姫路市議会 2003-09-10 平成15年第3回定例会−09月10日-04号
第1は、中学校給食実施検討に当たっての教育委員会の基本姿勢についてです。 学校給食法は、1954年に成立し、当時の文部大臣は、その趣旨を、「教育の一環としての学校給食が実施されるということは、児童みずからが食習慣を学びとるものであり、その意義は大きい。その目的は、児童・生徒の心身の発達のために、また、地域の食生活の改善に寄与するものである」と説明しています。
第1は、中学校給食実施検討に当たっての教育委員会の基本姿勢についてです。 学校給食法は、1954年に成立し、当時の文部大臣は、その趣旨を、「教育の一環としての学校給食が実施されるということは、児童みずからが食習慣を学びとるものであり、その意義は大きい。その目的は、児童・生徒の心身の発達のために、また、地域の食生活の改善に寄与するものである」と説明しています。
この間、本会議や委員会で議論され、また、中学校給食実施検討懇話会でも議論が積み重ねられてまいりました。そのご努力には敬意を表したいと思います。しかし、その経緯を見ていると、どうも安上がりに済まそうとする、あるいは結論を既にお持ちになっているかのような当局の姿勢が見え隠れして仕方がございません。懇話会の中でも事務局から、デリバリー方式で実施したいとの発言がありました。
このほか、多目的ホール計画を撤回した上で、新たなスケジュールのもとキャスティ21計画のグランドデザインを策定していくこととしており、また中学校給食の導入に向け、姫路市立中学校給食実施検討懇話会での検討を進めておりますが、以上のように直ちに取り組むべき課題に対しては、所要の取り組みを進めているところであります。
当局から、6月中に「中学校給食実施検討懇話会」を設置し、給食の形態、実施方法、その他給食実施に関することについて検討を行い、同懇話会から本年10月ごろに答申を受ける予定であるとの報告がありました。 委員会において、中学校給食を実施した場合、費用はどれくらいかかるのかとの質問がなされました。
選挙中、若いお母さん方を初め、多くの皆さんから、中学校給食実施に強い要望が寄せられました。前市長からも、ことしの第1回定例会で、平成15年度実施検討との答弁がありました。石見市長におかれては、選挙公約にも掲げられ、選挙後の記者会見で、直近の課題と積極的な姿勢を示されました。 私は、長年中学校の現場で給食の必要性を感じてきました。
次に、給食の中身、すなわち、給食の形態につきましては、完全給食、補食給食、ミルク給食等が考えられますが、これらは、この6月に立ち上げ予定の姫路市立中学校給食実施検討懇話会で十分論議を尽くしていただきたいと考えております。
中学校給食実施についての要望は今までの議会の中でもたくさん発言がありました。その都度、「愛情弁当で」「予算がない」、また、「お母さんの楽の手助けをすることになるのでは」、そのような答弁で、中学校給食については多くの住民の要望がありながら実現していません。 隣の加古川市では、平成15年度、新市長は市民の暮らしに密着した施策をと、中学校給食導入に着手することが新聞で大きく報じられました。
そういう点からいくと、全国で中学校給食実施されてるところが、じゃあそうなってるんですかって言ったら、そういう報告にはなってないと思うんですよ。その辺からもちょっと教育面の問題点と言われるけれども、果たしてそうなのかなということを私は感じます。 学校給食の実施につきましては義務でないっていうふうにおっしゃいました。