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  1. 石岡市議会 1992-03-12
    平成4年第1回定例会(第5日目) 本文 開催日:1992-03-12


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                平成4年3月12日(木曜日)                 午前10時04分開議 ◯議長(金井一夫君) ただいまの出席議員数は19名です。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  地方自治法第121条の規定により出席した者は、前回同様であります。  次に、今期定例会に提出されました陳情は、お手元に配付いたしましたとおりであります。なお、あわせて配付いたしました陳情文書表に示すとおり、建設委員会に審査付託いたします。付託されました建設委員会は、会期予定表に示す日時に会議を開かれ、審査の経過並びに結果の報告を、3月26日の本会議に文書をもって報告されるよう求めます。  次に、本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程表のとおりであります。  これより議事日程に入ります。           ───────────────────────  日程第1 一般質問 2 ◯議長(金井一夫君) 日程第1、一般質問。これより前日に引き続き市政一般に関する質問を行います。  10番・鈴木重夫君。              〔10番・鈴木重夫君登壇〕 3 ◯10番(鈴木重夫君) 10番・鈴木重夫です。  今回は、市長の政治姿勢についてお伺いするものでありますが、前回の一般質問、すなわち1月13日にお伺いいたしました選挙公約、議会制民主主義の認識などに対する答弁が全く何を言っているのかわからなくて、メモを取ることもできない始末でありました。議事録のゲラの上がってくるのを待ってそれを見てみると、案の定何を答えているのか、その意味はさっぱりわからない。文字により文章化されたものを見て、何度読み返してみても理解ができないのであるから、議場で答弁を聞いていても理解できないのは至極当然であると納得できた次第であります。  いやしくも、議会というところは、単純に申し上げると、議論をするところであります。執行者と議員との政策のぶっつけ合いをするところであります。議場とは、市長と議員とが政策を論じ、議論を交わし住民の福利向上に役立てる場所でなければならないものと認識いたすものであります。また、議会とは、前議会にても申し上げたように、法の定めによる住民による住民のための意思決定機関でもあります。ということは、石岡市行政においての最高の話し合いの場でもあると認識されるのであります。議場とは言論の府でなければならないはずであります。にもかかわらず、前回の一般質問における市長の答弁を常軌を逸脱したとも思えるような答弁であったわけであります。まさに、言論の府とはほど遠いやりとりであったと記憶いたしております。答弁漏れによる休憩の連続は、議会運営上甚だ迷惑であります。さらには、議会軽視にもつながるゆゆしき問題でもあります。  市長は、議員を2期経験されておりますので、全くの素人ではないはずであります。議員の質問は、会議規則により3回という回数制限があることは重々ご承知のはずであります。議員の質問は会議規則により3回しかできないわけであります。質問議員からすると、第1回目の質問指摘点に対するすべてに対して答弁を要求しておるものだが、七、八割が答弁されれば2回目に再質問ということで妥協をしてきたのがこれまでの通例であったように記憶いたしております。  ところが、前回の市長の1回目の答弁は答弁らしいところが極めて微々たるものであったと認識いたします。質問者が納得できるような状況になかったので、第2回目の質問に立つのを差し控えておりましたところ、議長の裁量により休憩が宣言され、調整の時間が与えられたものと認識されます。さらに、再答弁の後、また答弁にそごがあるということで、またまた休憩が宣され、再調整されたというのが前回の実態であったと認識いたします。議会における質疑応答を何と心得るのか甚だ疑問に思えるところであります。前回の質問内容は、あなたが選挙期間中、皆さんに約束された選挙公約中心に伺ったものであります。最も得意とする分野であり、むしろよく質問してくれましたとばかり感謝をされつつ、立て板に水のごとく皆さんに約束された政策の披露がなされるものと期待をしておったものであります。  ところが、前回のあの状況は、何とも後味の悪い状況としかいいようがありません。私は、安易な妥協を好まない性格から、これまでの本市行政に対する質問も納得のいくまで継続して質問を重ねる手段を講じてまいりました。そのような観点から、前回の問題点について、今回さらに追及してみたいと思います。  そこで、あらかじめ議長のお許しをいただいて市長初め皆様のお手元に配付させていただきました前議会1月13日に行われました一般質問における議事録のゲラのコピーを参照として少しくお伺いをいたしてみたいと思います。  このコピーは、ご承知のとおり、私の1回目の質問に対し、昼食をはさみ、2回目の休憩後の市長の答弁の内容の一部を示すものであります。
     それでは、朗読をいたします。 「○議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 ○市長(木村芳城君) 再度ご答弁申し上げます。大変私が掲げておりました新石岡主義のことにつきまして、再度私の方の大きな3点の中にそれなりのものをつけておきました基本的な考え方、そして具体的にどうなのかというご指摘に対しまして不備なご答弁であったということであります。  最初に、未来型老人施設100%の入居の規模といいますか、それと建設的はどういうふうなことなのかと、こういうことでありますが、もう皆様たびたびいろいろ状態で老人人口が2倍になるんではなかろうかと言われて昨今いる中で、これからの老人の面につきましての考えを私は100%入居できるような社会復帰、社会生活、社会参加ができるような形の福祉住宅などもこの中に含めて考えていきたい。それから、市営のできる状態の中での今ある養護老人ホーム等々のセンターものが集約できるようなことも考えて石岡市の高齢者がそのようなときに当たったときに対応できるようなもので進めていかなければならないというふうなことから、まあ100%の入居できる施設云々と、こういうことで、この中には、体の不自由な人が日常の生活ができるようなことも含めて考えていかなきゃならないだろうと、こういうことで、大型老人施設の対応ということで挙げたような状況であります。  それから、CATV在宅医療についてでございますが、私の概要的な要素で、有線テレビによるこの在宅医療、これも大変難しいことでなかろうかというご指摘のことでありますが、これは有線テレビの機能を双方向けの通信でやるわけでありまして、見る側も、それから局としての方も情報も送ると。例えば老人世帯でいろいろと役所でも取り上げておりますが、老人世帯で急病などが発生した場合にですね、即座に病院の医療関係に回路が結ばれて、そして適切な治療、適切な問診、そういうようなものが受ける方としてできるかと、それがうちと病院とが、テレビ電話とかテレビのあれで結ばれる、こういうような医療サービスを見た場合に、私はCATVによる在宅医療サービスがないものかと、こういうようなことでここに挙げてきたわけで、21世紀に向けての一つの大きな状態であります。これは第3セクター方式で資本金をつくりまして、どうするかと、こういうような角度から見ていた1人であったわけであります。そういうようなことも含めまして、財政厳しい状態でありますから、今後のいろんな状態を見ながら進めていかなきゃならないということでありますが、老人の高齢者に対するいろんな施策は考えなきゃならないと、こういうとこにひとつご理解を賜りたいと、こういうふうに思っているわけであります。  有線テレビの具体的な進め方等についてのご指摘でございますが、ただいま申し上げましたような一つのミニ有線テレビですから、この石岡5万余市民の1軒1軒の中でどうとらえていくかというのも大きな問題がかかってきておりますが、そのようなことについても、できるようなものがないかと、これが一つの当初後ろにあります情報化サービス、それも含めたものとして、開局が情報化、例えば、私の幼稚園のお母さん方が、若いお母さん方がいろんな書物情報によりましてはんらんをしているんじゃないだろうかと、そういうときに、今この悩みを、こういうところでこの人にと、こういうふうになってきたときの情報サービスが行政でもお手伝いができれば、お母さん方が安心して子育てから学校教育に携わるのではなかろうかと、こういうふうに思いながら、行政の情報サービスということも含めていたわけであります。以下省略」  以上で、朗読を終わるわけでありますが、皆さんおわかりになったかどうかわかりませんが、大変読むのにも苦労する状態であります。大変、この議事録がですよ、要求によれば日本国じゅうにこれ出なくちゃならないんで、大変お恥ずかしい次第なんです。と、私は理解をいたしましたんで、あえてここに朗読をしまして、今後この問題を、このようなものがお恥ずかしいものが外に出ないためにも、あえて私は朗読をし分析をして、今後このような議事録が発生しないためにも、議会の権威のためにも、あえてこの問題を取り上げてみたい、このように考えたわけであります。ただいま朗読いたしましたのは、前回の市長答弁のほんの一部分であります。言葉に対する理解が甚だしく困難であり、筋道の想定が難しく、結論的には何がなんだかさっぱりわからない、そういうような答弁をいただいたというのが現実であります。  市長は、配付された資料を見て、答弁の朗読を聞いてどのような感想をお持ちになったのか、まず第1点目お伺いをいたします。  私は、このような議事録を、日本国じゅうに配付することを大変恥ずかしい、この1点に尽きるわけです。このようにまあ感じるわけです。石岡はまあしようがないです。石岡はまあこれ選んでしまった。こういう市長が出来上がってしまったんですから、これはもうがまんしてなんとかまあこれを育て上げなくちゃならないと思う。しかしながら、これを全国にこればらまかなくちゃならないというこの恥ずかしさをどうこれから耐えていかなくちゃならないか。何とかこれをしていかなくちゃならないという問題を考えるときに、どう市長は考えるか。まずこの問題を、市長の冷静なご判断をいただきたい。ここをひとつご判断をいただきたい、このように考えます。どういうご認識持つか。この認識をまず正確にご認識いただかないと、まず議会に対する認識がまず的確に行われないということから出てるんじゃないかと思う。この認識が出ないと、議会にいじめられるとかなんかというような問題がまず先決しちゃうんですよ。これ議会にいじめられるとかなんかという問題よりも、まず、日本国じゅうに恥をこうしてさらすということになるんです。こういうような問題が、議事録として出ていく以上。そういことをまずその恥をどうするかということを考えていかなくちゃならない。日本語じゃないんですから、これは。そういうことをまずどういう認識を持たれるのか。  この答弁が、なぜわかりづらいかというのを一面を解析してみますと、抽象的な表現が多く、具体的な表現がない。実際の具体的な表現というものは少ないわけです。答弁する内容に対する順序、区切り、節度というものがない。次が何といっても問題となるのが、議会に対し理解を求めようという誠意というものが不足しているのではないだろうかとさえ推測される面があるわけです。だから、こういうふうにわかりづらい答弁が出てくるのではなかろうかと、このような推測も成り立つわけです。  そこで、まず参照といたしました資料を部分的に分解をいたしまして、疑問点についてお伺いをいたしてみたいと思います。市長の答弁の言葉そのものを引用し質問の題材とするため、少しくお聞き苦しいところもあるかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。なお、今回は答弁漏れのないように、質問指摘点には番号をつけておきますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。  市長答弁によると、これは市長答弁をそのまま引用いたします。「未来型老人施設100%の入居の規模といいいますか、それと建設的はどういうふうなことなのかと、こういうことでありますが、もう皆様たびたびいろいろ状態で老人人口が2倍になるんではなかろうかと言われて昨今いる中で、これからの老人の面につきましての考えを私は100%入居できるような社会復帰、社会生活、社会参加ができるような形の福祉住宅などもこの中に含めて考えていきたい」、と答えられているが、何をどうしようとするのか内容に具体性がなくさっぱりわかんないんですね、ここんところが。また老人人口が2倍になるという認識はまあ言ってるわけですが、そこのところの関連性が全く触れられていない。そういう矛盾というものがあるわけなんですが、その辺についてお答えをいただきたい。ここについて2点あるわけですね。まずそのわからないという点、それから老人人口が2倍になるよという認識を言ってるんだが、その面に対しての関連性というものについての面、その2点目と3点目が、一番最初に出ましたね、聞いた感想、それが1点目、その問題が2点目と3点目、その老人人口の問題と、詳しく今回は言いますがね、2点目と3点目。  次4点目、市長答弁では「市営のできる状態の中での今ある養護老人ホーム等々のセンターものが集約できるようなことも考えて石岡市の高齢者がそのようなときに当たったときに対応できるようなもので進めていかなければならないというふうなことから、まあ100%の入居できる施設云々と、こういうことで、この中には、体の不自由な人が日常の生活できるようなことも含めて考えていかなきゃならないだろうと、こういうことで、大型老人施設の対応ということで挙げたような状況であります」と、答えられております。この部分については、解説なくして理解することが困難な場面であります。私も決して言葉の使い方が上手な方だとは申せまんが、幾らなんでもひど過ぎる。何度読み返してもその意味がわからないんですね。なぜこのような表現になったのか、解説も含めて内容のお答えをいただきたいんです。いいですか、ここんところね。これ資料あるわけですから、棒線を引いて解説も含めてお答えをいただきます。ここが4点目。解説をつけてお答えをいただきたい。  次に5点目。ここのところは市長答弁の引用でなく、前回の質問内容を全文申し上げた上で、ご質問申し上げた方がわかりやすいと思いますので、特に、前回の答弁が質問の趣旨から大きく外れて答弁されていた事実と比較されるためにも、そのようにいたしたいと思います。前回の質問を申し上げます。  前回の質問は「希望者が100%入居できる未来型高齢者福祉施設の建設。大変によい施設が計画されたものだが、いつまでにどのような財源を使って、どのような規模のものを建設しようとしているのか、具体的にお示しをいただきたいと思います」。以上が、前回の本件に対する私の質問のすべてであります。きわめて簡潔な質問でありながら、前回の答弁は、本質的なものについては何も答弁されておらないというのがはっきりおわかりになったと思います。極めて簡潔な内容なんです。この際、改めて前回と同様趣旨の質問をいたしますので、明快なるご答弁をちょうだいいたしたいと思います。前回の質問は極めて簡単な質問をしております。それに対して、極めて回りくどい答弁ばかりしてるんです。どういうことかわかんないですが、回りくどい答弁ばかりしてて、本筋の内容に対するその答弁はされてないんです、一つも。そういうことですので、前回の質問をそのもの、もう一度ご質問を申し上げますので、ご答弁をいただきたい、このように考えます。  次に、さらに前回の市長答弁に戻ります。前回の市長答弁によりますと「CATV在宅医療についてでございますが、私の概要的な要素で、有線テレビによるこの在宅医療、これも大変難しいことでなかろうかというご指摘のことでありますが、これは有線テレビの機能を双方向けの通信でやるわけでありまして、見る側も、それから局としての方も情報も送ると。  例えば老人世帯でいろいろと役所でも取り上げておりますが、老人世帯で急病などが発生した場合にですね、即座に病院の医療関係に回路が結ばれて、そして適切な治療、適切な問診、そういうようなものが受ける方としてできるかと、それがうちと病院とが、テレビ電話とかテレビのあれで結ばれる、こういうような医療サービスを見た場合に、私はCATVによる在宅医療サービスがないものかと、こういうようなことでここに挙げてきたわけで、21世紀に向けての一つの大きな状態であります」、と答えられております。ここの部分の表現もかなり理解できない部分であると思料されます。この答弁の中の概要的な要素とは何を指しているのか全く見当がつかない。6点目。  何の指摘もしておらないのに「大変難しいことでなかろうかというご指摘のことでありますが」。自分で指摘をしちゃってるわけですが、このことも何のことを指摘ということなのか、これもわけのわからない指摘ということなので。私はそういう指摘をした覚えはありませんので、自分で指摘をしちゃってですね、これを7点目。  また、老人世帯で急病が発生した場合に例を設けているが、これも質問の内容を全く無視した答弁であります。私は、緊急在宅医療の範囲について質問したつもりである。緊急在宅医療の範囲についてどのようなものなのか、それを8点目としてお伺いをいたします。  また、CATVの問題を議論しているときに、テレビ電話とかテレビのあれで結ばれる、といった無造作な発言をしているわけだが、失礼千万な発言であると考察されるところであります。また21世紀に向けての一つの大きな状態でという表現でありますが、これも不用意な言葉遣いと推測されるが、市長のご判断を伺って質問9点目といたします。  次に、市長答弁によると「これは第3セクター方式で資本金をつくりまして、どうするかと、こういうような角度からも見ていた1人であったわけであります。そういうようなことも含めまして、財政厳しい状態でありますから、今後のいろんな状態を見ながら進めていかなきゃならないということでありますが、老人の高齢者に対するいろんな施策は考えなきゃならないと、こういうとこにひとつご理解を賜りたいと、こういうふうに思っているわけであります」、と答えられております。この項目は、重要な内容が含まれているように思料されます。CATVが第3セクター方式でやりたいということと、対象世帯が何となく老人世帯であるということであります。ご承知のように、第3セクターというのは、早くいうと、民間団体と相乗りで事業を起こすということであります。むしろその場合には、初期の段階における計画も資本も自治体がリード型で進めなくてはならないように聞いてるわけです。前回の市長答弁では、資本金づくりのために第3セクター方式をとるような答弁をされておりますが、そのとおりで間違いないのかどうか。これが10点目の質問であります。  また、第3セクター方式といえども、短期的にはともかく、長期的には利益の追求が伴うものと理解されます。いかに公共性が伴うからといって、永久に赤字経営を継続させるわけにもまいらないと思われます。また赤字分を自治体が永久に負担していくべきものでもないと考察されます。もちろん、そのような不安定企業を引き受ける民間団体などとうてい見当たらないであろうとも推測されるところでもあります。何となれば、CATVの投資額は並み大抵の金額ではなく、コマーシャルベースでも採算上問題点が多いのに、緊急在宅医療システムという限定利用に至っては全く論外の理と判断されるからであります。市長の本件に対する見通しと知識のほどをつまびらかにしていだたきたいと存じます。以上11点目の質問といたします。  次に、本質問点は、前回の私の本件にかかわる質問を申し上げたうえでご質問した方がわかりやすいと思いますので、そのようにいたします。  前回の私の質問は、ミニCATVの開局と市民情報の確立がうたわれておりますが、この具体的な進め方についてお答えをいただきたいと思います。質問はたったこれだけの簡単なものであります。これに対し、市長答弁では「有線テレビの具体的な進め方等についてのご指摘でございますが、ただいま申し上げましたような一つのミニ有線テレビですから、この石岡5万余市民の1軒1軒の中でどうとらえていくかというのも大きな問題がかかってきておりますが、そのようなことについても、できるようなものがないかと、これが一つの当初後ろにあります情報化サービス、それも含めたものとして、開局が情報化、例えば私の幼稚園のお母さん方が、若いお母さん方がいろんな書物情報によりましてはんらんをしているんじゃないだろうかと、そういうときに、今この悩みを、こういうところでこの人にと、こういうふうになってきたときの情報サービスが行政でもお手伝いができれば、お母さん方が安心して子育てから学校教育に携わるのではなかろうかと、こういうふうに思いながら、行政の情報サービスということも含めていたわけであります」、と答えられているわけであります。何のことを言っているのか全く理解ができません。このままお返しをいたしますので、懇切なご答弁をちょうだいいたしたいと存じ上げるものでございます。  以上12点の疑問点が、前回のたった1ページの答弁の中から発生したさらなる疑問であります。このようなこと続けていると、全く前進しないどころか後退の危険性さえ感じられます。それも高度な政策の議論ならいざ知らず、終わったばかりの選挙における公約の質疑応答においてのこのような姿は、あってはならない姿であると判断されるところであります。公約とは、選挙戦を通じて候補者が選挙民に対し約束した「まちづくり」であります。当選市長となれば、この公約は、市長在任中すべての政策に優先して実行されなければならないと思うものであります。  そのような観点からすると、公約とは、大変重要な意味を持つものとして取り上げたものであるが、このようなお粗末な状況ではいかんともなしがたい。公約問題については、もっともっとただしたい点がたくさんあるわけだが、前轍を踏む愚を避け、あえて歩を進めたいと思います。  去る6日、市長より、本年度の市政運営に対する所信と主要施策に対する説明を受けたわけでありますが、まあかわりばえのない施政方針演説で、大変がっかりしたというのが、偽らざる心境であります。さらに公約の内容が全く予算化されておらないように見受けられますが、民主主義を進める上で残念な内容だなというのが実感であります。しかしながら、市長の言う行政の一貫性と継続性という見地から、そのようなことになったのだと言われればそれまでであるが、新鮮味のない施政方針演説であったと評せます。  そこで、所信表明演説の内容の中から若干お伺いをいたしてみたいと思います。  まず、市長は、市政を担当するに当たり、その政治姿勢として「住民参加による対話と実行の市政」を掲げ、市民の皆様にお約束をいたしましたということでありますが、いつ、どこでこのような約束をしたのかはっきりさせていただきたいと思います。「住民参加による対話と実行の市政」とは結構な政治姿勢だし、そのような約束があっても何ら差し支えないないものだが、前議会以来、公約の問題が取り上げられ、その内容が依然としてあいまいもことしており、その取り扱いに手を焼いておるところに、またまたお約束をいたしますという現在形ならいざ知らず、お約束をいたしましたという過去形では見逃すわけにはまいらないというところでございます。的確な答弁を要求いたしまして、13点目の質問といたします。  次に、私は今、産業経済委員会に所属しておるわけでありますが、その関係から、活力ある地域産業の栄えるまちづくりについてお伺いをいたしたいと思います。まず最初は、商業問題であります。  市長は、「地域経済の発展を促す上からも、大きな役割を担う商業の活性化は本市の重要な課題となっており、その取り組が急がれております。このため、計画策定以来、商業の近代化と街区の魅力ある商店街づくりの推進を目指し、継続的な取り組みが図られている商業近代化地域計画を基本として、関係者とともにその促進と具体化に向かって全力を傾注してまいります。」ということで厳しく現状認識されておりますが、商業近代化地域計画を基本として、その促進と具体化に向かって全力を傾注するというのは、一体どんなことをするのか、14点目としてお尋ねいたします。  次に、市長は、「商業の振興と活性化を促す上から大きな要素となります道路交通体系の整備、駅周辺整備事業、観光拠点整備事業の推進など商業環境づくり施策の推進に努力をしてまいります」と述べられておりますが、全くそのとおり、同感であります。ところで、具体的にどのようにして施策の推進に努力しようとしているのか明確にしていただきたい。以上15点目としてお伺いをいたします。  次に、工業関係についてお伺いをいたします。  市長は、「工業について、その振興が市勢発展への大きな原動力となることから、柏原工業団地の土地利用の充実向上とともに、立地企業の生産活動の向上など工業集積の促進を要請してまいります。」と言っておられますが、表現が難しく簡単に理解できません。具体的に何を言ってるのか、わかりやすくお答えいただきたいと思います。以上が16点目の質問です。  続いて、17点目の質問に移ります。  市長は、「未開発の工業系地区については、土地利用における未利用地対策の上からも、その開発整序が課題であることから、企業立地への条件整備などについて検討を進めてまいります。」と言われておりますが、本年度企業立地への条件整備を検討するということは、一体どのような検討がなされるのか、お伺いをいたします。  また、ここで開発整序という聞きなれない言葉が使われているが、これはどのような意味を持つものなのか、大変疑問に思い、手元にある辞書何冊かと新語辞典を調べて見たが見当たらない。推敲に推敲を重ね、何人もの点検者を経て完成した文書であるので、よもや誤字であるというようなことはないと思われますので、さらに調べたところ、専門の辞書にやっと見出すことができわけであります。市長からいいただいた机上辞書の中には出てはおらないわけです。そういう専門的辞書を引き出さなくてはならないようなことでの字を使わなければならないようなことが、専門的な取り扱いをしなければならないような、難しい専門語を使わなければならない必要性がどこにあるのか、だれにもわかりやすい表現であるべきであると考察されるところであるが、その意味も含めてご説明を賜りたい。以上18点目の質問といたします。  次に、農業問題に移ります。  現在の農業を取り巻くもろもろの情勢は内外ともに極めて厳しく、未曾有の困難期に遭遇していると申し上げても過言ではないと申せます。そのような観点から、私は、これまでにも本議会におきまして、再三再四重要な政策としてご質問、ご提案を申し上げてきたつもりであります。幸いにして、市長は、農業には何物よりも造詣が深いと聞き及んでおります。現状の厳しさを的確に憂うる1人として大変心強い限りであります。その造詣を精一杯農業行政にご活用あられんことをお願いを申し上げるものであります。  そこでお伺いをいたします。市長は、「水田農業確立後期対策を進めながら、生産基盤の整備、生産経営組織の強化、農村環境の整備等施策の推進と充実に努め、本市の優位性を生かした生産性の高い農業の育成を目指し努力してまいります」と言われておりますが、この中で、本市の優位性を生かした生産性の高い農業の育成を目指して努力してまいりますとは、どのような農業を言っているのか、できれば、具体的かつ汎用的な例をもってご説明をいただきたいと思います。以上19点目の質問点といたすものであります。  次に、20点目の質問を申し上げます。  本年度より新たな取り組みとして、農村総合整備事業なるものが計画されているが、その内容について詳しくご説明をいただきたいと思います。さらに農業協同組合の合併促進に努めると申されておりますが、これまでの経過とこれからのスケジュールについて、あわせてお答えをいただきたいと思います。  次に、観光対策について伺います。  これは前日、あるいは前々日の同僚議員からの質問にも幾つか出ておりましたが、改めて所管の委員としてお伺いをいたすものでありますが、市長は、「常陸風土記の丘の適切な管理運営に努めるとともに、観光PR活動の充実に努め誘客対策に取り組んでまいります」と言われております。「言うは易く行うは難し」のことわざのとおり、この石岡における観光対策はきわめて困難が伴う事業であると申せます。ここで言う常陸風土記の丘の適切な管理運営に努めるとは、具体的にどのようなことを言うのか、きのうまでの言葉では私は言葉は足りない、また実現性なしと、このような判断をいたしております。そのような観点から、いま一歩突き進んだ言葉をいただきたいというように考えます。また、観光PR活動の充実、誘客対策に対しても具体的な内容をお伺いをいたしまして、21点目の質問といたします。  次に、最後の質問になります。22点目をお伺いいたします。  「常陸風土記の丘の整備充実を図るため、本年度を初年度として、地域づくり推進事業による計画的な環境づくりを進めてまいります」ということであるが、その全容をはっきりさせていただきたいと思います。地域づくり推進事業につきましては、これまで私は何回かの議会で取り上げてきた経過もありますので、できるだけ詳細にお答えをいただきたいと思います。  ご承知のように、市長在籍時代、私は、特に平成2年第4回の2回、すなわち12月19日の一般質問におきまして、地域づくり推進計画につきましては厳しく追及した経過を持っております。ご承知のように、地域づくり推進事業というのは、ふるさと創生事業の政府事業の一環で、その趣旨は、近年、東京圏への一極集中によりさまざまな弊害が生じつつあるという考え方から、全国各地域がそれぞれの地域の特色を生かして、自主的、主体的に地域の活性化を図ることにより多極分散型国土の形成を実現し、誇りと愛着の持てるふるさとを築き上げていくことが内政上の重要な課題であるという政府の方針に基づき、自治省において、昭和63年度から平成元年度にかけて、みずから考えみずから行う地域づくり事業が推進されてきたということが基本の内容であってわけであります。すなわち、みずから考えみずから行う地域づくり事業であると。これはきのうも、だれかの質問に対して、総務部長が答えておったこの事業の内容であったというふうに考えます。  そこで、竜神山ろく整備事業というような内容で、問題は、あの中に金山池の整備事業というのがありまして、そこに遣唐船を浮かべるというのが一つあります。古墳未体験ゾーンという中であそこに舟塚山を、その縮尺したものをつくる、このことも私は聞いております。いずれも反対をいたしました、私は。なぜ、舟塚山という立派なものが高浜にあるのに、その縮尺したものをあの場所につくんなくちゃならないんだというようなことで反対をしたわけです。そうしましたら、それは何かつくらなくなったようだということなんですね。じゃ何をつくるんだろうということです。その後のそのつくる内容はまだ我々にはわかんないんだが、本年度を初年度にやるという。まあそれらの内容がはっきりされないままあの進められるということのようなんですが、どうもこれもあいまいな内容で進められることのようです。  まあ遣唐船を浮かべるという、これも見当違いな話なんですね。実はこの遣唐船の中でレストランをやると。レストランで食わせるのは古代食だと。古代食というのは何だといったら、ドングリを食わせるんだと。古代食というのはドングリだと。ドングリに金払って食べる人がありますかって言ったら、それはないだろうって言った。じゃそれは営業にならないのになぜやるんだと言ったらば、じゃそれはやめますとこうなる。そんなばかげたことを考えてるのが、じゃだれだと言ったらば、それは中央研究所という計画者だと。じゃ、だれが考えてるって言ったら中央研究所。じゃ、みずから考え、石岡の人が考えたことじゃないのかと言ったら、そうです。じゃ、みずから考えなさいという政府の言っていることと違うじゃありませんか、違います。じゃ、それはやめなさい、やめます。──こういうことで終わったのかと思ったら、終わらないでそいつをやりますということなので、今度の考え方もこれはちょっと話が違うので、その内容を具体的にはっきり聞かないとですね、私は、この風土記の丘の整備充実にはならないんではなかろうかと私は思う。たがら、今度のこの問題は、市長の方に具体的にはっきりと内容をお伺いしないと私のこの問題は全容をはっきりお伺いしないと、この問題は進めるわけにはまいらないというように考えます。  何か一部は計画を変えたというようなことでありますけれども、どうもその議会の連中、あるいはこの前には我々の手元に議会にも計画書なるものが提出をしてよこしたんですが、今回の場合には、計画書なるものは見せずに内々で進めてきてるようです。それはもう全くそういうようなことで進めた仕事にいいものはないんですね。いま風土記の丘に入って行く場所の秘密にやってしまった内容で悪いというのは、風土記の丘に入って行くところの入る部分のカラー舗装のあの部分、あの部分のカラー舗装の部分というのは実にひどい状態なわけですね。あれはもっとカーブをなだらかにしておくべきだったんです。あるいは石のモニュメント、あれあの風土記の丘に行った人、私はいつも行ったときに、聞いてみる。あそこに行った人に何人かの人に聞いてみて、石のモニュメント、あれ何だと思いますか。わかりません。あれはこうこうこういうようないわれです。一番左側にあるのが古代、中期、それから現代。現代、中期、古代、そういうようなふうに門をくぐって行くことによって古さを感じさせるために、石のモニュメントというのはあるんです。「はぁ、何も感じませんね」、そんなのもの感じる人だれ1人いないんですね。つくった人だけがそれ感じてるだけで何も感じてない。そんなものあれ失敗なんです。ああいうもの感じてる人、もうつくる前からあれ失敗だということだれもわかってるんです。きのう、戸井田議員がべたぼめにほめていたようですが、あそこの施設を。まあべたぼめにほめる人もいますけれども、ほめられたところの施設でも何でもないんです、本当のことを言うと。それは実を言うとほめられないところの施設なんです。それは現実問題としては、もっともっとやっぱり我々に相談かけてくれればもっといいものをできるわけです。ただそれらの問題もありますので、この地域づくりの問題に対しても、もっともっとご相談をしていただきたいというようなものから全容をはっきりここで市長の方から示していただきたいというように考えます。  以上22点を申し上げて、以上、市長の方からお答えをいただくわけでありますが、第1回目の質問を終わるわけでありますが、今回の質問は、他人の答弁の朗読により、なれない口調などの使い分けに戸惑ったり、あるいは、前回の答弁漏れの続出に対応した細かい指摘点の設定などにお聞き苦しい点も多々あったかと存じます。ご容赦の上的確なご答弁を要求いたしたいと思います。なお、答弁に当たっては、何点目の何々の区切りを明確にしてお答えをいただきたい、このように考えます。再度申し上げます。答弁に当たっては、何点目の何々、区切りを明確にしてお答えをいただきたいと思います。前回のような答弁漏れを出して不明確な内容を起こさないようにお願いをいたしたいと思います。  ここで、木村市長に特にご要望を申し上げておきたいと思います。それは平成2年の12月18、19両日のことであります。時あたかも平成2年第4回定例議会一般質問の最中の出来事であり、市長も当時は議員として議席におったはずであります。18日に、原田議員から、自治行政の原点について、岩手県の沢内村と秋田県の大森町を研修された生々しい感動的な報告を交えた質問があったのを覚えていると思います。そしてその翌日、私が原田議員から見せていただいた「広報さわうち」の中に掲載されておりました「村長メモ」を見て感激し、早速それを取り入れ質問したことも覚えていると思います。  改めて、そのときの「村長メモ」を読み上げてみます。「6月19日、定例村議会。一般質問を通していろいろな課題解決の道を教えていただく」。わずか35文字の中に議会制民主主義の神髄を垣間見たような気がしてならないのであります。まさに、この太田村長さんの姿が民主的な住民本位の自治体運営をなさっている姿であると思えてならないのであります。私は、前回の一般質問にても申し上げましたように、地方自治における議会制民主主義は、大統領型の政治構造であり、市長も議員も直接市民から選挙により選ばれるものであり、市町村政治のあり方の原点は、沢内村の太田村長さんの「村長メモ」に感じとれる、議会対策にあるのてはなかろうかと思えてならないのであります。  木村市長も、「住民参加による対話と実行の市政」、あるいは「まちづくりの主体は市民である」を掲げたのは大変よいことだが、方向を誤りなきよう、特に例を引いて要望を申し上げて、第1回目の質問を終わります。 4 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。                 午前11時02分休憩           ───────────────────────                 午前11時35分再開 5 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  執行部の答弁調整のため、暫時休憩をいたします。午後1時より再開をいたします。                 午前11時36分休憩           ───────────────────────                 午後 1時02分再開 6 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 7 ◯市長(木村芳城君) 鈴木重夫議員に対しましてのご答弁を申し上げます。  過般の私の答弁につきましての考えでございますが、答弁に当たりましては、要項等に対しまして具体的なものが欠けておりました。今後は一つ一つに対しまして、ご答弁を申し上げてまいりたい所存でございます。  2点目の、未来型老人施設の100%入居等につきましてでございますが、実現に向けて努力をしてまいりたいと考えております。  それから、老人人口2倍になるんではなかろうかという文章の中でございますが、この関連性でございますが、これには自然増と社会増とがありますので、何年度というわけにはいかないもので、その予想をとらえたことを話しましたことでございます。  4点目の、市営のできる状況での話でありますが、民間と公的にやるものを連携を図りながらやっていきたいということを述べたわけでございます。  5点目の、その入居できる施設のいつごろ、どんな財源で、どこにと、こういうご指摘の話の中で、私の前回の答弁で、まあ建設年度、規模、場所、財源等については、今後、総合計画のローリングの中で検討してまいりたい。  それから、6番のCATVについての、市長は理解しているかと、こういうことでございますが、CATVにつきましては、今後いろんな角度から調査研究をして進めてまいりたいと考えております。  それから、7番の大変難しいとの指摘、鈴木議員は指摘していなかったと、こういうことでございますが、鈴木議員の発言をいただいたときに、CATVによる在宅医療の実施等には財政的な問題、それから医療機関等の問題があり、大変難しい事業であるという再認識を私がしましたもので、そこをご指摘受けたように感じとったもので「ご指摘…」という表現をしてしまったわけでございます。  8番の、老人世帯にいろんな役所でも取り上げて云々ということでありますが、老人が安心して在宅で暮らせるようにかかりつけの病院と連絡を取り、指示がいただけるようなことがテレビ電話などにより結ばれ、医療サービスができればよいと考えて申し上げましたことでございます。  9番のCATVについて、21世紀へ向けての一つの大きな云々という項目でございますが、21世紀に向けて各方面を入れて検討していきたいということを述べたわけでございます。  第10項目の、第3セクター方式で資金づくりとの関連でございますが、資金づくりにおいては、民間の協力を得てつくり上げていきたいと、こういうことでございました。  11点目のCATVの見通しと開局についてでありますが、この件につきましては、今後の課題として検討してまいります。  12点目の、ミニ有線テレビのことで発しました私の中でございますが、今後コミュニティ事業の推進を図る中で、ミニ有線テレビにつきましては、地域の中で要望などある場合は検討してまいりたいと考えております。  次に、市民参加による対話と実行の政策について、表現が過去形であるとの指摘についてでございますが、市長選挙における選挙公報の中に6項目の公約を掲げ、市民の皆さんに発表したことを、市民の皆さんにお約束をいたしましたことと表現をいたしたわけでございます。  14点目の商業近代関係でございますが、石岡地区商業近代化計画の実現に向かって商業近代化推進委員会において現在検討が進められておりますので、支援するとともに検討等にも参画して一緒に検討していきたいわけでございます。  それから、それに関連して道路体系の整備が15点目でございますが、この点につきましては、施政方針の2ページで道路交通体系の中で述べてるような考え方で今後取り組んでまいりたい所存でございます。  16点目の工業関係でございますが、この工業の集積につきましては、さっきからもお話ししておりますように、産業経済委員会において未利用地の解消を図っていただきましたが、引き続き未利用地の解消に努めてまいります。これに伴って工場の増設拡大をお願いしてまいる所存でございます。  17番は、これと同じような未利用地対策で、工業立地の条件整備の検討でございますが、未開発の工業地区などについては、街路灯計画するなどと誘導策を現在進めている市街地整備基本整備計画の中で方向づけしてまいります。  18点目の件でございますが、この整序についてでございます。この文字でございますが、この件につきましては、未整備な集団的未利用地地区において、合理的な土地利用を図るため土地区画整理事業等を行うことにより都市的な土地利用を図るか、または生産緑地地区に指定し、農業的な土地利用を図るということについて整序ということで理解を得るわけでございます。  次19点目の、本市の農業の優位性を云々ということでございますが、都市へ75キロ圏にあります大消費地に極めて近い位置にあり、そして温暖で平坦な耕地があるところでございますので、鈴木議員がご指摘のように、大変厳しい農業の環境でありますが、これらの優位性を生かして今後の農業の育成に努力をしてまいる所存でございます。  大変失礼いたしました。19番目の本市の農業の優位性を生かした生産性の高い農業の育成でございますが、これにつきましては、都市圏75キロ圏に当たり、大消費地に極めて近い位置にあり、そして温暖で平坦な耕地があるところでございます。そういうことを入れて農業の育成に努めてまいる所存でございます。  20点目でございますが、農業総合整備事業と農協合併等の経過につきましては、経済部長から答弁をさせます。  21点目の風土記の丘の適切な管理、運営、なおPRの方法と委託についてでございますが、第1点の管理につきましては、安全の確保、環境の保全に努めるとともに、運営については展示、企画展の見直し、イベント、施設利用による学習の充実を考えております。PR活動の充実につきましてはポスター、観光宣伝、キャンペーン、それから市町村への利用の依頼、テレビの活用とかイベント事業等々により誘客対策に努めてまいります。  22番の点につきまして、経済部長の方から答弁させます。 8 ◯議長(金井一夫君) 経済部長・小口君。              〔経済部長・小口利夫君登壇〕 9 ◯経済部長(小口利夫君) お答え申し上げます。  質問事項20点目の農村総合整備計画策定でございます。本市の水田基盤整備におきましては、昭和47年度の第一次農業構造改善事業を皮切り県営事業などを中心に取り組んできたところでございますが、現在、水田の約940へクタールが整備済みとなっております。計画区域につきましてはほぼ完了となっております。しかしながら、生活面に関しましては、現在の農村は都市部と余り変わらない生活様式になってきておりますが、環境面に関しましては大きく立ちおくれているのが現状です。今回このような状況にある農村部に対しまして、農村総合整備事業を取り入れ、環境の改善をしていきたい、そのように考えております。  構想といたしましては、石岡市の立地条件を生かし、水と緑の環境整備を図るとともに、周辺集落の史跡やため池などを利用した農村公園の設置など、また道路に関しましては集落間道路など狭いところが多いので、これらも整備していきたい。このような総合的な見地から、環境面と基盤整備面の両面から石岡市全体との調和を図りながら総合整備事業計画策定に取り組みたい。この事業につきましては、平成4年度に協議会などを設置いたしまして、この策定をお願いしてまいりたい、そのように考えております。  次も20番の中に入ったものでございます。農協の合併についてでございます。  農業や農政を取り巻く情勢は国の内外からの圧力要因によりまして、急激な構造変化と厳しい競争にさらされております。このような中で、農協には、組織基盤の確立を図るなどの必要がございまして、合併に取り組まれているところでございます。当地区は、石岡市4農協と玉里村の玉里農協の5農協の合併ということで進められております。一昨年に広域合併委員会が発足いたしまして、構想策定委員会など各種の協議がなされていると承知しております。また、2月には、これに向けまして集落の座談会が開かれまして、平成5年1月に設立認可をいただき、平成5年2月に新農協を発足させていくという予定になってるそうでございます。  次に、22番、地域づくり推進事業に関してお答えいたします。
     この事業は、常陸風土記の丘南側周辺を金山池を中心として整備をいたすものでございます。実施年度は平成4年度から平成6年度、3カ年事業でございます。内容といたしましては、金山池の拡張を初め上流のたんぼをせせらぎ原っぱなどにし、またその上流に2つの池がございます。この池につきましては、下流のせせらぎ水の安定供給のために保全活用するということでございます。全体としましては、四季折々の豊かな自然環境を背景として、既存施設と一体となった親水ゾーンを目指すものでございます。事業計画を申し上げますと、平成4年度に測量、地質調査、実施設計、実施設計は民家分と公園分でございます。それと、民家の復元、平成5年度と平成6年度に公園を整備するいうものでございます。  以上でございます。 10 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 11 ◯市長(木村芳城君) 先ほどの農業問題の中の農業の振興の点で、具体的なということでご指摘でございますが、品種の選定や作付体系の指導体制を整備しながら収益の高い作物を奨励していき、その中から銘柄化を促進してまいりたいと、こう考えております。 12 ◯議長(金井一夫君) 10番・鈴木重夫君。 13 ◯10番(鈴木重夫君) 1回目の答弁を2時間の休憩をはさんでいただいたわけでありますが、大変不備な答弁をいただいたわけであります。2時間の休憩をはさんだわりにはなぜこのような不備な答弁なのか、甚だ残念に思うわけであります。今回の質問はすべて手元に資料があったわけであります。私どもの方で用意いたしました資料と施政方針という資料、この両方の資料に基づいた内容ですべて質問構成がされ、さらに私の方での主観というのは入っておらないわけであります。そういう質問構成の中で行われていたにもかかわらず、なぜこのように答弁が構成されてこないのか。私は不思議でならないわけであります。まだまだ答弁漏れもあるわけであります。だがこれ以上混乱をさせてはいけないと思いますので、随時その再質問をいたしていくわけでありますが、一番目の朗読を聞いて、あるいは前回の市長答弁を、資料を見て、市長はどのような感想を得たかということに対して、具体性に欠けておりましたということであったわけでありますが、私は、前回の質問の翌日市長室を訪れまして、きのうの答弁は甚だまずかったよということを私は個人的に申し上げてるわけです。反省を求めてるわけ。そうしましたら、あれでいいんだということ市長は言ってた。それならばそのようにいたしますよというのが先ほどの言葉だったわけです。厳重なる反省を私はこの議会の中で求めたわけです。それが具体性を欠けていましたというだけで、それが反省の言葉だとは見られないと私は思う。だから私の言うのは、謝罪をしなくちゃいけないんじゃないかと思うんです。あのような言葉のつづりでですね、実際には必要とあらば日本国じゅうを駆け回る議事録があるわけですから。先ほども私が1回目で申し上げましたけれども、石岡市じゅうであればこれはまあつくってしまった市長だからしようがないんです。しかし、必要とあらば、求めに応じては日本全国に対してあのように恥ずかしい文章の議事録をお見せしなくちゃならないわけです。恥ずかしい限りなんですよ。そのようなことからいきましたら、少なくも本議会に対して謝罪をしなくてはならないというふうに私は思うわけなんです。それを私は前回一般質問を終わった翌日にそれを要求しておったわけです。それを市長を断られたわけです。それをやっておけばこんなことは今回なかったわけなんです。それがひとつ政治的決着が一つおくれておったというのがここへ来てるわけです。そういうようなものが一つね、ここでまあ先ほどの言葉では言葉足らずだと思う。そういう言葉足らずの問題がこれからも尾を引いてくると私は思うんです。これからもいろんな問題にそういう姿勢は尾を引いてくると思いますよ。そういうような問題に対しての反省を、強い反省を私は求めざるを得ない。そういうようなことで私はこの一つ目のさりげなく朗読を聞いた感想はいかがですかと、こういうようなことに聞いた、さりげなく聞いたそのことを、さらに先ほどの1回目の質問の一番最後に、沢内村の太田村長の、いわゆる政治姿勢というものと比較したその内容とを合わせ、木村市長の考え方というものをミックスさした場合にどうであるかというようなことをここで清濁あわせて考えてほしいと、ここでさらに反省を要求いたします。これは答えていただいても答えていたたがかなくても結構です。  なお、この2番と3番というような内容についての問題ですが、これは質問の内容は、前回の質問の内容、これをね、少し考え方が違ってるんですよね。前回の質問の内容は、先ほども申し上げたと思うんですが、まあ公約の問題ここでやっててもしようがないからね、それほど木村市長は公約をどうのこうのしようという考え方はいまないようです。公約は公約でもう選挙終わっちゃったから、だから、もうそれはそれでいいというような考え方の方が強いんです。いわゆる民主国家の、あるいは民主社会の市長ではないというふうに判断せざるを得ないんです。だからどうもその我々の次元の考え方の公約を重要視する考え方とはちょっと違うわけ。だからそういうようなことなので、あんまり頭の中にないから、その公約のことを聞かれるとどうも弱いわけです。めんどくせえなとこういうような感じがあるから、公約のことになると、どうもそのしみじみしないわけです。そうすると、職員の人たちも、公約のことはおれらに関係したことじゃないからそれはちょっと言われては困るんだというようなことが職員の人たちにもあるわけです。どうもその辺がその両方で市長自身にもその考え方があるし、職員自身にもそういうような公約に対する考え方があるのでどうも双方で無責任になるというようなことなので、どうもその辺がしみじみしないんです。まあ公約問題はここでやめましょう、もう。これはね、大体、公約そのものをやってることがばかばかしくなりました。これね、全く頭の中にないんです、市長は。公約そのものが。だから、ばかばかしい内容が出てくるんです。だから、公約の問題はやめます。もう触れません。その方がむしろいいと思います。  それよりも、前向きに施政方針の方に入ります。またこの施政方針もおれのつくったやつじゃねえからというようなことを言われては困るわけです。これは、今の答弁の中にもそういうような似た感じのことが実は出てるんです。実は私が、先ほど、これは順序が変わりますが、開発整序というような問題に対する質問がありました、18番で。これは順序変わりますが。18番のところで開発整序というのをお伺いしました。この字の問題。この字の問題で聞いたわけです。字の問題に対してこれ答えをしてくれてないんです。これはここんところの読み上げをいたしましょう。18点目の、開発整序という聞きなれない言葉が使われているが、というとこで、これ何冊かの私は辞典を調べてみた。推敲に推敲を重ね、何人もの点検者を経て完成した文章であるので、よもや誤字ではあるまいというようなことで調べてみたが、まあいろいろ調べて見たらあったんです、ありました。ようやくそれは発見したわけです。市長からいただいた、これ市長が、幼稚園の20周年記念のときにくれたこの辞書には出てません、これには。いわゆるこのような机上辞典には出てない。実際にはこの施政方針というようなもの、こういうようなものは、だれあてに出すものでしょう、まずね。これは議員の皆さん方や市民の皆さん方に読んでいただく、これは、いわゆる書類であり、また読んで聞いて理解をしていただける内容でなけりゃいけないわけです。とてもじゃないが聞いていてまず理解できなかった。見て理解できないわけです。それで辞書を見た。手元にある辞書には出てない。もちろん市長からいただいたこの辞書も見てみたが、この辞書の中にもない。こういうことでやったんだが、これに対しても答えてくれてない。市長のくれた辞書の中に出てないから、こうこうこれは答え出すわけにはいかないから、今一発目の答えには出してくれてないと、私はひがんでこう見たわけだ。幸いにして、専門的に、日本というのはまあ大したいろいろな辞書というのがありますから、幸いにしていろいろな辞書というのがありますから、まあいろいろな人がありましてねえ、こういうようなことで困ってます、言ってあれしましたら、まあいろいろこう辞書ってのを調べてくれて、探してくれてありました。そういうようなことでこれありましたけれども。ここの中で、ここの議会の中で一番字に詳しいというのは、上野善夫議員さん。上野善夫議員さんがこれをわからないんです、実を言うと。いやこの字はわかりませんとこう言うんです。そのくらい難しい字の使い方をしているわけです。なぜこんな難しい字の使い方をしてたのか。とんでもない。それを聞いたらね、一発目に答えてくださいよ、それを聞いたらそれはね。だから、これは、市長、市長がこれはつくったんじゃないのかもしれませんが、これは市長の責任で読んであれした以上市長がつくったことになるわけですから、市長の責任ですよ。だから、市長に答えてもらわなくちゃなんないわけです。そうでしょ。答えてくださいよ、どういうことなのか。私は調べてこれはあります。皆さんに、その内容を。私が知らせる必要ありませんから。  それで、先ほど市民参加による対話と実行の市政は公約だというようなことを言われましたが、6項目の中の公約はどの項目から拾い出したんですか。その項目に当てはまる項目はないでしょう。ミックスさせたんだって言うんだったらわかります。これとこれを合わせてこうしたんだということだとすればわかりますが、これとこれを合わせてこういうふうにいたしましたと言うんであれば、それは新しく結局つくりましたので、これは新しくつくったので現在形でつくらなくちゃならないということになるはずですね。過去形ではなくなるわけです。過去形であると言うんであれば、これは過去約束したとおりの内容を使わなければいけないはずです。過去約束した内容でなければならないはずです。そういうようなことで、これに対してももう一度お答えいただきたい。  それから、商業の近代化の問題でありますが、商業近代化の問題で、実際には商業近代化地域計画を基本としてその促進と具体化に向けて全力を傾注するというのは、推進基本委員会の中で一緒に検討してまいりますということと、全力を傾注するということとは基本的に違うわけです。検討しますということと、全力を傾注するということとは基本的に違うわけです。そうでしょ。これは全力を傾注するということと、検討するということとは基本的に違うですよ、日本語ですから、これもっと正しく使い分けしてくださいよ。今第1回目の答弁では、推進委員会の中で一緒になって検討をいたしますと答えているんです。ところが、施政方針の中では、全力を傾注いたしますと、こうなっている。全力を傾注いたしますということと、検討いたしますということとは全くこれは違いますから。全くこれは次元の違う内容なんですよ、言ってることが。検討するということはこれからの問題を、これ未来形の内容なんです。市長その辺の言葉の使い分けくらいは、まともに使ってくださいよ。その辺の言葉の使い分けくらいはまともに使ってください。いいですか。施政方針の中では、全力を傾注するとこう言っているんです。ところが先ほどの答えの中では、検討いたしますとこう言っている。全く違う内容を示しているわけです、これは。これはどういうことを言っているのか意味がますますわかんなくなってくるわけですね。  そういうようなことなので、その辺を「全力を傾注する」とはどういうようなことをしようとしているのか、さらに先ほどの推進委員会の中で「一緒になって検討する」ということは前言を取り消すのか。いいですか、前言を取り消して、さらに施政方針の中で言ってる「全力を傾注する」というそのことはどういうようなことをやろうとしているのか、そのことを具体的にここで述べてもらいたい。具体性がないんですここに出てんのは。それをお伺いいたします。私はここで別に主観を言ってませんから。市長の言っていることに対して私はお伺いしているわけです。  さらに、その次の問題として、商業の活性化を促す要素として、道路と観光と駅周辺というような問題というものを取り上げているわけです。この道路問題を取り上げているということは、全くもうお説のとおりなんです。これ私の持論なんです。石岡がもともと商業が発展したというのは道路の問題がよかったからなんです。今、石岡の商業が発展を阻害されているのが道路の問題が発展を阻害しているんです。おわかりですか、その辺の問題。これまで何回かこの問題はやってきたからおわかりだと思いますが。かつては石岡は、まあそのことからやると長くなるからね、その問題からやると。いわゆる陸前浜街道というのがあって、あるいは高浜水運というのがあって、それとの接点が石岡の商業に結びついたということがあって、人の往来によって石岡の商業というのは発展をしたんだと。今は陸上交通というのが発展し、その陸上交通が逆に交通そのものが通過車両というものを多くしてしまったがために、お買い物の主流であるところのお年寄りやご婦人や子供さんたちを安心したお買い物から遠ざけてしまった。その遠ざけたことが商業の発展を阻害された。そのことが石岡の商業を停滞させてしまった。そのことが、いわゆる石岡の商業を落とし込んでしまった。その道路を商業の道路に戻さなくちゃならない。それが石岡の商業道路対策である。こういうようなものに戻さなくちゃならないわけです。それが石岡の商業道路対策ということになるわけです。これ簡単に、まあそれだけじゃないんですが、そのためには、竜神山から出てくるダンプカー、あるいは笠間街道から出てくるダンプカー、あるいは6号国道のこの混雑、あるいは市内を通過する大型車両、そういうようなものをまず締め出さなくちゃならないわけです。そのための道路体系というものをつくり上げなければ石岡の商業というものは呼び戻すことはできないわけです。そのための道路体系づくりというものをどういうふうにしてつくり上げればいいのかということが基本的に道路体系づくりというものに持っていかなければならないのであって、先ほど市長は、2ページにその問題は出ておりますと言っているが、それらの問題には深く触れているわけではないんです。いいですか。そういう基本的な理念に基づいた道路体系というのはどこにも触れていないんですよ、石岡市の道路体系というのは。本当の道路体系、石岡の商業に、ここのページで触れている商業に触れた道路体系というのに触れているのはどこにも触れている内容というのはないんです。そういうような問題を触れた商業の道路体系というのをここでじっくりと考え直さなくちゃならない問題として取り上げているのが、ここの商業道路の体系じゃないのかなというふうに私は思ったので、あえてここで市長にお伺いをしたわけ。またその問題はここの議会でも何度か私は言ったことがあるので、その問題をとうとうと市長はやってくれるのかなあと思って期待をしたわけです。ところが、2ページに出ておりますと言ってさらっと流してくれたので、残念だったなあ。私の言っていることはわかんねえんだなあということで私は非常に残念がったわけです。  ここでもう一度お伺いいたします。市長の言う、商業対策でいうこの道路体系はどんなものを指しているのか、改めてお伺いいたします。道路交通体系の整備というのを、商業活性化を促す要素として、具体的に推進したいというようなことを言っているのは、どういうことを言っているのかここで改めてお伺いをいたします。  さらに、先ほどもお伺いをいたしましたが、柏原工業団地の土地利用の充実、工業立地の生産活動の向上、工業集積の促進を要請いたします。ここの内容ですが、言葉の使い方ですが、私どうもその国語力が弱いというのか、理解ができないんです。これ前年度の内容ですと理解ができるんですが。前年度の内容を持ってきていますんで、前年度の内容は、この工業の問題のところは、非常にわかりやすい内容で言葉がつながっているんですよ。「技術革新の進展などに即応した工業集積の促進を要請してまいります」、こうつながってるんです。ところがことしの内容は「立地企業の生産活動の向上など工業集積の推進を要請してまいります」。これどういう意味なんでしょう。ちょっとわからないんです。ここのところの、国語的な解釈なんですが。市長、どういう意味を言ってんだか、これ言っている意味がわからない。これ前年のやつはわかりますよ。前年のはまさに言ってることはわかります。技術革新の進展などに即応した工業集積の促進を要請してまいります。言っていることはまさに意味わかるんです。工業集積、特に工業集積の意味はわかります。今年の内容は、企業立地の生産活動の向上など工業集積の促進を要請してまいります。工業集積の意味がわからないんです。これ集積回路の意味が違ったね。まあこれは冗談ですが。何かここの意味がちょっとこれは取ってつけたような状態で、これ市長の、まあどういうそのあれなのか、まあここのとこね、ちょっと特段の理解ある国語力に解釈をお願いいたします。  次に、先ほどの開発整序の……、その前に、工業系、ここでその企業立地への条件整備などについて検討するが……というのもこれも言葉の使い方間違っているんじゃないかと思うんですが。企業立地への条件整備などをというのは、これは工場誘致に向けてへの条件整備ということじゃないかと思うんですが。企業立地という内容になると、これ企業サイドの内容にすべて持っていかれっちゃうんじゃないかと思うんです。これ工場誘致ということになると、いわゆる誘致側のサイドになるんですが。この辺の言葉の使い方についてもちょっと何かこの辺、引っかかるような気がするんですが、この辺の問題を、これどういうような考え方で使ったのか、多分これは市長の方のお考えだと思いますが、ひとつその辺ご説明をいただきたいと思います。  さらに、その前の開発整序の問題ですね、その問題についてもご説明をいただきたいと、このように考えます。  その次に、先ほどから問題になった本市の優位性のある農業というのは何なのかと。都市近郊型とか都市に近いとか温暖性だとか、何だとかというようなこと言っているんだが、そんなことはわかり切っているんですよ。それは優位性なのかということなんです。優位性があるんだったらば、じゃ、石岡の農業は伸びてるのかどうなのか、優位性があるんだったらば。そういうようなものだったらば、具体的にかつ汎用的な例を示してほしいと、こういうようなことを質問では言ってるわけですよ。その例を示してほしいとこう言って聞いているのに、そいつは避けちゃうわけです。これも質問に対しては答えてくれてないわけです。優位性を生かした生産性の高い農業というのは、あるのかないのか。私は、ないと見る、石岡の場合に。私は、今の場合に、ということは、特に労働力の問題からいって、その問題はここで発見することはできないんですよ、労働力の問題から。ほかに結局天候の問題や、あるいは販売先の問題やそういうような問題から優位性が発見できたとしても、労働力その他の配分からいって、結局優位性が消えてしまうんです。相殺されてしまう。そういうような問題から、どうしても生産性が高くなくなっちゃう。もっと生産性の高いものが農業の中に出てきてしまうんです。だから決して生産性は高くなくなっちゃう。だから、具体的に汎用的な例を示してほしいということを言っているじゃありませんか。それを示してくださいよ。ここで、本市の優位性を生かした生産性の高い農業を伸ばしたいとこう言ってるんだから。それをやってください。果樹園芸だってどんどん今詰まっていくばかりですよ。花卉園芸だってそうですよ。それから、植木だってそうです。みんな石岡の農業というのは先細りです。決して生産性の高い農業というのはあり得ないんです、今の状況からいくと。そういうとこからいくと、先ほどの答えというのは全くなってないわけです。その辺の問題もお伺いをいたしたいと思う。そういうようなことで、これもお答えをいただきたいと思います。  それから、農協合併の問題。これは今高い県レベルの問題で、相当の次元の高いところにいっているわけであるわけですが、それに対してここの中では、農協合併促進に努めてまいりますということだが、石岡市あたりの行政段階で、それに対する介入ができる状態ではないように仄聞をしております。どういうような介入状況にあるのか、それをお聞かせいただきたい。それはそういうようなことではないというふうなことに見ておりますので、ひとつそのようなことでお伺いをいたします。  あとは、問題は地域づくりの問題です。これはちょっと長くなりますが、地域づくりの問題は。実は、この地域づくりの問題は、先ほど経済部長が答えられたわけですが、いつからこれ経済部に移ったんですかね。私が知ってるのは企画部、企画部というのはないな。企画担当の所管だったわけです。それでこれは観光対策特別委員会で、問題にしたことがあったと思う。さらに議会でも問題にしたことがあったと思う。それでそのときにいろいろな問題を取り上げて、それでこの地域づくり推進事業というのは1回目でも取り上げたわけだけれども、みずから考えみずから行う地域づくりというのが基本なわけ。そこで、石岡市の場合にみずから考えみずから行う地域づくりじゃないというようなことが判明したわけです。平成2年の12月議会の時点で。それでこれは出直しをしなけりゃだめだよということになったわけです。そしてそのときに出できたのが、いわゆる遣唐船の問題。先ほども申し上げましたが、遣唐船の問題の話も出た。あるいはその遣唐船のほかにもだめだという話が出たのが古墳の未体験ゾーンだという話。舟塚山の模型を持ってってその下に潜って歩くんだと、これもだめだとこう。そしてそれは石岡のことをわからない人が計画を建てたそのことに問題があるんじゃないか。そもそも地域づくりというのは、地域の人たちがみずから考えみずから行うというようなことをそのことを捨ててかかってるからこういうようなことになるんだというようなことに問題があるんじゃないか、こういうようなことで問題点があった。  大体、このいろいろこれまでやってきた内容でいろいろなことがあるわけです。ひとつ、市長考えてみてくださいよ。今、風土記の丘出入り口のあのカラー舗装のところ、あのカラー舗装のところ雨降ったときに行ったことありますか。あのカラー舗装あれ上がりおりするのに向こうから帰ってくるときに、雨降ったときに上がるのに骨折れますよ、滑って。あれはもう大きな失敗しているわけ。ところが、あのカラー舗装だけは先とんでもねえ早いころにやっちゃったわけです。それも真っ赤に。石岡市の場合にああいう拙速があるんです。拙速わかりますね、拙速というのわかりますね、市長。拙速というのは、早くやるがまずいということを言うわけです。早くやってまずい仕事をやるというのが拙速の仕事だと、こういうことになる。だから早くやってまずい仕事というのはそういうふうなことはいろいろあるわけです。  特にそのほかにも石岡の場合にはありますよ。あの風土記の丘の中の建物の場合にも、あれ国際航業か何か設計をしたわけですね。あの中の建物なんか、あれは中世のころの、まああの中の建物みんなそうですよ。中世の建物にね、角材が使われています、みんな。あのころに角材なんていうのないんです。みんな丸材ですよ。せめて結局こっちの、いわゆる江戸期になってきたあのころになってきて初めて結局角材らしきものになってくるんであって、こっちの弥生、鎌倉あのころの内容のころは丸材しかないわけですから。それが角材でつくられている。だから来た人は、歴史に造詣のある人というのは「何ですか、これは」とこうなる。それでとのこが塗ってあってきらきら光ってるわけです。「何ですか、これは」と、こういうわけですね。だから拙速そのものなんです。それでおまけに昔から家というのはみんな南向きに建てられているんだが、あそこはどういうわけか北向きが多い。これについてもみんな歴史に造詣のある人は、どうしてここの家は北向きが多いんでしょう。ということは、管理にも問題が出てくるんです、長い間の管理にも。そういうようなことはこれも拙速が問題。今度の、いわゆる地域づくりのこの問題に対しても、私はどうも拙速があるような気がする。ということは、これまでのこの問題の内容は、これは地域づくりの推進事業であるわけですが、竜神山のこの地域づくり推進事業、このときに、これは一番最初の基本計画のときには我々議員にも、これこんなものやるんですって、これ配ってよこしたんです。ところが、一番最後の仕上がっときには内緒でやっちゃったわけです。本当は、一番最後の仕上がるときにこそみんなに、これでどうでしょうという相談をよこすのが本当なわけです。どうも石岡というのはそういうときの一番大事なときに、相談をしてよこすということが抜けちゃうわけです。だから、出来上がりがどうもいいものがまずくできっちゃうわけです。だから、今風土記の丘に来て、みんな帰り際に言うのは「なんだこれだけか」。それで、帰るときに言うのは「でも、ここの食堂やっているこの建物はこれは大したもんだな。長屋門、これも大したもんだな、でもこの長屋門はもう少し距離があるとよかったなあ。なぜこんなにおっつけて建てたのかな、これは惜しかったよ。これさえもっと離れて建てておけば価値がある建物になれたのにな」、こう言いますよね。向こうの建物は何の価値もない。しかし、今食堂に使っている曲がり屋と長屋門、あれは価値あるもんだ、こういうことがやはり言われるわけです。建て方に問題はある、ものすごく接近させてしまったと。あれむしろ駐車場の入り口あたりのところまで引っ張って建てた方がよかったんじゃねえかということも言われているくらい。そうすりゃ価値あるものとして映ってきただろうなと、こういうことを言われる。それらに対してもやっぱりじっくりと相談するということがなく、やられてしまう。  何か今度の計画というものも、どうもそういうような気がしてならない。それでどうもこれまで一連のいろいろな企画で持ってたもの、そういうようなものというのは、幾つかのその流れの内容というものを私は企画でそういうようなものを幾つも幾つも抱えているということはよろしくないよ。そういうようなものというのは、ある程度までプロジェクトを始めたというときから、もう既にこれはどこにやらせるかというプロジェクトを始める。そのときから、場所を決めて、そこの場所の人たちを入れて、その人たちと一緒にプロジェクトをさせて、その人たちが結局、その部、あるいはその課に持ち返ってその仕事をするようにした方がいいよということを言ったわけです。それでないと、最後まで結局企画が持っていっちゃうということになると、その仕事が遊離してしまう。だから、そういう仕事であってはならないというような考え方を出したわけです。ところが、今の場合にはそうじゃない。途中までだーっとやってぽーんと投げて結局、その企画から何か経済部の方に流れてしまってるような気がするんです。何か経済部でも困っているんじゃないかと思う。経済部がどの程度の参画していたのかということについても、私は遣唐船がなくなるあたりのところからしか経済部が結局参画していないんじゃないかとこう思うんです。相談すると、みずから考えみずから行う地域づくりの本来の趣旨、そのことと違う内容でこの内容が進んできたということにしか考えられないんだが、その辺に対する市長の見解を求めたい。本当の意味での地域づくりというものを市長は考えてこの地域づくりを進めようとしてんのかどうか。自治省のいう、本当の意味での地域づくりをしようとして今年度、この地域づくりを取り上げようとしているのか。その辺の問題を、認識のほどをお伺いいたしたい。  なお、先ほど、その公約の問題というものを全部捨てると、こういうふうに申し上げたんだが、未来福祉都市石岡計画というようなもの、こういうようなものを市長は掲げたわけなんですから、少なくも今年度の予算に調査費だけでもどういうふうにするか、これは予算で調査費だけでもつけるべきだったんですよ。できるかできないかは、これからは問題は別ですよ。調査費だけでもつくるのがこれは市民に対する、これはやっぱり当然のこれは今の民主社会における礼儀です。まあ悪いこと言わねえからこれからでもいいからつけときなさいよ。それが当然の儀礼ですから。だが、市長の言ってるようなCATVこれはできませんよ。大体CATVね、これはとんでもないから。これ第3セクターでなんかやるなんか言ったって、とてもじゃねえが第3セクター引き受け手がないです。大体、コマーシャルベースだってなかなか今やってけない内容のことですから。とてもじゃないがそれをやってくようなこと、これはまあ公約の問題、申し上げないって言ったんだからあれですが。  それからもう一つ、健康カードの問題がきのうおとついですか、菱沼さんから出ましたが、これは県のことしの重点事業の一つになっているわけです。それでただ市長は認識がないわけですよ。健康カードというものはどういうものなのか。何か一つの電話のカードか、あるいはプリペードカードかというようなくらいの認識しかないんじゃないかと思うんです。だから、この間の答弁でも、食事の問題にまで発展させてみたいというようなことまで答弁に出てくる問題なんです。これは全くそれとは違うんです。個人の病歴や、あるいは薬の問題、そういうような技術的な問題の個人情報をICカード、もしくは光ディスクカードというようなものに、結局個人の情報というようなものを今度システム化してデータとして入れておきたいということで、それで個人の情報として持たしておきたいというようなことで、ことしの県の重点事業の中に入っているわけで、それで県としては、地域住民の健康に関するICカードを県内共通、互換性化と普及を図るため、健康カードシステム開発事業を進めたい、こういうようなことを県では言っております。これが県内共通互換性化を普及したい、こういうことを言っているわけですから。これを、石岡市はどのようなことをやるか。このことの方が、むしろ石岡市の21世紀に向けての、いわゆる福祉、あるいは健康づくりに対しての対応としてはもっと近道の対応になれるんじゃないかと。またこの対応をしているのは、極めて少ないわけですから。こういうようなものに向けて対応を図るということの方が早いと私は見るわけです。非常にほかの議員さんからも、大変な提案を受けたわけでありますが、全然理解されてないというようなことなので、補足してここで私の方からも提案をするわけであります。  さらに、ここでもう一つ提案を申し上げたいと思うわけです。少し時間が長くなります。今回の一般質問で一番問題に挙げられているのはごみの問題です。このごみの問題は、環境の問題とともに一番最近大事な問題として取り上げなくてはならないというようなことであるわけです。しかしまあこの問題も、これは地方自治体に対してはこれは責務があるわけです。地方自治体がこれはもう処理しなくてはならないという責務があるわけです。市町村には当然これを処理しなくてはならないという責務がまああるわけです。それをどうしなくてはならないかというようなものを考えた場合に、私はこの問題をどのようにこれからやらなくちゃならないかというようなものについてもいろいろやっぱり各町村とも模索をしてるというのが現状ではなかろうか。どれといってもなかなか決め手が出てこない。  そういう中で、「月刊廃棄物」というのが出ているわけです。この中にでもいろいろな問題がその「月刊廃棄物」の中には出てきております。私もときどきこの「月刊廃棄物」というのを見ているわけですが、この中にごみとのつきあいという考え方で、ときどき投稿があるわけです。一般者からこれは投稿があるわけです。  その中に、大変いい投稿がありました。私はこれを全部、本来は全部ここでその内容を朗読し参考に資したいと、こういうことで実はいたわけです。本来はこういう混乱した議会でなく、今回は、そのごみの問題に集中した内容でやりたいというようなことに本来は思っていたくらいなんです。こういう混乱した議会になってしまったわけですので、簡単に申し上げますと、川口方式という、これは埼玉県の川口方式という、ごみの回収方式があるということです。これは、市民部長は大変勉強家だから多分これは知っていると思います。これは全市一斉にびん、缶の素材別回収がスタートしたのは昭和55年の4月、市と市民が役割分担を決め全市民が参加できる資源リサイクルシステム、これが川口方式である。川口方式の特徴は、市民かきちんと分けて出せば出すほど、その量によって市民への還元金がふえていくということであります。いうことで、これはずうっと長いいろいろなこの経過があり、その内容がいろいろとこうあるわけです。  これまでに、ごみというのは、ごみが出ればまず運ばなくてはならない。それから燃やさなくてはならない。燃やすのには、燃料がかかるわけです。さらに残渣が残ります。そういうようなものにすべて経費がかかるわけです。そういうようなものをできるだけ第一段階で量を減らそうというのが川口方式のやり方なわけです。できるだけ第一段階で量を減らすということなので、第一段階で金をかけようということなんです。そのために、第一段階の市民に対して金をかけるという方式を取ったために、平成元年までに町内会に戻した金が6億5,000万円、市内には町内会館が11も新築され、改修費に充てられたり、あるいは防災倉庫がつくられたり、コミュニティの活動資金になったり、使い道はさまざまなそのほかに使われている。ということで、実際には、町内会館が二十幾つもできるような内容がそこの中にあるということです。だから一挙三得なり四得の内容がここの中には秘められています。問題は、市民全体参加させた内容に、そこに問題があるわけです。さらに教育の場もここに相当の内容で含めてあるといいます。問題は、市長がそういう内容に入るか入らないかということなんです。そういう市民参加のごみリサイクル運動、そういうようなものに市長がやるかやらないかということに、乗り出すか乗り出さないかということになるわけですね。その辺に問題があるわけです。だから、先ほども申しましたように、ごみは出れば運ばなくちゃならない。運んで燃やして、燃やせば燃料費がかかる。燃料費がかかってそれで残渣の処分にかかる。それを一番最初の時点で結局金をかけてしまう。それで、かかる経費を最小限度に抑えてしまう。そういうような方向のための結局経費のかけ方にしてしまうわけ。その内容でやったのが川口方式ということであります。  その内容で詳しい資料というものも持っておりまして、その内容で本来は詳しく今回の議会では、その問題をやりたかったわけでありますが、いずれにいたしましても、市民総参加でそういうような市民還元型のごみ対策というような、これは抜本的にもう対策というものを考えていかないと、この問題は解決できない問題です、ここまで来ると。そういうようなもの、問題はまず大きく市民に還元する金を出さなくちゃなんないわけです、一たんね。そういうような考え方でやる気があるかないかです。これはもうけちってたらだめです。そこで大きく金を出すか出さないかの問題になる。それを、まあ詳しい内容を知りたければ私の方に資料はありますから、資料はいつでも提供はいたしますから、これは川口市の方から取り寄せてもあるし、川口市の方にも行って見てきてあります。そういうようなことで、川口市の方のこれはごらんになるとわかりますが、これは川口市の方から公的に取り寄せた資料でもあるわけです。こういうようなものであるわけです。それから「月刊廃棄物」という雑誌というものも私の方にも持っておりますので、そういうようなものも提供をいたしますので、ひとつそういうようなことをやる気があるかないか、その辺の問題も含めてご答弁をいただければ幸いだということをお伺いをいたしまして、第2回目の質問を終わります。 14 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。                 午後2時35分休憩           ───────────────────────                 午後2時46分再開 15 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 16 ◯市長(木村芳城君) 鈴木重夫議員にご答弁を申し上げます。  第1点目の整序でありますが、これは都市計画の中で使われている言葉ですので、そのまま使用したわけでございます。内容につきましては、未整備な集団的未利用地区について、具体的な土地利用を決めるための一連の必要な事項を定める。土地利用上の開発方針を決めていくというふうに受けとめております。なお、私も今手元の辞書を見ましたけども、一般的には入っておりませんでした。  次に、6項目の私の中で入れました、これは選挙公報6項目を、住民参加による対話と実行の政策と関連については、ただいま申し上げました6項目を集約して表現したものでございます。実行のことにつきましては、過日、駐在員さんとの対話をいたしました。  次に、商業の近代化でございますが、全力を傾注いたします云々でございますが、これは意気込みを表現しましたのでご理解をいただきたいと思います。  それから、交通体系でございますが、市街地整備基本計画の中で現在見直し中でございます。2ページでも述べてありますように、市街化地内道路体系もあわせて見直ししてまいります。  次に、農業問題でございますが、優位性の生産性の高い、あるのかないのかということでございますが、農業問題の本市の優位性を生かしたことは、先ほども答弁いたしましたように、首都圏の大消費地に近い当市でありますから、野菜ないし園芸であろうかなと考えられます。これを見きわめて育てていきたいということと、ご指摘の労働力の問題等もあわせて考えてみたいと思っております。  未来型都市の調査費の計上でございますが、今後検討してみたいと思います。  それから、CATV第3セクターの件でございますが、今後十分勉強しながらご指導を賜りたいと思っております。  最後のごみの問題でございますが、市民参加と一緒にやるかやらないかということですが、市民参加に対しての参加についての川口方式を私も取りながらいきたいと、こういうふうに考えている所存でございます。 17 ◯議長(金井一夫君) 経済部長・小口君。              〔経済部長・小口利夫君登壇〕 18 ◯経済部長(小口利夫君) お答えいたします。  先ほど、農協合併のことにつきましてお答えいたしましたけれども、農協合併そのものは主体は農協でございますので、努めてと申し上げましたけれども、訂正させて、協力とさせていただきます。 19 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 20 ◯市長(木村芳城君) 答弁漏れの前に、最後に川口方式を取り入れる云々でございますが、この件について、ごみの対策として総体的に研究してまいりますと、こういうことでひとつ取り消しして答弁させていただきたいと思います。  地域づくりの見解でございますが、参加をいただきまして、十二分に話し合いながらこれから進めてまいりたいと思います。  それから、地域づくりの問題で、早くして困ったことのないような状況のために、ただいまご指摘のようなことを取り入れながら地域づくり推進事業に取り組んでまいる所存でございます。 21 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。                 午後2時58分休憩           ───────────────────────                 午後3時11分再開 22 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 23 ◯市長(木村芳城君) 工業集積立地企業等の件でございますが、柏原工業団地の土地利用の充実の意味を含めてここで述べたものと、企業立地の条件としてこれから未利用地の対策に取り組んでいくと、こういうことの表現をここであらわしたわけでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。  次に、健康カードにつきまして、ご提言いただきましたように個人の疾病情報まで入ることになりますので、県内共通の方式の決定を待ちながらご提案の趣旨に沿うよう努力してまいりたいと思います。 24 ◯議長(金井一夫君) 10番・鈴木重夫君。 25 ◯10番(鈴木重夫君) では、3回目のご質問を申し上げるわけでありますが、まだ内容のかみ合いというか、ごまかしをしているわけではないと思いますが、市長の本格的なかみ合いというものがないわけなんです。商業近代化地域計画を基本として、その促進と具体化に向かって全力を傾注をすると言っているのは、1回目は検討いたしますとこう言っている。じゃ、おかしいじゃないか、こう言うと、意気込みですと、こうなる。これもばかにした言葉ですね、これは。これは今度は全くその言っていることが、それはこれも答弁だって言えば答弁だが、これ具体性っていうのは全くないんです。商業者はこれ聞くと怒りますよ。怒ると思いますよ。これ全く無策だということです。市長は、商工会議所あたりへ行っていろいろなことをあいさつに行くと思います。そのときにいろいろなことを言うと思いますが、これは実際問題としては、市長のやろうとしていることは、すべて意気込みであるということしかないんです。具体策は何もありませんということなんです。政治的な評価で申し上げると。だから、言うことは何でも言うことはできるわけです。言うことはできるけれども、行うことは何もないということですから。それでは、これは執行権者ではないんですよ。もう少し、商業近代化地域計画というのもできて久しいわけですから、私はこの問題に対しては少なくも今年度はこのような形だけは実施に移したいと思うと。ちょっとした形でも示せるのが、これが、いわゆる執行権者の姿なんです。それが何にも示せないということね。これでは私は、市長を推した商業者もたくさんいると思う。そういう人たちは泣くと思いますよ。今、市長の商業策というものは無策であるというようなことを、私はここで政治の場の評価として評価したい。それがいやだったらば、逆論ここで出していただきたい。いやそうじゃない、私はこういうことをやりたいと思っているということをはっきり政策で示していただきたい。政治家ですから、政治家である以上政策を示していただきたい。意気込みだけ、菜っぱの肥やしじゃないんですから、かけ声だけではならないと私は思う。今市長の言うのはかけ声だけだと、こういうことなんです。  次の商業の活性化を促す要素というようなもののとらえ方も、的確にとらえているというんです。しかもそれも突っ込んで聞いていくと、見直しをしてまいりますというたけで具体性は何にも出てこないんです。それは執行権者としてとんでもない内容です。商業の活性化今こそ石岡には必要なときなんです。今こそ石岡に1本でもいいから商業者を助ける道路をつくり上げなくてはならないときが来ているわけです。そういうようなことも、ここで執行者である市長が出せなくてはならないときなはずなわけです。それらに対しても全く無策であるという評価を出さざるを得ないわけです。そういうようなことに対して商業者に対して、私はあえて無策であるという評価を出さざるを得ないわけだが、これに対して政策として、いやそうじゃありません、このような策がありますというようなことがあれば、あえて出していただいて、それらの問題は、あしたから行う今度は予算委員会でまた徹底して対峙していきたいということも考えておりますので、もしそれらの問題があれば、政策的なものでぶっつけるものがあればここで明らかに出していただきたい。現在のところ、商業策としては無策である、私はあえて評価せざるを得ない、こう申し上げざるを得ません。反論があればいただきます。なければ結構です。  さらに、工業の問題について。表現の問題、これは主観の問題だと言われればそうですが、主観の問題ではありません。私は、この工業の問題というのは、非常に重要な問題ととらえております。自己財源の開発というような問題とともに、地元企業というような考え方の振興、進展というような考え方からいきましても、非常に重要な意義を持っております。そういうような考え方とともに、これからの工業用地をどのように進展させなくちゃならないかというようなことからも非常に重要な意義を持ってるわけで、そのような考え方からいきましても、文字の使い分けも、あるいは文章の使い方も非常に重要なものを持っているわけであります。にもかかわらず間違った文章を直そうともしないわけであります。私は、この内容は明らかに間違った文章だと、間違っているというようにあえて申し上げます。決して正しい表現ではないというふうにあえて申し上げておきます。まあ、これも執行部側としては、あえて間違いを正そうとしないわけでありますので、これも間違った表現しようがありません、これもこのままで結構でございます。  なお、19番目の農業の問題でありますが、これは市長は今、野菜、園芸というようなものを言われておるわけでありますが、農業を大変大事にしておられる方にしては、野菜と園芸を分けられて話をしてくるというのは大変珍しい方なんです。園芸という中には野菜は今入るんですね。園芸作物の中には野菜は入るんです。まあ、どういうお考えで言われたのかわかりませんけれども。非常に造詣が深いということ私は1回目の質問でもあれしたわけですが、まあ家庭菜園的な内容からいくとね、これは野菜というものは野菜、園芸というのは園芸というようなものになるんですが。今の農業というような考え方からいくと、これは園芸は園芸というふうなもので、これは野菜は園芸作物ということの中に入ってくるわけであります。そういうようなことで、どうもその野菜と園芸を別にされるというようなことにつきましては大変残念な表現であるというふうに私は聞いておったわけであります。  いずれにいたしましても、野菜と園芸を石岡市の農業に取り入れたいという市長の考え方でありますが、これこそまさに労働力を必要とする農業であります。あわせて労働力も解決していきたいというようなことを言っておられたわけでありますが、労働力不足の中で、なぜ労働力を必要とする農業がやっていけますか。大きな矛盾をここで言ってるわけです。農業の最も大きな矛盾をね、ただいまの市長の答弁の中に出ているわけなんです。どういうおつもりなのか。園芸作物をやっていこうというような場合には、労働力も多くかかるんだということはもう承知の上でやっていかなくちゃならないわけです。ところが、石岡市の場合には、労働力は今非常に足りないんです。石岡市の農業は。これは市長ももうご承知のはずですよ、随分くまなく石岡市を歩いてるはずですから。そうすると、大きなその矛盾をさっきの答弁では言っているわけです。そういう矛盾のある答弁をされては困るんです。それは言葉を出していればいいということじゃないんで、困る内容をここで言われちゃ聞いた方の私どもが困るわけですから。そういうことで、ひとつこれに対するご答弁は、これはちょうだいしなくちゃならないと思うんです。  それで、園芸作物が、石岡にとってじゃ何がいいですか。野菜、果物、そういうようなもので、どういうようなものが有望だとお思いですか。今ナシが銘柄産地をもらおうと思っていますが、銘柄産地にしても石岡市のナシは決して有望なナシの位置にはつけませんよ。そういうような状況の中で、どういうようなものを石岡市の農業に取り入れようとしているのか。これはもっともね、市長は農大を出ていられるわけですから、農業が最も得意なはずですから。だから、農業についての質問は一番答弁がしやすいはずですから、あえてしつこくこれは聞きたいと思うわけであります。そういうことで、これは作物の内容についても、一番よくおわかりだと思うんです。私も青果市場をやっている関係で、まあ皆さん方よりもちょっと詳しいと思う。市長よりはちょっと落ちるかもしれないが、皆さん方よりはちょっと詳しいと思う。そういうようなことでぶっつけてみたいと、こう思いますんで、まあ3回目だからもうこれ以上ぶっつかんないわけですが、ここでだめなら6月のときにさらにぶっつけてみたいと、こういうようなことも考えています。そういうようなことですので、ひとつよろしくお願いしたいと思うんです。  なお、地域づくり推進事業の内容について、早まることのないように慎重に対処したいということなのだが、早まることのないようにということは、予算は既に組んだわけですね、予算執行をおくらせるつもりなのか。意味はどういうことなのか。これ先ほど市長の言っていることの内容というのは非常に重要なことを言ってるんですよ。早まることのないようにしたいと、こういうようなことを答弁の中に入れているわけなんだが、これ大変なことを言っちゃったわけですよ。これ議会で言ったんですからね、議会で言ったということは、予算執行はできませんよ、これは。早まることのないようにいたしますということは、これはまず予算執行に当たってはこれでいいですかという了解がなければ予算執行まずできないんじゃないでしょうか、と私は認識いたしますが。その辺の内容について、早まることのないようにということはどのような意味なのか。さらに、ただここまで言っちゃっておくと、また言葉を返してこれこれですとこう言葉が変わっちゃうんじゃないかと思うんで、ここまで言わない方がよかったのかなと思うんだが、また変わっちゃうんじゃないかと思うんで、ただ1回言ったことは1回言ったことなんで、早まることのないようにいたしますと、こう言ったわけ。それはそれとして、これまでの計画が、どのような形で企画から経済部に落っこってきたのか。その経過を市長は十分認識して予算を認定したのか。その辺の認定の認識について、お答えをいただきたい。それがないと、早まることのないようにということとつながんないと思うんです。その辺についてお答えをいただきたいと思います。そこまで聞いておくと、後でわかる。  以上で3回目終わります。 26 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 27 ◯市長(木村芳城君) 商業近代化についての1点目は、先ほど申し上げました石岡地区商業近代化計画の実現に向けて商業近代化推進委員会を設けたわけでありますから、早目に検討していただきたいと、こういうふうにこれでそこを進めていきたいと、こういうふうに言うところでございます。  それから、農業問題で、どのようなものを取り入れるか、果物は梨、野菜等においてはキュウリ等を推進したいと。それから地域づくり推進のことでございますが、先ほど申し上げました早くやることがまずいということの引用を私もとらえたわけでございますので、そのようなことをとらえた、鈴木議員がお話ししました早くやることがまずいということに私も同感しながら、そのようなことのないように計画に沿って進めていくと、こういうことで先ほど答弁したわけでございますので、したいと思います。  計画が企画から農政に移ったということについては、一部報告は受けましたが、経過その点につきましては、深くお聞きしておりませんでした。 28 ◯議長(金井一夫君) 以上で、通告による質問は終了いたしましたので、これをもって市政一般に関する質問を終結いたします。           ───────────────────────  日程第2 議案第1号ないし議案第25号 29 ◯議長(金井一夫君) 次に、日程第2、議案第1号・平成4年度石岡市一般会計予算ないし議案第25号・石岡市住居表示整備事業における字の区域及び名称の変更についてまでの計25件を一括して議題といたします。  これより各議案に対する質疑を行います。質疑は通告の順にこれを許します。  18番・原田亨一君。              〔18番・原田亨一君登壇〕 30 ◯18番(原田亨一君) それでは、議案の質疑に入らせていただきます。ご通告申し上げておりますのは、議案第10号の平成3年度一般会計補正6号、それと議案第23号の石岡市農業集落排水事業分担金に関する条例制定、この2つでございます。  最初に、議案第10号について、お伺い申し上げます。  これは、議会初日に、この議案が提案されますときに、この補正6号の基本的な性格と申しますか、年度末における一定のこう整理的なご説明があったような気がするんですが、大体この中に新しい補正の計上方法もあると思うんですが、そういう性格と解釈していいかどうか。その一番、この補正6号全体にわたる一つのこう性格といいますか、それがそういう解釈でいいかどうか、その辺をお伺いしたい。  それで、次に内容に入りますが、歳入の面で、市債、市の起債が3億9,810万円減額計上されております。その中でも臨時地方道整備事業債が一番大きくて2億2,730万円、その減額が出ておりますが、こういう大きな比重を占めてる関係の減額補正なんですが、この事情についてご説明をいただきたいということです。  次に、歳入面で、やはりし尿くみ取り手数料の証紙収入が878万円ですか、やはり減額計上されておりますが、これは補正前の予算額が8,916万2,000円というものに対して約1割ぐらいの減額が出てきたわけですが、やはりこれもその事情についてご説明をいただきたい。  次に、歳出面でお伺いします。  総務費の企画費の中で、石岡南部地域の開発整備計画策定調査委託料が1,000万円ですか、減額されていますが、やはりこの事情についてのご説明をいただきたい。  それから、予算書のページで言った方がいいと思うんですが、39ページの教育費の中に、退職報償5万2,000円ですか、これは減額ではなく増額、加えて計上されているわけですが、そのご説明をお願いしたい。  それから42ページに、基金費として、公共施設の改修事業の基金積立金360万円計上されております。この公共施設改修事業というこの基金積み立ての一つの具体的な対象と申しますか、それは何なのか。一般的な意味での公共施設なのか、何かある特定目的な意味合いも持っているのか、その辺のご説明をいただきたい。それが議案第10号です。  それから、次に議案第23号・石岡市農業集落排水事業分担金条例の問題に入ります。  この問題では、まあ出ている議案は分担金の条例なんですが、今度新しい事業として農業集落排水事業が特別会計も設定されて開始されるという条件にもありますんで、しかも地域が出し山地区という最初の出発のところが一つの特定地域なんで、その点で最初にお伺いしたいんですが、今ある一部事務組合によるし尿処理場に関連して、高野議員から一つの被害と申しますか、臭気の問題、あるいは汚泥の処理に伴った現地のいろいろな迷惑といいますか被害、そういう問題が出されております。そういう点で、この農業集落排水事業の最終処理が、どういう形でなされるか、つまり園部川、あるいは山王川に処理したものが入ってくのかどうか、その辺の問題とか、処理の最終的な形。それと、それに伴う一つの施設ですから、そういうもののこの点検的なものというのがどういうように考えられているのか。  と申しますのは、今まで浄化槽的な形で個人の家庭などでやられてる場合の実態と申しますか、それはちょっと時期が過ぎますとほとんど浄化槽の役割を果たさないような状況がかなり各地にあるわけです。臭気の点でも出ますし、それが現実に側溝とか何かにも流れ出すというような状況があるんです。つくるときはある期間はそういうものは保証されると思うんですが、時間的経過の中でそういうものが壊れてしまったり、あるいは一定の工事の弱点のために起きる被害があるわけです。この集落排水事業のそういう面はね、新しい事業としてし取り上げる中でどういうふうに考えられているか、検討されているか、あるいは対応というものが、それを事業を始める段階において考えられていないのかどうか。考えているとすればその内容について、一応のアウトラインでもご説明をいただきたい。それが一つです。  次に、この出されている条例案の条文上の問題に入りたいと思うんですが、この第23号の条例の中での第2条です。第2条は、この受益者の問題が出されてんですが、この条例において、受益者とは、別表に掲げる事業地区内で、農業集落排水処理施設を利用する家屋その他の建築物を有する者及び家屋等の建築を予定してるものを言うと、こういう表現があるわけです。そうしますと、家屋等を有する者は、これは現実に確認が明確なわけです。建物が持っている、あるという関係で。しかし、建築を予定している者という一つの概念が入ってきてるわけですが、その予定している者の認定といいますか、それは一体何基準にしてなされるのか。本人の一つの申告という問題とか、申告された者に対する当局側の判定というそういうものが入ってきますが、その辺何を基準にして一体その予定してる者というものを位置づけていくのか。これは一つの条例としての法律的なもんですから、出発点に当たってその辺の認識も明確にしておかないと、何か起きた場合に混乱が起きるとしようがないという意味でお聞きしているわけです。それから、建築を予定しているということは、予定というのは、あくまで予定であって変更もあり得るわけですね。そういう予定が変更された場合の条件というのはどういうように考慮されているのか。その辺をお聞きしたい。それが一つ。  それから、その分担金の第4条に、分担金の徴収基準というものが出されております。それでこの最初の2行ぐらいですが、受益者から徴収する分担金の額は、分担金の総額を家屋等、つまりこの中にはさっきの建築予定のものも含むわけですが、の戸数で除して得た額とする、こういうことが出ている。そうしますと、この家屋等の数が非常に少ない場合、少数の家屋しかない地域では、分担金は大きくなるという関係が出てくるわけです。たくさん戸数か多いところと違ってしまうわけですね。そうすっと地域と地域の比較では、うちの少ないところはものすごく負担が高くなって、多いところは少なくなるというアンバランスが出るんではないか。そういうものは一体どうするんだろうというような感じでいるんですが、それについてのご説明いただきたいと。  それから、次にこの条例に付随して一緒に添付されております施行規則の問題で、この第4条の中に、こういう内容になっているわけです。申告等の取り扱い問題ですが、市長は、第2条の申告書または前条の届出書の内容が事実と異なると認めたときは、当該申告書または届出書の内容を修正することができると、こういう内容なんです。そうしますと、これは市長の権限で、まあこの言葉の意味だけ解釈すれば、一方的に修正できるというような形になっているわけです、条文上はね。つまり市長の方の認定で変えられるんだとこう言ってて、逆に受益者そのものの、いやそうじゃないんだという異議申し立て権、あるいは相談をしてから、これちょっとおかしいんじゃないでしょうかと言って話しかけて双方が意思交換をした後、確かにおかしいです、じゃこう直しますよというような協議権ですね、そういうものの存在がこの中にはないんです。非常に市長の一方的な、まあ極端な解釈になるかもしらないけど、条文そのものは変えることが市長ができるんだという、権限の確立みたいのあるわけですね、その辺はどうなんですか、こういう事業を執行していく上で具体的にそういうことが、例えば本人の意思と違った形でものが進行するというようなことがあった場合にどうなのかというふうに感じているんです。この条文の決め方自身に私はやっぱり、基本的にはそうかもしらんけど、当然受益者の一定の意思範囲というものがどっかでなけりゃ、一つの民主的な運営というのはできないんじゃないかというふうに感じているんですが、その辺についてお聞かせをいただきたい。
     それから、次に第6条で、この条例第4条3項に規定する受益者の分担金の総額は、条例第4条第1項に規定する額に、新規受益者にかかる管路施設ですね、取付管を除く、に要する費用に100分の5を乗じて得た額を加えた額とするか、まあちょっと解釈が順序を追ってやらないと不明確な形かもしれませんが、そうしますと、この100分の5という一つの掛ける率ですね、これは一体どういう性格、ここでは一種の加入金の性格を持つというような解釈でいいのかどうか、新しく後から入る者に対するパーセンテージを要するに掛けてんですが、また100分の5というのは、前に総額に対して100分の5を費用とするということから関連した形でここも100分の5としたのかどうか、このパーセンテージの設定ですね、設定が何を根拠にしてという点でそういう解釈でいいのかどうか。その辺をお聞きしたいということ。  それから、その施行規則のやはり第8条の4、括弧なしの4ですね、4の中で、前項の規定により分担金の徴収猶予の承認決定を受けた者が、分担金の徴収猶予を受ける理由がなくなったときは、遅滞なくその旨を市長に届け出なければならないと、こういうことがあるわけ。それから、同じく第9条の4ですが、前項の規定により分担金の減免の承認決定を受けた者が、当該減免を受ける理由がなくなったときは遅滞なくその旨を市長に届け出なければならない。こういう条項が入っているんですが、この場合で、遅滞なくということが、実際上遅滞があった場合、どうするんだと。つまり追徴措置ですね、おくれて申告したという場合は、本当は受ける減免の理由がないのに減免されたということに対して、それをあなたはここで終わってるんですから、この分だけは後から納めてくださいという形で追徴措置をとるのかどうか。とらないのかどうか。つまり罰則まではいかないと思うんですが、一種の具体的なその時間的なものを遅滞なくやらなかったために生じた一つの状況に対しての措置というのはないのがどうか。ただこういう一般的な強調だけでこの条文構成がなされているのかどうか。そういう点で疑問を感じましたので、その辺にご答弁をいただきたいということです。  以上です。 31 ◯議長(金井一夫君) 総務部長・苅部君。              〔総務部長・苅部一太郎君登壇〕 32 ◯総務部長(苅部一太郎君) お答え申し上げます。  最初に、今期の補正予算のとらえ方の問題なんですが、今回の補正予算につきましては、提案理由のときに市長の方からも申し上げましたが、年度末を迎えまして、歳入歳出予算の実績見込み等に基づきまして、これは事務事業全般ですが、それらにつきましての整理を行うということを中心といたしまして、調整を図ったというようなとらえ方でございまして、最終的には、歳入歳出予算についてはそういうとらえ方。それに地方債については、事務事業の実績をもとにしまして、最終的な確定を図りたいというようなことでの措置、それから年度内に事業の終わらない経費等につきましては、繰り越しの措置を図ったというのが内容でございます。  それから、第2点目の臨時地方道整備事業債の今回の減額でございますが、2億2,730万円減額をするという措置を図ったんですが、当初は、2億9,900万円の予定で事業執行を図りたいということで、これは国府の1223号線というんですが、もとの守木町の交番のところから入る道路だったんですが、この用地買収等を図っての事業を予定したんですが、この事業が進まないということでの関連でこのような大きな臨時地方道整備事業の起債の借り入れが減になったということでございます。  それから、南部地域開発の1,000万円の減額なんですが、この計画につきましては、南部地域開発整備計画策定調査を平成元年度から進めておりまして、元年度につきましては1,700万円の事業費で、石岡市、千代田村、住都公団の負担で進めたわけなんですが、それを受けまして、2年度の、継続的にこの計画づくりを進めているわけでありますが、2年度につきましては、住宅・都市整備公団が全額負担で進める事業があったんですが、その事業がずれ込んでしまいまして、平成3年度までにずれ込んでいるということで、その事業を受けて平成3年度の事業策定調査を進める予定であったんですが、その住都公団の担当する部分の調査のおくれの関係で、平成3年度に発注する事業が関連しておりますので、取り組めなかったということで、今回、年度内にこれから発注しても終わらないということで、減額措置を図ったものでございます。  それから、公共施設の改修事業基金の積立金で、今回360万円を措置しておりますが、この関連につきましては、駐車場特別会計で今回補正をしております。これは駐車場会計の方では一般会計360万円を繰り出します。それで、一般会計の方では、駐車場会計からの繰入金ということで360万円を受けまして、一般会計の中で公共施設改修事業基金というものを管理しておりますので、その中に積み立てを図るということでございます。市の公共施設関連の改修事業の基金については、1本で基金の設置の中で対処しておりますので、その中へプールをしておきまして、今後、駐車場の整備等に対しまして、その基金の取り崩し等によって対処したいという考えでございまして、現在、今年度積み立てを図りますと、駐車場特別会計からの公共施設改修事業基金への積立金は2,530万円になるというような状況でございます。  以上です。 33 ◯議長(金井一夫君) 市民部長・山形君。              〔市民部長・山形正子君登壇〕 34 ◯市民部長(山形正子君) ご質問にお答え申し上げます。  し尿くみ取り手数料収入証紙の減額でございますけれども、この収入証紙の当初は8,916万2,000円見込んでおりましたが、平成3年の4月より平成4年の1月までの実績をもとに平成3年度分の予算額を算出してみましたところ、8,038万2,000円程度というふうに見込まれましたので、当初予算よりこの見込み額を差し引きまして減額をしたものでございます。大きな要因といたしましては、石岡市における生し尿が平成3年の4月から12月までの容量が前年度と比べてみますと、1.9%程度減っておりますので、そういったものが影響しているのじゃないかというふうに考えております。  以上でございます。 35 ◯議長(金井一夫君) 経済部長・小口君。              〔経済部長・小口利夫君登壇〕 36 ◯経済部長(小口利夫君) お答えいたします。  議案第23号について。し尿処理場のこの処理施設は、湖北環境衛生組合の処理場のちょうど北側、ちょうど下あたりになると思います。そこから農業用排水路を経由しまして、園部川を経由し霞ヶ浦に放流されることになります。なおこの際、脱臭、脱水をされて県の富栄養化条例に規定された水質に落とされることになります。なお、維持管理については、今集落と一部集落の委託なども考えておりますけれども、全面的には今から検討してまいるものでございます。  次に、第2条の家屋等の建築を予定している者とはということで、これにつきましては、分家住宅など、今後自然増として見込まれるものでございます。  農業集落排水事業におきましては、下水道事業と違いまして、対象処理人口に応じて処理施設の規模が決まることになっております。現在の対象処理人口プラス今後予想される人口伸び分になりますので、今回建築を予定しているものは、約25戸分を見込んでおります。  それから、第4条関係でございますけれども、処理対象人口の少ない集落についての取り扱いでございますが、平成4年度において、これから実施集落の設定をいたすわけでありますが、事業費等の関係で、小さい一集落は分担金が高くなることも予想されます。このような場合ですと、隣接する集落と一緒に実施する方法もございますが、新治村などにおいては既にこのような方法をとっており、分担金の軽減に努めておるところでございます。しかしながら、地形などの関係でこの方法が取れないところもあると考えられます。今後、実施集落ごとに第2条別表における事業地区の追加をしていくことになりますので、あわせて分担金が多額になる集落に接したときは、分担金限度額の設定をお願いしていきたいと、そのように考えております。  それから、条例の施行規則でございますけれども、第4条の申告等の取り扱いでございますが、この場合、本人が申告してきても、住所の間違いとかそういう細かい間違いがございます。それらについてのことでございます。  それから、第6条の新規受益者の分担額及び徴収方法でございますけれども、100分の5を乗じてということでございますけれども、これは前の条例と同じように事業費の分担金100分の5ということになります。最初に要した100分の5ということになりまして、処理施設の埋設管の来ているところから、本人宅へまでの取りつけという形になります。  それから、第8条の4番と第9条の4番でございますけれども、これは一般的なものでございます。なお、この条例施行規則につきましては、条例が通りました後に再度見直しをかけていきたいと考えております。 37 ◯議長(金井一夫君) 教育次長・佐藤君。              〔教育次長・佐藤和夫君登壇〕 38 ◯教育次長(佐藤和夫君) 教育費の中の報償費について、お答えいたします。  退職報償5万2,000円につきましては、これは退職教員に対する記念品代でございます。今予定しておりますのが、校長1名、教頭以下6名の計7名でございます。  以上でございます。 39 ◯議長(金井一夫君) 18番・原田亨一君。 40 ◯18番(原田亨一君) ご説明受けた中で、なお疑問の残っている点を何点かお聞きします。  一つは、公共施設の改修事業基金積立金360万の問題ですが、駐車場の補修的な意味でという意味合いを今、ご説明で受け取ったんですが、これはそういう考え方があるかどうかの問題ですが、今度議会が開催されて、しかも税金の申告と一致しましたので、駐車場にものすごく困っているといいますか、朝、私らが来ても係の方が誘導しなけりゃならないような状況というのはあったわけですね。その新しい土地取得で拡張するという問題も、これはどういうふうになっているのか、進められているのかどうかわかりませんけど、その辺ももしあれば進めていただきたいということなんですが。  もう一つは、今の限定された土地条件の中で、駐車場を確保するのは立体化する以外にないと思うんです。そういうことが例えばこういう一つの基金会計をつくる場合に、そういうものが全然念頭にないかどうかという点でお伺いしたい。やっぱり私単純に考えてんですが、表玄関じゃなく裏の方で職員が主に駐車してるあそこは少し低いんですよね。今もうこの間もテレビ放映などもやっておりましたがね、2階建て、3階建ての駐車場というのを組立式で売っているんです。もうできちゃっているんです。広さなどによってはその難しさがあると思うんですが、特に個人などの場合はすっともうできちゃうぐらいのものが出されてるわけです。あそこ土地低いところでやっぱり駐車場の有効確保といいますか、あるいはかなりの余裕のスペースをとるためにはそういう方法論も一つあんじゃないかという感じ持っているわけです。新しい土地取得で平面的なことを延ばすと一緒に今ある条件の中でそういう立体化してその問題に一歩でも解消の方向に近づくことが考えられてもいいんじゃないか。そういうことは、全然今念頭にないかどうか。こういう、いわゆる一つの公共施設の改修の基金会計がこういうことに設定されても単なる補修的な意味しか考えないのかどうか、そういう意味でのとらえ方なのかどうか。言いかえれば、今言っている問題は、これから先の一つの行政の政策的な方向の問題にかかわってくると思うんですが、そういう問題について担当部門、あるいはこれは市長の一つの判断もあると思うんで、その辺ちょっと何らかの考え方があるかどうか、聞いておきたいっていうこと、これが一つ。  それから、私は、今度農業集落排水事業の問題ですが、これで分担金条例が出てお金の問題ですが、これが新しい特別会計として設定されて事業がやられていくという中で、先ほどの一種の住民に対する被害と申しますか、あるいは広い意味で言えば完全にそれが機能的に浄化されないでほかに公害をまき散らすようなものになっては困るんじゃないかという点でお聞きしているわけです。事業は始めた、さあ今度はしばらくたって気がついてみたら、それが大きな公害源になっていたということでは、その辺は、特にこの事業の性質からいって、初めから、想定されて考慮されなきゃならないんじゃないかというふうに考えてるわけです。さっきのお話では、運営などでは集落の方に委託していきたいみたいな考え方があったんですが、しかし、一つのそういうものが本当に浄化装置が機能して、正しくやられているかどうかというものは集落ではできないと思うんです。やっぱりきちんとした市がこれやる事業ですから、特別会計で。そういうものも含めたものがなされなきゃならんし、それからそういう意味での一つの考慮というのが十分なされた中で事業が発足しないといけないんじゃないかと。その辺は今のご答弁では、これから先の検討課題のような感じで受け取ったんですが、やっぱり十分それを考慮していただいているかどうか。ちょっと使って、まあ5年先か10年先かわかりませんけど、そこから今度は逆に公害的なものがいっぱい発生してしまうような形になる場合もあるわけです。そういうものも含めた一つの事業の組み立て方というのが必要と思うんです。その辺についての、これから先でもいいと思うんですが、十分考慮されるかどうか、この事業について。その辺をお聞きしておきたいということです。  それと、最後の施行規則の中における第8条の4と9条の4における、遅滞なくその旨を市長に届けなければならないということが一般的な強調に過ぎないという答弁なんですよね。そういう条例規則でいいのかどうかという点で私は疑問があります。やっぱりこれは一つの市がつくる法律ですからね。一般的な強調などやるんだらこんな条例の中に入れる必要なくてPRの中に入れてけばいいんです。しかし、条例というのは一番基準になる法律的な性格を持っているわけですから、やっぱり遅滞なくということが遅滞なく行われない場合における対処の形というのが明確に打ち出されないと、条例にも規則にもならないと思うんです。そんなことただ言って強調してますなんて言ってみたって、そういうことじゃないんですか。当然、これはすぐにこれを届けないで、何カ月、ある場合には何年、減免する条件がないのに減免されたということに対する具体的な処置なしに、どうしてその一般からじゃ徴収金ということで取り上げられますか、片方取って片方免除しちゃって放っぽっとくというようなことで、行政的にそういうことがやられていいかどうかですよ。これは当然正当な形で分担金を納入してる方から、何であんなもう変わっちゃった条件のとこを放っぽっといて、しかもそれは一般的強調でございますなんて言って通るかどうかですよ、そんの行政が。いかがですか、その点は。これは私は通らないと思うんですよ。そういうアンバランスな、片方の住民に対しては、もし納めなけりゃ税法適法するって言ってるんでしょ、この条例は。市税、だから滞納差し押さえでも何でもやるような一種の性格を持ったものをやってて、片方でもう減免資格が消滅しちゃっているのにそれを放っぽって遅滞なくが実際に遅滞があった場合に、何らの措置もないんだと、それをただここで強調してるだけです。これは、恩情ある市政かというと私はそうじゃないと思うんです。その遅滞なくやらない人にはそういう面が言えるけど、ちゃんとやっている人には全く逆になるでしょうよ。だから、そういうことをきちっと決めないことがいいんだっていうことには私はならないんじゃないかという解釈を持っているんですが、担当部門の長と、それからこういうものの政治的判断はこれは行政の全体制の問題ですから、市長がどういう考え持つかという問題もあると思うんです。今までこれ恐らくどっかのまねされたんじゃないかって感じ持つわけ。どっかでやっていたのを持ってきたと。だから、そういうときには、何もいいことはまねしてもいいけど、抜けているところは補ったらいいんでね、まねしていることが全部いいことじゃないんで、だからそういうふうにもしお気づきなら修正するお考えあるかどうか。その場合にここに出されてるやつがいつどういうような形で修正されるのか、修正されるとすればね、修正しないでこれでいいんだという形で考えるんならそれはそれでおっしゃってください。そういうことです。  以上です。 41 ◯議長(金井一夫君) 総務部長・苅部君。              〔総務部長・苅部一太郎君登壇〕 42 ◯総務部長(苅部一太郎君) お答え申し上げます。  駐車場の関連の中で、先ほど私の方から答弁いたしましたのは、駐車場特別会計の360万円積み立てするわけなんですが、この積立金につきましては、独立採算でやっております駐車場特別会計からの利益金を積み立てしてプールしておくということで、その部分が公共施設改修事業基金の中にプールした部分が2,530万円あるということで、これの使い方につきましては、駐車場特別会計の中の駐車場、これらのものに充てていきたいという考えでございます。それで、その中でも特に駅東の駐車場につきましては、今後当然ただいま原田議員の方からもご指摘がございましたように、駅東の区画整理事業の進捗、あるいは駅周辺整備事業であるとか橋上駅舎の問題の中で、当然立体化の計画というものは市としても今後考えていかなければならない問題であるというふうにとらえております。  それから、職員の駐車場に関連しまして、庁舎の駐車場の問題ですが、これは現在、西側に今拡張工事を実施しておりますけれども、今後対応といたしましては、当然平面的な利用でない形の利用と言いますか、これらにつきましては、今後、庁舎裏の車庫等の問題もございますし、今後の用地の取得する面との兼ね合いの中から立体的な利用を図るというような方向での検討も当然必要であるというように私どもも認識しておりまして、それらの整備をする場合には当然一般会計予算の中で処置を考えていきたいと、そういうふうに思っております。  以上です。 43 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 44 ◯市長(木村芳城君) ただいまの駐車場の問題で、政策的な点での市長の考えということでございますが、私も土地の高くなってくる状況を勘案すれば、立体的なことも今後考えていかなきゃならないと思います。 45 ◯議長(金井一夫君) 経済部長・小口君。              〔経済部長・小口利夫君登壇〕 46 ◯経済部長(小口利夫君) お答えいたします。  先ほどの管理関係でございますけれども、専門的なことにつきましては専門業者への委託でございます。まあ清掃などいろいろそういうものも、草取りだのそういうものは集落にお願いすると、そういうことでございます。  それから、規則につきましては十分検討させていただきたいと思います。 47 ◯議長(金井一夫君) 18番・原田亨一君。 48 ◯18番(原田亨一君) 規則については十分検討というのは今議案として出ていて、これを採決しなきゃならない問題を控えている条件なんですが、その辺は十分検討という時間的なものはどう考えられているんですか。それでもう3回目ですから、そのお答えによって、議長として、この議案にについての対し方というのを検討していただきたい。これは要望。  以上で終わります。 49 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。                 午後4時16分休憩           ───────────────────────                 午後4時33分再開 50 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  経済部長・小口君。              〔経済部長・小口利夫君登壇〕 51 ◯経済部長(小口利夫君) お答えいたします。  ただいまの条例施行規則関係でございますけれども、第4条関係、第8条関係、第9条関係につきましては、後ほど訂正を加えた上で、議長と相談の上提出をさせていだたきます。 52 ◯議長(金井一夫君) 経済部長・小口君。              〔経済部長・小口利夫君登壇〕 53 ◯経済部長(小口利夫君) ただいま提出させていただきますと申し上げましたが、差し控えさせていただきます。また、維持管理については十分検討を図ってまいります。 54 ◯議長(金井一夫君) 5番・上野榮一君。              〔5番・上野榮一君登壇〕 55 ◯5番(上野榮一君) 5番・上野榮一です。  まず議案第10号でございますが、平成3年度石岡市一般会計補正予算(第6号)について、若干2点ほど関連を含めてお伺いしたいと思います。  まず29ページ、石岡小学校大規模改造事業の件でございますが、これは何か理科教育設備費補助金ということで、国庫補助が出ておりますが、これについて多少減額もあるようですが、どういう改築事業なのか、この点につきまして簡単に教育次長の方にお答えしていだたきたいと思います。  さらに、その関連でございますが、これは教育長にちょっとお伺いしたいんですが、石岡小学校を卒業した大半の生徒が国府中学校へ入学するわけでございますが、国府中学校では8年前の創立開校以来ですね、最初から問題点があったんではないかというような話も聞いておりますが、それは技術室でございます。現在、平屋建ての建物が正門を入ってすぐ右側、プールの西側に、敷地いっぱいのところに立っておりますが、現在この技術室は金工室と木工室というふうに分かれて本来使用すべきところを余りにも狭いために、本来なら2クラスがそれぞれ分かれて木工作業、あるいは金工作業に、そういったところで学習できるわけなんですが、狭いために、同じところに、同じ教室というかそういう工作室に木工関係の機械、あるいは金工関係の機械、例えばフライス盤、ボール盤、旋盤等が所狭しといっぱい並んでおります。そういった件で、生徒たちの話、あるいは先生たちのいろんな意見も踏まえて私ものぞいたことがございます。つい最近もよくつぶさに調べてまいりましたが、これにつきまして、中学校の生徒は、こういった技術工作、あるいはその他講義等に使うために、全部金工室と木工室が一緒になって、本来木工室の作業所がそこが工具室というか、聞き書きしながらですね、座って勉強するところ、それもまず部屋が狭くて入りきれないほど机もままならない状態であります。こういった中で、私は、こういった問題につきましては、あすの日本をしょって立つ、あるいはこの石岡という郷土のあすを担っていくようなこの若い生徒諸君の今後の活躍についても、一番大事なときではなかろうかと思います。そういったわけで、私はこれは狭いから何らかの方法で私は建築技術的なことはわかりませんが、何らかの措置を早急に講じなければ、ただ設計のミスだったとか、あるいは敷地少ないためにそのまま放っておいたんだと、今後もそのまんまぶん投げておこうと、こういうことは私はこれは言語道断であって、やはり他の学校の生徒と同じような床面積を持った中で学習が十分行えるように即改善すべきだと思います。  この点につきまして、教育長におかれましては、この技術室が狭いと思うか、あるいは妥当だと思うかこれをまず聞きたいと思います。そして、これについて、もし狭いという考えがございましたら、今後どうするのか、それにはもちろん予算も伴うわけでございますから、当然、執行権者の長たる市長もこれはご判断願って、どういう方向でなされるのかきょうは何としてもこれをお答えしていただきたい。検討しますだけではもうそういう時期じゃないですね。既に8年経過して今までよく黙ってこのまんま授業を受けていたなと私は思います。そういうわけで、きょうはこの件につきましては、毅然たる態度できちっと、だれもが納得するように、後でみんながどの生徒もどの父兄にもどの教師にも喜ばれるようなそういうお答えをしていだたきたいと思います。簡単でございます。  それから、議案第14号でございますが、この補正予算の3号ということですか、これ駅東開発に関連するわけでございますが、駅東土地区画整理後の都市計画上の用途指定、これは先日もう私は一般質問の中で多少話しましたが、最近、政府の意向では、あの用地指定の中の住居地域と申しますか、それを再区分化してもう少し現在の社会状況に合ったような用途指定をするような方向づけが最近出ておりますが、この件につきましても、いろいろ今後の用地買収、あるいはその後の整備上の計画上、いろんな不都合が生じるかと思いますので、細かくどうのこうのということは聞きませんが、大筋においてどうするのかというような大英断をここで聞きたいわけですが、それに相まって、駅東地区の道路交通上の体系をどういうふうに整備していくのか、例えば具体的に申し上げますれば、信号の設置等の問題、あるいは例えばあそこにロータリーの前から駅東の方へ抜けて行く途中、泉ケ丘保育園、そして反対側には、山新スイミングプールがございます。ここは非常に子供さんも含めて人の出入りが車によって、あるいは歩行によっても多いわけでございますが、転ばぬ先のつえと申しますか、やはり何らかの措置も講じなければなんない。信号機をつける以前に、例えば横断歩道をつける、あるいは一時停止線というんですか、こういうものも早急につけていただきたいという要望がいろんな人から出ております。  と申しますのは、あの駅東地区は、最近ずっと車の通りをながめておりますと、非常にみんなもうスピード出して、何かの事故が起きないのが不思議なくらいものすごいスピードで通っております。必ずこれは事故があるはずだと私は思っております。今現在のところまだ大した問題はありませんが、必ずそういう事故が近い将来今のまんま放置しておきますと、ありますので、これを一日も早く善処していただきたいと思います。14号もこの程度で。  あと、議案第23号でございますが、この問題につきましては、既に一般質問の中でも久保田議員、そして高野議員、その他の方も触れております。そしてまた本日は原田議員の方からも議案の質問として出されておりますので、私が懸念した件、これをどうなっているのかと、聞いておきたいというような質問点もありましたが、大半の問題については、ほとんど答弁が出されております。しかし、まだ私は答弁が不十分だと、もう少し突っ込んで聞きたいということもありますので、しつこいようですが、改めてもう一度私の口から聞かせていただきたいと思います。これにつきましては、あまり細かくメモを見ながらしゃべるとまた長くなりますので、それから一々細かく知っているところは聞きませんから、私の方からしゃべりますから。その後の問題で、大きな問題がまだあるはずでございますので、ひとつよろしく担当者の方はお願いしたいと思います。  ずっと、これまで聞いておりましたが、この石岡市農村集落排水事業についてでありますが、全体工事額としては、約15億円弱を要する。そして、平成4年度これ約2億7,000万円ですか、大体。そして、その計画工期でございますが、これも大体6年ですか、平成3年度から8年度までの6年間。地域はまず出し山地区を中心とした行里川、そして東府中地区ということでありますが、この件に関しましては、事業対象人口が約980人とのことでございますが、世帯数にして何戸数あるのかわかりませんが、これは費用分担の比率が、国が55%、県が25%、市が15%、そして一般の受益者というかその方たちの負担がちょうど5%ということでありますが、それでちょっと、私はまず担当者に聞きたいんですが、万が一、現在の事業計画はずれた場合、当然費用もその分かかります。小さくするんならともかく、大きくすればかかる。この件につきましても、他の議員の皆さんからも出ましたが、その場合に、当然、個人の受益者負担というの多くなりますね。これをどのような形で補っていくんだか、例えば30万円から40万円、まあ大体1戸当たり35万円前後じゃないかといいますが、事業が大きくなった場合、個人の負担額も大きくなる。戸数対象はそんなに人口は変わらないわけですから。その場合に、どのような助成制度があるのか。これ総体的には市の方は事業債として主に、私の聞いたところ、あるいは自分の思うところでは、農林漁業金融公庫ですか、こっから長期で借りる。年利率が3.5%ぐらいでやっていくんじゃないかと私は思います。そのようにも聞いておりますが。そうした場合、私は余りにもこれが50万円ぐらいになるかもしれない、あるいは60万円に受益者の個人負担がなった場合に、果たしてその地域の皆さんが全員加入してくれるであろうかどうか、これが一番心配なんです。それから、この加入に関しましては、強制的に入らなければならないのか、あるいは本人の意思で任意的に加入するのか。こういう問題もあります。  それからもう一つは、浄化槽のプラントの件ですが、これを話を聞いておりますと、現在の柏山にある湖北衛生組合のプラントのすぐ北側あたりに予定しておるといいますが、この件でまた担当者にお伺いいたしますが、現在この予定地は2,900平方メートルを予定しておる。この中で、プラントを実際につくる場所は1,600平方メートルを予定しているんだとおっしゃいますが、現在この土地は既に用地買収が済んでおりますか、済んでいませんか。またそのような状況を私はこのまだ1年弱ですが、まだ聞いておりませんが、これも問題であります。まだ土地買ってない、人の名義の土地ですよ。手付金打ったんだか、全額払って名義はまだかえてないんだか、そういうことわかりませんので、用地買収に関連する経過ですか、これもお答えしていただきたいと思います。その場合には、いろんな問題がまた波及してくると。ここでもし今こういう議案として出して、決議された場合ですね。それから、土地が思うままにいかなくて、あっちだ、こっちだといって二転三転して、その予定される候補地が変わるようでは、これは完全な計画とは言えない。こう思います。それから、もう一つ先ほどの計画どおりうまくいくかどうか、万が一その事業計画が、多少ふえたりなんかして、あるいは資材の高騰とかなんかで今から長い年月かけてやるわけですから、金額も変わってくる可能性もあります。そうした場合一番重要なことは、この間、久保田議員もおっしゃっておりましたが、横の、例えば他の関連する担当者ですね、こういう横の連絡が密にとれておるのかどうか、重複して、やらなくてもいいようなやつをやっちゃったり、あるいはお互いに同じとこいじり回しちゃって、余計な費用がかかる。やはりこれは連絡を密にして、計画を一つにまとめるためには、その担当部署である経済課ばかりでなく、それぞれ関連する担当者も全部計画を提出して、場合によっては湖北水道との配管布設工事についてもいろいろ重複するようなこともあってはならない。そしてまた建設部に至りましても、道路の舗装工事ですか、こういうことが同じような場所を掘ったり埋めたり掘ったり埋めたり、こういうこともありますので、私としては横の連絡は、どうしてもきちんと密度の高い計画性を持った事業を遂行するべきだとこう思います。  例えば道路工事にしましても、よくせっかく舗装し直してきれいになったところまた水道の配管工事、布設工事ですか、あるいは布設がえ、また最近に至りましては、下水道の工事等におきましても、道路をほじってまた埋めて、その後またきちんとやればいいけども、もとどおりの舗装にならない、がちゃがちゃの簡単な粗末な舗装でもって道路がひどい、それが原因で道路の損傷といいますか、これも甚だしいところもたくさんあります。この事業におかれましては、事は農村の環境近代化のためにやるということでございますので、市独自の全部の予算じゃございません。市独自の予算というのは15%ほど投下するだけですから、これはやはり私は今後の石岡の周辺の他の地域の農村地帯の今後の近代化にとっても非常に重要なことである。そしてまた周辺のその出し山の農村集落のこの事業以外、今からやると思われるようなところの住民も非常に関心が高いのではなかろうかと、このように私は思います。  そうした中で、先日も霞ヶ浦の汚染問題が出ましたが、またここで、ひとつ経済部長に突っ込んで、さらに突っ込んでお伺いしますが、先ほど部長は、流末処理について、簡単にさあーっと流して答弁して、何か私から見ると逃げてっちゃったような気がするんですが、もしあの土地がはっきり確保が確定したとした場合ですよ、まだこれ決まったわけじゃないんですから。その場合に、あのプラントの大きい浄化槽つくりますね、そこで曝気方式でやるんだか何方式でやるんだから、これも後でお答え願いたいと思うんですが、当然上澄みの水分についてはそれなりの殺菌をしながら、水質基準に合った値を出しながら園部川等に排出するんではなかろうかと思いますが、その下に沈澱した、いわゆる汚泥、あるいはその他の物質についてはどのような方法で処理なされるのか。例えば除去します、何らかの方法で。これは業者に委託してやる場合におきましても、その除去した汚泥、これはどこへどのような方法でもって収集し、そして運搬していくのか、私は疑問に思うものであります。  それとその施行規則の中で第3条の2項と3項のことですが、第3条の2項に、前項の届け出でにより受益者でなくなったもの(以下旧受益者というと)が、既に納付してある分担金については返還しないものとすると。ありますね。3項目には、第1項の届け出により、新たに受益者となったものは、旧受益者の地位を継承するものとする。と、そうすると、受益者であった人が、今度はその受益者をやめた場合、お金は、当然分担金は返ってこないわけですが、それを継承した新受益者は、その分担金についてはどのようにするのか、例えば当局に払うんだか、あるいは旧受益者に支払うんだか、そういうとこがちょっと明文化されておりません。これについて伺いたいと思います。  それから、この工事に関しましては、大体排水管の布設距離ですか、工事総延長では大体どのぐらいあるんだかということでもありますが、これについても補助金の分、あるいは非補助金の分もあろうかと思いますが、この件につきまして、若干お伺いしたいと思います。取付管のことはまた別問題だと思っております。  それから、使用料の件ですが、それと維持管理についてですが、これ使用料は、例えばアパートに住んでいる人、いわゆる共同住宅ですか、ここに書いてあるんですが、この方たちは例えば同じ棟の、あるいは同じ範囲の中の貸家にいる人たちがこの受益者負担金を支払う場合には、水道料金と見合った額で、まあ戸数で割ってその分担金を決めるのかどうか知りませんが、場所によっては市の水道、湖北水道じゃなくて井戸水でやっている場所もあろうかと思います。これについてはどうするのか、これも聞いておきたいと思います。  それと、供用開始は正式にはいつごろからやるという計画を持っておりますか、この辺のところを聞いておきたいので、担当者の方はお答え願いたいと思います。  以上で、第1回目の議案質疑を終わります。 56 ◯議長(金井一夫君) 教育次長・佐藤君。              〔教育次長・佐藤和夫君登壇〕 57 ◯教育次長(佐藤和夫君) ただいまご質問がございました理科教育設備補助金について、ご説明申し上げます。  これは、理科教育振興法に基づきまして、設備の整備及び充実を図るために国の補助事業でございまして、当初280万円の事業費を予定しておりました。それで2分の1の補助がございますので、140万円の補助を予定しておったわけでございますが、国の方の予算の関係、あるいは予算枠の事情等がございまして、補助の内示がなかったと、そういうことでございまして減額をするものでございます。この事業につきましては、単独事業でもって実施をさせていただきました。  それから、石岡小学校の大規模改造事業でございますが、第3期目の改造事業でございます。本年度は、当初1億150万の事業費を予定しておりまして、その3分の1、3,383万3,000円の補助を予定しておったわけでございます。工事は既に完了しておりまして、事業費が確定をいたしました。8,094万円、したがいまして3分の1の補助でございますので、それから2,698万円を引いた685万3,000円が減額になるわけでございます。  事業の内容でございますが、ことし行いました大規模は、普通教室棟の1階教室、9教室の廊下、昇降口、それに内壁、天井、床、建具等の補修、塗装、それから2階の廊下、内壁の補修、塗装でございます。それから、管理教室棟の屋上のひさし部分のウレタン防水、それから1階から3階までの各教室内、14教室ですが、廊下、昇降口、便所の内装、天井、床、建具等の補修、塗装をしております。それから渡り廊下、屋上の防水全面改修、それから内装、天井、床の補修、外壁の全面吹きつけでございます。  以上でございます。 58 ◯議長(金井一夫君) 教育長・大内君。              〔教育長・大内秀男君登壇〕 59 ◯教育長(大内秀男君) ご質問にお答えを申し上げます。  国府中学校の技術室なんですが、2教室でございます。木工教室と金工教室。この特別教室の基準面積は、この総面積は全体でこう定められておるんですが、個々の教室ではその定めはないわけです。国府中学校での特別教室、これ13学級で数字を見てみますというと全体でまあクリアしているんですが、技術室は1教室56平米ですから、狭いことはこれ確かでございます。これまで何とか学校で対応いたしてまいりましたが、1学級、1クラス39名というクラスもありますので、技術室は30名程度で授業するのが適当でありますから、したがってこの無理をしておること、これは間違いございません。財政課の方とも協議をいたしまして、何らかの方法を考えてまいりたいなと、そういうふうに思っております。  以上でございます。 60 ◯議長(金井一夫君) 建設部長・松井君。              〔建設部長・松井芳雄君登壇〕
    61 ◯建設部長(松井芳雄君) お答えを申し上げます。  議案第14号関係での駅東地区区画整理事業地内の用途区分でございますけれども、ご指摘のように、今後区画整理が進んでいく中で用途地域につきましては、その区域の置かれる立地条件から判断しますと、変更等も考慮しなければならないという地域でございますので、今後その辺につきましては検討してまいりたいと思います。  それから、同じように現在建設省において都市計画制度の見直しで都市計画法、あるいは建築基準法の改正案が、今国会に向けて調整をされておりまして、住居地域のタイプにつきましては4タイプが新設されるというような状況もございます。こういった点をよく踏まえまして今後の駅東区画整理に反映できるものはしていきたいというふうに思います。  ぞれから、次に道路交通体系の問題でございますが、ご存じのように、泉橋のかけがえ等もございますので、完成に向けての信号機の設置とか交通標識とかそういったものにつきましては、関係機関と協議をいたしまして指導のもとに、それぞれ必要な施設を設置していきたいというふうに考えております。現時点におきましては、ある程度通行可能な道路が予定されておりますので、こういった部分につきましては、現時点では、あくまでも警察、あるいは市民部の方の指導、協議のもとに交通安全上、まあ安全を確保しながら応急的な交通標識を設置して運用を図っていきたいというふうに思います。  以上でございます。 62 ◯議長(金井一夫君) 経済部長・小口君。              〔経済部長・小口利夫君登壇〕 63 ◯経済部長(小口利夫君) お答えいたします。  まず最初に、工事が延びたときどうするのかということでございますが、工事が延びれば、自然と自然増が延びる可能性があります。そういうことも考えまして、今回も35万円から40万円大体そこらになるであろうと、そういうことにいたしましたけれども、工事などが延びないように十分意を払っていきたいと、そのように思っております。  それから、先ほど上野議員さんが述べられました各計数につきましては、そのとおりでございます。加入の申し込みの意思でございますが、これは任意でございます。  3番目のプラントの件でございますけれども、予定がこちら2,900で、予定が1,600でございます。1,600は取水用地といたしまして、その残りは公園化を考えていきたいと、このように思っております。まだ買収はしてございません。現在、区長より地権者に話をしてもらっている状況でございます。4月に入りましたらすぐこの交渉に当たっていきたい、そのように考えております。  それから、工事などの重複でございますけれども、この点につきましては、各関係部局と十分留意を図ってまいります。  それから、汚泥についてでございますけれども、汚泥につきましては、脱臭、脱水をいたしまて、農地還元をする方法をとってまいりたい、そのように思っております。また、農地還元の方法につきましては、肥料として、主に牧草地、蔬菜、果樹、園芸、野菜及び土壌改良などに幅広い利用があるようでございます。この点につきましては、現在、出し山集落の皆さんに利用してもらいたいと、そのように考えておりますけれども、なお詰めてまいります。  それから、供用開始でございますけれども、平成7年になろうかと思います。  それから、管の施設でございますけれども、全体の長さは7,600メートル程度でございます。補助分が6,300、単独分で1,300でございます。  以上でございます。 64 ◯議長(金井一夫君) 上野榮一議員に申し上げます。議案質疑でございますので、一般質問にわたる面については、差し控えていただきたいと思います。  5番・上野榮一君。 65 ◯5番(上野榮一君) 関連で聞けるものと思って誤解しましたので、おわび申し上げます。  それから、先ほど、土地のことちょっと聞き漏らしちゃったんで、もう一度経済部長に、23号議案の減免ですか、別表のところに載ってるもの。これ農業生産組織の所有または使用にかかわる農産物集出荷所及び農業機械格納の用に供する建築物というふうにありますが、これ個人の所有であっても、例えば個人的に、農家が農業に要する車庫ですか、あるいは農業の何か個人農家が、例えば自宅から遠く離れてそういうものも含めるという意味なんでしょうかね。これもひとつお答えしてください。  それからあと、駅東の件につきましては、おおむね了解しました。  それから、国府中学校の関連で申し上げましたが、先ほど、1教室56平方メートルに大体39名が授業するということでありますが、これはそうすると、古い言葉で言うと怒られちゃうけど、1坪当たりどのぐらいになるかというのを計算すると、ここへ機械も置かなきゃならないわけですね、いろんな木工用の機械、あるいは金工用の機械ね。そうするとこれ約17坪なんです、坪数で言うと。私平方メートルでぴんとこないんで、つまり畳で言えば34畳分です。ここに機械を入れたり、その他もろもろのいろんな関連の設備を入れてそれでその余ったところに生徒が入るわけですけども、当然これ1人当たりの使用面積というのは少々少ないどこではない。もう全然話にならないほどもう足りないんではないかと、使用床面積が。そうした場合に、私はやはりこれからいろんな社会に巣立っていく生徒もおるだろうし、あるいはそのような傾向の中で進学していく生徒もおると思うんです。私は他の中学校の生徒に比べて公平な学問の供与というものを、供与ったらおかしいかな、言い方まずいけりゃ何といいますか、そういう不公平さが残るんじゃないかと、ほかの学校の生徒に比べて。同じ石岡の中学校にそこに席があって、勉強する、そうした意味で私はこの実習を、いろいろ学ぶ実習ですね、これを効果的に習得させる義務もあるだろうし、それから受ける方の生徒についても、これは他の学校の生徒と同じような立場で、そういう授業を受ける権利もある。私はそう思うんですね。ですから、これは1日も早く改善してもらいたいんですが、それには現在の建物が実際現地行くとわかるんですが、施設が敷地いっぱいに建っているんです。後ろはもうたんぼです。たんぼはすぐそばが用水路になっていて、これはなかなか面積ふやすといっても問題だし、まあ前面にはプールがありますよね。どういう方法がいいかは、これは専門的な技術関係の人にお任せするほかはないと思いますが、いずれにしましても、現在の床面積が生徒1人当たり約倍ぐらいの面積にならなければ、本来の木工作業、あるいは金工作業がもう充実した学習ができないんではないか、そういうふうに思います。これについて、その近い将来、近い将来じゃなくてもうできるだけ早く、やる意思があるかどうか、まず教育長、そして最高責任者の市長さんにも決意のほどを私は聞きたいと思うんです。  ひとつ、そういうわけで2回目の質問終わります。 66 ◯議長(金井一夫君) 教育長・大内君。              〔教育長・大内秀男君登壇〕 67 ◯教育長(大内秀男君) ご質問にお答えを申し上げます。  国府中学校の学校の敷地の関係から配置を見てみますというと、いずれは対応しなきゃなんないんですが、平家の増築はただいまご指摘がございましたが、非常に難しい状況にありますし、まあ2階建てにするということになるというと、これ基礎がどういうことになってるか、可能か不可能かその辺のところを一応検討しなければなりませんので、いずれにいたしましても技師に見ていただいて、それなりの結論を出したいなと、そういうふうに考えております。  以上でございます。 68 ◯議長(金井一夫君) 経済部長・小口君。              〔経済部長・小口利夫君登壇〕 69 ◯経済部長(小口利夫君) お答えいたします。  減免関係でございますけれども、農業生産組織の所有ということになっておりますので、組織でございますから組合などでございます。野菜集出荷組合とか、そういうものを指します。  以上でございます。 70 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 71 ◯市長(木村芳城君) ただいまの国府中学校の技術室の件でございますが、教育委員会から上がってきたものに対して検討をさせていただくことになると思います。 72 ◯議長(金井一夫君) 5番・上野榮一君。 73 ◯5番(上野榮一君) まず、市長の答弁に対する質問からしますが、教育委員会から上がってきたそれについて検討するということでございますが、どういう方向で検討するんだか、もし上がってきた場合ですよ、ただ検討すると言いましたが、市長の意思にもこれはかかわることですが、それによって学校の生徒が、今までの生徒に対してはこれは不備な点がずうっとかけていたことはこれは仕方ないとしても、これからまだずうっと後から後から毎年入ってくるわけですから。これは本当に真剣に前向きでやっていただきたいと思うんです。もう一度よくその熱意、あの選挙のときに示した熱意、あれを念頭に置いて答弁していただきたいと思います。  それから、教育長が先ほど面積も後ろはだめだ、前はプールがあるという中でどうすべきかということをおっしゃって、その中で基礎のこともこれ先ほど述べましたが、その基礎についてですが、あの学校建てるときに非常に急いでやったんじゃないかと思われるふしがありますよね。あのころは私も余りあの辺通らなかったんでわからなかったですが、急いでたんぼかなんか埋めてつくったと思うんですが、地盤が沈下してて、学校の基礎そのものもあの技術室もそうですよ、ひどいところは25センチから30センチ近く沈下しているんです。雨降るたびどんどん沈下する、あるいは流される、それでもう基礎そのもの下の方まで、まあ人間で言えば足の骨が見えちゃてんです。そこをその都度まあ少しずつ何というんですか砂とか土を補充して埋めているようですが、これも先生たちがおっしゃっておりましたが、このまま放置しておくと、コンクリートそのものの質の何といいますか損傷もどんどんどんどん早くなるし、ただ建物そのものがパイルぶち込んでかなり強固にやってあるんじゃないかと思うんですが、周辺の基礎がもう、たんぼなもんですから、地震やら雨やら何やらでどんどん沈むんですよね、校庭も含めてね。ですから、これを早急にもう一度安全対策としてやっていただきたいと思います。  以上てす。 74 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 75 ◯市長(木村芳城君) 国府中学校の技術面に対してのことでございますが、先ほど答弁したような状況でおります。 76 ◯議長(金井一夫君) 教育長・大内君。              〔教育長・大内秀男君登壇〕 77 ◯教育長(大内秀男君) ご質問にお答えを申し上げます。  早急に調査をして、対処できるように段取りを取りたいと思います。  以上でございます。 78 ◯議長(金井一夫君) 本日の会議時間をあらかじめ延長いたします。  14番・寺内毅君。              〔14番・寺内 毅君登壇〕 79 ◯14番(寺内 毅君) 14番・寺内でございます。  私の方は、議案第16号、第17号。石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてということでございます。17号は、職員の方の旅費に関する条例の一部改正についてでございますが、この2点について、若干お伺いをしておきたいと思います。  まず第1番に、この県外、県内ということで区分をしているこの理由です。日当について、県外と県内というふうに分けておるわけですが、通常日当と言った場合に、県外も県内もないと思うんでございます。私は、そういうふうに判断するが、その人がいずれの場所へ行ったにしても、日当は日当でございますから、距離が近いとか遠いとかということは別でございます。1日につきということで、ここに表示してございますので甚だおかしいんではないかと、まあ市長も新鮮なる発想で云々というようなことを言っておりますけれども、この提案理由の説明の中で、前の条例の料金に、数字にただ上乗せをしたということだけであるように私には思われます。日当及び食事について200円ということでございますけれども、宿泊費については2,000円ということになっておりますけれども、200円にしたという根拠でございます。これが2点目でございます。  宿泊費についてもね、県外、県内で料金が違うようでございますけれども、少なくても旅館・ホテル等別に県内だから安くなるとか、県外だから高いとかという区別はないんではないかというふうに私は常識的に考えます。で、この辺の区分をなぜしなきゃならんかということについてのご説明を願います。また、他市においては、このような区分をして旅費等、あるいは日当等について支給がされているのかどうか、これもあわせてお答えを願いたいと思います。  さらに、食事料について、お伺いをいたします。特別職につきまして、市長が2,100円、助役が1,900円、収入役が1,900円、この200円の格差はどっから出てくるのか。少なくとも食事については何人も大して違いがないんじゃないかというふうに私は思います。ここで差をつけているということについては、市長と助役が同宿した場合、料理に差が出るのかどうか、ご説明を願いたいと私は思います。  それに次に、職員についてもまた同様であろうかと思います。5級、2級職にあるものは、日当につき、これは差があるということにつきましては、まあ職務の内容等において若干責任問題とかそういうことがあるんで、やむを得ないかというふうな感じを持ってるわけでございますんで、まあこれはこれで了解するといたしましてもこの宿泊ですね、やはり同様に県外が1万2,000円で、県内が1万円、それで食費はこれもちょっとね、1,800円で、5級から2級の人が1,700円、一緒に行かないとは限らないと思うんです。そういう意味で、それ以外の者は1,600円ということになっています。この辺の差をつけてるということについて、明確なるお答えを願いたいと思います。  それから、全体的に私はこの数字を見まして思うことは、果たして、これは当然宿泊する以上はサービス料とか税金とかもろもろのものがつくわけでございます。これは、限度額を表示する金額だろうと思うんで、それ以上のものは当然支給されないものというふうに理解しておりますんで、例えば1万2,000円の旅館に泊まったときに、税金とサービス料が上乗せになってくるわけでございます。その場合の負担は受益者が負担するのであるかどうか行った人が負担するのであるかどうか。この辺についても、ご説明を願いたいと思います。  以上で終わります。 80 ◯議長(金井一夫君) 総務部長・苅部君。              〔総務部長・苅部一太郎君登壇〕 81 ◯総務部長(苅部一太郎君) お答え申し上げます。  今回、特別職並びに一般職員の旅費の条例改正ということでお願いをしておるところでございますが、ただいまの格差の問題等につきまして、現在とられている旅費制度等についてお答えを申し上げますので、それらを踏まえてご了解をいただければというように思うわけでございます。  現在の地方公共団体の旅費に関する条例の基準につきましては、国家公務員等の旅費に関する法律に基づきまして、支給基準、それから支給方法について国に準じた形で条例が定められているのが普通公共団体の旅費に関する条例の制定の方法でございまして、これらについて申し上げますと、旅費支給の考え方につきましては、証拠主義と定額主義があります。それで、国家公務員並びに地方公務員の旅費の支給については、定額支給の方法をとっておりまして、定額支給の場合には、旅行者が現実にどれほどの費用を必要としたかを一々詮索をしないで、個々の旅費の費目、これは宿泊費並びに日当、食事料、車賃、これらについて標準的な費用として定めた額をもとにしまして計算をして支払うというような方法が定額主義でございます。これらにつきましては、現在全国の市町村、国家公務員並びに地方公務員全部同じような方法をとって条例適用しているところでございまして、証拠主義をとった場合には、実費弁償というような支給方法がなされるわけでございますので、不合理が生じないわけでございまして、ただいまの税金等の問題についても解決がされるというように理解するわけでありますが、定額支給の場合には、一定の額を標準的な旅費として請求をするという形の中での標準額を設定したものを基礎として支給するという方法でございますので、このような旅費の制定になるわけであります。  それで、地方公共団体の旅費の支給規則につきましても、当然独自の支給方法といいますか、これらについて制定するところはございませんで、国の基準に準じた形で条例制定を図っているというのがこのような形のものになっているわけでございまして、それでその中の格差の問題なんですが、これらについて、格差の設定基準ということにつきましては、明確な設定基準というものは私ども存じておりませんけれども、これらにつきましても、国家公務員等の旅費に関する法律に準じまして、支給基準の中でそのような格差が設けられているということを受けて条例が制定され、支給体系がこれまでできたというようなのでございまして、それに準じまして今回も改正を図るというようなことでございますので、ご理解をいただきたいと思います。  さらに、職員給与におきましても、職務給による職務の内容、あるいは責任の度合い等によりまして差を設けていると同じような形で旅費についても設けているというのが現在の状況でございますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 82 ◯議長(金井一夫君) 14番・寺内毅君。 83 ◯14番(寺内 毅君) 私一つ答弁漏れあるんだけど、県内、県外ね、これを何で分けているのか、これの根拠を示してくださいということで、今申し上げたんですが、それはお答えなかったわけでございます。  それから宿泊費ですね、これ私は、ですからこの宿泊費が県内だから安いとか県外だから高いとかということはないと思うんで、この辺はまあ一律、一つの考え方として、宿泊というものはどういうものであるか。そして食事についても、これ何も責任の重いや低いで金額が変わるということ自体も全く根拠のないことで、はっきり言ったら今までの惰性でしょ、こんなものは。そうでしょ。これは、これにはっきり明確な積算基礎があって、はっきりした格差をつけるということであるなら説明してください。  それから今、総務部長が、国に準じて国に準じてと言ってますけど、給与なんか国に準じてやってますか、支給を。これ国家公務員法、その他地方公務員法においても、はっきりそういうふうにうたわれているんでしょうよ。いいとこだけ取るなんていうことは許されませんよ。私はこれでいいって言うんならそれでいいんですよ。私は賛成するかしないかこれ別問題として、これで賄い切れるのかということで質問しているんであって、いろんな今あれでしょ、こういうサービス機関での、安いとこもあるかもしれませんけども、全国的にはどちらかというと高くなりつつあるということが現状でございますんで、行った職員がそれで持ち出しになるということであってはならないと。あれでしょ、一生懸命この枠内におさまりつくような旅館を、ホテルを探すというのはなかなか大変じゃないかと、私は、そういう意味で危惧したもんですから、これで足りるのかなあということでご質問を申し上げたんで、これでいいというのであればあえて私は反対はいたしません。  以上です。 84 ◯議長(金井一夫君) 総務部長・苅部君。              〔総務部長・苅部一太郎君登壇〕 85 ◯総務部長(苅部一太郎君) お答え申し上げます。  県内、県外の格差の問題でございますが、この件につきましても、条例の規定の仕方というものがこういう形で規定をされているというのが現在の状況でございます。それで今回の条例改正に当たりまして、私ども県内の19市の旅費規定について、全体を特別職、さらに一般職について調査をいたした結果、県内の水準を下回っているというような状況でございますので、今回それらに合わせる標準額の均衡を図りたいというのがその内容でございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。  以上でございます。 86 ◯議長(金井一夫君) 以上で、通告による質疑は終了いたしましたので、これをもって各議案に対する質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第1号・平成4年度石岡市一般会計予算ないし議案第9号・平成4年度石岡市農業集落排水事業特別会計予算までの計9件については、全員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上審査をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり」〕 87 ◯議長(金井一夫君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  さらに、お諮りいたします。議案第10号・平成3年度石岡市一般会計補正予算ないし議案第25号・石岡市住居表示整備事業における字の区域及び名称の変更についてまでの計16件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり」〕 88 ◯議長(金井一夫君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  暫時休憩いたします。                 午後5時38分休憩           ───────────────────────                 午後5時43分再開 89 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選の結果を報告いたします。  委員長に関道男君、副委員長に吉田伊重君がそれぞれ互選されましたのでご報告いたします。           ───────────────────────  日程第3 休会の件 90 ◯議長(金井一夫君) 次に、日程第3、休会の件を議題といたします。  お諮りいたします。明3月13日から3月25日までの13日間、委員会審査及び議事整理のため休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり」〕 91 ◯議長(金井一夫君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  以上で、本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は、3月26日定刻より本会議を開きます。                 午後5時45分散会
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