令和 5年 9月
定例会(第3回)
令和5年第3回
古河市議会定例会会議録 第2
号令和5年9月4日(月曜日) 議 事 日 程 第2号
令和5年9月4日(月曜日)午前10時
開議第1 開 議 第2
議案第64号
古河市
地域経済牽引事業の促進による
地域の
成長発展の
基盤強化に係る
固定資 産税の特例に関する
条例の制定について
議案第65号
古河市
三和農村環境改善センターの
設置及び
管理等に関する
条例等の一部
改正 について
議案第66号
古河市
三和ふるさとの
森条例の一部
改正について
議案第67号
古河市
ネーブルパーク条例の一部
改正について
議案第68号
古河市生涯
学習センター総和の
設置及び
管理に関する
条例等の一部
改正につい て
議案第69号
古河市立博物館の
設置及び
管理等に関する
条例の一部
改正について
議案第70号
古河市
古河市民球場の
設置及び
管理に関する
条例等の一部
改正について
議案第71号
古河市立学校体育施設の開放に関する
条例の一部
改正について
議案第72号
古河市立第三
保育所長寿命化工事請負契約締結について
議案第73号
市道の
路線廃止について
議案第74号
市道の
路線認定について
議案第75号
令和4年
度古河市
水道事業会計未
処分利益剰余金の
処分について
議案第76号
令和4年
度古河市
下水道事業会計資本剰余金の
処分について
議案第77号
令和5年
度古河市
一般会計補正予算(第4号)
議案第78号
令和5年
度古河市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)
補正予算(第1号)
議案第79号
令和5年
度古河市
古河福祉の
森診療所特別会計補正予算(第1号)
議案第80号
令和5年
度古河市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第81号
令和5年
度古河市
介護保険特別会計(
保険事業勘定)
補正予算(第1号)
議案第82号
令和5年
度古河市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
議案第83号
令和5年
度古河市
ゴルフ場事業特別会計補正予算(第1号)
議案第84号
令和5年
度古河市
古河駅
東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)
議案第85号
令和5年
度古河市
水道事業会計補正予算(第1号)
議案第86号
令和5年
度古河市
下水道事業会計補正予算(第1号) (
質疑、
常任委員会付託) 第3
認定第 7号
令和4年
度古河市
一般会計歳入歳出決算認定について
認定第 8号
令和4年
度古河市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算認定につい て
認定第 9号
令和4年
度古河市
国民健康保険特別会計(直診
勘定)
歳入歳出決算認定につい て
認定第10号
令和4年
度古河市
古河福祉の
森診療所特別会計歳入歳出決算認定について
認定第11号
令和4年
度古河市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定第12号
令和4年
度古河市
介護保険特別会計(
保険事業勘定)
歳入歳出決算認定につい て
認定第13号
令和4年
度古河市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第14号
令和4年
度古河市
ゴルフ場事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第15号
令和4年
度古河市
古河駅
東部土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定につ いて
認定第16号
令和4年
度古河市
公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算認定について
認定第17号
令和4年
度古河市
仁連地区新
産業用地開発事業特別会計歳入歳出決算認定につ いて
認定第18号
令和4年
度古河市
水道事業会計決算認定について
認定第19号
令和4年
度古河市
下水道事業会計決算認定について (
総括質疑、各
決算特別委員会設置・
委員選任・付託) 第4 散 会 本日の会議に付した
事件日程第1 開 議
日程第2
議案第64号
古河市
地域経済牽引事業の促進による
地域の
成長発展の
基盤強化に係る固 定
資産税の特例に関する
条例の制定について
議案第65号
古河市
三和農村環境改善センターの
設置及び
管理等に関する
条例等の一部
改正について
議案第66号
古河市
三和ふるさとの
森条例の一部
改正について
議案第67号
古河市
ネーブルパーク条例の一部
改正について
議案第68号
古河市生涯
学習センター総和の
設置及び
管理に関する
条例等の一部
改正に ついて
議案第69号
古河市立博物館の
設置及び
管理等に関する
条例の一部
改正について
議案第70号
古河市
古河市民球場の
設置及び
管理に関する
条例等の一部
改正について
議案第71号
古河市立学校体育施設の開放に関する
条例の一部
改正について
議案第72号
古河市立第三
保育所長寿命化工事請負契約締結について
議案第73号
市道の
路線廃止について
議案第74号
市道の
路線認定について
議案第75号
令和4年
度古河市
水道事業会計未
処分利益剰余金の
処分について
議案第76号
令和4年
度古河市
下水道事業会計資本剰余金の
処分について
議案第77号
令和5年
度古河市
一般会計補正予算(第4号)
議案第78号
令和5年
度古河市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)
補正予算(第1号)
議案第79号
令和5年
度古河市
古河福祉の
森診療所特別会計補正予算(第1号)
議案第80号
令和5年
度古河市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第81号
令和5年
度古河市
介護保険特別会計(
保険事業勘定)
補正予算(第1号)
議案第82号
令和5年
度古河市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
議案第83号
令和5年
度古河市
ゴルフ場事業特別会計補正予算(第1号)
議案第84号
令和5年
度古河市
古河駅
東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1 号)
議案第85号
令和5年
度古河市
水道事業会計補正予算(第1号)
議案第86号
令和5年
度古河市
下水道事業会計補正予算(第1号)
日程第3
認定第 7号
令和4年
度古河市
一般会計歳入歳出決算認定について
認定第 8号
令和4年
度古河市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算認定に ついて
認定第 9号
令和4年
度古河市
国民健康保険特別会計(直診
勘定)
歳入歳出決算認定に ついて
認定第10号
令和4年
度古河市
古河福祉の
森診療所特別会計歳入歳出決算認定について
認定第11号
令和4年
度古河市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定第12号
令和4年
度古河市
介護保険特別会計(
保険事業勘定)
歳入歳出決算認定に ついて
認定第13号
令和4年
度古河市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第14号
令和4年
度古河市
ゴルフ場事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第15号
令和4年
度古河市
古河駅
東部土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定 について
認定第16号
令和4年
度古河市
公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算認定について
認定第17号
令和4年
度古河市
仁連地区新
産業用地開発事業特別会計歳入歳出決算認定 について
認定第18号
令和4年
度古河市
水道事業会計決算認定について
認定第19号
令和4年
度古河市
下水道事業会計決算認定について
日程第4 散 会 出 席 議 員 議 長 赤 坂 育 男 君
│ 12番 靏 見 久美子 君 副
議長 落 合 康 之 君
│ 13番 秋 庭 繁 君 1番 印 出 慎 也 君
│ 14番 高 橋 秀 彰 君 2番 立 川 徹 君
│ 15番 佐 藤 稔 君 4番
佐々木 英 徳 君
│ 16番 佐 藤 泉 君 5番
佐々木 里 加 君
│ 18番 青 木 和 夫 君 6番 関 口 和 男 君
│ 19番 鈴 木 隆 君 7番 小森谷 博 之 君
│ 20番 園 部 増 治 君 8番 古 川 一 美 君
│ 22番 増 田 悟 君 9番 鈴 木 務 君
│ 23番 渡 邊 澄 夫 君 10番
阿久津 佳 子 君
│ 24番 黒 川 輝 男 君 11番 稲 葉 貴 大 君
│ 欠 席 議 員 3番 小 林 登美子 君
│ 説明のため出席した者 市 長 針 谷 力 君
│ 福祉部長 安 田 隆 行 君
│ 副 市 長 原 徹 君
│ 健康推進 笠 島 幸 子 君
│ 部 長
│ 企画政策 野 沢 好 正 君
│ 産業部長 栃 木 匡 君 部 長
│ │ 総務部長 長谷川 進 君
│ 都市建設 大 垣 幸 一 君 兼 危 機
│ 部 長 管 理 監
│ │ 財政部長 倉 持 豊 君
│ 上下水道 小 木 久 君
│ 部 長
│ 市民部長 山 根 修 君
│ 教 育 吉 田 浩 康 君
│ 委 員 会
│ 教 育 長
│ 教 育 島 村 光 昭 君
│ 委 員 会
│ 教育部長 │ 議会事務局職員出席者 事務局長 小 林 史 典 君
│ 次長補佐 川 田 英 樹 君
│ 兼 総 務
│ 係 長
│ 次 長 石 川 憲 一 君
│ 書 記 須 永 ふ み 君
次長補佐 鹿久保 智 代 君
│ 書 記 鈴 木 歩 未 君
次長補佐 梅 本 俊 明 君
│ 令和5年9月4日(月曜日)午前10時 零分
開議 〔
議長赤坂育男議員、
議長席に着く〕
△
日程第1
開議の宣告
○
議長(
赤坂育男君) ただいまの
出席議員は23名であり、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
△
日程第2
議案第64号
古河市
地域経済牽引事業の促進による
地域の
成長発展の
基盤強化に係る
固定資産税の特例に関する
条例の制定について
議案第65号
古河市
三和農村環境改善センターの
設置及び
管理等に関する
条例等の一部
改正について
議案第66号
古河市
三和ふるさとの
森条例の一部
改正について
議案第67号
古河市
ネーブルパーク条例の一部
改正について
議案第68号
古河市生涯
学習センター総和の
設置及び
管理に関する
条例等の一部
改正について
議案第69号
古河市立博物館の
設置及び
管理等に関する
条例の一部
改正について
議案第70号
古河市
古河市民球場の
設置及び
管理に関する
条例等の一部
改正について
議案第71号
古河市立学校体育施設の開放に関する
条例の一部
改正について
議案第72号
古河市立第三
保育所長寿命化工事請負契約締結について
議案第73号
市道の
路線廃止について
議案第74号
市道の
路線認定について
議案第75号
令和4年
度古河市
水道事業会計未
処分利益剰余金の
処分について
議案第76号
令和4年
度古河市
下水道事業会計資本剰余金の
処分について
議案第77号
令和5年
度古河市
一般会計補正予算(第4号)
議案第78号
令和5年
度古河市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)
補正予算(第1号)
議案第79号
令和5年
度古河市
古河福祉の
森診療所特別会計補正予算(第1号)
議案第80号
令和5年
度古河市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第81号
令和5年
度古河市
介護保険特別会計(
保険事業勘定)
補正予算(第1号)
議案第82号
令和5年
度古河市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
議案第83号
令和5年
度古河市
ゴルフ場事業特別会計補正予算(第1号)
議案第84号
令和5年
度古河市
古河駅
東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)
議案第85号
令和5年
度古河市
水道事業会計補正予算(第1号)
議案第86号
令和5年
度古河市
下水道事業会計補正予算(第1号)
○
議長(
赤坂育男君) これより議事に入ります。
日程第2、
議案第64号
古河市
地域経済牽引事業の促進による
地域の
成長発展の
基盤強化に係る
固定資産税の特例に関する
条例の制定についてないし
議案第86号
令和5年
度古河市
下水道事業会計補正予算(第1号)、以上23件を一括して議題といたします。
議長より申し上げます。これより
質疑に入りますが、
質疑に入る前に一言お願い申し上げます。 皆さん御承知のとおり、
質疑とは議題となっている案件に対し疑いをただすことであり、自己の意見は述べられません。同時に、発言の範囲は議題となっている案件に限定されますので、議題とならない案件や関連する問題については発言できません。なお、発言に当たっては件数及び
議案書等の
ページ数を述べてから
質疑に入っていただきますようお願いいたします。 これより
質疑に入ります。 2名の議員より
質疑の通告がありますので、順次
質疑を許します。 初めに、10番
阿久津佳子議員の
質疑を許します。
◆10番(
阿久津佳子君) おはようございます。
阿久津でございます。よろしくお願いいたします。
お尋ねは、
議案第77号
令和5年
度古河市
一般会計補正予算(第4号)について
お尋ねをいたします。
お尋ねする内容は2件ございます。 まず1件目は、
補正予算書の14ページ、
総務費、
総務管理費、
交通事故防止対策事業、
補助金、
自転車用ヘルメット購入費助成金についてお伺いいたします。過日の
全員協議会にて説明のみということでお話があった件でありますが、まずこの
助成事業の要項について
お尋ねしたいと思います。
全員協議会で頂いた資料にもございますが、
対象者の設定について、こちらが
市内在住の満18歳以下、それから
市内在住、満65歳以上の者とありますが、この
対象者の絞り込みについて、これを見る限りですと
高校生と
高齢者が主目的だとは思いますけれども、実際には
子育て世代を
対象者としないのはなぜか。例えばですが、
保育所の送迎の
保護者であるとか、あるいは小学生であれば学区内に出かける場合には
保護者帯同というのが基本的には条件であると思うのですが、その辺についてひとつお知らせいただきたいということと、こちら
助成金額もございますが、その助成の
申請手続の概要について教えていただければと思います。また、こちらの
財源についても教えていただければと思います。 それから、2件目は
補正予算書の39ページの
教育費、
学校給食費、
センター方式給食事業並びに自
校給食施設管理事業、
参考資料は53ページで、こちらの2
事業共に
賄材料費の計上の金額の詳細について。それから、
財源について。また、仮にこの
財源が
臨時交付金とした場合、次年度以降はどうお考えであるのか。また、
児童生徒1人
当たりの
賄材料費は最終的には幾らになるかを御教示いただければと思います。よろしくお願いいたします。
○
議長(
赤坂育男君)
執行部の答弁を求めます。
山根市民部長。
◎
市民部長(
山根修君)
阿久津佳子議員の
質疑にお答えさせていただきます。 まず1点目、
対象者の設定につきましては、今回
事業実施に
当たりまして、まず
自転車の
利用頻度の高い世代を
対象者として絞り込みさせていただきました。それについては、
対象者を検討する中で、やはり
当該事業の
先進地域といいますか、
実施事例の多い隣の埼玉県などを少し参考にさせていただきました。そのとき調査した結果、この
道路交通法の
改正に伴って、全
市民を対象としたにもかかわらず、やはり20代から50代という世代がほとんど皆無というような調査結果といいますか、確認が取れたというのが1つあります。また、そのタイミングで、一方
高齢者の申請が増えたという話も併せて聞けたというところで、
対象者を絞り込みしました。また、
高校生につきましては、
道路交通法改正に伴って、今年の6月に市内の
高等学校の
保護者宛てに、生徒の
自転車利用時の
ヘルメットの着用の理解と
協力依頼ということで、
警察署長と
高等学校の
校長先生、
あと古河市長と3名の連名で
依頼書を通知しました。そういう中でなかなか
着用率が向上しないという状況がありましたので、18歳以下と、あと65歳以上ということで、今回
対象者を限定して設定しております。
助成金の
申請手続は、どんなふうにということなのですが、やはり
ヘルメット購入費用について、支払ったことを証明する物ということで
領収書をつけていただく。また、その
ヘルメットが
安全基準の認証を受けているものかということが確認できる物を添付していただいて、申請していただくような形を予定しています。 また、
財源についてですが、こちらについては
市単独、独自の取組ということで、
一般財源を
財源としております。 以上、答弁とさせていただきます。
○
議長(
赤坂育男君) 次に、
島村教育部長。
◎
教育部長(
島村光昭君)
阿久津佳子議員の御
質疑にお答えいたします。 まず、計上しました金額の詳細についてでございます。
補正予算書にもございますとおり、今回計上いたしました
賄材料費として、
センター方式、自校給食方式合わせて総額は5,757万8,000円、これは本年度の当初
予算で計上いたしました
賄材料費5億7,578万円の10%分として算出をしたものでございます。 次に、この当初
予算の5億7,578万円の内訳でございますが、
児童生徒分として約4億4,464万円、教職員や検食、
保存食、これを合わせますと約7,077万円、そして
令和2年4月から実施をしております1食
当たりの
公費負担分、これが約6,037万円となっております。この10%分を今回
補正を計上をさせていただきました。 次に、
臨時交付金を
財源とした場合、次年度からはどうなるのかという御
質疑でございます。今回もこの
補正予算につきましては、
臨時交付金を予定をしております。次年度の
財源確保の議論については現在のところまだでございますが、仮に今後も
物価上昇が続いたと仮定をしますと、これまでのように
保護者負担、つまり給食費を値上げしないようにするためには、必然的に市からの持ち出し
予算で補填をしていくことになるかと思います。したがいまして、今後学校給食運営審議会という組織におきまして物価高騰における給食費の在り方について審議を行ったりしながら、国の支援の動向も見極めながら、今後
古河市全体として慎重に議論を深めていくことが必要と考えています。 次に、
児童生徒1食
当たりの
賄材料費は幾らになるのかという御
質疑についてでございますが、今回の増額分を上乗せして換算をしますと、小学生が264円、中学生が297円となります。小学生は
保護者から頂いている分は210円でございますので、54円のプラス、中学生は240円
保護者から頂いておりますので、57円のプラスということになりまして、今回の
補正を含めて市が負担することとなる
賄材料費の総額は約1億1,086万円となります。 以上、答弁といたします。
○
議長(
赤坂育男君) 答弁は終わりました。
阿久津佳子議員の2回目の
質疑を許します。
◆10番(
阿久津佳子君) 御答弁ありがとうございました。 まず、
ヘルメット購入費
助成金の件から再度
お尋ねをいたします。
一般財源からということで分かったのですが、また本年度の
予算額は100万円ということで、500件相当というお話でありますけれども、こちら例えばインターネットなどで、SGマークとかそういった
安全基準がついた
ヘルメットの価格をちょっと見てまいりましたら、大体2,000円台から6,000円台なのです。それは、やはり市場のいろいろなニーズで価格は違う。どこの、例えばインターネットで買うのかというところもありますけれども、大体3,000円前後が主流と考えると、この購入金額の2分の1を助成ということになりますと、500件相当分ということですけれども、これは恐らくいかないのではないのかなと思います。そちらについてはどういうふうにハンドリングされるのか。例えば、100万円までいかないので、それをもう少し広げるのかというところで、先ほど
対象者についてお話がありましたけれども、この辺はやはり見直しなど、お考えなのかどうかも併せて伺います。 それから、給食費についてですが、市のほうで負担金もかなりあるということで、本当に次年度以降どうするのかということをもう一度教えていただきたい。学校給食運営審議会でということもありますけれども、市としてどのように取り扱っていくのかということを教えていただければと思います。 2回目の
質疑を終わります。
○
議長(
赤坂育男君)
執行部の答弁を求めます。
山根市民部長。
◎
市民部長(
山根修君)
阿久津佳子議員の2回目の
質疑にお答えさせていただきます。 今回500件相当ということで見積もった内訳としまして、インターネットなどいろいろなところで、市内の販売店などもちょっと確認をしました。そういうところでもうちょっと値段が高めだったものですから、大体四、五千円ということで、2分の1の2,000円ぐらいが、満額で500件相当いくのかなというところで見積もりました。 今回、結果的に年度の途中からスタートすることになりましたので、やはりある程度
対象者を絞って、年度途中で、もし万が一、100万円まで満たないので、また範囲を広げたりすると、では買えばよかったなとか、もう買ってしまったよとか、そういう話にも、今ですらやはり、10月からスタートということで、早めに買ってしまったという電話もいただいています。あまり頻度、短いスパンで基準を、
対象者を変えるというのも、かえって混乱を招くと考えています。 来年度以降については、今回約半年実施した中で、やはり意見や利用のニーズなどを確認しながら、
予算と相談しながら広げていければというのは、最終的にはそういうことも考えている状態でございます。 以上、答弁とさせていただきます。
○
議長(
赤坂育男君) 次に、
島村教育部長。
◎
教育部長(
島村光昭君)
阿久津佳子議員の再
質疑にお答えいたします。 いずれにしましても、改めて国の動向を見極めながら、財政部局ともよく協議をして、市の
予算で賄っていくということで御理解をいただければと思います。よろしくお願いします。
○
議長(
赤坂育男君) 答弁は終わりました。
阿久津佳子議員の3回目の
質疑を許します。
◆10番(
阿久津佳子君) 御答弁ありがとうございました。 給食費の
賄材料費の件に関しては分かりました。
ヘルメット購入費
助成金の件ですけれども、こちらいずれにしても、御答弁ですと、10月以前に購入したものに関しては遡及ができないということが分かりましたので、意見はちょっと申し上げられませんので、明日の総務常任委員会のときに意見は述べさせていただきたいと思います。 以上です。
○
議長(
赤坂育男君)
執行部の答弁を求めます。
山根市民部長。
◎
市民部長(
山根修君)
阿久津佳子議員の
質疑にお答えさせていただきます。 今後利用者の意見を伺いながら検討していきたいと思います。範囲を広げる、広げないかにつきましては、そういう形で進めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。 以上、答弁とさせていただきます。
○
議長(
赤坂育男君) 答弁は終わりました。 以上で、
阿久津佳子議員の
質疑を終了いたします。 次に、13番秋庭 繁議員の
質疑を許します。
◆13番(秋庭繁君) おはようございます。私からは1点あります。
議案第65号の
古河市
三和農村環境改善センターの
設置及び
管理等に関する
条例等の一部
改正から
議案第68号の
条例改正、全てキャンセル料の関係なのですが、所管が都市建設部と教育部に分かれていますので、それぞれお願いをしたいと思います。 内容は、1つ目は、
条例改正によってキャンセル料を新設する目的です。それから、2つ目には、キャンセル料による収入増を見込んでいるのか、それとも
条例と規則の整合性、それを合わせるためなのか、あるいはその他何か問題があるのか、その辺についてお聞かせいただきたい。
○
議長(
赤坂育男君)
執行部の答弁を求めます。 大垣都市建設部長。
◎都市建設部長(大垣幸一君) 秋庭 繁議員の御
質疑のうち、都市建設部所管の
議案第66号
古河市
三和ふるさとの
森条例の一部
改正及び
議案第67号
古河市
ネーブルパーク条例の一部
改正についてお答えさせていただきます。 現在、
古河市
三和ふるさとの森及びネーブルパークの有料施設の利用許可申請については原則として利用開始の7日前までとし、料金についても利用許可の際に徴収をさせていただいております。この利用予定者が利用当日まで連絡をせずに施設を利用しなかった場合は、この徴収済みの利用料金は返還しないということとなっています。 今回の
条例改正では、両公園のさらなる利用促進を目的とし、キャンセル料徴収を含む有料施設の利用申請及び料金徴収方法を変更するものでございます。まず、この利用許可申請の期限を、施設に空きがあれば利用開始日までできるよう、また利用料金についても利用開始日までに納めていただければよい旨
条例を
改正いたします。このことで、多くの利用者の皆様が施設を予約する際の環境改善に寄与できるものと考えております。これは現在進めております公園施設のオンライン予約、こちらにも対応するためのものでございます。 次に、ただいま申し上げました利用申請及び料金徴収の方法を変更することに伴い、これまで発生し得なかった、利用許可申請だけを行って、料金は利用当日に支払う予定の方が、当日まで連絡をせずに施設を利用しないことが万一起きた場合でもキャンセル料を徴収することができるよう今回
条例を
改正するものでございます。あわせて、不要の予約といいますか、取りあえず複数予約するというような抑止につながることも期待するものでございます。 以上、答弁とさせていただきます。
○
議長(
赤坂育男君) 次に、
島村教育部長。
◎
教育部長(
島村光昭君) 秋庭 繁議員の御
質疑にお答えいたします。 教育部所管の
議案第65号、第68号、第70号、第71号について、今回の
改正におけるキャンセル料の徴収を定める理由ですが、徴収することが目的ではなく、不必要な予約や期限までに申出のないキャンセルを防ぐことが目的でございます。公民館等の社会教育関連施設におきましては、本年の4月から既に当日までの納付が可能となっておりますが、今回スポーツ関連施設においては、施設予約システムの導入を行う
令和6年4月1日施行で利用料金の納付を利用当日までに納付しなければならないと規則の一部を
改正を行います。 なお、社会教育施設、スポーツ施設いずれも現行の
条例等には、利用料金を前もって納付していた場合、還付条件については定められておりますが、今回、予約はしたが、利用料金を納めることなく突然利用をキャンセルした場合などの利用料金については定めがございませんでした。このままでは不必要な予約や身勝手なキャンセルが増えるおそれもあることから、これを抑止し、適切な施設の利用促進を図るため
条例等の一部
改正を行い、キャンセル料の徴収を定めることといたしました。 以上、答弁といたします。
○
議長(
赤坂育男君) 答弁は終わりました。 秋庭 繁議員の2回目の
質疑を許します。
◆13番(秋庭繁君) 大垣都市建設部長からの説明がありました。従来7日前となった分を、変えることによって利用促進を図るという点では分かりました。 それから、教育部の関係、何か所も押さえて、それで土壇場でキャンセルをするという、本来あってはならないと思うのですけれども、そういうものを防止して利用者の拡大を図っていくということ。既に当日支払いの部分など含めて、公民館などでは利用促進が図られると。何日前までに予約しなければ駄目ですよという、空き部屋があったわけですけれども、そこが公民館の中ではきちんと、空いていれば当日でも利用できるという形になったという点では、利用促進の一つの方法かなと思いますので、内容的には両方とも了解をいたしました。 以上です。
○
議長(
赤坂育男君)
執行部の答弁を求めます。 大垣都市建設部長。
◎都市建設部長(大垣幸一君) 秋庭 繁議員の御
質疑にお答えさせていただきます。 利用促進につながるような取組として、今回キャンセル料も含めて
条例を
改正させていただいております。先ほども申しましたように、将来のオンライン予約システムの構築なども視野に入れながら、今後も利用促進に努められるようなものを考えていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 以上、答弁といたします。
○
議長(
赤坂育男君) 次に、
島村教育部長。
◎
教育部長(
島村光昭君) 秋庭 繁議員の再
質疑にお答えいたします。 ただいま御意見をいただきましたように、いずれにいたしましても少しでも多くの方に利用していただけるよう、利用のさらなる促進を図るための
改正でございますので、今後もどこまでも利用者第一の視点で、その運用方針等についても一つ一つ丁寧に議論をしてまいりたい、このように思います。どうぞよろしくお願いいたします。
○
議長(
赤坂育男君) 答弁は終わりました。 以上で、秋庭 繁議員の
質疑を終了いたします。 以上で、通告による
質疑は終了いたしました。 ほかに
質疑はありませんか。 〔
質疑希望議員挙手〕
○
議長(
赤坂育男君) 1名と確認をいたします。 6番関口和男議員の
質疑を許します。
◆6番(関口和男君) おはようございます。関口和男です。よろしくお願いします。 今秋庭 繁議員が
質疑された件にかぶせるわけではないのですけれども、この
議案第65号から続くキャンセル料について
質疑なのですけれども、このまま
質疑してよろしいですか。
○
議長(
赤坂育男君)
議長より申し上げます。 関連する
質疑については発言できません。
◆6番(関口和男君) 分かりました。ありがとうございました。
○
議長(
赤坂育男君) 他に
質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
赤坂育男君)
質疑なしと認め、以上で
質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております
日程第2の各案件につきましては、お手元の
議案付託表(1)のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
△
日程第3
認定第 7号
令和4年
度古河市
一般会計歳入歳出決算認定について
認定第 8号
令和4年
度古河市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算認定について
認定第 9号
令和4年
度古河市
国民健康保険特別会計(直診
勘定)
歳入歳出決算認定について
認定第10号
令和4年
度古河市
古河福祉の
森診療所特別会計歳入歳出決算認定について
認定第11号
令和4年
度古河市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定第12号
令和4年
度古河市
介護保険特別会計(
保険事業勘定)
歳入歳出決算認定について
認定第13号
令和4年
度古河市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第14号
令和4年
度古河市
ゴルフ場事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第15号
令和4年
度古河市
古河駅
東部土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第16号
令和4年
度古河市
公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算認定について
認定第17号
令和4年
度古河市
仁連地区新
産業用地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第18号
令和4年
度古河市
水道事業会計決算認定について
認定第19号
令和4年
度古河市
下水道事業会計決算認定について
○
議長(
赤坂育男君) 次に、
日程第3、
認定第7号
令和4年
度古河市
一般会計歳入歳出決算認定についてないし
認定第19号
令和4年
度古河市
下水道事業会計決算認定について、以上13件を一括して議題といたします。 これより
総括質疑に入ります。
議長より申し上げます。
総括質疑でありますので、大局的な
質疑とし、細部にわたるものについては後日開かれる各決算特別委員会において
質疑されますようお願い申し上げます。 なお、発言に当たっては、件数及び
議案書等の
ページ数を述べてから
質疑に入っていただきますようお願いいたします。 これより
質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、これを許します。 13番秋庭 繁議員。
◆13番(秋庭繁君) では、私のほうからは
認定第7号の関係で2件あります。
令和4年
度古河市一般会計
決算認定についてですが、1件目は174ページの成年後見制度推進事業です。委託料516万円となっていますが、委託先及び実績についてお聞かせをいただきたいと思います。 2つ目は、393ページの諸支出金、基金費です。当初
予算額が1億6,962万5,000円、
補正では23億8,609万円、結果25億5,571万5,000円。支出済額が25億5,308万1,201円となっています。394ページの基金
管理事業で25億5,308万1,201円を積み立てています。396ページの内訳では財政調整基金積立金に8億28万7,570円、減債基金積立金が6億5,164万78円、公共施設整備基金積立金として8億3,249万6,114円、この合計で22億8,442万3,762円を積み立てています。ふるさと振興基金積立金は1億2,712万4,762円、これはコロナ禍当初ここを取り崩して充てたということもあって、ここに戻したというのは分かるのですが、また昨年も指摘をさせてもらいましたが、新駅
設置準備基金積立金、ここにもまた1億5,513円。針谷市長は、積めるときに積むという答弁をされていましたが、この合計が25億1,155万4,037円。
令和3年度決算では公共施設整備基金積立金が、このときも10億732円、そして財政調整基金積立金が3億5,561万5,481円、減債基金、このとき10億1,168万6,541円で、この3つで23億6,730万2,754円。それに新駅が加わったわけです。これを合わせると24億6,730万6,579円、こういう形なのですね。
令和4年度決算でも25億円を超える積立てをしている。この理由です。何に使うのか。これだけの積立金。コロナ禍で大変だったわけですけれども、給食費の無償化だとか、先ほど出ていましたが、様々な問題にもっと使うべきではなかったのかと思うのですが、この積立てをする理由について説明をお願いしたい。
○
議長(
赤坂育男君)
執行部の答弁を求めます。 倉持財政部長。
◎財政部長(倉持豊君) 秋庭 繁議員の
質疑についてお答えをさせていただきます。 まず、各基金の現在高の推移、それと使途の目的についてという御
質疑でございます。まず、財政調整基金の残高について申し上げさせていただきますと、
令和2年度末が約27億2,000万円、
令和3年度が30億8,000万円、
令和4年度末が30億8,000万円と推移をしております。基金の目的につきましては、景気動向による税収減や災害など不測の事態に伴う緊急的な財政出動の対応に備えるとともに、安定的で持続可能な財政運営にとって不可欠な資金を積み立てるものでございます。 次に、減債基金の残高につきましては、
令和2年度末が6億円、
令和3年度末が16億2,000万円、
令和4年度末が22億7,000万円と推移をしております。基金の目的につきましては、市債償還の資金を積み立てるものでございます。 次に、公共施設整備基金の残高につきましては、
令和2年度末が7,300万円、
令和3年度末が10億7,000万円、
令和4年度末が18億1,000万円と推移をしております。基金の目的につきましては、公共施設の計画的な整備、改修を行うための資金を積み立てるものでございます。 以上、答弁とさせていただきます。
○
議長(
赤坂育男君) 次に、安田福祉部長。
◎福祉部長(安田隆行君) 秋庭 繁議員の
質疑にお答えいたします。 成年後見制度につきましては、制度についての相談や制度の広報等につきまして
古河市社会福祉協議会に委託をしております。相談の主な内容としましては、制度についての問い合わせや申立て方法についての相談となっております。
令和4年度の実績でございますが、制度についての問い合わせが119件、申立てについての相談が72件ありました。相談されるのは
高齢者や障害者御本人、またはその御家族からの相談が多くなっております。 以上、答弁といたします。
○
議長(
赤坂育男君) 答弁は終わりました。 秋庭 繁議員の2回目の
質疑を許します。
◆13番(秋庭繁君) では、私の
質疑の順番で意見を言わせていただきますが、成年後見制度、先ほど安田福祉部長からもお話がありましたように、これから高齢化が進む、あるいは障害者等増えていくという形の中で非常に大事な制度だと思います。ただ、この間の経過を見ると、
令和2年度、
令和3年度、今年度の
予算はまた増えていますけれども、そういう点ではぜひ委託先の状況など勘案しながら適切な
予算化と、それからフォロー。民間の成年後見制度というのはなかなか認知されないという状況が片方で生まれていると。審査も難しいというようなこともあって、そういう点では市区町村長の申立てというのが大事になってきているのではないかと思うので、ぜひその辺の
予算化と、あるいは実態などの調査をひとつお願いをしたいと思います。 それから、2つ目です。諸支出金の内容。先ほど倉持財政部長のほうから答弁がありました。財政調整基金の今後の活用方法、これについては理解をします。 それから、減債基金、今回も若干繰上償還なども行われています。しかし、これは全てできるわけではないので、いろいろな制約もある中でしなければならない。ただ、この減債基金は何にでも使えるという
財源なわけです。 それから、もう一つ、公共施設整備基金。従来7,000万円程度だったのが、一昨年、それから昨年、
令和3年度、
令和4年度と10億円を超える積立てをする。これは何か目的があるのではないかと思うわけですけれども、公共施設の計画的整備といえば、本来新しく物を建てる場合でも年間10億円程度の余裕が
財源的にはあるわけですから、この間の
古河庁舎の整備などを含めて今までの
予算の中でも十分賄えたにもかかわらず、ここに来て老朽化対策や整備という形で10億円ずつ積み立てるという内容について、果たして本当にそれだけなのかどうか。昨年9月の決算議会が終わった後の
全員協議会で、針谷市長のほうから新公会堂建設構想というのが具体的に出されました。それと軌を一にするように、この10億円、10億円の積立てが始まっているという点では、そこの部分が関連もするのかなと私自身思わざるを得ないのです。例えば、この間公共施設整備ということになれば、半数近くが学校施設、そして道路や庁舎を含めてあるわけですけれども、そこの部分に機動的に出してきたという状況ではないわけなので、また
保育所の廃止だとか、
古河・総和老人福祉センターも老朽化を理由に廃止をするというのとちょっと整合性が取れないのではないかと思うわけです。けれども、昨年の9月の議会後提案され、この7月には新公会堂建設構想の基本計画を含めた第1回会議が開催をされています。それらに向けてこの基金をためているのではないかと思うわけですけれども、その辺について、目的をきちんと
市民の皆さんにも明らかにするということが1つは大事だと思っているので、ぜひ具体的に、新公会堂建設構想、これを始めていくに当たっての
財源に充てる方向であるのか、そうでないのか。この間、
財源も場所も、具体的内容も明らかにしないままで構想が始まってきているという中で、こことの関連がどうなっているのかというのは非常に疑問なところなので、その辺について針谷市長のほうからお答えをいただきたいと思います。
○
議長(
赤坂育男君)
執行部の答弁を求めます。 針谷市長。
◎市長(針谷力君) 公共施設整備基金の残高についての御
質疑がございました。そもそも新しい建物を建てるということについて、こちらが影響しているのではないかという臆測というか、そういうふうなお話がございました。そもそもということで言えば、ファシリティマネジメントを考える中でこういった公共施設を整備していくのに基金の額が少な過ぎたというのがこれまでです。これは何度もこの議会の中でもお話ししているかと思いますけれども、今現在ある、上物と言われる建物等、これは道路とか上下水道を除いたものを維持するだけで年間38億円の
財源が必要である、しかしながら今現状で
予算化できるものは15億円しかない、こういうお話を何度もさせていただいているかと思います。今現在
古河庁舎、大規模改修を行っています。こういった大規模改修を行って長寿命化をしていかなけれればなりません。しかしながら、その
財源がほぼなかったということが現実でありました。ということで、今ある施設を維持していく、それだけでもきちんとした財政計画が重要であろうということで、ここの部分については積めるものはきちんと積んでいきましょうということでございます。 ちなみに、よく基金が多過ぎるのではないかみたいな、そんなお話もございます。これも何度も申し上げますけれども、今現在茨城県内で基金に関してということで、これは割合です。金額もそうなのですけれども、割合ということで言うと、実質40位、41位という、残念なことに44市町村の中で最高の順位が40位なのです。その41位から頑張って40位になったというのが現状でございます。よく比較されます県西
地域、境町といろいろな部分が比較されますけれども、境町と同様の割合でお金を積もうと思えば、茨城県の平均ですから、大体50%という形になりますので、今現在やっと30%を超えました。やっとです。財政基準額が
古河市の場合約330億円ぐらいということで言うと、20%ぐらいさらにプラスということになれば、今からさらに60億円ぐらいは積んで、やっと平均に近いというのが現状であります。一般的に、何があっても、大きな災害があっても
古河市が持続可能な発展を遂げていくためには、頑張って、できれば平均を目指していきたいと考えておりますが、お金を積むことそのものが目的ではありません。持続可能な市政を運営していく、そのためには当然のことながら積極的に財政出動しなければならない時期もあろうかと思います。ただし、余裕があるのであれば、きちんとその分は積み立ててまいりたい、これが内容に関してのお答えになろうかと思っております。 以上、答弁とさせていただきます。
○
議長(
赤坂育男君) 次に、安田福祉部長。
◎福祉部長(安田隆行君) 秋庭 繁議員の2回目の
質疑についてお答えいたします。 成年後見制度の利用が促進されますよう、今後の相談の実績等を見ながら、委託料を含めまして、
古河市社会福祉協議会と協議をしてまいりたい、そういうふうに考えております。 以上、答弁といたします。
○
議長(
赤坂育男君) 答弁は終わりました。 秋庭 繁議員の3回目の
質疑を許します。
◆13番(秋庭繁君) 安田福祉部長の答弁については了解をしました。 針谷市長の答弁の内容ですが、何回もお互いに繰り返すのですが、針谷市長、茨城県内の財政状況、41位から40位になったというのは、これはそれぞれの市や町の状況ですから、それと比べることにはならないです。
古河市として従来、例えば財政調整基金でも25億円から27億円で推移をしてきても十分間に合ったし、また東日本大震災あるいはこのコロナ禍でも、国からの支援などを含めれば、やはり一定の額で十分だろうかと思うのです。ですから、大変なところにきちんと臨機応変的な財政出動を行うということが必要なので、ためるばかりが大事ではなくて、それをどう使って
市民生活を守っていくのかということが必要だと思います。コロナ禍で市内の商工業者の皆さんも大変な思いもしたし、それから
市民の皆さんも生死に関わる様々な問題が起きた。そういう点では、そこをどう守っていくのかというのが地方自治の一番大事なところだと思います。ぜひそういう観点をきちんと踏まえた上でのこの基金の活用というか、財政的な裏づけと、それをどう使うかという観点に立って行っていただきたいと思います。 もう一つ、先ほど言いました、財政上から見てぜひ……38億円必要だけれども、15億円しかないと。しかし、
古河市の場合は合併して、幸いにも学校施設の耐震化が真っ先に行われて、そういう点では庁舎もそれなりのやはり継続的な、使えないところは総和庁舎でも取壊しをして、また三和庁舎は合併と同時に新しくできる。この古い
古河庁舎も今修繕が入っているということを見れば、本来
市民からの要望のある公共施設などへのきちんとした手当てというのは今後必要かなと思いますから、ぜひそういう方向での取組をお願いしたいと思います。 それから、今後具体的に明らかにしなければいけない内容だと思いますが、ようやく7月から始まった文化施設の基本構想、あるいはこれからの計画の内容についても
市民の皆さんにきちんと情報公開をして、皆さんでしっかり議論ができると。場所や
財源や運営方法を含めた、そういう内容で
市民に明らかにしていくことが大事だと思いますので、その辺についての考えもお聞かせいただきたい。
○
議長(
赤坂育男君)
執行部の答弁を求めます。 針谷市長。
◎市長(針谷力君)
議長、すみません。検討委員会の内容等についてもこの場で申し上げたほうがよろしいでしょうか。
○
議長(
赤坂育男君) はい、必要ならばお願いします。
◎市長(針谷力君) (続)いや、
決算認定に関する
質疑なので、それに関わる部分できちんとお答えしろというのについては、自分としてより正確に詳細をお答えさせていただきたいと思いますけれども……
○
議長(
赤坂育男君) それでいいです。
◎市長(針谷力君) (続)議題にないことをお答えしてよろしいのかどうか、
議長に……
○
議長(
赤坂育男君) いや、それは避けてください。
◎市長(針谷力君) (続)それでは、秋庭 繁議員の
質疑に、以下お答えをさせていただきます。 先ほど来言っているとおり、今現在ある施設を維持していくのに大変な思いを…… 〔24番黒川輝男議員「
議長」と呼ぶ〕
○
議長(
赤坂育男君) 黒川輝男議員。
◆24番(黒川輝男君) 冒頭に
議長自ら、
議案に関するもので、自分の意見とかそれに関するものは駄目だと、そう案内していませんか。そういうふうに言っておいて、また違うものを許可するというのはいかがなものでしょうか。(13番秋庭 繁議員「許可していない……」と呼ぶ)
○
議長(
赤坂育男君) 許可は……
◆24番(黒川輝男君) ちょっと議会運営委員会で諮ってください。(13番秋庭 繁議員「整理をしたんだからいいんだよ」と呼ぶ)整理していないよ。
○
議長(
赤坂育男君) 許可はしていません。 〔24番黒川輝男議員「整理なんかしていないよ」と呼ぶ〕
○
議長(
赤坂育男君) ここで暫時休憩をいたします。 午前10時52分休憩 午前11時25分
開議
○
議長(
赤坂育男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの秋庭 繁議員の
質疑につきまして、
決算認定に関わる
質疑のみ答弁するように針谷市長にはっきり申し上げました。再度
認定に関連することのみ答弁するよう針谷市長に申し上げ、答弁を許します。 針谷市長。
◎市長(針谷力君) 秋庭 繁議員の
質疑に、以下お答えをさせていただきたいと思います。 まず、基金をためることそのものは目的ではございません。しかしながら、
古河市の財政規模であればおおよそこのくらいの貯金はあってもよろしいのかなというような幾つかの基準があろうかと思っているところでもあります。余裕がないからこそ、逆に言ったら貯金額にもこだわるわけであります。直近の例で言えば、先般、今年度の第2回
定例会でお認めいただきました学校給食共同調理場、この修繕だけで6,500万円
予算化をさせていただきました。三和健康ふれあいスポーツセンター、こちらのプールに関しての水、配管等々、これについても4,100万円
予算化をさせていただきました。ユーセンター総和9,200万円、これは外壁等の工事です。そして、今現在まだ終わっておりません
古河庁舎、こちらは3億円以上
予算がかかっているのが現状であります。こういったものについて、当然のことながら本来であれば計画的に、いついつにはこういうものが修繕の必要性があるであろうという計画を立てて、それに基づいて、当然のことながら公共施設に関してある一定の基金というものを積み立てていくのは
当たり前の話であろうと思うところでありますが、残念なことに
令和2年度末ではたった7,000万円しかその
財源を積み立てることができていなかったということで、これからどの施設も長寿命化を進めていかなければなりません。
保育所も大規模改修をやらなければなりません。そういったことも含めて、計画的にこれからも整備基金というものについて注意をしてまいりたい、このように考えているところでありますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 以上、答弁とさせていただきます。
○
議長(
赤坂育男君) 答弁は終わりました。 以上で、秋庭 繁議員の
質疑を終了いたします。 以上で、通告による
質疑は終了いたしました。 ほかに
質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
赤坂育男君)
質疑なしと認め、以上で
質疑を終結いたします。
△各決算特別委員会の
設置について
○
議長(
赤坂育男君) お諮りいたします。ただいま議題となっております
認定第7号
令和4年
度古河市
一般会計歳入歳出決算認定についてないし
認定第19号
令和4年
度古河市
下水道事業会計決算認定について、以上13件については慎重審査の要ありと認められます。この際、正副
議長及び議会選出の監査委員を除く11名の委員をもって構成する一般会計決算特別委員会並びに10名の委員をもって構成する特別会計・企業会計決算特別委員会を
設置することにいたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
赤坂育男君) 御異議なしと認めます。よって、各決算特別委員会を
設置することに決しました。
△各決算特別委員会委員の選任について
○
議長(
赤坂育男君) 次に、各決算特別委員会委員の選任を行います。 お諮りいたします。本件につきましては、委員会
条例第8条第1項の規定により、お手元の各決算特別委員会委員名簿のとおりそれぞれ指名いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
赤坂育男君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、各決算特別委員会委員に選任することに決しました。 一般会計決算特別委員会委員(11人) 印 出 慎 也 議員 古 川 一 美 議員 立 川 徹 議員 鈴 木 務 議員 小 林 登美子 議員
阿久津 佳 子 議員
佐々木 英 徳 議員 稲 葉 貴 大 議員 関 口 和 男 議員 佐 藤 稔 議員 小森谷 博 之 議員 特別会計・企業会計決算特別委員会委員(10人)
佐々木 里 加 議員 青 木 和 夫 議員 靏 見 久美子 議員 鈴 木 隆 議員 秋 庭 繁 議員 増 田 悟 議員 高 橋 秀 彰 議員 渡 邊 澄 夫 議員 佐 藤 泉 議員 黒 川 輝 男 議員
○
議長(
赤坂育男君) ただいま選任されました各決算特別委員会委員の方々は、それぞれ御会合の上、正副委員長を互選し、
議長までの報告を願います。 暫時休憩をいたします。 午前11時30分休憩 午前11時39分
開議
○
議長(
赤坂育男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△各決算特別委員会正副委員長の互選についての報告
○
議長(
赤坂育男君) 各決算特別委員会の正副委員長が互選されましたので、御報告いたします。 一般会計決算特別委員会委員長に 小森谷 博 之 議員 副委員長に 鈴 木 務 議員 特別会計・企業会計決算特別委員会委員長に 靏 見 久美子 議員 副委員長に 青 木 和 夫 議員 以上のとおり報告いたします。 ただいま議題となっております
日程第3の各案件につきましては、お手元の
議案付託表(2)のとおり、各決算特別委員会に付託いたします。
△
日程第4 散会の宣告
○
議長(
赤坂育男君) 以上で、本日の
日程は全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 午前11時41分散会...