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03月20日-05号

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  1. 土浦市議会 2007-03-20
    03月20日-05号


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    平成19年 第1回 定例会平成19年第1回土浦市議会定例会会議録(第5号)======================== 平成19年3月20日(火曜日)議事日程(第5号) 平成19年第1回土浦市議会定例会 平成19年3月20日・午前10時第 1        請願・陳情について第 2 議案第 1号 土浦市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部改正について第 3 議案第 2号 土浦市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について第 4 議案第 3号 土浦市手数料条例の一部改正について第 5 議案第 4号 土浦市新治運動公園条例の一部改正について第 6 議案第 5号 土浦市新治トレーニングセンター条例の一部改正について第 7 議案第 6号 土浦市老人デイサービスセンター条例の一部改正について第 8 議案第 7号 土浦市介護保険条例の一部改正について第 9 議案第 8号 土浦市中小企業振興資金融資あつ旋条例の一部改正について第10 議案第 9号 土浦市公設地方卸売市場条例の一部改正について第11 議案第10号 土浦市水道事業の設置等に関する条例及び土浦市特別土地保有税審議会条例の一部改正について第12 議案第11号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について第13 議案第12号 土浦市職員の給与に関する条例の一部改正について第14 議案第13号 土浦市土浦駅前北地区市街地開発事業特別会計条例の制定について第15 議案第14号 土浦・阿見都市計画事業土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業の施行に関する条例の制定について第16 議案第15号 土浦市特別職の職にある者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について第17 議案第16号 平成19年度土浦市一般会計予算第18 議案第17号 平成19年度土浦市公共用地先行取得事業特別会計予算第19 議案第18号 平成19年度土浦市駐車場事業特別会計予算第20 議案第19号 平成19年度土浦市国民健康保険特別会計予算第21 議案第20号 平成19年度土浦市老人保健特別会計予算第22 議案第21号 平成19年度土浦市介護保険特別会計予算第23 議案第22号 平成19年度土浦市下水道事業特別会計予算第24 議案第23号 平成19年度土浦市公設地方卸売市場事業特別会計予算第25 議案第24号 平成19年度土浦市農業集落排水事業特別会計予算第26 議案第25号 平成19年度土浦市土浦駅前北地区市街地開発事業特別会計予算第27 議案第26号 平成19年度土浦市水道事業会計予算第28 議案第27号 茨城県市町村総合事務組合規約の一部改正について第29 議案第28号 茨城租税債権管理機構規約の変更について第30 議案第29号 新治地方広域事務組合規約の変更について第31 議案第30号 湖北環境衛生組合規約の変更について第32 議案第31号 土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合規約の変更について第33 議案第32号 市道の路線の認定について第34 議案第33号 市道の路線の変更について第35 議案第34号 市道の路線の廃止について第36 議案第35号 平成18年度土浦市一般会計補正予算第37 議案第36号 平成18年度土浦市駐車場事業特別会計補正予算第38 議案第37号 平成18年度土浦市国民健康保険特別会計補正予算第39 議案第38号 平成18年度土浦市老人保健特別会計補正予算第40 議案第39号 平成18年度土浦市介護保険特別会計補正予算第41 議案第40号 平成18年度土浦市下水道事業特別会計補正予算第42 議案第41号 平成18年度土浦市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算第43 議案第42号 平成18年度土浦市農業集落排水事業特別会計補正予算第44 議案第43号 土浦市公平委員会委員の選任の同意について第45 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について第46        土浦駅前地区市街地開発調査特別委員会調査報告について第47        神立駅周辺地区整備調査特別委員会調査報告について第48        閉会中の事務調査について  ――――――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した案件 日程第1  請願・陳情について乃至日程第43 議案第42号 日程第44 議案第43号 日程第45 諮問第1号 日程第46 土浦駅前地区市街地開発調査特別委員会調査報告について 日程第47 神立駅周辺地区整備調査特別委員会調査報告について 追加日程第1 議員提出議案第1号 追加日程第2 議員提出議案第2号 日程第48 閉会中の事務調査について  ――――――――――――――――――――――――――――出席議員(44名)   1番  鈴木一彦君   2番  矢口 清君   3番  宮本 勉君   4番  上野悦男君   5番  吉田千鶴子君   6番  荒井 武君   7番  小林幸子君   8番  福田一夫君   9番  田中涬介君  10番  古沢喜幸君  11番  久松 猛君  12番  入江勇起夫君  13番  関 利久君  14番  塚本 博君  16番  宮本孝男君  17番  海老原一郎君  18番  盛 良雄君  19番  中田正広君  20番  吉田博史君  21番  小坂 博君  22番  寺内 充君  23番  柏村忠志君  24番  金塚 功君  25番  宮崎 正君  26番  前野憲一君  27番  柴原伊一郎君  28番  藤井章壽君  29番  川原場明朗君  30番  勝田 煦君  31番  坂本喜久江君  33番  内田卓男君  34番  廣瀬昭雄君  35番  中井川功君  36番  矢口迪夫君  37番  池延和規君  38番  渡辺良人君  39番  豊島一男君  40番  川口玉留君  41番  折本 明君  42番  沼田義雄君  43番  松本茂男君  44番  井坂信之君  45番  本橋道明君  46番  中島政雄君  ――――――――――――――――――――――――――――欠席議員(1名)  15番  豊崎公男君  ――――――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者  市長      中川 清君  助役      瀧ケ崎洋之君  収入役     五頭英明君  市長公室長   古渡善平君  総務部長    円城寺和則君  市民生活部長  石神進一君  保健福祉部長  市川 昇君  産業部長    石毛一美君  建設部長    山田和也君  都市整備部長  神戸信洋君  水道部長    萩野房男君  教育長     冨永善文君  教育次長    長南幸雄君  消防長     篠崎民雄君  財政課長    桜井久夫君  ――――――――――――――――――――――――――――事務局職員出席者  局長      中川新衛君  次長      宮本義憲君  副参事     宮本 一君  副参事     大久保稔君  係長      大塚 豊君  係長      瀬古沢秀光君  係長      野口智巳君  ――――――――――――――――――――――――――――   午前10時03分開議 ○議長(折本明君) ただいま出席議員は44名で議会は成立いたしました。 よって,これより本日の会議を開きます。  ―――――――――――――――――――――――――――― △欠席議員の報告 ○議長(折本明君) 本日の欠席議員を申し上げます。  15番 豊 崎 公 男 君 以上1名の方の欠席でございます。  ―――――――――――――――――――――――――――― ○議長(折本明君) 本日の議事日程につきましては,お手元にお配りしてございます議事日程第5号のとおり議事を進めたいと存じますので,御了承を願います。  ―――――――――――――――――――――――――――― △各委員会の審査の経過並びに結果の報告 ○議長(折本明君) それでは,これより議事日程に入ります。 日程第1請願・陳情について乃至日程第43議案第42号平成18年度土浦市農業集落排水事業特別会計補正予算を一括して議題といたします。 これより順次各委員長から委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 なお,委員長の報告は議長において順を追って御指名いたします。 まず,総務副委員長より御報告願います。 △1.総務副委員長の報告   〔総務副委員長 鈴木一彦君登壇〕 ◆総務副委員長(鈴木一彦君) 皆さん,おはようございます。 委員長が所用により不在のため,かわって副委員長から御報告申し上げます。 本定例会において,当総務委員会に付託されました議案10件,陳情6件及び継続審査中の陳情1件につきましては,去る3月15日に委員会を開催し,執行部から詳細なる説明を求め,慎重に審査いたしました。 以下,その審査の経過と結果について申し上げます。 議案第1号土浦市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部改正について。 本案は,人事院規則の改正により,休息時間が廃止されたことから,その改正に準拠して,休息時間を定める本条例第7条を削除するものであり,4名の反対がありましたが,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第2号土浦市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について。 本案は,職員の特殊勤務手当の支給に関し,手当の種類,支給区分及び支給額等の必要性,妥当性について見直しを行い,手当の廃止,内容の変更など,本条例の一部を改正するものであり,3名の反対がありましたが,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第10号土浦市水道事業の設置等に関する条例及び土浦市特別土地保有税審議会条例の一部改正について。 本案は,組織・機構につきまして,簡素で効率的かつスリムなものとするため,行政機構の見直しを実施することに伴い,水道部を建設部に水道課に改めるほか,資産税課を課税課に改めるなど,本条例の一部を改正するものであり,1名の反対がありましたが,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第11号地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について。 本案は,地方自治法の改正により,助役にかえて副市長を置くこと,また収入役が廃止されることなどから,その改正に準拠して,土浦市水防協議会条例など10条例において,用語の整理など一部を改正するものであり,1名の反対がありましたが,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第12号土浦市職員の給与に関する条例の一部改正について。 本案は,人事院勧告における国家公務員の給与構造改革に準拠して,地域手当の支給について定めるほか,扶養手当の引き上げなど,本条例の一部を改正するものであり,2名の反対がありましたが,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第15号土浦市特別職の職にある者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について。 本案は,地方自治法の改正に伴い,条例第4条中助役を副市長に改め,収入役を削除し,付則で収入役の在職に関わる経過措置を定めるほか,介護認定審査会及び障害者介護認定審査会の委員報酬の見直し,並びに土浦駅前北地区市街地再開発審査会の委員の報酬,費用弁償を定めるものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第16号平成19年度土浦市一般会計予算,歳入全部,歳出中第1款議会費,第2款総務費,ただし第1項総務管理費中第12目市民活動費,第13目地区コミュニティ活動推進事業費,第14目防犯対策費,第15目交通安全対策費,第16目交通災害対策費,第17目支所及び出張所費及び第3項戸籍住民基本台帳費中第1目戸籍住民基本台帳費を除く,第8款消防費,第10款公債費,第11款諸支出金,第12款予備費,第4表地方債。 まず,歳入につきましては,個人住民税への税源移譲及び景気の緩やかな回復傾向により法人市民税において増収が見込まれるものの,依然として厳しい財政状況の中での財源確保は,緊要の課題と思考されますので,都市計画税の公平性の確保を含め,市財政の根幹をなす市税の確保については,収納強化対策を始め,鋭意努力されることを強く要望するものであります。 歳出につきましては,主なものとしまして,総務費において,第7次土浦市総合計画の策定委託料,(仮称)土浦市情報センターを設置するための実施設計委託料税務地図情報システム業務委託料市議会議員選挙費などを計上し,消防費において,災害対応特殊35メートル級はしご車など車両3台の購入費及び,すべての小学校と消防署など24カ所に,自動体外式除細動器(AED)を配備するための購入経費等を計上しております。第10款公債費につきましては,市債に係る元利償還金の計上であります。第4表地方債につきましては,起債の限度額,方法,利率及び償還の方法を定めるものであります。 これらにつきましては,1名の反対がありましたが,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第27号茨城県市町村総合事務組合規約の一部改正について。 本案は,地方自治法の改正に伴い,助役・収入役制度の見直し及び吏員制度が廃止されることから,助役及び収入役を理事に改めるほか,吏員その他の職員を職員に改めるなど,規約の一部を改正するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第28号茨城租税債権管理機構規約の変更について。 本案につきましても,地方自治法の改正に伴い,会計管理者の設置について規定するとともに,吏員その他の職員を職員に改めるなど,規約の一部を改正するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第35号平成18年度土浦市一般会計補正予算,歳入全部,歳出中第1款議会費,第2款総務費,ただし第3項戸籍住民基本台帳費を除く,第8款消防費,第10款公債費,第3表債務負担行為補正中平成18年度における地方債証券の共同発行により生じる連帯債務(平成18年度茨城県市町村共同公募債)・土浦市地域防災計画整備委託料,第4表地方債補正。 本案は,国・県支出金及び起債の決定並びに事務事業費の確定などに伴う歳入歳出決算見込みに基づき,所要の更正を行うものであります。 歳入につきましては,市税,国庫支出金,県支出金,財産収入などを増額し,地方特例交付金,地方交付税,分担金及び負担金などを減額するものであります。 歳出につきましては,主なものとしまして,総務費において,財政調整基金他6基金へ運用利子を積み立てるほか,消防費において,財源更正をしております。 第3表債務負担行為補正につきましては,平成18年度における地方債証券の共同発行により生じる連帯債務を追加するほか,土浦市地域防災計画整備委託料の限度額を変更するものであります。 第4表地方債補正につきましては,上大津西小学校校舎棟耐震補強及び大規模改造事業費債など2件の新規計上のほか,大和上高津線街路事業費債の廃止,今泉第二霊園用地取得事業費債など13件の限度額の変更であります。 これらにつきましては,原案どおり可決すべきものと決しました。 次に,陳情について申し上げます。 受理番号2改憲手続き法案にかかわる陳情につきましては,3名の採択の意見及び1名の継続審査の意見がありましたが,陳情内容には沿い難いとの意見が多数を占め,不採択とすべきものと決しました。 受理番号4補助金制度の抜本的見直しと公募制導入を求める陳情につきましては,1名の採択の意見がありましたが,なお引き続き調査研究の必要があると認め,継続審査とすべきものと決しました。 受理番号5費用弁償の廃止を求める陳情につきましては,1名の採択の意見及び3名の継続審査の意見がありましたが,陳情内容には沿い難いとの意見が多数を占め,不採択とすべきものと決しました。 受理番号6職員互助会に対する助成金を廃止することを求める陳情につきましては,1名の継続審査の意見がありましたが,陳情内容には沿い難いとの意見が多数を占め,不採択とすべきものと決しました。 受理番号7庁舎内喫煙所撤去を求める陳情につきましては,1名の採択の意見及び1名の継続審査の意見がありましたが,陳情内容には沿い難いとの意見が多数を占め,不採択とすべきものと決しました。 受理番号8政務調査費の廃止を求める陳情につきましては,陳情内容に対する賛意は見出せないため,不採択とすべきものと決しました。 最後に,継続審査中の陳情について申し上げます。 受理番号24市職員,議会議員など公務に従事する者に対する酒気帯び運転に対する処遇に関する陳情につきましては,1名の継続審査の意見がありましたが,陳情内容には沿い難いとの意見が多数を占め,不採択とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。  ―――――――――――――――――――――――――――― △2.文教厚生委員長の報告 ○議長(折本明君) 次に,文教厚生委員長より報告願います。  〔文教厚生委員長 柏村忠志君登壇〕 ◆文教厚生委員長(柏村忠志君) 御報告申し上げます。 本定例会において,当文教厚生委員会に付託されました議案15件,陳情1件,継続審査中の請願1件,陳情1件につきましては,去る3月15日に委員会を開催し,執行部から詳細なる説明を求め,慎重に審査いたしました。 以下,その審査の経過と結果について申し上げます。 議案第4号土浦市新治運動公園条例の一部改正について。 本案は,市民の要望や近隣自治体の状況等を踏まえ,当該運動公園の休園日,利用時間を改め,また,利用者の実態に鑑み,テニスコート使用料の料金体系を改めるため,本条例の一部を改正するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第5号土浦市新治トレーニングセンター条例の一部改正について。 本案は,前議案同様,当該トレーニングセンターの休館日及び開館時間を改め,また利用時間の区分の変更を行うとともに,新たに市外利用者の使用料を設定するため,本条例の一部を改正するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第6号土浦市老人デイサービスセンター条例の一部改正について。 本案は,平成18年4月1日に施行された,介護保険法の一部を改正する法律において,要介護認定調査における,新規の認定に関しては,市町村が実施する原則を徹底することとされ,居宅介護支援事業者等への委託規定を削除するという見直しが行われたことに伴い,本条例の条文の整理を行うものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第7号土浦市介護保険条例の一部改正について。 本案は,介護認定審査会の委員の定数を増員し,効率的かつ円滑な審査会の運営を図るため,本条例の一部を改正するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第16号平成19年度土浦市一般会計予算,歳出中第2款総務費中第1項総務管理費中第12目市民活動費,第13目地区コミュニティ活動推進事業費,第14目防犯対策費,第15目交通安全対策費,第16目交通災害対策費,第17目支所及び出張所費及び第3項戸籍住民基本台帳費中第1目戸籍住民基本台帳費,第3款民生費,第4款衛生費,第9款教育費,第3表債務負担行為ISO認証取得調査委託料ISO認証取得審査委託料。 まず,第2款総務費につきましては,犯罪や事故に遭われた方々の相談活動などを行う,社団法人いばらき被害者支援センターへの負担金や,中央出張所を土浦駅前北地区市街地再開発地内へ移転を進めるための実施設計委託料戸籍交付事務の迅速化を図るための戸籍電子情報システム保守委託料などの計上であります。 第3款民生費につきましては,地域福祉計画の策定委託料,聴覚障害者の生活支援のための手話通訳者派遣事業委託料要約筆記者派遣事業委託料,「ねんりんピック茨城2007」実行委員会への補助金,新治支所への自動ドアを始め,国民宿舎「水郷」の身体者用トイレへ「オストメイト」,これは人工肛門の洗浄のためのものです,を設置するなどの,人にやさしいまちづくり事業費,消費者への相談体制の強化や周知・啓発を図るための経費,「茨城県後期高齢者医療広域連合」負担金,環境にやさしい「ひまわり油バイオディーゼル燃料」に対応した公用車を購入するための費用,生活保護費など,いずれも市民福祉に係る経費の計上であります。 次に,第4款衛生費につきましては,各種予防接種委託料生活習慣病予防のための「メタボリックシンドローム教室」を実施するための報償費,各種介護予防事業を実施するための費用,単独処理浄化槽から高度処理型合併処理浄化槽への転換を促進するための単独処理浄化槽撤去事業補助金,最終処分場の下流部埋立地,第2層中間覆土工事費,ISO14001認証取得のための調査委託料など,保健医療費や生活環境に係る経費の計上であります。 第9款教育費につきましては,荒川沖小学校及び大岩田小学校の耐震診断調査委託料,土浦小学校の校舎及び屋内運動場の改築事業に向けて実施する,敷地測量委託料,土浦第二中学校の耐震診断調査委託料,すべての中学校の1年生を対象として実施する,宿泊体験学習委託料,新図書館整備のための実施設計委託料土浦駅前北地区再開発地内に美術展示室を整備するための実施設計委託料三中地区公民館駐車場拡張整備工事費市立博物館常設展示室の改装工事費,放課後児童クラブの受け入れ体制の強化を図るために行う,中村小学校と荒川沖小学校クラブ室増設工事費,かすみがうらマラソン大会への補助金など,教育,文化に係る経費の計上であります。 第3表債務負担行為につきましては,ISO認証取得調査委託料ISO認証取得審査委託料において,債務負担行為を設定し,それぞれの期間及び限度額を定めるものであります。 慎重審査の結果,1名の反対がありましたが,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第19号平成19年度土浦市国民健康保険特別会計予算。 本案は,国民健康保険事業に係る,保険給付費,老人保健拠出金及び介護納付金等の計上であります。 歳入につきましては,保険税,国・県支出金,療養給付費交付金及び一般会計繰入金等を計上するものであり,1名の反対がありましたが,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第20号平成19年度土浦市老人保健特別会計予算。 本案は,老人保健に係る,医療費給付費,事務費等の計上であります。 歳入につきましては,支払基金交付金,国・県支出金及び一般会計繰入金等を計上するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第21号平成19年度土浦市介護保険特別会計予算。 まず,保険事業勘定につきましては,保険給付費,介護予防事業費包括的支援事業費等の計上であります。 歳入につきましては,保険料,国・県支出金,支払基金交付金一般会計繰入金等の計上であります。 介護サービスの事業勘定につきましては,地域包括支援センター運営のための人件費,介護プラン等作成委託料の計上であります。 歳入につきましては,介護予防サービス費収入一般会計繰入金の計上であり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第29号新治地方広域事務組合規約の変更について。 議案第30号湖北環境衛生組合規約の変更について。 議案第31号土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合規約の変更について。 これら3つの議案は,地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い,助役・収入役制度の見直し及び吏員制度が廃止されるため,職名の変更など,それぞれの規約の一部を改正するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第35号平成18年度土浦市一般会計補正予算,歳出中第2款総務費中第3項戸籍住民基本台帳費,第3款民生費,第4款衛生費,第9款教育費,第2表繰越明許費中第3款民生費,第4款衛生費,第9款教育費,第3表債務負担行為補正ISO認証取得調査委託料ISO認証取得審査委託料。 本案は,国・県支出金及び起債の決定並びに事務事業費の確定などに伴う決算見込みに基づき,所要の更正を行うものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第37号平成18年度土浦市国民健康保険特別会計補正予算。 本案は,国保医療費の決算見込みに基づき,療養諸費及び老人保健医療費拠出金負担金を減額するものであります。 歳入につきましては,国民健康保険及び国庫支出金を減額し,保険基盤安定繰入金の増に伴い,一般会計繰入金を増額するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第38号平成18年度土浦市老人保健特別会計補正予算。 本案は,老人医療費の決算見込みに基づき,医療給付費を減額し,平成17年度分の医療費の精算に伴い,一般会計繰出金を計上するものであります。 歳入につきましては,国・県支出金を減額し,国庫負担金の交付率の変更に伴い,一般会計繰入金を増額するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第39号平成18年度土浦市介護保険特別会計補正予算。 保険事業勘定につきましては,介護保険給付費の決算見込みに基づき,介護サービス等諸費を減額し,介護給付費準備基金積立金及び,平成17年度の保険給付費の精算に伴い,一般会計繰出金を増額するものであります。 歳入につきましては,保険料,国庫支出金,支払基金交付金及び一般会計繰入金等を減額するものであります。 次に,介護サービス事業勘定につきましては,介護予防ケアマネジメント業務委託料を減額するほか,一般会計繰出金を減額するものであります。 歳入につきましては,介護予防サービス費収入を減額するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 次に,陳情について申し上げます。 受理番号3自主性,自律性をもった地方教育行政の推進と全国一斉学力テスト,教員免許更新制にかかわる陳情につきましては,現在の学力テストの在り方に疑問があり,趣旨に賛同できることから,1名の採択すべきとの意見がありましたが,陳情内容には沿い難いとの意見が多数を占めたため,不採択とすべきものと決しました。 最後に,継続審査中の請願・陳情について申し上げます。 受理番号5障害者自立支援法に対する請願書につきましては,自立支援法成立後の国や本市の対応,また,他市の状況を執行部より説明を受け,審査いたしました。 採決の結果,3名の採択すべきとの意見がありましたが,請願内容には沿い難いとの意見が多数を占めたため,不採択とすべきものと決しました。 受理番号12「地域の県立高校の存続と,30人以下学級実現でゆきとどいた教育を求める意見書提出」に関する陳情につきましては,1名の採択すべきとの意見がありましたが,陳情内容には沿い難いとの意見が多数を占めたため,不採択とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。  ―――――――――――――――――――――――――――― △3.産業経済委員長の報告 ○議長(折本明君) 次に,産業経済委員長より報告願います。  〔産業経済委員長 金塚功君登壇〕 ◆産業経済委員長(金塚功君) 御報告申し上げます。 本定例会において,当産業経済委員会に付託されました議案9件につきましては,去る3月15日に委員会を開催し,執行部から詳細なる説明を求め,慎重に審査いたしました。 以下,その審査の経過と結果について申し上げます。 議案第8号土浦市中小企業振興資金融資あつ旋条例の一部改正について。 本案は,社団法人全国信用保証協会が国の通知を受け,保証審査運用基準の見直しを行い,第三者保証人の徴求について,原則として,法人の場合はその代表者,個人の事業主の場合は当該個人事業主とし,それ以外の第三者を保証人とすべきではないと改めたことに伴い,本条例の第三者保証人等が必要と定められているものについて,新たに,保証人及び担保に係る規定を設けるなど,信用保証協会の運用基準の見直しに準じて,所要の改正を行うものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第9号土浦市公設地方卸売市場条例の一部改正について。 本案は,会社法及び会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い,卸売市場法の一部を改正する法律が公布され,茨城県卸売市場条例の一部が改正されたことに伴い,市条例の一部を改正するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第16号平成19年度土浦市一般会計予算,歳出中第5款農林水産業費,第6款商工費。 まず,第5款農林水産業費,第1項農業費は,果樹づくりの施設導入に対する助成として,茨城のうまい果物産地総合推進対策事業補助金,野菜産地の規模拡大を図るための,いばらきの野菜産地強化総合推進事業補助金,化学肥料や化学農薬などの削減への取り組みに対するエコ農業推進事業補助金,また,かんがい排水及び農道整備工事費,県営地域用水環境整備事業鶴沼地区負担金,手野地区の県営圃場整備事業負担金等の計上であります。 第3項水産業費は,霞ケ浦北浦水産資源増大対策事業補助金等の計上であります。 次に,第6款商工費につきましては,新たに,工業団地内に立地した企業に対する奨励金の交付,商工会議所が継続して実施する1割のプレミアム付商品券の発行支援補助金,SOHOつちうら運営委託料,食のまちづくり推進事業委託料及び「まちづくり活性化バス」運行事業補助金,霞ケ浦観光のイメージアップを図るための帆曳船2艘の操業委託料,観光基本計画の策定委託料,国民宿舎「水郷」の経営診断調査委託料等の計上であります。 慎重審査の結果,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第23号平成19年度土浦市公設地方卸売市場事業特別会計予算。 本案は,経年的老朽化の進行に伴い,年次的に補修,改修を図るための駐車場舗装打替工事費等の計上であります。 これら歳出に対する歳入は,市場使用料,一般会計繰入金及び諸収入等の計上であり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第24号平成19年度土浦市農業集落排水事業特別会計予算。 本案は,西根地区の管路施設工事費及び処理施設工事費等の計上であります。 これら歳出に対する歳入は,受益者分担金,使用料,県支出金,市債及び一般会計繰入金等の計上であります。 また,第2表地方債につきましては,農業集落排水整備事業に係る起債の限度額,起債の方法,利率,償還の方法について定めるものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第26号平成19年度土浦市水道事業会計予算。 本案は,平成19年度の業務予定量を給水戸数5万2,500戸,年間総給水量1,664万7,000立方メートル,1日平均給水量を4万5,608立方メートルと見込んだ予算措置であり,主な建設改良事業として,配水管布設並びに老朽管布設替事業費,大岩田配水場の配水ポンプ・モーター等施設更新工事事業費等の計上であります。 なお,収益的収入では,給水収益及び受託工事費収益等の計上であり,支出は原水及び受水費,配水及び給水費等の管理運営費のほか,減価償却費,企業債の支払利息等の計上であります。 また,資本的収入では,企業債,加入金等の計上であり,支出は,建設改良費,開発費及び企業債償還金等の計上であります。これら資本的支出に対する収入の不足は,過年度分損益勘定留保資金等で補填するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第35号平成18年度土浦市一般会計補正予算,歳出中第5款農林水産業費,第6款商工費。 まず,第5款農林水産業費から申し上げますと,公設地方卸売市場事業特別会計繰出金の減額,農業集落排水事業特別会計繰出金の増額,優良種苗導入資金貸付金,県営圃場整備事業負担金等の減額であります。 次に,第6款商工費では,花火大会を雨天により順延したことに伴い,補助金を増額するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第41号平成18年度土浦市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算。 本案は,光熱水費及び消費税等の減額であり,また,歳入については,市場使用料,一般会計繰入金及び諸収入等の減額のほか,繰越金を計上するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第42号平成18年度土浦市農業集落排水事業特別会計補正予算。 本案は,西根地区の管路施設工事費等の減額であり,また,歳入については,県補助金,市債等の減額であり,原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。  ―――――――――――――――――――――――――――― △4.建設委員長の報告 ○議長(折本明君) 次に,建設委員長より報告願います。  〔建設委員長 吉田博史君登壇〕 ◆建設委員長(吉田博史君) 御報告申し上げます。 本定例会において,当建設委員会に付託されました議案14件,請願1件,継続審査中の陳情1件につきまして,去る3月15日に委員会を開催し,執行部から詳細なる説明を求め,慎重に審査いたしました。 以下,その審査の経過と結果について申し上げます。 議案第3号土浦市手数料条例の一部改正について。 本案は,建築物の耐震偽装が社会問題になったことから,建築基準法が改正され,建築物の確認申請及び計画通知書の審査において,構造計算が適格に行われていることを判定するための構造計算適合性判定制度が導入されております。このことから,一定の高さ以上等の建築物は,新たに指定機関において,構造計算適合性の判定を必要とすることになり,その申請手数料については,判定に要する費用等を加算した額とするため,所要の改正を行うものであります。 また,官公署から特定屋外タンク貯蔵所等の設置許可申請があった場合,その審査等は,危険物保安技術協会に委託することとなり,審査委託料の支払いを要するため,危険物関係消防手数料についても所要の改正を行うものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第13号土浦市土浦駅前北地区市街地開発事業特別会計条例の制定について。 本案は,土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業について,平成19年度に事業認可を予定しており,保留床処分金など,特定の歳入をもって歳出に充てることとなるため,事業の経理を明確にする必要から,地方自治法の規定に基づき,条例を制定し,特別会計を設置するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第14号土浦・阿見都市計画事業土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業の施行に関する条例の制定について。 本案は,土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業の施行に関し,都市再開発法に基づき,事業の種類及び名称,事務所の所在地,業務の代行,費用負担など,基本的な事項を定めるため,条例を制定するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第16号平成19年度土浦市一般会計予算,歳出中第7款土木費,第2表継続費,第3表債務負担行為中風車周辺花壇設置及び管理委託料,平成19年度総合運動公園建設用地取得事業について土浦市土地開発公社と委託契約を締結する,平成19年度都市計画道路常名虫掛線道路用地取得事業について土浦市土地開発公社と委託契約を締結する,平成19年度総合運動公園外周道路用地取得事業について土浦市土地開発公社と委託契約を締結する。 土木費の主な内容の,まず第2項道路橋梁費の道路維持費は,市道の維持管理に伴う清掃,修繕工事費などの計上。 道路新設改良費は,市道整備のための調査委託料,市民の生活道路であります市道の舗装,改良,排水工事費などの計上であります。 第3項河川費は,都市下水路,小規模排水路整備事業費などの計上であります。 第4項都市計画費,まず,都市計画総務費は,中城通りの歴史の小径整備に伴う,電線地中化工事委託料などの計上であります。 都市施設管理費は,土浦駅・荒川沖駅のエスカレーター・エレベーターの保守点検委託や,公共施設の各種委託料などの計上であります。 建築指導費は,既存建築物の耐震化を推進するための,耐震改修促進計画策定業務委託費などの計上であります。 土地区画整理費は,神立駅西口地区土地区画整理事業の地区界確定・現況補正測量委託料などの計上であります。 街路事業費は,都市計画道路川口・田中線及び木田余・神立線の用地取得費などの計上であります。 朝日トンネル整備事業費は,広域的なアクセスの向上を図る幹線道路としての整備を目指し,詳細設計,測量委託料などの計上であります。 総合運動公園建設費は,常名運動公園について,川口運動公園や新治運動公園との機能分担を視野に入れ,基本計画の見直しを進めるための業務委託料の計上。 開発費は,土浦駅西口ペデストリアンデッキを延伸するための,実施設計委託料の計上であります。 また,第5項住宅費は,2カ年継続で実施を予定している,市営南ケ丘住宅の水洗化工事費などの計上。 以上が,土木費の主な計上であります。 第2表継続費につきましては,菅谷東都市下水路整備事業の総額及び年割額を定めるものであり,第3表債務負担行為につきましては,風車周辺花壇設置及び管理委託料など4件において債務負担行為を設定し,それぞれの期間及び限度額を定めるものであります。 以上,慎重に審査した結果,原案どおり可決すべきものと決しました。 なお,朝日トンネル整備事業費の委託料の執行については,茨城県へ委託するとのことでありますが,当建設委員会の審議の中では,「景気が回復した」と言われる今日,地方においては,まだまだ「景気が良くなった」とは感じられず,地域間格差のある,実感なき景気回復であります。このようなことを踏まえ,今後,事業実施の際は,地元の活性化を図るべく,「地元の業者に参画しやすい環境を作るべきである」との意見が多数を占めたことから,茨城県及び石岡市と十分協議し,地域活性化を考慮した上で事業推進されるよう,全会一致で強く要望をいたします。 議案第17号平成19年度土浦市公共用地先行取得事業特別会計予算。 本案は,土浦駅前北地区市街地再開発事業について,新年度事業認可を予定していることから,用地買戻しに係る経費の計上と,長期債の元金及び利子の償還金であります。 歳入は,一般会計繰入金等の計上であり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第18号平成19年度土浦市駐車場事業特別会計予算。 本案は,土浦駅東及び駅西駐車場など,管理運営費のほか,駐車場官制システム機器借上料などの計上であります。 歳入は,駐車場使用料及び一般会計繰入金の計上,公債費は元金及び利子の計上であり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第22号平成19年度土浦市下水道事業特別会計予算。 本案の,まず下水道管理費は,市内10カ所のポンプ場運転管理委託料及び塚田ポンプ場の改築工事費などの計上であります。 下水道建設費は,汚水管渠布設工事費,木田余雨水排水路整備工事費の計上。 また,特定環境保全公共下水道整備事業費は,常名,大岩田,永井地区などの汚水管渠布設工費費の計上であります。 公債費は,元金及び利子の計上であります。 歳入は,受益者負担金,下水道使用料,国庫補助金及び一般会計繰入金などの計上であります。 また,第2表継続費は,塚田ポンプ場改築事業の総額及び年割額を定めるものであります。 第3表地方債は,下水道整備事業など3件の起債の限度額,起債の方法,利率及び償還の方法について定めるものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第25号平成19年度土浦市土浦駅前北地区市街地開発事業特別会計予算。 本案は,土浦駅前北地区市街地再開発事業の円滑な運営とその経理の適正化を図るため,新たに設置するものであります。 再開発事業費は,人件費,権利変換計画策定業務委託料及び実施設計委託料の計上であります。 歳入は,国・県支出金,一般会計繰入金及び市債の計上であります。 第2表地方債は,事業に係る起債の限度額,起債の方法,利率,償還の方法について定めるものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第32号市道の路線の認定について。 本案は,市道4路線の認定であります。 乙戸68号線,乙戸69号線,同じく70号線,神立中央五丁目19号線につきましては,いずれも民間の開発行為により新設された道路の寄付受け入れに伴う認定であります。これらにつきましては,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第33号市道の路線の変更について。 本案は,神立98号線の一部につきまして,民間の開発行為に伴う道路の付け替えによる路線の起点の変更であり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第34号市道の路線の廃止について。 本案は,新治中290号線につきまして,地元からの払い下げの申請があり,道路としての機能はなく,用途廃止に伴う支障もないことから,路線を廃止するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第35号平成18年度土浦市一般会計補正予算,歳出中第7款土木費,第2表繰越明許費中第7款土木費,第3表債務負担行為補正中平成18年度都市計画道路常名虫掛線道路用地取得事業について土浦市土地開発公社と委託契約を締結する,平成18年度総合運動公園外周道路用地取得事業について土浦市土地開発公社と委託契約を締結する,平成4年度中央一丁目市街地再開発用地取得事業について土浦市土地開発公社と委託契約を締結する,平成9年度都市計画道路常名虫掛線道路用地取得事業について土浦市土地開発公社と委託契約を締結する,平成9年度総合運動公園外周道路用地取得事業について土浦市土地開発公社と委託契約を締結する,平成18年度総合運動公園建設用地取得事業について土浦市土地開発公社と委託契約を締結する。 本案の第7款土木費は,事務事業費等の確定に伴うものであります。 まず,第2項道路橋梁費は,道路台帳加除補正委託料及び高架道路壁高欄等点検調査設計委託料などの減額。 第3項河川費は,財源更正であります。 第4項都市計画費は,事業費の決算見込みに基づき,下水道事業特別会計への繰出金を減額,都市施設管理費では,駐車場使用料の減に伴い,駐車場事業特別会計繰出金を増額,都市計画街路事業は,大和上高津線街路事業他2路線で減額,土浦駅前北地区市街地再開発事業計画等策定業務委託料の減額,以上が主なものでございます。 第2表繰越明許費は,年度内に完成が見込めない事業の繰越措置であります。 第3表債務負担行為補正は,都市計画道路常名虫掛線道路用地取得事業他1件を廃止し,4件の期間及び限度額を変更するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第36号平成18年度土浦市駐車場事業特別会計補正予算。 本案は,事業費の確定に基づき,消費税を減額計上するものであります。 歳入は,駐車場使用料を減額し,一般会計繰入金を計上するものであり,原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第40号平成18年度土浦市下水道事業特別会計補正予算。 本案は,事業費の確定に基づき,下水道維持費,公共下水道事業費などを減額するものであります。 歳入は,事業費の確定に伴い,一般会計繰入金を減額するものであります。 第2表繰越明許費は,年度内に完成が見込めない事業の繰越措置であります。 第3表地方債補正は,公共下水道整備事業など,3件の起債の限度額の変更であります。 これらにつきましては,原案どおり可決すべきものと決しました。 次に,請願・陳情について申し上げます。 受理番号1霞ケ浦水辺空間の景観保護等に関する請願でございます。 この請願は,霞ケ浦水辺空間を活かし創造するため,霞ケ浦湖岸の景観保護に対する基本的な方針を確立し,ホテル跡地利用に関して,業者との協議を求めるものであります。 請願理由にありますように,霞ケ浦湖岸の景観保護に対する請願であれば採択できるとの意見が多数出されましたが,請願事項にあります,自転車道路等から回遊できる遊歩道の確保について,市長に対し要請する請願を採択することは,現段階において,財産権や土地利用を制限することになりかねず,「より慎重に審議を要する」との意見が多数を占めたことから,慎重に協議いたしましたが,引き続き調査研究の必要があると認め,全会一致で継続審査とすべきものと決しました。 最後に,受理番号17継続審査中のマンション建設反対についての陳情書につきましては,なお,引き続き調査研究の必要があると認め,全会一致で継続審査とするべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(折本明君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △質疑
    ○議長(折本明君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はございませんか。23番柏村忠志君。  〔23番 柏村忠志君登壇〕 ◆23番(柏村忠志君) 建設委員長に御質問いたします。 受理番号1の霞ケ浦水辺空間の景観保護等に関する請願が継続審査ということになっておりまが,1つは,全体としての要旨はよくわかると,しかし具体的な点で,特に2番目,自転車等のいわゆる歩行の確保ということは,財産権等の制限をしたりという問題があり,出せないというような趣旨だったかと思うんですが,主な前文で「業者と話し合ってくれ」というくだりがあると思うんです。それを市長にやってくれということですから,要するに,市長が今度それをやるわけですから,そういう話し合いをしてくれということの前提でなっているもので,今,委員長がおっしゃったような危惧はないだろうと私は思いますが,その点が1つ。 2つは,今回で4年の任期が終わるわけです。それで,14人の紹介議員を付して出されているわけですけれども,通常の継続審査という形ではなくて,これは明らかに審議未了,自然消滅と,そういう性格になると思うんですね。そのことに対する認識はどうだったのか。2点ほど伺います。 ○議長(折本明君) 建設委員長。  〔建設委員長 吉田博史君登壇〕 ◆建設委員長(吉田博史君) 柏村議員から3つほど質問がございましたので,順次お答えを申し上げます。 柏村議員の,請願の内容は,業者と市長がよく話をしてくれというようなことが主であるというような御意見でございましたが,建設委員会では,先ほど申し上げましたように,この請願書は請願理由と請願事項とに分かれております。その中で,先ほどもお答えしましたように,請願理由に関しては,これはもっともであると,業者と市長が話し合うべきであるというのが委員の考えでございました。 ただ,事項に入った時に,請願事項が2つございました。先ほどは1つ,遊歩道というのがありましたけれども,もう1つは,いわゆる駅東地区の高度地区を指定というか,高度地区の考え方を早急にという意見がございました。これにつきましても執行部から説明を求めまして,現在,駅の東側,これは今の川口運動公園だけではなくて蓮河原とか港町といった霞ケ浦水辺の土地がございますが,ここに現在4階建てから13階建てのマンション等もあるというような位置関係もいろいろ説明を受け,委員でお話ししましたが,やはりこの高度地区の問題というのは,もっと慎重に議論しなければならないだろうと,これは土浦市全体のことにも関しますから,それにはちょっと時間がないといったことがありました。 それから,14人の紹介議員がいるのにということですが,だからこそ,より慎重に,建設委員会では,14人の議員さんが紹介しているというのは,これは大変重い請願でございます,ですから,より慎重に審議をしたいということでございます。 それと,継続審査にするとここで終わるという認識はあったのかということでございますが,それは十分にございました。 以上でございます。 ○議長(折本明君) 他に御質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御質疑もないようでございますので,これをもって質疑を終結いたします。 それでは,これより討論に入ります。 発言通告がありますので,発言を許します。23番柏村忠志君。  〔23番 柏村忠志君登壇〕 ◆23番(柏村忠志君) 受理番号2改憲手続き法案にかかわる陳情に対する委員長報告に反対するものでございます。 本日は,アメリカがイラク戦争を起こして4年目となります。20万人以上とも言われる死者を出し,数百万人の避難民を作り出しております。日本政府は国連憲章に基づく平和の秩序よりも,日米同盟最優先としてイラク戦争を支持し,自衛隊を派兵し,米軍作戦を支持しております。日本政府の責任は重大と言わなければなりません。 アメリカは戦後,200回以上の戦争を行っており,沖縄などの米軍基地をベースに展開しており,日本政府は一貫してアメリカの戦争に協力してきました。憲法9条より日米軍事同盟を最優先としてきました。その延長線上にあるのが,今国会で成立を目指している日本国憲法の改正手続きに関する法律案でございます。陳情書は,「日本国憲法第9条を改定して,日本をアメリカとともに海外で戦争する国に変えることと一体と言わなければなりません」と指摘しております。また,「国会の憲法改正の発議から最短60日間の国民投票という,国民が十分に内容を知ることへの制限,最も少ない賛成で憲法改正が成立することになる有効投票の過半数という成立条件など,重大な問題がある」とも指摘しております。さらに,「憲法手続き法案の成立を急ぐことは,本案の問題点を国民が理解しないうちに強行しようとするものであり,大問題です」と警鐘しております。 安倍首相は,任期中の憲法改憲を掲げ,迫っている参議院選挙で改憲を争点にすると公言しております。その意味で,今回の法案は安倍内閣にとって絶対に成立させなければならない法案でございます。大変に危険な政治行動と言わなければなりません。陳情の内容は,政府の危険な行動に歯どめをかける一環として評価できるものであります。憲法改悪に直結する改憲手続き法案を廃案にすることの陳情に賛意を示して討論といたします。 次に,受理番号5費用弁償の廃止を求める陳情に対する委員長報告に反対するものであります。 税金が公正有効に利用されているかをチェックするのが議会であります。その意に反して,一貫して出費しているのが費用弁償であります。主に費用弁償は交通費に充てられておりますが,1990年の最高裁判決で,金額や支給費目は議会の裁量に委ねるとされたことから,金額や支給条件は自由となっております。県内の市,町の多くが議会に出席するたびに日当名目で議会議員に費用弁償として支払われております。議員報酬との二重とりとの指摘もございます。土浦市は3,000円ほど支払っております。土浦市市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例によりますと,「議員が定例会,臨時会又常任委員会,議会運営委員会もしくは特別委員会に出席したときは,費用弁償として1日につき3,000円を支給する。(第5条7)」と規定しております。議員が議会活動として本会議や各委員会に出席し,審議などをするのは当然の仕事です。議員には毎月46万7,000円の報酬を支払っており,さらに3,000円の交通費を支払うということは,市民の多くは理解はできません。この非常識とも言える議員の費用弁償は,日立市,取手市,五霞町,総和町,小美玉市,常陸太田市など既に全廃されております。今回,陳情された方は,過去に3回ほど費用弁償の廃止などを訴えております。今回も,マスコミや市民から指摘される前に,議会自身で当該条例を廃止してほしい。さらに,議員改選直前の今,次の議会に尊敬される,まともで良識にかなう気概を示す最後の決断を期待したいとも訴え,費用弁償条例を廃止するか,支給は実費精算とするかを陳情しております。市民の良識を代表する意見で,不採択にする理由を探しても見つけることはできません。各自治体が公費の無駄をなくすために行財政改革を行っている時だからこそ,議会は費用弁償を全面的に見直すべきで,費用弁償の廃止を求める陳情に賛同をし,議員の皆さんに強く要望し,討論といたします。 以上です。 ○議長(折本明君) 10番古沢喜幸君。  〔10番 古沢喜幸君登壇〕 ◆10番(古沢喜幸君) 日本共産党を代表しまして,私,古沢喜幸が討論を行います。 初めに,請願・陳情について申し上げます。 受理番号2改憲手続き法案にかかわる陳情について。 これは,今の平和憲法を守る立場から,現在審議されている国民投票法案についての問題点を指摘したもので,全く妥当なものです。投票成立の要件となっている最低投票率がないため,投票が3割,4割でも成立する内容となっていること,500万人にも上る公務員や教職員の運動が制限されていること,多額の資金のかかる有料のコマーシャルが投票目前14日間を除き自由にでき,豊富な資金を調達できる側が圧倒的優位となるような仕組みとなっていることなど,さまざまな問題のある内容となっており,これらのことを指摘して廃案を求めている本陳情は,全く妥当なものであり,不採択とした総務委員長の報告に反対であります。 受理番号3自主性,自律性をもった地方教育行政の推進と全国一斉学力テスト,教員免許更新制にかかわる陳情についてであります。 御存じのように,学力世界一のフィンランドでは,一斉学力テストは実施されていません。クラス全員が理解できるように,生徒同士の助け合いの精神を尊重した少人数の授業が行われているとのことであります。一斉の学力テストは,学校間の格差を広げ,偏差値教育を助長するとともに,考える力をなくすだけです。教員の免許更新制度の導入は,教員の自由な発想を萎縮させ,子供の持つ柔軟な発想も奪うことになりかねません。 以上の理由により,本陳情は採択されるべきであり,不採択とした委員長報告に反対をあらわすものであります。 次に,受理番号5費用弁償の廃止を求める陳情についてであります。 本陳情は,廃止するか,または交通費の実費精算とすることを求めており,極めて合理性があります。 したがって,不採択とした総務委員長報告には反対であります。 続きまして,継続審査となっている受理番号24市職員,議会議員など公務に従事する者に対する酒気帯び運転に対する処遇に関する陳情。 本件は,市の公務に従事する者は,酒気帯び運転が発覚した時は即刻免職,またはその職を辞すことを求めております。 委員長報告は不採択でありますが,酒気帯び運転は重大な犯罪であり,かつ大きな事故につながるもので,「飲んだら乗るな」これは鉄則であります。これを犯した者に対する厳しい罰則は当然であり,不採択とした委員長報告に反対であります。 議案第1号土浦市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部改正について。 本案は,12時から12時15分までの職員の休息時間を廃止し,休憩時間を12時15分から13時までとするものであり,勤務時間を15分延長し,8時間労働とするものであります。しかし,茨城県労政課の平成18年度中小企業賃金事情調査結果によると,大企業の70.5%,中小企業では56.6%が8時間未満の労働時間となっており,この条例が可決されれば,公務員が労働時間延長の逆流を作り出すことになり,採択とする委員長報告に反対であります。 続きまして,議案第2号土浦市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてであります。 本案は,10件の特殊勤務手当を廃止しようとするものであり,植物防疫作業手当など実際にはほとんど適用のないものも含まれており,廃止もやむを得ないと思いますが,しかし,夜間を含む24時間勤務体制の消防職員の夜間特殊業務手当まで廃止するのは同意できません。これまでの職員給与の引き下げに加え,勤務時間の延長,消防職員の夜間業務手当まで廃止して,どうして職員のやる気を引き出すことができるでしょう。 したがって,これら2件の議案には反対するものであります。 通告にありませんが,議案第10号土浦市水道事業の設置等に関する条例及び土浦市特別土地保有税審議会条例の一部改正について申し上げます。 本案は,水道部と建設部を統合し,建設部内に水道課を設置しようとするものでありますが,このことによって,建設部長の業務は肥大化し,これまで指摘してきた水道業務の改革を困難にしかねない状況となることを懸念するものであり,同意することはできません。 なお,このような組織形態をとっているのは石岡市と常総市だけであります。 次に,議案第16号平成19年度土浦市一般会計予算についてであります。 歳入では,個人市民税が税源移譲もあって13億7,000万円,19.5%増と大幅に伸びております。そのうち3億5,000万円は定率減税の廃止によるものであります。庶民増税は17年度から続いており,18年度は老年者控除の廃止などで年金生活者に1億5,000万円の増税でありました。これに連動して,国保税や介護保険料も負担増となり,3年続きの増税は市民にとって耐え難いものがあります。これほどの増税を行いながら,収入は増えていないのに,非課税世帯から課税世帯となったひとり暮らし老人の,緊急通報システム使用料の負担増すら何の手当も行おうとしない政治姿勢は,容認することはできません。 歳出では,AEDを小学校にも配備するなど,積極的な姿勢は評価できますが,連続する大増税,負担増に苦しむ市民を省みようとしない姿勢,一方では,批判の強い海外視察旅行の予算や何の役にも立っていない駐車場案内システムの維持管理費を計上していることなど,容認できるものではありません。 次に,議案第19号平成19年度土浦市国民健康保険特別会計予算であります。 1人当たりの国保税は全国平均よりほぼ1万円高く,払いたくても払えない世帯は6,000を超えており,生活保護水準並みかそれ以下への世帯への課税は,あまりにも過酷であります。申請減免制度を積極的に採用し,経済弱者に対して血の通った国保行政に切りかえるべきであります。 最後になりますが,議案第26号平成19年度土浦市水道事業会計予算について申し上げます。 土浦市の水道行政は,本質から,根本から正されなければなりません。加入金も含めて,毎年5億円から6億円も利益を上げ,内部留保も既に30億円に達しているのに,料金の全面改定を頑として拒んでいます。昨年度は基本料金を是正し,約1万8,000世帯が実質値下げになり,喜ばれております。その金額は約1億2,000万円ですが,料金収入が伸びて,平成18年度の利益はほぼ前年度並み約6億円と予想されます。他市と比較し,あまりにも高い水道料金,一方ずば抜けた利益率は,これはあまりにもアンバランスであります。また,お金があると無駄遣いの元になると,何度も指摘してきましたが,来年度もそのような予算編成であります。いいかげん,業者言いなりの水道行政から潔く脱却すべきであります。業者寄りの姿勢から,市民本位の水道行政に直ちに切りかえるべきであります。 以上,それぞれ反対の意を表明し,討論を終わるものであります。 ○議長(折本明君) 他に討論はございませんか。18番盛良雄君。  〔18番 盛良雄君登壇〕 ◆18番(盛良雄君) 受理番号2改憲手続き法案にかかわる陳情に対する総務委員長報告に対し,賛成の立場から討論するものであります。 まず,陳情の趣旨説明に,瑕疵が見られるのではないかと思われます。なぜならば,憲法9条を改正して,日本をアメリカとともに海外で戦争する国に変えることと一体と言っておりますが,あり得ない想定をしていると,私は思います。日本人はそんなにばかじゃないと,私は思うわけなんです。 日本国憲法を論ずるには,その時の時代考証は必要ですが,思想は中立であるべきであると思います。今回は,憲法改正に先立って,日本国憲法第96条に基づき,国民の承認を求める国民投票法案を決めようと定めるもので,成立を急ぎ過ぎるというものではありません。 御存じのように,憲法96条は,「この憲法の改正は,各議院の総議員の3分の2以上の賛成で,国会が,これを発議し,国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には,特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において,その過半数の賛成を必要とする」と,次に,「憲法改正について前項の承認を経たときは,天皇は,国民の名で,この憲法と一体を成すものとして,直ちにこれに公布する」というふうに第96条で書いてございます。今国民の承認で有権者の過半数か,投票総数の過半数か,有効投票の過半数か,いろいろな考えはありますけれども,それを現在審議中でありまして,結論はまだ決まっていないという状況であります。陳情の趣旨にも,国民が自由に議論して運動することを保障することが当然であるというふうに書いてございますけれども,そういうふうに自由に議論して運動することが保障されるのであれば,責任を負うということも認識すべきではないかと思います。 また,陳情の趣旨に,公務員,教育者の国民投票にかかわる運動の禁止等が問題だと書いてございますけれども,日本国憲法では,公務員が全体の奉仕者であることを明記していますので,政治的中立というのが求められるのが当然であります。 しかしながら,現在,与党の方では,一番最初はここの陳情書に書いてあるように,公務員の運動というのは禁止のように書いてございましたけれども,現在,与党の修正で,そういうものは撤去されまして,この国民投票法案では,公務員の国民投票運動へのかかわりが公務員法で禁止されている政治的行為に当たらないとされて,全く自由となったわけなんです。だから,書いてある内容は違うわけなんです,陳情と。それで,陳情の趣旨は間違いであると,私は思います。 さらに,欧米諸国では,国民投票法案のような規制はない,ありません。それは本当はございませんが,そのとおりでございますけれども,そのため,欧米諸国では自由に改正しておるわけなんです。日本はそういうふうな憲法96条というのがありまして,改正するにはいろいろな手続が必要だと。欧米は,論議したら変えられるというふうになってございます。例えば,アメリカは,その制定以来18回改正してございます。アメリカは硬性憲法ですから,条文は削除せずに追加して,これを修正する,これはどうだというのを18回やっております。ドイツは51回,韓国は9回,イタリアは13回,メキシコなどは2002年までに408回も改正しておるわけなんです。スイスは190回以上憲法を改正しております。 そういうところで,日本国憲法の第96条というのは,非常にその改正手続を厳しく定めており,この第96条はすばらしい条項であると言えると思います。それをまた反対するというのは,また何で反対するのかと,私は思うわけなんです。民主主義の理念に基づき,国民投票法案を国会で現在論議しようとしておるので,本陳情書を不採択とした総務委員長報告に賛意を表明するものであります。 以上で討論を終わります。 ○議長(折本明君) 他に討論はございませんか。11番久松猛君。  〔11番 久松猛君登壇〕 ◆11番(久松猛君) 国民投票法案の問題についての議論がありましたので,この陳情に対して賛成の立場から一言申し上げたいと思います。 先ほど盛議員から賛成討論がありましたが,憲法9条改正でアメリカと一体となって戦争をしようとするものとならざるを得ないということについては,そういうことではないというようなお話がありました。先ほど反対討論の中で,柏村議員からイラク戦争の話がありましたが,イラク戦争で自公政府は,アメリカのイラク戦争を支持して,それで自衛隊を派遣すると,こういうことが行われて,大変なイラク人の人命も失うし,難民も多数生み出すと,こういう状況になっております。アメリカ国内でも,ブッシュ大統領に対する支持率は急速に衰えております。 そういう中で,自衛隊がイラクに派遣はされましたが,しかし,憲法9条が歯どめになって,銃の引き金を引くことはないと,それはできないという状況になっているわけです。そういう中で,この憲法9条が仮に改正された場合に,例えばイギリス軍と同じように,アメリカ軍と一体となって海外で戦争することが可能になるということは明らかなんです,これは。そういうこの憲法改正の最大のねらいが,この憲法9条改正にあるんです。そういう中で,安倍総理が,先ほどもありましたが,次の参議院選挙では憲法改正を争点とするというような発言をしている中で,今回の現在開かれている国会で,この投票法案が審議されていると。憲法96条に基づき国民投票法案を作ろうということでありますけれども,憲法96条では作らなければならないんではなくて,改正が必要な時には国民投票法案を作っていくという趣旨にあるんであって,これを作らなければならないということになっているわけではありません。 それから,有効投票の過半数か,あるいは国民の過半数かという問題でありますけれども,国民投票によって,過半数で憲法改正をすると,こういうことでありますけれども,現在審議されているその法案の中身は,最低投票率も定められておりませんし,そのことによって有効投票数が3割,4割という状況の中で,結果的には国民の2割程度でも憲法改正ができると,こういう内容となっているのでありまして,極めて大きな問題があります。 それから,先ほどの古沢議員の討論にもありましたが,マスコミ,有料CMの活用,これは潤沢な資金のある勢力が豊富な資金力を使ってCMを垂れ流すと,こういうような状況が十分予想されるわけでありまして,その辺の規制も全くないということもあります。極めて重大な問題をはらんでいる法案であるというふうに思います。 各国で改正が何回も行われている,いろいろな国でやられているという発言がありましたが,これは,各国でそれぞれ必要だということで改正したものであって,それを憲法改正が必要だということの理由には何もなりません。日本国憲法は,この憲法9条,平和を守ると,こういうことも含めて,あるいは憲法25条の生存権の保障など,極めてすばらしい内容を持っておりまして,むしろこの憲法から現実の政治が乖離しつつあると,そこにこそ問題があるのであって,憲法に従った政治を行っていくことによって,この憲法の光がさらに輝いてくるというふうに考えているわけであります。 したがいまして,憲法改正を目的とした今回の国民投票法案については反対の立場を表明し,委員長の不採択に対して反対の意を表明するものであります。 以上です。 ○議長(折本明君) 暫時休憩いたします。   午前11時35分休憩  ――――――――――――――――――――――――――――   午後 1時00分再開 ○議長(折本明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 他に討論はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) それでは,これにて討論を終結いたします。  ―――――――――――――――――――――――――――― △全議案の採決 ○議長(折本明君) それでは,これより採決いたします。 日程第1請願・陳情についてを採決いたします。 お諮りいたします。先ほど委員長報告に対し反対討論のありました,受理番号2,受理番号3,受理番号5,受理番号24につきましては,別に採決することといたしたいと存じますが,御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。 それでは,先に受理番号2,受理番号3,受理番号5,受理番号24を除く請願・陳情について採決いたします。 受理番号2,受理番号3,受理番号5,受理番号24を除く請願・陳情は,いずれも委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって受理番号2,受理番号3,受理番号5,受理番号24を除く請願・陳情については,いずれも各委員長報告のとおり決しました。 次に,受理番号2を採決いたします。 お諮りいたします。受理番号2改憲手続き法案にかかわる陳情は,総務副委員長の報告は不採択でありますが,副委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(折本明君) 起立多数であります。よって受理番号2の陳情は,総務副委員長の報告のとおり決しました。 次に,受理番号3を採決いたします。 お諮りいたします。受理番号3自主性,自律性をもった地方教育行政の推進と全国一斉学力テスト,教員免許更新制にかかわる陳情は,文教厚生委員長の報告は不採択でありますが,委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(折本明君) 起立多数であります。よって受理番号3の陳情は,文教厚生委員長報告のとおり決しました。 次に,受理番号5を採決いたします。 お諮りいたします。受理番号5費用弁償の廃止を求める陳情は,総務副委員長の報告は不採択でありますが,副委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(折本明君) 起立多数であります。よって受理番号5の陳情は,総務副委員長報告のとおり決しました。 次に,受理番号24を採決いたします。 お諮りいたします。受理番号24市職員,議会議員など公務に従事する者に対する酒気帯び運転に対する処遇に関する陳情は,総務副委員長の報告は不採択でありますが,副委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(折本明君) 起立多数であります。よって受理番号24の陳情は,総務副委員長の報告のとおり決しました。 次に,日程第2議案第1号を採決いたします。 議案第1号土浦市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部改正については,原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(折本明君) 起立多数であります。よって議案第1号は,原案どおり決しました。 次に,日程第3議案第2号を採決いたします。 議案第2号土浦市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正については,原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(折本明君) 起立多数であります。よって議案第2号は,原案どおり決しました。 次に,日程第4議案第3号を採決いたします。 議案第3号土浦市手数料条例の一部改正については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第3号は,原案どおり決しました。 次に,日程第5議案第4号を採決いたします。 議案第4号土浦市新治運動公園条例の一部改正については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第4号は,原案どおり決しました。 次に,日程第6議案第5号を採決いたします。 議案第5号土浦市新治トレーニングセンター条例の一部改正については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第5号は,原案どおり決しました。 次に,日程第7議案第6号を採決いたします。 議案第6号土浦市老人デイサービスセンター条例の一部改正については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第6号は,原案どおり決しました。 次に,日程第8議案第7号を採決いたします。 議案第7号土浦市介護保険条例の一部改正については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第7号は,原案どおり決しました。 次に,日程第9議案第8号を採決いたします。 議案第8号土浦市中小企業振興資金融資あつ旋条例の一部改正については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第8号は,原案どおり決しました。 次に,日程第10議案第9号を採決いたします。 議案第9号土浦市公設地方卸売市場条例の一部改正については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第9号は,原案どおり決しました。 次に,日程第11議案第10号を採決いたします。 議案第10号土浦市水道事業の設置等に関する条例及び土浦市特別土地保有税審議会条例の一部改正については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第10号は,原案どおり決しました。 次に,日程第12議案第11号を採決いたします。 議案第11号地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第11号は,原案どおり決しました。 次に,日程第13議案第12号を採決いたします。 議案第12号土浦市職員の給与に関する条例の一部改正については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第12号は,原案どおり決しました。 次に,日程第14議案第13号を採決いたします。 議案第13号土浦市土浦駅前北地区市街地開発事業特別会計条例の制定については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第13号は,原案どおり決しました。 次に,日程第15議案第14号を採決いたします。 議案第14号土浦・阿見都市計画事業土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業の施行に関する条例の制定については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第14号は,原案どおり決しました。 次に,日程第16議案第15号を採決いたします。 議案第15号土浦市特別職の職にある者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第15号は,原案どおり決しました。 次に,日程第17議案第16号を採決いたします。 議案第16号平成19年度土浦市一般会計予算は,原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(折本明君) 起立多数であります。よって議案第16号は,原案どおり決しました。 次に,日程第18議案第17号を採決いたします。 議案第17号平成19年度土浦市公共用地先行取得事業特別会計予算は,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第17号は,原案どおり決しました。 次に,日程第19議案第18号を採決いたします。 議案第18号平成19年度土浦市駐車場事業特別会計予算は,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第18号は,原案どおり決しました。 次に,日程第20議案第19号を採決いたします。 議案第19号平成19年度土浦市国民健康保険特別会計予算は,原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(折本明君) 起立多数であります。よって議案第19号は,原案どおり決しました。 次に,日程第21議案第20号を採決いたします。 議案第20号平成19年度土浦市老人保健特別会計予算は,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第20号は,原案どおり決しました。 次に,日程第22議案第21号を採決いたします。 議案第21号平成19年度土浦市介護保険特別会計予算は,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第21号は,原案どおり決しました。 次に,日程第23議案第22号を採決いたします。 議案第22号平成19年度土浦市下水道事業特別会計予算は,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第22号は,原案どおり決しました。 次に,日程第24議案第23号を採決いたします。 議案第23号平成19年度土浦市公設地方卸売市場事業特別会計予算は,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第23号は,原案どおり決しました。 次に,日程第25議案第24号を採決いたします。 議案第24号平成19年度土浦市農業集落排水事業特別会計予算は,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第24号は,原案どおり決しました。 次に,日程第26議案第25号を採決いたします。 議案第25号平成19年度土浦市土浦駅前北地区市街地開発事業特別会計予算は,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第25号は,原案どおり決しました。 次に,日程第27議案第26号を採決いたします。 議案第26号平成19年度土浦市水道事業会計予算は,原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(折本明君) 起立多数であります。よって議案第26号は,原案どおり決しました。 次に,日程第28議案第27号を採決いたします。 議案第27号茨城県市町村総合事務組合規約の一部改正については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第27号は,原案どおり決しました。 次に,日程第29議案第28号を採決いたします。 議案第28号茨城租税債権管理機構規約の変更については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第28号は,原案どおり決しました。 次に,日程第30議案第29号を採決いたします。 議案第29号新治地方広域事務組合規約の変更については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第29号は,原案どおり決しました。 次に,日程第31議案第30号を採決いたします。 議案第30号湖北環境衛生組合規約の変更については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第30号は,原案どおり決しました。 次に,日程第32議案第31号を採決いたします。 議案第31号土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合規約の変更については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第31号は,原案どおり決しました。 次に,日程第33議案第32号を採決いたします。 議案第32号市道の路線の認定については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第32号は,原案どおり決しました。 次に,日程第34議案第33号を採決いたします。 議案第33号市道の路線の変更については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第33号は,原案どおり決しました。 次に,日程第35議案第34号を採決いたします。 議案第34号市道の路線の廃止については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第34号は,原案どおり決しました。 次に,日程第36議案第35号を採決いたします。 議案第35号平成18年度土浦市一般会計補正予算は,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第35号は,原案どおり決しました。 次に,日程第37議案第36号乃至日程第43議案第42号を採決いたします。 議案第36号平成18年度土浦市駐車場事業特別会計補正予算乃至議案第42号平成18年度土浦市農業集落排水事業特別会計補正予算は,原案どおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第36号乃至議案第42号は,原案どおり決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △日程第44.議案第43号 ○議長(折本明君) 次に,日程第44議案第43号土浦市公平委員会委員の選任の同意についてを議題といたします。 市長より説明願います。市長。  〔市長 中川清君登壇〕 ◎市長(中川清君) ただいま上程されました,議案第43号土浦市公平委員会委員の選任の同意につきまして,御説明を申し上げます。 本案は,公平委員会委員の山口雄三氏が,今月24日をもちまして任期満了となりますので,改めて委員を選任するため,議会の同意をお願いするものでございます。 山口雄三氏におかれましては,平成11年3月25日の就任以来,2期8年にわたり,委員としての職務を熱意をもって遂行され,地方自治に対する理解も深く,人格高潔で信望も厚い方でございますので,公平委員として適任者であると存じます。 よって,山口雄三氏を引き続き公平委員会委員として選任をいたしたいと存じますので,同意について,よろしくお願い申し上げます。 ○議長(折本明君) 本案について御質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 質疑なしと認め,質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案については,委員会への付託を省略し,議事を進めたいと存じますが,御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認め,さよう取り運びます。 それでは,これより討論に入ります。 討論はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 討論もないようでございますので,討論を終結して,これより採決いたします。 議案第43号については,市長説明のとおり同意することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって議案第43号は,市長説明のとおり同意することに決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △日程第45.諮問第1号 ○議長(折本明君) 次に,日程第45諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 市長より説明願います。市長。  〔市長 中川清君登壇〕 ◎市長(中川清君) ただいま上程されました,諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につきまして,御説明を申し上げます。 本件は,人権擁護委員の永井進氏,岡田美枝子氏が,本年6月30日をもちまして任期満了となりますので,改めて委員の候補者を推薦するに当たり,議会の賛意を賜るものでございます。 岡田美枝子氏おかれましては,1期3年,誠意をもってその職務を遂行され,今後も人権思想の普及高揚はもとより,基本的人権の擁護のために御尽力をいただける適任者として,再度推薦をいたしたいと存じます。 また,永井進氏におかれましては,人権擁護委員として2期6年にわたり,豊かな識見の下,広く市民の人権擁護のために御尽力をいただきましたことに対しまして,ここに深く感謝の意を表する次第でございます。 つきましては,後任の委員として,福田幹男氏を推薦いたしたいと存じます。 福田幹男氏は,長く教職員として御活躍され,藤沢小学校校長,神立小学校校長を歴任されるなど,人権教育にも識見が高く,信望も厚い方でございます。 今後とも,その経験を活かし,市民の人権擁護のために御尽力をいただける適任者であると存じます。 よって,岡田美枝子氏,福田幹男氏の両氏を委員として推薦することにつきまして,議会の賛意を賜りますよう,よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(折本明君) 本案について質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 質疑なしと認め,質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案については,委員会への付託を省略し,議事を進めたいと存じますが,御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認め,さよう取り運びます。 それでは,これより討論に入ります。 討論はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 討論もないようでございますので,討論を終結して,これより採決いたします。 諮問第1号については,市長の説明のとおり同意することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって諮問第1号は,市長説明のとおり同意することに決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △日程第46.土浦駅前地区市街地開発調査特別委員会調査報告について ○議長(折本明君) 次に,日程第46土浦駅前地区市街地開発調査特別委員会調査報告についてを議題といたします。 本件に関し,委員長の報告を求めます。土浦駅前地区市街地再開発調査特別委員長。  〔土浦駅前地区市街地再開発調査特別委員長 松本茂男君登壇〕 ◆土浦駅前地区市街地再開発調査特別委員長(松本茂男君) 御報告申し上げます。 土浦駅前地区市街地再開発調査特別委員会は,中心市街地活性化に向けた魅力ある都市基盤整備及び定住人口の増加とあわせ,土浦駅前北地区市街地再開発事業の推進について調査研究することを目的に,平成16年6月,第2回定例会において,委員8名をもって設置されました。平成17年第1回定例会において,1回目の中間報告を,平成18年第1回定例会において,2回目の中間報告をしたところであります。 これまで,県内外視察2回,また,大和町及び川口一・二丁目の地区長,青年層との意見交換等を含め,計18回の委員会を開催し,執行部から事業の経緯とあわせ,現状及び今後の進め方等について詳細な説明を求め,調査研究を重ねてまいりました。 以下,前回の中間報告後の委員会の開催状況等について申し上げます。 平成18年5月26日,第13回委員会を開催。大和町地区長及び川口一・二丁目地区長の出席を求め,大和町北地区開発及び土浦駅前北地区再開発について意見交換会を実施。 同年6月19日,第14回委員会を開催。都市整備部の出席を求め,土浦駅前北地区に係る18年度作業について協議,また,ウララ土浦駅前再開発事業の当初の取り決めについて再確認を求める陳情書を審査し,継続審査といたしました。 同年7月27日,第15回委員会を開催。都市整備部の出席を求め,土浦駅前北地区再開発事業のスケジュールについて協議,また,継続審査中の陳情を審査し,継続審査といたしました。 同年9月15日,第16回委員会を開催。都市整備部の出席を求め,土浦駅前北地区基本設計等業務委託及び大和町北地区まちづくり調査について協議,及び継続審査中の陳情を審査し,不採択といたしました。 同年11月27日,第17回委員会を開催。大和町及び川口一・二丁目の青年層(若手経営者)の出席を求め,大和町北地区開発及び土浦駅前北地区再開発について意見交換会を実施。 平成19年3月6日,第18回委員会を開催。都市整備部・市長公室・市民生活部・教育委員会の出席を求め,土浦駅前北地区市街地再開発事業について協議。 以上,執行部との協議を始め,意見交換会を行うなど,調査研究をしてきたところであります。 それらの調査を踏まえ,委員会として,以下の提言をするものであります。 これまでの調査の中で,特に,土浦駅前北地区市街地再開発事業とあわせ,大和町北地区開発及び道路整備の3点について,委員会としての意見を申し上げます。 初めに,土浦駅前北地区市街地再開発事業についてであります。 同事業は,土浦駅前再開発ビル「ウララ」に次ぐまちづくりの拠点となる重要な事業であります。 したがいまして,新図書館,情報センター等の公益施設を中心とした,文化施設・情報発信施設の設置及び定住人口の増加を図るべく住宅整備など,さらには商業・業務店舗の導入を図り,平成21年度の完成に向け,万難を排し,着実に推進されることを強く望むものであります。 次に,大和町北地区開発についてであります。 同地区は,その宅地面積3.2ヘクタールのうち,概ね3分の1に当たる1ヘクタールが,現在,駐車場として利用されており,また,空き店舗数も21となっている状況であります。 このことから,早急に土浦駅前の顔としてふさわしい,賑わいの拠点として整備すべく,現在行っているまちづくり調査のさらなる充実を始め,地元意向の把握,地元地権者等との協議を積極的に進めることを望むものであります。 最後に,道路整備についてであります。 特に,土浦駅前北地区から,大和町や川口町方面への歩行者の回遊性向上と交通渋滞の緩和などから,駅前東崎線の拡幅整備は必須であることから,発生交通量の分析や関係機関との協議を早急に実施し,再開発事業とあわせ整備すること,また,高齢者や買い物客などの安全性・利便性に考慮して,周辺道路を整備することを望むものであります。 以上,土浦駅前北地区市街地再開発事業及び大和町北地区開発並びに道路整備の今後の進め方について意見を申し上げました。 現在,土浦駅周辺や商店街の状況は,中心市街地活性化事業の効果や常磐線の通勤時間の短縮,地価の割安感など,さらには景気回復の兆しもあり,多くのマンション建設による定住人口の増加見込み,大型空き店舗のリニューアルオープンによる流入人口の増加見込みなど,明るいニュースもございますが,県南地域の中心性の維持,発展を目指すためにも,ただいま申し上げました各事業の完成と推進を最優先の課題と位置づけ,鋭意努力されることを強く要望いたしまして,当委員会の報告を終わります。 ○議長(折本明君) 以上で,土浦駅前地区市街地再開発調査特別委員長の報告が終わりました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △質疑 ○議長(折本明君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はございませんか。3番宮本勉君。  〔3番 宮本勉君登壇〕 ◆3番(宮本勉君) 報告の内容につきまして意見を申し上げるわけではございませんが,土浦市の浮沈をかけた大変大事な事業であると。そういう意味では,委員会の報告書が,ここで今委員長が報告された報告内容が,今手元に配られていないと。ただお話をいただいただけではわからないので,私は,やはり報告前に資料の提出をいただきたかったと。なお,前にありませんでしたので,ぜひ提出をいただきたいとお願いを申し上げまして終わります。 以上であります。 ○議長(折本明君) 他に御質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御質疑もないようですので,質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいまの委員長報告によって,同特別委員会に付託いたしました調査を終了することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認め,さよう決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △日程第47.神立駅周辺地区整備調査特別委員会調査報告について ○議長(折本明君) 次に,日程第47神立駅周辺地区整備調査特別委員会調査報告についてを議題といたします。 本件に関して,委員長の報告を求めます。神立駅周辺地区整備調査特別委員長。  〔神立駅周辺地区整備調査特別委員長 金塚功君登壇〕 ◆神立駅周辺地区整備調査特別委員長(金塚功君) 御報告申し上げます。 神立駅周辺地区整備調査特別委員会は,魅力ある,市街地の形成実現に向けた,神立駅周辺の都市基盤整備促進などについて調査研究することを目的に,平成16年9月,第3回定例会において,委員8名をもって設置され,平成17年第3回定例会において,中間報告をしたところであります。 これまで,県外視察3回,また,神立地区の権利者との懇談を含め,19回の委員会を開催し,執行部から事業の経緯とあわせ,現状認識と課題整理,そして,課題解決に向けた諸施策について詳細な説明を求め,調査研究を重ねてまいりました。 以下,中間報告後の委員会の開催状況等について申し上げます。 平成17年10月7日,第11回委員会を開催。都市整備部の出席を求め,平成16年度神立駅地区事業計画報告書及び今後の進め方について協議。 同年10月24日,25日の2日間,岐阜県多治見市,愛知県知立市を視察。多治見市においては,経緯と進捗状況を,知立市においては,現状と問題点等を視察。 平成18年1月20日,第13回委員会を開催。都市整備部の出席を求め,平成17年度の調査状況と今後の予定について協議。 同年3月24日,第14回委員会を開催。都市整備部の出席を求め,平成18年度の事業の進め方について協議。 同年6月29日,第15回委員会を開催。都市整備部の出席を求め,神立駅西口地区土地区画整理事業の進め方について協議。 同年8月21日,22日の2日間,富山県高岡市及び砺波市を視察。特に,砺波市においては,砺波駅の橋上駅及び自由通路等,駅周辺を含む整備事業実施状況について視察。 同年10月31日,第17回委員会を開催。都市整備部の出席を求め,土地区画整理事業の事業主体,一部事務組合について協議。 平成19年1月10日,第18回委員会を開催。都市整備部の出席を求め,神立駅周辺整備促進協議会の要望活動について報告及び地権者説明会について協議。 平成19年2月20日,第19回委員会を開催。都市整備部の出席を求め,地元説明会の結果について及び平成19年度事業計画について協議。 以上,これまで委員会を19回開催し,執行部及び関係者等の協議や視察をするなど,さまざまな観点から,神立地区の都市基盤や駅前にふさわしいまちづくり等について,調査してきたところであります。 それらの調査を踏まえ,委員会として,以下の提言をするものであります。 現在,神立地区の状況は,土浦市・かすみがうら市,両市の行政界を挟み,工業団地の造成や住宅団地等の開発が行われたにも関わらず,神立駅周辺は旧態依然のままであります。 特に,駅周辺地区は,広場や道路が狭隘であることから,危険性が高く,交通の混雑も激しく,都市基盤整備が大きな課題であるとともに,商業等の活性化及び住宅環境等に大きな影響を与えていることは,周知のとおりであります。 また,近年は,霞ケ浦大橋の交通料の無料化に伴い,交通量が著しく増加し,中貫・白鳥線の慢性的な渋滞がさらに顕著になっております。 かかる状況から,北の拠点としての維持,さらなる発展を目指すためにも,神立駅周辺地区の早期整備については,着実な推進を図るよう努めるべきと考えるものであります。 1日当たり約1万2,000人の乗降客がある神立駅舎を含む駅前広場の整備,都市計画道路真鍋神立線や神立停車場線などの整備,駅周辺の都市基盤である幹線道路網の整備などを実現することにより,神立地区の活性化,将来の発展が,土浦市全体の活性化にもつながるという考えから,活力に満ちた,創造力のあふれる,神立駅周辺に整備をする必要があります。 実現に向けての当委員会の意見でありますが,開発事業の基本的な考えとして,関係権利者の同意を得て進めることが大事であると認識しているところであり,地権者に対しては,きめ細かい説明・協議をするなど,地権者の同意取得に向けて取り組むことが重要であると考えるものであります。 国・県及びJR東日本に対しては,積極的に働きかけを行うとともに,十分協議を重ね,早急に都市計画決定等,諸手続をとるべきものであります。 また,計画区域地内は,かすみがうら市内にも及ぶことから,当該事業は,かすみがうら市においても,発展の起爆剤になる事業でもあると考えられることから,両市が共通の目的に向けた,一つのまちづくりを推進するため,2市による一部事務組合を設立するなど,2市の連携の下に足並みが乱れることなく,本市の北の玄関口,そして,かすみがうら市の玄関口にふさわしい基盤整備を推し進めていく必要があります。 なお,本事業を円滑に推進するために,現地に,開設準備室等を早期に設置するなど,より一層の強力な体制で取り組むべきであると考えられます。 神立駅周辺の整備事業は,本市の発展に不可欠な事業と認識し,市全体の均衡ある発展に向け,まちづくりの基幹となる重要施策であることから,事業推進に全力を傾注されて取り組むことを強く要望いたします。 当該区域が,1日も早く整備され,「安心・安全で日本一住みやすいまちづくり」を目指し,力強い努力をお願い申し上げまして,神立駅周辺地区整備調査特別委員会の報告を終わります。 以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(折本明君) 以上で,神立駅周辺地区整備調査特別委員長の報告は終わりました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △質疑 ○議長(折本明君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御質疑もないようですので,質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいまの委員長報告によって,同特別委員会に付託いたしました調査を終了することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 暫時休憩いたします。   午後 1時44分休憩  ――――――――――――――――――――――――――――   午後 3時38分再開 ○議長(折本明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ―――――――――――――――――――――――――――― △追加日程第1.議員提出議案第1号 ○議長(折本明君) お諮りいたします。本日,福田一夫君他10名から土浦市議会委員会条例の一部改正についてが提出されました。 この際,これを日程に追加し,議題といたしたいと存じますが,御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって本案を日程に追加し,議題とすることに決しました。 それでは,本案を議題といたします。 提出者より提案理由の説明をお願いいたします。8番福田一夫君。  〔8番 福田一夫君登壇〕 ◆8番(福田一夫君) ただいま上程されました,議員提出議案第1号土浦市議会委員会条例の一部改正について,御説明申し上げます。 本案は,平成18年6月7日に地方自治法の一部を改正する法律が公布されたこと,並びに議員定数条例が改正されたこと,及び行政機構が見直されたことに伴い,土浦市議会委員会条例の一部を改正するものであります。 内容といたしましては,まず,議員定数条例の改正と行政機構の見直しに伴いまして,第2条中の各常任委員会の委員の定数を「8人」から「7人」に改め,産業経済委員会所管の「水道部」を削り,文教厚生委員会所管の「市民生活部」を産業経済委員会所管とし,委員会の名称を「産業経済委員会」から「環境経済委員会」と改め,第4条の議会運営委員会の委員の定数を「8人」から「7人」に改めるものであります。 次に,地方自治法の改正に伴いまして,第3条中第2項を削り,第3項を第2項とし,第5条のただし書きを削り,第8条第1項を「常任委員,議会運営委員及び特別委員の選任は,議長の指名による」と改め,同条2項中「会議に諮って」を削り,第3項中「第3条第3項」を「第3条中第2項」に改めるものであります。 また,改正にあわせまして,第30条で字句の整理を行うものであります。 なお,この改正条例の施行日につきましては,公布の日とするものでありますが,第2条の改正規定は,平成19年4月1日から施行し,さらに常任委員会委員及び議会運営委員会委員の定数については,本条例の施行日以後初めて行われる選挙により選出された議員が,常任委員,議会運営委員に選任されるまで,従前の例によるという経過措置を設けるものであります。 以上,よろしく御審議の上,御承認くださいますようお願いいたします。 ○議長(折本明君) 提案理由の説明は終わりました。 本案について御質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(折本明君) 御質疑もないようでございますので,質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案については,委員会への付託を省略して議事を進めたいと存じますが,御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認め,さよう取り運びます。 それでは,これより討論に入ります。討論はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 討論もないようでございますので,討論を終結して,これを採決いたします。 議員提出議案第1号土浦市議会委員会条例の一部改正については,原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(折本明君) 起立多数であります。よって議員提出議案第1号は,原案どおり決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △追加日程第2.議員提出議案第2号 ○議長(折本明君) お諮りいたします。本日,松本茂男君他6名から土浦市議会議員の政治倫理に関する条例の一部改正についてが提出されました。 この際,これを日程に追加し,議題といたしたいと存じますが,御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認めます。よって本案を日程に追加し,議題とすることに決しました。 それでは,本案を議題といたします。 提出者より提案理由の説明をお願いいたします。43番松本茂男君。  〔43番 松本茂男君登壇〕 ◆43番(松本茂男君) ただいま上程されました,議員提出議案第2号土浦市議会議員の政治倫理に関する条例の一部改正について,御説明申し上げます。 「土浦市議会議員の政治倫理に関する条例」につきましては,平成10年9月定例会におきまして,市民全体の奉仕者として,その倫理性を自覚し,公正かつ清廉を基本姿勢とする議員活動に取り組むことにより,政治倫理の確立を期すことを目的に制定されたものであります。 この度,本条例の内容を精査し,一部を改正する条例を提出するものであります。 改正内容は,第2条の「政治倫理基準」において,現行の第1項及び第2項を整理し,第1項から第4項に改め,新たに第5項で「市の職員の昇格又は異動に関し,推薦をしないこと。」,第6項で「市税等の完納又は健全な計画に基づく分納等その納付を誠実に行うこと。」,第7項で「市の職員の公正な職務遂行を妨げ,又はその権限若しくは地位による影響力を不正に行使するよう働きかけないこと。」,第2号で「議員は,政治倫理基準に反する事実があるとの疑惑を持たれたときは,自ら潔い態度を持って疑惑の解明に当たるとともに,その責任を明らかにしなければならない。」の条文を新たに加え,さらに第4条の次に,第4条の2を設け,第1項で「議員は,毎年3月15日から3月31日までの間に,所得税の前々年分並びに市県民税,固定資産税及び国民健康保険税の現年度分の納付状況を記載した,所得税等納付状況報告書(以下「納付状況報告書」という。)に別に規定で定める証明書類を添えて,これを議長に提出しなければならない。」,第2号で,「前項に規定する納付状況報告書の提出期限後に公職選挙法(昭和25年法律第100号)第33条又は第113条の規定に基づき行われた選挙において当選した者(当該選挙前に議員であった者を除く。)は,当該選挙の当選証書の交付を受けた日から30日以内に,当該年の納付状況報告書に前項の証明書類を添えて,これを議長に提出しなければならない。」,第3号で,「納付状況報告書の保存及び閲覧については,前条第4項及び第5項の規定を準用する。ただし,前2項の証明書類は,閲覧の対象としない。」という条文を新たに加え,改正するものであります。 なお,この改正条例の施行日につきましては,公布の日からとするものであります。 以上,よろしく御審議の上,御承認くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(折本明君) 提案理由の説明は終わりました。 本案について御質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御質疑もないようでございますので,質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案については,委員会への付託を省略して,議事を進めたいと存じますが,御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認め,さよう取り運びます。 それでは,これより討論に入ります。討論はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 討論もないようでございますので,討論を終結して,これより採決いたします。 議員提出議案第2号土浦市議会議員の政治倫理に関する条例の一部改正については,原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(折本明君) 起立多数であります。よって議員提出議案第2号は,原案どおり決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △日程第48.閉会中の事務調査について ○議長(折本明君) 次に,日程第48閉会中の事務調査についてを議題といたします。 本件はお手元に配付してありますとおり,各委員会から閉会中の事務調査について申し出があったものであります。本件はそれぞれ各委員会の申し出のとおり決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(折本明君) 御異議なしと認め,さよう決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――― △閉会 ○議長(折本明君) 以上で本定例会に提案されました全議案を議了いたしました。 次に,市長から発言を求められておりますので,これを許します。市長。  〔市長 中川清君登壇〕 ◎市長(中川清君) 平成19年第1回市議会定例会の閉会に当たりまして,一言ごあいさつを申し上げます。 本議会では,新年度予算を始め,数々の重要案件を慎重審議の上,全議案を原案どおり御承認いただきまして,心からお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 本定例会は,議員の皆様方にとりましては,任期満了に伴います最後の定例会となりました。任期中,議員の皆様方におかれましては,日夜市民福祉の向上と市政発展のため,御尽力をいただきました。特に合併の実現に際しましては,格段の御尽力を賜り,新生土浦市の新しいまちづくりをスタートすることができました。14万4,000市民を代表いたしまして,深く敬意と感謝を申し上げるものでございます。 間もなく桜の花が咲き,4月15日には,合併後初の土浦市議会議員選挙が告示されます。立候補される議員の皆様方には,再選されますよう,心から御健闘をお祈り申し上げます。 また,今任期をもって御勇退をなされます議員の方々には,市議会議員として長年にわたり地方行政の円滑な運営と市政の発展に日々お骨折りをいただきました。今日までの数々の業績と御尽力に対しまして,改めて敬意と感謝を申し上げるものであります。長い間本当に御苦労さまでした。ありがとうございました。 豊かな識見と経験,そして卓越した行動力を持った議員の方々が御勇退なされますことは,誠に残念であります。どうぞ,今後とも,土浦市発展のため,御支援と御協力を賜りますようお願いを申し上げ,私のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)  〔議長 折本明君登壇〕 ○議長(折本明君) 今期最後の定例会を閉会するに当たりまして,誠に恐縮でございますが,皆様にお許しをいただきまして,一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会におきまして,議員各位におかれましては,熱心な御審議を賜り,平成19年度予算を始め多くの案件の議決を見ましたことを議長として厚く御礼申し上げます。 執行部の皆様におかれましては,平成19年度予算を始め,議決いたしました各議案の執行は,適切なる運営をもって進められ,市政発展のため,一層の御努力をされるよう心からお願い申し上げる次第であります。 なお,昨年9月定例会におきまして,大多数の議員の皆様方の御理解の下,議員定数を28人に削減する条例が議決できましたこと,ひとえに皆様方の御協力の賜物と深く感謝を申し上げる次第であります。 さて,昨年2月に新治村と合併をし,新生土浦市議会として議場において議論を交わしてまいりました。45名の皆様方がそろって顔を合わせることも最後となりました。私といたしましては,土浦市議会が円満に今日まで運営できたことを,皆様とともに喜びたいと存じております。 私たち,4月30日をもって任期満了となりますが,今期をもって御勇退されます議員の皆様方の御功績と御活躍に対して,心よりの謝辞を申し上げるとともに,今後は健康に十分留意され,土浦市発展のため,御指導,御協力をいただきますよう,切にお願い申し上げる次第であります。 また,来る4月22日は,統一地方選挙が実施されます。立候補される議員各位におかれましては,全員が当選の栄誉を得られ,再び議場で元気にお会いできることを心から御祈念申し上げる次第であります。 結びに,執行部の皆様には,これまでの議会審議に当たりまして,種々御理解と御協力をいただきましたことに対して,心より感謝申し上げて,ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)  〔議長,議長席に着く〕 ○議長(折本明君) これにて,平成19年第1回土浦市議会定例会を閉会いたします。慎重なる御審議をいただきまして,誠にありがとうございました。   午後 3時56分閉会...