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  1. 香美町議会 2021-05-17
    令和3年第126回臨時会(第1日目) 本文 開催日:2021年05月17日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2021年05月17日:令和3年第126回臨時会(第1日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開会                ○ 開 会 挨 拶 ◎事務局長上治浩行) 皆さん、おはようございます。事務局長の上治でございます。よろしくお願いいたします。  正規の議席が決定するまでの間、くじによりましてただいまの席にお着きいただいております。ご了承くださいますようお願いいたします。  開会に先立ちまして、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、本会議の運営方針につきまして、議員及び執行部の皆様にお願いがございます。発熱等の症状があるなど、感染が疑われる方の出席につきましては強く自粛を求めます。また、感染症拡大防止のため、皆様にはマスク着用の義務化及びアルコール消毒の徹底をお願いいたします。  発言につきましては、議員の皆様は自席ではなく、質問席において自己紹介、質疑等をお願いいたします。町長をはじめ執行部の皆様は、自己紹介、挨拶、提案説明及び答弁は演壇でお願いいたします。  議場の換気につきましては、適宜実施いたします。感染症拡大防止のため、ご理解とご協力をお願いいたします。  それでは、ただいまから開催されます本臨時会は、一般選挙後初めての会議です。  最初に自己紹介をお願いいたしたいと存じます。恐れ入りますが、議員より着席順にお願いいたします。それでは、1番からお願いいたします。 ◎田野公大(1番) おはようございます。私、田野公大でございます。私は小代区新屋の出身でございます。議員としては、今議会より3期目に入ります。どうぞよろしくお願いします。私は、当初から議会に臨む基本的考えとして、是々非々という考えでこれからも臨んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎上田勝幸(2番) 議席番号2番、上田勝幸です。一番年長でありますけど、力いっぱい議会活動、努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎谷口眞治(3番) 議席番号の仮番号ですけども、3番の谷口眞治でございます。今議会で4期目となります。引き続き、当局の皆さんには、よろしくお願いを申し上げます。 ◎藤井昌彦(4番) 小代区平野出身の藤井昌彦と申します。私は、議員になってから、当初から、町民一人一人が大切にできるような、そういう町、慈愛に満ちた町を作りたいという信念の下に、3つの柱、次代の主役を育てたい。2番、町民所得を増やしたい。3番、いつまでも顔見知りとともに。この3本の柱を主に、信じるただ一本の道を真っすぐに歩んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎吉川康治(5番) 香住区下浜の吉川です。今回、一応2期目に入ります。青年目線で私は皆様と一緒に笑顔あふれる香美町にしていきたいということで、せいぜい努めてまいりたいと思いますので、改めましてよろしくお願いいたします。 ◎東垣典雄(6番) 東垣典雄と申します。村岡区耀山出身でございます。2期目です。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎西谷高弘(7番) 西谷高弘でございます。村岡区大野の出身でございます。2期目、しっかり頑張ってまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。 ◎小谷康仁(8番) 村岡区から来ました小谷康仁でございます。まだまだ新人でございますので、お手柔らかに、よろしくお願いいたします。 ◎南垣 誠(9番) 南垣誠、46歳。このたび初めてこの議会に、町民の皆様の後押しを頂きまして参らせていただきました。習うより慣れろ。勉強不足なのは十分承知しております。皆様に失笑されることも多数あるとは思うんですけども、それにもめげず、どんどん発言をし、考えを述べてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
    松岡大悟(10番) 松岡大悟と申します。香住区香住の出身です。1期目、新人ですので、今後はしっかりと勉強し、そして行動していくように努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎見塚 修(11番) 見塚修でございます。3期目です。皆さんと一緒に香美町に活力を取り戻すために、ともに頑張っていきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。 ◎西川誠一(12番) おはようございます。香住区若松出身でございます。西川誠一と申します。見れば、大分古株になってまいりました。町民の負託に応えられるような議員になりたい、このように思っております。初心に返ります。よろしくお願いします。 ◎岸本正人(13番) 失礼いたします。どうにか生き残って皆さんに会うことができました。岸本正人です。村岡区柤岡の出身で、どうにか4期目をさせてもらいます。皆さんと一緒に頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 ◎徳田喜代子(14番) おはようございます。私は香住区出身の徳田喜代子でございます。3期目となります。唯一の女性議員でございますので、女性の視点で香美町の活性化に取り組んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎西谷 尚(15番) 西谷尚でございます。出身は村岡区大笹でございます。今期で3期目になります。将来を見据えた香美町、議会の取組等をしっかりとやっていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ◎森浦 繁(16番) 森浦繁です。出身は香住区無南垣です。皆さんとともに、何とか元気な香美町を作っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎事務局長上治浩行) 続きまして、執行部の自己紹介をお願いいたします。順番は、町長から副町長、総務課長財政課長と続き、農林水産課長の次に病院事務局長と着席順にお願いいたします。時間短縮のためスムーズな移動をお願いいたします。 ◎町長(浜上勇人) おはようございます。町長の浜上勇人でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎副町長(今井雄治) おはようございます。16名の議員の皆様、ご当選おめでとうございます。副町長の今井雄治といいます。よろしくお願いいたします。 ◎総務課長(水垣清和) おはようございます。総務課長の水垣清和です。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎財政課長(森垣文裕) おはようございます。財政課でお世話になります森垣文裕といいます。よろしくお願いします。 ◎企画課長(川戸英明) おはようございます。企画課長の川戸英明といいます。どうぞよろしくお願いします。 ◎防災安全課長(小椋勇二) おはようございます。昨年度より防災安全課長をしております小椋勇二と申します。今年度も引き続きよろしくお願いいたします。 ◎税務課長田村顕彦) おはようございます。税務課長田村顕彦といいます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎会計課長藤井良光) おはようございます。会計課長藤井良光と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎町民課長(井口 晃) おはようございます。町民課長の井口晃と申します。どうぞよろしくお願いします。 ◎健康課長中村彰作) おはようございます。このたび健康課長を拝命いたしました中村彰作と申します。出身は村岡区村岡でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎福祉課長(穴田康成) おはようございます。福祉課長の穴田康成といいます。どうぞよろしくお願いします。 ◎農林水産課長(福島 功) 皆様、おはようございます。4月1日付で農林水産課長を拝命いたしました福島功と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎病院事務局長(邊見昌平) おはようございます。公立香住病院事務局長の邊見昌平と申します。よろしくお願いいたします。 ◎村岡地域局長(小西 敏) おはようございます。4月より村岡地域局長を務めさせていただいております小西敏です。よろしくお願いします。 ◎小代地域局長上田和明) おはようございます。4月1日より小代地域局長を務めさせていただいております上田和明と申します。よろしくお願いします。 ◎教育総務課長(清水幸信) おはようございます。教育総務課長の清水幸信と申します。どうぞよろしくお願いします。 ◎観光商工課長田中徳人) おはようございます。観光商工課長田中徳人といいます。どうぞよろしくお願いします。 ◎建設課長(吉田英貴) おはようございます。建設課長の吉田英貴です。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎上下水道課長(亀村 孝) おはようございます。上下水道課長の亀村孝です。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎こども教育課長丹後谷智) おはようございます。こども教育課長丹後谷智でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎生涯学習課長裏戸正範) おはようございます。しんがりとなります。生涯学習課長裏戸正範です。よろしくお願いいたします。 ◎事務局長上治浩行) 以上で自己紹介を終わります。ありがとうございました。  なお、野村道彦教育長職務代理者より欠席の届出がありましたので、報告いたします。  次に、初議会では議長が選挙されるまでの間、地方自治法第107条の規定によって、出席議員の中で年長の議員が臨時に議長の職務を行うこととなっております。ただいま出席の議員の中で、上田勝幸議員年長議員でございますので紹介いたします。  上田勝幸議員、議長席へお願いいたします。 ◎臨時議長上田勝幸) ただいまご紹介いただきました上田勝幸でございます。本日の臨時会の開会に当たりまして、事務局から紹介のありましたように、地方自治法第107条の規定によって、臨時に議長の職務を行います。もとより議長が選出されるまでの限られた時間ではございますが、議員各位のご協力により、無事職務が果たせますようどうぞよろしくお願いいたします。  ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから令和3年5月第126回香美町議会臨時会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程及び議案資料1はあらかじめ議場に配付いたしておりますので、ご確認ください。  ここで、町長の挨拶があります。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 去る5月15日、引き続き3期目の香美町政の運営を担わせていただくことになりました浜上勇人でございます。第126回香美町議会臨時会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  ご挨拶に先立ち、議員の皆様方にお祝いを申し上げます。任期満了に伴い4月25日に執行されました町議会議員選挙におきまして見事ご当選をされましたこと、心よりお喜び申し上げます。  さて、私はこのたびの町長選挙で、「暮らしを守り抜き、前へ」をスローガンに掲げ、コロナ禍対策に全力を尽くし、町民の皆さんの安全のため、前へ進める町政を念頭に過去8年間取り組んでまいりました。香美町の活力を取り戻すきっかけづくりをという初心と、一町民の目線を忘れることなく、強くしなやかに、香美町創生へ向け、コロナ禍から町民の皆さんを守り抜くことを訴えてまいりました。大変厳しい選挙戦ではございましたけれども、多くの皆様のご支援を頂き、当選することができました。3期目の町政運営を担うに当たり、第2次香美町総合計画、後期基本計画を基本指針とし、その重要施策を位置づける香美町総合戦略の着実なる実践を図り、喫緊の課題である新型コロナウイルス対策に向き合いながら、「こどもたちに夢と未来をつなぐまち」の実現に向け、我が町に合った施策を一歩ずつ着実に展開させてまいりたいと考えております。引き続き、町民の安心・安全な暮らしを確保し、香美町の活力を取り戻すため全力を尽くす覚悟でございますので、議員各位には格段のご理解とご協力をお願い申し上げます。  本臨時会には、報告1件と議案7件を上程しております。何とぞご審議のほどよろしくお願い申し上げ、簡単でございますけれども、開会に当たってのご挨拶に代えさせていただきます。      ──────────────────────────────  日程第1 仮議席の指定について ◎臨時議長上田勝幸) 日程第1 仮議席の指定を行います。  仮議席は、ただいま着席の議席といたします。      ──────────────────────────────  日程第2 議長の選挙について ◎臨時議長上田勝幸) 日程第2 議長の選挙を行います。  選挙は投票により行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎臨時議長上田勝幸) ただいまの出席議員は16人であります。  開票立会人を指名します。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人谷口眞治君、東垣典雄君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎臨時議長上田勝幸) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎臨時議長上田勝幸) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎臨時議長上田勝幸) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載願います。なお、氏名の姓のみ記載され、被選挙人が特定できない票は案分されず、無効となりますのでご注意ください。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。 ◎事務局長上治浩行) それでは、お名前を申し上げますので、備えつけております記載台でご記入いただき、投票箱に投票をお願いいたします。なお、投票は、臨時議長が議長席で最初に記載し投票していただきますので、ご理解をお願いいたします。  それでは、仮議席順に申し上げます。                 (点呼・投票) ◎臨時議長上田勝幸) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎臨時議長上田勝幸) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。谷口眞治君、東垣典雄君、開票の立ち会いをお願いいたします。                   (開票) ◎臨時議長上田勝幸) これより開票の結果を報告いたします。  投票総数16票、うち有効投票数16票、無効投票数0票。有効投票のうち、西谷尚君9票、西川誠一君7票。以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は4票であります。  したがって、西谷尚君が議長に当選されました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除) ◎臨時議長上田勝幸) ただいま議長に当選されました西谷尚君が議場におられます。香美町議会会議規則第33条第2項の規定により、当選の告知をいたします。当選人、西谷尚君。議長に当選されました西谷尚君に議長就任の承諾及び就任挨拶を頂きます。 ◎議長(西谷 尚) このほど新議長にご指名を頂きました西谷尚でございます。まず最初に、議会議員の知識や情報の均一化を図り、自由な議員間の討議を引き続き行ってまいります。そして、公平中立で円滑な議会の運営を目指します。  2つ目に、コロナの関係でございますが、2年目の今現在におきましても、コロナの感染者数は、全国を見ても過去最大の状態となっております。我が県におきましても、3度目の緊急事態宣言が発出され、今月末までの延長となっております。このような中で、議会としましても、町民の命と暮らしを守るため、コロナに対する安全対策、いわゆるスムーズなワクチン接種等の取組支援と経済対策についてもしっかり取り組んでいかなければなりません。そして、このようなコロナ禍の状況だからこそ、デジタル化の取組も重要だというふうに考えております。  香美町において、IT、ICTを含めたデジタル化の取組が一番遅れているのが議会であり、議員であるというふうに私は思っております。本会議におきましての導入はまだまだ難しく、従来どおりの形でやらなければならないというふうに考えますが、議員への情報伝達と文書、写真を含めたものに関しましては、携帯電話やタブレットの活用が有効というふうに考えております。そして、ペーパーレスの取組により、議会のさらなる合理化やコスト削減に取り組んでまいります。しかし、いきなり導入ということは難しく、まずは導入に当たってのガイドライン作りが必要だというふうに考えます。そのためには、デジタル化運用に関する検討委員会等を立ち上げる必要がございます。この中でどのような活用ができるのか。最低どのような機器機材が必要なのか。いつ頃から導入していくのかなどの検討が必要であるというふうに思っております。当然、使い方講座等も含めての考えでございます。  今回の選挙で議会もますます若くなってまいりました。若い議員を中心に取り組んでいけたらというふうに考えております。まずは議員誰でも取り組める簡単なものから議員の中で活用し、取り組めればよいというふうに考えております。  3つ目に、昨年行いました議会の在り方検討委員会の中で指針が示されたわけでありますが、結果的に、コロナ禍の影響の中でしっかりとした検討ができたのかとの思いがございます。新体制の中で、もう一度、皆様の中から検討すべきというような申出があれば、再度全員で取り組んでまいります。  最後に、議長としてまだまだ力不足な点がございます。皆様方お一人お一人のお力をお借りし、将来を見据えた香美町議会の取組のために頑張る所存でございますので、どうかよろしくお願いをいたします。  以上をもちまして新議長のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。 ◎臨時議長上田勝幸) 西谷尚君の議長就任の挨拶が終わりました。以上で臨時議長としての職務が終わりました。  第5期香美町議会初議会の冒頭の重責を無事果たすことができました。ひとえに議員各位のご協力のたまものであります。ありがとうございました。お礼を申し上げ、議長席を下ろさせていただきます。  それでは、議長、議長席にお着き願います。  暫時休憩いたします。                  (暫時休憩) ◎議長(西谷 尚) 本会議を再開いたします。  議事日程を議場配付いたしております。これを日程に追加して議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがって、日程に追加して議題とすることに決定いたしました。
         ──────────────────────────────  日程第3 議席の指定について ◎議長(西谷 尚) 日程第3 議席の指定を行います。  議席は、香美町議会会議規則第4条第1項の規定により、議長において議席の指定を行います。  議員諸君議席番号と氏名を職員に朗読させます。                 (議席番号朗読) ◎議長(西谷 尚) ただいま朗読のとおり議席を指定します。      ──────────────────────────────  日程第4 会議録署名議員の指名 ◎議長(西谷 尚) 日程第4 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、田野公大君、森浦繁君を指名いたします。      ──────────────────────────────  日程第5 会期の決定について ◎議長(西谷 尚) 日程第5 会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本臨時会の会期は本日1日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日1日間と決定いたしました。      ──────────────────────────────  日程第6 副議長の選挙について ◎議長(西谷 尚) 日程第6 これより副議長の選挙を行います。  選挙は投票により行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西谷 尚) ただいまの出席議員は16人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人小谷康仁君、南垣誠君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西谷 尚) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西谷 尚) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載願います。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いいたします。 ◎事務局長上治浩行) それでは、順次お名前を申し上げますので、備えつけております記載台でご記入いただき、投票箱に投票をお願いします。なお、投票は、議長が議長席で最初に記載し投票していただきますので、ご理解をお願いいたします。                 (点呼・投票) ◎議長(西谷 尚) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。小谷康仁君、南垣誠君、開票の立ち会いをお願いいたします。                   (開票) ◎議長(西谷 尚) これより選挙の結果を報告いたします。  投票総数16票、うち有効投票15票、無効投票1票。有効投票中、見塚修君10票、徳田喜代子君3票、岸本正人君2票。以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は4票であります。  よって、見塚修君が副議長に当選されました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除) ◎議長(西谷 尚) ただいま副議長に当選されました見塚修君が議場におられますので、本席から香美町議会会議規則第33条第2項の規定により、当選の告知をいたします。当選人、見塚修君。副議長に当選されました見塚修君の副議長就任の挨拶を頂きます。 ◎副議長(見塚 修) 副議長の見塚修でございます。副議長として議長を支えるとともに、議会の活性化と、それから、議会の円滑な運営に努力してまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。よろしくお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 副議長の挨拶は終わりました。  暫時休憩をいたします。再開は午後1時30分といたします。                              午前10時31分 休憩                              午後 1時26分 再開 ◎議長(西谷 尚) 会議を再開します。      ──────────────────────────────  日程第7 常任委員会委員の選任について ◎議長(西谷 尚) 日程第7 常任委員会委員の選任を行います。  常任委員会委員の選任につきましては、香美町議会委員会条例第8条第5項の規定により、議長から指名をいたします。  まず、総務民生常任委員会委員に田野公大君谷口眞治君、吉川康治君、東垣典雄君、西谷高弘君、見塚修君、徳田喜代子君、私、西谷尚の8名を指名いたします。  次に、産業建設文教常任委員会委員に上田勝幸君、藤井昌彦君、小谷康仁君、南垣誠君、松岡大悟君、西川誠一君、岸本正人君、森浦繁君の8名を指名します。  次に、広報公聴常任委員会委員に田野公大君、吉川康治君、西谷高弘君、南垣誠君、松岡大悟君、見塚修君、森浦繁君の7名を指名します。  お諮りします。  各常任委員会委員は、ただいま議長が指名しましたとおり選任することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがって、各常任委員会委員は、議長指名のとおり選任することに決定しました。  暫時休憩をします。                  (暫時休憩) ◎議長(西谷 尚) 会議を再開いたします。  各常任委員会の委員長及び副委員長が決まりましたので、報告をいたします。  総務民生常任委員会委員長に徳田喜代子君、副委員長に西谷高弘君、産業建設文教常任委員会委員長に藤井昌彦君、副委員長に松岡大悟君、広報公聴常任委員会委員長に吉川康治君、副委員長に南垣誠君、以上6名が各委員会において互選をされました。      ──────────────────────────────  日程第8 議会運営委員会委員の選任について ◎議長(西谷 尚) 日程第8 議会運営委員会委員の選任を行います。  議会運営委員会委員の選任につきましては、香美町議会委員会条例第8条第5項の規定により議長から指名をします。  議会運営委員会委員に田野公大君谷口眞治君、藤井昌彦君、吉川康治君、小谷康仁君、見塚修君、徳田喜代子君の7名を指名します。  お諮りします。  議会運営委員会委員は、ただいま議長が指名しましたとおり選任することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがって、議会運営委員会委員は、議長指名のとおり選任することに決定いたしました。  暫時休憩をします。                  (暫時休憩) ◎議長(西谷 尚) 会議を再開します。  議会運営委員会委員長及び副委員長が決まりましたので、報告をいたします。  議会運営委員会委員長に谷口眞治君、副委員長に小谷康仁君の2名が委員会において互選されました。      ──────────────────────────────  日程第9 一部事務組合議会議員の選挙について ◎議長(西谷 尚) 日程第9 一部事務組合議会議員の選挙を行います。  お諮りします。  一部事務組合議会議員の選挙につきましては、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)
    ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。  お諮りします。  指名の方法については、議長が指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがって、議長が指名することに決定しました。  美方郡広域事務組合議会議員に議員田野公大君、同じく上田勝幸君、同じく吉川康治君、同じく岸本正人君、同じく徳田喜代子君、以上の5名を指名いたします。  次に、北但行政事務組合議会議員に議員谷口眞治君、同じく松岡大悟君、以上の2名を指名いたします。  次に、八鹿病院事務組合議会議員に私、西谷尚、議員藤井昌彦君、同じく東垣典雄君、同じく小谷康仁君の、以上4名を指名いたします。  次に、但馬広域行政事務組合議会議員に私、西谷尚を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長が指名しました諸君を各組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがいまして、ただいま指名いたしました諸君が各組合議会議員に当選されました。当選されました諸君が議場におられますので、香美町議会会議規則第33条第2項の規定により、当選の告知をいたします。      ──────────────────────────────  日程第10 香美町選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙について ◎議長(西谷 尚) 日程第10 香美町選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙についてを議題といたします。  お諮りします。  香美町選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙につきましては、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。  お諮りいたします。  指名の方法につきましては、議長が指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがって、議長が指名することに決定いたしました。  それでは、選挙管理委員に香美町香住区中野291番地、前田定氏、香美町香住区境978番地の1、今井富美子氏、香美町村岡区村岡297番地、田中勲氏、香美町小代区忠宮49番地の3、西村吉弘氏、以上の4名を指名いたします。  お諮りします。  ただいま議長が指名しました4人を当選人と定めることにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがいまして、ただいま指名しました前田定氏、今井富美子氏、田中勲氏、西村吉弘氏、以上4名の方が選挙管理委員に当選されました。  次に、選挙管理委員補充員には、香美町香住区七日市67番地の14、本庄正人氏、香美町香住区境18番地の1、高村洋子氏、香美町村岡区村岡388番地、池口千春氏、香美町小代区佐坊185番地、上田啓子氏、以上の4名を指名いたします。  お諮りします。  ただいま議長が指名しました4名を当選人と定めることにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがいまして、ただいま指名しました本庄正人氏、高村洋子氏、池口千春氏、上田啓子氏、以上4名の方が選挙管理委員の補充員に当選されました。      ──────────────────────────────  日程第11 報告第4号 委任専決処分をしたものの報告について ◎議長(西谷 尚) 日程第11 報告第4号 委任専決処分をしたものの報告についてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西谷 尚) 朗読は終わりました。  報告の説明を求めます。  総務課長、水垣清和君。 ◎総務課長(水垣清和) それでは、委任専決第4号 損害賠償の額を定めることについて及び委任専決第5号 損害賠償の額を定めることについて、説明をさせていただきます。  まず、委任専決第4号につきまして、議案書2ページと議案資料1ページをご覧ください。令和2年12月16日に発生いたしました対物賠償事故の損害賠償額について、相手方との示談が成立したことに伴いまして、速やかに相手方を救済するため、地方自治法の規定に基づき、本年3月19日に専決処分をいたしたもので、報告するものでございます。  事故の概要を説明いたしますので、議案資料1ページをご覧ください。  地図の上側が北となっております。事故が発生いたしましたのは、村岡区味取地内の味取体育館横のグラウンド付近でございます。昨年12月15日から降り続いた雪がグラウンドの桜の木に積もり、翌16日12時40分頃に、その雪の重みで桜の木の枝が折れ、グラウンド下の相手方家屋に落下し損害を与えたものであります。被害内容としましては、屋根瓦、雨樋、サッシを損傷させたものでございます。なお、家屋以外に人的な負傷はございませんでした。  議案書2ページと議案資料1の1ページをご覧ください。  相手方は香美町内の男性で、損害賠償額は102万3,000円でございます。これは、破損した屋根瓦、雨樋、サッシの取替え修理を行ったもので、この事故に係ります過失割合は当方が100%でございますので、この額は相手方の損害額に相当するものでございます。町が支払いをいたします賠償金につきましては、加入しております全国町村会総合賠償補償保険により全額補填されます。  なお、議案資料1の1ページに対物損害賠償の内容につきまして記載しておりますので、ご覧ください。  以上で、委任専決第4号の説明を終わりますが、グラウンド周辺の桜の木の枝につきましては、危険な枝の伐採を予定しており、適正な管理を行う中で事故の再発防止に努めてまいりたいと考えております。  続きまして、委任専決第5号について、議案書3ページと議案資料2ページをご覧ください。  本年1月27日に発生いたしました対物賠償事故の損害賠償額について、相手方との示談が成立したことに伴い、速やかに相手方を救済するため、地方自治法の規定に基づき3月22日に専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。  事故の概要を説明いたしますので、議案資料2ページをご覧ください。  地図の上側が北となっております。丸で事故現場としてお示ししているところが事故の発生場所でございます。事故が発生しましたのは令和3年1月27日14時30分頃で、村岡区福岡地内の町道福岡中大谷線でございます。香美町内の男性が運転する車両が福岡から口大谷方面に走行中、路面上のポットホール、穴に右前輪が落ち、タイヤをパンクさせる損害を与えたものでございます。当該ポットホールの位置はセンターライン付近で、大きさは、長さ50センチ、幅30センチ、深さ10センチ程度の穴でございました。  なお、事故の際、相手方車両には、相手方である運転手と家族1名が乗車しておりましたが、けが等はございませんでした。  議案書3ページをご覧ください。  相手方は香美町内の男性で、損害賠償額は1万93円でございます。これは、相手方車両のタイヤ代及び交換の修理代であり、この事故に係ります過失割合は当方が50%でありますので、この金額が示談の金額であり、損害賠償額となります。  なお、町が支払いをします損害賠償金につきましては、加入しております全国町村会総合賠償補償保険により全額補填をされます。  以上で、委任専決第5号の説明を終わりますが、今回の事故は町道の路面に穴があったことにより起こったものであり、事故後直ちに道路補修を行いましたが、今後とも道路パトロールの強化、道路の適正な維持管理を徹底して事故防止に努めたいと考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) これをもって報告の説明を終わります。      ──────────────────────────────  日程第12 議案第90号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(令和2             年度香美町一般会計補正予算(第14号)) ◎議長(西谷 尚) 日程第12 議案第90号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(令和2年度香美町一般会計補正予算(第14号))を議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西谷 尚) 町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第90号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについての提案理由を説明いたします。  令和2年度香美町一般会計予算につきましては、予算執行の過程において補正する必要が生じましたが、町議会を招集する時間的余裕がなかったため、専決処分をしましたので報告をし、承認を求めるものでございます。詳細につきましては財政課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長、森垣文裕君。 ◎財政課長(森垣文裕) それでは、議案第90号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(令和2年度香美町一般会計補正予算(第14号))の補足説明をさせていただきます。  議案書の5ページをご覧ください。専決処分書でございます。今回の補正は、去る3月定例会に提案、可決いただきました13号補正予算以降に金額が確定しました、国から交付を受ける譲与税、交付税などの歳入予算を変更するとともに、各種事務事業の執行に当たり、所要額を確保する必要が生じたことに伴い、歳出予算を変更し、総額の調整を基金繰入金及び基金積立金で行うものですが、議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法の規定により、令和3年3月30日に専決処分をさせていただいたものです。  議案書の6ページをお開きください。第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,166万9,000円を追加し、178億5,671万4,000円としております。また、第2条で繰越明許費の補正、第3条で地方債の補正を行っています。  それぞれの内容について説明いたします。まず10ページをご覧ください。第2表、繰越明許費補正です。追加の事項としましては1件で、商工業振興費319万3,000円でございます。追加の事項としましては2件で、新型コロナウイルス感染症予防接種事業費では191万3,000円を追加し、693万3,000円。香美町商品券事業費では2,739万9,000円追加し、2,914万9,000円としております。  なお、香美町商品券事業費につきましては、商品券交付対象者が大幅に増加しましたことから、今回の補正予算において商品券助成金を増額しているところです。  別冊の議案資料をご覧ください。12ページにその事業内容と繰越し理由を整理しております。  議案書に戻りまして、続いて11ページをご覧ください。第3表、地方債補正です。去る3月定例会で計上しました減収補てん債4,060万円ですが、発行可能額が1,756万3,000円となり、マイナス2,303万7,000円の減となりましたことから限度額の補正を行うものです。  続きまして、歳出の事業内容につきまして説明いたしますので、議案資料の9ページをご覧ください。  款2総務費、項1総務管理費、目4基金費、減債基金費は基金積立金5,980万5,000円を追加していますが、この第14号補正予算における剰余金相当額を追加し、積み立てるものです。減債基金へ積み立てる目的は、将来の負担が過度とならないよう、繰上償還等の財源としまして積み立てるものです。  続いて、森林環境基金費115万2,000円の追加は、森林環境譲与税及び森林環境経営管理事業費の金額が確定したことにより、剰余金相当額を追加し、積み立てるものです。  目6財産管理費は、財源内訳の補正としまして、充当を予定しておりました減収補てん債発行額が確定したことから、地方債、マイナスの283万7,000円を減額し、一般財源に振替を行うものです。  なお、減収補てん債発行額の確定に関連しましては、款4衛生費、項2清掃費、目2し尿処理費、それから、款6農林水産業費、項1農業費、目4畜産業費におきましても、財源内訳の補正としまして地方債をそれぞれ460万円、1,560万円減額し、一般財源に振替を行っております。  続いて、款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費、国保特別会計事業勘定繰出金費におきます405万8,000円の増額は、国民健康保険事業特別会計事業勘定の決算見込みによりまして、保険基盤安定繰入金として一般会計からの繰入金が必要となったものです。財源は、基盤安定負担金として国庫負担金29万7,000円、県負担金274万7,000円の、合計304万4,000円が措置されます。  款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費、新型コロナウイルス感染症予防接種事業費のシステム導入改修委託料100万円の増額は、ワクチン接種記録システムの導入に係る経費が必要となったものです。財源は、ワクチン接種体制確保事業費補助金100万円が措置されます。  款7商工費、項1商工費、目2商工業振興費、香美町商品券事業費の商品券助成金2,800万円の増額は、商品券交付対象者が大幅に増えたことによるものでございます。  款8土木費、項2道路橋梁費、目2道路維持費、除雪費の除雪委託料5,765万4,000円の増額は、実績により増額したものです。財源内訳では、国県支出金が8,100万円の増額となっていますが、これは国庫補助金の臨時道路除雪事業補助金が追加となったものです。  続きまして、6ページにお戻りいただきまして、歳入の説明をいたします。歳出におきまして、特定財源がある場合、その財源を説明させていただきましたので、歳出で説明のなかった項目について補足いたします。  款2地方譲与税の地方揮発油譲与税104万3,000円の減額から、7ページの款12交通安全対策特別交付金の89万7,000円の追加までは、交付額が確定したことにより補正を行ったものです。この中で主なものとしまして、7ページ中ほどの款11地方交付税でございますが、補正前の額66億6,193万8,000円、補正額2億2,553万9,000円の追加、補正後の額68億8,747万7,000円となっております。これは、特別交付税が3月19日に交付決定、3月22日に交付され、令和2年度の額が8億9,553万9,000円となり、既定予算額の6億7,000万円に対しまして2億2,553万9,000円の増となったことによるものです。令和元年度の決算額8億2,855万4,000円に比べますと、金額で6,698万5,000円の増、率にしますと8.1%の増となりました。普通交付税を合算した令和2年度の地方交付税総額は、令和元年度の交付税総額66億3,758万1,000円に比べまして2億4,994万6,000円の増、率にして3.8%の増となっております。  続きまして、8ページです。款19繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金、節1財政調整基金繰入金1億5,234万円の減額は、去る1月臨時会等に提案いたしました補正予算におきまして、除雪費などの大幅な追加補正により生じた財源不足を補填するために基金からの繰入金を計上しましたところですが、このたび除雪費に対する臨時道路除雪事業費補助金が追加になったこと、また、特別交付税が予算額と比較し増額となったことから財源を振り替えたものです。  以上で議案第90号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第14号)の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
     これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 議席番号3番、谷口です。  議案第90号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについての質疑を何点かさせていただきます。  まず1点目ですが、議案資料、歳入の7ページ、特別交付税2億2,553万9,000円増額についてです。これにつきましては、特別交付税がたしか12月頃に申請をされたと思うんですけども、その時期と申請額が幾らだったのかをまず教えていただきたいと思います。  それから2点目ですが、この特別交付税の増額補正は、毎年、専決処分をされております。増額は2億円以上と余りにも大きい。これをこれまでから指摘させていただいておりますが、例えば当初予算の算定が過小ではないか。あくまで決算額を参考にして増額するか、せめて12月の特別交付税の申請額で補正をするなどして、その年の財源確保としてこの増額を位置づけることが必要ではないかと思うんですが、その点いかがでしょうか。  それから3点目の関係です。これは財政調整基金繰入金の1億5,234万円の減額でありますが、先ほど、臨時の除雪、それから特別交付税、こういったもので1億5,234万円の減額をしておりますが、これは事実上の基金積立てではないかと思うんですけども、そういった認識でいいのかどうか。  それから4点目です。議案資料9ページの歳出ですが、減債基金費5,980万5,000円の積立てで、先ほどの説明では、将来の繰上償還のためというふうなご説明があったんですが、どのような繰上償還を現在考えているのか。それが分かれば教えていただきたいと思います。  それから5点目です。同じく議案資料9ページの香美町商品券事業費2,800万円の増額でありますが、これにつきましては、対象者が大幅に増だというふうな説明ですが、対象者は幾らの大幅増になったのか。対象者数が分かれば教えていただきたいと思います。  以上5点、お願いします。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長、森垣文裕君。 ◎財政課長(森垣文裕) それでは、谷口議員のご質疑に対して回答させていただきます。  特別交付税、令和2年度でございますが、県庁のほうに申請させていただいたのは、たしか12月頃でしたでしょうか。8億2,000万円ということで、令和2年度の必要なものについて取りまとめを行いまして、申請をしておるところでございます。毎年、専決をもちまして財源の整理させていただくんですけれども、先ほど、申請をした額をもって補正予算等を行うべきではないかというようなご指摘がありましたけれども、令和2年度におきましても、例年と同様に、財源が不足する場合、一般財源が不足するときは、財政調整基金によって補正予算の編成をさせていただきまして、8億2,000万円申請としながら、特別交付税といいますものは、それだけ頂けるかどうかが交付額の決定までどうしても分からないものですから、どうしましても3月の最初の補正予算以降に金額が固まるものという時系列の経緯がございますので、どうしても専決の補正予算によりまして、たくさん頂ければ、年度中に補正予算で持ち出しを予定させていただいた財政調整基金の繰入額を減額させていただいているというような現状で、今回の14号補正におきましても、その考え方によりまして編成をさせていただいたところです。  それから、今回、補正予算の歳入で財政調整基金の約1億5,000万円の繰入れの減額ということで、これが事実上積立てに当たるのではないかということでございますけれども、積立てに当たるとは考えておりませんで、これは先ほども補足説明でも申し上げましたとおり、年度中、補正予算で一旦一般財源が不足する際に財政調整基金を使わざるを得ないのかなということで編成をさせていただいたわけですが、特別交付税等が増額ということで、その結果が頂けましたので、財政調整基金を使わずに済んだということで、事実上積立てに当たるものではないと考えておりますし、今後、令和3年度以降、また今年度も各種補正予算をお願いすることになろうかと思うんですけれども、そちらの際には、必要に応じて、また財政調整基金等を編成に使わせていただきたいとは考えておりますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。  それから、将来の繰上償還についてでございますが、これにつきましては、毎年、夏頃に財政課から各課に将来の財政需要を照会させていただいて、財政の収支見通しを編成しているところでございますが、その中で、ご承知のとおり、実質公債費比率のほうの財政指標等をにらみながら、有効な財政指標をより安全なものにするために必要となる時期に繰上償還を行うなどの措置をしていきたいと考えておりますので、またこの夏に今年度も収支見通しの更新を行う予定ですので、またその辺りで明らかにしまして、またおつなぎできればというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 町民課長、井口晃君。 ◎町民課長(井口 晃) 谷口議員の質疑にお答えします。商品券の対象者数の関係ですが、今、実は申請手続中で確定した数字というのは現在分かっておりませんが、4月25日現在でマイナンバーの申請をしていただいている方が9,795名で、申請率につきましては56.48%となっております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 特別交付税の増額で、これは毎年同じようなことで、私は、せめて、これだけの2億円以上の増額が、議会の審議も経ずに専決処分をされているということが極めて大問題だなというふうに思っているんです。少なくとも、これが金額が些少であればですけども、2億2,500万円という特別交付税の増額ですが、これは、令和2年度の町民税の当初予算16億7,274万1,000円、これの13.4%に当たる金額です。こういったものが議会に全くかけられないで専決処分ということで、なおかつ、基金積立てということで翌年度以降の予算に使われる財源という、こういったことになっております。だから、こういう仕組みが本当にいいのかどうか。せめて、議会に諮るということでは、取りあえず特別交付税の確定がなかなか判明しにくいんだという当局のこれまでの説明だったと思うんですけど、せめて申請額が、これがしてるわけですから、この金額は少なくとも確保できる。そういう段階でぜひ補正をかけていただいて、当初予算とこれだけの金額が国から予定されるというふうな、そういう説明の中で、今後の補正財源の確保ということで説明を頂ければ、私はまだしもですけども、今、本当に、結局、先ほど説明がありましたように、特別交付税の交付決定が3月19日、これはちょうど3月議会の一番最終日でしたよね。交付決定が22日にあったと。だから、そういう意味では、私は議会に対して、少なくともこういう説明というのは必要ではないかと思うんです。だから、毎年、今の仕組みではできないということで今のやり方が踏襲されていますが、町長、本当にこういう仕組みでいいのか。その点についてだけ町長のお考えを伺いたいと思います。  それから、先ほどの財政調整基金の関係ですが、1億5,234万円の減額ですが、これも事実上、予定していたのか。繰入金をしなくてもいいわけですから、事実上の繰入金の、逆の意味での、支出予定がしなくてもいいということですから、これはそれで基金の増額といいますか、使わなくてもいい金額となっておりますので、私は、事実上の基金積立てというふうな解釈でいいのではないかと思います。  以上、そういった点、改めて聞きたいと思いますし、先ほどの仕組みをいつまでも続けるのかについての町長のお考えを伺いたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 毎年、谷口議員からは同じ質問を繰り返し頂いております。谷口議員はおかしいというふうなご意見でございますが、私としては、全然おかしくないし、隠すものでもありませんし、町民のための財調に積み上げることが何ら問題はないということでございます。1年間、年度間に起こった様々な要因を勘案していただいて交付される特交でございますから、例えば、このたびの令和2年度の特交につきましては、県下平均では6.8%減というふうな市町振興課からのお話も聞いた中で、香美町は、年末の大雪など様々な要因を勘案していただいて8%増えたということでございますから、決して、議員がおっしゃるように、これを予算化するだとか、そういうことでなしに、次の町民のための予算として基金に一定程度積み上げることは、何ら問題のないことというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 町長はそう言って、毎年、そういうご答弁を頂いておりますが、どちらにしても、議会に対して、少なくともこれだけの増額があるという。なおかつ、この財源を使って、翌年ではなしにその年度で使って、町民の皆さんの暮らしにしっかりと役立てる予算を組む。これは極めて大事なことであります。来年度以降に使うからという、来年度以降の財源としてというよりも、そもそもこの仕組みをもっと当初からきちっと金額をある程度見込んでいければ、2億円の財源を使った町民の暮らしを向上させていく施策にも使えるわけですから、そういった点では、しっかりとこれをぜひ見直していただきたいということを求めて、質疑を終わります。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  西川誠一君。 ◎西川誠一(12番) 1点だけお伺いしたいと思います。議案資料の12ページ、今、谷口議員からも質疑があったんですけど、商工費の中で香美町商品券事業費に関してでございます。今、ざっと4月27日までに9,000件ぐらいだということでした。そのぐらい伸びているなというふうな思いはしていますけども、これのそもそもの当初の目的は何であったのか。それが1点。  そして、それに関する商品券の取扱い業者の関係でお伺いします。取扱い業者は現在何社いらっしゃって、基本的には消費拡大も目的の中には入っておったんだろうと思いますけども、商品券が使われることは、我が町にどれだけのメリットがあったのか。それをお聞きしたい。この2点お願いします。 ◎議長(西谷 尚) 観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長田中徳人) それでは、西川議員のご質疑にお答えしたいと思います。  まず、当初の目的でございますが、コロナ禍にありまして、町内の事業者、特に商店であるとか、飲食であるとかいうところが非常にコロナの影響を受けたということで、地域の経済の活性化を目的としてさせていただきました。ただ、対象につきましては、マイナンバーカードを取得した人という条件にさせていただいたところでございます。商店の取扱い店舗ですが、今、手元に件数を持っておりませんが、100店舗前後であろうというふうに考えております。必要であれば、正確な数字もまたお知らせしたいと思いますけれども、予算化されております、今回2,800万円、それから1月の補正で500人分、それから予備費充当で500人分ということで、6,600万円相当額の助成金を支払う予定としております。この額が町内の経済に回ったというふうに考えておりますので、町内の事業者にもそういった経済的な効果はあったものかと考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 西川誠一君。 ◎西川誠一(12番) 確かにおっしゃるように6,600万円ぐらいのお金が町内で消費されたということが、経済にとってプラスになったんだというような答弁ありましたけども、よく考えてみたら、町内の業者であっても、町外の出資されている事業所も恐らく対象になっているんだろうなと思っています。ですよね。間違いないですよね。大手事業者、一人勝ちになってないかなという危惧、危機感があるんです。言っていること分かりますか。そのために6,600万円使って、町内の企業の活性化になったと断定できますか。言っていること分かりますよね。その点だけ。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長、森垣文裕君。 ◎財政課長(森垣文裕) 先ほど観光商工課長が申し上げました金額のところを少し訂正させていただきたいと思います。今回、予算で対象として捉えておりますのが6,600人でございまして、1人当たり5,000円分の商品券でございましたので、予算で想定しております金額の総額が3,300万円ということでご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長田中徳人) 金額と人数と誤って申し訳ありません。この3,300万円の使途なんですが、まだ全部が使用されたわけではありませんが、事業者、使える店舗の中には、やはりたくさん使われるところとそうでもないというか、少ない額のところもございます。いろんな部分の中でどういった方法がいいのかという部分もありますが、多かれ少なかれ、そういった商品券を使っていただくことで、偏りはあろうかと思いますけども、今後の課題ではありますけども、経済的な循環というか、町内の業者にも多少の、多かれ少なかれ、何らかの経済的なメリットはあったものと考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 西川誠一君。 ◎西川誠一(12番) 何らかの経済メリットがあったとおっしゃる中で、税収に返ってくれば、まだ町内の業者が潤ったというふうになるんですけども、その辺の見込みなんかがまだ分からないとおっしゃるので、答弁は求めてもしゃあないのかなと思いますけども、町長、これ、基本的に、俗に言われるばらまきなんですよね。私はそう思っているんです。議会で通っていますから、その前の分が。今度2,800万円、今やっていますけども、基本的にばらまきというふうなこと、国から頂いた臨時交付金とか、それをばらまくという考え方、そして、やはり今の時期に、産業の元となる社会資本整備に使うべきだという声もあるんですけども、先ほどの答弁も含めて、こういう形での使用がいいのか。こういう形ではなくて社会資本整備に使うべきだというふうな声に向けて、何か答弁がありましたらお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 西川議員もご存知のように、地方創生臨時交付金、頂いた総額を去年1年間、いろいろな形で議会にも提案させていただきました。私の考えはそのときにも述べたと思います。生活弱者に対する支援、あるいは独り親家庭や今の生活弱者、あるいは産業に向けては、それぞれ産業構造の中で、漁業あるいは水産加工業、そういう産業界全体で、個々に給付するだけでなしに、これからコロナ禍から立ち上がっていくための未来への投資に使う部分についても検討させたものを、それぞれに配分をさせていただいたつもりでおりますので、私は何も、去年1年間、議会にもご審議いただいたように、2通りの将来に向けての産業支援、あるいは町民の暮らしに対応するためのもの、きちっと分けて、その都度、議会の皆さんにもご説明をして、同意を頂いて執行したものでございます。  先ほどの観光商工課長の、町外事業者で使える、使えない。これは、一つの券といいますものは、町民の皆さんに対する生活支援、その部分の意味もございますので、使う側の立場に立って、使いやすいところ、求めるもの。それに対応することによって、町外事業者の方とはいえ、雇用は地元の方々に社員として働いていただいたり、あるいはその社員の方々が得たサラリーの中から町民税の配分もあるわけでございますから、決して、全然町民のためになってないというような見解は持ってございません。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 南垣です。商工費、香美町商品券事業についてもう少しお伺いしたいと思います。普及率が上がったのかは先ほどご回答いただけました。西川議員が先ほどちらっと聞いたかと思ったんですけども、終了時の普及率の目標、どのぐらいのところに設定されておるのかということをお聞かせいただきたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) マイナンバーカードの普及率、県内でも大変下位でございましたけども、このたびの取組によって大分増えて先ほどのとおりでございますが、56.48%で県下4位まで普及が伸びたということでございますので、大変ありがたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) ということは、56.48%、確かに県下4位ということで非常に高い普及率ということですけども、これ以上の普及は求めていないということではないかと思うんです。今後さらなる普及、できれば限りなく100%を目指していただいて、町民全員が非常に便利なカードを持った。カードを持つことによって様々なサービス、恩恵が受けられるというふうに発展していければいいなという制度なんですけども、まだまだ残り40数%の方が持っておられないんですけども、この方々にマイナンバーカードを普及させることを検討したときに、また同様の商品券配布とかというような方法に頼っていくのでしょうか。それとも、このまま何もせずに、満足した数字で終わってしまうということなのでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) できるだけ今後も普及が伸びますような体制は作っていかなければならないとしながら、このたびの、先ほどのお買物券なども、地方創生臨時交付金を充てて、併せて交付の促進につながるような仕組みを作りました。ただ、第4次の地方創生臨時交付金のめどはまだ国からも示されておりませんし、ただ、一方で、議会のご同意も得て、コンビニ交付の仕組みにもマイナンバーカードは必要だということが、これで体制も整いつつございますので、見返りに商品券とか、そういうことができないとするなら、町民の利便性が高まって、コンビニ交付もできるようになったというようなことを周知するのも一案かなと思っております。ただ、お考えがあって、マイナンバーカードには否定的な見解をお持ちの国民の皆さんもたくさんおられるようでございますから、そういう方々は、例えば、いろいろな誘因策を講じたとしても、取得をなさる意思がない方は一定程度おられるのかなというふうに思いますが、今後とも普及の促進のために様々な手法を考えてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) ご回答ありがとうございました。私も、マイナンバーカードで住民票交付など様々なサービスが受けられれば便利になるとは思うんですけども、それだけだと、年間に1人の方が住民票を一体何枚必要なのか。これだけではどうしても押しが弱いのではないかと。もっともっと便利な使い方、持つのが嫌だという方でも、こんなことなら持てたらいいな。私がカードを申請したのも、商品券事業が始まる本当に直前でした。何に使いたかったかといったら、ふるさと納税のワンストップ制度でマイナンバーカードが必要ということで申請させていただいたんですけども、そのほかのカードを利用することによって受けられるメリット、これをもっともっと発信して、さらに便利な使い方が私たちでも提案していけたらと考えております。回答を求めるものではありませんけども、そのような思いでまたやっていきますので、どうかよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。  原案反対の方の発言を許可いたします。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 議席番号3番、谷口眞治です。ただいま議題となっています議案第90号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(令和2年度香美町一般会計補正予算(第14号))について、反対の立場で討論いたします。  特別交付税2億2,553万9,000円の増額については、毎年の当初予算質疑において、決算ベースで見ると過小見積りではないかと指摘をしてきましたが、令和2年度予算も同様に特別交付税が2億2,553万9,000円、過小であることが明らかとなりました。さらに、その増額した2億2,553万9,000円は、その年の町民の暮らしに活用せずに、財政調整基金繰入金額減額や、減債基金5,980万5,000円の積立てなど、2億1,214万5,000円の積立てとなっています。特別交付税の増額は、令和2年度の町民税当初予算16億7,274万1,000円の13.4%に当たり、町民の暮らしに何でも使える貴重な財源がその年に使われないで基金積立てにされることは、一切の収入と支出は予算に算入しなければならない。また、年度内に予見し得る経費は全て当初予算に計上しなければならないという総計予算主義の原則に反していると言わざるを得ません。その上、議会に事前に諮らないで事後報告の専決処分で済ますということは、議会軽視そのものであります。特別交付税は町民の暮らしに自由に使える一般財源である性質からして、当初予算は決算額を参考に増額し、その年の町民の暮らしに活用する財源とすることを求めて、反対討論といたします。  議員各位の賛同を求めて討論を終わります。ありがとうございました。 ◎議長(西谷 尚) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。討論を終了いたします。  これより、議案第90号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり承認することに決定されました。      ──────────────────────────────  日程第13 議案第91号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(令和2             年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)) ◎議長(西谷 尚) 日程第13 議案第91号 香専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(令和2年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号))を議題といたします。 ◎議長(西谷 尚) 職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西谷 尚) 町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第91号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについての提案理由を説明いたします。  令和2年度香美町国民健康保険事業特別会計予算につきましては、予算執行の過程において補正する必要が生じましたが、町議会を招集する時間的余裕がなかったため、専決処分をしましたので報告をし、承認を求めるものでございます。詳細につきましては健康課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 健康課長中村彰作君。 ◎健康課長中村彰作) 議案第91号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(令和2年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号))の補足説明をさせていただきます。  議案書の14ページをお開きください。まず、議案部分でございますが、第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ183万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ24億2,274万9,000円としたものでございます。15ページから19ページに歳入歳出予算補正を記載しておりますが、今回の補正につきましては、国保事業勘定、兎塚・川会診療施設勘定、兎塚・川会歯科診療施設勘定の補正を行ったものでございます。  それでは、補正の内容につきまして、議案資料のほうでご説明させていただきたいと思いますので、議案資料の17ページをお開きいただきたいと思います。まず、国保事業勘定の歳出についてでございます。款2保険給付費、項2高額療養費、目1一般被保険者高額療養費170万円につきましては、3月の給付決定額に係る保険給付費、高額療養費が見込み以上に高額となり、予算に不足が生じることとなったため、保険者負担金の追加補正を行ったものでございます。  款7諸支出金、項2繰出金、目1直営診療施設勘定繰出金6万8,000円につきましては、兎塚診療所のへき地直営診療所運営費交付金の確定に伴う追加補正でございます。  次に、16ページにお戻りください。歳入についてでございます。款3県支出金、項1県負担金、目1保険給付費等交付金は、歳出におきます一般被保険者高額療養費と直営診療施設勘定繰出金の確定に伴い、県の普通交付金及び特別交付金の追加補正でございます。  款5繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金は、保険基盤安定繰入金の保険税軽減分と保険者支援分の確定に伴う追加補正でございます。
     款5繰入金、項2基金繰入金、目1国民健康保険事業基金繰入金は、一般会計繰入金の増額分を調整したことによる減額補正でございます。  次に、20ページをお開きください。兎塚・川会診療施設勘定の歳入でございますが、款4繰入金、項1事業勘定繰入金、目1事業勘定繰入金6万8,000円につきましては、兎塚診療所のへき地直営診療所運営費交付金の確定に伴う追加補正でございます。  21ページの歳出につきましては、予備費で予算調整を行ったものでございます。  次に、23ページをお開きください。兎塚・川会歯科診療施設勘定の歳入でございます。款1診療収入、項1外来収入、目2社会保険診療報酬及び目3後期高齢者診療報酬収入につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収まらない中におきまして、その影響により1月から3月までの診療報酬が見込み以上に減収となったことに伴い減額補正するものでございます。  なお、診療収入の減収分につきましては、財政調整基金の繰入金で財源調整を行っております。  以上で令和2年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)の補足説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。 ◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより議案第91号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり承認することに決定されました。  ここで暫時休憩をいたします。時間は2時50分までといたします。                               午後2時36分 休憩                               午後2時48分 再開 ◎議長(西谷 尚) 会議を再開します。      ──────────────────────────────  日程第14 議案第92号 香美町監査委員の選任につき同意を求めることについて ◎議長(西谷 尚) 日程第14 議案第92号 香美町監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、東垣典雄君の退席を求めます。                (東垣典雄 退場) ◎議長(西谷 尚) 職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西谷 尚) 町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第92号 香美町監査委員の選任につき同意を求めることについての提案理由を説明いたします。  香美町監査委員見塚修氏の任期が令和3年5月14日をもって満了いたしましたので、その後任として東垣典雄氏を選任しようとするものでございます。詳細につきましては総務課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明を総務課長、水垣清和君。 ◎総務課長(水垣清和) 議案第92号の補足説明をさせていただきます。議案書20ページをご覧ください。監査委員のうち町議会議員から選任する委員といたしまして、議長から推薦のありました東垣典雄氏をお願いしようとするもので、住所は香美町村岡区耀山245番地、生年月日は昭和25年1月24日でございます。  以上で補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西谷 尚) ただいまの出席議員は議長を除く14名であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人西谷高弘君、松岡大悟君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西谷 尚) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西谷 尚) 異状なしと認めます。  念のために申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いいたします。                 (点呼・投票) ◎議長(西谷 尚) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。西谷高弘君、松岡大悟君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西谷 尚) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数14票、うち有効投票14票、無効投票0票。有効投票中賛成14票、反対0票。以上のとおり、賛成全員であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。  東垣典雄君の出席を求めます。                 (議場閉鎖解除)                (東垣典雄 入場)      ──────────────────────────────  日程第15 議案第93号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西谷 尚) 日程第15 議案第93号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西谷 尚) 町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第93号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについての提案理由を説明いたします。  香美町農業委員会委員に欠員が生じましたので、新たに米田和弘氏を任命しようとするものでございます。詳細につきましては農林水産課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明を農林水産課長、福島功君。 ◎農林水産課長(福島 功) それでは、議案第93号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについての補足説明をいたしますので、議案書21ページをお開きください。  このたび農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議員の同意を頂きまして米田和弘氏を農業委員に任命しようとするものでございます。まず、このたびの農業委員会委員の補充選任に至った経緯と経過についてご説明いたします。去る令和3年2月4日に前農業委員の亀村庄二氏がご逝去され、現在、香美町農業委員会の委員が1名欠員となっております。欠員が生じたことにより農業委員会の業務に支障を来していることを理由に、令和3年2月開催の香美町農業委員会総会において協議が行われた結果、農業委員の補充について町長に要請することが決定しました。この要請を受けまして、町では1名の委員の公募を行いました。募集期間を3月1日から3月31日までの1か月間行った結果、この期間中に立候補者はなく、推薦がありましたのが、このたび委員任命の同意を提案しております米田和弘氏のみでございました。これを受け、4月9日に香美町農業委員審査委員会が開催され、同氏につきまして審議を行われた結果、同日、審査委員会委員長から町長に対し、農業委員候補者として妥当であるとの審査結果書の提出があり、今回の提案に至っております。  続きまして、議案資料24ページをご覧ください。米田和弘氏の経歴につきましてですが、住所は香美町香住区隼人217番地、生年月日は昭和28年7月27日、現在67歳になっておられます。農業経営の状況につきましては、米田氏は70アールの水稲栽培を中心に営農経営をされておりますし、地域の農業振興や農地の保全活動にも熱心に取り組まれ、地域農業の担い手として地域でも大きな期待を寄せられております。また、地元区長としてもご活躍をされ、地域に精通しておられ、申し分のない適任者と考え、提案するものでございます。  なお、任期につきましては、農業委員会等に関する法律第10条第1項ただし書の規定によりまして、前任者の残任期間となりますので、ほかの委員と同様、令和5年4月20日までとなります。  以上で議案第93号の補足説明とさせていただきます。ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
     お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西谷 尚) ただいまの出席議員は議長を除く15名であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人東垣典雄君、見塚修君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西谷 尚) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検いたします。                 (投票箱点検) ◎議長(西谷 尚) 異状なしと認めます。  念のために申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いいたします。                 (点呼・投票) ◎議長(西谷 尚) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。東垣典雄君、見塚修君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西谷 尚) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、賛成全員であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第16 議案第94号 香美町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西谷 尚) 日程第16 議案第94号 香美町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西谷 尚) 町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第94号 香美町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての提案理由を説明いたします。  香美町教育委員会委員野村道彦氏の任期が令和3年5月30日をもって満了いたしますので、その後任として田路一成氏を任命しようとするものでございます。詳細につきましては総務課長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明を総務課長、水垣清和君。 ◎総務課長(水垣清和) 議案第94号の補足説明をさせていただきます。  議案書22ページと併せて、議案資料25ページ、26ページをご覧ください。町長の提案説明のとおり、香美町教育委員会委員に田路一成氏を任命しようとするもので、住所は香美町村岡区福岡289番地、生年月日は昭和27年8月1日でございます。議案資料の25ページ、26ページに田路氏の経歴をつけておりますので、ご清覧ください。任期につきましては就任日から4年間となります。なお、提案に際しましてご本人の内諾を頂いていますことを申し添えます。  以上で補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西谷 尚) ただいまの出席議員は議長を除く15名であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に吉川康治君、西川誠一君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西谷 尚) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西谷 尚) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西谷 尚) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。吉川康治君、西川誠一君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西谷 尚) これより投票の結果を報告します。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、賛成全員であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第17 議案第95号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第2号) ◎議長(西谷 尚) 日程第17 議案第95号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西谷 尚) 町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第95号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第2号)について、提案理由を説明いたします。  令和3年度香美町一般会計予算につきましては、予算の執行に当たり補正する必要が生じましたので、提案するものでございます。詳細につきましては財政課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明を財政課長、森垣文裕君。 ◎財政課長(森垣文裕) それでは、議案第95号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。  まず、議案書23ページでございますが、今回の補正は大きく2点ございまして、まず、介護タクシー等利用者の方々の新型コロナウイルスワクチンの接種に係る交通手段確保の支援と、国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)における、今回提案させていただくものでございますが、この補正予算における職員給与費等の増額に伴う一般会計繰出金の追加による支援を行うものでありまして、まず第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ745万8,000円を追加し、149億7,141万5,000円としております。  それでは、歳出の事業内容につきまして説明いたしますので、議案資料の31ページをご覧ください。款3民生費、項1社会福祉費、目2老人福祉費では、高齢者等生活支援事業費として111万4,000円を追加しています。介護タクシー及び外出支援サービスを利用されている方々が、新型コロナウイルスワクチンの接種に係る交通手段として介護タクシーを利用される場合に、個人負担なしで利用していただくことができるように介護タクシー利用給付費110万4,000円を追加するものでございます。消耗品費1万円につきましては、それに係りますチケット等の印刷経費を予定してございます。  次に、款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費では、国保特別会計診療施設勘定繰出金費としまして634万4,000円を追加しております。小代診療所に常勤医師が着任されたことに伴い、国民健康保険事業特別会計小代診療施設勘定では、給与費等に係る予算の組替え等が必要となり、今臨時会において補正予算(第1号)を提出予定でありますが、当該補正予算の編成に当たり、給与費等の歳出予算に係る財源が不足することから、一般会計において財政的な支援を行うものでございます。
     続きまして、30ページにお戻りいただきまして、歳入に関する予算でございますが、款19繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金の財政調整基金繰入金745万8,000円の追加は、歳出補正により不足する財源全額を基金からの繰入金に求めたものでございます。  以上で議案第95号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第2号)の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 吉川です。1点教えていただきたいと思います。  歳出の民生費の介護タクシー利用給付費101万4,000円。これ、大体何人ぐらい想定されているのかというところを教えていただきたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 福祉課長、穴田康成君。 ◎福祉課長(穴田康成) 吉川議員の質疑に対して答弁をさせていただきます。  138人が今の見込みでございます。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第95号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第18 議案第96号 令和3年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) ◎議長(西谷 尚) 日程第18 議案第96号 令和3年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西谷 尚) 町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第96号 令和3年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を説明いたします。  令和3年度香美町国民健康保険事業特別会計予算につきましては、予算の執行に当たり補正する必要が生じましたので、提案するものでございます。詳細につきましては健康課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明を健康課長中村彰作君。 ◎健康課長中村彰作) それでは、議案第96号 令和3年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。  議案書の26ページをお開きください。26ページから28ページに歳入歳出予算補正を記載しておりますが、このたびは、小代診療施設勘定につきまして補正をお願いするものでございます。  それでは、議案資料のほうでご説明させていただきたいと思いますので、議案資料の36ページをお開きください。歳出についてでございます。款1総務費、項1施設管理費、目1一般管理費の会計年度任用職員の報酬及び共済費等につきまして、1,588万5,000円を減額し、小代診療所の一般職給与等人件費としまして2,222万9,000円を追加するものでございます。小代診療所の診療をしていただきます医師の人件費でございますが、令和3年度当初予算算定時におきましては、定年退職後も継続して会計年度任用職員として勤務していただくこととして予算計上しておりましたが、医師のご都合によりまして定年退職による退職となったことによりまして、急遽医師募集を行い、新規に常勤医師を4月1日付で採用したことによりまして、一般職としての人件費を追加補正するものでございます。  なお、給与費明細書につきましては37ページから39ページに記載しておりますので、お目通し、お願いします。  次に、35ページにお戻りください。歳入についてでございます。款4繰入金、項2他会計繰入金、目1一般会計繰入金634万4,000円につきましては、小代診療所の医師の人件費の増額に伴い補正をするものでございます。  以上で国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の補足説明を終わります。よろしくお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 以上をもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第96号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。                  (暫時休憩) ◎副議長(見塚 修) 会議を再開いたします。  暫時議長を務めさせていただきますが、不慣れな点があると思いますので、ご協力のほどよろしくお願いします。  次に、発議書2を議場配付しておりますので、ご確認ください。  議長、西谷尚君から、本日付で総務民生常任委員会委員を辞退したい旨、辞退願が提出されております。つきましては、常任委員会委員の辞退についてを日程に追加し、追加日程第1として審議いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎副議長(見塚 修) 異議なしと認めます。  したがって、議長の常任委員会委員の辞退についてを日程に追加し、追加日程第1として審議することに決定いたしました。      ──────────────────────────────  追加日程第1 常任委員会委員の辞退について ◎副議長(見塚 修) 追加日程第1 常任委員会委員の辞退を議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、西谷尚君の退席を求めます。                (西谷 尚 退場) ◎副議長(見塚 修) 職員に朗読をさせます。                 (発議書朗読) ◎副議長(見塚 修) 朗読は終わりました。  お諮りします。  議長の総務民生常任委員会委員の辞退に同意することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎副議長(見塚 修) 異議なしと認めます。  したがいまして、議長の総務民生常任委員会委員の辞退につきましては、同意することに決定いたしました。  西谷尚君の出席を求めます。                (西谷 尚 入場) ◎副議長(見塚 修) それでは、議長と交代いたします。  暫時休憩いたします。                  (暫時休憩) ◎議長(西谷 尚) 会議を再開いたします。  次に、総務民生常任委員会、広報公聴常任委員会及び議会運営委員会より、閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申出が提出されております。つきましては、閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申出についてを日程に追加し、追加日程第2として審議いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがって、閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申出についてを日程に追加し、追加日程第2として審議することに決定いたしました。      ──────────────────────────────  追加日程第2 発議第2号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出について ◎議長(西谷 尚) 追加日程第2 発議第2号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出についてを議題とします。  総務民生常任委員会、広報公聴常任委員会及び議会運営委員会より、香美町議会会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申出がありました。総務民生常任委員会、広報公聴常任委員会及び議会運営委員会からの申出のとおり、閉会中の継続調査(審査)に付することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、申出のとおり閉会中も継続調査(審査)に付することに決定いたしました。  お諮りいたします。  以上で本臨時会に付議されました案件は全て終了いたしました。  これにて令和3年第126回香美町議会臨時会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、令和3年第126回香美町議会臨時会を閉会いたします。                               午後3時47分 閉会
                   ○ 閉 会 挨 拶 ◎議長(西谷 尚) 町長より挨拶があります。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 第126回香美町議会臨時会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  提案いたしました案件につきましては、全て適切なるご決定を頂き、誠にありがとうございました。  本日、第5期の香美町議会の体制が整いました。西谷尚議長、見塚修副議長を中心として、町政の進展と町民福祉の向上にご協力いただきますようお願い申し上げますとともに、議員各位がご活躍されますことを祈念申し上げ、閉会のご挨拶とさせていただきます。  本日は誠にありがとうございました。 ◎議長(西谷 尚) 大変ご苦労さまでした。 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...