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  1. 香美町議会 2019-05-20
    令和元年第111回臨時会(第1日目) 本文 開催日:2019年05月20日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2019年05月20日:令和元年第111回臨時会(第1日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開会                ○ 開 会 挨 拶 ◎議長(上田勝幸) おはようございます。第111回香美町議会臨時会を開会するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  すがすがしい青空に初夏の訪れを感じる今日このごろとなりました。5月1日から元号は平成から新たな時代、令和を迎えました。実に大化から数えて248番目となります。令和とは、梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますようにとの願いだそうであります。  香美町においても、第2次総合計画に掲げたこどもたちに夢と未来をつなぐまちを目指して、各施策に取り組むことを期待するところであります。  議員各位におかれましては、極めてご健勝にてご参集を賜り、感謝申し上げます。  さて、本日の臨時会に提案されます案件は、議案つづりのとおり、報告1件、議案4件をご審議いただくことになっております。議員各位におかれましては、慎重なるご審議の上、適切妥当なる結論が得られますようお願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。  次に、町長より挨拶があります。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) おはようございます。第111回香美町議会臨時会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  薫風が吹き渡り、五月晴れの空に新緑がまぶしい好季節となりました。町内でも田植えの最盛期を迎えており、水を張った水田に青空が映え、初夏を思わせる陽気が続いております。議員各位におかれましては、お元気でご出席をいただき、ありがとうございます。  新天皇の即位に伴い、元号も令和に改められましたが、この改元をまたぐ今年のゴールデンウィークは天候にも恵まれた10連休となり、町内の観光地やイベントに町内外から多くの方にお見えをいただき、大変にぎわったところでございます。また、ふるさとへ帰省された皆さんにも、ゆっくりお過ごしいただけたものと思っております。  前後いたしますが、去る4月19日には三方郡産但馬牛の日本農業遺産認定証授与式があり、今年秋の世界農業遺産の申請へ向けて気持ちを新たにしたところでございます。  また、5月1日には新たな海の観光資源としてのかすみ海上ジオタクシーが営業を開始し、香美町にとりまして、本年度も順調なスタートを切ったところでございます。  本日の臨時会には、報告案件1件、専決処分の承認3件及び補正予算1件の計5件を提案させていただくこととしております。ご審議の上、適切なご決定をいただきますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、開会に当たってのご挨拶といたします。  なお、本年4月の人事異動に伴い、異動のあった幹部職員並びに新たに幹部となりました職員に挨拶をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) おはようございます。このたび健康課長を拝命いたしました沼田でございます。私は昭和58年に旧香住町に保健師として採用され、以来、健康や福祉の分野に携わってまいりました。現在、課長職に就きまして、新たな分野も加わり、日々勉強の毎日となっております。町民の方の健康と地域医療を守るという重責を、微力ではありますが、果たしてまいりたいと考えております。ご指導、ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。
    ◎議長(上田勝幸) 続きまして、福祉課長、穴田康成君。 ◎福祉課長(穴田康成) おはようございます。4月より福祉課長の大役を仰せつかりました穴田康成と申します。出身は村岡区板仕野です。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、総務課長、岡昭三君。 ◎総務課長(岡 昭三) おはようございます。この4月1日付で福祉課のほうから異動になりまして、総務課長を拝命いたしました岡昭三です。議員の皆様には大変お世話になりますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、村岡地域局長、古家亮君。 ◎村岡地域局長(古家 亮) おはようございます。この4月の異動で健康課のほうから村岡地域局に異動になりました。どうぞよろしくお願いします。      ──────────────────────────────  開会宣言 ◎議長(上田勝幸) ただいまの出席議員は13人であります。定足数に達しておりますので、これより令和元年5月第111回香美町議会臨時会を開会いたします。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長(上田勝幸) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、西川誠一君、谷口眞治君を指名いたします。      ──────────────────────────────  日程第2 会期の決定について ◎議長(上田勝幸) 日程第2 会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本臨時会の会期は本日1日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日1日間と決定いたしました。      ──────────────────────────────  日程第3 諸般の報告 ◎議長(上田勝幸) 日程第3 諸般の報告を行います。  本臨時会に提案されます議案つづり等、発議書は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。  次に、本日の議事日程はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。  次に、寺川秀志君より病院入院のため欠席する旨の届出がありました。また、森利秋君より病気療養のため欠席する旨の届出があり、それぞれ許可いたしております。  次に、財政課長、邊見昌平君、企画課長、水垣清和君、観光商工課長、田渕衛君より会計検査対応のため午後欠席する旨の届出がありますので、許可いたしております。なお、企画課については長沢主幹が、観光商工課については田中副課長が代わって出席します。      ──────────────────────────────  日程第4 報告第2号 平成30年度香美町水道事業企業会計予算における建設改良費の             繰越報告について ◎議長(上田勝幸) 日程第4 報告第2号 平成30年度香美町水道事業企業会計予算における建設改良費の繰越報告についてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(上田勝幸) 朗読は終わりました。  報告の説明を求めます。  上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) 報告第2号 平成30年度香美町水道事業企業会計予算における建設改良費の繰越報告について説明をいたします。  平成30年度建設改良事業のうち、年度内に完成ができなかった一部の事業について繰越計算書を5月8日に提出しましたので、法令の定めるところにより議会に報告をするものでございます。  議案書2ページに繰越計算書を載せております。繰り越しを行いました事業は、1款資本的支出、1項建設改良費建設改良事業2億6,036万6,000円のうち、翌年度への繰越額は6,000万円で、これに係る財源内訳は記載のとおりでございます。  繰り越しとなりました建設改良事業は4件でございます。JR軌道下配水管更新工事の関係分が3件と守柄水源及び配水施設撤去工事が1件となっております。  まず、JR軌道下配水管更新工事についてですが、本工事におきましては、踏み切り部分は開削工事ということができませんので、推進工事というものでさや管を挿入し、その中に配水管を挿入するということになる工事でございます。JRとの協議によりまして、推進工事につきましてはJRが施工することとなっておりますが、その工事が繰り越しの1件目となります。それ以外の推進工事のための発進立坑、到達立坑及び配水管の設置工事については町のほうで発注しまして、その工事が2件目ということになります。また、推進工事の変更によります詳細設計についての業務が3件目となっております。  今回繰り越しましたJR軌道下配水管更新工事の関係分は以上の3件でございます。  これまでの経過を説明いたしますと、発進立坑及び到達立坑を昨年11月に施工したところ、到達立坑掘削時に推進管の施工深さで転石及び木片が多数出土したことから、当初計画しておりました推進工事での施工は困難であるということが判明いたしました。その後、西日本旅客鉄道株式会社福知山支社等工法変更等の協議を行いましたが、その協議に不測の日数を要したことによりまして、年度内完成が困難となったものでございます。踏み切り下推進工事の施工につきましては、5月から9月は軌道への影響が懸念されるということで、工事をしない期間となっておりますので、事業の完了時期については来年1月末を予定しておるところでございます。  次に、守柄水源及び配水施設撤去工事についてでございます。  5月に詳細設計業務を委託し、9月末にその業務が完了いたしました。工事発注に向けまして準備を進めていたところではございますが、昨年の7月豪雨、秋の台風に加え、水道機器の不具合等の対応が重なったこと、また、当該区域内において他機関の地下埋設管の確認が必要になったことなどから、工事の発注がおくれました。2月に工事設計書が完成し、3月に請負契約を締結することとなりましたので、年度内完了が困難となったものでございます。工事の完了予定につきましては、7月末を予定しているところでございます。  以上で報告第2号 繰越報告についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) これをもって報告の説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 山本です。  守柄の関係でお尋ねしてみたいと思います。地下埋設管の確認という言い方をされたんですけれども、水道関係の導水管、送水管等々の図書というのはどうなっておるんでしょうか。 ◎議長(上田勝幸) 上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) 今回、支障になるおそれがあったところは送配水管、要は配水池に送る水の管を布設しているところについて、あそこは共聴アンテナでテレビを見ておられるということで、それがその付近にあるのではないかということで、確認をした結果は特に支障はなかったわけですけれども、地元の区長さんのほうから、その辺にもしかしたら布設があるのではないかというようなことの指摘がありましたので、その確認をしておったところでございます。結果的には特に支障になるものではなかったということでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。      ──────────────────────────────  日程第5 議案第47号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(平成30             年度香美町一般会計補正予算(第10号)) ◎議長(上田勝幸) 日程第5 議案第47号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(平成30年度香美町一般会計補正予算(第10号))を議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(上田勝幸) 町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第47号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについての提案理由を説明いたします。  平成30年度香美町一般会計予算につきましては、予算執行の過程において補正の必要が生じましたが、町議会を招集する時間的余裕がなかったため専決処分をいたしましたので報告をし、承認を求めるものでございます。詳細につきましては財政課長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 補足説明を財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、議案第47号 専決処分を行いました平成30年度香美町一般会計補正予算(第10号)の補足説明をさせていただきます。  議案書の5ページをお開きください。まず第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億37万3,000円を追加し、151億1,130万8,000円としております。今回の補正は、去る3月定例会に提案、可決いただきました9号補正予算以降に額が確定した、国から交付を受けます譲与税、交付税等の歳入予算を変更し、総額の調整を基金繰入れ及び基金積み立てで行ったものでございます。  それでは、最初に歳出の主だった事業内容につきまして説明をさせていただきますので、議案資料の7ページをご覧ください。  款2総務費、項1総務管理費、目4基金費、減債基金費基金積立金1億3,100万3,000円を追加しておりますが、第10号補正予算における剰余金相当額を追加し積み立てるものでございます。減債基金へ積み立てる目的としましては、平成30年度の町債が多額となっておりまして、将来の負担が過度とならないよう、繰上償還等の財源として積み立てるものでございます。  同目のふるさとづくり基金費の552万1,000円の追加でございますが、寄附金の申し込みが見込みを上回ったため追加するものですが、これにより平成30年度の給付総額は1億3,552万1,000円となります。平成29年度の決算額6,710万5,000円と比べますと6,841万6,000円の増となりました。  目10交流推進費ふるさとづくり事業費の184万9,000円の追加につきましては、給付金増加のため、お礼とします特産品など報償費ほか経費を補正したものでございます。  款8土木費、項2道路橋梁費、目2道路維持費、除雪費の除雪委託料3,800万円の減額につきましては、過去の実績を見込み、補正予算第9号により追加をいたしましたが、降雪日数が少なかったことにより、実績に基づき減額したものでございます。  続きまして、4ページに戻りまして、歳入の説明をさせていただきます。2款地方譲与税地方揮発油譲与税51万円の追加から、次のページ、11款交通安全対策特別交付金の46万9,000円の減額までは、交付額が確定したことにより補正を行ったものでございます。  1行上の、10款地方交付税について説明をさせていただきます。補正前の額64億5,296万7,000円、補正額2億5,172万4,000円の追加、補正後の額67億469万1,000円となっております。これは、特別交付税の確定額が8億7,172万4,000円となり、既定予算額の6億2,000万円に対しまして2億5,172万4,000円の増となったことによるものでございます。平成29年度の決算額8億8,829万4,000円に比べますと、額で1,657万円の減、率にしますと1.9%の減となりました。普通交付税を合算した平成30年度の地方交付税総額は、29年度の交付税総額67億3,112万4,000円に比べまして2,643万3,000円の減、率にしまして0.4%の減となっております。  14款国庫支出金、2項5目1節道路橋梁費補助金の1,210万1,000円の減額につきましては、町道除雪等事業費精算見込みによりまして減額補正をしたものでございます。  18款繰入金、2項1目1節財政調整基金繰入金1億5,198万2,000円の減額につきましては、去る3月定例会に提案いたしました補正予算等におきまして、災害復旧事業や学校施設の空調整備事業など、大幅な追加補正により生じました財源不足を補填するために基金から繰入金を計上いたしましたが、このたび、特別交付税額が予算額と比較し増額となったために、財源を振りかえたものでございます。  20款諸収入、4項3目3節衛生費受入金後期高齢者医療広域連合保健事業推進補助金58万8,000円の追加でございますが、健診結果を活用しました取り組み、また被保険者の主体的な健康づくりの取り組みが補助対象となったことによりまして追加したものでございます。  同目の9節雑入の災害対策交付金664万円の追加につきましては、平成30年7月豪雨及び台風24号によって被災した市町に対する交付金を兵庫県市町振興協会より受入れ、追加したものでございます。水産流通基盤整備事業負担金精算受入金135万円の追加につきましては、平成29年度に香住漁港に係る事業負担金を県へ納付いたしましたが、工事費の精算によりまして額が確定し、還付を受け、追加するものでございます。  以上で議案第47号 平成30年度香美町一般会計補正予算(第10号)の補足説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) 9番、谷口です。  議案第47号の専決処分について、何点かお伺いしたいと思います。  まず1点目でありますが、今回、特別交付税が2億5,172万4,000円増額したというふうなことになっておるわけですけども、3月議会では間に合わないから専決処分というようなことにしておられると思うんですが、この特別交付税交付決定日、これ、いつあったのか、決定日について、まず知らせてください。  それから2点目でありますが、特別交付税の確定額でありますが、たしか予算委員会の質疑の中でお伺いしたら、12月の申請額、8億2,000万円を申請したというふうなお話だったんですが、5,000万円余り増額となっていますが、この増額要因について、もしわかりましたら教えていただきたいと思います。  それから次に、特別交付税の増額分を、先ほど説明がありましたように、基金の繰入れ、さらには基金の積み立て、こういったもので行ったというふうなことの説明があったわけでありますが、これを専決処分でされたわけですが、そもそも専決処分というものはどういうものかということで、私、議員必携を見ておりましたら、その中の325ページに専決処分についての記述があります。議会の権限に属する事項について、町長が議会に代わって意思決定することで専決処分すれば、議会が議決したことと全く同じ法律効果を発生するので、したがって、議会としては、その慎重な運用を真剣に見守らなければならないというふうに記載されております。専決処分というのは、議会の権限を犯すという言い方は悪いんですが、これを無視して全く同じ法律効果を発生させるというふうなことであるわけでありますけども、こういった2億5,172万4,000円の増額を専決処分で、議会の承認を得ないという、こういうやり方、こういったことについて、これも何回も言っていますが、議会軽視であるので、もう少し、増額について、専決ではなしに、せめて議会の補正にあげて、議会審議できる状態にしてはどうかと思うんですが、その点について伺いたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、谷口議員のご質疑にお答えさせていただきます。  まず1点目の特別交付税の決定日でございますが、3月22日の交付決定で、3月25日に振り込みがございました。  それから、12月に特別交付税の要望をしました8億2,000万円と実績との差額、増加要因ということでございますが、これにつきましては、県のほうから積算の明細、根拠が示されておりませんので、具体的に増加要因というのは把握できません。  それから、基金の繰入金それから積み立てを行ったということでございますが、これは当初予算あるいは補正予算におきまして、財政調整基金で財源不足につきまして一時的に対応いたしております。これにつきまして、特別交付税がこのたび増額となったということで、一時的に財源不足で補った財政調整基金をそこに戻すという手法でこのたびはさせていただいておりますし、なお剰余があった分につきましては、補足説明でもさせていただきましたが、多額となる町債、これにつきまして、後年度の負担を軽減するために、繰上償還の財源等としまして積み立てをさせていただいたということでございます。  それから、専決の関係でございます。こちらにつきましては、地方自治法にも専決処分ができるという規定がございますので、これは法律にのっとって行ったものでございまして、議会軽視ということで行ったものではないというふうに認識をいたしております。  それから、補正の時期でございますが、このたび3月22日ということで、議会閉会後に決定されましたので、例年専決でさせていただいておりますが、3月定例会におきまして補正予算に計上していくということは困難な状況であるというふうに認識いたしております。
     以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) それぞれこれまでと同じような見解を今説明がされているわけでありますが、これ、予算委員会でも議論したんですが、特別交付税の適正額を見込むことができないという、こういったことをずっとこの間、一貫して言われているわけですけど、それの論拠というのが崩れているのではないかということで、私もこれまで、当初予算の段階で決算ベースという、こういう決算をそのまま使うというのじゃなしに、決算の額を参考に適正額を見込む、こういったことが可能ではないかということで、これまでもそういったことを指摘しているんですけども、それについては、できないという言い方をされています。  もう1点は、12月に特別交付税の申請をされているわけですが、ただし、全額はなかなか難しいということですが、少なくとも申請額をもとに増額補正して議会審議に付するという、こういったことができるんではないかと思うんですが、これもやらない。議会の閉会後の3月22日をもって確定したからということで、こういう2億5,000万円余りの非常に貴重な一般財源、何でも使える財源なんですよね。これがそのまま結局、専決で基金の積み立てに使われている。基金予定していたものを財調の減額さらには新たな減債基金積み立てと、こういったことをずっと毎年繰り返しておられるんですね。だから、本来の使い方として、こういったことが本当にいいのかどうか。少なくとも議会にこういう状況でこうだということ、これぐらいのことを見込みますよという、こういったことをしないと、今のままでは2億5,000万円、我々全く事前申請なしに毎年、専決処分でこういった報告を受けている。その結果、基金積み立てね。最初から基金ありきのそういう予算ではないかということを私もこれまで指摘したんですけども、そういったことで、議会の専決処分というのは、やむにやまれない場合、認めているということであって、こんなものが当たり前にどんどんやられるということでは話になりませんよ。議会にきちっと審議して、その上で議論していくという、そういう意味で、せめて適正額、きちっとした、1円単位で同じものではないんです。やはり概要として、少なくともこの程度は見込めるから、この部分を補正にあげて、さらにその上で確定があれば、それはそれで専決で結構だと思うんですけども、そういったことを本当に真剣に審議していただく必要があるんではないかと思うんですけども、その点についてどうでしょうか。 ◎議長(上田勝幸) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) 谷口議員のご質疑にお答えさせていただきます。  まず1点目に、決算ベースをもとにということでございましたが、これは先ほど申しましたように、特別交付税の積算根拠というのは県から示されておりませんので、具体的に当初予算で幾ら措置されているかというのはわかりませんので、過去の実績あるいは当初予算をもとに計上しているということでございまして、年度途中における災害あるいは除雪等が考慮された中で最終的な決算となるということで、例年ですと8億数千万の決算が出ておるということでございます。仮に例えば8億何がしを予算計上するとしますと、当初予算で計上しますと、そしたら補正予算の財源はどこに求めるかということになりますと、財政調整基金ということになってまいりますので、確かに一般財源ではございますが、特別交付税の中身としましては除雪経費あるいは災害の経費等も最終的に見込まれます。当初予算では災害あるいは多額となる除雪につきましては計上しておりませんので、それを見込んでの当初予算計上というものは適切ではないというふうに考えております。  それから、12月の申請額を予算計上ということがございますが、これも申請と措置される額というのは、これは確定したものではございません。実際に幾ら措置されるかというのは最終の3月でなければわかりませんので、見込みの立たない数字を予算計上するということは適切でないというふうに思っております。  それから、近年の状況ですけども、決算等また当初予算の計上等を見込みまして、平成27年度では5億9,000万円、それから平成29年度では当初予算で6億2,000万円、また31年度、令和元年度の予算におきましては6億5,000万円ということで、特別交付税の額も少しではありますが、見込める額を見込んで当初予算計上しているという状況でございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) それでは町長に確認をしたいと思うんですが、町長、一般財源で使えるこの2億5,000万円、この財源があれば、町長の政策的な経費、これが一挙に広がるわけですよね。だから、こういった状態で毎年繰り返しをされているんですけども、これは要するに、当局のどういうふうに見込んでお金をつくっていくかという、そういう範疇の問題ですから、そういう意味では、この2億5,000万円は、最終の専決処分でお金がたくさん来たからその分を基金にするというふうな、こういう使われ方で本当にいいのかどうかという、ここを問われているんです。町長的に言うと、今、財政が非常に厳しい。自分のやりたいことをやるという、そういうことでは、非常に2億5,000万円というのは大変魅力のある金額だと思うんですけども、これをこういう形で、逆に町長の政策的な選択肢を狭めているわけですけども、これについて、どういうようにお考えになるか。  もう1点は、議会に少なくとも、専決処分で事後報告じゃなしに、事前にこれだけのお金があるから、その上で、必要であれば基金積み立て、例えば補正の財源ということは十分あると思いますけども、そういった点を本当に判断されたらいいやないかと思うんですけども、その2点について町長のお考えを伺います。 ◎議長(上田勝幸) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 谷口議員から、いつもの議論ですけど、要は、年度途中のさまざまな要因について措置される特別交付税を、いつも谷口議員は年度当初から予算化せえという話です。幾らもらえるかわからない、年度途中にさまざまな要因によって措置される交付税を当初予算から見込んで、当てにしとったお金がなかったらどうするんですか、それを年度内に使ってしまって。例えば、簡単に平たく言うと、我々は基礎的自治体、親の国であったり県、あるいは上部の団体からいただける特別交付税、幾らもらえるものかわからない、お父さんやお兄さん方から一番末の弟である我々に、年度途中さまざまなことが、今年はいろいろあったなということでいただける、措置される交付税を、年度当初からこれだけもらえる、確定した額を予算化するというようなこと、しないでしょう、普通の一般家庭でも。  それから、財源を積み立てることが何か町民の皆さんからお金を取り上げる、以前にもこのことは申し上げましたけども、基金も町民のための財源なんですから、またそれを活用させていただくときには議会のご審議もいただくわけですから、おかしいおかしいと言っておられる谷口議員のほうがおかしいの、普通、考えたら、誰が考えたって。幾らいただけるかわからんものを年度当初から予算化するなんていったら、予定しておった額が措置されなかったら、財源不足を引き起こすんですよ。あなたの言っていることのほうがおかしいじゃないですか。  ほんで、厳しい財源と言われますけども、せんだっても、東垣議員もおられた村岡の区長会で、財政課長に調べさせたんです。香美町はお金を使ってないと言われますけども、予算のベースも決算のベースも、一番財政が厳しかった時代から見たら、今、直接的にははっきりわからない部分があっても、あの当時、平成19年ごろには、谷口議員もご承知のように、一般会計の総額なんて百十何億円だったでしょう。今ごろは135億円とか138億円とか、決算ベースでは150億円ぐらいのお金を使っておるわけ。その間には6,000人も人口が減ってしまっておるんですよ、香美町は。その中でも町民1人当たりにかけておる町税といいますか自治体の費用は、但馬では一番ようけかけておるんです。ただ、逆に、起債残高も借金の総額も、これは但馬でも一番苦しいんです、香美町は今の現状でいうと。だから、せんだって、村岡の区長会の区長の皆さんにも言ったんですけども、財源的には大変厳しい中でも、町民の皆さんのためのお金は目いっぱい使わせていただいておるという状況だということを私の口から説明させていただきました。  今の特交の基金への積み上げについて、毎度こうして毎年、谷口議員から言われますけども、おかしいおかしいと言われるあなたのほうがおかしい、普通、誰が聞いても。幾ら入ってくるかわからないのに、年度当初から使うだけの予算措置をするようなご家庭がありますか、世の中に。今年はおじいさん、おばあさんから幾らお年玉をもらえるかな、わからん先に物を買うような予定をするような孫がいますか。そういうことなんですよ、私の言うのは。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(4番) 資料の6ページの災害対策交付金についてお尋ねしてみたいと思います。  先ほど財政課長のほうから、市町振興協会から交付されたと言われましたが、この市町振興協会というのはどういう組織なのか。この組織は、この財源はどういう財源があって本町に交付されたのか。その交付の目的を、まず3点お尋ねしてみたいというふうに思います。 ◎議長(上田勝幸) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) 組織がどういうふうに組織しているかということですけども、公益財団法人としまして、兵庫県市町村振興協会が造成した基金を活用して、このたび支援を行うということで寄附を受けたものでございます。  市町村振興協会というのは、兵庫県内の各市町が構成員となって組織する団体ということで認識いたしております。  交付につきましては、床上浸水以上の住宅被害、また災害復旧事業債が生じた市町に対しまして、このたび総額で3億3,658万円を交付するということで、額につきましては、振興協会のほうから積算した額となっておりますので、それぞれの積算根拠ということはわかりませんが、先ほど申しましたが、住宅被災割ということで、全壊、半壊、床上浸水、この区分に応じた額、それから災害対策事業費割ということで、災害復旧事業債の起債額に基づきまして算出された額ということで、香美町におきましては664万円が交付されたというものでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 見塚修君。 ◎見塚 修(4番) 市町振興協会、県内の市町でつくっている仲間で3億の金があるのかなということをまず思うんです。600万円でもそうですが、そのような金はどこからこの法人に入ってきたのかなと思ったのが1点。  それから、664万円歳入したんですが、これはただ単に一般財源としての取り扱いにされているような感じがするんですが、先ほどありました床上浸水だったりすると、今は消毒するのかどうかわかりませんが、そこに消毒したり、あるいはまたお見舞金を出したり、あるいは、災害の事業費割の部分があるとするならば、職員の時間外勤務手当だとかいろんな歳出、その辺に充当される特定財源的な扱いをされるべきであろうというような勘定をする交付金ではないのかなと。全ての金が664万円で賄えるわけではないんですけども、その前段の衛生費の受入れ金もそうだというふうに思うんですが、つまみ金的な補助金であったり交付金であったりするような感じがするわけですが、そうすると、特定財源扱いする歳出の財源内訳の補正が当然出てくるべきであろうと私は考えるんですが、その辺はどのような考え方なのか。それについて、一番もとの金の出どころと、その財源の使途の考え方についてお尋ねしてみたいというふうに思います。 ◎議長(上田勝幸) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) 見塚議員のご質疑にお答えさせていただきます。  まずこの交付金の性格でございますが、予算資料でも示しておりますが、一般財源としての取り扱いをさせていただいております。これは性格上、一般財源の取り扱いとなっているということから、その取り扱いをしております。ただ、交付金をいただきまして、報告ということで、何に使ったかということは報告をさせていただいております。道路災害としまして2分の1相当の332万円、それから河川災害としまして332万円ということで、一般財源ではありますけども、事業の使途としましては報告をさせていただいております。  それから基金の財源ですけども、これは構成しております市町が出資したもので造成された基金というふうに認識していますが、総額で幾らあるということは、今、資料を持っておりませんので申し上げられませんけども、これは、災害の交付金につきましては、その年その年で査定をされますので、毎年交付されるというものでもございませんし、詳細につきましては、今、資料を手元に持っておりませんので、申し上げられませんが、そういう性格のものでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。  では、反対の方の発言を許可いたします。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) 議案第47号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて、私は承認することに反対をする立場で討論したいと思います。  先ほどの議論の中で私は、特別交付税2億5,000万円の増額分、これが議会の審議を一度たりとも経ないで町長の権限で専決処分されている、まずこのことが議会軽視ではないかということで指摘しているわけであります。  先ほどの議論の中で、町長は、全然見込みのない金額をあげて財源不足が生じたらどうするのかというふうな話の中で、私の指摘はおかしいというふうに断言されましたが、これは予算ですから、適正に入る見込みのものを計上する、これは予算の法律でそういったことが決められているわけでありまして、当然その中には決算ベース、これも出てくるでしょうし、特別交付税の申請額、これ、予算委員会の中でも、じゃ、特別交付税の申請額をこれまで実績で下回ったことがあるかといったら、これまで過去一度もありませんというようなことまで言っているわけでありますから、その段階の金額、これは把握できているわけであります。12月から3月までの間のこれは確かにそうかもわかりませんが、当初予算で余りにも低過ぎる予算を計上して、それを増額が見込めるにもかかわらず、全く議会にかけない。毎年、議会が終了してから交付決定があったといって、このように年度の一番初めの臨時会で専決処分されている。これは議会軽視ではないか、議会軽視そのものであります。こんなことを当たり前に町長が議会の権限を奪う形でやる。せめて議会審議には最低のせるべきではないか。使い方は当然、町長の専決事項でありますから、それはそれで結構でありますが、少なくともそういったことをすべきではないか。そういったことを指摘して、この専決処分については承認することが私はできないということを申し上げまして、反対討論といたします。議員各位の賛同を求めます。ありがとうございました。 ◎議長(上田勝幸) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたしますが、ございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、議案第47号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。      ──────────────────────────────  日程第6 議案第48号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(平成30             年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計補正予算(第2号)) ◎議長(上田勝幸) 日程第6 議案第48号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(平成30年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計補正予算(第2号))を議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(上田勝幸) 町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第48号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについての提案理由を説明いたします。  平成30年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計補正予算につきましては、予算執行の過程において補正の必要が生じましたが、町議会を招集する時間的余裕がなかったため専決処分をいたしましたので報告をし、承認を求めるものでございます。詳細につきましては観光商工課長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 補足説明を観光商工課長、田渕衛君。 ◎観光商工課長(田渕 衛) それでは、議案第48号につきまして補足説明をさせていただきます。  このたびの議案につきましては、専決処分いたしました案件につきましてご承認をお願いするものでございます。平成30年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計補正予算(第2号)を平成31年3月28日付で専決処分いたしたものでございます。議案書の11ページから13ページでございます。  議案書11ページをお開きください。このたびの補正は、歳入歳出それぞれ30万9,000円を増額いたしまして、総額で歳入歳出とも3,168万9,000円としたものでございます。  次に、議案資料でございますが、12ページをお開きください。まず歳出についてですが、かすみ矢田川温泉の指定管理者であります矢田川開発株式会社は使用料収入を町に納めていただき、町は納めていただいた使用料収入の全額を指定管理料としてお支払いすることにしております。これによりまして、このたび使用料収入の実績に応じて指定管理料30万9,000円を増額したものでございます。  議案資料、戻っていただきまして、11ページをお開きください。歳入についてですが、さきの3月議会での補正予算におきまして、使用料収入を87万6,000円増額いたしまして2,400万円として可決をいただいておりましたが、その後、かすみ矢田川温泉の平成30年度の実績が確定いたしまして、結果といたしまして、補正後の予算額を上回る収入になりましたので、不足する30万9,000円を増額いたしまして2,430万9,000円として専決補正で対応させていただいたものでございます。  なお、3月補正時に平成30年度の入浴者数を6万1,000人と見込んでおりましたけれども、6万1,563人と563人、若干ではございますが、見込みを上回ることとなりました。参考までに平成30年度のかすみ矢田川温泉の入浴者数の状況を申し上げますと、入浴者数は前年度対比938人の減でございます。また、使用料につきましても約27万円の減となっているのが現状でございます。  以上、簡単でございますけれども、議案第48号につきまして、平成30年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計補正予算(第2号)に係る補足説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご承認を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ◎議長(上田勝幸) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第48号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。      ──────────────────────────────  日程第7 議案第49号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(香美町             過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を             改正する条例を定めることについて) ◎議長(上田勝幸) 日程第7 議案第49号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(香美町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて)を議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(上田勝幸) 町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第49号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについての提案理由を説明いたします。  過疎地域自立促進特別措置法第31条の地方税の課税免除又は不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令の一部が改正されたことに伴いまして、香美町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する必要が生じましたが、町議会を招集する時間的余裕がなかったため専決処分をいたしましたので報告をし、承認を求めるものでございます。詳細につきましては税務課長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 補足説明を税務課長、上治浩行君。 ◎税務課長(上治浩行) それでは、議案第49号の補足説明をいたします。
     去る3月30日に、過疎地域自立促進特別措置法第31条の地方税の課税免除又は不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令の一部改正が公布され改正されましたことに伴い、本条例も改正する必要が生じたため、専決処分をしたものでございます。  議案書の15ページをお開きください。専決第3号、専決処分書をつけております。平成31年3月31日に専決処分しております。  また、議案書の16ページは、改正します条例の改正文をつけています。  改正内容は議案資料で説明いたしますので、議案資料の13ページの新旧対照条文をご覧ください。左側が改正前の条文、右側が改正後でございます。条文中、下線で表示してありますところが今回改正した箇所でございます。改正しました内容は、第2条関係ですが、課税免除の規定が2年間延長されましたことにより適用となる期間を2年間延長し、平成33年3月31日までとしたものでございます。課税免除の対象となります具体的な内容といたしましては、製造業、旅館業及び農林水産物等販売業の用に供する家屋及びその敷地、機械装置等の償却資産で、取得価格の合計額が2,700万円を超えるものを新設または増設した場合に新たに課税されることになった年度から3年間、固定資産税が課税免除されるというものでございます。  参考ですが、対象となります固定資産税の課税免除の状況でございます。平成30年度では製造業で3件、税額で468万2,000円、本年度では製造業で4件、税額で469万3,000円となっております。  以上で議案第49号の補足説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 専決処分書の3月31日というこの日について、通常であれば日曜日、閉庁日なんですけれども、その件についてはどう考えたらいいんでしょうか。 ◎議長(上田勝幸) 税務課長、上治浩行君。 ◎税務課長(上治浩行) お答えいたします。  省令のほうが3月30日に公布されました。その後、官報等を確認いたしまして、基本的には施行が平成31年4月1日施行というふうになっておりますので、それ以前ということで判断いたしまして、休日ではございますが、日付を3月31日に専決処分をしたというものでございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第49号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。      ──────────────────────────────  日程第8 議案第50号 令和元年度香美町一般会計補正予算(第1号) ◎議長(上田勝幸) 日程第8 議案第50号 令和元年度香美町一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(上田勝幸) 町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第50号 令和元年度香美町一般会計補正予算(第1号)ついての提案理由を説明いたします。  予算執行に当たり補正の必要が生じましたので、提案するものでございます。詳細につきましては財政課長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 補足説明を財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、議案第50号 令和元年度香美町一般会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。  まず最初に、改元に伴う元号による年表示の取り扱いにつきまして説明をさせていただきます。平成31年4月1日に元号を改める政令が告示され、5月1日から施行されました。改元に伴う元号による年表示の取り扱いにつきまして、国より通知がございまして、会計年度の名称につきましては、改元日以降は当年度全体を通じまして令和元年度とし、当年度予算の名称は令和元年度予算と表示するとされております。また、改元のみを理由とした補正予算等の手続は行わず、改元日以降最初の補正予算を作成する場合において、当該補正予算に表示される元号につきまして、令和を用いて表示した上で作成するとされています。この国の通知に基づきまして、平成31年度香美町一般会計予算をはじめまして、各特別会計予算、各企業会計予算につきましても同様の取り扱いとさせていただきます。  今回補正予算につきましては、山手土地区画整理組合が代理人弁護士を立てまして豊岡簡易裁判所へ但馬農協、香美町を相手方に特定調停の申し立てを行うことが確実となったことから、本町も法務事務の専門家であります弁護士を代理人としまして調停に係る協議を委任するため、弁護士委託料を補正するものでございます。  議案書の17ページをお開きください。令和元年度香美町一般会計補正予算(第1号)におきましては、既定の歳入歳出予算の総額135億1,500万円は変更せずに、歳出予算の組み替えによる予算補正を行うものでございます。  18ページをお開きください。第1表、歳出予算補正を掲げております。款8土木費で440万円を増額し、款13予備費におきまして、同額を減額するものでございます。  それでは、議案資料によりまして説明させていただきますので、議案資料の14ページをお開きください。  議案資料の14ページでございますが、令和元年度香美町一般会計補正予算(第1号)予算に関する説明書でございます。  次の15ページには、事項別明細書の総括を載せております。  16ページの歳出につきまして説明をさせていただきます。款8土木費、項6都市計画費、目2土地区画整理費、区画整理事業費の弁護士委託料440万円の追加でございますが、山手土地区画整理事業の特定調停に係る弁護士委託料としまして着手金、旅費、報酬など440万円を追加補正するものでございます。なお、財源につきましては、予備費で調整をしております。  以上で議案第50号 令和元年度香美町一般会計補正予算(第1号)の補足説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) この補正で誰の利益を守ろうとするのか、誰が不利益をこうむるのかという聞き方をしたら、どう答えますか。 ◎議長(上田勝幸) 暫時休憩いたします。                  (暫時休憩) ◎議長(上田勝幸) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 申し立ては山手土地区画整理組合でありまして、関係者は町、JAでありますが、3者について、今後その事業を収束する上で、それぞれの立場がありますので、それを公の場で、公的機関の場で話し合いをするということですので、それぞれにとっての利益にはつながっていくということでありますけれども、一方、痛みを得る部分もありますので、その辺は3者の合意によるというところであります。 ◎議長(上田勝幸) 山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) ですから、さっぱりわからんのですよ。要するに、土地をお持ちの方々が組合をつくりました。開発事業に向かいました。なかなかうまくいきません。町も一生懸命、応援をこの間もやってきました、今もやっていますという状況の中で、この争いが何を守ろうとしているのか、何をやろうとしているのかがよくわからんので、誰の利益を守ろうとするのか、誰が不利益をこうむるのかというふうにお尋ねしたんです。 ◎議長(上田勝幸) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 単純に誰の利益を守るというのではなく、この事業を収束させる上では、多額の負債それから保留地の販売、それから出資しておる債務、債券を守る必要がありますので、それぞれに立場があろうかと思います。したがって、そのそれぞれの立場の利益を守りながら事業を円満に解決していく方法だというふうに捉えています。 ◎議長(上田勝幸) 山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) なおわかりません。前回の全員協議会で、資料も含めて随分丁寧なご説明をいただいたというふうに思っております。金を貸している人もいます。立ち上がり資金を出した町もあります。同時に、組合の事業をトータルで終わらせるということのためには、保留地が全て売却されるということがないと終わらないわけでしょう。一方で、既に買って、建物も建てて、入居していただいている方もいらっしゃる。その方々の登記がままならないというふうなことの中で、早いこと整理せないけんよねというふうなことがこの間も随分言われる中で今日に至っているというふうに思うんですけれども、単純に言って、金が足らんから組合員さんに金を出してもらいたい。ところが、そんなことを言われても、私よう出さんわという人が多分いらっしゃるんでしょう。なもんだから、先に組合議決で賦課金ということをやれば、なかなかうまくいかない。で、こういう特別調停なる手続をやって、多分、債務の額を圧縮しようということが1つにはあるんだろうなと勝手に思っておるんです。  ただ、これから先どんな中身になっていくのかがまだ見えていないということの中で、勝手な想像で物を言ってはいけませんけれども、そこで誰が利益をこうむるのか、誰が不利益をこうむるのか、誰が得をして誰が損するのということになったときに、これ、誰も得をしない話なんじゃないのかなと思うもんだから、その辺はどうなんですか。 ◎議長(上田勝幸) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 山本議員がストレートに言われる損得の話ではないというふうに思います。解決がままならない、当然、町の立場は町民の利益を守る、そういう立場から特別調停には弁護士さんをお願いして対応させていただくということでございますから、大筋説明をいただいた、山本議員が今おっしゃったような方向だというふうに考えておりますし、現状も今、山本議員が認識をなさっているような状況でございます。ただ、我々としては、組合の側も解決に向けてこういう手段を講じてこられたことについては、我々だけ素人の我々が対応するわけにはいきませんので、このたびの補正対応をさせていただいておるということでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) ちょっとお尋ねいたします。  特定調停というふうなことで、相手方がJAも入っておられるということで、そこも弁護士なりを依頼されるのかなというふうに思います。だから、3者で合意がなければ調停の成立を見られないというふうな、調停が成立しなかったら、今までどおりの条件の返済というふうなことになるんでしょうか。 ◎議長(上田勝幸) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それを、問題を解決するために調停の申し立てがあったということでございますから、その対応を図っておるということでございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかに。  西谷尚君。 ◎西谷 尚(14番) 1点お伺いいたします。  調停というのは基本的に費用弁済等を相手方に請求できないというものだというふうに私は理解しているんですが、そういう中で、町が費用をかけて調停を行う、公の場所でお話し合いをされるということでございます。解決の見込みとか、そういうものがある程度見込まれるということであれば費用をかけても仕方がないのかなというふうに思われるわけですが、その辺はどのようにお考えなのかお伺いします。 ◎議長(上田勝幸) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) おっしゃるとおりだと思います。ただ、現状のまま事業を開始してからさまざまなような今のような状況になっておりますことを何とか打開するために、この方法が一番よいのかなというふうに、申し立てを受ける立場でございますけども、これは今までの同じようなことの繰り返しを長い間しておりましたけども、少しずつとはいえ土地も処分ができてきておりますけども、いまだに半数以上が残っているような状況で、不足金のあり方、町は今までに町民の費用を充てて、多くの費用負担もしております。現状の中で申しますと、本当に町だけが費用を出しておるような状況が見えますので、特定調停の姿は、やはり組合の側も先ほどから出ております賦課金、あるいは、金融機関の側も金利の減免でありますとか債券の放棄とか、どういうふうな処分、これは弁護士の先生方の調停の中で決まってこようと思いますけども、我々としては、この動きでもって3者がそれぞれに合意をしながら最終的に解決に導いていく、一番避けたいのは宙に浮くこと、そういう思いの中で、今の特定調停というのは、私としては、この方法しかないのではないかなというふうな思いがしております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第50号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。  ここで議員各位に申し上げます。  このたび私は香美町議会の申し合わせを尊重して、議長を辞職することにいたしました。副議長のもとに辞職願を提出いたしております。したがって、この後の審議は副議長においてお願いいたします。  それでは暫時休憩いたします。11時5分まで休憩をいたします。                              午前10時55分 休憩                              午前11時04分 再開 ◎副議長(西谷 尚) 会議を再開いたします。  暫時議長を務めさせていただきますが、何分ふなれな点があると思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。  次に、発議書1を議場配付しておりますので、ご確認ください。
     議長、上田勝幸君から本日付をもって議長の職を辞職したい旨、辞職願が提出されております。  お諮りいたします。  議長の辞職についてを日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎副議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがって、議長の辞職についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。      ──────────────────────────────  追加日程第1 議長の辞職について ◎副議長(西谷 尚) 追加日程第1 議長の辞職についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、上田勝幸君の退場を求めます。                (上田勝幸 退場) ◎副議長(西谷 尚) 職員に辞職願を朗読させます。                 (辞職願朗読) ◎副議長(西谷 尚) 朗読は終わりました。  お諮りいたします。  上田勝幸君の議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎副議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがって、上田勝幸君の議長の辞職を許可することに決定いたしました。  上田勝幸君の出席を求めます。                (上田勝幸 入場) ◎副議長(西谷 尚) ここで、上田勝幸君から退任の挨拶の申し出がありますので許可いたします。  上田勝幸君。 ◎上田勝幸(16番) 皆さん、こんにちは。上田勝幸です。  2年間、拙い上田勝幸を皆さん支えていただきまして、何とか議長職を務めることができました。これも本当に皆さんのお力添えのおかげだと感謝いたしております。私自身、今日で議長職をおりましたけども、議会は二元代表制の一翼として存在するわけですけども、町が少しでも発展できるように、当局ともども、議会としても頑張っていくことが必要だと思います。皆さんのお力添え、新議長に対しましても、また新しい副議長、それぞれ委員会構成の委員長さん、副委員長さんに対しましても、またよろしくお願いいたします。  以上、簡単ですけど、退任の挨拶といたします。どうもありがとうございました。 ◎副議長(西谷 尚) 上田勝幸君の退任の挨拶が終わりました。  ただいま議長の辞職により、議長が欠けました。  お諮りいたします。  議長の選挙についてを日程に追加し、追加日程第2として日程の順序を変更し、直ちに選挙を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎副議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがって、議長の選挙についてを日程に追加し、追加日程第2として日程の順序を変更し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。      ──────────────────────────────  追加日程第2 議長の選挙について ◎副議長(西谷 尚) 追加日程第2 議長の選挙を行います。  選挙は投票により行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎副議長(西谷 尚) ただいまの出席議員は13名であります。  開票立会人を指名いたします。  会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に藤井昌彦君、徳田喜代子君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎副議長(西谷 尚) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎副議長(西谷 尚) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検いたします。                 (投票箱点検) ◎副議長(西谷 尚) 異状なしと認めます。  念のために申し上げます。投票は単記無記名といたします。投票用紙に被選挙人の氏名を記載願います。なお、氏名の姓のみ記載され、被選挙人が特定できない票は案分されず無効となりますので、ご注意ください。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いいたします。 ◎事務局長(輪違雅司) 順次点呼させていただきますので、備えつけております記載台でご記入いただき、投票箱に投票をお願いします。なお、投票に当たり、副議長が議長席で最初に記載し投票していただきます。その後、順次点呼させていただきますので、ご理解をお願いします。                 (点呼・投票) ◎副議長(西谷 尚) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎副議長(西谷 尚) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。藤井昌彦君、徳田喜代子君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎副議長(西谷 尚) 開票の結果を報告します。  投票総数13票、うち有効投票数13票、無効投票数0票。有効投票のうち、西坂秀美君4票、西川誠一君9票。以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は4票であります。したがって、西川誠一君が議長に当選されました。  議場の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除) ◎副議長(西谷 尚) ただいま議長に当選されました西川誠一君が議場におられます。香美町議会会議規則第33条第2項の規定により、当選の告知をいたします。当選人、西川誠一君。議長に当選されました西川誠一君に就任の承諾及び議長就任の挨拶をいただきます。  西川誠一君。 ◎議長(西川誠一) ただいま、令和と元号が変わって初めての香美町議会の議長選挙を私、西川誠一が当選する運びとなりました。議員の皆さんには非常なる理解、そしてご支援をいただいたこと、身に余る光栄であり、また、身の引き締まる思いでございます。  地方議会が非常に疲弊していく、このような世の中で、我々香美町議会もやはり同じことであろうなというふうに思います。多くの課題、そして我々に任された使命がかなりあるように思っております。我々議会人として、町民の負託を受けながら、そして町民に寄り添いながら、そして当局、執行部と、同じように香美町をよくすべき、これから皆さん方とともに議論し、そしてよりよい香美町をつくっていきたい、このように思っております。  議会が変われば、町が変わる。私はこの言葉、信念を持っております。この2年間、皆さん方の信頼、そして町民の皆さんの信頼そしてご理解、ましてや当局、執行部の皆さん方のご理解を得ながら、議長の責を全うするつもりでございます。どうぞよろしくお願いします。  また、最後になりましたけども、さきの2年間議長としてお務めいただきました上田前議長には、ご苦労さまでしたという労いの言葉を添えて、私の議長就任の挨拶といたします。ありがとうございました。 ◎副議長(西谷 尚) 西川誠一君の議長就任の挨拶が終わりました。  それでは、西川議長、議長席のほうにお着きお願いいたします。ご協力ありがとうございました。  暫時休憩をいたします。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 会議を再開いたします。  発議書2を議場配付しておりますので、ご確認ください。  議員各位に申し上げます。  副議長、西谷尚君から本日付をもって副議長の職を辞職したい旨、辞職願が提出されております。  お諮りいたします。  副議長の辞職についてを日程に追加し、追加日程第3として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  したがって、副議長の辞職の件を日程に追加し、追加日程第3として議題とすることに決定しました。      ──────────────────────────────  追加日程第3 副議長の辞職について ◎議長(西川誠一) 追加日程第3 副議長の辞職についてを議題とします。  地方自治法第117条の規定により、西谷尚君の退席を求めます。                (西谷 尚 退場) ◎議長(西川誠一) 職員に辞職願を朗読させます。                 (辞職願朗読) ◎議長(西川誠一) 朗読は終わりました。  お諮りします。  西谷尚君の副議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  したがって、西谷尚君の副議長の辞職を許可することに決定しました。  西谷尚君の出席を求めます。                (西谷 尚 入場)
    ◎議長(西川誠一) ここで、西谷尚君から退任の挨拶の申し出がありますので許可いたします。  西谷尚君。 ◎西谷 尚(14番) 西谷尚でございます。  この2年間、副議長を務めさせていただきました。本当に議会の中で、議長と副議長というのは夫婦のようなものでございます。しかしながら、それがしっかりとできたのかなというところがございます。  また、私が副議長になるに当たりまして、皆さんにご報告したことがございます。それは、議会に対してのITCの取り組み、そしてペーパーレスの問題、そして議会にタブレット導入等の考えを皆様に示させていただきました。これが具体的に進まなかったことをおわびしたいというふうに思います。  ただし、その取り組みにつきましては、レポートとして全国の議会を参考にさせていただきまして、議長のほうに提出させていただいておりますので、また皆さんでご一読いただけたらというふうに思っております。本当に2年間ありがとうございました。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君の退任の挨拶が終わりました。  ただいま副議長の辞職により、副議長が欠けました。  お諮りします。  副議長の選挙についてを日程に追加し、追加日程第4として日程の順序を変更し、直ちに選挙を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  したがって、副議長の選挙についてを日程に追加し、追加日程第4として日程の順序を変更し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。      ──────────────────────────────  追加日程第4 副議長の選挙について ◎議長(西川誠一) 追加日程第4 副議長の選挙を行います。  選挙は投票により行います。  議場の出入り口を閉鎖します。                  (議場閉鎖) ◎議長(西川誠一) ただいまの出席議員は13名であります。  開票立会人を指名します。  会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に見塚修君、谷口眞治君を指名いたします。  投票用紙を配付します。                 (投票用紙配付) ◎議長(西川誠一) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西川誠一) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名といたします。投票用紙に被選挙人の氏名を記載願います。なお、氏名の姓のみ記載され、被選挙人が特定できない票は案分されず無効となりますので、ご注意ください。  ただいまから投票を行います。  投票の方法は議長の選挙と同様にとり行いたいと思います。職員に点呼させますので、所定の場所で順次投票をお願いします。 ◎事務局長(輪違雅司) 順次点呼させていただきますので、備えつけております記載台でご記入いただき、投票箱に投票をお願いします。なお、投票に当たり、議長が議長席で最初に記載し投票していただきます。その後、順次点呼させていただきますので、ご理解をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西川誠一) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。見塚修君、谷口眞治君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西川誠一) 開票の結果を報告いたします。  投票総数13票、うち有効投票数10票、無効投票数3票。有効投票のうち、藤井昌彦君7票、谷口眞治君2票、徳田喜代子君1票。以上のとおりでございます。  この選挙の法定得票数は4票であります。したがって、藤井昌彦君が副議長に当選されました。  議場の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除) ◎議長(西川誠一) ただいま副議長に当選されました藤井昌彦君が議場におられます。香美町議会会議規則第33条第2項の規定により、当選の告知をいたします。当選人、藤井昌彦君。副議長に当選されました藤井昌彦君に就任の承諾と副議長就任の挨拶をいただきます。  藤井昌彦君。 ◎副議長(藤井昌彦) 皆さん、ありがとうございます。皆さんの温かいご支援で副議長に当選させていただきました。ありがとうございました。  私、これから2年間、議会基本条例にあります行動する議会、開かれた議会、これに邁進していきたいと思います。そして、新しい令和の時代になりました。新しい感覚と行動で議長を支え、そして住民の負託に応えるよう邁進してまいります。どうぞよろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩をいたします。再開は午後2時30分とします。                              午前11時54分 休憩                              午後 2時35分 再開 ◎議長(西川誠一) 会議を再開いたします。      ──────────────────────────────  日程第9 議席の変更について ◎議長(西川誠一) 日程第9 議席の変更を行います。  議席は香美町会議規則第4条第3項の規定により、議長において議席の変更を行います。  議員諸君の議席番号と氏名を職員に朗読させます。                 (議席番号朗読) ◎議長(西川誠一) ただいまの朗読のとおり議席を変更いたします。  なお、次回の会議より新しい議席へご着席ください。      ──────────────────────────────  日程第10 常任委員会委員の選任について ◎議長(西川誠一) 日程第10 常任委員会委員の選任を行います。  常任委員会委員の選任につきましては、香美町議会委員会条例第8条第5項の規定により、議長から指名いたします。  まず、総務民生常任委員会委員に東垣典雄君、谷口眞治君、寺川秀志君、見塚修君、岸本正人君、西坂秀美君、藤井昌彦君、私、西川誠一の8名を指名します。  次に、産業建設文教常任委員会委員に上田勝幸君、西谷尚君、田野公大君、山本賢司君、森利秋君、西谷高弘君、徳田喜代子君の7名を指名します。  次に、広報公聴常任委員会委員に谷口眞治君、田野公大君、岸本正人君、西坂秀美君、西谷高弘君、藤井昌彦君、徳田喜代子君の7名を指名します。  お諮りします。  各常任委員会委員は、ただいま議長が指名しましたとおり選任することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  したがって、各常任委員会委員は、議長指名のとおり選任することに決定しました。  暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 会議を再開します。  各常任委員会の委員長及び副委員長が決まりましたので、報告いたします。  総務民生常任委員会委員長に東垣典雄君、副委員長に岸本正人君、産業建設文教常任委員会委員長に西谷尚君、副委員長に田野公大君、広報公聴常任委員会委員長に徳田喜代子君、副委員長に谷口眞治君、以上6名が各委員会において互選されました。      ──────────────────────────────  日程第11 議会運営委員会委員の選任について ◎議長(西川誠一) 日程第11 議会運営委員会委員の選任を行います。  議会運営委員会委員の選任につきましては、香美町議会委員会条例第8条第5項の規定により議長から指名します。  議会運営委員会委員に東垣典雄君、西谷尚君、見塚修君、岸本正人君、山本賢司君、藤井昌彦君、徳田喜代子君の7名を指名します。  お諮りします。  議会運営委員会委員は、ただいま議長が指名しましたとおり選任することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  したがって、議会運営委員会委員は、議長指名のとおり選任することに決定いたしました。  暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 会議を再開いたします。  議会運営委員会委員長及び副委員長が決まりましたので、報告します。  議会運営委員会委員長に山本賢司君、副委員長に見塚修君の2名が委員会において互選されました。  次に、一部事務組合議会議員につきましては、各組合議会に辞職願を提出し、20日付で許可されております。  お諮りいたします。  一部事務組合議会議員の選挙についてを日程に追加し、追加日程第5として議題とすることにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。
     したがって、一部事務組合議会議員の選挙についてを日程に追加し、追加日程第5として議題とすることに決定しました。  暫時休憩をいたします。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 会議を再開いたします。  発議書3を議場配付しておりますので、ご確認ください。      ──────────────────────────────  追加日程第5 一部事務組合議会議員の選挙について ◎議長(西川誠一) 追加日程第5 一部事務組合議会議員の選挙を行います。  お諮りします。  一部事務組合議会議員の選挙につきましては、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。  お諮りします。  指名の方法については、議長が指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  したがって、議長が指名することに決定いたしました。  美方郡広域事務組合議会議員に議長西川誠一、議員東垣典雄君、議員谷口眞治君、議員田野公大君、議員岸本正人君、議員藤井昌彦君、以上の6名を指名いたします。  次に、公立八鹿病院組合議会議員に議長西川誠一、議員山本賢司君、議員西坂秀美君、議員徳田喜代子君、以上の4名を指名いたします。  次に、北但行政事務組合議会議員に議員上田勝幸君、議員西谷尚君、議員森利秋君、以上の3名を指名いたします。  次に、但馬広域行政事務組合議会議員に議長西川誠一を指名いたします。  お諮りします。  ただいま議長が指名しました諸君を各組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  したがいまして、ただいま指名しました諸君が各組合議会議員に当選されました。当選されました諸君が議場におられますので、香美町議会会議規則第33条第2項の規定により、当選の告知をいたします。  暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎副議長(藤井昌彦) 会議を再開いたします。  暫時議長を務めさせていただきますが、ふなれな点があると思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。  次に、発議書4を議場配付しておりますので、ご確認ください。  議長、西川誠一君から本日付で総務民生常任委員会委員を辞退したい旨、辞退願が提出されております。  つきましては、常任委員会委員の辞退についてを日程に追加し、追加日程第6として議題とすることにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎副議長(藤井昌彦) 異議なしと認めます。  したがって、議長の常任委員会委員の辞退についてを日程に追加し、追加日程第6として議題とすることに決定しました。      ──────────────────────────────  追加日程第6 常任委員会委員の辞退について ◎副議長(藤井昌彦) 追加日程第6 常任委員会委員の辞退についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、西川誠一君の退場を求めます。                (西川誠一 退場) ◎副議長(藤井昌彦) 職員に朗読させます。                 (辞退願朗読) ◎副議長(藤井昌彦) 朗読は終わりました。  お諮りします。  議長の総務民生常任委員会委員の辞退に同意することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎副議長(藤井昌彦) 異議なしと認めます。  したがいまして、議長の総務民生常任委員会委員の辞退については同意することに決定いたしました。  西川誠一君の出席を求めます。                (西川誠一 入場) ◎副議長(藤井昌彦) それでは、議長と交代いたします。それまで暫時休憩いたします。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 会議を再開いたします。  お諮りいたします。  以上で本臨時会に付議されました案件は全て終了いたしました。  これにて令和元年第111回香美町議会臨時会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、令和元年第111回香美町議会臨時会を閉会いたします。                               午後2時45分 閉会                ○ 閉 会 挨 拶 ◎議長(西川誠一) 町長より挨拶がございます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 第111回香美町議会臨時会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  提案いたしました案件につきましては、全て適切なるご決定をいただき、誠にありがとうございました。  私も議員の皆さんも任期の後半に入り、本日、正副議長の選任や各常任委員会等の委員の選任が行われ、新しい体制も整いました。今後も議員の皆さんと一緒になり、住民福祉の向上のため、町政運営に努めてまいりたいと思いますので、改めてご協力をお願いいたしまして、閉会のご挨拶といたします。  本日は誠にご苦労さまでございました。 ◎議長(西川誠一) 大変ご苦労さまでした。 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...