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令和元年第112回定例会(第5日目) 本文 開催日:2019年06月26日
令和元年第112回定例会(第5日目) 名簿 開催日:2019年06月26日

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  1. 香美町議会 2019-06-26
    令和元年第112回定例会(第5日目) 本文 開催日:2019年06月26日


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    2019年06月26日:令和元年第112回定例会(第5日目) 本文 最初ヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開議 ◎議長西川誠一) おはようございます。  ただいまの出席議員は13人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長西川誠一) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、見塚修君、山本賢司君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 諸般の報告議長西川誠一) 日程第2 諸般の報告を行います。  本日の議事日程発議書1はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。  次に、寺川秀志君、森利秋君より病気治療のため欠席の届け出がありますので、許可いたしております。      ──────────────────────────────  日程第3 請願第2号 現香住文化会館横に現存する大桜の存続を求める ◎議長西川誠一) 日程第3 請願第2号 現香住文化会館横に現存する大桜の存続を求めるを議題といたします。  本請願は、6月20日の本会議において産業建設文教常任委員会に付託され、委員会審査が終了し、委員長より委員会審査報告書が提出されました。本請願に対する産業建設文教常任委員会審査報告を求めます。  産業建設文教常任委員会委員長西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長西谷 尚) 去る6月20日の本会議におきまして当委員会に付託されました請願第2号 現香住文化会館横に現存する大桜の存続を求めるの採択を求める請願書について、審査の過程及び審査の結果を報告いたします。  審査については、6月21日、委員7名のうち6名出席のもと、紹介議員及び請願者出席を求め、慎重に審査を行いました。審査の結果は、お手元に配付いたしております審査報告書のとおり不採択であります。審査については、紹介議員徳田議員より、請願趣旨請願理由について朗読がありました。請願趣旨は、香住文化会館建て替え事業に伴い伐採される予定の桜の大木を存続させてほしいというもので、樹齢70年余りを超えていても樹勢旺盛で、毎年見事に咲き誇る桜を伐採せず現存のまま存続してほしいという趣旨説明があった後、紹介議員に対して質疑がありました。  主な質疑といたしましては、請願書の文書の中に文化エリア象徴的存在と記載があるが、この桜は記念樹的なものなのか、それとも町花的なものなのかの問いに対し、答えといたしまして、記念樹的なものではない。個人的見解であり、文化施設エリアの象徴としての桜の思いをあらわしたものであるとの回答でありました。また、大桜の存続は難しい。挿し木等で育てて今と同じように大切にしていく考えはないかに対し、答えとして、それは論理のすりかえで、その思いがあるなら今すぐにでもできる。私たちは、あくまでも親木は1つなので、何とかその存在を残してほしい。次に、桜をどのようにしたらよいのかと考えているのかの質問に対し、答えとして、桜に配慮するのであれば、桜にふれないような設計等考え、また、桜が象徴となるような建物のレイアウトで設計をし直す等、幾つかの案を出し、町民に選んでもらうプランが一番よいと思っている等の質疑がありました。
     質疑を終了し、説明員退室後、委員間で自由討議を行いました。意見については、桜の枝を切ったり、移植したりすることは難しいと聞く。この現状のままで移植はできないであろうし、移植をしたところで活着するかどうかわからない中、町費350万円をかけて移植することに疑問を感じる。移植よりもそのまま残すほうがリスクは低いと思う。また、文化会館設計に関しては、当初予算で3,600万円、そこから減額290万円が3月議会で可決している。既に3,300万円かかっていることになる。これをやり直しか白紙には戻せない。また、計画段階教育委員会は桜に関してノーマークだった。設計を発注する際に桜をどうするかがあれば違っていたなどの意見が出されました。  委員間の議論終了後、討論を行いました。賛成討論として2名の委員から討論があり、1つとして、所管の教育委員会が乱暴過ぎる。経過も知らなければ動議も何もないということが住民への対応等々でわかった。したがって、この請願採択すべきだ。1つとしまして、請願者103名の思い議会としてしっかりと受けとめ、住民思いに添った施設を町に求める。このことから、桜の現位置での保存を求め、この請願賛成をするとありました。  また、反対討論として2名の委員から討論がありました。1つとして、見直しをすることによるコストの損失等総合的に考えるとマイナス面も大きいため、請願には反対するというもの。1つとして、文化会館建て替えは町にとって必須。建て替えを決めた以上はそれに向かって進めるべきとの思いから請願に反対するとありました。  討論終了後、採決を行いました。採決の結果は賛成少数で不採択と決しました。  以上、産業建設文教常任委員会に係る請願第2号の審査報告を終わります。 ◎議長西川誠一) 委員長審査報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 委員長お尋ねをいたします。今回の請願に対して、現物を見て朽ちかけている部分が散在するとか、現物を見ての議論があったのかどうか。  それから、2点目としては、古木を移植する場合、通常考えられるのは、前もって根切りというんですか、根回しというんですか、根をずっと切って新たな発根を促して、それから移植するというのが定説だろうと思うんですけれども、そういう議論があったのかどうか。  それから、もう1点は、逆に建て替えを記念して若木を植樹してはというような議論がなされたのかどうか。  以上3点、委員会の中でどういう議論があったのか、なかったのか、お尋ねをいたします。 ◎議長西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長西谷 尚) 質問に対してお答えをいたします。現地を見たのかという質問に関しましては、委員では現地を全員で見るということはしておりません。ただし、私、委員長としまして現地のほうを確認させていただいて、教育委員会のほうから説明を受けております。そういう中で、現存の桜を維持するということは難しいという説明を受けました。あと、移植に関してです。 ◎議長西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  産業建設文教常任委員会委員長西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長西谷 尚) 移植に関しましては、議論はありましたが、そこまで細かいお話はなかったように思います。  あとは、若木の移植に関しましては、現存する木を残すというのが第一の請願であって、そういうことは考えてないということだというふうに私は理解しております。  以上でございます。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  委員会委員でございますので、委員長報告に対する質疑で、当局に対して少しお尋ねをしておきたいというふうに思います。20日の一般質問で幾つかの論点があったわけですけども、その中で、桜の木の根元までアスファルトが打たれていて駐車スペースのために人の都合を優先したというふうな趣旨ですとか、あるいは3月議会での予算、このとき以来、建設をして解体する。それが解体をして建設をするというふうにひっくり返った。その時点でも、桜の木についての言及というのはどうもなかったようだと。21日の委員会審査の中では、設計段階でも桜の木に関してはノーマークだったというふうなことが言われたり、あるいは桜の木に意を用いてこなかった。これは20日のやりとりですけども、かの答弁も出されたわけですけれども、21日の委員会の中では、地元の方々、あるいは専門の方が折にふれてケアをしてきたと。あるいは、過去には町費で手入れをされたこともあるというふうな実状も示されました。  そういうことからすると、この桜の木に対する意識、認識というのは、どの時点でされているのか。要するに、今の駐車スペース建設をして現施設解体をするということであるならば、桜の木というのはそのまま残ったということなのか。もう一つは、解体をして建設をする。そのときに桜の木というものに対する意識というのは全くなかったということなのかどうか、その辺を含めて少しで教えてください。 ◎議長西川誠一) 教育長藤原健一君。 ◎教育長藤原健一) 桜の木がどの時点移植考えたかという件でございますが、会議に出ております生涯学習課長がずっと出ておりますので、詳しくは生涯学習課長のほうから質疑に対応させていただきたいというふうに思います。 ◎議長西川誠一) 生涯学習課長中村和弘君。 ◎生涯学習課長中村和弘) 桜の木の移植の関係でございます。この桜の木につきましては、今までの会議の中で保存するという、保存してほしいというご意見最初にいただきましたのが今年の4月9日に香住自治区の地元に対する説明会で区長様のほうからこの桜の木はどうなるのかというご質問を受けました。その際、建築に支障があるので伐採をさせていただくということでお伝えをさせていただいて、その際には、残念だけど仕方がないということで、保存してほしいというご意見はございませんでした。  その後、4月15日になりまして、町政のご意見箱に対しまして保存を求める意見をいただいたというところが最初でございます。  以上でございます。 ◎議長西川誠一) 課長、意識はいつからあったのかというのは、4月9日ということでいいの。明確に答えてください。  生涯学習課長中村和弘君。 ◎生涯学習課長中村和弘) 4月9日には伐採をさせていただきたいということでお伝えをしまして、4月15日にご意見箱にいただきましたときに、移植も含めて検討するということで検討に移りました。  以上でございます。 ◎議長西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 4月15日の保存を求める意見に対して、移植を含めて検討するという町の意向をご意見をいただいた方にお返しをしたというのが今のお答えだったというふうに私は聞きましたので、そうすると、町長は、この間のやりとりの中で、保存に向かったということはないという趣旨答弁をされてきているんですけれども、それとの関係で、少し私の中では、教育委員会町長との思いが違っているのかなと思ったりして聞こえているんですけども、その点はどうなんですか、教育長町長。 ◎議長西川誠一) 町長浜上勇人君。 ◎町長浜上勇人) 今の山本議員のご質疑でございますけども、私は保存に向かったというような事実はございません。そういう町長へのご意見箱町民の皆様からのご意見を受けて、保存ができるのか、移植ができるのか検討はするということでございまして、保存をすると言った覚えはございません。そのことについて、さきの一般質問教育長答弁をしたつもりでございます。  以上でございます。 ◎議長西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 結局、住民の意向がどうであろうと、どこかの時点でこの大桜について明確に認識をしたということがどうも曖昧なんですよね。言われたからどうだって検討はしてみるけれども、できそうにないねという350万円の話なんかも含めて、何を守ろうとしているのか。先ほども委員長報告の中で、3,600万円の設計、それから290万円が減額をされて3,310万円でこの成果物が上がっているんだと。ここまで進んでいる。予算も通っているし、設計も上がっている。仮契約まで来ている。もったいなことはしたらあかんという趣旨だというふうに聞きましたけれども、使わない土地を2,500万円で買う町なんですよ。 ◎議長西川誠一) ほかに質疑はありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(8番) 委員長お尋ねいたします。請願書趣旨を見ますと、現地での存続ということなんですけれども、請願者さんとの間では移設とかというような意見とか話し合いはなかったのでしょうか。 ◎議長西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長西谷 尚) お答えします。請願検討に関しては具体的なお話はなかったように私は記憶をいたしております。また、それが済んだ中で、またあったようなことは伺っておりますが、請願に関してはなかったように私は記憶をいたしております。  以上です。 ◎議長西川誠一) ほかに質疑はありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 委員会の中でいろいろ討議をされたと思うんですけども、今、移植に関しては委員会の中では議論されてないというふうなことですけれども、この請願から見ると、方向性とすれば、今、委員会報告に出ておりました350万円かけたら移植が可能というふうなとり方もできるかなというふうに思うわけです。仮に350万円という数字がどこで出たかはわかりませんけれども、そういうふうな移植が可能というふうなことも考えられるのでしょうか。委員長お尋ねをします。 ◎議長西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長西谷 尚) お答えします。当局移植考えてないということでございますが、委員会の中では、移植も可能ではないかというような発言もあったように思います。ただ、それがどういう形がいいのかというのは、その時点では具体的なお話というのはなかったように思いますので、その辺、よろしくお願いしたいというふうに思います。 ◎議長西川誠一) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 仮にこの移植が可能だというふうなことになって、実際、350万円、町費を使うということになれば、住民皆さんに相当350万円を大桜の移植に使うということが説明しにくいところもあるとは思いますけれども、仮に好意でそういう移植をするというふうな費用を捻出する方法を請願された方が考えられたらどういうふうな対応を、委員会としてはそういうふうな話は出てなかったでしょうか。 ◎議長西川誠一) 東垣議員、今のは仮定の話なので、委員長報告ですからそれに対する質疑に徹していただきたいと思います。委員長答えられるなら。  産業建設文教常任委員会委員長西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長西谷 尚) お答えします。請願の内容にはそういうものは含まれていなかったというふうに思っておりますし、この請願以外の進捗状況の中ではそういう考え考えられるのかなということは思います。これは、私、個人の感想でありますが。  以上です。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 産業建設常任委員会が21日にあって、それから、ちょっと耳にしたんですけども、ある民間の方がその350万円について捻出というか、そういう動きになっているというふうな、耳にしたんですけども、その件についてどうでしょうか。 ◎議長西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  産業建設文教常任委員会委員長西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長西谷 尚) この件に関しましては、私のほうでは判断しかねますし、回答もできないというふうに思います。  以上です。 ◎議長西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 当局のほうに、そういう話というのがあるのかどうかお聞きしたい。 ◎議長西川誠一) 町長浜上勇人君。 ◎町長浜上勇人) 私は伺っております。請願者皆さんからそういうことについてはどうだということは近日伺っております。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 2番、谷口です。1点だけ伺いますが、先ほど山本議員とのやりとりの中で、21日の委員会ですけど、現場は見てない。委員長だけは見ておられたということです。それから、あと当局から出席を求めてやられたのか。私はやっぱり請願というのは、地元の方々の本当に切なる思いをされている行為でありますので、そういう意味では、委員会として、当然、紹介議員、それから請願者説明を求められたということについては評価しますけれども、やはり現地をしっかり見たり、それから、当局に、当然いろいろな質問があるわけですから、そういったことをきちっとお聞きした上で審査に当たっていただくというのが本来のあり方ではないかと思うんですけども、そういった点で求めたのか。当日求めたのかどうか、それも含めて、委員長、お聞きしたいと思います。 ◎議長西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長西谷 尚) お答えします。当局出席に関しましては、前日の一般質問等でやられましたので、その内容はある程度理解できたのかなという判断の中で出席は要望しておりません。  現地におきましては、私1人という発言をさせていただきましたが、関係する委員5人が現地を確認させていただいております。 ◎議長西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) まず、委員会現地調査の関係ですが、これは皆さんでやられたということなのか、それともばらばらでそれぞれがやられたということなのか。委員長では、教育委員会が立ち会って説明したんだと、委員長だけはそう言っておられましたけど、ほかの方はどうなのか。だから、少なくとも委員会として、やはりちゃんと現地を見て、時間はあるわけですから、ちゃんと見て、そういう慎重審査をやっぱりしていくということが必要ではないかと思いますので、再度その辺、委員会としてあったのかどうか、その辺、ちょっと確認したい。  それからもう一つは、当局一般質問等であったからということですが、あくまでそれはこれまでの議論であって、委員会の中で、先ほどありましたように、この移植の話とか、いろいろ例えば負担の話とかというようなことが請願者から出たりする場合もありますから、そういう意味では、やはり当局に求めた、その上でしっかりした議論をしていただいた上で結論を出していただくというのが本来だと思うんですけども、そういったことはほとんど考えてなかったというふうに見ていいのかどうか。その点だけお伺いします。 ◎議長西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長西谷 尚) お答えします。委員会としては現地のほうは確認をいたしておりません。そして、当局のほうにも要請をかけておりません。  以上です。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。  初めに原案賛成の方の発言を許可いたします。  徳田喜代子君。 ◎徳田喜代子(14番) 徳田喜代子でございます。  ただいま提案されました請願第2号 現香住文化会館横に現存する大桜の存続を求めるに賛成の立場で討論いたします。この請願は、長年親しまれ愛され続け、春には見事な花を咲かせ、町民の心のよりどころとなっている香住文化会館の大桜を存続してほしいという町民の切なる願いを届けたものであると思います。私は一般質問でも当局考えをお聞きしましたが、町花である桜への思いが薄く、地域住民への説明責任を果たしているとは言いがたく、もっと丁寧に進めるべきであったのではと残念に思えてなりません。当局駐車場アスファルトが桜の木の下まで延びていることについて、桜より人を優先してきた経緯があり、大事にされてきたのかどうかという発言は、人と自然の共生をうたってきた町の方針と相反するものであり、落胆を覚えます。  また、町長は、団体の代表者や個人に説明し、よくわかったと電話がかかってきて納得していただけたという旨の発言がありましたが、なぜ請願者の皆様にも納得できる形で説明していただけなかったのでしょうか。請願者は、わずか2日間で100名を超えました。これは町民の民意のあらわれでもあり真摯に受けとめるべきであると思います。町民に寄り添う姿勢を持って町政を行うのは民主主義の原点であり、最も重要なことだと思います。移植を含め、再度検討していただきますよう切に要望いたします。たとえ一部の町民の声といえども、この請願は切実であり妥当なものと考え賛成いたします。  議員各位の賛同をよろしくお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ◎議長西川誠一) 次に、原案反対の方の発言を許可します。  上田勝幸君。 ◎上田勝幸(3番) おはようございます。私は、現香住文化会館横の現存する大桜の存続を求める請願について、反対の立場で私の考えを述べさせていただきます。
     文化会館建て替えについて諮問された文化会館建て替え検討委員会がいろいろと思慮し、熟慮し、また、最終的には総合的見地より出した結論で、現有施設を取り壊し、その地に新たな建物を建てるという結論に至ったわけでありまして、住民の皆様が桜の木を存続させること、また、文化会館を新たに建て替えること、どちらのほうの選択をすべきかと判断するとき、私は、文化会館建て替えのほうに大いに町民の皆様の心は動いているものというふうに考えます。  この桜の木を存続させようとすれば、先ほど言いましたように、工事にとって邪魔になるわけでありまして、どこかに移植することが必要であります。桜の木を現実に見てきた方はおわかりだと思うんですけど、大事、大事なところで腐っていまして、そこなんかは取り除かなければ移植もできないだろうと思うんです。樹齢七十数年たっていまして、本当に根から切り崩して移植するとした場合、私は本当に町長徳田議員一般質問答えられたように、活着するかどうか定かでないと思いますし、活着しない危険性のほうが高いだろうと思うんです。そういうところで、桜の木が本当に活着するかどうかわからないような状態で桜の木の保存というのは難しいだろうと思うんです。  先ほど申しましたように、新しい文化会館を建て替えるに際しましては、やっぱり工事にとって大いに邪魔になり、工事に支障を来す。だから、どうしてもやる方なく仕方なく木を伐採する。移転するという方向もあると言いましたけど、先ほど言いましたように、活着するかどうかわからない木を移転することには私は反対で、この請願については、大いに反対したいと思います。皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長西川誠一) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、請願第2号を採決いたします。  この請願に対する委員長報告は不採択です。したがって、原案の請願について採決をします。繰り返します。原案の請願について採決をします。  本案は原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  賛成、反対が同数です。  したがって、地方自治法第116条第1項の規定により、議長が本案に対して採決いたします。  請願第2号 現香住文化会館横に現存する大桜の存続を求めることについて、議長は可決と採決いたします。  よって、本請願採択することに決定されました。      ──────────────────────────────  日程第4 議案第64号 柴山小学校校舎大規模改修工事の請負契約を締結することにつ             いて ◎議長西川誠一) 日程第4 議案第64号 柴山小学校校舎大規模改修工事の請負契約を締結することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 資料をいただいております。5ページになります。一番下の図なんですけども、進入路舗装新設の件に関してですけれども、校門を入ってネットが張ってあるんですけど、それに沿って校舎前まで道がつく。うさぎ小屋の前を通って、これは職員室の前、児童が入るとこに階段があるんですけど、その前を通って職員室の受付のあるところまで道が延びているのでしょうか。そして、また、後ろも幼稚園のところまである部分も道路が延びているのでしょうか。そこをちょっと確認したいものですから。 ◎議長西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  教育総務課長、片山正幸君。 ◎教育総務課長(片山正幸) 5ページのこの地図ですけれども、校門から真っすぐずっと下のラインを舗装させていただく予定です。縦に校門前に延びているのはスロープとして整備をしようとするもので、舗装は真っすぐのラインで奥までということでご理解ください。  以上です。 ◎議長西川誠一) 西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) スロープで上がるということですし、これは幼稚園の前までも延びているということで解釈させてもらったらいいわけですね。  本当に、ここは雨が降ったりすると校門を入って校舎まで行くのに本当に大変な状況、距離もかなりあります。これは工事用車両じゃないですよね。そこだけ、再度、確認をいたします。工事用の進入路ではないですよね。この道路を残す、つくるということですね。工事用じゃないですね。そこだけ再度、確認します。 ◎議長西川誠一) 教育総務課長、片山正幸君。 ◎教育総務課長(片山正幸) これは進入路としての舗装で整備を行うものです。 ◎議長西川誠一) ほかに質疑はありませんか。  徳田喜代子君。 ◎徳田喜代子(14番) 議案第64号の柴山小学校の校舎が大規模改修ということで、工事期間も令和元年の今年の11月30日までという工期になっていますが、生徒の教室等、代替施設はどのように考えられているのかということと、その間の空調施設、真夏に熱中症等の危険性もありますので、その間のそういった対策はどのようにされているのかをお尋ねしたいと思います。  以上です。 ◎議長西川誠一) 教育総務課長、片山正幸君。 ◎教育総務課長(片山正幸) まず代替施設ですけれども、代替施設は用意せず、この工事は夏休み期間中に教室内等の整備を行いますので代替施設はございません。また、熱中症、エアコンの整備でございますが、夏休みから工事に入ります関係で、7月いっぱいはエアコン等は整備ができませんので、暑い時期につきましては、昨年と同じく扇風機の活用や教室に設置した温度計により熱中症指数をチェックし、こまめな水分補給をさせるとともに、熱中症の危険性がある場合は、活動場所、内容等の変更を行って対応していきたいと考えております。  以上です。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 1点、お尋ねしたいと思います。柴山小学校は、現体育館で屋根の構造等によって大きな音がするということがかつてありまして、この改修といいますか、修繕に相当な費用と期間をかけても直らなかったという前例があります。そのときの屋根の材料は、詳しい材質はわかりませんが、鋼板であったというふうに聞いております。今回の設計で、今現在瓦であるものを鋼板に変えるということになっておるわけですけども、その辺の過去の失敗例から考えて、その辺のことは十分考えられたのか。なおかつ柴山小学校は海に近いということで、この鋼板の材質はその辺が考慮されたものかどうかについてお尋ねをしてみたいと思います。  以上です。 ◎議長西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  教育総務課長、片山正幸君。 ◎教育総務課長(片山正幸) 先ほどの過去の体育館での大きな音ということについては、十分設計士のほうもわかっておりまして、今回においても、そういうことがないよう考えた上で瓦材を今度鋼板に葺き替えます。鋼板の材質ですけども、ここは海が近いですので、ステン材で葺き替えを行う予定です。  以上です。 ◎議長西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 先ほどの5ページの柴山小学校の配置図で、グラウンドの中を進入路舗装ということなんですけども、5ページの一番下の図の建物の上の部分、ここにバックネットがあって、ここから、球技をするんです。そしたら、ライト側にボールが飛ぶと、この進入路が、前は土やったのでそんなに危なくないんですけども、今度、舗装すると、子供らがそこまで追っかける場合ちょっと危ないので、フェンスか何かというか、ちょっとしたことを配慮していただいたらありがたいなと思うんですけど、その辺、考慮されましたでしょうか。 ◎議長西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  教育総務課長、片山正幸君。 ◎教育総務課長(片山正幸) 進入路に沿ってのフェンスの設置ということは今考えておりません。むしろフェンスを設置することによる子供たちへの危険性がある可能性があると考えておるところです。  以上です。 ◎議長西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) ここのコンクリート舗装を何かやわらかいようなやつってないんですか。アスファルトじゃなくて、何ですか、そういうのもちょっと考えていただけたらなと思うんですけど。無理かもしれませんけども、よろしくお願いします。 ◎議長西川誠一) お願いだけですか。(「はい。」の声あり)質疑に徹してください。  ほかにありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(8番) 2点、お尋ねいたします。  前、村岡小学校の大規模改修のときに質問して、地域住民、それはPTAに当たるのか、区長会に当たるのか何かと、共同的なイメージで意見をお聞きするとかというようなことはされたのか、されなかったのか。  それからもう一つ、工事内容で、陸屋根シート防水改修とあるんですけども、但馬に陸屋根なんて、陸屋根ということのどういう屋根だということの説明と、但馬地域で、既にこれは建っているわけですけれども、陸屋根づくりの建物は余りよくないんじゃないかと思うんですけど、その辺の見解をお聞きしたい。 ◎議長西川誠一) 教育総務課長、片山正幸君。 ◎教育総務課長(片山正幸) まず、1点目の地域の方々との相談につきましては、大規模改修、既存の建物における改修でございますので、学校関係者との話で内容はまとめております。  それと、あと陸屋根の構造がほかの小学校等でもあるかということで、陸屋根は例えば村小等でも存在をしております。但馬地域について、この陸屋根が向かないのではないかというご意見ですが、それは、昔、その陸屋根でもう建っているという中での大規模改修でございますので、それについては構造上問題があるとは思っておりません。  以上です。 ◎議長西川誠一) 岸本正人君。 ◎岸本正人(8番) 陸屋根というのは、どういう建物のことをいうのかということと、確かに改修なんですけど、やっぱり教育委員会としてもそういう地域に開かれた学校という意味では、2億5,000万円かけるのであればそういう説明会とかをされるのが、教育長、当然じゃないかと思うんですけれども、そういうことは全く必要ないのでしょうか。 ◎議長西川誠一) 教育長藤原健一君。 ◎教育長藤原健一) この工事につきましては、当然、今、議員からご指摘がありましたように、地域に開かれた学校づくりというのを進めておりますし、この工事の概要につきましては、この議会が通りましたら、地区の役員さんあたりにはご説明をしていきたいというふうに思います。そして、どの位置は地区と共同で開放できるかと、現存で今、改修しておりますので、そのあたりは、今後、協議していきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長西川誠一) 教育総務課長、片山正幸君。 ◎教育総務課長(片山正幸) 陸屋根の構造ですけども、屋根を平べったくコンクリートを打って、それを屋根とするのが陸屋根と考えております。  以上です。 ◎議長西川誠一) 岸本正人君。 ◎岸本正人(8番) 教育長にお願いなんですけれども、できれば、こういう開かれた学校としては、例えばPTAなりに工事の前にからこういう計画があるので、皆さんの小学校をこういうふうな形で変えようと思っておりますなんていうような説明会は事前にあってもいいんじゃないかと思うんですけど、そういうことは考えられませんでしょうか。 ◎議長西川誠一) 教育長藤原健一君。 ◎教育長藤原健一) 今、ご指摘のとおりでございまして、当然、学校長に任せている部分が非常にあるわけですが、この工事につきましては以前から計画を上げておりますし、PTAの総会などでも、この改修につきましては協力を求めるということでPTAのほうには説明はしているだろうというふうに思います。  そして、また、9月に行われます地域の運動会等々につきましても、地域の方と協議をしているということは聞いておりますし、全く学校だけでということはないだろうというふうに思っております。十分ではないかもわかりませんが、説明は行っております。  以上です。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 空調、エアコンの設備も同時に工事されると思うんですけれども、エアコンのいろいろ方式があるようですが、その方式と、それから、特に柴山は海に近いですから、その辺の対策ができる工法でされておるかどうかをお尋ねをいたします。 ◎議長西川誠一) 教育総務課長、片山正幸君。 ◎教育総務課長(片山正幸) エアコンにつきましては、香美町では、今電気の室外機、そしてガスの室外機と2種類のエアコンを整備をしておりますが、柴山におきましては電気での室外機でエアコンを稼働する予定です。  それと、あと海に近いということで、エアコンの仕様として重塩害仕様という塩害でも重がつく少し塩害に強いという室外機等で対策を講じているところでございます。  以上です。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり)
    議長西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第64号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第5 議案第65号 香住文化会館整備工事の請負契約を締結することについて ◎議長西川誠一) 日程第5 議案第65号 香住文化会館整備工事の請負契約を締結することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 2点伺いたいと思います。まず1点目は、受注をされた株本・西山・北村特別共同企業体、3社の共同企業体なわけですけれども、それぞれの持ち分といいますか、責任比率というふうなことがわかれば教えてください。これが1点。  もう1点は、先ほど請願採択をされたわけで、所管する教育委員会教育長としては、この議会の意思をどう受けとめるのか。その点も聞かせてください。 ◎議長西川誠一) 教育長藤原健一君。 ◎教育長藤原健一) 請願が可決されたわけでございますが、請願の内容をしっかりつかんで、町長のほうより私は指示をいただきたいというふうに思っております。  なお、3社の分担でございますが、担当課長のほうから説明をさせていただきます。 ◎議長西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  生涯学習課長中村和弘君。 ◎生涯学習課長中村和弘) 出資の割合でございます。株本建設工業が50%、西山工務店が30%、北村工務店が20%でございます。 ◎議長西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 教育長からは、先ほど採択をされた請願について、所管課としての精査、もう一つは町長の指示、町長と相談するということだというふうに受けとめましたけれども、町長はどうされるお考えでしょうか。 ◎議長西川誠一) 町長浜上勇人君。 ◎町長浜上勇人) 文化会館の改築という大きな事業でございますから、今、請願採択されたことでどうするか、すぐに答えが出るような簡単な問題ではないというふうに思います。ですから、ただ、議会としてのご意思はいただいたわけでございますから、できるだけその方向に沿って請願者皆さんの意を実現できるような方向に相談をこれからさせていただきたいとは思いますが、一方で文化会館の改築の工期のずれ、それから、先ほど西坂議員からありましたように、移植するとするなら最適な時期ということになりますと、当然、文化会館の事業の進捗にも影響が出ようかと思いますから、そこら辺も内部でしっかりと検討をさせていただいて方向を決めていきたいというふうに思います。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。  徳田喜代子君。 ◎徳田喜代子(14番) 時期につきましては、町長請願議会の意を重く受けとめて請願者に寄り添った道を模索していくということで、本当に町長の英断を望むところでございます。  それから、もう一つお尋ねしたいのは、解体時期はいつごろから、また、新築工事はいつごろから始まるというようなスケジュール等がわかれば教えていただきたい。  それから、建物のほうでございますが、トイレが多目的トイレ等もありまして、各階にトイレが設置されるんですが、これは全て洋式トイレなのでしょうか。お尋ねします。  それから、自転車置き場を解体するということでございますが、自転車で来られる方もいらっしゃると思いますが、新設はしないのかということにつきましてもお尋ねしておきたいと思います。  以上です。 ◎議長西川誠一) 生涯学習課長中村和弘君。 ◎生涯学習課長中村和弘) まず、今、ご質問いただきました工期についてでございます。解体工事、今現在の工期のスケジュールで申し上げますと、7月下旬から解体工事に入りまして、11月初旬まで建物の解体工事を予定をいたしております。その後、くいの解体、地盤改良を行いまして、建築工事に入る予定が年が明けた1月の初旬からということで予定をいたしております。  それから、トイレにつきましては全て洋式を予定をいたしております。  それから、自転車置き場につきましては、9ページの図面で申し上げますと、新築されます建物の左下側に自転車置き場ということでその部分を自転車置き場として予定をいたしております。  以上でございます。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 文化会館の建て替えということで、非常に低いところに、現在も低いところなんですが、建っておりまして、香住谷川の改修も始まったんですが、実は、平成元年の台風19号でこの地域というのは浸水した場所ですが、現施設でその時点でどこまで洪水の水位が来たのか。今回、建て替えする建物、1階のフロアでいいんですが、1階のフロアの高さは現在の建物と比較して高くなるのか低くなるか。その辺を含めて洪水対策はどのようにされるのかについてお尋ねをしてみたいと思います、図面に相対標高が書いてあればわかったんですが、建物とその敷地内の高さのみしか書いてありませんので、周辺の前面道路だとか、その辺の高さの比較ができませんので、その辺を説明していただければというふうに思います。 ◎議長西川誠一) 生涯学習課長中村和弘君。 ◎生涯学習課長中村和弘) 見塚議員からのご質問お答えします。  平成2年9月の台風19号、香住谷川流域で浸水家屋348戸の被害が発生したということで承知をいたしております。その際、中央公民館のほうには西側の川から越流があって若干土のうを積んでフロアが少しあらわれた程度だったということで、文化会館のほうは建物の中に水が入ることはなかったということでお聞きしております。  それから、フロアの高さについてでございますが、今の建物と比べまして、スロープで上がるということがございまして、若干ですが5センチ程度低くなるということで予定をいたしております。  以上でございます。 ◎議長西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 低くなるというのは非常に私としたら不安を感じるんですが、今の説明で中央公民館はフロアに乗った、文化会館はフロアに乗らなかったということなので、1センチでも乗らなかったら乗らなかったことになるんですが、それが5センチ下げると、私は、ちょうど台風のさなかにこの場所を自分の車を避難させるために、軽自動車は幼稚園の前から細い道を上がったんですが、普通車はワゴン車でしたので上がることができなかったもので、この文化会館の前を通ったんですが、ワゴンで乗るときのステップの高さまで水があったと思っていたので、乗ったのかなと逆に思っていたのですが、乗ってないということで、それはそれでいいんですけども、今から、ここはくいを打つのかどうかわかりませんが、少しでも上げるような考え駐車場関係もいろうわけですから相対的に周りの地盤も上げることができるんだろうと思いますが、くいを打つとなれば、くいの長さのことがあるからそんなに上げれないと思うんですが、その辺の設計変更的なことが可能なのかどうか。その辺はどうなんでしょうか。 ◎議長西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  生涯学習課長中村和弘君。 ◎生涯学習課長中村和弘) この高さについてでございます。5センチ低くなっても浸水の可能性はないというふうに判断しておりますのと、これ以上上げますと日照権の関係で建築許可がおりないということもございまして、今の設計となっております。  以上でございます。 ◎議長西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 5センチ下げてもつからないと判断したというのは、最近は、今日もどこかで土砂災害の流出の情報が出ているように、ラジオを聞きながら車で来たんですが、香住谷川は、ご存知だと思いますが、川幅を広げんのですよね。川の底を少し深くするだけなので、皆さんが心配しておられるように海に近いので、文化会館までは行きませんが、文化会館の少し下流までは海の水が差してきとる。通常でも差してきとるという状態の中で、満潮のときと重なれば、非常に皆さん、心配されております。川床を下げても海の水が入ってくるだけだというようなことで心配されているんですが、私もこの近くに住んでおったものですから、私の家も何とか床下にはつからなかったんですが、隣の幼稚園あたりは全部床下まで水が入ったりもしていまして、日照権、隣の隣の隣地の方の日照権のことかなと思ったりもするんですが、できるだけ、これ以上質問してもできませんので、できる対策をされることを求めておきたいということで質問を終わります。 ◎議長西川誠一) 生涯学習課長中村和弘君。 ◎生涯学習課長中村和弘) できる対策をということでございますので、最善の形になるように検討をしたいというふうに思います。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第65号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第6 議案第66号 小型動力ポンプ軽積載車の購入契約を締結することについて ◎議長西川誠一) 日程第6 議案第66号 小型動力ポンプ軽積載車の購入契約を締結することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 昨日、ドーザの更新があって、そのときには、排土板をロータリーにしたというふうな答弁だったと思うんですけども、今回、小型動力ポンプが20年ほど経過していると。平成10年に購入したときと今の購入とで何か大きく違うようなことというのはあるのでしょうか。コンバインとか田植え機なんかでも、10年もしたらごっつい性能がよくなるんですけども、そういったことってあるのでしょうか。 ◎議長西川誠一) 防災安全課長、島崎景仁君。 ◎防災安全課長(島崎景仁) 現所有いたしておりますのは20年前の軽トラックでございますし、今回、購入しようとするものは、当然ながら現在の軽トラックでございますので、性能につきましては20年前とかなり違っているものと思われます。  以上です。 ◎議長西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 例えばどういうところが違うのでしょうか。 ◎議長西川誠一) 防災安全課長、島崎景仁君。 ◎防災安全課長(島崎景仁) 20年前は、排気量はたしか軽は500ccだったと思いますが、現在は660ccだと思いますし、当然ながら馬力もあろうかと思います。  以上です。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 軽トラックの関係でなしに、積載されるシバウラの消防ポンプは20年前とは性能的には大分よくなっているのでしょうか。 ◎議長西川誠一) 防災安全課長、島崎景仁君。 ◎防災安全課長(島崎景仁) 今回更新いたしますのは、トラック、軽トラックのみ車両のみでございますけども、ポンプにつきましては、それぞれ柤岡の分ですと平成14年製でございますし、和池の分につきましては平成18年製をそれぞれつけておりますので、今回でポンプは更新するものではございません。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(8番) しつこいようですが、18ページの廃車手続等というところで、公売等はされる予定でしょうか。少しでも税収といいますか、収入を得るためにそういうことを考えておられますか。 ◎議長西川誠一) 防災安全課長、島崎景仁君。 ◎防災安全課長(島崎景仁) 今回の処分につきましては、仕様にあるとおり、廃車手続を行うことといたしております。  以上です。 ◎議長西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。
     討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第66号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第7 議員派遣について ◎議長西川誠一) 日程第7 議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  議員派遣については、議場配付していますとおり派遣することとしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、議員派遣については議場配付いたしていますとおり派遣することに決定しました。      ──────────────────────────────  日程第8 発議第3号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出について ◎議長西川誠一) 日程第8 発議第3号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出についてを議題といたします。  各常任委員会議会運営委員会より、香美町議会会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申し出がありました。  各常任委員会議会運営委員会からの申し出のとおり、閉会中も継続調査(審査)に付することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、申し出のとおり閉会中も継続調査(審査)に付することに決定しました。  お諮りいたします。  以上で本定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。  これにて令和元年6月第112回香美町議会定例会を閉会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、令和元年6月第112回香美町議会定例会を閉会いたします。                              午前10時43分 閉会                ○ 閉 会 挨 拶 ◎議長西川誠一) 閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  去る6月10日に開会し、本日までの17日間の今期定例会は、国民健康保険税条例の一部改正、令和元年度各会計補正予算等、本町が直面する重要案件が提出されましたが、議員各位の終始熱心なご審議を賜り、ここに議了することができました。これもひとえに議員各位のご理解、ご協力によるものと深く感謝申し上げますとともに、衷心より厚く御礼申し上げます。  当局におかれましては、一般質問、審議等の過程におきまして、議員各位が申しました意見等を今後、町の行政に十分反映されますよう希望するところでございます。  総務民生常任委員会産業建設文教常任委員会におかれましては、平成30年度の企業会計決算を閉会中に審査賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  また、広報公聴常任委員会委員におかれましては、これから議会だよりの編集等ご苦労になりますが、よろしくお願いします。  これからますます暑さ厳しくなってまいります。議員各位並びに執行部の皆様方におかれましては、何とぞご自愛の上、町政発展のためより一層のご精励、ご活躍を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、閉会の挨拶とさせていただきます。  次に、町長より挨拶があります。  町長浜上勇人君。 ◎町長浜上勇人) 6月定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  去る6月10日から本日までの17日間、第112回香美町議会を開催していただきましたが、全日程が終了し、閉会の運びとなりました。  私のほうから提案をいたしました議案につきましては、委員会に付託されました企業会計決算認定の3件を除き、全て原案どおりご決定をいただき、誠にありがとうございました。今議会でいただいた一般質問や審議の過程でのご意見を踏まえ、それらを真摯に受けとめ、今後の町政運営に努めてまいりたいと存じますので、今後ともご理解、ご協力をお願い申し上げます。  議会開会中の6月13日に若松区で発生をいたしました火災につきましては、これから被災された皆様による現地解体撤去作業が予定されております。改めて一日も早い復興を願うとともに、町といたしましても、行政として可能な部分で側面的な支援を継続してまいりたいと思っております。  いよいよ本格的な夏を迎えることになりますが、7月1日に香住区では海開きが予定されているほか、高原でも夏の観光シーズンを迎えます。この夏も香美町が多くの観光客でにぎわうことを願ってやみません。  終わりになりましたが、議員各位におかれましては、暑さ厳しい季節に向かいますので、健康にくれぐれも留意され、ますますご活躍されますよう心から祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。 ◎議長西川誠一) 大変ご苦労さまでした。 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...