△議案の提出について(
市長提出43件)
○
議長(
内藤丈男君) 次に,市長から議案が提出されましたので,
議事課長から報告させます。 〔
議事課長,報告〕
------------------------ 財政第269号
令和3年3月8日
水戸市議会議長 内藤丈男様
水戸市長 高橋 靖
議案等の送付について
令和3年第1回
水戸市議会定例会に提案するため,
下記議案に
説明書を添えて送付します。
記市議会議案第2号
水戸市民会館条例 =ないし=
市議会議案第44号
令和3年度
水戸市
下水道事業会計予算 ------------------------〔市長提出議案〕
市議会議案第2号
水戸市民会館条例 〃 第3号
水戸市
下入野健康増進センター条例 〃 第4号
水戸市
市税条例 〃 第5号
水戸市
職員定数条例の一部を改正する
条例 〃 第6号
水戸市職員の給与に関する
条例の一部を改正する
条例 〃 第7号
水戸市
手数料条例の一部を改正する
条例 〃 第8号
水戸市
障害福祉サービス事業基準条例の一部を改正する
条例 〃 第9号
水戸市
指定障害福祉サービス事業等基準条例の一部を改正する
条例 〃 第10号
水戸市
障害者支援施設基準条例の一部を改正する
条例 〃 第11号
水戸市
指定障害者支援施設等基準条例の一部を改正する
条例 〃 第12号
水戸市
地域活動支援センター基準条例の一部を改正する
条例 〃 第13号
水戸市
福祉ホーム基準条例の一部を改正する
条例 〃 第14号
水戸市
指定通所支援事業等基準条例の一部を改正する
条例 〃 第15号
水戸市
軽費老人ホーム基準条例の一部を改正する
条例 〃 第16号
水戸市
養護老人ホーム基準条例の一部を改正する
条例 〃 第17号
水戸市
特別養護老人ホーム基準条例の一部を改正する
条例 〃 第18号
水戸市
指定居宅サービス事業等基準条例の一部を改正する
条例 〃 第19号
水戸市
指定介護予防サービス事業等基準条例の一部を改正する
条例市議会議案第20号
水戸市
指定地域密着型サービス事業基準条例の一部を改正する
条例 〃 第21号
水戸市
指定地域密着型介護予防サービス事業基準条例の一部を改正する
条例 〃 第22号
水戸市
指定居宅介護支援事業等基準条例の一部を改正する
条例 〃 第23号
水戸市
指定介護予防支援事業等基準条例の一部を改正する
条例 〃 第24号
水戸市
指定介護老人福祉施設基準条例の一部を改正する
条例 〃 第25号
水戸市
介護老人保健施設基準条例の一部を改正する
条例 〃 第26号
水戸市
介護医療院基準条例の一部を改正する
条例 〃 第27号
水戸市
介護保険条例の一部を改正する
条例 〃 第28号
水戸市
児童福祉施設基準条例の一部を改正する
条例 〃 第29号
水戸市
都市公園条例等の一部を改正する
条例 〃 第30号
水戸市
消防本部及び
消防署の
設置等に関する
条例の一部を改正する
条例 〃 第31号
水戸市
火災予防条例の一部を改正する
条例 〃 第32号
令和3年度
水戸市
一般会計予算 〃 第33号
令和3年度
水戸市
国民健康保険会計予算 〃 第34号
令和3年度
水戸市
公設地方卸売市場事業会計予算 〃 第35号
令和3年度
水戸市
駐車場事業会計予算 〃 第36号
令和3年度
水戸市
農業集落排水事業会計予算 〃 第37号
令和3年度
水戸市東前第二
土地区画整理事業会計予算 〃 第38号
令和3年度
水戸市
公共用地先行取得事業会計予算 〃 第39号
令和3年度
水戸市
介護保険会計予算 〃 第40号
令和3年度
水戸市
介護サービス事業会計予算 〃 第41号
令和3年度
水戸市
後期高齢者医療会計予算 〃 第42号
令和3年度
水戸市
母子父子寡婦福祉資金会計予算 〃 第43号
令和3年度
水戸市
水道事業会計予算 〃 第44号
令和3年度
水戸市
下水道事業会計予算 ------------------------
○
議長(
内藤丈男君) これより日程に入ります。 本日の日程は,議案第2号=ないし=第44号,以上43件であります。
------------------------
△日程第1=ないし=第43 議案第2号=ないし=第44号
○
議長(
内藤丈男君) 議案第2号=ないし=第44号,以上43件を一括上程いたします。 それでは,市長から
提案理由の説明を願います。 市長,
高橋靖君。 〔市長
高橋靖君登壇〕
◎市長(
高橋靖君) おはようございます。
令和3年第1回
水戸市議会定例会の開会に当たり,提出いたしました議案の説明に先立ち,
市政運営に関する所信の一端を申し上げます。第1
市政運営の
基本方針 未来に躍動する魁のまち・
水戸の実現を目指して
新型コロナウイルス感染症は,
感染拡大の波を繰り返し,各地で
クラスターが発生するなど厳しい状況が続いており,昨年は全国において,今年1月には11都府県において
緊急事態宣言が発令されました。また,茨城県においても,独自の
緊急事態宣言が出されたところであります。
感染拡大は,私たちの暮らしを含め,
社会経済活動に大きな影響を及ぼしており,誰もが自分も感染するかもしれないという不安や恐れを抱きながら日々を過ごしております。 そのような中にあっても,
医療従事者の皆様には,私たちの命と健康を守る取組を懸命に続けていただいており,また,
日常生活を支える
サービスを提供する
事業者の皆様にも,
感染症対策を徹底しながら
事業を継続していただいております。改めまして日々努力されている
皆様方に深い敬意を表すとともに,心から感謝を申し上げます。 今年は,
東日本大震災の発生から10年という節目を迎える年となります。震災によって,
東北地方を中心に甚大な被害がもたらされ,たくさんの尊い命が奪われました。その犠牲になった皆様に謹んで哀悼の誠をささげますとともに,復興に御尽力いただきました
皆様方に心からの敬意を表します。
東日本大震災の教訓として,私たちは
危機管理の
重要性を学びました。この間,市民の
防災意識が高まり,地域の実情に応じた
防災訓練に数多くの御参加をいただきました。一昨年の
東日本台風の際には,その経験を生かし,市民と力をあわせて
災害対応に取り組み,
地域防災力の向上を実感し,大変心強く感じたところであります。 私は,3月11日を迎えるに当たり,改めて市民の生命と財産を守ることができる災害に強い都市を市民の皆様とともにつくり上げていくことに全力を尽くす決意をしたところであります。 このたびの
新型コロナウイルスの
感染流行においても,強い
危機感を持ち,市民,
事業者の皆様と
感染拡大防止に取り組むとともに,
市議会の皆様にも御協力をいただきながら,
緊急対策を切れ目なく実行してまいりました。 これまで,
市保健所を中心に,迅速な
情報収集や
専門性の高い
分析能力などの強みを十分に生かしながら,
スピード感を持って
感染症対策に取り組んできたところであり,市独自の判断できめ細やかな対応ができることに,本市が中核市となった意義を強く感じているところであります。 私は,全ての市民が安全と安心を肌で感じ,健やかに暮らし続けることができるよう,
保健所の体制を強化し,市民への
ワクチン接種も着実に進めながら,引き続き
感染症対策に全
庁一丸となって取り組んでまいります。 (1) ひとを育て,持続的に発展するまちを創る 先月から,
近代日本の産業の礎を築いた
実業家である
渋沢栄一氏の生涯を描く
NHK大河ドラマ「青天を衝け」の放送が始まりました。渋沢氏は,
徳川慶喜公との交流など,本市にも浅からぬ縁があり,
水戸学の影響を受けたと言われております。
水戸藩の伝統の中で培われた学問や理念が,明治という新たな時代を担う意欲ある多様な人材の輩出に大きな役割を果たしたのであります。
水戸の
先人たちが,時代の魁として社会の変革期における原動力となり,新たな時代をつくってきたように,将来にわたって都市を持続的に発展させていくためには,その思いを強く持ち,実践し,活躍できる人を育てていくことが最も大切であると考えております。 本市においては,
各種団体の自主的な活動への積極的な支援など,
市民主体の
まちづくりを推進するとともに,
民間企業や地域の
大学等と連携協力し,それぞれが持つ人的・
物的資源を活用した
事業を展開しながら,様々な地域課題の解決に取り組み,まちの活性化を図ってまいりました。 私は,まちの活力を生み出す
水戸の子どもたちを社会全体でしっかりと育んでいけるよう,最重要政策として,子育て支援と教育の充実に力を注ぎ,市民と行政とが共に知恵を出し合う,思考力の高い,協働のまちを目指してまいりたいと考えております。 そのため,若い世代が喜びにあふれ,安心して子どもを生み,育てることができるよう,妊娠から出産後まで切れ目のない支援を行うとともに,安定的な医療提供体制の確保に努めてまいります。多様な子育てニーズへの対応としては,量,質ともに充実した保育
サービスを提供するとともに,市民センターにおいて,新たな取組として,子どもたちが勉強や遊びなど自由に過ごすことのできる,こどもスペースを4か所開設するほか,子育て広場を全地区に拡充するなど,地域住民による温かな見守りの中で,人々と交流しながら健やかに育つことができる地域づくりにも取り組んでまいります。 私は,子どもたちが,自らの目標に向かって力強く人生を歩んでいくためには,個性を伸ばすきめ細やかな指導や質の高い教育を提供していくことが重要であると考えております。学力の向上を進めることとあわせ,自ら考え判断し行動できる,生きる力をしっかりと育み,子どもたちの夢や希望を応援してまいります。 本市の特色を生かした
水戸スタイルの教育をさらに深化させ,英会話の授業や全児童,生徒一人一台のタブレット端末を活用したICT教育など,世界で活躍できる資質を磨く教育を進めるとともに,子どもたちの確かな学力の向上や自ら学ぼうとする意欲の定着を図ってまいります。また,自然体験,芸術文化体験等を通じて,郷土を愛する心や豊かな感性を養うとともに,思いやりの心を持った人材の育成にも取り組んでまいります。あわせて,子どもたちが安心して学ぶことができる学校環境づくりを重点的に進めてまいります。 これらの取組は,子どもの健やかな成長と幸せを願う子育て世代にとって,住んでみたいと思うまちの魅力となり,ひとを引きつけ,まちに呼び込むことにもつながるものと確信しております。 私は,
水戸で学び,育った子どもたちが,成長した後も
水戸で働き,安心して暮らし続けられるよう,多様な雇用の確保,地域経済の活性化など,将来にわたって安定した経済基盤を構築するとともに,快適に暮らせる環境の創出に努め,
水戸らしい地方創生を力強く進めてまいります。 (2) ポストコロナ時代に対応したこれからの
まちづくり 新型コロナウイルス感染症の拡大によって,私たちの暮らしにおいては,人との直接的な交流やコミュニケーションが減少し,心を豊かにしてくれる機会,心の潤いやゆとりが失われつつあります。また,まちを行き交う人々が減ったことで,地域はこれまでのにぎわいを失い,経済活動においても大きな打撃を受けております。 まちが持続的な成長を遂げていくためには,その原動力となるひとの活力が必要不可欠であり,まちに暮らす人々が心も体も健康でなくてはならないと考えております。 私は,昨年4月,中核市移行にあわせ,元気な明日を目指す健康都市宣言を行ったところでありますが,
感染流行の影響により,健康をテーマとしたイベントやセミナーなど,計画した様々な取組のほとんどが実施できず,市民が笑顔にあふれ,生き生きと暮らし続けることができる環境づくりのスタートを切れなかったことに非常に残念な思いをしております。 私たちは,今後も感染症と共存していかざるを得ないことからも,改めて健康都市づくりを着実に進めてまいりたいと考えております。 最も大切なことは,市民一人一人が健康の大切さを意識し,主体的に健康づくりに取り組むことであり,行政のサポートとして,乳幼児期から高齢期までのステージに応じた健康増進施策を積極的に推進してまいります。特に,子どもたちの食育や健康診査による病気の予防,スポーツする機会の拡充等に意欲的に取り組んでまいります。
新型コロナウイルス感染症の流行は,私たちの
日常生活や仕事,価値観にも大きな影響を及ぼしております。オンラインを活用した非対面型コミュニケーションの進展,時間や場所を選ばない働き方,外出自粛による時間の過ごし方の変化など,新たなライフスタイルにシフトするきっかけともなりました。 さらには,大都市圏を中心に感染が拡大する中,東京圏への一極集中におけるリスクの顕在化やテレワークの普及等により,地方への移住や就業に対する関心が高まり,一部の地域では東京圏からの人口流入が転出を上回るなど,地方への人の流れが新たに生まれつつあります。 私は,社会・経済環境が大きく変化する中,自主・自立した持続可能な都市を構築していくためには,時代の課題や流れ,人々の意識の変化をいち早く捉え,まちの個性と魅力を磨き上げながら,地域の独自性を生かした実効性のある施策を展開していくことが大変重要であると考えております。 大都市圏からサテライトオフィスを誘致するなど,時代に即した施策を進めることはもちろん,持続性のある取組として,本市の強みであるアクセス性の高い広域交通ネットワークや医療,教育等の様々な都市機能を最大限に活用し,企業等が活動しやすい環境を創出してまいります。また,ICT化への対応や利便性の高い生活空間づくりに取り組むほか,若い世代が重視する充実した教育や福祉環境を提供するなど,
水戸のまちで暮らす魅力を高め,効果的に情報を発信し,移住,定住を促進してまいります。 人口減少が進行する中,都市が発展していくためには,活力あふれる都市圏を形成することも必要であります。 本市においては,茨城県央地域定住自立圏における連携
事業を着実に推進し,地域の一体感を高めながら,圏域全体の発展を牽引してまいりました。 先日,構成市町村の首長との協議の中で,これまでの取組を深化させ,本市が中核市に移行することで実施可能となった,連携中枢都市圏の形成を目指していくことについて合意に至ったところでございます。 今後,さらなる圏域の飛躍に向け,経済の活性化,生活関連
サービスの向上など,新たな施策に関する検討,協議を進めてまいります。
令和3年度には,私の3期目の折り返しを迎え,
水戸市第6次総合計画-みと魁プラン-の総仕上げの時期にもなってまいります。 このポストコロナ時代に対応していかなければならない中にあっても,私は,これまでの取組をしっかりと検証し,市民の皆様との約束事である公約,そして,みと魁プランの目標の達成を目指し,市民との信頼関係を深めながら,
水戸に住む誰もが安全と安心を実感できる魁のまち・
水戸の実現に全力を尽くしてまいります。第2 予算編成の
基本方針と予算規模 次に,
令和3年度の予算編成の
基本方針と予算規模の概要について申し上げます。 国の予算編成は,
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止に万全を期すとともに,デジタル社会の実現や全世代型社会保障の構築など,中長期的な課題に対応しつつ,歳出改革の取組を継続することで,経済再生と財政健全化の両立を図るものとされました。 地方財政につきましては,地域社会全体のデジタル化や,防災・減災,国土強靱化対策を加速するとともに,地方税収が大幅に落ち込む厳しい状況を踏まえ,安定的な財政運営に向けて,地方の一般財源総額を適切に確保することとされました。 本市の
令和3年度予算においては,このような国及び地方の財政運営方針を踏まえ,みと魁プランの積極的な推進をはじめ,ポストコロナ時代に対応する新たな
まちづくりの推進,
水戸ならではの地方創生の推進,行財政改革の着実な推進,持続可能な財政基盤の確立という5つの
基本方針の下,編成を行いました。
新型コロナウイルス感染症の影響等により,市税収入が大幅に減少する極めて厳しい財政見通しの中,市民生活の安定化を図るため,教育や子育て支援,防災・減災対策など,市民
サービスのさらなる充実に取り組むとともに,本市の飛躍に資する
事業を着実に推進することといたしました。 そのため,全
庁一丸となって徹底した行財政改革に取り組むとともに,聖域を設けることなく,全ての施策の優先順位を厳しく精査し,限られた財源を真に必要な分野に重点的に配分いたしました。 また,国の第3次補正予算を踏まえ,不妊治療費に対する補助や小学校施設の長寿命化改良,都市計画道路の整備等については,
令和2年度補正予算に前倒しして措置し,先月の
市議会臨時会で議決をいただきました
新型コロナウイルス感染症に係る
緊急対策とあわせ,
令和3年度予算と一体的に執行する方針といたしました。 この結果,一般会計の予算規模につきましては,
令和2年度当初予算から31億9,600万円,2.6%の減となる総額1,185億1,000万円といたしました。 歳出予算の構成比の主なものを目的別で見ますと,民生費39.6%,土木費13.5%,総務費12.4%,教育費10.2%,公債費9.9%であります。 前年度からの増減を性質別で見ますと,まず人件費については,新型コロナワクチン
事業室を新たに設置するなど,
保健所の組織体制を強化した一方で,新ごみ処理施設の整備完了等に伴う職員定数の減少により,1.0%の減といたしました。また,扶助費については,障害者自立支援給付や生活保護費などの増加により2.0%の増,公債費については,
令和2年度に発行する市税の徴収猶予特例債の償還や貸付金の返還に伴う一括償還により16.0%の増となり,義務的経費全体では3.4%の増としております。 普通建設
事業費につきましては,新ごみ処理施設のほか,市営住宅の建て替えや見川小学校校舎の改築,そして
水戸城歴史的建造物の復元整備等を完成させたことにより24.1%の減といたしました。 一方で,物件費につきましては,開放学級運営の民間委託を全校に拡大するとともに,
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて,検査体制の確保や
保健所における健康診査の実施体制の見直し等に取り組むことから3.0%の増としております。 次に,歳入予算につきましては,まず市税は,前年度比で17億5,090万6,000円,4.2%減の401億7,305万5,000円としております。 この主な内訳につきましては,個人市民税は,給与収入等の減少により3億8,948万6,000円の減,法人市民税は,税率引下げの影響の通年化及び企業収益の減少により8億884万2,000円の減,固定資産税は,3年ごとの評価替えに加え,
新型コロナウイルス感染症の影響により,
事業収入が減少した中小
事業者等に対する軽減措置を実施することに伴い,6億358万3,000円の減と見込んでおります。 また,地方特例交付金につきましては,固定資産税等の軽減に対する国からの減収補填特別交付金を4億7,100万円と見込んだことから大幅に増加しております。 普通交付税につきましては,前年度比15.9%減の72億3,600万円,臨時財政対策債は,前年度比68.2%増の66億2,800万円としております。それぞれ
令和2年度の決算見込額に,地方財政計画を加味して積算したものであり,これらをあわせた実質的な普通交付税は,総額138億6,400万円,前年度比で13億2,300万円,10.5%の増としております。 一方,特別交付税につきましては,新ごみ処理施設の整備完了に伴う震災復興特別交付税の減少により,前年度比で7億1,500万円,41.4%減の10億1,000万円としております。 また,財政調整基金からの繰入れにつきましては,前年度から2億円の減となる15億円を措置したところであり,引き続き計画的な活用に努め,健全な財政運営を推進してまいります。 次に,特別会計につきましては,駐車場
事業会計における(仮称)
水戸芸術館東地区駐車場の整備推進や,介護保険会計における保険給付費の増加により,前年度比で12億4,760万円,2.3%増の545億3,840万円といたしました。 公営企業会計につきましては,下水道
事業会計における建設改良費の減少に伴い,前年度比で1億530万円,0.4%減の288億2,900万円といたしました。 以上をまとめますと,一般会計,特別会計及び公営企業会計をあわせた予算総額につきましては,前年度比で20億5,370万円,1.0%減の2,018億7,740万円としたところであります。第3 主要施策の概要 次に,
水戸市第6次総合計画-みと魁プラン-に基づく主要施策の概要について申し上げます。1 魁の
まちづくりNEXTプロジェクト (1) 未来への投資プロジェクト 私は,将来にわたって
水戸市の成長と発展の中心となる人づくりの視点から,安心して子どもを生み,育てることができる
まちづくりを進めるとともに,未来の
水戸をリードする人材の育成に重点的に取り組んでまいります。 そのため,保育所待機児童ゼロの達成に向け,引き続き,新卒保育士,潜在保育士の就労を支援するとともに,保育補助者の活用を促進するなど,保育士不足の解消に努めてまいります。また,保育環境の向上を図るため,老朽化した民間保育所の増改築を支援してまいります。放課後の子どもたちの大切な居場所である開放学級については,民間活力を活用しながら,放課後子ども教室との一体的な運営を通して,学習支援や体験活動の充実を図り,子どもたちの自主性や社会性を育んでまいります。あわせて,開放学級待機児童ゼロを継続してまいります。 地域における子育て支援につきましては,全ての市民センターに子育て広場を開設するとともに,「わんぱーく・みと」,「はみんぐぱーく・みと」を核として,地域の子育て支援施設と連携しながら,多様な子育て支援・多世代交流
事業を推進してまいります。 妊娠,出産,子どもの医療に対する支援については,不妊・不育症治療に係る支援の拡充を図ってまいります。また,新たに子ども発達支援センターの分室として療育指導教室を開設するなど,発達段階に応じた支援を強化してまいります。 一人一人の確かな学びと夢を実現する
水戸スタイルの教育につきましては,確かな学びと学習意欲を高めるチャレンジプランとして,学力向上サポーターを活用した習熟度別学習を実施するほか,家庭学習スタートノートを活用し,家庭での学習習慣の定着を促進してまいります。 世界で活躍できる資質を磨くグローバルプランについては,オール・イン・イングリッシュによる英会話授業等を実施するほか,学校を超えた学びを通し,次世代リーダーの育成に取り組んでまいります。あわせて,児童,生徒一人一人に整備するタブレット型端末等を効果的に活用し,インターネットを利用した
情報収集やデジタル教材による学習を実施するなど,情報活用能力の育成をより一層推進してまいります。 また,郷土を愛し,豊かな感性を磨くキャリアプランについて,郷土
水戸への理解を深める教育や,
水戸芸術館と連携した芸術教育を推進するとともに,自然体験学習を実施してまいります。 さらに,命や人権を大切にする心を育むふれあいプランとして,児童,生徒が主体となり,いじめについてのフォーラムを開催するなど,いじめの未然防止を図りながら,早期発見,早期対応,解決に努めてまいります。 快適な学習環境の充実につきましては,小学校校舎の長寿命化型大規模改造
事業として,酒門小学校,渡里小学校の整備を推進するとともに,石川小学校の実施設計に取り組むほか,吉田小学校の完了を目指してまいります。また,飯富小学校・中学校について,一体整備の検討を進めるほか,児童数の増加に対応するため,笠原小学校,吉沢小学校校舎の増築を推進してまいります。さらに,避難所ともなる小中学校校舎のトイレについて,洋式化率100%を目指し,大規模改造を実施してまいります。豊かな人間性を育む学校教育については,少人数学級による児童,生徒一人一人へのきめ細やかな教育を推進するほか,市独自の教職員研修の充実を図るなど,教職員の指導力や資質の向上に努めてまいります。 (2) いきいき健康プロジェクト 私は,市民が安心して医療
サービスを受けることができる環境の充実を図るとともに,市民の健康づくりや生きがいづくりを進めるなど,生き生きと人生を楽しみ,生涯にわたって健やかに暮らせる
まちづくりを推進してまいります。 そのため,コロナ禍においても安定的な地域医療
サービスを提供できるよう,公的病院等の運営支援とともに,休日夜間緊急診療所の運営や救急医療二次病院への支援等による緊急診療体制の維持,確保に取り組むほか,医学生の修学支援による小児科医,産婦人科医等の確保を進めてまいります。 生涯にわたって健やかに暮らせる環境づくりにつきましては,誰もが住み慣れた地域で安心して生活できるよう,認知症への理解促進を図るとともに,早期発見,早期対応に向け,初期支援に集中的に取り組んでまいります。あわせて,生活支援コーディネーターと地域の担い手との協力により,生活支援体制の整備を進めるとともに,在宅医療と介護の連携を推進しながら,地域包括ケアシステムの構築を図ってまいります。また,子育て支援機能を備えた(仮称)西部いきいき交流センターの整備を進めてまいります。 市民一人一人の健康づくりに向けましては,特定健康診査やがん検診等の受診率向上に取り組むなど,生活習慣病の予防と早期発見に努めてまいります。あわせて,自転車利用の促進に向けた通行空間の整備を進めるほか,
水戸黄門漫遊マラソンを開催するなど,スポーツ等を通した健康づくりを推進してまいります。 (3) 災害に強い
まちづくりプロジェクト 私は,あらゆる災害から市民の命や暮らしを守るため,都市基盤の整備を進めるなど,国土強靱化地域計画に基づく施策を推進し,強さとしなやかさをあわせ持った,災害に強いまちの実現を目指してまいります。 そのため関係機関との連携を強化しながら,国・県管理河川の一体的な整備をはじめとする那珂川緊急治水対策プロジェクトを促進してまいります。ライフラインの強化に向けては,上下水道施設の耐震化を推進するとともに,耐震型循環式飲料水貯水槽の
設置等による応急給水体制の充実に努めてまいります。また,消防・救急活動の拠点である南
消防署の移転改築を進めてまいります。 防災体制につきましては,災害時の逃げ遅れゼロに向け,日頃からの備えの
重要性について,一層の啓発に取り組みながら,マイ・タイムラインの作成支援等に努めてまいります。あわせて,防災ラジオや防災行政無線をはじめ,様々な手段を活用した情報発信の強化を図り,的確かつ確実に情報を伝達できる体制づくりを推進してまいります。また,避難所における
新型コロナウイルスの感染防止対策に取り組んでまいります。原子力防災については,県内外の避難先自治体をはじめ,関係機関と連携しながら実効性のある広域避難計画の策定を進めてまいります。 (4) 魅力・活力アッププロジェクト 私は,まちのにぎわい,活力を創造するため,観光資源を一層磨き上げ,本市の魅力を効果的に発信するなど,ポストコロナ時代に対応しながら,観光交流人口の回復を図るとともに,地域経済を牽引する都市核における多様な交流の創出や企業誘致を推進してまいります。 そのため,
水戸のシンボル空間である偕楽園・千波湖周辺地区において,パークPFIの導入に向けた取組を進めながら,観光客をもてなす場,市民の憩いの場として,さらなる魅力向上を図ってまいります。あわせて,文武の伝統が息づく弘道館・
水戸城跡周辺地区において,消失から100年以上の歳月を経て姿を現した
水戸城大手門や二の丸角櫓の持つ魅力を発信するとともに,様々な歴史的資源を生かしながら,にぎわいの創出に取り組んでまいります。 戦略的な魅力の創造と発信につきましては,多くの方に
水戸ならではの魅力を感じていただけるよう,各種祭りや体験プログラムのさらなる充実に努めてまいります。また,森林公園と周辺地区における魅力づくりに取り組むほか,納豆や梅,水府提灯をはじめとする特産品や伝統産業の振興を図ってまいります。 まちなかのにぎわいづくりに向けましては,空き店舗への出店に意欲のある
事業者を支援するとともに,商店街の活力づくりを促進してまいります。あわせて,様々な交流を創出するため,
水戸まちなかフェスティバル等のイベントの開催を支援してまいります。 企業誘致,創業支援の強化につきましては,コロナ禍における企業の地方移転や地方移住への関心の高まりを踏まえ,新たにサテライトオフィスの設置を支援するなど,社会のニーズを的確に捉えた誘致施策を推進してまいります。また,コワーキングスペース
水戸ワグテイルを拠点として,創業期における切れ目ない支援に取り組みながら,新たなビジネスの育成に努めてまいります。 芸術・文化を生かしたにぎわいづくりにつきましては,新たな交流を生み出す拠点の形成に向け,新市民会館の整備を推進してまいります。また,
水戸ホーリーホックや茨城ロボッツと連携し,ホームゲームへの誘客促進やスポーツイベントの開催など,プロスポーツチームの集客力を生かしたまちの活性化を図ってまいります。2 施策の大綱に基づく主要施策 (1) 笑顔にあふれ快適に暮らせる「みと」づくり ① 未来を担う子どもたちの育成 私は,未来の
水戸をリードする子どもたちが,明るい希望や夢を抱き,心豊かで伸びやかに成長することができるまちを目指し,安心して子どもを生み,育てることができる環境づくりとともに,
水戸の歴史や自然,文化,人材を生かした教育による人づくりを進めてまいります。 そのため,子ども・子育て支援につきましては,保育所等における地域子育て支援拠点
事業や公共施設を活用した一時預かり
事業など,身近な場所における
サービスの充実を図ってまいります。また,関係機関や地域と連携しながら,児童虐待の未然防止や早期発見,早期対応に努めてまいります。より質の高い幼児教育に向けては,職員の資質向上を図るとともに,新たに幼稚園型認定こども園を1か所開設してまいります。 学校教育につきましては,子どもたちの発達と学びの連続性を重視した小中一貫教育を推進するほか,児童,生徒や保護者の不安や悩みを解消するため,スクールカウンセラーによる教育相談を実施するなど,健やかな学校生活に向けた支援の充実に努めてまいります。学校給食については,地場農産物を活用しながら食育を推進するほか,安全,安心な給食を提供するため,給食施設への空調設備の設置を進め,衛生環境の充実を図ってまいります。また,特別な配慮が必要な子どもが安心して学校に通うことができるよう,支援員を配置し,一人一人のニーズに応じた特別支援教育を推進してまいります。 青少年の健全育成につきましては,豊かな人間性や社会性を育むため,家庭,地域,学校,行政が連携し,青少年や若者が地域活動やボランティア活動に参画できる機会の拡充に努めてまいります。あわせて,子どもとの関わり方等に不安を抱える保護者への個別相談を実施するとともに,家庭教育学級をはじめ,子どもの成長に応じた学習機会を提供しながら,健やかな育ちの基盤である家庭の教育力向上に取り組んでまいります。また,少年自然の家において,四季を通した様々なプログラムを実施するなど,体験学習の充実を図ってまいります。 ② みんなで支えあい助けあう地域社会の実現 私は,市民が共に支え合い,助け合いながら,住み慣れた地域で生きがいを持って生活できる,ぬくもりのある社会の実現を目指してまいります。 そのため,地域福祉の充実につきましては,
水戸市社会福祉協議会等と連携しながら,福祉コミュニティ活動の活性化を図るとともに,複合化,複雑化した福祉課題に対応できる総合的な相談・支援体制の強化に取り組んでまいります。 高齢者支援につきましては,介護保険の適正な運営を推進するとともに,利用者や家族からの相談へのきめ細かな対応や
事業者への助言,指導に努め,介護
サービスの質の向上を図ってまいります。あわせて,住民が主体となる
サービスや介護予防の取組を支援するなど,介護予防・
日常生活支援総合
事業を推進してまいります。また,定住自立圏の構成市町村と連携しながら,成年後見制度の普及,啓発に努めてまいります。 障害者支援につきましては,ノーマライゼーションの理念の下,障害への理解促進に努めるとともに,
水戸市障害福祉基幹型支援センターにおいて,総合的,専門的な相談支援や地域生活を支える体制づくりにも取り組み,自立した生活や社会参加を支援してまいります。また,関係機関と連携しながら,一般就労への移行や定着を促進するほか,
水戸市障害者共同受発注センターを中心に障害者の収入向上を図ってまいります。 社会保障につきましては,国民健康保険について,医療費適正化や収納率の向上に取り組みながら,適正な運営を推進してまいります。また,生活困窮対策について,関係機関との連携の下,自立支援に努めるとともに,子どもの学習支援に取り組んでまいります。 ③ 健やかな生活の実現 私は,市民が生涯にわたって心身ともに健やかに暮らすことができるよう,市民一人一人の主体的な健康づくりを推進するとともに,安定的な地域医療の維持,確保に努めてまいります。 そのため,健康づくりに向けましては,ライフステージに応じた食育や歯科保健を推進するとともに,スポーツ活動を促進するほか,心の健康に関する相談支援を実施してまいります。病気の予防と早期発見に向けては,多くの方に健康診査を受けていただけるよう,ウェブ予約を開始し,受付方法を拡充するほか,インフルエンザ予防接種費用の助成について,高校3年生相当を対象に加えてまいります。
新型コロナウイルス感染症については,PCR検査や積極的疫学調査等の感染防止対策を推進するとともに,
ワクチン接種を円滑に実施してまいります。また,母子保健については,「すまいるママみと」を中心として,子育て世代への包括的な支援に努めてまいります。 医療環境の充実につきましては,定住自立圏の構成市町村と連携し,潜在看護師の復職を支援するほか,適正受診の啓発等に取り組んでまいります。 ④ 災害に強い
まちづくりの推進 私は,
危機管理体制や消防力の強化を図るとともに,治水・雨水対策を進めるなど,災害に強い
まちづくりを推進してまいります。 そのため,
危機管理・防災体制につきましては,備蓄物資・資器材の充実を図りながら,避難所の機能強化に取り組むとともに,
防災訓練を通して,自主防災組織との連携を深めるなど,防災力の向上に努めてまいります。また,災害情報の収集・伝達手段の強化を図るため,防災無線機について画像伝送も可能な機器に更新してまいります。 総合的な防災対策につきましては,地域での防災教育を進めるとともに,近年の浸水被害等を踏まえ,洪水ハザードマップの改定を行うなど,市民の
防災意識の高揚を図ってまいります。また,災害時主要道路や通学路における危険性の高いブロック塀の撤去に対する支援を強化し,倒壊による被害の防止に努めるほか,民間住宅等の耐震化を促進してまいります。 消防・救急の充実につきましては,老朽化した緑岡出張所の改築に係る基本設計を進めてまいります。また,救命率の向上を図るため,応急手当て活動のできるバイスタンダーの養成に取り組むほか,AEDの適切な使用法など,救急に関する知識の普及,啓発に努めてまいります。 治水・雨水対策につきましては,都市下水路や調整池の整備を進め,集中豪雨等による浸水被害の軽減を図ってまいります。 ⑤ 安全・安心な暮らしの実現 私は,交通安全対策をはじめ,防犯対策や消費者被害防止対策を強化するとともに,上水道等の生活を支える施設の整備を進めるなど安全,安心な暮らしの実現を目指してまいります。 そのため,交通安全につきましては,登下校時における子どもたちの安全確保に向け,通学路の安全点検の結果を踏まえ,スクールガードによる見守り活動を推進しながら,歩道の整備等を進めてまいります。 犯罪の未然防止につきましては,LED防犯灯の設置や自主防犯活動団体によるパトロールを支援するなど,地域と連携した防犯対策を推進してまいります。また,空き地,空き家については,所有者への適正管理の指導に努めるとともに,利活用の促進に向けた相談会を実施してまいります。 上水道につきましては,将来にわたり安全な水道水を安定的に供給するため,水源,水質の保全に努めるとともに,アセットマネジメントに基づく老朽施設の更新等を進めてまいります。 消費生活につきましては,消費生活センターを中心として,成年年齢の引下げを見据えた消費者教育に取り組むほか,フェアトレード商品の購入をはじめとするエシカル消費の促進を図ってまいります。 斎場,霊園につきましては,新たな斎場の実施設計を進めるとともに,浜見台霊園における従来型墓地の整備を推進してまいります。 (2) 未来に躍動する活力ある「みと」づくり ① 魅力ある都市機能の充実 私は,県都
水戸として魅力と活力のさらなる創出に向け,都市機能の連携と集積を進めながら,都市核である中心市街地の活性化とともに,地域生活拠点の充実や交通ネットワークの強化,住環境の向上を図ってまいります。 そのため,都市核の強化につきましては,中心市街地活性化協議会との連携の下,魅力とにぎわいあふれる
まちづくりの指針となる新たな中心市街地活性化基本計画を策定してまいります。また,泉町地区において,市街地再開発
事業を促進しながら,新市民会館や周辺施設の整備を進めるとともに,優良建築物等整備
事業による防災
まちづくりに取り組んでまいります。さらに,
水戸駅北口駅前広場のバリアフリー環境整備とともに,南町地区における地域医療拠点に係る道路整備を推進してまいります。 地域生活拠点の機能充実につきましては,赤塚駅周辺の交通体系の強化に向けた都市計画道路の整備を進めるほか,内原駅周辺地区において,橋上駅舎,南北自由通路等の整備を推進してまいります。また,下市地区について,地域の魅力を生かしたイベントの開催や商店街への新規出店を支援するなど,活性化を図ってまいります。 総合交通体系につきましては,全ての人が安心して移動できる交通体系の実現に向け,公共交通機関の利用を促進しながら,バス路線の第二次再編に向けた取組を進めるとともに,関係市町と連携し,広域公共交通の維持,確保に努めてまいります。あわせて,公共交通空白地区等において,タクシーを活用した移動手段の充実を図ってまいります。 また,道路の予防保全型修繕や橋りょうの長寿命化型改修等を実施し,安全な道路交通の確保にも取り組んでまいります。さらに,中大野中河内線等の都市計画道路の整備を進めるとともに,道路の新設,改良を推進してまいります。 住環境の向上につきましては,市営住宅の長寿命化型改修を進めるほか,民間住宅のリフォーム支援とともに,子育て世帯のまちなかへの住み替え支援を図ってまいります。また,狭あい道路及び後退敷地の整備に取り組むほか,東前第二土地区画整理
事業を推進してまいります。 広域行政につきましては,県央地域の発展に向け,定住自立圏共生ビジョンに基づく施策を推進し,医療,福祉等の維持,確保を図るとともに,連携中枢都市圏の形成に向けた協議を進めてまいります。また,北関東中核都市連携会議において,4市の連携を深めながら,北関東圏域の魅力を高めるための取組を実施してまいります。 ② 活力あふれる産業の振興 私は,多様な交流でにぎわう活力と魅力あふれるまちを目指し,ポストコロナ時代の社会におけるニーズを踏まえながら,観光産業をはじめ,地域経済を牽引する各種産業の振興に向けた施策を推進するとともに,地元企業の育成による雇用の創出に取り組んでまいります。 そのため,戦略的観光の振興につきましては,弘道館・
水戸城跡周辺地区において,創建400年を迎える
水戸東照宮をはじめとする様々な歴史的資源を生かしながら,地域と連携した魅力とにぎわいの創出に取り組んでまいります。また,リニューアルオープンする植物公園において,特色ある展示や体験型イベントを実施するなど,新たな魅力づくりを進めてまいります。さらに,梅まつりや
水戸黄門まつりをはじめ,四季折々のイベントの充実により,年間を通したにぎわいの創出を図るとともに,周辺市町村と連携しながら,回遊できる観光地づくりを推進してまいります。あわせて,市民,
事業者,行政が一体となって,まち全体のおもてなし力の向上に努めてまいります。 商業の振興につきましては,各商店街の活性化に向け,それぞれの特色を生かした取組を支援するとともに,
水戸商工会議所等と連携しながら,地域経済の活力向上を図ってまいります。 農業の振興につきましては,経営の効率化や農産物のブランド化等を支援するとともに,地域おこし協力隊の活用をはじめ,様々な手法により新規就農者,後継者の育成,支援に努めるほか,国営緊急農地再編整備
事業による農業生産基盤の整備を推進するなど,持続可能な農業の実現に向けた取組を進めてまいります。 工業,流通の振興につきましては,産学官の連携を図りながら,新商品開発や企業の技術力,競争力の強化に取り組むほか,技術者や後継者の育成を促進するため,インターンシップ受入れや専門資格取得を支援してまいります。また,流通拠点である卸売市場について,機能強化に向けた再整備を推進してまいります。 産業の誘致,育成につきましては,企業立地をより一層促進するため,企業が進出しやすい区域の設定や制度づくりを進めるほか,きめ細かな支援に努めながら,効果的な誘致活動を展開してまいります。また,金融機関等と連携し,創業希望者向けの各種セミナーを開催するなど,創業しやすい環境づくりに取り組んでまいります。 就労環境につきましては,テレワークの導入をはじめとする新しい生活様式に対応した働き方改革を促進してまいります。あわせて,企業ガイドブックを活用するとともに,オンライン企業説明会等を開催し,UJIターンや若い世代の地域雇用を図ってまいります。さらに,東京圏から若い世代を呼び込むため,移住,定住に係る支援制度について周知を強化してまいります。また,
水戸市勤労者福祉
サービスセンターにおける中小企業勤労者への福利厚生
事業の充実を図るほか,関係機関と連携しながら,中高年齢者等の就労支援に努めてまいります。 (3)
水戸ならではの歴史,自然を生かした魅力ある「みと」づくり ① 歴史,文化の継承と振興 私は,
先人たちが築き,守り,伝承してきた
水戸の歴史や文化を
まちづくりに生かしながら,次の世代に引き継ぐとともに,市民の多様な芸術文化活動を促進するほか,魅力ある景観づくりを推進してまいります。 そのため,近世日本の重要な教育遺産である弘道館と偕楽園について,関係自治体と連携し,世界遺産登録に向けた取組を進めてまいります。また,市内に数多く存在する文化財について,適切な保護,保存に努めながら,
水戸の魅力としての活用を図ってまいります。 芸術,文化の振興につきましては,
水戸芸術館における質の高い
事業を展開し,優れた芸術に親しむことができる機会の充実に努めるとともに,市芸術祭をはじめとする
市民主体の活動を促進してまいります。
水戸発祥のオセロについては,体験イベントや大会を開催するなど,市民の愛着を深めてまいります。スポーツ文化の振興に向けては,トップレベルの大会誘致等に取り組み,見るスポーツの充実を図ってまいります。 魅力ある景観の形成につきましては,都市景観重点地区である弘道館・
水戸城跡周辺地区において,建築物や屋外広告物の改修等を支援し,歴史的景観づくりを推進するとともに,偕楽園・千波湖周辺地区等において,にぎわいの創出とあわせ,景観の保全,形成に努めてまいります。 ② 豊かな自然との共生 私は,
水戸の特徴である豊かな水と緑の保全や再生,活用を図るとともに,脱炭素化への取組やごみの減量化,再資源化を進め,自然と共生できる
まちづくりを推進してまいります。 そのため,地球温暖化対策として,新たな実行計画の策定を進めながら,チームみとエコプロジェクトを実施するとともに,太陽光発電システムの設置を促進するなど,ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を推進してまいります。また,環境フェアや千波湖環境学習会の実施を通して,環境保全に対する意識啓発を図ってまいります。 潤いある水辺環境の形成につきましては,千波湖,桜川の水質浄化に向け,桜川清流ルネッサンスⅡ行動計画に基づき,霞ヶ浦導水
事業を活用するための取組を進めてまいります。生活排水対策としては,高度処理型合併処理浄化槽の設置を促進するほか,下水道の管きょ整備やストックマネジメント計画に基づく施設改修等を推進してまいります。また,農業集落排水
事業について,体制を強化し,地方公営企業法の適用に向けた取組を進めてまいります。また,良好な親水空間を確保するため,サケの遡上や蛍の生息に適した環境づくりとともに,宮脇池の再整備を推進してまいります。 緑豊かな空間の形成につきましては,(仮称)東部公園のサッカー場整備とともに,七ツ洞公園のバリアフリー化に取り組んでまいります。あわせて,森林公園周辺における体験イベントの充実を図ってまいります。 循環型社会の構築につきましては,ごみの分別の普及,啓発と減量化,再資源化を強化するため,プラスチック製容器包装の収集を拡充するとともに,食品ロスの削減に努めてまいります。また,し尿処理の効率化に向けた新たな施設整備の検討を進めてまいります。 ③ 交流を創出する魅力の向上と発信 私は,魅力にあふれ,多くの人が集うまちを目指し,様々な地域資源を活用し,まち全体のブランド力の向上を図るとともに,地域の特性を生かした交流拠点づくりと国内外への戦略的な情報発信に取り組んでまいります。 そのため,本市の有する自然や歴史,芸術文化,スポーツなどの地域資源を磨き上げながら,魅力を発信する交流拠点づくりを進めてまいります。また,全国大会,会議等の開催を支援するなど,効果的なコンベンション誘致活動を展開してまいります。
水戸のブランド力の向上につきましては,
水戸の梅ふくゆいや
水戸の柔甘ねぎをはじめとする地場農産物の販売促進を支援するなど,食のブランド化を進めてまいります。また,歴史のまちとして,日本遺産である弘道館や偕楽園等の魅力の発信により,イメージ向上を図るほか,教育を受けるなら
水戸と言われるよう,
水戸スタイルの教育を推進してまいります。 戦略的PR活動につきましては,SNSや動画配信
サービスを活用し,国内外に本市の歴史や文化,観光等の魅力を効果的に発信するとともに,納豆をはじめとする特産品を活用したシティセールスにも取り組んでまいります。 (4) 市民と行政との協働による自主・自立した「みと」づくり ① 市民の多様な活動の推進 私は,市民が主体的に
まちづくりに参加,参画し,活躍することができるよう,あらゆる分野における市民活動を支援してまいります。 そのため,地域コミュニティ活動につきましては,住みよい
まちづくり推進協議会と連携しながら,町内会への加入促進に向けた取組を強化するとともに,コミュニティプランの実現に向けた各地区の活動を支援してまいります。また,千波市民センターの完成を目指してまいります。 ボランティア・NPO活動につきましては,こみっとフェスティバルの開催等を通して,協働の
まちづくりに対する市民意識の醸成を図るとともに,団体間の交流機会の創出や連携体制の構築を支援してまいります。 生涯学習活動につきましては,市民ニーズに応じた講座を開催するなど,学びの環境づくりを推進するとともに,生涯学習の推進役となるサポーターの育成に努めてまいります。また,図書館において,幅広い分野の図書,資料の収集を進めながら,レファレンス
サービスの充実を図るほか,子どもが読書に親しむことができるよう,親子で絵本
事業等を実施してまいります。 スポーツ・レクリエーション活動につきましては,競技団体の活動支援やスポーツ教室の開催等により,市民スポーツの伸展に取り組むほか,下入野健康増進センターの完成を目指すとともに,内原ヘルスパークに空調設備を設置するなど,スポーツ活動環境の充実を図ってまいります。 男女平等参画社会の実現に向けては,誰もが,性別にかかわらず個性と能力を発揮し,活躍できるよう,女性の就業やキャリアアップを支援するとともに,男性の家事,育児等のスキルアップ講座や
事業者の意識啓発セミナーを開催してまいります。また,性的マイノリティーについて,理解促進に努めながら,相談支援に取り組んでまいります。 国際交流活動につきましては,アナハイム市との学生相互派遣
事業とともに,友好交流都市締結20周年を迎えた重慶市との記念
事業を実施するなど,これまで育んできた絆をさらに深めてまいります。 平和活動につきましては,市民一人一人の平和意識の醸成に向け,語り部による戦争体験講演をはじめとしたぴーすプロジェクトを実施するとともに,作文コンクールや平和大使の派遣など,子どもたちが平和を学び,考える機会の充実を図ってまいります。 ②
市民主体の行政運営の推進 私は,市民が市政や地域づくりに参加しやすい環境整備を推進するとともに,健全で持続可能な財政運営に向けた行財政改革に取り組んでまいります。 そのため,市民の意向を市政にしっかりと反映できるよう,地域共通の課題をテーマとした市民懇談会や
各種団体との行政懇談会を開催するとともに,若い世代の声を聴く手法の検討も進めるなど,広聴機会の充実に努めてまいります。あわせて,様々な分野において,産学官の連携を図り,幅広いアイデアを取り入れながら,各種
事業を展開してまいります。また,新たな総合計画の策定に向け,市民1万人アンケートを実施してまいります。 質の高い行政
サービスの提供につきましては,証明書交付手数料等のキャッシュレス決済による利便性の向上を図るほか,インターネット等を通し,行政情報をきめ細かく提供してまいります。あわせて,5Gの活用に向けた取組を進め,様々な
事業者と連携しながら,ICT
まちづくりを推進してまいります。 市民の視点に立った行財政改革につきましては,行財政改革プランに基づき,AIやRPAを活用し,行政のデジタル化による事務の効率化,市民
サービスの向上に取り組んでまいります。また,
水戸黄門ふるさと寄附金制度の活用やネーミングライツの新たな導入など,多様な収入の獲得に努めるとともに,みと財政安心ビジョンに基づく財政運営を進めてまいります。さらに,公共施設やインフラ資産について,総合管理計画等に基づく改修を推進するとともに,LED照明の導入を拡大し,ライフサイクルコストの低減を図ってまいります。第4 提出議案 次に,予算以外の議案の概要について申し上げます。
条例について,新たに制定するもの2件,全部を改正するもの1件,一部を改正するもの27件,合計30件の議案を提出してまいります。 議案第2号
水戸市民会館条例については,新市民会館の設置及び管理に関する
条例を新たに制定するものであります。 議案第3号
水戸市
下入野健康増進センター条例については,下入野健康増進センターの設置及び管理に関する
条例を新たに制定するものであります。 議案第4号
水戸市
市税条例については,
条例の構成の見直し及び規定の明確化を図るため,
条例の全部改正を行うものであります。 議案第5号
水戸市
職員定数条例の一部を改正する
条例については,職員定数の変更を行うものであります。 議案第6号
水戸市職員の給与に関する
条例の一部を改正する
条例については,地方公務員法に基づき,
令和4年度から人事評価の結果を勤勉手当に反映するため,関係規定の整備を行うものであります。 議案第7号
水戸市
手数料条例の一部を改正する
条例については,関係法令の改正等に伴う規定の整備を行うものであります。 議案第8号ないし第26号及び第28号については,国の基準省令の改正に伴い,福祉分野の各種
サービスや施設に関する基準の見直しを行うものであります。 議案第27号
水戸市
介護保険条例の一部を改正する
条例については,介護保険料の改定等を行うものであります。 議案第29号
水戸市
都市公園条例等の一部を改正する
条例については,植物公園において,回数券を廃止し,年間利用券を新設するものであります。 議案第30号
水戸市
消防本部及び
消防署の
設置等に関する
条例の一部を改正する
条例については,
消防本部の名称を
水戸市消防局に変更するものであります。 議案第31号
水戸市
火災予防条例の一部を改正する
条例については,国の基準省令の改正に伴い,急速充電設備に関する基準の見直しを行うものであります。 以上をもちまして,提出議案の説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御協賛を賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
内藤丈男君) 以上で,
提案理由の説明は終わりました。
------------------------
△
追加議案の提出について(
市長提出25件)
○
議長(
内藤丈男君) この際,市長から議案が追加提出されましたので,
議事課長から報告させます。 〔
議事課長,報告〕
------------------------ 財政第270号
令和3年3月8日
水戸市議会議長 内藤丈男様
水戸市長 高橋 靖
議案等の送付について
令和3年第1回
水戸市議会定例会に追加提案するため,
下記議案に
説明書を添えて送付します。
記市議会議案第45号 都市計画道路3・4・149号赤塚駅西線道路新設(1工区)工事請負契約の変更について =ないし=
市議会議案第55号
令和2年度
水戸市下水道
事業会計補正予算(第2号)報告第2号 専決処分について(
水戸市国民健康保険
条例の一部を改正する
条例) =ないし=報告第15号 専決処分について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)
------------------------〔
市長提出追加議案〕
市議会議案第45号 都市計画道路3・4・149号赤塚駅西線道路新設(1工区)工事請負契約の変更について 〃 第46号 包括外部監査契約の締結について 〃 第47号
令和2年度
水戸市一般会計補正予算(第11号) 〃 第48号
令和2年度
水戸市公設地方卸売市場
事業会計補正予算(第2号) 〃 第49号
令和2年度
水戸市駐車場
事業会計補正予算(第2号) 〃 第50号
令和2年度
水戸市農業集落排水
事業会計補正予算(第2号) 〃 第51号
令和2年度
水戸市東前第二土地区画整理
事業会計補正予算(第1号) 〃 第52号
令和2年度
水戸市公共用地先行取得
事業会計補正予算(第1号) 〃 第53号
令和2年度
水戸市介護保険会計補正予算(第3号) 〃 第54号
令和2年度
水戸市水道
事業会計補正予算(第2号) 〃 第55号
令和2年度
水戸市下水道
事業会計補正予算(第2号)報告第2号 専決処分について(
水戸市国民健康保険
条例の一部を改正する
条例) 〃第3号 専決処分について(
水戸市固定資産評価審査委員会
条例の一部を改正する
条例) 〃第4号 専決処分について(
水戸市
手数料条例の一部を改正する
条例) 〃第5号 専決処分について(訴えの提起について) 〃第6号 専決処分について(和解について) 〃第7号 専決処分について(和解について) 〃第8号 専決処分について(和解について) 〃第9号 専決処分について(和解及び損害賠償の額を定めることについて) 〃第10号 専決処分について(和解及び損害賠償の額を定めることについて) 〃第11号 専決処分について(和解及び損害賠償の額を定めることについて) 〃第12号 専決処分について(和解及び損害賠償の額を定めることについて) 〃第13号 専決処分について(和解及び損害賠償の額を定めることについて) 〃第14号 専決処分について(和解及び損害賠償の額を定めることについて) 〃第15号 専決処分について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)
------------------------
△議案第45号=ないし=第55号
○
議長(
内藤丈男君) お諮りいたします。ただいま追加提出されました議案第45号=ないし=第55号,報告第2号=ないし=第15号,以上25件のうち,報告第2号=ないし=第15号,以上14件を除く11件を日程に追加し,直ちに一括上程することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
内藤丈男君) 御異議なしと認め,議案第45号=ないし=第55号,以上11件を一括上程いたします。 それでは,市長から
提案理由の説明を願います。 市長,
高橋靖君。 〔市長
高橋靖君登壇〕
◎市長(
高橋靖君) 追加提出いたしました議案の概要について御説明申し上げます。 提出案件は,工事請負契約の変更に関する議案1件,包括外部監査契約の締結に関する議案1件,予算の補正に関する議案9件,専決処分の報告14件の計25件であります。 そのうち,ただいま上程されました議案について御説明申し上げます。 まず,議案第45号 工事請負契約の変更については,都市計画道路3・4・149号赤塚駅西線道路新設工事について,契約金額を変更するものであります。 議案第46号 包括外部監査契約の締結については,
令和3年度の包括外部監査契約を締結するものであります。 議案第47号ないし第55号については,
令和2年度各会計の補正予算であります。 まず,一般会計補正予算(第11号)については,補正総額34億8,803万2,000円の増となっております。 これを事項別に見ますと,補正項目は全体で39件であり,その内訳は,(1)国県補助の追加に伴うもの16件,30億8,151万4,000円の増,(2)所要額の増加によるもの3件,3億8,900万円の増,(3)
事業費や財源を整理するもの14件,4,750万円の減,(4)その他6件,6,501万8,000円の増となります。 これらの補正予算の主な事項について,概要を申し上げます。 まず,国県補助の追加に伴うものにつきましては,国の第3次補正予算を踏まえ,不妊治療費に対する補助を拡充するとともに,
民間保育所等におけるICT化の支援,農畜産業における経営基盤の強化に向けた施設整備の支援,都市計画道路の整備等について補正措置を講じてまいります。また,吉田小学校,酒門小学校及び渡里小学校の校舎の長寿命化改良工事を推進するとともに,学校の衛生環境の向上を図るため,給食室のエアコン整備や赤塚中学校校舎のトイレ洋式化に取り組んでまいります。 そのほか,障害者自立支援給付費や私立幼稚園の施設型給付費等について,所要額の増加に伴い,補正措置を講じるとともに,企業版ふるさと納税による寄附金を活用し,小中学校への図書及び楽器の購入を進めてまいります。 さらには,継続費及び繰越明許費の追加及び変更を行うものであります。 次に,特別会計について申し上げます。 公設地方卸売市場
事業会計補正予算(第2号),農業集落排水
事業会計補正予算(第2号)及び東前第二土地区画整理
事業会計補正予算(第1号)については,繰越明許費を定めるものであります。 駐車場
事業会計補正予算(第2号)については,駐車場使用料の減少に伴い,一般会計繰入金を増額するものであります。 公共用地先行取得
事業会計補正予算(第1号)及び水道
事業会計補正予算(第2号)については,投資的
事業の
事業費及び財源の整理について,補正措置を講じるものであります。 介護保険会計補正予算(第3号)については,
令和3年度からの第8期介護保険
事業計画の開始に向け,介護給付費準備基金への積立てを行うものであります。 下水道
事業会計補正予算(第2号)については,国庫補助金の追加に伴い,浄化センターの改築工事等について,補正措置を講じるものであります。 以上をもちまして,提出議案の説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御協賛を賜りますようお願い申し上げます。 以上です。
○
議長(
内藤丈男君) 以上で,
提案理由の説明は終わりました。
------------------------
△休会について
○
議長(
内藤丈男君) お諮りいたします。本日は,この程度をもって散会し,明9日から14日までの6日間は,議案調査のため休会とすることにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
内藤丈男君) 御異議なしと認め,さよう決しました。
------------------------
△次回の
議事日程の報告
○
議長(
内藤丈男君) それでは,次回の
議事日程を
議事課長から報告させます。 〔
議事課長,報告〕
------------------------ 議事日程(第2号)
令和3年3月15日午前10時開議 ( ) 第1回
水戸市議会定例会第1 議案第2号=ないし=第55号第2 報告第2号=ないし=第15号
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議長(
内藤丈男君) 本日は,これにて散会いたします。 午前11時16分 散会...