23
◯教育福祉委員長(
久保田健一郎君)
教育福祉委員長の
久保田でございます。
教育福祉委員会の
審査の
経過と結果の
報告を申し上げます。
本
委員会は、
平成14年第2回
定例会において
審査付託され、
継続審査となっておりました
請願第19・
乳幼児医療の
無料化を求める
請願書について、去る8月8日、
執行部より
担当者の
出席を求めて
委員会を開催し、慎重なる
審査を実施した次第であります。
本
請願の趣旨は、若い世帯が安心して
子育てができるよう
児童のための
福祉医療制度の充実が求められており、当市においても安心して
子育てができるよう就学前までの
児童に対する
医療費の
無料化制度の実現を求めるものであります。
審査の
経過を申し上げますと、
最初に
執行部より、第2回
定例会以降の当市における
乳幼児医療費助成に対する取り組みについて
説明を求めました。
説明によりますと、第2回
定例会に提出された
議案が可決されたことにより、本年10月1日から、
乳幼児医療費助成の
対象年齢が現行の3歳児未満から4歳児未満に拡大されるとのことであり、現在そのための準備を行っているとのことでありました。
対象年齢を1歳引き上げることで、
対象者は約500名ふえ、
平成14年度は10月からの
予算として830万円を計上しているとのことでありました。その後の
審査において、
委員からは、願意については妥当であるが、この
請願を採択した場合には
予算の関係もあることから、他市町村の動向を踏まえ、継続して
審査すべきであるという
意見、県の
動向等を視野に入れ、いろいろな角度からこの問題について検討すべきであるという
意見、
石岡の
財政状況を踏まえた場合には今回の
委員会で結論を出すことは時期尚早であり、
市長も
福祉に力を入れるとの考えを示していることから、
執行部においてもこの問題について詰めてもらい、継続して
審査すべきであるという
意見、安心して子供が育てられるという意味においては、この
乳幼児医療費を
無料化すること以外にも
子育てを支援する
施策が考えられるのではないか等の
意見が出されました。
以上、
審査の結果、
請願第19・
乳幼児医療の
無料化を求める
請願書については、起立による
採決を行い、
継続審査と決した次第であります。
以上が、本
委員会に
審査付託され、
継続審査となっておりました
請願に対する
審査の
経過と結果の
報告であります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、
報告を終わらせていただきます。
24
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で
委員長報告は終わりました。
次に、
委員長報告に対する
質疑を行います。
質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
25
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で
質疑を終結いたします。
次に、
討論を行います。
討論はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
26
◯議長(
鈴木行雄君)
討論なしと認め、
討論を終結いたします。
これより
採決に入ります。
請願第19・
乳幼児医療の
無料化を求める
請願書を
採決いたします。
お諮りいたします。
本件に対する
委員長報告は、
継続審査であります。
本件は
委員長報告のとおり決することにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
27
◯議長(
鈴木行雄君) ご
異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第4
陳情第50
28
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、
日程第4、
陳情第50・
有事法制に反対する
陳情書を
議題といたします。
本件は、
前期定例会において、
議会運営委員長からの
申し出により
継続審査となっていた
案件であります。
本件については、お
手元に配付いたしましたとおり、
議会運営委員会における
審査の
経過報告書が提出されております。
この際、お諮りいたします。
本件に対する
委員長報告は
会議規則第37条第2項の
規定により省略いたしたいと思います。これにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
29
◯議長(
鈴木行雄君) ご
異議なしと認め、
委員長報告は省略することに決しました。
次に、
委員長報告に対する
質疑を行います。
質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
30
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で
質疑を終結いたします。
これより
討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
31
◯議長(
鈴木行雄君)
討論なしと認め、以上で
討論を終結いたします。
これより
採決に入ります。
陳情第50・
有事法制に反対する
陳情書を
採決いたします。
お諮りいたします。
本件に対する
委員長報告は、
継続審査であります。
本件は
委員長報告のとおり決することにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
32
◯議長(
鈴木行雄君) ご
異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第5
議案第73号ないし
議案第105号
33
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、
日程第5、
議案第73号・
専決処分に対し
承認を求めることについて(
平成14年度
石岡市
一般会計補正予算(第1号))、ないし
議案第105号・市道の認定についてまでの計33件を一括して
議題といたします。
直ちに
提出者から
提案理由の
説明を求めます。
市長・横田君。
〔
市長・
横田凱夫君
登壇〕
34
◯市長(
横田凱夫君) 本日ここに提案いたしました
議案につきまして、概要をご
説明申し上げます。
議案第73号・
専決処分に対し
承認を求めることについて(
平成14年度
石岡市
一般会計補正予算(第1号))。
本件は、
平成14年度
石岡市
一般会計補正予算(第1号)を、
地方自治法第179条第1項の
規定により
平成14年7月11日をもって
専決処分いたしましたので、同条第3項の
規定により
報告し、
承認を求めるものでございます。
予算現額に
歳入歳出それぞれ130万円を追加し、
補正後の
予算総額を172億3,130万円といたしたものでございます。
補正予算の
内容は、台風6号の影響により一里塚の樹木が倒れ、
防災対策経費について
専決処分いたしたものでございます。
議案第74号・
専決処分に対し
承認を求めることについて(
茨城租税債権機構規約の変更)。
本件は、
茨城租税債権機構規約を変更することについて、
地方自治法第179条第1項の
規定により
平成14年7月11日をもって
専決処分いたしたもので、同条第3項の
規定により
報告し、
承認を求めるものでございます。
議案第75号・
専決処分に対し
承認を求めることについて(
石岡市税条例の一部を改正する条例)。
本件は、地方税法等の改正に伴い、
石岡市税条例の一部を改正するため、
平成14年7月31日をもって
専決処分いたしましたので、同条第3項の
規定により
報告し、
承認を求めるものでございます。
改正要綱について申し上げますと、1.法人税法における連結納税制度の創設に伴い、連結納税の
承認を受けた法人に課する法人住民税及び法人事業税について、単体法人を納税単位とするための
規定の整備等を行うこととしたこと、2.固定資産税の納税者の信頼や、市町村の評価事務の適正さ、公平さを確保するため、縦覧制度の見直し等を実施することとしたこと、3.個人の市民税について、株式等譲渡益課税の申告分離課税の一本化に当たり、申告事務の負担軽減に資するため、一定の場合において申告を不要とするなどの措置を講ずることとしたことでございます。
議案第76号・
平成14年度
石岡市
一般会計補正予算(第2号)について。
今回の
補正予算は、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ4億3,842万6,000円を追加し、
補正後の
歳入歳出予算の総額を176億6,972万6,000円といたしたほか、第2表において、郵便料金計器借上料、障害者支援費システム機器借上料及び転作システム借上料について債務負担行為の
補正、さらに第3表において、特定資金公共投資事業債の地方債の
補正をいたしたものでございます。
補正予算の編成に当たりましては、
補正事業の追加に伴う事業経費、これに伴う財源調整措置並びに特別な事由による事業経費及び現計
予算の執行状況から、市の
補正予算に必要とする経費について
予算計上いたした次第でございます。
補正予算の
内容を申し上げますと、まず、歳出
予算の款別
補正額は、議会費74万円、総務費678万2,000円のそれぞれ増、民生費1,119万9,000円の減、衛生費11万4,000円の増、農林水産業費359万2,000円の減、商工費202万3,000円の増、土木費511万7,000円の減、消防費73万1,000円、教育費693万4,000円、公債費4億4,083万円のそれぞれ増額を計上いたした次第でございます。財源といたしましては、特定財源4億3,842万6,000円を増額し、一般財源1,080万7,000円を減額いたしたものでございます。
補正事項の主なものを申し上げますと、民生費において、障害者
福祉関係経費の障害者支援費システム13万5,000円、老人保健事務費の健康保険法の改正に伴う受給者証発行等経費118万円、農林水産業費において、緑の少年団補助金(小学校分)90万円、生産調整推進事業の転作助成金システムの債務負担行為による76万6,000円の減額、転作推進事業525万4,000円、商工費について、TMO基本構想策定事業補助金150万円、公債費において、借換債4億4,083万円を計上いたした次第であります。また、人件費
予算は、1月1日現在での減員減給で計上しており、今回の
補正によりまして、その後の人事異動による各項目の
補正措置をとるものでございます。特別会計においても同様でございます。
次に、
歳入歳出について申し上げますと、昨年度まで市町村が行っていた国民年金の印紙検認事務が廃止されたことに伴い、国民年金印紙購入基金を廃止することにより、基金から5,000万円の繰り入れを行うものでございます。
議案第77号・
平成14年度
石岡市授産所特別会計
補正予算(第1号)。
今回の
補正予算は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ33万9,000円を減額措置し、
補正後の
歳入歳出予算総額を2,652万2,000円といたしたものでございます。
補正予算の
内容につきましては、人件費の
補正でございます。
議案第78号・
平成14年度
石岡市国民健康保険特別会計
補正予算(第1号)。
今回の
補正予算は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ2,059万9,000円を追加し、
補正後の
歳入歳出予算の総額を43億6,040万5,000円といたしたものでございます。
補正予算の
内容につきましては、人件費の
補正と療養給付費交付金返還金等でございます。
議案第79号・
平成14年度
石岡市下水道事業特別会計
補正予算(第1号)。
今回の
補正予算は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ570万円を追加し、
補正後の
歳入歳出予算の総額を21億5,900万円といたしたものでございます。
補正予算の
内容につきましては、人件費の
補正でございます。
議案第80号・
平成14年度
石岡都市計画事業
石岡駅東土地区画整理事業特別会計
補正予算(第1号)。
今回の
補正予算は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1,425万6,000円を減額し、
補正後の
歳入歳出予算の総額を1億7,714万4,000円といたしたものでございます。
補正予算の
内容につきましては、人件費の
補正でございます。
議案第81号・
平成14年度
石岡市農業集落排水事業特別会計
補正予算(第1号)。
今回の
補正予算は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ859万4,000円を減額し、
補正後の
歳入歳出予算の総額を7億710万6,000円といたしたものでございます。
補正予算の
内容につきましては、人件費の
補正でございます。
議案第82号・
平成14年度
石岡市介護保険特別会計
補正予算(第1号)。
今回の
補正予算は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ745万7,000円を追加し、
補正後の
歳入歳出予算の総額を19億5,873万7,000円といたしたものでございます。
補正予算の
内容につきましては、人件費の
補正と国・県財政調整交付金返還金でございます。
議案第83号ないし
議案第95号について。
本件は、
平成13年度
石岡市一般会計
歳入歳出決算、
平成13年度
石岡市授産所特別会計
歳入歳出決算、
平成13年度
石岡市国民健康保険特別会計
歳入歳出決算、
平成13年度
石岡市簡易水道事業特別会計
歳入歳出決算、
平成13年度
石岡市下水道事業特別会計
歳入歳出決算、
平成13年度
石岡市駐車場特別会計
歳入歳出決算、
平成13年度
石岡市老人保健特別会計
歳入歳出決算、
平成13年度
石岡都市計画事業
石岡駅東土地区画整理事業特別会計
歳入歳出決算、
平成13年度
石岡市農業集落排水事業特別会計
歳入歳出決算、
平成13年度
石岡市公共用地先行取得事業特別会計
歳入歳出決算、
平成13年度
石岡市霊園事業特別会計
歳入歳出決算、
平成13年度
石岡市介護保険特別会計
歳入歳出決算、
平成13年度
石岡市介護サービス事業特別会計
歳入歳出決算の認定でございます。それぞれの
決算につきましては、過日、
監査委員の
審査をいただきましたので、
審査意見書を添えて議会の認定をいただくべく、本日提案をいたした次第でございます。
議案第96号・
茨城県市町村総合事務組合を組織する市町村数の減少について。
本件は、
平成14年11月1日に稲敷郡茎崎町がつくば市に編入合併するため、
茨城県市町村総合事務組合から茎崎町を脱退せしめるものでございます。
議案第97号・
石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて。
本件は、
児童扶養手当の受給資格認定等に関する事務が委譲されることに伴い、
児童扶養手当障害判定医の報酬が必要となるため、
石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、
地方自治法第96条第1項第1号の
規定により、議会の議決を求めるものでございます。
議案第98号・
石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定することについて。
本件は、地方税法等の改正に伴い、当該条例の関係部分を改正する必要が生じたため、
地方自治法第96条第1項第1号の
規定により、議会の議決を求めるものでございます。
議案第99号・
石岡市国民年金印紙購入基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止する条例を制定することについて。
本件は、
平成14年4月をもって市町村が行っていた印紙検認事務が廃止されたことに伴い、国民年金印紙購入基金を廃止するため、
石岡市国民年金印紙購入基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止する条例を制定することについて、
地方自治法第96条第1項第1号の
規定により、議会の議決を求めるものでございます。
議案第100号・
石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定することについて。
本件は、健康保険法等の改正に伴い、当該条例の関係部分を改正する必要が生じたため、
地方自治法第96条第1項第1号の
規定により、議会の議決を求めるものでございます。
議案第101号・
石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについて。
本件は、「
石岡市議会議員の審議会等への参画見直し」についてのご
意見に基づきまして、協議会の組織の一部を改正するため、
地方自治法第96条第1項第1号の
規定により、議会の議決を求めるものでございます。
議案第102号・
石岡市下水道条例の一部を改正する条例を制定することについて。
本件は、特定事業場からの下水の排除制限について、下水道法施行令が改正されたことに伴い、当該条例の関係部分を改正する必要が生じたため、
地方自治法第96条第1項第1号の
規定により、議会の議決を求めるものでございます。
議案第103号・
石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについて。
本件は、消防法及び消防法施行令が改正され、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令及び対象火気設備等及び対象火気器具等の離隔距離に関する基準が公布されることに伴い、当該条例の関係部分を改正する必要が生じたため、
地方自治法第96条第1項第1号の
規定により、議会の議決を求めるものでございます。
議案第104号・備品購入契約の締結について。
本件は、
平成14年6月28日
指名競争入札に付した高規格救急自動車の購入契約の締結について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の
規定により、議会の議決を求めるものでございます。
議案第105号・市道の認定について。
当該路線は、宅地造成により築造された道路を市道として受け入れるため、議会の議決を求めるものでございます。
以上が、提案いたしました
議案の概要でございます。十分ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げまして、
説明を終わります。
35
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で
提案理由の
説明は終わりました。
次に、
監査委員から、
平成13年度
石岡市一般会計
歳入歳出決算並びに各特別会計
歳入歳出決算について、
審査の
経過並びに結果の
報告を求めます。
代表
監査委員・高橋君。
〔代表
監査委員・高橋勝利君
登壇〕
36 ◯代表
監査委員(高橋勝利君) 代表
監査委員の高橋でございます。よろしくお願いいたします。
平成13年度
石岡市一般会計及び特別会計
歳入歳出決算書及び証書類その他政令で定める書類並びに基金の運用について
審査をいたしましたので、その
審査の概要につきまして、
監査委員を代表して、ご
報告申し上げます。
過日
市長より
審査に付されました
石岡市一般会計及び特別会計
歳入歳出決算書、同事項別明細書、また、実質収支、財産に関する調書、基金の運用状況に関する調書について、
審査を実施した次第であります。
審査に当たりましては、関係帳簿、証拠書類などにより照合を行うとともに、計数の正確性、支出の適法性、
予算の執行状況等について総括的に
審査し、あわせて関係職員の
説明を求めながら執行いたしました。
その結果、各会計の
決算並びに法令に定める書類等はいずれも関係法令の
規定に従って調製されており、その計数は正確であり、適正に処理されていることを確認いたしました。
まず
最初に、
決算の概要について申し上げます。一般会計及び特別会計の歳入
決算総額は322億7,824万5,000円となり、前年度に比べ6.8%増加いたしました。また、歳出
決算総額は313億4,299万8,000円となり、前年度に比べ8.1%増加いたしました。差引収支額は9億3,524万7,000円でありますが、翌年度繰越額が1億2,503万6,000円ありますので、実質収支額は8億1,021万1,000円の黒字となっております。
次に、一般会計について申し上げます。歳入
決算額は188億5,149万6,000円となり、前年度に比べ4%増加いたしました。また、歳出
決算額は180億4,690万2,000円となり、前年度に比べ5.4%増加いたしました。差引収支額は8億459万4,000円でありますが、翌年度繰越額が1億1,571万9,000円ありますので、実質収支額は6億8,887万5,000円の黒字となっております。
次に、特別会計について申し上げます。
平成13年度は12の特別会計がございました。まず、授産所、国民健康保険、簡易水道事業、下水道事業、駐車場、老人保健、
石岡駅東土地区画整理事業、農業集落排水事業、公共用地先行取得事業、霊園事業、介護保険、介護サービス事業、以上12の特別会計の歳入
決算総額は、134億2,674万9,000円となり、前年度に比べ11%増加いたしました。また、歳出
決算総額は、132億9,609万6,000円となり、前年度に比べ12%増加いたしました。差引収支額は1億3,065万3,000円でありますが、翌年度繰越額が931万7,000円ありますので、実質収支額は1億2,133万6,000円の黒字となっております。
次に、
決算についての
意見を幾つか述べさせていただきます。
市政運営に当たりましては、住民ニーズの高度化・多様化等に適切に対応するため、職員一人一人が厳しい
財政状況を十分認識し、経費節減に努めるとともに、継続的な行財政改革の促進、自主財源の確保、国、県の補助金等の積極的な導入、税負担の公平適正化の推進、限られた財源の重点的配分など常に社会経済情勢の変化に柔軟に対応した適切かつ効果的な行財政運営の推進を望むものであります。事業の推進に当たりましては、5年、10年先の中・長期的な財政運営を考慮しながら、事業の必要性、緊急性、優先度を十分精査し、最少の経費で最大の効果が上がるよう公正かつ効率的な事業運営を図られるようお願いいたします。また、事業計画の策定や実施に当たりましては、過去の慣例にとらわれることなく、発想の転換、見直し、改善など新しい発想のもと事業を積極的に展開されることを望みます。第4次
石岡市総合計画が
平成13年度にスタートし、今年で2年目を迎えるわけでありますが、
石岡市の将来像である「人が輝き 歴史の息づくまち」を目指し、市民と行政が一体となり、着実な計画の推進を切に望むものであります。
なお、次の事項について、今後その充実強化に努められるようお願いいたします。
1番目としまして、地方債の発行に当たりましては、後年度の財政負担動向を的確に把握しながら、引き続き適正な発行に努められるようお願いいたします。
2番目としまして、財政運営に当たりましては、財政の硬直化を招くことのないよう、財源の確保、経費の削減、事務事業の見直しなどを積極的に推進されるようお願いいたします。
3番目としまして、市税収入につきましては、納税相談や管理職による訪問徴収の実施など収納率向上を図る努力は認められますが、市税の収納率は年々低下しており、それに伴い、滞納額も年々増加しております。このような状況は、税負担の公平性を欠くばかりではなく、行財政運営の適正な執行にも支障を来すおそれがあります。税負担の公平性及び自主財源確保のためにも、市税収入の確保は重要課題であると考えますので、収納率向上に向けたなお一層の努力を切に望むものであります。また、市税と同様に、国民健康保険税、保育料、市営住宅使用料、学校給食費、簡易水道使用料、下水道受益者負担金、下水道使用料、霊園管理料なども滞納額が年々増加しており、これらの徴収についても、市税同様、なお一層の努力をお願いいたします。
4番目としまして、一部の事業に繰越明許費による翌年度への繰り越しが見受けられますが、極力年度内の計画的な事業執行に努力されますようお願いいたします。
5番目に、市の借地についてでございますが、将来とも必要と考えられる土地については、積極的に、計画的に購入するなど対策を講じるようお願いいたします。また、借地の更新につきましては、土地の評価や価格など土地の動向を注視しながら、引き続き適正な価格で更新されるようお願いいたします。
6番目としまして、補助金等については、全面的に精査し、所期の目的を達成したものや必要性がないと考えられるものにつきましては、廃止や減額など必要な見直しを行い、行財政運営の適正化を図られるようお願いいたします。
7番目としまして、不納欠損処分につきましては、法の
規定に基づき、引き続き慎重かつ適正に対処されるようお願いいたします。
8番目としまして、施設の管理・運営につきましては、常に関係法令等を熟知するとともに、市民の方が安心して利用できるよう、安全点検の励行、安全衛生管理の徹底など、施設の適正な維持管理及び事故防止に万全を期されるようお願いいたします。また、財産の管理・運用につきましても、常に細心の注意をもって管理し、その財産の用途に応じて最も効率的な運用を図られるようお願いいたします。
9番目に、入札制度につきましてですが、
平成14年4月より、入札の透明性を確保するため、建設工事で希望価格が2,000万円以上のものについては郵便による条件付き一般競争入札を実施し、入札制度の改革に取り組んでおられますが、より透明性のある適正な入札制度の確立に向け、引き続き努力されるよう望むものであります。
以上が、
平成13年度
決算審査の概要についてのご
報告でございます。
なお、詳細につきましては、お
手元に配付されております
決算審査意見書のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
37
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で
報告は終わりました。
暫時休憩いたします。10分程度といたします。
午前10時58分休憩
───────────────────────
午前11時10分再開
38
◯議長(
鈴木行雄君) 休憩前に引き続き
会議を開きます。
───────────────────────
日程第6
陳情第53・
陳情第54・
陳情第55
39
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、
日程第6、
陳情第53・鹿島鉄道存続に対する公的支援の要望、
陳情第54・ゆたかな教育を実現するための教育
予算の充実を求める
陳情、
陳情第55・義務教育費国庫負担制度の堅持を求める
陳情の計3件を一括して
議題といたします。
本件につきましては、
今期定例会までに提出され、受理いたしました
陳情であります。その
内容につきましては、お
手元に配付いたしましたとおりであります。
本件につきましては、あわせて配付いたしました文書表に示すとおり、所管の総務企画
委員会及び
議会運営委員会に付託いたします。
付託されました総務企画
委員会及び
議会運営委員会は、
会期予定表に示す日時に
会議を開かれ、9月9日の本
会議に文書をもって
審査の
経過と結果の
報告をされるよう求めます。
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日程第7
陳情第56
40
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、
日程第7、
陳情第56・家畜糞尿処理の対応についてを
議題といたします。
地方自治法第117条の
規定により、9番・山口 晟君の退場を求めます。
〔9番・山口 晟君退場〕
41
◯議長(
鈴木行雄君)
本件につきましては、
今期定例会までに提出され、受理いたしました
陳情であります。その
内容につきましては、お
手元に配付いたしましたとおりであります。
本件につきましては、あわせて配付いたしました文書表に示すとおり、所管の市民経済
委員会に付託いたします。
付託されました市民経済
委員会は、
会期予定表に示す日時に
会議を開かれ、9月9日の本
会議に文書をもって
審査の
経過と結果を
報告されるよう求めます。
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日程第8 議員
提出議案第4号・議員
提出議案第5号
42
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、
日程第8、議員
提出議案第4号・
石岡市議会
請願条例を制定することについて、議員
提出議案第5号・
石岡市議会
委員会条例の一部を改正する条例を制定することについての計2件を一括して
議題といたします。
本件については、直ちに
提出者から
提案理由の
説明を求めます。
15番・
久保田健一郎君。
〔15番・
久保田健一郎君
登壇〕
43 ◯15番(
久保田健一郎君) 15番・
久保田でございます。議員
提出議案第4号・
石岡市議会
請願条例を制定することについて、及び、議員
提出議案第5号・
石岡市議会
委員会条例の一部を改正する条例を制定することについての計2件を
地方自治法第112条及び
石岡市議会
会議規則第13条第1項の
規定により提出いたします。
提出者・
久保田健一郎、賛成者・高栖宏之、寺内 毅、磯部延久、各議員であります。
まず、議員
提出議案第4号・
石岡市議会
請願条例を制定することについての
提案理由を申し上げます。
請願は、憲法で保障されている基本的権利の一つであります。しかし、地方議会に提出される
請願の取り扱いについては、
地方自治法が
請願の提出には議員の紹介を要する旨を定めているにとどまっております。その他の提出要件等については
会議規則において定められている地方議会が多い現状でございます。当市議会におきましても、これまでは
会議規則をもって
請願の諸事項を
規定していたわけではありますが、本来、それら
請願の提出要件等は
請願を提出する方々にこそよくご承知いただくべき事項であります。そのようなことから、今般、
請願に関する諸事項を条例として
規定し、広く住民に、またはその他の方々に
請願権の行使に役立てていただくよう、条例の制定案を提出したものであります。
条例制定案の
内容につきましては、お
手元にご配付申し上げたとおりでありますので、よろしくご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。
次に、議員
提出議案第5号・
石岡市議会
委員会条例の一部を改正する条例を制定することについて、
提案理由を申し上げます。
去る第2回
定例会において、当市議会は、
会議規則、
委員会条例の全部を改正し、
委員会を公開制といたしました。これまでのところ、
委員会の公開に関しましては、本
会議の傍聴規則を準用する形で運用を行ってきたわけでございますけれども、
委員会と本
会議とでは事情が異なる部分が多く、円滑なる運営のためには
委員会のための傍聴規則を定める必要があることはご承知のとおりでございます。そのような中、
委員会の傍聴規則を定めるためには、
地方自治法の定めるところにより、まず
委員会条例において規則へ委任する旨の条項を定める必要がありますので、今般、
委員会条例の一部改正案をご提案した次第でございます。
条例改正案につきましては、お
手元にご配付申し上げましたとおりでございますので、よろしくご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げまして、議員
提出議案第4号、第5号の計2件の
提案理由の
説明といたします。
以上でございます。
44
◯議長(
鈴木行雄君) 以上で
説明は終わりました。
これより
質疑を行います。
質疑は挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
45
◯議長(
鈴木行雄君) ないようですので、以上で
質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。本案については
会議規則第35条第2項の
規定により
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
46
◯議長(
鈴木行雄君) ご
異議なしと認め、さよう決しました。
これより
討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
47
◯議長(
鈴木行雄君)
討論なしと認め、以上で
討論を終結いたします。
これより
採決に入ります。
議員
提出議案第4号・
石岡市議会
請願条例を制定することについて、議員
提出議案第5号・
石岡市議会
委員会条例の一部を改正する条例を制定することについての計2件を一括して
採決いたします。
お諮りいたします。本案はいずれも原案のとおり決することにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
48
◯議長(
鈴木行雄君) ご
異議なしと認め、さよう決しました。
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日程第9 休会の件
49
◯議長(
鈴木行雄君) 次に、
日程第9、休会の件を
議題といたします。
お諮りいたします。明8月30日から9月1日までの3日間は、議事整理のため休会いたしたいと思います。これにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
50
◯議長(
鈴木行雄君) ご
異議なしと認め、さよう決しました。
以上で、本日の
議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。
次回は、9月2日定刻午前10時から
会議を開き、
市政一般に関する質問を行います。
午前11時19分散会
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