日立市議会 2021-03-19
令和3年第1回定例会(第4日目) 本文 開催日: 2021-03-19
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午後 1時00分開議
◯副議長(
伊藤健也君) お疲れさまでございます。本日は、議長から欠席届が出ておりますので、
地方自治法第106条第1項の規定により、副議長の私が議長の職務を行わせていただきます。議員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。
本日の会議は、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、議員間の距離を確保するため、ただいま着席のとおり傍聴席まで議席として使用いたします。
御報告いたします。ただいま出席議員は27名であります。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
これより議事に入ります。
─────────────────────────────────────────────
日程第1 議案第35号について
2 ◯副議長(
伊藤健也君) 日程第1、議案第35号についてを議題といたします。
ただいま議題といたしました議案の説明は既に終了しておりますので、討論に入りますが、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。なお、採決は挙手により行います。
お諮りいたします。
人権擁護委員候補者として、大内康平氏、
佐々木早苗氏を推薦することに同意する諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
3 ◯副議長(
伊藤健也君) 挙手全員であります。よって、議案第35号は、市長提案のとおり同意することに決しました。
教育福祉委員会議案審査報告書
本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第102条の規定により報告し
ます。
記
┌──────┬───────────────────────┬─────┬───────────┐
│事件の
番号 │ 件 名
│議決の結果│ 摘 要 │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 5
号│令和3年度日立市
一般会計予算中
│原案可決 │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算」の
│ │ │
│ │ うち
│ │ │
│ │ 歳 出 第3款 民生費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第4款 衛生費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第8款 土木費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第10款 教育費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第11款
災害復旧費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3条(
債務負担行為)の
所管部分 │ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 6
号│令和3年度日立市
国民健康保険事業特別会計予算 │原案可決 │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 7
号│令和3年度日立市
介護保険事業特別会計予算 │原案可決 │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 8
号│令和3年度日立市
介護サービス事業特別会計予算 │原案可決 │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第10
号│令和3年度日立市
後期高齢者医療事業特別会計予算│原案可決 │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第13
号│令和2年度日立市
一般会計補正予算(第16号)中
│原案可決 │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算補正」
│ │ │
│ │ のうち
│ │ │
│ │ 歳 出 第2款 総務費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3款 民生費
│ │ │
│ │ 第4款 衛生費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第8款 土木費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第10款 教育費
│ │ │
│ │ 第11款
災害復旧費 │ │ │
│ │ 第2条(継続費の補正)の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3条(
繰越明許費の補正)の
所管部分 │ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第14
号│令和2年度日立市
国民健康保険事業特別会計補正 │原案可決 │ │
│ │予算(第4号)
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第15
号│令和2年度日立市
介護保険事業特別会計補正予算 │原案可決 │ │
│ │(第3号)
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第16
号│令和2年度日立市
介護サービス事業特別会計補正 │原案可決 │ │
│ │予算(第2号)
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第18
号│令和2年度日立市後期高齢者医療事業特別会計
│原案可決 │ │
│ │補正予算(第2号)
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第21号│日立市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
│原案可決 │ │
│ │費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の
│ │ │
│ │制定について
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第22号│日立市医療福祉費支給に関する条例の一部を改
│原案可決 │ │
│ │正する条例の制定について
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第23号│日立市営住宅の設置及び管理に関する条例の一
│原案可決 │ │
│ │部を改正する条例の制定について
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第24号│日立市立学校設置条例の一部を改正する条例の
│原案可決 │ │
│ │制定について
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第25号│日立市奨学金貸付条例の一部を改正する条例の
│原案可決 │ │
│ │制定について
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第26号│日立市介護保険条例の一部を改正する条例の
制 │原案可決 │ │
│ │定について
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第27号│日立市指定介護予防支援の事業の運営に関する
│原案可決 │ │
│ │基準等を定める条例及び日立市指定居宅介護支
│ │ │
│ │援の事業の運営に関する基準等を定める条例の
│ │ │
│ │一部を改正する条例の制定について
│ │ │
└──────┴───────────────────────┴─────┴───────────┘
◯
教育福祉委員長(吉田修一君) ◇登壇◇
教育福祉委員長の吉田修一です。
御報告いたします。本委員会に付託されました議案は、17件であります。去る3月10日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その結果はお手元の報告書のとおりでありますが、以下、審査の概要を申し上げます。
初めに、議案第5号、令和3年度
一般会計予算の
所管部分についてであります。
新年度における当初予算として、職員人件費や施設の運営経費などの経常経費をはじめ、保健福祉部関係では、みやた認定こども園新園舎建設事業費のほか、第1子及び第2子の出産祝い金の額を増額した出産祝金支給事業費、日立総合病院における地域周産期母子医療センターの運営や小児科医師確保などに対して補助をする地域医療体制確保事業費、70歳以上の方を対象に路線バス運賃カードの割引販売及びタクシー乗車券を助成する高齢者おでかけ支援事業費などが計上されました。
審査の中で、高齢者おでかけ支援事業について、委員からは、「タクシー乗車券については年度内という使用期限があるが、路線バス運賃カードと同じように年度をまたいでの使用を可能とする方法はないのか。」との質問があり、執行部からは、「路線バスの場合は利用者が割引された運賃カードを購入することとなるが、タクシーの場合は助成券を交付して使用された分を市がタクシー会社に支払うといった方法の違いがあるため、現状では難しい。」との答弁がありました。それを受けて委員からは、「バス停から遠い地域に住む方はタクシーを多く利用する傾向があるため、現状の取組以外で、よりタクシーが利用される方法についても検討してほしい。」との意見が出されました。
次に、教育委員会関係においては、
中里中学校校舎及び
十王中学校屋内運動場の改築事業費のほか、インターネットを通して電子書籍の貸出しを行う電子書籍貸出サービス事業費、(仮称)会瀬スポーツ広場を整備するための基本・実施設計を行う社会体育施設
整備事業費、ICT機器の整備により学校教育の充実を図る情報教育環境
整備事業費などが計上されました。
審査の中で、情報教育環境
整備事業費について、委員からは、「ICTを活用した学校教育を支援する4人のICT支援員については、どのような人材を確保することになるのか。」との質問があり、執行部からは、「機器の設定や操作の支援だけではなく、学校教育におけるICTの有効活用のノウハウを有する事業者を選定していきたい。」との答弁がありました。それを受けて委員からは、「新たな取組となるため、諸課題については臨機応変に対応していただき、併せて教職員の負担軽減策についても検討してほしい。」との意見が出されました。
採決の結果は、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第6号、令和3年度国民健康保険事業特別会計予算については、被保険者の疾病、負傷に対して負担する保険給付費や、県に納付する国民健康保険事業費納付金などの計上であります。採決の結果は、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第7号、令和3年度介護保険事業特別会計予算については、各種介護サービスの利用に対する保険給付費や、介護予防などの地域支援事業に係る経費の計上であります。採決の結果は、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第8号、令和3年度介護サービス事業特別会計予算については、通所介護などの居宅サービス事業をはじめとした各種サービス事業に係る経費のほか、萬春園の建設に係る施設整備費の計上であります。採決の結果は、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号、令和3年度後期高齢者医療事業特別会計予算については、収納した保険料等を後期高齢者医療広域連合に支払うための経費などの計上であります。採決の結果は、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第13号、令和2年度
一般会計補正予算(第16号)の
所管部分についてであります。
主な内容は、事業費等の確定に伴う契約差金の整理のほか、国の第3次補正予算の内示額に合わせて、
新型コロナウイルス感染症対策事業、池の川さくらアリーナに大型映像装置を設置するなどの運動公園施設整備事業、泉丘中学校の空調設備を改修する施設整備事業の各事業費の増額、また、国の施策にのっとり、新型コロナワクチンの接種体制を確保するための事業費の増額であります。
採決の結果は、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号、日立市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、介護保険法の規定に基づき、第1号被保険者の令和3年度から令和5年度までの各年度における保険料率を定めるものであります。採決の結果は、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上のほか、議案第14号、令和2年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、議案第15号、令和2年度介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第16号、令和2年度介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)、議案第18号、令和2年度後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第21号、日立市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第22号、日立市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第23号、日立市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第24号、日立市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について、議案第25号、日立市奨学金貸付条例の一部を改正する条例の制定について、議案第27号、日立市指定介護予防支援の事業の運営に関する基準等を定める条例及び日立市指定居宅介護支援の事業の運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定については、内容の詳細について執行部から説明を受けました。
採決の結果は、いずれの議案も全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で報告を終わりますが、本委員会の決定に対し、各位の御賛成をお願いいたします。
8 ◯副議長(
伊藤健也君) 次に、三代環境建設委員長に報告を求めます。
9 令和3年3月19日
日立市議会議長 茅 根 茂 彦 殿
環境建設委員長 三 代 勝 也
環境建設委員会議案審査報告書
本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第102条の規定により報告し
ます。
記
┌──────┬───────────────────────┬─────┬───────────┐
│事件の
番号 │ 件 名
│議決の結果│ 摘 要 │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 5
号│令和3年度日立市
一般会計予算中
│原案可決 │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算」の
│ │ │
│ │ うち
│ │ │
│ │ 歳 出 第2款 総務費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3款 民生費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第4款 衛生費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第7款 商工費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第8款 土木費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第9款 消防費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第10款 教育費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第11款
災害復旧費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3条(
債務負担行為)の
所管部分 │ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 9
号│令和3年度日立市戸別合併処理浄化槽事業特別
│原案可決 │ │
│ │会計予算
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第11
号│令和3年度日立市水道事業会計予算
│原案可決 │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第12
号│令和3年度日立市下水道事業会計予算
│原案可決 │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第13
号│令和2年度日立市
一般会計補正予算(第16号)中
│原案可決 │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算補正」
│ │ │
│ │ のうち
│ │ │
│ │ 歳 出 第2款 総務費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第4款 衛生費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第8款 土木費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第9款 消防費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第2条(継続費の補正)の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3条(
繰越明許費の補正)の
所管部分 │ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第17
号│令和2年度日立市戸別合併処理浄化槽事業特別
│原案可決 │ │
│ │会計補正予算(第1号)
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第19
号│令和2年度日立市水道事業会計補正予算(第
│原案可決 │ │
│ │3号)
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第20
号│令和2年度日立市下水道事業会計補正予算(第
│原案可決 │ │
│ │3号)
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第28号│日立市手数料条例の一部を改正する条例の制定
│原案可決 │ │
│ │について
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第33号│落見川遊水池整備工事の請負契約の変更につい
│原案可決 │ │
│ │て
│ │ │
└──────┴───────────────────────┴─────┴───────────┘
◯環境建設委員長(三代勝也君) ◇登壇◇ 環境建設委員長の三代勝也です。
御報告いたします。本委員会に付託されました議案は、10件であります。3月12日及び15日の2日間、委員会を開催し、現地調査を含め、慎重に審査いたしました。審査の結果はお手元の報告書のとおりでありますが、以下、審査の概要を申し上げます。
初めに、議案第5号、令和3年度
一般会計予算の
所管部分についてであります。
まず、生活環境部関係の新年度における主な事業でありますが、交流センターの利用促進を図るため、Wi-Fi整備を行うとともに、施設及び設備の長寿命化、利用者の安全、さらには、利便性の向上のため、トイレや外壁等の改修を計画的に行う交流センター維持補修事業、平成13年度に稼働を開始した清掃センターにおいてごみ焼却施設の延命化を図るため、老朽化した基幹的設備の改良工事を行う清掃センター基幹的設備改良事業費、若者が主体となり、まちの魅力づくりや地域課題を解決するためのプロジェクトを企画、実践する(仮称)ひたち若者かがやき会議の設立、運営に係る若者かがやき事業費や、新たな出会いや若者世代の交流を促進するための各種イベント及び講座等の事業に対し補助を行う恋活応援事業費など、市民生活の利便性向上やまちのにぎわい創出に直結する事業が計上されております。
審査の中で、恋活応援事業について、委員からは、「出会いや婚活などのイベントは民間でも数多く行われているが、市ならではの特色ある事業内容とすることで、既存のイベントとのすみ分けや相乗効果が得られると考える。さらに、イベントの開催に当たっては、できるだけ多くの方に声をかけて、出会いだけでは終わらない継続的な交流につながるよう取り組んでほしい。」との意見が出されました。
次に、都市建設部関係でありますが、東滑川町にあるシーマークスクエアの東側を通る市道3号線や、西成沢町の山側団地防災道路、大久保町など5路線の狭隘道路などの整備を行う道路新設改良事業費、日高町を流れる長峰排水路や十王町山部の座禅山工業団地排水路などの改修を行う河川・排水路改修事業費、ひ
たちBRT第
III期ルートとして常陸多賀駅から日立駅までの概略設計を行う新交通導入事業費、鮎川・城南道路の整備に伴う用地測量や土地評価調査算定などを行う鮎川・城南道路
整備事業費など、本市の将来を見据えた多くの事業が計上されております。
審査の中で、道路新設改良事業について、委員からは、「堂平団地から県道日立常陸太田線に抜ける現道を拡幅し防災道路を整備するとのことであるが、車の交通量が増えると安全上の問題も出てくる。避難道路としての機能と併せて、団地にお住まいの方にとって安全で使いやすい道路となるよう、地元の意見を十分に聞いた上で進めてほしい。」との意見が出されました。
採決の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号、令和3年度水道事業会計予算及び議案第12号、令和3年度下水道事業会計予算の企業局所管の予算関係議案2件についてであります。
水道事業においては、老朽化が進む管路や施設の更新等が最優先課題となっており、市内各所における配水管更新工事等を行う配水管布設費や、十王浄水場監視制御装置や森山浄水場沈殿池流入調整弁の更新工事等を行う水源及び配水施設費が計上されております。
下水道事業では、河原子中継ポンプ場電気設備改築工事や、老朽化した下水道管などの改築工事等を行う中央処理区改良費のほか、雨降川及び舟入川の排水区における老朽化の著しい雨水管渠の改築工事を実施する雨水対策費などが計上されております。
審査の中で、5,000万円を計上した予備費について、委員からは、「現時点での具体的な使途は決まっているのか。」との質問があり、執行部からは、「昨年6月に発生した漏水事故と同様の事故が発生した場合の修繕費として3,000万円、それ以外は予定外の支出等に備えて計上したものである。」との答弁がありました。それを受けて委員からは、「緊急事態の事故が発生しないように、事前の確認を含めてしっかりと対策をお願いしたい。」との意見が出されました。
採決の結果、2件の議案とも、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第13号、令和2年度
一般会計補正予算の
所管部分についてであります。
補正の主な内容は、事業確定に伴う契約差金の整理や、鮎川・城南道路整備事業など24件の事業において、年度内の完了が見込めないため
繰越明許費を設定したほか、
国庫支出金の増額に伴い、清掃センターの基幹的設備改良工事に係る経費を追加計上したものなどであります。
採決の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第19号、令和2年度水道事業会計補正予算及び議案第20号、令和2年度下水道事業会計補正予算についてであります。
水道事業会計では、契約差金の整理等により2,291万円余を減額するほか、建設改良費において、県の十王ダム堰堤改良事業費の増額に伴い、本市の負担金を7,115万円余増額するものなどであります。また、下水道事業会計では、国の第3次補正予算に伴い、中央処理区改良費において、テレビカメラでの下水道管調査の追加により、委託料を5,126万円増額するほか、老朽化した下水道管の改築工事及び池の川処理場の管理棟新館の耐震補強工事などの追加により、工事請負費を3億3,220万円増額するものなどであります。
採決の結果、2件の議案とも全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上のほか、議案第9号、令和3年度戸別合併処理浄化槽事業特別会計予算、議案第17号、令和2年度戸別合併処理浄化槽事業特別会計補正予算、議案第28号、日立市手数料条例の一部を改正する条例、議案第33号、落見川遊水池整備工事の請負契約の変更の4件についても執行部から説明を受け、採決の結果、いずれの議案も全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で報告を終わりますが、本委員会の決定に対し、各位の御賛成をお願いいたします。
10 ◯副議長(
伊藤健也君) 次に、添田幹線道路整備促進特別委員長に報告を求めます。
11 令和3年3月19日
日立市議会議長 茅 根 茂 彦 殿
幹線道路整備促進特別委員長 添 田 絹 代
幹線道路整備促進特別委員会議案審査報告書
本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第102条の規定により報告し
ます。
記
┌──────┬───────────────────────┬─────┬───────────┐
│事件の
番号 │ 件 名
│議決の結果│ 摘 要 │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 5
号│令和3年度日立市
一般会計予算中
│原案可決 │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算」の
│ │ │
│ │ うち
│ │ │
│ │ 歳 出 第8款 土木費の
所管部分 │ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第13
号│令和2年度日立市
一般会計補正予算(第16号)中
│原案可決 │ │
│ │ 第3条(
繰越明許費の補正)の
所管部分 │ │ │
└──────┴───────────────────────┴─────┴───────────┘
◯幹線道路整備促進特別委員長(添田絹代君) ◇登壇◇ 幹線道路整備促進特別委員長の添田絹代です。
御報告いたします。本委員会に付託されました議案は、2件であります。去る3月16日に委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。その結果はお手元の報告書のとおりでありますが、以下、本委員会における審査の概要を申し上げます。
初めに、議案第5号、令和3年度
一般会計予算の
所管部分についてであります。
主な内容は、常陸太田市と共に進めている事業であり、金沢町地内の山側道路から常陸太田市の幡町・はたそめ団地を結ぶ区間のうち、本市単独の施工区間に関する経費として、金沢町地内道路・市道6750号線
整備事業費1億8,190万円余を計上するとともに、幹線道路整備検討事業費として、(仮称)真弓トンネル整備事業に係る本市負担金20万円余を計上するものなどであります。
次に、議案第13号、令和2年度
一般会計補正予算の
所管部分についてであります。
補正の内容は、(仮称)真弓トンネル整備事業のうち、本市区域分の負担金について、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、地権者への事業説明に不測の日数を要したことから、
繰越明許費を設定するものなどであります。
採決の結果、両議案とも全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で報告を終わりますが、本委員会の決定に対しまして、各位の御賛成をお願いいたします。
12 ◯副議長(
伊藤健也君) 以上で各委員長からの報告は終わりました。
直ちに質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
13 ◯副議長(
伊藤健也君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、討論であります。反対討論の通告がありましたので、千葉議員に発言を許します。
14 ◯2番(千葉達夫君) ◇登壇◇ 日本共産党の千葉達夫です。
議案第5号、令和3年度日立市
一般会計予算、議案第6号、令和3年度日立市国民健康保険事業特別会計予算、議案第7号、令和3年度日立市介護保険事業特別会計予算、議案第8号、令和3年度日立市介護サービス事業特別会計予算、議案第10号、令和3年度日立市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第26号、日立市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、以上6件について反対をします。以下、要旨を述べ、討論とします。
コロナ感染の下げ止まりが続く中、国の予算はポストコロナが重視され、例えば、国の第3次補正予算の歳出約22兆円のうち、感染拡大防止策は4.3兆円に過ぎず、あとはポストコロナに向けた経済構造の転換、好循環の実現が11.7兆円、国土強靭化が3.1兆円となっています。検査体制の強化や医療機関への支援、中小企業者への直接支援、休業支援や家賃支援など労働者への支援、そして、生活保護など生活支援などは不十分です。コロナ収束に向けては、検査能力に余裕ができている今こそ、コロナ封じ込めのためのモニタリング検査件数の引上げや、高齢者施設での検査頻度を高めることが必要です。
こうした下で編成された令和3年度日立市
一般会計予算は、前年度比0.6%減額の727億500万円です。歳入の
個人市民税、
法人市民税は収入の減などを見込んで減額としましたが、地方消費税交付金は同額としています。消費税10%増税後の打撃は市民や事業者に大きく影響しています。コロナ禍で二重、三重の苦しみです。消費税について、政府は社会保障財源のためと言いますが、大企業や富裕層への減税による減収分の穴埋めに消えています。消費税5%への引下げを求めます。
市の子育て支援策の拡充で、高校生相当まで医療費が無料化することは、子供の貧困が言われている中で子育て家庭への大きな支援になります。今後は、財政調整基金等の一部を活用して学校給食費の無料化や、国民健康保険の子供の均等割の負担軽減などの子育て支援、国民健康保険料・介護保険料・利用料の値下げなど、市民の暮らし応援の施策を広げることが重要です。
生活保護制度について、国は利用者の生活扶助費の減額をしており、命と健康に関わる重大問題です。また、必要な人が生活保護を受けない理由の一つに扶養照会がありますが、これをやめるべきです。生活保護申請へのためらいをなくし、憲法で保障するセーフティーネットを機能させることを求めます。
市民の暮らし応援の施策を厚くするため、多額の費用をつぎ込む不要不急の開発行為は凍結すべきです。
産業団地整備について、モータープール整備は県と市で多額の負担をして、日立南太田インターチェンジ周辺に新たに整備しようとするものですが、民間の事業者が整備すべきと考えます。
真弓トンネル整備事業は、団地内を大型車が通行することになるなどの理由から、常陸太田市の住民の反対の声があり、不要不急の開発行為は凍結すべきです。
行政
デジタル化推進事業について、デジタル社会形成基本法が示す基本理念には、個人情報保護の文言がありません。デジタル庁に強力な権限を与え利活用を進めるとしていますが、例えば、学習管理システムを導入し、学生の情報をAIで分析、プロファイリングして、履修指導などを行う大学を支援するため、文部科学省は第3次補正予算で60億円を計上しました。経済産業省からは、教育系IT企業を支援する補助金予算を計上しました。
しかし、個人情報の大量漏えいを起こしたベネッセや、リクナビ問題を起こしたリクルートなどの企業に住民や生徒児童の個人データを預けることがふさわしいのかが問われています。個人情報保護のルールは不十分で、EUの一般データ保護規則(GDPR)で保障されている忘れられる権利や、プロファイリング規制に関しても法規制がありません。
また、国・地方自治体の情報システムの統一、標準化をしようとしています。この政府が推進するシステムの統一、標準化がもたらす問題について、富山県上市町では自治体政策への町議からの提案に対して、自治体クラウドを採用しており、町独自のカスタマイズはできないと答弁し、自治体の業務の内容をシステムに合わせるという事態が起こっています。自治体が国の出先機関に変わってしまう危険があります。
デジタル化に関連して、マイナンバーカードを健康保険証として使用可能にしようとしておりますが、情報漏えいの危険性の不安は高まるばかりです。マイナンバーカードは廃止すべきです。
東海第二原発の再稼働問題について、運転差止めを周辺住民らが求めた訴訟で、水戸地裁は昨日、原電に運転の差止めを命じました。広域避難計画は策定不可能ですので、本市も再稼働は認めないとの立場を表明すべきです。JRR-3は、日立市屋内退避及び避難誘導計画が各自治体で完成する前の稼働はやめるよう、日本原子力研究機構に伝えるべきです。
議案第6号、令和3年度日立市国民健康保険事業特別会計予算について。保険料が高過ぎて払い切れないという声が上がっているので、保険料引下げや子供均等割減免などすべきです。また、
コロナ対策の減免を継続すべきです。
議案第7号、令和3年度日立市介護保険事業特別会計予算及び議案第8号、令和3年度日立市介護サービス事業特別会計予算及び議案第26号、日立市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、関連するので一括して述べます。保険料引上げは家計を圧迫するものです。第8期介護保険事業計画では、入所やショートステイの食費負担を引き上げ、高額介護サービス費の自己負担上限額の引上げを行います。
15 ◯副議長(伊藤健也君) 千葉議員、通告時間を過ぎておりますので、簡潔にお願いします。
16 ◯2番(千葉達夫君) はい。これらは応能負担、応益負担の強化にほかなりません。後期高齢者医療制度なども、これはもともと前期・後期を分けて医療差別制度であり、廃すべきです。
以上、要旨を述べ、討論といたします。
17 ◯副議長(
伊藤健也君) 以上で討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。なお、採決は挙手により行います。
採決方法についてお諮りいたします。今回は、反対討論のありました議案を一括して、続いて、予算関係議案・条例関係議案・契約関係議案及びその他の議案、以上5つに分けて採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
18 ◯副議長(
伊藤健也君) 御異議なしと認めます。よって、5つに分けて採決いたします。
お諮りいたします。初めに、反対討論のありました議案、すなわち、議案第5号から議案第8号まで及び議案第10号並びに議案第26号の6件に対する各委員長の報告は原案可決であります。報告のとおり決することに賛成する諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
19 ◯副議長(
伊藤健也君) 挙手多数であります。よって、これら6件の議案は、報告のとおり原案可決と決しました。
続いてお諮りいたします。予算関係議案、すなわち、議案第9号及び議案第11号から議案第20号までの11件に対する各委員長の報告は原案可決であります。報告のとおり決することに賛成する諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
20 ◯副議長(
伊藤健也君) 挙手全員であります。よって、これら11件の議案は、報告のとおり原案可決と決しました。
続いてお諮りいたします。条例関係議案、すなわち、議案第21号から議案第25号まで及び議案第27号から議案第29号までの8件に対する各委員長の報告は原案可決であります。報告のとおり決することに賛成する諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
21 ◯副議長(
伊藤健也君) 挙手全員であります。よって、これら8件の議案は、報告のとおり原案可決と決しました。
続いてお諮りいたします。契約関係議案、すなわち、議案第30号から議案第33号までの4件に対する各委員長の報告は原案可決であります。報告のとおり決することに賛成する諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
22 ◯副議長(
伊藤健也君) 挙手全員であります。よって、これら4件の議案は、報告のとおり原案可決と決しました。
続いてお諮りいたします。その他の議案、すなわち、議案第34号に対する委員長の報告は原案可決であります。報告のとおり決することに賛成する諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
23 ◯副議長(
伊藤健也君) 挙手全員であります。よって、議案第34号は、報告のとおり原案可決と決しました。
─────────────────────────────────────────────
日程第3 請願等について
24 ◯副議長(
伊藤健也君) 日程第3、請願等についてを議題といたします。
委員会に付託中の請願等に対する委員会での審査の経過及びその結果の報告を各委員長に求めます。
初めに、
白石総務産業委員長に報告を求めます。
25 令和3年3月19日
日立市議会議長 茅 根 茂 彦 殿
総務産業委員長 白 石 敦
総務産業委員会請願(陳情)審査報告書
本委員会に付託された請願(陳情)は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第134条の規定
により報告します。
記
┌───┬─────────────┬─────────────┬─────┬─────┬─────┐
│受理 │ 件 名 │ 請願(陳情)者の │紹介議員 │審査結果 │ 摘 要 │
│
番号 │ │ 住 所 氏 名 │氏 名 │ │ │
├───┼─────────────┼─────────────┼─────┼─────┼─────┤
│ 2 │「最低賃金の大幅引き上げ │東茨城郡茨城町谷田部295 │千葉 達夫│ 不採択 │ │
│ │と中小企業支援策の拡充を │ 茨城県労働組合総連合 │ │ │ │
│ │求める意見書」採択の請願 │ 議長 白石 勝巳 │ │ │ │
└───┴─────────────┴─────────────┴─────┴─────┴─────┘
◯総務産業委員長(白石 敦君) ◇登壇◇
総務産業委員長の白石敦です。
御報告いたします。本委員会で審査いたしました請願等は、今回付託されたもの1件、すなわち、受理番号2、最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書採択の請願であります。
審査の中で、一部の委員からは、「コロナ禍で収入が減っている非正規雇用の方、特にエッセンシャルワーカーの方々のためにも最低賃金を引き上げることが重要である。また、最低賃金を全国一律で1,500円に引き上げないと生活に余裕を持つことができないという調査結果もあることから、この請願は採択すべきである。」との意見が出されましたが、「新型コロナで苦しんでいる中小企業の立場からすると、即時に全国一律で時給を引き上げることは難しいのではないか。ましてや、都会と地方とではかなりの温度差があり、今すぐにできることではない。」との意見や、「企業の存続がなければ、結果として雇用がなくなることにつながる。」といった意見が大半を占め、採決の結果、賛成少数をもって不採択と決しました。
以上で報告を終わりますが、本委員会の決定に対しまして、各位の御賛成をお願いいたします。
26 ◯副議長(
伊藤健也君) 次に、
吉田教育福祉委員長に報告を求めます。
27 令和3年3月19日
日立市議会議長 茅 根 茂 彦 殿
教育福祉委員長 吉 田 修 一
教育福祉委員会請願(陳情)審査報告書
本委員会に付託された請願(陳情)は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第134条の規定
により報告します。
記
┌───┬─────────────┬─────────────┬─────┬─────┬─────┐
│受理 │ 件 名 │ 請願(陳情)者の │紹介議員 │審査結果 │ 摘 要 │
│
番号 │ │ 住 所 氏 名 │氏 名 │ │ │
├───┼─────────────┼─────────────┼─────┼─────┼─────┤
│ 1 │日立市南部地区へのスポー │日立市みなと町3-10 │ │採 択 │ │
│ │ツ広場等の整備に関する陳 │日立市久慈交流センター・ │ │(執行機関│ │
│ │情 │南部地区体育研究会内 │ │に送付) │ │
│ │ │ 日立市南部地区スポーツ施│ │ │ │
│ │ │ 設整備促進協議会 │ │ │ │
│ │ │ 会長 小松 茂一 │ │ │ │
└───┴─────────────┴─────────────┴─────┴─────┴─────┘
◯
教育福祉委員長(吉田修一君) ◇登壇◇
教育福祉委員長の吉田修一です。
御報告いたします。本委員会で審査いたしました請願等は、今回付託されたもの1件であります。
受理番号1、日立市南部地区へのスポーツ広場等の整備に関する陳情につきましては、南部地区に不足する多種目で利用のできるスポーツ広場を早期に整備するよう求めるものであります。
審査の中で、委員からは、「北部地区には人工芝生の広場を有する折笠スポーツ広場があるが、市内全域からの利用希望が多く、予約が取りにくい状況になっている。さらに、日立市スポーツ施設整備計画において、南部地区の拠点となる施設を整備することが示されており、地域バランスの観点からも市民が利用しやすい環境が新たに整備されることになるため、願意妥当である。」の意見が出され、採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決しました。
なお、本陳情が本会議において採択と決しましたときは、執行機関へ送付し、その処理経過及び結果について報告を求めるものであります。
以上で報告を終わりますが、本委員会の決定に対し、各位の御賛成をお願いいたします。
28 ◯副議長(
伊藤健也君) 次に、佐藤新産業廃棄物最終処分場整備調査特別委員長に報告を求めます。
29 令和3年3月19日
日立市議会議長 茅 根 茂 彦 殿
新産業廃棄物最終処分場整備調査特別委員長 佐 藤 三 夫
新産業廃棄物最終処分場整備調査特別委員会請願(陳情)継続審査申出書
本委員会に付託された請願(陳情)は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第103条の規定
により申し出します。
記
┌───┬─────────────┬─────────────┬─────┬─────┬─────┐
│受理 │ 件 名 │ 請願(陳情)者の │紹介議員 │審査結果 │ 摘 要 │
│
番号 │ │ 住 所 氏 名 │氏 名 │ │ │
├───┼─────────────┼─────────────┼─────┼─────┼─────┤
│(令和│新産業廃棄物最終処分場整備│日立市金沢町7-8-11 │千葉 達夫│継続審査 │(継続審査│
│2年) │候補地を撤回し、自然環境、│新日本婦人の会日立支部 │ │ │中のもの)│
│ 6 │生活環境、道路交通の安全を│ 代表 松本 郷子 │ │ │なおよく精│
│ │守ることを求める請願 │ │ │ │査するため│
├───┼─────────────┼─────────────┼─────┼─────┼─────┤
│(令和│諏訪地区への県営巨大産業廃│日立市台原町2-10-10 │千葉 達夫│継続審査 │(継続審査│
│2年) │棄物最終処分場の建設に関す│県産業廃棄物最終処分場 │ │ │中のもの)│
│ 9 │る請願 │建設に反対する連絡会 │ │ │なおよく精│
│ │ │ 代表 荒川 照明 │ │ │査するため│
├───┼─────────────┼─────────────┼─────┼─────┼─────┤
│ 3 │2021年2月15日開催の│日立市台原町2-10-10 │ │継続審査 │なおよく精│
│ │日立市議会新産業廃棄物最終│県産業廃棄物最終処分場 │ │ │査するため│
│ │処分場整備調査特別委員会に│建設に反対する連絡会 │ │ │ │
│ │茨城県が提出した「新産業廃│ 代表 荒川 照明 │ │ │ │
│ │棄物最終処分場整備に向けた│ │ │ │ │
│ │課題への対応策について(令│ │ │ │ │
│ │和3年2月、茨城県)」の取│ │ │ │ │
│ │り扱いに関する陳情 │ │ │ │ │
└───┴─────────────┴─────────────┴─────┴─────┴─────┘
◯新産業廃棄物最終処分場整備調査特別委員長(佐藤三夫君) ◇登壇◇ 新産業廃棄物最終処分場整備調査特別委員長の佐藤三夫であります。
御報告いたします。本委員会で審査いたしました請願等は、継続審査中の令和2年、受理番号6、新産業廃棄物最終処分場整備候補地を撤回し、自然環境、生活環境、道路交通の安全を守ることを求める請願及び令和2年、受理番号9、諏訪地区への県営巨大産業廃棄物最終処分場の建設に関する請願、また、今回新たに付託されました令和3年、受理番号3、2021年2月15日開催の日立市議会新産業廃棄物最終処分場整備調査特別委員会に茨城県が提出した、新産業廃棄物最終処分場整備に向けた課題への対応策についての取り扱いに関する陳情の計3件であります。
審査の中で、委員からは、「これらの請願等は、現在審議中の様々な課題に関わるものであるため、継続審査としたい。」との意見が出されました。採決の結果、引き続き、なおよく精査する必要があるとし、それぞれ全会一致をもって継続審査と決しました。
以上で報告を終わりますが、本委員会の決定に対し、各位の御賛成をお願い申し上げ、報告を終わります。
30 ◯副議長(伊藤健也君) 以上で各委員長からの報告は終わりました。
直ちに質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
31 ◯副議長(
伊藤健也君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
直ちに採決いたします。なお、採決は挙手により行います。
採決方法についてお諮りいたします。今回は、分離採決の申出がありました請願等3件をそれぞれ単独で、次に、委員会審査で不採択となりました請願1件を単独で、次に、委員会審査で採択となりました陳情1件を単独で、以上5つに分けて採決したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
32 ◯副議長(
伊藤健也君) 御異議なしと認めます。よって、5つに分けて採決いたします。
お諮りいたします。初めに、小林議員から分離採決の申出がありました令和2年、受理番号6、新産業廃棄物最終処分場整備候補地を撤回し、自然環境、生活環境、道路交通の安全を守ることを求める請願について、報告のとおり、継続審査と決することに賛成する諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
33 ◯副議長(
伊藤健也君) 挙手多数であります。よって、令和2年、受理番号6の請願は、報告のとおり継続審査と決しました。
続いてお諮りいたします。小林議員から分離採決の申出がありました令和2年、受理番号9、諏訪地区への県営巨大産業廃棄物最終処分場の建設に関する請願について、報告のとおり、継続審査と決することに賛成する諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
34 ◯副議長(
伊藤健也君) 挙手多数であります。よって、令和2年、受理番号9の請願は、報告のとおり継続審査と決しました。
続いてお諮りいたします。小林議員から分離採決の申出がありました受理番号3、2021年2月15日開催の日立市議会新産業廃棄物最終処分場整備調査特別委員会に茨城県が提出した、新産業廃棄物最終処分場整備に向けた課題への対応策についての取り扱いに関する陳情について、報告のとおり、継続審査と決することに賛成する諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
35 ◯副議長(
伊藤健也君) 挙手多数であります。よって、受理番号3の陳情は、報告のとおり継続審査と決しました。
続いてお諮りいたします。受理番号2、最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書採択の請願について、報告のとおり、不採択と決することに賛成する諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
36 ◯副議長(
伊藤健也君) 賛成多数であります。よって、受理番号2の請願は、報告のとおり不採択と決しました。
続いてお諮りいたします。受理番号1、日立市南部地区へのスポーツ広場等の整備に関する陳情について、報告のとおり、採択と決することに賛成する諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
37 ◯副議長(伊藤健也君) 挙手全員であります。よって、受理番号1の陳情は、報告のとおり採択と決しました。
─────────────────────────────────────────────
日程第4 議案第36号及び議案第37号について
38 ◯副議長(伊藤健也君) 日程第4、議案第36号及び議案第37号についてを一括して議題といたします。
議案第36号及び議案第37号について、提案者の飛田議会運営委員長から説明を求めます。
39 ◯議会運営委員長(飛田謙一君) ◇登壇◇ 議会運営委員長の飛田謙一です。
お手元の第6分冊、1ページをお開きください。議案第36号、日立市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
提案説明にございますとおり、行政手続における押印の見直しに伴い、関係規定を改める等のため、本条例を制定するものであります。
2ページの一部を改正する条例に記載のとおり、第29条、委員会の記録に関する規定中の委員長の押印を廃止するものであり、附則のとおり、本年4月1日から施行するものであります。
3ページをお開きください。議案第37号、日立市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてでございます。
提案説明にございますとおり、女性をはじめとする多様な人材の議会への参画を促進する環境を整備する等のため、本規則を制定するものであります。
改正の内容は、5ページの改正要旨に記載の3点であり、本年4月1日から施行するものであります。
以上で議案第36号及び議案第37号の説明を終わりますが、各位の御賛成をお願いいたします。
40 ◯副議長(伊藤健也君) 以上で提案者からの説明は終わりました。
ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
41 ◯副議長(
伊藤健也君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に討論であります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
42 ◯副議長(
伊藤健也君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。なお、採決は挙手により行います。
お諮りいたします。初めに、議案第36号、日立市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成する諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
43 ◯副議長(
伊藤健也君) 賛成全員であります。よって、議案第36号は、原案可決と決しました。
続いて、お諮りいたします。議案第37号、日立市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、原案のとおり決することに賛成する諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
44 ◯副議長(伊藤健也君) 賛成全員であります。よって、議案第37号は、原案可決と決しました。
─────────────────────────────────────────────
日程第5 閉会中の所管事務調査について
45 ◯副議長(
伊藤健也君) 日程第5、閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配付してあります所管事務調査一覧表につきましては、各委員長から閉会中の事務調査についてそれぞれ申出があったものであります。
各委員長の申出のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
46 ◯副議長(
伊藤健也君) 御異議なしと認めます。よって、本件は所管事務調査一覧表のとおり決しました。
以上で今期定例会に付議されました案件全部が終了いたしました。
ここで小川市長から御挨拶がございます。
47 ◯市長(小川春樹君) ◇登壇◇ 本定例会の閉会に当たりまして、お礼の御挨拶を申し上げます。
去る3月3日の開会以来、議員皆様方には本定例会におきまして、令和3年度当初予算案をはじめ、多くの重要案件を長時間にわたり御審議をいただき、誠にありがとうございました。御提案いたしましたいずれの案件につきましても、本日、原案のとおり可決、承認をいただき、ここに改めて厚くお礼を申し上げる次第でございます。
会派代表質問や市政に関する一般質問、委員会審議等を通じまして、
新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、日立市が直面する様々な課題、そして、本地域活性化への取組に対し、御指導、御意見を賜りましたことに心からお礼を申し上げますとともに、今後、各事項の具現化に向け執行部一丸となり、努力をしてまいりたいと考えております。
さて、令和2年度は、まさしく100年に一度の危機と言われる新型コロナウイルスとの戦いの日々でありました。議会運営におかれましても、定例会や委員会等、議会会議の開催等に当たりましては、感染の拡大防止のため、特段の御配慮を賜りましたことに深く感謝申し上げたいと思います。
本市では、これまで市民の皆様のかけがえのない命と健康を何としても守り、そして、事業者の皆様をしっかりとお支えしつつ、地域経済の活性化を強く促していく、そのような思いの下に、各種対策を積極的に、時に他市町村に先駆けながら、全力を持って進めてまいりました。こうした対策をスピーディーに進められましたのも、正副議長はじめ、議員各位の御理解、御協力をいただいたからこそ実現したものでございまして、重ねてお礼を申し上げます。
本市といたしましては、感染を収束させる切り札として期待されておりますワクチン接種の安全かつ円滑な接種体制の構築をはじめ、各種感染症対策に力を尽くしてまいりますので、議員各位からの引き続きましての御支援と御協力を賜りますようにお願いを申し上げます。
また、本定例会会期中の3月7日には、助川山林野火災から30年、そして、3月11日には東日本大震災から10年の節目を迎えました。こうした災害の記憶を風化させることなく、後世へと語り継ぐとともに市民の皆様が将来にわたり、安全に、そして、安心して住み続けることができる
まちづくりに、引き続きしっかりと取り組んでいく、その決意を改めて強くするものでございます。
こうした一方で、令和3年度が日立市の輝く未来に向かい、市民の皆様が幸福と豊かさを享受することのできる
まちづくりをしっかりと進めていく所存でございます。
4月には、本市の念願でありました日立総合病院の地域周産期母子医療センターが12年ぶりに再開されるとともに、大型リニューアルを進めてまいりました日立シビックセンター科学館が、サクリエという新たな愛称の下に、いよいよオープンを迎えます。さらに、今年の夏には、新型コロナウイルスの影響により開催が1年延期となりました、東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定をされております。本市では、7月4日に聖火リレーが市役所から日立シビックセンター新都市広場のコースを通過するほか、ロシア女子バレーボールチームの事前キャンプ地として、本市を選定していただいております。関係機関との緊密な連携の下、オリンピック・パラリンピックの開催に向け、本市といたしましてもしっかりと協力をしてまいります。
さらに、令和3年度は、第2期日立市まち・ひと・しごと創生総合戦略が2年目を迎え、
総合計画後期基本計画が5年目の最終年を迎える年であります。計画で掲げさせていただいた各種事業を積極的に推進するとともに、これからの将来を見据え、今後10年間の
まちづくりの指針となる新たな総合計画を策定し、市民の皆様が希望を胸に安心して生き生きと輝き続けられるまちの実現に向け、力強く市政を推進してまいりたいと存じます。
結びに、今後の市政運営に当たりまして、議員各位のなお一層の御支援、御協力を賜りますように、改めてお願いを申し上げまして、私からのお礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
48 ◯副議長(
伊藤健也君) 私からも一言御挨拶を申し上げます。
去る3月3日から今期定例会に際しまして、議員各位におかれましては、令和3年度予算をはじめ、各種条例案などの重要案件を慎重かつ熱心に御審議いただきました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止に万全を期す中、本日全ての議案が可決され無事に閉会の運びとなりました。このことは議員各位の御協力の賜物であり、心から感謝を申し上げます。
さて、新年度予算は最終年度となる後期基本計画の総仕上げと、第2期総合戦略に掲げられた事業の確実な進捗を基本としつつ、「新型
コロナ危機からの脱却」をはじめ、「若者・女性の希望をかなえる政策の推進」、「2025年問題への喫緊の対応」に取り組むべく積極的な予算編成をされ、本市が直面する課題に対応していくものとなりました。執行部におかれましては、成立した予算の執行に当たり、小川市長が施政方針で述べられた「チャンス、チャレンジ、チェンジ」の精神を共有し、「全ては市民のために」の信念の下、全職員が一丸となって行政サービスのさらなる向上に取り組まれますよう、お願い申し上げます。
議会といたしましても、コロナ禍における市民に開かれた新しい議会運営を目指すため、タブレット端末を導入するなど、議会活性化の取組を推進しているところであります。
このように執行部と議会がそれぞれの立場において、一歩前への姿勢で積極的な取組を進めることで、市政の発展、ひいては本市の明るい未来が切り開かれるものと思います。
結びに、議員各位並びに執行部の皆様の御活躍と御健勝を御祈念申し上げまして、挨拶といたします。ありがとうございました。
これをもちまして、令和3年第1回日立市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。
午後 2時10分閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
議 長
副議長
23番
24番
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