日立市議会 2020-03-24
令和2年第1回定例会(第6日目) 本文 開催日: 2020-03-24
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午後 1時00分開議
◯議長(
茅根茂彦君) 御苦労さまでございます。
御報告いたします。
ただいま出席議員は27名であります。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配布してあります議事日程第6号のとおりであります。
これより議事に入ります。
───────────────────────────────────────────
日程第1 議案第32号について
2 ◯議長(
茅根茂彦君) 日程第1、議案第32号についてを議題といたします。
ただいま議題といたしました議案の説明、質疑は既に終了しておりますので、討論に入りますが、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。なお、採決は
電子採決システムにより行います。
お諮りいたします。日立市
監査委員として鈴木利文氏を選任することに同意する諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。それでは、採決を開始いたします。
〔賛成・
反対ボタンにより表決〕
3 ◯議長(
茅根茂彦君) 押し忘れはございませんか。
今回の
補正予算は、
歳入歳出それぞれ11億2,000万円余の増額であり、歳入の主な内容は、
地方交付税の交付決定に伴う整理や、小中、
特別支援学校の
情報通信ネットワーク環境の整備に対する国庫補助の採択により、
公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助を計上するほか、今回の補正で生じた財源を
財政調整基金繰入金及び
市債償還基金繰入金の減額で整理するなどであります。
また、所管する歳出の主な内容は、契約差金や事業費の確定に伴う整理を行うほか、マイナンバーカードの交付枚数が増えたことに伴い、
戸籍住民記録等事務経費を増額するなどであります。採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第16号、日立市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、職員の年次休暇の付与を年度ごとに改め、業務の執行に合わせた計画的な休暇取得を促し、働き方改革を推進するため、本条例を制定するものであります。採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第17号、日立市印鑑条例の一部を改正する条例の制定については、国の
印鑑登録事務処理要領の改正に伴い、成年被後見人の権利の制限に係る措置の適正化を図るため、本条例を制定するものであります。採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第20号、
久慈サンピア日立スポーツセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、
久慈サンピア日立の
リニューアル工事による休館に伴い、この期間における
久慈サンピア日立スポーツセンターの管理を市の直営とするため、本条例を制定するものであります。採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第28号、日立市
監査委員の設置及び事務執行に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、
地方自治法の改正に伴い、3件の条例における引用条項を一括して改めるため、本条例を制定するものであります。採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第30号、土地の買入れについては、大和田町地内の1,011平方メートルの土地を
産業団地整備事業用地として1,100万円余で買い入れるものであります。採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第31号、令和元
年度一般会計補正予算の専決処分についてであります。
歳入歳出それぞれ27億4,000万円余の追加であり、歳入の内容は、予想を上回る寄附の申込みが見込まれることから、
ふるさと寄附金を25億円増額するほか、今回の
補正予算の財源として、
財政調整基金から繰入れをするものであります。
また、歳出の主な内容は、受け入れた寄附金を
財政調整基金へ積み立てるほか、寄附者に対する
返礼品発送の経費として
観光宣伝事業費を増額するなどであります。
採決の結果、
全会一致をもって原案を承認すべきものと決しました。
以上で報告を終わりますが、本委員会の決定に対しまして、各位の御賛成をお願い申し上げます。
8 ◯議長(
茅根茂彦君) 次に、
吉田教育福祉委員長に報告を求めます。
9
令和2年3月24日
日立市議会議長 茅 根 茂 彦 殿
教育福祉委員長 吉 田 修 一
教育福祉委員会議案審査報告書
本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第102条の規定により報告し
ます。
記
┌──────┬───────────────────────┬─────┬───────────┐
│事件の
番号 │ 件 名
│議決の結果│ 摘 要 │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 1
号│令和2
年度日立市
一般会計予算中
│原案可決 │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算」のうち
│ │ │
│ │ 歳 出 第3款 民生費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第4款 衛生費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第8款 土木費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第10款 教育費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第11款
災害復旧費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第2条(継続費)の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3条(
債務負担行為)の
所管部分 │ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 2
号│令和2
年度日立市
国民健康保険事業特別会計予算 │原案可決 │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 3
号│令和2
年度日立市
介護保険事業特別会計予算 │原案可決 │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 4
号│令和2
年度日立市
介護サービス事業特別会計予算 │原案可決 │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 6
号│令和2
年度日立市
後期高齢者医療事業特別会計予算│原案可決 │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 9
号│令和元
年度日立市
一般会計補正予算(第6号)中
│原案可決 │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算補正」の
│ │ │
│ │うち
│ │ │
│ │ 歳 出 第2款 総務費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3款 民生費
│ │ │
│ │ 第4款 衛生費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第8款 土木費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第10款 教育費
│ │ │
│ │ 第11款
災害復旧費 │ │ │
│ │ 第2条(継続費の補正)の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3条(
繰越明許費の補正)の
所管部分 │ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第10
号│令和元
年度日立市国民健康保険事業特別会計補正予
│原案可決 │ │
│ │算(第3号)
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第11
号│令和元
年度日立市介護保険事業特別会計
補正予算 │原案可決 │ │
│ │(第3号)
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第12
号│令和元
年度日立市介護サービス事業特別会計補正予
│原案可決 │ │
│ │算(第1号)
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第13
号│令和元
年度日立市後期高齢者医療事業特別会計補正
│原案可決 │ │
│ │予算(第3号)
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第19
号│日立市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を
│原案可決 │ │
│ │改正する条例の制定について
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第21
号│日立市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正す
│原案可決 │ │
│ │る条例の制定について
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第22
号│日立市立認定こども園の設置及び管理に関する条例
│原案可決 │ │
│ │の一部を改正する条例の制定について
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第23
号│日立市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定
│原案可決 │ │
│ │について
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第24
号│日立市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制
│原案可決 │ │
│ │定について
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第25
号│日立市介護保険条例の一部を改正する条例の制定に
│原案可決 │ │
│ │ついて
│ │ │
└──────┴───────────────────────┴─────┴───────────┘
◯
教育福祉委員長(吉田修一君) ◇登壇◇
教育福祉委員長の吉田修一です。
御報告いたします。
本委員会に付託されました議案は、
予算関係議案10件、
条例関係議案6件の計16件であります。去る3月13日及び16日の2日間にわたり委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その結果はお手元の報告書のとおりでありますが、以下、審査の概要を申し上げます。
初めに、議案第1号、令和2年度
一般会計予算の
所管部分についてであります。
新年度における当初予算の主な内容として、まず、保健福祉部関係では、みやた認定こども園の新園舎建設事業について、令和3年度までの継続費の設定や、老朽化した保健センターの空調設備の更新に係る
債務負担行為の設定を始め、令和3年4月供用開始予定の市営滑川団地の建設に係る工事請負費、特別養護老人ホーム萬春園の再整備に向けた用地購入に係る経費、妊産婦や乳児に対して行う各種の健康診査に係る経費のほか、事業を拡充して行う産後ケア事業や、マタニティ子育てタクシー費用助成事業など、引き続き、子育て世代に切れ目のない支援を行うための各事業費、新たな取組として、大規模災害時の医療を確保するために、地域災害拠点病院である日立総合病院が行う自家発電用の備蓄燃料施設の整備に対する補助や、市内産科医療機関で出産した市民を対象に行うおむつなどの購入費の助成を追加した地域医療体制確保事業費などが計上されました。
また、教育委員会関係では、
中里中学校校舎及び
十王中学校屋内運動場の改築事業について、令和4年度までの継続費の設定を始め、小学校における新学習指導要領の全面実施に伴い、英語教育を充実させるためのALTの配置拡充や、プログラミング教育で使用する教材の整備に係る経費、計画的に進める各小中学校の校舎及び屋内運動場のトイレの改修や防犯カメラの設置などに係る施設整備事業費、新たな取組として、子供やその家族が抱える問題解決に向け、福祉と教育に精通した専門職であるスクールソーシャルワーカーの配置に係る経費、池の川さくらアリーナへの映像装置の設置や、野球場改修のための基本計画の策定など、市民運動公園内の各施設の整備に係る事業費、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に関連して行う聖火リレーを始め、ロシア女子バレーボールチームの事前キャンプの受入れ及びホストタウン事業の実施に係る経費などが計上されました。
今回の審査の中で、学校適正配置検討事業費については、(仮称)日立市立学校再編計画の策定に向けたパブリックコメントの実施に係る経費などを計上しているとの説明がありましたが、本件に関連し、委員から、「市民、特に子供や保護者の日増しに大きくなる不安を解消するためにも、再編計画については可能な限り早急に策定してほしい。」との意見や、「パブリックコメントにおいては、多くの市民から様々な意見を得られるような工夫をし、その意見を計画に反映させてほしい。」などの意見が出されており、本委員会としても、引き続き、学校適正配置に係る取組の進捗を注視していくものであります。
本議案に係る採決の結果は、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第2号、令和2年度国民健康保険事業特別会計予算については、特定保健指導委託に係る
債務負担行為の設定のほか、県に納付する国民健康保険事業費納付金や、被保険者の疾病、負傷に対し負担する保険給付費などの計上であり、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第3号、令和2年度介護保険事業特別会計予算については、各種介護サービスの利用に対する保険給付費や介護予防などの地域支援事業に係る経費の計上であり、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第4号、令和2年度介護サービス事業特別会計予算については、通所介護などの居宅サービス事業を始めとした
各種サービス事業に係る経費のほか、萬春園の建設に係る実施設計委託料の計上であり、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第6号、令和2年度後期高齢者医療事業特別会計予算については、納付した保険料等を後期高齢者医療広域連合に支払うための経費などの計上であり、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号、令和元
年度一般会計補正予算の
所管部分の主な内容は、国の交付金事業の追加採択に伴い、日高小学校校舎及び久慈小学校屋内運動場の改築事業に係る経費を前倒しして予算計上し、進捗を図るための継続費年割額の変更のほか、小中
特別支援学校における情報通信ネットワークの回線の高速化や無線LANの整備などに係る経費、国の公定価格の引上げに伴う私立の保育園、認定こども園及び幼稚園における給付費の増額、その他各事業における委託料や工事請負費などを整理するものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号、令和元年度国民健康保険事業特別会計
補正予算については、県に納付した平成30年度分の国民健康保険事業費納付金の精算に伴う返還金を国民健康保険事業
財政調整基金に積み立てるものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号、令和元年度介護保険事業特別会計
補正予算については、サービスの利用実績に基づき保険給付費を整理するものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第12号、令和元年度介護サービス事業特別会計
補正予算については、サービス収入の増額に伴う一般会計繰入金の減額や人件費を整理するものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第13号、令和元年度後期高齢者医療事業特別会計
補正予算については、令和元年度の保険基盤安定負担金の確定に伴う減額分を整理するものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第19号、日立市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、連帯保証人を不要とするほか、入居者の資格を見直すことで、市営住宅への入居の円滑化や定住人口の拡大、移住の促進を図るものであります。
なお、審査の中で委員からは、「連帯保証人に代わって緊急連絡人の届出を求めるということであるが、昨今、家族や親族関係が希薄化している現状などを踏まえ、市営住宅の入居に関わる緊急連絡人の役割については、しっかりと協議した上で進めてほしい。」との意見が出されました。
本議案に係る採決の結果は、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第21号、日立市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定については、医療福祉費支給制度、いわゆるマル福制度について、18歳以下の高校生相当の子の入院時の自己負担金及び食事代を支給するほか、妊産婦における対象疾病の制限や所得の制限を廃止することで、市独自の支援策を拡充するものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第22号、日立市立認定こども園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、既存の塙山幼稚園とかねさわ保育園を廃止・統合し、塙山幼稚園の敷地に新たにはなやま認定こども園を設置するため、関係する規定を改めるものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第23号、日立市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定については、現在休園している南高野幼稚園及び中里幼稚園を廃止するため、関係する規定を改めるものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第24号、日立市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、国民健康保険法施行令の改正に伴い、負担能力に応じた応分の保険料負担を求めるため、高額所得者の保険料賦課限度額の引上げや低額所得者の軽減措置を拡充するものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第25号、日立市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、昨年10月の消費税引上げに伴う低所得者層への保険料率の軽減措置を新年度から完全実施するため、第1号被保険者のうち、第1段階から第3段階までの者の保険料率の軽減に係る規定を改めるものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で報告を終わりますが、本委員会の決定に対し、各位の御賛成をお願いいたします。
10 ◯議長(
茅根茂彦君) 次に、三代環境建設委員長に報告を求めます。
11
令和2年3月24日
日立市議会議長 茅 根 茂 彦 殿
環境建設委員長 三 代 勝 也
環境建設委員会議案審査報告書
本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第102条の規定により報告し
ます。
記
┌──────┬───────────────────────┬─────┬───────────┐
│事件の
番号 │ 件 名
│議決の結果│ 摘 要 │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 1
号│令和2
年度日立市
一般会計予算中
│原案可決 │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算」のうち
│ │ │
│ │ 歳 出 第2款 総務費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3款 民生費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第4款 衛生費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第7款 商工費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第8款 土木費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第9款 消防費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第10款 教育費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第11款
災害復旧費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第2条(継続費)の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3条(
債務負担行為)の
所管部分 │ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 5
号│令和2
年度日立市戸別合併処理浄化槽事業特別会計
│原案可決 │ │
│ │予算 │ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 7
号│令和2
年度日立市水道事業会計予算
│原案可決 │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 8
号│令和2
年度日立市下水道事業会計予算
│原案可決 │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 9
号│令和元
年度日立市
一般会計補正予算(第6号)中
│原案可決 │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算補正」の
│ │ │
│ │うち
│ │ │
│ │ 歳 出 第2款 総務費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第4款 衛生費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第8款 土木費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第9款 消防費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3条(
繰越明許費の補正)の
所管部分 │ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第14
号│令和元
年度日立市水道事業会計
補正予算(第4号)
│原案可決 │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第15
号│令和元
年度日立市下水道事業会計
補正予算(第
│原案可決 │ │
│ │3号)
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第18
号│日立市戸別合併処理浄化槽の維持管理に関する条例
│原案可決 │ │
│ │の一部を改正する条例の制定について
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第26
号│日立市手数料条例の一部を改正する条例の制定につ
│原案可決 │ │
│ │いて
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第27
号│日立市建築基準条例の一部を改正する条例の制定に
│原案可決 │ │
│ │ついて
│ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第29
号│日立シビックセンター科学館整備業務(第2期)の
│原案可決 │ │
│ │委託契約の締結について
│ │ │
└──────┴───────────────────────┴─────┴───────────┘
◯環境建設委員長(三代勝也君) ◇登壇◇ 環境建設委員長の三代勝也です。
御報告いたします。
本委員会に付託されました議案は11件であります。3月13日、16日の2日間、委員会を開催し、現地調査を含め、慎重に審査いたしました。審査の結果はお手元の報告書のとおりでありますが、以下、審査の概要を申し上げます。
初めに、議案第1号、令和2年度
一般会計予算の
所管部分についてであります。
まず、新年度における主な事業でありますが、生活環境部関係では、国際親善姉妹都市バーミングハム市並びにタウランガ市からの訪問団受入れなどの国際交流事業や、親善・友好都市である桐生市へのバスツアーを開催し、更なる交流・発展へつなげる事業等を行う国際交流事業費、天気相談所が毎日発表している市内天気予報について、気象現象の地域差に応じた局地予報を導入する気象情報活用事業費などが計上されております。
また、令和3年度に生誕100周年を迎える吉田正氏のプレ生誕100周年記念事業等を盛り込んだ吉田正記念事業費、ひたち国際大道芸及びひたち秋祭りの開催など、市民の文化・芸術の振興と市民交流の活性化を担う市民科学文化財団に対し交付する市民科学文化財団自主事業交付金、日立シビックセンター科学館8階・9階のリニューアルを行うひたちの科学を軸としたまちの賑わい創出事業費、コミュニティ活動の在り方検討委員会の開催や行動計画作成のための経費を含むコミュニティ推進事業費などが計上されております。
都市建設部関係では、国道6号日立バイパス浜の宮ロードパークへのトイレ整備のための実施設計業務委託などの道路管理経費、平成30年6月の大阪府北部地震によるブロック塀の倒壊による痛ましい死亡事故が発生したことを受け、危険ブロック塀の安全確保対策として支援制度を創設し、安全・安心な
まちづくりを推進する住宅・建築物耐震改修促進事業費、大沼小学校東側の
BRT専用道に沿って主要地方道日立笠間線までの道路を整備するための測量調査を行う大沼・河原子道路整備事業費、法令に基づき5年に一度の点検が義務化されたことにより、常磐線に架かるこ線橋を含む74橋の定期点検等を行う橋梁長寿命化事業費、次世代における新モビリティサービスの実現に向けた、ひたち
BRTを利用した自動運転バスの実証運行や、日立地域MaaSの実証実験のPR経費のほか、中高生に対する通学定期の購入費の一部を補助するなどの公共交通政策検討事業費、大甕駅の自転車駐車場整備等を行う大甕駅周辺地区整備事業費、常陸多賀駅周辺地区整備計画に基づき、駅舎及び自由通路の整備に向けて基礎調査などを行う常陸多賀駅周辺地区整備事業費、本市の宝である桜を次世代に引き継いでいくために、桜の樹勢点検等を行いデータベース化し、保護・育成の充実を図っていく桜の保護育成事業費、小木津山自然公園の更なる利用促進を図るため、新たなアクセス道路の整備を進める小木津山自然公園拡張整備事業費など、本市の将来を見据えた事業が計上されております。
審査の中で委員からは、「各地区の公園・緑地等草刈委託について、年に1、2回行うだけでは、市民からの需要に応えられていないため、市民と協働で美化に努めるための自走式草刈り機を各地区に貸出しすることや、購入を希望する団体に補助を行うなど、限られた予算の中で工夫していくことが必要ではないか。」などとの意見が出されました。
採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しましたが、本議案に関連し、コミュニティ推進事業費について要望を1点申し上げます。
現在、本市においては、急速な人口減少や高齢化など、社会環境の変化への対応を図るべく、「コミュニティ活動を中心とした支え合いのまち ひたち」を目指し、時代に合ったコミュニティ活動の在り方について調査・検討を進めております。
審査の中で委員からは、「将来に向けて持続可能なコミュニティづくりを推進するためには、若者の参加が欠かせない。多くの若者から意見を頂きながら進めてほしい。」との意見が出されました。執行部におかれましては、若者が活躍する将来のまちの姿を描きながら、時代の潮流を踏まえた新たな地域コミュニティの構想にも踏み込んだ検討を進めるよう要望するものであります。
次に、議案第5号、令和2年度戸別合併処理浄化槽事業特別会計予算につきましては、中里地区における戸別合併処理浄化槽を維持管理するための経費などの計上であり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第7号、令和2年度水道事業会計予算及び議案第8号、令和2年度下水道事業会計予算の企業局所管の
予算関係議案2件についてであります。
まず、企業局全体に関連するものとして、日立市上下水道事業経営戦略に基づき、上下水道事業の経営基盤強化や、上下水道サービスの安定的な提供に係る経費が計上されております。
水道事業においては、老朽化が進む管路や施設の更新、耐震化等が最優先課題となっており、森山浄水場と大沼配水場を結ぶ第7送水管更新工事等を行う水源及び配水施設費や、市内各所における配水管更新工事等を行う配水管布設費、また、近年の異常気象等による降雨不足などから、久慈川取水口から安定的な取水量を確保することなどが困難な状況にあるため、塩分遡上の影響を受けない上流への移設など、抜本的な対策の検討を行う安定水源確保策検討業務委託を含む総係費などが計上されております。
下水道事業では、管路の維持管理に不可欠な管渠内テレビカメラ調査委託や池の川処理場のB系水処理棟覆蓋耐震補強工事等を行う中央処理区改良費、また、都市建設部と連携し、老朽化の著しい雨降川及び舟入川の排水区における雨水管渠改築工事を実施する雨水対策費などが計上されております。
審査に当たり、久慈川取水口の現地調査を行うなど、慎重に審査を行いました。
委員からは、「上下水道事業における安定したサービス提供のためには、老朽化した既存施設の更新や耐震化工事の着実な推進とともに、人的資源に関して豊富な経験と知識を持つベテラン職員からの技術の継承を継続して進めることが必要である。」との意見が出されました。
採決の結果、2議案とも
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号、令和元
年度一般会計補正予算の
所管部分であります。
補正の主な内容は、寄附を受けたイベント収益金を文化振興基金に積み立てる文化事業費や、事業確定に伴う契約差金の整理のほか、大甕駅周辺地区整備事業など19の事業において、関係工事や関係機関との調整に時間を要したことなどにより年度内の完了が見込めないため、
繰越明許費を設定するものであります。
採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第14号、令和元年度水道事業会計
補正予算及び議案第15号、令和元年度下水道事業会計
補正予算についてであります。
納付消費税の整理に伴う増額のほか、第7送水管更新工事など、契約差金の整理に伴う工事請負費等の減額などであり、採決の結果、2議案とも
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第18号、日立市戸別合併処理浄化槽の維持管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
内容は、戸別合併浄化処理槽の適正な維持管理を図るため、土地の所有者等は、市が適正に管理するために必要な土地を無償で提供しなければならないことや、移設又は撤去に関する場合には、市長の許可を受け、使用者の負担により行わなければならないなどとするものであります。
採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号、日立市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
内容は、建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の改正に伴い、低炭素建築物新築等計画認定申請手数料等の種類を改めるものであり、建築物の新築等の際に、省エネ基準を上回る高い省エネ性能を有する計画について、市の認定を受けることにより容積率の特例等を受けられるなど、申請手数料の規定に算出方法を加えることとしたものであります。
採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第27号、日立市建築基準条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
令和元年12月に建築基準法施行令が改正され、大きな吹き抜け空間、いわゆるアトリウムを有する建築物における防火区画の構造基準や排煙設備の設置基準に関する条例が追加されたことを受け、条例に引用している条項にずれが生じたため、改めるものであります。
採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第29号、日立シビックセンター科学館整備業務(第2期)の委託契約の締結についてであります。
契約の内容は、日立シビックセンター科学館の展示フロアである8階・9階の内装や展示造作、グラフィックなどの展示製作業務について、株式会社丹青社と9億6,580万円で契約し、完了の期限を令和3年3月31日までとするものであります。
採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で報告を終わりますが、本委員会の決定に対し、各位の御賛成をお願いいたします。
12 ◯議長(
茅根茂彦君) 次に、添田幹線道路整備促進特別委員長に報告を求めます。
13
令和2年3月24日
日立市議会議長 茅 根 茂 彦 殿
幹線道路整備促進特別委員長 添 田 絹 代
幹線道路整備促進特別委員会議案審査報告書
本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第102条の規定により報告し
ます。
記
┌──────┬───────────────────────┬─────┬───────────┐
│事件の
番号 │ 件 名
│議決の結果│ 摘 要 │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 1
号│令和2
年度日立市
一般会計予算中
│原案可決 │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算」のうち
│ │ │
│ │ 歳 出 第8款 土木費の
所管部分 │ │ │
├──────┼───────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第 9
号│令和元
年度日立市
一般会計補正予算(第6号)中
│原案可決 │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算補正」の
│ │ │
│ │うち
│ │ │
│ │ 歳 出 第8款 土木費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3条(
繰越明許費の補正)の
所管部分 │ │ │
└──────┴───────────────────────┴─────┴───────────┘
◯幹線道路整備促進特別委員長(添田絹代君) ◇登壇◇ 幹線道路整備促進特別委員長の添田絹代です。
御報告いたします。
本委員会に付託されました議案は2件であります。去る3月18日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その結果は、お手元の報告書のとおりでありますが、以下、本委員会における審査の概要を申し上げます。
初めに、議案第1号、令和2年度
一般会計予算の
所管部分についてであります。
主な内容は、常陸太田市と共に進めている事業であり、金沢町地内の山側道路から常陸太田市の幡町(はたそめ団地)を結ぶ区間のうち、本市単独の施工区間に関する経費として、金沢町地内道路(市道6750号線)整備事業費1,506万円余を計上するとともに、幹線道路整備検討事業費として、(仮称)真弓トンネル整備事業に係る本市負担金60万円余を計上するものなどであります。
次に、議案第9号、令和元
年度一般会計補正予算の
所管部分についてであります。
補正の内容は、幹線道路整備検討事業において、常陸太田市と共に進めている(仮称)真弓トンネル整備事業のうち、本市区域分の負担金であり、関係機関との協議に不測の日数を要したことから、
繰越明許費を設定するものなどであります。
採決の結果、両議案とも
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で報告を終わりますが、本委員会の決定に対しまして、各位の御賛成をお願いいたします。
14 ◯議長(
茅根茂彦君) 以上で各委員長からの報告は終わりました。
直ちに質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15 ◯議長(
茅根茂彦君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、討論であります。討論の通告がありましたので、発言を許します。
反対討論の千葉議員に発言を許します。
16 ◯2番(千葉達夫君) ◇登壇◇ 日本共産党の千葉達夫です。
付託された議案のうち、議案第1号、令和2
年度日立市
一般会計予算、議案第2号、令和2年度日立市国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号、令和2年度日立市介護保険事業特別会計予算、議案第4号、令和2年度日立市介護サービス事業特別会計予算、議案第6号、令和2
年度日立市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第30号、土地の買入れについて、以上6件の議案に反対します。
以下、要旨を述べ、討論とします。
まず、議案第1号、令和2
年度日立市
一般会計予算についてです。
国の新年度予算の税収は、所得税に代わって消費税が最大の税目となり、法人税は所得税の半分程度にとどまります。法人税率は23.2%に対し、資本金100億円を超える大企業の実質負担割合は13%に過ぎず、大企業の法人税収入は、この7年間増えていません。なぜなら、資本金が多い企業ほど、租税特別措置や配当益金不算入などの優遇税制の適用が大きいためです。営業利益が伸びても税負担は増えず、不公平な内容となっています。
地方税の税制改正法案では、まち・ひと・しごと創生事業費の算定で、行革努力分の指標を立て、人件費や一般会計繰出金などを削減すれば、
地方交付税算定を有利にするとしています。一般会計の繰出金の削減を進めることは、高過ぎる国民健康保険料、税の一層の引上げで、貧困を広げ、安心して暮らせる地域の土台を崩壊させます。
社会保障費では、過去最高額に急増していますが、社会保障関係費の自然増について実質的な伸びを圧縮しており、この8年間、自然増削減の合計は1兆8,300億円になっています。年金のマクロ経済スライドの実施で、本来の改定率が引き下げられます。そして、安倍内閣は、全世代型社会保障改革という名の新たな負担増計画を進めようとしています。
こうした下で編成された令和2
年度日立市
一般会計予算は、前年度比2.0%増額の731億4,700万円です。市税の歳入は前年度比で増額ですが、
法人市民税は減額としました。現在は、新型コロナウイルスの影響が経済にどのような打撃を与えるかが見通すことができませんが、それ以前に、消費税10%増税の打撃は市民や事業者に大きく影響しています。
市の子育て支援策が拡充され、高校生相当まで入院費無料化や所得制限撤廃により全ての妊産婦がマル福の対象になること、中学生へのスクールカバン贈呈などが子育て家庭に喜ばれています。市では、
財政調整基金など、ため込み金を増やしていますので、その一部を活用して、学校給食費の無償化や、国民健康保険の子供の均等割の負担軽減などの子育て支援、国民健康保険料、介護保険料、利用料の引下げなど、市民の暮らし応援の施策を広げることが重要です。
ある市民から、「県と市はパンダ誘致に取り組んでいるが、市民の暮らしを第一に考えてほしい。」という声が寄せられました。暮らし優先の市政にしてほしいという市民の願いに応える市政が求められています。
給与費についてです。会計年度任用職員制度が4月から施行されます。民間では非正規の人が5年間働けば正規となる可能性がありますが、会計年度任用職員制度では、この正規化を不可能にしています。すなわち、正規・非正規の差は残され、固定化されることになります。働いても貧困から抜け出せない官製ワーキングプアの解消に努めるべきです。
マイナンバーカード交付事業についてです。国はマイナンバーカードについて、2022年度までにほとんどの住民が保有することを目指していますが、普及は進んでいません。そこで、マイナンバーと電子決済を結び付けてポイントを付与するなど、ばらまきとも言える普及策を実施します。加えて2021年度末からマイナンバーカードを健康保険証として使用可能にしようとしておりますが、情報漏えいの危険性への不安は高まるばかりです。マイナンバーカードは廃止すべきです。
産業団地整備事業についてです。昨年、県と共同で整備してきた日立港区第3ふ頭に隣接する第8モータープールが供用開始となりました。新聞等に大きく報じられ、モータープールの整備を進めてきた市は、茨城県の経済発展に貢献しているものですが、県と市で多額の負担をして、民間の事業者が整備すべきものを市民の税金で行おうとすることに疑問を持つものです。さらに、モータープールを整備し、企業誘致を図ろうとしていますが、民間の事業者が負担すべきものと考え、反対します。
議案第2号について。国民健康保険の低所得者の保険料減額は評価できますが、高過ぎて払い切れない保険料は引き下げるべきです。短期保険証、資格証明書は発行をやめるべきです。また、国保の都道府県化は、市町村が一般会計から国保会計に繰り入れて行っている自治体独自の保険料軽減をやめさせることが目的です。住民の負担増を止めるために反対します。
議案第3号と議案第4号について。国は介護保険制度の給付抑制のための仕組みを進めています。制度の持続可能性の確保のためとして、国が取り組んでいるのは保険財政の持続です。しかし、取り組むべきことは、利用者や家族の介護と暮らしを継続させることと、事業所の安定運営、介護事業者が長く働き続けられる条件を整備することと考えます。必要なサービスを受けられる制度に改善すべきという立場から反対します。特別養護老人ホーム入所待機者が希望するサービスを受けられるように、抜本的な対策の検討をすべきです。
議案第6号についてです。後期高齢者医療保険料は8年間据え置かれてきましたが、新年度は引き上げられます。所得割と均等割を改定し、賦課限度額を引き上げます。均等割額判定基準の所得額について、5割軽減世帯は一人当たり5,000円引上げに、2割軽減世帯は1万円引き上げます。さらに、所得の低い高齢者には、2021年に保険料軽減特例制度が廃止され、県内被保険者の38%が負担増となります。保険料引上げは命に関わる問題であり、撤廃すべきです。
保険料の値上げの前に、県財政安定化基金の活用をすべきと考えます。この基金は40億円に達する見込みで、3分の1は被保険者の保険料で積み立てました。しかし、茨城県後期高齢者医療広域連合は、この基金を1円も取り崩さず、保険料の値上げをしようとしています。根本には、高齢者を前期と後期に分けて医療を差別する仕組みがあります。保険料の値上げにつながるこの制度は廃止すべきです。
議案第30号について。土地を買い取り、モータープールを整備しようとするものですが、整備を必要とする民間事業者が整備を行うべきという立場から反対します。
以上、反対の要旨を述べ、討論とします。
17 ◯議長(
茅根茂彦君) 以上で討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。なお、採決は
電子採決システムにより行います。
採決方法についてお諮りいたします。今回は、反対討論のありました議案を一括して、続いて
予算関係議案、
条例関係議案、契約関係議案及びその他の議案、以上、5つに分けて採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
18 ◯議長(
茅根茂彦君) 御異議なしと認めます。よって、5つに分けて採決いたします。
お諮りいたします。初めに、反対討論のありました議案、すなわち議案第1号から議案第4号まで及び議案第6号、議案第30号の6件に対する各委員長の報告は原案可決であります。各委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔賛成・
反対ボタンにより表決〕
19 ◯議長(
茅根茂彦君) 押し忘れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
20 ◯議長(
茅根茂彦君) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
賛成多数であります。よって、これら6件の議案は、各委員長の報告のとおり原案可決と決しました。
続いてお諮りいたします。
予算関係議案、すなわち議案第5号及び議案第7号から議案第15号までの10件に対する各委員長の報告は原案可決であります。各委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔賛成・
反対ボタンにより表決〕
21 ◯議長(
茅根茂彦君) 押し忘れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
22 ◯議長(
茅根茂彦君) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
賛成全員であります。よって、これら10件の議案は、各委員長の報告のとおり原案可決と決しました。
続いてお諮りいたします。
条例関係議案、すなわち議案第16号から議案第28号までの13件に対する各委員長の報告は原案可決であります。各委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔賛成・
反対ボタンにより表決〕
23 ◯議長(
茅根茂彦君) 押し忘れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
24 ◯議長(
茅根茂彦君) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
賛成全員であります。よって、13件の議案は、各委員長の報告のとおり原案可決と決しました。
続いてお諮りいたします。契約関係議案、すなわち議案第29号に対する環境建設委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔賛成・
反対ボタンにより表決〕
25 ◯議長(
茅根茂彦君) 押し忘れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
26 ◯議長(
茅根茂彦君) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
賛成全員であります。よって、議案第29号は、委員長の報告のとおり原案可決と決しました。
続いてお諮りいたします。その他の議案、すなわち議案第31号に対する
総務産業委員長の報告は原案承認であります。委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔賛成・
反対ボタンにより表決〕
27 ◯議長(
茅根茂彦君) 押し忘れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
28 ◯議長(
茅根茂彦君) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
賛成全員であります。よって、議案第31号は、委員長の報告のとおり原案承認と決しました。
───────────────────────────────────────────
日程第3 請願等について
29 ◯議長(
茅根茂彦君) 日程第3、請願等についてを議題といたします。
委員会に付託中のこれら請願等に対する委員会での審査の経過及びその結果の報告を
白石総務産業委員長に求めます。
30
令和2年3月24日
日立市議会議長 茅 根 茂 彦 殿
総務産業委員長 白 石 敦
総務産業委員会請願(陳情)審査報告書
本委員会に付託された請願(陳情)は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第134条の規定
により報告します。
記
┌──┬─────────────┬─────────────┬─────┬─────┬─────┐
│受理│ 件 名 │ 請願(陳情)者の │紹介議員 │審査結果 │ 摘 要 │
│番号│ │ 住 所 氏 名 │氏 名 │ │ │
├──┼─────────────┼─────────────┼─────┼─────┼─────┤
│ 1│「最低賃金の大幅引き上げ │東茨城郡茨城町谷田部295 │千葉 達夫│ 不採択 │ │
│ │と中小企業支援策の拡充を │茨城県労働組合総連合 │ │ │ │
│ │求める意見書」採択の請願 │ 議長 白石 勝巳│ │ │ │
└──┴─────────────┴─────────────┴─────┴─────┴─────┘
◯総務産業委員長(白石 敦君) ◇登壇◇
総務産業委員長の白石 敦です。
御報告いたします。
本委員会で審査いたしました請願等は、今回付託されたもの1件、すなわち受理番号1、「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願であります。
審査の中で一部の委員からは、「最低賃金については、高い都県に労働者が流出し、人手不足や東京への一極集中が加速するのではないかと言われている。また、日本の最低賃金の水準は欧米などと比べると大変低く、生活していくことができないなどとも言われていることから、この請願は採択すべきである。」との意見が出されましたが、「日本の社会は、それぞれの地域に合った形で活動する民間企業の力で成り立っている。その中で全国一律に最低賃金を引き上げることは、地域の実情や企業の業績により持ちこたえられない企業が出てしまう。」との意見や、「最低賃金の大幅引上げに企業が対応できなければ、人員削減などが行われ、結果として失業者があふれてしまうことになるため、この請願の願意は妥当なものではない。」などの意見が大半を占め、採決の結果、賛成少数をもって不採択と決しました。
以上で報告を終わりますが、本委員会の決定に対しまして、各位の御賛成をお願いいたします。
31 ◯議長(
茅根茂彦君) 以上で
総務産業委員長からの報告は終わりました。
直ちに質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
32 ◯議長(
茅根茂彦君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
直ちに採決いたします。なお、採決は
電子採決システムにより行います。
お諮りいたします。委員会審査で不採択となりました受理番号1、「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願について、
総務産業委員長の報告のとおり不採択と決することに賛成する諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔賛成・
反対ボタンにより表決〕
33 ◯議長(
茅根茂彦君) 押し忘れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
34 ◯議長(
茅根茂彦君) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
賛成多数であります。よって、受理番号1の請願は、委員長の報告のとおり不採択と決しました。
───────────────────────────────────────────
日程第4 議案第33号及び議案第34号について
35 ◯議長(
茅根茂彦君) 日程第4、議案第33号及び議案第34号についてを一括して議題といたします。
初めに、議案第33号について、提案者の飛田議会運営委員長から説明を求めます。
36 ◯議会運営委員長(飛田謙一君) ◇登壇◇ 議会運営委員長の飛田謙一です。
お手元の第6分冊、1ページをお開き願います。
議案第33号、日立市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について説明いたします。
提案説明にございますとおり、議会の広報及び広聴機能の更なる強化を図るため、本規則を制定するものであります。
2ページをお開き願います。別表で規定されている議会報編集委員会を広報広聴委員会に改め、令和2年4月1日から施行するものであります。
以上で説明を終わりますが、各位の御賛成をお願いいたします。
37 ◯議長(
茅根茂彦君) 次に、議案第34号について、提案者の
白石総務産業委員長から説明を求めます。
38
◯総務産業委員長(白石 敦君) ◇登壇◇
総務産業委員長の白石 敦です。
お手元の第6分冊、3ページをお開き願います。
議案第34号、市長の専決処分事項の指定内容の変更について説明いたします。
提案説明にございますとおり、
地方自治法の改正に伴い、引用条項を改め、令和2年4月1日から適用するものであります。
なお、変更の内容につきましては、4ページに記載されているとおりであります。
以上で説明を終わりにしますが、各位の御賛成をお願いいたします。
39 ◯議長(
茅根茂彦君) 以上で提案者からの説明は終わりました。
ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
40 ◯議長(
茅根茂彦君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、討論であります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
41 ◯議長(
茅根茂彦君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。なお、採決は
電子採決システムにより行います。
お諮りいたします。初めに、議案第33号、日立市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、原案のとおり決することに賛成する諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔賛成・
反対ボタンにより表決〕
42 ◯議長(
茅根茂彦君) 押し忘れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
43 ◯議長(
茅根茂彦君) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
賛成全員であります。よって、議案第33号は原案可決と決しました。
続いてお諮りいたします。議案第34号、市長の専決処分事項の指定内容の変更について、原案のとおり決することに賛成する諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔賛成・
反対ボタンにより表決〕
44 ◯議長(
茅根茂彦君) 押し忘れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
45 ◯議長(
茅根茂彦君) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
賛成全員であります。よって、議案第34号は原案可決と決しました。
───────────────────────────────────────────
日程第5 閉会中の所管事務調査について
46 ◯議長(
茅根茂彦君) 日程第5、閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配布してあります所管事務調査一覧表につきましては、各委員長から閉会中の事務調査についてそれぞれ申出があったものであります。各委員長の申出のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
47 ◯議長(
茅根茂彦君) 御異議なしと認めます。よって、本件は所管事務調査一覧表のとおり決しました。
以上で、今期定例会に付議されました案件全部が終了いたしました。
ここで、小川市長から御挨拶がございます。
48 ◯市長(小川春樹君) ◇登壇◇ 本定例会の閉会に当たりまして、お礼の御挨拶を申し上げます。
去る3月4日の開会以来、議員皆様方には、本定例会におきまして、令和2年度当初予算案を始め、多くの重要案件を長時間にわたり御審議いただき、誠にありがとうございました。御提案いたしましたいずれの案件につきましても、本日、原案のとおり可決・承認をいただき、ここに改めて厚く御礼を申し上げる次第でございます。
会派代表質問や市政に関する一般質問、議案質疑、さらには、委員会審議等を通じまして、日立市が直面する様々な課題、そして本地域活性化への取組に対し、御指導、御意見を賜りましたことに心からお礼を申し上げますとともに、今後、各事項の具現化に向け、執行部一丸となり、努力をしてまいりたいと考えております。
本定例会につきましては、今日最大の憂慮事案であります新型コロナウイルスの国内における感染拡大の状況から、本会議及び各委員会の一般傍聴を取りやめ、緊急の御対応により、21日間の会期を無事終えようとしております。議会運営における的確な御判断に改めて敬意を表するものでございます。
御案内のように、新型コロナウイルスは、茨城県内においても感染者が確認されるなど、深刻度が増す中、本市も国の方針等を踏まえての対策を講じておりますが、特にイベントの自粛につきましては、来月の開催を予定しておりました日立さくらまつり並びに日立さくらロードレースにつきましても、来場者を始め、御見学、応援をされる皆様の健康と安全を第一に考慮し、それぞれの実行委員会においての決定により、中止の措置が取られたところでございます。
この度のかつてない危機に直面をする中、引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた一層の取組により、全ての市民の皆様が日々安全に健康で安心して過ごすことができる
まちづくりに全力を傾注してまいりますので、議員各位からの引き続きましての御支援と御協力を賜りますようにお願い申し上げます。
こうした中、本年、令和2年は、昨年、市制施行80周年の節目を迎えた本市が次なる未来に向かい、新たな一歩を踏み出す重要な1年でもございます。この3月には、かねてより誘致を進めてまいりました日立駅前への新たな書店の出店につきまして、イトーヨーカドー日立店4階に丸善日立店がオープンするとともに、旧公設地方卸売市場跡地において整備が進められてまいりました新たな商業施設、シーマークスクエアがオープンを迎えました。
また、大甕駅の新たな東西駅前広場と南北アクセス道路、大甕水木連絡道路が間もなく供用を開始するとともに、4月からは
南部消防署、はなやま認定こども園、そして、鳩が丘さくら福祉センターのグループホーム等も供用を開始いたします。さらには、新入中学生に対するスクールカバンの贈呈もこの春からスタートいたします。
そして、来る令和2年度は、総合計画後期基本計画が4年目を迎えるとともに、第2期となる日立市まち・ひと・しごと創生総合戦略がスタートする年でもございます。両計画を礎として、子供から高齢者まで、全ての市民の皆様が元気に生き生きと暮らすことができますよう、全世代型の
まちづくりを力強く推進していく決意でございます。
結びになりますが、今後の市政運営に当たりまして、議員各位のなお一層の御支援、御協力を賜りますように改めてお願いを申し上げまして、私からのお礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
49 ◯議長(
茅根茂彦君) 続きまして、岡部
監査委員から御挨拶がございます。
50 ◯
監査委員(岡部和彦君) ◇登壇◇ 貴重なお時間を頂き、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
平成29年9月に小川市長から御推挙をいただき、市議会からは
監査委員選任同意の御同意を賜り、以来、事務の効率化、効率的な事業の推進を念頭に職務に取り組んでまいりました。
この間、法の定めによります監査基準の策定という記憶に残る事業を担当できましたことは大変光栄なことと思っております。そして、大過なく職責を全うできますのも、ひとえに市議会議員の皆様方の御指導、御鞭撻のたまものと心から感謝申し上げ、御礼の御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。
51 ◯議長(
茅根茂彦君) ◇登壇◇ 私からも一言御挨拶申し上げます。
去る3月4日から21日間にわたりました今期定例会に際しまして、議員各位におかれましては、令和2年度予算を始め、各種条例案など、重要案件を慎重かつ熱心に御審議いただきました。
今期定例会は、新型コロナウイルス感染対策の一環として、一般傍聴を休止するといった前例のない対応の中での本会議、委員会運営となりましたが、お陰さまをもちまして、滞りなく議案審議がされるとともに、本日全ての議案が可決され、無事に閉会の運びとなりました。これは各位の御協力のたまものであり、心から感謝を申し上げます。
さて、新年度予算は、4年目となる後期基本計画の着実な推進を基本としつつ、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の初年度として、本市の将来を見据え、令和時代の新しい地方創生に果敢にチャレンジすべく、積極的な予算編成をされ、その予算規模も平成28年、平成30年に次ぐ過去3番目のものとなりました。執行部におかれましては、成立した予算の執行に当たり、小川市長が施政方針で述べられた、「全ての市民が元気に暮らせる“全世代型の
まちづくり”」を目指して、全職員が一丸となって、一歩前への姿勢で行政サービスの更なる向上に取り組まれますようお願いを申し上げます。
議会といたしましても、議員間の議論を深め、広報広聴機能の更なる拡充を図るため、本日、新たに広報広聴委員会を設置するなど、議会の活性化の取組を推進しているところであります。このように、執行部と議会がそれぞれの立場で積極的な取組を継続していくことで、市政の発展が図られるものと思います。
結びに、議員各位並びに執行部の皆様方の御活躍と御健勝を御祈念申し上げ、御挨拶といたします。ありがとうございました。
52 ◯議長(
茅根茂彦君) これをもちまして、令和2年第1回日立市議会定例会を閉会いたします。
午後 2時21分閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
議 長
副議長
9 番
10番
Copyright © Hitachi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...