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  1. 香美町議会 2022-01-25
    令和4年第131回臨時会(第1日目) 本文 開催日:2022年01月25日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2022年01月25日:令和4年第131回臨時会(第1日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開会                ○ 開 会 挨 拶 ◎議長(西谷 尚) おはようございます。第131回香美町議会臨時会を開催するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  1月9日に香美町成人式が開催され、172人が大人の仲間入りをしました。成人となる人数が年々少なくなり、寂しい感もありますが、参加者一人一人の顔を見てみますと、非常に明るく、前途洋々、希望に満ちあふれており、香美町の将来もそうあるように努めていかなければと、改めて自覚したところでございます。  一方、新型コロナウイルス感染症感染拡大の勢いはとどまるところがなく、特にオミクロン株が爆発的に感染拡大し、新規感染者数が連日過去最多を更新したと報道されています。飲食店への営業時間の短縮などを要請するまん延防止等重点措置は、現在首都圏の1都3県や東海3県など16都県に適用されていますが、その後も国への要請が相次ぎ、政府は兵庫県を含む18道府県を追加することを、本日25日に開かれる政府分科会に諮り、国会に報告した上で、対策本部で正式に決定することとなっております。年明け以降、但馬地域内においても感染者が急拡大し、1月だけで300人を超えています。町内においても感染者が確認されるなど、拡大を食い止めなければなりません。今後も感染防止対策の徹底、強化に努めるとともに、住民への生活支援及び経済活性化に取り組まなければならないと考えております。町民の皆様には、引き続きご不便や不都合をおかけしますが、感染拡大防止の徹底につきまして、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。  さて、本日の臨時会に提案されます案件は、議案つづりのとおり、報告1件、議案4件をご審議いただくことになっております。議員各位におかれましては、慎重なるご審議の上、適切妥当なる結論が得られますようお願いを申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。  次に、町長より挨拶があります。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) おはようございます。第131回香美町議会臨時会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  節分を前に、寒さ厳しい折ではございますが、1月臨時会をお願いいたしましたところ、議員各位におかれましては、お元気でご出席を頂き、ありがとうございます。この年始は、香美町も降雪に恵まれ、冬のにぎわいを見せ、多くの観光客を迎え入れ、町内のスキー場でも大いに期待をしているところでございます。しかし、新型コロナウイルス感染症が拡大し、第6波の感染拡大が止まらない状況で、兵庫県もまん延防止等重点措置区域の指定が予定をされております。本町におきましても、感染が連日確認されており、香美町役場をはじめ、香住学校給食センター公立香住病院などでの職員の感染、町内小・中学校での臨時休校、学級閉鎖が相次いでおります。昨日も、新たに香住小学校児童複数名の感染が判明し、対策本部会議において、26日水曜日まで2日間延長することとし、同時に放課後児童クラブスマイルかすみの休所についても、26日水曜日まで延長することといたしました。現在の感染状況は、東京都の割合に匹敵する数字となっており、公共施設内や学校での感染防止対策をさらに徹底するとともに、町民の皆様には、引き続き、日常生活や家族の健康管理など、家庭での感染防止対策の徹底、感染拡大地域への不要不急の移動自粛などをお願いし、感染予防対策の徹底に取り組んでいるところでございます。  本日の臨時会には、国の補正予算による補助金や新型コロナウイルス感染症対応臨時交付金を活用して、町民生活、また、事業者の皆様への影響に対し迅速な支援を行うため、3月定例会を待つことなく、新型コロナウイルス感染症に対する支援策などをお願いするものでございます。このほか、令和3年8月13日から15日にかけましての前線豪雨による八原井堰災害復旧などに係ります工事請負契約など、報告1件、議案4件の計5件を上程いたしております。ご審議の上、適切なご決定を頂きますようお願い申し上げ、簡単ではありますが、開会に当たってのご挨拶とさせていただきます。      ──────────────────────────────  開会宣言 ◎議長(西谷 尚) ただいまの出席議員は14人であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年1月第131回香美町議会臨時会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長(西谷 尚) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
     会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、谷口眞治君、岸本正人君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 会期の決定 ◎議長(西谷 尚) 日程第2 会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本臨時会の会期は、1月20日の議会運営委員会で決定したとおり、本日1日といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日1日と決定いたしました。      ──────────────────────────────  日程第3 諸般の報告 ◎議長(西谷 尚) 日程第3 諸般の報告を行います。  本臨時会に提案されます議案つづり等は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。  次に、本日の議事日程及び議案資料1はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。  次に、上田勝幸君より療養のため欠席する旨、届出がありましたので、許可いたしております。  次に、徳田喜代子君より療養のため欠席する旨、届出がありましたので、許可いたしております。      ──────────────────────────────  日程第4 報告第1号 委任専決処分をしたものの報告について ◎議長(西谷 尚) 日程第4 報告第1号 委任専決処分をしたものの報告についてを議題といたします。  議案の朗読は省略します。  報告の説明を求めます。  総務課長、水垣清和君。 ◎総務課長(水垣清和) おはようございます。それでは、委任専決第1号 損害賠償の額を定めることについて、説明をさせていただきます。  委任専決第1号について、議案書2ページと議案資料2ページをご覧ください。令和3年11月2日に発生いたしました対物賠償事故損害賠償額について、相手方との示談が成立したことに伴いまして、速やかに相手方を救済するため、地方自治法の規定に基づき、令和3年12月24日に専決処分をいたしましたので報告するものでございます。  事故の概要を説明いたしますので、議案資料2ページ及び議案資料1の1ページをご覧ください。地図の上側が北となっております。丸で事故現場としてお示ししているところが事故の発生場所でございます。事故が発生いたしましたのは令和3年11月2日午前7時30分頃で、小代区城山地内の町道石寺新屋線でございます。議案資料1の1ページに、町道石寺新屋線の路線を表示いたしております。香美町内の男性が所有する車両が城山から神水方面に走行中、横断溝を通過しようといたしました際にグレーチング跳ね上がり、車の左側助手席下部に接触し損傷を与えたものでございます。当該グレーチング跳ね上がりを防止する固定金具が外れておりました。  なお、事故の際、相手方車両には運転手1名が乗車しておりましたが、けが等はございませんでした。相手方は香美町内の男性で、損害賠償額は8万9,450円で、車両下部の修繕費用と修理期間の代車の代金となります。この事故に係ります過失割合は当方が100%でございますので、この額は相手方の損害額に相当するものでございます。町が支払いをいたします賠償金につきましては、加入しております一般財団法人全国自治協会により全額補填されます。  以上で委任専決第1号の説明を終わりますが、今回の事故は、町道の横断溝に係るグレーチングの固定金具が外れていたことにより起こったものであり、事故後直ちにグレーチングを固定し、跳ね上がり防止策を行いましたが、今後とも、道路パトロールの強化、道路の適正な維持管理を徹底して事故防止に努めたいと考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) これをもって報告の説明を終わります。      ──────────────────────────────  日程第5 議案第1号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西谷 尚) 日程第5 議案第1号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  議案の朗読は省略いたします。  町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第1号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについての提案理由を説明いたします。  農業委員会委員に欠員が生じたため、新たに田中一馬氏を任命するため、議会の同意を求めるものでございます。詳細につきましては農林水産課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明農林水産課長、福島功君。 ◎農林水産課長(福島 功) おはようございます。それでは、議案第1号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについての補足説明をいたしますので、議案書3ページをお開きください。  このたび、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を頂きまして、田中一馬氏を農業委員に任命しようとするものでございます。  まず、このたび、農業委員会委員の補充選任に至った経緯と経過についてご説明いたします。去る令和3年11月24日に、前農業委員の山本太一氏が辞任され、現在、香美町農業委員会の委員が1名欠員となっております。欠員が生じたことにより、農業委員会の業務に支障を来していることを理由に、令和3年11月開催の香美町農業委員会総会において協議が行われた結果、農業委員の補充について町長に要請することが決定しました。この要請を受けまして、町では1名の委員の公募を行いました。募集期間を11月25日から12月24日までの1か月間行った結果、この期間中に、推薦が1名、応募が1名ありました。これを受け、1月6日に香美町農業委員審査委員会が開催され、審議が行われた結果、同日、審査委員会委員長から町長に対して、田中一馬氏が農業委員候補者として妥当であるとの審査結果書の提出があり、今回の提案に至っております。  続きまして、議案資料2ページをご覧ください。田中一馬氏の経歴につきましてですが、住所は香美町村岡区境464番地の1、生年月日は昭和53年6月19日、現在43歳になっておられます。農業経営の状況につきましては、田中氏は畜産業を営んでおられ、繁殖牛50頭、肥育牛15頭を飼育されておられますし、地域農業振興や農地の保全活動にも熱心に取り組まれ、地域農業の担い手として地域でも大きな期待を寄せられております。また、地域に精通しておられ、申し分のない適任者と考え、提案するものでございます。  なお、任期につきましては、農業委員会等に関する法律第10条第1項ただし書の規定によりまして、前任者の残任期間となりますので、ほかの委員と同様、令和5年4月20日までとなります。  以上で議案第1号の補足説明とさせていただきます。ご審議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西谷 尚) ただいまの出席議員は議長を除く13人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に松岡大悟君、東垣典雄君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西谷 尚) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西谷 尚) 異状なしと認めます。  念のために申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西谷 尚) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。松岡大悟君、東垣典雄君の立会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西谷 尚) これより投票の結果を報告します。  投票総数13票、うち有効投票13票、無効投票0票。有効投票中賛成13票、反対0票。以上のとおり、賛成全員であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第6 議案第2号 八原井堰災害復旧工事請負契約を締結することについて ◎議長(西谷 尚) 日程第6 議案第2号 八原井堰災害復旧工事請負契約を締結することについてを議題といたします。  議案の朗読は省略します。  町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第2号 八原井堰災害復旧工事請負契約を締結することについての提案理由を説明いたします。  令和3年8月13日から15日にかけての前線豪雨により被災した八原井堰災害復旧工事を行うものでございます。詳細につきましては農林水産課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明農林水産課長、福島功君。 ◎農林水産課長(福島 功) それでは、議案第2号の補足説明をいたします。少し時間が長くなりますが、よろしくお願いいたします。  このたびの八原井堰災害復旧工事は、昨年8月13日から15日にかけての前線豪雨により被災した八原井堰を復旧するため実施するものです。  議案書4ページをご覧ください。まず、1、契約の目的は八原井堰災害復旧工事。2、契約の方法は制限付一般競争入札。3、契約の金額は5,333万9,000円です。契約の相手方は兵庫県美方郡香美町香住区森499番地、株式会社西山工務店代表取締役西山嘉一です。  次に、この工事の契約の方法について説明いたします。このたびの入札につきましては、昨年12月2日に開催された入札審査会において、制限付一般競争入札を行うこととし、入札参加資格要件につきましては、香美町内に本店を有し、土木一式工事について建設業の許可を有する者で、総合評価値が830点から1,029点の者、685点から829点で発注対応金額の特例範囲の適用を受ける者、1,030点以上で発注対応金額の特例範囲の適用を受ける者のいずれかに該当する者とし、該当工事に専任の監理技術者を配置できることを条件といたしました。それからの入札参加資格要件を示した告示を昨年12月9日に行い、12月28日に、17社が参加する中で入札を執行し、株式会社西山工務店が税抜4,849万円で落札し、現在、仮契約を締結しているところでございます。入札率は88.9%でございます。入札結果につきましては、議案資料3ページに入札結果表をつけておりますので、ご覧ください。  では、工事の概要について説明しますので、同じく、議案資料の4ページをご覧ください。まず、工期は、契約締結日の翌日から令和4年3月31日までです。工事の概要は、復旧延長がL=40メートル、土工1式、撤去工(既設コンクリート)V=57立方メートル、護床工N=234個(新設、護床ブロック4トン)、護床工N=16個(撤去、設置、護床ブロック4トン)、仮設工1式です。  次に、議案資料5ページの平面図をご覧ください。まず、図面の上が東の方向で香住側、河川では下流側になります。下が村岡側で、河川では上流側ということになります。左側には町道境本線、旧の主要地方道香住村岡線が通っています。図面中央が八原井堰で、全体延長が111メートルあり、平成29年、平成30年の災害により右側の3分の1が被災し、災害復旧をいたしました。残りの左側の3分の1は、昭和34年頃の建設当時のままでしたが、昨年8月13日から15日にかけての前線豪雨により、この分の護床工L=5メートルが被災しました。被災した護床工は、3列で5メートル掛ける、河川の横断方向で約31メートルです。災害復旧事業は、原形復旧、機能復旧が大原則ですが、昭和34年頃の基準を基に復旧しても、近年の異常気象によるゲリラ豪雨や台風では再度被災するおそれがあり、井堰堤体本体の安定が図れないこととし、平成29年、平成30年度と同様の護床工長のL=26.4メートルと、間詰コンクリートのL=1.2メートルの合計L=27.6メートル、復旧延長L=40メートルを、11月29日から12月1日にかけての国の災害査定で採択していただき、今回、護床工ブロック4トンを234個製作し、設置いたします。また、平成29年、平成30年災で災害復旧を行った護床工ブロックも被災を受けたため、16個の護床工ブロックを撤去、再設置いたします。  次に、議案資料6ページの標準断面図をご覧ください。コンクリート固定堰の本体と護床工を真横から見たものになります。まず、右側が河川の上流で村岡側になります。左側が河川の下流側で香住側になります。先ほど説明しました間詰コンクリートですが、昭和34年の建設時のエプロン長と、平成29年、平成30年の復旧の新エプロン長でL=1.2メートルの差があるため、既定の護床工ブロックの設置が困難であることから、間詰コンクリートにて施工いたします。平成29年、平成30年災害復旧護床工ブロックと今回災害復旧する護床工ブロックを連結しまして、一連の一体構造とすることで護床工の強化、安定改良性をより一層図ります。また、今回流された既設護床工ブロック等が現場に点在している状況であり、既設コンクリートとしてV=57立方メートルの撤去を行います。この部分は図面の中で見にくいと思うんですけども、破線で囲っている部分が3か所あります。この部分の、今言った、既設の護床工ブロックを撤去するものです。また、仮設工について、図面は添付しておりませんが、境大橋左岸側下流から、大型土のう等約400個により仮締切りを行い、河川水の浸入を防止するとともに、施工中の雨水は水中ポンプにより排水します。また、工事車両の進入につきましては、八原井堰下流左岸側から計画しております。  なお、この事業は令和3年度災害復旧事業でありますので、工事の工期を令和4年3月31日までとしておりますが、工事規模から考えましても、これから僅か2か月で完成させることは到底困難でありますので、繰越し、工期延期を考えております。現在、仮契約中であり、議決を頂きましたら本契約を締結し、速やかに工事着手し、一日も早い復旧を目指して進めてまいりたいと考えております。
     以上で第2号議案の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) それでは、何点かお尋ねをいたします。  今朝出るときにその現場を見てきたんですけれども、ここにありますように、平成29年、平成30年の災害で、右岸側といいますか、そちらの復旧工事をされております。護床工のブロックが、ここに書いてありますように、16個撤去、設置をするというふうなことになっておりますけれども、護床工ブロック、今回の災害で動いておるということですけれども、平成29年、平成30年の復旧工事での不具合というか、そういうことは考えられるのでしょうか。ということが1点、お尋ねをいたします。  それから、議案資料6ページの関係で、間詰コンクリート、幅は1.2メートルになっておるんですけれども、この厚みはどういうふうに考えておられるかということをお尋ねいたしたいと思います。この図からすると、エプロンといいますか、そこの幅までをするものか。そこまではしなくても十分耐えられるというふうなものかをお尋ねいたしたいと思います。  それから、これだけの金額ですので、地元負担がどうかということで受益者の方たちは大変心配されておると思いますが、この災害、激甚災害に指定されるものかどうかをお尋ねいたしたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 農林水産課長、福島功君。 ◎農林水産課長(福島 功) まず1点目の、16個の右岸側の平成29年、平成30年に設置した護床工ブロックが、工事の不具合によって発生したものかどうかということなんですけども、以前は、そこの部分につきましては、ちょうど平成29年、平成30年度と既設との連絡のところになっております。右岸側の復旧につきましては、そこはもともと護床工ブロックが入っておりませんでした。そのため、今回設置してないために、そこの土砂が流出してブロックの下が洗掘されましてブロックが沈下したということで、今回16個のブロックを1回撤去しまして、下をまた締め固めて、また再設置をするという工事を災害査定で承認いただいて、設置するものであります。  もう一つ、間詰コンクリートですけども、既設ブロック、今回のストーンブロックというんですけれども、それの製品が真四角でないため、どうしても凹凸を組み合わせて施工します。先ほども説明しました、堤体のエプロンの構造が、平成29年、平成30年度に復旧した延長と今の既設の延長で1.2メートル下がります。ブロックは既製品で、同じブロックを設置しますので、それにどうしても組み合わせると、既設の堤体に合わせてブロックを設置しても、今度下流側のブロックがなじまないというか、同じようなことで設置できないということになります。そういうことでそこの部分については間詰コンクリートを打ちます。厚さについては60センチの厚みになります。  堤体部分と今の間詰コンクリートにつきましては、そこはちゃんと縁を切るように、エラスタイトみたいなやつを入れて、本体のエプロンと護床工ブロックの分については、縁切りをさせて施工する予定にしております。縁を切るということです。ブロック側のほうは、そちらのほうに連結するような形で今考えております。だから、エプロンと護床工ブロックは、そこの部分で縁を切って施工をするように考えております。  あと、3点目の、地元負担につきましてですけども、10月1日に激甚指定されましたので、県を通じまして国に申請している施設災害になりますので、補助率が今99%、地元負担につきましては、残りの金額0.1に対して起債充当がありますので、地元負担、今計算する中で、約13万5,000円程度、地元負担は一応、今のところはそういうことで、細かい数字、今は持ち合わせてないんですけど、大体約13万5,000円程度だったと思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第2号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第7 議案第3号 歯科診療用チェアユニットの購入契約を締結することについて ◎議長(西谷 尚) 日程第7 議案第3号 歯科診療用チェアユニットの購入契約を締結することについてを議題といたします。  議案の朗読は省略します。  町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第3号 歯科診療用チェアユニットの購入契約を締結することについての提案理由を説明いたします。  平成10年に購入した小代診療所の歯科診療用チェアユニットが老朽化したため、更新を行うものでございます。詳細につきましては健康課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明を健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) それでは、議案第3号 歯科診療用チェアユニットの購入契約を締結することについて、補足説明をさせていただきます。  議案書の5ページをお開きください。このたび、歯科診療用チェアユニットを購入するに当たり、購入契約を締結するものでございます。まず、契約の内容でございます。契約の目的は歯科診療用チェアユニット2台を購入。契約の方法は指名競争入札。契約の金額は623万9,296円。契約の相手方は兵庫県姫路市亀井町93番地、有限会社大河歯科材料店代表取締役大川誠一でございます。今回購入を予定しております歯科診療用チェアユニットは、小代診療所の歯科で使用しております平成10年購入分の2台につきまして、購入から既に24年余りが経過しており、経年劣化により故障の頻度も増しており、また、補修部品の調達も困難な状況になっていることから、このたび更新を行うこととしたものでございます。詳細につきましては議案資料のほうでご説明いたします。  議案資料7ページをお開きください。執行いたしました入札結果表を載せてございます。入札執行につきましては、入札参加審査会で当該医療機器の販売及び修理業の許可を受けている者8社を選定していただき、去る12月28日に入札を執行いたしました。その結果、1回で落札に至っております。なお、落札率につきましては79%でございます。  次に、医療機器の仕様書等につきまして議案資料8ページから9ページに載せてございますので、ご覧ください。納入場所は香美町国民健康保険小代診療所歯科でございます。納入期限は令和4年3月25日としております。購入機器は、株式会社モリタ製作所製歯科診療所チェアユニット、スペースラインイムシア、タイプIII(UP)でございます。9ページの上側の写真がその機器の写真でございます。これは、通常の歯科診療に必要な機械と器具を、患者さんが座って治療を受ける椅子を統合した装置となっており、歯科の診療を行うためには必ず必要なものでございます。また、オペレーティングスツールEX-1につきましては、歯科医師が診療の際に座る椅子でございます。9ページの下のほうに写真を載せております。購入台数につきましては、今回2台購入する予定でございます。購入する機器の仕様につきましては、8ページに記載のとおりでございます。現在は仮契約中でありまして、議会の議決を頂きましたら本契約を締結させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上で議案第3号の補足説明を終わらせていただきます。 ◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(13番) 岸本です。若干質問させていただきます。  小代の上田歯科様は、多分、発足当時には、旧美方町には歯科診療施設がなくて、お願いして来ていただいたものだろうと思って、地域住民は大変感謝していると思うんですが、このたびの購入関係の議案は、あまり、ほとんど私も聞いたことがなかったので、念のため質問させてもらいたいと思います。町民の方にとって非常に有効なあれなんですけれども、有効な施設で頑張っていただいているんですけれども、合併した現在においては、その運営形態が分からないところがありまして、例えば、上田歯科さんにおかれましては、町との関わりはどういう運営形態になっているのかというようなことを、例えば、兎塚、射添歯科診療との運営形態の違い、また、香住病院における眼科さん、香住病院内にあるんだけれども、たしか眼科さんは別運営とか、その辺の違い、公設民営的な感じで非常に有効に運営しておられると思うんですが、その辺の内容説明。  それから、私はもともとけちでして、例えば下取りしてもらうようなことなんていうのは全く考えなかったのか。考えたけれども、古すぎたのでその要望はあり得ないと思うことに至ったのか、お尋ねいたします。 ◎議長(西谷 尚) 岸本議員、1問目は議案とはあまり関係ないように思うんですが。  岸本議員。 ◎岸本正人(13番) やはり町民の皆さんといいますか、議員においても、全く分かってない、僕自身だけではなく、そういうことも分かっていないのではないかと思うので、私としましては、大いに意義のある質問だと考えております。 ◎議長(西谷 尚) 健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) それでは、岸本議員のご質問にお答えさせていただきます。  今の小代診療所につきましては、昭和56年に現在の位置に建築され、建築同時に今の医科と歯科という建物が併設されたというふうにお聞きしております。建築当時に、医科はもちろんですけども、歯科を建築して、現在の上田先生に来ていただいて、歯科のほうの開設をしていただくというような流れだったというふうに先生からもお聞きしております。ただ、その際に開設届等の確認をしたときに、今の小代診療所の建物は玄関が1つで、待合室や廊下も共有しているということで、診療所を独立して開設する場合には、区画が厳密に分割されている、分けてあることが大前提とされているという中で、今の小代診療所の国民健康保険診療所につきましては、一つの建物の中に併設された歯科という位置づけということで、岸本議員が言われたように、個人のむらた眼科さんのような開業という形ではなくて、国民健康保険の小代診療所の中の医科と歯科というような位置づけになっているというふうに、私のほうは確認させていただいております。  このたび提案させていただきます小代診療所の歯科の医療機器ということでご提案させていただいておりますが、平成8年3月28日付で、旧美方町と上田先生のほうとで診療の委託契約というのを締結しておりまして、その診療の委託契約に基づいて、今回、機器の購入をさせていただくこととさせていただいております。その中に、先生のほうには、診療所に係る医療行為、歯科の医療行為並びに管理的業務とか、あと施設の管理業務等を委託させていただいているということで、町の予算にも、診療所の歯科の委託という形で委託料をお支払いして、歯科のほうで診療収入、報酬につきましては、町の小代診療所の会計で歳入で受けるというような形で、小代診療所の施設勘定のほうには、歯科の運営につきましても組み入れているところでございます。その契約の中に設備に関することの覚書、契約の内容というのは記載がありまして、町のほうにつきましては、適正な管理でもって、こちらのほうの施設の管理、それから大きな備品等につきましては町が設備に努めると。先生のほうにつきましては、設備を適正に管理して、維持を、運営をするというような形で契約を交わしておりまして、今回購入する機器につきましては、歯科に必要な大型の医療機器ということで町が整備させていただいて、先生につきましては、適正に維持管理をしていただくというような形で考えております。  平成10年に購入した際に、本来でありましたら、この医療機器というのは7年が耐用年数になっておりますが、24年余り適正に維持管理をしていただいて、この長い年月で適正に管理をしているということもございまして、このたび老朽化によって更新をさせていただくというふうに考えております。  下取りの検討についてでございますが、先ほど申し上げたように、既に耐用年数をはるかに超えて、もう部品等の調達も不可能になっているということでありまして、下取りについては特に検討はさせていただいておりません。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) 1点お尋ねをいたします。今、耐用年数が7年ということをお聞きいたしました。それで備品の購入の関係で、年度当初に計画はせずに、今なぜ臨時会に提出されたかということをお尋ねいたします。 ◎議長(西谷 尚) 健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) それでは、東垣議員のご質問にお答えさせていただきます。  いつも予算を立てるときには、各診療所には、必要な医療機器等の更新についてお伺いをさせていただいています。もちろん歯科のほうにつきましても、必要な医療機器等の更新等についてはお伺いをさせていただいています。当初予算を立てる段階におきましては、歯科の先生のほうから、まだ十分使えるというようなお伺いをしておったんですけども、このたび、年度途中に先生のほうから、大変歯科に必要なところの部品が壊れて、実際業者さんに部品の交換を、最初は先生も修理という形で考えておったようなんですけども、交換を依頼したところ、部品の調達が難しいというようなお話を受けた中でご相談を頂き、診療に支障があるというふうに判断させていただきましたので、このたび、12月議会で補正を提案させていただいて、更新を早急にさせていただきたいというふうに考えております。今現在も、その機器につきましては使用ができないような状態になっているという現状がありますので、それで今回、臨時会のほうでもさせていただいたということでございます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) 2台購入ということですけど、今お聞きしますと、使用ができなくなって、2台とも、1台は使えるということですか。 ◎議長(西谷 尚) 健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) 私も現場を確認させていただきましたけど、2台につきまして、主要なところの部品が故障によって今使えない状態というふうになっております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 小谷です。  東垣議員の続きになるかもしれませんけれども、2台購入を一遍にしますと、2台一遍に壊れてしまう。それは診療の場で問題になってくるということで2台購入だと思うんですけど、これ、1台ずつ、時差をつけて購入するほうが今後メリットがあると思うんですけれども、その考えはどうなんでしょうか。その1点についてお伺いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) それでは、小谷議員のご質問にお答えさせていただきます。  現在、小代の歯科診療所には5台、同じチェアがございます。そのうちの今回2台を更新ということなんですけども、残りの3台につきましても、同じ平成10年に購入した分というふうにお聞きしております。5台とも同じような時期に購入したということで、今、同じような状態になっております。機器の故障による部品の調達がどれも難しい状態になっております。今回2台というのは、残り3台も含めたうちの、今回急ぎでどうしても修理をしていただきたいのが2台ということで、2台を早く修理しないと、残りの3台もいつまた故障して使えなくなるか分からないという状態の中で、今回2台、急ぎで更新させていただくというふうに、先生のほうと協議させていただいています。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) ですので、多分恐らくあと3台も同じ時期に壊れてしまうということが想定できるということですので、今後もまた同じ時期に購入すると、同じように壊れていくということですので、時間差をつければ、順次壊れていくので、恐らく診療の場で問題がないのではないかということでお尋ねしたんですけれども、それは考えないということでございましょうか。 ◎議長(西谷 尚) 健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) 先ほど申し上げたように、実質の法定的な耐用年数は7年ということで、7年を超えると、業者、メーカーのほうも、補償の対象にならない、故障が起こる頻度が増すというふうになっております。今回たまたま同一の時期に故障で交換というふうになりましたけども、先ほどから申し上げていますように、先生が24年間、適正に修理をしながら診療に維持していただいたということで、同時期になりましたけども、今後、同時期に入れても、同時期の交換というのは、それぞれの機器によってまた故障の頻度というのは変わってまいりますので、同時期に入れたから同時期に交換というふうな形には、今現在は考えておりません。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第3号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩をいたします。再開は10時50分といたします。                              午前10時36分 休憩                              午前10時49分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩前に引き続き、会議を再開します。
         ──────────────────────────────  日程第8 議案第4号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第11号) ◎議長(西谷 尚) 日程第8 議案第4号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。  議案の朗読は省略します。  町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第4号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第11号)につきまして、提案理由を説明いたします。  予算の執行に当たり一般会計に補正の必要が生じましたので、提案するものでございます。詳細につきましては財政課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明を財政課長、森垣文裕君。 ◎財政課長(森垣文裕) それでは、議案第4号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第11号)につきまして、補足説明をいたします。  議案書6ページをご覧ください。今回の補正予算は、国の令和3年度補正予算(第1号)による各省庁の補助金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金及び普通交付税再算定分を活用し、新型コロナウイルス感染再拡大の防止に必要な取組を実施するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける町民生活や事業者への支援などについて所要の予算措置を行うものです。また、普通交付税再算定分の活用による事業としまして、令和4年度当初予算に計上予定であった、公共施設の修繕工事等関係経費の一部前倒しによる予算措置、さらに、本年度の除雪関係経費の不足に対応するための予算措置を行うものです。  議案書の6ページ、第1条では、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億1,972万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ162億3,596万9,000円としています。  第2条では繰越明許費の設定、第3条では地方債の補正を行うものです。それぞれの内容について説明しますので、議案書10ページをご覧ください。第2表、繰越明許費ですが、10ページから12ページにかけまして、電算システム開発事業費1,798万1,000円をはじめとしまして、全30の事業の繰越しを予定しておりまして、金額は2億1,516万1,000円となるものでございます。  次に、議案資料25ページをお開きください。25ページから28ページにかけまして、事業内容と繰越理由について整理しているものでございます。いずれの事業におきましても、事業着手から完了まで2か月以上を要する内容であること、また、国の令和3年度補正予算(第1号)を活用して実施するものであり、予算計上時期が今回の補正予算によるもので、令和3年度が残り2か月であることから、繰越理由としましては、国の令和3年度補正予算(第1号)を活用し事業を実施することから、年度内の事業完了が困難であるためということでご確認いただきたいと思います。また、内訳としましては、2款総務費、項1総務管理費に整理しております電算システム開発事業費などの委託料を主とするものが2件、それから、3款民生費、項1社会福祉費に整理しております、町民生活支援燃料券配布事業費などの助成金を主とするものが10件、項2児童福祉費に整理しております、保育環境改善等事業費などの感染防止対策資機材の購入などを主とするものが9件、26ページに掲載しておりますが、6款農林水産業費、項1農業費に整理しております村岡有機センター運営費をはじめ、公共施設の修繕工事、備品購入等を行うものが9件として計上しているところでございます。  次に、地方債の補正の内容ですが、議案書にお戻りいただきまして、議案書の13ページをご覧いただきたいと思います。第3表、地方債補正でございます。起債の目的は、吉滝周辺地域整備事業及び臨時財政対策債の2件で、いずれも限度額を変更しようとするものであり、限度額の総額は6,496万4,000円の減額となりますが、それぞれの内容については後ほど説明させていただきます。  続きまして、歳出の事業内容について説明させていただきますので、議案資料の29ページをご覧いただきたいと思います。最初に、新型コロナウイルス感染症対策関連経費でございます。項目1では、補正予算の概要を掲載しております。項目2では、今回の予算規模について記載をしておりまして、予算額では1億6,265万5,000円の追加とし、財源内訳は、国庫支出金で1,326万4,000円、臨時交付金9,740万9,000円、県支出金72万円、一般財源5,126万2,000円で構成しているところです。  なお、一般財源の5,126万2,000円につきましては、普通交付税再算定分を活用しているものでございます。また、香美町に対します臨時交付金の今回の交付限度額は1億9,520万5,000円としまして、国、県からは連絡を頂いているところですが、今回は、この交付限度額のうち9,740万9,000円を活用しているところであり、残額につきましては、今後の感染症対策関連経費の財源として適時活用する予定でございますので、ご理解いただきたいと思います。  続いて、項目3の、歳出予算の事業概要につきましては、29ページから33ページにかけて記載をしております。また、黒色の星印を記載しております事業につきましては、35ページから40ページにかけまして事業別予算概要書を添付しておりますので、併せてご確認いただきたいと思います。  まず、(1)の感染防止対策の取組でございますが、1)保育環境改善等事業をはじめ、感染防止対策資機材の購入及び助成を行うものとして8事業、30ページに記載しております6)感染症予防衛生対策商品券配布事業及び7)新型コロナウイルス感染症予防接種事業の計10件の事業を追加するものでございます。  続いて、31ページになりますが、(2)町民生活への支援では、1)子育て世帯生活支援特別給付金給付事業(単独分)、2)フレイル予防支援事業、3)としまして、町民生活支援燃料券配布事業、4)としまして、町道等修繕事業、5)避難所感染防止対策事業としまして計5件の事業を追加するものです。  次に、32ページになりますが、(3)の事業者への支援では、1)新規雇用補助金による支援及び3)新規ビジネスモデル構築等支援事業補助金による支援などによります計4件の事業を追加するものでございます。  続きまして、32ページから33ページにかけまして記載しております(4)行政ICT化の推進では、1)電算システム開発事業としまして、国のデジタル社会形成整備法による住民基本台帳法の一部改正に伴うシステム改修と、行政サービスの利便性向上などを目的としまして、窓口申請書作成支援システムなどの導入に取り組むこととしております。  次に、(5)公共施設等整備の取組ですが、都市と農村交流センターにおいては換気設備増設工事を、余部御崎灯台の観光公衆トイレにおいては循環型手洗い器の設置をそれぞれ実施するものでございます。  次に、項目5でございますが、令和3年度香美町一般会計のこれまでの対応経費を含めた累計額は、債務負担行為を除きまして9億5,220万2,000円となることなどについて記載をさせていただいております。  次に、このたびの補正予算に計上しております給与費の状況を説明いたしますので、22ページの給与費明細書をご覧いただきたいと思います。まず、アとしまして、会計年度任用職員以外の職についてですが、給料、職員手当、共済費をそれぞれ追加するもので、合計では70万7,000円となります。令和4年2月1日より、香住斎場における火葬業務に従事いただく技能労務職員1名を新たに採用する予定であることから、当該職員に係る給与費等の所要額について、歳出予算の款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費に計上しているところです。香住斎場における火葬業務については、これまで会計年度任用職員2名により業務を行っておりましたが、昨年12月上旬より職員1名が不在となっている状況を勘案する中、今後は、正規職員による管理運営を行うことが肝要であると考えたことによるものでございます。  続いて23ページをご覧ください。イとしまして、会計年度任用職員についてですが、報酬で18万1,000円を追加するものでございます。小代認定こども園に係る施設の消毒等に従事いただく用務員1名を新たに会計年度任用職員として雇用する予定であることから、当該職員に係る給与費の所要額について、歳出予算の款3民生費、項2児童福祉費、目2児童措置費に計上しているところでございまして、勤務形態は、1週間に1回、1日に4時間勤務を予定しているところでございます。  なお、当該経費につきましては、国庫補助金としまして保育対策総合支援事業費補助金が措置されるものでございます。  次に、21ページをご覧ください。(1)総括としまして、22ページと23ページの合計を掲載しております。それから、ページ戻っていただきまして、15ページをお開きください。ここでは、既に説明させていただきました事業を除きまして、国庫補助金を活用する事業、普通交付税再算定分を一般財源として活用する事業などについて説明をさせていただきます。まず、款2総務費、項1総務管理費、目6財産管理費の庁舎管理費では255万1,000円を追加させていただきますが、村岡地域局3階会議室のエアコンの整備及び高圧気中開閉器の更新整備を行うものでございます。15ページの一番下から16ページにかけてとなりますが、款3民生費、項2児童福祉費、目2児童措置費、保育士等処遇改善臨時特例事業費584万7,000円の追加は、国の補正予算による経済対策のうち、保育の現場で働く方々の収入の引上げに関するものとしまして、令和4年2月から、基本給、または、決まって毎月支払われる手当により国の補助額以上の賃金改善を実施することとする方針に対応して、基本給または毎月の手当等の増額を行う私立保育園に対しまして、国の基準に基づく補助金を交付するものです。財源内訳としましては、国庫補助金として保育士等処遇改善臨時特例交付金が措置されるものでございます。  引き続き16ページでございますが、目4児童福祉施設費、保育所施設管理費で193万3,000円の追加でございますが、柴山保育園の園児送迎車両の駐車場所としております上計スポーツパーク内駐車場区域の改修及び小代認定こども園の園舎天窓防水補修などに要する経費でございます。  続いて、17ページでございます。款6農林水産業費、項1農業費の目4畜産業費で、村岡有機センター運営費92万円の追加は、高圧電気設備の改修工事を行うものです。款7商工費、項1商工費、目3消費者行政推進費の一般経常費158万4,000円の追加は、消費生活相談員の活動に利用する公用車の更新購入を行うものでございます。  続いて、目4観光費、道の駅運営事業費でございますが、218万5,000円の追加とさせていただくものですが、ハチ北道の駅直売所のエアコンの更新工事を行うものでございます。  続いて、18ページをご覧ください。こちらでは、南部健康高原施設管理費143万円の追加としておりまして、これはコテージのウッドデッキ部分の改修工事を行うものです。  続いて、吉滝キャンプ場施設管理費88万1,000円の追加は、コテージのエアコンを更新整備するものでございます。  続いて、観光開発整備事業費3,700万8,000円の追加でございますが、これは吉滝園地遊歩道の整備工事、柤大池公園バンガロー屋根改修工事、ソラ山高原休憩所施設改修工事、おじろゴンドラリフト気中開閉器更新工事を実施するものでございます。  なお、吉滝園地遊歩道整備工事につきましては、国の補正予算によります県支出金、自然環境整備交付金1,383万9,000円のほか、過疎対策事業債1,710万円を財源として実施しようとするものでございます。  続いて、款8土木費、項2道路橋梁費、目2道路維持費、一般経常費のうち、工事請負費の1,150万円の追加は、町道鎧215号線ほか4路線について、路肩修繕、石積み修繕などを行うものです。  続いて、除雪費でございますが、8,630万円の追加でございます。令和3年12月から令和4年1月中旬までの降雪に対応してきました結果、今後の関係経費に不足が生じる見込みであることから、不足額に対応する所要額を計上しているものでございます。項3河川費、目1河川総務費、一般経常費350万円の追加ですが、こちらは、香住下水路の護岸等修繕工事を行うものです。項6都市計画費、目1都市計画総務費、一般経常費130万8,000円の追加でございますが、こちらは公用車の更新購入を行うものでございます。  次に、19ページの一番下から20ページにかけてとなりますが、款10教育費、項6保健体育費、目4学校給食費、一般経常費137万5,000円の追加でございます。村岡学校給食センターにおいて、プレハブ冷凍庫冷却ユニット入替え工事を行うものでございます。  続いて、歳入の説明をいたします。13ページをご覧いただきたいと思います。歳入につきましては、歳出で説明しました特定財源については、それぞれの説明を省略させていただきます。  まず、款12地方交付税、項1地方交付税、目1地方交付税でございますが、こちらでは普通交付税1億6,652万5,000円の追加としておりまして、こちらは国の補正予算に伴う再算定によるものでございます。再算定に当たりましては、3つの項目がございまして、それぞれの算定結果は、臨時経済対策費分で1億1,945万9,000円、それから、調整額復活分で527万2,000円、それから、臨時財政対策債償還基金費分で8,206万4,000円でございまして、これらの合計は2億679万5,000円となるものですが、そのうち今回の補正予算(第11号)では、歳出予算の一般財源として活用する8,446万1,000円と、本年度発行予定の臨時財政対策債発行額との組替えに活用する8,206万4,000円の、合計1億6,652万5,000円について計上しているものです。  なお、再算定合計額と今回計上額との差額4,027万円につきましては、3月定例会に提案させていただく予定としております補正予算などで活用させていただく予定ですので、ご理解いただきたいと思います。  続いて、14ページをご覧ください。款19繰入金、項1基金繰入金、目1財政調整基金繰入金、ここでは8,708万4,000円の追加としております。歳出予算におきます技能労務職員1名の雇用に係る給料等の追加と、除雪費の追加に伴いまして不足する財源を、財政調整基金により財源の調整を行うものでございます。  続いて、款23町債、項1町債、目9臨時財政対策債でございますが、こちらでは8,206万4,000円の減額としておりまして、先ほど少し申し上げましたが、普通交付税との組替えを行うものです。普通交付税の再算定による臨時財政対策債償還基金費分として普通交付税の歳入予算に8,206万4,000円を計上していることから、同額を減額とすることにより普通交付税との組替えを行うものでございます。臨時財政対策債の償還経費につきましては、その100%が各償還年次の償還に合わせて普通交付税により措置されるところですが、国の補正予算に伴う今回の普通交付税再算定におきましては、令和3年度に発行しようとする臨時財政対策債の一部を、将来の償還経費に充てるための基金費分として今回措置するので、減債基金などに積み立てて将来の償還に充てることとされました。ところが、その後、県市町振興課より、今回の再算定分と令和3年度に発行しようとする臨時財政対策債の一部を組替えしてよいとの連絡を頂きましたので、将来にわたる償還利子の軽減を図る観点からも、普通交付税との組替えを行うことで起債発行額を抑制するほうが有利であると考えたことから、臨時財政対策債について減額補正を行うものですので、ご理解いただきたいと思います。  以上で議案第4号、一般会計補正予算(第11号)の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(4番) 議案資料の38ページ、39ページの2つのところで、これは新たな補助金ということで、新型コロナの後の経済というところで補助金を出すということなんですけども、一番下の、38ページの(5)番の予算額500万円ということで、単独事業で300万円、それと連携事業で200万円というふうなこと。それと、39ページの(5)の予算額が60万円掛ける3事業ということで180万円というのは、前に向いて前進する予算だと思うんですけども、例えば、これ、39ページの(2)番で、誘客促進等に資する見込みのあるものというような、結構はっきりした補助対象のきっちりした資格ということではなくて、総体的に見て見込みのあるものというふうな、こういう補助金なんですけども、これは例えば、ここにある予算額を超える応募とか、そういう申請があった場合はどうなるのか。38ページ、39ページの予算についてお伺いしたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、藤井議員のご質疑にお答えしたいと思います。  議案資料38ページ、39ページの新規ビジネスモデル構築等支援事業補助金並びに新規観光コンテンツ造成等支援事業補助金につきましては、議員からのご質疑にありましたとおり、今後の観光の振興であるとか、事業者の新たなビジネスモデルの構築ということで、きちっとした、幾らをどうのということではありませんので、予算通過後にある一定期間、申請を受け付けした後に、その内容につきまして関係者と協議する中で、事業として適当なものについて採択をしていきたいというふうに考えております。予算につきましては、記載のとおりということで計算しておりますので、これを上回るような事業もありますけれども、予算の範囲内ということで、現在のところのこの事業費で行いたいというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 小谷です。  議案資料の29ページから31ページにかけての、こども教育課と教育総務課についてお尋ねをいたします。消毒液の内容についてと、感染予防物品の内容をお尋ねいたします。  それと、議案資料23ページの、認定こども園の消毒の臨時職員ということだったんですけれども、人を擁してまでの消毒の内容をお尋ねいたします。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) こども教育課長、丹後谷智君。 ◎こども教育課長(丹後谷智) 議員の質問にお答えをいたします。  感染防止対策の資機材ですが、それぞれ、小代認定こども園、柴山保育所ともに、ペーパータオル、エプロン、子ども用マスク、空気清浄機のフィルター、石けん、ビニール手袋等々を考えております。  それから、小代認定こども園の用務員につきましては、財政課のほうとも相談いたしまして、当然、小代認定こども園、それから柴山保育所等々との所属長とも相談いたしまして、消毒等に関する用務員を設置する希望のあった小代認定こども園について、年間約50日の用務員をここで設けるという予定のものでございます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 教育総務課長、清水幸信君。 ◎教育総務課長(清水幸信) お答えしたいと思います。  小・中学校の関係につきましても、先ほどこども教育課長が言いましたような感染対策の消耗品、それと、あと備品購入費も予算化しておりまして、現在、今年もこういった予算があり、それぞれ学校が購入しております。また、不足してきたものから、各学校の要望というか、必要なものに合わせて買っていくということで考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 消毒液についてのお答えがなかったのですが、これ手指消毒なのか、それともほかのものの消毒なのかということをもう一度お尋ねするのと、認定こども園で、たしかご説明の中で、週1回で1日4時間程度という説明だったんですけど、これで消毒は可能なのでしょうか。その点についてお尋ねをいたします。 ◎議長(西谷 尚) こども教育課長、丹後谷智君。 ◎こども教育課長(丹後谷智) 議員の質問にお答えいたします。  先ほどの感染対策機材ですけども、手指消毒液ということで予定をしております。  それから、小代認定こども園の用務員なんですが、予算の範囲内で何とか所属長とも協議しましたところ、もちろん、ほかの園内の職員も消毒活動はするという中で、週1度の程度でも、1日4時間の職員であっても手が欲しいというような意見もありましたので、この範囲内でしております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。  森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) 森浦です。  議案資料16ページの4番の児童福祉施設費199万3,000円、ここの中で柴山保育園という言葉が出てきました。この内容についてお伺いします。 ◎議長(西谷 尚) こども教育課長、丹後谷智君。 ◎こども教育課長(丹後谷智) 修繕費関係です。柴山保育所については3点あります。1つ目、柴山保育所の遊戯室、保育室の網戸の設置です。新型コロナウイルス感染症対策として頻繁に換気を行っておりますが、遊戯室、それから保育室の一部に網戸がなく、虫が侵入するため、今回この設置を必要としたものであります。  2つ目、柴山保育所の園庭テラス軒天の補修です。経年により塗料やモルタルが剥がれておりまして、破片が落下するおそれがあるということは聞いておりました。今年度も部分的に補修を行ってきましたが、劣化が進み、全体的に補修する必要があるという専門業者からの助言も踏まえ、補修の範囲を拡大して行うものです。  3つ目は、柴山保育所の上計スポーツパーク内の駐車区域整備です。これにつきましては、柴山保育所の職員及び園児を送迎する保護者の車両を駐車するため、柴山保育所の道を挟んで西側に上計のスポーツパーク内グラウンドの一部区域を使用しておりますが、雨天時や雨天後など、車の通行や切り返しなど、グラウンド状況が悪化するため、硬材を含んだ土を入れ替えることによるものです。今年度、園児を送迎するときの交通安全面から、保護者へグラウンド内の駐車を徹底しておりますが、雨天時には歩きにくい、じるいといいますか、そういうことで、苦情ではないですが、ご意見を数件頂いておりまして、これに対応するものでございます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) 駐車場の保護者のとめるところの、結構雨のときは大変困っておられるということを聞いていたんですけど、今年度に一部の改修が入り口の辺にありましたけど、それ以降、何メートルぐらいを予定されるのかお聞きします。 ◎議長(西谷 尚) こども教育課長、丹後谷智君。 ◎こども教育課長(丹後谷智) 保護者の送迎の車台数、約10台分ぐらいを想定しております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 私からは、フレイル予防支援、31ページについてお伺いをいたします。背景については分かりました。DVDの作成ということで、委託料40万円、全額国からの補助なんですけども、そもそも指導用DVDは、誰が見て、誰がどうなるものなのか。それを誰に配る想定なのか。配った方に対して誰が指導して利活用されるのか、お伺いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 福祉課長、穴田康成君。 ◎福祉課長(穴田康成) それでは、質疑にお答えさせていただきます。  まず、DVDにつきましては、指導用ということでご説明させていただきました。今現在、66か所開設をして運動をしていただいているんですけども、その66か所の開設に当たって、町の職員が、このような形で運動するというような指導をさせていただいているんですけども、その指導がなかなか一律に、同様にということで、同基準でしていただくということがだんだん難しくなってきているというような実態がございます。ですので、指導用といいますか、指導をしていただけるお世話人さんに対して、代表者ということになりますけども、DVDをお配りして、ご活用いただきたいというような思いで計上しているものでございます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) これ、見れることは確認されているのでしょうか。要は、代表者であれば、恐らくご高齢者で、DVDデッキとか等の設備も必要になりますし、これ、よくあるのが、配ったはいいけども、見られずにそのままいつもどおりされるというのであれば全く意味をなさないので、その辺りの対応をどのように検討されたか、お伺いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 福祉課長、穴田康成君。 ◎福祉課長(穴田康成) 再度のご質疑に答えさせていただきます。
     現在、元気体操サークルというのは任意、それぞれやっていただいている事業でございまして、現行でも、公民館等でDVDを見てやっていただいているというような実態がございます。ですが、DVDを再生するような機械については、持ち合わせてない、あるいは、個人で持ってこられて再生で見てというようなことをやっていただいているというようなことをお聞きしております。つきましては、今回、併せて予算計上させていただいているのは、再生用のDVD等を安価で購入できるということを聞いておりますので、元気体操サークルをしていただいている団体に対して補助金として交付をさせていただくということを計上しております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) よく分かりました。ただ、活用するには、0から1にするのは、かなりお年を召されると難しいので、その辺りはやはり今までどおり町職員のサポートが必要になると思うんですけども、その辺の経時的な計画はどのようにされていますか。 ◎議長(西谷 尚) 福祉課長、穴田康成君。 ◎福祉課長(穴田康成) 再質疑にお答えさせていただきます。  それぞれ66か所ございますというお話がございました。各保健師あるいは社会福祉士のほうが、この予算が通りましてから周知をさせていただいて、各代表者にこういった補助金がございますというようなお話もさせていただいて、各実態に応じた形で予算、DVDだけではございませんけども、指導に当たっていただいている方に対して周知をさせていただくというようなことを今検討しております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 周知ではなくて、そこにおられる方に、完全に代表者にお渡しするのであれば、代表者さんが使えるように、使える方はいいんですけど、66か所のうち使えないところが出てくると思うので、そこら辺は、職員がどれぐらい指導されて使えるようにするのかというところの確認です。それの計画をされているのかどうか伺いたかったので。 ◎議長(西谷 尚) 福祉課長、穴田康成君。 ◎福祉課長(穴田康成) 再質疑についてお答えをさせていただきます。  66か所、全て町の職員がということにはなかなかなりにくいんですけども、既に使っておられるところについては、使っていただく。あるいは使い方が分からないというサークルにつきましては、町の職員が行って指導をするというようなことになります。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。  南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 南垣です。1点だけ教えてください。  31ページ、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業25万円でございますけれども、今年3月1日から3月31日までで、これは金額から想定して5人を見込んでいるということでよろしいでしょうか。これにつきましても、今までと同じように所得制限という考え方があるのでしょうか。教えていただきたいです。 ◎議長(西谷 尚) 福祉課長、穴田康成君。 ◎福祉課長(穴田康成) では、質疑にお答えをさせていただきます。  子育て世帯生活支援給付金といいますのは、当初、独り親世帯ということで給付金が5万円、何度か給付されました。その中で、国のほうで議論がございまして、独り親世帯でなくても、当然、住民税非課税等、所得の低い方がおられるということで、国が創設をした事業でございます。その分ということで、今回5万円掛ける5人ということで予算を計上させていただいています。対象者は住民税非課税の世帯ということで、国が2月28日までに応募のあった方ということで設定をされていますので、町としては、年度内に応募のあった方を対象にさせていただいて、給付をさせていいただくという想定をしております。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) 何点かお尋ねをいたします。  議案資料の30ページ、6)の感染症予防衛生対策商品券配布事業、1人当たり1,000円の商品券を世帯主に世帯人数分、配布するということで、時期的なものを教えていただきたいと思います。いつ頃されるかということ。  それから、31ページ、3)の町民生活支援燃料券配布事業、議案資料の中で、暖房費の増加等に対する支援として、1世帯当たり5,000円の燃料券を配布するということで、35ページ、事業別予算概要書によりますと、暖房費の増加という事業の目的になっております。昨年もされたんですけれども、オール電化にされとったとか、そういうことで灯油は要らないということがあったことだとは思うんですけれども、その下の対象品目が灯油、ガソリン、軽油になっておりますが、この事業目的との文章の整合性はこれでよろしいでしょうかということ。  それから、4)の町道等修繕事業、これも昨年度、各自治体で取り組まれたと思うんですけれども、詳細を、1自治体当たり何ぼぐらいとか、時期的なものを教えていただきたいと思います。いつまでの見積りで取り組むようにということを教えていただきたい。  それから、5)ですけども、避難所感染防止対策事業の件についても、時期的なものを教えていただきたいと思います。昨年度もありまして、いろいろ取組をされておりました。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) それでは、議員からのご質疑にお答えさせていただきます。  まず、議案資料30ページ、6)の感染症予防衛生対策商品券配布事業でございます。これは、昨年度のコロナ支援事業でも同一の事業をやらせていただいたものを、今年度も国の対策事業費を使いまして実施させていただくものでございます。昨年度と同様の内容になっておりまして、時期につきましては、本議会におきまして議決を頂いた後に商品券等の印刷にかかりまして、健康課の予定といたしましては、2月10日から3月31日の使用期限ということで配布予定とさせて、取組を考えております。また、31ページの3)町民生活支援燃料券配布事業につきまして、これも昨年度、灯油券の配布というような形でやらせていただきましたが、今年度につきましては、灯油のみならず、ガソリン、軽油というような形で燃料の幅を広げさせていただきました。昨年、議員が言われましたように、灯油等の使用がないというような方もおられましたので、車等のガソリンにも適用できるようにさせていただいております。また、その理由の一つといたしまして、ここ近年の燃料費の高騰、原油価格の高騰によるガソリン燃料等の高騰というのも一つの理由とさせていただいております。暖房費等に係る燃料費の増加というような形で、概要の目的のところが言葉足らずでしたけども、燃料の高騰ということもひとつ踏まえて、支援をさせていただきたいというふうに考えております。  また、補足といたしまして、今検討しておりますのは、もし、燃料の使用を見込めない方がおられましたら、衛生商品券のほうの交換というのも今考えておりまして、同じ額面1,000円という形でお配りするような形で考えておりますので、もし、全く車も持ち合わせてない、オール電化等で燃料を使わないご家庭の方がおられましたら、そちらのほうは衛生商品券に交換して使っていただくというようなことも今考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) それでは、東垣議員のご質疑にお答えしたいと思います。  町道維持修繕事業の補助金の内容でございます。基本的には、事業内容、補助対象事業につきましては、今年度と同じ内容となっております。補助率等につきましては、今年度と同様に上限を30万円としております。1地区当たり30万円の、今年度同様、119の集落を対象にして予算化しております。ただ、2,617万3,000円となっておりますのは、今年度の補助残が952万7,000円ございましたので、その分を控除しまして2,617万3,000円として提案をさせていただいております。  なお、申請期間につきましては、本日議決を頂きましたら、現在の要綱を改正しまして、2月中に各区長さん方にご案内のほうをさせていただきたいと思っています。申請期間は、3月1日から令和4年9月30日までとしております。工事の対象期間が、同じく3月1日から12月31日までということで、今年度と同様の期間というふうにしております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 防災安全課長、小椋勇二君。 ◎防災安全課長(小椋勇二) それでは、東垣議員のご質問にお答えしたいと思います。  まず、議案資料32ページをご覧いただきたいと思います。この制度につきましては、令和2年度も同様の制度を実施したところでございますが、まず、対象につきましては、令和2年度につきましては、感染症防止対策に必要な資機材の購入に限定しておりましたが、このたびは、避難所本体の改修等を行う場合ということで、これは具体的には、昨年度も相談がありまして、例えば、公民館の屋外に掲示板を設置したいということでありますとか、あと網戸の修繕は対象にならないかというようなご相談がありましたので、このたびは、この部分につきましても補助対象ということで追加させていただいております。  それと、上限額につきましては、令和2年度は4つの区分でございましたが、自主防災組織活動補助金も、今年度につきましては、従前は100世帯から300世帯で一くくりにしておりましたが、このたびは100から200、200から300ということで、1つ区分を設けさせていただいております。それで申請時期でございますが、基本的には全額繰越しということの事務手続はしておりますが、即効性ということはありますので、ただ、区のほうの予算が対応できるか、時期が時期ですので、対応できるかどうかという問題もあろうかと思いますので、区のほうで今年度予算的に対応できるということであれば、本日の承認を頂きましたら、全区長さんに案内させていただきまして、来年の3月31日までに事業をしていただけたらというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 谷口です。何点か伺いたいと思います。  まず1点目でありますけども、15ページの一般管理費、電算システム開発費1,798万1,000円、事業別予算概要書では40ページであります。今回電算システムの関連事業を行うということですが、事業目的のところで記載をされております。国において決定したデジタルガバメント実施計画に基づく、自治体が重点的に取り組む事項、自治体DX推進計画が策定されるというふうなことが記載されておりますが、そもそも自治体の推進計画というのはどういうものなのかということをまず教えていただきたいということが1点と、それから、自治体のデジタル改革の補正ですけども、この時期の補正はどんな意味があるのかが2点目です。  それから3点目が、システムのオペレーターはどなたがされるのか。それから4点目に、個人情報保護との関係をどのように見ているのか。それから、あと具体的な取組について補正されるということですが、そのうちの、まず、3の記載台方式という窓口申請書作成支援システムを導入するんだということですが、こういったことになれば、窓口業務の廃止、こういったものを目指しているのかどうかということも聞きたいと思います。  それから、もう1点、6点目ですけども、AIのチャットボットシステムというものを導入されるということですが、これもいろいろ調べてみましたら、準備と初期コストがかなりかかるのではないかというふうな、こういう課題があるというシステムでありますけども、この辺についての説明を求めたいと思います。以上が電算システム関係であります。  あと、事業関係、5点伺いたいと思います。まず、15ページの社会福祉費の、先ほども同僚議員から説明を求められましたが、町民生活支援燃料費の券の配布事業であります。これ、たしか、私、12月定例会で福祉灯油の取組について、国の特別交付税措置が活用できるのではないかということで指摘をしましたら、その段階ではまだ把握できてないということでしたが、その点についてどうだったのかということを教えていただきたいと思います。  それから、次に、15ページの、保育士等の処遇改善臨時特例事業費の関係です。これにつきましては、先ほどご説明がありましたように、私立の保育所等々の保育士さん等の給与の改善だというふうに思いますが、厚労省の子ども家庭局長通知、昨年12月23日付の通知によれば、保育士、幼稚園教諭、それから学童保育職員の給与を約3%、月額平均9,000円以上引き上げるという、こういったことを求めている通知でありますが、この中で、非常勤、それから公立の職員も含むというふうなことになっているんですが、この点について香美町の私立は分かったんですが、町の保育所、それから学童の関係も含めまして、どのように対応を考えているのかということをお聞きしたいと思います。  それから、次に、3点目ですが、新型コロナウイルス感染の予防接種事業の関係であります。ご存知のように、オミクロン株感染拡大が非常にスピードが速いということで、予防接種が今予定はされていると思うんですが、今の感染スピードで、既に1月末、2月、3月ということで、それぞれ高齢者等の皆さんについては予約をされておるんですが、オミクロン株感染拡大のスピードと対応の中で、今のままでいいのか。予防接種のさらなる前倒しができたら必要ではないかと思うんですが、その辺についてどのようにお考えしているのかということをお聞きしたいと思います。  それから、次に、商工振興費の事業者支援相談窓口業務委託料の関係であります。確かに今の国のコロナ対策のいろいろな事業関係について、非常に複雑な問題がありますので、そういう意味では、窓口を一本化して、複雑な業務に対してきちんとアドバイスなり、そういったことができる職員さんを置くということは大変いいことだと思いますので、その場合、商工会に委託されるということですが、どのような職員がされるのか。それの想定されている職員です。それから、さらに、相談対象ですけども、商工会の会員以外の対応はできるのかということをお聞きしたいと思います。  最後に、国の補正予算で事業復活支援金、昨年で言いましたら持続化給付金になると思うんですが、それの名称を変えたものが今回も国の補正で提案されてきておるんですが、とりあえずその概要について教えていただきたいということが1点と、それから、それに関連して、国の支援から除外されております町施設のみなし法人の指定管理者への支援が昨年と同様必要ではないかと思うんですが、その点についてのお考えをお聞きしたいと思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 企画課長、川戸英明君。 ◎企画課長(川戸英明) 谷口議員のご質問、漏れがあったらまた指摘のほうをお願いしたいと思います。  DX計画の意義というか、どういうものかということですけども、国が示しておりますのは、「デジタルの活用により、一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会、誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」を示されておりまして、それを自治体がどう行うかにつきましては、デジタル技術やデータを活用して住民の利便性を向上させるとともに、デジタル技術やAI等の活用により業務の効率化を図り、人的資源を行政サービスのさらなる向上につなげていくというふうに位置づけられております。  2番目の、なぜこの時期かということにつきましては、後ほど財政課長に答弁していただきますけども、3番のシステムのオペレーター、これ、私の取り方が分からないんですけども、システムのオペレーター、指導というか、全体の運営や指揮系統につきましては、企画課の電算担当のほうが行うこととしております。  4番目の、個人情報保護の観点ですけども、これにつきましては、ここで関係しますのは転入転出の際の手続ですけども、これにつきましては、住基ネットの専用回線を使いますので、個人情報の漏れは想定しておりません。  5番目の、記載台方式、窓口の廃止を目指しているのかですけども、これにつきましては、窓口の廃止を目指しているわけではなくて、住民の方の利便性向上を目指して、マイナンバーカードを使っていただきましたら、いろんな申請書に、氏名住所を印字できるようにして住民さんの手続を簡素化しようというもので、窓口の廃止を目指しているものでは、今のところはありません。  AIチャットボットですけども、これにつきましては、現在66万円を予定しております。コストがかかるとか、準備というのもあるんですけども、準備につきましては、そんなに時間がかかるものではないんですけども、AIを使いますので、その機能が、何回も復唱することによって、住民さんの質問が多ければ多いほど、こういう質問が多いんだなというのが蓄積されてきますので、それにかかる時間が要るのかなというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長、森垣文裕君。 ◎財政課長(森垣文裕) それでは、谷口議員のご質疑に答えさせていただきます。  先ほどご質問いただいた中で、電算に係る経費を、この時期の補正ということで、どのような意義があるのかというご質問だったかと思います。今回補正予算に提案させていただきましたのは、議案資料40ページの事業別予算概要書の中に、先ほど企画課長のほうから詳細説明いただきました、事業概要の1から5まで事業がございますが、これは、まず国のほうのデジタルガバメントとか自治体DX、それから、デジタル社会形成整備法による住基台帳法の一部改正に伴うものというのは、1番と2番でございまして、これは令和3年度、国の補助金を活用して実施してくださいということが国からありましたので、どうしても令和3年度中に予算措置を行って着手する必要がありましたことから、この時期の予算計上となっております。  それから、3番と4番と5番につきましては、自治体DX推進計画、本町も今年度末策定を目指して進めているところですけれども、その中で香美町として取り組む方針として想定しています内容について、臨時交付金を活用しまして前倒しで実施することで、なるべく早く、住民さんの利便性の向上に向けた取組を進めるという観点から、今回の補正予算の計上となっておりますので、ご理解いただきたいと思います。  それから、先ほどありました福祉灯油の関係、前回の議会でもご質問いただいた件ですけれども、確かに特別交付税での措置というのは把握させていただきました。それと、あと、福祉課のほうが、やはり高齢者福祉ということになりますと、あるいは社会福祉ということになりますと福祉課所管になろうかと思うんですけれども、確かに国のほうでは、福祉灯油といいますか、燃料の高騰に対する支援ということで、生活困窮者の、そういう言い方だったと思いますが、そういった方々に対応するものとしてご発言があったようですけれども、ただ、福祉課のほうに対しては、そのことに絞った国、県からは通知、連絡等はないのが今日現在でございます。ただ、そうは言いましても、先ほど健康課長のほうからも説明がありましたけれども、燃料の高騰に対する町民皆様方の支援ということで今回臨時交付金を活用させていただいて、広く実施させていただいているということで、まずは何とかご理解いただきたいと思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 総務課長、水垣清和君。 ◎総務課長(水垣清和) 保育士の処遇につきましては、今回は民間の部分の補助金ということで、公立の職員はということですけれども、様々な職種もございますし、この処遇につきましては、現在、どういうふうな取扱いをするかにつきまして検討をしておるところでございます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) それでは、ワクチンの追加接種、3回目の接種の状況について答弁させていただきます。現在、国のほうが示しておりますワクチン接種につきましては、当初、2回目の接種完了から原則8か月というふうになっておりましたが、現在は、オミクロン株感染拡大を踏まえて、医療従事者並びに高齢者施設の入居者等につきましては6か月、それから、その他の高齢者につきましては6か月、それから、64歳以下の方につきましては7か月ということで、現在前倒しになっております。当初、町のほうが計画させていただいていますワクチン接種につきましては、既に12月23日から、医療従事者並びに高齢者施設の入居者等につきましては、現在も香住病院等、医療機関等で接種が始まって、既に開始しております。また、個別接種につきましても、2月上旬から各医療機関で接種をしていくというふうになっております。また、集団接種につきましては、2月5日を計画して、それから順次、土日、平日問わず、接種をしていきます。もっと前倒しできないかというようなご指摘だったと思いますが、国からまずワクチンの供給というのが計画的に香美町に入ってきています。香美町だけが他市町よりも多く頂けるということはございませんので、ワクチンの配分量によって計画を推進しているということで、ただ、接種の対象者の方には、前倒しの方も含めて、接種券等の配布をさせていただいて、接種ができる体制はつくっておりますので、接種を早く受けたい方については、予約の状況にもよりますが、早く接種できるような体制はつくっております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、谷口議員のご質疑にお答えしたいと思います。  事業者の関係ですが、事業者支援相談窓口設置事業ということで、事業者さん、それぞれいろいろな経営の問題であるとか、いろんな課題を抱えております。商工会さんに委託を考えておりまして、担当として当たっていただく職員については、商工会の局長をはじめ、職員全員で当たっていただくというふうに考えておりますが、必要に応じまして、臨時職員の雇用であるとかということも検討をしていただくこととしております。  もう一つ、商工会員以外も、当然、町内の事業者さん全員の相談に乗っていただくということで、商工会さんも、そういった商工会員のみならず、広く相談に当たっていただくように、町のホームページ等につきましても、相談できるような周知も行っていきたいというふうに考えております。  もう1点、みなし法人の支援につきましてですが、昨年度、持続化給付金につきまして、頂けないということで支援した経過もございます。そういった中で、今後の補正予算等でも必要なのかどうかまだ検討しておりませんので、今後の検討課題かなというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) まず、自治体のDX推進計画ですけども、先ほどのご答弁では、本町の推進計画というのはまだだというふうなことでご答弁がありまして、これを前倒ししたんだということだと思うんですけども、全体計画を示していただいて、その上で、それぞれ個別の取組を説明いただかないと、なかなか議員としても分かりにくいというふうなことで、今回も新しい取組が提起されておるんですけども、町全体としてどのような考え方をしているのかということを、やはり議会にも示していただかないと、なかなかこの議論というのはしにくいというふうに思っています。先ほどのご答弁では、令和3年の国の予算を活用してほしいというふうな国の要請に基づいた対応だとお聞きしたんですけども、香美町のDX推進計画というのは、いつ頃策定をされるのか。特に令和4年度の予算でも、この辺については当然織り込んでいく必要があると思いますけども、その点を、いつ頃を目指しているのかということについてお聞きしたいと思います。  それから、この時期の補正につきましては、先ほどの説明で分かりました。  それから、執務のオペレーターについてですけども、企画課の職員さんが当たるということで、取組については、なかなかこのデジタルシステムについては、高度な、専門的な知識が要るんだというようなことで、国のほうでは専門員の派遣とかいうふうなことも考えておられるようですが、香美町ではそういった取組はしないということなのか。その点、再度確認させてください。  それから、個人情報保護との関係で、今回については転入転出だけだということで、個人情報漏れは想定していないというふうなことですが、今回の転入転出手続のワンストップ化による住基のシステム改修というのは、結局国のマイナポータルにつなぐということではないのか。ということになれば、当然国のシステムに町のシステムを連動していくということになるので、その点についていろいろ私自身は問題意識を持っているので、そういった点どうなのかということですが、そういったことではないのかということを確認させてください。  それから、記載台方式でございますが、手続の簡素化で窓口業務の廃止を、今のところ、目指してないというふうなご答弁だったと思うんですが、確かに、マイナンバーカードを持っておられる方の、窓口でこういう簡易なことをやれるというふうなことですが、行く行くは窓口業務の廃止というようなことを考えておられるのかどうかということも、再度確認させてください。  それと、あと、AIのチャットボットシステムの関係ですが、AI機能というのは、どうもいろいろお聞きしてみますと、繰り返し繰り返しする中でだんだん進化していくような、そういう機能だというようなことで、これをなかなか、最初から24時間365日体制でする場合に、ある程度の予備的なそういう部分を準備してないと、誤った情報を提供したりというようなことになると言われているんですが、そういったことは心配ないのか。このままこのシステムを取り入れたら即使えるというようなことなのか。その点も確認させてください。  それから、町民生活の支援燃料費券の関係での、特別交付税の措置については、今回は活用せずに臨時交付金で対応するということなのか。再度その点、確認させてください。  それから、次に、保育所の処遇改善事業の関係でありますけども、検討中だということですが、公立の職員、さらに正規職員だけではなしに非常勤も対象だということですし、それから、学童保育の職員の皆さんも対象になるということですので、これは検討中というよりも、実施を目指して具体化して、全額国の交付金で見てもらえますので、そういう面では、これはしっかり取り組んで、新年度予算を目指してきちっと取り組んでいくということが必要ではないかと思うんです。ただ、実施する場合は、国への申請と予算の議会承認が前提条件だということですので、そういう意味では、早く取り組んでいかないと国の申請に間に合いませんので、こういった点では、やはりきちっとこの取組を確実に進めるということが必要だと思いますが、再度、その点どうでしょうか。  それから、新型コロナウイルスの感染の関係ですけども、オミクロンの感染拡大が、どうも2月初旬から2月中旬ぐらいがピークになるのではないかということで、そういったことが言われておるんです。だから、そういう意味では、確かに今、町としては取り組んでいただいて、既に予約等も日程も確定しておられるんですが、ただ、心配なのは、このままいった場合に、果たして感染のピークが来たときに、あのときもっと打っておけば対応できたのに、どうだったのかという、そういう懸念があるのではないかと思いますけども、先ほどは予約の関係で、早い予約を求めている方については、そういった方法もあるというふうなご答弁だったと思うんですが、再度その点、確かに国のワクチン供給が確保できなくてはできませんので、今のところの状況が、もし、分かりましたら、教えてください。  それから、商工会の事業者支援相談窓口の関係につきましては、分かりました。  それから、最後の事業復活支援金の概要を少し教えていただきたいと思ったんですが、その辺を教えていただいて、説明をお願いしたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) ここで暫時休憩をいたします。再開は1時10分といたします。                              午後12時08分 休憩                              午後 1時08分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩前に引き続き、会議を再開します。  企画課長、川戸英明君。
    ◎企画課長(川戸英明) 谷口議員のご質問の1問目、全体計画を示すべきではないかと、2番目のDX計画ですけども、いつ頃を目指しているかの質問ですけども、似たような答弁になりますので、一括して答えさせていただきます。  現在、DX計画については策定中でして、国のほうが手順書を2021年7月に示しました。それをもって現在策定作業を進めておりまして、まだ完成はしておりませんけども、できましたらお示しをしたいと思っておりますし、目標としましては令和4年の上期、できるだけ早いうちに策定を完成させたいというふうに考えております。  3番目の、オペレーターでの取組、高度な知識が要るのではないかと、どのように対応するかということですけども、これにつきましては、9月の補正におきまして、情報化推進支援業務委託料として136万4,000円を補正で認めていただいておりまして、専門的な知識を持った方にアドバイザーとして入っていただいておりまして、DX計画の推進やDX計画の策定、今後の取組について指導や助言を今頂いております。  4番目につきましては、個人情報の転入転出の国のマイナポータルというご質問ですけども、これにつきましては町民課長のほうが改めて答えさせていただきます。  5番目の記載台ですけども、将来的に窓口の閉鎖を考えているのかということですけども、これにつきましては、デジタル化が進みましても、一般町民の方につきましては、やはり町民課のほうにいろいろと相談に来られる部分があると思いますので、その部分については難しいのかなというふうに考えております。  6番目のAIチャットボットですけども、これにつきましては、ある程度事前の準備が必要ではないかということですけども、これの導入につきましては、既に運用しております他市町のデータを、一般的なものですけども、それを活用しまして、香美町の回答内容と間違いがないかを確認した上で導入していきます。その後につきましては、データのアップデートや詳細なものをどんどん取り入れていきまして、活用をしたいというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 町民課長、井口晃君。 ◎町民課長(井口 晃) 谷口議員の、マイナポータルの活用で個人情報の関係は大丈夫かというご質疑にお答えさせていただきます。  今考えておりますのは、転出転入の手続のワンストップ化ということでして、例えば、転出届を他市町でされて、転入を我が香美町にされたときに、マイナポータルを利用することによりまして、我が町にも転入の情報が入ってくると。その情報につきましては、住基ネットの情報ではなく、マイナポータルの回線を利用させていただきます。住基の実質の情報につきましては、住基ネットの回線を利用しますので、個人的な情報というのは漏れないと思っております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長、森垣文裕君。 ◎財政課長(森垣文裕) それでは、谷口議員のご質疑に答えさせていただきます。  本町が実施します燃料券配布事業に関連して、福祉灯油等々のお話だったと思います。それに係る財源の確認だったかと思うんですけれども、今回補正予算に計上させていただいたとおり、今回の燃料券の配布については、臨時交付金を活用して実施したいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 総務課長、水垣清和君。 ◎総務課長(水垣清和) 保育職員の処遇改善の関係でありますけれども、先ほども答弁させていただきましたけれども、国の通知を受けまして、改善できるかどうかも含めまして、現在検討しているところでございます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) それでは、ワクチンの追加接種について再度答弁させていただきます。  先ほども申し上げたとおり、2月5日からの集団接種という日程については特に変更はありませんが、3月以降の接種につきまして、現在対象の方の前倒しということで日程等の調整を行っているところでございます。少しでも早く打てるような形で再度調整中ということでございます。また追って住民の皆様には、広報等を通じて周知させていただきたいと思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、ご質疑にお答えさせていただきます。  事業復活支援金の内容ですけども、給付対象につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者ということになっております。対象の2つ目としまして、2021年11月から2022年3月のいずれかの月の売上げにつきまして、2018年11月から2021年3月までの間の任意の同じ月の売上高と比較しまして50%以上、または30%以上50%未満減少した事業者が対象となります。基準期間につきましては、同じ2018年11月から2019年3月、2019年11月から2020年3月、2020年11月から2021年3月のいずれかの期間を比較しました対象の月を含む、昨年、一昨年、その前という期間を基準期間としまして、昨年11月から今年3月までのいずれかの一月が、比較しまして50%、または30%以上50%未満ということで、基準期間から、昨年11月から今年3月までの任意の一月掛ける5か月の差額ということで、個人事業者につきましては、50%以上の売上げ減少であれば最大50万円、30%以上50%の売上げ減で30万円。法人につきましては、いろいろ売上げの区分がありますが、最高で年間売上高が5億円を超えるような法人であれば、50%以上の減額で最高250万円、30%以上50%未満の減額で最高150万円という金額が支払われることとなっております。  この申請ですが、現在のところ、まだ申請を受け付けておりませんので、1月31日月曜日から5月末までという期間が申請期間となっております。先ほど1番目の質疑でありましたみなし法人については、今問い合わせているんですけども、混雑しておりまして、まだ概要が正確なのかどうかも、変動するところもあるようですので、また分かりましたらお知らせしますし、また、そういったみなし法人についての検討も、今後必要であればしていくべきかなと思っております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) それでは、3回目の質疑に入らせていただきます。  まだ香美町のデジタル改革の計画については、今年上期の完成を目指して策定していきたいというようなことですが、どちらにしても、香美町のデジタル改革の具体的取組事項とか、それから全体スケジュールとか、推進に対して、こういったことをこの計画で抑えていくというふうなことになると思いますので、今回補正で幾つかの事業が出ておるんですが、全体の中できちっと位置づけたものとして整理していただくということが非常に大事ではないかというふうに思っていますので、ぜひとも、その辺の策定をしたものについては、ぜひまた議会のほうにもお知らせをしていただきたいというふうに思います。  それから、システムのオペレーターについては、既にアドバイザーがおられるということで、そういう点については分かりました。  それから、個人情報保護の関係では、マイナポータルとの関係については、個人情報漏れはないというふうに言っていただきましたので、ただ、国のシステムと町のシステムとを調整していくというふうなことが、具体的に方向が示されておりますので、これについての時期ですけども、この辺はいつ頃、もう既にやられているのか。それとも、これからやられるのか。その点だけ確認をお願いしたいと思います。  それから、記載台方式の関係については、窓口業務の廃止を目指すものではないというふうなことですし、当然マイナンバーカードを持っておられる方ばかりではありませんので、そういった持っておられない方については、当然対面の窓口業務が必要ですし、そういったことの窓口業務の廃止というふうなことでは解決しないと思いますので、そういった点は、しっかりと窓口事業を守っていただきたいというふうに思っています。  それから、あと、チャットボットシステムですが、他市町のデータを活用してというふうなことですが、当然、この町に合ったシステムをつくるということでは一定期間が必要ではないかと思いますし、順次その辺についてはやっていかれるのかなと思いますが、この辺の活用の仕方についても、また一工夫必要ではないかと思いますので、逆にクレームが起こらないように、ぜひやらなければいけない部分ではないかと思います。  それと、あと、福祉灯油の関係では今回の臨時交付金を使われたというようなことですが、特別交付税の措置2分の1も、政府のほうでは、今度の重油の高騰対策に対しては活用が見込まれるというふうなことも、もう既に言っておられますので、この辺の取組方はいろいろあると思いますので、特交のこういう措置を活用した取組を今後もぜひ取り組んでいただきたいと思います。例えば米価の関係とか、それから漁業者の燃油の高騰対策とかというようなことも全国ではやられておるようでありますので、ぜひその辺を取り組んでいただきたいと思います。  それから、あと、保育士等の処遇改善の関係ですが、総務課長は非常に歯切れの悪い、できるかどうか検討というようなことですが、この内容についてはちゃんと把握されているのか。今年2月から9月までは全額国の交付金でやると。さらに、10月以降については、国と県と町3分の1ずつで、保育士、それから学童保育も含めた皆さんの処遇改善もやるということですので、今、国を挙げて賃上げということを言っていますので、ぜひ、これは、どの分野の方についてもきちっと保障できるようなことをぜひ取り組んでいただきたいと思いますが、その点いかがでしょうか。  それから、あと、予防接種の関係につきましては分かりました。3月分については前倒しを調整していきたいというふうなことですので、ぜひともお願いしたいと思います。  それと、あと、国の補正予算の事業復活支援金ということで、昨年と比べまして半額というようなことになると思いますが、ただ、今回は30%から50%未満についても対象になりますので、多分このままいくと、みなし法人については事業復活支援金の対象外というようなことになる可能性が非常に大きいと思いますが、昨年、町単独で取り組んでいただきましたものについては、ぜひ実現をしていただきたいということを求めておきたいと思いますが、その点についていかがでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町民課長、井口晃君。 ◎町民課長(井口 晃) 谷口議員の再々質疑にお答えさせていただきます。  国との連携を取っての調整のお話ですが、転出転入手続のワンストップ化につきまして、令和4年度末を目標に、国との接続というか、令和4年度末を目標にしております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 総務課長、水垣清和君。 ◎総務課長(水垣清和) 保育士の処遇改善の関係でありますけれども、このたびは民間の保育士さんの予算でありますが、これを町の職員に適用するとなると、やはり既存の職員の範囲や、どのように処遇改善するか、その部分だけでいいかと、様々なこともありますので、十分検討していっておりますけれども、そう簡単ではないというふうには考えております。 ◎議長(西谷 尚) 観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、質疑に答えます。  事業復活支援金の対象等、内容も精査する中で、今後の検討ということでお願いしたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はございませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 見塚修でございます。  補正予算について質問をさせていただきますが、今回ほど分かりにくい補正はない。どうやって質疑したらいいのかと悩んでおるんですが、まず歳入の関係から少し入っていきたいと思うんですが、財政課長の説明の中で、普通交付税の再算定という説明がありました。かつてにはあまり例のなかったことですが、そうした中で、臨時財政対策債との振替的なことも少し説明の中であったりもしました。臨時財政対策債というのは、本来交付税で頂くものを、後年度に、国が面倒を見るから、一時的に起債を起こして事業をやりなさいと言われてするもので、事業をやる場合に、その財源が特定されてこの起債を使うような説明を、今までから財源の説明の中ではされてきた。今回、普通交付税というのは一般財源なので、この財源でその辺との調整、まず疑問に思うのが、今回の補正の中で財源調整のものが一つも説明がなかったものですから、8,400万円の起債があるわけですが、その起債部分の減額の事業だとか、そういうものの説明もなかったように思ったりもしますので、その辺も含めて、今回歳入面の予算、再算定というのは、どういう条件が変わって、交付税の算定にはいろんな項目があって、その項目ごとに積み上げていくというのが交付税の算定だと思っているんですが、この再算定という意味、変更点を含めて、もう一度説明をしていただきたいと思います。  それから、財政調整基金の取崩し、これは一番よく分かりました。除雪費と臨時職の職員の給与等に使うんだということで、これだけは一番よく分かりましたが、後のことが非常に分かりにくい。国庫支出金の分と県の支出金の分は、それぞれの事業の割当てですから、それは分かったんですが、それ以外の分では非常に分かりにくい。ましてや、資料の26ページからですか。それまでからずっと繰越調書の繰越理由は、国の令和3年度補正予算(第1号)を活用し事業を実施することから、年度内の事業完了が困難である。全てこれなんです。交付税でもらう財源としたものも全てこの理由なんです。だから、町単独事業でもみんなこの理由になっているわけです。そうすると交付税の算定のときに条件があるのか。チェックされるのか。その辺も何かは分からんです。  まず26ページ、これは個々のことを聞いているのではありません。26ページの6農林水産業費の村岡有機センター運営費92万円ですが、これ、歳出のページで見ますと、17ページ、畜産業費のところです。財源内訳を見ると、一般財源92万円なんです。この分なんです。国の補助金も何もないのに、繰越理由はこういうことなんです。同じことがずっと言えるわけです。商工費の一番下、消費者行政推進費158万4,000円、これ、車を買う金だと、中を見たら、車を買う金です。それから、27ページの土木費の道路維持費の一般経常費、これは町道の鎧210号線から、いろんな、一般的な道路の維持管理費の修繕費分です。それから、その下の町道維持修繕事業の補助金、これが今年度から新たにできた、1行政区当たり30万円の補助金ですが、これも、今回の補助金は国の補助金は入っていますが、全部単費です。3,767万3,000円。支出で見ますと、18ページの土木費、道路橋梁費、一般経常費3,767万3,000円。これも財源内訳を見ますと、ほかの事業も、除雪費も入っていますが、1億2,397万3,000円。全て単費なんです。国庫補助金はありません。もちろん地方債もありません。そういうことで、その後も、一々申しませんけども、土木費の河川費から、その裏の28ページの都市計画総務費130万8,000円。消防費もそうです。それから、教育費の学校給食費147万5,000円も全部単費なんです。この辺と国の補正予算との関係が、何か全部国に、これから交付税をやるときには何かチェックさせてもらいますぞみたいな感じにとれる予算書のつくりなんです。大きく分からんのはその辺です。  それから、次に、個々にお尋ねもしてみたいこともありますので、個々に少し聞いてみたいと思います。  それから、先ほどからの谷口議員のところでありました、保育士の待遇改善ですが、正職の保育士さんの給料表というのは行政職1表を使っていますから、非常にその辺との、他の行政職との関係の調整が難しいことはよく分かるんですが、会計年度職員もたくさんおられるんです。この人たちを検討中と言っておられますが、今年度を過ぎてしまえば、もしかしたら辞められる職員さんおられて、この国の制度に乗っかって恩恵を受けることができなくなる。辞められる職員、可能性もあるわけです。いつまで検討されるのか分かりませんが、特に会計年度職員の方たちは、次の来年度の採用のことも含めて、早急にやはり見直し、待遇改善してあげる必要があると思うんですが、その辺はどのようなお考えでしょうか。お尋ねします。  それから、18ページの土木費の都市計画費で、公用車130万8,000円で買われる。前のページの消費者行政のところでも同じく車を買われるということで158万4,000円。これは多分軽乗用車だと思うんですが、土木費の分では130万8,000円ですから、軽トラぐらいしか買えんのかなと思うんですが、なぜ、財政課長の説明では公用車だという言い方しかなかったんですが、都市計画費で公用車、多分軽トラだと思うんですが、それをこの項目で買う理由が何があるのか。普通では土木総務かその辺で買って、皆さんが共用するというのが一般的かなと思ったりもするんですが、何か条件的なものがあったり、いろんなことがあるのか。その辺もお尋ねをしてみたいというふうに思います。  それから、資料の順番に行きますが、今回の補正でマイナスが、減がないんです。令和2年度の決算認定のところでも言いましたが、各種事業の中止だとか、あるいは、各団体が行う事業の補助金の減だとか、そういうものが今回出てないんです。その辺は今後どういう進め方をされるのか。その辺もお尋ねをしてみたいというふうに思います。  それから、細かいことになりますが、資料30ページの7)新型コロナウイルス感染症予防接種事業の196万9,000円で、私がどんなものか分からんので教えていただきたいんですが、無停電電源装置の導入という言い方があります。今回、ワクチン3回目の接種が2月から始まるんですか。これから今後どうなっていくのか分かりませんが、何か時期的に、もし、これ、国庫支出金が全てなんですが、多分、健康課のほうでは、ワクチンの保管には非常に気を遣っておられるんだろうと。もし、停電等があったり、いろんなことになることを思えば、非常に気を遣って管理されているんだろうというふうに思うんですが、今この時期になってからこれが導入できるようになったのかどうかも含めて、どういう機械なのかも含めて、もし、このワクチンの管理が、早くなくなってくれればありがたいんですが、なくなった時点でこの装置がどういう使い方ができるのか。その辺も含めてお尋ねをしたいというふうに思います。  取りあえず、以上です。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長、森垣文裕君。 ◎財政課長(森垣文裕) それでは、見塚議員のご質疑にお答えさせていただきます。  まず、普通交付税の再算定の件でございます。普通交付税の再算定につきましては、国が必要と認めたときに、おっしゃられるように、普通交付税というのは、きちんとルール化されたもので計算がなされて、7月に決定してというものでございますが、その後、国が必要と認めたときに、普通交付税の法令などを改正しまして、今年度限りの費目などを設けて行うと。今回財源につきましては、国の補正予算の総体の中で普通交付税の再算定を行うことで、また申し上げますけれども、国の補正予算によって実施する事業の補助裏、補助金が2分の1であれば、その残りの2分の1を、普通交付税の再算定の臨時経済対策費として計算したものを活用して実施してくださいというようなこともありまして、今年度限りの措置ということでありまして、3つの項目が、臨時経済対策費を創設しておりますことと、それから、臨時財政対策債償還基金費を創設していることと、それから、調整額の復活という項目がございます。  まず最初に、調整額の復活の件ですけれども、毎年7月に普通交付税の本算定が終わって算定結果が示される際に、国の交付税の特別会計の中で、4月からずっと全国の団体が基礎数値を回答しつつ、積み上がったお金と、交付税の特別会計が持っているお金との差異がどうしても出てくるようですので、一旦積み上がった金額から全国一律の割合を掛けて、少し割り落としをされて交付額が決定します。今年度、令和3年度7月の普通交付税の決定の際に、香美町でその調整額の分が減額になっておりましたのが527万2,000円でしたので、今回、国の補正予算総体の中で、527万2,000円について、香美町に再算定により交付しますということになっておりますのがまず1点でございます。  それから、臨時経済対策費でございますが、これは、国の資料を読み上げさせていただきますが、地方団体が国の補正予算に基づく事業を円滑に実施するために必要な経費を算定するため、基準財政需要額の臨時費目として臨時経済対策費を創設するというふうになっております。ただ、これにつきましては、国の補助事業の活用状況に限らず、ある一定の計算方法、これは人口増減率ですとか、人口密度ですとか、年少者人口比率というような指標が示されているんですけれども、そういったものを掛け合わせて算定されますので、補助事業の活用状況に限らず、計算された金額が再算定で結果出てきておりまして、それが今回香美町では1億1,945万9,000円ということで交付がなされるものでございまして、ですから、補助事業の活用状況に限らずということになりましたら、当然その経費を、費目の名前のとおり、臨時経済対策費ということですから、香美町が考えます臨時経済の対策ということで、一般財源として活用することは可能というふうに捉えているところでございます。  それから、臨時財政対策債償還基金費でございます。これにつきましては、これも読み上げさせていただきますが、地方団体が、令和3年度の臨時財政対策債を償還するための基金の積立てに要する経費を算定するため、基準財政需要額の臨時費目として臨時財政対策債償還基金費を創設ということで、算定に当たりましては、香美町の令和3年度の臨時財政対策債発行可能額の27.4%が措置されておりまして、この27.4%に当たる金額が8,206万4,000円ということで計算がされております。これにつきましては、先ほどお話ししましたように、今年発行するものについては、本来であれば、令和4年度以降、償還に当たって交付税の算定に毎年算定されるんですけれども、この件につきましては、あらかじめ国の経済対策総体の中で生まれてきた財源を活用してお渡しするので、減債基金等に積み立てて令和4年度以降の償還に充ててくださいと。言い換えると、令和4年度以降措置をしないというふうに言われています。そこで考えましたのが、県からも連絡があったんですけれども、今年度発行する額、このように基金を積んで準備しなさいと言われておりますので、本当に準備して小出ししていくのか。償還に合わせて出していくのか。あるいは、今回の補正予算のとおり、もともと普通交付税の振替で借金をする仕組みになっていますので、その借金を減らしていく。あるいは借金を減らすということは、利子も減るということになりまして、試算していますのは、実際に令和2年度で借入れをしました臨時財政対策債の利率が0.09%、これ、20年で借りるんですけれども、もし、同じレートで借りると約90万円ぐらいの利息が発生します。ですから、今回の補正予算で普通交付税の振替分であった臨財債を基金に積み立てるのではなくて、当年度で相殺することで将来の利息約90万円についても削減することができるというような着眼点を持ちまして、今回、臨財債を約8,200万円減額させていただいて、普通交付税に積ませていただいているのが現状でございます。それから、これが交付税の再算定の件ということでご理解いただきたいと思います。  次に、繰越しの関係でお話しいただきましたけれども、先ほどから申し上げているとおり、今回、普通交付税の再算定分につきましても、国の経済対策の総体ということで捉えております。ですから、言い換えますと、臨時交付金で約2億円の限度額を頂いていたり、普通交付税の再算定で、先ほど申し上げました臨時財政対策債を除くと約1億2,000万円というものが再算定であります。なので、2億円と1億2,000万円を足した3億2,000万円が、この補正予算(第11号)以降に、コロナの感染対策ですとか、あるいは、町の経済対策に3億2,000万円が活用できるお金というふうに捉えていまして、ですから、補正予算の計上に当たりましては、臨時交付金であっても、一般財源であっても、普通交付税再算定分であっても、とにかく国の補正予算総体の中で頂ける金額ということで捉えておりまして、ですから、このたび、繰越理由、一律に、国の補正予算の関係で計上時期が今になってしまって、それぞれ、いずれの事業についても2か月以上を要することからということで一律の理由にさせていただいておりますので、そのようにご理解いただけたらと思います。  それから、さらに、町単事業、再算定分で一般財源でする場合に、国の検査的なところはあるのかというお話でしたけれども、一般財源ですので、その点についてはございません。ですけれども、繰り返しになりますが、国の補正予算総体で頂ける金額ですので、それを全部経済対策と捉えてやらせていただくと、今回補正予算(第11号)では、感染症対応の関連経費としましては、5,126万2,000円を再算定分としての一般財源として使わせていただいていることと、そのほかに経済対策として3,319万9,000円、合わせまして8,446万1,000円を経済対策に活用するということにしておりますので、この予算の中には一般財源としてカウントさせていただいていると。臨時交付金と再算定分を合わせて残った金額があるんですけれども、それについては、今後適時、補正予算等を編成させていただいて、対策を取らせていただくということでご理解いただきたいと思います。  それから、今回の予算でマイナスがないというご指摘、各種事業の、例えばコロナ感染状況を受けての中止関係の減額はということですが、今回は、あくまでも経済対策、あるいはコロナ感染症の対策ということで追加分として編成させていただいておりまして、今、3月定例会で提案させていただく予定の3月補正予算につきましては、各課に照会をかけて取りまとめをしていただいているところですので、その中で各課で精査いただいて、例えば各種団体について、実施に至らなかった事業等についての、それに対する補助金等については減額の方向で調整いただけると考えていますので、取りまとめが終わりましたら、また3月定例会で補正予算をお世話になりたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 総務課長、水垣清和君。 ◎総務課長(水垣清和) 2点目の保育士の処遇改善でありますけれども、これは繰り返しになりますが、見塚議員のご指摘も含めまして、現在検討しておるところでございます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) それでは、見塚議員の公用車購入の関係についてお答えをさせてもらいます。  都市計画総務費にあげております公用車につきましては、議員が言われるように、軽トラックを購入することで計上させていただいております。もともとは、議員が言われますように、道路維持のほうで、今、建設課にありますパト車、ハイゼット、軽トラということで、道路維持費で計上しておったわけですけども、いつの時代かは定かではございませんけども、そのときに係が管理係、工務係、都市整備係とありまして、それぞれの係が車をいろんな用途に使うということで、それ以後に道路維持でパト車、土木総務でハイゼット、都市計画総務費で軽トラということでそれぞれ予算化をさせていただいております。その関係で、今回、もともと都市計画総務費で管理をしておりました軽トラの更新に当たりまして、ここの科目で計上をさせていただいております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) それでは、議員の質疑に答弁させていただきます。  今回計上しております無停電電源装置及びロット監視システムの導入についてでございますが、当初、コロナワクチン接種につきましては、意見交換のほうでは、ここまで長期間にわたる接種が必要だというふうな認識、想定はできておりませんでした。当時はファイザーのワクチンを自治体では使うということで、役場のほうにもワクチンの保冷庫を1台購入させていただいて、温度管理は保冷庫自体が持っている温度管理で日々管理しておりました。当時は、ワクチンの供給量がなかなかないということで、ワクチンが来ましたら早期に使い切るというような形で、それほど停電ということについての対策というのは当時は想定しておりませんでしたが、今回の追加接種に向けて、モデルナのワクチンとファイザーのワクチンを併用するというような形で、今現在、モデルナの保冷庫が役場に来ております。今、ファイザーの保冷庫とモデルナの保冷庫、それから冷蔵庫ということで、3台、役場で管理しております。モデルナのほうは温度管理がマイナス20度、ファイザーはマイナス70度ということで、異なる温度管理。それから、ファイザーは1時間程度であれば、まだそれほど温度が下がらないということが言われているんですけども、モデルナのほうは、そういったことの緊急対応が必要だというようなことの中で、今回の導入する予定の温度監視システムというようなことが、各業者のほうが開発といいますか、温度管理の関係で必要性を感じて出だしたというような形で、町も、今後いつまで、まだコロナワクチン接種を継続するかというところが見えない中で、やはり必要なワクチンが無駄にできないというようなところで、こういった監視システムの導入が必要ではないかということを検討いたしまして、当初は令和4年度にあげようかというような検討をしていたんですけども、今回の臨時会で早急に導入させていただいて、2月からの接種に間に合うようにというような形で検討させていただいた結果、今の導入になったということでございます。このシステム自体は、ウェブのほうで、メール等で、万が一停電が発生したり、温度が上下した場合には、通報があって確認ができるようなシステムになっておりますので、対策室の職員でそういったメールを受けるような体制を取りまして、24時間監視体制ができるようなことで検討していきたいと思います。  将来の使い方なんですけども、冷蔵庫を含めて、ワクチンがいつまでどのような形で継続していくかというのは、まだ今不透明なところがございますので、使い道としては、まだこういったワクチンの保管ということで使い道はあるということで、これはまた今後の検討課題になりますけども、全く不要なものではありませんので、今後もずっと使用していくような形では考えていきたいと思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 財政課長からいろいろ教えていただきましたけども、本来の、今年度限りの特例措置みたいな感じですが、普通交付税と言いながら、ひもつきの金なんだということのようですが、一般財源ですので、こういう言い方がいいのか悪いのかはあれですけど、これ、もし、交付税入ってくる分使わなんだら、使わんでいいのかという言い方がいいのか悪いかは分かりませんが、財政調整基金に積み込んでもいいのか。その辺も含めて、いや、あかんぞと言われたら、それでも結構ですし、その辺も含めて、ひもつきなのかどうかも含めた中での質問ということで再質問させていただきたいと思います。  それから、保育士の関係ですが、それも含めてというような総務課長の説明ですが、正職の場合は、私は、他の行政職との関係もいろいろあろうと思いますから、そんなにきつくは申し上げませんけども、会計年度任用職員あたりは、今年度その方がお辞めになったら、いつまでかかって検討されるのか分かりませんが、年度内に検討して、年度内に処置するんだよということなのかも含めて、行政用語で検討中、検討中で終わってしまうのかも含めて、今後いつまでの見込みでそれを検討されるのかをお尋ねしてみたいと思います。やはり特に最近保育士さんの採用、放課後児童クラブ等も含めて、非常に難しい時代になっておりますので、やっぱり待遇をよくしてあげて採用をしやすくするという一つの手法もあろうかというふうに思いますので、その辺を含めてどうかということで再質問をさせてもらいます。  それから、建設課の都市計画費で軽トラックを買うんだということですが、私はどっちかといったら、これは都市計画費ではなしに土木総務費で買うべきものだろうと。特に軽トラということなのでというふうに思うわけです。課長は、いつの時代からか分からんという説明がありましたけども、多分、これ、屋外広告物の関係の県補助金が年間300万円、もっとあったかな。その辺の事業を活用して当時車を買ったんだろうというふうに思っているんですが、そういうものがなくなった段階では、やはり決算統計等々の問題があるので、私もそこまで詳しいことは分かりませんけども、一般的に、使用目的等からすれば、土木総務費の中で購入するべきものかなというふうなことを思います。  以上、健康課の説明はよく分かりました。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長、森垣文裕君。 ◎財政課長(森垣文裕) それでは、見塚議員のご質疑にお答えさせていただきます。  今回、再算定分で、特に今回の補正予算に計上できていない分につきましては、まず、第1は、やはり3月補正で活用を考えております。先ほど私が申し上げましたとおり、予算上一般財源という名前にはなってしまいますけれども、やはり国の補正予算総体で頂くものですので、他の一般財源とは区分して、残高的なところもきちんと管理して、今後適時編成させていただく補正予算でどういうふうに活用していくかということは、していきたいと思っていますので、適時感染症対応ですとか、経済対策ということで活用していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 見塚議員からお尋ねの処遇改善の関係でございます。議員がおっしゃる部分もございますし、検討はさせていただきます。ただ、例えば、町の正職員の保育士さんだけ処遇改善のために町からというようなこともございます。ほかの職員とのバランスはどうなるのかということもございますし、例で言いますと、以前に医療職、病院の職員でありますとか、町の職員の中でも、職種によっては、昨年、国からの支援金といいますか、慰労金というものが出たことがございました。例えば、医師、看護師のほかにも、香住病院で言いましたら、事務職全員にも、同じ町の職員でありながらそういうものが充たる。では、考え方によっては、コロナの影響があって業務が大変になったのは病院の職員だけだったのかというような見方もございますので、今、議員からおっしゃいましたような保育士の処遇改善については、例えば考え方として、正職員は香美町の幼児教育に関わる職員である。ただ、歴然とした官民の格差というのは以前から言われているので、例えば、民間の保育所の職員さんには充てさせていただくけども、町の職員については、ほかの職種の職員とのバランスというものがございますから、ここはきちっと町としてできる限り、待遇改善が示されているわけでございますから、議員のおっしゃいますように、例えば、会計年度任用職員の保育士さんには、やはり処遇改善が必要であれば、そこはさせていただく。ここはめり張りということも少し考えながら対応はさせていただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) それでは、見塚議員のご質疑にお答えします。  確かに今回購入するわけですけども、今後、当然維持管理費も発生してまいります。議員の言われたことも踏まえまして、今後、予算化に当たりましては、検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 質問ではありませんけども、先ほど健康課のほうで、携帯を持たせて云々ということがありました。しかし、これは非常に大変なことでして、町長もよくご存知のように、上下水道課の職員、携帯を持たされて、爆弾を持たされてみたいな感じで、昼間は別として、毎晩、土日、爆弾を抱えて休みを取っておるという状態ですので、今回、健康課のワクチンの対応をするときにも携帯を持たされた。課長が持たれるのかどうか分かりませんけども、持つということは非常に精神的に苦痛なものがあろうかというふうに思いますので、職員も人ですので、その辺もしっかりとケアをしてあげていただきたいということが1点と、それから、三角がないという補正予算、3月にたくさん出てきても、もう使いようないんです。できるだけ、貴重な財源ですので、早めに事業の中止だとか、そういうことが分かれば、そういう財源を利用したまちの活性化だとか、そういうものに充てるべき補正予算を組むことを期待して、私の質疑を終わります。 ◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)
    ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。  原案反対の方の発言を許可いたします。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 議席番号3番、谷口眞治です。議案第4号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第11号)について、反対の立場で討論いたします。  オミクロン株感染拡大、第6波が我が町にも大きな影響を与え、小・中学校の学級閉鎖、学校閉鎖などが進んでいます。本補正は、第6波の感染拡大防止と、影響を受ける町民生活や事業者支援対策をはじめ、直面する除雪対応など、町民生活を受けるために必要な追加補正であり、評価をするものであります。しかしながら、国のデジタル実行計画に基づく電算システム開発費の追加補正1,798万1,000円については、問題があり評価できません。デジタル技術の発展と普及によって行政等の業務や手続を効率化し、町民生活の利便性を向上させることは大切であります。しかし、それは、行政機関が保有する膨大な個人情報の利活用を、町民自らが監視、監督できる法整備や体制整備と一体に行わなければなりません。国のデジタル計画には、個人情報のビッグデータ化、AIの普及の下での個人情報保護、個人の基本的人権の尊重の規定も考え方もありません。行政機関が特定の目的のために集めた個人情報を、本人同意のないままに目的外利用、外部提供し、成長戦略へ、企業の利益につなげようとするものであります。  問題点、2点指摘しておきます。第1に、マイナンバーカード活用を図るために、国のマイナポータルとの接続する住民記録システムの改修は、個人情報をポイントと引き換えに行政に渡すもので、個人情報保護とは逆行するものであります。第2に、窓口申請作成支援システムは、窓口業務廃止の地ならしとなるおそれがあります。窓口の対面業務はデジタル弱者のために必要です。いずれにしても、香美町のDX推進計画が明らかにされていない中での個別のデジタル施策の追加補正については、時期早尚であることを指摘して、反対討論といたします。  議員各位の賛同を求めて、反対討論を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第4号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  以上で本臨時会に付議されました案件は全て終了いたしました。  これにて令和4年1月第131回香美町議会臨時会を閉会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、令和4年1月第131回香美町議会臨時会を閉会いたします。                               午後2時11分 閉会                ○ 閉 会 挨 拶 ◎議長(西谷 尚) 町長より挨拶があります。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 第131回香美町議会臨時会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  提案いたしました案件につきましては、全て適切なるご決定を頂き、誠にありがとうございました。来る2月25日からは、3月定例会も予定いたしているところであり、議員各位には、引き続いて大変お世話になります。まだまだ寒さも厳しく、降雪も続く中でございます。健康には十分ご留意を頂き、町政発展のため、ますますご活躍されますことを祈念いたしまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ◎議長(西谷 尚) 大変ご苦労さまでございました。 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...