日立市議会 2010-12-08
平成22年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日: 2010-12-08
↓ 最初の
ヒットへ(全 0
ヒット) 1 午前10時00分開議
◯議長(
茅根茂彦君) おはようございます。
御報告いたします。
ただいま
出席議員は28名であります。
これより本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に配付してあります
議事日程第4号のとおりであります。
これより議事に入ります。
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日程第1 議案第85号から議案第115号まで及び報告第19号から報告第21号まで
について
2
◯議長(
茅根茂彦君) 日程第1 議案第85号から議案第115号まで及び報告第19号から報告第21号までについてを一括して議題といたします。
これら
一括議題に対する
提案者からの説明は既に終了しておりますので、直ちに質疑に入ります。
初めに、
大曽根議員に発言を許します。
3 ◯11番(
大曽根勝正君) ◇登壇◇ おはようございます。
日本共産党の
大曽根勝正です。議案第114号、高萩市・
日立市
事務組合の解散に関する協議について、議案第115号、高萩市・
日立市
事務組合の解散に伴う
財産処分に関する協議について、一括してお聞きします。
内容につきましては、
高萩十王斎場の使用について、解散後も引き続き
十王地区の住民はこれまでの料金で使用できる。そのため
日立市は高萩市に火葬、
葬祭事務経費の一部を従前の
負担割合で負担する。
し尿処理事務については、解散後は自
区内処理を原則とするが、平成23年度については、
十王地区の
し尿等を
花貫クリーンセンターに搬入も可能。
搬入量に応じた
処理経費は
日立市が負担するというものです。
質問の1点目は、解散前と解散後で具体的に何も変わっていません。何のための解散なのか、理由と目的についてお聞きいたします。
16
◯財政部長(
庄司勝久君) ◇登壇◇ 御指摘のように、国から談合等の不正行為に係る違約金等の取扱いについてという通知がまいっておりまして、損害賠償金等を受けることになった場合、国へ国庫補助金相当分を返納することとなっております。この通知に基づきまして国庫補助金等の返還については、詳細が定められておりますので、その手続を進めてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
17 ◯9番(
伊藤智毅君) 自席から失礼いたします。
以上で終わります。
18
◯議長(
茅根茂彦君) 以上で
伊藤智毅議員の質疑が終わりました。
次に、添田議員に発言を許します。
19 ◯5番(添田絹代君) ◇登壇◇ 公明党の添田絹代です。発言通告に従い
議案質疑をさせていただきます。
1、議案第85号、平成22年度
日立市
一般会計補正予算(第4号)、(1)
総務費、防犯対策費、安全・安心・住まいる助成事業費。この事業は、市民が安全で安心な住まいづくりの実現のために、耐震対策、浸水対策、防犯対策に係る個人住宅の改修を行った場合に、その改修に関わる費用の一部を助成する制度であるとお聞きしております。この事業のうち、防犯対策の助成事業について3点お伺いいたします。
1点目、本市におけるこの助成事業のこれまでの実績についてお伺いいたします。
2点目、この事業の今年度の助成件数、助成内容と金額についてお聞かせください。
3点目、今年度のこの事業の今後の見込み件数についてお聞かせください。
(2)農林水産費、水産業振興費、水産振興対策事業費。今回の事業は、
施設の建設を行う漁業団体に対し費用の一部を補助するものとお聞きしております。そこで、この事業について3点お伺いいたします。
1点目、この補助事業の趣旨についてお聞かせください。
2点目、この事業の内容と効果についてお伺いいたします。
3点目、本市として今後もこのような形での水産業振興に対する助成事業を行っていかれるのか、お伺いいたします。
(3)
土木費、
都市計画総務費、
日立駅
周辺地区整備事業費。
日立駅前
自転車駐車場等の整備を、
財団法人自転車駐車場整備センター事業から
市事業に変更したことに伴う予算の組み替え等に係る経費であるとお聞きしておりますが、その内容について2点お伺いいたします。
1点目、市の事業として変更に至った経過についてお聞かせください。
2点目、今後の対応とスケジュールについてお伺いいたします。
(4)消防費、常備消防費、救急救助消防活動経費。救急出動件数の増加に伴う燃料費の増による補正とお聞きしております。内容等について2点お伺いいたします。
1点目、今年度の救急出動件数と出動内容についてお伺いいたします。
2点目、特に今年は猛暑の影響で熱中症の救急出動が多かったと伺っております。当市における消防本部としての熱中症対策についてお聞かせください。
2番、議案第94号、
日立市たかはら自然体験交流
施設の指定管理者の指定について。今回の指定管理者の指定について3点お伺いいたします。
1点目、指定管理者となる、たかはらグリーンツーリズム推進会の組織内容についてお伺いいたします。
2点目、今回提出された指定管理者の議案では、たかはら自然体験交流
施設以外の指定管理者の指定期間は5年間です。この
施設の指定期間を3年間とした理由についてお聞かせください。
3点目、今回の指定管理者の指定について、民間募集をしていないとお聞きしておりますが、その理由についてお聞かせください。
以上、御答弁よろしくお願いいたします。
20
◯議長(
茅根茂彦君) 添田議員の質疑に対し
執行部からの答弁を求めます。
21
◯総務部長(
梶山隆範君) ◇登壇◇ 添田議員からの御質問にお答え申し上げます。私からは、大きな1番、議案第85号、平成22年度
日立市
一般会計補正予算(第4号)の(1)
総務費、防犯対策費、安全・安心・住まいる助成事業費について3点の御質問がございました。順次お答え申し上げます。
まず1点目は、この助成事業のこれまでの実績についてでございます。
本事業の目的は、侵入犯罪、いわゆる空き巣や忍び込みなどを未然に防止するため住宅設備に係る防犯対策工事を行う市民に対しまして、必要経費の一部を助成するものでございます。平成18年度から国の社会資本整備総合交付金を活用いたしまして実施しておりますが、県内では唯一の取組となっております。
平成21年度までの4年間の申請件数は約500件でございまして、助成金額は約1,600万円に上り、これまで多くの市民に御利用をいただいているところでございます。
2点目は、今年度の助成件数、内容及び金額についてでございます。
今年度は、これまでに144件の申請がございました。多い順に申し上げますと、玄関へのカメラ付きインターホンの設置、防犯ガラス等への交換、防犯性の高い玄関ドアへの交換などとなっておりまして、その助成金額は約500万円となっております。
3点目の今後の見込み件数につきましては、昨年度の申請件数の実績から、30件ないし40件程度を見込んでいるところでございます。
申請件数が年ごとに増加しております背景には、本制度が広く市民に周知されてきたこと、それから自警団による日頃からの活動が実を結びまして、市民の防犯意識が高まってきたことが大きな要因であるというふうに考えております。引き続きまして、本事業の周知を図りながら、安全、安心なまちづくりを推進してまいりたいと考えております。
私からは以上でございます。
22 ◯産業経済部長(豊田泰二君) ◇登壇◇ 私からは、大きな1番の(2)と大きな2番についてお答えを申し上げます。
まず、大きな1番の(2)農林水産業費、水産業振興費、水産振興対策事業費についてお答えを申し上げます。御質問は3点ございました。
水産業は、漁獲量の減少と漁価の低迷が続いており、漁業者の経営は厳しさを増す一方であり、市内各漁協とも経営状況は大変厳しい状況にございます。
そのような中、久慈浜丸小漁業協同組合では、組合の経営改善を目指し、平成21年度から県の開発した技術をもとに、生しらすの試験出荷を行ってきましたが、今回、その事業化の見通しが立ったことから、冬のシラスや白魚の漁期に間に合うようなスケジュールで、生しらす冷凍加工
施設を建設することとしたため、その事業費約1,700万円の3分の1を補助するものでございます。
その内容につきましては、久慈漁港内の県管理地約3,200平方メートルの一部、約660平方メートルに約67平方メートルの加工作業
施設を建設し、その
施設内に急速冷凍装置、金属探知機、真空包装機、作業台、冷凍庫などを設置するものであり、新に1日約40キログラムの生産能力を有することになりますことから、漁業者の所得の向上につながりますとともに、漁業協同組合そのものの経営基盤の強化に役立つものと思われます。
市といたしましては、今後も引き続き水産業の振興を目的に漁業協同組合の経営安定化に対する支援を検討してまいりたいと考えております。
次に大きな2番、議案第94号、
日立市たかはら自然体験交流
施設の指定管理者の指定についての3点の御質問にお答え申し上げます。
たかはらグリーンツーリズム推進会は、たかはら自然体験交流
施設を拠点として、地域資源をいかした自然体験や生活体験の事業を実施することにより、都市との交流を促進し、活力ある地域づくりに寄与することを目的として設立され、高原及び黒坂地区の各集落を代表する19名の市民で組織されており、平成18年設立の
施設利活用方策地元地域検討会以来、旧高原小学校の利活用検討に参画していただいたという経緯がございます。
施設の設置目的を十分理解しているほか、昨年7月の
施設オープン以降、市からの委託と補助を受け、
施設の維持管理、自主事業の実施などに当たってきた団体でもございます。加えまして、この団体が地域住民の雇用の受け皿ともなっていることもあり、当該
施設の
管理運営を委託するに当たり、最もふさわしいと判断したものでございます。
今回、指定期間を3年間とした理由でございますが、当該
施設が新に
管理運営を委託するものであることから、当面3年としたものでございます。
以上でございます。
23
◯都市建設部長(
古平祐次君) ◇登壇◇ 私からは、大きな1番の(3)
土木費、
都市計画総務費、
日立駅
周辺地区整備事業費に関する2点の御質問にお答えいたします。
1点目の、市の事業として変更に至った経過についてでございます。
自転車駐車場の整備につきましては、
財団法人自転車駐車場整備センターが、
自転車駐車場の建設及び一定期間の
管理運営を行うことを方針として調整を進めてきたところでございます。これは、財団法人日本宝くじ協会や財団法人JKA(旧日本自転車振興会)から
整備センターに入る補助金等が
まちづくり交付金と併用して活用できますことから、
整備センターへの市
負担金にとりまして、特定財源の確保という観点から
メリットがあると考えたものでございます。しかしながら、
整備センターに補助金等を出している財団法人日本宝くじ協会等が、国の事業仕分けの対象となり、その結果、当該補助金等の確保が白紙となり、
整備センターの説明によりますれば、今後につきましては、全くの不透明であるとの状況でございました。
市といたしましては、財団法人日本宝くじ協会等からの補助金等を活用できなければ、その補助金等に見合う費用を市があらかじめ
整備センターに負担しなければならないため、事業の進め方について検討を行いました結果、
整備センターが
自転車駐車場の建設等を行う
メリットが見いだせなくなったこと、
まちづくり交付金を活用した事業は、平成23年度までに完了させることが必要であり、そのためには至急詳細設計に入らなければならないこと、さらには、市が発注することで、
市内企業の
受注機会を確保することができるようになることなどを勘案し、従来の方針を変更し、市が建設及び
管理運営を行っていくこととしたところでございます。
2点目の、今後の対応とスケジュールについてでございます。
自転車駐車場につきましては、今後、早急に詳細設計に着手し、建築確認、
工事契約等の手続を経て、現在の駅舎等の用地が更地化される平成23年度夏頃には工事に入ってまいりたいと考えておりますが、
日立駅舎跡地の活用につきましては、同時に民間
施設や西口
公共施設の建設も行われ、各
施設間の工事調整等が必要となってまいりますので、できる限り円滑な工程等の確保を図り、平成23年度中の
供用開始を目指してまいりたいと考えております。
以上でございます。
24 ◯消防長(佐藤真理男君) ◇登壇◇ 私からは、大きな1番の(4)消防費、常備消防費、救急救助消防活動経費について、2点の御質問にお答えいたします。
1点目の、救急出動件数とその内容についてでございますが、今年度4月から11月末までの救急出動件数は4,904件となっており、昨年度と比較しますと500件増加しております。その主な内容としましては、急病、一般負傷、交通事故等でございますが、中でも急病による出動件数が3,145件と全体の6割強を占め、昨年度より356件増加しております。特に、今年は猛暑による影響で、熱中症による救急搬送が70件と例年になく多くなっております。
次に、2点目の熱中症対策につきましては、健康づくり推進課と連携し、市報、市のホームページ、JWAYの行政放送による広報活動を展開するとともに、熱中症予防のチラシを作成し、地域の高齢者などへ配布するなど、広く市民に呼び掛けました。熱中症は、暑さを避けたり、小まめに水分を補給することによって防ぐことが可能ですので、今後とも継続して熱中症に関する
注意喚起、情報提供を行ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
25 ◯5番(添田絹代君) 自席から失礼いたします。
以上で質問を終わります。ありがとうございました。
26
◯議長(
茅根茂彦君) 以上で添田議員の質疑が終わりました。
次に、伊藤健也議員に発言を許します。
27 ◯3番(伊藤健也君) ◇登壇◇ 民主クラブの伊藤健也でございます。発言通告に従いまして質問させていただきますので、御答弁のほどよろしくお願いをいたします。
議案第85号、平成22年度
日立市
一般会計補正予算(第4号)から質問をさせていただきます。
(1)22ページ、
総務費、安全・安心・住まいる助成事業費につきましては、さきの質疑で明らかになりましたので、割愛をさせていただきます。
(2)30ページ、民生費、老人福祉推進費、高齢者福祉
施設関係費についてお伺いをいたします。
この補正につきましては、地域密着型介護サービス事業者に対する消防用設備整備費として助成するものと認識をしておりますが、2点についてお伺いをいたします。
1点目は、これまでに実施してきた同様
施設に対する消防設備の補助制度との違いについてお伺いをいたします。
2点目は、今回補正の対象とする
施設及び今後の整備計画についてお伺いをいたします。
(3)36ページ、民生費、扶助費、生活保護費支給費についてお伺いをいたします。
現在の厳しい経済状況もあり、対象の世帯も増えてきているものと認識をしておりますが、2点についてお伺いをいたします。
1点目は、生活保護開始世帯及び生活保護廃止世帯の状況についてお伺いをいたします。
2点目は、今回3億1,900万余の補正でありますが、生活、住宅、医療、それぞれの扶助に対する内訳についてお伺いをいたします。
(4)44ページ、農林水産事業費、水産業振興費、水産振興対策事業費についてお伺いをいたします。
さきの質疑で2点については明らかになりましたので、1点、この水産振興対策事業費における補助の背景についてお伺いをいたします。
(5)64ページ、教育費、視聴覚センター費、視聴覚センター移転事業費についてお伺いをいたします。
この補正については、現在、末広町にある視聴覚センターの
シビックセンターへの移転に伴う事業費であり、移転の目的については、視聴覚センターの機能を充実させ、視聴覚教育と映像文化の一層の振興を図るとともに、映画上映会などの開催により、駅前及び
シビックセンター周辺のにぎわいづくりを進めることと伺っております。
そこで、2点についてお伺いをいたします。
1点目は、今回の移転に伴う整備の内容についてお伺いをいたします。
2点目は、今後の視聴覚センター事業の方向性についてお伺いをいたします。
以上、よろしくお願いをいたします。
28
◯議長(
茅根茂彦君) 伊藤健也議員の質疑に対し
執行部からの答弁を求めます。
29 ◯保健福祉部長(國井博之君) ◇登壇◇ 伊藤健也議員の御質問にお答えいたします。私からは、大きな1番、議案第85号、平成22年度
日立市
一般会計補正予算(第4号)の(2)と(3)の御質問に順次お答えいたします。
初めに、(2)の民生費、老人福祉推進費、高齢者福祉施設関係費につきましては、2点の御質問にお答えをいたします。
今回計上しております補助は、地域密着型サービス施設の一つでございます、認知症高齢者グループホームが行うスプリンクラー等の消防用設備整備費に対する補助でございます。
まず、1点目のこれまでの補助制度との違いでございます。
今回、これまでと変わった点は2つでございます。1つは、認知症高齢者グループホームのスプリンクラー設置費に対する補助対象施設について、これまでは消防法で設置義務が定められている延べ床面積 275平方メートル以上の施設とされていたものが、本年3月に、札幌市のグループホームで発生した火災により、7名の尊い命が奪われるという惨事を踏まえ、国の制度が見直されたことによりまして、今回、設置義務のない275平方メートル未満の
施設にまで補助対象が拡大されたことでございます。
もう1つの変更点は、これまで延べ床面積にかかわらず補助の対象外とされていた自動火災報知設備及び火災通報装置につきましても、新に補助対象に加えられたという点でございます。
次に、2点目の今回の補正で補助を予定している
施設と、今後の整備計画についてでございます。
まず、補助を予定している
施設でございますが、今回、スプリンクラーの補助を予定している
施設につきましては、延べ床面積が275平方メートル未満の市内のグループホーム2つの
施設のうち申請のあった1
施設でございまして、国の補助基準に基づき171万円を補助するものでございます。また自動火災報知設備及び火災報知装置につきましては、未設置となっております2
施設のうち今回申請があった1
施設につきまして、補助上限額の130万円を補助するものでございます。
次に、今後の整備計画でございます。
本市には、現在、認知症高齢者グループホームが12
施設ございまして、そのうちスプリンクラーの設置が済んでいる
施設が3
施設、今年度既に整備を予定している
施設が3
施設、さらに今回の補正で整備する1
施設を合わせますと、設置済みの
施設は、本年度末の時点におきまして7
施設となります。その結果、残り5
施設が未整備となりますが、その内訳は、スプリンクラーの設置義務がある4
施設と設置義務のない1
施設でございます。このうち、設置義務のある4
施設につきましては、平成23年度末までの整備が予定されており、また設置義務のない1
施設につきましても、同様に国の補助金を活用し、整備を図れるよう働きかけをしてまいりたいと考えております。
次に、自動火災報知設備につきましては、今回の補正で整備をすることによりまして全
施設に設置されることとなりますが、火災通報装置につきましては、1
施設が未整備のまま残りますので、引き続き早期に整備を働きかけてまいります。
次に、(3)の扶助費、生活保護費支給費につきまして、2点の御質問にお答えいたします。
生活保護費につきましては、平成20年末のリーマンショックに端を発するとされる景気低迷の影響を受けて、全国的に保護の世帯数が急増している状況にございます。本市もその例に漏れず、本年10月1日現在における生活保護世帯数は、前年同月比12%増の1,373世帯となっております。
そこで、まず1点目の生活保護開始世帯と廃止世帯の状況についてでございます。
本年度上半期の状況で申し上げますと、開始世帯数は140世帯であり、その主な理由は、収入の減によるものが63世帯、傷病によるものが37世帯となっており、この2つの理由で全体の約7割を占めております。また、廃止世帯数につきましては、64世帯となっておりまして、その主な理由は死亡によるものが36世帯、収入の増加によるものが9世帯となっており、同じくこの2つの理由が約7割を占めております。
次に、2点目の補正額の内訳でございます。
今回補正をお願いしております3億1,999万6,000円の内訳につきましては、医療扶助が最も多く2億2,700万4,000円、次いで生活扶助の6,801万4,000円、住宅扶助の2,497万8,000円でございます。なお、本市の生活保護費は、この3つの扶助が全体の9割以上を占める状況となっております。
以上でございます。
30 ◯産業経済部長(豊田泰二君) ◇登壇◇ 私からは、(4)農林水産業費、水産業振興費、水産振興対策事業費における補助の背景についてお答え申し上げます。
茨城県の水産試験場では、平成18年度から沿岸漁業の主力魚種であるシラスや白魚の新な鮮度保持技術の研究を始め捕獲したシラス等を船上で海水と氷を使って急速冷却し、鮮度を維持する技術を平成21年度に開発いたしました。
その技術を活用する形で、久慈浜丸小漁業協同組合は、昨年から市外の加工販売業者とタイアップし、生しらすの試験出荷を行ってまいりましたが、今回、自ら事業化の見通しが立ったことから、冬のシラスや白魚の漁期に間に合うようなスケジュールで、生しらす冷凍加工
施設を建設することにしたものであり、先ほどの答弁でも説明申し上げましたが、その事業費約1,700万円の3分の1を補助するものでございます。
なお、この
施設における生しらすの生産量は、6名程度のパートを雇用し、その方々が約3時間作業をして、1日約40キログラム、年間生産量約3トンを目標としており、当該漁業協同組合の経営基盤の強化に大いに役立つものと期待しているところでございます。
私からは以上でございます。
31 ◯教育部長(中山俊恵君) ◇登壇◇ 続きまして、(5)教育費、視聴覚センター費、視聴覚センター移転事業費についてお答え申し上げます。
まず、1点目の整備内容です。
視聴覚センターは
シビックセンター地階に移転し、面積は約417平方メートル、映像セミナー室、教材貸出コーナー、小会議室などを設けることとしております。
今回の補正は、この整備に関わるものですが、主なものを申しますと、150インチスクリーン、プロジェクター及び音響機器を備えました映像セミナー室を開設し、映像上映機能の充実を図ること、また、オープンフロアには、DVDビデオラックなどを配置して、明るく気軽な雰囲気のある教材貸出コーナーにしたいと考えております。
なお、そのほか
事務室移転に伴う諸経費などでございます。
続きまして、2点目の事業の方向性についてでございます。
移転後はより積極的に市内各地域に出向き、ニーズに応じた講習会、映像制作を実施し、地域の文化活動を支援してまいりたいと考えております。
なお、今回整備する映像セミナー室は、40人程度の席数となりますが、週末などに上映会を開催するとともに、学校、子ども会、老人会などの団体の方々にも御利用いただき、映像を活用した研修会や上映会の開催を支援するなど、映像機能機会の拡充を図りたいと考えてございます。また、
シビックセンター、JWAYとの連携を強化し、効果的な事業展開を図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
32 ◯3番(伊藤健也君) 自席から失礼をいたします。
御答弁ありがとうございました。以上で終わります。
33
◯議長(
茅根茂彦君) 以上で伊藤健也議員の質疑が終わりました。
これをもちまして議案等に対する質疑を終結いたします。
次に、ただいま議題となっております議案のうち、議案第85号の所管部分及び議案第86号から議案第115号までにつきましては、なお慎重に審査するため、お手元の付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会へ付託いたします。
次に、幹線道路整備促進特別委員会への付託についてお諮りいたします。
ただいま議題となっております議案のうち、議案第85号の所管部分につきましては、会議規則第36条第1項の規定により、幹線道路整備促進特別委員会へ付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
34
◯議長(
茅根茂彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第85号の所管部分は、幹線道路整備促進特別委員会へ付託することに決しました。
───────────────────────────────────────────
日程第2 諸般の報告
35
◯議長(
茅根茂彦君) 日程第2 諸般の報告を行います。
12月3日までに受理いたしました請願等につきましては、お手元に配付してあります請願文書表のとおりであります。所管の常任委員会へ付託いたしますので、御報告いたします。
───────────────────────────────────────────
日程第3 休会について
36
◯議長(
茅根茂彦君) 日程第3 休会についてを議題といたします。
お諮りいたします。明9日から15日までを委員会審査等のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
37
◯議長(
茅根茂彦君) 御異議なしと認めます。よって、明9日から15日までを休会とすることに決しました。
以上で本日の
議事日程全部が終了いたしました。
次回の日程を申し上げます。次回は12月16日・木曜日・午後1時、本議場で本会議を開き、各委員長の報告、質疑、討論、表決を行います。
本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでございました。
午前11時10分散会
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