石岡市議会 2003-03-13
平成15年第1回定例会(第5日目) 本文 開催日:2003-03-13
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 平成15年3月13日(木曜日)
午後 1時00分開議
◯議長(
鈴木行雄君) ただいまの
出席議員数は21名です。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。
初めに、ご報告申し上げます。
今期定例会の説明員として議長において出席を求めた者のうち、
企画部長・中村君から本日の会議を欠席いたしたい旨の申し出があり、議長において許可をいたしましたので、ご報告申し上げます。
次に、本日の
議事日程は、お手元に配付いたしました
議事日程表のとおりであります。
これより
議事日程に入ります。
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日程第1 高
栖宏之議員の
議員辞職の件
2
◯議長(
鈴木行雄君) 日程第1、高
栖宏之議員の
議員辞職の件を議題といたします。
まず、その辞職願を朗読いたさせます。
3
◯議会事務局次長(
小沼茂夫君)
辞 職 願
今般、一身上の都合により
石岡市議会議員を辞職したいと思いますので、
地方自治法第126条の規定により、許可されるよう願い出ます。
平成15年3月7日
高 栖 宏 之
4
◯議長(
鈴木行雄君) お諮りいたします。高
栖宏之議員の
議員辞職を許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
5
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認めます。よって、高
栖宏之議員の
議員辞職を許可することに決しました。
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日程第2 議案第121号
6
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、日程第2、議案第121号・石岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
本案は、
前期定例会において、
総務企画委員長からの申し出に基づいて
継続審査とし、さらに
今期定例会において、市長の請求による訂正を承認いたした案件であります。
本案については、
総務企画委員長から、審査の経過と結果の報告を求めます。
総務企画委員長・前島守雅君。
〔
総務企画委員長・前島守雅君登壇〕
7
◯総務企画委員長(前島守雅君)
総務企画委員長の前島でございます。これより
総務企画委員会における審査の経過と結果についてご報告を申し上げます。
当
委員会は、平成14年第4回定例会で審査付託され、
継続審査となっておりました議案第121号・石岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについての審査を、去る1月24日及び3月12日に、
総務部長ほか、市当局の出席を求めて
委員会を開催し、審査を実施いたしました。
まず、本案に対する各委員の質疑の状況でございます。委員からの質疑においては、6級、7級に属する
出先機関の長について、同じような
職務内容であるにもかかわらず職階級が異なっているということについて、執行部からは、重点的に進めていく事業があればそれなりの職員を配置する必要が出てくると思うが、そうした中で
市民会館、「
ひまわりの館」、
保健センターは現在の機構図の中では同じ配置になるものと考えているという説明がなされました。また、
教育次長が9級になるということについて、執行部からは、今まで部長と同じ
取り扱いであったため、今回の改正においても部長の職務と一緒に9級に移るものと考えているという説明がなされました。また、現在の
組織機構図を当てはめて職務の分担を行ったのかということについて、執行部からは、現在の職員をそのまま級だけ上げるという考えはないという説明がなされました。また、8級の
監査委員事務局長と
農業委員会事務局長については、別の
行政機関として考え、8級を相当とする旨の説明がなされました。
次に、本案につきましては、
今期定例会において市長から提出された訂正案が承認され、その訂正は、
市町村合併に向けた取り組みや
進捗状況を勘案した結果、可変的かつ複雑化することが予想される各施設の長についてはすべて削除し、市職員の職務のうち、代表的なものの名称のみを規定するという内容でございます。この訂正につきまして、委員からは、今までは
出先機関の職務が細かく分類されていたことによって左遷されたというイメージを与えてしまうという懸念があったが、今回の訂正ではそれが削除されたため、異議はないという意見が出され、また、各階級の職務に合った
職員研修をきちんと整備し、
当該階級の人の存在感や認識を持つようにしてほしいという意見が出されました。
次に、本案に対する討論はなく、各委員の意見を踏まえて採決を行った結果、
全会一致で原案可決すべきものと決した次第でございます。
以上が、議案第121号・石岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについての審査の経過と結果でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
8
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で
委員長報告は終わりました。
次に、
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
9
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結します。
次に、これより討論に入るわけでありますが、討論の通告はございません。よって、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第121号・石岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、原案可決すべきものであります。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
10
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
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日程第3 議案第1号ないし議案第13号
11
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、日程第3、議案第1号・平成15年度石岡市
一般会計予算、ないし議案第13号・平成15年度石岡市
介護サービス事業特別会計予算までの計13件を一括して議題といたします。
本件については、
予算特別委員長から、審査の経過と結果の報告を求めます。
予算特別委員長・前島守雅君。
〔
予算特別委員長・前島守雅君登壇〕
12
◯予算特別委員長(前島守雅君)
予算特別委員長の前島でございます。これより
予算特別委員会における審査の経過と結果についてご報告を申し上げます。
本
委員会は、
今期定例会において審査付託されました議案第1号・平成15年度石岡市
一般会計予算、ないし議案第13号・平成15年度石岡市
介護サービス事業特別会計予算の計13議案について、より詳細に審査をするため、
議員全員をもって構成する
特別委員会として設置された次第でございます。
本
委員会は、去る3月7日から3月11日までの間で計3日間の
審査日程をとり、説明員として市長及び各担当者の出席を求め、各
常任委員会所管ごとの審査と
総括審査を実施した次第でございます。
審査におきましては、予算書及び
参考資料等に基づき、
予算編成が適正に行われるものであるかどうか、費用に見合うだけの効果が期待できるかどうか等、慎重かつ厳正なる審査が行われた次第でございます。
次に、審査における質疑の主な点について申し上げます。
まず、
一般会計の歳入でございます。ここでは、近年市税が落ち込んでいることから、市の
財政力指数の見通しについての質疑がなされました。これについて執行部からは、景気が低迷している中において、交付税の伸びが横ばいであると見られることから、市の財政においてもここ数年は横ばいの状態で推移するものと考えるという見通しが示されました。
次に、
一般会計の歳出でございます。総務費におきましては、
職員研修の充実とその
効果測定について、
職員採用試験に市独自の試験を取り入れることについて、ホームページの充実について、歴史のみちと
まちづくり推進事業の今後の進め方について、文書の電子化と事務の効率化について、市庁舎内に
洋式トイレを設置することについて、
巡回バス事業における
民間バス料金との格差について、
鹿島鉄道支援における市の基本的な方針について、
市町村合併に向けての現状と今後の見通しについて、
いばらきブロードバンドネットワークの内容について、
霞ヶ浦湖岸清掃における
地元住民への補助について、石岡駅
周辺整備と
まちづくりへの考え方について等の質疑が行われました。次に、民生費におきましては、
医療福祉費における3歳児拡大分が昨年示していた
見込み額よりも低く計上されている理由について、
緊急通報システム用備品の実際的な運用について、ふれあいの里「
ひまわりの館」の運営における今後の方向性について、
北小学校における
学童保育の
早期実施の可能性について等の質疑が行われました。次に、
農林水産業費におきましては、食と農の
交流プラザ事業の
実施内容について、
畑地帯総合整備事業の
具体的整備内容について、龍神の
森整備事業の財政及び
公有財産としての樹木の
取り扱いについて等の質疑が行われました。次に、商工費におきましては、
自治金融預託金、茨城県
信用保証協会出捐金、同預託金に関する
代位弁済の状況について、
観光案内所における
物品販売の問題について等の質疑が行われました。次に、土木費におきましては、歴史のみちの
整備方針について、既存の
市営住宅に対する修繕の方針について、
市営住宅の
駐車場整備に対する考え方について、
道路維持における側溝内の清掃について等の質疑が行われました。次に、消防費におきましては、消防職における5人体制の実施について、
消防庁舎内の
車庫建設についての質疑が行われました。次に、教育費におきましては、
適応指導教室運営事業における不登校児への対応について、
司書教諭配置後における
図書利用率について、
文化財マスタープラン策定について、
市民運動会実施の有無と市民の
健康づくりの方策について、
武道館建設構想について等の質疑が行われました。
また、
特別会計におきましては、
国民健康保険特別会計予算において、医療費の減と
受診抑制の問題についての質疑がなされ、
介護保険特別会計予算においては、
保険料値上げと基金取り崩しの関係及び市長の見解について等の質疑が行われ、それぞれ執行部から答弁を得た次第でございます。
各
会計予算案に対する
質疑終了後に行った討論におきましては、
一般会計予算、
国民健康保険特別会計予算、
介護保険特別会計予算の計3件に対し、反対する立場から討論が行われました。討論においては、
一般会計の議会費における議員の報酬、
費用弁償、
政務調査費の問題について、民生費における
医療福祉費の就学前児童への拡大への必要性について、総務費における
職員研修の適正な運用の問題について、
学校司書の雇用の問題について指摘された次第でございます。
その後の採決においては、討論が行われた
一般会計予算、
国民健康保険特別会計予算、
介護保険特別会計予算の計3件については
起立採決を行い、その他計10件の各
会計予算については
簡易採決を行った次第でございますが、結果、
起立採決を行った議案第1号・平成15年度石岡市
一般会計予算、議案第3号・平成15年度石岡市
国民健康保険特別会計予算、議案第12号・平成15年度石岡市
介護保険特別会計予算の計3件は、賛成多数で原案可決すべきものと決し、議案第2号・平成15年度石岡市
授産所特別会計予算、議案第4号・平成15年度石岡市
簡易水道事業特別会計予算ないし議案第11号・平成15年度石岡市
霊園事業特別会計予算、議案第13号・平成15年度石岡市
介護サービス事業特別会計予算の計10件については、
全会一致をもって原案可決すべきものと決した次第でございます。
以上が、本
特別委員会に審査付託されました各議案の審査の経過と結果の報告でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
13
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で
予算特別委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
14
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論は通告によりこれを許します。
6番・
小松美代子君。
〔6番・
小松美代子君登壇〕
15 ◯6番(
小松美代子君) 6番、
日本共産党の
小松美代子です。ただいま
予算特別委員会における審査結果の報告が
委員長よりありましたけれども、私は、議案第1号・平成15年度石岡市
一般会計予算、議案第3号・平成15年度石岡市
国民健康保険特別会計予算、議案第12号・平成15年度石岡市
介護保険特別会計予算、以上3本の議案について、反対の立場から討論をいたしたいと思います。
委員長報告でも述べられておりますけれども、私は、まず、今の不況の中で、税収が大変落ち込む中で、今回の予算についてはいろいろと配慮されていると、このように一定の評価はしておりますけれども、私どもの立場から、やはり歳出で見直すべき点、この部分について修正を求める立場であります。まず議会費につきましては、
決算特別委員会でも述べたかと思いますけれども、
費用弁償348万円、
海外視察研修負担金150万円、この点についてはカットすべきであると、このように思いますし、また、
政務調査費の交付金につきましては減額をすべきであると、このように思います。また、
職員研修費、この中身についてはやはり問題の部分は精査をしていく、同様に諸
協会等関係経費の中での
地域改善対策啓発事業補助金、額的には大変少ないものではありますけれども、
職員研修費と絡み合わせまして、歳出については異議のあるところでございます。また、民生費の中で、私どもは乳幼児の医療費を就学前まで無料化とすべきだということで市民の皆さんと
請願運動を取り組んできたところでございます。今回、3歳児まで1歳拡大いたしまして、1,200万円が計上されているわけですが、当初見込みとして1歳
引き上げには2,000万円程度の費用が見込まれると、こういった形で進められていたと思います。ですから、差額800万円を考えた場合にはさらに年齢の拡大ができるものと、このように思います。引き続いて就学前までの乳幼児の医療費の無料化を要求してまいりたいと思います。また、今回、教育費の中で、
学校図書嘱託員報酬が計上されております。これは小学校の
学校図書室に嘱託員を配置するものですけれども、県の事業ということで、昨年採用された方が再び採用されるということができなく、1年で職員がかわるというような事態になりました。私は、
補助事業でやることも財政難の中では必要かと思いますけれども、やはり
子供たちに接する部分ではきちんと職員を配置する必要があると、このように思います。こういう点で、私は、今回の議案第1号・平成15年度石岡市
一般会計予算の、主に歳出の部分での反対をさせていただくものです。
また、議案第3号・平成15年度石岡市
国民健康保険特別会計予算でございますけれども、これはこの後審議されます議案第29号と連動しているものと思われます。今回、退職被保険者の医療費が20%から30%に
引き上げられるものです。前回の国保税の
引き上げにより、市民の国保税の引き下げを求める声は大きくあります。そして、
老人保健拠出金が前年度より2億4,305万6,000円と大きく減額されていることは、さまざまな要因はあるとしても、その一つに
受診抑制があることは容易に判断できるところです。したがいまして、国保税を前回の値上げ前に戻すことを強く求める立場から、本予算に対しましては反対の意を表するものです。
また、議案第12号・平成15年度石岡市
介護保険特別会計予算につきましては、
介護保険制度そのものが、私どもは導入されたときにも大変問題があると指摘したわけですが、
サービスの提供の量に応じて保険料が決まっていくと、こういうような形もありますので、安ければいいというものではありませんけれども、石岡市は県内でもトップクラスの
介護保険料でございます。今回、基準額で2,800円が4%アップされまして、月額2,900円になるわけです。これは県内で上から4番目になるということで、やはりこの点については、4%の値上げではありますけれども、大変な保険料であると、このように思います。市民の中には、値上げではなくて値下げをしてほしい、こういう要求が強くあります。そしてまた、現在10%の利用料が
個人負担であるわけですけれども、この減額を要望する声も多くあるわけです。今回の
介護保険特別会計予算ですけれども、議案第37号と連動しております。この中では、ただいま申し上げました値上げも出ておりますけれども、
減免制度を今回つくっております。そういう点では一定の評価はできるわけでございますけれども、やはり市民の立場、この
国民健康保険税と
介護保険料の負担感、これは本当に大きいものがございます。そういう点で、私は、議案第12号についても見直すべきであると、このような立場から反対の意を表明して、私の討論を終わります。
16
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
初めに、議案第1号・平成15年度石岡市
一般会計予算を採決いたします。
本案は起立により採決いたします。本案に対する
委員長報告は、原案可決すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
17
◯議長(
鈴木行雄君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────
18
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、議案第3号・平成15年度石岡市
国民健康保険特別会計予算を採決いたします。
本案は起立により採決いたします。本案に対する
委員長報告は、原案可決すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
19
◯議長(
鈴木行雄君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────
20
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、議案第12号・平成15年度石岡市
介護保険特別会計予算を採決いたします。
本案は起立により採決いたします。本案に対する
委員長報告は、原案可決すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
21
◯議長(
鈴木行雄君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────
22
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、議案第2号・平成15年度石岡市
授産所特別会計予算、議案第4号・平成15年度石岡市
簡易水道事業特別会計予算ないし議案第11号・平成15年度石岡市
霊園事業特別会計予算、議案第13号・平成15年度石岡市
介護サービス事業特別会計予算の計10件を一括して採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、いずれも原案可決すべきものであります。お諮りいたします。本案はいずれも
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
23
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第4 議案第29号・議案第37号
24
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、日程第4、議案第29号・石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第37号・石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについての計2件を一括して議題といたします。
本案については、教育福祉委員長から、審査の経過と結果の報告を求めます。
教育福祉委員長・亀井比志子君。
〔教育福祉委員長・亀井比志子君登壇〕
25 ◯教育福祉委員長(亀井比志子君) 教育福祉
委員長の亀井でございます。
今期定例会において教育福祉
委員会に審査付託されました議案第29号並びに議案第37号についての審査の経過と結果についてご報告申し上げます。
本
委員会は、去る3月12日、執行部より担当者の出席を求めて
委員会を開催し、審査付託されました議案について、慎重なる審査を実施いたしました。
初めに、議案第29号・石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについて、申し上げます。
審査に当たり、最初に執行部より本案について説明を求めました。説明によりますと、健康保険法等の一部を改正する法律による国民健康保険法の一部改正等の施行に伴い、平成15年4月1日から、70歳未満の退職被保険者等の一部負担金の割合を2割から3割にするとともに、国民健康保険加入者について平成15年4月1日から外来に係る薬剤一部負担金を廃止するため、条例の一部を改正するものであるとのことでありました。
その後の審査において、委員から、退職後における2割から3割への負担増というのはかなりの負担感があると思うが、この点についての考え方について質疑がなされ、これに対し執行部からは、退職後は病院にかかる機会が多くなるにもかかわらず、今まで2割であったものが3割になるということでの負担感はあると考えられるとの答弁がなされました。
以上の
質疑終了後、本案については、起立による採決を行い、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議案第37号・石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについて、申し上げます。
審査に当たり、最初に執行部より本案について説明を求めました。説明によりますと、平成15年度から平成17年度までの
介護保険料の基本月額を100円値上げするとともに、低所得者に対する保険料の減免規則を設けるため、条例の一部を改正するものであるとのことでありました。この減免については、規則において対象者の基準を定め、該当者については、
介護保険料の第1段階被保険者は2分の1、第2段階被保険者は3分の1をそれぞれ減免するものであるとの説明がなされました。
以上の説明の後、質疑はなく、その後、委員から本議案に対する反対の立場からの討論がなされました。その内容については、
介護保険料は安ければよいということではないということは認識しているものの、100円値上げになった場合、基準額では県内で上から4番目に位置するとのことであり、幾らかでも値上げがされることは市民にとっては負担感があり、今回の改正については反対の意を表明する旨、
減免制度が設けられることについては一定の評価ができるものの
減免制度の対象者を広げる必要がある旨の討論がなされました。
その結果、本案については、起立による採決を行い、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上が、議案第29号並びに議案第37号に対する審査の経過と結果の報告であります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
26
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で教育福祉
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
27
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論は通告によりこれを許します。
6番・
小松美代子君。
〔6番・
小松美代子君登壇〕
28 ◯6番(
小松美代子君) 6番、
日本共産党の
小松美代子です。私は、議案第29号並びに議案第37号について、反対の立場で討論を行います。
ただいま
委員長より詳細について報告がございました。
委員会においても反対討論をした部分もございますので、重複するとは思いますけれども、本会議の中で改めて討論をさせていただきます。
まず、議案第29号・石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについてであります。私は、この提案理由につきまして、条例と見比べながら審議に参加してまいりました。退職被保険者のほとんどの方は、これまで政府管掌健康保険等に長く加入しておりまして、勤労に従事してきた方々であるわけです。そして、仕事を退職し、今度は医療費がかからなくなる。これまでずっと保険料を払い続けてきたわけです。ところが、この一部負担金が導入され、それが今回はその負担が20%から30%に
引き上げられるものです。このような改悪は老後の生活設計に対してますます不安を募らせるものであり、到底認めることはできません。したがいまして、私は、議案第29号について、反対の意を表するものです。
また、議案第37号・石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについてですが、今回の改正によりまして、保険料の基準額は月額2,800円が100円アップとなり、2,900円となります。これは、さきの
予算特別委員会での市長答弁では、県内では高い方から数えて4番目との答弁をいただきました。市民の重税感ははかり知れません。
介護保険料が市民の利用するケアプランに基づく
サービスの量によって決められること自体が問題であるわけですけれども、市民には、値上げではなく値下げをという要求は強くあります。私は、利用料の減免をするわけでもない今回の値上げについては反対であります。しかし、今回、低所得者への保険料の減免規則を設けたことは評価できるものと思っております。しかし、以上述べました理由によりまして、議案第37号としては反対の意を表するものです。
以上で討論を終わります。
29
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
初めに、議案第29号・石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
本案は起立により採決いたします。本案に対する
委員長報告は、原案可決すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
30
◯議長(
鈴木行雄君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────
31
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、議案第37号・石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
本案は起立により採決いたします。本案に対する
委員長報告は、原案可決すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
32
◯議長(
鈴木行雄君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────
日程第5 議案第15号ないし議案第28号
議案第30号ないし議案第36号
議案第38号ないし議案第45号
33
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、日程第5、議案第15号・平成14年度石岡市
一般会計補正予算(第7号)、ないし議案第28号・石岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第30号・石岡市納税奨励金補助金交付並びに表彰条例の一部を改正する条例を制定することについて、ないし議案第36号・石岡市特別養護老人ホーム条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第38号・石岡市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、ないし議案第45号・市道の認定についてまでの計29件を一括して議題といたします。
本案については、各常任
委員長から、お手元に配付いたしましたとおり、審査結果の報告書が提出されております。
この際、お諮りいたします。本案に対する
委員長報告はいずれも会議規則第37条第2項の規定により省略することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
34
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、よって、各
委員長報告は省略することに決しました。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
35
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、これより討論に入るわけですが、討論の通告はございません。よって、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第15号・平成14年度石岡市
一般会計補正予算(第7号)、ないし議案第28号・石岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第30号・石岡市納税奨励金補助金交付並びに表彰条例の一部を改正する条例を制定することについて、ないし議案第36号・石岡市特別養護老人ホーム条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第38号・石岡市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、ないし議案第45号・市道の認定についてまでの計29件を一括して採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、いずれも原案可決すべきものであります。お諮りいたします。本案はいずれも各常任
委員長から提出されております
委員会審査報告書のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
36
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第6 議案第14号・議案第46号
37
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、日程第6、議案第14号・専決処分に対し承認を求めることについて(平成14年度石岡市
一般会計補正予算(第6号))、議案第46号・専決処分に対し承認を求めることについて(「
ひまわりの館」におけるレジオネラ菌発生事故による損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について)の計2件を一括して議題といたします。
これより討論に入るわけですが、討論の通告はございません。よって、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第14号・専決処分に対し承認を求めることについて(平成14年度石岡市
一般会計補正予算(第6号))、議案第46号・専決処分に対し承認を求めることについて(「
ひまわりの館」におけるレジオネラ菌発生事故による損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について)の計2件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。本案はいずれも承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
38
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第7 請願第17
39
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、日程第7、請願第17・平成11年度公共工事入札疑惑に関する請願書を議題といたします。
本件は、
前期定例会において、
総務企画委員長からの申し出に基づき
継続審査といたした案件であります。
本件については、
総務企画委員長から、審査の経過と結果の報告を求めます。
総務企画委員長・前島守雅君。
〔
総務企画委員長・前島守雅君登壇〕
40
◯総務企画委員長(前島守雅君)
総務企画委員長の前島でございます。これより
総務企画委員会における審査の経過と結果についてご報告を申し上げます。
当
委員会は、平成14年第2回定例会で審査付託され、
継続審査となっておりました請願第17・平成11年度公共工事入札疑惑に関する請願書について、去る3月12日に、助役、
総務部長ほか、市当局の出席を求めて
委員会を開催し、審査を実施いたしました。
本請願については、各委員からさまざまな意見が出されました。まず、平成11年度に行われた公共工事の入札結果を見ると、かなりの数において予定価格と入札価格とが一致しており、いろいろな面で疑念を持たれることがあったが、しかし、この問題から端を発し、市長がかわられ、石岡市の入札制度の改革や透明性が実施されてきているということ、また、
特別委員会設置の論議も出されたが、現実問題として権限・拘束力といったことをかんがみたときに、果たして期限内できちんと立証することができるのかという観点から考えると、不採択とするのが妥当ではないかという意見が出されました。また、時間的に考えて、やはり不採択という方向で考えるという意見が出されました。しかし一方では、時間的な問題で無理があることは結果としてわかっているが、とにかく
特別委員会を設置して論議をすべき問題であるという意見が出され、また、この問題に対して議会としてどこまで追求したのかということを市民の方々から言われたときには、悩ましいところもあるため、不採択にはできないという意見も出されました。
次に、本請願に対する討論はなく、各委員の意見を踏まえて起立による採決を行った結果、不採択とすべきものと決した次第でございます。
以上が、請願第17・平成11年度公共工事入札疑惑に関する請願書についての審査の経過と結果でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
41
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で
委員長報告は終わりました。
次に、
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
42
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより本件に対する討論に入るわけですが、討論の通告はございません。よって、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
請願第17・平成11年度公共工事入札疑惑に関する請願書を採決いたします。
本件は起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は、不採択とすべきものであります。よって、本件は採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
43
◯議長(
鈴木行雄君) 起立少数であります。よって、本件は不採択と決しました。
───────────────────────
日程第8 陳情第35・陳情第42・陳情第46
44
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、日程第8、陳情第35・柴崎自動車解体現場の実態を調査し移転を促進し地区住民の生活と環境を守るための陳情書、陳情第42・柴崎商会自動車解体業に対して理解を求めるための陳情書、陳情第46・八軒台における住環境の整備についての計3件を一括して議題といたします。
本件は、いずれも
前期定例会において、市民経済
委員長からの申し出に基づき
継続審査といたした案件であります。
本件については、市民経済委員長から、審査の経過と結果の報告を求めます。
市民経済委員長・小吹武男君。
〔市民経済委員長・小吹武男君登壇〕
45 ◯市民経済委員長(小吹武男君) 市民経済
委員長の小吹です。これより、当
委員会に審査付託され、
前期定例会より
継続審査としておりました陳情3件について審査の経過と結果を報告いたします。
当
委員会は、去る2月5日及び3月12日の2回にわたり、担当者の出席を求めて
委員会を開催し、審査を実施いたした次第であります。
これらの陳情は、八軒台の自動車解体現場に関連して周辺住民と解体業者よりそれぞれ提出され、これまでの審査においては、周辺環境への影響として、とりわけ排水・飲料水の問題について取り上げて論議してまいりました。提出当初には現地調査も行い、執行部からは当該事業に対する苦情処理の経過や業者への指導、業者の改善に向けた取り組みが報告されてきました。
陳情第36では業者への移転指導が求められていますが、解体業者に関連する法整備により、平成16年7月から都道府県知事の許可が必要となることから、周辺住民の同意なしでこのまま事業を継続していくことは難しく、業者としても対応が迫られるところであります。一方、解体業者の対応としても、これまでの改善状況や、移転を視野に入れて土地選定の動きがあることも把握されています。業者が移転するということは、地域住民が不安を持つ居住環境への影響の根本解決につながることであり、当
委員会としても期待を持つところであります。しかし、移転は一朝一夕になせるものではなく、住民の方々にも業者の努力に対して評価と理解をいただくことが必要であるとの意見も出されました。ただ、住宅に密接した場所で自動車解体業を営むわけですから、排水や騒音、振動をはじめとした住環境に影響を与える事由の整備は、市の担当部署としても早急に対応を図ることが望まれるとの意見も相次ぎました。
以上のようなことから、業者の移転などを求める陳情第36については、その願意は妥当であると認め、採択すべきもの、また、業者から提出され、事業を営むことに理解を求めた陳情第42は、法整備に伴う解体業者への特例措置の期限内に県とともに移転を強く指導するよう附帯意見をつけ、採択すべきものと、そして、周辺の住環境整備を求めた陳情第46については、整備の必要性を踏まえ、採択すべきものと決した次第であります。
以上が、市民経済
委員会に審査付託されました陳情の審査の経過と結果であります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、当
委員会の審査の報告を終わります。
46
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で
委員長報告は終わりました。
次に、
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
47
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより本件に対する討論に入るわけでありますが、討論の通告はございません。よって、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
陳情第35・柴崎自動車解体現場の実態を調査し移転を促進し地区住民の生活と環境を守るための陳情書、陳情第42・柴崎商会自動車解体業に対して理解を求めるための陳情書、陳情第46・八軒台における住環境の整備についての計3件を一括して採決いたします。
本件に対する
委員長報告は、いずれも採択すべきものであります。お諮りいたします。本件は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
48
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
さらに、お諮りいたします。ただいま採択いたしました陳情第35、陳情第42、陳情第46の計3件につきましては、市長に送付いたし、その処理の経過並びに結果の報告を請求いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
49
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第9 陳情第56
50
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、日程第9、陳情第56・家畜糞尿処理の対応についてを議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、9番・山口 晟君の退場を求めます。
〔9番・山口 晟君退場〕
51
◯議長(
鈴木行雄君) 本件については、市民経済委員長から、審査の経過と結果の報告を求めます。
市民経済委員長・小吹武男君。
〔市民経済委員長・小吹武男君登壇〕
52 ◯市民経済委員長(小吹武男君) 市民経済
委員長の小吹です。これより、陳情第56・家畜糞尿処理の対応についての審査の経過と結果を申し上げます。
当
委員会は、2月5日及び3月12日の2日を審査日として設け、担当者の出席を求めて、慎重なる審査を実施いたしました。
本陳情については、12月定例会において当
委員会に審査付託されて以来、継続して審査を行い、担当部署にも同様の陳情が提出されて対応が図られていることから、その処理の推移を見守ることとしておりました。
陳情の概要を申し上げますと、家畜糞尿の適正処理について言及し、農業委員であり議員である者が長年にわたり不適正な家畜糞尿の処理を行っていたことに対し、調査・指導を求めた内容であります。
農業
委員会にも同様の陳情が提出され、指摘される人物に対して農地を原状に復すことを求めていましたが、2月5日の
委員会では、当該人物から土地改善の報告書が提出されたことが報告されました。これに基づいた調査で農地が利用できる状況になったことを確認し、今後の協議については当事者に委ねることとして、陳情の処理は終結したとの報告でありました。これを受けて委員からは、農業
委員会で解決と決定したことを踏まえて結論を出すべきであるとの意見が出されました。また、このような不適正な処理は、糞尿や特定の人物に限らず市内で行われる可能性も否定できないものでありますから、当市の糞尿処理や不法投棄の実態とその防止への対策が十分行われているかを検討する必要性があるとの意見も上がりました。
以上のような審査の結果、指摘される人物に対しては調査・指導を実施し、陳情処理を終結しているものの、同様の業を営む者に対して責任ある処理を行うよう市が指導していくことも必要であると判断し、採択すべきものと決した次第であります。
以上が、当
委員会における陳情第56の審査の経過と結果の報告であります。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
53
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で
委員長報告は終わりました。
次に、
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
54
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入るわけですが、討論の通告はございません。よって、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
陳情第56・家畜糞尿処理の対応についてを採決いたします。
本件に対する
委員長報告は、採択すべきものであります。お諮りいたします。本件は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
55
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
さらに、お諮りいたします。ただいま採択いたしました陳情第56につきましては、市長に送付いたし、その処理の経過並びに結果の報告を請求いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
56
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
57
◯議長(
鈴木行雄君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。
午後 1時58分休憩
───────────────────────
午後 2時13分再開
58
◯議長(
鈴木行雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
───────────────────────
日程第10 陳情第65
59
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、日程第10、陳情第65・健康保険法改訂に伴う償還払い制度について改善を求める要請書、陳情第66・石岡市立東幼稚園に関する陳情書の計2件を一括して議題といたします。
本件については、教育福祉委員長から、審査の経過と結果の報告を求めます。
教育福祉委員長・亀井比志子君。
〔教育福祉委員長・亀井比志子君登壇〕
60 ◯教育福祉委員長(亀井比志子君) 教育福祉
委員長の亀井でございます。教育福祉
委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
本
委員会は、
今期定例会において審査付託されました陳情2件について、去る3月12日に、執行部より担当者の出席を求めて
委員会を開催し、慎重なる審査を実施いたしました。
初めに、陳情第65・健康保険法改訂に伴う償還払い制度について改善を求める要請書について、申し上げます。
本陳情の趣旨は、健康保険法等の一部を改正する法律に基づき、昨年10月から高齢者医療に対する具体的対応が各自治体に委ねられたことから、当市における老人医療の高額医療費申請手続を軽減するなど、医療費の償還払い制度について改善を求める内容であります。
審査の経過を申し上げますと、本陳情については4項目の要請がなされていることから、執行部より、各要請項目に対する当市における現状等について説明を求めました。説明によりますと、1項目めの、老人保健医療受給者及び前期高齢者の自己負担額を超えた額の償還については該当者に個別通知を行うこと、また2項目めの、老人保健医療受給者の自己負担額を超えた額の償還方法は初回のみ申請を必要とし、2回目以降は申請がなくても限度額を超えた金額を該当者に振り込む制度を確立することについては、当市においては既に実施されているとのことでありました。次に、3項目め、4項目めの、前期高齢者の自己負担額を超えた額の償還方法は70歳未満の世帯合算後の支給額を含め初回のみ申請を必要とし、2回目以降は申請がなくても限度額を超えた金額を該当者に振り込む制度を確立すること、70歳未満の高額療養費の償還方法も同様の
取り扱いとすることについては、申請や領収書の添付等については各保険者の判断に委ねるということで国の方で判断しており、当市においては県の指導により病院で未払いにもかかわらず市の方で支給してしまう場合が少なからず発生することもあるため、申請、領収書の添付については該当するごとに提出してもらっている状況であるとの説明がなされました。また、茨城県下においても同様の
取り扱いをしているとのことでありました。
その後の審査において、委員から、医療機関において医療費が未払いでも了承してしまう理由について、またその件数について質疑がなされ、これに対し執行部からは、保険証だけを持って、お金を支払わない人がおり、本人が3割分を支払わなくても、7割については市に対して請求できる旨、3割を取れるかどうかは病院の判断になるとの説明がなされました。また、件数については、大きい病院でもそれほどの数はないとのことでありました。
以上の審査を踏まえ、陳情第65・健康保険法改訂に伴う償還払い制度について改善を求める要請書については、さらに調査・検討する必要があることから、
継続審査といたした次第であります。
次に、陳情第66・石岡市立東幼稚園に関する陳情書について、申し上げます。
本陳情の趣旨は、石岡市立東幼稚園における現在の管理・運営体制の改善を求めるものであり、具体的に5項目の陳情がなされているものであります。
審査の経過を申し上げますと、最初に執行部より、各陳情項目に対する現状等について説明を求めました。説明によりますと、1項目めの職員または嘱託職員の増員について、職員定数については法による規定に基づき、各学級に専任職員を1名置かなければならないことから、東幼稚園の場合、現在4歳児20名、5歳児20名の園児に対し、それぞれ1名の専任教諭を配置し、その他園長1名、合計3名の職員を配置している状況であるとのことでありました。平成15年4月1日からは東小学校長が園長を兼務することから、教諭3名により、きめ細かな体制で業務に当たっていきたいとの考えが示されました。次に、2項目め、園内カリキュラムの見直しについては、幼稚園の教育目標は教育基本法の中に規定されており、東幼稚園においてはこれを受けてカリキュラムの設定がされているとのことでありました。また、陳情の中で要望されているカリキュラムについては、保護者等との意見交換を行い、教育基本法に沿った形で決めていきたいとのことでありました。次に、3項目めの園内行事を実施する際の市所有バスの利用については、所管である市管財係に確認したところ、利用できる可能性があるとのことであるため、今後どういうものが該当するかをさらに管財当局と話し合い、使用可能な範囲等の確認をしていきたいとのことでありました。次に、4項目めの園児送迎バスのルートの公表については、現在は送迎時刻のみを保護者に知らせているため、今後は送迎時刻、ルート、停留箇所が記載された送迎バスの案内表を作成し、保護者に配布していきたいとのことでありました。次に、5項目め、積極的な園児の募集については、私立幼稚園の関係団体との申し合わせにより、私立幼稚園の園児募集が終了した後、石岡市立幼稚園の募集を行うことになっているとのことであり、現段階ではこの申し合わせが定められた経過等について確認をしていないため、早急にその確認をして、対応を図っていきたいとのことでありました。また、平成13年12月に、東幼稚園職員の増員要求について、1,235名の署名が添えられ、教育長あてに提出されていたことについては、教育
委員会への付託がなされておらず、教育長報告のみとなっており、手続上は、教育
委員会においても会議規則により処理する必要があったが、現在までその処理がなされていなかったとの説明もなされました。
その後、審査において、委員から、平成13年度からバス運転業務が委託になった経過について質疑がなされ、これに対し執行部からは、行政改革懇談会の提言に沿った形で、バスの運転業務については、人件費削減の中で民間委託され、東幼稚園についてもシルバー人材センターへ委託をしてバスの運行をしているとの説明がなされました。過去に高浜幼稚園と東幼稚園の統合について論議された経過があり、各幼稚園が設立された経過や地域的背景により、統合すべきではないとの判断が議会で下されたと思うが、この点についての質疑に対しては、執行部から、平成10年に陳情が出され、最終的に教育
委員会の中でも、地域性の問題もあり、陳情者には同様の回答をした経過があるとの説明がなされました。その後、委員から、陳情趣旨は願意妥当であり、できる部分から早急に改善を図るべきであるという意見、バス運転業務を委託する場合でも園児にとっては通園バスの運転手は先生と同様であることから、委託先からの運転手が頻繁にかわることのないよう検討すべきであるという意見、園児の募集について、公立幼稚園の場合でも市民の税金で運営していることから、私立幼稚園の後に公立幼稚園の募集を行うという現在の申し合わせについては廃止をすべきであるという意見、今の施設規模で妥当であるかどうか、また、高浜幼稚園との比較をすることも重要であるという意見、積極的な園児募集を行い、施設を十分に活用してもらいたいという意見、バスのルートによっては入園希望者もいると考えられることから、通園時間を含め、きちんとしたルート図をつくり、配布をしてもらいたい等の意見・要望が出されました。
その結果、陳情第66・石岡市立東幼稚園に対する陳情書については、その趣旨、願意について妥当であることから、
全会一致をもって採択すべきものと決した次第であります。
以上が、本
委員会に審査付託されました陳情第65並びに陳情第66に対する審査の経過と結果の報告であります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
61
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で
委員長報告は終わりました。
次に、
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
62
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより本件に対する討論に入るわけですが、討論の通告はございません。よって、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
陳情第65・健康保険法改訂に伴う償還払い制度について改善を求める要請書、陳情第66・石岡市立東幼稚園に関する陳情書の計2件を一括して採決いたします。
本件に対する
委員長報告は、陳情第65が
継続審査、陳情第66が採択すべきものであります。お諮りいたします。本件はいずれも
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
63
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
さらに、お諮りいたします。ただいま採択いたしました陳情第66につきましては、教育
委員会に送付いたし、その処理の経過並びに結果の報告を請求いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
64
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第11 請願第21・陳情第61
65
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、日程第11、請願第21・市道5332号線拡幅整備に関する請願書、陳情第61・市道1227号線道路整備に関する陳情書の計2件を一括して議題といたします。
本件については、都市建設委員長から、審査の経過と結果の報告を求めます。
都市建設委員長・寺内 毅君。
〔都市建設委員長・寺内 毅君登壇〕
66 ◯都市建設委員長(寺内 毅君) 都市建設
委員長の寺内であります。これより、請願第21・市道5332号線拡幅整備に関する請願書、陳情第61・市道1227号線道路整備に関する陳情書の計2件に対する都市建設
委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
本
委員会は、3月6日の本会議において審査付託されました請願及び陳情について、去る3月12日、建設部長以下担当の出席を求め、審査を実施いたした次第であります。
まず、請願第21についてでありますが、本請願は、高浜地内の県道石岡・紅葉線から金刀比羅神社わきを通り高浜台を東西に走る市道5337号線へ接続している全長約115メートルの市道について、その拡幅整備を求めるものであります。この市道は、起点と終点との間に大きな高低差があるため、途中に急勾配の階段があるわけでありますが、この地域は県知事によって急傾斜地崩壊危険区域に指定され、市道周辺部については土留めがなされております。階段についても、その一部はコンクリートで施工されておりますが、大部分は古い石積みになっているものであります。
質疑においては、当該市道における急傾斜部分の施工方法、当該市道の交通量、または崩壊危険区域であるがゆえの県からの補助金の有無などについて質疑が行われ、執行部からは、施工方法についてはコンサルタントと相談する必要があること、交通量については未調査であること、県からの補助もないことが説明されました。
しかしながら、当
委員会としては、当該市道の現状を、道路法が定める道路構造の原則、すなわち道路は安全かつ円滑な交通を確保することができるものとしなければならないという規定に照らした場合に、現状のまま放置することはできないものと判断し、採決の結果、
全会一致をもって採択すべきものと決した次第であります。
次に、陳情第61についてでありますが、本陳情は、県道石岡・つくば線接続部を起点とし、総社宮わきを経て市民プール付近へと至る市道1227号線の一部について、その整備を求めているものであります。整備を求めているものは市民プール付近から約65メートルの部分でありますが、当該部分については、高低差があるため、一部、コンクリート棚板とH鋼を利用した簡易な階段となっております。また、両側には土留めがないために幅員が狭くなっており、また、降雨時などには雨水流入により歩行者が危険な状態となる可能性も認められるわけであります。
質疑におきましては、当該部分を整備した場合の周辺道路との接続部における交通安全対策、また、排水施設を設置した場合の流末についてなどの質疑がなされ、執行部からは、交通安全に配慮した整備と、県道側への流末確保を検討したいとの答弁が行われました。
その結果、当
委員会は、当該部分の階段については永年の使用に耐える構造が望ましく、住民の方々の利便に配慮した整備を行うべきであるとの判断に達し、採決の結果、陳情第61を
全会一致で採択すべきものと決した次第であります。
以上が、当
委員会に審査付託されました請願及び陳情の審査の経過と結果であります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
67
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で
委員長報告は終わりました。
次に、
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
68
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより本件に対する討論に入るわけでありますが、討論の通告はございません。よって、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
請願第21・市道5332号線拡幅整備に関する請願書、陳情第61・市道1227号線道路整備に関する陳情書の計2件を一括して採決いたします。
本件に対する
委員長報告は、いずれも採択すべきものであります。お諮りいたします。本件はいずれも
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
69
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
さらに、お諮りいたします。ただいま採択いたしました請願第21、陳情第61の計2件につきましては、市長に送付いたし、その処理の経過並びに結果の報告を請求いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
70
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第12 陳情第62・陳情第63・陳情第64
71
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、日程第12、陳情第62・政府に「平和の意見書」の提出を求める陳情書、陳情第63・支援費制度の改善のために国への意見書採択を求める陳情書、陳情第64・健保3割等負担増の凍結を国に求める意見書を提出することに関する陳情書の計3件を一括して議題といたします。
本件については、お手元に配付いたしましたとおり、議会運営
委員会における審査の結果報告書が提出されております。
この際、お諮りいたします。本件に対する
委員長報告は会議規則第37条第2項の規定により省略することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
72
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、よって、
委員長報告は省略することに決しました。
次に、
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
73
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
74
◯議長(
鈴木行雄君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
陳情第62・政府に「平和の意見書」の提出を求める陳情書、陳情第63・支援費制度の改善のために国への意見書採択を求める陳情書、陳情第64・健保3割等負担増の凍結を国に求める意見書を提出することに関する陳情書の計3件を一括して採決いたします。
本件に対する
委員長報告は、いずれも
継続審査であります。お諮りいたします。本件はいずれも
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
75
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第13 閉会中の継続調査並びに
継続審査の申し出について
76
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、日程第13、閉会中の継続調査並びに
継続審査の申し出についてを議題といたします。
本件については、お手元に配付いたしましたとおり、各常任委員長並びに議会運営
委員長から、
委員会条例第36条の規定により、閉会中の継続調査並びに
継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。本件については、各常任委員長並びに議会運営
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査並びに
継続審査に付することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
77
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
追加日程 議案第47号
78
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、本日市長から、議案第47号・収入役の選任につき同意を求めることについてが提出されました。
お諮りいたします。本案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
79
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、議案第47号・収入役の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
直ちに市長から提案理由の説明を求めます。
市長・横田君。
〔市長・横田凱夫君登壇〕
80 ◯市長(横田凱夫君) 本日ここに提案いたしました議案につきまして、概要をご説明申し上げます。
議案第47号・収入役の選任につき同意を求めることについて。
本件は、本市収入役が平成15年3月31日をもちまして任期満了となることに伴いまして、新たに収入役を選任することについて、
地方自治法の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
よろしくお願いいたします。
81
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で説明は終わりました。
これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
82
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。本案については会議規則第37条第2項の規定により
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
83
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
84
◯議長(
鈴木行雄君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第47号・収入役の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案に同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
85
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
追加日程 議案第48号
86
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、本日市長から、議案第48号・石岡市及び事務組合公平
委員会委員の選任につき同意を求めることについてが提出されました。
お諮りいたします。本案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
87
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、議案第48号・石岡市及び事務組合公平
委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
直ちに市長から提案理由の説明を求めます。
市長・横田君。
〔市長・横田凱夫君登壇〕
88 ◯市長(横田凱夫君) ご提案いたしました議案の概要をご説明申し上げます。
議案第48号・石岡市及び事務組合公平
委員会委員の選任につき同意を求めることについて。
本件は、本市及び事務組合公平
委員会委員のうち、1名が平成15年3月31日をもちまして任期満了となるので、後任者を選任することにつきまして、石岡市及び事務組合公平
委員会規約第3条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
十分ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。よろしくお願いします。
89
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で説明は終わりました。
これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
90
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。本案については会議規則第37条第2項の規定により
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
91
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
92
◯議長(
鈴木行雄君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第48号・石岡市及び事務組合公平
委員会委員の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案に同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
93
◯議長(
鈴木行雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
94
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、本日、
小松美代子君から、意見書案第32号・健康保険3割自己負担の実施凍結を求める意見書(案)が提出されました。
この際、本案を日程に追加し、直ちに議題とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
95
◯議長(
鈴木行雄君) 起立なしであります。よって、意見書案第32号を日程に追加し、直ちに議題とすることは、否決されました。
───────────────────────
96
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、市長から発言を求められておりますので、これを許します。
市長・横田君。
〔市長・横田凱夫君登壇〕
97 ◯市長(横田凱夫君) 貴重なお時間をいただきまして、平成15年第1回定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
2月27日より本日までの15日間にわたり、提出いたしました議案に対しまして慎重審議を賜り、すべて原案どおり議決をいただきましたことに対しまして、心より厚く御礼を申し上げます。平成15年度
一般会計をはじめとする各
特別会計予算の執行に当たりましては、適切な運営を行うとともに、市民福祉の向上と石岡市政進展に向けまして最大限の努力をいたしたく、ここに決意を新たにいたすところであります。
平成11年以来、この4年間、市政の推進に当たられました議員各位の任期も、あとわずかと迫っている次第でございます。この4年間を振り返ってみますと、まず、私が市政を担ってからはまだ1年ではございますが、経済不況の真っただ中、当市におきましては、これまで経済の中心的な役割を担ってきた老舗の自己破産に加えまして、金融機関の経営破綻等がございました。また、レジオネラ症感染発生事故などの今まで体験したことのない状況下におきまして、幾多の諸問題解決、重要案件処理に対しまして、ご尽力とご協力を賜りました。おかげをもちまして、生活基盤の整備においては
消防庁舎と新池台住宅の建設、千代田・石岡バイパスの用地買収説明会の開催、まちかど情報センターの設置など、福祉施設では特別養護老人ホームの建設等、環境行政では霞ヶ浦水質浄化の推進や環境保全への取り組み、教育環境の整備としては府中中学校校舎と石小温水プールの建築や、そして行政改革への取り組み施策等々、また、当市最大の課題であります広域
市町村合併につきましても1市4町1村の議会協議会の積極的な活動等々、枚挙すれば数限りのない課題や事業におきまして、大きく進展することができました。これもひとえに議員各位のご協力とご努力のたまものと心から感謝申し上げる次第であります。
私が市政を担うこととなりましてからは、先ほども申し上げましたが、1年余りではございますが、この4年間の本会議や
委員会審査を通しました数々のご意見、ご提言につきましては、市政運営に積極的に取り入れ、各種事業の推進に取り組んでまいりたいと思っております。引き続きご出馬されます方々におかれましては、今後ともご自愛、ご健闘をいただき、再びこの議場で市政運営にご参加いただきますよう、心からお祈り申し上げる次第でございます。また、今期をもちましてご勇退なされる議員がおありと聞いております。議席を離れましても、在任中とお変わりなく、ご指導、お力添えを切にお願い申し上げる次第でございます。
最後に、今任期中に賜りました皆様のご厚情に対しまして、重ねて心より御礼申し上げますとともに、ご健康に留意されますようお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。誠にありがとうございました。
98
◯議長(
鈴木行雄君) 暫時休憩いたします。
午後 2時45分休憩
───────────────────────
午後 2時46分再開
99 ◯副議長(久保田健一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、議長・
鈴木行雄君から発言を求められておりますので、これを許します。
議長・
鈴木行雄君。
〔議長・
鈴木行雄君登壇〕
100
◯議長(
鈴木行雄君) 議長の鈴木でございます。本日ここに、平成15年度の第1回定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今期定例会におきましては、各議員には、時節柄、公私ともに大変ご多用の中、15日間という長期間にわたるご審議をちょうだいし、平成15年度の予算も無事決定を見たわけでございまして、議長といたしまして心から御礼を申し上げるところでございます。また、議員各位、そして執行部の皆様方にありましては、議会運営はもとより、各般にわたる事業、そしてまた、現在進めております広域合併の問題、そしてまた、今懸案となっております6号バイパスの早期実現等々、あらゆる立場から今日までお力をいただきましたことを心から御礼を申し上げるところでございます。皆様方の温かいご支援とご協力をいただきまして、今日まで無難に議長という職を全うしてこれましたのも皆様方のふだんからのご協力のたまものと深く感謝をするところでございます。そしてまた、市長をはじめ執行部の皆様方には、私ども議会からの質問や要望、陳情等に真剣に答弁をなされ、敏速な対応をなされましたことに、この場をおかりいたしまして厚く御礼を申し上げるところでございます。
ご案内のように、私どもも今年は改選の時期でございます。4月27日が市民の審判を受ける日でございます。どうか各皆様方にありましては、ご奮闘をなされまして、当選の栄誉を勝ち取られまして、再度この議場で皆様方とお会いできることを心からご祈念を申すところでございます。そしてまた、今期を最後にご退任をなされます4名の先輩の諸君には、皆様方にはこれまで長きにわたりまして当市の市政運営をはじめ多くの事業に参画をされまして、石岡市発展のためにご尽力をいただきましたことを心から御礼を申し上げるところでございます。ご退任後も、私どもの、そしてまた、石岡市のさらなる発展のために、ご指導とご協力のほどを心からお願いをいたしまして、まとまりませんけれども、最後のごあいさつといたします。
ありがとうございました。
101 ◯副議長(久保田健一郎君) 暫時休憩いたします。
午後 2時52分休憩
───────────────────────
午後 2時53分再開
102
◯議長(
鈴木行雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、24番・小池 清君から発言を求められておりますので、これを許します。
24番・小池 清君。
〔24番・小池 清君登壇〕
103 ◯24番(小池 清君) 貴重なお時間を拝借いたしまして、発言を許されましたので、一言御礼を兼ねてごあいさつを申し上げたいと思います。
思い起こしますと、昭和42年にこの壇上に籍を置きまして、以来36年間、市政に籍を置いたわけでございます。たまたま合併を目の前にいたしまして、46年当時は、すべて、新都市計画法の前段であります、石岡市が工業団地の造成に始まって新しい新都市を目指し──20万都市でございますが──歩み出る前段で、とにかく柏原工業団地の造成以外ないということでのスタートでございました。それを今思い出しながら感無量に浸っておるわけでございますが、その間にも大きな節目節目が石岡市にはございました。鬼沢さんがその後退任をし、市長がかわり、またかわりということでいろいろあったわけでございますが、特に、先ほどもちょっと触れられておったようでございますが、タマゴ博覧会の事件がやはり惹起をされました。ここでも大きな節目がございました。もちろん、その後、現市長が触れておられましたように、レジオネラ等の問題がありまして、特にここ近々に至っては市長の不祥事の問題に端を発して、今日議決を賜ってございますけれども、高栖君がやめていったという経過がございます。いろんなことが去来するわけでございますが、私はやはり、地方議員は、一時期政治活動もしてきたわけですが、地域優先、納税者の立場にあり、目線をそこに置くと基本に歩んで、特に後半はそういうようなことで歩んでまいりました。
まだまだ細部についてはいろいろと話したいことがございますけれども、やはり今後石岡市が合併という大きな問題に、嫌だと言っても2年後に向かって歩み出すわけでございますので、その一翼を担っていく皆さん方のご健勝を祈念して、貴重な時間を与えてくださった関係各位に深甚なる意を表しまして、つたない退任のあいさつでございますけれども、ごあいさつにいたしたいと思います。
本当に長い間どうもありがとうございました。
104
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、22番・新治康正君から発言を求められておりますので、これを許します。
22番・新治康正君。
〔22番・新治康正君登壇〕
105 ◯22番(新治康正君) 貴重な時間をお分かちいただきまして、ありがとうございます。私は一言御礼を申し上げたいと存じます。
今、静かに振り返ってみますると、私は、昭和54年4月、初当選以来、6期24年の長きにわたりまして、歴代執行部の皆様、歴代議員の皆様には大変お世話に相なりました。今期をもって私も引退をいたします。ありがとうございました。
考えてみますると、いろいろな思い出ももちろんございました。私も、この議場で皆さんにお教えいただいた数々の教訓、70有余年の中で尊いものが多々ございました。これからは私も、残されました人生を、自分の趣味、そうしたものに生きながらいきたいと思っております。多々多々思い出も湧いてまいりますけれども、最後になりますけれども、皆様方には、次期選挙に立候補なさる議員の皆さんは、この厳しい戦争を全力で勝ち抜き、そしてまたこの議場で将来の石岡市発展のためにお尽くしいただけますことを心からお願いを申し上げる次第でございます。
簡単ではございますが、お礼のあいさつとさせていただきます。長い間ありがとうございました。
106
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、18番・菱沼成房君から発言を求められておりますので、これを許します。
18番・菱沼成房君。
〔18番・菱沼成房君登壇〕
107 ◯18番(菱沼成房君) 18番・菱沼でございます。ただいま議長から貴重な時間をいただきまして、この席を設けていただきまして、感謝申し上げます。
ただいま市長及び議長からは今回の退任についていろいろお話がございました。本当にありがとうございました。ただいま先輩の議員からもお話がありましたが、私自身も、5期20年、早いもので今回で退任ということで、退任をします。現在まで、執行部の方、それから議員各位に対しては、本当に長い間お世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいであります。今後、一市民となりますけれども、今までお世話になったいろいろな方々に対して、これからも一生懸命一市民として頑張ってまいりますので、皆様には今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
甚だ簡単でございますけれども、退任に当たりまして、感謝の気持ちであいさつさせていただきました。本当に長い間ありがとうございました。
108
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、17番・坂本 馨君から発言を求められておりますので、これを許します。
17番・坂本 馨君。
〔17番・坂本 馨君登壇〕
109 ◯17番(坂本 馨君) 17番の坂本でございます。私も、5期20年、皆さん方に大変お世話になりました。また、執行部の皆さん方にも大変お世話になりました。法の改正によりまして、兼職と兼業が禁じられ、私もどちらを選ぶかと迷ったわけでございましたが、年末ぎりぎりに決断がつきまして、まだはっきりはしていないんですが、農協の方を選ぶことになったわけでございます。今、6号バイパスの早期完成、それから広域合併の問題等が非常に大事な時期でございます。どうか今後も、皆さん方、当選されまして、この議場で論議され、一日も早い行政合併等をやっていただきたいと思うわけでございます。また、続けて立候補される方には全員当選されますことを祈念をいたしまして、簡単でございますが、一言お礼にかえさせていただきます。
大変長らくありがとうございました。
110
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で、
今期定例会に付議されました案件はすべて議了いたしましたので、これをもって平成15年第1回石岡市議会定例会を閉会いたします。
午後 3時07分閉会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
議 長 鈴 木 行 雄
署名議員 関 町 芳 弘
署名議員 磯 部 延 久
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