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  1. 石岡市議会 1998-09-08
    平成10年第3回定例会(第5日目) 本文 開催日:1998-09-08


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 平成10年9月8日(火曜日)                   午前10時35分開議 ◯議長(寺内 毅君) ただいまの出席議員数は17名です。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  地方自治法第121条の規定により出席した者は、前会同様であります。  次に、本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程表のとおりであります。            ───────────────────────  日程第1 議案第51号ないし議案第71号 2 ◯議長(寺内 毅君) 日程第1、議案第51号・専決処分に対し承認を求めることについて(平成10年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第1号))、ないし議案第71号・市道の認定についてまでの計21件を一括して議題といたします。  これより各議案に対する質疑を行います。質疑は通告の順にこれを許します。  最初に、15番・菱沼成房君。                 〔15番・菱沼成房君登壇〕 3 ◯15番(菱沼成房君) 15番・菱沼でございます。通告のとおり、議案第52号・平成10年度石岡市一般会計補正予算(第2号)について、何点かご質問申し上げます。通告書の中にページ数等入れておきましたので。ここに、今、17、21、25、27ページというようなことで出しておきましたが、その中で1点追加、19ページについてもちょっとお伺いしたいと思います。  まず最初に、補正第2号の17ページ、企画費の中で、神栄跡地利活用事業というようなことで、広場整備工事ということで70万の補正が組まれております。これの工事内容についてお伺いをいたします。  次に、その下の電算費の中で、システム導入・推進経費というような形の中で、システム開発委託料1,224万2,000円という補正が組まれております。これの、どのようなシステムを開発するのか、その内容についてお伺いをいたしたいと思います。  次に、19ページ、社会福祉総務費の中で、社会福祉施設整備費助成事業というような項目があります。その中の社会福祉施設整備費補助金6,437万6,000円について、これはどのような施設なのか、その点をお伺いしたいと思います。  それから、その下の老人福祉費介護保険準備費の中の620万円、これは介護保険事業計画策定委託料というようなことでなっておりますが、これは、一般質問等においても介護保険についてはいろいろ各議員から出されました。そういう中で、過日、福祉部の方から、介護保険導入というようなことで小冊子をいただきました。その中で、介護保険事業策定についてのいろいろなフローチャートというか、スケジュールがありました。そういう中で、この手続の中で、もう全部決まってしまって、その策定作業に入り、委託されるのか、その辺の内容をちょっとお伺いしたいと思います。  次に、21ページ、環境衛生費の中で、半の木霊園拡張工事基本設計委託料というのが262万5,000円があります。この件については、私も、予算委員会等で、毎年市民の皆さんのいろいろな要望、いわゆるお墓を欲しいという方々の多くの方々の話を聞いてきました。しかし、今まで、用地の取得に窮しているというような内容の中でなかなか拡張等ができなかったわけですが、今回この基本設計委託料が出たということは、その用買等ができたのかどうか、また、それは場所は……。まあ、当然半の木というんですからその近辺なんでしょうけども、そういった内容についてお伺いをいたします。  次に、25ページ、街路事業費の中で、六軒・新田山線整備事業というようなことの中で、用地購入というのが7,408万円というのがあります。これはどの地域の用地を購入する費用なのか、場所等をお示しいただきたいと思います。  次に、最後、27ページの教育費の中の事務局費、指導室一般経費の中で、教員海外研修補助金15万円。これは何人をどこへ、そして、どういう目的で研修に行かせるのか、内容をお聞かせいただきたいと思います。  以上、第1回目の質問を終わります。
    4 ◯議長(寺内 毅君) 企画部長・浅野君。                〔企画部長浅野昌二郎君登壇〕 5 ◯企画部長浅野昌二郎君) お答えを申し上げます。  17ページの神栄土地利活用事業広場整備工事70万円の補正内容でございます。今回の補正は、神栄跡地について、ジョギング、あるいはウォーキング、こういったものの要望がありますので、その周回コース、こういったものを砂を敷いて対応していこうということで、砂利等々の砂よりもちょっとグレードが高い御影砂を敷いて、透水性もいい、また、締まりもいいというようなことで、御影砂を3メーター幅で5センチぐらいの厚さで500メーター程度周回コースがつくれるというようなことで、砂利式の予算を計上させていただいたものでございます。  それから、システム導入・推進経費の中のシステム開発委託料についての内容でございます。今回の電算費の予算の内容につきましては、電算については現在2つの系統で電算処理をしてございます。1つが従来からの住民情報系という電算処理、それからもう一つが、内部情報系ということで、財務会計、給与、下水道、こういったものを対象とした系列。そのうちの内部情報系、これにつきましては、現在ユニシスのA7という機械を設置して処理を行っております。このA7という機械の容量、これが、空き容量がかなり不足してまいりました。これは、これまでの2度にわたる特別減税、こういったものでのシステム修正ですとかデータの蓄積、こういったもので空き容量をかなり取っておると。それから、下水道システムにつきまして導入したわけですが、これをカスタマイズしている過程でかなり容量も取っていると。それから、新郵便番号の実施に伴いまして、5桁から7桁化が実施されました。こういったことで、こういう突発的といいますか、こういうような理由によりまして、A7という機械、これが能力が低下していると。そういったことで、レスポンスといいますか、処理をかけた場合の機械の応答時間、こういうものが低下していると。それから、作業領域、記憶容量領域の確保が困難になっていると。それから、あわせて、今後、介護保険システムが導入されます。これも内部情報系の機械を使って実施します。そういった関係で、今後、いろいろなシステムを運営していくために支障が生じるということで、今回、補正をお願いしたものでございます。新しく導入する機械は、同じくユニシスのNX5600という機種を予定しております。処理能力はユニシスA7と比べまして約3倍程度のスピード、時間あるいは量の処理ができるというものです。こういったものでこれからの業務に対応していきたいということで補正をお願いいたしました。システム開発委託料ということで計上しております1,224万2,000円の内容は、一つには、NX導入移行環境設定委託、こういうものがございます。新しい機械を入れて、日立系列の住民情報系の機械、あるいはA7機、こういったものとのデータをやりとりするための新しい環境設定が必要になります。こういう経費。それから、データ移行に伴います、そういう作業をする、移行のための経費、そういう委託の経費。それから、サービス。NX導入の、これは一次経費になりますが、搬入調整費を中心とした経費、それから、補修委託といいますか、今後の管理・運営についての補修委託の経費、それから、いろいろソフト関係、こういったものを動かすためのセットアップの経費、それから、操作指導というような若干の経費もございますが、そういったもの全体を含めまして、NXの導入に伴います委託をしていくということで、1,224万2,000円の予算を計上してございます。  以上でございます。 6 ◯議長(寺内 毅君) 福祉部長・今泉君。                 〔福祉部長・今泉 正君登壇〕 7 ◯福祉部長(今泉 正君) お答え申し上げます。  初めに、社会福祉施設整備助成事業の中での補助金6,437万6,000円でありますが、これにつきましては、市内の社会福祉法人2法人が、今年度、もしくは今年度と来年度ということでの2カ年事業として、それぞれ施設をつくるというもので、その施設の内容でありますが、一つは社会福祉法人陽山会さんが行うもので、これは精神薄弱者授産施設、定員が入所40名、通所10名、ショート4床というような内容の施設をつくるというものであります。総工事額といたしましては、2億6,000万円程度かかるわけでありますが、本年度内示額としては、それの4割が本年度の工事ということで、本年度の補助基準額が1億437万3,824円、これに私どもの中の補助金規定によりまして4分の1を乗じたもの、すなわち2,616万8,000円、これが社会福祉法人陽山会への補助であります。それと、あわせまして、もう一つは社会福祉法人白銀会、これが同じように通所型精神薄弱者授産施設、これが定員20名であります。それに、併設いたしまして、精神薄弱者デイサービスセンター、これが定員10名程度のものでありますが、これにつきまして、通所型の20名の方の補助基準額が8,122万6,804円ということで、これの補助額4分の1ということで2,030万6,000円、それから、デイサービスセンター定員10名の部分の補助基準額が7,161万612円、これの4分の1ということで1,790万2,000円、合わせまして3,820万8,000円、これらが白銀会の方への補助であります。  次に、介護保険準備事務費の中での介護保険事業計画策定委託料620万円でありますが、これにつきましては、ご指摘のとおり、一般質問の中でも本年度の事業として介護保険事業計画策定が入るというようなことを申し上げておりましたが、この委託料の内訳でありますが、現在、2,000名程度のアンケート調査、さらに、既に福祉等において介護を受けている方──これらが720名ぐらいになるかと思いますが、そういうアンケート調査をしているわけでありますが、これの集計・分析、行政資料の整理、課題分析と問題点の整理、それから策定委員会への資料作成と議事録整理、人口推計、介護保険料の算出、各サービスの事業料の算出、計画書案の作成、これらを本年度委託をしてまいりたいというものでありまして、随時、集計なり案が出た時点では、策定委員会等への出席をも含めて委託をするものでございます。  以上でございます。 8 ◯議長(寺内 毅君) 参事・佐藤君。               〔参事環境保全担当佐藤方彦君登壇〕 9 ◯参事環境保全担当佐藤方彦君) お答え申し上げます。  半の木霊園拡張工事基本設計委託料262万5,000円の内容でございますが、まず最初に、用地買収はできたのかというお尋ねでございますが、この半の木霊園の拡張でございますが、現在ある霊園の隣接地でございまして、現在地目は山林になっております。2筆ほどございまして、面積が1万5,204平米でございます。これにつきまして、この基本設計を委託いたしまして、いわゆる土地の効率的な利活用、いわゆる墓地として使用するわけでございます。そして、区画数、あるいは残土と申しますか、土の移動等がございます。あるいは資金計画がございますので、そういう詳細なる内容ですね、これを現況を把握いたしまして、そして分析・評価をいたしまして、隣接地を買収すると。それで、この隣接地でございますが、既に何回か交渉を行いまして、地主の内諾は得ておるわけでございます。そして、その墓地としての効率的な利活用を図るのには、やはり、この基本設計といいますか、そういう内容を分析をしていただいて、そのうちに利用した方が効率的な利活用ができるのではないかと、そういうことでお願いをする予算でございます。  以上であります。 10 ◯議長(寺内 毅君) 参事・比気君。               〔参事都市整備担当比気茂美君登壇〕 11 ◯参事都市整備担当比気茂美君) お答えを申し上げます。  25ページの六軒・新田山線の整備事業についてお答え申し上げたいと思います。まず、場所でございますが、石岡自動車学校、あれの出入り口の左側になる場所でございます。本件は、工事は平成8年の6月に完成をしておったわけですが、この土地に絡みまして相続問題が出てきまして、これらについて現在まで弁護士を通じまして交渉を進めてきておったわけです。その中で、今年に入りまして、7月に入りましてご本人から承諾を得ましたので、分筆等の登記手続が整いましたので、今回、補正をお願いしたわけでございます。面積については、2筆ほどございますが、合わせて1,452.51平米でございます。それから、立ち木の補償、これらを含めまして今回の補正額になった次第でございます。  よろしくお願いします。 12 ◯議長(寺内 毅君) 教育次長・山口君。                 〔教育次長・山口由夫君登壇〕 13 ◯教育次長(山口由夫君) 27ページの教員海外研修補助金についてお答え申し上げます。  何人、どこへ、目的というようなお尋ねでございますが、これにつきましては、小学校の教師が1名、中学校の教師が2名、合わせて3名ということでございます。どこへということでございますが、一つについては、3名のうちの2名につきましては、イギリス・イタリアの教育の実情を視察ということで、期間が10月の13日から28日の16日間という予定になっております。もう一人は、ドイツ・フランスの教育等の実情視察で、10月の14日から29日の16日間という予定になっております。目的につきましては、次代を担う青少年を育成する教員に諸外国の教育・文化及び社会等の実情を視察させ、国際的視野に立った識見及び教職に対する誇りと自覚を高めることにより、初等・中等教育の振興を図るというようなことになっております。なお、助成額でございますが、1人当たり5万円ということで、3名分で15万円でございます。  なお、大体1人当たりどのくらい費用がかかるかということでございますが、これにつきましては、一件につきましては56万9,523円でございます。このうち、国の助成金が20万円、県の助成金が10万円、市の助成金が5万円、個人負担が21万9,523円ということになります。もう一件については、まだ県の方から詳細が来ておりませんが、恐らくこの程度の金額が必要となるというふうに思います。  以上です。 14 ◯議長(寺内 毅君) 15番・菱沼成房君。 15 ◯15番(菱沼成房君) 2回目の質問をいたします。了解したところについては質問はいたしませんので。  一つは、先ほど電算システムの導入・推進というようなことで1,200万の件について企画部長からお話があったわけですが、今の社会情勢というか、いろいろなものが導入されることで、このシステム導入については理解をするわけですが、そういう中で、今回、法務局の跡へ教育委員会が移動しました。そういうようなことで、スペースが非常に4階の部分でできたかと思うんですが、電算室の執務室というか、部屋が非常に狭隘ではないかというのが、私、前から思っていたわけですが、既存の建物にそういう部分を当てはめるという部分については、非常に場所をある程度限定して設置しなければならないというような今までの実情があったと思います。しかし、現在、あのようにスペースを別なところに教育委員会が移動したというような形の中では、当然、あの電算室という充実。まあ、新しい庁舎であればもっとすばらしい配線及びいろいろな内容はその時代に合ったものにできるんでしょうけども、既存の建物の中で設置するとするならば当然制約はあるわけですけども、しかし、現在のいろいろな電算室の内容を見ますと、非常に手狭ではないかと。そういう形の中で、あの電算室の拡張、こういったことについては企画部の方としてはどのような考えをしているのか、その点だけちょっと1点確認したいと思います。  それから、今、新聞等をにぎわしています、間もなく西暦2000年を迎えます。そういう形の中で、今、コンピュータの中においては、いわゆる2000年問題というのが非常にクローズアップされております。西暦1998年というのは、コンピュータの中では2桁取って「98」という認識ですけども、当然、2000年になれば、これが「00」になるわけですね。それは、1900年なのか、2000年なのか、とにかくコンピュータの認識は当然認識しないわけですから。そういう点で、システム開発の中でこの2000年問題についてはどのような取り組みをしているのか、この点、確認のためにお伺いをいたします。  それから、次に、介護保険準備室介護保険事業計画策定委託料の件で説明がございました。で、我々は、導入に伴う策定委員会及び策定に対してのフローチャートというのを示されております。そういう中で、ただいま部長の方から追々いろいろな形の中でしていくんだというような作業の内容がありましたが、私自身は、こういったいろいろな策定作業が終わって、そして皆さんに提示できる最終的な計画書かなというようなことでの質問をしたわけですが、今の内容を見ますと、その途中の、先ほども出ていましたアンケートの内容の分析とか、そういったことも含めての委託料というような内容なんですが。当然そのことで、その途中の策定だと、こういうようなことですので、了解はしたわけですけども、その点において、昨日も助役からあったと思いますが、いろいろなこういった策定作業においては石岡市は石岡市、他市は他市のように、国から示される基本的なものは同じであると思いますが、しかし、各自治体で内容は違います。当然サービス等においても今までの議論の中でもそういったことが言われておりますけども、しかし、コンサルタントに頼むというようなことの中では、ある程度の、同じもののようなことになってしまうんではないかという懸念と一緒に、まだこの資料については策定委員会等も設置されていないようにも見受けられます。その策定委員会に提示する、そういった内容の資料の委託かなと思うんですが、その点、ちょっともう一回部長の方から答弁を願いたいと思います。我々も当然、平成12年、2000年から、こういったものに直面するわけですけども、やはり保険者、被保険者ともども、とにかく安心して、そして、これからの人生について暮らしていけるような、そういったものを国・県・市、そして住民の人たちも本当に納得いくような、そういうものを作成していただきたいなというふうに思います。そういう点で、もう一回その点、お願いします。  それから、もう1点だけ。先ほど佐藤参事の方から出ました霊園の件でございます。非常に前向きになったということで、市民の方々は、そういう墓地の造園、こういったことについては理解を示すと思います。そういう中で、先ほど約1万5,000平米の土地を取得できるように内諾を受けたというようなことでございますが、今までも予算委員会等で何回も、私、この点について質問してきたわけですが、いわゆる土地代の内容がちょっと高いとかというようなことで折り合いがつかないと、こういうようなことでの今までの答弁であったわけですが、バブルがはじけてから、今、非常に土地の単価というものは低下しております。そういう形の中で、今回、市が、今まで購入目的の値段にほぼ合致するような形の中で交渉ができたのかどうか。その点、差し支えなければ、平米単価等をお示しいただければ示していただきたいというふうに思います。  以上、3点ほど、2回目。で、これはもうそれ以上ありませんので、明快に言ってくれればあとは質問しませんので、以上で終わります。 16 ◯議長(寺内 毅君) 企画部長・浅野君。                〔企画部長浅野昌二郎君登壇〕 17 ◯企画部長浅野昌二郎君) お答え申し上げます。  電算費の中の関連で、現在の電算室の事務スペースの拡張の考えはあるかということでございます。これにつきましては、会議室の改修とあわせまして、現在の電算事務のスペースについて、面積はちょっと今出しておりませんが、柱1つ分のスペースについて拡張をするということで、この経費については現在の規定の予算の中で対応するということで拡張をしてまいります。それから、この予算の中には、それに関連しまして執務室の中の新しい機械を導入するに伴う、床を上げるというような工事、アクセスフロアというような工事で、市庁舎維持管理経費の雑工事という中にその経費を見込んでおりまして、そういったものを含めて事務室の改善を図っていくという考えでおります。  それから、2000年問題でありますが、ご指摘がありましたように、1900年と2000年の区別がコンピュータでつかなくなると、こういったことで、コンピュータの処理に異常を来すことが心配されております。石岡市の対応ですが、茨城計算センターでプログラムの修正を行うということです。こういうことになっております。で、その経費は茨城計算センターで持つと。石岡市ではやらない、無料で茨城計算センターの方で2,000年問題は対応するということになっております。  以上でございます。 18 ◯議長(寺内 毅君) 福祉部長・今泉君。                 〔福祉部長・今泉 正君登壇〕 19 ◯福祉部長(今泉 正君) お答え申し上げます。  ただいま議員の方から第2回目の質問で質問されたとおりでありますが、今回の委託料につきましては、アンケートの集計・分析、それらとあわせまして、委員会への出席を伴う委員会での議事録整理、それから、その都度委員会へ提案していきます資料の作成、そういうもの、それから保険料の算出、各サービス事業料の算出、そして、最終的には計画書案がつくられるというようなものであります。この計画書案の中で、全国画一的になってしまうんではないかというようなことでありますが、もちろんこれは法律に基づいて行うものでありますから、議員おっしゃるとおり、基本的には全国画一になると思いますが、昨日の一般質問の中でもお答えさせていただきましたが、この介護保険料に見込んでいない老人福祉サービスというのを現在石岡でもやっております。ですから、そういうものをこの介護保険の中のサービス料の中へ取り込むか、従来どおりの処置費というような形の中でやるかについて、まだ確実に決まってはおりませんが、そういう部分も含めながら、石岡市の状況に合った介護料の算定に努めてまいりたいというふうに思います。そういうことで、今回の委託料につきましては、中途的な資料の作成も含めて、最終案といいますか、そういうものもこの委託料の中でやっていただくというようなものでございます。 20 ◯議長(寺内 毅君) 参事・佐藤君。               〔参事環境保全担当佐藤方彦君登壇〕 21 ◯参事環境保全担当佐藤方彦君) お答えいたします。  用地の取得でございますが、この価格につきましては、ふれあいの里、あるいは355の買収、あるいは近隣の買収価格等を参考にし、8回ほど交渉に当たったわけでございますが、最終的には平米当たり8,000円前後ということで予定をいたしておるというのが現況でございます。 22 ◯議長(寺内 毅君) 17番・小泉 彰君。                 〔17番・小泉 彰君登壇〕 23 ◯17番(小泉 彰君) 17番の小泉です。  一般会計補正予算(第2号)について質問をするわけなんですが、今回は6億800万余という補正予算が計上されておるわけなんですが、今、世の中は大変不景気でございます。景気低迷ということで、経企庁長官が「景気低迷」から「景気停滞」に直したということで、いわゆる出口のないトンネルに入ってしまったと、暗闇の経済状況だということは、既にご案内のとおりでございます。そういうところから、政府は、前の内閣、橋本内閣のときですが、16兆円の総合経済対策ということで補正を行ったわけですね。そして、今、茨城県議会が開かれておられます。今日は一般質問が行われておるわけなんですが、県議会のこの補正、これも戦後最大ということで、751億円という補正がやはり計上されておられます。その中で、703億円。これはやはり経済対策ということで予算が組まれておるわけでございます。当市の場合は、補正予算の内容をざっと見てみますと、緊急を要して補正を組まなければならないというような予算も見当たらない。例えば、土木費ですか、これは3億5,000万ということで市営住宅の予算が組まれておる。用地の購入とか、また、民生費の中で社会福祉事業ですね、これの補助とか、そういうことで、新しい、これという緊急を要するような予算がないというような、私のとらえ方でございます。  当市には、商工振興協議会というのがございます。これは寺内議長が会長でございまして、今年度はこの協議会も、活発なる意見の中から、執行部に答申をされたわけでございます。市長は予算議会の所信表明の中で、活力ある商店街づくり、明るいまちづくり、そういうことを市民に約束をされておるわけです。先ほどもロビーで商工振興協議会の委員の一人の方にお会いしたんですが、「今、議会が開かれていますね」と言うから、「開かれています」と。「今度、補正はどうでございますか。この前の商工振興協議会で決まった内容の補正はされているんですか」と言ったから、今回商工振興として50万ちょっとの補正がついておりますが、私は「今やっておられます」というようなことで言葉を濁しましたが、大変皆さん、この前答申された商工振興の協議会の内容については期待をされておるわけです。例えば、その中で意見が出た中で、一つの問題を挙げますと、当市には昭和40年代から都市計画の決定ということで都市計画道路、これも一般質問で出ましたが、これは4本あるわけですね。これなんかも30年たって全然そのままになっているから、もうそういうものは撤廃して、新しく計画を見直して、そしてまちづくりをやったらいいんじゃないかというような意見も出ております。もちろん、これは答申に入っておると思いますが、そういうことから、今まで何にもやっていなかったというのが現状だと思うんです。また、まちの中を歩いておりますと、商店主に行き会います。経営者に行き会います。いや、これ、本当に今まちの中はひどいんだと、私たちはいつシャッターを閉めるか考えておるんだと、どこの店が閉まってもおかしくはないんだと、そういうことを経営者は言われておられます。私が一番恐ろしいのは、駅前通りから、いわゆるT字路、中町交番にかけて、シャッター通りになってしまうのが恐ろしいんです。そういうことも言われておられますが、もう重態ですね、商店街は重態。早く行政の助けがなければ、カンフルを打たなければ、もう大変なことになりますよと。  そういう状況の中で、現在の補正を組んだ段階で、そういう問題には一切、経済対策には計上されていない。極めて、これ、残念な補正予算の編成といいますか、だと私は感じておるわけでございます。その中で、商店経営者は、これは昔からの話になりますが、昭和29年から石岡市になって、財源というのはこの中心地から……。大変東口の方には失礼ですが、そのころは東口は開発されていない、また、工業団地もない。この中心地から財源というのは、例えば固定資産税にしましても、上がっていたんだと。今度は私たちは返してもらう番だと。そういうことが言われていて、今、本当に困っているんだと。いつ倒産しても本当におかしくないと。商店は、これ、いざマイナスになってやりくりが効かなくなれば、戸を閉める、いわゆる倒産ですね。これは農家には倒産はないと思うんですが、商人は倒産というのがありますから。倒産をすれば、これは逃げるか、まあ、そこにいられませんから、いずれはそこを撤退するほかないと。そこまで考えている方がかなりおられると。  昨日の一般質問の中でも、市の部長が、商業的なる政策ではもう商店街の活性化はあり得ないんだというような答弁をされておりましたが、これまでは商業的なる政策で全部商店街の活性化というのはやってきたんですね。例えば、コンサルタントを頼む。そして、ついこの間まで、つい5年前だと思うんですが、最終的には四、五年前に決まったんですが、筑波大の佐藤先生を中心にしまして、コンサルタントとか、それから、もちろん会議所、市の方からも何人か出てもらって、まちづくりをどうするんだと。で、石岡のまちというのは古いんだから、歴史のまちなんだから、じゃ、中町はのれんの町にしようとか、香丸町は蔵の町がいいんじゃないかとか、そういう名称をつけて、会議所と一緒に、市の方も協力するからということで、まちづくりをやろうと言っている中で、現在は状況が違うんだと。住宅マスタープラン、都市マスタープランとか、そういうものと整合性を持ちながらまちづくりをやっていくんだと。そうなってきますと、これは今までやってきたまちづくりの方針というのがまるっきり変わってしまうんです。  市長もその問題では若干答弁されていました。今話題になっておられます電線の地中化埋設、この問題におかれましては、私の方の商店街できのうも会合をやったようなんですが、これは市の方でも会議所でもないんですね。これは商店街でやったわけです。ようやく県の方が許可が間もなく出るという段階までこぎつけました。これはうちの方の60戸の商店で、これを行うのに大体9億ぐらいかかるんですね。それをコンサルタントを呼びましていろいろ相談したんですが、これを詰めても6億ぐらいかかると。そうすると、3分の2の補助が出ましても、3分の1は地元負担。ということは、2億ぐらいかかるんです。それをさらに4分の1にしても、1億5,000万ぐらいの地元の負担がかかる。今、そういうものは、もう地元ではそういう力はありません。そういうときこそ、市が商店街に協力をしてもらうと。  そういうことを今度の補正には皆さん期待していたんですよ、例えばの話ですが。ところが、今回の補正第2号にはいわゆる経済対策はされていない。極めて私は残念だと思いますが。そこで、執行部に伺いたいんですが、この予算の計上、どのような観点から、また、どのような背景から、今の現状をとらえてこの予算を補正を計上されたんならば、これは大きな判断の誤りだと私は思うんです。なぜかといいますと、先ほども言いましたように、補正でやらなくても、先送りしてもいいんですよ。そういう問題がたくさんあるんです、この6億800万余の中には。それよりも、今、目先の経済対策をやらなくちゃならない。その中で特に、商店街の問題というのは、今回の一般質問でも16人の同僚議員の質問の中でも一番私は真剣な問題だと思います。中心商店街の衰退というのは、いずれ、イコール、市の衰退になるんですよ。それは市長はじめ執行部の皆さんもおわかりだと思うんですが、それに対して何の努力もされていない。ですから、私が聞きたいのは、現状をどのように把握されて今のこの補正を行ったんだかと。その辺について、詳しく、明快なるご答弁をお願いする次第でございます。 24 ◯議長(寺内 毅君) 暫時休憩いたします。                   午前11時31分休憩            ───────────────────────                   午前11時32分再開 25 ◯議長(寺内 毅君) 再開をいたします。  市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 26 ◯市長(木村芳城君) 小泉議員の、今回の補正予算の経過といいますか、経緯につきましてのご質問でございますが、この件の9月の補正の一つの考え方としては、国・県の補助事業の変更に伴う経費ですね、こういうようなものが入ってきたときに補正をさせていただいているわけであります。それから、特別な事由により既存の事業費を変更する場合、こういうようなことも考えているわけであります。それから、新規政策等で緊急を要する事業、この件につき、ご指摘のあったように受けとめているわけであります。そういう中で、現況をとらえてみれば、ご指摘のように、商店街、特に中心商店街の衰退については、私も把握をしているわけでございます。特に、空き店舗の対策等々についてのご指摘なども受けているわけであります。そういうようなことを含めますと、ご指摘のような地下埋設のことも、私も県の方へ行って、2回ほど本庁の方へ行って話を聞いてまいりました。その中で、土浦土木事務所と連携をとって、このことには、できれば、おまつりが終わった後、地元の方々を含めて説明会をしたいと。そういうようなことで、今、説明会をする資料をつくっているんだと。そういうようなことで、私の方からも、この件については、当市の一つの大きな事業として取り組んでいきたい、そういうことでお願いをしているところであります。  それから、今、投資のことにつきましては、微増であるかもしれませんけれども、神栄跡地の中のジョギングコースといいますか、散策路といいますか、そういうようなものも今回補正をさせていただいたことは事実であります。ご指摘のように、景気回復に向かうための補正の事業等につきましては、微増でありますけれども、一般市道、排水、道路維持というところに幾らかはつけたつもりであります。  以上です。 27 ◯議長(寺内 毅君) 17番・小泉 彰君。 28 ◯17番(小泉 彰君) 今、市長の方から答弁をいただいたんですが、私の言っていることについての中身というのは、ただ、こういう商業対策について、経済対策についてどうするんだということなんですが。補正は国・県からの連携のもとにとか、そういうことなんですが、事務的なお話なんですが、そうじゃないんですよ、私が言っているのは。例えば、今、神栄の跡地の問題が出ましたが、これは一般質問の中で出て、やっぱり明快な答弁は得られませんでした。これは一つの、5年なら5年でいいんですよ。ところが、市民は大変期待をされているわけです。それに対して、執行部はやはり夢を市民に与えなければいけない。ある程度花火を上げなきゃだめなんですよ。それを今のところ、全然あれでしょう、検討委員会の中で検討でしょう。これだって、今までは、神栄が持っているときは石岡で1,000万以上の固定資産税が入る。そして、今から、今度は逆に金利が出ていくということで、年間にしたら……。まあ、今のところ金利が払っていないような、別に入ってくるようなあれがあるでしょう、いわゆる戻りがあるでしょう、交付金の関係でね。ですが、これは来年あたりか再来年あたりからは、恐らくかなりの市の方の持ち出しが出てくる。そういうことについて全然対応をされていないということは、これは市民は大変失望しているわけですよ。あの問題を聞かれると、「何ができるんですか」と、「今、土地利用活用委員会で検討されて、そのうち何かをやるんでしょう」と。そういうことではだめなんです。もう目先が、今、大変商店街の皆さんは困っているわけですから。ですから、ある程度の目的というのをここで示して、幾つかの目的を示して、それで、こういうことをやるんだというような。それには、やはり予算を計上しなきゃだめなんですよ。景気が悪いときこそ予算を計上して、その予算に基づいて前に出ると。逆に、後ろに戻っている。後戻りしているような行政では、決して石岡はよくならないと私は思っております。  今、中町商店街がアクティブ商店街に認定されたことは、執行部の皆さんもおわかりかと思うんです。アクティブ商店街というのはどのようなことだか既にわかっていると思うんですが、先ほども言いましたが、商業政策の商店街の活動はもうだめだというようなことを言っておりますと、これと大変逆になってしまうんですよね。アクティブ商店街に認定されてやっていくのに、商業的政策の商店街のまちづくりというのはできないと、きのう、企画部長ですか、そういう答弁をされておられるんですが、これは大変なことになりますよ、商店街の方にわかったら。石岡はこれまでにも、これは正確なる数字はわかりませんが、私の感じでは、商店街の活性化ということでは、いわゆる小出しに、コンサルタントを頼んだり、そういうことで1億円ぐらい使っているんじゃないですか。これはやっぱり小出しにやっているからだめなんです。思い切って公的支援を、今政府で騒いでいるみたいに注入しろと、これじゃないんですよ。民間のところへ注入するんじゃなくて、石岡の財産に注入するんですよ、思い切って。小出しにやっていては、こういう事態はもう効きません。弱い薬を飲ませても、それは全部流れちゃいます。ある程度効力のある薬を与えないと。手術をしなくちゃならない。それには、皆さん、行政に期待しているんです。  今、石岡には、中心街には、これといった建物が最近建ちませんね。ほかへ行くと結構建っていますよ。これがやはりそういう……。まちを明るくするためには、建物が建っていくようじゃないと、逆に閉まっていきますよ、石岡の場合は。そういえば、建設部長が来ていますからちょっと聞きますが、そういう建物の、商店街に申請しているような、旧商店街に確認を出しているような要素はありますか、何件か。それもちょっと聞いておきますが。これはちょっと石岡と違いますが、東京の例になりますが、東京都と茨城県ではまた違うところがありますが、二、三日前の新聞に出ていましたが、東京の足立区だと思います。大変中小企業も貸し渋りで困っていると。まあ、石岡にも自治金融とかマル経資金とかありますが、そういうものじゃ間に合わないんですね、今の企業というのは。ですから、区の方で50億の資金を用意して、それを区で中小企業の皆さん方にあっせんすると。そういうことまでやっているわけですね。そういう努力をされているわけですよ。何もそれと同じものをやれと言うわけじゃありませんが、そういうことで皆さん努力されているんです。で、石岡の自治体は何をやっていますかといったら、何もやっていませんね。今度は、先ほど言いましたが、商工振興に50万ぐらいの予算がついておりますが。  まあ、そんなことがわかってしまったら、今度の商工振興協議会の委員の方じゃありませんが、これは本当に失望しますね。だから、答申をされたことがなぜできないんですか。これ、今までにない、大変いろんな意見が出た協議会で答申をされて、市長の方へ答申をしたわけですから、当然、答えというのは、6月に皆さん補正でも組んで活性化にやるんではないかと、そういう期待があったわけですが、これ、何にもないわけですよ。そういうことでは、本当に石岡の中心街は……。まあ、商店街も法人化されて、いろんな情報を仕入れて、県にも行ったりして努力はされているんです。ですから、今度も地中化埋設の件が開かれてきたんです。企画部長、先ほど私が言いました点について、その辺についてお答えを願います。 29 ◯議長(寺内 毅君) 暫時休憩をいたします。午後1時より会議を開きます。                   午前11時44分休憩            ───────────────────────                   午後 1時04分再開 30 ◯議長(寺内 毅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  企画部長・浅野君。                〔企画部長浅野昌二郎君登壇〕 31 ◯企画部長浅野昌二郎君) お答えを申し上げます。  中心市街地の活性化についてのご質問の中で、私、中心市街地の活性化についていろいろな議論がある中で、今までの商業政策だけでは中心市街地の活性化はできないのではないかという考えもあると申し上げました。単なる商業の活性化ということだけではなくというふうに申し上げました。そういった考え方で、中心市街地の再生というのは商業政策という視点だけで論じるのではなかなか難しいというような議論があるということでございます。都市政策もあれば住宅政策もあるというようなことで、従来の商業の政策に加えて、こういった都市の特徴をとらえて、そこに組み立てていく機能を、商業だけではなく、どういったもので組み立てていくかと、こういったものが鍵になるというような意見を参考に踏まえましてご答弁を申し上げたもので、現在進めております住宅マスタープラン、あるいは都市計画マスタープラン、こういったものをあわせて中心市街地の活性化について考えていく必要があるのではないかということで申し上げたものでございます。中心市街地に住む人口が減少したために商店街が衰退したというような一つの理由もあるというふうに言われております。そういったことで、そういった全体的な中で商店街をとらえて活性化を図っていく必要があるのではないかということで申し上げたものでございまして、商業政策を後退させるというような判断で申し上げたものではございませんので、ご理解をいただきたいと思います。  中町商店街についての、県のアクティブ商店街に指定されたということも、中町商店街の方から報告書をいただきまして存じております。商店街の方で活性化研究事業というように取り組まれて、お考えをお持ちになっているということも承知してございます。  それから、神栄跡地につきましては、これまで申し上げてありますように、検討委員会の中で用途を決めていくということで私ども事務担当では考えておりまして、ご指摘がありましたように、できるだけ早く市民の方々に用途がお示しできるように努力してまいりたいというふうに考えております。  商店街の活性化と中心市街地の再生ということで、私どもでは、庁内の企画、商工、都市計画、建築、福祉などといった関係各課で協議をして対応していきたいというふうには考えております。  以上でございます。 32 ◯議長(寺内 毅君) 建設部長・苅部君。                〔建設部長・苅部一太郎君登壇〕 33 ◯建設部長(苅部一太郎君) 石岡市内におけますところの建築確認件数、これらについて、その状況等についてお答え申し上げます。  現在の状況を申し上げる前に、過去の状況との比較を見てみますと、平成8年度におきましては建築確認件数が651件ございました。平成9年度に至りましては、9年度の実績で445件ということで、200件程度、建築確認件数で落ちております。平成8年度については、消費税の値上げ等の関連の中で駆け込み件数、こういうものもございましたので、若干多目にはなっておりますが、それにしても平成9年度の実績を見ますと相当数の落ち込みになっているというのがその現状でございます。それで、本年に入りまして、4月から9月の8日現在の建築確認件数のトータルで170件ということで、これらについて見ましても、相当数の落ち込みになるというのが現在の見通しでございます。それから、市街地の中における大型店舗といいますか、大型の建築確認の申請は、今年度に至りまして、セレモニーホール、この建築確認が出されておりますが、この建物の建築面積は延べ面積で1,200平米程度の建物が出されているのが目立つ程度でございます。  以上です。 34 ◯議長(寺内 毅君) 17番・小泉 彰君。 35 ◯17番(小泉 彰君) 今、企画部長から答弁がございました。商業政策と、それから、今からの新しい考えといいますか、都市マスとか住マス、そういうことを取り入れながら商業の活性化を図っていきたいというようなご答弁でございましたが、まあ、それはわかるんですが。当然、この2つの問題もね、マスタープラン、大事ですよ。ところが、これはかなり時間がかかりますよ。そういうことは、私が言っているのは、もう待っていられないと。昭和59年から60年にかけて、深川さんというコンサルタントを頼みまして、商業近代化の中で石岡のまちをどうするんだということでずっと商店街はその方針に基づいてやってきたわけです。そしてまた、平成5年には筑波大の佐藤先生を中心に、まちづくり検討委員会といいますか、そういう会をつくって、委員会をつくって、そして、やはりその先生とかコンサルタントが入る中で指導を受けながらやってきたわけです。それに対して、行政のてこ入れというのは全然なかったわけですね。それがやっぱり今度の中心商店街の衰退にも一つの結びつきがあるんだと思うんですが、これはこれで過ぎたことです。もう過ぎたことはしようがないと思いますが、そういう経過があるわけです。ですから、ここで、今新しいことと噛み合わせて、そういうことを含めながら体制づくりをやっていくということは、もう遅いんです。前のことができているわけですから、いかにそれに従って、今ここで何とか元気が出るような商店街にするには、やはり行政の協力がなければできないというのが実情でございます。  先ほどからおっしゃっておられます電線の地中化埋設、これは今ちょっと書類をもらってきたんですが、商店会に配布されておられるんですが、これは地中化埋設に対しては補助が出るんですが、例えばアーケードを壊すとか撤去するとかカラー舗装にするというのに、中町商店街だけでも6億もかかるんです。このアーケードの問題だって、これはアーケードを外せば当然その外したところにかなりの、もう30何年も過ぎているんですから、そこの間をやはり化粧しなくちゃなりません。いわゆる改造になるんです。そういう資金ももうなかなか今の状態だと出せないんですよ。ですから、アーケードを撤去するという問題は、これは駅前商店街が振興組合をつくって一番最初に出した問題ですが、この問題で商店会が大変賛否が分かれまして、商店会がしっくりいかないというような話も聞いておりますが、この一つの問題についても大変難しいんです。で、うちの方は商店会が東西に向いていますから、外されれば、これは一つの理由ですが、理屈といいますか、日が入ってきて困ると。また、雨が降ったときどうするんだと、そういう問題が出ているんです。これは行政の方でわかっているかどうだかわかりませんが、そういうことで、何をやるにつけても、簡単に電線の地中化埋設と言いますが、それには今言ったような大きな問題があるわけなんです。これは莫大なお金がかかるんです。そういうところにやはり目を向けてもらわなければ、中心市街地というのは大変な状態なんです。  まあ、おまつりが間もなく開催されますが、今は関東三大祭りと言っています。昔は、以前は、旧町内といいますか、今15になっていますが、16町内でおまつりが行われていたわけですが、これが今日まで来たのには、みんなこれ、商店街が昔は門付けやっていましたから。各練り物といいますかね、山車とか獅子が。これには各商店街がみんなお祝いをやっていたんですよ。そういうことでおまつりが盛り上がったんですよ。伝統のおまつりというのは、やはりこの旧商店街で盛り上げたんです。お祝いというのは、そのころのお金ですから100円札か何かだと思うんですが、今の金だと5,000円か1万円でしょう。それを全部16町内の町内に門付けということでやっていたんですよ。ですから、おまつりが活性化したんです。全部これも、石岡でただ一つ観光事業として自慢できるのは、いわゆる関東三大祭り、このおまつりでしょう。これだって、みんな盛り上げたのは旧商店街なんです。そういう歴史があるから、今、観光協会の補助でどうの云々言っていますが、もとはおまつりの費用はないわけですから。若い人がたくさんおりました。まず、昔は道が悪い。ただ、手はありましたが、お酒は飲みましたよね、今以上に。その飲み代というのは、みんな各商店会で一個一個の門付けに全部お祝いを出したわけですから。それで今日のおまつりがあるわけですから。きのうもおまつりのことで一般質問に出ましたが、これは石岡で自慢できるおまつりですよね。そういうものにやっぱり商店会というのはいろいろ協力したんです。そういう歴史もあるわけなんですから、市の方も、ここヘ来て、石岡のおまつりが自然と文化と歴史がある伝統のなんて言っていますが、本当はこの中心街がこれまでのおまつりをつくったということはひとつおわかりいただきたいと思うんですが。  そういうことで、本当に今困っている実情、それをよく執行部の皆さんはご理解いただいて、ぜひとも商店街に温かい手を差し伸べていただきたい。その辺について、市長から、さらなるご答弁を願いたいと思います。 36 ◯議長(寺内 毅君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 37 ◯市長(木村芳城君) ただいま小泉議員の方から中心市街地の今までの経過並びにご苦労に対する質問がありましたが、私も、他の議員にご説明いたしたように、商工業の振興についてはやはり税の収入に大きく寄与するんだということも答弁をいたしたわけでありますので、十分に理解をしながら、商店街の皆様の方からご要望とかいろいろな状況を話し合いをしながら出てきたものに対しまして十分に内部で協議をいたしまして、今後とも、ご協力していく体制で臨んでいきたいと、このように考えているところであります。  以上です。
    38 ◯議長(寺内 毅君) 8番・戸井田和之君。                 〔8番・戸井田和之君登壇〕 39 ◯8番(戸井田和之君) 8番・戸井田でございます。通告の順に議案を質疑させていただきたいと思います。先輩議員の質疑において私との質疑が重複する部分があろうかと思いますが、何とぞよろしくお願いしたいと思います。  まず、議案第52号・平成10年度石岡市一般会計補正予算(第2号)についてであります。  まず最初に市長の方にお伺いさせていただきたいと思いますが、先ほど先輩議員よりもこの補正予算関係について多々質疑があったかとは思うんですが、今回、国においても、県においても、補正予算的に過去最大規模の予算が組まれております。その中で、今回、この補正予算(第2号)を計上するに当たっての市長の取り組みはいかにとられたのか。先ほど市長の答弁であったかと思うんですが、何かはっきり見えてこないというような、そういうような状況がございますので、この補正予算をどういう取り組みで組まれたのか、まず最初にお伺いさせていただきたいと思います。  それでは、ページ数に沿ってお伺いさせていただきたいと思います。歳入と歳出の方に分かれるかと思うんですが、まず歳出の方の質問をさせていただいて、歳入関係に移っていきたいと思いますので、お願いしたいと思います。  まず最初に、16ページ、17ページの、総務費の神栄跡の土地活用の事業ということで、先ほど午前中の先輩議員の方からの質問があったわけなんですが、これらの70万円。それで、ここに、ウォーキングロードと申しますか、ジョギングロードと申しますか、そこを歩いて、今総合運動公園にありますああいう施設ができるのかなというふうに感じておるわけなんですが、これらの材質が砂であるということで、果たしてこの砂で市民が満足いけるものができるのかどうか。幅3メートルで5センチの厚さで約500メートルにわたり整備をしていくということなんですが、これらについて、この砂で……。まあ、総合運動公園にありますのは大変立派なもので、あれをつくるとなると大変な金額が何千万というふうにかかると感じておるわけなんですが、この砂で対応していかがなものなのか、そこら辺についてお伺いさせていただきたいと思います。  それと、これに関連しますが、神栄跡地が整備されてというか、イベント広場になりまして、大変周りの住民の方から苦情が寄せられておったというふうに聞いております。それらはなぜそういう状況に陥ってしまったのか、そこら辺についても、このイベント広場、神栄跡の土地のものについてご質問させていただきたいと思います。  次に移りたいと思いますが、18ページ、19ページの社会福祉総務費の中で、社会福祉施設整備費補助金ということで6,437万6,000円ということで、中身については午前中の福祉部長の方からのご答弁でわかったわけなんですが、市内の陽山会の方に2,616万8,000円、白銀会の方に3,820万8,000円というふうに、国が4分の2、県が4分の1、市が4分の1というふうに、これは補助規定がありますので、こういうふうに支出されるということはわかるわけですが。また、これらの社会福祉の施設整備ということで、大変施設が整備されることは喜ばしいことではないかと存じます。そこで、私は、若干問題点というか、疑問点が残るので、これは市長にお伺いさせていただきたいと思うんですが、これらの施設が当該市町村の場所にできる場合に、必ず4分の1という補助がございます。そうした場合に、実際中身で石岡市の方がこの施設を何人使われるかとかそういうことの議論にはしたくないと思うんですが、これらの施設ができるたびと申しますか、それに対して市が必ずしも4分の1の補助をしていくということが果たしていかがなるものなのか。実際、石岡市では、一般財源としてこの中から4分の1の決められたものを出していくわけなんですが、それでは、他の市町村などでは、こういう財政の力がないと、そういう部分ができておるところにはこういう施設ができないのかという問題があろうかと思うんですが、そこら辺について市長のお考え方をお伺いさせていただきたいと思います。  それでは、次に移りたいと思います。20ページと21ページの半の木霊園拡張工事基本設計委託料ということで、これらについても午前中の質疑の中で大体はわかったわけなんですが、これはコンサルタントに委託して基本的な用地の活用の基本設計をつくっていくということはわかるんですが、そうしますと、実際これらが、設計書ができ上がりまして、実施の事業に入っていくと。拡張工事の方に入っていかれるかと思うんですが、実際、何年計画で、どのくらいの用地買収費、それと工事費がかかるのか。まあ、これができてからじゃないと答弁ができないということであれば結構なんですが、ある程度の概算というものがあるんであれば、これらの用地買収費は幾らぐらいかかって、大体このくらいの金額で拡張工事を進めていくというふうに考えておられるのか、ご答弁をちょうだいしたいと思います。  それと、ちょっと前後してしまって申しわけございませんが、その上の児童福祉施設費の中で、子供の遊び場維持管理経費。これが児童公園の遊具撤去工事ということで、これは若松町内にある八幡様の遊具の撤去というふうに聞いておるところなんですが、ちょっと詳しいところはあれなんですが、これらの中身について、撤去して、それからこういう遊具関係の整備がまたできるのかできないのか。できないとするならば、その場所はそのままにしておくのか。また、この撤去工事が27万というふうに、撤去工事にしては大変金額的に高いのかなというふうに私は感じるわけなんですが、ここら辺についてお伺いさせていただきたいと思います。  次に、23ページになりますが、園芸日本一「10アップ運動」推進ということで、中身的には大体わかっておるわけなんですが、大体この運動は、農協の生産部会や任意組合が自らの産地の実態を再点検して生産量や品質・販売単価・出荷期間などについて10%アップしていこうと、そういうふうな目標を立てて設立されていくもので、まあ、石岡市にしていけば、どこかの団体にまた委託されていくかとは思うんですが。それで、実際、今回の補正予算では15万円というふうに計上されておられますが、来年度ですか、平成11年度には約500万から700万ぐらいの予算がつけられるのではないかなと思うんですが、これらに向けてどういう事業を推進していくのか、これは経済部長にお伺いさせていただきたいと思います。  次に、25ページになりますが、公園事業費、公園維持管理経費の中で、初めて私もこの言葉がわかったわけなんですが、サイン計画設計委託料100万円と、施設誘導標識設置工事1,800万円というふうに、既存のいろいろな施設への誘導の看板と申しますか、そういう案内板がきちんとした設計をされて、きちんと各部署間にまたがって石岡市が所管する施設などとの誘導の看板ができるというふうに認識しておるところではございますが、これらの内容について、簡単で結構でございますので、どういうふうに……。今まである場所に設置していくのか、また、新たにその箇所箇所を計画づけをしていって何基ぐらいの誘導標識、看板を設置していくのか、お伺いさせていただきたいと思います。  次に、27ページになりますが、教育費の中での小学校費、中学校費、これらに学校管理運営経費ということで、小学校費においては建物修繕116万、学校施設整備工事については100万円、それで、中学校費においては学校施設整備工事で330万というふうに組まれております。当初予算で見てみますと、小学校の学校施設の整備工事に当たっては5,025万円組まれておって、今回、100万円というふうに追加補正されておるようですが、これらの内容について、緊急的に学校の施設の整備をする必要性があった場所があったのか、また、何かの理由があれば、そこら辺をお示ししていただきたいと思います。また、中学校費においても、学校の施設整備費においては当初予算で1,320万と組まれておって、今回、330万というふうに施設整備工事の補正がされておるわけですが、これらも同じように何か緊急性があるものがあったのか、また、内容的にはどういうものなのか、これは教育次長の方よりご答弁願いたいと思います。  それと、中学校費の中で、大変私も勉強不足で申しわけなかったんですが、職員等の人件費の中で、同じ27ページになりますが、マイナス補正で勤勉手当が100万円組まれておりますが、この勤勉手当の中身について私もどういうものでどういうふうに支出されておるのかちょっと勉強不足で大変申しわけありませんが、この勤勉手当はどういうふうに支出されておられるのか、また、これらの中学校費において勤勉手当がマイナス100万円という補正が組まれた事由について、お示し願いたいと思います。  それで、今の景気浮揚のことについてで最初のものに移りたいと思うんですが、ページ数で、4ページですか、継続費の補正ということで、これ、最初の方でも出ておるんですが、6億8,050万円というふうにこれが組まれております。それで、実質的に、新池台住宅建設事業ということで3億4,510万。当初国の補助の決定がなされていなかったということで、当初では1棟というふうに聞いておったわけなんですが、今回、2棟で3階建て、27戸というふうに新池台住宅の建設事業費が計上されておるわけなんですが、景気浮揚ということもありましてこれが入ってきたのかなという感じはしますが、建設部の担当の方のご努力もあったのではないかなというふうに感じられるわけなんですが、ここら辺の経過について。事業の内容については結構ですので、これらの補正で国の補助決定がされて、それまでの取り組みはどうとられていたのか、お伺いさせていただきたいと思います。  それでは、次に、議案第65号・石岡市ふれあい農園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてであります。  これは、提案の理由の宮部地区のふれあい農園が移転になったため、実際には第2条の番地を変えたということだけの議案かなと思うんですが、でも、この議案質疑の中で、私ちょっと、予算委員会、また、決算委員会等でこのふれあい農園については触れておりまして、いま一度議案質疑の中で質問させていただきたいと思うんですが、実質、このふれあい農園が本年度当初予算において移転のために予算が組まれておりました。当初予算では700万の新設工事ということで組まれておったわけなんですが、それらで、大変、この移転に伴って、担当部局の方のご努力により……。まあ、実際、この700万という新設工事費では対応できなかった部分があったと聞いております。実際、いろいろな工事の材料ですか、そういうものなんか残土なんかを使用してここまで抑えて新たに移転されたということは、大変努力があらわれたのかなというふうに感じるわけなんですが。  が、しかし、これらの借地料。実際、ふれあい農園は宮部地区と東府中地区ということで設置されておりまして、これらの借地料が、本年度は当初予算155万という計上で、以前あったものも3カ月分を借地料を払わなかったからこういう金額になったということなのでありますが、実際、中身については、宮部地区は約80万円、それで東府中地区は約58万円というふうに借地料が組まれております。平米単価で聞いておきましたが、平米単価が、宮部地区が110円、東府中地区が83円ということで、それで、面積に当たっては、宮部が約7,350平米、東府中地区が7,187平米というふうに借りておるわけなんですが、実際これらの金額を考えますと、標準小作料、法定小作料などを考えれば、1年間当たり、大体私が聞いているところによれば、田んぼなんかでは2万3,000から4,000ぐらいではないかと。また、畑なんかの場合には1万1,000円という金額が出てくるわけなんですが、実際、このふれあい農園に関しましては相当高い金額、1,000平米当たり約10万ぐらいのお金がかかっておるというわけなんですね。  それで、実際、1区画の使用料が6,120円と、これも、1区画平米数はちょっとわかりませんが、高い金額になっておると。これを年間ずっと120万ぐらいの借地料を払うかと思うんですが、これらを10年間とか15年というふうに考えれば、これらは買えたんじゃないかというふうな感じがするわけであります。本来私が考えますのは、買えなくても、この借地料を抑えて、それで、この6,120円の使用料、これも抑えるというふうなことが本来は図られるべきだと思うんですよね。これ、収支に見ましても、実際、使用料と借地料というのが大体120万程度で合っていると言えば、それで、きのうの私の一般質問ではありませんが、収支が大体とんとんになっているという考え方もあろうかと思いますが、実際、実質のほかの小作料の金額などを見ると約5倍から10倍ぐらいの金額の借地料を払っておるということが、どうしてこういうことが起こるのか、私はちょっと不条理に思いますので、ここら辺について明確に……。まあ、算出基準がきちんと出ておられるかと思いますが、一つのところを借りて借地料を払っているという状況が見られますので、そこら辺についてご答弁をちょうだいしたいと思います。  次に、議案第66号・工事請負契約の締結についてでありますが、これらについては3点ほど。内容は文教厚生委員会等でも説明を受けておりますのでやりませんが、指名選考に当たっての基準について、3点ほどちょっと質問させていただきたいと思います。  まず最初に、これらは実際当初予算で改築工事ということで4億2,200万組まれておったわけなんですが、その中で、今回、工事の分割発注をしておると。本体工事が2億6,407万5,000円と。それで、電気設備工事が3,465万円、機械設備工事が9,223万5,000円というふうになられたわけなんですが、これらの分割発注の理由をお示し願いたい。今まで石岡市、この石小のプールばかりではありませんが、いろいろな工事があります。そうすると、一括発注の場合もあったり、分割発注というような部分があります。これらについては基準がきちんと定められておらないのかどうか、そこら辺について、助役にお伺いさせていただきたいと思います。  それと、2点目になりますが、今回、この指名競争入札、指名された参加者数なんですが、一番金額が多い本体工事においては10社、次に金額が大きい機械設備工事に関しては11社、それで、一番金額が低いですが、電気設備工事に関しては12社というふうに、10社、11社、12社というふうに指名されておると思うんですが。まあ、私が考えるというよりも、大体今までの慣例とかあれでいけば、金額が大きなものには何社以上とかそういうふうに決めて、また、金額が小さいものは何社だよというふうに、本来であれば、一番大きいのが一番指名業者数が多いと、次に金額が高いものがまた少なくなっていくというふうになると思うんですが、今回は逆行して、一番設計金額が少なかったものが12社指名しておられると。それで、次にあれだったものが11社というふうに、何か逆行して。金額が少ないものは多くの者を指名して、金額が多いものは指名業者を少なくするというような、逆行した指名のされ方がされておられるように感じますので、これらについて、これも助役にご答弁をちょうだいしたいと思います。  それと、3点目に、最後になりますが、これらの今回の石小の温水プールの工事に関しましても何の工事に関しましても、設計委託料、また、工事監理委託料というものが組まれておるかと思うんですが、その工事費に対しての設計委託のパーセンテージ、こういうものを法定的にやると大変高くなっていくという状況が出て、抑えていって、これらに対しても約3.5、4.5%というようなものが出てきておるかと思うんですが、実際、これのパーセンテージの出し方というのはどういうふうに出しておられるのか。実際、こういう設計委託とかそういう、これは指名競争入札をされるかと思うんですが、その工事ごとによってパーセンテージ、市の予定価格が変わっていくというようなものがあっては、指名された業者の方も、どうやって設計委託に関しての入札、札入れをしていくのかという部分が出てくるかと思うので。そこら辺が何かなれ合いになっておって、パーセンテージが曖昧であって、この工事は7%を持つとか、また、過去にもありましたが、設計の委託料が10%を超えるなどというものがありました。それらの、この基本的な基準というものはどういうふうにとられているのか、お伺いさせていただきたいと思います。  以上で1回目の質問を終わります。 40 ◯議長(寺内 毅君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 41 ◯市長(木村芳城君) 戸井田議員の質問の中で、今回の9月の補正予算の取り組みの考え方でありますが、特に今回は、国・県の補助事業に伴う経費的な要素、これは景気対策のことにも相なるかなと思います。そういうとらえ方をした次第であります。もう一つは、新規政策等の緊急を要する事業等が組めれないような状態もあったものでありますが、既存の事業経費を変更するというようなものも考えて、今回、補正を組ませていただいた次第であります。ご質問が出ております市営住宅の新池台住宅の建設事業並びに公共下水道事業、これらが多く組ませていただいたわけでございます。  2点目といたしまして、社会福祉法人に対する補助事業のことであります。当市の中での4分の1、ほかの財政力の弱い市町村は建設できないんではなかろうかと、こういうことでご質問でございますが、この4分の1の市町村の補助金は義務的なものではないわけであります。当市におきましては、平成8年から、従来保育所建設についてのみ補助をしていたものでありますけれども、その後、社会福祉法人等が建設する社会福祉施設等につきましても補助することにしたものでございますので、質問の、補助のできない市町村では建設が難しいのではないかということでございますが、私もそのように思います。なお、今回から4分の1の上限を設けさせていただいた次第であります。  ほかの件につきましては、担当部並びに助役の方から答弁をいたします。 42 ◯議長(寺内 毅君) 企画部長・浅野君。                〔企画部長浅野昌二郎君登壇〕 43 ◯企画部長浅野昌二郎君) お答えを申し上げます。  神栄跡地の広場整備工事で、この金額で十分な整備ができるのかということでございました。私どもでは、できれば万全のもので整備をしたいという考えでおりますが、二重投資にならないという前提のもとで、できるだけ市民の要望にこたえていきたいという考えです。十分に要望を満たすものとはならないかもしれませんが、当面これで整備をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  それから、苦情が寄せられたというようなことでご質問がございました。神栄跡地を整備して苦情が寄せられたのはなぜかということでございました。建物を解体いたしまして、更地にいたしました。それで、まあ、予測しておりませんが、大雨のときに、その雨が、更地にして障害物がなくなった関係だと思いますが、民家の方に流れ込んで、ご迷惑をおかけしたという状況でございます。早速、土嚢積みをやりまして対応を図ったわけですが、今後さらに雨水等の入らないような措置を講じていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 44 ◯議長(寺内 毅君) 参事・佐藤君。               〔参事環境保全担当佐藤方彦君登壇〕 45 ◯参事環境保全担当佐藤方彦君) お答え申し上げます。  半の木霊園の拡張工事に関することでございますが、まず第1点のお尋ねの用地買収の経費でございますが、試算でございますが、1億2,100万円程度かかるのではないかと試算をいたしております。それから、事業経費でございますが、基本設計を委託いたしまして、そして、使用区画数とかその形状ですね、そういうものが改めて明らかになると思いますので、現段階ではちょっと申し上げかねますところでございます。  それから、事業の期間でございますが、墓地需要の増加に伴いまして、半の木霊園の残がなくなってしまったという緊急性がございます。そういうことでございますので、用地取得、あるいは基本設計等が早急にでき上がりますならば、平成9年度に基本設計等が完了いたしまして、平成11年度の初めに予算計上をいたし、用地買収をし、11年度中に本工事が完成できればなというようなスケジュールで現在計画をしておるところでございます。  以上であります。 46 ◯議長(寺内 毅君) 福祉部長・今泉君。                 〔福祉部長・今泉 正君登壇〕 47 ◯福祉部長(今泉 正君) お答え申し上げます。  子供の遊び場の維持管理経費27万円の補正でありますが、これにつきましての内容でありますが、議員ご指摘のとおり、場所は第一青少年広場、八幡宮神社境内にある広場でございます。ここの遊具、チェーンネットクライム、滑り台、ラクダン、雲梯、これら4つの遊具が老朽化したために、危険であるので撤去してほしいというような旨の若松町区長さんよりの要望がございました。これに基づきまして私どもの方で調査した結果、やはりこのままで置くことが危険であるということから、撤去をすることといたしました。その内容でありますが、遊具解体4台で1台2万5,000円というような見積もりになっております。それで10万円、それから同上処分費、これが9万5,000円、それから、整地3万円、諸経費3万3,700円というようなことになって、27万1,635円というような見積もりが出ましたが、27万円にとどめたというようなものでございます。  なお、この撤去の後でございますが、現在の厚生省等の子供の遊び場整備からいきますと、遊具等は置かないというのが基本のようであります。既にある遊具等についての修理等については補助等の対象にもなる場合がありますが、新設遊具等については補助がないという、更地で十分遊んでいただくというようなのが方向のようでありますので、跡へ遊具を設置するということではなく、そのまま更地として、広場として利用させていただきたいと思っております。  以上です。 48 ◯議長(寺内 毅君) 経済部長・岩田君。                 〔経済部長・岩田 基君登壇〕 49 ◯経済部長(岩田 基君) お答え申し上げます。  まず最初に、23ページ、園芸日本一「10アップ運動」推進事業については、議員ご指摘のとおりでございまして、この事業については、平成10年から12年まで、3年の継続事業ということになります。そうした中、本年度については、推進事業、実証展示圃設置運営事業という二本立てでやるわけでございまして、来年度の事業ということでございますが、3カ年でやればよいというような事業内容でございまして、どのものをやるかという具体的な内容についてはまだ決定はしておりません。その事業の内容については、産地バックアップ事業ということでございまして、事業費500万円、県4分の1、市町村4分の1の補助でございます。事業内容については、パイプハウスの整備、規模として50アール程度のものです。これが出荷体制確立支援事業ということでございます。それと、もう一つ、生産省力化支援事業、これも事業費が500万円、県が2分の1補助ということでございます。事業内容については、播種期、移植期、防除期、管理期、収穫期という、こういう事業内容になっておりますので、この中からどちらかを、地元農協と協議し、選出していく考えでございます。  2点目のふれあい農園設置管理規定の中での賃貸料でございますが、宮部地区については平成2年4月より賃貸をしておりまして、この時点で、借地権の設定基礎として、収穫量──米でございますが──499キロ、10アール当たりの価格30キロ1万1,000円ということで、コシヒカリの転作達成者の金額ということで算出基礎をしております。その販売額として18万2,983円、生産費諸経費8万2,424円を差し引くと、所得10万559円というような数字になりましたので、当初、10アール当たり10万円、平米当たり100円で契約していたわけでございます。それで、その後、契約の更新をし、平成7年4月1日より、平米当たり110円ということで値上げをしたわけでございます。これについては、地主より再三返還申し入れがありまして、その都度契約の更新をしていたわけでございますが、その更新の中で値上げを要求され、平成7年4月から110円というような数字になったわけでございまして、それを今度移転する場所にも適用したというようなことでございます。  以上です。 50 ◯議長(寺内 毅君) 参事・比気君。               〔参事都市整備担当比気茂美君登壇〕 51 ◯参事都市整備担当比気茂美君) お答え申し上げます。  25ページの公園維持管理経費の中のご質問でございます。まず最初に、この補正予算書の中にありますサイン計画、それから施設の誘導標識、これらについては、施設の場所へ誘導する案内板というような考え方で持っていただければ幸いと思います。まず、この事業でございますが、柏原の運動公園──3つほどございますが、柏原の野球公園・テニス場、それからサッカー公園、球技公園、これらの改修の工事が完成しましたので、以前より、市民の方、それから市外の利用者の方から誘導標識の設置要望が強くございました。これらに伴いまして、内部で協議をしまして、これらの施設を、市の独自で統一したこれらの標識スタイルを策定したらどうだというようなお話になりまして、今回、これらの誘導標識については、市内の施設と統一したサインで今後進めていくというような形に方向づけがなされたわけでございます。  それで、最初に、私どもの関連する、ただいま申しました柏原の運動公園の中の3つの施設を今回設置するわけでございますが、今現在、当面は設計の段階が、今回補正をいただきました後やるわけですが、考え方としては、今までの公共施設の案内板というような形の考え方にとらわれなくて、石岡市独自の案内板ができればというような形で、私どもとしてもなるべく、温かみのある市、それに伴いまして市では市の花とかなんかも指定しているわけですが、それらもイメージした中での看板にしていきたいというような形で発注をしたい考えでおります。そのような中で、この1,800万円の案内板の工事でございますが、一応今考えているのは、国道の355号線──これは工業団地を南北に貫いている道路でございます、それに県道の石岡・下館線、これらの大きな主要路線の付近に10カ所ほど予定したいというような考えで1,800万円の工事費を計上した次第でございます。  以上でございます。 52 ◯議長(寺内 毅君) 教育次長・山口君。                 〔教育次長・山口由夫君登壇〕 53 ◯教育次長(山口由夫君) 27ページの補正予算についてご答弁申し上げます。  まず最初に、小学校費の建物修繕116万円でございますが、これにつきましては、日にちはちょっと記憶が今ないんですが、南小学校の外便所が、不審火といいますか、花火かなというふうなことも言われているんですが、火災、ぼやに遭ったわけでございます。それに伴って、今回、補正をいただきまして修繕をするというようなことで、屋根の張り替え、トイレブース取り替え、塗装等の修繕をしたいというふうに考えております。  それから、その下の学校施設整備工事でございますが、府中小学校の第3号管の排水管の布設工事を行うものでございます。現在、排水管が布設されているわけでございますが、ちょうど給食の搬入口に位置していまして、実はこの排水管が目詰まり状態になっているわけでございます。給食の搬入口でもありますので、ここを高圧洗浄することによって、さらにその先、新しく、延長83メーターくらいになると思いますが、桝を8カ所ほど設けて排水を良好にしていきたいというようなことでの整備工事でございます。  それから、中学校費における学校施設整備工事330万円でございますが、これにつきましては、国府中学校の受水槽の取り替え工事でございます。ご案内かと思いますが、国府中学校に受水槽が設置をされているわけでございますが、水田を埋め立てて建てた校舎というようなこともございまして、実は一部沈んだ状況の中で受水槽に亀裂が生じておりまして、このまま放置をしていると地震などで突然崩れるおそれがあると。崩壊するおそれがあるということで、学校側からも要望がございまして、今回、それらの事故をなくしていく上で330万円の補正予算をいただきまして、これを修繕をしていきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 54 ◯議長(寺内 毅君) 総務部長心得・金子君。                〔総務部長心得・金子重夫君登壇〕 55 ◯総務部長心得(金子重夫君) 私の方から、中学校費の勤勉手当100万円の減額につきましてご説明をさせていただきます。  支出につきましては、6月と12月に支給されますもので、基準日前に6カ月以内の期間におけます勤務時間等の成績率によりまして支給されるものでございます。6月、12月、それぞれ給料の100分の60が支給されます。  それから、減額の理由でございますが、本年4月1日の異動によりまして、中学校の事務職職員が3名ほど、市長部局、それから教育委員会事務局の方に異動したものでございます。不足する科目へ流用するため減額をいたしたものでございます。  以上でございます。 56 ◯議長(寺内 毅君) 建設部長・苅部君。                〔建設部長・苅部一太郎君登壇〕 57 ◯建設部長(苅部一太郎君) 公営住宅建設事業についての補正についてご説明申し上げます。  今回、公営住宅の建てかえ事業につきまして、6億8,050万円の継続費の設定をして補正計上をお願いしているところでございますが、今年度の新池台住宅の建てかえ事業につきましては、当初予算におきましては本体工事には入らないような形で予算計上をしておったわけでございますが、その後、国の経済対策等を受けて今回の措置をしたわけでございます。そういう中で、当初予算の編成時におきましては、県の協議の中で、国の住宅関係の予算、茨城県に配分される予算の査定というものが相当厳しいという中で、本市の予算編成時に、県からの配分の考え方、これにつきましては3号棟9戸ということではどうかというような話があったわけでありますが、そういう中で、当市としましては、1号棟18戸を含めた27戸の建設、これをしませんと石岡市としての障害者対策、そういう部分での対応ができないんだということで強く県当局と協議を進めてきておったところでございます。そういう中で、さらに、当市におきましては、平成10年度から新池台住宅の建てかえ事業を進めるんだということで、9年度から新池台住宅の建設に係る諸準備を進めてきておったわけでございまして、そういう中で、これらの27戸の建設ということを強く要望してきておりました。そういう中で、本市の当初予算におきましては予算を差し控えておったわけでありますが、どうしても厳しいという状況の中で、さらに県当局と、継続費の設定をもってしても27戸の建設を10年度からしたいということで強く要望をしておったわけでございます。そういう中で、国の経済対策、そういうものがございまして、最終的には茨城県への配分の中での本年度27戸の建設が決まったということで、今回、1号棟18戸──この中には身障者対策が2戸入っております、さらに3号棟9戸、この27戸の建設が決まったために、今回補正措置をしたものでございます。年度としましては、10年度の12月程度には発注したいという考え方でございます。  以上です。 58 ◯議長(寺内 毅君) 企画部長・浅野君。                〔企画部長浅野昌二郎君登壇〕 59 ◯企画部長浅野昌二郎君) 答弁漏れがございましたので、お答え申し上げます。  設計委託料の算定はどのようにしているのかということでございますが、市で設計委託を予算の場合に算出する場合、各部で算出してくる場合には、建築士事務所の報酬基準の算定基準ということで、建築士法の25条に基づきまして一定の算定方法が決められてございます。それは直接人件費、経費、技術料、特別経費、その他の業務、消費税に相当する額と、こういうものが積算の仕様になってございまして、それぞれの工事の種類、例えば工場ですとか倉庫、学校体育館、特殊な共同住宅とか美術館、博物館というような建築物の違い、それから工事の金額の違いに応じて額が変わってまいります。そういったものを一つの目安として、その範囲内で積算をしているというような状況です。そういった中で、入札、見積もり合わせ等によって設計料が決まってくるという状況になっております。  以上でございます。 60 ◯議長(寺内 毅君) 助役・阿部君。                  〔助役・阿部 聖君登壇〕 61 ◯助役(阿部 聖君) 議案第66号・工事請負契約の締結についてお答えいたします。  まず、小学校温水プールの新築工事の分割発注した理由、それから、基準が定められていないのかというお尋ねでございますが、これは、石岡市におきましては特に一括でやるとか分割でやるとかそういう基準はございません。したがいまして、過去に実施しました学校関係の事業、これが分離発注が中心でありましたことや、それから、ほかの建築工事の発注の実態、こういうものを勘案して、今回、分離発注といたしました。  それから、次のお尋ねですが、今回の指名業者は、本体工事が10社、それから機械が11社、電気が12社と、工事設計金額が小さくなるに従い指名業者をふやした理由はなぜかというお尋ねでございますが、指名業者の数につきましては、市の建設工事等指名業者選定に関する基準から、建築工事は1億円以上は10社以上、それから、その他の工事とされます機械設備とか電気設備については3,000万円以上は9社以上を指名する基準となっております。機械、電気設備の工事につきましては、年間の発注件数も少ないということから、できるだけ多くの業者の方に機会を与えていくこともよいのではないかと、そういう考え方で、今回、11社、12社というふうに指名したわけでございます。  以上でございます。 62 ◯議長(寺内 毅君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 2時10分休憩            ───────────────────────                   午後 2時25分再開 63 ◯議長(寺内 毅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  8番・戸井田和之君。 64 ◯8番(戸井田和之君) 2回目の質問に入ります。  まず、一般会計の補正予算についてなんですが、市長の方に、今回の補正予算にどういうふうに取り組まれたのか、補正予算の計上に向かってどういうふうに取り組まれたんだというふうに質問させていただいたわけなんですが、何か市長には、その意気込みというか、そういうものが感じられないというふうに受け取ったわけなんですが。景気浮揚対策とかそういう問題について市長のきちんとした見解を示さなければ、この補正予算、分捕りというか、そういう言い方はおかしいと思いますが、国・県が決めた中での配分、それらにいち早くどれに取り組んでいくかという市長の姿勢がなければ、各担当部局の意気込みというか、そういうものが上がらないというふうな感じがするんですね。県の方から配分を受けたからこういう事業に取り組むとかそういうものじゃなくて、今、石岡市で置かれているものがどういうものなのかということで、市長がいち早く、当初予算がつくられるのが早目につくられますから、その時点で予算委員会、また、議決を経て、その時点で、もう今年度の補正予算はこれをやっていかなくちゃならないんだと、来年度予算に向けて待っていられないと、そういう部分を市長が一つ一つピックアップして各部署に指示をするというのが補正予算のあり方ではないかなというふうに私は感じるわけなんですね。本来であれば、当初予算がきちんとしておれば補正予算というものは組むべきではないというふうに私は感じますが、しかし、こういうような景気対策とかいろいろな問題を考えたときには、市長の態勢、対応というものが一番こういうものに跳ね返ってくるんではないかなというふうに考えますので、いま一度、この補正予算についての市長の見解をお示ししていただきたいと思います。  それで、もう2回目ですので、大体各担当部長からの答弁でわかったんですが、わかったものについては飛ばしていきたいと思うんですが、神栄跡地の土地活用ということで、今、活用委員会というようなものがつくられておって、メンバー構成がされて、イベント広場を何に使っていこうということは今回の一般質問等でも論議が交わされておったわけなんですが。私も、先輩議員が一般質問の中でやっておりましたが、このウォーキングロード、ジョギングロードですか、こういうものに関して、私ども……。まあ、私、若松町に在住しておりますので、若松町の方々や、また、国分町、鹿の子方面の方々からいろいろ話を寄せられます。実際、まちの中を歩いていても、恥ずかしさがあったり、いろいろな危険な箇所があったり、なかなか歩くことができない。それで、今現在設置されております総合運動公園にわざわざ車で出かけて、それで、そこで運動をして、また車で帰ってくるというような状況があって、できれば神栄の跡地あたりでそういうものを……、あれと同じようにと私は感じておるんだと思います、市民の方の要望としては。また、国府公園ですか、あそこにも今現在できておって、結構な人数の方がやられておると。それで、市民の要望としては、あそこにできたんだから今度うちらの方にも欲しいと。そういうものが必ず、地域間格差がないというように、あそこでできたんだからうちらの方にもつくってほしいということが要望で出てまいります。その中で、今回、先ほど企画部長の方から、二重投資にならないようにこういうような70万円程度の予算を計上して、砂でウォーキングロードというかジョギングロードを整備していくと。まあ、わかります、二重投資にならないようにという。が、しかし、より運動公園にあるものと同じようなものをつくっていただきたいというのが要望なので、この砂地で最初やるというのは、いいとは思いますが、その中で利用される方の意見をちょうだいしていただいて、できれば砂じゃなくてもうちょっといいものにしてほしいとか、また、二重投資にならないように、もう最初にその周りはこういうウォーキングロード、ジョギングロードの整備を考えた中で、その中に違う整備を図っていくんだという考え方もできるかと思いますので、そこら辺についてはきちんとした対処をしていただきたいと。これは私は要望で結構でございます。  それと、19ページで質問させていただきました社会福祉施設整備の補助金のあり方、国が4分の2、県が4分の1、市が4分の1というふうに決めたということで補助の措置がされておるわけなんですが、私が先ほど質問しましたように、こういう施設が必ずでき上がってこなければならない、まだまだ全国的規模に見てもこういう施設が足らないということで、早急にこういう施設整備が進められているということはわかります。が、しかし、この当該市町村の補助という、財政的に額が莫大なものになってきますよね。これは一つの例を挙げては大変失礼なものかもしれませんが、今までいろいろな予算の計上の中で、石岡市内にある一つの福祉施設のいろいろな補助がされておりますよね。駐車場をつくったり、車庫をつくったり、そこまで補助をしていかなくちゃならないのかという疑問点を私は本当に持っております。この福祉施設をやられている方とかつくられている方、大変なご努力というか、苦労があろうかと思うんですが、これから、じゃ、何から何までそういう福祉施設を整備するに当たって市が補助していかなくちゃならないのか。また、石岡市ばかりではないと私は思うんですよね。町村が、その施設ができるたびに補助していかなくちゃならないのか、そういう部分があろうかと思います。私は、本来であれば、こういうものは、全県的に考えるのであれば、県の補助をもってするべきであろうかと思います。また、この補助措置の中に石岡市の意見が入っていかない部分があろうかと思います。そういうものであるんであれば、国が2分の1、県が2分の1というふうな補助の体制を、市町村というか、地方自治体のレベルから上の関係団体に働きかけていくことが、私はこれは全国的にこういう施設が整備される基本となるんではないかなというふうに考えますので、私はいま一度市長に、こういう考え方はどうなのか、お伺いさせていただきたいと思います。  次に、子供の遊び場の維持管理経費の撤去ということで先ほど質問させていただいて、撤去費用が1台当たり2万5,000円で云々というふうに説明があって、その中身はわかるわけなんですが、先ほど福祉部長の方からの答弁では、厚生省の方針というかあれでは、これからは子供の遊び場はつくっていかないというふうな、設置しないというような答弁があったわけなんですが、実際、私は厚生省の考え方がどうなのかというのはわからないんですが、今まであった場所に、これが老朽化した、また、危険でもあるということで撤去するのはわかります。私は、本来であれば、撤去費用というよりも、改修費用とかそういうものでやるべきだったんじゃないかなというふうに考えるわけなんですね。実際、皆さんご存じだと思いますが、八幡様の境内の中に遊具施設がありますが、あそこに八幡様に遊びに行こうというときには、ブランコに乗りに行こうとか、そういうことで地元のお母さんとか子供たちが行くわけですよね。あそこに何にもなくなったら、じゃ、八幡様に遊びに行こうというものがないわけですし、あそこの場所で駆けっこをしろといっても、大変狭い場所でもあります。あそこで野球ができるかといったら、野球もできるわけがないし、サッカーができるかといったら、そんなこともまず不可能であります。そうした場合に、遊具、ブランコでも、ちょっとしたものでも、滑り台でもあれば、そこに遊びに行くというものが生まれるわけなんですが、じゃ、どこへ行っても同じでしょうと。じゃ、小学校の校庭に行っても同じだし、中学校の校庭に行っても、広いところはどこでも遊べると、そういう部分があろうかと思いますので、遊具の必要性というものが私はあると思うんですね。ですから、そこら辺については、いま一度福祉部長の方より答弁をいただきたいと思います。
     それと、半の木霊園はわかりました。  それと、園芸日本一の10アップ、10%アップ運動なんですが、先ほど経済部長の方から、どちらかを選択してというような、はっきりしたやつは決まっていないということで、この中で決めていくのかななんていう気はするんですが、実際、3カ年と先ほどおっしゃられておったかと思うんですが、計画の中で。そうですよね、園芸日本一「10アップ運動」推進事業ということで、平成10年度から12年度までということで。それで、私がこの中で聞きたいのが、生産量や品質、販売単価、出荷期間などについてを10%アップしていこうよというような推進事業ではあるかなと思うんですが、これらについて、この10%アップの目標値というものをきちんとつくらなければわからないと思うんですが。まあ、それは今回の補正予算が通ってから中身の検討をされていくのかなというふうに感じるわけなんですが、実際、じゃ、何をやるんだと。先ほど経済部長の方の答弁では、農協さんとかいろいろな団体に相談をしながらやっていくということですが、行政側が推進事業を行っていくわけなので、とらえているとは思うんですね、その出産量とかそういうものは、品質とか。そういうものをきちんと行政が、これとこれを10%アップしていこうよというような方向性をつけなくちゃならないと思うんですよね。いきなり、やっていただく団体に、じゃ、これとこれとこれをやりますと言ってもあれなんで、どういうものを石岡では必要とされているのかというものをきちんと実務側の方が把握してこの事業に取り組まなければ、きちんとした成果が上がっていかないというふうに考えますので、そこら辺について、いま一度経済部長の答弁をいただきたいと思います。  時間もあれですので、サイン計画と施設誘導標識についてはわかりました。  それで、先ほど小学校費の中での学校施設整備、建物修繕という中で、南小の不審火のあったことで、これを修繕していくんだということで、内容的にはわかるんですが、実際これ、南小に通っていられる方の父兄とか、また、南台方面に住んでいる方々のいろいろな意見をちょっとお伺いさせていただいたんですが、不審火というふうな対応をされたということで、警察、また、消防署の方の検証をしたということで、花火ではないかというような結論がなされておるようですが、実際においては、あそこの住民の方々などに聞くと、放火だったんじゃないかと、そういう話があるわけですね。それで、実際、小学校も大切でありますし、自分たちの持ち家、そういうものに関しても、もしも放火があったら大変だというような感じで、ピリピリしているというか、すごく懸念しているわけですね。ですから、そういう部分も踏まえて、警備委託とかいろいろされていると思うんですよね、そこら辺を強化していただいて、夜間の建物の出入りとか、そういうものに万全に注意していただきたい、そういうふうに考えておりますので。これは要望で結構でございます。公共施設がそういうものに遭うと何かといろいろな問題が残ります。以前にも総合運動公園で不審火、あれは放火というふうに私は聞いておりますが、そういうものもあって、ぽつぽつと出てきているような状況がありますので、教育委員会所管の施設ばかりではないでしょうけど、公共施設、その部分に関して万全な対応をとっていただきたいと、そう思います。これも要望で結構でございます。  次に、ふれあい農園の設置管理なんですが、今回、地番の変更ということでそこまでやると一般質問じゃないかというようなご意見もあるようですが、実際私は、これ、高いと思っております。本来であれば、この農園を設置するに当たっては当初の算出基礎を経済部長に出していただきましたが、実際、一般で借りる標準小作料が2万から1万円という……、年間ですよ。借りているのは2万とか1万という中に、なぜこういうふうに、宮部地区で申しますと80万という年間の金額を出していかなくちゃならないのかという部分があると思うんですよね。実際、今回のやつは20年契約でやったということなので、これからは移転等は考えられないかとは思うんですが、本来であれば、年度計画してこの用地購入に当たれば、80万ずつ20年払うと1,600万ですよね。1,600万あれば、実際、買えるでしょう、これ。それと、こういう意見もあるわけなんですね。実際あそこを貸しているんだったらば、うちでもいろいろ市のためとかそういう意味とか相続とかそういう関係で市の方に買っていただいたら、ふれあい農園なんか、うちの方で幾らでも1町歩でも2町歩でも出しますよと、そういうようなご意見を持っている市民の方もあるわけですよね。それと、この借りた人はもう、貸していただいているという方ですから私はこの方がどうのこうの言うつもりはありませんが、実際これだけの金額、年間80万から──1人の方じゃありませんが──払うのであれば、買って。それで、今度、使われる方に、1区画6,120円ですね。実際これも高い値段ですよね。じゃ、標準小作料なんかで年間1万1,000円で借りられるわけですね。ただ、そこまでの規模は必要ないと。また、ふれあい農園ということで本当の自分の家庭菜園みたいな感じでやっている方がほとんどであって、その整備されていったところに6,120円の使用料をちょうだいするということ自体も私はおかしいと思うんですよ。本来であれば、きちんと買って、借地料など払わないで、使用料も極力抑えて、それで広くこのふれあい農園について使っていただけるというのが本来の考え方ではないかなと思うんですよね。  それと、若干、今、区画が余っていると。前回、前の地区ではほとんどの区画を使っていただいて、満杯というか、いっぱいの状態だったが、今は若干空き地があると。その中で、土壌の問題とか見た目の問題などがあって、そういう部分でなかなか、ここで本当に作物ができるのかななんていうことで借りる方が少なくなったというふうに聞いておりますが、そこら辺についてはどういうふうに対応されておるのか、お伺いしたいと思います。  それと、市長にお伺いしたいと思うんですが、実際、市長も、経費の削減とか、いろいろなお金がかからないようにと言ってやっておられると思うんですが、この借地料の考え方ね。年度計画して、移転のときにきちんと、じゃ、どこかお譲りいただけるところ、そういう部分で買うべきじゃなかったかと思うんですよね。ですから、これらの考え方。今度移転すると、またかかりますので、この方に売ってくれとかそういうものじゃありませんが、こういうものを設置するに当たって、借地をするという考え方は私はないと思いますので、市長にいま一度この考え方をお伺いしたいと思います。  それと、66号の工事請負契約についてなんですが、助役の方から、基準はないと。分割発注するものに対しては何ら基準がなくて、今までの経過とかいろいろな状況を踏まえてこういうふうにとったというふうになるわけですよね。じゃ、きちんと基準をつくったらどうなんですか、これ。いつも曖昧で、今回は石小のプールですが、何かの工事案件が出るたびに、これは分割、これは一括というものがいつも出てくるわけですね。今回のふれあいの里の建設工事なんかでも、まあ、あれは分離というような言い方で、要望みたいな、陳情みたいなものが出ておったようですが、分割発注と一括発注の差がはっきりしないと一番困るというか、ふれあいの里のときには一括発注した方がいろいろな経常経費なんかが削減されるから一括なんだと。じゃ、今回、石小のプールは分割して、これは高くなるのかというような聞き方になってしまうんですよね。片や、一括発注したときには、こういうものがあってメリットがあったからそういうふうにしたんだよと。じゃ、片や、石小のプールでは、分割のときには今までの基準がなかったから、こういう価格、こういう金額のものではこうなんだと。はっきりしなければ、そのときそのときの考え方で分割、一括というような発注方法がとられること自体がおかしいでしょう。ですから、そういうところに疑念がわいたり、今回の工事は多分一括だぞとか、今回は分割だぞというような、そんなだれかの声によって動くようなね。まあ、ないと思いますよ、私は。ないとは思いますが、そういうような話になってしまうんですよね。ですから、そういう部分を考えれば、助役は初めて──まあ初めてではないでしょうけど、指名選考委員会の委員長としてなられておって、そこら辺が委員長としても曖昧でしょう。じゃ、このやつは分割だよとか、一括と。だから、そこら辺の基準をきちんと設けるべきだと思うんですよね。こういう建物、こういう金額、こういういろいろな状況があったときは一括だよと。また、違う部分に関しては分割して発注しますよと。そういうものがなければ、あれでしょう、市内の業者さんとかいろいろ、みんなお話ししていますよね。今回は一括だからどこかに頼まなくちゃならないなとか、今回は分割だから今度は入札でたたき合いだとか、そういう話が出てくるんですよね。だから、そういうものがないように、分割とか一括をきちんと基準づけ、これをするのかしないのか、助役にお伺いさせていただきたいと思います。  それと、先ほど2点目に質問させていただいた10社、11社、12社の違いで、まあ、わかったようなわからないような感じがするわけですね。先ほど、なかなか発注する回数もないんで多目に入れたとか少な目に入れたとか。私が考えるのは、工事金額とかそういうものにしてみれば、先ほど助役の答弁でありましたとおり、3,000万以上は設備関係なんかでは9社以上入れなさいというふうに決まっているわけです。だったら、9社でも10社でもいいわけですよね。私は、一番簡単なのは、本体工事も10社ならば、じゃ、電気も10社、機械設備も10社というような、そういうものが出るのが本当だと思うんですよね。おかしいなと言う人もいるわけですよね。金額が少ないのはみんな指名を入れて12社集めて、競争入札ですから競争させて、大きいのは10社でやって、何なんだという声が大きいわけですよね。それで、その工事価格によって、今回は電気なんか3,000万ですからあれですが、7社でやってみたり5社でやってみたりなんていうことが……。これは金額がちょっとあれですから別ですが、そのときの意向によって入れていっているんだかやっているんだかって、そういう部分ばかりが出てきますので、ここら辺についてね。まあ、市長は選考委員長ではありませんから指図することはできないとは思うんですが、こういう指名の状況を見て市長はどう考えるのか。市長は絶対にこれは口は出せませんよね。ただ、市長は、上がってきたものに対して、何でこれは12社なんだとか11社なんだとかいう、そういうのは聞けると思うんですよ、口を挟むことはできなくても。ですから、そこら辺について、市長にお伺いさせていただきたいと思います。  それと、3点目にお伺いしました設計委託料とか監理委託料ですか、先ほど企画部長の方から建築士のやつのいろんな基準があってやっているということなんですが、実際は、それに勘案して、じゃ、どういうふうに、これ、やっていったんですか。まあ、これは企画部長じゃないですね、これは教育次長になろうかと思うんですが。じゃ、この設計工事。工事価格から設計監理費、これは一括で今回発注しているようですが、建物ありきで始まったのか。そこら辺のやつがきちんと積算されておると思うんですよね、パーセンテージは。ですから、そこをきちんと出していただきたい。今回の石小プールでは約4.5%というふうに聞いておりますが、これらのやつはどうしてそういうふうになったのかお伺いさせていただいて、2回目の質問を終わります。 65 ◯議長(寺内 毅君) 福祉部長・今泉君。                 〔福祉部長・今泉 正君登壇〕 66 ◯福祉部長(今泉 正君) お答え申し上げます。  初めに、市長へのご質問のところで、制度的なものについては市長の方よりご答弁をお願いいたしたいと思いますが、細かい部分で一つ例が挙がってご質問された部分があります。例えば、社会福祉施設でありながらも附属建物といいますか、そういう部門等について、今後は、1施設について5年間程度は、5年に1度といいますか、そういうような間隔での補修とかなんかについての補助をしていきたいというふうに補助基準を改めていきたいと思います。定数増とか、もしくは新築による新規事業が行われるというような場合は全く別でありますが、附属屋的なものの補助等については5年間に1度というような方法に改めていきたいと思っております。  次に、子供の遊び場についてのご質問でありますが、遊び場そのものについては、企業の遊休地であるとかそういうことも含めて、借地とかそういうものも含めながら広く求めて整備をしていきなさいというのが、厚生省といいますか、子育て支援の考え方であります。そういうことでは、私どももそのような方法でいきたいとは思っておりますが、ただ、そういう遊び場の中ヘ遊具を設置するというようなことについては、厚生省が求めている子育て支援の中でも求められていないわけであります。ベンチ等については設けてもいいというようなことになっておりますが、遊具と言われるようなものについては消極的な姿勢であります。そういうことで、今後、私どももそのようにしていきたいと思っております。  また、今回の補正の中では、若松町の町内会の方から出された要望書についても、撤去の要望でありました。そういうことから、今回は撤去のみにとどめさせていただいた次第です。 67 ◯議長(寺内 毅君) 経済部長・岩田君。                 〔経済部長・岩田 基君登壇〕 68 ◯経済部長(岩田 基君) お答え申し上げます。  まず最初に、園芸日本一「10アップ運動」の推進事業についてでございますが、この事業の中でのバックアップ事業については、1つとして、終年出荷体制確立支援事業。事業の内容でございますが、野菜生産の終年安定生産を促進し、生産の拡大と有利販売に資するためのパイプハウスの整備を行う事業とする。2つ目として、生産省力化支援事業。事業内容として、経営の規模拡大、生産性の向上等を図るため、生産省力化への整備を行う事業。という2つの項目になっておるわけでございますが、事業内容からして、1つ目のパイプハウスの整備を行うという形になるかなと考えているところでございます。そうした中、石岡で必要なものということでございますが、パイプハウスということであれば当然、石岡で現在ニラ等が栽培されておりますが、ニラ、あるいはコマツナ等、そういう野菜の終年生産が可能になるのかなという考えを持っているところでございます。内容については、今後、農業協同組合等と協議し、詰めていきたいと思います。  2つ目のふれあい農園でございますが、ふれあい農園については、新しく区画しましたところが156区画、現在利用されているのが105区画ということで、51区画の未利用地があるわけでございます。そうした中、その内容については、本年度、移転に伴う工事を実施した中で、長雨等による排水不良、あるいは恋瀬川の愛郷橋改修工事に伴った残土をいただきましたので、その残土を入れたというようなことの中から、地元では、そのような土質ではという不安もあったわけでございます。それと、工事完了が7月までかかったというようなことで、その後の作付をどのようなものにするんだというような、作付体系からしても時期が遅いというようなことで、本年度、未利用地が多かったというふうに判断しているところでございます。そうしたものについて、これからPR等を重ね、来年度、新年度についてはこれ以上の利用を目的としたPRをしていきたいと思います。  以上です。 69 ◯議長(寺内 毅君) 教育次長・山口君。                 〔教育次長・山口由夫君登壇〕 70 ◯教育次長(山口由夫君) 工事設計委託、監理委託料の件につきましてのお尋ねでございますが、これにつきましては、先ほど企画部長の方からその基準的なものの説明があったわけでございますが、私ども教育委員会としましては、石岡小学校の温水プール、総体工事金額4億2,200万円ということに対して、議員ご指摘のように、4.5%程度の設計監理委託料を予算要求をしたわけでございます。これの背景は、過去、教育委員会が工事施工いたしました三村小学校の屋内体育館兼温水プール、さらに関川小学校の屋根付温水プール、あるいは城南中学校の体育館等々の工事施工をもとに、この程度の設計委託料で賄えるだろうということで予算要求をし、そのように査定がされまして、進めているというようなところでございます。先ほど企画部長の方からも説明がございましたが、数字的には、そのような基礎的な背景があって、こういった設計委託料、監理委託料というのが積算されているというふうに思いますので、ご理解をいただければと思います。 71 ◯議長(寺内 毅君) 助役・阿部君。                  〔助役・阿部 聖君登壇〕 72 ◯助役(阿部 聖君) 工事の発注の仕方といいますか、基準をつくったらどうかというお尋ねでございますが、私自身も、いつも業者選定委員会を開くたびにやはりそれは頭の痛い問題でございます。現在、各市からいろんな入札関係の書類を取り寄せて集計もしておりますし、今後、こういうふうな基準をつくって、すっきりした形でやっていきたいと、このように考えております。  以上です。 73 ◯議長(寺内 毅君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 74 ◯市長(木村芳城君) 最初に、平成10年度の9月の補正予算につきましての取り組みでございますが、景気対策の件で、やはり国・県の方から来たものについては、当市もいろいろと計画していたものに対しまして積極的に取り組んで今回の対応をしたわけであります。建設部、それから福祉部の方からも答弁したような状況であります。特に私は、農集の件につきましても、景気対策の中で前倒しがないものかと、こういう点では国庫補助の件はあったんですが、うちの方では建物を今進めておりますので、そういうようなものにはつけられなかったわけでありますけれども、農集は一日も早く供用開始できるように、次の景気対策の中で努力してまいりたいというふうに考えているところであります。政策の中で、今回いろいろな新規事業を取り組むに当たりまして、今回の補正予算の中から、次の新規事業に取り組むものが見えているわけであります。それは、ご指摘のように、霊園の増、消防署の建てかえの調査費、並びに、施設の誘導標識などは石岡の施設案内にこれから統一したものをつくっていくというようなことのスタートラインであります。そういうようなことが今期の補正予算の中から見えてきているわけでございます。ご指摘のように、この補正予算というのは大変難しいものがあるわけであります。新規の中と、これから進めていく中でお認めいただける費用もあるわけでありますので、それはそれで足らないのか、それをどう膨らませていくのか、そういう内容的なものも含めて補正予算を組んでいく状況もあるわけでありますので、当初予算と違いまして、ご指摘のように、補正予算は慎重にやっぱりすべきだろうというふうに私も思っているところでありますが、こういうものをつけることによって平成11年度には新規事業として大きく予算化をしていける体制づくりに入れるというふうに私は考えているところであります。  2番目の、4分の1の補助金の云々でありますけれども、先ほども第1回目でご答弁したように、他市町村での建設は難しいのではなかろうかということでありますが、私もそのとおりかなと思っておりますというふうにお話しした関係もあります。そういうようなことから、自治体の取り組み、力を結集して、やはりご指摘のように、国・県に応分なる負担を敷いて地元に還元してもらいたいというふうに私も思っているわけであります。そういう中で、地方分権のものにつきまして予算が伴わない。なかなかそういう点では、やはり地方分権を言うのであれば、予算をともにつけてもらって、私たちができるように、働けるようにしていただきたいと。これが私たちの、今、願いでありますし、自治体の一つのスローガンでもありますので、そういうことも含めて今後とも努力してまいりたいと思っているところであります。  次が、借地の対応でありますが、やはり行政においては買い取りを私は望みます。しかし、場所によりまして、どうしてもというようなことに相なるわけでございますが、なるべく買い取りの方向でこれからも進んでまいりたいと思っておりますので、これは、市職員、各課連携をとりながら検討してまいりたいと思っているところであります。  次が、今回の業者選定に当たりまして、私に来たときにどう思ったかということでありますが、やはり建物はなかなかありません。そういう中で、今回地元業者さんを選んだ中では数がそういうふうになったのかなというふうに思った次第であります。  以上です。 75 ◯議長(寺内 毅君) 3番・徳増千尋君。                  〔3番・徳増千尋君登壇〕 76 ◯3番(徳増千尋君) 3番・徳増千尋でございます。議案第66号・工事請負契約の締結について、質問いたします。  今回建設予定の石岡小学校のプールは、あくまで生涯学習としての体育施設であると思っております。一般開放するから温水にし、昼間は小学校に開放するプールであると、私は認識しております。近くに総社宮を控え、修景を考えると、何ともミスマッチな概要ではないでしょうか。土地利用につきましても、もちろん福祉部とのこともあると思いますが、入所者がわずか10人足らずの第一保育所を第二保育所と統合して、現在第一保育所のある場所にもう少し寄せて建てようとしなかったのか。近い将来廃止しなければならないことがわかっていながら。各部局の垣根を取り払って、丈夫で、20年、30年も対応できる、使い勝手のよい建物をつくるべきであると思います。設計図ができるまでの経過について、8点ほどお伺いしたいと思います。  まず1点目、設計図を委託するまでに何人で論議を尽くし、どのようなコンセプトの基本構想を練り上げたのでしょうか。  2点目、基本構想について、きちんと設計者と協議をしたのでしょうか。  3点目、これは全部お任せで委託したのでしょうか。  4点目、基本計画はどのようなものなのか、ご説明願いたいと思います。  5点目、建物の面積はどなたが決定したのでしょうか。  6点目、起債、補助を受けるに当たり、県へ諸般の手続をどのような手順で行ったのか、日にちを追ってご説明をお願いいたします。  7点目、起債を受けるための図書はどなたがつくり上げたのでしょうか。  次に、設計事務所の選考方法についてお尋ねいたします。商工会議所のサポートワンはコンペ方式により設計者を決定したと聞いております。いろいろな角度から検討し、よりよいものをつくろうとするのであれば、各設計者より概略を出してもらい、コンペ方式にし、審査すべきであったと思います。なぜコンペ方式をとらなかったのか、ご説明願いたいと思います。  以上8点、教育次長にお伺いいたします。  1回目の質問を終わります。 77 ◯議長(寺内 毅君) 教育次長・山口君。                 〔教育次長・山口由夫君登壇〕 78 ◯教育次長(山口由夫君) 石岡小学校の温水プールの整備についてご質問にお答え申し上げます。  まず最初に、生涯学習施設としてとらえられるというようなことでございますが、実は私ども、県の教育庁に伺いまして、市の方の考え方、石岡小学校に平成10年度プールを整備したいと、その際温水プール化を図っていきたいというようなことで、いろいろ協議をしたところでございます。徳増議員ご指摘のように、社会体育施設、生涯学習としてのとらえ方でも協議をしたところでございます。県の教育庁の方の担当者のお話も、協議の中で十分したわけでございますが、まず一つには、学校に学校施設としてのプールが存在しないというのは不自然であるというようなお話があったわけでございます。そういうことで、学校施設としてプールを整備して、温水プールとして整備をするならば、それは石岡市さんが考えるように学校が使わないときに一般の方々にも開放するというようなことでの道をとってはどうかというようなお話もございまして、私どももそういうような立場に立って進めてきたという経緯があるわけでございます。  それから、第一保育所の側にもう少し寄せて建てるというような市役所全体のそういった統一性といいますか、そういったことがとられなかったのかというようなご質問かと思いますが、これにつきましては、現実的に第一保育所というのが存在しておりますので、時間的な関係等もありまして、そこまでは踏み込んで検討しなかったということが実態でございます。  それから、何点かご質問いただきましたが、設計を委託するのについての、何人で協議して、どのようなコンセプトを持ったかということでございますが、これにつきましては、私ども、整備計画を立てるに当たりまして、新年度に入りまして、当該校の校長、それに福祉部門の社会福祉課長、教育委員会のスポーツ振興課長、教育総務課長、施設担当副参事、それに私と、合わせまして6名による検討委員会をつくりまして、2回にわたりましていろいろ検討したところでございます。特に福祉部門の担当課長からは、事前に内部で調整をされまして、ご意見も出していただいたというようなことでございます。そういう中で、今回設計にあらわれているような内容のプール設計をしたということでございます。一つには、学校施設ですので、学校施設としての機能を確立するというのが第1点でございます。2点目には、社会体育施設とまではいきませんけれども、広くそういう意味で使えるような内容のプールにするというような点もその中で取り込んだわけでございます。また、障害者に配慮したプール機能とすると。等々何点か、そういう視点に立って合意を得て、設計に反映するというふうにしたところでございます。  それから、2点目の基本構想の協議ということがございましたが、基本構想につきましては、今、1点目で申し上げました内容等を踏まえて設計者と協議をして、設計に当たってきたというような経緯でございます。  それから、3点目に、お任せになっているようなことではないかというようなご指摘かと思いますが、これにつきましては、私ども、設計を発注しましてから、延べ15日間、16回にわたりまして設計業者と詳細な打ち合わせをして進めてきたところでございますので、そのようにはとらえておりません。  それから、4点目の基本計画を説明してもらいたいということでございますが、これにつきましては、最初に申し上げました内容でご理解をいただきたいと思います。  それから、建物の面積の決定、これはだれがしたのかということでございますが、これは当初、予算措置の段階では、1,200平米というような面積。これは、学校施設に加えて、市民に開放する施設、そういったものを満たせる上で1,200平米程度の建物ということで予算措置をしたわけでございますが、その後、やはり市民に広く使っていただくというようなことからいきますと、もっと面積をふやさなければならないということで、1,343平米に相なったわけでございます。なお、この決定をしたのは、当然、私どもの所属長の教育長の決裁ということになります。  それから、6点目に、起債関係につきましての件でございますが、これにつきましては、私ども直接、起債の事務、そういった手続はとりませんで、これは財政担当の方でとっていただいておりますので、後で財政担当の方からご答弁をいたします。  それから、7点目の起債関係にかかわる図書、これにつきましてもそのように答弁させていただきたいと思います。  それから、設計事務所の選定。これにつきましては、私の立場ではございませんので、助役の方から答弁していただければと思いますけれども、ただ、商工会議所のサポートワンがコンペ方式をとったということで、コンペのような方法を採用しなかったのはというようなことかと思うんですが、これにつきましては、コンペ方式をとらなかったということについての特段の理由はありませんけれども、従来の教育委員会が整備してきた施設、そういったものの中でこのような方法はとっておらないということで採用しなかったということでございます。  以上です。  先ほど私の答弁でちょっと不適切がございまして、設計業者云々で助役ということについては削除させていただきます。 79 ◯議長(寺内 毅君) 企画部長・浅野君。                〔企画部長浅野昌二郎君登壇〕 80 ◯企画部長浅野昌二郎君) お答えを申し上げます。  起債許可の手順ということで、申請はいつかということですが、6月2日に県の地方課に申請をしております。また、手続については、財政課が実施いたしております。  起債を受けるための図書はどなたがつくったのかということでございますが、起債を受けるためには起債計画書というものを提出しますが、特別、図書というようなものは添付いたしておりません。  以上でございます。 81 ◯議長(寺内 毅君) 3番・徳増千尋君。 82 ◯3番(徳増千尋君) 設計図を委託するまでに6人で2回、検討委員会をつくって論議したということでございますので、ここで議長にお願いがあるんでございますが、この検討委員会の会議録、2回分、資料請求したいと思います。よろしくお取り計らい願いたいと思います。  それと、2つ目、基本構想についてきちんと設計者と協議をしたのでしょうかと伺いましたところ、いたしましたという答弁なんですけれども、このときにどのような協議をなされたんでしょうね。これ、見ましたときに、まず私が驚きましたのは、一番最初に石岡市議会の議会報を見て、この形を見て、また失敗だなと思ったんですね。と申しますのは、昨年から、ふれあいの里をつくるときの設計、屋根の問題でさんざん議論されてまいりました。その議論している最中に恐らくこういう構想が練られていたのではないかなと思うんですね。同じような屋根の設計ですね、これ。この論議された中で、検討委員会の中で、なぜ省エネの問題、話題にならなかったんですか。これ、理解できないですよ。循環型社会ということがこれほど叫ばれているのに、論議されないわけがないと思いますよ。  それと、この形、なぜ半円形にしたんですか。これ、シャワーと女性の更衣室の部分ですね、半円形になっているのは。これ、四角くすればデッドスペースが出なくて、もっと有効に使えたんじゃないでしょうか。これ、なぜ半円形にしたのか、お伺いしたいと思います。  それと、論議した中で、設計者と協議した中で、屋根の問題、全く出なかったのか。まあ、出ないからこういう形にしたんでしょうけれども、どう考えても納得いきません。そして、ふれあいの里のときも、ああいう屋根の形にするとメンテナンス費用がかかるということで、さんざん議会で議員の方からは言ってまいりましたけれども、残念ながら受け入れていただけませんでした。それと時期を同じくして多分論議されていたと思うんですね。その中で、同じような屋根をつくる。同じことの繰り返しじゃないですか。これはメンテナンスに費用がかかり過ぎると思いますけれども、その協議に出席された次長はどうお考えでしょうか。  それと、ソーラーシステムがついておりませんね。ソーラーシステムをつけることによって通産省から補助が出るんじゃないですか。なぜソーラーシステムをつけなかったのか。この形では建築費用がかかる形ではないかなと、私は、素人考えですけれども、そのように感じます。  そして、一番考えなければいけない省エネの問題が何も考慮されていないですよね、このソーラーシステム一つにしてもそうですけれども。雨水はどうするんですか。浸透式になっているんですか。それとも、貯水槽になっているのか。もちろん、雨水をためて、防火用に使うことを論議されたのであろうと思いますけれども、雨水の問題はどうなっているのでしょうか。それと、プールの水。これは全部流してしまうんですか。それとも、ためておいて、散水に使うような貯水槽をつくってあるのかどうか。この平面図ではわかりませんので、お伺いしたいと思います。  それと、平面図を見ますと、これ、2階があるように見受けられるんですけれども、2階、観覧席のようになっておりますね。これ、何のために2階にするんですか。競泳用のプールじゃありませんね、これは。小さいプールですから。なぜ観覧席を設けるのか。平屋でいいじゃないですか、これ。こんなもの必要ないですよ。競泳用であるならばわかります。これはあくまでも生涯学習の体育施設ですね。必要ないと思います。この観覧席とか屋根の形は、恐らく設計者の遊びの部分ではないでしょうか。次長は、この2階、観覧席、必要と思われますか。これもお伺いしたいと思います。  それと、コンペ制になぜしなかったのかとお伺いしましたら、今までやったことがないからしなかったという答弁でしたけれども、サポートワンでいたしましたときには、これ、市内の業者、こういうご時世ですので、やはりどこも大変です、業者の中。そして、説明会をしまして、市内の業者を募って、その中から手を挙げさせたわけですよね、説明会の中から。そして、審査して、その審査員の中にはもちろん、会頭、副会頭もいらっしゃいました。一番肝心なのはここなんですよ、役所でやったのと違うところは。専門家が3人入っているんですね。建築の専門家が3人入られております。そして、一番最初に決まったのは、正副会頭がここがいいと決めた設計社を逆転したんですよ。それはなぜかといいますと、筑波大の先生や何か3人設計者がいらっしゃるんですけれども、その方たちの意見で、構造上問題があると。メンテナンスの面や何か、シンプルで、20年、30年先まで使えるものがいいということで、逆転したんですね。やはり専門家の意見を聞くべきだと思います。ですから、私は、コンペ制にして、審査会を設けるべきではないかと質問したんです。まあ、決まってしまったから、これは今さら言っても仕方がないとは思いますけれども、商工会議所の方の見解としては、やはり専門家の意見は正しかったと言っておりますよ。やはりこれからはいろんな角度から検討すべきじゃないでしょうか。  この点について、次長に……。コンペ制のことはもう結構です。しなかったんで、もう仕方がないですから。ただ、なぜ省エネのことを全然考慮していないのか。論議した中で一回も話し合われなかったんですか。これ、私のメモのとり違いかどうかわかりませんけれども、何か16回話し合ったとかいう。全部お任せで委託したのではないでしょうかと言いましたときに、発注してから16回協議したと。16回と聞こえたんですけれども、とにかく十数回協議しておりますよね。その中で、このソーラーシステムとか雨水の問題、全く話し合われなかったのか。屋根の上に天窓もついておりますね。北側になぜ天窓が必要なんでしょうか。電気の照明だけで十分じゃないですか。機能本位でいけば、そういう遊びは必要ないと思います。論議された中で全く出なかったのかどうか、不思議なんですけれども。十数回話し合って、どんな話し合いがなされたのか、疑問に思います。  とにかく、なぜこの半円形にしてデッドスペースをつくったのか。それと、屋根の形、天窓は不要です。不要であるのに、北側になぜこのような天窓をつくったのか。そしてまた、なぜ、メンテナンスに費用がかかる、全くふれあいの里と同じような屋根の形にしたのか。前例があるわけですから。悪い前例がすぐ前にあったのにもかかわらず、また同じような失敗を繰り返そうとしているわけですね。で、ソーラーシステムがつけられなかった理由。雨水はどうするのか。この点について、次長にお伺いしたいと思います。 83 ◯議長(寺内 毅君) 教育次長・山口君。                 〔教育次長・山口由夫君登壇〕 84 ◯教育次長(山口由夫君) 何点かのお尋ねがありましたが、答弁漏れがあった場合は再度ご答弁申し上げますので、ご指摘をしていただきたいと思います。  まず、順序が逆になるかと思いますけれども、天窓が要らないのではないかということでございますが、これにつきましては、議員ご指摘の、私どもとしては省エネの一部というふうにとらえておるところでございます。北側に天窓を設けたということにつきましては、屋根の一部に開閉式の窓を設けているわけですが、これは通風、あるいはそれから通じる採光等でプール室内の採光をよくするというようなことにもあるわけでございます。さらに、更衣室の部分にも、天井にも、屋根の部分にもトップライトが設けてあるわけでございますが、これについても同じように採光を考慮して、省エネに配慮したということでご理解をいただきたいと思います。  それから、2階席の観覧席は必要ないのではないかというふうなご指摘かと思いますが、これにつきましては、わざわざ2階の部分をつくるということでなくて、全体の建物の部分で空間を利用してこの観覧席をつくったということでございます。この観覧席をつくったことの背景でございますが、市民にも開放しますので、例えば、おじいちゃん、おばあちゃんが、まあ自分の孫の立場に当たるかと思いますが、そういった方が幼児用プールにおいでになった際にお母さんと一緒に遊んでいる、そういったものをこの2階の観覧席で温かく見守れるというようなこと、あるいは、小学生の子供たちがプールを利用しているときにお母さん方がここで安心して見守れるというようなことも含めてこういった観覧席が設けられたということですので、ご理解を賜りたいと思います。  それから、雨水対策については、確かに議員ご指摘のように、浸透式、あるいは貯水槽というようなこともあったわけでございますが、私どもとしましては、現況において、この雨水排水対策については、両方に振り分けるというようなことで、一つには、現在の石岡小学校のプールが神社側寄り──そこに雨水排水の側溝があるわけですが、そちらに一方では流す、あるいは、一方では、駐車場として整備するところの交通公園、ここの駐車場の雨水、あるいは校庭の雨水については学校正門の方向への側溝へ雨水排水をするということで、貯水槽、浸透式、そういったことについては採用しなかったということでございます。  それから、屋根とソーラーシステムの関係でございますが、屋根につきましては極力、後のメンテナンスということを考えまして、大きな屋根にしたわけでございます。一般的な学校のように箱型にしますと、必ず将来的に防水という点で問題が出てきますので、大屋根にして、極力容積を抑えて、そしてプールの中の水温の保温に努めるというようなことで、このような屋根の形にしたわけでございます。その際にソーラーシステムを考えなかったのかというようなお尋ねでございますが、これにつきましては、確かに文教厚生委員会においてはそのようなご指摘をいただきました。しかし、このソーラーシステムについては当然通産省の補助もあることも承知しておりますけれども、これを採用するについては、また屋根の部分での構造的な強化等々を含めますとかなりの建築費用になるというようなこともありますので、今回はその点については採用しなかったということでございます。  その次に、建物の円形、更衣室回りが円形になったということのお尋ねでございますが、これにつきましては、当初、四角の建物を考えたわけでございます。そういった中から、第1回のご質問でもお答えしましたが、全体的な予算の中で、極力不必要な部分をカットしていって建築コストを抑えるというようなことから、結果としてRになったということでございますが、これにつきましては、一つには、ご承知のようにコンクリートの建物でございますので、コンクリートの持つ堅苦しさ、そういったイメージをやわらげるために、Rのデザイン、親しみの持てる施設とするということで用いたわけでございます。当然、これによって、使い勝手というようなお話がございましたが、十分建築基準法で定められております通路幅員1.6メーターも確保されますし、かつ、更衣室等々の部分も十分機能としてのスペースは確保したというふうに考えているところでございます。よろしくお願いいたします。  検討委員会での検討内容等々のお話がございましたが、先ほど説明しましたように、教育委員会ばかりでなく、当該校の校長さんや福祉部門の課長も入って協議をしたところでございます。この協議の中身については、整備位置について、整備計画年度について、建築物概要について、施設機能概要について、施設目的、プール施設、さらに3番目として、附属施設、施設管理について、開設時期、時間、使用料、管理、工事施工について、その他ということで協議をしてきたところでございます。  なお、会議録、議事録の要求がございましたが、議事録としてのきちんとした整理されているものはありませんというか、そのように整理してありませんので、ご理解をいただきたいと思います。 85 ◯議長(寺内 毅君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 3時34分休憩            ───────────────────────                   午後 3時50分再開 86 ◯議長(寺内 毅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  3番・徳増千尋君。 87 ◯3番(徳増千尋君) 先ほど次長の方から、R形にすると費用がかかるとおっしゃっておりましたけれども、これは四角くした方が費用はかからないと思います。  それと、コンペ方式、今までしたことがないとおっしゃいましたけれども、国府中学校のときはいかがだったでしょうか。コンペ方式と伺っておりますけれども。校舎の建てかえのときです。ですから、今までコンペ方式をとらなかったわけではないんですね。プールのときはコンペ方式はなかったかもしれませんけれども、コンペ方式はとっておりますから。次長の答弁、間違えていると思います。
     それと、観覧席ですけれども、おじいちゃん、おばあちゃんが上から見るからと、たまたまつくったところだと。あそこ、要らないですよ。つくる必要ないですよ。この平面図を見ますと、プールサイド、随分狭いですね。プールサイドをもう少し広くして、ベンチを置くとか。2階をつくることによって随分費用かかりますよ。たまたまそのスペースがあるといっても、フローリングしたり、はしごをかけたり。これは全く設計者の遊びの部分です。私は絶対にこれは必要ないと思います。  それと、何としても納得がいかないのが、雨水の問題とソーラーシステムです。ソーラーシステムは、つけるときは確かに、そのときだけは費用がかかると思いますけれども、その後はランニングコストを考えたら安くつきますよ。つくるときだけです。上で温めた熱を使うと同時に、温めたお湯もプールで使うことができますね。熱と両方使えるんですよ。これ、もう一度答弁願いたいと思います。なぜソーラーシステムをつけないのか。今からでもつけるべきです、設計変更してでも。それと、雨水の問題。雨水は何か2つに分けて流すからいいとか、振り分けて流すとかおっしゃっていましたけれども、これからは循環型社会。教育の場で一番それを教えているんじゃないですか。まして教育の場での施設ですね。ですから、少々そういう部分にコストがかかっても、つけるべきであると思います。そして、流してしまわないで、防水だけでなく、中で使うトイレの水にも使えるわけですよ。なぜ論議されなかったのか、わざと避けて通ったのか。これ、もう一度伺いたいと思います。雨水の問題、もう一度考え直すお気持ちがあるかどうか。雨水の問題と、それから、ソーラーシステムです。完全にソーラーシステムはつけるべきであると思います。  あと、天窓の問題も、何か省エネの一部と考えてとおっしゃいましたけれども、おかしいですよね、これ。もし冷房するときどうするんですか。それだけ上から光を入れていたら、冷房も効きにくくもなりますね。省エネの一部として天窓をつけるというのは、何とも私は納得いきません。平らな屋根にすればソーラーシステムもつけやすい。これは詭弁じゃないかなと思います。この点について、次長にお伺いいたします。  3回目ですので、市長にお伺いしたいと思います。市長、今回の私の質問と次長の答弁をお聞きになって、どのようにお感じになりましたか。設計図を見たとき、どのように、市長、お感じになりましたか。あくまでも公共の施設をつくるわけですよね。公共の施設ですから、機能本位、使い勝手がいいこと、そして丈夫で長持ちすること、安全なこと、そして今一番考えなければならない省エネの問題、省エネも考慮した建物でないといけませんよね。そして、メンテナンスに費用のかからないもの。これをお聞きしましたところ、ほとんどのことが満たされていないんですね、この設計の中で。こんな欠陥だらけの設計でいいと市長はお思いですか。お伺いしたいと思います。  それと、市長がかねがねおっしゃっているように適材適所の人事配置であれば、このような設計図をつくったとお思いになりますか。先日の、3日だったと思いますが、私の質問のときに、どのような点を評価して次長に任命されたのかとお伺いしましたところ、統率力、それから、今回のプールの件があるからとおっしゃっていましたね。そのプールの件があるとおっしゃいましたけれども、結果は、このようなプールをつくることになっているんですね。これでも市長はご自分の判断が正しかったと自信を持っておっしゃることができますか。この適材適所ということで、ちょっと横道にそれますけれども、役所の中でやる気がなくなっている職員がたくさんいるんですよ。こういう目に見える形であらわれてきて、まだ適材適所と明言することがおできになりますか。市長のお考えを伺いたいと思います。  以上で3回目の質問を終わります。 88 ◯議長(寺内 毅君) 教育次長・山口君。                 〔教育次長・山口由夫君登壇〕 89 ◯教育次長(山口由夫君) 3回目のご質問にお答え申し上げます。  コンペ方式については、議員ご指摘のように、国府中においてコンペ方式が採用されているということで、これについては、プール建設については今までコンペ方式はとらなかったということで、そのようにご訂正をさせていただきたいと思います。  それから、観覧席は必要ないのではないかということでございますが、私どもとしては、必要性があるということで設計をしたところでございます。  それから、雨水対策についてのお話がございましたが、私どもの段階では、年度当初、予算を提案して、認められた中での事業を遂行していくということでは、これの方法を採用するということに相なったわけでございます。  それから、ソーラーシステムのお話がございましたが、これについては議員もご承知だと思いますが、私もある県内の事業所のソーラーシステムについては見学、検討させていただきましたが、当然、このソーラーシステムだけでの温水プール、十分満たすというわけにはいかないわけであります。この地域でありますと、東京電力の電力も使用するということにも相なるわけでございます。また、この石岡小学校のプールの立地等からしても、ご承知のように、南側が常陸総社宮の森になっているというようなことで、そういったことからも、検討をしなかったというわけではありませんが、後々のこと等々を十分検討した上で、今回、採用しなかったということでございます。ただ、議員がご指摘のように、教育の中における環境対策は、これは十分私どもも承知しております。今後、これらの環境という点については十分やっぱり配慮すべき問題でございますので、文教厚生委員会でも申し上げましたが、これから学校建築も教育委員会としては目白押しに出てきますので、そういった点については十分対策をした内容に持っていきたいというふうに考えているところでございます。 90 ◯議長(寺内 毅君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 91 ◯市長(木村芳城君) 今回の石岡小学校のプール建設につきましての設計図を見てどのように感じたかということでありますが、ご指摘のように、水を扱う問題の施設であります。私も、特に安全ということを第一に考えていろいろと検討しているんだろうと、こういうふうに感じ取って見せていただいた次第であります。そういう中で、中の見える場所には監視員室、そういう点、並びに、いろんな面でみんなが見えているというようなことは配慮すべきだと、こういうことは設計者にも私の方から特にお話をいたした次第であります。それと、見ばえの件も、私は必要でなかろうかなと思っております。予算のあることでありますから一概に言えませんけれども、予算の範囲の中でできれば、私は見ばえというのも必要であるというふうに感じ取っております。環境問題につきましても、これは当然、今の状況でありますから、度外視するわけにはいかないというふうに思っているわけでございます。  それから、これは次長をとらえてご質問かなと思いますけれども、職員の仕事の本日まで来た状態にとりましては、内部、特に7人で検討した状況、いろいろなものをまとめて上げてきたということに対しては、私は、適材適所という言葉で表現をいたした次第であります。また、いろいろな反省する件は謙虚に受けとめて、いろいろとしていかなきゃならないというふうに私も思います。いかにいたしましても、やはり、合意の上に立って物事をつくり上げていかなきゃならないというような基本線に沿ってどの仕事もしているんであろうと、私は職員を信じているわけでございます。そのように感じ取っております。  以上です。 92 ◯議長(寺内 毅君) 1番・高栖宏之君。                  〔1番・高栖宏之君登壇〕 93 ◯1番(高栖宏之君) 1番・高栖でございます。議案第66号、石岡小学校温水プールの新築工事に関する工事請負契約議案に対しまして、質問をいたします。本件におきましては、同僚議員からの質疑である程度理解はいたしましたが、幾つかの点につきましてお伺いをしたいと思います。  今回、石岡小学校のプールが、温水化ということで整備され、一般にも開放されるということは、石岡小学校の児童のみならず、市民にとって、特に市街地の方々には大変喜ばしいことであります。最初に、お伺いしますが、このプールはいつ完成し、いつから供用開始になるのか、お伺いします。  この温水プールは、利用時間が長いといった利点はありますが、その反面、管理費用が通常のプールよりもかなり多くなるのではないかと思われますが、今回のプールのランニングコストは年間幾らぐらいになるのか、お伺いしたいと思います。  さらに、この開放につき、どのような職員体制を考えているのかもお伺いしたいと思います。  次に、温水化につきまして、どのようなシステムにより温水となるのかもお伺いします。  また、開放時間はいつからいつまでと考えているのかもお伺いします。  次に、料金についてどのような設定をされたのか、お伺いしたいと思います。三村小学校や海洋センターとの料金体制との関連についてもお伺いしたいと思います。  私は、三村小学校において夜間開放していますと聞き、一度行ってみましたが、三村小学校は敷地が狭いため、十分な車の駐車スペースというものがありませんでした。聞くところによりますと、今回のプールは100台近くの駐車スペースというものが設けられるということでありますが、この場所は学校の敷地ですので、進入路とか子供の交通安全に十分配慮すべきではないかと考えます。そこで、お伺いしますが、交通安全面でどのように配慮がなされたか、説明願います。  次に、今回のプールは、児童用プールが25メートルというコースが6コース、それと幼児用プールが75平米ということですが、学校で使用する場合はわかりますが、一般に開放した場合、入場人数といいますか、何人が利用するものと想定して今回のプールの大きさになったのか、お伺いします。  他市のプールは、温水ではないものの、楽しいプールづくりがなされています。本格的なコースのわきに、流れるプールや滑り台とか、浮き輪が使えたり、軽食がとれたりして、石岡の市民も近隣のそのようなプールへ出かけております。私は、今回のプールは市民に開放するプールとしては小さいのではないかと思いますので、その点、このプールが市民プールとして位置づけられるものかもお伺いしたいと思います。このプールが完成すると、今までの市民プールは閉鎖すると聞きましたが、その点もあわせて、今回のプールの位置づけをお伺いしたいと思います。石岡市としましては、今後、流れるプールや滑り台といった楽しいプールといいますか、家族全員で一日中遊べる市民プールといったものは計画はしていないのか、市長にお伺いしたいと思います。  次に、障害者に対しての配慮がなされたとお伺いしましたが、どのような配慮がなされたのか、お伺いします。また、障害者から直接意見を聞いて今回の障害者に対する設計をしたのかもお伺いします。障害者に対するためにつくった施設であっても、いろいろな制約が運営面でつけられて、結局使いづらいものになっている場合も多く見受けられますので、運営面でどのような考えをお持ちか、お伺いいたします。  次に、このプールは床が可動し、深さが変えられるとお伺いしましたが、どのようなシステムにより変えられるのか、説明願います。また、聞くところによりますと、可動式はランニングコストをかなり抑えることができることや多くのメリットがあると聞きましたが、この点につきましてご説明をいただきたいと思います。かなりの整備費用がかかる可動式を導入することは、それなりの理由があってのことと思いますので、詳しくご説明願います。  また、夜間開放する際、子供と大人が使用するとき、床の高さは一定に可動すると思いますが、その水深は大人に合わせるのか子供に合わせるのか、お伺いしたいと思います。固定式といいますか、従来のプールは浅いところと深いところがあり、それぞれ自分に合った水深のところで泳ぐことができましたが、可動式は一体で上下すると思いますので、この辺について説明を願いたいと思います。  以上、第1回目の質問を終わります。 94 ◯議長(寺内 毅君) 教育次長・山口君。                 〔教育次長・山口由夫君登壇〕 95 ◯教育次長(山口由夫君) 高栖議員さんの方のご質問にお答えを申し上げます。何点かにわたっておりますので、答弁漏れがございましたらご指摘をいただきたいと思います。  第1点目のプールの完成時期でございますが、今年度単年度の事業でございますので、平成11年3月を目途にしておるところでございます。なお、供用開始については、平成11年の5月を目途にしております。  次に、2点目のランニングコストについてのご質問でございますが、これにつきましては、後の問題とも関連しますが、現在私どもの方で運営している三村小の温水プール、さらに海洋センターの温水プール、これが5月から11月までの運営をしているわけでございます。これらを参考に積算をいたしますと、これは概算でございますが、委託料810万円、需用費等が560万円で、約1,370万円。ただ、これにつきましては、三村小あるいは海洋センターより若干光熱水費が上回るかとも思われますので、概算ということでご理解をいただきたいと思います。  それから、3点目の職員体制というご質問でございますが、これにつきましては、委託という方式を採用したいというふうに考えております。海洋センターの例に倣いますと、委託人員は5人程度になるかというふうに考えます。  それから、温水化のシステムでございますが、これはボイラー方式ということでございます。なお、温水プールの水温は30度を考えておるところでございます。また、中の暖房につきましては、遠赤外線を使っての暖房を図るというようなことを考えております。  それから、5点目の開放時期につきましては、先ほどご答弁しましたように、5月から11月ということで予定をしております。  それから、料金についてのご質問でございますが、これは現時点の料金をご参考までにご答弁申し上げますと、小学校・中学校の児童・生徒が50円でございます。それから、高校生以上、大人の方が100円ということでございますが、これはあくまでも現行料金でございますので、そのようにご理解をいただきたいと思います。  次に、駐車場のご質問でございますが、自動車駐車スペース95台、自転車の駐車スペース25台を予定をしております。そういう設計内容になっております。  それから、交通安全面のご質問がございましたが、議員ご承知のように、交通公園、これを駐車場として整備をするということになるわけでございます。ここは石岡小学校の正門を通って駐車場に入るというふうになるわけでございますが、校庭とこの駐車場についてはコンクリートの土止めがありますので、それらを活用しつつ、一部植栽などを施して、十分安全面には配慮をしていきたいというふうに考えております。  それから、一般開放した場合の入場人数というご質問でございますが、設計上、更衣室は、男100、女100、合わせて200という数字になっているわけでございます。ご質問にございましたように、児童プール6コース、幼児用プールということで、その規模からいって200という人数は多いかというようなご議論もあろうかと思いますが、私どもが見てきた東京都の世田谷区の中学校のプールについてこのような状況でございましたので、可能かというふうに考えているところでございます。  それから、市民プール等の位置づけの中で、小さいのではないかというようなご質問でございましたが、本格的な市民プールという点については、市長の方にご答弁を求められておりますので、市長の方からご答弁をしていただきたいと思います。ただ、石小のプールが完成した時点で、今ある市民プールということについては、既に市長が本会議の席上、閉鎖をするというような考えを示されておりますので、教育委員会としてもそのような対応をしてまいりたいというふうに考えております。  それから、次に、障害者についてのご質問がございましたが、先ほど徳増議員のご質問にもお答えしましたが、福祉部の社会福祉課長にも入っていただき、検討していただいた中で、障害者に対する配慮もした設計にしているわけでございます。1つには、障害者専用の更衣室を設けて、ここにはトイレ・シャワーをつけるということになります。2つ目には、プールの出入り口に、プールに入っていくスロープ・手すり等を設けて、障害者の方もスムーズにプールに入れるような対応をしていきたいというふうに考えております。さらに、3つ目には、温水プールの建物に入る出入り口、これにスロープ、さらにドアは自動ドアというふうにしていきたいというふうに思います。また、駐車場でございますが、障害者専用の駐車場スペース2台を確保していきたいというふうに思います。また、障害者の使い勝手ということで、一般健常者は使いづらい、支障を来すのではないかというようなご質問かと思いましたが、これにつきましては、障害者の方も使いやすい施設というのは私ども一般健常者も使いやすいというふうに理解をしているところでございます。  それから、次に、プールの底が可動式ということでのランニングコストのご質問があったかなというふうに思うんですが、これにつきましては、幾つかございまして、1つには、1.3メーターの水深のプールなんですが、この可動式を0メーター──風呂場の蓋みたいな感じになるんですが、そういうふうにしますと、温水プールの熱といいますか、それが7%程度の放熱に抑えられるということで、93%の保温が保たれるということで、非常にこういった点については、コスト安といいますか、温水のコスト減につながるということでございます。エネルギー、省エネにもつながるというふうにとらえております。それから、塩素滅菌を当然、プールですので、しなければなりません。そうすると、一般に普通のプールですと、塩素が蒸発するわけでございます。そうすると、その都度塩素を入れて基準値まで下げなければならない、水質基準をクリアしなくちゃならないということがあるわけですが、夜、開放が終わって、可動式を上げて蓋をしていく状態ですので、塩素が蒸発散しないわけでございます。そういったことで、普通のプールのように必要以上に塩素を入れなくて済みますので、体に優しいといいますか、人体には負担が少なくて済む、あるいは建物の保護に役立つというふうにとらえております。それから、議員ご指摘のように、床が上がってきますので、0メーターから1.3メーターの水深を自由に調節できるわけであります。そのようなことから、広く活用ができるということで、私どもが見てきたところのプールなどについては、水深を50センチ程度にしまして、お年寄りのリハビリ、そういったことでの教室にも活用されているというふうになっているわけで、相当のメリットがあるというふうに考えております。  次に、夜間開放する際に子供と大人が使用する場合の、確かにそのとおりだと思います。プールは一定の深さで調節しますので、1.3メーターの深さにしておきますと、小学校の低学年の子供はちょっと利用できないといいますか、使用できない深さだと思います。そういうことで、この運営に当たっては、曜日の割り振りとか、時間の運用とか、そういったもので市民の皆さん方のご理解をいただくようにして、そういった点については、議員ご指摘のように、十分注意をして運営に当たっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 96 ◯議長(寺内 毅君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 97 ◯市長(木村芳城君) 私の方に、家族全員で一日中遊べる市民プール、また、流れるプールや滑り台といったような楽しいプールができないものかと、こういうようなご質問でございますが、私といたしましては、この開放型温水プールは来年の5月から稼働に入ります。それを見て、今の市民プールを閉鎖して、いろいろと市民の声が聞こえてくると思いますので、そういうところをとらえて今後検討してまいりたいというふうに考えているところであります。  以上です。 98 ◯議長(寺内 毅君) 1番・高栖宏之君。 99 ◯1番(高栖宏之君) 2回目の質問をいたします。  答弁いただきまして大体のことは理解できましたので、まあ、2回目は要望といたしておきます。よろしくお願いします。 100 ◯議長(寺内 毅君) 以上で通告による質疑は終了いたしましたので、これをもって各議案に対する質疑は終結いたします。  暫時休憩をいたします。                   午後 4時25分休憩            ───────────────────────                   午後 4時43分再開 101 ◯議長(寺内 毅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第54号・平成9年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定について、ないし議案第63号・平成9年度石岡市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの計10件については、議員全員をもって構成する決算特別委員会を設置いたし、これに付託の上、閉会中の継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯議長(寺内 毅君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  次に、ただいま議題となっております議案第64号・石岡市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を制定することについて、ないし議案第71号・市道の認定についてまでの計8件については、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。  なお、議案を付託されました各常任委員会は、会期予定表に示す日時に会議を開かれ、その審査の経過並びに結果の報告を9月11日の本会議に文書をもって報告されるよう求めます。  次に、お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第51号・専決処分に対して承認を求めることについて(平成10年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第1号))、ないし議案第53号・平成10年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)の計3件については、石岡市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 103 ◯議長(寺内 毅君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  暫時休憩いたします。                   午後 4時45分休憩            ───────────────────────                   午後 4時50分再開 104 ◯議長(寺内 毅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長互選の結果をご報告申し上げます。  決算特別委員長に前島守雅君、同委員会副委員長に徳増千尋君がそれぞれ選出されましたので、ご報告いたします。            ───────────────────────  日程第2 休会の件 105 ◯議長(寺内 毅君) 次に、日程第2、休会の件を議題といたします。  お諮りいたします。明9月9日及び9月10日の2日間は委員会審査及び議事整理のため休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 106 ◯議長(寺内 毅君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  以上で、本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は、9月11日午後1時から会議を開きます。                   午後 4時51分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...