石岡市議会 > 2005-09-05 >
平成17年決算特別委員会(第3日目) 名簿 開催日:2005-09-05
平成17年決算特別委員会(第3日目) 本文 開催日:2005-09-05

  • "│石岡都市計画事業石岡"(/)
ツイート シェア
  1. 石岡市議会 2005-09-05
    平成17年決算特別委員会(第3日目) 本文 開催日:2005-09-05


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 平成17年9月5日(月曜日)                   午前10時01分開会 ◯委員長(磯部延久君) ただいまから決算特別委員会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議題は、議案第76号・平成16年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定についてのうち市民経済委員会及び都市建設委員会所管にかかわる部分、議案第79号・平成16年度石岡市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第80号・平成16年度石岡市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第83号・平成16年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第84号・平成16年度石岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第86号・平成16年度石岡市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について、以上であります。  次に、付託案件説明のため、本日委員長において出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。  次に、本日の審査範囲につきましては、お手元に配付いたしました審査区分表のとおりであります。  なお、本日の審査は、初めに市民経済委員会所管の各会計決算の審査を行い、終了次第、説明員を入れ替えまして、都市建設委員会所管の範囲の審査を行いたいと思いますので、各委員におかれましてはよろしくお願いをいたします。  なお、執行部に申し上げます。執行部におかれましては、当委員会に説明員として出席しているわけでありますから、質疑に対しては迅速かつ的確に答弁されますよう、お願いをいたします。  どうぞ円滑なる審査のためご協力くださいますよう、お願いを申し上げます。  それでは、これより議事に入ります。  初めに、本日議題としております平成16年度各会計決算のうち、市民経済委員会所管の範囲に対する質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  菱沼委員。 2 ◯委員(菱沼和幸君) おはようございます。菱沼でございます。平成16年度歳入歳出決算書の市民経済に関しまして、4項目にわたって質問させていただきます。よろしくお願いします。  まず最初に、決算書の128ページ、公害対策経費の中なんですが、ここはちょっと一括してお聞きしたいんですが、1点の部分としまして、大気分析委託料102万9,000円、また、その下に水質分析委託料22万円、それから土壌分析委託料44万6,250円、それから自動車排ガス調査委託料94万5,000円の内容についてお伺いしたいと思います。 3 ◯委員長(磯部延久君) 環境保全課長・佐藤君。 4 ◯環境保全課長(佐藤敏明君) ただいまの4つのご質問にお答え申し上げます。  大気分析でございますけれども、これにつきましては、市内に定点を設けてございます。これらについて、酸化窒素及び酸化硫黄の濃度を測定するものでございます。市内の場所は、石岡市役所本庁舎、市民会館など、全部で12カ所でございます。いわゆる環境基準に対して石岡市の現況がどうなっているのかということを測定しているものでございますけれども、いずれも環境基準を下回っておるものでございます。これは毎月調査をしております。  次に、土壌調査でございます。土壌分析委託に関しましては、石岡市内を1キロ四方のメッシュに切りまして、それを5年に1遍程度、再調査ができるような配分をいたしまして、調査をするものでございます。平成16年度は10件の調査をいたしました。調査項目は、カドミウム、シアン化合物などを含めまして11項目でございますが、いずれも環境基準を下回っているものでございます。
     次に、自動車排ガス環境調査でございますけれども、これは石岡警察署わきと石岡駅の北側の公園でございまして、この2カ所で二酸化硫黄、一酸化窒素など8項目につきまして検査をするものでございます。これにつきましても環境基準を下回っているところでございます。  4点目でございます。水質調査ですが、これにつきましては市内の工場事業所、これはいわゆる工業団地の中の工場など、それから恋瀬川、園部川、山王川、この3河川につきまして調査をするものでございます。工場事業所につきましては、いわゆる排水基準を達成しているかどうか、監視のために行うものでございます。また、3河川につきましては、いわゆる環境基準に対してどのような数値をとるのかというものでございまして、事業所において環境排水基準をオーバーしたものについては、これは個別に指導いたしますし、河川の調査結果につきましては、その結果を白書などの形でまとめて、活用しているところでございます。  以上でございます。 5 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 6 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。今の状況を見ますと、大気分析委託料の部分から見ますと、市内の定点を設け、庁舎、市民会館を含め、12カ所で毎月行っているという状況で、その中で、基準値は下回っているという状況にありますけれども、近年の状況はどのようになっているのかですね。あわせて、全部、4点についてお聞きしますけれども、また、土壌分析調査の部分において、これは1キロ平方メートルごとに区切って、5年に1回程度行っていると。昨年は10件調査をしておるということで、これも下回っているということで、この近年の状況をお聞きしたいと思います。それで、自動車排ガス調査委託料の部分において、これは警察署と駅東口で2カ所で行っているということでありますけれども、石岡市においては特に6号線が非常に交通渋滞等々、かなり排気ガス……、まあ、石岡市だけではないと思うんですが、かなり渋滞していると。それだけ排気ガスもかなり濃度的には濃くなってきているという状況もかんがみますと、近年の状況がちょっと心配だなということを思いますので、この部分をあわせてお聞きしたいと思います。それから、最後に、水質分析におきまして、先ほど課長の方から、工業団地、また、3河川の部分の状況としてはクリアしていますけれども、いろんな意味での数値を超えている場合には白書に載せるとかという部分を言っていましたけれども、昨年は、工業団地、また、河川についての部分で、明確な部分で環境値といいますか、そういう数値を超えているのかどうか、もう一度お聞きしたいと思います。 7 ◯委員長(磯部延久君) 環境保全課長・佐藤君。 8 ◯環境保全課長(佐藤敏明君) ご答弁申し上げます。  過年度の具体的な数値はただいま資料がございませんけれども、訂正的なお答えを申し上げます。まず、大気分析につきましては、これは酸化硫黄、酸化窒素、いずれにつきましても、過去、環境基準値をオーバーしたということはございません。土壌分析も同様でございます。  それから、自動車排ガスにつきまして、報告書の一部を抜粋して朗読をさせていただきたいと思います。「酸化窒素、二酸化窒素、二酸化硫黄、メタン、一酸化炭素は、調査開始以降、濃度の変化が小さく、ほぼ横ばいで推移していた。一酸化窒素は、調査開始当初の平成4年度から6年度にかけて増加傾向を示し、平成6年度に最も高い濃度を示した後、変動を繰り返しながら低下する傾向が見られた。浮遊物(SPM)は、調査開始当初の平成4年度に最大値を示したが、以降は年度ごとにばらつきがあるものの、今年度にかけて減少傾向が見られた」ということでございまして、こちらについても環境基準をオーバーしたということはございません。  次に、水質調査の関係でございますが、水質のCOD、BOD等につきましては、平成16年度分の環境白書で過年度の測定データをすべて掲載いたしまして、これらにつきましては議員各位にもお配りをしたところでございますけれども、3河川の過去の経緯につきまして調べたデータを掲載したところでございます。ただ、事業所に関しましては、これは排水基準値ですね。環境基準値ではなくて、事業所の浄化槽から排出される排水の基準値が定められておりまして、私どもでその排水された時点の採水をし、それを調査機関に委託をして、基準値をオーバーした場合に、これに対して改善計画書を提出するように命令をしまして、その改善計画書に従って、暫定措置、恒久対策がなされているかどうか、また、方法が確実であるのかどうか、1件1件調査をするものでございます。例年、二、三件の基準値オーバーがございますけれども、私ども石岡市以外にも、茨城県において別途調査を行っておりますので、大きな事業所の排水は非常に環境に対する影響が大きいことから、県においても同様の改善計画を命令して実行しているところでございます。  以上でございます。 9 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 10 ◯委員(菱沼和幸君) この部分に関して最後なんですが、この4項目の部分の委託している部分において、毎回、特に大気汚染の分析の部分とかは毎月行っているそうなんですけれども、そういう部分のいろんな、月によって、また、年に何回とかという部分であると思うんですけど、そのときは必ず市の職員の方は携わっているかどうかですね。現地に行って、業者の方と交えて一緒に分析をしているかどうか、それをちょっとお聞きしたいと思います。 11 ◯委員長(磯部延久君) 環境保全課長・佐藤君。 12 ◯環境保全課長(佐藤敏明君) ただいまのご質問でございますけれども、調査業者が、百葉箱が設置されているところの鍵を外して、中から酸化窒素、酸化硫黄を吸着する検体を回収するわけでございますが、これらについては職員がすべて同行しているところでございます。それで、回収したサンプルは業者が会社に持ち帰って分析をするということでございます。  以上でございます。 13 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 14 ◯委員(菱沼和幸君) 大変にわかりやすい説明、ありがとうございました。  次に移ります。決算書の202ページ、龍神の森整備事業の中の工事費、決算書では939万7,500円ということで掲載されているわけですが、予算書では5,900万円ということでありましたけれども、その中で、工事をされていない部分があると思うんですが、その内容についてお伺いしたいと思います。 15 ◯委員長(磯部延久君) 農政課長・水越君。 16 ◯農政課長(水越 進君) お答えいたします。  龍神の森整備事業でございますけれども、当初予算に対しまして執行額が少ないというようなご質問でございます。16年度、事業計画をいたしまして、測量設計等をお願いいたしました。その結果、特に給水関係で事業費が当初計画の事業費を大幅に上回ってしまうと、そういうようなことで設計の見直しをいたしまして、これは平成17年度の事業も合わせて総対的に、事業計画予算といいますか、そういうのを見直しをいたしました。その結果、平成16年度の事業につきましては、16、17年度の測量設計、それから木道の工事がありましたので、木道の設計と、それにかかわる木道の工事を実施したところでございます。残りの予算につきましては、平成17年度に繰り越しをさせていただきました。その金額につきましては、5,123万3,000円でございます。  以上でございます。 17 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 18 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。そうしますと、龍神の森整備事業の部分においては、給水関係等が予算的な部分でオーバーという部分が算定の中であったという状況で、16年度、17年度に合わせて5,000万強の部分の予算を計上して、今期といいますか、17年度で行っているという状況でありますけれども、今までの進捗状況といいますか、17年に入りまして、もう9月になりましたけど、その約半年間の分の進捗状況と、また、最近龍神の森に来ている利用客といいますか、そういう状況を、わかればお伺いしたいと思います。 19 ◯委員長(磯部延久君) 農政課長・水越君。 20 ◯農政課長(水越 進君) お答えをいたします。  平成17年度の事業というようなことでございますが、現在、これは繰り越し部分の中でございますけれども、バーベキュー施設が1棟、それから炊事棟が1棟、これにつきましては工事発注済みでございます。それで、先ほど申し上げました給水施設、それから排水施設、これにつきましては、今、業者選定を終わりまして、入札があって、今後進めていくと、そういうような状況でございます。  龍神の森の方の一般の方の来場者といいますか、前にも菱沼委員の方からご質問いただきまして、これは4月だけで、まだ概算的な数字でございますけれども、風土記の丘の方の職員の方に、何人ぐらい風土記の丘の方から龍神の森へ、または直接龍神の森へというようなことで、ちょっと数字の統計をとっていただきました。あくまで4月だけでございますけれども、人数的には400人、1カ月で400人というようなことで、年間で約5,000人ぐらいの入園者があるのかなと、こういうことでございます。前にご質問いただきました中で、1万人を目指していきたいと、そういうことで、17年度の事業、看板等も設置しまして、できるだけ来園していただくようにそういう施設を整備していきたいと、そういうふうに考えております。  以上でございます。 21 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 22 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございました。そういうことで、看板を設置したという部分においてはあれなんですけれども、ただ、分析の部分で、来場者といいますか、4月だけの部分で400人という部分においては、4月だけしかとっていないという部分においては、ちょっとどうかなと思うんですね。やっぱり毎月毎月、お客さんといいますか、来ていただけるという部分においては、常にやっぱり調査という部分は大事になってくると思いますので、今後、新市を迎えるわけでありますけど、特に今度八郷町さんとの部分での新市合併ですから、そうなってくると、八郷町さんからどんどん呼び寄せるような部分を新市に向けた部分のそういう展開もやっぱり大事になってくると思いますので、こういう一つ一つ、細かいようで大変恐縮でありますけれども、しっかりと目標を持って、それに向かって、どうすればいいのかという部分を常に研究していただきながら、龍神の森、もう数億円という、かなりの莫大な金額もかかっておりますので、そういう部分において、私が常に言いますけど、石岡市に来てよかった、また、龍神の森に来てよかったと言ってもらえるような、そういう事業を経済部で、いろんな部分で大変だと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。  次に移ります。次に、ちょっと戻りまして、192ページ、塵芥処理経費の中ですね。不法投棄監視員報酬ということで、192ページですね。金額的には、決算書では8万8,000円という状況で、予算書では14万4,000円ということでありましたけれども、そういう部分の内容についてお伺いしたいなと思います。それから、実際、その内容によって、今回新たな部分で監視員さんができたわけですけれども、そういう中で、この監視員さんがどういうふうな動きをされたのかですね。月に何回とか、また、不法投棄された部分の場所を何カ所見つけてきたのかですね。また、見つけて、その処理はどういうふうにされたのか、そういう部分を、ちょっと細かくて申し訳ないんですが、お聞きしたいと思います。 23 ◯委員長(磯部延久君) 環境保全課長・佐藤君。 24 ◯環境保全課長(佐藤敏明君) ご答弁申し上げます。  ご質問いただきました不法投棄監視員に関しましては、平成16年3月30日に定めた要綱に基づくものでございます。監視員は、各中学校区3人の方を公募し、決定いたしたところでございます。12名の方々でございます。不法投棄監視員の業務でございますけれども、基本的には中学校区内の中を常日ごろその方々が日常生活でお通りになっているときに不法投棄を発見したときにご報告をいただくということでございます。月1回程度報告をいただくということでお願いをしているところでございます。不法投棄監視員の方々からは、発見した際にお電話をちょうだいしたいということでお願いをしておりまして、電話をいただくこともございますが、そのほか、文書にて報告をいただきましたものは、私ども環境保全課の清掃担当におきまして、直ちに現場の方から撤去をしていくということでございます。ただ、その活動の中で一番私どもが危惧しておりますのは、いわゆるプロの不法投棄でございまして、こうしたものは暴力団であるとかさまざまな犯罪者がかかわっているものがございます。こうしたものに関しましては非常に危険でありますので、仮に不法投棄を発見、行為を発見した際には、絶対に近寄らないで、例えばその車のナンバーであるとか車種であるとか、そういったもののみ通報いただきたいと。それで、これらが発見された際には、茨城県と、それから石岡警察署と協調して対応していくという、こういう考え方でございますので、見回り、発見というものを中心にお願いをしているところでございます。  以上でございます。 25 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 26 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。そうしますと、先ほど言いましたけれども、この中学校区3名の代表の方が、4つの学校区に分かれていますので12名の方が、何カ所そういう部分を見つけていただいたのか。その不法投棄の部分ですね。それで、どのような対処、見つけた部分の不法投棄がされた部分を市としてどういうふうな対応をされたか、お聞きしたいと思います。 27 ◯委員長(磯部延久君) 環境保全課長・佐藤君。 28 ◯環境保全課長(佐藤敏明君) ご答弁申し上げます。  具体的な数値はただいま持ち合わせておりませんけれども、概ね、お一人の方が、大体不法投棄がされる場所というのは決まっておりまして、そこが繰り返しということですから、1カ月2件程度として、平均2件程度かなというふうに思います。それで、その処理はどうするかといいますと、1点は、先ほど申し上げました回収でございます。もちろん、回収するのはいわゆる公共の用地等でございますけれども、場合によってはそこに不法投棄をしないでくれという看板がございますので、そういったものを地主の方に差し上げたり、場所によっては私どもで直接設置をすると。それで、再発の予防をするという対応をしております。  以上でございます。 29 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 30 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございました。そういう部分、その不法投棄という部分も、我が党も毎月毎月、クリーン作戦ということでやらせていただいております。そういう部分においては、いつも毎回毎回やってはおりますけれども、なかなかごみが減らないというのが現状であります。そういう部分において、石岡市民ばかりではないんですが、一人一人の自覚、また、意識の問題だという部分も思います。そういう部分においては、常識を持った我々の人間生活をつくっていくことが大事になってくると思います。我々としても常に今後も励行してまいりたいと思います。そういう部分において、市の職員の方もこのごみ問題という部分においては非常にご苦労をかける部分が多々ありますけれども、ともどもに協力し合って、ごみを一日も早く石岡市から排除できるように取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。  次に、最後の項目なんですが、決算書の210ページ、消費者保護育成事業ですね。消費者保護育成事業の中の消費生活専門相談員報酬131万2,600円で、予算書では115万2,000円という部分で計上されておりましたが、その差額の内容ですね。それから、昨年の4月から今年の3月までの、12月までは16年度の事務事業の内容を見るとわかるんですが、最終的に3月までの相談件数とか主な相談内容をお伺いしたいと思います。 31 ◯委員長(磯部延久君) 市民活動課長・矢口君。 32 ◯市民活動課長(矢口 晟君) それでは、質問にお答えいたします。  まず最初の消費生活相談員報酬ですけれども、予算額が115万2,000円、決算額が131万2,600円という、この差額はどういうことかといいますと、実際、当初計画したときには相談に当たる日にちだけのみの計算でしたけれども、相談をしていく上でいろいろ国の講習、県の講習、そういうのがございまして、2名当たっておりますけれども、1人1日ということで、もう一人の方は空いている場合もありますので、そういういろいろな講習会に出席させるというために。ふえた部分はそういうことでございます。  あと、相談件数ですが、16年度につきましては、6月2日開設しまして、6月から3月までの合計件数ですけれども、578件と。平均しますと、これは40件ぐらいですかね。それで、11月と12月に関しては、11月が103件、12月が114件ということで……。済みませんでした。これ、平均しますと、40件では効きませんね。失礼しました。平均しますと、五十七、八件ということでございます。その中でも、今言いましたように、11月と12月が100件を超えているという状況でございます。その中で、相談の内容なんですが、電話情報提供のサービス、これはよくアダルトのサイトとかそういうものの請求ですね。それが1年間で367件ということでございます。あと、フリーローンのサラ金が39件、教養娯楽、これは資格なんかのそういう勧誘ですかね、これが10件ということです。あと、補習用教材、これは子供たちの教材ですかね、それの相談が8件ということです。その他の商品78件。その他の商品というのはいろいろ、ちょっとここではどういうものかわかりませんけれども、いろいろその他を含めたということが78件と。役務その他のサービス、これが36件。現在問題になっています高齢者のリフォーム等のそういう相談が、この役務その他のサービスに入っています。これは36件ですね。あと、リースサービス、貸し借りのそういう問題ですね、これが8件。クリーニング等につきましては5件、また、それ以外のもので27件ということで、16年度が578件ということでございます。今年につきましても、8月まで一応資料がありますので、お答えします。4月から8月分までで158件ですね。それぞれのサービスの内容ですけれども、電話情報サービスが32件、フリーローンが24件、教養娯楽が2件、補習用教材が4件、その他の商品関係のトラブルが63件、役務その他のサービス、これが19件。今回、去年と比べますと、今言いましたように、リフォーム関係のこれが最近、この間の議会等で部長の方から答弁したかと思うんですけれども、7月、8月分の内容で5件ほどのそういう高齢者のリフォーム問題のトラブルがありました。その他、リースサービスが8件、クリーニングがゼロ、その他が8ということで、17年度の現在までは158件ということでございます。  以上です。 33 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 34 ◯委員(菱沼和幸君) 大変わかりやすい内容、ありがとうございました。それで、お聞きしたかったのは、過日の一般質問はしたんですけれども、その中で、市民部長の方から、本庁1階に移設をするという部分で伺いましたが、そこは、どこに、どのように設置されていくんでしょうか。お伺いしたいと思います。 35 ◯委員長(磯部延久君) 市民活動課長・矢口君。 36 ◯市民活動課長(矢口 晟君) お答えします。  合併に伴いまして、今の福祉会館の方が別な施設に利用されるということで、現在福祉会館にありますものが、配置図等で見てみますと、今の農業委員会のわきに相談室がありますけれども、その隣に同じように相談室を設けるということで、1階の現在の農業委員会の場所になる予定でございます。  以上です。 37 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 38 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございました。ということで、現在の農業委員会の場所に移るという状況であります。そういう部分において、今度、新市合併しますので、今まででも八郷の方も、消費生活センターということで、いろんな相談ということで来ていたと思うんですが、より一層またふえるという部分が懸念されますので、そういう部分において一般質問をさせていただきましたけれども、人員の増員ということで、これはやっぱり必要と思います。やっぱり件数的にも、時期によっては100件を超えるとなると、到底一人では対応できないという部分もあると思います。そういう部分においては、新市、もう目前という部分であります。そういう部分において、何としても1人から2人体制の部分で、週5日制ということで市民部長の方からは言われておりますので、その中で人員も何としても2人、最低2人という部分を、1人増員で2人体制でしっかりといろんな困っている方の相談に乗ってあげることが行政としての大事な部分になると思います。そういう意味においても、費用も確かにかかってくると思います。費用の部分だけじゃなくて、最終的には市民サービスが大事になってくると思いますので、その部分をしっかり踏まえた上で今後の消費生活センターの運営等々、よろしくお願いしたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 39 ◯委員長(磯部延久君) 前島孝元委員。 40 ◯委員(前島孝元君) 前島孝元でございます。事務局の方には、今日は質問はありませんという、うそをついちゃったような結果なんですが、別にうそをついたわけじゃないんですが、ちょっと迷っていた部分があるものですから。私は市民経済常任委員会なものですから、細かい質問については後日の常任委員会の方でやりたいと思うんですが、市を挙げての大きな問題ということで、3点ほど質問をさせていただきます。  1点目、決算書の118ページの中から、ISO14001の推進状況についてお尋ねをしたいと思います。金額については、16年度は6万9,300円という、そういう金額なんですが、これは前から、私が議員になったとき、14年の3月ですか、たしか私の記憶では、ISOを取得されまして、15年度についてはこの決算特別委員会の中にその取り組み状況、数字の具体的な成果についての資料が配付になっていたんですが、どうも今年はそれが消えちゃって、さっぱり報告がない。非常に残念なことであります。このISOというのは、民間でも、取り組むと、社員あるいは従業員にとっては非常につらいものがあるわけでございます。あえてそれを承知で当市は取得をされまして、いろんな職員への研修、それからまた、管理職についてもいろいろ勉強をして、並み並みならぬ努力をされたんではないかと、このように私は推察をしております。しかし、今年度の決算報告の中には、その取り組みの成果というものが全然報告がされていない。非常に残念なことであります。これは細かい前回の報告を見ますと、ガソリンの使用料だとか、ペーパーレス化とか、CO2の問題だとか、いろんな問題に市民が取り組んでいるわけでございます。その成果というのは1年目はほとんど出ません。2年目もやや。3年目、4年目、5年目が、ここが一番の取り組んだ成果が出てくる年数ではないか、あるいは成果が出てくる時期ではないかと私は思っていました。ですから、今回もそういった過去5年間の取り組み状況とか16年度の取り組み状況が私たちの議会の方に報告がされるんではないかと非常に楽しみにしておりましたけれども、残念ながら報告がありませんでしたので、16年度の取り組みの中でどのような成果が上がったのか、お示しをお願いしたいと思います。すぐ出せなければ、資料を印刷して、全議員の方に配っていただきたいと、このように思うわけですが、委員長、いかがでしょうか。できましたら、取り組み状況、14年度から15年度、16年度、3カ年のISOの成果について、数字的なものをお示しを願いたいと思いますが、いかがでしょうか。 41 ◯委員長(磯部延久君) 暫時休憩いたします。10分程度休憩といたします。                   午前10時42分休憩            ───────────────────────                   午前10時58分再開 42 ◯委員長(磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど前島孝元委員から要求のあった資料につきましては、委員会条例第23条の規定により、委員会として提出を求めたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯委員長(磯部延久君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  執行部におかれましては、明日の委員会開会までに資料を提出されますよう、求めます。  前島委員。 44 ◯委員(前島孝元君) 委員長のお取り計らい、ありがとうございます。それでは、あしたの委員会までにということですので、できましたら、初年度から16年度までの数字的な推移、それから成果について資料等をぜひお願いをしたいと思います。  それで、一部、マスコミ等によると、何か石岡市のISOの取得についての問題、これが何か返上したというようなお話がちらほら。私は確認はしていないんですが。そこで、執行部の方に確認をしたいと思うんですが、これは現在も続いているのかどうか、17年度も。それから、今後どのような考え方で、いつまでこれを継続、ISO14001のですね。あれは3年に1遍、査察といいますか、現場のチェックといいますか、そういったもので3年ごとにたしか事務の方が来て、その進捗状況とか何かを見て、やっていないようであれば取り消されることもあるというようなことも聞き及んでいるんですが、今後執行部の方でどのように考えているのか、あわせて質問したいと思います。よろしくお願いします。 45 ◯委員長(磯部延久君) 環境保全課長・佐藤君。 46 ◯環境保全課長(佐藤敏明君) ご答弁申し上げます。  まず、ISOの仕組みの基本でございますけれども、ISO14001という規格に基づく環境マネージメントシステムを構築するということは、これは全くその組織の独自の考え方でございますので、その中身がどうかということは問題ではございません。その規格に合致した環境マネージメントシステムであることを保証するのが、その組織から見た外部認証ということに相なります。私どもは、日本環境認証機構という株式会社でございますけれども、そちらに平成13年度、年で申し上げますと平成14年の3月に外部認証をちょうだいしたわけでございます。それで、毎年、定期審査というものを行います。これはサーベイランスという横文字で俗称でよく言っておりますけれども、定期審査を毎年1度やるわけでございまして、これは14、15年度と実施したわけでございます。有効期限が3年でございますので、3年目は更新審査ということでございまして、これは最初に認証を取得するときと全く同じ、同程度の大変厳しい審査を受けるということでございます。私ども、平成16年度ではその更新審査に相当する予算をちょうだいいたしまして、これを執行するという考え方で予算を組み立てたわけでございますけれども、結論から申し上げますと、外部審査、更新審査を受けないという決定をしたところでございます。しかし、冒頭申し上げましたとおり、ISOの規格に準じて環境マネージメントシステムを運用するということは組織の自由裁量でございますので、これは現在も続けているところでございます。したがいまして、ISOの取り組みをやめたか否かというご質問に端的にお答えすれば、やめていないというのが実情でございます。  次に、八郷町との合併によりまして、今後どういうふうに取り組んでいくかということでございますけれども、当初、そのシステムと申しましても、要するに目標値を立てて記録をしていくという、そしてそれを確認していって見直しをしていくという、このシステムを導入したときにつくづく私ども感じましたのは、意識というものが非常に重要であるということでございまして、この意識というものを変えることというのは、この環境に限らず、福祉でもすべての分野でも大変でございます。自分が何気なく毎日生活していることがある面で全く否定をされるという部分もございますので、ある意味、生き方を問われるというような部分もございますので、導入というのは大変であるということは十分認識しております。そういった前提で申し上げますと、合併して直ちに全領域に、新市の全職域にシステムを適用するというのは不可能であると理解しております。もう1点、大変重要でございますが、規格に基づくシステムの厳密な運用というのは、私の理解では、完全に完璧にやるというのはほぼ不可能ではないかと思っております。私ども、外部認証をやめた大きな理由といいますのは、コストパフォーマンスでございまして、石岡市が活動を行うに際して環境に与える負荷を適切にコントロールしていくというためには十分なシステムの構築が必要でありますけれども、現在のシステムというものをもう少し見直しをして、スケールダウンをして、扱いやすい内容にして、新市において拡大適用していくというのが相当であろうというふうに考えております。したがいまして、17年度では、システムの見直しを行財政改革の項目でも明示しているところでございますが、システムの見直しをして、コンパクトな形でまずシステムを再構築して、その後、18年度以降、新市において拡大をしていく、対象領域を拡大していくというのが現実的な選択であろうと認識しております。  以上でございます。 47 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 48 ◯委員(前島孝元君) ありがとうございました。先ほどの質問で、ISOの取り組みを継続しているのか、やめてしまったのかという質問なんですが、今、課長の方から、答弁の内容の中で、弁解に近いように私は感じたんですが、社会一般的には、所内だけでやっていくというのは、外部審査を受けないということは、やめたということじゃないんですか。いや、所内では続けているんだと。これはISO14001じゃなくて、それは当然行財政改革の一環として取り組んでいる話であって、何のために外部審査が3年ごとにあるかというのを理解すれば、それを、承認の審査をやめたということは、要するにISOの推進事業をやめたということじゃないんですか。見解の相違ですかね、これ。今の課長の答弁では、いや、庁内では引き続きやっていくんだと。ですが、それはISO14001の内容に沿った形でやるんじゃなくて、失礼な言い方かもしれませんが、今度は自分たちがやりいいようにやると。外部審査がないわけですから。好き勝手にやる、あるいは目標を数字が達成できるところだけやる、面倒くさくないところだけやると、こういう形になっていくはずですよ、最後は。難しいところはもういいやと。外部審査がないんですから。検査されないわけですからね。それで、外部審査をやれば、目標に取り組みがいっていないものがたくさんあれば、ISO14001は取り消されるわけですからね。その辺についてのお考えはどうなんですか。もう一回お尋ねしたいと思います。 49 ◯委員長(磯部延久君) 環境保全課長・佐藤君。 50 ◯環境保全課長(佐藤敏明君) ご答弁申し上げます。  規格に基づいてシステムをつくるという場合に、委員のご指摘なさったとおり、規格を満たしているシステムかどうかというのを外部の認証機関がチェックをして、相当なシステムであるということであればそれは認証いただけるということでございます。外部審査を受けないということになりますと、当然、委員のおっしゃるように、表現はいろいろですけれども、組織の自主的な判断に基づいてシステムを変更することは可能でございます。私ども、平成17年度の予算では、ISO14001という文言を削除いたしまして、環境マネージメントシステムという表現に改めております。本日の決算書におきましては、16年度の表現でございますから、ISO14001というのは入ってございますが、現在は17年度の予算上はそのISO14001というものを削除しまして、そして環境マネージメントシステムという表現で統一をさせていただいております。とらえ方、表現の仕方はいろいろでございますけれども、規格に厳密に従って環境マネージメントシステムを運用していくということは、私どもはその方向は選択しなかったということでございます。これは事実でございます。  以上でございます。 51 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 52 ◯委員(前島孝元君) それでは、課長、私が言ったように、要するに結論から言うと、ISO14001はやめたということでしょう。違うんですか。もう一回お願いします。 53 ◯委員長(磯部延久君) 環境保全課長・佐藤君。 54 ◯環境保全課長(佐藤敏明君) どういうふうにとらえるかなんですけれども、規格に準じてシステムを運用していくということでございますから、ISO14001をやめたという表現の中には幅がございますので、どういうふうにお答えしていいか大変迷うところでございますが、外部認証をやめた、自分たちのシステムを修正していくんだということをもってISOの規格を全く無視するのかということになりますと、そういう範囲では全く放棄したわけではないと。ISOの規格を、基本を尊重して、システムをスケールダウンするということでございます。  以上でございます。 55 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 56 ◯委員(前島孝元君) 課長の言っていることはわかるんですが、じゃ、なぜISO14001を14年の3月に取得したんですか。最初から取得する必要ないでしょう、庁内で進めるんであれば。取得するには、申請を出したわけでしょう、ある団体に。それで、お墨付きをもらうわけでしょう。それをやめたんでしょうと私は言っているんです。あとは庁内で、環境マネージメント、名称を変えたり、取り組んでいくのは、日常業務の中で、これも行財政改革の一環として取り組んでいくんでしょう。でも、ISO14001認定書というのがあるでしょう。それはもう使えないわけでしょう。ということは、やめたということでしょう、それを。ISO14001という項目については、外部団体の承認もやめたわけですから。しかし、それに基づいて名前を変えたと。17年度から環境マネージメントシステムに変えたと。それは結構なことですよ。当然、第4次行財政改革にも出ているわけですから、職員全員で一丸となって取り組んでいくわけですから、もちろん市民もそれに参画、協働してやっていくわけですから。どうも噛み合わないんですけれども。認めたくないのかどうかわかりませんけど、佐藤課長の方は。私が言っているのは、ISO14001をやめた、その制度をやめたというのは、もう外部団体の認証をやめた時点でやめたわけでしょうよ、結局。そう私は判断しているんですけれども、もうこれ以上言ってもだめかな。余計苦しめるような形になっちゃうんで、やめますけれども、あとは、八郷との合併後の問題もいろいろありますけれども、14年度、15年度見てきますと、16年度もそうですが、当初、ここの庁舎内だけを対象にしてやったということなんですが、それで、庁舎から離れている建物については順次拡大していくんだというようなお話がありましたけれども、16年度までにどのくらい拡大して、何設備ぐらい対象にしたんでしょうか。 57 ◯委員長(磯部延久君) 環境保全課長・佐藤君。 58 ◯環境保全課長(佐藤敏明君) 前段の部分を、説明不足でしたので、1点だけ補足をいたします。ISOの規格の中に、これは規格そのものではなくて、解説の中に、自主宣言という、表現をちょっと今正確に覚えておりませんが、要するに外部認証を受けたものはもうISOの規格で動いているシステムと、当然でございます。もう一つは、自主宣言という方法がありまして、ISOの規格に基づいて我が組織は環境マネージメントシステムを運用しているんだということは認められているものでございます。その部分が一番、今思い返してみますとわかりにくい部分かと思いますけれども、つまり、自己宣言をすることはやぶさかでないというふうに規格の解説にございますので、私の意図するところはそういったところなんですね。ですから、考え方はいろいろでございます。外部認証を取らなければISOの環境マネージメントシステムがあるというふうには言えないだろうと、こういう見方もございますから、それは当然考え方の違いでございますので、私の方で否定するものではございません。  次に、後段の対象組織拡大の問題でございますが、これは当初は私ども、対象範囲、全施設というふうに位置付けておりましたが、現実的にシステムを立ち上げて、本庁舎、教育委員会庁舎で適用させてみますと、これは人のいない施設は全く意味がないと。つまり、野球場であるとか、そういったところは意味がない、公園も意味がないということから、市の職員が在籍をしているすべての施設を基本的に対象にしようという考え方に至ったわけでございます。現在までのところ、対象施設としては、授産所を除く有人の市の直轄の管理施設はすべて対象になっております。  以上でございます。 59 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 60 ◯委員(前島孝元君) ちょっと不満が残るんですが、時間の関係もありますので、結構でございます。いずれにしましても、行財政改革の一環で、そういう民間も取り入れているISOマネージメント手法をとったことに関しては、私は立派だと思っています。職員の方も大変だろうと思いますけれども、3年後に破綻するわけですから、そうは言っていられませんのでね。会社だったらなくなっちゃうんですから、3年後に。ですから、そういうことを言っていられないから、一生懸命みんなでISOに取り組むと。これも手法の一つではないかと私は理解していますので、ぜひ今後とも頑張っていただきたいと、このように思います。  次に移ります。決算書の202ページの地籍調査についてお伺いをいたします。私は予算・決算特別委員会でも過去に何回か地籍調査について質問をしています。その内容は、非常に数字で言う進捗率はいいんですが、石岡市を全体に見た場合に、パーセントはもう8割方いっているわけです。85%とか80何%いっているんですが、しかしながら、現場を見ますと、一番地籍調査が必要である旧市内、ここが手がつけられていないわけでございます。非常にやりづらい、もめる、そういうことが想定される地域でございます。それで、去年もおととしも執行部の嫌がることを質問させてもらっているんですが、この202ページ、地籍調査事業で965万9,384円について伺いますけれども、これは16年度の計画値に対して100%やられたのかどうか、あるいは120%やったのかどうか。計画値に対しての進捗についてお伺いをしたいと思います。まあ、計画値がいっているかどうかわかりませんが。
     それと、この地籍調査というのは各市町村でやっていると思うんですが、石岡市の場合はもう後がないといいますか、あと数年しかないわけでございますよね。本当にできるんでしょうかというような質問も前回やらさせていただきましたけれども、さらに今度は、合併によりまして、八郷町さんの方の地籍も入ってくるのではないかと思うんですが、この辺についての考え方があれば、お聞かせを願いたいと思います。  以上です。 61 ◯委員長(磯部延久君) 農村整備課長・塚本君。 62 ◯農村整備課長(塚本悦男君) それでは、前島委員のご質問にお答え申し上げたいと思います。  まず最初に、八郷町の地籍調査でございますが、私どもの方としては、今までの話の中では、八郷町の地籍調査につきましては平成14年度でほぼ完了しておりますということで聞いております。  それから、平成16年度の地籍調査でございますが、平成16年度は駅東II地区、もとの飛行場跡地ですが、0.27平方キロメートルでございまして、この部分については全部調査を完了しております。  以上でございます。 63 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 64 ◯委員(前島孝元君) 再度確認しますが、駅東II地区に0.27平方キロメートル。じゃ、計画値に対して100%終わったということですね。はい。ありがとうございました。  それから、八郷町の件は了解いたしました。  私の方は以上で終わります。どうもありがとうございました。 65 ◯委員長(磯部延久君) 山口委員。 66 ◯委員(山口 晟君) 山口でございます。ちょっと1点ほどお伺いいたします。  204ページ、ふれあいセンター維持管理経費という、これは農政企画費ですね。予算としては7,293万8,000円というのが当初予算でございまして、この中で、13番のところの施設夜間警備業務委託料とありますが、この30万5,760円ですか、この点の、どのような委託をしているのか、内容的なものをちょっとお聞かせ願いたいと思います。 67 ◯委員長(磯部延久君) 農政課長・水越君。 68 ◯農政課長(水越 進君) お答えいたします。  ふれあいセンターの夜間警備業務委託でございますけれども、三村地区と関川地区、両ふれあいセンターの夜間警備、この業務を委託しているところでございます。業者名につきましては、ただいま資料がございませんので、資料を持ってき次第、ご答弁申し上げたいと思います。  以上でございます。 69 ◯委員長(磯部延久君) 山口委員。 70 ◯委員(山口 晟君) 何回ぐらい、何時と何時と回っている時間とか、いろいろあると思うんですよね。三村と関川にあるわけなんですが、やっぱりこれから合併していったときに、ふれあいセンターの管理の問題もいろいろ協議されると思います。それで、各地区には集会所とか何かありますが、そういうところは、それとこれとは別なんですが、そういう集会は区長さんが中心になってやりまして、周りを掃除したり、一切合切、地区でやっているわけですよね。この場合には、その下にふれあいセンター管理運営委託料というのが、144万円というのがあります。これはどちらも1人を頼んでいるわけです。三村の場合には今、2人でやっていますかね。区長さんとその方でやっていますけど、その方々が中心になって、そこをがっちり守ってやっているわけです。ですから、この警備ですか、これはただ時間的に何時とかなんか回って、ぐるっと行くだけであったらば、必要ないんではないかなと思うんですよね。どちらかが学校とかそういう回るのと同じように回るのかと思うんですが、ふれあいセンターの場合には維持管理の方々がちゃんといまして、会議が終わった後にはきちんとその役員が中心になって片付けをして、きちんとやっていると。そういうところを回って、夜間の警備ですか、これが必要かどうかなと感じるわけなんです。  あと、ふれあいセンターの維持管理の中で、今回は、これは経費4,620万2,904円というのがありますけど、これは大体が用地購入に4,235万7,756円が支払いになっています。これはこの前も議会の中で、不動産鑑定委託料、こういうのがありますが、58万8,000円。かなりの金額でございますが、これで一応鑑定してあるということでこの金額が出されて、購入を市でしたわけです。そして、前にも龍神の森問題のときもありましたが、金額が高いということで、同僚委員さんもいろいろやっていました。今回の場合にも、これはそういうことで買ったわけなんですが、借地料というんですか、これが94万6,386円。そうしますと、約100万円ですよね。そうすると、4,200万円となると、40年くらいで得られる。1年に100万円、10年で1,000万円。4,000万円ですから、40年。これから八郷町と合併してやっていくんですが、このようなことを考えたときには、これは助役にお聞きしたいんですが、財政が困難な中でこれから石岡市、八郷町と合併して、いろいろ取り組んでいくわけですよね。そのときには、土地を借りるにしても100万円近く1年に払うわけですね。こういうことではなくても、何か建物を建てようというときには、土地を、このときだったらそんなにしていなかったかもわからないんですけど、買ってしまった方が市のためにも、いろんな財政も計算したらだれが考えてもわかると思うんですが、できるだけこういうふうな土地は買ってやればこういう問題がないと思うんですが、今後、合併してから、こういうことを考えたときに、助役、どのようにこの問題を考えますか。ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 71 ◯委員長(磯部延久君) 助役・阿部君。 72 ◯助役(阿部 聖君) 用地の問題につきましては、基本的には、やはりその建物等を建てるときには買って建てるというのが基本かと思います。この場合は恐らく当時の状況とかそういうものがあって、借り入れとかそういうふうなことがあったと思いますが、やはり基本的に、再々議会の中でもいろいろご質問いただいているように、土地の借地はできるだけ自分のものにしろというスタンスがございますから、そういう方向で進めるべきかと思います。ただし、その土地がかなり高い、また、それ以外ないということになれば、そういうふうなやむを得ない事情の場合にはまた別の方法を考えるとか。ですから、ケース・バイ・ケースで物を考えていかなきゃいけないんじゃないかと、そのように考えております。 73 ◯委員長(磯部延久君) 農政課長・水越君。 74 ◯農政課長(水越 進君) 先ほどの夜間警備に関連してのご質問が3点ございましたので、それに答弁したいと思います。  夜間警備につきましては、機械整備で行っているところでございます。電話回線を使ってのシステムでございます。  業者につきましては、新安全警備保障株式会社でございます。  あと、委託料関係のご質問があったかと思いますけれども、2つで144万円でございますが、1施設72万円の委託金をお支払いをしまして、地元の、特に区長さん方、それからそのほかの役員の方にお願いをして、施設を管理していただいております。大体、遅くとも10時ぐらいまでの使用でございますので、その後の警備という点で現在の電話を使ってのシステムで夜間警備をしていると、こういう状況でございます。  以上でございます。 75 ◯委員長(磯部延久君) 山口委員。 76 ◯委員(山口 晟君) ただいま電話を使っての夜間警備で30万5,760円という金額が支払われるわけですね。行って、その周りを見て調べる場合にはガソリン代とかそういうようなものがかかると思うんですが、電話だけのこれだけの金を支払うというのは、考えなきゃならないんじゃないかなと私は思うんですね。これから合併後の経営は本当に大変だと思います。ですから、どういうところに金をかけるべきか、どういうところはやはり抑えるべきか、これをきちんとトップが考えて、これからの予算でも何でも組むのに、今までどおりに毎年同じような金額を出して、それでやっていくということでは、これから改革、いろんな問題はできないと思います。思い切った内容というか、それを見直す必要があると思いますので、何とか別な方法でもっと金額的なものを下げることができると思いますね。特に管理費、委託料、144万円という。これはその地区の、どこまで管理会社がやるかというのもありますけど、こういうのもやっぱり皆さんで協力し合えば、各役員さんで、もうきちんと周りの掃除とかなんかもやればできるところがあると思いますので、こういうことも今後は考えなきゃならないんじゃないかなと私は思います。  土地賃借料ですか、94万円。これは土地を購入したんだから、今後はないわけですよね。三村の方がありますか。そうすると、三村のところをもし買ってほしいというようなことが出た場合に、市としては、あの場合もこういう金額で買っていただけるんでしょうか。その辺、ちょっと助役、お願いします。 77 ◯委員長(磯部延久君) 助役・阿部君。 78 ◯助役(阿部 聖君) ただいま三村の件ということでございましたが、これは出てからのお話でございますので、今、私がどうのこうのというふうなことはちょっと答弁を控えさせていただきます。 79 ◯委員長(磯部延久君) 山口委員。 80 ◯委員(山口 晟君) そうですよね。出たときには、これ、龍神の森もあのような形で購入してきて、ふれあいセンターの土地もこのような形で購入して、三村から出たときには恐らく購入しなきゃならないと思うんですね。そういうことを考えたときには、やはり土地を購入するときにはできるだけ安く、安い場所、そして場所的によいところね。よいところで安いところは難しいと思うんですが、やはり今度は安いうちにね。道路の問題になりますけど、観光道路じゃなくて、今、畑のうちだったら道路を広げることもできると思っています。話は別になりますが。土地を買うとか借りるとか、そういうときにはよく、慎重に、相談なさって、そして市のために、市民のために、税金が無駄な金が使われないように一生懸命勉強していただきたいと思います。  私、要望で、これで終わります。 81 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 82 ◯委員(小松美代子君) 小松でございます。  まず、決算書の198ページ、畜産業費の畜産一般事務費で52万8,380円が計上されております。ここで、豚オーエスキーの予防注射促進奨励補助金が31万6,380円計上されております。それからまた、各種協会の補助金、負担金等が決算されているわけですけれども、お尋ねしたいことは、今回の鳥インフルエンザ。昨日の新聞報道によりますと、茨城県内で起きました鳥インフルエンザで、開放型は全部殺処分するということで、また、クローズの部分でも一部殺処分する、こういうことが報道されております。30カ所、414万8,000羽にも上っているということですけれども、現在の鳥インフルエンザが、石岡市とか小川町、ここで起きているものは違法ワクチンの使用の疑いが濃厚だということで、その原因の究明が今されているわけですけれども、実際にニワトリとかこういうところへの予防のワクチンの補助制度、こういったものは予算上はこれまでどうだったんでしょうか。決算の中でちょっとどこかに項目が入っているとすればお答えいただきたいと思います。 83 ◯委員長(磯部延久君) 農政課長・水越君。 84 ◯農政課長(水越 進君) お答えいたします。  ニワトリに対します予防関係の、先ほど言われました豚コレラのオーエスキーとか、そういうものの補助金はこれまでございません。  以上でございます。 85 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 86 ◯委員(小松美代子君) 大規模な養鶏場については、以前の鳥インフルエンザ、あの後を受けまして、保険に加入するなどして多分対策がとられて、被害はほとんど保険で救済される部分があるかと思うんですけれども、小規模な養鶏場については茨城県ではほとんど保険に加入していない、そういう実績も今回公表されました。また、市内でも放し飼いで養鶏をしている、そういう農家もございます。そういうところへのこれまでの指導は、補助金はそういったものはないという、今、ご答弁でしたけれども、これまでは小規模養鶏場に対するそういう指導、この点についてはどういうふうになっていましたでしょうか。 87 ◯委員長(磯部延久君) 農政課長・水越君。 88 ◯農政課長(水越 進君) お答えいたします。  畜産全般にわたりまして、県南を統括していますのは県南家畜保健衛生所というところがございます。酪農、それから豚、ニワトリについても、定期的な県の検査がこれまで実施されてきました。そういう中で、鳥インフルエンザを別としまして、ほかの病気といいますか、これまでのニワトリとか豚とか牛に特有の病気については、保健所の方の病勢鑑定をいただいて、そこで対処をしてきたと、そういうのが状況でございます。  以上でございます。 89 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 90 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。石岡市内の小規模な養鶏経営者に、あるいは養鶏場に、一連の鳥インフルエンザが感染していない、そういうことを願うばかりです。これは以上で終わります。  次に、206ページで、決算審査意見書では18ページをごらんいただきたいと思います。決算審査意見書によりますと、農林水産業費の今年度、16年度の不用額が1,269万7,302円出ております。決算書の方では水田農業構造改革対策費の項目かと思いますけれども、この不用額については、水田農業構造改革対策費、それから負担金補助及び交付金、そば団地化促進事業補助金、麦・大豆・飼料作物栽培促進補助金等の減少によるものであるというようなことで、決算書の方でも206ページから208ページにかけて出ている事業かと思いますが、これは、例えば、米づくりにかわるものとしていろいろ景観作物やそば、大豆、麦とかやってきたわけですが、それも耕作をしないということになりますと、水田は荒れ放題になっていくのではないかと非常に危惧するわけですけれども、この点については担当としてはどのようにお考えなのか、お尋ねしたいと思います。 91 ◯委員長(磯部延久君) 農政課長・水越君。 92 ◯農政課長(水越 進君) お答えをいたします。  確かに委員ご指摘のように、これまで30何年間も転作ということで進めてまいりました。そういう中で、特に、いわゆる休耕といいますか、自己保全管理の水田が、特に谷津田の上の方ですね、これを中心に荒れ果ててきたというのが実際のところでございます。それで、石岡市の単独の転作にかかわる補助金につきましては、年々減少をしてきたところでございます。一つには、事業の内容といいますか、補助対象事業の内容をいろいろ変更して減少になってきたわけでございますけれども、今、県でいいます、米を一つとしますと、買ってもらえる米づくりというようなことで、平成17年度、これから補正という話で大変申し訳ないんですけれども、石岡市としても、うまい米づくりをしていこうと。そういう中で、食味計なども導入し、また、転作という一環の中で、米以外の作物。そばを中心としておりますけれども、今、試験的に導入していますのは、ヒマワリ、背の低い鑑賞用の菊、面積はまだ3反歩ほどで少ないのでございますけれども、そういうものを試験的にどんどん取り入れていこうと。あと、酒米、今年は15ヘクタール、酒用の米をつくって、石岡には4つ酒造会社さんがございますけれども、その中の一つの業者さんと提携をして、今、ひたち野農協でそういう米づくりを進めています。それと、低農薬、それから低化学肥料米、こういうものを今、米で進めているところでございます。もう一つ、農地の荒廃化の防止というところまではなかなかいきませんけれども、農地の流動化、農地銀行関係で、特に農用地内の水田につきましては、今、貸し借りを進めております。また、売買関係も件数的にふえてきてございますので、そういうものをもって、できるだけ水田等農地を荒らさないで進めていきたいと、このように考えてございます。  以上でございます。 93 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 94 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。水田ばかりじゃなく、不用額が出ているというのは決算審査意見書に書かれているわけですけれども、できるだけ農業を、地産地消の運動を進めながら、田や畑を荒らさない、そういう方策をぜひ市民と一緒に考える、そういうような手だてもご検討いただけたらと思います。要望申し上げて、この項は終わりたいと思います。  続きまして、同じ、決算審査意見書では18ページの商工費、これはやはり不用額が5,271万8,512円出ております。決算書では208ページの商工振興費の項目になろうかと思います。ここで、不用額は、商工振興費、負担金補助及び交付金として、中小企業事業資金保証料補給金、石岡市資金あっ旋利子補給金、これが不用額で今回出されたわけです。今、商業が非常に停滞しておりますし、資金繰りも非常に大変な中でこういうふうに不用額が出ている、これはどういうふうに石岡市の商業、経済を見るのかという点で、担当の方のお考えを伺いたいと思います。 95 ◯委員長(磯部延久君) 商工観光課副課長・内田君。 96 ◯商工観光課副課長兼企業等立地調整担当(内田栄市君) お答えいたします。  ただいまの質問に対して、中小企業事業資金保証料補給金でありますが、これについては年度当初、保証協会の方に支出しまして、出納整理期間において清算するため、不用額が生じたものでございます。また、利子補給金でありますが、これについてはやはり年度末に清算し、出納整理期間において個人に支出するため、このような不用額が生じたものであります。また、保証料補給金については、石岡市のあっ旋規則に基づき、中小企業者に対し、茨城県信用保証協会の保証料を補助するということで、中小企業の金融の円滑化を図り、その振興を促進するためのものであります。同じく、利子補給金でありますけれども、これについてはやはり、あっ旋規則に基づき、資金あっ旋が認められた中小企業者に対して利子補給を行い、中小企業者の金利負担の軽減と企業の円滑化を図るもので行っております。  以上であります。 97 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 98 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。制度の中で不用額が生じてくるということで了解いたしました。ただ、非常に資金繰り等々の面では事業主の方から大変な状況も聞かされておりますし、できるだけ、市の制度、公の制度で事業主が経営が円滑に行くように指導や援助をお願いしたいと思います。要望申し上げて、この項も終わりたいと思います。  もう1点、最後になります。歳出では210ページになります。それから、主要施策の40ページ、商店街景観整備事業、商店街顔づくり整備事業費補助金、国県支出金で1,437万9,000円、一般財源で1,512万9,000円ということで、ここに実績が出されております。それで、決算書の方で、商店街顔づくり整備事業補助金として2,725万8,000円が計上されているわけです。歳入の方では、81、82ページにその歳入が出ているわけですけれども、商店街再生支援事業費補助金、こちらで、3分の1、4分の1の補助で1,437万9,000円が計上されております。具体的に、この16年度のファザード事業、この事業の件数、そして、ここで実績が出されているわけですけれども、個人負担が2分の1であるということは漏れ聞いておりますけれども、その点はどういうふうに……。ここで、一般財源で、当市でも補助金を出しておりますし、個人負担は実績としてはどの程度になっているのか、お尋ねしたいと思います。 99 ◯委員長(磯部延久君) 商工観光課副課長・内田君。 100 ◯商工観光課副課長兼企業等立地調整担当(内田栄市君) ただいまの質問にお答えいたします。  まず歳入の方でありますが、商店街再生支援事業費補助金、県の方から、顔づくり整備事業の方で3分の1で1,362万9,000円の歳入であります。続きまして、商店街共同施設整備事業の方で、県の方からの補助金が75万円。合計で1,437万9,000円になります。顔づくりの方の実績でありますけれども、16年度については12店舗を実施しまして、事業主体は中町商店街振興組合であります。総事業費としまして、5,156万29円、そのうち、補助対象経費が4,177万4,605円であります。その補助対象経費の3分の1が県補助金で入ったわけであります。次に、共同施設の方の街路灯整備、これについては守木町商店街が実施しまして、10基設置しました。事業費総額でありますが、300万円。そのうち、県補助は事業費の4分の1ということで、75万円が県の方から歳入で入っております。市の方については、県の2倍まで出しなさいという部分がありますので、150万円を市の方から支出しまして、合計225万円の支出が出ております。  あと、個人負担でありますけれども、顔づくりについてはあくまでも商店街の事業でありまして、商店街の事業負担が、16年度でありますと、2,489万8,029円になっております。それと、共同施設で、守木町商店街の自己負担でありますが、75万円となっております。  以上です。 101 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 102 ◯委員(小松美代子君) 街路灯の整備事業、こちらは守木町商店街ということで、了解いたしました。  それで、商店街の顔づくり整備事業費補助金の方ですけれども、もう一度確認したいんですが、この顔づくり事業としては2,725万8,000円で平成16年度は決算されております。計算上は12件で中町商店街振興組合で5,215万円の事業ですけれども、この数字は中町商店街振興組合の事業費の半額が2,725万8,000円ということになりますか。ご答弁をお願いします。 103 ◯委員長(磯部延久君) 商工観光課副課長・内田君。 104 ◯商工観光課副課長兼企業等立地調整担当(内田栄市君) 失礼しました。総事業費が5,215万6,029円で、補助対象経費が4,177万4,605円で、補助金額が2,725万8,000円。これについては、県の方が3分の1、市が3分の1で、1,362万9,000円が市と県からそれぞれ出ております。残りが、商店街としまして、2,489万8,029円が商店街の方から出ております。  以上です。 105 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 106 ◯委員(小松美代子君) その商店街の2,489万8,000何がしというのがいわゆる個人負担ということで考えられるわけですけれども、事業の、大体12件やったわけですが、一つの事業で内容までおわかりになりますか。大体、最大補助は500万円を上限にするということは聞いておりますけれども、平均して事業費としては、例えば多いところも少ないところもあるとは思いますが、その事業の内容が大体どういう事業費の内容なのか、その点について、おわかりになっていればご答弁いただきたいと思います。 107 ◯委員長(磯部延久君) 商工観光課副課長・内田君。 108 ◯商工観光課副課長兼企業等立地調整担当(内田栄市君) お答えいたします。  この事業は主に商店街の前面部分の改装と改造で、中には補助対象外として内装整備まで含まれた個人のお店もございます。この補助要綱についてはあくまでも店の前面部分の改装、改造であります。  以上です。 109 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 110 ◯委員(小松美代子君) 了解いたしました。かなり大規模に全面的に改装した商店もありましたのでお聞きしましたけれども、ファザード事業ですから、一定の規定が、前面から1.5メートルとか2メートルとかそういう制約があるということで、了解いたしました。  それで、個人負担が半額ということもありまして、それと、ちょうど築年数が経過しておりましたので、この事業に乗った形で店舗を改装する、こういう方もおりまして、ある一定程度この事業は評価されていると思います。あわせて、これは以前に聞きましたときには現在のところ出ていないということが私の質問では答弁がありましたが、その後、やはりこのファザード事業をという要望もほかの商店街から出ているやにも聞いておりますが、実態はどうなっておりますでしょうか。そしてまた、この事業は中心市街地活性化、また、TMOの事業として出てきているかと思うんですけれども、ほかの商店街に要望があればこれができるのかどうか、その点についてお尋ねして、私の質問は終わります。 111 ◯委員長(磯部延久君) 商工観光課副課長・内田君。 112 ◯商工観光課副課長兼企業等立地調整担当(内田栄市君) お答えいたします。  確かにほかの商店街から話は聞いております。ただ、この顔づくり整備事業については、県の補助要綱に沿った事業でありまして、もし他商店街から本格的にやりたいという部分で話が出てくるのであれば、県と協議・検討しまして、県の方に打診しながら検討していきたいと思います。  以上です。 113 ◯委員長(磯部延久君) ほかに質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◯委員長(磯部延久君) ないようでございますので、次に、都市建設委員会所管の範囲の審査を行います。  暫時休憩といたします。執行部においてはご退席願います。  午後1時30分から会議を開きます。                   午後 0時02分休憩            ───────────────────────                   午後 1時32分再開 115 ◯委員長(磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     ただいま説明員の入れ替えを行いましたので、各委員にはご承知おき願います。  なお、執行部に申し上げます。執行部におかれましては、説明員として出席しているわけでありますから、質疑に対しては迅速かつ的確に答弁されますよう、お願いをいたします。  それでは、これより、本日の議題としております平成16年度各会計決算のうち、都市建設委員会所管の範囲に対する質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  小松委員。 116 ◯委員(小松美代子君) 小松でございます。3点ほどお尋ねいたします。  まず、主要施策の41ページで、これは主な事業の実績で特別道路対策事業、茨城県道路公社への寄附金で4億4,500万円ということで実績が出されております。この結果、有料道路が無料化になりまして、大型車は、市内、355号を通らなくなりました。激減しまして、有料道路の方を通行しているわけですけれども、今後の、有料道路の無料化、これを効果的にする施策として、有料道路の方から6号に抜ける際の信号の手前の左折道路を延長するとか、あるいはさきの本会議等でもありましたけれども、つくばバイパス、いわゆる府中橋から6号に抜けるような、そういう道路の建設の促進が必要かと思いますが、そういった施策について、建設の見通し、そういったものについて、部長あるいは担当の方からご答弁をいただきたいと思います。 117 ◯委員長(磯部延久君) 建設部長・吉川君。 118 ◯建設部長(吉川安延君) お答えいたします。  有料道路の無料化につきましては、議員各位のご協力をいただきまして、無料化の実施ができたわけでございますが、委員ご指摘のように、6号国道の交差部がかなりの渋滞を起こしておりました。無料化になる以前に、県の道路建設課とはその点につきまして私どもの方から、無料化すれば必然的に6号の交差部がどうしても渋滞を起こすと、そういうような点を改修するためにも有料道路から石岡市側へ入る路線の延長をお願いして、無料化前に実施をしていただいたわけでございますが、さらにもう少し延長線を長くしてほしいということで現在お願いをしてございます。6号国道そのものが、やはり6号バイパスが完成しませんと渋滞が解消できませんので、その部分を改良しただけではどうしても渋滞を解消することはできません。もう一つの施策として、現在進められております、つくばバイパスの整備促進を県の方に要望しておるわけでございますが、以前にもお話し申し上げたと思いますが、当初の予定では17年度には完了するということで私どもの方に土浦土木の方からご説明があったわけでございますが、土地の買収、あるいは予算等の関係がございまして、延び延びになりまして、石岡分につきましては既にすべての土地の買収を県にかわりまして受託をして実施して、これは完了しております。千代田側が6号の付け根の部分、あるいは千代田側の中の部分で、地権者との交渉がなかなか難しい点があったように聞いておりましたが、付け根の部分につきましては昨年度、16年度に買収が完了したようでございますので、今年、17年度に入りまして、一部工事の着工をしたいと、6号国道側から着手して石岡分については盛土をやっていくというようなお話がございました。現在の有料道路の状況を十分説明いたしまして、一刻も早く完成してほしいというような要望を重ねて申し上げております。県の方では、できるだけ早い時期に千代田側の部分を完成させれば、現在の古いつくば線とも、幅員が狭い部分でございますが、とりあえずは車が抜け通れるような状況にはなるので、できるだけ早く進めるというような回答を得ております。一刻も早くつくばバイパスが完成すればかなりの渋滞が緩和されると考えておりますので、さらにお願いをしてまいりたいというふうに思っております。 119 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 120 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。せっかく基金を取り崩して、まだ残っている起債の部分といいますか、返還する部分の半額を自治体が寄附をして、そして無料化にしたわけです。この効果がやはり市民に目に見える形であらわれないといけないと思います。左折帯が短いがために、左折の車は、石岡・つくば線、宮下通りを逆に今度、市街地の方に上がります。それからまた、わかっている方は6号に抜けないで、恋瀬川を渡りまして、千代田の方に流れていくわけです。それでもなおかつ、今の渋滞が続いております。多額の寄附をして、そして無料化にしたわけですから、その分、県にきちんと申し入れをして、県道の整備、そしてまた、国の方でも6号国道との改良点、これは県になるのかもしれないんですが、事業を早急に進めていただきたいと思います。そしてなおかつ、この有料道路を、さらに実効あるといいますか、無料化にした効果が出るものとしては正面のガソリンスタンドから平和橋に抜けるところの農道の整備、これも話題には上がってきていますけれども、なかなか実現の見通しといいますか、現在まで止まっているわけですが、この点の見通しについては現在どういうふうになっているのか、お尋ねをしておきたいと思います。 121 ◯委員長(磯部延久君) 建設部長・吉川君。 122 ◯建設部長(吉川安延君) お答えいたします。  ご指摘のガソリンスタンドから平和橋の方向へ向かう、通称・田伏バイパスと呼んでおりますが、その部分につきましては、私どもの方も県にたびたび交渉をしているというような状況でございますので、その結果、どうなったのか、たびたびお伺いはしておるんですが、持ち主は日立市の方でございまして、ガソリンスタンドを何カ所か経営しておられる方のようでございます。補償の面でまだ合意に至らないというような経過のお話をいただいております。この部分につきましては、どうしても6号バイパスと一体の恋瀬川を挟んで交差部になりますので、その進捗に合わせて買収を急いでおられると思いますが、現在の交渉状況は補償の面でまだ合意には至っていないというようなお話でございます。田伏バイパスにつきましては、6号バイパスのアクセス道路ともなり、一体の交差点として整備するというような方針も出ておりますので、バイパスの中でも早い段階に着工に入っていただけるというふうに考えております。確かに委員がおっしゃるとおり、その路線が延伸されればさらに有料道路の渋滞は緩和されると思いますので、その点につきましても県の方に早く、これは6号バイパスとも関係してきますので、6号バイパスの、どうしても現在は橋の部分の工事に入るための工事を先行して実施しておるわけでございますので、その橋の部分が2年から3年工事がかかるということで、先行してやりたいということで、現在そのための進入道路の田んぼ部分の地盤改良を実施しているというような状況でございます。それが終われば橋に着工し、その後、一体の交差部として整備してくれるものと思っております。できるだけ早く6号バイパスにつきましても進捗をかねがねお願いしてございますので、早く整備の段階に入っていただきたいというふうに思っております。  なお、予定した買収箇所につきましては、ほぼ予定どおり買収が進んでおるというようなお話を聞いております。 123 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 124 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。バイパスまで含んだ質問になりますと、決算からまたさらに一般質問的なものになってしまうおそれもありますので、とりあえず355号のバイパスの、有料道路を無料化した、その件についての範囲で質問をとどめたいと思います。  次に、主要施策では42、43ページ、また、決算では325ページ、公共下水道の整備事業についてお尋ねをしたいと思います。平成15年度の繰越事業、そしてまた、平成16年度事業として、下水道整備事業がそれぞれ決算されております。この中で、国庫補助の公共下水道工事と、それから市単独の公共下水道工事がそれぞれ、例えば国府七丁目地内、府中四丁目とか、同じ事業かとは思うんですが、こういうふうに国庫補助事業と、それから市単独の公共下水道事業と、どういう点がこういうふうに分かれてくるのか、お尋ねをしたいと思います。基本的なことで恐縮ですが、よろしくお願いいたします。 125 ◯委員長(磯部延久君) 下水道課長・上曽君。 126 ◯下水道課長(上曽茂昭君) お答えいたします。  質問の国補事業、市単独事業の別ということですが、国補事業につきましては、その地域の本管となる幹線管渠について国の方より補助が得られます。エリアが、幹線ですので、そこに末端から流れてくるものを包含する管渠が幹線ということで、一定の数字をもって、そこに流れてくる数量、汚水排除量が幾つ以上の場合には国補として国の補助の採択が得られるということです。あと、ほかの市単独事業の場合については、国補が得られない事業ということで、単独事業ということで、ほとんどが起債の対象事業となっております。  以上です。 127 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 128 ◯委員(小松美代子君) わかりました。幹線について国庫補助で、その一定の量が満たないものが単独工事。同じ地内の工事でどうしてこういうふうになるのかというふうに思いましたので、お尋ねをしました。そうしますと、幹線と、それから、そうでない工事というのは、ほぼ半々ぐらいになるんでしょうか。ちょっとトータルしていませんのであれですけれども、一応目安としてどの程度になるのか、お尋ねしたいと思います。 129 ◯委員長(磯部延久君) 下水道課長・上曽君。 130 ◯下水道課長(上曽茂昭君) お答えいたします。  幹線管渠と、国補事業と市単独事業の比率ということですが、今現在は2対1くらいの割合で国補事業の方が多いということで、国補の対象事業に対しての採択枠が、今の場合、弾力条項といいまして、国補をできるだけ使えるようなところで適用させてもらっていますので、地域的に国補事業が今現在のところ多い形になっております。 131 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 132 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。了解いたしました。  続きまして、決算書は352ページになります。駅東土地区画整理事業です。主要施策はやはり同じように43ページの方に出ております。石岡駅東土地区画整理事業、長期にわたりまして、この事業が続けられてきまして、ほぼ間もなく終了かと思いますけれども、この中で、平成15年度繰越事業で家屋補償が2棟分、そしてまた、平成16年度事業で家屋補償ということで決算がされております。平成15年度の家屋補償3,890万円、16年度の家屋補償で101条補償ということで括弧書きで342万8,040円が決算されております。この101条補償というのはどういうことなのか。それで、101条に該当した件についてご答弁をお願いしたいと思います。 133 ◯委員長(磯部延久君) 都市計画課長・藤枝君。 134 ◯都市計画課長(藤枝利明君) お答えいたします。  平成16年度の事業の中で、家屋補償で101条補償ということでございますが、101条補償といいますのは、区画整理法第101条でございまして、従前地、あるいは仮換地先、両方が使えない、あるいはその工事によりまして稲作とかそういうものが早い時期に収去するとか、そういうものに対しての補償費でございます。  それで、342万8,000円の内訳でございますが、従前地のときにアパートがありまして、当然借りていた人とかそういう人がいるわけです。それに対しての、家主さんの方にの損失補償をお支払いしたところでございます。  以上です。 135 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 136 ◯委員(小松美代子君) 了解いたしました。さらに、駅東の広場からアルコール前のところまでの道路工事が進められておりまして、あの一帯の区画整理事業がほぼ終結の見通しかと思いますが、まだ今後残されている整備事業、そういったものがあるかどうか、お尋ねしておきたいと思います。 137 ◯委員長(磯部延久君) 都市計画課長・藤枝君。 138 ◯都市計画課長(藤枝利明君) お答えいたします。  駅東土地区画整理事業は昭和61年から事業に着手しまして、20年近くが経過しているところでございます。平成17年度に入りまして、2件で合計4名の未同意者がいたわけですが、その方の1件、3名の方については4月に同意を得たところでございます。それで、家屋の移転補償の契約が整いまして、現在その方は今月中に仮換地先に家を建てるということで進めている状況でございます。  なお、残り1件1名の方がおるわけですが、この方につきましては、以前より同意に向けての説得と申しますか、話し合いを続けているところでございますけれども、隔たりが多いといいますか、平行線で、話がいまだにまとまりませんというか、同意を得ていないところでございます。そういう中で、1名のために駅東土地区画整理事業をこのまま送っておくこともできませんので、今、区画整理法の77条に基づきまして、直接施行といいまして、土地収用法でいいますと強制執行のような形になるかと思いますが、それの手続を進めているところです。最終的に、今年度に入りまして2回、告示等を行いまして、その期限と申しますか、それが8月29日で一応、有効といいますか、その効力が発生しまして、次に今日か明日中に直接施行に入りますよというのをその所有者の方に配達証明をもちまして郵送するところでございます。それで、その方がなおかつ話し合いに応じてくれないということになりますと、今の予定でございますが、9月21日から直接施行に入りまして、三、四日ぐらいかかるかと思うんですが、時期的に、合併時期とか、おまつりとかありまして、合併前までにどうしても担当の方としましても工事を終わらせたいというようなことで、その時期で三、四日ぐらいで工事を終わらせまして、9月27日に引き渡しを行う予定でございます。  それから、今後残された事業といたしましては、駅東内に2つの公園があるわけですが、第2公園の整備、それから今、家屋が移転されます残りの場所の造成及び区画道路が残っております。それが終わりますと、今の予定では平成18年度にそれらの工事に全部入れるのかなと思っているわけですが、それが終わりますと、すべてのハード的な造成工事、街路の工事、築造工事等が全部終了することとなっております。  以上です。 139 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 140 ◯委員(小松美代子君) 20年来の駅東土地区画整理事業、この中で、和解に至らないといいますか、1件だけこういう形で土地収用法を使うというようなことになったのは非常に残念ですけれども、そのほかコメントする立場にちょっとありません。どうしてもこの条件が折り合わないということになれば、20年の長い歳月の中でそれぞれお互いに和解できないような不信な状況もいろいろあったのかとは思いますけれども、この事業のもともとから質していかなければならないようなこともあろうかと思います。これからこういった事業を進めるときの、私たちはこういうふうに長期にわたった、こういうふうに長期でなければいろんな国の補助もあったであろうにと思います。それがやはり、長期ゆえに単独でやらざるを得ないような、こういう事態にもなったわけでして、これは今後私たちが行政を行う上できちんと、反省といいますか、肝に銘じていろんな事業をやっていく必要があるのかなと思いました。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 141 ◯委員長(磯部延久君) ほかに質疑はございませんか。  菱沼委員。 142 ◯委員(菱沼和幸君) 菱沼でございます。1点だけお伺いしたいと思います。  決算書224ページ、国道6号バイパス建設促進事業の中の国道6号バイパス建設促進期成会負担金42万5,000円の内容についてお伺いしたいと思います。 143 ◯委員長(磯部延久君) 6号バイパス推進・駅周辺整備室長・鈴木君。 144 ◯6号バイパス推進・駅周辺整備室長(鈴木信充君) お答えいたします。  石岡市の負担金42万5,000円でございます。これは、昨年は千代田町でございました。石岡市、千代田町、玉里村、美野里町、この4市町村で総額120万円の負担金を拠出しております。これは均等割を50%、人口割を30%、延長割を20%といたしまして、平成15年11月1日現在の人口をもとに、それから総延長を14.7キロとしまして、そこを、石岡分が6.5、千代田分が7.5、玉里分が0.7、美野里分はまだ都市計画決定されておりませんので延長割がございませんけれども、そういったもので計算いたしまして、42万5,000円という数字を出しております。内容でございますけれども、大きな事業としましては、総会及び陳情活動が主なものでございます。そのほか、「6号国道バイパス」という冊子を発行して、各戸に配布しております。そういった内容でございます。  以上でございます。 145 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 146 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。そうしますと、この負担金の内容はわかったんですが、ここに使われている総会と、また、陳情活動、また、6バイの発行部数とか、そういう部分、詳細にわかればお聞きしたいと思います。 147 ◯委員長(磯部延久君) 6号バイパス推進・駅周辺整備室長・鈴木君。 148 ◯6号バイパス推進・駅周辺整備室長(鈴木信充君) お答えいたします。  総会といたしまして行っています事業としましては、決算額でいいますと、会議費等で一緒になってございますけれども、22万982円ということでございます。そのほか、陳情活動としまして、27万2,306円。また、この陳情等につきまして旅費を出しておりますので、旅費が3万9,900円となっております。そのほか、事業としまして、バイパスの発行でございますけれども、これらについて50万円ほどになっております。発行部数でございますけれども、これは石岡、千代田、玉里、美野里の世帯数ということで、約5万件くらいだと思います。これは世帯数プラス、各新聞に折り込みますので、各新聞がダブっておりますので、全世帯数の何割か増しになったりいたしますので、そういった関係で多目の部数になっております。  以上でございます。 149 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 150 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございました。平成16年の事務に関する説明書の中でも、総会が平成16年5月28日に行われているとか、中央に要望が16年7月5日にされているとかというふうに載っておりますのであれなんですが、そういう部分、内容が明確にわかっていなかったものですから、質問させてもらいました。その後、この6バイについてなんですが、今の現状、どのような進捗状況ですかね。1年1年の目標に向かって6バイの部分では進捗されていると思うんですけれども、その部分に対して、本年度の部分の、現在、現況の6バイはどういうふうになっているか、お聞きしたいと思います。 151 ◯委員長(磯部延久君) 6号バイパス推進・駅周辺整備室長・鈴木君。 152 ◯6号バイパス推進・駅周辺整備室長(鈴木信充君) お答えいたします。  今年度の6号バイパスの進捗でございますけれども、6号バイパスは国の方で区間を区切りまして、かすみがうら市の市川から石岡市の田島地区まで、それから田島地区から中津川地区、それから中津川地区から前原地区の手前まで、それから前原地区から東大橋地区と、4つの区間に分けて事業が順々に進んでおります。一番先の田島地区までのところですけれども、昨年の7月31日に恋瀬川右岸地区で起工式が行われまして、これはもう用地買収から工事に入っているということであります。それから、田島地区から中津川地区まででございますけれども、本年、用地及び物件補償調査が実施されました。なお、この地区におきまして、家屋等の移転交渉に初めて入っているというふうに伺っております。それから、中津川地区から東大橋地区ですけれども、この地区につきましては、本年、一筆測量調査が4月に実施されております。この一筆測量調査が終わりますと、用地物件の補償調査に入れるということになりまして、来年等にはここの部分についても用地買収が可能というふうな形になっております。また、東石岡地先までの部分、最後の部分ですけれども、この部分につきましては本年の3月23日に設計説明会を実施しております。この設計説明会が終わりましたら、次には用地測量のための幅杭と、それから一筆測量調査というふうに進んでおりまして、その後、用地交渉という形になってまいります。  なお、本年度、最後の地区についても幅杭の設置の方を実施したいというふうな形で聞いております。  簡単ではありますが、以上でございます。 153 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 154 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございました。6号バイパスに一日も早く着工していただけるようにですね。この6バイができますと、またいろんな意味で、環境問題から、緩和される部分とか、交通渋滞の部分とか、いろんな問題が解消される部分が多々あると思います。そういう部分においては、前の質問の中で平成23年とか24年とかという話をされておりますけれども、そういう部分の中で、一日も早く6バイが完成されますことを望みまして、終わりたいと思います。よろしくお願いします。 155 ◯委員長(磯部延久君) 池田副委員長。 156 ◯副委員長(池田正文君) 池田でございます。私からは、1点、市営住宅に関する件で質問をしたいと思います。  決算書66ページに、市営住宅使用料(現年度分)ということで1億2,782万1,190円が出ております。16年度の予算の中では、収入見込み額ということで1億3,900万1,000円ほどが見込まれていたわけでありますが、収入済額においては相当な減額がされておるわけであります。そこで、この減額の理由につきましてお伺いをできればと思います。  まず1回目、以上でございます。 157 ◯委員長(磯部延久君) 建築課副課長・田中君。 158 ◯建築課副課長(田中良枝君) お答えさせていただきます。  こちら、当年度予算額としては1億3,900万1,000円となっておりますけれども、要するに未収入、滞納分がかなりありまして、実際、こちらの1,273万9,890円という数字については、滞納として残っております。そちらについてですけれども、こちらについては今現在滞納として残っております。 159 ◯委員長(磯部延久君) 池田副委員長。 160 ◯副委員長(池田正文君) ただいまのご説明で、収入未済、いわゆる滞納ということで計算されていると。それはもう理解するわけであります。これは市税をはじめ、収入未済額、いわゆる本来収入としてあるべきものが滞納となっているという現状があるわけであります。これは一般会計と特別会計を合わせますと、相当な額になるわけであります。これにつきましては、了解はなかなかできないわけでありますけれども、了解としたいと思います。  次に、この平成16年度におきましては、公営住宅ストック総合計画の初年度だったと思っております。603戸の市営住宅につきまして、適正な維持管理、そして計画的な建て替えや改善をしていくというようなことで策定された計画だと思っております。初年度、平成16年度、このストック計画におきましてどのようなことが実施されたのか、具体な事例を挙げてご説明いただければと思います。 161 ◯委員長(磯部延久君) 建設部副部長・本田君。 162 ◯建設部副部長兼建築課長(本田久男君) お答えいたします。  石岡市では、595戸の公営住宅を管理しております。そのうち、約200戸につきましては建設当時のままで、規模の小さいものですと、台所、浴室などの設備が不備なものが多いなどの問題がございます。これらの住宅をすべて建て替えるためには多額の費用が必要となることから、建て替え改善を含めた効率的な公営住宅ストックの改善、更新が必要となっております。このため、平成16年度、既設公営住宅の有効活用を図るための方針・方策を定めた計画を策定いたしました。計画期間は、今委員がおっしゃられましたように、平成16年から平成25年度までの10カ年でございます。計画の内容についてですけれども、市営住宅のストックの更新はこれまで建て替えを中心として行ってきておりました。その実績は現有ストックの半数以上となっております。今後につきましても、耐用年数を超えて使用しているものを建て替えることなどが中心となってくることが明らかでございますけれども、建て替えの事業スケジュールについては、近年の財政状況等、また、入居者のアンケート結果などを考慮いたしますと、平成16年度から平成20年度に事業を予定することが困難であると考えられるため、21年度以降に建て替えを実施することといたしました。ですから、ストック計画に基づいて、今年度は特に実施はいたしませんでした。部分的な補修は当然やっております。また、改善工事につきましても、耐用年数を超えて使用しているものを建て替えることを優先してまいりますので、建て替えの見通しが立った段階で事業化を検討することとして、事業スケジュールは、後期、ですから21年から25年度、そういうことにいたしました。  以上です。 163 ◯委員長(磯部延久君) 池田副委員長。 164 ◯副委員長(池田正文君) ただいまのご説明によりまして、ストック計画の前期、後期における事業が明らかになったわけであります。これから、要望でございますけれども、私どもの世代は、子育て世代というような考え方のもとに、非常に住宅に対しまして困窮している状況があるわけです。私も具体にたくさんの相談を受けるわけでありますが、なかなか空きがない、そして空きがあったとしてもなかなか入れない、もう一人子供が欲しいんだけど今の住宅状況ではなかなか難しい、こういうような相談を受けるわけであります。こればかりではございませんが、改善されれば少子化の対策の一助にもなろうかと思いますので、住宅行政につきましては今後ともよろしくお願いをしたいと思います。  これで質問を終わります。ありがとうございました。 165 ◯委員長(磯部延久君) ほかに質疑ございませんか。  上野委員。 166 ◯委員(上野榮一君) 上野でございます。私は建設委員会に所属していますから、自分の所管の事項に関することで甚だ、ちょっと考えたんですが、1点だけ、6号バイパスの進捗状況についてお伺いいたします。  実はこれは建設委員会でも聞いてもいいことなんですが、ちょっと問題点がありますので、多くの議員がいるところで、この特別委員会の席でお伺いしたいと。1点だけですね。6号国道からの取り付け口ですね、バイパスの。私が知っている限り、私も、国土交通省、そちらにも電話をかけて聞いたりなんかしましたが、もちろん市役所の担当、責任者にもある程度は聞いておりますが、多くの皆さんがいるところできちんとお答えしていただければありがたいと思いますが、実は、6号国道からの取り付け口周辺。周辺としか申しませんがね。どこと具体的には言いませんが、所有者が、暴力団系の企業が持っていると。ところで、そのかかる土地、6号バイパスにかかる土地ですね。これがなかなか交渉が遅々として進まない。原因は、聞いてみると、全部買い取れと。残った土地もね。そういうことで、なかなか交渉が進まないんだと。したがって、それに関連する付近の設計図面も二転三転書き直したということでありますが、そのことについて、最近、話が決着したのかどうか、それから、もしつかないとすれば、いつごろまでに見通しが立つのかどうか。取り付け口が、入り口ができなければ、工事そのものも進まなくなっちゃうわけでございますから、このことについて、わかっている範囲、差し支えない範囲を具体的に述べていただきたいと思います。よろしくお願いします。 167 ◯委員長(磯部延久君) 6号バイパス推進・駅周辺整備室長・鈴木君。 168 ◯6号バイパス推進・駅周辺整備室長(鈴木信充君) お答えいたします。  私どもの方では、委員ご指摘の、暴力団とかというお話でございましたけれども、その辺に関してはちょっと認識しておりません。ただ、なかなか難しい地権者がおりますということは伺っております。最近も、2件ほどございますけれども、この企業等と国土交通省の方で交渉なさったという話は聞いております。ただ、いつまでにそれが解決するかということについては私どもの方でも伺っておりません。  以上でございます。 169 ◯委員長(磯部延久君) 上野委員。 170 ◯委員(上野榮一君) 暴力団が恐ろしくて答弁ができないのかどうか知りませんが、やるべきことはやる、調べることは調べる。認識していないというのは、私はおかしいと思う。ちゃんと企業名、看板が上がっているんですよ。その企業、登記簿謄本をとれば、役員がだれで、場所がどこで、ちゃんと調査すればわかるはずで、ちょっとおかしいと思うよ。周りの地権者がみんな迷惑しているでしょう。設計図面も二転三転書き直し、書き直し。そのためにおくれている。そこが、入り口がずっと使えないと、今後の工事にも支障を来すから、工事は大幅におくれる。大事な場所なんでね。やっぱり認識していないというのは私はおかしいと思うんだよな。調べればすぐわかるんですよ。まあ、石岡市内の会社じゃないから。でも、やっぱりその認識ぐらいは、していないと言わないで、これこれこういうわけだと。それで、何年度まで待っても交渉が進まないようならば、気概を持って、きちんと法的手段を講じて、工事が一日も早く着工できるようにというような姿勢を示していただきたいと思います。  以上で私の質問を終わります。 171 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 172 ◯委員(前島孝元君) 前島でございます。私の方から、1点だけ、恥をしのんでちょっとお聞きしたいと思っているんですが、16年度の事務に関する説明書の95ページ、建築確認申請についてお尋ねをしたいと思います。この資料でいきますと、年間で77件、住宅センター取り扱い分、合計で337件あったわけでございますが、石岡市内の市民の方から何人かから私もちょっと相談を受けたことがあるんです。というのは、建築確認申請が出まして、その後、市の方ではいろんな諸条件を法律に基づいてチェックをして、現場調査をしているかどうかわかりませんが、現場調査をして、それで、法律的、地域的、現場的に、書類に不備がなければ建築許可を下ろすと、こういう形でやられているんではないかと思います。それで、私のところに近所の方から、家を建てて、4メートル道路がないんでフィードバックをして。その方は図面を見ていないわけですよね。隣の家がどういう申請を出したかわかりませんから。しかし、一般社会常識では、4メートル道路、公道がないと建築許可は下りないと。このことは中学生ぐらいから、恐らく小学生を含めてわかっているんじゃないかなと思いますけれども、家が建ちますと、その4メートル道路は個人の土地でございますから、そこにわざと、通れないように、隣の方が行きづらくなるように、いろんな電柱の1メートルぐらいのものを切って立ててみたり、石を置いたり、植木を植えたり。自分の土地ですから、ここまでおれの家の土地だから、家を建ててしまえばそこを守ろうとする。そうすると、いろんな事故、火事になったりしますと、そこを消防車なり一般の方が、4メートル道路がありませんから、通行できない。消火活動にも支障を来す。そういうことで、地域の住民の方も困っている部分もあるわけですね。それは本人の土地ですから、これはしようがないにしても。それで、質問したいんですけれども、16年度、337件やっているわけですけれども、石岡市でやられている現状をお聞かせ願いたいと思うんです。建築申請が出てから、現地で立ち会って、そこに杭かなんかを打って、それでその建築主の方から、ここは4メートルないのでここまでフィードバックしますよと。その証として、境界杭を打つ。それから、個人の所有する土地を固定資産評価額の6割で買うとか寄附をしていただくとか、そういう方法をとられているのかどうかですね。現状をどういうふうにやっているのか、お聞きをしたいと思います。
    173 ◯委員長(磯部延久君) 建築課副課長・足立君。 174 ◯建築課副課長(足立信幸君) お答えいたします。  建築確認の方につきましては、ご存じのように、石岡市はまだ特定行政庁になっておりませんので、すべて県の方、もしくは指定機関と言っている民間機関の方で確認行為をやっております。その中で、県の方で確認する部分につきましては、県の方から市の方に受付事務について受託しておりまして、市の方で受付事務をやっているという状況です。まず法律的事項について説明いたしますと、4メートル未満の道路に接する場合、センターから2メートルバックしたところ、そこがみなしの道路との境界線になります。そういった意味で、建築物もしくは塀、それについてはそこから出張って建てるわけにはいきません。これは法律事項であります。ただし、建築基準法で縛っている関係で、そこのところは建築確認だけですと、いまだ民地のまま、所有権は民地のままになりますので、建築基準法でいっている建物もしくは塀、それについては法律上規制されますが、花壇に使ったり、もしくはそこのところに自分の持ち物を置いたりということを法律上規制はできないというのが法律的な扱いになります。しかしながら、当然、せっかく下がってもらった部分ですので、そこのところをなるべくならば早目に道路とさせていただきたいということは市民の皆さんも感じている部分でありますし、市としてもそのように考えまして、平成7年からではございますけれども、セットバックに関する3つの補助制度を設けております。一つがそこのところに出張っている塀や何かを壊す際の撤去費用、さらに分筆登記のための費用、そして3つ目として用地買収の費用という形で三本立てのセットにしてありまして、今のところ、物によって違うんですけれども、20件から40件ぐらい使用していただきまして、申し出があればそのような形で私有地までにして、そしてそこのところを舗装するという形で対応させていただいております。ただ、一番最初に申し上げましたように、行政としては、セットバックしたところをうちの方に売れ、売らなきゃだめだというところまでの法的権限がないという状況がございまして、今のところ、市報に載せたり、ホームページに載せたり、それから確認の受付の際に説明したり、あと、センターの方ですと、市を通りませんので、センターの方に依頼しまして、石岡の物件については説明していただくというような形でPRを一生懸命打っているという状況でございます。 175 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 176 ◯委員(前島孝元君) ありがとうございました。幾らかわかってきました。しかし、私はいろんな法律を熟知しているわけではありませんのであれなんですけれども、せっかく家を建てるとき、今の法律でいう建築許可申請が出たときが勝負なんですよ。そこでやらなかったら、何十年たったってできないんじゃないですか。平成7年からやっていると今おっしゃいましたけれども、私が言いたいのは、少し石岡市が弱いといいますかね。先ほど冗談で言っていたんだけど、忙しくて、人が足りないのかどうかわかりませんが、もう少し、年間……。平成7年以前のことについては、これはしようがないというか、そこまでさかのぼって、16年度だってそうできないわけですから、何十年前のことまでさかのぼっては難しいかもしれませんけれども、少なくとも平成7年からそういうふうなことで、今、副課長がおっしゃっていたようなことでやれば、その年度に建築確認申請が出たところぐらいは100%、平成7年度からは100%やっていますと、そういうような答えが出てくるんなら申し分ないんですけれども、残念ながら、先ほど20件から40件ぐらいと言っていましたけれども、それも、ただ、PRしているのがその件数なのか、実際にそういう市道に買収とか寄附とかやったのが40件かわかりませんけれども、本来であれば平成7年度以降については100%やるべきであると、このように私は思っているから質問しているんです。ある市なんかへ行きますと、全部、100%、市が立ち会って、そこへ杭を打って、もう認めないと。花壇についても。塀なんていうのはもちろんですけどね。それをやらなかったら、図面上だけで、4メートル道路があったって、現場へ行ったら1.8メートルしかないとか2メートルしかないというのは、市の方もわかっているんでしょう、その辺、実情は。私から質問を受けなくたって十二分にわかっている話だと思うんですよね。なぜそこにメスを入れないのか、やろうとしないのか、私は疑問なんですよね。なぜできないんですかね。何か市報にPRしていますとか。PRしたってしようがないじゃない、だって。その建築確認申請が出たときにやらなければ、後から、家を建てちゃったらやらないですよ、だれだって。そのときがチャンスなんですよ。それを逃がしたらまた40年、50年後にそこの家が新築するときしかできないじゃないですか、そうしたら。なぜできないんですか。その原因は。ちょっとお答え願いたいんですけど。 177 ◯委員長(磯部延久君) 建築課副課長・足立君。 178 ◯建築課副課長(足立信幸君) お答えいたします。  ちょっと先ほどの説明で言葉足らずで申し訳ございませんでした。建築基準法に基づいて、最近新築している部分、もしくは増改築をやっている部分、そこにつきましては、法律事項ですので、2メートル下がったところ、そこから出張っての塀とか建物、それが出張ることはございません。それは法律事項でございます。それで、市の方での上乗せの制度でやっているのは、そこの部分についての舗装とか道路としてきちんと使う、その権限をはっきりさせるために、そこの撤去費用、それから分筆、それから用地を買収して舗装もさせてもらうと。それをなるべくだったらこの時期にやらせてほしいということでやっております。ただ、用地費用につきまして、通常、道路等で買収が入っていく場合は評価額そのものぐらいの値段にはなるんですけれども、前もって全部が供用できない状況で、へびが卵を飲み込んだような形で少しずつ膨らんでいく、そこを買う関係で、買収価格的には今3分の2という形をとらせてもらっているところ、それから、やはり何としても土地の権限についてはと、先祖代々の土地やなんかにつきましては、下がることは下がるけれども、用地については自分のものにしておきたいという意向もございまして、どうしても100%というところまではいっていない状況でございます。 179 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 180 ◯委員(前島孝元君) それでは、お尋ねしますが、16年度は何%ぐらいやったんですか、その現地立ち会いは。確認されているんですか。建築許可を出す前に現場確認をしているのか、していないのか。していれば、申し込みに対して何件やっているのか。100%やっているのか、80%やっているのか。それと、法律でやるわけですよね。それで、先祖代々の土地があって、それは自分のものにしておきたいなんて、そういうのを認めるんですか。建築許可申請上、先祖代々からの土地だからこれは自分のものにしておきたいから嫌ですと言えるんですか、法律上。それが行政指導でしょう。法律でしょう。その辺についてお答え願いたいと思うんですが。 181 ◯委員長(磯部延久君) 建設部長・吉川君。 182 ◯建設部長(吉川安延君) いわゆる2項道路を前に持ち、あるいはその部分に接する道路に建築する際に4メートル未満でございますから、当然4メートル以上の道路に接道していなければ建築確認は下りません。そういうことで、建築基準法が改正されましてから全部建築は4メートル未満の道路には建築されておりませんから、当然4メートル以上の道路になるわけでございます。ただ、一つ、先ほど私の方からも申し上げましたが、道路に関しては、市において……。私どもも委員と同じ立場でございますので、私どもの方もできるだけ100%実施したいわけなんですよね。ところが、法権限がないと言われれば、私どもが3点セットのセットバックの方針あるいは予算付けを行いまして、県南建築指導課、あるいはセンターの方へ、石岡市ではこういうような制度でできるだけ4メートル道路を確保するために、それを民地にしておけば、当然委員おっしゃるとおりに、植木を植えたり、年数がたてば石を置いてみたり、そういうようなことが非常に多いわけです。そういうわけで、できるだけ市のものにしてしまえば、道路としてしまえばそういう事態が起きませんので、道路として買収してくださいと、その都度、確認が出されたときにお願いし、半ば市としては、じゃなければ建築確認も県へ出しませんよというようなときもございました。しかし、それらについて、今、足立の方で申し上げましたように、何ら法的な根拠がないと。それが、市がそういったものをあえてやれば、市が訴えられるわけですね。そういうことをできないのが非常につらい面でもございます。それからやはり、建築基準法そのものが非常に曖昧でございまして。その部分に対してはですよ。建築行為に対しては曖昧な部分ではございませんが、その道路関係に対しましては非常に曖昧で、出だしの部分で、国民の善意に基づいて4メートル以上道路を確保していくんだと。とすれば、50年後、60年後にはすべての2項道路が4メートル以上になるというような解釈もできるような文面なんですよね。そういう文面で書いてございますし、私どもとしては、委員おっしゃるとおりに、すべての道路を4メートル道路にしたいし、すべての道路が申請に基づかなくても、その際、申し出、あるいは私どもの方でお話しして、売りますよ、いや、市のためにぜひとも協力させてくださいというものにつきましては全部買っております。1件も予算がないからとかそういったことはございません。ただし、残念ながら、市に道路としての、市道としてできない部分が残っているのも事実でございます。これらにつきましても、機会あるごとに、建築確認の際ではなくても、全体がセットバックしてあれば、それをできるだけ市道にしていきたいというような目的で、現在もできるだけやるように、当然やらなければならないというふうに考えておりますし、平成7年につくりましたこの制度につきましても大部分の市民の方の周知ができまして、ご理解はいただきつつあると。さらに努力してまいりたいと思います。 183 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 184 ◯委員(前島孝元君) 法律的に権限がないというお話でしたけれども、おかしい話ですよね。法律的になければ、じゃ、建築許可なんか別に出さなくても、今のまま建てればいいじゃないですかということになりますよね。一番の問題は、現場が、1.8メートルで塀がずっとあったと。例えば、ブロック塀がね。そのときに建築許可が出て、先ほど副課長さんが2メートル、それは全部が芯から2メートル、2メートルがいいですけれども、地域によっては話し合いで、片方に足らない分、現状が2メートルあれば、片方に2メートル拡幅になるということもあり得るわけですよね。了解すればいいわけですからね、相手の地主さんが。何も話し合いで相手側とこっち側の隣接の地主が協議して、片方に2メートル広げましょうということもできるわけですから、一般的には、現状の道路の中心から2メートル、2メートルが一番ベターですけどもね。それはいいですけれども、ただ、答弁になかったのは、じゃ、現状、1年間で建築申請が出てきたときに、現場立ち会いというのは何カ所やっているんですか。何%。アバウトでいいですけれども、それがお聞きしたかったんです。それで、100%やっていれば一番いいんだけれども、現状を見て、やっぱりケース・バイ・ケースだと思うんですよ。ここはどうしても説得してもらわないと困るという場所と、ここはやるだけやって、相手がだめならまた日を改めて2年後、3年後でもいいかという場所と。即やりたいと、待っていましたというばかりにやりたいという場所だってあると思うんですよ、公的に見て。そういうところは絶対に私はやってもらいたいんですよ。どうですか。答弁、お願いします。 185 ◯委員長(磯部延久君) 建設部長・吉川君。 186 ◯建設部長(吉川安延君) 現状、セットバックの状況でございますが、当然、確認申請の際、図面が出されてきます。その際、図面をチェックし、その4メートル未満の道路についてはセットバック、塀撤去、分筆補助、あるいは用地購入等の説明をするわけでございます。現地の方には出向いておりません。ただ、そういったことで、当然図面で判別できるわけでございますので、その段階で地域的なもの、どこの場所かも確認できますので、その際にセットバックの活用をお願いしております。平成7年当時は非常に建築件数も多く、600から700件を超えていたと思います。現在は、事務の報告にもございますように、300件ちょっとでございまして、そのうち、市が確認を受け付けするものは80件弱だと思います。そういった中では、大半が、半分まではいきませんが、ご協力いただいていると。すべてが2項道路に接するわけではございませんので、大体、足立の方で、そういった意味で100%とさっき答弁したんだと思います。現場には行っておりませんが、引き続きやっていきたいと。  それから、補足説明いたしますが、建築する箇所について4メートル、現状の2項道路の芯から2メートルバックすれば、片側でも2メートルバックすれば、将来は4メートルになるという判断で許可を下ろしております。ですから、建築主が自身の土地について、未満の場合は自分の土地だけが対象になるというようなことでございます。機会があれば反対側も協力していただければ一番いいことでございますので、そういったことも兼ねて、今後促進を図ってまいりたいと思っております。また、年度当初には建築指導課、検査センターの方にもよく依頼をし、また、私どもの方も、委員おっしゃっているようなことも大事なことだと思います。確かにここだけはどうしても市としても下げていただきたいというような場所がございますので、そういったものについては改めて担当の方に、よく審査するように、あるいは図面等をよく見てチェックするようにしていきたいというふうに考えております。 187 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 188 ◯委員(前島孝元君) そういった大事なところに兼務辞令ですからね。市長のやっていることがよくわかりませんけれども、これ以上、余り問い詰めるのはやめますけれども、私の要望としては、100%現場は立ち会いをするべきだと。そして、現場に行かなければわからないでしょう。部長は石岡生まれの石岡育ちですから、特に夜なんか、どの道を行っても暗いところへ行っちゃうんだと思うんですけど、そういう方は、地図を見れば、この道路は現場へ行かなくてもいいや、図面上でという判断もできるでしょう。しかし、それを審査する副課長さんや、その下の方、石岡生まれで石岡育ちじゃない職員の方がたまたまそこに担務すれば、現場へ行かなくちゃわからないでしょうよ、だって。地図上では。しかも、花壇があるのか、ブロック塀があるのか、現場へ行かなくちゃ絶対わかりません。これは土浦市なんかでは、もう過去何十年も前から、建設部長もご存じだと思うんですが、全部立ち会っているんでしょう。だから、今の都市整備基盤ができているんですよ、土浦市は。認めないから、一切ね。立ち会いのときに境界を打ってもまかりならんということでやっているわけですから。それに比べ、石岡市は残念ながら、平成7年度にこういう法律が改正になってからも、現場は行っていませんと自信を持って言っているわけですからね。それではね。石岡の市内の道路を見ても本当に狭隘で、狭い道路、あるいはここの決算にもあるように、隅切り、いろんな要請が市民から出ているのは周知のごとくではありますけれども、やはり私は、基本になり返って、人をふやしてもこの現場をですね。年間70件、80件ですかね。月平均で6件ぐらいですかね。大変だと思うんですけれども、職員を増員しても、現場の立ち会いというのは、私はぜひ今後やっていただきたい、また、取り組んでいただきたいとお願いを申し上げたいと思います。  それで、先ほどのあれに戻りますけれども、どうしても地域的にここは譲れないというところは、やはりお金を出してでも4メートルにやっていただくということで、ぜひお願いをして、私の質問は終わりますけれども、よろしく取り組みをお願いしたいと思います。  以上で終わります。 189 ◯委員長(磯部延久君) ほかに質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 190 ◯委員長(磯部延久君) ないようですので、本日の委員会は以上をもって閉会といたします。  次回委員会は、明9月6日午前10時から、平成16年度各会計決算に対する総括的な審査を行い、終了後に討論、採決を行いたいと思います。  なお、明日の審査において質疑を予定されている委員は、開会時刻までに事務局へその旨を通告されますよう、お願いをいたします。  長時間ご苦労さまでした。                   午後 2時48分閉会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...