• 894(/)
ツイート シェア
  1. 香美町議会 2020-06-05
    令和2年第119回定例会(第1日目) 本文 開催日:2020年06月05日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2020年06月05日:令和2年第119回定例会(第1日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開会                ○ 開 会 挨 拶 ◎議長(西川誠一) おはようございます。第119回香美町議会定例会を開会するに当たり、一言ご挨拶申し上げます。  山々は緑を濃くし、矢田川では若アユが跳ね、初夏の風がすがすがしい季節となりました。  さて、ご存知のとおり、新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言は、全ての地域で解除され、新たな段階を迎えることになりましたが、町内においては、町民生活や地域経済は深刻な影響を受けており、事態の終息が見えない中、まだまだ予断を許さない状況が続いています。気を緩めてしまえば、一気に感染の第2波が生じる恐れがあります。今後も長期化が予想される中、感染予防及び拡大防止を最優先としつつ、地域経済の再生を重点課題として取り組まなければならないと考えます。  さて、議員各位におかれましては、極めてご健勝にてご参集を賜り、感謝を申し上げます。今期定例会に提案されます案件は、議案つづりのとおり、報告6件と議案14件の合計20件を予定しております。議員各位におかれましては、何とぞご精励を賜りまして、慎重なるご審議の上、適切妥当なる結論が得られますようお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。  次に、町長より挨拶があります。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) おはようございます。第119回香美町議会6月定例会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、お元気でご出席をいただきまして、誠にありがとうございます。町内では田植えもほぼ終わり、5月、6月と汗ばむような好天に恵まれる中、秋の収穫に向けて順調に苗も生育し、農家の皆さんも一息ついたところかと思っております。  新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言は、先月25日に全国解除となりましたものの、現在も東京都や福岡県では多数の感染者が発生し続けている状況にあり、収束はまだまだ遠い思いがいたしております。こうした状況の中、私どもも決して油断することなく、感染予防体制を継続しており、また、町民の皆様にもお願いしているところでございます。この間、感染者の発生しました地域はもとより、この但馬、また香美町でも、経済面、生活面での影響も非常に大きく、この4月、5月にそれぞれ臨時会もお願いする中で、職員一丸となって町民の皆様が安心できる事業者支援、生活支援に努めているところでございます。  さて、漁業における令和元年度の町全体の総漁獲量は昨年に比べ1.7%減の約5,412トン、総漁獲高は2.3%減の約46億6,833万円となりました。このうち、沖合底曳き網漁の漁獲量は3.2%増の約3,173トン、漁獲高は1.0%増の約32億8,417万円、ベニズワイガニ漁は漁獲量が0.1%増の1,925トン、漁獲高は2.7%減の約11億5,456万円で、総じて前年度並みという結果となりました。一方、町内4か所のスキー場入り込み者数は、昨年以上の暖冬、雪不足となり、昨シーズンに比べ51.7%減の8万5,000人の入り込みにとどまったところでございます。  今定例会には、報告案件6件、計画変更案件1件、条例制定及び改正案件6件、補正予算4件、決算認定3件の、合計20件の提案を予定しております。また、追加議案を予定しておりますので、何とぞご審議の上、適切なご決定をいただきますようお願い申し上げます。  ここで、3月議会予算特別委員会における令和2年度香美国民健康保険事業特別会計予算の総括質疑におきまして、比較対象となります数値を間違って答弁申し上げましたことにつきまして、心からおわびを申し上げます。去る5月12日の議会全員協議会において、担当課よりご説明申し上げたとおり、答弁書において比較する金額が異なっていたことによるものでございます。今後このようなことがないよう確認を徹底してまいります。改めて今議会におきまして、本算定に基づく補正予算のご決定をいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  なお、行政報告につきましては、3月定例会以降の主だった事項を報告書としてお届けしておりますので、ご清覧いただきますようお願いをいたします。  続きまして、田邊監査委員が就任後、初めての本会議でございますので、ご挨拶をいただきます。ありがとうございました。 ◎議長(西川誠一) 代表監査委員田邊文夫君。 ◎代表監査委員田邊文夫) 皆さん、おはようございます。
     私、監査委員として初めての議会であります。一言ご挨拶を申し上げたいと思います。私、村岡区大笹の田邊文夫でございます。去る12月の定例会におきまして、監査委員としての同意をいただきました。その後、1月31日付で浜上町長より辞令をいただきました。私、行政関係に携わるのは初めてであり、その器ではありませんが、議会選出の見塚議員とともに、適切な監査を行ってまいりたいと思います。議員各位の格別のご理解とご協力、ご支援をよろしくお願いをいたします。      ──────────────────────────────  開会宣言 ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年6月第119回香美町議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長(西川誠一) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、吉川康治君、西谷尚君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 会期の決定 ◎議長(西川誠一) 日程第2 会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、5月29日の議会運営委員会で決定したとおり、本日6月5日から6月25日までの21日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日6月5日から6月25日までの21日間と決定いたしました。      ──────────────────────────────  日程第3 諸般の報告 ◎議長(西川誠一) 日程第3 諸般の報告を行います。  今期定例会に提案されます議案つづり等は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。  次に、行政報告議案資料1、本日の議事日程はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。  次に、本日までに受理されました請願は、請願文書表のとおりであります。所管の常任委員会に付託しましたので報告いたします。      ──────────────────────────────  日程第4 報告第1号 委任専決処分をしたものの報告について ◎議長(西川誠一) 日程第4 報告第1号 委任専決処分をしたものの報告についてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西川誠一) 朗読は終わりました。  報告の説明を求めます。  村岡地域局長、山根伸浩君。 ◎村岡地域局長(山根伸浩) それでは、委任専決第1号 猿尾滝遊歩道落石対策工事請負変更契約を締結することについての説明を申し上げますので、議案書の2ページをお開きください。  まず、契約の目的は猿尾滝遊歩道落石対策工事請負変更契約でございます。契約の相手は兵庫県美方郡香美町村岡区村岡2952番地、石井建材株式会社代表取締役田村隆でございます。契約の内容は請負金額5,736万9,400円を5,943万800円に変更したものでございます。金額にして206万1,400円、率にして3.6%の増で、令和2年5月26日に専決処分いたしました。  次に、議案資料の1ページをお開きください。この工事の請負変更契約の経過について説明させていただきます。この工事は、昨年12月の第114回香美町議会におきまして工事請負契約の議決をいただき、当初契約を令和元年12月19日に締結いたしました。さらに、本年3月の第116回香美町議会におきまして請負変更契約の議決をいただき、令和2年3月26日に変更契約し、工事を進めてまいりました。第1回の変更契約においては、落石防護柵法面排水工の増嵩及び交通誘導員の増と工期の延長を行いましたが、今回2点の追加施工等を必要とする箇所がございましたので、変更契約をして対応するものでございます。  議案資料の2ページをお開きください。変更理由と内容を記載していますので、詳細について説明させていただきます。1点目は、落石防護網施工面積の変更で、理由といたしましては、覆式落石防護網の施工に伴う崖面清掃時に隣接する下部の崖面を清掃したところ、亀裂が発達し不安定な状態の岩を発見したため、落石防護網を112平方メートルから116平方メートルに4平方メートル追加施工いたします。これにより工事費は83万7,000円の増となります。  2点目は、転落防止柵の基礎の変更についてであります。地山地形が急峻で路肩が洗掘されている箇所での単独基礎は不安定であるため、帯状の一体的基礎により安定させるべく、一部の区間について転落防止柵の基礎を単独基礎から連続基礎に変更するものであります。単独基礎27か所を19か所に減じ、連続基礎37メートルに変更するもので、これにより工事費は122万4,000円の増となり、合計206万1,000円の増額となります。  それでは、図面により説明いたします。議案資料の3ページ、4ページをお開きください。3ページが平面図で、変更箇所について、1点目を米印1と2点目を米印2として点線でその位置を囲っています。平面図を拡大したものが4ページの拡大平面図です。平面図で説明させていただきます。  1点目の落石防護網ですが、米印1の表示の上側に番号1)から3)の覆式落石防護網とありますが、今回の変更箇所は、一番上に2)と表示しています施工箇所のすぐ横で、3)の小さい四角で表示しています位置で、現場では2)の下の位置になりますが、2)の崖面の清掃をする際に下にある3)の崖面上部の清掃を行ったもので、堆積土砂の除去により3)の背面に亀裂を確認したものでございます。この崖面につきまして放置したままにしておきますと、今回施工した落石防護柵では止めることのできない大きさの落石が発生する可能性があるため、高さ2メートル、長さ2メートルの4平方メートルの落石防護網を追加施工することといたしました。  次に、2点目の転落防止柵ですが、平面図の下から2番目の表示に転落防止柵L=79.0メートルの表示があります。これまで通行止めにしていた上段滝つぼへの遊歩道に設置してあったものを更新するものであります。施工箇所は、米印2の表示の右横で黒く強調しているZの逆の形の部分とその右の直線部分です。拡大平面図で確認していただきますと、中央部分に1)から4)の転落防止柵基礎と表示していますが、4か所で連続基礎を合計37メートル設置するもので、そこに計画していた単独基礎を8か所減じることとなります。遊歩道はコンクリート舗装されていますが、路肩を落ちて舗装版が浮いたような状態になっている箇所が見受けられ、そのような箇所で単独基礎を設置しても将来積雪等で倒れる可能性が高いため、基礎を帯状にすることにより一体的な構造物として安定させることができるよう形状変更し、併せて路肩の保護の機能も持たせることといたしました。  議案資料の5ページをご覧ください。転落防止柵連続基礎の構造図がございます。下側に断面図がございます。単独基礎の場合、連続基礎と表示してあるコンクリートの基礎部分が30センチメートル角の高さ45センチメートルのコンクリート製のブロックを置き、そこに支柱を立てて基礎とするのですが、連続基礎は幅30センチメートルの平均高さ60センチメートルで、帯状に現場でコンクリートを打って、そこに支柱を立てて基礎とするものでございます。そうすることで単独基礎よりも安定した構造物としたものでございます。高さが連続基礎で平均60センチメートルに変更になるのは、下幅の30センチメートルを地山に確保するためにはその高さが必要であるということです。  以上で委任専決第1号の補足説明を終わらせていただきます。 ◎議長(西川誠一) これをもって報告の説明を終わります。      ──────────────────────────────  日程第5 報告第2号 令和元年度兵庫町土地開発公社業務報告について  日程第6 報告第3号 令和元年度香美一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につい             て  日程第7 報告第4号 令和元年度香美水道事業企業会計予算における建設改良費の             繰越報告について  日程第8 報告第5号 令和元年度香美下水道事業企業会計予算における建設改良費             の繰越報告について  日程第9 報告第6号 令和元年度香美下水道事業企業会計予算における事故繰越額             の報告について ◎議長(西川誠一) 日程第5 報告第2号 令和元年度兵庫町土地開発公社業務報告についてから、日程第9 報告第6号 令和元年度香美下水道事業企業会計予算における事故繰越額の報告についてまでの5議案は、香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西川誠一) 朗読は終わりました。  初めに、報告第2号について財政課長より報告の説明を求めます。  財政課長邊見昌平君。 ◎財政課長邊見昌平) それでは、報告第2号 令和元年度兵庫町土地開発公社業務報告についての説明をさせていただきます。  別冊として配付をさせていただいております兵庫県町土地開発公社の令和元年度事業報告書及び計算書類の1ページをお開きください。令和元年度の事業報告を10ページにかけて記載しておりますが、その概要につきまして説明をさせていただきます。  1ページ、1、事業の概況の要旨としましては3点ございます。1点目としまして、新たな土地の取得はありませんでした。2点目としましては、土地の処分は1件、総額2,361万7,000円で、令和元年度中に全ての土地の処分が完了いたしております。3点目としまして、事業収支におきましては、3年連続の赤字となり、損失額は13万4,978円となっております。なお、この損失につきましては、当年度末の未処分利益剰余金を処分して、翌年度繰越剰余金を1,945万1,571円としております。  2ページ以降で、この3点につきまして説明をさせていただきます。2ページの1)土地の取得でございますが、該当はありませんでした。2)土地の処分の表内、内側、元年度買戻し額のうち、元金相当額の合計欄にありますとおり、平成30年度に取得した土地1件で2,361万7,000円を処分しております。  続きまして、3ページをお開きください。収支の状況を説明させていただきます。予算の執行実績では、まず収益的収支及び支出のうち、収入の決算額は表内、一番下の行の右から2列目、2,365万3,557円となっております。内容としましては、一般事業売却収益として2,365万95円、受取利息が3,462円となっております。  支出の決算額は、4ページの表内、一番下の行、右から2列目、2,378万8,535円となっております。内容としましては、一般土地売却原価として2,365万95円、一般管理費13万8,440円となっております。これによりまして、その下、表外に記しておりますように、当期純利益は13万4,978円の赤字となっております。  次に、5ページをお開きください。資本的収入及び支出でございますが、収入におきましては、新たな土地の取得はありませんので、決算額はございません。また、支出の決算額は、一番下、表の右側から2列目のところでございますが、2,361万7,000円となっており、内容としましては、土地処分に伴う償還金をここへ計上いたしております。  次に、6ページでございます。(2)借入金の概要ですが、令和元年度中に全ての土地の処分が完了いたしましたので、一番下の行、期末残高はありません。  次に、4、監査の実施状況以降、10ページの5の(7)法人登記に関する事項まで、一般庶務事項につきまして記載をいたしておりますが、説明のほうは省略をさせていただきます。  次に、公社の計算書類としまして11ページの損失計算書では、下から3行目の当期純利益でございますが、13万4,978円の赤字となっております。また、12ページには貸借対照表を記載しております。負債・資本の合計は3,745万1,571円となっております。  続きまして、13ページにはキャッシュ・フロー計算書を記載しておりますが、これは、各項目を資金繰りの観点から見た計算書でございます。14ページに財産目録を掲げております。  次に、15ページから16ページにかけまして附属明細書を掲げております。  16ページをご覧ください。5の資本金明細書ですが、県下12町が均等に150万円を出資して1,800万円の基本財産を形成いたしております。  最後、17ページでは監査報告書を掲載いたしておりますが、適正に処理されていることが報告をされております。  なお、次のページ以降は、令和2年度の町土地開発公社事業計画及び資金計画を載せておりますが、参考として1冊にとじているものでありますので、説明は省略をさせていただきます。  以上で、報告第2号 令和元年度兵庫町土地開発公社業務報告についての説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) これをもって報告の説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  報告書の1ページで、令和元年度、新たな土地の取得はない。令和元年度中に預かっておった土地の処分が完了したということで、本公社には今後、令和2年度以降ということになるんでしょうけども、さらに事業が見込まれておるのかどうか。その辺りを聞かせてください。 ◎議長(西川誠一) 財政課長邊見昌平君。 ◎財政課長邊見昌平) それでは、山本議員のご質疑にお答えさせていただきます。  今のところ新たな事業の予定はないということでお聞きをしているところでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 先ほど課長から、令和2年度、事業の予定は今のところないというお答えをいただきました。もともとこの制度は、土地はずっと値上がりするという前提に立って、公の用地をあらかじめ取得して、必要なときに公社から実施町が買い戻すということで作られている制度なので、今の時代に全くそぐわないというふうなことを私も過去ずっと言ってきたと思っておりますけれども、いよいよ事業そのものがないという状況の中で、解散というふうなことが理事会のテーマになってくるということになるのではないかと勝手に思っておるんですけれども、その辺についてはどうなのでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 財政課長邊見昌平君。 ◎財政課長邊見昌平) それでは、山本議員の再質疑にお答えをします。  本年度におきましては、書面決議ということで会議がされておりませんけども、昨年度の会議におきましては、公社の存続につきましては検討しなければいけないという意見もございました。また、残してほしいという意見もありまして、これにつきましては今後検討するということで、事務局のほうからお聞きをしているところでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 残してほしいという意見も、昨年度の話であったということなので、ということは、12町の中で、今すぐではないにしても、まだこの公社を使ってより高いものを買いたいという自治体があるということなのかどうか、非常に疑問なんですけども、その辺いかがですか。 ◎議長(西川誠一) 財政課長邊見昌平君。 ◎財政課長邊見昌平) それでは、山本議員の質疑にお答えします。  先ほども答弁させていただきましたが、今のところは予定がないということでお聞きをしておるところでございますが、今後見込まれるということで、一部の町からは残してほしいという意見があるということで理解をしているところでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  次に、報告第3号について財政課長より報告の説明を求めます。
     財政課長邊見昌平君。 ◎財政課長邊見昌平) それでは、報告第3号 令和元年度香美一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について説明をさせていただきます。  議案書の5ページをご覧ください。去る3月の定例会におきまして議決をいただきました一般会計における繰越明許費繰越計算書出納整理期間内の5月21日に作成をいたしましたので、法令の定めるところにより、議会に報告するものでございます。  繰り越し事業の内訳につきましては、汚水処理施設整備事業費をはじめ11事業で、繰越総額は5億2,895万4,000円となっております。議決をいただきました事業ごとの繰越明許費の限度額と比較しますと、款4衛生費、項2清掃費のごみ収集費につきましては、年度内に完了いたしましたので1,126万9,000円の減となっております。所要額の見直しにおきましては、款8土木費、項2道路橋梁費の町道新設改良事業費単独分におきまして1,240万円の減、款10教育費、項5社会教育費の香住文化会館整備事業費におきまして2,110万円の減、合計で4,476万9,000円少なくなっております。なお、これらの事業の財源内訳は計算書に記載のとおりでございます。個別の事業の説明としまして、議案資料の6ページから7ページに整理表を添付しておりますので、ご覧いただきたいと思います。  全体の事業の進捗状況といたしましては、5月31日現在で、予定契約総数28件のうち、契約済みは24件、未契約は4件でございますが、この4件も9月までに全件契約に至る予定としております。なお、契約済みのうち4件につきましては既に事業完了いたしております。  各事業の進捗状況を簡単にご説明させていただきます。款4衛生費、項2清掃費の汚水処理施設整備事業費は、矢田川クリーンセンター解体撤去工事を行う事業で、3回目の入札で落札に至り、令和元年12月に工事請負契約を締結いたしましたが、契約の遅れによりまして、年度内に予定していた出来高の確保が困難となったため繰越しとなっております。本事業の完了は令和3年3月を見込んでおります。  款6農林水産業費、項1農業費の地籍調査事業費は、村岡区寺河内等の地籍調査を行う事業で、相続人代表選考の調整、地籍図、地籍簿等の整理に期間を要したため、未契約繰越しとなりました。令和2年5月に業務委託契約を締結し、事業の完了は令和3年3月を見込んでおります。  項3水産業費の水産業振興事業費は、水産物流機能高度化対策基本計画を策定する事業で、令和元年10月に業務委託契約を締結いたしましたが、関係者との調整、基本方針や施設計画等の協議に期間を要したため、繰越しとなっております。事業の完了は令和3年3月を見込んでおります。  款7商工費、項1商工費の観光振興費は、観光協会が実施する少雪対策誘客支援事業に対する補助金で、令和2年2月に補助金の交付決定をいたしましたが、県の事業の随伴補助であり、実績報告書に県への実績報告書や県からの補助金確定通知書等の確認を求めたことから、実績報告書の提出、事業完了が4月となったため、繰越しとなりました。事業は令和2年4月に完了いたしております。  観光開発整備事業費は、村岡区の猿尾滝遊歩道落石対策を実施する事業で、令和元年12月に工事請負契約を締結いたしましたが、設置する落石防護柵及び落石防護網の資材が、災害復旧工事等の集中によりまして3月中旬まで調達期間を要したため、繰越しとなっております。事業の完了は令和2年6月を見込んでおります。  款8土木費、項2道路橋梁費の町道新設改良事業費社会資本整備総合交付金分は、村岡区黒田大橋、ほか9橋の橋梁修繕事業のうち5橋について、令和元年9月から12月に工事請負契約を締結いたしましたが、主桁補強部材の製作等に期間を要したため、繰越しとなりました。また、町道余部御崎線の防災安全事業で、令和元年11月に工事請負契約を締結しましたが、巨岩の固定に必要な資材等の調達に期間を要したため、繰越しとなっております。工事の完了は令和2年6月を見込んでおります。  町道新設改良事業費単独分は、香住区の山手若松線に係る土地購入9件のうち6件及び物件補償6件のうち全6件に係るものでございますが、用地、物件補償の交渉に期間を要したため、繰越しとなっております。事業の完了は令和3年3月を見込んでおります。  日本海津波防災インフラ整備事業費は、余部地区津波対策の測量調査設計事業で、令和2年3月に業務委託契約を締結いたしましたが、兵庫県が管理する河川の津波対策との調整に期間を要したため、繰越しとなっております。事業の完了は令和2年9月を見込んでおります。  7ページをご覧ください。款8土木費、項3河川費の一般経常費は、村岡区大門川の河川改良に係る測量設計事業で、令和元年12月に業務委託契約を締結いたしましたが、水路のルート決定に当たり地元との調整に期間を要したため、繰越しとなっております。事業の完了は令和2年8月を予定しております。  款10教育費、項4社会教育費の香住文化会館整備事業費は、令和元年6月に工事請負契約を締結いたしましたが、敷地内の桜の木の移設工事追加に伴い本体工事の着手が遅れたため、繰越しとなっております。令和元年度の事業費につきましては、令和2年5月に完了いたしております。  款11災害復旧費、項1農林水産施設災害復旧費の元年現年農地災害復旧費は、昨年10月12日から13日にかけて台風19号の豪雨により被災しました村岡区相田の補助災害1件に係る事業で、令和2年3月に工事請負契約を締結いたしましたが、復旧工法、施工時期等の調整に期間を要したため、繰越しとなっております。工事の完了は令和2年7月を見込んでおります。  以上で、報告第3号 令和元年度香美一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についての説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) これをもって報告の説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  資料の6ページで少し伺いたいと思います。6款農林水産業費の中で、3項水産業費、特に額的に大きなわけではないんですけれども、随分時間がかかっておるなというふうに思っておりまして、香美町の水産を考える会というところが軸になって、香住を、魚というか、漁業といいますか、そういうことを軸にしたまちに、もう一遍元気を取り戻そうということで向かっておるというふうには承知しておるんですけれども、これが、たしか令和元年10月ということからすると、単年度の事業ではもともとなかったというふうに思いますけれども、随分時間がかかっておって、最終的には令和2年度末までかかる見込みだということなので、もうちょっと状況を聞かせていただきたいというのが1点。  それから、もう1点は、7款商工費の中の1項商工費、観光振興費で額は225万円ということで、先ほどもありました、県の事業との共同というか、町も随伴ということで、暖冬対策ということで向かったはずなんですけれども、いよいよという時期が、ちょうど今の新型コロナで自粛といいますか、いよいよ様々な規制がかかってくる、あるいはお互いに気をつけようねという時期に入ってくるという中で、これがアクセルだとしたら、コロナがブレーキになるという状況になってきたんだというふうにごっつう気にしておりまして、実際問題、4月には完了したというふうに説明がありましたけれども、実態として、この事業の効果といいますか、そういうことがどんな状況になっておるのかという、この2点をお伺いします。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 山本議員からご質問がありました、水産業費の関係のお答えをいたします。  今、質問の中でもありましたように、香美町の水産はかつてのようなにぎわいを取り戻したいということで、平成29年7月に、香美町の水産を考える会というものが発足をいたしました。町長も含めて、町内の漁協、加工協、それから県の水産事務所、主要な代表者で組織されておりまして、そこでいろんな話をしております。漁村総研のほうに基本的な方向づけについて調査を既に終えておりますけれども、それを踏まえて、令和元年度は、ここに書いてあります、水産物流通機能高度化対策基本計画というものを委託いたしております。これは、大まかな方向づけを踏まえて、今後、香美町内にある香住漁港、それから柴山港、これらのいろんな漁業関係の施設の老朽化が進んでおりますので、それらをどうするのかということも含めて、幅広い、漁港施設やら港の静穏度やら、いろんなことを総合的に、専門的な検討を加えております。これらにつきましても、非常に影響の大きな、巨大な話ですので、漁協のほうで漁業者なり、いろんな関係する皆様方にしっかりと丁寧に説明をする必要があるということで、去年も秋に、漁業者の代表の皆さん方に細かく説明をさせていただいたところですけれども、それを踏まえて、さらに細かい、手順も含めて、今整理をしておるということで、相当な時間がかかっております。水産事務所等との調整も必要だということで、令和2年度に繰越しをすると。現在はそういうような状況でございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、山本議員のご質疑にお答えしたいと思います。  少雪対策誘客支援事業につきましては、村岡観光協会、小代観光協会が少雪対策の誘客ということで事業を実施しております。内容につきましては、リフト券の割引、駐車券の割引、誘客イベントの実施、それから、PR活動ということで実施をしていただいております。この事業につきましては、少雪対策であったということで、リフト券の割引だとか駐車券の割引をすることによりましてお客さんを誘客したいということで実施をしたものです。その中で、各スキー場とも一定の人数の誘客をしていただいた実績も出ておりますので、ある一定の効果はあったものと考えております。ただ、イベント実施につきましては、村岡観光協会のほうでは、各道の駅での誘客イベントということで、それぞれの道の駅が実施する予定にしておりましたが、道の駅ハチ北のみ実施ということで、ほかの道の駅については実施することができなかったということで、コロナ対策の影響もあり、一部ではその効果も薄らいだところもございますが、誘客についての一定の効果はあったものと考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  次に、報告第4号について上下水道課長より報告の説明を求めます。  上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) それでは、報告第4号 令和元年度香美水道事業企業会計予算における建設改良費繰越報告について説明をさせていただきます。  令和元年度建設改良事業のうち、年度内に完成ができなかった一部の事業について繰越計算書を作成、提出しましたので、法令の定めるところにより、議会に報告するものでございます。議案書7ページに繰越計算書を載せております。繰越しを行いました事業は、1款資本的支出、1項建設改良の建設改良事業、1億1,311万6,000円のうち翌年度への繰越額は170万円で、これに係る財源内訳は記載のとおりでございます。繰越事業の内容につきましては議案資料1の1ページに記載のとおりでございます。繰越しとなりました建設改良事業は1件で、安木水系、安木配水池配水流量計取替工事でございます。本工事は、11月に工事請負契約を締結し、年度内完成を目指し進捗を図ってきたところですが、機械設置後において配管内で不具合が発生し、流量を計測できない状態となったことから再設置が必要となり、その実施時期の調整に不測の日数を要し、年度内完成が困難となったことによるものでございます。工事の完了時期につきましては、6月末を予定しているところでございます。  以上で報告第4号、繰越報告についての説明を終わります。よろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) これをもって報告の説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  次に、報告第5号について上下水道課長より報告の説明を求めます。  上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) 報告第5号 令和元年度香美下水道事業企業会計予算における繰越額の報告について説明をいたします。  令和元年度建設改良事業費のうち、年度内に完成ができなかった一部の事業について繰越計算書を作成、提出しましたので、法令の定めるところにより、議会に報告をするものでございます。議案書9ページに繰越計算書を載せております。繰越しを行いました事業は、1款資本的支出、1項建設改良費の建設改良事業の6,720万円のうち、翌年度への繰越額は3,474万円で、これに係る財源内訳は記載のとおりでございます。繰越事業の内容につきましては、議案資料1の2ページに記載のとおりでございます。繰越しとなる事業は、長井北処理区・長井南処理区統合測量設計業務でございます。当業務は、7月に業務委託を締結し、年度内完成を目指し進捗を図ってきたところでございますが、効率的に汚水を送るための構造検討に不測の日数を要したため、年度内完成が困難となったことによるものでございます。業務の完了時期につきましては、6月末を予定しているところでございます。  以上で報告第5号、繰越報告についての説明を終わります。よろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) これをもって報告の説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  次に、報告第6号について上下水道課長より報告の説明を求めます。  上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) 報告第6号 令和元年度香美下水道事業企業会計予算における事故繰越額の報告について説明をいたします。  令和元年度営業費用のうち、年度内に完成ができなかった一部の事業について繰越計算書を作成、提出しましたので、法令の定めるところにより、議会に報告するものでございます。議案書11ページに繰越計算書を載せております。繰越しを行いました事業は、1款下水道事業費用、1項営業費用、1目管渠費の工事請負費800万円のうち、翌年度への繰越額は550万円で、これに係る財源内訳は記載のとおりでございます。繰越事業の内容につきましては、議案資料1の3ページに記載のとおりでございます。繰越しとなりました事業は、黒田大橋下水道管移設工事でございます。本工事は、11月に工事請負契約を締結し、年度内完成を目指し進捗を図ってきたところですが、主体工事である町道黒田線、黒田大橋橋梁修繕工事において資材の調達に不測の日数を要し、工期が延長されたことから、本工事においても年度内完成が困難となったことによるものでございます。工事については5月末に完了をいたしました。なお、当事業は、建設改良に要する経費ではありませんが、年度内に契約し事業を進めていたにも関わらず、年度内完了が困難となったものであることから、地方公営企業法第26条第2項ただし書の規定により、予算を繰越したものでございます。  以上で報告第6号、繰越報告についての説明を終わります。よろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) これをもって報告の説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。      ──────────────────────────────  日程第10 議案第66号 香美町過疎地域自立促進計画を変更することについて  日程第11 議案第67号 香美町有償旅客運送条例を定めることについて  日程第12 議案第68号 香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を定             めることについて  日程第13 議案第69号 香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めること             について  日程第14 議案第70号 香美町福祉医療費助成条例の一部を改正する条例を定めること             について  日程第15 議案第71号 香美町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める             条例の一部を改正する条例を定めることについて  日程第16 議案第72号 香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関             する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることにつ             いて ◎議長(西川誠一) 日程第10 議案第66号 香美町過疎地域自立促進計画を変更することについてから、日程第16 議案第72号 香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについてまでの7議案は、香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西川誠一) 朗読は終わりました。  これより議案ごとに町長の提案理由の説明、担当課長の補足説明を求めます。  初めに、議案第66号 香美町過疎地域自立促進計画を変更することについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第66号 香美町過疎地域自立促進計画を変更することについての提案理由を説明いたします。  過疎対策事業推進のため、香美町過疎地域自立促進計画を変更し、総合的かつ計画的に過疎対策を行うものでございます。詳細につきましては企画課長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 補足説明、企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) それでは、議案第66号の補足説明をさせていただきます。  現行の香美町過疎地域自立促進計画は、平成27年12月の町議会定例会において議決をいただき、平成28年度から令和2年度までの5か年計画となっております。このたび、令和2年度において実施を予定しております事業について、その財源措置として過疎債の充当を予定しておりますので、これらの事業を本計画に組み込もうとするものであります。なお、予算への計上など事業を行おうとするときは、その都度計画を変更するよう県からの指導を受けておりますので、申し添えさせていただきます。  議案書12ページから14ページ、議案資料8ページをご覧ください。まず、議案書の13ページに計画の変更をいたします部分について表として掲げており、それぞれアンダーラインを引いております。今回は、事業名の追加1件となっております。  変更箇所は区分4、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進でありますが、3、事業計画に事業名(9)その他、事業内容、香美町矢田川憩いの村整備事業を追加するもので、香住矢田川温泉に設置しておりますボイラー設備の経年劣化が著しいため、ボイラー設備等の更新を行い、施設の適正管理を行うものであります。議案資料の8ページに計画の位置図を添付し、丸印を付し記載しておりますので、ご清覧ください。  以上で議案第66号の補足説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) 次に、議案第67号 香美町有償旅客運送条例を定めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第67号 香美町有償旅客運送条例を定めることについての提案理由を説明いたします。  道路運送法第78条第2号に基づく自家用有償旅客運送を実施するため、必要な事項を定めるものでございます。詳細につきましては企画課長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 補足説明、企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) それでは、議案第67号の補足説明をさせていただきます。
     議案書は15ページから20ページ、議案資料は9ページと10ページをご覧ください。まず、議案資料9ページをご覧ください。運行の概要についてご説明させていただきます。今回の議案につきましては、町民バス路線のうち、香住区内の路線につきまして、令和2年10月から、道路運送法第78条第2号に基づく、自家用有償旅客運送を実施するために必要な事項を定めようとするものであります。このたびの見直しに当たり、道路運送法第78条第2号に規定する、市町村が有償で行うことのできる自家用有償旅客運送事業を、香美町が実施主体となり、町所有の自家用車両を使用いたしまして実施しようとするものであります。運行に伴う運賃の額は、大人が初乗り150円、上限200円、小人、子どもについては、初乗り50円、上限100円とし、支払い方法は、現金または回数乗車券と定期乗車券を発行することといたします。大人は中学生以上、小人、子どもは小学生としています。実際の運行業務につきましては、事業者への委託を予定しております。  次に、運行する路線と運賃についてご説明させていただきます。香住区では5路線を開設し、まず1つ目の香住市街地線といたしまして、香住地区の市街地である香住駅、香住病院、東港、役場、香住高校などを巡回ルートといたしまして、定時定路線、決まった時刻と経路で運行いたし、運賃は、大人150円均一といたします。  次に、佐津柴山線として、佐津駅から柴山地区を経由して香住駅までのルートを定時定路線、決まった時刻と経路で運行し、佐津駅と相谷の間のルートは電話予約により運行いたします。主なバス停間の運賃は表のとおりで、初乗りを含め、地区内は大人150円、地区を超えた場合は上限200円としております。  議案資料10ページをご覧ください。3つ目は、長井線として、村岡区境から長井地区を経由して岡見公園下までを結ぶルートを定時定路線で運行し、村岡区内の路線バスとの接続は、村岡区境で乗り継ぎとなりますが、継続時間はスムーズになるよう調整を図ってまいります。主なバス停間の運賃は表のとおりで、村岡区境からの初乗りを含め、地区内は大人150円、地区を超えた場合は上限200円としております。  4つ目の奥佐津線と5つ目の余部線につきましては、1台の車両を利用し、おおむね1時間ごとの時刻を設定いたしまして、電話予約により交互に運行いたします。いずれも地区内は大人150円、地区を超えた場合は上限200円の運賃となります。なお、奥佐津線につきましては、佐津駅、佐津診療所方面と香住道路を経由して香住市街地方面へ運行いたします。余部線につきましては、御崎、鎧から余部道路を経由して香住市街地方面へ運行いたします。以上の内容を規定したものが香美町有償旅客運送条例となります。  議案書16ページをご覧ください。第1条に、この条例の趣旨を規定しておりますが、道路運送法第78条第2号は、市町村が有償で行うことのできる自家用自動車による有償旅客運送事業に関する規定、第79条は、自家用有償旅客運送を行うためには国土交通大臣の行う登録を受ける必要があるという規定に基づきまして、国土交通大臣の登録を受けて、自家用有償旅客運送を行うための必要な事項を定めるものとしております。  第2条以下に、用語の定義、運送の路線、乗車券、運賃、運賃の減免、運行業務等の委託などについて定めておりますので、ご清覧ください。  議案書18ページをご覧ください。別表第1といたしまして旅客運送の路線を定めておりますが、詳細につきましては先ほどご説明したとおりですので、ご清覧ください。また、別表第2には、普通旅客運賃を定めております。区分上段の表は、初乗りを含む、地区内で利用する場合の運賃、下段の表は、地区を超えて利用する場合の運賃を記載いたしております。大人、子ども以外の運賃で、小学校就学前の幼児は無料、障害を持つ方につきましては運賃を減額させていただきます。路線ごとの詳細につきましては、先ほどご説明したとおりとなりますので、ご清覧ください。  議案書19ページをご覧ください。別表第3として、回数旅客運賃を定めており、10回分の運賃賃金で11回分の利用ができる回数券を発行することといたします。別表第4として、定期旅客運賃を定めております。この運賃の額の算定につきましては、例えば1か月定期でありましたら、運賃単価に往復で44回利用を掛けたものに30%の割引をいたしまして、100円未満を切り捨てた額を1か月の運賃額としております。3か月・6か月定期につきましては、さらに割引率を引き上げて算定した運賃としております。  以上で別表に関する説明を終わらせていただきます。  なお、本議案をご審議の上、議決を賜りましたら、10月の運行に向けて、運行内容、管理業務、町民の皆さんへの周知などの準備を進めてまいりたいと考えております。  以上で議案第67号の補足説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩いたします。再開は10時55分といたします。                              午前10時43分 休憩                              午前10時55分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  次に、議案第68号 香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を定めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第68号 香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。  非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令の施行に伴い、香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては防災安全課長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 補足説明、防災安全課長、小椋勇二君。 ◎防災安全課長(小椋勇二) それでは、議案第68号の補足説明を行います。  まず最初に、今回の改正の経緯についてご説明いたします。今回の条例改正は、先ほど提案理由にありましたように、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴うものでございます。このたびの政令の一部を改正する政令は、令和2年3月27日に公布され、令和2年4月1日から施行されております。この政令につきましては、非常勤消防団員や消防作業に従事した者等に対する損害補償の額や内容等を定めており、具体的な内容につきましては、一般職の職員の給与に関する法律、いわゆる給与法に規定されております報酬月額や一般職の地方公務員の補償制度等を参考に定められております。  今回の政令の一部改正の理由は2つございます。1点目は、給与法の改正に伴うものでございます。令和元年11月に給与法が一部改正され、給与法別表第四、イ、公安職俸給表1、この俸給表につきましては、警察官、皇宮護衛官等に適用される俸給表となっておりますが、この俸給表が改正されたことから、政令で規定されております損害補償の額の算定の基礎となる補償基礎額について改正が行われました。  2点目は、民法の改正に伴うものでございます。平成29年5月に民法が一部改正され、法定利率が改定されたことから、障害補償年金前払一時金等が支給された場合における障害補償年金等の支給停止期間との算定に用いる利率について改正が行われました。  本町の香美町消防団員等公務災害補償条例で規定しております補償基礎額や障害補償年金前払一時金等が支給された場合における障害補償年金等の支給停止期間等の算定に用いる利率につきましては、政令に準じておりますので、このたびの政令の一部改正に伴いまして、条例も同様の改正が必要となったものでございます。  議案書の22ページと23ページに今回の条例改正の内容を記載しておりますが、説明につきましては議案資料11ページから14ページの新旧対照条文により行います。  議案資料11ページをご覧ください。まず、第5条第2項第1号中、「日に」を日(以下「事故発生日」という)に改正をいたします。これは、「日に」の2行上の中ほどから「日に」の手前にかけまして、「死亡もしくは負傷の原因である事故が発生した日または診断により死亡の原因である疾病の発生が確定した日もしくは診断により疾病の発生が確定した」という条文がございます。これと同様の条文が第5条第3項と別表、備考1の中にございますので、略称規定を設けることによって長い字句が繰り返して用いられることを避け、以下の条文を簡潔にするものでございます。  次に、第5条第2項第2号中、8,800円を8,900円に改正いたします。  次に、第5条第3項中、「死亡もしくは負傷の原因である事故が発生した日または診断により死亡の原因である疾病の発生が確定した日もしくは診断により疾病の発生が確定した日」を「事故発生日」に改正いたします。これは、第5条第2項第1号で略称規定を設けたことによるものでございます。  次に、議案資料12ページをご覧ください。附則第3条の4、第5項第2号及び第6項、続いて、議案資料13ページに記載の附則第4条第7項第2号及び第8項の条文中にあります「100分の5」を「事故発生日における法定利率」に改正いたします。  次に、議案資料14ページをご覧ください。別表の補償基礎額表の改正でございます。団長及び副団長の10年未満の1万2,400円を1万2,440円に、10年以上20年未満の1万3,300円を1万3,320円に、それぞれ改めるものでございます。なお、20年以上の1万4,200円は変更ございません。分団長及び副分団長の10年未満の1万600円を1万670円に、10年以上20年未満の1万1,500円を1万1,550円に、20年以上の1万2,400円を1万2,440円に、さらに、部長、班長及び団員の10年未満の8,800円を8,900円に、10年以上20年未満の9,700円を9,790円に、20年以上の1万600円を1万670円に、それぞれ改めるものでございます。  最後に、別表、備考1中、「死亡もしくは負傷の原因である事故が発生した日または診断によって死亡の原因である疾病の発生が確定した日もしくは診断によって疾病の発生が確定した日」を「事故発生日」に改正いたします。これも第5条第2項第1号で略称規定を設けたことによるものでございます。  次に、議案書22ページをご覧ください。附則についてご説明をいたします。第1項の施行期日は、公布の日から施行し、令和2年4月1日から適用いたします。第2項で経過措置を規定しておりますが、補償基礎額の改正につきましては、令和2年4月1日以後に支給すべき事由の生じた損害補償並びに同日前に支給すべき事由の生じた同日以後の期間に係る傷病補償年金等について適用することとし、同日前に支給すべき事由の生じた損害補償及び同日前に支給すべき事由の生じた同日前の期間に係る傷病補償年金等については、従前の例によるものとしております。  以上で補足説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) 次に、議案第69号 香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第69号 香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。  国民健康保険税の基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額に係る税率の改正並びに地方税法等の一部を改正する法律及び地方税法施行令等の一部を改正する政令の施行に伴いまして、香美町国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては税務課長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 補足説明、税務課長、田村顕彦君。 ◎税務課長(田村顕彦) それでは、議案第69号の補足説明をいたします。  改正内容につきましては、令和2年度の国民健康保険税の税率を定めること、国民健康保険税のうち、医療分及び介護分の課税限度額の引上げ及び5割軽減、2割軽減の拡充でございます。  議案書の25ページをお開きください。25ページから26ページまでが香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の改正条文でございます。  次に、議案資料の15ページをお開きください。15ページから20ページまでが新旧対照条文となっております。次に、21ページと22ページには、改正します条例要旨をまとめております。次に、23ページから25ページには、税率改正案表、軽減額改正案表、平均国保税額の比較表をつけております。また、議案資料1の4ページには、加入世帯数、被保険者数及び軽減対象世帯数等の前年度との増減表をつけさせていただいております。  説明は、まず、21ページの条例要旨で行いますので、21ページをお開きください。条例要旨の1点目ですが、課税限度額の見直しでございます。表の左側に現行のそれぞれの種類ごとの課税限度額及びその合計額を、右側に改正案のそれぞれの種類ごとの課税限度額及びその合計額を記載しております。医療分に係る課税限度額につきましては、現行の61万円を2万円引き上げて63万円とし、介護分に係る課税限度額につきましても、現行の16万円を1万円引き上げて17万円にするものでございます。なお、支援金分の課税限度額には変更はございません。この引上げによりまして、医療分、支援金分、介護分の合計額といたしましては、現行の96万円の課税限度額が99万円となります。下の図に課税限度額引上げのイメージ図をつけておりますけれども、限度額を引き上げることによりまして、中間所得者層の負担の軽減につながるものでございます。  次に、条例要旨の2点目ですが、低所得者に係る国民健康保険税軽減措置の拡充でございます。イメージ図にありますように、5割軽減と2割軽減の軽減対象世帯につきまして、軽減判定の所得額の引上げによりまして対象者の範囲を拡充しようとするものでございます。  22ページをお開きください。左側に現行のそれぞれの種類ごとの軽減判定基準額、右側に改正案のそれぞれの種類ごとの軽減判定基準額を記載しております。7割軽減の軽減判定基準額については変更はございません。従前どおりとなっております。5割軽減につきましては、現行制度におきまして、被保険者数プラス特定同一世帯所属者数に28万円を掛けたものと基礎控除額の33万円を合計した額を軽減判定の基準額としておりますけれども、改正案におきましては、この28万円を5,000円引き上げて28万5,000円とし、同時に2割軽減の軽減判定基準額におきましても、51万円を1万円引き上げ52万円とするものでございます。  次に、国民健康保険税の税率の改正につきまして説明をいたします。23ページをお開きください。23ページに令和2年度国民健康保険税の税率改正案表をつけております。この表にありますように、国民健康保険税の賦課は、医療分、支援金分、介護分の3本立てとなっており、それぞれで必要な賦課総額を所得割、均等割、平等割の3つの要素で課税しております。令和2年度の税率算定に当たりましては、去る5月15日に国民健康保険運営協議会に諮問しました結果、医療分につきまして1人当たりの税額を昨年度と比較して約1%増とする内容の答申をいただきましたので、この答申に沿いまして税率を算定しております。これによりまして医療分の1人当たりの税額を昨年度と比較して約1%増とするために、国民健康保険財政調整基金からの繰入額を3,700万円とすることとしております。なお、平成28年度の国民健康保険運営協議会で答申をいただきましたとおり、所得割50%、均等割35%、平等割15%、応能、応益の割合50%対50%ということで算定をさせていただいております。  23ページの表の中ほどから右側にかけまして、現行の税率、改正案、比較増減と表示をしております。医療分におきましては、本年度は3,700万円の基金繰入れを行うことといたしておりますけれども、算定の基礎となります賦課総額におきまして、前年と比較しますと1.5%の増額となったことによりまして、所得割、均等割、平等割ともに増加をしております。一方、支援金分におきましては、算定の基礎となります賦課総額が前年とおおむね同額程度でございましたが、国民健康保険の加入世帯数及び被保険者数の減少等によりまして、所得割、均等割、平等割ともに微増となっております。介護分におきましては、算定の基礎となります賦課総額が17.6%と大きく減額となったことによりまして、所得割、均等割、平等割ともに減少しているという状況になっております。  25ページをお開きください。25ページには、税率算定における平均国保税額の比較表をつけさせていただいております。上の表をご覧ください。このたびの税率改正を軽減前の1世帯当たりの平均で見てみますと、医療分につきましては8万9,083円ということで、前年対比4,191円の増、率にしますと4.9%の増となります。一方、支援金分につきましては4万7,538円で1,410円の増、率にいたしますと3.1%の増となります。また、介護分につきましては4万668円で5,737円の減、率にいたしますと12.4%の減となります。医療分、支援金分、介護分の合計額といたしましては17万7,289円で136円の減、率にいたしますと0.1%の減となっております。また、中段の表でございますけれども、軽減前の1人当たりの平均ということで記載をさせていただいております。軽減前の1人当たりの平均で見ますと、医療分につきましては5万3,819円で3,696円の増、率にいたしますと7.4%の増ということになります。支援金分につきましては2万8,720円で1,484円の増、率にいたしますと5.4%の増となります。さらに、介護分につきましては3万3,290円で4,124円の減、率にいたしますと11%の減額ということになります。医療分、支援金分、介護分の合計額といたしましては11万5,829円で1,056円の増、率にいたしますと0.9%の増となっております。  次に、一番下の表でございますけれども、モデル世帯における国保税額の比較表をお示ししております。モデル世帯は、本年度の課税所得金額の平均世帯をモデル世帯といたしまして、この額により昨年度との比較をいたしております。医療分と支援金分のモデル世帯といたしましては、被保険者数2人、課税所得金額93万7,000円として計算をしております。医療分は4,900円の増、支援金分は1,700円の増、合計いたしますと6,600円の増となっております。また、介護分につきましては、被保険者数1人、課税所得金額92万9,000円として計算しておりますけれども、昨年度より8,000円の減額となっております。医療分、支援金分、介護分の合計で見ますと、一番下の表の数字になりますけれども、税額は19万2,700円で、昨年度におけるモデル世帯より1,400円の減、率にいたしますと0.7%の減となっております。  続きまして、24ページにお戻りください。24ページには、低所得世帯に対します軽減額の改正案の表をつけさせていただいております。表の中ほどから右側にかけまして現行の軽減額、改正案、比較増減と表示をさせていただいております。低所得世帯に対します軽減額につきましては、均等割と平等割の税額にそれぞれ7割、5割、2割を乗じた額で、この表の改正案に記載をしています金額がそれぞれ本年度の軽減額となっております。いずれの軽減も、先ほど説明させていただきましたとおり、医療分と支援金分では増加をしております。また、介護分では減少しているという状況でございます。  続きまして、議案資料1の4ページをご覧ください。本年度の被保険者に係る軽減者数、いわゆる税率算定時ですけども、医療分・支援金分等につきましての人数等につきまして記載をさせていただいております。軽減者数の関係でございますけども、医療分、支援金分につきましては、被保険者数4,148人のうち、7割軽減は824人、5割軽減は764人、2割軽減は613人、合計2,201人で被保険者全体の53.1%を占めているという状況でございます。  続きまして、今、被保数を説明させていただきましたけれども、世帯数の観点から申し上げますと、同じように税率算定時における数字でございます。これにつきましても医療分、支援金分の国保加入世帯者数、総数2,506世帯のうち、7割軽減は601世帯、5割軽減は431世帯、2割軽減は339世帯、合計371世帯で加入世帯全体の54.7%を占めているという状況が見えてまいります。  また、最後に、介護分についてのご説明ですけれども、こちらにつきましても軽減の関係でございます。まず、被保数の観点から見てみますけども、介護保険の対象の方の被保数1,334人のうち、7割軽減が278人、5割軽減が196人、2割軽減が172人、合計644人ということで、総数、比率、総介護保険の対象の被保険者数の1,334人のうち、48.3%が軽減対象者数だという状況が見えております。  また、これを同じように世帯で見てみますと、1,092世帯、総数のうち、7割軽減が238世帯、5割軽減が163世帯、2割軽減が135世帯、合計536世帯ということで、総世帯数の49.1%が軽減対象の世帯数だということになります。前年との増減につきましては記載のとおりとなっておりますので、ご覧ください。  最後に、長期譲渡所得及び短期譲渡所得に係る国民健康保険税の特例についてでございますけれども、こちらにつきましては、5月20日の臨時会におきまして、香美町税条例等の一部を改正する条例で説明させていただきました、低未利用地等を譲渡した場合の特別控除額の創設に関する地方税法の改正によるものですので、ご理解いただきたいと思います。  以上で議案第69号の補足説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) 次に、議案第70号 香美町福祉医療費助成条例の一部を改正する条例を定めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第70号 香美町福祉医療費助成条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。  兵庫県福祉医療費助成事業実施要綱の一部改正に伴い、香美町福祉医療費助成条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては健康課長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 補足説明、健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) それでは、議案第70号の補足説明をいたします。議案書28ページの香美町福祉医療費助成条例の一部を改正する条例と議案資料26、27ページの同条例の新旧対照条文をご参照いただきたいと思います。  このたびの改正の内容につきまして説明させていただきます。福祉医療費助成対象者の所得判定については、兵庫県福祉医療費助成事業実施要綱の基準に準じて行っているところですが、令和2年3月11日付の兵庫県福祉医療費助成事業実施要綱の見直しに合わせて低所得者判定基準の改正を行うものです。  改正箇所の説明をいたします。議案資料26、27ページの新旧対照条文をご覧ください。第2条第17号で低所得者の定義を定めていますが、この規定中の「規定する合計所得金額」の次に、「所得税法第35条第2項に規定する公的年金等の支給を受ける者については、当該合計所得金額から同項第1号に掲げる金額を控除して得た額」を加える改正をしております。  第3条の表、高齢期移行者の項で、福祉医療費の助成対象者のうち、高齢期移行者について定めていますが、この規定中の所得要件について定める「地方税法第292条第1項第13号に規定する合計所得金額をいい、その額が0を下回る場合には0とする」という部分は、先ほど申し上げましたとおり、このたびの改正により、第2条の定義既定の中で定めましたので、これを削る改正をしています。これらの改正により、市町村民税、世帯非課税者で年金収入を加えた合計所得金額の合計額が80万円以下であるという低所得者の判定において、公的年金等の支給を受ける者の公的年金等の一部が所得に重複計上されないよう、合計所得金額から公的年金等の所得を控除するということを定めるものです。  条例の施行日は、兵庫県福祉医療費助成事業実施要綱の適用日である令和2年7月1日からとさせていただきます。  以上で補足説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) 次に、議案第71号 香美町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第71号 香美町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。  家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、香美町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましてはこども教育課長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 補足説明、こども教育課長、丹後谷智君。 ◎こども教育課長(丹後谷智) それでは、議案第71号 香美町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、補足説明をいたします。議案資料28ページの改正条例、新旧対照表をご覧ください。  今回改正いたします香美町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例につきまして、厚生労働省令の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の規定に準拠して定めております。  まず、第6条関係では、家庭的保育事業者等が保育の提供を終了した後の保育所等との連携に関して改正を行うものであります。なお、家庭的保育事業者等とは、家庭的保育事業、小規模保育事業、居宅訪問型保育事業、事業所内保育事業を行う事業者をいいますが、ここでは、これらのうち、居宅訪問型保育事業者を除きます。現行の規定におきまして、第6条第1項第3号で、家庭的保育事業者等は、施設を利用した乳幼児の保育の提供が終了した後も保育が継続して行われるよう、保育所、幼稚園、または認定こども園と連携して、利用乳幼児の保護者の希望に基づき、引き続き教育または保育を提供することとしています。  次に、同条の第4項で、この規定を適用しない場合として、連携施設となる保育所、幼稚園、または認定こども園の確保が著しく困難であると認めるときと規定しています。今回の改正により、この適用しない場合について、現行の規定に1語を加え、家庭的保育事業者等による保育の提供終了後にも引き続き必要な保育または教育が提供されるよう、町による代替措置が講じられている場合においても、家庭的保育事業者等は連携施設の確保を要しないとするものであります。  次に、第37条関係の改定は、居宅訪問型保育事業により提供する保育について、その対象者に関するものであります。第37条の居宅訪問型保育事業者が提供する保育のうち、第4号で規定する母子家庭等が保育の提供を受ける場合について、現行では、母子家庭の乳幼児の保護者が夜間及び深夜の勤務に従事する場合への対応等としていますが、改正により、この規定に保護者の疾病、疲労、その他身体上、精神上もしくは環境上の理由により養育することが困難な場合への対応についても加えて規定することで、居宅訪問型保育事業者から保育の提供を受ける場合の対象を明確化するものであります。  なお、この改正条例の施行日は公布の日としています。  以上で補足説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) 次に、議案第72号 香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第72号 香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。  特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましてはこども教育課長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 補足説明、こども教育課長、丹後谷智君。 ◎こども教育課長(丹後谷智) 議案第72号 香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、補足説明をいたします。議案資料30ページの改正条例、新旧対照表をご覧ください。  今回改正いたします香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例につきましては、内閣府令の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の規定に準拠して定めております。  第42条関係について、特定地域型保育事業者が保育の提供を終了した後の保育所等との連携に関して改正を行うものであります。地域型保育事業のうち、町長が給付費を支給する事業者として確認した者が行う地域型保育事業を特定地域型保育事業、その事業者を特定地域型保育事業者といいます。  第42条では、特定地域型保育事業者のうち、居宅訪問型保育事業者を除きます。現行の規定におきまして、第42条第1項で、特定地域型保育事業者は、施設を利用した乳幼児の保育の提供が終了した後も保育が継続して行われるよう、認定こども園、幼稚園または保育所と連携して、子どもの保護者の希望に基づき、引き続き教育または保育を提供することとしています。  次に、同条の第4項で、この規定を適用しない場合として、連携施設となる保育所、幼稚園または認定こども園の確保が著しく困難であると認めるときと規定しています。今回の改正により、この適用しない場合について、現行の規定に1語を加え、特定地域型保育事業者による保育の提供終了後にも引き続き必要な教育または保育が提供されるよう、町による代替措置が講じられている場合においても、特定地域型保育事業者は連携施設の確保を要しないとするものであります。  なお、この改正条例施行日は公布の日としております。  以上で補足説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) これをもって議案第66号から議案第72号までの7議案の提案理由の説明を終わります。  なお、この7議案については6月22日に案件ごとに審議いたします。      ──────────────────────────────  日程第17 議案第73号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第4号)  日程第18 議案第74号 令和2年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  日程第19 議案第75号 令和2年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計補正予算(第1
                号)  日程第20 議案第76号 令和2年度香美町水道事業企業会計補正予算(第2号) ◎議長(西川誠一) 日程第17 議案第73号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第4号)から、日程第20 議案第76号 令和2年度香美町水道事業企業会計補正予算(第2号)までの4議案は、香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。  なお、議案第76号の企業会計補正予算については朗読を省略させます。                 (議案書朗読) ◎議長(西川誠一) 朗読は終わりました。  議案第73号から議案第76号までの4議案を一括して、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第73号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第4号)から、議案第76号 令和2年度香美町水道事業企業会計補正予算(第2号)までの4議案について、一括して提案理由を説明いたします。  予算執行において各会計に補正の必要が生じましたので、提案するものでございます。なお、各会計の詳細につきましては各担当課長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 初めに、議案第73号について財政課長邊見昌平君。 ◎財政課長邊見昌平) それでは、議案第73号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第4号)の補足説明をさせていただきます。  議案書の33ページをお開きください。このたびの補正予算は、新年度が始まりわずかな期間しか経過しておりませんが、当初予算編成後の状況変化に対応しつつ、早急に予算措置が必要な事業を計上するものでございます。まず第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,396万1,000円を追加し164億7,539万3,000円としております。  第2条で地方債の補正を行っております。内容につきましては議案書37ページをご覧ください。起債の目的でございますが、追加2事業で、新たに県単独補助治山事業310万円、2年現年農地災害復旧事業を30万円追加し、限度額の総額は340万円増額となるものでございます。  それでは、資料により項目ごとに説明をさせていただきますので、議案資料をご覧ください。最初に、歳出から説明をさせていただきますので、議案資料の36ページをご覧ください。款2総務費、項1総務管理費、目1一般経常費の、電算システム開発事業費のシステム導入・改修委託料75万9,000円の追加は、社会保障税番号制度に係る情報連携につきまして、データ標準レイアウトの改定に対応するため、児童手当システムに係るデータ標準レイアウト改版に伴うシステムの改修経費でございます。なお、国庫補助金は事業費の3分の2で、財源内訳の国県補助金377万3,000円のうち50万6,000円でございます。377万3,000円のうちの残り326万7,000円につきましては、当初予算で計上いたしました中間サーバー・プラットフォーム利用負担金に係る補助金交付額が示されまして、受入れするものでございます。  目7企画費、一般経常費のコミュニティ助成事業交付金200万円の追加につきましては、香住区八原の子どもみこし整備に対して交付するものでございますが、宝くじ助成事業にこのたび認められまして、自治総合センターコミュニティ助成金を受け入れ、実施するものでございます。  款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費の、国保特別会計事業勘定繰出金費の248万1,000円の減額は、国民健康保険税の本算定に当たりまして、保険税軽減に必要な費用に変更が生じ、保険基盤安定繰出金が減額となったことによるものでございます。繰出金の減に伴いまして、財源となっております県支出金が186万円の減額となります。矢田川憩いの村事業特別会計繰出金費の225万5,000円の減額でございますが、当初予算におきまして、矢田川憩いの村事業特別会計で予定しておりました温水ポンプ等の更新工事の財源を起債に組替えたことによりまして、繰出金を減額するものでございます。  項2児童福祉費、目1児童福祉総務費の児童手当費8万1,000円の追加につきましては、6月に実施されます現況届の提出につきまして、新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から、窓口受付ではなく郵送受付とするため、返信用封筒を同封することにより郵便料を追加するものでございます。  子育て短期支援事業費の8万3,000円の追加は、児童を養育している家庭の保護者が、疾病等の社会的事由により一時的に家庭における児童の養育が困難となった場合などに、児童福祉施設におきまして一定期間養育をするものでございますが、このたび利用者が見込まれるために増額をするものでございます。財源は利用者負担金を1万5,000円追加し、事業費から利用者負担金を差し引いた額につきましては、国、県からそれぞれ3分の1、補助金を受入れ予定としております。  款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費、公立八鹿病院組合負担金事業費245万6,000円の減額は、公立八鹿病院組合負担金の精査により減額補正するものでございます。  37ページをご覧ください。款6農林水産業費、項1農業費、目5農地費、一般経常費の土地基盤整備事業補助金13万2,000円の追加につきましては、本年4月12日から14日にかけての豪雨により被災いたしました村岡区の農地1件の復旧工事に係る費用の一部を助成するため補正するものでございます。  項2林業費、目2林業振興費、水源環境林整備事業費の水源環境林整備事業負担金88万円の追加は、奥地水源地域で土地所有者の自助努力等では適切な整備が見込めない森林のうち、森林整備センターの分収造林契約地に隣接する非契約地につきまして、水源林造成事業の一環として適切な森林整備を実施する事業で、村岡区作山を予定しております。なお、負担率は事業費の10%でございます。  款7商工費、項1商工費、目4観光費、観光振興費の麒麟のまち観光局負担金26万8,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症収束後、即時に観光商品の売出しができるよう広域で取り組むため、商品の造成を行うための経費につきまして、麒麟のまち観光局へ負担するものでございます。  款8土木費、項2道路橋梁費、目1道路橋梁総務費、一般経常費の鳥取豊岡宮津自動車道整備促進推進協議会負担金4万円の追加は、本町が本年4月、因幡・但馬麒麟のまち連携中枢都市圏に加入いたしました。このうち、鳥取市、岩美町及び新温泉町で構成されております同推進協議会へ、新たに本町も加入するため負担金を補正するものでございます。  款9消防費、項1消防費、目2非常備消防費、消防団運営費の消防団員等公務災害補償遺族年金2万3,000円の追加につきましては、基礎額の改定に伴い追加するものでございます。退職団員報償費300万円の追加は、当初予定より多数の退団があったため、このたび追加するものでございます。財源はいずれも全額を消防団員等公務災害等共済基金より受入れをいたします。  目4災害対策費、防災と福祉の連携による個別支援計画作成促進事業費の14万円の追加は、福祉専門職による平常時のケアプラン作成に合わせて、自主防災組織が福祉専門員の協力を得ながら個別支援計画を作成するため、報償費を補正するものでございます。財源は、事業費の2分の1を防災と福祉の連携による個別支援計画作成促進事業実行委員会より受入れをいたします。  款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、一般経常費の委員報償費35万6,000円の追加は、香住区中学校の統合に係る諸課題について検討をするため、香住区中学校統合検討委員会の委員に対しまして報償費を補正するものでございます。  項2小学校費、目1小学校管理費、兎塚小学校費の図書購入費100万円の追加につきましては、本年2月、兎塚小学校図書教材費の充実のため寄附いただきました指定寄附金を執行するために、このたび補正をするものでございます。なお、いただきました寄附は、令和元年度に財政調整基金へ一時的に積み立てておりますので、今回の補正予算において財政調整基金100万円を取り崩す予算を計上いたしております。  目2教育振興費、道徳教育実践研究事業費40万5,000円の追加は、兵庫県版道徳教育副読本を活用した道徳教育を推進するため、学校教育全体を通じた道徳教育の充実、小学校及び中学校連携による取組の推進、研修体制の充実の事業実施に必要な経費としまして、講師報償費、旅費費用弁償、消耗品費、印刷製本費を補正するものでございます。実施校は柴山小学校、そして香住第一中学校を予定いたしております。財源は県委託金40万円を予定しております。  英語教育改善プラン推進事業費20万5,000円の追加でございますが、新学習指導要領に基づく言語活動を中心とした効果的な指導方法及び小学校外国語指導用映像資料を活用しまして、効果的な校内研修のあり方などにつきまして研究を実施し、小学校英語教育の推進を図る事業で、事業実施に必要な経費としまして、講師報償費、消耗品費、郵便料を補正するものでございます。実施校は兎塚小学校を予定いたしております。財源は県委託金20万円を予定しております。  項3中学校費、目2教育振興費、スクールソーシャルワーカー配置事業費27万7,000円の追加は、当初予算では指導員報償費で計上いたしておりましたが、会計年度任用職員として採用となったことにより、報償費から報酬等へ組替えをするものでございます。事業費の変更に伴いまして、県補助金が8万9,000円の追加となります。  項5社会教育費、目2公民館費、文化ホール事業費25万円の追加は、芸術文化イベントを開催し、より多くの町民に芸術文化に親しんでいただく機会を提供するため、但馬まるごと芸術の郷推進事業を活用しまして補正をするものでございます。財源は全額県支出金で、但馬まるごと芸術の郷推進事業補助金を受入れいたします。  39ページをご覧ください。項6保健体育費、目1保健体育総務費、東京オリンピック・パラリンピック推進事業費268万3,000円の減額は、東京オリンピック・パラリンピックの開催が1年延期されたことを受けまして、本年予定しておりましたオリンピック観戦ツアー、トーチリレー、陸上記録会の経費に係る予算を減額するものでございます。  目3兎和野高原野外教育センター費、兎和野高原野外教育センター管理運営費のホームページ作成委託料66万円の追加は、スマートフォンの急速な普及に伴いまして、ホームページをスマートフォンでの表示に対応させることで利便性の向上を図るため、ホームページを改修するものでございます。財源は全額県の指定管理料でございます。  款11災害復旧費、項1農林水産施設災害復旧費、目2農地災害復旧費、2年現年農地災害復旧費の工事請負費200万円の追加は、本年4月12日から14日にかけまして豪雨により被災した小代区の補助災害、農地1件に係る復旧工事費でございます。財源内訳の国県支出金160万円は県補助金で、補助率は80%を乗じて算出いたしておりますが、確定したものではございません。地方債は現年農地災害復旧事業債で、事業費から補助金を差し引きまして、充当率90%を乗じ、10万円単位で整理した30万円を予定いたしております。その他の財源は、事業費から補助金及び地方債を差し引いた受益者分担金10万円でございます。  なお、災害関連事業につきましては、議案資料の43ページから44ページにかけまして、箇所図、事業種別ごとの一覧表を併せて添付いたしておりますので、参考にしていただければと思っております。  最後に、予備費1,127万7,000円を増額し、歳入歳出予算を調整しております。  続きまして、34ページに戻っていただきまして、歳入の説明をさせていただきます。歳入につきましては、歳出の説明におきましても特定財源がある場合はその財源を説明させていただきましたので、それぞれの説明は省略をさせていただきたいと思います。なお、歳出で説明のなかった歳入について補足をいたします。  款13分担金及び負担金、項1分担金、目2林業費分担金の、県単独補助治山事業費分担金63万円の減額は、香美町または国もしくは県が行う事業の受益者分担金徴収条例に基づき、本年度予定している香住区の治山事業につきまして受益者分担金を補正するものでございます。  35ページをお開きください。款22町債、項1町債、目4農林水産債、節3緊急自然災害防止対策事業債の県単独補助治山事業債310万円は、地方単独事業として緊急に自然災害を防止するための事業として地方債の対象として見込まれるため、今回補正をするものでございます。緊急自然災害防止対策事業債の充当率は100%、交付税算入は70%でございます。いずれも款6農林水産業費、項2林業費、目4治山事業へ充当しております。  以上で、議案第73号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第4号)の補足説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。                              午前11時58分 休憩                              午後 1時00分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  次に、議案第74号について補足説明、健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) それでは、議案第74号の補足説明をいたします。  このたびは事業勘定の補正でございます。今回の補正の主な内容は、税率改正に伴う国民健康保険税の補正、一般会計からの繰入金の補正、基金繰入金の補正です。  それでは、議案資料で説明させていただきたいと思いますので、議案資料の49ページをお開きいただきたいと思います。歳出について説明いたします。款3国民健康保険事業納付金の項1医療給付費分、項2後期高齢者支援金等分、項3介護納付金分につきましては、一般会計繰入金の保険基盤安定繰入金、保険税軽減分を特定財源としており、その分につきましてそれぞれ財源内訳を補正するものです。  款8予備費の35万9000円の減額は歳入歳出の調整を行うものです。  次に、48ページの歳入について説明いたします。款1国民健康保険税、項1国民健康保険税、目1一般被保険者国民健康保険税1,787万8,000円の減額につきましては、追加する基金繰入金を踏まえて、令和元年所得等に基づく国保税率算定により医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の現年課税分を補正するものです。1世帯当たり、1人当たりの平均額につきましては、議案第69号におきまして税務課長が説明しておりますので、省略させていただきます。  次の款5繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金の保険基盤安定繰入金保険税軽減分248万1,000円は、今回の税率算定に伴い減額を行うものです。これは、一般被保険者に係る低所得者の均等割及び平等割の応益割の部分について、所得に応じて7割、5割、2割の軽減を行うもので、この軽減相当分を一般会計より繰り入れるものです。この繰入金の財源については、県4分の3、町4分の1となっております。  次に、項2基金繰入金の国民健康保険事業基金繰入金2,000万円は、当初予算では国民健康保険税軽減のための基金繰入金を1,700万円としていましたが、令和元年度の決算見込みや基金残高、被保険者の負担を考慮し2,000万円を増額するものです。  以上で補足説明を終わらせていただきます。 ◎議長(西川誠一) 次に、議案第75号について、観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) 議案第75号 令和2年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。  議案書は41ページから44ページ、議案資料は50ページから55ページです。議案書41ページをお開きください。このたびの補正は歳入歳出それぞれ524万5,000円を増額し、総額で歳入歳出とも3,565万3,000円とするものです。第2条で地方債の補正を追加しています。内容につきましては44ページをご覧ください。起債の目的は香住矢田川温泉の施設整備事業の追加で、限度額は750万円増額となるものです。  それでは、議案資料により項目ごとに説明をさせていただきます。まず歳出から説明させていただきます。議案資料54ページをご覧ください。款1総務費、項1総務管理費、目1矢田川憩いの村費、節14工事請負費を524万5,000円追加するものです。工事内容につきましては、老朽化したボイラーの更新を行うものです。香住矢田川温泉ではボイラー2基を使用し加温しております。そのうちの1基におきまして、老朽化により亀裂を生じ、水漏れが発生しています。現在の状況を放置していますと機能停止となる恐れがあり、至急更新する必要があるため必要額を補正するものです。  なお、工事実施に当たりましては、当初予算で可決いただいております源泉送水ポンプなどの更新と併せて工事を実施することとしております。  なお、ボイラー2基のうち、もう1基につきましては、平成19年度に更新を終わっております。  次に、歳入につきまして説明させていただきます。議案資料の53ページをご覧ください。款4繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金、節1一般会計繰入金225万5,000円の減額、款7町債、項1町債、目1民生債、節1過疎対策事業債を750万円の増額を行うものです。これらの内容につきましては、当初予算で源泉送水ポンプなどの更新工事の財源として一般会計からの繰入金を充当することとしておりましたが、このたびの補正でボイラーの更新工事の財源等を合わせ、過疎対策事業債を財源とするように変更しようとするものです。  以上で、議案第75号 令和2年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計補正予算(第1号)について、補足説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) 次に、議案第76号について上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) 議案第76号の補足説明をさせていただきます。  このたびの補正は、建設改良事業に係る財源において、補助金等の組替えについて補正を行うものでございます。  それでは、議案書45ページをお願いいたします。第1条は、令和2年度香美町水道事業企業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによるとしております。第2条は、収益的収入及び支出の補正として、収入の水道事業収益を1万2,000円増額し4億8,089万2,000円とし、支出の水道事業費用を150万7,000円増額し6億3,012万6,000円としております。第3条は、資本的収入の補正として企業債及び県補助金を減額し、国庫補助金に組替え、総額で5万円を減額し3億6,097万9,000円としております。第4条は、企業債の補正として限度額を1,630万円減額し1億9,440万円としております。  それでは、内容について説明をさせていただきますので、議案資料65ページをお願いいたします。収益的収入及び支出について、収入の1款水道事業収益、2項営業外収益の4目長期前受金戻入の1万2,000円増額、支出の1款水道事業費用、1項営業費用、5目減価償却費150万5,000円の増額、6目資産減耗費2,000円の増額は、令和元年度の決算確定に伴い調整を行ったものでございます。  66ページ、資本的収入は、本年度予定をしております事業のうち、1事業につきましては、県補助金の予定が国庫補助金に変更となったことと、1事業につきましては、単独事業の予定が県の補助対象事業となったことから組替えを行おうとするものでございます。内訳としまして、1項企業債を1,630万円減額し、3項県補助金を375万円減額、6項国庫補助金を2,000万円計上しております。企業債が10万円単位での借入れとなることから、1款資本的収入の合計としましては5万円減額ということになっております。  少し戻っていただきまして、58ページに予定キャッシュ・フロー計算書補正、59ページから63ページには予定貸借対照表を、64ページには注記の補正について、令和元年度の決算確定及びこのたびの補正に係る数値を整理し、掲載をさせていただいております。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) これをもって議案第73号から議案第76号までの4議案の提案理由の説明を終わります。  なお、この4議案については6月22日に案件ごとに審議いたします。      ──────────────────────────────  日程第21 議案第77号 令和元年度香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算の認             定について  日程第22 議案第78号 令和元年度香美町水道事業企業会計歳入歳出決算の認定につい             て  日程第23 議案第79号 令和元年度香美町下水道事業企業会計歳入歳出決算の認定につ             いて ◎議長(西川誠一) 日程第21 議案第77号 令和元年度香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第23 議案第79号 令和元年度香美町下水道事業企業会計歳入歳出決算の認定についてまでの3議案は、香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西川誠一) 朗読は終わりました。  初めに、議案第77号 令和元年度香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算の認定について、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第77号 令和元年度香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算の認定についての提案理由を説明いたします。  令和元年度の香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算が確定したことに伴いまして、認定を求めるものでございます。詳細につきましては病院事務局長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 補足説明、病院事務局長、花登寿一郎君。 ◎病院事務局長(花登寿一郎) それでは、議案第77号の補足説明をさせていただきます。  初めに、事業概要を説明いたしますので、別冊企業会計決算書の病院事業の25ページをお開きいただきたいと思います。令和元年度は、常勤医師4人、内訳を申しますと、総合診療科2人、泌尿器科1人、耳鼻咽喉科1人です。それと嘱託医師2名、これは総合診療科と整形外科、それぞれ1名を合わせた計6人体制で業務を始めました。常勤医師、嘱託医師が不在となっております小児科につきましては、2人の支援医師により週4回、月、火、水、金ですけども、外来診療を行いました。また、婦人科につきましては、引き続き鳥取大学からの支援医師により月1回、これは第3金曜日ですけども、外来診療を行いました。その他総合診療科に週3回、耳鼻咽喉科に週1回の支援医師による外来支援を得るなど外来診療機能の維持確保と常勤医師、嘱託医師の負担軽減を図りました。  病棟は、引き続き50床で運用いたしました。そのうち地域包括ケア病床につきましては、8床で運用しておったんですけども、6月から4床増床しまして12床で運用したところでございます。患者数は、入院、外来ともに減少し、医業収益は前年度に比べ減となりましたが、一般会計繰入金など医業外収益の増により、病院事業は1,617万円余りの純利益となりました。また、病院の附帯事業につきましては、介護老人保健施設ゆうすげが512万円余りの純利益、訪問看護ステーションはなみずきが821万円余りの純利益となりましたが、居宅介護支援事業所もくれんは56万円余りの純損失となり、附帯事業トータルでは1,277万円余りの純利益となりました。  次に、利用者数について説明をいたしますので、病院決算書の36ページをご覧いただきたいと思います。最下段のほうになりますけれども、令和元年度の入院患者数は1万340人で、前年度に比べ630人、率にして5.7%の減となりました。これは総合診療科で574人の減となったほか、泌尿器科で69人の減となったことなどによるものでございます。  続きまして、37ページの外来患者数でございますが、令和元年度は3万9,589人で、前年度に比べ1,530人、率にして3.7%の減となりました。これは小児科で508人の増、人工透析患者を含みます泌尿器科で331人の増となりましたが、一方、総合診療科で765人の減、整形外科で830人の減、耳鼻咽喉科で769人の減となったことなどによるものでございます。  次に、38ページをご覧ください。これも下のほうの合計欄というところになりますが、介護老人保健施設ゆうすげの年間入所者数は、長期、短期を合わせて延べ1万5,377人で、前年度に比べ355人、率にして2.4%の増となりました。平均利用率は87.5%で、前年度に比べ1.8%増となりました。  続きまして、39ページの通所リハビリ等でございますが、年間延べ利用者数で1,624人となり、前年度に比べ19人、率にして1.9%の減となりました。年間を通じての平均利用率は67.7%で、前年度に比べ0.4%増となりました。  次に、40ページをご覧ください。訪問看護ステーションはなみずきの利用者数は年間延べ2,458人で、前年度に比べ132人、率にして5.1%の減となりました。1日当たり利用人数は10.2人で、前年度の10.8人から0.6人の減となっております。  41ページの居宅介護支援事業所もくれんの利用者数は年間延べ592人で、前年度に比べ24人、率にして4.2%の増となりました。  続きまして、損益の状況について説明をさせていただきたいと思いますので、議案資料の67ページでございます。平成30年度との比較損益計算書をお示ししております。上のほうから6行目ぐらいのところに小計という行があろうかと思いますが、まず医(事)業損益でございます。医(事)業損益の中の医(事)業収益の総計でございますが、9億7,485万3,730円で、前年度に比べ約1,824万円の減となっております。これは病院事業において入院収益が2億7,960万5,124円で、前年度に比べ約659万円の減、外来収益が3億7,611万5,262円で前年度に比べ約686万円の減、その他診療収益が公衆衛生活動収益の減などにより、前年度に比べ約977万円の減となったことによるもので、一方で、附帯事業の3事業を合わせた事業収益は2億2,639万7,323円で、前年度に比べ約499万円の増となっております。これに対しまして、医(事)業費用の総額でございますが、ページの一番下から2行目になりますけども、12億1,055万4,928円で前年度に比べ約2,665万円の増となっております。これは、薬品費等の材料費が約579万円の減、賃借料等の経費が約280万円の減などとなりましたが、一方で、給与費が約3,572万円の増となったことなどによるものでございます。
     この結果、医(事)業損益は2億3,570万1,198円の赤字で、前年度に比べ約4,489万円の赤字の増加ということとなりました。  続いて、68ページをお願いいたします。医(事)業外損益でございますが、医(事)業外収益は3億474万136円で、前年度に比べ約1億2,422万円の増となっております。このうち一般会計繰入金は2億9,585万8,000円で、前年度に比べ約1億2,369万円の増となっております。これは、資金不足解消のために赤字補填分として一般会計から繰入れをしております不採算性部門運営費補助金が前年度に比べ1億2,293万4,000円増となったことなどによるものでございます。これに対しまして、医(事)業外費用は3,768万4,360円で、前年度に比べ約93万円の増となり、この結果、医(事)業外損益は2億6,705万5,776円の黒字で、前年度に比べ約1億2,329万円の黒字増加ということとなっております。医(事)業損益に医(事)業外損益を加えました経常損益でございますが、令和元年度は3,135万4,578円の黒字で、前年度に比べ約7,840万円、収支が好転したということとなっております。  次に、特別損益でございますが、特別利益は15万1,978円で前年度に比べ約7万円の増、これに対し特別損失は256万3,162円で、前年度に比べ約208万円の減となっております。  この結果、特別損益は241万1,184円の赤字で、前年度に比べ約215万円の赤字減少、収支好転ということとなっております。経常損益に特別損益を加えました令和元年度の当期純損益は2,894万3,394円の黒字決算となり、前年度に比べおよそ8,055万円の収支好転ということとなっております。  最後に、資本的収支の状況を説明させていただきたいと思いますので、再度、別冊の決算書の病院事業59ページをお願いしたいと思います。資本的収入の1つ目は、企業債の2,180万円で建設事業費に1,260万円、医療機器購入費に920万円、それぞれ充当しております。  2つ目は、一般会計からの繰入金の1億1,437万2,000円で、企業債償還元金に対して9,423万1,000円、建設改良費に対して2,014万1,000円、それぞれ充当しております。対しまして資本的支出は、建設改良費として建設事業費1,783万1,893円、医療機械購入費887万9,000円、器具備品購入費1,884万2,130円及び車両運搬具購入費390万7,000円の計4,946万23円を支出し、また、企業債償還金として1億5,401万6,587円を償還し、そして、投資として医療技術者就学資金を216万円貸与し、合計で2億563万6,610円を支出しております。  以上で補足説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) これをもって提案理由の説明を終わります。  本案は、地方公営企業法第30条第2項の規定に基づく監査委員の審査が5月28日から6月1日までの実質2日間にわたり行われ、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、町長に対して審査意見書が提出されております。  監査委員より、企業会計決算審査意見書について報告を求めます。  代表監査委員田邊文夫君。 ◎代表監査委員田邊文夫) ただいま議題となっております令和元年度香美町公立香住病院事業企業会計に係る決算につきましては、令和2年5月15日付で町長より審査に付され、見塚監査委員と、5月28日から6月1日までの実質2日間にわたり審査を実施したところです。  審査の対象につきましては、1ページに明記しております令和元年度香美町公立香住病院事業企業会計決算の状況について実施いたしました。審査の方法につきましては、令和元年度企業会計歳入歳出決算書及び附属書類に基づき必要な関係書類の提出を求め、病院事務局長などから事項別に説明を聴取しました。審査の過程で適宜関係書類と照合し、計数審査や予算執行状況の審査を行いました。また、前年度比較等により、財務状況等の推移についても検討いたしました。  審査の結果につきましては、病院事業企業会計の歳入歳出決算及び附属書類は、関係法令の規定に準拠して整理されており、その計数は正確であり、当年度決算を適正に表示しているものと認めました。なお、概要につきましては2ページから8ページにかけて記載しておりますので、ご清覧ください。  審査においての監査委員の意見につきましては8ページに記載いたしております。審査意見としては、病院事業において、今後とも常勤医師の招聘及び看護師を含む医療技術者の確保に努められ、住民の要望に応えられたいとして意見書を提出いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 監査意見の報告は終わりました。  これより本案に対する質疑を行います。  なお、審査意見書についても質疑をお受けいたします。  この案件は総務民生常任委員会に付託をいたしますので、その辺りをご理解の上、質疑をお願いいたします。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第77号は総務民生常任委員会に付託し、閉会中の継続審査をお願いしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、議案第77号は総務民生常任委員会に付託し、閉会中の継続審査をお願いすることに決定いたしました。  次に、議案第78号 令和元年度香美町水道事業企業会計歳入歳出決算の認定について、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第78号 令和元年度香美町水道事業企業会計歳入歳出決算の認定について、提案理由を説明いたします。  令和元年度の香美町水道事業企業会計歳入歳出決算が確定したことに伴いまして、認定を求めるものでございます。詳細につきましては上下水道課長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 補足説明、上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) 議案第78号の補足説明をさせていただきます。  別冊の香美町企業会計歳入歳出決算書の中ほど、水道事業企業会計決算書の12ページをお願いいたします。令和元年度の経営状況につきまして事業報告書としてまとめていますので、こちらで説明をさせていただき、金額につきましては1,000円単位で表現をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  まず1、概況としまして、有収水量についてですが、当年度の年間有収水量は前年度に比較し6.87%減少いたしました。昨年度は0.33%の減少でしたが、これは冬季における使用料の減少によるものと考えております。  次に、当年度の有収率は83.82%となり、前年度と比較して1.83ポイント悪化をしました。近年改善傾向にありましたが、有収水量の減少に伴い、有収率も下がったものと考えております。今後改善に努めていきたいというふうに考えております。  13ページには、主な建設改良事業を載せております。1)としまして、平成30年度からの繰越事業で、老朽配水管に係る耐震対策である通玄寺踏切下配水管布設工事を実施しまして、完了したところでございます。2)も平成30年度からの繰越事業でありました守柄旧水源及び配水施設等の撤去工事につきましても完了をしたところでございます。3)は、柤岡水系におきまして、水源の濁度対策及びクリプトスポリジウム等、感染対策を推進するために柤岡浄水施設整備事業に係る浄水施設整備工事の測量調査業務及び実施設計業務を実施しました。4)としまして、小代水系において水源の濁度対策を推進するため、秋岡浄水施設整備工事に係る浄水施設整備工事の詳細設計業務を実施したところでございます。5)としては、安定した浄水処理を行うため、村岡区内の浄水場等における機械電気設備更新計画策定業務を実施したところでございます。6)としまして、森水系において、老朽配水管の耐震化対策として、今子配水池から柴山第1配水池間の老朽配水管の施設整備を行うため詳細設計業務を実施したところでございます。7)としましては、畑水系において、老朽配水池の耐震化対策として、畑配水池の施設整備を行うため詳細設計業務を実施したところでございます。8)としましては、老朽施設対策として、各種ポンプ更新、水質等計測機器更新、コンプレッサーの更新、旧日影浄水場取水口の閉鎖工事、ポンプ井ほか、アフロート弁類の更新工事を実施しました。  なお、安木水系におきましては、配水流量計の更新を行いましたが、配水管内において不具合が発生したことから再設置が必要となりましたが、その実施時期について、関係者との断水時期の調整に不測の日数を要したことから年度内の完了が困難となり、令和2年度に繰り越すこととなったところでございます。  次に、経理についてですが、収益的収入から説明をさせていただきます。営業収支は、直接的な営業活動に伴う収支となるもので、営業損益は2億3,649万5,000円の損失となりました。また、直接的な経費以外の収支を表す営業外収支では、営業外損益として8,451万9,000円の利益となりました。特別損益においては4万9,000円の損失となり、以上により、純損益では1億5,202万6,000円の純損失となりました。この結果、前年度繰越欠損金に当年度純損失を加えた8億3,953万6,000円が当年度未処理欠損金となり、次年度に繰り越すこととなったところでございます。  次に、14ページの資本的収支の状況についてですが、収入合計額から支出合計額を差引いた1億8,823万4,000円が不足することとなり、この不足額については、当年度分消費税等に係る調整額と過年度分損益勘定留保資金で補填をしました。  なお、不足する3,380万円については、令和元年度同意済企業債の未発行分をもって、令和2年度において措置を行います。  その下の表には、当年度中の議会議決事項を載せております。2回の補正予算と新年度予算、決算の認定及び給水条例の一部改正等について議決をいただいたところでございます。  15ページ下から17ページにかけては、建設改良事業の概況として30件の事業一覧を載せております。上半期での発注に努めましたが、主な建設改良事業で説明しましたとおり、1件について繰越しとなりました。  また、18ページの上に保存工事の概況を載せております。また、中ほどには業務量の前年度比較を載せております。年度末給水人口については457人の減少となりました。  19ページから20ページにかけては、事業収支に関する事項、事業費用に関する事項として前年度比較を載せております。19ページの表の欄外の供給単価においては、水1トン当たりの単価が141円96銭となったところです。また、20ページの給水原価は、水1トン当たり作るのに要した経費で231円9銭となりました。  21ページには、重要契約の要旨として契約金額1,000万円以上の工事と委託業務の概要を載せております。また、22ページには企業債明細書の一覧を載せております。今年度借入額は1億2,340万円で、本年度償還額の合計は2億1,155万5,000円であり、本年度末未償還残高は28億5,907万7,000円となりました。23ページには、他会計補助金等の使途の特定について載せております。  続いて、1ページに戻っていただきまして、決算報告書として収益的収支に係る予算額等の比較について項ごとの税込み金額で載せております。主なものについて説明をさせていただきますと、支出の1項営業費用の不用額2,779万3,000円は、維持管理経費などが決算において不用となったものでございます。  2ページには、資本的収支に係る予算額との比較を載せております。収入の1項企業債は予算額に対して1,760万円の減、3項工事負担金では306万7,000円の減となっていますが、支出の建設改良費の減額に伴い減となったものでございます。また、支出の1項建設改良費の不用額4,671万7,000円は、工事費及び委託料の精算に伴い不用となったものでございます。  3ページから4ページにかけては、令和元年度末の損益計算書を載せております。5ページには剰余金計算書を載せております。資本金剰余金について、前年度末残高から当年度に係る変動額を整理し、最下段の数値が当年度末残高となっております。6ページには剰余金処分計算書を載せていますが、いずれの科目も当年度に係る処分はありませんでした。7ページから10ページにかけては、令和元年度末の貸借対照表を載せております。  次に、議案資料の69ページをお願いいたします。比較損益計算書として性質別に整理し、前年度との比較を載せておりますので、主なものについて説明をさせていただきます。給水収益は、有収水量の微減から2,035万4,000円の減収となりました。その他営業収益のうち、負担金につきましては消火栓の修繕が多数ありましたので、増額となっております。営業収益の職員給与費は274万3,000円の減となっていますが、人事異動などによるものでございます。動力費、薬品費の減は、有収水量の減によるものと考えております。手数料の108万8,000円の減は、水質検査の入札減によるものでございます。修繕費の732万4,000円の増は、旧事務所の屋根及び緊急時の給水施設の修理を行ったことによるものでございます。工事請負費の109万円の増は消火栓の修繕工事の増によるものでございます。営業外収益の補助金の116万5,000円の減は、支払い利息の減によるものでございます。これらによりまして、最下段の純損益の前年度比較では2,127万4,000円の減となりました。主には給水収益の減額によるものでございます。  以上で決算認定に係る補足説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) これをもって提案理由の説明を終わります。  監査委員より、企業会計決算審査意見書について報告を求めます。  代表監査委員田邊文夫君。 ◎代表監査委員田邊文夫) ただいま議題となっております令和元年度香美町水道事業企業会計に係る決算につきましては、令和2年5月15日付で町長より審査に付され、見塚監査委員と、5月28日から6月1日までの実質2日間にわたり審査を実施したところです。  審査の対象につきましては、1ページに明記しております令和元年度香美町水道事業企業会計決算の状況について実施いたしました。審査の方法につきましては、令和元年度企業会計歳入歳出決算書及び附属書類に基づき必要な関係書類の提出を求め、上下水道課長などから事項別に説明を聴取しました。審査の過程では、病院事業と同じく予算執行状況の審査や財政状況等の推移についても検討いたしました。  審査の結果につきましては、水道事業企業会計の歳入歳出決算及び附属書類は、関係法令の規定に準拠して整理、調製されており、その計数は正確であり、当年度決算を適正に表示しているものと認めました。なお、概要は9ページから13ページに記載のとおりで、ご清覧ください。  審査においての監査委員の意見につきましては13ページに記載いたしております。審査意見としましては、計画的な施設整備を行い、今後も清浄にして豊富低廉な水の安定供給に努められたいと意見を付して意見書を提出いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 監査意見の報告は終わりました。  これより本案に対する質疑を行います。  なお、審査意見書についても質疑をお受けいたします。  この案件は産業建設文教常任委員会に付託をいたしますので、その辺りをご理解の上、質疑をお願いいたします。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第78号は産業建設文教常任委員会に付託し、閉会中の継続審査をお願いしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、議案第78号は産業建設文教常任委員会に付託し、閉会中の継続審査をお願いすることに決定いたしました。  次に、議案第79号 令和元年度香美町下水道事業企業会計歳入歳出決算の認定について、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第79号 令和元年度香美町下水道事業企業会計歳入歳出決算の認定について、提案理由を説明いたします。  令和元年度の香美町下水道事業企業会計歳入歳出決算が確定したことに伴いまして、認定を求めるものでございます。詳細につきましては上下水道課長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 補足説明、上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) 議案第79号の補足説明をさせていただきます。  別冊の香美町企業会計歳入歳出決算書の後半、下水道事業企業会計決算書の13ページをお願いいたします。令和元年度の経営状況につきまして事業報告書としてまとめております。下水道接続に係る普及状況については、令和元年度末の人口ベースでの接続率は81.1%で、前年度と比較して1.6ポイント増加し、年間総処理水量に対する有収率は95.3%となりました。また、前年度は、接続率向上のための取組として、昨年度に引き続き、各種イベントでの啓発活動を実施したところでございます。  次に、令和元年度の建設改良事業について説明をさせていただきます。1)公共下水道事業に係る事業としては、アとしまして、香住浄化センターにおける高圧電力の引込み受電盤内に設置している真空遮断器について、経年劣化等による停電事故の要因になる恐れがあることから更新工事を実施しました。2)特定環境保全公共下水道事業に係る事業としては、アとしまして、長井南処理区及び長井北処理区の香住処理区への統合に関する詳細設計業務を実施しました。なお、効率的に用水を送るための構造検討に不測の日数を要したことから、年度内の完了が困難となり、令和2年度に繰り越すこととなったところでございます。イとして、各浄化センターにおいて経年劣化等による運転能力低下等で適正な維持管理に支障を来している機器について更新工事を実施したところです。3)農業集落排水事業は、アとしまして、機能保全等に必要な対策等を定める最適整備構想を策定するため、機能診断業務を実施しました。イとして、山田浄化センターにおいて、経年劣化等による水中ポンプ等の更新工事を実施しました。4)漁業集落排水事業としては、アとして、経年劣化等によるマンホールポンプ場の水中ポンプの更新工事を実施したところです。5)コミュニティプラント事業では、アとして、経年劣化等によるマンホールポンプ場の水中ポンプの更新工事を実施したところです。  経理については、アの営業収支に係る営業損益が7億9,331万8,000円の損失となりましたが、イの営業外収支に係る営業外損益は8億8,137万8,000円の利益となりました。また、ウの特別損益は7万7,000円の損失となりました。以上によりまして、当年度の純損益は8,798万2,000円の利益となったところです。この結果、前年度繰越欠損金に当年度純利益を加えた34億6,671万7,000円が当年度未処理欠損金となり、次年度へ繰越しをしました。  資本的収支については、収入合計額から支出合計額を差し引いた4億9,258万6,000円が不足することとなり、不足額については当年度分消費税等の調整額、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填をしております。15ページには、当年度中の議会議決事項を載せております。3回の補正予算と新年度予算、決算の認定について議決をいただいたところです。  16ページには、建設改良事業の概況を載せております。当年度は公共下水道事業が1件、特定環境保全公共下水道事業が4件、農業集落排水事業が3件、漁業集落排水事業が1件、コミュニティプラント事業が1件です。なお、主な建設改良事業で説明しましたとおり、1件について繰越しとなったところです。その下には保存工事の概況として100万円以上の修繕工事等で6件を載せております。うち1件については、主体事業との関係から繰越しとなったところでございます。  18ページには、業務量の前年度比較を載せております。年度末の接続率では1.6ポイントの増となりましたが、年度末の接続人口では80人の減、年間有収水量では6万7,021立方メートルの減となりました。その下には、セグメントごとの業務量を載せております。年度末の接続率では、香住処理区66.8%、柴山処理区79.5%、19ページの神場処理区では37.9%となっており、それ以外においては80%以上の接続率となっています。  その下の21ページにかけて、事業収支に関する事項、事業費に関する事項として前年度比較を載せております。その下には、重要契約の要旨として1,000万円以上の契約の概況を載せております。その下から22ページにかけては、企業債及び一時借入金の概況として企業債明細書の一覧表を載せております。本年度借入額の合計は4億1,100万円、本年度償還額は10億3,026万4,000円で、本年度末未償還残高は126億3,875万8,000円となりました。また、22ページの下には、一時借入金明細書を載せております。一時的な現金の不足を補うため、会計管理者より合計で1億8,900万円をお借りしましたが、当年度中に全額返済をしたところでございます。23ページには他会計補助金等の使途の特定について載せております。  続きまして、1ページに戻っていただきたいと思います。収益的収支に係る予算額との比較を税込み金額で載せております。主なものについて説明をさせていただきます。収入の2項営業外収益では、予算額に対して3,981万6,000円の減となっていますが、支出の決算額に伴い一般会計補助金を調整し減額となったものでございます。また、支出の1項営業費用の不用額3,991万7,000円は、維持管理経費などが決算において不用となったものでございます。  2ページは、資本的収支に係る予算額との比較を載せております。収入の1項企業債が予算額に対して2,010万円の減、3項国庫補助金が1,737万円の減となっていますが、これは支出の1項建設改良費のうち3,474万円が繰越しとなったことと、工事費及び委託料の精算に伴い不用となったことによるものでございます。3ページから4ページには、令和元年度末における損益計算書を載せております。5ページには、剰余金計算書として資本金、剰余金について当年度に係る変動額を整理し載せております。最下段の数値が当年度末残高となっているものです。6ページには剰余金処分計算書を載せておりますが、当年度に係る処分はありませんでした。7ページから10ページにかけては、令和元年度末の貸借対照表を載せております。12ページには、セグメントごとの財務情報を載せております。  次に、議案資料の70ページをお願いいたします。比較損益計算書として性質別に整理し、前年度との比較を載せております。比較増減に係る主なものについて説明をさせていただきます。使用料は1,418万円の減となりました。人口減少に伴う有収水量の減によるものと考えております。  手数料58万8,000円の増は、下水道排水設備指定工事店等の登録手数料の増で、これは5年更新の、昨年度は集中する年であったことからでございます。  営業費用の職員給与費208万2,000円の減は、職員の人事異動によるものでございます。少し下がっていただいて、修繕費908万7,000円の減は、大規模修繕の減、一昨年、大きな修繕がありましたので、その工事が対比してなくなったというものでございます。  委託料461万5,000円の増は、名水調査を今年度実施したもので、その分で増となったものでございます。  最下段の純損益は8,798万2,000円の利益となり、前年度に比較しても2,561万2,000円の好転となりました。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) これをもって提案理由の説明を終わります。  監査委員より、企業会計決算審査意見書について報告を求めます。  代表監査委員田邊文夫君。 ◎代表監査委員田邊文夫) ただいま議題となっております令和元年度香美町下水道事業企業会計に係る決算につきましては、令和2年5月15日付で町長より審査に付され、見塚監査委員と、5月28日から6月1日までの実質2日間にわたり審査を実施したところです。  審査の対象につきましては、1ページに明記しております令和元年度香美町下水道事業企業会計決算の状況について実施いたしました。審査の方法につきましては、令和元年度企業会計歳入歳出決算書及び附属書類に基づき必要な関係書類の提出を求め、上下水道課長などから事項別に説明を聴取しました。審査の過程では、水道事業と同じく予算執行状況の審査や財政状況等の推移についても検討いたしました。  審査の結果につきましては、下水道事業企業会計の歳入歳出決算及び附属書類は、関係法令の規定に準拠して調製されており、その計数は正確であり、当年度決算を適正に表示しているものと認めました。なお、概要は14ページから18ページに記載のとおりでございます。ご清覧ください。  審査においての監査委員の意見につきましては18ページに記載いたしております。下水道接続に引き続き努力され、快適な生活環境の保全と公共用水域の水質保全を図られたいとして意見書を提出いたしました。  以上で監査委員の決算審査意見書についての報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 監査委員の報告は終わりました。
     これより本案に対する質疑を行います。  なお、審査意見書についても質疑をお受けいたします。  この案件は産業建設文教常任委員会に付託をいたしますので、その辺りをご理解の上、質疑をお願いいたします。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第79号は産業建設文教常任委員会に付託し、閉会中の継続審査をお願いしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、議案第79号は産業建設文教常任委員会に付託し、閉会中の継続審査をお願いすることに決定いたしました。  お諮りいたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。  次の本会議は6月18日木曜日午前9時30分より再開いたします。  本日は大変ご苦労さまでした。                               午後2時06分 散会 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...