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平成15年第4回定例会(第4日目) 議事日程・名簿 開催日:2003-12-05
平成15年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日:2003-12-05

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  1. 石岡市議会 2003-12-05
    平成15年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日:2003-12-05


    取得元: 石岡市議会公式サイト
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    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 平成15年12月5日(金曜日)                   午前10時02分開議 ◯議長(久保田健一郎君) ただいまの出席議員数は22名です。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  最初に、ご報告申し上げます。今期定例会の説明員として本日新たに地方自治法第121条の規定に基づいて選挙管理委員会書記長・関君の出席を求めておりますので、ご報告申し上げます。  次に、本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程表のとおりであります。  これより議事日程に入ります。            ───────────────────────  日程第1 一般質問 2 ◯議長(久保田健一郎君) 日程第1、一般質問。  これより前回に引き続き市政一般に関する質問を行います。  5番・村山 裕君。                  〔5番・村山 裕君登壇〕 3 ◯5番(村山 裕君) おはようございます。5番・村山 裕であります。通告書に従いまして、入札について、お伺いをいたしたいと思います。  非常に大ざっぱな通告内容であります。私は今回、今の入札制度では地元石岡に本社がある事業者、企業はつぶれてしまうとの業者さんの声、それを聞かされまして、(1)、(2)の設問をしたわけでございます。私なりにいろいろ資料を集めさせていただいて、いろいろ読んでみました。  (1)の、地元業者が落札率が悪い、ゆえに税収が上がらない一つの原因になっているというふうに考えて、まず、話があちこちするかとは思いますが、その辺、ご了解をいただきたいと思います。  現在の経済情勢、また、社会情勢は、かつて経験のない最悪の状況が続いていることはご案内のとおりであります。私自身はもちろんのこと、多くの市民、住民の皆さんも大変な将来不安をお持ちであるというふうに考えております。昨日、また一昨日ですか、先輩の議員の皆さんの多種にわたるいろいろな質問に対する市長をはじめそれぞれの担当各部長のお答えの中に、再三再四にわたり、右肩下がりの税収の落ち込み、また、その他の要因により財政状況が非常に悪いということは理解できました。いろいろな問題があるのは、景気がよくない。市内の地元の中小零細な企業、また事業者が元気でなければ、市は活性化しないというふうに思います。  そこで、私なりに入札制度の資料を読んでみましたけれども、行政から出ている、有名な横須賀市の入札制度ですとか、こういうものはホームページで調べてみました。これはもちろん行政の立場で物を言っているわけです。もちろんこの辺は理解をしております。またもう一方、横須賀市の建設二世会というホームページを開いてみましたところ、メリット、デメリット、いろいろ書いてあります。それから、いろんな建設関係の書類も読んでみましたけれども、非常にわかりにくい。行政の専門用語が多分に含まれていて、なかなか難解でした。地場産業育成という観点から、また、情報公開という点から、地域住民の皆さんにもわかりやすく説明をいただければと思っております。また、この議会の状況は、まちかど情報センターで議会中継も行われております。その方々にもよくわかるように、ゆっくり、はっきりと、ポイントを踏まえて、しかも簡略に。いろんな専門用語がありまして、総合評点がどうのこうのとか、700点云々がどうとか、それによって業者さんのランク付けランク、BランクCランクとか、いろいろわかるように説明をお願いしたいと思います。1点目の質問です。  それから、(2)番ですが、入札物件を小出しにしている感があると業者の皆さんは感じている部分があるように感じました。このことに対して、一括して、またはある程度まとめていろんな計画ができるような方法がないのかどうか、この辺についてまず1回目の質問をお願いして、1回目の質問を終わります。 4 ◯議長(久保田健一郎君) 企画部長・中村君。                 〔企画部長・中村 栄君登壇〕
    5 ◯企画部長(中村 栄君) 入札制度につきましてご答弁申し上げます。  1点目の地元業者が落札率が悪いというふうなご指摘でございますけれども、平成15年度における建設工事の入札につきましては、現在のところ、64件実施してございます。そのうち、市内本店落札件数が61件でございます。市外業者が2件でございます。それと、市内業者と、JVと申しますか、ジョイントを組んだ共同企業体が1件ございます。したがいまして、共同企業体1件を除いて、地元市内業者の落札率と申しますか、それは96%となってございまして、96%が市内業者だというふうなことでございます。それから、14年度におきましても、106件の入札を実施しておりますけれども、市内本店落札件数は96件でございます。市外業者が9件でございます。同じように市内業者とJVを組みました共同企業体が1件でございます。したがいまして、14年度は、共同企業体──これは山王川の都市下水路でございますけれども──1件を除きまして、市内業者の落札率は91%となってございます。昨年度と比べても、今年度において市内業者の落札率について上回っている状況から、地元業者の落札率が悪いというふうには、私ども、とらえてございません。今後におきましても、さらに地元業者の育成に目を向けていきたいというふうに考えているところでございます。  次に、2点目の入札を小出しにしている感があるというふうなご指摘でございますけれども、15年度の入札の実施回数でありますが、上半期で15回、下半期は5回で、合計で8カ月間で20回実施してございます。月に2.5回の入札回数でございます。工事の発注につきましては、設計等を踏まえまして施工することとなりますので、計画的に実施しているところでございます。工事の発注時期等につきましては、毎年4月と10月に建設工事の発注の見通しを公表しております。若干の発注時期のずれはあると思いますが、この公表に基づいて実施しているところでございます。発注の時期及び量につきましても、今後もさらに年間を通して平準的になるよう努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 6 ◯議長(久保田健一郎君) 5番・村山 裕君。                  〔5番・村山 裕君登壇〕 7 ◯5番(村山 裕君) ただいま中村部長の説明においては、落札率もそんなに悪くないというふうになっております。というふうに理解をしました。しかし、先ほどお願いした仕組みですね。総合評点とか、それからランク、BランクCランクの、これがどのようになっているのか。その辺の、不公平とは申しませんが、少し公平、公正さに欠けるものがあるんじゃないかというふうに感じております。その辺のことをご説明をお願いします。 8 ◯議長(久保田健一郎君) 助役・阿部君。                  〔助役・阿部 聖君登壇〕 9 ◯助役(阿部 聖君) ただいま総合評点というお話がございました。これにつきましては、茨城県の土木部の監理課の方に建設業というグループがありまして、そこの方へ各業者さんが、1年間、2年間のこういう期間の工事の実績とか、それから保険に入っているとか、いろんな状況を持っていきまして、県の方でそれを審査しまして、それで何百点という点数がつけられます。その点数が、今議員がおっしゃいました600点とか700点とか、そういう評点がついてきます。最終的な評点。それが最終的な総合評点といいまして、その評点を茨城県からいただきまして、うちの方もそれに当てはめて使っております。それで、従来は、当市におきましても、その総合評点のほかに、1年間地元で市の仕事をやった結果、いろいろな、きのうもご質問ありました検査をやった結果、七十何点とか80点とかという完了検査といいますか、その実施の点数をつけまして、それによって10点ぐらいの幅を持たせまして、市独自で県の評点にプラスマイナスという加点をしておりました。しかし、これについては現在は全く使っておりませんで、今はその県から出てきた評点が700点以上あればそれは一応今ご質問ありましたランクというふうな形、それから600点から700点未満、これをBランク、それから600点以下はCランクというふうな形で、4つのランクに当市では分けておりました。ただ、今は、そういう、B、Cというふうな使い方よりも、総合評点だけでやって、条件付き一般競争入札もやっておると、こういうふうな状況でございます。ですから、条件付き一般競争入札以外の指名競争入札につきましては、やはり指名するときに、何百点から何百点の間と、こういうふうな形の指名の仕方をやっております。  以上でございます。 10 ◯議長(久保田健一郎君) 5番・村山 裕君。                  〔5番・村山 裕君登壇〕 11 ◯5番(村山 裕君) この入札制度は、現在試行期間であるというふうに聞いております。この制度の見直しが当然あるかと思います。いつごろやるのか。現在も私どもの仲町通りで電線地中化に伴う水道管の移設工事が毎晩夜間工事で行われておりますが、午後8時ごろから朝5時まで夜通しやっています。大変寒いところ、現場の皆さんには大変なご苦労だと思います。けさほどなんかは多分気温もマイナスだったと思います。こういう方々が元気に、やる気を持って働ける環境。また、それを社員として雇っている経営者の方々のご苦労も本当に大変だと思います。この辺のことを考えていきますと、昨日、一昨日に続いて、いろいろな質問やら、大変な状況であるということを痛感せざるを得ない状況であります。それで、当然、設問にしたようなご説明をいただきましたけれども、現場の皆さん方からの声が、立場の違い上からのギャップがあると思うんですよね。そのギャップを埋めていく。そして、現場の小さな声、また、声なき声も十分に聞くような、聞いて、また反映するような方策をとっていただきたい。  ここへ来て、当然、17年の合併を控えた平成16年度の、この地域にとっては大変重要な年になるはずであります。行政を預かる皆さんには、公平・公正の原則に基づいて、この17年3月の合併、新市の基準になるような制度にしていただきたいと考えているわけであります。そこで、今後の考え方。選定委員長であります助役に、いつまでにやるのか、いつごろ発表できるのか、その辺のことをお伺いしたい。ご答弁をお願いします。 12 ◯議長(久保田健一郎君) 助役・阿部君。                  〔助役・阿部 聖君登壇〕 13 ◯助役(阿部 聖君) ただいま入札制度の見直しはいつごろまでにやるのかというふうなご質問でございますが、当面、きのうも答弁しておりますが、試行期間でありますが、最低制限価格の見直しについては、私は3月ごろまでにやって、4月から実施したいと、そのように考えております。  それから、合併を見据えての考え方というふうなことでございますが、これにつきましては、現在それぞれの分科会によって制度調整等を進めているところでございます。ですから、そういうふうなものが整ってどういう形になるかというのは、それぞれの市町村で現在入札制度はやっておりますから、その違いもあります。ですから、そういうふうなものをお互いに話し合って、その上で、これは当然新市が誕生したときには新しい入札制度というものをつくり上げなきゃいけないというふうに思いますから、それまでには情報を集めまして、実施の段階に踏み込んでいきたいと、このように考えております。 14 ◯議長(久保田健一郎君) 24番・金井一夫君。                 〔24番・金井一夫君登壇〕 15 ◯24番(金井一夫君) 24番・金井です。通告1点についてお尋ねをしておきたいと思います。  私も最近まで余りよくわからなかったんですが、三村の水内と大原の間にまたがる、神立に向かって右側の地区に大変大きな養鶏場ができております。これが今非常に、特に悪臭の問題で、その周辺に及ぼす影響が大きいということで大分強い苦情があるようでございます。私もそれを受けまして、ちょっとどういう経過でこの施設ができたのか、調査をいたしました。  この施設は、平成12年の6月ごろ、県の水・土地対策課の方から市の関連課に連絡がありまして、県の水・土地対策課の主催で会合が行われたと。ミニゴルフ場立地計画があり、県がそれを受け付けていたわけでございますが、これができないということで、このミニゴルフ場開発計画を破棄していいかどうかという県からの、その会合で市への問い合わせといいますか、そういう話があったと。それはできなければしようがないだろうということで、市の担当、関連課は返事をしたと。その際に、このミニゴルフ場の予定地の場所に大規模な養鶏場をつくりたいという話も県の方に来ておるというお話があったそうでございます。そして、平成13年の、多分1月の26日か27日だと思いますが、市の方に、残土条例に基づく、いわゆる造成のための土を動かす申請がなされたということで、市はそれを許可したといういきさつのようでございます。しかし、この地区はもちろん市街化区域ではありませんので、あとの農業用施設であるということで、開発行為にもかからないと。あとは県の建築指導課、本庁の方での建築確認の許可だけでさっといってしまったということで、13年の1月の末に残土条例に基づく申請があったわけでございますが、13年の暮れごろまでにはこの施設はでき上がって、操業を始めたという経過のようでございます。  ところが、操業を始めるとすぐ、悪臭についての苦情が市の担当課の方へ来ておるようでございます。最初は14年の1月16日に悪臭の苦情が来て、もちろん現場に行って調べたり、近くの住民の話を聞いたり、あるいは千代田町の住民に話を聞いたりして、においがあるということを確認したと。そして、1月28日には、また苦情があったので、現地へ行き、工場長にも会い、苦情について話を伝え、公害対策の資料をもらったと。こういうことで、ずっとその後、14年の1月から始まって、9月、10月、11月、12月と、それから今年、15年になりましても、1月9日から1月15日、この苦情が続いておるようでございます。この中で、もちろんそのたびに担当課は施設の方へ行きまして、いろんなテストをしてもらったり、においを脱臭する方式を検討してもらったり、いろんな対応をしてきたようでございます。いろんな対応をしていただいてきたわけですが、現実に今もって非常に悪臭が、日によってはもう御飯も食べられないような悪臭がすると。これは三村ばかりではなくて、千代田側についても特に最近はひどい、あるいは常磐線を越えて出島寄りの工場地帯にも日によっては大変な悪臭があると、こういう実態のようでございます。昨日、県南総合事務所環境保全課が県内11カ所のこういう公害の話がある場所を抜き打ちの検査をして、この施設にも来たようでございます。もちろん、においのサンプルを持っていって、近いうちにその結果は出ると思うわけでございますが、そういう形で、県内のそういう検査の対象の場所にもなってきておるという実態のようでございます。そして、この企業は千代田町の側にまた増設を計画して、現実に進んでおるかどうか私も確認しておりませんが、千代田町としては、非常ににおいの問題で迷惑なので、このにおいを解決しない限りは町としては困るという対応をしているやに聞いておるわけでございます。  もちろん、これはなかなか法的に、今ここでできた施設をどうこうするということは現実には今の法体系の中ではできないわけでございますが、実際問題として、あの良好な環境であった三村の地区に、そういう問題でもう住みたくないという話まで出てくるようでは、当石岡市としてはこれに対してどう対応していくのか、これはやはり真摯に考える必要があるのではないかと、こう考えるわけでございます。特に今、環境問題は一番大事ですし、今年の3月ですか、石岡市が発行しました環境基本計画策定基礎調査業務委託の結果の冊子をいただいておるわけでございますが、この80ページですね。石岡市の環境問題の基本目標というのが出ているんですね。この中で、やっぱり一番大事なのは、市民が安全で快適な生活ができるまちをつくるんだということが一番の目標になっております。今まであの地区は静かで環境もよかった。そこに、もうとんでもないことだと。もともと石岡と合併したのが間違いだったんだと。こんなことなら千代田町と合併した方がよかった、今は分離してもらいたいと。学校は遠い。特に大原地区なんか、目の前に千代田町の小中学校があるわけです。行くのも近くて、安全だ。三村小学校城南中学校へ行くのには、朝晩大変な危険を冒して通わせなくちゃならない。そういう不便の中で石岡市と合併してずっと来たわけですが、ここへ来て、そういう声まで上げざるを得ないと。この実態は非常に大きな問題であると、こう私はとらえるわけであります。そして、この基本目標の中で、3番目に、協働ということ。ともに働くですね。環境問題については市民と行政が一体となって取り組むまちをつくるんだと、こういう基本目標になっているんですね。  ですから、法的に措置できないとか、そういうことじゃないと思うんですね。市が率先して、あの地区のそういう迷惑を受けている住民の団体と、あるいは区と相談して、これについて、この悪臭をなくす方式をとってくれということでこの企業と話し合いをして、少なくとも住民、あるいは市と、環境問題についての協定書ぐらいはつくって、それを守っていただけるように努力してもらうということをするのが、私は、今置かれている石岡市の立場でないかと、このように考えておるわけでございます。この冊子の54ページには、悪臭の苦情についての発生件数も出ております。これは11年までは減少傾向にあったが、13年からふえていると、こう記載されていて、間違いなくふえているんです。それで、最近は、市に連絡しても、即、対応がわからないので、どうしようもないのかなということも言っているようですが、これらについて、私は、せっかくできた施設でございますが、やはり周りの住民に迷惑をかけないように、その中身を、悪臭対策を改善してもらうということについて、市が率先して周りのあの地区の、特に水内、あるいは大原、あるいはその周りの地区の皆さんと相談して、きちんと企業と話し合いをして、最終的な悪臭解決の改善を図っていただくと、こういう方式をとるべきだと思うわけでございます。これについて、ひとつご答弁をいただければ幸いであります。 16 ◯議長(久保田健一郎君) 市民部長・金子君。                 〔市民部長金子重夫君登壇〕 17 ◯市民部長金子重夫君) お答えさせていただきます。  議員のご質問にありましたように、三村地区の養鶏場につきましては、以前ミニゴルフ場開発計画があった場所に建設された農業施設でございます。この施設は、市街化調整区域への農業施設ということで、都市計画法による開発行為には当たらず、建築確認を県庁の建築指導課で扱ったものでございます。養鶏場の苦情でございますが、最初は平成14年1月16日で、それ以降、千代田町の住民からも含めまして14件の苦情が寄せられました。これらの苦情に対しまして、その都度現場に行きまして、確認の上、事業者に原因を確認し、必要な改善を求めてまいりましたところ、本年の8月中旬の通報以来、本日まで苦情は寄せられていない状況でございます。悪臭の原因は、養鶏場の貯留施設からの臭気漏れ、配管からの臭気漏れ、脱臭のための薬剤の使用不良、養鶏の搬出時の扉の開閉の管理の不徹底などでございまして、苦情が寄せられました際に事業者と連絡をとり合いながら、必要な対策を求めて、改善が見られてきたところでございます。まだ依然として市民の方から、悪臭がするというようなことでございますが、市民の生活環境が損なわれるというようなことで、苦情のたびに行っておりますが、今後、石岡市といたしましてどのようなことができるか、十分検討し、事業者に求めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 18 ◯議長(久保田健一郎君) 24番・金井一夫君。                 〔24番・金井一夫君登壇〕 19 ◯24番(金井一夫君) 部長のご答弁をいただいたんですが、千代田町ともよく話をして、千代田町の話もよく聞いていただいて。特に、私もこの現地に行って、何軒かね。きのう、おとといの朝も行ってきました。本当に地元では大変迷惑をしている話を皆さんしております。ただやっぱり、農村部の人なので、まとまってそういうことについての行動がなかなかできないというような雰囲気でございますが、とにかく中にはもう、周りの農地はもちろん、価値がなくなってしまったと。例えば、売ってももうただと同じであると、そういう地区になってしまったと。悪臭ばかりではないようですが、特に悪臭がひどいわけです。あとは、羽が物すごく飛び出すだろうと、そういう話もあります。特に企業は相当努力をしているのは私もいろいろ聞いて知っておりますが、ただ、それにしても、相当離れたところまで日によっては大変な悪臭がするわけでございますので、やっぱりこの辺については、市長ですか、これは地元のお話をよく早急に聞いていただいて、調査をしていただいて、それで、できれば地元住民、地元地区と石岡市が入って、今後の問題について協定書を交わせれば交わしていただいて、環境を守るために今後も努力をしてもらうということが一番いいのではないかと、こう私は思います。  それから、やはりこういう形で、県の建築指導課が、建築確認申請が出れば、何も法的規制がないので、書類が整っていればどんどん増設していってしまうということでは、私は本当にあの地区が死んでしまうと思うんですね。市長はご存じかどうかわかりませんが、八郷町で瓦谷地区の近くに、やはり昔ゴルフ場の予定地の跡に養鶏場の進出計画があるようです。これに対して、あそこはすごい反対運動をやっていますよね。団結小屋までつくって、絶対につくらせないということもやっており、やはり町としても余り好ましくないという方向をとっているようです。そういうことで、現在できてしまった施設はそういう形でできれば協定書を結んでいただいて、これ以上の悪臭が出ないように、完全に悪臭を消す方式を確立していただいて操業してもらうと。それで、これ以上あの地区に膨大な施設が増設できないような話し合いを。これは法的にはできないでしょうから、話し合いを企業とするのが……。石岡市に来て、そこで商売をする企業ですから、石岡市の市民に迷惑をかけながら長く続くということは企業としてはあり得ないわけですから、やはりその辺はきちんとした話の中では相手の方もちゃんと了解していただけるんじゃないかと、こう思います。そういう点でひとつ、努力される気があるかどうか、お尋ねをしたいと思います。 20 ◯議長(久保田健一郎君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 21 ◯市長(横田凱夫君) お答えいたします。  三村地区の大規模養鶏場が周辺に及ぼす悪臭等についてでございます。部長からも答弁申し上げたところでございます。ご質問のこの大規模養鶏場の悪臭は、議員ご指摘のとおり、法的な規制が及ばないことは事実でございます。それにしましても、おっしゃるとおり、市民の健康、そして安全で快適な生活を確保する、そういった観点から、でき得る限り悪臭の、あるいはそういった生活が阻害されないようなあり方を模索し、そのために今後、事業者あるいは地区住民との協議、十分な対策、何ができるか、効果のある協定書の締結まで行くにはどういう取り組みをすべきなのか、よく県とも相談をしながら、あるいは隣接の千代田町にも増設の話が出ているとのことでございますが、千代田町とも連携をして、その対応をしてまいりたいと考えます。 22 ◯議長(久保田健一郎君) 24番・金井一夫君。                 〔24番・金井一夫君登壇〕 23 ◯24番(金井一夫君) 市長がそういうふうに率先して活動をして、やはりこれの解決のために努力されるよう強く要望して、終わりにしたいと思います。 24 ◯議長(久保田健一郎君) 暫時休憩いたします。10分程度といたしたいと思います。                   午前10時51分休憩            ───────────────────────                   午前11時08分再開 25 ◯議長(久保田健一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  13番・上野榮一君。                 〔13番・上野榮一君登壇〕 26 ◯13番(上野榮一君) 13番・上野榮一です。私は本日、約9項目にわたって質問事項を出しておりますが、1時間しかない、60分しかないので、9項目で割ると平均1項目6分40秒でやらなきゃならないという羽目になってしまいましたが、私はいつも項目が多いと執行部の方には大変迷惑をかけるか嫌われるかもしれませんが、重要な項目については時間を割かなきゃならないし、いずれにしても、執行部の方へ裏の方からこそこそ頼んでばかりいては、一般の市民が私に要望してきたこと、あるいは苦情を言ってきたことが十分市民に伝わらないということで、公に記録を残すためにも、こうして質問事項を明らかにして議事録に残るように、それで説明ができるようにということで出しております。どうかご理解いただきたいと思います。  まず最初に、小学校庭における野球等に供するバックネットの設置の可否、バックネットの固定式がつけてある学校と移動式しかつけられない学校ということで質問いたします。  現在のその状況については、石岡小学校と南小学校に固定式がつけてある。その他の学校は、校長先生等の判断により、危険だからとか、あるいは他の競技とかいろいろな行事に障害になる、邪魔になるから許可できないということでありますが、日曜とか休みの日に開放している校庭で、それを利用している少年野球、その他サッカー、いろいろあると思うんですが、特に少年野球の場合に、監督や、あるいはコーチ、もしくはその少年野球に参加している保護者が手伝って移動式のバックネットを設置している。また、それを格納する、しまうということですが、非常に子供たちの手に余るほどの重さ、それから危なっかしさがあるということで、何とか固定式にしてもらえないかという要望であります。しかしながら、教育委員会を通しての回答は、やはり邪魔になる、あるいは危険だと、お互いに言っております。しかし、どうして同じ市内の小学校にありながらこのような差ができるのか、おのおのの小学校の校長の判断がそれほどの権限を持った強さなのか、あるいは教育委員会でどうにもならないのか、この件についてお伺いいたします。  次に、公共事業の工事等に関する入札制度についてということであります。公共工事の入札については、きのうも徳増議員の方から、本日は村山議員の方から質問事項がありました。きのうの質問の中では、最低価格は撤廃してくれという話でありますが、私はまたこれとは違った観点から質問いたします。  やはり最低価格制度についてでありますが、この最低価格は現在、くじ引き後の85%で設定してあります。時にはこれを下回って失格になる業者がおりますね。安ければいいというものではないということで85%ということにしてあるそうですが、私が聞くところによれば、この85%については、業者側の数グループというか数社ですね、グループが幾つかに分かれているみたいで、最低でも2つ。それで、その業者が何人かで来て、市当局に、最低価格をもっと上げておいてくれ、このぐらいにしてくれという要望がなされたということであります。これは情報ですから。真偽のほどは、私はそこにいたわけではありませんので、わかりません。こういう実態は官業癒着ということになりますが、私は申し上げます。これはやはり原価割れしてもいけないので、普通、一般では100%の予定設計価格があるとすれば大体3分の2ぐらいが原価だそうですが、しかし、実態は多少の、100%から三、四%引いて、そこからまたさらにお互いに競争し合うわけですが、私は、85%というのは、最低価格はもっと引き下げるべきだと。撤廃しないで。私は、撤廃はしちゃだめだと、そういう意見であります。意見というか、考えであります。  最近、調査基準価格制度という制度がありますね。この調査基準価格制度は、事前に公表していた。それで、最低価格がなかったんですね。ところが、原価割れして応札する会社が続出したということで、余りにもいろんな弊害が多過ぎる。この弊害というのは、これは指名競争入札じゃなくて一般競争入札の場合ですね。技術力が非常に低い会社、あるいは暴力団系の建設会社が入ってくる。結果、どうなるかというと、丸投げなんですね。こういう例が全国に多い。現在までに、事前に価格を公表している、調査基準価格ですね、この自治体は全国で結構あるそうですが、市単位では約二十二、三あるみたいですが、千葉県の市原市とか、あるいは兵庫県の加古川市とかでありますが、結局丸投げになっちゃう。こういう例が全国にはいっぱいあるんですね。原価割れして丸投げってどういうことかというと、想像がつくと思うんですが、その系列の会社が落札したとなると、あとは普通の零細業者が目一杯絞られて、仕事をこれをやれということになると大変だということで、国土交通省が調査に乗り出したんですね。それが余りにも多いので、その企業の調査に追われて仕事にならないということで、やはりある一定のラインは引かなきゃならないということで、原価割れしない程度の、つまり65%前後の最低価格制度は必要だということで、私はきのうの意見とは若干違います。  この件につきましてお伺いいたしますが、先ほど官業癒着という言葉を、私、使いましたが、これについて私は本人を呼んで事情を聞きました。これはほかの自治体の議会議員からの連絡でわかったわけですが、余りにも内容がひどいのでね。実は、この石岡市には、公共工事にかかわる職員の中で、その受注する側の従業員に対して──従業員というのは女性ですが、とてもこの議場では表現できない要求をするんですね。仕事をやるからこれに応じろと。これは大変な問題です。これが1度ならず、2度もあった。私が聞いているだけで。こういうことは決してやっちゃいけないことですね。現金のやりとりは、これは収賄罪で逮捕されますが、これは別な面なんです。私は今回は本人を呼んで注意しました。名前は死んでも明かせませんが、間違いないことです。本人も、最初はとぼけておりましたが、認めざるを得なかった。それで、私は猶予期間を与えて、今度きちんとすればもうなかったことにすると言いましたが、名前は公表しませんけれども、しかし、こういう問題があるということは非常にゆゆしき問題。仕事にかこつけて、こういう要求をする。でありますので、私は、内部告発制度の条例化ですか、こういうこともやらなきゃいけないかなと。これは関連で言いますが、東京都の一部区域では職員等公益通報条例というのが制定されました。こういうことを防ぐのに市内部の自浄作用により透明で公正な市政を図る目的でつくったわけですが、こういうことについてはなかなか勇気があって、内部告発というのは相当の度胸がないとできないですね。この中で、やはり通報者はそれなりの保護をしなきゃならない。この条例によって保護しております。また、その恩恵というか、役所から仕事をもらう企業側も告発できるように、いろいろ保護しなきゃならない。それに対する、通報者に対する嫌がらせとか差別とか、こういうことをなくすためには、やはり禁止条項、罰則条項も設けなきゃならないですね。こういうような関連で言いますが。  それで、また関連ですが、前回も私から質問の中で話はしましたが、ちょうど前々回の市長選挙が終わってから今月で3年ですね。収賄罪の収の方、賄の方。収の方は5年、贈の方は3年ですね。もらった方は5年、刑法上のそういった時効期間があります。私は先月はわざと言わなかったんだけれども、ちょうど今月でもう切れる。契約してあれば切れたはずですが、19本もの公共工事、当時は予定価格を事前に公表しておりませんでした。公表していないにもかかわらず、予定価格と全く1円足らずとも変わらない価格で落札されたのが約半年ちょっとの間に19件。よそのまちでは、栃木県の宇都宮市、あるいはたしか静岡県の清水市だったと思いますが、現職の議長と市当局の建設部長、助役、そういった方々が競争入札妨害の罪で逮捕されました。私はそれをこの間言ったんですが、細かくは言いませんでしたが、何で予定価格どおりに落ちるのか。それは内部からいろんな全業者に、落札した19社に教える人がいたからです。今は教えなくても、公表するから、そういうことはなくなった。これは一つの前進だと、進歩だと私は思っております。それで、その当時の業者選定委員長だった、前市長の時代にも助役を務めた、そして委員長だったという方が、今も同じ助役を務めている。市長がかわっても。今なお業者選定委員長の職にあるわけですね。それで、きのうから話を聞いておりますと、来年度の3月までぐらいには何とかするから待ってくれと、改善しますということで、かなり反省しているんじゃないかなと、このように思いますが、この件について所見をお伺いしたいと思います。もう過ぎればいいというものじゃないんだけれども、今後そういうことが二度と起こらないようにするにはどうしたらいいのかということですね。  だから、私は、もう一度言いますが、最低価格は今後65%ぐらいでやったらいいんじゃないですかと。余りにも原価割れするようなことをやるといろんな弊害が出てくるということが、国土交通省が認識が甘かったということで、今、急いでそういう問題に大わらわになって、いろんな面で弊害が出ているということです。それで、調査基準価格については、そういうことで大ざっぱに言いましたが、これについて、改善の中で一つ私から問題を提起しますが、隣の土浦市、隣というか一つ置きますが、あるいはつくば市では、業者間の談合が寄せられた場合、既にご存じだと思うんですが、非常に石岡市よりも厳しい罰則に改正された、あるいは新しく条例化された。もうご存じだと思いますが、談合情報があった場合、こちらも入札を延期したり中止にしたりするのは同じようなことだと思いますが、石岡と違うところは、この談合が発覚した場合、市当局が業者側に工事価格の10%の損害賠償を請求できますよという契約書、特約条項を結んでおります。これは国土交通省のやり方とそっくり同じように始まっているわけですが、石岡は今現在どういうことを義務付けているのか。落札後の契約ですね。そういう特約条項が入っているのか、入っていないのか、これを伺います。さらに、談合情報どおりの業者が落札した場合には、工事内訳書を提出しろと。これまでは1,000万以上だったけれども、1,000万以下でも、例えば一般競争入札でも、あるいは指名競争入札でもすべて、談合があったということが発覚した場合、これは真実性があっても、あるいは若干灰色であっても、全部工事内訳書を出して、落札価格との差を照らし合わせて、徹底的に調べると。そうした中で、さらに違うところは、茨城県にも報告する。そして、公正取引委員会にも、その旨、こういう実態があったということを報告する。そして、警察署にも報告すると。こういう制度に厳しく改めたんですね。さすが前市長は──土浦市の前市長ですよ、石岡の前市長じゃないからね。やめる間際ですが、まあ、土浦の議会の皆さんも一生懸命骨を折ったと思いますが、さすがだと私は思いましたよ。県の公安委員長まで務めた人ですから、やめる間際にはきちんと整理して、やめていったね。本当に見事です。でありますから、談合というのは全国どこでも行われている。特に日本ではよその国と比べものにならないほど。これもこっそり上手にやっている。あからさまにやると、先ほどのように、19本の工事請負が全部入札では設計価格どおり1円足りとも狂わない。こういうことはないように私は言っているんですから、ひとつこの件についても、石岡市で今後どうするのか、伺います。いいですか。予定価格の件。まあ、内部告発の件は、これはただ関連で言いましたが、罰則というか、賠償金の請求ですね、この問題。それから、各関係方面、各機関に通報ですね。この問題でお答えください。  次、時間がありませんので、移ります。生活用の排水、そして道路等の改善のための促進策ということです。  予算が年々厳しくなっておりますので、大分以前と比べると住民からの要望に応えられる本数が少なくなっていると思いますが、多いときには、10年あるいは七、八年前は、排水だけでも年に30本以上やっていた時期がありますね。現在は要望に応じてどのくらいの件数をやっておられるのか。また、予算等の比較においてどのぐらい違うのか。  それから、道路等の改善、隅切り、狭隘道路。狭いところは自主的にセットバックして寄附していただければそれなりの、余り詳しく言いませんが、市の方も考えますということで、いろいろ制度があるようですが、特に隅切りですね。狭い道路の中で隅切りがしていないところは、車に乗っている人はだれもいつも思うんですが、非常に困っているんですね。この件について、以前は隅切り箇所はかなり重点を置いてやったと思うんですが、今年度はどのぐらいやって、来年度はどのぐらいするのか。私は思うんですが、特に隅切りについては、支障を来して、屋敷の中が隅切るとこうなっちゃって、どうしてもできないんだと、不可抗力だと、こういうことがあれば別ですが、何の理由もなく、ただ反対していただけで1メートルの隅切りもやらせないというところは、私は、何度も言ってもだめなところは市報なり何らかで氏名を公表すべきだと思うんです。よその町へ行って、自分で車に乗って、隅切りをやったところは楽ちん楽ちんで曲がっておいて、自分の屋敷だけ絶対1センチ足らずとも下がらないよと。こういう不公平なことは私は許せないと思うんですね。  あと、道路改善で、きのう小泉議員の方からも質問がありましたが、これは道路改善って狭隘道路ばかりではありませんので、宮下町と仲町をつなぐ石岡・つくば線ですね。この道路の改善のことでお伺いいたしますが、あそこはたしか都市計画道路になっておりますよね。今現在、スーパータイヨーがある角地、ちょうどクランク型に仲町の商店街に上がってくるわけですが、これを真っすぐできる、下から直進で。下からですよ。宮下の方から上がってきて、直進でT字路にぶつかれるように都市計画ではなっておりますね。まさに今そのような、都市計画道路の一部ですが、努力すれば実現できる状況にありますね。前々回でしたか、6月の議会でしたか、共産党の小松議員の方からもいろんな質問の中でちょっと関連で出ましたが、これは私、思うんですが、いろんな考え方があります。坪当たり20万も出して高いんじゃないかと。20万は高いから、何で市で競売に手を出さなかったんだという意見もあちこちにあるようですが、しかし、それはそれで、もうやらなかったんだからしようがないと私は思うんです。あそこの固定資産の評価額は恐らく今現在でも坪当たり40万前後いっているんじゃないかと。ところが、20万で売買できるとすれば、決して高くないんじゃないかと。市は40万の評価をしておいて、これだけの価値があるんだって、それに基づいて税金を上げているわけですよね、固定資産税を。それで、買った人からは自分のした評価の半分しかしないで買うんですから、私は、決して高くないと。やるのなら今のうちで、いろんな建物の所有者が変わっちゃったりなんかして、また交渉が非常に難しくなると、今後の交通量にかかわってくるのでね。さらに渋滞したり、あるいは危険になったり。私は、なるべく早くこの件については交渉して、道路体系の整備ということをやらなきゃいけないなと。と申し上げますのは、ミニバイパスというか、6号国道の千代田インターのところから府中橋に向けて道路ができる予定になっておりますね。まだ杭を打った程度で工事には至らないようですが、あれができると、たくさん裏から市内に上がってきます。6号国道が混雑する、渋滞するということで。ですから、あのまま放置しておけば、そのときにはもっと渋滞します。このためにも、私は、直進して上がれるように、そういう道路体系の見直しのためにも交渉に入ったらいいんじゃないかなと。それで、交渉の経過がもしあれば、多少の成果なり、あるいは見通しなりがあれば答えていただきたいと思います。  次ですが、市窓口の職員の応対についての指導。  最近、随分多くの方々から指摘されておりますが、窓口の職員の口のきき方、あいさつの仕方、対応のまずさ、随分私のところにも来ております。私自身も体験したこともあります。それで、この職員の指導について、知識や礼儀、あるいは職務内容の掌握率ですか、こういうものも、慣れない場合はしようがないけれども、しかし、余りにも件数が多いと、市民も、あっちへ行っても頭に来た、こっちへ来ても頭に来た、何かどっちがお客さんだかわからないと。市民の役に立つところが市役所だと思っていますが、市民の反応が非常に悪い。民間企業で言えばサービス業と同じような解釈で、もっと笑顔で明るく、てきぱきと、市民が納得いくような応対をしていただければと思うんですが、この件についてどういう指導をしているのか、お伺いいたします。  次に、消防署職員の能力啓発と適正なる配置についてであります。  消防署に限らず、市役所でもそうですが、特に消防署の場合は緊急を要する事態の場合に備えた職務でありますね。場合によっては命がけであります。そうした中で、いろんな試験を受けた、あるいは資格を取った人が、先に取った人、後から取った人、あるいはその職務に後からついた人、先についた人、いろいろあると思うんですが、この職務配置が適正ではないということで消防職員の士気が低下する。この件についてお伺いいたします。例えばの話、3倍も4倍もの何ら落ち度のない経験がありながら。3倍も4倍もというのは、後輩より3倍も4倍もの経験がありながら、何の落ち度もないのに、片や、落ち度が多少あった人間がぽんぽんと上がっていくと。職務が上に行く。こういうことで、グループごとに何か非常に今ちょっと、私が聞いているところ、消防署の中でもいろいろ不満があるようでございます。これについて、消防署の職員の人事配置については、消防長にお伺いいたしますが、だれにその権限があるのか、どのような評価のもとに職員の異動を行うのか、お伺いいたします。  次に、環境対策についてであります。  最近、公共施設等の周辺、風土記の丘の裏の方、あるいは、市の財産ではありませんが、一部そうですか、高速道路の側道付近、それから、まだありますが、石岡二高の裏の方、その他、細かいところも気がついたところがあるんですが、不法投棄したごみが山積みになっている場合がある。これは苦情があるんですが、この辺は何日に1回ぐらいパトロールしながら撤去するのか。市民が目について、幾日も幾日も置いてあるから苦情があると思うんですが、これについて簡単に説明していただきたいと思います。  それから、車、廃車したような車ですね。ナンバーを取っちゃって、ぶん投げていくんですね。これも、私、聞くところによれば、自分の所有する土地にあったものを、自分で処分すると金がかかる。つまり、廃棄物としてどこかへ持っていけば。それで、わざわざ公共用地に持っていって、捨ててくる人がいるんですね。前にもこういうことがあったんですけど、これについて、今後、立て看板、あるいはパトロール等の対策はどうするのか、ちょっと簡単に説明していただきたいと思います。  次に、国・県指定の文化財の活用のための施設建設についてであります。  まず、表記の、今言ったことについての必要性の可否について、教育長をはじめ、教育次長、どう考えているのか。単なる文化財の保護、あるいは収納程度でいいんだという考えなのか。その点について、もっと重要な考え等、財産等をどのように表現したらいいんだ、こういうふうにするんだという考えがあればお知らせください。そしてまた、その時期についてですね。いつごろまでにはこうしたいんだということ。  この中で、石岡の最優先課題として、舟塚山古墳の整備ですね。公園化。周溝整備をして、その周りを公園化して、もっと人をいっぱい集めて、教育の場に資することはもとよりも、観光資源にもなりますので、これもどういう考えを持っているのか、ある程度の資料は以前にもらいましたが、議会の場でお答え願いたいと思います。  それから、国分尼寺、これについても前言っておりますので、お答え願いたい。  それから、博物館、これについてももう何度も言っています。これについても、どういう規模のものをどの程度着工するのか、聞きたい。  最後に、埋蔵文化財センターですが、この埋蔵文化財センターについては、これは何でもかんでも早目にやらないといけないかなと。と申し上げますのは、石岡市でも今現在、たくさんの文化財、埋蔵文化財があちこちに収納してあると思うんです。柏原の方とか、市役所のそばとか。今後、1年数カ月後に4市町村が合併するわけですが、八郷町──特に八郷町が多いと思います、それから美野里町、同じ一つの市になるんですね。玉里村についても同じです。中には、どこの町とは言いませんが、非常に収納状況が悪いところがあります。たくさんある。ただ、掘っ建て小屋みたいなところにぶん投げておけばいいという問題じゃないと思うんです。これを1カ所にまとめられるような、きちんとした施設が何でもかんでも必要なはずなんですね。それで、ただ単にしまっておくだけじゃない。せっかくつくるんですから、企画展示、あるいは常設展示で、今回は例えば旧八郷町地区のを何月から何月まで展示しましょう、次は旧美野里町からの。こういう考えが当然あると思うんですが、これについて、埋蔵文化財センターなる収納施設あるいは展示施設をどう考えているのか。いつごろ、どのぐらいの規模で建てるのか。これがわかればお願いしたいと思います。  それから、次に、JR石岡駅舎、石岡駅とその駅前周辺の再開発事業、そしてまた八間道路の再開発事業についてでありますが、これを現在どの程度進めているのか、どのぐらいの予算を伴うような計画を立てているのか、お知らせ願いたいと思います。  私は、遅々として進まないのは、駅前周辺に関する特別な対策室というか、兼務で兼務であっちもこっちもばらばらでやっているから進まないのであって、やはり一つにまとめて。きのうの市長の答弁では、何でもかんでも重要課題でやりたいというような感じを受けました。ですから、これは対策室を設けるべきだなと。それで、対策室については、有能で、やる気があって、石岡に対する郷土愛が非常に強い、こういうメンバーを選び出して合併に備えて、やはり合併すれば、何だかんだ、石岡が衰退しちゃって空洞化している、死んだまちになっていると言っても、中心になるのは石岡だと思いますから、その玄関口は今のままでは余りにもお粗末きわまりない。そしてまた、新市の市民が誇りを持てない、こういうまちであってはいけないので、だれもが納得いくような考えのもとに計画を立てて、方針を立ててやっていっていただきたい。これについて、対策室を設けてやるのはどうかなと思うんですが、細かい問題は2回目で質問いたしますので、まずそこからお答え願いたいと思います。  八間道路の面もそうですが、八間道路については既に大体の構想、計画が練り上がっているようですが、これについても、この間ちょっとかいま見たんですが、あの程度ではまだ私は納得いかない。もう少し明るくして、駐車場の問題等、あるいはパーキングエリアですか、そういうものについても検討していただければ幸いと思っているんですが、この件についてもお答え願いたいと思います。  次に、循環型の交通対策についてであります。  今現在循環している100円バス、きのうも随分論議が高まっておりましたが、この100円バスですね。乗車率。乗っている時間帯、乗らない時間帯、大きく差がつくんですが、朝晩はともかく、昼間なんかほとんど乗っている人がいない。1人か2人。これについて、関連で聞きますが、現在、毎月統計をとっているのかどうかわかりませんが、どのぐらい乗っているのか。乗っているというか、路線を変えて1人で何回も乗る方もいるかと思うんですが、1カ月当たりの乗車人数ですね。これを知らせていただいて、さらに、この循環バスについて、ちょっと別な利用の仕方もあるんじゃないかなということでありますが、平成17年度開港予定の百里基地の民間共用の問題。この100円バス、これに、全部は無理ですが、近代都市国家では一律料金ですね、こういう制度。まねたわけじゃないですが、たまたま石岡でもみんなの要望でいろんな関係者の方々の努力で実現しているわけですが、さらに郊外、パーク・アンド・ライドとか言うそうですが、無料の大きい駐車場を借地するなり買収するなりしてつくって、そこと駅とのピストン輸送で、シャトルバス、こういう考えがあるのかどうか。そしてまた、市内中心部に、百里基地へ行ったり来たりする人のための車両、これも限定して、市内の渋滞を防ぐ、あるいは355号の石岡市入り口付近の渋滞を防ぐという意味でも、バイパスができるできないはさておいて、これもトランジットモール方式と言うそうですが、こういう考え方。今すぐではありませんが、開港して何年か後にはいろんな問題が出てくるので、こういう構想を立てて準備しておくべきだと思うんですが、まあ、まだまだ石岡には合わないような事情もありますが、いかがなものか、これについてもご意見をお伺いしたいと思います。  以上で第1回目の質問を終わります。 27 ◯議長(久保田健一郎君) 暫時休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。                   午前11時52分休憩            ───────────────────────                   午後 1時37分再開 28 ◯議長(久保田健一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  教育次長・草間君。                 〔教育次長・草間 暁君登壇〕 29 ◯教育次長(草間 暁君) 私の方からは2点お答えを申し上げます。  最初に、第1点目の小学校校庭に野球等に供するバックネットの設置の可否と現況についてでございますけれども、当市におきましては、社会体育の普及並びに幼児及び児童の安全な遊び場の確保のために、学校の施設を学校教育に支障のない範囲で、幼児、児童、生徒、その他一般市民に、石岡市立小学校及び中学校の施設の開放に関する規則に基づき、開放をしているところでございます。ただいまご質問のありましたバックネットの固定式設置につきましては、設置に当たりまして各学校と協議を重ねたところ、固定式では授業や学校行事に危険で支障を来す場合があるという意見でございましたので、移動式の設置をしたものでございます。ご質問にありました石岡小学校、南小学校につきましては、校庭の形状と学校行事に支障を来さないというようなことで、移動式のものを固定して利用しております。しかし、小学校に設置されているのはすべて移動式でございます。ご理解をいただきたいと思います。  続きまして、7項目めの国・県指定の文化財の活用のための施設建設についてお答えを申し上げます。文化財活用のための施設といたしましては、該当する文化財、特に史跡などにおいては、見学者の方々に現地において当時の規模や歴史を知っていただくために、史跡そのものを保存・整備することによる活用、また、文化財が所在する近くにガイダンス的施設を整備し、史跡の理解をさらに深めていただく活用、さらに、文化財や出土品を展示・公開することにより歴史を深く理解していただく施設として、博物館や資料館を整備することによる活用などがあると思います。そこで、ご指摘のありました舟塚山古墳、国分尼寺跡、博物館、埋蔵文化財センターについてお答えを申し上げます。  舟塚山古墳につきましては、墳丘部の公有化はほぼ終了しております。それで、古墳としての景観は保たれております。その周溝部につきましては、指定地となっているため、結果として開発は進行しませんでしたが、これは長い間、地元の方々、特に土地所有者の方々が舟塚山古墳という文化財を大切に保存してきたということが言えると思います。そうした中で、活用のための方策ですけれども、まず何度か指摘をされております見学者用のトイレの改修を早急に実施したいと考えております。さらに、周溝部の公有化や見学者用散策路の整備、墳丘部の一部復旧などについては、現在進められております文化財マスタープランの中で整備方針を策定し、舟塚山古墳の整備を進めていきたいというふうに考えております。  次に、国分尼寺跡につきましては、継続的に進めてまいりました公有化に続きまして、保存を図るための環境整備事業も推進してまいりました。平成12年度に整備基本構想を策定したところであります。これらの計画を具体化すべく、基本計画策定事業に着手をしたいと考えております。  博物館の建設につきましては、平成8年、建設推進協議会より基本構想が報告されましたが、財政状況などから具体化には至っていないのが現状であります。今後は、イベント広場の整備利用計画の進行状況に歩調を合わせ、博物館的機能の導入を推進していきたいと考えております。  埋蔵文化財センターですが、この施設は、発掘調査などの出土品を整理・復元し、系統的に保管することや、調査の成果を報告し、さらに研究、公開するという機能を持つものであります。現在、出土品については、柏原にあります文化財管理センターに整理・保管をしているところであります。発掘調査のたびに出土品の保管量は増加しておりますので、現在の施設は数年の間で許容量を超える可能性があります。さらに、ご質問にもありましたように、今後控えております市町村合併において、各町村が所有する出土品なども系統的に整理・保管しなければなりませんので、その施設整備は合併後早急に取り組まなければならない課題と考えております。それぞれの事業の実施時期でありますが、毎年行われております石岡市総合計画実施計画に掲載する必要があります。いずれも早期に取り組むべき事業として実施計画登載に向けて努力をしていきたいと考えております。  以上です。 30 ◯議長(久保田健一郎君) 建設部長・吉川君。                 〔建設部長・吉川安延君登壇〕 31 ◯建設部長(吉川安延君) お答えいたします。
     3項目めの生活用の排水、道路等の改善のための促進策についてお答えいたします。議員ご承知のように、生活道路の改善要望につきましては、毎年多くの要望が出されておるわけでございます。そういう中で、現在までの状況を申し上げますと、平成11年度にさかのぼりまして、工事件数、工事金額等によりご説明申し上げたいと思います。平成11年度は、工事件数、総件数、道路改良も含めまして75件でございました。このうち、側溝整備、あるいは排水路整備が39件でございます。それから、12年度が、工事件数で71件、そのうち側溝整備、排水路等整備が36件でございます。13年度が57件、そのうち34件が排水路等の整備に当たったわけでございます。平成14年度が同じく57件で、うち25件が側溝等の整備を実施しておるわけでございます。15年度でございますが、現在までに41件の工事件数を実施いたしまして、そのうち18件が排水路等の整備に当たってまいりました。それぞれの年度の工事費の増減でございますが、11年度が6億4,500万円ほど全体で工事費があったわけでございますが、年々減少をしております。現在の経済状況等から考えましても、やむを得ない状況でございますが、15年度につきましては、11年度と比較いたしまして、15.4%ほど減じております。工事費が少なくなっておるわけでございますが、私どもといたしましては、少ない金額の中でできるだけ市民の要望を取り入れながら効率的な整備に当たってまいりたいと考えております。  それから、続きまして、つくば線の件でございますが、県道つくば線は、ご存じのように、都市計画街路として、宮下・金丸線として都市計画の決定書を市街路として整備するということで指定してあるわけでございます。ご指摘のとおり、非常に狭隘な部分が連続しておりまして、また、市内に中心部へ直接進入しておりますので、非常に市内の交通の渋滞の原因にもなっているかと思います。昨日もご質問がございましたが、その中でも、現在私どもとしては整備するためにどういう手法が可能なのか、財政の面から県と協議をしております。それら等が確認でき、あるいは条件が整ってまいれば整備に入っていきたいというふうに考えております。ご理解いただきたいと思います。  続きまして、8項目めの八間道路の開発に絡みまして、前回もご質問いただきました電線地中化工事を実施しておるわけでございますが、街路灯が12基、そのほか防犯灯が10基ということで現在計画が進められておるわけでございます。前回の議員のご質問をいただきましてから、私どもといたしましても土浦土木事務所と協議をいたしまして、それで照明等は果たして十分なのかというようなことを含めまして協議を重ねたわけでございます。また、地元商店街との協議会もあるようでございますので、土浦土木もそちらの方と協議を重ねてきたわけでございますが、議員ご指摘のように、旧香丸町、旧笠間街道の歩道整備がなされて既に完了した部分でございますが、旧国分町寄りでございますが、その部分の照明は確かに八間道路よりは多くついているような現況でございますので、そういったことを申し上げながら協議はしてまいりました。その中で、そういう形で、12基の街路灯、あるいは10基の防犯灯ということで照明設計が終わっていると。また、地元との協議も整っているというようなことでございましたが、私どもとしては、つけたはいいが、照明が十分でないというような状況、あるいは交通安全上から問題が出てくるようなことになりますと問題でございますので、せっかく整備するわけでございますから、少なくとも配線等については今回の工事で十分増加、あるいは住民の要望によりましてつけられるようにしておいていただきたいということで現在要望をしており、ほぼそういう形でいくものと思っております。  続きまして、9番目の循環型の交通対策の中で出ました、百里基地の開港をにらんで新たな交通対策に取り組むということで、議員からパーク・アンド・ライドについてのご提言があったわけでございます。現在、日本におきましても、名古屋市等でこれが実際に採用され、そういうようなことで実施をしております。パーク・アンド・ライドとは、都心部郊外の最寄り駅まで自宅から自動車を使い、駅に近接した駐車場で駐車し、公共交通機関、主に鉄道やバスでございますが、それに乗り換えて市街地へ入ってくるというような形でございます。非常に環境面、あるいは慢性的な渋滞を解消するというような点で多くの成果を上げていると聞いております。百里基地の開港をにらみまして、そういった新たな交通対策等も視野に、あるいは勉強する必要があると思いますので、ご提案として受けとめまして、研究していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 32 ◯議長(久保田健一郎君) 総務部長・関君。                 〔総務部長・関 正雄君登壇〕 33 ◯総務部長(関 正雄君) 4点目の市窓口職員の対応についてのご質問にお答えいたします。  職員の市民に対する対応につきましては、階層別の職員研修実施時におきまして指導をしているところでございます。行政サービスを向上させていくには、市民の立場で考え、親切かつ公平に行動する職員、それと広い視野と高度な専門能力を身につけた職員の育成が重要であると認識しているところでごす。こうしたことから、平成12年度に、言葉遣い、電話応対のマナー、来客応対マナーなどを内容といたしました「さわやか応対ハンドブック」を全職員に配布いたしまして対応しているところでございます。また、市民との対応に関する研修といたしましては、接遇研修をはじめといたしまして、市民への説明能力の向上を目指したプレゼンテーション研修、各種の苦情等に対応する仕方を身につけるクレーム対応研修、これを定期的に実施しているところでございます。さらに、職務に関する知識を身につけるために、各種講習会等への派遣研修を行っているところでございます。各研修、各職場の指導等を通しまして、市民に対しまして不快な思いをさせることのないよう、市民に親しまれる職員の育成に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 34 ◯議長(久保田健一郎君) 建設部長・吉川君。                 〔建設部長・吉川安延君登壇〕 35 ◯建設部長(吉川安延君) 申し訳ございません。答弁漏れがございました。  3項目の質問の中で、狭隘道路の整備でございますが、14年度は38件ほど実施いたしております。買い取り件数が38件でございます。13年度が22件、12年度が40件でございますので、少ない件数ではございますが、14年度につきましては大幅にふえているというような状況でございます。15年度につきましては18件で、現在までに18件ほど実施しております。それから、隅切りの件でございますが、隅切りの件につきましては、14年度、土木課並びに建築課で実施したものを合わせまして5件でございます。今年度につきましては隅切りだけで2件でございまして、石岡市内にはたくさんの隅切りを必要とする箇所があるわけでございますが、その中では5件、あるいは2件と少ないわけでございます。私どもも、そういうような地元の、あるいは地権者のご協力が得られれば、通常の予算の中で隅切りを実施していきたいというふうに考えてございます。そういう地元からの要望があればすぐ対応して、少ない面積、少ない予算で効果的な効率的な整備ができますので、実施してまいりたいというふうに考えております。 36 ◯議長(久保田健一郎君) 消防長・比氣君。                 〔消防長・比氣憲治君登壇〕 37 ◯消防長(比氣憲治君) 5点目の消防署職員の能力啓発と適正なる配置についてのご質問についてお答え申し上げます。  職員の能力啓発については、勤務能率の発揮と増進を目的として、職員の教育研修計画により、平成15年度は新任職員の基礎的な教育として県立消防学校に7カ月間、寮生活を行いながら初任教育を受けております。これらにつきましては、初任科課程に5名が入校をしております。また、消防署は勤務の特殊性がありまして、特定の分野に関する専門的知識と技能を受ける教育として、専科教育があります。それで、火災原因調査の知識及び技術向上を図るために、火災調査課程に1名、救急隊員の養成として救急標準課程に2名、予防業務の基礎を受ける予防課程に1名が県立消防学校に入校予定であります。また、特別教育の幹部研修会には外来講師の講演があり、3名が聴講を受けております。それから、消防ポンプ自動車等の緊急自動車の運転技術の向上のため、ひたちなか市の安全運転センター中央研修所で1名の職員が研修を受けました。それから、救急救命士の養成として、財団法人救急救命東京研修所に10月から職員1名が研修を受講しています。管理・監督者としての必要な行政管理能力、指揮者としての部隊の指揮、統率力など、幹部職員として必要な指導力、技能を受ける研修として、消防大学校の幹部研修科に職員1名が現在研修を受けております。それから、救急救命士資格取得者に高度の救急処置の知識及び技術の維持向上のために、土浦協同病院で毎月1回、就業後の研修を受けてございます。さらに、救急隊員の救急処置の知識及び技術向上のために、救急医療研修会等へ2名が受講しております。以上申し上げましたように、計画的に職員の教育・研修に努めているところでございます。  次に、適正な配置についてお答え申し上げます。1本部、1消防署、2出張所の消防体制の中で、消防職員83名、事務職員──女子職員でございますが──2名の配置についてでございます。まず消防本部でございますが、総務課、予防課、警防課の3課がございまして、総務課については課長以下8名で、うち事務職員が2名含まれていまして、配置になっております。課長、課長補佐兼庶務係長、管理係長は日勤でございます。そのほか、総務課兼務の隔日勤務者は3名でございます。それから、予防課につきましては課長以下7名が配置になっております。課長、査察指導係長、危険物係長は日勤でございます。課長補佐は欠員になっております。予防課兼務の隔日勤務者は4名でございます。次に、警防課につきましては課長以下8名が配置になっております。課長は日勤でございます。警防課兼務の隔日勤務者は7名で、次席が課長補佐を兼務しております。本署、消防署でございますが、署長が日勤でございます。甲部、乙部の2班がございまして、署長以下45名が配置になっております。次に、柏原出張所でございますが、甲部、乙部の2班でございます。所長は日勤でございます。所長以下15名が配置になっております。それから、愛郷橋出張所でございますが、甲部、乙部の2班がございます。所長は日勤でございます。所長以下13名が配置になっております。これらの職員の配置につきましては、適材適所で行っております。救急救命士、救助隊員、それから自動車運転免許、小型船舶操縦士等の各種資格と経験等から、消防隊、救急隊、救助隊等の消防署、出張所の配置等を行っております。配置等につきましては、ただいま申し上げましたように、各種資格等の関係から部署在籍年数が長くなる職員がおりますが、そのようなことがないよう適正な配置を行い、消防業務の能率化を図ってまいりたいと思います。  それから、消防長を4月に拝命してから、これまで新任職員の配置は行っておりますが、職員を異動する場合、私の方で起案をいたしまして、市長決裁を受けて、人事異動の発令を行っております。これらにつきましては、消防長及び消防職員の任命でございますが、消防組織法第14条の3の条文に、「消防長は、市町村長が任命し、消防長以外の消防職員は、市町村長の承認を得て消防長が任命する」と、このようなことになってございます。  以上でございます。 38 ◯議長(久保田健一郎君) 市民部長・金子君。                 〔市民部長金子重夫君登壇〕 39 ◯市民部長金子重夫君) 6番目の環境対策についてお答えいたします。  ごみの不法投棄につきましては、一部の不心得者によりまして不法に投棄されておりますが、行為者がわかれば撤去措置や罰することができますが、行為者が特定できないのが現状でございます。公共施設などの不法投棄されました廃棄物は、それぞれの施設を管理しております部局と私ども環境保全課で連携をとりながら撤去をいたしております。放置自動車につきましては、警察署へ調査を依頼し、調査の結果、所有者が判明しなかったものは廃物と認定するため、市において告示をして、市の負担で処分をいたしております。また、不法投棄の看板でございますが、石岡市と警察署の連名による不法投棄防止の看板を作成し、不法投棄の場所に掲示しまして、警告をいたしてございます。  不法投棄のパトロールでございますが、市の職員が毎日、資源ごみや粗大ごみなどの回収を市内全域にわたりまして行っておりますので、その際、巡回中に、不法投棄を発見次第回収しているほか、市民の方々からの連絡を受けまして対応しているところでございます。今後の対策といたしましては、不法投棄の監視体制の強化をするため、通報をお願いするシステムなどの構築を検討してまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 40 ◯議長(久保田健一郎君) 企画部長・中村君。                 〔企画部長・中村 栄君登壇〕 41 ◯企画部長(中村 栄君) 私からは3点ほどご答弁申し上げます。  まず最初に、2番目の入札制度についてご答弁申し上げます。談合があった場合、特約条項を締結する場合がございます。当市におきましては、この特約条項を設けてございません。この方法としましては、損害賠償制度と違約金制度がございます。それぞれメリットとデメリットがございます。なお、つくば市は損害賠償、土浦市は違約金制度を取り入れているところでございます。その必要性を感じますので、今後、入札制度改善検討委員会で調査・検討しまして、上司の判断をいただきたいというふうに考えております。また、入札談合に関する情報があった場合は、事情聴取の上、疑わしいと判断した場合は公正取引委員会に通報することになってございます。これは石岡市の談合情報対応指針にうたわれてございます。  次に、8番目の駅舎と駅前周辺整備についてご答弁申し上げます。まず一つに、どの程度進んでいるのかというふうなお尋ねでございますけれども、中心市街地活性化プラン推進事業の中で、駅周辺整備事業につきましては、短期に調査から入りまして、長期にかけて事業を行うというふうな位置付けがございますので、平成14年度に石岡駅周辺の一体的整備に係る基本方針を策定したところでございます。本年は主要施策推進調査事業の中で基本調査を実施したいというふうに考えてございます。二つ目の人員の配置でございますけれども、昨日の平成16年度予算編成においての新規事業について市長から答弁がありまして、駅周辺整備への対応の予算化が挙げられてございます。都市計画の決定等の問題もございますし、先進事例から見ますと、基本構想の策定から体制づくりが行われまして、専任の担当職員が配置されてございます。今後、人事担当の総務部を交えまして、その体制化を図るべく上司と協議してまいりたいというふうに考えてございます。予算の問題が出ましたけれども、今後、基本構想の策定の中で概算の事業費を出してまいりたいというふうに考えてございます。  次は、質問の9番目で、交通対策で巡回バスの利用状況のお尋ねでございます。9月が5,421人のご利用でございます。10月が5,914人、11月が、これは28日まででございますけれども、5,070人でございます。合計で1万6,405人がご利用いただいているところでございます。  以上でございます。 42 ◯議長(久保田健一郎君) 助役・阿部君。                  〔助役・阿部 聖君登壇〕 43 ◯助役(阿部 聖君) 公共工事の入札制度の質問の中で、最低制限価格の設定に対する考え方についてお答えいたします。  議員ご承知のように、一般競争入札により工事の契約を締結しようとする場合には、契約の内容に適合した履行確保、例えば先ほど議員のおっしゃっておりました粗雑な工事などが行われないように、こういうふうなことをするために最低制限価格を設けておるわけでございます。当市においても、入札問題にかかわります不祥事があったことから、平成14年の4月1日から2,000万円以上の工事につきましては条件付きの一般競争入札を導入しまして、希望価格の設定、そして最低制限価格を設定しておるわけでございます。そして、最低制限価格の設定につきましては、中央公共工事契約制度運用連絡協議会が示しておりますモデルでは、3分の2から85%の範囲で設定するのが望ましいと、そういうふうなことも言われておりますし、また、先進都市の事例などを参考としまして、上限であります85%と今までは設定してきたところでございます。この試行につきましても間もなく2年を迎えるわけでございますが、最近の開札状況を見ますと、最低制限価格以下の札入れが目立っております。そういうふうな札入れがあるわけでございますが、モデルにおきましても原価を3分の2としているものというふうなことが言えるのではないかと思います。そういうふうなことで、原価割れする最低制限価格を設定すべきじゃないのではないかというふうに私自身は考えております。いずれにいたしましても、他市の状況の実態等を調査しまして、最低制限価格の設定については見直ししてまいります。  以上でございます。 44 ◯議長(久保田健一郎君) 13番・上野榮一君。 45 ◯13番(上野榮一君) 議長ね、助役に先ほど、職員の問題で、どういう感じ方をしているか。職員の問題で、どう感じ取って、今後どうしていくのか、そのお答えがないので。 46 ◯議長(久保田健一郎君) 暫時休憩します。                   午後 2時14分休憩            ────────────────────────                   午後 2時17分再開 47 ◯議長(久保田健一郎君) 会議を再開いたします。  助役・阿部君。                  〔助役・阿部 聖君登壇〕 48 ◯助役(阿部 聖君) 入札制度に絡みまして職員の問題が上がったわけでございますが、私どもも初耳でございますが、それについては内容等につきまして調査しまして、これは地方公務員法上の問題にもかかわってくるというふうに思いますから、その点は厳重に調査してまいります。それから、お話の中にありました内部告発の条例とか、そういう問題もありましたが、これも前回の議会の中でも議員の中からコンプライアンス条例の話も出ておりまして、これについては総務部の方で現在調査させておりますし、そういうふうなこともやはりやっていかなきゃいけないと、こういうふうな考え方を持っております。  以上でございます。 49 ◯議長(久保田健一郎君) 13番・上野榮一君。                 〔13番・上野榮一君登壇〕 50 ◯13番(上野榮一君) 1回目の質問に対する答弁をそれぞれいただきましたが、1項目、それから3項目、4項目、飛ばして6項目、9項目めについては、概ね了解いたしました。  そこで、まず、先ほどは市長の答弁をいただかなかったので、公共事業の工事等に関する入札制度の件でお伺いいたしますが、市長ね、特に最近の話ですが、以前と比べると随分改善されて、よくなってきましたが、染谷地区で今推進されている農業集落排水事業、この工事に関しても、入札については、丸投げとは言いませんが、それに近い状態で、そんなに本数がない中で同じ業者が4度も取っているんですね。最初からこれは、この間もちょっと触れましたが、下請が決まっているんです。それより大きい会社が下請をやることになっている。しかも、業界の中ではそれなりの、落札業者よりも力がある業者が下請をやるということに最初から決まっているそうです。実際、そのとおりに今工事が進んでいるようですが、この問題で、これはたまたま市内の業者ですが、午前中も村山議員の方からも、地場産業育成という立場で市内業者を優先してやっていただきたい、やるなら小出ししないで一括、あるいはある程度まとめて出していただきたい、こういう要望がありました。私もつらつら思うんですが、やはり、これは指名競争入札もそうですが、一般競争入札においても条件付きで、なるべく市内の業者、つまり石岡市内に本店を置く会社、これを優先させるべきであって。ただ、全部市内とは言いません。石岡の市内の業者も近隣の町村で公共事業を年に1度あるいは2度、それぞれ四方八方もらっているところもあるんですから、なるべく少なくても全体で6割以上7割ぐらいは市内の業者に指名をかけてやると。落札するのはまたそれなりの努力がありますが、最近の入札状況、一般競争入札では、非常に入札の方法が複雑になって、難しいと。人によっては300分の1の確率だよという話もあります。そうした中で、先ほども助役の答弁にありましたように、最低価格85%を割ってしまって、失格という会社も多々あると聞いております。  それで、私、1回目の質問で申し上げましたが、調査価格ですね。調査基準価格制度、これについても、やはりみんな、最低制限価格というか、それをぎりぎりのところに集中してくるそうです。だんだんそういう傾向がふえると思うので、これも。それはどこにあるかというと、85%という、まあまあのところ。部切りもありますから、85%でぎりぎりで落としたとしてもね。大体くじ引きで最初決めるのは97%前後が多いそうですが、そうすると、これは計算すると、実際に85%で落としても、予定価格の82%前後で落札するという傾向が多くなっているようですが、これについても、1回目で言ったとおり、業者側が何社かで来て、役所側に、最低価格を高目に設定してくれと。こういうことがあったと別な方々からも私の耳に入っておりますが、こういうこともやはり含めて、十分に検討して改善していくということを答弁いただきましたが、きちんと今ここでやらなきゃならない。こうするんだと、助役ばかりの答弁ではしようがないので、市長にも自分の考え方をはっきり述べていただきたいんです。でないと業界も混乱する。そしてまた、余りにもいろんな問題が出てくると、手抜き工事やらいろんな事件が起きたり、いろんな問題が絡むので、市長の方針をはっきりして、その結果をなるべく早く、市民にも、そして業界の人にも納得してもらうように、片側だけ偏った、そういう行政にならないようにお願いしたいと思います。この件について、市長のお考えを述べていただきたいと思います。  次に、消防署の職員の件ですが、消防長はどうも勘違いしているのかと思っていて、まあ、能力の啓発、これはわかりました。私は、消防署の何課が何人いて、どんなことをやっているかなんて聞いていないんですよ。一生懸命お話ししているから、口を差し挟むようなことは言いませんでしたが、人事についてはそれぞれをどう評価して、その評価はどんな方法でやっているのか、それで決断を下すのはだれなんだと、それを聞いたんですよ。何か勘違いしているみたいで。私はそれを聞いているので、人事は私がこう言って、市長に報告しますなんて、そんな問題じゃないと思うんです。そんな簡単な問題じゃないと思うんだよね。消防署の場合は職階がありますから、3階級も4階級も飛び越えていったとは言いませんが、先輩、後輩、もう3年、5年の差があるのに飛び越した。あるいは、何もやっていないのに格下げされた。あるいは、過去にこういう不祥事があったのに突然飛び上がったと。余りにも消防署の内部で多いというふうに、私、聞いているんですが、だれがどんなふうに評価して、それを今度は人事異動のときはどういうふうにその判断材料を加味して異動させる権限があるのか、それを聞いているんですから。でないと、不満がね。何人も聞いていますよ、私。一生懸命やってきたのに一つも評価してくれない。あいつはこういうこともあった、ああいうこともあったのに何でどんどん……、こんな不公平なことはばかばかしくてやっていられないよと。これは緊急体制に置かれる職員ですから、時によっては命がけですよね。そういう消防職員の高貴な活動に支障に来すような、士気の低下を招くようなことがあってはならない。公平に人事を扱っていただきたい。だれもが納得するように。それで聞いたんです。ひとつよろしくお願いします。  次に移ります。舟塚山古墳、その他、国分尼寺、博物館、そして埋蔵文化財センター等の質問に対してですが、どうも教育次長の答弁は、何かみんな部下がそれぞれ情報を集めたものを一生懸命情報収集して、作文を作成させて、それをただ棒読みしただけ。心がこもっていない。本気でやる気があるのかなと。と申しますのは、以前にも、ちゃんと答申を出してやりますとこの議会で答弁しているにもかかわらず、何にもその後、1円足りとも予算をつけていない。何にも進んでいなかったと。まあ、多少の、小さい、小出しによる……。何十万だか何百万か知らないけれども。全部統計をとっているわけではないから。しかし、小出しな行政では先へ進まないのではないかなと。私は前にここで言ったことが裏切られたような気がして質問するんですが、先ほどの次長の答弁の中では、財政状況などから具体化には至っていないのが現状だと。平成8年ですよ、これ。その財政状況で具体的に何もやっていないんだと。厳しいから、不景気だから。これは所管が違うけれども、この不景気の中で、何で龍神山のあの麓に森林公園、龍神の森と称する公園化、いろいろ施設もありますが、それができて、これ、ちゃんと前もって6年も7年も前に出されている。答申をもらって。いいですか、これ。当時の博物館建設推進協議会から基本構想が答申されていますよね。それを受け取って、ここでも約束している。それが1円も予算をつけることができないで、何にもなかったのが突然降ってわいたように土地を買い出してね。昼間でも真っ暗なようなところですよ、谷ありで。ああいうところに高い……。今、裁判をやっているようですが、監査請求じゃなくて民事裁判をやっているようですが、損害賠償請求ということで。そういうところを突然買い出して、親戚の土地だか身内の土地だか知りませんが、そっちに7億4,000万、工事代金を入れて、究極的には10億以上か、こういう予算を使うお金があるのに、何でこんな大事な石岡市の。そのくせ、石岡は歴史の里だと二言目には言うでしょうよ。それには何の手当ても、何千万なんてつけたことがないでしょう。こういう社会文化の教育に資するもの。これはひいては相乗効果で観光事業にも波及してくるわけですから、もうちょっと心のこもった、やる気が見えるような答弁がなければ、私、納得できないんですが、この件についてお願いします。もうちょっと納得いくような答弁。  それから、イベント広場の整備利用状況、利用計画。これも、目的もなく、ただ漠然と買ったんじゃないと私は信じておりました。ところが、買収した後、跡地利用検討委員会なんてつくって、だれかが考えてくれるんじゃないかと。そんな何か漠然としたような気持ちでこんな高価な十何億もする土地を買収して、その後ずっと、半分放置状態ですね。時たま利用することもありますが、これについても何かやっぱり、こういうところにこういうものをということで、具体的には博物館とか、それから埋蔵文化財センター、これについてももうちょっと具体的に、いつごろ、どの規模でやらなくちゃならないんだということを述べていただきたいと思います。  次に、駅前周辺、そしてまた八間道路の再開発事業の件ですが、先ほどの答弁はちょっと物足りないんですが、時間もありませんので、市長にお伺いいたしますが、特別なる対策室を設けてはどうかなと。本当に重点目標として挙げるのなら、これについて、市長の考え方。職員が集めてきて書いたものじゃなくて、胸を張って、自分の考え方はこうなんだと自信を持って示していただきたいと思います。よろしくお願いします。  以上で2回目の質問を終わります。 51 ◯議長(久保田健一郎君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 2時34分休憩            ────────────────────────                   午後 2時53分再開 52 ◯議長(久保田健一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  消防長・比氣君。                 〔消防長・比氣憲治君登壇〕 53 ◯消防長(比氣憲治君) お答え申し上げます。  消防署は階級制でありますので、石岡市消防職員任用規程によりまして、昇任試験を行っております。この試験を実施した中で選考いたしまして、消防長が起案をして、市長と協議をして、そして決裁を受けた中で昇任した職員について配置をしています。これらの職員の配置につきましては、各種資格等から5年を目安に異動を行っております。  以上でございます。 54 ◯議長(久保田健一郎君) 教育次長・草間君。                 〔教育次長・草間 暁君登壇〕 55 ◯教育次長(草間 暁君) 博物館、埋蔵文化財センターについてお答え申し上げます。  博物館につきましては、ただいま議員の方よりご指摘がありましたように、これまで現実的には動いていなかったというのが実情でございます。今後でございますけれども、現在、企画部の方でイベント広場の整備利用計画を進めてございます。教育委員会といたしましては、その中に博物館、埋蔵文化財センターを併設できるよう要望をしているところでございます。また、博物館につきましては、規模といたしましては、建物として3,000平米程度、また、施設の機能といたしましては収集・保管機能、展示機能、調査・研究機能、教育・普及機能、管理機能、美術品展示機能等をその中に含めた博物館を要望していきたいと考えております。  以上です。 56 ◯議長(久保田健一郎君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 57 ◯市長(横田凱夫君) お答えいたします。  まず第1点目、公共工事等の入札制度でございます。その中で、地場産業、地元企業育成のためにも、市内業者優先をすべきではないかというお尋ねでございます。これにつきましては、議員ご承知のように、石岡市建設業指名業者選定に関する基準におきまして、指名業者の事業所所在地による選定の優先順位として、第1番目に石岡市内に本社を有するもの、次に、県内に本社があり、石岡市内にこれに準ずるものを有する、いわゆる営業所、支店等があるもの、こう示されております。指名委員会におきまして、条件付き一般競争入札並びに指名競争入札におきましても、地場産業の育成のためにも、ただいま申し上げましたように基本的に選定を行えるよう、常に見ているところでございます。  また、第2点目の条件付き一般競争入札制度における最低価格制度の取り扱いでございますが、先ほど助役からもご答弁申し上げたところでございますが、現在の最低制限価格85%、これにつきまして、委員会の方で検討を適正にされて、そしてその状況をよく見きわめて、私としましても適正なあり方を新年度に向けて決めてまいりたいと、こう思っております。  次に、JR駅舎、駅前周辺及び八間道路等の再開発に関してでございます。ご指摘のとおり、現在進められております市町村合併による新市が誕生した際、12万都市の玄関口としてふさわしいのかどうかといった点も踏まえまして、利用者にとってふさわしい駅舎、これを含めた駅周辺整備の具体化に向け、検討に入っているところでございますが、今後は都市計画の問題、あるいは基本構想の策定という段階に入ります関係から、新年度におきましては、その対応ができるような専任職員の配置等を含めまして、組織的体制を図るよう検討してまいります。 58 ◯議長(久保田健一郎君) 13番・上野榮一君。                 〔13番・上野榮一君登壇〕 59 ◯13番(上野榮一君) 残り時間も4分ですので、3回目、本当に貴重な時間、残念なんですが、飛ばして言いますが、特に公共工事に携わる職員の方、特にその中でも上司の方に申し上げますが、これまでずっと私も見てきましたが、やはり今までの官製談合みたいなことのうわさが飛ばないように、そういった中で部下もそれなりの規律が乱れる、士気の低下を招きますので、しっかりと今後は、部下の指導・教育はもちろんのこと、市民だれもが納得いくような方法でお願いしたいと思います。  さらに、これは要望でございますが、先ほどの、いいと言ったんですが、小学校庭のバックネットの件ですが、できれば、移動式の用具でもいいから、さっきは移動式を固定したという表現でお答えいただきましたが、移動式のものをそのまま残置しておくと。放置というか、残置というか、そのままにしておくということでも、いつでも取り外せるような状態というか、そういう可能性を残してやれないものかなと。非常に子供たちも重いそうです。大人も今はいろいろ、保護者なんかもいつもいつも出られるわけじゃないので、関係者、監督さんとかコーチさんとかいろいろいると思うんですが、とても大変だそうです。危ない、重い。好きでやっているんだからいいんだろうという話もありますが、私も最初はそんな感じでおりましたが、やはりこれは好きだけでは終わらないんですよね。うちの子供も、昔、そういうところでお世話になったことがあります。そうした中で、私は自分勝手に、好きにやっているんだから小雨が降っても何でもやらせておけと、そんな感じでいましたが、しかし、振り返ってみますと、最後のころになって、よくもまあこんなに風の強い日も寒い日もよその子供のために、幾ら好きとはいえ、毎週毎週休みのたびに。子供たちの健全育成のためにも大いに役立っていると思うんですよ。よくやってくれると、私は今、感謝しています。そういう意味で、教育長をはじめ、市長にもお願いしたいんですが、こういう方々に、5年以上やっている人、10年以上やっている人、15年、20年以上やっている人、ただの紙とはいえ、重みがありますから、どうか表彰してあげていただきたい。余りにも長くやっている人には、それなりの貢献をしているわけですから、いろんな体育協会その他の役職はともかく、こういう面での表彰とともに、そんな高いものでなくてもいいですから記念品をあげていただきたいなと、こういう考えもあります。これは要望でございますが、とにかく私どもにはまねのできないことをやっていただいているので、どうかよろしくお願いいたします。  まだ話したいことはたくさんあるんですが、この辺で、要望としてお伝えして、私の3回目の質問を終わります。どうもありがとうございました。 60 ◯議長(久保田健一郎君) 12番・小松美代子君。                 〔12番・小松美代子君登壇〕 61 ◯12番(小松美代子君) 12番、日本共産党の小松美代子です。通告に従いまして、質問をさせていただきます。  まず第1点目は、電子投票のデモンストレーションが、過日、パレットで行われました。これは石岡市の選挙管理委員会の方から案内が参りまして、私も一応体験すべくパレットの方に出向きました。このデモンストレーションは、茨城県の選挙管理委員会が中心となって、県内25市町村の選挙管理委員会職員で電子投票に関する検討会が組織されているやに聞いております。そして、パレットにおいて、企業は2社だったと思いますけれども、電子投票の体験が行われました。そのことについてはマスコミでも大きく報道されましたので、市民の皆さんからも、石岡市が今度電子投票でやるんだそうですねとか、いろんな質問を受けました。それで、このデモンストレーションが、即、石岡市の選挙事務の中で電子投票で行う、こういうことになるのかどうか、その点についてお尋ねをしたいと思います。  当日は、高齢者団体の方、また、障害者団体や、私のほかにも議員各位も見えておりましたし、大勢の買い物客の方も体験をなさっておりました。そして、企業の方なのか、あるいは選挙管理委員会の担当の方なのかわかりませんけれども、今度石岡市がこれを導入するんですよというような、そういう話もされたと、そういうことも伺っております。そういうこともありましたので、今回質問をさせていただきます。新聞報道では、通告にも載せましたけれども、海老名市において、市長選の結果をめぐって、この電子投票が通常の投票よりも無効票が倍以上にもなり、市長選の結果が本当に僅差だったものですから、投票の無効を今申し立てられている、そういう状況もあったと思います。石岡市においては、仮にこのまま合併に進んでいきました場合、1年半後には市長選挙があります。また、その後、新市が仮に誕生し、20カ月後には市議選。この20カ月後の市議選というのは、ほぼ県議選にも重複するような、こういう時期になります。それで、この電子投票は、現在では市議選や県議選、地方の選挙で、国政等にはまだ使えない、こういうようなシステムであります。非常にまだまだ問題を多く含んでいるシステムと私は思っております。そういう点で、市民の方が、石岡市が導入するというような、そういうことを聞いたということであるとすれば、私は時期尚早ではないかと、このように思いまして、この点について確認をさせていただきます。  そしてまた、現在、全国で7つの自治体でこの電子投票が実施されていると思いますけれども、こういう実施された中でどういうことが、電子投票の結果、問題点として出ているのか、また、電子投票によって非常によかったという、そういうような評価する部分、そういうものがあるとすればご答弁で教えていただきたいと、このように思います。  次に、図書館行政ということで、1点目は市立図書館の運営ということで、開館の時間延長等について質問をさせていただきます。この件につきましては、これまでも同僚議員の方から、非常に図書館を利用する方が多い中で、時間延長を求める質疑がされております。石岡市の市立図書館は、近隣の町村の方から、本当にすばらしい図書館があって石岡市民の方はいいですねということで、高く評価を受けております。建物は大変古くなりましたけれども、蔵書数、そしてまた貸し出しをするに当たっても、本当に利用者の立場に立った運営をされていると思います。こういう中で、今回、2点目に市内小学校・中学校における図書室の運営、司書及び係員の配置についてということで通告をしましたけれども、1番と2番は関連しております。これは、市内の中学校には今、司書の資格のある方が配置をされております。小学校は、必ずしも司書の資格がなくても、読書や、あるいは子供たちとの接点を望む、そういう方々が緊急雇用対策の一つの事業として、今、市内9小学校に配置がされていると思います。非常に図書室が明るくなり、きちんと整備されて、子供たちが読書に親しんでおり、その効果が絶大であると、これは学校長をはじめ、先生方からもそういうお話を聞いております。それで、小学校の、今配置されている方々は、緊急雇用対策ということで、1年限りということで雇用されております。せっかくこういう仕事、公的な仕事に慣れ、しかも子供たちと接する貴重な経験を積んだ方が、次の年からはこの仕事につけない。このことはとても残念に思います。このことは昨年度においても私は質問させていただいたかと思いますけれども、これは県の事業ですので、やむを得ない、このようには思いますけれども、ぜひ今年度、小学校の図書室で仕事をなさった方、こういう方が、希望があれば図書館の方でこういう開館の時間延長、そういうスタッフとして仕事をしていただければ、両方にとって大変いいことなのではないかと、このように思うわけです。そういう観点から今回質問させていただきましたけれども、この点について、教育長、あるいは次長のお考えがありましたら、お示しいただきたいと、このように思います。  さらに、図書館の中で、これは同僚議員の方からも要望があった件ですが、図書館にありました公衆電話が撤去されて、図書館を利用する方に大変不便を来している、このようなことが市民の方から声が寄せられたそうです。それで、NTTの方で採算が合わない公衆電話は次々と撤去している、こういうことがありまして、本当に私どもから言わせると国民無視の経営の仕方であると、このように思うわけですけれども、しかし、既に図書館で撤去がされているとすれば、市民の方がすべてが携帯電話等を持っているわけではありませんので、図書館の事務所の方で、図書館を利用する方がタクシーを呼んだり、あるいは家族への連絡など、どうしても電話を利用する、そういうときには事務所の電話を気持ちよく利用させてあげる、こういうことが今求められているのではないかと思います。そういうことが要望として参りましたので、その点について、これまでも何かきちんとそういうことがされているのかどうか、その辺についてご答弁いただきたいと思います。  次に、3点目の市内の小中学校の指定制服、それから体操着、カバンなどの取り扱い並びに販売店、販売価格についてということで、ご質問申し上げます。  私はこれまでも、義務教育費の父母負担の軽減ということで、教育福祉委員会でもたびたび、この問題ばかりでなく、できるだけ父母負担を軽減する措置をとってほしいと。教科書は無償支給でありますけれども、そのほかにPTA会費やら後援会費やらさまざまな形で徴収されるものがあります。父母負担は決して少なくない金額になっております。その中でも、小学校の新1年生、中学校の新1年生、入学時には多額の費用がかかります。それで、その多額の費用がかかる中で最も負担が大きいと言わざるを得ないものが、中学校の制服とか体操着、また、小学校でも体操着等、指定されたものの価格が非常に高額であるために、父母負担は大変なものです。中学校の入学時には、ざっと計算しても、本当に10万円程度でおさまるのかどうかと、このようにも思うわけです。  そこで、学校の方で、制服なり体操着なり、あるいはカバン、上履き等、指定するものについて、これらの指定がどのように決められるのか。学校、それからPTA、決めるときにはメーカーか、あるいは市内の販売店、そういうことで協議がされて決められる、大体そのようには思いますけれども、具体的に学校がどの程度この指定にかかわっているのか。今回、保護者の方から、とても大変なんですと。指定された体操着等が非常に高い。小学生でありますと、中学生もそうですが、成長期ですから、本当にそう傷まなくても途中でかえなければいけないときもありますし、それから、体操着がほとんど日常着になっておりますので、長期の夏休み等は別にいたしましても、ふだんの日常着としても体操着が使われる。そういう中では、余りにも高額で、何とかならないものかと、こういうふうな指摘がありました。それも、自分で自由にお店を選んで買えるということではなく、指定されているそこでしか取り扱わない、こういうことが起きているということで、保護者の方から不満が出ております。私は、こういうところにもコーキさんが倒産した影響が出ているということにびっくりいたしました。  資料として教育委員会の方からいただきました府中小学校、北小学校、杉並小学校、府中中学校、ここは取扱店が販売店1店だけなんですね。それで、北小学校が、保護者との協議で平成15年からスポーツ店が入りまして、複数店になったということです。ですから、この北小学校が平成15年から1店ふえましたけれども、ほとんど、あとはすべて1店が全部購入先になっているわけです。私は市内の取り扱い販売店にも話を伺いました。どういうことでこういうふうになっているのか。そうしましたら、決められたのは大分前でしょうけれども、1店だけということではなくて、石岡中学校や国府中学校、こちらはメーカーの指定がありまして、そのメーカーさんから販売店の方で取り寄せるということで、販売は特に指定はされていないようです。ただ、城南中学校区ですね。ここで、高浜の販売店さんがもう店を閉めるということで、それを石岡中学校区の販売店さんの方にこの後やっていただけないかと、そういうようなことで新規に販売を引き受けた、そういうような事例もありますし、それからまた、高浜小学校の方ではやはりそういうようなことで市内のほとんどを取り扱っている販売店にお願いしたとか、業者さんと業者さん同士で、この指定服の、指定体操着の販売をやりとりしている。制服を指定しているのは学校ですので、教育委員会の方で、こういうことについてどういうふうに思っているのか、どういう指導をしているのか。かかわり方ですね。指導というよりも、かかわり方ですが、そこを明確にしていただきたいと思います。販売店によっては、うちの方でも取り扱いたいということで申し入れをしたところ、学校の方では明確な返事がなく、また、メーカーさんが販売店と単独で契約しているのかどうか、販売店のタグをつけたジャージを販売しているとか。とにかく調べてみますと、保護者にとって、購入するのにも不便、それから購入するのに店も遠いし、あるいは価格も競争原理が全く働いていない、そういうような状況の中で価格の設定に不信を持たれる、こういうことが起きております。実際に教育委員会の方でも調べていただきまして、表をいただいておりますけれども、販売店の方に私も話を伺いまして、以上のようなことがいろいろ述べられております。  今回の質問の、私が一番言いたいところは、保護者にとって一番買いやすいお店、そして買いやすい価格ですね。それを、何となく不透明感があるんじゃなくて、保護者の方が納得できる、そういうシステムを立ててほしい、きちんと教育委員会でつくってほしい、そういうふうに思いまして、質問をさせていただきました。教育委員会の方でもお調べになっていると思いますので、調べた結果、そしてこれからどういうふうにすべきなのか、そういうことについてご答弁をいただきたいと思います。  次に、まちづくりということで、4点ほど通告いたしました。
     1番目は、新・県立図書館の石岡市への誘致ということなんですが、これは教育委員会でしょうか、企画でしょうか、県立図書館は、旧県議会の議会棟を改築いたしまして、現在立派な県立図書館ができまして、運営されております。そして、新聞報道によりますと、県立図書館も100周年を迎えたということで、利用者が物すごくふえて、県立図書館に対する評価が高まっております。ところが、これは今もう目一杯の状況にありまして、新しい県立図書館がやはり必要であると、このように報道されております。それで、今定例議会でもイベント広場の活用とかいろいろ出ておりますけれども、当市においては県立図書館を誘致するにふさわしい土地が何カ所かございます。こういう誘致をするものにつきましては、さあ、つくりますよといったときに誘致では遅いわけです。石岡市としても、市立図書館は手狭になっていることはもう皆さんご承知でもありますし、建物そのものも古くなっているわけです。市立図書館と新しい県立図書館が併用できれば、歴史のまちであると同時に、文化を発信する、文化のまちとしての石岡の評価が非常に高まるのではないかと、このように思います。どのようなお考えがあるか、この点についてお尋ねをしておきたいと思います。  次に、茨城県都市計画区域マスタープランの原案の石岡市の状況についてということで質問を通告いたしました。これは本定例会の初日に同僚議員から質問が出されております。私はちょっと角度が違っておりまして、このことにつきまして建設部の方から資料をいただきました。それで、大変不勉強だったなと、このように思ったわけですけれども、市街化区域と、それから市街化調整区域の線引きが石岡市はされておりまして、この市街化区域の未利用地といいますか、使われていない部分がたくさんあるわけです。これまでにも先輩議員から、何とかせよというようなことでの質疑が、この場でやりとりをされておりました。今回、私は、県がマスタープランの原案を公表して、そして住民の意見を募集すると、こういうような報道がされましたので、それでは一体石岡市のマスタープランというのはどういうふうに見直しがされて、それが市民にどういう形で周知され、市民からの意見をどういうふうに吸い上げるのか、そのことが知りたくて通告をいたしました。それなりに建設部の方では手続を踏んでおりましたけれども、私自身が関心がなく見落としたのだとは思いますけれども、改めて私自身が把握するために、そしてまた市民の皆さんにも周知していただくためにも、石岡市の市街化区域、市街化調整区域、この線引きされたマスタープランの見直しをされたといいますけれども、これが現在どうなのか、そして見直しをして平成18年3月を目途に新たにつくるというようなことでもありますけれども、それに石岡市としてはどういうふうに対応するのか、お尋ねをしたいと思います。  3点目の石岡有料道路の無料化の推進、市長はどのような方法で進めているかということで通告をいたしましたけれども、この点については昨日質疑がされておりますので、了解いたしました。ただ、日立市が、6号に並行して走る常磐道の無料化といいますか、常磐道を利用する車に対して半額負担をして、6号国道の通行量がどういうふうに減少したのか、それを調査すると、こういうようなことが続けられて、全車種半額にしたところ、有料道路の方は1日7,500台で70%増、一般道の方は16%の減になったと。効果が出ているので、1カ月間延長して調査をすると、こういうようなことが報道されておりました。やはり石岡有料道路も、先輩議員が申し上げましたように、調査をする、そのことで石岡有料道路を無料化にした場合にどれだけの効果があるのかがある程度予測される、そういう予測のもとに県との交渉を具体的に進めるのが有効ではないかと、このように思うわけです。先輩議員の方から質問をされまして答弁いただいておりますので、私はこういう私の考え方を申し上げまして、市長の方に要望としておきたいと思います。  最後に、仮に1市2町1村で合併した場合の合併後のまちづくりに横田市長がどうかかわるのかという質問です。さきに市長選に市長は出るのかという質問がどなたかからされたかとは思うんですが、私は、この間、法定合併協をずっと傍聴しておりました。それで、新市名称の公募で若干日程がずれましたけれども、ほぼ日程どおりにスケジュールはこなされているわけです。ほかの首長さんのいろいろな発言を聞いておりまして、やはり自分が新しい市をこういうふうにするとかという、そういうビジョンを持って臨むのと、それから、新しい市ができるまでだというふうに市長を務めている、ちょっとうまい表現がありませんけれども、これはその姿勢で随分、新市の計画、建設計画、あるいは職員の問題とか、すべてにかかわってくるのではないかと思うんですね。こういう場で質問をせざるを得ないんですが、私は個人的に市長に選挙に出ろとかそういう立場ではありませんし、ただ、新しいまちにトップとしてどう責任を持つのかということを考えたときには、やっぱりやる気があればきちっと真剣にまちづくりを考えるし、そうじゃなくて、ここで終わりだと思えば、まあほどほどになるのではないかと。可もなし、不可もなしという。それではやっぱり困ると思ったわけです。具体的な法定合併協の中でのいろんな議案についてはここでは質問はできませんので、私はその市長の姿勢についてだけお尋ねします。  それから、小川町の町民から、1市2町1村の合併に小川町も入りたいということで、そして石岡市もその小川町の住民の発議を付議するということで回答していると思います。八郷町では選挙後の1月になってから、新しい議員が選出されて、その後に付議するということですが、石岡市議会ではいつごろ市長は付議をするのか。付議することは決まっていますけれども、その時期はいつなのか、そのことについてお尋ねをして、まずは1回目の質問を終わります。 62 ◯議長(久保田健一郎君) 選挙管理委員会書記長・関君。              〔選挙管理委員会書記長・関 正雄君登壇〕 63 ◯選挙管理委員会書記長(関 正雄君) 第1点目の電子投票のデモンストレーションにつきましてお答え申し上げます。  議員おっしゃいましたとおり、石岡で行われました電子投票のデモンストレーションにつきましては、茨城県及び県内25市町村の選挙管理委員会職員で構成しております、電子投票に関する検討会の主催で開催いたしております。9月22日、ジャスコ石岡店で開催されました。なお、このデモにつきましては、検討会から依頼を受けまして、石岡市選挙管理委員会書記長名で参加を呼びかけたものでございます。石岡市の電子投票導入についての考え方でございますけれども、電子投票が地方選挙にしか適用がないこと、電子投票機の費用対効果、機械のトラブル、使用頻度、収納場所、それから手作業の開票が全くなくなるわけではないという中で、時間短縮の問題等がございまして、電子投票を導入するには時期尚早と考えておるところでございます。  それから、今まで電子投票を実施している自治体でございますが、7つほどございまして、岡山県の新見市、広島市の安芸区、宮城県の白石市、福井県の鯖江市、岐阜県可児市、福島県安達郡大玉村、神奈川県の海老名市、この7つの自治体で実施されているところでございます。この7自治体のうち、6自治体におきましてはそれぞれ電子投票機のトラブルが起きております。それから、手作業の開票を除く電子投票のみの集計について述べますと、7つのうちの5自治体におきましては、集計時間が7分から15分という短時間で済んでおります。ただ、集計にトラブルがありました2つの自治体につきましては、1時間あるいはそれ以上時間がかかったという結果が出ているところでございます。  以上でございます。 64 ◯議長(久保田健一郎君) 教育次長・草間君。                 〔教育次長・草間 暁君登壇〕 65 ◯教育次長(草間 暁君) 私の方からは3点ほどご答弁を申し上げます。  最初に、図書館行政についての市立図書館の運営についての中で、図書館で公衆電話が撤去され、利用者の方が不便になったがというようなご質問でございます。この件に関しましては、確かに利用者の方には大変不便をかけていると思います。そのため、図書館におきましては、携帯電話をお持ちでないお客様より電話を貸してほしいというようなお話があった場合には窓口において対応をしており、できるだけお客様に不便をかけないような対策をとっているところです。次に、2番目の市内小学校・中学校における図書室の運営についての小学校の件でございます。ご質問のとおり、小学校については県の緊急雇用創出基金事業として実施をしているため、雇用期間が原則6カ月、更新は1回限りということで、毎年新たに採用し、対応しているところです。しかし、この県の補助事業につきましては平成16年度で終了いたします。平成17年度以降の実施につきましては、市の単独事業となりますので、学校図書館の充実や円滑なる運営を図るため、事業の継続を財政当局の方へ要望をしてまいりたいというふうに考えております。また、ご質問の中で、今年度小学校で働いている方について図書館で働いてもらえないかというようなお話でございましたが、予算の関係もありますので、図書館で来年度雇用することについては非常に難しい状況でございます。  続きまして、3番目の市内小中学校の指定制服、体操着、カバンの取り扱い及び販売店、販売価格についてお答え申し上げます。現在、石岡市内の小中学校指定の制服、体操着、カバンの実態につきましては、ジャージ上下で、小学校においては5,700円から6,100円が9校中7校、8,863円、1万1,650円が各1校となっております。また、制服は中学校だけですが、1校は形、色の指定のみで、残り3校は男子が3万円から3万3,400円、女子で3万5,000円から3万6,000円、カバンも中学校だけで、1校は指定なし、他は4,500円から9,800円となっております。また、業者指定の現状ですが、1社指定が、ジャージで小学校で4校、中学校で3校、中学校のカバンで2校となっております。議員ご指摘のとおり、各学校においては本来児童生徒及び保護者の利便性や経済性に配慮して指定の製品を購入するようにしているところでありますが、市内大型店の倒産や従来の取り扱い店の廃業等を受け、販売方法の相違等から戸惑いを感じている保護者もたくさんあると認識をしております。また、各学校において制服等の決めた経過につきましては、かなり以前のことなので、私どもとしては把握しておりませんけれども、本年4月から、北小学校におきましては学校とPTAが協議をした中で変えたということを聞いております。今後、形や色だけを指定する方法など、指定のあり方や購入方法等について、保護者の皆さん、学校関係者と十分協議をしながら、所期の目的が達成できますよう検討をしてまいりたいと考えております。  4点目のまちづくりについての中の新・県立図書館の石岡市への誘致についてでございます。現在、私どもといたしましては、県立図書館についての誘致の要望はしてございません。しかし、当市は県の中央に位置し、交通のアクセスも十分とれる位置にあることから、今後合併の協議を進める中で、生涯学習施設や文化施設など、図書館を含めてふさわしい施設の誘致を検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 66 ◯議長(久保田健一郎君) 建設部長・吉川君。                 〔建設部長・吉川安延君登壇〕 67 ◯建設部長(吉川安延君) お答えいたします。まちづくりについての2項目めの茨城県都市計画区域マスタープランの原案の石岡市の状況についてご説明申し上げたいと思います。  平成13年5月に都市計画法及び建築基準法の一部が改正されまして、平成16年の5月までに、県は、県内の線引き都市及び未線引き都市を含む都市計画区域について、茨城県都市計画区域マスタープランを策定するということになりました。県はこれに基づきまして策定業務に入ったわけでございますが、市町村合併が平成17年3月の期限を目途に一定の枠組みが出ることなどを踏まえ、当面は現行の計画区域のままで策定し、平成18年3月をめどに改定を行うとしているところでございます。これを受けまして、当市は、現行の総合計画や平成11年3月に作成いたしました石岡市都市計画マスタープラン等の中から主要事項を抜粋いたしまして、検討・調整を行ってきたわけでございます。このほど、その茨城県都市計画区域マスタープランの原案ができましたので、石岡においても縦覧や公聴会の日程などが示されましたので、広報紙等で過日広報したわけでございます。市報等には11月1日号に掲載してございますし、市役所前の告示板でのお知らせ等も行っております。ちなみに、縦覧期間でございますが、平成15年11月25日から12月4日まで、きのうまででございました。都市計画課におきまして縦覧を実施いたしましたが、この期間中の縦覧者は1名でございました。それから、公聴会は15年の12月11日に予定されておったわけでございますが、公聴会の開催につきましてもきのう締め切りが行われまして、申し出人が1名もなかったということでございますので、当市における公聴会は開催されません。  以上でございます。 68 ◯議長(久保田健一郎君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 69 ◯市長(横田凱夫君) お答えいたします。  まず第1点目でございます。仮に合併後のまちづくりに市長はどうかかわるのかというご質疑でございます。現在、合併協議が進められておるわけでございます。ご案内のとおりでございます。合併の方式や特別職の身分の取り扱い、調整方針も決定されたわけでございます。私といたしましては、石岡市の将来、次世代も含めた将来を見据えながら、合併まで全力を挙げて市政運営に努める所存でございます。合併後につきましては答弁を控えさせていただきたいと思います。  それから、第2点目、小川町からの住民発議に対する対応のご質疑でございます。議会へ付議すると小川町に既に回答しているわけでございます。その中で、石岡市議会へはいつの時点で付議するのかというご質問でございます。これにつきましては、従来より、4市町村、足並みをそろえて対応してまいりたいと考えてきたところでございます。日数的に言いますと、小川町に付議するという回答をしてから60日以内に付議が必要でございます。その期限は1月20日でございます。したがいまして、議会議長ともよく協議をし、また、3町村とも協議をして、いつ付議するかも早急に決めてまいりたいと考えております。 70 ◯議長(久保田健一郎君) 12番・小松美代子君。                 〔12番・小松美代子君登壇〕 71 ◯12番(小松美代子君) ありがとうございました。2回目の質問に移ります。  1項目めの電子投票については、時期尚早であるというふうに執行部の方も思っているということですので、了解いたしました。仮に新しい市で検討するような事態がありましたときにも、やはり多くの、今、総務部長が答弁してくださいましたけれども、数々の問題点があること、このことが解決されない以上は導入することについてはより慎重にお願いしたいと思います。  2番目の図書館行政で、市立図書館の開館時間の延長、この見通し。スタッフとしての、小学校の図書室にかかわった方々を雇用することは難しいということでしたけれども、それ以外の方法での開館の時間延長等、これがどうなのか、もう一度この点についてはご答弁いただきたいと思います。  それから、3番目の指定制服、体操着の問題ですが、具体的に、1社が事実上独占するような、こういう指定のあり方はぜひ見直していただきたいと思います。保護者が、少なくとも2店以上、どちらかから購入ができる、そういうふうにしていただきたいと思います。私は府中中学校区以外のところの実情がどうかということで聞きましたところ、それぞれ販売店さんがメーカーさんの方から取り寄せが可能なようです。そして、実際そういう販売の方法をとっております。ところが、府中中学校区だけがこれまで1社の独占になっていました。それで、北小学校がどうして保護者の方から申し出があったかといいますと、北小学校の体操着、ジャージの価格は1万1,650円になるんですね。体操着上下、これはS、、L、小学生ですからSかかSSとか、1年生だと小さい子はSSと。北小学校区は児童数も少ないですし、そういう点では、校章が入ったり、オリジナルですから、そういうコストがより以上かかるという、そういうことはあるのかもしれません。それにしても、市内の、例えば石岡小学校は平均5,700円です。高いところは高浜小学校の8,863円、安いところでも三村小学校が5,000円ですね。今のこの時期に、やはり指定という名で結構高いんですね。私は、校章がついたり、形とかいろいろありますけれども、できるだけこれからは市販で間に合うような、そういうことを考えていってもいいのではないかと、このように思います。普通私たちが買い物をする価格よりも非常に高価です。体操着といえど、1着では済みません。かえが必要ですし、小学校であればSであった子供も途中ではになりというふうにサイズもかえ、また、古くなればかえていくと。こういう中では、本当にこの価格を調査していただいて、非常に高い、これがまた保護者が自由にお店も選べない、こういうシステムは義務教育の中ではまずいと思います。これが私立の高校とかそういうことであれば、名の通った方のそういうデザインの制服であってもわかりますけれども、やはり義務教育の子供たちが着る体操着やカバン、それから制服等については、機能性と、それから良質であることももちろん大事です。そして、この価格と。ぜひ新学期を迎えるまでには考えていただきたいと思います。  それで、カバンなどは、これはメーカーでつくっているわけですから、何も販売店を1店に絞る必要はないと私は思います。取り扱いを申し出ている販売店に対して学校側で返事をしなかったようですけれども、どこでも取り扱っているようなカバンであれば、それはメーカーさんは注文があれば卸していくと思いますし、それを何か1社と学校側との間の何かしらの取り決めがあるのかどうか、そういうことすらも市内の販売店に任せないという。それではやはりいかがなものかと、このように思うわけです。それで、バッグも高いんですよね。府中中学校のメインバッグは9,800円もします。石岡中学校が8,500円とか国府中学校が4,500円から比べても、やっぱり1社で取り扱うと1,000円ぐらいは高いんですよね。府中中学校区の1社が、結果的にはもう1社になってしまったという、こういうことなんですが、この価格につきまして、私はほかの販売店さんにも伺いました。特に大利を得ているのかどうかという問題ですが、そういうことは必ずしもないようです。その点は調べて安心はしました。何社か扱っていますけれども、そういうところでも高値で協定を結んでいる、そういうのがあるんじゃないかというふうに思いましたけれども、販売店の方から言わせますと、小売店としては通常この程度は仕方がないのかなという、そういうふうに思っているというようなお店の回答もありました。  ですから、オリジナルの体操着とかということになりますので、コスト的にこういうふうに高くなるとすれば、やはり体操着をそろえていく、こういうこと自体を見直していくということがここで必要なのかなというふうにも思ったわけです。中学生の制服については、これは男子の場合には普通学生服で、これはどこでも扱っていますので、特に指定店のようなことが、取り扱い店が書かれてありますけれども、教育委員会の方からいただいた資料以外にも、実際にはお客さんの要望に応えて販売しているお店もありました。やはり市内に住んでいれば、おつき合いのあるお店もありますし、すぐ近くにお店があったりとか、そういうこともあるわけですので、少なくとも市内の小中学校の指定された制服やジャージ、カバン、そういったものは特定のお店に限定せず、市内のお店で取り扱いたいという希望があるところには取り扱わせる、そういう仕組みにしていただきたいと、このように思います。次長の方からでも教育長でも、お考えがあればもう一度回答をお願いしたいと思います。  4番目のまちづくりの問題で、1点、2点、3点については了解いたしました。それで、市長にお尋ねをした件につきましては、私も、とにかく、新市の市長として市長選に出る、出ないはともかくとして、今ある現職の市長として石岡市民のためによりよいまちづくりにぜひ頑張っていただきたいと思います。要望して、2回目の質問を終わります。 72 ◯議長(久保田健一郎君) 教育次長・草間君。                 〔教育次長・草間 暁君登壇〕 73 ◯教育次長(草間 暁君) 最初に、図書館行政についての開館時間の延長についてお答えを申し上げます。現在の図書館の業務につきましては、職員7名、週5日30時間勤務の嘱託職員4名の計11名の体制で行っております。そういう中で現在、週5日制の中、図書館は週6日開館しているため、職員の勤務体制としては限界に近くなっております。また、平成10年度より土浦・石岡地方広域市町村圏の住民の方に開放することなどによる利用者の増加や、国立国会図書館や県立図書館などが所蔵する図書のインターネット検索の開始など、業務量が増大しており、市民の皆様が図書館に寄せる期待と本来の図書館サービスに支障を来す状況も見られます。開館時間を延長するということは、二交代勤務などにより職員をふやさなければなりません。極めて厳しい財政状況の中、職員の増員は難しく、現体制の中では開館時間を延長することは非常に困難なことと考えます。参考までに、季節により変動すると思いますけれども、本年11月の時間帯別貸し出し数を見てみますと、午後4時から5時が16%と一番多くなっておりまして、次いで午後3時から4時が15%、午前11時から12時が14%、午後5時から6時が13%、午後2時から3時が13%などとなっております。なお、県内の公立図書館の閉館時間を見てみますと、県立図書館と下妻市、牛久市図書館が午後8時、9時まで開館しているほか、試行的に週1日午後7時から8時まで開館している図書館が3市4町ございます。それ以外は午後5時、6時閉館となっております。また、NPO法人が図書館の運営に参加しているところは、県内では牛久市のみでございます。また、県立図書館ではボランティアが参加しておりますけれども、個人情報保護の観点から、本の整理及び一部の企画に参加など、職員の手伝いとなっているのが現状と聞いております。今後、貸し出し業務などの閉館時間の延長については、人員の配置や他市町村の状況などを調査し、検討をしてまいりたいと考えます。  次に、市内小中学校指定制服等の問題でございます。かつては確かに、制服等につきましては、自由化するとキャラクター商品やブランド品等々の問題があって、逆に華美に走ったり、家計を圧迫する、負担になるというような意見が多くありました。しかし、現在は逆に、先ほどご質問にありましたように、体操服に校章を入れたり、校名を入れたりというような形で、キャラクター品と同じような値段等々になっているかと思います。先ほどもご答弁しておりますけれども、今後、校長会などにおいて、形や色だけを指定する方法、それから複数の指定店または取り扱うお店、どこでも購入できる方法等について十分検討をしていきたいと思います。  以上です。 74 ◯議長(久保田健一郎君) 12番・小松美代子君。                 〔12番・小松美代子君登壇〕 75 ◯12番(小松美代子君) ありがとうございました。2回目の答弁でほぼ了解いたしました。ぜひ、この市内小中学校の指定制服、体操着、カバン等々については新年度を迎える時期までに改善をしていただきたいと、このように思います。そのことをお願いいたしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。 76 ◯議長(久保田健一郎君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 4時15分休憩            ───────────────────────                   午後 4時38分再開 77 ◯議長(久保田健一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  15番・山口 晟君。                 〔15番・山口 晟君登壇〕 78 ◯15番(山口 晟君) 15番、無所属、心実会の山口 晟でございます。今日は、石岡市のこれまでの行政における諸問題についてということで、特に6号バイパスの早期実現の対応、2番目にふれあいの里「ひまわりの館」の経過と今後の対応、3番目に神栄跡地の有効利用、4番目に高浜・三村バイパス道路の実現、5番目に青少年育成対策事業の強化、「の強化」というのは入っていないんですけど、これ、議長、「強化」と訂正をお願いします。6番目に市町村合併に向けての石岡市の対応ということについて、質問させていただきます。  これまでの石岡市の行政を振り返ってみますと、よそから見ましたときに、非常に今、合併問題に向けていろんな問題があるように思われます。今回の合併、あと1年とちょっとになりますが、ここで何としても石岡としてきちんとしておかなきゃならないという問題がたくさんあるわけでございます。これまで石岡では、平成3年にはタマゴ博事件という事件がありまして、その後、地籍調査、杭の問題、そして石岡市を明るくする市民の会ですか、何か問題、市民部の問題かな、そして平成12年度にはふれあいの里のレジオネラ事件、そして現在、合併を目の前にして、6号バイパスの問題がいまだ路線変更を求める会の皆様と石岡市の間で平行線でございます。このようなことを考えますときに、これから合併する上に非常に石岡市としては、リーダーシップをとるべき石岡市でありますが、なかなか難しいのではないかなと今考えるところであります。横田市長は、石岡市のいろんな不祥事がありまして、こんな石岡では困るということで、県を退職して家を建ててのんびりと暮らそうと思っていたところ、石岡市長に担ぎ上げられたということで、石岡再生ということで、市民の皆様のご支持をいただいて、ここへ来ていると思うんです。私も、石岡市で楽しい発表会ができるような、そういう明るいまちにしたいという気持ちから、平成7年4月、この議場に送っていただきました。その間、2回ほど苦い水を飲みましたが、やはりこの石岡を何とかしたいという考えが強かったものですから、自分のこれまでやってきた歌の道、54年度からローカル歌手としてデビューして、昭和61年ですか、そのときに市民会館で自分の発表会、それもいろんな問題がありまして、自分の企画が壊されてしまった。そういうまちではしようがないということで、私は政治の道しかないということで、市会議員になったわけです。でありますから、今日の質問は、合併を前にした石岡市として一番大事なときであります。そういう意味から、私は自分の人生すべて賭け、そして政治生命を賭けて、市民の立場で質問いたします。市長も、市民の立場になって、既成概念を捨てて、それなりのわかりやすい答弁をお願いいたします。  まず、この前、県の議長会主催の研修会が群馬の伊香保でありました。石岡からは、ちょっと寂しかったんですが、私が1人参加したわけです。本来ならば、よその市みたいに3人、5人、6人、そのような参加が石岡からもあったならばなと、そのようなすばらしい講演でありました。その講演は、市町村合併を体験した岩手県大船渡市長さんのお話でございました。その中で感じたことは、何をするのにもリーダーが命がけでやることだということですね。いろんな問題があって、反対運動があって、何回も挫折しかけたということでありました。夜も寝ないで、もう明け方、朝になっちゃったということも何回もあったそうです。その中で、自分がだめになると思ったときに、自分は何で市長に出たんだということを振り返ったそうです。自分がこのまちをよくしようと思って、出た。それが、自分が一生懸命やろうとしていることを反対に押し切られるところまでいったと。そのときに、自分の人生に悔いなき人生ということで、これをやらなかったらばもう自分はこれでおしまいだと、政治を目指した意味がないということで自分に言い聞かせながら反対のところを押し切ってきたというお話を聞きました。  これは合併の質問に入る前での流れでございますので、イントロでございますので、それを聞いていただいて市長に答弁いただくわけなんですが、そのようなことを考えるときに、今回の1番目の6号バイパスの早期実現に向けての対応でありますが、市長が初めて市長になられまして、3月の議会だったかと思うんですけど、市長に、合併するに当たって、石岡市としては6号バイパス問題、またレジオネラ問題を早期解決しなければ石岡市がリーダーシップをとっていけない、それでそのことを私が質問しました。そして市長の答弁は、誠心誠意、6号バイパス問題についてもレジオネラ問題についても政治生命を賭けてやっていくという力強い答弁をいただきました。  今回、路線変更を求める会、中津川の荒野さんの陳情書が出ております。これを見まして、私は、これも40ページからありますけれども、本当にこのままで6号バイパスができるのかなと不安になってしまいました。現在、きのうかな、同僚議員も質問にありましたが、中津川の方々のお話を聞きますと、市長と6号バイパスの件について膝を交えてとことん話したことがありますかと聞いたら、全然それは今までも一回もないということであります。それで今は、杭打ち、また土地の買収ということで、かなりの値段だというようなうわさも、これはうわさなんですが、本当かどうかわからないんですが、聞きます。私のところにも、何か土地買収に入ったそうですが、説明会があったそうですが、本当なんですかと電話がありました。けさも電話がありました。これは玉里村の方なんですけど。そういう意味で、路線がはっきりしてもらわないと、何か困る方々が大分いるようでございます。そのときに、今の杭打ちが始まりまして、これで行くということは、地権者との話し合いをしないまま来ているということは、強制執行するのかなと。そうしますと、いろんな国会議員の先生方にも聞いてみたんですが、強制執行は難しいですよということを言っています。そうしますと、なぜ杭を打って、土地買収に入っているのか。中津川の方々との話し合いをしないまま来ている。中津川の方々のこの陳情書を見ますと、今の路線から北側の方に向けた方がいいということを、考古学博士というか、大学名誉教授の大塚先生が言っていますよね。これはふれあいの里での説明会があったときに私が質問したんですが、今のままでは平行線でなかなか難しいと。それで、もとの前・前市長のときの路線に戻すことが可能かどうかと、私、聞いたんですが、結局この路線はつくらなきゃならない、途中でやめるわけにいかないと。それならば、できる方法を考えなきゃならないと思うんですね。その場合に、中津川の方々、またこの考古学の先生がおっしゃっているように、北側にずらすことが、市長の考え一つでできると思うんですね。そうすればこの問題は早く今から進んでいくと思うんです。合併を前にして、方向付けができると思うんです。ですから、市長として、もう既成概念を捨てて、今の強制執行の路線の方に進むのか、また、今からでも間に合う、路線を北側にずらすか、もとの路線に。それは市長としては、自分としてはどのような考えか、そのどちらか、お聞かせ願いたいと思います。  2番目に、ふれあいの里「ひまわりの館」の経過と今後の対応でありますが、レジオネラ症感染事故が発生しましてから、6月で3年ですから、3年半になります。現在、13年度にはかなり減少しまして、14年度には多少あそこを利用する方がふえてきたという話は聞いていますが、お話の中で、今のふれあいの里の維持管理費ですか、1年に1億2,624万4,499円、これが維持管理費としてかかっているそうです。そして、収入面は、ふれあいの里施設の使用料という形で1,980万7,150円、そのほか使用料として583万3,821円、合計しても2,564万971円。そうしますと、1億60万3,528円というのが1年にかかっているわけですよね。このようなことを考えたときに、今のまま、あのふれあいの里の温泉ということで続けていった方がいいものか。光明石で温泉ということで売り出したわけですが、今は光明石も取り外している状態で温泉の効果がございません。そういうことで、このままあれを続けるものなのか、市長としてまた別な考えがあるのか、あるとすればどういう考えを持っているのか、お聞かせ願いたいと思います。  次に、神栄跡地の有効利用についてお尋ねいたします。私は、議員になりました当時、平成8年に、市民の文化の向上のために文化センターが必要だという質問をしております。そして、毎回、文化センターのことについて、なぜ必要なのかということで、私もこれまで何回か質問しております。たまたまそのころは箱物行政が余り歓迎されなかったということで、私も、なかなか難しいんじゃないかなという形で、ずっと今まで質問は6号バイパス、レジオネラの方に力が入ってしまって、文化センターの方がおろそかになってしまいました。今回同僚議員から、やっぱり合併を目の前にして必要じゃないかなという質問もございますし、これまでにたくさんの同僚議員も、文化的なもの、石岡が少し暗いという意味から、私は石岡にやはり一つぐらいは明るい話題があってもいいんじゃないかなと。合併はもうすぐです。そうしますと、私は合併についても、これはすぐ後にやるんですが、やっぱり合併を見据えた神栄跡地の利用といいますと、私は議員になったときから言っているように、複合的な文化施設が必要じゃないかと。あちらこちら自分で見て歩きました。大分、数え切れないほど見て歩きました。やはりこれからの合併ということを考えたときには、玉里村には500人ぐらい収容の会館があります。美野里町にもできています。そして、八郷町は今までの会館。そうしますと、小川町もこれから入るか入らないか、これは何ですが、小川町には文化センターがありますが、これから石岡で神栄跡地を有効利用するのには、私は、旧市内の活性化も含めて、文化センターが一番ふさわしい建物ではないかなと考えているわけでございます。  この前、渋川に勉強に行ったときに、せっかく行くんだからもったいないと思って、渋川の市民会館、あと、十二、三メートル高く屋上をつくったUFOみたいな形の温泉施設も見てきたんですが、渋川は4万7,000幾らかな、5万ない人口でございます。ですけど、ずっと前に1,300人入る市民会館ができておりまして、内容的にも市民会館の方々が全部それをやっているということで、音響から芸能関係の対応から全部やっているということを言っていました。そういうことを考えたときに、今度12月には五木ひろしをやるそうですが、これだって市民会館の職員が対応してやって、安く上がっていますね。それで、1,300人で2回興業をやると、これは6,000円、5,500円とありますが、大体1,000万で買っても、もうかるんですよね。今までそういうふうな行事をやっているそうです。これを見ても、だれが見ても飛びつくようなものばかりです。これはこれだけ努力しているということですね。そういうことを考えたときには、旧市内の活性化もあるし、これからの若い人たちにも夢と希望を持たせる意味で、文化センターの建設が必要と思いますが、市長として、文化センターの複合的なものを考えているのか、また、別なことを考えているのか。これは前市長にもお伺いしたんですが、市民の皆様の意見を聞きながらということで、それで終わってしまうので、市長としての考えをお聞かせ願いたいと思います。  4番目、高浜・三村バイパス道路の早期実現ということで、私はこれまで霞ヶ浦観光道路の早期実現ということで何回も、担当がもう耳が痛くなるほど質問してまいりました。なぜ観光道路と、私、言っていますかというと、それは三村、高浜のところの混雑ね。この朝夕の混雑を解消するのには、今回は高浜・三村バイパスと言っていますが、今まで私が言っている観光道路のことなんですが、これは農免道が今度南部の方の開発ということで、今、畑地帯総合整備事業ということで、先ほど県会の戸井田先生も来ていまして言っておりましたけど、これから進んでいくと思います。そうしますと、道路は一本太い道路がずっと坂井戸のところまで霞ヶ浦町の方から来る予定になります。そうしますと、向こうから、霞ヶ浦町の方から、いい道ができたなとガーッと吹っ飛ばして入ってきた道路があそこでストップしまして、また羽成子橋、愛郷橋ということになりますと、今まで以上に混雑するのではないかなと。そのときには、今私が言う高浜・三村バイパス道路。これは高砂製菓店がありますけど、総合体育館から高浜まで下りてきますね。坂崎のところまで。そして、高砂まんじゅう屋さんのところから堤防敷に観光的な橋を架けて、よそから見に来られるような観光的な橋を架けて、坂井戸の農免道が下りてくるところに直線に道路を持っていく、このバイパスが必要になります。これは議員になったときから、私、担当にもお話ししておりますが、県の方と話して前向きに検討しますと。検討しますは何回も聞いています。それで今回、合併の前に、今、6号バイパスもこんな状態でどうなるかという不安が、危機感もあるんですが、どうしても6号バイパスをやっていくと思いますが、やっても十何年か、15年とかかかるんじゃないかなと。そうすると、ここの橋を架けて一本持っていけば農免道にぶつかるんですから、今から石岡市としてこれを県の方に持ちかけておいて、そして合併したときは6号バイパスもこっちも一緒にでき上がっちゃうと。これは石岡市長としてのリーダーシップだと思うんですが、合併の中でも、今、市長がそれをやるか、やらないかなんですよね。だから、いろんな問題があって難しいよ、二橋の問題があるし難しいよと。難しいよ、難しいよと言っていたらば何にもできないので、まずスタートするべきだと思うんです。県の方にこれを。この点、早急に県の方に持ちかけてやる気があるかどうか、やるとすればいつごろまでに1回目の交渉をやるか、そのくらいまでちょっとお聞かせ願いたいと思います。  5番目の青少年育成対策事業の強化についてでありますが、今、青少年相談員とか、いろんな青少年育成事業の中で幾つもの事業がありますが、ここ年々、補助金が少なくなってきております。同僚議員からこの前、110番の家というのが二十何%しか利用がないので、それを継続するのかどうなのか難しいというような話があったんですが、私はその反対なんですね。結局、今、青少年非行問題が低年齢化してきていますので、青少年問題に我々議員も力を入れていかなきゃいけないときだと思うんです。今までのボランティアの皆さんはみんな年がある程度までいってきまして、活発にできない地区なんかもあるんですね。そういう問題にどうしようかと取り組んでいるときに予算を減らされたのでは、これは自主的にボランティアでやるのがいいと思うんですが、それにしてもある程度の予算がなければ活動できません。そういう意味では、今回、この青少年の育成に対して市長はどのように考えているのか。まず、青少年の育成の前に、子供を置いてパチンコ屋へ行っているというような話も聞きますが、その親の指導、指導者の指導をする何かの事業をつくる必要があるんじゃないかと。それにはどのようにしたらいいか。市として、指導者の指導ですか、これは難しいんですが、いろんな立派な先生方を呼んで講演を聞かせるとか、やっぱり自分たちが反省して子供たちのことを見直すとかそういう形にするのには、親の教育が必要なんですね。そういう面をどのように考えているか、お聞かせ願いたいと思います。  最後に、市町村合併でありますが、先ほども私、合併に触れましたが、この前の県の議長会主催の研究会でたまたま土浦市の議長さんと懇親を深めました。その中で、今、土浦の問題、霞ヶ浦町、千代田町の問題で、困っちゃったねということでいろいろ話して、これからどうなるんだろうといろいろ話しました。それで、石岡でも実際に、最初は7市町村集まって市民会館で会合を持ったのではありますが、今のところは4市町村合併、また、小川町の問題がちょっとあるんですよということで話して、こういうふうな形で、今日の新聞にも千代田町と霞ヶ浦町の問題が出ております。今度新しくなりました中川市長は、一回だめになったものももう一回やろうという形で、意気込みで4市町村の問題を取り組んでおります。これは大船渡市の市長さんじゃないんですが、やる気になれば今からでもできるという話をいたしました。やっぱり土浦の議長さんも、やる気になれば今からだってある程度できるんだと。そして、私は、土浦・石岡社会教育センターの議員をやっております。まあ、市長も出ておりますが、そのようなとき考えるときに、平成の大合併は広域合併でやっている一番大きな合併をして、政令都市をつくるのが、茨城の霞ヶ浦と筑波山を抱えている、自然に恵まれた、ここ、石岡。昔、国府が置かれた、この石岡がリーダーシップをとって、10市町村合併をやっちゃったらいいんじゃないかなという、そんな話もしました。人口が多いから土浦がリーダーシップじゃなくて、石岡がリーダーシップをとって合併を進めることが今からだってできるんじゃないかなと私は思うんですね。もしそれが無理だとすれば、この前、市民会館で集まりました7市町村合併。これは警察も一緒でございます。まあ、霞ヶ浦町は違いますが、警察も一緒、営農センターも一緒。それで、営農センターの代表は横田市長でありますから、これは簡単にまとめることができると私は思うんです。  だから、これまでの石岡市の合併審議会かなんかありますね。その中での結論は市長に出しているのがあったんですが、それは土浦とやっていた6市町村の合併協議会から石岡は抜けて、石岡を取り巻く近隣の市町村、霞ヶ浦町、千代田町、八郷町、美野里町、小川町、玉里村、そして石岡と、この7市町村の合併ということが、それがいいんじゃないかと提出してありますよね。私もこの前の議会のとき、一般質問でそれを提案しました。今からでも間に合うならば7市町村合併。今、土浦とああいう形になって千代田町と霞ヶ浦町がやっていますが、これだってまだ不安があるというように新聞に出ておりましたから、今ここで石岡市がリーダーシップをとってやれば7市町村は合併できると思います。そうすれば、土浦市の方も阿見町の方も新治村もこっちに入ってくると思うんですね。それはやるか、やらないか。できない、できない、無理だ。後ろでも無理だと言っていますが、それは大船渡市長さんから言えば、その気になれば、県とのパイプが一番横田市長は太いんですよ、できないわけはないと思うんです。その点、今からでも間に合うかどうか、市長がやる気があれば間に合うと思うんですが、市長、その点、無理だと言われると私も困るんですが、前向きで答弁をいただきたいと思います。  以上で1回目の質問を終わります。 79 ◯議長(久保田健一郎君) 建設部長・吉川君。                 〔建設部長・吉川安延君登壇〕 80 ◯建設部長(吉川安延君) 市長にということでございますが、事務的な部分もございますので、私の方から、6号バイパスの早期実現の対応について、並びに4項目めの、高浜・三村バイパス道路と書いてございますが、所橋から三村方面へ直線で延びる道路のことかと思いますが、その件につきましてご答弁申し上げたいと思います。  まず最初に、6号バイパスでございますが、きのうも議員の質問にお答えして、進捗状況についてはおわかりかと思います。その中で、市川から田島下までの区域につきましては、11月25日に、全部ではございませんが、一部の方々と契約を完了していると伺っております。さらに、その地区につきましても、今度は家屋調査等に入り、15年度中にはその調査等を完了させていきたいということになってございます。それから、他の地区につきましても、予定どおり、順次用地買収のための説明会等を開催していくということになっており、着実に進行しているものと考えておるわけでございます。  それから、市長の反対者との話し合いの件でございますが、市長は就任して早々の14年4月3日に路線変更を求める会の方々のところに行きまして、市長の就任とあわせて、5項目につきましてお話し合いをして、1軒1軒回っておられます。それから、そのたびに、今日に至るまで15回を超える話し合い、あるいは話し合いを呼びかけておるわけでございますが、15年の2月早々でございますが、24日でございますが、横田市長自身が路線変更を求める会の荒野会長に話し合いの申し入れを行っております。それから、その後につきまして、再度また話し合いのための連絡を横田市長自身がとっておられます。それから、3月になりましてからは、市長室で荒野会長、関副会長、高野シゲコさん、佐藤イサオさんが市長に面会し、話し合いをしたわけですが、このときは、話し合いに来たのではないということを強調しておられました。それから、伺い書が出されまして、それにつきましても、市長と協議の上、回答書を路線変更を求める会の方々に提出いたしております。8月18日になりまして、市長自身が荒野会長と1時間ほど電話で話し合っております。それから、8月19日には、荒野氏宅におきまして、路線変更を求める会の会長の荒野耕一さん、関ジュンさん、桜井イチロウさんと市長自身がお一人で会談をなさってございます。それから、8月になりましても、話し合いのために事務局の方で荒野氏宅を訪問したわけでございますが、話し合いは拒否するというような回答をいただいております。なお、この日に市長に荒野氏から電話がありまして、1時間ほど市長がお話をしております。  そういうことで、事あるごとに話し合いを申し入れ、あるいは伺い書、質問書があれば、一つ一つの項目につきましてはできるだけのことをご説明し、ご協力をいただくために話し合いを始めましょうというようなことを再三再四にわたりお願いはしているわけでございますが、市としても、事業主体が国でございますし、いろいろな面で最終的には国がすべてを判断することになりますので、いろいろなことで約束することはできませんが、市としてできることは、市民でございますので、ご協力を申し上げたいということでお話は申し上げてあるわけですが、なかなかご理解をいただけないというような状況でございます。今回も、今議会におきまして常任委員会の方へ、都市建設委員会の方へ付託され、要望が出ておるわけでございますが、それら等につきましても項目の1点1点につきましてはご説明し、あるいは私どもの方へ来てご説明を求めましたので、それら等につきましても一つ一つお答えを申し上げておるわけでございます。今後につきましても、お話し合いをいたしまして、ご理解がいただけるようにと強く希望を申し上げておるわけでございますが、この間も、つい先日でございますが、私どもとはお話ししない、変更をするというようなことの上でのお話し合いならするというようなことでございますので、平行線をたどっておるというのが現状でございます。国におきましては、そういう現状でございますが、今後とも地元住民、地元の自治体の協力をいただきながら整備に進んでいくということを伺っております。できるだけ機会をとらえて、今後につきましてもお話し合いをしていきたいというふうに思っております。  それから、4項目めの道路の件でございます。議員おっしゃるとおりに、確かに高浜のまちの中を通っておる県道が狭隘であるために、朝夕、非常に混雑をいたしております。昨年あるいは一昨年度から、側溝の整備、あるいは路面の補修等を県の方で精力的に実施していただいております。また、今年度におきましても、今後さらに側溝の改修を進めていきたいというようなことで県の方からございました。そういった形で、住民の方々の交通不安に対しましてできる限りのことをやってくださっておるわけでございますが、市といたしましても、議員ご承知のように、所橋のところから愛郷橋に向かう堤防を利用いたしまして、この堤防を道路として整備いたしまして、高浜のまちの中を通る大型車等をそちらの方に通過を向けまして排除していきたいということで、現在設計に入っております。そういう観点で、それが来年度から着手できると考えておりますので、それらが完成すれば相当数の車が堤防上の道路を利用していただけると思っております。それとあわせまして、県におきましても、都市計画決定されておる田伏線があるわけでございますが、ちょうど高浜小学校の裏手を抜けるような形で都市計画決定されておるわけでございますが、そういった路線についても順次整備していくということでお話をいただいております。有料道路から直線で延びまして、石岡・田伏バイパスを整備いたしまして、それから高浜の駅前から堤防上へ渡る道路等の整備を今後強力に推進いたしまして、高浜のまちの中の交通緩和に努力していきたいというふうに考えております。当面の計画はそれだけでございます。議員おっしゃる所橋から三村方面への道路につきましては計画はございません。県と協議する予定もございません。今後、今お話ししました道路の整備に全力を挙げていきたいと、そう考えております。 81 ◯議長(久保田健一郎君) 福祉部長・高木君。                 〔福祉部長・高木直之君登壇〕 82 ◯福祉部長(高木直之君) 山口議員の質問項目1番の2のふれあいの里「ひまわりの館」の経過と今後の対応についてで、維持管理費を申されまして、その中で、続けていくべきなのかどうかということで市長に答弁ということでございますけれども、山口議員がおっしゃっていました入館者数ということもございますので、そういう部分を含めて、私の方からお答えさせていただきたいと思います。  冒頭に、維持管理費につきましては、山口議員おっしゃいましたように、平成14年度決算の数値でそのとおりでございます。そういう中で、平成13年度、それから14年度の11月末までと平成15年度の11月末までの入館者数をちょっと申し上げてみたいと思います。初めに、平成13年度、事故を起こした次の年度でございますけれども、合計の入館者数が3万7,358人、開館日数が306日、1日当たりの平均入館者数が122人、それから平成14年度でございますけれども、4月から翌年の3月まで合計で入館者数が5万4,520人、開館日数が310日、平均の1日当たりの入館者が176人でございます。それで、平成14年度の4月から11月までと今年度4月から11月までを比較してみますと、平成14年度の4月から11月までは合計で3万5,104人、それで開館日数が209日、平均入館者が168人で、本年度ですと、11月までが3万7,533人、開館日数が210日、平均で179人、11月までの前年と比較してみますと、入館者数が2,429人の増、6.5%でございます。それから、これらの数値から平成14年度の曜日別の入館者を見てみますと、平成14年度、特に土曜日、日曜日につきましては、14年度の土曜日の入館者数が1万44人、開館日数で52日、平均で201人、日曜日となりますと、1万2,926人の入館者で、開館日数は52日、平均253人、そのような形で、今年度の11月までの状況を見ますと、やはり日曜日は264人、土曜日が201人、このように入館者がふえている状況でございます。  そういう中で見ますと、質問がございましたように、光明石は今現在取り外してございます。そういう中で、私ども担当部とすれば、市民の方に私どもがいろいろ指摘された点の部分については、衛生管理、それから維持管理に努めておりまして、そういう部分でふれあいの里「ひまわりの館」の入浴施設等については市民の入館者が戻ってきているという状況でございますので、14年度の決算特別委員会の総括質疑の中で委員から質問があった中で市長が答弁してありますように、今後は健康づくりをもう一度前進させた形の使用法の中でこのまま活用したいというのが私の方の部の考えでございます。 83 ◯議長(久保田健一郎君) 企画部長・中村君。                 〔企画部長・中村 栄君登壇〕 84 ◯企画部長(中村 栄君) 3番目の神栄跡地の有効活用についてでございます。市長に答弁のお求めでございますけれども、事務的な進捗状況についてご答弁申し上げたいと思います。  ご指摘のように、神栄跡地につきましては、中心市街地の活性化の起爆剤として購入したわけでございます。今日まで多くの市民の皆さんのご意見をちょうだいしてきたところでございます。特に平成13年度にまちづくり市民会議がワークショップ事業を行いました検討結果を拝見いたしますと、歴史的施設、あるいは文化的施設、公園などを含めた複合施設の建設を望む意見が数多くございました。これらを踏まえまして、今年度、庁内の各部署の委員から成る中心市街地活性化推進プロジェクトチームにて、どのような整備が望まれるかを多角的に検討いたしまして、間もなくですけれども、市民代表から成ります中心市街地活性化プラン推進委員会において意見を求めた後、その活用計画報告書としまして議員の皆様にお示ししたいというふうに考えているところでございます。以上を踏まえまして、市町村合併の際に策定されます新市建設計画に位置付けまして、順次整備を進めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 85 ◯議長(久保田健一郎君) 教育次長・草間君。                 〔教育次長・草間 暁君登壇〕 86 ◯教育次長(草間 暁君) 私の方からは、第5点目の青少年育成対策事業強化についてお答えを申し上げます。  少子化が進むこの現代社会、みんなで外で走り回ったりするよりも部屋にこもってゲーム機での遊び、また、学校ではいじめ・不登校・引きこもりなどの問題、非行の増加など、全国的な問題であり、当市におきましても、青少年が健やかに明るく育ってくれる環境をつくっていきたいと考えまして、青少年センターを中心に青少年育成事業を展開しております。どのように青少年を育てていけるかはその市または地域の力量によるものと考えます。この一大事業として真剣に取り組んでいくべき大切なことだと思います。今後も青少年の健全育成と非行防止を願って、学校・家庭・地域、三位一体となって協力し、効果ある活動に取り組んでまいりたいと考えております。ご質問にありました講習会等につきましては、生涯学習推進の中で実施をしていきたいと考えております。また、補助金につきましては、厳しい財政状況の中、国から地方への改革の中で、歳出の抑制、合理化に努めることを求められております。また、15年10月23日、石岡市行政改革懇談会より平成16年度の予算編成に関する意見書が提出され、その中で、第3次行政改革大綱に書かれてある事務事業を推進し、経費の節減・合理化を積極的に行い、補助金及び経常経費等の削減を図ることというような意見が出されております。そういうことで、増額ということは非常に難しいということでご理解をお願いしたいと思います。 87 ◯議長(久保田健一郎君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 88 ◯市長(横田凱夫君) お答えいたします。私の方からは、市町村広域合併に向けての石岡市の対応についてご答弁いたします。  当市は、美野里、八郷、玉里、2町1村との合併協議会を本年5月1日に既に設置しまして、合併協議を進めているところでございます。現在まで、合併基本4項目中、合併の方式、それから期日、新市の事務所の位置、こういった重要項目が既に決定しているところでございます。さらには、農業委員及び議会議員の身分の取り扱いなど、現在まで7回の合併協議会におきまして、スケジュールどおりの調整作業が進められているところでございます。周辺自治体におきましては、千代田町と霞ヶ浦町が法定協議会設置に向けた調整がされているとか、あるいは土浦市の新市長さんのもと、新治村を加えました1市2町1村で合併をしたいという意向等が新聞等で報道され、私も認識はしております。また、小川町から住民発議がございます。現在合併協議をしております1市2町1村は、去る11月19日に議会に付議すると回答をしているところでございます。この件に関しましては、先ほどもご答弁申し上げたところでございますが、このような中で、議員ご指摘の千代田町、霞ヶ浦町、そして小川町につきましては、これまでの経緯も種々あるわけでございます。これらを経て、現在1市2町1村の合併協議会が設置されたわけでございますので、現時点では1市2町1村の合併協議を進め、小川町の住民発議につきましては、法律にのっとって、議会議長、あるいは3町村ともよく協議して、早急に対応を図ってまいりたいと、このように考えております。 89 ◯議長(久保田健一郎君) 本日の会議時間をあらかじめ延長いたします。  15番・山口 晟君。                 〔15番・山口 晟君登壇〕 90 ◯15番(山口 晟君) 2回目の質問をいたします。  6号バイパスの早期実現ということで、私はこれまで議会報に載っていただけでも8回質問しています。今回、合併前でありますので、議員になったときからの議会報を、自分の質問と、あと答弁をずっと振り返って読んでみました。その中で、まず6号バイパスの問題を振り返ってみますと、今から7年前ですか、平成8年10月14日に路線の説明会がありました。これは最初は運動公園体育館であったんですが、そのときに東大橋の物見塚団地の方々の路線に対する強い反対ですか、今の路線が変わっている、もとに戻せというような問題が出ました。そして、その後、グリーンパレスで16日に行われているんですが、そのときも中津川の住民の方々より、なぜ路線を変更して中津川の部落を分断するんだという、かなりの勢いというか、声高らかに、舟塚山古墳群を分断する路線を変更しろということで、かなり強い意見が出ていました。その後、中津川の路線変更を求める方々と石岡市の話し合いがずっと来たわけなんですが、これまでいろんなものを見てみますと、いまだに中津川の方々とのお話し合いができないと。市長も本当に、1年でありますが、この1年間でいろんな石岡市の行政、これを振り返ってみますと、この前も私、とんでもないところに入っちゃったなと思っているんじゃないかと言ったんですが、こういうときこそ市長のリーダーシップでこれを乗り切ってもらいたいんですよね。石岡市民は横田市長が唱える石岡再生というのに期待しているわけですから、早く中津川の問題を解決しないと、ひょっとしたらば……。きのうの同僚議員じゃないですけど、首都高速かな、それの問題でもやっぱり結局裁判で負けているわけですよね。そういう裁判までいっちゃったときに、告発されて、こういうふうになったときには、この道路ができなくなってしまうんですよね。だから、ここの辺を、いまだに話ができない、できないのに杭打ち、土地を買うということになっていますが、これ、市長、このままで大丈夫なんですか。中津川の方々と早急に本年度お話ししてみたらどうなんですか、いろんなことを踏まえて。それで、この北側の線でやる気になればできるという、この中津川の方々の陳情書の中で見ると、市長のリーダーシップによっては、私はそのほうが早くできるんじゃないかなと。このまま強制執行をやるような体制でいったときには、これは子供じゃないんですから、おどかしは効かないわけです。それで、今度専門家の方々のお話を聞いてやっているようですから、これはなかなかおどかしは効かない。  今、国会でも、イラク問題で、自衛隊をどうするかということでやっています。これまでの国会、小泉首相が総理大臣になって日本を改革するということで一生懸命やっているわけですが、あれも見ていましても、反対勢力というか、そっちが強くて、公約どおりにいかない。それを見ますと、石岡は当然、やはり国会と同じだなというように、私、思います。人が2人も、立派な方が亡くなられたということで、国会は大変ですね。石岡でも、これまでの石岡の行政を見ますと、タマゴ博では2人も……。議長さんのお父さんも被害者の一人でございます。そういう意味で、2人ですが、審議会をやっている間にそのときの委員長さんも急に亡くなったと。結局それも一つの、その問題に取り組んでいたために、疲れとかいろんな面が重なって亡くなったと思います。だから、3人は亡くなっているんです。それで、その後にも市民部の問題で、市の職員が自殺未遂とかそういうことにもなっている。そして、地籍調査の杭の問題、あれなんかも市の問題でいろいろありました。なぜこういう問題がどんどんどんどん石岡で出てきているのか。それはやっぱり今までの石岡を見てみますと、市長のリーダーシップ、これがきちんとしていたならばそういう問題が起きないで来たんじゃないかなと。石岡のまちの目に見えない何か、私はいろんなものが動いているんじゃないかなといつも言っていますが、こうやって議員が一生懸命話をして、市長もある程度市民の立場で考えてもらって、この方がいいなという判断がついても、それができないというのが石岡の現状だと思います。これを思い切って突破しなければ、合併の石岡市はありません。今度、4市町村合併、小川町がはっきりしない。5市町村が合併すれば、百里飛行場が我々のところと一緒になるんですが、今のところで4つです。これでは今までの石岡市の行政と余り変わらないんじゃないかと。市長と議会で一生懸命やっても、職員が一生懸命やっても、思うようにできない石岡市であっては、これからの石岡がちょっと不安になってきます。  そうしますと、やっぱりこの6号バイパスは、市長の決断、これにかかっていると思うんですね。今からでも北側に持っていった方が早くできるという可能性があるならば、これに賭けてみるべきだと思うんです。今の路線でいったら強制執行というのは不可能だと思うんです。自動車ですから。飛行機だったら、バーッと来て、弾みをかけて向こうに飛ぶことができますが。昔、半ノ木にグライダーってあって、私、歌を歌っていますけど、「半ノ木讃歌」というのを。やっぱりグライダーで飛び上がって向こうへ、飛行機なら行けます。自動車の場合には、中津川のところだけができなかったらば、これは途中まで行って中止になったら、東京の、今問題でやっているのと同じになっちゃいます。今、石原都知事なんかもいろいろやっていますけど、道路がストップしているところがかなりあります。今、県でやっている那珂川導水も、あそこまでやってきて、もう少しというところでストップですよ。そういうことになってしまったら大変なので、今だったら私は間に合うんじゃないかと思うので、市長の取り組み方、そういう考えが、今年中にそういうことをやってほしいんですね。これがなかったらば、本当にまた6号バイパスはだめになっちゃう可能性がありますね。私はそう思います。これは市長、政治生命を賭けて。市長になっちゃったんだから、これは今、途中でやめるわけにいかないと思うんですね。これをきちんと再生するのが、皆さんに選ばれた横田市長の、これはもう人生だと思って、これをやり遂げなければ。6号バイパスをつくらなくちゃ。そういう方向付けをつくらなくちゃ。そうすると、文化センターの問題もそうですが、やっぱり市長の考えでばたばたと決まるような気がします。そうすれば、先ほどの同僚議員ではないけど、黙っていても横田市長誕生になります。これができなかったらば、横田市長もちょっと不安なところに市民はなるんじゃないかなと。そういう意味から、この6号バイパスについて、中津川の方々と今年中に話し合いができるかどうか。路線を変更するというもとにならば話し合いをすると言っているんですから。まあ、その点、お伺いします。  2番目のふれあいの里「ひまわりの館」の問題でありますが、石岡市の保険者負担分という形で療養給付費というのが、一般分のがここに載っていますが、平成11年度と12年度の比較をしてみました。そうすると、11年度は15億3,336万4,623円、そして12年度は15億8,868万2円、これを引きますと、5,531万5,379円というのが保険金の負担になっています。これは、これだけふえたということは、レジオネラ事件が発生したために出ているんですよ。それを見ますと、4月7日に営業開始してありますから、5月、6月、7月、8月というのは、かなりの保険、これを使っているんですよ。それで、この人たちが、かかった人たちがまた冬場になって寒くなったときに風邪を引きやすくなって、またこれは11月、12月、1月、3月というのがふえています。これを見ますと、ふれあいの里の問題、レジオネラの問題、この前、269名で全部示談成立ということですべてこれで終わったものと考えますという市長の答弁がありましたので、私はそのときに、九州の宮崎県の日向市に視察に行ってきまして、その内容を一般質問でやりました。そして、日向市でもオーバーフローのスイッチが切られたために、1カ月の間ですよ、1,318名の方が入ったために医者にかかった。それ全部補償しているんですよ。石岡は、2カ月間というのは一番……。オーバーフローのスイッチを切ってあったので、その前から恐らくなったと思うんです。4月に入って、今も医者に通っていて治らないで後遺症が残っている人がいるんですよ。それは認めていないですけど、そのほかに269名の中でフォローしたのが27名、そういう石岡の対応です。そういうことを考えたときに、この保険の支払いとかなんかを見たときに、このままふれあいの里の問題はこれで終わったということは私はあり得ないと思う。それで、今後の対応としてということでありますが、ほかに269名の中から27名を引いた方々がもし今も風邪を引きやすくなったりなんかで医者にかかっているとか、それが原因で亡くなったというような問題とか、これは調べれば出るわけですから、そのときに医者が見て判断したときには、これは支払うべきだと思うんですが、その示談書の内容、どのような内容だったか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。それで、その方々には、多分再発したときにはまた支払いするようなことが載っているという話を聞いたんですが、それを確かめたいんですが、その点、お聞かせ願いたいと思います。  次に、神栄跡地の問題でありますが、前市長のときも皆さんにいろいろ聞いてということで、大体大分進んでいるようですから。でも、進んでいても、今、方向付けをしないと。八郷町では、図書館を急いでつくろうということで、前向きに進んでいるそうです。石岡としては、神栄跡地ももう5年、6年になりますが、あのままでいるわけですから、その対応って、今計画してもすぐにはできないわけですから、合併のあれで。だから、合併を踏まえて、いろんなところを見てきますと、せめて1,600人ぐらい入る文化センターが石岡では合併したときには必要であると思います。そして、今、石岡の市民会館では、自主事業をやるたび、500万も何百万も赤字を出しているのが石岡の事実です。実際です。これは考えようによっては、今度大きな文化センターができれば、1,600人も入るものができれば、五木ひろしショーじゃないけど、1,300人のところで、1,000万で買っても何百万かもうかると。これからは文化センターをつくったって損ばかりじゃなくて、もうかるような形にもできるんですよ。それで、渋川市の行事なんかを簡単にちょっと見てみますと、びっしりです。これを見ますと、5月には子供の日映画会「ドラえもん」、これはテレビでも有名ですから子供たちが見ます。そうすれば大人もくっついてきます。そういう意味で満員になっちゃうんです。7月には、南こうせつコンサート。これだって、今、南こうせつは割と、演歌じゃない人らがファンですから、いっぱいです。それで、8月に、この間小川町でやりましたが、梅沢富美男の魅力のすべてという形でやっています。6月には、逆になっちゃったんですけど、テレサ・テン。これは今いないですから、映画だそうです。それだって、いっぱいになっちゃう。その後に、しぶかわ広域歌謡選手権という形で、これはカラオケファンを集めてやったところが、これはまた大盛況。それで、10月には吉本新喜劇、これももう満員。11月が綾小路きみまろ。これだって、今、先端に乗っている。それで、11月、郷土芸能という形で歌舞伎発表会。それで、12月にやるのが、もうすぐですね、これは五木ひろしコンサート。これは1,000万だそうですけど、入場料が6,000円、5,500円。1月には、研ナオコ。これは余り、いろんな面では芸能人というより、すごい何ですね。そういう形でやってきているんです。ですから、やりようによっては、文化センターを建てたって、もうかっていくんですよ。ですから、あそこに文化センターが必要だと思うので、早速そういう検討をお願いいたします。これは要望にしておきます。時間がないですから。
     高浜・三村のバイパスですが、これは全然予定には立っていない、考えていないと。これは私は市長に聞いているんですよ。部長が答弁なんですけど、これは市長、やっぱりここは、バイパスは、農免道をつくったらば、こっちがなかったらだんだん混んじゃいますから、これを早く農免道と一緒にやるように進めてください。これは畑地帯総合整備事業をやって農免道ができても、こちらのバイパスをつくらないと意味がありません。これも、市長、一応橋本知事にこのようなことも申し入れてみてください。  青少年問題でありますが、予算はふやすことはできないと言うんですが、全体的に、全部平均に減らすんじゃなくて、必要でないところは……。結局、今までだって、2億でできるものが3億でやっていたというような工事請負の問題があった。それで、ふれあいの里だって、32億も出してああいう事件が起きた。そういうことをいろいろ考えたらば、いろんな問題が節約できるところはいっぱいあるんですよ。そういうむだというか、そういうことを気をつけていったらば、青少年問題の予算なんか、わずかなものですよ。やっぱりこれからは、まちづくりは人づくりですから、青少年の健全育成をするのにはその組織の強化が必要なんですよ。それには、予算が減らされたのでは困る。今のままでも困る。ふやすべきですよ。それで、きちんとした活動をしてもらう。これが青少年育成だと思うんです。この点、市長に、この青少年に対する考え方をお願いします。  また、広域合併については、私が言いました、今からでもできるならば7市町村合併まで。今、千代田町と霞ヶ浦町もああいう状態ですから、今なら間に合うと思います。そして、土浦市と阿見町と新治村をこっちに引っ張ればいいんですよ。そうすれば、昔、国府が置かれた石岡がリーダーシップをとれるんですよ。30万人以上の政令都市ができるんです。そうすると、北海道から九州、沖縄までの中で一番ここの石岡が、霞ヶ浦と筑波山、そういう中心の、自然に恵まれた、すばらしい市ができると思うんですが、その点、市長、交渉する気があるかどうか。今からでも話の中で。これは合併は4つで進んでいるんだからしようがないんですけど、できるならばと言っているんですよ。土浦の話もそうですし、新治村の問題もそうで、千代田町の問題も霞ヶ浦町の問題もありますから、今からでもできる可能性もある。できないと言うんじゃなくて、大船渡市の市長さんではないけれども、やる気になれば、なせばなる、なさねばならぬ、何事もということがありますから、ひとつお聞かせ願いたいと思います。  あと、3回目に残します。 91 ◯議長(久保田健一郎君) 福祉部長・高木君。                 〔福祉部長・高木直之君登壇〕 92 ◯福祉部長(高木直之君) 山口議員の2回目の質問にお答えします。  最初に、冒頭に山口議員がおっしゃいました保険者負担分の療養給付費一般分と療養給付費退職分、これは国民健康保険会計での療養給付費と退職分の医療費を比較したものでございまして、山口議員ご指摘のような、この数字がレジオネラ菌の関係でそういう伸びがあるとかそういうものではございません。その中には、要因が、それは絶対ないとは断定できませんが、そういうものではなくて、一般被保険者、退職被保険者、老人被保険者、それぞれの増によるものというふうにお答えしておきます。  それから、レジオネラ菌の、前から議員がおっしゃっています当市の補償関係のことですけれども、前にもお答えしましたように、レジオネラ感染症の事故に対する対応といたしまして、その損害賠償につきましては、判決による方、あるいは遺族に対する補償、それから示談によるものを含めまして、269名、補償は済んだと思っております。  それから、今後また、後遺症の問題といいますか、そういう部分で新たにレジオネラ症と認められればどうなのか、そういう文言が入っているのかということに関しましては、当然、レジオネラ属菌が認められた人とか重症の方の場合にそのような示談書になっているものでございまして、269名の全員になっているものではございません。というのは、そのときの症状で医者へ行かれた方についてはそういう文言のことは入ってございません。  それから、今後の対応としましては、ここ、議員のご質問にお答えしていますように、平成12年6月に起きた事故から、先ほど申しましたように今年の4月の時点での示談の中で、私どもの方としましては、その方と和解ができたということでございますので、今後そのようなことがある場合には、あくまでもそのときのレジオネラ属菌によるものだということが医師であるとか第三者によって認定されない部分については、議員がおっしゃっているような、また再度の損害賠償ということはあり得ないものでございます。  以上です。 93 ◯議長(久保田健一郎君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 94 ◯市長(横田凱夫君) お答えいたします。  6号バイパスの早期実現の対応ということで、路線の変更をするのか、しないのかというようなご質問でございますが、基本的には先ほど部長が答弁したとおりでございますが、今後とも地元市町村、そして住民の皆様方のご理解とご協力を得まして進めてまいりたいと。市といたしましても、一日でも早い6号国道バイパスを完成に向けて国に協力をしてまいりたいと、こう考えております。  それから、青少年の補助金問題でございますが、青少年の健全育成は、議員ご指摘のとおり、次代を担う青少年の健全育成は人づくりでもあり、非常に重要なことであると認識しているところでございます。第3次行政改革大綱に掲げてある事務事業、経費の節減・合理化を積極的に行い、補助金及び経常経費の削減を図るというような行政改革も提言は受けてございますが、補助金に対しましては、基本的にめり張りのある予算づけをしていくのを基本として当たってまいりたいと考えております。  それから、合併につきましては、先ほど申し上げたとおりでございます。 95 ◯議長(久保田健一郎君) 15番・山口 晟君。                 〔15番・山口 晟君登壇〕 96 ◯15番(山口 晟君) あと残り5分ということになりました。また、議員の皆さん、遅くしちゃって申し訳ございません。  今回は、議員の方が、新人の方々が大分当選しまして、明るい石岡市が期待されるわけでございますので、これから、やはり今までのいろんな流れ、昔からの歴史ですか、これは大切なんですよね。親を見て子をもらえということわざがあります。結婚も合併も同じだと思います。1回だめになっても、またその人と、ぐるっと回ってきて結婚するということもあるんですよ。ですから、この合併問題なんかもその例だと思うんですが、最初はいろいろあるんですが、6号バイパスについても、これから合併していくためにも、石岡市として、石岡市から市長が立候補しなくちゃしようがないんでね。よそから市長が出てきちゃったなんていったら、これはもう石岡は中心として情けないことになるので、一つ一つこの問題点を解決して、私は始まったばかりだからまだやるよという意気込みで6号バイパス早期実現に努力していただきたいと思います。それには、橋本知事にもこれは応援してもらわなきゃならないんですから、県とのパイプ役として、横田市長、本当に私は市民の一人としてお願いします。  あと、ふれあいの里の件なんですが、269名以外は考えていませんと言うけど、きちんと医者の診断書と、医者が見て、それを第三者が認めたときには、これは支払うべきだと思いますので、その点は私から申しつけておきます。  高浜・三村の観光道路、これはあくまでも、バイパスというよりは、風土記の丘の方からずっと出て、高浜から霞ヶ浦まで、土浦まで行く道路です。私が観光道路と言っているのは。このバイパスは必要なので、絶対これは前向きに取り組んでいただきたい。堤防敷に今の愛郷橋のところを通る道は近々できる予定になっていると思いますが、あそこの混雑はそれだけでは解決しません。橋を一本架けなければだめです。橋だって、ベイブリッジのような、よそから若い人が来て、あの辺を眺めるというか、わざわざ来るくらいな、そういうのをつくって。そして、高浜干拓入り、あそこは、前にも言ったように、観光的には水生植物園でも。霞ヶ浦のヘドロをあそこへ上げて、そしてあそこの、今1反歩100万するかしないかということですから、農家の人だって百姓をやるよりはあそこで働いた方がいいと思うので、あそこに植物園みたいなものをつくっていけば、それにはこの道路が何でもかんでも必要なので、これはよろしくお願いします。  それで、青少年問題については、人づくりはまちづくり、まちづくりは人づくり、それを頭に置いて、青少年育成事業の強化を図っていただきたい。  市町村合併については、市長のリーダーシップをぜひ発揮して、石岡の今後、未来の石岡のために、霞ヶ浦と筑波山を生かした自然のまちづくりに頑張っていただきたいと思います。  以上で私の質問を終わります。 97 ◯議長(久保田健一郎君) 以上で通告による質問はすべて終了いたしましたので、これをもって一般質問を終結いたします。            ───────────────────────  日程第2 休会の件 98 ◯議長(久保田健一郎君) 次に、日程第2、休会の件を議題といたします。  お諮りいたします。明12月6日及び12月7日の2日間は、議事整理のため休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 99 ◯議長(久保田健一郎君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  以上で、本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は、12月8日定刻午前10時から会議を開き、各議案に対する質疑を行います。                   午後 6時06分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...