていたのを見てきました。最初のころは、やっぱり隠しておりまして、わかりませんでしたけれども、私どもも見守るだけで何もできなかったというのが現状でございました。  精神難病福祉対策事業の先進地であります福島県郡山市などは、独自にこの難病疾患患者に対しまして、難病患者居宅生活支援事業として、地域におかれます難病患者等の居宅での治療生活を支援して、患者の方々の自立と、また社会参加への促進ということで行っております。ホームヘルプサービス事業といっておりますけれども、居宅における日常生活を支援するためにホームヘルパーを派遣し、入浴時の介護、食事、排泄等、それから介護や家事等、日常生活を営むに必要なサービスを行っております。それから、これは石岡でもやっているようですけれども、退所・入所ショートステイ事業、介護を行う家族の方が、公的または私的理由によって介護ができないとき、ショートステイができるよう施設の提供をしております。また、これもやっておるようですけれども、日常生活用具の給付として、日常生活に必要とする尿器、便器などの生活用具を給付するというのもあります。それから、これは別の方向でございますけれども、特定疾患治療研究事業として、特定疾患治療研究事業は、原因が不明である、それから、治療方法が確立しておらず、かつ生活面での長期にわたる支障があり、特定の疾患において原因の究明、治療方法の確立に向けた研究を行うとともに、医療費の自己負担分を公費負担にすることにより患者及び家族の皆様の負担を軽減し、支援する事業を行っております。そのほか、バスの運賃の割引制度とか、タクシー料金、または燃料、ガソリン代の一部助成等支援事業なども郡山市では行っておりますが、石岡では、これ以上の、先進地のまねをするわけではございませんけれども、支援ができないのか。これは、ぜひ横田市長にお伺いをいたします。  それから、また県や保健所等の連携はとれているのか、それと、今後ふえてくるであろうと思われます精神難病の相談窓口が、保健センター、月1回だと聞いておりますが、これで十分足りているのかをお伺いいたします。  それからもう一つ、これは、聞くところによりますと、国のほうでは、来年11月には軽症、軽度の難病疾患患者に対しまして補助金の打ち切りというような話を聞きました。これが本当ですと、上位法ですから、地方自治体も右に倣えというふうになってしまうのではないかと危惧されるところでございます。それが本当なのかどうかもお伺いをいたします。  次に、消防費・消防施設費・AED整備事業・救急用備品でございますけれども、ただいま、消防長、担当部長の答弁で、AEDに関しましての機能と、安全であるということはわかりました。また、今後の設置予定につきましても了解いたしました。予算的な面もあると思いますけれども、少しずつふやしていっていただければと思います。  このAEDの普及の陰には、2002年に、高円宮憲仁親王がスポーツ活動中に心室細動によって急逝したことが導入へのスピードアップをさせたと思います。また、昨年開催されました愛知万博では、このAEDを多数配置して、これによって助かった人も少なからずいたことも事実であります。来年2月、石岡市では合併記念マラソン大会が行われます。また、イベントとか大勢人の集まる場所には、絶対に必要性が出てくると思います。しかし、いざ近くで人が倒れてAEDがそばにあっても、いざしようとして取扱説明書などを見ても、実際には使えないと思います。先ほどの答弁で、講習会を行っているということでございましたけれども、今までに何回ほどの講習会を行って、また何人ぐらいの方々が受講されたのか。それから、この受講によりまして資格などが取れるのかをお伺いいたします。  次に、中央公民館管理運営費、特殊建築物定期調査報告制度、この件は、平成13年9月1日に起きました歌舞伎町雑居ビル火災、死者44名を出した火災事件がきっかけで、消防法ともあわせて特殊建築物定期調査報告制度ができたわけでございます。また、平成16年6月23日に起きました青梅市での外壁落下事故、重症者1名、軽症者1名。この事故は、定期調査を行ったときには異常が見えなかった。しかし、すぐその後でこの落下事故が起きてけが人が出たという事例もございます。日ごろから十分に点検、異常が認められたときには、早目に補修、改修をして、安心で、まず安全でを心がけていただきたい、これは答弁は結構でございます。  これで2回目の質問を終わります。 35 ◯副議長(入江貞一君) 保健福祉部長・矢口君。                〔保健福祉部長矢口輝行君登壇〕 36 ◯保健福祉部長矢口輝行君) 難病患者福祉見舞金につきまして、再度ご説明を申し上げます。  先ほど、福祉見舞金の実施をしている県内の状況でございますけれども、県内44市町村中、現在、これを実施しているのは24市町村でございます。  それで、保健センター等における相談業務等につきましても、十分今後状況等を確認しながら患者の方のご支援をさせていただきたいというふうに考えております。  それと、先ほどご指摘のありました県のほうの事業ということでございます。これにつきましては、現在の情報のご説明になりますけれども、難病医療費の助成対象ということで県の事業でやっているわけでございますけれども、45種類に係るものでございます。  難病の医療費の無料化のことでございますけれども、本来の目的であります研究費に当てられずに大半が医療費に回っているというこの状況から、毎年その指定が増大している。それと、医療費が大幅に増大傾向にあるというふうに言われております。それで、厚生労働省におきまして、この大幅に増大しているパーキンソン病、潰瘍性大腸炎を中心に、97年に決めた難病指定の要件等から、パーキンソン病支給対象者数7万2,000人、それから、潰瘍性大腸炎約8万人になっておりますけれども、それらの方々を中心に見直しの対象が現在進められているということになっております。この2つの病気につきまして、重症者と軽症者に分けまして、その医療費の無料につきまして、重症者に絞り込むということで、当初から認定されている5万人におさめていくというような方向のようでございます。その医療費の無料化、全部を廃止するということではなくて、軽症者を対象から外すと。その特定疾患から外すということでもなく、全部を廃止するということでもございませんけれども、その軽症者の部分を対象から外していくと、いわゆる対象を絞り込んでいくという方向にあるようでございます。詳しいことは、まだ確認していない状況でございますけれども、これにつきましては、今後、県のほうによく確認をしてまいりたいと思っております。  以上です。 37 ◯副議長(入江貞一君) 消防長・比氣君。                 〔消防長・比氣道之助君登壇〕 38 ◯消防長(比氣道之助君) 2回目の質問にお答えいたします。  AEDが一般市民の方でも取り扱いができるようになりました平成16年7月1日からことしの12月10日までに、普通救命講習会を受講しましてAEDが使用できる一般市民の方につきましては、回数が85回の1,766名おりまして、この中には、今年度から年次計画でAEDの設置が予定されております市の職員151名も含まれております。市職員の今後の予定につきましては、来年1月から残りの職員も行う予定であり、最終的には全職員が受講し、取り扱いができるよう総務部と協議をしているところでございます。  消防署では、毎月第3日曜日に、一般市民を対象に市報にて公募を行い、AEDの3時間講習会を実施しているところでございます。毎回10名前後の方が受講されております。また、事業所、町内会などにおいても要望がある場合には、職員が出向き、講習会を実施しているところございます。  以上でございます。 39 ◯副議長(入江貞一君) 教育次長・関君。                 〔教育次長・関 正雄君登壇〕 40 ◯教育次長(関 正雄君) 先ほどの答弁の中で、金額が違っておりましたので訂正させていただきます。  文化財関係の答弁の中で、修理費総額を273万300円と申し上げましたが、正しくは237万300円でございます。  また、所有者負担が47万300円と申し上げましたが、47万4,300円の間違いでございました。  以上、訂正をさせていただきます。 41 ◯副議長(入江貞一君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 42 ◯市長(横田凱夫君) お答えいたします。難病福祉対策のここの方向性といいますか、取り組む考え方についてのお尋ねでございます。当市におきます難病福祉対策につきましては、保健福祉部長より答弁したところでもありますが、申し上げました事業等につきまして支援を行っておるところであります。市単独事業の難病患者福祉見舞金支給事業も含めまして、引き続きまして、福祉の、あるいは医療福祉の増進を図ってまいりたいと考えてございます。ご提案の郡山市の対策事業等については、各種事業が実施されているとのことでございますが、調査をして検討してまいりたいと思います。 43 ◯副議長(入江貞一君) 9番・國司 進君。                  〔9番・國司 進君登壇〕 44 ◯9番(國司 進君) 難病対策につきましては、細かい部分はまた委員会のほうでお尋ねすることにいたします。  3回目は、これは質疑というよりも要望としてお聞きいただきたいと思いますけれども、市長は、福祉の横田と言われてきてございます。福祉行政には一番理解があると思っております。どうしても難病疾患患者というのは、世間体を気にしまして隠す傾向にあるようでございます。行政のほうから出向いていって、弱者に手を差し伸べていただければ、また目の届いた支援をしていただきたい。日が当たるような福祉行政が行政機関の仕事でもあり役目だと思っておりますので、よくご検討をいただきまして、要望として質疑を終わります。ありがとうございました。 45 ◯副議長(入江貞一君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                  午前11時18分休憩            ───────────────────────                  午前11時32分再開 46 ◯副議長(入江貞一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  32番・大場俊之君。                 〔32番・大場俊之君登壇〕 47 ◯32番(大場俊之君) 32番、大場です。まず、議案質疑に先立ち、二十数年来八郷地区住民の夢でもあった朝日峠トンネルから特例債事業に織り込められ、約9年弱で完成が見込まれること、横田市長、中川市長、行政各機関及び市職員のご尽力によりましたこと、これを厚く御礼申し上げます。  まず、議案第200号、この道路幅員についてお聞きいたします。この道路幅員17メーターの内容及び起点の県道の幅員、終点の上曽トンネルの接続道の幅員及び林バイパスの幅員、それぞれの内容をお聞きいたします。また、起点の変則六差路、終点など、交差点の幅員はどのようにするのかをお聞きいたします。  議案第200号、201号と関連いたしまして、提案理由の説明にもありますように、合併特例債による道路整備事業とありますが、この特例債事業には、横田市政1年2か月最大の功績である朝日トンネル整備事業、また、北関東自動車道の開通を目前にして、旧石岡市とアクセス道路として行政が後手となっている北部住民の生活道路でもある道路、そして、この開通により、園部の小・中学校の学童の通学の安全が図れる事業であります。そのほか、貝地・高浜線、駅前・東ノ辻線整備事業等、すべてで6事業がありますが、この6事業の今後の進め方についてお聞きいたします。  1回目の質問を終わります。 48 ◯副議長(入江貞一君) 都市建設部長・吉川君。                〔都市建設部長・吉川安延君登壇〕 49 ◯都市建設部長(吉川安延君) まず1点目の、議案第200号についてご説明申し上げます。  お尋ねの上林・上曽線で、今回、合併特例債支援事業としての……、失礼いたしました。  お尋ねの路線は上林・上曽線で、今回、合併特例債支援事業としての整備に伴い路線を認定するものでございます。延長が4.2キロメーター、幅員が17メーターで、上曽トンネル取りつけ部の道路幅員と同じ構成で計画しております。議員ご指摘のように、上曽トンネルの取りつけ部の幅員は17メーター、車道幅員3.25メーターの2車線、両側に3メーターの歩道と1.5メーターの緑地帯、また、県道石岡筑西線の林バイパスの幅員は15メーターで、両側に3.5メーターの歩道となっております。これを結ぶ上林・上曽線の幅員は、緑地帯を含んでの17メーターでございます。それから、県道石岡・筑西線の幅員は12メーターで、内訳は、両側に歩道2.5メーターがついてございます。これを結ぶ上林・上曽線は幅員17メーターで、両側に1.5メーターの緑地帯を計画しております。  それから、議案第201号でございます。この路線は、村上・六軒線として昭和41年に都市計画道路として決定されております。今回、合併特例債支援事業としての整備に伴い、市道の一部を変更するもので、現在認定されている石岡市道A4055線は、国道6号、ジャスコ反対側から玉里方面への1,129.45メーター間で、これをさらに250メーター延長し、6号バイパス交差部までとするもので、幅員は25メーターでございます。  ご指摘のように、合併特例債支援事業は全部で6路線となっておりますが、今回の2路線については、地元説明会で調査等の同意が得られ、事業に着手するために市道の認定及び変更をするものでございます。そのほかの合併特例債支援事業でございますが、八郷・美野里線については、国道355バイパスと接続する部分が小美玉市の行政区域となっておりますので、現在、交差部について小美玉市と協議中であり、協議がまとまり次第地元説明会や道路の認定を行ってまいりたいと思っています。基本的には、現在、協議がまとまりつつあります。  それから、八郷・新治線、朝日トンネルでございます。及び駅前・東ノ辻線は、平成18年に合併特例債支援事業として県の認定を受けましたので、具体的に整備に入る前には、できるだけ早い時期に道路の認定を議会のほうに議案として提出してまいりたいと思っております。  それから、朝日トンネルの事業の進め方でございますが、石岡市が今後市道として認定し、県と委託契約を結び、県が事業主体となり進めていってもらうようお願いをしてまいりたいと思っております。  それからもう一つ、最後に残りましたが、貝地・高浜線については、地元説明会を行いましたが、その後、事業に対し抗議書が出されており、調査等にも入れない状況で、市道の認定は現在見送っておる状況でございます。 50 ◯副議長(入江貞一君) 32番・大場俊之君。                 〔32番・大場俊之君登壇〕 51 ◯32番(大場俊之君) 2回目の質問に入ります。今、聞くところによると、議案第200号は、両サイド1.5メーターの緑地帯があります。この緑地帯は、今、行政改革が、行財政改革が叫ばれている中、必要ないのではないでしょうか。4.2キロ、それで3メーターの幅員が不要になるわけです。両側1.5メーターの緑地帯、八郷は大変緑が多いところでございます。緑が多いところに緑も必要かもしれませんが、これはどうなのでしょう。また、この3メーター、この幅員があることによって、4.2キロ、交差点部も引いたとしても、約1万平米が余計に買収し、そのようなむだな金を使っていいのでしょうか。この点につきましては、この後、都市建設委員会の中でもよく検討をしていただきたいと思います。  また、この6事業につきまして、これだけ困難な事業であります。職員の配置、まずなかなか大変だとは思いますが、これを完成するためには、市長、職員の配置をよろしくお願いしますが、4月には予定はあるのでしょうか。その点についてお聞きいたします。  それと同時に、村上・六軒線につきまして、私の一般質問で、延伸など、むだなお金は排除し、そういうところに持っていっては。また近隣市町村と、また県ともいろいろ相談して延ばしたらどうかという質問もしてはおりましたが、それについて、もしなったらば、後で路線認定をするとか、そういうこともするのか、そういうことはどうなのでしょうか。  あともう1個あったな……。あと、これ、完成した暁には、県道に昇格するような道路は何路線あるのか。そういう予定があるところが何路線あるのか。  また、先ほど言ったとおりに、緑地約1万平米があると、それが草が出たら、今の金額で年間2回草刈りをやったとしても約260万円、そのくらいかかると思いますが、そのようなむだはないように、県が受け取ってくれないとか、そういうことがないように、その点をお聞きいたします。 52 ◯副議長(入江貞一君) 都市建設部長・吉川君。                〔都市建設部長・吉川安延君登壇〕 53 ◯都市建設部長(吉川安延君) まず最初に、1回目の質問で答弁漏れがございました。申しわけございません。  上林地内の県道石岡・筑西線との交差部の件でございます。ご指摘のように、大変複雑な交差点になります。六差路になるかと思いますので、安全面につきましては、土浦土木事務所や県の交通規制課と十分な協議をして、安全な交差路、できるだけ安全な事故の起きない交差路を目指して工事を実施してまいりたいと思います。  それから、緑地帯、1.5メーターの緑地帯でございます。現在の、先ほど答弁しました形で都市計画決定がなされておりましたが、それに前後の路線等のことも考えて、今回、認定に、議案に上げたわけでございますが、十分今後検討をしてまいりたいと思っております。  それから、村上・六軒線のバイパスの先に充てたらということでございます。ご指摘のように、バイパスから先の路線も県のほうでは計画があるようでございます。当初のころは、特例債事業でというようなお話もございましたが、過日、市長のところへ県の道建課長が見えまして、現在、いろいろな問題も含めておりますので、市でなくて県でやると、県で事業を施行しますというような、そのときはそう言っていただけましたので、その先については、県が整備するものと考えております。今後、さらに詰めた、もし協議の議題に乗ってくればさらに詰めなければならない点が幾つかございます。県が事業主体となるか、あるいは、また変わって市が事業主体となって小美玉市と石岡市がやっていくのか、その点についても確定したものではございませんので、さらに県と協議しながら進めてまいりたい。できるだけ早い時期に議会のほうにも説明したいと思っております。そういう時期になりましたら説明したいと思っております。  それから、完成した後、県道になるのかということでございます。合併特例債事業につきましては、将来県道になり得るということで県の支援が入っているわけでございます。私どもの合併支援特例債を道路に充てる際には、県の説明では、県道として将来認定するというようなお話がございましたが、やはり県道として認定するにも県議会の了解が必要となりますので、ここでの明言は避けさせていただきます。ただ、説明の中では、県道になり得る路線を特例債で実施するのだということでございます。 54 ◯副議長(入江貞一君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 55 ◯市長(横田凱夫君) お答えいたします。事務量といいますか、今回の合併特例債事業に伴う組織の職員の配置に対するお尋ねでございますが、現在、事務改善委員会で組織機構の見直しを行っておりまして、事務量に応じた職員数を考慮してまいると、これが基本でございます。そういった中でも、合併特例債事業は、10年間という期限もございますので、その進捗状況によって事務の多寡がございます。そういった状況を見きわめながら、必要に応じて担当職員の配置増なども考慮してまいりたいと考えております。 56 ◯副議長(入江貞一君) 32番・大場俊之君。                 〔32番・大場俊之君登壇〕 57 ◯32番(大場俊之君) 最後に、今、配慮していくという言葉が出ましたけれども、もうすぐにでも配置しなければ、この特例債事業、終わりません。  あと、これ、美野里・八郷線につきましては、この議会の中でも約4分の1、10名があの地区、3地区におります。また、八郷8地区のうちのその3地区です。それで約半数がいます。なるべく北部に対しては、手厚い、やってもらいたい。だから私たちがいます。でも、私たちは、もうすぐ消えるかもしれませんので、よろしくお願いいたします。  以上です。 58 ◯副議長(入江貞一君) 20番・小松美代子君。
                    〔20番・小松美代子君登壇〕 59 ◯20番(小松美代子君) 20番、日本共産党の小松美代子です。議案質疑を3点ほど行います。  まず第1点は、議案第186号・平成18年度石岡市一般会計補正予算(第3号)、消防費・AED整備事業について1点のみ質問を申し上げます。  この件につきましては、さきの定例議会でも公明党の菱沼議員ともども公共施設への整備を強く要望してまいりましたけれども、早速に補正予算で整備されますことに感謝申し上げます。  私どものこの先輩議員でありました原田亨一さんが、常任委員会の席上で倒れまして、同席されました同僚議員の皆さんから、心臓マッサージなど手当を受けましたけれども、手当のかいなく故人になられたということもありまして、私は、このAEDの整備を、必要性を強く感じていたものです。今回の補正予算で4台が設置され、本庁、支所、そして石岡、八郷のそれぞれの運動公園に設置されるということで、大変うれしく思っております。そして、ただいまの同僚議員の質問で、今後の整備計画も答弁をいただきました。さらに、また講習についても、これまで第3日曜日の午前9時から、予約ではございますけれども、柏原消防署において講習が行われ、また職員の方々も多く講習を受けられていると、同僚議員も講習を受けている、このようなことも聞いております。私は、今回、4か所に配置されました、この配置される予定になっておりますAEDを使いまして、講習会場をこの柏原の消防署だけにとどまらず、これまでも5人以上で要望があれば出向いて指導してきたということでございますが、せっかく各施設に設置されましたので、ここを会場にして広く市民の方にも講習をしていただきたい、このように思います。こういうような計画があるかどうかだけ消防長のほうにご答弁をお願いしたいと思います。  2点目の、議案第193号・石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することについて質問をいたします。  今回、石岡市立の高浜幼稚園を4月1日から閉園し、石岡市立東幼稚園に統合して閉園することに伴って条例の改正があるわけです。そこで、平成19年度の東幼稚園の園児数の見込みは何人になるのか、伺います。そして、高浜幼稚園の保護者の方々から、統合するに当たってさまざまな要求があったと思いますけれども、まず、通園バスの運行、高浜幼稚園の保護者の方たちに不便がないように運行されるのかどうか、伺います。  そして、また同様に、現在は2年保育といいますか、幼保一元化、あるいは、私立の幼稚園においては3年保育を実施しているところもあるわけですけれども、市立幼稚園のこの3年制に移行する、こういう要求も高浜幼稚園の保護者の方から強く出されていたわけですけれども、この点についてのお考えを伺いたいと思います。  そして、さらに、議案よりずっとこのかけ離れるというふうに考える向きもありますけれども、この少子化が幼稚園の統廃合の結果をもたらしているわけです。これは、もう間もなく小・中学校の統廃合にもつながっていくと、関連性がありますので質問に入れましたけれども、小・中学校の統廃合について教育委員会はどのように考えているのか。既に11月末からこの12月8日回収で、市内の小・中学校の保護者の方にアンケートが配られていると、このように聞きました。資料も教育委員会から提出していただきましたけれども、この保護者へのアンケートというのが、小・中学校の統廃合の基礎資料として考える、こういうことで実施されているのかどうか、この点についてご答弁をいただきたいと思います。  3点目の、議案第195号・茨城県後期高齢者医療広域連合設置に関する協議についてということで、今回、主に組織を立ち上げるためのこの条例が提案されているわけです。提案の理由も、高齢者の医療の確保に関する法律第48条の規定に基づいて、75歳以上の後期高齢者医療の事務を共同処理するため、茨城県内の全市町村が加入する茨城県後期高齢者医療広域連合を設置するためと、このようになっております。何ゆえに75歳以上の後期高齢者を別枠にする必要があるのか、その意図は何なのか、お尋ねいたします。  そして、第4条では、広域連合の処理する事務ということで5点ほど書かれております。事務の内容で、私は別に資料を取り寄せて、本当に大変なことになると、このように感じているわけですけれども、主に、例えば健診とか、この保健指導の強化、あるいは、保険料の年金からの天引きとか。今までは、年金からの天引きは介護保険料だったわけですが、今度は、75歳以上、年金から保険料も天引きすると、こういうような、具体的にもう既に出ているわけですけれども、今回は、その内容まではここに出ていないだけに本当に心配なわけですが、今までと違う、違ってくる内容について部長の答弁をいただきたいと、このように思います。  それから、第7条で、議会の組織というのがございまして、広域連合のこの議会の議員の定数が22人です。茨城県全域をカバーする組織になりまして、それを22人の議員、市長が8人、町村長3人、市議会議員8人、町村議会3人、この方たちで75歳以上の後期高齢者の医療を審議すると。私は、実態を把握して後期高齢者の医療制度を見ていくのには、本当にこういう制度にしてしまっては大変なことになるのではないかと、このように危惧しているわけです。詳細はもっと具体的に出てきたときにわかるとは思うんですけれども、今、条例としてこれを出されているこの件についてだけ答弁をしていただきたいと、このように思います。  以上で1回目の質問を終わります。 60 ◯副議長(入江貞一君) 消防長・比氣君。                 〔消防長・比氣道之助君登壇〕 61 ◯消防長(比氣道之助君) AEDの整備事業について申し上げます。  AEDを配備する予定であります施設での救急講習会の実施は可能でございます。設置したAEDを使用して講習会を実施するのではなく、訓練用の機器を実際に操作していただいて使用方法を修得していただいております。ご質問のこの計画ですが、現在、石岡では、第3日曜日に、先ほど柏原ということがありましたが、現在は石岡消防署のほうでやっております。これを八郷地区でどうですかということですが、これも現在石岡でやっている場合には、約10名の市民の方がお集まりいただいて講習をやっているところでございます。やる前に、まず市報等へ八郷地区の、この場所につきましても、総合支所、あるいは運動公園というよりも、八郷の消防署でもできますので、八郷の消防署で、石岡は第3ですけれども、これを第2とか第1とかね、そういう日曜日の午前中に、1回まず市報等で呼びかけをしまして、それでどのくらいの人が集まるかね。現在も5名以上いれば出向いているのですが、やはり日曜日ですので、署長も毎日勤務で休みになっておりますので、人員の関係もありますので、八郷消防署でもし実施する場合はやりたいとか、特に市報等へかけて実際にやっていきたいと思っております。  いずれにしましても、1人でも市民の方が多く講習をしていることによって、先ほど、議員さんご指摘のように、1人でも多くの生命を救うことができると思いますので、今後ともそういう面にも力を入れて我々消防署でもやっていきたいと思います。  以上でございます。 62 ◯副議長(入江貞一君) 教育次長・関君。                 〔教育次長・関 正雄君登壇〕 63 ◯教育次長(関 正雄君) 私のほうから、第2点目の、石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することについてお答え申し上げます。  まず最初に、閉園に伴い東幼稚園の園児は何人になるのかということでございます。19年度の当初の見込みは、4歳児24名、5歳児19名の計43名となっております。この中で、高浜幼稚園からは6名が東幼稚園に参ります。ことしから高浜と東で交流事業を展開しておりまして、この6名の園児が東に通園することになっても、スムーズに共同生活が送れるよう対応しているところでございます。  次に、通園バスの関係ですが、統合した後の通園バスの運行につきましては、関川、三村、高浜方面に1台、東幼稚園の区域に1台の計2台でこれまでどおり運行をしてまいります。  3番目の、3歳児を含めた3年保育の考えはという質問でございますが、以前にも答弁しておりますけれども、東幼稚園に3歳児用の教室をふやすための用地確保、あるいは増築の費用、人件費等を考えた場合、非常に厳しいものがございます。今のところ、3年保育については考えてございません。  なお、将来につきましては、保育所等と一体化いたしました認定こども園、こういうことも考えていく必要はあるかと考えております。  次に、学校統廃合の件でございますが、小・中学校教育のねらいでございます児童・生徒の社会的自立への準備の場を効率的に推進するため、今後、少子高齢化が進む中での学校の適正規模、適正配置を検討する必要がございます。現在、審議しております石岡市小・中学校適正配置検討委員会におきまして、小・中学校の統合についても検討課題となっているところでございます。  また、アンケート調査でございますけれども、これからの子供たちに良好な教育環境を提供するためには、どの程度の規模で教育が行われるのが望ましいか、こういうことにつきまして、小・中学校適正配置検討委員会、この委員会の参考資料としてアンケート調査を行っております。  以上でございます。 64 ◯副議長(入江貞一君) 保健福祉部長・矢口君。                〔保健福祉部長矢口輝行君登壇〕 65 ◯保健福祉部長矢口輝行君) 議案第195号・茨城県後期高齢者医療広域連合設置に関する協議についてのご質問につきましてご答弁申し上げます。  今回提案しております後期高齢者医療広域連合につきましては、本年6月に成立しました健康保険法等の一部を改正する法律におきまして老人保健法が改正され、題名も高齢者の医療の確保に関する法律と改められまして、その第48条に、市町村は後期高齢者医療の事務を処理するため、都道府県の区域ごとに当該区域内のすべての市町村が加入する広域連合を設けるものとするとの規定に基づくものでございます。  ご質問の、75歳以上の後期高齢者を別枠にしたという意図でございますが、現在も75歳以上の高齢者につきましては、老人保健制度で医療の給付を行っておりますが、国において、老人医療費が増大する中、それを負担する現役世代と高齢者世代との間に負担と給付の不公平感が高まっているため、世代間の不公平感を解消し、互助の精神のもとに、わかりやすい制度づくりの必要が求められたとの観点から、平成14年度の医療制度改正以降の議論を経て、今回の改革におきまして、75歳以上の後期高齢者については、その心身の特性や生活実態を踏まえ、平成20年度に独立した医療制度を創設することとしたものでございます。  次に、広域連合の規約についてでございますが、広域連合設立に当たりましては、その前段に県内12市町村長で構成する茨城県後期高齢者医療広域連合設立準備会を8月18日に設立いたしております。その準備委員会におきまして、広域連合の規約について協議し、取りまとめたものを今回ご提案いたしております。  規約の第4条及び別表第1に定めます事務の内容についてでございますが、第4条は、広域連合が処理する事務でございまして、第1号の被保険者の資格の管理に関する事務は、高齢者の医療の確保に関する法律第50条から第55条に定める事務でございまして、第2号の医療給付に関する事務は、同じく法第56条から第92条関係、第3号の保険料の賦課に関する事務は、法104条第2項、第3項関係でございまして、第4号の保険事業に関する事務は法第125条関係、第5号のその他後期高齢者医療制度施行に関する事務は、法律に規定する前各号以外についてそれぞれ明記したものでございます。  続きまして、別表第1につきましては、市町村が処理する事務でございまして、高齢者の医療の確保に関する法律施行令におきまして、被保険者の便益の増進に寄与するものとして市町村が行う事務として定められましたいわゆる窓口事務について別表第1に明記したものでございます。  なお、保険料徴収の事務につきましては、法第104条第1項の規定により、市町村の処理する事務とされているため、広域連合の処理する事務からは除かれております。  次に、第7条、第8条の広域連合の議会の組織及び広域連合議員の選挙の方法についてでございますが、最初に、第7条の議員定数22人につきましては、設立後の運営経費等が過大とならない組織を考え、44市町村の2分の1の人数としたものでございます。その構成につきましては、広域連合の運営に当たり、構成市町村議会の意見等が的確に反映される仕組みも必要であるとの考えによりまして、市町村長と市町村議会議員の混合型の組織としたところでございます。なお、市と町村の定数割合の考え方につきましては、現行の市の数と町村の数をかんがみて配分したものでございます。  次に、第8条の広域連合議員の選挙の方法でございますが、選挙方法としましては、直接選挙によるものと間接選挙によるものの2つの方法が地方自治法上規定されておりますが、多大な選挙費用の負担を避けまして、効率的な運営を図るため、関係市町村の議会による直接選挙としたものでございます。また、候補者につきましては、市長は、関係市町村のすべての市長をもって組織する団体の推薦、または、関係市町村の市長の8分の1以上の者の推薦があった者を、または、市議会議員は、関係市町村のすべての市議会議長をもって組織する団体の推薦、または、関係市町村の市議会議員の20分の1以上の者の推薦があった者を候補者とするとしたものでございます。 66 ◯副議長(入江貞一君) 暫時休憩をいたします。                  午後0時13分休憩            ───────────────────────                  午後0時14分再開 67 ◯副議長(入江貞一君) 再開いたします。  保健福祉部長・矢口君。                〔保健福祉部長矢口輝行君登壇〕 68 ◯保健福祉部長矢口輝行君) 先ほどの説明につきましてご訂正をお願いいたします。  説明の中で、第8条に基づくもので、関するものでございますけれども、選挙の方法でございますけれども、関係市町村の議会による直接選挙と申し上げましたけれども、間接選挙に訂正をいただきます。 69 ◯副議長(入江貞一君) 20番・小松美代子君。                 〔20番・小松美代子君登壇〕 70 ◯20番(小松美代子君) 2回目の質問をいたしますけれども、議案第186号については了解いたしましたので、よろしくお願いいたします。  議案第193号につきましても、今後の課題ということで、むしろ小・中学校の統廃合の問題は今後の課題ということで、答弁は結構でございますが、学校、幼稚園もそうですが、学校というのは、やはり集落の中心といいますか、人が集まるところ、そして、その集落の文化を発信する場所であったり、さまざまな面で中心になる施設です。そういったものが統廃合されていく、なくなっていくということは、集落を過疎化させ、そこにまた1つのまちをつくっていく点では、大変大きな問題を含んでくると思いますので、十分に住民の方、それから教育委員会としてもさまざまなことを考慮して進めていただきたいと要望を申し上げておきたいと思います。  幼稚園の統廃合につきましても、既に実施される案件ですので、この件については、統合された後も高浜幼稚園に通園になっている方々の要望を十分によく吸い上げて統合がスムーズにいくように進めていただきたいと、このように思います。よろしくお願いいたします。  最後に、議案第195号の茨城県の後期高齢者の医療広域連合設置に関する協議についてですけれども、こういった形で出されている間は、本当に何もわからないというのが現状です。今、保健福祉部長のほうからこの規約の中身について答弁がありましたけれども、具体的にはなかなかわかりません。私どもがこの秋から現在にかけて市政アンケートを実施しておりますけれども、その途中経過でまとめとして市長のほうにも要望を出しましたけれども、国民健康保険税や介護保険料、そして、水道料金の引き下げなどが市民の要求として出されているわけです。今回のこの75歳以上の後期高齢者を、現在までも、この、今、執行部の答弁では、老人保健制度で別枠なのだというような答弁がありましたけれども、それをさらに、さらに悪くするのが今回の組織づくりだと思うんです。各都道府県ごとにこういう組織をつくって、都道府県ごとに、例えば保険料の徴収あるいは医療の給付、そういう率を競争させる、そういうような仕組みづくりなわけです。高齢者に対しては、税制でも老年者控除が廃止されたり、あるいは、所得税、定率減税がもう来年全廃になったりとか、さまざまな形で今高齢者にしわ寄せが来ているわけです。私自身もこれまで40年間にわたって社会保険、あるいは、働いているときは健康保険組合、そして、また退職してからは国保と、40年にもわたって保険料を納めてきているわけですけれども、70歳になったら医療費が無料になるという、そういう時代は本当に過去のものになり、今回の75歳以上のこの組織、これによって、具体的には先ほど申し上げましたけれども、年金からもう保険料が差し引かれる、否応なくですよ、介護保険と同じです。月額1万5,000円以上の年金を受給している方は、今度はこの保険料も引かれる。これまで私どもは、健康診断、自治体で行っております、国保の場合は自治体で健康保険を行っておりますけれども、こういう基本健診も今度は廃止にしてというような。これは、国保ばかりではなくて、健保に入っていた方も、政府管掌の保険に入っていた方も皆、それから、扶養になっている方もすべてひっくるめて今度はこういうふうな形で健康診断すら外されるような、そういうような仕組みづくりになるわけです。もっと細かいこの内容がわかれば、だれもが本当に反対するような内容だと私は思います。今回のこの組織についてという議案の提出の仕方ですので、この内容については、私はこの規約の提案、今回反対しますので、反対討論の中でやりたいとは思いますけれども、県の福祉部長も務められた市長の見解を伺って私の質問は終わりたいと思います。 71 ◯副議長(入江貞一君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 72 ◯市長(横田凱夫君) お答えいたします。老人医療制度につきましては、高齢化の進展に伴いまして老人医療費の増大が見込まれておるわけであります。市町村の財政の安定化を図る観点から広域化が望まれておりました。今回のこの法改正によりまして、後期高齢者医療につきましては、運営主体を県内全市町村で構成する広域連合で行うことと、そういうふうにされたところでございます。今後、高齢者医療制度の運営につきましては、広域連合の連携を図りながら、適切かつ円滑に行われるよう努めてまいります。  また、少子高齢化社会を迎えて、ご指摘のとおり、所得割による負担制度は導入されているものの、高齢者の皆さんに対する負担が従来とは違っている点に対しては、大変な時代を迎えているなという感じは持っております。 73 ◯副議長(入江貞一君) 以上で通告による質疑は終了いたしましたので、これをもって各議案に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第186号・平成18年度石岡市一般会計補正予算(第3号)ないし議案第195号・茨城県後期高齢者医療広域連合設置に関する協議について、議案第198号・市道の認定についてないし議案第201号・市道の変更についてまでの計14件については、お手元に配付いたしました議案付託表に示すとおりそれぞれ所管の常任委員会へ付託をいたします。  なお、議案を付託されました各常任委員会は、会期予定表に示す日時に会議を開かれ、12月21日の本会議に審査の経過並びに結果を文書により報告されるよう求めます。  次に、お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第196号・湖北水道企業団規約の変更について、議案第197号・湖北環境衛生組合の規約の変更についての計2件については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 74 ◯副議長(入江貞一君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ───────────────────────  日程第2 休会の件 75 ◯副議長(入江貞一君) 次に、日程第2、休会の件を議題といたします。  お諮りいたします。明12月16日から12月20日の5日間は、委員会審査及び議事整理のため、休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 76 ◯副議長(入江貞一君) ご異議なしと認めます。さよう決しました。  以上で本日の議事日程は終了をいたしましたので、これをもって散会いたします。次回は12月21日定刻午前10時から会議を開きます。                   午後0時26分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...