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  1. 香美町議会 2018-12-05
    平成30年第109回定例会(第1日目) 本文 開催日:2018年12月05日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2018年12月05日:平成30年第109回定例会(第1日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開会                ○ 開 会 挨 拶 ◎議長(上田勝幸) おはようございます。第109回香美町議会定例会を開会するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  12月となり、朝夕がめっきり寒く、山には降雪を待ち望む、また、降雪が待たれる季節となりました。今月3日には、ハチ北スキー場での冬山開きを皮切りに、町内の各スキー場では順次冬山開きが行われ、オープンに向け着々と準備がなされているところであります。平年並みの降雪で年末年始、各スキー場がにぎわうことを願うところであります。一方、海の観光では、11月6日、冬の味覚の王様ともいうべき松葉ガニ漁が解禁され、カニすき等でにぎわう季節となりました。今後の豊漁と多くの観光客の来町を期待するところであります。  さて、議員各位におかれましては、極めてご健勝にてご参集を賜り、感謝を申し上げます。今期定例会に提案されます案件は、議案つづりのとおり、報告1件、議案12件を予定しております。議員各位におかれましては、何とぞご精励を賜りまして、慎重なるご審議の上、適切妥当なる結論が得られますようお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。  次に、町長より挨拶があります。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) おはようございます。第109回香美町議会定例会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  今年も早いもので師走に入り、いよいよ本格的な冬の到来を迎えるとともに、平成30年も残すところ一月を切り、大変気ぜわしいころとなってまいりました。議員各位におかれましては、お元気でご出席をいただき、ありがとうございます。日ごろは町行政推進のため格別のご理解とご協力を賜っておりますことに厚くお礼を申し上げます。  さて、11月6日に松葉ガニ漁が解禁となり、市場は活気に包まれるとともに町にもにぎわいが戻ってまいりました。供用開始から丸1年が経過をいたしました余部鉄橋「空の駅」エレベーターは、搭乗者数が既に20万人を超え、当初期待しておりました浜坂道路開通による観光客減少の歯どめ、また、空の駅のさらなる魅力づくりと地域の活性化に関しましては予想以上の成果を上げていると喜んでいるところでございます。一方、村岡、小代におきましては、12月15日にハチ北、12月22日におじろ並びにスカイバレー、日付は未定ですが、年内の予定で美方スノーパーク等、それぞれスキー場営業開始が予定をされております。昨シーズンを上回る入り込みとなりますよう、今シーズンの安定した降雪に期待をするところであります。いずれにいたしましても、この冬、町内が多くの観光客でにぎわうことを切に願うものでございます。  今議会には、報告や補正予算など、計13案件を提案させていただきます。また、追加議案を予定しておりますので、何とぞご審議の上、適切なご決定をいただきますようお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。  なお、9月議会以降の行政報告につきましては、別冊にまとめ配付いたしておりますので、ご清覧いただきますようお願いいたします。      ──────────────────────────────  開会宣言 ◎議長(上田勝幸) ただいまの出席議員は15人であります。定足数に達しておりますので、これより平成30年12月第109回香美町議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名
    ◎議長(上田勝幸) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、森利秋君、西坂秀美君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 会期の決定 ◎議長(上田勝幸) 日程第2 会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は本日12月5日より12月21日までの17日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日12月5日から12月21日までの17日間と決定いたしました。      ──────────────────────────────  日程第3 諸般の報告 ◎議長(上田勝幸) 日程第3 諸般の報告を行います。  今期定例会に提案されます議案つづり等は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。  次に、行政報告及び本日の議事日程はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。  次に、本日までに受理されました請願は、請願文書表のとおりであります。所管の常任委員会に付託しましたので報告いたします。  次に、東垣典雄君より葬儀のため欠席する旨の届け出がありましたので、許可いたしております。      ──────────────────────────────  日程第4 報告第12号 委任専決処分をしたものの報告について ◎議長(上田勝幸) 日程第4 報告第12号 委任専決処分をしたものの報告についてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(上田勝幸) 朗読は終わりました。  報告の説明を求めます。  委任専決第9号、総務課長吉岡哲男君。 ◎総務課長吉岡哲男) それでは、私のほうから、委任専決第9号 損害賠償の額を定めることについてご説明をいたします。議案書では2ページ、議案資料では1ページをご覧いただきたいと思います。  本年9月28日に発生いたしました対物賠償事故損害賠償額について相手方との示談が成立したことに伴い、速やかに相手方を救済するため、地方自治法の規定に基づき11月6日に専決処分を行いましたので、報告をするものでございます。  事故の概要を説明いたしますので、議案資料1ページのほうをご覧いただきたいと思います。地図の上側が北となっております。丸でお示しをしているところが事故の発生場所でございます。  事故が発生しましたのは村岡区村岡地内、村岡地域局駐車場で、職員が公用車を発進させた際に、運転操作を誤り、当該車両が左隣に駐車していた車両に接触し損害を与えたものでございます。  議案書2ページをご覧いただきたいと思います。相手方でございますけれども、養父市内男性で、損害賠償額は19万4,160円でございます。これは、車両前部右側面を損傷し、修理したもので、この事故に係ります過失割合は当方が100%でございますので、この額は相手方の損害額に相当するものでございます。町が支払いをいたします賠償金につきましては、加入をしております全国町村会総合賠償補償保険により全額補填をされることになります。  以上で委任専決第9号の説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、委任専決第10号、建設課長吉田英貴君。 ◎建設課長吉田英貴) それでは、委任専決第10号 町道府中ヤエン線道路災害復旧工事請負変更契約を締結することについてを説明させていただきます。まず、議案書3ページをお開きください。契約の目的は町道府中ヤエン線道路災害復旧工事、契約の相手方は兵庫県美方郡香美町香住区香住133番地の1、合資会社中村組代表社員中村曉でございます。契約の内容ですが、請負金額8,104万5,360円を7,346万2,680円に変更したもので、金額にして758万2,680円、率にして9.4%の減で、平成30年11月7日に専決したものでございます。  議案資料2ページをお開きください。請負変更契約の経過をお示ししております。この工事は、平成30年3月20日の第103回香美町議会契約締結について可決をいただき着手し、第1回目の変更として、平成30年3月26日に、工期を平成30年3月31日から平成30年12月21日へ、平成30年5月18日の専決により第2回目の変更を行ったものを、平成30年11月7日に専決により3回目の変更を行ったものでございます。  続きまして、議案資料3ページをご覧ください。工事の変更理由及び内容の説明をいたします。まず、変更の理由についてですが、地盤改良施工方法としましては、議案資料4ページの平面図にお示ししています改良範囲を、約3メートルピッチで格子状に混合処理機械で改良を行います。議案資料4ページの正面図及び5ページの断面図A-A´断面にお示ししていますとおり、この施工に当たり混合処理機械改良深度を確認した結果、実線で明示していますが、支持層であります岩盤線が、点線でお示ししています当初想定していたラインより高いことが確認されました。このことから、1)から3)の工種の数量及び金額を変更するものでございます。  議案資料5ページの断面図のとおり、1)の土工につきましては、掘削土量が4,240立米から3,770立米、盛土量が1,510立米から1,310立米へそれぞれ変更したことによって、132万4,000円の減額となりました。  次に、議案資料4ページの正面図のとおり、2)の補強土壁工で350平米を340平米へ10平米減としたことにより238万2,000円の減額に、3)の地盤改良工において基点側で481立米を508立米、終点側で1,983立米を1,497立米へ、合わせて2,464立米を2,005立米へ450立米減としたことにより387万7,000円の減額になりました。  以上のことから、合計758万3,000円の減額となったものでございます。なお、被災後から行っておりました交通規制につきましては、本体工事がほぼ完了しました11月5日より、通行止めを解除いたしております。また、工事の進捗状況についてでございますが、現場の作業は11月末で完成をいたしております。  以上で委任専決第10号の説明とさせていただきます。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、委任専決第11号、教育総務課長片山正幸君。 ◎教育総務課長片山正幸) 委任専決第11号 香住第二中学校体育館規模改修工事請負変更契約を締結することについて説明をさせていただきます。議案書4ページをご覧ください。契約の目的は香住第二中学校体育館規模改修工事、契約の相手方は兵庫県美方郡香美町香住区森329番地、但南・中村組特別共同企業体、代表者、但南建設株式会社香住営業所所長今川英樹、構成員、合資会社中村組代表社員中村曉でございます。契約の内容ですが、請負金額、金1億3,608万円を金1億3,582万1,880円に変更したもので、金額にして25万8,120円の減額、率にして0.2%の減でございます。平成30年11月12日に専決したものであります。  議案資料6ページをお開きください。請負変更契約の経過をお示ししております。この工事は、平成30年6月21日の第104回香美町議会契約締結について可決をいただき着手いたしましたものを、今回、平成30年11月12日に、専決による1回目の変更でございます。  続きまして、議案資料7ページをご覧ください。工事の変更理由及び内容ですが、1の内壁補修につきましては、内壁の下地補修を行っていた際に、ステージ横の内壁を撤去しましたところ、軽量鉄骨下地に腐食がなかったため再使用することとし、435平米から299平米に変更を行いました。  次に、2の外壁補修につきましては、設計段階で目視により数量を見込んでいましたが、外壁の高圧洗浄後、専門業者による詳細調査を行った結果、ひび割れ、浮き、剥がれ等の数量が予定よりも少なく確認されました。結果、ひび割れの補修を677メートルから622メートルに変更するとともに、露出している鉄筋部分の補修を19メートルから5メートルに変更を行いました。  次に、3の便所補修につきましては、便所の土間下の沈下が判明しまして、土間コンクリートの全面の撤去及び新設を19平米行い、それに伴う配管改修を12メートルから20メートルに変更を行いました。また、便所用の給水バルブを閉めても水がとまらない箇所が1カ所あったため、給水バルブを取りかえました。  最後に、4のカーテン補修につきましては、アリーナ1階部分の鋼製建具カーテンの設置を予定していませんでしたが、式典及び行事等を考慮すると設置したほうが望ましいと判断したため、遮光カーテンを5カ所に設置することといたしました。  以上、差引き合計25万8,120円の減額となったものでございます。  議案資料8ページから9ページには変更箇所の概要図をつけさせていただいておりますので、ご清覧ください。なお、工事につきましては、平成30年11月20日に完成検査を行い、引き渡しを受けたところでございます。  以上で委任専決第11号の説明とさせていただきます。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、委任専決第12号について総務課長吉岡哲男君。 ◎総務課長吉岡哲男) それでは、委任専決第12号 損害賠償の額を定めることについてご説明をいたします。議案書5ページと議案資料10ページをご覧いただきたいと思います。  本年10月10日に発生をいたしました対物賠償事故損害賠償額について相手方との示談が成立したことに伴い、速やかに相手方を救済するため、地方自治法の規定に基づき11月21日に専決処分を行いましたので、報告するものでございます。  事故の概要を説明いたしますので、議案資料10ページのほうをご覧いただきたいと思います。地図の上側が北となっております。丸でお示ししているところが事故の発生場所でございます。  事故が発生しましたのは香住区若松地内、公立香住病院駐車場で、職員が公用車を駐車しようとした際に、運転操作を誤り、当該車両が前方に駐車していた車両に接触し損害を与えたものでございます。  議案書5ページのほうをお開きいただきたいと思います。相手方でございますけれども、香美町内男性で、損害賠償額は42万6,826円でございます。これは、相手方車両後部を損傷し、修理したもので、この事故に係ります過失割合は当方が100%でございます。この額は相手方の損害額に相当するものでございますが、町が支払いをいたします賠償金につきましては、加入をしております全国町村会総合賠償補償保険によりまして全額補填をされます。  以上で委任専決第12号の説明を終わりますが、委任専決第9号と同様、今後、職員に対する安全講習等を通じ、粘り強く安全運転意識の高揚を図り、事故防止に努めてまいりたいと考えております。  以上で説明ございます。 ◎議長(上田勝幸) これをもって報告の説明を終わります。      ──────────────────────────────  日程第5 議案第127号 美方郡広域事務組合規約の変更について  日程第6 議案第128号 美方郡広域事務組合の財産を無償譲渡することについて  日程第7 議案第129号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  日程第8 議案第130号 香美町中小企業振興条例を定めることについて  日程第9 議案第131号 香美町区集会所条例の一部を改正する条例を定めることにつ              いて  日程第10 議案第132号 下浜区公会堂の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第5 議案第127号 美方郡広域事務組合規約の変更についてから、日程第10 議案第132号 下浜区公会堂の指定管理者の指定についてまでの6議案は、香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(上田勝幸) 朗読は終わりました。  これより、議案ごとに町長の提案理由の説明、担当課長補足説明を求めます。  初めに、議案第127号 美方郡広域事務組合規約の変更について及び議案第128号 美方郡広域事務組合の財産を無償譲渡することについて、以上2議案は関連がありますので一括して町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第127号 美方郡広域事務組合規約の変更について及び議案第128号 美方郡広域事務組合の財産を無償譲渡することについての2議案を、一括して提案理由を説明いたします。  美方郡広域事務組合の規約を変更すること及び美方郡広域事務組合の財産を無償で譲渡することについて構成町で協議するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。詳細につきましては総務課長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 補足説明総務課長吉岡哲男君。 ◎総務課長吉岡哲男) それでは、議案第127号及び議案第128号の補足説明を一括して行います。  議案書では6ページから9ページ、議案資料では11ページから13ページとなります。まず、議案第127号でございますが、議案書7ページに変更規約を、議案資料11ページと12ページに新旧対照条文をつけておりますので、あわせてご覧いただきたいと思います。今回の改正内容は、規約第3条に規定する共同処理する事務のうち、第1項第2号に規定する美方郡総合研修センターの設置及び管理に関する事務及び第10条に規定する経費支弁の方法のうち、第1項第2号に規定する当該施設の事務に要する経費の算定方法並びに第2項第2号に規定する農家数の根拠を削除するとともに、第3条及び第10条の号番号の整理を行うものでございます。新旧対照条文では下線の部分が変更の箇所となっております。また、議案資料13ページに施設配置図を添付しておりますので、ご清覧いただければと思います。  なお、この改正規約は平成31年4月1日から施行することとしております。  次に、議案第128号でございますが、今回の提案内容は、美方郡広域事務組合が所有する美方郡農村総合研修センター当該施設指定管理者であるたじま農業協同組合無償譲渡しようとするものでございます。施設整備以降の経過を簡単に申し上げたいと思います。当該施設は、耕種、和牛両部門にわたり、水田利用再編対策を踏まえ、農用地の流動化、生産技術の改良等を効率的に推進するため、郡内統一的に組織を強化し、農業経営全般にわたって必要となる研修、実習、会議を行う施設を設置すべく、美方郡広域事務組合事業主体となり、昭和59年度に工事着手し、昭和61年度に事業完了しております。総事業費は1億6,719万円6,000円、国庫補助金と過疎債及び一般単独事業債を主な財源としたところでございます。この際に、完成後の管理は美方郡地区連、起債償還後は農協へ無償譲渡する旨を、当時、旧美方郡4町長、組合長合同会議及び美方郡地区連自治会で決定した経緯がございます。こういった経緯を踏まえ、平成17年度、起債償還が完了したことにより、但馬農協へ譲渡の手続をすべく、県民局と協議をしましたが、補助金適正化法処分制限期間未経過により、この時点では譲渡ができなかったという経過がございます。その後、補助金適正化法弾力運用が進み、処分制限期間内でも譲渡処分が可能となるとともに、平成30年度をもって現在の指定管理期間が満了することも相まって、たじま農業協同組合から、本施設を畜産に特化した施設とし、より畜産振興に寄与すべく、施設譲渡の申し入れがあったところでございます。行政としましても、当初の経緯及び現状を総合的に勘案した結果、譲渡して利用形態を集約化することにより地域活性化が図られるものと判断したところであり、今回の提案に至ったものでございます。  議案書9ページをお開きいただきたいと思います。無償譲渡する財産と無償譲渡相手方を別表でお示しいたしております。無償譲渡しようとする財産は、種類、建物及び附帯施設、名称は美方郡農村総合研修センター、所在地は兵庫県美方郡新温泉町歌長字浜ノ田88番地でございます。施設内訳でございますけれども、広域多目的研修施設1棟、鉄筋コンクリート2階建て、1階部分が334.42平方メートル、2階部分が208.94平方メートル、合計で543.36平方メートル、牛ケイ舎(A棟)木造平屋建て406平方メートル、牛ケイ舎(B棟)木造平屋建て249.2平方メートル、屋外便所木造平屋建て24平方メートル、堆肥舎、木造平屋建て20平方メートル、審査場359.13平方メートルとなっております。無償譲渡しようとする相手方でございますけれども、名称はたじま農業協同組合、代表者、代表理事組合長尾崎市朗、所在地は兵庫県豊岡市九日市上町550番地の1でございます。  なお、譲渡期日は平成31年4月1日を予定いたしております。  以上で議案第127号及び議案第128号の補足説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) 次に、議案第129号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第129号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての提案理由を説明いたします。  人権擁護委員木村忠信氏の任期が平成31年3月31日をもって満了するので、その後任として井上光男氏を推薦するため、議会の意見を求めるものでございます。詳細につきましては町民課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 補足説明町民課長裏戸正範君。 ◎町民課長裏戸正範) それでは、議案第129号につきまして補足説明をさせていただきます。  現在、香美町において法務大臣から委嘱を受けて、人権擁護委員として活躍されておられます方は10名で、香住区が4名、村岡区が3名、小代区が3名でございます。このたび、平成22年4月1日から8年8カ月間にわたり人権擁護委員として活躍されている小代区の木村忠信氏の任期が来年3月31日をもって満了となりますので、その後任として井上光男氏を推薦しようとするものでございます。住所でございますが、香美町小代区広井57番地の1、氏名は井上光男、生年月日は昭和32年1月31日で、現在61歳でございます。今回の推薦に当たりましては、その人の経験や人柄とともに、国が定めている新任の委員候補者の年齢要件としての推薦時68歳以下であることや地域間バランスなどを考慮いたしました。井上氏の経歴につきましては議案資料14ページに掲げておりますとおりであり、その経験と人柄から人権擁護委員の適任者と考え、新たに推薦するものでございます。なお、ご本人の内諾は既に得ております。  以上で補足説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) 次に、議案第130号 香美町中小企業振興条例を定めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第130号 香美町中小企業振興条例を定めることについての提案理由を説明いたします。  中小企業の振興に関する施策を総合的に推進し、本町経済の発展及び町民生活の向上を図るため、必要な事項を定めるものでございます。詳細につきましては観光商工課長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 補足説明を観光商工課長、田渕衛君。 ◎観光商工課長(田渕 衛) それでは、議案第130号の香美町中小企業振興条例を定めることにつきましての補足説明を行わせていただきます。  本条例につきましては、国におきまして平成26年6月に小規模企業振興基本法が制定され、兵庫県におきましても平成27年10月に中小企業の振興に関する条例が制定されました。これを受けまして、本町では平成28年4月に、香美町商工会より町条例の制定の要望を受けておりまして、また、本年6月、香美町議会の一般質問の答弁におきまして、31年度の条例交付であるということを申し上げたところでございます。  さて、本町では、町内の買い物客が郊外に流れることにより、これまで町内商工業者が地域の人々と守ってきました文化や伝統、安全・安心など、地域の活力と魅力が失われかねない状況にあることを懸念している状況のもとに、町内の商工業や商工団体などが一層連携して、町民とともに活気と活力あるまちづくりを推進する必要があるという観点から、これらの理念を定め、地域ぐるみの取り組みにより町内経済の活性化に資するために条例を定めようとするものです。  それでは、議案書12ページから15ページの条例案に沿って概要を説明させていただきたいと思いますので、12ページをお開きください。
     香美町中小企業振興条例でございます。第1条では、本条例の目的を定めております。この条例は、本町の中小企業の振興に関する基本理念を定めて、町中小企業者、商工団体及び町民の役割を明らかにする中で、中小企業の振興施策を総合的に推進することによりまして地域経済の活性化や活力ある地域社会の実現、さらには町民生活の向上に寄与することを目的としております。  第2条では、本条例における主な用語の定義を定めております。第1号から第8号までに用語を掲げております。町民について、また商工団体について、中小企業者について、また大企業者について、地域資源についての用語を定めております。  第3条におきましては、基本理念についての定めでございます。中小企業の振興は、事業者の創意工夫及び自助努力をもとにし、町、中小企業者、商工団体、町民が協働して推進することを明記いたしております。  13ページをお開きください。第4条では、基本施策について定めております。町の中小企業の振興を図る上で、中小企業者、町、商工団体、町民は、基本理念に基づいた基本施策を行うよう第1号から第8号までに施策を明記しております。町におきましては、中小企業者の事業承継の促進を図ること、また、中小企業者の受注機会の増大及び販路拡大を図ること、また、企業への支援を図ることなどを挙げております。  第5条では、町の責務について定めをしております。町は、国、県、商工団体と連携し、協力して商工業の振興のために必要な施策を、及び支援を総合的に推進することとした施策を第2号から第4号までに明記いたしております。町は、物品及び工事発注等に当たって、中小企業者の受注機会の増大に努めて、町内経済循環創出に努めるとした中小企業の振興に関する施策を総合的に推進していくこと、また、中小企業の振興に関する具体的な施策の立案については、中小企業者や商工団体から意見聴取に努めることを明記いたしております。  第6条では、中小企業者等の役割について定めております。中小企業者の地域社会との共生、まちづくり活動への参画、協働とともに、商工業の振興には商工団体の活性化が不可欠であることから、次の14ページでございますけども、第4号では、中小企業者の商工団体への積極的な加入を促す条文を明記いたしております。  第7条では、商工団体の役割について定めをしております。商工団体は、中小企業者の取り組みを支援する事業活動を行い、地域社会に貢献するよう努め、町及び町民と関係機関と連携して、協働しながら中小企業の振興に努めるということを明記いたしております。  第8条におきましては、町民の理解及び協力を定めております。商工業の振興が町民生活の向上に寄与することから、町民に商工振興への理解及び協力を求めることとしておりまして、町民は、消費者といたしまして町内で生産、製造、加工される製品の購買と消費に努めていただくことを明記しております。  第9条におきましては、条例の普及啓発を定めております。町及び商工団体は、商工業の振興に取り組んでいただくため、当条例を広く中小企業者や町民に普及啓発に努めることとしたことを明記いたしております。  第10条では、検証及び評価を定めております。商工団体と連携を図った上で、第4条の基本施策を中心に、条例に即した検証と評価を実施することで商工業の次の振興施策への反映を図ることといたしております。  15ページをお開きください。第11条では、規則への委任事項を定めております。この条例に定めるもののほか、必要な事項は、町長が定めることといたしております。  なお、条例の施行期日につきましては、附則で平成31年4月1日から施行するといたしております。  以上で議案第130号の香美町中小企業振興条例を定めることについての補足説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 次に、議案第131号 香美町区集会所条例の一部を改正する条例を定めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第131号 香美町区集会所条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。  下浜区公会堂の完成に伴い、香美町区集会所条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては総務課長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 補足説明総務課長吉岡哲男君。 ◎総務課長吉岡哲男) それでは、議案第131号の補足説明を行います。  議案書では16ページと17ページ、議案資料では15ページとなります。今回の改正内容ですが、下浜区公会堂につきましては、本年1月、臨時会におきまして建設工事の請負契約締結の議案を可決していただき、1月29日に正式契約し、翌30日に工事着手をいたしました。現在は工事中でございますけれども、本年12月21日に完成の運びとなりましたので、この条例の一部を改正するものでございます。  まず、議案書17ページをご覧いただきたいと思います。第2条の表中、上計ふれあい会館に、新たに下浜区公会堂を追加するものでございます。また、議案資料15ページには新旧対照条文をつけておりますが、下線の部分が変更の箇所となっております。  以上で議案第131号の補足説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) 次に、議案第132号 下浜区公会堂の指定管理者の指定について、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第132号 下浜区公会堂の指定管理者の指定についての提案理由を説明いたします。  下浜区公会堂の指定管理を行うに当たり、下浜区を指定管理者として指定しようとするものでございます。詳細につきましては企画課長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 補足説明を企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) それでは、議案第132号の補足説明をさせていただきます。  議案書18ページをお開きください。今回、下浜区公会堂の完成に伴いまして、香美町区集会所条例に追加することにあわせまして、指定管理を行おうとするものであります。指定管理を行おうとする公の施設の名称は下浜区公会堂、所在地は香美町香住区下浜286番地の1でございます。  次に、指定管理となる団体の名称は下浜区、代表者は区長駒居欣雄氏、所在地は香美町香住区下浜864番地でございます。  次に、指定管理の期間は、平成31年1月1日から平成33年3月31日まで2年3カ月としております。これは、他の指定管理施設の終期に合わせたものであります。なお、去る11月15日開催の香美町指定管理者候補者選定委員会におきまして、候補者として指定することについて同意を得ているところでございます。  次に、議案資料16ページには、公の施設及び指定管理となる団体の概要を示しておりますので、ご清覧いただきたいと思います。  以上で補足説明を終わりますが、ご審議の上、適切なご決定を賜りますよう、よろしくお願いいたします。  以上、議案第132号の補足説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) これをもって、議案第127号から議案第132号までの6議案の提案理由の説明を終わります。なお、この6議案については12月19日に案件ごとに審議いたします。      ──────────────────────────────  日程第11 議案第133号 平成30年度香美町一般会計補正予算(第7号)  日程第12 議案第134号 平成30年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3              号)  日程第13 議案第135号 平成30年度香美町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)  日程第14 議案第136号 平成30年度香美町公立香住病院事業企業会計補正予算(第2              号)  日程第15 議案第137号 平成30年度香美町水道事業企業会計補正予算(第3号)  日程第16 議案第138号 平成30年度香美町下水道事業企業会計補正予算(第3号) ◎議長(上田勝幸) 日程第11 議案第133号 平成30年度香美町一般会計補正予算(第7号)から、日程第16 議案第138号 平成30年度香美町下水道事業企業会計補正予算(第3号)までの6議案は、香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。なお、議案第136号から議案第138号の企業会計補正予算については朗読を省略させます。                 (議案書朗読) ◎議長(上田勝幸) 朗読は終わりました。  議案第133号から議案第138号までの6議案を一括して、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第133号 平成30年度香美町一般会計補正予算(第7号)から、議案第138号 平成30年度香美町下水道事業企業会計補正予算(第3号)までの6議案について、一括して提案理由を説明申し上げます。  予算執行の過程において補正の必要が生じましたので、提案するものでございます。なお、各会計の詳細につきましては、それぞれ担当課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) これより、議案ごとに順次各課長より補足説明を求めます。  初めに、議案第133号について財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、議案第133号 平成30年度香美町一般会計補正予算(第7号)の補足説明をさせていただきます。  今回提案しております補正予算の内容は、本年夏の猛暑を踏まえ、熱中症対策と教育環境の向上を図るため、小・中学校及び幼稚園にエアコンを設置する工事費等を計上するものです。また、災害復旧事業費で、全国各地に甚大な被害をもたらしました台風24号による災害復旧事業のうち、補助災害の工事費のほか、9月補正予算編成後の人事異動等による職員給与費の補正、また、情勢の変化に対応するため、既決予算の過不足を調整する補正について計上しております。  まず、議案書により説明させていただきますので、議案書19ページをご覧ください。第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億1,450万1,000円を追加し、149億3,169万1,000円としております。  第2条で地方債を補正しています。内容につきましては25ページをご覧ください。起債の目的は、柴山保育所整備事業をはじめ、変更が11件で、限度額の総額は3億9,360万円を増額するものでございます。  続きまして、議案資料によりまして項目ごとに説明をさせていただきますので、議案資料をご覧いただきたいと思います。主だった内容につきまして、概要につきまして説明しますので、まず給与費の状況を説明させていただきます。議案資料34ページをご覧ください。給与費明細書の一般職で、給料は人事異動、育休取得等によりまして282万6,000円減額、手当は214万円増額としております。下の表には職員手当の内訳を資料として整理しておりますが、主なものは時間外勤務手当290万円で、冬季の降雪時期を控え、8款土木費などにおきまして増額をいたしております。また、共済費を188万1,000円減額しています。これは、本年度納付額が確定したことにより、職員共済組合追加費用が122万6,000円減額となったこと、また、人事異動等により職員共済組合納付金が65万5,000円減額などによるものでございます。これにより人件費に係る補正額の総額は256万7,000円の減額となりました。なお、事業費目ごとの人件費の補正につきましては各費目にわたりますが、それぞれの説明は省略をさせていただきますので、ご了承ください。  歳出の明細に戻りまして、23ページをご覧ください。款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、一般経常費の上から5行目、労災保険料22万5,000円、雇用保険料112万1,000円は、前年度の精算額と本年度の概算額が確定し、不足する額を追加するものです。社会保険料348万9,000円は、臨時嘱託職員の増加に伴い追加するものでございます。目4基金費、ふるさとづくり基金費1,000万円は、本年度、予定以上のふるさとづくり寄附金が見込まれるため、次年度の事業財源として基金積立金を追加するものでございます。目10交流推進費、ふるさとづくり事業費328万2,000円の追加は、予定以上のふるさとづくり寄附金が見込まれるため、返礼品として報償費300万円、システム利用料28万2,000円を追加するものでございます。目12諸費、過誤納返還金費の過誤納還付金200万円は、個人町民税の還付に不足が見込まれるため追加するものでございます。また、子ども・子育て支援交付金償還金191万2,000円及び低所得者保険料軽減国県負担金償還金2,000円の追加は、前年度の国県補助事業に係る受入金を精算し、返還を行うものでございます。  24ページの款2総務費、項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費、戸籍電算システム費88万6,000円の減額でございますが、本年度予定しておりました戸籍総合システム更新の事業費が確定したことによりまして、不用額を減額するものでございます。款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費、地域活動支援事業費、下から5行目の、日中一時支援事業委託料120万円の追加、2行下の、日常生活用具給付費100万円の追加につきましては、利用実績が当初予定より大幅に増加する見込みであるため追加するものでございます。地域活動支援センター補助金40万円の追加につきましては、新温泉町にあります地域活動支援センターのぎくが、現在使用している施設を改修するに当たりまして、香美町と新温泉町で一部助成を行うものでございます。なお、両町で100万円の助成で、香美町が4、新温泉町が6の負担割合でございます。  障害者等社会活動促進事業費の臨時職員賃金82万2,000円の減額につきましては、障害者等就労サポーターを当初4月採用としておりましたが、7月途中からの採用となったため減額するものでございます。  25ページをご覧ください。1行目のユニバーサル社会づくり推進事業費の町ユニバーサル社会づくり推進地区協議会補助金33万6,000円の減額につきましては、事業費の確定により減額するものでございます。  国保特別会計事業勘定繰出金費107万6,000円は、出産育児一時金4件の増加の見込みなどによりまして、一般会計負担分を追加するものでございます。目2老人福祉費、生きがい活動支援通所事業費の自動車購入費92万3,000円の減額は、事業が完了したことにより不用額を減額するものでございます。  介護職員確保対策事業費の介護職員確保対策事業(就労者)助成金10万円の追加につきましては、町内介護保険事業所に平成29年度中に新たに就労し、1年を経過した介護職員2人に対し助成金を交付するため追加するものでございます。  介護保険特別会計繰出金費183万2,000円は、地域支援事業費補正に伴う財源調整などによりまして、一般会計負担分を追加するものでございます。  項2児童福祉費、目4児童福祉施設費、保育所施設整備事業費の639万6,000円の減額は、柴山保育所の改修工事が完了したことにより不用額を減額するものでございます。なお、財源としておりました旧合併特例事業債も起債対象事業費を精査し、610万円の減額としております。  26ページの款4衛生費、項1保健衛生費、目3環境衛生費、美方郡広域事務組合負担金事業費122万3,000円の減額は、組合の平成29年度決算を受けた繰越金の発生及び職員給与費の減額などによりまして、構成市町の負担金の調整を行ったものでございます。  項2清掃費、目1清掃総務費、下水道事業企業会計繰出金費のコミュニティプラント事業繰出金142万円の減額は、企業会計の収益的収支の補正により関連する繰出金を調整したもので、以降出てまいります他の費目の下水道事業9会計繰出金においても同様でございます。  項3水道費、目1水道施設費、水道事業企業会計繰出金費45万4,000円は、人事異動に伴い、児童手当分を追加するものでございます。  続きまして、27ページをご覧ください。款6農林水産業費、項1農業費、目2農業総務費、美方郡広域事務組合負担金事業費135万3,000円の減額につきましては、組合の平成29年度決算を受けた繰越金の発生及び人事異動によります職員給与費の減額などによりまして、構成市町の負担金の調整を行ったものでございます。  項2林業費、目2林業振興費、有害鳥獣対策費の設計業務委託料80万9,000円は、ストックポイント整備事業2カ所に係る設計業務委託料を追加するものでございます。  シカ緊急捕獲拡大事業負担金255万5,000円の減額は、平成29年度に県が狩猟者に支払った報償費が大幅に減額となりました。この実績が本年度の負担金に反映されるため、減額補正するものでございます。  災害に強い森づくり推進費の421万6,000円の追加につきましては、村岡区高津で昨年度設置しました作業道を380メートル延長して設置できることになり、これに係る事業費及び事務費を追加するものでございます。財源は全額県補助金となっております。  28ページの款7商工費、項1商工費、目4観光費、一般経常費の民間活動支援センター指定管理料100万円の減額につきましては、ハチ北温泉湯治の郷が黒字決算となり、指定管理料を減額するものでございます。  款8土木費、項2道路橋梁費、目3道路新設改良費、町道新設改良事業費(単独分)の測量設計委託料1,070万円の減額は、入札残など道路改良事業に係る費用を調整したものでございます。工事請負費550万円の追加につきましては、村岡区の学校前線に係る費用で、損傷の激しい舗装の補修、修繕、路肩のカラー舗装を実施しまして、児童・生徒等の安全を確保するものでございます。物件移転補償費200万円の減額は、村岡区の和佐父小城線の工法変更に伴い、不要となりました電柱移転補償費を減額するものでございます。財源はいずれも過疎対策事業債で、それぞれの事業費の増減に合わせて調整しております。  29ページをご覧ください。項4住宅費、目1住宅管理費、一般経常費の修繕料150万円の追加につきましては、町営住宅の修繕を行うものでございます。危険ブロック塀等撤去支援事業費の、危険ブロック塀等撤去支援補助金100万円の追加につきましては、安全・安心に暮らせる住居づくりのため、個人住宅や民間の保育所、社会福祉施設等を対象に、危険ブロック塀の撤去費用に対し、限度額を設けて補助するものでございます。個人住宅の場合は、公費3分の2、20万円が上限となっております。今回の補正では5件分を見込んでおります。なお、公費負担のうち、国が2分の1、県が4分の1、町が4分の1の負担割合となります。  款9消防費、項1消防費、目1常備消防費の美方郡広域事務組合負担金787万4,000円の減額は、高規格救急自動車整備負担金の事業費確定などにより補正するものでございます。なお、救急自動車整備負担金の財源としましては過疎対策事業債を充当しておりまして、今回の減額に合わせて750万円の起債の調整を行っております。目2非常備消防費、消防団運営費の消防団員等公務災害補償費110万4,000円につきましては、消防団員の今年中の災害に係る療養補償費等の支払い決定に基づき追加するものでございます。財源は全額消防団員等公務災害補償等共済基金より受入れをいたします。  30ページの中ほどをご覧ください。款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費、香住小学校費の光熱水費260万円につきましては、10月の検針で8月から9月の2カ月分の水道料金が、通常20万円のところ260万円になることが判明いたしました。そのため、水道料金を補正するものでございます。直ちに調査を行いました結果、雨水槽から中水槽へ送るろ過ポンプが故障したため、上水から中水槽へ自動切りかえ装置されます電磁バルブが開き、閉じなくなったため漏水が発生したということが原因ということでありました。現在は電磁バルブを手動に変更するなど、漏水が発生しないよう対応いたしております。  目3小学校施設整備費、小学校施設整備事業費の3億591万円、そして、項3中学校費、目3中学校施設整備費、中学校施設整備事業費の8,960万円の追加、そして、31ページになりますけども、項4幼稚園費、目1幼稚園費、幼稚園施設整備事業費の3,811万円の追加につきましては、空調整備に係る設計監理委託料及び工事請負費で、小学校は、整備済みの香住小学校を除く9校、なお、柴山小学校につきましては、新年度当初予算で計上予定の大規模改修工事と合わせて行うこととしております。中学校につきましては、整備済みの香住第一中学校を除く3校、幼稚園は、整備済みの香住、柴山幼稚園を除く7園に要する費用を計上いたしております。財源はいずれも旧合併特例事業債、充当率95%を予定いたしております。  なお、平成30年11月7日に国の補正予算が成立し、エアコン設置の予算づけもされておりますが、補助金の内示等がまだ示されてないということで、確定後、今後の補正予算におきまして財源調整を予定いたしております。  また、整備内容につきましては資料36ページに添付いたしておりますので、参考にしていただきたいと思います。  30ページに戻っていただきまして、中ほどでございます。項2小学校費、目3小学校施設整備費、長井小学校整備事業費の270万円の減額及び、31ページになりますけども、項3中学校費、目3中学校施設整備費、香住第二中学校整備事業費1,649万8,000円の減額は、いずれも工事が完了したことにより不用額を減額するものでございます。  なお、財源としておりました過疎対策事業債も、起債対象事業費を精査し減額をいたしております。  32ページの項5社会教育費、目4社会教育施設費、一般経常費の工事請負費140万円の減額につきましては、村岡区内の国道9号歩道拡幅工事を本年度予定されておりましたが、次年度実施となったことに伴いまして、まほろばのフェンス設置工事を減額するものでございます。  款11災害復旧費、項1農林水産施設災害復旧費、目1農業用施設災害復旧費、30現年農業用施設災害復旧費の工事請負費270万円の追加につきましては、補助災害の水路2件に係る復旧工事費でございます。財源内訳の国県支出金243万円は県補助金で、補助率は90%を乗じて算出しておりますが、確定したものではございません。その他の27万円は分担金で、補助残10%を乗じて算出をいたしております。  目2農地災害復旧費、30現年農地災害復旧費の工事請負費2,600万円の追加につきましては、補助災害8件に係る復旧工事費です。財源内訳の国県支出金2,210万円は県補助金で、補助率は85%を乗じ算出しておりますが、確定したものではございません。その他の390万円は分担金で、補助残15%を乗じ算出をいたしております。  目3林業用施設災害復旧費、30現年林業用施設災害復旧費の工事請負費800万円の追加につきましては、森林管理道船谷線1件に係る復旧工事費でございます。財源内訳の国県支出金600万円は県補助金で、補助率は75%を乗じ算出いたしておりますが、確定したものではございません。地方債は災害復旧事業債で、補助残に充当率90%を乗じ、180万円を予定いたしております。  項2公共土木施設災害復旧費、目1道路橋梁災害復旧費、30現年道路橋梁災害復旧費の工事請負費5,800万円の追加につきましては、補助災害5カ所に係る復旧工事費でございます。財源内訳の国県支出金3,866万6,000円は国庫負担金で、補助率は3分の2を乗じて算出いたしておりますが、確定したものではございません。地方債は災害復旧事業債で、補助残に充当率100%を乗じ、1,930万円を予定いたしております。  目2河川災害復旧費、30現年河川災害復旧費の工事請負費400万円の追加は、補助災害1カ所、焼山川に係る復旧工事費でございます。財源内訳の国県支出金266万6,000円は国庫負担金で、補助率は3分の2を乗じ算出いたしておりますが、確定したものではございません。地方債は災害復旧事業債で、補助残に充当率100%を乗じ、130万円を予定しております。なお、これら災害復旧5事業につきましては、37ページ以降に箇所図及び一覧表をつけておりますので、参考にしていただきたいと思います。  戻りまして、33ページをお願いします。最後に、予備費774万3,000円を減額し、歳入歳出額を調整いたしております。  続きまして、20ページに戻っていただきまして、歳入の説明をさせていただきます。  歳入につきましては、歳出の説明におきましても特定財源がある場合はその財源を説明させていただきましたので、それぞれの説明は省略をさせていただきたいと思います。なお、歳出で説明のなかった歳入について補足説明をさせていただきます。  20ページの中ほどをご覧ください。款14国庫支出金、項2国庫補助金、目2民生費国庫補助金、節1社会福祉費補助金の地域生活支援事業補助金77万円及び款15県支出金、項2県補助金、目2民生費県補助金、節1の社会福祉費補助金の地域生活支援事業補助金44万円につきましては、いずれも歳出の24ページになりますけども、社会福祉費総務費の下から5行目にあります日中一時支援事業委託料120万円、そして下から3行目の日常生活用具給付費100万円に係る補助金で、国庫につきましては35%、県は20%の補助率で積算をいたしております。  歳入の20ページに戻っていただきまして、款15県支出金、項2県補助金、目2民生費県補助金、節1社会福祉費補助金のユニバーサル社会づくり推進事業費補助金16万8,000円の減額につきましては、事業費の減額に伴い、補助率2分の1を減額補正するものでございます。  目4農林水産業費県補助金、節2林業費県補助金の市町振興支援交付金42万2,000円の減額につきましては、平成29年度のシカ緊急捕獲拡大事業に係る負担金確定に伴いまして422万2,000円の返還となるため、補助率10%相当を減額するものでございます。  続きまして、21ページ中ほど、少し上をご覧ください。款16財産収入、項1財産運用収入、目2利子及び配当金、節1利子及び配当金の北但西部森林組合出資配当金200万円の減額につきましては、当初2%の配当を見込んでおりましたけども、本年度は配当がないため減額補正するものでございます。  款18繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金の財政調整基金繰入金2,199万8,000円の追加につきましては、基金の財源手当を行うものでございますが、幼稚園、小・中学校の空調整備及び災害復旧事業の一般財源所要額に対する措置を考慮したものでございます。  款20諸収入、項4雑入、目3雑入、節2民生費受入金の施設型給付費受託料162万9,000円は、小代認定こども園児童4人の広域入所に係る受託料を受入れするものでございます。  2行下の節8教育費受入金の施設型給付費受託料60万4,000円につきましては、奥佐津幼稚園1人、村岡幼稚園1人の区域外入園に係る受託料を受入れするものでございます。節9の雑入、施設型給付費国県負担金精算受入金172万6,000円の追加につきましては、平成29年度実績に基づきまして不足額を受入れするものでございます。
     シカ緊急捕獲拡大事業負担金精算受入金422万2,000円の追加につきましては、平成29年度の負担金確定に伴い、過大納付のため精算分を受入れするものでございます。  22ページをご覧ください。款21町債、項1町債、目6土木債、節2過疎対策事業債の720万円の減額につきましては、町道新設改良事業町単分の精査に伴い、財源となります過疎対策事業債を調整したものでございます。  以上で議案第133号 平成30年度香美町一般会計補正予算(第7号)の補足説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) ここで会議の途中ですが、暫時休憩いたします。再開は11時ちょうどといたします。                              午前10時50分 休憩                              午前11時01分 再開 ◎議長(上田勝幸) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  次に、議案第134号について健康課長、古家亮君。 ◎健康課長(古家 亮) それでは、補足説明をさせていただきます。  議案書27ページから31ページに、それぞれの勘定ごとに歳入歳出予算補正を記載しておりますが、このたびは事業勘定、兎塚・川会診療施設勘定、小代診療施設勘定、兎塚・川会歯科診療施設勘定の4つの勘定につきまして補正をお願いするものでございます。  それでは、議案資料のほうで説明させていただきたいと思いますので、議案資料47ページをお開きいただきたいと思います。初めに、事業勘定のほうでございますが、このたびの補正は、職員の人件費の補正、不足が見込まれる保険給付費や保険事業費の追加などによるものでございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の一般経常費4万4,000円の減額につきましては、通勤手当、職員共済組合追加費用額、旧恩給組合納付金等の職員の人件費を補正するものでございます。  次に、2款保険給付費、4項出産育児諸費、1目出産育児一時金168万円は、当初15件分を見込んでいましたが、現在の支出状況や今後の出産見込みを踏まえ、年間分を19件とし、4件分の予算の不足が見込まれますので増額するものでございます。なお、出産育児一時金は、1件当たり42万円の支出となります。  次に、3款国民健康保険事業納付金、1項医療給付費分、1目一般被保険者医療給付費分は、歳入の繰入金の増額に伴いまして、財源内訳を補正するものでございます。  4款保健事業費、1項特定健康診査等事業費、1目特定健康診査等事業費の35万円は、特定健診受診者の受診実績や今後の見込みを踏まえ、不足が見込まれる特定健診委託料を増額するものでございます。  最後に、予備費で調整を行っております。  次に、1ページ戻っていただきまして、46ページにお戻りください。歳入について説明させていただきます。3款県支出金、1項県負担金、3目保険給付費等交付金の普通交付金168万円の増額は、歳出のところで出産育児一時金の増額の説明をさせていただいたところでございますが、この増額分につきまして全額を交付金として受け入れるものでございます。  5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金の職員給与費等繰入金4万4,000円の減額は、職員人件費の補正に伴うものでございます。また、出産育児一時金繰入金の112万円は、歳出増に伴い、その増額分の3分の2相当を繰り入れるものです。出産育児一時金繰入金分は、歳出の事業納付金へ財源充当となります。  以上が事業勘定でございます。  次に、51ページをお開きください。兎塚・川会診療施設勘定について説明いたします。こちらは歳出予算のみの補正となっております。1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費の一般経常費の8万円の増額は、不足が見込まれます時間外勤務手当を補正するものでございます。次の5款予備費において歳出額の調整を行っております。  次に、54ページをお開きください。小代診療施設勘定について説明をいたします。こちらも歳出予算のみの補正となっております。1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費の一般経常費21万6,000円の減額につきましては、職員共済組合納付金、職員共済組合追加費用額、職員退職手当組合納付金、旧恩給組合納付金等の職員人件費を補正するものでございます。次の6款予備費において歳出額の調整を行っております。  次に、57ページをお開きください。兎塚・川会歯科診療施設勘定について説明をいたします。こちらも歳出予算のみの補正となっております。1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費の一般経常費18万3,000円の減額につきましては、通勤手当、職員共済組合追加費用額、旧恩給組合納付金等の職員人件費を補正するものでございます。7款予備費におきまして歳出額の調整を行っております。  以上で国民健康保険事業特別会計補正予算補足説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) 次に、議案第135号について福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) それでは、補足説明をいたします。  議案書は32ページから、議案資料は59ページからとなりますが、説明につきましては議案資料でさせていただきたいと思います。  まず、今回の補正の概要でございますが、歳出予算におきまして、地域支援事業費の給付実績見込みによる給付費の追加と人件費の減額を行うこと、それから、29年度分の国県補助金の精算に伴う償還金の追加を行うこと、また、これらに伴う介護保険事業基金積立金の減額を行うことが主なものです。  また、歳入におきましては、29年度分の支払基金交付金の精算に伴う追加交付金の受入れ等、歳出予算に対応する国県負担金等基金繰入金及び一般会計繰入金の歳入予算について調整を行うものでございます。  それでは、主だった補正内容につきまして、議案資料によりまして説明をさせていただきます。なお、職員に係る職員手当、共済費及び負担金補助及び交付金等につきましては説明を省略させていただきます。  まず、歳出について説明申し上げますので、議案資料64ページをお開きいただきたいと思います。ページの下段、3款地域支援事業費、1項介護予防・生活支援サービス事業費、1目介護予防・生活支援サービス事業費における自立援助訪問型サービス事業給付費負担金、これは、要支援認定者等に係ります従来の訪問介護に相当するサービスになりますけれども、261万1,000円の追加につきましては、認定者の増加に伴うサービス利用の増加に伴い補正を行おうとするものです。  次に、65ページの上段、3款地域支援事業費、2項一般介護予防事業費における臨時職員賃金34万7,000円の減額及び下段の同款3項包括的支援事業・任意事業費、2目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費における非常勤職員報酬220万円の減額及び臨時職員賃金80万円の減額につきましては、嘱託職員の退職並びに臨時職員を年度当初から確保できなかったことなど、実績に基づき減額を行うものでございます。  次に、66ページの2段目、4款基金積立金、1項基金積立金、1目介護保険事業基金積立金386万8,000円の減額については、国県補助金等償還金などに対する財源調整によるものでございます。  次に、3段目の6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目第1号被保険者保険料還付金30万円の追加については、被保険者への保険料還付額の増によるものでございます。また、2目償還金1,023万6,000円の追加につきましては、冒頭で申し上げました昨年度の国県補助金の精算に伴う返還金となります。  次に、歳入を説明いたしますので、戻りまして62ページをお開きください。  まず、62ページ、63ページのそれぞれの説明欄に、現年度分、介護予防、日常生活支援総合事業交付金など、現年度分とつくものにつきましては、先ほど歳出で説明いたしました地域支援事業費に対するルール分の歳入を費用負担者別にそれぞれ調整したものとなります。それ以外の歳入補正といたしまして、62ページ2段目の4款支払基金交付金、1項支払基金交付金、1目介護給付費交付金400万5,000円の追加と、同項2目地域支援事業支援交付金169万9,000円の追加は、こちらも冒頭申し上げました昨年度の交付金の精算による追加交付によるものでございます。  最後に、63ページの7款繰入金、1項一般会計繰入金、5目その他一般会計繰入金の補正は、補助対象外事業費の増加等によりまして247万8,000円を追加するものでございます。  以上で補足説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) 次に、議案第136号について病院事務局長、花登寿一郎君。 ◎病院事務局長(花登寿一郎) それでは、議案第136号の補足説明をさせていただきます。  議案書35ページをお開きください。第1条は、平成30年度香美町公立香住病院事業企業会計の補正予算(第2号)は次に定めるところによるとしております。第2条は、収益的支出の予定額を補正するもので、第1款病院事業費用では既決予定額から102万2,000円を減額、第2款介護老人保健施設費用では159万6,000円を増額、第3款訪問看護ステーション費用では2万4,000円を減額、第4款居宅介護支援事業費用では1,000円を減額し、総額で54万9,000円を増額補正するものでございます。  第3条は、資本的収入の予定額を補正するもので、既決予定額に180万円を増額補正するものでございます。  36ページにまいりまして、第4条は企業債の補正で、既決限度額1,570万円に180万円を増額し、補正後の限度額を1,750万円にするものでございます。  第5条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正で、職員給与費の既決予定額に54万9,000円を増額補正するものでございます。  議案資料によりまして説明をいたしたいと思います。68ページをお開きください。このページから78ページにかけまして予算に関する説明書を掲載させていただいております。69ページには実施計画補正を載せております。次の70ページにはキャッシュ・フロー計算書補正を、71ページには給与費明細書補正を載せております。  次に、予定貸借対照表補正を72ページから75ページにかけて載せておりますし、注記の補正を76ページに載せております。そして、77ページ、78ページに収入支出科目内訳書補正を掲載しておりますので、こちらで主なものについて説明をさせていただきます。  最初に、77ページの収益的支出についてでございます。このたびの補正は、9月定例会で議決いただきました1号補正以降の職員の異動等に伴いまして給与費を補正するもので、総額54万9,000円を増額する内容としております。1款病院事業費用の給与費につきましては、医療技術者及び看護師の休業による期末手当の減額のほか、事業費精査による扶養手当や児童手当の増額などにより、手当の計で5万7,000円減額し、法定福利費の96万5,000円の減額と合わせて102万2,000円の減額としております。なお、法定福利費の減額は、率の確定により職員共済組合追加費用額及び旧恩給組合負担金を減額するものでございます。  2款介護老人保健施設費用の給与費につきましては、育休していた介護士の前倒し復帰に伴って給料を121万6,000円増額するほか、事業費精査により手当を22万円、法定福利費を16万円それぞれ増額し、合わせて159万6,000円の増額としております。  78ページ、3款訪問看護ステーション費用の給与費2万4,000円の減額及び4款居宅介護支援事業費用の給与費1,000円の減額は、いずれも事業費精査によるものでございます。  次に、資本的収入について説明いたします。1款資本的収入、1項企業債、1目企業債の建設事業費充当180万円の増額は、企業債充当事業として実施する病棟ナースコール設備更新工事費が、事業精査により当初の予定額より176万円増となることに伴うものでございます。  以上で補足説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) 次に、議案第137号及び第138号について上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) それでは、議案第137号の補足説明を行います。  このたびの補正予算は、人事異動に伴う人件費等について補正を行うものでございます。  それでは、議案書37ページをお願いいたします。第1条に、平成30年度香美町水道事業企業会計の補正予算(第3号)は、次に定めるところによるとしております。第2条は、収益的収入及び支出の補正で、水道事業収益に45万4,000円増額し4億7,909万5,000円とし、水道事業費用を29万8,000円減額し6億4,769万1,000円としています。第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正として、職員給与費を33万円減額し、6,093万5,000円としております。第4条は他会計からの補助金の補正で、1,469万7,000円に改めるものでございます。  それでは、内容について説明をさせていただきますので、議案資料85ページをお願いいたします。収入の2項営業外収益、3目他会計補助金45万4,000円の増額は、人事異動に伴います児童手当支給に対する一般会計からの補助金の増額でございます。支出では、1項営業費用において総額29万8,000円の減額を予定しております。このうち、1目原水及び浄水費は、通勤手当の減額と7月以降の長雨、台風対応で時間外の出動が多かったことによります時間外勤務手当を、今後の見込みも合わせまして増額を行うものでございます。また、4目総係費は、人事異動に伴います必要額の補正を行うものでございます。  81ページから84ページには、このたびの補正に係る数値を整理し、キャッシュ・フロー計算書の補正、給与費明細書補正、予定貸借対照表の補正を載せております。  以上で補足説明を終わります。  続きまして、議案第138号の補足説明を行います。今回の補正予算は、人事異動に伴う人件費などと、去る10月12日に射添浄化センターで発生しました流入水による冠水等に伴う修繕費等について補正を行うものでございます。  議案書38ページをお願いいたします。第1条は、平成30年度香美町下水道事業企業会計の補正予算(第3号)は、次に定めるところによるとしております。第2条の収益的収入及び支出の補正では、収入の1款下水道事業収益、2項営業外収益に470万2,000円を追加し、総額を15億6,578万3,000円に、支出の1款下水道事業費、1項営業費用に同額の470万2,000円を追加し、総額を15億250万5,000円とするものでございます。第3条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正では、職員給与費に342万円追加し、総額を4,374万3,000円としております。第4条の他会計からの補助金の補正では、7億2,357万9,000円に改めるものでございます。  それでは、内容について説明をさせていただきますので、議案資料94ページをお願いいたします。収入につきましては、1款下水道事業収益の2項営業外収益、3目他会計補助金の470万2,000円の増額、支出経費の決算見込みに伴いまして、資金ベースについて調整し、一般会計補助金を増額するものでございます。支出では、人件費及び修繕費等について、決算見込み額等により組み替え及び増額を行うものでございます。人件費につきましては、1款下水道事業費、1項営業費用の4目総係費の時間外勤務手当を40万円減額しまして、1目管渠費と3目処理場費の時間外勤務手当にそれぞれ20万円ずつ組み替えを行うものでございます。1目管渠費の期末手当、勤勉手当と法定福利費及び3目の処理場費の扶養手当をそれぞれ減額し、4目総係費の必要な人件費に組み替えするとともに、不足が見込まれます額を調整し、それぞれ必要額を増額補正するものでございます。  修繕費につきましては、1款下水道事業費の1項営業費用、1目管渠費の修繕費、3目処理場費の備消品費、動力費、役員費それぞれを減額いたしまして、総額780万円分になりますが、3目の処理場費の修繕費に、その減額分を組みかえするものと、さらに不足が見込まれます、不足額としては120万円不足と考えておりまして、合わせまして900万円を増額補正するものでございます。  88ページから93ページには、このたびの補正に係る数値を整理し、キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書補正、予定貸借対照表、注記の補正を載せております。  以上で補足説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) これをもって、議案第133号から議案第138号までの6議案の提案理由の説明を終わります。  なお、この6議案についても12月19日に案件ごとに審議をいたします。  お諮りいたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。  次の本会議は12月17日月曜日午前9時30分より再開いたします。  本日は大変ご苦労さまでした。                              午前11時25分 散会 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...