◆議会運営委員長(矢口迪夫君) ご報告申し上げます。 本定例会において,当議会運営委員会に付託されました陳情2件,継続審査中の陳情1件につきましては,去る12月8日に委員会を開催し,慎重に審査いたしました。 以下,その審査の経過と結果について申し上げます。 受理番号17議会の一般質問は一問一答で行うことの陳情につきましては,引き続き調査・研究の必要があると認められますので,継続審査とすべきものと決しました。 次に,受理番号18「土浦市議会議員一般選挙公報」で公約した事項についての中間報告を行うことの陳情につきましては,議員の活動は,提出された条例案や予算案などの審議はもとより,自治体の事務に関する調査・研究,また,本会議での一般質問などを通して公約した政策の実現を目指すとともに,市民の代表として住民の意思を市政に反映することにあります。 なお,本会議の審議等につきましては,会議録を作成するとともに,議会報にも掲載し,全戸配布により広く市民の方に周知しております。 また,公約の実現に向けた議員の活動状況につきましては,議員各人の判断に基づいて作成した報告書等により周知しております。これら公約の内容は多岐にわたっており,公約達成の周知につきましては,議員各人によることが妥当であると判断し,不採択とすべきものと決しました。 次に,継続審査中の受理番号8「介護保険に関する請願書」に関連して市議会の民主的運営についての陳情につきましては,引き続き調査・研究の必要があると認められますので,継続審査とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
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△6.決算特別委員長の報告
○議長(折本明君) 次に,日程第16認定第1号平成20年度土浦
市歳入歳出決算の認定について及び日程第17認定第2号平成20年度土浦
市水道事業会計決算の認定については,本年第3回定例会において決算特別委員会を設置し,審査をお願いしてありますので,この際,決算特別委員会委員長より審査の経過並びに結果の報告を願います。決算特別委員長。 〔決算特別委員長 福田一夫君登壇〕
◆決算特別委員長(福田一夫君) ご報告申し上げます。 平成21年第3回定例会において,当決算特別委員会に付託されました認定第1号平成20年度土浦
市歳入歳出決算の認定について及び認定第2号平成20年度土浦
市水道事業会計決算の認定について,その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会は,先の第3回定例会において設置され,9月15日に第1回委員会を開催し,正副委員長互選の後,審査の日程及び審査方法等について決定いたしました。その後,8回にわたり委員会を開催し,執行部から会計管理者,教育長,関係部課長等の出席を求めて審査を実施したほか,株式会社東栄商事が運営している「有機資源堆肥化施設」など,6事業の現地調査を行いました。 審査にあたりましては,本件認定に係る予算が議会の議決の趣旨に則り,適正かつ効率的に執行され,市民の信託に十分応えるものとなっているかなどの諸点に留意して,決算書及び関係書類に基づき,執行部から詳細なる説明を求めるとともに,監査委員の決算審査意見書を参考として,慎重に審査を行いました。 以下,本委員会の審査の経過において,議論の対象となりました主な事項について申し上げます。 1,一般会計歳入について。 (1)ふるさと応援寄付金について。 ふるさと応援寄付金については,広報紙,インターネット,チラシ等によりPRに努められ,平成20年度は263万円の寄付金を受け入れている。県内のほとんどの自治体も同じような状況であるとのことであるが,寄付受入額の増額に向け,さらにPRに努められたい。 (2)地域改善対策住宅新築資金等貸付金について。 昨年度の地域改善対策住宅新築資金等貸付金の返済額は,11人からの約249万円にとどまっており,収入未済額は約1億2,238万円に達している。担当者の努力は理解できるものの,今後の改善は到底見込めない。あらゆる手段を講じて徹底した徴収を行うべきである。 2,一般会計歳出について。 (1)第1款議会費について。 本会議などの議会諸会議に出席した際支払われている費用弁償については,見直しに向け早急に議論すべきである。 また,環境への配慮や資源節約の観点から,議会が率先して通信費等の事務経費節減に努めるべきである。 (2)第2
款総務費について。 自主防災組織への訓練等のための運営補助金の上限は,一律2万5,000円とされているが,機材や訓練内容は組織によって様々であり,規模や機材,訓練内容による補助金の上限の見直しを検討されたい。 土浦駅周辺への放置自転車については,市民への広報,啓発を徹底し,改善に努められたい。 (3)第3
款民生費について。 電話やファックス,防犯カメラなどの悪質なリース契約は,事業者名での契約であっても,主に個人用・家庭用として使用するためのものである場合は,特定商取引法に基づく正規の手続をとることにより解決することができる。市民が法律を知らないがために解決を諦めることのないよう,広報に努められたい。 (4)第4款衛生費について。 昨年度の主要施策として取り組んだ高齢者ヘルスアップ事業における参加者は236名,うち39名が受講後に既存のサークルへの参加や同好会を新たに結成し,集団で健康維持・増進に努められているとのことであるが,さらに多くの方が継続されるよう取り組まれたい。 生ごみ,雑草,伐採した枝などの堆肥化等の実現を図るため,早急に具体的な行動を起こし,焼却ごみ削減に向けてスタートを切るべきである。 (5)第7
款土木費について。 昨年度に実施された「土浦北インターチェンジ周辺地区現状調査」は,土地利用促進適地の選定評価を行っているが,市民に対する選定評価の結果公表がなされていない。この案件に限らず,類似調査の結果については市民への公表に努められたい。 常磐線の複々線化の実現は現実的に無理である。茨城県常磐線複々線化促進期成会は,本年6月に名称を「整備促進期成同盟会」に改め,活動の重点を常磐線のサービス向上に移行したとのことであるが,朝夕の混雑時間帯のグリーン車の廃止に向けた運動を起こすべきであるとの意見が一部の委員から出された。 常磐線の東京駅乗り入れについては既に動き出しており,目的は達成されている。さらに横浜駅への乗り入れになると物理的に無理があり,「常磐線東京駅・横浜駅乗り入れ推進協議会」への補助金は打ち切るべきであるとの意見も出された。 駐車場案内システム維持管理委託は,国土交通省からの補助を受け,パソコンや携帯電話への案内のための高度化実証実験後の機器管理委託であるが,必要性は全く感じられない。国からの補助の関係もあり廃止は困難とのことであるが,廃止に向けあらゆる努力を尽くすべきである。 (6)第9
款教育費について。 各学校の裁量で自由に使える予算が不足しているとの教育現場からの声を聞き及んでいる。国・県はもとより,
市においても教育に関しては十分に予算を配分すべきである。 秋に開催された薪能のため「薪能クラブ」へ500万円の補助金を支出しているが,一部の市民のためのものである感が否めない。「能教室」などを開催し,より多くの市民が楽しむことができるよう工夫されたい。 家庭教育学級は地域によってその活動内容に格差が見受けられる。委託料の支出だけではなく,活動の充実についても指導,助言を行うべきである。 3,農業集落排水事業特別会計について。 昨年度に竣工した西根地区農業集落排水処理場は,4月から供用開始されているが,利用者が低迷している状況にある。西根地区農業集落排水処理場に限らず,他の地区の農業集落排水処理場も含め,利用者を増やすためあらゆる努力を尽くされたい。 4,下水道事業特別会計について。 し尿処理費や衛生
センター費の削減も考慮し,使用料金の値下げを含むあらゆる施策をとり,水洗化の推進や浄化槽から下水道利用への転換を図るべきである。 また,農村部は高度処理型合併浄化槽の普及及び設備の維持管理の徹底を図り,下水道工事費の大幅な削減を実現すべきである。 5,水道事業会計について。 現在,有収率については,
市全体の数値のみの把握となっているが,今後は旧土浦地区と旧新治地区のそれぞれの地区の数値を把握し,さらに健全な水道事業の確立に努められたい。 6,まとめ。 本委員会では,付託されました認定第1号平成20年度土浦
市歳入歳出決算の認定について及び認定第2号平成20年度土浦
市水道事業会計決算の認定については,一部反対の意見がありましたが,賛成多数により認定すべきものと決しました。 ただいま本認定案件に係る審査の過程と結果についてご報告申し上げましたが,世界の金融市場の危機を契機に世界的な景気後退が見られる中で,雇用情勢の悪化やデフレの進行など我が国の経済情勢も非常に厳しい状況下にあります。急速な景気回復は期待できない中,少子高齢社会に対応した各種施策の展開や地方分権の推進などが求められており,行財政を取り巻く環境は依然として厳しい状況下にあります。このようなことから,自主財源の確保等による財政基盤の強化はもちろんのこと,不要不急の歳出の抑制等により,効率的な行財政運営が求められております。 したがいまして,執行部においては,本委員会で議論された事項を踏まえ,事業の必要性,緊急性,効率性を見極め,適正な予算編成とより効果的な予算の執行に努めるよう強く要望するものであります。 以上で決算特別委員会の報告を終わります。
○議長(折本明君) 以上で各委員長の報告は終わりました。
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△質疑
○議長(折本明君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 ご質疑はございませんか。6番古沢喜幸君。 〔6番 古沢喜幸君登壇〕
◆6番(古沢喜幸君)
建設委員長に対してお伺いいたします。 八ッ場ダム中止問題についてでありますが,これは国のほうでは一応中止という方向で今動いております。この八ッ場ダムが中止になりますと,この中で多分議論されたと思いますが,茨城県では,県南広域水道事業と県西広域水道事業は多額の負担金を支払っております。中止になった場合に利息を含めて返還され,これが水道料金の値下げに大きな影響を与えるわけでありますが,どういう理由で継続審議になっているのかをお伺いしたいと思います。 以上でございます。
○議長(折本明君)
建設委員長。 〔
建設委員長 柳澤明君登壇〕
◆
建設委員長(柳澤明君) 古沢議員の質問にお答えいたします。 八ッ場ダム中止の請願につきましては,執行部からも種々説明をいただきました。その中で,仮に八ッ場ダムが中止になり,返還金云々の話がございましたが,これが現時点では果たしてどの程度返還されるものか,その辺の部分が甚だ現状では未確定であります。委員会でも一部,確かに賛成の意見もございました。しかし,圧倒的多数で継続という話になりまして,国の決定が来年の6月でしたか,そういう話もございまして,国の動向を見ながら継続し審査をしようという決定に至りました。 以上でございます。
○議長(折本明君) 6番古沢喜幸君。 〔6番 古沢喜幸君登壇〕
◆6番(古沢喜幸君) 再度お伺いをいたします。 返還金がどの程度になるのか不明だから,そういう点で問題があるということでありますが,もちろん返還されればそれにこしたことはないわけですよね。10億円でも20億円でもそれにこしたことはないんですよ。ですから,返還されるのは間違いないところなんですが,正確にその金額が決まらないとこの請願について判断できないというのは,ちょっと私も理解できないところでありますが,その辺についてはどういう議論があったのか,お伺いをしたいと思います。 それから,八ッ場ダムはもともとは利水が中心です。利水というのは,つまり工業用水,主に上水道,水道水に利用すると。というところで,今では水余りが明らかになっているわけですが,その辺についての議論はなされなかったのでしょうか,お伺いをしたいと思います。
○議長(折本明君)
建設委員長。 〔
建設委員長 柳澤明君登壇〕
◆
建設委員長(柳澤明君) 古沢議員の質問にお答えします。 ただいまの金額云々の話は,受理番号15のほうだと思うんですけど,茨城県に対する請願ですね。そういった議論も出ておりまして,その中で1つの意見として返還金,すなわち水道料金の値下げに即結び付いていいのかという意見もございます。そういった意見も含めまして,やはりこれは継続であろうという結果にいたしました。 それともう1つ,水余りの部分についても意見がございました。そういったことを含めまして,やはりここは継続でいこうという結論に達しました。 以上です。
○議長(折本明君) 他にございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご質疑もないようですので,質疑を終結いたします。 それでは,これより討論に入ります。 発言通告がありますので,発言を許します。7番久松猛君。 〔7番 久松猛君登壇〕
◆7番(久松猛君) 日本共産党を代表いたしまして,認定第1号平成20年度土浦
市歳入歳出決算の認定について及び認定第2号平成20年度土浦
市水道事業会計決算の認定について,委員長報告は認定すべきものと決したということでありますが,この認定に反対の意見を表明し,討論を行うものであります。 ただ,委員長報告における指摘事項はそれぞれ重要でありますので,執行部においては真摯に受け止めていただきたいと思います。 さて,認定第1号平成20年度土浦
市歳入歳出決算であります。 まず,歳入でありますが,第21款諸収入における収入未済額1億8,169万円の大半を占めるのが,委員長報告や監査委員の決算審査でも指摘されている地域改善対策住宅新築資金等貸付金と,それから街路灯補助金不正取得事件における返還金であります。住宅新築資金等貸付金では,29名中9名が完済または完済の見込みとなっているようでありますが,12名については20年度返済額はゼロでありました。特に昭和61年と62年にそれぞれ1,470万円を借入た2名は,二十数年間の返済総額はわずか1万4,000円程度であります。 また,街路灯補助金の返還金については,身銭を切って返還した商工会があるにも関わらず,他のほとんどの商工会については,事実上放置状態であります。 歳出についてでありますが,乳幼児医療費助成制度の拡充,妊婦健康診査の公費負担の拡充,AEDの整備事業,学校の耐震診断調査事業,あるいは公共交通活性化計画基礎調査事業など,安心・安全の市民生活に欠かせない貴重な事業が実施されました。 ただ,指摘しなければならないのは,1つは国民健康保険の保険事業の運営についてであります。 国保の加入者の多くは低所得者でありますが,あまりにも高い国保税は,年収の2割近くになる人もいるなど,加入者にとって極めて重い負担となっております。生活保護基準以下あるいはそれに近い低所得者にまで重い負担を求めております。減免制度はほとんど機能しておりません。そして一旦滞納すると,保険証を人質にとり,納税相談と称して返済計画を立てることを迫り,窓口に来ない人には保険証を渡さないなど,加入者にとっては極めて過酷な運営が行われており,一方,窓口で対応する職員の苦労も推して知るべしであります。このような運営についてはとても同意できるものではありません。 また,朝日トンネル整備事業でありますが,20年度は1億9,400万円余りが支出され,6,300万円ほどが21年度に繰り越されております。この事業は,市民からの要望があって始められたものではなく,仮に事業を進めるにしても優先順位は極めて低いものであります。まさに不要不急の事業の見本のようなものであり,もともと県道なのですから県が責任を負うべき事業であります。 次に,認定第2号平成20年度土浦
市水道事業会計決算についてであります。 平成20年7月から基本料金の是正を含め,全体として水道料金の引き下げを実施したことは評価できます。しかし,決算利益は3億7,000万円を超え,余剰資金は国債への投資8億9,300万円を含め38億円に達していることからすれば,引き下げ幅は不十分であり,さらなる引き下げを実施すべきであります。 また,平成16年度に策定された基本計画の根幹は将来の水需要の予測にありましたが,平成17年度から20年度までの水需要の実績に照らせば基本計画の誤りは明白であります。このような基本計画に基づく設備投資は一旦中止し,より正確な水需要計画に基づく施設の計画に改めるべきものであります。 両案件においては,これらの問題は市民の信託に応えるものになっているとはとても言えるものではありません。 以上2件の認定案件に関する主な意見を申し上げ,反対討論といたします。
○議長(折本明君) 他に討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) 討論もないようでございますので,討論を終結いたします。
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△全議案の採決
○議長(折本明君) それでは,これより採決いたします。 日程第1請願・陳情についてを採決いたします。 請願・陳情については,いずれも各委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,請願・陳情は,いずれも各委員長報告のとおり決しました。 次に,日程第2議案第86号を採決いたします。 議案第86号土浦
市新治総合福祉センター条例の一部改正については,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第86号は原案どおり決しました。 次に,日程第3議案第87号を採決いたします。 議案第87号土浦
市老人福祉センター条例の一部改正については,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第87号は原案どおり決しました。 次に,日程第4議案第88号を採決いたします。 議案第88号土浦
市ふれあい
センター条例の一部改正については,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第88号は原案どおり決しました。 次に,日程第5議案第89号を採決いたします。 議案第89号土浦
市療育支援センター条例の一部改正については,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第89号は原案どおり決しました。 次に,日程第6議案第90号を採決いたします。 議案第90号土浦
市つくしの家条例の一部改正については,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第90号は原案どおり決しました。 次に,日程第7議案第91号を採決いたします。 議案第91号土浦
市収入印紙等購入基金条例の制定については,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第91号は原案どおり決しました。 次に,日程第8議案第92号を採決いたします。 議案第92号土浦
市生涯
学習館条例の制定については,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第92号は原案どおり決しました。 次に,日程第9議案第93号を採決いたします。 議案第93号平成21年度土浦
市一般会計補正予算(第10回)は,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第93号は原案どおり決しました。 次に,日程第10議案第94号を採決いたします。 議案第94号平成21年度土浦
市国民健康保険特別会計補正予算(第3回)は,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第94号は原案どおり決しました。 次に,日程第11議案第95号を採決いたします。 議案第95号平成21年度土浦
市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3回)は,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第95号は原案どおり決しました。 次に,日程第12議案第96号を採決いたします。 議案第96号平成21年度土浦
市介護保険特別会計補正予算(第3回)は,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第96号は原案どおり決しました。 次に,日程第13議案第97号を採決いたします。 議案第97号土浦
市老人福祉センター「つわぶき」の
指定管理者の指定については,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第97号は原案どおり決しました。 次に,日程第14議案第98号を採決いたします。 議案第98号土浦
市老人デイサービスセンター「つわぶき」の
指定管理者の指定については,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第98号は原案どおり決しました。 次に,日程第15議案第99号を採決いたします。 議案第99号訴えの提起については,原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,議案第99号は原案どおり決しました。 次に,日程第16認定第1号を採決いたします。 認定第1号平成20年度土浦
市歳入歳出決算の認定については,原案どおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(折本明君) 起立多数であります。よって,認定第1号平成20年度土浦
市歳入歳出決算の認定については,これを認定することに決しました。 次に,日程第17認定第2号を採決いたします。 認定第2号平成20年度土浦
市水道事業会計決算の認定については,原案どおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(折本明君) 起立多数であります。よって,認定第2号平成20年度土浦
市水道事業会計決算の認定については,これを認定することに決しました。 暫時休憩いたします。 午前11時12分休憩
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○議長(折本明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△追加日程第1.
議員提出議案第9号
○議長(折本明君) お諮りいたします。本日,井坂正典議員外5名から食料の自給力向上と,食の安全・安心の回復に向けて,
食品表示制度の抜本改正を求める意見書(案)が提出されました。 この際,これを日程に追加し,議題としたいと存じますが,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,本案を日程に追加し,議題とすることに決しました。 それでは,本案を議題といたします。 提出者より提案理由の説明を願います。11番井坂正典君。 〔11番 井坂正典君登壇〕
◆11番(井坂正典君) ただいま上程されました
議員提出議案第9号食料の自給力向上と,食の安全・安心の回復に向けて,
食品表示制度の抜本改正を求める意見書(案)についてご説明申し上げます。 本案は,先に
食品表示制度の抜本改正について国への
意見書提出を求める請願書が採択されたことに伴いまして,意見書の提出を提案するものでございます。意見書(案)を朗読することによりまして,提案理由の説明にかえさせていただきたいと思います。 食料の自給力向上と,食の安全・安心の回復に向けて,
食品表示制度の抜本改正を求める意見書(案) 度重なる加工食品原料の産地偽装事件や毒物混入事件により,今や多くの消費者が食の安全・安心を求め,国産の自給力向上及び冷凍食品や加工食品の原料原産地の表示義務化を願っている。 「遺伝子組み換え(GM)食品」についても,多くの消費者が安全性に不安を抱き,「食べたくない」と考えているにも拘らず,現在の表示制度の欠陥によりそうとは知らずに食べている。 また,体細胞クローン由来食品に至っては,国の食品安全委員会は,出産・肥育期の異常多発原因について,何の解明もしないまま「安全」と性急に評価し,商品化が間近に迫っている。受精卵クローン由来食品は既に任意表示で流通が始まっており,消費者の多くが「クローン由来食品を食べたくない」と考えていても,表示されないため避けることができないのが現状である。 今こそ,いのちの基本となる食料の自給力向上,食の安全・安心の回復のために,食品のトレーサビリティ(産地と生産方法の履歴)とそれに基づく表示制度の抜本的な見直しが必要である。 消費者が「知る権利」に基づいて,買う,買わないを自ら判断し決定できる社会の実現を目指し,充実した
食品表示制度となるよう,以下の事項について強く要望する。 1 加工食品原料のトレーサビリティと原料原産地の表示を義務化すること。 2 全ての遺伝子組み換え食品・飼料の表示を義務化すること。 3 クローン家畜由来食品の表示を義務化すること。 以上,
地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。 平成21年12月22日。 土浦市議会。 提出先 内閣総理大臣・内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)・経済産業大臣・農林水産大臣・衆議院議長・参議院議長。 以上よろしくご審議の上,ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(折本明君) 提案理由の説明は終わりました。 本案についてご質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご質疑もないようですので,質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案については,委員会への付託を省略して,議事を進めたいと存じますが,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認め,さよう取り運びます。 それでは,これより討論に入ります。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) 討論もないようでございますので,討論を終結して,これより採決いたします。 本案は,提出者説明のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,本案は提出者説明のとおり決しました。
――――――――――――――――――――――――――――
△追加日程第2.
議員提出議案第10号
○議長(折本明君) お諮りいたします。本日,井坂正典議員外5名から
改正貸金業法の
早期完全施行等を求める意見書(案)が提出されました。 この際,これを日程に追加し,議題としたいと存じますが,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,本案を日程に追加し,議題とすることに決しました。 それでは,本案を議題といたします。 提出者より提案理由の説明を願います。11番井坂正典君。 〔11番 井坂正典君登壇〕
◆11番(井坂正典君) ただいま上程されました
議員提出議案第10号
改正貸金業法の
早期完全施行等を求める意見書(案)についてご説明申し上げます。 本案は,先に
改正貸金業法の
早期完全施行等を求める請願書が採択されたことに伴いまして,意見書の提出を提案するものであります。意見書(案)を朗読することによりまして,提案理由の説明にかえさせていただきたいと思います。
改正貸金業法の
早期完全施行等を求める意見書(案) 経済・生活苦での自殺者が年間7,000人に達し,自己破産者も18万人を超え,多重債務者が200万人を超えるなどの深刻な多重債務問題を解決するため,2006年12月に
改正貸金業法が成立し,出資法の上限金利の引下げ,収入の3分の1を超える過剰貸付契約の禁止(総量規制)などを含む同法が完全施行される予定である。
改正貸金業法成立後,政府は多重債務者対策本部を設置し,同本部は①多重債務相談窓口の拡充,②セーフティネット貸付の充実,③ヤミ金融の撲滅,④金融経済教育を柱とする多重債務問題改善プログラムを策定した。そして,官民が連携して多重債務対策に取り組んできた結果,多重債務者が大幅に減少し,2008年の自己破産者数も13万人を下回るなど,着実にその成果を上げつつある。 他方,一部には,消費者金融の成約率が低下しており,借りたい人が借りられなくなっている。特に昨今の経済危機や一部商工ローン業者の倒産などにより,資金調達が制限された中小企業者の倒産が増加していることなどを殊更に強調して,
改正貸金業法の完全施行の延期や貸金業者に対する規制の緩和を求める論調がある。 しかしながら,1990年代における山一証券,北海道拓殖銀行の破綻などに象徴されるいわゆるバブル崩壊後の経済危機の際は,貸金業者に対する不十分な規制の下に商工ローンや消費者金融が大幅に貸付を伸ばし,その結果,1998年には自殺者が3万人を超え,自己破産者も10万人を突破するなど多重債務問題が深刻化した。
改正貸金業法の完全施行の先延ばし,金利規制などの貸金業者に対する規制の緩和は,再び自殺者や自己破産者,多重債務者の急増を招きかねず許されるべきではない。今,多重債務者のために必要とされる施策は,相談体制の拡充,セーフティネット貸付の充実及びヤミ金融の撲滅などである。 そこで,先に設置された消費者庁の所管ないし共管となる地方消費者行政の充実及び多重債務問題が喫緊の課題であることも踏まえ,国に対し,以下の施策を求める。1
改正貸金業法を早期に完全施行すること。2 自治体での多重債務相談体制の整備のため相談員の人件費を含む予算を十分確保するなど相談窓口の充実を支援すること。3 個人及び中小事業者向けのセーフティネット貸付をさらに充実させること。4 ヤミ金融を徹底的に摘発すること。 以上,
地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。 平成21年12月22日。 土浦市議会。 提出先 衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・多重債務者対策本部長・金融担当大臣・消費者政策担当大臣・厚生労働大臣・総務大臣・国家公安委員会委員長。 以上よろしくご審議の上,ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(折本明君) 提案理由の説明は終わりました。 本案についてご質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご質疑もないようですので,質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案については,委員会への付託を省略して,議事を進めたいと存じますが,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認め,さよう取り運びます。 それでは,これより討論に入ります。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) 討論もないようですので,討論を終結して,これより採決いたします。 本案は,提出者説明のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,本案は提出者説明のとおり決しました。 お諮りいたします。ただいま意見書2件が議決されましたが,字句その他の整理を要するものにつきましては,その整理を議長に委任されたいと存じますが,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認めます。よって,字句その他の整理を要するものにつきましては,議長に委任することに決しました。
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△日程第18.閉会中の事務調査について
○議長(折本明君) 次に,日程第18閉会中の事務調査についてを議題といたします。 本件は,お手元に配布してあります各委員会から閉会中の事務調査について申し出があったものであります。本件は,それぞれ各委員会の申し出のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(折本明君) ご異議なしと認め,さよう決しました。
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△閉会
○議長(折本明君) 以上で本定例会に提案されました全議案を議了いたしました。 これにて平成21年第4回
土浦市議会定例会を閉会いたします。慎重なるご審議をいただきまして,誠にありがとうございました。 午前11時59分閉会...