水戸市議会 > 2020-03-26 >
03月26日-05号

  • 動物愛護法(/)
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  1. 水戸市議会 2020-03-26
    03月26日-05号


    取得元: 水戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    令和 2年  3月 定例会(第1回)       令和2年第1回水戸市議会定例会会議録第5号          令和2年3月26日(木曜日)      ------------------------             議事日程(第5号)                 令和2年3月26日午後2時開議                (                )                 第1回水戸市議会定例会第1 議案第1号=ないし=第74号,   報告第1号第2 請願,陳情第3 閉会中所管事務調査について      ------------------------本日の会議に付した事件 会議録署名議員の指名 出席説明員の報告 日程第1 議案第1号=ないし=第74号,      報告第1号 追加議案の提出について(市長提出4件) 議案第75号 水戸市副市長選任の同意を得ることについて 副市長選任挨拶 議案第76号 人権擁護委員候補者の推薦について 議案第77号 人権擁護委員候補者の推薦について 議案第78号 人権擁護委員候補者の推薦について 議案の提出について(議員提出4件) 議第2号 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の抑制を求める意見書 議第3号 中高年層のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書 議第4号 の遵守と三権分立の堅持を求める意見書 議第5号 公立・公的病院の統廃合の中止と地域医療の充実を求める意見書 日程第2 請願,陳情 日程第3 閉会中所管事務調査について 市長挨拶 上下水道事業管理者退任挨拶 議長挨拶      ------------------------出席議員(28名)          議長     3番   安  藏     栄  君          副議長   14番   黒  木     勇  君                 1番   滑  川  友  理  君                 2番   萩  谷  慎  一  君                 4番   土  田  記 代 美  君                 5番   田  中  真  己  君                 6番   中  庭  次  男  君                 7番   佐  藤  昭  雄  君                 8番   綿  引     健  君                 9番   木  本  信 太 郎  君                10番   後  藤  通  子  君                11番   田  口  文  明  君                12番   森     正  慶  君                13番   鈴  木  宣  子  君                15番   高  倉  富 士 男  君                16番   飯  田  正  美  君                17番   小  泉  康  二  君                18番   大  津  亮  一  君                19番   渡  辺  政  明  君                20番   須  田  浩  和  君                21番   栗  原  文  隆  君                22番   袴  塚  孝  雄  君                23番   五 十 嵐     博  君                24番   小  川  勝  夫  君                25番   内  藤  丈  男  君                26番   田  口  米  蔵  君                27番   松  本  勝  久  君                28番   福  島  辰  三  君      ------------------------欠席議員                               (なし)      ------------------------説明のため出席した者            市     長   高  橋     靖  君            副  市  長   田  尻     充  君            副  市  長   秋  葉  宗  志  君            市 長 公 室 長   武  田     秀  君            総 務 部 長   荒  井     宰  君            財 務 部 長   園  部  孝  雄  君            市民協働部長    鈴  木  吉  昭  君            生活環境部長    川  上  幸  一  君            保健福祉部長    大 曽 根  明  子  君            産業経済部長    小 田 木  健  治  君            建 設 部 長   渡  邊  雅  之  君            都市計画部長    高  橋     涼  君            上下水道事業                      檜  山  隆  雄  君            管  理  者            水 道 部 長   伊  藤  俊  夫  君            下 水 道 部 長   白  田  敏  範  君            教  育  長   志  田  晴  美  君            教 育 部 長   増  子  孝  伸  君            消  防  長   小  泉  直  紀  君            監 査 委 員   磯  崎  和  廣  君            連  絡  員   梅  澤  正  樹  君      ------------------------事務局職員出席者            事 務 局 長   小  嶋  正  徳  君            事 務 局 次 長                      関  谷     勇  君            兼 総 務 課 長            議 事 課 長   永  井  誠  一  君            議事課長補佐    永  井  直  人  君            議 事 係 長   綱  島  卓  也  君            法制調査係長    富  岡     淳  君            書     記   武  田  侑 未 子  君            書     記   嘉  成  将  大  君            書     記   矢  吹  友  鏡  君            書     記   島  田  祐  輔  君            午後2時0分 開議          〔議長 安藏栄君議長席に着く〕 ○議長(安藏栄君) 定足数に達しておりますので,これより本日の会議を開きます。      ------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(安藏栄君) 初めに,会議録署名議員の指名を行います。11番田口文明君,12番森正慶君,13番鈴木宣子君,以上3名を指名いたします。      ------------------------出席説明員の報告 ○議長(安藏栄君) 次に,議場に出席を求めた説明員の職,氏名は,本定例会の開会冒頭報告し,併せて議席に配付しました印刷物のとおりでありますので,御了承願います。      ------------------------ ○議長(安藏栄君) これより日程に入ります。 本日の日程は,議案第1号=ないし=第74号,報告第1号,以上75件,それに請願,陳情,閉会中所管事務調査についてであります。      ------------------------ △日程第1 議案第1号=ないし=第74号,報告第1号 ○議長(安藏栄君) それでは,議案第1号=ないし=第74号,報告第1号,以上75件を一括上程いたします。 ただいま一括上程いたしました75件につきましては,さきの本会議において,いずれも各常任委員会に付託になっておりますので,この際,各委員長から,それぞれ委員会の審査の経過並びに結果について御報告を願うことにいたします。 まず最初に,建設企業委員長の報告を願います。 16番,飯田正美君。          〔建設企業委員長 飯田正美君登壇〕 ◆建設企業委員長(飯田正美君)                審査決定報告書                              建設企業委員会 さきの令和2年第1回水戸市議会定例会において当委員会に付託されました議案第45号ほか12件の審査の経過並びに結果について,水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 これらの案件については,3月19,23,24日の3日間にわたり,委員会を開催し,慎重に審査を行いましたが,その結果は下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第45号 水戸市市街化調整区域に係る開発行為の許可基準に関する条例の一部を改正する条例 本案については,県内他市町村の状況,改正後における許可見込件数,10年以上に適合している建築物の敷地を許可基準に追加した理由,専用住宅に含まれない建築物,既存集落の連担における住宅戸数や敷地間隔の考え方,未登記建築物の取扱い,建築物解体後の手続及び固定資産税の在り方等について,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。2 議案第46号 水戸市土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例 本案については,東前第四土地区画整理事業完了に伴う支出の有無等について,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。3 議案第50号 令和2年度水戸市一般会計予算中第1表中歳出中第3款(民生費)中建設企業委員会所管分,第4款(衛生費)中建設企業委員会所管分,第6款(農林水産業費)中建設企業委員会所管分,第8款(土木費)及び第11款(災害復旧費)中建設企業委員会所管分並びに第2表継続費中第8款(土木費)並びに第3表債務負担行為建設企業委員会所管分 本案については,第3款民生費では,住宅救助経費に係る事業概要,第4款衛生費では,上水道費における財源の考え方,水道事業会計繰出金に係る安全対策事業の概要,第6款農林水産業費では,植物公園再整備事業費の内訳,第8款土木費では,道路新設改良工事の詳細,石川川河川改良事業の進捗状況,水戸駅等周辺施設の維持管理に係る委託内容,泉町1丁目北地区市街地再開発事業における事業費の内訳,都市計画道路3・3・2号中大野中河内線(松が丘工区)及び都市計画道路3・4・149号赤塚駅西線整備スケジュール等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「都市計画道路3・3・2号中大野中河内線においては,早期完成に向けた事業の進め方について検討されたい」,「設計や測量等に係る委託業務については,業務内容に応じた技術職員の活用を図り,委託料の縮減に取り組まれたい」,「各河川における整備計画や進捗状況の把握に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。4 議案第55号 令和2年度水戸市東前第二土地区画整理事業会計予算 本案については,保留地の区画面積,減歩率,販売計画及び売払い単価の推移,事業地内における道路の幅員及び総延長,日本原子力研究開発機構における導水管の布設状況,安全対策及び布設時期等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「宅地建物取引業協会と連携し,事業の早期完了に向け鋭意努力されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。5 議案第61号 令和2年度水戸市水道事業会計予算 本案については,石綿セメント管の残存延長,鉛製給水管更新計画等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「老朽管,石綿セメント管及び鉛製給水管の布設替えについては,財源の確保に努め,早期解消に向け着実に取り組まれたい」,「今後も料金改定及び飲料水としての利用促進に関する市民周知に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。6 議案第64号 常磐線内原南北自由通路整備工事委託協定の締結について 本案については,供用開始予定時期,エスカレーター設置の有無等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「駅舎等の整備に当たっては,他市において新たに整備した駅を参考にするとともに,バリアフリー化をはじめ,市民の利便性に十分配慮されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。7 議案第65号 土地の取得について 本案は,内原町に新たに整備する雨水調整池の用地を取得するものでありますが,調整池の規模,整備スケジュール,工事車両の搬入路,集水エリア外の地域における排水状況等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「工事に当たっては,施工場所付近が通学路や狭隘道路であることから,交通安全対策に万全を期されたい」,「調整池の整備後は,地域住民への生活環境に十分配慮し,適切な維持管理に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上のほか,議案第71号 令和元年度水戸市東前第二土地区画整理事業会計補正予算(第1号),議案第73号 令和元年度水戸市水道事業会計補正予算(第4号),議案第74号 令和元年度水戸市下水道事業会計補正予算(第3号),報告第1号 専決処分について(令和元年度水戸市水道事業会計補正予算(第3号))についても,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも全会一致をもって,原案を可決,承認すべきものと決定いたしました。 そのほか,議案第62号 令和2年度水戸市下水道事業会計予算,議案第67号 令和元年度水戸市一般会計補正予算(第9号)中第1表中歳出中第8款(土木費)及び第2表継続費補正中第8款(土木費)についても,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。                    記議案第45号,議案第46号,議案第50号中第1表中歳出中第3款中建設企業委員会所管分,第4款中建設企業委員会所管分,第6款中建設企業委員会所管分,第8款及び第11款中建設企業委員会所管分並びに第2表継続費中第8款並びに第3表債務負担行為建設企業委員会所管分,議案第55号,議案第61号,議案第62号,議案第64号,議案第65号,議案第67号中第1表中歳出中第8款及び第2表継続費補正中第8款,議案第71号,議案第73号,議案第74号 以上,原案を認める。報告第1号 承認する。 上記のとおり報告する。   令和2年3月26日  水戸市議会議長  安藏 栄様                              建設企業委員会                              委員長  飯田正美 ○議長(安藏栄君) 次に,産業消防委員長の報告を願います。 18番,大津亮一君。          〔産業消防委員長 大津亮一君登壇〕 ◆産業消防委員長(大津亮一君)                審査決定報告書                              産業消防委員会 さきの令和2年第1回水戸市議会定例会において当委員会に付託されました議案第31号ほか9件の審査の経過並びに結果について,水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 これらの案件については,3月19,23,24日の3日間にわたり,委員会を開催し,慎重に審査を行いましたが,その結果は下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第50号 令和2年度水戸市一般会計予算中第1表中歳出中第5款(労働費),第6款(農林水産業費)中産業消防委員会所管分,第7款(商工費),第9款(消防費)及び第11款(災害復旧費)中産業消防委員会所管分並びに第2表継続費中第9款(消防費)並びに第3表債務負担行為産業消防委員会所管分 本案については,第5款労働費では,UJIターン若者定着応援事業の実績,当該事業における次年度の取組方針,委託料並びに負担金補助及び交付金の減額の理由等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「インターネット環境の下で情報収集を行う学生を意識し,ICTの活用による地元企業の情報発信の強化に努められたい」,「企業情報とともに,市全体の魅力度アップにつながる情報の発信にも努められたい」等の意見が出されました。 次に,第6款農林水産業費産業消防委員会所管分では,農業総務費における農業行政に要する会計年度任用職員給与費の詳細,農業振興費における負担金補助及び交付金の増額の理由,地域おこし協力隊の隊員の募集方法や活動内容,産地パワーアップ事業を実施するに至った経緯及び目的,有害鳥獣対策事業の捕獲対象及び捕獲後の対応,学校給食における地場農産物活用促進事業に係る予算の具体的な使途及び財源,強い農業・担い手づくり総合支援事業における対象事業者の概要,森林公園におけるアカマツの保全状況及び松くい虫防除方法等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「地域おこし協力隊の受入れを通じ,地域農業の活性化や隊員の就農,定着等の目標達成に向けて鋭意努力されたい」,「新規事業である産地パワーアップ事業については,成果が得られるよう着実に推進されたい」,「強い農業・担い手づくり総合支援事業については,導入した農業用機械や施設の費用対効果が得られるよう着実に推進されたい」,「アカマツ群生地保全事業においては,新たに実施する薬剤樹幹注入の効果を検証しながら自生林の保全に努めるとともに,森林教育につなげられたい」等の意見が出されました。 次に,第7款商工費では,商工業振興費の減額の理由,中心市街地活性化に資する事業等の実績,産業活性化コーディネーター及び企業誘致コーディネーターの勤務形態,いばらき県央地域観光協議会の事業及び負担金等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「新型コロナウイルス感染症の影響により経済が停滞していることから,中小企業等を支援する国の補助制度等の情報を積極的に収集し,事業者支援に努められたい」,「まちなか空き店舗対策事業に係る補助制度がさらに活用されるよう,引き続き事業者のニーズを把握し事業を推進されたい」,「中心市街地店舗事務所等開設促進事業については,補助制度の利用実績が減少していることから,事業者ニーズの把握に努めるとともに,事業の必要性も検証しながら推進されたい」,「弘道館・水戸城跡周辺魅力づくりの推進に当たっては,最少の予算で最大の効果が発揮できる企画立案に努められたい」等の意見が出されました。 次に,第9款消防費では,応急手当講習会の実施状況,コンビニエンスストアAED設置事業における総事業費や使用実績,市内及び全国での設置状況,火災予防広報啓発事業の充実策,感染症に備えた救急搬送資機材の配備状況,南消防署建設地の地質調査の結果,移転改築事業の完了時期,水防装備品及び資機材の現況及び必要数等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「コンビニエンスストアAED設置事業の推進に当たっては,設置したAEDが十分に活用されるよう,市民への周知徹底に努められたい。また,公平性の観点から,設置店舗等の選定に留意されたい」,「応急手当普及啓発事業においては,AEDを使用した講習会の受講者数の増加に努められたい」,「南消防署移転改築事業については,建物の老朽化が激しいことから,令和4年度の供用開始に向け,着実な推進に努められたい」,「水防装備品の充実強化に当たっては,大規模水害に備え,必要な資機材を配備し万全な体制を構築されたい」,「新型コロナウイルス感染症対策として,搬送業務に従事する隊員の安全確保のため,今後も装備品等の必要な資機材を配備されたい」等の意見が出されました。 次に,第3表債務負担行為産業消防委員会所管分では,茨城消防救急無線指令センター構成団体数運営協議会負担金の算定方法,指令センターへの派遣職員の人数及び人件費の財源等について,種々質疑応答を重ねました。 また,総括的な意見として,「今後,各種事業の推進に当たっては,短期的,中期的,長期的な展望を区別した施策を検討するとともに,他の事業との連携を図ることで相乗効果を創出し,市民が誇りや自信を持てるまちづくりを展開されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上のほか,議案第31号 水戸市園芸指導センター条例を廃止する条例,議案第49号 水戸市公設地方卸売市場条例の一部を改正する条例,議案第52号 令和2年度水戸市公設地方卸売市場事業会計予算,議案第53号 令和2年度水戸市駐車場事業会計予算,議案第54号 令和2年度水戸市農業集落排水事業会計予算,議案第67号 令和元年度水戸市一般会計補正予算(第9号)中第2表継続費補正中第6款(農林水産業費),議案第68号 令和元年度水戸市公設地方卸売市場事業会計補正予算(第2号),議案第69号 令和元年度水戸市駐車場事業会計補正予算(第1号),議案第70号 令和元年度水戸市農業集落排水事業会計補正予算(第3号)についても,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。                    記議案第31号,議案第49号,議案第50号中第1表中歳出中第5款,第6款中産業消防委員会所管分,第7款,第9款及び第11款中産業消防委員会所管分並びに第2表継続費中第9款並びに第3表債務負担行為産業消防委員会所管分,議案第52号,議案第53号,議案第54号,議案第67号中第2表継続費補正中第6款,議案第68号,議案第69号,議案第70号 以上,原案を認める。 上記のとおり報告する。   令和2年3月26日  水戸市議会議長  安藏 栄様                              産業消防委員会                              委員長  大津亮一 ○議長(安藏栄君) 次に,文教福祉委員長の報告を願います。 13番,鈴木宣子君。          〔文教福祉委員長 鈴木宣子君登壇〕 ◆文教福祉委員長(鈴木宣子君)                審査決定報告書                              文教福祉委員会 さきの令和2年第1回水戸市議会定例会において当委員会に付託されました議案第2号ほか39件の審査の経過並びに結果について,水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 これらの案件については,3月19,23,24日の3日間にわたり,委員会を開催し,慎重に審査を行いましたが,その結果は下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第11号 水戸市特別養護老人ホーム基準条例 本案については,市内対象施設,現在の待機者数及び今後の整備見込み,入所申込者が入所を辞退する主な理由等について,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。2 議案第22号 水戸市無料低額宿泊所基準条例 本案については,市内対象施設及び入所状況,設置者に係る適格要件の確認方法,不適格要件として暴力団員でなくなった日からの経過期間を5年とする理由,既存施設に対する今後の指導方針等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「制度の運用に当たっては,既存施設についても本市基準に適合する設備となるよう,関係機関と連携しながら適切な指導監督に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。3 議案第47号 水戸市立小学校,中学校,義務教育学校及び幼稚園設置条例の一部を改正する条例 本案は,五軒幼稚園を廃止するため,規定の整備を行うものでありますが,五軒幼稚園の在園児数,廃園に係る地域の関係者や保護者等への説明経緯及び主な意見等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「今後,廃止が予定されている幼稚園についても,引き続き,各地域の関係者等への丁寧な説明に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。4 議案第50号 令和2年度水戸市一般会計予算中第1表中歳出中第3款(民生費)中文教福祉委員会所管分,第4款(衛生費)中文教福祉委員会所管分及び第10款(教育費)中文教福祉委員会所管分並びに第2表継続費中第10款(教育費)並びに第3表債務負担行為文教福祉委員会所管分 本案については,第3款民生費では,ミオス入居に係る市負担金及びその算出根拠,障害者基幹相談支援センター及び地域生活支援拠点等の設置計画及び業務内容,敬老会への補助金額の推移と収支報告の方法,開江老人ホームの入所状況,市民センター子育て広場事業の内容及び予算内訳,市立保育所の待機児童数の見込み等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「小規模保育施設に入所している児童の3歳以降の受皿確保に向け,市として効果的な対策に取り組まれたい」等の意見が出されました。 次に,第4款衛生費では,新型コロナウイルス感染症に対する現在の本市の対応及び県や医療機関等との連携・協力体制,市内医療機関における感染者受入れ可能病床数及び中核市移行後の対応方針,動物愛護センターの人員体制及び運営に係る業務委託内容,医師修学資金貸与事業の申込状況等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「新型コロナウイルス感染症に対しては,市民の命と健康を守るため,関係機関等との緊密な連携の下,中核市移行後も引き続き万全な体制で対応に当たられたい」等の意見が出されました。 次に,第10款教育費では,教育用タブレット型パソコンの導入効果及び今後の増設計画,ICT支援員の配置状況,見川小学校校舎改築事業の進捗状況及び今後のスケジュール,小中学校トイレ洋式化の進捗状況,ヒカリモの保存・活用に向けたこれまでの研究成果,今後の取組及び観光資源としての活用方針,台渡里官衙遺跡群発掘調査の進捗状況,学校給食における地場農産物の活用状況及び食材の調達方法等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「小中学校トイレ洋式化事業については,教育環境のさらなる充実に向け,早期の完了を目指し鋭意取り組まれたい」,「ヒカリモの保存・活用に向けては,先進事例を参考にするとともに,専門家等の協力を得ながら,より一層の調査研究に取り組まれたい」,「水戸城二の丸角櫓周辺整備については,観光資源としての活用を図るなど,関係各課と十分連携しながら,さらなる魅力向上に向け取り組まれたい」,「学校図書の購入に際しては,市内業者が広く受注機会を確保できる発注の在り方について検討されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。5 議案第51号 令和2年度水戸市国民健康保険会計予算 本案については,課税限度額の引上げによる影響額,マイナンバーカードを活用したオンライン資格確認のためのシステム改修に係る予算措置状況及び医療機関等への読取端末等の導入スケジュール等について,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。6 議案第67号 令和元年度水戸市一般会計補正予算(第9号)中第1表中歳出中第3款(民生費),第4款(衛生費)中文教福祉委員会所管分及び第10款(教育費)中文教福祉委員会所管分並びに第2表継続費補正中第3款(民生費)及び第10款(教育費) 本案については,小中学校の校内通信ネットワーク整備の工事内容及び教育用タブレット型パソコン増設との関係,上大野小学校長寿命化改良事業の補正内容等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「教育用タブレット型パソコンの増設に当たっては,従来の教育用パソコンや電子黒板などICT教育による学習効果を十分検討するとともに,教職員のICT活用技術向上に資する研修機会の拡充に取り組まれたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上のほか,議案第2号 水戸市障害福祉サービス事業基準条例,議案第3号 水戸市指定障害福祉サービス事業等基準条例,議案第4号 水戸市障害者支援施設基準条例,議案第5号 水戸市指定障害者支援施設等基準条例,議案第6号 水戸市地域活動支援センター基準条例,議案第7号 水戸市福祉ホーム基準条例,議案第8号 水戸市指定通所支援事業等基準条例,議案第9号 水戸市軽費老人ホーム基準条例,議案第10号 水戸市養護老人ホーム基準条例,議案第12号 水戸市指定居宅サービス事業等基準条例,議案第13号 水戸市指定介護予防サービス事業等基準条例,議案第14号 水戸市指定介護老人福祉施設基準条例,議案第15号 水戸市介護老人保健施設基準条例,議案第16号 水戸市介護医療院基準条例,議案第17号 水戸市児童福祉施設基準条例,議案第18号 水戸市婦人保護施設基準条例,議案第19号 水戸市認定こども園の認定要件を定める条例,議案第20号 水戸市幼保連携型認定こども園の設備及び運営に関する基準を定める条例,議案第21号 水戸市生活保護に基づく保護施設等基準条例,議案第23号水戸市診療所における専属の薬剤師の配置に関する基準を定める条例,議案第24号 水戸市食品衛生に基づく公衆衛生上講ずべき措置の基準を定める条例,議案第25号 水戸市食品衛生検査施設の設備及び職員の配置の基準を定める条例,議案第26号 水戸市興行場の設置場所の基準等を定める条例,議案第27号 水戸市公衆浴場の設置場所の配置及び衛生等の措置の基準を定める条例,議案第28号 水戸市クリーニング業を営む者が講ずべき措置を定める条例,議案第29号 水戸市一般と畜場の構造設備を定める条例,議案第30号 水戸市女性相談員条例を廃止する条例,議案第42号 水戸市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例,議案第57号 令和2年度水戸市介護保険会計予算,議案第58号 令和2年度水戸市介護サービス事業会計予算,議案第60号 令和2年度水戸市母子父子寡婦福祉資金会計予算,議案第63号 水戸市学校施設整備基金条例についても,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 そのほか,議案第48号 水戸市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例,議案第59号 令和2年度水戸市後期高齢者医療会計予算についても,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。                    記議案第2号,議案第3号,議案第4号,議案第5号,議案第6号,議案第7号,議案第8号,議案第9号,議案第10号,議案第11号,議案第12号,議案第13号,議案第14号,議案第15号,議案第16号,議案第17号,議案第18号,議案第19号,議案第20号,議案第21号,議案第22号,議案第23号,議案第24号,議案第25号,議案第26号,議案第27号,議案第28号,議案第29号,議案第30号,議案第42号,議案第47号,議案第48号,議案第50号中第1表中歳出中第3款中文教福祉委員会所管分,第4款中文教福祉委員会所管分及び第10款中文教福祉委員会所管分並びに第2表継続費中第10款並びに第3表債務負担行為文教福祉委員会所管分,議案第51号,議案第57号,議案第58号,議案第59号,議案第60号,議案第63号,議案第67号中第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分及び第10款中文教福祉委員会所管分並びに第2表継続費補正中第3款及び第10款 以上,原案を認める。 上記のとおり報告する。   令和2年3月26日  水戸市議会議長  安藏 栄様                              文教福祉委員会                              委員長  鈴木宣子 ○議長(安藏栄君) 次に,総務環境委員長の報告を願います。 17番,小泉康二君。          〔総務環境委員長 小泉康二君登壇〕 ◆総務環境委員長(小泉康二君)                審査決定報告書                              総務環境委員会 さきの令和2年第1回水戸市議会定例会において当委員会に付託されました議案第1号ほか17件の審査の経過並びに結果について,水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 これらの案件については,3月19,23,24日の3日間にわたり,委員会を開催し,慎重に審査を行いましたが,その結果は下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第33号 水戸市職員定数条例の一部を改正する条例 本案については,職員定数増減の内訳,民間委託に対する考え方等について,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。2 議案第34号 市長等の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例 本案については,副市長等の給料を減額する理由,類似都市における副市長の給料額,管理職手当の状況,本市のラスパイレス指数等について,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。3 議案第37号 水戸市職員の修学部分休業及び高齢者部分休業に関する条例の一部を改正する条例 本案については,修学部分休業の利用実績及び休業中の給与の取扱い等について,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。4 議案第39号 水戸市手数料条例の一部を改正する条例 本案については,新設される手数料の金額設定の根拠,納付手続及び公金の取扱い等について,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。5 議案第41号 水戸市印鑑条例の一部を改正する条例 本案は,成年被後見人による印鑑登録を可能とするため,関係規定の整備を行うものでありますが,意思能力の有無の判断基準等について,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。6 議案第43号 水戸市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例 本案については,市全域においてごみ処理手数料を統一することや新たなごみの分別区分を導入することによる市民生活への影響,粗大ごみの戸別収集に係るコールセンターの運用等について,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。7 議案第50号 令和2年度水戸市一般会計予算(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分及び建設企業委員会所管分,第5款,第6款,第7款,第8款,第9款,第10款中文教福祉委員会所管分及び第11款並びに第2表継続費中第8款,第9款及び第10款並びに第3表債務負担行為文教福祉委員会所管分,産業消防委員会所管分及び建設企業委員会所管分を除く) 本案については,歳出中第2款総務費では,中核市移行に伴い実施する職員研修の内容,本庁舎駐車場の整備状況及び管理運営の方針,庁舎管理に係る経費の詳細及び旧庁舎との比較,新庁舎建設事業における本年度執行額及び次年度への繰越予定額,自転車通行空間の整備内容及びその効果,1,000円タクシー事業の導入地区の選定方針,土のうステーションの詳細及び設置場所,防犯カメラの設置状況及び運用ガイドラインの策定状況,第4款衛生費では,浜見台霊園の拡張整備工事の内容及び側溝蓋の設置の進捗状況,斎場待合室の現況及び今後の洋室化の見込み,中核市移行に伴い県から移譲される産業廃棄物に係る事務の準備状況,第10款教育費では,東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取組及び延期等を想定した対応,ベルギーチームの事前キャンプ受入れに係る予算及び事業内容,歳入では,新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難な場合の猶予制度,税制改正に伴う法人市民税への影響及び各種交付金との関係,市庁舎駐車場使用料の詳細,新市民会館整備及び泉町1丁目北地区市街地再開発事業に係る特定財源の内訳等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「市庁舎駐車場においては,利用者の利便性に配慮した運用及び効率的な管理を検討されたい」,「新市民会館の早期整備に向け,着実な事業推進を図られたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。8 議案第56号 令和2年度水戸市公共用地先行取得事業会計予算 本案については,水戸ホーリーホックが発表した新スタジアム建設構想を受けての今後の市立競技場整備の考え方等について,種々質疑応答を重ねた後,委員から,「市立競技場観客席の増設については,水戸ホーリーホックの計画を確認の上,今後の事業執行に当たられたい。また,将来を見据えた基本計画の下,市民に親しまれる競技場となるよう事業の推進に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上のほか,議案第1号 公の施設の広域利用に関する協議について,議案第32号 水戸市事務分掌条例等の一部を改正する条例,議案第35号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例,議案第36号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例,議案第40号 水戸市特別会計条例の一部を改正する条例,議案第44号 水戸市一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格に関する条例の一部を改正する条例,議案第66号 包括外部監査契約の締結について,議案第72号 令和元年度水戸市公共用地先行取得事業会計補正予算(第1号)についても,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 そのほか,議案第38号 水戸市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例,議案第67号令和元年度水戸市一般会計補正予算(第9号)(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分,第8款及び第10款中文教福祉委員会所管分並びに第2表継続費補正中第3款,第6款,第8款及び第10款を除く)についても,種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。                    記議案第1号,議案第32号,議案第33号,議案第34号,議案第35号,議案第36号,議案第37号,議案第38号,議案第39号,議案第40号,議案第41号,議案第43号,議案第44号,議案第50号(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分及び建設企業委員会所管分,第5款,第6款,第7款,第8款,第9款,第10款中文教福祉委員会所管分及び第11款並びに第2表継続費中第8款,第9款及び第10款並びに第3表債務負担行為文教福祉委員会所管分,産業消防委員会所管分及び建設企業委員会所管分を除く),議案第56号,議案第66号,議案第67号(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分,第8款及び第10款中文教福祉委員会所管分並びに第2表継続費補正中第3款,第6款,第8款及び第10款を除く),議案第72号 以上,原案を認める。 上記のとおり報告する。   令和2年3月26日  水戸市議会議長  安藏 栄様                              総務環境委員会                              委員長  小泉康二 ○議長(安藏栄君) 以上で,各委員長の報告は終わりました。 この際,討論の通告がありますので,これを許します。 5番,田中真己君。          〔5番 田中真己君登壇〕(拍手) ◆5番(田中真己君) 日本共産党水戸市議団の田中真己です。 本定例会に提案された75件の議案のうち14件について,通告に従い,反対討論を行います。 反対する議案は,議案第33号,第38号,第43号,第47号,第48号,第49号,第50号,第51号,第52号,第54号,第59号,第61号,第62号,第67号の以上14件であり,以下,8点にわたり反対理由を申し上げます。 第1は,議案第50号 令和2年度水戸市一般会計予算及び議案第67号 令和元年度水戸市一般会計補正予算(第9号)における新市民会館整備に関する予算です。泉町1丁目北地区市街地再開発事業の補助金で約21億円,周辺道路整備で約5億円,保留床取得費で55億円であり,合計約81億円という巨額の予算です。 市民には来年度,総額約10億円の各種値上げを行いながら,その負担増の8倍に当たる予算を市民会館につぎ込むことは認められません。81億円の予算の8割に当たる約66億3,000万円は市の負担であり,ほとんどが市債,借金で賄われます。さらに,保留床取得費として,令和2年度から4年度までの3年間で合計185億2,000万円もの継続費も組まれました。 将来にわたって市民に重い負担となる計画であり,昨年12月16日,市長に対し,税金の支出差止めを求める裁判が水戸地裁に起こされました。その趣旨は,総額353億円もの事業費はあまりにも多額であり,最少経費原則を定めた地方自治や地方財政に違反し,候補地決定も市長による裁量権の逸脱,濫用であるとしたものであり,これは多くの市民の声です。市民の会は,3月4日,改めて市長と再開発組合に対して,建設工事の着工中止を求める申入れを行っています。 現在,市は,運営を民間に委ねる指定管理者制度を導入する方針としつつ,いまだに運営費は示されないなど,説明責任を果たしておりません。劇場不況の時代,現計画の2,000席のホールでは需要が見込めない上,現在の設計では質の高い公演の呼び込みも困難であり,芸術館東地区駐車場は地権者の合意を得られず,予算を削除し,整備先送りという状況であります。 そうした中,住民合意もなく特定企業を優遇する事業に桁違いの予算をつぎ込んでいる場合でしょうか。消費税増税による不況,新型コロナウイルスの感染拡大でリーマンショックを上回る経済危機が進行中であり,東京オリンピックの延期も決定いたしました。市民福祉向上のための他の事業をも圧迫する現在の計画は中止し,冷静に事業を見直し,身の丈に合った計画に変えることを強く求めるものです。 第2に,市民負担を増やす議案に反対いたします。 今必要なことは,市民生活を守るあらゆる手だてを取り,家計と中小企業支援に力を集中することです。まず,水道料金の平均11%の値上げ,総額5億円の負担増の中止です。これは消費税増税やコロナショックで大変な市民,事業者に広く負担がかかります。一般家庭で年1万円,個人商店で3万円,中小企業や医療機関,福祉施設などでは少なくとも年150万円程度を超える値上げが見込まれます。毎年5億円を超える黒字の活用と,無駄な県中央広域水道の1億4,000万円の受水をやめれば,値上げは中止できます。 また,昨年10月の消費税8%から10%への増税で公共料金が軒並み値上げとなります。下水道使用料,農業集落排水使用料及び公設市場使用料で約7,400万円の負担増となります。与党の中からも消費税減税が提案されるほど経済の落ち込みが激しい中,公共料金への消費税10%転嫁は市独自の判断で緊急に中止すべきです。 国民健康保険税も課税限度額を3万円値上げし,年99万円となり,総額1,370万円の負担増です。県への納付金が大幅に減り,国保会計は来年度末3億円の黒字見込みであり,引上げどころか引下げをすべきです。 75歳以上の後期高齢者医療保険料は,県平均15.4%,1人平均年9,507円,総額38億円の値上げですが,本市では県平均を大きく上回る17.1%,1人平均1万1,990円の値上げであり,4億1,000万円の負担増となります。年金が減る中,消費税増税で高齢者の暮らしは大変であり,何よりも感染症に最も弱いのが高齢者です。茨城県には約38億円の後期高齢者医療財政安定化基金があり,これを活用すれば値上げを中止できます。増税,水害,コロナショック,そこに約10億円の負担増は,市民生活への厳しい追い打ちとなります。値上げ撤回を強く求めます。 第3に,茨城租税債権管理機構など税の厳しい取立て強化はやめ,新型コロナウイルスの感染拡大に伴う市独自の救済措置の積極的実施を求めるものです。 総務省や国税庁は3月18日,新型コロナウイルス感染症の影響を受けた納税者等に対し,地方税の猶予制度の活用を周知する必要があるとして,全国の自治体に通知し,ホームページ,広報への掲載や窓口設置を求めておりますが,現段階で水戸市の独自策について,具体的方針は示されておりません。その一方で,税金取立ての厳しい茨城租税債権管理機構への委託料や,滞納処分のための不動産鑑定の予算が組まれております。 市長は本定例会で,私の新型コロナウイルス感染症に関する質問に対して,旅館業及び飲食業では団体客の宿泊や宴会のキャンセルで,前年同時期と比べ大幅に売上げが減少し,厳しい状況にあること,製造業など様々な業種への影響拡大が予測され,地域経済への大きな打撃は避けられない旨の答弁をされました。そうであるなら,新型コロナウイルス感染症の影響を丁寧に聴き,各種の税の減免や徴収の猶予をはじめ,機械的に給水停止をしないなど,市独自の救済策を直ちに打ち出し,財産差押えなどの取立て強化,茨城租税債権管理機構への委託はやめるべきです。 第4に,水戸市の職員定数を2,077人,今年度と比べ13人削減するものですが,市直営業務の民間委託が多く含まれております。 具体的には,学校給食調理業務,家庭ごみの収集や清掃工場の運営,土木補修事務所の下水道補修などの民間委託,また,幼稚園の廃止やクラス数の減少による削減などであります。一方で,市営住宅入居者の立ち退きや裁判対応強化のための増員も含まれており,実施すべきではありません。 これまでも,市立図書館,学校給食共同調理場などの民間委託で正職員を削減し,賃金の低い臨時職員,嘱託員に置き換えた結果,全体の37%に当たる1,224人が非正規職員となりました。市民に身近な業務については,サービス低下と待遇悪化につながる民間委託や削減ではなく,市直営での拡充を求めます。 第5に,小学校の開放学級の民営化及び五軒幼稚園をはじめとする市立幼稚園の廃止及び保育基準の緩和などに反対いたします。 今年度,梅が丘小学校1校の開放学級で試験的に導入した民間委託を,問題点や課題の検証もないまま,来年度一気に13校,35教室まで拡大するものです。3年ごとの競争入札のため,開放学級支援員の身分は不安定なままで待遇改善に役立たず,開放学級の保育内容充実にもつながりません。 また,4月から五軒幼稚園を廃止し,その後2年間で7か所の市立幼稚園について,園児19名以下を理由に機械的に廃止し,それ以外の4園も今後の園児数で廃止を検討するとしています。520名の園児が通う市立幼稚園は,子育て支援にも地域にとっても大きな役割を果たしています。それを保護者や教員,地元住民の意見も聞かず,一方的に次々と廃止することは認められません。4,5歳児のみの2年保育を3歳児からの3年保育に拡充することや給食の実施,送迎バスを運行するなど,市立幼稚園の拡充こそ行うべきです。 また,幼児教育・保育の無償化に伴い,保育園,幼稚園の保育料に含まれていた副食費を新たに徴収することや,小規模保育において必要な連携施設の確保を緩和することは認められません。 第6に,中核市移行に伴いスタートする動物愛護センターの業務委託として約2,000万円の予算が組まれましたが,入札もせず,1業者に委託するものであります。選定基準の透明性を確保し,業務内容を広く市民に知らせることを求めます。殺処分ゼロの実現に向けて,ドッグトレーナーの常駐や,ボランティア団体,市民と広く協力した運営とすることを求めます。 第7に,廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例改正では,市内のごみ処理手数料の統一が含まれており,内原地区でのごみの直接搬入は,これまで距離の近い笠間・水戸環境組合の清掃工場に重さ100キログラムまで無料で搬入できました。これが4月から片道30分程度の下入野町へと遠くなった上に,重さ10キログラムごとに130円,100キログラムなら1,300円へ有料化されるため,住民説明会などで多くの内原地区住民からサービス低下との不満や批判の声が出されたものであり,賛成できません。 最後に,第8に,公設地方卸売市場の条例改正は卸売市場の規制緩和に伴うもので,市場の機能を弱めるおそれがあります。 これまでは,卸売業者が仲卸業者以外へ販売することや市場を経由しない物品販売,市場外取引を禁止していましたが,これが自由化されます。その結果,卸業者と大手量販店との直接取引が広がることになれば,品質と需要ではなく,買占めなども可能な,仕入れ,販売力の高い大手との力関係で価格が決まることになります。価格形成に関与しない仲卸業者の経営はより厳しくなり,生産者は買いたたきで被害を受ける可能性もあります。 本市の公設市場は,地方卸売市場の中で全国一の取扱高を誇っております。今後も公正な取引環境の確保や市場の活性化に力を入れて,生産者や消費者の立場で運営することを求めるものです。 以上で反対討論を終わります。 ○議長(安藏栄君) 2番,萩谷慎一君。          〔2番 萩谷慎一君登壇〕(拍手) ◆2番(萩谷慎一君) 2番,立憲みとの萩谷慎一です。 本定例会に提案されました議案のうち,議案第50号,第67号の2件につきまして,通告に従い,反対討論を行います。 議案第50号 令和2年度一般会計予算につきましては,市長の所信表明にもありましたとおり,未来をリードする子どもたちの教育や子育て支援に対し,重点的に財源を配分された点につきましては,私どもの会派といたしましても大変高く評価しております。また,市長の台風19号や新型コロナウイルス感染症の対応で示された責任感とリーダーシップ,これまでの市民一人一人の思いに誠実に寄り添う政治姿勢についても,強く共感しているところでございます。 しかるに,今回の当初予算におきましては,新市民会館の整備のため,保留床取得に着手する費用が単年度で55億円,令和4年度までの3か年の継続費として185億2,000万円が計上されてまいりました。いよいよ市議会に地上4階,地下1階建て,2,000席のホール,3,000人のコンベンション機能を有する巨大な文化施設の取得に向けた予算案が提出されたのであります。 私は,これまでの一般質問や新市民会館整備等調査特別委員会において都市経営の観点から,計画そのものの見直しや管理運営方式を指定管理者制度から民間自立型に転換すること,また,管理運営に市の予算を投入する場合でもきちんと上限を定め,市民にしっかりとした管理運営のビジョンを示すことなどを建設的に提言してきたつもりです。 しかしながら,これまでの執行部の答弁は,新市民会館の管理運営に係る想定金額を精査中との理由で明るみにしないまま,みと財政安心ビジョンに基づき健全な財政を維持していくこと,当該事業は芸術文化の振興など事業採算性だけでは評価できないことなどの理由で,あくまで現行計画のまま事業を推進するとしています。 また,今議会での一般質問では,再開発事業地の周辺エリアの事業主や不動産オーナー等と連携し,経済活性化を目的としたまちづくりのビジョンを定めること,4大プロジェクトの財源計画である,みと財政安心ビジョンについては,中長期にわたっての公債費の償還や施設の維持管理更新費を具体的に示すよう提言いたしましたが,いずれも前向きな答弁は得られませんでした。 16日の本会議で行われた田中議員の新市民会館整備事業に関する代表質問においては,市長御自身の口から,管理運営に充てる市費については上限を設けるとの答弁があったことについては一定の評価をいたしますが,今後発生する市債償還や施設の管理運営費の中長期にわたる具体的なシミュレーションが明らかにされない中では,私は責任を持って保留床の取得にゴーサインを出すことはできません。 そもそも当該事業については,昨年の3月定例会の閉会後,各議員の皆さんが昨年4月の市議選に向けて注力を始めた矢先に,再開発組合により約186億円の新築工事が契約され,また,市長選,市議選終了後の6月定例会において,再開発事業費が27億円も増額になっていたことが初めて明るみに出るなど,議会軽視,市民不在のまま既成事実だけが着々と積み重ねられてきた経過があります。さらには,工期の延長なども重なって,これまで市民会館の整備に期待を寄せていた方々からも,事業への疑問や不安,怒りの声が寄せられているところです。 議会は民意の反映の場であるはずです。私はまだ駆け出しの議員ではありますが,多くの市民の皆様から様々な疑問や不安を抱かれている当該事業に,長い物に巻かれるように唯々諾々と賛同することはどうしてもできません。なぜなら,私は政治家として,次代を担う子どもたちや若者に対し責任を持った判断をしなければならないからです。 私は,このような理由により令和2年度水戸市一般会計予算中,新市民会館整備事業費及びその関連事業費につきましては,現時点におきましては周辺エリアに経済波及効果をもたらす事業採算性のある計画であると認められないため,反対いたします。 あわせて,議案第67号 令和元年度水戸市一般会計補正予算(第9号)につきましても,泉町1丁目北地区市街地再開発事業費13億2,560万6,000円が計上されておりますが,同様の理由により反対いたします。 最後に,市長に訴えさせていただきます。私は,新市民会館の施設本体の建設に着手していない今のタイミングであるならば,一旦事業を凍結して,施設整備計画の抜本的な見直しを図る大英断を下すチャンスがまだ残されていると考えております。 当該事業につきましては,周辺エリアに経済波及効果を誘発する事業採算性のあるプロジェクトとなるよう,整備計画の抜本的な見直しを図ること,また,将来世代が安心してこのまちで暮らしていける中長期にわたる市の財政ビジョンと施設の管理運営計画を具体的にお示しいただきますよう強く要望いたしまして,反対討論を終わります。 御清聴ありがとうございました。
    ○議長(安藏栄君) 28番,福島辰三君。          〔28番 福島辰三君登壇〕(拍手) ◆28番(福島辰三君) 通告に従いまして,議案第50号 令和2年度水戸市一般会計予算及び議案第67号 令和元年度水戸市一般会計補正予算(第9号)について,賛成討論を行います。 本議案は,令和2年度の当初予算という行政運営の要となるものであります。本市の将来の飛躍,そして市民の安全・安心を支える手厚い行政サービスに資するものであると認識しております。 特に,未来をリードする子どもたちの教育,子育て支援に財源を重点的に配分するなど,高橋市長が公約として掲げられた市民の命と健康を守り,人を育む施策に手厚い予算措置がなされたものであります。 我々議会といたしましては,高橋市長の3期目,実績のたまものとこの予算に大いに賛同するものであり,予算措置されている事業を確実に執行していただくことで,本市の将来と市民の福祉のさらなる向上を図っていただきたいと考えております。 そして,反対討論にありました新市民会館の整備につきましては,芸術文化の進展を図り,活気ある中心市街地に新たなにぎわいを創出する重要な施設として,市民の皆様から完成を待ち望む声が多く,水戸商工会議所や水戸市文化振興協議会など様々な団体からも早期整備の要望がございます。 我々議会において,議長を除いた全議員で構成する特別委員会を設置し,その推進を積極的に後押ししているところであります。このため,1日も早い完成に向けて,関連する泉町1丁目北地区市街地再開発事業とともに,当初予算及び補正予算の双方に積極的な予算措置をしている市長の姿勢を支持するものでございます。 よって,議案第50号及び第67号について賛同するものであります。 附則として,ただいま,各常任委員長からそれぞれ委員会の報告をいただきました。そして特に,日本共産党水戸市議団から14件,立憲みとから2件ということで,2以上から成るものであるため,急遽賛成討論をするものであります。通常であるならば,委員会において少数意見の留保,そういうものがあってこそ,反対討論が数多く出ると,じゃ我々が賛成討論をやりましょうということになるわけでございますが,少数意見の留保がされていないと同時に,意見として,反対する者というのが各常任委員会の報告書にございません。これら議会運営からすれば,当然それぞれ反対の立場を尊重するものでございます。 しかし,意思表示がない,必ず少数意見の留保並びに各委員会においてこの問題は反対しますときちんと明確にされ,特に委員長報告があれば,当然反対討論があるものと我々は理解するものでございます。そういうことで,立憲みとも会派として出すならば,所属する委員が必ず反対をしなければなりません。そういう中においては,今回は大目に見ますんで,今後はきちんと法律上,議会のの下に正常な運営がなされなければならない。我々が申し上げておりますのは,反対,賛成は当然であります。市民の代表でありますから,それぞれ支持母体も違います。そういう中で支持されて,市民の将来を見据え,自分の立場を捉えて,多くの支持者の立場に立って賛成,反対をするものでございます。 どうかそういう面からも,今後は必ず委員会において会派として反対をするならば,所属する議員がそれぞれ反対をする,それを明確にしていただきたいことを要望して,賛成討論を終わります。 ○議長(安藏栄君) 以上で,討論は終わりました。 これより採決いたします。 ただいま上程の議案第1号=ないし=第74号,報告第1号,以上75件のうち,議案第50号及び第67号,以上2件を除いた73件について,まず一括採決いたします。 ただいまの73件については,いずれもただいま委員長報告のとおり,原案を可決,承認することに賛成の方は御起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(安藏栄君) 起立多数。よって,議案第1号=ないし=第74号,報告第1号,以上75件のうち,議案第50号及び第67号,以上2件を除いた73件は,いずれもただいま委員長報告のとおり,原案を可決,承認することに決しました。 次に,議案第50号及び第67号,以上2件について,一括採決いたします。 ただいまの2件については,いずれもただいま委員長報告のとおり,原案を可決することに賛成の方は御起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(安藏栄君) 起立多数。よって,議案第50号及び第67号,以上2件は,いずれもただいま委員長報告のとおり,原案を可決することに決しました。      ------------------------ △追加議案の提出について(市長提出4件) ○議長(安藏栄君) 次に,市長から議案が提出されましたので,議事課長から報告させます。          〔議事課長,報告〕      ------------------------                              財政第211号                              令和2年3月26日水戸市議会議長 安藏 栄様                              水戸市長 高橋 靖               議案の送付について 令和2年第1回水戸市議会定例会に追加提案するため,下記議案を送付します。                    記市議会議案第75号 水戸市副市長選任の同意を得ることについて  〃  第76号 人権擁護委員候補者の推薦について  〃  第77号 人権擁護委員候補者の推薦について  〃  第78号 人権擁護委員候補者の推薦について      ------------------------ △議案第75号 水戸市副市長選任の同意を得ることについて ○議長(安藏栄君) お諮りいたします。ただいま提出されました議案第75号=ないし=第78号,以上4件を日程に追加し,直ちに順次上程することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,まず最初に,議案第75号を上程いたします。          〔副市長 秋葉宗志君退場〕 ○議長(安藏栄君) それでは,市長から提案理由の説明を願います。 市長,高橋靖君。          〔市長 高橋靖君登壇〕 ◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第75号 水戸市副市長選任の同意を得ることについて申し上げます。 秋葉宗志副市長が令和2年3月31日をもって任期満了となりますので,副市長の選任について同意を求めるものであります。 私は,秋葉宗志君を再任してまいりたいと存じます。 よって,地方自治第162条の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。 ○議長(安藏栄君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(安藏栄君) 起立多数。よって,議案第75号は原案のとおり同意を与えることに決しました。          〔副市長 秋葉宗志君入場〕      ------------------------ △副市長選任挨拶 ○議長(安藏栄君) この際,副市長秋葉宗志君から発言を求められておりますので,これを許します。 副市長,秋葉宗志君。          〔副市長 秋葉宗志君登壇〕 ◎副市長(秋葉宗志君) 貴重なお時間を拝借し,御挨拶の機会をいただき,誠にありがとうございます。 ただいま,私の副市長選任に御同意を賜り,衷心より感謝申し上げます。改めまして職責の重さに身の引き締まる思いでございます。 私,もとより浅学非才の身ではありますが,高橋市長の下で,精いっぱい努力してまいる所存でございます。何とぞ引き続きの御指導,御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして,簡単粗辞ではございますが,お礼の挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。(拍手)      ------------------------ △議案第76号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(安藏栄君) 次に,議案第76号を上程いたします。 それでは,市長から提案理由の説明を願います。 市長,高橋靖君。          〔市長 高橋靖君登壇〕 ◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第76号 人権擁護委員候補者の推薦について申し上げます。 本多美知子委員が令和2年6月30日をもって任期満了となりますので,人権擁護委員候補者の推薦について同意を求めるものであります。 私は,本多美知子君を再推薦してまいりたいと存じます。 よって,人権擁護委員第6条第3項の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。 ○議長(安藏栄君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議案第76号は原案のとおり同意を与えることに決しました。      ------------------------ △議案第77号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(安藏栄君) 次に,議案第77号を上程いたします。 それでは,市長から提案理由の説明を願います。 市長,高橋靖君。          〔市長 高橋靖君登壇〕 ◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第77号 人権擁護委員候補者の推薦について申し上げます。 谷萩百合子委員が令和2年6月30日をもって任期満了となりますので,人権擁護委員候補者の推薦について同意を求めるものであります。 私は,谷萩百合子君を再推薦してまいりたいと存じます。 よって,人権擁護委員第6条第3項の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。 ○議長(安藏栄君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議案第77号は原案のとおり同意を与えることに決しました。      ------------------------ △議案第78号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(安藏栄君) 次に,議案第78号を上程いたします。 それでは,市長から提案理由の説明を願います。 市長,高橋靖君。          〔市長 高橋靖君登壇〕 ◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第78号 人権擁護委員候補者の推薦について申し上げます。 野村貴広委員が令和2年6月30日をもって任期満了となりますので,人権擁護委員候補者の推薦について同意を求めるものであります。 私は,野村貴広君を再推薦してまいりたいと存じます。 よって,人権擁護委員第6条第3項の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。 ○議長(安藏栄君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議案第78号は原案のとおり同意を与えることに決しました。      ------------------------ △議案の提出について(議員提出4件) ○議長(安藏栄君) 次に,議員から議案が提出されましたので,議事課長から報告させます。          〔議事課長,報告〕      ------------------------議第2号 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の抑制を求める意見書〃第3号 中高年層のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書〃第4号 の遵守と三権分立の堅持を求める意見書〃第5号 公立・公的病院の統廃合の中止と地域医療の充実を求める意見書      ------------------------ △議第2号 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の抑制を求める意見書 ○議長(安藏栄君) お諮りいたします。ただいま提出されました議第2号=ないし=第5号,以上4件を日程に追加し,直ちに順次上程することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,まず最初に,議第2号 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の抑制を求める意見書を上程いたします。      ------------------------議第2号 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の抑制を求める意見書 上記の意見書を水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。   令和2年3月26日  水戸市議会議長  安藏 栄様                         提出者                         水戸市議会議員 田中真己                         水戸市議会議員 綿引 健                            〃    高倉富士男                            〃    渡辺政明                            〃    袴塚孝雄                            〃    田口米蔵                            〃    松本勝久                            〃    福島辰三      ------------------------〔朗読を省略した意見書〕     新型コロナウイルス感染症の感染拡大の抑制を求める意見書 昨年末に中国で発生したとされる新型コロナウイルスは,日本国内においても感染が拡大し,感染者の死亡や医療従事者への感染,感染経路が不明な感染者の発生など,市民の不安が増大しているところである。 これらの影響により,多くの市民が活動を制限され,大規模イベントなどの中止が相次ぎ,地方経済の停滞が懸念されるとともに,緊急対策や相談救急業務など,地方自治体が担う負担も増大しているところである。 また,感染予防として,各自治体がマスクの着用や消毒液の使用を周知しているが,品切れにより予防措置が困難となっている。現時点において医薬品や診療材料は充足しているものの,感染が拡大した場合には不足が生じる事態が予想される。 このような状況を踏まえ,政府においては,新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を策定し,様々な措置を講じながら,懸命な努力を続けているところであるが,感染拡大の終息が見込める状況には至っていない。 よって,政府においては,感染拡大と市民の健康被害の抑制のため,下記の事項について一層の推進を図るよう強く要望する。                    記1 市民の冷静な判断に資するため,個人情報等に配慮の上,感染者や感染場所に係る情報など,迅速で正確な情報開示を行うこと。2 広域的な感染者の増加に備え,早期のワクチン開発などを推進するとともに,地域が連携できる組織体制の強化を図ること。3 地域における相談体制の拡充をはじめ,PCR検査体制や医療体制の充実強化,介護施設などに対する感染予防対策への支援を図ること。4 住民による自主的な感染防止や感染の不安解消のため,マスク等の感染症予防物資の安定的流通を確保すること。5 観光関連産業をはじめとする地域経済を担う事業者への影響を最小限にとどめるため,具体的支援策や雇用対策制度の充実を図ること。6 地方自治体の新型コロナウイルス感染症対策に対し,十分な財政的支援を行うこと。 以上,地方自治第99条の規定により意見書を提出する。   令和2年3月26日  内閣総理大臣  総務大臣  財務大臣  文部科学大臣  宛て(各通)  厚生労働大臣  経済産業大臣  衆参両院議長                          水戸市議会議長  安藏 栄      ------------------------ ○議長(安藏栄君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議第2号は原案のとおり可決することに決しました。      ------------------------ △議第3号 中高年層のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書 ○議長(安藏栄君) 次に,議第3号 中高年層のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書を上程いたします。      ------------------------議第3号 中高年層のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書 上記の意見書を水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。   令和2年3月26日  水戸市議会議長  安藏 栄様                         提出者                         水戸市議会議員 田中真己                            〃    綿引 健                            〃    高倉富士男                            〃    渡辺政明                            〃    袴塚孝雄                            〃    田口米蔵                            〃    松本勝久                            〃    福島辰三      ------------------------〔朗読を省略した意見書〕     中高年層のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書 従来,ひきこもりは主として若年・青年層の課題としてイメージされてきた。しかし最近では,就職氷河期世代も含め中高年層に及ぶ大きな社会問題としてクローズアップされてきている。 政府が中高年層を対象に初めて実施した全国規模の調査が昨年3月に公表されたが,40~64歳のひきこもりが全国で約61万人に上るという推計は社会に大きな衝撃を与えた。ひきこもりの長期化や高齢化により,高齢者の親とともに社会的に孤立するケースも少なくない。 政府としてはこれまで,都道府県,政令市へのひきこもり地域支援センターの設置やひきこもりサポーター養成研修・派遣事業を行ってきたが,今後は,より身近な場所での相談支援の実施や社会参加の場の充実など,就職氷河期世代も含めた中高年層のひきこもりに対して,これまで以上に実効性ある支援と対策を講じるべきである。 よって,政府においては,中高年層のひきこもりは,個々人やその家族だけの問題ではなく,社会全体で受け止めるべき大変重要な課題と捉え,下記の事項について早急に取り組むよう強く要望する。                    記1 より身近な場所での相談支援を行うため,自立相談支援機関の窓口にアウトリーチ支援員を配置し,同行相談や信頼関係の構築といった対本人型のアウトリーチ支援を実施すること。また,自立相談支援の機能強化に向けたアウトリーチ等を行うための経費については,新たな財政支援の仕組みを創設すること。2 中高年のひきこもりにある者に適した支援の充実を図るため,市区町村によるひきこもりサポート事業のさらなる強化を図ること。具体的には,中高年が参加しやすくなるような居場所づくりやボランティア活動など,就労に限らない多様な社会参加の場の確保,さらには家族に対する相談や講習会などの取組を促進すること。3 8050問題など世帯の複合的なニーズやライフステージの変化に柔軟に対応できるよう,断らない相談支援や伴走型支援など,市区町村がこれまでの制度の枠を超えて包括的に支援することができる新たな仕組みを構築すること。 以上,地方自治第99条の規定により意見書を提出する。   令和2年3月26日  内閣総理大臣  厚生労働大臣  宛て(各通)  衆参両院議長                          水戸市議会議長  安藏 栄      ------------------------ ○議長(安藏栄君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(安藏栄君) 総員起立。よって,議第3号は原案のとおり可決することに決しました。      ------------------------ △議第4号 の遵守と三権分立の堅持を求める意見書 ○議長(安藏栄君) 次に,議第4号 の遵守と三権分立の堅持を求める意見書を上程いたします。      ------------------------議第4号 の遵守と三権分立の堅持を求める意見書 上記の意見書を水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。   令和2年3月26日  水戸市議会議長  安藏 栄様                         提出者                         水戸市議会議員 土田記代美                            〃    田中真己                            〃    中庭次男      ------------------------〔朗読を省略した意見書〕     の遵守と三権分立の堅持を求める意見書 政府が,東京高等検察庁の検事長の退官を1月31日の閣議決定により半年間延長したが,これは検察庁に反する違法な決定であり,国会で追及がなされている。さらに,この定年延長について,従来の解釈を変更したと,首相が2月13日の衆議院本会議で言明したが,そもそも政府の解釈は,法律制定時に立法府である国会において定められた解釈に拘束されるものであり,行政府である内閣が勝手に変更できるものではない。 検察官の退官を定めた検察庁第22条については,同第32条の2において,検察官の職務と責任の特殊性に基づいて,国家公務員附則第13条の特例を定めたものと明記されている。 検察官は,たとえ内閣総理大臣であっても,不正や法律違反があれば検挙する権限を持つ特殊な職務権限があり,時の政府からの独立性が厳格に保持されるべきである。ましてやの番人として,その公明性は確固として堅持されるべきである。 行政府である現内閣が,立法府である国会の解釈や法制定時の国会答弁を無視し,閣議決定で解釈の変更を行うことは,明らかに三権分立の原則を踏みにじる暴挙である。その上,法務大臣や,内閣から独立した機関である人事院の答弁が二転三転するなど,国会での虚偽答弁が行われている疑いも浮上している。 また,桜を見る会や,安倍晋三後援会の前夜祭等における,安倍首相自身の公職選挙違反,政治資金規正違反の疑いについても,疑惑を払拭できる国会答弁はなされていない。 さらには,専守防衛を逸脱し,憲法違反の解釈変更で強行成立された安保法制により,自衛隊の海外派兵がなし崩しに行われるなど,国の根幹である憲法すら守られないルールなき政権運営となっている。 政府が,法律を遵守せず,司法の独立性,立法府の解釈を軽視し,内閣の独断専行により行政が違法性を顧みずに動かされる現状は,議会制民主主義の崩壊を招く危機的事態である。 よって,政府においては,を遵守するとともに,憲法に定められた三権分立を堅持し,民主主義国家として責任ある行政運営に努めるよう強く要望する。 以上,地方自治第99条の規定により意見書を提出する。   令和2年3月26日  内閣総理大臣  総務大臣  法務大臣    宛て(各通)  防衛大臣  衆参両院議長                          水戸市議会議長  安藏 栄      ------------------------ ○議長(安藏栄君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(安藏栄君) 起立少数。よって,議第4号は否決されました。      ------------------------ △議第5号 公立・公的病院の統廃合の中止と地域医療の充実を求める意見書 ○議長(安藏栄君) 次に,議第5号 公立・公的病院の統廃合の中止と地域医療の充実を求める意見書を上程いたします。      ------------------------議第5号 公立・公的病院の統廃合の中止と地域医療の充実を求める意見書 上記の意見書を水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。   令和2年3月26日  水戸市議会議長  安藏 栄様                         提出者                         水戸市議会議員 土田記代美                         水戸市議会議員 田中真己                            〃    中庭次男      ------------------------〔朗読を省略した意見書〕     公立・公的病院の統廃合の中止と地域医療の充実を求める意見書 厚生労働省は昨年9月,全国の424の公立・公的病院の統廃合を含む地域医療構想を発表した。 茨城県内では4つの病院(水府病院,霞ヶ浦医療センター,村立東海病院,笠間市立病院)が統廃合の対象とされている。これらの医療機関には事前に何の通知もなく,国が突然発表したものであり,全国的にも大きな批判が出されている。 水戸市内にある国家公務員共済組合連合会水府病院は,長年にわたり内科,外科,整形外科など,地域医療に重要な役割を果たしてきた医療機関であり,多くの市民が今後も存続することを願っている。 既に2017年度までの10年間で,全国の公立・公的病院の1割の94病院が削減され,ベッド数も2万1,000床が削減された。今回の地域医療再編構想でさらに統廃合を進めれば,地域の医療体制の弱体化は避けられない。 特に医師や看護師の数が少ない茨城県では,医師確保のために県や水戸市独自の奨学金制度を設け,医療体制の強化に努めている。 そうした中,公立・公的病院の統廃合を進めることは,大病院への患者の集中,医師の長時間過密労働の増加,医師確保の足かせとなりかねない。 よって,政府においては,公立・公的病院の統廃合を中止するとともに,住民の健康と医療の充実に努力する各医療機関を支援し,地域医療の充実を図るよう強く要望する。 以上,地方自治第99条の規定により意見書を提出する。   令和2年3月26日  内閣総理大臣  財務大臣    宛て(各通)  厚生労働大臣  衆参両院議長                          水戸市議会議長  安藏 栄      ------------------------ ○議長(安藏栄君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(安藏栄君) 起立少数。よって,議第5号は否決されました。      ------------------------ △日程第2 請願,陳情 請願,陳情の閉会中継続審査について ○議長(安藏栄君) 次に,請願,陳情に入ります。 まず最初に,陳情の閉会中継続審査についてを上程いたします。      ------------------------          水泳競技施設等調査特別委員会閉会中継続審査申出書 当委員会に付託された下記の陳情については,議会閉会中もなお継続審査すべきものと決定したので,水戸市議会会議規則第102条の規定に基づき申し出ます。                    記 令和元年陳情第5号 新水戸市民プールの建設を求める陳情   令和2年2月20日  水戸市議会議長  安藏 栄様                              水泳競技施設等                              調査特別委員会                              委員長  袴塚孝雄      ------------------------ ○議長(安藏栄君) 本件は,お手元に配付しました水泳競技施設等調査特別委員会閉会中継続審査申出書のとおり,令和元年陳情第5号について,議会閉会中の継続審査の申出があったものでございます。 お諮りいたします。本件は,申出のとおり決定することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。      ------------------------ ○議長(安藏栄君) 次に,今議会に提出されました請願は,お手元に配付しました請願文書表のとおりであります。 それでは,本請願については,文書表のとおり,所管の産業消防委員会に付託の上,議会閉会中の継続審査を認めることにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。      ------------------------ △日程第3 閉会中所管事務調査について ○議長(安藏栄君) 次に,閉会中所管事務調査についてを上程いたします。      ------------------------               閉会中所管事務調査一覧表                      (令和2年第1回水戸市議会定例会)◯総務環境委員会 1 総合企画及び芸術文化行政について 2 行政事務の改善,能率化及び情報公開について 3 工事契約及び検査業務について 4 財政運営状況について 5 住民事務及び広聴広報活動について 6 環境保全及び防災行政について 7 環境衛生行政について 8 男女平等推進及び消費生活行政について 9 市民会館,市民センターについて 10 市民協働行政について 11 スポーツ行政について◯文教福祉委員会 1 社会福祉施設の整備,障害者(児)福祉及び保護対策について 2 高齢福祉,介護保険及び児童福祉対策について 3 国民健康保険の運営及び医療福祉費助成事業について 4 地域保健行政について 5 学校教育の運営について 6 教育施設の整備及び維持管理について 7 社会教育,施設の整備及び管理運営,文化財保護対策について 8 青少年の健全育成対策について 9 図書館及び博物館について 10 学校給食の管理運営について 11 生涯学習の推進について 12 少子対策について 13 ボランティア活動について◯産業消防委員会 1 農業,林業,畜産業,商工業の振興対策について 2 土地基盤整備事業について 3 観光資源の開発,整備について 4 中小零細企業育成と金融対策について 5 市場における流通対策について 6 市営駐車場について 7 消防及び救急業務について◯建設企業委員会 1 道路及び橋梁について 2 河川,都市下水路及び排水路について 3 住宅の建設及び管理について 4 都市計画施設について 5 面整備及び市街地再開発事業について 6 都市公園及び緑化事業について 7 水道事業及び水資源対策について 8 下水道について◯議会運営委員会 1 議会運営に関する事項 2 議会の会議規則,委員会に関する条例等に関する事項 3 議長の諮問に関する事項 4 次期定例会等の会期及び議事日程等に関する事項      ------------------------ ○議長(安藏栄君) 本件は,お手元に配付しました閉会中所管事務調査一覧表のとおり,各委員会から議会閉会中の所管事務調査の申出があったものでございます。 お諮りいたします。本件は,各委員会の申出のとおり決定することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安藏栄君) 御異議なしと認め,さよう決しました。      ------------------------ △市長挨拶 ○議長(安藏栄君) この際,市長から発言を求められておりますので,これを許します。 市長,高橋靖君。          〔市長 高橋靖君登壇〕 ◎市長(高橋靖君) 貴重なお時間を頂きましたこと,心から御礼と感謝を申し上げます。 令和2年第1回水戸市議会定例会の終了に当たり,一言御礼の御挨拶を申し上げさせていただきます。 今定例会には,令和2年度予算をはじめ,多くの議案を提出させていただいたところであります。議員各位におかれましては,活発な御議論と慎重な御審議を賜り,全ての議案について御議決をいただきましたこと,誠にありがとうございます。 今回御議決をいただきました予算につきましては,市政発展,そして市民福祉向上のため,職員一丸となって推進をしてまいる所存でございます。そして,いよいよ4月1日に中核市・水戸の誕生を迎えます。幅広い分野において多くの新たな事務を担うことになりますことから,これまで以上に責任感と緊張感を持って,中核市にふさわしい行政運営に注力をしてまいります。 また,懸念が広がりつつあります新型コロナウイルス感染症への対応につきましても,市民の命と健康を守るため,新設する水戸市保健所を中心として,全力で取り組んでまいります。 議員各位におかれましては,引き続き御支援,御協力をいただきますよう,よろしくお願い申し上げまして,御礼の御挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。      ------------------------上下水道事業管理者退任挨拶 ○議長(安藏栄君) この際,上下水道事業管理者から発言を求められておりますので,これを許します。 上下水道事業管理者,檜山隆雄君。          〔上下水道事業管理者 檜山隆雄君登壇〕 ◎上下水道事業管理者(檜山隆雄君) 本会議の貴重なお時間を頂きましたこと,御礼申し上げます。 改めまして,上下水道事業管理者退任の御挨拶を申し上げます。 就任以来4年,議員各位の懇切丁寧なる御助言,御支援を賜りましたこと,厚く御礼申し上げます。おかげさまで,上下水道統合がなり,昨年12月には水道料金改定の議決を頂戴して,新年度から実施する運びとなりました。 上下水道ともに施設産業であり,施設の維持更新こそがサービスの永続につながることは御承知のとおりでございます。国,県が主導する広域連携など種々の課題を抱える上下水道にとりまして,組織統合,料金改定はその解決に向けて端緒を開いたものと確信しております。 今後とも議員各位の聡明なる御助言,御支援を上下水道事業に賜りますようお願い申し上げ,皆様のより一層の御活躍を御祈念申し上げて,退任の挨拶といたします。大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)      ------------------------ △議長挨拶 ○議長(安藏栄君) この際,一言御挨拶を申し上げます。          〔議長 安藏栄君登壇〕 ○議長(安藏栄君) ただいま退任の御挨拶がございました檜山上下水道事業管理者におかれましては,多年にわたり市職員として,また,上下水道事業管理者として,卓越した行政手腕をもって市民サービスの向上,さらには,下水道事業との組織統合による経営の合理化に取り組まれるなど,市政の発展向上に多大な御尽力を賜りました。これまでの御労苦に対し心から敬意と感謝の意を表するものでございます。大変お疲れさまでございました。 また,同じく今月末をもって,武田市長公室長が退職をされ,高橋都市計画部長が本市を離れることになりました。これまで市政発展のため,大変お世話になりましたことに心から感謝を申し上げたいと存じます。 お三方におかれましては,今後とも市政のよき理解者として,御協力をいただきますとともに,御健勝,御多幸を心から祈念するものでございます。本当に長い間御苦労さまでございました。      ------------------------          〔議長 安藏栄君議長席に着く〕 △閉会 ○議長(安藏栄君) 以上をもちまして,今期定例会に付議されました事件は,全て議了いたしました。 よって,令和2年第1回水戸市議会定例会を閉会いたします。            午後3時35分 閉会...