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  1. 石岡市議会 2006-03-23
    平成18年第1回定例会(第10日目) 本文 開催日:2006-03-23


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 平成18年3月23日(木曜日)                   午後 2時59分開議 ◯議長(鈴木行雄君) ただいまの出席議員数は40名です。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  初めにご連絡申し上げます。7番・前島孝元君の一般質問の際、執行部から提出されました資料に一部訂正があったため、修正したものを本日改めて配付させていただきますので、ご連絡申し上げます。  また、同じく44番・金井一夫君の議案質疑中に議会として要求いたしました資料につきましては、お手元にご配付いたしましたとおり提出されましたので、あわせてご査収願います。  次に、本日の議事日程はお手元に配付いたしました議事日程表のとおりであります。  これより議事日程に入ります。            ───────────────────────  日程第1 議案第77号 2 ◯議長(鈴木行雄君) 日程第1、議案第77号・石岡市学童保育事業条例を制定することについてを議題といたします。  本案については、福祉委員長から委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。  福祉委員長・亀井比志子君。                〔福祉委員長・亀井比志子登壇〕 3 ◯福祉委員長(亀井比志子君) 福祉委員長の亀井でございます。これより、福祉委員会における審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  本委員会は、今期定例会において、審査付託されました議案第77号・石岡市学童保育事業条例を制定することについて、去る3月22日に委員会を開催いたし、執行部担当者の出席を求め、審査を実施した次第でございます。  まず初めに、執行部から条例案の内容について説明がなされました。提案については、対象施設の増加や利用児童数の増加などから、児童対策事業に係る事業が年々増加しており、このようなことから、保護者負担を徴収したく条例案を提案したとのことであります。  次に、委員からさまざまな質疑がなされました。  まず、子供たちや指導者に対する保険はどうなっているのかについて質疑がなされ、執行部からは指導員については賠償保険を支払っており、子供に対する保険については、施設によってまちまちだが、通常は750円ということで、保護者会の方から1年に1回払っている状況である旨の説明がなされました。  次に3月19日に行われた保護者に対する説明会についての質疑がなされ、市内11カ所の学童クラブに呼びかけをし、保護者会の役員など二十五、六人が出席したとのことであります。保護者から出された意見については、次のとおりであります。  保護者負担金を徴収することについて、もう少し早い時期に説明が欲しかったという意見。
     八郷地区に合わせたということは納得がいかないという意見。  4,000円にしたことによって、指導員の質をよくするとか、6年生まで見るとか、時間延長するとか、教室を整備するとか、何かメリットはあるのかという意見。  施設整備をしてから負担金を徴収するようにできないのかという意見。  おやつ代を集めたり、買いに行くのが大変なので、指導員に対応してもらいたいという意見。  7,000円を払うので、おやつからすべて市で運営してやってもらいたいという意見。  保護者の意見を聞かないで、なぜ議案を提案したのかという意見。  指導員の報酬が800円というのは、高いのではないかという意見。  指導員の勤務時間が1時からというのは早過ぎるのではないかという意見。  また、前向きな意見としては、教育委員会との連携をとり、協力を得て経費節減を図ってほしいという意見。  学童施設があることに感謝しているといった意見が保護者から出されたとのことであります。  次に委員からは、当市でも財政が逼迫している中で、市長はじめ、議員においても給料の削減を行っている状況なので、保護者の方にもご理解をいただかなければならない時期にきているのではないかといった意見や、第11条に市長が特に必要と認める家庭状態のときに、負担金を減免できるという規定があり、この解釈をする上で、例えば、兄弟がいる場合は2人目を半額にし、3人目を無料にするなど、考慮することはできないかという意見。  また、運用の仕方によっては、現在の予算案の中で、時間の延長ができるのではないかといった意見。  また、施設についても、不公平のない整備をすべきではないかといった意見。  第14条に規定する市長の規則制定権の中において、保護者の要望などにも応えられる配慮をしてほしいという意見も出されたところであります。  次に、負担金の減免や時間延長、また施設の整備について市長はどう考えているのかという質疑がなされ、執行部からは、例えば、2人目については半額、3人目については1,000円ではどうかなど、具体的な数字を出して市長と調整をしているほか、時間延長については、最低30分くらいは今の体制の中でやりくりできないかということで調整し、また、施設整備については、今年の夏までにはエアコン等の整備を間に合わせるようにといった調整を市長と行っている旨の説明がなされました。  次に、時間延長の場合、指導員との調整があると思うがどこまで進んでいるのかという質疑がなされ、執行部からは、指導員を集めて説明会を開き、理解を得たいと考えている旨の答弁がなされ、次に学童保育の保育内容そのものを充実させてほしいという要望はなかったのかという質疑がなされ、執行部からは、保護者からの要望はなかったが、指導員の質をよくしてほしいとか、資格のある方に来てほしいといった要望はあった旨の答弁がなされました。  次に、今回保護者への説明会を開催し、保護者の皆さんは了解したのかという質疑がなされ、執行部からは了解は難しいような状況であったといった答弁がなされました。  次に、施設整備の予算は今後どのように考えているのかという質疑がなされ、執行部からは、6月補正で対応したい旨の答弁がなされました。  次に、条例施行日を4月1日ではなく、6月1日や7月1日とする考えはないのかという質疑がなされ、執行部からは、年度切り替えに合わせて進めていきたい旨の答弁がなされました。  次に、小学校4年生に対する入所の扱いについて質疑がなされ、執行部からは現在受け入れていない状況にある旨の答弁がなされました。  次に、県で検討されているいばらキッズに対する考え方について質疑がなされ、執行部からは、県と話をしているが、県の実施要綱ができた段階で教育委員会を含め協議していきたい旨の答弁がなされました。  次に、本案について施行日を7月1日にする修正案が委員から提出され、また、本案に対する反対討論もなされました。討論の概要でありますが、4,000円の負担は、保護者にとって大きな負担であり、施行日の変更ができないとすれば、反対せざるを得ない旨の討論でありました。  次に、委員から提出された修正案について、起立採決を行った結果、起立少数で否決となり、続いて原案について起立採決を行った結果、起立多数で原案可決すべきものと決した次第であります。  なお、本案については、全会一致で、次の3つの点について意見を付することに決しました。  1点目、1世帯当たり複数の児童が利用する場合は、利用料の減免措置を講じること。  2点目、保護者会の協力を得るなどの対策を講じて、夜6時30分までの時間延長を実施すること。  3点目、どこの施設にあっても、不公平のない充実した施設の整備を図ること。  以上3点であります。  以上が、本委員会に審査付託されました議案の審査の経過と結果であります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 4 ◯議長(鈴木行雄君) 以上で、委員長報告は終わりました。  次に、委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長(鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論は通告の順にこれを許します。  20番・小松美代子君。                 〔20番・小松美代子君登壇〕 6 ◯20番(小松美代子君) 20番・日本共産党の小松美代子です。  議案第77号・石岡市学童保育事業条例を制定することについて反対の討論を行います。  私は、ただいま福祉委員長の方から委員会の報告がされました。私は、福祉委員会に所属しておりまして、審議に加わっているわけでございますけれども、施行日を延期して、そして保護者の方に十分な説明をすると、このように提案をいたしましたけれども、否決されましたので、原案について、反対の討論を行うものです。  私は、この条例の制定そのものについては賛成でございます。それは、なぜかといいますと、一定の基準を設けることが児童クラブの運営に当たってはとても大切であると、このように考えているからです。しかし、今回の条例の中には、負担金4,000円の徴収について、条例が設けられておりまして、この件については、保護者に対する十分な説明がなされておりませんでした。そのために、本会議での一般質問、あるいは委員会での質疑に多くの保護者の方が傍聴に訪れるというような状況がございました。私自身は、この3年前の児童クラブの有料化の提案がありましたときから経過を承知しておりまして、当初は、有料化はやむを得ないのではないかと、このように判断しておりました。なぜかといいますと、単に4,000円を徴収するというものではなく、減免制度を設けているからです。非課税世帯、あるいは母子世帯、父子世帯に対しては、減免制度を設けて実施していく、このような執行部の配慮もありました。そういうこともありまして、当初は、一定の賛成する意向もあったわけですが、やはり多くの市民の皆さんが署名を集めて議会に要望を出してきているわけです。そういう要望が出されているにもかかわらず、これを慎重に取り扱わないというのは語弊があるかもしれませんが、十分に時間をかけて、保護者に説明するその時間もなく、施行日を4月1日とすること、このことについて、私は反対をするわけです。  市長は、少子化対策や子育て支援、これが大変重要であると所信の中でも述べておられます。そういうことであれば、この石岡市の行政のいろいろな部門がありますけれども、ほかの部門のように、負担は軽く、サービスは高くするのが福祉行政、特に子供たちに関する福祉行政のあり方ではないかと、このように私は思うわけです。  詳細については、委員長の報告があったとおりです。私は、施行日の延期を求めましたけれども、それが否決されましたので、あえて議案第77号・石岡市学童保育事業条例を制定することについて反対の討論を行うものです。  議員各位の慎重な審議をお願いいたしまして、私の討論を終わります。 7 ◯議長(鈴木行雄君) 以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。議案第77号・石岡市学童保育事業条例を制定することについてを採決いたします。  本案は起立により採決いたします。本案に対する委員長報告は、原案可決すべきものであります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 8 ◯議長(鈴木行雄君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。            ───────────────────────  日程第2 議案第15号ないし議案第23号       議案第43号・議案第44号       議案第54号ないし議案第76号       議案第78号ないし議案第108号 9 ◯議長(鈴木行雄君) 次に日程第2、議案第15号・平成17年度石岡市一般会計補正予算(第1号)ないし議案第23号・平成17年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第43号・専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例)、議案第44号・専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市教育長の給与、勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例)、議案第54号・石岡地区営農研修センターの解散についてないし議案第76号・石岡市ボランティアセンター条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第78号・石岡市デイサービスセンター条例の全部を改正する条例を制定することについてないし議案第108号・市道の変更についてまでの計65件を一括して議題といたします。  本案については、付託いたしました各常任委員会の委員長から、お手元に配付いたしましたとおり審査結果の報告書が提出されております。  この際、お諮りいたします。本案に対する委員長報告はいずれも会議規則第37条第2項の規定により省略することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、よって、委員長報告は省略することに決しました。  これより各委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 11 ◯議長(鈴木行雄君) ないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論は通告によりこれを許します。  20番・小松美代子君。                 〔20番・小松美代子君登壇〕 12 ◯20番(小松美代子君) 20番、日本共産党の小松美代子です。  議案第64号・石岡市国民保護協議会条例を制定することについて、議案第65号・石岡市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例を制定することについて、反対の討論を行いたいと思います。  提案理由としては、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律の施行に伴い、本市の国民保護協議会の組織及び運営につくること。また、65号では、本市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部の組織及び運営について必要な事項を定めることということで、この2つの議案は関連しているわけです。議案質疑の中でも申し上げたところですけれども、この保護協議会を設置して、保護対策本部及び緊急対処事態対策本部を設置し、また、保護計画をつくるというのが今回の提案ですけれども、私は、こういう形で計画がつくられていくこと、これが現実には市民を、国家総動員ではないですけれども、そういう形で日常的に動員を図ることにつながらないかと危惧をするものです。そういう意味で、この点については、反対を表明するものです。  また、議案第69号の石岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてですけれども、これも議案質疑の中で申し上げましたけれども、国家公務員の給与が人事院勧告に伴い改正されたためにこれに準じて本市職員の給与の改正をするためです。質疑の中でもありましたけれども、平成17年の4月1日現在での一般行政職の石岡市のラスパイレス指数ですけれども、96.0です。旧八郷町においては、98.0でありまして、ともにこの石岡市そのものの給与水準が非常に低い状態にあるわけです。今回のこの改正要綱によりますと、さらにまた給与水準を下げることは必至であります。職員の意欲ややる気、そういったものをそぐような今回の改正については反対を表明するものです。  また、大事なことは、職員組合との話し合いはしたけれども、合意を見ていない、こういう状況があるわけです。職員の労働条件に関することは、きちんと職員組合と話し合い、そして合意を見て議会に提案すべきであると、このように思います。それは、水戸市においては、今回の給与表は、提案を見送っておりますし、現在土浦市議会でも相当意見が分かれていると、このように聞いております。  こういう状況の中で、私は、この議案第69号が本議会に提案されましたので、反対の意を表します。  次に議案第70号・石岡市国民健康保険税条例を制定することについてです。これは提案理由といたしまして、合併に伴う暫定条例を廃止し、新市の条例を制定するものです。  反対の中心的な意見は、第3条で所得割額がこの旧石岡市の場合、これまで7.5%が8%に引き上げられます。4条では、資産割額が34%が、これは現行どおりです。5条の1の均等割額が、1万8,000円が2万1,000円、3,000円アップになります。5条の2の平等割額が、2万400円が2万4,000円となります。今回の改定の調定額では、約7%アップになるというような執行部の答弁でした。そして、所得割、資産割も県平均であるとのことで、やむを得ないというような、そういう執行部の説明でありましたけれども、均等割や平等割といったこの収入にかかわらず、どなたにもかかる部分、ここでアップ率は16%から17%のアップになるわけです。これは低所得者層への高負担、これは免れないことになるかと思います。そういう点で、私は、今回の条例に反対をするものです。  そしてまた、要望といたしましては、これまで資格証明書の発行が旧八郷地域で行われてきましたけれども、資格証明書の発行は控えるべきであり、納税に対しては忍耐を持って対応していただきたいと、このように要望を申し上げたいと思います。  また、低所得者等に対する減免制度を条例上のものだけにしないで、申請者、あるいは相談者には積極的に活用ができるように対応していただきたいと、このように2点要望を申し上げまして、この議案第70号に対する反対の討論といたします。  次に、議案第81号・石岡市重度心身障害児福祉手当支給条例を廃止する条例を制定することについて反対の討論を行います。  この当該条例の支給要件については、石岡市在宅心身障害児福祉手当支給条例において満たすことができるために条例を廃止するというものです。この障害児の福祉手当ですが、国の福祉手当とあわせて支給をすることがないようにというのが今回のこの条例の改正なわけです。これまで、石岡市は、この福祉手当、国の福祉手当は、1万4,430円です、月額。旧八郷町においては、この同じ額が手当として支給されておりました。旧石岡市はさらに、重度の1級から3級、また4級の下肢に障害がある方に対しては、石岡市が独自に月3,000円の手当を支給していたものです。今回、この併給を国と石岡市が同時に手当を支給することはいけないという、そういう指導のもとに条例で石岡市の月額3,000円の手当支給をなくす条例の提案なわけです。しかし、これは、ほかの条例、ほかの施策の中では、ペナルティが仮にあっても、各自治体では、独自に補助金等を支給している。そういう事実があるわけです。実際に石岡市も幼稚園の就園奨励金とか補助金というのは、併給になっております。旧八郷町では片方でしたけれども、今回石岡市との合併によって、併給するというふうに文教委員会の方で予算が組まれております。そういうことから見ました場合に、仮に、この併給を禁止するという指導があっての上での条例の制定であると、このようになっておりますけれども、私は、やはり本当に重度の障害を持つ人は、働けないわけですし、そういう方が、国からの月のこの手当というのが1万4,430円です。これに石岡市が本当に3,000円という微々たる補助を出してきたわけですが、これすらも今回はなくすという、福祉行政の後退を感じざるを得ない今回の条例の提案です。よりまして、私はこれにも反対をするところです。  次に、議案第83号の石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについて反対の討論を行いたいと思います。  これは、提案理由は、被保険者が医療を受けた場合の一部負担金について所要の改正をするということです。結核予防法、精神障害者福祉に関する法律に基づいて、これまで通院負担金の国保分5%がこの障害者自立支援法等によりまして自己負担となるということで、今回の提案がありました。こういうことですけれども、よく考えますと、この精神障害者の方の社会復帰には、医療機関との密接な連携が必要であると、このように考えております。たとえこの5%の自己負担であっても、なかなか社会復帰、就労ができない中では、大変な負担になるものと思います。したがいまして、執行部の方では、当該者に対する説明を十分にし、また市報等で広報していくと、そういうような答弁もございましたけれども、まずはやはり、具体的に経済的な支援をする必要があるというふうに考えますので、議案第83号についても反対の意を表したいと思います。  最後に議案第84号・石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについて反対の討論を行いたいと思います。  この条例の介護保険法の改正及び第3期介護保険事業計画の策定に伴い、介護保険料等を改正するためということで、条例が提案されております。第8条ですけれども、保険料率の改定が行われます。基準額として、これまで石岡は3万4,800円、月額2,900円。八郷地区においては、2万8,800円、月額2,400円でございました。平成18年度からおよそ旧石岡市においては20%アップの月額3,500円、年額4万2,000円。八郷地域においては、大幅に値上げになります。4万2,000円、46%アップの月額3,500円になるわけです。  納期は6期になりますので、これまでの旧石岡の4期から6期になりますので、1回に納める額は多少緩和まではいきませんが、納期を増やしたという、そういう執行部の配慮はございます。そしてまた、住民への説明会は要望があればこの議会の議決後に速やかに実施していくと。特に八郷地区においては、十分に説明をしていきたいと、こういうような執行部の答弁もございました。  しかし、これはそうはいいましても、大幅な値上げになるわけですし、介護保険制度そのものに触れなければいけない問題でありますけれども、今回のこの合併によって、統一されて大幅な値上げになる八郷地区の介護保険料につきましては、特に配慮すべきではなかったかと、このように思うわけです。  したがいまして、私はこの議案第84号についても、反対の意を表して、討論を終わりたいと思います。  以上で終わります。議員各位の慎重な審議をお願いいたします。 13 ◯議長(鈴木行雄君) 以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。最初に議案第64号・石岡市国民保護協議会条例を制定することについてを採決いたします。  本案は起立により採決いたします。本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 14 ◯議長(鈴木行雄君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり決しました。            ─────────────────────── 15 ◯議長(鈴木行雄君) 次に議案第65号・石岡市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例を制定することについてを採決いたします。  本案は起立により採決いたします。本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 16 ◯議長(鈴木行雄君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。            ─────────────────────── 17 ◯議長(鈴木行雄君) 次に議案第69号・石岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。  本案は起立により採決いたします。本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕
    18 ◯議長(鈴木行雄君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。            ─────────────────────── 19 ◯議長(鈴木行雄君) 次に議案第70号・石岡市国民健康保険税条例を制定することについてを採決いたします。  本案は起立により採決いたします。本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 20 ◯議長(鈴木行雄君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。            ─────────────────────── 21 ◯議長(鈴木行雄君) 次に議案第81号・石岡市重度心身障害児福祉手当支給条例を廃止する条例を制定することについてを採決いたします。  本案は起立により採決いたします。本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 22 ◯議長(鈴木行雄君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。            ─────────────────────── 23 ◯議長(鈴木行雄君) 次に議案第83号・石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。  本案は起立により採決いたします。本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 24 ◯議長(鈴木行雄君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。            ─────────────────────── 25 ◯議長(鈴木行雄君) 次に議案第84号・石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。  本案は起立により採決いたします。本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 26 ◯議長(鈴木行雄君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。            ─────────────────────── 27 ◯議長(鈴木行雄君) 次に議案第15号・平成17年度石岡市一般会計補正予算(第1号)ないし議案第23号・平成17年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第43号・専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例)、議案第44号・専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市教育長の給与、勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例)、議案第54号・石岡地区営農研修センターの解散についてないし議案第63号・石岡市営駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第66号・石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてないし議案第68号・石岡市教育長の給与、勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて、議案第71号・石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについてないし議案第76号・石岡市ボランティアセンター条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第78号・石岡市デイサービスセンター条例の全部を改正する条例を制定することについてないし議案第80号・石岡市特別養護老人ホーム条例の全部を改正する条例を制定することについて、議案第82号・石岡市障害者福祉作業所条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第85号・石岡市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の全部を改正する条例を制定することについてないし議案第108号・市道の変更についてまでの計58件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長報告はいずれも原案可決、承認すべきものであります。  お諮りいたします。本案はいずれも各委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 28 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ───────────────────────  日程第3 議案第1号ないし議案第14号 29 ◯議長(鈴木行雄君) 次に、日程第3、議案第1号・平成18年石岡市一般会計予算ないし議案第14号・平成18年度石岡市水道事業特別会計予算までの計14件を一括して議題といたします。  本案については、各常任委員長から委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。  初めに、企画委員長・前島守雅君。                 〔企画委員長・前島守雅登壇〕 30 ◯企画委員長(前島守雅君) 企画委員長の前島でございます。  企画委員会に審査付託されました議案第1号・平成18年度石岡市一般会計予算の企画委員会所管に係る部分、及び議案第10号・平成18年度石岡市公共用地先行取得事業特別会計予算の審査の経過と結果についてご報告をいたします。  当委員会は、会期予定表に示されました3月16日午前10時から各担当者の出席を求め、委員会を開催、慎重なる審査を実施いたした次第であります。  審査においては、最初に執行部から予算案における主要事業並びに新規事業の説明を求め、予算編成方針に示されている新市の均衡ある発展と合併後の一体感の醸成がどのように予算案に反映され、また喫緊な重要課題である行財政改革にどのように取り組み、そしてどのようなまちづくりを行っていくのか、各委員から活発なる質疑が行われた次第であります。  審査における質疑の主な点について、項目順にご報告いたしますと、一般会計予算の歳入においては、本庁及び八郷総合支所の銀行に対する建物貸付料の内容について質疑がなされ、執行部からは、本庁玄関わきの銀行に対しては、店舗として45.28平米、客だめとして20.05平米を117万1,200円で貸し付け、さらに駐車場として10台分を1台月額5,000円で貸し付けているということでありました。  また、八郷総合支所においては、本庁と同様の銀行業務という形態ではなく、収納事務を銀行に願っているということであり、貸付料は取っていないということでありました。  次に、歳出においては、行財政改革の大綱及び実施計画において、目標値の設定や評価、職員の意識づけなどをどのように行っていくのか、また同時に、総合計画を策定している中で、この両者をどのように関連づけているのかという質疑がなされました。執行部からは、大綱及び実施計画の徹底を図るため、全職員に対し、行政経営品質向上研修とあわせ説明会を行い、また各担当課のヒアリングを通して、目標値を設定するとともに、課題の抽出を図っていくということでありました。  また、実施計画は毎年見直しをかけながら、成果を見きわめるということでもありました。  次に、今回策定中の総合計画は、今までの総合計画とは異なり、具体的な目標を立て、進行管理と評価ができるような目標管理型の計画をつくり、市民との情報の共有化を図っていくということでありました。  さらに委員からは、行政評価や事務事業評価、人事評価もあわせて進めてもらいたいとの要望がなされました。  次に、企画委員会における公共用地先行取得特別会計繰出金について、特別会計とあわせ、その内容等についての質疑がなされ、執行部からは、平成9年度に現在のイベント広場である神栄跡地を購入した際、13億7,390万円を借り入れ、平成20年に完済予定であり、今年4月3日に償還すると残りは4億500万円ということでありました。  次に、元有料道路跡地利用調査委託料の外部委託の考え方について、市が基本的な方針を持っていれば、自前で調査ができ、行財政改革の面からも、自前で行うべきではないかという質疑がなされました。それに対し、執行部からは、有料道路の料金所わきの事務所跡地については、農産物直売所などを考えており、生産者やJA、関係者などの意見を聞きながら進め、当該跡地のグランドデザイン、立地条件を想定したものをコンサルタントに委託するということでありました。  次に、男女共同参画推進事業や、計画策定における委員の選出の考え方について、質の拡大を図る上でも同じような委員がならないようにという意見が出され、執行部からは、今後公募により人選を行い、男女共同参画審議会委員を15名を選任し、そのうち5名を計画策定の専門部会として入れるため、5名については重複するということでありました。  次に、中心市街地活性化基本計画推進事業の合併後の考え方について質疑がなされ、執行部からは現在の基本計画は中心市街地活性化法により、旧石岡市を対象として策定し、既に5年が経過しており、また、大型店舗を郊外にという考えから、今度は大型店舗を中心市街地といったまちづくり3法の見直しが論議されており、合併もあったことから、八郷地区を含めた市全体の活性化を図る計画をつくっていきたいという答弁がなされました。  次に、電算費におけるウイルス対策について質疑がなされ、執行部からは職員に対し、個人の持ち込みを禁止し、現在、540台のパソコンを職員に配備し、ウイルスを駆除するソフトをすべてのパソコンに組み入れており、さらにそのもととなるサーバーにおいてもファイアウォールにより二重の対策を図っているということでありました。  次に、基金について平成18年度総額で7億361万4,000円を取り崩す予定となっているが、それをどのような目的に使うのかという質疑に対し、執行部からはふるさとづくり基金は鹿島鉄道の運営補助並びにデマンド交通に、学校等整備基金は給食センターの改築に、観光施設整備基金は「ゆりの郷」の改修に使っていきたいという答弁がなされました。  そして今回の予算審査において、地域交通対策事業における新多目的交通システム、いわゆるデマンドタクシーについて、多くの委員から質疑がなされましたので、この部分については質問と答弁をそれぞれ集約してご報告をいたします。  委員からは、八郷地区のアンケート結果について、デマンドタクシーの導入に伴う石岡、柿岡間の既存路線に対する影響への懸念、一体性の確保の観点から、八郷地区と同時に導入することはできないのか、戸口から戸口という言葉だけが先行し、福祉タクシーのように思われている中で、市民へのPRへの徹底、巡回バス利用者への意見聴取の有無、導入の目的の明確化、運行時間、土日祝祭日を運休としている理由、通学学童への対応、ほかの学校の児童生徒との整合性、巡回バスとデマンドタクシーの並行運行はできないのかといったような多くの質疑、意見がありました。これに対し、執行部からは、八郷地区のアンケート結果は現在クロス集計中であるため、速報値については20日の委員会に提出するということでありました。これについては、3月20日の委員会に提出されております。  次に既存路線への影響については、現在、石岡、柿岡間は、1日当たり700人が利用しており、高校生は定期利用者が60人いるということで、今後路線バス、既存路線への影響等については検討委員会の中で十分に考えていきたいということでありました。  次にデマンドタクシーについては、当面、関係機関と協議が済んでいる石岡地区に導入し、八郷地区については、調査が済み次第、関係機関と協議をし、進めていきたいということでありました。  次に市民への正式な説明、PR、巡回バス利用者からの意見聴取については、まだ実施しておらず、うわさが先行しているため、予算が成立次第、各地区に実際の車両を持ち込み、どのような交通手段なのか、説明をしていきたいということでありました。  次にデマンドタクシーについての導入目的については、バスとタクシーの中間点に位置し、福祉とか中心市街地の活性化とかに特化するものではなく、交通弱者にとって優しい手段として、地域全体に活性化をもたらすということで、実施主体がまち未来いしおかということになったということでありました。  次に運行時間は、午前8時から午後5時までとし、朝7時台は学童のスクールバスとしての利用とし、10人乗りのワゴンタイプ4台と、15人乗りの小型バス1台の車両で対応し、小型バスについては、午後5時から午後6時までの混雑時、1時間延長し運行するということでありました。  また、通学の場合は、現在の巡回バスのルートを利用し、まとまった場所から乗車してもらうような形態をとり、学童の場合の料金は1カ月3,000円の学童定期とし、毎日の電話予約を必要とせず、前もって1カ月単位で、各学校の休みを把握し、対応を図るということでありました。  次に、ほかの学校との整合性については、現在のバス利用届け出者を対象としており、今後、ほかの学校への検討については、PTAや教育委員会とも協議していくということでありました。  次に、土日祝祭日を運休とした理由については、休日には家族の中で車を運転できる人がいるということと、市内のタクシー業者の通常の業務への影響などといった観点で運休としたということでありました。  次に巡回バスとデマンドタクシーの並行運行については、法制度上の問題もあり、試行期間による並行運行期間をしばらくとり、PRについても積極的に行い、市民や利用者に混乱を与えないようにしていきたいという答弁がなされました。  以上の質疑の後、議案第1号及び議案第10号に対する討論はなく、議案第1号・平成18年度石岡市一般会計予算における企画委員会所管部分、及び議案第10号・平成18年度石岡市公共用地先行取得事業特別会計予算の計2件については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  なお、議案第1号・平成18年度石岡市一般会計予算については、企画委員会として、1、デマンド交通システムの導入に当たっては、中心市街地の活性化と関連づけるとともに、現在の巡回バス利用者及び市民への十分な意見聴取、説明を行うこと、あわせて料金についても利用者への配慮を十分検討すること。また、デマンド交通システム移行期に当たっては、巡回バス、デマンド交通の併用期間を十分にとること。  2、巡回バス、デマンド交通システム、鹿島鉄道の存続、通学バス、路線バスなど、公共交通体系を一体的に調整し、かつ専門的な担当部署の設置を図ること。  3、行財政改革の意識を職員に徹底させるとともに、行財政改革の実施計画において、明確な目標値を定め、常に事務事業の見直しと着実な実行を推進し、財政基盤の確立を図ること。  4、限られた資源を効率的かつ有効に活用するため、平成20年度導入予定の行政評価システムを早期に導入し、市民の立場に立った質の高い行政サービスの実現と説明責任を図ること。  5、新市建設計画に位置付けられた事業の具体的な年次計画と進捗状況並びに新市において決定するとした事務事業の調査結果を市民へ報告すること。  以上の5点を意見として付するものであります。  以上が、当委員会に審査付託されました議案の審査の経過と結果の報告であります。議員各位におかれましては、よろしくご審議をいただき、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告を終わります。 31 ◯議長(鈴木行雄君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 3時54分休憩            ───────────────────────                   午後 4時10分再開 32 ◯議長(鈴木行雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  総務委員長・磯部延久君。                〔総務委員長・磯部延久君登壇〕 33 ◯総務委員長(磯部延久君) 総務委員長の磯部でございます。  これより、平成18年第1回石岡市議会定例会において、総務委員会に付託されました議案第1号・平成18年度石岡市一般会計予算の審査の経過と結果についてのご報告を申し上げます。  本委員会は、この案件について、詳細に審査を行うため、会期予定表に示されました3月16日及び20日の両日にわたり説明員として各担当者の出席を求め、本委員会所管の予算部分についての新規事業及び主要事業の説明を受けた後、直ちに審査を慎重かつ厳正に行った次第であります。  以下審査の概要を申し上げますと、まず歳入中、款の1の市税、項の6の入湯税については、やさと温泉「ゆりの郷」の関連の八郷入湯税額の設定等について質疑応答がなされました。  次に歳出中、款の2の総務費、項の1の総務管理費につきましては、職員と人件費の中で、時間外勤務手当について、職員アンケート結果を踏まえての質疑応答がなされ、職員のサービス残業の防止に努めてもらいたい旨の意見が出されました。  そのほか、臨時、嘱託職員の雇用条件の相違点や、賃金、手当等の基準についての質疑応答がなされました。また、駐在員関係経費及び区長、自治会長関係経費の中では、駐在員と区長、自治会長の業務内容、また報酬等の相違点について、職員研修経費では、研修委託先や研修内容、日数等についての質疑応答がなされました。特に、職員研修については、職員の資質向上や意識の改革、あわせて職場のレベルアップにつながる大事なものであると思われるので、種々研修内容を十分検討して実施されたいとの意見が出されました。  人事管理経費の中では、新年度に予定されている職員採用の職種と人数、さらには今後の定員管理計画についてなど、また、職員福利厚生費では、各年度ごとの受診した職員数、そしてその受診結果を踏まえての事後指導の状況について質疑応答がなされました。  文書管理事務費の中では、市報等の配布方法等についての質疑応答がなされ、現在のところ委託ということであるが、今後は区長等までの配布については、他に委託しないで、職員が直接行うことも検討していくべきではないかとの意見が出されました。  また、自衛官募集事務費では、本市における自衛官募集の啓発方法、あわせて自衛官の採用状況について、なお、過去の還付金の中では、現在までの過去の還付金の累計額、さらには返還するまでの事務処理状況についての質疑応答がなされました。  次に、項2の徴収税につきましては、収納事務費の中で、電話催告業務委託についての、業務内容や催告する時間、委託先の職員への守秘義務等の研修についての質疑応答がなされ、未納者の個人情報の漏れなどでの市民とのトラブルが懸念されるので、十分、再考された上で、税収アップのための方法などを検討すべきである旨の意見が出されました。  次に、項の4の選挙費につきましては、啓発事業費の中で、事業内容についての質疑応答がなされました。  次に、款の9消防費、項の1の消防費につきましては、消防一般経費の中で、ヘリコプター運搬連絡協議会負担金の内容と、負担金の基準などについて、また教育訓練研修経費では、AED研修予算額について、救助活動経費では、空気呼吸器の備品購入について、消防団関係活動経費の中では、出勤手当等額と消防用備品の購入についての質疑応答がなされました。  なお、消防水利施設整備事業の中では、消火栓設置工事負担金についての質疑応答がなされ、消火栓を設置するに当たっては、関係集落の方に、設置場所などについて周知徹底を図っていただき、万が一の火災時に初期消火ができるように努めてもらいたい旨の意見が出されました。そのほか、利用頻度が高くなっている救急車両については、安全性確保などの観点から、走行距離や車両の損傷状況をチェックし、危険性が高いと思われる車両は、できるだけ早目に更新を図るべきであるとの意見が出されました。  以上のような種々の質疑応答を重ねた後、本委員会に審査付託されました部分の予算のうち、電話催告業務委託については、未納者への的確なる対応ができなくなるおそれがあると同時に、未納者の個人情報が漏れる危険度が極めて高くなることが懸念されるため、業者等に安易に委託するのではなく、職員自らが催告業務を行うことによって、より効果的で的確な対応ができ、市民に信頼される親切な徴収事務ができるのではないかとの討論がなされ、採決の結果、本案における電話催告業務委託の実施については、業者などに安易に委託するものではなく、市民との信頼関係の見地からも、職員自らの手で行うことでの再考を図るべきであるとの意見を付託し、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定した次第でございます。  執行部におかれましては、平成18年度は、新市スタートの大事な年であり、行財政改革の基本は何かを再認識されまして、効率的かつ効果的な行政運営を図りつつ、さらなる市民サービスの充実、向上に努められることを希望するものであります。したがいまして、予算執行に当たって、即行、即決、即断の対応を強く要望いたしまして、本委員会に付託されました予算の審査の経過と結果についての報告とさせていただきます。議員各位には、本委員会の決定に対し、よろしくご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、委員長報告を終わります。 34 ◯議長(鈴木行雄君) 次に、文教委員長・鈴木光雄君。                〔文教委員長・鈴木光雄君登壇〕 35 ◯文教委員長(鈴木光雄君) 文教委員長の鈴木でございます。これより、文教委員会に審査付託されました議案第1号・平成18年度石岡市一般会計予算の当委員会所管に係る部分についての審査の経過と結果のご報告を申し上げます。  当委員会は、会期予定表に示されました3月16日、午前10時から執行部より各担当者の出席を求めて、委員会を開催し、慎重なる審査を実施した次第であります。最初に、審査における質疑の概要についてご報告をいたします。  初めに、教育総務費における印刷製本費の中の社会科の副読本について、合併後の子供たちが地域の一体感を醸成する上で、副読本の果たす重要性についての指摘がありました。  また、教育活動指導員配置事業における介助員報酬については、介助員を各学校に配置する基準を明確にすべきではないかとの意見が出されました。  次に、小中学校費のクラブ活動補助金に関連して、市職員などにも指導者に適した人材がいることから、それらを有効に活用すれば、経費の節減が図れるのではないかとの意見が出されました。  次に、幼稚園費においては、バス運転業務委託料について質疑があり、公立幼稚園バスの送迎は無料で行っていることに対し、保護者負担のある保育所バスの送迎などとも整合性を図り、不公平感を招かないように考え方を統一すべきではないかとの意見が出されました。  次に、公民館費では、地区公民館長報酬が、旧石岡、旧八郷地区で、予算措置に大きな差があることについて、また、各公民館の電気料についてなどの質疑がございました。  次に、文化事業費における発掘調査経費でありますが、常陸国衙跡との発掘調査の今後の見通しについての質疑があり、執行部からは平成18年度で調査は終了し、将来的には国指定の文化財となるよう、国、県と協議を進めていきたいとの考えが示されました。これに対し、委員からは、国指定文化財になる前であっても、どのような活用を図っていくか、将来的なビジョンを今のうちから明確にしておくべきではないかとの意見や、石岡小学校の校舎のあり方についても、文化財の整備とあわせ、今後検討していく必要があるのではないかなどの意見が出されました。そのほか、複合文化施設建設においても、発掘調査の進め方について質疑がなされました。
     次に、青少年育成事業の中の青少年を育てる石岡市民の会補助金に対しては、石岡、八郷地区の組織の統合の状況についての質疑があり、この会が何を行っているのか、一般市民にはわかりづらく、組織の活動自体不明瞭であるとの指摘がなされました。  次に、保健体育費のスポーツイベント事業の中で予定されている、合併記念マラソン大会について、委員からは、合併記念事業として行われるにしては、予算額が少な過ぎるのではないか、地域の一体化を図るためにも、盛大に開催すべきであり、ただ大会を実施するだけでは合併記念事業としての意味がないのではないかなどの意見が出されました。  次に、保健体育施設費において、運動公園などの施設の除草委託料が、旧八郷に比べ、旧石岡の施設の方が格段に高いことについて質疑があり、執行部からは旧八郷の運動公園などは、シルバー人材センターに委託しているのに対し、旧石岡は市内業者に委託しているとの答弁がありました。  委員からは、市の財政が厳しいと言いながら、経費の削減が十分ではないのか、また、市内業者の育成を図るためであるならば、今後、八郷地区についても整合性を図るべきではないかとの意見が出されました。  そのほか、石岡小学校プール開放事業におけるプール管理委託について、指定管理者制度の導入を検討すべきではないかとの意見や、朝日スポーツ交流施設管理費に関連して、旧朝日小学校校舎を積極的に民間に開放し、都会からの利用者を呼び込むべきではないかとの意見が出されました。  最後に、学校給食センター費においては、給食配送委託料について質疑がありました。石岡給食センターと八郷給食センターの配送委託料の違いについての質疑で、執行部からは運転手の勤務時間が石岡は8時半から5時までの7時間半の勤務であるのに対し、八郷は、約4時間半程度の勤務時間となっているとのことでした。  また、人件費については、石岡は月額給料で、退職金、賞与も委託料に含まれているのに対し、八郷は1時間当たりの単価計算で委託しているとの説明がなされました。委員からは、八郷が三業者に委託しているのに対し、石岡では33年間もの間、同じ1社と契約していたことは、まさに行政の怠慢であるとの意見が出され、また別の委員からは、石岡の運転手が、給食ができるまでは、調理室に入って食材などを各校の個数ごとに分ける仕分けなどをしているとのことに対し、運転手とは配送の委託契約をしており、調理室での業務を手伝わせること自体がおかしいのではないかとの指摘がありました。それらを受け、執行部は運転手の勤務体系については、18年4月の委託から見直しをしていきたい、また、9月1日から新たな契約を結ぶ際には、複数の業者による指名競争入札を行いたいとの考えが示されました。  またそのほか、別の委員からは、合併に伴う給食費の統一に当たり、保護者にもっと詳細を説明し、協力を得る必要があるのではないかなどの意見も出されました。そのほかにも、小学生に配付される防犯ブザーの有効性や、今後、改築が予定されている学校への防犯カメラの導入、または合併後の成人式のあり方などについても質疑がなされました。  以上が質疑の概要でございます。  次に、本案に対する討論及び採決については、あわせて当委員会に審査を付託されております、議案第73号及び議案第74号と関連していることから、3月20日の条例案の審査に合わせて行ったところ、討論を行う委員はなく、採決の結果、議案第1号については、全会一致で原案可決すべきものと決した次第であります。  以上で、本委員会に審査を付託されました議案第1号の審査の経過と結果の報告を終わります。議員各位のご賛同をお願いして、終わります。 36 ◯議長(鈴木行雄君) 次に福祉委員長・亀井比志子君。                〔福祉委員長・亀井比志子登壇〕 37 ◯福祉委員長(亀井比志子君) 福祉委員長の亀井でございます。これより福祉委員会における審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  本委員会は、今期定例会において審査付託されました議案第1号・平成18年度石岡市一般会計のうち当委員会所管に係る部分、第2号・平成18年度石岡市授産所特別会計予算、議案第3号・平成18年度石岡市国民健康保険特別会計予算、議案第7号・平成18年度石岡市老人保健特別会計予算、議案第12号・平成18年度石岡市介護保険特別会計予算、議案第13号・平成18年度石岡市介護サービス事業特別会計予算までの計6件について、より詳細に審査をするため、3月17日及び3月22日に委員会を開催し、執行部担当者の出席を求め、審査を実施した次第でございます。  まず初めに、執行部より平成18年度の主要事業について説明がなされました。  次に学童保育について、執行部より以下の経過説明がなされました。  まず10月の合併により、学童保育については当面は現行どおり行い、新市において調整するという調整方針に基づき、現在は、合併前の形で運営している状況であります。旧石岡で7カ所、旧八郷で4カ所で実施しております。  保護者負担金については、旧石岡は無料、旧八郷は4,000円であります。  おやつ代については、旧石岡、旧八郷とも、保護者会において3,000円を徴収しております。このような中、18年度に向かい協議をした結果、運営費の一部を保護者に負担していただくことになりました。その理由でありますが、平成16年度の支出が4,186万円で、ここから補助金や負担金を差し引いたとしても、児童1人当たり7,155円の負担がかかります。平成17年度に換算すると、児童1人当たり7,699円の負担がかかります。このようなことから、半額の4,000円程度を保護者に負担していただくこととしたものであります。ちなみに、平成18年度、保護者負担を徴収しないと仮定した場合、児童1人当たり1万1,495円の負担がかかることとなります。学童保育の対象人数は、小学1年生から3年生までの総数2,329人のうちの371人、約16%であります。  県内の市町村における実施状況でありますが、無料としている市町村は4カ所、そのうち2カ所は保護者負担を求めることで決定しております。保護者負担の金額でありますが、4,000円未満としている市町村が17カ所、4,000円としている市町村が8カ所、4,000円以上としている市町村が22カ所であります。執行部としては、4,000円という額は高い金額ではないと判断したとのことであります。  また、保育所や介護保険、障害者の方においても、個人負担のなかったものがそれぞれ個人負担を求めるように制度が改正されたため、学童保育においても、保護者負担を求めることとしたとのことであります。  なお、各施設に暖房設備等のばらつきがあるため、計画的に順次整備を進めていきたいという説明がなされました。  次に各委員よりさまざまな質疑がなされました。まず、今まで無料だったものが有料になったということで、行政としての説明責任が足りなかったのではないかという意見が出されました。  次に、国、県の補助制度について質疑がなされ、執行部からは、国、県補助としては、35人以上の場合の基準額が264万3,000円で、市内5カ所が該当し、3分の1ずつ補助を受けていること。30人以上の場合の基準額は、168万6,000円で、市内1カ所が該当し、3分の1ずつ補助を受けている。30人以上あるものの、土曜日に実施していないため、基準額は161万1,000円で、市内1カ所が該当し、3分の1ずつ補助を受けていること。  次に、県の単独事業として、10人以上の場合の基準額が76万2,000円で、市内6カ所が該当し、補助を受けている旨の答弁がなされました。  次に時間延長についての質疑がなされ、執行部からは試算はしていないが、現在1時から6時まで、1日5時間実施しているが、希望があった場合は、指導員1人と保護者1人体制で時間延長に対応したい旨の答弁がなされました。  次に不公平のない施設整備について質疑がなされ、執行部からは八郷地区には暖房設備が入っており、石岡地区には2カ所しか暖房設備が入っていないため、設備の整っていないところについては、18年度中に利用者負担を取るようになった場合には、早急に整備をしたい旨の答弁がなされました。  次に園部小における土曜日の学童保育の実施について質疑がなされ、執行部からは、園部小の土曜日の希望者は2人しかいないので、18年度は実施しないが、10人以上の希望があれば実施したい旨の答弁がなされました。  次に保護者説明会の実施について質疑がなされ、執行部からは3月19日に保護者の代表者に集まっていただき、説明会を実施したい旨の答弁がなされました。  次に、別の委員からは、財政が厳しいといっても、子供たちのためにとるべき予算をとっている部局もあるので、保護者負担金については無料化することで合併の効果が出るのではないかといった意見も出されたところであります。  次に保護者負担4,000円の中に、おやつ代を含めるなど、その中身について再検討できないのかという質疑がなされ、執行部からは、おやつ代は家にいても、何らかの形で支出され、必要なければ減額してもいいと考えるが、市としては、おやつ代を含まない形で考えている旨の答弁がなされました。  次に、旧石岡の保護者の中には、おやつ代3,000円が負担金であると思っている保護者もおり、今回おやつ代3,000円のほかに、4,000円の負担金を求めることになると、合計7,000円の負担になってしまう。子育て支援が大切だといっても、現実は違うのではないかといった意見も出されました。  次に、保護者への十分な説明をするために、条例の施行日をずらして、6月から実施すべきではないかといった意見も出されました。  次に別の委員からは、利用者負担はやむを得ないが、父兄への周知徹底をし、理解をいただく努力をすべきであるといった意見も出されました。  次に、みなみ保育所におけるバス業務委託の減について質疑がなされ、執行部からは契約期間の終了に伴い、格安の形で当面1年間の随意契約を行う旨の答弁がなされました。  また、この件に関し、みなみ保育所の送迎バス負担金として、園児1人当たり月額1,500円を徴収しているのに比べ、私立幼稚園のバス送迎は無料であるので、同じように無料にできないのかという質疑がなされ、執行部からは今後検討したい旨の答弁がなされました。  次に、介護保険料の値上げについて質疑がなされ、執行部からは平成17年度までは旧石岡が2,900円、旧八郷が2,400円でありましたが、これを3,500円とすることで考えている旨の答弁がなされました。委員からは、負担が多くなるので、これらの説明をきちんとやってほしい旨の意見が出されました。執行部からは、予算成立後、地区ごとに説明会を実施したい旨の答弁がなされました。  次に土曜日の保育園の閉園時間について質疑がなされ、執行部からは、旧石岡では夕方5時まで実施しているが、旧八郷は午前保育であるという差があるが、18年度からは統一して夕方5時まで実施したい旨の答弁がなされました。委員からは、保育園を時間延長するなら、学童保育も時間を延長すべきであるといった要望も出されたところであります。  次に、戦没者追悼式の実施について質疑がなされ、執行部からは旧八郷では中央公民館で追悼式が行われ、旧石岡では靖国神社や護国神社への参拝をしているという差があるが、今後は、石岡と八郷で交互に追悼式を実施していきたい旨の答弁がなされました。  次に、ボランティア団体で使う車両を善意銀行のお金で購入できないのかという質疑がなされ、執行部からは善意銀行は、社会福祉のために使われるものであれば使うことができるが、公用車として確保した車を住民がどこまで使うことができるか、調査検討したい旨の答弁がなされました。  次に、ネンリンピック実行委員会についての質疑がなされ、執行部からは平成19年度に石岡においてオリエンテーリングが行われる予定で、風土記の丘を中心としたコースを考えている。18年度は、プレ大会を開催して、大会を盛り上げたい旨の答弁がなされました。  次に、高齢者住宅整備資金の貸し付けについて質疑がなされ、執行部からはこの制度を利用できる方は、市内に居住し、60歳以上の高齢者と同居する方で、高齢者の専用的な拠出部分の増改築にかかわる部分について200万円を限度に貸し付けをしたい旨の説明がなされました。  次に、人間ドックの補助金が日帰りの場合は2万5,000円の補助が出るのに対し、一泊二日の場合は補助が出ないので、補助を出してほしい旨の質疑がなされ、今後検討したい旨の答弁がなされました。  次に合併後の国保税の課税について質疑がなされ、執行部からは、現在合併調整によって不均一課税としているが、18年度より統一したい旨の答弁がなされました。委員からは、均等割と平等割を増額しているのは問題があるという意見が出されました。  次に、介護支援事業について、健常者との連携を図れないのかといった質疑がなされ、調整したい旨の答弁がなされました。  次に国民健康保険の資格証明書はできるだけ発行しないでほしい旨の質疑がなされ、執行部からは旧八郷において実施していたが、今後は悪質な滞納者に限って行うなど、最後の手段として考えたい旨の答弁がなされました。  次に介護保険の減免制度について質疑がなされ、執行部からは、1万5,000円以上の個人負担が出た場合には、介護保険事業の中で見る制度がある旨の説明がなされました。  次に介護予防支援事業のシステム借上料について質疑がなされ、執行部からは、地域包括支援センターにおけるケアプランの計算システム導入経費である旨の説明がなされました。  次に合併特例債の中で保育所の統廃合を考えていくべきである旨の質疑がなされ、執行部からは18年度に見直しをし、追い上げの形で整備したい旨の答弁がなされました。  次に議案第1号・平成18年度石岡市一般会計予算については、関連予算が計上されているほか、議案第3号・平成18年度石岡市国民健康保険特別会計予算及び議案第12号・平成18年度石岡市介護保険特別会計予算については、条例案とあわせて予算措置されているため反対したい旨の討論がなされました。  次に、討論の行われた前述3議案について起立採決を行った結果、起立多数により原案可決すべきものと決し、討論の行われなかった議案については、全会一致で原案可決すべきものと決した次第でございます。  以上が、本委員会に審査付託されました議案の審査の経過と結果でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 38 ◯議長(鈴木行雄君) 次に、市民経済委員長・塚谷重市君。               〔市民経済委員長・塚谷重市君登壇〕 39 ◯市民経済委員長(塚谷重市君) 市民経済委員長の塚谷でございます。当委員会に審査付託されました議案第1号・平成18年度石岡市一般会計予算のうち当委員会の所管に係る部分、議案第4号・平成18年度石岡市簡易水道事業特別会計予算、議案第9号・平成18年度石岡市農業集落排水事業特別会計予算、議案第11号・平成18年度石岡市霊園事業特別会計予算、議案第14号・平成18年度石岡市水道事業会計予算、以上5件の議案について審査の経過と結果をご報告いたします。  当委員会は、去る3月17日に、担当者の出席を求めて、委員会を開催し、慎重なる審査を実施いたしました。委員会において、まず初めに、担当者より予算の概略についての説明を求め、これを受けて質疑を行った次第であります。  審査における質疑の内容について予算項目順にご報告をいたします。  まず、総務費において、街路灯、防犯灯事業についての質疑がなされました。地区からの申請に応じて補助金を交付するものを防犯灯、街路灯として予算づけがなされているわけですが、八郷地区においては、このような区分がなされていなかったことから、八郷地区の防犯灯、街路灯の現況を早急に調査し、対応を図っていく必要があるとの指摘がございました。これに対して執行部からは、今後は区長を通して防犯灯と認められる箇所を調査していきたいとの考えが示されたわけでございます。  同じく総務費の安全安心まちづくり推進事業においては、市内に数多くの防犯組織を立ち上げてもらい、それを育てていくためには、エンゼルパトロールだけでなく、他の防犯組織に対しても、帽子の支給などの補助が必要ではないかとの意見が出されました。  次に、農林水産業費、水田農業構造改革対策費においては、転作作物として市が振興するソバについて、今後も振興作物としてソバに力を入れていくのか。より収益の上がる作物の振興が望まれるのではないかとの意見が出されました。これに対して執行部からは、ソバを振興してきた経過について説明され、他の作物への転換はある程度の実績が伴った上で検討するものとの見解が示されました。  続きまして、有害鳥獣駆除経費においては、イノシシが市民にけがを負わせた事故に言及し、今後の対策について質疑がございました。これに対して執行部からは、手負いのイノシシが人体に被害を及ぼしたことから、猟友会八郷支部を通じて、わななどの後始末に十分気をつけ、安全に配慮するよう申し入れを行っていく旨の答弁がなされました。  また、商工費、観光事業費では、つくば周辺地域交流活性化事業についての質疑がございました。今年度、つくば周辺地域の周遊巡回バスが試行的に運行されますが、この巡回地点として、当市の「ゆりの郷」、フラワーパーク、風土記の丘を経由することから、この機会を市の観光にどのように生かすか、その方策について委員が問いただしました。これに対して、執行部からはバス運行による当市へのメリットは大きく、まずはつくばエクスプレス利用者にPRを行っていくことが重要であるとの認識が示されたわけでございます。  さらに、この周遊ルートの一つでもある常陸風土記の丘の管理運営経費に関連して、観光客の受け入れ体制を整えるためにも、市内の間伐材を利用し、休憩所を整備してはどうかとの意見が出されました。  これらの質疑を踏まえ、3月22日に開催した当委員会において採決を行った結果、議案第1号・平成18年度石岡市一般会計予算のうち当委員会の所管に係る部分、議案第4号・平成18年度石岡市簡易水道事業特別会計予算、議案第9号・平成18年度石岡市農業集落排水事業特別会計予算、議案第11号・平成18年度石岡市霊園事業特別会計予算、議案第14号・平成18年度石岡市水道事業会計予算、以上5件の議案につきましては、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  以上が、当委員会に審査付託されました議案の審査の経過と結果の報告であります。よろしく賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告を終わります。 40 ◯議長(鈴木行雄君) 次に、都市建設委員長・前島孝元君。               〔都市建設委員長・前島孝元君登壇〕 41 ◯都市建設委員長(前島孝元君) 都市建設委員長の前島でございます。都市建設委員会に審査付託されました議案第1号・平成18年度石岡市一般会計予算のうち都市建設委員会の所管に係る部分、議案第5号・平成18年度石岡市下水道事業特別会計予算、議案第6号・平成18年度石岡市駐車場特別会計予算及び議案第8号・平成18年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計予算、以上4件に係る審査の経過と結果をご報告申し上げます。  当委員会は、まず3月17日、都市建設部長以下、各担当者の出席を求めて委員会を開催し、審査を実施した次第であります。審査に当たりましては、最初に執行部から各会計予算案の概要、説明を求め、その後、質疑を実施いたしました。まず、道路橋梁費の道路新設改良費におきましては、臨時地方道整備事業、一般市道整備事業の予算計上のあり方に関し、あらかじめ整備箇所を示すべきではないかとの指摘がなされ、質疑応答の後、委員からは予算審議が十分に尽くせるよう整備箇所をあらかじめ示してほしいとの要望がなされました。  また、一般市道整備事業で石岡市医師会病院付近の市道の一部狭隘になっている部分を早急に拡幅すべきであるとの指摘に対し、執行部からは、昨年も拡幅に向けて地権者と交渉を行ったが、諸般の事情から納得をいただけなかったとの答弁が行われましたが、委員からは、新市の一体性確保の観点からも、ぜひ拡幅に努力されたいとの要望が行われたところでございます。  都市計画費、都市計画総務費におきましては、鹿島鉄道の今後の方向性が石岡駅周辺整備事業に及ぼす影響について質疑応答がありましたが、最も多く質疑が行われましたのは、特別道路対策事業における追加インターチェンジ調査委託料の1,600万円についてでありました。  執行部の説明によりますと、国はインターチェンジを1自治体に1カ所、もしくは5キロメートルごとに1カ所整備したいとしているものの、千代田石岡インターから岩間インターの区間につきましては、1カ所と考えるのが妥当ではないかとのことであります。そのような中、美野里町ほか、今月末に小美玉市として合併することが予定されております町村は、千代田石岡インターから岩間インターのほぼ中間地点である美野里サービスエリアにスマートインターチェンジを実現するべく、既に県知事へ口頭で要望を伝えたとの情報もあるとのことでありました。  また、日本道路公団が民営化され、東日本高速道路株式会社となった中、インターチェンジの新設については、不透明な部分があったわけでありますが、先日、整備要綱の通達がなされたとのことでもありました。これに対し、委員からは県との協議内容について質疑が行われ、都市建設部長からはこれまで事務打ち合わせ的な協議はしてきたが、公式な申し入れは行っていないとの答弁があり、続いて、既に自治体間競争に入っている中、今回の調査によって収益率、または地域活性化の効果などにおいて、石岡市が優位にあることを実証し、それに基づいて要望活動を展開していきたいとの考えが示されました。  また、都市建設部長によれば、県が実施した調査においても、石岡市へのインターチェンジ建設は、高い評価を得ているとのことであり、さらに当市へ建設した場合に、期待ができる高い収益率は、民営化された東日本高速道路株式会社にとって好材料と思われるとの考えが示された次第であります。  一方、委員からは高速道路が開削方式になっている村上・六軒線付近にインターチェンジを建設いたしますと、工事費が莫大な金額になるのではないかとの疑問が呈せられ、インターチェンジの調査に当たっては、工事費が抑制でき、かつ便益性の高い場所を検討するよう要望が出された次第であります。  次に、下水道事業特別会計の下水道建設事業における各管渠埋設工事に対しては、委員からマンホールポンプの地元業者への発注と予定価格の積算について意見が出されました。  駐車場特別会計に対しましては、一般利用分の稼働率向上と、駐車料金設定について質疑応答が行われました。  駅東土地区画整理事業特別会計に対しましては、執行部からの説明について特に質疑はなく、当委員会の各会計予算案に対する質疑は以上の概要をもって終結した次第であります。  これら各会計予算案に対する討論及び採決は、他の議案との関係から3月22日に実施したところでありますが、予算案に対して討論を行う委員はなく、採決の結果、議案第1号・平成18年度石岡市一般会計予算のうち都市建設委員会の所管に係る部分、議案第5号・平成18年度石岡市下水道事業特別会計予算、議案第6号・平成18年度石岡市駐車場特別会計予算及び議案第8号・平成18年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計予算の計4件は、いずれも全会一致をもって原案可決すべきものと決した次第であります。  以上で、都市建設委員会に審査付託されました各会計予算案の審査の経過と結果の報告を終わります。よろしくご審議を賜りたいと思います。 42 ◯議長(鈴木行雄君) 以上で、委員長報告は終わりました。  次に、委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長(鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論は通告によりこれを許します。  20番・小松美代子君。                 〔20番・小松美代子君登壇〕 44 ◯20番(小松美代子君) 20番、日本共産党の小松美代子です。議案第1号・平成18年度石岡市一般会計予算に対する反対討論を行います。  歳入の部、款民生費、項負担金、目民生費、負担金、児童クラブ保護者負担金、1,440万円。関連して、歳出の部、同じ民生費、児童福祉総務費、放課後児童対策事業、6,312万4,000円のうち、保護者負担金分1,440万円は条例の審議のときにも理由は述べましたけれども、削除すべきであると思います。  次に、款議会費、目議会費、議長交際費210万円は、適切な額に修正すべきだと思います。  平成17年度の近隣の議長交際費については、つくば市が100万円、土浦市150万円、牛久市70万円となっております。決して低いところだけを並べたわけではございません。ちなみに、議長交際費を仮に低く抑えても、食料費が多く計上されていた場合には全く意味をなしませんので、食料費もあわせて調査いたしました。つくば市は18万3,000円、土浦市は113万7,000円、牛久市がゼロです。この土浦市の113万7,000円の食料費に対して、オンブズマンが情報公開に基づいて監査請求しているかと思います。したがいまして、議長交際費については、適切な額に修正すべきであると考えております。  また、議会費の普通旅費551万1,000円、これは、各種の議員の視察研修費になっておりますけれども、必要かつ最低限度に視察は実施すべきであると、このように考えております。費用弁償の402万円につきましては、議員報酬以外に費用弁償が支払われることについては、市民の理解を得ることが非常に難しい問題があります。これは、かねてから私は、削減すべきと、このように主張しておるところです。  また、海外研修視察負担金が、200万円が計上されておりますけれども、議会議員が海外に視察に行く場合には、これは自己負担でぜひ行ってください。削除すべきです。  款総務費、目賦課徴収費、収納事務費、電話催告業務委託料61万6,000円につきましては、先ほど総務委員長の方から、委員会の付帯決議が報告されております。私もぜひこの点については、慎重に取り扱っていただきたく要望申し上げるところです。  次に、款民生費、目医療福祉費、一般事務費の医療福祉費ですが、乳幼児、妊産婦、母子、父子また重度心身障害者を対象とする医療扶助費については、さらなる充実を求めるものです。  款消防費、目災害対策費、国民保護対策経費384万5,000円につきましては、条例の審議の中でも反対討論の中で申し上げましたが、国民保護の名目で、戦争する国への準備、市民を日常的に防災訓練に動員する仕組みづくりに対し危機感を覚えるものです。私は、ちなみに、昭和20年、さきの第2次世界大戦の終戦の年に生まれております。そういう点では、平和こそが一番大事なことだと、このように考えております。そういう観点から、こういったものを準備していくことについては、非常な危機感を持つものです。削除を求めます。  款教育費、目事務局費、地域改善教育推進経費として57万円が計上されておりますが、会議参加等については、よくよく考慮をして控えていくべきだと思います。  また、このことに関連いたしましての同和関連の多くの歳出がございますけれども、私は、一般の施策で行うべきであるという、こういう主張を持っております。そのために、関連する歳出についても認めることはできません。
     次に、同じ教育費の目社会教育総務費、生涯学習推進事業、生涯学習中央大会講演と委託料100万円が計上されております。平成17年度の講師の選定方法、講師と講演の内容については、当事者、また保護者、そして関係者から抗議の声が上がっているところです。今年度の講演をよしとする認識であるならば、私は平成18年度の予算については、この部分については削除することを要求します。  次に、議案第3号・平成18年度石岡市国民健康保険特別会計予算について反対討論を行います。  歳入の部で、項国民健康保険税、目被保険者国民健康保険税です。条例の改正の議案で申し上げたところですけれども、被保険者の保険税の引き上げ、特に低所得者層への負担が大きくなる均等割、平等割の税額が、大きく引き上げられたことは賛成できかねます。国への国庫支出金の増額を求めることを強く求めて、反対討論といたします。  次に議案第12号・平成18年度石岡市介護保険特別会計予算について反対の討論を行います。  歳入の部、介護保険料、今回、第3期介護保険事業計画の策定によって、保険料の大幅な引き上げが行われました。昨年10月の居住費、食費、いわゆるホテルコストの負担増もあり、施設入所者もまた法人側の施設の運営についても困難な状況にあります。保険者の保険料で事業を行うという介護保険制度そのものにも問題があるわけですけれども、今回の引き上げはまた合併によって調整するということもありまして、市民にはさらなる負担感を増すものとなります。したがいまして、基準額3,500円をはじめとする保険料引き上げに伴う予算に対し、反対の意を表して討論を終わります。  以上、3点の議案に対しまして、議員各位の慎重なる審議、そしてご賛同賜りますようお願い申し上げまして、私の反対討論を終わります。 45 ◯議長(鈴木行雄君) 以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。はじめに、議案第1号・平成18年度石岡市一般会計予算を採決いたします。  本案は起立により採決いたします。本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 46 ◯議長(鈴木行雄君) 起立多数であります。よって本案は委員長報告のとおり決しました。            ─────────────────────── 47 ◯議長(鈴木行雄君) 次に議案第3号・平成18年度石岡市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。  本案は起立により採決いたします。本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 48 ◯議長(鈴木行雄君) 起立多数であります。よって本案は委員長報告のとおり決しました。            ─────────────────────── 49 ◯議長(鈴木行雄君) 次に議案第12号・平成18年度石岡市介護保険特別会計予算を採決いたします。  本案は起立により採決いたします。本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 50 ◯議長(鈴木行雄君) 起立多数であります。よって本案は委員長報告のとおり決しました。            ─────────────────────── 51 ◯議長(鈴木行雄君) 次に議案第2号・平成18年度石岡市授産所特別会計予算、議案第4号・平成18年度石岡市簡易水道事業特別会計予算ないし議案第11号・平成18年度石岡市霊園事業特別会計予算、議案第13号・平成18年度石岡市介護サービス事業特別会計予算、議案第14号・平成18年度石岡市水道事業会計予算の計11件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長報告はいずれも原案可決すべきものであります。  お諮りいたします。本案はいずれも委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 52 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 5時11分休憩            ───────────────────────                   午後 5時25分再開 53 ◯議長(鈴木行雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の会議時間をあらかじめ延長いたします。            ───────────────────────  日程第4 陳情第3 54 ◯議長(鈴木行雄君) 次に、日程第4、陳情第3・石岡市立幼稚園の3年保育実施に関する陳情書を議題といたします。  本件については、文教委員長から委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。  文教委員長・鈴木光雄君。                〔文教委員長・鈴木光雄君登壇〕 55 ◯文教委員長(鈴木光雄君) 文教委員長の鈴木でございます。これより、文教委員会に審査付託されました陳情第3・石岡市立幼稚園の3年保育実施に関する陳情書についての審査の経過と結果の報告を申し上げます。  当委員会は、会期予定表に示されました3月20日、午前10時から執行部より各担当者の出席を求めて委員会を開催し、慎重なる審査を実施いたした次第であります。  本陳情の趣旨は、育児に関する家庭の負担を軽減し、若い母親たちの交流の場の充実を図るため、また、経済的な観点からの少子化対策という面からも、石岡市立幼稚園において、現行の2年保育を改め、満3歳からの3年保育を実施することを求める陳情でございます。  初めに、執行部に対し、石岡市立幼稚園の概要と保育年数に対する考え方について説明を求めました。説明によりますと、県内公立幼稚園の保育年限の状況として、県内全部で206幼稚園のうち、1年保育が23園、2年保育が145園、3年保育が38園となっているとのことでありました。このうちさらに、県南教育事務所管内では、1年保育はゼロ、2年保育が33園、3年保育が8園となっており、この8つの幼稚園はいずれも旧町村で実施されていたものであり、市において、以前から3年保育を実施しているところはないとのことでありました。  さらに昨年から旧石岡市において、東、高浜両幼稚園の保護者との話し合いを行い、その結果、平成19年度から高浜幼稚園を東幼稚園に統合することに決定をしているが、この東幼稚園に年少の保育室を確保するのは難しい状況にあり、現在のところ、3年保育の実施は考えていないとの説明がありました。  その後の質疑において、委員からは、旧石岡市における議論を踏まえ、当該施設の状況、また近隣市町村の対応についてもさらに調査する必要があるのではないかとの意見が出されました。そこで、委員長において、継続審査とすることをお諮りしたところ、各委員に異議はありませんでしたので、次期定例会まで継続して審査することに決したところでございます。  以上で、本委員会に審査付託されました陳情第3に対する審査の経過と結果の報告を終わります。委員各位のご賛同をお願いいたします。  以上です。 56 ◯議長(鈴木行雄君) 以上で委員長報告は終わりました。  次に、委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結します。  これより討論に入るわけですが、討論の通告はございません。よって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。陳情第3・石岡市立幼稚園の3年保育実施に関する陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長報告は継続審査であります。  お諮りいたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 58 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ───────────────────────  日程第5 請願第1・陳情第7 59 ◯議長(鈴木行雄君) 次に、日程第5、請願第1・区域指定制度の導入についての請願書及び陳情第7・6号バイパスのアクセス関連道路 都市計画道路 貝地・高浜線の早期実現に関する陳情の計2件を一括して議題といたします。  本件については都市建設委員長から、委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。  都市建設委員長・前島孝元君。               〔市民経済委員長・塚谷重市君登壇〕 60 ◯都市建設委員長(前島孝元君) 都市建設委員長の前島でございます。これより、請願第1・区域指定制度の導入についての請願書、陳情第7・6号バイパスのアクセス関連道路 都市計画道路 貝地・高浜線の早期実現に関する陳情の計2件に対する都市建設委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。  当委員会は、3月1日の本会議で審査付託を受けました請願及び陳情につきまして、去る3月22日、都市建設部長以下担当者の出席を求めて、委員会を開催し、審査を実施したところでございます。  初めに、請願第1の審査の経過と結果を申し上げます。  本請願の趣旨は、平成13年5月に改正都市計画法が施行され、市街化調整区域における区域指定制度が導入されたことから、当市においても、これに積極的に取り組み、住環境の整備と、定住人口の増加を図ることによって、新たなまちづくりに邁進することを求めているものであります。  審査に当たっては、最初に事務局から制度概要について説明を行わせました。区域指定制度は、基本的に都道府県が都市計画法に基づく条例を整備することによって効力があらわれるわけであります。  茨城県においては、平成14年3月に都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例が制定されているわけでありますが、これによれば、条例の指定した市街化調整区域内であれば、集落の出身要件を問うことなく、だれでも住宅等を中心とした建築物を建てられるわけであります。  続いて執行部から、現状の説明を求めたところ、執行部としても石岡地区と八郷地区を一つの都市計画で総合的に整備、開発、保全することが望ましいとの考えから、庁内で勉強会を立ち上げ、当委員会、都市計画審議会、そして市民各位の意見を聞いて方向を出したいとのことでございました。  区域制度の導入については、その中で検討していきたいとのことではありましたが、委員からは、人口減少が懸念される中、区域指定制度については、県も人口増加策として推進しているとのことであり、速やかに導入すべきではないかとの意見がありました。  また、区域指定には一定の規制が設けられており、乱開発につながるものではないとの発言もなされました。また、既に区域指定制度を導入している自治体を問う質疑に対しては、合併した自治体を含め、県内でこれまでに9つの自治体が既に導入したとの答弁があった次第であります。  その後に行った討論で、発言を行う委員はなく、委員長において、本請願を採択すべきものと決することについてお諮りしたところ、すべての委員に異議はなかったため、請願第1については全会一致をもって採択すべきものと決した次第であります。  次に、請願7・6号バイパスのアクセス関連道路 都市計画道路 貝地・高浜線の早期実現に関する陳情についての審査の経過と結果を申し上げます。  本陳情の要旨は、高浜地区富士見台の市道が大変狭隘で、歩行者や車両が通行する上で危険性が高いばかりか、緊急車両も容易に進行できない状況であるため、都市計画道路貝地・高浜線のうち、城南中学校入口から、新田山高浜線までの区間を早急に整備するよう求めているものであります。  ご承知のとおり、貝地・高浜線は、平成9年に都市計画決定を受けた路線であり、かつ、現在は合併特例債事業にも位置付けられている路線であります。質疑におきましては、当該路線に対する執行部の考えを問う発言があり、執行部からは、特例債事業として位置付けられていることから、新年度から地区で説明会を実施するなどして、できるだけ早い時期で整備したいとの答弁があった次第であります。  その後、討論において発言を行う委員はなく、委員長において、本陳情を採択すべきものと決することについてお諮りをしたところです。すべての委員に異議はなかったたため、陳情第7については、全会一致をもって採択すべきものと決した次第であります。  以上で、都市建設委員会に審査付託されました請願第1及び陳情第7の審査の経過と結果の報告を終わります。よろしくご審議のほどお願いします。 61 ◯議長(鈴木行雄君) 以上で委員長報告は終わりました。  次に、委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 62 ◯議長(鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入るわけですが、討論の通告はございません。よって、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。請願第1・区域指定制度の導入についての請願書及び陳情第7・6号バイパスのアクセス関連道路 都市計画道路 貝地・高浜線の早期実現に関する陳情の計2件を一括して採決いたします。  本件に対する委員長報告はいずれも採択すべきものであります。  お諮りいたします。本件はいずれも委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 63 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  さらにお諮りいたします。ただいま採択いたしました請願第1及び陳情第7につきましては、市長に送付いたし、次期定例会までにその処理の経過並びに結果の報告を請求いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 64 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ───────────────────────  日程第6 陳情第4ないし陳情第6 65 ◯議長(鈴木行雄君) 次に日程第6、陳情第4・「非核平和都市宣言」についての陳情書ないし陳情第6・地域農林水産業活性化を図るための「地産地消自治体宣言」を求める陳情までの計3件を一括して議題といたします。  本件については、お手元に配付いたしましたとおり、議会運営委員会における審査の結果報告書が提出されております。  この際お諮りいたします。本件に対する委員長報告は会議規則第37条第2項の規定により省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 66 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、よって委員長報告は省略することに決しました。
     次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより本件に対する討論に入るわけですが、討論の通告はございません。よって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。陳情第4・「非核平和都市宣言」についての陳情書ないし陳情第6・地域農林水産業活性化を図るための「地産地消自治体宣言」を求める陳情までの計3件を一括して採決いたします。  本件に対する委員長報告はいずれも継続審査であります。  お諮りいたします。本件はいずれも委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 68 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ───────────────────────  日程第7 請願第2・陳情第8 69 ◯議長(鈴木行雄君) 次に日程第7、請願第2・石岡市消防団第16分団第2部 消防団詰め所老朽化に伴い、移転・建替えに関する請願について及び陳情第8・国府地区公民館の管理体制についての陳情書の計2件を一括して議題といたします。  本件は、本日までに提出され受理いたしました請願及び陳情であります。その内容につきましては、お手元に配付いたしましたとおりであります。  この際お諮りいたします。本件につきましては、あわせて配付いたしました文書表に示すとおり、総務委員会並びに文教委員会に付託の上、閉会中の継続調査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 70 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ───────────────────────  日程第8 閉会中の継続調査並びに継続審査の申し出について 71 ◯議長(鈴木行雄君) 次に日程第8、閉会中の継続調査並びに継続審査の申し出についてを議題といたします。  本件については、お手元に配付いたしましたとおり、各常任委員長並びに議会運営委員長から委員会条例第36条の規定により、閉会中の継続調査並びに継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。本件については、各委員長並びに議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査並びに継続審査に付することにご異議ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ───────────────────────  日程第9 湖北水道企業団議会議員の選挙 73 ◯議長(鈴木行雄君) 次に日程第9、湖北水道企業団議会議員の選挙を行います。  本件については、当市議会から選出する同議会議員に欠員が生じているため、湖北水道企業団規約第6条の規定に基づき選挙を行うものであります。  この際お諮りいたします。この選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 74 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、選挙の方法は指名推選によるものと決しました。  さらにお諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、議長において指名することに決しました。  湖北水道企業団議会議員に、      菱 沼 和 幸 君 を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました菱沼和幸君を湖北水道企業団議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 76 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ─────────────────────── 77 ◯議長(鈴木行雄君) ただいま湖北水道企業団議会議員に当選されました菱沼和幸君が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により、告知いたします。            ───────────────────────  日程第10 湖北環境衛生組合議会議員の選挙 78 ◯議長(鈴木行雄君) 次に日程第10、湖北環境衛生組合議会議員の選挙を行います。  本件については、当市議会から選出する同議会議員に欠員が生じているため、湖北環境衛生組合規約第6条第2項に基づき選挙を行うものであります。  この際お諮りいたします。この選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 79 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、選挙の方法は指名推選によるものと決しました。  さらにお諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 80 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、議長において指名することに決しました。  湖北環境衛生組合議会議員に、      大和田 俊 樹 君 を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました大和田俊樹君を湖北環境衛生組合議会議員の当選人に定めることにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 81 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ─────────────────────── 82 ◯議長(鈴木行雄君) ただいま湖北環境衛生組合議会議員に当選されました大和田俊樹君が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により、告知いたします。            ───────────────────────  日程第11 土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合議会議員の選挙 83 ◯議長(鈴木行雄君) 次に日程第11、土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合議会議員の選挙を行います。  本件については、同組合の規約が改正されることに伴い、当市議会から選出される同議会議員の数に変更が生ずるため選挙を行うものであります。  この際お諮りいたします。この選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  さらにお諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、議長において指名することに決しました。  土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合議会議員に、      山 口   晟 君、      塚 谷 重 市 君、      岡 野 孝 男 君、 以上、3名を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました諸君を土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 86 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ─────────────────────── 87 ◯議長(鈴木行雄君) ただいま土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合議会議員に当選されました諸君が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により、告知いたします。            ───────────────────────  日程第12 新治広域事務組合議会議員の選挙 88 ◯議長(鈴木行雄君) 次に、日程第12、新治広域事務組合議会議員の選挙を行います。  本件については、同組合の規約が変更になることに伴い、選挙を行うものであります。  この際お諮りいたします。この選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 89 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  さらにお諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 90 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、議長において指名することに決しました。  新治広域事務組合議会議員に、      谷 島 博 久 君、      飯 村 嘉 男 君、      菱 沼 一 夫 君、 以上、3名を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました諸君を新治広域事務組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ─────────────────────── 92 ◯議長(鈴木行雄君) ただいま新治広域事務組合議会議員に当選されました諸君が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により、告知いたします。
               ───────────────────────  追加日程 意見書案第6号ないし意見書案第7号 93 ◯議長(鈴木行雄君) 次に、本日、金子悦郎君ほか8名から、意見書案第6号・さらなる総合的な少子化対策を求める意見書(案)及び意見書案第7号・石岡第一高等学校の名称の存続についての意見書(案)の計2件が提出されました。  この際、お諮りいたします。本案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 94 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、意見書案第6号・さらなる総合的な少子化対策を求める意見書(案)及び意見書案第7号・石岡第一高等学校の名称の存続についての意見書(案)、2件を一括して議題といたします。  直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  30番・金子悦郎君。                  〔30番・金子悦郎君登壇〕 95 ◯30番(金子悦郎君) 30番・金子悦郎です。意見書案第6号・さらなる総合的な少子化対策を求める意見書(案)及び意見書案第7号・石岡第一高等学校の名称の存続についての意見書(案)の2件を提出いたします。  提出者・石岡市議会議員・金子悦郎、賛成者・石岡市議会議員・中村茂夫、小泉 彰、小吹武男、岡崎 忠、徳増千尋、菱沼一夫、國司 進、池田正文、以上であります。両案とも提出者及び賛成者は同様であります。意見書案の内容につきましては、お手元にご配付いたしましたとおりであります。議員各位におかれましては、よろしくご審議いただきまして、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由といたします。 96 ◯議長(鈴木行雄君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯議長(鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。本案については会議規則第35条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  次に、討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。  討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 99 ◯議長(鈴木行雄君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。意見書案第6号・さらなる総合的な少子化対策を求める意見書(案)及び意見書案第7号・石岡第一高等学校の名称の存続についての意見書(案)の計2件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。本案はいずれも原案のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 100 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  さらにお諮りいたします。ただいま可決されました各意見書につきましては、議長において関係行政庁等へ提出いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ─────────────────────── 102 ◯議長(鈴木行雄君) 次に、ただいま28番・小吹武男君から、本日付をもって議会運営委員会委員を辞任したい旨の申し出があり、議長においてこれを許可いたしましたので、ご報告申し上げます。            ───────────────────────  追加日程 議会運営委員会委員の選任 103 ◯議長(鈴木行雄君) この際、お諮りいたします。これより、議会運営委員会委員の選任についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 104 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。  本件については、石岡市議会委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたします。  議会運営委員会委員に、村山 裕君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしましたとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 105 ◯議長(鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ─────────────────────── 106 ◯議長(鈴木行雄君) 以上で、今期定例会に付議されました案件はすべて議了いたしましたので、これをもって平成18年第1回石岡市議会定例会を閉会いたします。                   午後 5時52分閉会            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        地方自治法第123条第2項の規定により署名する。         議   長       鈴 木 行 雄         署名議員        鈴木  せつ子         署名議員        村 山   裕 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...