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  1. 姫路市議会 2018-09-21
    平成30年9月21日建設委員会−09月21日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    平成30年9月21日建設委員会−09月21日-01号平成30年9月21日建設委員会 平成30年9月21日(金曜日) 建設委員会 第5委員会室 出席委員 重田一政妻鹿幸二石堂大輔八木隆次郎宮下和也東影昭八木高明大西陽介 再開 9時56分 下水道局             9時56分 議案説明議案第106号 契約締結について(地蔵川排水ポンプ場整備工事請負契約締結) ・議案第110号 平成29年度姫路下水道事業会計剰余金処分について 質疑質問           10時02分 ◆問   排水ポンプを取りつける基準などはあるのか。 ◎答   浸水被害が多発するところから、予算範囲内で優先順位をつけながら着手している状況である。 ◆問   今後排水ポンプ設置を予定しているところはあるのか。
    ◎答   例えば、国土交通省の「100mm/h安心プラン」に登録された八家川流域では、ポンプ場整備等に順次取りかかることになっている。  また、市内優先順位の高いところについては、ポンプ場設置したり、広畑地区のようにバイパス管を布設したりしている。 ◆問   この前集中豪雨があった際、国道2号北側八家上流にいる知人から、玄関まで水が流れてきた写真が送られてきた。その地域河川の両側の擁壁を高くするなどしているようだが、何か情報は聞いているか。 ◎答   地元自治会と随時協議し、擁壁かさ上げ等は順次行っている。浸水したことについては、河川部に相談してもらえば対処方法について検討させてもらう。 ◆問   産業局と協力して田んぼダムのようなものをつくり、上流雨水をためるようなことを考えてはどうか。 ◎答   田んぼダムについては他都市の事例もある。また、現在、地域の協力を得て、大雨時に雨水をためるため、ため池の水位を下げることに取り組んでいる。田んぼダムについては、雨水をためるという観点からの方策の1つとして今後検討していきたい。 ◆要望   田んぼダムであればポンプ場ほど費用はかからないと思う。関係部署と連携して対応してもらいたい。 ◆問   地蔵川排水ポンプ場整備工事に関する資料中に記載のある浸水区域内には何世帯くらいあるのか。  また、当該浸水区域は雨が降るたびに浸水しているのか。 ◎答   例えば、今回の西日本豪雨において、姫路市では10ミリメートル前後の雨が長時間降り続いたが、10ミリメートル程度の雨であれば、ポンプ場をしっかり作動させることで、当該地域での浸水被害は生じないものと考えている。  浸水被害が生じやすいのは、1時間当たり20ミリメートルから30ミリメートルの雨が降った場合であると認識している。  なお、世帯数については資料を持ち合わせていない。 ◆要望   姫路市にはほかにも浸水が多発している地域があるため、そのような地域にも目配りしてもらい、優先順位をつけて、手際よく対応してもらいたい。 ◆問   数年前に、排水ポンプ場自体浸水して、ポンプが作動しなくなった事案があったと思う。同様のことが生じないよう、新設する排水ポンプ場や既設の排水ポンプ場で何らかの対応はしているのか。 ◎答   排水ポンプ場で一番浸水してはいけないのは電気設備である。近年整備している排水ポンプ場については、電気設備を上部へ設置する対策をとっており、ポンプ能力を上回る雨水が流入し、水位が上がったとしても、ポンプ自体の機能は維持できるようになっている。  しかし、古い排水ポンプ場では、電気設備を守るという観点がなかったこともあり、ポンプ能力を上回る雨水が流入した場合に、電気系統に支障が生じることは考えられる。その点については、機器の更新に合わせて改良している状況である。 ◆要望   排水ポンプ場の改善を早急に行ってもらいたい。  また、台風21号により被害を受けた関西国際空港のように、電気設備が故障すると全体が動かなくなることから、電気設備に対する対策も十分とってもらいたい。 ◆問   地蔵川排水ポンプ能力が上昇することにより、地蔵川船場川の合流地点以南浸水が発生することはないのか。 ◎答   排出口での水位が若干上がることはあると思うが、船場川の下流側は既に兵庫県が改修を行っているため、既定の流量であれば、排水ポンプ場からの排水のみで船場川があふれることはないと考えている。 ◆要望   姫路市内には、浸水が頻発する区域がほかにも存在するため、それらの地域に対してもしっかり浸水対策を行ってもらいたい。 下水道局終了          10時16分 【予算決算委員会建設分科会下水道局)の審査都市拠点整備本部        10時37分 議案説明議案第94号 姫路文化コンベンションセンター条例について ・議案第104号 姫路附属機関設置条例の一部を改正する条例について ・議案第107号 契約締結について((仮称)姫路文化コンベンションセンター等新築工事請負契約締結質疑質問           10時50分 ◆問   MICE誘致には5年かかると言われている中で、現在どのような誘致活動を行っているのか。 ◎答   誘致観光交流局が中心となり、姫路観光コンベンションビューローと連携しながら対応している。相手方もあるので具体的には言えないが、姫路らしい国際会議誘致に向け動いているとのことである。また、世界遺産関係で、教育委員会文化財関連MICE誘致活動を行っていると聞いている。 ◆問   開催が確定しているものはあるのか。 ◎答   確定までは至っていない。 ◆要望   催事が決まらない状況にならないよう、頑張ってもらいたい。 ◆問   姫路文化コンベンションセンターができることにより、どれだけの雇用が創出されるのか。 ◎答   難しいが、MICE関係では幅広い効果が見込まれるため、雇用効果も期待できると思われる。 ◆問   姫路文化コンベンションセンターに常駐するスタッフは何人になるのか。 ◎答   専門分野の人を除き、警備や清掃については、何かあった際にすぐに対応してくれるところでないと運営できないため、そのあたり地元の人が対応することになると思われる。我々も指定管理者を選定する中で、地元事業者を使ってもらえるようお願いしていきたい。 ◆問   姫路文化コンベンションセンター指定管理者キャスティ21公園管理を行うことになるのか。 ◎答   キャスティ21公園整備は、姫路文化コンベンションセンターと一体的に行い、管理も一体的に行う。同公園姫路文化コンベンションセンターと一体的に管理することで、文化コンベンションエリア全体の付加価値が上がるようにしたい。  また、同公園区画整理によりできた都市公園であるため、都心部の貴重な緑がある公園として、周辺住民にも憩いの場として使ってもらいたいと考えている。 ◆問   従前の特別委員会でも話があったと思うが、姫路文化コンベンションセンター等新築工事契約相手方は、音響などの技術的な対応は可能なのか。 ◎答   設計段階から兵庫県立芸術文化センター大阪フェスティバルホールにも携わっている音響専門業者日本有数劇場コンサルタント協議等に入ってもらっている。また、今回の契約相手方は、全国各地ホール建設した実績もあり、今回の設計チームとも仕事をしているため、我々としてはしっかりと工事を進めてもらえると考えている。 ◆問   工事スケジュールはしっかりと守ってもらいたいと思う一方、新県立病院建設工期が重なる部分があると思う。その際には、工事車両等の調整が必要になると思うが、どのように対応しようと考えているのか。 ◎答   工事は大規模なものとなることから、工事関係車両も多くなる。工事施工者協議を行い、周辺に迷惑がかからないよう、説明しながら工事を進めていきたい。  また、新県立病院工事についても、建設が了承されれば工事が進み、工期が重なることもあると思われるため、健康福祉局を通じて兵庫病院局協議しながら進めていきたい。 ◆問   キャスティ21公園について、文化コンベンションセンターと一体的に管理を行うということであるが、姫路市としてどのような形での使用を考えているのか。例えば、姫路北駅前広場のような使い方は考えているのか。 ◎答   キャスティ21公園は、基本的には都市公園であり、都心部における緑と潤いの空間を創出するとともに、安全で快適な魅力ある歩行者空間を目指して整備される。さらに、姫路文化コンベンションセンターでは、屋外展示場を有料で貸し出すため、同公園使用については、そのあたりバランスを考える必要がある。  その中で、文化コンベンションエリアを大規模かつ一体的に利用し、催事を行う場合などに同公園利用されることもあると思われるが、今のところ、姫路北駅前広場のように公園の一部を占用し、使用することは想定していない。 ◆問   姫路北駅前広場のように使用するイメージではないということであるが、姫路文化コンベンションセンターキャスティ21公園を一体管理する意味は何なのか。 ◎答   文化コンベンションエリアを一体の地域ととらえ、同エリア内で快適に過ごしてもらえるように、キャスティ21公園で音楽を流したり、タペストリーを掲げたりするが、それに必要な電気等設備管理文化コンベンションセンターで行う。このように、指定管理者が一体的に管理することで、付加価値を高めることができると考えている。 ◆問   少しイメージがしづらい。せっかく一体管理するのであれば、催事の前座として使用するために、ステージ等があったほうが盛り上がるのではないか。 ◎答   実際には、ベンチを設置するなど、何かを行うことができるような設備は検討している。  しかしながら、文化コンベンションエリアを一体的に使う場合はよいが、同公園だけを使うことになると、姫路文化コンベンションセンター屋外展示場を借りている人もいる。そのあたりバランスをとりながら、キャスティ21公園活用方法を考えていきたい。 ◆要望   キャスティ21公園姫路文化コンベンションセンターの一体的な管理により、文化コンベンションエリア全体の付加価値が上がるような方策についてしっかりと検討されたい。 ◆問   現在の文化センターでは、駐車場満車状態になると、障害者用駐車場があいているのが見えていても駐車場内に入れない状況が生じているようである。  今回、新たに建設される姫路文化コンベンションセンターにおいて、そのような状態を解決できるような対応を考えていれば教えてもらいたい。 ◎答   設計等を進めていく段階障害者の方々の意見も十分に聞いている。運用で対応できる部分があると思われるため、今後検討していきたいと思う。 ◆問 
     キャスティ21公園臨時駐車場として使うことはできるのか。また、その考えはあるのか。 ◎答   駐車場については、施設利用者に快適に使ってもらえること、周辺に渋滞を発生させないことが大事であると考えている。また、駅前から姫路文化コンベンションセンターまで歩いてもらい、帰り商店街等に立ち寄ってもらって買い物してもらうことも大事である。  しかし、余り大きな駐車場をつくると、車で来て車で帰ってしまうようになる。また、現在の手柄にある駐車場大手前公園地下駐車場のように、一たん入ると1時間ぐらい駐車場から出られないという状況が生じ、利用者利便性を損なうことになりかねない。  できれば姫路駅前駐車場にとめてもらい、帰りには駅前で買い物をしてもらうのがよいと考えている。加えて、公共交通利用を促進したいと考えている。  次に、キャスティ21公園駐車場としての使用について、姫路文化コンベンションセンターでは駐輪場を約100台用意しているが、例えば学生のブラスバンドの大会では、多くの学生市内からやってくることが想定されるため、その際の臨時駐輪場として使うことはできる。また、重量車両が頻繁に通行できるようなしつらえではないが、臨時的な駐車場として使うことは可能である。 ◆問   姫路文化コンベンションセンター開館に向けて、こけら落としの日程や内容も決めていく必要があると思うが、その検討状況について可能な範囲で答えてもらいたい。 ◎答   現在、観光交流局と相談し、2021年度の秋ごろに開設することを決定している。  また、開館の後2、3カ月をプレ期間開館年度内開館記念期間、その後約2年間を重点期間とし、プレ期間は、市民への周知期間スタッフ習熟期間に、開館記念期間は、施設のすばらしさを全国に打ち出していく期間として重点的に催事を行い、施設可能性を示す期間に、その後2年程度は、リピーターを呼び込むことに重点を置く期間にする方針である。そのスキームについては、指定管理者姫路文化国際交流財団姫路観光コンベンションビューロー、そして姫路市がそれぞれの役割を果たすことができるようなものとし、具体的な内容については、それぞれが積極的に検討しているところである。ついては、今後選定される指定管理者能力がある事業者を選定したい。 ◆要望   姫路文化コンベンションセンター開館を楽しみにしている市民もいるし、開館に当たっては話題性も大事であると思うため、開館に向けて話題性を持たせる形で進めてもらいたい。 ◆問   ホール等にはどんちょうがつきものであるが、姫路文化コンベンションセンター新築工事請負契約内容にはそれも含まれているのか。それとも寄附してもらうのか。 ◎答   現時点で必要となる備品はリストアップしているが、指定管理者とも協議し、開館の前年度に予算計上したいと考えている。なお、どんちょうホールには必要なものと考えている。 ◆要望   姫路文化コンベンションセンター備品がすばらしいものになるよう検討してもらいたい。 ◆問   姫路文化コンベンションセンター新築工事営繕課が担当するのか。 ◎答   そのとおりである。 ◆問   営繕課も経験したことがない規模工事だと思う。しっかりと契約相手方と連携して対応してもらう必要がある。 ◎答   都市拠点整備本部にも設計スタッフがいるため、営繕課契約相手方の橋渡しを行い、しっかりと対応していきたい。 ◆問   キャスティ21公園食事をとることはできるのか。 ◎答   芝生の丘があり、そこでレジャーシートを広げて食事をとることなどは可能である。 ◆問   文化コンベンションセンター新築工事には合併特例債は充当されるのか。 ◎答   財源内訳について、予算ベースでは、建物本体を約245億円、キャスティ21公園を約20億円として予算措置及び債務負担行為を設定している。  その内訳は、国庫補助金が約40億円、起債が約154億円、21世紀創造基金が約71億円である。  起債約154億円の内訳は、元利償還金の70%が後年度における普通交付税基準財政需要額に措置される合併特例債と、充当率90%のうち30%が普通交付税基準財政需要額に算入される公共施設等適正管理推進事業債である。今後、財政局がこうした有利な起債基金とのバランスをとりながら効率的な財源配分を行っていく。 ◆問   姫路文化コンベンションセンター使用料の設定に当たり、どこかの施設を参考にしたのか。 ◎答   使用料については、平成27年2月に包括外部監査で示された原価方式により算定した額と、県内外のさまざまな施設使用料、さらに現文化センター使用料を比較して算出した。  具体的には、原価方式で大ホール使用料を算出すると約46万円に、他都市使用料の平均は約31万1,000円に、現文化センターについては、席数を換算すると約17万2,000円になる。その3つから、今回提案している30万2,000円という額を算出している。この金額も、他都市との競争においてより有利な金額になるよう、他都市よりは若干安く設定している。 ◆問   姫路文化コンベンションセンター音響に関して、ある視察先では、音の大きさをそろえるために観客席の後ろに反射板設置しているところがあったが、そのような対応はしているのか。 ◎答   設計段階日本を代表する専門業者がかかわっており、具体的には、コンピューターシミュレーションで材料や形状を計算し、音の聞こえ方をシミュレーションしている。工事仕様書においても、目標とする計測値に近づくように施工するよう記載しているため、計画どおり施工できるよう進めていきたい。 ◆要望   一流アーティストにとっては音響が一番大切である。また、一流アーティストが来れば、交流人口がふえる。交流人口の拡大に向けてしっかりと取り組んでもらいたい。 ◆問   姫路文化コンベンションセンター新築工事姫路市にとっても大きな事業である。そこで、技術者の育成という観点から、現場体験型のインターンシップが実現できるよう、契約相手方に提案してもらいたい。 ◎答   契約相手方と十分に協議し、その旨を伝えていきたい。 ◆問   営繕課施工監理を行うとのことであるが、これだけの大きな事業であり、業務量も多くなると思うが、職員のワークライフバランスをどのように担保していくのか。 ◎答   今回の工事に限らず、ワークライフバランスの確保は重要なことである。営繕課都市局に属しているが、我々も一緒になって対応していきたい。 都市拠点整備本部終了      11時23分 【予算決算委員会建設分科会都市拠点整備本部)の審査水道局             11時30分 議案説明議案第111号 平成29年度姫路水道事業会計剰余金処分について 質疑質問           11時35分 (質疑質問なし) 水道局終了           11時36分 【予算決算委員会建設分科会水道局)の審査意見取りまとめ         12時00分 (1)付託議案審査について ・議案第94号、議案第101号〜議案第107号及び議案第109号〜議案第111号 以上11件については、いずれも全会一致で可決または同意すべきものと決定。 (2)閉会継続調査について ・別紙のとおり閉会中も継続調査すべきものと決定。 (3)委員長報告について ・正副委員長に一任すべきものと決定 閉会              12時04分 【予算決算委員会建設分科会意見とりまとめ】...