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03月10日-04号

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  1. 土浦市議会 2021-03-10
    03月10日-04号


    取得元: 土浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-22
    令和3年 第1回 定例会令和3年第1回土浦市議会定例会会議録(第4号)=======================令和3年3月10日(水曜日)議事日程(第4号) 令和3年第1回土浦市議会定例会 令和3年3月10日・午前10時第 1        一般質問第 2 議案第26号 令和2年度土浦市一般会計補正予算(第16回)第 3 議案第27号 令和2年度土浦市駐車場事業特別会計補正予算(第1回)第 4 議案第28号 令和2年度土浦市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1回)第 5 議案第29号 令和2年度土浦市一般会計補正予算(第17回)第 6 議案第30号 令和2年度土浦市駐車場事業特別会計補正予算(第2回)第 7 議案第31号 令和2年度土浦市国民健康保険特別会計補正予算(第3回)第 8 議案第32号 令和2年度土浦市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3回)第 9 議案第33号 令和2年度土浦市介護保険特別会計補正予算(第3回)第10 議案第34号 令和2年度土浦市下水道事業会計補正予算(第3回)第11 議案第 1号 土浦市手数料条例の一部改正について第12 議案第 2号 土浦市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部改正について第13 議案第 3号 土浦市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について第14 議案第 4号 土浦市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について第15 議案第 5号 土浦市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について第16 議案第 6号 土浦市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について第17 議案第 7号 土浦市介護保険条例の一部改正について第18 議案第 8号 土浦市における土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部改正について第19 議案第 9号 土浦市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正について第20 議案第10号 土浦市建築基準条例の一部改正について第21 議案第11号 土浦市水道事業給水条例の一部改正について第22 議案第12号 土浦市長 等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について第23 議案第13号 土浦市こどもランド条例の制定について第24 議案第14号 令和3年度土浦市一般会計予算第25 議案第15号 令和3年度土浦市公共用地先行取得事業特別会計予算第26 議案第16号 令和3年度土浦市駐車場事業特別会計予算第27 議案第17号 令和3年度土浦市国民健康保険特別会計予算第28 議案第18号 令和3年度土浦市後期高齢者医療特別会計予算第29 議案第19号 令和3年度土浦市介護保険特別会計予算第30 議案第20号 令和3年度土浦市農業集落排水事業特別会計予算第31 議案第21号 令和3年度土浦市下水道事業会計予算第32 議案第22号 令和3年度土浦市水道事業会計予算第33 議案第24号 常磐線土浦・神立間69K340M付近横断水路新設工事の施工協定の一部を変更する協定の締結について第34 議案第25号 市道の路線の認定について第35        休会の件  ――――――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した案件 日程第1  一般質問 日程第2  議案第26号乃至日程第34 議案第25号 日程第35 休会の件  ――――――――――――――――――――――――――――出席議員(23名)   1番     目黒英一議員   2番     平石勝司議員   3番     吉田千鶴子議員   4番     福田一夫議員   5番     田子優奈議員   6番     久松 猛議員   7番     奥谷 崇議員   8番     矢口勝雄議員   9番     勝田達也議員  10番     塚原圭二議員  11番     島岡宏明議員  12番     今野貴子議員  13番     下村壽郎議員  15番     小坂 博議員  16番     篠塚昌毅議員  17番     柴原伊一郎議員  18番     海老原一郎議員  19番     柳澤 明議員  20番     矢口 清議員  21番     吉田博史議員  22番     寺内 充議員  23番     柏村忠志議員  24番     内田卓男議員  ――――――――――――――――――――――――――――欠席議員(1名)  14番     鈴木一彦議員  ――――――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者  市長      安藤真理子君  副市長     東郷和男君  副市長     栗原正夫君  教育長     井坂 隆君  市長公室長   川村正明君  総務部長    望月亮一君  市民生活部長  塚本隆行君  保健福祉部長  塚本哲生君  都市産業部長  船沢一郎君  建設部長    岡田美徳君  教育部長    羽生元幸君  消防長     鈴木和徳君  財政課長    山口正通君  ――――――――――――――――――――――――――――事務局職員出席者  局長      小松澤文雄君  次長      天貝健一君  係長      小野 聡君  主査      寺嶋克己君  主任      松本裕司君  ――――――――――――――――――――――――――――   午前10時00分開議 ○議長(篠塚昌毅議員) おはようございます。 ただいま出席議員は23名,議会は成立いたしました。 よって,これより本日の会議を開きます。  ――――――――――――――――――――――――――――欠席議員の報告 ○議長(篠塚昌毅議員) 本日の欠席議員を申し上げます。  14番 鈴 木 一 彦 議員 以上1名の方が欠席ございます。  ―――――――――――――――――――――――――――― ○議長(篠塚昌毅議員) 本日の議事日程につきましては,配付してございます議事日程(第4号)のとおり議事を進めたいと存じますので,御了承願います。  ―――――――――――――――――――――――――――― △日程第1.一般質問 ○議長(篠塚昌毅議員) それでは,これより議事日程に入ります。 一般質問を続行いたします。 10番塚原圭二議員。  〔10番 塚原圭二議員登壇〕 ◆10番(塚原圭二議員) おはようございます。郁政クラブ塚原圭二ございます。 初めに,新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになりました方々に,心からお悔やみを申し上げますとともに,現在療養されている皆様の早期回復をお祈り申し上げます。また,最前線で医療にあたられている医療従事者の方々に,心から感謝を申し上げます。 それでは,通告に従いまして一般質問をさせていただきます。今回は大きく2点,災害時の避難所の設置について,もう1つは空き家対策についてお伺いいたします。 1点目,災害時の避難所設置についてですが,明日,3月11日,東日本大震災発生から10年目を迎えます。3月1日に1人の行方不明者の身元が判明し,発生した後,死者に関しては12都道県で1万5,900人,行方不明者は2,525人となっております。改めてお亡くなりになりました皆様に,お悔やみを申し上げますとともに,早期復興を心からお祈り申し上げます。 東日本大震災は,御存じのとおり2011年3月11日,14時46分頃発生し,三陸沖東南東130キロメートル付近で,深さ約24キロメートル,震源となる地震でした。マグニチュードは9.0,これは日本国内観測史上最大規模で,アメリカの地質調査所の情報では,1900年以降,世界でも4番目の規模の地震ありました。この大地震では,岩手,宮城,福島を中心とした太平洋沿岸部を巨大津波が襲いました。国土地理院の調査によりますと,青森,岩手,宮城,福島,茨城,千葉の6県,62市町村による浸水範囲面積は合計で561平方キロメートル,これは山手線の内側の約9倍にあたります。言うまでもなく,この津波により福島第一原発は電源を喪失し,最終的に燃料棒の冷却ができなくなり,水素爆発を起こしております。 また,震度5強が観測された首都圏では,交通機関が不通となり,大量の帰宅困難者が発生し,徒歩で帰宅を試みる人々で歩道は大混雑となり,また,帰宅できなかった多くの人々が,勤務先や駅周辺,あるいは一時収容施設で一夜を明かしました。本市においても,震災発生の11日夜から,市内28の小中学校と,新治の保健センターを避難所として開設し,帰宅困難者を含み最大で2,324人が避難し,最長で土浦第一中学校が3月25日,午前10時の閉鎖まで続きました。さらに,福島第一原発の影響により,水郷体育館が避難所として使用され,3月15日夜から4月10日まで開設されていました。 また,一昨年に発生した台風19号においては,市内15の小中学校義務教育学校,さらに地区公民館,土浦市保健センターワークヒルの24施設に自主避難所指定避難所が開設され,さらに,湖畔荘,新治福祉センター福祉避難所が開設され,最大で1,895人の方々が避難されました。私自身も,三中地区公民館で避難者の対応にあたらせていただいたのですが,三中地区公民館自主避難所としての指定のため,食料,毛布等は各自が準備し,避難することとなっておりました。しかし,指定避難所に出向いた市民の方が満員のため,三中地区公民館に来られた方が数名おられました。その方々は,何の準備もないまま,避難されているのが現状でした。これも避難所の区分け,また,市民の皆さんに,3種類の避難所に対しての知識,認識が不足していたのかなと私自身は思います。 そこで,災害時の避難場所設置について,自主避難所指定避難所福祉避難所について,どのよう場合に設置されるのかお伺いいたします。 2番目として,これまでの震災や台風19号の避難所設置と大きく異なるのは,現在,コロナ禍においての避難所設置あります。その中で,先日,2月13日の地震の発生により,避難所が設置されました相馬市,そのニュースがテレビで流れておりました。本市でもテント,その他の購入をされていると聞いておりますが,その避難所は整然とソーシャルディスタンスが保たれている対策が取られておりました。そこで,本市ではどのようにソーシャルディスタンス確保の対策をお考えのか,お伺いいたします。 3番目,台風19号の経験から,前回質問させていただいた各公民館への防災倉庫の設置の進捗についてはいかがでしょうか,お伺いいたします。 大きな2点目,空き家対策についてお伺いいたします。 空き家というと,皆さんはどのよう家を想像するでしょうか。何年も人の出入りもなく,居住者もいない。家はぼろぼろ,庭には雑草が生い茂る。そして,なぜか窓ガラスが割れていると,そんな家のでしょうか。実は,国土交通省では1年以上,人が住んでいない,使われていない家を空き家と定義しております。私はたまに風通しに行っているから,物置代わりに使っているからと言っている方もいらっしゃいますが,それは空き家ではないでしょうと言う方もいらっしゃいます。しかし,管理の仕方次第ではありますが空き家と認定されてしまいます。 空き家があるとなぜ困るのか。空き家はその存在が問題になるのはありません。空き家が放置されていることによって,問題が起こるのです。家というのは使用されていないので,空気の流動がなくなり,カビや湿気が蔓延し,傷み,最悪の場合には建物が崩れてまいります。また,手入れされていない庭などは雑草が生い茂ること,害虫や害獣の繁殖地となり,近所へ多大迷惑をかけるのです。さらに,無人の家は犯罪や放火のリスクも高まるため,たかだか空き家1件のことも,その地域の防犯性まで下げる可能性が出てきております。 そこで,大きな2番として,市内の現在の空き家の状況,どのようになっているかお伺いしたいと思います。空き家の総数,空き家の総数の中でも,対応が可能な空き家,また,対応が不可能空き家とあると思いますが,その総数をお伺いしたいと思います。 2番として,特定空家認定方法,今後の取組について誰が認定し,どのように対応を行っているのか,現在の特定空家についての数を教えていただきたいと思います。 3番目,空き家バンクの進捗と今後の取組についてお伺いしたいと思います。特措法が施行されてから,はや数年経っております。他の自治体では,空き家バンクを積極的に対応し,空き家を極力減らす活動を行っております。以前の質問でも,今後,調査研究として進めるという回答がありましたが,その後,どのように対応されているのか,お伺いしたいと思います。 1回目の質問を終わります,よろしくお願いいたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 総務部長。  〔総務部長 望月亮一君登壇〕 ◎総務部長望月亮一君) おはようございます。 塚原議員御質問の大きな1番,災害時の避難所の設置について,3点御質問をいただきましたので,順次お答えをいたします。 近年は毎年のように,大規模自然災害が各地で発生しており,その被害も激甚化しております。また,避難所における感染症対策など,新た課題も増え,これまで以上に難しい災害対応が求められております。 避難所につきましては,自然災害などの様々事態に対応し,市民の生命を守るよう,災害対策基本法の規定に基づき,災害の種別ごとに指定をしております。本市では,災害の危険性から一時的,緊急的に身を守る場所として,市内の小中学校高等学校地区公民館,大規模公園など53の施設を指定緊急避難場所としております。そのうち,被災して自宅に住むことができない住民を一定の期間滞在させる施設として,小中学校指定避難所として位置付け,非常食や毛布,防災資機材などを備蓄して,安全かつ良好避難生活の環境確保に取り組んでおります。 さて,御質問の1点目,避難所設置の条件についてございますが,防災活動の基本として,地震のか,風水害のか,災害の種別によって,災害対応は大きく変わります。避難所の設置基準につきましても,災害の種別に応じて異なっておりますので,改めて御説明をさせていただきます。 初めに地震の場合については,市域で震度5弱以上を観測した際に,指定避難所を自動開設することとしております。休日や夜間などの勤務時間外に地震が発生した時には,避難所直行職員として指名された職員がいち早く駆けつけまして,速やかに開設する体制を整えております。小中学校以外の指定緊急避難場所につきましては,災害の規模や状況などに応じて,災害対策本部等の判断により開設することとしております。 次に,風水害の場合ございますが,台風等の接近状況,さらに,雨量や河川の水位などの情報を基に,また,土砂災害の場合については,土砂災害警戒情報土壌雨量指数を基に,いずれの場合も,災害対策本部等の判断によりまして,開設する避難所と開設時間を決定することとしております。特に台風の接近が予測される場合には,避難準備避難指示などの情報を発令する前において,地区公民館などを自主避難所として開設する場合がございます。自宅での滞在に不安を持ち,高齢者など避難に時間を要する方に,早期の避難を行っていただくために開設するものございます。令和元年の台風19号の際には,浸水想定区域内にある一中地区を除いた7か所の地区公民館を,自主避難所として開設してございます。さらに,高齢者や障害者など,特別配慮を要する方,避難所での共同生活が困難場合には,土浦市老人福祉センター「うらら」などの5施設を福祉避難所として,必要に応じて開設することとしております。 なお,洪水の発生等が想定される場合には,浸水想定区域内の避難所については開設しないこととなっております。 また,いずれの避難所におきましても,災害により被害を受け,避難場所として安全に開設できないということも想定されます。発災時には,市民の皆様に対しまして,利用可能な避難場所等開設情報や,避難者数,空き状況を含め,ホームページや安心・安全情報メールなどを通じて,適切に発信をしてまいりますので,御理解のほどよろしくお願いをいたします。 続きまして,2点目の御質問,コロナ禍におけるソーシャルディスタンス確保の対策について,お答えをいたします。 避難所での感染リスクを軽減するためには,密集状態を防ぐことが大変重要となります。本市では,自然災害が発生した場合の,感染症との複合災害に備えるため,昨年の6月に,新型コロナウイルス等の感染症に対応した,避難所運営指針を策定しております。その指針の中で,避難所における集団感染を防ぐための対策として,3つの基本対策を掲げております。1つ目が,市民に対して,分散避難を推奨すること。2つ目,これまで以上に避難スペースを確保すること。3つ目として,避難所での感染予防を徹底することございます。 まず,1つ目の分散避難につきましては,自宅が安全あれば自宅にとどまる在宅避難,あるいは,親戚や知人宅を避難先にすることや,また状況によって,車中泊を活用することも有効あります。しかしながら,感染を恐れて避難しないという選択は,命を失うリスクにもつながります。決して避難イコール避難所へ行くことはないことから,危険と判断した場合には,躊躇なく安全場所に逃げ,命を守る行動を最優先に心掛けていただくよう,市民の皆様への周知,啓発に努めてまいります。 2つ目の対策,避難スペースの確保といたしましては,避難所の基本的避難スペースある体育館に加え,校舎内の教室を使用するほか,地区公民館新治トレーニングセンターなどの公共施設,市内の高等学校も適宜活用することとしております。さらに状況に応じまして,災害協定を締結している民間施設についても,可能な範囲で活用させていただくなど,密集を防ぎ,避難スペースを確保する体制を取ってまいります。 3つ目の,避難所での感染対策といたしましては,地方創生臨時交付金を活用して購入しましたマスクや消毒液などの基本的衛生用品のほか,プライバシーテント簡易テント,間仕切りなどを各指定避難所に配備しております。 また,避難所の運営に携わる市職員や,学校の教職員を対象として,感染リスクを低減させながら,適切かつ円滑に避難所を運営するための研修会を,昨年の7月と8月に実施いたしました。消毒や換気の徹底,ソーシャルディスタンスの確保,避難者の体調ごとに避難スペースを区分することなど,感染対策を講じた上での避難所運営の注意点や,プライバシーテント段ボールベットの設営方法などについて,模擬訓練の形式で確認したところございます。さらに昨年の10月には,指定避難所となる旧藤沢小学校を会場として,地域住民を対象に避難所開設訓練を実施し,避難者の受入れやプライバシーテントの設置等を実践していただき,避難所での感染防止について共通認識を図ったところございます。 以上,これら3つの対策を柱に,感染症に対応した避難所運営に努めてまいります。 続きまして,3点目の御質問「各公民館における防災倉庫の設置の進捗は」につきまして,備蓄に関する質問内容かと存じますので,お答えをさせていただきます。 本市における防災関連物資は,指定避難所での備蓄のほか,避難が長期化する場合には,他の自治体や災害協定締結先からの支援物資の供給により,補完していくこととなります。 議員御質問の各地区公民館につきましては,災害対策の上で,指定緊急避難場所に位置付けられているほか,災害の状況に応じて,自主避難所として活用する施設となってございます。いずれの場合におきましても,一時的に身を守る場所としておりますことから,指定避難所とは性質が異なり,食料や防災資機材などは基本的に備蓄していない避難所ございました。 令和元年の台風19号の際には,避難の長期化が想定されたため,応急的に地区公民館などへの飲食物や毛布を届けることといたしましたが,悪天候の中,非効率的対応となってしまい,そのよう教訓を踏まえ,現在は少量ございますが非常食と防寒用のアルミシートを配備してございます。今後につきましても,簡易的備蓄品の内容等について,さらに検討するとともに,物資の不足などが生じた場合には,集中管理を行っている備蓄品にて,対応をしたいと考えております。 いずれにいたしましても,防災の基本ある「自分の身は自分で守る」という自助の観点からも,一人ひとりが災害を意識し,災害に備えていただくことが,減災への取組として重要となります。引き続き,各家庭内での必需品の備蓄と,避難所への持参等を呼びかけるとともに,研修や訓練を繰り返し実施するなど,避難所運営の充実強化に努めてまいりたいと存じますので,御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 市民生活部長。  〔市民生活部長 塚本隆行君登壇〕 ◎市民生活部長塚本隆行君) おはようございます。 私からは,塚原議員御質問の大きな2番,空き家対策について,順次お答えいたします。 御質問の1点目,市内の空き家の現状として,空き家総数,対応可能な空き家,対応不可の空き家の総数はどの程度あるのかございますが,令和2年12月末現在,市が把握している空き家等は,本年度当初の652件から23件増えて,675件となっております。このうち,所有者等により除草や樹木の剪定など,適正に管理されている空き家等は313件,雑草の繁茂,樹木の伸張,建築材の剥離や破損といった,管理不全状態となっている空き家等は362件です。これら空き家等は個人の財産あることから,所有者等に管理の責任があり,管理者以外のものが除却や伐採,除草などをすることができません。 そのため,市では放置され,管理不全に陥っている空き家等の所有者や相続人などに対し,空き家等への問題意識を持つよう,現況を知らせ,問題箇所への対応を促す通知を繰り返し行うとともに,所有者等から財産の取扱いについて相談があった際には,空き家等の除却や活用の意向を確認し,助言するなど,空き家等の適正管理に関する指導をしております。このよう対応により,本年度当初から令和2年12月末までに50件の空き家等が解体され,43件の空き家等が居住開始となるなど,合わせて93件の空き家等が解消されたところです。 続きまして,御質問の2点目,特定空家認定方法と今後の取組について,誰が認定し,どのように対応を行っていくかについてお答えいたします。 特定空家等につきましては,空家等対策の推進に関する特別措置法により,そのまま放置すれば倒壊等,著しく保安上危険となる恐れがあるなど,放置することが不適切ある状態と認められるものと規定されております。市では現在,12件を特定空家等と認定しております。 特定空家等認定方法につきましては,認定の判断基準に法令上の位置付けがないことから,各市町村の地域特性を踏まえ,学識経験者の意見を聞きながら,市町村が総合的に判断することとされております。このため,本市では外部の有識者などで構成する土浦市空き家等対策協議会で定めた判断基準に基づき,空き家等の物的状態と,倒壊の危険度を点数化して判定し,庁内の関連部署で組織する土浦市空き家等対策庁内推進調整会議での認定の可否の協議結果を基に,市長が認定をしております。 特定空家等に認定いたしますと,所有者の判明している特定空家等については,著しく保安上危険となる恐れのある箇所の除却,もしくは倒壊に伴う危険性を解消するよう建物の解体などの指導,勧告といった行政指導を行い,正当理由なく勧告に応じず,特に必要があると認める時は,行政処分ある命令,そして,行政代執行を行うこととなります。また,所有者が不明または不存在ある特定空家等については,事前の公告を行い,略式代執行を行うこととなります。しかしながら,一方で個人の財産を行政が処分するということに加えて,所有者が除却などの処置ができない様々事情,並びに公金を投入した費用の回収の実現性などから,代執行の実施については慎重に検討し,判断する必要があります。 続きまして,御質問の3点目,空き家バンクの進捗と今後の取組についてございますが,空き家バンク制度は,空き家等の賃貸,売却を希望する方から申込みを受けた情報を,ホームページ等を利用して,利用を希望する方が照会できるようにすること,空き家所有者と利活用希望者との取引の活性化を促し,空き家問題の解決を図るものあります。 本市の空き家バンクの取組につきましては,国土交通省において構築支援を行い,平成30年4月から本格運用を行っている全国版空き家バンクに登録申込みを行い,公益社団法人全日本不動産協会茨城県本部及び公益社団法人茨城県宅地建物取引業協会との協定締結など,本年4月からの開始に向け,現在準備を進めているところです。 管理不全により利活用が困難となった空き家等は,その後の管理や除却に対する所有者等の費用負担増などの問題により,空き家等の解消が難しくなるため,利活用が可能な早い段階で,所有者等空き家バンクの活用などを助言し,新た活用を図ること空き家等の減少につなげてまいりたいと考えておりますので,御理解のほどよろしくお願いいたします。 以上ございます。 ○議長(篠塚昌毅議員) 10番塚原圭二議員。  〔10番 塚原圭二議員登壇〕 ◆10番(塚原圭二議員) 御答弁誠にありがとうございます。 まず,ちょっと空き家の方から,お話しさせていただきますけども,今,空き家対策推進室ですかね,そちらの方で対策を行っていただいていると思うんですが,675件という空き家に対して少人数の対応,非常に大変と思うんですけども,引き続き対応の方よろしくお願いしたいと思います。 今回,事業報告,令和3年度の予算概要の中に,空き家等対策推進事業ということが盛り込まれております。この中で,1件の空き家に対しての代執行を行うということがございますが,この代執行に関しても,土地の所有者と建物の所有者が違うとか,いろいろこの特定空家についても先ほど部長からもお話しありましたように,問題があるかなと思っております。また,やはり公費を使うための,その回収の不備,不備というか回収不能ものに対してどのように行っていくか,非常に問題が山積するかと思いますけども,やはり近所に住んでおられる方々にとっては,非常に危険あったり,また,通行する方にとっても危険あるということが考えられますので,そういう建物については積極的に代執行していただければなと思っております。 3番の空き家バンク,こちらいよいよ空き家バンクがスタートなと,きっと4年か5年かかっているかなと思うんですけど,やっと体制ができて,スタートしていただけるということは,先ほどの675件のうちの不全の部分ですか,こちらがさらに改善されていくんはないかなということですので,よろしくお願いしたいと思います。 災害の避難所についてです。私もちょっと勉強不足で不備ところがあったんですけども,改めて避難所の条件,こちらの方が把握できた状況あります。 この2番目のソーシャルディスタンスについては,先ほど部長からもありましたように,感染を恐れて避難しないというのは本末転倒ことと思いますので,やはりその辺を改めて,避難をすることに対しての恐れをなくしていただくよう,避難の準備体制,この辺を整えていただければなと思います。 1つだけ再質問させていただきたいんですけども,実は前回もちょっとお話を伺ったんですが,非常に乾パンが固くて食べられないという話があって,実際私が避難所にいた土浦三中地区公民館,半数の方が高齢者の方,もう固くて歯が折れるよというよう状況でした。前回も,今,缶の中にパンが入っている非常食,非常に値段も高いかなというふうには思うんですけども,やはり最大で3日間,もし大きな災害の場合には,緊急援助が来るまで,ある程度3日間を過ごすためには,乾パンではちょっと厳しいかなと思うんですけども,その辺,もし今後,入替え等がある場合に,その辺を検討していただけるもののかどうか。お聞かせいただきたいと思います,よろしくお願いします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 総務部長。  〔総務部長 望月亮一君登壇〕 ◎総務部長望月亮一君) 塚原議員の再質問,乾パンの見直しをしないのかという御質問にお答えしたいと思います。備蓄食料全体の見直しについてお答えさせていただく形で,答弁させていただきたいと思います。 現在,本市では,災害時の避難生活に備え,ビスケット,アルファ米,飲料水を備蓄しております。このビスケットのことを乾パンということでお話があったかと思うんですけれど,その他にも,食物アレルギーに対応したライスクッキーや,乳児用のミルクを備えておりまして,多様避難者に対応できるよう努めているところございます。 従来の固い乾パンについては食べにくいという意見,以前にもありまして,平成26年度以降,軟らかめの,ビスケットと呼んでいますけど,ビスケットに変更をしておりますが,現在でも高齢者や小さなお子様の中には,まだ食べづらいと感じている方もいると伺っております。こうしたことから,より軟らかく食べやすいものとして,新た食品についても検討しておりますが,購入価格,保管スペース等の課題もございまして,現在のところ,まだ導入には至っておりません。 そのほか,備蓄品としてはアルファ米などについては,1箱50人分を1食ずつ取り分けるというもの,また,飲料水につきましても1.5リットルのペットボトルあるために,重たい上に少々扱いにくいという点もございます。いずれも大容量で複数で分け合うということもあり,コロナ禍においては感染リスクも高まることから,個包装の食品や,少量の飲料水に切替えていくということも,課題となっております。 議員から御指摘のありましたビスケットも含めまして,このよう課題に対して,ほかの自治体の事例とか,また,いろいろ新た食品の開発も進んでおりますので,そういうことを踏まえまして,避難者に配慮した,最適備蓄食料への見直しの方,進めてまいりたいと考えておりますので,御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 通告のあった質問は以上あります。口頭での通告はございませんでした。 それでは,これをもって,一般質問を終結いたします。 議場内換気のため,暫時休憩いたします。   午前10時36分休憩  ――――――――――――――――――――――――――――   午前10時45分再開 ○議長(篠塚昌毅議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ―――――――――――――――――――――――――――― △日程第2.議案第26号乃至日程第10.議案第34号 ○議長(篠塚昌毅議員) これより日程第2議案第26号令和2年度土浦市一般会計補正予算(第16回),乃至日程第10議案第34号令和2年度土浦市下水道事業会計補正予算(第3回)を,会議規則第35条の規定により,一括して議題といたします。 この際,提出議案の説明を願います。市長。  〔市長 安藤真理子君登壇〕
    ◎市長(安藤真理子君) ただいま上程されました追加議案につきまして,順次御説明を申し上げます。 追加議案書2ページ,議案第26号,令和2年度土浦市一般会計補正予算(第16回)について。 今回の補正は,新型コロナウイルス感染症の拡大防止策,ポストコロナに向けた経済構造の転換,好循環の実現などを柱とする国の補正予算が本年1月28日に成立したことを受け,本市におきましても,国の施策に呼応する事業を積極的に予算化するものございます。 内容ございますが,歳入歳出それぞれ3億7,663万6,000円を追加し,総額を716億5,030万8,000円とするものあります。 歳入の主内容につきまして御説明を申し上げますので,3ページをお願いいたします。 16款国庫支出金,2項国庫補助金は,保育所等における感染症拡大防止のための消毒液等の購入費及び購入補助金に対する保育環境等改善事業費補助金の計上のほか,小中学校における感染症拡大防止のための水洗ハンドル購入費に対する学校保健特別対策事業費補助金の増あります。 4項国庫交付金は,感染症対応地方創生臨時交付金について,事業費の実績見込みによる組替え及びトイレ洋式化等の新規事業に対する計上のほか,小中学校の空調機器整備事業に対する大規模改造工事費交付金等の計上あります。 17款県支出金,2項県補助金は,実績見込みによるたのしむ茨城テレワーク移住促進事業費補助金の減あります。 19款寄付金は,感染症対策に対する衛生費寄付金の増あります。 20款繰入金は,実績見込みによる財政調整基金繰入金の減あります。 23款市債は,小中学校の空調機器整備事業に対する国庫交付金の追加内示に伴う各学校施設整備事業費債の財源更正及び事業費追加による増あります。 次に,歳出の主内容につきまして御説明申し上げますので,4ページをお願いいたします。 2款総務費は,亀城プラザ及び自転車駐車場の和式トイレから,蓋付洋式トイレへの改修,及び水洗レバーの改修工事費のほか,支所・出張所及び地区公民館と本庁をつなぐ土浦リモートコンシェルジュシステム構築事業などの計上あります。 3款民生費は,総合福祉会館等の福祉施設のトイレ及び水洗レバー改修工事費や,県の一斉検査の対象外あった市内認知症高齢者グループホーム従事者に対し,PCR検査を無料で受けられるようにする高齢者施設PCR検査事業などの計上のほか,実績見込みによる給付金等の減あります。 4款衛生費は,保健センター及び保健センター新治分室のトイレ改修工事費や,市内に住所を有する事業者が,従業員等に実施するPCR検査費用を助成するPCR検査費用助成事業の計上,実績見込みによる検診委託料の減などあります。 5款農林水産業費は,農業集落排水事業特別会計の補正予算に伴う繰出金の増のほか,感染症の影響により,授業や帰省等が一部制限される状況下にありながら,学業にいそしんでいる本市出身で県外在住の学生に対して,本市に対する郷土愛の醸成を図るための土浦ブランド認定品を送る土浦市ふるさと学生応援事業の計上あります。 6款商工費は,ワークヒル等のトイレ及び水洗レバー改修工事費の計上のほか,実績見込みによる持続化給付金の減あります。 7款土木費は,都市施設や公園施設のトイレ及び水洗レバー改修工事費のほか,駐車場事業特別会計の補正予算に伴う繰出金,霞ケ浦総合公園内の木道改修工事費などの計上あります。 8款消防費は,災害出場時における隊員の感染防止対策のための救急用資機材購入費の計上あります。 9款教育費は,体育施設及び教育施設のトイレ及び水洗レバー改修工事費のほか,国から追加内示のありました小中学校空調機器整備事業などの計上あります。 6ページをお願いいたします。 第2表「繰越明許表」につきましては,国の補正予算関係事業のうち,翌年度に繰越して執行する40事業について設定するものあります。 8ページ,第3表「地方債補正」は,小中学校空調機器設置事業債の限度額を変更するものあります。 以上で一般会計の説明を終わります。 次に,特別会計につきまして御説明いたします。26ページをお願いいたします。 議案第27号,令和2年度土浦市駐車場事業特別会計補正予算(第1回)については,補正額は歳入歳出それぞれ165万4,000円を追加し,総額を1億4,056万3,000円とするものあります。 歳入については,一般会計繰入金を増額し,歳出については,土浦駅東駐車場のトイレ改修工事費の計上あります。 29ページをお願いいたします。 第2表「繰越明許費」につきましては,今回計上する事業についての繰越措置あります。 34ページをお願いいたします。 議案第28号,令和2年度土浦市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1回)については,補正額は歳入歳出それぞれ1,422万3,000円を追加し,総額を1億3,937万3,000円とするものあります。 歳入については,一般会計繰入金を増額し,歳出については,感染症対策として,施設台帳等のデジタル化及びインターネット公開を行うための施設台帳管理システム構築委託料の計上あります。 37ページをお願いいたします。 第2表「繰越明許費」につきましては,今回計上する事業についての繰越措置あります。 以上が国の施策に呼応する事業の補正予算あります。 次に,議案第29号から議案第34号までの補正予算につきまして,例年,第1回定例会で提出しております事業の完了による減額補正や,国庫支出金の精算,交付金等の決定に伴う補正を併せて計上するものあります。 それでは42ページをお願いいたします。 議案第29号,令和2年度土浦市一般会計補正予算(第17回)について。 今回の補正額は,歳入歳出それぞれ8,676万5,000円を追加し,総額を717億3,707万3,000円とするものあります。 43ページをお願いいたします。 歳入の主内容につきまして,1款市税は決算見込みに基づき計上するもの,総額で6億8,093万3,000円,2.9%の減あります。感染症拡大の影響による企業業績の悪化により,法人市民税が大幅減となっております。 2款地方譲与税から11款地方特例交付金は,国,県からの交付見込み等に基づき,増額または減額するものあります。 12款地方交付税は,交付実績により増額するものあります。 14款分担金及び負担金は,保育費用保護者負担金の減などによる減額あります。 15款使用料及び手数料は,家庭ごみ処理手数料の減などによる減額あります。 16款国庫支出金は,特別定額給付金給付事業費補助金が,事業費確定により減となるものの,子どものための教育・保育給付費交付金の増などにより,増額するものあります。 17款県支出金は,子どものための教育・保育給付費県負担金の増などによる増額あります。 18款財産収入は,各基金の利子の計上あり,19款寄付金は,教育費寄付金等の増あります。 20款繰入金は,駐車場事業特別会計繰入金及び協働のまちづくり基金繰入金の減による減額あります。 22款諸収入は,学校給食費が4月,5月の臨時休校に伴い減となったものの,土浦・かすみがうら土地区画整理一部事務組合負担金剰余金の増などによる増額あります。 23款市債は,減収補填債の発行や,事業費の確定に伴う増減により増額するものあります。 次に,歳出の主内容につきまして御説明申し上げます。46ページをお願いいたします。 1款議会費は,感染症拡大により,会議や視察が行えなかったことによる旅費などの減額あります。 2款総務費は,戸籍住民基本台帳関係事業費の増額など,事業費の確定や実績見込みに基づく増減あります。 3款民生費は,特別定額給付金給付事業費の減額のほか,私立保育園運営事業費の増額など,事業費の確定や実績見込みに基づく増減あります。 4款衛生費は,感染症拡大により,検診等が例年どおり実施できなかったことによる健康増進事業費の減額など,事業費の確定や実績見込みによる増減あります。 5款農林水産業費は,農業近代化対策事業費や担い手確保及び農地集積化事業費の減額など,事業費の確定や実績見込みに基づく減額あります。 6款商工費は,感染症拡大により,土浦カレーフェスティバルが開催できなかったことによる減額など,事業費の確定や実績見込みに基づく増減あります。 7款土木費は,荒川沖・木田余線街路事業費や,協働のまちづくりファンドのハード事業費の減額など,事業費の確定や実績見込みに基づく増減あります。 8款消防費は,消防団員退職者の減による退職報償金の減額あります。 9款教育費は,第一・第二給食センターが廃止となったことに伴う管理運営事業費の減額など,事業費の確定や実績見込みに基づく増減あります。 10款公債費は,昨年度末に実施した繰上償還に伴い,不用となる元利金を減額するほか,借入利率の高い市債を,繰上償還するための元利金の計上あります。 48ページをお願いいたします。 第2表「繰越明許費」につきましては,道路新設改良事業,荒川沖・木田余線整備事業など,年度内の完成が見込めない26事業,総額7億6,770万9,000円の繰越措置をするものあります。 49ページ,第3表「地方債補正」につきましては,事業費の確定や,国庫補助金の確定などに伴い,8事業の限度額を変更するものあります。 次に,特別会計につきまして御説明いたします。80ページをお願いいたします。 議案第30号,令和2年度土浦市駐車場事業特別会計補正予算(第2回)について。 補正額は,歳入歳出それぞれ3,990万5,000円を減額し,総額を1億65万8,000円とするものあります。 歳入については,駐車場使用料を減額し,歳出については,一般会計繰出金などの減額あります。 87ページをお願いいたします。 議案第31号,令和2年度土浦市国民健康保険特別会計補正予算(第3回)について。 補正額は歳入歳出それぞれ1億5,555万2,000円を追加し,総額を148億8,561万7,000円とするものあります。 歳入については,繰越金などを増額するほか,一般被保険者国民健康保険税などを減額するものあり,歳出については,財政調整基金積立金を増額するなどの増減あります。 95ページをお願いいたします。 議案第32号,令和2年度土浦市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3回)について。 補正額は,歳入歳出それぞれ6,922万1,000円を追加し,総額を20億103万4,000円とするものあります。 歳入については,保険基盤安定負担金繰入金などを増額するものあり,歳出については,後期高齢者医療保険基盤安定納付金を増額するほか,検診委託料を減額するなどの増減あります。 103ページをお願いいたします。 議案第33号,令和2年度土浦市介護保険特別会計補正予算(第3回)について。 補正額は歳入歳出それぞれ1億4,354万1,000円を追加し,総額を119億1,658万1,000円とするものあります。 歳入については,介護給付費準備基金繰入金などを増額し,現年度分特別徴収保険料などを減額するものあり,歳出については,居宅介護サービス給付費負担金などを増額するなどの増減あります。 112ページをお願いいたします。 議案第34号,令和2年度土浦市下水道事業会計補正予算(第3回)について。 補正額は歳入歳出それぞれ3,450万4,000円を追加し,総額を74億5,296万円とするものあります。 歳入については,流域下水道事業費債などを増額するものあり,歳出については,特別損失などを増額するものあります。 113ページ,第4条につきましては,1事業の企業債限度額を変更するものあります。 以上で,追加上程されました議案の説明を終わります。御承認賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ○議長(篠塚昌毅議員) 以上で上程されました議案の説明は終わりました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △全議案に対する質疑 ○議長(篠塚昌毅議員) それでは,これより日程第2議案第26号令和2年度土浦市一般会計補正予算(第16回),乃至日程第34議案第25号市道の路線の認定についてを,会議規則第35条の規定により,一括議題として,全議案に対する質疑を行います。 議案質疑の通告がありましたので,発言を許します。 6番久松猛議員。  〔6番 久松猛議員登壇〕 ◆6番(久松猛議員) 1点だけ,議案質疑を行います。議案第14号令和3年度土浦市一般会計予算の第9款,第5項社会教育費,1目社会教育総務費,コミュニティ・スクール導入費の内容についてということ,お伺いをいたします。 予算書にはこの言葉は出てこないので,主要施策の概要の中で出てまいりました。コミュニティ・スクール導入事業,この概要によりますと,コミュニティ・スクールというのは,法律に規定された学校運営協議会を設置した学校を言うということ地域住民と学校が,学校運営に取り組むことが可能になる,地域と共にある学校への転換ということあります。地域住民が学校の運営に積極的に関わっていくということは非常にいいことだろうと思いますが,その内容について若干お伺いをいたします。 この学校運営協議会を設置して,構成メンバーを選任するわけありますが,恐らく保護者とか,あるいは地域住民あるとかを選任して協議会に加わってもらうということありますが,誰がどのよう形で,その協議会の委員を選任するのか,これが1点。 それから,法律に規定された協議会の構成員ということになりますと,報酬を支給することになるのかということについてあります。 それから,この学校運営協議会において,地域住民も加わって,学校運営に加わるということありますが,例えば現在も学校評議員という制度がありますけれども,その学校評議員との関係はどういう形になるのか。令和5年度を目標として,全ての公立小中学校義務教育学校へ導入を目指すということありますが,保護者,あるいは地域住民との合意形成をそれまでにどう図っていくのか。ちょっと初めての事例ありますので,分かりやすくひとつ御説明いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(篠塚昌毅議員) 教育部長。  〔教育部長 羽生元幸君登壇〕 ◎教育部長(羽生元幸君) 久松議員の議案質疑,議案第14号令和3年度土浦市一般会計予算歳出中,第9款教育費,第5項社会教育費,1目社会教育総務費のうち,コミュニティ・スクール導入の内容について,お答えいたします。 先ほど議員からもございましたけれども,予算の概要の方で出ておりますが,コミュニティ・スクールとは,学校運営協議会を設置した学校のこと,その目的は,学校と保護者,地域住民が力を合わせて学校運営を取り組み,地域とともにある学校への転換を図るための有効仕組みを構築すると,先ほど議員の方からもございました。 平成29年3月に,地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正によりまして,教育委員会は,学校運営協議会を置くように努めなければならないとされたものございますから,教育委員会の方で学校運営協議会の設置に向けた検討を進めているところございます。 市教育委員会では,令和3年度から2年間,土浦市立新治学園義務教育学校を,研究推進校に指定しまして,こちらの研究を進めるとともに,市内全ての公立小中学校義務教育学校の学校運営協議会,このコミュニティ・スクールの導入について,検討を行っていくというものございます。令和3年度の予算につきましては,研究推進校のコミュニティ・スクール推進委員会,こちらの設置にかかります委員の報償費ということとなってございます。 推進委員会の委員は,学校の児童生徒の保護者や,地域住民,新治学園義務教育学校の学校長及び教職員,その他教育長が必要と認める者,今のところ15人以内で組織するということで考えてございます。また,このコミュニティ・スクール推進委員会を設置する学校につきましては,これまで設置しております学校評議員,今5名程度でやっておるものですけれども,学校評議員会から移行してこの学校運営協議会,コミュニティ・スクールになるということで考えてございます。 2年間,新治学園の方でこのコミュニティ・スクールについて,委員の構成も含めまして,検討していって,この成果を基に,令和5年度を目途ということになっておりますけれども,全小中学校に導入できればと考えてございます。  〔「報酬を出すのかどうか。報酬」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(羽生元幸君) 一応こちらの15人に予定しておりまして……  〔「じゃなくて,協議会のメンバーに対して」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(羽生元幸君) 出します。  〔「出すの」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(羽生元幸君) はい。  〔「了解」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠塚昌毅議員) 通告のあった質疑は以上あります。 そのほか,ございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠塚昌毅議員) 御質疑もないようございますので,議案に対する質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております各議案は,なお詳細なる調査研究の必要があると存じますので,会議規則第37条第1項の規定により,配付してございます議案付託区分表のとおり,各常任委員会に付託いたします。  ―――――――――――――――――――――――――――― △日程第35.休会の件 ○議長(篠塚昌毅議員) 次に,日程第35休会の件を議題といたします。 お諮りいたします。本日,本会議終了時から3月22日までの期間を,各委員会の審査等のため,休会とすることにいたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠塚昌毅議員) 御異議なしと認め,さよう決しました。 以上で,本日の議事日程は終了いたしました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △次回の日程報告 ○議長(篠塚昌毅議員) それでは,次回の日程を申し上げます。 次回は3月23日(火曜日)午前10時から,本会議を再開いたします。 本日の会議はこれにて散会いたします。慎重御審議誠にありがとうございました。   午前11時14分散会...