◆21番(黒川輝男君)
議案第77号の
一般会計補正予算の中から、ページ数を申し上げます、43ページ、10款教育費の中にあります中央運動公園整備
事業における補正でありますけれども、先般全員協議会で概要については説明がございました。いわゆる国体の綱引き競技のサブアリーナ整備内容についてでありますけれども、この件についてお尋ねしたいと思います。 全員協議会での説明でありますと、概算工事費約7億2,000万円ということでありますが、この財源について、国体でありますので、当然国県の補助がつくものと想定されますけれども、この財源について国県の補助はどのぐらいなのかお尋ねしたいと思います。 そのことと、また1つ、明確に、ウオーミングアップ会場となるサブアリーナを新設しますと。そしてまた、
平成30年のプレ大会に使用するためということでありますけれども、7億円と。関連
事業を含めますともっと、十数億円いくわけでありますが、このウオーミングアップ会場だけに7億円をかけるのは血税の使い方としてはいかがなものかという感じが非常にいたします。当然補助
事業等も含めて、もっと安価でできるのであれば、またこれも一考する価値はあると思いますけれども、その辺のことについて、とりあえず1回目の
質疑をさせていただきたいと思います。
○
議長(
佐藤泉君)
執行部の答弁を求めます。 秋葉文化スポーツ部長。
◎文化スポーツ部長(秋葉邦之君) まず、黒川輝男議員の国県補助があるのかという御
質疑でございますが、国県補助はございません。 また、ウオーミングアップ会場として7億2,000万円の金額はどうかということでございますが、こちらにつきましては、今後基本設計等を行いながら、また概算で7億2,000万円という形を上げさせていただきましたので、基本設計の中で精査していきたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。
○
議長(
佐藤泉君) 答弁は終わりました。 黒川輝男議員の2回目の
質疑を許します。
◆21番(黒川輝男君) そうしますと、全額自主財源ということになるわけでありますけれども、これから
古河市体育館もつくらなければいけない。また将来に向けて、耐震の関係から本庁舎も今のままではおいておけない。これからどんどんそういう出費が重なる中で、このウオーミングアップ会場だけに、綱引きと少林寺拳法、特に綱引きのいわゆる準備会場だと思うのですが、これについて代替施設が幾らでもあると思うのです。例えば、総和中学校の体育館を一時的に使う。あるいは、中央小学校の体育館。近隣に綱引きの準備運動をする会場は幾らでもあるわけです。そこに7億円をつけて、非常に唐突に出されたものでありますので、この点について、やはり長期計画のもとでそういう設備はつくっていくべきであろうと思うのです。 それと、もう一つ、例えば物理的に総合体育館とウオーミングアップ会場が隣接していなければならないと。そういう制約があるような競技であればまた別ですけれども、これは代替施設として近隣の学校の体育館を、選手団の送迎バスを使っても、この何十分の1の金額で、あるいは何百分の1の金額でできるような気がするのです。最悪、どうしても国体でウオーミングアップ会場が必要だということであれば、そう何カ月も使うわけではありませんので、一時的にプレハブで対応するとか、やはりお金の使い道というものについて、もう少し慎重にやっていかなければいけないのではないのかなと。全体から見たら、7億円というのは
古河市の予算からしたら1桁の億ですから、感覚が麻痺してきているのではないかな、そんな気がするのです。やっぱり7億円という血税を綱引きの準備運動のために使っていくということが
市民に受け入れられるかどうか、もう一度担当者の御意見をお伺いしたいと思います。
○
議長(
佐藤泉君)
執行部の答弁を求めます。 秋葉文化スポーツ部長。
◎文化スポーツ部長(秋葉邦之君) まず、長期的な計画という黒川輝男議員の御
質疑でございますが、そちらにつきましては10カ年の計画を策定させていただいているところでございます。 また、ウオーミングアップ会場がすぐそばに必要なのかという御
質疑でございますが、担当部としては直近にあったほうがよろしいかなと考えているところでございます。7億2,000万円という概算工事費を出させていただきましたが、これはあくまでも本当の概算でございまして、今後予定されている基本設計の中で明らかにさせていただきたいと思っております。 以上でございます。
○
議長(
佐藤泉君) 答弁は終わりました。 黒川輝男議員の3回目の
質疑を許します。
◆21番(黒川輝男君) 概算ということですので、7億円が6億円になるのか。少なくとも1億円とか2億円になるはずはありませんので、この金額の重さ、そしてまた必要性、いわゆる費用対効果、その点についてもう一度担当課として十分熟慮していただいて、この7億円の財源をどこに求めるか。恐らく自主財源ですから、合併特例債を使うとか、いろんな方法は出てくるとは思うのですけれども、しかしやはりほかにこの金額を使うことであれば、
市民が本当に求めているもの、もっともっと使えるところがたくさんあるのではないか。 私も何十人か、「こういう話があるのですけれども」と言ったらば、「それはよかったね」と言う人は一人もおりませんでした。やはり
市民感情としては、綱引きの練習会場に7億円を使ってサブアリーナをつくるということ、そしてそのサブアリーナの今後の使い道とか、そういったものについてもまだ何ら提示されていないこと、そういう経過の中で一時的に、前からこういう施設が欲しかったと。ただ、そのきっかけとしてたまたま国体がありますので、その国体に兼ねて、ちょうどいいタイミングだからやるのだということであれば、そのきっかけにはなり得ると思うのです。そういう計画も全くなくて、ウオーミングアップ会場としてサブアリーナを新設するということについては私は余り納得できませんし、また多くの
市民に聞いたところ、それはやはり無駄遣いの部類に入るのではないかと。もっともっと
市民が求めているものはあるのではないか。そういうことを含めて、スポーツ関係者にも聞きましたし、また一般
市民にも聞きましたけれども、その辺のところを再度よく熟慮しまして、とりあえずこの件については、そういう
市民の声があるということ、それを十分に担当課としては、また執行者として十分に頭に入れた上で執行に当たっていただきたいと、そんなふうに思います。 以上です。
○
議長(
佐藤泉君)
執行部の答弁を求めます。 秋葉文化スポーツ部長。
◎文化スポーツ部長(秋葉邦之君) 黒川輝男議員御指摘のとおり、今後の利用につきましても十分考えてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。
○
議長(
佐藤泉君) 以上で、挙手による通告の
質疑は終了いたしました。 ほかに
質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
佐藤泉君)
質疑なしと認め、以上で
質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております
日程第2の各案件につきましては、お手元に配付してあります
議案付託表(1)のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
△
日程第3
認定第 6号
平成26年度
古河市
一般会計歳入歳出決算認定について
認定第 7号
平成26年度
古河市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算認定について
認定第 8号
平成26年度
古河市
国民健康保険特別会計(直診
勘定)
歳入歳出決算認定について
認定第 9号
平成26年度
古河市
古河福祉の
森診療所特別会計歳入歳出決算認定について
認定第10号
平成26年度
古河市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定第11号
平成26年度
古河市
介護保険特別会計(
保険事業勘定)
歳入歳出決算認定について
認定第12号
平成26年度
古河市
介護保険特別会計(
介護サービス事業勘定)
歳入歳出決算認定について
認定第13号
平成26年度
古河市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第14号
平成26年度
古河市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第15号
平成26年度
古河市
ゴルフ場事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第16号
平成26年度
古河市
古河駅
東部土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第17号
平成26年度
古河市
片田南西部土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第18号
平成26年度
古河市
公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算認定について
認定第19号
平成26年度
古河市
水道事業会計決算認定について
○
議長(
佐藤泉君) 次に、
日程第3、
認定第6号
平成26年度
古河市
一般会計歳入歳出決算認定についてないし
認定第19号
平成26年度
古河市
水道事業会計決算認定について、以上14件を一括して議題といたします。 これより総括
質疑に入ります。
議長より申し上げます。総括
質疑でありますので、大局的な
質疑とし、細部にわたるものについては後日開かれる各決算特別委員会において
質疑されますようお願いいたします。
質疑を希望する議員の挙手を求めます。 〔
質疑希望議員挙手〕
○
議長(
佐藤泉君) 1名と確認します。 5番秋庭
繁議員の
質疑を許します。
◆5番(
秋庭繁君) ただいま
議長から、総括
質疑ですからとありましたが、4年前の
古河市議会から、本来でしたら全ての議員が一般会計も特別会計も審査する権利があるにもかかわらず、会派制ということを理由にして2つに分けて、どちらかにしか議員は入れないと。一般会計か特別会計かということで審査権が奪われていますので、私の場合、今回一般会計の審査ということで、特別会計のほうに入って意見や
質疑をすることができません。ですから、総括的に基本的な部分だけお伺いしますが、そのことを踏まえた上で
質疑に入らせていただきたいと思います。基本的に
議長には、議会改革の中でもう一度、全ての議員がきちんと予算も決算も、一般会計も特別会計も審査できる、そういう仕組みをつくっていただくことをまず最初にお願いして、具体的に入っていきたいと思います。
認定第6号から第19号ですが、
認定第7号、第10号、第16号、第17号、第19号とあります。基本的なところだけ順次お伺いいたします。 1つは、
認定第7号
平成26年度
古河市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算認定についてお伺いします。ことしの第1回
定例会の中でも、
国民健康保険税の引き下げの問題についてお話をさせていただきました。
厚生労働省の資料によりますと、
国民健康保険の広域化、県単位化を前提にして今年度1,700億円、そして来年度も1,700億円、両方合わせて3,400億円をそれぞれ地方に割り当てると。この額は1人当たり1万円の引き下げに相当するというふうに資料の中ではっきり明記しているわけですが、第1回
定例会の中では、
古河市としてその額はまだ定かでないというふうに答弁がありました。現在もう既に確定していると思うのですが、
古河市に交付される額は幾らなのか、その辺についてまずお聞かせいただきたい。 それから、評価書の72ページに、収納の関係でありますけれども、滞納額が8億400万円、このうち
国民健康保険関係は4億3,700万円というふうに伺っています。これに関連して、この間、事前に資料をいただいた中では、この
国民健康保険の加入者の状況、無収入の世帯が6,326世帯、所得の100万円未満が6,499世帯、100万円から200万円が6,654世帯、合計で1万9,479世帯が所得200万円以下というのが
古河市の現状だという、新しい資料でお伺いしました。こういう状況の中で、
国民健康保険加入世帯数が何世帯で、所得200万円以下がどのぐらい、何世帯、何%ぐらいになっているのか、その辺についてお聞かせいただきたい。 それから、もう一つ、資格証の発行、これは現在何名に発行しているのか、そのことをちょっとお聞かせいただきたい。
○
議長(
佐藤泉君)
執行部の答弁を求めます。 田沢健康福祉部長。
◎健康福祉部長(田沢道則君) 秋庭
繁議員の御
質疑にお答えいたします。 まず、200万円以下の世帯でございますが、1万9,479世帯でございます。資格証の発行につきましては、617世帯という状況でございます。 以上でございます。(5番秋庭
繁議員「1回目の答弁もう少しゆっくり言ってください」と呼ぶ)
平成26年度ベースで617世帯。(5番秋庭
繁議員「資格証」と呼ぶ)はい。でございます。
○
議長(
佐藤泉君) 答弁は終わりました。 秋庭
繁議員の2回目の
質疑を許します。
◆5番(
秋庭繁君) 1回目で、今年度国から交付税措置されるこの1,700億円の
古河市分は幾らかとお伺いしたのですが、その辺もう一回聞かせていただきたい。 それから、私は一貫して、こういう形で
国民健康保険に対して、国がきちんと従来の発足当初の交付税を措置することが基本的な解決なわけですが、法定外の繰り入れがふえる大きな原因というのは、国が逆に減らしたためと認識しているのですが、先ほど言われましたように、200万円以下の世帯が現状の中でこういう数字ということになると。しかも滞納は、払いたくても払えない人、あるいは払えても払わない人と、これはいろいろあるわけですけれども、実際には多くの方が滞納している現状。こういう中では、
古河市の場合は昨年から値上げをしたわけですけれども、値上げをして滞納者をふやすより、値下げをして、やはり支払ってもらえる人の裾野を広げる、そのことのほうが大切だと指摘してきているのです。現状の中でもう一度、
古河市に交付税措置される金額と、それからこの総世帯における200万円以下のパーセントについてだけ、お聞かせいただきたいと思います。
○
議長(
佐藤泉君)
執行部の答弁を求めます。 田沢健康福祉部長。
◎健康福祉部長(田沢道則君) 申しわけございません。ちょっと今手元に数字の資料がございませんので、改めてそろえまして、またお答えをさせていただきたいと思います。
○
議長(
佐藤泉君) 答弁は終わりました。 秋庭
繁議員の次の
質疑を許します。
◆5番(
秋庭繁君) 先ほど言いましたように、基本的には広域化をにらんでの、2年度にまたがって3,400億円の交付税措置。国は基本的には軽減策をそれなりにとっているというふうに資料でも言っているわけですから、それに見合う、やはり
古河市としてどういう対応をとるのかというのはぜひ検討いただきたいと申し上げて、数字や何かについては後で教えていただきます。私の
認定第7号についての
質疑は終わって、次に移ります。
認定第10号の
平成26年度
古河市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてですが、決算書の77ページ、滞納繰越分343万7,600円とあります。督促手数料は17万1,700円とありますが、滞納者数と資格証の発行は何名なのか、それをちょっとお聞かせいただきたい。
○
議長(
佐藤泉君)
執行部の答弁を求めます。 田沢健康福祉部長。
◎健康福祉部長(田沢道則君) ちょっと今数字のほうが手元にございませんので、数字については改めてまたお答えをさせていただきたいと思います。申しわけございません。
○
議長(
佐藤泉君) 答弁は終わりました。 秋庭
繁議員の2回目の
質疑を許します。
◆5番(
秋庭繁君) では、数字がないのでは、2回目もいいです。後でお願いします。 次、
認定第15号
平成26年度
古河市
ゴルフ場事業特別会計歳入歳出決算認定についてですが、一昨年が入場者数が4万4,000人、昨年が4万7,000人で売り上げが3万1,000円。わずかに利用者がふえているわけです。ピーク時は7万人を超えていたわけですけれども、それから比べると
古河ゴルフリンクスの利用者というのはずっと下降をたどっているということなのです。私は毎回聞くのですが、現在河川使用料、これは20%減額の3,900万円。これが10%減額の4,400万円から、
平成32年度以降は5,000万円支払わなければならない。そうすると、協定納付金あるいは河川使用料、
古河ゴルフリンクスの老朽化に伴う維持改善費用などを含めると、やはりそれなりの入場者数と利益が上がらなければ、経営そのものもうまくいかなくなってしまうと思うのです。協定納付金、それから河川使用料の今後、それからそういうのを含めて、このゴルフ場を維持していく上で最低どのぐらいの収入があったらやっていけるのか、その辺について、あるいはどういう形で今後運営していこうとしているのか、そのお考えだけ聞かせていただきたい。
○
議長(
佐藤泉君)
執行部の答弁を求めます。 秋葉文化スポーツ部長。
◎文化スポーツ部長(秋葉邦之君) まず、占用料の減免なのですが、秋庭
繁議員がおっしゃったように、
平成33年に減免がなくなります。したがいまして、その時点で占用料4,979万5,600円が予定されているところでございます。 今後の運営なのですが、幸いここ数年、一般会計からの繰り入れはせずに済んでいるという現状でございますが、確かに今後クラブハウスの改修、それから施設等も老朽化が進んでおります。その点の費用はかかってくるのかなというふうに考えておりますが、実際震災以降、また震災以前の利用者数に戻ってきて、
平成26年度は4万7,625人に御利用いただいているということで、スポーツの振興、もしくはそういう健康維持とかそういう面を考えますと、ゴルフ場についてはそのまま運営させていただきたいと考えている次第でございます。 よろしく御理解のほどお願いいたします。
○
議長(
佐藤泉君) 答弁は終わりました。 秋庭
繁議員の2回目の
質疑を許します。
◆5番(
秋庭繁君) 将来の改修や何かを含めて基金をつくると。借金がなくなって以降、当初2,000万円の基金化をしたわけですけれども、その後2,000万円を超える、あるいはそこに届く基金というのはなかなかできない状況で、すれすれの運営をしていると思うのです。ぜひそういう点では、借金がなくなった段階でこのゴルフ場を自治体として運営するのかどうかも、いろいろ。4万7,000人からの人たちに利用していただいているということは1つは材料とはしつつも、将来のあり方もきちんと今から、どうするのかということも議論していくべきだと考えているのです。その辺を含めて、ぜひこのゴルフ場を自治体が経営すると。一時はやったわけですけれども、本当にそれでいいのかどうかということも今これから問われるのではないかと思うのです。特に渡良瀬遊水地がラムサール条約の湿地登録をされたという中で、自然をどうやって守っていくかという点ではそこも大事だと思うので、その辺の検討、考え方、ぜひお願いを。どういうふうに思っているのか、ちょっとお聞かせいただいて、この次に移りたいと思います。
○
議長(
佐藤泉君)
執行部の答弁を求めます。 秋葉文化スポーツ部長。
◎文化スポーツ部長(秋葉邦之君) まず、秋庭
繁議員がおっしゃったとおり、基金については現在積み立てている段階でございます。今私の手元にちょっと資料がございませんが、私の記憶だと3,374万円ほど積み立てている状況だと思います。ちょっと記憶は定かではありませんが、そのぐらいの金額だと思います。 今後について、やはり先ほども申しましたように、多くの
市民に愛されているというのが現状かと思います。そういう中で、議員がおっしゃった今後の運営方法についても一つの勉強する課題かなと考えておりますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。
○
議長(
佐藤泉君) 答弁は終わりました。 秋庭
繁議員の次の
質疑を許します。
◆5番(
秋庭繁君) それでは、次に
認定第16号についてお伺いいたします。
平成26年度
古河市
古河駅
東部土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定、評価書の224ページです。当初のこの計画は、
平成7年、9年ごろですか、第1種低層住居専用地域ということだったわけですけれども、それが商業地域へということで用途変更もされました。菅谷市長も御存じのように、あの地には文化センター建設はだめという
市民の判断もあって、現在この保留地をどうするのかというのが大きな課題になっていると思うのですが、2年以上が過ぎて、既にここの8回の見直しがされているわけです。この地を今後どのように活用していくのか。そのことも早く結論というか、方向性は出さなければいけない問題だと思うのです。特に文化センターに予定された場所、ここの地権者の方たちも、高くなった固定資産税の問題だとか、合意したにもかかわらず、自分の土地がどうなっていくのかいまだにわからないという点では、やっぱり不安やおしかりもたくさんあるのではないかと。そういう点では、この問題はやっぱり真剣に考えるという点からも、ぜひ今後この
事業、当面どんなことをやっていくのか、ちょっとお聞かせいただきたいのですが、ここの地権者、現在何人ぐらいいて、この地権者との話し合いは既にされているのか、あるいは今後する予定なのか。 それから、国、県
事業の向堀川の改修、それから西牛谷から辺見線の都市計画道路、これが具体的にどんな方向でいくのか、その辺も含めて、
事業費ベースで今どのぐらい、何%で進んでいるのか、そんなところをちょっとお聞かせいただきたい。
○
議長(
佐藤泉君)
執行部の答弁を求めます。 並木建設部長。
◎建設部長(並木準一君) 秋庭
繁議員の御
質疑にお答えいたします。 まず、現在の区画整理
事業の進捗状況でございますが、
平成26年度末の
事業費ベースで進捗率41.6%でございます。また、元文化センター用地につきましては、環境調査もほぼ完了しておりまして、水質の最終の報告をするだけになっております。今後は今策定されております総合計画等を踏まえ、そういう
個人換地の権利者の総意を確認させていただきながら、一体的な利活用が可能であれば、雇用あるいはにぎわいの創出等を勘案しながら方法等検討してまいりたいと思います。 あと、
個人換地権利者の数については、ちょっと申しわけございません。資料がございませんので、後で報告させていただきたいと思います。 以上でございます。
○
議長(
佐藤泉君) 答弁は終わりました。 秋庭
繁議員の2回目の
質疑を許します。
◆5番(
秋庭繁君) 非常に難しいと思うのです。地権者との話し合い、それから今後環境調査が終わった後のあの地をどういう形で活用していくのか。そういう点では、地権者の皆さんや、あるいはさまざまな方たちの意見を伺いながら、やはり。もともとこういう計画に私は基本的には反対ですけれども、進められている
事業はきちんと方向性を出していくということが大事だと思うのです。いつまでも政争の具にしないと、そのことが大事だと思っています。 私自身、これはぜひ、参考になるか、ならないかは別なのですが、ある方から、
古河第一高等学校が今グラウンドがないと。サッカーで優勝したこともある
古河第一高等学校にはサッカー場がない。片方がやれば野球の練習ができない。だったら、あそこに
古河第一高等学校の野球場とサッカー場をつくったらどうなのだと県にしっかりそのことを申し添えて、県と一緒に協議して、そういうことも進められないのか。
古河第一高等学校の移転ですね、あの地と交換するとか。サッカー場や野球場だったら、もし水没してもそんなに問題はないではないかということなどもおっしゃる方もいらっしゃいました。ぜひそういう点では、いろんな選択肢があろうかと思うのです。どういう形であそこを活用するのか、あるいは地権者の皆さんとそういう方向性を見出していくことも一つは必要だと思います。ぜひそういう点で、構想があるのであればお聞かせいただき、もしなければ、ぜひ幅広い意見をいただいて、利用構想を早急につくり上げていただくということも大事かと思うので、その辺についての考え方だけお聞かせいただきたい。
○
議長(
佐藤泉君)
執行部の答弁を求めます。 並木建設部長。
◎建設部長(並木準一君) 先ほど関係地権者の数でございますが、37名でございます。 あと、今後の進め方の話の中で、サッカー場、野球場の話がございました。私どものほうでも、あの用地にそういった施設が適正かどうか検討してございます。ただ、サッカー場にしても野球場にしても、ちょっと大きさが合わない部分がございまして、野球の内野練習は一部可能かと思いますが、全体的なスペースはちょっと厳しいかなと考えております。 あと、今後でございますけれども、元文化センター用地につきましては、今具体的には十間通りと西牛谷辺見線の交差点付近の道路整備を、県
事業でございます向堀川の河川改修と橋梁のかけかえなどを含めて今進めているところでございまして、そういった優先
事業を進めていくことによりまして、その4車線道路を早期に建設することによりまして、またその保留地の土地活用の向上が図れるのではないかという考えのもと、
事業を進めております。よろしく御理解をお願いしたいと思います。 以上でございます。
○
議長(
佐藤泉君) 答弁は終わりました。 秋庭
繁議員の3回目の
質疑を許します。
◆5番(
秋庭繁君) 向堀川の改修と都市計画道路ができ上がると、随分またあそこの場所の様相も変わってくると思うので、ぜひそういう面も含めて、活用策のさまざまな検討もお願いしたいと思います。 次に、
認定第17号の
平成26年度
古河市片田南西部土地区画整理
事業特別会計
歳入歳出決算について、評価書の228ページにありますが、
平成28年度までとなっています。この間、お伺いしたところだと、川崎鍛工に隣接する部分は購入いただいて、しかしそのほか残ったところについては、幾つか来ていただいたが、価格面で折り合わないのか、なかなか返事がないというふうに伺っています。もう来年度で終わりなわけですけれども、
事業費ベースで進捗率はどのぐらいなのか。これ以上値段を下げたとしたら採算が合わなくなってしまうのかどうか、その辺についてだけちょっとお聞かせいただきたい。
○
議長(
佐藤泉君)
執行部の答弁を求めます。 並木建設部長。
◎建設部長(並木準一君) 秋庭
繁議員の御
質疑にお答えしたいと思います。 まず、進捗率でございますが、
平成26年度末で
事業費ベースで96.5%でございます。県道に面した未処分の保留地でございますが、幾つか引き合いはございますが、まだちょっと処分ができていない状況でございます。 今のところ、さらにお話が何件かございますので、引き下げてということではなく、今現状の中で処分できる方向で進めております。価格を下げれば、当然私どもにも一般会計等影響がございますので、それは御理解願いたいと思います。
○
議長(
佐藤泉君) 答弁は終わりました。 秋庭
繁議員の2回目の
質疑を許します。
◆5番(
秋庭繁君) わかりました。新4号国道に隣接して、場所としては立地条件はよいと思うのですが、特にお隣の結城市では、うわさによりますと、これから工業団地をつくる話がちらほら出ているということもあります。それは何か別な、やっぱりいろんな企業誘致を見込んでだと思っているのですが、既にある土地を購入していただければ、
古河市の場合用意されているわけですから、その辺の
情報も得て、ぜひ何とかこの問題の解決にも努力をいただきたいと思っています。 最後ですが、
認定第19号
平成26年度
古河市
水道事業会計決算についてお伺いします。決算書あるいは監査報告書の中で、純利益3億4,700万円。昨年度は異臭事故があった。それでも純利益3億2,800万円。3億円を超える利益を上げているわけですが、未処分利益剰余金は累計額は積み重なっていくわけですが、基本的なところだけちょっとお聞かせください。このままずっと、もうかったらどんどん、どんどん積んでいくということなのか。利益はきちんと、利用者に利用料の引き下げという形で還元をすることも考えているのかどうか、その辺について1つお聞きします。 なぜこういうお話をするかというと、合併前の1市2町の水道料金には大きな差あったのです。大ざっぱですけれども、当時基準額で言うと、旧三和町が1,500円、旧総和町が950円か1,000円ぐらい、旧
古河市は700円ぐらいだったと思うのです。そうしてみると、
古河地区の人にとってみたら、2度の値上げで倍近く。そこに消費税がまた追い打ちをかける。非常に、合併して、水道料金が何でこんな上がってしまったのだという声があちこちで聞かれるわけです。一定の値上げの中で受益が出たとすれば、やっぱり公共料金ですから、それなりに皆さんに還元できる部分は還元するということの考え方も必要だと思うのです。その辺があるのかどうかだけ。企業会計ですから、企業努力をして一定の利益を上げたのと、値上げをして利益を上げたのではまた違うので、その辺も含めて、厳しいでしょうけれども、どういう考えでいるのか、その辺だけちょっとお聞かせいただきたい。
○
議長(
佐藤泉君)
執行部の答弁を求めます。 小林上下水道部長。
◎上下水道部長(小林克夫君) 秋庭
繁議員からの御
質疑、毎年3億円程度の利益があるということでございますが、今後水道
事業といたしましては早急にやらなければならない
事業がございまして、その1つが石綿セメント管の布設がえでございます。現在約61キロメートルございまして、15年以内にこれを布設がえしたいと考えております。総費用は約38億円かかる見込みになっております。 また、南摩ダム完成時に送水管の布設、思川から三和地区へというものが約12億円かかる見込みになっております。 それから、思川開発
事業についてですけれども、現在検証に入っているわけでございますが、この費用、現在
古河市は暫定水利権で水利用をさせていただいているところでございます。水資源機構
管理事業部の試算におきますと、
古河市は約83億円の
事業費、負担金が必要になります。これを元利均等で23年の償還、利息を合わせていきますと、約108億円が必要になってきます。毎年度ダム負担金として約4億7,000万円程度の費用負担が必要ということになっております。 水道の料金については今後も
事業としてたくさんやらなくてはならないこともございますが、業務の効率化を図りつつ、できる限り皆様に御負担がないよう努力してまいりたいと思います。 以上でございます。
○
議長(
佐藤泉君) 答弁は終わりました。 秋庭
繁議員の2回目の
質疑を許します。
◆5番(
秋庭繁君) 石綿管の問題なんか早急にやらなければならない問題というのは十分わかります。それから、1市2町を合併して、それぞれ水道の普及率の差があった部分、これもやっぱり一定にしなければいけないという部分もわかります。ぜひ部長、最後申し述べられたように、企業努力をして、基本的にやっぱり、高過ぎて払えないということのない公共料金の設定というのは望ましいと思うので、ぜひそういう点では
市民の皆さんから安心して飲用していただけるような水の提供、そのことも大事だと思いますから、ぜひ両面で考えていただくことをお願いして、私の
質疑を終わります。
○
議長(
佐藤泉君)
執行部の答弁を求めます。 小林上下水道部長。
◎上下水道部長(小林克夫君) 御指摘のとおり、企業として努力してまいりたいと思います。よろしくお願いします。
○
議長(
佐藤泉君) 答弁は終わりました。
△発言の訂正
○
議長(
佐藤泉君) 先ほどの
認定第15号の答弁の訂正を求められておりますので、これを許します。 秋葉文化スポーツ部長。
◎文化スポーツ部長(秋葉邦之君) 先ほど、ゴルフ場の
事業基金積み立ての残高でございますが、約3,700万円とお答えいたしましたが、3,374万円の間違いでございます。3,374万円でございます。申しわけございませんでした。訂正させていただきます。
○
議長(
佐藤泉君) 以上で、挙手による通告の
質疑は終了いたしました。 他に
質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
佐藤泉君)
質疑なしと認め、以上で
質疑を終結いたします。
△各決算特別委員会の設置について
○
議長(
佐藤泉君) お諮りいたします。ただいま議題となっております
認定第6号
平成26年度
古河市
一般会計歳入歳出決算認定についてないし
認定第19号
平成26年度
古河市
水道事業会計決算認定について、以上14件については慎重審査の要ありと認められますので、この際、正副
議長及び議会選出の監査委員を除く10名の委員をもって構成する一般会計決算特別委員会並びに11名の委員をもって構成する特別会計・企業会計決算特別委員会を設置することにいたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
佐藤泉君) 御異議なしと認めます。よって、各決算特別委員会を設置することに決しました。
△各決算特別委員会委員の選任について
○
議長(
佐藤泉君) 次に、各決算特別委員会委員の選任を行います。 お諮りいたします。本件につきましては、委員会
条例第8条第1項の規定により、お手元に配付いたしました各決算特別委員会委員名簿のとおりそれぞれ指名いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
佐藤泉君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、各決算特別委員会委員に選任することに決しました。 一般会計決算特別委員会委員(10人) 秋 山 政 明 議員 秋 庭 繁 議員 稲 葉 貴 大 議員 佐 藤 稔 議員 大 島 信 夫 議員 落 合 康 之 議員 渡 辺 松 男 議員 園 部 増 治 議員 鈴 木 隆 議員 渡 邊 澄 夫 議員 特別会計・企業会計決算特別委員会委員(11人) 靏 見 久美子 議員 針 谷 力 議員 高 橋 秀 彰 議員 四 本 博 文 議員 長 浜 音 一 議員 黒 川 輝 男 議員 赤 坂 育 男 議員 並 木 寛 議員 増 田 悟 議員 小森谷 英 雄 議員 倉 持 健 一 議員
○
議長(
佐藤泉君) ただいま選任されました各決算特別委員会委員の方々は、それぞれ御会合の上、正副委員長を互選し、
議長まで報告願いたいと存じます。 暫時休憩いたします。 午前11時 8分休憩 午前11時34分開議
○
議長(
佐藤泉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△各決算特別委員会正副委員長の互選についての報告
○
議長(
佐藤泉君) 各決算特別委員会の正副委員長が互選されましたので、御報告いたします。 一般会計決算特別委員会委員長に 落 合 康 之 議員 副委員長に 鈴 木 隆 議員 特別会計・企業会計決算特別委員会委員長に 靏 見 久美子 議員 副委員長に 増 田 悟 議員 以上のとおり報告いたします。 ただいま議題となっております
日程第3の各案件につきましては、お手元に配付してあります
議案付託表(2)のとおり、各決算特別委員会に付託いたします。
△
日程第4
農業委員会委員として選任すべき者の推薦について
○
議長(
佐藤泉君) 次に、
日程第4、
農業委員会委員として選任すべき者の推薦についてを議題といたします。 本件は、
古河市
農業委員会委員の任期が
平成27年9月11日をもって満了となることから、農業委員会等に関する法律第12条の規定により、4人を
古河市
農業委員会委員に推薦するものであります。 お諮りいたします。推薦の方法につきましては、
議長において指名することにいたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
佐藤泉君) 御異議なしと認めます。よって、推薦の方法につきましては、
議長において指名することに決しました。
農業委員会委員として選任すべき者の推薦については、靏見久美子議員、渡邊澄夫議員、茨城県女性農業士の石塚美智江氏並びに落合美代子氏、以上4名を推薦することにいたしたいと存じます。 お諮りいたします。ただいま
議長において指名いたしました諸君を
農業委員会委員として選任すべきものとして推薦することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
佐藤泉君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を
農業委員会委員として選任すべきものとして推薦いたします。
△
日程第5 散会の宣告
○
議長(
佐藤泉君) 以上で、本日の
日程は全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 午前11時36分散会...