平成31年 3月 定例会(第1回) 平成31年第1回
水戸市議会定例会会議録第5号 平成31年3月20日(水曜日
) ------------------------ 議事日程(第5号) 平成31年3月20日午後2時開議 ( ) 第1回
水戸市議会定例会第1 議案第1号=ないし=第50号第2 請願,陳情第3 閉会中
所管事務調査について
------------------------本日の会議に付した事件
会議録署名議員の指名
出席説明員の報告 発言の取り消しについて 日程第1 議案第1号=ないし=第50号 追加議案の提出について(市長提出4件) 議案第51号
人権擁護委員候補者の推薦について 議案第52号
人権擁護委員候補者の推薦について 議案第53号
人権擁護委員候補者の推薦について 議案第54号
人権擁護委員候補者の推薦について 議案の提出について(議員提出1件) 議第2号
水戸市議会会議規則の一部を改正する規則 議案の提出について(議員提出6件) 議第3号
食品ロス削減に向けたさらなる取り組みを求める意見書 議第4号 妊婦が安心できる
医療提供体制の充実と健康
管理の推進を求める意見書 議第5号 統計不正問題の真相究明と信頼回復を求める意見書 議第6号 消費税率10%への増税中止を求める意見書 議第7号
後期高齢者の
医療費自己負担2割への引き上げに反対する意見書 議第8号
イージス・アショア配備計画の撤回を求める意見書 日程第2 請願,陳情 日程第3 閉会中
所管事務調査について 勇退議員の紹介 勇退議員の挨拶 市長挨拶 議長挨拶
------------------------出席議員(26名) 議長 3番 田 口 米 蔵 君 副議長 13番 木 本 信 太 郎 君 1番 綿 引 健 君 2番 堀 江 恵 子 君 4番 土 田 記 代 美 君 5番 田 中 真 己 君 6番 中 庭 次 男 君 8番 飯 田 正 美 君 9番 鈴 木 宣 子 君 10番 田 口 文 明 君 11番 大 津 亮 一 君 12番 小 泉 康 二 君 14番 栗 原 文 隆 君 15番 高 倉 富 士 男 君 16番 黒 木 勇 君 17番 村 田 進 洋 君 18番 小 川 勝 夫 君 19番 渡 辺 政 明 君 20番 須 田 浩 和 君 21番 五 十 嵐 博 君 22番 伊 藤 充 朗 君 23番 安 藏 栄 君 24番 内 藤 丈 男 君 26番 袴 塚 孝 雄 君 27番 松 本 勝 久 君 28番 福 島 辰 三 君
------------------------欠席議員 (なし
) ------------------------説明のため出席した者 市 長 高 橋 靖 君 副 市 長 田 尻 充 君 副 市 長 秋 葉 宗 志 君 市 長 公 室 長 武 田 秀 君 総 務 部 長 荒 井 宰 君 財 務 部 長 園 部 孝 雄 君
市民協働部長 鈴 木 吉 昭 君
生活環境部長 川 上 幸 一 君
保健福祉部長 大 曽 根 明 子 君
産業経済部長 小 田 木 健 治 君 建 設 部 長 猿 田 佳 三 君
都市計画部長 高 橋 涼 君 下 水 道 部 長 白 田 敏 範 君
水道事業管理者 檜 山 隆 雄 君 水 道 部 長 伊 藤 俊 夫 君 教 育 長 本 多 清 峰 君 教 育 部 長 増 子 孝 伸 君 消 防 長 根 本 一 夫 君 監 査 委 員 磯 崎 和 廣 君 連 絡 員 梅 澤 正 樹 君
------------------------事務局職員出席者 事 務 局 長 小 嶋 正 徳 君 事 務 局 次 長 関 谷 勇 君 兼 総 務 課 長 議 事 課 長 永 井 誠 一 君
議事課長補佐 永 井 直 人 君 議 事 係 長 綱 島 卓 也 君
法制調査係長 富 岡 淳 君 書 記 武 田 侑 未 子 君 書 記 嘉 成 将 大 君 書 記 大 内 し お り 君 書 記 矢 吹 友 鏡 君 書 記 玉 田 誠 一 君 午後2時1分 開議 〔議長
田口米蔵君議長席に着く〕
○議長(
田口米蔵君) 定足数に達しておりますので,これより本日の会議を開きます。
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△
会議録署名議員の指名
○議長(
田口米蔵君)
水戸市議会会議規則第79条の規定により,
会議録署名議員の指名を行います。8番飯田正美君,9番鈴木宣子君,10番田口文明君,以上3名を指名いたします。
------------------------
△
出席説明員の報告
○議長(
田口米蔵君) 次に,地方自治
法第121条第1項の規定により,説明のため議場に出席を求めた者の職,氏名は,本定例会の開会冒頭報告し,あわせて議席に配付いたしました印刷物のとおりでありますので,御了承願います。
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○議長(
田口米蔵君) それでは,これより日程に入ります。 本日の日程は,議案第1号=ないし=第50号,以上50件,それに請願,陳情,閉会中
所管事務調査についてであります。
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△発言の取り消しについて
○議長(
田口米蔵君) この際,お諮りいたします。28番,福島辰三君から,13日の本会議における発言について,お手元に配付した発言取り消し申出書に記載のとおり,発言を取り消したい旨の申し出がありました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。
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△日程第1 議案第1号=ないし=第50号
○議長(
田口米蔵君) それでは,議案第1号=ないし=第50号,以上50件を一括上程いたします。 それでは,ただいま一括上程いたしました50件につきましては,さきの本会議において,いずれも各
常任委員会に付託になっておりますので,この際,各委員長から,それぞれ委員会の審査の経過並びに結果について御報告を願うことにいたします。 まず最初に,
都市建設委員長の報告を願います。 16番,黒木勇君。 〔
都市建設委員長 黒木勇君登壇〕
◆
都市建設委員長(黒木勇君)
審査決定報告書 都市建設委員会 さきの平成31年第1回
水戸市議会定例会において当委員会に付託されました議案第5号ほか10件の審査の経過並びに結果について,
水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 これらの案件については,3月14,15,18日の3日間にわたり,委員会を開催し,慎重に審査を行いましたが,その結果は下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第18号 水戸市
建築基準条例の一部を改正する条例 本案については,
特別支援学校等の内装の制限に係る規定を削除する理由及び火災時への影響等について,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。2 議案第19号 水戸市
土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例 本案については,根本第一
土地区画整理事業廃止後の
土地利用等について,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。3 議案第25号 水戸市
下水道条例の一部を改正する条例 本案については,
消費税率改定による影響額,条例改正に伴う
経過措置等について,種々
質疑応答を重ねた後,議案に関連して,委員から,「検針作業の効率化及び経費削減を図るため,今後,新たな
検針システム導入についても検討されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。4 議案第26号 平成31年度水戸市
一般会計予算中第1表中歳出中第3款(民生費)中
都市建設委員会所管分,第8款(土木費)及び第11款(
災害復旧費)中
都市建設委員会所管分並びに第2表継続費中第8款(土木費)並びに第3
表債務負担行為中
都市建設委員会所管分 本案については,
危険ブロック塀等撤去の対象件数及び補助要件,
健康まちづくり計画の概要,内原駅
周辺地区整備事業の
整備スケジュール,泉町1丁目
北地区市街地再開発事業における事業費の内訳及び税制特例の考え方,東京圏からの
移住支援事業の補助要件,
安心住宅リフォーム支援事業及び子育て世帯まちなか住みかえ支援事業における今年度の実績と新年度の
予算編成状況,市営住宅の
施設維持補修費の内訳等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「
ブロック塀等の築造については,届出制にするなど,災害時における被害を最小限にするための新たな方策を検討されたい」,「
安心住宅リフォーム支援事業及び子育て世帯まちなか住みかえ支援事業については,一層の利用促進を図るため,効果的なPRに取り組まれたい」,「特定財源に係る
国県支出金の減額により,事業が停滞することのないよう,引き続き財源確保に向け努力されたい」,「前年度事業の繰り越しが当該年度の事業に影響を及ぼすことのないよう,計画的な事業執行と事務体制の強化を図られたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,賛成多数をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。5 議案第32号 平成31年度水戸市東前第二
土地区画整理事業会計予算 本案については,保留地の処分状況,保留地売り払いの単価,当該事業の民間委託に対する考え方等について,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上のほか,議案第5号 水戸市
都市下水路等管理条例,議案第31号 平成31年度水戸市東前第四
土地区画整理事業会計予算,議案第47号 平成30年度水戸市東前第二
土地区画整理事業会計補正予算(第1号),議案第50号 平成30年度水戸市
下水道事業会計補正予算(第2号)についても,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 そのほか,議案第38号 平成31年度水戸市
下水道事業会計予算,議案第43号 平成30年度水戸市
一般会計補正予算(第6号)中第1表中歳出中第8款(土木費)についても,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 記議案第5号,議案第18号,議案第19号,議案第25号,議案第26号中第1表中歳出中第3款中
都市建設委員会所管分,第8款及び第11款中
都市建設委員会所管分並びに第2表継続費中第8款並びに第3
表債務負担行為中
都市建設委員会所管分,議案第31号,議案第32号,議案第38号,議案第43号中第1表中歳出中第8款,議案第47号,議案第50号 以上,原案を認める。 上記のとおり報告する。 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様
都市建設委員会 委員長 黒木 勇
○議長(
田口米蔵君) 次に,
産業水道委員長の報告を願います。 18番,小川勝夫君。 〔
産業水道委員長 小川勝夫君登壇〕
◆
産業水道委員長(小川勝夫君)
審査決定報告書 産業水道委員会 さきの平成31年第1回
水戸市議会定例会において当委員会に付託されました議案第17号ほか14件の審査の経過並びに結果について,
水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 これらの案件については,3月14,15,18日の3日間にわたり,委員会を開催し,慎重に審査を行いましたが,その結果は下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第17号 水戸市
都市公園条例の一部を改正する条例 本案は,植物公園における観賞大温室及び
熱帯果樹温室の改修工事に伴い使用者の施設利用に制限が生じるため,関係規定の整備を行うものでありますが,改修工事の期間,改修後の使用料等について,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。2 議案第23号 水戸市
水道事業給水条例の一部を改正する条例 本案は,平成31年10月1日から消費税率が改定されることに伴う給水装置に係る加入金等の改定を行うため,関係規定の整備を行うものでありますが,
水道料金改定の
経過措置等について,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。3 議案第24号 水戸市
水道事業における
布設工事監督者及び水道技術
管理者の資格等に関する条例の一部改正する条例 本案については,
関係法令改正の経緯,資格要件の概要,
水道部職員の有資格者数等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「水道部内における有資格者の知識及び技術を継承し,組織力の維持,向上に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。4 議案第26号 平成31年度水戸市
一般会計予算中第1表中歳出中第5款(労働費),第6款(
農林水産業費),第7款(商工費)及び第11款(
災害復旧費)中
産業水道委員会所管分並びに第2表継続費中第6款(
農林水産業費)並びに第3
表債務負担行為中
産業水道委員会所管分 本案については,第5款労働費では,
UJIターン・
若者定着応援事業の成果等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「市内の高校生,大学生等の定着に向け,
企業ガイドブックの充実を図るなど,地元企業の魅力を効果的に発信するよう努められたい」等の意見が出されました。 次に,第6
款農林水産業費では,稲わらの生産量,
福藁プロジェクトのPR方法,有害鳥獣による被害状況や
関係補助金の申請件数,学校給食における
地場農産物の
活用促進事業の対象校及び予算の具体的な使途,市単
土地改良事業における対象区域,水戸市
植物公園リニューアル基本構想・基本計画の概要等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「
福藁プロジェクトについては,制作した販促物の活用や
茨城国体等のイベントを通じて積極的にPRし,本市の名産品であるわら納豆の振興に努められたい」,「植物公園の再整備に当たっては,観光振興はもとより子どもの健全育成の観点からも,基本構想に基づき,着実に事業を推進されたい」等の意見が出されました。 次に,第7款商工費では,
水戸まちなかフェスティバルの来場者数の推移,
中心市街地及び下市地区における空き店舗の状況,
まちなか空き店舗対策事業の実績及び補助要件の詳細,
企業誘致促進事業の実績及び
関係補助金の
見直し内容,
企業誘致実現までの過程,
水戸黄門まつりの
リニューアルの概要,
外国人観光客数等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「
水戸まちなかフェスティバルについては,今後も内容の充実に努めながら継続的に実施し,まちなかの
にぎわい創出に努められたい」,「
まちなか空き店舗対策事業は,雇用の創出にもつながることから,
新規創業者等が利用しやすい制度となるよう,補助対象の拡大を図りながら推進されたい」,「
水戸黄門まつりの開催に当たっては,
リニューアルによる効果を十分に検証し,さらなる充実を図られたい」,「
インバウンド観光については,官民一体となって事業を推進し,他自治体との差別化を図りながら,さらなる誘客に努められたい」等の意見が出されました。 また,総括的な意見として,「各種事業の推進に当たっては,市の目指すべき姿を確実に見据えながら,関係各課との連携を密にし,限りある予算の中で事業効果を最大限高めるよう努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。5 議案第28号 平成31年度水戸市
公設地方卸売市場事業会計予算 本案については,各イベントの実績等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「引き続き,
イベント内容の充実を図り,参加者の満足度を高めるとともに,効果的なPRに努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。6 議案第29号 平成31年度水戸市
駐車場事業会計予算 本案については,(仮称)
水戸芸術館東地区駐車場の
整備スケジュール,
管理運営方法等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「供用開始後における
当該駐車場の
管理運営においては,
周辺駐車場との連携,共存が必要であることから,完成までの期間において,
関係事業者との調整を図られたい。また,施設整備に当たっては,周辺景観との調和に十分配慮されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。7 議案第37号 平成31年度水戸市
水道事業会計予算 本案については,有
収率向上対策事業における
給水管漏水調査の実施状況及び
事業計画等について,種々
質疑応答重ねた後,委員から,「
宅地内漏水調査については,引き続き,迅速な対応に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上のほか,議案第21号 水戸市
公設地方卸売市場条例の一部を改正する条例,議案第22号 水戸市
農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例,議案第30号 平成31年度水戸市
農業集落排水事業会計予算,議案第43号 平成30年度水戸市
一般会計補正予算(第6号)中第1表中歳出中第6款(
農林水産業費),議案第44号 平成30年度水戸市
公設地方卸売市場事業会計補正予算(第2号),議案第45号 平成30年度水戸市
駐車場事業会計補正予算(第1号),議案第46号 平成30年度水戸市
農業集落排水事業会計補正予算(第2号),議案第49号 平成30年度水戸市
水道事業会計補正予算(第2号)についても,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 記議案第17号,議案第21号,議案第22号,議案第23号,議案第24号,議案第26号中第1表中歳出中第5款,第6款,第7款及び第11
款中産業水道委員会所管分並びに第2表継続費中第6款並びに第3
表債務負担行為中
産業水道委員会所管分,議案第28号,議案第29号,議案第30号,議案第37号,議案第43号中第1表中歳出中第6款,議案第44号,議案第45号,議案第46号,議案第49号 以上,原案を認める。 上記のとおり報告する。 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様
産業水道委員会 委員長 小川勝夫
○議長(
田口米蔵君) 次に,
文教福祉委員長の報告を願います。 15番,
高倉富士男君。 〔
文教福祉委員長 高倉富士男君登壇〕
◆
文教福祉委員長(
高倉富士男君)
審査決定報告書 文教福祉委員会 さきの平成30年第1回
水戸市議会定例会において当委員会に付託されました議案第4号ほか13件の審査の経過並びに結果について,
水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 これらの案件については,3月14,15,18日の3日間にわたり,委員会を開催し,慎重に審査を行いましたが,その結果は下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第4号 水戸市手話言語その他の障害の特性に応じた
意思疎通手段の利用の促進に関する条例 本案については,本市施設における
意思疎通手段の整備状況及び今後の整備計画,
IT端末等の活用状況及び今後の導入の考え方,事業者に対する制度の
周知方法等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「障害者が利用しやすい公共施設の環境整備に向け,関係各課と連携しながら計画的かつ早急な対応を図られたい」,「今後,
意思疎通手段として
IT端末等の利用が期待されることから,障害者のニーズの的確な把握に努め,将来を見据えた環境の整備に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 2 議案第14号 水戸市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例 本案は,子どもの医療費助成に係る所得制限を撤廃するものでありますが,改正に伴う対象者数及び影響額,所得制限の撤廃後も申請が必要となる理由等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「制度改正の内容について,市民への十分な周知に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。3 議案第15号 水戸市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例 本案については,0歳児から2歳児の保育料を全ての所得階層で引き下げる理由,新たな階層区分及び保育料の設定根拠,改正に伴う影響額等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「子育て世帯のさらなる支援に向け,本市独自の制度拡充について検討されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。4 議案第16号 水戸市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 本案については,家庭的保育事業において自園調理に関する規定の適用猶予期間を5年から10年に延長する理由,本市における家庭的保育事業者数及び利用乳幼児数,自園調理を実施する理由,家庭的保育者の資格要件等ついて,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「当該制度については,事業者の参入促進や保育環境の向上に向け,本市独自の拡充策を検討されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。5 議案第26号 平成31年度水戸市
一般会計予算中第1表中歳出中第3款(民生費)中
文教福祉委員会所管分,第4款(衛生費)中
文教福祉委員会所管分,第9款(消防費)及び第10款(教育費)中
文教福祉委員会所管分並びに第2表継続費中第3款(民生費)及び第10款(教育費)中
文教福祉委員会所管分並びに第3
表債務負担行為中
文教福祉委員会所管分 本案については,第3款民生費では,法人後見支援事業の実施状況,高齢者福祉施設の開設及び待機者解消の見込み,市民センター子育て広場の新設箇所及び運営状況,保育所の定員増加及び待機児童解消の見込み,新卒保育士就労奨励事業の内容,積算根拠及び奨励金支給後に市内に就労しなかった場合の対応,民間学童クラブに対する補助の内容,生活保護世帯数の推移及び職員の配置状況等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「新卒保育士就労奨励事業の実施に当たっては,補助金の交付に係る適切な運用基準を策定するとともに,より多くの保育士の市内への就労が促進されるよう,事業の効果を検証し,さらなる施策の充実に努められたい」,「開放学級については,引き続き施設環境の整備に取り組むとともに,支援員のさらなる資質向上と待遇改善に努められたい」等の意見が出されました。 次に,第4款衛生費では,医師修学資金貸与事業の実施状況,高齢者等インフルエンザ予防接種費用の助成額を拡充する理由,緊急風しん予防対策事業における対象者数及び事業の周知方法,保健所開設に向けた人材確保の状況等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「高齢者等インフルエンザ予防接種の接種率向上に向けた取り組みを推進されたい」,「緊急風しん予防対策事業の実施に当たっては,風しんの抗体保有率が低い世代の男性に対し,当該助成制度の周知徹底を図られたい」等の意見が出されました。 次に,第9款消防費では,採用後1年以内の消防職員を定数外とする理由及び当該職員の身分,消防職員及び団員の被服の更新状況,コンビニエンスストアAED設置事業におけるこれまでの使用実績,講習の受講状況及び今後の設置計画,消防団員への報酬の支払い方法,消防団員免許取得補助事業における対象者数及び補助の内訳,南消防署移転改築事業の進捗状況及び今後のスケジュール等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「コンビニエンスストアへのAEDの設置については,使用状況や設置効果を十分検証するととともに,事業者等に対しAEDの使用に係る講習への参加をより一層働きかけられたい」,「南消防署の移転改築については,早期の事業完了に向け,鋭意推進されたい」等の意見が出されました。 次に,第10款教育費では,部活動支援員配置による効果及び今後の配置計画,チャレンジプラン,グローバルプラン及びキャリアプランの事業内容,小中学校トイレ洋式化事業の対象となる学校の選定基準,ヒカリモの保存・活用に向けた施策の実施状況,天体観望会の充実を図るために導入する可搬型プラネタリウムの運用方法等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「学校給食における地場産物の活用拡大や栄養バランスのとれた献立の提供に努めながら,児童,生徒の健康の保持増進を図られたい」,「ICTを活用した情報教育の推進に当たっては,先進事例を参考にしながら,最先端の取り組みを実施されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。6 議案第40号 水戸城大手門復元整備工事請負契約の変更について 本案については,避雷針の設置や樹木の伐採を実施する理由,追加工事費の内訳等について,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上のほか,議案第13号 水戸市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例,議案第20号 水戸市総合教育研究所条例の一部を改正する条例,議案第34号 平成31年度水戸市介護保険会計予算,議案第35号 平成31年度水戸市介護サービス事業会計予算,議案第41号 水戸城二の丸角櫓復元及び土塀整備工事請負契約の変更ついて,議案第43号 平成30年度水戸市
一般会計補正予算(第6号)中第1表中歳出中第3款(民生費),第4款(衛生費)中
文教福祉委員会所管分及び第10款(教育費)中
文教福祉委員会所管分並びに第2表継続費補正中第4款(衛生費)中
文教福祉委員会所管分及び第10款(教育費)中
文教福祉委員会所管分についても,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 そのほか議案第27号 平成31年度水戸市国民健康保険会計予算,議案第36号 平成31年度水戸市
後期高齢者医療会計予算についても,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 記議案第4号,議案第13号,議案第14号,議案第15号,議案第16号,議案第20号,議案第26号中第1表中歳出中第3款中
文教福祉委員会所管分,第4款中
文教福祉委員会所管分,第9款及び第10款中
文教福祉委員会所管分並びに第2表継続費中第3款及び第10款中
文教福祉委員会所管分並びに第3
表債務負担行為中
文教福祉委員会所管分,議案第27号,議案第34号,議案第35号,議案第36号,議案第40号,議案第41号,議案第43号中第1表中歳出中第3款,第4款中
文教福祉委員会所管分及び第10款中
文教福祉委員会所管分並びに第2表継続費補正中第4款中
文教福祉委員会所管分及び第10款中
文教福祉委員会所管分 以上,原案を認める。 上記のとおり報告する。 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様
文教福祉委員会 委員長
高倉富士男
○議長(
田口米蔵君) 次に,総務環境委員長の報告を願います。 23番,安藏栄君。 〔総務環境委員長 安藏栄君登壇〕
◆総務環境委員長(安藏栄君)
審査決定報告書 総務環境委員会 さきの平成31年第1回
水戸市議会定例会において当委員会に付託されました議案第1号ほか15件の審査の経過並びに結果について,
水戸市議会会議規則第101条の規定に基づき報告します。 これらの案件については,3月14,15,18日の3日間にわたり,委員会を開催し,慎重に審査を行いましたが,その結果は下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第1号 中核市の指定に係る申出について 本案については,中核市への円滑な移行に向けた対応等について,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。2 議案第2号 公の施設の広域利用に関する協議について 本案については,協定外としている施設の取り扱い及びその
周知方法等について,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。3 議案第3号 水戸市空家等対策の推進に関する条例 本案については,特定空家等に対する緊急安全措置の考え方等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「本条例の運用に当たっては,民法等で保護される所有者等の権利を侵害することのないよう,慎重な対応に努められたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。4 議案第11号 水戸市企業誘致のための固定資産税等の課税免除に関する条例の一部を改正する条例 本案については,これまでの課税免除の適用実績等について,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。5 議案第26号 平成31年度水戸市
一般会計予算(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中
文教福祉委員会所管分,第5款,第6款,第7款,第8款,第9款,第10款中
文教福祉委員会所管分及び第11款並びに第2表継続費中第3款,第6款,第8款及び第10款中
文教福祉委員会所管分並びに第3
表債務負担行為中
文教福祉委員会所管分,
産業水道委員会所管分及び
都市建設委員会所管分を除く) 本案については,歳出中第2款総務費では,新市民会館整備におけるサイン設計委託の内容,原子力防災等の啓発DVDの使途,第4款衛生費では,一般廃棄物第三最終処分場の浸出水処理過程で生成される副生塩の利活用策,第10款教育費では,学校プール施設開放事業の実施状況,小吹運動公園屋内プールの新たな熱源に要する維持
管理費用,体育施設洋式トイレ改修工事の詳細,(仮称)西谷津市民運動場の所在地及び施設内容,歳入では,市民税予算の増加の根拠,国庫支出金のうちプレミアム付商品券発行事業費補助金の詳細等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「戦争体験者の記録映像の作成に当たっては,戦争の悲惨さを伝える視点のほか,遺族の苦労を伝える視点も踏まえたものとなるよう配慮されたい」,「LGBTに関する相談事業については,他の相談業務との平等性に配慮した相談体制の構築に努められたい」,「国民体育大会の運営に当たっては,将来を担う子どもたちの観戦機会の確保に努められたい」,「各市民センターの修繕に当たっては,引き続きスピード感を持って取り組まれたい」,「安定ヨウ素剤の保管,配布に当たっては,服用効果等について専門家の意見を十分聴取するとともに,市民の混乱を招くことのないよう,実効性のある保管・配布方法を早急に確立されたい。また,子どもへの優先的な配布にも配慮されたい」,「空き家の発生を抑制するとともに,空き家の利活用を促進する市独自の方策を検討されたい」,「ネーミングライツに係る施設無償使用権については,過度の営利目的での使用となることがないよう,命名権者と十分協議されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。6 議案第39号 水戸市一般廃棄物第三最終処分場埋立施設建設工事請負契約の変更について 本案については,地中障害物除去の費用及び進捗状況等について,種々
質疑応答等を重ねた後,採決の結果,賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。7 議案第42号 土地の取得について(総合運動公園市民球場用地) 本案については,これまで支払った賃借料の合計額等について,種々
質疑応答を重ねた後,委員から,「市が賃借している他の用地についても,早期取得に向け,鋭意努力されたい」等の意見が出されました。 この後,採決の結果,全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上のほか,議案第6号 公の施設の広域利用に関する協定の実施のための特例条例の一部を改正する条例,議案第8号 水戸市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例,議案第9号 水戸市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例,議案第10号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例,議案第12号 水戸市手数料条例の一部を改正する条例,議案第33号 平成31年度水戸市公共用地先行取得事業会計予算,議案第48号 平成30年度水戸市公共用地先行取得事業会計補正予算(第1号)についても,執行部から説明を受けた後,採決の結果,いずれも全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 そのほか,議案第7号 水戸市職員定数条例の一部を改正する条例,議案第43号 平成30年度水戸市
一般会計補正予算(第6号)(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中
文教福祉委員会所管分,第6款,第8款及び第10款中
文教福祉委員会所管分並びに第2表継続費補正中第4款中
文教福祉委員会所管分及び第10款中
文教福祉委員会所管分を除く)についても,種々
質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも賛成多数をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 記議案第1号,議案第2号,議案第3号,議案第6号,議案第7号,議案第8号,議案第9号,議案第10号,議案第11号,議案第12号,議案第26号,(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中
文教福祉委員会所管分,第5款,第6款,第7款,第8款,第9款,第10款中
文教福祉委員会所管分及び第11款並びに第2表継続費中第3款,第6款,第8款及び第10款中
文教福祉委員会所管分並びに第3
表債務負担行為中
文教福祉委員会所管分,
産業水道委員会所管分及び
都市建設委員会所管分を除く),議案第33号,議案第39号,議案第42号,議案第43号(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中
文教福祉委員会所管分,第6款,第8款及び第10款中
文教福祉委員会所管分並びに第2表継続費補正中第4款中
文教福祉委員会所管分及び第10款中
文教福祉委員会所管分を除く),議案第48号 以上,原案を認める。 上記のとおり報告する。 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様 総務環境委員会 委員長 安藏 栄
○議長(
田口米蔵君) 以上で,各委員長の報告は終わりました。 この際,討論の通告がありますので,これを許します。 4番,土田記代美君。 〔4番 土田記代美君登壇〕(拍手)
◆4番(土田記代美君) 日本共産党水戸市議団の土田記代美です。 本定例会に提案されました議案50件のうち,議案第7号,第11号,第16号,第18号,第21号,第22号,第23号,第25号,第26号,第27号,第28号,第29号,第30号,第36号,第37号,第38号,第39号,第43号,第45号,以上,19件につきまして,通告に従い,反対討論を行います。 初めに,議案第7号は,職員定数条例の一部改正です。 私たちは,市が正職員を減らし,臨時職員・嘱託員に置きかえて不安定で安価な労働をふやすことに反対し,また,市が責任を持って行うべき業務,教育的な業務である図書館や給食の民間委託にも反対をしてきました。今回,給食調理員9名の削減が含まれており,本議案には賛成できません。 次に,議案第11号は,企業誘致のための固定資産税等の課税免除を延長する議案です。 外からやってくる企業に対し,支払うべき税をゼロにするという条例には反対です。外からの呼び込みより,地元で頑張っている,頑張り続けている企業こそ応援すべきと考えます。こうした税制の優遇によって水戸にやって来たとしても,業績が少しでも悪くなれば,また簡単に水戸から引き上げてしまうなど,そうした企業が,市の経済や活力向上に責任を持ってくれるわけではありません。昨年度の実績では,5,900万円もの免除額とのことですが,一部の企業に対しこれほどの税金を免除する一方で,厳しい経済状況に苦しむ市民に対しては,徴税強化をうたい,費用をかけて茨城租税債権
管理機構に委託してまで,税や国保税の取り立てをしています。また,市営住宅の家賃についても,20件もの裁判などを起こし,容赦ない対応をしている。水戸市は,一体誰のために,どこを向いてお金を集め使うのか,甚だ疑問と違和感を感じる議案であり,反対をいたします。 次に,議案第16号は,家庭的保育の設備運営に関する基準条例の改正で,乳幼児を少人数で保育する家庭的保育について,食事の外部搬入の緩和を5年間延長するものです。対象児童は0歳,1歳,2歳であり,抵抗力が弱く,アレルギーやアトピー疾患への配慮や衛生面や栄養面からも特に注意が必要です。そのため,自園調理を原則としているものであり,その緩和は乳幼児の安全確保に反するもので,認められません。 次に,議案第18号は,
建築基準条例の一部改正ですが,これまで義務づけられてきた特別支援学校などの天井や壁などに不燃材料,準不燃材料を使用するという規定をなくし,可燃材料の使用を認めるという規制緩和です。特別支援学校の児童,生徒は,火災などが起きれば,避難に通常より時間がかかったり,パニックを起こして混乱することもあります。障害のある子どもたちの安全を第一に考えれば,市の条例で不燃材料を使うことを義務づける規定は外すべきではなく,本議案に反対をいたします。 次に,議案第21号から第23号,第25号,第28号,第30号及び第37号,第38号の7件につきましては,上下水道や農業集落排水,また公設市場の10月からの消費税引き上げに伴う料金改定などに関する議案であり,反対をいたします。 私たちは,消費税10%への引き上げについて,断固反対の立場です。現在,国会でも議論が沸騰していますが,増税の根拠となる数々の統計不正が大問題となっており,政府の言う経済指標や現在の経済状況,消費増税の前提が根底から崩れております。水戸市が消費税増税分を値上げすれば,水道料金や下水道料金,農業集落排水使用料や公設市場使用料の影響額は,来年度半年分で約8,750万円,1年間では約1億8,000万円にも上ります。市として10月からの増税中止こそ国に求めるべきと考えます。また,消費税を公共料金や手数料,利用料等に転嫁するのではなく,財政調整基金などを活用し,さらなる市民負担増を行わないことを求めます。また,1億4,085万1,000円も予算化をしている無駄な県受水の中止を求めます。 次に,議案第26号 平成31年度
一般会計予算につきましては,市政全般に及ぶ議案であり,多数の意見がございますが,そのうち1点,新市民会館整備計画について,反対の意見を述べさせていただきます。 現計画は,一部の利益のために巨額の事業費をかけて水戸のまちなかを壊し,市の文化や市民活動,そしてまちづくりにも役立たない無用の長物,それどころか将来にわたって禍根を残し,市民にとって重大な負の遺産となってしまうと考えます。サインと運営の検討に1,520万円が計上されておりますが,世界的な建築デザイナーだからと伊藤豊雄氏の設計に巨額の契約をしているのに,サイン設計はまたそれとは別料金などという話はとても認められないというより,あきれてものが言えません。運営については,幾ら検討してもこの計画では,巨額の事業費と維持
管理費,運営経費に見合った稼働率で回していくなど,今の時代,到底不可能であることは,他自治体や他のホール施設の実績と現状を見れば明らかです。以前にも組織されたコンテンツ検討委員会と同様,無駄な労力と無駄なお金になると考えます。多くの市民の反対の声はもとより,物理的な矛盾や噴出する明らかな問題点を無視し続けて強引に推し進めようとしておりますが,根拠のない無謀な夢物語による税金の無駄遣いと言わざるを得ません。市民が求めているのは,市民のための市民会館です。経済団体からの要請から始まったという,そもそもの文化的視点が欠けている上に,市民不在の計画は根本から見直し,1日も早く市民が待ち望んでいる水戸市の文化に資する市民のための市民会館建設に取り組むことを求めます。 次に,議案第29号,第45号については,芸術館東側駐車場建設の中止を求める立場から反対をいたします。 新市民会館整備計画において大問題となっている駐車場不足の解決には,何ら機能しない上に,周辺の生活環境及び景観も損なう,この高層駐車場建設は行うべきではありません。 次に,議案第27号国保会計予算,議案第36号
後期高齢者医療保険会計予算について,反対をいたします。 まず,国民健康保険は,来年度の茨城県への納付金が今年より7億4,000万円も減少します。水戸市の国保会計は黒字続きで,昨年度の繰越金7億8,000万円から国庫精算分などを除いても今年度末2億7,000万円の黒字となる見込みです。それにもかかわらず課税限度額をさらに3万円引き上げ,最高額を年96万円とし,約1,950万円の負担をふやす方針です。高過ぎる国保税が払えない滞納者に対し,年金や給与を差し押さえるなど厳しく取り立てていますが,本来は黒字を活用して値下げをすべきです。また,
後期高齢者医療保険料は,特例軽減が10月から廃止され,これにより現在9割軽減の方は7割軽減となり,3,100万円の負担がふえる見通しです。市民負担を大きくふやすものであり,引き下げを求めます。 次に,議案第39号は,第三最終処分場建設工事の追加契約で,2億2,215万6,000円の増額です。4大プロジェクトの一つである新ごみ処理施設整備事業に関しては,不法投棄ごみが埋まっていることに目をつぶり,15億円もかけて用地を取得したという段階から非常に不透明で,市民からはとても納得のいかない事業予算の執行が続いてきました。今回30億円もかけて造成をした用地で,しかも造成工事の際にも途中で不法投棄ごみが大量に出た,地盤改良が必要になったなどと10億6,000万円もの追加工事が行われたその用地で,いざ建設を始めてみたらまた地中からごみが出たと,そこで2億円以上の増額,こういう話です。掘ってみたらこうだったと契約金額がつり上がる,こうした事態が水戸市の4大プロジェクトでもう三度目です。大きな事業,大きな予算だからこそ十分な事前調査や当初契約の積算根拠,事業内容や経過の説明は明確に示されるべきであり,それが行われていないずさんな予算執行と言わざるを得ません。今回の追加工事についても不透明で,納得のいく説明がいただけず,本議案には賛成できません。 最後に,議案第43号は,平成30年度
一般会計補正予算です。 泉町1丁目北地区再開発事業及び泉町
周辺地区整備事業予算のうち,35億3,680万円を次年度へ繰り越しするもので,認められません。泉町再開発は,認可前の事前買収から始まり,権利返還計画では一部の地権者には水戸市が毎年約2,200万円もの賃借料を払い続けていくこと,さらには反対を貫いている地権者の土地,物件調書,同意の署名まで地権者の同意もないまま土地収用
法を準用して作成するなど,
法も道理もない強引な進め方による不公平で不公正な事業と言わざるを得ません。そもそも一事業者の利益のために動いているのではないかと疑念がありましたが,今回その点も明白となりました。総額およそ33億円の補償費のうち約30億円,何と90%が伊勢甚に移転補償として支払われます。さらに伊勢甚はおよそ7,000万円の保留床を商業エリアに得るということです。その上,10年以上放置し続けていた旧京成デパートの解体費用は,伊勢甚は1円もかかりません。全てが水戸市が持ち出す税金であり,水戸市は14億円もの解体費用などを予算化しております。市民が納める大切な税金が一企業の利益や大手ゼネコンにつぎ込まれ,市民生活を圧迫する無駄な箱物建設としか言いようのない新市民会館整備計画は,1日も早く見直すべきであり,泉町再開発事業は速やかに中止することを求めます。 以上で反対討論を終わります。御清聴ありがとうございました。
○議長(
田口米蔵君) 以上で,討論は終わりました。 これより採決いたします。 それでは,ただいま上程の議案第1号=ないし=第50号,以上50件を一括採決いたします。 ただいまの50件については,いずれもただいま委員長報告のとおり,原案を可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
田口米蔵君) 起立多数。よって,議案第1号=ないし=第50号,以上50件は,いずれもただいま委員長報告のとおり,原案を可決することに決しました。
------------------------
△追加議案の提出について(市長提出4件)
○議長(
田口米蔵君) 次に,市長から議案が提出されましたので,議事課長から報告させます。 〔議事課長,報告〕
------------------------ 財政第191号 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様 水戸市長 高橋 靖 議案の送付について 平成31年第1回
水戸市議会定例会に追加提案するため,下記議案を送付します。 記市議会議案第51号
人権擁護委員候補者の推薦について 〃 第52号
人権擁護委員候補者の推薦について 〃 第53号
人権擁護委員候補者の推薦について 〃 第54号
人権擁護委員候補者の推薦について
------------------------
△議案第51号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(
田口米蔵君) それでは,お諮りいたします。ただいま提出されました議案第51号=ないし=第54号,以上4件を日程に追加し,直ちに順次上程することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,まず最初に,議案第51号を上程いたします。 それでは,市長から提案理由の説明を願います。 市長,高橋靖君。 〔市長 高橋靖君登壇〕
◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第51号
人権擁護委員候補者の推薦について申し上げます。 棯崎薫委員が平成31年6月30日をもって任期満了となりますので,
人権擁護委員候補者の推薦について同意を求めるものであります。 私は,棯崎薫君を再推薦してまいりたいと存じます。 よって,人権擁護委員
法第6条第3項の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○議長(
田口米蔵君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
田口米蔵君) 総員起立。よって,議案第51号は原案のとおり同意を与えることに決しました。
------------------------
△議案第52号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(
田口米蔵君) 次に,議案第52号を上程いたします。 それでは,市長から提案理由の説明を願います。 市長,高橋靖君。 〔市長 高橋靖君登壇〕
◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第52号
人権擁護委員候補者の推薦について申し上げます。 浜中あき子委員が平成31年6月30日をもって任期満了となりますので,
人権擁護委員候補者の推薦について同意を求めるものであります。 私は,浜中あき子君を再推薦してまいりたいと存じます。 よって,人権擁護委員
法第6条第3項の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○議長(
田口米蔵君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
田口米蔵君) 総員起立。よって,議案第52号は原案のとおり同意を与えることに決しました。
------------------------
△議案第53号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(
田口米蔵君) 次に,議案第53号を上程いたします。 それでは,市長から提案理由の説明を願います。 市長,高橋靖君。 〔市長 高橋靖君登壇〕
◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第53号
人権擁護委員候補者の推薦について申し上げます。 遠藤俊弘委員が平成31年6月30日をもって任期満了となりますので,
人権擁護委員候補者の推薦について同意を求めるものであります。 私は,遠藤俊弘君を再推薦してまいりたいと存じます。 よって,人権擁護委員
法第6条第3項の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○議長(
田口米蔵君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
田口米蔵君) 総員起立。よって,議案第53号は原案のとおり同意を与えることに決しました。
------------------------
△議案第54号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(
田口米蔵君) 次に,議案第54号を上程いたします。 それでは,市長から提案理由の説明を願います。 市長,高橋靖君。 〔市長 高橋靖君登壇〕
◎市長(高橋靖君) ただいま上程されました議案第54号
人権擁護委員候補者の推薦について申し上げます。 吉見文子委員が平成31年6月30日をもって任期満了となりますので,新たに
人権擁護委員候補者の推薦について同意を求めるものであります。 私は,藤本貫大君を推薦してまいりたいと存じます。 藤本貫大君は,昭和42年3月12日生まれ,住所は水戸市酒門町2096番地の2,経歴は東京農業大学を卒業後,京都東本願寺等での勤務を経て,平成18年7月から宗教法人善重寺の住職を務められております。また,現在,水戸地区保護司の職にあります。 人格,識見ともにすぐれ,人権擁護委員として適任者であると存じます。 よって,人権擁護委員
法第6条第3項の規定に基づき提案するものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○議長(
田口米蔵君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり同意を与えることに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
田口米蔵君) 総員起立。よって,議案第54号は原案のとおり同意を与えることに決しました。
------------------------
△議案の提出について(議員提出1件)
○議長(
田口米蔵君) 次に,
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定により,議員から議案が提出されましたので,議事課長から報告させます。 〔議事課長,報告〕
------------------------
△議第2号
水戸市議会会議規則の一部を改正する規則
------------------------
△議第2号
水戸市議会会議規則の一部を改正する規則
○議長(
田口米蔵君) それでは,お諮りいたします。ただいま提出されました議第2号を日程に追加し,直ちに上程することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,議第2号
水戸市議会会議規則の一部を改正する規則を上程いたします。
------------------------議第2号
水戸市議会会議規則の一部を改正する規則 上記の議案を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様 提出者 水戸市議会議員 綿引 健 〃 田中真己 〃 黒木 勇 〃 村田進洋 〃 須田浩和 〃 五十嵐 博 〃 安藏 栄 〃 福島辰三
------------------------〔朗読を省略した案文〕
水戸市議会会議規則の一部を改正する規則
水戸市議会会議規則(昭和42年水戸市議会規則第1号)の一部を次のように改正する。 第30条の見出しを「(投票の終了)」に改め,同条第1項中「投票箱の閉鎖」を「投票の終了」に改める。 第76条第2項を削る。 付則 この規則は,公布の日から施行する。ただし,第76条第2項の改正規定は,平成31年6月1日から施行する。(提案理由) 水戸市議会における投票方法の現況に鑑み,また,速記による会議録作成の見直しに伴い,所要の改正を行うものである。
------------------------
○議長(
田口米蔵君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
田口米蔵君) 総員起立。よって,議第2号は原案のとおり可決することに決しました。
------------------------
△議案の提出について(議員提出6件)
○議長(
田口米蔵君) 次に,
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定により,議員から議案が提出されましたので,議事課長から報告させます。 〔議事課長,報告〕
------------------------議第3号
食品ロス削減に向けたさらなる取り組みを求める意見書〃第4号 妊婦が安心できる
医療提供体制の充実と健康
管理の推進を求める意見書〃第5号 統計不正問題の真相究明と信頼回復を求める意見書〃第6号 消費税率10%への増税中止を求める意見書〃第7号
後期高齢者の
医療費自己負担2割への引き上げに反対する意見書〃第8号
イージス・アショア配備計画の撤回を求める意見書
------------------------
△議第3号
食品ロス削減に向けたさらなる取り組みを求める意見書
○議長(
田口米蔵君) それでは,お諮りいたします。ただいま提出されました議第3号=ないし=第8号,以上6件を日程に追加し,直ちに順次上程することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,まず最初に,議第3号
食品ロス削減に向けたさらなる取り組みを求める意見書を上程いたします。
------------------------議第3号
食品ロス削減に向けたさらなる取り組みを求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様 提出者 水戸市議会議員 綿引 健 〃 田中真己 〃 黒木 勇 〃 村田進洋 〃 須田浩和 〃 五十嵐 博 〃 安藏 栄 〃 福島辰三
------------------------〔朗読を省略した意見書〕
食品ロス削減に向けたさらなる取り組みを求める意見書 まだ食べることができる食品が,生産,製造,販売,消費の各段階で廃棄されている,いわゆる食品ロスの削減は,今や我が国において喫緊の課題と言える。国内で発生する食品ロスの量は年間646万トン(2015年度)と推計されており,これは国連の世界食糧計画(WFP)が発展途上国に食糧を援助する量の約2倍に上る。政府は,国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿い,食品ロスの量を2030年度までに半減させることを目指しているが,事業者を含め国民各層の食品ロスに対する取り組みや意識啓発は,今や必要不可欠である。 食品ロスを削減していくためには,国民一人一人がおのおのの立場において主体的にこの課題に取り組み,社会全体として対応していくよう,食べ物を無駄にしない意識の醸成とその定着を図っていくことが重要である。 また,まだ食べることができる食品については,廃棄することなく,貧困,災害等により必要な食べ物を十分に入手することができない人に提供するなど,できるだけ食品として活用していくことが重要である。 よって,政府においては,国,地方自治体,事業者,消費者等が一体となって
食品ロス削減に向けたさらなる取り組みを進めるため,下記の事項について実施するよう強く要望する。 記1 国,地方公共団体,事業者,消費者等の多様な主体が連携し,一体となって食品ロスの削減を総合的に推進するため,法律の制定を含めたより一層の取り組みを実施すること。2 商慣習の見直し等による食品事業者の廃棄抑制や消費者への普及・啓発,学校等における食育・環境教育の実施など,
食品ロス削減に向けた国民運動をこれまで以上に強化すること。3 賞味期限内の未利用食品や備蓄品等を必要とする人に届けるフードバンクなどの取り組みをさらに支援すること。 以上,地方自治
法第99条の規定により意見書を提出する。 平成31年3月20日 内閣総理大臣 文部科学大臣 厚生労働大臣 農林水産大臣 宛て(各通) 経済産業大臣 環境大臣 消費者及び食品安全担当大臣 衆参両院議長
水戸市議会議長 田口米蔵 ------------------------
○議長(
田口米蔵君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
田口米蔵君) 総員起立。よって,議第3号は原案のとおり可決することに決しました。
------------------------
△議第4号 妊婦が安心できる
医療提供体制の充実と健康
管理の推進を求める意見書
○議長(
田口米蔵君) 次に,議第4号 妊婦が安心できる
医療提供体制の充実と健康
管理の推進を求める意見書を上程いたします。
------------------------議第4号 妊婦が安心できる
医療提供体制の充実と健康
管理の推進を求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様 提出者 水戸市議会議員 綿引 健 〃 田中真己 〃 黒木 勇 〃 村田進洋 〃 須田浩和 〃 五十嵐 博 〃 安藏 栄 〃 福島辰三
------------------------〔朗読を省略した意見書〕 妊婦が安心できる
医療提供体制の充実と健康
管理の推進を求める意見書 妊婦は診断が難しい疾患や合併症に見舞われる頻度が高く,胎児の発育に悪影響を与える医薬品もあり,診療には特別な注意が必要とされる。中には,妊婦の外来診療に積極的でない医療機関が存在することから,妊婦の継続や胎児に配慮した適切な診療を評価するため,平成30年度診療報酬改定において妊婦加算が新設された。 しかし,妊婦加算について,医療関係者に十分な説明がないまま実施されたことや,投薬を伴わないコンタクトレンズの処方にも加算するなど,運用上の問題が指摘されている。加えて,妊婦が安心して外来診療を受けられる体制が整備されないまま,妊婦であるというだけで一律に加算されることについては,少子化対策の観点からも問題がある。 こうした指摘を受け,厚生労働省は,昨年12月に平成31年1月1日からの妊婦加算の凍結を告示するとともに,改めて,中央社会保険医療協議会で,妊婦が安心できる
医療提供体制の充実や健康
管理の推進を含めた総合的な支援を議論することとした。 よって,政府においては,妊婦が安心して医療を受けられる体制の構築のために,下記の事項について取り組むよう強く要望する。 記1 医療現場において,妊婦が安心して外来診療を受けられるよう,特有の合併症や疾患,投薬の注意点などについて,医師に対する教育や研修体制を整備すること。2 保健や予防の観点を含め,妊婦自身が,特有の合併症や疾患,投薬の注意点などについて,知識を得ることができるよう周知に取り組むこと。3 妊婦加算の見直しに当たっては,妊婦が加算分を自己負担することの影響にも十分配慮しつつ,開かれた国民的議論を行うこと。 以上,地方自治
法第99条の規定により意見書を提出する。 平成31年3月20日 内閣総理大臣 厚生労働大臣 宛て(各通) 衆参両院議長
水戸市議会議長 田口米蔵 ------------------------
○議長(
田口米蔵君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
田口米蔵君) 総員起立。よって,議第4号は原案のとおり可決することに決しました。
------------------------
△議第5号 統計不正問題の真相究明と信頼回復を求める意見書
○議長(
田口米蔵君) 次に,議第5号 統計不正問題の真相究明と信頼回復を求める意見書を上程いたします。
------------------------議第5号 統計不正問題の真相究明と信頼回復を求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様 提出者 水戸市議会議員 綿引 健 〃 田中真己 〃 須田浩和 〃 五十嵐 博 〃 安藏 栄 〃 福島辰三
------------------------〔朗読を省略した意見書〕 統計不正問題の真相究明と信頼回復を求める意見書 国の基礎統計である毎月勤労統計調査が10年に以上にわたって不正に行われてきたことが発覚した。全数調査すべき東京都分を2004年以降,約3分の1しか抽出調査を行っておらず,2018年にはこれを正しく装うようなデータ改変まで行われていた。こうした不正を行い,さらに過去の基礎資料を廃棄してしまった結果,データを補正し再集計することが不可能となった。これらは統計
法違反であり,まさに国民の信頼を失う行為と言わざるを得ない。 国の基幹統計56のうち約4割に問題があったことも明らかになっている。厚生労働省は,毎月勤労統計調査だけでなく賃金構造基本統計に関しても不適切な調査を放置してきた。また,総務省が所管する小売物価統計調査においても,大阪府で店舗訪問が行われず,過去の価格が報告され続けるという不適切な業務実態が明らかになった。 最優先されるべき雇用保険や労災保険など追加給付のめどは一部しか立っていない。過少給付の是正のための事務費が労使負担の雇用・労災保険の特別会計から捻出されることは,役所のミスのツケ回しにほかならない。また,毎月勤労統計調査の不正は,多くの統計データに影響を及ぼし,とりわけ2018年の実質賃金は大幅なマイナスであったことが判明した。さらに,捏造された毎月勤労統計調査をもとに当初予算案の編成や消費税増税対策が立てられ,日銀の金融政策や年金支給額,公共料金など国民生活のあらゆる分野に問題が波及しており,国としての責任ははかり知れない。 データ改変を始めた2018年は,森友・加計問題における
公文書の改ざん,裁量労働制をめぐるデータ改ざん,障害者雇用の水増し,失踪外国人技能実習生をめぐるデータ捏造など,前代未聞の不祥事が繰り返された。今後,行政への監視機能を強め,信頼できる行政,政治を取り戻さなければならない。 よって,政府においては,統計不正問題の真相究明と再発防止,信頼回復に向け,下記の事項について誠実に対応されるよう強く要望する。 記1 毎月勤労統計調査の不正問題の真相究明を図るため,独立した第三者機関による徹底した検証を行い,政府の責任で公的統計の総点検を実施すること。2 統計不正の再発防止と信頼回復のため,10年間で半減した国の統計職員の増員を初め,必要な施策と十分な財政措置を講ずること。 以上,地方自治
法第99条の規定により意見書を提出する。 平成31年3月20日 内閣総理大臣 総務大臣 宛て(各通) 厚生労働大臣 衆参両院議長
水戸市議会議長 田口米蔵 ------------------------
○議長(
田口米蔵君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 総員起立。よって,議第5号は原案のとおり可決することに決しました。
------------------------
△議第6号 消費税率10%への増税中止を求める意見書
○議長(
田口米蔵君) 次に,議第6号 消費税率10%への増税中止を求める意見書を上程いたします。
------------------------議第6号 消費税率10%への増税中止を求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様 提出者 水戸市議会議員 土田記代美 〃 田中真己 〃 中庭次男
------------------------〔朗読を省略した意見書〕 消費税率10%への増税中止を求める意見書 安倍内閣は2019年10月から消費税率10%に増税するとしている。 しかし,2014年4月から消費税率が8%に増税された結果,日本経済の6割を占める家計消費は激しく落ち込んだまま回復できていない。安倍首相は,所得環境が確実に改善していることを消費税増税の根拠にしているが,物価上昇率を差し引いた実質賃金は下がったままである。不正調査が発覚した毎月勤労統計調査では,2018年の実施賃金は調査対象を変えたために伸び率が過大となっており,より実態に近い共通の事業所で比較すれば,前年比で実質賃金はマイナスである。政府の公表値でも,2012年から2018年までの推移を見れば,実質賃金は増税前と比べて10万円以上も落ち込んでいる。 総務省の家計調査によると,物価変動の影響を除いた実質家計消費支出は,2014年の消費税率8%増税を契機に大きく落ち込み,増税前と比べて年額で約25万円も減っている。GDP(国内総生産)ベースでも,実質家計消費支出は8%への増税を契機に大きく落ち込み,増税前と比べて約3兆円も減っている。1世帯当たりの消費を捉える家計調査ベースでも,国全体の消費を捉えるGDPベースでも,家計消費は8%増税による打撃を回復するに至っていない。 特に,今回の消費税増税で複数税率を導入するとしているが,買う商品,買う場所,買い方により税率が5段階になるなど,混乱をもたらすことは避けられない。クレジットカード決済によるポイント還元も,インボイス制度も中小商店には大きな負担である。 貧困と経済格差が広がる中,約5兆円の大増税となる消費税率10%への引き上げを行えば,暮らしも景気も大きく落ち込むことは避けられない。大企業へ富裕層に対する優遇税制を改めることこそ必要である。 よって,政府においては,消費税率10%への増税を中止するよう強く要望する。 以上,地方自治
法第99条の規定により意見書を提出する。 平成31年3月20日 内閣総理大臣 財務大臣 宛て(各通) 衆参両院議長
水戸市議会議長 田口米蔵 ------------------------
○議長(
田口米蔵君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
田口米蔵君) 起立少数。よって,議第6号は否決されました。
------------------------
△議第7号
後期高齢者の
医療費自己負担2割への引き上げに反対する意見書
○議長(
田口米蔵君) 次に,議第7号
後期高齢者の
医療費自己負担2割への引き上げに反対する意見書を上程いたします。
------------------------議第7号
後期高齢者の
医療費自己負担2割への引き上げに反対する意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様 提出者 水戸市議会議員 土田記代美 〃 田中真己 〃 中庭次男
------------------------〔朗読を省略した意見書〕
後期高齢者の
医療費自己負担2割への引き上げに反対する意見書 高齢者の生活苦と貧困の広がりが社会問題となり,下級老人,老後破産,老人漂流社会などの言葉がメディアをにぎわす,かつてない状況が生まれている。 現在,生活保護相当で暮らす高齢者及びそのおそれがある高齢者は,600万人から700万人,3割に迫ると推計され,政府の報告でも65歳以上は30歳未満と並び貧困率が最も高い年齢層とされている。 こうした事態の根底には,国民年金(基礎年金)の満額が月6.5万円しかなく,国民年金の平均受給額が月5.1万円,厚生年金も女性の平均受給額が月10.2万円しかないなど,低過ぎる年金給付の問題がある。 また,国民健康保険税や
後期高齢者医療保険料など,高過ぎる保険料が高齢者の家計を圧迫し,医療費窓口負担や差額ベッド代などの保険外負担が暮らしを直撃している。 そうした中,経済財政諮問会議や財務省の財政制度等審議会では,世代間の負担の公平性を図るとして,
後期高齢者医療の窓口負担を,現在の1割負担から新たに75歳に到達した人から2割負担に引き上げることが審議されている。 既に70歳から74歳の
医療費自己負担は,2014年度の改定で,新たに70歳に到達する人から2割負担に引き上げられ,現役並み所得者は,70歳以上でも3割負担となっており,高齢になっても働き続けなければならないなど,生活苦は限界を超えている。 高齢者は,戦後の経済発展の支え手となり今日の日本をつくり上げてきた功労者であるにもかかわらず,
後期高齢者医療制度という年齢で差別する制度が施行され,今年10月からは低所得者の軽減措置も廃止されようとしている。 医療の充実による健康の確保は,社会の成長,進歩の基盤ともなるものであり,高齢者の負担軽減を進め,誰もが必要な医療を受けられる制度の再建が求められている。 よって,政府においては,75歳以上の
後期高齢者の
医療費自己負担2割への引き上げを行わないよう強く要望する。 以上,地方自治
法第99条の規定により意見書を提出する。 平成31年3月20日 内閣総理大臣 財務大臣 宛て(各通) 厚生労働大臣 衆参両院議長
水戸市議会議長 田口米蔵 ------------------------
○議長(
田口米蔵君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
田口米蔵君) 起立少数。よって,議第7号は否決されました。
------------------------
△議第8号
イージス・アショア配備計画の撤回を求める意見書
○議長(
田口米蔵君) 次に,議第8号
イージス・アショア配備計画の撤回を求める意見書を上程いたします。
------------------------議第8号
イージス・アショア配備計画の撤回を求める意見書 上記の意見書を
水戸市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき別紙のとおり提出します。 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様 提出者 水戸市議会議員 土田記代美 〃 田中真己 〃 中庭次男
------------------------〔朗読を省略した意見書〕
イージス・アショア配備計画の撤回を求める意見書 安倍内閣は,北朝鮮の核・ミサイル開発をより重大かつ差し迫った新たな段階の脅威として,陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」2基の導入を2017年12月に閣議決定した。 防衛省は,配備候補地として,陸上自衛隊の新屋演習場(秋田県秋田市),むつみ演習場(山口県萩市,阿武町)を挙げ,関係する地方自治体や住民への説明会を行ったが,両候補地の自治体関係者や周辺住民から,多くの不安,懸念,疑問が噴出している。 この間に,北朝鮮をめぐる情勢は劇的に変化しており,南北首脳会談や歴史上初めての米朝首脳会談が行われ,朝鮮半島の非核化や平和的な課題解決に向けた動きが加速化している。 実際に,防衛省みずから,北朝鮮のミサイル発射の可能性は低下したと判断し,北海道や中国・四国地方に展開していた迎撃ミサイル(PAC3)部隊を撤収し,また,住民参加型の避難訓練も当面中止するとしている。
イージス・アショア配備計画の根拠としていた北朝鮮のミサイル危機や差し迫った脅威から脱し,我が国を取り巻く情勢が大きく変化しているにもかかわらず,政府は計画の見直しを行うことなく配備を進めようとしている。 また,防衛省は昨年7月に,取得費は1基当たり約1,340億円になることを明らかにし,維持,運用費等を含め,当初,2基で総額2,000億円とされていた導入費用は6,000億円以上にもなると指摘されている。 イージス・アショアの強力な電磁波により,ドクターヘリや航空機の運航を阻害する危険性や周辺住民への健康被害を及ぼす可能性は重大である。また,地上に固定され可視化される基地である以上,有事の際には,真っ先に攻撃対象とされることも明らかである。 よって,政府においては,配備の必要性の根拠を失い,さらに,米国の言い値で莫大な費用が積み上がるイージス・アショアの配備計画は,直ちに撤回することを求める。 以上,地方自治
法第99条の規定により意見書を提出する。 平成31年3月20日 内閣総理大臣 総務大臣 外務大臣 宛て(各通) 財務大臣 防衛大臣 衆参両院議長
水戸市議会議長 田口米蔵 ------------------------
○議長(
田口米蔵君) お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
田口米蔵君) 起立少数。よって,議第8号は否決されました。
------------------------
△日程第2 請願,陳情 (1) 審査結果についての委員長報告
○議長(
田口米蔵君) 次に,請願,陳情に入ります。 それでは,平成31年請願第1号並びに平成31年陳情第1号及び第2号,以上3件を一括上程いたします。 これらの請願,陳情については,さきの本会議において関係委員会に付託し,審査が終了いたしております。 それでは,これらの請願,陳情について,各委員長から,それぞれ委員会の審査の結果について御報告を願うことにいたします。 まず最初に,
産業水道委員長の報告を願います。 18番,小川勝夫君。 〔
産業水道委員長 小川勝夫君登壇〕
◆
産業水道委員長(小川勝夫君)
産業水道委員会請願審査結果報告書 当委員会に付託された請願については,下記のとおり決定したので,
水戸市議会会議規則第129条第1項の規定に基づき報告します。 記1 不採択とすべきもの 平成31年請願第1号 「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願 本請願については,願意に沿いがたく不採択とする。 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様
産業水道委員会 委員長 小川勝夫
○議長(
田口米蔵君) 次に,総務環境委員長の報告を願います。 23番,安藏栄君。 〔総務環境委員長 安藏栄君登壇〕
◆総務環境委員長(安藏栄君) 総務環境委員会陳情審査結果報告書 当委員会に付託された陳情については,下記のとおり決定したので,
水戸市議会会議規則第129条第1項の規定に基づき報告します。 記1 不採択とすべきもの 平成31年陳情第1号 虚偽申請による家庭ごみ集積所の撤去を求める陳情 本陳情については,願意に沿いがたく不採択とする。 平成31年陳情第2号 消費税増税10%引き上げ中止を求める意見書提出の陳情 本陳情については,願意に沿いがたく不採択とする。 平成31年3月20日
水戸市議会議長 田口米蔵様 総務環境委員会 委員長 安藏 栄
○議長(
田口米蔵君) 以上で,各委員長の報告は終わりました。 それでは,まず最初に,平成31年請願第1号 「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願を採決いたします。 この請願に対する委員長の報告は,不採択であります。 平成31年請願第1号を採択することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
田口米蔵君) 起立少数。よって,平成31年請願第1号は,不採択とすることに決しました。 次に,平成31年陳情第1号 虚偽申請による家庭ごみ集積所の撤去を求める陳情を採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は,不採択であります。 平成31年陳情第1号を採択することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
田口米蔵君) 起立なし。よって,平成31年陳情第1号は,不採択とすることに決しました。 次に,平成31年陳情第2号 消費税増税10%引き上げ中止を求める意見書提出の陳情につきましては,先ほど,議第6号が否決されたことに伴い,不採択とみなす取り扱いといたします。
------------------------ (2) 請願,陳情の閉会中継続審査について
○議長(
田口米蔵君) 次に,請願,陳情の閉会中継続審査についてを上程いたします。
------------------------ 閉会中継続審査請願陳情一覧表 (平成31年第1回
水戸市議会定例会)◯
文教福祉委員会 平成29年請願第1号 障害児者の生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備を求める意見書の提出を求める請願 平成29年請願第3号 国の責任で「若い人も高齢者も安心できる」年金制度を求める請願◯
産業水道委員会 平成29年陳情第1号 農業者戸別所得補償制度の復活を求める陳情 平成30年陳情第1号 主要農産物種子
法の復活等を求める陳情
------------------------
○議長(
田口米蔵君) 本件は,お手元に配付いたしました閉会中継続審査請願陳情一覧表のとおり,各委員会から議会閉会中の継続審査の申し出があったものでございます。 お諮りいたします。本件は,各委員会の申し出のとおり決定することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。
------------------------
△日程第3 閉会中
所管事務調査について
○議長(
田口米蔵君) 次に,閉会中
所管事務調査についてを上程いたします。
------------------------ 閉会中
所管事務調査一覧表 (平成31年第1回
水戸市議会定例会)◯総務環境委員会 1 総合企画及び芸術文化行政について 2 行政事務の改善,能率化及び情報公開について 3 工事契約及び検査業務について 4 財政運営状況について 5 住民事務及び広聴広報活動について 6 環境保全及び防災行政について 7 環境衛生行政について 8 男女平等推進及び消費生活行政について 9 市民会館,市民センターについて 10 市民協働行政について 11 スポーツ行政について◯
文教福祉委員会 1 社会福祉施設の整備,障害者(児)福祉及び保護対策について 2 高齢福祉,介護保険及び児童福祉対策について 3 国民健康保険の運営及び医療福祉費助成事業について 4 保健予防行政について 5 消防及び救急業務について 6 学校教育の運営について 7 教育施設の整備及び維持
管理について 8 社会教育,施設の整備及び
管理運営,文化財保護対策について 9 青少年の健全育成対策について 10 図書館及び博物館について 11 学校給食の
管理運営について 12 生涯学習の推進について 13 少子対策について 14 ボランティア活動について◯
産業水道委員会 1 農業,林業,畜産業,商工業の振興対策について 2 土地基盤整備事業について 3 観光資源の開発,整備について 4 中小零細企業育成と金融対策について 5 市場における流通対策について 6 市営駐車場について 7
水道事業及び水資源対策について◯
都市建設委員会 1 道路及び橋梁について 2 河川,都市下水路及び排水路について 3 住宅の建設及び
管理について 4 都市計画施設について 5 面整備及び市街地再開発事業について 6 都市公園及び緑化事業について 7 下水道について◯議会運営委員会 1 議会運営に関する事項 2 議会の会議規則,委員会に関する条例等に関する事項 3 議長の諮問に関する事項 4 次期定例会等の会期及び議事日程等に関する事項
------------------------
○議長(
田口米蔵君) 本件は,お手元に配付いたしました閉会中
所管事務調査一覧表のとおり,各委員会から議会閉会中の
所管事務調査の申し出があったものでございます。 お諮りいたします。本件は,各委員会の申し出のとおり決定することにいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田口米蔵君) 御異議なしと認め,さよう決しました。
------------------------
△勇退議員の紹介
○議長(
田口米蔵君) 次に,今議会をもって市議会議員の任期を満了し,後進に道を譲られることになりました勇退議員を御紹介申し上げます。 伊藤充朗君が勇退されます。
------------------------
△勇退議員の挨拶
○議長(
田口米蔵君) それでは,伊藤議員から,退任の御挨拶がございます。 伊藤充朗君。 〔22番 伊藤充朗君登壇〕
◆22番(伊藤充朗君) それでは,議員を退任するに当たりまして,一言御挨拶を申し上げます。 平成31年市議会定例会の最終日に当たりまして,議員の皆様方,市長並びに執行部の皆様方におかれましては,議了後の大変お疲れのところ,本会議の貴重なお時間に勇退の挨拶の時間を賜りまして,心から厚く御礼を申し上げる次第であります。 さて,私こと,昭和58年4月24日の市議選で初当選をいたしました。以来36年がたちました。この間,議員の皆様を初め市長並びに執行部の皆様方には,真心からの御指導と御鞭撻を賜り,衷心より厚く御礼を申し上げる次第であります。 また,既に議会を去られた多くの先輩,また同僚議員,そして今は亡き元の高橋丈夫議員,小室正己議員にも心から御礼を申し上げるとともに,哀悼の誠を捧げたいと存じます。 そして,これまで長きにわたり私の議員活動をお支えいただいた市民の皆様方にこの場をお借りして,心から厚く御礼を申し上げる次第であります。 もともと私の場合,子どものころから医者を目指しておりました。しかしながら,結果的に薬学を学ぶことになりました。その私が縁あって市議会議員の議席をいただき,その仕事が天職と錯覚するほど,そして任期中に元号が2回も変わるなど,これほど長い間議会に身を置こうとは想定もし得ないことでありました。 このたび全ての任期を満了するに当たり,みずからの議員生活を顧みるとき走馬灯のようにさまざまな思いがよみがえってまいります。ただこの間,民が上,官が下との信条で,常に庶民の側に立ち,そして市民目線で活動し,発言できたことについては,自己満足かもしれませんが,胸を張ってよいのではないかと考えています。 議員生活の中で最大の出来事は,やはり東日本大震災でありました。その復興への道筋の中で,加藤前市長,そして高橋市長へバトンが渡り,市議会,そして地域,市民が一体となっていよいよ復興のシンボルである市役所新庁舎が完成し,今水戸市は来年4月の中核市を目指し,希望に燃えてスタートラインに立てたこと,この上ない喜びと存じ上げます。 私が初当選させていただいたときに決意させていただいたことは,まず市民の健康や予防医療の施策について全力を上げたい,このようなことでありました。ドクターカーの導入も初めて議会で提案をさせていただきました。また,注射針等の医療廃棄物の回収対策が整備されていない時代であったので,清掃職員のB型肝炎の予防接種の提案,そして実現,さらに地方議会でエイズ対策を取り上げたのは,自分が初めてであったことなど,この点については全力で取り組めたものと自負しております。 また,今全国から水戸市が先進事例として評価されている議員提案による男女平等参画基本条例や消費者市民社会を目指した水戸市消費生活条例の制定への過程で,すばらしい論戦が交わされ,その生みの苦しみに立ち会えたこともよりよい思い出でございます。 しかしながら,やはり議員時代を通して忘れられない出来事を一つ挙げさせていただければ,船中泊を伴う自然教室が実現し,今日まで水戸市の教育行政のすばらしい施策として継続されていることであります。私がある私立大学の初等科で行われていた琵琶湖の洋上研修に参加している子どもたちの笑顔を見て,その様子を当時の佐川市長と懇談した折にお話ししたところ,しばらく佐川さんの沈黙が続いた後,「伊藤さん,それやりましょう。質問原稿をつくってください。あわせて目的も明確にしてください。」とこのように言われました。当時全国的に学校でのいじめや不登校が社会問題化しつつある時期でもあったことから,考えた末にその目的を先生とのふれあい・新たな生徒間の連帯意識の向上と決め,代表質問で洋上学校の実現を提案し,平成2年に質問をさせていただきました。3年間で2校ずつ試行期間を経て,全校実施となり四半世紀,そして今船中泊を伴う自然教室として,中学時代の一番の思い出として多くの皆さんが体験されていることに本当にうれしく感謝の思いでいっぱいであります。 また,皆様からの御推挙により,水戸市議会第53代議長を賜り,同時に関東市議会議長会長,全国市議会議長会副会長の要職も務めさせていただきました。そして,全国の地方議会の課題であり,大きな社会問題となった政務調査費についても,議員各位の全面的な協力によりまして,使途基準を弁護士を初めとする第三者機関でつくるなど画期的な全国の先進事例として,北海道釧路市での全国フォーラムで発表するなど,それぞれすばらしい経験となっております。 まだまだ言い尽くすことは不可能でありますが,全てがこの水戸市議会の議場からスタートしていることは言うまでもございません。 これからも市民から選ばれた議員のみが発言できるこの聖域たる議場で,市民のための論戦が交わされることを私も大いに期待しているところであります。 私自身は,今後一市民として,微力ではありますが,地域の発展のために尽くしてまいりたいと思います。議員の皆様,市長並びに執行部の皆様方におかれましては,変わらぬ御交誼と御厚情を賜りますよう心からお願いを申し上げる次第でございます。 結びに当たり,さらなる水戸市の御繁栄,そして議員の皆様,また高橋市長におかれましては,目前の統一地方選挙を勝ち抜かれ,さらなる水戸市の発展と市民福祉の向上のため御尽力されますよう心からお祈りを申し上げまして,粗辞ではありますが,勇退に当たっての挨拶とさせていただきます。 長い間,ありがとうございました。(拍手)
○議長(
田口米蔵君) それでは勇退される伊藤議員に対しまして,議会を代表しまして一言御挨拶を申し上げます。 〔議長
田口米蔵君登壇〕