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令和2年第116回定例会(第3日目) 名簿 開催日:2020年02月28日
令和2年第116回定例会(第3日目) 本文 開催日:2020年02月28日

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  1. 香美町議会 2020-02-28
    令和2年第116回定例会(第3日目) 本文 開催日:2020年02月28日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2020年02月28日:令和2年第116回定例会(第3日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時37分 開議 ◎議長(西川誠一) おはようございます。  ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長(西川誠一) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、田野公大君、山本賢司君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 諸般の報告 ◎議長(西川誠一) 日程第2 諸般の報告を行います。  本日の議事日程、発議書1はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。  次に、教育長、藤原健一君、こども教育課長、楠田千晴君より新型コロナウイルス対応のため途中退席の届け出がありますので、許可いたしております。  お諮りいたします。  日程の順序を変更し、日程第39 議案第51号 香美町立子育て・子育ち支援センター条例の一部を改正する条例を定めることについてを先に審議いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  したがって、日程の順序を変更し、日程第39 議案第51号 香美町立子育て・子育ち支援センター条例の一部を改正する条例を定めることについてを先に審議することに決定いたしました。      ──────────────────────────────  日程第39 議案第51号 香美町立子育て・子育ち支援センター条例の一部を改正する条             例を定めることについて
    ◎議長(西川誠一) 日程第39 議案第51号 香美町立子育て・子育ち支援センター条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。少しお尋ねをしておきたいと思います。  今の拠点だけ残すという形をとろうということなんですけれども、これで廃止をされるそれぞれの施設の後利用みたいなことは、何か方向が見えるような状況になっているのかどうか。公共施設等の管理についての文章もあって、そこにはいろいろなことが書いてあるわけですけれども、味取みたいに次使っていただける方がおると、まだ何とかなるのかなと思ったりしますけども、それぞれのところが今どんな状況になっていくと見えているのか。そのあたりを伺っておきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) こども教育課長、楠田千晴君。 ◎こども教育課長(楠田千晴) ただいまのご質問でございますけども、現在のところ、4施設についての後利用のことでございますけども、具体的なものは今のところまだ見えておりません。各区のそれぞれの区長さんにも説明を申し上げましたけども、それ以後について区として、例えば、こういう方向でこれを利用してみたいというような方向の回答も、今のところは得てないような状況でございます。現在、町としては、それを公的に使っている部分については、投票所という関係がございます。そちらのほうについては、また担当課とも今後協議をすることになろうかと思いますけども、現在としては特にその後利用のことにつきまして、町として、関係課またはそれぞれの各課に、今後公的な利用の予定、計画等があるかどうかをお諮りした上で、ない場合については、管理計画に従って解体撤去というような方向になるというようなことを見通しとしては思っております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 今、答弁はいただいたんですけれども、現状を見てみますと、まだまだ使用できる施設というものはございます。あれを取り壊せば本当にもったいないなという感じもいたします。その中でも、大きなイベントで大事な役割を果たしている施設もご存知だと思うんですけども、ございます。ですから、これらを一括して取り壊すという計画が見えてきているんですけれども、そういう同様の取り扱いをするのか、あるいは個々の状況に応じてこれから判断されるのか、その辺についてお尋ねをしてみたいというふうに思います。 ◎議長(西川誠一) こども教育課長、楠田千晴君。 ◎こども教育課長(楠田千晴) 今ご指摘のとおりでございます。各区の区長さんからも、町が実施しております公的なイベント等に使っている施設もございます。それがあることによって、それが有効に活用できているというようなお話も聞いておりますので、今回は行政財産のほうから普通財産に切りかえて、計画がスムーズに進むようにということの配慮でございますけども、この4施設を一括的に同時進行で同じような形で持っていくということは今のところ思っておりません。もう一度それぞれの区長さん方にも、関係の区長さん方にもお話をさせていただく中で、それぞれに個別にまた対応するべきところは対応してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 私、これらの施設がどれだけの維持管理費がかかるのか、その辺理解はしておりませんけれども、そんなに多くの金額ではないんだろうなというふうに思っております。利用する方を募るという、本当に町としては他力本願的な考え方で今進んでいるわけですけれども、これ、せっかくつくった施設、まだまだ使えるのであれば、町の活性化に何か利用するというような検討というのはなされていないのか。また、これから同様の案件が出てきても、そういう検討はされるつもりはないのか。その辺、もう一度お尋ねをしてみます。 ◎議長(西川誠一) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) 補足説明をということになりましょうけども、町全体の公共施設の管理計画の中でも、先ほどご質疑がありましたとおり、可能なものはやはり継続して、町としては、受け取っていただける団体であったり、利用するものはもちろん求めていく中で、先ほど課長のほうから申し上げたとおり、最終的には取り壊しという形になるかもわかりませんけれど、可能な限り利用ができるものについては利用し、譲渡していきたいというのが基本にありながらの進め方ということでご理解いただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(8番) 質問いたします。私も、説明会に区長とともに参加させてもらったんですけど、言われれば譲りますけど、譲ってもらえば解体費用は譲ってもらったところが、当然、何年か先に持たないけんと言われるとちゅうちょするということもありまして、もうちょっと時間を置いて、余裕を持っていただいて、区内なりでの検討をもう少しさせてほしいなという思いがあるんですけど、その辺はどうでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) 拙速にそのものをすぐ解体という考えはございません。可能な限りは再利用できるものは再利用したいということでありますけども、最終的に公共施設の管理計画からいきますと、持っている建物全てが今後も管理できるということはありませんので、将来的にはそういう形になろうかと思いますけれども、拙速にすぐということではありませんので、ご理解いただきたいというふうに思います。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第51号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第3 議案第4号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(令和元             年度香美町一般会計補正予算(第8号)) ◎議長(西川誠一) 日程第3 議案第4号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(令和元年度香美町一般会計補正予算(第8号))を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第4号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第4 議案第5号 令和元年度香美町一般会計補正予算(第9号) ◎議長(西川誠一) 日程第4 議案第5号 令和元年度香美町一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  なお、この質疑に関しましては、教育委員会サイドの質疑を先にやっていただいて、それから教育長、こども教育課長は退席する予定ですので、ご理解いただいて、よろしくお願いします。  なお、この質疑に関しては、私の権限によりカウントはしないということにさせていただきますので、よろしくお願いします。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  それでは、議案資料の30ページで少しお尋ねをしたいと思います。4目学校給食費という中に、臨時職員賃金を300万円減額するということが出てまいります。どうもこの金額でいくとお1人ではないのかなと思いつつ、給食センターの現場で何が起こっているんでしょうか。人手不足みたいなことが起こっているのではないかという疑念を持つんですけれども、状況を少しお聞かせください。 ◎議長(西川誠一) 教育総務課長、片山正幸君。 ◎教育総務課長(片山正幸) 30ページの学校給食費、臨時職員の300万円減の要因でございます。現状この300万円が減額となった要因としましては、調理員の退職によるものでございます。現状としましては、1人目の調理員が5月に退職されまして、そこで不用額としては176万円の不用が出たような状況です。もう1人は、調理員兼運転員が10月に退職をいたしまして、そこで113万円ほどの減額が発生いたしております。5月の調理員が退職した段階で、すぐ町広報で調理員募集をかけておりますが、なかなか応募がない状況でございます。10月にはさらに調理員兼運転員が退職したという状況で、ずっと募集はかけているんですが、応募がないという状況で、調理現場としましては2人減の状況が続いたんですが、何とか時間外等で対応して、今、毎日給食を提供しているという、そういう状況でございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 年度が始まってというか、年度中途で現場の方が退職をされる。それぞれいろんな事情があり得るとは思うんですけれども、例えば、資格があるのにそれが評価されない臨時職員みたいなことが起こっているのではないかみたいなことを勝手に想像してしまうんですけれども、通常だったらおかしいと思うんですよ。その辺はどうなんですか。だって、絶対に手が足らん状態になっているわけでしょう。 ◎議長(西川誠一) 教育総務課長、片山正幸君。 ◎教育総務課長(片山正幸) 現場での評価をしてないという状況ではございません。それぞれの個人のご事情によりまして退職をされたというのが現状でございまして、調理現場としては、一日でも早く募集をして人数を充足したいんでございますが、応募がなかったというのが現状でございます。そう言いながら、12月の広報で1人応募がありまして、1月からまた1人、調理員として採用はしている状況でございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) それでは、教育委員会以外の質疑を受け付けます。  西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 議案13ページです。債務負担行為補正についてお尋ねをいたします。山手土地区画整理事業特定調停事件に係る弁護士委託料の件であります。まず、この表の中で、令和2年度から事件処理終了年度ということになっていること、まずこれが1点。  次に、限度額が明確にされてないことについてお尋ねをいたします。我々が町の予算の審議をする中で、債務負担行為で注意すべき項目として、議員必携があるんですけれども、議員必携の中には、1つ目として、債務負担行為を必要とする理由と目的が明確であるか。2つ目として、債務負担行為の期間を極力短縮するよう配意されているか。また期間が明示してあるか。3つ目に、負担の限度額が明確に定められているか。限度額を明示して、予算として議会の議決を求めるんだというふうになっております。それから、4つ目として、年度別の負担額が明確に定められているか、などが列挙されているんです。以上の点から、期限、限度額、年度別の負担額が明確にされてない債務負担があり得るのかということで、私は提案説明の直後に議運のメンバーに尋ねましたが、どうも納得ができません。なぜこの金額あるいは期間が明示されないのか、まずお尋ねをしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、西坂議員の質問にお答えさせていただきます。  議案書の13ページで、山手土地区画整理事業特定調停事件に係る弁護士委託料ということで、このたび債務負担行為を設定させていただいております。まず、期間を令和2年度からとしておりますのは、香美町では、当該年度に契約をしたものについては債務という捉え方をしてませんので、翌年度以降に係る債務負担行為等も設定をしておるということですので、実際には5月20日に委任契約の締結を行っております。したがいまして、当該年度も費用は発生しております。着手金として108万円、実費弁償として52万4,800円、これにつきましては債務ということではありませんので、翌年度以降ということで令和2年度から事件処理終了年度までという設定をさせていただいております。  金額また期間が明確でないということでありますけども、補足説明でも説明をさせていただきましたけども、5月20日に委任契約はしておりますけども、終了年度ということで、まだ現在特定調停中であります。これがいつ終わるのかということが明確でないということで、期間の終了が文章で表現をさせていただいておるということであります。来年必ず終わるということであれば令和2年度という設定になるんですけども、来年度中に必ず終わるということもまだ定かではございませんので、終了年度までという設定をさせていただいております。  金額につきましても、契約の中では報酬金が税別100万円から200万円の範囲で成功報酬を支払うという契約になっておりますが、これもその範囲内での協議ということで金額が明確でございません。それから、旅費実費弁償につきましても、回数が来年度以降、何回あるのかということも定かではありませんし、いつ終了するかということも定かでありませんので、こういう場合は実務提要でも解説がありますけども、文章で表現するということが書かれておりますので、今回こういう形で表現をさせていただいたということでご理解をお願いします。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 今そう言われたんですけれども、言っていることはわかります。しかし、例えば、今回の補正9号で220万円減額されていますよね。そして、令和2年度予算で340万円が計上されている。その辺からすれば、限度額は大体計算はできるのではないですか。きっちりした金額を示さなくても、このくらいは要るんだろうというその限度額は、上限ですから、示せるのではないですか。このままですと期限なしの、そして上限なしの予算を我々に承認せえということを示しているわけですよね。今の説明からしても。期限も来年終わるかわからないということになると、期限も設定できない、いつまでかかるかわからない。金額も上限がどれだけになるかわからない。そういうものを我々が承認せんなんということになるんです。ですから、その辺のところを我々どう判断すればいいのか。私、金額を明示してない、限度額が明示されてないという債務負担行為は、本当にあり得るのかなと。議員必携にしても明確にそのことが書いてあるんです。再度、答弁を求めます。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) 金額についてでございますが、この設定を見ただけでは確かに理解ができないということがございますけども、先ほども説明させていただきましたが、成功報酬につきましては、税別でありますが100万円から200万円の範囲ということでございます。それから、実費弁償につきましては、その都度、その都度お支払いをしておりますので、1回当たり8万8,000円の支払いをしております。ですので、今、大体月に1回程度、特定調停を行っておりますが、年間しますと大体100万円近くの実費弁償ということになりますけども、そのあたりで解釈をいただきまして、ご理解をいただければと思っております。ただ、先ほど申しましたけども、いつ終わるかというのは現時点では定かではございません。それから全国的に見ましても、例えば裁判の例ですけども、こういう形で金額あるいは期間を文章で表現しているというのは、事例としてはございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) そう言われると、340万円はどういう根拠で出してきたのかと思うんです。340万円という金額、今年、来年度予算に計上されているのではないですか。今年減額もされている。そこらからすれば上限というのは出るのではないですか。再度。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) 令和2年度予算につきましては、令和2年度に見込まれる必要な額ということで積算したものでございます。ただ、いつ終了するかということはまだ確定はしておりませんので、そのあたりを踏まえまして、債務負担行為につきましては事件年度終了までということで設定をさせていただいております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) 少し補足をさせていただきたいと思います。  西坂議員のご質疑どおり、期間ないし金額自体も明記されてないということになりますと、今まで従来の債務負担行為から見ると非常にわかりにくいということがあると思います。今、特定調停という調停にのっとった裁判を進めているということになりますので、我々も、こういう事例がなかなかないという中で、先ほど財政課長が申し上げたとおり、近隣の市町なり事例なりを参考にしながら、今回の債務負担行為の金額なし、それと期間なしというふうなご提案をさせていただいているとこです。当然、先ほど議員の、ある程度の想定はできるじゃないかと、上限と期間、期間についてはそうかもわかりませんけどという質疑がありますけれども、そういうことの中で今回の期間予定なしと金額なしの表現をさせていただいたということで、わかりにくい部分はありましょうけれど、ご理解をいただき、ご審議をいただきたいというふうに思います。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 今の債務負担行為の設定ですが、令和2年度の予算に載っている金額、先ほどの財政課長の説明を受けると、成功報酬の100万円から200万円の上限の200万円と実費弁償8万8,000円の、月に一遍の約12回掛けて100万円。そうすると、令和2年度の総額に既にもう成功報酬の金額が出ているわけですから、令和2年度までの債務負担行為の金額と期間の設定すればそれでいいんだろうと私は思うんです。言われる、令和2年度に終わらないとするならば、繰り越しという方法もあるわけですし、最悪の場合、事故繰越でもう1年延ばすというような方法もあるわけですから、やはり債務負担行為というのは金額を明示しないと、翌年度以降の、令和2年度以降の支出の見込みを約束することなので、そのことは青天井になることは、我々議会としても、青天井のものを認めるというのはなかなかしにくいというふうに考えるんです。そういう意味で、私が言ったように、令和2年度予算で今の成功報酬まで見てあるわけですから、そういう期間を、令和2年の期間と、それから金額の上限を定めて、もし、その中でできなかったら繰り越しもできるわけですし、令和3年度に繰り越しもできるわけですし、令和3年度に引き続くのであれば、実費弁償は令和3年度に新たに予算措置すればいいわけですから、なぜそういうような措置がとられないのか。手続の仕方といいますか、手順の仕方ですか、その辺を比較、なぜされなかったのかについてお尋ねをします。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) 今回、債務負担行為を設定させていただいたということで、全国的な裁判の事例、あるいは過去に旧美方町におきましても裁判事例がありまして、弁護士の委任契約ということでさせていただいています。その際にも、期間につきましては終了年度までということと、額につきましても明確に把握することができませんので、必要な額ということで具体的な金額としてはあらわしてないということなどを参考にして、今回、特定調停ということで、終了年度、また金額も総額が明確に把握をできないということでしたので、こういう形で表記をさせていただいたということでございます。
     以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 特定調停の金額を明確に定めることができないという部分というのは、先ほどの財政課長の説明では、成功報酬の金額は決まっているわけですから、あとは実費弁償だけなんです。そうすると、その金額を今見ますと、月に一遍分が約入っているんだというふうに思うわけです。その部分は次年度にしていけばいいわけですから、新たな当該年度に設定すればいいわけですから、あるいは繰り越しすればいいわけですから、なぜそのようなことができなかったのか。旧美方町のやり方が私はよかったとは思ってませんので、その辺を、考え方はわかりましたけど、繰り越しだとかそういう方法を検討したのか、しなかったのかについてだけお答えください。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) まず、繰り越しと債務負担行為の違いですけども、繰り越しというのは、当該年度の予算を当該年度の期間をもって終了するということで、繰り越しは、事業が完了しなかった場合に繰り越すという形でありますと理解しております。債務負担行為というのは、契約に当たりまして単年度で終わらない事業、複数年かかる事業、これにつきまして当初の契約の段階で年度を越えて契約するという理解をしております。したがいまして、今回の債務負担行為の補正につきましても、当初の契約は5月20日に行っておりまして、当初は期間内で終わるという見込みでありましたけども、終了年度が定かでないということで、改めて期間を延長するという議会の議決をいただきましたら期間の延長をするという処理になりますけども、その終了年度が定かでございませんので、複数年にわたる契約ということになります。したがいまして、繰り越しという手続でなしに、複数年にわたる契約ということで、このたび債務負担行為の設定ということで処理をさせていただいたものでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 債務負担行為のことと繰り越しのことはわかっているんです。今だから来年度予算に、契約を来年度に引き続いてするから、すること自体が、今やっている契約行為そのものが来年度に引き続くとなれば、金額も含めてのことになるわけですが、債務負担行為に及ぶわけです。そのことはわかるんですけども、令和2年度になれば、当該年度の予算というのはもう決まっているわけです。決まってなかったらおかしいんですが、決まっているわけです。だから、その時点での債務負担行為というのは、一般的には令和2年度で終わる債務負担行為の期間であれば、その年度に終わるわけです。だから、その時点で、令和2年度としての債務負担の期間を持って、金額は令和2年度の予算で成功報酬まで見てあるわけですから、その辺との整合がつかんのです。令和2年度になれば、もし、そのことが解決できてなかったら、令和2年から3年に向けて繰り越しをすればいいわけですから。その時点で繰り越しを、令和2年から3年に繰り越しすればいいわけですから、なぜそのようなことをしなかったかということについて私はお伺いしているんです。令和2年度予算で成功報酬まで見てあるわけですよね。そういうことをお尋ねしているんです。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) 先ほどの繰り返しになりますけども、繰越事業というのは、基本的に当該年度で終わるということを想定して、終わらない場合に繰り越しするというもので理解しております。このたびの特定調停事件につきましては、契約年度につきましては事件終了までということで、今年終わるということでなしに、複数年にわたって契約行為を行うという考えですので、債務負担行為という形で設定をさせていただいたというものでございます。当初からそういう形で設定をさせていただくと。繰り越しというのは、あくまでも単年度で終わるというもので、終われなかったものについてそれを繰り越しするという考え方ですので、基本的に繰り越しと債務負担というのは考え方が違いますので、債務負担行為ということで複数年にわたるということですので、これは債務負担行為で設定をさせていただいたということでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  補正9号に関して幾つかお尋ねをします。まず1つは、歳入の関係で、資料でいくと13ページに、財政調整基金を4,000万円崩して財源に充てるということが出てまいります。調整した財源不足というふうなことなのかなとは思うんですけれども、理論的にこの4,000万円は何に充てたということが言えるのか。そのあたりが、もし、あれば教えてください。それが1つ。  それから、歳出のほうで、17ページで、一般管理費の中に職員退職加算納付金、退職手当組合に対する1,600万円の納付金だというふうに理解はしましたけれども、この時期になってこういうものが出てくるということ自体が非常に私の中では理解しにくいんですけれども、その辺の事情を教えてください。  それから、18ページで、1目戸籍住民基本台帳費の中で個人番号カード発行等業務委託料64万2,000円、さらに、個人番号カード交付推進事業ということで11万6,000円。この事業で何をやろうとしているのかということをお尋ねしたいというふうに思います。  もう一つは、現時点でどれだけのカードが発行されていて、全町で何%というふうなことが実態としてどうなっているのか教えていただきたい。  もう一つは、正確さを欠いていたら申しわけないと思いますけれども、町の職員や家族には率先してカードの交付を受けなさいというふうなことが言われているやに聞いたりもするわけですけれども、その辺はどうなっているのか、どうしているのかということを聞いておきたいと思います。  さらに、21ページで、香住病院への1億2,000万円の繰出しということが出てまいります。不採算部門に対する支援だということで、病院会計のほうでもそういうものを受けるという補正になってきているわけですけれども、単純に言って赤字補填ということではないのかなと。そのあたりはどう考えたらいいのか伺っておきます。  さらに、22ページで農業振興費、なかなか成績がいいのかなと思ったり、人・農地問題解決推進事業費165万7,000円というものが出てまいります。実績が大変大きくなった、もう一つは、単価が上がったということを補足では言われましたけれども、この辺も実状を聞かせておいてください。何をやっているのか、どんな状況になっているのかということ。  さらに、24ページで商工業振興費、鳴り物入りで、増税対策、万全を期してやるんだということをおっしゃったプレミアム付商品券発行事業費、マイナス6,605万円。歳入のほうではこれの売り上げが5,284万円減。8,000万円入ると思っておったものが2,716万円しか入りません、5,284万円の減ですということになってくるわけで、実際どれだけの方にどんなふうに買っていただいたのかという実状を1つは聞きたいのと、1年前の予算議会では、この金が仮に、最大でも国費は2,000万円ですから、あれですけども、残ったらどうするのかという話を若干やったことがあると思うんです。その金は返さなくてもいいんだというふうな答弁があったように記憶をしておるんですけれども、この予算では過ぎたる分は返しますという予算になっておるわけで、そのあたりはどう考えたらいいのか。  30ページ、災害復旧費の関係、2目農地災害復旧費、補助率が98.3%まで上がりましたということで、財源の内訳が動くということがあるということなんですけれども、補助率が上がって、国県の支出金が91万7,000円のマイナスだということが非常にわかりにくいんです。ここの説明をお願いしたいというふうに思います。  それから、31ページで、公債費の中の2目利子の部分で、町債利子償還費が1,108万円の減で、金利が下がったんですみたいなことを補足では言われたんですけれども、予定利率と実効利率というところでどうなっておるのかということも伺っておきます。  以上。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、ただいまの山本議員の質疑に対して、まず、財政調整基金の取り崩し、それから公立香住病院への繰出しの関係、そして災害復旧費の関係と利子につきまして私のほうでお答えをさせていただきます。  まず、財政調整基金の今回4,000万円の取り崩しということで、何に充てたかということでございますが、このたび、3月補正におきまして歳入歳出それぞれ調整をした結果、不足額ということで4,000万円ということで、特にこの事業に充てたということでしたものではございません。総合的に勘案して不足する額4,000万円ということで、この分を財政調整基金の取り崩しをさせていただいたということでございます。  それから、21ページの公立香住病院への繰出金1億2,000万円ということでございます。こちらにつきましては、令和元年度の香住病院の収支状況等を勘案して、資金不足の発生が見込まれますので、それを解消するために赤字補填ということになりますけども、1億2,000万円必要ということで繰出しを追加するものでございます。  それから、30ページの災害復旧費の財源内訳の関係でございますが、こちらのほうは、補助率は上がりましたけども金額は下がっているということでございます。こちらは、補正で上げさせていただいたときには国庫補助金95%、それから分担金ということで5%、当該年度には措置されるということで見込んで計上しておりました。しかし、国の予算の関係で、県補助金は7割相当しか交付されないということで、98.3%の補助率ではあるんですけども、そのうちの7割相当が本年度の歳入、3割については来年度、令和2年度に交付されるということとなりまして、その3割相当につきましては一般財源で対応しております。したがいまして、一般財源の金額が増えているという状況でございます。  それから、利子の関係でございますが、31ページの町債償還利子で1,100万円減額としております。こちらにつきましては、当初予算で見ておりました利子の利率でございますが、例えば、平成30年度に発行しました償還に係る利子でございますが、災害復旧費ですと0.2%で見ておりましたのが実際には0.04%、また過疎対策事業債につきましては利率を0.3%で見ておりましたけども実際には0.07%、また臨時財政対策債につきましては0.2%で見ておりましたけども、こちらについては0.01%。また縁故債ということで、民間の資金から借りれるお金ですけども、これに対する利子が、予算では0.8%から1.1%で見込んでおりましたけども、実際にはこれが0.04%から0.45%ということで、平成30年度の借り入れ分の利子の減額ということで補正をさせていただくものでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 総務課長、岡昭三君。 ◎総務課長(岡 昭三) それでは、まず私のほうからは、職員退職加算納付金の関係とマイナンバーカードの関係の中で、職員あるいは家族への取得促進ということで2点お答えをしたいと思います。  まず職員退職加算納付金については、若干この部分ご説明を申し上げますと、この納付金については大きくは2つございまして、特別負担金というのがまずございます。これは、定年あるいは勧奨退職者の支給率と自己都合の退職者の支給率というのは当然異なっておりまして、この差額について負担をするものでございまして、香美町では、これを5年間の分割ということで納付をいたしておるところでございます。期間によりましては1人当たり40万円から300万円程度差が生じてくるということになってまいります。特に勧奨退職者につきましてはその差が非常に大きくなってまいりますので、1人当たりでいえば、400万円から700万円程度、差が開いてくることになります。例えて言いますと、本年度でいえば、勧奨退職者が町長部局で2人ということで、負担金では1,250万円というような形になってまいります。単年度でということではない、5年分割ということになりますけれども、こういった要因で増加したものが一つの要因でございます。  それから、もう1点、調整負担金というものがございまして、これについては、掛金と実際の給付額との差額を、これについても5年間の分割で納付ということになっておりまして、これについても精算の結果、増加をした部分を加えまして、このたびの1,600万円の追加補正ということになっております。  続きまして、マイナンバーカードの職員あるいは家族の取得という関係でございますけれども、これについては、国あるいは県からの要請に基づきまして、共済組合員についての職員あるいは家族への取得促進ということで、香美町についても積極的な取り組みを行っているところでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 町民課長、裏戸正範君。 ◎町民課長(裏戸正範) それでは、山本議員のご質疑にお答えいたします。  資料18ページ、個人番号カード発行等業務委託料について何をやろうとしているのかというご質問でございます。まず、個人番号カード関連事務につきましては、地方公共団体情報システム機構、J-LISというところに委託をしております。これは、平成26年12月2日から委託しているものでございます。令和元年度分につきまして、令和2年1月29日に額が確定したことに伴い、支出見込額459万3,000円となりましたので、現予算では395万1,000円を計上しておりますので、増額で64万2,000円を増額補正するものでございます。  次に、その下ですけども、個人番号カード交付推進事業費11万6,000円についてですけども、これにつきましては、香美町では、現在、マイナンバー交付円滑化計画というのを策定しまして、それに基づきましてマイナンバーカードの交付体制の整備だとか普及促進に計画的に取り組んでいるところでございます。現在、香美町では、マイナンバーカードの交付につきまして交付時来庁方式という方式をとっておりますけども、交付円滑化計画の中で実施予定としています、申請時来庁方式あるいは出張申請を早期に実現したいと考えております。そのために消耗品費としまして、プリンターのインクタンク2本だとか印刷用紙を買う予算としまして、ここにあります2万2,000円、それと郵便料ですけども、申請時来庁方式受付によりましては、本人限定受取郵便料というのが発生するんですけども、それを10件見込んでおりまして1万9,000円。それと、次のページですけども、機械器具備品購入費としまして、出張申請方式等の受付用備品としましてデジタルカメラ、これは、顔写真の撮影用になります。これを3台、それとインクジェットプリンター顔写真印刷用を1台、合計7万5,000円で、合計11万6,000円を補正要望するものでございます。  次に、カードの普及の実態でございますけども、令和2年1月末時点で、香美町では交付済み枚数が2,067枚となっておりまして、住基人口比で11.58%となっております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 農林水産業費の関係で、人・農地問題の地域集積補助金165万7,000円の増額補正をお願いしております。まず、地域集積補助金と申しますのは、国が農地保全のために、農地中間管理事業を柱として農地保全の大きな事業として進めてきております。香美町でもここ数年、それを一生懸命、農業委員会とあわせて取り組んでおるわけですけれども、当初予算では、この補助金の単価を、10アール当たり1万円を200アール見込んでおりました。若干どこまで行くかわからないということで200アールを見込んでおりましたけれども、結果的にいろんな取り組みの中で200アールが663アールまで拡大することができました。あわせて単価も1反当たり1万円であったものが、機構の活用率という計算があるわけですけども、それが50%を超えた場合は単価が2万8,000円になるということで、最高の額の単価をいただくことができました。結果的に掛け算をしますと2万8,000円の663アールで185万6,400円で、当初の20万円との差額が165万7,000円の増ということでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長、田渕衛君。 ◎観光商工課長(田渕 衛) 山本議員ご質問のプレミアム商品券の関係でございます。プレミアム商品券は、当初4,000人に対しての2万5,000円のプレミアムを発行するということで予算額を1億円、またそのほかに事務的経費といたしまして549万6,000円を計上しておりました。しかし、審査を受けまして、審査後に商品券引換券を発行した件数は、子育てにつきましては無条件で3歳未満という世帯が308人、そして非課税者は、審査を受けましての発送をしたものが1,050人、合計1,358人で金額にして3,395万円でございます。したがいまして、ここに計上しております6,605万円の減額計上をさせていただいているところでございます。これに伴いまして、プレミアム商品券の受入金が、資料14ページの21款諸収入でございますが、雑入の商工費受入金の販売額は、1人2万円を1,358人が購入する予定をしておりましたので2,716万円。したがいまして、当初予算の8,000万円から5,284万円を減額計上しております。  また、あわせて国庫支出金につきましては、先ほどもありましたけれども、伴います1人、5,000円のプレミアム額がございますので、1,358人に対しての5,000円分の679万円でございますので、当初予算の2,000万円から1,321万円を減額して計上することといたしております。  なお、議員がおっしゃられました件につきましては、国のほうからこの金額をいただけるというふうな発言をしたということがあったようですけども、そういう発言をしたことは記憶にございませんけれども、もし、そのような発言があったということでございましたら、ここでおわびを申し上げたいと思います。したがいまして、今後、実績に基づきまして、実績というか、概算払いを受けておりますので、精算払いに向かって国庫補助金を受けていくという形になりますので、ご理解の上、よろしくお願いいたしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 17ページでお尋ねをしました退職加算の1,600万円、私の頭の中では、3つ目に言われた、調整で5年分割でというふうに言った部分です。これはもう終わっているんだとばかり思っていたんですけれども、終わってないというか、これから先も発生し得るルールになっているんですか。非常に私の理解と違いましたので、そこのところはもう一遍確認をさせていただきます。過去、退職金を組合が払いました。掛金が足りないので、それぞれ入っている町に負担、追加でおくれということが随分以前からあって、そういうふうにやってきたというのは承知をしておるんですけれども、定年退職とか自己都合での退職とか、そういう特別負担なんていうのがこれから先も生じ続けるということになるのでしょうか。ここのところはルールが非常に私の頭の中では理解を超えております。  それから、個人番号カードの関係で、共済組合員と家族へ積極的にというふうに言われたんですけれども、町長、私、ものすごくひどいことをするなと思って、カードを強制的に交付を受けさせるということになっているのではないのかなという疑念があるんですけれども、そんなことはないのでしょうか。  それと、課長に伺います。交付時台帳方式という言い方をされました。それを申請時台帳方式に変えるという言い方をされたんです。デジタルカメラを買って、出かけていって、そこで申請を受けて、後で発行されたものを郵送でお届けしますということなのかなと。まさにこのカードが、先ほど11.58%だというふうにおっしゃったんだけれども、何でこんな状態から進まないのか。所管課長としてはどうお考えになりますか。このカードにメリットがあるというふうに感じられているのでしょうか。  国は、来年の3月かな、医療の保険証とリンクさせて、そういう機能も持たせるとか、ここ2、3年で大方の国民がこのカードを持つようにするんだとか、さまざまなことをおっしゃる。あげくの果てには、5,000円分のプレミアムまでつけましょうと。先ほどプレミアム商品券のところで、これ、単純に言うと、計画の42%ぐらいですよね、額で単純に言ったら。人数でいうと4,000人を予定しておって1,358人だと。こんな制度が本当に消費税10%への増税の対策だと胸張って言えるようなことなのかどうか。ここのとこも、これは町長に伺っておきたいというふうに思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 私からは、先ほどのマイナンバーの関係のことでございます。共済組合のほうで職員に勧めるという話でございます。そのことの是非についてはどうかという山本議員のご質問に、そういう面もあろうかなと思いますが、一方で、似たような話でいいますと、下水道の加入促進、整備が済んだ後に職員に頑張って接続をするようにというような時代もあったようなことと同じレベルの話かなというような思いでございます。さまざまそういう思いはお持ちになろうかと思いますけども、役場としては推進する立場でございますから、そういうものに積極的にというものに、町として、共済組合の組合に加入している職員に対してそういうことを促すというようなところでございます。  それから、もう一つは、プレミアム商品券の関係、これ、私が申し上げるべきことではないというふうに思いますけれども、当初のプレミアム商品券の発給だとか、さまざまなとこで使われにくいのかなというような思いも私はしておりました。実際にそのような結果になりましたけども、これは、景気対策あるいは消費増税の関係に対する国の施策のことでございますから、私から特段申し上げるべきものではないというふうに考えます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 総務課長、岡昭三君。 ◎総務課長(岡 昭三) 山本議員からの2回目のご質疑でございますけれども、調整負担金につきましては、過去の部分についても全て終わったということではなく、10%分については納付を今後もしていくということになっておるようでございます。あわせて、現在も差額分というのは発生しておりますので、その部分についても当然、今後発生をしてくるということでご理解を賜りたいと思います。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 町民課長、裏戸正範君。 ◎町民課長(裏戸正範) それでは、質問にお答えいたします。  私の説明がまずかったのかなという面もあったんですけども、交付時来庁方式を申請時来庁方式にかえるではなしに、申請時来庁方式にも取り組んでいくという意味でございます。それといいますのも、申請時来庁方式、出張申請とか、出向いていって、なるだけカードの交付率を上げるという体制を整えていくということで、申請時来庁方式にも同時に取り組んでいくという意味でございます。  それと、所管課の課長としてカードが進まないのはどういうふうに思っているかということですけども、やはりこれは町としての啓蒙啓発不足であるというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 議案資料の26ページ、9款消防費の非常備消防費で1,000万円のマイナスなんですけども、これは、退職する団員が、予定のしておった金額が少なくなったというふうに思えるんですけども、何人ぐらいの方を想定というか、実際にそうなったのかというのを教えてください。 ◎議長(西川誠一) 防災安全課長、島崎景仁君。 ◎防災安全課長(島崎景仁) 消防団員報償費マイナス1,000万円でございますけども、1,000万円の減額でございます。議員言われるとおり、退職団員にかかわる退職金でございますけども、退職団員の算定といいますか、人数につきましては、例年、年度末に次年度の体制が決まるということで、新年度予算に対してははっきりした退職団員の数は入っておりません。例年、この退職金の約中間といいますか、表の中間、額につきましては、経験年数と階級によって違うわけでございますけども、平均的と申しますか、真ん中の団員、15年以上20年未満で分団長を経験された方には、現在ですと41万3,000円でございますけども、それの50人分、約2,000万円を計上いたしておりますけども、今年度は34人の方が退団されましたので、34人、1,405万9,000円を支出いたしております。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 谷口です。2点お伺いします。  まず1点目ですが、資料の22ページ、保健衛生費の予防接種費の82万6,000円増額の関係であります。説明では、当初65歳のみというふうなことだったようですが、年齢を拡充したというふうな説明があったんですが、改めてもう少し詳細をお聞きしたいと思います。どんな予防接種なのかも含めて、年齢のことについて再説明を求めます。  それからもう1点は、25ページの道路新設改良費の関係であります。町道新設改良事業費(単独分)で、私、聞き漏らしたかもわかりませんが、土地購入が1,882万円計上されております。これについて説明をお願いしたいと思います。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) この予防接種は、高齢者肺炎球菌の予防接種に係る分です。当初予算を作成しましたときには、対象が新たに65歳になる人だけということで予算を計上したんですが、その後に、経過措置といたしまして、令和元年度から令和5年度まで経過措置ということで、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳と5歳刻みになります。過去に接種を受けていない方も対象とすることになりましたので、その分で増額となっております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) それでは、道路改良費の土地購入費の増えた要因につきましてご説明をさせていただきます。  今回考えておりましたのが町道山手若松線、町道黒田線の土地購入費ということで当初予算を計上させていただいておりました。町道山手若松線、黒田線いずれにつきましても、公安委員会との協議が整いまして法線が確定したと。それに伴いまして、あわせて用地を購入する面積も確定したということで今回増額になったものでございます。  山手若松線につきましては、当初1,560平米で考えておりましたけども、法線が確定したことによりまして1,998平米ということで約438平米の面積の増と。これによりまして1,970万円の増額となっております。また、あわせて黒田線につきましては、当初905平米で考えておりましたけども、法線の確定によりまして653平米ということで252平米の減となりました。これによりまして購入費が88万円の減、差引き1,882万円の増となったものでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 再質問ですが、保健衛生費の予防接種費の関係ですが、ということは、5歳刻みでお亡くなりになるまで受けれるというふうなことかなと思うんですが、ちなみに、令和元年度の実績といいますか、実績見込み、こういったものは把握されていますでしょうか。把握していただいておりましたら教えていただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) 実績見込みにつきましては、現在2月、3月等を残しておりますので、まだです。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。  原案反対の方の発言を許可いたします。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  ただいま議題となっております令和元年度香美町一般会計補正予算(第9号)について、反対の立場で討論をいたします。
     1つは、個人番号カード、窓口で手続をやっておったそのものを、出張してでもカードを発行促進すると。課長は啓蒙不足だというふうにおっしゃいましたけれども、私は、何の値打ちもないカードを、写真までついたものを持っていること自体のほうが危ないんだと、だから利用が進まないんだというふうに思っております。さらに、町長は、この件に関して、下水道の接続促進と同様だと。こんな認識でおるからこの町はおかしくなるんだと思いました。下水道の接続促進というのは、下水道事業を面的に整備するときに、関係者の同意を得て、それぞれ状況によって額は同じではありませんけれども、単純に今では40万円、こういうものを負担しますという約束をした上で下水道整備をするわけですから、マイナンバーカードの押しつけとは全く違います。  共済組合員、さらにその家族に対して積極的にお勧めをすると。下手をするとパワーハラスメントではないかと思えるような、こんなことを自治体が率先してやる。こんなことは断じて認められないということを1点は申し上げておきたい。  もう1点は、町長は、国の制度だから言いにくいけども、プレミアム付商品券は使いにくいんだろうなとくしくもおっしゃいました。8,000万円持ってこい、1億円やるからと言われて、8,000万円が準備できるか。多くの方々がそう感じました。私の聞いている中でも、2万円はすぐ準備できる金と違うぞと。4,000円持って5,000円分、1,000円分いただいたという方もいらっしゃいます。こんな景気対策でもなければ何でもないことをやりながら、国民全体に2%の消費税増税を押しつける。こんなことがまかり通っているから、何が起こったか。年率換算で6.3%のマイナスだというふうなGDPの減少ということまで起こっておるわけです。地域は本当に疲弊しています。こんなことはやめさせなければならないということを申し上げて、反対討論といたします。  議員各位のご賛同を心よりお願い申し上げます。ありがとうございました。 ◎議長(西川誠一) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、議案第5号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩します。再開は11時10分とします。                              午前10時51分 休憩                              午前11時07分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。      ──────────────────────────────  日程第5 議案第6号 令和元年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) ◎議長(西川誠一) 日程第5 議案第6号 令和元年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第6号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第6 議案第7号 令和元年度香美町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算             (第1号) ◎議長(西川誠一) 日程第6 議案第7号 令和元年度香美町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第7号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第7 議案第8号 令和元年度香美町公立香住病院事業企業会計補正予算(第3号) ◎議長(西川誠一) 日程第7 議案第8号 令和元年度香美町公立香住病院事業企業会計補正予算(第3号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 吉川です。私からは2点お伺いしたいと思います。  病院事業の年間入院患者数、既決予定量から乖離が13.6%、年間外来患者数が4.7%で、介護老人保健施設事業が入所利用者10.9%、通所リハビリテーション利用者数が10.6%、これ、私が計算したものですけども、外来患者数を除いて軒並み10%以上のマイナス乖離が見られますが、その理由と原因を教えていただきたいというのと、そしてもう1点ですが、この患者数の見込みというのは収入に直結してくるわけでありまして、今回の補正予算も、病院の事業で8,000万円、老人介護のほうで3,000万円補正がされておりまして、この収入の根幹であることを考えますと、見込みが甘いのではないかというところで、予算にも係ってくるので余り深くはお伺いはしませんけども、この積み上げの精度というのはもうちょっと高めたほうがいいのではないかと思いますので、今回のこの件を踏まえて、今後、見込み数字などの出し方、改善する予定があるのか。この2点お伺いしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 病院事務局長、花登寿一郎君。 ◎病院事務局長(花登寿一郎) 業務の予定量が当初予算で想定したものよりかなりの乖離があるというご指摘でございます。その理由、原因につきましては、鋭意その不足に努めておるとこですけども、状況を申し上げますと、入院に関しましては夏ぐらいから極端に減少いたしまして、一番ひどい月でしたら、占床率でいったら50%のような月もあって非常に危機感を覚えたところでございます。その要因はさまざまあろうかと思いますけども、当初予算においては、過去3年間の実績なり、前年度の実績見込みなり、それらを見て令和2年度の予算計上をやっているわけですけども、そういう積み込みの仕方をいたします。その中で、どうしても、希望とは言いませんけども、少し多目には見ている実状はもちろんございます。それは否定いたしません。ただ、そうは言いながらも、なぜ落ち込んでいるかというと、やはり大きな一つの要因としては、人口も減ってきているというのもあります。  それと入院ですが、大半が慢性的な方で、それに対応するスタッフ、特に医師の関係も、ほとんどが内科医、総合診療科医の対応ということになってございます。医師不足ということがあって、受け入れ切れてない部分も、実は、医師の負担ということがあって生じてきているのかなということで、今、その辺を一生懸命内部で検討しておるところでございます。今現在は、したがって、レスパイトも含めて入院患者数の確保に努めておるということです。  それから、1つには、新型コロナは今のところ何もないということですけども、やはり季節性のインフルエンザの流行というのが本年度においても、昨年ほどではなかったんですけども、ありました。病院において、12月31日から1月14日までの間、およそ半月ですけど、院内感染が認められましたので、新規における入院を制限したりということがあって、ちょうど入院患者数を増やしにかかって一生懸命になっているときにそういう事態にまた落ち入ってしまって、入院患者をまた増やし切れなかったというような事態もあって、かなり落ち込んだというのが実状でございます。  議員ご指摘のとおり、これが収益に本当に密接にかかわってきますので、そのあたりを今後また詰めていきたい、原因をしっかり詰めていきたいと思っておりますということでございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 実態としてほぼこれで決算見込みというふうなことになっていくのかなとは思うんですけれども、入院あるいは老健施設の入所、通所、それぞれ利用率といいますか、そういう意味でいうとどんな数字になるのでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 病院事務局長、花登寿一郎君。 ◎病院事務局長(花登寿一郎) 利用率でございますけれども、すぐに今計算すればいいわけですけども、数字で申し上げたいと思います。入院に関しましては、1月までの累計で8,203名ということになってございます。予算上では74%の利用率を見込んで、年間1万3,550人と当初見ておって、月で換算しますと、1月末現在では1万1,000人余りの入院患者数を踏んでいないといけないところに対して8,203名というようなことで、達成率としては73%程度にとどまっておるという状況でございます。  それから、老健につきましては、年間95%の入所の利用率を見込んでの予算をあげました。先ほどの入院と同様な考え方でいきますと、それに対して今91%ぐらいの達成率ということであります。利用率ということでしたら数字をはじかせてください。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) だから、今お答えをいただいたのは、既決予定量と実際に1月末の段階で利用した方、人数対人数で73%とか91%とかいう数字をおっしゃるんだけれども、私のお尋ねしているのは全然違うので、病床利用率はどうなっているのかということを伺いました。補正した後の数字というのは、ほぼ決算見込みになるのではないんですか。そうすると利用率が出るはずなんだというふうに思うものですから、もう1回伺います。 ◎議長(西川誠一) 病院事務局長、花登寿一郎君。 ◎病院事務局長(花登寿一郎) 今現在ではじこうとしておったんですけど、補正後の予定数量、入院で申し上げますと1万1,698人と見込んでおるということでございますけども、これは、率にしますと63.9%であります。これは、当初より10%ほど落としておるということになります。  それから、介護老人保健施設の入所の関係は、1万4,857人と予定量を減らしてみるわけですが、これは、84.6%という利用率を見込んでおるということになります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(8番) いろいろ事情があって、地域医療を守るという大事な使命があって大変努力しておられるとは思うんですが、この時期に来て1億2,000万円補正をというのは、一般企業からいえば、月次決算で修正していくようなことを思うと、地域医療を守ることが大前提なんですけれども、若干甘いのではないか。もっと早く補正も半年ぐらい過ぎたところで考えるべきではないかと思ったりするんですけど、いきなり1億2,000万円足りませんと我々思ってしまうのは疑問があるんですけど、その辺どうでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 病院事務局長、花登寿一郎君。 ◎病院事務局長(花登寿一郎) 議員おっしゃることもよくわかります。なかなか途中の9月あるいは12月という段階で到達点を見込んで繰出しの要望をと、繰出しありきではないんですけども、もちろん自らで収益のアップ、確保ということに努めることを第一に取り組んでおるんですけども、見通しを立てるという意味においてはこの時期になってしまいます。そういう意味では、今後それは含めて考えていきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第8号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第8 議案第9号 令和元年度香美町下水道事業企業会計補正予算(第3号) ◎議長(西川誠一) 日程第8 議案第9号 令和元年度香美町下水道事業企業会計補正予算(第3号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)
    ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第9号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第9 議案第21号 香美町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第9 議案第21号 香美町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖します。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に谷口眞治君、藤井昌彦君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。谷口眞治君、藤井昌彦君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告します。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第10 議案第22号 香美町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める             ことについて ◎議長(西川誠一) 日程第10 議案第22号 香美町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に東垣典雄君、徳田喜代子君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。東垣典雄君、徳田喜代子君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第11 議案第23号 香美町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める             ことについて ◎議長(西川誠一) 日程第11 議案第23号 香美町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)
    ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に岸本正人君、森浦繁君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。岸本正人君、森浦繁君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第12 議案第24号 香美町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める             ことについて ◎議長(西川誠一) 日程第12 議案第24号 香美町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に山本賢司君、田野公大君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。山本賢司君、田野公大君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第13 議案第25号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第13 議案第25号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に吉川康治君、見塚修君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。
     投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。吉川康治君、見塚修君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除) ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩をいたします。再開は午後1時といたします。                              午前11時55分 休憩                              午後12時57分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。      ──────────────────────────────  日程第14 議案第26号 香美町農業委員会委員に占める認定農業者等又はこれらに準ず             る者の割合を4分の1以上とすることにつき同意を求めること             について ◎議長(西川誠一) 日程第14 議案第26号 香美町農業委員会委員に占める認定農業者等又はこれらに準ずる者の割合を4分の1以上とすることにつき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 議案第26号について質疑を行います。  議案第26号の議案書のほうについては、言っていることはよくわかったんですが、資料のほうでお尋ねをしてみたいというふうに思います。まず、一番初めですけども、この説明文章をずっと読んでいますと、認定農業者という文言があります。1の説明欄2行目になりますが、農業委員に占める認定農業者の割合はというような、者で終わる場合がありますし、それから、一番頭ですが、認定農業者等という言葉も出てきますし、その次には、又はこれらに準ずる者、3通りの農業委員さんの説明の仕方が出ているんです。認定農業者という言い方、それから認定農業者等という言葉、それから、これらに準ずる者という言い方、この3つの区分があるのかなというふうにこの文書を読んでおったら思えるんです。その辺の説明をしていただきたい。どういう方がそれに当たるのか説明していただきたい。  1からですが、1の後に、1の大きな活字では、農業委員に占める認定農業者、ここでは等という言葉が出てきます。等の割合で出てきますが、その下の行では、農業委員に占める認定農業者の割合はという文言であります。2行目の中段から後ですが、農業委員の任命に当たり、認定農業者等が過半数を占めるようにしなければならない。ここには等が出てきて、これに準ずる者という言い方は出てきませんが、この辺が、この法律、担当課長おらんけど、ええんかな。この説明の中で、それがいいのか。その下では、ただし、からあって、区域内の認定農業者、ここでは者でとまっている。この限りではないというような言い方になっていて、中段の部分では、全てが認定農業者という言い方です。ここでは認定農業者等とか、これに準ずるというものが出てきませんが、そうした中で、この中段の部分の・農業委員の定数、・本町の認定農業者数、この辺も等も入ってませんが、次の議案からになりますが、次からの議案の説明では、農業委員の定数14人に対する、私が解釈したんですが、認定農業者、認定農業者等又はこれに準ずる者は、提案では4名。認定農業者が2人、これに準ずる者が2人いるという、次の議案からの部分の説明ではありました。そうすると、ここの認定農業者で、ここはいいのかどうか。準ずる者は含まれないという考え方でいいのかどうか。  次の大きな2です。大きな2の表題は、認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合という言い方の中で、2行目からは認定農業者で、ここでとまっておるんです。この辺のでいいのかどうか。そして、一番最後から2行目からは、議会の同意を得たときは、認定農業者等の割合を委員の4分の1以上とすることができる。ここでは、これらに準ずる者が含まれないと解釈します。だから、準ずる者を入れなくて4分の1以上にならんといけんということが、このとおりでいけば出てくるんですが、この説明でほんまにいいのか。繰り返します。認定農業者、認定農業者等、これらに準ずる者、この定義について教えてください。  それから、一番最後には、これらに準ずる者を含まないで4分の1以上とすることができると解釈したらいいのか、についてお尋ねします。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 今のご質問にお答えをいたします。  まず、認定農業者等ということにつきましては2種類ございます。1つが認定農業者そのもの、個人でございます。2つ目が認定農業者たる農業組合法人等の法人の役員、これらを2つ合わせて認定農業者等という意味でございます。認定農業者等に準ずる者というものは、また別の、さらに準ずる者ということの意味でございますけれども、準ずる者には何通りかのパターンがあります。例えば、人・農地プランの中心経営体に位置づけられた方、集落営農組織の構成員等、それから農業経営基盤強化促進法に基づくところの、香美町の農業構想の水準の到達者、また、かつて認定農業者であった者、農業経営者であるとか青年農業者といろんなパターンがありますけれども、これらの方が認定農業者等に準ずる者ということでまずご理解をいただきたいと思います。  それを踏まえまして、次以降の議案になるわけですけれども、認定農業者等2人ということで提案を申し上げております。それから、認定農業者等に準ずる者ということで2人が次以降の議案で出てまいります。それで、先ほどから指摘をいただいております議案資料84ページの認定農業者等という表現と認定農業者で切ってある場合と2通りあるということでございます。大変申しわけありません。基本的には認定農業者等ということで、ここで訂正をさせていただきたいと思います。ただし、中段あたりにちょぼが2つありますけれども、本町の認定農業者数というところは、等ではなしに、本町の認定農業者数43人ということでご理解をいただきたいと思います。それぞれ2つの言葉の定義は今申し上げたとおりでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) わかりにくい説明だったと思いますけれども、ご指摘のように、ここでは、認定農業者、認定農業者等、認定農業者等に準ずる者、3種類あるということでまずご理解いただいて、認定農業者等がつく方というのは、先ほど申し上げましたように、認定農業者個人そのものの方と、もう一つは、認定農業者たる法人の役員、これが認定農業者等でございます。それから認定農業者等に準ずる者というのは何通りかありますけれども、人・農地プランの中で中心経営体として位置づけられておられる方、集落営農組織の構成員、香美町が定めております農業経営基盤強化促進法に基づくところの基本構想の水準到達者、また、かつて認定農業者であった方、農業経営士、青年農業士等々、いろんなパターンがあるということでございます。それを踏まえて84ページの議案資料の表現につきましては、基本的には、大変口頭で、今で申しわけないんですけれども、全て認定農業者等をつけていただきたいということでございます。ただし、真ん中あたりの2つ目の・本町の認定農業者数は、これは、認定農業者そのものの数が43名、ここだけは等をつけないということでご理解をいただきたいと思います。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 大変申しわけありません。わかりにくい説明で申しわけありません。  休憩をお願いします。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  1時30分まで休憩といたします。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  なお、少し時間がかかるようなので、再び暫時休憩して、1時45分まで休憩といたします。                               午後1時10分 休憩                               午後1時43分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 大変長い間、議会を中断させることになってしまい、誠に申しわけありません。  先ほど説明を申し上げました議案書の84ページを、先ほど議場配付させていただいておるものに1枚丸ごと差しかえをお願いしたいと思います。大変申しわけありません。  改めまして、今、差しかえで配付をさせていただいた資料によって最初から説明を申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、1、認定農業者等が占める割合のことについてでございます。まず3つの言葉を説明します。認定農業者というものは43名、香美町におりますけれども、この中に認定農業者個人だけと申し上げましたけれども、43人の中には、法人も含めての43人でございます。したがって、認定農業者等が法人も含めて全てが43人であるということをまず訂正させていただきたいと思います。認定農業者等はそういうことです。  次に、認定農業者等又はこれらに準ずる者は、先ほど申し上げましたとおり、人・農地プランの中心経営体、それから基本構想の水準到達者等々の方が準ずる者でございます。まず、1の農業委員に占める認定農業者等の割合につきましては、法律によりまして認定農業者等の数が43名しかおりませんので、8倍の112人に足らないということで、その場合は2の認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合ということになります。1のほうは本則で認定農業者等だけを言っておりますけれども、2のほうでは、法律の規則で、認定農業者等だけでは足らない場合は、これらに準ずる者を加えて4分の1以上とするということでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかに質疑はありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(8番) 議案第26号のことについてなんですけれども、先日の説明で43名、認定農業者、法人も含めているということだったんですけど、畜産農家21名を除きますと耕種農家認定農業者は22名に過ぎないということ自体が問題だと思いまして、農業を基幹産業と捉える香美町においては、もっともっと認定農業者を増やす努力が足りないのではないかと思ったりするんですけど、認定農業者の基準及び近年の増加数、減少数、及びどうすれば増えるかというような目標とかがあるのかお聞きいたします。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) まず、認定農業者等となるための要件でございますけれども、農業経営基盤強化促進法に基づき、それぞれの方が経営改善計画を策定し、その経営改善計画が市町村から認定を受けた場合に認定農業者等となることができます。経営改善計画というものはどういうものかと申しますと、それぞれが、町のほうで定めております基本構想の個別経営体の営農類型ごとの、大体作目ごとのスケール、それから作付面積であるとか、機械の装備であるとか、いろいろな要件ごとに整理をしておりますけれども、それらに沿ってその方が立てられた経営計画が5年後の目標で設定されるわけですけれども、その計画が妥当なものであるかについて、町の認定農業者の認定審査会で審査をいたしまして、そこで認定されたら、その方が5年間の認定農業者となるということでございます。現在、法人も入れて香美町には43の認定農業者等がおられます。この数につきましては、高齢で認定の更新をされない方もありますし、また若い方が新たに認定をされてなる場合もあります。大きくは減ったり増えたりということは特になく、大体40余りぐらいでここ近年推移をいたしております。  岸本議員が今言われましたように、半分は畜産農家とその法人でございます。残りは耕種、梨、野菜等の農家でございます。作目はいずれにしましても、認定農業者の数が少ないというのはご指摘のとおりだと思います。それが1人でも増えるようにということで、とにかく農業として経営が自立できるようなことを、町としても一生懸命取り組んでおるというところでございます。  ちなみに、香美町の認定農業者数が特に県内で非常に少ないという、南淡路のほうは数百人もおられますけれども、但馬の中で比して極端に少ないということではございません。1人でも増やすべく努力をいたしております。農地の保全であるとか、農地中間管理事業であるとか、梨の平場栽培であるとか、畜産振興であるとか、いろんなことを展開しながら、1人でも認定農業者として認定される方が増えるように今も努力しておるつもりでございますし、これからも努力を続けていきたいと考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 1つ前の質問に戻って恐縮なんですけども、農業委員会に関する法律施行規則第2条について確認です。本来であれば認定農業者等が過半数を占めなければならないということで、今回足りないので、議会の承認を求めた上での4分の1にしたいということですが、その前に準ずる者を入れて過半数という条文がありますが、それを適用しない根拠がこれには示されてないので、準ずる者を加えた人数を教えていただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 休憩をお願いします。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 今、吉川議員が言われましたように、まず、認定農業者等が過半数ある必要がある。しかし、ない場合はどうするかということで、次に、認定農業者等に準ずる者を入れて過半数になったらいいわけですけれども、準ずる者を入れても今回わずか4名の方しかないという状況でございました。したがいまして、プロセスとしては今言われる2段階目もあるわけですけれども、最終的に実態として準ずる者を入れてようやく4分の1をクリアするという状況でございますので、ここではそこまで段階を追って説明はしておりませんけれども、実態としては、応募、推薦のあった内訳が、準ずる者も入れて辛うじて4名であったということでご理解をいただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  大体皆さん同じような意識なんだろうと思いながら伺っておりますけれども、農業委員会が町長のもとにある委員会として、しかも権限もないというふうな状況になって、農業に熱心な方々にとったら、農業委員会がいよいよ役に立たん委員会になってしまったなと落胆をしておるという状況が広がっておるというのが見えます。そういう中で、町が認定農業者である方々を引っ張ってくるというのは、実際上難しいのかもしれませんけども、推薦・自薦も、経過については当初説明を伺いましたので、もう一遍聞こうとは思いませんけれども、認定農業者等が過半数になるような農業委員会になってほしいということを私は思っておるものですから、そのあたりを含めて若干町長に見解を伺っておきたいというふうに思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほどから説明のある、認定農業者が過半を占める、あるいは割合が多い、これに越したことはないわけでございますが、ただ、町の農業振興、これは、ご自分がなさっておられる営農活動の面積だとか、認定農業者である要件を満たすとかということではなしに、やはり町の農業全体を考える中で、ご自分の営農活動とは別な視点も必要であろうかと思いますので、私は、例えば、自分が営農活動をされている面積であったり、認定農業者であるということよりも、ご自分の営農活動よりも、逆に農業委員として香美町の農業の将来を見据えた中で、香美町農業を第三者的に、あるいは自らの営農の経験をもとに、今、営農をなさっておられる規模だとか、自分の経験だとかという面も必要でございますけれども、逆に第三者的に農業委員としての権能あるいは意識を高めていただく、こういう方向も必要であろうかと思いますので、私は、認定農業者の数がどれだけを占めるとか、農業委員の皆さんがたくさんの営農面積で、ご自分が営農をされている面積だとか量だとか、そういうことよりもそういう視点も逆に必要であろうかなという見解は持っております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (発言する者あり) ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩)
    ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  徳田喜代子君。 ◎徳田喜代子(14番) 先ほどの吉川議員と関連する質問ですが、認定農業者に準ずる者ということで、これから私たちが、この中に2名いらっしゃるんですが、この準ずる者という方が香美町内にどれぐらいいらっしゃるのか、きちっとしたデータがありますか。  それから、準ずる者で、課長が、こういう方ですというようなことを言われましたが、きちっとした準ずる者についてのそういう規定があるのかどうか。この準ずる方を選ばれたのは、どなたがどういう形で準ずる方を選ばれた。そういった経緯等もわかれば教えていただきたいと思います。  それから、認定農業者が2名と、それから準ずる者が2名で4名ということでこちらに上がっていますが、この文章からいきましたら、認定農業者が誰もいなくて準ずる者ばかりでもいいという形になるわけですね。それについてもお答えしていただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 徳田議員の一つ目のご質問の、準ずる者の数がどれだけいるか把握しているかということでございます。正確に積み上げて何人ということは今申し上げられませんけれども、先ほど申し上げましたように、準ずる者にはいろいろなパターンがございます。人・農地プランの中心経営体も人・農地プランも、町内で40プランぐらいありますし、その中での中心経営体に位置づけられる方もそれ相応に人数もおられます。集落営農の組織の構成員も相当数おられます。  それから、2つ目に言いました基本構想の水準達成者、これらにつきましても、町が定めております営農類型ごとの、水田なら何ヘクタール以上とか、いろんな細かい規定がありますけれども、5年後にそのことを目指すことが可能であろうということが確認できるかどうか。確認できるとなれば、その方も水準到達者として認められるということになります。かつて認定農業者であった方というのは、実数の把握は正確にできると思いますけれども、いずれにしましても、準ずる者ということは、いわば弾力的な広い意味を持った部分があると思います。結果といたしまして、今回公募、推薦を受けて定員と同じ14名の方の推薦、応募があったと。その中で確認をした結果、認定農業者は2名おられた。それ以外に、先ほどからるる説明申し上げております法律なり規則に基づいて確認をしたところ、準ずる者としてあと2名の方がそれに当たるということに結果的になったということでございます。これらは誰が選んだとかいうことではなしに、事実としてそういう客観性が客観的に認められるということで、2名、2名ということでございます。  それから、認定農業者がゼロでも、準ずる者だけでも4分の1以上でいいのかということでございますけれども、それはそのとおりでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 小谷です。  差しかえられた文章についてお尋ねします。最初の文章に関しましては、農業委員に占めるから始まっているんですけども、差しかえられた文章は、香美町農業委員会と限定されております。最初の文章に関しましては、同規定によるからが香美町だと僕は解釈したんですけれども、これは、最初から香美町というふうにして主語はなっておるんですけれども、これは正しいのでしょうか。教えていただけますか。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 休憩をお願いします。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 小谷議員のご質問で、この資料1の本文の1行目に香美町という言葉がつけ加わったけれども、これはどうかということでございます。これは、提案しております条例の冒頭にも香美町農業委員会、本香美町の農業委員会についての議案だということで、本文のほうにも香美町を丁寧につけた。今回、香美町を冒頭から出すことによって、以下の本町の認定農業者等の数あたりまで含めて、この香美町が効いてくるという意味を持たせたつもりでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) そうしますと、これ、縛りが強過ぎてしまいまして、同規定によるからが香美町の説明になっているはずなんですけれども、上にするとどうもおかしな解釈になってしまうんですが、いかがでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 先ほど申し上げましたけれども、本文1行目の香美町農業委員会委員に占める認定農業者等の割合、これが一つの言葉ということではなしに、このたびの議案は香美町のことだということの、一番初めの出てくる本文の中での町名を入れたという、丁寧に入れたということでご理解をいただきたいと思います。香美町の農業委員会の農業認定者のことで、法律に基づいてあくまで、これは文章自体も流れていくわけですけれども、最初に丁寧に香美町をつけたということでご理解をいただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 僕の言っていることを理解されていないようでして、本来でしたら大まかなことを述べてから説明されているので、最初のほうのことに関しては理解はできるんですけども、次の差しかえ文章に関しましては香美町限定になってしまっておりますので、大まかなことからまた細かなことになってくるというこの文章の流れはおかしいのではないかということを尋ねただけでありまして、もう回答は結構ですので、ありがとうございます。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 今、小谷議員が言われますように、意味合い的には香美町に限定した話ではないわけで、一般的に法律に基づきまして農業委員会の委員に占める割合ということでございます。ただ、先ほども申し上げましたように、丁寧に本文の一番初めにつけておると。深い意味はございませんけれども、香美町の議案資料の説明の冒頭に町名をつけたということでご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 今、小谷議員の関係ですけども、今、お話を伺うと、香美町、ここに関することは、これは間違いということですね。そうしないとその次の同規定云々という、ここは、だから、最初のとおり香美町をつけないで、一般的に農業委員会の割合について、これは法律に基づいてここを言っているんだという言い方をしておりますので、あえて香美町を入れなくてもいいと思いますけど、そういうことでしたら削除していただくということが正しいかと思いますが、その辺どうですか。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 私が先ほど小谷議員に対する答弁も含めて、一般論として書くべき部分でございます。したがって、谷口議員が今言われますように、香美町という言葉は削除して訂正をさせていただきたいと思います。再々の訂正で誠に申しわけありません。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第26号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第15 議案第27号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第15 議案第27号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖します。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に西坂秀美君、西谷尚君を指名します。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。西坂秀美君、西谷尚君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第16 議案第28号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第16 議案第28号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。
     お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に西谷高弘君、小谷康仁君を指名します。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。西谷高弘君、小谷康仁君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第17 議案第29号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第17 議案第29号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に藤井昌彦君、上田勝幸君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。藤井昌彦君、上田勝幸君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第18 議案第30号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第18 議案第30号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に徳田喜代子君、谷口眞治君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検)
    ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。徳田喜代子君、谷口眞治君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第19 議案第31号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第19 議案第31号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名します。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に森浦繁君、東垣典雄君を指名します。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。森浦繁君、東垣典雄君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第20 議案第32号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第20 議案第32号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に田野公大君、岸本正人君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。田野公大君、岸本正人君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第21 議案第33号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて
    ◎議長(西川誠一) 日程第21 議案第33号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に見塚修君、山本賢司君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。見塚修君、山本賢司君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第22 議案第34号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第22 議案第34号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 議案第34号のこの方は、長きにわたって民生委員を務めておられる方だというふうに思っておるわけですけれども、資料、経歴の中にそのことがないんですけれども、その点はどうなんでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 先ほど山本議員からご質問の、西村功氏についての公職歴に区長以外のものがありはしないかというご質問だと思います。確かにおっしゃるとおり、西村功さんは、消防団や民生委員等の公職のご経歴をお持ちではあります。今回14名の農業委員候補者の議案を作成するに、町の審査委員会を経て議案を作成するに当たりまして、この候補者の皆様方に調査書を書いていただくようにお願いをしております。その中で、経歴として農業関係を中心にご記入いただいてご提出をいただいておるということで、その中に、この方につきましては和池区長のことだけが書いてあったということでございます。ほかの方につきましても、基本的には農業関係をということで、農業委員としてのご経歴、それから農会長、区なり自治会の役員、それからJAの理事、総代等の役員等のみ、農業委員会に関するもののみを、主なものを経歴として書かれておるということでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に西谷尚君、吉川康治君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。西谷尚君、吉川康治君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除) ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩します。再開は3時20分といたします。                               午後3時05分 休憩                               午後3時19分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。      ──────────────────────────────  日程第23 議案第35号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第23 議案第35号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
                  (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に小谷康仁君、西坂秀美君を指名します。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。小谷康仁君、西坂秀美君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第24 議案第36号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第24 議案第36号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に上田勝幸君、西谷高弘君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。上田勝幸君、西谷高弘君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第25 議案第37号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第25 議案第37号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に谷口眞治君、藤井昌彦君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。
     ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。谷口眞治君、藤井昌彦君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第26 議案第38号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第26 議案第38号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に東垣典雄君、徳田喜代子君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。東垣典雄君、徳田喜代子君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第27 議案第39号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第27 議案第39号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に岸本正人君、森浦繁君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。岸本正人君、森浦繁君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第28 議案第40号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第28 議案第40号 香美町農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。
     質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に山本賢司君、田野公大君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。山本賢司君、田野公大君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、全員賛成であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第29 議案第41号 香美町過疎地域自立促進計画を変更することについて ◎議長(西川誠一) 日程第29 議案第41号 香美町過疎地域自立促進計画を変更することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 議案書の57ページなんですけども、通学手段等確保事業というところで、高等学校生徒数維持確保対策事業で、町内高等学校在学生のうちというふうに書いてあるんですけども、その下に、通学バスの定期補助のところには、町内在住高等学校生徒のバス通学に係るというふうに書いてあるので、この解釈の理解が、上のほうは、例えば、このことは村岡高校、香住高校のことを意味しているのではないかと思うんですけども、下のほうは、町内在住高等学校ということになると、実際に住んでいる高校生ということになると、ほかの高校に行っている人も入っているのではないかと思うんですけども、その辺、再度確認をしたいと思いますので、お願いします。 ◎議長(西川誠一) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 藤井議員の質問にお答えします。  高等学校生徒数維持確保対策事業につきましては、従来からあります、町内の高等学校の在学生に対する下宿費の補助のことであります。したがいまして、町内の高等学校在学生というのは、町内の高等学校に在学している生徒に対する下宿費補助という意味であります。その下の高等学校生徒バス通学定期購入補助事業というのは、来年度から新しく設ける予定にしておる事業でありまして、町内に在住、住んでおられる高校生がバス通学される場合に、バスの定期券の購入に関する補助を行うものでありまして、町内の高等学校、また町外の高等学校も対象としていくものであります。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) この件につきまして、私、過去に一般質問して、町外、町内の高校生に通学補助ということで言ったんですけども、その当時、門前払いだったんですけども、今回こうやってしていただいたことは本当にうれしいんですけども、こうなったいきさつというか、理由というか、教えていただけたらありがたいなと思うんですけども。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) このたびのこの措置は、このたび、今年10月から改変をいたします町民バスの利用、このことについても資するための施策ということでございますし、従来から藤井議員からもありましたように、町内の高校に通う、例えば地域での懇談会の中でも、住民の皆さんからは、八鹿高校に通っている生徒にも補助をしてほしいというような要望はお聞きをしておりましたが、なかなかその実現がかなわなかった。しかしながら、このたびのバスの、公共交通の利用促進のための施策の中では、あわせて、保護者の支援も含めて、公共交通の利用という観点からこのたび踏み切ったというものでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 本議案書の57ページです。公立八鹿病院組合電子カルテ整備事業と掲げられておられますけれども、この事業内容についてお尋ねをいたします。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、小谷議員のご質疑にお答えいたします。  このたび計上しております公立八鹿病院組合電子カルテ整備事業というのは、来年度、八鹿病院のほうで電子カルテの更新整備が予定されております。それに対する構成市町の負担金ということで、事業費の2分の1を養父市、香美町がそれぞれ負担割合に応じて、過疎対策事業債ということで50%分を案分して負担するということに対する事業でございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第41号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第30 議案第42号 鳥取市及び美方郡香美町における連携中枢都市圏の形成に係る             連携協約の締結について ◎議長(西川誠一) 日程第30 議案第42号 鳥取市及び美方郡香美町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) それでは、議案第42号の関係について質疑をさせていただきます。  鳥取市及び美方郡香美町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結という議案でありますけども、この関係につきましては、平成28年の第92回9月定例会で、私はこの問題を取り上げております。そういう中で、町長は、広域連携事業とは次元の違うものだということで、連携中枢都市圏の参加についてそういう認識を示しておられました。地域における合意形成や地理的な関係、町民の生活圏、町活性化への影響など総合的に勘案して、慎重に検討していく必要があると、こういうご答弁をされております。そういったことを踏まえて、以下4点、質疑をさせていただきます。  議案第42号資料ということで、100ページの資料でありますけども、まず100ページから101ページにあります3の連携中枢都市圏構想の趣旨という中で、101ページに、国が財政措置を行う制度ということがありますけども、連携中枢都市に対する財政措置と、それから連携市町村に対する財政措置、これについてまずお聞きしたいと思います。  それから2つ目でありますが、同じく101ページの4の連携中枢都市圏構想の概要、表がありますが、この中で、連携する取り組みということで、圏域全体の経済成長の牽引と、それから2つ目に、高次の都市機能の集積と強化、それから3に、圏域全体の生活関連機能サービス、こういった3つの役割がされておりますが、それぞれ中枢都市と連携市町村が行う役割、これはどこが担うのかということについて教えていただきたいと思います。  さらに、同じく項目の中の必要な手続、2段目でありますけども、その中に連携協約の締結ということで(2)にありますが、この中の連携協約について少し説明をお願いしたいと思います。  それから最後に、本町が因幡・但馬麒麟のまち連携中枢都市圏に参加するメリットはあるのかどうか。この4点についてまず伺いたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) まず1点目の財政措置でありますけれども、これにつきまして101ページの下段に書いておりますものは、連携市町村、中核市以外の部分の連携市町村に交付されるものでありまして、1市町村当たり特別交付税が年間1,500万円上限となっております。一方、鳥取市は中核市、中枢都市でありまして、ここに対する基準額が、連携中枢都市の場合、後で説明します取り組みの1、2のところについて普通交付税措置が1億3,000万円、それから特別交付税としまして、3つ目の圏域全体の生活関連機能サービスの向上に年間1億2,000万円程度を上限に交付されるものと示されております。  それから、2点目の4の、概要のところの連携する取り組みの大きく3つ、経済成長の牽引、それから高次の都市機能の集積・強化、それから3つ目の、圏域全体の生活関連機能サービスの向上についての果たす役割でありますけれども、これにつきましては、議案書62ページ以降に両者の役割を書いております。62ページから、各連携協約項目の甲の役割、乙の役割というものを記載しておりますけれども、甲が鳥取市であります。乙が香美町でありまして、この場合、中心となる中核市が鳥取市でありますので、甲が全体的な中心となって取り組む。それに乙であります香美町、あるいは連携の市町村が、その取り組みに一緒に取り組んで協力するというような全体のつくりになっております。  それから、3点目の必要な手続でありますけれども、101ページの中段に戻っていただきまして、まず1つ目の連携中枢都市における連携中枢都市宣言でありますが、これは、麒麟のまちにつきましては既に平成30年4月1日に発足しております。それに先立ちます連携中枢都市宣言が、平成29年に既に鳥取市のほうで行っておられます。これにつきましては、今回の香美町の加入後になりますけれども、改めて変更した都市宣言を行うということになります。  それから2つ目の、連携中枢都市と関連市町村との連携協約の締結でありますけれども、これにつきましては、このたび、今議会に香美町は、締結に関する協議について入るということの議案を上程させていただいておりますし、また、他の連携の町につきましては、この3月議会で同じように連携協約の変更についての締結を行うというふうに聞いております。それをもちまして、締結が済みましたら、今回議決をいただいて各市町の議決が整いましたら、3月27日に連携協約の締結式を関係市町のほうで行う予定にしております。その後になりますけれども、連携中枢都市圏ビジョン、この具体的な連携事業をどう進めるかということを、香美町を加えていただいた事業のビジョンについて改定を行って公表する予定になっております。以上のような流れになります。  それから、4点目の参加するメリットでありますけれども、これにつきましては、これまでから部分的にはこの圏域ではいろんな取り組みに参加して、観光でありますとか移住定住、結婚対策、交通対策、防災等取り組んでおりますけれども、連携中枢都市圏につきましては、連携する自治体の独自性を担保しながら、圏域全体のサービスの向上、福祉の推進を図っていくと。そして、より魅力的な圏域を一緒につくっていくということを目的としておりまして、この連携協約を結ぶことによりまして、地方自治法の法に定められたもとに、その圏域の政策を継続的、安定的に続けていくことができる、そのような取り組みであるというふうに捉えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) まず1つ目でありますが、連携中枢都市の財政的なメリットというのは、中心都市である鳥取市については1億3,000万円の交付税措置、さらには1億2,000万円の特別交付税措置、こういったことで盛りだくさんの重点的な措置がされると。一方、連携市町村は1,500万円を限度だと言いながら、たしか提案の説明がある中で、豊岡市との定住圏、これが既に1,500万円もらっているから、今回はなしでしたということで、そういうことになれば、今回の連携中枢都市に参加する財政的メリットというのは全くないというふうにまず思うんですけども、それに間違いありませんね。財政的にね。  それから、2つ目の関係です。中枢都市圏構想の概要の中で連携する取り組みということで、圏域全体の経済成長の牽引、高次の都市機能の集積・強化、これを中心都市、中枢都市が担って、あとの3つ目の圏域全体の生活関連機能サービス、これが周辺の連携市町村と一緒になってやるという、こういう構図になっていると私は思うんですけども、そういうことで間違いないのか。  それから、3つ目の連携協約の関係です。私が聞きたかったのは、手続の話ではなしに、連携協約そのもののであります。連携中枢都市圏形成の法的手段、これが2014年の地方自治法改正でつくられた連携協約制度という、こういうことではないかと思うんです。中身はそこまでのご答弁がなかったんですが、共同事務としてこれまでよりも使い勝手がいい、そういう制度だというふうに言われておるんです。これまで、例えば一部事務組合をつくるときには、当然、議会議決で、これも必要ですから、今回も必要だと。しかし、運用次第では連携市町村が連携中枢都市に属する契機ともなるというふうに言われております。さらに、連携中枢都市策定のビジョンが、中枢都市でつくられてこれに自動的に組み込まれるという、こういう部分も出てくると思います。さらに、離脱する場合、議会議決後2年間は効力が存続ということで、離脱してもすぐに離脱効果が出ない、2年間はそのまま変わらないという、こういう制度になってるという、そういうことになれば自治が及ばない恐れのある、そういう協約制度ではないかと思うんですけども、そういったことで間違いないか確認させてください。  それから、先ほど、圏域全体の経済成長の牽引、それから高次の都市機能の集積・強化、こういったことが重点的にされるわけですから、事業的にも中枢都市、これが、ここに重点を置いた施策ということで、当然そこで出てくる企業誘致とかインフラ整備、またコンパクトシティー化、公共交通機関のネットワーク化、農業の六次産業化、こういったものがワンパッケージで推進が図られるという、そういうところにつながっていくということではないかと思うんですけども、そういうことになれば、事業的にも連携市町村というよりも中枢都市に重点的に行われるというような、そういったことが考えられると思うんですが、そういった点も確認をさせてください。  それから、メリットの関係でありますけども、先ほど部分的な取り組みを既にこの圏域でやっておられるというふうなお話でありますけども、確かに、今回のこの条例の提案をされる前にも、因幡・但馬麒麟のまち連携事業、こういったことが一つの大きな契機になるし、さらには日本遺産の認定、こういったことも言われているんですけども、連携そのものは私は結構だと思うんですけども、中枢都市圏に参加するということで香美町にとってのメリットというのは全くないのではないか。むしろ、逆に、これはないと思うんですよ。当然、鳥取県と香美町ですから、県が違いますから、ないと思うんですけども、結局自治体再編の可能性も否定できないというふうに言われているんです。だから、その辺のとこも含めて、本当にこの制度に、連携中枢都市圏の形成に係る連携協力することが香美町にとって本当にメリットがあるのか。私はメリットはないと思うんです。その点、町長、この取り組みについては次元が違うという認識されておられましたので、当然、香美町のメリットがあるということを考えておられて、今度こういう形で判断されたものですけど、本当にそういったことになるのかどうか。その点、町長のお考えも伺いたいと思いますし、先ほど私が指摘しました点についても、それぞれ担当課長のご答弁をいただきたいと思います。  2回目を終わります。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。
    ◎町長(浜上勇人) 今、谷口議員からるるご指摘の、メリットがないということでございますけれども、当初この連携協定の中で、麒麟のまち創生戦略会議のメンバーであります香美町だけ加わらなかった理由については、平成28年ごろにそれぞれ議会にも報告をしたつもりでおります。といいますのは、その当時、鳥取市の費用でもって圏域の麒麟のまち創生戦略会議の中に位置づけられる自治体との、それぞれのコンサルによる鳥取市の費用で調査がございました。それを全体の中で説明をいただく中で、当時は、平成28年ごろには、人の交流あるいは通学、医療圏、観光客の動向、さまざまある中で、1市6町の中で際立って香美町だけ異質の結果が出たことは議会にも報告をしたつもりでございます。そういう中にありながらも、それから高速道路の延伸、浜坂道路の開通、近年になりましてからは482号の開通ということで、旧コリドー、一緒になりました麒麟のまち創生戦略会議のメンバーの中での取り組みが、人の移動、観光客の流入、共同的な取り組みの中で、平成28年ごろよりは大分一体感の醸成といいますか、同じような方向での取り組みがあって、詳細には調査はしておりませんけれども、浜坂道路の開通、先ほど申しました482号の開通、それからジオパークでの沿岸部の自治体の取り組み、そういうことで連携は少しずつ強化しつつあるということで、このたび、いろいろ従来から香美町だけ加入をしなかった、ほかの自治体からも香美町に対してそれぞれ、ここ近年の社会動態の変化を見据えた中で加入をお願いしたいという意見を首長の会の中でもいろいろとお聞きする中で、機は熟したというような思いの中で、平成28年ごろとは少し西向きの対応を強化するために、このたび連携協定を交わすという運びに至ったわけでございます。決して、谷口議員が言われるように、メリットがないというようなことではありません。今までからほかの1市5町とは、鳥取空港の利用促進の協議会にも一緒に加わっております。山陰海岸ジオパークの中でも一緒に加わっております。旧コリドー21、今行っております創生戦略会議のメンバーとしても一緒に行っておりますから、今のこのまま加わらない創生戦略会議の中の自治体メンバーの中でも、同じような会議がありましても、途中からは香美町だけがオブザーバーでの参加というような異質な形を解消するために、機は熟したという判断の中で、このたびの加入に向けた協定を結ぶという判断に至ったわけでございます。  以上でございます。ほかの部分については企画課長が申し述べます。 ◎議長(西川誠一) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) それでは、5点ほど質問がありましたので、順番にお答えできる範囲で答えさせていただきます。  まず1点目の財政措置でありますけれども、基本的には谷口議員がおっしゃられたように、特別交付税、上限1,500万円限りであります。これは合わせてでありますので、豊岡市と合わせて1,500万円が上限ということで聞いております。ただ、これ以外に、鳥取市との事業では、鳥取市が中心になって国の地方創生推進交付金でありますとか補助金等もとってこられて一緒に参加するものもありますので、事業を行っていく上では全く財政的なメリットがないというわけではないというふうに考えております。  それから、2点目の経済成長でありますとか、都市機能が鳥取市に集中するのではないかということでありますけれども、これは、議員の皆様には丁寧には説明できておりませんけれども、議案資料の102ページ以降に連携事業一覧を上げさせていただいております。本町で予定をしておりますのが63事業でございますけれども、圏域全体の経済成長の牽引でありますとか、高次の都市機能の集積・強化という言葉よりも中身を見ていただいたら、鳥取市に施設を集中して事業を集中させるというのではなく、この圏域全体に波及効果がある、このような事業を鳥取市が中心になってつくり、それに一緒に参加、協力するというふうなつくりになっておりますので、当然、鳥取市のほうも中核市ではありますけれども、鳥取市だけがメリットがあるような事業であったら、私どもを入れて6市町が全くメリットがありませんので、そういう事業をこれに挙げておるというわけではありません。鳥取市が主にリードいたしますけれども、関係市町とも連携して、より地域課題に解決できる、また地域の活性化につながる、そういう事業を挙げていただいておるものと捉えております。そして、その中で香美町が一緒に取り組める、すぐ取り組んで効果があるものについて丸をつけさせていただいておりまして、これについても、協約を結びましたら、今後具体的な、どういうふうに取り組むかという話になっていこうかと思います。  3点目の法的手段でありますけれども、これは、議員がおっしゃったような側面も解釈によってはあるようには思います。ただ、連携協約の使い勝手のよさというのが、一部事務組合については、事務を共同処理するための枠組みでありますので、一緒に行政的な事務をするということが主でありますけれども、連携中枢都市圏の協約については、自治体の独自性を担保しつつ政策を一緒にやっていこうと、事業を一緒にやっていこうというものでありますので、非常に制約があるようなものであれば、鳥取市のほうも一緒に参加していただかなくてもいいと、その事業にですけれども、そのようなことはもう知っておられます。  それから、離脱の2年間ですけれども、これについては、そこまでの話になるということは考えておりませんけれども、離脱する場合にも、やはり法的に定められておりますので、2年間ぐらい時間をかけてしっかり離脱の手続をしていくということでありますし、また、事業個々につきましては、先ほど申しましたように、各市町で丸をつけておるものが違いますけれども、その市町でメリットがある、進めれるものについて一緒にやっていけばいいのでありまして、その事業がメリットがなければ、その事業は一緒に取り組みませんということで丸は外していくことはできますので、そういうふうに進めていきたいと考えております。  それから、4点目のコンパクトシティーでありますとか、ワンパッケージでの中枢都市にこの事業が集中して、鳥取市だけがメリットがあるのではないかというふうなお考えにつきましては、この事業については、私どもとしては、鳥取市は圏域全体での活性化ということを考えて、そのような取り組みを進めるということを想定しておりますし、私どももその上での参加というふうに捉えております。  5点目の、参加するメリットがないのではないかというところでありますけれども、先ほど申しましたように、メリットはあるというふうに捉えてでありますし、そのことにつきましては町長が冒頭で答弁されたとおりでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 私は、鳥取を含めた市町村との連携を否定しているものではありません。ただ、この制度が、先ほど指摘をさせていただきましたが、財政的にも事業的にも、本当に中心都市だけがひとり勝ちの制度であることは、先ほど指摘をする中で明々白々だというふうに思います。当然、計画ですから、関連するものはそれぞれするんでしょうけども、連携でそれぞれ鳥取県の市町村と、山陰海岸の個々の圏域で同じように頑張っていくということについては、私は、そこまでは否定するつもりはありませんし、当然、日本遺産という、こういう取り組みもありますから、これはこれで値打ちのある取り組みだと思います。ただ、連携中枢都市の連携協約を結べば、先ほど申しましたように、一旦入ってしまって、離脱しようと思ってもすぐにできない。連携協約制度、こういう中で2年間、これは踏みとどまらなければならないという、こういうことがあるわけですから、そういう制度を使ってこの事業に取り組むということについては、本当にメリットもないし、逆に言えば、香美町にとってはデメリットではないかなと思います。当然、鳥取と、それから豊岡の定住圏、これとの関係も出てくるというふうに思います。確かに道路がよくなったり、そういう中での連携というのは当然しなければなりませんが、しかし、この制度については、先ほど申しましたとおり、香美町にとっては制度としてメリットが本当に見えないというのが私の思いであります。そういう意味で、この参加についてはぜひとも踏みとどまるべきだと私は思うんですけども、再度その点、町長、お伺いしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほどから、利活用できる交付金の話やらメリットがないという話でございますが、今でも麒麟のまち観光局、一緒になって取り組む観光DMO、こういう取り組みにつきましても、例えば、鳥取市だけのために我々が参加するということでなしに、DMOの活動の中でも、鳥取市を含む麒麟のまち観光局の圏域を紹介するビデオ、あるいは移住定住の相談会、そういうことについても今までから、これは、豊岡市を中心とする定住自立圏構想、この連携中枢都市の中でも、今、協約には加わっていない私どもでも、観光のDMOあるいは地方創生の関係、麒麟のまち創生戦略会議、こういうものには参加をしてしっかりとメリットもいただいておるという認識でございます。1,500万円の交付金がどうだとか、鳥取市ばかりが交付金を活用できるということでなしに、観光DMOにも金融機関にしても、鳥取銀行も入っておれば、うちや新温泉が観光DMOに参加していることがあって但馬銀行も金融機関の一員として参加しておるというようなメリットもあって、決して委員がおっしゃいますように何のメリットもないというようなことではありません。これは、豊岡市を中心とした定住自立圏構想の中でも、豊岡市のための定住自立圏構想だというような意見は当時もお聞かせをいただきましたけども、そういうことではないというのも一緒で、私としては、豊岡市を中心とした定住自立圏構想、それと鳥取市を中心とした連携中枢都市にかかわる2つの動きをもって香美町の活性化に努めたいという思いで、このたび満を持して参加をさせていただくというつもりでございます。決してメリットがないとか、そういうことでもないわけですし、将来に鳥取市に香美町が飲み込まれるとか、将来の合併だとか、そういうことは私の頭の中には毛頭ございませんし、香美町には香美町の自治権がございますから、そういうことに飲み込まれるつもりもございません。そのことだけははっきり申し上げておきます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 私は、違った観点といいますか、考えの中で、先ほど谷口委員とは違った考え方での質疑をさせていただきたいと思います。資料100ページの2番目に書いてあるように、平成30年度から、本町を除いた町はこの協定を結んできました。このときに我々には、議員には、入らない、連携に加わらないという説明をされました。その理由が、その段落のところから書いてある地域連携DMO、これに加わる。観光を含めたいろんな活動をこの中でやっていけるから加わらないという、なおかつ、広域連携の関係においては、豊岡市と連携を結んでいるということから、これに加わらないという説明がございました。しかし、わずか2年で、今、谷口議員の説明の中では、満を熟して期が来たんだというような説明でございますが、2年前に、今、町長が言われたようなことが読み取れなかったのかと、逆に私たちは思ってしまうんですよ。先ほど、国道482号の問題、地域高規格道路の浜坂道路の問題等々言われましたけど、我々としたら、何かいろんなことにおいて本町が、後追い、後追いになるような気がしてならんのです。後からついていくような感じというようなことで、ぜひとも、私は違った意味で、人もよくなって自分もよくなってという立場になりたいという気はしておりますので、そういう意味で、細かい話ですけども、102ページからの丸印のことについてお尋ねをしてみたいと思います。  まず、担当課より町長のほうがいいと思います。この2つについては町長にお伺いしたいと思いますけども、103ページの真ん中辺、地域医療で、看護・医療系人材の育成・確保事業には、本町には丸がついてないんです。議案書64ページの地域医療の取り組みの内容、ここに書いてあるように、医療を安定的に提供できる体制を確保し、医療体制の充実を図るために、看護・医療系人材の育成・確保に係る取り組み云々と書いてあるんです。このようなことが本町にとっては、特に香住病院、重要課題と言われているんですよね。町長もご存知のように、昭和49年頃ですか、香住病院が三交代制をとろうとしたときに、当時は看護婦と言いましたけど、看護師の確保のために、当時の事務長、助役になっておられましたかね、は、鳥取県に何遍も足を運んで、鳥取のほうから、あるいは、この近くでいえば旧村岡町の辺から人材をたくさん集めてこられたという実績があります。そういうことからして、このことに丸印がついてないということが、非常に私は腑に落ちないんです。これからするというような言い方なのかわかりませんけども、我々に説明するときには、本町の重要課題がこのことで少しでも解決できるような施策だということがわからないと、我々はオーケーと言いにくいと思います。  それから、同じく資料の103ページ、地域振興の真ん中の射撃場整備・管理運営事業、これにも本町、印ありません。何年か前に、特に有害鳥獣の駆除だとかいろんな問題のときに、狩猟者の確保あるいは狩猟者の経費軽減のために、但馬地域にこの射撃場を整備してほしいということを町長は知事に要望されたと思うんです。このような本町にとって重要課題が連携の中に盛り込まれてないということは、私のわからないところでたくさんもしかしたらあるかもわからんのです。本当に真に連携をして、人もよくなるけど本町もよくなろうという気があるのかどうか疑わしいんです。その辺について、直接町長からお尋ねをしてみたいと思いますし、それとあと1点、何のことかわからないのが、これは担当課長でもよろしいですが、102ページの戦略的な観光資源の中の下から2段目、観光大学運営と活用事業、本町は観光事業に、特に町長は、何を置いても観光だというような感じでおられるので、この辺にも印がついてない。先ほどはDMO関係で観光に連携をしてしっかりやっているんだとおっしゃるんだけども、何か、していること、しようとしていること、計画そのものがちぐはぐに思えるんですが、その辺はどうなっているのか。一番初めに聞きました、2年おくれたことも含めて、おくれて入った、期が熟したということの判断のことも含めて町長にご答弁を願いたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほども申し上げましたように、その当時、平成28年ごろの状況と、先ほども申しましたけれども、鳥取市の費用でもって、そのときの1市6町の状況を客観的にコンサルに判断をいただいた資料の中身を見まして、私どもとしては、庁舎で幹部を中心とする政策調整会議の中で、連携中枢都市圏への加入についてしっかりと議論をした中で、少し時期尚早という判断を下した事情は、当時、議会にもおつなぎをしたというふうに思います。乗りおくれとるとかそういうことでなしに、当時の状況と違って、先ほどの議員がおっしゃいましたような道路の状況、あるいは連携事業その他でもって、DMOあるいは創生戦略での取り組みは並行して行いながらも、連携中枢都市圏の中に加わる、加わらないということについては、そういう事情があったということは何とぞ理解をいただきたいという思いはします。ただ、議員がおっしゃいますように、その当時から、道路の事情にしても、482号も山陰近畿自動車道も、将来を見据えれば何年ごろには開通というめどが立っておったのではないかと言われれば、そのような状況でございますが、ただ、その当時の人の交流、あるいは通学、進学、あるいは通勤、医療圏の鳥取方面への町民の動向というのは、特に、例を出しますと、新温泉町は当初から加わっておりますけれども、大きな差異がございました。そのことがこのごろの社会資本整備に伴うさまざまな状況変化によって、少しずつ西のほうにも、香美町としては、人の移動、あるいは商圏の拡充、道路の開通、広域的な取り組みが少しずつ、この2、3年の間に大分進捗したという判断のもとに、おくれて参加をしとるということでなしに、状況が変わったことを、期を見てこのたび参加をさせていただくということでございます。  先ほどいろいろとご指摘をいただきました黒丸の資料につきましては、現行の香美町がまだ連携協定に加わるまでの状況の中での参加の仕方を図にあらわしたものというふうに思っておりますから、当然、このことについては、今、議員からご指摘があった医療のこと、あるいは射撃場のこと、町の町政運営や町が抱えるさまざまな課題解決に向けて、利する部分については、今後、協約の、あるいはほかの自治体のメンバーの中にあって、香美町として、おくればせながらも参加する、部分的な参加についても、これから担当課と、あるいは町全体でこのことについても検討を加えて、今後必要となる部分については、それこそおくればせながらでも、今まで協定に加わってなかったことで参加できなかった部分にも加わっていくというような方向を目指しておるところでございます。  あとは企画課長に説明をさせます。 ◎議長(西川誠一) 答弁の途中ですが、お諮りいたします。  本日の会議時間は、議事の都合により、この際あらかじめ延長いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、本日の会議は延長することに決定しました。  答弁の引き続き、企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 見塚議員からご指摘のありました3事業について説明をさせていただきます。  まず、その前に、103ページの一番上ですけども、高度な医療サービスの提供ということで、医療関係は全く丸をつけておりません。  1点目の地域医療のところですけれども、看護・医療系人材の育成・確保事業、この中身につきましては、鳥取県が主催する看護職員の実習、指導養成講習等への助成ということですので、これについては、まだ香美町が加わるのがいいかどうかというのはこれから吟味する必要があろうということで、事業名ではなくて内容を見まして、今のところはまだ丸をつけてないということであります。このような感じでいうと、先ほど申しました医療の関係でも、医療についてはしっかり町内の医療機関等と協議した上で、その加入については検討してまいりたいというふうな方向であります。  それから、2点目の射撃場の整備については、これについては鳥取のクレー射撃場の利用ということですので、これにつきましても、利用可能かどうかも含めて今後しっかり協議していきたいと考えております。  それから、3点目の観光大学の運営活用でありますけれども、これについては、鳥取市の観光コンベンション協会というところが行っておる鳥取市の観光大学での研修ということで、これについても参加したほうがメリットがあるのかどうかも、今後中身を協議して進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 町長の説明の中で、コンサルに委託して云々ということ、それを庁内の課長会議等で協議した結果、あんまりメリットがないと言われて、コンサルのこと、調査結果で判断をされたということだったので、残念だなと思うのは、これから後出てくる議案でもコンサルに頼っておって大きな失敗をしている議案もありますので、コンサルの話をされると私はあんまり気持ちよくないんです、そういう意味では。だから、中身を十分に検討されて、コンサルに頼らない施策をしっかりしていただきたいということは1つ申し上げておきたいと思いますし、今の企画課長の説明だと、これ、この議案の資料102ページから104ページまで、何のためにつけたんですか。これから協議して入ろう、入らまいだったら、全部空白にしといたらいいんじゃないですか。だから私はあえて、103ページの一番上のほう、市立病院との関係、この辺については本町の病院とでは無理だろうということで私は聞きませんでしたし、ドクターカーにしたって、豊岡を中心としたドクターカー、ドクターヘリの関係が本町で活躍してくれているので言いませんでした。もし、先ほどの答弁で、これから検討する云々なら、香美町欄全部白印でいいんじゃないですか。だから、私は、黒印がついてないから質問したんです。我々、これだったら見ませんよ、一生懸命時間かけて、みんな白印だったら、これから検討するのなら。その辺が非常に初めからの説明不足というのがあるんです。これからはこんな資料をつけないでください、そういう説明なら。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほどのコンサルの話ですけども、町ができないことをコンサルに頼ったという話ではありません。私が先ほど申しましたコンサルの結果というのは、平成28年当時に、現行の、今度加わろうとする連携中枢都市圏にある自治体の住民や産業の流れがどうかということを、鳥取市が費用を持って調査をした結果でございますから、町ができないことをコンサルに委託したとかそういう話ではありません。そのことはまず申し上げておきたいと思います。町がしたことでもないです。これは、客観的にコンサルが鳥取市を中心とした香美町までの1市6町の産業の動き、人の流れ、通勤・通学の状況、交流の頻度、そういうことを業としてコンサルが調査をした結果、香美町だけがほかの1市5町と違って、やはり一番遠方にあって、一番東の隅ということもあって、人の流れや産業構造、鳥取市への人の流れが一番、当時、黄色とか水色とか色分けでありましたけども、香美町だけが異質の状況だったということが手にとるようにわかりましたので、内部的にも検討の結果、時期尚早ということで平成28年当時に参加を見送ったこと。ただ、先ほども申しましたように、最近の社会インフラの整備や麒麟のまち観光局のDMOの取り組みや、麒麟のまちの創生戦略会議での連携中枢都市圏とは違った、同じ地域との取り組みの中での協力関係やさまざまな人の交流だとか協働の取り組みというものが、大分ここ2、3年で進んできたことによって、大分当時とは様子も変わってきたことをもって、このたび参加をさせていただくということでございますから、決して乗りおくれたとかそういうことではない、現状を判断しながらここで参加をさせていただく決断をしたということでございます。  先ほどの資料のことでございますけれども、現行、今のところで参加をしてないような資料なら次からいいということでございますけども、現状、これからも検討すべく、今の鳥取市、香美町以外の1市5町での取り組みを網羅した資料でございますから、添付をさせていただいておるということでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 非常にささやかなことをお尋ねしたいと思います。  見塚議員からは印のない102、103、104ページのところでの質疑があったわけですけれども、議案書の64、67ページあたりを見ながら、一方で、資料の103ページになりますけども、議案書の64ページでは介護というものが一番下の欄にあって、地域の介護福祉サービスの充実を図るため、生活圏域での在宅医療・介護連携の推進の取り組み等の各種連携事業に取り組むとあって、甲乙のそれぞれが役割を果たすというふうになっておるわけですけれども、実態を考えたときに、かつては蒲生トンネルを越えて、鳥取の事業所に随分美方郡の方々がお世話になっていた時期がありました。ところが、ある時期から、もう県境を越えてくるなと言われて、ほとんど利用できないという事態が起こったことがあります。この協定に加わることによって、そういった県の境というものがなくなるということが起こり得るのかどうか。そのあたりを少しお伺いしたい。  もう一つは、議案書の67ページのほうで、地域公共交通というものが一番上に出てまいります。利便性を向上させようということなんですけれども、中身的に見ると、104ページのほうで、JR山陰本線利用促進事業というものに本町も参加をするということが記されております。一方で、103ページの高度な中心拠点の整備・広域的公共交通網の整備という中で、3つ目、山陰新幹線の整備促進のための要望活動等事業、これにも黒丸がついているわけです。もう皆様十分ご承知だと思いますけれども、新幹線というものができると、途端に在来線がまくられますよね。我々は山陰新幹線に力を入れるということなのか、JR山陰本線という、今の、特に城崎鳥取間というのは大変不便になっておるわけで、その辺を含めて、本町の姿勢がどっちにあるんだよというふうなことが非常にわかりにくいなと思いながら、ほかにもまだたくさんあると思いますけれども、先ほど、我々はこれを見て、この資料を見て判断してくれということだと思っておったんですけれども、いや、これは、今の状況、また変わるんだというふうなことになってくると、こういうもので議論すること自体に意味がなくなってきたなと半分は思ったりしながら、あえて、ささやかなことを伺っております。 ◎議長(西川誠一) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 圏域での在宅医療・介護連携推進事業につきましては、これについては、詳細は鳥取県側での事業をさらに新温泉町に広げていくということで聞いておりますけれども、これについても、議員がおっしゃったことがあるのかどうかは把握しておりませんけれども、これについても広域で取り組んでいけるのではないかということで、これは丸をつけております。  それから、公共交通の関係でありますけれども、山陰本線の利用促進についてはこれまでから一緒に進めておりますので、引き続き利用促進には取り組んでまいりたいということであります。また、山陰新幹線につきましても、広域的にこれについても要望は一緒に行って参加しておりますので、これも可能だということで丸をつけておるというものであります。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 今のお答えがお答えだというふうに思っていらっしゃるんだったら、0点ですよ。実状を知りません。JR山陰本線を大事にしようというんだったら、山陰新幹線に力を入れたらJR山陰本線はまくられるのではないんですかということを伺ったんです。両方大事だなんて言ったって、それは通らんでしょう。全国の例を見たって全部そうでしょう。上越、北陸、あの辺で新幹線が走ったら在来線がまくられる、あるいは地域におろされる。大変な状況が実際に起こっていくわけでしょう。何だか非常にお答えにならん答えをもらって、もう一つは、これを見て判断してくれということではないんですね。 ◎議長(西川誠一) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) これは議案資料であります。連携協約のもとに具体的な事業名で参加して取り組んでいけるものを挙げさせていただいております。今後これが変わるかどうかということは、今後、実際協定を結んで連携して、それからまた変更はあるものとは捉えておりますけれども、現時点で参加するに当たっては、この63事業が参加可能な事業だというふうに捉えて資料を提示させていただいておるものであります。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほどの山本議員の新幹線の議論、それから介護人材の話もいろいろと聞かせていただいております。ただ、地域との連携という中では、例えば、今後、開業が見込まれる重度障害者の山手あたりにできた施設も、これは鳥取市内にあったNPO法人が立ち上げた株式会社が運営していただくというようなことで、やはり個別の問題であっても、地域の連携あるいは将来に見込む人材交流であるとか、そういう法人やさまざまな団体との、この自治体間の連携の中での交流の中でそういう企業を見つけたり、そういう団体の中から、香美町にかかわるさまざまな施策で、人材交流であったり、事業の進出を求めたりというようなことも幅広くできるという意味で、私は、連携協定に臨むということは決して香美町のマイナスになるようなことではない。なかなか皆さんおっしゃいますけども、今の新幹線の議論にしても、新幹線が通ったら在来線がまくられるというような話を、まだ構想もできない段階で、その地域が望む大きな方向づけの中で新幹線議論というものはすべきなことであって、それができたら在来線がまくられるというような話が今の時点で出ること自体が、しぼんだような話になるというふうな思いがいたしておるところでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 小谷です。  本町のさまざまな取り組みの中にICTを活用してという文言がよく出てきております。その中で議案資料、僕はこれ信じますけれども、ICTインフラ整備というところに香美町は空白になっております。なぜ空白になっているかの理由をお尋ねします。 ◎議長(西川誠一) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) この2つの事業につきましてでありますが、まず1つ目のICTインフラを活用したコンテンツ交流促進事業というのは、いわゆるケーブルテレビを利用した相互放送を行っておるということでありますので、本町については、今の段階でこれに加わるというものではないということで丸をしておりません。  それから、もう一つのICT関連機器・データ等の共同調達事業でありますけれども、これについても、この事業の中身が、鳥取県の市町のICT共同化推進協議会で行うそのシステム導入についての共同調達の可能性を模索していくという取り組みですので、これについても、鳥取県での取り組みですので、本町は今入るものではないというふうに判断しております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) そうしましたら、本議案の67ページ、ここにはICTインフラ整備ということで書かれておりまして、整備に取り組むというふうにして文言を書かれておるんですけれども、それとは若干先ほどの説明と整合性がとれないようには思うんですけども、どうでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 67ページは連携の取り組みの方向でありますので、ICTインフラ整備についても、一緒に取り組んでいけるものは取り組んでいくと。先ほど説明いたしましたように、現時点で連携できる事業というのが2つでありますので、今後この圏域で共同でICTの整備に取り組むような事業が出てまいりましたら、一緒に参加することも検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。  原案反対の方の発言を許可いたします。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 2番、谷口眞治です。  議案第42号 鳥取市及び美方郡香美町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について、反対の立場で討論いたします。  反対理由は以下3点です。まず1点目、連携中枢都市圏を形成する連携中枢都市である鳥取市と連携市町村である香美町において、財政的にも事業的にも連携中枢都市である鳥取市のひとり勝ちのシステムであります。連携市町村である香美町には、財政的にも事業的にも全くメリットはございません。先ほど同僚議員のほうから、102ページから104ページのペーパー、連携が可能な事業ということで63事業上がっておりますが、これもあくまでペーパーであるということで、こういったことで幻想してはならないということも指摘しておきたいと思います。  それから2つ目、連携中枢都市圏形成の法的手段である連携協約という制度であります。先ほども少しふれましたが、自治が及ばないおそれのある制度であるということで、連携協約の危険性も指摘しておきたいと思います。  それから3つ目であります。成功しても失敗しても、連携中枢都市圏構想は合併の道が待っているシステムであります。といいますのは、成功して中枢都市圏に富が集積をしますけども、これの再配分が連携市町村にはできない制度になっているということであります。したがって、富を再配分させるということでは1つにならざるを得ない。  それから、失敗した場合については、ますます連携中枢都市中心に集約していくという、こういう道になっておりまして、この制度については隠れた合併、ステルス合併というふうに専門家が言われておる制度であります。  以上を述べまして、議案第42号 鳥取市及び美方郡香美町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結についての反対討論といたします。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ◎議長(西川誠一) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、議案第42号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩します。再開は5時20分といたします。                               午後5時08分 休憩                               午後5時18分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。
         ──────────────────────────────  日程第31 議案第43号 猿尾滝遊歩道落石対策工事の請負変更契約を締結することにつ             いて ◎議長(西川誠一) 日程第31 議案第43号 猿尾滝遊歩道落石対策工事の請負変更契約を締結することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 大きく3点お尋ねをしてみたいと思います。  まず、議案資料の105ページ、完成工期、今回変更で6月30日にするというものであります。この議案の提出日は2月25日、この時点で6月30日までと決められております。審議は今です。一方、令和元年度補正予算(第9号)の中の第2条繰越明許費の議案、この提出日も2月25日で、今日2月28日に審議をして可決されました。こうした中で、まだ繰り越しが決まってない段階で6月30日という議案が出てくるということは、どういうことなのかということが1つ不明な点です。  一方で、今日の第2条繰越明許費の議案資料37ページから38ページにかけて、いろんな事業、契約案件も含めてですが、あります。この事務の取り扱いのことを含めて、契約担当課は総務課だと思うんですが、どのような指導をされているのか。道路等の公共事業等、国の補助金等々がある場合には、工期は、繰り越す場合、現契約日から完成工期の完了日から3月31日まで、一旦、工期延期だけを契約変更して、3月31日に工期の変更、これと同じことを考えれば、6月30日まで変更するというようなやり方、指導をされてきたというふうに思っているんですが、私は、国から何の指示もないようなものについては、本町の繰り越し議案が通れば、その日、そのとき以降、繰り越し、年度を越えた完成工期にすることは可能だというふうに考えておるんですが、今回はまだ繰り越しが決まってない段階での提案ということになっておりますので、その辺が、ほかの公共事業、3月31日まで延ばすものとの違いが何かあって、そのことがどういうことなのかについてお尋ねをしてみたいというふうに思います。  次に、大きい2つ目ですが、106ページの1から変更の内容ですが、私は、いつもこの変更の内容が出てくるたびに、変更の理由がないのに内容が出てくることに大きく不信を持っておるんですが、1から3を見てみますと、読んでみます。1は302万1,000円の増、途中からになりますが、落石の影響範囲を確認した結果、当初計画したものより増やす。2つ目の1段目の途中からですか、上段からの落石を防護できない箇所を発見したので追加15万5,000円をする。次、3つ目、167万1,000円の増ですが、雨水流下部法面の侵食が激しい箇所があり、流下部を放置すると法面侵食範囲が拡大し、周辺に悪影響を及ぼすことが判明した。この3つの変更を出しておられる内容ですけども、この対策工事の設計はコンサルに委託されたものですよね。コンサルに出して設計をしていただいた。この3つの内容は全部目で見たらわかるものです。一般的に土質調査等、現場に入って、工事に着手してみないとわからない部分という変更というのはあります。これはコンサルでもわからない。土質調査でもボーリングというのは、あくまで点ですから、面的な調査はしませんので。この今の内容を見ると、全部目で見てわかる内容なんです。それが約1割の増額につながっている。本町の予算、町長がいつも言われますけども、そんなに裕福ではありませんよ。こんな何でもかんでも、工事も含めてコンサルに委託した事業が1割増えていったら、本町、予算の立てようがなくなってしまうじゃないですか。もう少し、それなりの費用を払った測量試験費委託費ですから、業者にしっかりしてもらって、こんな変更のないようなことをやはりするべきではないかと思うんですが、その辺はどう考えられますか。  次に4番目、交通誘導員。当初、交通誘導員10人見ていた。これは多分、107ページの図面がありますが、この図面を見て、一番左側、説明にもありましたけど、図面に載ってないところに県道が走っているんです。ここから資材をおろして、この図面に載っている、今回変更の場所というのは点線であらわしてありますが、ここに資材を運ぶときに、県道等々に車をとめて資材を運ばなくてはならないときの交通誘導員が10人ぐらいは要る。これは当然のことです。しかし、ここに書いてある変更を見てみますと、当初から遊歩道は封鎖しているんですよね。工事中もなおかつ危ないから封鎖せんなんのですよ。2段目からに書いてある、観光協会から県道上で猿尾滝を観賞する観光客の安全管理を徹底すると書いてあるんです。県道上では作業してないですよね。入れんようにしてあると思うんです。だから県道上で観光客が見られる、観賞される。そのことについて、この事業で警備員を配置せんなん理由があるんですか。私は思っているんです。ここの県道、県道ですから立派な道だと思うんですけども、普通車が1台通るぐらいの道です。この県道を通って通行される人たちというのは、そんなたくさんおられません。この奥に一つの集落があるだけです。交通量も少ないところにこれだけ、53人も警備員を増やして、本町がその費用を持たなければならない。なおかつ、ここに書いてあるのは、現場稼働時の交通誘導員の配置と書いてあるんです。現場稼働してないときには、危ないけども、工事中であっても、入り口の封鎖を解いて観光客を上に上げとるんですか。そのほうがもっと怖いと思うんです。わかりやすく言いますと、日曜日、業者は仕事しません。稼働してません。稼働してないときには交通誘導員を配置しませんと、言いかえれば書いてあるんです。逆にこの辺が私にはどうしても理解できないんです。この3つについてお尋ねをしてみたいというふうに思います。 ◎議長(西川誠一) 村岡地域局長、古家亮君。 ◎村岡地域局長(古家 亮) 最初に何点かご質問いただきましたので、工期の関係でございます。議案資料の中で完成工期について6月30日を予定しておるということを申し上げたところです。補足説明のときにも申し上げましたけれども、同じこの3月議会の中で、一般会計補正予算の中で繰越明許として、この事業を年度内完成ができないということで繰越承認をお願いしたところです。そういった中で、年度内に、3月31日の工期と当初はしておりましたけれども、実際繰り越す場合、いつがこの工期として考えているのかということで、6月30日を完成の工期として考えておるということをお示しする意味で、この資料に示したものでございます。  それから、工事の追加の関係でございます。実際、測量設計をコンサルにやっていただいて、その後、担当のほうで中身のチェック、積算システムを使っての金額などをやってきております。そういった中で、現場で着工前に現地でフェンスの位置、起点を決めて、そこから現場の起伏の状況なり、そういったものをテープで当たっていって、延長をとっていきました。そういった中で、予定しておった延長では落石の対策としてもう5メートル追加する必要があるという判断の上で、現場のいろんな起伏の中で、そういう形で判断したものでございます。  それから、排水工、縦排水の処理の関係でございます。ここについては、斜面の地形上、真ん中に雨水が集まりやすい中で、そこにずっと水が流れてきて、岩が既に斜面の一部に出ておって、それをくぼんだ形で、その周りの土砂、堆積物が遊歩道のところまでおりてきて、遊歩道の上のほう、山側のほうが堆積物がたまっておると。これについては除去する形で当初は考えておったところですけれども、これにつきましても再度現場で確認した結果、そういった侵食部分の保護、それから、水の排水をきちっと処理していくことが必要というふうに考えたようなところでございます。  それから、交通誘導員の関係でございます。当初は資材の搬入・搬出時、冬季間は観光で訪れる方も閑散期ということで非常に少ない中で、そういう資材の搬入・搬出のときということで考えておりました。その後、工事につきまして、当然、地元の観光協会にも説明していく中で、春以降、観光客も出てきて、見学する方もおられると。そういう中で、当然、入り口は封鎖して入れませんということは、町も観光協会のほうも周知をしていくような手はずで進めておりますけれども、実際来られる方について、ちょうど入り口の付近が、橋の日影側のほうが広くなっておりまして、そこを資材置き場にして、バリケードで封鎖してという形になりますけれども、どうしても橋の上から見たリ、それから、特には、ちょうど入り口の広い部分になっておりますので、そこら辺からが一番滝がよく見えるところでございます。そういった中で、そこら辺に滞在する見学者の方が進入しないように、また、工事車両等々交錯しないように、安全管理の確保という点で、現場稼働時には特に必要だという判断のもとでさせていただいております。逆に現場稼働しない日については、請負業者のほうもしっかり事故が起きないように片づけをやって、しまっておりますので、現場稼働時の対応ということで考えてしたものでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) 何点かの中で、私のほうは、工事の繰り越しと契約の関係で少し補足をさせていただこうと思います。  ご指摘のとおり、当該年度にあるものの承認は、翌年3月31日までが当該年度の事業期間というふうにとらまえております。通常であれば、見塚議員のご指摘どおり、当該年度が、年度の工事分につきましては、一旦繰越承認をいただくまでは年度内までしか工事は施工できないという原則・原理がございます。そのことをもって繰り越し承認をいただいてから年度を越すものについては、それから繰り越しという手続になろうかと思います。ただ、今回の議案につきましては、そのときの流れの中で、今現在3月末までの工期を持っているようでございます。それと、いつまで、このものが増額したときに、どこまでの期間が必要なのかということもあったようでございます。それで、議案資料のほうに増額とあわせて工期が6月何日まで必要だということを説明できるようにということで、工期の表示をさせていただいたという流れでございますので、その部分についてはご理解をいただきたいと思います。  工事の中の一般的といいますか、コンサルにもちろん測量設計を委託する中で設計を上げております。当然、審査をするものもございます。コンサルの中では、当然十二分に現地に入り測量し、断面、縦断をとり、構造物の選定をした中で構造計算をしながら上げてきたということであります。今回、当然、業者が決まった中では、業者は起工測量ということの中で現地に入り込むという形になります。その中でご指摘がありました、当然、当初からコンサルの段階でわかっておったのではないか、水の排水処理にしてもわかっていたものではないかというご質疑だと思いますけれども、この2点につきましては、当然、現地に入った実状の中で判断し、増額が必要だということの中で判断されたものというふうに判断をしておるところでございます。  交通整理員の部分につきましては、再度、村岡地域局長に説明させます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) そしたら、私、理解ができなかったんですが、この契約変更は、今回3月31日にするということですか。今の説明では、金額の変更と工期の変更としか読み取れんのです。というのは、第1回変更ですから、金額を5,156万8,000円から5,736万9,400円にすることと、工期も6月30日に変更する。これを同時にやろうとすれば、今の説明では、通常は、今、副町長おっしゃいましたように、3月31日まで工期はあるんです。工期内にしようと思ったら3月31日に契約変更したらいいんです。金額もあわせて。だけども、今の説明では、工期は変更しといて、3月31日まであるから、3月31日までは金額だけ変更しといて、3月31日に6月30日に変更するんだということなら、これは第2回変更になるんですよね。この資料のつくりが間違っているんだということになるんです。参考としたら、欄外に工期は6月30日まで変更しますと書かれれば、まだわかるんですけども、第1回変更、次の変更で金額も工期も変更するんだと書いてあるんです。だから私聞いているんです。契約担当課がどういう、ほかの事業とあわせてしているのか。だから、書いてあることと説明とが少し食い違っているのではないかな。だって、これ、今日議案が通って3月31日に変更契約されたら、この資料もいいんです。この資料でいいんです。1回しか変更せんわけですから。金額と工期とあわせてするわけですから、いいんです。だけど金額だけ先にやっといて、言っている意味わかりますか。3月31日の工期のままでしといて、するのか。その辺の、地域局長、何かわかっておられるのか、わかっておられないのか、わからんのですけど、総務課長はわかっておられるようなので、その辺も含めて契約担当課長として、その辺を今回どうするんだと。これからの公共事業も含めてどうするんだということを明確におっしゃっていただければ、それでいいのかなと思います。  変更内容の1から3、これは副町長が説明されましたけども、これ、現場は、私はつぶさには見ておりません。昔の猿尾滝のこの辺の地形とは大きく違っていて、下草は全然ない、下からどこからでも見える状況だと思うんです。鹿が下草全部食っていますから。そうした中で、現場に起工測量に入ってみんちゅうとわからん。コンサルには現場に入って測量していただいているんです。見てください。こんなに立派な平面図ができているんですよ。等高線もしっかり入って、岩の露出しているところもしっかり入って、できているんですよ。であるのに、現場に入らないと、土建業者が測量しないとわからんということなら、測量設計会社に設計を発注しなくて、初めから土木業者にそのことも含めて発注されたらどうですか。それならしっかりしたもの出てきますよ。わずか1%や2%や100万円やそこらの増額なら見えない部分もあるんですよ。議会にかけなければならないほどの増額変更が出てくるんですよ。現に出てきているんですよ。このことは、予算をつくる立場の人にとっては大変な問題なんです。総額が小さいからまだいいんですよ。5,000万円、増えても6,000万円までですからいいですけど、これが1桁違ったらどうなりますか。町の財政担当としたら。やっぱりその辺を言いわけみたいな答弁をしていただいても困るんです。やはりその辺をしっかりしていただきたい。  それから、4番目、今の地域局長の言い方では、途中まで行かせるんだみたいな言い方もあったんですが、橋からばっかりではなしに、違うんですか。あくまで県道でとめるんですよね。工事中も、それから土日の休みも。そしたら、入られんようなしっかりした、そこにゲートを業者につくらせたらどうなんですか。ゲートをつくらせたら。たしか入り口は1本の遊歩道だと思いますが、そこにしっかりしたゲートをつくらせて、入れんようにしたらいいだけの話じゃないですか。これだけあって95万4,000円も増えるんですよ。観光協会がそこまで観光客のことを心配されるのなら、観光協会のほうで交通整理されたらどうでしょうね。工事の施工期間につけるんですよ。工事そこはやってないんです。これ見てください。資材は、落石防止網だとか柵だとかいうのは、こういう材料というのは県道上に置いておくわけにいかんわけでしょう。県道から外れた場所に置かないけんわけですから、県道近くに置いてあったら、それは業者の責任でしっかりとその資材置き場の管理をしていただかなければなりませんけども、なぜ、どうも、この金額というのは町が支払うということに、もう少しその理由を、内容ではなしに理由をしっかりとしてもらわんといけんのかなというふうに思います。 ◎議長(西川誠一) 総務課長、岡昭三君。 ◎総務課長(岡 昭三) まず、最初にご質問いただきました、繰越明許費と工期が6月30日となっているという関係でございます。これについては、契約担当者なり議案を提出します総務課の考え方としては、同じ考え方のもとに提出をしているものですので、これについては問題ないというふうに思っているところでございます。  あと、工期の関係ですけれども、以前には、議員のほうからご指摘のありましたとおり、補助事業に対する県等からの繰り越し承認が年度末ぎりぎり、3月30日とか31日になるというふうな事情があった関係でもって、一旦は全て3月31日までの工期を延長して、それから、年度末になって改めての工期延長という手続を踏んでおりましたけれども、現在では比較的早く繰り越し承認が出てきておると。3月の中旬ぐらいというふうに聞いておるんですけれども、そういう中では、繰り越し承認が出た段階で、3月31日でなく、年度をまたいで一度に変更契約を行っているという形で現在は契約手続のほうも進めておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  私のほうからは以上です。 ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩をいたします。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  村岡地域局長、古家亮君。 ◎村岡地域局長(古家 亮) 最初に、交通誘導員の関係でございます。県道からすぐそばの広い部分に現場資材のストックヤード的なものも設ける予定にしております。そういった中で、当然バリケードも設けるわけですけれども、そこを無人にしておることによって見学者が勝手に進入されたりということを防ぎたいということで考えておるところでございます。  それから現場、起工測量の中でしなくてもという、当然わかっているべきではないかというご指摘でございます。結果的にはフェンスの位置なりを押さえていく中で、現場の状況、起伏等を見ていく中で、どうしてもこの部分追加が必要だというふうなことで判断したものでございますので、ご理解いただければというふうに思います。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 1点だけ確認しておきます。  私は、現場稼働時のという言葉の読み取りを、現場作業時と言いかえれるのかなと思ったんですが、資材をそこにずっと置いておくということは、現場稼働というのは、どういう言い方したらいいでしょうね。現場で作業している期間という言い方をしたらいいのでしょうか。土日を含む期間に誘導員を配置するというふうにとらまえたらいいのか。というのは、日曜日、観光客が多いわけですから、日曜日つかないと意味がないんですよね。その辺の考え方だけ教えてください。 ◎議長(西川誠一) 村岡地域局長、古家亮君。 ◎村岡地域局長(古家 亮) 今現在考えておりますのは、現場稼働日というのは、その日、請負業者が現場に入って工事を行っているときということで考えております。現場が動いていない、土日の休んでいるときには、業者のほうも作業がない中で、休み前には現場の安全確認もしていく中で点検して、機材も落下物等のないような形でしていただくということで考えております。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第43号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第32 議案第44号 香美町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す             る条例の一部を改正する条例を定めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第32 議案第44号 香美町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、東垣典雄君の退場を求めます。                (東垣典雄 退場) ◎議長(西川誠一) これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 小谷です。  報酬及び費用弁償の上げる理由についてお伺いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 小谷議員からの、報酬をこのたび上げる理由ということでございます。平成28年7月1日に、農業委員会等に関する法律が改正をされました。これまでの法改正前までの農業委員会は、主に農地法、農地の売買や転用等を審査するのが、それだけでは当然ないわけですけれども、それが主な業務、中心的な業務ということで、農地の番人としての機能を果たす中心的な活動をしておられた部分がございます。平成28年7月の法改正によって、農地利用の最適化に重点的に取り組むことが義務化、必須事項として新たな業務として加わりました。農地の荒廃、それから遊休化が進む中で、いかにして農地の荒廃を防いで、より最適な利用を進めるかということに、農業委員会が中心的に取り組むことになった。それにあわせて、これまでなかった農地利用最適化推進委員というような委員も新たに置かれたということでございます。そういうことで今までにない業務が増えたというのが、一番大きな上げることの理由でございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 上げる理由はそれでわかりましたけども、上げる手続というのはどのように行われたのか、お尋ねをいたします。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 暫時休憩をお願いします。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 上げる手続というのは、今回、農業委員の部分だけ上げるということでございます。先ほど、農業委員と最適化推進委員、これにつきましても内部で現在の農業委員に係る状況、それから、今後の活動のより一層ご精励、ご尽力をいただきたいと、農地を何としても守りたいというようなことの中で、内部で検討いたしまして、今回議案として提案を差し上げておるものでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 独自に上げられたというふうに理解してよろしいんでしょうか。  それと、また引き続きますけれども、この上げ率に関しましても、これ、一律に上がってないわけでありまして、会長は5,000円アップしておりますが、推進委員、この差額が最初は3,000円だったのが今度は1,500円になっております。この理由については、どのような理由でこのようになっているのかお尋ねをいたします。 ◎議長(西川誠一) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) まず、金額は議案書に書いてあるとおりでございまして、会長が2万2,000円を2万7,000円、それから委員が1万6,500円を2万円。農地利用最適化推進委員1万3,500円を1万8,000円。それぞれ率は、会長が23%アップ、委員が21%アップ、農地利用最適化推進委員が33%アップと、ご指摘のように率はそれぞれ違います。ただ、これは率を合わせるということではなく、これも若干経過がございまして、3年前の法改正の際、農地利用最適化推進委員ができた段階で、それまで農業委員の報酬額は1万5,000円でございました。それを、農業委員は1,500円上げて1万6,500円、逆に新たにできた推進委員は1,500円下げて1万3,500円ということになっておりました。そのときに農業委員1,500円上げたということに伴って、農業委員会長は2万円を現行の2万2,000円に上げたということで、その経過がございます。それらを含めて、今般、その経過の中で、県内の各市町の農業委員ないし最適化推進委員さんの単価を比較検討いたしました。これは、まず農業委員会の事務局である農林水産課のほうで検討しまして、最終的には庁内の政策調整会議で金額も含めて調整、決定したものでございますけれども、現在の香美町農業委員会の会長、委員、それから推進委員ともに、全て県内でも、最下位ではありませんけれども、相当低位にあるということで、一気にとはいかないにしても、但馬内の平均に近いものに近づけるというような形での金額で、最終的にこの金額で決めたと、内部の政策調整会議で金額を調整して案をつくったということでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(8番) 総務課長にお聞きしたいんですけれども、非常勤のものの報酬という、よくわからんので教えてほしいんですけど、報酬審議会との絡みは全く別物と、その辺を詳しく教えてほしいんだけど。 ◎議長(西川誠一) 総務課長、岡昭三君。 ◎総務課長(岡 昭三) それでは、岸本議員からのご質問にお答えをしたいと思います。  香美町では特別職報酬等審議会条例を持っておりますけれども、この条例の中で特別職報酬等審議会にかけるものは、町長の諮問に応じまして、議会の議員の報酬の額、それから、町長、副町長、教育長、この三役の給料の額に関する条例を議会に提出しようとするときには、この報酬審議会にかけるということになっておりまして、その他の特別職については必要がないということになりますので、ご理解賜りたいと思います。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第44号を起立により採決いたします。
     本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩をいたします。                (東垣典雄 入場) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。      ──────────────────────────────  日程第33 議案第45号 香美町区集会所条例の一部を改正する条例を定めることについ             て ◎議長(西川誠一) 日程第33 議案第45号 香美町区集会所条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第45号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第34 議案第46号 香美町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例を             定めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第34 議案第46号 香美町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 第2条に次の1項を加えるということで、任命権者は、別段の定めをすることができるという、別段の定めということの意味合いを教えてください。 ◎議長(西川誠一) 総務課長、岡昭三君。 ◎総務課長(岡 昭三) 山本議員からのご質疑にお答えをしたいと思います。  通常、正職員でありましたら、服務の宣誓というのは、任命者あるいは上司の面前で宣誓を行い、また署名するという手続が必要でございますけれども、会計年度任用職員についてはこれを緩和するという意味で、このたび別段の定めをすることで宣誓にかえることができるというふうな形になってまいります。具体的にはどのような手続をとるかということになりますと、署名した宣誓書を提出することで足りるというようなものであったり、あるいは会計年度任用職員、1年単位での更新ということになってまいりますので、再度の任用をされた場合には、最初の宣誓書等でもって服務の宣誓を行ったとみなすということであったり、採用時に服務の誓約等を行っている場合には、当該誓約等をもって服務の宣誓を行ったとみなすと、こういうふうなことが国のほうからも例示として示されておりますので、そういった内容を町のほうでも規定しようとするものでございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第46号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第35 議案第47号 香美町固定資産評価審査委員会条例及び香美町手数料条例の一             部を改正する条例を定めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第35 議案第47号 香美町固定資産評価審査委員会条例及び香美町手数料条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  議案第47号に関して、それも第2条関係で少し伺っておきたいというふうに思います。第2条では、個人番号通知カード再交付手数料という、この定めそのものをなくすということですね。デジタル手続法で、通知カードこのものが廃止になるというふうに決められたということなんだそうですけれども、じゃあ、実際いつ、この通知カードそのものが廃止をされるということになっておるのかということが1点。  それから、もう1点は、例えば、通知をされているその方が、氏名とか、あるいは住所に変更があった場合にはどうなるのか。先ほど来、個人番号カードの交付を推進するということが町長からも言われたことがあるわけですけれども、この通知カードが廃止をされる、あるいは氏名、住所等が変更になった場合には、番号カードの申請といいますか、発行といいますか、そういう事務的にも不都合があるということになるのではないかなという疑念があるんですけれども、その点はいかがなんでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 町民課長、裏戸正範君。 ◎町民課長(裏戸正範) まず、通知カードの廃止の日でございますけども、議案書の78ページをご覧いただきたいと思いますけども、この附則のところで、この条例は、公布の日から施行すると。その下のとこですけども、この一部を改正する法律附則第1条第6号に掲げる規定の施行の日のいずれか遅い日から施行するとあります。まず、公布の日ですけども、これは議決日の翌日になりますので、本日、議決を仮にいただきましたら、3月2日月曜日となります。  通称デジタル手続法につきましては、令和元年5月31日に公布されているものでございます。規定の施行の日は、公布の日から起算して1年を超えない範囲内において、政令で定める日となっておりまして、これが令和2年5月30日までに施行となっていますけども、現段階でこの施行日についてはまだ未定でございますけども、恐らくそのあたりになるのではないかなというふうに考えています。ですので、1年以内の規定の施行日がこの廃止の日となります。  次に、通知カードが廃止された場合ですけども、現在マイナンバーカードを保持されずに通知カードを持っておられる方が、住民票が、移転とか入ってこられた方は、通知カードの裏面で、もしくは結婚されて名前が変わったとか、住所が変わったときには、手書きで通知カードを見え消し修正しているんですけども、通知カードが廃止されればそれはもう必要がなくなるということになります。そういった手続はしなくていいということになるというふうになっています。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) ということは、通知カードそのものが効力を失うわけですよね。廃止をされるわけですから。そうしたら、例えば夫婦別姓という話が、この間いろいろなところでありますけれども、例えば結婚して姓が変わるとか、住所が変わるというときにはどうなるの。 ◎議長(西川誠一) 町民課長、裏戸正範君。 ◎町民課長(裏戸正範) ですので、通知カードそのものが、確かにおっしゃいますように、効力がなくなりますので、そこで修正をする必要がなくなるということでございます。そもそもこのデジタル手続法の趣旨が、行政のデジタル化を推進するための個別施策の一つとして、個人番号カード、マイナンバーカードへの移行拡大を図るために通知カードを廃止されるということがこの改正の趣旨でございますので、通知カードについては、おっしゃいますように、施行日以降については効力がなくなるということでございます。  それと、通知カードにかわるものがどうなるかという点につきましては、現時点ではまだ決まってないということになります。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 単純に言うと、私は今通知カードを持っているわけです。それでもって12桁の私に与えられた背番号がわかると。それが効力を失うということは、そこに書かれている番号そのものは意味のないことになるのではないんですか。逆に、例えば、住民票に個人番号が印字をされるというシステムがありますね。そこでもって我々の知らないところで山本賢司の個人番号が勝手に使われるというふうなことに、逆に言うとなっていくのではないかなと思えて、先ほど言われた、通知カードは廃止になります、次の手立てはまだ決まってませんというようなことをおっしゃるということは、制度そのものに不都合があるということではないんですか。なくても何の影響もない、カード発行を申請することにも何の影響もないんですか。 ◎議長(西川誠一) 町民課長、裏戸正範君。 ◎町民課長(裏戸正範) 大変誤解を招くような表現をしたようなんですけども、通知カードの効力がなくなるというふうな表現をしたんですけども、あくまで住民票を有する方については、12桁のマイナンバー、個人番号については付与されますので、通知カードがなくなっても、個人番号、マイナンバーについては、住民票を有する方については全ての方に付与されるということになります。ただ、通知カードが使えなくなるということでございます。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) だから、付与されているのはわかっているんだよ。住民票をとったら印字されないとか、その部分が印字されたというのが、始めたころ随分全国であったということもあったわけでしょう。そういうことを含めて、あなた方は自由に使えるんだよ。そういうところを聞いているわけです。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。  原案反対の方の発言を許可いたします。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  議案第47号 香美町固定資産評価審査委員会条例及び香美町手数料条例の一部を改正する条例を定めることについて、反対の立場で討論をいたします。  デジタル手続法なるものでデジタル社会をつくろうと。行政の側は勝手にいろんなことをやれる。一方で、我々の側は、通知カードそのものがなくなって、廃止をされて用をなさないものになっていくということの中で、先ほどの課長の答弁を幾ら聞いても、私の中では理解できる話になっておりません。こんなわけのわからぬことには賛成できないということを申し上げて、反対討論といたします。  議員各位のご賛同を心よりお願い申し上げます。ありがとうございました。 ◎議長(西川誠一) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、議案第47号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第36 議案第48号 香美町福祉医療費助成条例の一部を改正する条例を定めること
                について ◎議長(西川誠一) 日程第36 議案第48号 香美町福祉医療費助成条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第48号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第37 議案第49号 香美町介護保険条例の一部を改正する条例を定めることについ             て ◎議長(西川誠一) 日程第37 議案第49号 香美町介護保険条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第49号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第38 議案第50号 香美町営住宅条例の一部を改正する条例を定めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第38 議案第50号 香美町営住宅条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第50号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第40 議案第52号 香美町小代農産物等加工施設条例を廃止する条例を定めること             について ◎議長(西川誠一) 日程第40 議案第52号 香美町小代農産物等加工施設条例を廃止する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 香美町小代農産物等加工施設条例を廃止するということで、有償譲渡をされるということですけれども、譲渡先、価格、それから、今現状の価格なりを教えてほしいということ、それから土地はどうなるかということを教えていただきたいと思います。  それから、今使っておられる方がおられると思うんですけれども、その辺の譲渡先との関係、それから、今現在使っておられる方に話ができておるかということを教えていただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 小代地域局長、井口晃君。 ◎小代地域局長(井口 晃) 東垣議員の質疑にお答えいたします。  小代加工センターにつきましては、有償の譲渡を予定しております。現存の価格ですが、既にもう耐用年数が過ぎております。現存価格というのは発生しないと考えております。ということで、譲渡するに当たっての価格の設定については、鑑定士さんにお願いして譲渡価格を決定いたします。農産物加工施設の土地につきましては、借地を今現在しておりまして、借地契約をして、その上に学校施設が立っている状況です。現在使用しているのは、2社といいますか、1会社と1NPO法人の2つ、2人の方が使用されております。一応、行政財産の使用許可を出している2人の方に使用していただいておりますので、町としての方針として、今後譲渡していくような方針を持っておりますという話はしております。譲渡に当たっての方法につきましては、今のとこ一般公募で、公売の方式でやっていくのが一番よいのかなという、庁舎内での協議ではそういう方向で進んでおります。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 公共施設の個別施設計画をいただいておりまして、平成30年ですけれども、これを見ると、資産減価償却率、小代農産物加工施設、減価償却をした率が95.9%で、4.1%が残っておると思うんですけれども、全く残ってないということでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 小代地域局長、井口晃君。 ◎小代地域局長(井口 晃) 全く残ってないというのは、耐用年数としまして、令和元年11月25日で処分制限期間になりますので、計画を立てた時点と今の時点でいいますと、その4.何%はなくなったということです。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  今の残存価格の問題ですけれども、耐用年数が経過したら0円になるんでしょうか。通常、残存価格というか、ものがあれば0円にはならないと私は思っておるもんですから、本町は0円になるという考え方でいいんですか。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  小代地域局長、井口晃君。 ◎小代地域局長(井口 晃) 東垣議員の質問に再度お答えさせていただきます。  先ほど0円と言いましたけど、それは私の間違いでした。どうもすいません。  平成27年度末で4.8%、先ほど東垣議員のほうから4.8%という数字をいただきまして、耐用年数としましては令和元年11月25日で終わっております。ということで、公会計上は現在1円の価値が残っているということです。そういう理解でよろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 今のお答えの1円というのは、建物の価値ということなんでしょうか。備品等々、実際に今現在も使っていただいておるというふうなことがあるようですから、町の側の備品等々があるのか、ないのか。今使っていらっしゃる方々が、自分らの備品を持ち込んでということになっているのか。そのあたりも含めてもう少しお聞かせください。 ◎議長(西川誠一) 小代地域局長、井口晃君。 ◎小代地域局長(井口 晃) 山本議員のほうから、現在使っている方の機械というか施設のほうはどうなっているかということですが、もともと加工施設につきましては、漬物等を加工するのに、みそ加工とかするのに使っておりました施設でして、その当時のものというのは、塩分を多く使っていたもので、現在のところもう使用できなくなりまして、今使っておられる方が施設のほうに持って入られて、施設の設備については新規で持って入られたものですので、先ほど言いました1円といいますのは、建物に関する価格が1円という意味です。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 何点かお尋ねをしてみたいと思います。  まず、この香美町小代農産物等加工施設というものの設置をした目的は、既に終わったのでしょうかというのが1点。条例廃止するわけですから、目的は終わったのかどうかお尋ねしてみたいと思います。  それから、私、この議案が出てきたときに、参考資料を見てみますと、非常に立派な建物で、ほかに何か使えないかなといろいろ考えたわけですが、そうした中で、先ほども施設の価値の話が出てきました。地方自治法第96条第1項第8号で、処分するときには一定の面積、金額以上の財産は、議会の議決が要るんだという条文があります。施行令第121条の2での第2項で、それに該当することが書いてあります。土地の面積5,000平方メートル、それから、その財産を含めた価格700万円というものがあります。こういうものが地方自治法上載っているということは、議案が出た段階でこれに該当するか、しないかの判断が、はっきり言うと、我々議員ができなかったら困るんです。今回、特に有償でという言い方してありますから、財産目録等、先ほどからいろいろ言っておられますけど、そういうものが出たら、先ほどの質問等々は出てこないんだろうなというふうに思うわけですので、今後はそのようなことに気をつけていただきたいということを申し述べておきます。  それから、この農産物加工施設においては、未収金があるということを私は思っているんですが、その辺が、この施設廃止後、あるいは他人に譲渡後、どうなるのかについて。譲渡される方の未収金なら、その方が営業されれば幾らか入ってくるんですが、他人であればそうはいかないんだろうなということも思ったりします。その辺がどうなるのかについてもお尋ねしたいと思います。  それから、土地は借地だと思うんですが、今後、これを譲渡した後の借地の形態、本町ではいろんな借地をして、言い方がどうかわかりませんけども、又貸ししているような状況があるんですが、その辺を、本町が借りずに新たな施設所有者が直接土地所有者と契約するような話し合いができるのか、できないのか。その辺についてもお尋ねをしてみたいというふうに思います。 ◎議長(西川誠一) 小代地域局長、井口晃君。 ◎小代地域局長(井口 晃) 見塚議員の質問にお答えをさせていただきます。  設置の目的は終わったのかというお話なんですが、当初の設置の目的は、漬物、つくだ煮加工、みそ加工等、広くは、そういうものを加工するということで設置された施設でございます。加工の販売先の閉店に伴いまして運営がもうできなくなりました。そういうことで、現在2つの業者といいますか、2つのグループといいますか、が入っております。畜産の繁殖から肥育まで、そして牛の精肉、販売を行っている1社、それと、あとは鹿肉の精肉から販売を行っている2社が現在使用している状況です。  2問目の、私の資料の出し方が大変申しわけなかったと思います。面積的な部分をきっちり書いて提出すれば、敷地面積、先ほど1,000平米と言っておられましたが、1,000平米以下でありますので、その部分を明示すればよかったかなと思っております。  未収金の話につきましてですが、未収金につきましては、今現在使用している2人の方の滞納とかはございません。前使用されておられました方の未収金につきましては、現在返納といいますか、3カ月に1回いただいている状況です。今回譲渡するに当たって未収金の部分がどういうふうになるかというので、顧問弁護士のほうにご相談させていただきました。譲渡するに当たって、契約をするときに光熱水費弁償受入金の未納額については当施設に付随するものでありますけど、第三者等譲渡する場合は、譲渡契約にその内容を記さない限り、債権は香美町のままであるというお答えをいただいております。  最後に、借地の形態をどうするかということですが、今、借地をしておられます方ともご相談をさせていただいております。その方からも、ぜひ今度は町のほうから、新しく譲渡される方ができましたら、その方に今の土地を買っていただきたいというお話は伺っております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 1点だけお尋ねします。  その未収金の関係ですが、町としたら債権として残るんだという考え方で、今後それを納めてもらえるものだと、破産宣告されたり、いろんなことをされて、納めてもらえないようなことが時々あるんですが、そのようなことにはならないというふうに判断したらいいわけですか。 ◎議長(西川誠一) 小代地域局長、井口晃君。 ◎小代地域局長(井口 晃) 法律的な部分で、今回の場合は、3カ月に1回きちっと定期的にお金については納入していただいておりますので、今後も納入していただけるものと思います。
     以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(8番) お尋ねします。過去にもいろいろあって、私が言っとった、電気代はメーターをちゃんと本人にして明確にして、町が払って後でもらえないようなことをするなと言っとったんですが、そのことやら、それから土地所有者とのしっかりした合意を図っていただく。そのまま売却できれば一番いいんですけど、借地のままだと土地の所有者がうんと言うかどうか、その辺も老婆心ながら、しっかり売却方法を考えて慎重にやってほしいということと、それから、勘違いかな、私は、前の関係の方は、議会でも債権放棄して、任意で、善意で払っていただいておるのと違うんですか。それはどうでもええというか、質問します。 ◎議長(西川誠一) 小代地域局長、井口晃君。 ◎小代地域局長(井口 晃) 土地の所有者の方については、先ほども説明させていただきましたが、既にお話は一応させていただいております。その中で、新しく譲渡される方が決まりましたら、土地を買収していただきたいというご意思はお聞きしております。  先ほどの債権の話なんですけど、債権を放棄するということで平成29年12月20日に提案させていただきまして、農産物等加工施設の光熱費等利用料ということで、債権の残った分につきましては、先ほども申し上げましたように、3カ月に1回、1万5,000円を払っていただいております。1年で6万円でして、債権の始まったのが平成29年12月からでして、今年度も12月までの分は払っていただいて、あと3月の分を払っていただきましたら今年度分は終了となります。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 今、いろいろ同僚議員の皆さんの質疑の中で思うところがありまして、耐用年数が過ぎたから、現存というか、1円になったような話もあったんですが、改めて設立年月日と、それから建物の面積と建築価格、この辺について教えていただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 小代地域局長、井口晃君。 ◎小代地域局長(井口 晃) 建物の面積につきましてですが、共同作業棟につきましては、延べ床面積でいいますと496平米です。倉庫につきましては30.64平米です。燻煙施設につきましては58.21平米でございます。全て延べ床面積でございます。建築年月日と言いますか、昭和63年7月2日から供用開始をしております。あと、事業費につきましては5,399万円でございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 公共施設の個別施設計画の中で、この該当項目について、床延べが585平米、取得価格が1億2,493万7,000円というような、こういう数字が出ておるんですが、これと余りにも格差が、5,000万円ですから、あるかなと思うんです。それについて説明をお願いします。 ◎議長(西川誠一) 小代地域局長、井口晃君。 ◎小代地域局長(井口 晃) 事業費の価格につきましては、申しわけありません。1億1,559万5,000円で間違いありません。1億1,559万5,000円です。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) もう1点、今、2業者がお使いになっているということでしたけども、それぞれ使用料はいただいているんでしょうか。その辺も教えてください。 ◎議長(西川誠一) 小代地域局長、井口晃君。 ◎小代地域局長(井口 晃) 使用料につきましては、建物の維持管理費プラス土地の賃借料がありますので、それを面積案分しまして使用料をいただいております。ただし、鹿肉の精肉をしている方につきましては、当初、有害鳥獣対策ということで使用料はいただいておりません。  以上です。 ◎谷口眞治(2番) 1業者に使用料はどのぐらいいただいていますか。 ◎小代地域局長(井口 晃) 1事業者で、使用料だけでいいますと月額1万4,600円いただいております。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第52号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第41 議案第53号 香美町小代和牛センター条例を廃止する条例を定めることにつ             いて ◎議長(西川誠一) 日程第41 議案第53号 香美町小代和牛センター条例を廃止する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第53号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第42 議案第54号 財産の無償譲渡について ◎議長(西川誠一) 日程第42 議案第54号 財産の無償譲渡についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 建物譲渡をされる方が土地所有でありましたら問題はないんでしょうけれども、この建物が建っている土地についてお伺いをいたします。誰のもの、譲渡される先のものなのか、それとも借地なのか教えていただけますでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 小代地域局長、井口晃君。 ◎小代地域局長(井口 晃) 小谷議員の質問にお答えさせていただきます。  土地については借地をしている土地です。ただし、和牛センターを建てるときに今の和牛組合の方が土地を準備されて、それが準備ができた状態で和牛センターを建てておりますので、譲渡しても何ら問題はありません。借地料につきましては、現在も和牛センターの方がお支払いをしております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第54号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第43 議案第111号 香美町又は国若しくは県が行う事業の受益者分担金徴収条例              の一部を改正する条例を定めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第43 議案第111号 香美町又は国若しくは県が行う事業の受益者分担金徴収条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  この案件につきましては、去る12月18日の本会議におきまして、その審査を産業建設文教常任委員会に付託されております。2月19日付をもちまして、議長のもとに別紙委員会審査報告書が提出されました。これより産業建設文教常任委員会の審査結果の報告を求めます。  産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) ご報告申し上げます。  12月18日の本会議におきまして当委員会に付託されました議案第111号 香美町又は国若しくは県が行う事業の受益者分担金徴収条例の一部を改正する条例を定めることについての審査の経過と結果を報告いたします。  審査の結果は、お手元に配付しております審査報告書のとおり修正でありますので、よろしくお願いをいたします。  1月14日に、全委員出席のもと、協議をし、本件が当委員会の所管以外のものもあるため、当委員会並びに総務民生常任委員会による連合審査を立ち上げ、審査することとしました。審査につきましては、1月21日及び2月5日に、連合審査会全委員出席のもと、慎重に審査を行いました。  委員からは、急傾斜地崩壊対策事業及び治山事業においての採択要件や、国、県、市町の負担割合が同じにもかかわらず、地元負担比率に差異があること。優先するのは災害から人を守ることであること。また、災害においては、いつ発生してもおかしくない昨今の現状を見ると、農業災害に関しては、寡少であれ、災害復旧に関する自己負担金が発生する時点で農業をやめてしまう現状があること。その結果、耕作放棄地のさらなる加速が懸念されることとなるが、受益者負担をなるべく軽減する必要があると判断し、議案第111号を納得できるレベルまで修正することになりました。修正した議案を審査報告書で添付しておりますので、ご清覧ください。  なお、議案の修正箇所ですが、1点は、別表第1の治山の項に、県事業主体2.5%を加え、同項の町事業主体の国県補助のあるものは補助対象額の10.0%を、国補助のあるものは事業費の2.5%に修正、同町事業主体の国県補助のないものは、非補助対象額の30.0%を、国補助のないものは事業費の5.0%に修正をする。  2点目は、別表第3、農業土木の項のうち、農地の国庫補助対象事業の事業費掛ける50%以内及び農業用施設の国庫補助対象事業の事業費掛ける35%以内を、補助残マイナス起債充当額に修正しています。  また、少数意見として、受益者負担をさらに減らすため、激甚災害の指定を受けた小災害復旧事業では、農地及び農業施設において補助残から起債充当額を引き、その上に国の特別交付税等を充当する等の記載を求める強い意見や、町のさまざまな条例との整合性はとれるのかとの意見もありました。修正した議案は、委員全員異議がなく、全員賛成でありました。  以上で委員長報告を終わります。議員各位のご賛同をお願いいたします。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 委員会審査報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 委員長にお尋ねいたします。  連合審査会の場において、条例に関する部分の修正案については委員長報告のとおりであるものと理解をいたしております。しかし、先ほど委員長が少し申されましたけれども、連合審査会で協議し、その取りまとめを産業建設常任委員会に差し戻した件についてお伺いをいたします。連合審査会においては、通常災害時40万円未満及び激甚災害時の13万円未満の農地及び農業用施設の災害復旧事業、町が事業主体として復旧できない事業、言いかえれば、受益者が自主的に復旧する事業、小災害という文言も条例の中にはありますが、国及び町の支援策が原材料への補助だけであります。町が事業主体となる場合と比べて農家負担が多くなることが想定されるということを確認いたしました。そうした中で、連合審査会の場において、その解決策として、国の補助事業である農地及び農業用施設の災害復旧事業の総事業費の3%が特別交付税で措置されること、先ほども委員長言われましたけども、考慮して、この財源、これは特定財源ではなく一般財源として位置づけられると考えられますけども、この財源を活用して小災害への補助金交付要綱を見直し、国の補助事業並みの農家負担とするよう附帯意見をつけることと確認をしたというふうに私は思っているんですが、産業建設文教常任委員会の審査は、どのようにこのことについて審査されたのかお伺いいたします。 ◎議長(西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。
    ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) 連合審査会の中でそういう意見もございました。最終的に産業建設文教常任委員会の中に持ち帰りまして、最終的な皆さんの意見の統一を図ったわけであります。そういう中で、そういう意見もございましたが、今回の議案第111号の中には、なかなかそれは難しいというような結論に達しました。ですので、委員長報告の中で若干ふれた中で、委員長報告として皆さんにお示しをさせていただいているというのが経過でございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 委員長報告として、附帯意見をつけるのは難しいというふうに判断されたということで理解したらいいんですか。 ◎議長(西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) そのとおりでございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。これをもって修正案の質疑を終了します。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第111号を起立により採決いたします。  まず、産業建設文教常任委員長から提出された修正案について採決します。  それでは、本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、修正案は可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決します。  修正議決した部分を除く部分について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第44 意見書案第1号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出について ◎議長(西川誠一) 日程第44 意見書案第1号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出についてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西川誠一) 朗読は終わりました。  提出者の趣旨説明を求めます。  総務民生常任委員会委員長、東垣典雄君。 ◎総務民生常任委員会委員長(東垣典雄) ただいま上程されました、新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出につきまして説明をいたします。  昭和45年に、初めて過疎地域を支援する法律として過疎地域対策緊急措置法が制定されて以来、10年ごとの時限立法として、その名と内容を修正しつつ、また、平成22年、平成26年、平成29年には、過疎の要件が追加されながら現在に至っております。今の法律は、平成12年4月に施行された過疎地域自立促進特別措置法であり、適用期限の延長がなされる中、令和3年3月末をもって失効を迎えます。過疎地域は、全国の1割満たない人口で広大な国土の約6割を支えています。過疎地域は元来、安全・安心な食料や水の供給、エネルギーの提供、国土の保全、災害の防止、地球温暖化の防止策等はもとより、都市住民への安らぎや教育の場として、当該地域の住民の福祉の向上のためのみならず、国民全体の安全・安心な生活を支えるという過疎地域の公益的機能を有するなど、過疎対策は、過疎地域と都市との共生を図るための対策であります。  現行の過疎法の失効に伴う新たな法律の制定に関する意見書の提出について、全国過疎地域自立促進連盟、兵庫県支部長名で議長に要請がありました。西川議長から、当委員会に意見書の提出についての検討の要請があり、2月10日開催されました総務民生常任委員会で協議を行い、次期過疎法の制定はぜひとも必要であり、そのために意見書を関係官庁に提出しようと総務民生常任委員全員の賛成を得ました。委員長名で提案するものであります。  以下、意見書案を朗読し、趣旨説明といたします。  それでは、発議書の2ページをご覧いただきたいと思います。  新たな過疎対策法の制定に関する意見書(案)。  過疎対策については、昭和45年に「過疎地域対策緊急措置法」制定以来、4次にわたる特別措置法の制定により、総合的な過疎対策事業が実施され、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上げたところである。  しかしながら、依然として多くの集落が消滅の危機に瀕し、また、森林管理の放置による森林の荒廃や度重なる豪雨・地震等の発生による林地崩壊、河川の氾濫など、極めて深刻な状況に直面している。  過疎地域は、我が国の国土の過半を占め、豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であり、都市に対する食料・水・エネルギーの供給、国土・自然環境の保全、いやしの場の提供、災害の防止、森林による地球温暖化の防止などに多大な貢献をしている。  過疎地域が果たしているこのような多面的・公益的機能は国民共有の財産であり、それは過疎地域の住民によって支えられてきたものである。  現行の「過疎地域自立促進特別措置法」は令和3年3月末をもって失効することとなるが、過疎地域が果たしている多面的・公益的機能を今後も維持していくためには、引き続き、過疎地域に対して総合的かつ積極的な支援を充実・強化し、住民の暮らしを支えていく政策を確立・推進することが重要である。  過疎地域が、そこに住み続ける住民にとって安全・安心に暮らせる地域として健全に維持されることは、同時に、都市をも含めた国民全体の安全・安心な生活に寄与するものであることから、引き続き総合的な過疎対策を充実・強化させることが必要である。  よって、新たな過疎対策法の制定を強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年2月。内閣総理大臣、安倍晋三様、総務大臣、高市早苗様、財務大臣、麻生太郎様、農林水産大臣、江藤拓様、国道交通大臣、赤羽一嘉様。  兵庫県美方郡香美町議会議長、西川誠一。  以上で趣旨説明を終わります。議員各位のご賛同を心からお願い申し上げます。 ◎議長(西川誠一) これをもって趣旨説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 委員長に1点だけ伺います。  意見書(案)の2つ目のパラグラフ、「しかしながら」というところの最後のほう、「また、森林管理の放置による」というこの文言は、ないほうがいいのではないかなと勝手に思ったりしましたけども、そんなことはございませんか。 ◎議長(西川誠一) 総務民生常任委員会委員長、東垣典雄君。 ◎総務民生常任委員会委員長(東垣典雄) いろいろご意見はあると思いますが、統一的な文章にさせていただいておりますので、この文章でご理解をいただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) この文言は、消滅しそうな集落の皆さん方が悪いんだよというふうに読めちゃうんです。「森林管理の放置による」と、この文言だけは取ったほうがいいと私はやっぱり思いますけどね。統一した文章だということにあんまりこだわらないほうがいいのではないかと思います。 ◎議長(西川誠一) 総務民生常任委員会委員長、東垣典雄君。 ◎総務民生常任委員会委員長(東垣典雄) 休憩をお願いします。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  総務民生常任委員会委員長、東垣典雄君。 ◎総務民生常任委員会委員長(東垣典雄) 森林管理の放置ということは、消滅危機にある集落は森林管理放置ととられると捉えておりますけれども、そういう意味で書いておるものではありませんので、ご理解をいただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、意見書案第1号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  地方自治法第99条の規定により、意見書を関係官庁へ送付いたします。  なお、意見書第1号で字句等の整理等を要する場合は議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。議長において処置いたします。      ──────────────────────────────  日程第45 意見書案第2号 下水道施設の改築に係る国庫補助の継続と予算枠の拡大を               求める意見書の提出について ◎議長(西川誠一) 日程第45 意見書案第2号 下水道施設の改築に係る国庫補助の継続と予算枠の拡大を求める意見書の提出についてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西川誠一) 朗読は終わりました。  提出者の趣旨説明を求めます。  産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) ただいま上程されました、下水道施設の改築に係る国庫補助の継続と予算枠の拡大を求める意見書の提出について説明をいたします。  2月17日の産業建設文教常任委員会の所管事務調査において、下水道施設の改築に係る国庫補助について協議をいたしました。その中で、平成29年度の財政制度等審議会において、下水道事業については、受益者負担の観点から、汚水に係る下水道施設の改築費用は排出者が負担すべきの考えにより、国による支援は、未普及地域の解消及び雨水対策へ重点の方針が示されたこと、また、下水道は、浸水防除、公衆衛生の確保や水質保全等、不特定多数にも便益が及ぶもので公益性が高い役割を担っており、下水道施設全般に関する改築への国庫支援がなくなった場合、下水道使用料の大幅な引き上げになること、事業が継続困難になる見込み等、協議をしました。このことから、町民生活を守り、下水道の公益的役割に対する国の責務から、下水道施設の改築に対し国費支援を確実に継続するべきことを提案するものであります。  意見書案を朗読して趣旨説明にかえさせていただきます。  下水道施設の改築に係る国庫補助の継続と予算枠の拡大を求める意見書(案)。  香美町では、合併前の旧村岡町において、昭和61年度から下水道整備に着手し、平成2年1月に特定環境保全公共下水道事業として大笹処理区を供用開始した。その後は、兵庫県が提唱した『生活排水99%大作戦』に基づき、強力に整備を進めてきた。現在は、計画的に機械電気設備等の改築更新を進めているほか、処理場の統廃合や、機能保全の強化等による改築費用の縮減など、将来にわたって下水道施設の機能を維持していくための取組を進めている。  このような状況の中、国の財政制度等審議会において、汚水処理施設に対する国の財政支援は「受益者負担の原則」と整合的なものに見直していく必要があるとの指摘があり、これを受けた国の令和元年度予算では、浸水対策及び未普及対策等に国庫補助が重点配分されているところである。  今後も、老朽化した汚水処理施設の改築への国庫補助が削減されれば、一般会計繰入金の増額や下水道使用料の増額改定により必要な財源を賄わざるを得ず、住民負担の増加に繋がる恐れがあり、必要な財源が確保できなかった場合には、大規模地震等の発生や施設の老朽化が原因となり、汚水管の破損による道路陥没の発生、下水処理の機能停止による汚水の流出やトイレの使用停止などの事態が発生し、町民生活に重大な影響が及ぶことが懸念される。  さらには、近年みられる巨大台風による自然災害や大規模被害が想定される日本海沿岸地震など、国難をもたらすような巨大地震はいつ起きてもおかしくない状況にある。  ついては、将来にわたって下水道サービスを確実に提供し、町民生活や社会経済活動を守り、快適な暮らしを支えるとともに、大規模被害が想定される自然災害へ備えるため、下記の事項に取り組まれるよう強く求める。
                       記  1.下水道施設の改築に係る国庫補助制度を堅持すること。  2.その上で、災害時の機能保全、安全性確保の観点から、下水道施設の老朽化対策に必要な予算を確保すること。  3.大規模被害が想定される日本海沿岸地震、及び巨大台風をはじめとする自然災害に備える事前防災の観点から、下水道施設の防災・減災対策等に必要な予算を確保すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年2月。衆議院議長、大島理森様、参議院議長、山東昭子様、内閣総理大臣、安倍晋三様、内閣官房長官、菅義偉様、財務大臣、麻生太郎様、総務大臣、高市早苗様、国土交通大臣、赤羽一嘉様、内閣府特命担当大臣(防災)、武田良太様。  兵庫県美方郡香美町議会議長、西川誠一。  以上であります。議員各位の賛同をお願いいたします。  以上です。 ◎議長(西川誠一) これをもって趣旨説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 1点お尋ねしてみたいと思います。  記の3の後段、下水道施設の防災・減災対策等に必要な予算を確保することとありますが、下水道施設の防災・減災対策といったら、どのような対策なのかお尋ねをしてみたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) 私、調べたんですが、前段に申し上げました雨水対策等が関係してくるのかなというふうに思っております。今、都会では、大雨が降った場合、地下にその水を一旦ためて、それを排水施設で流していくというような方策もとられておりますし、また、あふれた水を下水を使って処理するというような、そういう意味合いがあるのかなというふうに思っております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 説明の中で、私は、これをどのようにとらまえるのかわかりませんが、7段目からですか、前段を見て、このような状況の中云々とありまして、受益者負担の原則云々があって、国の令和元年度予算では、浸水対策及び未普及対策に国庫補助が重点配布されているところであるということを言っているので、こういうふうにされて、汚水部分の補助が、受益者に負担を負わせるような言い方で浸水対策、先ほど言われた浸水というのは雨水が原因ですが、そっちに重点を置いているんだと言って、汚水対策にもっと力を入れてくれよと書いてある文章に前段は読めるんですが、記の中では、下水道施設のという言い方は、そのほかのところからずっと持ってくると、汚水のことの減災・防災対策かなというふうにも思ったりして読んだんですが、そのようなことではないんですか。 ◎議長(西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) 当然そういうことも含まれるのかなというふうに思っております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、意見書案第2号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  地方自治法第99条の規定により、意見書を関係官庁へ送付いたします。  なお、意見書第2号で字句等の整理等を要する場合は議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。議長において処置いたします。  お諮りいたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。  次の本会議は3月12日木曜日午前9時30分より再開いたします。  本日は大変ご苦労さまでした。                               午後7時28分 散会 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...