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令和2年第116回定例会(第4日目) 本文 開催日:2020年03月12日
令和2年第116回定例会(第4日目) 名簿 開催日:2020年03月12日

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  1. 香美町議会 2020-03-12
    令和2年第116回定例会(第4日目) 本文 開催日:2020年03月12日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2020-05-23
    2020年03月12日:令和2年第116回定例会(第4日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開議 ◎議長(西川誠一) おはようございます。  ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長(西川誠一) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、森浦繁君、岸本正人君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 諸般の報告 ◎議長(西川誠一) 日程第2 諸般の報告を行います。  本日の議事日程はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。  次に、教育長、藤原健一君、こども教育課長、楠田千晴君より、新型コロナウイルス対応のため途中退席の届け出がありますので、許可いたしております。      ──────────────────────────────  日程第3 一般質問 ◎議長(西川誠一) 日程第3 一般質問を行います。  お諮りいたします。  一般質問の方法は一問一答方式で、質問時間は答弁を除き1人30分以内といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  それでは、そのようにとり行います。
     順次、議長において指名し、発言を許可いたします。  議長よりお願いしておきます。一般質問は大所高所からの政策を建設的立場で議論すべきものです。単に事務的な見解をただすにすぎないようなものとか、制度の内容説明やお願いや要望をするようなものではなく、簡明にして、しかも内容ある次元の高い質問を展開していただきたいと思います。なお、当局におきましても、的確、明快な答弁をお願いしておきます。  それでは初めに、東垣典雄君の一般質問を行います。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 東垣でございます。  新型コロナウイルスの対応で大変な時期となっておりますけれども、一般質問をさせていただきます。通告に従いまして質問をさせていただきます。今回は、質問項目としては1項目でございます。第2期香美町総合戦略、基本目標4番目の、安心な暮らしを守り、周辺の地域と連携する地域コミュニティ組織の確立について問うものであります。具体的な関係でございますが、1点目に、新しい地域コミュニティについて。地区公民館の区域を新しい地域コミュニティの単位として、広域的な組織をつくり、この組織を中核として、区域ごとの多様な地域課題の解決やふるさとづくりにより、暮らしを支え、地域コミュニティの維持、活性化を図るとし、数値目標を6年間で6カ所の目標を設定しているが、その取り組みを問うものであります。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、東垣議員のご質問にお答えをいたします。  現在、本町では、平成30年12月に策定をいたしました新しい地域コミュニティづくりの基本方針に基づき、地域にある資源を有効に活用し、住民同士がつながり、話し合い、これからの地域での暮らしを維持し、住み続けていくための取り組みである、新しい地域コミュニティによる地域づくりを推進しております。平成30年度より、他の地区のモデルとなるよう、町内の2地区程度で新しい地域コミュニティづくりを進めていただくために、該当地区の区長さんをはじめとした住民の皆さんとの意見交換、説明会等を進めてまいりました。そのうちの一つである射添地区においては、各区長をはじめ、住民や各種団体の方々と、新しい地域コミュニティの活動を通じた地域づくりの必要性や具体的な取り組みの内容等について意見交換を行いました。また、射添地区内の中学生以上の住民を対象としたアンケート調査を実施し、世帯向けのアンケート調査では把握し切れない女性や若者の声を集め、射添地区の住民の皆さんが、何に不安を感じ、何を誇りに思っているのかなど、住民のニーズや思いをもとに、射添地区における地域づくりに方向性を取りまとめ、射添地区に新しい地域コミュニティづくり報告書として、住民の皆さんに配布する予定でございます。  第2期香美町総合戦略の基本目標4において、数値目標を地域コミュニティ組織の確立、重要業績評価指標を新しい地域コミュニティ組織数、6年間で6カ所としてございます。次年度以降は、おおむね1年に1、2地区程度で、新しい地域コミュニティの構築に向けて地域コミュニティ活性化事業助成金を活用し、順次取り組みを進めていただく地域を増やし、将来的には町内全域での取り組みを目指します。  なお、来年度の新しい地域コミュニティづくりの取り組みについては、モデル地域での取り組み状況や進捗状況を他の地域へ情報提供しながら、それ以外の区長や自治会長をはじめとした住民の方々と、取り組みに向けた話し合いを進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) ここに第2期香美町総合戦略があります。大変立派な戦略を策定されておりまして、その中に地域コミュニティの関係が出ております。予算審議の中で、このコミュニティをどういうふうに進めていくか、それから年次計画はどうかというふうなことで質問なりをさせていただきました。それで、令和2年度におきましては、射添地区がモデル地区としてスタートするというか、そういうふうな活動のスタート、本年度からになるというふうなことでありました。その下に、モデル地区以外の地域、情報の共有と、それから地域の現状、課題の把握、取り組みの内容の検討、組織設立の準備を令和元年度に行うというふうになっておりました。令和元年度、令和2年度においては、既にモデル地区以外も、その他の地区も、そういうふうな情報の共有ができるという策定をされておりました。令和2年度の計画においては、それが1年ずれとるわけです。令和2年度に情報の提供と共有というふうな、スタートが1年ずれておるわけです。  それと、この間の予算委員会の中で、手挙げ方式で、希望するところの集落なり、その地区を設定していくという答弁がありました。町長、こんなゆっくりしたあれで、6地区の新しいコミュニティづくりができるとお考えでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ゆっくりとしたというお話でございますが、町は、この新しいコミュニティづくり、射添地区をはじめとして、当初ほかの地域でも、大体町内で2小学校区単位の地域で新しいコミュニティづくりに取り組んでいきたいという方向性でそれぞれ対応を、地域に出向いてそのことについての説明も申し上げているわけでございますが、例えば、このようなペースでと言われましても、受け手の側の小学校区単位の新しい地域コミュニティと言われる枠組みの中での、それぞれの地域の区長さんをはじめとする受け手の側の住民組織の側の皆さんの理解がなければ、町がそのことについてお願いをしても、その方向にご理解をいただける地域が出てこないとなかなか進まないということで、これは、決して町がゆっくりとしとるとかいうことではないというふうに考えております。既にもう1カ所、香住地域の中での小学校区単位での新しいコミュニティづくりのモデル地区としてお願いをしようとした地域の皆さん方も、区長さん方からも、なかなか乗り気になっていただけないという現状がある中で、まずは射添地区をモデル地区として選定をして、まず一番最初に取り組んでいこう。そのことを進めながらも、ほかの小学校区単位にも大体、先ほど申しましたように、1年に1カ所ずつぐらい、取り組んでいただける地域を選定しながら、今後、少し総合戦略の目標からはずれたとしても、地域の皆さんの理解を得て新しいコミュニティづくりに取り組んでいただけるように、町からは働きかけていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) いろいろ新しいコミュニティの関係で、これは地方創生の関係、まち・ひと・しごと創生法に従っての新しいコミュニティの関係だというふうに理解をしております。それで、いろいろこれまで視察をする中で、確かにモデル地域型、それから全地区にという2つの方式があるとは思うんですけれども、今策定されている、こういうふうな、後ろ向きといいますか、手挙げ方式で待っとってするというふうな方向で、果たしてこれで新しいコミュニティができていくものかどうかと私は疑問に思うわけです。やはり各地区の自治会というのは、どうしても守りの自治会になってしまうわけです。しかし、行政が背中を押して、もうちょっと攻めの自治に転換できるようにしなかったら、新しいコミュニティというものができてこないと私は感じるんですが、町長、どう思われますか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 今までから、この問題についてそれぞれの議員の皆さんからさまざま質問を受ける中で、例えばスケジュール感、あるいはさまざまな新しいコミュニティへの取り組みについて、役場の側から言っておったのでは、これは本来の目指す姿ではないということは、今までも何度も申し上げてきたとおりでございます。これが役場のスケジュールに乗ったことを、役場の考え方を地域住民の皆さんに押しつけるのではなくて、それぞれの小学校区単位の地域コミュニティの皆さんから手を挙げていただいて、まずは射添地区での動向を見ながら、我々の地域にも、将来の我々の小学校区単位の地域コミュニティはこうあるべき、そういうような思いを持っていただくような方向でもってお願いをしておるということでございます。従来から言っておりますように、役場がスケジュールも組んで、次はこの地域、次はこの地域というようなことを、住民の皆さんに押しつけるような形で新しいコミュニティづくりなど決してできないというふうな判断であることは、今までから何度も申し上げておるところでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 今までそういうふうなことを聞いておりますけれども、それでは進みにくいと私は思います。ですから、ある程度の行政からの背中を押す形をつくらなければ、この新しいコミュニティというのはなかなかできてこないのではないかというふうなことを感じるわけです。それで、国としても、交付金の中にも新しいコミュニティの関係の積算の要素もありますし、本当に力を入れて、今取り組まなければ、待っていて手を挙げてくれるかどうか。やっぱり働きかけをしなければ、これは進まないということを感じるんですけれども、その働き方をどうするかということがあれですけども、今のところ小学校区単位でしておりますけれども、もう少し地域を小さくして、例えば、農業地域なら農業地域で小さな連携ができるようなところを進めていくとか、そういう取り組みを私はすべきだと思いますが、町長どうでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほども答弁の中で申し上げましたけども、射添地区をモデル地区としながら、ほかの地域にも、例えば、目標として6年間で6地域に取り組んでいただけるような運びをするために、射添地区の進捗状況もあわせながら、他の地域にも説明会に臨んだり、区長さん方との話し合いには臨むということを先ほど答弁で申し上げました。ただ、今、議員からご提案の、枠組みをもっと小さくしてとか、そういう考えは、当初から、この新しい地域コミュニティのあり方については、世帯や人口の大きさには違いはあるとしながら、小学校区単位で取り組むということは、この考え方が発足した当時からの町の考え方でございますから、射添地域をモデル地区として、最初に取り組む射添小学校区単位の射添地区、例えばそれでは進みにくいから、仮に兎塚の地域であれば、それは2分化して、上、下の2つに分けてというような考え方にはなっておりません。今まで申し上げてきたとおり、新しい地域コミュニティのあり方は、それぞれの地域によって大きな差はございますけれども、あくまでも小学校区単位での取り組みということは、これは当初からの役場側の考え方でございますので、今さらそれをもう少し小さな単位とか、3つに分けるとか、そういうような取り組みを、町内の各所でばらばらな取り組みをしますと、新しい地域コミュニティのあり方についても、尺度やものの考え方、あるいは住民の皆さんの取り組みに大きな差が出てまいりますので、そこは役場としては譲れない線だというふうに考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 地域の課題の中で、今の形からすると、協議会で部会をつくるわけです。その部会をもう少し小さな単位といいますか、農業地域には農業地域の部会をつくるという形をつくって、その部会で、部会と部会をつなぎ合わせた協議会というものをしていくのが、ちょっとした成功体験といいますか、農業関係でこういうものに取り組んだということを成功させるような体験をさせるのも一つの方法かなと私は感じるわけです。ですから、今みたいに待っていてということよりも、もう少し行政のほうから働きかけていくということを再度お尋ねいたします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ですから、先ほど何度も申しますように、射添地区での取り組みを進めるほかにも、それぞれの小学校区単位の地域住民の皆さんに投げかけをして、今後目標とする町全域でのそれぞれの小学校区単位での新しい地域コミュニティづくりに理解をいただくような働きかけは、当然行っていくつもりでございます。  先ほどの、もう少し小さい単位でとか、部会の話は、それぞれに立ち上がった新しい地域コミュニティ組織の中で、それぞれの地域によって課題は違うわけですから、内部で部会をつくる考え方がその地域で必要とあれば、その地域の立ち上がった協議会の中で話し合っていただくべきことでありますから、このことについては、役場が先導してどうこうということでなしに、それぞれの地域にある課題は、立ち上がった協議会の中で、新しい地域コミュニティ組織の中で問題提起をしていただいて、その解決に向けて取り組んでいただくということでございますから、そこにまで役場が手を突っ込みますと、それぞれ本当に住民自治の考え方、新しい地域コミュニティの組織そのものの考え方がスタートから変わってきますので、そこら辺のことはご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 地域運営の関係ですけれども、ここに平成28年10月の総務省の調査があります。地域運営組織が存在しない市町でも、90%が必要性を認識しているということです。問題は、人材、担い手、リーダー、事務局の不足、活動資金の不足、地域住民の当事者意識の不足などがあります。こういう課題がありますので、その集落、それから地域に入って、もう少し行政の応援が必要だと私は思うわけです。そういうことで、まずは小人数からでもできる、それから、小さな成功体験を積み上げていくということが必要ではないかと求めて、1項目めは終わります。  それでは、2項目めの、農業と新しいコミュニティとの連携につきまして、農業・農村の有する多面的機能の維持、発揮を図るため、地域共同で行う多面的機能を支える活動や、地域資源の質的向上を図る活動を支援する多面的機能支払交付金制度がある。その中に、広域化した活動組織へ支援する項目がある。地域コミュニティでの連携を伺うものであります。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、東垣議員の1の2の質問にお答えをしたいと思います。  地域農業と新しい地域コミュニティの連携、多面的機能支払交付金事業の広域化についてのご質問でございます。現在、香美町内では、26組織が多面的機能支払交付金事業に取り組んでおり、令和2年度より、新たに3組織が加わり、合わせて29組織となる予定でございます。水源の涵養、自然景観の保全、農村文化の継承など、農業・農村が持つ多面的機能を維持、発揮させることは大変重要なことであり、地域農業の大切な役割でもございます。  議員のご指摘のとおり、農家の高齢化や担い手不足等により、あぜの草刈りや農道の補修作業等はできるものの、地域をまとめるリーダーや世話役のなり手がない、交付金申請等の煩雑な事務処理が大きな負担となっている等の問題を抱えております。そのために取り組みの継続を断念せざるを得ない組織も出てきております。これは全国的な傾向であり、国も申請事務の簡素化を進めるとともに、取り組み組織の広域化についても促進しております。現行の1集落1活動組織を小学校区単位等へと広域化することで、これらの課題を少しでも改善しようと、令和元年度より、活動組織の広域化を進めるための交付金加算措置が設けられました。町においても、各集落組織への周知とあわせて、話し合いを進めていきたいと考えております。そのような中で、香美町が進めております新しい地域コミュニティの組織において、多面的機能支払交付金事業など、農業・農村の課題も含めながら話し合いを進めていただき、事務局機能の集約など、さまざまな問題解決につながるような役割も果たしてもらえれば大変ありがたいと思いますし、今後の一つの方向性だと考えております。  香美町にとって、地域営農が安定的に継続されることは極めて重要なことでございます。非農家も含め、地域全体で相互に協力しながら新しいコミュニティが育っていくよう、町としても支援してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 多面的機能の関係ですけれども、私の集落も取り組んでおりまして、水路の掃除とか、草刈りとか、そういうのを共同で行っております。非農家、それから農家の奥さんも出てきていただきまして、わずかですけれども手当なりを支払うことができるわけです。このごろ、農地を集約すれば、大きな集落間をまたいで農業される方が出てきます。ですから、その辺で、先ほど答弁をいただきましたように、集落ごとの連携というか、そういうものがますます必要になってくるということを感じるわけです。  今ありましたように、3集落、それから50ヘクタール以上の関係で、なれば、交付金を多少あげるわけです。その辺の働きかけを、地域コミュニティも含めて、やはり行政としてもっともっと働きかけをして、そういう事務局的なものも必要になってきますし、そういう働きかけが必要ではないかと思いますが、町長、どう思われますか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) まさに東垣議員が今おっしゃるとおりでございまして、特に新しいコミュニティづくりの中に、農業、営農のことを盛り込んでいただける質問をいただいたことは、大変ありがたいというふうに思っております。特に町内でさまざまあります優良農地、集積した農地といいますのは、例えば、単一の集落の人ばかりの農地であるような場合でないときが多いというふうに思います。ですから、先ほど申しましたように、例えば村岡なら村岡、香住地域なら香住地域の中で、優良農地の集合体の中には、例えば、それぞれ集落ごとの農家の皆さんが入り組んで営農作業をされておるわけでございますが、特に優良農地、広範囲な部分に集落ごとの農家が入り組んで入っておられるような農地を守っていくことについては、特に目指すべき方向であります、新しいコミュニティというもう少し広い枠での住民の取り組みが共同でできるという利点がございますので、まさにそういう意味で、農業の分野で新しい地域コミュニティのことを質問いただいたことは、大変ありがたいというふうに思っております。まさに今、議員がおっしゃいましたように、新しい地域コミュニティという、今よりもう少し大きい単位で農業を守っていくという仕組みを、新しい地域コミュニティの組織の中で、その地域独自に考えていただくことが、その地域の優良農地や荒廃農地が増えていくことを妨げるといいますか、できるだけ営農活動を続けていただく励みにもなりますから、リンクさせていくという考え方には、私も同じ方向で考えておりますので、新しい地域コミュニティ組織が早く立ち上がって、農業分野でも、もう少し広い単位で共同作業や集落営農も含めた形で、その地域の農業が衰退しないような形を新しい地域コミュニティ組織で守っていくという道筋を、まずは射添地区あたりからモデルとしてつくっていただければ、他の地域の農業者にも励みになる新しい組織の組織化ができるというふうに思っておりますから、その方向で進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 今、農業の関係では、年数に余裕がないんです。ですから、先ほど申し上げましたように、地域コミュニティももっとスピード感を持って取り組んでいただかなかったら、6年間で、1年に一つのコミュニティをという時間的な余裕があるかどうかと私は疑問があるわけです。ですから、今、ちょうど多面的機能の関係も切りかえの時期になってきております。中山間地も第5期の開始年度になってきておりますので、その辺もひっくるめて農業振興と地域コミュニティをリンクさせて、よりいい農業の発展と地域コミュニティの組織づくりが行われるよう求めたいと思いますが、町長、もう一度お願いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほども申しましたけども、役場からの押しつけではなかなかこういうことは進んでまいりません。ですから、当初モデル地区を2カ所というふうに設定をしておりましたが、射添地区と同じように説明に赴いても、なかなか受け手の側の、地域を守っていただいております各その地域におられる複数の区長さん、あるいは地区の役員の皆さん、そういう方々の理解がなければ、役場が無理に押しつけるようなことでは新しいコミュニティづくりは当然できないというふうに思っておりますから、目標として掲げるのは、6年間で6地区ぐらい、1年に1地区ずつぐらい増やしていきたいというのが目標でございますけども、先ほど議員が冒頭で言われましたように、なかなか出だしの射添地区でも、もうこれで3年ぐらいかかっております。来年度からやっと取り組みが始まるわけでございますが、そうしながら、ほかの地域にもあわせて説明にもこれから赴いていきます。できるだけ早く、例えば1年に1カ所と言わず、複数箇所が、例えば令和3年度、令和4年度から取り組んでいただけるというような、役場もそういう思いで説明には赴いていきますけども、悲しいかな、受け手側の住民の皆さんが乗り気になっていただかないと、このことは進まないわけでございますから、役場も熱心にその方向で説明にも、取り組んでいただけるようにお願いにも上がってまいりたいと思っております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 今、農業は、農地を集約ずっとしてきております。農地中間管理機構で集約をということで、そうしますと、やはり水路の問題が出てきます。水路は、一つの集落でなしに、あらゆるというか、その水系によってたくさんの集落をまたいでおるわけです。そこを利用するということで、まずは、今、水路の補修にも大変補助を、パーセントを上げていただいて大変ありがたいと思いますし、その辺の、本当に水路の整備あたりが一番必要になってくると思います。ですから、今後、本当に大きい水路については、どういう方向になるかわかりませんが、超多面的な水路ということで、町のほうである程度の面倒が見れるというか、そういう方向が出せるかどうか、町長にお伺いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 以前にもそういうふうな質問を受けますけども、農業用水路といいますのは、やはりその水路から、水利権も含めて、用水をとっておられるその地域で管理をしていただきませんと、何度も申し上げますけども、水路の整備に対する補助金というものも、先ほども褒めていただきましたけども、率も上げて、ここ数年の間にできるだけ地域の皆さんの支援は申し上げたいということで、農林水産課長の提案で昨年度から始めたわけでございますけども、基本は、やはり水路の面倒というのは、その水路から水利を得ていただく農業者の皆さんに管理をしていただく。ただ、先ほどの新しいコミュニティ組織のように、今まで単一の集落の農家の皆さんだけでは守りできなかったけども、広い意味での新しい地域コミュニティで、そこにかかわる農家の皆さんが一体的に取り組んでいただければ、労力の軽減だとか、あるいは負担金についても、それぞれ大きい単位で水路の改修あるいは地元負担金の対応もできるようになるわけでございますから、そこのことについて、全部が全部町でということには、これは基本ならないわけでございますから、そのことについてはご理解をいただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) これからの課題にもなってくると思いますけれども、多面的な水路ということで、町のほうでてこ入れができる範囲があれば、大変農業にとってはありがたいかなということは感じております。そういうことで、農地、農業を守っていこうと思いましたら、これからだんだん農地を集約してきますので、集落の連携した取り組みが必要になってくるということを強く感じております。ですから、農業を基本とした部会といいますか、そういう一つのつながり、それから、それを地域コミュニティにつなげていくということを、行政としても力を入れて取り組んでいただきたいと求めて、私の一般質問を終わります。 ◎議長(西川誠一) 以上で東垣典雄君の一般質問を終わります。  次に、見塚修君の一般質問を行います。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) おはようございます。議席番号6番、見塚修でございます。  まず、新型コロナウイルスの感染拡大は、世界的大流行の様相を呈してきました。日本経済をはじめ、世界の経済に大変大きな影響を及ぼすことになってきました。一日も早い終結を望むものであります。  この3月議会でも3問の質問をさせていただきます。この町に住むことに誇りを持ち、より豊かな住みよいまちづくりを求めて、パート12でございます。その1つ目でございます。活力・安心・安全編、その1、医療費の町民個人負担較差の解消、均衡化について伺うものであります。令和2年度からの、国のまち・ひと・しごと創生戦略のもと、第2期香美町総合戦略が展開されることとなっています。  第1問目は、まち・ひとについて伺うものであります。本町では、子ども・子育て施策として、18歳、高校3年生の年代まで医療費を無料化し、また移住定住施策を展開するなど、人口減少対策に力を注いでいますが、人口減少のスピードを減速させることが困難な状況にあります。そこで、次のことを伺い、施策に反映させ、移住定住施策や人口減少対策になることを期待するものであります。  1つ目、受診医療機関による医療費の町民個人負担の較差の実態はどうでしょうか。2番目、なぜ、そのようなことになっているのでしょうか。3、その較差の解消、均衡化はどうされるのでしょうか。  以上、伺います。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、見塚議員の1問目のご質問でございます。  各病院における患者負担の状況でございますが、公立八鹿病院におきましては、公立八鹿病院組合構成市町の養父市、香美町村岡区、小代区在住の方でない場合、入院時の個室や特別室等の使用料について、1日当たり300円から2,000円の加算となります。また、紹介状なしで受診された場合、初診時に400円の加算となります。公立村岡病院では、公立八鹿病院組合構成市町の養父市、香美町村岡区、小代区在住の方でない場合、入院時の個室等の使用料について、1日当たり300円から500円の加算となります。また、紹介状なしで受診された場合、初診時に400円の加算となります。公立豊岡病院組合が設置しています豊岡病院日高医療センター等においては、豊岡病院組合構成市の豊岡市、朝来市在住の方でない場合、入院時の個室の使用料が3割の加算となります。また、公立豊岡病院では、緊急性のない自己都合等による救急受診の場合に発生する時間外診察料が、構成市でない場合、970円の加算となります。  なお、公立香住病院では、香美町民でない場合、入院時の個室の使用料について、1日当たり830円の加算となります。各公立病院組合が設置している病院では、組合を構成している市町に在住されている方とその他にお住まいの方で、入院時の個室使用料に差を設けているわけでございますが、それぞれ組合を構成している市町において、病院の維持管理に多くの負担をしているところであり、他の構成外の市町の住民の皆さんには、利用者負担として使用料等の加算を求めていると考えているところであり、このものの差を解消することは難しいと考えております。したがいまして較差解消は難しいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) それでは、再質問を行います。  町長ご存知のように、医療機関、昨年末といいますか、いろんな国の突然の発表があったり、いろんなことで、病院問題いろいろあるわけですけども、そうした中で、兵庫県の中を見てみますと、豊岡病院を但馬管内は中核病院として、いろいろ県が支援をし、本町の香住病院も支援していただいているわけですけども、中核病院を豊岡病院として県がいろんな施策を打ってきているということは、県が豊岡病院にそれなりの支援をしているということになるわけです。県がしているということは、我々香美町民も含んだ組織の中での一番トップがしているわけでございまして、そういうことからしても、県の恩恵をこうむっている、例えば、中核病院である豊岡病院等々あるわけです。そこに香美町の町民が診察に行ったり、入院したり、好んでするわけではないですが、しているわけですので、その辺が、私は少し不合理かなということを思っていまして、だから較差の解消、町長が言われるように、その病院を維持管理するために、その病院を構成している市町が負担していることはよくわかりますけども、それを、その病院、そのほかのことで支援しているのが兵庫県であったりするわけですから、その辺を広範囲に考える必要があるのではないかということを思うわけです。  現在、香住病院ですが、お医者さんの数というのは非常に少なくなってまいりました。今から約20年前、私、骨折で香住病院に入院しましたけども、当時は手術もできました。もちろんそのほかの、産婦人科等々でもお産もできました。しかし、医師等を香住病院に派遣していただけなくなった。この要因は、国のいろんな施策も含めてあるのではないかと思うんですけど、そういうことに対して、県あたりも含めて、香住病院は地域医療の末端部分での医療をする場所だというような位置づけをされてしまっているわけですから、町民がいろんな医療を受けることができない状況のわけですから、その辺は、県も含めて、本町も、医療費の較差については納得がいくものではないのではないかということを思うんですが、そのようなことは町長は考えられませんか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) まず、中核病院でない我々の香住病院であったり、豊岡病院との差、あるいは県の支援のあり方のことについては、なるほど、おっしゃる部分もあろうかと思いますが、ただ、市町で構成する病院組合でありますとか、町立の病院でありますとか、さまざま形態が違う中で、やはりそこの町に住む住民とその組合を構成する地域の住民と、やや差がある。ただ、議員ご質問の中に、医療費とおっしゃいますけども、差がある部分については医療費ではありませんから、初診料であったり、差額のベッド料であったりということでございますから、基本の医療費の部分については、構成市町以外、構成市町内、差があるというものではありませんし、例えば時間外診療であるとか、救急車で運ばれた場合とか、そういうところには差がないわけでございますから、私は、差がある部分の医療費でない部分の差額ベッド、あるいは時間外診療の割り増しの受診料、これは、医療費ではない分野について、構成市町の住民と住民でない部分について差があるわけでございますから、私は、これは仕方がないかなというふうに思います。ただ、全国的に、どの地域もどの病院も、押しなべてどの患者も公平にするというような流れが、今後、国の指針に基づいたり、その地域、国中がそういう考えになって、どこの病院も、どの地域の病院も同じように差がなく、診療や医療費以外の初診料だとか、ベッド料だとか、室料だとか、そういうことに差がないようにするというような全国的な流れになれば、私は、そういう方向になれば、我々の町もそういうふうに対応しなければならないなとは思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 1点ひっかかるのは、町長は、今差額がある部分は医療費でないとおっしゃいますけど、その辺の見解はどこから出てくるのか、私はわからないんですが、私は、この前確定申告しましたけども、初診料は医療費の中で控除される部分に入っていますので、医療費でないという言い方がどういうところから出ているのかわかりませんので、そのことを教えてください。言われるように、紹介状なしの部分で、八鹿病院ですと400円等があったり、ベッドの較差の問題ありますけど、どういうふうに質問したらいいのか私も迷うんですけど、医療費でないと言われれば。とにかく町民に負担がかかっているんです。国税等では、医療費というのは、医療費は初診料の部分も含まれていますし、ベッドの部分も含まれていますので、それが1点、説明していただけたらと思います。まずそれから行きます。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 間違っておったら、素人ですからわかりませんけど、例えば、税金控除でいう場合の医療費で見ていただいているから、初診料はどうだということもあったりしますと、例えば、僕らはようわからんのですけど、人間ドックは医療行為ではないでしょう。だけど医療費控除にはなるんじゃないかなと思ったりするんです。詳しいことはわからんのですけど。ならないのか。ただ、例えば、香美町が行っております18歳までの医療費の無料化の中に、例えば、生じてしまった部屋代とか、そういうものがどうかということも、私は専門家ではありませんからわかりませんけども、そういう意味合いで言っているわけでございます。ですから、先ほど議員がおっしゃいましたように、例えば、豊岡病院で構成市町外の住民だからといって言われる部分の加算部分も、例えば救急車で運ばれた場合とか、時間外診療だとか、先生が指示で入院をさせた場合の入院料とかには、多分香住病院がそうだということを聞きましたから、豊岡病院でもそういう場合は差がないというふうに思いますから、そういう意味での医療費の見解という意味で申し上げたところでございます。 ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 推定のような、正確でない答弁を申し上げました。誠に申しわけありませんでした。 ◎議長(西川誠一) 補足説明、税務課長、上治浩行君。 ◎税務課長(上治浩行) 医療費控除の関係でお答えしたいと思います。  医療費という医療費控除が、議員さんのほうが申告でご利用になったということで、説明させていただきますが、医療費控除というのは、あくまでも医療に係る部分でございます。したがいまして、人間ドックであるとか、健康増進であるとか、栄養ドリンクであるとか、これは医療ではありませんので医療費控除にはなりません。また、医療の中においても自由診療という部分があります。その部分につきましては対象に基本的にはなりませんが、ただ、医師の指導によるものでは該当になる部分がございます。例えば、子どもの歯科の矯正であるとか、これは自由診療でありますが、医師の指導のもとであれば医療費控除の対象にもなります。歯科の場合はよくあります。そういう意味で、まず医療と医療でない健康増進、人間ドックの部分と、医療の中にも、医師の指示によります自由診療の部分と保険対応の部分というふうに分かれておりますので、一概にこれとこれという項目ではありませんが、その都度医療費控除のほうでは、税務署等の判断も含めまして、該当になるもの、ならないものというふうに判断させていただいております。  以上です。
    ◎議長(西川誠一) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) 初診料につきましては、保険適用されているものにつきましては、構成の市町であろうが、そうでなかろうが、その違いはありません。ただ、町長も答弁をいたしましたように、他の医療機関からの医師の紹介状がない場合につきまして、構成市町とそのほかとで違いがあるといったもので、八鹿病院組合のほうでは、それにつきましては、養父市、村岡区、小代区の方でも1,000円が必要ですし、組合外であります香住区については1,400円ということで、400円の差額があるといったものです。豊岡病院におきましては、このものについては、構成市であってもそうでなくても5,000円です。そして歯科については3,000円といったことで、このものについて、構成市であるとかそうでないといったところに差額は設けていないといったものです。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 何かだんだんと大きな金目が出てきたりもするんですが、初診時の保険外併用医療費というところで差があるということで、一番初めの答弁の中ではありましたけど、そうしようとすれば、今、健康課長が説明されましたように、単純に言うと、初診時に他の医療機関からの紹介状がなかったら、こういうものが適用されるんだというような話です。紹介状をいただこうと思ったら、それには金が要るわけです。町民負担が要るわけです。その時点から今度はまた言っていきますので、そういうようなことを考えると、やはり較差というのはあるのかなと思ったりします。しかし、全国的な流れになればということですから、病院がそれをとらなければ較差がなくなるんだということだろうと思うんですけども、町長、今、較差がある金といいますか、あとのことも含めて、どのぐらい町民は較差の料金を払っているというふうに想定されますか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 詳細は私ではわかりませんので、担当者のほうでわかれば説明をさせます。 ◎議長(西川誠一) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) このことにつきましては、豊岡病院、それから八鹿病院のほうにお尋ねをさせていただきましたが、豊岡病院のほうからは、試算をしていただくということができませんでしたので、申し上げられませんが、八鹿病院のほうからはいただきましたものがありますので、報告をさせていただきます。  昨年1年間の分になります。香住区の方は、金額でよろしいでしょうか。金額で申しますと80万6,500円、それが香住区の方です。八鹿病院のほうでの差額分です。それから村岡、小代区の方につきましては236万8,000円です。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 較差のところでわからんようになっちゃったんですが、もう一度答弁ください。 ◎議長(西川誠一) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) 今のは差額のベッド料です。個室とかに入られて、大部屋でなくて、それで差額が発生しているという金額を申し上げました。なので、村岡区、小代区でも発生をしているということです。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) 失礼いたしました。豊岡病院につきましては、先ほども申しましたように、わかりませんし、八鹿病院のほうからも、先ほど申しましたように、室料差額の総額は聞いておりますが、それによる較差といったようなことでは、わかりません。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 較差がわからないということなので、多分大した額、八鹿病院の場合は村岡、小代区民と比べての較差になりますから、香住区民だけしか較差は出てこないはずなので、そんなに八鹿病院では大きな金ではないだろう。しかし、豊岡病院では、香住区の方はたくさん行かれますので、較差はあるのではないかなと思うわけですが、それがわからないとなれば町長判断も非常にしにくいのかなと思うんですが、1点だけ、先ほど町長の口からドックの話が出ましたけども、健康診断ありますよね。まちぐるみ総合健診、私もこの5月に受けることに申し込みましたが、この中で、まちぐるみ総合健診のその多くは、八鹿病院が担っている分が、担当している分がございます。この案内を見ると、町民全部に同じチラシが行っているようですので、本来、調べてみますと、香住区民と村岡、小代区民と、健康診断との八鹿病院に払う金額は違うんだぞという話が出てまいりました。町がその分を補填しているんだろうというふうに思うんですが、そのようなことはありますか。 ◎議長(西川誠一) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) 八鹿病院に対しまして支払います健診料金は、八鹿病院のほうに行って受診をしていただきます基本健診であるとか、また女性の検診、そういったものについては差はありませんが、香住区で実施をいたしております、例えば腹部超音波検診であるとか、また女性の検診も、香住区で実施するものについては差がありまして、その分は町が補填しております。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 今、健康課長言われましたように、腹部エコーと女性の検診については、香住区民は村岡、小代区民より高いんです。八鹿病院に払う金が高いんです。だけど、町民からは同じ金額をいただいて、本来の差額分は町が持っているんです。そこまで町は実際しているんです。だから、そのほかのことも含めて、先ほどの初診料のことも含めて、差額ベッドの区民による差、この部分は町のほうで持つことができるのではないか、持っていいのではないかと私は思うんですが、いかがでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) なかなか難しいかなというふうに思っております。金額の多寡ではなしに、基本的な考え方だというふうに思います。また、健診の部分について町が補填することと、少し意味合いが違うのかなというふうな思いがします。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) どういう意味合いが違うのかわかりませんが、いつまでも健康であってほしいがために、健康診断をしたり、いろんな病気等を早期発見するために健康診断をしたりするわけですし、そのときには町が負担をしているわけ。いざ病気になったら町は負担をしないぞでは、少しどうかなとも思ったりします。ぜひ、町長、その金額はどのぐらいになるのか。正確な数字は調べなくてもいいでしょうから、調査されて、前向きに取り組んでいただくようなことができるのではないかと思うんですが、町長の取り組み姿勢について伺います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 町としてどのぐらいの、構成市町、町外での香美町民の負担があるのかがわかれば、今後の検討材料にはしたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 先ほど申し上げましたように、そんなに大きな額でないというふうに私は感じておりますので、ぜひともその辺を調査されて、香住区民であろうと、小代区民区民であろうと、村岡区民であろうと、どの病院にかかろうと、その費用が平等といいますか、均衡化が図れるような施策をぜひお願いしたいというふうに思います。そうすることで、町が18歳まで子ども医療を無料化していることプラス、逆の言い方をすれば、子育て世代の人たちにそういう恩恵を与えるということになるわけですから、そういう方たちの定着にもつながっていくんだろうと。子育て世代の方がいなければ、子どもを増やそうにも増やせませんし、町の人口対策においても、その方たちが一番大きなウエートを占めるわけですから、ぜひともその辺を早急に調査研究されて、人口減少対策に一役を買うようなことをしていただきたいなというふうに思うんですが、町長はそう思われませんか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) どこまでのことがきちっと調査ができるかをあわせてさせていただきます。ただ、今、議員がおっしゃいましたようなこと以上に、18歳までの医療費の無料化に取り組んだことも、実際どこまでの人口減少対策になっているのか、どの程度の効果があるのかも、きちっとした見解もまだとれてないような状況でございます。我々としては、そういうことが子育て世代の負担軽減につながるということで、大きな決断をしてああいうふうな取り計らいもしましたけども、実際に人口減少をそれで食いとめられている部分があって今の減少率か、あるいは余り効果がなかったのか、今、検証の最中でございます。ただ、私としては、大きな判断のもとにそのようなことができても、今の人口減少をなかなか食いとめていけない現状はあるという思いもございますので、効果のほど、あるいは、今、議員からご提言のあるようなことが、実際の人口減少だとか、移住定住だとか、定住促進だとか、そういうことにどこまでのつながりが、効果がある、そのことも検証しなければならないというふうに思います。ただ、役場で調べられる部分、きちっとした見解が求められる部分まで調査はさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) それでは、今、町長の答弁ありましたように、いろんな調査をされて、具体的な施策が展開されることを望みまして、次の質問に入りたいと思います。  2問目は、活力・安心・安全編、その2でございます。町道山手若松線改良事業と香住谷川改修事業の進捗状況と今後の整備計画について伺うものです。  町道山手若松線改良事業と香住谷川改修事業は、香住区中心部の町の活性化と防災、医療等、安心・安全のため、また山手区画整理事業への事業効果の増大に早期事業完了が期待されるものであります。事業の進捗状況と今後の整備計画について伺うものであります。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、見塚議員の2問目のご質問にお答えをいたします。  町道山手若松線につきましては、香住市街地と主要地方道香美久美浜線を連結し、生活幹線道路の骨格を形成するとともに、山手地区と既成市街地との交流を図り、一体となったまちづくりを推進するため、主要地方道香美久美浜線から香住病院東詰めまで、延長約140メートルを1期工区として、平成16年度に事業着手し、平成21年度に供用開始をしております。今回、2期工区として、香住病院東詰めより町道香住市街地線まで約200メートルにつきまして、平成30年度に詳細設計、用地測量等を実施し、本年度は用地買収及び物件移転に着手しており、現時点で用地3件について所有権移転登記が完了しております。  今後の計画につきましては、これから予算審議をいただきます令和2年度は、香住谷川を渡河する橋梁の右岸側橋台の施工とともに、残りの用地買収及び物件移転を行う予定でございます。それ以降の目標としましては、令和3年度に左岸側橋台、令和4年度に橋梁上部工、令和5年度に橋梁以外の残工事を行うよう考えております。これから契約を進めていく用地、物件が残っておりますので、今後の工程も不透明な部分はありますが、町民の皆様の安心・安全な道路の確保及び山手地区と既成市街地との活性化を図るため、後ほどご説明申し上げます、香住谷川の整備工事の完成に歩調を合わせ事業を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。  次に、関連する香住谷川改修工事の計画についてご説明をいたします。本事業につきましては、2級河川香住谷川の河口付近にあります一日市橋から香住郵便局付近の通玄寺橋上流約150メートルまでの区間、延長約1,100メートルの河川改修を兵庫県が行うものでございます。既に平成29年度に、河口付近右岸側から工事着手されておりまして、現時点では、河口付近より右岸側は約340メートル、左岸側は約220メートルの矢板打設が完了しております。現在、左岸側の病院橋下流の約120メートルにつきまして矢板設置の工事中であり、当該工事は4月末には完了する見込みとなってございます。本工事の完成により、病院橋より下流の矢板設置が完了することとなります。引き続いて令和2年度より、矢板設置完了区間の一部の河床掘削や上流側の矢板設置等を実施するよう聞いております。上流側の残り約760メートルの工事につきましては、兵庫県が策定しております社会基盤整備プログラムによりますと、今後、令和2年度から引き続き実施し、令和5年度までに完了を目指すこととなっております。香住谷川につきましては、過去に、平成2年、平成16年など、たび重なる出水により浸水被害が発生しているために、町民の皆様のご要望も多く、安心・安全なまちづくりを確保するためにも、一日も早く事業が完了することが喫緊の課題であり、早期完成に向け、今後も県と密な連携を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 両方の事業の今までの進捗状況、あるいは今後の計画について丁寧に説明をしていただきました。しかし、香住谷川は令和5年度までかかるのかな。今の進み状況、あるいは工事期間が非出水期しかできないというようなことを考えれば、やむを得ないのかなというふうに思うんですが、先日、予算委員会でお尋ねしますと、今の香住谷川の工事は、町道山手若松線の香住谷川にかかる橋梁の工事には、そんなに影響あるものではないようなことも伺っておりまして、私は、逆に支障があるから橋の物件移転費で補償費が入ってくるんだろうと思ってお尋ねをしたんですが、入ってこないというようなことですので、全然支障がないんだというふうにお聞きしました。そうすると、今年は右岸橋台をやる。工事的にですよ。もちろん用地や補償は全部終わるんですが、令和3年度に左岸橋台、令和4年度に橋梁の上部ということですが、これ、もっと進捗を上げることは、河川との絡みがなければできるのではないかと思うんです。といいますのは、冒頭の質問でも言いましたが、山手の事業の早期売却等々を含めた、活性化を含めてそれをしようとすれば、山手に貢献できるのではないかなというふうな思いはするわけですが、その辺はいかがでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) できれば一日も早くという思いもございますが、一方で町の財政計画というものがございます。これは町単の事業でございますので、財政計画にも大きな影響が及んでくる中で、年次を分けて、今まで用地の買収も含めて、計画立てて進めておるところでございます。これを、例えば、令和5年、6年かかり過ぎておるという、議員も思いでおられると思いますけれども、やはりこれは、安定的な財政を進めていくためにも、あるいは、県との工事のかげんは余り影響はないと言いながらも、町が今までに進めてきた計画に沿ってしておるわけでございますから、事業が開始して、年度途中から、少しでも早くという思いはございますが、やはり町の財政計画やら、ほかの事業との兼ね合いも見ながら、できるだけ早くとは思いますが、なかなか一気に進まないのが現状かなというところでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 山手若松線の病院、新しい橋については、一刻も早い完了をさせることを求めておきたいと思います。  次に、香住谷川の整備についてお尋ねしたいんですが、町長ご存知のように、平成2年の台風19号の災害では、病院をはじめ、中学校まで浸水をしたという実態があります。そうした中で、今の整備をやっている整備水準は、どの程度の災害に耐えれるものかについてお尋ねをしてみたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 技術的なことは建設課長でわかれば答弁をさせますが、ただ、見塚議員も現役でおられましたので、例えば大きな災害の後に、今の香住谷川下流の放水路の整備やら、そういうことで、当時よりは、今度の工事にかかるまでも災害対応というのは少し進んでおったのかなという思いがしますが、現行の今の工事も含めた災害対応については、建設課長のほうでわかれば説明をさせます。 ◎議長(西川誠一) 建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) それでは、見塚議員の香住谷川の整備水準についてお答えをさせていただきたいと思います。  香住谷川の整備計画につきましては、平成26年1月に策定をされております。これによりますと、一応整備計画では確率年を50年ということでしております。現在行っております河道整備につきましては、その整備計画の中では、河道整備あるいは上流側に貯水池的なダムだとか、貯水池の整備、これらを含めて50年での確率を図る、雨量に耐える計画となっております。現在行っております稼働計画につきましては、即効性があるということで、平成29年から河道掘削の工事に図られております。この工事が完了した時点では、効果としましては、7.5年の確率雨量に耐えれる断面が確保されるというふうに聞いております。具体的に言いましたら、平成2年の台風19号によります床上浸水が解消されるというふうなことで、県のほうからは聞いております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 町長、今の建設課長の答弁でわかったと思いますが、確率7.5年なんですよね。7年か8年に一遍の洪水があれば、河川はあふれますよという水準の、今の仕事の仕方なんです。建設課長の説明あったように、香住谷川の上流にダムや貯水池をつくって、初めて50年に1度の洪水に耐えられるんだということなんです。そうすれば、今から、令和5年には今の仕事終わるわけですから、令和6年以降にその工事に着手してもらわなあかんの違うかなという気がするんです。その辺の進め方について、町長は、これから県等にどのような働きかけをされるのかについてお尋ねしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) おっしゃるとおりに、今の工事が完了したとしても、そのような頻度で将来的な危機も危険性もあるということでございますから、今後の香住谷川の改修計画についても、さらなる安全の担保のために、県には強く今後のことについても要望していきたいというふうに思います。具体的にどういう手法だとか、技術的なことについて私はわかりませんけども、先ほど建設課長が答弁いたしましたように、やはり過去に2度も大きな災害を巻き起こした河川でございますので、今の改修工事で、これで将来の安全が担保できるのかといいますと、やはり7、8年に1度、危険が訪れるというようなレベルでは、我々も住民の安心・安全は図れないという思いがございますので、今後も県に向けては、さらなる改修について要望をしてまいりたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) しつこいようですけど、もう1点。昨年の台風で、いろんな場所の河川があふれたり、いろんなことが起こりました。その後、国交省は、河川整備は今後100年に向けて整備をするんだというような言い方もありますので、今の整備計画そのものが、先ほど説明のあった、平成26年に策定した整備計画そのものをもう一遍見直す必要も出てきているんだろうというようなことも思うわけですが、その辺も含めて、先ほど私言いましたように、病院もあり、学校もあり、あるいは中央公民館もあり、今建て直している文化会館もあり、香住区の主要な施設が固まっている場所でありますので、そのようなことも含めて、町長の今後の県に対する取り組み、働きの姿勢を伺いたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 平成26年に作成した計画の見直しも必要になってこようかと思います。国、県に対する要望についても、今後そういう課題に向けて、県に向けてもしっかりと要望をしてまいりたいというふうに思いますし、計画については、現行の平成26年のものを基本に、今後あるべき姿、人員と時間の許す限り、できるだけ早くに改定できる部分については改定していきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩します。再開は11時10分といたします。                              午前10時54分 休憩                              午前11時08分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 3問目に入ります。3問目は教育編です。幼・小・中学校の夏季休業日の短縮について伺うものであります。令和2年度の町の教育に関する基本方針や国の新しい学習指導要領等により、ふるさと教育や英語教育の授業時間数が増加されるのではないかというふうに考えています。また、教師の勤務状況の改善も求められているわけでありますが、本町では、平成30年度、令和元年度予算でエアコンの整備も完了し、学習環境も改善されてきました。この際、幼・小・中学校の夏季休業日を短縮し、ゆとりと余裕のある日々の事業を展開する考えはないでしょうか。  以上を伺います。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。教育長の答弁を求めます。  教育長、藤原健一君。 ◎教育長(藤原健一) それでは、見塚議員のご質問にお答えをします。  幼・小・中学校の夏季休業日の短縮につきましては、町教育委員会としましても重要課題の一つとして捉え、今後も継続した検討が必要であると認識をいたしております。現在、各小学校、中学校に対して、学期ごとに授業時間数を調査し、その進捗状況についても細かく状況を確認し、把握しております。平成30年度の実績では、小・中学校とも、学校教育法施行規則等に定める標準授業時数は、各教科とも100%を超え、予定していた教育課程も全て完了をいたしました。本町では、日ごろから授業時数の確保に努めております。小学校においては、新しい学習指導要領への移行期間であります平成30年度、令和元年度の2年間のうちに、3・4年生の外国語活動において、標準授業時数15時間に対して、本町では35時間実施いたしております。また、5・6年生においては、標準授業時数、年50時間を70時間へ増やして、先行実施をいたしております。また、中学校においては、特に令和元年度から、週の平均授業時数は29でございますが、29時間から30時間に増やし、年間標準時数を1,015から1,050とし、ゆとりある教育課程を編成するとともに、小・中学校とも行事に向けての練習時間の短縮を試みてまいりました。  次年度以降もさらなる行事の精選の取り組み、始業式や終業式の時間帯を工夫することにより、授業時間数の確保に努め、授業時数の実施率向上を想定し、現段階では夏休みの短縮は考えていませんが、今後も教育課程実施状況をしっかりと把握し、その上に立ち、継続した検討が必要であると認識いたしております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 教育長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 検討するということなので、ぜひ検討していただきたいというふうに思うわけですが、今の答弁の中をお尋ねしますと、標準時数を確保したらそれでいいみたいな答弁に聞こえますので、私は、問題は中身だと思っていますので、子どもたちがどれだけ理解できて、どれだけそのことを習得できたかということが一番問題であろうというふうに思っていますので、そうすれば、本町が行っている小規模の学校では、そういうことが解決しやすいのかなと思うわけですが、逆に、但馬でも2、3を争う香住の小・中学校では、言い方がいいのか悪いか知りませんけども、乗りおくれている子どもたちをそのレベルに達しようとすれば、それなりの時間数も必要だろうとも思ったりしますので、そういうことを考えたり、学力も含めて、体力も含めて、子どもたちの成長をさせようと思えば、それなりの時間数が必要だろうと考えておりまして、かつ、一遍に言いますが、今回のコロナウイルスの感染で学校が休校になるというようなことを考えると、これから何が起こるかわからない。災害もあるでしょうし、雪も災害に含めたらいいかもわかりませんけども、いろんなことを考えると、早目早目に授業を展開しておかないと、今回のように、年度末になってから、学期末になってから、そのようなことが発生すると、教育長が先ほど言われた標準時間数さえも消化できないことが起こり得るんだろうというふうに思っていまして、その辺を含めて、教育長はどんなお考えでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 教育長、藤原健一君。 ◎教育長(藤原健一) 今、私どもが検討を加え、今後は見直していかなければいけないし、毎年の授業時数とともに、今、見塚議員がご指摘の、中身が大事だと。子どもたちが育っているか、育ってないか、このあたりもしっかりと見定めて、今後も授業時数の確保、まず授業時数を確保しなければ、3時間で教えるのと5時間で教えるのというのは、子どもたちも必然的に変わってくるだろうというふうに思いますので、私は、着任以来、授業時数の確保については、校長会を通して先生方に協力を求めてまいりました。例えば、今、中学校で、先ほども申しましたように、週29時間で大体国が示す1,015時間をクリアできるんです。それを校長先生方にお願いして、何とか30時間、週30時間と申しますと、年間トータルでいうと35時間プラスになるわけです。35時間クリアしようと思えば、夏休み1週間出さなければいけないと、匹敵すると。ただ、大事なことは、子どもたちに30時間の授業をさせて、子どもたちが非常に負担感が多いというふうになれば、やっぱり見直さざるを得んだろうなというふうな思いでございます。  そしてもう一つ、今、夏休みなんですが、子どもたちが非常に楽しみにしておりまして、私どもに、夏休みになってきたら、ちゃんと教育委員会が調整せんかいと言ってお叱りを受けるのは、子どもたちの取り合いが起こっています。スポーツクラブに行かんなん、野球もせんなん、こちらが、日がなかなか設定がとりにくい。また、今ご指摘の、勉強が苦手な子を夏休み中に追いつかせんなんということで、夏休みの初めに学校に来させて、補充的な勉強をさせないかん。中学校によると、前3日、後ろ3日、授業をしているような現状でございます。そして子どもたちが、私たちが思う以上に、今、手元に持っておるんですけど、私が思った以上に非常に忙しくしているのが現状でございます。そして、夏休みこそ、私は、地域の方に子どもたちをしっかり見てあげてくださいということで、例えば、球技大会の練習を、お父さんやお母さん、また地域の方が一体となって子どもたちを育む姿を見ておりましたら、夏休みって非常に大事だな、地域の教育力も上げるのも非常に大事だなというふうな思いをいたしております。したがいまして、今、見塚議員のご指摘の、夏休みに授業というのは、学期中に、やっぱりこれ、不足するわという事態が起こったら、そして子どもたちが育ってないわという事態が起こったら、毎年、これは検討を加えて、すばらしい教育課程の編成を、それぞれの学校の校長先生が編成しやすいように、私はそのようにしていく所存でございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 今年度予算の中にでも、これからの子どもたちへのアンケートもあったりいろいろするんですが、今現在のアンケート結果、香美町子ども・子育て支援事業計画をつくるために、平成31年3月にアンケートの報告書が出ております。このアンケート、非常に残念に思ったのは、これから令和2年度でされようとしているのかどうかわかりませんが、小学校就学前の親御さんたちに聞いた、長期休業期間中、夏休みの期間中にどうしているのかと。教育・保育事業の利用希望という言い方で出ておりますが、そうした中で、全体、トータルで見ましても、約半数は夏期もそういう施設を利用したいというような親御さんたちがおられるという実態があります。そのことを考えると、小学校低学年等々も同じような結果が出てくるんだろうというような感じも持っていまして、今のコロナウイルス感染の問題ではありませんけども、やはり子どもたちを見守る人たちが、就業しておられる、困っておられるということを考えると、夏休みもそういう方たちは短いほうがいいと思っておられるのではないかというようなことを思っていますので、ぜひともその辺も含めてご検討いただきたいと思っていますし、球技大会の話がありましたけども、大変親たちは苦労しているのが実態です。かかわっているのは、はっきり申し上げまして、役場の職員であったり、そのほかの公務員で、比較的休みがとりやすい人たちがかかわってくれています。この町中で自営業をされているような方は、それなりに融通がきくかもわかりませんけども、自営業をやっておられない、お勤めの方は非常に苦労されていますので、教育長おっしゃいますけど、地域の人は喜んでいるという実態ではありませんので、申し添えておきたいというふうに思っております。  冒頭でも申し上げましたように、エアコンの整備もできました。残念ながら体育館はできておりませんけども、そういうときに、夏季の期間中の暑いときに、どうでも体育の授業をせんなんこともありませんし、夏休み中といいますか、子どももおらんし、私は忘れましたけど、時間割というんですか、今どう言っているのかわかりません。夏季用の時間割をつくったらいいわけですから、そういうようなことも含めて、ぜひとも検討されたいというふうに思うわけですが、再度、答弁を下さい。 ◎議長(西川誠一) 教育長、藤原健一君。
    ◎教育長(藤原健一) 今、指導に当たっておられるお父さんやお母さん、なかなか進んでやっておられないというふうなことも聞きますし、1つは、今、文科省が進めているのに、社会に開かれた教育課程というのを盛んにうたい出している。これは、学校の先生だけでなしに、地域が一体となって子どもたちを育んでほしいというふうな視点もあるのではないかというふうに思いますし、ぜひ、たとえ5分でも10分でも、いろんな形でいろんな方にお世話を願って、教壇には立っていただいておりますが、特に夏休み、そういうことをしていただくと大変地域の教育力というものも上がるのではないかというふうに思っておりますし、今ご指摘の、本当に空調も完備していただきまして、環境は整っておりますので、いつ何どき、夏休みを短縮して授業ということも考えられるわけで、ただ、今の現状では、それなりに授業時間数も確保しておりますし、そしてまた、特に補充的な勉強を抽出して行っているというのが今現状ではないかなというふうに思います。全員ではなしに、クラスの10人、また20人という形で取り組んでいるのは確かだろうと思っておりますので、そう言いながらも、教育課程というのは余裕を持って取り組まなければいけないというご指摘は、そのとおりだろうと思いますので、今後とも十分検討を加えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 最後に、昨年度末の新聞紙上で、姫路市が2021年から夏休みを短縮するというような記事が出ておりましたが、教育長、それご存知ですね。多分そういう市町が出てくるんだろうというふうに思っているんですが、ほかの市町におくれをとらない、負けないように、ぜひとも取り組んでいただくことを求めて、私の質問を終わりたいと思います。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 以上で見塚修君の一般質問を終わります。  次に、吉川康治君の一般質問を行います。  吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 吉川です。緊張しておりますが、失礼なことを言わないように気をつけていきたいと思います。  早速ですが、今日多いので、質問通告に基づきお伺いしていきたいと思います。まず、人口減少問題に絡めたテレワークの推進についてであります。第2期香美町総合戦略に記載のあるテレワーク、サテライトオフィスの推進事業について、第1期の期間を通じて何社から問い合わせや相談があったのか。そして、その中で、保留ないし前向きに検討している企業は何社残っているか。そして、前向きにならなかった企業はどういう理由で香美町でのサテライトオフィスを断念したのか。この2点をまず伺いたいと思います。お願いします。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、吉川議員のご質問にお答えをいたします。  平成27年10月に策定をいたしました第1期香美町総合戦略では、基本目標の一つに、香美町における安定した雇用を創出するために、ICT等を利活用した地域活性化として、サテライトオフィス等の誘致への取り組みを掲げ、あわせて、香美町への「新しい人の流れをつくる」のために、空き家の利活用と移住しやすい環境の整備として具体的な施策を示し、空き家等を活用したシェアハウス、シェアオフィス、サテライトオフィスの支援体制、モデルづくりに取り組むことといたしました。平成28年度に、地方への人の流れの全国的な動向や、先進的な取り組みを行っている自治体や兵庫県の誘致の取り組みなどを参考にしながら、本町における空き家を活用したオフィス、サテライトオフィスを誘致するための方針をまとめました。  本町は、交通、気象条件等が、他の地域と相対比較して、オフィス立地の選択肢として優位ではないことから、主なターゲットを、本町出身者であり、本町在住者や出身者とつながりのある人、ICTネット環境を活用して成立する事業、気候に左右されない業種に絞り、情報発信をすることといたしました。これまでサテライトオフィスあるいはICT関連オフィスの補助制度についての問い合わせは数件受けておりますが、実際にオフィスを開設し、ICT補助金を受けられた事業者は2社となっております。本町の場合、空き家対策の一環として、空き家を活用するICT関連事業のオフィスを開設する事業者に対して助成を行っており、問い合わせのある事業者は、香美町に移住し、空き家を活用して事業をしたいという方でございます。現在、保留ないし、前向きに検討している事業者はございません。また、前向きにならなかった事業者については、希望する空き家物件がなかったようでございます。本町としては、空き家バンクの登録物件の拡大とあわせて、情報提供を行い、サテライトオフィスなどで活用いただける事業者の誘致を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 今、ご答弁いただきました。問い合わせが数件、今おられるのが2社ということで、私、実績は上がっているので、これはこれでいいと思いますし、空き家を活用するといった視点では、私は、これはどんどん進めていっていただきたいと思っております。ただ、私がなぜこの質問したかとまず申し上げたいんですけども、香美町総合戦略2015から2019、そして第2期の2020から2025の記述、これ、趣旨がほぼ同じであるということから、私、疑問を持っておりまして、この世の中、企業も四半期決算ごとに方針を変えますので、全く同じような戦略、具体的戦略でいいのかということでございます。  総合戦略の中にもPDCAサイクルが出てまいりますが、その観点から確認したいと思います。これ、企業が来なかった理由は、空き家がなかっただけですか。そのほか分析される中で皆さんで意見を出し合ったと思うんですが、ほかにどのような懸念があったと思われているのか。そこら辺、お伺いしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 総合戦略の関係が、記述が変わっていないことにつきましては、例えば企業なら四半期ごとの決算、ただ、私どもは自治体でございますから、企業の感覚は必要としながらも、一方で住民対応という大きな仕事がございます。利潤を追求する企業と私ども自治体とは少し趣旨が違いますので、その点ではご理解をいただきたい面もあろうかと思いますし、例えば、企業活動の中で、目的に向かって、そこに社員や従業員を集中できる企業と違って、私ども自治体の職員というのは、住民の暮らしにかかわること、生命や防災や安全にかかわること全てを、日常の業務をしながら新しい取り組みをしていかなければならないこと、そういう部分がございますので、民間ご出身の吉川議員から見ますと、少しスピード感がなかったり、掲げる目標が年次ごとに変わっていかない。ただ、私は、今のサテライトオフィスだとか、企業誘致だとか、大きな課題を、私どもの限られた職員でやろうと思えば、企業のような営業活動をするわけにはいきませんので、主にできることとすれば情報提供かな。でも、移住定住の問題の中でも、香住地域には空き家を求める移住者の希望者はたくさんあるけれども、提供いただく空き家が少ないというジレンマもございます。あわせて、そういう中であって、空き家を活用した企業誘致だとかサテライトオフィスの誘致になかなか実績が伴わないのが現実でございますが、日常こなしている事業のほかに、新しい取り組みをできる部分でしっかりと職員には取り組んでもらっていると思いますが、なかなか成果があらわれないのが現状でございます。特にサテライトオフィス、第1期の総合戦略を掲げたときには、駅前の空き物件になっているビルがあったりして、このことを、サテライトオフィスという、これから総合戦略に掲げる物件として非常に優位な物件ではないかというような調査も何カ月かかけてやりましたけども、結果的には民間の方がビル自体を所有といいますか、取得なさいましたので、役場としては、底地の兼ね合いもあって、サテライトオフィスとして、町の抱える物件として取得することができなかったような経緯もございまして、その時点でできる範囲での総合戦略に掲げた目標に向かっては、職員も私も指示も出しますし、ただ、思うように掲げた大きな目標に向かって成果が出ているのかと言われれば、少し、やはり民間企業並みの成果は出ていないように思いますが、これからもできる範囲で、掲げた総合戦略の中身について実現できるような運びには持っていきたいと思います。個別の質問については、企画課長が範囲する部分でございますので、答弁できる部分について企画課長に答弁をさせます。 ◎議長(西川誠一) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) まず1点目ですけれども、総合戦略の記述内容ですが、第1期から第2期は余り変わってないのではないかということでありますけれども、第1期に策定いたしましたときに、移住定住を進める上で、産業政策とあわせて、移住定住施策の中で、サテライトオフィスなり、テレワーク、こういうものを導入したらいいという、トレンドを受けてこういうことを検討していくということで掲げました。ただ、実質3年間した中で、町長が先ほど申されましたように、具体的な取り組みも積極的にとまではいきませんので、国の動向なども捉えながら、うちで提供できる範囲はそういう制度をつくって、サテライトオフィス、ICTの事業者が、希望された方への支援という形で進んでまいりました。それ以上に戦略的に進められてきておりませんので、同じような内容でさらに充実していくということで、継続のような内容にはなっております。それが、余り記述が変わってないという理由であります。  それから、取り組みにつきましては、PRが主ですので、ホームページでの紹介、それから、実際空き家の希望者があって、入ってこられたときに、事業をしたいという方でこの制度の説明をして、実際に2件の誓約をいただいておるというようなことでありますので、なかなか提供できる物件がない中で十分なPRということもしにくいところもあるということも原因ではないかと捉えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 深く聞くつもりはなかったんですけども、じゃあ、これ、戦略ですよね。基本方針ですとか、そういったところに書いてあるのに、業務が多いからとか、だったら初めから書かんでよろしいん違うかなと思うわけです、そういう答弁を聞くと。せっかくこういうふうに出されているのであれば、私は、そこに時間を割いてやっていくべきですし、そもそも、これ、何なんという話になってくるわけです。なので、これ、ほんまはこんなことを言う気はなかったんですけども、町長の答弁はそういう趣旨でしたので、1点、これ、どういう目的でつくられておるのか教えていただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 総合戦略は、上位計画の総合計画に基づいて、理想とするさまざまな町の抱える課題を目標として掲げとるということでございますから、確かに議員がおっしゃいますように、実績が伴ってない部分があったり、それは仕方ないですけれども、こういう方向を目指すということで掲げる目標というふうに私としては認識をしております。ただ、確かに達成度とかそういうものは、毎年議会にも報告をしておるとおりに、掲げた目標が達成できているのか、先ほどのKPIも含めて、そういうことで、民間レベルの目標になっていない、本来この総合戦略の意味があるのかというようなことを言われれば、実際にそういうことが実現できてない部分も多くありますし、目標値が低いと言われることもありますけども、そういう体制をしっかりととるのが理想的でございますけれども、先ほど申しましたように、日常の業務のほかに、期間を限定してこういう目標を掲げたことを少しでも達成できるような取り計らいは、自分としてはしておるつもりでございます。ただ、なかなか成果があらわれてない部分がたくさんあって、だから、目標が掲げてあっても、できていないのだったら、実際これは必要なかったのではないかということではなしに、大きな掲げた目標に向けて、それを少しでも前進させるための施策の展開や、総合計画や総合戦略に沿った町政運営のあり方を模索する大きな題目というふうに、間違っておるかもしれませんけども、私としてはそういう認識でおりますので、達成度の点、あるいは評価ということで見れば、議員の皆さんからも、まだまだというご意見は頂戴するような実態でございますけれども、実際には、現実にそのような状況でございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) これ、大綱だということで、私もそのように捉えておりますので、今回のこういう質問になったわけであります。  企業ニーズ、先ほども申しましたが、刻一刻と変わって、特に一般を相手にしているわけですから、町政がどうのではなく、これは、書いている以上、相手を見ながら進めていくべきでありますので、私は、予算委員会から一貫して、課長の皆さんはご存知かと思いますが、分析について結構伺っております。これ、非常に重要なところですが、町長、よく委託をされたりしておりますが、私、それについては別に反対はないんです。ただ、今後の職員教育という観点から、ちゃんと分析する力は町の職員につけていくべきですし、これからもどんどん精度を上げていくべきだと私は考えているんです。そういった点で、精度は高くなくても、1回分析するというような癖づけというのは、絶対つけたほうがええと思うんですけど、その点、町長はどのようにお考えでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) そういう部分も必要かなと思います。ただ、香美町の職員の、別に職員をかばうわけではありませんけども、委託の業務が多いというのは、やはり仕事量にもかかわっておるわけでございます。例えば先ほどの、さまざま議員の皆さんからいただく中にでも、アンケートをとったりする手法についても、それを、例えば職員が考えて設問もつくって、求めるアンケートで知りたい部分について、きちっと職員がそういうアンケートの内容までつくれるかどうかといいますと、実態としては、時間にも制約があって、人員にも限りがあって、委託であったり、あるいは専門的な能力の部分、例えば建設事業、道路の改良事業、職員でできる範囲の能力で設計をしたり発注をしたりという業務ができる部分のほかに、建設だとか高度な技術、職員の持ってないレベルのものを求めたりする部分については、委託をする部分が多くなってくる。これは仕方がないことだと思いますけども、例えば、今の検証の部分について、委託事業をするまでに、目指すもの、成果を得たものを自分が肌身で感じるために、できるできないは別にして、それを職員にさせたらどうだという議論がございますけども、現実申しまして、なかなかそこまでの余裕がないというのが現実でございます。  確かに議員のおっしゃるのは正論でございますけども、実態として役場の組織がそれにすぐ対応できるかといえば、なかなか難しい部分が、この7年間の町長生活の中で自分が肌身で感じておるところは、そういう部分もあると。今まで、町長の立場になるまでのこと、こんなことぐらいは役場の職員がしたらいいのではないかと思うようなこともたくさんありました。ただ、実態として、今の職員の数、さまざま出てくる新しい課題、これは、何十年前かとは相当量仕事量も増えておると思いますので、実態、理想的には議員のおっしゃるとおりでございますが、ただ、感覚としてはそういう部分は大事だと思いますから、今後も、今、幹部も全員そろって聞いておりますから、そういうような感覚もしっかりと、ここに出席している職員、あるいは今、下で実務をしておる職員にも伝わるような考え方については、私のほうから幹部会議で必ず職員に向けて発信をさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 恐らく、町長のおっしゃることも私もわかります。かなり仕事量、今、国からも求められる量も多いですし、県から求められてくるものも多いということで、そこはわかるということですが、やはりこれを書いている以上は、これを中心にやっていくべきというのが私の意見であります。今日たくさん質問通告がありますので、次に入らせていただきたいと思いますが、今後の取り組みについては、柔軟に対応していくというのが私はいいと思っております。  通告の2問目でありますが、香美町からの企業に対するアプローチということで伺ってまいりたいと思います。問い合わせ以外に、香美町自ら、第1期の期間を通じて、何社にどのような形でアプローチを行い、どのような返答を得たか。そして、2つ目でありますが、テレワーク・デイズにも香美町は載せておられますが、今、環境整備の補助金というふうにとられておると認識しております。先ほどの質問にも重なる部分ではありますが、今後の空き家を利用したオフィス環境整備後に誘致を行うなど、別角度からの展開というのは考えておられるのかどうか。これを伺いたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、吉川議員の2問目の問いでございます。  基本的には、移住定住、ホームページなどによる情報提供であり、個々の事業所に対してはアプローチを行っておりません。町内に開設された事業者については、空き家の活用を含めて問い合わせがあり、実際に現地を確認されて、事業所の開設に至ったものでございます。  テレワーク・デイズについては、令和元年に応援団体として香美町を登録し、ワークスペースとして利用希望する事業者が、町内の空き家を活用される場合の補助制度を紹介しておりましたが、これまで問い合わせはございませんでした。サテライトオフィス等の開設に当たっては、町として、ICT関連オフィス等開設・設置支援事業補助金制度を設けております。これは、県のIT戦略推進事業のIT事業所開設支援に随伴して、開設時の建物改修費、事務機器取得費、賃貸料、通信回線使用料について補助対象とするものでございますが、事業者が希望するオフィスの形態が多種多様であり、町で一元的にオフィスを整備した場合、開設予定の事業者が、事業形態に合わせて再度オフィスの整備を行う必要が出てくることが想定されるため、事業者の利便性を考慮すると、現行のように事業者の環境整備に対して補助金を交付することが好ましいと考えております。  なお、オフィス開設に当たっては、現行のICT関連オフィス等開設・設置支援事業補助金制度を活用していただけるよう、ホームページなどで情報提供を行い、事業者へのPRを進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 香美町からは何もアプローチはかけていないということでありました。町長、補助金のホームページの場所、どこかご存知でしょうか。といいますのも、これ、ほかの分析にもかかわってくることなので、ホームページ構成については一言申し上げたいんですけども、テレワーク・デイズからリンクして香美町のホームページに行きますと、このオフィス環境整備のものだけでなく、全ての補助金が並んでいるホームページにリンクしているんです。このつくりというのは、アクセス数の把握も困難になりますし、例えば、ここの分野の補助金についてどれだけアクセスがいったかですとか、要は補助金について見られている人かどうかすらも把握ができないというホームページ構成になっているんですけども、これ、ご存知かどうかと、もし把握できないのであれば、今後変えていく予定があるか。答弁をまずお願いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 詳細を私は存じ上げておりません。ただ、今のホームページのあり方については、更新もしたところでございますし、今後これの改定はできるというふうに思います。今ご指摘のような、細かい部分でのことについては担当の企画課長に説明をさせますけども、今の現行のホームページの掲載内容が不備であることについては、ご指摘があって、変更できると思いますので、そのことについては参考にさせていただいて、今後早期に改定できるものであれば、そのような形に変えることは可能だと思いますので、企画課長にあわせて答弁をさせます。 ◎議長(西川誠一) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 先ほどのご質問は、テレワーク・デイズからリンクを張っている町のホームページにということですが、これについては、移住定住のサイトの、特に移住者の支援のところですので、特にICTを限定するのではなく、町の移住施策を見ていただくという意味でそこのページにリンクを張っておりますけれども、より中身を具体的にということであれば、今後見直しも考えてまいりたいと思っております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) これ、相手があることで、さらにテレワーク・デイズというのはどういったニーズがあるかといったら、それは、サテライトオフィスをつくりたい企業が見ているんです。そこで、このリンクに行って、空き家の整備とか、そういった事業内容も大事なんですけども、要はピンポイントで伝わるようにせんと、何書いてあるかわからん。オフィス環境整備事業資金というのは、結構下のほうにあるんですよ。結構マウスを回さんとここへたどり着けんので、そういった意味で、各担当課の補助金というのは、記載状況も別々に分けるべきですし、その分野ごとにもちゃんと分けて、やることは一緒なんです。ただ、ページを分けてちゃんと記載すべきだと私は感じております。  ずれ過ぎるので、ここで戻しますが、先ほど最初の答弁で、香美町からはアプローチしていないということで、町長が常々おっしゃっているのは、人口減少が急務な課題だということで認識されているというふうに私は理解をしていますし、おっしゃっておられるということで、私としては、釣り人みたいにえさをまいて、竿を垂らしとるようなんじゃなくて、ちゃんと海女さんみたいに目的に向かって突撃していくぐらいの気概、できるできんは別として、それくらいの気概がないと企業誘致もうまくいかんと思っておるわけです。仕事が増えるという点も承知で伺いますが、戦略に載せている以上、もうちょっと積極的になるべきだというふうに考えますが、先ほどの答弁ともかぶるかもしれないんですけども、もう一度、そこら辺の気概を教えていただければと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほども申し上げたとおりでございます。議員のおっしゃることも正論でございますし、そういう方向では行きたいと思いますが、ただ、企業の営業活動ではありませんので、例えば、今、サテライトオフィスだとか、企業誘致がままならない。現状として、先ほども申しましたように、空き家対策をして、空き家にオフィスだとか移住者を迎え入れたいという、その空き家の確保がままならないこと。まず、受入れの整備をする。空き家もないのに、空き家に来ていただくサテライトオフィスの起業者や企業へのアプローチを行っておっても、実際に来ていただこうと思えば、受入れ側の体制整備が整わなかったらできませんから、まず抱えている空き家の確保、サテライトオフィスや移住者向けの住居として確保できる空き家を、ストレートにサテライトオフィスに来ていただく企業、あるいは移住定住を目指す方々に来ていただける空き家がまず確保できてないという課題がございますから、まず第一義としては、町としてはそこに取り組んでおる。実際にさまざまな事情があって、空き家は結構あっても、提供いただけるバンクの登録物件が少ないのが、まず香住地域、特に全町的に課題でございますから、まずそこのところをする。そういうことになれば、おのずと、例えば、アプローチをしなくても、先ほどのインターネットのホームページの整備も課題はありますけども、そういうものを見ていただく方が、逆にアプローチしていただける方があるかもしれないというような意味で、まずベースとして物件が足りない空き家の確保を町としてどのように考えていくのかということを、今、取り組んでいこうというふうに担当課には指示をしておるところでございます。  実際に空き家物件に対する問い合わせは、香住地域は大変人気が高いというようなことがあるけども、なかなかバンクの登録数が少ないという課題がございますから、先ほども申しましたように、確かに掲げた目標に向けて企業にアプローチをかけたり、目標達成に向けての動き、確かにおっしゃるとおりでございますけども、なかなか今の体制で、すぐそのことのみを優先してできる状況にないのは事実でございます。このことについても、例えば職員総定数の配分だとか、総人件費の抑制の中で、例えばそういうものに係っていただける専門的な職員がつくれるのかどうか。例えば地域おこし協力隊ですとか、県版の地域おこし協力隊、こういうことは、人件費にも特別交付税の対象になったりする部分もありますから、そういう方々をこういう仕事の専門的な部署に充てるという一方での考え方がありますけども、ただ、そういう人材の活用についても、年次的に計画を持って、必要となる地域おこし協力隊とか、県版の地域再生協同員だとか、そういうものの採用については、計画立ててしておるものですから、このときにこの議員からこういう質問があるから、すぐそれにそういう人材を充てるということは、まず町の組織上難しいことでございますから、優先的に、今後、吉川議員から提案された課題を解決するために、人員が少しでも配備できないのか、あるいは企業に向けてアプローチする人員を確保するためにどうなのかということは、これは、やはりまた内部できちっと庶務も含めて、人材活用のための人材の採用についての見解は、また別の部分でしなければならない。このことについては、やっぱりそれだけの相当時間もかかることでございますから、思うように打ってすぐ響くというような状況でないのも認めますけれども、しっかりとみんながこのご意見は聞いておるということでございますから、今後、今のご意見も踏まえて、役場としてできることは少しずつでも前進するようにさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 町長の今の答弁で、優先順位というものは理解させていただきました。  テレワークそのものから離れるんですけども、先ほどから、一般企業ではないという答弁がありながら、このPDCAサイクルというのは営業職の強い考え方なんです。私は、あくまで私の意見ですけども、町の施策においては、PDCAサイクルというよりはOODAの考え方のほうがしっくりくると思うんですけども、OODA、観察、情勢判断、意思決定、行動というサイクルが今あるんですけども、PDCAだと少し時間がかかる上に、営業する上のプランニング、ただ、行政としては情勢判断というのが恐らくメーンに来て、町民に対する施策を打つということでは、私はOODAサイクルのほうがしっくりくると思うんですけども、町長として今どのようにお考えか、最後、答弁をお願いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 実際のところ、OODAとか、そういうものが、私としてしっかり飲み込んでおりませんので、なかなかそういう部分では返答もできませんけども、ただ、議員が提言なさる意味合いはよくわかりますので、それぞれ、役場の体制のあり方がどうなのか。ただ、先ほどの、営業にかかわる部分でないのにPDCAのことが掲げられている。これはまさに、自治体であっても企業を見習った感覚を持たなければならないということが基本にあって、全国一律にそういうような自治体に向けたPDCAサイクルの議論が出てきたというふうに思っておりますから、まさにそこは目標として掲げる形。ただ、実際には、自治体は営業活動ではありませんので、ただ、コストの削減だとか、例えば住民福利の増進に向けて、企業が身につけておるような感覚を行政の中に生かせという意味合いだというふうに私は捉えておりますので、そういう感覚は役場の職員全体が持たなければならないのは、議員と問題意識は共有しておりますので、そういう意味合いでの題目として掲げたPDCAサイクルというふうに私としては認識をしているところでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) OODAの考え方については、今はご答弁いただけなかったので、私としては、いろんな考え方の上、最終判断されるのは町長でありますので、こういったところをもう一度研究していただきたいと思っております。  3問目に入りたいと思うんですが。 ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩します。再開は午後1時といたします。                              午前11時58分 休憩                              午後12時58分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  引き続き一般質問を行います。  吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) では、休憩前から続く人口減少問題についての3問目に入ってまいりたいと思います。先ほどまではテレワークでお伺いしておりましたが、次は、高校、大学卒業後の若年者の転出についてであります。ここは町長も結構気にされているというふうに私は理解しておるんですけども、時代とともに、ニーズとか大人が変わるのが普通なんですけども、若者の転出理由というのは、私のときから余り変わってないというふうに思っております。町としまして、若者が出ていく主たる課題は何と捉え、その課題に対してどのようにアプローチをしているのかお聞かせいただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、吉川議員の次のご質問でございます。  第2期総合戦略にも記載しておりますが、本町の人口減少は、若者の転出超過と未婚率の上昇による出生数の低下が主な要因となっております。この2つの要因により、減少した子どもたちが成長し、大学や専門学校などに進む段階で、再度大幅な転出超過が訪れるといった悪循環によって、人口減少が加速している状況となっております。また、大学や専門学校へ進学した若者の回帰率は低く、2010年から2015年の25歳から29歳の世代の回帰率を見ると、男性は15.7%。女性が4.5%、合計で20%と、非常に低い状態となっております。  一方で、学生の就職活動に関するコンサルティングを行っている民間企業による、就職活動期の大学生を対象とした、Uターン、地元就職に関する調査では、全国平均でおおむね50%、兵庫県出身の大学生に限ると、65%は地元に戻って就職したいと考えているとの調査結果が出ております。このことから、本町の若者の回帰率が低い一番大きな要因は、大学や専門学校で身につけた専門的知識を生かす会社や事業所がなく、地元に戻りたくても戻ることができない若者が存在していることであり、次いで、都会で暮らすことに魅力を感じていたり、生まれ育った故郷で暮らす価値を見出せないことなどが主な要因であると認識をしております。  これらに対する対策として、地元での就職を希望する学生を含む若者に地元企業の情報を的確に伝え、その魅力を感じてもらう手段、例えば、町内企業におけるインターンシップの受入れや企業説明会への参加、大学等で身につけた専門的な技術や知識を活用し、起業を希望する若者への支援等を行っておりますが、これらの取り組みは今後もさらに積極的に推進していくこととしております。そのほか、現在力を入れて取り組んでおりますふるさと教育を通じ、香美町には都市部とは異なる魅力や豊かさ、やりがいのある仕事、楽しさがあることを伝え、まだ魅力を十分発揮できていない香美町のまちづくりをともに進めていく若者を増やす取り組みも重要だと考えております。今後、これら町出身者をはじめとした若者のU・Iターン対策を推し進めるためには、香美町に住む人々が、香美町で暮らすことの価値と魅力を改めて感じ、この町を好きになり、この町に住み続けたいと考え、その思いを若者や子どもたちの次世代へとつなぐまちづくりを進める必要があると考えております。  現在は、今ご説明いたしました内容を念頭に置いた総合戦略を策定し、各基本目標に掲げた施策を着実に推進しているところであり、また、令和2年から計画期間が始まります第2期総合戦略では、さらに踏み込んだ施策も盛り込んでおります。引き続き着実に各種施策を推進してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 今、答弁いただきましたが、まず、私、これ何の関係があるかというと、後でお伝えしますが、先日、議会で議決された議案第42号 鳥取市及び美方郡香美町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協定締結、実はこれ、若者の転出にリンクさせて考えて、私は大賛成でありまして、よく決断されたなと思っております。経済規模を見たら、京都、大阪を考えると東にはあるんですけども、近隣の経済圏は豊岡市ではなく、私は鳥取市、これは内閣府データからこのようにお伝えするわけでありますが、それを踏まえてですが、人口ビジョンのところで、村岡と香住高校でアンケートをとられておりますが、なぜ今回の答弁に入ってないのかなと疑問に思ったわけですが、その理由をお聞かせいただきたい。  そのアンケートの内容ですが、香美町から出る理由についてのトップスリーです。自分に向いた仕事がない、36.7%、日常生活に不便、26.8%、町に楽しみやにぎわいがない、20.7%。これ、私なりにかみ砕いて考えたのが、自分に向いた仕事がない、自分に向いた仕事が近隣や町内にないというふうに私は捉えるべきだと思いますし、日常生活に不便、これは移動が不便、もしくは買い物の場所がないのかなというふうに容易に想像がつくわけであります。そして、まちに楽しみやにぎわいがない、これ、祭りとかそういうのじゃない、買い物する場所、要は、この年代というのは、おしゃれですとか個性に目覚める時期でありまして、個々の考え方に関して町がどうこうすることはできない。しかしながら、この連携においては、鳥取市には大型ショッピングモールがあります。連携の中身を拝見させていただきますと、JRですとか全但バスの活用、連携も入ってまいりますので、そういった意味で、親御さんの手を借りずに、完璧ではないにしろ、そういったおしゃれができるような町への移動が容易になるというふうに私は考えておるんですけども、町長はどこまでこの利用を考えておられるのか、答弁お願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) はっきり申しまして、今のいただいた質問と、この間の麒麟のまちの関係の連携協定とは切り離して私は考えておりました。ですから、多少答弁にすれ違いがあります。町内での今の若者の回帰率の低さ、都会志向のことを中心に答弁を申し上げましたけども、一方では、このことによる西向きの課題というものもございますけども、せんだっての議決をいただくときにも申し上げましたけども、当初、あのときにも説明申し上げましたけども、因幡地域、鳥取市を中心とした連携中枢都市圏への仲間入りを、このたび議会の皆さんのご了解も得て、今月27日に連携協定式に臨みますけども、そのことは、若者の回帰あるいは定住、転出の超過、このことについて、すぐ即効性のあるようなものにはなかなかつなげていきにくいというふうに思います。  せんだっての議会でも申し上げましたように、社会資本とかそういうものは、少しずつ西寄りに向いた、482号とか、あるいは山陰近畿自動車道の延伸とか、そういうことで近づいておるとは言いながら、あのときにも申し上げましたように、やはり今の麒麟のまち創生会議のメンバーの自治体の中では、あらゆる面で香美町は一番東側でありますし、鳥取県域との交流は、いまだに一番進んでないのが現状だと思います。ただ、今後このことを契機に、若者の回帰あるいはUターン・Iターンの促進に、このことがきっかけの一つになればということで、まだ途についたばかりというふうにその部分では思っております。ただ、転出超過、またIターン・Uターンの促進については、なかなか大きなテーマでございますから、先ほどさまざまな理由、香住高校や村岡高校の生徒の皆さんに対するアンケートのことについてもふれていただきましたけども、非常に大きなテーマでございますから、これが決め手というような効果的な特効薬はないというふうに判断をしておりますから、地道な取り組み、このことを今、町を挙げてすること以外にないのかなというふうに思います。ただ、これは、吉川議員の世代もそうでありますし、私たちも一旦は都市部で就職をして、3、4年程度都市部で働いておりましたけども、さまざま、簡単に申しますと、働く場所がなければ、例えば自分が起業創業をしていただければ、自分の思う仕事は、ただ、市場だとか、マーケットだとか、自分の資本力だとか、そういうことに乏しい若者世代が香美町に帰ってきて、自分の思う仕事、なかなか起業したり創業したりも難しいというふうに思いますから、微々たるところでございますけれども、もう何年も前から起業創業に対する支援策として、実際にそういうことでもって、就職をせずに自分が起業創業、店を構えたり、新たに水産加工業に自分の工場を持ったりというようなことで活用もしていただく部分も数件ありました。ただ、今の転出超過を克服するだけの町の助成金の規模でもありませんし、他の産業との兼ね合いもあって、そこに突出した町費を充てるということもなかなか難しい中で、まだ、今、正直なところ、若者の回帰とか移住定住、Uターン・Iターンの促進については、まだ暗中模索の状況、途についたばかりというような状況でございますが、それぞれ議員の皆さんからのご提言も踏まえて、今後、町としてできる限りのことをして、若年世代の回帰に努めていきたいとは思いますが、特に私が気にしておりますのは、押しなべて但馬地域で若者の回帰率が低い。但馬全体の人口減少も続いておるところでございますし、なかなか大きな課題でありまして、決め手がないのが現状かなというふうな思いでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 今、決め手がないとおっしゃっているんですけども、私も、これは決め手ではないにしろ、一つの見方としてお伝えをさせていただいたわけであります。住み続ける理由というのもアンケート結果が出ておりまして、買い物やレジャーが充実していたほうが住み続けるというのが62.2%。即効性を求めるわけではないんですけども、せっかく協約を結ぶわけでありますので、こういった視点からも、ぜひ若者転出についてリンクさせて考えていただきたいなと。先ほどの東垣議員のところで、地域コミュニティですとか農業コミュニティ、そこをリンクさせて考えるというような町長の答弁もありましたので、やはり一つの議案に対して何か、どれかを一方的に見るのではなく、総じてどのように活用できるかと一つ一つの議案を大切に扱っていただきたいなと。私からはこれを1つ申し上げたいと思いますが、転出とリンクについて再度伺いますが、今、私のこういった質疑に関してどのようなお気持ちであるのか一言。リンク、活用できるのであれば、していただきたいと思いますが、その点どのようにお考えでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 今、鳥取市を中心とした圏域との協定を結んだことが、若者の転出超過の解消に直接結びつくかといえば、まだそういう状況にはないというふうに思います。特に城崎鳥取間の鉄道利用が町の思うように任せないこと、あるいは道路の社会資本が進んで、仮に山陰近畿自動車道が通ったとしても、例えば鳥取まで40分ぐらいで行けるようになると思うんですけども、そのことによって香美町に定住をする若者が現実に増えるかといいますと、例えば、ちまたで言われております、道路事情がよくなっていくことによるストロー現象というようなこともよく伺います。実際に便利になって、時間も短縮していけるように町がなると、逆にその町で住んでみたいということで、鳥取市に吸収をされたり、豊岡市に吸収をされたりする傾向は、今、まだ鳥取方面には数値としてはあらわれておりませんが、香美町の人口移動、豊岡市への移住、こういうものが大分目に見えて若者世代でも増えてまいりました。
     少し考えてみますと、但馬全体で但馬地域に踏みとどまっていただければいいというふうに自治体として考えるべきものではないと思います。香美町は、やはり香美町の人口減少を何とか食いとめて、若者世代の回帰に努めたいという考え方の中には、例えば、今言っていただいた、鳥取を中心とした地域との連携協定が、香美町への若者定住やIターン・Uターンに直接結びつくかというと、まだなかなかそれは難しい問題、先ほどのストロー現象もありますし、そこら辺のところで大きな課題があると思いますけれども、勤める場所がない。例えば大学を出たり、専門学校を出て、自分が勤めてみたいというような事業所がない。そういうものを克服しようとすれば、やはり従来からやっておった、自分が起業創業でもしてみたいような環境づくり、これも大きなテーマでございますけども、少しずつそういうものを前進して、これからの若者の定住に結びつけたい。  それから、一番私が思いますのは、やはり従来の香住が漁業でにぎわっておった時代、あるいは産業が活発でにぎわっていた時代からすると、今は、なかなか産業の衰退も始まっておって、要は、私はお金だけが決め手ではないとは思いますが、やはり自分の力で、この地で金もうけができるということが、余り若者が、勤めは別にして、残っていける土壌かなというふうに思います。やはり稼ぐ力を地域でどう育てるか。豊かな自然資源、あるいは、香美町は海、山、川、全部そろっている地域でございますから、その利点を生かして、若い世代でも自らの力で商売を始めたり、企業創業していただくだけの土壌を、行政としてどこまでおぜん立てができるのかということが大きな課題であろうかと思います。なかなか、地方公共団体、役場も含めて、例えば銀行ですとか漁協、それから農協、大きな事業所はそういうところに限られてきますけども、民間企業の中でも、ここ近年は都市部からの、町内の民間企業でも都市部から人材を求めて、相当、年収ベースにしても、従業員に給料を出していただいておるような企業も出てまいりましたので、そういう企業に人材を抱えていただくための事業規模の拡大に向けて、町も従来からできるだけ町の基幹的な企業の皆さんには、国の扱います補助金だとか、そのときどきに出てまいりますさまざまな企業への優遇策については、各企業の経営者の皆さんとの意見交換のもとに新しい施策を打ち立ててきたという、観光商工の分野での商工労政の職員も今も抱えておりますので、町内企業との連携も密にしながら、できるだけ地元の皆さんも抱えていただけるような企業の体質づくりや新しい産業の創造、そういうことについて、今後も大きなテーマですけれども、町のできる限りの力を結集してそういう方向に進まないと、人口減少に歯止めをかけたり、若い世代の地元への回帰には結びつかないという、これは職員みんなが共有する課題でございますので、そういう方向で今後も方針を立てて頑張ってまいりたいという考えでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 町長の思いを伺わせていただきました。ただ、1点、ストロー現象の話が出てきたので、それについてお伺いしたいと思いますが、なぜ起きているのか。分析結果をご答弁願います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ストロー現象といいますのは、例えば、先ほどのほかの議員の皆さんからのご質問の中でも申し上げました。香美町は18歳までの医療費の無料化とか、できるだけ香美町として行える、さまざまな子どもさんを抱える世帯への経済負担をなくそうというようなものもしております。ただ、詳細に分析をしたというわけではありませんが、例えば、先ほど申しましたように、香美町からの若年世代の豊岡市への人口移動が少し目について見られるというようなことは、例えば豊岡市はそういう施策は行っておりませんが、そういう若者世代、自分が抱える子どもたちへの医療費の無料化というような支援策よりも、日々の生活の利便性とか町域に住むことよりも、香美町民であるよりも豊岡市民でありたい、あるいは日ごろの生活の中での利便性、先ほど議員からもご提案があった、買い物にしてもレジャー施設にしても、若者世代が集まったりする商店街ですとか、都市部にしかないようなチェーン店が、豊岡市にはまだ香美町に比べてあります。そういうふうな町の魅力としての生活の利便性だとか便利さ、そういうことのほうが、今、香美町が構築をしておる、若者世代に対する、あるいはそういう子どもたちを抱える親御さんたちに対する支援策よりもそちらの魅力のほうが大きいから、豊岡市への人口移動が目につくほどあるのかなというような、詳細に分析はしておりませんが、感覚として自分がそういうふうに捉えておるところでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) なぜこれを聞いたかと申しますと、ストロー現象、一言で言っても、大阪にも出ていくわけでありますから、やはり大学行きますと、新たな出会いもあったり、そこが生活圏になってそこから離れたくないというような状況もありますし、これ、本当に理由はさまざまだと思うんです。だから本当にこれという施策がないのが正解でありまして、あえて私がこれを言ったのは、レジャーがあったら残るよという人が60%もおるという事実に目を向けて、まずは小さな一歩でもいいので、そういったところで、今回せっかく議決されました議案の有効活用ができればということで、この質問をさせていただいたわけであります。  ストロー現象は、本当にちゃんと分析されたほうがいいと思います。これから道がようなったら、ほんまに鳥取にも移住される方が増えてまいりますし、鳥取のほうが最低時給が安いので、家賃もそちらのベースになっておりますので、そういったことも踏まえますと、やはり転出する可能性も増えてくると。ただ、あくまで内閣府データですが、給与ベースは、実は兵庫県の最低時給といいますが、豊岡市より課税所得が高いというデータもありますので、そういったところで、逆に言えば、鳥取市で働いてもらえるチャンス、さらに香美町をベッドタウンとしてそういった流れもつくれる可能性があるのではないかということで、積極的な連携を求めて、次の質疑に入りたいと思います。  円滑で平等な医療を受けるためにということで、前回、私の質問でもしましたが、ICTの導入についてです。ICTを利用した医療介護連携を提案する際に、検討するというふうにおっしゃっていただきましたけども、その後、町長と担当課長でどのような話をされたか。研究ですとか、そういったことがあれば答弁いただきたいと思います。その指示、どのような指示を出されたか。ICT自体、これは医療から離れるんですけども、ICTは医療介護以外でも推進されております。特に過疎地域の人材不足の補助的役割を期待されているものでありまして、研究がされた結果、今回指示出された結果、どのような分野に活用できて、具体的に現在の町政に落とし込んで考えた場合、どの場面で利用できるか考えられていたら、ご答弁お願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、次のご質問でございます。  議員からご指摘のあった、ICTを利用した医療介護連携については、12月議会の終了後、県内で在宅医療・介護連携にICTを導入している加古川医師会と西宮市に状況確認を行うとともに、但馬の現状等についても調査研究するよう、私から福祉課長に指示をし、現在、担当課職員等が、ICTに係る研修会などに参加し、研さんを積んでいるところでございます。  先日の但馬圏域を対象に豊岡市で開催をされた、八戸市の切れ目のない医療介護連携を目指して、ICTツール、connect8を紹介した研修には、健康課長、福祉課長以下、複数の関係職員が参加し、研修会後も、より詳細な情報を収集する目的で八戸市の担当者にも聞き取り調査を行い、また、2月末に実施された県主催の医療介護連携推進事業の説明会では、ICTを実際に活用する訪問看護ステーションの看護師から、加古川地域の取り組みの紹介を受けるなど、導入による利点のほか、活用に至らない医療介護機関がある理由、課題などについても情報収集を行い、現在、先行事例が抱えるメリット、デメリットなどについて整理をしている段階であると報告を受けております。いずれの先進事例も、各医師会が中心となって事業展開を図っていることからすると、医療介護連携におけるICTの導入には、実際活用する医師や医師会の十分な理解が必要になると考えております。  議員もご存知のとおり、香美町では、旧香住町は豊岡医師会の構成であり、村岡区、小代区は美方郡医師会に構成をされております。そのことからすると、まずは現在取り組んでおります美方郡医師医、歯科医師会、薬剤師会、公立3病院と介護施設、事業所の代表で構成する美方郡在宅医療・介護連携会議の一環事業として、システム理解のための学習会を開催することについて提案することを検討してはどうかと考えております。活用目的によっては、介護サービス事業所等にも説明等が必要となりますので、関係者が共通認識を持つための学習会を開催することも一つの方法かと考えております。  開業医の高齢化、介護人材の不足、広範な地域であるにもかかわらず移動手段が乏しいことなどがこの地域の課題である中、ICTは有益な連携方法、媒体であると考えられますが、町民が、郡内のみならず、近隣市町の医療機関を受診することなども勘案すると、導入については、美方郡というより但馬全域の課題としての検討が必要であり、美方郡が拙速に導入し、他市町と連携できないシステムとならないよう慎重に進める必要がございます。したがって、町としては、但馬全体の課題として、但馬管内の医師会長や関係行政機関等で組織された但馬圏域健康福祉推進協議会等への働きかけなども、必要に応じて行っていきたいと考えております。  続いて、医療介護現場のICT導入についての答弁でございますが、医療や介護以外でのICT活用については、ICTと一言で申しましても、さまざまな分野での活用が考えられております。本町を含む小規模自治体は、少子・高齢化や人口減少、過疎化などにより、各種取り組みに対する人的負担が大きくなっております。その負担を軽減する方法として、IoTやAI、ドローン、自動走行車などの技術を活用することで、最終的には地域が抱えるこれらの課題を解決し、一人一人が快適に暮らせる社会の実現が目的とされております。  全国では、ICTを活用して、農林水産業、地域の活性化、観光、医療、健康、教育、防災など、さまざまな分野で取り組みが進められており、取り組みが活発化することで、単純作業や重労働の負担減、効率的な働き方ができるなど、新たな動きが生まれるものと考えております。香美町として行政運営や各種住民サービスの提供、教育、農業への活用による省力化など、さまざまな分野での活用を検討するため、第2期総合戦略に掲げております。その中で、令和2年度には、教育分野で教職員が利用する統合型校務支援システムを導入し、教職員の業務の効率化、児童・生徒の情報の一元管理、共有化などの情報連携に取り組んでいくこととしております。現在は各担当課がICTの利活用方法を模索している状況でございますが、ICT活用の分野は多岐にわたることから、個別の取り組みではなく、町として総合的な取り組みを進めることが重要であると考えております。まずはICTの利活用を進めるための町の体制づくり、さらに職員がICTに関する知識を得るための研修などを検討するとともに、今後はICTやIoTを活用して、町民の方が行政サービスを手軽に得られる環境づくりや、小中学校等における教育への活用、医療、福祉、産業など、さまざまな分野での活用に向けた調査研究を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) その後、かなり研究していただいておりまして、私、この質問をしたのは、実は、町長、前回の議会のときに、ICTを入れると人が必要なくなるというふうな答弁なさったので、町長の考えがどのように変わったのか、もしくは変わってないのか確認したく、この質問を入れております。今、町長、ICTについてどのような理解をされているでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) あんまり私は詳しくありませんので、なかなか言うような提案が私から直接ということにはなっておりません。ただ、例えば情報通信、あるいは町の抱えるさまざまな行政サービスやそういうものに、日進月歩で進むこういうものが活用できたらというふうには思いますけれども、一方で自治体としての守秘義務でありますとか、情報公開、さまざまなことで、こういうものを導入していく上で気をつけなければならない分野もたくさんあろうかと思いますし、現実の町の産業の現状の中で、本当に同じように都市部、あるいは、それぞれ自治体の形態が違う中で、香美町に最も合ったこういうものの活用の仕方、これを検討するのに、なかなかすぐ即答的な、すぐに取り組むというような状況にはなってございません。ただ、12月議会で議員からご提案があった部分について、例えばこういうものが進んでいって、役場の職員の総定数が減らせたりとか、あるいは事務的な作業や職員一人一人が抱える事務事業が、省力化が進んだりするということであれば、しっかりとこのことについても調査研究を進めなければならないという観点に立って、ああいう答弁を申し上げたところでございます。ただ、12月の議会がございましたのは、12月16日か17日だったと思います。そのときに、町長は、どのような指示あるいはその結果どういうような行動が役場の中でなされたかということでございますが、大変申しわけありません。なかなかICTの活用についても、12月にご質問いただいてからすぐに取り組むべきというふうな思いの中で私から指示をしましたが、例えば12月末、議会があった16日から17日、それから10日ほど後から正月休みに入りました。1月5日か6日まで休みだったと思います。そのときには来年度予算の編成という大きな事業が、全部の職員にかかってまいりました時期でございます。即効的な素早い動きというのはなかなかとりにくい状況の中で、時間を割いて、職員もこういう研修会だとか、さまざまなことで議員にご提案をいただいたことの実現に向けての調査研究を今進めておる段階ということでございますから、即効的なことにはなっておりませんが、これは、これからもそうだと思います。自治体が自治体であるがゆえに慎重にならなければならないこと、あるいは住民の情報だとか、さまざまな公務員としての守秘義務だとか、行政組織としてのあり方を考えますと、こういうことにも少し慎重にならざるを得ない状況についてはご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 私も、これについては2、3年は絶対にかかるものだと思っております。それは、私も幾つも現場を見てまいりましたので、私としては、やはり研究に入っていただいたというところ、1点、これは本当に評価させていただきたいと思いますし、今後もこういうICTについては、私も先日、国会議員の先生に確認しましたが、やはりこういった過疎が進んでいるところのための施策だということで返事をいただきました。といいますのも、都市部は人がやめても補填ができるんですが、こういったところで介護職の方がやめてもすぐに補填がきかないという現状がある中で、やはり小人数で回していかんとあかんと。まして、いまだに介護現場では日報を手書きされたりしているところもありますし、私もゆうすげさんにはお世話になっているんですが、やはり情報量が少なくて、祖母が患ったときも、5日後ぐらいに初めて日報を渡されて気づくと、こういった現場ニーズもありますので、そういったところで少しでも研究を急いでいただきまして、時期は私からは申し上げませんが、一刻も早い導入の検討に入っていただければと思います。  今回、ICTにつきましては、健康課でも子育てアプリの導入もありましたし、こういったところもどんどん進んでまいっているところでありますので、やはり政策議論には知識というものが必要になってまいると私は思っておりますので、こういった研究をこれからも積極的に進めていくことを求めて、最後の質問に入りたいと思います。  香美町のブランド品についてでございます。生産品のブランド化でありますが、さまざまな生産品が香美町にありますけども、高単価を目指すのであれば、やはりブランディング化というのは重要になってくるという点で、現在、町長が、これは、ある程度知名度が上がってきて、香美町以外でも市民権を得てきていると感じているような生産品は何か。それはどれぐらいの期間を要してブランディング化に成功しているか。この2点お伺いしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、3つ目のご質問でございます。  私が知名度や市民権を得てきていると感じるブランド産品でございますが、代表的なものとしては、国の地理的表示保護制度、GIに認定をされ、現在、世界農業遺産への認定を目指しております但馬牛や、県下で唯一、香住漁港だけで水揚げされる香住ガニがあるというふうに考えております。これらは、日本及び兵庫県のトップブランドとして広くその名を知られ、いずれも先人の努力や地域の気候風土が生み出した香美町のブランド産品であるというふうに考えております。  次に、これらの産品がブランド化され、消費者から求められるようになるまでに要した期間でございますが、いずれも相当な年月と地道な努力が重ねられ、今日の評価をいただけるようになったものでございます。但馬牛や香住ガニのブランド化に要した期間というのは、捉え方が難しいのでございますが、例えば香住ガニの場合、以前は価格も安く、評価の低かったベニズワイガニを、新たな地域ブランドとして位置づけ、ネーミングがなされたのが今から約20年近く前になると思います。その間にはさまざまな経緯もありましたが、観光協会や水産加工組合の宣伝や香美町神戸営業所による香住ガニパスタフェスタ等の試食イベント、情報誌でのPR等、多くの関係者がいろいろな形で取り組みを進めてきた結果、近年では、民宿旅館の新しい料理メニューとしても定着し、松葉ガニに匹敵するほどの人気と知名度を得るようになりました。その産品がブランド化されたと消費者に認知していただくには少なくとも10年、さらに不動の評価をいただくには最低でも20年くらいの年月が必要ではないかと思われます。町では、これら特産品のさらなるブランド化、生産拡大に努めていかなければならないと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 再質問させていただきたいと思います。  町としても、今出てきたブランド品、今後も全力でサポートされるかどうか、方針であるか、伺いたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 今、但馬牛と香住ガニの2つのブランド品についての、町の今後の対応でございますが、さらなる強化、あるいは、例えば但馬牛でありますと、世界農業遺産の認定という大きな事業に立ち向かっておるわけでございますが、日本農業遺産の認定とは少しハードルのレベルが違いますので、ここで但馬牛が世界農業遺産の認定を受けるというような運びは、これは、県のご支援を得て、香美町と新温泉町、美方郡地域で取り組んでいる大きな取り組みでございますので、何とかこのものを達成して、さらなるブランド化につなげていきたいという思いでございます。香住ガニにつきましても、いろいろとご意見もあるにしろ、漁協、水産加工協、観光協会、三位一体となってさらなるブランド化に努めて、原材料が香美町の産業振興に与えるインパクトをもう少し大きいものにできればというふうな考えでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) ブランド化には10年、20年かかるということで、それは、1人の視点で見たら10年、20年ですが、やはりそこには多くの方の10年、20年が入っておりますので、積算すると膨大な年数というふうに私は理解しております。ブランディング化に成功したということは、その方々の努力の結晶でありますし、もし、そこを怠れば、今もまだ売れてなかったかもしれないといったことがありますので、今、力強い答弁いただきましたし、これからもぜひ、香住ガニ、但馬牛のほかにも、いろいろ、小豆ですとか、梨といった課題もありますので、引き続き積極的なサポートを求めて、一般質問を終わりたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 以上で吉川康治君の一般質問を終わります。  次に、西谷尚君の一般質問を行います。  西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 議席番号5番、西谷尚でございます。  3月は卒業シーズン、今までの生活にピリオドを打ち、新たな旅立ちのための心静かな準備の月かなというふうに思っております。そして4月は希望にあふれるスタートの月であり、入学シーズンを迎えるわけであります。しかしながら、今年は少し様子が違います。それは、新型コロナウイルスの感染症の問題でございます。新型コロナウイルスは、おさまるどころか、依然として私たちの生活に混乱を与えております。また、これからの香美町の経済を見てみましても、マイナスの要因しか見えてまいりません。私が議員になって、一般質問の冒頭の挨拶でこれほど心沈むことは今までなかったように思います。本来なら卒業の季節、生徒も教師も保護者もお祝いムードの中、将来に希望をはせる時期であるはずなのですが、何もかも自粛、自粛、そして中止、中止で、不安感だけを感じるわけであります。このような中、今回の一般質問は、本町における新型コロナウイルス感染症対応についての質問と、もう一つ、今後の本町の経済見通しについてお伺いをしたいというふうに思っております。  それでは、通告に従い、1問目の質問をいたします。1問目といたしましては、新型コロナウイルス感染症の対応についてでございます。昨年の暮れより、中国国内で動物から人に宿り、ウイルスを人に感染させました。ウイルスは人から人へと感染し、中国武漢の海鮮市場の関係者とお客を介して、感染者がさらに拡大したと言われております。今は中国国内にとどまらず、全世界に発症者が出ている状況になっております。  我が日本においても、当初の予測とは異なり、クルーズ船の乗客やライブハウスの参加者など、さまざまなルートを介してコロナウイルス発症者が全国に広がっております。また、死亡者まであらわれている次第であります。この感染の抑制については、ここ2週間が大事であるということで、総理が全ての学校の休校を告げ、教育関係者を含め、経済においても大きな混乱を与えております。私は、コロナウイルスを食いとめる観点からして、いたし方ないのかなというふうに思うわけでありますが、そこで町長に、本町の新型コロナウイルス感染対策についての本町の危機管理体制とその対応について、次の2点をお伺いいたします。  1つとして、本庁舎及び地域局における新型コロナウイルス感染対策はできているのか。2つ目としまして、このような事案は、本町が抱える香住病院並びに各病院において想定されていないと思いますが、感染に対する病院や町の対応マニュアル的なものがあるのか。また、ないとすれば必要だというふうに考えますが、どう捉えておられるのかお伺いします。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 西谷議員のご質問にお答えをしたいと思います。  兵庫県内においても、患者が、今日あたりからまた格段に増えておる状況でございますし、庁内の体制についても、西谷議員のご質問の後、教育長とこども教育課長は、退席を議長にお願いしているようでございますので、そのことについてもご理解をいただきたいと思います。  新型コロナウイルスによる国内での感染を受け、町では、2月6日に新型コロナウイルス感染症対策連絡会議を開き、情報共有するとともに、町民へは防災無線や町ホームページにより情報提供を行っており、公共施設に消毒液を置いて感染防止に努めておるところでございます。2月28日に、小・中学校の臨時休業とすることを受け、警戒本部を設置し、今後の対応について協議をいたしました。引き続き、住民へは情報提供を行い、感染症拡大防止のため、当面3月15日まで、町主催のイベント、会議等の自粛、また社会福祉施設や関係施設に対し、継続的な情報提供や感染対策の徹底を呼びかけ、職員に対しては、出張の自粛、窓口で対応する職員へは、適切な感染症予防対策を講じることといたしております。庁舎、地域局において、感染症の予防及び拡散防止のために、玄関入り口及び各階に消毒薬を設置し、来庁者に啓発と協力依頼を行っております。  患者の安全を確保するため、感染症の発生を未然に防止すること、一たび発生した感染症が拡大しないように、可及的速やかに制圧、終息を図ることは、医療機関の重要な責務であり、公立香住病院や公立村岡病院、診療所では、院内感染対策指針等を定め、日ごろから院内感染対策に取り組んでおります。新型コロナウイルス感染症に対しましては、日々刻々と国、県等から発せられる情報に細心の注意を払いながら、既存の新型インフルエンザ感染対策マニュアル等に準じて対応をしております。今回の新型コロナウイルス感染症への対応により、既存の対応マニュアルに改正の必要が生じましたら、今後に備えて適宜修正、整備してまいります。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 本町の対策等をお伺いしました。しっかりとしていただいているんだなというふうに思っております。早くから対策会議等を開いていただいて、感染症の警戒本部を立ち上げていただいた。これは、副町長が長となって取り組んでおられるというふうに聞いております。私が、対策マニュアル的なものはないのかと、この答弁書をつくったときにはなかったんですが、その以後にいただきましたので、これに従ってしっかりとやられているなというふうには確認させていただきましたので、よかったかなというふうに思っております。  そこで、新型コロナウイルス感染症の対策について何点かお伺いしたいというふうに思っております。これは町民もかなり関心を持たれているのではないかというふうに思いますので、質問をさせていただきます。  本庁舎及び地域局の各フロアにはアルコール消毒液等が備えてあるわけであります。これでしっかり予防していただいているというのはよくわかりました。マスクについてお伺いをしたいというふうに思います。庁舎入り口に、感染症対策のため職員がマスクをしていますということで、マスクをした中で対応させていただいておりますというような張り紙がしてあります。町民の皆さんの現状を見ますと、マスクが手に入らない現状があるということであります。先日、政府も第2弾の緊急対応の措置を発表されました。そういう中でマスク対策についても書かれているわけでありますので、今後は大丈夫なのかなというふうには思っております。現時点においても、町民の皆さんは、マスクが手に入りにくいという現状は変わっていないというふうに思っております。今は税務申告の月でありまして、多くの皆さんが来庁をされております。中にはマスクをつけておられない方もおられます。私は、各課の窓口にマスクを備えるぐらいの配慮は必要なのかなというふうに思っております。その点をお聞きしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) マスクの関係でございます。ただ、今、町民の皆さん、日本国の国民全てだと思いますけども、マスクの品薄について敏感になっておられますが、例えば、せんだって豊岡の健康福祉事務所長さんも来られて、町内会議がございましたときに、マスクは、例えば自分の体に不調があって、せきなんかが、くしゃみとかが頻発するような方がマスクをすることについては効果があるけども、予防対策として健常者がマスクをすることについては、あんまり効果がないというようなことを、参加された、会議に来られた方々にも言っておられました。私は、自分の周りの皆さんに迷惑がかかるような状況ならマスクはするけども、今日もそれでしていませんというようなこともありました。実際に品薄でございます。町は、防災安全課で保有しておる部分を、介護施設ですとか町民向けに、あるいは町民の皆さんからご寄附をいただいた子ども用のマスクを、小さい子どもさん宛てに配布をさせていただきましたけども、絶対数が町としても足りておりません。入手の仕方につきましては、先ほど吉川議員のとこでありました、鳥取市との連携協定の中で、費用を出せば回していただけるような連絡もいただいておりますので、いざとなれば、そういう対応もできるかと思いますが、災害時の応援協定のように、例えば、ここで言いますと、そこのドラッグストアだとか、そういうとことの災害時の連携協定があって、物資も優先的に香美町に回していただく協定はございますけれども、このたびのコロナ騒ぎは、災害というような範疇ではございませんので、ある意味災害ではあろうかと思いますが、災害時の応援協定に入った部分ではございませんので、そういう機関からの優先的な物資の供給ができないような状況の中で、ただ、診療所だとか病院だとかは、それなりのルート、そういうもので当面の間、必要な部分の確保はできているようでございます。  町民向けの関係につきましても、例えば、町の役場の窓口に町民向けのものを無償で配布するような準備はということでございますけれども、そういうことが町内に流布されますと、大勢の方がマスクをもらいにお並びになるというようなことは、目に見えとるところでございますから、なかなか今の町の保有枚数と、マスクを必要とされておる町民の皆さんの考え方や行動が上手にうまくいくかというと、そういうことでも混乱を巻き起こすような懸念もあります。ですから、実際に私もマスクをすべきかなと思ったりしますけど、せんだっての健康福祉事務所の所長さんのご意見に沿って、私が買いに行こうと思ってもないような状況でございます。ただ、当面、町内の医療機関ですとか必要な部分、介護施設とかにもある程度の部分を、町の保有しておりますものを配布させていただいております。今後流通が少しでも緩やかになって、町に優先的にというようなことになれば、何らかの予算の中で確保をできるだけしていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) マスクは必要なのかなと私は思っておりましたけど、予防には関係ないと。 ◎町長(浜上勇人) 話だったということです。 ◎西谷 尚(5番) 話だったということですか。職員の皆さんにもある程度マスクしなさいよという通達も何かされているみたいだったので。 ◎町長(浜上勇人) 窓口だけ。 ◎西谷 尚(5番) 窓口だけ。そうですか。必要なのかなと私は思って、今回質問させていただきました。必要であれば職員の皆さんにも配布していくというような配慮が必要なのかなということと、あと、本当に本庁舎がマスクが手に入るのかとか、その辺をお伺いしたかったんですけど、その点どうでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 役場が特別なルートで入手する方法は今のところありません。ただ、先ほど申しましたように、鳥取市にはマスクの製造工場があって、連携中枢都市の麒麟のまち創生会議のメンバーの自治体には、希望があれば購入はできるということは聞いておりますが、高性能のマスクでございまして、聞くところによると1枚、350円とか400円とかいうようなマスクでございますから、ふんだんに町民の皆さんに供給するほどのことにしようと思いますと、また議会の皆さんの議決をいただかんなんような事態も発生すると思います。ただ、臨機応変的な対応は、その部分ではできようかなというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 各窓口にマスクを置いたらというのは、どんどん無料で配れよという意味ではないんです。何かの目的があってここに来られているわけですから、そういう方に対して、マスクされてなかったら使ってくださいという、それでマスクをしていただいて、受付窓口の職員とお話をするというのは、それが一番安全なのかなというふうに思ったわけであります。その点で質問をさせていただきました。  感染予防の対策につきましては、手洗い、そして体調管理だというふうに私は思っております。職員の体調管理はどのように取り組まれているのか。その点をお伺いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 職員の健康管理については、特段どうということはございませんけども、例えば残業の抑制とか、そういうことについては、体力的なことで負担が生じないような措置は、副町長を中心に幹部会議でも申し上げておるところでございます。ただ、事が事だけに、感染予防には町民の方々以上に、町民の皆さんに呼びかける側として、うがいや手洗い、そういうことをきっちりとするような指導は行っております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 健康管理の重要性が取りざたされております。特にコロナに関しましては、高齢者がかかりやすい、そして、その被害に遭う、危険だというふうに言われております。高齢者に対しての対応について、本町健康課として、特にコロナウイルス対応に特化した取り組みやお考えがあればお伺いをしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) 特に高齢者の方に特化してというわけではありませんが、全町民の方に、先ほど議員もおっしゃいましたような、予防という点での啓発などはこれまでからも行っておりますし、今後も重要であると考えております。特に高齢者の中でも介護サービスなどを利用されているところ、そういったところへの観点で、現在、消毒薬などをそれぞれの事業所が準備はされていたんですけれども、使用されて、なくなって、そして今、購入がなかなかできないといった中ですので、町もできるというわけではありませんが、これまで備蓄してきております分等がございますので、その範囲で、少しずつですが、事業所のほうにもお分けをして、使用していただき、感染防止に努めていただいたりしておりますし、あわせてマスクにつきましても、なくなっているところに対しては町の備蓄しているマスクを配布するといったようなことで今進めているところです。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) しっかりとした対応をされているということがわかりました。あと、対応に関する予算措置の関係であります。コロナウイルス対応に関する費用について、一般会計の予備費の中で対応されるのか、また基金等を活用するのか。そのお考えをお聞かせいただけますか。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) 新型コロナウイルス対策の経費につきましては、町単独分につきましては、現在、庁舎内で検討しておりまして、まだ具体的な内容というのは詰めておりませんけども、先般、国のほうで補正予算第2弾ということで出されております。こちらにつきましても、町の予算を通して措置されるもの、また直接事業所に措置されるものがあろうかと思いますけども、そのあたりもまだ現段階では具体的に見えておりません。それらがわかりましてから、場合によっては令和元年度の予算措置になる場合もありますし、場合によっては令和2年度の予算措置になるかと思いますので、そのあたりにつきましても、今後、県との調整を図る中で作業を進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) しっかりとした予算措置をお願いしたいというふうに思います。  今後の対応でありますが、こういうことが起きると、やはり今後テレワーク等の取り組みが必要なのかなという感じを受けております。私の前に吉川議員が質疑をされました。また、各地域局とのやりとりにおいてもテレビ会議等の重要性等が考えられるわけでありますが、町長は、この辺の考えはどう思っておられますか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) コロナの拡大に向けて、民間企業でよく進められておりますそういうものを、今、香美町にということ、例えば今の地域局対応につきましても、香美町はまだそこまでもということでございますし、そういうものの整備も進んでない状況でございますから、会議を持つにいたしましても、テレビ会議とかそういうことでなしに、例えば小人数、あるいは開催するに細心の注意を払いながら、今までと同様の体制しか今の時点ではとれないというふうに思っております。
     以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 今やれということではないんですけど、やっぱり将来的にはそういうものも必要になってくるのかなというふうに思います。当然、インターネットを介してネット会議等もできますし、そう難しいことではないのかなというふうに私は思うんですが。  最後の質問になります。告知の関係でございます。今、町の防災無線で新型コロナウイルス感染症について、詳しい内容はホームページでというふうに案内をされております。町民の何%がホームページで確認をされているのかなというとこが気になるわけであります。私は、町民の30%もいないのではないかなというふうに思うわけでありますが、もっと防災無線を活用したほうがよいというふうに思うわけです。その辺、町長はどういうふうにお考えでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) おっしゃるとおりだと思います。ただ、防災無線の活用でございますけれども、これは、当初健康課のほうで、防災無線による町民の啓発の呼びかけにしても、余り回数を頻繁に、毎日毎日というふうにするのかどうかについても内部でも議論がございました。逆に心配をあおるような部分もあろうかと思いますし、そこら辺も相当内部では検討しながら、このごろは、でも、北上もしてきておる状況でございますから、少し頻度を増やす必要もあろうかと思いますけども、そこら辺のことについても、内部ではそういう部分についてまで検討しながら、今、行っているところでございますから、決してホームページに頼っているわけではございませんし、直接、例えば、今後の展開によっては、もっといろいろな手法でもって町民の皆さんに対する啓発をお願いしたり、例えば、各集落の区長さん方と連携して、自治会への対応策についても連絡を申し上げるような体制づくりも、今後必要になってくるような場面もあろうかなというふうに思っているところでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 町民に直接健康被害を及ぼす可能性があるというか、危険性があるのではないかというふうに思っています。こういうときこそ防災無線は活用すべきですし、しつこいほど、うるさいほど、知らせていかなければならない情報はしっかりと町民に届けるということは、防災無線が一番的確なのかなというふうに思っております。その辺、また今後検討をしていただきたいというふうに思っております。  次に、病院に関して質問の回答をいただきました。回答では、ウイルスマニュアルはあるということで、しっかりとマニュアルに沿って取り組んでいるということだと思っております。今回のコロナウイルスに関しましては、この感染マニュアル等を見させていただきましたら、これはSARSのときにつくられたものかなというふうに思っております。ですから3年前になるんですかね。SARSにつくった感染マニュアルが、そのままコロナウイルスに適合するのかというと、ほとんどが適用するというふうに私は思っています。ただ、これ、完全ではないというふうに思います。それは何かというと、やっぱり治療に関してのことかなというふうに思っています。治療法と薬剤の関係が当てはまらない。現在、ウイルスに対する薬剤とか対処方法も、きちっとしたものが決まってないというふうなことがあるので、その辺もお考えいただきたいと思います。そして検査についてですが、感染者発見のための検査、マスコミで言っていますPCRというものは、香住病院でできるのでしょうか。その辺お願いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 足らざる部分は、病院の事務局長なり健康課長に答弁していただきますが、基本、PCR検査は香住病院ではできないというふうに考えておりますし、感染の有無についても、豊岡病院でもできないというふうに思っておりますから、検体の採取、これは八鹿病院や豊岡病院ではできたとしても、PCR検査は、検体を送って、県に3カ所あるところで、現状ではそういうふうに私としては聞いております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 改正になって、今までは保健所を通さないとなかなかそれが難しいということで、検査を受ける数がかなり低かったわけですが、今は直接検査に各病院が送れるというふうに僕は思っていたんですが、そうではないんですか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) また足らざる部分は事務局長に説明していただきますけども、まずは、香住病院に問い合わせがあっても、健康福祉事務所のほうに相談をいただく。多分ですけども、疑わしい、感染の可能性があるような方については、豊岡病院への紹介をなさると思います。ただ、豊岡病院で判定がなされるものでは、現状ではないというふうに認識しておりますから、豊岡病院にその旨を、健康福祉事務所を通じて判定の依頼をお願いする、検査を豊岡病院でしていただく、検体はPCR検査を受けるために、神戸、尼崎と西宮、そのところでないと、今のところは兵庫県内では判定ができないというふうに思っております。間違いがあれば、事務局長のほうから説明をさせます。 ◎議長(西川誠一) 病院事務局長、花登寿一郎君。 ◎病院事務局長(花登寿一郎) 町長が今答弁したことに間違いはございません。ただ、PCR検査に医療保険が適用されましたということになりました。それ以前は、町長が申しましたように、これ、行政検査ということでやっておりましたので、とにかく疑いのある患者さんは、帰国者・接触者相談センター、いわゆる保健所ですけども、そちらのほうにまず相談してください。保健所のほうでは、それをお聞きした中で、相談の結果、これは必要があるなと思ったら、帰国者・接触者外来の病院に紹介されます。紹介された病院は、その方を見て、PCR検査の必要があると医師が判断した場合に、保健所の承諾を得なければ検査も出せなかったのがこれまでですが、医療保険が適用されたことによって、そこの医師が必要と思ったら直接出せるようになったということであります。そういう意味では、検査の道は少し広がってはいます。例えば、香住病院の場合はそういうことができません。香住病院で先生が患者さんと向き合って、これは検査が必要だなというふうに思いましたら、方法は2つです。保健所に相談するか、保健所を介さずに、この辺でいいましたら、豊岡病院に紹介するかということしか香住病院ではできません。その上で豊岡病院の医師が判断されるということになります。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) それでは、疑わしき患者が香住病院に来られたときには、豊岡病院を紹介して、豊岡病院に搬送というか、送って、そこで治療していただくという流れになるんでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 病院事務局長、花登寿一郎君。 ◎病院事務局長(花登寿一郎) 香住病院から豊岡病院のほうに紹介をするということで、連絡をとって、そういう例がまだ今のとこありませんから、スムーズに流れるかどうか確約はできませんけども、保険適用によってそういう道はできておりますので、そういうことになります。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) もう1点お聞きします。病院に消毒用アルコールやマスクは足りているのでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 病院事務局長、花登寿一郎君。 ◎病院事務局長(花登寿一郎) お答えいたします。アルコール消毒液に関しましては、あと2カ月ぐらいは今ストックがあると認識しております。その先の入荷の状況は、まだはっきり見通せる状態にはなっておりません。手袋に関しましては十分なストックがありますのと、ガウンのようなものも今のところ十分ストックがございます。それから、マスクに関しましては、当院の場合、使い方にもよるんですが、2、3カ月先までは今のところまだ大丈夫かなというぐらいのストックは今持っていますけども、その先は、入荷の見通しは、先ほど町長の答弁にあったのと同じようで、見通せる状況ではございません。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 取り組みと対応の流れをお聞きしました。ありがとうございます。しっかりとした対応をまたお願いしたいというふうに思っています。  これで町長の質問を終わりまして、引き続き、新型コロナウイルス感染症の対応について、教育長にお伺いをいたします。教育現場においての新型コロナウイルス感染症に対する管理体制はどう取り組まれているのか、お伺いをしたいというふうに思います。具体的には、1つとして、学校行事に対する対応はどのようにお考えでしょうか。2つとして、休校、学校における伝染病規定と出席停止はどうなっておりますか。3つ目といたしまして、教員に対する安全管理はどのように周知されていますか。  以上、お願いします。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。教育長の答弁を求めます。  教育長、藤原健一君。 ◎教育長(藤原健一) それでは、西谷議員のご質問にお答えをいたします。  初めに、学校行事に対する対応についてでございますが、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大は、予想もできない状況になっています。従来3月は、議員ご指摘のとおり、卒業式をはじめ、各学年の仕上げの時期であり、子どもたちが成長していく上で節目となる大切な時期であります。この大切な時期に新型コロナウイルス感染症の対策のためといえ、町内の小・中学校において、令和2年3月3日火曜日から15日、日曜日まで臨時休業の措置をとったことは、町教育委員会としましても大きな決断でございましたが、この措置が感染拡大防止のため有効な手立てであることを願うばかりであります。臨時休業措置に合わせて、この期間に予定されていた中学校の卒業式も、3月17日火曜日に延期することとしました。3月は、中学校はもとより、各校園所においても卒業式、卒園式が行われます。その式についても、各校園所長宛てに文書を送付し、式次第を精選し、所要時間をおおむね1時間以内に短縮すること。来賓については、町教育委員会、町長部局、PTA代表に限定すること。小学校においては、式練習の時間短縮と効率化を図り、教科の学習の時間も確保することなどを、感染拡大防止対策にあわせて指示をいたしました。  なお、この予想もしなかった臨時休業措置により、2週間の大事な学習や行事を行うことができなくなりました。  なお、不明な点はございますが、3月16日月曜日に再開することが前提のお話でございますが、今年度末の春休みを短縮し、授業日を設けることによって、児童・生徒の学習面の支援を行おうと計画をしております。それに伴い、小学校の卒業式も3月23日から3月26日に変更するとともに、小・中学校の修了式を3月27日に現在計画をしております。このことは、本日、この後、県の教育委員会の方向性を踏まえ、本町の教育委員会で検討を加えるとともに、最終的には本町警戒本部で対応を決定していく予定でございます。  次に、学校における感染症と法についてお答えします。まず、最も恐れなければならないのは、児童・生徒が新型コロナウイルス感染症に罹患した場合です。この場合、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第12条第1項により、届け出を受けた都道府県は、本人または保護者の同意を得て、届け出を受けた内容について、学校の設置者及び学校と情報を共有することとなります。また、学校保健安全法第19条により、校長は、当該児童・生徒に対して、治癒するまでの間、出席停止の措置をとります。さらに、同法第20条により、学校の設置者は、感染症の予防上必要があるときは、臨時に学校の全部または一部の休業を行うことができ、今般、3月3日から15日まで、小・中学校の臨時休業措置を行ったところでございます。  最後に、教職員に対する安全管理についてお答えをいたします。第1に、予防に努めるため、学校においては、教職員が、児童・生徒などの発達段階に応じて、手洗いやアルコールによる消毒、せきエチケットなどの基本的な感染症対策を徹底することを含めたものを文書で指示しました。  次に、教職員が保護者との連携を密にし、健康観察を徹底して行い、児童・生徒に発熱等の風邪の症状が見られるときは、無理をせずに自宅で休養するようにさせることも指示いたしました。  なお、教職員についても、同じような症状が見られるときには、同じく自宅で休養するように指示をしております。  最後に、教室等のこまめな換気を心がけるとともに、空調や衣服による温度調節などを含めて、温度、湿度の管理など、適切な環境の保持に努めることです。  なお、小・中学校の校長には、臨時休業中、電話ないし訪問等で児童・生徒の健康状態や生活の様子の把握に努めるよう、重ねて指示をしております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 教育長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 教育長、学校における感染症の対応というものが文科省からも出ています。これに沿ってきちっとやられているんだなというふうに思っております。ただ、1点、これ、インフルエンザの対応と同じような対応だというふうに思いますけど、今回のコロナウイルスというのは、結構潜伏期間が長いというふうに言われております。そういう中で、どの期間、学校を休業にするのかというような判断というのは、かなり難しいのかなというふうに思っておりますけど、その判断は全体会議の中でやられるのでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 教育長、藤原健一君。 ◎教育長(藤原健一) 今回の2週間の措置でございますが、潜伏期間が2週間あるということと、相談しますと、県の方向性もそうである。ただし、県立学校については、今日また指示をされるようでございますが、県立学校も2週間の措置をとっておりますので、その2週間がめどではないかなという措置だろうというふうに思っております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 幸い香美町はそういう発症者とか出てませんので、そんなに過敏になる必要はないのかなというふうに私は思いますけど、予防とか安全というのは、やっぱり厚目にやったほうがいいというふうに私も思います。他県を見てみますと、子どもも学校関係者の皆さんも、感染された方がもう出ております。こういう感染者が出ると、やはり学校自体は閉めてしまわないといけないというようなことで、また新たな困難を前にしてしまうということなので、その辺の安全対策はしっかりと管理していただきたいというふうに思っております。  そのような中で、休みが2週間あったわけですが、その中で子どもたちの生活についてお伺いをしたいというふうに思います。聞くところによりますと、家庭でゲーム漬けのお話等も聞かれるわけでありますが、この休みの間、子どもたちはどのように過ごしていたのかについてお伺いしたいのと、また先生も結構ぴりぴりしているというふうに思います。そういう中で、子どもたちのストレス等はないのかという点についてお願いします。 ◎議長(西川誠一) 教育長、藤原健一君。 ◎教育長(藤原健一) 私のところに報告を受けるわけですが、子どもたちの状況につきましては、例えば、今ご指摘の、ゲーム三昧の児童も何人かいるようでございまして、教師が電話したら、「今何しとる」って言ったら、「勉強しております」と言ったら隣で笑い声がするというようなことが出ておりますし、そして、訪問するということは遠慮しなければいけないところもございますし、ある市町では、監視しに来とるんかというようなところもございますので、その辺は上手にしなくてはいけないのかなと。私は、訪問も全て健康管理はすべきだというふうな腹でいたんですけど、そうではないのかなというふうな、こう言ったら怒られるかもわからんですけど、今ごろの親御さんというのは、私どもは、訪問したら、よう来てくれましたというふうな思いでおるんですけど、私が一番心配しているのは、この2週間で子どもたちが、「もうお前ら、外出るな」という指導を、町内全て、どこの小・中学校の生徒も受けております。そして、私は、香美町の子どもたちは非常に真面目だなと思ったのが、私が住んでいるところの浦上は海岸線がございます。そしたら、ある日曜日に、おじいちゃんとおばあちゃんが子どもを連れて、わあわあ言って砂浜を走っとるんです。これ、普段見たことない子どもだなと思って、おばあちゃんに聞いたら、阪神間のほうから疎開といいますか、そういうので来ている。ほんで、うちの子どうしとるやろうと思ってみたら、家にじっと缶詰になっているという中で、校長先生あたりからの報告で聞くと、非常にストレスがたまっているのではないかと、健康上非常によくないというふうな状況があるように聞いております。  また、特別に支援を要する子どもたちにつきましては、お母さんがつきっきりで子どもたちの面倒を見なくてはいけないということで、本当に、先生、大変ですと、学校の苦労もよくわかりますというふうなことを言われておりますし、特にこの子たちにつきましては、私は、学校に来させていいですよという指示もしております。家で、学童保育についても、見切れない面がございますので、特別に支援を要する子どもたちにつきましては、文科省のほうからも、学校で見てもいいですよということで、それぞれの校長先生にはお願いをしておりますが、現在のところ、遠慮されているのか、児童クラブに1名来ているような状況で、あとの子たちは家でお母さんやお父さんに見ていただいているのかなというふうな思いでございます。相対に、伸び伸びとしている子どもも余り聞きません。ただ、健康面で心配なことはたくさん耳に入ってまいります。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) そうですか。最後になりますけど、政府によると、学童保育や放課後児童クラブ等の人的な予算措置がなされるというふうに上がっておりました。今、教育長の答弁では、余りそんなに生徒はいっぱい集まってないのかなというふうに思ったんですけど、この臨時職等の増員があったのか、ないのか。その辺、お聞きしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 教育長、藤原健一君。 ◎教育長(藤原健一) 学童クラブですが、毎日、現在のところ1週間終わったんですけど、大体97人、98人、99人、このあたりが児童クラブに来ております。そして、本町におきましては、子育て支援もあるので、町長のほうからも、できるだけ長いこと見てやってほしいということで、7時半から6時まで、現在学童を見ております。ということは、10時間半の勤務になるために、普段の平常時に行っている学童クラブの支援員、指導員さんだけではとても間に合わないということで、現在とった措置は、各小・中学校にスクールアシスタントをたくさん配置していただいております。介助員さん、この方々がお休みになりますので、休業と同時に児童クラブを開設するに当たって、すぐに調査をかけまして、この20名あたりの方に応援を求めました。すると、12名の方が行ってあげるよということで、今現在それぞれの校区で進めていっていただいております。いつものメンバープラス12名ということで今対応をしているようなところでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 教育長、失礼しました。私の勘違いでした。しっかりと対応されているということがわかりました。政府による発表等、現状がころころ変わる中で、本当に難しいかじ取りかなというふうに思っております。引き続きしっかりとお願いしたいと思います。  全般に関しましてですが、私は、新型コロナウイルス感染に関しましては、今現在進行中であり、今後どのような状況になるのか、また、どんな対応策が出てくるのかわかりませんし、この感染症に特化した治療薬もありません。ですから検査をして陽性になったとしても、どうしようもないわけであります。現在の治療法としてとられているのが、以前の新型インフルエンザの対応の治療や肺炎に対する対応の治療であります。しっかりとした新型コロナウイス感染症に特化した治療薬、ワクチン等ができるのが、約1年から1年半かかるというふうに聞いております。まさに私たちにできることは、いかに感染症を広げないようにお互いが注意をすることかなというふうに思っております。そのためには、手洗い、マスク、人が密接に接近する場所を避けるなどの地道な取り組みを強化するしかないというふうに思っております。そして、信頼できる機関、行政や、私のとこでいえば香美町などが、なるべく早く正しい情報を町民に上げていくことや、町民に対して注意勧告をしつこいぐらい続けていくことだというふうに思っております。また重要なのは、軽率な行動は控えるように防災無線等で知らせていくことも大事だというふうに思うわけであります。今回、新型コロナウイルス感染症のさなかであり、この質問を取り上げるのはどうなのかなというふうに思っておりましたが、この質問を通じて、少しでも多くの町民の皆さんに知っていただくことが大事だと考え、質問させていただきました。教育長、町長、引き続き、町民の安全・安心のために取り組んでいただきたいと思います。  次に、大項目の2番目でございます。 ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩します。再開は午後2時45分といたします。                               午後2時30分 休憩                               午後2時45分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  引き続き、西谷尚君の一般質問を行います。  西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 中休みをいただきました。引き続き大項目の2つ目、香美町の経済の悪化が予想されるのですが、このマイナス要因の対応について町長のお考えを伺いたいと思います。このマイナス要因といたしましては、歴史的な災害と言われるほどの暖冬の影響、1月の国民宿舎の閉館、各温泉施設の経営難、道の駅の入り込み数の減少、山手土地開発の停滞、子牛価格の低迷、また、コロナウイルス等による影響など、本町を取り巻く現状は大変厳しいものがあります。この現状を町長はどのように捉え、どのように立ち向かおうとお考えなのか、お考えをお聞かせいただきます。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、西谷議員の次のご質問でございます。  新型コロナウイルスが、昨年12月から中国武漢市を中心に広がり、日本においても、2月中旬から感染経路の特定できない感染事例が報告をされております。感染拡大を防止するため、イベントの延期や中止、感染者との接触の機会を減らすための時差出勤やテレワークなどの推進、また、小・中・高校の休校や不要不急の外出を避ける等の対策が講じられ、観光や経済を取り巻く情勢は極めて厳しい状況でございます。  本町におきましては、少雪対策誘客支援事業など、暖冬への支援を講じたやさきに新型コロナウイルスが発生をいたしました。観光客の入り込みの減少により、温泉施設や道の駅、民宿の経営に大きな影響を与えております。また、農林水産関係者においても、枝肉価格が安くなり、子牛価格の今後の影響が心配されるところでございます。また、観光客の入り込み減により、松葉ガニ価格の安値、町内産品の魚介類等、地域経済へ大きな影響を与えております。その中にあって、町において、まずは観光施設からの感染拡大を防止するため、香美町警戒本部から、消毒液の手配、イベント情報等の共有を行っております。また、国、県から道の駅にあっせんされるマスクの手配を行っているところでございます。まだまだ予断を許さない状況でございますので、国、県の動向とあわせ、各担当課において、感染の拡大防止に向け取り組んでまいります。また、国や県におきましては、新型コロナウイルスの対策として、地域企業への融資の支援を講じております。それを受けて、町内の金融機関では相談窓口を設置しております。現在1件でございますが、国の融資制度を受けるために、町内の製造業者から、認定申請書の提出を観光商工課に受けているところでございます。  議員ご指摘のとおり、このたびの暖冬やウイルスにより、本町を取り巻く状況は非常に厳しいものがございます。その中にあって、今後暖冬に対するスキー場の現場のあり方や、ウイルス感染による町内の影響をどのように回復していくか等、関係する団体と協議をし、活路を見出していきたいと考えております。また、国を挙げて講じられていることが、自治体としてどのように対応できるかが問題でございますが、現状を的確に把握し、町としてできることを着実に行っていきたいと考えております。さらに、国民宿舎は早期再開に向けて、公社の清算業務と並行し、次の事業者のあり方を、庁舎内での協議を重ねて取り組んでおります。また、温泉施設のあり方についてなどの観光関係の課題も取り組んでまいります。  一方で、山手土地開発事業については、最終的解決に向けて特定調停により協議を進め、上半期中に結果が出る予定でございます。今後も山積している本町の課題解決に立ち向かい、将来にツケを残すことのないよう一つ一つ丁寧に整理し、マイナス要因をプラスに変え、より一層活力ある町となるよう全身全霊を尽くしてまいる所存でございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 町長、本当に大変だなというふうに思っております。これら多くのものになるのかなと、最初は私も余り思わなかったんですが、一つ一つを拾い上げていくと、これだけの課題がやっぱり山積しておるんだなというふうに思っております。こういう中で、しっかりと協議した中で活路を見出していきたいんだというような町長のご答弁でありました。この多くの課題につきましては、今までも一つ一つ個別に対応をしていただいておるわけでありますが、なかなか進捗というのもはっきりとあらわれにくいということがあるかなというふうに思っております。  私は、景気に関しましては、東京オリンピックもこの夏に開催され、景気もよくなるんだなというふうに予想をしておりました。しかし、町長おっしゃるように、新型コロナウイルス感染症の発生でオリンピック自体も危うくなってきたなという感じを受けております。  香美町の観光を見ましても、町全体の観光入り込み数が下がる中、今後の観光産業に大打撃を与えるのではというふうに予測されるわけであります。新型コロナウイルス感染症の発生は、おさまるどころか、長引く傾向を示しております。観光に関しては、インバウンドも含め、町長もかなり力を入れてきてまいりましたが、これだけ厳しい状況になるとは予測もされなかったというふうに思います。その点、町長いかがでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) おっしゃるとおりでございます。ただ、四重苦、五重苦みたいな形でございますけども、一方、見方によりましては、国民宿舎の閉鎖は、明るい展望を踏まえた解決策でございますし、山手の特定調停というのも、最終段階に解決に向けての進捗が大きく進んだというふうな認識を持っております。これが、以前の国民宿舎も、大きな負債を抱えたまま、経営難のまま、そのまま続けるよりも、新しい展開を踏まえた動きであることと、山手開発事業の特定調停というのは、最終的な解決に向けての特定調停でございますから、これも上半期中に結論が出れば、町としては、ここ20年近くも取り組んできた大きな課題が大きく前進するというふうに、前向きにその2つについては捉えております。ただ、町内の産業の疲弊、あるいはこのたびの暖冬やコロナ対策によって大きく町内産業が疲弊したこと。このことについては、このたびのコロナ、暖冬というのは、これは香美町だけの問題ではありません。全国的な暖冬傾向、あるいはコロナ対策については、これは日本中の問題でございますから、これは地域を挙げて、何とか今踏ん張りどころだなというふうな思いがしております。  ただ、東京オリンピックの今後の具合については、例えば和牛の価格なんかも、オリンピックが開かれるかどうか、町内全体の観光のあり方についても、オリンピックがこのまま何らかの形で延長になったり、中止になったりというような事態が生ずるとするならば、今よりもっとひどい状況になろうかと思いますので、これは、静かに推移を見守っていかなければならないと思います。  ただ、今、単独の自治体として、今回のコロナ対策、あるいは冬の暖冬、このたびの産業の停滞について、できるだけそれぞれの産業団体の関係者の皆さんの意見を聞きながら、町としてできることはさせていただくつもりでございます。ただ、国民宿舎、先ほども申しましたが、山手の土地開発事業については、これは停滞ではなく、問題解決に向けて大きく動き出しておるというような認識を持っておるところでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 町長の本当に前向きな力強い言葉をいただきました。そういうものがやっぱり必要なのではないかなというふうに思っております。ここですぼんでしまえば、町民も不安に思いますし、その辺をしっかりとかじ取りをしていただきたいというふうに思っております。  私は、この場に立っていますので、余り上向きなことは言いませんけど、どうしても後ろ向きというか、マイナス思考になってしまうわけでありますが、そういう中で世界経済を見てみましても、ニューヨーク株も史上最大の下げ幅であり、リーマン・ショックのときより比べものにならないほどの状況になっているというふうに聞いております。それに伴い、円高がじわじわと進行しているというような状況であります。金融を見てみますと、事業者に対する緊急特別融資が、2月20日前後に行われております。その相談件数は、過去のBSE、SARS、鳥インフルエンザのときより相談件数は多いというふうに聞いております。我が町の銀行にお聞きしますと、3月に入り、融資が殺到している状況だというふうに聞いております。まだまだ香美町ではそんな兆候が見えないというふうにお思いかもしれませんけど、経済の動向や景気の動き等につきましては、必ずギャップやタイムラグがあります。私たちの地域においては、必ず厳しい状況が後から来るということは予測できるわけであります。香美町の経済にとって厳しい状況になることは明らかであるというふうに思うわけであります。今からその対応をしっかりと考えておかなければ、我が町の中で頑張っている中小零細企業や、住民に密着したさまざまなお店がなくなってしまうというようなことになりかねません。まさにここ3カ月から4カ月は香美町の経済を優先的に考えていただき、経済の全般的な動きを注視していただきたいと思うわけであります。町長、最後に一言お願いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) まさに、今、西谷議員のおっしゃるとおりだと思います。香美町、日本中全体でございましょうけれども、今が踏ん張りどころというような思いもございます。ですから、既存の対応策のみならず、議員の皆さんからのご提案、あるいは金融機関との連携、町として今できるだけのことはさせていただきたいというふうに思いますけれども、まだまだ先が見えないトンネルに入ったばかりというような感じでございますので、そういう方向で町の組織を挙げて対応策を協議してまいりたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。
    ◎西谷 尚(5番) 私たち議員も、しっかりと全力で取り組んでまいりたいというふうに思います。  以上で一般質問を終わります。 ◎議長(西川誠一) 以上で西谷尚君の一般質問を終わります。  次に、藤井昌彦君の一般質問を行います。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 13番、藤井昌彦です。議長の承認を得ましたので、通告のとおり、3月定例会一般質問をいたします。今回2問用意しておりますので、通告の順番に質問していきたいと思います。  まず1問目で、1番、有機農業について、町の基本的な考え方を伺う。まず1問目を終わります。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、藤井議員のご質問にお答えをいたします。  大根やキャベツなど、かつては、当然のこととして農薬や化学肥料を相当量与える栽培方法が一般的でございましたが、近年では、減農薬、無農薬、有機肥料による栽培が増えております。姿形がきれいにそろった農産物から、見た目よりも、健康によい、少々値段が高くても無農薬栽培の野菜を求める消費者が増えております。何よりも安全・安心が重視され、農産物だけでなく、食品全てにおいて、今後この傾向は一層進んでいくと考えられます。  香美町におきましても、消費者の関心の高まりを受けて、有機栽培や堆肥の利用、減農薬栽培が行われております。野菜栽培の基本は、健康な土づくりであり、牛ふん堆肥やカニ殻肥料等を利用することで微生物が繁殖し、土が豊穣になりますし、地域の生物多様性や自然環境保全にもつながります。町では、農業振興施策の一環として、有機の里推進対策事業補助金により、但馬牛堆肥の利用促進に向けた支援を行っておりますし、県農業改良普及センターや農協による研修会の開催、また小代区では、地域の協議会団体が、数年前から民間レベルで有機農業教室も開かれております。有機農業は、今では付加価値でなく、必要条件になりつつあり、香美町の農業振興にとっても重要な柱だと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 有機農業というのは、昔、農薬を推進するようなときに、母乳から農薬が検出されたと。それから有機農業というのは環境にやさしいものというふうに捉えて、重要視されてくるようになったんですけども、町長、個人的な見解として、自分の子どもや孫に対して、安全で安心なものを与えるというのは大人の義務だと思うんですけども、その辺、もう一度、町長の考えをお聞きしたいです。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 無農薬、減農薬、そういうことできちっとした作物がつくれて、そういうものが一般的な国民の食材として提供できる仕組みづくりは大事だと思いますが、なかなかそれが、大量栽培だとか、そういうことについては、現状でもまだまだ課題が大きいのが実際の話だというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 今、そういう体に優しい食材というのは大切だということで、ただ、今の現状としては難しいというような答弁だったと思うんですけども、有機農業というのは、自然の力を利用した農業でありまして、そもそも山の森だとか、林だとか、木とか植物とかというのは、化学肥料や農薬を一切使ってない、水もやってないというような状態で、ああいう林とか森というのが自然界で立派に育っている。その力を利用したのがこういう有機農業ということになっていまして、何でそういうことができるかいうたら、木の葉っぱが落ちて、小動物がそこを動いて、それで土と混ざって腐葉土になると。その土の力を利用して、こういう有機農業というのができたと。自然の力を利用したものというのは、人間の体にも優しいし、環境にも優しいというふうに思っております。  国のほうも、2001年に、有機農産物の国家認証制度、有機GS制度というのをしておりまして、また2006年には、有機農業推進法というふうに、国のほうも大体そっち方面にかじを取っているということになります。それと、兵庫県でもコウノトリ育む農法とか、そういったことで、減農薬、有機農業、無農薬、ただ、無農薬というのは、同じ圃場の隣が農薬を使っておったら自然に入ってくるので、100%無農薬ということは難しいというふうな今の現状があると思います。ですから、なるべく化学肥料や農薬を使わない、遺伝子の組みかえとか、そういうものを使わないというのが有機農業というふうに捉えておりますし、香美町で今、有機農業関係で、農林水産課の、この前の環境保全型農業直接支払交付金事業費というのがありまして、答弁書の中に、今、こういう冬季かん水だとか、カバークロップ、有機農業、ここに取り組んでいる団体が5団体、そして構成員が28人という現状にあるんですけども、町長、先ほどなかなか難しいという答弁の中に、まだこれぐらいしか、5団体、28名ということに関して、何かコメントはありますでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) さまざまな農業団体や農業者の皆さんが、今ある制度の中で、さまざまな有利な制度を使って補助金を受けたり、例えば、今、事例を出していただいたような事業に参加する農業者の皆さんが増えればというふうに私も思っております。まず、そういう国の方向に向けて、補助金だとか、そういう仕組みが構築されているわけでございますから、現状対応できる農家の方々が、そういう制度にのっとっていただいて、より有利な農家経営を進めていく、これも一方では大事なことであろうというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 大事なことだということですけども、なかなか広がらないというのが今の現状だと思うんですけども、何で難しいかということを、もう1回、ご答弁お願いしたいと思います。有機農業が広がらないかということを伺います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 農業者の皆さん、毎年の営農でございますから、早期に答えが出るのと、例えば減農薬、無農薬といいますけども、そのできた成果物を、このごろの社会情勢の中でそういうものが好まれるという仕組みはありますけども、一方で、大量生産、所得の向上という両方の部分がございますから、例えば同じ水稲栽培をしておっても、確かに、減農薬、無農薬、安心・安全なお米、これは、やはり市場価格でも少し高く売れたりする一方で、当然、減農薬でも、無農薬ならなおさらですけども、当然、反収でありますとか、収穫できる量というものは、例えば7割程度に落ちたり、もっとひどければ6割程度に落ちたりということで、成果物の収穫も少ないわけでございますから、そこら辺をその農家が営農活動の中でどういうふうに判断されるかということで、農薬を使っても、きちっとした収量を求める農家もあるでしょうし、いやいや、健康や安心・安全のために、飯米だけはそういうものを収穫するけども、出荷する分は農薬を使うというような方もたくさん私の周りにもおられますので、なかなかその両方、どちらを選択するかというのは農家の選択でございますから、そういう意味も含めて、全体的な減農薬ですとか無農薬、安心・安全な野菜や米や生産物がつくられていないのが、なかなか拡大しにくいのはそこにあろうかと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 体にいいものを提供したいというところは1つなんですけども、なかなか、農作業の効率化であるとか、収量を確保するためには、やっぱり農薬も必要だというふうな町長答弁でした。  その中で、次の質問に行きます。2番として、コウノトリ育むお米というのが豊岡で栽培されているんですけども、これが、有機農業のノウハウが生かされて、今や通常価格よりも高値で取引され、そして海外にも輸出されていると聞いています。香美町でも、付加価値をつけた農業、特産物を創造していくためにも、このツールの習得は必要であり、積極的な研修、勉強会が必要かと思うんですけども、その辺についてお答えをお願いします。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 藤井議員の2問目でございます。  議員おっしゃいますように、豊岡市では、コウノトリの野生復帰を目指した活動の一環として、コウノトリ育むお米の栽培が行われております。減農薬により、水田に多様な生物を育み、コウノトリのえさとなる生物を増やすことを目的とされ、取引価格も高値で、効果的なPRにより、栽培面積は年々拡大し、近年では海外輸出も行われております。  一方で、村岡区や小代区で生産される美方棚田米等は、以前から特Aランクの良食味米として、食味値やおいしさで高く評価され、但馬牛の堆肥を利用した有機栽培も行っております。  議員のご提案は、コウノトリ育むお米のように、ストーリー性を持たせたPR等による高値販売、生産拡大の手法を本町にも取り入れてはとのことでございます。香美町のお米には、香美町の気候風土、地形や地質の特性に育まれた特Aランク米としてのおいしさがあり、その最大の強みを発揮し、今後とも優位性をPRしていく必要がございます。その取り組みをさらに深化させるため、昨年12月には、初めておいしいお米コンテストを開催し、生産農家の皆さんが認識を新たにしたところでございます。村岡米は、日本全国の新米を食味鑑定で審査する食味コンクールにおいて、平成18年以降、12年連続で金賞を受賞しているほか、香住区では、カニ殻肥料を使用した「かにのほほえみ米」が商標登録される等、積極的な取り組みが進められております。  有機農業による安全・安心に加え、お米のおいしさを前面に打ち出すことで、ブランド米としての優位販売、生産拡大、農家所得の向上に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) まさに、香美町には村岡米、そして、かにのほほえみ米、棚田米、板仕野のほうでは「とろかわの恋」というのがあるんですが、本当にこういった普通のお米でもランクの高いお米に、なお、そこに有機栽培を取り入れれば、もっと価値がある商品ができるのではないかというふうに思っております。その辺、もう1回お願いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 議員のおっしゃいますように、今の香美町で生産する農産物の有利販売に努めて、今後も農家所得の向上に努めていきたいというふうに思います。  豊岡のコウノトリ米の例を出されましたけども、イメージ戦略だというふうに思っておりますし、議員行かれたことがあるかどうかわかりませんが、沖縄向けのコウノトリ米の販売戦略も、私も何度も行かせていただいて、見させていただいておりますけども、サンエーの専務さんからも直接お話を聞かせていただきましたけども、例えば美方郡棚田米、量は少ないけども、無宣伝で、1回買った方は必ずリピーターになっていただけるということで、非常に食味値については、豊岡のコウノトリ米以上の評価を沖縄ではいただいておるというようなこともございます。ただ、豊岡市が上手に行われておるのは、イメージ戦略については、非常に私はすばらしいものがあるというふうに思いますし、沖縄地方の販売についても、中貝市長のさまざまな取り組みのことに、サンエーの社長さんとの取引の中で、沖縄での有利販売につなげているというような、商売上の上手な手法もとっておられますから、そこら辺のことは我々も勉強させていただかんなんと思っておりますけども、まずは豊岡のコウノトリ米と、美方郡の村岡米だとか美方棚田米、生産量が全然違います。まずは、その生産拡大に向けての取り組みで、しっかりと生産者にも意欲がつながるような取り組みを町としては心がけていきたい。確かに美方棚田米とか、豊岡のコウノトリ米は、新潟の魚沼産と同じような値段で、沖縄では販売をしていただいております。特に私どもの地域の棚田米というのは、宣伝しなくても、1回買われた方は必ず買っていただけるというような評価をいただいておりますので、まずは香美町が今行うべきは、実力でもって売れる米を生産していただく体制づくり、イメージ戦略ではなくて、宣伝をしなくても、1回買っていただいたお客様が必ずリピーターになっていただけるような食味値が、今でも香美町産はあるというふうに聞いておりますから、そういう有利販売をそのことにどうつなげていくか。このことに注力して、香美町も頑張ってまいりたいというふうに思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 香美町の田んぼと豊岡市の六方田んぼとは、収量も違うし、規模の大きさも違うと思います。ですけども、こういったものに付加価値をつけていけば、1個当たり高価格になってくると、収益が上がると、私はそう思っています。  コウノトリ米なんですけども、農家の意識改革というのが当初あったんです。コウノトリというのは、昔はずっとおったと。ただ、農家の人にとっては害鳥で、一遍に魚もごっつう食べるんだし、コウノトリが住むのに400ヘクタールぐらいの田んぼが要ると。だけども、コウノトリがおったときのほうが、環境、人、自然に優しいというところで、コウノトリの再生を目指して地域一丸となってやったということで、最初、農家の人らに「コウノトリどないや」言ったら、「おたくは、コウノトリと人間とどっちが大事なの」とか、あとは、「農家潰すんか」とか、最初はそういう、頭から門前払いみたいな形でやっておったやつを、根気よく勉強会を重ね、研修会を重ね、そして、いろんな絶滅の要因を探って、それに課題解決して、有機農業を取り入れた、環境創造型農業、環境保全型農業でコウノトリをよみがえらせたというふうなことが、隣の豊岡にあると、いい例があると。そういったところを、全部まねをせえというのは多分無理だと思うんですけども、そういったいい事例があるので、そういったところを香美町の農業にもつなげていってほしいなと思います。  最初、コウノトリが帰ってきて、ある農家の人がこう言ったんです。コウノトリが田んぼに入って、株を踏み潰すと。だから、もうコウノトリの育む農業はようせんと言ったんですけども、それに対して、県の方だったと思うんですけども、田植えが済んで、5月、10日間、3年間、コウノトリの行動をずっと観察して調べたんです。そしたら、平成19年5月21日から6月1日まで、6,921歩をコウノトリが歩いて、それで、その時間が567分で、踏みつけた株は17株で、その17株のうち13株は、周辺の株と一緒になって成長したと。だから、コウノトリの踏みつけによって収量が下がるとかということはなかったというふうな、こういう科学的なデータでもって農家さんを説得していったというふうなことがあります。人を動かすには、やっぱりこういうデータというのが必要になってくると思います。ですから、相当な苦労をされて、コウノトリのブランドというのを豊岡はつくってきたのではないかなというふうに思っております。  今さっき町長のほうからありましたけども、今の米の販売で、全国で400店舗以上、イトーヨーカ堂、サンエーの社長さん、あとコープ自然派、東宝ストア、コープこうべ、但馬ではJA、地米屋、コウノトリ本舗などで売られていますし、あと2015年にミラノ国際博覧会に出展ということになっています。現行の慣行栽培で、今までのつくり方で1キロ200円ぐらいのやつが、コウノトリ米では1キロ330円ぐらいになっているといったこと、そういったことから、こういったものが隣にあるならば、いいところは見習って、香美町独自の有機農業栽培実行委員会みたいなのをつくって、勉強会で研修を重ねていくというのが大事だと思うんですけども、その辺について、もう一度、町長お願いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 豊岡市の事例を詳しく説明いただきましたけども、一方でいろいろな苦労話も聞いております。イメージで伺うような売れ行きではないということも聞いておりますし、なかなか食味値も、先ほど申しましたように、美方郡内、村岡や小代でとれるような米と食味値は大分差があるようなことも聞いておりますから、何も香美町の米はコウノトリ米より劣っておるというものではありません。ただ、豊岡市の手法をまねるだけではいけないという思いがあります。ただ、いろいろな思いの中で、コウノトリの解説もいただきましたけど、香美町の中でも、米をつくっとるような農家は、欠株がどうだとか踏みつけるとかいうような話は、1反の米の中で100や200欠株があったって、同じだけ取れるんだ、お米なんて。そんなことはコウノトリの問題じゃないんです。例えば、欠株が1反の中に100や200あったって、同じだけの収量がとれるんだ、お米というものは。そんなことは、米つくっている人はみんな知っとるわけ。ですから、いかに有利販売につなげるのは、豊岡市はそれなりの苦労があって、我々が巷間、聞き及ぶだけ以上に、現行でも販売でも苦労なさっとるところは、農協サイドからもよく聞かせていただきますし、ただ、香美町の、先ほど申しましたように、同じように沖縄のほうに出荷しておっても、イメージ戦略がなくても、食味値が香美町の生産物は高いという評価がございますから、そういう面で、地元のお米の持ち味を生かした販売戦略なり、栽培の増産に向けた取り組み、このことをやっていかなければいけないという思いもございますし、それぞれ、今、団体なり研究会なりをつくれという話でございますが、今でも、例えば、先ほど例に出したかにのほほえみ米、先ほどの板仕野のグループ、今までもその地域に合った水稲栽培のあり方については、研究熱心な方々や営農に非常に熱心に取り組んでいただく方々は、自分たちのブランドでもって、今後、その地域の水稲栽培を進めていただくべく、グループとしても活動をいただいておりますので、こういう動きについては、町も、これからもさまざまな形で支援は申し上げていきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 町長の答弁で、食味値が、村岡、小代というか、こっちのかにのほほえみ米とか、そっちのほうがいいということなので、そういうことを聞けば余計チャンスやなと思うので、そういった取り組みで香美町の米の付加価値を上げて、逆に豊岡のコウノトリのシェアを奪うぐらい、そういうことを考えていけばいいのではないかと思います。  今の農家の時給というのが290円ぐらいらしいんですけど、そういうものを少しでも上げようと思ったら、やっぱり付加価値をつけた、そういった値段の高いお米を売って収益を上げるというのが、今の香美町にとってはいいことかなと思うんですけども、もう1回、町長お願いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ですから、私どもとしては、食味値が全国的に認められた地域でもって、それぞれのグループが生産拡大に努めていただいたり、そのことによって遊休農地の解消に努めていただく、あるいは、今朝、東垣議員のご質問の中でもあった、今度新しい地域コミュニティの中にそういう米の生産団体にも加わっていただいて、できるだけ農地を遊休農地化しないがために、ブランド化されたような米を地域で取り組んでいただけたものが所得の向上にもつながって、結果として生産意欲が湧くというような形は、理想的でありますけれども、今、その方向に向けて、農林水産課はずっと今までも取り組んでおりますので、そういう方向性は堅持してまいりたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 新しい担い手、次世代の人にも有効な、例えば若い方で収益が上がれば、そこに就農する者も出てくると思いますし、自然というか、人の体に、環境に優しいということは、それは商品の物語性とか、消費者の共感を得られて、商品が売れるというのは、納得と感動というのが必要だと思うんです。そういった意味で、香美町の農産物に限らず、物語性をつくって、消費者に納得、感動していただけるものを提供していけば、必ず売り上げにつながるというふうに思います。それを求めて、2問目の質問に行きます。  小代区は、平成24年に、日本で最も美しい村に認定され、みかた残酷マラソン全国大会、日本で最も美しい村まつり等の活動を行い、平成29年5月には、美しい村、郷づくりビジョンを策定、平成31年2月に、美しい村の再認定を受けました。令和2年度は、花の栽培講習会、花の苗の配布、花壇づくり講習会、小代有機農業教室開催事業等、小代の貴重で豊富な自然や歴史文化を生かして、夢が持てて、充実感や生きがいを持って暮らせる地域づくりを行い、笑顔が絶えない地域づくりに励んでいます。しかし、せっかくよそから来ていただいた方をがっかりさせることがあります。これは何かというと、観光資源の劣化でございます。吉滝キャンプ場の管理棟の床が緩くなっている。」階段の手すりの柱もなくなっている。トイレも昔のままである。また吉滝への遊歩道も、昨年の秋に落石があり、簡易防護壁の上を削って、大きな石が落ちております。また、南部高原コテージのベランダの手すりが老朽してぐらついている。また、給湯器が古くてお湯の出が少ない。また外壁の塗装が剥がれてきている。あと管理棟の窓が壊れている。あと久須部渓谷ですけども、要滝、三段滝は、近年、地元の住民有志により、草刈りボランティアの活躍できれいになりましたが、滝に上る手すりは老朽化しており、滝つぼ付近には穴があいております。  町長は、観光に力を入れて、交流人口を120%に増やすと言って、初当選されました。それには観光資源整備が必要であると思います。そこで質問します。  日本で最も美しい村香美町小代について。  1、小代区の観光拠点である資源や施設(吉滝遊歩道、吉滝キャンプ場施設、久須部渓谷、南部高原施設等)が老朽化しています。落石防止等、再整備が急がれると思いますが、どうでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、藤井議員の次のご質問でございます。  小代区内の観光拠点における、日本で最も美しい村香美町小代にふさわしい景観保全につきましては、平成30年度に、日本で最も美しい村の再認定を受け、その際に、何点か美しい村を維持していくための指摘事項をいただいたところでございます。その中で、特に吉滝キャンプ場につきましては、景観に配慮するよう指摘がありました。令和元年度につきましては、景観を阻害している老朽施設であります吉滝キャンプ場天文ドーム、吉滝キャンプ場テントサイト、吉滝園地トイレの撤去を行うとともに、吉滝キャンプ場内での景観に配慮した森林整備を、地元の方が中心となり実施したところでございます。令和2年度につきましても、景観に配慮した森林整備等を実施していく予定としております。  吉滝遊歩道につきましては、平成20年度に防災工事を行っておりますが、遊歩道上の斜面には多数の浮石が存在しております。現在は、落石注意看板を設置し注意喚起を行っておりますが、浮石の対処につきましては、関係機関との協議を行い、対策を検討していきたいと考えております。  久須部渓谷につきましては、台風やゲリラ豪雨により、天然護岸が崩壊している箇所がございます。吉滝遊歩道と同様に、関係機関との協議を行い、対策を検討していきたいと考えております。  南部高原施設につきましても、施設の老朽化が進んでいることは承知しておりますが、緊急を要する箇所より、優先的に修繕を行っていきたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 最後に、吉滝の遊歩道の落石なんですけども、ちょうど私、そのときに、30人ぐらい京阪神から小代に観光に見えて、私もガイドクラブの一員として、そこを案内しようと思ったんですけども、余りにも大きな石で、私、よう行かしてもらわんなんだんですけども、そういう石の大きいやつというのは、結構命にかかわるので、そこを早急にお願いしたいと思うんですけども、もう1回、町長の答弁をお願いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 現場の詳細について私は存じ上げておりませんけども、小代地域局長は、それなりの予算も講じて、関係機関との協議の上、危険箇所の除去に向けての動きは、地域局でするというふうに申し上げておりましたので、そのことについては地域局長に答弁をさせます。 ◎議長(西川誠一) 小代地域局長、井口晃君。 ◎小代地域局長(井口 晃) 落石の関係でございますが、私も現場は確認させていただいております。確かに大きい石が、落石として、平成20年度に整備しました擁壁を超えて飛び出していたのは確認しております。その中で、治山であることと、国定公園内であるというようなところで、いろんな関係機関と今協議を進めて、安全の確保をしていくように準備をしておりますので、また方向が決まりましたらお知らせをしたいと思いますので、ご理解のほうをよろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) では、そのようにお願いします。  1問目で言い忘れたんですけども、自然に優しい体というか、健康にすばらしい食べ物を食べると免疫力も上がって、新型コロナウイルスにも対抗できるのではないかと思いますので、ぜひ推進をお願いします。それを求めて終わります。 ◎議長(西川誠一) 以上で藤井昌彦君の一般質問を終わります。  次に、森浦繁君の一般質問を行います。  森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) それでは、議席番号15番、森浦です。よろしくお願いします。  昨今の自然環境の変化、そしてコロナウイルスの対応で、いろいろと町としては苦労されていると思うんですけども、私は、農業のことと結婚支援対策について伺いますので、まず質問事項です。  農業の担い手対策について伺います。高齢化により、農地を手放したいと考えている農家が増加するとともに、耕作放棄地が増加しているが、この解消のための対策が必要ではないか、町長の所見を伺います。  1番、高齢化により、農地を手放したいと考えている農家数と耕作放棄地の最近10年間の推移について伺います。  2番、耕作放棄地解消対策と農地の担い手対策について、どのような施策を展開されているのか伺います。  3番、その施策の効果は上がっているのか。実績と効果について伺います。  4番、農地中間管理機構の町の方針について伺います。  5番、令和2年度でどんな対策を考えているのか伺います。  とりあえず、農業のほうでは、これだけの質問をさせてもらいます。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。
    ◎町長(浜上勇人) それでは、森浦議員のご質問にお答えをいたします。  (1)の関係でございます。議員からの要求により提供をさせていただいた資料の、耕作放棄地面積の推移のとおりでございますが、その中で、高齢化により、農地を手放したいとの意向を持った農家戸数につきましては、把握ができておりません。把握できないというふうに考えております。資料が残っております過去7年分の耕作放棄地の推移につきましては、資料のとおり、平成30年度で約5.8ヘクタールに上っており、耕作者の高齢化等により、山間奥地等において今後とも増加していくものと思われます。  次に、耕作放棄地の解消対策といたしましては、農地パトロールの実施、所有者利用意向調査、草刈り等、自己保全管理のお願い、非農地判断を進めてきましたが、対象農地の多くが山間奥地の条件不利農地であるため、借り手とのマッチングが容易でなく、自己保全管理についても、高齢等により、ままならないケースが多い実状にございます。また、圃場整備をした条件のよい農地については、農地中間管理事業を利用してもらうよう、農業委員会を中心に農地所有者に働きかけをしております。これらの取り組みの結果、耕作放棄地は減少したように思いますが、今後も高齢化が進むこと、後継ぎの離農増加、不在地主の増加を考えますと、新たな耕作放棄地の発生が懸念をされております。  耕作放棄地対策は、まずその集落に住む方々が、集落の農地をどう守るかを考えていただくことが一番重要だと考えております。その一つの方法として、今後の集落の農地のあり方を真剣に話し合い、集落の将来の設計図となる、人・農地プランを策定することでございます。また、農地中間管理機構の利用方針についてでございますが、本町の農地中間管理事業による農地集積の目標面積を70ヘクタールとしております。取り組み当初の平成28年度の実績は3.3ヘクタールで、県下最低レベルでございましたが、現時点では約25ヘクタールと、一定程度集約が進みました。この取り組みは、農業委員会が中心となって、利用権設定からの切りかえや、人・農地プランとの一体的な推進、また、今年度創設をいたしました町単農地集積集約促進事業による支援の成果もあったと捉えております。ただ、担い手や農地条件によっては、農地中間管理事業にそぐわない地域もございますので、今後とも、農地中間管理事業と利用権設定の2つの方法により、農地の集積・集約に努めてまいりたいと考えております。  令和2年度の取り組みにつきましては、これまでと同様に、集落へ積極的に出向き、話し合いを粘り強く続けながら、新たな課題等については、兵庫県兵庫県農業会議など関係機関と連携し、対処してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) まず1点ずつお伺いします。資料の、耕作放棄地の10年間の推移ということで、過去7年分をデータでいただいたんですけども、平成24年から平成30年、荒廃農地面積が10分の1になっているというデータをいただいているんですけども、実際のところ、近年見たら増えていると思うんですけども、減っているという場所を、具体的にわかれば示していただきたいです。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 今、森浦議員のほうから、既に提供させていただいた過去7年間の荒廃農地面積の表の中で、数字が、平成24年度は約60ヘクタールの荒廃農地があるということでした。その後、増えたり減ったり、若干ありますけれども、最終的に平成30年度には5.8ヘクタールほどであるということでございます。これは、荒廃農地が減ってきたということではなしに、それぞれの時点において、これだけの荒廃農地があるということです。その中で、対前年増減がありますけれども、多いところでは、平成28年度には約26ヘクタール減となっておりますけれども、これらは、県や国のほうも、非農地処理を適切に積極的に進めよというようなご指導もある中で、農業委員会と連携をしながら非農地判断を積極的に行った結果、平成27年、前年には31ヘクタールの荒廃農地がありましたけれども、非農地処理等によりまして26ヘクタール減、よって、その結果、その時点での荒廃農地が5ヘクタール程度になっておるということでございます。大きく減った、非農地判断をたくさんしてきておるわけですけれども、これは、どこということではなしに、町全体的に、特に村岡、小代区の山間奥地の、もう既に山林化しておるような、もう復元が不可能なような農地は、非農地として農業委員会が判断をして、ここから落としていくということの作業でございますので、ご理解をいただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) それでは、2点目伺います。  圃場整備された水田とか、耕作放棄地になり始めているとこがあるんですけども、人・農地プランに位置づけられた米づくりの新規就農者を町のほうでされているプランがあるんですけども、この実績なんかがわかりましたら、それと、今後の米づくりの新規就農者の予定なんかがありましたら伺います。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 新規就農者、米づくりを中心にご質問ですので、その視点でいきますけれども、新規就農者、いろんなパターンがありますけれども、そう年々たくさんあるわけではもちろんございません。近年では、認定新規就農者として、若い方を中心に4名おられます。その中で、先般も予算特別委員会でご説明申し上げましたけれども、耕種農家がお二人と畜産農家が1件、新規就農ということで頑張っておられます。それから、あわせて、新年度はその方と、プラス梨の関係を想定しておりますけれども、4名の新規就農者、その皆さん方に、次世代人材支援の交付金を交付する予定にいたしております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) それではもう1点、香美町での農林業振興対策事業補助金を利用しての農業生産基盤の整備をしようとしていることがあるんですけども、実状としましては、補助金は、令和4年までは75%という高い数字になっているんですけども、それでも、補助金を出してまで田んぼはもうつくらないという現状が見られるんですけど、この点について、実際高い水準の補助金が出ているんですけども、圃場整備してないとこがたくさん見られるんですけど、その辺の水路なんかは結構傷んでいるとこがあるんですけども、その辺についてのお考えをお聞かせください。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 町の農業振興対策事業、町単土地基盤整備事業でございます。浜上町長も、とにかく農地を守らないかんと、農林水産課も含めて、その方向で一生懸命やっておるわけですけれども、議員が言われるように、圃場整備地もですけれども、山間奥地は、特に水路の管理が、農地が守れるかどうかの非常に大きな、水がなかったら農業はできませんから、とにかく何としてでも水路を守らないかんという思いで、今年度から3年間限定で、町単土地改良事業の水路に係る、水関係に係る補助率を、55%から75%へ思い切って支援をするということで、この3年間でとにかく直すべき水路を片っ端から徹底的に、ぜひ取り組んでいただきたいという思いでやっております。水路をとにかく今直していただくことが農地保全に一番つながるということで、3年間限定ではありますけれども、思い切った補助率で応援をして、農地を守りたいという考えでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) 今、3年間について75%ということで、業者に頼んだら100万円単位、200万円単位でお金が要ると思うんです。そしたら200万円、工事事業が要るとしたら、75%でしたら50万円の負担ということになるんですけども、農業者は、あとは後継ぎいないから、そこまでしてしなくてもいいという意見が大半ですので、その辺、実際にこのような高額な補助金をもらっているんですけども、結局農業にお金を出したくないということがよく聞かれるんですけども、この辺についてお伺いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 地域の中で、町が3年間に限って、今まで大きな問題となっておりました水路の整備について、3年間の特例として75%まで補助率を上げた制度をこしらえておるわけでございますから、今までは、55%の負担では地元負担が多いなということで、及び腰になっていただいておった地域も、このことで乗り気になっていただいて、水路を整備していただきたいという思いでございますから、この思い切った施策でも、地元の負担が少ない制度でも、これは、これだけお金を出す必要がないというふうな思われ方をする地域は、これは、私は仕方ないなというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) そしたら、今の圃場整備、前年度から始まっていると思うんですけども、失礼しました。年度はわからなくて、もう既に始まっていると思うんですけども、これまでの申し込み状況とか、わかりましたらお答えください。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 今年度からスタートした補助率アップで皆さんに呼びかけて、とにかく取り組んでいただきたいということでしております。今年度は、まだ最終的に固まってはおりませんけれども、4カ所から要望がありました。1カ所は、事業の取り下げ、調整がつかなかったと聞いております。それ以外のものは取り組んでいただいて、最終的に、たしか5件だったと思いますけれども、頑張って取り組んでいただいております。  新年度、令和2年度につきましては、先般の特別委員会でもご説明を申し上げましたけれども、3地域で4本の水路改修の要望を既にいただいております。これらは、新年度に入りましたら、なるべく早く取りかかって、今年の秋のつくりが終わってからということになると思いますけれども、そういうことで予定をいたしております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) もう1点お伺いします。高齢者になって、後継ぎがいないということで、機械とか手放すという方があるんですけど、手放す際に、業者に売ってということだったら、結局安く売って、それをまたほかの人に転売するということになるんですけども、その辺のルートについて、例えば中間管理機構みたいな機構に一旦預けて、リースをするとか、そこから安く分けてもらうとか、なかなか機械についても、しようと思っても、ほとんどの方がトラクターを持っているとか、全部持っておられる方というのは、本当に一部に限られているんですけども、その辺のお考えについて伺います。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 農地ではなしに、機械を手放して転売する、それを農地中間管理事業のような組織でもって再利用をするようなことのイメージだと思いますけども、そういうようなものは、制度としては、少なくとも香美町にはございません。国、県の補助事業もそういうものはないと思います。ただ、新たに農業機械を導入されたいという場合には、それこそ農地中間管理事業に取り組んでいただき、人・農地プランに位置づけられた中心経営体の方々には、いろいろな補助もありますし、それから低利の資金もございます。そういうものをご活用いただいて、新たに導入される場合は、導入していただくということが農機具については基本でございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 今、課長が答弁したとおりでございますけども、ただ、私の頭にぼんやり浮かびますのは、その地域で高齢になって、それぞれが自分とこの田を耕作しとったけども、高齢で、機械一式あるけど、どうだというような話は、例えば、地域営農組織を結成していただいて、そこの集落営農の中にその機械を組み込んでいただくとか、あるいは農業生産法人をつくっていただいた中で、加入する、作業には参加はしないけれども、うちもその団体に混ぜてほしいから、機械も引き取ってほしいというような、民間での仲間同士でのやりとり、こういうことは僕は可能と違うかなというふうに思いますので、もし、できることなら、例えば集落営農組織を構成したり、農業生産法人がその地域でつくられるとするなら、過剰にみんなが持っとる部分を、機械を選択して、森浦さんとこの機械は集落営農で引き取って、それを全体の中で使いましょう、こういうやり方はできるのではないかというふうに思いますので、一つの案としていかがでしょうか。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) 今、町長が答弁されました。集落営農ができれば一番いいんですけども、実際のところ、もう農業はやりたくないという人が大半なので、そこのところはなかなか難しい面があると思うんです。佐津谷におきましては、地元なんですけども、今、86歳の人が佐津谷の大体7割近くをやっておられるんですけども、もう限界に来ているんですけども、次にまた手を挙げるという人は、今のところは出てきてないんです。それで、中間管理機構としましては、制度としましては、借り手と貸し手が補助金がもらえるといういい制度なんですけども、どこに至っても借り手というものがないので、今後、また農業の後継者がなかなか出てこないというのが、どこの地域も実態だと思うんですけども、それについてお伺いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 今、現状に即した大きな課題であろうかと思いますけども、これは、人・農地プランの作成、あるいは、できるだけ荒廃農地を増やさないための、役場の役割としての動きは継続してまいりますけども、例えばオペレーター、あるいは人・農地プランに基づいた農地の貸し借りや中間管理機構を活用した農地の貸し借りの問題については、やはり地域の主体的な取り組みによってでしかできないというふうに思いますので、できるだけ地域のさまざまな組織の中、区長さん、農会長さん、さまざまなところで検討をいただいて、それぞれご自分の地域の集積した農地の担い手を探していただいたり、あるいは有利な取り計らいでもって、地主の皆さんの意見を集約したりという地道な作業が必要になってこようかと思いますが、それを全部役場にこなせと言われましても、各地域ごとの問題でございますので、なかなか難しい面があろうかと思います。それぞれの地域の農会長さんや、人・農地プランの中核になって営農を行っていただける地域の団体の皆さんが、主体的に取り組んでいただいて、内部の地域ごとの農業課題には立ち向かっていただくしか方法はないというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) それでは、農業の点については、また引き続き、今お伺いしました問題について、また積極的なお考えを求めて、農業関係については終わります。  次に、2番目の結婚支援対策について伺います。質問事項で、昨日の予算審議のとこでわかりました点については省かせていただきますので、よろしくお願いします。  町内未婚者の結婚支援対策について、町長の所見を伺います。1番のとこで、若者交流事業についてですけど、昨日、予算の説明では、吉本興業に依頼とのことでしたので、それについての規模と時期について伺います。2番目に、実施団体とありましたが、どこでしょうか。そして3番目に、助成について。そして4番目に、男女の出会いの場の内容について伺います。そして5番目の、ライフデザインの構築ということで、昨日では、冊子を600部作成するとのことでした。それについて伺いますが、現在では、スマホ、インターネットの時代なので、冊子の作成については、今の時代に合っているかどうか、伺います。6番の、結婚等を前向きに考える機会について伺います。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、森浦議員の次のご質問でございます。足らざる部分については企画課長が補足答弁をいたしますので、よろしくお願いいたします。  若者交流事業は、町内在住の未婚者同士の交流や未婚者を対象とした各種セミナー等を開催する事業で、若者定着や結婚対策の一助となるよう実施しているものでございます。また、若者交流事業とあわせ、町内の未婚男女に出会いの場を創出する事業を実施する実施団体に対し、10万円を上限として助成金を交付する結婚サポーター事業にも取り組んでおります。出会いの場の内容については、地元産の魚を使った料理教室や木工クラフト体験など、多岐にわたる内容となっております。一般的に、ライフデザインとは、進学や就職、結婚、出産など、さまざまなタイミングで起こる人生の大きな節目や、将来かなえたい夢や目標を、いつ、どのような形で実現させていくかを計画する人生設計と言われております。令和2年度においては、結婚、妊娠、出産、子育て、仕事などを含めた将来の自分の姿をイメージし、自身の人生設計を考えることができる冊子を作成するとともに、町内の若者を対象にセミナーを開催し、それぞれに合ったライフデザインの構築を支援することで、結婚をはじめとした、人生で起こり得る大きな節目に漠然と不安を抱えている若者が、結婚等を前向きに考えることができる機会を提供することとしております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 補足説明、企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) それでは、補足をさせていただきます。  まず、交流事業の委託先が吉本かということですけれども、これはまだ、昨日の説明では、お笑いタレント等を使ったイベントということで、まだ事業者については確定しておりませんが、そういう企画を計画したいというふうに考えております。したがって、委託先につきましては、そのようなイベントができるような会社にお願いしたいと考えております。時期については、新年度ですが、まだ未定です。内容につきましては、そういうお笑いタレント等が中心になって、未婚の男女が参加して、楽しく交流でき、また異性同士がおつき合いのできるような、そういう体験交流のような和やかな交流の場を設けていきたいというふうに考えております。  冊子については、600部と申したのは、成人式等で配る3年間の量が、200掛ける3でありますけれども、それ以外に、イベント等でも、セミナー等でも配布する予定にしておりますので、プラスアルファではあります。それから、冊子以外の活用ですけれども、スマートホンでの対応というよりも、きょうびの時代ですので、冊子については、当然PDFデータ等でも納品していただく予定にしておりますので、そういうホームページでも見て、ご覧いただけるようなことにはしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) 前年度の結果について、昨日の予算審議の場であったんですけども、35人参加されて、5組のカップルができて、現在では、結婚はなかったということだったんですけども、これの評価について伺います。  そしてもう1点、わかればですけども、未婚者数の把握についてされているかどうか。20代、30代、40代、50代の、できれば香美町内の男女別という数字というのが、おわかりでしたらお答えください。 ◎議長(西川誠一) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) まず1点目の、婚活イベントの評価でありますけれども、イベント時の成立が5組で、成婚までに至ったところは確認できてないということでありますけれども、今後1年後をめどに、成婚についてどうだったかということは、また開催団体等にお聞きしていきたいと思っております。ただ、過去にもカップルの成立はありましたけれども、なかなか成立に至るというのは、そんなに高くありませんので、この事業自身が、独身男女の出会いの機会を持って交流いただく機会でありますので、すぐ成婚までに至るということはなかなか難しいというふうには考えております。  それから、未婚者数の実績につきましては、国勢調査等で出ておりますけれども、今は数字を持っておりませんので、また必要であれば提供はさせていただきます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) 続きまして、麒麟のまち婚活サポートセンターというものがございますけども、今の登録は、男子14名、女子8名、計22名ということになっているんですけども、婚活サポートセンターは町外なんですけども、町としてどこかの企業に委託したりして、婚活サポートセンターを今後立ち上げるような考えはございませんか。お伺いします。 ◎議長(西川誠一) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) まず、麒麟のまち婚活サポートセンターでありますけれども、これは、もともと鳥取市が、鳥取市の婚活サポートを進める拠点として開設されておるものであります。麒麟のまちが発足してから、その圏域に広げるということで、鳥取市の事業体でありますけれども、麒麟のまちに参加を呼びかけて、一緒に参加させてもらっておるということで、香美町につきましても、この事業に登録して、参加させてもらっておる状況であります。実際の事業については、鳥取市内での開催が主でありますけれども、圏域の各市町を回っておりまして、昨年も香美町でも、この事業のイベントは開催をされております。  今後、婚活サポートセンターを香美町単独で持つかということについては、私のほうでは何とも申し上げられませんけれども、今のところは、鳥取市を中心とする麒麟のまち婚活サポートセンターにしっかり香美町の独身男女の方も登録していただいて、そういう機会に参加していただくということを呼びかけてまいりたいと考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) 町としての婚活サポートセンターの立ち上げは今は考えておられないということだったんですけど、今、未婚者が多いと。それと人口減、これに関しては、結婚の機会がないとか、いろんな条件があるんですけども、やはり今の未婚者を1組でも多くして、町長も言っておられますように、人口減の歯どめになるような、また大きな何かの企画をしないと、この企画だけではとても、なかなか結婚にも至らないし、人口減の歯止めにもなってこないという私の意見ですけど、その点について伺います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 森浦議員がおっしゃいますように、人口減少対策や若者定住対策の大きな柱でございますけども、今までも長年にわたってこういう取り組みはしております。確かに成約に至ったカップルもありますし、結婚まで至って、今や安定的に何人も子どもさんができてというようなところも、私の近くにもあったりしますので、効果がなかったとは言いませんけども、なかなか微妙な問題でございまして、イベントの回数を増やせば、成約率あるいは結婚数が増えるとかいう単純なものではないと思いますから、いろいろと今後、今までのこういうイベントでいいのか、中身を検討しながら、少しでも多くの方に参加していただくような内容の変化を持たせたり、新しい切り口から対応をしたりというようなことで、イベントのあり方も少しずつでも変えてきて、参加者が少しでも増えていくような運びには、今後検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) もう1点、豊岡市でハートリーフ推進室というのがございますけども、ご存知かと思うんですけども、そこでは、市民の出会いを手伝うボランティアの仲人、縁結びさんという制度が設けられていまして、現在は150人が登録されているということなんですけど、以前、おせっかいな方がおられたら、また、今はそういう男女を紹介する機会というのがなかなか地域でも見られないと思うんですけども、その辺のことについて、またこういう違った方面の企画があるので、そのような考えはございませんか。お伺いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 今までから、何年間にもわたって、今、企画課が申し上げました麒麟のまち創生会議での取り組みのほかにも、町内の青年団体による呼びかけで実行委員会をつくっていただいた取り組み、あるいは結婚相談員という仕組みが、今でも香美町の中には存在しておりまして、中高年の会員の皆さんから、お見合いの推進だとか、対象者の紹介だとか、そういう相談業務もずっと過去から行っておるところでございます。実際にそういうところの結婚相談員になっていただいている皆さんからは、年間に何組を見合いさせたとか、成果がこれだけあったとか、そういう報告も、1年に1度寄っていただいて、私にもいただいているような状況でございますから、そういうものも今後またさらに活発化させていただく中で、結婚相談あるいは出会いの機会をサポートするような取り組みは、これからもしっかりと取り組んでまいります。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) それでは最後に、農業問題について、また町としても全面的に取り組んでいただきたいことと、そして結婚問題についても、全面的にサポートを町としてしていただきたいということで、私の質問を終わります。 ◎議長(西川誠一) 以上で森浦繁君の一般質問を終わります。  次に、西坂秀美君の一般質問を行います。  西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 西坂秀美でございます。  第116回香美町議会3月定例会、一般質問をいたします。今回2問を通告しております。順次質問をいたします。  まず、質問に先立ち、新型コロナウイルスの感染が拡大しています。感染拡大防止に世界各国が努めておりますが、その勢いが一向にとまりません。兵庫県にも多く発生しております。一日も早い終息を願うものであります。  まず1問目は、有害鳥獣対策、ストックポイント事業についてお尋ねします。私、またこの質問をするとは、町長、思わなかったんです。しかし、どうしても納得ができなくて、また質問させていただきます。今までに3回、4回ぐらいさせていただいておるんですけれども、まず、有害鳥獣捕獲班の方々の懸命の捕獲作業で捕獲個体数も増えましたが、止めさし後の個体処理が本町の課題でした。埋設の労力、埋設場所の確保が負担となっているため、ストックポイント、すなわち一時冷凍保管施設を整備して、猟銃班の方々の労力軽減で、捕獲意欲の向上につなげ、捕獲頭数の増加で、農林被害あるいは今多発しています生活被害の軽減を図ることを目的としております。そしてストックポイントに持ち込まれた鹿は、多可町の加工施設に搬入し、そこでペットフードにされる。その流れは私も理解できますし、この議場で何度も述べてきたところであります。  令和2年度予算では、個体処理に、1頭当たり、最初は8,000円というふうになっていましたが、訂正されています。7,000円支払うから、これで624万円。個体運搬費用、2人が年間52回運ぶとして114万4,000円。その運搬に係る経費が25万2,000円など、806万4,000円が計上されております。狩猟者の労力軽減だけで、私はいいのかなという思いがしております。これだけでは、本町にメリットのある施設とはならないのではないかというふうに思っています。私たち、会派で2回、多可町に出向き、いろいろな話をしてまいりました。その内容についてはこの議場で随分と話させていただきましたし、同僚議員も嫌というほど聞いていただいておるところであります。ペットフードをつくるのに、鹿肉が足りなくて、需要に追いつかないんだ。とにかく鹿が欲しい。そして我が町は、捕獲した鹿の有効活用が見出せず、埋設処理をしている。すなわち需要と供給が一致したわけであります。多可町では、鹿はキロ幾らで買い取っているんだと。無料でくれなんていうこと、あるいは処理料をくれなんていうことは、一度も私たちは聞かなかったんです。交通事故に遭った鹿を見つけた人が持ち込んでくれる。我々はそれも買い取っているんだということで、狩猟者が何頭持ち込んだか業者にも報告しているということも、私はこの場で話させていただきました。どこでどうなって多額の処理料を支払うこととなったのか。また、買っていただくということは考えなかったのか。相手が処理料金を請求したのかどうか。その辺もお尋ねをしてみたいというふうに思います。国からの7,000円、県からの3,000円の補助が、このことに何か関係しているのでしょうか。それとも、処理をお願いする、あるいは委託するのだから、処理委託料を支払うということなのか。その辺をお尋ねいたします。  本町で雇用を生む、あるいは新しい仕事として取り組む考えはなかったのか。先ほど同僚議員の中でも、新しい仕事、あるいはお金が入ることを考えるというような発言も町長の中にあったわけですけれども、そういうことを検討したのかどうか、お尋ねをいたします。本町で何かやるのなら、香美町に行ってでもやるよということ、また私も一度、香美町でこの理事長の話を聞く機会を設けてはとも、町長にも提言をしました。このことについても検討をされたのでしょうか。香美町がストックポイントをつくり、そして鹿を運搬して処理料を支払う。どうもこれでは、私は納得ができません。町民から多くの不信の声も聞きます。また狩猟をされている方からは、埋設処理は楽になって、非常に私たちは喜んでいます。でも、その先がおかしなシステムだなということは、やっぱりおっしゃっておりました。このままでは香美町の支出が増えるだけの施設というふうに、町長、なりませんか。まず1回目の質疑です。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、西坂議員のご質問にお答えいたします。  香美町におきますストックポイントの位置づけは、これまでから答弁させていただいているとおり、ジビエの振興や雇用の場づくりのための施設ではなく、猟友会捕獲班員から強い要望のあった個体埋設労力の軽減を図ることにより、増え続けている鹿の捕獲頭数を増やし、ひいては、町内の農林業被害の軽減を図ることが目的でございます。今回ストックポイントを整備するに至るまで、加工処理施設、減容化施設、焼却施設、町有埋設地整備等、さまざまなことを検討してきました。また、本町が個体処理を委託しておりますNPO法人cambioのような優良な事例と同じような取り組みができないかについても検討を行いました。しかし、現時点では、同様の体制をとることは困難であり、また、実態として、町内にはNPO法人cambioのような民間事業者がない状況にありました。その中で、個別の自治体が処理施設を整備し、捕獲から個体処理まで全ての一連業務を行う方式ではなく、西坂議員にご紹介をいただきました、既存の加工処理施設へ持ち込み、固体処理していただくことが最も効率的だと判断し、NPO法人cambioや猟友会、地域住民の皆さんのご理解、ご協力を得て、今回のストックポイント整備に至っております。これらの経緯につきましては、昨年の予算審議とこれまでの議会答弁により、何度も説明をさせていただき、ご了解いただいているものと考えております。  有害鳥獣対策には、どうしても多大な予算が必要となります。本町のように、鹿の生息頭数が激増している地域においては、農作物の被害防除、有害個体そのものの捕獲などに要する費用が相当かさみます。令和2年度の予算につきましても、有害鳥獣対策費の多くが防除と捕獲に要する費用であり、将来的な経費削減のためにも、早急に生息個体数を減らすことが最大の急務だと捉えております。とにかく今は、2月から運用を開始したストックポイントを最大限有効に活用し、捕獲員の労力の軽減を、捕獲圧の高まりに転化し、より一層の捕獲強化に努めてまいりたいと考えております。
     まず、西坂議員に申し上げたいのは、これまでの経緯については、昨年の予算委員会でも、きちっと処理費が必要なことも資料として出しとるはずだと思うんです。私、予算委員会には出てない。ストックポイントの整備が随分おくれたことについても、この議場で議会の皆さんからさまざまな質問を受ける中で、きちっと、今の個体処理に費用がかかって、持ち込みをする、そういうことの手はずのことは、きちっと説明が私はできているもの思っておりますし、せんだっても、ストックポイントの運用が始まったことについては、県下初の取り組みとして、NHKのニュースに4回出たんです。僕、担当の職員には、よう頑張ったと褒めてやったんです。議会から提案があって、提案先の事業者との話もつけて、そこで持ち込んで解体をしていただいて、その処理費を払うことによって順調な滑り出しを見せています。今までに、開設以来6回、何十頭か運ばせていただいておる。順調な滑り出しも見せて、毎日のように報告をしていただきますが、まさに西坂議員からご提案のあった、他市町の事業所とは言いながら、香美町の目指す鹿の減頭対策について、対応していただいた事業者を紹介していただいたのは西坂議員でございますから、これまでも議会のたびに、今年の予算委員会ではありません。昨年の予算委員会でも、持ち込むのに経費が要るような資料は、議場に配布をさせていただいておるというふうに私は思っておりましたから、私も非常にがっかりしとるんです。  議会の議員の皆さんの提案のことが、おおむね、買い取りについても、向こうにもお尋ねをいたしました。しかしながら、無料でもとっていただけるという西坂議員たちの提案の中身を、実際にうちの役場が、課長以下訪問をして交渉いたしますと、材料が途切れたときに一時期だけ買い入れたことはあるけども、それ以外は、地元の加美町からの持ち込みについても5,000円の処理をいただいとるということで、議員の皆さんに、無料で引き取るというような話はしてないというような理事長さんのお話も伺っておりますし、このたびの香美町の持ち込みについては、増える処理頭数によって、香美町のストックポイントより大きな冷蔵庫も完備をした。骨や皮を処理する焼却炉まで、このたびの香美町の依頼に応えるために、施設の整備にも数百万円の費用をかけたというようなことでございますから、私どもとしては、同じ町内の多可町の処理量より少し程度高い7,000円ということで、今後安くしていただく交渉は、農林水産課長もすると言っておりますけれども、順調な滑り出しを見せて、西坂議員や会派の議員の皆さんから提案をされたことが、おおむね実施ができたと思って、私としては職員を褒めておるような段階の中で、このようなご質問をいただきましても、どうも私も困っているような状況なんです。  昨年の予算委員会から、処理費がいること、ストックポイントの運用のあり方については、ストックポイントの整備が、なかなか地域の選定や、地主さんの協力を得るまでに二転三転して、ここまでずれ込んでしまいましたけども、議員の皆さんから提案があったことが、役場の職員が必死になって今実現にやっとこぎつけて、順調な滑り出しをされたところで、もともとのcambioのような仕組みで、町内で食肉処理の、鹿肉を有価物にするだけのことができていなかったということを今になってから言われましても、役場として直接に処理施設の運営をするというのは、私は、これは逆の発想だと思います。既に香美町内に有害鳥獣の処理施設を民間で運営しているところがあれば、今、多可町のcambioがやっておるような運用の仕方というのは、例にならってできるとは思いますが、今、西坂議員のご提案のように、町内の農福連携、例えば町内におられる身障者の皆さん方に従事していただくための鹿肉やイノシシ肉の解体施設を、今これから立ち上げて、それを監督する事業者、NPO法人になるのか、任意の法人になるのか、そういうものを昨年から取り組んだとしても、これが決して2年、3年でできるような話でしょうか。既にベースにあった民間のNPO法人の活動を、鹿肉や有害鳥獣の食肉処理施設として運用できたのは、今までのcambioの取り組みがベースにあってできていること、そこを紹介していただいたのは西坂議員の会派の皆さんです。私たちは、何とかそのことにお応えをしようとして、やっとここまでこぎつけたというような思いでおりますから、実は、この質問をお受けしたときには、みんな本当にショックを受けております。議員の皆さんの提案がここまで実現できたというふうに職員は思っておりますのに、こういうご質問でございますから、少し去年の予算委員会からの出来事を振り返っていただきましたら、私は、決して役場は説明してないというふうに思っておりませんので、何とぞご理解をいただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩いたします。再開は4時40分といたします。                               午後4時27分 休憩                               午後4時40分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  引き続き、西坂秀美君の一般質問を行います。  西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 今、町長から答弁をいただきましたように、確かにこのことは、私も何度もこの議場で言わせていただきました。そのかいもあって、本当に夢がかなったなという思いでおりました。しかし、昨年出てきたときには、本当に短い期間でどういう交渉をされたのかわかりませんけれども、本格的に始まっていくのは今年度からだろうなという思いがしていました。ですから、今年はまた新たな政策というのが、私は出てくるものだというふうに思っていましたし、今も確認しましたけれども、3名で相手の理事長と話をしたときに、間違いなくうちは買わせてもらうんだという、1キロ当たりの単価まで我々に話してくれたんです。ですから、私は、ここの場で、1キロ何ぼで買ってくれるんですよという話までしたわけなんです。我々、間違いなくその話は詰めてきたんです。  我が町では、とった鹿にスプレーで自分の番号を書いて、そして、それを写真に撮って、しっぽを持ってきて、処理をしているんですということも伝えました。いや、そんなことはうちもこっちでやっとるがな。行政側に報告していますよということも言ってくれていました。だから、担当課が持ってきたら、そんなことはやりますよ。何番の方が何頭持ってきたということも、十分にそういう手続はさせてもらう。我々も本当にいろんなことを詰めてきました。向こうが何頭か集まるんだったら、うちからとりに行ってもいいですよということまで言ってくれましたから。そこらは行政と話をしてくださいということも、私たちは話をして帰った。ですから今、話を聞いてみると、全く違っているな、中身が我々も頭を傾けるような内容だなというふうに私は思うんです。今も確認しました。間違いなく、我々は。ですから、この議場で、1キロ何ぼで買ってくれるんですよということも話した。ですから、えっと思って、今年の予算では何か、でも収入も考えてくれているのかなという思いで、私は予算書を見て、この質問をさせてもらったというのが、今、町長に対して私が逆に答弁できることなんです。ですから、私は、新温泉町が同じようにこういう施策をとられました。もちろん中身は違います。向こうは施設の中で、そして解体をして、持ち込んでおります。しかし、町長、新温泉町の取り組みはご存知ですよね。あそこはキロ何ぼで肉を買ってもらっているんでしょう。そして、ピーク時には買ってもらっています。僕、確認しましたから。ピーク時には200何頭も処理をしたと。本当にそれだけの肉が入っていけば、本当にcambioさんも十分使える量が入っているのではないか。我が町が4カ月もおくれたという、このおくれは非常に大きいなということを、私は、今、答弁を聞いて感じているんです。キロ何ぼで買っているんですよ。cambioに買ってもらっているんですよ。しかもあそこの施設に2名の職員さんを配置しました。その職員さんも、今、cambioの従業員さんになっているんですよ。ご存知でしょうけど。cambioさんの従業員が、そこで解体して、それをcambioに買ってもらっている。私は、このことがあるから、これでは町民さんに理解はしてもらえないな。香美町が施設をつくって、それを運搬して、そしてなおかつ、1頭につき何ぼのお金を払っていくという、このことは、やはり町民の皆さんにはご理解がいただけないなと、私はそんな気持ちで今の質問をさせていただいております。ですから今年は収入の部があるという思いで、真っ先に農林水産課の収入の部を見させていただいたというのが、私の一般質問の趣旨であります。どうですか、町長、新温泉町の施設、どういうふうに理解しておられますか。認識しておられますか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 新温泉町には新温泉町のやり方があります。せんだって西村町長とお会いしたときに、あそこは国の補助金の繰越予算ですから、どうしてもしなければならない。最初は溶融施設の話が、私にも話をしてくれましたけど、西村町長、うちと同じやり方で、両町共同で同じ仕組みをつくったら一番安上がりだったのになと、せんだっても話もしたところです。  西坂議員が今おっしゃいますように、肉はキロ300円か、10キロ300円かで、新温泉町は買ってもらっておりますけども、その施設に投じたお金、cambioに新温泉町内でその解体の作業をしていただくための年間の委託料は1,000万円近く払っているんですよ。うちのやり方と比較もさせました。新温泉町のほうが大きな出費がかかっております。周辺住民の皆さんからもさまざまな、その施設を設置するために、いろいろと非常に難儀したというふうな話は、西村町長から言われました。ただ、よその町の取り組みに私が口を出すことではありませんから、ただ、比較論でいきますと、圧倒的に僕は、香美町のやり方のほうがいいのかなというふうな思いもしております。特に、冷凍施設でそのまま保管したものを、そのまま向こうに運搬するだけで、多可町は5,000円処理費を出しておりますけども、香美町は7,000円、今後値引きの交渉もさせていただきますけども、そういうことで、手をつけずに、捕獲した鳥獣を持っていくだけで、後は全部向こうで処分をしていただく。向こうとしては、水かけ論になりますから、理事長さんに改めて役場の担当者から聞きましたら、議員さん方が来られたときには、一時期入荷が少ないときに限って、少しばかりの費用を出して買い取ってあげた時期があったということは話したかもしれないというふうにおっしゃっておられましたけども、実際に香美町のそういう個体を処理するために、冷凍庫も焼却炉も何百万円かけて整備をされた、そのことについて処理量が発生するのは、私としては、これは当然だというふうな思いがしますし、多可町でできていることを、今、香美町がしようと思えば、構想を練ってから実現に至るまで、1年とか2年とか、そういうことでは私はとってもできないというふうに思います。それは、新温泉町と同じやり方をすれば、cambioの余力があったり、人員の配置をこちらに派遣していただくということができても、施設は、今のストックポイントと違って、新温泉町も5,000万円ぐらいの施設を建てて、委託料を1,000万円払って、処理したものを300円程度で買っていただく。これは、僕は、香美町の今のやり方が一番効率的で、役場がかかわるとするなら、一番うまいやり方ができたなということで、先ほども、議員の皆さんからの提案どおりに、よう頑張ったと言ったようなことでございます。  新温泉町のやり方がいいのか悪いのかと、私が評価するものでもありませんし、新温泉町には新温泉町のやり方、そのかわり、ランニングコストも含めて、初期投資や設備投資、圧倒的に新温泉町のほうがかかると思います。これは、私は間違いはないと思います。ですから、処理料は払うとしながらも、一番香美町が今喫緊の課題で、レッドゾーンになっております、我々の香美町区域からの総個体数を圧倒的に減らさなければならない方向に向けて、一番単純で、明快で、簡単なやり方が構築できたというふうな認識を持っております。これが、議員が提案のように、多可町のやり方というのは、作業所からスタートした、さまざまな身障者の皆さんの施設に、新たに鳥獣のペットフードへの加工というような事業を追加でされたことでございますから、その仕事がないときにこれをさせていると言われたB型の作業所の仕事が、本来cambioのされておったこと、これは役場で確認をしております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 一般質問の途中ですが、お諮りいたします。  本日の会議時間は、議事の都合により、この際あらかじめ延長いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、本日の会議は延長することに決定しました。  引き続き一般質問を行います。  西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 私たちは、何度も言いますけれども、確かに3名でそのことを聞いて、ですから私も、今この一般質問をさせていただいておるわけです。ですから一時的に買い取るというようなことは、我々も全く認識がありませんでしたし、そういうふうには私たちもとりませんでした。そして1,000万円つぎ込んでいるという話は、私は聞かなかったんです。そこの部分では、もし、あるとすれば、でも社員に2名を使っていただいて、社員がそこで解体したものを、さらにまた買い取ってもらっているという、本当に待遇の差というのが、何か私には納得できないというか、社員が解体しているのに、それをその会社がまたお金を払って引き取るという、何かそっちは非常に厚い待遇を受けているなという思いがあるわけです。多いときには、250頭ぐらい解体処理をして持っていったということも私は聞いています。そうすれば、香美町の分は余分かなという、私は、瞬間すっとそういう思いが走ったものですから。そうしてみると、やはりこの4カ月というのは非常に大きかったなという思いがしています。確かに、我々が行ったときには、とにかくうちは丸太そのままでいいんですよ。皮は皮で利用するんですと、ここでも話しました。大手アパレルから頼まれていて、皮はボタンに加工、非常にやわらかいから加工がしやすいということで、飾りボタンに頼まれていて、それに使うから皮も欲しいんだ。うちは捨てるのは頭とひづめだけだ。新温泉町もそうなんですけれども、そういうふうに言って、私たちは話を聞いてきたものですから、今、町長が言われたことが本当だとすると、私もせっかくこうしてここの議場でいろいろと話をして、そして実現していただいて、こうしてスタートするのに、何か私が、言葉は悪いですけど、けちをつけたような感じにも町長らもとられて、それは私ももっともだと思います。この施設が、こういうことができた、実現したということは、非常に私も感謝しているんです。喜んでいるんです、自分でも。そして、私が今このことを言うこと自体も、買ってもらわないんですかということ自体も、cambioさんの日ごろの、今取り組んでいらっしゃる従業員25人のうち、今は増えていますけれども、20人障害者の方々を雇用して、そして、その方々に破格の給料を支払っている。私は、このことには非常に感心しているわけです。ですから、そういう方々に今この話をするのは、本当にきつい話だなという思いがしております。  新温泉町と比較するわけではないですけれども、向こうに従業員も使ってもらい、買ってもらい、私も、そこも何か理屈が通らないなと。社員がした仕事、そのできた製品を、また自分とこが金を払うというシステムが、どうも私も納得はいかないんですけれどもね。本当にそこの中身というのが食い違っているものですから、我々3名で確認しても、3名でその話を聞いてきたから、私は、本当にいい話だな。そしたら、たとえ300円で買ってもらっても、200万円で買ってもらっても300万円以上の金が入ってくるわけですから、それが少しでも町の施設の維持費なり、あるいはまた、そこまで運ぶ狩猟者の方々のガソリン代にでもなれば本当にいいなという思いで、私はこのことを一般質問しているんです。  町民の皆さんも、香美町が保管して、それを運んで、なおかつ、まだお金を払うのというのが町民の声なんです。狩猟者の方々は、本当に感謝しているということは確かにおっしゃっていました。新聞も私も見させてもらって、ここには持っておりますけど。その辺の話が食い違ったということで、私も今びっくりしているんですけれども、我々が行ったときには、町長、そういうことだったんです。  それと、もう一つ、今、町長も起業なりということも言われましたけれども、ちょうど香美町には、小代に今度有償譲渡する施設もあります、町長。やはりそういうところに、私は、そこの方が、今までから鹿の解体にはたけていらっしゃる、そういう方々に話をして、香美町の産業として育てていくという、そういう考えはできなかったのかな。向こうは、何かやるんだったらいつでも協力は惜しまないよということも、理事長は言ってくださったんです。ですから、向こうに研修に行くなりのことは、私はできるんだろうなという思いはしていますし、そういうお考えはないのかどうか。最後はそこの1点だけ、町長の考えをお聞かせください。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 話の行き違いがあったということではないんです。昨年の予算委員会です。議員の皆さん方から提案を受けたのは、一昨年の12月だったように思います。今の開いていただいている予算委員会の前の年の予算委員会の中で、西坂議員からの質問に対して農林水産課から資料を提出させていただく中に、2カ所のストックポイントに係る費用、工事の管理委託料、有害鳥獣の個体処理委託料、NPO法人cambioへ委託、8,000円掛ける300頭というような資料を、各議員に昨年の予算委員会でご説明をいただいて、議会で議決をいただいて、今の運びができておるわけでございますから、何度も申し上げますけども、私らとしたら、議員の提案どおりにうまく事が運べて、褒めてもらえこそすれ、怒られるような理屈はねえなというところが、正直なところ思ったということでございます。  それから、新温泉町のことはいいとしても、実際のランニングコスト、施設整備には5,000万円かけております。うちは2つのストックポイントで1,700万円、処理委託料をcambioに1,000万円近く、新温泉町は払っておられて、収入になる売りの値段が600万円とか、そんな値段です。ですから、考えてみますと、1頭当たりの処理料は、香美町で9,790円、全部ランニングコストを含めて、施設整備費も含めて。新温泉町は1万2,000幾らかかっているわけです。これは、町民からお預かりした費用がそれだけかかっているということを考えれば、香美町の今の最大の目的は、レッドゾーンになった香美町区域の個体数の減少に向けて、今、喫緊の課題として取り組むのは、個体を減らすこと。このことに一番即した内容が、議員の皆さんからの提案どおりスムーズにできて、少しストックポイントの整備に時間がかかって、運用はおくれたというものの、既にもう6回運んで、それなりの処置ができているということを考えれば、猟友会の皆さんの労力の軽減を目的に進めた事業ということは、これは、猟友会の皆さんからも評価をいただいておるところでございますから、今も持ち込みがあって、処理に6回も運ばせていただいた。このことを総合的に考えていただきますと、cambioが多可町で行っておる事業を、香美町に今やろうとすれば、なかなかここ1年、2年では、スタートのできないことだというふうに思います。ですから、私としては、新温泉町のことはよろしいけども、香美町としては、議員から提案のあったことが本当に理想的な形でスタートできたということは、去年の予算委員会から、そのたびに詳しく委員会の中でも、私は出席をしておりませんけども、資料提供も含めて、議員の皆さんには提示をしてきた流れの中で、今度の結果が出たということでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 私たちがしてきた話が、cambioの理事長と3名で話をしてきた内容と違っていたということが、今回の質問につながっておりますので、もし、そういうことであれば、私も、せっかくこうしてできた施設ですから、そのことに対しては私も喜んでいるし、複雑な気持ちで私も一般質問したということだけはお伝えをしたいというふうに思います。  続いて第2問目に移ります。2問目は、防災あるいは防災士の組織化についてお尋ねをいたします。近年、日本はもとより、世界中で自然災害が多発しております。そのほとんどが大災害となっております。地震、水害であったり、山林火災であったり、季節外れの大雪であったり、どこで何が起きるかわからない。よく使われる言葉、想定外の大災害がほとんどであります。多くの人命が失われ、家屋を失い、田畑が流されて途方に暮れる姿がテレビで放映されるたび、他人ごとではない、いつか我が身にもと危機感を持っているというふうに思います。  昨年の町政懇談会でも、防災についての質問が非常に多かったと記憶しております。やはり自然災害の恐怖とそれに備える関心の高さだというふうに思っております。しかし、町民の皆さんが、いつ起きるかわからない災害への備えができているのでしょうか。災害が起きたときの対応、そのときにしてはいけないこと、避難時の注意点、普段から家族で話し合っておくべき事柄、あるいは備蓄しておくとよいもの、災害直後の対応など、多くの課題があります。毎年、避難訓練を実施しておりますが、これらの課題を理解して訓練に参加されているのでしょうか。また町は、その課題に取り組んでおられるのでしょうか。災害が現実となった場合、行政は手いっぱい、消防団はそれぞれの持ち場があります。そんな中、指揮命令はできませんが、縁の下の力持ちで働いてくれるのが防災士ではないでしょうか。幸い、令和2年度の予算で、3名分の防災士資格取得の助成金が計上されております。しかも、この2月末で38名の防災士がおられます。この方々の活躍の場があるのでしょうか。どんな役割を今担っていただいているのでしょうか。  大規模災害の場合、行政も被災して機能しなくなるために、あらかじめ地域の防災リーダーになっていただくために、今、防災士を養成して、いざというときに働いてもらう、これが行政の目的ではないのでしょうか。今の状態で、いざというときに、この方々が本当に機能するのでしょうか。災害はいつ起こるかわからない。早く組織して、やはり自主的に研さんをしていただき、早くから防災士の資格を取っておられる方もいらっしゃるわけですから、やはり自分たちで自主的に研さんしていただいて、避難訓練の計画、あるいは避難訓練に出向いていただく、あるいは地域に出向いて、住民への防災意識の啓発などを担っていただく。こうしてこそ、いざというときに働いていただけるのではないでしょうか。  質問項目にも書いておりますが、養成講座にも本町では力を入れておりますが、組織化は余り進んでいないのではないでしょうか。いざというときに、防災士の組織化で大きな住民パワーがいただけるのではないでしょうか。どうお考えでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、西坂議員の次の質問でございます。  2月末現在で、町内で防災士の資格を取得されている方が38名おられます。香美町防災士連絡会は、平成24年に結成され、現在6名の会員が、自主防災組織や事業所での防災研修会での啓蒙活動や県内外での防災士研修会に参加するなど、活動をされております。連絡会に未加入の皆さんにも防災活動への参加を促し、今後、防災講演会や防災研修会等の案内を行い、また、自治会等への協力、あるいは防災士の組織化等、さまざまな防災施策について、防災士の皆さんと連携をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 町の組織というのはないですよね。単独の組織というのはないと思います。私も防災士に会って、お尋ねをしました。防災士は、災害発生時の対応、地域の防災活動、避難所の開設や運営、ハザードマップ、あるいは減災や危機管理の方法、命を守る方法、応急手当、救命手当の基礎知識など、多くの研さんを重ねて防災士の資格を取っておられます。こういう方々に活躍していただければ、行政は随分と助かるのではないでしょうか。私は、この質問は、防災士の出演をしていたテレビを見た人に質問をされたのがきっかけであります。避難所に持ち込めるのは何か知っとるんかということを問われまして、アルミシート、カップラーメン、カセットコンロ、3つを問われました。私は、アルミシートは小さく畳めるし、軽いし、雨具にもなるし、防寒具にもなる。カップラーメンは1食ぐらいの準備は必要だ。カセットコンロは湯を沸かすのに必要だろうという思いがしたんですけれども、全部ペケでした。ただ1つ私が正解したのは、まず、被災して家に帰ったときに、最初に何をすると言ったから、いや、それは、最初に写真を撮って、被災証明に使うんだということだけが正解でありました。全くこういうことに関心を持っていなかったなということを、私も反省させられました。それで、やっぱり防災士はすごいんだな、我が町でもこういう方がおられるんだったら、やはり組織をつくっていただいて、いざというときに、町民の命や財産を守る手助けをしていただきたいなというふうに思いましたから、こういう質問をさせていただいております。  本町では防災無線が完備されました。しかし、大容量で活用範囲の広い5G時代を迎えて、また防犯に対するケーブルテレビの導入も、これからは視野に入れ、あるいは検討していく時期が来ているのではないでしょうか。特に、今いろいろと言いましたけれども、防災士に義務が課せられているわけではありませんけれども、高い意識を持って資格を取得された方々ですので、必ず町民の期待に応えてくれると信じております。一日も早い香美町の防災士の組織化に期待しておるものですが、町長のお考えを再度お尋ねいたします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 防災士の重要性については、今、議員からご意見があったとおり、同じ思いでございます。町としても、できるだけ防災士になっていただく方を増やすために、消防団のOBなんかはそのまま、分団長をなさっておったような方々は、資格要件というのが緩和されておりますから、資料を提出すれば、ご自分の意思でなるという方にはすぐなっていただけるということがございますから、例えば、今38名、組織化できているのは6名か8名というようなところでございますけども、大きな集落ですと複数名、小さい規模の集落でも1名、何とか地域の中で防災士を育成していただくような運びは、今後も防災安全課を通じて、できるだけ防災士に就任をしていただくような方々に、それぞれ年1回行っております防災訓練、あるいは、一昨年も手を挙げさせていただいて、県下2カ所で行いました兵庫県主催の防災訓練も香美町で行いましたけども、そういうときの参加、あるいはその集落自体の防災訓練の中でも、区の役員さん方と一緒になって、地域の防災のかなめとなっていただくような防災士の存在というのは、非常に重要なことだというふうに、議員と共有する部分がございますので、今後もできるだけ多くの住民の皆さんに防災士になっていただいて、果たすべき役割として、それぞれで集落の中での活動、あわせて、町の防災訓練や防災関係の集まりの中で、リーダー的な役割を果たしていただくような横の連携の組織、こういうことを、区長会とか、さまざまな地域協議会とか、さまざまな場面で、それぞれの集落に防災士を育成する必要については、私のほうからお願いする運びを今後もとっていきたいと思います。一人でも多くの防災士に資格を取っていただいて、就任をしていただいて、それぞれの地域の防災力を高めていただく。防災訓練の中では、町全体あるいは各区全体の防災訓練の中では、リーダー的役割を果たしてもらいながら、地域の防災の核となっていただく人材の育成に向けて、しっかりと取り組んでいきたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) すばらしい答弁をいただきましたので、これをもって私の一般質問を終わります。 ◎議長(西川誠一) 以上で西坂秀美君の一般質問を終わります。  お諮りいたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。  次の本会議は明日3月13日金曜日午前9時30分より再開いたします。  本日は大変ご苦労さまでした。                               午後5時12分 散会 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...