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平成30年第413回定例会(第1日 8月31日)

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  1. 小野市議会 2018-08-31
    平成30年第413回定例会(第1日 8月31日)


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    最終取得日: 2021-05-12
    平成30年第413回定例会(第1日 8月31日)  ┌────────────────────────────────────────────┐  │                                            │  │       第413回小野市議会(定例会)会議録                   │  │                                            │  │                                            │  │                                            │  │              平成30年8月31日(金)(第1日)            │  │                                            │  │                 開  会  午 前 10時00分           │  └────────────────────────────────────────────┘      第1 会議録署名議員の指名         岡 嶋 正 昭                          竹 内   修    第2 会期の決定            8月31日(金)~9月28日(金)                                   (29日間)    第3 諸報告          (1)今期定例会に出席を求めた人の職氏名                    (2)本日市長から提出された議案(15件)                    (3)健全化判断比率及び資金不足比率の報告                                   ( 1件)
                       (4)例月出納検査結果報告書  ( 1件)    第4 議案第37号~議案第50号    一括上程提案説明    第5 議案第51号           上程、提案説明、質疑、                        総務文教常任委員会付託、                        同常任委員会審査報告、                        同審査報告に対する質疑、                        討論、表決    第6 決議案第1号           上程、提案説明、質疑、                        (委員会付託省略)、弁明、                        討論、表決    第7 各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査報告 2 本日の会議に付した事件    日程第1 会議録署名議員の指名       岡 嶋 正 昭                          竹 内   修    日程第2 会期の決定          8月31日(金)~9月28日(金)                                  (29日間)    日程第3 諸報告        (1)今期定例会に出席を求めた人の職氏名                    (2)本日市長から提出された議案(15件)                    (3)健全化判断比率及び資金不足比率の報告                                   ( 1件)                    (4)例月出納検査結果報告書  ( 1件)    日程第4 議案第37号~議案第50号  一括上程提案説明    日程第5 議案第51号         上程、提案説明、質疑、                        総務文教常任委員会付託、                        同常任委員会審査報告、                        同審査報告に対する質疑、                        討論、表決    日程第6 決議案第1号         上程、提案説明、質疑、                        (委員会付託省略)、弁明、                        討論、表決    日程第7 各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査報告 3 議事順序    開会(午前10時00分)    議長挨拶    開会宣告    開議宣告    会議録署名議員の指名    会期の決定    諸報告    議案第37号~議案第50号    議案第51号    休憩(午前11時18分)    再開(午後 1時00分)    決議案第1号    休憩(午後 1時31分)    再開(午後 3時15分)    各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査報告    散会宣告(午後 3時27分) 4 会議に出席した議員(16名)    1番  富田 和也    2番  久後 淳司    3番  平田 真実    4番  椎屋 邦隆    5番  小林千津子    6番  高坂 純子    7番  河島 信行    8番  前田 光教    9番  藤原  章   10番  山本 悟朗   11番  河島 三奈   12番  岡嶋 正昭   13番  竹内  修   14番  加島  淳   15番  山中 修己   16番  川名 善三 5 会議に欠席した議員・説明員    な   し 6 議事に関係した事務局職員    議会事務局長     岸本 浩幸    議会事務局課長    大橋 淳一    議会事務局主務    玉井 啓子 7 会議に出席した説明員(15名)    市長         蓬莱  務    副市長        小林 昌彦    副市長        小林 清豪    技監         森本  孝    理事         松野 和彦    市民安全部長     宮村 卓也    市民安全部次長    宇崎 宏明    市民福祉部長     松井  孝    市民福祉部参事    犬塚 良子    地域振興部長     上月 敏之    水道部長       新免 秀晃    消防長        近都登志人    教育長        陰山  茂    教育指導部長     小西 博泰    教育管理部長     橋本 浩明 8 会議に付した事件  1.市長提出議案  議案第37号 平成29年度小野市歳入歳出決算の認定について  議案第38号 平成29年度小野市都市開発事業会計利益の処分及び決算の認定について  議案第39号 平成29年度小野市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について  議案第40号 平成29年度小野市下水道事業会計決算の認定について
     議案第41号 平成30年度小野市一般会計補正予算(第2号)  議案第42号 平成30年度小野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)  議案第43号 平成30年度小野市介護保険特別会計補正予算(第1号)  議案第44号 平成30年度小野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  議案第45号 平成30年度小野市水道事業会計補正予算(第1号)  議案第46号 平成30年度小野市下水道事業会計補正予算(第1号)  議案第47号 小野市税条例等の一部を改正する条例の制定について  議案第48号 小野市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議案第49号 小野加東加西環境施設事務組合規約の変更について  議案第50号 北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園規約の変更について  議案第51号 小野市新庁舎電気機械設備工事請負契約について  2.議員提出議案  決議案第1号 椎屋邦隆議員に対する議員辞職勧告決議               開会 午前10時00分                 ~議長挨拶~ ○議長(前田光教君)  おはようございます。  開会に先立ちまして、一言ご挨拶を申し上げます。  まず初めに、7月上旬の西日本豪雨災害により、犠牲となられた方々に対し、心から哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様並びにそのご家族の方々に心からお見舞いを申し上げます。また、一日も早い、復旧、復興をお祈り申し上げます。  本日、ここに第413回小野市議会定例会が招集されましたところ、議員各位にはご健勝にてご参集を賜りましたことは、市政伸展のため、まことにご同慶にたえません。  さて、今期定例会に提案されます案件は、平成29年度各会計の決算認定を初め、平成30年度補正予算条例制定などの重要なる案件であります。  どうか議員各位には、格別のご精励を賜りまして慎重にご審議の上、適切妥当なる結論が得られますようお願い申し上げまして、まことに簡単粗辞ではございますが、開会のご挨拶とさせていただきます。                ~開 会 宣 告~ ○議長(前田光教君)  ただいまから第413回小野市議会定例会を開会いたします。                ~開 議 宣 告~ ○議長(前田光教君)  これより本日の会議を開きます。  それでは、お手元に配付いたしております議事日程に基づき、会議を進めてまいります。  これより日程に入ります。            ~日程第1 会議録署名議員の指名~ ○議長(前田光教君)  日程第1、会議録署名議員の指名であります。  署名議員は、会議規則第81条の規定によって、議長より指名いたします。  岡嶋正昭議員  竹内 修議員  の両議員にお願いいたします。              ~日程第2 会期の決定~ ○議長(前田光教君)  次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から9月28日までの29日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(前田光教君)  ご異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。               ~日程第3 諸報告~ ○議長(前田光教君)  次に、日程第3、諸報告であります。  まず、地方自治法第121条の規定に基づき、説明のため今期定例会に出席を求めました人の職氏名は、お手元に配付いたしております別紙のとおりであります。  次に、市長から提出されました議案は、別紙一覧表のとおり、15件であります。  次に、市長から健全化判断比率及び資金不足比率の報告書1件が提出されております。  次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により、例月出納検査結果報告書が提出されております。  以上の件について、それぞれその写しをお手元に配付いたしております。  次に、去る7月27日、西宮市において、第257回兵庫県市議会議長会総会が開催され、兵庫県市議会議長会表彰として、山中修己議員及び加島 淳議員が正副議長職を2年以上務められた功績に対し、兵庫県市議会議長会より感謝状が贈られました。ここに謹んでご報告を申し上げます。  以上で諸報告を終わります。          ~日程第4 議案第37号~議案第50号~ ○議長(前田光教君)  次に、日程第4、議案第37号から議案第50号までの以上14件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたしまして、理事者側から提案理由の説明を求めます。  市長。                 (市長 登壇) ○市長(蓬莱 務君)  おはようございます。第413回市議会定例会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様方におかれましては、何かとご多用の中、ご出席を賜り、また開会の運びとなりました。心から厚く御礼を申し上げます。  まず初めに、7月上旬の西日本豪雨災害により被災された方々に対し、心よりお見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。  西日本豪雨災害では、西日本の14府県という広範囲にわたって200名を超える死者や安否不明者、また、3,800棟を超える建物が被災するなど、これまでの豪雨災害に比べ、広い地域で、かつ、長時間にわたって雨が降り続き、多くの地点で48時間、あるいは72時間当たりの総雨量がこれまでの観測記録を更新したという災害でありました。  2014年の広島での豪雨や、あるいは2015年のあの鬼怒川の堤防が決壊した関東・東北豪雨、そして昨年の九州北部豪雨災害などが立て続けに発生していることからも、近年の豪雨は明らかにこれまでの災害とその様子が顕著に変わってきております。  市内においても避難指示と避難勧告を合わせて約6,000世帯、約1万5,000人に対して発令をいたしましたが、がけ崩れや一部浸水などの被害が発生したものの、平成27年に市内における堤防のない無堤地区は解消されたのを初め、樋門の設置等を進めてきたことにより、幸い死者や行方不明者、また、家屋の倒壊等はなく、平成16年の台風23号による床上、床下浸水が約300世帯にまで被害が及ぶといったような事態には至りませんでした。平成16年以降、自衛隊の初めての出動要請をしたというのが平成16年の話でございました。それ以降、いわゆる堤防のないところ、無提地区の解消と河道掘削を国交省と十分な打ち合わせをし、いち早く加古川中流部における対策をとったということであります。それが功を奏していると言っても過言ではありません。しかし、油断はならんということを先ほど来、申し上げているところであります。  リスクマネジメントの基本は、起こってからやるのではなくて、まさに起こる前に準備するという「後手から先手管理」、すなわち「予防保全」にあります。  国等に対しましても、復旧復興に加え、予防保全のための取り組み支援の必要性をこれまで以上に強く訴えてまいりたいと考えております。  なお、今回の豪雨を受け、下流域に民家や公共施設がある市内全てのため池についても、緊急点検を実施いたしましたが、ため池の決壊につながるような漏水や、あるいは亀裂というのは発見されませんでした。この場をお借りしてご報告させていただきたいと思います。  また、6月に起こった大阪北部地震でのブロック塀の倒壊事故を受けて、全国の学校で緊急点検が行われていますが、兵庫県内におきましても建築基準法に抵触する恐れのある塀が全市町で見つかり、少なくとも、1,106施設、2,218カ所あったと報道がなされております。  そういう中で、小野市でありますが、小野市におきましても、市が管理する公共施設と法人でありますいわゆる保育所施設、合計128施設で一斉に点検を行いました。15施設16カ所で高さが2.2mを超えるものや、あるいはいわゆる控え壁がないなどの法令違反が疑われるブロック塀が見つかりました。学校における違反ブロック塀につきましては、早急に撤去をし、そして目隠し、フェンス等へやりかえるよう指示をしたところであります。  また、あわせて通学路におけるブロック塀の調査も実施した結果、通学路に面したブロック塀法令違反が疑われるものが各校で数十件単位で見つかり、その所有者に対し、点検と改修依頼を行いました。さらには、自治会とも協力をいたしまして、市内全戸に「ブロック塀安全点検に関する依頼」ということを行うとともに、各自治会長の方々に対しても災害時の避難経路を中心とした町内における危険ブロック塀の総点検の依頼を行ったところであります。  しかしながら、誤解があってはいけないのは、ブロック塀自体が悪いということではなくて、ポイントは、耐震基準を要は満たしているかということであります。  このたびの9月定例会において、早速通学路沿いの民家等のブロック塀の撤去等に対し、助成金を交付するための補正予算を上程いたしておりますが、行政も含め、法令を守る、遵守するという当たり前のことを当たり前にすること、そして、災害からどうやって身を守っていくか、市民の方々も含め、地域ぐるみで考えていく、いわゆる“市民力”こそが、予防保全、すなわち災害による被害を減らす減災への第一歩であると考えておるところであります。  さて、8月18日と19日に開催されました小野まつりでも、まさにその“市民力”により大きく変貌を遂げた小野市変革の象徴でもあります。これは、先週の日曜日に1時間半にわたりテレビ放映もされました。まつりよりも小野市の紹介の時間が、若干長かったように思うんですけれども、これはメディア戦略でありましょうし、スポンサーの確保ということもあると思いますけどね。本当はもう少しまつりの実体というのを放送していただければなと、そうすると2時間になるので、費用もどうかと思うんですけれど、そういうことを見られた方もおられます。結構あちこちから電話もかかってきました。今までもやって放送されとるのに余り連絡なかったのに、今回に限っては大変なお電話をいただいております。  余談になりましたけれども、そのとき天候にも恵まれまして、2日間で合わせて約14万人もの方々にお越しをいただいた上、県内内陸部で最多となる5,000発の花火と、そして県内最大規模ダンスイベントとなっておりますおの恋おどりへも、東京やあるいは岡山など県外からの38チームを含む合計で124チーム、過去最多となる約3,700人もの参加をいただきました。  徳島の桟敷で踊るのも大体十四、五チームで1,500人ですからね、だからいかに遠方からたくさんの踊り子が集まっているかということも認識する必要があるだろうと、今後の大きな課題であろうと思います。  ことしも大きな事故もなく、無事に終了することができましたことをこの場をお借りしまして、関係各位に感謝を申し上げるものであります。  ご承知のとおり、この小野まつりは、単なる“夏のまつり”ではなく、まさに市民主導で企画運営されており、「まつりを通して小野市を変える」と、そういう趣旨に賛同していただいた多くのボランティアの方々の手によって支えられ、毎年進化し続けております。まつりを通じた、いわゆるその「賑わいづくり」が私たちの郷土を愛するまさにこの「誇りづくり」となって、そしてその誇りづくりが先ほど申しましたように、さらにさらにもっと小野市を愛する「愛着づくり」につながっていくと。この三つ「づくり」が、まさに小野市が変わっていく象徴であるというその理念であります。  そして、このようなイベントに見られるような「ことおこし」、そしてそれを支えるいろんな人たちの「ものおこし」、それらを支える「人おこし」、この三つ「おこし」こそがその本質であります。  この小野まつりを契機として、さらなる小野市の地域力、市民力の原動力になっていくものと強く確信をいたしているところであります。  賑わいづくり誇りづくりに、誇りづくりが我々の愛着づくりに、ことおこし、ものおこし人おこしと、この三つ「おこし」と三つ「づくり」というこの理念、キーワードは決して変わるものではないと。理念なくして意識改革なし、意識改革なくしてまさに創造、改善はないということであります。  次に、今期定例会におきまして、その認定をお願いしております平成29年度の決算であります。  今週行われました決算研修会等により、決算内容につきましては、既にご承知のことと存じますけれども、平成29年度は、待望の新都市中央線、病院の前でありますけれども工業団地もすぐであります新都市中央線が全線開通し、その沿線では、現在工事中でありますが、兵庫県企業庁と共同で整備するひょうご小野新産業団地や、あるいはその横に今、ちょうど建設が始まっておりますが、高齢者福祉施設の整備が本格的に始まるなど、次世代へつなぐ小野市の新たなまちづくりが目に見える形となった年でもありました。  一つには「安全・安心に暮らせるまちの創造」、二つには「子どもが輝く子育て・教育環境の充実」、三つには「アクティブシニアが輝く生きがいと活躍の場の創出」であり、そして四つ目には「次世代を見据えたまちづくりの推進」の四つを重点目標として、積極的に事業に取り組んでまいりました。  その主なものを少しご紹介しますと、まず、1点目であります。「安全・安心に暮らせるまちの創造」では、市内全域において10分以内の救急到達を可能とした消防北分署の整備を初め、この件につきましては、10分以内とはどうやって管理されているかなんですけれども、小野市の場合は、本署と南分署と北分署、いずれも出動から実際にかかった時間というのはデータベースで管理しております。で、私のほうのいわゆる報告・連絡・相談シートという情報シートにはきちっと的確にタイムリーにその月ごとの10分以内に間違いなく出動しているということを管理するシステムになっていることも参考までに申し上げておきたいと思います。  そういう北分署の整備を初め、災害時には自衛隊の活動拠点となる浄谷黒川多目的運動広場についても、平成31年度の完成を目指し順調に整備を進めております。  また、防犯灯5000作戦、つまり5,000基をつけるというそういう作戦についても、当初の計画より1年前倒しで完了したほか、小野市の夜間歩行者等安全確保に関する条例を制定し、市民みずからが夜光反射材を着用するなど、後手から先手管理による安全確保に対する市民の意識改革を促したところであります。
     これから課題としては、この今の浄谷黒川多目的運動広場と長々しい名前なので、キャッチフレーズを求めて、もう少しわかりやすい呼称にしようというようなことも少し考えておりますということを、それともう一つは、小野市の夜間歩行者等は画期的な条例であったわけでありますけれども、その認識は市民にはあるんですけれども、実施するということについては、特に学生さんの実施ということはもう少しやはり高校と連携をとる必要があるだろうとこう思っております。  次に、2点目でありますが、「子どもが輝く子育て・教育環境の充実」では、今や小野市における子育て支援の代名詞となっております高校3年生までの医療費の完全無料化、すなわち所得制限なしの完全無料化を初め、就学前の4ないし5歳児につきましても所得制限なしの保育料及び授業料の無料化を継続実施いたしました。  これまでも繰り返し私は述べておりますが、小野市における子育て支援に対する理念は、本来は、ナショナルミニマムとして国家が当たり前のこととしてやるべきことということをずっと言い続けてまいりました。まさに地方から国を変えると、そういう強い思いで実施しているものであり、単なる子育て支援を目的としたものではないと、人口増のためのいわゆるパフォーマンス的な事業ではないと、まさにナショナルミニマム、国家は何を責任を持たなきゃならないかということをはっきりとするために我々はこの条例を制定し、実施してきたということであります。この件については、再々申し上げておりますので、十分ご理解いただきたいと思うところであります。  この点につきましては、これまで国から科せられておりました国庫負担金等を減額するという、要するに勝手なことを小野市はやったということでペナルティがあったんですけれども、そのペナルティが一部廃止されるなど、といいますのは、全国的にこれをやるのが当たり前になってきたから変えざるを得なくなってきたということですね。そういうことで、国の方針も変える大きなうねりへとつながっているところであります。  その他教育の分野におきましても、校務支援システムというのを本格稼働させる義務教育9カ年の情報を一元管理し、適切な生徒指導へとつなぐことで、小中一貫教育のさらなる掘り下げ、深化を図るとともに、老朽化した学校給食センターにつきましても整備を行いました。  特にこの校務支援システムというのは、学校現場と市長部局、これがいわゆる情報の共有一元化という徹底した情報をいかにお互いに知り合うかと、それが一番大事であるということのシステムであります。  加えて、小中一貫というのは、まるで小学校と中学校、校舎を一緒にすることが小中一貫と言っているが、そうではない。小野市の場合は、そうではなく中身の問題なんですね。いわゆる中で勉強することについて、ハードを一緒にすることが小中一貫と勘違いされる方が結構いらっしゃいますので、違うんだという本質をもっと理解すべきであると。学校を一緒にすることが小中一貫ということではないと、これが小野市の教育理念であるということ、ここはもうはっきりと皆さん方もぜひ情報発信をしていただきたいと思います。  次に、3点目でありますが、「アクティブシニアが輝く生きがいと活躍の場の創出」でありますが、参画と協働を実践する拠点である鍬溪温泉を整備し、来住地区住民の手による、まさに市民力を活用した新たな観光資源と生きがいづくりの場として再生をいたしました。  その他、第二の成人式として定着したエイジ・ルネサンスパーティのほか、自治会等の主体的な活動を支援する地域のきずなづくり事業や、あるいは、地域活動のシニアサポートモデル事業など、小野市のいわゆるオリジナリティとしてのオンリーワンとも言えるこれらの事業についても継続して実施いたしました。  最後に、4点目でありますが、「次世代を見据えたまちづくりの推進」では、市民の夢と誇りのランドマークとなる新庁舎の建設工事に本格的に着手をいたしましたほか、シビックゾーンにおける民間活力を導入いたしました商業施設の誘致や、あるいは民間企業のご協力によります噴水設備などの景観整備等にも取り組んでまいりました。  このように昨年度は、ひょうご小野産業団地の整備、約84億円を初め、新都市南北線、約8億円、浄谷黒川多目的運動広場の整備、約11億円、新庁舎の建設に約60億円など、小野市の一般会計予算総額の4分の3に相当する総額160億円以上に及ぶビッグプロジェクトを展開する一方で、形式収支から翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支では、約2億7,000万円の黒字となり、さらに財政基金の積み立て、取り崩しを加味し、前年度との実質収支を比較した重要な指標であります実質単年度収支は、約5,000万円と8年連続して黒字を確保いたしております。また、市の借金であります市債の残高は、学校給食センター等の整備により2億8,000万円増加したものの、ピークであった平成26年の約189億円より4億円少ない185億円となり、一方、市の預金であります基金の残高でありますが、ほぼ横ばいの90億円を確保いたしております。  この数字は、市長就任時の平成10年度末と比べますと、借金は17億円の増、平成10年が168億円でありましたので平成29年が185億円ということで17億円増となっているのに対し、基金の額は、38億円の増、平成10年が52億円でございました。それが今、平成29年度は90億円となっており、実質約21億円の余裕が生じているということであります。  また、特に重要な次世代が負担すべき借金の指標であります将来負担比率は、マイナス39.1%となり、昨年県内29市中第2位であったマイナス36.4%をさらに2.7ポイント上回る優良値を確保できた上、その他の財政指標につきましても、全項目について、高い健全性を維持しているところであります。  なお、監査委員からいただいております決算審査意見及び健全化判断比率等に係る審査意見につきましては、これらを十分に尊重し、法令に準拠した適正な事務管理と効率的な予算執行に努め、引き続き、健全財政を堅持してまいりたいと考えております。  さて、先般発表されました2018年度の経済財政白書によりますと、2012年度末から景気回復は戦後2番目の長さに達したとされておりますが、一方で、企業の人手不足が1990年代前半以来の最高水準となっており、今の設備や労働力で需要をさばけなくなっているとされています。  総務省の発表では、働き手の中心である15歳から64歳までの生産年齢人口が昨年一年間で約70万人も減少をしており、これは北播磨5市1町の全ての人口の2.5倍にあたる数字でありますが、今後それだけの働き手が毎年減り続けていくことになります。一方で、それを補う形で外国からの労働者もふえており、既に現在日本国内で約249万人もの外国籍の労働者がふえているという現実があります。  この小野市内でありますが、774人の外国籍の方がおられますが、一番多いのはベトナムでありまして248人、次にブラジルで115人、そして韓国が107人、フィリピンが92人、中国が56人となっております。  この傾向というのは、お隣の加東市もそうでありますけれども、ざっと北播磨5市1町で5,000人強が外国人ですね。小野市が770人ぐらいです。加東市は約1,500人ぐらいでしょうかね。そのうちでどこもが多いのは圧倒的に多いのは、ベトナム人が一番多いと。約3,000人ぐらいがベトナムという、今後も外国人労働者がじゃんじゃんふえてくるということに対して、我々は外国人労働者に対してどのような対応をするかという、いわゆる我々の自治体としての対応がこれからいろいろ考えていかなきゃならないということであります。それも多国籍にわたっての対応ということになろうかと思います。  そういうことでありますが、既にアジア諸国の人口動態自体も新局面に移行しつつあり、急激な成長を遂げてきた中国でも、あの一人っ子政策ということもありましたけど、2010年をピークに生産年齢人口は下がり始めております。今後、2040年までの間に中国では9,000万人、日本で2,000万人、韓国で750万人、台湾では600万人の生産年齢人口が減るということになり、世界規模で労働力不足が課題となってまいります。  国内だけではなくて、他の先進国や新興国と世界規模で人材を奪い合うという構図が年々強まっていくことは、もはや避けられない状況であり、今後、人口減少の加速化に伴い、好むと好まざるとにかかわらず、あらゆる分野で改革を迫られることは間違いありません。  これは自治体においても例外ではなく、職員数が半減しても機能するように、仕事の仕組みシステムをリストラクチャリング、すなわち再構築をしていく必要があり、情報化技術とか、いわゆるICT等でありますが、あるいはAIの人工知能などの技術革新に加え、女性や高齢者を含めたまさに地域力こそが今後の社会を支えるキーワードになってまいります。  今、産業団地を整備しておりますが、産業団地を整備して場を整えるということだけでなく、そこでどのような労働力を確保するか、そのために東播磨南北道路が約12分で加古川との連携がとれるということでありますから、渋滞ではなくて実はあれは病院とを結ぶ命の道であるということを言っていますけれども、それ以外に、労働者をどうやって海岸部からその人たちを呼び込んでくるか、今までだったら高速道路があって、そして工業団地を整備すればあとは売るだけだったんですけれども、従業員確保なくして工業団地は成り立たない、そういうことについてどのような環境を整えていくかということが課題になるということを先ほど来、申し上げていることであります。  その際に不可欠なことは、目先の課題に対し、小手先で対応することではなくて、まさに言われてからやるのではなくて言われる前にやるという後手から先手管理で「持続可能な社会をいかに築いていくか」というビジョンを絶えず描くことにあると考えております。  これからの社会は、人口の急激な減少と高齢化、また、労働人口の減少と産業構造の転換、国の天文学的な数字の債務と借金と予想される消費税のさらなる引き上げ等々、冒頭で述べた災害を含め、もはやあらゆる面において過去の経験や前例は通用しない時代ということであろうかと思います。  いつの時代においても、このような時代の転換期において、リーダーに求められるのは、物事の本質を見抜くという見抜く力、洞察力であり、既存の枠にとらわれずいかに未来を切り開いていくかという新しい価値観を創造する構想力であり、そしてそれらを行動に移す、決めるという決断力であります。洞察力、そして構想力、そして決めるという決断力がリーダーには不可欠であります。  これからも、時代の大きな流れをしっかりと見きわめ、この洞察力と構想力、そして決断力をもって、一貫した理念のもと市政運営を行ってまいりますので、議員各位におかれましてはさらなるご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。  最後に、今期定例会に提出しております議案でございますが、平成29年度各会計の決算認定に係るものが4件、補正予算に係るものが6件、条例の一部改正に係るものが2件、一部事務組合の規約変更に係るものが2件、契約に係るものが1件の計15件であります。  なお、定例会中に追加議案の提出を予定いたしておりますことも申し添えます。  各議案の詳細につきましては、それぞれの担当者から説明いたしますので、ご審議ご決定を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(前田光教君)  議案第37号、及び議案第38号の以上2件を理事。                 (理事 登壇) ○理事(松野和彦君)  それでは、議案第37号 平成29年度小野市歳入歳出決算の認定について、提案説明をいたします。  歳入歳出決算書をお手元のほうにご用意ください。決算書でございます。  それでは、歳入歳出決算書1ページをお開き願います。なお、決算額につきましては、100万円単位で説明申し上げますのでご了承ください。  まず、1ページからでございますが、一般会計の決算額でございますが、歳入につきましては6ページ、6ページの左から二枠目、収入済額、最下段の合計欄のとおり、206億400万円となり、前年度より5.4%の増、また、歳出につきましては12ページ、12ページの左一枠目、支出済額合計欄のとおり、200億7,200万円となり、前年度より5.8%の増でありました。その結果、歳入歳出差し引き残額は、5億3,300万円となり、ここから翌年度へ繰り越すべき財源である2億6,000万円を差し引いた実質収支は、2億7,300万円の黒字となっております。そして、この実質収支額から財政基金条例に基づく基金への繰入額1億4,000万円を差し引いた残額、1億3,300万円を平成30年度へ繰り越しいたしております。  次に、決算書129ページでございます。国民健康保険特別会計の決算額でございます。  歳入合計は132ページ、132ページの左二枠目の収入済額合計欄のとおり、63億1,100万円、歳出合計は136ページ、136ページの左一枠目の支出済額合計欄のとおり、61億3,300万円で、歳入歳出差し引き残額は、1億7,800万円の黒字となり、この金額を平成30年度へ繰り越しいたしております。  次に、159ページ、159ページからの介護保険特別会計の決算額でございます。  歳入合計は162ページの左二枠目、162ページ左二枠目の収入済額合計欄のとおり、38億8,700万円、歳出合計は164ページ、164ページの左一枠目の支出済額合計欄のとおり、38億3,300万円で、歳入歳出差し引き残額は、5,400万円の黒字となり、この金額を平成30年度へ繰り越しいたしております。  次に、185ページ、185ページからの後期高齢者医療特別会計の決算額でございます。  歳入合計は186ページの左二枠目の収入済額合計欄のとおり、5億5,700万円、歳出合計は188ページの左一枠目の支出済額合計欄のとおり、5億4,300万円で、歳入歳出差し引き残額は、1,500万円の黒字となり、この金額を平成30年度へ繰り越しいたしております。  なお、197ページ以降の実質収支並びに財産に関する調書につきましては、それぞれ記載しているとおりでございますので、ご高覧願います。  また、決算の内容につきましては、それぞれの会計に記載しております歳入歳出決算事項別明細書及び別冊でお配りさせていただいております平成29年度決算報告書をご高覧願います。  次に、議案第38号 平成29年度小野市都市開発事業会計利益の処分及び決算の認定について、提案説明を申し上げます。  別冊の小野市都市開発事業会計決算書でございます。単位は1万円単位で説明申し上げます。  まず、別冊都市開発事業会計決算書11ページをお開きください。  当会計の業務を記載しております。概要につきましては、(1)総括事項に記載のとおり、工業団地管理センターの管理運営を実施いたしております。  次に、ページを戻っていただき、2ページをお願いいたします。  2ページ、決算の状況でございますが、収益的収入及び支出における収入決算額は、営業外収益である基金運用利息等で953万円、支出決算額は、営業費用として工業団地管理センター運営費等で937万円となり、差し引き17万円の黒字となりました。  次に、3ページの資本的収入及び支出でございますが、収入は、関連公共事業実施のための基金取り崩しで650万円、支出は、建設改良費として人件費等の諸経費で39万円、基金費の関連公共事業負担金で650万円、都市開発事業管理基金積立金で5億149万円となり、収入が支出に対して不足する額につきましては、損益勘定留保資金で補てんをいたしております。  次に、6ページをお願いいたします。  6ページ、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づく剰余金処分計算書でございますが、当年度の純利益相当額17万円を建設改良積立金に処分するための議決を受けるものでございます。  なお、決算の詳細につきましては、4ページの損益計算書、7ページからの貸借対照表、9ページのキャッシュフロー計算書、及び13ページ以降の各明細書にそれぞれ記載いたしておりますので、後ほどご高覧願います。  以上、提案説明といたします。 ○議長(前田光教君)  次に、議案第39号、及び議案第40号の以上2件を水道部長。                (水道部長 登壇) ○水道部長(新免秀晃君)  議案第39号 平成29年度小野市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、提案説明をいたします。  別冊の小野市水道事業会計決算書、こちらのほうの横長の分の6ページをお願いいたします。6ページをお開きください。決算数字につきましては、一般会計と同様に100万円単位で説明をさせていただきます。  まず、平成29年度小野市水道事業剰余金処分計算書未処分利益剰余金でありますが、当年度末残高は4億4,400万円であり、未処分利益剰余金処分額として同額を計上いたしております。その内容でございますが、資本金に組み入れる1億2,000万円は、平成29年度資本的収支において、補てん財源として使用した建設改良積立金、減債積立金の合計で将来の事業運営にとって不可欠なものであると判断するため、自己資本金に組み入れるものでございます。さらに、利益剰余金の各積立金への繰り入れの内容は、耐震化を含めた配水管整備事業など、今後の投資事業のための建設改良積立金として3億700万円、減債積立金として1,600万円を計上したため、処分後残高はゼロ円となっております。  次に、平成29年度小野市水道事業会計決算の認定について、説明をいたします。  決算書の15ページをお開きください。15ページをお願いいたします。  水道事業は、市民生活の向上と産業活動の増進に寄与するという重要な使命を担い、市民の皆様の日常生活に必要な安全で安心かつ低廉な水を安定的に供給することが求められているため、平成29年度は、配水管の新設及び防衛施設周辺民生安定施設整備事業による送水管の布設がえを行いました。また、老朽管の更新など適切な維持管理に取り組み、有収率は94.8%となり、前年度に比べ0.4%向上いたしております。  次に、給水量でございますが、節水意識の向上、節水機器の普及などにより、水需要は減少しておりますが、一部企業による使用水量が増加したことにより、平成29年度の年間配水量は、700万立方メートルとなり、昨年度に比べ、約1.9%増加いたしております。  続きまして、決算書の1ページに戻っていただきたいと思います。1ページをお願いいたします。  まず、決算の状況でございますが、収益的収入及び支出では、先ほど申し上げましたように、一部企業などの使用水量が増加したことによりまして、給水収益が前年度に比べ約2.8%増加したことなどにより、収入総額は前年度に比べ約2.7%増加し、14億500万円となりました。一方、支出は、修繕費、工事請負費などが減少したことにより、支出総額は前年度に比べ約0.8%減少し、10億7,000万円となっております。その結果、当年度の純利益でございますが、消費税を処理し、前年度に比べ約4,000万円増の3億2,400万円となりました。  次に、資本的収入及び支出でございますが、収入総額は2億5,300万円となりました。その主なものといたしましては、補助金負担金、及び下水道貸付金の返還金となっております。一方、支出でございますが、4億9,400万円となり、その主なものといたしましては、配水管の新設工事、及び老朽管などの布設がえ工事でございます。なお、収支不足額2億4,100万円につきましては、過年度分損益勘定留保資金、及び建設改良積立金などにより補てんをいたしております。  なお、3ページ以降につきましては、損益計算書、剰余金計算書、及び貸借対照表などを添付しておりますので、あわせてご高覧願います。  次に、議案第40号 平成29年度小野市下水道事業会計決算の認定について、提案説明をいたします。  これも、別冊の小野市下水道事業会計決算書、こちらのほうの14ページをお開きください。14ページをお願いいたします。  下水道事業は、市民の皆様の生活環境の向上や、公共施設水域における水質の保全を図るなど、重要な役割を担っております。そのような中、平成29年度は、生活排水処理を持続的安定的に行うため、大島町で管更生工事を実施するとともに、古川町では汚水管整備を行いました。  平成29年度末の水洗化人口でございますが、公共下水道事業では前年度に比べ0.1%の減、農業集落排水事業におきましては前年度に比べ1.4%の減少となりましたが、水洗化率につきましては0.1%向上し、95.2%となっております。また、年間有収水量でございますが、一部企業の使用量が増加したこと等により、公共下水道事業では前年度に比べ約1.5%増加し、また、農業集落排水事業では前年度に比べ約0.1%の増加となっております。  続きまして、決算書の1ページに戻っていただきたいと思います。1ページをお願いいたします。  決算の状況でございますが、収益的収入では、平成28年10月の使用料改定の影響もあり、使用料収益が増加し、収入総額では前年度に比べ約6.8%の増の17億6,700万円となりました。一方、収益的支出は、新産業団地の整備に伴う委託料の増加などにより、支出総額は約0.9%増の16億5,400万円となっております。その結果、当年度は消費税を処理し、純利益が1億1,000万円となりました。  次に、資本的収入及び支出でございますが、収入総額は7億5,000万円となりました。その主なものといたしましては、企業債、水道事業からの借入金、一般会計からの繰入金でございます。一方、支出総額は14億2,100万円となり、その主なものといたしましては、建設改良費や企業債償還金、及び水道事業会計への長期借入金返還金でございます。収支不足額6億7,100万円は、当年度分損益勘定留保資金などにより補てんをいたしております。  なお、3ページ以降につきましては、損益計算書、剰余金計算書、及び貸借対照表などを添付いたしておりますので、あわせてご高覧願います。  以上、提案説明といたします。 ○議長(前田光教君)  次に、議案第41号を理事。                 (理事 登壇) ○理事(松野和彦君)  議案第41号 平成30年度小野市一般会計補正予算(第2号)について、提案説明をいたします。  議案書、議案書のほうに戻っていただきたいと思いますが、議案書の41ページであります。  このたびの補正は、6月の大阪北部地震によるブロック塀倒壊事故を受け、危険ブロック塀の撤去に係る支援制度の創設、また、7月の豪雨により被災した農業施設などの災害復旧経費、JR駅前広場整備事業などに要する経費を補正しようとするものでございます。  第1条 歳入歳出予算の補正でございますが、既定の総額に、歳入歳出それぞれ1億1,500万円を追加し、予算の総額を215億6,900万円にしようとするものでございます。  第2条 繰越明許費は、41ページの5、41ページの5でございますが、第2表に記載のとおり、消防南分署改修事業の設定、第3条 債務負担行為の補正は、41ページの6、第3表に記載のとおり、浄谷黒川多目的運動広場整備事業に係る限度額の変更、第4条 地方債の補正は、41ページの7、41ページの7、第4表に記載のとおり、農業施設等に係る災害復旧事業を追加するとともに、41ページの8のとおり、消防施設整備事業及び臨時財政対策債の限度額をそれぞれ変更しようとするものでございます。  ページを戻っていただき、次に41ページの1、第1表、歳入歳出補正予算の概要について、説明を申し上げます。  まず、歳入でございますが、款1 市税は、新築家屋の増加や企業の設備投資に伴う固定資産税の増、款10 地方特例交付金は、確定見込みによる増、款11 地方交付税は、税収増などに伴う普通交付税の確定見込みによる減、款13 分担金及び負担金は、豪雨被害による災害復旧事業に係る地元負担金、款15 国庫支出金は、危険ブロック塀等撤去支援制度に係る国庫補助金、款16 県支出金は、農林施設災害復旧事業に係る負担金などの増でございます。款19 繰入金、及び款20 繰越金は、平成29年度の決算確定に伴う財源の調整、款21 諸収入は、7月豪雨時の落雷により被災した学校施設に係る災害保険料や新庁舎の省エネ設備等について環境省のカーボン・マネジメント強化事業に採択されたことに伴う環境イノベーション情報機構からの補助金、款22 市債は、南分署改修事業や臨時財政対策債に係るものでございます。  次に41ページの3、歳出であります。  職員の人事異動に伴う各項の給与費等の更正を除きまして、款2 総務費は、危険ブロック塀等の撤去に係る補助金やJR市場駅前駐車場の整備事業、款5 農林費は、果樹農業に取り組む新規就農者への支援事業や農業用施設を改修する農村総合整備事業の増額、款6 商工費は、鍬溪温泉に係る追加工事であります。款7 土木費は、市長への手紙への即時対応といたしまして、JR駅前広場の駐輪場整備事業の追加や、昨年売却いたしました浄谷南産業用地東側の道路拡幅事業の増額、款8 消防費は、南分署改修事業の増額、款9 教育費は、小中学校内の危険ブロック塀等の撤去費や落雷により被災した大部小学校の放送設備等の修繕費、款10 災害復旧費は、7月の豪雨で被災した農業施設等の災害復旧経費をそれぞれ補正しようとするものでございます。  なお、詳細につきましては、41ページの9以降に記載しております歳入歳出補正予算事項別明細書をご高覧願います。  以上、提案説明といたします。 ○議長(前田光教君)  次に、議案第42号、及び議案第44号の以上2件を市民福祉部長。               (市民福祉部長 登壇) ○市民福祉部長(松井 孝君)  議案第42号 平成30年度小野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、提案説明をいたします。  議案書の42ページをお願いいたします。  このたびの補正は、人事異動に伴う給与費等の更正、前年度国庫支出金等の精算に伴う償還金の増額が主な内容でございます。  第1条 歳入歳出予算の補正でありますが、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ1,380万円を追加し、予算の総額を53億9,380万円にしようとするものであります。  次に、42ページの1、第1表、歳入歳出補正予算について、説明をいたします。  まず、歳入でありますが、款6 繰入金は、人事異動に伴う給与費等の更正による一般会計繰入金の減額、及び財源調整による基金繰入金の減額、款7 繰越金は、平成29年度の決算確定に伴い、前年度繰越金の一部を補正の財源として活用しようとするものでございます。  次に、歳出でありますが、款1 総務費は、人事異動に伴う給与費等の更正による減額、款7 諸支出金は、前年度保険給付費に対する国庫支出金等の精算による増額補正でございます。  なお、詳細につきましては、42ページの3以降の歳入歳出補正予算事項別明細書をご高覧願います。  次に、議案第44号 平成30年度小野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、提案説明をいたします。
     議案書の44ページをお願いいたします。  第1条 歳入歳出予算の補正でありますが、既定の予算総額に、歳入歳出それぞれ1,680万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ5億8,280万円にしようとするものでございます。  このたびの補正は、人事異動に伴う人件費等の見直しによる更正、前年度繰越金の確定、前年度繰越金を財源とする広域連合納付金の計上が主な内容でございます。  次に、44ページの1、第1表、歳入歳出補正予算について、説明をいたします。  まず、歳入でありますが、款3 繰入金は、人事異動に伴う人件費等の見直しによる職員給与費等の更正による一般会計繰入金の増額、款4 繰越金は、前年度繰越金の確定による増額補正でございます。  次に、歳出でありますが、款1 総務費は、人件費等の見直しによる職員給与費等の更正による増額、款2 広域連合納付金は、前年度繰越金として確定した出納整理期間中の保険料収入を広域連合に納付するための増額補正でございます。  なお、詳細につきましては、44ページの3以降の歳入歳出補正予算事項別明細書をご高覧願います。  以上、提案説明といたします。 ○議長(前田光教君)  次に、議案第43号を市民福祉部参事。              (市民福祉部参事 登壇) ○市民福祉部参事(犬塚良子君)  議案第43号 平成30年度小野市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、提案説明をいたします。  議案書の43ページをお願いいたします。  第1条 歳入歳出予算の補正でありますが、既定の予算総額に、歳入歳出それぞれ5,740万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ40億3,540万円にしようとするものでございます。  このたびの補正は、職員の人事異動による人件費補正、並びに前年度繰越金の確定などによるものでございます。  次に、43ページの1、第1表、歳入歳出補正予算について、説明いたします。  まず、歳入の主な項目でありますが、款3 国庫支出金、款4 支払基金交付金、及び款5 県支出金は、人事異動による職員給与費の見直し等により、地域支援事業費で予算措置をしております職員の給与費等に係る地域支援事業交付金等の更正によるもの、款7 繰入金は、人事異動による職員の会計間異動に伴い、総務費及び地域支援事業費で予算措置する職員の給与費等の一般会計からの繰入金の更正等によるもの、款8 繰越金は、前年度繰越金の確定によるもの、款9 諸収入は、包括的支援事業に係る介護予防ケアプラン作成料の補正によるものでございます。  次に、43ページの2、歳出でありますが、款1 総務費、及び款3 地域支援事業費は、先ほどもご説明いたしましたように、人事異動による職員の会計間異動に伴う職員給与費等の補正によるもの、款5 基金積立金は、前年度繰越金を介護保険給付費準備基金へ積み立てたことによるものでございます。  なお、詳細につきましては、43ページの3以降の歳入歳出補正予算事項別明細書をご高覧願います。  以上、提案説明といたします。 ○議長(前田光教君)  次に、議案第45号、及び議案第46号の以上2件を水道部長。                (水道部長 登壇) ○水道部長(新免秀晃君)  議案第45号 平成30年度小野市水道事業会計補正予算(第1号)について、提案説明をいたします。  議案書の45ページをお願いいたします。  まず、第2条の予定量についての補正でありますが、記載のとおり、改めようとするものでございます。  次に、第3条 収益的収入及び支出の補正でありますが、収入は職員の会計間異動に伴う退職給付引当金戻し入れにより、特別利益を600万円増額し、収入総額を13億8,400万円に、一方、支出は、職員の会計間異動に伴い、給与費を700万円減額し、支出総額を12億2,500万円にしようとするものでございます。  次に、第4条 資本的支出の補正でありますが、既定の支出総額から500万円を減額し、支出総額を10億7,400万円にしようとするもので、職員の会計間異動に伴い給与費を減額補正するものでございます。  なお、収入の不足額は、損益勘定留保資金等で補てんをいたします。  次に、第5条 議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でありますが、記載のとおり改めようとするものであります。  なお、詳細につきましては、45ページの2以降の補正予算実施計画をご高覧願います。  次に、議案第46号 平成30年度小野市下水道事業会計補正予算(第1号)について、提案説明をいたします。  議案書の46ページをお願いいたします。  まず、第2条 業務の予定量についての補正でありますが、記載のとおり改めようとするものでございます。  次に、第3条 収益的支出の補正でありますが、既定の支出総額から300万円を減額し、支出総額を17億3,200万円にしようとするもので、職員の会計間異動に伴い、給与費を減額補正するものでございます。  次に、第4条 資本的収入の補正でありますが、既定の収入総額から200万円を減額し、収入総額を8億8,100万円にしようとするもので、収益的支出の減少等に伴い、一般会計からのルール外の出資金を減額するものでございます。また、資本的支出の補正でありますが、既定の支出総額から100万円を増額し、支出総額を15億1,800万円にしようとするもので、職員の会計間異動に伴い、給与費を増額補正するものでございます。  なお、収入の不足額は、損益勘定留保資金等で補てんをいたします。  次に、第5条 議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正につきましては、記載のとおり改めようとするものでございます。  なお、詳細につきましては、46ページの2以降の補正予算実施計画をご高覧願います。  以上、提案説明といたします。 ○議長(前田光教君)  次に、議案第47号を理事。                 (理事 登壇) ○理事(松野和彦君)  議案第47号 小野市税条例等の一部を改正する条例の制定について、提案説明をいたします。  議案書の47ページであります。  このたびの小野市税条例の改正は、地方税法の一部を改正する法律等の施行に伴い、関係規定を整理しようとするもので、主な改正内容は3点ございます。  まず、1点目でございますが、市たばこ税の税率に関し、現在1,000本当たり5,262円のところを本年10月1日から430円引き上げ、1,000本当たり5,692円に、さらに2年後の32年10月からは6,122円、翌平成33年10月からは6,552円へと段階的に引き上げるほか、加熱式たばこの税額などについてもあわせて整理するものでございます。  次に、改正の2点目は、固定資産税の課税標準を一定割合減額する地域決定型地方税制特例措置、いわゆる、わがまち特例税制に関してでございますが、本年4月から平成32年3月31日までの間に取得された太陽光発電などの再生可能エネルギーの設備や、汚水または廃液処理施設に係る課税標準の特例割合について、地方税法の基準に基づいて、減額割合を見直すものでございます。  最後に、改正の主な内容3点目でございますが、個人市民税につきまして、現在33万円の基礎控除が行われてはおりますが、これを平成33年1月から10万円引き上げ43万円にする一方で、給与所得控除、公的年金等控除を10万円引き下げるとともに、合計所得が2,500万円を超える方にあっては、当該基礎控除等を行わないこととする改正であります。  これらの改正に伴う影響額でございますが、たばこ税につきましては現状の販売本数で換算した場合には、トータルで約600万円程度の増収見込みとなりますが、販売価格の値上げに伴う販売本数の減少での減収が予想されるところであります。固定資産税につきましては、現在、わがまち特例の適用を受けている企業は1社で、該当企業は多くないことから大きな影響はないものと捉えており、また、個人市民税の改正につきましては、3年後の実施となりますが、平成30年度の課税ベースで試算いたしますと、約30万円程度の増収になると見込んでいるところであります。  なお、この条例は公布の日から施行するものでございますが、たばこ税に関する部分については、平成30年10月1日から平成33年度までの段階的施行、固定資産税に係る部分については、本年4月1日にさかのぼっての適用、個人市民税に関する部分については、平成33年1月1日から施行しようとするものでございます。  以上、提案説明といたします。 ○議長(前田光教君)  次に、議案第48号、及び議案第50号の以上2件を市民福祉部長。               (市民福祉部長 登壇) ○市民福祉部長(松井 孝君)  議案第48号 小野市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案説明をいたします。  議案書の48ページをお願いいたします。  この議案は、福祉医療費助成の対象となる所得要件について、地方税法の改正及び兵庫県福祉医療費助成事業実施要綱の改正に伴い、規定の整理を行うものでございます。  具体的には、重度障害者医療費助成の所得要件の判定におきましては、市民税所得割額により判断しているところでございますが、昨年、地方税法が改正され、指定都市における市民税所得割額の標準税率がこれまでの6%から8%に変更となりました。これにより、指定都市とそれ以外の都市の市民税所得割額の算定率に差が生じることから、指定都市から小野市に転入された方の所得要件の判定におきましては、市民税所得割額を従前どおりの6%で算定しようとするものでございます。  また、ふるさと納税の取り扱いにつきまして控除適用前の額で算定しておりますが、ワンストップ特例の取り扱いにつきましてもその対象に含めることを明記するものでございます。  なお、この条例は、公布の日から施行し、平成30年7月1日から適用しようとするものでございます。  次に、議案第50号 北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園規約の変更について、提案説明をいたします。  議案書の50ページをお願いいたします。  この議案は、同組合の構成団体の一つである多可町から、町内には同種の機能を持つ施設があり、また、平成26年度以降わかあゆ園の利用者がない状態であることから、地方自治法第286条の2第2項の規定により、平成29年3月21日付で平成31年3月31日をもって脱退する旨の申し入れがあったことに伴い、同規約の改正を行おうとするものでございます。  具体的な内容としましては、同規約中、組合を組織する地方公共団体について、現在、小野市、西脇市、加西市、加東市、多可町としているところ、多可町を削除し、新たに西脇市、小野市、加西市及び加東市とすることのほか、組合の議会の議員の定数を10人から8人に、また副管理者を4人から3人にしようとするものでございます。  なお、この規約は平成31年4月1日から施行するものでございます。  以上、提案説明といたします。 ○議長(前田光教君)  次に、議案第49号を市民安全部長。               (市民安全部長 登壇) ○市民安全部長(宮村卓也君)  議案第49号 小野加東加西環境施設事務組合の規約の変更について、提案説明をいたします。  議案書の49ページであります。  この議案は、同組合の構成団体の一つである加東市において、平成29年2月17日に同市旧滝野町域における一般廃棄物の処理に関し、現在加入している北播磨清掃事務組合を平成31年3月31日をもって脱退することが議決されたことに伴い、加東市より翌4月1日から、小野加東加西環境施設事務組合において、同市旧滝野町域の一般廃棄物の共同処理を行いたい旨の申し入れがあり、同規約の改正を行おうとするものであります。  主な改正内容といたしましては、同組合の共同処理する事務として、現在加東市については旧社町及び旧東条町の区域に限定しているところを加東市における区域限定の規定を削除し、新たに加東市全域が同組合の共同処理する事務としています。  なお、この規約は平成31年4月1日から施行するものであります。  以上、提案説明といたします。 ○議長(前田光教君)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。              ~日程第5 議案第51号~ ○議長(前田光教君)  次に、日程第5、議案第51号を議題といたします。  議案の朗読を省略いたしまして、理事者側より提案理由の説明を求めます。  議案第51号について、理事。                 (理事 登壇) ○理事(松野和彦君)  議案第51号 小野市新庁舎電気機械設備工事請負契約について、提案説明をいたします。  議案書の51ページであります。  この議案は、本年8月10日に執行いたしました公募型一般競争入札による小野市新庁舎電気機械設備工事請負契約について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  契約の内容でありますが、工事名は小野市新庁舎電気機械設備工事、契約金額は3億1,860万円、契約の相手方は姫路市安田4丁目133番地 株式会社きんでん 姫路支店、執行役員支店長 星島延男であります。  なお、工事の内容は、現在工事を進めております新庁舎並びに倉庫棟に係る電気機械設備工事で、先進的なCO2排出抑制機器等を導入することから、環境省が取り組んでいる地球温暖化対策の地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業に採択された工事であります。  以上、提案説明といたします。 ○議長(前田光教君)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  ただいま議題となっております議案第51号について、質疑の通告はありませんので、これにて質疑を終結いたします。  次に、常任委員会付託であります。  会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付いたしております常任委員会審査付託表のとおり、総務文教常任委員会に付託して慎重審査を煩わしたいと存じます。  この際、委員会開催のため、暫時休憩いたします。再開は、15分前に庁内放送をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。               休憩 午前11時18分               ───────────               再開 午後 1時00分 ○議長(前田光教君)  ただいまから会議を再開いたします。  常任委員会審査報告であります。  先ほど本会議において審査を付託いたしました議案第51号について、休憩中に審査の報告がありましたので、総務文教常任委員長の報告を求めます。  総務文教常任委員長 高坂純子議員。               (高坂純子君 登壇)
    ○6番(高坂純子君)  総務文教常任委員会の審査のご報告を申し上げます。  本日、当委員会に付託されました案件は、議案第51号の1件でございます。  委員会を先ほど開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査を行いました。  審査の結果につきましては、お手元の委員会審査報告書のとおりでございます。反対討論はなく、全会一致をもって可決すべきものと決した次第でございます。  何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、総務文教常任委員会審査報告といたします。 ○議長(前田光教君)  以上で、総務文教常任委員長の報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対して、質疑の希望はありませんか。              (「なし」と呼ぶものあり) ○議長(前田光教君)  委員長に対する質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第51号について、これより討論、表決に入りたいと思います。  これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(前田光教君)  ご異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  これより、討論、表決に入ります。  議案第51号について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結いたします。  これより、議案を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(前田光教君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第51号は、原案のとおり可決されました。              ~日程第6 決議案第1号~ ○議長(前田光教君)  次に、日程第6、決議案第1号 椎屋邦隆議員に対する議員辞職勧告決議を議題といたします。  地方自治法第117条の規定によって、椎屋邦隆議員の退場を求めます。               (椎屋邦隆議員 退場) ○議長(前田光教君)  提出者を代表して、山中修己議員から提案理由の説明を求めます。  山中修己議員。               (山中修己君 登壇) ○15番(山中修己君)  市民クラブの山中でございます。先ほどありましたとおり、決議案第1号の提案説明をさせていただきます。  椎屋邦隆議員に対する議員辞職勧告決議。  我々小野市議会議員は、議員として市民から負託を受けた立場とその職責を十分に認識し、良心と責任感を持ってその責務を果たすとともに、品位の保持に努めなければいけません。  昨年12月25日の市議会本会議において、椎屋邦隆議員に対する議員辞職勧告決議案が審議され、賛成多数で可決されてから8カ月が経過しました。その後、事態を収束させるべく、1月と5月に議員総会を開催し、議員全員の前で改めて誠意ある説明を求めましたが、質問内容とは関係ない回答を言い続けるばかりで、従来と変わらず、納得できるものではなく、さらに不信が深まる内容でありました。  何度も申し上げているように、市議会として説明を求めている内容は、①宣誓をもってなされた自身の議員資格に係る資格審査特別委員会、百条委員会、での証人尋問における証言内容と兵庫県知事への審査申し立てにおける主張内容に記憶違いとは認められない大きな齟齬が生じていること、②椎屋議員が「市議辞職を迫られた」として、小野市長に損害賠償を求め、神戸地方裁判所社支部に提訴されたこと、このことの2点についてであります。  さらに、椎屋邦隆後援会が発行されている「しいや新聞」において、「国保の値上げに反対した」、「下水道の料金値上げに反対した」として、それらが原因で失職させられた旨を掲載されておりますが、全く次元の違うことをあたかも事実のごとく関連づけた話でありまして、虚偽虚妄の文書を配布されていると言えます。  そもそも議会の重要な権能であります賛成、反対の意思を表明し、意見を述べることと、議員辞職を迫られたことを結びつけること自体、議員としての資質に問題があると言わざるを得ません。  これら一連の椎屋邦隆議員の行動は、小野市議会を侮辱するものであり、市議会議員としての良識を著しく欠くばかりでなく、教育に長く携わってこられた履歴を思いはかると、小野市の教員OBも含め、教育界に少なからず悪感情を与えているものと危惧いたします。  よって、小野市議会は、椎屋邦隆議員を公人として、みずからその責任を重く受けとめ、その良識と判断において、小野市議会議員の職を辞するよう勧告するものであります。  以上、決議します。 ○議長(前田光教君)  以上で、提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  ただいま議題となっております決議案第1号について、質疑の通告はありませんので、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております決議案第1号について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(前田光教君)  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決定しました。  お諮りいたします。  椎屋邦隆議員から一身上の弁明をしたい旨の申し出がありますので、発言を許可したいと思います。  これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(前田光教君)  ご異議なしと認めます。  よって、椎屋邦隆議員の弁明を許可することに決定しました。  この際、椎屋邦隆議員の入場を許可いたします。               (椎屋邦隆議員 入場) ○議長(前田光教君)  それでは、椎屋邦隆議員の弁明を許可いたします。  椎屋邦隆議員。               (椎屋邦隆君 登壇) ○4番(椎屋邦隆君)  真政クラブの椎屋邦隆でございます。私に対する議員辞職勧告に対して、議員として市民から負託を受けた立場と職責を十分に認識し、良心と責任感を持って弁明いたします。  今回の議員辞職勧告は、次の3点について説明がないこと等を理由にしています。  一つには、百条委員会での証言内容と兵庫県知事への申し立て内容との齟齬について、二つには、市長に対する民事訴訟について、三つには、しいや新聞についてであります。  まず、1点目についてですが、自治紛争処理委員において、小野市議会から出された全ての報告と私からの申立書類全てについて精査された結果、私の議員資格に関する小野市議会の決定は、法の規定及びその解釈を誤ってなされた違法な決定であると意見書にまとめられました。その意見書をもとにした兵庫県井戸知事の裁決により、私の議員資格の回復が確定しております。しかし、市議会の違法な決定で、私を3カ月間の失職に至らしめたことへの市議会としての総括がなされておらず、私や河島信行議員への説明責任の追及ばかりをされており納得できません。  次に、市長に対する民事訴訟については、この点についても先の問題と同様に小野市議会の違法な決定による3カ月間の議員失職という事実はありますが、兵庫県知事の裁決により市議会議員の地位を回復しました。私はわだかまりを捨て、神戸地方裁判所社支部の裁判官からのアドバイスに基づく取り下げに応じて、これ以上の紛争を回避するため、民事訴訟を取り下げております。相手側も合意して、事実上解決済みの案件です。議員総会や市議会の場で説明する案件ではないと考えております。  3点目です。しいや新聞は、私が市議会議員としての重要な責務をどのように遂行しているのかをお伝えしています。多くの市民の皆様の負託を受け市議会議員となりましたので、日ごろの議員活動、小野市政の現状などの記事が主な内容です。  さて、私は誠実に議員活動をしてまいりました。小野市議会を侮辱したと言われますが、違法な決定で私を3カ月間失職させ、兵庫県知事裁決で小野市議会の決定は違法としてその誤りを指摘されたにもかかわらず、その後も私に対する辞職勧告を2度も行う小野市議会を市民の皆様がどう評価されるのか、私はしかるべきときに市民の皆様に判断していただこうと考えております。  議員の皆様におかれましては、良識あるご判断を伏してお願いいたしまして、私の弁明といたします。 ○議長(前田光教君)  椎屋邦隆議員からの弁明は終わりました。  椎屋邦隆議員の再度退場を求めます。               (椎屋邦隆議員 退場) ○議長(前田光教君)  お諮りいたします。  ただいま議題となっております決議案第1号について、これより討論、表決に入りたいと思います。  これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(前田光教君)  ご異議なしと認めます。  したがって、そのように決定をしました。  これより、討論、表決に入ります。  決議案第1号について、討論の希望がありますので、発言を許可いたします。  藤原 章議員。 ○9番(藤原 章君)  日本共産党の藤原 章でございます。私は、決議案第1号 椎屋邦隆議員に対する再度の議員辞職勧告決議について、反対の立場で討論をいたします。  今回の椎屋邦隆議員に対する再度の辞職勧告の理由は、大きく分けて二つあります。  一つは、市議会資格審査特別委員会での証言と、県への審査申し立ての内容に大きな齟齬があること、及び市長を相手取って裁判を起こしたことについて説明責任が果たされていないとされていることです。  しかし、これは前回の辞職勧告決議の理由でありまして、同じ理由で重ねて同じ決議をすることは二重処罰禁止という原則から見て、妥当ではないと思います。  なお、私は本件につきましては、前回の反対討論と重複しますが、議員資格の問題は既に決着のついている問題であり、齟齬について説明するかどうかは本人の自由意志であって強制できるものではないと考えます。椎屋議員は、議員資格を剥奪されたことにより、社会的評価を失墜し、精神的にも大きな苦痛を受けたのでありまして、私たちが椎屋議員の立場にも思いをいたすべきであります。  また、市長を提訴した件は、市長と椎屋議員の関係であって、市議会が関与すべき問題ではないと考えます。  もう1点は、しいや新聞の記事について、全く次元の違うことをあたかも事実のごとく関連づけた話であり、虚偽虚妄の文書とされていることですが、この記事が椎屋議員の認識はどうであれ、事実や経過と食い違う不正確なものであることは明らかです。したがって議会の対応としては、本人に記事の訂正を求め、社会的にも誤解を生まないようしかるべき対処を求めればよいのであって、議員辞職勧告をする必要はないと考えます。  最後に、私の見た限り、今回の決議案は、文章自身が不正確だと思います。決議案は、「『しいや新聞』で、『国保の値上げに反対した』、『下水道の料金値上げに反対した』とし、それらが原因で失職させられた旨を掲載されているが」としています。これは、平成30年特別号や平成30年夏号を指していると思いますが、平成30年特別号には「国保の値上げに反対した」という記事がなく、平成30年夏号の「国保の値上げに反対した」という記事には「それらが原因で失職させられた」とは書いておりません。したがって、そもそも不正確な決議案は妥当ではなく、撤回されるべきだということを訴えて、議員の皆様のご賛同をお願いいたしまして反対討論といたします。 ○議長(前田光教君)  次に、山本悟朗議員。 ○10番(山本悟朗君)  民政クラブの山本悟朗でございます。私は、民政クラブを代表し、決議案第1号 椎屋邦隆議員に対する議員辞職勧告決議案に対し、賛成の立場から討論をいたします。  さて、椎屋邦隆議員に対して、辞職勧告決議案が提出されるのは、昨年12月に続いて2度目でございます。私たち民政クラブの議員は、前回の議決の際には、辞職勧告に反対いたしました。12月議会での私たちの考えは、市政に大きな影響を与える圧力をかけようとし、その事実をあらゆる犠牲を払ってでもひたすら隠そうとしている河島信行議員の言葉を信じ、その言葉に振り回されていることが大いに予測できる椎屋邦隆議員については、辞職の勧告を行うのは酷であるとの考えを申し上げました。  さて、その決議案の採択後、ほどなく市長に対する裁判を取り下げられ、9カ月が経過しましたが、先の先ほど申し上げた河島信行議員に対する疑惑は晴れることはなく、事実は解明されていません。椎屋議員においては、河島信行議員とは同一会派でありながら、疑惑解明について積極的に推進しようとする動きはありません。  さらに、河島信行議員同様に、一般質問が許可されないなど、議員としての行動に大きな制約を受けてもなお、ご自身に対する議会からの問いかけに真摯に向き合っていただいてはいません。  ここに至って、椎屋邦隆議員、河島信行議員は、関係する疑惑の内容について互いに説明しないことが利益であると考え、同調して行動していると考えざるを得ません。  このようなことから、私たち民政クラブの議員は、今回の決議案に賛成することといたしました。  以上、賛成討論といたします。議員各位におかれましては、ご理解をいただき、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(前田光教君)  次に、河島信行議員。 ○7番(河島信行君)  真政クラブの河島信行です。私は、この決議案に反対の立場で討論をさせていただきます。  椎屋邦隆議員に対する議員辞職勧告決議に反対します。
     椎屋邦隆議員は、市議会議員として、小野市民から負託を受けた立場と職責を十分に認識し、政治家・市議として良心と責任感を持って責務を果たしています。30年間に及ぶ教員の貴重な現場体験を生かし、品位を基本に、日々、小野市民の幸せを願い、市議会議員・地方政治家の活動を行っておられます。  私は、清廉な政治家はもちろん、人間、椎屋邦隆氏を必要な市議と理解し、行動をともにしております。  さて、何度も申し上げておりますが、兵庫県井戸敏三知事は、法律に基づき、自治紛争処理委員の意見書を受けられて、公正な正しい裁定・裁決をされ、椎屋議員の議員資格、すなわち被選挙権に関しては、決着がついています。  椎屋邦隆議員が市議辞職を迫られたとして、小野市長に損害賠償を求め、神戸地方裁判所社支部に提訴された訴訟は既に平成29年12月26日に原告椎屋邦隆と被告蓬莱 務市長との間で神戸地方裁判所社支部の裁判官からのアドバイスに基づく取り下げをしており、解決済みの事案であります。神戸地方裁判所社支部の裁判官からのアドバイスに基づく取り下げの趣旨は、小野市民の幸せを願うことであります。もう少し具体的に申し上げますと、市長は市長として、椎屋邦隆氏は市議会議員としての立場で小野市政に貢献することです。  後先になりましたが、私、河島信行は、政治スタンスが近い椎屋邦隆議員と同じ会派、真政クラブでともに行動をしております。市議会議員の役割・職責の大事な部分は、市民の方々に小野市政を知っていただくことであります。その有効な手段として、「しいやくにたか新聞」、私の「かわしまのぶゆき新聞」を定期的に編集、発行しております。さらに充実した記事を編集、発行する努力を重ねていく所存です。  さて、市議の今期の任期も平成31年4月です。小野市民に、私、河島信行はもちろん、椎屋邦隆の市議会議員活動の評価を判断を願うと決意しております。  議員の皆様におかれましては、良識ある判断を伏してお願い申し上げる次第でございます。  以上でございます。 ○議長(前田光教君)  次に、加島 淳議員。 ○14番(加島 淳君)  改革クラブの加島 淳でございます。私は、議案第1号 椎屋邦隆議員に対する議員辞職勧告決議案に対し、賛成の立場から討論いたします。  議会は、昨年12月25日の本会議におきまして、椎屋邦隆議員に対する議員辞職勧告を可決いたしました。以降8カ月余りが経過しております。私たち議員が椎屋議員に説明を求め続けたのは、次の2点であります。  1点目、百条委員会での証言と兵庫県知事への審査申し立ての主張内容の齟齬について、2点目、小野市長に対し損害賠償を求め、神戸地方裁判所社支部への提訴の理由についてであります。  8カ月の間、1月、5月に議員総会を開催し、また議会運営員会でも再三説明を求めてまいりましたが、その間、誠意ある回答は全くなく、より疑念を生じさせるものでありました。  市議会議員は、市民の代表であります。その説明責任は、市民のみならず市議会に対してもしっかりとした自分の言葉での説明が必要であったと考えます。  さらに、最近発行されている椎屋邦隆後援会のしいや新聞の記事の一部は、全く説明不足で、事実とかけ離れたものであり、余りにも稚拙短絡であり、単に保身であるとしか感じられない内容であります。このような不実のものを一般市民に配布することは、市民を惑わせ、小野市議会をおとしめ、小野市全体に著しく悪影響を与える大きな問題行為であると考えます。  これら一連の行動は、議員としての資質に重大な問題があると言わざるを得ません。  椎屋邦隆議員は、公人としてみずからその責任を重く受けとめ、その良識と判断において、小野市議会議員の職を辞するべきと考え、再度の勧告に賛成するものであります。  以上、私の賛成討論といたします。 ○議長(前田光教君)  これにて、討論を終結いたします。  調整のため、ここで暫時休憩させていただきます。議員各位は、そのままお待ちください。               休憩 午後 1時31分               ───────────               再開 午後 3時15分 ○議長(前田光教君)  ただいまから会議を再開いたします。  休憩時の内容について、理事から説明を求めます。  理事。 ○理事(松野和彦君)  それでは、椎屋邦隆議員議員辞職勧告決議案に関して、椎屋議員の弁明及び河島信行議員の反対討論の中で使用された市長を被告とした民事損害賠償請求事件で、「双方が和解した」とする旨の発言は誤ったものであり、暫時休憩を求め、協議をお願いをいたしました。  正確な対応などを日付順にこの場で申し上げます。  平成29年3月14日付で原告椎屋邦隆議員より、市長を被告とする民事損害賠償請求事件の訴状が神戸地方裁判所社支部に提起され、翌15日付で裁判所が受け付け、小野市役所には3月17日付で呼び出し及び答弁書催告状が送致されたものであります。その後、7回の弁論及び弁論準備手続を経た後、平成29年9月28日付で原告側が裁判所に和解案を提出されましたが、市としてはそもそも、市長は椎屋邦隆議員の議員資格問題に一切関与していないことから、和解案を全部拒否する旨、裁判所に申し述べました。そのような中、平成29年12月22日付で原告側から、当初事件について、原告は訴えの全てを取り下げるとした訴えの取り下げ書が神戸地方裁判所社支部に提出され、市としては不同意も検討いたしましたが、これ以上の市政混乱を避けるべく、同月の26日に訴えの取り下げについてやむなく同意したものであります。よって、両議員が述べられた当事件における「双方」または「和解」という言葉は、ことのいきさつを十分に認識された上での全く誤った使用発言であり、当局といたしましては、到底、受け入れられないものであります。  再度、繰り返し申し述べますが、要は和解ではなく、原告側からの訴えの取り下げであります。  以上、説明いたします。 ○議長(前田光教君)  ただいまの説明を受け、先ほど議会運営委員会が開催されました。  委員会には、椎屋邦隆議員及び河島信行議員の出席も求め、委員会において、椎屋邦隆議員及び河島信行議員の両議員から先ほどの決議案第1号の審議に係る発言中、「和解」という文言を「神戸地方裁判所社支部の裁判官からのアドバイスに基づく取り下げ」という文言に訂正したい旨の発言がございました。  そこで、皆さんにお諮りいたします。  先ほど申し上げたとおり、椎屋邦隆議員の弁明の文面中、及び河島信行議員の討論の文面中、両議員からの申し入れを受け、発言中の「和解」という文言について「神戸地方裁判所社支部の裁判官からのアドバイスに基づく取り下げ」に訂正することに、ご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(前田光教君)  ご異議なしと認めます。  要は、「和解」ではなく「取り下げ」ということで、決定いたしました。したがって、そのように議事録を訂正させていただきます。  これより、決議案第1号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (「起立多数」) ○議長(前田光教君)  ご着席ください。  起立多数であります。  したがって、決議案第1号は原案のとおり可決することに決定しました。  この際、椎屋邦隆議員の入場を許可いたします。               (椎屋邦隆議員 入場)         ~日程第7 各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査報告~ ○議長(前田光教君)  次に、日程第7、各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査報告であります。  平成30年6月26日の第412回小野市議会定例会において、各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、それぞれ閉会中の所管事務継続調査に付していたことについて、調査の報告がありましたので、各常任委員長及び議会運営委員長の報告を求めます。  初めに、総務文教常任委員長 高坂純子議員。               (高坂純子君 登壇) ○6番(高坂純子君)  総務文教常任委員会調査報告を申し上げます。  6月定例会におきまして、会議規則第98条第1項の規定により申し出をしておりました閉会中の所管事務調査を実施いたしましたので、会議規則第103条の規定に基づき、調査のご報告を申し上げます。  当委員会が調査をいたしました項目は、埼玉県新座市の「英語教育」について、埼玉県羽生市の「地域医療ネットワークシステム〈とねっと〉」について、そして、東京都杉並区の「部活動活性化事業」について、いずれも行政視察の形で調査を実施いたしました。  調査は、7月11日から7月13日までの期間で行い、それぞれ各市担当者から詳しく説明を受け、その後、慎重に調査をいたしました。今回は特に、日本人教師による小学校の英語授業を参観するなど、現場での調査も行っております。  調査の報告につきましては、お手元の調査報告書のとおりでありまして、この成果は早速、議会質問や今後の常任委員会活動に生かす所存でございます。  以上で、総務文教常任委員会に係る閉会中の所管事務調査の報告といたします。 ○議長(前田光教君)  次に、民生地域常任委員長 小林千津子議員。               (小林千津子君 登壇) ○5番(小林千津子君)  民生地域常任委員会の調査報告を申し上げます。  6月定例会において、会議規則第98条第1項の規定により申し出をしておりました閉会中の所管事務調査を実施いたしましたので、会議規則103条の規定に基づき、調査のご報告を申し上げます。  当委員会が行政視察の形で調査をしました項目は、福島県伊達市の「高齢者向けシェアハウス」及び「健幸都市の取組」について、埼玉県草加市の「認知症検診事業」について、そして、埼玉県飯能市の「子どもインフルエンザ予防接種費用の無償化」及び「鳥獣被害対策」について、いずれも行政視察の形で調査を実施いたしました。  調査は、7月18日から7月20日までの期間で行い、それぞれ各市担当者から詳しく説明を受け、その後、慎重に調査をいたしました。  調査の報告につきましては、お手元の調査報告書のとおりでありまして、この成果を今後の常任委員会活動に生かす所存であります。  以上で、民生地域常任委員会に係る閉会中の所管事務調査の報告といたします。 ○議長(前田光教君)  次に、議会運営委員長 岡嶋正昭議員。               (岡嶋正昭君 登壇) ○12番(岡嶋正昭君)  議会運営委員会調査報告をさせていただきます。  6月定例会において、会議規則第98条第2項の規定により申し入れをしておりました閉会中の所管事務調査をいたしましたので、会議規則第103条の規定に基づき、調査のご報告を申し上げます。  当委員会が調査をしました項目は、滋賀県甲賀市及び静岡県菊川市の「議会だよりの編集」及び「議会活性化に向けた取組」についてであります。  いずれも行政視察の形で調査を実施しました。  調査は、7月24日から7月25日の期間で行い、それぞれ各市担当者から詳しく説明を受け、その後、慎重に調査をいたしました。  調査の報告につきましては、お手元の調査報告書のとおりでありまして、この成果を今後の小野市の議会運営及び議会改革に生かす所存であります。  以上で、議会運営委員会に係る閉会中の所管事務調査の報告といたします。 ○議長(前田光教君)  以上で、各常任委員長及び議会運営委員長による各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査報告は終わりました。  これで、本日の日程は終了いたしました。  この際、お諮りいたします。  あす9月1日から9月19日までは、議案熟読のため、休会したいと思います。  これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(前田光教君)  ご異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  次の本会議は、9月20日午前10時から再開いたします。  本日は、これをもって散会いたします。  お疲れさまでございました。               散会 午後 3時27分...