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12月22日-06号

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  1. 土浦市議会 2009-12-22
    12月22日-06号


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    平成21年 第4回 定例会平成21年第4回土浦市議会定例会会議録(第6号)======================== 平成21年12月22日(火曜日)議事日程(第6号) 平成21年第4回土浦市議会定例会 平成21年12月22日・午前10時第 1        請願・陳情について第 2 議案第86号 土浦新治総合福祉センター条例の一部改正について第 3 議案第87号 土浦老人福祉センター条例の一部改正について第 4 議案第88号 土浦ふれあいセンター条例の一部改正について第 5 議案第89号 土浦療育支援センター条例の一部改正について第 6 議案第90号 土浦つくしの家条例の一部改正について第 7 議案第91号 土浦収入印紙等購入基金条例の制定について第 8 議案第92号 土浦生涯学習館条例の制定について第 9 議案第93号 平成21年度土浦一般会計補正予算(第10回)第10 議案第94号 平成21年度土浦国民健康保険特別会計補正予算(第3回)第11 議案第95号 平成21年度土浦後期高齢者医療特別会計補正予算(第3回)第12 議案第96号 平成21年度土浦介護保険特別会計補正予算(第3回)第13 議案第97号 土浦老人福祉センター「つわぶき」の指定管理者の指定について第14 議案第98号 土浦老人デイサービスセンター「つわぶき」の指定管理者の指定について第15 議案第99号 訴えの提起について第16 認定第 1号 平成20年度土浦歳入歳出決算の認定について第17 認定第 2号 平成20年度土浦水道事業会計決算の認定について第18        閉会中の事務調査について  ――――――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した案件 日程第1  請願・陳情について乃至日程第17 認定第2号 追加日程第1 議員提出議案第9号 追加日程第2 議員提出議案第10号 日程第18 閉会中の事務調査について  ――――――――――――――――――――――――――――出席議員(26名)   1番  吉田千鶴子君   2番  荒井 武君   3番  小林幸子君   4番  福田一夫君   5番  田中涬介君   6番  古沢喜幸君   7番  久松 猛君   9番  篠塚昌毅君  10番  藤川富雄君  11番  井坂正典君  12番  海老原一郎君  13番  柳澤 明君  14番  矢口 清君  15番  盛 良雄君  17番  吉田博史君  18番  寺内 充君  19番  柏村忠志君  20番  川原場明朗君  21番  竹内 裕君  22番  内田卓男君  23番  矢口迪夫君  24番  川口玉留君  25番  折本 明君  26番  沼田義雄君  27番  松本茂男君  28番  本橋道明君  ――――――――――――――――――――――――――――欠席議員(1名)   8番  安藤真理子  ――――――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者  市長      中川 清君  副市長     瀧ケ崎洋之君  副市長     五頭英明君  教育長     富永善文君  市長公室長   小泉裕司君  総務部長    久保庭照雄君  市民生活部長  羽成祐一君  保健福祉部長  小貫俊男君  産業部長    塙 佳樹君  建設部長    青山良夫君  都市整備部長  東郷和男君  教育次長    長峰辰志君  消防長     土肥文夫君  財政課長    塚本盛夫君  ――――――――――――――――――――――――――――事務局職員出席者  局長      桜井久夫君  次長      大久保稔君  副参事     飯田正美君  係長      大塚 豊君  係長      野口智巳君  係長      沼尻 健君  ――――――――――――――――――――――――――――   午前10時06分開議 ○議長(折本明君) おはようございます。ただいま出席議員は26名で議会は成立いたしました。 よって,これより本日の会議を開きます。  ―――――――――――――――――――――――――――― △欠席議員の報告 ○議長(折本明君) 本日の欠席議員を申し上げます。  8番 安 藤 真理子さん 以上1名の方が欠席でございます。  ―――――――――――――――――――――――――――― ○議長(折本明君) 本日の議事日程につきましては,お手元にお配りしてございます議事日程第6号のとおり議事を進めたいと存じますので,ご了承願います。  ―――――――――――――――――――――――――――― △各委員会の審査の経過並びに結果の報告 ○議長(折本明君) それでは,これより議事日程に入ります。 日程第1請願・陳情について乃至日程第17認定第2号平成20年度土浦水道事業会計決算の認定についてを一括して議題といたします。 これより順次各委員長から委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 なお,委員長の報告は議長において順を追って指名いたします。 まず,総務委員長よりご報告願います。総務委員長。 △1.総務委員長の報告   〔総務委員長 川原場明朗君登壇〕 ◆総務委員長(川原場明朗君) 皆さんおはようございます。ご報告申し上げます。 本定例会において,当総務委員会に付託されました議案1件につきましては,12月17日に委員会を開催し,執行部から詳細なる説明を求め,慎重に審査いたしました。 以下,その審査の経過と結果について申し上げます。 議案第93号平成21年度土浦一般会計補正予算(第10回)歳入全部。歳出中第2款総務費,ただし第1項総務管理費中第15目交通安全対策費,第3項戸籍住民基本台帳費を除く,第2表継続費補正,第5表地方債補正。 歳入につきましては,分担金及び負担金,国庫支出金国庫補助金国庫交付金,県支出金,県補助金,県委託金,繰越金,諸収入並びに債の計上であります。 その主な内容は,分担金及び負担金では,民間保育所及び広域保育所における入所保育児数の増加に伴う保護者負担金の増額,国庫支出金のうち国庫負担金では,障害福祉サービス利用者の増加や,報酬単価の引き上げなどに伴う介護給付負担金訓練等給付費負担金の増額を始め,人工透析に係る費用の増加による自立支援医療費負担金増額計上,また,車椅子や補聴器の支給者増による補装具費負担金の増額のほか,入所児童数などの増加による児童福祉費負担金経済社会情勢を反映し,生活保護世帯の増加による生活保護費負担金増額計上であります。 国庫補助金では,大腸がん等によるストマ装具の支給者増に伴う地域生活支援事業補助金増額計上するものでありますが,子育て応援特別手当支給事業については,厚生労働省からの執行停止の通知により,一部事務費執行済みを除き,減額補正するものであります。そのほか,補助単価の引き下げによる私立幼稚園就園奨励費の減額計上であります。 国庫交付金では,地域活性化公共投資臨時交付金を活用し,大岩田小学校の耐震補強及び大規模改造工事や,市内7つの小中学校に太陽光発電設備等を整備するための教育費国庫交付金の計上,現在整備工事を進めている同報系防災行政無線において,国民保護や緊急地震速報などを自動起動するシステム,Jアラート整備の補助内定に伴う総務費国庫交付金の計上などであります。 県支出金のうち,県負担金については,国庫負担金と同じ内容で,民生費県負担金増額計上するものであります。 県補助金では,一時預かり事業補助基準単価の変更により,細分化されていた利用児童数が集約され,保育所1カ所あたりの基準額の引き上げによる児童福祉費補助金の増額のほか,新たに保育士等の保育従事者を増員し,低年齢児の保育体制を確保する民間保育所年齢児保育体制緊急整備事業費補助金などの計上であります。 そのほか,8月30日に執行した衆議院議員選挙県知事選挙が同日となったことに伴う県委託金の減額,繰越金については,歳出に充当するための計上であります。 雑入については,西口地下自転車駐車場の業務時間の延長に伴い,人件費と電気代が増加したほか,修繕箇所の増加などによる指定管理者納付金の減額,来年4日からスタートするパスポート発給事務において,新たに収入印紙・証紙の購入販売を行うための基金を設置することに伴い,当初予算化している印紙・証紙販売収入を減額するものであります。 債については,事業費確定に伴う防災無線整備事業や四中地区公民館駐車場用地取得事業費の減額,小中学校施設の耐震化,太陽光発電新治中学校柔剣道場整備の事業化に伴う計上であります。 歳出につきましては,デジタル同報系防災行政無線施設整備費の確定に伴う総務管理費の減額補正,徴税費においては,嘱託員による収納額の増加により実績に応じて支払う報酬の増額計上,8月30日に執行された衆議院選挙県知事選挙の執行経費の確定に伴う減額補正であります。 継続費補正については,防災無線整備事業費が確定したことにより,総額及び年割額を変更するものであります。 地方債補正についは,各小中学校太陽光発電設備整備事業及び新治中学校柔剣道場棟整備事業の起債の限度額,起債の方法,利率及び償還の方法の追加,また,防災無線整備事業など3件の限度額の変更であります。 執行部から詳細なる説明を受け,審査した結果,原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。  ―――――――――――――――――――――――――――― △2.文教厚生委員長の報告 ○議長(折本明君) 次に,文教厚生委員長よりご報告願います。文教厚生委員長。  〔文教厚生委員長 吉田千鶴子君登壇〕 ◆文教厚生委員長吉田千鶴子君) おはようございます。ご報告申し上げます。 本定例会において,当文教厚生委員会に付託されました議案12件につきましては,去る12月17日に委員会を開催し,執行部から詳細なる説明を求め,慎重に審査いたしました。 以下,その審査の経過と結果について申し上げます。 議案第86号土浦新治総合福祉センター条例の一部改正について。 本案は,旧新治村との合併時における検討課題を踏まえ,老人福祉センター等の類似施設との均衡を図ることから,新治総合福祉センター管理運営体制の改正であります。 主な改正の内容は,他の施設と同じく日曜日を休館とし,開館時間を午前9時から午後4時30分までとするものであります。 また,入浴施設「湯ったり館」の利用区分を見直し,市内居住者は,小学生以下及び60歳以上を無料に,その他の者は300円とし,市外居住者においては,小学生以下を無料に,その他の者を500円とする利用料金の改正であります。 さらに,大会議室「ふれあいホール」を受益者負担の観点から有料とし,午前9時から12時までを1,650円に,午後1時から4時30分までを2,100円とするものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第87号土浦老人福祉センター条例の一部改正について。 本案は,老人福祉センターの利用実態及びの同種施設の利用料改正に伴い,老人福祉センターの利用料金を改正するものであります。 主な改正の内容は,60歳未満の市内居住者は1人につき1回300円とし,市外居住者は500円とするものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第88号土浦ふれあいセンター条例の一部改正について。 本案は,市内高齢者の施設利用を促進し,一層の健康の維持及び増進を図るための改正であります。 主な改正の内容は,運動プール及び浴室の利用料金を一律300円から,市内居住者は,小学生以下の幼児は無料に,60歳以上を150円とし,それ以外の者は300円とするものであります。また,市外居住者は,小学生以下の幼児は無料に,それ以外は500円とするものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第89号土浦療育支援センター条例の一部改正について。 本案は,療育支援センターの設置目的について,障害者自立支援法による児童デイサービス事業施設として整理し,「障害者に対する自立の援助」を目的とした「つくし作業所」を「つくしの家」に移管するとともに,保健センター内で実施している「幼児ことばの教室」を療育支援センターの所管とし,さらに,療育支援センターの利用者を,現在の18歳未満の障害児と18歳以上の障害者から,障害児を対象とするなどの改正であります。 主な改正の内容は,第3条においてセンターの事業を整理し,「つくし作業所」にかわり,障害者自立支援法児童デイサービス言語指導事業として,「幼児ことばの教室」を規定するものであります。 また,療育支援センターつくし療育ホーム」の開所時間を午前8時30分から午後5時15分とするものであります。 さらに,第6条に「幼児ことばの教室」の規定を設け,定員を20名とし,利用者は障害者自立支援法障害福祉サービス受給者証が交付された小学校就学前の児童とするものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第90号土浦つくしの家条例の一部改正について。 本案は,「つくしの家」が障害者自立支援法の移行期間の経過措置として,平成18年4月から施行している,改正前の知的障害者福祉法に基づく知的障害者通所授産施設の事業が,平成23年3月で満了となることから,障害者自立支援法に基づく事業を行う施設に移行するものであります。 主な改正の内容は,第2条は,療育支援センターにある「つくし作業所」を,知的障害者に対する訓練等のサービスを行うため,「つくしの家」の分場として位置付けるものであります。 また,第3条は,「つくしの家」の事業において,障害者自立支援法第5条に規定する障害者福祉サービスのうち生活介護・自立訓練・就労移行支援就労継続支援B型を実施するものであります。 さらに第6条では,利用者の定員をサービスの区分ごとに定め,合計90人とするものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第92号土浦生涯学習館条例の制定について。 本案は,先の臨時会において,議案として上程された「土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合の解散について」が議決されたことから,社会教育センターを本市の公共の施設として設置及び管理を行うため,地方自治法第244条の2により必要事項を定めるものであります。 条例の主な内容は,第2条で,設置目的を生涯学習の振興を図り,市民が自ら文化的教養を高めることを支援し,名称を「土浦生涯学習館」とするものであります。 第3条では,休館日を月曜日,祝日法の休日及び12月29日から翌年1月3日までとするものであります。 さらに第5条で,生涯学習館の管理は指定管理者が行い,その期間を第15条で5年間とするものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第93号平成21年度土浦一般会計補正予算(第10回)歳出中第3款民生費,第9款教育費,第3表繰越明許費中第9款教育費,第4表債務負担行為補正。 まず,第3款民生費のうち,第1目社会福祉総務費については,社会保険診療報酬支払基金へ拠出する病床転換支援金の確定による増額計上や,特定健診及び病床予防事業による人間ドック脳ドック受診者の増加に伴う国民健康保険特別会計後期高齢者医療特別会計繰出金の計上,介護認定調査介護予防相談件数の増による委託費の増加に伴う介護保険特別会計繰出金増額計上であります。 さらに,障害者の施設利用による各種サービスの増加に伴う障害者福祉費増額計上や,第2項児童福祉費において,民間保育所の運営費の保育単価の引き上げ及び保護者の勤務時間の影響による市外の保育所入所児童の増加に伴う委託料の増額計上であります。 また,子育て応援特別手当の執行停止に伴う減額計上や,第3項の生活保護費では,被保護世帯・人員が増加し,特に医療扶助や中国残留邦人支援給付金が増加している状況にあることから,扶助費の増額計上であります。 次に,第9款教育費については,学校施設整備費交付金と,地域活性化公共投資臨時交付金の内諾が得られたことから,大岩田小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事や,大岩田,都和南,乙戸,菅谷の4小学校に太陽光発電設備に伴う工事費の計上であります。 さらに,支給対象者の増加に伴う就学援助費増額計上や,特別支援教育支援員の必要な園児の増加に伴う,幼稚園費の増額計上及び補助単価の引き下げなどに伴う就園奨励費補助金や,四中地区公民館駐車場用地取得の減額計上並びに水郷プール検討委員会の結果から,安全性を含めた現状の把握を行うための水郷プール総合診断調査委託料の計上であります。 第3表繰越明許費につきましては,大岩田小学校など耐震補強工事に向け,校舎耐震補強及び大規模改造工事費等の補正措置に対し,いずれの事業も長期間を要することから,年度内の完了が見込めないため,9億6,867万3,000円を繰り越しするものであります。 第4表債務負担行為補正につきましては,老人福祉センター「つわぶき」の指定管理者の指定が来年3月31日で期間満了となるため,新たな指定管理者が管理を行うため,期間及び限度額の設定であります。 慎重審査の結果,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第94号平成21年度土浦国民健康保険特別会計補正予算(第3回)。 本案は,老人保健施設及び居住系サービス施設に転換することを支援する病床転換支援金負担金の確定による増額計上や,特定健診による人間ドック及び疾病予防での脳ドック検診者の増に伴う増額計上であります。 歳入につきましては,一般会計繰入金を計上するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第95号平成21年度土浦後期高齢者医療特別会計補正予算(第3回)。 本案は,健康診査の受診者数の増に伴う委託料の増額計上や,人間ドック及び脳ドックの検診者の増に伴う補助金の増額計上であります。 歳入につきましては,一般会計繰入金を計上するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第96号平成21年度土浦介護保険特別会計補正予算(第3回)。 まず,保険事業勘定につきましては,要介護認定における調査項目の増加による委託料の増額計上であります。 歳入につきましては,一般会計繰入金を計上するものであります。 次に,介護サービス事業勘定につきましては,介護予防ケアマネジメント事業における虐待等の相談件数の増加などによる介護プラン作成委託料増額計上であります。 歳入につきましては,介護予防サービス費収入を減額し,一般会計繰入金増額計上するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第97号土浦老人福祉センター「つわぶき」の指定管理者の指定について。 議案第98号土浦老人デイサービスセンター「つわぶき」の指定管理者の指定について。 これら2議案につきましては,いずれも現在の指定管理者の指定が来年3月31日で期間満了となるため,新たに指定管理者を指定するものであり,選定方法など適切であると認められるので,原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。  ―――――――――――――――――――――――――――― △3.環境経済委員長の報告 ○議長(折本明君) 次に,環境経済委員長よりご報告願います。環境経済委員長。  〔環境経済委員長 井坂正典君登壇〕 ◆環境経済委員長(井坂正典君) おはようございます。ご報告申し上げます。 本定例会において,当環境経済委員会に付託されました議案2件,請願2件,継続審査中の請願1件につきましては,去る12月17日に委員会を開催し,執行部から詳細なる説明を求め,慎重に審査いたしました。 以下,その審査の経過と結果について申し上げます。 議案第91号土浦収入印紙等購入基金条例の制定について。 本案は,茨城県からの権限移譲により,来年1月4日からパスポート発給窓口を開設することに伴い,利用者がパスポートを受領する際,必要な収入印紙及び茨城県収入証紙の販売を本が行うため,その購入及び売りさばき事務を円滑かつ効率的に行えるよう基金を設置するものであります。基金の額は1,000万円とし,その他基金に属する現金の管理や印紙等の購入計画などを規定する条例を制定するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第93号平成21年度土浦一般会計補正予算(第10回)歳出中第2款総務費中,第1項総務管理費中,第15目交通安全対策費,第3項戸籍住民基本台帳費。 まず,交通安全対策費につきましては,土浦駅西口地下自転車駐車場の業務時間の延長に伴い,人件費及び電気代が増加したことなどにより,指定管理者との協議の結果,指定管理者納付金を減額することによる財源更正であります。 戸籍住民基本台帳費につきましては,当初,一般会計予算での対応を計画していたパスポート発給事務に必要な収入印紙等の購入・販売を,収入印紙等基金1,000万円を設置し運用することとしたため,当初予算の収入印紙等の購入代金を減額するとともに,基金への繰出金を計上するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 次に,請願について申し上げます。 受理番号13食品表示制度の抜本改正について国への意見書提出を求める請願書及び受理番号16改正貸金業法早期完全施行等を求める請願書につきましては,いずれも請願の趣旨が理解できることから,採択すべきものと決しました。 最後に,継続審査中の受理番号7「気候保護法(仮称)」の制定を求める請願について申し上げます。 本請願は,二酸化炭素などの温室効果ガスの削減目標を定め,その目標達成のために温室効果ガスを確実に減らす制度づくりを求める「メイク・ザ・ルールキャンペーンに参加している団体から提出されたものでありますが,趣旨が理解できるから採択すべきという意見や,請願の趣旨は理解できるものの,請願項目の1に掲げられている温室効果ガス排出削減目標値は厳し過ぎるなどの意見が出されました。 審査の過程において,「メイク・ザ・ルールキャンペーンに参加している団体はほかにも十数団体あり,それらの団体の考えや取り組みなどを見据えながら,なお調査研究すべきとの意見がありましたので,継続審査とすることについて採決を行った結果,賛成多数により継続審査とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。  ―――――――――――――――――――――――――――― △4.建設委員長の報告 ○議長(折本明君) 次に,建設委員長より報告願います。建設委員長。  〔建設委員長 柳澤明君登壇〕 ◆建設委員長(柳澤明君) おはようございます。ご報告申し上げます。 本定例会において,当建設委員会に付託されました議案2件,請願2件につきまして,去る12月17日に委員会を開催し,執行部から詳細なる説明を求め,慎重に審査をいたしました。 以下,その審査の経過と結果について申し上げます。 議案第93号平成21年度土浦一般会計補正予算(第10回)歳出中第7款土木費,第3表繰越明許費中第7款土木費。 本案は,JRによる荒川沖人道橋の耐震補強及び改修工事において,橋の下の架線切り回しや高規格に塗装が必要であることから増額計上するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 第3表繰越明許費中第7款土木費は,橋梁耐震対策事業について長期間を要することから,年度内竣工が見込めないため,繰越措置をするものであります。 議案第99号訴えの提起について。 本案は,市営住宅の滞納家賃の納付及び明け渡しの訴えを提起するものであります。 市営住宅家賃の滞納者に対しましては,督促状や催告書の送付,出頭要請など様々な手段を講じ,滞納の解消に努められておりますが,今回,訴えを提起する相手方は,これまでの督促等に対し全く誠意の見られない悪質な滞納者であり,最終手段として裁判に訴える必要性が認められますので,原案どおり可決すべきものと決しました。 次に,請願について申し上げます。 受理番号14「八ッ場ダム中止問題について」の請願につきましては,引き続き調査・研究の必要があると認められますので,継続審査とすべきものと決しました。 受理番号15「八ッ場ダム中止問題について」の請願につきましては,引き続き調査・研究の必要があると認められますので,継続審査とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。  ―――――――――――――――――――――――――――― △5.議会運営委員長の報告 ○議長(折本明君) 次に,議会運営委員長より報告願います。議会運営委員長。  〔議会運営委員長 矢口迪夫君登壇〕
    ◆議会運営委員長(矢口迪夫君) ご報告申し上げます。 本定例会において,当議会運営委員会に付託されました陳情2件,継続審査中の陳情1件につきましては,去る12月8日に委員会を開催し,慎重に審査いたしました。 以下,その審査の経過と結果について申し上げます。 受理番号17議会の一般質問は一問一答で行うことの陳情につきましては,引き続き調査・研究の必要があると認められますので,継続審査とすべきものと決しました。 次に,受理番号18「土浦市議会議員一般選挙公報」で公約した事項についての中間報告を行うことの陳情につきましては,議員の活動は,提出された条例案や予算案などの審議はもとより,自治体の事務に関する調査・研究,また,本会議での一般質問などを通して公約した政策の実現を目指すとともに,市民の代表として住民の意思を市政に反映することにあります。 なお,本会議の審議等につきましては,会議録を作成するとともに,議会報にも掲載し,全戸配布により広く市民の方に周知しております。 また,公約の実現に向けた議員の活動状況につきましては,議員各人の判断に基づいて作成した報告書等により周知しております。これら公約の内容は多岐にわたっており,公約達成の周知につきましては,議員各人によることが妥当であると判断し,不採択とすべきものと決しました。 次に,継続審査中の受理番号8「介護保険に関する請願書」に関連して市議会の民主的運営についての陳情につきましては,引き続き調査・研究の必要があると認められますので,継続審査とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。  ―――――――――――――――――――――――――――― △6.決算特別委員長の報告 ○議長(折本明君) 次に,日程第16認定第1号平成20年度土浦歳入歳出決算の認定について及び日程第17認定第2号平成20年度土浦水道事業会計決算の認定については,本年第3回定例会において決算特別委員会を設置し,審査をお願いしてありますので,この際,決算特別委員会委員長より審査の経過並びに結果の報告を願います。決算特別委員長。  〔決算特別委員長 福田一夫君登壇〕 ◆決算特別委員長(福田一夫君) ご報告申し上げます。 平成21年第3回定例会において,当決算特別委員会に付託されました認定第1号平成20年度土浦歳入歳出決算の認定について及び認定第2号平成20年度土浦水道事業会計決算の認定について,その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会は,先の第3回定例会において設置され,9月15日に第1回委員会を開催し,正副委員長互選の後,審査の日程及び審査方法等について決定いたしました。その後,8回にわたり委員会を開催し,執行部から会計管理者,教育長,関係部課長等の出席を求めて審査を実施したほか,株式会社東栄商事が運営している「有機資源堆肥化施設」など,6事業の現地調査を行いました。 審査にあたりましては,本件認定に係る予算が議会の議決の趣旨に則り,適正かつ効率的に執行され,市民の信託に十分応えるものとなっているかなどの諸点に留意して,決算書及び関係書類に基づき,執行部から詳細なる説明を求めるとともに,監査委員の決算審査意見書を参考として,慎重に審査を行いました。 以下,本委員会の審査の経過において,議論の対象となりました主な事項について申し上げます。 1,一般会計歳入について。 (1)ふるさと応援寄付金について。 ふるさと応援寄付金については,広報紙,インターネット,チラシ等によりPRに努められ,平成20年度は263万円の寄付金を受け入れている。県内のほとんどの自治体も同じような状況であるとのことであるが,寄付受入額の増額に向け,さらにPRに努められたい。 (2)地域改善対策住宅新築資金等貸付金について。 昨年度の地域改善対策住宅新築資金等貸付金の返済額は,11人からの約249万円にとどまっており,収入未済額は約1億2,238万円に達している。担当者の努力は理解できるものの,今後の改善は到底見込めない。あらゆる手段を講じて徹底した徴収を行うべきである。 2,一般会計歳出について。 (1)第1款議会費について。 本会議などの議会諸会議に出席した際支払われている費用弁償については,見直しに向け早急に議論すべきである。 また,環境への配慮や資源節約の観点から,議会が率先して通信費等の事務経費節減に努めるべきである。 (2)第2款総務費について。 自主防災組織への訓練等のための運営補助金の上限は,一律2万5,000円とされているが,機材や訓練内容は組織によって様々であり,規模や機材,訓練内容による補助金の上限の見直しを検討されたい。 土浦駅周辺への放置自転車については,市民への広報,啓発を徹底し,改善に努められたい。 (3)第3款民生費について。 電話やファックス,防犯カメラなどの悪質なリース契約は,事業者名での契約であっても,主に個人用・家庭用として使用するためのものである場合は,特定商取引法に基づく正規の手続をとることにより解決することができる。市民が法律を知らないがために解決を諦めることのないよう,広報に努められたい。 (4)第4款衛生費について。 昨年度の主要施策として取り組んだ高齢者ヘルスアップ事業における参加者は236名,うち39名が受講後に既存のサークルへの参加や同好会を新たに結成し,集団で健康維持・増進に努められているとのことであるが,さらに多くの方が継続されるよう取り組まれたい。 生ごみ,雑草,伐採した枝などの堆肥化等の実現を図るため,早急に具体的な行動を起こし,焼却ごみ削減に向けてスタートを切るべきである。 (5)第7款土木費について。 昨年度に実施された「土浦北インターチェンジ周辺地区現状調査」は,土地利用促進適地の選定評価を行っているが,市民に対する選定評価の結果公表がなされていない。この案件に限らず,類似調査の結果については市民への公表に努められたい。 常磐線の複々線化の実現は現実的に無理である。茨城県常磐線複々線化促進期成会は,本年6月に名称を「整備促進期成同盟会」に改め,活動の重点を常磐線のサービス向上に移行したとのことであるが,朝夕の混雑時間帯のグリーン車の廃止に向けた運動を起こすべきであるとの意見が一部の委員から出された。 常磐線の東京駅乗り入れについては既に動き出しており,目的は達成されている。さらに横浜駅への乗り入れになると物理的に無理があり,「常磐線東京駅・横浜駅乗り入れ推進協議会」への補助金は打ち切るべきであるとの意見も出された。 駐車場案内システム維持管理委託は,国土交通省からの補助を受け,パソコンや携帯電話への案内のための高度化実証実験後の機器管理委託であるが,必要性は全く感じられない。国からの補助の関係もあり廃止は困難とのことであるが,廃止に向けあらゆる努力を尽くすべきである。 (6)第9款教育費について。 各学校の裁量で自由に使える予算が不足しているとの教育現場からの声を聞き及んでいる。国・県はもとより,においても教育に関しては十分に予算を配分すべきである。 秋に開催された薪能のため「薪能クラブ」へ500万円の補助金を支出しているが,一部の市民のためのものである感が否めない。「能教室」などを開催し,より多くの市民が楽しむことができるよう工夫されたい。 家庭教育学級は地域によってその活動内容に格差が見受けられる。委託料の支出だけではなく,活動の充実についても指導,助言を行うべきである。 3,農業集落排水事業特別会計について。 昨年度に竣工した西根地区農業集落排水処理場は,4月から供用開始されているが,利用者が低迷している状況にある。西根地区農業集落排水処理場に限らず,他の地区の農業集落排水処理場も含め,利用者を増やすためあらゆる努力を尽くされたい。 4,下水道事業特別会計について。 し尿処理費や衛生センター費の削減も考慮し,使用料金の値下げを含むあらゆる施策をとり,水洗化の推進や浄化槽から下水道利用への転換を図るべきである。 また,農村部は高度処理型合併浄化槽の普及及び設備の維持管理の徹底を図り,下水道工事費の大幅な削減を実現すべきである。 5,水道事業会計について。 現在,有収率については,全体の数値のみの把握となっているが,今後は旧土浦地区と旧新治地区のそれぞれの地区の数値を把握し,さらに健全な水道事業の確立に努められたい。 6,まとめ。 本委員会では,付託されました認定第1号平成20年度土浦歳入歳出決算の認定について及び認定第2号平成20年度土浦水道事業会計決算の認定については,一部反対の意見がありましたが,賛成多数により認定すべきものと決しました。 ただいま本認定案件に係る審査の過程と結果についてご報告申し上げましたが,世界の金融市場の危機を契機に世界的な景気後退が見られる中で,雇用情勢の悪化やデフレの進行など我が国の経済情勢も非常に厳しい状況下にあります。急速な景気回復は期待できない中,少子高齢社会に対応した各種施策の展開や地方分権の推進などが求められており,行財政を取り巻く環境は依然として厳しい状況下にあります。このようなことから,自主財源の確保等による財政基盤の強化はもちろんのこと,不要不急の歳出の抑制等により,効率的な行財政運営が求められております。 したがいまして,執行部においては,本委員会で議論された事項を踏まえ,事業の必要性,緊急性,効率性を見極め,適正な予算編成とより効果的な予算の執行に努めるよう強く要望するものであります。 以上で決算特別委員会の報告を終わります。 ○議長(折本明君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △質疑 ○議長(折本明君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 ご質疑はございませんか。6番古沢喜幸君。  〔6番 古沢喜幸君登壇〕 ◆6番(古沢喜幸君) 建設委員長に対してお伺いいたします。 八ッ場ダム中止問題についてでありますが,これは国のほうでは一応中止という方向で今動いております。この八ッ場ダムが中止になりますと,この中で多分議論されたと思いますが,茨城県では,県南広域水道事業と県西広域水道事業は多額の負担金を支払っております。中止になった場合に利息を含めて返還され,これが水道料金の値下げに大きな影響を与えるわけでありますが,どういう理由で継続審議になっているのかをお伺いしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(折本明君) 建設委員長。  〔建設委員長 柳澤明君登壇〕 ◆建設委員長(柳澤明君) 古沢議員の質問にお答えいたします。 八ッ場ダム中止の請願につきましては,執行部からも種々説明をいただきました。その中で,仮に八ッ場ダムが中止になり,返還金云々の話がございましたが,これが現時点では果たしてどの程度返還されるものか,その辺の部分が甚だ現状では未確定であります。委員会でも一部,確かに賛成の意見もございました。しかし,圧倒的多数で継続という話になりまして,国の決定が来年の6月でしたか,そういう話もございまして,国の動向を見ながら継続し審査をしようという決定に至りました。 以上でございます。 ○議長(折本明君) 6番古沢喜幸君。  〔6番 古沢喜幸君登壇〕 ◆6番(古沢喜幸君) 再度お伺いをいたします。 返還金がどの程度になるのか不明だから,そういう点で問題があるということでありますが,もちろん返還されればそれにこしたことはないわけですよね。10億円でも20億円でもそれにこしたことはないんですよ。ですから,返還されるのは間違いないところなんですが,正確にその金額が決まらないとこの請願について判断できないというのは,ちょっと私も理解できないところでありますが,その辺についてはどういう議論があったのか,お伺いをしたいと思います。 それから,八ッ場ダムはもともとは利水が中心です。利水というのは,つまり工業用水,主に上水道,水道水に利用すると。というところで,今では水余りが明らかになっているわけですが,その辺についての議論はなされなかったのでしょうか,お伺いをしたいと思います。 ○議長(折本明君) 建設委員長。  〔建設委員長 柳澤明君登壇〕 ◆建設委員長(柳澤明君) 古沢議員の質問にお答えします。 ただいまの金額云々の話は,受理番号15のほうだと思うんですけど,茨城県に対する請願ですね。そういった議論も出ておりまして,その中で1つの意見として返還金,すなわち水道料金の値下げに即結び付いていいのかという意見もございます。そういった意見も含めまして,やはりこれは継続であろうという結果にいたしました。 それともう1つ,水余りの部分についても意見がございました。そういったことを含めまして,やはりここは継続でいこうという結論に達しました。 以上です。 ○議長(折本明君) 他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご質疑もないようですので,質疑を終結いたします。 それでは,これより討論に入ります。 発言通告がありますので,発言を許します。7番久松猛君。  〔7番 久松猛君登壇〕 ◆7番(久松猛君) 日本共産党を代表いたしまして,認定第1号平成20年度土浦歳入歳出決算の認定について及び認定第2号平成20年度土浦水道事業会計決算の認定について,委員長報告は認定すべきものと決したということでありますが,この認定に反対の意見を表明し,討論を行うものであります。 ただ,委員長報告における指摘事項はそれぞれ重要でありますので,執行部においては真摯に受け止めていただきたいと思います。 さて,認定第1号平成20年度土浦歳入歳出決算であります。 まず,歳入でありますが,第21款諸収入における収入未済額1億8,169万円の大半を占めるのが,委員長報告や監査委員の決算審査でも指摘されている地域改善対策住宅新築資金等貸付金と,それから街路灯補助金不正取得事件における返還金であります。住宅新築資金等貸付金では,29名中9名が完済または完済の見込みとなっているようでありますが,12名については20年度返済額はゼロでありました。特に昭和61年と62年にそれぞれ1,470万円を借入た2名は,二十数年間の返済総額はわずか1万4,000円程度であります。 また,街路灯補助金の返還金については,身銭を切って返還した商工会があるにも関わらず,他のほとんどの商工会については,事実上放置状態であります。 歳出についてでありますが,乳幼児医療費助成制度の拡充,妊婦健康診査の公費負担の拡充,AEDの整備事業,学校の耐震診断調査事業,あるいは公共交通活性化計画基礎調査事業など,安心・安全の市民生活に欠かせない貴重な事業が実施されました。 ただ,指摘しなければならないのは,1つは国民健康保険の保険事業の運営についてであります。 国保の加入者の多くは低所得者でありますが,あまりにも高い国保税は,年収の2割近くになる人もいるなど,加入者にとって極めて重い負担となっております。生活保護基準以下あるいはそれに近い低所得者にまで重い負担を求めております。減免制度はほとんど機能しておりません。そして一旦滞納すると,保険証を人質にとり,納税相談と称して返済計画を立てることを迫り,窓口に来ない人には保険証を渡さないなど,加入者にとっては極めて過酷な運営が行われており,一方,窓口で対応する職員の苦労も推して知るべしであります。このような運営についてはとても同意できるものではありません。 また,朝日トンネル整備事業でありますが,20年度は1億9,400万円余りが支出され,6,300万円ほどが21年度に繰り越されております。この事業は,市民からの要望があって始められたものではなく,仮に事業を進めるにしても優先順位は極めて低いものであります。まさに不要不急の事業の見本のようなものであり,もともと県道なのですから県が責任を負うべき事業であります。 次に,認定第2号平成20年度土浦水道事業会計決算についてであります。 平成20年7月から基本料金の是正を含め,全体として水道料金の引き下げを実施したことは評価できます。しかし,決算利益は3億7,000万円を超え,余剰資金は国債への投資8億9,300万円を含め38億円に達していることからすれば,引き下げ幅は不十分であり,さらなる引き下げを実施すべきであります。 また,平成16年度に策定された基本計画の根幹は将来の水需要の予測にありましたが,平成17年度から20年度までの水需要の実績に照らせば基本計画の誤りは明白であります。このような基本計画に基づく設備投資は一旦中止し,より正確な水需要計画に基づく施設の計画に改めるべきものであります。 両案件においては,これらの問題は市民の信託に応えるものになっているとはとても言えるものではありません。 以上2件の認定案件に関する主な意見を申し上げ,反対討論といたします。 ○議長(折本明君) 他に討論はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 討論もないようでございますので,討論を終結いたします。  ―――――――――――――――――――――――――――― △全議案の採決 ○議長(折本明君) それでは,これより採決いたします。 日程第1請願・陳情についてを採決いたします。 請願・陳情については,いずれも各委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,請願・陳情は,いずれも各委員長報告のとおり決しました。 次に,日程第2議案第86号を採決いたします。 議案第86号土浦新治総合福祉センター条例の一部改正については,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第86号は原案どおり決しました。 次に,日程第3議案第87号を採決いたします。 議案第87号土浦老人福祉センター条例の一部改正については,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第87号は原案どおり決しました。 次に,日程第4議案第88号を採決いたします。 議案第88号土浦ふれあいセンター条例の一部改正については,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第88号は原案どおり決しました。 次に,日程第5議案第89号を採決いたします。 議案第89号土浦療育支援センター条例の一部改正については,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第89号は原案どおり決しました。 次に,日程第6議案第90号を採決いたします。 議案第90号土浦つくしの家条例の一部改正については,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第90号は原案どおり決しました。 次に,日程第7議案第91号を採決いたします。 議案第91号土浦収入印紙等購入基金条例の制定については,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第91号は原案どおり決しました。 次に,日程第8議案第92号を採決いたします。 議案第92号土浦生涯学習館条例の制定については,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第92号は原案どおり決しました。 次に,日程第9議案第93号を採決いたします。 議案第93号平成21年度土浦一般会計補正予算(第10回)は,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第93号は原案どおり決しました。 次に,日程第10議案第94号を採決いたします。 議案第94号平成21年度土浦国民健康保険特別会計補正予算(第3回)は,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第94号は原案どおり決しました。 次に,日程第11議案第95号を採決いたします。 議案第95号平成21年度土浦後期高齢者医療特別会計補正予算(第3回)は,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第95号は原案どおり決しました。 次に,日程第12議案第96号を採決いたします。 議案第96号平成21年度土浦介護保険特別会計補正予算(第3回)は,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第96号は原案どおり決しました。 次に,日程第13議案第97号を採決いたします。 議案第97号土浦老人福祉センター「つわぶき」の指定管理者の指定については,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第97号は原案どおり決しました。 次に,日程第14議案第98号を採決いたします。 議案第98号土浦老人デイサービスセンター「つわぶき」の指定管理者の指定については,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第98号は原案どおり決しました。 次に,日程第15議案第99号を採決いたします。 議案第99号訴えの提起については,原案どおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第99号は原案どおり決しました。 次に,日程第16認定第1号を採決いたします。 認定第1号平成20年度土浦歳入歳出決算の認定については,原案どおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(折本明君) 起立多数であります。よって,認定第1号平成20年度土浦歳入歳出決算の認定については,これを認定することに決しました。 次に,日程第17認定第2号を採決いたします。 認定第2号平成20年度土浦水道事業会計決算の認定については,原案どおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(折本明君) 起立多数であります。よって,認定第2号平成20年度土浦水道事業会計決算の認定については,これを認定することに決しました。 暫時休憩いたします。   午前11時12分休憩  ――――――――――――――――――――――――――――   午前11時46分再開 ○議長(折本明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ―――――――――――――――――――――――――――― △追加日程第1.議員提出議案第9号 ○議長(折本明君) お諮りいたします。本日,井坂正典議員外5名から食料の自給力向上と,食の安全・安心の回復に向けて,食品表示制度の抜本改正を求める意見書(案)が提出されました。 この際,これを日程に追加し,議題としたいと存じますが,ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,本案を日程に追加し,議題とすることに決しました。 それでは,本案を議題といたします。 提出者より提案理由の説明を願います。11番井坂正典君。  〔11番 井坂正典君登壇〕 ◆11番(井坂正典君) ただいま上程されました議員提出議案第9号食料の自給力向上と,食の安全・安心の回復に向けて,食品表示制度の抜本改正を求める意見書(案)についてご説明申し上げます。 本案は,先に食品表示制度の抜本改正について国への意見書提出を求める請願書が採択されたことに伴いまして,意見書の提出を提案するものでございます。意見書(案)を朗読することによりまして,提案理由の説明にかえさせていただきたいと思います。  食料の自給力向上と,食の安全・安心の回復に向けて,食品表示制度の抜本改正を求める意見書(案) 度重なる加工食品原料の産地偽装事件や毒物混入事件により,今や多くの消費者が食の安全・安心を求め,国産の自給力向上及び冷凍食品や加工食品の原料原産地の表示義務化を願っている。 「遺伝子組み換え(GM)食品」についても,多くの消費者が安全性に不安を抱き,「食べたくない」と考えているにも拘らず,現在の表示制度の欠陥によりそうとは知らずに食べている。 また,体細胞クローン由来食品に至っては,国の食品安全委員会は,出産・肥育期の異常多発原因について,何の解明もしないまま「安全」と性急に評価し,商品化が間近に迫っている。受精卵クローン由来食品は既に任意表示で流通が始まっており,消費者の多くが「クローン由来食品を食べたくない」と考えていても,表示されないため避けることができないのが現状である。 今こそ,いのちの基本となる食料の自給力向上,食の安全・安心の回復のために,食品のトレーサビリティ(産地と生産方法の履歴)とそれに基づく表示制度の抜本的な見直しが必要である。 消費者が「知る権利」に基づいて,買う,買わないを自ら判断し決定できる社会の実現を目指し,充実した食品表示制度となるよう,以下の事項について強く要望する。 1 加工食品原料のトレーサビリティと原料原産地の表示を義務化すること。 2 全ての遺伝子組み換え食品・飼料の表示を義務化すること。 3 クローン家畜由来食品の表示を義務化すること。 以上,地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。 平成21年12月22日。 土浦市議会。 提出先 内閣総理大臣・内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)・経済産業大臣・農林水産大臣・衆議院議長・参議院議長。 以上よろしくご審議の上,ご賛同くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(折本明君) 提案理由の説明は終わりました。 本案についてご質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご質疑もないようですので,質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案については,委員会への付託を省略して,議事を進めたいと存じますが,ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認め,さよう取り運びます。 それでは,これより討論に入ります。討論はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 討論もないようでございますので,討論を終結して,これより採決いたします。 本案は,提出者説明のとおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,本案は提出者説明のとおり決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △追加日程第2.議員提出議案第10号 ○議長(折本明君) お諮りいたします。本日,井坂正典議員外5名から改正貸金業法早期完全施行等を求める意見書(案)が提出されました。 この際,これを日程に追加し,議題としたいと存じますが,ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,本案を日程に追加し,議題とすることに決しました。 それでは,本案を議題といたします。 提出者より提案理由の説明を願います。11番井坂正典君。  〔11番 井坂正典君登壇〕 ◆11番(井坂正典君) ただいま上程されました議員提出議案第10号改正貸金業法早期完全施行等を求める意見書(案)についてご説明申し上げます。 本案は,先に改正貸金業法早期完全施行等を求める請願書が採択されたことに伴いまして,意見書の提出を提案するものであります。意見書(案)を朗読することによりまして,提案理由の説明にかえさせていただきたいと思います。         改正貸金業法早期完全施行等を求める意見書(案) 経済・生活苦での自殺者が年間7,000人に達し,自己破産者も18万人を超え,多重債務者が200万人を超えるなどの深刻な多重債務問題を解決するため,2006年12月に改正貸金業法が成立し,出資法の上限金利の引下げ,収入の3分の1を超える過剰貸付契約の禁止(総量規制)などを含む同法が完全施行される予定である。 改正貸金業法成立後,政府は多重債務者対策本部を設置し,同本部は①多重債務相談窓口の拡充,②セーフティネット貸付の充実,③ヤミ金融の撲滅,④金融経済教育を柱とする多重債務問題改善プログラムを策定した。そして,官民が連携して多重債務対策に取り組んできた結果,多重債務者が大幅に減少し,2008年の自己破産者数も13万人を下回るなど,着実にその成果を上げつつある。 他方,一部には,消費者金融の成約率が低下しており,借りたい人が借りられなくなっている。特に昨今の経済危機や一部商工ローン業者の倒産などにより,資金調達が制限された中小企業者の倒産が増加していることなどを殊更に強調して,改正貸金業法の完全施行の延期や貸金業者に対する規制の緩和を求める論調がある。 しかしながら,1990年代における山一証券,北海道拓殖銀行の破綻などに象徴されるいわゆるバブル崩壊後の経済危機の際は,貸金業者に対する不十分な規制の下に商工ローンや消費者金融が大幅に貸付を伸ばし,その結果,1998年には自殺者が3万人を超え,自己破産者も10万人を突破するなど多重債務問題が深刻化した。 改正貸金業法の完全施行の先延ばし,金利規制などの貸金業者に対する規制の緩和は,再び自殺者や自己破産者,多重債務者の急増を招きかねず許されるべきではない。今,多重債務者のために必要とされる施策は,相談体制の拡充,セーフティネット貸付の充実及びヤミ金融の撲滅などである。 そこで,先に設置された消費者庁の所管ないし共管となる地方消費者行政の充実及び多重債務問題が喫緊の課題であることも踏まえ,国に対し,以下の施策を求める。1 改正貸金業法を早期に完全施行すること。2 自治体での多重債務相談体制の整備のため相談員の人件費を含む予算を十分確保するなど相談窓口の充実を支援すること。3 個人及び中小事業者向けのセーフティネット貸付をさらに充実させること。4 ヤミ金融を徹底的に摘発すること。 以上,地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。 平成21年12月22日。 土浦市議会。 提出先 衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・多重債務者対策本部長・金融担当大臣・消費者政策担当大臣・厚生労働大臣・総務大臣・国家公安委員会委員長。 以上よろしくご審議の上,ご賛同くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(折本明君) 提案理由の説明は終わりました。 本案についてご質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご質疑もないようですので,質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案については,委員会への付託を省略して,議事を進めたいと存じますが,ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認め,さよう取り運びます。 それでは,これより討論に入ります。討論はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 討論もないようですので,討論を終結して,これより採決いたします。 本案は,提出者説明のとおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,本案は提出者説明のとおり決しました。 お諮りいたします。ただいま意見書2件が議決されましたが,字句その他の整理を要するものにつきましては,その整理を議長に委任されたいと存じますが,ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,字句その他の整理を要するものにつきましては,議長に委任することに決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △日程第18.閉会中の事務調査について ○議長(折本明君) 次に,日程第18閉会中の事務調査についてを議題といたします。 本件は,お手元に配布してあります各委員会から閉会中の事務調査について申し出があったものであります。本件は,それぞれ各委員会の申し出のとおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) ご異議なしと認め,さよう決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △閉会 ○議長(折本明君) 以上で本定例会に提案されました全議案を議了いたしました。 これにて平成21年第4回土浦市議会定例会を閉会いたします。慎重なるご審議をいただきまして,誠にありがとうございました。   午前11時59分閉会...