令和 2年 9月 定例会(第3回) 令和2年第3回
水戸市議会定例会会議録第5号 令和2年9月29日(火曜日
) ------------------------ 議事日程(第5号) 令和2年9月29日午後2時開議 ( ) 第3回
水戸市議会定例会第1 議案第123号=ないし=第133号, 認定第1号=ないし=第3号第2 請願,陳情第3 閉会中
所管事務調査について
------------------------本日の会議に付した事件
会議録署名議員の指名 出席説明員の報告 日程第1 議案第123号=ないし=第133号, 認定第1号=ないし=第3号 追加議案の提出について(市長提出6件) 議案第134号 水戸市
監査委員選任の同意を得ることについて 議案第135号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて 議案第136号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて 議案第137号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて 議案第138号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて 議案第139号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて 議案の提出について(議員提出9件) 議第10号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書 議第11号 地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書 議第12号 防災・減災,
国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書 議第13号 安心できる医療・介護環境の推進及び高齢者の
医療費自己負担引上げ中止を求める意見書 議第14号
新型コロナ危機の下で緊急に消費税率5%への減税を求める意見書 議第15号
敵基地攻撃能力保有の議論を中止し日本国憲法の遵守を求める意見書 議第16号
教職員定数改善及び
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算の拡充を求める意見書 議第17号 茨城県
中央広域水道用水供給事業に係る
需給契約水量等の見直しを求める意見書 議第18号 茨城県による
偕楽園拡張部への
迎賓施設整備事業計画について説明を求める意見書 日程第2 請願,陳情 議員の派遣について 日程第3 閉会中
所管事務調査について
監査委員退任挨拶 議長挨拶
------------------------出席議員(28名) 議長 3番 安 藏 栄 君 副議長 14番 黒 木 勇 君 1番 滑 川 友 理 君 2番 萩 谷 慎 一 君 4番 土 田 記 代 美 君 5番 田 中 真 己 君 6番 中 庭 次 男 君 7番 佐 藤 昭 雄 君 8番 綿 引 健 君 9番 木 本 信 太 郎 君 10番 後 藤 通 子 君 11番 田 口 文 明 君 12番 森 正 慶 君 13番 鈴 木 宣 子 君 15番 高 倉 富 士 男 君 16番 飯 田 正 美 君 17番 小 泉 康 二 君 18番 大 津 亮 一 君 19番 渡 辺 政 明 君 20番 須 田 浩 和 君 21番 栗 原 文 隆 君 22番 袴 塚 孝 雄 君 23番 五 十 嵐 博 君 24番 小 川 勝 夫 君 25番 内 藤 丈 男 君 26番 田 口 米 蔵 君 27番 松 本 勝 久 君 28番 福 島 辰 三 君
------------------------欠席議員 (なし
) ------------------------説明のため出席した者 市 長 高 橋 靖 君 副 市 長 田 尻 充 君 副 市 長 秋 葉 宗 志 君 市 長 公 室 長 小 田 木 健 治 君 総 務 部 長 園 部 孝 雄 君 財 務 部 長 白 田 敏 範 君
市民協働部長 川 上 幸 一 君
生活環境部長 佐 藤 則 行 君 福 祉 部 長 横 須 賀 好 洋 君
保健医療部長 大 曽 根 明 子 君
産業経済部長 鈴 木 吉 昭 君 建 設 部 長 渡 邊 雅 之 君
都市計画部長 加 藤 久 人 君
上下水道事業 荒 井 宰 君 管 理 者 水 道 部 長 伊 藤 俊 夫 君 下 水 道 部 長 圷 貴 之 君 教 育 長 志 田 晴 美 君 教 育 部 長 増 子 孝 伸 君 消 防 長 小 泉 直 紀 君 監 査 委 員 磯
崎 和 廣 君 連 絡 員 梅 澤 正 樹 君
------------------------事務局職員出席者 事 務 局 長 小 嶋 正 徳 君 事 務 局 次 長 関 谷 勇 君 兼 総 務 課 長 議 事 課 長 永 井 誠 一 君 議事課副参事 大 嶋 実 君 兼 課 長 補 佐 議 事 係 長 綱 島 卓 也 君
法制調査係長 富 岡 淳 君 書 記 武 田 侑 未 子 君 書 記 大 内 し お り 君 書 記 昆 節 夫 君 書 記 島 田 祐 輔 君 書 記 堀 江 良 君 午後2時0分 開議 〔議長 安藏栄君議長席に着く〕
○議長(安藏栄君) 定足数に達しておりますので,これより本日の会議を開きます。
------------------------
△
会議録署名議員の指名
○議長(安藏栄君) 初めに,
会議録署名議員の指名を行います。24番
小川勝夫議員,25番
内藤丈男議員,26番
田口米蔵議員,以上3名を指名いたします。
------------------------
△出席説明員の報告
○議長(安藏栄君) 次に,議場に出席を求めた説明員の職,氏名は,本定例会の開会冒頭報告し,併せて議席に配付しました印刷物のとおりでありますので,御了承願います。
------------------------
○議長(安藏栄君) これより日程に入ります。 本日の日程は,議案第123号=ないし=第133号,認定第1号=ないし=第3号,以上14件,それに請願,陳情,閉会中
所管事務調査についてであります。
------------------------
△日程第1 議案第123号=ないし=第133号,認定第1号=ないし=第3号
○議長(安藏栄君) 議案第123号=ないし=第133号,認定第1号=ないし=第3号,以上14件を一括上程いたします。 ただいま一括上程いたしました14件につきましては,さきの本会議において,いずれも各
常任委員会,
決算特別委員会及び
公営企業会計決算特別委員会に付託になっておりますので,この際,各委員長から,それぞれ委員会の審査の経過並びに結果について御報告を願うことにいたします。 初めに,
建設企業委員長の報告を願います。 16番,
飯田正美議員。 〔
建設企業委員長 飯田正美君登壇〕
◆
建設企業委員長(飯田正美君)
審査決定報告書 建設企業委員会 令和2年第3回
水戸市議会定例会において当委員会に付託されました議案第124号ほか2件の審査の経過並びに結果について,
水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 これらの案件については,9月17,18日の両日,委員会を開催し,慎重に審査を行いました。その結果は,下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第124号 水戸市
都市公園条例の一部を改正する条例 本案は,植物公園に
指定管理者制度を導入するとともに,観賞大温室等再整備事業の完了に併せて利用料金の特例を廃止するものであり,
指定管理者制度導入後における職員の処遇,料金改定の時期等について,種々質疑応答を重ねました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。2 議案第131号 土地の取得について(
都市計画道路3・3・2
号中大野中河内線用地) 本案については,用地取得の進捗状況,整備完了の見通し,幹線市道7号線(圷・大野線)等との接続時期,
街路整備事業が長期間に及ぶ要因等について,種々質疑応答を重ねました。このうち委員から,「地権者に対する丁寧な説明により合意形成を図り,早期の整備に努められたい」,「取得後の土地については,地域住民の生活環境に十分配慮し,適切な維持管理に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。3 議案第133号 令和2年度水戸市
一般会計補正予算(第5号)中第1表中歳出中第8款(土木費) 本案は,国庫補助金の決定見込みを踏まえ,
道路新設改良事業,泉町1丁目
北地区市街地再開発事業,
国補街路整備事業及び
国補公園建設事業について,それぞれ補正措置を講じるものであり,
田野川河川改修に伴う市道整備の見通しや河川増水時の対応,泉町1丁目
北地区市街地再
開発事業補助金の使途,
国補街路整備事業に係る各
都市計画道路の整備概要等について,種々質疑応答を重ねました。このうち委員から,「新市民会館の早期整備に向け,着実な事業推進を図られたい」,「
国補街路整備事業については,地域住民からの早期開通の要望を踏まえ,さらなる事業の推進に努められたい」,「
千波公園駐車場の施工に際しては,近接する店舗や
公園利用者等の周辺環境に十分配慮されたい」,「工事費の積算に当たっては,より精度を高めるとともに,専門的かつ技術的な視点から事業費の縮減に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 記議案第124号,議案第131号,議案第133号中第1表中歳出中第8款 以上,原案を認める。 上記のとおり報告する。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様
建設企業委員会 委員長 飯田正美
○議長(安藏栄君) 次に,
産業消防委員長の報告を願います。 18番,
大津亮一議員。 〔
産業消防委員長 大津亮一君登壇〕
◆
産業消防委員長(大津亮一君)
審査決定報告書 産業消防委員会 令和2年第3回
水戸市議会定例会において当委員会に付託されました議案第133号の審査の経過並びに結果について,
水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 本案については,9月17,18日の両日,委員会を開催し,慎重に審査を行いました。その結果は,下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第133号 令和2年度水戸市
一般会計補正予算(第5号)中第2表
継続費補正 本案は,
南消防署移転改築事業の
実施設計完了に伴い,継続費を増額補正するものであり,追加工事の内容及び目的,今後の工事のスケジュール,移転後の建物の耐震性,消防職員の職場環境の現状等について,種々質疑応答を重ねました。このうち委員から,「消防署は市民生活を守る重要な防災拠点であり,今後予期される自然災害に備え早期の移転改築が求められることから,関係各課と密に連携し,遅延が生じないよう事業推進に努められたい」,「消防職員が正確かつ円滑に業務を遂行できるよう,移転改築に際し,引き続き良好な職場環境の構築に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 記議案第133号中第2表
継続費補正 原案を認める。 上記のとおり報告する。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様
産業消防委員会 委員長 大津亮一
○議長(安藏栄君) 次に,
文教福祉委員長の報告を願います。 13番,
鈴木宣子議員。 〔
文教福祉委員長 鈴木宣子君登壇〕
◆
文教福祉委員長(鈴木宣子君)
審査決定報告書 文教福祉委員会 令和2年第3回
水戸市議会定例会において当委員会に付託されました議案第123号ほか5件の審査の経過並びに結果について,
水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 これらの案件については,9月17,18日の両日,委員会を開催し,慎重に審査を行いました。その結果は,下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第123号
水戸市立幼稚園型認定こども園条例 本案は,石川幼稚園を
幼稚園型認定こども園に移行させることに伴い,条例を制定するものであり,石川幼稚園の在園児数,
認定こども園移行後の定員及び人員体制,入園に係る要件,今後の
幼稚園型認定こども園化の計画等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「待機児童の解消に向けて,地域の需要の把握に努めながら,市立幼稚園の
幼稚園型認定こども園化を推進されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。2 議案第126号
水戸市立笠原小学校校舎増築(Ⅰ期)
工事請負契約の締結について 本案については,工事全体の概要,1学級当たりの児童数等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「笠原小学校は児童数の増加が顕著であることから,工期内の完成に向け着実な事業推進に努められたい」,「工事発注に当たっては,予定価格の妥当性等について関係各課と十分に精査されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。3 議案第130号
水戸市立上大野小学校長寿命化改良工事請負契約の変更について 本案については,契約変更に至った経緯等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「建設時の設計書等を精査し,発注段階において綿密な設計に留意するとともに,改良工事を着実に推進されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。4 議案第132号 財産の取得について(
学校教育用タブレット端末) 本案については,
タブレット端末の運用方法及び管理体制,
維持管理費用,教職員の
ICT活用技術向上策,
Wi-Fi環境等ハード設備の
整備計画等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「
新型コロナウイルスの感染拡大に備え,早期に導入,運用されるよう努められたい」,「
タブレット端末を導入した効果が十分に発揮されるよう,ICTを活用した教育の在り方について整理されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。5 議案第133号 令和2年度水戸市
一般会計補正予算(第5号)中第1表中歳出中第3款(民生費),第4款(衛生費)及び第10款(教育費)中
文教福祉委員会所管分 本案については,第3款民生費では,
新型コロナウイルス感染症対策補助金の対象施設等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「保育所等における
感染症拡大防止対策については,支援対象となる施設ごとのニーズの把握に努め,
衛生対策用品の的確な配備に留意されたい」,「
衛生対策用品の配備と併せ,
感染症予防対策としての適正な使用方法を各施設に周知徹底されたい」,「
高齢者福祉施設設備整備事業については,有用な補助制度であることを踏まえ,事業者に対する周知に努められたい」等の意見が出されました。 次に,第4款衛生費では,
医療従事者応援寄附金の総額及び使途等について,種々質疑応答を重ねました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上のほか,議案第127号
水戸市立吉田小学校長寿命化改良(Ⅱ期)
工事請負契約の締結についても,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 記議案第123号,議案第126号,議案第127号,議案第130号,議案第132号,議案第133号中第1表中歳出中第3款,第4款及び第10
款中文教福祉委員会所管分 以上,原案を認める。 上記のとおり報告する。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様
文教福祉委員会 委員長 鈴木宣子
○議長(安藏栄君) 次に,
総務環境委員長の報告を願います。 17番,
小泉康二議員。 〔
総務環境委員長 小泉康二君登壇〕
◆
総務環境委員長(小泉康二君)
審査決定報告書 総務環境委員会 令和2年第3回
水戸市議会定例会において当委員会に付託されました議案第125号ほか4件の審査の経過並びに結果について,
水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 これらの案件については,9月17,18日の両日,委員会を開催し,慎重に審査を行いました。その結果は,下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第125号
千波市民センター建設工事請負契約の締結について 本案は,
千波市民センター建設工事について,契約の相手方の決定をみたものであり,施設の規模をはじめ,防災機能やバリアフリー,
ユニバーサルデザインへの対応状況,移転後の現在の施設の利活用の検討状況等について,種々質疑応答を重ねました。このうち委員から,「現在の施設の周辺住民の災害対策に配慮されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。2 議案第128号 水戸市一般廃棄物第三
最終処分場埋立施設建設工事請負契約の変更について 本案は,
埋立施設外周の埋戻しの際に,
セメント改良材の配合量を減量したことに伴う工事契約額の減額理由や変更内容の積算根拠の数量等について,現地視察を行うとともに,種々質疑応答を重ねました。このうち委員から,「事業費に変更が生じる際には,詳細な積算根拠を示されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。3 議案第133号 令和2年度水戸市
一般会計補正予算(第5号)(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款,第8款及び第10
款中文教福祉委員会所管分並びに第2表
継続費補正を除く) 本案は,
マイナンバー制度の改正に伴う
システム改修に係る費用,来年1月開催の
Bリーグオールスターゲームの大規模PRや
関連イベント等の実施に係る費用について,それぞれ補正措置を講じるとともに,令和3年度以降の
資源物収集回数の増加に係る
債務負担行為の設定等を行うものであります。 このうち,システムの改修に係る補正については,マイナンバーカードの国外での今後の
利用見込み等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「
セキュリティー対策を万全にし,市民に安全性をPRされたい」等の意見が出されました。
Bリーグオールスターゲーム関連の補正については,イベントの内容やPRの手法等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「一過性のイベントではなく,都市の魅力向上につながるような取組にされたい」等の意見が出されました。また,
債務負担行為の設定については,資源物の収集回数や収集体制等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「収集日の変更等について,混乱が生じないよう周知を徹底されたい」,「市民の環境意識の向上につながる啓発に取り組まれたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。4 認定第3号 令和元年度笠間・
水戸環境組合一般会計決算認定について 本件は,令和2年3月31日をもって解散した笠間・
水戸環境組合の令和元
年度一般会計の決算について,提出された決算書を基に,解散後の財産の分配等,種々質疑応答を行うなど,慎重に審査を行った後,採決の結果,全会一致をもって,認定すべきものと決定いたしました。 以上のほか,議案第129号 水戸市一般廃棄物第三
最終処分場浸出水処理施設建設工事請負契約の変更についても,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 記議案第125号 原案を認め,次の意見を付する。 意見 新市民センターの建設に当たり,多大な御尽力をいただいた地域の篤志家を顕彰する取組について検討されたい。議案第128号,議案第129号,議案第133号(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款,第8款及び第10
款中文教福祉委員会所管分並びに第2表
継続費補正を除く) 以上,原案を認める。認定第3号 認定する。 上記のとおり報告する。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様
総務環境委員会 委員長 小泉康二
○議長(安藏栄君) 次に,決算特別委員長の報告を願います。 24番,
小川勝夫議員。 〔決算特別委員長 小川勝夫君登壇〕
◆決算特別委員長(小川勝夫君)
審査決定報告書 決算特別委員会 令和2年第3回
水戸市議会定例会において当委員会に付託されました認定第1号(令和元年度水戸市一般会計及び特別会計決算認定について)の審査の経過並びに結果について,
水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 当委員会は,第1回委員会を9月7日に開催し,正副委員長の互選を行い,委員長に小川勝夫,副委員長に佐藤昭雄君を決定いたしました。 続いて,9月23,24,25日にそれぞれ委員会を開催し,提出された決算書及び審査資料を中心に,種々質疑応答を行うなど,その内容について慎重に審査を行った後,採決の結果,認定第1号は,賛成多数をもって,認定すべきものと決定いたしました。 なお,委員会の審査を通じ,今後の市政運営上留意すべき事項として各委員から出された主な意見は,次のとおりであります。 これらの意見につきましては,執行部に改善方を要望するものであります。 審査意見1 一般会計について (1) 歳入について ア 市税の収納においては,業務の強化を図り,収納率のさらなる向上に努められたい。 イ 未収金については,きめ細やかな納付相談を行うとともに,財産調査等を早期に実施することにより,不納欠損額の縮減に努められたい。 (2) 歳出について ア 職員の勤務時間を正確に管理するため,ICカード等を活用した出退勤時間管理システムの導入について検討されたい。 イ 職員の健康管理については,健康診断の受診の徹底及び再検査の勧奨に努められたい。また,精神疾患により長期療養中の職員の要因分析に努められたい。 ウ 公務災害の未然防止に向け,職員研修や講習会の開催回数を増やすなど,対策強化に努められたい。 エ 公用車及び公用携帯電話については,業務の実態を踏まえ,より適切な配備に努められたい。 オ 防災ラジオ貸与事業については,浸水想定区域等の住民に対する周知徹底を図るとともに,分かりやすい災害情報の発信に努められたい。 カ 空家等対策事業については,関係各課や地域住民との連携を図り,さらなる実態の把握に努めるとともに,特定空家の認定基準の在り方について検討されたい。また,対象家屋の解体に対する補助制度の創設等について検討し,市民が安心して暮らせる生活環境の整備を図られたい。 キ 子ども発達支援センターの運営に当たっては,利用者が安心できる支援体制を構築するとともに,発達に不安がある子どもたちの早期発見,早期対応に努められたい。 ク 待機児童の解消に向け,計画的に保育所等の整備を支援するとともに,保育士の就労が促進されるよう,各種支援制度の周知と活用を図られたい。 ケ 危険ブロック塀等倒壊被害防止事業については,補助制度の周知徹底と活用促進を図り,通学時における子どもたちの安全確保に努められたい。 コ 道路の維持補修については,引き続き市民要望を踏まえるとともに,コロナ禍における厳しい財政状況を見据え,実施計画や工事内容を精査されたい。 サ AED設置事業については,引き続き計画的な設置に取り組むとともに,救命講習や啓発活動等の充実に努められたい。 シ うめの香ひろばの運営に当たっては,不登校の児童,生徒に寄り添った丁寧な対応を行い,引き続き受入れ体制の充実に努められたい。また,家庭訪問相談事業については,大学院生などの協力を積極的に募り,さらなる事業の推進を図られたい。 ス スクールボランティア活用事業については,地域人材の積極的かつ効果的な活用を推進し,子どもたちの学習活動と学校運営のさらなる充実に努められたい。 セ 災害復旧費については,昨年の台風被害を踏まえ,迅速かつ適切な予算の執行に努められたい。 ソ 土地開発基金については,長期保有地の計画的な解消を図るとともに,その在り方について検討されたい。 タ 業務委託については,業務の効率性向上には有効な手段であるが,職員の当事者意識の醸成を図る観点から,必要に応じて見直しを行うなど,引き続き十分に精査されたい。 上記の意見に加え,決算審査に伴う請求資料について,委員から,「次年度の委員会運営においては,質疑内容と請求資料の整合性について精査されたい」との発言があったことも併せて報告いたします。 上記のとおり報告する。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様
決算特別委員会 委員長 小川勝夫
○議長(安藏栄君) 次に,公営企業会計決算特別委員長の報告を願います。 9番,木本信太郎議員。 〔公営企業会計決算特別委員長 木本信太郎君登壇〕
◆公営企業会計決算特別委員長(木本信太郎君)
審査決定報告書 公営企業会計決算特別委員会 令和2年第3回
水戸市議会定例会において当委員会に付託されました認定第2号(令和元年度水戸市水道事業会計及び下水道事業会計決算認定について)の審査の経過並びに結果について,
水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 当委員会は,第1回委員会を9月7日に開催し,正副委員長の互選を行い,委員長に木本信太郎,副委員長に森正慶君を決定いたしました。 続いて,9月23,24,25日にそれぞれ委員会を開催し,提出された決算書を中心に,種々質疑応答を行うなど,その内容について慎重に審査を行った後,採決の結果,認定第2号は,賛成多数をもって,認定すべきものと決定いたしました。 なお,委員会の審査を通じ,今後の市政運営上留意すべき事項として各委員から出された主な意見は,次のとおりであります。 これらの意見につきましては,執行部に改善方を要望するものであります。 審査意見1 水道事業会計について (1) 市民が安心して水道水を利用できるよう,引き続き放射性物質を含む水質検査の適正実施に取り組むとともに,検査結果の周知を図られたい。 (2) 茨城県
中央広域水道用水供給事業からの受水については,水需要の現況等を踏まえ,事業主体である県と協議されたい。 (3) 基幹管路の耐震化に当たっては,安全な水の安定供給を行うため,市水道事業におけるアセットマネジメント2020における目標指標の達成に向け着実に推進されたい。 (4) 令和元年台風第19号による断水被害を踏まえ,今後も関係機関と連携した万全な応急給水体制を整えるとともに,早期復旧や経費削減に向けた方策を検討されたい。 (5) 老朽管及び鉛製給水管については,早期解消に向けて着実に取り組まれたい。 (6) 未利用財産については,引き続き,庁内連携をはじめ様々な手法を検討し,積極的な利活用や売却処分を進められたい。2 下水道事業会計について (1) 市浄化センターの消化ガス発電設備は,電気料金の削減はもとより,環境負荷の軽減にもつながることから,引き続き,適切な維持管理に努め,安定した運用を図られたい。 (2) 収納率の向上など経営基盤の強化に取り組みながら,下水道普及率のさらなる向上に向け,着実に事業を進められたい。 (3) 下水道施設の総合的な施設管理のため,ストックマネジメント計画を早期に策定し,事業費の抑制と平準化とともに,ライフサイクルコストの低減に努められたい。 (4) 廃止となった施設については,今後の利活用方針を十分検討し,資産の適正管理に努められたい。 また,両事業会計について共通する事項として,「地方公営企業として,法の精神に基づき,独立採算を基本原則に,経営の効率化,合理化に努められたい」,「上下水道工事が重複する場合には,局内の連携を図り,工期の縮減はもとより,経費の削減に向けて取り組まれたい」との意見があったことも併せて報告いたします。 上記のとおり報告する。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様
公営企業会計決算特別委員会 委員長 木本信太郎
○議長(安藏栄君) 以上で,各委員長の報告は終わりました。 この際,討論の通告がありますので,これを許します。 2番,萩谷慎一議員。 〔2番 萩谷慎一君登壇〕
◆2番(萩谷慎一君) 2番,萩谷慎一です。 それでは,本定例会に提案されました議案のうち,議案第133号につきまして,通告に従い,反対討論を行います。 議案第133号 令和2年度水戸市
一般会計補正予算(第5号)のうち,泉町1丁目
北地区市街地再開発事業費につきましては,国の補助金の増額に伴う1億2,060万円の補正措置ですが,私は9月15日の一般質問において,新市民会館の整備事業を一時凍結し,市民の皆さんや専門家の意見などを取り入れながら,一定期間熟議を重ね,施設規模や運営方針の見直しを図ることを求めました。 私は,コロナ禍の中,これまで以上に多くの市民の皆様から,疑問や不安の声が寄せられているこの事業については,コロナ後の時代の変化を見据えた上で,納得と共感の得られる整備計画に見直していく必要があると考えています。私自身は,中心市街地の活性化について,市の職員時代から関わってきた本市における最重要課題の一つと考えており,水戸芸術館,京成百貨店に隣接するこの敷地の有効活用は,極めて重要な課題であると認識しております。 それでは,なぜ執拗に新市民会館の整備の見直しを求め続けているのかと申しますと,現在の財政計画,施設規模,管理運営の方針のまま事業を進めてしまうと,まちの活性化にはつながらず,事業として失敗してしまうと考えているからです。 それでは,何をもって活性化,何をもって失敗というのか。私は,中心市街地の活性化とは,まちの経済の活性化であると考えております。すなわち,民間の事業者の皆さんの経済活動が活発となり,まちの中で事業収益が生み出され,最終的に市税収入の増加につながらないと本当の意味での活性化ではありません。多額の借金をして莫大な予算をつぎ込んでも,目に見える投資効果や経済波及効果が現れず,その後の借金返済や管理運営費の負担に苦しむことになる事業は,経済活性化に寄与するものとは全く言えず,失敗以外の何物でもないからです。 私は,過去数回にわたる一般質問で,この事業の経済波及効果はどのくらいを見込んでいるのか,それによってどのくらいの市税収入の増加を目指しているのか質問してまいりました。しかし,残念ながら執行部からは具体的な金額は示されず,年間60万人の来館者を目指していくという答弁が繰り返されるのみでした。そして,この60万人の数字ですら,コロナ後の社会では極めて達成が困難と言わざるを得ないのです。 今回,周辺整備を含めて350億円以上の投資が行われ,その約6割が市の借金で賄われますが,この投資した資金を市税収入として回収していくという発想は,そもそも計画当初から全くなかったのではないでしょうか。 本来,都市再開発事業は,民間資金で行われるべきものです。すなわち,この事業をめぐる問題の本質は,事業採算性が見込めずに塩漬けになっていた再開発予定地を何とか動かすために,100%公的資金を使って事業採算性の見込めない過大規模の公共施設を建設することにあるのです。 一方,新市民会館は文化振興を目的とした施設であり,その評価は,経済活性化や事業採算性のみで考えるべきではないという御意見があることも重々承知しております。しかし,そのためには,今後,水戸市はどのような文化都市を目指すのか市民とビジョンを共有し,一体どのくらいの規模と内容の施設を造るべきなのか,そのためにはどのくらいの予算を投ずることが適切なのかを市民に情報を提供したり,意向調査を行ったりしながら,十分に熟議を積み重ねて決めていくべきものと考えます。 残念ながら,この事業はこのようなプロセスを全く経ないまま,震災復興でばたばたしている間に,拙速に建設地や施設規模を決めてしまったことが大きな問題なのです。そして,このように市民に正しい情報を伝えずに事業をどんどん進めてしまう姿勢は,9月1日号の「広報みと」の特集記事において,事業費や施設の管理運営に一切触れていないことを見ても明らかではないでしょうか。 私は今回の一般質問で,コロナ後を踏まえて事業の一時凍結と計画見直しを求めましたが,執行部からは,商店会をはじめ,経済界,観光団体,地域コミュニティ,市文化振興協議会など各種団体から早期整備の要望があること,市議会の新市民会館整備等調査特別委員会で承認された計画であること,本体工事が着実に前進していることから,事業施工者である泉町1丁目
北地区市街地再開発組合と連携を図りながら,計画的な事業推進に全力で取り組むとの答弁がありました。しかし,これは少しうがった見方をすると,今後,何らかの理由でこの事業が立ち行かなくなってしまった場合,その責任の一端は,各種団体,市議会,再開発組合にもあると言っているように私には聞こえてならないのです。私は,不幸にもこの事業がうまくいかなかった場合,一体どこに責任の所在があるのかも,今のうちから明確にしておく必要があると考えております。 私は,文化ホールがまちを変えると言われた1980年代後半に市の職員となり,仕事の傍ら文化活動にも取り組んできた人間で,当時の日本一の文化都市づくり構想に大きな夢と希望を持って,このまちで働き,暮らしてきました。しかしながら,時代は大きく変わりました。右肩上がりの成長は過去の出来事となり,市の人口も税収も減っていく中では,経営の観点に立った自治体運営をしていかなければ,持続可能なまちを維持することが難しいことを,私は全国各地の様々な失敗事例に学んできたつもりです。そして今回,新型コロナが追い打ちをかけています。今,私たちは,時代が変わったことをしっかりと認識しなければなりません。 新型コロナへの対応,少子・高齢化による社会保障費の増加,災害への備えや環境の保全,老朽化した施設やインフラの更新,これらには今まで以上の財政負担が避けられず,新たな発想による都市経営が不可欠なのです。何とかなると無謀な戦争に突き進んでいった戦前の日本と同じ道を歩んではなりません。敗北して痛い目にあってから学ぶのでは命取りになるのです。 今,最も大切なことは,一発逆転を狙った過大な投資による行政主導のまちづくりを改め,事業を一時凍結し,市民の皆さんや専門家の意見などを取り入れながら,一定期間熟議を重ね,施設規模や運営方針の見直しを図ることなのです。子どもたちや若者が将来もこのまちで働き,暮らしたいと心から感じられる水戸をつくるために,新市民会館整備事業の一時凍結と計画の見直しを訴えさせていただきまして,私の反対討論といたします。御清聴ありがとうございました。
○議長(安藏栄君) 4番,土田記代美議員。 〔4番 土田記代美君登壇〕
◆4番(土田記代美君) 日本共産党水戸市議団の土田記代美です。 本定例会に上程されました議案等14件のうち,議案第133号及び認定第1号,第2号の3件につきまして,通告に従い,反対討論を行います。 初めに,議案第133号 令和2年度水戸市
一般会計補正予算(第5号)につきましては,2つの理由から反対いたします。 まず,マイナンバーカードの
システム改修費に計上されている1,106万円についてです。私たちは
マイナンバー制度自体に反対をしておりますが,これは現在,住民票と連携しているマイナンバーカードを戸籍情報とも連携させるというものです。これによって,海外転出している年金生活者の方が年1回郵送で行っている現況届がインターネットで手続できるようになるということで,ほとんど需要もない手続のために,戸籍という最も重要な個人情報をひもづけすることは,マイナンバーカードによる情報流出の危険がさらに増すものであります。 そもそも
マイナンバー制度は,システム自体が不完全なまま,見切り発車で始まり,次々と深刻な問題が噴出しています。ネットによる個人情報漏えい事件は日々起きており,また,連日報道されているドコモ口座事件など,ネットを介した大きな被害も多々起きております。ネット社会の進化の中では,悪質な犯罪を防ぐ安全なセキュリティーの構築は不可能であり,いまだ国民の15%程度と,マイナンバーカードが普及しない理由は,国が個人情報を収集管理することや情報流出の危険などに対する市民の不信と不安の現れと考えます。情報は流出してからでは遅く,取り返しがつきません。情報漏えいや犯罪被害を防ぐ手だても保証もない中で,市民の安心安全は守れません。 また,大部分が国の予算で進められるとはいえ,本市でも,システム使用料,賃料,手数料等の負担が年々増えており,法改正のたびに多額の費用をかけて,
システム改修を繰り返す無駄遣いと市民の安全とプライバシーを危険にさらす
マイナンバー制度の推進はすべきではありません。 2つ目は,泉町1丁目
北地区市街地再開発事業に関する予算です。 再開発組合への補助,7億4,300万円を1億2,060万円も増額し,8億6,360万円とするもので反対いたします。本事業は,違法性が問われる税金支出に対し,差止めと返還を求める住民訴訟も起こされており,水戸市の未来を壊す巨額の無駄な事業と考えます。本再開発事業は,直ちに中止し,新市民会館整備計画は根本から見直すべきです。 次に,認定第1号 令和元年度水戸市一般会計及び特別会計決算認定について,認定第2号 令和元年度水戸市水道事業会計及び下水道事業会計決算認定についての2件につきましては,論点が多岐にわたるため,その中から6点に絞りまして反対の立場から意見を申し上げます。 まず,第1に,昨年10月に消費税の8%から10%への増税があり,これに伴い上下水道料金や農業集落排水使用料で約5,000万円,国保税も限度額引上げで約2,000万円,後期高齢者医療保険料は軽減の縮小で4,900万円の市民負担が増えました。増税や災害で疲弊する市民生活を守るべき年に,逆に負担を増やしたことに同意できません。 第2に,昨年度,市民負担を増やす一方で,市税の収納では約1,000件もの差押えを行い,さらに厳しい取立ての茨城租税債権管理機構に73件の委託をしております。そこには,本来,債権管理機構では取り扱わないとしている国保税が59件含まれており,約7,100万円を徴収したとのことであります。市がやるべきは,市民に対する苛酷な取立てではなく,高過ぎる国保税の引下げであり,そのために一般会計からの繰入れを減らすのではなく増額することです。 第3に,職員体制について,昨年度3,318人のうち正職員は63%,相変わらず非正規の割合が高く,また,職員1人当たりの残業時間が前年度と比べ,年間33.2時間も増えました。今後も,さらなる災害や新型コロナ感染症などへの対策,中核市に伴う権限移譲など,短時間勤務の非正規職ではカバーできない業務は増えるものと見込まれます。そのために,職員の過重勤務や単年度の雇用で生活設計の立てにくい不安定な臨時職員を増やすのではなく,本市職員が安心して健康に働けるよう,正規職員を増やすべきであります。 また,学校給食での民間委託の拡大も行われましたが,市民に身近な業務や教育に関わる業務は,市が責任を持って行うべきであり,こうした民間委託の拡大は中止を求めます。 次に,第4は,新市民会館整備計画に関わる支出についてであります。 まず,新市民会館のサイン設計契約についてです。この予算の審議の際に,私は,伊東豊雄さんの設計する建物にサインだけは別枠でほかの人がやるなどあり得ないのではないか,当然,トータルデザインで伊東事務所がやるとなれば,多額の契約で本体設計を請け負いながら,さらにサインはまた別枠でということで,まるで予算の二重取りではないかと質問いたしました。その際,サインはまた別であって,競争入札で決めると答弁され,その後,結果として,やはり伊東豊雄さんに決まったとのことでした。ところが,さきの
決算特別委員会の答弁では,設計や動線等を熟知している伊東事務所と随意契約をしたということであります。予算の時の説明も決算の報告も全く納得がいかないもので,とても認められません。 新市民会館整備計画は,これまでも説明責任が果たされないままに無駄な支出が繰り返され,巨額の事業費で突き進んでいますが,市民理解は到底得られないものと考えます。多くの市民が待ち望んでいるのは,市民のための市民会館であり,市民が活用できる文化ホールであります。新型コロナ感染症拡大を受け,さらに無用の長物となった現計画は,根本的に見直し,一日も早く,本来の役割である市民と文化に資する市民会館を再建すべきです。 そして,泉町1丁目
北地区市街地再開発事業につきましては,昨年度,再
開発事業補助金,公共施設管理者負担金として26億417万8,000円,周辺道路整備に約4億円のほか,市民会館費,芸術館東側駐車場を含めますと約30億3,000万円が支出され,そのうち市債や一般財源の負担は,市債が13.3億円,一般財源約1.9億円,合わせて約15億2,500万円にもなっております。 昨年7月には,それまで285億円だった事業費が,補償費など27億円も増えて312億円に増額。あまりにずさんな補償算定の上,議会に報告もないまま支出されたもので,到底認められません。本事業は,当初から市民の反対意見も強く,事業費,施設規模,立地など,あらゆる点で見直しをすべきであります。現計画の是非を問う住民投票を求め,短期間に約1万5,000名もの署名を集めた市民の会では,現在,具体的な対案を示して再考を求めております。無謀な計画をこのまま押し通せば,将来にわたって禍根を残します。今こそ市民の声に真摯に向き合い,立ち止まるべきです。 また,周辺道路の全面通行止め調査を毎年委託して行う必要性や,市役所の新庁舎ができてからも,泉町周辺地区開発事務所と新市民会館整備課がわざわざ毎年400万円近くもの家賃を支払って,泉町に居続けていることにも納得ができません。市民が大変な思いで納めている税金の放漫な無駄遣いと考えます。 第5に,市のみと財政安心ビジョンでは,4大プロジェクトに財政調整基金から約70億円を使うとしており,昨年度は9億円を投入し,過去最大46億円を取り崩しました。基金残高は約27億円まで減少し,市債の残高は22億円増えて約2,280億円となりました。市長は,予算編成方針で新市民会館など4大プロジェクトは着実に推進する一方で,各課には枠配分内での予算要求や経費削減を強いておりますが,一体どこを向いた財政運営なのでしょう。 今議会では,新型コロナによる大幅な税収減を見越して,投資的事業全体を徹底的に見直すと表明されましたが,それならば,まず真っ先に見直すべきは新市民会館計画です。コロナ禍に見舞われ,市民生活が苦境にある今,大型事業優先の財政運営を根本から転換すべきであります。 最後に,茨城県
中央広域水道用水供給事業からの無駄な受水に反対いたします。 昨年度,茨城県に受水費約1億2,907万円を支払いましたが,本市の配水能力は約13万750トンあり,そのうちの約3万3,000トンは使われていない余裕水量とのことであります。つまり,本市では,給水人口で9万700人分もの水が余っており,そもそも県から受水する必要がありません。特に今回,
公営企業会計決算特別委員会の審議の中で,全く受水していない旧水戸地区分が常澄地区分に含まれているために,受水単価が内原地区の3.2倍にもなっていることが明らかになりました。 昨年度,市は,日量595トンしか受水していませんが,その8倍にも当たる日量4,742トンの契約をしているため,使わなくても支払う基本料金が約1億1,500万円となっています。毎年支払う受水費の何と9割を占めているという異常な状態であります。普通なら,使わない契約は解除か一時停止,減量するのが当然です。しかし,本市はこの必要のない契約を20年以上も続け,無駄遣いを重ねており,これは市民に対する背信行為と言わざるを得ません。 先週25日の県議会で,江尻加那県議会議員の質問に対し,茨城県企業局は,茨城県中央広域水道の供給単価が全国一高いことを認めました。さらに,令和5年度からの料金については,引上げも含め再検討するということです。このまま県との契約を続ければ,さらに値上げされることは必至であります。今年が水利権見直しの節目の10年目であります。来年度から,この必要のない受水はやめるべきであります。 市は,今年4月から水道料金を11%も値上げし,総額5億円の負担増を市民に強いておりますが,無駄な受水をやめて,黒字を活用すれば値下げは可能です。この間,コロナ禍の下,多くの自治体が水道料金の無料化や減免を行っています。昨年度は,消費税増税にコロナショック,さらに本市では大きな水害もありました。長引く苦境にあえぐ市民や市内事業者を救うために,直ちに水道料金の引下げ,免除の決断を求めます。 以上で私の反対討論を終わります。ありがとうございました。
○議長(安藏栄君) 以上で,討論は終わりました。 これより採決いたします。 ただいま上程の議案第123号=ないし=第133号,認定第1号=ないし=第3号,以上14件のうち,議案第133号を除いた13件について,まず一括採決いたします。 ただいまの13件については,いずれも委員長報告のとおり,原案を可決,認定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 起立多数。よって,議案第123号=ないし=第133号,認定第1号=ないし=第3号,以上14件のうち,議案第133号を除いた13件は,いずれも委員長報告のとおり,原案を可決,認定することに決しました。 次に,議案第133号について採決いたします。 本案については,委員長報告のとおり,原案を可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 起立多数。よって,議案第133号は,委員長報告のとおり,原案を可決することに決しました。
------------------------
△追加議案の提出について(市長提出6件)
○議長(安藏栄君) 次に,市長から議案が提出されましたので,議事課長から報告させます。 〔議事課長,報告〕
------------------------ 財政第150号 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様 水戸市長 高橋 靖 議案の送付について 令和2年第3回
水戸市議会定例会に追加提案するため,下記議案を送付します。 記市議会議案第134号 水戸市
監査委員選任の同意を得ることについて 〃 第135号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて 〃 第136号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて 〃 第137号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて 〃 第138号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて 〃 第139号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて
------------------------
△議案第134号 水戸市
監査委員選任の同意を得ることについて
○議長(安藏栄君) お諮りいたします。ただいま提出されました議案第134号=ないし=第139号,以上6件を日程に追加し,直ちに順次上程することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,初めに,議案第134号 水戸市
監査委員選任の同意を得ることについてを上程いたします。 それでは,市長から提案理由の説明を願います。 高橋市長。 〔市長 高橋靖君登壇〕
◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第134号 水戸市
監査委員選任の同意を得ることについて申し上げます。 磯崎和廣委員が令和2年10月7日をもって任期満了となりますので,新たに監査委員の選任について同意を求めるものであります。 私は,武田秀君を選任してまいりたいと存じます。 武田秀君は, 生まれ,住所は ,経歴は 人格,識見ともに優れ,行政経験も豊かで,監査委員として適任者であると存じます。 よって,地方自治法第196条第1項の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○議長(安藏栄君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 起立多数。よって,議案第134号は原案のとおり同意を与えることに決しました。
------------------------
△議案第135号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて
○議長(安藏栄君) 次に,議案第135号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについてを上程いたします。 それでは,市長から提案理由の説明を願います。 市長,高橋靖君。 〔市長 高橋靖君登壇〕
◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第135号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて申し上げます。 望月直美委員が令和2年9月30日をもって任期満了となりますので,職員懲戒審査委員会委員の選任について同意を求めるものであります。 私は,望月直美君を再任してまいりたいと存じます。 よって,地方自治法施行規程第16条第3項の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○議長(安藏栄君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議案第135号は原案のとおり同意を与えることに決しました。
------------------------
△議案第136号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて
○議長(安藏栄君) 次に,議案第136号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについてを上程いたします。 それでは,市長から提案理由の説明を願います。 高橋市長。 〔市長 高橋靖君登壇〕
◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第136号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて申し上げます。 陶山二郎委員が令和2年9月30日をもって任期満了となりますので,職員懲戒審査委員会委員の選任について同意を求めるものであります。 私は,陶山二郎君を再任してまいりたいと存じます。 よって,地方自治法施行規程第16条第3項の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○議長(安藏栄君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議案第136号は原案のとおり同意を与えることに決しました。
------------------------
△議案第137号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて
○議長(安藏栄君) 次に,議案第137号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについてを上程いたします。 それでは,市長から提案理由の説明を願います。 市長,高橋靖君。 〔市長 高橋靖君登壇〕
◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第137号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて申し上げます。 今関裕夫委員が令和2年9月30日をもって任期満了となりますので,職員懲戒審査委員会委員の選任について同意を求めるものであります。 私は,今関裕夫君を再任してまいりたいと存じます。 よって,地方自治法施行規程第16条第3項の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○議長(安藏栄君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議案第137号は原案のとおり同意を与えることに決しました。
------------------------
△議案第138号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて
○議長(安藏栄君) 次に,議案第138号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについてを上程いたします。 〔
上下水道事業管理者 荒井宰君退場〕
○議長(安藏栄君) それでは,市長から提案理由の説明を願います。 高橋市長。 〔市長 高橋靖君登壇〕
◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第138号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて申し上げます。 荒井宰委員が令和2年9月30日をもって任期満了となりますので,職員懲戒審査委員会委員の選任について同意を求めるものであります。 私は,荒井宰君を再任してまいりたいと存じます。 よって,地方自治法施行規程第16条第3項の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○議長(安藏栄君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議案第138号は原案のとおり同意を与えることに決しました。 〔
上下水道事業管理者 荒井宰君入場〕
------------------------
△議案第139号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて
○議長(安藏栄君) 次に,議案第139号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについてを上程いたします。 〔消防長 小泉直紀君退場〕
○議長(安藏栄君) それでは,市長から提案理由の説明を願います。 高橋市長。 〔市長 高橋靖君登壇〕
◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第139号 水戸市
職員懲戒審査委員会委員選任の同意を得ることについて申し上げます。 小泉直紀委員が令和2年9月30日をもって任期満了となりますので,職員懲戒審査委員会委員の選任について同意を求めるものであります。 私は,小泉直紀君を再任してまいりたいと存じます。 よって,地方自治法施行規程第16条第3項の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○議長(安藏栄君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議案第139号は原案のとおり同意を与えることに決しました。 〔消防長 小泉直紀君入場〕
------------------------
△議案の提出について(議員提出9件)
○議長(安藏栄君) 次に,議員から議案が提出されましたので,議事課長から報告させます。 〔議事課長,報告〕
------------------------議第10号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書〃第11号 地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書〃第12号 防災・減災,
国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書〃第13号 安心できる医療・介護環境の推進及び高齢者の
医療費自己負担引上げ中止を求める意見書〃第14号
新型コロナ危機の下で緊急に消費税率5%への減税を求める意見書議第15号
敵基地攻撃能力保有の議論を中止し日本国憲法の遵守を求める意見書〃第16号
教職員定数改善及び
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算の拡充を求める意見書〃第17号 茨城県
中央広域水道用水供給事業に係る
需給契約水量等の見直しを求める意見書〃第18号 茨城県による
偕楽園拡張部への
迎賓施設整備事業計画について説明を求める意見書
------------------------
△議第10号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書
○議長(安藏栄君) お諮りいたします。ただいま提出されました議第10号=ないし=第18号,以上9件を日程に追加し,直ちに順次上程することにしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,初めに,議第10号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を上程いたします。
------------------------
△議第10号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様 提出者 水戸市議会議員 田中真己 〃 綿引 健 〃 高倉富士男 〃 渡辺政明 〃 袴塚孝雄 〃 田口米蔵 〃 松本勝久 〃 福島辰三
------------------------〔朗読を省略した意見書〕
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し,我が国は,戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び,本年度はもとより来年度においても,地方税,地方交付税など一般財源の激減が避け難くなっている。 地方自治体では,医療介護,子育て,地域の防災・減災,雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ,長期化する感染症対策にも迫られ,地方財政は巨額の財政不足を生じ,これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって,政府においては,令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け,下記事項を確実に実現されるよう強く要望する。 記1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税,地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際,臨時財政対策債が累積することのないよう,発行額の縮減に努めるとともに,償還財源を確保すること。2 地方交付税については,引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。3 令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから,思い切った減収補填措置を講じるとともに,減収補填債の対象となる税目についても,地方消費税を含め弾力的に対応すること。4 税源の偏在性が小さく,税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに,国税,地方税の政策税制については,積極的な整理合理化を図り,新設・拡充・継続に当たっては,有効性,緊急性を厳格に判断すること。5 とりわけ,固定資産税は,市町村の極めて重要な基幹税であり,制度の根幹に影響する見直しは,土地,家屋,償却資産を問わず,断じて行わないこと。さきの緊急経済対策として講じた特例措置は,臨時・異例の措置として,やむを得ないものであったが,本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって,今回限りの措置とし,期限の到来をもって確実に終了すること。6 子育て,地域医療の確保,介護や児童虐待防止,生活困窮者自立支援など,急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保及び地方財政措置を的確に行うこと。7
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や緊急包括支援交付金については,感染状況や自治体における財政需要を把握しつつ,国の責任において十分な財源を確保すること。8 まち・ひと・しごと創生事業費として確保されている1兆円について,引き続き同規模の財源確保を図ること。9 会計年度任用職員制度における当該職員の処遇改善に向けて,引き続き所要額の調査を行うなどして,その財源確保を図ること。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月29日 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 経済産業大臣 宛て(各通) 経済再生担当大臣 まち・ひと・しごと創生担当大臣 衆参両院議長
水戸市議会議長 安藏 栄
------------------------
○議長(安藏栄君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議第10号は原案のとおり可決することに決しました。
------------------------議第11号 地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書
○議長(安藏栄君) 次に,議第11号 地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書を上程いたします。
------------------------
△議第11号 地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様 提出者 水戸市議会議員 綿引 健 水戸市議会議員 高倉富士男 〃 渡辺政明 〃 袴塚孝雄 〃 田口米蔵 〃 松本勝久 〃 福島辰三
------------------------〔朗読を省略した意見書〕 地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により,これまで取り組んできたデジタル化の推進について様々な課題が浮き彫りになった。こうした事態を受け,政府は,7月17日に世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画を閣議決定し,我が国をデジタル技術により強靱化させ,日本経済を再起動するとの考えの下,国民の利便性を向上させるデジタル化,効率化の追求を目指したデジタル化,データの資源化と最大活用につながるデジタル化,安心・安全の追求を前提としたデジタル化,人に優しいデジタル化の5項目を掲げ,これらを満たすための取組を加速する姿勢を示した。 また,第32次地方制度調査会は,地方行政のデジタル化の推進などを盛り込んだ地方行政体制の在り方等に関する答申において,社会全体で徹底したデジタル化が進むことで,東京一極集中による人口の過度の偏在の緩和や,これによる大規模な自然災害や感染症等のリスクの低減も期待できるとして,国の果たすべき役割について大きな期待を寄せている。 よって,政府においては,地方自治体のデジタル化の着実な推進を図るため,下記の事項について取り組むよう強く要望する。 記1 法令やガイドライン等により書面や対面,押印が義務づけられているものについて,可能な限り簡易にオンラインで実現できる仕組みを構築すること。特にマイナンバーカードの更新手続について,オンライン申請を実現すること。2 情報システムの標準化・共通化,クラウド活用を促進すること。また,法定受託事務についても,業務プロセスの標準化を図り,自治体がクラウドサービスを利用できる仕組みを検討すること。3 令和3年度から4年度に全国の自治体で更新が予定されている自治体情報セキュリティクラウドについて,導入時と同様の財政措置を講ずること。4 今後の制度改正に伴う
システム改修を行う際には,地方の事務処理の実態を正確に把握するとともに,地方公共団体の負担とならないよう十分な人的支援及び財政措置を講じること。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月29日 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 厚生労働大臣 経済産業大臣 宛て(各通) 行政改革担当大臣 情報通信技術(IT)政策担当大臣
マイナンバー制度担当大臣 衆参両院議長
水戸市議会議長 安藏 栄
------------------------
○議長(安藏栄君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 起立多数。よって,議第11号は原案のとおり可決することに決しました。
------------------------議第12号 防災・減災,
国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書
○議長(安藏栄君) 次に,議第12号 防災・減災,
国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書を上程いたします。
------------------------
△議第12号 防災・減災,
国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様 提出者 水戸市議会議員 田中真己 〃 綿引 健 〃 高倉富士男 〃 渡辺政明 〃 袴塚孝雄 〃 田口米蔵 〃 松本勝久 〃 福島辰三
------------------------〔朗読を省略した意見書〕 防災・減災,
国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書 現在,世界では異常な気候変動の影響を受け,甚大な被害を被っている。我が国でも,豪雨,河川の氾濫,土砂崩落,高潮,暴風・波浪,豪雪に加え地震など,自然災害の頻発化,激甚化にさらされている。このような甚大な自然災害に事前から備え,国民の生命,財産を守る防災・減災,国土強靱化は,一層その重要性を増しており,喫緊の課題となっている。 こうした状況を受け,国においては,重要インフラの緊急点検や過去の災害から得られた知見を踏まえ,国土強靱化を加速化,進化させていくことを目的に,国土強靱化基本計画を改訂するとともに,重点化すべきプログラム等を推進するための防災・減災,国土強靱化のための3か年緊急対策を策定し,集中的に取り組んでいるが,その期限が令和2年度末までとなっている。 過去最大を超える豪雨による河川の氾濫,堤防の決壊,山間部の土砂災害等により,多くの貴い命が奪われるなど,犠牲者は後を絶たない。今後起こり得る大規模自然災害の被害を最小限に抑え,迅速な復旧・復興へとつながるよう,より一層,防災・減災,国土強靱化に係る予算の安定的かつ継続的な確保が必須である。 よって,政府においては,下記の措置を講じられるよう強く要望する。 記1 令和2年度末期限の防災・減災,国土強靱化のための3か年緊急対策のさらなる延長と拡充を行うこと。2 地方自治体が国土強靱化地域計画に基づき実施する対策に必要な予算総額の確保を図ること。3 災害復旧・災害関連予算の確保や補助対象の拡大を図るとともに,国土強靱化のための財源を安定的に確保するための措置を講ずること。また,その配分に当たっては,社会資本整備の遅れている地方に十分配慮すること。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月29日 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 国土交通大臣 宛て(各通) 国土強靱化担当大臣 防災担当大臣 衆参両院議長
水戸市議会議長 安藏 栄
------------------------
○議長(安藏栄君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議第12号は原案のとおり可決することに決しました。
------------------------議第13号 安心できる医療・介護環境の推進及び高齢者の
医療費自己負担引上げ中止を求める意見書
○議長(安藏栄君) 次に,議第13号 安心できる医療・介護環境の推進及び高齢者の
医療費自己負担引上げ中止を求める意見書を上程いたします。
------------------------
△議第13号 安心できる医療・介護環境の推進及び高齢者の
医療費自己負担引上げ中止を求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様 提出者 水戸市議会議員 土田記代美 〃 田中真己 〃 中庭次男
------------------------〔朗読を省略した意見書〕 安心できる医療・介護環境の推進及び高齢者の
医療費自己負担引上げ中止を求める意見書
新型コロナウイルス感染症の影響で,日常生活だけでなく心身の健康への影響が心配されている。家にいる時間が長くなると活動の範囲が狭くなり,体を動かす機会も減り,身体や脳の働きに影響を及ぼすと言われている。そのため,多くの自治体は高齢者に対し,日常生活の中で体を動かす機会を増やすことや,免疫力を高めるために栄養をつけ,バランスの良い食事を取ることなどを呼びかけている。 身体活動の不足や長時間の座位が続くことにより,パンデミック後の社会においては,大きな健康問題となることが予想されており,高齢者はフレイル(虚弱)が進む可能性も指摘されている。 また,
新型コロナウイルスは高齢者ほど重症化しやすく,死者の8割以上を70代以上が占めるなど,他世代と比べ高齢者の死亡率が高くなっている。そのため,病院や介護事業所等に行きたくても,感染リスクを恐れて不安を感じる人が増えている。慢性疾患を持つ高齢患者の重症化も懸念されており,患者の受診抑制が続けば,今後も医療機関や薬局の経営は大きな打撃を受けることとなる。 政府は,全世代型社会保障検討会議において,75歳以上の窓口負担増などを含む最終報告は年末に先送りしたものの,2021年の通常国会への法案提出を目指す方針を変えていない。特に,75歳以上の後期高齢者の医療費の窓口負担については,一定所得以上であれば原則1割から2割負担とする方針である。 しかし,
新型コロナウイルスの影響から景気の冷え込みや雇用情勢などにマイナスの影響が予想されることから,患者の負担増には,多くの反対意見が出されている。 今政府が行うべきことは,医療機関,介護施設などの感染予防策への支援,職員等へのPCR検査の拡大,経営悪化に対する直接補填や診療報酬の見直し等を行うことであり,高齢者も安心して医療機関,介護施設等を利用できる環境を整えることである。また,オンライン診療やオンライン面会,健康アプリの利用促進,高齢者への訪問型支援など,感染防止に配慮した支援も模索が続いており,政府として支援を強化すべきである。
新型コロナウイルス感染拡大が続く状況下で,高齢者の医療費の自己負担を増やせば,一層の受診抑制と生活苦を招き,患者の重症化や医療機関の経営悪化に直結することになる。 よって,政府においては,安心できる医療・介護環境の推進及び高齢者の医療費自己負担引上げを中止するよう強く要望する。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月29日 内閣総理大臣 財務大臣 宛て(各通) 厚生労働大臣 衆参両院議長
水戸市議会議長 安藏 栄
------------------------
○議長(安藏栄君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 起立少数。よって,議第13号は否決されました。
------------------------議第14号
新型コロナ危機の下で緊急に消費税率5%への減税を求める意見書
○議長(安藏栄君) 次に,議第14号
新型コロナ危機の下で緊急に消費税率5%への減税を求める意見書を上程いたします。
------------------------
△議第14号
新型コロナ危機の下で緊急に消費税率5%への減税を求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様 提出者 水戸市議会議員 土田記代美 〃 田中真己 〃 中庭次男
------------------------〔朗読を省略した意見書〕
新型コロナ危機の下で緊急に消費税率5%への減税を求める意見書
新型コロナウイルスの感染拡大が経済を直撃し,今年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は,物価上昇の影響を差し引いた実質で前期(1~3月期)に比べ7.8%もの大幅なマイナスであり,落ち込みが1年間続くと仮定した年率換算では,27.8%もの下落となる。GDPが年率3割近く落ち込むのは,2008年のリーマン・ショック直後の年率17.8%を超え,統計史上最大の減少幅である。 政府は,リーマン・ショック級の事態にでもならない限り消費税を増税するとしたが,現に当時を超える大幅な経済落ち込みとなっており,税率引下げを拒む理由はない。しかも,内閣府は7月末,2012年12月から始まった景気拡大局面が2018年10月で終了し,後退に転じたと公式に認定した。すでに景気が後退していた2019年10月に消費税を10%へ引き上げたことは明らかな失政である。 これまでアベノミクスと称して,異次元の金融緩和と財政出動,規制緩和を行ってきた結果,大企業は内部留保をため込み,大資本家は株高でもうけを続ける一方,労働者の実質賃金は下がり続け,家計の消費支出は伸びが抑えられ,貧困と格差が拡大した。消費税増税とコロナウイルス感染拡大で追い詰められている国民の暮らしと地域経済を応援する緊急対策とともに,抜本的な経済政策の転換が求められている。 コロナ危機による深刻な不況から抜け出すため,各国は減税を有力な手段に位置づけ,ドイツ,イギリス,オーストラリアをはじめ,約20か国が消費税(付加価値税)減税に踏み切っている。経済協力開発機構(OECD)もコロナ危機に対応する世界の協調行動を呼びかけ,一時的な付加価値税の減税または猶予を緊急政策の選択肢に挙げている。 日本でも家計消費,雇用者報酬,民間住宅投資,民間企業設備投資が減となり,輸出も大幅なマイナスという深刻な事態であり,需要の喚起,経済の立て直しが急務である。低所得者の暮らしや中小企業の経営を支え,需要を喚起する消費税減税は,コロナ危機からの脱出だけでなく経済再建にとっても効果的である。 よって,政府においては,直ちに消費税率5%への引下げを行い,応
能負担を原則とした税制の見直しを迅速に進めるよう強く要望する。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月29日 内閣総理大臣 財務大臣 宛て(各通) 衆参両院議長
水戸市議会議長 安藏 栄
------------------------
○議長(安藏栄君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 起立少数。よって,議第14号は否決されました。
------------------------議第15号
敵基地攻撃能力保有の議論を中止し日本国憲法の遵守を求める意見書
○議長(安藏栄君) 次に,議第15号
敵基地攻撃能力保有の議論を中止し日本国憲法の遵守を求める意見書を上程いたします。
------------------------
△議第15号
敵基地攻撃能力保有の議論を中止し日本国憲法の遵守を求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様 提出者 水戸市議会議員 土田記代美 〃 田中真己 〃 中庭次男
------------------------〔朗読を省略した意見書〕
敵基地攻撃能力保有の議論を中止し日本国憲法の遵守を求める意見書 政府が配備を断念したイージス・アショアの代替案として,敵基地攻撃能力の保有について集中的に議論をしていくと首相が明言し,年内にも国家安全保障戦略や防衛大綱,中期防衛力整備計画の改定を行おうとしているが,これは戦後75年間にわたり堅持してきた専守防衛原則を明らかに逸脱した違憲の議論である。さらに,日本は防御に重点を置き,攻撃は米国が行うとした既存の日米同盟の枠をも超える議論である。日本国憲法の下,憲法を遵守すべき立場の総理大臣や閣僚からこうした方針が出てくること自体が立憲国家としてあり得ない議論であり,許されるものではない。 自衛隊が国境を越え,敵基地を先制攻撃するということは,専守防衛原則や必要最小限度の実力という枠を超え,まさに戦争を仕掛ける国となることと同意であり,国是である不戦の誓いを根底から踏みにじるものである。曲がりなりにも歴代政権は,自衛隊はあくまで自国防衛のための実力であり,敵基地攻撃能力は保有しないとしてきたが,安倍政権の下で,今回断念したイージス・アショア,長距離巡行ミサイル(スタンド・オフ・ミサイル),護衛艦の空母化やステルス戦闘機(F-35)の大量配備など,なし崩しに違憲の攻撃型装備が導入され続けている。さらに,閣議決定のみで集団的自衛権行使を容認したことで,自衛隊と米軍の一体化が加速し,歯止めのない軍備増強に突き進んでいる。国会では,我が国を攻撃する相手に対し,自衛隊員の安全を確保するために必要不可欠な装備だとの答弁を繰り返して,システムや軍備の実態と本質を隠し,国民に対し憲法を逸脱する議論であることの説明すら全く行われていない。まさに国民不在の安全保障政策と言わざるを得ない。戦後75年,多大な犠牲の下,さきの戦争を教訓にして築いてきた我が国の在り方の根幹が問われる事態である。 よって,政府においては,下記の事項について実現するよう強く要望する。 記1 なし崩しの軍備増強と違憲である先制攻撃を可能とし,戦争につながる
敵基地攻撃能力保有の議論は,直ちに中止すること。2 国の根幹である日本国憲法を遵守し,二度と戦争を起こさないこと。3 世界の平和に貢献する誇りある平和国家として,国際的立場を築くための最大限の努力をすること。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月29日 内閣総理大臣 総務大臣 法務大臣 宛て(各通) 外務大臣 防衛大臣 衆参両院議長
水戸市議会議長 安藏 栄
------------------------
○議長(安藏栄君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 起立少数。よって,議第15号は否決されました。
------------------------議第16号
教職員定数改善及び
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算の拡充を求める意見書
○議長(安藏栄君) 次に,議第16号
教職員定数改善及び
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算の拡充を求める意見書を上程いたします。
------------------------
△議第16号
教職員定数改善及び
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算の拡充を求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様 提出者 水戸市議会議員 田中真己 〃 綿引 健 〃 高倉富士男 〃 渡辺政明 〃 袴塚孝雄 〃 田口米蔵 〃 松本勝久 〃 福島辰三
------------------------〔朗読を省略した意見書〕
教職員定数改善及び
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算の拡充を求める意見書 学校現場では,新学習指導要領に対応したカリキュラムへの移行を進めているほか,
新型コロナウイルスへの対応や貧困,いじめ,不登校などの課題が山積しており,子どもたちの豊かな学びを実現するための教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっている。豊かな学びや学校の働き方改革を実現するためには,加配措置ではなく抜本的な定数改善計画に基づく教職員の定数配置が不可欠である。 義務教育費国庫負担制度については,三位一体改革の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられた。厳しい財政状況の中,独自財源による定数措置が行われているが,地方自治体の財政を圧迫している。子どもたちが全国のどこに住んでいても,一定水準の教育を受けられることは憲法上の要請であり,国の施策として定数改善に向けた財源を確保し,豊かな子どもの学びを保障するための条件整備に取り組むことは不可欠である。 よって,政府においては,地方教育行政の実情を十分に認識し,地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるようにするために,下記の事項について実現するよう強く要望する。 記1 計画的な
教職員定数改善により少人数学級を推進すること。2 教育の機会均等と水準の維持向上を図るため,義務教育費国庫負担制度を堅持すること。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月29日 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 宛て(各通) 文部科学大臣 衆参両院議長
水戸市議会議長 安藏 栄
------------------------
○議長(安藏栄君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議第16号は原案のとおり可決することに決しました。
------------------------議第17号 茨城県
中央広域水道用水供給事業に係る
需給契約水量等の見直しを求める意見書
○議長(安藏栄君) 次に,議第17号 茨城県
中央広域水道用水供給事業に係る
需給契約水量等の見直しを求める意見書を上程いたします。
------------------------
△議第17号 茨城県
中央広域水道用水供給事業に係る
需給契約水量等の見直しを求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様 提出者 水戸市議会議員 田中真己 〃 綿引 健 〃 高倉富士男 〃 渡辺政明 〃 袴塚孝雄 〃 田口米蔵 〃 松本勝久 〃 福島辰三
------------------------〔朗読を省略した意見書〕 茨城県
中央広域水道用水供給事業に係る
需給契約水量等の見直しを求める意見書 本市では,東日本大震災の教訓を踏まえ,水道施設の耐震化や強靱化に着実に取り組むとともに,上下水道局を設置し,地方公営企業としてさらなる経営基盤の強化に努めているところである。 茨城県
中央広域水道用水供給事業は,水需要の増大に対応し,安定した水源を確保するため,昭和59年に県及び4市10町3村1企業団が協定を締結し開始された事業であるが,水道事業を取り巻く環境は事業開始時期から大きく変化している。 厚生労働省からは,人口変動や節水機器の普及等により使用水量が減少し,有収水量は平成12年度をピークに減少しており,50年後にはさらに4割程度の減少予測が示されている。このような中,本市においても,近年,1日当たりの最大給水量は減少傾向にある。 また,本市においては,令和元年度に下水道事業の地方公営企業法の全部適用を行い,水道事業と下水道事業の合理化を推進しているところであり,茨城県
中央広域水道用水供給事業の創設時以来,受水量にかかわらず負担している年間約8,000万円(合計額で約20億円)の支出は,企業会計における採算性を損なうものである。 水戸市内においても,需給契約水量の比率が,旧常澄村と旧水戸市の地域が3に対し,旧内原町の地域が1となっているなど3倍もの差が生じている。 このような差が生じている状況については,来年度以降の予算について,水戸市議会として検討が必要なものと認識している。 よって,県においては,水需要の現状及び水道事業の実情を十分に配慮し,水道事業者としての事業を持続可能なものとし,中長期的に安全・安心な水道水を安定して供給できるよう,より現状に即した需給契約水量とするなど,茨城県中央広域水道建設促進協議会構成市町村の意向集約を図り,今後の在り方について十分検討されるよう強く要望する。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月29日 茨城県知事 宛て
水戸市議会議長 安藏 栄
------------------------
○議長(安藏栄君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議第17号は原案のとおり可決することに決しました。
------------------------議第18号 茨城県による
偕楽園拡張部への
迎賓施設整備事業計画について説明を求める意見書
○議長(安藏栄君) 次に,議第18号 茨城県による
偕楽園拡張部への
迎賓施設整備事業計画について説明を求める意見書を上程いたします。
------------------------
△議第18号 茨城県による
偕楽園拡張部への
迎賓施設整備事業計画について説明を求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様 提出者 水戸市議会議員 田中真己 〃 綿引 健 〃 高倉富士男 〃 渡辺政明 〃 袴塚孝雄 〃 田口米蔵 〃 松本勝久 〃 福島辰三
------------------------〔朗読を省略した意見書〕 茨城県による
偕楽園拡張部への
迎賓施設整備事業計画について説明を求める意見書 本年8月,茨城県は,
偕楽園拡張部の月池隣接地において,飲食や挙式場などの機能を備えた迎賓施設の整備事業計画を発表した。 この事業は,「日本三名園にふさわしい品格ある施設づくりで,偕楽園の魅力と交流・感動と創造」をコンセプトとし,来年8月の供用開始を予定しているものである。 偕楽園・千波湖周辺は,昭和53年に茨城県と水戸市との協力関係において「千波湖周辺地域大規模公園構想」を定め,積極的な緑の保全と再生とともに,潤いのある水辺空間の創出に努めてきたところであり,未来に受け継ぐべき良好な景観の形成を図り,歴史・自然の特色を有した観光資源として,一層の活用が期待されているところである。 また,千波湖周辺地区は,市街地にありながらも,貴重な生態系を有する地域として環境省による日本の重要湿地に選定され,その保全の重要性が求められている。 このような状況の下,茨城県による迎賓施設整備事業は,偕楽園の前景としての千波湖をはじめ,県道水戸神栖線など道路網の整備見通しが立たない状況の中で,大規模な飲食店舗や駐車場を備えた収益施設の建設は,周辺環境の悪化をはじめ,千波湖周辺地域の魅力や価値を損なうおそれがある。 よって,茨城県による
偕楽園拡張部における
迎賓施設整備事業計画の説明を求めるものである。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月29日 茨城県知事 宛て
水戸市議会議長 安藏 栄
------------------------
○議長(安藏栄君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議第18号は原案のとおり可決することに決しました。
------------------------
△日程第2 請願,陳情 (1) 審査結果についての委員長報告
○議長(安藏栄君) 次に,請願,陳情に入ります。 まず,令和2年請願第4号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書提出を求める請願を上程いたします。 本請願については,さきの本会議において
文教福祉委員会に付託し,審査が終了いたしておりますので,
文教福祉委員長から,委員会の審査の結果について御報告を願うことにいたします。 13番,
鈴木宣子議員。 〔
文教福祉委員長 鈴木宣子君登壇〕
◆
文教福祉委員長(鈴木宣子君)
文教福祉委員会請願審査結果報告書 当委員会に付託された請願については,下記のとおり決定したので,
水戸市議会会議規則第129条第1項の規定に基づき報告します。 記1 採択すべきもの 令和2年請願第4号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書提出を求める請願 本請願については,願意を了とし採択する。 令和2年9月29日
水戸市議会議長 安藏 栄様
文教福祉委員会 委員長 鈴木宣子
○議長(安藏栄君) 以上で,
文教福祉委員長の報告は終わりました。 令和2年請願第4号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書提出を求める請願につきましては,議第16号が可決されたことに伴い,採択とみなす取扱いといたします。
------------------------ (2) 請願,陳情の閉会中継続審査について
○議長(安藏栄君) 次に,請願,陳情の閉会中継続審査についてを上程いたします。
------------------------ 閉会中継続審査請願陳情一覧表 (令和2年第3回
水戸市議会定例会)◯
総務環境委員会 令和2年請願第3号 女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准を求める意見書を国に提出することを求める請願 令和2年陳情第1号 国に対し,「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を求める陳情◯
文教福祉委員会 令和2年陳情第2号 国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める陳情◯水泳競技施設等調査特別委員会 令和元年陳情第5号 新水戸市民プールの建設を求める陳情
------------------------
○議長(安藏栄君) 本件は,お手元に配付しました閉会中継続審査請願陳情一覧表のとおり,各委員会から議会閉会中の継続審査の申出があったものでございます。 お諮りいたします。本件は各委員会の申出のとおり決定することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。
------------------------
△議員の派遣について
○議長(安藏栄君) 次に,お諮りいたします。この際,議員の派遣についてを日程に追加し,直ちに上程することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,議員の派遣についてを上程いたします。
------------------------ 議員の派遣について 令和2年9月29日 地方自治法第100条第13項及び
水戸市議会会議規則第152条の規定により次のとおり議員を派遣する。派遣場所又は派遣期間等に変更があった場合は,議長が決定の上,次の定例会に報告する。1 茨城県市議会議長会議員研修会 (1) 派遣目的 県内各市の一般議員を対象とした講演会に参加し,議会の円滑な運営に資するとともに各市議員との交流を図ることにより地方自治の振興発展に寄与する。 (2) 派遣場所 小美玉市 (3) 派遣期間 令和2年11月16日の1日間 (4) 派遣議員 萩谷慎一議員,佐藤昭雄議員,後藤通子議員,森正慶議員,高倉富士男議員
------------------------
○議長(安藏栄君) 本件については,お手元に配付しました印刷物のとおり,議員を派遣しようとするものであります。 お諮りいたします。ただいま上程の議員の派遣については,お手元に配付しました印刷物のとおり,派遣することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。
------------------------
△日程第3 閉会中
所管事務調査について
○議長(安藏栄君) 次に,閉会中
所管事務調査についてを上程いたします。
------------------------ 閉会中
所管事務調査一覧表 (令和2年第3回
水戸市議会定例会)◯
総務環境委員会 1 総合企画及び芸術文化行政について 2 行政事務の改善,能率化及び情報公開について 3 工事契約及び検査業務について 4 財政運営状況について 5 住民事務及び広聴広報活動について 6 環境保全及び防災行政について 7 環境衛生行政について 8 男女平等推進及び消費生活行政について 9 市民会館,市民センターについて 10 市民協働行政について 11 スポーツ行政について◯
文教福祉委員会 1 社会福祉施設の整備,障害者(児)福祉及び保護対策について 2 高齢福祉,介護保険及び児童福祉対策について 3 国民健康保険の運営及び医療福祉費助成事業について 4 地域保健行政について 5 学校教育の運営について 6 教育施設の整備及び維持管理について 7 社会教育,施設の整備及び管理運営,文化財保護対策について 8 青少年の健全育成対策について 9 図書館及び博物館について 10 学校給食の管理運営について 11 生涯学習の推進について 12 少子対策について 13 ボランティア活動について◯
産業消防委員会 1 農業,林業,畜産業,商工業の振興対策について 2 土地基盤整備事業について 3 観光資源の開発,整備について 4 中小零細企業育成と金融対策について 5 市場における流通対策について 6 市営駐車場について 7 消防及び救急業務について◯
建設企業委員会 1 道路及び橋梁について 2 河川,都市下水路及び排水路について 3 住宅の建設及び管理について 4 都市計画施設について 5 面整備及び市街地再開発事業について 6 都市公園及び緑化事業について 7 水道事業及び水資源対策について 8 下水道について◯議会運営委員会 1 議会運営に関する事項 2 議会の会議規則,委員会に関する条例等に関する事項 3 議長の諮問に関する事項 4 次期定例会等の会期及び議事日程等に関する事項
------------------------
○議長(安藏栄君) 本件は,お手元に配付しました閉会中
所管事務調査一覧表のとおり,各委員会から議会閉会中の
所管事務調査の申出があったものでございます。 お諮りいたします。本件は,各委員会の申出のとおり決定することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。
------------------------
△
監査委員退任挨拶
○議長(安藏栄君) 次に,この際,監査委員から発言を求められておりますので,これを許します。 監査委員,磯崎和廣君。 〔監査委員 磯崎和廣君登壇〕
◎監査委員(磯崎和廣君) 本会議の貴重な時間に退任の御挨拶の機会をいただきまして,誠にありがとうございます。 私は,平成28年第3回定例会におきまして,監査委員の選任の御同意をいただきまして以来,4年の任期を全うすることができますのも,安藏議長をはじめ,議員の皆様からいただきました御支援,御指導,さらに高橋市長をはじめ,執行部の皆様からの御理解,御協力のたまものでございます。改めまして厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 今後につきましては,新たに中核市としてスタートしました歴史あるこの水戸市に監査委員として関われたことを自分の財産として,誇りを持って歩んでまいりたいと考えているところでございます。 議員の皆様,そして執行部の皆様におかれましては,水戸市のさらなる発展のために,今後ますます御健勝で御活躍をされますことを心より御祈念申し上げまして,簡単ではございますが退任に当たりましての御挨拶とさせていただきます。 本当にありがとうございました。(拍手)
------------------------
△議長挨拶
○議長(安藏栄君) この際,一言御挨拶申し上げます。 〔議長 安藏栄君登壇〕
○議長(安藏栄君) 磯崎代表監査委員の退任に当たりまして,議会を代表して,一言御挨拶を申し上げます。 ただいま退任を前にされまして,丁寧な御挨拶がございました。誠にありがとうございました。 磯崎代表監査委員におかれましては,市職員として長年培われた豊かな行政経験を生かし,4年間にわたりまして本市の事務が法令等を遵守し,公正で効率的,かつ適正に執行されているか,最善の努力を傾注されながら監査に御尽力をいただきました。ここに議員並びに本会議出席者を代表しまして,心から敬意と感謝の意を表する次第でございます。 今後とも,健康に御留意の上,市政発展のためにお力添えを賜れれば幸いと存じます。 本当に大変長い間,御苦労さまでした。
------------------------ 〔議長 安藏栄君議長席に着く〕
△閉会
○議長(安藏栄君) 以上をもちまして,今期定例会に付議されました事件は,全て議了いたしました。 よって,令和2年第3回
水戸市議会定例会を閉会いたします。 午後3時32分 閉会...