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12月16日-02号

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  1. 土浦市議会 2023-12-16
    12月16日-02号


    取得元: 土浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-07-26
    令和元年 第4回 定例会令和元年第4回土浦市議会定例会会議録(第2号)=======================令和元年12月16日(月曜日)議事日程(第2号) 令和元年第4回土浦市議会定例会 令和元年12月16日・午前10時第 1        会派代表質問第 2        一般質問  ――――――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した案件 日程第1  会派代表質問 日程第2  一般質問  ――――――――――――――――――――――――――――出席議員(22名)   1番     目黒英一議員   2番     平石勝司議員   3番     吉田千鶴子議員   4番     福田一夫議員   5番     田子優奈議員   6番     久松 猛議員   7番     奥谷 崇議員   8番     矢口勝雄議員  10番     塚原圭二議員  11番     島岡宏明議員  12番     今野貴子議員  13番     下村壽郎議員  15番     小坂 博議員  16番     篠塚昌毅議員  17番     柴原伊一郎議員  18番     海老原一郎議員  19番     柳澤 明議員  20番     矢口 清議員  21番     吉田博史議員  22番     寺内 充議員  23番     柏村忠志議員  24番     内田卓男議員  ――――――――――――――――――――――――――――欠席議員(2名)   9番     勝田達也議員  14番     鈴木一彦議員  ――――――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者  市長      安藤真理子君  教育長     井坂 隆君  市長公室長   船沢一郎君  総務部長    望月亮一君  市民生活部長  小松澤文雄君  保健福祉部長  川村正明君  都市産業部長  塚本隆行君  建設部長    岡田美徳君  教育部長    羽生元幸君  消防長     飯村 甚君  財政課長    佐藤 亨君  ――――――――――――――――――――――――――――事務局職員出席者  局長      塚本哲生君  次長      川上勇二君  係長      小野 聡君  主査      村瀬潤一君  主査      寺嶋克己君  ――――――――――――――――――――――――――――   午前10時00分開議 ○議長(篠塚昌毅議員) おはようございます。 ただいま出席議員は22名で議会は成立いたしました。 よって,これより本日の会議を開きます。  ―――――――――――――――――――――――――――― △欠席議員の報告 ○議長(篠塚昌毅議員) 本日の欠席議員を申し上げます。   9番 勝 田 達 也 議員  14番 鈴 木 一 彦 議員 以上2名の方が欠席でございます。  ―――――――――――――――――――――――――――― ○議長(篠塚昌毅議員) 本日の議事日程につきましては,お手元にお配りしてございます議事日程(第2号)のとおり議事を進めたいと存じますのでご了承願います。  ―――――――――――――――――――――――――――― △日程第1.会派代表質問 ○議長(篠塚昌毅議員) それでは,これより議事日程に入ります。 日程第1会派代表質問を行います。 念のため会派の持ち時間等について申し上げます。1番郁政クラブ85分,2番政新会60分,3番公明党土浦市議団50分,4番日本共産党土浦市議団40分,質問回数は2回以内でございます。 それでは,順次質問を許します。 初めに,郁政クラブ会派代表質問を許します。24番内田卓男議員。  〔24番 内田卓男議員登壇〕 ◆24番(内田卓男議員) おはようございます。 郁政クラブ会長の内田卓男でございます。通告によりまして郁政クラブを代表して,質問をさせていただきます。 通告は,土浦の夢とロマンを歴史に学ぼう,刀剣のまち土浦,2番目に東城寺・小野地区の山麓に大自然公園を(ジオパーク),3つ目につくばエクスプレスを土浦へ,4,県道土浦大曽根線にスマートインターチェンジを設置,亀城モールと公園ビルについてと題する質問でございます。 さて,先週10日でございますが,本定例会初日の新市長としての市政方針を,謹んで拝聴させていただきました。私にとっては,「全力」というフレーズが14回も数多く述べられたのが大変印象的でありました。安藤市長には4年間という時間は大変長いものであります。健康に留意しながら,あせらず,じっくりと市政に従事してほしいと思っております。 さて,第8次土浦市総合計画が,今年度からスタートいたしました。9カ月前の3月定例会冒頭において,中川前市長より市政方針が発表されましたが,私はこれを拝聴し,これまでの中川市政を振り返り80点のできばえである。市長として合併特例債を上手に活用しながら,財政改革を筆頭に,市の屋台骨をしっかりと鍛え上げ,立派に市民の負託に応えてきたと評価いたしました。それでは,20点のマイナスは何だろうと。それは夢とロマンが全く感じられないものだと思ったからであります。人間には誰しも,好みがあります。100%はあり得ません。ふるさと創生の時代,人間味や文化,夢,ロマンといった味付けの部分かもしれませんが,土浦らしさを,土浦の未来を考える時,やはり重要になるものかと思っております。そこで「土浦の夢とロマンを歴史に学ぼう」と題し,先ほど申し上げましたように5つのテーマを掲げました。 まず,刀剣のまち土浦について質問します。 土浦市は江戸時代に11代,約200年余にわたり,土浦藩主として土屋家が代々治めてまいりました。特に初代数直,2代政直が,44年間にわたり老中職を務め,10代寅直が大坂城代を務めるほか,7代にわたって奏者番を務めるなど,代々幕府の要職にあったことから,貴重な刀剣を所有しておりました。平成13年12月定例会において,補正予算,文化振興基金3億965万円が計上され,契約金額2億9,700万円で購入した,土屋家にまつわる82振りの刀剣に加え,寄贈された刀剣を含め83振りの刀剣,うち国宝1振り,重要文化財4振り,重要美術品6振りが市民の宝物となり,平成14年秋に,初めて市民に公開されました。その後今日まで,毎年10月の花火大会前後にこれが公開されております。 特筆すべきは,平成25年3月16日より5月6日には,アニメーション会社,カプコンの「戦国BASARA」と土浦市立博物館によるコラボレーション特別展「婆裟羅たちの武装‐戦国を駆け抜けた武将達の甲冑と刀剣‐」が開催されました。「戦国BASARA」は戦国時代に活躍したスタイリッシュ英雄アクションゲームシリーズです。アニメや舞台など様々なメディアにも展開し,シリーズに登場する大胆にアレンジされた戦国武将のキャラクターは,刀剣女子と言われる女性からも高い人気を得ております。また同時に,このコラボによりオリジナルクリアファイルがもらえるスタンプラリーが実施されました。スタンプは土浦市内の観光施設や城下町の商店などに設置,5つのスタンプを集めるごとに,土浦の春,夏,秋の風物詩を背景に,「戦国BASARA」の英雄たちがデザインされたオリジナルクリアファイル3種の中から1枚がプレゼントされるものでありました。以上,刀剣の購入から「戦国BASARA」までのお話をいたしました。 そこで,「戦国BASARA」コラボのイベントに,3万人もの入場者があったと聞いております。この事業予算は幾らだったか,あえて伺います。ただ同然の金額ではなかったかと思います。私は,刀剣女子人気が高い現在において,これからのまちづくりに受け身ではなく,積極的に,繰り返しこれらの刀剣を前面に押し出し,土浦市の歴史的ロマンを創造できるのではないかと考えております。現在よく言われている言葉に,物から事を売っていく時代であるそうです。まさに事を全国に,世界にもっともっとネット発信しようではありませんか。 以上,刀剣のまち土浦の質問を終えますが,安藤市長にはこれらの質問に対する感想と答弁を求めます。 2つ目,東城寺・小野地区の山麓に大自然公園を,この質問は本市のある企業の社長さんからのお話でありました。 小野地区の山麓に18ホール,約100ヘクタールのゴルフ場計画が,旧新治村,野口村長さんの時代にあったそうであります。その会社はその後解散し,競売かと存じますが,現在はその社長さんの会社が所有しております。昨年,筑波,霞ケ浦の自然をテーマに,ジオパーク構想が立ち上がりました。周辺自治体の議会においても組織を立ち上げたばかりであります。これだけの広大な面積の土地をどうしてよいのか,中小企業ではいかんともしがたいので,何か良い知恵はないものか。大手のデベロッパーやゼネコンでもないと無理だよね。そして役所の協力がないとねと言っておられました。 一方,東城寺地区には,以前にも産業建設委員会でも話題になり,執行部とともに視察をした広大な採石場跡地があります。ここは所有者が一人で,土浦市民であるとのことであります。その管理を地元の団体の方たちが管理しているということであります。土浦市はこの採石場跡地をコンサルに委託し,調査し,その成果品があり,その後はどうなったのか伺います。 さらに東城寺にはゆう・もあ村という,今でいうテーマパークがあり,約3万坪の敷地であります。茨城百景に選ばれるほどの景勝地でありました。聞くところによりますと,下妻市の実業家小橋豊太郎氏は戦後実に様々な先駆的ビジネスを立ち上げ,莫大なる富を地元に還元したいと思い,ゆう・もあ村をつくりました。かつては年間60万人が訪れるほどにぎわったと聞きます。徳川夢声さんや石黒敬七さんたちの文化人の名を借り,自然休暇村ゆう・もあ村,昭和40年,1965年開村したもので,もともと廃村にあった建物を忍者屋敷などに改装し,ゆう・もあ博物館,発明館,恐竜館,アリスの館,教会,レストラン,本陣,旅館,土産物屋,茶屋,展望台,巨大迷路など,様々な施設がありました。1983年,つくば科学万博と同時期に発足したディズニーランドに代表されるテーマパーク型の遊園地の登場で,それ以前の全国の遊園地は集客力を失い,閉園された施設が多く,このゆう・もあ村もまたその1つで,2001年頃に廃業の憂き目に遭いました。その後,ゆう・もあ村は不審火により全焼し,解体され更地になっていて,これも土地の所有者は土浦市に大変縁のある企業であると聞きます。 先に述べた採石場入り口付近には,天の川の源流として,東城寺には駒ケ滝,一の滝など散策の名所として知られた景勝の滝があり,かつては水車も動いていたが,採石場の開業により,いずれも跡形もないといいます。この駒ケ滝は日枝神社の流鏑馬の祭りに出陣する馬の足を洗い清める滝だったとも言われ,現在はヒューム管が入っているだけなので,再現できるのではないかと言っておりました。 ここからすぐ北には,地名にある東城寺があります。796年,最仙の開山により創建された寺で,当初は常陸国における天台宗の拠点の1つであり,鎌倉時代初期,小田氏の尊崇を受け真言宗に改められ,江戸時代には江戸幕府から朱印状を与えられておりました。東城寺はその長い歴史の価値と,本山である比叡山とのつながりと,佐竹氏,小田氏,土屋氏など,代々の勢力者の帰依,庇護を受け,非常に文化的価値の高いお寺でしたが,平成9年4月10日に不審火により全焼し,平成16年本堂が再建されたが,失われたものの大きさを,大いに感じるところであります。 現在,新たに駐車場が増設される計画の,小町の館周辺が整備され,多くの観光客がおいでになっております。私は先週,8日の日曜日に,矢口清議員とともに小野山に登ってきました。標高361メートル,霞ケ浦の全貌,土浦市,学園都市,牛久大仏,東京のビル群,スカイツリー,そして地元では小田山の俗称である標高461メートル,宝篋山の左肩には,霊峰富士山の姿を展望できました。想像以上の登山客に出会ったことを付け加えます。 そこで,この山の登山道は,地元の住民の方々のボランティアによって整備されたと聞いております。土浦市の予算は使われたのかどうか,そして,何らかの支援をしたのかどうか,伺います。さらにその他に,歴史あふれる向上庵,清滝寺,日枝神社等の神社仏閣があることは,安藤市長さんはご存じだと思いますので,ここではあえて触れません。 以上,地域の特性を述べてまいりました。執行部の皆さんで,この東城寺・小野地区の山麓,申し述べた3つの土地を総合的に捉え,何とか夢とロマンを実現できる地域にできないでしょうか。それには優秀な土浦市職員の知恵と,関係機関を総動員し,時間はかかっても前向きに推進できればと思っております。伺います。 続いて3つ目でございます,つくばエクスプレスを土浦へ。 まず初めに,中川前市長は4期,16年を全うしましたが,そのうちの1期目の公約の中に,つくばエクスプレスを土浦へがあったと記憶しています。最近では一切この件について,語ることがありませんでした。なぜなのでしょう。 一方,議会では,茨城空港のアクセスを改善するべく,つくばエクスプレスを,以下TXと言います,茨城空港までの延伸を目指し,団結して取り組みを進めようと,同空港がある小美玉市と周辺の土浦,石岡,つくば,かすみがうら,行方,鉾田の各市の市議会正副議長が,平成30年5月7日に,TX茨城空港延伸議会期成同盟会を発足させ,連携を強化し,国や県の要望活動などを加速させたいというものであります。しかし,東京圏から見れば,茨城空港はTXよりも常磐線の方が近い。茨城空港に鉄道を引っ張るなら,常磐線の方が建設費や用地買収などの手間も短くて済み,理解は得られやすいと単純に思えます。さらに,建設費用をどう負担するかは一切なく,ただ,TX茨城空港延伸議会期成同盟会がTXに要望を出すだけで,絵に描いた餅に終わるように思えるのです。そして肝心なのは我田引水,同床異夢という言葉があてはまるように,常磐線のどの駅に接続するかを棚上げしている現状であります。 であれば,今回の選挙で安藤市長が公約に上げたように,土浦へつなごうではありませんか。土浦駅への延伸には幾つかのメリットがあります。1つ目,つくば駅での電車の方向は土浦を向いており,土浦が一番近距離であり,2つ目,かつて業務核都市が真剣に議論された時に,新交通システムとやらで,つくば駅と土浦市を結ぼうとして,現在の高架道を建設しております。3つ目,土浦学園線のトンネルが花室から竹園を右折して,つくば駅の真ん前で地上に出る道路は,新交通システムを想定しているはずであります。4つ目,この後の質問にもあるUR都市機構が現在進めている,中根・金田地区における大規模な区画整理事業地域から,旧筑波線坂田駅周辺は大変近距離に位置しています。現在のサイクリングロードは茨城県の所有地であります。 以上,私が考えられるだけでも,これだけの条件を持っている土浦市が,何もアクションを起こさないのは不思議と言わざるを得ません。先ほども申しましたように,TX茨城空港延伸議会期成同盟会は,我田引水,同床異夢の市議会の組織であります。安藤市長,やろうではありませんか。TXを土浦へ,アドバルーンを,関係機関への運動を,積極的に展開しようではありませんか。以上,私の考え方にご答弁ください。 4つ目であります。 昨年12月定例会において私は勝田議員の質問に関連して,県道土浦大曽根線にスマートインターチェンジの設置について質問いたしました。十数年前にも,石岡小美玉スマートチェンジが話題になっている頃に,土浦にも設置してはどうかと質問しております。この件については土浦商工会議所からも市への要望書が提出されています。それは常磐自動車道と県道土浦大曽根線が交差する地点であります。東側は飯田・矢作地区を土浦市街地に向かい,西側は柴崎,テクノパーク地区へ向かう路線であります。約3・5キロメートル途中には,現在,UR都市機構が中根・金田地区において大規模な区画整理事業を進行中であります。令和5年度をめどに,施工面積189.9ヘクタール,計画人口8,000人であり,行ってみますと,驚くべきは4車線の道路が縦横に走っております。 この土浦市の西部に位置する飯田・矢作地区は,つくば市に隣接しているにも関わらず,発展していない現実を考える時,スマートインターチェンジが先に設置されれば,物流センターやロードサイドの商業施設などが張り付くのではないでしょうか。一方,お隣のかすみがうら市では,千代田石岡インターチェンジと土浦北インターチェンジの間は8キロメートルであります,既に30年度950万円,31年度861万円,2カ年連続で調査費を計上しております。皆さん,聞いて驚きませんか。かすみがうら市は真剣に取り組んでいるんです。最近,聞くところによりますと茨城県でも宍塚の土浦学園線に,スマートインターチェンジの検討を始めているということであります。私からしますと,茨城県が動き出すのは当然のことです。どちらも県道だからですよ。事業主体は土浦市ではないんです。 夢とロマンを語る時,大事なのはあったらいいな,できたらいいなです。これが原点です。金がないでは一歩も進まず,農振地区だからどうのこうのという現実の縛りから一歩も出ない,思考停止の答弁でありました。安藤市長の選挙公約にも挙げられ,お隣のかすみがうら市の予算計上の事実からして,全く同じ答弁が聞けるとは思っておりません。新年度予算に計上するかしないかは別としまして,設置に向け大きなアドバルーンを上げ,一歩踏み出そうではありませんか。つくば市とURとを巻き込み,陳情,要望の波状攻撃を,茨城県はもちろん関係機関にしかけようではありませんか。答弁を求めます。 最後です。亀城モールと公園ビルについて。 私は一昨年,土浦駅から亀城公園に向け歩いている夢を見ました。筑波銀行本店前まで来ると,前方がぱっと視界が開け,裁判所と亀城公園の東櫓が見えるのです。それはそれはすばらしい景観が広がっておりました。起きてからあれは何だったんだろうと,不思議な夢でありました。時を経てしばらくしまして,偶然にも友人からこの夢と同じ相談を受けました。彼が語るところによりますと,私が子どもの頃から呼んでいた公園マーケットは,正式には公園ビル商業協同組合の,公園ビルのお話でした。そして,平成3年発行の「公園ビル45年の歩み」という冊子のコピーを基に,以下述べさせていただきます。 昭和22年10月,復員軍人,満州・中支引揚者が土浦市の厚意により,収容施設として入居したのが最初でした。亀城公園のお堀より霞ケ浦に流れる裁判所裏水路上にくいを打ち,建てた杉皮ぶき急造バラック長屋です。彼らは1万7,000円で買い受け,人生の再出発の道が開けました。昭和23年秋,市土木課から霞ケ浦航空隊の兵舎解体の廃材の希望はあるかとの連絡があり,早速市からトラックを借り,19名全員で出かけ木材を払い下げてもらい,おかげでお勝手,物置,トイレと人間らしい生活ができるようになったのです。私の子どもの頃に,にぎわいのある亀城公園のお堀には,スワンボートが浮かんでおりました。実は,この人たちが自前で賃貸し業をやっていたのでした。 昭和25年には,このボートの収益で,施工大工と相談のうえ全員が協力して,丸一日で全長100メートルのアーケードを完成させました。その後,経年劣化してきたので,建て替えの話が出ました。紆余曲折を経て,土浦信用金庫並びに住宅金融公庫の資金に助けられ,昭和32年2月着工,33年4月,盛大な竣工式を兼ね,開店披露いたしました。こうして,公園ビル商業協同組合が完成しました。 平成3年には,電線地中化キャブシステム工事にあわせ,老化した建物を大改修し,平成23年3月11日,東日本大震災により,ご多分に漏れず公園ビルも多くの被害に遭ったと聞いております。先の友人いわく,これまでの70年の歴史を経て,水路の上に建てられた物件であることから,いずれ解体し,返却しなければならないという定めがあり,やっと組合として,解体費用の積み立てを始めることになったというのであります。先の夢は何だったんだろうと,何かの縁なのかなという思いであります。 一方,土浦市においては,亀城モールの1期分が供用開始されましたが,亀城モール整備事業は,中心市街地のへそにあたる都市計画道路中央立田線,川口一丁目交差点から,中央一丁目交差点北側において,歩行者,自転車の交通環境整備の方針,及び広場空間の整備方向を検討し,亀城モールの整備を行うというものであります。この計画は,まさか公園ビルが解体,返還されるとは,誰も想定できないところからの発想であったはずであります。本来,亀城モールという概念からすれば,都市計画道路中央立田線の川口一丁目交差点から,中央一丁目交差点北側までではなく,亀城公園までが理想ではないかと思います。これをベースに考えれば,公園ビルの現状を考慮して,計画の延長を想定するのは当然のことではないかと思うのであります。 亀城モール整備事業の予算のうち,国が2分の1負担していると,前回伺いました。私は公園ビルの現在の窮状を配慮し,国,県の資金を想定し,亀城モール整備事業を拡大,延長するべきだと考えますが,いかがでしょうか。この議場にいらっしゃる皆さん,裁判所から亀城公園の姿が一望できる景観をイメージしてみてください。夢とロマンを歴史に学ぶとは,まさにこういうことではないでしょうか。これらのことを安藤市長はどうお感じになったでしょうか,ご答弁ください。 以上で1回目の質問を終えます。ありがとうございました。 ○議長(篠塚昌毅議員) 市長。  〔市長 安藤真理子君登壇〕 ◎市長(安藤真理子君) 郁政クラブを代表しての内田議員のご質問の大きな1番,土浦の夢とロマンを歴史に学ぼうにつきまして,ご答弁申し上げます。ご質問はいずれも本市の歴史に根差した夢とロマンが詰まったアイデアであり,内田議員の土浦に対する深い思いに心より敬意を表します。それでは,本市を取り巻く環境や,私が描く将来像という視点から,答弁を始めさせていただきます。 近年,我が国においては,急激な人口減少や少子高齢化の進行,経済のグローバル化やICT社会の進展,さらには地球規模での環境問題の顕在化など,社会の大きな転換期を迎えております。県南地域の政治・経済・文化の中心地として発展してまいりました本市も,現在は全国の地方都市と同様,財政再建やインフラの整備,地域商業の活性化,子育て支援,高齢化する社会の安全性の確保,農業の振興,企業誘致等々,多くの課題に直面しております。愛する土浦を子どもたち,孫たちが私たちと同じように誇れるように,今こそ土浦市は地域の特性や実情を踏まえたまちづくりを行いながら,より一層独自性を発揮し,「夢のある,元気な土浦」にしていかなければならないと考えております。 また,歴史と文化のまち土浦には,祭り,霞ケ浦を含む水郷筑波国定公園,レンコン,花など誇れる宝がたくさんあります。私たちはこれらを次の世代に引き継がなくてはなりません。そして,これから生まれてくる子どもたちが,安心して人生のスタートを切り,このまちに生まれて良かったと思える土浦にしなければなりません。 このような思いから,私は所信表明の中でもお話ししましたとおり,女性も男性も,高齢者も若者も,障害のある方々も,市民の誰もが個性と多様性を互いに尊重し,それぞれの夢や希望がかない,誰もが生きがいを感じることができるまち,生まれ育ったこの土浦を誇りに思うまちづくりに取り組み,「全ての市民の皆様に寄り添った,市民暮らし満足度ナンバーワンの,温かさあふれる土浦市政」を実現したいと考えているところでございます。 さて,内田議員から5点ほどご質問がございましたので,順次お答えいたします。 それではまず,ご質問の1点目,刀剣のまち土浦についてお答えいたします。 土浦市では平成14年に,土浦藩主,土屋家の刀剣を購入し,現在,市立博物館では合計85振りを所蔵しております。この中には国宝1振り,重要文化財4振り,重要美術品6振りの非常に価値の高い11振りが含まれております。現在,茨城県内で国宝を所有しておりますのは,本市と鹿島神宮の2カ所のみでございます。土屋家の刀剣は国内でも有数の良質な収蔵品,いわゆるコレクションで,花火やマラソン,レンコンなどとともに,土浦が日本はもとより世界に誇れる文化遺産と考えております。国宝を末永く守り,次の世代に遺していくことは,私は土浦に課せられた重要な責務であると考えてまいりました。同時に,地域資源として有効に活用し,市の活性化やにぎわいづくりに貢献するよう努めてまいりたいと考えております。 現在,本市の博物館では,この刀剣コレクションを広く知っていただくため,幾つもの事業を行っておりますので,主なものをご紹介いたします。 1つ目は,「今月の土屋家刀剣」と題して,刀剣,または刀装具を月ごとに展示を替えて公開していることです。平成19年には展示室をリニューアルして,刀剣専用の展示ケースも設置いたしました。写真も自由に撮影していただけます。 2つ目は,土浦全国花火競技大会の開催に合わせて行っている「国宝・重要文化財の特別公開」で,この公開は16年間続けております。花火を見に来られた方にも土屋家の刀剣を知っていただく機会となっており,本年は22日間で3,087人の来場者があり,ここ数年は年を追うごとに増えています。 3つ目は,JRで行っているキャンペーンに合わせた刀剣展示です。JR東日本では「水戸の梅まつり」に合わせ,ゲームやアニメで人気の「刀剣乱舞」を題材にスタンプラリーなどを行っており,土浦駅には平成29年からキャラクターのスタンプや等身大パネルが設置されています。土浦市立博物館でもこの企画に合わせて,関連する刀剣の展示を行ってまいりました。こちらも,本年は31日間で3,500人を超える来場者があり,期間中,ツイッターの閲覧数も1万件を超えました。 このほか,博物館のホームページやSNSでも,土屋家の刀剣に関する情報を広く発信しております。また,令和2年3月14日から5月6日にかけて開催する特別展「土浦城-時代を越えた継承の軌跡」では,将軍家から土屋家が拝領し,東櫓に保管していた刀剣を公開する予定です。 一方,平成29年に,公益財団法人日本城郭協会によって選定された,「続日本100名城」の効果により,全国からお城好きのファンが土浦城を訪れるようになりました。来年は市制施行80周年となりますので,ますます土浦城と土屋家刀剣の魅力を知ってもらうきっかけにしたいと考えております。土屋家の刀剣は国の宝であると同時に,土浦市の大切な宝でございます。この魅力的な資源を新たなにぎわいの中心に据え,私の公約の1つでもあります歴史・文化・伝統・祭りの伝承に全力で取り組んでいきたいと思っております。 また,婆裟羅の事業費をお尋ねいただきましたが,約2,000万円の事業費でございました。 次に,ご質問の2点目,東城寺・小野地区の山麓に大自然公園を,ジオパークにつきましてお答えいたします。 本市の北部に位置します東城寺・小野地区の山麓は,緑豊かな自然や美しい景観とともに,水源涵養,生態系の維持などの機能を有し,市民や観光客が身近に緑にふれあえる地域として活用され,さらに筑波山地域ジオパークの山ノ荘地区ジオサイトとして認定された,新たな観光資源となっております。この地域に整備しました小町の館は,里山の自然や文化にふれあえる場として,また,食体験の場として,多くの人に訪れていただいておりますが,最近の健康志向によるハイキング人気や,この地域のすばらしい自然を多くの人に見てもらおうと,地元の有志の方々が自ら整備しました新たなハイキングコースに,多くのハイカーが訪れるようになりました。そのため,現在隣接地に新たな駐車場を整備し,拠点としての機能強化を図っているところです。 議員から,「採石場跡地やゆう・もあ村跡地等,さらにはそれらの土地があります東城寺地区から小野地区までの山麓の活用法を考えてみてはどうか」と,大変夢のある提案をいただきました。この地域一帯は水郷筑波国定公園に指定され,筑波山麓の優れた自然の景観を残し,守られてきた地域であることから,私といたしましても今後も小町の館を拠点に,市民や観光客など多くの方々が,身近に自然にふれあえる地域として,自然環境の保全に十分配慮した,夢とロマンのある活用を図っていければと考えているところでございます。 なお,お尋ねの市としての予算でございますが,ボランティアの皆さんで整備していただいたことで,市としての予算は組んでおりません。 次に,ご質問の3点目,つくばエクスプレスを土浦へにつきましてお答えいたします。 つくばエクスプレスは平成17年8月,秋葉原からつくばまでの1都3県,延長58キロメートルを結び,沿線自治体が株主となっております首都圏新都市鉄道株式会社が運営する都市高速鉄道です。整備にあたりましては8,081億円の事業費を要し,沿線自治体では首都圏新都市鉄道株式会社へ出資や資金の貸し付けを行ったものです。 現在,首都圏新都市鉄道株式会社の経営状況は,平成29年度,営業実績は累積損失を解消したものの,鉄道建設に要した債務残高も平成30年度決算で5,353億円となっております。また,利用状況といたしましては,開業当初一日あたり15万人の利用者が,平成30年度38万6,000人と約2.6倍に増加しており,当初想定された需要を大きく上回るとともに,沿線開発が進み,住宅地や商業施設が造営され,人口増に寄与していることはご案内のとおりでございます。しかしながら,つくばエクスプレスは,つくば駅で止まっていることから,定住人口や交流人口の増加による地域の活性化の効果が,県南地域の一部に限定されていることは非常に残念に感じております。 また,土浦商工会議所から,「つくばエクスプレスと常磐線の接続」の要望が出されており,さらに,「TXを土浦まで伸ばして」という若い方を中心とした市民の皆様の声を聴くたびに,本市におけるつくばエクスプレスの土浦までの延伸及び常磐線との接続への期待の高まりを肌身に感じているところでございます。そこで私は所信表明でお話ししましたとおり,7つの基本的施策のうち,「市民の暮らし満足度ナンバーワン実現に全力」の中で,「常磐線とTXの接続」を掲げたものでございます。 一方,本市にとって交流人口や定住人口の確保を図る上で,非常に重要な路線であるJR常磐線につきましては,品川駅まで乗り入れの実現や乗り入れ本数の拡大により,輸送力が大幅に強化されたところですが,ややもするとつくばエクスプレスとJR常磐線が,乗客を取り合うことになりかねない懸念があります。また,つくばエクスプレスとJR常磐線の接続は,鉄道各社の考えもあります。事業費が莫大なものとなることなどを考えますと,国や鉄道会社を始め,沿線自治体など関係者間での合意の形成が必要不可欠です。 私は,つくばエクスプレスとJR常磐線を最短の土浦駅で接続し,つくば駅で止まってしまっている人の流れを,県全体の発展につなげていくべきと考えておりますし,県全体と東京との往来がスムーズになることで,本市への移住促進の効果も期待できるとともに,首都直下地震など大災害が発生した際の,東京からの避難経路にもなるのではないかと考えております。 また,茨城県におきましても,新しい総合計画の中で,将来にわたって夢や希望を描ける県とするためのチャレンジの1つとして,つくばエクスプレスの県内延伸の整備に向けた検討の取り組みを,未来の交通ネットワーク整備の施策に位置付けているところでございます。さらに,平成30年5月,本市を含む7市議会の正副議長で構成するするTX茨城空港延伸議会期成同盟会が設立され,つくばエクスプレスの茨城空港までの延伸に向けて,様々な活動が行われていることから,つくばエクスプレスの県内延伸につきましては,その気運が高まりつつあると考えています。 つくばエクスプレスの土浦への延伸については,今私が申し上げたとおり,決して簡単なものではございませんし,また,実現したとしても非常に長い時間がかかるものであることは,皆様もご承知かと思います。しかしながら,これが実現すれば,私が掲げる「全ての市民の皆様に寄り添った,市民暮らし満足度ナンバーワンの,温かさあふれる土浦市政」の実現に,大いに寄与するものと考えております。本市は,地域の特性や実情を踏まえたまちづくりを行いながら,より一層独自性を発揮し,「夢のある元気な土浦」にしていくことが重要です。したがいまして,つくばエクスプレスの土浦駅への延伸の実現に向けましては,茨城県つくばエクスプレス等整備利用促進協議会から常に情報を収集しつつ,協議会を有効活用し,中長期的な視点で,国,県,首都圏新都市鉄道株式会社,関係機関等へ鋭意働きかけを行うべきと考えております。夢を諦めずに,今までの考え方にとらわれず,知恵や工夫を凝らしてまいりたいと考えております。 次に,ご質問の4点目,県道土浦大曽根線にスマートインターチェンジを設置につきまして,お答えいたします。 スマートインターチェンジは,従来のインターチェンジより低コストで導入でき,高速道路の有効活用のほか,その周辺を中心として,産業の発展やまちづくりなど,様々な効果が期待できるものとなっております。このようなことから,現在,このスマートインターチェンジが全国で130カ所設置されており,そのうち本県におきましても,既に4カ所設置されている状況です。また,圏央道や常磐自動車道に接続する2カ所のスマートインターチェンジが事業化されたほか,複数の自治体で設置に向けた検討が始まっているところでございます。そしてまた,土浦商工会議所からも,このスマートインターチェンジの要望もいただいております。 このように,県内においても続々とスマートインターチェンジの設置,検討がなされている中,本市においても,県道土浦大曽根線にスマートインターチェンジを設置してはどうかとのご質問でございますが,スマートインターチェンジの設置につきましては,これまでも国の設置要綱に基づき,設置後,十分な社会便益が得られることや,利用者の確実な増加が見込めることなどが要件となっておりましたが,本年9月にこの要綱の一部が改正され,設置後の交通量について,供用開始以降も継続的な検証が求められるなど,これまで以上に事前の需要調査などについて,慎重に精査することが必要となったところです。 しかしながら,私もスマートインターチェンジの設置については,市民の利便性はもとより,地域経済の活性化への起爆剤になり得るものと考えており,まずは接続箇所や整備効果の検証など,設置の可能性について十分精査し,国,県,NEXCO等の関係機関にも,夢とロマンが実現するためにも,積極的に働きかけてまいりたいと考えております。 次に,ご質問の5点目,亀城モールと公園ビルにつきましてお答えいたします。 さて,議員ご質問の公園ビルをモール化してはどうかということでございますが,ご案内のとおり,土浦市の中心市街地は,これまで県内随一の商都としてにぎわいを見せてきましたが,駅前の大型店舗の撤退などが相次ぎ,かつてのにぎわいが失われつつあります。そのようなことから,駅前への市庁舎移転や新図書館・市民ギャラリーを核とする再開発事業などを実施し,駅周辺を中心に,平日のにぎわいは取り戻してきたところではありますが,そのにぎわいが中心市街地全体へは波及しておらず,点から面へのにぎわい創出に向けて,さらなる活性化への取り組みが必要となっているところでございます。 こうした中,現在整備を進めております亀城モールにつきましては,歴史と文化のまちである本市の亀城公園を中心とした歴史的なエリアと,土浦駅を結ぶ駅前通りの中間地点へ,遊歩道としての機能に加え,憩いの空間を整備することで,中心市街地の回遊性向上によるにぎわい創出を目的として進めているものであり,公園ビルのモール化については,まずこの亀城モール整備事業を完成させ,その上で整備効果や事業費など,調査研究をしてまいりたいと考えております。 私も先人たちの足跡が数多く残され,歴史情緒あふれるこの亀城公園周辺の景観を愛する市民の一人であり,この歴史的遺産を,そして,夢とロマンを子どもたち,孫たちの世代へしっかりと引き継いでいかなければならないと考えておりますので,ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 24番内田卓男議員。  〔24番 内田卓男議員登壇〕 ◆24番(内田卓男議員) 安藤市長に全て答弁をしていただきました,ありがとうございました。 実は私が言おうかと思っていたことを安藤市長にしゃべられちゃいました。水戸の「刀剣乱舞」の話を,前回私は,ちょっと長くしゃべってしまった,それを安藤市長に要約してしゃべっていただいたんで,私は今回は,この「刀剣乱舞」という,いわゆるアニメ会社と水戸徳川家の「燭台切光忠」という刀剣のストーリーを利用して,何万人もの刀剣女子が水戸の徳川ミュージアムへ来ておるという新聞記事を,実は見ました。今年の3月でございます。「燭台切光忠」とは何なのかということなんですが,伊達政宗が所有していた刀で,自分のお小姓さんを,燭台というかろうそく立てですね,それと一緒にぶった切ったという,いわくのある刀。それを徳川家が譲り受けたという刀です。 実は私,見に行ったんですね,3月8日(金曜日)です,今年の。10時半頃で,やっぱり刀剣女子が多かったんですが。年齢的に平均45歳ぐらい。時間とともにお客様がどんどん増えてきました。刀剣だけ飾ってあるわけではないんです。お姫様がおこし入れした時のいろんな道具とかそういうものが飾ってあるんですが。何と「燭台切光忠」という刀剣は,実は真っ黒けの刀なんです。刀剣はきれいに,ぴかぴかに光って波紋があるというのが刀剣だと思うんですが,真っ黒けなんです。なぜか。それは,水戸徳川家ですね,江戸屋敷が関東大震災で焼けちゃっているんですよ。だから水戸家は,いわゆる書画骨董やらそういう財宝といったらいいんですかね,そういうものが,実はもうあまりないんです。焼け跡から「燭台切光忠」を持ってきたんでしょうね,それで大事に置いておいたんでしょう。それが飾ってありました。ちょうど刃先と把手がありますが,その把手の所に,金属片のものが付着しておりました。それは何だろうなと思ったんですが,小柄というんですか手裏剣みたいなものが入っていますね,それが一緒にあってそれが焼けて,溶けてくっついていたというような刀剣でございました。 何と他にも刀剣が飾ってありました。一枚も折り紙がないんです。土浦の刀剣は折り紙ばかりですよね。私が刀剣的に言うと,そのストーリーは別ですよ。価値のないものかなと感じました。改めて土浦市の所有している刀剣のすばらしさを感じました。 ちなみに,市の学芸員の方に私は聞きました。土浦の刀剣が日本一だ,自治体では日本一だと,こう言っていたんですが,議員さん,あんまり言わないほうがいいよと言われたんです。実は福山市に抜かれたんです。福山市は国宝が7振りです。福岡市には2振りございます。これは,みんな寄付されたものなんです。ところがどうですか,土浦市は自力で2億九千何百万円で買っているではないですか,自力で。これはすばらしいことですね。やっぱりその価値観というんですかね,あと,さっき85振りというお話をされていましたですけど,福山市は14振りです。そういうことから考えても,私は日本一という言葉は決して過言ではないと思っています。 それと,前回3月にも申したんですが,国宝と刀剣ということで検索をしたら,3月時点で土浦市の名前が出てこなかったという話をしました。今朝方,検索してみたら,土浦市がありました。私も一安心しました。それだけ発信していなかったということなんですよ。いかに発信するということが,大事なことなのかなと思っています。そういうふうにお話ししました。 市長,教育長にもこの前言ったんですが,「刀剣乱舞」の会社,あとこっちの「戦国BASARA」の,両方の会社とやっぱりコミュニケーションをこっちからしかけていって,コラボできるようなことを,毎年なり2年おきでもいいですから,そういうことをこれからやっていったらどうかなと思います。先ほど市長は2,000万円金を出したと,その「戦国BASARA」に。この前の教育長の答弁では千七百何万円の売り上げがあったと,収入が。差し引き二百五,六十万円だったという話でした。ということは,そのぐらいのことで,3万人の人が土浦へ来てくれる。要するに博物館を見てくれるということでありますので,やはりいかにこういう,物から事ということが重要なのかなと思っていますので。そして,水戸市と土浦がコラボしてもいいのかなというふうなことを実は思っています。それをぜひ考えに,考慮に入れてほしいなと。 最後に,これは福山市と福岡市と土浦市が国宝の刀剣を持っているということですね。そういう意味では,刀剣サミットでもやったらどうですか。これはおもしろいと思うんですよね。これをやればかなり発信力が強いことになるのではないかなと思っております。 2つ目の東城寺・小野地区という話でございます。 先ほど市長から,地元のボランティアの方々が登山する山道を整備した。この前私は行ってみて,恐らく何人工だろうなと,例えば一人工という言葉を使うと,あれだけの道を整備するというのは,ものすごい人工がかかっただろうと思います。361メートルの山の往復ですね。木で階段をつくったり,ロープを張ったり,当然草刈りとか,これは大変な僕は価値を土浦市につくってくれたなと思います。やはり行政がそれをサポートしてあげるというか,精神的にも物理的にも,それは大事なことだろうと思います。担当課がいるとすれば,まず,小野山に登ったことがないのではないかと思うんですよね。やっぱり行ってみれば体で感じます。宝篋山は何本かの道が今できていまして,あれもボランティアだと聞いていますけど,土浦の方から,東城寺,小野からも宝篋山へ直接登る道も昔はあったそうです。 そんなことで,やっぱりあれだけの人が,バスで来ているんですよ,小野山に。ものすごい人,僕はばかにして登ったんです。どうせあんまり人はいないだろうと,30人ぐらいだったですかね,新治商工会が企画したイベントに私も参加したんですが。その他にも25人ぐらいの団体が来ているんですよ。あとファミリー層だとか,比較的子どもは少なかったですね。そういう層が土浦,小野山に来ている。まして,宝篋山の小田周辺よりも,土浦の小町の館の方が施設はそろっているわけですから,そういう意味ではこれは,何としても市長ね。市長に361メートル登れと言いませんから,本当に上りも下りも渓流なんです,沢です,沢沿い。サンショウウオがいるかどうかは,昔はいたとね,天の川にはいたという話ですから。そういう意味では,すばらしい自然が残っているなと思っています。この辺の感想も言っていただきたいなと思っています。 それと,先ほど神社仏閣の話ね。3つのお寺,清滝寺のことをしませんでしたが,これは板東三十三所の二十六番寺でしたかな。向上庵は,いわゆる小田家の菩提寺である高岡の法雲寺の,初代住職の復庵宗己という方の隠居寺なんですね。そういった歴史というかな,そういうものも想定して何かストーリーで,いろんなそういうのも使えないかなと思っております。 1つだけ,実は偶然に,一の滝と駒ケ滝があると聞きました。先ほどのゴルフ場跡地を持っている社長さんはその滝はないんだと僕が聞いたんですけど,実はあるんだという話がありました。この前の4月の私の選挙でまちを歩いていたところ,あるところへ行きましたらね,絵が飾ってあるんですよ,大きいのが。そのおばあちゃん,奥様がその絵を描いたんだと。それは滝の絵なんですね。ところでこれはどこの滝なのと聞いたら,駒ケ滝だよと言うんですよ。え,もしかすると東城寺の駒ケ滝と聞いたら,そうです。これは昔描いたのねと聞いたら,いや,違うよ,ここ1年,2年の間だよと言うんですよね,ということはあるということだよね。その辺の定か。やっぱり昔のことを知っている人,最近地元も少なくなったんで,ぜひこの辺のこともちょっと調べられたらいいのかなと思っています。当然,日枝神社の流鏑馬で,馬の足を洗ったといういわくもあるわけですから,そんなこともぜひお願いしたいなと思っています。 3番目です,TXの話ですが。 これは前回もちょっと執行部の答弁にあったんですが,高架道は電車が走れない。大型のダンプがどんどん通っているんだから走れない,重量を耐えられないということを僕は考えられないんですね。カーブがきついのは,スピードを緩めれば走れるんですよね。ですから,その辺も含めて,もう一度ゆっくり考えていいのではないかなと思います。 あと,過去に常磐線,最初は青電を土浦へということでスタートした常磐線の運動,私もずっとやってきたんですが,いろんな障害があります。技術的な問題,いろいろ障害が,その都度挫折するんですよ,何の運動でも。先ほど市長も,いろんな問題点を述べられて,できない相談,あと財政上,これだけの借金があって云々という話をしていましたけど。実は,これは確かだと思うんですが,1,000億円,金が余って,開業した時は,持っている金1,000億円残っていたんです。その金を使って東京駅へくっつけちゃうべという話ですからね。ただ,最初は赤字,そして今は黒字になっているわけですけど,やっぱりそういうことを,じゃあ850億円かかるなんてばかなことを,僕はばかだと思うよね,そんなにかかるわけないよね。私が言った,既に道路があるんですから。あとは橋脚を建てて引っ張ってくりゃいいわけですから。あとは,僕は先ほどりんりんロードの所に,坂田へ持ってくるという話をしましたけど,要は,距離的に幾らでもないんですよ。やっぱりそういうことも考えていかないと,最初からできないよではね,思考停止なんですよ。やっぱりやらないと。 それと,上野東京ラインが一昨年か,開通して品川まで行きました。この話は,1990年ごろです。山之内秀一郎という副社長がおった時です。この方が我々と陳情で面会していただいた時に,いつも君たちに厳しいことを言っているが今日はお土産をやるよと言うんですよ。どんなお土産かといったら,神田と秋葉原の間の高架をつくるために,その当時400億円と言っていました,かかるんだよと。今そういうことを調査研究して,計画しようとしているんだという話を。これは今日のお土産だと言ってくれたんですね,今まで,陳情してそんなお土産をくれる経験,私は一度もありません。いや,すばらしいことだといって,みんなで喜んで帰ったんですが。結果,それが,知事だとか市長に話をした時,お前400億円,地元負担,どれだけ来るんだよと言ってね,最初から思考停止なんですよ。時代が変わりましてどうですか。400億円,全て100%,JR東日本が出してしまったんですよ。土浦市は一銭も出していません,茨城県は一銭も出していませんよ,千葉県も出していません。いやいやいや,そうですね。やっぱり,すごいことなんですよ世の中は,できないと思うことができちゃうんです。それはなぜか,やっぱり声を上げ,アドバルーンを上げ動けば,動いただけのこと,結果は出るんだと信じなかったら,夢とロマンは語れないということを思いまして,このお話は終わります。 それと,スマートインターチェンジですが,これもお金がかかるとかなんとかと言っているんだけど,県道でしょう,降ろす所は。何で土浦市がお金を払うんですか。市道にまつわる接続道路は金,幾らでもないでしょう。金のことなんか心配しないで,むしろ旗立てて,頑張ろう,頑張ろうでやればいいのではないですか。県も幾らか学園大通りの,切り通しの方が予算が安く上がるんだみたいな話のようで,そっちの方の検討をしているということを聞きました。 いずれにしても,要するに北インターと桜土浦インターの間8キロメートル,どこにでもいいですから降ろしてくれりゃいいんですよ。ただ,私は今回,大曽根線と言ったのは,土浦の西部地区,学園都市に,つくば市に一番近い西部地区があの状態ですから,やっぱりあそこへ降ろせば,土浦のまちづくりに大きく役立つだろうと,税収も上がるだろうと,安藤市長が一番困っている財政ね,何とかするんだと言っているから,やっぱりそういうことをやらないと,税収を上げることになるわけですよ。学園大通りに降ろしてもあんまり税収は増えませんよ,ということです。私はただ,どこにスマートインターチェンジができても,私はいいんではないかと,安藤市長,思っていますので,ぜひよろしくお願いしたい。 それで,私からの,これは議員の皆さんに提案,市長に提案なんですが,市長が循環バス等の夢を語っておりました,この前の選挙で。それと,スマートインターチェンジ,つくばエクスプレス,この3つを合わせて,交通体系対策特別委員会なんていう名前でね,名前はどうでもいいんですけど,やっぱり特別委員会を議会でつくろうではありませんか。これは議長が聞いていますから,この辺も皆さんで議論していただきたいなと思っています。何しろ,市長の公約ですから。議会で議論するのはあたり前でしょう。以上です。 亀城モールの話に入ります。 夢の話からちょっと変な話になりましたですけど,やっぱり私はすごいことだなと思ったのは,自ら自分の住んで今権利のある建物を壊して,壊すための費用を積み立てている。これは私はね,感激しました,すごい。今この世知辛い世の中で,やっぱりそういうことを正直にやっていこう,普通大体ね,出てけといったって出てかないよとかね,大体そういう世知辛い世の中ですよ。それが自ら出ていくための積み立てを始まっている,すばらしいことではないですか。私はね,ある人は,例えば補償,たくさんくださいよの話をお前は言っているのかと言われたことがあります。そんなことではないだろうと。それはそれなりの,合法上の補償が必要とあらばそれは必要かもしれませんが。やっぱり夢ですよ。亀城公園が見える。そこを行政として,市長として,我々議員がどう考えるかということだと思います。もし,私の語るところでお答えすることがございましたら。 以上で質問を終わります,ありがとうございました。 ○議長(篠塚昌毅議員) 市長。  〔市長 安藤真理子君登壇〕 ◎市長(安藤真理子君) 内田議員の再質問にお答えいたします。 まず,刀剣に関してでございますが,ご提案のありました福山市,福岡市とのコラボ,あるいは水戸市とのコラボ,「刀剣乱舞」,「戦国BASARA」のその会社とのコラボ,非常におもしろいと思いますし,また,先ほど日本一ではなくなったかもというお話ですが,今のお話を伺えば,やっぱり私も土浦市が日本一だと思います。ぜひ,いろいろなところと図りながら,やってみたいなと思っております。ぜひ,この大切な宝を活用していきたいなと思います。 2点目,東城寺・小野地区での感想をということでございますが,ぜひ,登ってみたいと思っております。先日イベントがある際に,ちょうどこのボランティアで散策道を整備したという方々と,たまたま本当にお話をいたしまして,その時に,じゃあぜひ今度登ってみたいというお話をしました。ここは本当にもう土浦の中でもたくさん宝がありますが,ここも大きな宝の1つと考えておりますので,今後,この土地を有効活用するということでも,ぜひ皆さんで登るといいのではないかなと思っております。 それから,つくばエクスプレスと土浦の延伸,そしてまたスマートインターチェンジに関してでございますが,まさにこれは今までいろいろなことで難しいよというお話もあったと思いますが,私は,夢を諦めず,今までの考え方にとらわれず,知恵や工夫を凝らして,そして前向きに進めていきたいなと思っております。また,設置の可能性については,これはまた十分精査しなければならないことだと思いますので,しっかり国,県,NEXCOなどと協議していく必要があると思います。でも,諦めません。 それから,公園ビルの件でございますが,こちらはまずは亀城モールを完成させ,その上で整備効果や事業費などを検討していかなければならないと思っておりますので,ご理解くださいますようお願いいたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 次に,政新会の会派代表質問を許します。22番寺内充議員。  〔22番 寺内充議員登壇〕 ◆22番(寺内充議員) おはようございます。 政新会を代表しまして,会長をやっております寺内の方から質問させていただきたいと思います。 まず,安藤市長,ご当選,おめでとうございます。これから4年間,本当に山あり谷ありの行政になると思いますが,市民のために,市民に耳を傾けた行政をやっていただければと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。 それでは,私の方で通告してありました,市政一般について,12月10日に市長が所信表明を行いました中からなんですが,私は,市長が市民と公約した5つのことについて,ちょっと質問してみたいと思います,その取り組みについてですね。 まずは第1点,中心市街地活性化の取り組みについてちょっとお伺いします。 これは前市長の中川市長が,平成26年3月28日,全国で中心市街地の低迷している場所の3カ所のうちの1カ所が土浦が選ばれました。これは不名誉な選ばれ方だと思うんですね,名誉ではないと思うんです。それで,5年間どのように取り組んでくれるんだろうということで,私は市長にも会って,再三お願いしてみました。ただ,今の土浦市の旧市内の落ち込みがあまりにもひど過ぎて,どういう施策を打っていいかわからないというのが実情ではないかなと思うんですが。それには,やはり私の常任委員会の,都市計画課が担当になると思うんですが,13人の職員で,こういう大きな問題を取り組むというのは,まず不可能に近いのではないかと。それで,私はなぜこの問題を聞きたいかということは,内閣総理大臣じきじきに認定をもらったわけですから,土浦市で何かの行動を起こせば,国の補助が出るのではないかと。ぜひ,土浦で,その策定をして,こういうことでやれば中心市街地の活性化に役立つんだということで,ぜひ取り組んでいただければと思っております。 私も何回か前市長の方には,中心市街地活性化の問題で,市長,りぶいん制度を設けたらどうなのと。ということは,市長が常々言っていましたまちなか居住ということで,コンパクトシティをつくって,とにかくまちの中に人に住んでもらうんだということを目指していたものですから。ただ,今の旧市内の中で,お肉屋さん,お魚屋さん,例えば八百屋さんというのがほとんどありません。まちの中にある八百屋さんが1軒だけは,私のすぐ近くの所にあるんですが,あとお肉屋さんも去年,一昨年やめてしまってありません。お魚屋さんも3年前に1軒あったんですがそれがやめちゃってありません。それで,どのようにして中心市街地に人を誘導して住んでもらうのかと。高齢者の方というのは買い物難民になってしまいますよ。ですから,私は1階のスペースを商業スペースに残して,2階から上を住居にして,それでシャワー効果で下で買い物してもらうというような施策をとったらどうだろうかということで,前市長の方には再三再四言っていました。 ところが,なかなかやはりそういうことがかなわず,結局はその第1期目の,平成26年3月28日から5年間のその認定日の期間をもらったんですが,ちょっと政策が打てなくて,それで再度,今度31年3月18日からまた5年間,その認定をいただきました。これはもうどんなことをやっても,結局このことを逃したんでは,土浦市の本当の活性化というのは図れないのではないかと。ですから,私はその庁内の機構改革をしてまでも,例えば中心市街地対策課とかという専門のところをつくって,議論してもらったほうが,基本計画をつくったり何かするのにはいいんではないかと思いますので,市長の考えがどのようにして中心市街地活性化に取り組んでいくんだろうということで,お伺いしたいと思います。 2点目は公共交通の見直しなんですね。 これは,皆さんもご存じのように,毎日のように高齢者の事故を目にします。それで,この議会でも,いろんな議員さんが公共交通の見直しの問題を提案してきました。ところが,旧市内の議員さんは,そういうことはあまり,買い物難民と言われてもちょっとわからないもんですが,旧市内から離れた所では,どうしても公共バスが廃止になってしまい,あげくの果てには,買い物難民になってしまうと。ですから,高齢者の方がどうしても車を手放すと,結局買い物にも苦慮して生活にちょっと支障を来すのでということで,なかなか高齢者の免許の返納というのができないのではないかと思いますね。 それで,高齢者の免許の返納率ということなんですが,土浦警察署管内で,平成28年には341人の方が返納しております。その中で高齢者の方は326人です。平成29年の場合には,やはり428人の方が返納されています。その中で,高齢者の方は409人です。平成30年の場合には,徐々に返納率が上がってきまして,465人の方が返納しております。それで,高齢者の方が448人ということです。こういうことを見ると,高齢者の返納率は95%台を前後しているんですが,95.6,95.6,96.3ということで,95%以上は返納してもらっているんですが,土浦の旧市内から離れた所にお住まいの高齢者の方には,公共交通の見直しをしてあげない限りには,免許の返納率というのはなかなか,できないのではないかと思います。 ここで,先ほど私が言ったんですが,公共交通のことの議論をしているのは都市計画課になるのですから,13名の中でいろんなことをやっていて,私は,市長の方にお伺いするんですが,今度機構改革をして,それで,公共交通対策室とかということで,本当に専門的にやってもらわない限りには,いつまで経ってもなかなか成就しないのではないかと。やはりその市内にお住みの高齢者の方が,喜んで免許を返納できるというのは,公共交通が充実して初めてできるのではないかと思います。そのところを市長さんも,公約では言っていたんで,どのような考えがあるのか,ちょっとお伺いしたいと思います。 3点目は,工場の誘致における新たな取り組みですね。 これは先ほど内田議員が言いましたように,スマートインターチェンジができれば,土浦にも工場誘致ということで,今日の読売新聞には,県内は工場誘致はものすごい人気があるんだと。ただ,県北は工場誘致の敷地があるんだけどなかなか工場誘致が進まない。県南は,工場団地をつくれば,すぐにでもそこが埋まってしまうというのが,今日の読売新聞には載っておりました。これは土浦にとって本当に,安藤市長が言っていましたとおり,工場誘致をして,財政的なものを支えたいということに,ものすごくマッチしているのではないかと思います。ただ,土浦の場合には,ほとんど今工場団地は全部埋まっております。おおつ野にある所が若干残っているぐらいで,あとは全部,ほとんど埋まっております。 今回工場誘致をするということは,当然用途地域を変更したり何かしなくてはならない。ということとあと,また先ほど言ったような都市計画課の方に入ってきちゃうんです。ですから,13人体制でこれだけのことをやってくださいといったって,職員は本当に寝ずにやったってなかなかできる問題ではないですよ。やはり今回,市長,思い切って機構改革をして,自分が市民と約束した公約,それを一日でも早く実現するのには,そういうことを考えていただければ,非常にありがたいと思います。 4つ目は,ごみの袋の低料金化とごみ収集に対しての新たな取り組みです。 これは私も前回,市長の方にはお願いをいたしました。市長の場合には,審議会で決めていただきましたから,それで市民の方にはお願いしたいんだということで,市長はそういう答弁をなさいました。ところが,リッター1円で,土浦市の場合には45リッターのものが1枚50円です。県内の中で一番高い水戸市でも30円です。何で土浦市が50円なんだろうということで,私は市民の方にも再三再四,選挙の期間中に言われました。議員さんがもうちょっとしっかりしてくださいよということで。今回,安藤市長は,市民に対して見直せるものは見直してということを言っていたんで,私はちょっとこのごみ袋の低料金化と,例えばごみの収集の新たな取り組み。 というのは,土浦では8カ所でごみの収集を行っております。それで,一般競争入札をやっているということなんですが,8つの地区の8つの業者しか,結局ごみの収集をしておりません。ということは,一般競争入札をするといっても,業者の言った金額で,ある程度土浦市が納得してしまうというような状況も生じております。今回このものを見直してくださいということは,市民の方は,行政に対して,一生懸命ごみの減量化をやってくださいということで,町内の方に役所の方から依頼があれば,皆さん,分別収集とか何かで一生懸命ごみの減量を図ってくれております。今回は,ごみの袋の低料金化ということは,イコールごみの収集の料金に多分関わってくると思います。 ただ,先ほど言ったようにやってみなければわかりません,市長。万が一,今回はじゃあこういうわけで,ちょっとごみの料金の袋を下げてみますと。1年間これをやらせてくださいと。それで市民と行政が一体となって,ごみの減量化を図っていって,万が一,ごみの料金の収集目安が下がれば,これは今度は市民の方に,ごみの袋のものの料金を下げたり何かということができるのではないかと思うんですね。それには,結局もう審議会で決まったんだから,リッター1円,それで50円と決まったんだから,これは市民にもう負担してもらうんだということではなくて,官民一体となってこの問題は取り組んでいただければと思います。 これは市長さんも言っていたんで,どのように考えているかということはわかりませんが,市長さんも女性の方なんで,自分の生活のところに携わると,ごみの袋が1枚50円ということは,やっぱり生活の方にはちょっとしわ寄せがくるのではないかと思いますので,その取り組みについてどのようにするのか,お伺いいたします。 最後の5点目なんですが,これは川口二丁目の水辺の空間についてです。 市長は,土浦は自転車のまちづくりで活性化を図るんだということで,あそこにりんりんポートをつくりました。ところが,りんりんポートに行ってみると,土曜,日曜は少しお客さんが来ているんですが,平日はほとんどといっていいぐらい来ておりません。それで,土曜,日曜に行った時に聞かれるのは,この近くでどこかで食事ができる所はありますか,ということを聞かれます。私が前市長に聞いた時には,いや,サイクリストの方には土浦に来てもらって,ぜひ土浦で食事をしてもらってということをこの議場では答弁しておりましたが,そういうものが結局は,サイクリストには何にも伝わっておりません。ですから,自分でおにぎりを持ってきて,あそこのりんりんポートで食べて,それで帰ってしまうと。それでは本当に土浦市の財産である霞ケ浦の水辺の空間,これをもうちょっと官民一体となって開発を進めていければと思いますね。 ということは,あそこには温泉も出ております。ですから,日帰り温泉をするとか,例えば国民宿舎「水郷」がもうありません。ですから,市民が憩いを,その他に場所がありません。それを一体化になって整備していただくとか,ということを,例えばこれは官がやれといってもなかなかできる事業ではないと思います。これは民間でとは思います,私も。ただ,行政が手を差し伸べなければ,やっぱり民間の場合にもどうしてもその採算ベースがありますので,やはりこれ以上はちょっとこの事業には手を出せませんということになると思うんですよね。ですから,官民一体となっての開発事業をしていただければ,非常にありがたいなと。そして,その上に市民の憩いの場所もつくっていただけるような,そういうものをやっていただければ,そうすれば非常に土浦市とすれば,ありがたいな,その水辺の空間ができ上がるのではないかと思うんですよね。何回か星野リゾートさんとかそこらにお願いをして,調査をした時に,やはり霞ケ浦の景観が抜群にいいと。だから,ある程度の事業者がやっても採算はとれるのではないかということの,その回答はいただいております。 ただ,先ほど内田議員が言ったように,やるかやらないかはこれ,行政なんですよ。私たち議員はこういうことがあるけどどうだろうとか提案はできます。ところが,やるのは執行部です。市長さんも選挙の時にはこういうことで,例えば市民が憩いの場所をつくりたいとかということは,市民と約束したと思うんですね。ただそれが,早急にやれとは言いません。市民に対して,やはり約束したものは,形になるのは時間がかかるかもしれませんが,取り組まなければ何をやってもできません。まずはどのように取り組んでいくのか。そして,この私が言いました5点に対して,どのように市民にアピールするのか。 市長になってまだ1カ月経ちませんから,この質問をされても,いや,いやということがあると思うんですが,やはり市長のやる気というのは,言葉で伝わると思います,市民の方とかには。私たちも議員一丸となって,土浦市がよくなることですから,ですから,安藤市長を支えますよ一生懸命になって。それでとにかく,土浦の市民が住みよいまちを,議会と執行部とでつくっていきましょうよ。ただ,それにはやはり予算が予算がでは絶対前に進みませんから,まずは調査研究費を付けて,調査をしていきますよというぐらいのところから始まっていくと思うんですね。それで最終的に事業化にしてもらえればと思いますので,そういうところを安藤市長の方から,明快な答弁をいただければと思いますので,この5点につきまして,第1回目の質問はさせていただきたいと思います。明快な答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 市長。  〔市長 安藤真理子君登壇〕 ◎市長(安藤真理子君) 政新会を代表して寺内議員より市政について5点ほどご質問いただきましたので,順次お答えさせていただきます。 まず初めに,中心市街地活性化への取り組みについてですが,土浦駅周辺の中心市街地は,これまで商都として,県南地域の中心的な役割を果たしてまいりましたが,全国の地方都市と同様に,駅前の大型店舗の撤退や,人口の流出など,にぎやかさが失われてきております。そのため本市では,これまで駅前へ市庁舎や図書館・市民ギャラリーを核とするアルカス土浦など,主にハード事業整備を進め,特にこの新図書館においては,想定よりも早く来館者が100万人に達するなど,駅前のにぎわい創出に大きく貢献しているところでございます。 このような取り組みの波及効果が民間投資にもあらわれ出し,駅周辺においては現在マンション建設が続き,また,日本最大級のサイクリング施設としてリニューアルされた土浦駅ビルも,来春には星野リゾートが手がけ,「ハマる輪泊」を合い言葉とした新しいスタイルのホテル,「BEB5土浦」が開業する予定となっているなど,新たににぎわいが創出されることを期待しているところでございます。 また,全国屈指の長さを誇るつくば霞ケ浦りんりんロードにおいては,先月7日に国土交通省によりナショナルサイクルルートとして指定を受けることができました。この指定により,国では国内のみならず,世界へ向けたPRを行い,サイクルツーリズムを強力に推進していくこととしており,今後は海外からのインバウンド客も増えるものと考えております。 中心市街地の活性化については,このように駅周辺につくられつつあるにぎわいを,中心市街地全体に波及させることが重要であり,休日も人がにぎわう恒常的なにぎわいづくりを目指し,空き店舗の活用促進やまちなかに住む人を増やすための施策など,これから様々な施策を講じてまいります。 また,ナショナルサイクルルートの指定を追い風に,さらなるサイクリング需要の取り込みや,増加しつつある来街者に,本市の「歴史・文化・伝統・祭り」の情報発信を強力に進めるなど,県南随一と言われたにぎわいのあったまちを,これからの新たな時代に合ったまちへとチェンジさせるため,積極的に活性化を推進してまいります。 次に,2つ目の公共交通の見直しの取り組みについてお答えいたします。 現在本市では,まちづくりとの連携を図りながら,各公共交通が相互に補完し合うネットワークを構築するといった考えの下,様々な施策に取り組んでいるところです。その中で,公共交通不便地域であった神立地区について,本年10月には,かすみがうら市と連携しながら,神立駅周辺と協同病院を結ぶ「千代田神立ライン」が運行開始となったことは,ご案内のとおりでございます。 しかしながら,現状として公共交通不便地域の解消には至っておらず,私はこの公共交通不便地域の解消に向け,キララちゃんバスの市内全域運行を公約の1つとして掲げさせていただいたところでございます。なお,私が公約の中で「キララちゃんバス」と申し上げましたのは,土浦市を走るコミュニティバスといえばキララちゃんバスということが市民の皆さんの認識だと思いまして,コミュニティバスの代名詞として申し上げたもので,新たなコミュニティ交通や民間バス事業者により,公共交通不便地域を解消していきたいという考えであることを,ご理解いただきたいと思います。 では,公共交通の見直しについて,どのように取り組んでいくのかといったご質問でございますが,私はまず様々な地区で,コミュニティ交通の運行を進めるにあたり,課題や問題などがたくさんあると思いますので,次年度より調査をしていきたいと考えております。その上で,運行区域や路線の検討など,市全体の公共交通ネットワークについて調査研究を進め,市民の方々に寄り添い,温かさあふれる公共交通網の形成に向け,鋭意努力していきたいと思っております。 次に,3つ目の企業誘致に対する今後の取り組みについてお答えいたします。 企業誘致の推進につきましては,本定例会の開会日に申し上げましたとおり,基本政策の1つとして考えているところでございます。申し上げるまでもなく,企業誘致の推進は,地域住民の雇用機会の確保はもとより,持続可能な行政運営に欠かせない税収の増加が見込まれますことから,大変重要なものと考えております。本市は都内への通勤・通学圏内に位置し,さらには,常磐線品川駅乗り入れの便の増便や,2つの常磐自動車道インターチェンジに加え,圏央道の県内全線開通によりまして,輸送力の増強と移動の利便性が向上しており,企業立地における潜在能力は高まっております。 また,茨城県におきましては,県外からの本社機能の移転を伴う企業誘致を推進するため,1社あたり最大50億円の補助制度を創設しており,既に実績をあげているほか,先月には市町村による産業用地の開発を支援する未来産業基盤強化プロジェクトに取り組み始めたところでございます。 寺内議員からご質問,ご提案がありましたが,本市といたしましてもぜひこれら県の制度を積極的に活用するとともに,立地企業に対して固定資産税,都市計画税相当額を3年間交付する土浦市企業立地促進奨励金交付制度等を活用しながら,私自身が先頭に立ち,トップセールスを行うなど,企業誘致に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 次に,4つ目のごみ袋の低料金化への取り組みについてお答えいたします。 本市では昨年10月からごみ処理有料化制度を開始し,1年2カ月が経過いたしました。市民の皆さんのご理解,ご協力により,燃やせるごみ,燃やせないごみの減少,資源物の増加など効果が確実にあらわれているとおり,順調に有料化制度をスタートできたと伺っております。 現在,大量生産・大量消費型の経済社会活動による大量のごみや環境負荷の増大,ひいては地球規模の温暖化等が世界的な問題となっております。市民の皆さんの環境問題に対する意識の高まりを受けて,本市のごみは年々減少する傾向にはございますが,国や県の平均と比較いたしますと,まだまだごみの排出量が多く,限りある資源を有効活用する資源循環型社会の形成を目指す上では,ごみの減量化は重要な課題であり,全国で6割以上の自治体が導入しているごみ袋有料化はやむを得ないと思っております。 しかしながら,私は市民の皆様から,既に制度を導入している県内他市と比べ,本市の有料化袋が高いというご意見を伺いました。そのような市民の皆さんの声を聞き,全ての市民の皆さんに寄り添った,市民暮らしナンバーワンの,温かさあふれる土浦市政運営を実現したいと思い,この有料化ごみ袋を再考することを,私の公約に掲げさせていただきました。一方で,さわやか環境推進員や市民委員会環境部の方々を中心に,ごみの減量や分別に積極的に取り組んでいただいている皆さんが,たくさんいらっしゃることも承知しております。今後,現在のやり方を検証するためには,様々なデータや資料を取りまとめる必要がありますことから,もう少しお時間をいただきたいと思います。その上で,現在のやり方や価格設定が適正なものか,様々なアイデアを出しながら,いろいろな方のご意見を聞きながら,再度考えてまいります。 最後に,5つ目の川口二丁目の水辺の空間の取り組みについてお答えをいたします。 議員からもご案内のありました川口二丁目地区は,霞ケ浦の水辺に面し,開放性にも優れ,マリンスポーツ等の環境に恵まれるとともに,ナショナルサイクルルートに指定された「つくば霞ケ浦りんりんロード」における中心的な役割を担う地区であるなど,本市にとって大変貴重な地域資源であるものと考えております。 このような中,本市において川口二丁目地区の一部に先行整備を行った「りんりんポート土浦」は,本年3月のオープン以来,サイクリストはもちろんのこと,市民の皆さんの憩いの場としても活用され,休日を中心に多くの方々にご利用いただいているところでございます。新たに生まれたにぎわいを引き金とし,地区全体のさらなる魅力の向上を図るべく,現在,残りのエリアについて民間活力による誘客施設の整備を進めるために,事業者へのヒアリングを幅広く現在実施しているところでございます。 今後は,ヒアリングを通して事業者から得られた意見やアイデアも踏まえながら,当該地区が「霞ケ浦を身近に感じる観光・レクリエーション拠点」として,市民の皆さんや観光客の皆さんに,より多くの人々が集い,交流する場となるよう積極的に民間活力の導入を進めてまいりたいと考えておりますので,ご理解をお願いいたします。 なお,全体でご質問のありました組織の問題でございますが,これらは市全体の組織の中で検討していきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 とにかく,今までの考え方にとらわれず,知恵や工夫を凝らして,これから様々な施策を進めていきたいと思いますので,ご理解,よろしくお願いいたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 22番寺内充議員。  〔22番 寺内充議員登壇〕 ◆22番(寺内充議員) 安藤市長,明快な答弁,ありがとうございました。 市長の語っていることを聞いたらば,本当に市民に耳を傾けて行政をしていくんだなという思いをいたしました。やっぱり初心忘れずに,議会の方はやはり相談していただければ,市長がやりたいことを議会が反対するようなことはないと思うんですよ。ただ,議会とすれば是々非々で判断していきますから,市長がこれはと思ったものはどんどん議会を通してくれると思うんですが,やはりちょっとここは直してもらいたいということは,議員の方からそういう意見は出てくると思いますので,そういう時も耳を傾けていただいて,執行部と議会が一緒になって,本当に住みよいまち土浦をつくるんだということにしていただければありがたいと思います。 ただ,今回出てきたのはもう1つ,ごみの方のものはオーケーしたんですが,ちょっと見させてくれということだったんですが,ごみの収集事業についても,一括してその中で検討していくということで,よろしいんでしょうかね。ごみ袋の料金の低料金化だけではなくて,やはりごみ事業の収集に対しても,その中で調査研究していって,ごみ袋の料金が下がるんだったら下げていきたいということの答弁でよろしかったのか,それだけもう一度答弁願いたいと思います。 これから1期4年,長い道のりになると思いますが,市長として一生懸命頑張っていただくようにお願いいたしまして,政新会の代表挨拶にかえさせていただきます。
    ○議長(篠塚昌毅議員) 市長。  〔市長 安藤真理子君登壇〕 ◎市長(安藤真理子君) 寺内議員の再質問にお答えいたします。 ごみの収集事業につきましても,ごみ袋と一括して検討していきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 暫時休憩といたします。   午前11時49分休憩  ――――――――――――――――――――――――――――   午後 1時00分再開 ○議長(篠塚昌毅議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 会派代表質問を続けます。 公明党土浦市議団の会派代表質問を許します。3番吉田千鶴子議員。  〔3番 吉田千鶴子議員登壇〕 ◆3番(吉田千鶴子議員) 皆さん,こんにちは。 公明党の吉田千鶴子でございます。通告に従い,公明党の代表質問をさせていただきますので,どうぞよろしくお願いいたします。 初めに,この度の市長選で初の女性市長となられました安藤市長,改めてご当選,おめでとうございます。12月10日の所信表明で,7つの基本的な政策とともに,夢のある,元気のある土浦の実現に全力投球と表明され,決意あふれる所信表明を拝聴いたしました。市長の目指す,誰もが生きがいを感じることができるまち,生まれ育ったこの土浦市を誇りに思うまちづくり,温かさあふれる土浦市政のかじ取りに,手腕を発揮されますようご期待申し上げます。 それでは,通告に従い,代表質問をさせていただきます。率直にお伺いいたしますので,どうぞよろしくお願いいたします。持ち時間は50分しかございませんので,簡潔な答弁を求めます。 さて,安藤市長は選挙のリーフレットのご挨拶や,7つの公約の「市財政の健全化に全力」の中でも,土浦市の財政は危機的状況にあり,一刻の猶予もありませんと述べられております。安藤市長の意図するところは,市財政の健全化に全力ということであると認識いたしますが,この言葉に不安を感じた市民が少なからずおられました。土浦市の財政について,長期財政見通しについて,広報紙等で示していただいておりますが,私は土浦市の財政は,市民の皆様と共有することは大変重要であると存じます。それは財政の現実を見る,将来についても予測されることを見る。その上で今何をなすべきなのか,皆で知恵を出し合い,手を打つことが最も大事であると考えます。決して悲観したり不安に陥ることではないと思います。また,不安を与えるものでもないと思います。その上で第6次土浦市行財政改革大綱にもありますように,行財政改革はコスト削減のみならず,市民の安心・安全や豊かな暮らし,将来に向けた展望を持ち続けられる地域社会を築いていくため,行政はもちろん,市民の皆様や団体,事業者の皆様と,力を合わせていかなければならないと思っております。 さて,安藤市長は市財政の健全化に向けて,財源確保については企業誘致,土浦ブランドのセールスの先頭に立っていくと述べられております。そこで安藤市長にお伺いをいたします。 大きな1点目,土浦市の財政について,1点目,市財政は危機的状況とは何をもって危機的状況なのか。市長ご自身の市財政の現状認識をお伺いいたします。 2点目,財源確保の企業誘致,土浦ブランドのセールスの具体策,意気込みについて,お伺いをいたします。 企業誘致を図ることは定住人口の増加,交流人口の増加や雇用の拡大につながり,市財政健全化に反映されるものと存じます。土浦ブランドにつきましては,本市には他市に誇れるレンコン,つくば山麓飯村牛,佐藤畜産の極選豚,紫峰醤油などを始めとする土浦ブランド認定商品がございます。これらの土浦市の認知度,魅力度を高めていく上からも,市長の「土浦ブランドセールスに全力」に大いに期待をしております。そこでお伺いをいたします。企業誘致や土浦ブランドセールスの具体策があればお聞かせください。また,これにかける市長の意気込みをお伺いできればと存じます。 大きな2点目,人事構想についてお伺いをいたします。副市長人事についてお伺いをするものです。 副市長は,市長を補佐し,職務を代行する役割を担う重要な人事であります。さて,土浦市の現状においては,少子高齢化の進展や人口減少などにより,様々な課題と直面しています。そうした中,魅力と活力のある,本市将来像を見据えながら,市民のニーズを的確に把握し,効果的な施策を迅速に実行していくことが求められているといえます。こうしたことに鑑みますと副市長人事は,大変重要な人事であることは申すまでもありません。そこでお伺いいたします。 1点目,副市長人事の考え方についてお伺いをいたします。2点目,前副市長は外郭団体7つの役職を兼務されておりましたが,これらについては今後どのように考えるかをお伺いいたします。 大きな3点目,市民の交通弱者に対する利便性の確保についてお伺いいたします。先ほど寺内議員さんもこれと同じような中心市街地のことでお話がございましたけれども,私も質問させていただきたいと存じます。 交通弱者に対する利便性の確保に関し,日本経済新聞11月25日付掲載によりますと,国土交通省は全国の路線バス事業者の約7割が赤字で,路線の廃止,減便が相次いでいる。高齢者の運転免許返納も年間40万件を超え,地域の足は細っている。自治体の交通事業者への補助金,免許返納者の交通費助成など支出は膨らんでいる。各地で試行錯誤が続いていると掲載をされておりました。 交通弱者に対する交通の利便性の確保につきましては,本市においても同様の路線バスの廃止や減便等がある中,現在様々取り組んでいただいております。その取り組みは,高齢者のドア・ツー・ドアののりあいタクシー土浦があり,NPO法人が運営するまちづくり活性化バス,キララちゃんバスがあります。いずれも関係者の皆様の並々ならないご努力があって運行していただいていると認識をしております。 また,昨年10月30日から,各中学校区の公民館を拠点とし,土浦市民間社会福祉施設協議会が高齢者を無料で送迎する買い物支援サービスに取り組んでいただいています。そしてつい先頃は,民間企業のジョイフル本田様が,乗り合いタクシーを利用してジョイフル本田に来店したお客様を対象に,乗り合いタクシーの割引券を進呈する取り組みを始めていただいております。このように本市では高齢者の外出支援に多くの民間企業などの皆様にもご協力をいただいており,この場をお借りしまして感謝を申し上げます。しかしながら,交通弱者の皆様に一定のご希望には沿っていただいているものの,課題があり,交通弱者に対する交通の利便性の確保は,私どもも喫緊の課題と認識しているところでございます。 さて,交通弱者の利便性の確保にあたっては,教訓として申し上げておきたいと思うことがございます。新治バスについてでございます。新治バスは平成23年10月,試験運行を開始しましたが,利用状況が悪く,地元運営委員会において様々な乗車促進策を講じましたが,平成26年3月,運行停止に至ったことは,皆様ご存じのことと思います。ここに至った経緯は様々あったと推察をいたします。私はバスが全域を網羅しても足腰が弱っている高齢者の方には,利用が難しいということもあったのではないかと考えます。 また,お隣のつくば市では,コミュニティバスのつくバスが,今年4月の大幅改変後,前年同期と比べ2万1,231人減少したとのNEWSつくばの報道,つくば市にお電話で尋ねたところ,報道にありますようにつくバスの利用者が減った理由についてはということで,何点かお話しくださったんですが,やはりつくバスの停留所の数を2倍に増やしたこと。これは大きく減便に,乗る方の人数が減ってしまったと。これは皆様の声が後押しをして,停留所の数を2倍に増やしたということでありましたが,そうした結果が,残念なことに利用者減につながったと分析をされておりました。こうしたコミュニティバスの課題も考えておかなければなりません。 さて,安藤市長は,先ほどもございました,選挙の公約で市民の交通の利便性の確保として,キララちゃんバスの全市内運行等を述べられております。NPO法人が運営するまちづくり活性化バス,キララちゃんバスの理事もされていました安藤市長です。キララちゃんバスは申すまでもありませんが,NPO法人が運営し,中心市街地活性化バスとして誕生しました。中心市街地のエリアに限って走行できるバスでございます。私ども議員は,キララちゃんバスを中心市街地だけではなく,土浦市内の南や北も走らせてほしいという要望を数多く伺い,そのたびごとにできない旨を話してまいりました。一般質問で質問された議員さんもおりました。執行部の皆様にも同様の要望が寄せられていることと存じます。 そこでお伺いをいたします。1点目の質問の現状認識につきましては,キララちゃんバスは中心市街地のエリアに限って走行できるバスという現状認識が同じであるということでよろしかったでしょうか,お伺いをいたします。 2点目は,その認識が同じと仮定しますと,キララちゃんバスの全市内運行とはどういうことなのか。そして全市内運行は現在のルールでは難しいと考えます。どのような考えをもって全市内運行を進めるのか,予算規模や財源も含めて,お答えいただければと思います。 大きな4点目,観光振興の土浦市自転車のまちづくりについてお伺いをいたします。これからの観光振興の土浦市自転車のまちづくりについて,どのように考えておられるのかお伺いをするものです。 いよいよ,来年2020年7月24日,東京オリンピック・パラリンピックが開幕となります。外国人を始めとする多くの観光客を招く好機を迎える中,今後本市の交流人口等の拡大に向け,魅力ある土浦市を目指す観光振興策の土浦市自転車のまちづくりについてお伺いをいたします。 土浦市は,平成28年11月に,つくば霞ケ浦りんりんロードが開通し,平成30年3月にJR常磐線土浦駅ビル内にりんりんスクエア土浦,31年3月に川口運動公園に隣接してりんりんポート土浦が開業し,来年3月19日は駅ビルに,星野リゾートBEB5土浦のホテルが参ります。そうした中,つくば霞ケ浦りんりんロードが国土交通省の第1次ナショナルサイクルルートに,令和元年11月7日に指定をされました。全国のサイクルルートの3つのうちの1つに指定をされたのです。着々と自転車のまちづくりが形づくられてまいりました。 こうした中,これから安藤市長は自転車のまちづくりを盛り上げていただき,市民はもとより,市外の皆様やインバウンドにも対応するなど,大いに取り組んでいただきたいと思います。そこで,来年度は社会資本整備総合交付金を活用し,土浦市主催のサイクルイベント等の開催を図ってはと考えます。これからの土浦市自転車のまちづくりについてお伺いをいたします。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(篠塚昌毅議員) 市長。  〔市長 安藤真理子君登壇〕 ◎市長(安藤真理子君) 公明党土浦市議団を代表しての吉田(千)議員のご質問にご答弁申し上げます。 まず,ご質問の大きな1番目,土浦市の財政についてでございますが,(1)市財政は危機的状況とは何をもって危機的状況なのか。市長ご自身の市財政の現状認識について,(2)財源確保の企業誘致,土浦ブランドのセールスの具体策についての,2点ございました。順次お答えいたします。 本市の将来的な財政状況につきましては,平成30年度に策定した長期財政見通しにおいて,市税等の歳入の大幅な増が見込めない中,社会保障費や公債費の増に加え,老朽化施設の更新等の影響により,予算編成における歳入から歳出を差し引いた場合にマイナスとなる,いわゆる赤字額は,平成40年度までに累計約145億円となり,毎年度の赤字額を財政調整基金等で補っていくと,令和6年には基金が枯渇する見込みであることは,議員からもありましたが広報紙等でお示しさせていただいております。そのような状況となれば,大幅な公共料金の増額や,公共事業の中断や停止等による予算編成を行わざるを得ないなど,市民生活に多大な影響を及ぼしかねない状況にあり,市民の皆様も大変ご心配していただいておられることから,私はこの長期財政見通しをもって,本市の将来の財政が危機的状況であると認識いたしたところでございます。 しかしながら,私はこの現状の長期財政見通しは,そうあってはならないという見込みであり,手をこまねいていては,悪化する財政状況に対して今何をすべきかという戦略を練るための指針であるということも,十分に認識しております。私はこの厳しい状況の下,市長としてあらゆる手を打ち,基金の枯渇を防ぎ切り,現在の危機的状況の長期財政見通しを,逆に安定した長期財政見通しとして生まれ変わらせることによって,市民の皆様の心配を払拭することが,私の使命であると考えております。そこで,所信表明でも申し上げた,私の7つの基本方針の1つである「市財政の健全化に全力」に掲げた,新しい財源確保,筋肉質で無駄を省いた財政運営など,歳入の確保と歳出の適正化の両輪をもって,私が先頭に立ち,健全な財政運営を実現させるため,全力を尽くしてまいります。 続きまして,財源の確保のために取り組む企業誘致と土浦ブランドのセールスについてお答えいたします。 寺内議員からのご質問でもお答えさせていただきましたが,企業誘致の推進は持続可能な行政運営に欠かせない税収の増加が見込まれますことから,財政の健全化に向けましても大変重要なものと考えており,市政運営の基本政策の1つとさせていただいたところです。また,昨年度までに32品目を認定いたしました土浦ブランドは,本市のブランドイメージ向上に欠かすことができない重要なツールでありますことから,これまでも様々な機会にPRをしてまいりましたが,さらなる認知度向上のため,セールスの強化を図ってまいりたいと考えております。 まずは今月25日に都内で開催します「土浦移住フェア」に私自ら出向き,本市の暮らしやすさを認知してもらえるよう,本市の個性やポテンシャルを余すところなく伝えるとともに,土浦ブランド認定品のセールスを行い,本市の魅力を伝えてまいります。今後も各種イベントの参加や,テレビ,ラジオといったメディア等を利用するなど,様々な機会を通じ,本市の恵まれた環境や,インフラ等の優位性を私自身がPRすることで,本市のブランドイメージ向上を図り,地域産業の振興とまちの活性化に努めるとともに,企業誘致に積極的に取り組み,財源確保に努めてまいる所存でございます。 次に,大きなご質問の2番目,人事構想についての1点目,副市長人事の考え方についてお答えいたします。 副市長の選任につきましては,地方自治法第162条第1項の規定に基づき,地方公共団体の長,市長である私が,議会の同意を得て選任するものとされております。副市長の職務は,地方自治法第167条第1項に規定されておりますが,言うまでもなく市長の補佐役として,市長と一心同体となり,政策企画に参画して助言を行うにとどまらず,市長不在の時はその職務を代理するものであります。つまり,副市長は私とともにトップマネジメントの一翼を担い,市の重要施策を決定するとともに,職員の担当する事務を監督し,市長の職務を代理する重要な立場にあると考えております。このようなことから,未来の土浦市を私とともにつくり上げていくことのできる,識見豊富で人格高潔な人物を選任してまいりたいと考えております。 次に,ご質問の2点目,外郭団体の役員等に副市長が兼務されていたが,今後どのように考えるかについてお答えをいたします。 外郭団体につきましては,地方公共団体の外にありながら,その地方公共団体から出資,補助金を受けるなどして補完的な業務を行う団体であり,現在,本市の外郭団体は土地開発公社,社会福祉協議会,シルバー人材センター,産業文化事業団,観光協会,農業公社,土浦都市開発株式会社,株式会社ラクスマリーナの8団体がございます。そのうちシルバー人材センターを除いた7団体におきまして,これまで副市長は非常勤の役員になっており,理事長になっていたものが3団体,副会長になっていたものが2団体,代表取締役が1団体,取締役が1団体でございました。なお,現在,副市長が不在のため,暫定措置として,土地開発公社では副理事長である教育長が理事長職を代理し,産業文化事業団と農業公社では都市産業部長が理事長に,ラクスマリーナでは常勤の専務取締役が代表取締役にそれぞれ就任したところです。また,その他の団体につきましては空席となっております。 今後といたしましては,副市長が経営責任者として実質的な団体運営に関わる必要があるのか,また,役員を兼務することで,今後も団体への市の施策の反映や円滑な事業運営のため,一定の関与を行っていく必要があるかなどを検証しつつ,それぞれの外郭団体ごとに対応してまいりたいと考えております。 次に,大きなご質問の3番目,(1)キララちゃんバスの現状認識について,(2)キララちゃんバスの全市内運行の考え方や,予算規模はどの程度となるのか。財源についてはどのように考えておられるのかについて答弁をいたします。 議員からお話がありましたとおり,キララちゃんバスは中心市街地の活性化を最大の目的に,NPO法人まちづくり活性化土浦が事業主体となり運行しているもので,私も議員と同様の認識をしております。先ほど寺内議員の答弁でも申し上げましたが,私がキララちゃんバスと申しましたのは,土浦市を走るコミュニティバスといえばキララちゃんバスですので,コミュニティバスの代名詞として申し上げたものでございますので,ご理解いただきたいと存じます。 次に,コミュニティバスの全市内運行の考え方についてですが,免許証返納により,移動が困難となった高齢者など,交通弱者が増加している現状や,議員からお話をいただきました土浦市民間社会福祉施設協議会やジョイフル本田などの民間による移動サービスの利用状況などを十分に踏まえ,地域のニーズを把握し,既存のバス路線との調整を行うなど,次年度より市全体の公共交通ネットワークについて調査研究を進め,運行実施に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。 また,コミュニティバスの運行に関する予算や財源につきましては,利用者,事業者,学識経験者などで構成する土浦市地域公共交通活性化協議会において,公共交通ネットワークについて協議を進めていく中で具体的にしてまいります。 次に,大きなご質問の4番目,観光振興の「自転車のまちづくり」についてお答えいたします。 つくば霞ケ浦りんりんロードにつきましては,11月7日,今治市と尾道市を結ぶ「しまなみ海道サイクリングロード」,琵琶湖を1周する「ビワイチ」とともに,日本を代表し世界に誇り得るサイクリングルートである,「第1次ナショナルサイクルルート」に指定されましたことから,国内はもとより国外からも多くのサイクリストの方々に,本市にお越しいただけるものと大いに期待しているところでございます。 また,国や日本政府観光局による国内外へのプロモーションが予定されているほか,社会資本整備総合交付金等による重点的な支援を受けることもできるため,これを活用することで,サイクリストをつくば霞ケ浦りんりんロードから中心市街地に誘導することを目的としたルート案内,インバウンドにも配慮した案内看板等の設置を検討してまいります。さらに,来年度,本市は市制施行80周年という節目の年を迎えますことから,これを記念し,社会資本整備総合交付金等を活用しながら,「自転車のまち土浦」を日本国内はもとより世界に発信する自転車イベントの開催を検討してまいります。 ナショナルサイクルルートの指定により,国内外から多くのサイクリストの方の誘客とともに,自転車イベントの開催を通し,市民の皆様に気軽に自転車に乗っていただく契機となり,「自転車のまちづくり」の機運がさらに醸成されますことを,大いに期待しております。本市では現在,自転車の活用を通じて,地域の活性化,自転車文化の醸成を図ることを目的とした自転車活用推進計画である「土浦市自転車のまちづくり構想」の策定を進めております。つきましては本計画に基づき,ナショナルサイクルルートであるつくば霞ケ浦りんりんロードを核として,国からの交付金等を積極的に活用しながら,様々な自転車施策を展開していくことで,さらなる観光の振興,交流人口の拡大を図ってまいりたいと考えておりますので,ご理解をお願いいたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 3番吉田千鶴子議員。  〔3番 吉田千鶴子議員登壇〕 ◆3番(吉田千鶴子議員) 安藤市長,ご答弁いただき,ありがとうございます。 それでは,まず大きな1点目なんですが,土浦市の財政についてでございますが,安藤市長の大変な財政の中で,今後,一生懸命取り組んでいくというご決意と意気込みもお伺いをしたところでございます。ぜひともそのかじ取り役をしっかりとお願いしたいと,そのように思う次第でございます。 そこで要望でございます。広報紙には,厳しい財政の中で持続可能な財政運営を行うための基本的な考え方と取り組みについて掲載がされておりますので,ぜひ安藤市長にはこれも進めていただきたい,そのように思いますので,よろしくお願いをしたいと存じます。 また,広報紙については,市民の皆様がこれを見た時に,心配に陥るだけの内容とせず,健全化に向かって,今こうして進めているよ,あるいは,一生懸命努力した結果,これだけ収入も増えて,基金の取り崩しが思ったよりも進まなくて済んだよと。これは行政もそうですが,さっきも申しましたように,市民の皆様,そしてまた事業者の皆様,そういった方々と力を合わせて,そういった結果が生まれてくるのだろうと思いますので,その点をよろしくお願いしたいと思います。そういうことで,しっかりと健全化に向かって進めているということを強調した広報紙の作成もお願いをしたいと,そのように思います。 さて,そういうさっきから厳しい厳しいとあんまり言いたくはないのですが,その中でどのような事業を展開していくのか,何を優先していくのかが求められると思いますけれども,災害,事件,事故から市民の命と財産を守る施策,市民の命を守る施策を最重要にと考えます。また,子どもたちは私たちの宝でございます。将来を担う子どもたちの教育環境,子育て環境の整備等の施策,そして,誰一人取り残さない,赤ちゃんからお年寄りまで,障害がある人もない人も,そして多様性を尊重し,安心して暮らせる施策,これらに重点を置いて進めていただきたいと存じます。私も二元代表制の一翼を担う者として,ともどもに持続可能な社会を築いてまいりたいと存じますので,よろしくお願いをいたします。要望とさせていただきます。 大きな2点目でございます。1点,お伺いをしたいと思います。 副市長人事の,二人体制ということが昔,そういったことがございましたので,これについて安藤市長はどのように考えるか,お伺いができればと思います。 そしてまた,これからということでございますが,副市長,まさに先ほどもおっしゃっていただいておりましたけど,地方自治法に則ってしっかりと選出をしていくという,そういう状況かと思います。そうした中で,未来に向けてという,そういうお言葉があったかと思います。土浦市の未来に向けて,土浦市の発展に尽力していただくために,最良の人事が図られますよう,ご期待をしております。 兼務については,これから団体ごとによく精査をしていくということでございますので,副市長は補佐をしていくという状況がございます。お互いにまだ新任ということでございます,私が言うのもなんなんですが,そういった意味では,本当にお二人で力を合わせて,この土浦市政,引っ張っていただきたいなと思いますので,その辺本当によく精査をしていただいた上で,兼任をと思いますので,その点,よろしくお願いしたいと思います。先ほど1点だけ,人事についてお伺いをいたします。 続きまして,大きな3点目でございますが,市民の交通弱者に対する利便性の確保についてご答弁をいただきました。安藤市長はキララちゃんバスの中心市街地のエリアのみ走るという現状認識は私と同じだよとご答弁いただきました。しかし,キララちゃんバスの名前は,コミュニティバスの代名詞として申し上げたとご答弁いただいたんですが,これは私は大変理解が難しゅうございます。そのように私自身は思った次第でございます。 さて,安藤市長がコミュニティバスの全市内運行を考えるにあたって,3点ほど意見を述べさせていただきたいと存じます。 まず1点目でございますが,これからしっかりと来年度,調査研究をしながら進めていくという話を伺ったんですが,コミュニティバスの調査研究を進めていく上にあたって,十分協議をしていただくということ,拙速に進めずに慎重にお願いをしたいと思います。様々な所で走らせたけれどなかなか難しいんだよという声は,あちらこちらから上がっている,そういう現状もございますので,本当に必要な所に,しっかりと走らせていただくような,そういう施策になればありがたいかなと思います。 2点目でございます。バス停まで行くのが困難な方に対しての,ドア・ツー・ドアの乗り合いタクシーとの共存が,私は必要不可欠であると思っております。なかなか黒字運営とならなかったんですけれども,平成28年度から運営が黒字となってきておりますので,さらに利用者の増加が図られますよう,よろしくお願いをしたいと思います。 3点目でございます。ご答弁にもございましたけれども,既存の民間路線バスや乗り合いタクシー,民間での取り組み等との整合性をしっかりと図っていただきたいと思います。しっかりと共存共栄を図っていただきたいと思いますので,どうぞよろしくお願いをいたします。 交通弱者に対する利便性の確保について,1点,再質問をさせていただきたいと思います。それは,次世代型移動手段のサービスであるMaaSの,土浦市独自のMaaSの在り方の検討について,これをどのように考えるか,お伺いをいたします。 このMaaSなんですけれども,MaaSとはモビリティー・アズ・ア・サービスの頭文字による造語でございます。鉄道やバス,タクシーなどマイカー以外の,あらゆる交通手段を組み合わせ,1つのサービスとして捉える新しい移動の仕組みでございます。スマートフォンのアプリなどで経路検索から予約,支払いまで一括して利用できるものです。このMaaSが世界で,欧米やアジアで急拡大をしております。交通分野におけるデジタル技術の発展や,環境悪化を招くマイカー依存への問題意識などを受けたものでございます。日本でも実現に向けた動きが活発化してきております。国土交通省と環境省は今年6月,スマートモビリティーチャレンジとして全国各地の課題に対応した移動サービスの開発を支援する,150ほどの応募の中から28の事業を選定し,今週以降に各地で実証実験が開始をされております。 この取り組みが世界で広がる理由についてでございますが,公明新聞の10月7日付でございますが,筑波大学石田東生名誉教授は,様々あるが最近は全ての人々を排除から守り,ともに支え合うソーシャルインクルージョン,社会的包摂が世界的な潮流となる中で,マイカーの有無で生じる移動格差を解消する動きが顕著だ。特に高齢者にとってマイカーの有無は,買い物や通院への影響が大きいと述べられています。そして,急務の課題である地方の移動手段について,現在より効果的で質の高い,安価なサービスが実現する可能性が出てきた。この意義は大きいと述べられています。このようにMaaSは移動サービスの手段として始まったばかりですけれども,将来土浦市民の移動手段やインバウンド対応として,訪日外国人の方の移動手段にも役立つものと考えます。 そこでお伺いをいたします。MaaSという次世代型移動手段のサービスの,土浦市独自のMaaSの検討を図っていただきたいと思いますので,お伺いをいたします。 4点目,土浦市自転車のまちづくりについて,安藤市長の意気込みをお伺いいたしました。本当に夢がある,開けていく,そんな思いでお伺いをしたところでございます。土浦市自転車のまちづくり構想,これに沿ってしっかりやっていくよというお話もございました。そしてまた,先ほどお話をさせていただきました,提案させていただきました社会資本整備総合交付金を活用して,様々な取り組みもお伺いをいたしました。 そうした中で,これからいろいろ企画がされていくんだろうと思うんですけれども,サイクルイベントとして,これができるかどうかというのは私も全くわかりませんが,ぜひできたらなと思ったことなんですが,ツール・ド・フランスならぬツール・ド・土浦の開催,こうしたものはいかがでしょうか。ご検討していただきたいと存じます。 そうした一方で,これも自転車のまちづくり構想の中にも入っておりましたけれども,一方で自転車を安全に楽しんでいただくためにも,自転車の点検や保険の加入やヘルメットの着用を促進するとともに,子どもから大人までの自転車乗り方教室等を開催し,自転車を安心・安全に楽しむことを学んでいただくとともに,自転車を楽しむ方々の裾野を広げていただければと,そのように考えますので,どうぞよろしくお願いをしたいと思います。 2点,再質問をさせていただきました。よろしくお願いしたいと思います。以上で2回目の質問を終わります。 ○議長(篠塚昌毅議員) 市長。  〔市長 安藤真理子君登壇〕 ◎市長(安藤真理子君) 吉田(千)議員の再質問,ございました。2点のうち,副市長人事の2人体制についてどのように考えるかに,まずお答えいたします。 副市長の定数につきましては,地方自治法第161条第2項の規定に基づく「土浦市副市長定数条例」により2人以内となっております。副市長の登用にあたりましては,その職にふさわしい人材について,慎重に考えて,そして適任者を選任してまいりたいと思います。そして,その結果として,必要であれば2人の副市長の選任について,議会のご理解を賜りたいと考えております。 もう1つ,議員ご質問の土浦市独自のMaaSの在り方の検討について答弁をいたします。 議員からご説明をいただきましたとおり,MaaSは出発地から目的地までの移動手段の検索・予約・決済を一括して行えるサービス等で,フィンランドやドイツなどの欧米諸国の都市では,様々な効果が上がっているとお聞きしております。我が国では国土交通省が日本版MaaSの早期実現を目指しており,本市におきましては,このような国の動き,または,モデル事業の状況などを注視しつつ,公共交通ネットワークの協議を進める中で,土浦市独自のMaaSについても検討してまいりたいと考えておりますので,ご理解のほどよろしくお願いいたします。 そして,自転車を楽しむイベント,とても夢のあるお話だと思います。ぜひ,様々なイベントについても検討していきたいと思っておりますし,また,安心・安全面についても十分注意していきたいと思っております。ご理解をよろしくお願いいたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 次に,日本共産党土浦市議団の会派代表質問を許します。5番田子優奈議員。  〔5番 田子優奈議員登壇〕 ◆5番(田子優奈議員) 日本共産党の田子優奈です。日本共産党市議団を代表いたしまして,安藤真理子新市長に質問をさせていただきます。 まずは安藤市長,ご当選,おめでとうございます。チェンジ土浦,市民の声に応えます,これを柱に掲げた公約は,市民の暮らしの願いに寄り添ったものであり,市民の大きな共感を呼んだものと思います。市民の皆さんの大きな期待を受けて,これからどのように市政運営をしていくのか,とりわけ,掲げた公約について,どのような思い入れがあり,どのように実現させていくお考えなのかを,1つずつお答えいただきたいと思います。 まずは(1)市長選挙で掲げた公約のうち,特に反響の大きかった4つについて伺います。 ①「有料ごみ袋を再考します」についてです。 一般廃棄物の有料化事業は,昨年10月から開始されましたが,県内一高い料金であり,これに対する市民の声は,値段が高過ぎるという声が圧倒的多数です。少なくとも当面,45リッター30円の水戸,日立,高萩並みに引き下げるべきです。再考というのはごみ袋料金引き下げであるという解釈でよろしいのかもあわせて,この公約を掲げるに至った思い,そして実現に向けての抱負をお聞かせください。 ②「市立保育所を守ります」についてです。 中川前市長の下で,公立保育所民間活力導入事業が進められているところでありますが,これは,公立保育所を民間に売り渡すもので,長年培ってきた本市の公的保育を放棄するものであり,今からでも中止すべきであります。安心して子育てできる環境づくりこそ,少子化問題を克服し,人口を増やし,市の活性化,税収増につながることと考えます。これ以上の民営化をやめて,公立保育所を守ってほしいというのは子育て世代の願いです。この公約を掲げるに至った思い,そして,実現に向けての抱負をお聞かせください。 ③「キララちゃんバスの市内全域運行をします」についてです。 市内全域を走るバスの実現は,長年の市民の願いです。このバスの問題は党派を問わず,多くの先輩議員の皆さんも,市民要望として議会で質問してこられました。キララちゃんバスの市内全域運行をしますという公約を掲げるに至った思い,そして,実現に向けての抱負をお聞かせください。 ④「新治運動公園に人工芝生を張ります」についてです。 利用者の皆さんから要望が出されており,また,これまでに前向きな答弁が出ているにも関わらず進んでいないのが,新治運動公園の人工芝の敷設です。茨城県内で青少年にサッカー指導をされている方にお話を伺いましたところ,芝にすることで,プレーの際に履くスパイクシューズの靴底がしっかり芝に食い込んで走る速さが上がる。また,ゴールキーパーがゴールを守る際に横に飛んでも,落ちた時に痛くないなどのことから,思い切ったプレーができるそうで,プレー技術の向上が期待できるとのことです。また,天然芝よりも,人工芝の方がプレーに適したコンディションを保つのが比較的容易であることも伺いました。本市におけるサッカーの振興を図るために,人工芝化はやはり重要であると考えます。この公約を掲げるに至った思い,そして実現に向けての抱負をお聞かせください。 続いて,(2)厚生労働省から突然発表された病院再編統合リストに独立行政法人国立病院機構霞ケ浦医療センターが挙げられましたが,これに関連して伺います。 この発表に,国立病院はどうなってしまうのかと,多くの方が衝撃を受けたのではないでしょうか。私たち日本共産党議員団は独自に霞ケ浦医療センター,鈴木祥司院長と懇談し,地域医療のリーダーを育成したい,女性に優しい医療拠点として女性センターをつくりたいと,大変前向きなお話を伺って安堵するとともに,厚生労働省の乱暴なやり方を許すわけにはいかないと固く誓ったのであります。霞ケ浦医療センターは本市の医療の要であり,市民に愛される大切な拠点病院です。土浦市の医療を守るために,厚生労働省発表に対する市長の見解と,今後の対応についてお聞かせください。 最後に,(3)100億円近くを投入して用地を買収した常名運動公園計画について伺います。 一部未買収のまま20年以上も放置されており,大変な税金の無駄遣いとなっています。これ以上の用地買収は不可能ではないかと考えます。よって,運動公園計画を断念し,新たな土地利用計画の策定が必要と考えますが,市長の見解と今後の対応についてお聞かせください。 以上で1回目の質問といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 市長。  〔市長 安藤真理子君登壇〕 ◎市長(安藤真理子君) 日本共産党土浦市議団を代表しての田子議員のご質問の大きな1番目,これからの市政運営についてお答えいたします。 まず1つ目の「有料ごみ袋を再考します」について,実現に向けての抱負をお聞かせくださいでございます。政新会を代表しての寺内議員のご質問に答弁いたしました内容と一部重複することもございますが,ご容赦いただきますようお願いいたします。 昨年10月からごみ処理有料化制度を開始し,市民の皆さんのご理解,ご協力により,導入後1年間の家庭ごみの量は前年同期と比較し,燃やせるごみが18%減少,燃やせないごみが29%減少し,逆に,容器包装プラスチックが39%増加など,資源物の収集量が大きく増えており,順調にスタートを切ることができたと伺っております。 近年,地球温暖化や海洋プラスチック問題など,世界的な環境問題に対する意識の高まりもあり,本市のごみも年々減少傾向にはございますが,国や県と比較いたしますと,まだまだごみの排出量が多く,限りある資源を有効活用する資源循環型社会の形成を目指す上では,ごみの減量化は重要な課題であり,全国で既に6割以上の自治体が導入しているごみ袋有料化はやむを得ないと考えております。 しかしながら,私は市民の皆様から,既に制度を導入している県内他市と比べ,本市の有料化袋が高いというご意見を伺いました。いろいろな方々とお話をしていく中で,ほかの市から引っ越し先を考えている時に,この有料ごみ袋の値段も頭をよぎるというお話も伺いました。そのような多くの皆さんの声を聞き,有料化ごみ袋を再考することを私の公約に掲げさせていただきました。一方で,さわやか環境推進員や市民委員会環境部の方々を中心に,ごみの減量や分別に積極的に取り組んでいただいている皆さんのご努力も伺っております。今後,本市のごみ処理有料化制度のデータや資料を取りまとめ,様々なアイデアを出しながら,制度の実施状況や効果を検証して,ごみ袋の値段を幾らにできるのか,再考に向けた取り組みをこれから考えてまいりますので,よろしくお願いいたします。 次に,2つ目の公立保育所を守ることについてでございます。 私は全ての市民の皆様に寄り添った,「温かさあふれる市政の実現」を目指しており,市民の皆様の声に耳を傾け,話し合いながら市政に取り組んでいきたいと考えております。公立保育所の維持を公約に掲げたことについては,公立保育所がこれまで果たしてきた機能・役割,そして,蓄積してきた専門的知識やノウハウ,これらを残したいという私の思いに加え,子育てママからの「公立保育所を守って」という声を聴いたもので,実現に向けて検討していきたいと思っております。 小泉内閣における三位一体の改革により,国から公立保育所への運営負担及び施設整備補助が廃止され,これに伴い,公立保育所の民営化の波が全国に拡がっていったことは事実でございます。本市においても,平成27年度に「公立保育所民間活力導入実施計画」を策定し,平成28年度から順次民営化を進めているところでございます。この計画では,公立保育所10所のうち,事業者の参入が見込まれる6所について,平成28年度から32年度の前期計画の対象施設とし,残りの4カ所については,前期計画の進捗状況や今後の社会経済情勢,及び保育行政を取り巻く環境の変化等を踏まえ,後期計画策定時に検討することとなっております。これまで,新川保育所・竹ノ入保育所・都和保育所の3施設の民営化が完了しており,桜川保育所は令和2年4月1日に,新生保育所は令和3年4月1日に移管することで事業を進めているところでございます。移管した3つの保育所では入所率も高く,待機児童の解消に貢献していただいており,それぞれ民間の特色を生かして順調な運営がなされております。 しかしながら,私は,公立保育所には公立の果たすべき役割があると思っております。近年,家庭における養育機能の低下や虐待児童の増加,子どもの貧困問題など課題が山積しております。特別な支援を必要とする子どもが増えており,その対応も課題となっております。待機児童対策とともに,ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取り組みが必要であり,公立保育所はこれらの実現に向け,長年培ってきた保育のノウハウを活かして,先導的な役割を担うことができるものと考えております。このことから,後期計画策定時には学識経験者や保護者などの意見を聴きながら,民営化の効果や課題について検証するとともに,ぜひ公立保育所を残したいと考えております。 次に,3つ目のキララちゃんバスの市内全域運行への抱負についてお答えいたします。 初めに,政新会の寺内議員,公明党土浦市議団の吉田(千)議員のご質問の答弁でも申し上げましたが,キララちゃんバスはNPO法人まちづくり活性化土浦が運営主体となり,中心市街地活性化を最大の目的に運行しているもので,コミュニティバスの代名詞として申し上げたものでございます。市内全域運行につきましては,コミュニティバスや民間バス事業者によって進めたいといった考えでありますことを,ご理解いただきたいと存じます。 さて,私が公約の1つに掲げましたコミュニティバスの市内全域運行の実現ですが,この思いに至った経緯といたしましては,本市の民間バス路線がここ約20年間で廃止・減便が相次ぎ,公共交通不便地域が拡大したこと,さらに免許証返納により,移動が困難となった高齢者など,交通弱者が増加している現状を鑑みまして,また,たくさんの市民の方から,市民の皆さんとお話をする機会に,免許証返納をしたけれども,交通の手段がないといった切実な思い,あるいは涙ながらに,家族がいなくてどこにも出かけられないという,そういう市民の皆さんの声を聞き,私は,全ての弱い立場にある方々に寄り添い,温かさあふれる土浦市政の実現を目指すべく,公共交通ネットワークの重要性を取り上げた次第でございます。 したがいまして,先に質問がございました答弁と同様となりますが,様々な地区でコミュニティ交通の運行を進めるにあたり,課題や問題などについて,次年度より調査をしたいと考えており,その上で,運行区域や路線の検討など,市全体の公共交通ネットワークについて調査研究を行い,運行の実施に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。 次に,4つ目の新治運動公園の人工芝化の実現に向けての私の抱負についてお答えいたします。 新治運動公園多目的グラウンドの人工芝のことにつきましては,市民の関心も高く,議会においても幾度となく取り上げられてきました。また,土浦市サッカー協会からは,平成26年7月に市に要望書をいただくとともに,平成30年8月に議会に陳情書が提出され,同年の第3回定例会において採択されております。私も多くのサッカー関係者等から人工芝化に対する熱い思いをお伺いしておりますことから,同グラウンドの人工芝化の必要性を十分に認識しているところであります。筑波山麓のすばらしい景色の下,きれいに整備された人工芝の上で,市民の皆様が年間を通してスポーツを楽しまれることは,本市のスポーツ振興に大きく寄与するとの思いから,公約の1つに掲げさせていただいた次第であります。 さて,同グラウンドの人工芝化には,グラウンド全面の場合で約4億3,000万円,少年サッカー用ピッチ3面分の場合で約2億7,000万円の事業費が見込まれております。私は市の財政の健全化についても推し進めてまいりますことから,今後,整備手法や維持管理経費について改めて検討するとともに,土浦市サッカー協会などからのご意見も参考としながら,早期に人工芝化を実現できるよう全力で取り組んでまいります。 次に,ご質問の大きな2番目,厚生労働省から突然発表された病院再編統合リストに霞ケ浦医療センターが挙げられたことに対する私の見解と,今後の対応についてお答えいたします。 まず,厚生労働省が今回の再編統合が必要な医療機関を公表した経緯についてでございます。国では医療・介護需要が最大化する2025年に向け,医療機能に見合った資源の効果的かつ効率的な配置を促す観点から,都道府県に対して医療圏ごとの高度急性期,急性期,回復期,慢性期といった各医療機能別の医療需要と,病床の必要量を定めた地域医療構想の策定を要請し,病床機能の転換等の取り組みを促進してきました。しかしながら,各都道府県の地域医療構想調整会議において議論が進められているものの,思うように進んでいないという現状がありました。このことから,厚生労働省は本年9月26日に,全国1,455の公立病院や公的病院のうち,「診療実績が特に少ない」,または,「類似かつ近接している医療機関がある」などの424医療機関を公表し,当該医療機能の他医療機関への統合や,他の病院との再編統合について,地域医療構想調整会議の場で協議し,改めて合意を得るよう要請するとしたところでございます。今回の公表は,過去の一時期における診療データを基に,機械的に分析したものであり,地域の実情は全く考慮されておらず,該当する地域では困惑すると同時に強い反発が起きております。地方3団体においても,国に対し説明責任を果たすよう強く求めたことから,国では急遽,全国で説明会を開催することになったのは,ご承知のとおりでございます。 さて,今回の件に関する私の見解ということですが,霞ケ浦医療センターは,古くから「国立病院」と呼ばれて親しまれ,市民からの信頼が厚い,本市における基幹病院の1つであります。また,地域住民の多くのボランティアによって,年に数回,定期的な草刈りや枝掃いなどが行われており,地域に密着した市民病院的な役割も担っております。このような中,本市においては,市民が安心して医療が受けられるよう,本市独自の寄附講座を設置,支援を行っているところであり,こうした取り組みを理解することなく対象とされてしまったことは大変遺憾であり,強い憤りを感じるところでもあります。 霞ケ浦医療センターからは今回の問題に関して,根拠となるデータが最新のものではなく,平成29年6月の単月の診療実績だけで判断しており,当センターの診療実績がその月に限って少ない状況であったものの,その後は診療件数が伸びていることや,常勤医師の増加,診療機能の強化に伴って,入院,外来の患者数はもとより,救急患者数や手術件数,分娩件数も順調に増加した結果,経営状況が改善してきていると伺っており,大変心強く,そして,とても安心したところでございます。 今後の対応についてでございますが,県に確認したところ,国から正式な通知が示されていないため,現段階では再検証の方法や具体的なスケジュール等は決まっていないということでございます。いずれにしても,当病院については,本市と石岡市及びかすみがうら市を圏域とする2次医療圏に置かれている土浦地域医療構想調整会議において,再検証の結果を協議することになります。この会議の委員には,医療関係団体や医療保険者,福祉関係団体とともに,市町村として本市も関わっておりますので,霞ケ浦医療センターの必要性,重要性についてしっかりと意見を述べ,本市を含めた2次医療圏の医療体制の確保に向けた協議を行ってまいりたいと考えております。 霞ケ浦医療センターにつきましては,今回の名指しによって病院機能が縮小されることなく,今後とも地域医療の基幹的な病院としての役割を担っていただけるよう期待するとともに,市民の皆様が安心して医療を受けられるよう,引き続き支援をしてまいりたいと考えております。 次に,ご質問の大きな3番目,100億円近くを投入して用地を買収した常名運動公園計画についてお答えします。 常名運動公園の整備につきましては,平成4年度から着手し,これまでに公園の計画,計画面積約23.35ヘクタールのうち,93.25%にあたる21.77ヘクタールを,利子も含めて約77億8,800万円で取得しているものの,残り1.58ヘクタールについては,用地取得が難航しており,未買収地が点在していることから面的な整備に着手できず歳月が過ぎていることは,議員ご指摘のとおりでございます。しかし,常名運動公園の整備につきましては,平成22年に地元常名地区から早期着工の陳情書が提出され,議会でも採択されております。このように施設整備を待望している市民の声も多くありますことから,工事着手に向けて用地交渉を行ってまいりましたが,一時期,地権者と用地交渉ができず,用地買収が停滞しておりました。今後は早期解決に向け,用地交渉に取り組んでまいります。 新たな土地利用計画策定の必要性とのご質問でございますが,本市の運動公園の整備にあたりましては,平成22年度に「土浦市常名運動公園整備等基本計画見直し検討委員会」を設置,川口運動公園及び新治運動公園を含めた3つの運動公園の運動施設の配置や連携等を含め,総合的な見直しを行い,平成23年6月に「土浦市総合運動公園基本計画」として策定いたしました。その中で常名運動公園は土浦市運動公園の拠点施設に位置付けております。また,それに伴い都市計画も認可期間の延長を行い,現在も事業は継続しております。さらには,第8次土浦市総合計画において,第6節「快適でゆとりのあるまちづくり」の第3項「多目的活用のできる公園の整備」の中の政策の4つ目,「運動公園の整備」に,「市民の意向や需要を踏まえ,防災面等にも配慮しながら,整備を進めること」と位置付けておりますことから,現時点での運動公園からの計画変更は考えておりません。 しかしながら,運動公園の施設整備にあたりましては,今後の市の財政状況,社会情勢,市民のスポーツ需要等を的確に捉えて,検討してまいりたいと考えております。運動公園整備には点在する未買収地の取得が最重要であると考えております。今後とも,用地交渉に努めてまいりますので,ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 5番田子優奈議員。  〔5番 田子優奈議員登壇〕 ◆5番(田子優奈議員) 公約実現に向けての頼もしいご発言,ありがとうございました。 市民が心から何年も,何十年も望み続けたバス,これについて第一歩を踏み出したと私は感じております。これに関しましては,新治のバスの件のように空気を運ぶというようなことがないように,しっかりと地域の皆さんと,どこにバス停が欲しいのか,どこを走ってほしいのかなどよくミーティングをしていただいて,市民の声が反映されたルートを,ぜひとも定めていただきたいと思います。 すみません,順番が前後してしまいましたが,また,ごみ袋の方に移りたいと思います。 有料化は無料まではまだ再考されないというように私は受け止めました。現在の有料化事業は,所得の少ない方ほど負担が大きくなるものとなっています。これは,土浦市で暮らしていくには少々というよりも,とても大変なことなのではないかと思います。物価の上昇もあり,消費税が上がり,皆さんの暮らしが圧迫される中で,日々使うごみ袋までもが高いというのは,土浦市を引っ越し先に選べない,そういった要因にもなるのではないかと考えますので,ぜひこのごみ袋の再考,値下げを早急にお考えいただきたいと存じます。 ②の公立保育所の点なんですけれども,土浦の保育の質は大変高いものであると,他市の方からお褒めの言葉をいただいております。これは土浦の財産であります。市長がおっしゃいましたように,支援が必要な子も多い中で,公立の役割というのは大変大きなものと私も考えております。これ以上の民営化をやめてほしい,この市民の声をぜひ早期に実現していただきたいと思います。 ④の新治運動公園の人工芝化です。 利用者の皆さんから,そして,管理の方からもお話を伺ってまいりました。今の土のままだと本当にプレーがしにくい。そして,雨の日,雪の日,霜柱が立った日などは,グラウンドがぐちゃぐちゃになってしまって,プレーに支障が出る。そして,お洗濯がとても大変だと,下着まで真っ黒けになってしまう。こういった状況をお話ししてくださいました。そして,公式大会もできない,ぜひ土浦で公式大会ができるようにしてもらいたい,こういった声を私も伺ってまいりましたので,ぜひとも,早期に実現をお願いしたいと存じます。 (2)の霞ケ浦医療センターについてです。 大変心強いご発言を伺いました。市長におかれましては,土浦市民の命を守るという立場を貫き,引き続き,国や県にもしっかりと意思表示をしていっていただき,土浦の医療をしっかりと守っていただきたい,このように考えます。 最後に,(3)常名運動公園計画についてでありますが,私たち日本共産党市議団は,これ以上の用地買収はやはり不可能ではないかと考えております。点在する未買収用地を使わなくても整備ができる都市公園へ,私たちは提案をさせていただいております。これまでの考え方に固執をせずに,ぜひとも,新しい公園計画策定をお願いしたいという思いであります。今後,この運動公園の計画,変更することはまだ考えていらっしゃらないということでしたけれども,時代のニーズに合わせて,利用計画,変更を進めていくべきではないかと考えますので,この点だけ,最後にご答弁をお願いしたいと思います。 市民の声を今後よくよく聞いていただくのはもちろんのことなんですけれども,本市のために働いている全ての皆さんの声をよくお聞きいただいて,温かさあふれる土浦市実現のために頑張っていただきたいと思います。 以上で2回目の質問といたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 市長。  〔市長 安藤真理子君登壇〕 ◎市長(安藤真理子君) 田子議員の再質問についてお答えをいたします。 土浦市総合運動公園基本計画を見直して,常名運動公園建設計画を変更してはどうかということでございますが,現在の計画は平成23年に見直しを行ったもので,約8年経過しております。しかしながら,当時,基本計画の見直しの際には,スポーツ・レクリエーションの団体の代表者や,地元住民等にも参加していただいて策定したものでございます。その後,スポーツ・レクリエーションは減衰することなく,今年度の茨城国体の開催,来年度の東京オリンピック・パラリンピックと様々なスポーツ競技が盛んとなり,展開されていることから見ても,市民の皆様から運動施設機能を持つ公園整備の要望は変わらないと考えております。つきましては,現在基本計画の変更を行うことは考えておりません。 ○議長(篠塚昌毅議員) 暫時休憩といたします。   午後 2時16分休憩  ――――――――――――――――――――――――――――   午後 2時30分再開 ○議長(篠塚昌毅議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ―――――――――――――――――――――――――――― △日程第2.一般質問 ○議長(篠塚昌毅議員) 続いて,日程第2一般質問を行います。 質問は通告に従い,順次許可しますのでご了承願います。 8番矢口勝雄議員。  〔8番 矢口勝雄議員登壇〕 ◆8番(矢口勝雄議員) 皆様,こんにちは。郁政クラブの矢口勝雄でございます。 まずは,安藤市長,ご就任おめでとうございます。先週の議会初日の所信表明,そして,本日の答弁とじっくりと聞かせていただきました。市長におかれましては,まさに文字どおり土浦市のために頑張っていただくことをお願いするとともに,ますますのご活躍をご祈念申し上げたいと思います。 それでは,通告に従いまして質問をさせていただきます。 まず1番目,災害時の対策と対応についてであります。 今回,強い勢力を保ったままの台風が上陸し,各地に大きな被害をもたらしました。被害に遭われました皆様には改めてお見舞いを申し上げますとともに,一刻も早く元の生活に戻れるようお祈りを申し上げます。今後,気象変動による自然災害の恐れはますます強くなっていくと思います。そしてその事を覚悟していかなければいけません。そういった観点において,以下3つの質問をさせていただきます。 1番目,災害時の通信体制についてであります。 先般の台風15号の際には,猛烈な風が吹き荒れ,進路にあたった千葉県には甚大な被害をもたらしました。特に深刻だったのは,長期間にわたる停電により,各方面に影響を及ぼしたことであります。特にその1つとして,通信網が遮断され被害状況の把握ができず,その結果,行政の素早い対応ができなかったことが大きな反省点として挙げられると思います。携帯電話の基地局には停電の際のバックアップ電源が用意されているとのことですが,実際に稼働できるのは24時間程度であったようであります。言うまでもなく有事の際にはまず被害状況の把握が重要であります。災害対策本部と各部署間の通信体制は生命線と言ってもいいかもしれません。そこで質問であります。このように,通信インフラが寸断された場合,本市においてはどのような独自の通信体制を用意してあるのかを,まずお伺いします。 2番目です。台風19号の際に開設された避難所について伺います。 マスコミ等から台風へ備えるよう盛んに呼びかけが行われておりました。それは,前回の15号の被害もあったとおり,市民には十分に周知されていたと思います。そのため,前日にはガソリンスタンドには行列ができ,カップ麺,パンなどの食料品,そして,カセットボンベや養生テープなど,こういったものが店頭から消えておりました。本市における風水害の際の避難所開設では,初めての大きな避難者数になったと思います。 10月12日の当日を思い起こしてみました。郁政クラブのグループLINE,これを運用しておりますが,これを見返してみますと当日の大変緊迫した状況が思い起こされます。14時にまず避難勧告が出されました。私はその時に,住まいのある四中地区の避難所を回らせていただきました。同様に,我が郁政クラブのメンバーも地元の避難所を回っていただいたようであります。私がまず保健センターに行きますと,そこにはもう多くの市民の方が避難されておりました。さいわいに私はその時にかっぱを着ていったために,駐車場の整理を担当させていただきました。15時には保健センターも200名を超え,もう満杯の状態でありました。そのため,車で来られた避難者の方には,ほかの避難所に回っていただくように,駐車場の入り口で案内をさせていただきました。 当日はいろいろな課題が見えてきたと思います。幾つか挙げさせていただきます。 まず,避難所の立地によって避難者数のばらつきが非常に大きいこと。これは考えてみれば避難される方の立地,そこから一番近い避難所がたくさん,大勢の人が避難される,当然のことであります。そして,保健センターがいっぱいになったことによって,ほかの避難所に回っていただくわけですが,他の避難所の状況などが避難所では把握できていないこと,このことが2番目に課題として挙げられます。現場では情報が共有されておりませんでした。 そして,3番目として,指定避難所,自主避難所の区別が市民には十分に周知されておりませんでした。そのために,自主避難所にも食料や毛布を持たずに避難されてこられた市民の方が多くいらっしゃいました。そして,これは保健センターでの話ですが,ペット連れの避難者が何人かいらっしゃいました。さいわい保健所の建物の構造上,部屋がたくさんあったために,1つの部屋をペット連れの方用に確保し,対応できていたようであります。 そして,自家用車の件があります。この件は3番目の質問として,また詳しく述べさせていただきます。 このようにちょっと挙げただけでも多くの課題を見せつけられました。この限られた時間では言い尽くせないくらいの課題があったと考えております。そこで質問いたします。執行部では避難所において,どのような点を重要な課題として認識されているのか,これを伺います。さいわい今年は台風シーズンが終わりました。次の大雨の季節まで約半年の猶予があります。この期間にどのようにこの課題に取り組んでいくのかを,あわせてお伺いいたします。 そして3番目の質問でございます。自家用車の避難場所の確保についてであります。 保健センターは,先ほど申しましたとおり早い時点で避難者でいっぱいになりましたが,同時に駐車場も満車となっておりました。激しい風雨の中,避難者が車で避難しようとするのは,これは当然のことであります。また,こうして車で来てくださったおかげで,ほかの避難所に回っていただくように誘導することができました。そして,保健センターでは裏側の保健所,ここの駐車場に車が入れるような状態になっておりました。これは,保健所の方での配慮があったのか,それともたまたまだったのかは,私は確認できませんでしたが,本当にさいわいでございました。 そして,当日私が駐車場にいた時にも車だけ避難しに来たんだという方が何人もいらっしゃいました。また,私の近所でも,例えばマンションにお住まいの方。マンションには機械式の立体駐車場があります。地下に潜るタイプですと,ちょっとした冠水で大事な車が水没してしまいます。そういった方は多く避難されたんだと思います。また,別の知り合いの方ですが,駅の東側にお住まいの方です。こちらの方は駅東駐車場の上の階に自家用車を避難されたと伺っております。 前回の定例会一般質問で取り上げました旧本庁舎跡地利活用の件で,緊急時にはこの土地を車の避難場所として開放をお願いしたいと,このように申し上げました。まさに今回このような必要性が生まれたと考えております。災害時に駐車場を確保するのは非常に困難でありますが,ただ,現実を考えてみますと,例えば,駅の西,東の市営駐車場を災害時には開放する,そういった現実的な施策も考えられると思います。そこで質問であります。水害時には車の避難場所を確保する必要があると考えますが,これに対応するお考えがあるのか,お伺いします。 大きな2番目の質問に移ります。原付オートバイの登録状況とデザインナンバープレートについてであります。 その1番目,原付一種,二種のオートバイの登録状況をお伺いいたします。 国内のオートバイ市場は縮小の一途を辿っております。その中で唯一増加をしているのが原付二種,いわゆる50ccを超え125cc以下のジャンルのバイクであります。これは明確な理由があります。それは原動機付二種のバイクに大きなメリットがあるからであります。説明させていただきますと,原付一種,つまり50ccのバイクは普通運転免許で乗れるメリットはあるものの,速度制限が30キロメートルであったり,また大きな交差点では2段階の右折をしなければいけないなど多くの制約があります。一方で,50ccを超え125cc以下の原付二種のオートバイにはこういった制約がありません。そして,もう1つ,これは最近できたメリットでありますが,普通二輪免許の小型オートマチック限定に限った話ですが,制度改正がありまして,たったの2日間で教習所で免許が取れるようになりました。これも大きな要因であります。そういったことでまず,原付一種,二種のこの登録状況。その中で,現在原付一種に限るデザインナンバープレートの登録状況もあわせてどうなのかをまず質問させていただきます。 続いて2番目です。原付二種にもデザインナンバープレートの作成を進める考えがあるのかどうかをお伺いいたします。 まず,デザインナンバープレート,どのようなものか,ちょっとご存じないかもしれませんので,今回,議長のお許しを得ましたので,課税課で見本をつくってくださいました,ありがとうございました。ちょっと披露させていただきます,こちらでございます。一目で見てわかるようにまさに土浦のよさをあらわしているデザインだと思います。こちらに,まず霞ケ浦があり,ここに帆曳船が浮かび,遠くには筑波山が見え,そして,土浦の名物である花火が出ております。ここにさらに土浦の名産品であるレンコンがあればもう完璧であるんですが,ここのつちまるにそのレンコンが入っているということで,それも網羅されているのかなと思います。 デザインナンバープレートといえば,四輪車にもあるのは皆様ご存じだと思います。ただ,こちらは土浦市だけのものではなくて,県南地区11市町村の共通のナンバーでありますし,また,あちらは帆曳船と花火の2つのデザインだけのものでありますし,ちょっとわかりにくいデザイン,まさにこっちの方が土浦の魅力を1枚で語ってくれるデザインではないかな,高く評価したいと思います。ただ,1つ問題点があります。50ccだけの,つまり原付一種だけのデザインしかまだつくられていないということであります。 今回私は,インターネットで県内他市町村の状況を調べてみました。おおよそ約半分の市町村で,このデザインナンバープレートを採用されておりました。特に,取手市,市制何十周年かの記念で今市民からこのデザインを公募しているところであります。また,大子町では二,三年前ですか,まさに今私が今回の質問で取り上げたとおり,原付一種のみのデザインプレートだったのを,原付二種にも対象を広げております。 そういったことで,土浦市にもこのすばらしいデザインを原付二種にも取り上げないか,取り入れてくれないかと,そういった質問であります。メリットは,何といっても費用対効果の大きさだと考えます。特に,50ccのオートバイは主に通勤や通学で使われることが多いと思いますが,一方で,それを超える原付二種のバイクは趣味で乗ることが多いです。つまり,土浦市外に出て,ツーリングに出て,この土浦のよさをPRしてくれるといった意味で,わずかな費用で土浦市のPR効果が高い,コストパフォーマンスが高い,そういうふうに評価したいと思います。そういった観点で質問をいたします。今後,原付二種にも同様にデザインナンバープレートの作成を進めていくお考えがあるのかをお伺いいたします。 以上,答弁を求め,私の1回目の質問とさせていただきます。 ○議長(篠塚昌毅議員) 総務部長。  〔総務部長 望月亮一君登壇〕 ◎総務部長(望月亮一君) 矢口(勝)議員ご質問の大きな1番,災害時の対策と対応について,3点ご質問をいただきましたので,順次お答えをいたします。 まず,本年10月に発生いたしました台風19号では,関東地方を中心に広範囲で記録的な大雨となり,洪水や土砂崩れ,河川の決壊が各地で起こり,甚大な被害をもたらしましたことはご承知のとおりでございます。本市におきましても建物被害や停電など,様々な被害が発生をいたしました。今なお全国各地では,インフラや交通にも大きな影響が及んでおり,被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げ,一日も早い復興を願うものでございます。 さてご質問の1点目,災害時の通信体制についてでございます。 本市ではこれまでの災害を教訓に,地域防災計画の見直しや避難所・給水拠点の整備,地域防災力の強化,そして情報伝達手段の拡充など,防災・減災に向けた各種取り組みを進めてまいりました。このような中,議員ご質問の通信体制の確保につきましては,非常時において適切な災害対応にあたるために重要な役割を担うものであります。災害発生時に市民の生命・財産を守るためには,市民に対する適切な情報発信は欠かすことができず,そのためにも被害状況やライフラインの状況などを,迅速かつ的確に把握する必要があることから,情報伝達手段の多重化,多様化を図るための様々な通信手段の確保に努めてまいりました。 その具体的な取り組みについて申し上げますと,まず情報収集につきましては,建設部職員や消防本部職員による巡回調査に加え,施設管理者やその他の職員からの報告,そして市民からの通報を基本に,被害状況等を把握してございます。また,大規模な災害によって交通機能等が麻痺した場合などには無人航空機,いわゆるドローン,これを活用して,車や人が行けない場所の画像の提供をいただくなど,情報収集の協力のため,NPO法人と防災協定を締結しているところでございます。 一方,情報発信につきましては,防災行政無線を市内215カ所に設置しておりまして,市からの様々な災害情報を発信するほか,「全国瞬時警報システム」,通称Jアラート,こちらと連動することで,大規模地震や弾道ミサイル攻撃などの緊急情報を,瞬時に伝達できる体制となってございます。なお,防災行政無線の放送が届きにくい地域の方には戸別受信機を無償で貸与して受信範囲の拡大にも努めております。 このほか,市のホームページを始めパソコンや携帯電話に,防犯・防災情報を配信する安心・安全情報メールや,土浦市の地域内に緊急情報を配信するエリアメール,また,ツイッターやヤフー防災アプリといった,インターネット環境を利用した災害情報の発信を行っております。さらに,県防災情報ネットワークシステムと連動して,テレビのデータ放送やラジオ放送,ネット配信等を介して,市民の皆様への情報伝達も行っているところであります。 さて,議員ご質問の通信体制の確保につきましては,災害対策組織内での連絡体制のご質問かと思います。平常時の通信手段として電話やファックスがございますが,防災拠点となる本庁舎や各消防署には,県と市町村,防災関係機関等との間を,衛星やインターネットなど複数回線を用いた通信網を利用して,災害時においても安定した情報交換が可能となる「防災情報ネットワークシステム」が整備され,市と県の円滑な情報伝達体制が確保されております。また,災害などで電話が混み合う場合でも,発信や接続などの通信制限を受けることのない,「災害時優先電話」を固定電話で5回線,携帯電話で13回線確保しているほか,停電時や携帯電話が使用できない状況でも通話が可能な「災害時公衆電話」を,小中学校に138回線,各地区公民館に24回線分を整備しております。 さらに,避難所となる小中学校や地区公民館,警察署,医療機関及び電気,ガス,水道などのライフラインに関係する公共的団体や,市内の3駅など,100カ所ほどにMCA無線を配備してございます。停電などで電話回線が使用不能となった場合でも,この無線により相互通信が可能となるもので,非常時に備えた通信体制を確保しているところでございます。 以上のような通信体制によりまして,今後も,激甚化する自然災害に備え,あらゆる状況にも対応できるよう,民間企業との協定の締結を推進するとともに,通信体制の確保とさらなる充実に努めてまいりたいと考えております。 続きまして,2点目のご質問,台風19号の際に開設された避難所での課題と対策について,お答えをいたします。 台風19号は非常に強い勢力を維持しながら,関東へ上陸する見通しがありましたことから,早期の警戒体制の下,避難所を開設して,被害の拡大防止に努めたところでございます。始めに早期避難を希望する市民に向けて,浸水想定区域内にある一中地区公民館を除いた7カ所の地区公民館を自主避難所として開設し,市民の皆様の不安解消等に努めました。開設して15分後には市民の避難が開始されまして,最終的には26カ所の避難所を開設し,最大で1,813名,合計で延べ2,046名の方々が避難されたところでございます。 避難所運営を始めとする,本格的な災害対応といたしましては,8年前の東日本大震災以来のことでありましたが,今回の台風にあたり,避難所の開設のタイミングや,市民への周知,運営に至るまで,様々な課題が見つかりました。災害対策本部員や避難所運営に携わった職員,また学校の教職員,そのほかの災害対応に従事した職員からの,課題の収集も行ってございまして,主なものを4点ほどご紹介させていただきたいと思います。 まず1点目といたしまして,市民への周知についての課題でございます。 避難場所につきましては,洪水ハザードマップ等によって事前周知を行っておりましたが,台風の接近情報がメディアで放送されて以降,避難場所や避難方法に関する問い合わせが殺到するなど,市民への周知不足を認識したところでございます。今後は広報紙を活用し,継続的に周知をしていくとともに,出前講座などでわかりやすい説明に努めるなど,市民の皆さんの理解を深める対策を講じてまいりたいと考えております。 2点目といたしましては,備蓄品の保管方法に関する課題でございます。 開設した避難所は指定避難所として,非常食などを備蓄していた小中学校のほか,備蓄のない地区公民館や保健センターなども避難所として開設をいたしました。市民の避難開始後,避難生活の長期化が予測されたことから,避難者へ非常食や毛布を配付することといたしました。このため,備蓄のない避難所に対しましては,開設していない指定避難所から物資を届けることといたしましたが,雨足が強く風も強まる中,スムーズな対応をとることができませんでした。今後につきましては,食料や水などの各家庭での備蓄と避難時の持参を推奨・促進するとともに,地区公民館への一定量の備蓄や,備蓄品の一部について集中管理するなど,備蓄品の保管方法の見直しを行う必要性を認識したところでございます。 次に,3点目の課題といたしまして,避難所間の連絡体制についてでございます。 先ほど議員からもご指摘がございましたけれど,避難の状況といたしましては,避難所ごとに避難者数が異なり,特に,保健センターや真鍋小学校,下高津小学校に集中して,早い段階で受け入れができない状況になりました。避難スペースと駐車場不足も要因の1つでありますが,地域の偏りがあったものと見受けられるものでございます。一方で,避難者数が少なくて受け入れが可能であった避難所もございました。避難所ごとの避難状況は概ね把握できていたものの,議員からのご指摘にもあったように,避難所間の連携が図れず,空きがある避難所への誘導についてスムーズに行うことができなかったものでございます。 このようなことから,今回の課題解消策の1つといたしまして,指定避難所ごとに従事する避難所直行職員同士の連絡体制,LINEグループを現在作成しております。避難所の運営に関する問題や避難者数の状況等の情報を,防災担当職員とともに共有することで,今後より円滑な運営につなげていけるものと考えております。 最後に4点目といたしまして,地域との連携に関する課題でございます。 防災の基本は,「自らの命は自らが守る」という「自助」と,近隣住民で助け合う「共助」の考え方にあり,避難所運営は避難者や,自主防災組織を中心とした地域住民によって行われることが望ましいとされております。災害の規模が大きいほど地域住民の力や支えは欠かせなくなり,円滑に避難生活を運営していくためには,行政と連携をより密にしていかなければなりません。今後,いつ起こるかわからない災害に備えるためにも,地域防災力を高めるとともに地域との連携を強化していく必要があると考えてございます。 以上のように,今回ご紹介をさせていただいた課題の他にも幾つかの検討課題が生じてございます。今後の防災・減災対策を進める上で,優先順位を付けて,着実に対策を進めることで,総合的な防災力の向上に努めてまいりたいと存じます。 続きまして,3点目のご質問,車の避難場所についてお答えをいたします。 台風19号では各地の被災地で多数の車両が水没し,多くの被災者が生活の足を失われたことは,報道等で広く伝えられたところでございます。車は移動手段や荷物の運搬など生活に欠かせないものでありますことから,風水害から車を守るための準備,対策は必要であると考えております。 風水害の発生時に避難が必要となり,車での避難をされる場合には避難場所の所定の駐車場以外に,小中学校の校庭や公民館敷地内の空きスペースなども活用し,駐車スペースを確保することとなります。この駐車スペースは身体,生命を守るために避難してきた利用者のための駐車場であり,人命優先の観点から車の退避のみを目的とした利用については,現在のところ想定しておりません。また,避難所以外の場所で住民の車の退避場所を確保するためには,浸水想定区域外で検討する必要があり,移動距離や一定規模の敷地面積等から判断しても,適した場所の特定は難しい状況にございます。 こうしたことから,車の退避場所の確保につきましては,まずは各個人における対応を基本とし,今後市民の皆様には車の退避場所を決めておく事前の啓発や,台風接近時の早目の移動等を呼びかけることが行政としての役割であると考えてございます。 なお,議員からのお話にもありましたように,避難所における駐車場不足の課題もございますことから,周辺施設や駐車に適した敷地の所有者に協力を求めるなど,避難者の駐車スペースの拡充を優先したいと考えておりますので,ご理解のほどよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(篠塚昌毅議員) 市長公室長。  〔市長公室長 船沢一郎君登壇〕 ◎市長公室長(船沢一郎君) 矢口(勝)議員ご質問の大きな2番,オートバイ原付の登録状況,それから,デザインナンバープレートにつきまして,お答えの方させていただきます。 オートバイ原付につきましては,道路運送車両法によりまして,総排気量125cc以下の原動機付自転車とされておりまして,そのうち,50cc以下のものを原付第一種,50ccを超えまして125cc以下のものを原付第二種と規定されてございます。また,ナンバープレートにつきましては,総排気量によって区別されてございまして,まず第一種につきましては白色,それから原付二種のうち,50ccを超えまして90cc以下は黄色,90ccを超えまして125cc以下は桃色となってございます。 なお,縦横の大きさが総務省通達で定められた規格以下で,安全性,視認性などが確保できれば独自のデザインを施せますことから,個性あふれる図柄や形状の,議員からもございますとおり「デザインナンバープレート」,いわゆるご当地ナンバープレートがまちのPRツールの1つとして導入されているところでございます。全国的には平成19年,愛媛県松山市の取り組みが最初とされておりまして,それ以降,全国各地で徐々に広がりを見せまして,平成30年9月現在,全国約500の自治体で導入されていると伺っております。県内では,現在本市を含めまして17の自治体におきまして,デザインナンバープレートが導入されておりまして,来年度,新たに2つの自治体で導入される予定と伺っております。 本市におきましては,平成25年度から原付一種,50ccでございます,おきまして,帆曳船,花火等地域のシンボルやイメージキャラクター「つちまる」を取り入れましたオリジナルのデザインナンバープレートを導入し,従来のナンバープレートとの選択制にて交付を行っているところでございます。このような中,矢口(勝)議員よりオートバイ原付の登録状況と,デザインナンバープレートにつきまして,2点質問がございましたので,順次ご答弁の方申し上げます。 まず,ご質問の1点目,原付一種,二種のオートバイの登録状況といたしましては,今年4月1日現在でございますが,原付一種が4,552台,原付二種が1,176台となってございます。なお,原付一種の登録台数4,552台のうち,デザインナンバープレートが1,299台,従来の白色のナンバープレートにつきましては3,253台,原付一種の登録台数全体に占めますデザインナンバープレートの割合は約28.54%となっております。また,年度ごと新規登録台数の推移といたしましては,原付一種は平成25年度976台から,平成30年度で589台と減少傾向にございます。一方,原付二種につきましては,平成25年度126台から,平成30年度193台と,登録台数そのものは原付一種と比較いたしますと少ないものの,増加傾向にございます。 続きましてご質問の2点目,原付二種にもデザインナンバープレートの作成をにつきましてご答弁の方申し上げます。 原付二種につきましては,先ほど矢口(勝)議員からもお話がございましたとおり,道路交通法改正によりまして,125ccクラスのオートマ小型限定普通二輪免許の取得が容易となったことによる免許取得ニーズの高まりに伴いまして,オートバイ市場におきましても,生活モビリティとしての需要拡大が見受けられるところであります。さらに,原付一種と比べまして排気量が大きく,最高速度の30キロメートル制限,それから,2段階右折の規制もございませんことから,行動範囲も広く,デザインナンバープレートを付けて走ることで,一定の広告効果が考えられるところでございます。 なお,本市で導入しております原付一種のデザインナンバープレートにつきましては,当初,従来のナンバープレートを上回る登録があり,関心の高さが感じられたところでございますが,徐々に希望者数が減少いたしまして,現在,原付一種を所有している方の約3割となってございます。このような状況の下,原付二種への導入拡大を図るにあたりましては,所有者の潜在的ニーズにつきましても改めて捉えていく必要があると考えております。また,原付二種につきましては,登録台数が原付一種に比べまだ少ないことから,改めまして作成コストとの費用対効果につきましても検討が必要であると考えております。 いずれにいたしましても,原付二種のデザインナンバープレートの導入につきましては,市のPRなど広報効果が期待されます。また一方で,整理する事項もございますことから,登録台数の推移を注視するとともに,所有者のニーズなどを踏まえながら検討してまいりたいと考えておりますので,ご理解をお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(篠塚昌毅議員) 8番矢口勝雄議員。  〔8番 矢口勝雄議員登壇〕 ◆8番(矢口勝雄議員) 丁寧なご答弁,ありがとうございました。 まず,大きな1番目である災害時の対応でありますが,通信体制の件については,いろいろな手段を今こちらでご案内いただきました。引き続き,この通信手段というものは進化が激しい部門でありますので,最新のものを常に市民にPRしていただけるようにお願いするとともに,最後の通信手段であるトランシーバー,MCAと申しましたか,そちらの無線に関しましては,いつでも使える状況にあるよう定期的な点検,そして,訓練をぜひお願いしておきます。 そして2番目の避難所についてであります。私が指摘しましたとおり,また,執行部でも把握されているとおり多くの課題がございました。この課題の解決に向けて,より一層の努力をされることを切にお願いしたいと思います。 そして,もう1つお願いがございます。これは,避難された高齢者の方からの意見であります。当日配付された非常食,これは乾パンでありますが,高齢者の方には歯の悪い方もいらっしゃいます。乾パンが非常に食べにくかったというお声をいただいております。また,配付された水,こちら1リットルのペットボトルだったそうでありますが,やはりこれも重くて飲みにくいという声がありました。こちらはコストのかかることでありますし,また期限があると思いますので,更新の際にはこの意見もぜひ考慮いただけるようにお願いをしておきます。 そして3番目の車の避難場所の件であります。この件に関しましては,まず避難される方の車の確保を最優先ということでありましたし,それは当然のことでありますが,それと同時にやはり車だけの避難場所を確保しておくことが,ひいては,その実際に車で避難された方の場所の確保にもつながると思いますので,ぜひ前向きなご検討をお願いしておきます。 さて,2番目の原付オートバイの件であります。 今のご答弁の中でデザインナンバープレートの普及率の低さ,3割を若干割っているということでありました。この件は私も意外と見かけないということを感じておりましたので,お付き合いのある知り合いのオートバイ販売店に話を伺ってまいりました。実はその販売店の方は,きちんとこのデザインナンバープレートを,お客様に勧めてくださっているということであります。実に約9割のお客様が,デザインナンバープレートを選択していただいているそうであります。ですから,これはやはり取り組みのやり方であると思いますので,ぜひ,原付二種においても前向きな検討をお願いしたいと思います。 そして,もし新たにこの原付二種のデザインナンバープレートが採用された時には,私も微力でありますが普及に努めていきたい,この事をお約束して,私の質問を閉じさせていただきます,ありがとうございました。 ○議長(篠塚昌毅議員) お諮りいたします。 明17日の日程も一般質問となっておりますので,本日の会議はこの程度にとどめたいと存じますが,ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠塚昌毅議員) ご異議なしと認めます。  ―――――――――――――――――――――――――――― △次回の日程報告 ○議長(篠塚昌毅議員) それでは次回の日程を申し上げます。 次回は12月17日(火曜日)午前10時から本会議を再開し,一般質問を続行いたします。 本日の会議はこれにて延会いたします。ご苦労さまでした。   午後 3時14分延会...