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平成17年予算特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2005-03-18
平成17年予算特別委員会(第2日目) 名簿 開催日:2005-03-18

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  1. 石岡市議会 2005-03-18
    平成17年予算特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2005-03-18


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                平成17年3月18日(金曜日)                  午前10時02分開会 ◯委員長(磯部延久君) ただいまから予算特別委員会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議題は、議案第3号・平成17年度石岡市一般会計予算のうち総務企画委員会及び教育福祉委員会所管にかかわる部分、議案第4号・平成17年度石岡市授産所特別会計予算、議案第5号・平成17年度石岡市国民健康保険特別会計予算、議案第8号・平成17年度石岡市駐車場特別会計予算、議案第9号・平成17年度石岡市老人保健特別会計予算、議案第12号・平成17年度石岡市公共用地先行取得事業特別会計予算、議案第14号・平成17年度石岡市介護保険特別会計予算、議案第15号・平成17年度石岡市介護サービス事業特別会計予算、以上であります。  次に、付託案件説明のため、本日委員長において出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。  なお、出席を求めた者のうち、消防次長・野田君から、本日の委員会を欠席いたしたい旨の申し出があり、委員長において許可をいたしましたので、ご報告申し上げます。  次に、本日の審査範囲につきましては、お手元に配付いたしました審査区分表のとおりであります。  なお、本日の審査は、初めに総務企画委員会所管の各会計予算の審査を行い、終了次第、説明員を入れ替えまして、教育福祉委員会所管の審査を行いたいと思いますので、各委員におかれましてはよろしくお願いをいたします。  次に、各委員に申し上げます。本日から3日間の日程で予算案の審査を行うわけでありますが、計数に関しましては、重複質疑を避けられますようお願い申し上げます。また、質疑は議題に沿ってされますよう、あわせてお願い申し上げます。また、執行部におかれましては、説明員として出席しているわけでありますから、質疑に対しては迅速かつ的確に答弁されますようお願いいたします。どうぞ円滑なる審査のためご協力くださいますようお願い申し上げます。  これより議事に入ります。最初に、総務企画委員会所管の審査として、議案第3号・平成17年度石岡市一般会計予算のうち総務企画委員会所管にかかわる部分、議案第8号・平成17年度石岡市駐車場特別会計予算、議案第12号・平成17年度石岡市公共用地先行取得事業特別会計予算の計3件を一括して議題といたします。  これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。  金井委員。 2 ◯委員(金井一夫君) 1番・金井です。予算特別委員会で総務関係の所管の幾つかの点についてご質問したいと思います。  まず、本年度の予算編成に当たりまして、10月1日合併が予定されておりますが、私も非常に勉強不足でわかりませんが、今年度、17年度の予算案は、9月30日までの経費でもって予算を編成してあるのかどうか、これをまずお尋ねしたいと思うわけでございます。例えば議会費なんかにおいて、会派研修費、これが7万円ですか、6カ月分で編成してあるという話も聞いているわけでございますが、そういうことで全体を編成したのか、部分的にそういうことで経費を算定したのか、それをまずお伺いしたいと思います。 3 ◯委員長(磯部延久君) 財政課長・細井君。 4 ◯財政課長(細井恒雄君) おはようございます。お答え申し上げます。基本的には1年間の予算ということで計上させていただきました。 5 ◯委員(金井一夫君) ただいまのご答弁で、基本的には1年間の予算ということで編成したということですが、基本的ということは、部分的に6カ月間の予定で編成してある部分もあるのかどうか、お答えをいただきたいと思います。 6 ◯委員長(磯部延久君) 財政課長・細井君。 7 ◯財政課長(細井恒雄君) お答え申し上げます。言葉のあやで申しわけございません。1年間の予算で組みました。よろしくお願いします。
    8 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 9 ◯委員(金井一夫君) 続いてお伺いしたいと思いますが、私は一般質問でもお尋ねしたわけでございますが、いろいろな基金を10月1日に新市に引き継ぐわけでございますが、特にふれあいの基金、これは現在、16年度いっぱいで残額幾らになるのか、これについて新年度、17年度で新市に引き継ぐまでに使用する考えがあるのかどうか、また、そのほかの基金についてもお伺いをしたいと思うわけでございます。 10 ◯委員長(磯部延久君) 財政課長・細井君。 11 ◯財政課長(細井恒雄君) お答え申し上げます。ふるさとづくり基金でございますが、今年度、17年度には7,587万7,000円、これを繰り入れております。この用途につきましては、新多目的交通システムの調査委託料に300万円、それから、石岡市モデル巡回バスの補助に3,582万8,000円、鹿島鉄道支援補助としまして890万円、それから、龍神の森整備事業、これの工事費4,393万5,000円、その他2万4,000円等々で、ふるさと基金7,587万7,000円を繰り入れということでございます。 12 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 13 ◯委員(金井一夫君) ただいま、ふるさとづくり基金についてのご答弁をいただいたんですが、ふるさとづくり基金は、自由に使えると言えば簡単に自由に使えるんでしょうが、今言われたような目的のために使うのが妥当なのかどうか、私は非常に疑問に思うんですね。新多目的交通の調査の費用、あるいは巡回バスの費用、鹿島鉄道援助のための費用、龍神の森の建設ですか、キャンプ場か何かわかりませんが、そういうものの事業にふるさとづくり基金から持ち出すということが一体妥当なんですか、私はちょっと考えられないと思うんですね。本来のふるさとづくりの基金の目的は違ったと思うんですね。  これは、ご存じのように、竹下総理のとき、1億円、各市町村に自由に使えということで、事業を計画したところに、まずくれたわけですね。石岡市では、有名な獅子頭に使ったわけですよ。その後、使用したところについては、毎年ずっと経過的に何年かにわたってこの基金を国でよこしたわけですね。これは、やっぱり石岡市の将来にとって基本的なことに役立つ、それに使うのが本来の目的であったと思います。16年度は有料道路の無料化について、約4億5,000万円ですか、これに出すということで私も一応賛成しましたが、私は3億円以内だと最初、市長に言いました。いくら出しても3億円以内ですよと。その3億円以内でとどめるという約束だったんですが、だんだん金額が多くなりまして、4億5,000万円にふえたわけですが、一体このふるさとづくり基金から、こういう細々としたものに出していいのかどうか、その考え方について、助役も出席しておりますので、助役あるいは企画部長のご答弁をいただきたいと思います。  そして、もう1点、10月1日に八郷町と合併する場合、巡回バスあるいは多目的交通システム、これについてどういう考えなのか、これは一緒にやるほかないと思うんです、新しい市になるわけですから。じゃ、この調査費用に八郷町からも出してもらうということで予算編成を八郷町にもお願いしているのかどうか、これについてもお尋ねをしたいと思います。 14 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 15 ◯企画課長(荻沼雅光君) 合併後の巡回バスのご質問でございますが、現在、八郷町とはまだ具体的な協議の段階に入っておりません。私ども石岡市の巡回バス、それから、デマンド交通システムはどうあるべきかというふうな内容について、先般、一般質問でも企画部長が答弁いたしましたが、300万円の調査費用を計上させていただいているわけでございます。 16 ◯委員長(磯部延久君) 企画部長・中村君。 17 ◯企画部長(中村 栄君) まず、合併に当たっての基金の基本的な考えを述べてみたいと思います。  基金には、果実の運用基金とか、あるいは特定目的基金等いろいろあるわけでありますけれども、その中で、平成17年度において取り崩す額につきましても、予算の中で減債基金なり、あるいは財政調整基金の額を示しているところでございます。そういう中で地方自治法の定めによりまして基金を設けることができるんだというようなこと、それから、そういう特定目的の基金のために取り崩すこともできるというふうな考えでございます。  ただ、合併に当たりまして、合併協議の中ではすべての財産を新市に引き継ぐというようなことになってございますので、平成17年6月の補正期の中で、ひとつ石岡市の基金を整理したいと考えております。基本的には、目的基金を石岡エリアだけで使っていくんだというふうな、そういう冠を付したいなというふうに考えてございまして、そうしたものを新市に引き継いでいくというふうな基本的な考えを持っていまして、6月期の補正予算あたりで整理をしたいなと考えてございます。  先ほど特定目的のためでなければ取り崩すことができないというふうなことを申し上げましたけれども、運用の解釈としてそういうことができるというような事例が出てございますので、そういうものの中で整理したいと考えてございます。  その中でふるさとづくり基金でございますけれども、これは、1期、2期、3期というふうなことで、ご指摘のように竹下内閣あたりからずっと続いていたわけであります。当初の1期の考えの中には、今、委員さんご指摘のような考えがあったわけでありますけれども、その後の2期、3期の交付税の中で算入されたふるさとづくりの基金の原資でありますが、地域の振興のために使ってもいいというふうな考えが示されてきましたので、当初、1期のときには、ご指摘のように、どういうふうに使っていくのかというふうな検討委員会なんかをつくりまして、市の各部長、あるいは議員さん方も入っていただいて検討がなされてきましたけれども、2期、3期の中でそういう考えが外れてきましたので、今、財政課長から答弁したような使途に使っているということでございます。 18 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 19 ◯委員(金井一夫君) これは、予算上の数値的な問題と離れるかもわかりませんが、これは、ただいま部長から答弁があったように、最初にふるさとづくり基金を積んだときに、私は検討委員会の座長になっていました。それで、いわゆる資金の目的は、将来にわたって市町村の本当に基本的なことに使うために積み立てるんだということで、そのときの検討委員会の検討の結果は、石岡市の将来のために有効に将来使えるような、将来性のある土地の取得、あるいはごみの分別収集だけというようなことで結論を出して、執行部に答申をしてあったわけでございます。  それで、市長もかわり、議員もかわり、職員もかわり、本来なら検討委員会はいつなくしたかというのをはっきりさせるべきだけれども、それがいつの間にかそれっきりなくなってしまったという経過があるわけでございますが、その後、2期、3期で、今、部長が言ったようなことだという答弁ですが、私は、本来は違うと思うんですね。それならば、ふるさとづくり基金は交付税の中に入ってくると言いますが、それなら普通の交付税の中に入ってくるわけですよ。これは特別の目的で入ってきたと思うんですね。私はそういうふうに今もって解釈をしております。ですから、石岡市の将来にとって本当に大事なものに集中的に使うということがこの基金の目的だろうと、こう私は今でも考えております。  ですから、有料道路についても、4億5,000万円のことも私は賛成しましたよ。そういう石岡市民が、だれが見てもこれは使ってもいいだろうということに使うのが、ふるさとづくり基金の使用目的だろうと思うんですね。  だから、例えば龍神の森、担当は産業経済委員会になるんでしょうが、龍神の森の整備事業に、結局、経済関係の今までの県あるいは国等の流れで、金がないから、これ、ふるさとづくり基金から最後の年に使うということで、私も今初めて聞いたんですが、こういう経過だと思うんですね。龍神の森が石岡市民にとって、緑を残す一番基本的な事業だということなら、最初から使えばいいんですよ、龍神の森に。最後の年になって金がないからということで、そういうことに4,500万円もこの中から流用してしまうなんて、4,300万円ですか、私も今初めて承ったんですが、それでは何でもいいという予算編成の仕方ではないかと、こういうふうに考えております。この問題については、これ以上言っても、これはこういう形で編成してしまったので、私と考えが違うと言われればそれまでですが、基本的に新年度、17年度の予算編成上の考え方が、私は、悪い言葉で言えば、ちょっとずさんじゃないかということを申し上げておきたいと思うわけでございます。  そういうことで、基金はすべて6月議会に、冠をつけて石岡市のためになるように、あるいは使っちゃうのか、冠をつけて新市に引き継ぐのか、そういう形にしたいと今、部長の答弁がありましたが、6月の議会にそういう方向を出すとすれば、もう既に考え方が固まっていなければ、6月の議会には間に合わないんじゃないか、こう思いますので、その辺について、今からきちんとした計画を立てて、基金については、石岡市にとっては一番大事なもとでございますので、早急に検討をされ、議会にも示していただきたいと、このように要望をしておきたいと思うわけでございます。  もう一つ、税収の問題で、一般質問の中でもいろいろやりとりがあったわけでございますが、第4次総合計画に基づく実施計画の43ページに、部長が一般質問の中でもご答弁されておりましたが、43ページというのは決算の推計なんですね。決算の推計ですから、17、18、19年と。この説明で毎年12億円から13億円ぐらい財源不足を来すんだと。これについて、その財源不足を将来どういうふうに考えているのか、それに基づいて17年度の予算編成も行われたと私は思います。ですから、八郷町と合併して新市になれば財源不足が解消されるという考えでいるのか、それとも、合併して新市になっても、この12~13億円の財源不足、これは八郷町も含めるともっと大きくなるんでしょうが、この財源不足はどの程度になると考えているのか、これをお聞きしておきたいと思うわけでございます。  地方交付税は17年度決算見込みで20億円ですね。18年度が19億2,000万円、19年度が17億8,500万円と、減っていくわけですね。現在の税制体系、あるいは国の地方に対する考え方が変わらないとすれば、地方交付税は減らないんだというお答えも、合併の経過で執行部はやっておったと思います。この辺について、この地方交付税の歳入見込みについて、17年度当初も含めて一体どうなのかと、将来に向けて。これについて改めて私はお聞きをしておきたいと思うわけでございます。  市税収入についても、一般質問の中で市長からの答弁があったわけですね。極端に市税収入が少なくなってしまったと。平成9年度から15年度までですか、市長が一般質問の中で答えているのね。その一方では、新しくいわゆる常磐線と高速道路が新市の中央を通って、高速道路のインターチェンジなんかもにらんで、立地を生かして新しく企業を誘致すると、そういうご答弁があったと思うんですね。そして物流の拠点として新市を発展させ、税収を上げるんだと。これについて、企画では、これは企画の仕事ですから、新年度の予算にそういうものは何ら計上されていないように私は思うんですね。どこに計上されているのかなと見たんですが、ないんです。ただ、議会で議員の質問にその場だけ答えればいいかということでは審議する意味はないと、こう私は思うわけですが、どこかにそういうことが載っていたら、ひとつ教えていただきたいと思うんです。よろしくお願いします。 20 ◯委員長(磯部延久君) 財政課長・細井君。 21 ◯財政課長(細井恒雄君) お答え申し上げます。最初の財政見通しの中の17、18、19の3年間の不足財源について、どうするのかということでございますが、確かに新たな財源というものは、すぐには見当たらないところでございます。現在行われております行財政改革ないし財政健全化計画等、十分なる作成を行いまして、それに財源不足にならないような形で予算編成に向かっていきたいと考えております。  また、普通交付税でございますが、需要額、経常経費とも減少しておりまして、収入も伸びないというようなことで、減少を考えておりますが、平成16年度の普通交付税が決定をいたしました。普通交付税で18億4,369万2,000円で、平成15年度と比較しますと3億4,500万円ほど減でございます。これは16.1%の減でございますが、平成16年度の国の交付税の予算がマイナス6.5%でございましたが、当市におきましては、16.1の減ということでありました。こういうようなことで、平成17年度の国の交付税が0.1%の増というようなことで、全体的な予算は確保したというように国の方はおっしゃっておりますけれども、昨年もそういった関係でまとめをしますと、石岡市も10%ぐらいそれからまた減になるのかなと考えております。  それと、17年度の交付税につきましては、委員もご存じのとおり、合併が全国でかなり成立といいますか、組織化されております。そういった面で、そういった交付税もかなり合併したところに配分されるんじゃないかということもございますので、17年度の予算につきましては、10.1%の減というようなことで予算を見込んだ次第でございます。 22 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 23 ◯企画課長(荻沼雅光君) 工業誘致策についてのお尋ねでございます。所管はかわりますけれども、商工振興費の費目の中に、工場誘致奨励金、予算書で言うと157ページあたりですけれども、こちらに予算化されてございまして、固定資産税額の約7割に相当する額を3カ年交付するというふうな優遇措置でございます。また、工場誘致に関する物流拠点のインターチェンジに関しましては、新市建設計画の24ページにその記載がございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 24 ◯委員長(磯部延久君) 企画部長・中村君。 25 ◯企画部長(中村 栄君) 税でございますけれども、総務部の方が担当してございますけれども、財政推計を立てている関係上のお話をしてみたいと思います。税が17年から比べると若干伸びているということがございます。現在、国におきましては、平成9年からでしたか、定率減税を行ってございまして、これを18年度と19年度で2分の1つずつ取りやめるというような方針が出てございます。19年度分はさておきましても、18年度分の2分の1を、定率減税がなくなるという前提で見込んでございますので、若干伸びている数値が出てございます。あくまでも定率減税の部分だけでございまして、当市で市税は定率減税を行っている関係上、減収になっている金額は約3億円と見込んでございますので、その半分を伸ばしているというような状況でございます。  それから、こういうふうな収入・支出見込みを立てているわけでありますけれども、委員のお尋ねは、そういう財源不足が合併によって解消できるのかというようなお尋ねでございます。さらにどのような方法で解消していくのかというふうなお尋ねでございますけれども、合併をしますと、それなりのスケールメリットはでますけれども、即あらわれるものではございません。ある程度の額は縮めることは可能だと思います。ただ、合併すればすべて両手を挙げてこういう財政の環境が改善されるのかというと、決してそうではございませんので、さらなる厳しい財政環境は続いてくると思いますし、一般質問でも数多くの委員さんがご質問されておりましたけれども、いわゆる行財政改革、こういうものを強力に推し進めてこれらを解消していく、あるいは先ほど企画課長からも答弁しましたけれども、財源の確保というようなことも一緒にあわせて行っていくというふうなことで対応していかなければならないのかなと考えてございます。 26 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 27 ◯委員(金井一夫君) それぞれ答弁いただいたんですが、費目は違うんですが、商工観光の方に新しく工場が来た場合に、固定資産税を免税するという予算は載っていると思います。しかし、これは、今ある工業用地に来た場合の話で、じゃ、石岡市内の都市計画でもって、どこへ新しく工場が誘致できるのか。ないでしょうよ。それで、免税することは、一時的に税収を少なくすることですから。だから、新しく工場なら工場を誘致できるような、新しい工業団地とか、そういうものを用意しなくちゃならないでしょうよ。そういうものを企画する、あるいは考える予算はどこに出ているんですかということを私は聞いているわけです。だから、ないんでしょうよ。頭だけでやってくれるのかどうか、そういうことですよ。あるいは工場を誘致するにしても、東京なら東京のそういう関係へ行って、ねらって、それで石岡市にこういうところがありますから、ぜひ来てくださいとやるのが工場誘致ですから。何にもなくて、ただこの役所にいてしゃべっているだけではできないわけですよ。まず基本的にそういう企業を誘致する場所を企画する、これが基本でしょうよ。  だから、八郷町と合併するに当たっても、もう10月1日に合併するんですから、それで18年度は県の都市計画の変更の年ですから、今やらなければ何にもできないでしょうよ。だから、そういうものの予算も全然組まないでいるのはどういうことですかということを私は言いたいんです。これはお答えは要りませんよ、どうせないんだから。だから、早急にそういうものを補正でも何でもやる必要があるでしょうよ。私は、そういうものにふるさとづくり基金を使うならいいと思っているんですよ。龍神の森とか、鹿島鉄道の補助金だとか、巡回バスとか、巡回バスはまあまあかもわからないけれども、そういうものを今までやったんですよ、巡回バスも。一般の予算から。それに使うためにふるさとづくり基金を使うなんていうのはとんでもないと、こう思いますよ。  ですから、例えば新市になって、八郷町も巡回バス、デマンド交通というのをやって、一体幾らかかるのかという想定だってあるわけでしょうよ。そういうものも想定して、いわゆる新しい市民の足を確保するためにどの程度かかるのか、これは実際に調査してみないとわからないでしょうが、大まかな、このぐらいはかかるんじゃないかぐらいのことは、当然、もう考えていなければならないと思うんですね。それを考えていますか、それもお尋ねしたいと思います。  それから、先ほどふるさとづくり基金の残額も聞きましたが、いわゆる公共用地先行取得事業の特別会計で、平成17年度が終わりますと4億9,055万円に残額がなるというような調書が出ております。これは私もちょっとお聞きした方がいいと思うんですが、最初に借りた金額と、利息も払いながら、これは何年間で償却する計画だったのか。それと、あと4億9,055万円で、18年度からそれを返せば終わるということになると思うんですが、これを使って、いわゆるアルコール工場の跡地とか、そういうものを新たに、市長は大分意欲的なお答えをしていたようですが、先行取得する気があるかどうか、お尋ねしたいと思います。これはふるさと基金の4億幾ら残っているのでも結構ですが、その辺についてお尋ねをしたいと思うわけでございます。 28 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 29 ◯企画課長(荻沼雅光君) まず第1点目、八郷町と巡回バスの費用について想定をしているかというご質問でございます。大まかな路線はある程度ピックアップは始めたところでございますが、いかんせん、まだ詳細な事業費まで計算するには至ってございません。ご了解をちょうだいしたいと思います。  それから、公共用地の先行取得でございます。借り入れ開始が平成10年でございます。その契約内容が据え置き3年、実質償還が7年、合計10年の契約でございます。内容について、かいつまんで申し上げますと、常陽銀行から11億円、それから、当時の石岡信用金庫、現在の水戸信用金庫でございますが、2億7,390万円、合計で13億7,390万円でございます。平成17年4月現在で、合計の償還額が10億705万4,586円、約10億700万円だというふうにご理解をちょうだいしたいと思います。 30 ◯委員長(磯部延久君) 企画部長・中村君。 31 ◯企画部長(中村 栄君) 先行取得の特別会計に関係しまして、都市計画街路の東ノ辻線を先行取得する気があるかというふうなご質問でございますけれども、金井委員の一般質問に対しまして、市長は、アルコールの跡地については公共用地として活用も考えられるというふうな答弁でございます。もしその用地を取得するというふうなことになりますと、基金なり、あるいはいろいろな財源があろうかと思いますけれども、一番ベストは、今、ここで言われております先行取得債を活用した用地取得だと考えているところでございます。 32 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 33 ◯委員(金井一夫君) 神栄跡地を買ったときに使った公共用地の特別会計で、常陽銀行さんと水戸信金さんですが、この借り入れの利子は、経済状況に応じて変化する利子の率なのか、それとも最後まで同じ利子なのか、その利率についてお尋ねをしておきたいと思うわけでございます。  それから、先ほど聞くのを忘れたんですが、いわゆる財源不足の12億円程度のものを、行財政改革ということで、簡素でスリムな行政を確立して、いろいろな経費を節減して、市民とともに、市民のために考える職員を育てて、生み出した経費節減分でもって財源不足13億円ぐらいを補っていくというご答弁だったように思うわけでございますが、今、執行部の行財政改革の考え方で一体幾らまで、何年間でこの経費を節減する計画で行われているのか、毎年12~13億円足りないわけですから、それをお答えいただきたいと思うわけです。 34 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 35 ◯企画課長(荻沼雅光君) 私からは、お尋ねの利率についてお答え申し上げます。これは完済までの平成20年まで定率年2.6%でございます。 36 ◯委員長(磯部延久君) 総務副部長・信田君。 37 ◯総務部副部長(信田志郎君) 行財政改革の中での財源不足をどのようにして補うかという点についてのご質問にお答えしたいと思います。  17年度につきましては、第4次の行財政改革大綱をつくりまして、それに伴う実施計画、並びに財政健全化計画などを策定する予定で今、進めているところでございます。ただ、行財改革の中で10億円を丸々補うということは、今のところ、無理ではないかというふうには考えてございます。ただ、それに近い数字を、事務事業の見直し等を含めまして進めていきたいというふうな決意は持っておりますので、よろしくお願いいたします。 38 ◯委員(金井一夫君) わかりました。以上で終わります。 39 ◯委員長(磯部延久君) 國司委員。 40 ◯委員(國司 進君) 國司でございます。私の方から1点だけお伺いをいたします。  ページで申し上げますと、97ページの自動交付機運用経費でございます。私も、電算委員会の審議委員の一人でございますので、ある程度は理解はしておりますけれども、この前の委員会の話では、何かうやむやになって話が終わってしまったんです。私も、15年度の計数的なものは持っているんですけれども、ことし16年度の事務に関する説明書によりますと、33ページになりますけれども、自動交付機取り扱い件数といたしまして、合計で1万6,230件というような数字が出ております。これの詳細をお知らせいただきたいと思います。 41 ◯委員長(磯部延久君) 情報システム課長・沼田君。 42 ◯情報システム課長(沼田 耕君) ただいまのご質問で、所管が市民課という形になってきますが、私どもで16年度把握している件数でご勘弁願いたいと思います。  自動交付機につきましては、17年2月末で1万1,528件の発行がございます。自動交付機だけに関しましては、まちかど情報センターで1,295件、東地区公民館におきましては1,154件、城南地区公民館につきましては385件、合計いたしまして1万4,362件が2月までの件数となっております。 43 ◯委員長(磯部延久君) 國司委員。 44 ◯委員(國司 進君) 先ほど委員長の方からお話がございましたけれども、きのう確かめたところでは、総務の方で質問してくれと言われたものですから、きょう私、質問しているわけなんです。よろしいですか。  ただいまの数字的なものはわかりました。それで、1件に対する費用というのを、今、本庁と情報センター、それから東地区公民館、それと城南地区公民館と4カ所ありますけれども、1件に対する交付の経費というのは、1通どのくらいの割合でかかっているのか、お知らせ願いたいと思います。 45 ◯委員長(磯部延久君) 情報システム課長・沼田君。 46 ◯情報システム課長(沼田 耕君) ただいま16年度の部分でやっておりますけれども、まだ決算になっておりませんので、16年度の現在時点での数値を申し上げたいと思います。  借上料と委託料を含めて16年度において1,537万5,780円が、現在、自動交付機にかかっている経費でございます。これにつきまして、各それぞれの枚数を単純に割りますと、市役所において約333円、まちかど情報センターにつきましては2,968円、東地区公民館につきましては3,331円、城南地区公民館につきましては9,984円というように、単純な計算でございますけれども、なってきます。 47 ◯委員長(磯部延久君) 國司委員。 48 ◯委員(國司 進君) 地域格差をなくすために城南地区公民館の方にも持っていったのだと思いますけれども、今、巡回バスが走っていますよね。そういった点でも、行政改革が言われている折、本庁で約333円、それから城南公民館の方が九千幾らで、1通に関する費用が約30倍ですよね。これは、今言われております、むだ・むり・むらですか、職員の給料の方も3%カット、皆さんも5%カット、大体ほとんどのところが5%カットというようなことでございまして、行政改革の中でこれはいかがなものでしょうか、ちょっとお伺いいたします。 49 ◯委員長(磯部延久君) 総務副部長・信田君。 50 ◯総務部副部長(信田志郎君) 自動交付機に関する経費の関係で、行財政改革の中でどう考えるかというご質問だと思います。この件につきましては、行財政改革の単なる数字からいけば、費用がかかるということで、それはできるだけ抑えるというのが基本かと思います。ただ、住民サービスというものを考えた場合には、ただ単に単価が高いというだけ切り捨てるというのは、なかなか難しいのではないかと考えます。 51 ◯委員長(磯部延久君) 國司委員。 52 ◯委員(國司 進君) 了解いたしました。例えば今度の10月1日ですか、合併になりますけれども、地域の格差を言いますと、八郷町の面積というのは、石岡市の約倍ありますよね。そうすると、相当な地域格差が今度できてしまうと思うんですけれども、そういった点では、今後どういう考えでおられるのか、お聞きしたいと思います。 53 ◯委員長(磯部延久君) 情報システム課長・沼田君。 54 ◯情報システム課長(沼田 耕君) 自動交付機の合併に向けてのことでございますけれども、こちらについては、市民の分科会の方で検討をしているというような形で、現時点での話を聞きますと、八郷に1台は欲しいという意見が出ているという話は聞いております。合併協の中でのそういう意見が決まれば、私どもはそれに基づいて整備をしていくというようなスタンスでございますので、そちらの意見調整の中で情報システム課としては、自動交付機の設置については対応していきたいと考えております。 55 ◯委員長(磯部延久君) 國司委員。 56 ◯委員(國司 進君) 今のお話ですと、もう1台ふやすというような説明でしょうか。それとも、今現在ある4台のうちから、どれかを向こうへ持っていくのか、お伺いします。 57 ◯委員長(磯部延久君) 情報システム課長・沼田君。 58 ◯情報システム課長(沼田 耕君) 八郷町に1台置くということになれば、当然選択肢は2つしかないわけです。今の石岡市の台数から持っていくのか、あるいは新たに設置するのか、その二者選択かと思いますけれども、それについても、市民部会の方で議論するということになっておりますので、私どもは、それの是非については言っておりません。 59 ◯委員長(磯部延久君) 國司委員。 60 ◯委員(國司 進君) 了解いたしました。本庁から見ますと、まちかど情報センターの距離は、直線にしますと約1.1キロぐらいですよね。それから、東地区公民館が直線にすると800から900メートル、城南公民館が直線にして約4キロです。八郷町は単純に見ますと、端から端まで10キロ近くありますよね。こういった中で、地域の格差をなくすのにはいろいろ考えなくちゃならないと思うんですけれども、先ほども申し上げましたように、むり・むら・むだのないような行政のあり方であってほしいと思いますので、よろしくその点、考慮していただきたいと思います。  以上です。終わります。 61 ◯委員長(磯部延久君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午前10時57分休憩            ───────────────────────                   午前11時13分再開 62 ◯委員長(磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  前島孝元委員。 63 ◯委員(前島孝元君) 前島孝元でございます。4点ほど質問したいと思います。  順不同にはなりますが、まず最初に、103ページの収納事務費についてお伺いしたいと思います。私は一般質問でも、行政改革、財政改革につきましては質問をいたしまして、それぞれ執行部の方から答弁をいただいておりますが、納得はしない部分がたくさんございます。そのときにもちょっとあったんですが、市税徴収嘱託員の報酬が684万円、17年度に計上されております。私は、嘱託員制度に反対しているわけではありません。一般質問の中でも申し上げましたように、今、石岡市の自主財源、先ほども先輩、同僚議員からも出ましたけれども、使う予算はそれぞれに計画がされて使うわけですから、入ってくるお金、自主財源の問題をちょっと質問したいんですが、現在のところは、私も把握していませんが、アバウト的には税金、市税と料金等で22億数千万の未収金があるだろうと思うんですが、この自主財源を確保する意味でも、やはり庁内にそれなりの組織を早くつくってほしいと、こういうことを市長にも何回か議会で質問して、申し上げております。  17年度に684万円載っているんですが、私の記憶ですと、15年度か16年度に嘱託員を1名増員にした。3名から4名にしたんですかね。それで今回は、16年度は705万6,000円の計上に対しまして、マイナス21万6,000円、17年度に載っているわけです。この嘱託員制度というのを執行部の方ではいつまで続けようとしているのか、お聞きしたいと思います。17年も18年も19年も、要するにこういう委託費、報酬、人件費ですか、私は再三申し上げているように、嘱託員を採用して、3~4名、5名、6名とふやしても、本来の自主財源の確保というのは、職員がみずからの手で徴収をするというのが地方公務員の責務ではないかと、このように私は思っております。  一番重要な大事な部分を、職員ではなくて、言っては失礼ですけれども、それなりのご年配の方を嘱託員として採用して、その方たちに自主財源の確保をゆだねているというところは、私は非常に問題があるのではないかと、このように常々思っております。  したがいまして、これは総務部長の方のあれになるんですかね、足りなければ、行政改革で55項目の事項が16年度終了いたしましたけれども、その中には、55項目のうち9つが自主財源の取り組みでございました。課はそれぞれ違いましたけれども。私は、それぞれの課でそういった自主財源の確保を検討するよりも、やはりこれは庁内、それなりの処遇の方がもう決断をすべきではないかと、このように常々思っております。これは毎年、また18年度も嘱託員報酬、19年度も嘱託員報酬、このようなやり方では、財源確保という観点から非常に心配な部分があるわけでございます。  これは前にも述べましたけれども、料金、税収で22億円も仮に未収金があったとしたならば、民間会社ならつぶれています。いち早くこれは、組織を挙げて一番先に取り組まなければならない問題ではないかと私は思っております。議会で何回か質問をしても、その都度、検討します、合併を控えていますのでと、いろいろな答弁をいただきましたけれども、もうそういう時期ではない。そういう観点から、総務部長の方に、それらについてのお考えをお聞きしたいと思います。私は、職員がやるべきだと思っています。部とか課とかつくって職員がやるべきであると、このように私は思っておりますので、前向きな答弁を期待しております。  それから、前に戻りますが、89ページのまちかど情報センターの運営経費の中で、建物借上料が……。  すみません。では、1点目は、市税徴収嘱託員制度についての取り組み方についてお答えを願いたいと思います。 64 ◯委員長(磯部延久君) 総務副部長・信田君。 65 ◯総務部副部長(信田志郎君) 行財政改革の方から徴収嘱託員制度についてのお答えをさせていただきます。  徴収嘱託員につきましては、確かに600万円ということで17年度は予算化してございますけれども、仮にその分を職員がやった場合には、600万円で済むというふうな経費ではないと思います。この徴収嘱託員ですけれども、ほとんどが職員がある程度定期的に納めるような形で話をつけたといいますか、どうしても自分で納めるのは忘れてしまうとか、そういう関係の方がありますので、そういった部分をきちんと定期的に訪問してもらうという形のものを徴収嘱託員で対応している。そういう点では、こういう制度は全国的に行っていることでもありますし、経費の面からも大変有効な手段だと考えております。 66 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 67 ◯委員(前島孝元君) 答弁をお聞きしましたけれども、職員がやると600万円ではきかなくて、かかってしまうと、こういう話ですけれども、私の意見とは大分、考え方が副部長は違うんですが、だって、本来は職員がやらなくちゃいけないことですよね。職員は給与をもらっていますから、年間で幾らということでもらっているんでしょうけれども、どうしても職員が業務多忙で現場に行けないと、そういう部分については、委託とか、パートとか、アルバイトとか、嘱託員とかという制度があるんだと思うんですが、最初から嘱託員ありきで、全部段取りは市の方で立てたから、あとは取りにいってもらうだけだというようなお答えでしたけれども、本来ならその嘱託員を採用することもおかしいと思うんですよね。なぜ市の職員がいて、職員が対応できないのか。考えの相違なんでしょうかね、ちょっとわからないんですけれども、600万円の嘱託員の報酬で、職員がやるとそれ以上かかっちゃうと。ちょっと私は納得できません。
     それと、こういう自主財源というのは、行政改革で、財政改革もそうですけれども、両方の行財政改革で庁舎を挙げて取り組んでいるわけです。その中で、先ほども言いましたけれども、各課の9項目について、自主財源の確保について検討をされているわけですよ。中には嘱託員を1名ふやすとか、あるいは課を横断した庁舎内での検討が必要だとかという検討内容になっていましたけれども、これはずっと続けるんでしょうか。組織をつくるという考え方は、総務の方では税金関係を扱っていると思うんですが、そういうお考えはないんでしょうか。前に議会の方でも、私は、支払者側の窓口を拡大してほしいとか、それから、徴収する側の体制整備を早急にやるべきだと、こういった提案といいますか、要望・意見を本会議の方でも出しております。その辺を含めましてどう考えているのか、お答えを願いたいと思います。 68 ◯委員長(磯部延久君) 総務副部長・信田君。 69 ◯総務部副部長(信田志郎君) 組織関係のことでございますので、自分なりの考えということでご了解をいただきたいと思いますけれども、石岡市の現状でいきますと、職員を今以上にふやすということは無理でございます。そういった中で、職員が対応する徴収ということに関しましては、定期的に管理職を使いましての全庁的な滞納整理を行うとか、または時期的に総務部で、または、それぞれの所管する部で対応するような体制もとってございます。  徴収嘱託員制度につきまして、ずっと続けるのかということでございますが、こういう制度は、今のところ、続けていくことが効率的であるというふうにも考えてございます。それは、職員がすべて差し押さえとか、そういう重要な部分はしてございますので、あとは定期的に、忘れないような形での納付ということで回っています。それから、本来は自主納付というのが原則でございますので、自主納付のPRだとか、または口座振替のPRだとかも進めているわけでございます。  それから、以前、提案をいただきましたコンビニでの収納、または郵便局での収納、そういったことにつきましても、担当部署としては検討をしているところでございますので、ご了解いただきたいと思います。 70 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 71 ◯委員(前島孝元君) 今は総務部の税収の部分の取り組みと嘱託員の話だと思うんですが、最後にまた市長に総括で質問いたしますけれども、私はそう思っております。  それから、私が質問したのを検討していると。コンビニの収納の問題と、それから郵便局の振込の拡大について検討をしているというようなご答弁でしたが、どのような検討をされているのか、具体的にお答えを願いたいと思います。 72 ◯委員長(磯部延久君) 収納課長・友水君。 73 ◯収納課長(友水敏男君) ご質問にお答えいたします。今まで検討委員会を開催しまして、メリット、デメリットの検討をしておりました。その中でメリットとしましては、納税機会の拡大により、全国どこからでも、時間の指定がなく納税が可能になるということでございます。そのほかに、デメリットとしましては、1点目としまして、コンビニの指定納付書が必要になることでございます。現在、石岡市では左とじのブック式の納付書になっております。コンビニの場合、右とじにしなければならない。その変更に約1,000万円ぐらいかかるということでございます。それから、2点目としまして、手数料であります。コンビニの場合、63円の手数料がかかります。3点目としまして、コンビニの取り扱い上限額は30万円が上限でございます。それと、4点目としまして、納期が過ぎた場合の延滞金、それから督促手数料、そういうのが取り扱いができないということでございます。銀行では、期限が過ぎれば窓口において督促手数料を収納してくれることになっております。その期日の関係で、バーコードでございますので、その場合の督促手数料がいただけないということになってございます。それから、5点目として、導入すると年間に手数料が約20万円、委託料としてかかります。  コンビニの場合ですと、大都市や、大都市の均衡の市町村がコンビニ収納を始めておりますが、当市の場合、税目によっては費用対効果の面から、全税目では難しいと考えております。  それから、郵便局の収納についてでございますが、今現在、納付書による納付ができないので、振込用紙でやっているわけでございます。新市において納付書等の統一がされると思いますので、指定金融機関の手数料、今現在、銀行などは納付書による納付の部分については一切手数料がかかっておりません。郵便局の場合には10円かかりますので、そういう問題等を含めまして、会計課及び各部門の関係機関と調整して、検討してまいりたいと思っております。 74 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 75 ◯委員(前島孝元君) それでは、ちょっとしつこいようですけれども、もう1回確認します。そこら辺については、現在、検討会を開催して、今、課長がおっしゃられた内容で、コンビニのメリット、デメリット、それから、郵便局による振替用紙の問題、これを関係機関と調整をしているというようなご答弁があったんですが、これは、今、課長の方から出ましたように、合併が決まっていますから、石岡市よりは、相手の方はエリアが2.5倍、しかも、8つの部落に分かれていて、そこにはご存じのように、私も一個一個はわかりませんが、銀行というのは石岡市から比べると少ないですよね。郵便局は結構ありますね、私も知っていますけど。それから、コンビニも結構あります。そういう観点からすれば、自主財源の確保という観点からは、できることは、10円かかる、63円かかると。これは全員の方がそこへ持っていくわけではありませんから。そういう意味ではそんなにお金はかからないと思うんですが、10月を目途に相手方ともよく調整をされまして、私の意見としてはぜひ導入をしてもらいたいと、このようにお願いをしまして、この質問は終わりたいと思います。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから、これは総括で市長に言うべきかどうか迷ったんですが、助役もいますので、あとは収入役、統括というのは各部長さんがやっておられるのかどうかわかりませんが、17年2月1日の「石岡市の家計簿」というのをいただきました。去年も予算委員会でお話ししようかなと思ったんですが、この家計簿の左側の下、16年度一般会計予算執行状況というのがございます。これの歳入歳出を見ますと、12月末現在で予算現在額、進捗状況、使い方ですね、予算に対して幾ら使ったかということなんですが、進捗状況は平均で48.1%です。大事な税金を、予算を組んで議会で承認してもらって、さあ、4月から市民のために一生懸命やろうという姿が見えませんね、これでは全然。平均で使っているお金が48.1%ですから、12月で半分行ってないんです。この辺について、企画になるのか、財政になるんですか、助役になるんですか、私、わからないんですが、各部の問題はいろいろあるかと思うんですが、どういうふうに把握されているのか、ちょっと聞きたいんですけれども、これは総務企画ではないんでしょうか。どうなんですか、委員長。助役でいいですかね。じゃ、すみません、助役、この進捗状況について、どのように思いますか。行ってない部にハッパをかけないとだめなんじゃないですか。  例えば土木部などは23.8%ですよ、これ。一番いいのは議会費、私は議員だからここが一番いいというわけではあまりせんけれども、毎月ありますから、議会費は職員の方が特に仕事をやらなくても、こっちはお金がどんどん出ちゃいますから。実際にやるのは消防が71.5%でしょう。それから、一番少ないのは土木費ですよ。これでは業者さんは大変だと思うんですけれども、12月末で進捗率が23.8%ですからね。あとできるんですか、これ、1、2、3で。繰り越しで来年に延ばせばいいんだなんて簡単に思っているかどうかわかりませんけれども、いずれにしても、今年度も、17年度の予算審議を今していますけれども、こういうことがないように、トップの方は各部へハッパをかけるとか、進捗状況を把握する。私たちの税金が効率的に使われるような指導、チェック、これをやっていかないと、どうなんでしょうね、助役、この進捗状況についてお答え願います。 76 ◯委員長(磯部延久君) 助役・阿部君。 77 ◯助役(阿部 聖君) ただいま「石岡市の家計簿」についての予算の執行状況ということでお尋ねでございますが、この中には、例えば公債費みたいなものは、これは年度末にならなければ払わないと、こういう状況はありますけれども、今、ご指摘の、特に土木費が悪いというのは、やはりこれは当然繰り越しといいますか、これにつながってくると思います。そういうふうな観点から、特に事業関係については、これから所管の部局に、早くやるような形、当然、これは設計とか、そういうものに時間がかかっている場合とかありましょうけど、やはり早目に執行しなければ、それが次の年度の繰り越しとか、繰越明許費とか、こういうようなものにつながるということが大いに考えられますので、これは私の方から各部に、その執行状況を把握して指導すると、こういうふうな形で進めてまいりたいと、このように考えております。 78 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 79 ◯委員(前島孝元君) 助役ばかりではなくて、ここに部長さんも何名かおりますけれども、それは、今、助役の話を聞くまでもなく、いろいろなことで進捗が進まないのもあるかと思います。しかし、全体的に見て、この48.1%というのは、12月で50%行ってないんですから、平均でですよ。これはやはり職員の士気というか、意識というか、やる気の問題、全部はそうは言えないと思うんですが、いろいろな用地買収があったり、相手がある部分もあるかと思います。しかし、全体的に見て48.1%というのは私は悪いと思います。ほかの市町村を見ているわけではありませんけれども、非常に悪い。特に土木とか、民生とか、農林水産は50%行ってないですからね、12月で。早くやれということではありませんけれども、全体的に年度で見ると少ないので、大切な税金を使ってやるわけですから、効率よくスピーディに、費用対効果を見て、ぜひ進捗についても十分な配慮をされてやっていただきたい、このように思います。  次に移ります。89ページのまちかど情報センター運営費の中の建物借上料が前年度比較で17万4,000円ほどふえているんですが、これは建物の借上料ですから、相手がいるわけですから、どのような理由で値上げになったのか、ご答弁をお願いしたいと思います。 80 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 81 ◯企画課長(荻沼雅光君) 予算額の変更は、家賃そのものに対するものではございません。消費税の改定によりまして、消費税を納めるある一定の線、免税点が変更されましたために、当該ビルのオーナーの方が消費税を納めるものとなったわけでございます。従来ですと、月額29万円の家賃を12カ月お支払いしていたわけですが、それに消費税分5%を乗せてお支払いするということになったものですから、29万円の1.05というふうにご理解をいただきたいと思います。 82 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 83 ◯委員(前島孝元君) ありがとうございました。了解いたしました。  次に、175ページ、消防関係ですけれども、真ん中の下の方、公用車維持管理経費の中で、毎年、車両修繕というのが出ております。昨年度は225万円、今年度は215万円、これは具体的に、もう壊れているものを直すとか、それとも予想されるものを計上されたのか、お聞きしたいと思います。 84 ◯委員長(磯部延久君) 総務課長・山口君。 85 ◯消防本部総務課長(山口春男君) お答え申し上げます。全体的には車検の部分がかなりかかっておりますので、車検代がそこに含まれておりますので、この金額になっております。そのほか、消防車両ですので、壊れる場合もあるので、その部分は若干ありますが、車検の方がかなりかかっていると思います。 86 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 87 ◯委員(前島孝元君) 車両修繕という名目で車検なんですか、それなら車検と書けばいいんじゃないですか、そうじゃないんですか、ちょっと私、素人でわからないんですけれども。今、車検だと言いますけれども、車検に215万円もかかるんですか、これ。何台分なんでしょう、お答え願います。 88 ◯委員長(磯部延久君) 総務課長・山口君。 89 ◯消防本部総務課長(山口春男君) お答え申し上げます。全体的に31台の車両がありますので、その部分が2年、3年というような形で交互に車検しておりますので、その部分で入っております。 90 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 91 ◯委員(前島孝元君) 全部で31台の車両、特殊車両でもあるでしょうから、車検もかなりかかるんだろうと思うんですが、31台あるうち15台分と16台分でいいんですか、考え方は。私が聞いているのは、この215万円、17年度の車検をやる何台分ですかという聞き方をしたんですが、補足がありましたら。私は15台で215万円と解釈しますけれども、それでよろしいんでしょうか。 92 ◯委員長(磯部延久君) 総務課長・山口君。 93 ◯消防本部総務課長(山口春男君) お答え申し上げます。車両修繕費の中には、自動車バッテリーの交換、救急車のタイヤ、消防車のタイヤ等の交換、そのほか救助工作車等のシャッター等の傷み等の修理というものも含まれております。それと、消防車両のタンク車がありますので、水槽付き消防自動車のタンク内の塗装というものも含まれております。台数ですが、本年度の車検台数は10台です。 94 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 95 ◯委員(前島孝元君) そうすると、来年20台になるのかな。これは、ほかの部署もそうなのかもわかりませんが、車検というのは、車両運送法で決められている安全管理をやるのが車検ですからね。  修理するのは車検じゃないですからね。タンクが悪いとか、はしご車のはしごが調子悪いとかというのは車検ではありません。それは修理です。車検というのは、わかるでしょう、自分だって車に乗っているんだから。車検というのは修繕に入りませんよね。ただ、安全上、方向指示機のガラスが割れているとか、ヘッドランプのガラスが割れているかと、タイヤが傷ついているとかというのは、これは車検ですよ。車両運送法で決められているんですから、それを直さなければ車検に通らないんですから。  ですから、こういうところはやっぱりわかりやすく、消防というのは、一般の車と違って特殊車両が多いわけですから、我々素人ではわからないですよね。だから、修繕と車検をきちっと分けていただくというのも、我々議員もそこまで詳しくわかりませんので、そういうような分け方の方が私はいいんじゃないかなと思っています。勝手にね。消防署さんはこういうことで長年やっているんだとすれば、この車両修繕のわきに、車検何台分で幾ら、修繕で幾らと、来年度からお願いしたいと思うんです。そうすると、こういう質問は出ませんからね。よろしくお願いします。  それでは最後に、同じく消防で179ページ、真ん中の下の方ですが、消防機械整備事業の中で通信指令装置改修工事、これが695万6,000円の計上がされております。一般質問では広域との無線の話が出ていたんですが、通信指令装置の改修工事ということなんですが、具体的な内容とやる時期、それから、合併を見据えた八郷町さんとの広域との関連もあるのかどうか、ご答弁をお願いしたいと思うんです。 96 ◯委員長(磯部延久君) 総務課長・山口君。 97 ◯消防本部総務課長(山口春男君) お答え申し上げます。ただいまの質問ですが、携帯電話から119番の通報を直接受信をしなければならないということで、これが18年の2月に茨城県内は一斉に携帯119番が地元の消防で受けられると。現在は代表5本部で受信して、それを転送してもらうようなシステムでやっております。ここの地域については、土浦市消防本部に電話が入り、それから転送して、現在は携帯の119番を受けているということで、これを年間5,000件以上の部分を土浦の消防本部で受けている。それがなかなか間に合わないということで、今後、茨城県内では18年の2月までに、それを直接に受けられるような方式にするということの予算の計上です。  それと、先ほどの合併の部分については、まだ協議中ですので、消防部会の方で協議して、その部分についての予算というのは6月の議会の方になるのかなと思いますので、よろしくお願いします。 98 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 99 ◯委員(前島孝元君) 概略はわかりました。ちょっと不自然に思うんですが、一般の携帯から消防署に電話をすると、今までは土浦の消防の方に入っていたと。それを直接受けられるように、石岡市の消防に直接入るようにすると。電話はNTTさんですよね。じゃ、機械はNTTさんが直せば、石岡消防署は一銭もかからないんじゃないですか。違うんですか。何で石岡市の消防署に700万円もする、機械か何か入れないと受けられないんですか、それ。例えば市外局番の119をかけるのか、0299の119で来るのか。これは消防署では直らないでしょうよ、NTTのリレーを直さなければ。何で690万円もかかるんですか、これ。もうちょっと詳しく教えてください。NTTがやる話でしょうよ、機械をふやして。そうじゃないんですかね。ご答弁をお願いします。 100 ◯委員長(磯部延久君) 消防次長・田口君。 101 ◯消防次長兼署長(田口貞夫君) ただいまの件にお答えいたします。現在のところは、土浦の消防本部と石岡が専用線で入っております。土浦の消防本部へはNTTとau・ツーカーが、これは自社持ちで線をつないでいるというような形で、18年の2月からは、消防本部まではNTTとツーカーとauが配線をする。工事代は全部向こうが持つ。うちの方の指令装置の改修が690万円かかるというような形になっております。これは茨城県全部の消防本部でそういう形で了解をして予算を計上したような形になっております。 102 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 103 ◯委員(前島孝元君) 納得いきませんね。NTTとauが入るのはわかります。入ってくればそれでいいんじゃないんですか。そのために何で通信指令装置を改修しなくちゃだめなんですか。わかりません、全然。だって、通信指令装置というのは何に使っているんですか、これ。電話を受けるだけだったら、要らないでしょう、これ。家庭だって、みんな電話を引くのに、NTTで引いてもらって、こんな600万もする機械は入れないでしょう。どうもわかりません。もっとわかるように説明してください。だって、電話は受けるだけでしょうよ。何で700万の機械、指令装置を変えなければ受けられないのかというのがわかりませんね。電話器があれば受けられるのと違うんですか。 104 ◯委員長(磯部延久君) 消防次長・田口君。 105 ◯消防次長兼署長(田口貞夫君) ただいまの件にお答えいたします。委員さんのおっしゃるとおりなんですが、ただ、携帯電話の場合は、移動しながら電話をするということがまず1つあります。それで、これは近くの中継の鉄塔が受けるわけなんですが、それに伴いまして、必ず石岡の119番に入ってくるとは限りませんので、専用線をまず持たなければならない。土浦に入った場合は石岡市へ返していただく、石岡へ入った場合は土浦へ返すというような形で指令装置の改修をする。  それから、3社の119番が入りますので、当然、119番の受信の方の台数をふやすというような形になるということで、先ほどお話ししましたように、消防機関の部分の改修費がその金額になるということで説明を受けております。 106 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 107 ◯委員(前島孝元君) 正直言ってよくわかりません。これ以上はやめますけれども、いずれにしても今度は直接入るようですので、よくなるので、ぜひ遺漏のないように頑張ってください。  私の方は以上で終わります。ありがとうございました。 108 ◯委員長(磯部延久君) 暫時休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。                   午前11時54分休憩            ───────────────────────                   午後 1時31分再開 109 ◯委員長(磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  小泉委員。 110 ◯委員(小泉 彰君) 質問をしていきたいと思います。新年度の予算書を見ておりますと、現年課税分の収入が96%前後だと思うんですね。そしてまた滞納繰越分、これが約14%というようなことがわかるわけなんですが、いわゆる滞納分が約4%というようなことで毎年ふえているんですが、この滞納分と、それから、繰り越しの14%ということで、いわゆる滞納額というのは計上されていると、このように思うんですが、その辺、どうですか、まずお答え願いたいと思います。 111 ◯委員長(磯部延久君) 収納課長・友水君。 112 ◯収納課長(友水敏男君) お答えいたします。17年度の滞納額の予算ですけれども、市税全体で調定見込額としまして13億1,857万4,000円見込んでおります。16年度の滞納額の調定額で12億9,796万6,000円、前年度よりも2,060万9,000円の増を見込んでおります。16年度現在ですけれども、滞納者が4,420名おります。前年同期に比べますと196名増になっております。2月末現在で市税の滞納額ですけれども、11億6,065万円の滞納額が発生しております。 113 ◯委員長(磯部延久君) 小泉委員。 114 ◯委員(小泉 彰君) 今お伺いしますと、滞納額が大変ふえていると。先ほどからご質問の中で、財源を確保するのには、いかに税収を上げるかということなんですが、これも、滞納をいかにふやさないか、とめるかということですね。徴収もしているんでしょうが、これを見ていますと、滞納の方が、420万円というような金額でふえていくというようなことは大変残念なんですが、予算書の収入状況を数字で置きかえてみますと、例えば100万円の税金を賦課して、96万円の徴収ができたとすれば、4万円が次年度の滞納額として残るわけなんですね。そうすると、次年度の徴収率は14%でありますから、この4万円掛ける0.14ということになりますと、収入は5,600円なんです。3万4,400円というのは徴収できないで、未納になるような状況なんですね。これが未納ということで、今の数字が乗っていくんですかね、この滞納には。その辺、ちょっとお伺いします。 115 ◯委員長(磯部延久君) 収納課長・友水君。 116 ◯収納課長(友水敏男君) お答えいたします。滞納額としまして、収入見込みは、委員さんがおっしゃいますように、96%市民税の中で見ていますけれども、やはり4%、その部分については次年度の滞納処分をしたり何かしまして、納めてもらったり、あとは残っていくという形になってきます。 117 ◯委員長(磯部延久君) 小泉委員。 118 ◯委員(小泉 彰君) ちょっと今の答弁でも納得しづらいところがあるんですが、結局、予算書でも決算書でも余り出てこない滞納というのがあると思うんですよ、今のご答弁からいうと。そうすると、不能欠損額を計上しているんですが、不能欠損の方に、土地だとか、建物をお持ちの方というのは何人ぐらいいるんですか、これをお伺いしておきます。 119 ◯委員長(磯部延久君) 収納課長・友水君。 120 ◯収納課長(友水敏男君) お答えいたします。16年度の市税等の不能欠損ですけれども、固定資産税関係で636件の不能欠損をしております。 121 ◯委員長(磯部延久君) 小泉委員。 122 ◯委員(小泉 彰君) 636件ですね。これは、土地・建物の区分というのはわかりませんかね。わからなければ、いいです。そういう状況で、たくさん土地・建物を持っておりながら滞納の方がそのくらいいるということで、一応これは了解しておきます。  ちょっと私が調べた統計によりますと、14年度の滞納の徴収率は、これは県の標準なんですが、87.65%なんです。これは県内の22の市の平均ですね。石岡は85.11%というような数字が出ているんです。年に何回か管理職で滞納整理をやって、先月の多分土曜日だったかと思うんですが、滞納整理をやったようなんですが、ほかから見ると、こういうわけでなかなか徴収率が低いということなんですが、その要因は何なんですかね。どういう手法でやっているのか、手法というのは大体決まっているんでしょうけれども、大変徴収率の数字が低いということについて、これは担当の部長か副部長あたりに、徴収率が低い要因について伺いたい。 123 ◯委員長(磯部延久君) 総務部長・関君。 124 ◯総務部長(関 正雄君) お答え申し上げます。滞納について、石岡市が率が低いことの要因ということでございますけれども、先ほど委員がおっしゃいましたように、やっていることはほとんど同じようなことをやっているかと思います。  今後、先ほど委員さんがおっしゃいました、特別滞納整理の回数をふやすとか、それから、前年度分の徴収が滞納しなければ滞納はふえないというふうに考えておりますので、現年度分の徴収の強化というようなことを考えております。 125 ◯委員長(磯部延久君) 小泉委員。 126 ◯委員(小泉 彰君) 今、部長の方から、努力をするというようなご答弁がございましたが、これは、ずっとひきずってしまいますからね、この滞納は。滞納というのは、大口ほどたまってしまうとなかなか取りにくいと思うんですが、今、茨城県に一部事務組合で債権管理団体という機構がありますね。あれは、大分自治体からの申し込みがあって、順番待ちだとか聞いているんですが、当市ではどれくらい整理機構を利用したんですか、やった実績とかあればお示し願いたいと思います。 127 ◯委員長(磯部延久君) 収納課長・友水君。 128 ◯収納課長(友水敏男君) お答えいたします。茨城県租税債権機構ですけれども、16年度につきましては30件移管をしております。1億3,022万9,770円の滞納税額を移管しております。1月末現在で市の方に入ってきた分については、3,269万9,562円が納付されております。 129 ◯委員長(磯部延久君) 小泉委員。 130 ◯委員(小泉 彰君) そういうことで、なるべく滞納を整理してもらいたいということでお願いをしておきます。  次に、85ページだと思うんですが、常磐線の複々線の云々ということで出ておられますね、わずかな経費で。この会合はどのような内容ですか、お示し願いたいと思います。 131 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 132 ◯企画課長(荻沼雅光君) 常磐線複々線化促進期成同盟会なる組織がございます。会長は茨城県知事でございます。常磐線沿線の46の市町村をもって構成してございますが、これは、主な活動としましては、国もしくはJRに対する要望活動、それから、会員相互の理解を深めるための研修活動、年に1回の定例総会、このようなことが主なる事業でございます。 133 ◯委員長(磯部延久君) 小泉委員。 134 ◯委員(小泉 彰君) そうしますと、この促進ということで、知事が会長で46市町村が集まってやっているということは大変結構なんですが、この内容ですね。これは恐らく予算では20年来載っていると思うんです。ただ、これが載っかっていても、今、複々線になるような話は一つもないですね。ですから、会合でどういうふうなお話し合いをしているのか、その内容が具体的に示されないと、ただこういうふうに計上されていても、何十年と計上されていて予算化しない。もちろん複々線というのは大変難しい話でしょうけれども、いつも言っているのは、石岡のこれからの展望だとか何かの中で、駅周辺の整備だとか、いろいろなことが入っているわけですよ、まちづくりが。それでは、なぜ石岡市の繁栄が云々となりますと、やはり交通の便もよくない、運賃も高い、快速が入っていませんからね。何しろ東京都心から神奈川方面、それから山梨方面へ行くのには、中央線を利用しても何を利用しても、60キロ範囲は、大体石岡の3分の1の料金で行けるんです。石岡と東京は、大体普通、社用で行こうが、レジャーで行こうが、みんな特急を利用しますから。そうすると、特急料金を払うから非常に高くなっちゃうんですね。そうしますと、今おっしゃいました東京都心から60~70キロぐらいは630円なんですね。こちらは往復5,000円以上かかりますから、そういう複々線の話がどの辺まで進んでいるのかということを、単なる会をつくって、わずかな会議費でしょうが、集まって何も進展しなければ、そういうものを何十年とやったってしようがないんですよね。その内容をお聞かせ願いたいと思います。 135 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 136 ◯企画課長(荻沼雅光君) 常磐線関係の私ども市町村の団体は、もう一つ、常磐線東京駅乗り入れ推進協議会なる団体がございまして、これは、会員数はずっと少なくなってしまいますが、一番北側に位置しているのが石岡市でございます。石岡市より東京寄りに立地します各市町村、もしくは各市町村の商工会議所、あるいは商工会、この2つが連動して地道な活動をしているわけですけれども、年に1回、私ども該当市町村に、常磐線は将来こうあってほしい、あああってほしいというふうな要望を聞いてくる場面がございます。いきなり複々線化というのは、当然まだ見えてない状況ですが、例えば特急停車本数を多くしてください、あるいはスピードアップを図ってください、そして増発によるラッシュアワー時の混雑の緩和措置をお願いしたいなどなどの要望が、年に一度でございますが、中央サイドに要望として上がっていくというふうな要望活動が主なる内容でございます。 137 ◯委員長(磯部延久君) 小泉委員。 138 ◯委員(小泉 彰君) 何十年となく要望だとか、そういう話なんですが、実現化はなかなか難しいということなんでしょうけど、常磐線の東京駅乗り入れというのは、最近出てきた話ですね。その前に、やはり今の常磐線を快速が走るように、青電が走るようにしないと、どうしても乗降客が東京まで近いようなのですが、また不便であると。それには複々線ということなんでしょうけれども、いろいろな話が出ているわけですね。  そういう中で、石岡市でそういう会合へ行って、聞いているだけではしようがないですから、石岡市でどういう意見をそこで述べているんですか、その辺について、議事録までどうのこうのは言いませんが、どういう意見を当市では出しているのか。というのは、これはみんな心配されて、石岡市はどうするんだと。石岡市の玄関口がにぎやかになるのには、やっぱりその辺から解決していかないと、なかなか市の繁栄というのは私はあり得ないと思うんですよ。不便なんですよ。それは皆さん方の仕事なんです。石岡市というのはこういうすばらしいところなんだけれども、非常に足が遠いと。その辺、どういう話が行われているということが聞きたかったんですが、例えば企画課長が行って、私はこういうことを言ってきましたよ、石岡市のために頑張ってきましたよということがあれば、こういうところで述べておけば、ああ、皆さん一生懸命やっているんだなと、このように思うんですね。ただ、毎年これが載っかっていても、大した会合もしてないんだろうということになりますと、むだかなと思う点もあるんですね。  そういうことで、そういう会合に出ておられて、どういうような意見を述べてこられたということがあれば、述べていただきたいと思うんです。 139 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 140 ◯企画課長(荻沼雅光君) 過去には特急の停車本数をふやしていただきたいと、石岡商工会議所と連携のもとに、要望活動を行ったということは聞いてございます。スーパーひたちにつきましては、特段本数が多くなったわけではございませんが、フレッシュひたちにつきましては、相当数の本数が石岡駅に停車するようになったというふうなことは聞いてございます。ここ1~2年については、石岡市の独自の案という意味では要望はしてございません。46会員の統合の要望の1つに石岡市の意見も入っているというふうにご理解いただきたいと思います。 141 ◯委員長(磯部延久君) ほかに質疑はありませんか。  徳増委員。
    142 ◯委員(徳増千尋君) 徳増でございます。よろしくお願いいたします。2点ほどお聞きしたいと思います。  83ページ、人事管理経費で、職員採用試験委託料16万6,000円ですけれども、これはどこに委託されているんでしょうか。 143 ◯委員長(磯部延久君) 総務課長・斎藤君。 144 ◯総務部総務課長(斎藤義博君) ただいまの質問にお答え申し上げます。石岡市につきましては、財団法人であります日本人事試験研究センターへ委託してございます。 145 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 146 ◯委員(徳増千尋君) ここに載っているということは、採用予定ということでございますか、来年度、17年に採用しようとしているから載せてあるのかどうか、お聞きしたいと思います。 147 ◯委員長(磯部延久君) 総務課長・斎藤君。 148 ◯総務部総務課長(斎藤義博君) ただいまのご質問の、来年度、17年度に採用予定があるかということでございますけれども、今回につきましては、合併ということもございます。そういった中で、当初、合併がもしない場合というようなことも含めまして、今回、採用がもしあればということで予算を計上させていただきました。この分につきましては、必ずしも予算を計上した中であるという、予算を要求した時点と内容が変わってございますので、その件につきましては、今回、あるということでの計上ではありません。 149 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 150 ◯委員(徳増千尋君) この試験センターにお願いしてあります試験の内容ですけれども、部長はごらんになったことがおありでしょうか。 151 ◯委員長(磯部延久君) 総務部長・関君。 152 ◯総務部長(関 正雄君) お答えいたします。この部分は、当日、直前に来て、すぐ持って帰ってしまうというようなことでやっておりますので、私は見てないです。 153 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 154 ◯委員(徳増千尋君) 採用になった方の、ではどの部分が得意で、どの部分が弱い部分かというのは、部長の方で把握はされていないんですか。 155 ◯委員長(磯部延久君) 総務部長・関君。 156 ◯総務部長(関 正雄君) お答えいたします。この結果につきましては、分野別の点数ということはございませんで、一括して総合の点数ということで戻ってまいります。ですから、どこの分野が得意、不得意というのはわかってないような状況でございます。 157 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 158 ◯委員(徳増千尋君) そうしますと、採用したときに、役所ですから、若いうちにぐるっと全部回るのはわかるんですけれども、どこの部分に配属するかということ、それから、後に出てきます職員研修の問題とも絡んでくるんですね。どの部分が弱いかということがわかれば、研修の部分で力を入れることができると思うんですが……。今のこの委託料については了解いたしました。  研修のことですけれども、研修費を毎年大体400万円前後計上してございますけれども、いつも疑問に思いますのは、研修に同じ金額をかけても効果が上がっているかどうかという問題なんです。試験でウイークポイントがわからなければ、どの部分を研修したらいいかというのがわからないんじゃないかなと思っているんですけれども、400万円かけて効果が上がっているのかどうか、まず1回目、お聞きしたいと思います。 159 ◯委員長(磯部延久君) 総務課長・斎藤君。 160 ◯総務部総務課長(斎藤義博君) ただいまのご質問の、研修の効果が上がっているかということでございますけれども、研修につきましては、それぞれの基本研修から始まりまして、一般研修、また特別研修等も行っております。そういった中では、それぞれ研修の効果は上がっているというふうに解釈はしてございます。 161 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 162 ◯委員(徳増千尋君) 仲間内のことだから、多分上がっているとしかおっしゃらないだろうと思いますけれども、本当に研修で成果が上がっているのであれば、窓口の苦情などはぐっと減ってくるはずなんですね。相変わらず窓口でどなられている姿や何かを見ることがあります。ですから、これは研修の成果があらわれているものとは思いません。  まず新卒の採用のを見てみますと、接遇なんていうのは新卒の段階でしっかりやっておかなければいけないのを、事務に関する説明書を見ますと、次の過程に、新卒で入ったすぐの、10日間ぐらいの研修じゃない時点でまた接遇のことを研修しているようです。ということは、二重の研修なのか、それとも、1回目の接遇で全く効果があらわれないから、2回もそのようなことをやらなければいけないのか。大体どんな企業でも、3カ月すれば新卒であっても仕事は覚えるし、3カ月間はお見合いの期間ですから、公務員の方は、3カ月して、はい、おやめくださいというわけにはいかないんですけれども、大体民間ですと、その3カ月の間に配属された部署の人間になれなければ、そこから外されてしまいます。  事務に関する説明書を見ましたときに、また再び接遇などという、本当に基本の基本の部分をなぜまたやらなければいけないのか、そんなところに二重のお金をかける必要もないのではないかなと思うんですね。それで今、試験のことと絡めてお聞きしたんです。試験でしっかりとそこで選別していれば、そんな基本のところで二重の投資はしなくていいのではないかなと思います。  これは、ことしの研修の要望なんですけれども、第1段階でしっかりと研修していただいて、2段階目の経費は、もう1ランク上の研修に回していただきたいと思います。これは要望だけで結構でございます。  次に、89ページ、女性行政のことでお伺いいたします。私は、1期目のときから女性行政などと言ってまいりましたので、少々責任を感じます。それで質問いたします。男女共同参画審議会、これはわずかなんですけれども、委員報酬19万2,000円とございますけれども、これはどんなことをしているのでしょうか、お伺いいたします。 163 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 164 ◯企画課長(荻沼雅光君) 男女共同参画審議会でございますが、昨年の7月に発足をした審議会でございます。昨年4月から男女共同参画推進条例が制定されまして、それを受けまして私ども石岡市としても審議会を構成して、さまざまな観点から議論を進めていただこうという趣旨でございます。報酬金額は確かに少のうございますが、3回程度の審議会を開催するというふうな内容の予算でございます。 165 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 166 ◯委員(徳増千尋君) 審議の内容をお聞きしたいと思います。 167 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 168 ◯企画課長(荻沼雅光君) 平成16年度は2回開催してございまして、1回目は正副会長の選任やら、それから今後の審議日程の調整やらでございました。2回目は、茨城県内の先進都市でございます下館市をお訪ねしまして、下館市は男女共同参画のためのセクションが分離・独立しております。建物は市役所から離れていますけれども、下館美術館と同一の建物の中に入ってございまして、先進事例などを研修してまいりました。16年度はその2回でございます。 169 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 170 ◯委員(徳増千尋君) 推進委員になるような方が、なぜそんなに研修しなければいけないのか。それとまた下館市は、今、下館市に研修にいらしたとおっしゃいましたけれども、下館市に行くという段階で、この推進委員の方からクレームはつきませんでしたか。推進委員になるくらいの方だったら、役所の中から外にそのセクションを移すというのは反対なはずなんですね。外に移してしまったら、この推進している状況なんか目に見えてこないんですよ。その程度の人を推進委員にしたんですか。大変私は疑問に思いますので、お伺いしたいと思います。 171 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 172 ◯企画課長(荻沼雅光君) 男女共同参画審議会と推進制度はまた別個の団体でございますので、よろしくお願いいたします。私どもが下館市をお訪ねしたのは、審議会の組織でございます。 173 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 174 ◯委員(徳増千尋君) 大変失礼いたしました。次に審議会の方をお聞きしようと思っていたものですから。審議会であれ、推進委員の方であれ、多分、意識の高い方を、そういう区別の仕方はいけないのかもしれないですけれども、そういう方を選ばれたと思うんですね。今の質問なんですけれども、そういう意識の高い方でありながら、なぜ下館市のようなところを選んだのか、それで役所から言われたときに、下館市がよしとして行ったのか、私はすごく不思議なんですね。むしろ外に出ているものを、水戸市でも失敗していますから、中に戻さなきゃいけないという時代に、そういうところを見にいくこと自体がおかしいので、その審議会の中から、おかしいんじゃないかという言葉が出なかったかどうかお聞きしたいと思います。 175 ◯委員長(磯部延久君) 企画課副課長・佐々木君。 176 ◯企画課副課長(佐々木敏夫君) お尋ねの審議会でございますけれども、前にもご指摘いただきましたとおり、多くの方々から、男女共同参画を推進するということのご提言をいただいております。したがいまして、その委員につきましても公募制度をとっております。また、今回、施行しております条例につきましても、あくまでも底辺の拡大を目途としておりますので、そういった観点から、学識の方もいらっしゃいますけれども、一般の市民の方々、そういう方々の役割を重視しまして、委員さんになっていただいております。したがいまして、視察に関しましても、導入の段階から始めてしまったというのが現状でございます。 177 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 178 ◯委員(徳増千尋君) 審議会の方は了解いたしました。  その下ですけれども、男女共同参画推進委員報償、たった3万円なんですけれども、これはどのようなことをなさっているのか、仕事の内容をお聞きしたいと思います。 179 ◯委員長(磯部延久君) 企画課副課長・佐々木君。 180 ◯企画課副課長(佐々木敏夫君) 今回新たに設けました推進委員でございますけれども、これは県にも同じような制度がございます。先ほども申し上げましたとおり、なかなか形として見えてこないのが男女共同参画社会の実現でございます。そういった中で市民の方々の役割というものを重視している中で、この方々が条例とか、また男女共同参画のあり方、そういったものを企業とか、そういったところに出かけていっていただくとか、また、いろいろ市でやっております女性に対する相談窓口、そういったもののご紹介とか、あと、手前どもで策定しておりますひまわりプラン、そういったもののご紹介とか、石岡市が行いますさまざまな取り組みについて、この方々が啓発とか、そういった観点でご協力をしていただく、推進をしていただくというような形での推進委員の設置を今回お願いしているところでございます。 181 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 182 ◯委員(徳増千尋君) 今の推進委員の方々が、実際にいろいろな企業や、例えば商店などに行って、ひまわりプランや何か条例のことを説明したことが何回おありになるのか、お願いいたします。 183 ◯委員長(磯部延久君) 企画課副課長・佐々木君。 184 ◯企画課副課長(佐々木敏夫君) ご説明が十分でなかったと思うんですけれども、この推進委員は平成17年度新規の事業でございます。 185 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 186 ◯委員(徳増千尋君) 今の推進委員と、それから、いつも人がかぶさって、特にこの女性行政に関することは同じ委員さんが出ているものですから、この推進委員と審議会のメンバーが重なっている方がいらっしゃるかどうか、お名前は結構ですので、お聞かせ願いたいと思います。 187 ◯委員長(磯部延久君) 企画課副課長・佐々木君。 188 ◯企画課副課長(佐々木敏夫君) 重複の委員の委嘱でございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、平成17年度新規の事業でございますので、予算が認められましてから委嘱をするということになりますので、ご了解いただきたいと思います。 189 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 190 ◯委員(徳増千尋君) そうしますと、わずか3万円ですので、人数は少ないのではないかなと思うんですけれども、全員公募かどうか、お聞きいたします。 191 ◯委員長(磯部延久君) 企画課副課長・佐々木君。 192 ◯企画課副課長(佐々木敏夫君) この内訳でございますけれども、年額で3,000円程度でございます。それで人数は10名を委嘱する予定でございます。それから、委員さんの委嘱関係につきましては、あくまでも公募というのを基本に置きたいと思っております。 193 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 194 ◯委員(徳増千尋君) 女性行政に関しては了解いたしました。  その下の方の市民参加のまちづくり推進事業、この市民参加のまちづくり推進事業委託料、これは100万円になっておりますが、去年と比べますと76万円減額になっているんですね。私は、自分で行財政改革ということを声高に叫んでいる一人でございます。ですから、この部分をすぱっと切ったのは本当によかったと思うんですけれども、その反面、市民と協働という言葉を考えましたときに、どういうことで削ったのか、その理由だけお聞きしたいと思います。 195 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 196 ◯企画課長(荻沼雅光君) 削ったというよりも、私どもからの相手方に委託事業でございますので、行財政改革を進める中で、委託事業の見直しを総体的にかけさせていただきました。と申しますのは、当該事業はもう既に5年を経過してございます。市民参加のまちづくりを推進するという理念は、従来どおり平成17年度も全く変わってございませんけれども、一つ一つの委託事業の見直しが必要だろうということで、これまで委託をしてまいりましたNPOまちづくり市民会議の方々とも、ただいま協議を進めている最中でございます。おかげさまで減額理由は相手方にも理解をしていただけましたので、この100万円の予算がお認めいただければ、この100万円をもってどのような委託事業を展開するか、一つ一つのプログラムの編成に入りたいと、そのように思います。 197 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 198 ◯委員(徳増千尋君) 先ほど副部長の方から、行財政改革で10億円でしたっけ、減らすように努力してまいりますとおっしゃっていましたので、きっとこういうところからその10億円の効果があらわれてくるのではないかなと期待しております。  次にまいります。消防のことでお聞きいたします。179ページ、消防の防火水槽設置工事551万3,000円ですけれども、この防火水槽は何基設置するのでしょうか、お伺いいたします。 199 ◯委員長(磯部延久君) 総務課長・山口君。 200 ◯消防本部総務課長(山口春男君) お答え申し上げます。17年度につきましては1基を考えております。 201 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 202 ◯委員(徳増千尋君) これはどの地域に1基設置されるのでしょうか、差し支えなかったら、どの辺の地域かお教え願いたいと思います。 203 ◯委員長(磯部延久君) 総務課長・山口君。 204 ◯消防本部総務課長(山口春男君) お答え申し上げます。現在、三村地区を検討しております。 205 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 206 ◯委員(徳増千尋君) 三村と申しましても広いんですけれども、昨年、石川の一本杉というんですかね、地域でいうと。あの近くで、短い間に2件ほどの火災がございました。そのときに、あの地域は防火水槽がないんですね。幸いにも防火水槽を設置してもいいよという地権者の同意があったにもかかわらず、なぜ設置できないのか。安全安心のまちづくりということを市長はおっしゃっております。2回も火災があった地域で、しかも、今申し上げたように、地権者が提供してもいいという地域は滅多にないんですね。それなのになぜことしは1基なのか、そういう大変危険な地域に、地権者の同意があるにもかかわらず、どうして予算取りできなかったのか、お伺いいたします。 207 ◯委員長(磯部延久君) 消防次長・田口君。 208 ◯消防次長兼署長(田口貞夫君) 防火水槽の件でお答えいたします。当所は、火災が続けてありましたので、地権者の方からもそういう話がありまして、話し合いに行ったわけなんですが、優先順位ということで、先ほど前島委員さんの方からありました119番の通報装置、直接受信装置が入りましたものですから、そちらを優先にして、本来は17年度でつけたかったんですが、次年度に繰り越しというような形をとらせていただいたわけですので、ご了解のほどよろしくお願いします。 209 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 210 ◯委員(徳増千尋君) 予算づけできなかった理由はよくわかりました。ただ、地権者が提供してもいいよというときにやらないとできませんので、ぜひとも今年度、17年度の予算ではだめなのであれば、合併とは関係なく、この地域にもう1基設置するように、よろしくお願いしたいと思います。  以上で質問を終わります。 211 ◯委員長(磯部延久君) ほかに質疑はございませんか。  小松委員。 212 ◯委員(小松美代子君) 小松でございます。平成17年度の予算についてお尋ねをしたいと思います。  まず参考に、これは主要施策の17ページと18ページの当初予算についての方からちょっとお尋ねしたいんですけれども、前年度予算に対しまして、全体的に5%減での予算の編成が行われたというふうに聞いております。これまでの一般質問や予算審議の中でも、予算編成については質問がされておりますけれども、私は、5%をカットするという予算編成の仕方が、石岡市独自で、財政が厳しい中でこういう組み方になったのかと最初は思いましたけれども、そうではなくて、あちこちの自治体で平成17年度の予算は総枠で何%カットというような予算の組み方がされたと、そういうように聞いております。  すべての部門にかかわる5%カットの予算の組み方で一番影響が出たのが、嘱託職員等の人件費、時給の一律の引き下げであったかと思います。現実に各部門すべてで嘱託職員は抱えているかと思いますけれども、この時給の引き下げによって、平成17年度予算でどの程度の削減効果があったのか、お尋ねしたいと思います。 213 ◯委員長(磯部延久君) 総務副部長・信田君。 214 ◯総務部副部長(信田志郎君) 人件費の中の賃金または嘱託員の報酬関係で減額をしたわけですけれども、その分についての減額がどのくらいかということでございますが、その分だけではちょっと手元に数値はございませんけれども、予算ベースでした場合に、経常経費の枠配分による削減額というのがございますが、その中では2億1,537万3,000円というふうな形になっております。これは、枠配分の中のすべてですので、その中の一部が賃金または嘱託職員の報酬というものが含まれると考えております。 215 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 216 ◯委員(小松美代子君) 先ほどの予算質疑の中でも、例えば収納にかかわる臨時雇いで、賃金といいますか、嘱託職員、これを正規の職員でやった場合には相当な額になってしまうと、そういうような答弁がございました。職員をふやせないかわりに嘱託職員や、それから、平成16年度までは県の緊急臨時雇用対策等で、それぞれ時給で多くの仕事を嘱託の人たちがしているわけです。そこに一番、今回しわ寄せが行きました。私は、ある学童クラブの指導員さんから給料明細を見せていただきましたけれども、本当に子どもたちの放課後の命や、それから生活すべての面倒を見ている指導員さんが、半日の勤務については4,000円というような給料の中で仕事をしているわけです。そのほかにも、私たちが、市民の生活にとって必要な部分に、これは教育委員会関係ですけれども、学校図書室の司書等もすべて、皆さんそういう形で働いております。  仕事に対して、やっぱりやってみたいと、そういうことがあってついている方が大部分ですから、5%今回時給がカットされても、残念だという思いの中で、また引き続き仕事はするであろうとは思います。けれども、こういう本当に賃金が低い方のところにしわ寄せがいく、こういう予算の組み方というのは、私は非常に残念でなりません。また、こういう低賃金で仕事をする嘱託職員、そういう方をたくさんふやすというのは、本来は正しくないわけです。こういう低賃金の方ばかりをふやしていったら、税収を上げていくとか、そういうことにも全く結びつきませんし、そういう点では、私は今回の予算の組み方については、このことは異議があることを申し上げておきたいと思います。全体のこの人件費の枠の中からいきましたら、こういう時給で働いている人の賃金を5%カットする、この効果というのは微々たる効果であって、一番経済弱者のところにしわ寄せをする、こういう予算についてはいかがなものかと思います。  続きまして、予算書の91ページになります。主要施策では4ページに掲載されております。毎回申し上げて恐縮ですけれども、一般質問でも行いましたが、地域交通対策事業で巡回バスの運行補助金、3,582万8,000円が計上されております。巡回バスと、それから、今年度は新規事業で新多目的交通調査委託料が300万円計上されているわけです。巡回バスの運行が基本だという考え方は、私、さきに申し上げたところですけれども、この中で、平成17年度で巡回バスの運行の見直しを考えているのかどうか、特に北の谷のコースです。これは、巡回バスとしては、ほかの路線とは違いまして、行って帰ってではなくて、これは循環で北の谷コースというのは運行されています。それともう一つは、ほかのところは路線バスがありませんけれども、ここは重複して走っている部分があるわけです。そういうほかの巡回バスの運行とは違った運行の仕方をしているわけですけれども、それだからこそ、ちょっと矛盾がやはり出ます。巡回バスを利用したときには、運賃がワンコインで100円で石岡駅から北小のところ、そして、また石岡駅に355で戻ってきまして100円なわけです。仮に途中でおりないで、ぐるっと回っても100円です。しかし、路線バスはそうはいきません。ですから、利用者は、重複して走っている部分もありますので、巡回バスをもっとふやしてほしいということになってしまうわけです。どうしても運賃の問題が絡みますので。  そうすると、巡回バスが1日2便とか、極端に少なくなってきますと、利用したくても利用できない。  自分が利用したいときには、なかなかうまくいかない。どうしても利用者は減ると思います。ですから、私は、今回の多目的交通システム調査委託料が300万円計上されましたので、この路線にはこういうシステムを導入することもよろしいのかなというふうに、私は自身で判断してしまったんですが、そうでもないようですね、企画の方で考えているのは。その辺のところをご説明いただきたいと思います。 217 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 218 ◯企画課長(荻沼雅光君) 巡回バスとデマンド交通の関係でございますが、巡回バスはご指摘のとおり、今5ルートでございます。端的に申しますと、一番利用率が悪うございますのは、北の谷路線で、1日当たり7.3人ということでございます。運行コストに逆算しますと、これは単純計算ですが、かかる費用割る利用者数で、お1人当たり3,000円程度になっているだろうと思います。ほかの路線につきましては、大方300円、400円ぐらいで推移していると思います。北の谷路線、現行のバス路線が生きているのに、なぜ巡回バスかというお尋ねでございました。私どもも実は一番ここは苦慮いたしました。運輸局の認可方針では、現路線が生きている部分につきましては、公的、いわゆるワンコインバスを走らせることはなるべく控えるようにという行政指導でございます。ところが、ふれあいの里に入るバスも、現行路線バスと私ども巡回バスと2つの系統が入ってございまして、どうしても地域の方々の利便性を高めるためには、現行路線バスが多少残っていても、巡回バスも走らせるべきだろうということで始めたのが今の巡回バスでございます。  それから、ルートの見直しが行われるのかというふうなお尋ねでございますが、4月1日付のルートの見直しはございません。予算をお認めいただきますと、デマンド交通システムの調査に早速入りますので、その結果が遅くとも半年後ぐらいには出てくるだろうと思います。したがいまして、その後のことはまた別途協議が必要になりますけれども、4月1日につきましてはルートの変更は全くございませんので、ご理解をいただきたいと思います。 219 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 220 ◯委員(小松美代子君) この巡回バスが導入されたときに、やはり路線バスが入っているところは、じゃ、どうなのかということが議論されました。多少、市民の中に不公平感が出て、それでいろいろな意見が出されても、とにかく公共交通機関を足のないところに導入しようということだったと思うんです。新しいシステムをこれから研究なさる場合に、委託事業になっているようですけれども、ぜひ今、巡回バスが運行されてない地域、それから、また北の谷コースのように、巡回バスと路線バスが走っていても、まだまだ不便である地域、市全体を見回して新しいシステムの導入をぜひ考えていただきたいと思います。要望を申し上げておきたいと思います。  それから、同じ予算書の91ページに、鹿島鉄道の運営補助金が809万円計上されております。NPOのまちづくり市民会議等も、鹿島鉄道を利用してことしの鹿島神宮への初詣列車を100名規模で運行したと思います。年に何度かイベントをしながらこの鹿島鉄道を利用していただくというような形で、存続のために事業を行っているわけです。聞くところによりますと、実際には100名募集して、そして市内の業者さんやお店から、いろいろ援助を受けながら運行して、多くのまちづくり市民会議のスタッフの方たちがボランティアで、自分たちは参加費を払って乗って、そしてお世話係をしてという形で運行して、利益が仮に上がったとしても1万円にも満たないような利益ということのようですけれども、こういう形で鹿島鉄道を存続させていこうという活動がされているわけです。また沿線の5市町村で補助金を出しながら運行しているわけですけれども、この3月末では県内で日立電鉄線が廃止になってしまいます。多くの高校生たちが署名活動を行い、存続のために沿線住民も働きかけをしましたけれども、今の状況の中では存続させることができなかったわけです。  そういう中で、鹿島鉄道の今後の見通し、こういうイベントとか、それから、市民が支えるだけ、そして石岡市が補助金を出すだけで鹿島鉄道を存続させることがどういう見通しになるのか、その点についてお尋ねしたいと思います。 221 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。
    222 ◯企画課長(荻沼雅光君) 鹿島鉄道に対する財政支援は平成14年度から5カ年間、沿線5市町村、並びに国、県、力を合わせまして行っているところでございます。おかげさまでまちづくり市民会議、石岡市を代表する住民団体といたしまして鹿島鉄道市民会議の石岡市実行委員会というところで、沿線5市町村にそれぞれ鹿島鉄道を支援するための支援会議の下部組織、実行委員会ができまして、最近では年末にイルミネーションの各駅のコンペも行ったところでございます。それから、各駅を利用しましてミニコンサートを開いてみたり、カフェテラスを開いてみたり、さまざまな考えられるアイデアを出しながら支援策を講じております。しかしながら、まだ乗客の下げどまりには達しておりません。昭和40年代には年間300万人利用者がいらっしゃったわけですが、現在は90万人を切るような事態、3分の1弱になってきております。  ただし、年率4~5%で減少していた利用者、つまり、乗客の減でございますが、昨年、一昨年と1万人台まで縮小はしてきております。それから、運輸行政を所管します国土交通省関東運輸局が新たな支援策を昨年の12月に打ち出してございます。ただし、その新たな支援策というのは、非常に全国の地方鉄道の競争率が激しゅうございまして、まだ鹿島鉄道がその支援策に該当するか否か判明してございません。これから私ども一丸となって、新たな再生支援策に該当するように、さまざまな支援策を講じてまいりたいと思っております。 223 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 224 ◯委員(小松美代子君) 国からの支援がいただけるように、ぜひいろいろと、いわゆる陳情になるんでしょうか、そういう活動もしていただきたいと思います。  それから、戻りますけれども、89ページ、市民参加のまちづくり、先ほども質問がございました。事業につきまして減額されたわけです。いろいろその事業内容を精査したということでございますので、了解いたしましたけれども、そもそもNPO法人まちづくり市民会議は、利益追求を目的としている団体ではございません。しかし、これからは多少の利益を得てもいいんですよという執行部の方のお考えがあれば、それなりに市民会議としてこれから事業展開ができるかと思います。これまでは、市の施設で事業を委託しているだけだということで、そこで多少なりともの利益を上げてはいけないというような方針があったかと思います。平成16年度になりまして、その販売については、いわゆる商店ではありませんので、商業的に利益を生むということではなく、事業の中で何かを生むという、利益を多少は生んでいいということだったかと思います。その辺のところをきちんとNPO法人ともお話ししていただけたらと思います。何かご答弁がありましたらお願いしたいと思います。 225 ◯委員長(磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 226 ◯企画課長(荻沼雅光君) まちかど情報センター設置及び管理に関する条例で、営利を目的とした事業はできないというふうになってございます。その点については、私どもとNPOサイドで何回も協議をさせていただいております。ただし、公民館事業でも既に先例がございますように、教材費、あるいは材料費、そういう意味合いの実費というのは何ら問題はないというふうなお答えをしていまして、実費の中には材料も入りますし、それから、そのときそのときに皆さんがさまざまな準備活動をするわけですので、それは費用の中に含めていただくことも可能ですよというふうなお答えはしてございます。 227 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 228 ◯委員(小松美代子君) 了解いたしました。最後、1点質問させていただきます。  同じ91ページに、施設運営経費で、市民会館費について質問をしたいと思います。市民会館の音響技師嘱託員報酬144万円が91ページに計上されております。それから、93ページには、市民会館の技術業務委託料304万2,000円等々が計上されておりまして、一般質問でも指定管理者制度がいろいろ論議されております。私は、指定管理者制度については、これこそ安上がりの人件費で施設運営をするということであれば、非常に問題があると、このように考えておりますけれども、ただ、石岡市がすべて直営でするのがふさわしいかどうか、その辺はこれから精査するのだろうと思いますけれども、市民会館の事業内容とか、管理とか、いろいろ見ていました場合には、これはむしろ、直営ではなくしてもいいのではないかな、そういう施設ではないかしらというふうには今回思ったわけなんですけれども、どのようにお考えになっていますでしょうか。 229 ◯委員長(磯部延久君) 市民会館館長・伊野君。 230 ◯市民会館長(伊野忠好君) 市民会館についての指定管理者制度に関するご質問にお答えいたしたいと思います。現在の地方自治法の改正により指定管理者制度ができたわけですけれども、県内の状況等を見ますと、現在、市民会館等におきましては、社団法人といいますか、法人、NPO等の運営する会館、それから、市が独自で運営している会館がございます。今回の指定管理者制度でこういった市民会館的なものについては、事業提供とかサービスの提供、そういったもので同じような提供ができれば効率的な運営がされていきますので、指定管理者制度の導入が効果的な運営になっていくというふうに考えております。  ただ、この指定管理者等で民間が指定された場合、効率性とか経済性、そういったことばかりを重視されますと、本来であります公立文化施設の市民への文化の提供、それから普及・啓発、そういった行政サービスの提供が妨げられるというような問題点もありますので、今後なお慎重に検討していきたいと考えております。 231 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 232 ◯委員(小松美代子君) 館長のご答弁のとおりだと思います。ただ安上がりで指定管理者制度を導入することには問題があろうかと思いますけれども、その点については十分にご検討いただきたいと思います。  以上で終ります。 233 ◯委員長(磯部延久君) ほかに質疑はございませんか。                   (「なし」と呼ぶ者あり) 234 ◯委員長(磯部延久君) ないようですので、次に教育福祉委員会所管の審査を行います。  暫時休憩いたします。                   午後 2時45分休憩            ───────────────────────                   午後 3時03分再開 235 ◯委員長(磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま説明員の入れかえを行いましたので、各委員にはご承知おき願います。  なお、執行部に申し上げます。執行部におかれましては、説明員として出席しているわけでありますから、質疑に対しては、迅速かつ的確に答弁されますようお願いいたします。  それでは、これより教育福祉委員会所管の審査をいたします。議案第3号・平成17年度石岡市一般会計予算のうち教育福祉委員会所管にかかわる部分、議案第4号・平成17年度石岡市授産所特別会計予算、議案第5号・平成17年度石岡市国民健康保険特別会計予算、議案第9号・平成17年度石岡市老人保健特別会計予算、議案第14号・平成17年度石岡市介護保険特別会計予算、議案第15号・平成17年度石岡市介護サービス事業特別会計予算の計6件を一括して議題といたします。  これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。  上野委員。 236 ◯委員(上野榮一君) 上野榮一であります。私は、まず193ページ、幼稚園費について若干の質問を行いたいと思いますので、よろしくお答えのほどをお願い申し上げます。  まず、幼稚園の職員等人件費ということであります。4,895万9,000円、うち職員給が2,610万4,000円、その他もろもろありますが、これはまずもって何名の職員、つまり、幼稚園教諭、その他の人件費であるかをお尋ねいたします。 237 ◯委員長(磯部延久君) 総務課長・上田君。 238 ◯教育総務課長(上田 実君) お答え申し上げます。幼稚園給の2,610万4,000円につきましては、東、高浜幼稚園ともそれぞれ3名の職員給でございます。そのほか、その下に園長給7万2,000円がございますが、これは東小学校の校長先生、それから、高浜小学校の校長先生が園長を兼務しているというような状況でございます。 239 ◯委員長(磯部延久君) 上野委員。 240 ◯委員(上野榮一君) ただいまお答えいただきました幼稚園の教諭は、それぞれ東幼稚園、高浜幼稚園3名ずつということであります。園長先生については小学校の校長先生が兼務ということでありますので、理解いたしました。この中で、それぞれの幼稚園3名ずつということでありますが、人間の社会、どこでも相性のいい方、悪い方があると思うんですね。また、相性に限らず、能力の問題、性格の問題、いろいろあると思うんですが、園内の教員同士の融和、そしてまた幼稚園の先生の子どもに対するいろいろな面での指導方法、子どもの扱い、そういう面で、これまで対立をしてきたようなことが以前から、私が知っている限り、8~9年前から聞いておりますが、最近とみにそのような職員間のトラブルの問題が出ております。  この原因はいろいろあろうと思うんですが、聞くところによれば、ある職務についている、ある職務としか申し上げられませんが、先生は、勤務中にもかかわらず買い物に出かけたり、買い物というのは私的な買い物であります。あるいはまた、出張費等について、過去です、今現在の話ではありませんが、同じ人物が、他の先生方の出張費について、以前は本庁舎の教育委員会の方へ来て手渡しでやった。そういう出張費用についても、渡さないで自分で流用していたということが過去多々あったそうでございますが、それについて私は追及する気は今回はありません。  そこで問題になるのは幼稚園教諭の資質の問題であります。市立幼稚園は近年中には廃止される予定でありますが、こういった先生方が、今後、教育委員会あるいは他の本庁舎内の、あるいは出先のいろいろな機関に配属されることになろうかと思うのでありますが、このような性格の、皆さんとともに協調して融和的な日常業務を行えないような先生については、どのような研修あるいは指導をなされてきたのか、これについてお伺いしたいと思います。お答えいただきます。 241 ◯委員長(磯部延久君) 教育次長・草間君。 242 ◯教育次長(草間 暁君) お答え申し上げます。ただいまの教諭というようなお話でございます。  事実関係につきましては、私どもの方でつかんでいる部分もありますし、初めて聞くようなこともございます。また、今後どのような研修をということでございますが、私どもといたしましても、学校教育課の方で指導主事の先生に随時巡回等をしていただいて指導をしているところでございます。今後とも総務課でやっております職員研修等の中でも、幼稚園の教諭につきましても十分研修をしていきたいと思っておりますし、また、私どもの方でも、東、高浜の幼稚園の先生方に対しまして、直接的にも指導をしていきたいと思います。 243 ◯委員長(磯部延久君) 上野委員。 244 ◯委員(上野榮一君) 私もこういう問題では、質問という形でやるのは甚だ不本意でありまして、あんまりこういうことはこういう席で言いたくないことでありますが、しかし、当事者にとっては非常に重大な、自分の人生の岐路に立つような考え方をしている方もおります。これは決して言い過ぎではないと、私はそのように解釈しております。  この先生方、今、両方3名ずつ、6名いるわけですが、一緒に仕事をすると、一緒にいる部下というのか、同僚というのかわかりませんが、あんまり詳しくは私も言えないこともあるし、知らないこともありますが、みんなノイローゼになってしまう。1人だけかなと思ったら、次から次へノイローゼになってしまう。それほどの性格の異常な部分が突出した部分があるということでありますが、その件について、本人は被害妄想的なところもあるかもしれないけれども、被害者意識が非常に強くて、教育委員会等のそれなりの担当部署の責任者のところには真剣な相談事があったろうと思います。そしてその方の家族の方まで一緒になって来たのではないかなと、このように思うわけですが、実際、私は見たわけではございませんで、聞いただけの話ですが、そうすると、同じ職場にいられない。  本来なら自分の職務である、子どもたちに対する幼稚園の教育というか、大げさに言えば教育ですが、子どもを預かって、健全な子どもに育つように一生懸命先生方はやるのが自分の使命だという思いでいるわけですが、こういう方々が、幼稚園の業務ではなくて、別な業務に嫌々ながらでも携わらなければならない段階に来るということになると、当事者が、被害意識を持った相手方、つまり、その方から見れば加害者ですが、加害者と言っても別に傷つけるわけでも何でもないわけだけれども、心には大きな傷がついて、日常の業務にも支障を来す。そういういろいろなマイナスが出ているわけですが、私は、そういった問題を発生させた側、トラブルのもとになっている方はそのまま据え置いて、次から次へ何人かの先生方がそういう被害者意識を持つほどの非常に重大な人権問題もあるし、精神的な面でもいろいろ重荷をしょっているわけですが、そういう方が、私らはまともにやっているのに、なぜ私らが、自分たちの本来の使命感いっぱいでやろうとしている任務から外されて他へ飛ばされるのか、そういう人をちゃんと教育し直して、研修でも受けさせて、もう一回やり直してもらったらどうなんだという声も私は2家族から聞いておりますが、中には男のくせに、あんまり言うと小さい職場ですから、男の人まで参ってしまっているような人もいるそうです。  この件について、間もなく廃止されてなくなる職場ではありますが、しっかりとした研修や指導をしないで、そのままいろいろな職場に、間もなく合併もするわけですけれども、どこの職場に行くかわかりませんが、またその職場でトラブルを起こすんじゃないかなと。次も、あるいはその次もまた同じようなトラブルを起こして、精神的な被害、ダメージというのかな、こういうことがあるので、この問題について、今後どのように取り扱うのか。ご指導をいただいて、職場の融和を保ちながら、対人関係、協調性のある明るい職場、そして子どもたちに接する雰囲気も極めて普通の状態に戻していただくにはどうすればいいのか、教育長、教育次長、大変でしょうが、考えるところがあれば答えていただきたいと思います。 245 ◯委員長(磯部延久君) 教育長・小松崎君。 246 ◯教育長(小松崎 忠君) ただいまの上野委員のご質問にお答えしたいと思います。  幼稚園に限らず、学校という職場、それから市役所というような職場、すべて集団で営んでいく社会の中で、お互いに、自分勝手というようなことではなくて、相手のことを尊重しながら生活していくというのは、これは幼稚園の集団生活から始まって、小学校教育、中学校教育、高等教育とやっていっても、ねらいとしましては、人格の完成という片や大きな課題があり、大人になっていくわけでございますが、その過程でいろいろなトラブルといいますか、状況に落ち込む方があります。学校においてもございます。ですから、そういう状況を管理者といいますか、上司の者は素早く発見し、受容と共感とよく言いますけれども、その人の立場になって状況を聞いてあげるというような思いやりですね。受容といいますね。それから、その人の主張を十分聞いてあげるというようなことで、その人の悩み、状況を少しでもいい状態にしてあげていくというようなことは、上司に課せられた人間管理という面での必要条件だと、このように考えますので、ただいまの問題についも、今後十分状況を聞きながら、そして上司としての受容と共感という面で考えていきたいと思います。 247 ◯委員長(磯部延久君) 上野委員。 248 ◯委員(上野榮一君) 教育長初め教育次長には、本当に大変この問題では頭を悩まして、大変な労苦を背負ってしまったような思いも、私、しないわけではございません。私も聞いた最初のころは、何年か前にも聞いたことがありますが、この人の性格がわがままなのかなと、そう思っておりました。ところが、その後同じような人が次から次へ出てきて、いや、これは反対だと。やはりこれは問題は逆だったんだなということがわかりまして、ただ、このたびは2つしかないわけですが、A保育園、B保育園、片側はもうそちらへ異動する予定でいた、過去にもいろいろなことがあったから、あの人とは絶対嫌だよ、あの人と一緒に同じ職場で働くのは金輪際ごめんですと言って、こっちの役所の方へ何度か陳情に来た。陳情というか、騒いだというか、そこら辺のことは私は直接見たわけではありませんから、事後に仄聞したわけです。  今度は、その人はその職場へ移せないと。じゃ、だれかほかの人と。全然関係ない第三者がそこへ行かなければならない。それもできない。そうすると、こまが3人ずつ、6人しかいないわけですから、パズルではありませんが、あっちを合わせたりこっちを合わせたり、最後にはとうとう、じゃ、あの人はこっちへ犠牲的精神を発揮してもらって来てもらおうかなという形になると、いろいろ問題があって、そのこまを動かす管理者の方も本当に悩んでいると思うんですが、いずれにしましても、今後合併して、これからいろいろな職場もまだあろうかと思いますが、人格の形成、なかなか直るものではございませんが、ひとつそれなりの資格を持っている先生方ですから、しっかりとした研修を行っていただいて、新たな気持ちで自分の職務に臨めるような方策を取っていただければと思います。この問題については、これ以上触れません。それ以上やっても、あとは内容が変わってしまいますので。  次に、これは簡単で、201ページの図書館資料選定委員会委員報酬11万6,000円とありますが、この図書選定委員について、名前は結構ですが、どういう方が委員になっているのか、そしてまた、その委員の方々はどのような基準に基づいた図書の選定をなされているのか、こういう問題について、ある特定の政党とか、特定の団体とか、特定の宗教、こういった方々ではなく、公正中立的な方がなさるべきだと思うんですが、それについてお答えしていただければありがたいと思うので、よろしくお願いします。 249 ◯委員長(磯部延久君) 図書館長・渡辺君。 250 ◯図書館長(渡辺勝男君) お答え申し上げます。石岡市図書館資料選定委員会の委員さんでございますが、小・中学校の代表が2名、社会教育委員が1名、そのほかに図書館の活動に携わっている者、そういった方を含めまして4名、合計8名で構成しております。  やっている内容でございますが、内容は、見計らい選定といいまして、実際に図書が送られてきます。これは民間ですが、高価な本から、出版社直接とか、宗教的団体とか、そういったところからも送られてくる本があります。そういったのを、図書資料の選定基準というのが内規で設けてありますので、それに基づいて、その方の判断で、例えば一例を申し上げますと、1冊が3万円とか、5万円とか、そういった特定の団体から送られてくる本もあります。そういったのは中身を見まして、値段と本の中身が合わないというようなことで、そういう本は取り除いたりしております。 251 ◯委員長(磯部延久君) 上野委員。 252 ◯委員(上野榮一君) もう一度この件について伺いますが、図書選定委員の中に学校の教員の方がいると聞いているわけですけれども、この先生方は、どういう立場の先生か知りませんが、少なくとも特定の労働組合等の活動をしている先生ではございませんか。 253 ◯委員長(磯部延久君) 図書館長・渡辺君。 254 ◯図書館長(渡辺勝男君) お答え申し上げます。私どもで小学校の代表1名、中学校の代表1名ということで、司書教諭の方を充てておりますので、その方が職場等でどんな関係にあるかまでは承知しておりません。 255 ◯委員長(磯部延久君) 上野委員。 256 ◯委員(上野榮一君) 館長があんまりまじめに答えるので、それ以上言うのはやめます。  次に、202ページの文化事業費、発掘調査経費2,439万円とあります。この中では、もろもろ細かい経費が載っておりますが、関連して、この間も一般質問の中で若干触れておきましたが、第4次の発掘調査、国衙跡地の問題ですね。きょうの新聞等によりますと、5月ぐらいには文化庁の指導によって、国衙発掘調査指導委員会なるものを設置したいんだということでありますが、これは文化庁の指導で設置する予定の委員会というのは、内容はどういう形になるのか、教えていただきたいと思います。 257 ◯委員長(磯部延久君) 教育次長・草間君。 258 ◯教育次長(草間 暁君) お答えいたします。ただいまのご質問でございます。まだ国衙跡発掘調査指導委員会、まだ正式には決めてはございませんけれども、昨年、国衙を国の指定を受けるに当たっては、専門的な先生方を招いて、また文化庁の方と一緒に調査をしなければ国の指定が難しいというような指導がございまして、来年度から予定をしているわけでございます。これは、現在、うちの市の学芸員が調査をしておりますけれども、その調査の結果を検討し、そういう中で、国衙のエリア等の結論をつけて文化庁に報告といいますか、そういうような形をとる委員会という形で位置づけをしていきたいと思います。 259 ◯委員長(磯部延久君) 上野委員。 260 ◯委員(上野榮一君) そうしますと、段階を踏んで、それぞれの手続を踏んでから国指定の重要文化財になると思うんですが、これはいろいろ手順、過程がありますが、今、南側に石岡小学校の校舎がありますよね。校舎を解体しないでも、例えば前殿の後ろ側、北側に正殿がある。この正殿の少なくとも一番南側の柱穴の跡、これだけでも見つかる可能性があるのかどうか、私は専門分野ではないからわからないけれども、これは段階的に調査をやっていくと、国指定の文化財になるのは大体いつごろになる予定なのかなと。今現在、推定、推定と言っても、角度といい、距離といい、大体わかっているわけですね。これは私は、石岡市にとっては、これから合併しても、ほかの史跡とあわせて、石岡市のこれからの大きな歴史遺産であって、また場合によっては観光資源にもなるわけですが、後ろの方でごちゃごちゃ言うのはやめてください。今、推定と言っても、ほぼ間違いないと、こう確信持っても過言ではないと思うんですが、その時期はいつごろになるのか。 261 ◯委員長(磯部延久君) 教育次長・草間君。 262 ◯教育次長(草間 暁君) お答えいたします。17年度には、今の予定ですが、夏休みには、今ご質問にありましたように、校舎ぎりぎりまで正殿の柱石を確認する発掘調査を予定しております。先日、文化庁の調査官が国衙跡調査にまいりまして、そのときのお話しですと、今の状態でもほぼ国衙跡に間違いないだろうというようなお話ではございますが、ただ、あくまでも、正殿、前殿、それに脇殿というのが、西側の脇殿はほぼ確定をされたわけですが、東側につきましては、まだ確定がされておりません。最終的には東側の脇殿まで確定をしてほしいと。それとあわせて、できれば校舎北側に、平成10年度でしたか、の調査で大きい溝跡が確定をしております。これが国衙の北側のエリアの端というようなことで、これは確定しておりますが、ただ、西側のエリアにつきましても、今の石岡小学校の体育館の前を調査すれば、西のエリアの溝跡が出るのではないかというような指導も受けております。そういう中で、発掘調査につきましては、現在のところ、17、18年度まの予定ではございますけれども、先日の文化庁の指導により調査をすることになれば、あと1年程度は延長して調査をしないと、今お話ししたようなエリアの確定ができないのではないか。  国の指定になりますには、今お話ししたようなことが確定した後、国の指定になるということですので、少なくとも、いくら早くても4年後ぐらいにならないと、指定の申請という手続には入っていけないと考えております。 263 ◯委員長(磯部延久君) 上野委員。 264 ◯委員(上野榮一君) 今、教育次長から詳しく説明をいただいたわけですが、中間で溝の跡と言いましたね。一番北側の校庭、今、先生方が車をとめているところですね、一回戻したところ、あそこが溝の跡の北端だとすれば、西側の今言った体育館、あそこを壊すわけにはいかないから、体育館の10メートルあるいは20メートル手前を横にずっと、どういう形で掘るのかわかりませんが、それをやれば、必ず西側のエリアはほぼ確定できると。まさか、ぐにゃぐにゃ曲がっているわけではないから、真っすぐ、それぞれ、そんなに長くは長方形には引かないはずですから、大体決まった距離でなっていると思うんですね。これもできれば早目にやっていただいて、この実施計画書を見ると、今年度は2,400万円だけれども、国衙跡地の調査、平成18年度は若干下がって1,870万円で、最終年度と思っているんですが、平成19年度には600万円ですか、このくらいで間に合うのかどうかわかりませんが、いずれにしましても、この仕事はきちんとやっていただきたい、こう思うわけです。  この問題で、最後に、私、これ、突拍子もない話ですが、これは教育委員会の文化課が所管ですか。間違いなく文化課が所管ですね。生涯学習課とはどんな関係にありますか。一般市民の何人かの指摘によりますと、石岡市の文化課は生涯学習の指導のもとに行政が進められると、そういう話があるんですが、文化課長がここにおりますが、文化課長、この件については何かそういう話を聞いておりますか。  そしてまた生涯学習課長もおりますが、生涯学習課と文化課とは、埋蔵文化財、あるいは文化財の関係の行政についてはどういう連携のもとに行政を担っているのか、その関係についてお答えいただきたい。 265 ◯委員長(磯部延久君) 文化課長・鈴木君。 266 ◯文化課長(鈴木正治君) お答え申し上げます。文化課は、2年前に生涯学習課から2つに分かれまして文化課ができたわけでございます。その後、現在の生涯学習課長が文化課長をやっておりましたが、去年の4月1日の人事異動によりまして、現在の生涯学習課長になりまして、私が文化課長となったわけでございます。すぐ隣にいるわけでございますが、私どもは、なれない点につきまして、指導というか、指導まではいかないと思うんですが、助言をいただいたことはありますが、現在は文化課として独立して、学芸員とともに一緒にやっているのが現状でございます。 267 ◯委員長(磯部延久君) 上野委員。 268 ◯委員(上野榮一君) 役所の仕切りもきちんと2年前に分けて、独立してそれぞれが責任を持ってやるというのであれば、いつまでもいつまでもそういううわさが立たないように、文化課は文化課、係から文化課に昇格したのならば、文化課としての責任を持った能力を発揮してもらいたい。また、生涯学習課、もとの親方だな、私に言わせれば。いつまでもいつまでも子ども扱いして、一生懸命手伝ってばかりいると、いつになったって文化課は一本立ちできないから、そろそろ、おまえらは自分でよく勉強して自立してやっていけと、そのぐらいの気概を持ってやらないと、どっちが何課だかわからないと言っているんですよ。こういう関心を持った市民の間では。私も少しは関心がありますが、私はこういうことについてはすぶの素人だから何とも言えませんが、しゃべることだけは勝手だから、好きなことを言っていますけれども。そういうことで、これは今後ともこういった埋蔵文化財の発掘、そしてまた史跡の重要性をよく再認識して、この地域の先人の残してくれたこういう文化遺産というものは、ただ発掘して保存するばかりではなくて、これを活用できるようなことも次の段階、石岡の市民、そして子どもらが、この地域に生まれてよかったなと、誇りを持って、そしてこのまちはいいなと、そういうまちになるように、今後努力していただきたいと思います。  以上、要望に置きかえまして、終わります。 269 ◯委員長(磯部延久君) 池田委員。 270 ◯委員(池田正文君) 1番・池田でございます。私からは、教育福祉委員会所管に係る部分の予算について、数点お伺いをしたいと思います。  まず初めに、平成17年度石岡市予算書、113ページになります。社会福祉総務費の中に、行旅病人等経費38万5,000円が計上されております。本議会の条例改正案の中にも、これに係る業務につきまして見直しがされております。病人収容でございますとか、あるいは変死人処理について条例改正案がなされているわけでございます。この件につきましては、行旅病人及び行旅死亡人取扱法において、地方自治体におきまして対応することが義務づけられているわけでございますが、本市におきましてはどのような状況があるのか、まずお伺いしたいと思います。 271 ◯委員長(磯部延久君) 社会福祉課長・矢口君。 272 ◯社会福祉課長(矢口輝行君) お答えいたします。行旅病人等の経費でございますけれども、いわゆる住所不定というような状況で、病人、それから行き倒れなどで死亡、また病院に入院した場合の費用の支払いでございます。これにつきましては、平成15年度は件数はゼロだったんですけれども、身元不明の死亡取扱費用等でございますが、死体の検案料、これは病院の支払い、それから、棺代、葬儀屋の支払い、それから搬送料、これも葬儀屋への支払い、それから、斎場等でございますけれども、死体安置料、それから火葬料等の経費が主な経費でございます。埋葬につきましては、龍神山に身元不明者の墓地がございますので、そこに埋葬している状況にあります。 273 ◯委員長(磯部延久君) 池田委員。 274 ◯委員(池田正文君) ただいまご説明をいただいたわけですが、項目の1番で、その他消耗品ということで13万円が計上されているわけでございます。これにつきましてもご説明を願いたいと思います。 275 ◯委員長(磯部延久君) 社会福祉課長・矢口君。 276 ◯社会福祉課長(矢口輝行君) 消耗品でございますけれども、これは棺代等でございます。それからドライアイス、1件6万5,000円ですけれども、2件分13万円でございます。 277 ◯委員長(磯部延久君) 池田委員。 278 ◯委員(池田正文君) おおむね了解いたしました。  続きまして、203ページ、文化事業費発掘調査経費2,403万9,000円でございます。ただいまるるご説明をいただいたわけでございますが、私から1点だけ、角度を変えましてお伺いしたいと思います。  まず、平成16年3月に策定を見ました文化財マスタープランを初め、平成16年度事務に関する説明書等につきましては、常陸国衙跡と明記をされているわけでございますが、公式発表におきましては、国衙だった可能性が極めて濃いと、いわゆるその推定の域を出ないわけでございます。しかし、文書等におきましては、常陸国衙跡と明記をされておりますので、この件につきましてご見解をお伺いできればと思います。 279 ◯委員長(磯部延久君) 文化課長・鈴木君。 280 ◯文化課長(鈴木正治君) お答え申し上げます。常陸国衙跡の推定地は外れているのかというようなお尋ねでございますが、今までの発掘調査等によりまして、現在、推定前殿、また左右対称の楼閣、西脇殿等が確認されたわけでございますが、国庁だった可能性は極めて濃厚になったわけでございます。しかしながら、文化庁に対します補助申請に対しては、事業名称といたしまして、平成16年度の補助申請におきましても、名称といたしまして常陸国衙跡推定地発掘調査事業として使用しております。したがいまして、文化庁に申請しております名称でございますので、正式には推定地は外れておりません。 281 ◯委員長(磯部延久君) 池田委員。 282 ◯委員(池田正文君) 今後の調査によりまして、恐らくその推定地が外れ常陸国衙跡ということになり、また、国指定の史跡として指定を受けることが一番いいように思います。国分寺、そして舟塚山古墳に続きまして、国指定遺跡になることを望んでやまないところでございます。ありがとうございます。  続きまして、同じく文化財行政のところの文化財保護保存及び普及経費、愛宕山古墳復旧工事39万5,000円でございます。これにつきましては、愛宕山古墳が県指定史跡になっておりますし、舟塚山古墳群が形成される過程におきましては、非常に貴重な古墳であると考えております。そこで、この39万5,000円でございますが、どのような工事であるのか、お伺いしたいと思います。 283 ◯委員長(磯部延久君) 文化課長・鈴木君。 284 ◯文化課長(鈴木正治君) お答え申し上げます。愛宕山古墳の工事でございますが、去年、大雨が降ったときに、2カ所ほどいくらか崩壊しております。その部分を補修するものでございます。2カ所、15メートルと約10メートル、合計で25メートルの擁癖工事を実施するものでございます。 285 ◯委員(池田正文君) たしか愛宕山古墳におきましては、前方部、民地との境の墳丘ですね。同様に建築ブロックと申しますか、崩壊しないように工事がされていると思うんですが、具体にはどのような場所になるのかお聞かせいただきたいと思います。 286 ◯委員長(磯部延久君) 文化課長・鈴木君。
    287 ◯文化課長(鈴木正治君) 場所ということでございますが、北側部分が1カ所でございます。それに西側が1カ所、西側が約10メートルでございます。 288 ◯委員長(磯部延久君) 池田委員。 289 ◯委員(池田正文君) 了解いたしました。ありがとうございます。  それでは最後に、209ページになります。保健体育総務費、体育振興活動費でございます。実は本年8月に第19回全国中学校男子ウェイトリフティング、及び第4回同じく全国中学校女子ウェイトリフティングの大会がございます。昨年度におきましては、第35回全国中学校新体操選手権大会に補助金として200万円が計上されておったわけでございますが、本年度同等、あるいは同規模の中学校の全国大会が開催されるわけでございますが、本年度は予算措置がされてないわけでございます。それにつきましてご見解をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 290 ◯委員長(磯部延久君) スポーツ振興課長・芳藤君。 291 ◯スポーツ振興課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。ただいまの質問は、財団法人地域活性化センターの補助事業のご質問であると思います。  地域活性化センターにおきましては、スポーツの拠点事業ということで、市町村に補助金を出して大会を開くというようなものでございます。そのスポーツ拠点づくり推進事業というものにつきましては、趣旨といたしまして、地域活性化センターの方で出しているものですが、「小・中・高校生が参加する各種スポーツの全国大会を継続的に開催しようとする市町村及びスポーツ団体の取り組みを支援することにより、全国各地に青少年があこがれ、目標とするスポーツごとの拠点を形成し、スポーツの振興と地域の再生を推進するものとする」というふうに書かれているものがございます。  その中で、石岡市では平成14年にインターハイのウェイトリフティングの競技が行われたところでございますけれども、全国の中学生のウェイトリフティングの大会を開催しようという話になりまして、申請をしたわけでございます。この地域活性化センターからの補助事業ということで申請をしたところでございますけれども、現実的には2月にその推進委員会の審査では継続審査というような形になってしまったわけでございます。要するに補助がつかないということで継続になっております。そのために、現在のところ、この予算には計上できないという形になっております。  この次、その審査会が継続でございますので、5月ごろ開かれるというお話がございます。その中で決まれば、補正なり何なりでまたお願いしていくという形になろうかとは思うんですが、今のところ、そういった補助事業でございますので、それらが決定していないものですから、予算には計上されてないし、今のところ、大会の方の計画が立っていないというところでございます。 292 ◯委員長(磯部延久君) 池田委員。 293 ◯委員(池田正文君) 私も、昨年、全国中学校新体操選手権ということで拝見いたしまして、全国各地より当市に、次の時代を担う中学生が集い、そして保護者が一緒に来ているわけでございます。そういう意味におきましても、大変ありがたいことでございますし、教育という観点から見ましても、この予算措置というのは、厳しい財政状況ではございますが、進めるべきではないかと、そのように思うわけでございます。何らかの予算措置ができますように、これは強く要望するわけでございますが、お願いをいたしまして質問を終わります。ありがとうございました。 294 ◯委員長(磯部延久君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 3時56分休憩            ───────────────────────                   午後 4時13分再開 295 ◯委員長(磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  川村委員。 296 ◯委員(川村良一君) 川村でございます。よろしくお願いします。  まず最初に、117ページのいきいき3級ヘルパー受講推進事業36万8,000円とございますけれども、この内容をちょっと教えていただければありがたいと思います。 297 ◯委員長(磯部延久君) 高齢福祉課長・池田君。 298 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) いきいき3級ヘルパー受講推進事業につきまして、ご説明申し上げたいと思います。いきいき3級ヘルパー受講推進事業につきましては、昨年度9月に補正をいただきまして、2回ほど開催している事業でございますが、17年度につきましても開催を計画しております。訪問介護養成研修3級課程ということで、若者と高齢者のふれあい交流を深めるとともに、地域のボランティアの養成及び家族介護の技術の向上、介護予防の担い手の育成を図るというような目的のもとに事業を開催したいと考えております。  3級介護に係ります養成研修といたしまして、50時間の研修、プラス若者と高齢者の交流を考えまして、付加研修として10時間もプラスいたしました60時間の研修を、ひまわりの館を中心に実施してまいりたいと考えております。なお、受講料につきましては無料ということで、教材費の実費負担はいただくような形で実施してまいりたいと考えております。 299 ◯委員長(磯部延久君) 川村委員。 300 ◯委員(川村良一君) ありがとうございます。私は、他の町村でやっていらっしゃいます、中学生とか、ある程度の若い方々、そういう方を対象になさるのかなと思っていたものですから、今、ある報道によりますと、自分の家の犬はファミリー、家族になっていて、別なところに住んで別居しているお年寄り、自分の祖父祖母は家族じゃないと思っている若者もいるそうでございますので、ペットが家族で、自分の血のつながっている老人等がペット扱いの、いわば知っている方であるというような、非常にちぐはぐな生活態度になっていると思いますので、できましたらば、これはお願いになってしまうかもしれませんが、他の市町村等でやってらっしゃいます、例えば中学生等、それから高校生等を対象にしていただいて、これを幅を広げていただいてやっていくと、もっとやわらかな、家族的な雰囲気が出るのかなと思っておりますので、今後、これを広げていただけるかどうか、よろしければお答えいただきます。 301 ◯委員長(磯部延久君) 高齢福祉課長・池田君。 302 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) 大変失礼いたしました。最初の答弁の際に、対象者を申し上げませんでしたので、改めて説明させていただきます。対象者といたしまして市内在住の中・高校生という若者のくくりの中で、高齢者とのふれあいを図るということで実施してまいりたいと思っております。定員につきましても、1回の研修に40名程度を予定しております。昨年度実施しました2回の研修に当たりましても、中学生、それから高校生も若干ではございますが、高齢者と一緒に研修を受講したというような経過がございまして、今後もこのような形で事業を実施していきたいと考えております。 303 ◯委員長(磯部延久君) 川村委員。 304 ◯委員(川村良一君) ありがとうございます。それから、語学指導授業でございます。185ページでございますか、今、語学指導授業で外国語をやっていると思うんですが、今、まさに日本語自体が乱れておりまして、きちんとした発音ができない。それから、短縮された言葉を非常に連発しているところでございますけれども、もちろん国際語としては英語が主流になっておりますので、こういうことは必要であるとは思いますが、今度、これがアシスタント・イングリッシュ・ティーチャーからJETに変わっておりますね。このページはどこだっけ。すみません。逆でしたね。委託先がかわっているはずなんですが、その件について、ちょっとお伺いしたいと思います。 305 ◯委員長(磯部延久君) 学校教育課長・藤枝君。 306 ◯学校教育課長(藤枝一成君) 語学指導に関するご質問でございますが、石岡市の場合には、今お話がございましたように、JETプログラム、これは英語等の指導に当たる外国人青年招致事業ということで、国が指導をとりましてスタートしたものでございますが、その形でずっとAETの配置をしていたところでございます。国が指導ということで、AET自体の質的な確保、それから研修等も十分されておりますので、即子どもたちへの英語力の向上に役立つと、そういう判断のもとにAETの活用を図っていたわけでございますが、非常に厳しい財政の中で、特に委託事業、委託でもってAETの配置をするという市町村が非常にふえてまいりました。委託の場合につきましても、研修がきちっと行われておまして、JETと変わらない、そういう人材が配置されるという状況になってございます。  ちなみにJETでやる場合につきましては、もろもろも含めますと、1カ月当たり1人43万円が必要でございます。ところが委託でやりますと約32万円ということで、11万円のマイナスということで、非常に厳しい財政の中で最大限の効果を上げるということで委託の方にかえるということにさせていただきました。 307 ◯委員長(磯部延久君) 川村委員。 308 ◯委員(川村良一君) ありがとうございます。今、先生の方の話なんですけれども、これは多分、中学校に主に派遣されていると思うんですが、もう既に小学校の高学年から、週のうち何時間か、そちらの方の派遣も、例えば43万円から32万円になったわけですから、十何万円安くなったわけですよね。そうすると、それをもうちょっとうまく利用すれば、小学校の方に回るかなと思うんですけれども、いかがなものでしょうか。 309 ◯委員長(磯部延久君) 学校教育課長・藤枝君。 310 ◯学校教育課長(藤枝一成君) AETの各中学校への配置でございますが、従来、市内の4中学校を、希望に応じて2週間あるいは3週間ということで派遣をしてございました。1日7時間、週当たり35時間勤務ということで派遣をしていたわけでございますが、そのことと同時に、今ご指摘がございましたように、小学校の英語教育の充実を図っていかなければいけないという状況がございまして、本年度は小学校の英語活動を総合的に推進するために、各小学校に英語活動の推進計画を立てていただきまして、週の木曜日にAETを各学校に定期的に配置すると、そういう計画で進めてございます。ですから、先ほどもお話ししましたように、少ない予算の中でなるべくたくさんの効果を上げるというようなことで努力しているところでございます。 311 ◯委員長(磯部延久君) 川村委員。 312 ◯委員(川村良一君) わかりました。ありがとうございます。それから、先ほど来、先輩委員たちが文化財保護、それから国衙の跡、そういうことでいろいろ質問がなされていましたけれども、私、この欄を見ていまして、この中に文化財と、芸術品もそうなんですが、203ページから205ページにかけて、購入という欄がないんですよね。要するに文化財とか美術品というのは、もらうもの、それから、土の中から出てくるだけではないと思うんですよね。前にも多分聞いたことがあるんですが、石岡の、例えばすごく関連があるもので、ある方がこれを買っていただきたいということがあったとしても、全然財政というか、項目がなくて買えなかったという事情をちょっと聞いたことがあると私は思っていたんですが、そういうことが今後、文化財等をたくさん集めるということじゃなくても、せめて石岡に関連のあるもの、それから、今後、文化施設ができてくるわけですから、そこに展示されるようなもの、そういうものをどのようにして、今後、関連のものをお集めになっていくのかなと思って、ちょっと心配になりまして質問させていただきます。 313 ◯委員長(磯部延久君) 教育次長・草間君。 314 ◯教育次長(草間 暁君) お答えをいたします。確かにご指摘のように、石岡市では美術品、文化財等の購入の予算はこれまで計上してございません。これから神栄跡地の複合文化施設等の基本構想も策定しておりますし、そういう中では、展示するものもなければ、博物館等を建設しても見てもらうものがないということでございますので、財政とも十分協議をしながら計画を立てていきたいと思います。 315 ◯委員長(磯部延久君) 川村委員。 316 ◯委員(川村良一君) ありがとうございます。ただ、これもむだに買うんじゃなくて、どうしても欲しいもの、それから、今この時期でなければいけないものというのを慎重に検討していただいて、市民の皆様のために買っていただければありがたいなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、213ページなんですが、運動広場維持管理経費1,541万3,000円の中で、その他施設修繕4万円とございますが、これはどのような修理なのでございましょう。 317 ◯委員長(磯部延久君) スポーツ振興課長・芳藤君。 318 ◯スポーツ振興課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。運動広場維持管理経費でございますけれども、運動広場維持管理経費につきましては、染谷野球場、少年スポーツ広場、小井戸運動広場、北運動広場の維持管理経費でございます。そして、お尋ねのその他施設修繕4万円の件でございますけれども、これは、こういった運動広場で予期せぬ修繕みたいなものが発生したときに修繕をするという意味で予算計上したものでございます。 319 ◯委員長(磯部延久君) 川村委員。 320 ◯委員(川村良一君) ありがとうございます。これはたんさんの運動広場の中で、何個かあっての中の4万円ということでございますよね。そうしますと、体育館がついている運動公園の方ですと、かなりの金額を取っているわけで、あそこはきれいなトイレもできまして、本当にありがたく思っているんですが、4万円ですとトイレの修理もできないんじゃないかなと思います。私が知っている限りでは、スポーツ広場のフェンスの下のところが、約40メートルぐらいにかけて破れております。下のところですので、子どもたちがボールを追って出たときに、フェンスから出たとすると、フェンスの外はすぐに車がとまっているか、車が走っているかということですよね。駐車場ですから。4万円では、もしもそこを直してくださいとそこの人たちが言ったとしても、直らないというような状況になると思うんですが、例えば子どもといえど人命の重さには変わりありませんし、まして将来有望な子どもたちですから、もし万が一のことがあったら大変だと思うんですが、そういう修理はどこから捻出することになるのでございましょうか。 321 ◯委員長(磯部延久君) スポーツ振興課長・芳藤君。 322 ◯スポーツ振興課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。ただいま少年スポーツ広場のネットフェンスの修繕ということでのご質問でございますけれども、現在、市の財政厳しき折、予算計上されていないというのが実情でございます。今後ともそういった修繕につきましては、財政担当の方と協議をしていきたいと思います。 323 ◯委員長(磯部延久君) 川村委員。 324 ◯委員(川村良一君) 財政ともちろんやらなくちゃいけないし、当然だと思うんですけれども、ただ、その間にもし万が一事故等があったときに、これはだれが責任をとるんだということになりますと、厳しいことになると大変なことになると思うんですが、予算はもちろん低目で抑えなくてはいけないのはわかりますけれども、やはり使うべきところには使う、それで抑えるところは抑えていかないと、一律5%、それから、一律何%ということではやはりまずいのかなと私は思っております。本当にこれは早目に、子どもがけがをしても困りますし、人命にかかわるようなことがあっては特に困りますので、それに関してはお考えいただいて、直していただく。  それから、私が申し上げたのは1つの例でございまして、これがほかの運動広場のところもどうなのか、それに関しまして、そこを使用している方から申請があれば直すのか、それとも管理者の立場でスポーツ振興課の課長さんが、年に何回、月に何回ということでそれを確認していらっしゃるのか、その辺のところもちょっと伺いたいと思います。 325 ◯委員長(磯部延久君) スポーツ振興課長・芳藤君。 326 ◯スポーツ振興課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。ただいまご質問のあった箇所につきましては、あそこに回っていったときに何度か見ております。現実的にはあのフェンスの修繕につきましては、予算が計上されないと修繕ができない状況でございますので、予算的なものを担当の方と進めていきたいと思います。 327 ◯委員長(磯部延久君) 川村委員。 328 ◯委員(川村良一君) ありがとうございます。わきからすごく心強いお言葉が、後ろの方から出ておりますけれども、そういうことでございまして、一刻も早く予算を取っていただいて、早急に補修、またはそういう修繕をしていただければありがたいと思っております。  それから、先ほど言いましたように、できましたら、課長の方も、要望じゃなく、自分の目で見ていただいて、できましたらならば、これは直すべきか直さない方がいいか、それから、そういうのを次長、教育長に上げていただきまして、その辺のところの予算取りをしていただければ非常にありがたいと思っておりますので、要望にして終わりにさせていただきます。ありがとうございました。 329 ◯委員長(磯部延久君) 山口委員。 330 ◯委員(山口 晟君) 207ページになります。青少年育成事業について、ちょっとお尋ねいたします。上の方に、青少年育成事業の8番、講師謝礼ということで載っておりますけれども、ことしの講師はどのような講師を呼ぶ予定でいるのか、またどういうところでやるのか、ちょっとお願いいたします。 331 ◯委員長(磯部延久君) 青少年担当副課長・皆川君。 332 ◯生涯学習課副課長・青少年担当(皆川信子君) お答えいたします。講師謝礼の件でございますが、少年の主張講師謝礼、それから、家庭の日図画作文コンクール審査の講師謝礼の分、5万2,000円計上しております。 333 ◯委員長(磯部延久君) 山口委員。 334 ◯委員(山口 晟君) 私は、一般質問の中でも青少年問題、あとは教育問題が大事であると、まちづくりは人づくりからだということで、よく一般質問でやっております。今回、134万6,000円というのが、ことしマイナスになっておりますけれども、やっぱりいろいろな予算的な問題があって、全体的に減らしていると思うんですが、こういう教育問題、あと青少年問題、これは予算を減らすということはどんなもんかなと。今、国会なんかでも教育問題には力を入れてということで、予算的なものはやっぱりきちんとするべきだということでやっております。石岡市では、この青少年問題に対しての予算を減らすということは、なるべくしないでいただきたいなと思うんです。  あと講師の問題でありますが、私もこの前、2月8日の青少年育成茨城県県民大会とか、あと、つくば市で青少年健全育成の研修会とかありました。その中で、ことしの講演とか何かを聞いていますと、すばらしかったですね。すごくよかったと思っております。このようなところに行く方は、青少年問題に取り組んでいる役員、我々も行ったんですが、ああいう話を聞いていますと、石岡市でも、子どもの教育をするのは家庭からですから、親の教育をするためにも、きちんとした、いい先生を呼んで講演をやっていただきたいなと思うんです。そして、講師謝礼ということで、青少年の主張なんかもそうですけれども、きちんとした、今までの方もいい先生だと思うんですが、やはり納得のいくというか、この前の聞いていた方がみんな涙を流して聞いていたということで、地元へ帰って、地元の活動をしなければならないと、しみじみ考えて帰ってきたと思うんですね。そういうことを考えたときに、もっと石岡市では、親の教育、指導に力を入れてもらいたい。そういう意味で、予算とか何かもこれからは減らしてもらいたくないということであります。先生方に頼む場合、予算はどのくらいかかるんですか、それをちょっとお尋ねしたいと思います。 335 ◯委員長(磯部延久君) 教育次長・草間君。 336 ◯教育次長(草間 暁君) お答え申し上げます。石岡市といいますか、私どもの方で通常講演等で頼む場合には、先生にもよりますけれども、10万円から50万円程度お支払いしているのが現状です。 337 ◯委員長(磯部延久君) 山口委員。 338 ◯委員(山口 晟君) 今の謝礼なんかを見ると、かなり高いものになりますけれども、こういう金はむだにならないと思うんですね。青少年問題とか、そういう講師については。ですから、今回は予算ですけれども、今後、青少年の主張なんかも、もう少し多くの父兄の方々が参加できるような形に、我々も努力しますので、事務局の方でもそういう考えで、先生方の選び方ですか、今まではあちらこちらの講演に皆さんは行っていると思うので、その中でこういう先生がいいんじゃないかなというのがあったら、市長に言って、予算がないじゃなくて、どういう先生に頼むかということに力を入れてもらいたいと思っていますので、要望しておきます。よろしくお願いいたします。以上で終わります。 339 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 340 ◯委員(金井一夫君) 金井です。幾つかの点についてお尋ねをしたいと思います。  まず、183ページですが、学務一般経費の中の19番、茨城朝鮮学園教育助成金というのが6万円、17年度も計上されているようです。これは、相当長年にわたって助成しているのではないかと思われますが、いつごろからこの助成を始めたのか。それから、この助成の内容をひとつお聞かせいただきたいと思います。特に今、拉致の問題を初めといたしまして、竹島問題と、北・南の両国に対しまして日本は大変な問題を抱えていると思います。そういう時期に、引き続きこういう助成金を簡単に予算に計上するのはどうなのかという疑問も持っておりますので、ひとつこれについてお尋ねをしておきたいと思います。  もう1点、次のページで放課後児童対策事業費が計上されておりますが、放課後児童対策事業について、今後有料にしていくというような話もちょっとこぼれてきているようでございますが、これについての今後の考え方について、ひとつお答えをいただきたいと思います。それからですね……。 341 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員、一問一答でお願いします。  学校教育課副課長・立川君。 342 ◯学校教育課副課長(立川芳男君) ただいまの質問にお答えをいたします。茨城朝鮮学園の教育助成の関係でございますけれども、平成13年度におきまして、学園の保護者の方から議会あてに陳情がございました。その中で、平成14年第1回の議会の中で採択をされまして、それから支出をしているところでございます。昨年は7名ということで、1人1万円で7万円の助成をした。本年度は6名ということで、6万円を計上しているところでございます。  学童の有料化につきましてお答えをしたいと思います。学童に関しましては、現在、料金の方は徴収しておりません。ただ、おやつ代として父母会が、各クラブとも3,000円程度のおやつ代を徴収しているところでございます。市の方の歳入には一切入っておりませんけれども、財政が大変厳しいという状況の中で、今後有料化を検討していきたいと考えております。平成18年度をめどに、私どもで有料化の方の手続をしてまいりたいと考えております。 343 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 344 ◯委員(金井一夫君) 最初の質問ですが、これは子どもさんに対する助成ということで理解していいんですね、1人当たり幾らということで。 345 ◯委員長(磯部延久君) 学校教育課副課長・立川君。 346 ◯学校教育課副課長(立川芳男君) お答えを申し上げます。朝鮮学園の補助金の交付につきましては、小・中に在学する児童・生徒に対する補助ということで行っております。 347 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 348 ◯委員(金井一夫君) では、次の質問に移りたいと思います。  今、石岡の各小・中学校にはすべてプールがあると思うんです。現在の各学校別の年間のプールの使用日数、あるいは時間というか、それについて、わかっていたらご答弁をお願いしたいと思います。ほとんど使われてないというように伺っているわけですが、もしすぐわからなければ、質問を続けておりますので、その間に調査をしてお答えを願いたいと思うわけでございます。  なぜかと申しますと、プールは大変な金額を長年の間使いまして設置し、そして改修工事も進めてきたわけでございますが、ほとんど使われない施設ならば、もう要らないと、こういうふうにも考えられると思うんです。そういう点で、わかりましたらお答えをいただきたい。  それから、プールが例えば本当に使われないにしても、維持管理費はかかっていると思うんです。使わなければ電気料はかからないのかどうかわかりませんが、水道料とか、下水道料とか、薬品料とか、それについても、これは総額で結構ですので、年間、小・中学校で幾らぐらいプールの維持管理費がかかっているのか、これもお答えをいただきたいと思うわけでございます。  それから、プールにはかぎがかかって、入れないようになっていると思うわけでございますが、万が一火災などの場合に、消防が出動した場合、そのかぎはどういうふうに処理できるようになっているのか、それもひとつお答えをいただきたいと思うわけでございます。 349 ◯委員長(磯部延久君) 教育次長・草間君。 350 ◯教育次長(草間 暁君) お答え申し上げます。最初のプールの学校別の使用日数、使用時間等については、集計をしておりませんので、数字的には現在出ていないです。  それから、維持管理費の小・中別のトータルの費用ですけれども、これも、プールだけということではなくて、電気料にしても、水道料にしても、学校全体の経費となっておりますので、プールだけの経費ということでは出ておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。 351 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 352 ◯委員(金井一夫君) それでは、プールごとの使用日数というか、時間につきまして、総括までに各学校ごとに調査をして、資料として出していただきたいとお願い申し上げます。  それから、プールだけの維持管理経費は出ないということですが、現在、プールだけの維持管理料は出ないにしても、例えば水は1年間に何回入れかえるのかとか、下水道料金はどういうふうになっているのか、その辺の概略的なことについてお伺いしたいと思います。  ちょっと難しいかと思いますので、これも、じゃ、総括までに出していただきたいと思います。  では、夜間のかぎの管理についてだけお願いします。 353 ◯委員長(磯部延久君) 教育次長・草間君。 354 ◯教育次長(草間 暁君) お答えいたします。最初に、プールの水の入れかえでございますけれども、毎年5月に清掃をしまして入れるということで、年に1回プールの水の入れかえはしてございます。下水道は後でお答えをさせていただきたいと思います。  かぎですけれども、基本的に学校で管理をしているということで、近隣の民家に委託をしているということはないと思います。 355 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 356 ◯委員(金井一夫君) 年間1回水の入れかえをするというお答えですが、これは、使用しているとすれば、恐らく5月に取りかえて、プール使用は7月の末か8月ごろでしょうから、1回の入れかえで、その水だけで使うということは、私はあり得ないと思うんですが、それは最終日まで、わかったらお願いしたいと思います。  それから、プールのかぎの問題は、きょうはもう消防は済んじゃったのでしようがないんですが、万が一の場合は、今、プールはほとんど使われてないんですから、一番は防火水槽に役立つような形じゃないかと思うんですね。その辺は消防とタイアップする必要があるんじゃないかと、意見として申し上げたいと思います。  次に、197ページの社会教育総務費の中に旭台会館の管理経費がございます。この管理委託料が932万円ですが、旭台会館は市で寄附をしていただいたという経過があると思うんです。その当時、旭台会館に専属の職員もいたと思うんですが、その方は今どうなっているのか、この管理の内容についてお聞かせをいただきたいと思うわけでございます。
    357 ◯委員長(磯部延久君) 生涯学習課長・田崎君。 358 ◯生涯学習課長兼中央公民館長(田崎 徹君) お答えいたします。旭台会館に以前からいてもらった職員の方については、引き続き雇用しております。そのほかにアルバイト2名という体制で管理運営をしております。 359 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 360 ◯委員(金井一夫君) 今ご答弁いただいたんですが、常勤で今まで市が寄附を受け入れるまでいた方は、ある程度年配になっていると思うんですが、その方が市役所の職員さんと同じように定年になった場合は、その後の職員についてはどういう考え方でいるのか、それをお尋ねしたいと思います。 361 ◯委員長(磯部延久君) 教育次長・草間君。 362 ◯教育次長(草間 暁君) お答え申し上げます。先ほど課長の方で答弁しましたけれども、旭台会館に以前から勤めていた方につきましては、一度退職をなさっております。その後、市が引き受けた時点で、今度は嘱託として契約して雇用しているということですので、定年退職後も退職金等は発生をしないと認識しております。 363 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 364 ◯委員(金井一夫君) わかりました。その後のことはここでは差し控えさせていただきまして、次に細かいことなんですが、ちょっとこれは私の解釈の違いかどうかわかりませんが、保健体育総務費の中に、209ページと211ページに有料道路の使用料という項目がございます。金額的には小さいんですが、これは、有料道路は無料になるわけですが、どういうことで有料道路の使用料が計上されているのか、それをお聞きしたいと思うわけでございます。 365 ◯委員長(磯部延久君) スポーツ振興課長・芳藤君。 366 ◯スポーツ振興課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。有料道路使用料、これらにつきましては、視察研修のときに有料道路を使用したときの道路使用料ということで、どちらも予算計上したものでございます。 367 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 368 ◯委員(金井一夫君) 私も、多分そうではないかと思ったんですが、有料道路を使って、今まで社会体育関係で競技とか、そういうものをやったことがあるので、間違って計上しているのかなと思ったので質問をさせていただきました。  次に、特別会計に移りたいと思うんですが、年々一般会計、あるいは各特別会計の中でもどんどん経費が膨らんできている国民健康保険、それと老人保健、介護保険。国民健康保険は新年度も、昨年16年度よりも9%の伸びで当初予算が計上されている。16年度から見ると4億2,628万円増である。老人保健は4.1%増、1億5,425万円増だと。介護保険は2億2,630万6,000円増、10.4%と、毎年毎年大変な伸びになっているわけです。これが、一般会計とか、そういう財源の見通し等もあるわけですが、今後どういう伸びを予想しているのか。なかなかこの3つの問題は難しいと思うんですが、新年度予算編成に当たって、今後、17年度を含めまして5年間ぐらい、どういう伸びを予想して編成しているのか、お伺いをしたいと思います。 369 ◯委員長(磯部延久君) 保険年金課長・山本君。 370 ◯保険年金課長(山本敬司君) お答えいたします。17年度の国保会計でありますが、委員ご指摘のとおり、9%の伸びでございます。まず、歳出の方でありますが、特に14年10月に医療費改正がございまして、これまで老人保健は75歳以上ということだったんですが、前期高齢者ということで70歳から74歳までを国保で見ることになったことから、非常に医療費が国保で伸びているというのが現状であります。  さらに、国保財政については、国民健康保険は創設以来60年ちょっとで、昭和36年の4月に国民皆保険となったわけであります。その当時は、農林漁業、自営業者が圧倒的多数を占めていたわけであります。しかしながら、現在、石岡市も、これは全国的な問題でありますが、国保創設以来、最大の世帯数、被保数を抱えています。その中で農林漁業が減って、どういう部分がふえているかと申しますと、老人の加入率が非常に高くなっています。さらにその方たちは無職ということで、年金生活者であります。さらに、今日では会社をリストラされた方々が国保に加入をしているというような財政状況で、非常に大変な状況があります。特に伸びているのが退職者の高額療養費であります。これが保険給付費の中で114%伸びておりますが、高額療養費でも10何%伸びているところであります。それから、共同事業の拠出金も118%ということで、年々高額な医療費がふえているということであります。  ただ、歳入では、先ほど委員の方からありましたけれども、昨年、今言ったような財政状況を打破するために、3年ぶりに保険税を値上げさせていただきました。しかしながら、医療費は伸びておりますので、本来ならば毎年伸びている部分を少しずつでも値上げしていくのが本筋なのかなと思うんですが、ことし10月に八郷町と合併ということもありますので、できる限り均衡をとるということで、地方交付税で見ている分はそのまま入れますが、赤字補てん分について一般財源から繰り入れをしていただいているような状況であります。  さらに三位一体の改革の中で、今度、国保財政の仕組みががらっと変わってきます。といいますのは、今まで財源構成というのは定率の国庫負担が40%、それから、財政調整交付金で10%、そのほかの部分は保険税と調整交付金で賄うことになっていました。これが18年度以降は、国の方の財政調整交付金が9%、定率国庫負担34%、それから、都道府県財政調整交付金が7%というふうに変わってきます。残りを保険料と調整交付金、調整交付金もこれまでは市が4分の1、県が4分の1、国が2分の1だったんですが、これが市が4分の1、県が4分の3と、こういうふうな数字になっていきます。ということで、これからも医療費の推移を見ながら、適正な課税に努めていきたいと思っております。 371 ◯委員長(磯部延久君) 高齢福祉課長・池田君。 372 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) 介護保険特別会計につきましても、委員さんご存じのように年々高齢化が進んでおりまして、現在、65歳以上の高齢者の方が1万人を超えているというような状況にございます。高齢率にいたしましても19%というふうな数字を見ております。ご存じのように介護認定者につきましても、介護保険発足以来、全国的には2倍の認定者になっている。石岡市におきましても1.8倍ぐらいの伸びというような形をとっております。そういう中で介護度のある程度低い方、要支援・要介護1ぐらいの方の利用が結構多うございまして、それらの観点から、今回、介護保険の改正の中にこれらの要支援・要介護1の方々のサービスの見直し等が、今、議論されているところでございます。  そういう中で、このまま今の状況で事業が推移していきますと、平成25年には、全国ベースでの試算でございますが、現在の3,300円が6,000円ぐらいになるというような予想がされておりまして、介護保険の制度改革によりましてそれらを低く抑えようというような考えで、現在、国会での審議がされているというふうに考えております。 373 ◯委員長(磯部延久君) 保険年金課副課長・福田君。 374 ◯保険年金課副課長(福田宏次君) ご答弁申し上げます。老人保健につきましては、14年10月から、拠出金といいまして、保険者が負担する割合と、国・県・市町村の負担する割合が4%ずつです。  当初14年9月までは7対30だったんですが、18年10月には拠出金、保険者から負担してくるものが50%、国・県・市町村が負担するものが50%という、市町村の負担がどんどんふえてまいります。また、老人保健の受給者数については、少なくはなっておりますが、医療費にかかわる経費等が相当伸びている状況であります。 375 ◯委員長(磯部延久君) 福祉部長・高木君。 376 ◯福祉部長(高木直之君) 5年間ぐらいの推移ということですけれども、今、それぞれ所管の課長、副課長から答弁いたしましたけれども、今、国保にしましても、介護保険にしましても、見直しという作業をやっております。そういう部分で、国段階のレベルでは総体的な枠などを押さえてやっておりますけれども、混乱動向が我々市サイドになった場合にどのような形になるか、先の見通しは実際、立てておりません。今後、介護保険につきましては、介護保険の見直し作業を17年度やるわけですけれども、そのときに、一般質問等でも質問がございましたけれども、省令が具体的になりまして、どのような見直しをするか、骨格が出てきますと、それらを推定する作業に入りますので、その時点での事業計画の見直しができますので、その時点では、介護保険事業としては想定ができるという形になります。  ただ、国保に関しましては、医療費の伸び、それから、先ほど言いましたように、国保への被保険者の移動というのがどのような形に今後なされるかも、ちょっと我々は見通しを立てておりませんので、5カ年計画の見通しを実際は立てていないというような状況でございますので、ご理解いただきたいと思います。 377 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 378 ◯委員(金井一夫君) この3つの特別会計については、国の方の関係があるので見通しはなかなか立たないということで、これについては終わりにしたいと思います。  それから、もう2点ばかり、また教育に戻りましてお尋ねしたいんですが、1つは、公民館の新年度予算が出ていると思いますが、16年度で府中地区公民館の借りてある用地を購入したんじゃないかと思うんですが、購入したとすれば、面積はどのぐらいで、価格についてどの程度で最終的に契約が成り立ったのか、それをひとつお答えいただきたいと思うわけでございます。  それから、189ページ、学校建設費で北小学校の校舎改築事業の予算が計上されております。不動産鑑定委託料が30万円、体力度調査委託料が283万2,000円ということで、この北小学校は、ちょうどオイルショックのときに建てた小学校でございまして、でき上がって間もなく、ちょっと建築がひどいということで、いろいろ問題があったわけでございますが、ここで引き続く地震などのあれでもって急遽こういうことになったと思うんです。これは、不動産鑑定委託料が出ているということは、用地を購入して建築をするのではないかと思われますが、これについての考え方についてお伺いをしておきたいと思うわけです。 379 ◯委員長(磯部延久君) 生涯学習課長・田崎君。 380 ◯生涯学習課長兼中央公民館長(田崎 徹君) お答えいたします。府中地区公民館の借地部分につきましては、16年度に購入してございます。15年度に不動産鑑定委託を実施しまして、平米当たり4万5,400円、借地面積が1,044平米、合計、16年度に購入しました価格は4,739万7,600円でございます。 381 ◯委員長(磯部延久君) 教育総務課長・上田君。 382 ◯教育総務課長(上田 実君) お答え申し上げます。北小の用地の件でございますが、隣接を購入してということでございます。現在の校地面積でございますけれども、建物面積で6,291、運動場で7,295、その他ということで法敷になりますが、328平米というようなことで、現在の校地面積が1万3,914平米ということでございますので、直線での100メートルを取るにしても、少しきついというようなこともございまして、この際、改築ということであれば、隣接地を購入して、そして広い運動場にしたいというふうな考え方で進めているところでございます。 383 ◯委員長(磯部延久君) 金井委員。 384 ◯委員(金井一夫君) 北小学校についてもう一度お尋ねしたいんですが、私は、体育館もございますが、体育館はどうなのか、危険なのかどうか、体育館も含めて改築を考えているのか、それによっては、別の場所にそっくり用地を買って移転する可能性も考える必要があるんじゃないか、そういうことも考えています。これはなぜかというと、企画・総務じゃないんですが、助役、これは今後の都市計画開発関係もあるわけですよ。ですから、北部方面に市街地をつくるとすれば、規模も将来の増築も含めて考える必要があると思うんですね。ですから、そういうものも含めて、ひとつ検討する必要があるのではないかと、こう考えます。  なぜなら、355のバイパスが、今、全面開通ではないですが、一応開通しまして、そのうち全部4車線になるんでしょうが、北部地区は地価も安いし、石岡市の税収を得るためには、やっぱり開発して固定資産税、その他のものを税収を図る必要がある。そういう面から非常にいい場所になりつつあると思うんです。八郷町と10月1日に合併するわけで、八郷町は、とにかく羽鳥から園部地区にかけては柿岡以上に人口が多くなっているところでございます。そういうものも含めて、北部方面をもし開発する計画を立てるとすれば、やっぱり学校も今の用地に若干土地を買収して建築するのがいいのかどうかということもあると思いますので、ひとつこれは早急に検討をしてみる必要があると思いますので、これは意見として申し上げて終わりにしたいと思います。 385 ◯委員長(磯部延久君) 前島孝元委員。 386 ◯委員(前島孝元君) 前島孝元です。時間も過ぎていますけれども、時間は気にしないでやりたいと思います。よろしくお願いします。私の方から6点ほど質問をさせていただきます。  最初に、143ページの清掃総務費の中で、これは数字だけちょっと教えてもらえばいいんですが、湖北環境衛生組合負担金9,600万円、それから霞台厚生施設……。 387 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員、これは所管外になります。 388 ◯委員(前島孝元君) そうですか。これは一部組合じゃないんですか。これは市民経済ですか。 389 ◯委員長(磯部延久君) そうです。 390 ◯委員(前島孝元君) 大変失礼をいたしました。それでは飛ばしまして、187ページ、学校管理費の中の11、建物修繕の608万円ですか、それと13番の機械器具等保守点検委託料572万4,000円、これの具体的な内容についてお答えを願いたいと思います。どこの場所で何をやるのか。 391 ◯委員長(磯部延久君) 教育総務課長・上田君。 392 ◯教育総務課長(上田 実君) お答えいたします。まず、建物修繕の608万円でございますけれども、営繕関係で軽微なものについては学校にお願いをしている部分がございますので、まず学校規模に応じた配当をいたしております。それから、委員会での執行となります緊急対処分というようなことでの予算というようなことでございます。実際に学校につきましては、大規模校として府中小、東小、南小、中規模としましては、石小、杉並、それから、小規模として高浜、三村、関川、北小、それぞれの規模に応じた形での学校配当を行っています。そのほか、緊急対処分というようなことで教育総務課の方で対応していくための予算ということで、ストックをしておくということでございます。  それから、機械器具等保守点検委託料でございます。572万4,000円でございますが、まず、各学校の電気工作保安委託でございます。2つ目といたしましてダムウェーダーの保守点検委託、3つ目といたしまして消防設備保守点検委託、4つ目といたしましてプール循環ろ過装置保守点検委託、それから遊具保守点検委託と、それから、石岡小学校のプールがございますので、機械設備の保守点検というようなことでございます。内容につきましては以上でございます。 393 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 394 ◯委員(前島孝元君) ありがとうございました。そうしますと、機械器具等保守点検委託料については、9つの小学校のすべてということですね。わかりました。  それから、建物修繕なんですが、各小学校に張りつけるということなんですが、小学校はそれぞれ府中小とか、南小とか、高浜小とかお話しされましたけれども、そこのどの部分を修繕するんですか。もう既に悪いところがあって、雨漏りとか、わかりませんが、そういうことが各学校から上がってきて、17年度の予算に組んだと思うんですが、それとも、予想してこれはつけるんですか、まだないけれども、あることを想定して例年つけているのか、その辺、ちょっとお聞かせ願いたい。 395 ◯委員長(磯部延久君) 教育総務課長・上田君。 396 ◯教育総務課長(上田 実君) 修繕関係でございますけれども、修繕関係につきましては、小学校、中学校とも同じような内容でございますが、例えば校舎のガラスが割れたというような軽微なものであれば、学校の予算の配当で対応していただくようなこともあります。  それから、修繕関係につきましては、これでいいというようなことは絶対あり得ないということでございまして、漏水一つとってみても大変な費用がかかるというようなことで、実際には委員会の年度当初のストック分で1年間賄えるかというと、賄えないのが現状でございます。ただし、そのほか特別に項目を挙げて、この学校のこれをやりたいというような考え方で予算措置をお願いしている部分もたくさんございますけれども、そういう財政状況の中でありますので、できるだけ抑えられるものは抑えてというようなことで、必要最低限の緊急対処分というようなことでは維持をしているところでございます。 397 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 398 ◯委員(前島孝元君) 軽微な9小学校、4中学校ですか、13ですから、600万円を13で割ると幾らと、それくらいのお金を修繕費として割り当てていると、このような認識でよろしいんですね。ありがとうございました。  続きまして、189ページの北小学校の改築事業なんですが、先ほど先輩議員の方からもお話がありましたが、私はちょっと質問内容が違います。北小学校につきましては、たしか昨年度の予算で450万円で耐震診断をやったわけです。その結果を踏まえて、今年度については、今度は耐力度調査、これが283万2,000円。耐力度調査というのは、去年も私、教育委員会の方へ聞いたんですが、校舎を建てかえるかどうかの診断が耐力度調査だと。去年やった耐震診断というのは、学校建てかえの理由づけをするための、国庫補助をもらうのに申請を出すために添付する必須条件だと、このように去年聞いたんですが、もしか間違っていたら訂正してください。  今年度、耐力度調査をやって、本当に北小学校は建てかえが必要なのかどうかというのをやるわけなんですけれども、これについては私は何のあれもないんですが、ただ、昨年度、同じく東小学校の耐力度調査をやっているんです。東小学校の耐力度調査をやったときは、予算は1,029万円なんです。規模は東小学校と北小学校は、生徒数なんかも違うかと思うんですが、あとは建てた年度、それから校舎の大きさ、私は図面を見たわけではないので、どっちが大きくてどっちが小さいかわかりませんが、同じ小学校というとらえ方を私はしていますので、耐力度調査の委託料が余りにも違うものですから、そんなに違うのかなと。私、素人がわからないんですが、東小学校は1,029万円、北小学校は283万2,000円ですから、約3分の1なんですね。これは間違いないんでしょうか、同じ内容で耐力度調査ができるのかどうかお聞きしたいんですが、よろしくお願いします。 399 ◯委員長(磯部延久君) 総務課長・上田君。 400 ◯教育総務課長(上田 実君) お答え申し上げます。今、委員の方からお話がありましたように、耐震診断につきましては、補強を前提とした診断ということになります。それから、耐力度調査につきましては、改築を前提とした事業というようなことになると思います。今回、北小の場合には、東小ではいきなり耐力度調査というようなことで、ゼロからデータをとりましたので、結構高額になったと思いますが、今回、北小につきましては、一度耐震診断をやっておりますので、ある程度のデータがそろっているというようなことで、こういう金額になったと思います。  それから、学校規模が、面積的にも大分、北小と東小では違いますので、そういった点では金額的な差額は出てくるのかなの思います。 401 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 402 ◯委員(前島孝元君) ありがとうございました。北小は16年度に耐震診断をやっていますので、これは450万円かかっていますから、合わせますと800万円ぐらいかかっていますから、そんなに変わらないのかなということで、了解をいたします。  続きまして、199ページの東地区公民館維持管理費の借地料について伺います。  この件につきましては、昨年も一昨年も定例会、それからこの場でも教育委員会の方に、高いんじゃないかということで質問をしてまいりました。そのときの答弁としては、借地権の契約の残期間があと5年ある、5年しかない、どちらでもいいんですが、5年あると。その中で今後検討をしていきたいと、このように教育委員会の方から答弁を聞いております。そこで、またその後1年が経過したわけでございます。借地料は792万円、昨年度と同じなんですけれども、この1年、教育委員会さんの方では検討されたかどうかわかりませんが、今後の見通しについて、お考えを伺いたいと思います。 403 ◯委員長(磯部延久君) 生涯学習課長・田崎君。 404 ◯生涯学習課長兼中央公民館長(田崎 徹君) お答えいたします。借地料につきましては、3年契約のローテーションで、17年度から3年間、17、18、19、それから、最初の全体契約が22年度まで、ですから、今後6年間という契約で、20年度にもう一回見直すという計画内容でございます。金額的には前年度と同じと。4回ほど交渉に行きまして、値上げはしたくないという交渉をさせていただきました。金額的には同じでございます。〔「値下げさせないといけない」と呼ぶ者あり〕  当然値下げということで始まったんですけれども、いろいろ過去の経過を全部踏まえまして、その結果、地積調査があそこは入ってございまして、面積が若干減るということで、トータルの金額は782万4,000円程度、10万円程度ですけれども、面積の減の分が、結果的には減るということになります。  今後の見通しなんですが、教育委員会の内部でも何度か建てかえということを前提として、幾つか候補地等を考えた経過もございますが、面積が少なかったり、それから、検討に入るときに競売物件になってしまったとかということで、具体的にこうするという結論はまだ出ておりません。 405 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 406 ◯委員(前島孝元君) ありがとうございました。毎年毎年同じ質問で、大変申しわけないと思っております。しかし、この東地区公民館だけが借地料としては、予算書を見る限りでは、他の公民館から比べますと、もちろんほとんど借地ですから、高いのは当たり前なんですけれども、経費節減の折りからも、建物と一緒に方向性を十分に検討していただきたい。  それから、後ろの方でちょっとお話が出ましたけれども、高度経済成長のときには、値上げ値上げでこういう金額になってきたんだろうと思います。しかし、今は、日本の国が全体的に土地はマイナス傾向にありますので、先ほど答弁は間違ったんだと思うんですが、市役所としては値下げの交渉に入るべきではないかと。なぜなら、今まで高度経済成長のときには上げてきたわけですから、今度は固定資産評価額なんかは当然見直しされていますから、それらを条件にして値引き交渉をする必要もあるだろう。それから、並行的には、あとは3年ごとに22年までですね。そうすると16年度ですから、あと6年足らずで最初の契約の期限が切れると。その辺で、市としてもしっかりとした方針を決めておかないと、急に言っても、これは代替土地の問題とか予算の問題とかありますから、今後十二分に検討をお願いしたい。なるべく早く、賃貸じゃなくて、いい方向に行くことをお願いしておきます。  次に、203ページ、図書館費、18の図書費1,500万円、これは予算案ベースでは平成15年、16年、17年と1,500万円で同じです。正確には15年は1,530万円、16年度が1,530万円、17年度は1,500万円です。ほぼ同じ額を毎年、図書費として計上されているんですが、先ほど図書館長がちょっと説明していた中で聞いていたんですが、図書購入については、毎年毎年、委員会で、見本なんかも来て、1冊数万もする本もあるんだというようなお話、先ほど答弁で聞きましたけれども、これは、委員会で図書を購入するのを決めるというんですが、委員会で次年度購入する図書を決めてから、予算を1,500万円で載せているのか、最初から1,500万円でとっておいて、この予算が認められたら審議会を開いて、その中から1,500万円に見合った図書を買うのか、どちらなのかご答弁をお願いしたいと思います。 407 ◯委員長(磯部延久君) 図書館長・渡辺君。 408 ◯図書館長(渡辺勝男君) お答え申し上げます。図書費の推移につきましては、委員ご承知のとおりでございます。1,500万円の使用方法でございますが、これにつきましては、参考書を除きまして、先ほど言いました高額な本と参考書等につきましては、図書資料選定委員会にかけて、その中で買うか買わないかは判断して決めております。また、それ以外の一般書、実用書、児童書、そういった本につきましては、司書も含めました職員の中で本を選定しまして購入しております。 409 ◯委員長(磯部延久君) 本日の会議時間をあらかじめ延長いたします。  前島委員。 410 ◯委員(前島孝元君) おおよそわかりましたけれども、私の質問、それは予算の1,500万円は、わかりましたか。それではすみません。 411 ◯委員長(磯部延久君) 図書館長・渡辺君。 412 ◯図書館長(渡辺勝男君) 失礼しました。1,500万円というのは、当初にいただいたお金でございまして、その中で購入するということで、そういうふうに進めていきます。 413 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 414 ◯委員(前島孝元君) 大変図書館長には申しわけないんですが、今のこういう財政難のときに、予算を取ってから買うものを決めるというやり方は、いかがなものなんでしょうかね。先ほど来皆さんが言っていますけれども、必要なところには金をかけるんです。必要ないものはやらないんですよ。でなくては節約できないですからね。削減もできません。今の話を聞くと、まだ買うものは決まってないのに、1,500万円の予算を上げて、予算が議会で承認されれば、例えばですよ、そうは思いたくありませんけれども、予算が1,500万円あるんだから、買いたくないものだって買ってしまうえと、そういうふうになるでしょうよ、だって。普通ですと、17年度は今の図書館にどういう書物が足らないか、あるいは市民の方からこういう書物をぜひそろえてほしいと、こういう要望があって、それを審議会で審査をして、その本を本当に購入すべきかどうか、貴重な税金を使って買うわけですから。そういうことで、どうしてもこの図書は17年度必要だと。それの積み重ねで1,500万円になって予算に上げてくるというのが一般的ではないかと思うんですが、どうですか、図書館長、私の意見に対してどう考えますか。 415 ◯委員長(磯部延久君) 図書館長・渡辺君。 416 ◯図書館長(渡辺勝男君) お答えします。今現在の図書館費として1,500万円ついているわけですが、これまでも2,000万円になった年もございました。その中で若干ではありますが、減額という形もとっておりますが、今現在の石岡市立図書館の規模としましては、全国的に見ましても満足した図書館ではございません。ですから、今現在の図書館としまして年々充実させていくには、1,500万円という金額は多い金額ではないと考えております。 417 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 418 ◯委員(前島孝元君) 図書館長、私は金額が多いとか少ないは言っていません。こういった財政難のときに、予算の組み方がどうなんですかということを聞いたんですけれども、必要なら2,000万円だって3,000万円だって、市民が要望して、図書として必要ならば上げてくればいいんじゃないですか、1億円だって8,000万円だって。そうじゃなくて、毎年これを見ると、だって、この3年間同じですよ、1,500万円ずつで。だから、そういうやり方というのは、昔は通っていたかもしれないけれども、今、この石岡市の財政難のときに、枠配分でやったんでしょうけれども、必要ないのならば買う必要はない。これから合併して、新市計画に乗せて新しい図書館ができる予定ですけれども、新しくできたら図書もそろえるんでしょうけれども、私は、合併の後を言っているんじゃないですよ、ことしの予算の取り方について言っているんです。予算の審議なんですからね。ですから、来年のことを言うと鬼が笑うというけれども、そういう組み方は大変、ほかのグループもどうかわかりませんが、図書費だけ言えば、事前に審議会で決めておいて、その決まった積み上げで次年度の図書費を乗せると、こういうやり方をすべきであると私は思います。これは答えは要りません。ぜひそのように、これからは私の意見がよいと思ったらやってください。それと、今までの方がいいと思ったらやってください。また来年、楽しみにしています。了解しました。  それでは、217ページ、これが最後ですね。給食センターの質問をいたします。何点かあるんですが、最初に、11番の施設用燃料が約100万円、16年度と比べて99万4,000円上がっています。今はオイルショックで、きのうの新聞でも出ていましたけれども、戦後最大の1バーレル59ドルですか、オペックの値段が出ていましたけれども、そういう関係で100万円プラスしたのかどうかわかりませんが、今まで680万円ぐらいだったのが、一気に100万円プラスしてきています。これの中身を教えてください。  それから、その下の建物修繕190万円が載っています。給食センターは新市計画にも載っていますように、それ以前から、いろいろな状況判断から建てかえを計画しているわけでございます。しかも、今年度、土地を購入されたと思うんですが、あとは実施設計の予算も今年度つけて進めていると思うんです。そういった中で、17年度は190万円の建物修繕費を見ているわけですね。建てかえはわかっていても、修繕して直さなくちゃならないというのは、よほど法律的にひっかかるところとか、雨漏りするとか、機械が壊れちゃったとか、そういう緊急性だと思うんですけれども、この内容について教えてください。その2点だけ、最初に教えてください。 419 ◯委員長(磯部延久君) 給食センター所長・佐子川君。 420 ◯学校給食センター所長(佐子川祐治君) お答えいたします。最初の施設燃料でございますが、A重油が去年10月から値上がりをいたしまして、ガソリン等も上がっておりますが、これが47円、5円程度上がりまして、今度はそれの1年分ということでこの金額になってございます。  それと、建物修繕でございますが、委員ご指摘のとおり、今、改築が進んでおりますが、非常に老朽化をしてございます。この建物修繕の中身なんですが、実際上、どれをということではなくて、去年もそうですが、浄化槽がやっぱり故障をして、今現在の浄化槽は市営住宅と共有しておりますので、やはりこれも修理をしなければならない。ただ、実際上故障がなければ修繕はいたしません。  それから、水道なんですが、去年も何回か漏水がございました。これもあるかないかというのはわからないところなんですが、去年も2回か3回ほど漏水の修繕をしております。こういうもろもろの修繕費を、仮定といたしまして上げている金額が190万円でございます。 421 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 422 ◯委員(前島孝元君) わかりました。それから、関連しまして、その下の調理業務経費の中で、13番の給食配送委託料2,200万円、18番の調理用備品186万2,000円、これについてお伺いしますが、これは、現在、つくったものを9小学校と4小学校に車で配送しているわけですよね。お金が高いとか安いじゃなくて、実際委託されている業者さん、これは今、1社なんですか、2社なんですか、名前はいいですけれども。なぜ聞くかというと、配送先はたくさんありますよね。そうすると、個人の方が委託しているとすると、最低でも9台要るんですか、あれ。何台で今やっているのか、その辺もちょっとお聞かせ願います。  それから、調理用備品が186万2,000円の予算が計上されているんですが、これも先ほどの建物修繕とオーバーラップするんですが、これもやはり建てかえを目前に控えています。1年か2年の間にできるんでしょうけれども、その中で調理用備品を買わなくちゃいけないのかどうか、その辺もお聞かせください。 423 ◯委員長(磯部延久君) 給食センター所長・佐子川君。 424 ◯学校給食センター所長(佐子川祐治君) お答えいたします。給食配送委託の関係でございますが、1社でございます。それと台数につきましては3台で、3往復それぞれしております。13校ありますので、1往復で小さい学校は2カ所、3カ所と連続して置いてくることもございます。三村、高浜、関川は3校を1回で行く。また中学校も、国府中、城南中は1回で行く。それから、石小を経由して北小の方に行く。学校の規模に応じてのコース設定を3コースつくりまして、それぞれの配送車で3往復、実際上、3往復している市の配送は、今のところ、ちょっと聞いたことがございません。通常2往復でございます。3往復というのは非常に私たちもつらい配送の計画でございます。  続きまして、調理用備品でございますが、これは実際のところ、新しいものではなくて、必ず新入生がいますので、それのスプーンセットといって、セットがございます。それの購入費用でございます。それから、学校で配膳台というのがございます。各クラスで給食を配膳台の上に置いて、給食当番が各子どもらに、これも13校、各クラス1つずつというか、セットで2つくらいずつありますので、これも新しいもの、古いものございますので、学校の方から請われて、でも、予算的にございませんので、ハンダをつけてやっているケースが非常に多く、それでも給食をこぼしたりして危険がありますので、状況を見て、学校と予算の範囲内で配膳台は購入している。  それから、物を購入するときに、調理場で業者の方々から仕入れた場合に、はかりでそれを何キロあるか、それぞれ別なもので使っておりますが、そういうものも非常に故障をしております。去年、はかりの検査がございまして、不合格になったものもございましたので、あわせてそういうものを購入している。新しく物を入れるのではなくて、そのほかに食器、これも、中には汚れてだめになったものがありますので、そういうものの補充ということでございます。 425 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。
    426 ◯委員(前島孝元君) わかりました。ただいまの給食センター所長の答弁の中で、給食配送委託先は何社がやっていたのかと。1社ですと。石岡市内は9小学校、4中学校あるわけですから、ここへ当然、つくったものを配送しているわけですね。これは、国、厚生労働省の指導で、給食については、物をつくってから2時間以内には子どもさんたちの口に届くようにしなさいよということですね。それはO-157対策とか、いろいろな対策があるのでそうなっているかと思うんですが、それに基づいて石岡市もやっていると思うんです。  答弁の中で、3台で3往復やっていますと。これは、ほかの自治体を見ても、そういうことをやってところはないんだと。私もと言っていましたけれども、それならなぜ、これ、改善しないんですか。委託業者をふやすとか、今やっいる委託業者で、3台ではなくて、4台にして2往復にするとか、一番理想はつくってすぐ持っていけばいいわけですから、1往復が一番いいわけですよね、早く手元に届くし。あとは給食をつくる体制の時間的な、今は何時からやっているか知りませんけれども、大量につくるわけですから、どこに時間を詰めるかということになれば、車をいっぱいふやせばいいんだけど、人件費がかかりますからね。そうすると運転手、それから機会損料、それはどっちがいいのかわかりませんけれども、やはり給食ということを考えると、つくってから子どもさんに食べさせる時間が短かければ短いほど私はいいと思っています。多少お金がかかるにしても、お金を削るか、時間を延ばすかですよね。私は、時間を延ばすのは、5月、6月ごろは入梅時期になっていくと、つくってからネズミ算よりすごくO-157がふえるわけですから、速ければ速いほどO-157対策としてはいいわけですよね。だから、多少お金はかかっても、早く生徒のところへ持っていく。つくってから時間を置かないので理想ではないかなと思っています。  ですから、この部分については、ぜひ今度新しい給食センターになったならば、八郷町の方は持っていかないんですね、向こうにありますからね。石岡だけでも、今やっている3台で3往復ではなくて、5台で2往復とか、あるいは1台ずつ13校に直接持っていくとか、それらをぜひ検討されて、より食の安全に心がけていただきたいなと、このように私は思うわけです。  それから、差し支えがなければ、今後の給食センターの建てかえ計画のスケジュールについて、もう実施設計は終わったのかどうか。あとは合併で新市建設計画に載っていますので、特例債を使うので、10月までは発注できないのかどうか。設計が終わったかどうかということと、これは16年度の予算ですよね。ですから、もう終わっているのかどうか。それから、当初は19年の2学期、夏休みが終わった9月から開業したいというような意向があったようですけれども、その辺のスケジュールで進んでいるのかどうか。また合併後始まったら、1年では間に合わないでしょうね。その辺のスケジュール、差し支えない程度でお答え願いたいと思います。 427 ◯委員長(磯部延久君) 給食センター所長・佐子川君。 428 ◯学校給食センター所長(佐子川祐治君) 実施設計については終了しております。それと、建てかえ計画でございますが、財政難ということで合併特例債を利用するということで、10月1日が合併ですので、当初の計画ではちょっと無理がありますので、1年おくれの18年度に工事が始まりまして、1年おくれの19年の2学期、9月から一応私たちとしては考えております。 429 ◯委員長(磯部延久君) 前島委員。 430 ◯委員(前島孝元君) 了解しました。以上で質問を終わります。ありがとうございました。 431 ◯委員長(磯部延久君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 5時53分休憩            ───────────────────────                   午後 6時07分再開 432 ◯委員長(磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  菱沼委員。 433 ◯委員(菱沼和幸君) 菱沼でございます。時間もありませんので、教育委員会関係2点と、それから、福祉部2点ということで、4点お伺いしたいと思います。花粉症なものですから、お聞き苦しい点が多々あると思うんですが、大変申しわけないです。よろしくお願いします。  まず最初は、石岡市の予算書17年の部分で115ページ、高齢者等支援事業についてお伺いしたいと思います。この部分に関しましては、昨年度の予算にも計上されておりますが、毎年やっている事業だと思うんですが、昨年の予算では、100歳記念報償20万円、記念品代580万円、本年度は100歳記念報償が50万円、記念品代420万円ということでありますけれども、その内訳、それから、今、100歳以上の高齢者の方は石岡市に何人いるのか、また記念品はどのようなものを記念品としてお渡しされているのか、お伺いしたいと思います。 434 ◯委員長(磯部延久君) 高齢福祉課長・池田君。 435 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) お答え申し上げます。100歳記念報償でございますが、100歳を迎える方に対しまして記念品と記念報償を贈っているものでございます。17年度につきましては10名の方を予定しておりまして、1人5万円で50万円を計上させていただきました。昨年度につきましては、4人の方に対しまして報償を差し上げてございます。  それから、記念品代でございますが、高齢者の集い、敬老会でございますが、その際に、1人当たり400円程度の品物でございますが、これらを記念品という形で考えてございます。昨年度に比べまして総額的には落ちてございます。行財政改革の中での一律カットというような中で、単価を若干下げさせていただいてございます。そのほかに、長寿、米寿、喜寿、95歳、88歳、77歳の節目の方々に対しましても、それぞれ記念品をお贈りしているところでございます。なお、100歳の方に対しましては、桐の小物入れですけれども、そのようなものを贈ってございます。 436 ◯委員(菱沼和幸君) あと、答弁漏れで、100歳以上は何人いらっしゃるのか。 437 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) 100歳以上の方の人数につきましては、ちょっと手元に資料がございませんが、8人ぐらいじゃないかと思っているんですが。 438 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 439 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。そういう部分において、私が思うのに、記念品代の400円、これは金額ではないと思うんですけれども、その400円でどういうものを記念品として贈られているか、それをもう一度お伺いしたいと思います。 440 ◯委員長(磯部延久君) 高齢福祉課長・池田君。 441 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) お答えをいたします。昨年度、16年度におきましては、タオルを贈らせていただきました。いろいろなご意見がございました。タオルではというようなご意見もありましたし、タオルでよかったという意見もいただいているところでございます。 442 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 443 ◯委員(菱沼和幸君) 今のご答弁の中ですけれども、実際、タオルでよかったという部分と、またタオルではという話があったんですけれども、本年度はどのように考えておりますか、お伺いします。 444 ◯委員長(磯部延久君) 高齢福祉課長・池田君。 445 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) お答えいたします。昨年度の場合、水色のような色をしたタオルを使用しました。今年度につきましても、やはりタオルを考えているんですが、色等をちょっと考慮して配布していきたいと考えております。 446 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 447 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。そういうことで、敬老会のときにお渡ししていただけるという記念品でありますので、もらう人が喜んでもらえるような記念品を行政としては贈ることが大事になってくるかなと思いますので、今後、金額はともかくとしまして、いろいろ調査していただきながら、高齢者の方が何をもらえばうれしいのかという部分をよく示唆していただきながら、今後、その記念品に関しては贈ってもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。  続きまして、第4次総合計画に基づく実施計画の中で、17ページなんですが、事業名が生きがい対応型老人デイサービス事業(ふれあいの里)ということであります。これで、平成17年度、18年度、19年度ということで金額が計上されているわけなんですが、17年度が1,330万円、18年度が1,800万円、19年度が1,850万円ということで、この増額に対しての内容をお伺いしたいと思います。 448 ◯委員長(磯部延久君) 高齢福祉課長・池田君。 449 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) 実施計画に基づきます生きがい対応型老人デイサービス事業でございますが、この事業につきましては、介護度を持たない高齢者の方々に、ふれあいの館の方に来ていただきまして、身体状況に応じまして教養講座、あるいは軽スポーツ等を行っていただきまして、健康の増進とか福祉の向上のために努めているわけでございますが、昨年度以降、利用者の増加がうかがえるというようなことがございまして、18年度、19年度というような形で、少しでございますが、増額という形で考えてございます。利用者の増によります増額という形でございます。 450 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 451 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。多目といいますと、大体どのくらいの推移を見ているんでしょうか、お伺いしたいと思います。 452 ◯委員長(磯部延久君) 高齢福祉課長・池田君。 453 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) お答え申し上げます。平成14年度で延べ2,000人の方が利用されております。15年度につきましては2,617人の方が利用されておりまして、500人程度の伸びがございます。そのような500人程度の伸びを考慮いたしまして、3,000人程度を最終的には考えてございます。 454 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 455 ◯委員(菱沼和幸君) 了解しました。ありがとうございます。  続きまして、教育関係なんですが、同じく実施計画に基づく部分なんですが、32ページ、石岡市体育協会補助事業ということでありますけれども、ここで平成17年度、18年度、19年度ということで金額が増額になっております。この増額の内訳をお願いしたいと思います。 456 ◯委員長(磯部延久君) 教育次長・草間君。 457 ◯教育次長(草間 暁君) お答えいたします。増額の理由でございますが、1つとしては、体育協会で正規の職員を採用してございます。そういう中での職員のベースアップが1点ございます。あわせまして、体育協会の加入団体数もふえてございます。そういう中で、毎年金額が伸びているというのが現状でございます。 458 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 459 ◯委員(菱沼和幸君) そうしますと、団体の加入数というのは幾つになるでしょうか。 460 ◯委員長(磯部延久君) スポーツ振興課長・芳藤君。 461 ◯スポーツ振興課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。現在、体育協会に加盟している協議団体の数は19でございます。そのほかに、スポーツ少年団というのが1つ加わっております。 462 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 463 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございました。最後にあと1点、予算書の部分で209ページで、恋瀬川サイクリングコース管理運営協議会負担金70万円に対して、この協議会の内容、また管理内容等をお伺いしたいと思います。なぜかというと、実際、ここにはトイレもないし、いろいろな部分で整備がされてないような気がするんですが、そういう部分に対してお答えをいただきたいと思います。 464 ◯委員長(磯部延久君) スポーツ振興課長・芳藤君。 465 ◯スポーツ振興課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。恋瀬川サイクリングコース管理運営協議会負担金でございますけれども、この協議会の構成というものは、石岡市と八郷町と千代田町と3つで構成しております。目的といたしましては、サイクリング活動の振興を図るとともに、サイクリングコースの維持管理に努めることを目的とするというような協議会でございます。主な事業といたしましては、サイクリング大会の開催、それから、サイクリングコースの点検とか、路肩だけの草刈りといいますか、そういうようなことを実施しているものでございます。 466 ◯委員長(磯部延久君) 菱沼委員。 467 ◯委員(菱沼和幸君) ご答弁ありがとうございました。そうしますと、このサイクリングコースの部分においては、石岡市、八郷町、千代田町でやっているという部分なんですけれども、人数的に、実際にこの協議会に参加している人数は何名いるのか。また、サイクリング大会とかという部分においては、やっぱり自然現象も伴ってくると思うんですね。伴ってきたときのはいせつといいますか、そういう部分のことを何か考えていますか、お伺いしたいと思います。 468 ◯委員長(磯部延久君) スポーツ振興課長・芳藤君。 469 ◯スポーツ振興課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。サイクリング大会関係で、それぞれ石岡市、八郷町、千代田町、いずれもサイクリング大会等を開いていると思うんですが、現実的にはばらばらに開いているわけなんですが、石岡市では例年、春、秋に開いていて、40~50人の参加があるというのが今までの実情でございます。  あと、トイレのことだと思うんですけれども、トイレにつきましては、ほぼ中間地点である高倉のところにトイレを1カ所設けてありますので、1カ所ですけれども、そこでできるようにはなっております。 470 ◯委員長(磯部延久君) 高齢福祉課長・池田君。 471 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) 先ほどの私の答弁の訂正をお願いしたいと思います。100歳以上の方の人数でございますが、17年3月1日現在でございますが、男の方がお1人、女の方が5人、計6人の方でございます。失礼いたしました。 472 ◯委員(菱沼和幸君) 以上で終わります。 473 ◯委員長(磯部延久君) ほかに質疑はございませんか。  関町委員。 474 ◯委員(関町芳弘君) 時間も迫っていますので、1点のみ質問させていただきます。  予算書の422ページ、施設介護サービス事業費2億7,248万7,000円、前年度から1,529万8,000円増額になっていますけれども、この点についてお聞かせください。 475 ◯委員長(磯部延久君) 高齢福祉課長・池田君。 476 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) お答えいたします。介護サービス特別会計の伸びについてでございますが、平成15年度に入所サービス、あるいは通所サービスを合わせて行うようになりまして、ちょうど3年目を迎えようとしているわけでございますが、利用者数が伸びてまいりまして、それに伴いまして介護報酬、あるいは自己負担等が増加してまいります。当然、それに伴います委託料という形で社会福祉法人の方に運営を委託しているわけでございますが、それらに伴います増額という形でございます。 477 ◯委員長(磯部延久君) 関町委員。 478 ◯委員(関町芳弘君) 社会福祉法人けやき会でございますか、これは、石岡でひまわりの館のところののぞみも入っているわけでございましょうけれども、のぞみは50床というのはわかっているんですが、例えば半ノ木の明翠苑、あるいはセンチュリー石岡も入っているのでございましょうか。 479 ◯委員長(磯部延久君) 高齢福祉課長・池田君。 480 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) お答えいたします。私どもの今回の特別会計で予算をお願いしております部分につきましては、市が建設いたしまして、管理を社会福祉人けやき会に委託しております、のぞみの部分につきましての予算でございます。 481 ◯委員長(磯部延久君) 関町委員。 482 ◯委員(関町芳弘君) 関連性があるかどうかは知りませんけれども、特別養護老人ホームの明翠苑と、それからセンチュリー石岡のベッド数といいますか、それを教えてください。 483 ◯委員長(磯部延久君) 高齢福祉課長・池田君。 484 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) お答えいたします。明翠苑、それからセンチュリー石岡につきまして、おのおの50床でございます。 485 ◯委員長(磯部延久君) 関町委員。 486 ◯委員(関町芳弘君) そうするとトータルで150床ということでございますが、入所を希望している待機者はどのくらいいるでしょうか。各園ごとによろしくお願いします。 487 ◯委員長(磯部延久君) 高齢福祉課副課長・荒井君。 488 ◯高齢福祉課副課長(荒井正徳君) お答えいたします。各園ごとについては市の方で把握してないので、のぞみについては、現在、150人前後の待機者がいるということでございます。ただ、特養とか、グループホームの入所、それから老健の入所とか、病院の入院とか、そういう方もおりますので、緊急性の高い方はこれより少なくなっているというような状況でございます。ちょっと数字は古くなるんですが、昨年の3月31日、県で調べた特別養護老人ホームの待機者ですけれども、そちらの方は石岡在住者として92人が待機者として県の方で上げられている数字でございます。 489 ◯委員長(磯部延久君) 関町委員。 490 ◯委員(関町芳弘君) ありがとうございました。わかりました。私の近所で、80過ぎのおばあちゃんでございますが、のぞみ入所希望の申し込みをしました。地域の中でも大変、近所で面倒を見てきたわけなんですが、いろいろございまして、娘からも見放され、孫と2人で暮らしている方がいるんですが、お孫さんが入所手続をしたということでございます。地域の問題ともなっておりまして、部落の集まりにも当然出られないような状態でございます。大きな課題となっておりますので、できるだけ早く入所できるように、ご協力のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 491 ◯委員長(磯部延久君) ほかに質疑はございませんか。  徳増委員。 492 ◯委員(徳増千尋君) 徳増でございます。1点だけお聞きしたいと思います。  少子化対策についてお伺いいたします。次世代育成支援などいろいろやっているようでございますが、石岡市として大目玉を1つ何か考えているかどうか、お聞きしたいと思います。 493 ◯委員長(磯部延久君) 児童福祉課長・小林君。 494 ◯児童福祉課長(小林千恵子君) お答えいたします。大目玉ということですが、今、次世代育成支援地域行動計画を策定中でございまして、最終的に3月30日に決定ということで今進めているわけなのでございますが、大目玉ですね、今、虐待とか相談がかなり出てきておりまして、保健センターとも連携をとりながらやっている。その中で児童福祉士というのを県の方では置いているんですが、市の方でもそういった専門的な職員を置けということで言われております。そういった中で、合併も控えておりますし、そういった相談業務に力を入れるような形で、今、引きこもりとか、そういった人たちもふえておりますので、児童虐待ネットワークなどを拡大した地域協議会というんでしょうか、その上の虐待、不登校などを考えたりして、専門的なそういうことをやっていくような施設……。施設というのはちょっと無理だと思うんですね、こういうような状況なので。今のところはそのあたりに力を入れたいと考えております。 495 ◯委員長(磯部延久君) 徳増委員。 496 ◯委員(徳増千尋君) 私が聞きたかったのは、子どもをふやす方策をお聞きしたかったんです。八郷町も大変、石岡市よりも高齢社会でございます。ですから、これから私たちを支えてもらう人口をふやしていく方策として、矢祭町のように第3子が生まれたら100万円差し上げますというような、そういった、ほかのまちでやってないようなことを1つ考えていただきたいと思いまして、お伺いしたいんです。ぜひとも次世代育成支援行動計画も大変大切ですけれども、もっともっと、ありがたいなと感じるようなものとか、ほかでやってないような、これこそ目玉だというようなものを1つ考えていただきたいと思います。どうもありがとうございました。 497 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 498 ◯12番(小松美代子君) 小松でございます。1点だけお尋ねいたします。183ページになります。下段に教科書採択協議会負担金4万5,000円が計上されております。これは、平成18年度から中学校の教科書が新しくなるについて、平成17年度教科書の選定がされるわけです。この採択の仕組みにつきまして、4万5,000円の予算が計上されるわけですけれども、この内容についてご説明をいただきたいと思います。 499 ◯委員長(磯部延久君) 学校教育課長・藤枝君。 500 ◯学校教育課長(藤枝一成君) 協議会の負担金についてお答え申し上げたいと思います。  小・中学校の児童・生徒が使う教科書の採択につきましては、市町村の教育委員会が採択をするということになってございます。ただ、市町村といいましても、大きいところ、小さいところ、たくさんありますので、単独の市町村ではなかなか採択ができない。そういう状況の中で、茨城県としましては、県全体を幾つかの区に分けまして、その中で教科書の選定を行っているという実態がございます。  例えばこの石岡市につきましては、土浦市、石岡市、つくば市、それから、新治郡という第5採択区になってございます。その第5採択区の中に専門的な教員、あるいは教育委員長、教育長を初めとする選定協議会を立ち上げて、文部科学省の方の選定済みの教科書について、適正なものをということで選定をいたします。その選定をしたものについて、各市町村に持ち帰りまして、市の教育委員会の方で選定した内容について再度協議をしまして、それぞれの市町村の教育委員会で採択をする。そういう仕組みといいますか、流れになっております。そういうことを支えるための協議会の負担金の4万5,000円ということでございます。 501 ◯委員長(磯部延久君) 小松委員。 502 ◯12番(小松美代子君) ありがとうございました。以前にも教科書採択をめぐりましては、栃木県で大きな混乱が起きまして、これは教育委員会はもとより、自治体も、それから住民も大変大きな社会問題にまで発展したかと思います。私は、子どもたちが使う教科書を採択するのは、やはり現場の先生方の意見も取り入れて、きちんとやることが大事だと思っていますし、これまでの仕組みがどうしてつくられたのか、その経過も非常に重要に思っております。そういう点では、当市の教科書採択に当たりましては、いろいろこれから問題が出てくると思いますけれども、慎重に対応していただきたいと要望を申し上げまして、終わります。ありがとうございました。 503 ◯委員長(磯部延久君) ほかに質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 504 ◯委員長(磯部延久君) ないようですので、本日の委員会は以上をもって閉会いたします。次回委員会は3月22日午前10時から、平成17年度各会計予算案における市民経済委員会及び都市建設委員会所管の審査を行います。なお、3月22日の審査において質疑を予定されている委員は、当日開会時刻までに、事務局へその旨を通告されますようお願いいたします。  大変長時間にわたりましてご苦労さんでございました。                   午後 6時41分閉会
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