神戸市議会 2020-10-06 開催日:2020-10-06 令和2年決算特別委員会第1分科会〔元年度決算〕(都市局) 本文
(1)高潮・津波対策事業において,南海トラフ巨大地震に伴う津波対策,大型化する台風に伴う高潮対策として,防潮施設の補強工事や中央区における陸閘等の遠隔操作化を行いました。 (2)災害に強いみなとづくりにおいて,平成30年台風21号による大規模な高潮被害を受け,再度災害防止に向け,六甲アイランドにおいて電源施設の止水機能強化等を行いました。 99ページを御覧ください。
(1)高潮・津波対策事業において,南海トラフ巨大地震に伴う津波対策,大型化する台風に伴う高潮対策として,防潮施設の補強工事や中央区における陸閘等の遠隔操作化を行いました。 (2)災害に強いみなとづくりにおいて,平成30年台風21号による大規模な高潮被害を受け,再度災害防止に向け,六甲アイランドにおいて電源施設の止水機能強化等を行いました。 99ページを御覧ください。
17 ◯西森みなと総局海岸防災部長 先ほど申しましたとおり,防潮施設につきましては,潮がそこまで上がらないという,21号のときそういう判断をさせていただいて,実際には閉めないという対応をさせていただいたという形になっております。
ですので,要は海岸沿いにはいわゆる防潮施設なんかをつくってしまうと,そういったものの阻害要因になるということがございますので,もちろんウオーターフロント上の景観の問題もあると思います。
17 ◯西森みなと総局海岸防災部長 先ほど申しましたとおり,防潮施設につきましては,潮がそこまで上がらないという,21号のときそういう判断をさせていただいて,実際には閉めないという対応をさせていただいたという形になっております。
防潮施設の標準高さについては,昭和34年の伊勢湾台風級の台風が昭和9年の室戸台風のコース,いわゆるこれまで最大とか,最悪のコース,これを想定して,満潮時に通過するという最悪の状況に対応できるように設定したと。平成27年度末までにはハード対策である高潮対策事業を完了して,既往最大クラスの高潮に対しては防護できる体制を構築したという認識で聞いてございました。
また、より詳しくてよいと思うのは、土砂災害、河川、雨水管、地下施設、津波、防潮施設といったものが明らかになっていますし、災害時の給水拠点、屋内・屋外の緊急避難場所もネット上から確認できます。さらには、英語版、中国版、韓国語版のハザードマップもウエブ上にそろえています。当然そこから印刷もできるようになっています。
沿岸部における高潮対策につきましては,既設の防潮施設や,現在進めております津波対策事業──かさ上げなどの補強でありますが,これらの事業によりまして,堤内地の被害を最小限に食いとめることができたと考えております。 しかしながら,六甲アイランドや東部工区など神戸港の東側で,顕著な潮位の上昇が生じたことに伴い,堤内地におきましても冠水が見られました。
一方で,平成27年度から南海トラフ巨大地震に伴う津波対策として,既存の防潮施設の補強,かさ上げを進めてまいりました結果,堤内地の被害は最小限に食いとめることができたのではないかと考えております。
また、大浜海岸、洲本港の防潮施設の整備、洲本川と陀仏川合流部における樋門の整備に加えて、炬口漁港の防潮施設や炬口ポンプ場整備、さらには防犯灯のLED化にも着手いたしました。 そして、市民の皆様の移動手段を確保するため、上灘地区、五色地区のコミュニティバスの運行を実現することができました。
また、防災対策としましては、近い将来発生が懸念される南海トラフ地震を想定して、大浜海岸、洲本港の防潮施設の整備、洲本川の陀仏川合流部における樋門の整備に加え、炬口漁港の防潮施設や炬口ポンプ場の整備にも着手いたしました。 さらに、洲本港に関空航路が復活し、就任直後からの懸案事項でありました国道28号バイパスの工事も開始され、事業中のスマートインターチェンジの開通も間近となってきております。
一方,1,000年を1回と発生確率が低いものの,甚大な被害をもたらす南海トラフ巨大地震に伴うレベル2津波に対しましては,避難を中心としたソフト対策に加え,今年度より着手しております防潮施設を粘り強い構造へと補強する対策を引き続き実施し,市民の安全・安心を確保してまいります。
新長田駅南地区,具体的に言うと2号線より南地区のことでございますが,神戸港津波ハザードマップによると,長田区の海岸沿いは南海トラフ地震の津波対策として防潮施設が設置されており,余り大きな浸水が起こらない予想となっております。しかし,20年前の阪神・淡路大震災でこの2号線南地区は火災により壊滅いたしました。
赤穂市地域防災計画(本編)第4節には、津波防護施設の整備方針として、河川、海岸、港湾及び漁港の管理者は、津波による被害のおそれのある地域において、堤防等の耐震性の点検や計画的な補強、整備、水門、陸閘等の遠隔監視カメラ、開閉センサー等の施設整備を推進すると記し、海岸保全施設整備事業としては、福浦漁港防潮施設整備を上げています。しかし余り具体的ではありません。
この分については、県のほうからも、ここに8月8日から防潮樋門を含めた、そういった台風11号の接近に伴う不要不急の防潮施設の閉鎖ということの指示は受けておりましたので、リアルタイムに我々のほうに連絡を受けております。 特に、8月9日の18時41分に発令がされましたので、それで水利のほうにお願いしまして、そこについては、一応開放ということで指示はお願いしていたというのが現状でございます。
それに続いて、県では、今年度、防潮施設の沈下対策の検討などを行い、年度末までに、津波対策による浸水想定区域の縮減効果も含め、計画の確定版を取りまとめるとされています。
この想定では、沈下を盛り込んだことで、県の想定浸水域は、全ての防潮施設が被災して機能しない条件で示した国の最悪条件に近づく形になりましたが、昨年県が示した暫定2倍の想定よりはかなり縮小されました。
このような国の動きに先立ち、兵庫県は平成23年10月24日、従来まで想定しておりましたマグニチュード8.4規模の地震に伴う津波高を暫定的に2倍と想定し、さらに地形や各種防潮施設等を考慮した兵庫県津波浸水想定区域図暫定を発表いたしました。
4番の津波・高潮危機管理対策事業1,902万円の追加につきましても、福浦漁港防潮施設整備事業について、国の一般会計、経済危機対応地域活性化予備費に係る財政措置による認証追加などにより補正を行うものであります。 なお、事業計画図につきましては、議案参考資料7ページの資料2に掲載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
現在,関係部局で須磨駅周辺から船だまりまでのノリ加工場や漁具倉庫等の移転協議を行っており,高潮対策事業による防潮施設とともに,アクセスとなる管理用通路の整備を数年以内に進め,あわせて釣り船を船だまりに移転する協議を行ってまいります。 通行許可基準に合致しないケースにつきましては,みなと総局による調査結果では,通行許可基準に合致しないと思われるケースが1件ありました。
主要事業の実績及び効果でございますが,高潮対策事業では,高潮による被害から背後地を防護するため,新港地区の防潮施設整備工事等を行いました。 津波・高潮危機管理対策緊急事業では,津波・高潮発生時における人命の優先的な防護を推進するため,防潮鉄扉の軽量化や水門の耐震補強工事等を行いました。