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平成30年第103回定例会(第3日目) 名簿 開催日:2018年03月01日
平成30年第103回定例会(第3日目) 本文 開催日:2018年03月01日

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  1. 香美町議会 2018-03-01
    平成30年第103回定例会(第3日目) 本文 開催日:2018年03月01日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2018年03月01日:平成30年第103回定例会(第3日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開議 ◎議長(上田勝幸) おはようございます。  ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長(上田勝幸) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、西川誠一君、谷口眞治を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 諸般の報告 ◎議長(上田勝幸) 日程第2 諸般の報告を行います。  本日の議事日程はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。      ──────────────────────────────  日程第3 議案第4号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(平成29             年度香美町一般会計補正予算(第8号)) ◎議長(上田勝幸) 日程第3 議案第4号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(平成29年度香美町一般会計補正予算(第8号))を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 山本です。  2月9日に専決処分をしたということで、除雪費を5,000万円ということなんですけれども、この5,000万円の執行状況はどんな状況になっているんでしょうか。特に香住の中を見ておってもほとんど除雪がされていないところがあってみたり、町の中からも、特に病院の駐車場ぐらいちゃんとあけてくれやという話が随分ありまして、公的なところが何でこんなにあかないんだという声が随分作山の方まで聞こえてくるのは困るんでね。
    ◎議長(上田勝幸) 建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) それでは、山本議員の、専決処分によりまして5,000万円の補正ということで提案をさせていただきました。それの執行状況ということでございます。ご承知のように、海岸部につきましては、1月から2月の中旬にかけて大雪ということで想定外の雪が降りました。その関係で香住区では2月に5回出ております。村岡区で5回、小代区で2回というような格好で除雪を行っております。あわせまして、今年は気温も低かったということもありまして、凍結防止剤の散布も結構昨年の倍ぐらい出ておりますし、排雪作業につきましても、特に香住の場合はなかなか雪は解けなかったということで、通常では排雪ということは行っていなかったわけですけども、今年の場合は排雪作業等々も行っております。そうした中で大体の、補正をしました5,000万円に近い除雪を行っております。  また、ご指摘のありました病院の駐車場の関係でございます。これにつきましても、委託ということで業者にお願いをしておるわけですけども、いかんせん、平日につきましては、お客さんの車があってなかなか思うように除雪ができないということがあって、業者の方も車のない早朝、朝早くということで、除雪の対応をしていただいております。ただ、なかなか先ほど言いました低温で一部解けなかったということで、駐車場の隅の方に山になって置いておったということで、お客さん方にはご迷惑をおかけしたと思うんですけども、何とか少しでも早くというような格好で対応はしてきたというふうに考えております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) 9番、谷口です。  私も除雪の関係で、とりあえず特に今回、香住区海岸部が大変多かったという中で、まずお聞きしたいのは町が警戒本部を設置されたと思うんですけども、まずこの辺の経過というんですか、いつ設置して、その後どう対応したのか、除雪対応を含めて、この辺のことが1点と、それから先ほど個別の部分があったんですが、実は、いわゆる幹線道路でありながら除雪路線に入ってない、こういったことがあって、関係の皆さんが非常にご苦労されておったということで、あわせて今回の1メーター以上の積雪の中で、なかなか車を出すということについても非常に苦労されておるという事態が発生しておりました。こういったことで、いわゆる建設課、それから防災の方にお願いをしたところで一定の取り組みをしていただいた経過もあるんですけども、多分今回、そういった個々の部分でかなり業者の皆さんも本当に朝早くから夜遅くまで頑張ってしていただいたにもかかわらず、まださらに積雪があったということで、本当に大変な状況だったと思います。当然、町の職員の皆さんもしっかり対応していただいたと思うんですけども、その点、ちょっとお聞きしたいと思いますので、ご答弁ください。 ◎議長(上田勝幸) 警戒本部については、副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) それでは、谷口議員のご質疑にお答えしたいと思います。  警戒本部を立ち上げたのは、香美町の中に警戒積雪深が2カ所オーバーをしました。香住区と、それから余部地区の警戒深がオーバーしたために警戒本部を立ち上げました。確か2月5日に立ち上げ、最終は2月20日に解除したというふうに記憶はしております。今回の降雪につきましては、特に海岸に多く雪が降りまして、低温だったということと、それから昨年は非常に山間地域の中には多く雪が降ったんですが、それとあわせて低温が続いたということで、除雪をしても排雪するときに非常に雪がかたく、解けた雪が取れなかったという部分もございます。その中で香住区の業者さんにつきましては、そうそう何回もあることではない、ふなれな部分もあったと思いますけども、地域の方々、区長さんも含めてご協力をいただきながら、対応は建設課の方でしたつもりではございますけれども、十二分にはなかなか排除ができなかった部分もあったろうと思います。今後は今回のような状況を踏まえながら住民の安全対策に十二分に配慮したいと思います。まだまだ今シーズンまだ続くと思いますけれども、今シーズンの反省を、対応していただいておる業者を含めながら、意見交換もしながら今後の対応に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) それでは、あと幹線でありながら除雪等ができていないという関係でございます。町の除雪の基本的な考え方としましては、生活基幹道路ですとか通学路を重点的に考えた中で除雪を行っております。町内全体で315路線委託延長しまして、195キロを今、32の業者で除雪をしていただいております。委託しております業者につきましても、年々高齢化等によりまして、運転手の確保に大変苦慮している中で通勤通学時間に間に合わせようと懸命に除雪作業を行っていただいているのが現状です。  今冬の除雪によりまして、他県ではオペレーターの過重労働により死亡事故も発生したというようなこともお聞きしております。そうした中で運転手への健康面、そういったことを考えますと、除雪路線を増やしての対応が非常に難しいというふうに考えております。地元区での応援もいただきながらというふうに考えているところでございます。  ただ、先ほど言われましたように、今回、警戒本部を開く中で、ある何カ所か、何地区からの要望もございました。除雪路線にはなっていないんだけど、何とかお願いできないだろうかと。自分ところでしておるんだけども、もう限界があるというようなこともお聞きし、現場を確認させていただく中で対応をさせていただいた路線もございます。今後はそういったようなことも踏まえまして、現場の状況を確認し、必要であるというふうに判断しましたら、内部でも検討して除雪についても考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 総務課長、吉岡哲男君。 ◎総務課長(吉岡哲男) 先ほど副町長の方から雪害警戒本部の立ち上げの時期と日にちと、そして解除をした日にちを申し上げました。2月5日の発足というのはそのとおりなんですけれども、解除をしましたのは2月21日水曜日の午前10時でございます。20日の日におおむね判断をさせていただいたんですけれども、解除は2月21日午前10時ということで訂正をさせていただきたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) ただいまご答弁いただきましたが、除雪路線の考え方については生活幹線道路、それから通学路を優先するということであります。ちょっと私が最初、1回目の質疑の中でご指摘していただいたのは、まさにその生活の幹線道路であります。関係者も10世帯近くおられる、距離的にもかなり200メーターぐらいの路線であります。これはこれまで全く手をつけられていなかったということが今回、明らかになったわけであります。そういった意味では、ぜひこれを、やはり見直していただいていきたいなというふうに思っておりますけども、その点、見直しについてどうかという点と、さらに今回、通常30センチから50センチぐらいでしたら、それぞれ個々の皆さんが除雪をするということについては可能だと思うんですが、これがもう1メーター以上積雪、それも何回も何回もこの積雪があるという中では本当に機械で除雪しないとなかなか難しいところもたくさんあったと思いますし、さらに消雪の道路につきましても、消雪の水が追いつかないということで、かなりそういう意味では、積雪もあったということであります。どちらにしても、今回本当に10年に1回かどうかのこういう大変な海岸部の大雪でしたので、その点はしっかりと踏まえて、対応をぜひ今回の積雪を教訓にして、それぞれ、またぜひ取り組んでいただきたいと思いますので、今後の取り組みについてもぜひお願いしたいと思います。  それからもう1点、実はこの積雪の直接の被害ではないんですが、融雪によって、例えば畑の崖が10数メーターから崩壊したというようなこういう事例も出てきておりますし、さらに今後は多分道路の法面等も当然、そういう被害が出てくるんではないかというふうに思いますので、そういった点、しっかりと万全の体制で取り組んでいただきたいと思いますので、その辺のことも含めて少しお考えをお聞きしたいと思いますので、先ほどありましたように幹線道路の、いわゆる除雪になってない対応について見直しをしていただけるかどうか。それから、先ほど申しましたように、今後の被害、こういったことについての考え方についてお伺いをしたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) それでは、谷口議員の言われました10数人が利用されており、なおかつ延長が200メーターぐらいある路線の中で除雪がされてないというような状況でございます。先ほど申しましたように、なかなか32の業者さんで195キロの延長をしていただくのも早朝からかかってもなかなか時間に間に合わせたりとかいうことは非常に厳しい状況にございます。ただ、そういう中で、現場等々も再度確認をさせていただき、また業者の対応が可能かどうか、そういったことも踏まえた中で、除雪計画については今後、ちょっと内部でも検討をしていきたいというふうに考えております。  あと、機械が入らないところというようなご質問もありましたけども、町の方では小型除雪機械の補助という制度もございますので、その辺も利用していただきながら何とか地元区の方で対応をお願いしたいなというふうに考えております。  あとまた、融雪によります道路の法面被害等が想定されるということでございます。これにつきましては、そういった事例が発生しましたら、早急に現場を確認して、道路の車両交通等々に影響がないような格好で対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。  田野公大君。 ◎田野公大(11番) 1点だけちょっとお尋ねしたいんですけども、今年みたいな状況のときに海辺の方はたくさん降って、山の方は案外降らなかったという状況の中で除雪機というか、その作業を融通するというような制度というか、そういうことはできないんですか。それだけ教えてください。 ◎議長(上田勝幸) 建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) 要は、各区内の建設業者さんの機械をうまいこと利用ということでございますけど、なかなか機械をそこまで持っていくのにも過重な労働となり、時間も要しますし、金額等々も要します。そういったことを考えますと、やっぱり区内は区内のそれぞれの業者さんでしていただいた方が効率性は上がるかなというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第4号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。      ──────────────────────────────  日程第4 議案第5号 香美町過疎地域自立促進計画を変更することについて ◎議長(上田勝幸) 日程第4 議案第5号 香美町過疎地域自立促進計画を変更することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 山本です。  1点だけ、これはひょっとしたら建設課長なのかもしれませんけれども、議案書の11ページで変更後のところ、市町村道道路ということで、事業内容の一番下のところが黒田区内道路(黒田線、京ヶ花線、府中ヤエン線)、こうなっておるんですね。変更前は黒田線ということなんですけれども、ちょっとこれで何をしようとしているのか、イメージが湧かないんですね。京ヶ花線だけでも結構延長ありますし、府中ヤエン線といったら、兎和野まで上がっちゃうわけですから、この辺のイメージ、新年度で橋の点検だとか、いろんなものが出てくるようですから、少しはわかるような気もするんですけども、京ヶ花まで行っちゃうとどうなんだろうなと思って、ちょっとそこのところを聞かせてください。 ◎議長(上田勝幸) 建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) それでは、山本議員のご質問にお答えします。  この黒田区内道路ということで、黒田線、京ヶ花線、府中ヤエン線ということで、今回、見直しをさせていただいております。これにつきましては、合併以前から懸案となっておりました黒田線の道路改良工事の関係で、ちょうど国道9号線、こちらから行きましたら、国道9号線から黒田線に入る部分のあそこはもともと別線で計画をされておったんですけども、その辺の用地がなかなか協力が得られなかったということで、今日まで事業化が進められなかったわけですけども、28年度になりまして、その地権者の方から協力いただけるというようなことから、昨年度、地元区の役員会、あるいは総会等々といろいろとご説明等をさせていただきまして、最終的にこの3路線の道路改良ということで、事業化を進めようとするものです。まず、黒田線につきましては、ちょうど県道から入りまして、橋を渡ってちょっと行ったところが左に曲がるところが黒田線になっておるんですけども、国道から入ったところが黒田線になっております。そこから今度、府中ヤエン線ということでつながりまして、府中ヤエン線につきましては、旧会館、上中下田線とちょうど交差する分、あの間、府中ヤエン線で約85メーター、黒田線が135メーター、あと京ヶ花線につきましては、どうしても国道と今の黒田線とを改良しますと交差点がV地になるということで、公安協会と協議をする中でできるだけ交差点が真っすぐになるようにということで、約30メーターの京ヶ花線の改良をして、十字路になるような格好での整備をしたいということで、今回この3路線について計画を見直しさせていただいたというか、追加をさせていただいたものでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(13番) 質問させてもらいます。  議案書の17ページの関係なんですけれども、小学校の改修工事等がたくさん出ておって、いいことだとは思うことと、それから下の部分で「香美町コミュニティーセンター(仮称)」が改正後では「香住文化会館整備事業」となっておりまして、下の方については、名称がこれで決まったのかどうかということと、それから上の小学校等の改修関係につきましては、またまた老婆心ながら以前村岡小学校が10億以上の大規模改修する際に全く地元、PTA等を無視して、学校内の先生と教育委員会だけで計画を進めて、直前になってから説明会が行われたというような例がありますので、教育委員会におかれましては、どこからが説明すべきかすべきでないかということはあるんですが、以前の村岡小学校においては、当然、私としては一般地域住民の方に説明して、意見を得ながら進めるべきだと思います。それについてこのたびの各学校の改修なんかについては、なるべく地元の意見を尊重して計画を進めてほしいということと、この中である小学校におかれましては、全て複式学級だというようなところに大規模改修をするというのは、私が言っています統廃合問題をも含めて、しっかり地域住民と議論を重ねた上で計画を実行してほしいと思うこと、それからもし4、5年後に統合が決まった場合、こういう場合で起債等の償還期限が10年なのか20年なのか、それが済むまでは返還しなければ、もし統廃合が決まれば償還しなければいけないのかいけなくないのか、その辺についてもお聞きしたいと思います。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 生涯学習課長、中村和弘君。 ◎生涯学習課長(中村和弘) 岸本議員からのご質問にお答えしたいと思います。  「香美町コミュニティーセンター整備事業」を今回「香住文化会館整備事業」に字句の変更をした点でございますけれども、新年度予算、30年度予算でこの香住文化会館の整備に関しましては、設計業務の委託料を予算要求させていただいております。名称につきまして、いろいろと協議をしましたけれども、従来どおりの名称がいいだろうということでこの香住文化会館整備事業という名称に変えさせていただきました。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 教育総務課長、西村吉弘君。 ◎教育総務課長(西村吉弘) それでは、岸本議員のご質問にお答えいたします。  小学校の改修工事、今回の変更で長井小学校改修工事柴山小学校規模改修事業を追加させていただいております。このうち長井小学校につきましては、近年老朽化によって雨漏り等が発生したということで、緊急に対応しなければならないということで、お願いをさせていただいておりますし、柴山小学校につきましては、全体的に大規模な改修が必要だということで、これはある程度以前から考えておったわけですけれども、いよいよ改修が必要だろうなということで、これの調査設計に入らせていただくということで事業の方を上げさせていただいております。  それで、地域住民との意見交換ですけれども、確かに村岡小学校のときには学校の大きな改築も含めて考えておりましたので、そういったことの意見集約は必要だったのかなというふうには考えておりますけども、今回の場合は屋根の改修、それから外壁の改修であるとか、大きな間取りの変更までには至りませんので、そういったことまでは特には考えておりません。  それから、統合が決まった場合の起債の償還については、年度によっては発生するものであるというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 岸本正人君。 ◎岸本正人(13番) もしも万が一、統合で廃校という場合に起債の処理方法といいますか、早い話が一括繰り上げ返済せんなんとか、それから廃校になったけれども、順次当初の計画どおり返済すればいいのか、それから過疎債等の充当はそのまま不利益がなくやっていけるのかについても教えてほしいです。 ◎議長(上田勝幸) 財政課長、中村嘉一君。 ◎財政課長(中村嘉一) これから学校施設の改修が必要であるという判断から計画を変更し、それからまた次年度以降で予算化しようとしている事業ですので、当面というか、長い間学校施設として使うことを前提にした計画策定であり、予算編成でありますので、なかなか岸本議員の質問にどのように答えさせていただいたらいいのかというのはちょっと苦慮するところなんですけれども、一般論といたしまして、例えば兎塚中学校は民間に売買いたしましたので、あのときは全額償還をしておりますし、いろんなパターンというのがあると思うんですけれども、大きく、本当に概略で言いますと、公的な再利用をさせていただける場合につきましてはその償還が免除されるようなこともございますので、再利用をどうするかによって、そこのところは変わってくるということで、実際どう使うのかということを今の段階でここで議論するようなことではないと思いますので、一般論としてそのような受けとめ方をしていただいたらいいのかなというふうに思っております。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第5号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第5 議案第6号 平成29年度香美町一般会計補正予算(第9号) ◎議長(上田勝幸) 日程第5 議案第6号 平成29年度香美町一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(4番) 何点かお尋ねしてみたいと思います。  まず、議案書の28ページの債務負担行為補正の八原井堰災害復旧工事でありますが、財政課長の説明で2通りの予算の執行の仕方があるということを教えいただきました。どちらでもできるとなれば、今までの予算のとおりに繰り越しをしてやればいいんじゃないかというふうなことを思うんですが、といいますのは、災害復旧の場合は当該年度補助金不足で次の年度に補助金交付申請をすれば、事業そのものが完結できるんだろうというふうに思いまして、今までやっていた中での全体の繰り越しで行うことと今回のように債務負担行為で行うこととによる財政上の有利さ等があるのかないのか、あるいは事務上で補助金不足の申請をすること等の事務量が多くなって、このようなことにした方がいいのか、財政上の理由と事務上の理由で差異があるのかどうか、お尋ねしてみたいと思います。  それから、予算書の29ページ。地方債補正ですが、この中で電源立地地域対策事業債がありますが、この電源立地地域対策事業債というのは非常に有利な起債だというふうに思っておるわけですけども、当初1,410万円で、今回の変更で900万円、いわゆる510万円、この地方債を使うことをしないんだということになると、ほかの事業がこの有利な地方債を借りることによってできるんじゃないかということで、非常に大事な財源を今年度はほかの事業に使えたのかというような、できたのかなという気がするわけですけども、その辺ができなかったのかどうかについてもお尋ねしてみたいというふうに思います。  それから、資料の方で、まず16ページのふるさとづくり寄附金ですけども、昨年といいますか、今年度から制度の見直しをされたわけですけども、そのことによって3,000万円減ったのか、あるいはほかの理由で減ったのか。もし、制度の理由で減ったんなら、もう一度見直して、たくさん寄附していただけるようなことができないのか、あのことについてもお尋ねしてみたいと思います。  それから、19ページで財産管理費の中で庁舎管理費、工事請負費980万円の減ですが、説明ではエアコンが完了したからだということでありましたが、本庁舎のことだと思います。せっかくエアコンをいろいろ改修していただきましたが、現状を見てみますと、特に議会が4階を使用するときには事務室スペースのエアコンが使えない状態がいまだにあるように伺います。デマンドの契約変更だとかいろんなことがあるんだろうと思いますけれども、これだけの入札減があれば、もっとほかの対応ができて、職員が業務を行う場合の健康管理等々にも、今のままでは非常に問題があろうかと思うんですが、そのような対応ができなかったのかどうかについてもお尋ねしてみたいというふうに思います。
     それから、25ページ。歳入の方にもあったんですが、25ページで林業費の関係で、災害に強い森づくり事業費で1,556万7,000円の減ですが、これは配分減だということがあったんですけども、一方の中で会計検査院等の指摘による事業があって、補助金の返還が出たんだということがありました。その会計検査院の指摘があったことについてもう少し詳しく説明を願いたいということと、その指摘があったことによって今年度のこの事業が減額されたのか、あるいは事業者が仕事ができなかったのか、その辺についても説明をしていただきたいというふうに思います。  それから38ページ、繰り越しの整理表です。その中の8番、都市計画費、区画整理事業費の中で、山手の区画整理組合に補助する事業費でございますけども、繰り越し理由が換地処分工法の決定に不測の日数を要したためとありますが、ちょっと心配するのはいろいろ我々の耳に入ってくる山手の現状等々を考えるときに本当に換地処分がスムーズに進むのか、このままいって、また来年事故繰りみたいなことが起きないのかどうか、ちょっと心配もありまして、その辺の進捗状況を説明願いたいというふうに思います。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) まず、財政課長、中村嘉一君。 ◎財政課長(中村嘉一) それでは、私の方からは八原井堰の関係と電源立地の方をお答えさせていただきたいと思います。  まず、八原井堰の予算の組み方でございます。農災の関係で八原井堰は債務負担を起こして30年度当初予算で組み込むと、そのほかにつきましては、29年度で予算編成をして明許で繰り越すという2通りの予算組みをしておるわけでございます。どちらの手法をとりましても、発注事務、それから現場の仕事というのは同じようにできるというふうに思っております。その中でどうして分けたかということでございますが、基本的に予算の組み方といたしまして、補助金、あるいは交付金が入る、国費、県費が入る場合の予算の組み方というのは交付決定のある年度で事業化するのが本来の姿だろうという判断をいたしております。そうしますと、どちらも30年度で組むという手法というのがとれてくるわけなんですけれども、そこで最初、補足説明で申し上げました、例えば八原井堰以外の農災の仕事を30年度当初予算で組んだ場合に30年度の事業費が現場で特定できるかどうかというところに現場の仕事の進め方としてなかなかしにくい部分が出てくると。ただ、八原につきましては、それが特定できるということがありましたので、八原については本来の交付決定のある年度で予算化をさせていただくということにさせていただいて、そのほかの分につきましては交付決定の年度からは、ずれた年度の予算化でありますが、事業執行については支障がないような手立てで現場仕事は進めたいというような考え方でつくった予算でございます。  それから、電源立地の関係でございます。有利な財源がなくなるというふうなご意見だったのかなとは思うんですけれども、ご指摘いただいた起債の減額につきましては、消防の積載車を購入した事業費のうち電源立地の交付金を減額するものではなくて、交付金を充てた残りの部分について起債を充てておりますので、起債を減額することにつきましては、何ら有利な、交付金を手放すわけではございませんので、交付金自体は満額いただいて、残りの交付金をいただかない部分について起債を充てた、その購入費が安くなった分だけ、通常よくいう補助残みたいなふうな捉え方をしていただいたらいいと思うんですけれども、補助残に充てた起債の額が減ったということについては何ら財源的な不利はこうむってないというふうに判断いたしております。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、総務課長、吉岡哲男君。 ◎総務課長(吉岡哲男) それでは、ふるさと納税の減の要因ということでございます。今、私どもで29年度の数値を捉えておるんですけれども、1月末現在で約6,500万円程度の寄附額ということになってございます。昨年の年間トータルで約9,600万程度だったというふうに実績が出ておるんですけれども、今後2カ月、2月、3月とございますので、今、予算で1億の予算から3,000万を差し引いて7,000万の決算見込みということで立っております。その分についてはおおむねそのラインまで届くだろうというふうに考えております。そうしますと、昨年と約2,600万程度減るといったようなことになるわけですけれども、昨年、9,600万のうちの約2,300万程度が宿泊助成券とギフトの助成券、これが2,300万程度を占めておったということになりますと、ちょうど減額の要因としては、やはり換金性の高い商品というものに影響がされているのだろうというふうに捉えております。まず、見直しの大きな柱としては、返礼品の割合というものを30%以下に、2点目が換金性の高いものを排除するということでしたので、減の要因としては、先ほど申し上げたようなことだというふうに捉えさせていただいております。  次に、本庁舎の空調整備の関係でございます。議員ご指摘のように、デマンドという方式を使っている中で設定温度を設定しております。以前ですと20度というのを設定温度にしてデマンドで運用しているわけですけれども、新しい設備が入ることによりまして、非常に電力度効率というのは約15%減ということで、その辺の数値は捉えさせていただいておりますけれども、逆に、やはり20度の設定ではなかなか十分な執務環境というのは整えられないということで、本年に入ってからだったと思うんですけども、今、21度から大体22度で設定をして、設定温度を上げております。そのことによって、消費電力というのはどうしても高くなって、金額的にもやや電気代は高くなっていると。さらには、この12月、1月は非常に低温の時期が続きましたので、そういった意味でも電気代そのものは少し上がっているわけですけれども、そういった設定温度を上げさせていただいて、執務環境の整備に努めているということでご理解をいただきたいと思います。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 林業費の災害に強い森づくりの推進事業、補正で1,556万7,000円減ということの関係でございます。このことと先般の県の方から発表のありました会計検査のてんまつとの関係はどうかということでございます。  まず、会計検査の関係でございますけれども、この災害に強い森づくり事業というのは造林補助事業というものがあります。これは国と県が補助をして、森林組合が直接事業をする、いわゆる造林事業でございますけれども、会計検査で指摘を受けたのはこの国の造林補助事業でございます。その関係で、造林補助事業にセットで県単で森林が200%、それから緊急防災林、いわゆる災害に強い森づくり等々も含めて、セットで事業がされるわけですけれど、その会検の事業に絡んで、間接的に県の事業が関係していることによって、香美町も森林組合に出した補助金を返すということになりました。  これは中身的には、先般新聞でも報道があったとおりでございますけれども、現場の作業員と、それから補助金の申請事務をする事務担当者との連絡が不十分であったということで、現場が一部完了してないものも含めて、補助金の実績報告というか、申請をしたという事務的なミスであったということでございます。既に現場はすぐその年度を超えて、すぐに現場が終わっておりましたから、事実上されておったわけですけれども、その指摘を受けたものでございます。  そのこととご指摘の災害に強い森づくり事業の1,500万円の予算の減とは直接は関係はございません。影響があったということではございません。いわゆる県の事業費の配分減であったということでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、山手について、企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 区画整理事業についての進捗状況でございますけれども、平成29年度につきましては、山手土地区画整理組合が実施しております換地計画作成等の業務、換地計画書、換地処分、区画整理登記の3業務に対しまして、2,700万円の助成を予定しておりました。昨年春からでございますが、大口の顧客から事業用地の購入の希望がございまして、保留地、いわゆる販売する土地と換地との入れ替えの要否の決定が非常に時間を要しまして、昨年末、12月末までずれ込んだということがあります。これによりまして、保留地と換地の面積の最終確定がおくれまして、換地計画書及び換地処分に係る業務の完了が当初の予定からおくれることになっております。結果的に区画整理登記に係る業務の年度内の完了は困難となったために、組合は予算の一部を30年度に繰り越すこととしております。これにあわせまして、町も組合予算の繰越額と同額の助成金を30年度に繰り越しをするものであります。  今後ですけれども、進捗ですが、今議会で補正予算を認めていただきました後、3月18日に予定されております組合総会におきまして、繰り越しの補正予算、また30年度の事業計画収支予算について審議されて、組合が承認されて、その業者との変更計画を締結されることになっております。残る換地計画の作成業務につきましては、30年度の対応となりまして、事業計画の変更、換地計画に係るうちの認可等を行いまして、30年度内の登記完了を目指して事業を進めていかれるということでございます。 ◎議長(上田勝幸) 見塚修君。 ◎見塚 修(4番) よくわかりました。  1点だけ。電源立地の関係で、財政課長が説明されたことはわかったんですが、補助残をこの起債を借りるんだということであるわけですけども、まあ言ってみれば、先ほど言いましたように、電源立地の起債というのは非常に有利だということがありまして、今までいろんな、この起債を使うときにはほぼ予算の満額を使ってたんかなというような感じがするもんですから、入札減があることはそれでよくわかりますし、するんですけども、区の要望だとか、いろんなことがあったりする中で、この電源立地の起債を利用して要望に応えるような事業が逆にできたのかなという、逆にそちらのことは聞きたかったんですが、そのような対応が無理だったのかどうか、期間的なものもありましょうから、含めて、もう一度お尋ねしたいというふうに思います。  それから、20ページの先ほどの過誤納返還金の森林組合事業の関係ですが、まあ言ってみれば、国県の補助金を町が受けて、トンネルして、森林組合にお支払いしているとなれば、町も現場等を確認せずに補助金を払ったことになるわけですが、その辺の手続的なことはどうだったのか、その辺についてお尋ねしてみたいというふうに思います。 ◎議長(上田勝幸) 財政課長、中村嘉一君。 ◎財政課長(中村嘉一) 電源立地の起債の関係でございますが、電源立地の交付金残の起債につきましては、過疎債を充当いたしております。ですので、過疎債につきましては、国で総枠が決まっておりますので、予算段階での調整に合わせて、決算見込みに合わせた調整を年度中からずっとしておりますので、この電源立地に充てた過疎債が減額になるからといって、その分がほかに使えたかというとそういうことでもございませんし、決算見込みに合わせて調整ができているということと、仮に何らかの事業に対して起債が充てられたかどうかというようなお話かとは思うんですけれども、29年度予算の中で起債充当ができる事業は網羅して、全ての事業に対して起債充当ができているというふうに思っておりますので、起債が予算上借り入れすることのできる予算が減額になったとしても、それは全く不利なことにはなってないというふうに考えております。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 今回の森林組合の不適正事案に係る補助金返還について、町のかかわりでございます。ご指摘のように、トンネル補助ではありますけれども、県からいただいた補助金を町が受けて、それを森林組合に出すということで町が補助金を出すわけですが、当然、町も検査をするということが必要でございます。ただ、これまでから非常に広範な事業量、面積も含めて、これまでから現地検査についての明確な規定がなかったという側面がありました。したがって、今回の不適正な事案を結果的に見過ごしてしまったということでございます。今回この案件を踏まえまして、もとは県の補助なわけですから、県と含めて、検査の内規を作成いたしました。年度中途に遂行状況を適時、一緒に検査をする、それからおおむね10分の1程度のサンプルを抽出して現地検査を行うというようなことで、県と一緒に今後はきちっと対応するようなことにするということにいたしております。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(6番) 議案資料の31ページ、教育費のところの東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプの件で、フランスのプレゼンが延期になったというふうな説明だったんですけども、その辺の事情を見込みというか、どうなんだなと、その辺をちょっと詳しく教えていただきたいなと思います。  それが1点と、それと議案資料の15ページ、15款県支出金の地籍調査事業補助金がマイナスの225万円、それと16ページの同じく農林水産費委託金で地籍調査事業費委託金が2,100万円のマイナス、それと25ページの真ん中とこら辺の、これも地籍調査事業費、測量調査委託料がマイナス2,918万6,000円というふうになっているんですけども、この辺の地籍調査が何かネックになっていたのかどうか、何か計画どおり進んでないのかどうか、その辺をちょっと教えていただきたいなと思います。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) まず、生涯学習課長、中村和弘君。 ◎生涯学習課長(中村和弘) それでは、藤井議員からご質問いただきました東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプ招致推進事業費の減額の関係でお答えをしたいというふうに思います。  この事前キャンプのキャンプ地を決定しますのはフランスアーチェリー連盟の会長とテクニカルディレクターが決定するというふうに聞いております。昨年4月に新会長が就任しまして、9月に新しいテクニカルディレクターが就任をしております。このため、兵庫県の仮事務所に会長、それからディレクターへの訪問を依頼しまして、キャンプ地のプレゼンテーションを行っていただいております。その際に、両者に香美町から訪問をしたいということで話をしておりまして、会長からは当初2018年以降に来てほしい、ディレクターからは18年1月中旬以降に来てもらえれば歓迎するというお答えをいただいておりました。それで、12月の補正予算で計上をさせていただいておりました。しかし、12月に会長の方からフランスアーチェリー連盟において、現時点でオリンピック代表チームの準備プログラムが決定していないということから、香美町からお越しいただいても提案や要望等を行うことができないということで、このため、2018年末、今年の年末以降に日程調整をして、再度というか、訪問をしていただきたいということで回答をいただいておりますので、1年延期になったというふうに解釈をしております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 地籍調査の件について、農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 地籍調査事業の歳入歳出ともに事業費が減になっておるという関係でございます。ご指摘のように、歳出で2,900万円の減、それから県の補助金が225万円減、県の委託料2,100万円減ということでございます。これ以外に全体的には県からの事業費の配分がつかなかったということが原因でございます。あくまで業務は予定どおり着々と進んでおりますし、今年度から香住も含めて余部エリアで進んでおるということで、決してその業務がつまずいておるとかいうことが原因ではございません。それ以外に町単の分で復元測量であるとか隣町との関係で境界確認のために修正業務が発生するかもしれないというような経費も見込んでおりましたけれども、それらも結果的に500万円程度不要になったということで減になっておるものでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(6番) すみません。東京オリンピック・パラリンピックの見込みというか感触、それをちょっと、脈があるのかどうか、その辺をちょっとどうなのかなと思うんですが、その辺はつかんでおられますかね。 ◎議長(上田勝幸) 生涯学習課長、中村和弘君。 ◎生涯学習課長(中村和弘) なかなか難しいご質問だというふうに思っております。実は山中湖村から、今年になってもう1回、山中湖村も当初というか、昨年4月でしたか、フランスを訪問しまして、覚書を交わしたということで広報が出ておりました。それで、山中湖村も連絡を受けて、香美町さんも招致活動を行っているようですが、進捗状況はどうですかという連絡を受けまして、山中湖村の様子も聞いてみましたら、山中湖村も現地調査にも来てほしいということで何度かアーチェリー連盟の方に呼びかけて手紙を送っておるようですけれども、それに対しても全く回答がないと。それで、今年もそういう状況でした。ですから、向こうは覚書を交わしておる、こちらはまだプレゼンテーションを行っただけということで、なかなか前に進んでない状況ですけれども、今回、日程調整ができなくて、減額補正ということになっておりますけれども、新年度に予算要望を行うということで新年度予算に計上をさせていただいておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。 ◎議長(上田勝幸) 西川誠一君。 ◎西川誠一(7番) 何点かお聞きしたいと思います。今回の補正は入札減だとか決算見込みがほぼ中心になっていますけども、その中で予算と関連するものですから、決算書が出る前にこういうふうにして、ある程度精査していただいたことに関しては感謝しております。その中で気になった点、5点ほどちょっとお願いしたいと思います。  資料の方の20ページ、上の方の段の香住駅周辺環境整備事業費250万。漏れ聞くあたりでしかないですけども、JRとの交渉が云々という話をこちらの方には伝わっております。また、予算の方にも次、継続があるわけですけども、この辺の現在のJRとの協議の内容、そして状況を全て教えていただきたいというふうに思います。  同じような関係で、できなかったのかどうなのかわかりません。同じく26ページ、下の方の商工費の中の観光振興費の中にあります香美町宿泊観光バスツアーの補助金100万円減額になっております。これもできなかったのか、何か原因があったのか、この辺をお聞きしたいというふうに思います。  同じく31ページ、今、藤井議員の方からいろいろと説明を受けたんですけども、業者を頼んでという言葉があったと思うんですけど、業者とは誰なんでしょう。それをお願したいというふうに思います。  それとまた違う観点から、あと2点ほどお願いします。  中にP22ですね。また、すみません、さかのぼります。22の中に上の方に矢田川憩いの村事業特別会計繰出金、経営悪化であるというふうな状況、それとあわせて26ページにも一番下の段、国民宿舎事業特別会計繰出金550万、これも経営悪化であるというふうなお話でした。この経営悪化というのは、一生懸命やっておられるのは私もよく存じていますし、やむを得んかもわかりませんけども、大きな要因があって、こういうふうなことになったのか。それともまた単純に入客、入湯者が減っただけなのか、その辺をどう把握しておられるのか、それだけ。  以上、5点お願いします。 ◎議長(上田勝幸) まず、企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 香住駅周辺環境整備の関係でありますけれども、これにつきましては、これまで香住駅の駅舎、駅前広場看板類等も含めまして、香住駅周辺の全体をトータル的にデザインし、その中で可能となる改修等に係る調査研究に取り組む中で、施設の所有者でありますJR西日本との協議を行ってまいりました。その協議を踏まえまして、実際、改修可能な部分でありますけれども、これは駅舎そのものではなく、駅前広場についての改修が合意を得たということであります。その駅前広場の交通結節機能を整理いたしまして、利用者の利便性向上を図るために広場の改修工事を実施することでJR西日本と大筋合意を得ております。その改修の状況ですけれども、今、協議をほぼ調えておりまして、実施設計につきましては、新年度に入りまして早々実施設計を行って、その後、工事着手を進めてまいりたいと思います。現在、JRとのそのような準備をしておる状況でございます。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、観光商工課長、田渕衛君。 ◎観光商工課長(田渕 衛) 西川議員からご質問のありましたバスツアーの内容減のことでございますけれども、本年度からバスの単価の金額をちょっと、日帰りですと2万円、宿泊ですと4万円ということで下げておりまして、それによって減っている要因にもあるというふうにも考えていますし、一方では、観光の状況といたしましては、列車や飛行機で来る者が増えている、一方で、自家用車、バスなどが減っているというふうな状況も全体的な調査の中で、宿泊旅行動向調査によりまして行っておりますけれども、これらの結果が出ております。また、個人旅行が増えていますけども、パック旅行などが減っている、そしてまた1人だとか夫婦旅行が増えている一方で、友人、職場、サークルなどが減っているという状況の中で、当初見込んでおりました金額よりも見込みどおりにならなかったために減額するものでございます。  次の繰出金でございますけれども、国民宿舎の繰出金等、そしてまた矢田川温泉の繰出金があるということの中で、大きな要因は何かということなんですけれども、国民宿舎につきましては利用客の減少ということで655人の減少となる見込みであるということと、28年度売り上げに対しましては12.7%の減が見込まれて、約1,800万円の減収となることとご説明をさせていただきましたけれども、修繕費が高騰、結婚式場との改修等によります修繕費の増額などによりまして、公社の経営内容がちょっと圧迫、緊迫しているというふうな状況になっております。  一方、矢田川温泉につきましては、利用客の減少とあわせて、燃料費の高騰というふうなことがございまして、これにつきましても、経営がちょっと不安定だということにおきまして、この一般会計からの繰入金により対応していこうというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、生涯学習課長、中村和弘君。 ◎生涯学習課長(中村和弘) 先ほど、西川議員からご質問いただきました業者ということだったでしょうか。現在、香美町では兵庫県の仮事務所を通じまして、日程調整等を行っていただいておりました。それで、先ほど私が申し上げましたのは、滑舌が悪くて「業者」というふうに聞こえたかもわかりませんけれども、会長とディレクターに対して、「両者」に対してということで説明を申し上げました。活舌が悪くて申しわけございません。ご理解いただきたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) ここで暫時休憩をいたします。再開を10時55分といたします。                              午前10時40分 休憩                              午前10時55分 再開 ◎議長(上田勝幸) 時間が参りましたので、休憩を閉じ、会議を再開いたします。  質疑はありませんか。  西川誠一君。 ◎西川誠一(7番) 先ほどに続きまして、2回目の質疑を行います。  まず、香住駅周辺の関係です。改修の関係ですけども、駅舎のことはもう考えないんだという。その駅舎に対してのJRとの協議の内容をお示しいただきたいというふうに思っております。  そして、バスツアーの関係ですけども、その前の前年度でもバスツアーをやっていて、最初に先行でぼんと、15万だったですか、確か。15万だったけど、特定の業者が全部とっちゃって、慌てて、次、したけども、下げた関係でなかったと。結局、また同じことをやっておるんですね。パックツアーが減ってきた。別に去年に減ったわけじゃないと思うんですけども、その辺の精査ができてなかったのかなというふうに思うんですけども、それをお願いします。  オリンピックは申しわけございませんでした。私の勘違いです。  矢田川の関係、憩いの関係と国民宿舎の関係ですけども、特別な大きな要因があったわけでもないとのお話でしたけども、ますます今後そういうふうな状況になるやもしれないという危惧している者の1人なんですけども、この辺は町長にお聞きした方がいいんですかね。この辺のてこ入れの基本的な考え方、そして今回、予算にもつながるので、予算のときに聞けばいいかもわかりませんけども、その辺の基本的な考え方をお示しいただきたい。  以上、お願いします。 ◎議長(上田勝幸) まず、企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 香住駅の駅舎の改修に係るJRとの協議の経過ということでございますけれども、結果的には駅舎の改修については不可能、JR側が合意をしなかったということであります。  その理由としまして、大きく2点ありまして、所有者はJRでありまして、今回は駅舎の外観等を町が改修、修繕を行いたいということで申し入れを行ったんですけれども、JRはその改修を行って、その寄附無償譲渡等は受けないということがあります。寄附を受け取るとJRの資産となるので、その会計上の扱いもありますので、基本的にはJRの所有物に対して塗るとか張るとかいうことはだめだということで、それはできないということが1つあります。  それから、維持管理についての面でございます。仮に外壁に張りつけ塗装を行った場合、やはりJRはお客さんに対する安全安心が第一ですので、駅舎についての建物の管理を行っていく必要があるということで、張りつけ塗装を行った場合、その建物の中のメンテナンスができないので、そういうことは安全管理面で支障を来すということもございまして、JRの管理下での改修施工は行えないということでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 観光商工課長、田渕衛君。 ◎観光商工課長(田渕 衛) 議員の言われました質問にお答えをいたします。  バスツアーにおきましては、平成27年度が120台、978万円でございました。宿泊につきましては、その当時1台15万円、またその後10万円というふうなことで改正を行っております。また、28年につきましては、全体台数が203台、804万円でございます。29年におきまして、見込みとして130数台ということの中での今後、見込みを含めまして400万円を今予定いたしておりまして、そう極端に減ったわけではないということでございますが、一時から見ますと、当初27年に始めましたときからいきますと、28年につきましては80台ほど増えたわけでございますけれども、29年度におきましては当初の27年度を上回っているものの、台数がそう伸びなかったということでございますので、これらは先ほど申し上げました旅行形態の変化も考えられる1つではないかというふうに考えております。  以上で説明を終わらせていただきます。 ◎議長(上田勝幸) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 西川議員からご質疑をいただきましたファミリーインと矢田川温泉の関係でございます。どちらとも経営環境が大変悪化しております。ただ、これは損失の補填という意味ではありません。  ファミリーインにいたしましても、部屋代収入からいただきます町の取り分、年間550万円ということで、向こう何年間かにわたって平準化をしておりますけども、今、利用者の減ということで非常に経営環境が悪化しておりますので、この550万円をいただくものを免除するという考えではなくて、後年度に回させていただくということで、今年度の補正予算、それから来年度の新年度予算でもって、2年間で1,100万円の資金繰りを町で賄ったということでございます。基本的には公社の運営でございますので、今まで経営状況がよかったときに配当なりもしておるということになりますと、経営環境が悪化したことを赤字補填ということを町がするというのは非常に難しいと思いますので、そういう方向で今後も続けさせていただきたい。  矢田川温泉の関係も同じことでございます。地域総合整備事業債ということで建設をいたしましたうちの45%分を矢田川開発株式会社からいただくということを続けてまいりましたけども、入浴客の減少でなかなか当初予定しておりました起債の償還額を納めていただけない状況でございますから、これもあわせて今、年間360万円いただいておりますものを減額させていただいて、それも後年度に回させていただくということでございますので、一時的な資金繰りを町が協力して行っておるという両施設でございます。  会社の経営陣の皆さんとは何度となく意見交換をしておりますので、宿泊客、あるいは入浴客の増加に向けた取り組みを今後も町と一緒になって検討していただくということで短期間の支援という考え方でございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) それでは、3点ほど質問させていただきます。  資料の16ページの不動産売払収入、土地売払収入110万2,000円、ちょっと詳しく教えてほしいと思います。  それから、17ページの雑入、工作物移転補償金38万円、これもちょっと詳しくお願いをしたいと思います。  それからもう1点、25ページの有害鳥獣の対策費の関係ですけれども、捕獲鳥獣止めさし報償費、三角のマイナスの900万になっておるんですが、これは、いわゆる鹿、イノシシの止めさし料だと思いますが、生息数が減ってとらなくなったものか、ちょっと説明をお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 生涯学習課長、中村和弘君。 ◎生涯学習課長(中村和弘) 東垣議員からご質問いただきました16ページの土地売払収入、それから17ページの工作物移転補償金について、お答えをしたいというふうに思います。  この2つにつきましては、村岡のまほろばのところにあります歩道の改修、交通安全のための9号の野々上・殿町地区の歩道整備事業、これは国交省の方の事業なんですけれども、そちらでまほろばの用地がかかるということで、その土地代金として110万2,000円、それから工作物の移転補償金につきましては、その境にあります花壇の設置がございますので、その補償金でございます。
     以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 有害鳥獣の関係の900万円の減でございます。これはここに書いてあるとおり、止めさしの報償費の関係でございます。当初、見込んでおりました、特にイノシシ、鹿の数が結果的に駆除数が上がってこなかったということで、決算の見込みを見ながら減額を補正するものです。生息数がどうかということは我々の資料等の中ではきちっと増えたとか減ったとかいうことは申し上げられませんけれども、一説には昨年の大雪で生息数も若干減りぎみではないかなということは聞いております。それと、昨年は特に数年に一度のどんぐりが豊作だったということで、余り里の方に出てこなかったというようなこともあるように聞いております。熊も出没が一昨年に比べると非常に少なかったということもあります。いろんなことがありますけれども、結果的に、有害の報償費をお支払いする必要がないためにこの減ということでございます。決してとらなくなったということではなしに、班員の皆さんには一生懸命対応していただいておるところでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  森利秋君。 ◎森 利秋(15番) 1点だけ。議案資料30ページ、教育費の公民館施設整備事業費の中で、土地購入費の関係をちょっと詳しく教えていただきたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 生涯学習課長、中村和弘君。 ◎生涯学習課長(中村和弘) 公民館施設整備事業費の土地購入費につきましては、今回、土地開発基金の保有土地の整理ということで、資料の41ページにございます一番下の教育費のところでございますが、庁舎の事務所用地ということで、旧の南庁舎、現在、香住地区の公民館で使用しております用地の買い戻しに係る経費でございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 先ほど来、西川議員との間でも議論がありましたけれども、香住駅周辺環境整備の設計委託ということで、これは全額をひいて、また30年度にもう一遍、少し形は変わりますけれども、事業費を含めて予算化されるということになっておるんですけれども、企画課長からはJRとの協議について、るるお答えもありました。実際問題、この間の状況を見ておると、JRは山陰線もとめる気でおるん違うかなと思って、城崎以西は。その辺を町長はどんなふうに感じておられるのかなというのを1点は伺っておきたいというのが……。(発言する者あり)  関係ないと言いますけども。(「補正予算の審議だけど」の声あり)そうですよ。         (「議長、場外乱闘はやめてもらいたい」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(上田勝幸) 再開いたします。 ◎山本賢司(5番) 要するに、JRと町との関係がどうなのかということなんですよ。鉄路を生かそうということを一生懸命言いながら、実際に環境整備を整えようとしても、協議が進まんと。  課長の答弁でも資産の問題とか会計処理の問題とか、後の維持管理とかさまざま言われて、それはそれとしてわかるんですけれども、JRとの協議というのが本当にスムーズに進むというような関係にあるのかどうかというのが1つ。  それから、資料でいいますと、議案資料の20ページで戸籍住民基本台帳、この関係で個人番号カードの発行業務委託ということがありまして、192万4,000円の減だと。予算化の際にもこちらがやっているわけではなくて、上からこの金額ということだということだったんですけれども、実際にはこの減額で予算上は執行できる見込みというのは20万円だということのようですから、実際に29年度に発行されるカードの数、それから現時点まで、じゃ、町民がどれだけのカードをお持ちなのかというあたりを伺っておきたいというふうに思います。  それから、22ページ矢田川憩いの村事業でファミリーイン、これは26ページ、同じだというふうに思うんですけれども、後年度返してもらうという話をされるんだけれども、おそらく契約になっているんだろうというふうに思いますので、今までからも一定財政支援をやって何年間かけて返しますみたいな、ああいうことがるる我々も聞かせてもらっているところなんですけれども、本当にそんなことをやっていて、この先、民間のノウハウを生かした経営というところでやっていけるということになるのかどうか、大変疑問なんですね。そのあたりをどういう約束をしているのか、それは本当に履行されるということになるのかどうか、そのあたりを伺いたい。  それから地籍調査、先ほど藤井さんだったでしょうか、少し議論がありましたけれども、この県からの配分という言い方をされるんですけれども、予算の段階では県との協議はないのか。あるいは実際に、じゃ、我が町に幾らという配分はどの時点でどんなふうにされるものなのか、そのあたりを伺っておきたい。  それからもう一つ、25ページで、松くい虫防除推進事業費の中の伐倒駆除、この委託を全額落としているんですね。どこの予定を中止したのか、中止した理由というか、その辺はどうなのか、そのあたりも伺っておきたいというふうに思います。  さらに、これも議論が少しありました。宿泊観光バスツアー、これの100万円の減額。台数的には130台等々の話があったわけですけれども、どういう実績になっているのか、もう少し具体的にお聞かせをいただきたい。  さらに、次のページで27ページ。土木管理費の中で、急傾斜地崩壊対策事業550万の追加だと。これは5%なのか10%なのか、わかりませんけれども、この550万の増額といったら、5,000万なのか1億1,000万なのか、大きな事業費の増だというふうに思います。事業は県が行うということなんでしょうけれども、どこをどうするということをこの中では想定をしておるのか。年度との関係はどうなるのかなと思って、若干気になっておるんですけれども、そのあたりを伺っておきたいというふうに思います。  それから、ずっと戻ります。ずっと戻って、19ページ、企画費の中の移住・定住対策費、この関係がそれぞれ増、あるいは減というふうなことになっております。29年度の見込みの実績というのはどんな状況になっておるんでしょうか。それもあわせて伺っておきます。  以上。 ◎議長(上田勝幸) 町民課長、花登寿一郎君。 ◎町民課長(花登寿一郎) それでは、私の方から個人番号カード発行等業務委託料、減額でありますけども、議員おっしゃいましたように、現年度分は20万が残るということでございます。ただ、28年度から繰り越してきております150万3,000円と合わせますと29年度、170万3,000円というような予算の枠という中でやるということでございます。  枚数についてのお尋ねですけども、今現在、およその額を数字で申し上げます。1,800枚ぐらい交付をしておるというところ、およそ住基人口の10%ぐらいのところになっておるということであります。29年度は何枚発行したかというのは、これもざくっとした数字で申しわけないんですが、およそ500枚ということになっておるというふうにご理解いただきたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 香住駅との関係、企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 香住駅周辺の環境整備の関係で、城崎以西のJRの運行についてはちょっと私の方でお答えしかねます。  協議はスムーズに進むのかということですけれども、先ほど説明させていただきましたように、駅舎そのものについては合意は得ませんでしたけれども、駅前広場につきましてはJRと協議は調っておりまして、合意を得ております。来年度に向けて実施設計を行って、工事着手してまいるということで、そういう意味では協議はスムーズにしておるというふうに捉えております。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 観光商工課長、田渕衛君。 ◎観光商工課長(田渕 衛) それでは、山本議員のご質問にお答えいたします。  バスの状況でございますけれども、平成27年に120台、先ほど978万円と申し上げましたけど、976万6,000円でございます。28年が台数が203台でございまして、804万円、29年度の今現在のところ、130台の見込みでございます。360万ですけども、あとこれから3月にも来るだろうということで400万円を見込んでおります。日帰り、そして宿泊につきましてのバスの料金は、日帰りにつきましては3万円から2万円に落としました。そして、宿泊につきましては、27年度は15万円、そして6万円と2段に分けておりまして、その後、29年度、6万円であったものを4万円にされております。バスツアーにつきましては、以上でございます。  実績につきましては、申しわけございません、ツアーの約130台のことでございますけれども、現在のところは旅行業者が34件、そして団体者代表関係ということで、旅行業者を通さない旅行が25件、そしてツアーの関係が24件、そして合宿は35件ということになっておりまして、人数でございますが、約4,680名ということで、そのうち宿泊は1,461名、日帰りが3,219名ということです。県内外の状況につきましては、兵庫県内が15件、大阪25件、京都6件、奈良県1件、滋賀県1件、岡山11件ということで、県内が44%を占めている現状でございます。最も多い宿泊地が村岡区内の19件、次に香住区内の17件、小代区内が5件ということでございます。  次に、引き続きでございますけれども、矢田川温泉、そして国民宿舎でございます。議員のご指摘のとおり、繰り延べをしながら経営改善に向けた努力を行っておりまして、矢田川温泉につきましては、27年度に行いました増収計画に基づきまして、それを見直すことによりまして、再度、増収に向けた経営体系に持っていただくということと、国民宿舎につきましては、補正予算550万円と当初の措置ということで2年間措置におきまして、この2年で体質を改善していただいて、健全な経営に持っていきたいというふうに公社との話し合いによりまして、協議を進めながら行っていることでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 地籍調査の件について、農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 地籍調査の関係につきましては、県からの配分ということで、結論的には申し上げるわけですけれども、予算の段階でも県なり国と協議をして、おおむねのこちらの事業量をお願いして、予算をしておるものです。結果的につけていただけなかったということでございますけれども、これとはまた別に平成28年度からの繰り越し分が3,500万円ほどありましたので、結果的には29年度で行ったのは9,500万程度と結果的にはなっております。地籍調査の関係はそういうことでございます。 ◎議長(上田勝幸) 松くい虫の件。 ◎農林水産課長(藤原博文) 松くい虫の関係でございます。この松くい虫は、まず伐倒駆除の委託料355万4,000円の減でございますけれども、この松くい虫は、まず県が区域指定をしております沖浦、浦上、下浜、香住、特別に県が管理する重要な部分のエリアについては、このエリアにおいて当年度枯れといいます、要するに、緊急に枯れ始めたというものについては、県が命令でもって、伐倒駆除をするということで、100%県から補助をもらって町が行うものでございます。これについては、当然、今言いました県の指定区域のエリアを県の担当者とともに現地を調査いたしまして、そういう当年度枯れ、今々枯れ始めたというものがあるかないかということを確認して、駆除の作業に入るものですけれども、結果的にそういうものが対象となる、それなりのボリュームの松の被害がなかったと、発生が認められなかったということで行わなかったものが350万円の減でございます。  それから、樹幹注入の委託料62万4,000円の減は、これは岡見公園と村岡の御殿山と2カ所予定いたしておりましたけれども、岡見公園については、結果的に不採択ということになっております。改めて1本1本、県が特別の指定区域の中にあるエリアのものですから、改めて、もうちょっときちっと県の方で調査をしてからやろうということに今なっておりまして、29年度はこれを実施いたしておりません。その分が62万4,000円減ということになっております。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、急傾斜地の件について、建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) それでは、急傾斜地の550万円の内容について、ご説明をさせていただきます。  この内容につきましては、平成29年度の事業費の確定と今回の国の補正によりまして、全体事業費が追加されたことから、予算の不足が見込まれるということで増額をしようとするものです。当初の内示額としまして1億7,872万円、今回の補正で1億8,000円、合計3億5,872万円で事業を行おうとするものです。それに対します負担金の不足ということで、550万円を計上させていただいております。この1億8,000万円の内容としましては、もともと当初計画をされておりました香住区西地区、鎧地区、小代区廣井地区にそれぞれ追加配分がされております。また、新規としまして、香住区の香住地区と市午地区、これが新規採択をされて、総額1億8,000万円で補正をされたものでございます。負担金につきましては、西地区と鎧地区、香住地区がそれぞれ5%、廣井地区と市午地区が10%ということで、当初の内示額に対する負担金と今回の追加補正に伴います負担金の差引き550万円を計上させていただいておるものでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、移住・定住対策について、企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 移住・定住対策費に係ります見込み実績でありますけれども、まず住宅取得奨励金につきましては、一般住宅改修分と空き家改修分がございます。本年1月末時点での実績でございますけれども、一般住宅改修分が52件、407万7,000円、また空き家改修分が3件、143万8,000円でありまして、現在の手持ちの申請件数並びに今後の見込みを入れますと、合わせまして700万円を予定しておりますので、予算の1,100万に対して400万円減額するものであります。  次に、住宅取得奨励金でありますけれども、これにつきましては、1月末時点で18件、410万円が出ております。今後も見込みがございますので、予算が不足いたしますので、440万円を見込んでおりまして、30万円の増額をお願いするものであります。  それから、ICT関連オフィス開設設置補助金の関係ですけれども、160万の予算に対しまして、1月末で交付決定が1件出ております。今後の見込みを想定しまして、70万円を予定しておりますので、今回は90万円を減額するものであります。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) それでは、9番、谷口です。  ちょっと2点、お願いしたいと思います。  まず資料24ページ、漂流・漂着ごみ処理施設整備事業費の工事請負費1,000万円の減額であります。入札減というふうなことでの説明だったと思いますけども、これにつきましては、矢田川レインボーの、いわゆる解体工事に伴うものかなと思います。  そこで、ちょっと1点だけ伺いますが、一番心配しておりました矢田川レインボー焼却施設の煙突部分を含めたダイオキシン類、または石綿、こういった、いわゆる飛散防止、こういったことはしっかり取り組んでいただいたと思いますけども、問題なく実施ができたかという点をお聞きしたいと思います。  それから、すみません、同じく資料の28ページ、住宅耐震化推進事業であります。それぞれ3つの事業がかなり大きな減額となっておりますが、住宅耐震改修審査委託料80万円、住宅耐震改修計画策定補助金が80万円、住宅耐震改修工事補助金が300万円ということですけども、これの原因というのは、いわゆる希望者がなかったというふうなことなのか、それともまた別の要因があったのか、その辺をもう少し教えていただきたいと思います。  それからもう1点、ちょっとお願いします。これは歳入に係る分でありますけども、17ページであります。最終処分場の運営費等の受入金がこれは減額になっておるんですけども、説明では、埋立面積が当初予定していたものより圧縮しました、いわゆる受入れ量が減ったんだということでお話があったわけであります。それはそれでよくわかりましたんですけども、もう1点、同じくこの運営分と維持管理経費分、こういったものがあったと思うんですが、この点につきましては、当初の予算どおりのものが今後執行されるのか。それとその点だけ、ちょっと伺いたいと思います。  以上3点、お願いします。 ◎議長(上田勝幸) 町民課長、花登寿一郎君。 ◎町民課長(花登寿一郎) それでは、漂流・漂着ごみ処理施設整備事業費、工事請負費1,000万円の減額に関して、ご質問いただきました。工事が、いわゆるダイオキシン、要はアスベスト、そういう有害物質の関係の対策がきっちりと行われたかということでございますが、ダイオキシン類につきましては、管理区域をきっちりしまして、外に一切漏れないような、水についても漏れ出ないような囲いをした中で、作業員もしっかり防護服をする中で作業が進められております。ダイオキシンを含む、最終的には汚水、汚泥についてもきっちり密閉した上でしかるべく処理業者に持ち込んでの場外処理をしております。また、工事に伴って、周囲への大気への飛散がということでありますけども、それらについてもきっちりと調査をした上で、ないことを確認して、今現在は、あと最終土地の整地というようなことで工期内で終わるような見込みで順調に進めておるということでございます。  それから、最終処分場運営費等の受入金でございます。組合からの焼却灰等の搬入量が当初よりうんと少なくなるということについては、ご理解いただいておるのかなと思っております。ただ、運営費、いわゆる29年度、私どもが管理運営する経費につきましても組合からは応分の負担をいただくわけですけども、それについても搬入量の割合によって、経費を振り分けておるということがございます。今回、100万円ほどのそれにかかわります経費も減額する中で、決算を見込む中で、運営費負担分につきましては、燃料費、光熱水費、薬剤費、あるいは水質等検査委託料等で127万程度の減額が見込まれるんだということで、これに先ほど言いました組合の負担割合、これも組合の量が減った関係で、当初持っていた組合の持ち分の割合も少し減っておりますので、それらと合わせまして155万7,000円の減額というのを見込んでおります。2,300万1,000円の減額ですが、そのうち155万7,000円、これが運営費負担に関する減額、残りが2,144万4,000円でございますが、これが搬入量が減った1立米につき幾ら幾らという形でいただく負担金の減ということになります。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 住宅関係の件につきまして、建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) それでは、谷口議員の住宅耐震化推進事業費の関係について、ご説明をさせていただきます。  この事業につきましては、従前は兵庫県が行っておったわけですけども、平成29年度から町の方に移管をされて行っておるものです。住宅の耐震診断の結果、耐震が必要なものにつきまして、助成をしていこうということで予算化をしたものでございます。この審査委託料計画策定費補助金、改修工事費補助金、いずれも希望者がなかったということでございます。それぞれ審査委託料につきましても、当初予算では5件、計画策定費も5件、改修補助金は4件ということで見ておりましたけども、1月末現在で希望者がなかったということから、今回減額をさせていただいているものでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) 矢田川レインボーの解体工事ということですけども、ダイオキシン類等についての試算が、しっかり取り組んだということなんですが、アスベストについてはどうなんでしょう。この辺、ちょっと1点、お伺いしたいと思います。  それから、最終処分場の運営費の受入金の中で、当然、焼却灰の持ち込み量のこの量に応じた部分を北但から受け入れるという部分と、さらに、維持管理経費、運営分というふうなことで、当然、この新設処理施設の経費、こういったものがこれに該当するかと思うんですが、ちょっと今回、例えばそれぞれの最終処分場の処理施設、さらに埋立地の機能調査、こういった経費も出ているわけですね。こういったものは北但に請求されているのか、これに該当になるのかならないのか、その辺も含めてちょっと確認したいと思いますので、お願いします。 ◎議長(上田勝幸) 町民課長、花登寿一郎君。 ◎町民課長(花登寿一郎) まず、アスベストの対策につきましても、合意書にしっかりうたったとおり、建材に含まれるのも適正に処分処理していただいております。それと、最終処分場の負担金の関係でございます。本年度実施しております、いわゆる水処理施設と埋立地の特に2工区を中心とした簡易機能検査に関します費用についてでございますけれども、これらについては、本年度の管理運営費の中で費用負担、応分の負担をいただくことになっております。29年度の管理運営費の中の費用の振り分けの中で負担を願うことになっております。 ◎議長(上田勝幸) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) ちょっと先ほどの最終処分場のこの受入金の関係の運営分、そしたら当然、機能検査をやって、さらに今度はここの補正でも繰り越しになっております、さらに機能検査が出ている。そういう費用も全部ここには当然、入れて、北但から負担をしていただくと、こういう経緯になっておるということでいいんですね。その点だけ確認さしてください。 ◎議長(上田勝幸) 町民課長、花登寿一郎君。 ◎町民課長(花登寿一郎) 失礼いたしました。既に終わっております簡易検査につきましては、本年度の管理運営費の中で負担を願うことに調整しております。現在やっております詳細機能検査に関します費用については、現在組合との話では、いわゆる後年度に埋立量に転嫁して負担していただく、いわゆる建設費負担として翌年度以降に負担していただくということになってございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(13番) 資料の32ページの農業関係の災害復旧費なんですが、減額の内容で再見積もりの減ということと、30年度に延ばすためということなんですけど、心配しますのは、農業者としても特に田植え関係に間に合うような処理ができるものと思うんですが、その辺の確認をお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 災害復旧の、特に今のは農地の関係だと思いますけれども、春の田植え等に間に合うようにということで、昨年の被災以来、補助債はそれぞれ災害査定を順次数度にわたって受けまして、それから詳細も含めて、設計もどんどん進めて、2月に1回発注をしました。それから、明日もまた工事の入札を予定しております。次々に発注をして、なるべく早くにということで考えておりますけれども、予算的にはご承知のように、繰り越しもしておるわけですけれども、なるべく早く着工して、農家の皆様に春の農作業に支障のないようにはせないかんという具合に思って、準備を進めております。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第6号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立)
    ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第6 議案第7号 平成29年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) ◎議長(上田勝幸) 日程第6 議案第7号 平成29年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 山本です。  1点だけ。議案資料の48ページで、歳出の関係、償還金及び還付加算金というふうなところで、国県補助の償還が1,952万2,000円というものが出てまいります。これの財源だということで、基金をざっと2,000万崩すということが出てまいるわけですけれども、この償還金の中身というのはどういうものなんでしょうか。少し教えてください。 ◎議長(上田勝幸) 健康課長、古家亮君。 ◎健康課長(古家 亮) 補足説明のときにもちょっと説明させていただいたかとは思いますけれども、まず一般被保険者に係る医療費の部分でございます。療養給付費負担金としまして、国に返す分が1,908万2,000円、それから特定健康診査の負担金でございます。それぞれ国と県と同額でございますけれども、それぞれ22万円ずつということで、合わせて1,952万2,000円ということになります。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第7号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第7 議案第8号 平成29年度香美町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算             (第1号) ◎議長(上田勝幸) 日程第7 議案第8号 平成29年度香美町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第8号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第8 議案第9号 平成29年度香美町介護保険事業特別会計補正予算(第4号) ◎議長(上田勝幸) 日程第8 議案第9号 平成29年度香美町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第9号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第9 議案第10号 平成29年度香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第1号) ◎議長(上田勝幸) 日程第9 議案第10号 平成29年度香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第10号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第10 議案第11号 平成29年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計補正予算(第1             号) ◎議長(上田勝幸) 日程第10 議案第11号 平成29年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第11号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第11 議案第12号 平成29年度香美町公立香住病院事業企業会計補正予算(第3号) ◎議長(上田勝幸) 日程第11 議案第12号 平成29年度香美町公立香住病院事業企業会計補正予算(第3号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 1点だけ確認をさせてください。議案資料の80ページで、この補正によるところのキャッシュフローの計算書が出てまいります。一番右下の37169と、この数字が資金の期末残高というものになるんだということで、この数字は30年度予算の期首の数字になるものなのか、そうではないのかということだけ、教えてください。 ◎議長(上田勝幸) 病院事業管理者職務代理者、邊見昌平君。 ◎病院事業管理者職務代理者病院事務局長(邊見昌平) それでは、山本議員の質疑にお答えします。  キャッシュフロー計算書補正の期末残高の資金でございますが、今回の3号補正によります資金としましては、30年度の期首が3,716万9,000円になるということでございます。
    ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第12号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第12 議案第13号 平成29年度香美町下水道事業企業会計補正予算(第4号) ◎議長(上田勝幸) 日程第12 議案第13号 平成29年度香美町下水道事業企業会計補正予算(第4号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第13号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第13 議案第25号 香美町教育長の任命につき同意を求めることについて ◎議長(上田勝幸) 日程第13 議案第25号 香美町教育長の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  藤原健一君の退席を求めます。                (藤原健一 退場) ◎議長(上田勝幸) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(13番) ちょっとお尋ねさせていただきます。  教育長の任命ということの議案なんですけれども、自分自身、ちょっと恥ずかしいなと思うのは、前回、教育長の任命において、私だけじゃないと思うんですけれども、教育長は教育長の任期は通常の期間を務められると思って賛成した、私はそうだったんですが、多分そういう議員もおられたのではないかということで、疑念が若干ありまして、これからのこういう人事案件については、できれば説明をしっかりと、この案件は任期何年何月何日までの何年間ですという説明を加えるか、もしくは議案資料に明記すべきだと思うんですが、その辺についてはどうでしょうか。 ◎議長(上田勝幸) 総務課長、吉岡哲男君。 ◎総務課長(吉岡哲男) 岸本議員のご質疑にお答えをしたいと思います。  教育長の任期につきましては、町教育行政の組織及び運営に関する法律の第5条に定められておりまして、任期は3年ということになってございます。ただし、補欠の期間があった場合というのは、前任者の在任期間が任期となるということになっております。昨年の6月議会で町長から提案を申し上げたときに、そのことは特に他意があったわけではないんですけれども、明確な任期というのは申し上げられませんでしたので、その点についてはおわびを申しておきたいというふうに思います。今後につきましては、提案の場でそういった任期の部分についても言及をさせていただくということでご理解をいただきたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(上田勝幸) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に橘秀太郎君、西谷尚君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(上田勝幸) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(上田勝幸) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(上田勝幸) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。橘秀太郎君、西谷尚君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(上田勝幸) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成14票、反対1票。以上のとおり、賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除) ◎議長(上田勝幸) 藤原健一君の出席を求めます。                (藤原健一 入場) ◎議長(上田勝幸) ここで暫時休憩をいたします。再開を午後1時5分といたします。                              午後12時05分 休憩                              午後 1時05分 再開 ◎議長(上田勝幸) 時間が参りましたので、会議を再開いたします。      ──────────────────────────────  日程第14 議案第26号 香美町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて ◎議長(上田勝幸) 日程第14 議案第26号 香美町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決を行います。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入り口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(上田勝幸) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。
     開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定において、開票立会人に西坂秀美君、森利秋君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 (投票用紙配付) ◎議長(上田勝幸) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(上田勝幸) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。  職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(上田勝幸) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。西坂秀美君、森利秋君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(上田勝幸) これより投票の結果を報告いたします。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、賛成全員であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入り口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第15 議案第27号 債権を放棄することについて ◎議長(上田勝幸) 日程第15 議案第27号 債権を放棄することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第27号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第16 議案第28号 香美町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準             を定める条例を定めることについて ◎議長(上田勝幸) 日程第16 議案第28号 香美町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 山本です。  本町の場合、ここで基準を定めるという居宅介護支援事業を新たにやる、そういうものが生まれてくる可能性というのはあるんでしょうか。既にこういう事業をやっているところが幾つかあると思いますけれども、どことどこでしょうか。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) 山本議員のご質問にお答えしたいと思います。  まず最初に、新たな事業所があるだろうかということでございますけれども、現在のところ、新たに指定を受けようという、事業所等は予定をされていないところです。ただ、指定期間が6年間ということになっておりますので、当然、今後従来の事業所が更新を受けていくと、そのときには町の方がこの条例に基づいて指定をしていくということになってまいります。  事業所数につきましては、現在、町内では香住区に4事業所、村岡区に1事業所、小代区に1事業所がございます。また、町内の方の中には町外の豊岡市であったり、新温泉町の事業所を利用されている方もあるということでご理解をいただきたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) この居宅介護支援事業というのはどうあがいても採算が合わないんですね。我々が今見せてもらっている香住病院の予算補正を見ても、収入は500万、端数は省きますけども、支出は600数10万円という状況で、我々が見ている限りはどこの事業所もこういう居宅介護支援部門は全部、赤なんですね。そういう中で、新たにこんなことをやろうという、指定を受けようというものが生まれてくるのかなという疑念が根本にあって、このことの意味が私はいまいちわかりかねておるんですよ。法律はそれを求めておるからというのであれば、それはそれでいたし方ないのかなと思いますけれども、こんな赤字の、逆に言うと、今、本町で、日本全国の制度ですから、別にこの町のケアマネを使わんなんことはない。どこのケアマネでも構へんのです。事業者もどこの事業者でも構わんのです。それはわかっています。  実態として、この事業が本町の場合に不足しているみたいな状況があるというふうに見えるのかどうか、その点はいかがですか。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) 現在、今申し上げました町内の6事業所、また町外の事業所を含めまして、町内で実際に介護サービスを受ける方に対して、不足という状況はお聞きしておりませんので、十分にということではございませんけれども、不足はないということでご理解をいただきたいと思います。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  森利秋君。 ◎森 利秋(15番) 先ほどの山本議員の続きなんですが、事業所としては香住区に4個、村岡1個、小代1個と言われましたけども、具体的にどこなのかということを、また次の議案もあるので、ちょっと教えていただきたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) それでは、森議員のご質問の件でございます。香住区につきましては、まず社会福祉協議会の香住ふれあい居宅介護支援事業所、それから、しいの木荘の居宅介護支援事業所、それから香住病院のもくれん、それから陽だまり、この4事業所となります。それから、村岡区は社会福祉協議会の村岡居宅介護支援事業所、小代区はこぶしの里居宅介護支援事業所ということになります。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第28号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第17 議案第29号 香美町空家等の適正な管理に関する条例を定めることについて ◎議長(上田勝幸) 日程第17 議案第29号 香美町空家等の適正な管理に関する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第29号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第18 議案第30号 香美町区集会所条例の一部を改正する条例を定めることについ             て ◎議長(上田勝幸) 日程第18 議案第30号 香美町区集会所条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第30号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第19 議案第31号 香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を定             めることについて ◎議長(上田勝幸) 日程第19 議案第31号 香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第31号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第20 議案第32号 香美町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を定             めることについて ◎議長(上田勝幸) 日程第20 議案第32号 香美町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第32号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第21 議案第33号 香美町介護保険条例の一部を改正する条例を定めることについ             て ◎議長(上田勝幸) 日程第21 議案第33号 香美町介護保険条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 山本です。  第7期の介護保険の中心的には、量を定めようというものだというふうに理解をいたしております。そこで、第7期の介護保険事業計画をお示しをいただきたい。そうでなければ、この議論はできないということを1点申し上げておきます。といいますのが、資料の11、12は条例案です。13ページから、説明資料ということで概要が出てまいりますけれども、少なくとも第7期の30年から32年にかけては、これは数字が全て我々がこの間全協で見せてもらった案とは異なる数字になっております。次の14ページもほぼ数字は異なります。中でも介護給付費準備基金、この残高が3,900万となる見込みで第7期中に全額を取り崩すこととする。これは期の間で収支がゼロになると、基金がなくなるというもともとの制度設計からしても当然のことなんですけれども、案の段階ではこれは3,500万でしたね。ということを含めて、その前提となる数字が全く違っておるわけですよ。そこのところで第7期の介護保険事業計画案ではなくて、計画をお示しいただきたい。  その上で、15ページで、第6期の介護保険料、この段階ごとの数字が並んだものがありますけれども、この人数というのが27年度の数字が載っています。第7期のところは30年度の数字が載っております。この対象の人数、27年と30年との比較対比ということをしていることにどんな意味があるのか、教えてください。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) 山本議員からは事業計画をお示しいただきたいということでございます。議員からもご発言がありましたとおり、案の段階で全員協議会の方でこのたびの第7期の保険料算定に係る考え方というふうなものはお示しをさせていただいたところなわけですけれども、そのときにもお断りをし、また1月の策定委員会のときにもお断りをさせていただいておりますけれども、あくまで概算での数値ということで、今後の今年度の給付実績見込み等によって変わってくるという前提でおつなぎをしているところでございます。そういった中で、最終的な保険料算定をする段階で、29年度の給付実績見込みをさらに精査する中で、29年度の給付費が若干減りそうだという中で、将来的な第7期の給付も若干見直したと、あるいはまず被保険者数と認定者、この数が昨今、ちょっと減少が予定してたよりも早く進んでおりまして、それに伴って、被保険者数であったり、認定者数の見直しを行ったということで、最終的な案としては若干保険料を下げることになったということでご理解を賜りたいと思っております。  それから、15ページの段階別の人数ですけれども、これは当然、保険料を算定する上で説明のときにも所得段階別加入割合の補正後の被保険者数ということをご説明させていただいたかと思います。この所得段階の人数によって、平均的、この保険料算定に用います加入割合補正後の被保険者数をはじいてくるものでございますので、参考に段階別の人数をお示しさせていただいているものでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) だから、状況はお答えをいただきました。要するに、第7期の介護保険事業計画そのものをお示しいただきいということなんですよ。そのことに基づいて、この議案ができ上がっているわけでしょう。そのものを示さずに一部だけこうやって取り出して、資料ですというふうに言われても、我々も困るんですよ。ぜひとも計画そのものをお示しいただきたい、これが1点。  もう一つは段階別の人数というものが15ページで示されておるわけですけれども、27と30を示していただいておるということは、この段階は3年間変わらないということなんでしょうか。所得は毎年動きますね。そこのところをもう一遍お聞かせいただきたい。  それから、14ページのところで保険料算定の条件設定というところで、1)に1号被保険者の負担率が第7期は23%に上がると。もともと20%だったものが5期、6期、7期と1%ずつ上がってきているという状況があって、ここでもって間違いなく被保険者の保険料は上がるわけですね。若干、ここの改定率0.54%というふうに示されておりますけれども、介護報酬が上がると。じゃ、このことで介護に従事しておられる方々の条件というのは多少なりともよくなるのかどうか、このあたりをもう一つは伺いたい。  さらに、介護サービス、このものが7期の間に何らかの形でよくなるという状況があるのかどうか。もう一つは町自体がこの7期の中で1号被保険者の負担軽減のための何らかの努力をしたのかどうか、このあたりもあわせて伺っておきます。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) それでは、再度の質問にお答えしたいと思います。  1点目の第7期の計画ということでございます。先ほど申し上げましたとおり、考え方をお示ししたり、今回の保険の算定に係る主なポイントということで、このたびの議案資料でもって説明をさせていただいたところでございます。現在、計画書につきましては、これから印刷にかかる段階でございますので、後日にはなりますけれども、計画書についてはお届けをさせていただく予定にしております。  それから、段階別人数の関係、15ページの関係ですけれども、これは、いわゆる当然、年度によって所得が変わってまいりますので、あくまで単年度での見込みの数字ということでございます。具体的には、第7期で上がっておりますのは、新年度予算の中での算定に用いた段階別の人数ということでご理解をいただきたいと思います。  それから、介護従事者の条件がよくなるかどうかということについては、ちょっと私の方ではお答えしづらい部分でございます。平均で0.54%ということでございますけれども、当然、サービスの種類によってその辺の報酬改定というのは異なってまいります。それがまた直接職員の処遇にはね返るものかどうかというのは、ちょっと私の方ではお答えは差し控えさせていただきたいというふうに思います。  それから、新たな介護サービス等につきましては、これは6期中に整備された、本年度、整備しております小規模多機能事業所、これが第7期には丸々サービス提供ができるというような状況を見込んでおりますし、第7期の中では新たなサービス基盤として、通所介護事業所と小規模多機能事業所のもう1施設、もう1事業所ということを見込んでいるところでございます。  それから、負担軽減につながることといたしましては、これは策定委員会の中で議論いただいた部分でもございますけれども、1つは介護保険事業基金の取り崩しについて、全国的にはさまざまでございます。基金の半分を留保していくというようなところもありますけれども、香美町においては従来より基金を全て充当して少しでも保険料を安くするという考え方のもとで進めてきております。またこれまでも、またこれからもでございますけれども、やはり介護予防の推進ということによりまして、できるだけ介護サービスを受けなくてもいいような意識づくり、地域づくりというものも今後進めてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 町長に伺います。我々手元には7期の案というものしかないので、最終的に計画そのものがどうなっているのかわかりませんけども、要するに、介護に従事する人材が十分得られないというところが町としては最大のネックだという意味合いがこもったものになっておるんですね。既に町としても研修だとか、あるいは新規に介護の世界に入ってくれたら一時金出しましょうとか、そういう施策を町としてやっておるのは承知をしております。  その上で1個だけ思うのは対象年齢を少し考え直した方がいいん違うかなと勝手に思っておるんですよ。介護に一番熱心に頑張る年齢というのはどの辺かなというふうに考えると、もうちょっと対象年齢を上げてもいいのかなと。もちろん若い方が入ってきてくれて頑張ってくれる、それはそれで大事なことだし、ありがたいんですよ。だけども、それがなかなか十分いかない、あるいはこぶし園も新卒が久しぶりに応募してくれたというか、採用になるというふうな話は聞こえてきまして、数年なかった事態が起こっている。半分はほっとしておるんですけれども、いずれにしても、従事職員が不足しておる、この状態に対しての町としてのさらなる施策というのを求めたいというふうに思っておりますけれども、いずれにしても、この状態は単に事務的に推計をして計算をしたら、こういう5,583円になりましたというだけであって、町長はこのことについて、要するに第7期の計画そのものについて、何らかの町としての頑張りをしたというふうに言える部分がございますか。 ◎議長(上田勝幸) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほど課長も申しましたように、例えば先ほど議員からもご指摘がありましたように、3,900万円の基金の取り崩し、これは全国的に見れば、半分残したりとか全額を次の期に投入しないとかいう自治体もあるわけでございますから、我々としては第6期のときに見込んだ約4,000万円の基金が残るというような予測が大体ばっちりと合っておったようなことでございます。3,900万円を第7期の保険料に全部投入することによって、少しでも保険料の引き下げをしたいという思いは、これはできておると思います。  今の保険料の第7期の水準でございますけども、但馬の近隣の市町と比べましても、新温泉は少し安くなっておりますけれども、決して香美町は特養の待機者こそ170名程度おりますけども、ほかの介護サービスの部分が決して他市町に大きく劣っておるわけでもない、そういう中で養父市や豊岡市、朝来市よりも予定しておる第7期の保険料は抑えておるということを考えれば、決して高い水準ではないというふうに思います。  先ほど課長が申しましたように、要は増えていきます介護報酬、これを抑えていかないと介護認定率も上がってくる、対象者も増えてくる、介護サービスの利用も増えてくるということになりますと、抑えようがないということでございますから、視点を変えて、今、町のなすべきことは保健事業やその他のことで高齢者になっても介護認定を受けない元気なお年寄りがたくさん香美町内に住んでいただけるということをすれば、保険料の方も次の期、またその次の期、できるだけ上昇幅を抑えたいという考えは基本的にいつも持っておるところでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。  西坂秀美君。 ◎西坂秀美(2番) 介護保険料を少しでも安くしようということで、いろいろと努力されているというところは見えるんですけれども、第6期で残った部分、3,955万残っているわけですけど、そのうちの部分を使って、168円も安くなったという結果がここに出ています。  それで、30年度の増減の中で、積立額が1,400万、また見込まれているというわけなんですけれども、この部分はまたこの第7期で使っていくんでしょうか。この3,900万だけを見込んでいるのか、そこの部分と、それから第7期の介護保険料を第1段階から第5段階、いわゆる保険料の基準額までの方々は年金収入に係る所得は控除されているんですね。これは本町独自なのか、そのほか、国とか県とか、そういうところからの指示によるものなのか、そこらあたりはどうなんでしょうか。これ、第6段階から9段階の人はこの部分がないわけですから、非常に金額的には基準額に1.2、1.3、1.5、1.7を掛けるわけですから、非常に大きな金額になるというふうに捉えているんですけど、この辺のはどうなんでしょうか。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) それでは、西坂議員からのまず1点目のご質問でございます。30年度に積み立てを予定しています1,400万の積み立てでございますけれども、これを含めて、3,900万とこの30年度に積み立てる部分も含めて、第7期の期間中で基本的には使ってしまうということでこの保険料の算定はしておるところでございます。  また、2点目の第1段階から第5段階までの所得基準の関係でございますけれども、これは全国一律に国の方で定められたものでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) ちょっと1点だけ。山本議員のところで議論のあった、いわゆる第7期の介護保険事業計画、私も山本議員が指摘したように、手元にもう既にできていると、できていなければ、当然、議論できないわけですけども、できているとしたら、当然、議員には最低これを議論させていくという意味で、やはりきちっと提示をすべきではないかと思います。今、印刷中だというふうなそんなお話がありましたが、別に印刷した製本でなくても、当然、原本でいいわけですから、少なくとも今日ここを議論するという日程が決まっているわけですから、当然、もう既に決まっておるんでしたら、議員には、やはり提供すべきだ。それをしなかったら、これ、議論なんてできないと思いますよ。議会、今日の議論した資料をつけていただいておりますけども、これの根拠というのはこの7期の計画書と思うんです。こんなことがこれからもされるとなったら、議会として議員として、本当に責任を持った議論ができないと思いますよ。そういう意味では、これからでも遅くないですから、ぜひ準備してください。そうしないと、今日この議論はできないと思いますよ。もし後でということでしたら、今日、この議案はあと継続審査で回してもいいですしね。その辺が問われると思うんです。当たり前のことだと思うんですけど、その点、どうですか。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) このたび条例提案をさせていただいている、基本的に保険料の改正ということになるわけですけれども、この保険料の算定については、従来から高齢者福祉計画策定委員会、この中で高齢者福祉計画の部分とあわせて、介護保険事業計画としてこれまでの推移、あるいは今後の被保険者、認定者の状況であったり、サービス提供の状況、これを踏まえて、皆さんで議論をして決定をいただいたものでございますので、町としてはそれに基づいて条例提案をしているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) じゃ、ちょっと確認していただきますが、じゃ、今日のこの説明資料ですけども、これは第7期の数字ではないという、そういう認識なんですか。この第7期の数字を使って、このつくられたものと私は見ておったんですが、そうではないということなんですか。その点、ちょっと再度。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) まず1点は、全員協議会のときにお示ししたものはこの資料とは異なっておりました。これは1月に開催をしました策定委員会に基づく資料でございました。その後、先ほども申し上げましたとおり、本年度の給付見込みを精査する中で、再度2月に見直しをした資料を策定委員会にはお示しをしておりますので、それに基づいた保険料算定にかかわる主要な部分を抜き出した資料ということでこのたびの議案資料をつけさせていただいております。ということでご理解をいただきたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) 最後ですから、私が聞いているのは、この7期の計画がもう既にできておるんでしょう。この計画に基づいた数字がこれ、今日の保険料を決める条例改正の根拠になっている、そういうことですね。だから、今日、この議論をしようと思ったら、私の手元にこの間の案では数字が違っているわけですから、計画がもうできておったら、計画を少なくとも我々の手元にはいただきたいということを言っているんです。できてなければ、仮のあれでもいいんですけども、既にできておるということであれば、その数字がここに出ている資料に使われているということでしたら、当然、我々にはもう既に決めた7期の計画書がなぜ提供されないかということなんです。だから、間に合わなかったら、別に製本でなくても結構ですので、少なくともこの数字が、やはり根拠を持てる計画書を我々になぜ提供できないかということなんです。最後でありますので、ぜひその辺を答えていただいて、ぜひ我々に届くように。  あわせて、議長、この議会の進め方として、今、私が指摘したことについて、ぜひ議員に計画書が手元に来るようにぜひ求めていただくようにちょっと整理していただいたらと思いますので、その点、よろしく。
    ◎議長(上田勝幸) 暫時休憩をします。                  (暫時休憩) ◎議長(上田勝幸) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) ただいまこの条例改正の提案で上がっております保険料というのは、あくまで最終の高齢者福祉計画策定委員会の方でお示しした資料と同じ内容で提案いたしておるところでございます。そういう中で、計画書の方を示すようにということでございますので、ちょっと時間がかかりますけれども、提出の方はさせていただきたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 暫時休憩いたします。                  (暫時休憩) ◎議長(上田勝幸) 休憩前を閉じ、会議を再開いたします。  福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) 失礼しました。先ほど資料の方を提出させていただくということで申し上げましたけれども、若干時間もかかりますので、また後日ということでご理解をいただきたいというふうに思います。 ◎議長(上田勝幸) 暫時休憩いたします。                  (暫時休憩) ◎議長(上田勝幸) 休憩前を閉じ、会議を再開いたします。  ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。  原案反対の方の発言を許可いたします。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 山本です。  ただいま議題となっております議案第33号 香美町介護保険条例の一部を改正する条例を定めることについて、反対の立場で討論をいたします。  質疑の最初でも申し上げました。この条例のもとになっております第7期介護保険事業計画が我々の手元で見える状態になっていない、そういう中での議論であったこと、こんなことは本来許されないというふうに1つは指摘をしておきます。その上で、13ページの表を見ていただいたらおわかりだと思いますけれども、保険給付費の見込みの中に31年度、32年度、消費税率等の見直しを勘案した影響額というものが示されております。31年度は下半期の分だということでしょう、2,392万5,000円、32年度は1年分ということでしょう、4,857万5,000円、消費税を31年10月に10%に上げる、法律がそうなっておるからということがあるんでしょうけれども、こんなことは断じて認められないということを1つは指摘をしておきます。  その上で、3,900万の基金の取り崩しがあたかもいいことをやっているように町長は言いました。逆に言うと、第6期の間に基金が残るということの方がおかしいんです。介護保険制度はもともと3年に1度見直しをするということで3年が1期です。3年分をトータルして費用を計算します。人間も計算します。入ってくる金も計算して、足らず米が介護保険料ということになるわけですけれども、3年分の平均的なところでの保険料を設定しますから、初年度は残ります。2年目はとんとんです。3年目は初年度の残りが使われて、3年間でトータルでゼロになると。初年度は基金が残っても2年目は増えません、3年目は積まれている基金は全部なくなるというのがこの制度の財政的な仕組みの基金についての一つの考え方なんです。期をまたいで残していくという発想の方がこの制度を逸脱しているものと言わなければなりません。  そして、結論でいうと、10月から特別徴収という年金からの天引き、この方々は2カ月に一遍1,150円の保険料の天引きが増えると。段階によって金額は異なりますけども、標準のところでいくと、そういうことになります。今年の秋からまた介護保険料が上がったねと、後期高齢者医療保険料も上がったねということが言われるということになるんだということをきちっと承知をしておきましょう。  さらに、町長の先ほどの答弁の中で、特別養護老人ホームの待機者が174人、他市町と比べていい方だということも言われました。特別養護老人ホームに入りたい、入ることが可能だという状況にある方々が入れてもらえない状態でいるということは、私が思うのは保険金を受け取れる状態になっておるのに保険金が支払われないというのと同じことだという思いが私の中にはあります。だから、こんなことはまあまあええじゃないかとは言えないんだということを指摘しておきます。  さらに、費用を抑えないと先々負担が増えるということを言われました。確かにこういう制度にお世話にならず、医者にもかからず、元気で老齢期を過ごして、ぴんぴんころりなんて言い方が随分前から言われていますけども、そういう状態がいいというふうには思います。しかしながら、介護の社会化と言われて始まった18年。何でこんなに制度をどんどん悪くしていくの。費用を抑えないかんから、こんなことをやっておったら、もう一遍介護の社会化どころか、家庭の崩壊、あるいは介護従事者も辞職をせざるを得ないというふうなことにさらになっていくんだろうということを思います。どうか議員各位のこんなむちゃくちゃあかんよと、負担を増やさん努力を町としては一切しておりません、まあまあそれもいいでしょうなんては言えないということを申し上げて、反対討論といたします。議員各位のご賛同を心よりお願いを申し上げます。ありがとうございました。 ◎議長(上田勝幸) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。  ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。討論を終了いたします。  これより、議案第33号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第22 議案第34号 香美町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に             関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を定めること             について ◎議長(上田勝幸) 日程第22 議案第34号 香美町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  徳田喜代子君。 ◎徳田喜代子(8番) 徳田です。  議案資料の3の18ページをご覧になってください。この中で概要が示されていますが、地域包括ケアシステムの強化のために介護保険が改正されたということで、共生型地域密着型通所介護というものが新たに規定されているわけでございますが、この共生型地域密着型通所介護ということで、障害者の方が高齢、65歳以上になられて、介護保険を利用されるということで、共生型ということがこういう形になろうかと思うんですが、これの香美町にこういうサービスを受ける事業所というのが香美町に4月1日からということになると思いますので、どこかということをお示しいただきたいと思います。  それから、2点目ですけど、この18ページの下の方に事業所の指定申請を行えるものは法人であるということとされていますが、看護小規模多機能居宅介護の申請者の要件に診療所を開設しているものの要件が追加されるということなんですが、これをもう少し詳しく説明していただきたいと思います。  以上2点、よろしくお願いします。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) まず、徳田議員さんからのご質問でございますが、1点目の香美町において実際にこういった該当するような事業所があるかということになるかと思うんですけれども、このたびの法改正によりまして、障害福祉の指定を受けた事業者でもって、介護保険の基準を満たしていなくても現在の障害福祉の指定基準を満たしていれば、この共生型の指定が受けやすくなるということになりますので、具体的には兵庫県の社会福祉事業団が運営しております多機能型事業所、ひまわりの森、そちらの方が介護保険のサービスの事業者の指定を受ければ、介護保険のサービスを受けることができるということになってまいります。現実的にはひまわりの森の方でも65歳以上の方というのはおられるわけですけれども、その方については、現在は障害福祉サービスを受給されておりますので、直接今、その方がこの共生型ということに該当することにはならないかと思うんですけれども、今後そういった方が出てくれば、事業所の方がそういう指定を受けて、介護保険のサービス利用ができるというような形になってくるということでご理解いただきたいと思います。  それから、もう1点の法人の中で診療所を開設していくについては、法人でなくてもいいということになりましたので、診療所であれば、必ずしも法人でなくても開設しているところがございますので、そういったところであれば、この看護小規模多機能型居宅介護に限っては申請を受けることができるというふうになったものでございますけれども、現実的には、いわゆる小規模多機能事業所というのは、今はかなり普及しているんですけれども、看護小規模多機能の事業所というのはなかなかまだ普及がしておりませんので、但馬においてはまだこういった施設はございません。県下の中でも16事業所というような形でなかなかそういった、現実的には香美町の中でこういったサービスが提供されるということには当面ないのかなというふうに思っておるところでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 徳田喜代子君。 ◎徳田喜代子(8番) それでは、現在ではまだ指定は受けていないということで、県下で16あって、但馬管内では何カ所ぐらい存在しているかどうか、近くで指定を受けられている事業所はありますか。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) ちょっと確認をさせていただきたいと思いますけれども、但馬の中でとおっしゃったのは、いわゆる共生型の事業所ということなのか、あるいは今の看護小規模多機能の事業所ということでしょうか。 ◎徳田喜代子(8番) 看護小規模多機能。 ◎福祉課長(岡 昭三) 共生型サービスというのは本年4月1日からの制度でございますので、現在はこういった事業所というのはございません。それから、看護小規模多機能型事業所については、先ほども触れたかと思いますけれども、主に阪神間の方に整備がされている事業所で、但馬においては現在のところはございません。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 山本です。  言葉尻を捉えるわけではありませんけれども、徳田さんも用いられた資料の18ページの下の米印のところで、一番最後に介護保険と障害福祉両方の制度を相互に利用できるサービスをいいますと、こういうふうに書かれております。先ほども答弁の中で、介護基準を満たしていなくても障害者福祉を行っている事業所がこの介護保険の事業もやれるように指定を受けることが可能だということを言っているんだというふうに理解をしておりますけれども、障害をお持ちの方が65歳を超えて、いわゆる障害福祉か介護保険かといったときに、介護保険を優先するということが1つあって、介護保険を利用すると、最低でも1割の利用者負担がかかってくる、障害者福祉であれば、利用料がかからないということが今、全国でも大きく議論になっているところなんですけれども、この場合は相互に利用できるというふうにおっしゃっていて、その介護基準を満たしていなくても認めましょうということ、さらに介護を優先というふうなことはもともとのところで言われている、この辺を考えあわせると、障害をお持ちで高齢になった方々がある年齢から負担を負わないと生き続けることができないというふうなことになっていくのかなと思えて仕方がないんですけども、その辺はどう考えたらいいんでしょう。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) ただいま山本議員からご質問があった件でございます。議員おっしゃったとおり、基本的には65歳になりますと、今まで障害福祉サービスを受給されていた方が同等だというか、同じようなサービスを受けることが介護保険で可能であれば介護保険優先ということになりますので、これはこのたびの共生型ということに限らず、国の制度としてそういう形になっております。そういう中では確かにこれまで所得が少ないことで負担が要らなかった方が1割負担が生じてくるという方もあるのは現実でございます。  ただ、じゃ、65歳になったら全てが介護保険に移行するかということではございませんので、あくまで個々の状態に応じて介護保険のサービスで今までと同様なサービスが提供ができるということが前提でございますので、個々によって、そういったケースは異なってまいると捉えております。 ◎議長(上田勝幸) 山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 我々が決めるわけではなくて、65歳になると介護優先というその部分はルールとしてはあるんだと。ただし、実際にその人に対してどうするかは個々の状態によるということもそれなりには理解しますけれども、じゃ、介護基準を満たしていなくても介護基準に該当するサービスが受けられるというふうになるということですか。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) 今のご質問の件でございますけれども、現在、障害福祉サービスの事業所指定を受けているところであれば、その指定基準を満たしていることをもって、介護保険の方の特例として事業所として認めていくというのがこのたびの改正の趣旨でございますので、ご指摘のとおりでございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかに。  西坂秀美君。 ◎西坂秀美(2番) 地域包括ケアシステム強化のための介護保険法等の一部を改正する法律、ここの中で今言っている部分は「我が事・丸ごと」の丸ごとの部分だというふうに感じているんですけど、先ほどの山本議員との議論の中なんですけれども、この一番下の部分にひっかかってきます。障害者の方が高齢になって65歳以上になる、そうなったら、当然、介護保険法の方が優先されますから、介護保険法の介護事業所に行くとなると、先ほど言っていましたように、1割の負担がかかってくる。しかし、今の障害者の事業所で、もし介護が受けれるようであれば、そこではかからないという、その場合、両方でできる、介護事業所で障害者が今までいた障害者事業所の中で介護が受けれるようになれば、その1割の負担というのはどういうふうになっていくんですか。やっぱり、さっきの議論だと、何か、じゃ、どの段階が利用できるのかな、介護の介護度、どこを適用するのか。何かその辺のところの明確さが全くないんですけれども、あと介護保険と障害福祉の両方の制度を相互に利用できる。いわゆる利用額、利用の、いわゆる障害者の負担というのはどういうふうになっていくんでしょうか。その施設の方で要らなくなっていくようにするのか。あるいは、1割の負担の部分をこれからは見ていこうとするのか。その辺のところはちょっとわからないんですけれども、その辺がもし明確にわかれば、ちょっと教えていただきたいなと思います。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) 西坂議員さんからのご質問については、費用負担の部分が大きいのかなと思っておりますけれども、あくまで費用負担については、これまでと変わるものではございませんので、先ほども申し上げましたとおり、65歳になって、従来と同じサービスが介護保険のサービスでも提供できるということであれば、介護保険の制度の適用を受けて、介護保険のサービスを受けて、いわゆる1割負担が当然生じてくるということになります。  ただ、この介護保険の適用については、一律に65歳になったからといって適用するものではないと、あくまでその方の状態に応じて、あるいはサービスの種類に応じてということになっておりますので、これについては、個々にその辺の判断をしていくということになります。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第34号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第23 議案第35号 香美町立保育所条例の一部を改正する条例を定めることについ             て ◎議長(上田勝幸) 日程第23 議案第35号 香美町立保育所条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。
     これより、議案第35号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第24 議案第36号 香美町立小代認定こども園条例の一部を改正する条例を定める             ことについて ◎議長(上田勝幸) 日程第24 議案第36号 香美町立小代認定こども園条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) 9番、谷口です。  今回の香美町立小代認定こども園条例の一部を改正する条例でありますけども、提案理由にありますように、幼稚園教育要領の施行に伴うというふうなことで提案がありました。そこで、ちょっとお聞きしたいんですが、この平成29年文部科学省告示第62号と幼稚園教育要領、これはどんなものでしょうか。さらに、これまでの幼稚園教育要領、これとの違いはどこなのか、その2点についてお伺いしたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) こども教育課長、楠田千晴君。 ◎こども教育課長(楠田千晴) それでは、谷口議員のご質問にお答えをさせていただきます。  幼稚園教育要領といいますのは、いわゆる教育の一定の水準を確保するとともに、実質的な教育の機会均等を保障するため、国が学校教育法に基づき定めている大綱的な基準ということになります。これまで昭和23年に保育要領ということで当時の文部省が刊行して以来、おおむね10年ごとに改正がなされてきているものでございます。内容的には幼稚園教育の基本でありますとか教育の狙いや内容というものがまとめられているものでございます。  今回の改定の大きなポイントとしては5点ほど上げられます。まず、幼稚園教育といいますのは、環境を通して行う教育、これを基本としております。環境というのは、物的環境、それから人的環境も含めて、幼稚園児を取り巻く全ての環境ということになるわけですけども、そちらを通して行う教育というのが基本となっております。この点については、ポイントの一つとして挙げられますけども、幼稚園教育における狙いとか内容というのは、従前のものと何ら変わることはありませんよということをまずこれを一つの大きな目玉にしております。幼稚園教育は健康、人間関係、環境、言葉、表現というような5つの領域から構成をされているものでございます。その狙いと内容については、これまでのものを踏襲している形になります。しかしながら、今回の幼稚園教育要領で大きく変わった点といいますのは、幼稚園教育において育みたい資質、能力というものを今回、初めて明確にしていったということが挙げられます。  それと、3点目としては、5歳児の修了時、つまり幼稚園を修了するまでに育ってほしい具体的な子どもの姿というものをこの教育要領の中に明確にあらわしたということです。それによって、こういう姿をもって、小学校に就学をさせてくださいというようなこと、つまり幼稚園教育と小学校教育の連携をしっかりととっていってくださいということがうたわれております。  あと2つばかりは幼児の一人一人の特性や可能性をしっかりと把握した上で幼児理解に基づく評価を適切に行ってくださいということ。  それからもう1点、言語活動の充実などを図るということもあるんですけども、今回、新たに障害のある幼児でありますとか海外から帰国した幼児でありますとか、そういう特別な配慮を必要とする幼児への指導を充実させてくださいというようなことが今回、うたわれたということでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) 今、この幼稚園教育要領の5つの点が示されました。それで、ちょっと私はこの中で3つ目ですか、5歳児の修了時までに育ってほしい具体的な姿、いわゆる幼児期の終わりまでに育ってほしい姿、これが今回10項目、たしか明らかにされておると思うんですね。これを健康な心と体、自立心、協同性、道徳性・規範意識の芽生え、社会生活とのかかわり、思考力の芽生え、自然とのかかわり・生命尊重、数量や図形、言葉による伝え合い、豊かな感性と表現、確かこの10項目が強調されていると思うんですけども、こういう10項目の姿に従って、園児一人一人を評価するように今後、認められるようになるのではないか。さらに、このことをこの評価をもとに園が保育、教育を見直す、こういったことが求められてくるのではないかというふうに1つ私は思っているんですけども、それで間違いないかどうか、ちょっと確認させてください。 ◎議長(上田勝幸) こども教育課長、楠田千晴君。 ◎こども教育課長(楠田千晴) まさしく今、谷口議員のおっしゃるとおりでございます。この幼児期の終わりまでに育ってほしい姿というものを照らし合わせて、幼児一人一人を、先ほど申し上げたように、しっかりと見詰めていく中で、それぞれの項目に従って、どの段階までこの一人一人の子どもたちが育っていっているのかを見てとるということがこれからの幼稚園教育の中に求められていくことだというふうに認識をしております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) この今の幼児期の終わりまでというのは、5歳児ですね。これまでに育ってほしい姿がこういう10項目に整理されたということでありますが、これまでの幼児期の教育というものは、ちょっと私の手元では幼児期らしい生活と遊びを通しての発達を促す、こういうことでこれまでやってこられたんですね。ところが、今度こういった10項目、これ、本当にたった5歳児までの子どもたちにこういったことを本当にできるのかな。これ、本当に示されたら、現場の幼稚園、また認定保育園の先生方が本当にできるのかなということを実は思っているところであります。そういう意味で、これは本当に5歳児までの幼児期の発達を踏まえた、こういったようなことになっているのか。さらには、先ほど指摘しましたけども、現場でこんなことが本当に求められるとしたら、これはなかなか本当大変なことじゃないかな。大体こういう10項目のこういう項目を示して、これに基づいて、ちゃんと幼児期の教育をするということが今回、この要領で私は求められているというふうに、大変そういう意味ではちょっと危惧しているんです。  ある意味では、これは本当にちょっと現場を全く無視した、いわゆる文科省の上からの、この保育内容に対する直接的な、言葉は少しきついかわかりませんが、統制というふうなことにつながっているのではないかなという、こういうところをちょっと思っているんです。そういった点で、本当にこれ、現場でこれからまた具体的に、特に小代認定こども園で、こういったことが展開されるということになるわけですけども、この点について教育委員会の立場で本当に可能と思われるのか。余りこれを本当にやればやるほど、これから本当に大変なことになるのではないかと思いますので、その点を最後ちょっとお聞きしたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) こども教育課長、楠田千晴君。 ◎こども教育課長(楠田千晴) ただいまのご質問のことでございますが、具体的に申し上げますと、例えば健康な心と体というところには、その教育要領の中では幼稚園生活の中で充実感を持って、自分のやりたいことに向かって心と体を十分に働かせ、見通しを持って行動し、自ら健康で安全な生活をつくり出すようになるというふうなことが書かれています。これは、示されていますのはあくまでもこれは到達目標という意味じゃなくて、5歳児の修了までにこういう姿に育ってほしいという願いというものというふうに私どもは認識しておりますし、文部科学省の方からの伝達講習でも聞いております。ですから、ここに向かって、目の前にいる子どもたちが今どのような状況にあるのかということを勘案すると、見てとるということでありまして、決してこれを到達目標として、ここまで子どもたちを育て上げるというものというふうには認識をしておりません。  ですので、今現在、幼稚園の教育の中で進めております、先ほど谷口議員が申されておりました環境の中で遊びを通して、遊びというのは幼児教育の中の最大の学習という捉え方は変わっておりませんので、遊びの中を通したその幼稚園教育の中で子どもたちの姿をこの整理をされた10の姿に照らし合わせながら、見てとるということでございますので、確かに新たなものが示された以上は先生方の多少の負担というものはあるかもわかりませんが、おおむね10年に1回示されるこの教育要領の中で、新しい教育の方向に向かって進むということは大切なことだというふうに思っておりますので、教職員の理解を得ながら、要領に従った教育活動を展開していくことを考えております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 山本です。  なかなか難しい話をしておって、5人も育った我が子を思うと、5歳児でここまでになるかという異常さを感じたりはするんですけど、それはさておき、こういう改正をやった場合に、課長も現場の幼稚園教諭には多少の負担増はあるのかなというふうなことをちらっと言われた、実際どうなるかまだわからんというふうにも思わんわけではないですけれども、これは実践しようと思うと、施設なり備品なり人的なり、そういう点で必要になるというふうなものがあるのかどうか、その点はいかがですか。 ◎議長(上田勝幸) こども教育課長、楠田千晴君。 ◎こども教育課長(楠田千晴) 先ほども申し上げましたように、教育要領の中で示す、つまり姿としては10項目あるわけですけども、いわゆる教育の中で行う5領域についての狙いと内容については、従前のものと何ら変わることはありませんので、その点については、今ある施設や教材等で十分対応はできるものだというふうに思いますが、ただ、その施設設備については、特に老朽化したものについては所要の対策は必要かなというふうなことは考えております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。  原案反対の方の発言を許可いたします。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) 議席番号9番、谷口眞治です。  議案第36号 香美町立小代認定こども園条例の一部を改正する条例を定めることについて、反対の立場で討論をいたします。  この条例改正でありますけども、本年4月から施行される幼稚園教育要領を小代認定こども園に導入しようとするものであります。これまで幼児期らしい生活と遊びを通しての発達を促すものから、今回は義務教育の基礎を培うものへその目的を転換するために、新たに幼児期の終わりまでに育ってほしい姿と位置づけて、健康な心と体、自立心、協同性、道徳性・規範意識の芽生え、社会生活とのかかわりなど10項目を示して、一人一人の評価をするように求め、その評価をもとに園での保育、教育を見直すことを求めるものになるのではないかという点であります。  さらに、この幼児期の終わりまでに育ってほしい姿10項目は、果たして幼児期の発達を踏まえたものと言えるだろうかと私は大変疑問に思うところであります。先ほども指摘をいたしましたけども、この保育現場に対して政府の直接的な統制ともなる危険があります。現場不在、子ども不在の幼稚園教育要領の押しつけは許されないという点を申し上げて、反対討論といたします。議員各位の賛同を求めて、討論を終わります。ありがとうございました。 ◎議長(上田勝幸) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。  ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、議案第36号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第25 議案第37号 香美町放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例を定めるこ             とについて ◎議長(上田勝幸) 日程第25 議案第37号 香美町放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 山本です。  新年度は小学校1年生から6年生、さらに幼稚園児に拡大をするというふうなことが言われております。このことはどこで規定をされるんでしょうか。今ここで見えておる改正条例は、設置の箇所の話であります。もう一つはここで放課後児童クラブで実際に支援員といいますか、子どもたちの相手をしたり、きちっと見ていただいている方々、身分の保障も何にもないという状態の方々なわけですけれども、実際問題、この方々の責任はどこまであるのかという疑念が私はずっとあって、新年度はどうも開設時間が少し長くなるのかな。あるいは、利用希望の保護者に対する説明ですとか、そういうことの責任が支援員に求められるというふうな状況になっていくのかなと、そうなると自分の身分は保障も何にもないのにそこで起こったことに対する責任、あるいは説明だとか、そういうことに対する責任を持たされるというふうなことになりかねんなと思って、非常に危惧をしておるんですけども、そのあたりはいかがですか。 ◎議長(上田勝幸) こども教育課長、楠田千晴君。 ◎こども教育課長(楠田千晴) 放課後児童クラブのことにつきましては、教育委員会で定める実施要綱の中で、その細かな件については規定をさせていただいているところでございます。今、山本議員のご指摘の支援員の責任のことでございますけども、あくまでも実施、教育委員会でやっている以上は、個人の責任を問うわけにはまいりませんので、教育委員会の責任のもとでということがあろうかと思います。ただ、その支援員をしていただく方々の責任を問われることに対しての不安ということは、その部分について今後、支援員を新たに任用していくわけでございますので、その節は今ご指摘の点を十分に勘案して、ご負担のないような形で進めてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(4番) 新たに3校区内に放課後児童クラブを設置して、全小学校区に設置されるということは大変喜ばしいことであると思います。しかしながら、21ページの改正案の表を見ていただくとよろしいんですが、2段目の奥佐津の関係、放課後児童クラブスマイルおくさづ、これは奥佐津地区公民館内。同じくほかのところでも公民館内がありますけども、この奥佐津地区公民館内と4段目の柴山地区公民館、これは小学校から非常に離れている場所であり、柴山地区公民館というのは、逆に言えば、学校が地域から少し離れていますので、地域の皆さんの近くの方に来るということは父兄の送迎のことも含めてなんですけど、「送」はないんですか、「迎」のことも含めて、いいのかなとも思ったりしますけども、奥佐津地区公民館というのは小学校から直線距離で600メートル離れています。あと、徒歩だとプラスアルファ100メーターぐらいになりますか、そのぐらい離れた場所にあります。特に冬期、今、先ほども山本議員から言われました預かる時間が延びると。今まででも6時だというふうに思っているんですか、冬期はもう真っ暗だと。そうした中で、奥佐津地区公民館は基本的に行事があるときしか県道から公民館の玄関までが除雪されていない状況がたびたびあり、そうした中で、ほんまにこの場所でいいのかなと思える。このことは今までこの児童クラブを開設しようとされるに当たって、利用者等々から意見を聞かれてこの場所にされたのか、その辺がちょっと不安になるんです。いわゆる春から秋にかけては預けるけど、冬はとてもとてもというような話が出てきはしないかな。となると、逆にまた、先ほどの支援者の身分の話等々にも非常に問題は出てくるんだろうというふうに思うんですが、その辺はいかがな考えでこうなったのか。見ていただきますと、公民館というのは小学校と併設されているような公民館もあったり、そのほかは幼稚園だとか小学校ですから、同じ建物の中ですので、その辺を少し不安視するわけです。  それから、何のことはないんかもわからんのですけど、この放課後児童クラブの名称のつけ方が香住区は「スマイル」が頭に来て、例えばスマイルかすみ、スマイルおくさづという呼び方になっている。村岡地区は「ふれあい」というのが頭に来ます。ふれあいむらおか、ふれあいうづか。小代は1つだけですが、「かがやき」というのが頭につくわけですが、この辺は何か意味があるものなのか。いや、何かわざわざ分けんでも、入れんでも、逆の言い方すれば、区別せんでもいいのかなと私は思うんで、あえてお尋ねをしてみたいというふうに思います。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) こども教育課長、楠田千晴君。 ◎こども教育課長(楠田千晴) それでは、今の見塚議員のご質問でございますが、まず、奥佐津地区の開設場所につきまして、学校から少し離れているということについては、当初開設を考える上で懸案とさせていただきました。私も実際奥佐津小学校からこの奥佐津地区公民館の間を徒歩で、子どもたちだったらこれぐらいのスピードで歩くのかなというようなことで実際に歩いてみたりもしました。その中で、やはり当初については、所要のクラブに通う間、学校から地区公民館に行く間の部分については、何らかの対策が必要かな。支援員さんが迎えに行っていただくなり、状況によったら、現在のところ、奥佐津の方では通年の利用者、小学生5名がおりますので、その集団登校、集団下校をしているような関係の中からすれば、高学年の子どもたちが一緒に連れ添ってというようなことも考えていけるのではなかろうかなということを思っております。ただ、今ご指摘のありました冬期間、ここについては確かにそういう状況まで想定をしたかと指摘を受ければ、それについてはなるほどなと思うところもございますので、また所要のことについては教育委員会の中で検討をしていきたいなというふうに思っております。  最後に、名称のことについてですけども、何とも私の方からはお答えができません。申しわけございません。この放課後児童クラブは旧町の時代から設立をされているもので、それぞれの旧町時代からスマイル、ふれあい、かがやきというような名称がそれぞれつけられていたと、それを踏襲しているというようなことを今お聞かせいただいております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 見塚修君。 ◎見塚 修(4番) 位置関係のことで、私も冬期のことだけしか言わなかったんですが、課長は奥佐津の小学校にもおられましたので、あの辺のことはよくわかっておられると思うんですが、公民館から小学校までに行く間の半分以上は県道を通ってまいります。その県道はどういう県道かはご存知ですね。すりかわりが非常に狭いんですね。普通車同士でもすりかわりができない。今現在、非常に奥佐津地区の区長会等々も含めて、PTAも含めて、県土木の方に要望しているんですが、道路が非常にでこぼこしておって、水たまりがあって、子どもに水がかけられる状態があったりもしているんです、現在は。だから、これは改善できる話なんでいいとして、特に冬のことも含めて、道の狭いことはすぐには改善できませんので、でこぼこ以外は。非常に心配するんです。  今、課長は地域の年長者の子等と一緒に下校すると言われましたけど、実質、県道部分を下校する生徒は今現在おるとしたら、1人です。小学校、今現在1年生だと思います。上級生は県道部分におりるまでに全て農家の集落の中に分散して帰ってしまいますので、そういう面でも非常に危険ですし、下岡の人たちというのは今までもこの放課後児童クラブができるまでの水曜日のクラブ、何といいますかな、それにも参加してないような子が非常に多いんです。これ、条例で決まってしまったら、ここに開設せないけませんし、父兄等の要望があって、小学校、あるいは幼稚園に入れようと思ってもすぐにできない状態になりますので、これ、今言ってもなんですけども、今後はそういうことも含めて、入られる希望者等も含めた中での議論を十分していただいて、設置をしていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎議長(上田勝幸) こども教育課長、楠田千晴君。 ◎こども教育課長(楠田千晴) 今ご指摘の点、私の方も今、見塚議員の発言の中にもありましたけども、奥佐津の学校の方にも勤めさせていただいた経験もございます。立地も承知しているつもりでございますし、県道の状況も、グリーンベルトが一部敷かれておるともいうものの、その狭さというものもわかっておるところでございます。ですので、奥佐津地区の放課後児童クラブについて通年、それからは長期休養中のみの利用者も希望がある中で、できる限り、住民のニーズに従った中で開設に向けていきますが、安全対策というのは、何においても大切な視点だというふうに思っておりますので、開設に向けた所要の検討は進めてまいりたいと思いますし、開設の折について児童の安全の確保ということについては、十分な配慮をしていきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  田野公大君。 ◎田野公大(11番) ちょっと確認なんですけど、説明を聞き逃したかもわからないんですけど、そもそもこの児童クラブの設置に関して基準というようなものがありましたでしょうか。  それと、今回、これ、おくれて3校区児童クラブができて、全部10校区全てにできるということで非常にいいなと思っておるんですけども、今回、おくれて3校区に設置するという方向になった、どういうことがクリアになってそうなったのか、説明の中では支援員云々というような話がございましたけども、そもそもニーズは最低限のニーズとか、そういったものが必要なのかどうかということと、説明の中でもう1点は一時預かり保育のニーズもあわせてということだったので、そういった同じ児童クラブに併設されるというか、同じ場所で保育もやられるということなのか、その辺の説明を再度、お願いします。 ◎議長(上田勝幸) こども教育課長、楠田千晴君。 ◎こども教育課長(楠田千晴) 放課後児童クラブの設置に関して、特段何か規定等でその基準を設けているものじゃございません。ただ、1人のクラブ員、クラブの希望がある中でも必ずその支援員は2名の配置をしなければならないというようなところから、いわゆるご希望に沿った形で全ての小学校区での支援員の確保でありますとか人件費の問題もございますので、対費用効果でありますとか、いろいろなことを勘案する中で、その3校区の中で従来まで開かれなかったという中。  一方では、ご指摘のありました幼稚園での預かり保育事業、こちらの方については、全ての幼稚園で実施をしておりました。ところが、土曜日でありましたり、それから長期休業中については、香住幼稚園と村岡幼稚園以外の幼稚園に通う預かり保育事業については、香住地区においては香住幼稚園で、村岡地区においては村岡幼稚園というセンター方式ということで実施してまいりました。すなわち村岡地区でいきますと射添、それから兎塚地区の幼稚園児は土曜日、それから長期休業中の預かり保育については保護者の方で村岡幼稚園の方まで送っていただくということがありました。この点について、住民の方からなかなか、土曜日長期休業中に村岡の方まで送ることが大変だというような声を聞かせてもらっている中で、何とかそのあたりが地元で幼稚園の子どもたちを預かることはできないのか。それから、現在開設されてない地区もあわせて、できるだけ放課後の子どもたちを健全育成の視点も兼ねて、安全な場所でお預かりすることができないかということの中から、事業の再編を考えて、周辺部については放課後児童クラブの中で幼稚園児も預かっていくというようなことの体制を整えて、若干の人員の削減であったり、それに伴う経費の削減を考えた上で、このような事業をこれからはやっていこうとしているところでございます。  放課後児童クラブについては、一応、内々の中ではある程度、規定ではないんですけども、4人以上の通年の希望者があった場合には開くということを今まで考えておりましたが、今年の場合には通年の希望者が1人でもあればということで、今回、この奥佐津と佐津と余部という3つのクラブを開設するという運びになったということでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。
     討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第37号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎議長(上田勝幸) ここで暫時休憩いたします。再開は午後3時といたします。                               午後2時48分 休憩                               午後3時00分 再開 ◎議長(上田勝幸) 会議を再開します。  こども教育課長、楠田千晴君より、発言の申し出がありますので、許可いたします。  こども教育課長、楠田千晴君。 ◎こども教育課長(楠田千晴) 議長のお許しをいただきましたので、一言発言をさせていただきます。先ほど私、放課後児童クラブの件で、見塚議員のご質問に対して、その名称のことにつきまして一部誤りがございましたので、訂正させていただきます。  放課後児童クラブにつきましては、旧香住町、旧村岡町については設立がありましたけども、小代の方のクラブにつきましては合併後の設立ということでございましたので、旧町時代からあったというふうなことを申し上げたと思いますけども、その点について訂正をさせていただきたいところであります。よろしくお願いいたします。      ──────────────────────────────  日程第26 議案第38号 香美町病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を             定めることについて ◎議長(上田勝幸) 日程第26 議案第38号 香美町病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) この条例は制定する際に、制定というか、管理者を置くという条例を定める際に随分議論をさせていただいた記憶がございます。現町長も当時議員だったわけで、その当時の状況についてはご記憶だろうというふうに思います。この条例案の提案の際の次長の説明の中でも公営企業法の全部適用、これは続けるということが言われました。管理者を置くということを当時の提案者が一生懸命言った際に、管理者を置くから全部適用とするんだということを繰り返し言われました。では、全部適用するということの意味というか、メリットというか、そこら辺はどう考えたらいいのか、もう一遍伺いたい。改正しようとするのは、議会の議決を経て管理者を置かないことができるというふうに改めようということが一つのポイントだというふうに思っておるもんですから、管理者を置く置かないということと公営企業法の全部適用ということとの関係についてご認識を伺いたい。 ◎議長(上田勝幸) 病院事業管理者職務代理者、邊見昌平君。 ◎病院事業管理者職務代理者病院事務局長(邊見昌平) まず、全部適用の制度につきまして、説明をさせていただきます。  基本的に病院事業につきましては、一部適用ということで、財務適用が基本となっております。しかし、そういう中で地方公営企業法の全部適用につきましては、条例で定めることによりまして全部適用とすることができるということで、平成23年12月議会を経まして、平成25年4月から全部適用とされたところであります。全部適用となりますと、基本的には管理者が置かれるということになります。したがいまして、平成25年4月からは全部適用と同時に管理者が置かれました。現在は管理者が不在という状況の中で職務代理としまして、事務局長が職務代理を行っているというところでございます。  それで管理者につきましては、条例で定めるところによりまして管理者を置かないことができるということが地方公営企業法の中でも規定されておりますので、今回、一時的ではありますけども、議会の議決を得て管理者を置かないことができるというふうな条例のつくりで提案をさせていただいておるところでございます。  次の管理者の全部適用、また管理者を設置することにおきますメリットでございますが、ご存知のとおり、病院事業につきましては、経営状況が非常に厳しいという状況になります。そういう中で経営感覚、あるいは医療に関する情報を持っておる管理者が設置されることによりまして、効率的な運営、また経営改善、医療サービスの向上、これらが図られるということのメリットの中で管理者を置くというふうなことでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 管理者を置いて、独立採算で経営改善ができるということをおっしゃったんだと思いますけれども、それだったら、収入が減ったらリストラしましょうという話になるん違うんですか。収入が減ったら費用を抑える、そのためにはリストラするしかないんですから。自治体病院はそういうものではないでしょう。だからこそ、管理者を置かないということにするんだったら、全部適用を外すべきだというふうに私は思っております。  管理者を仮に置いたとしても、全部適用が義務づけられるわけではない。公立病院の場合には全部適用ということが義務づけられているわけでも何でもないわけでしょう。だからこそ、香住病院から見れば、随分規模も大きな八鹿病院、あそこは管理者も置いています。養父市、香美町にかかわらず、応分の負担は出しておりますけれども、管理者を置いて、経理をやっています。八鹿病院は全部適用ではないんです。香住病院クラスで公営企業法の全部適用で頑張るというのは、実際上、不可能だというふうに思うんですね。だから、どちらかといえば、この現行も改正もですけれども、4条を削除したら済む話だと私は思っておるもんですから、全部適用で頑張らん方がいいのではないかなというふうに思うんですけれども、町長はその点いかがですか。 ◎議長(上田勝幸) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほど議員からもありましたように、全部適用にするときの議論は私も覚えております。ただ、香住病院で計画をしておりました病院の改革プラン、そういうものを実施しようとすれば、やはり全部適用の方がいいだろうという考え方に立っております。ただ、前管理者が辞職をなさってからその間、もう4年も管理者がいないような状況、これを何とかしたいということで、さまざまな取り組みを進めてまいりましたけれども、いまだに適任の人材をお招きするといいますか、招聘することができない現状にあります。ただ、議員もご存知のように、現在、香住病院は病院長すら正職員が務めてないような状況、副院長もいない、こういうような状況の中で、管理者、特に医師経験者の方がよいと言われているような管理者をすぐに招聘できるかというと、そういう状況にもないということで、4年間を経て、なかなか配置ができない管理者をそのまま空席のまま、職務代理のままということでなしに、一旦は置かないことができるという条例を規定させていただいて、私が管理者の代わりを務める。しかしながら、管理者はこの後も全部適用の中で、管理者を招致するためにさまざまな働きは依然続けたいというふうに思っております。ただ、現状に照らし合わせて、議会の議決を得て置かないことができるというふうにさせていただきたいということでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) じゃ、町長、議会の議決を経て管理者を置かないことができるというふうに条例を改めて、4月以降、以下の議決をいただいてということをお考えなんだというふうに勝手に想像してしまいますけれども、そう言いながら、全部適用は続けるということなんですか。いみじくも自らおっしゃったように、院長すら、病院長すら正職では置けない。正職でなかったらあかんとも私も思っておりませんけれども、そこは病院長として一生懸命やっていただいているというふうに思っておりますから、それはいいんですけども、全部適用にこだわる意味が私にはわからんですよ。何のメリットもないだろう。だって、この議会でも既に年度末を控えて5,000万プラスしましょうということまで提案もあり、議決を終わっているわけで、そういうことから考えても全部適用で独立採算でやれる、今後にあっても可能性というのはそんなに高くはないというふうに思うんで、そこのところは、やっぱり考え直した方がいいんだろうと思うんですけども、もう一遍聞かせてください。 ◎議長(上田勝幸) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) この全部適用の制度を議論した数年前のこともよく覚えておりますけれども、やはり公営企業という立場から考えれば、病院は管理者を置いて、独立した立場で健全経営を目指す、その管理者が医師の招聘も含めて、全部の責任を持つというのが私はあるべき姿だというふうな思いもあって、全部適用へのその当時の議決にも議員として賛成をした思いがございます。ただ、そうは言いながらも、先ほども申し上げましたように、今の香住病院の現状を見ますと、なかなか、先ほどの病院長、副院長の例も挙げましたけども、本来、病院の管理者としてふさわしい方に着任をいただければ、医師の招聘のことについてもある程度お任せもできると思いますし、改革プランに沿った病院の経営にもたけた方に着任いただけるなら、その方がいいという判断はそのまま持ち続けておるところでございます。  それと、この全部適用、管理者のことにつきましては、県ご当局にもご意見をいただいております。やはり、見解としては全部適用の方がいいだろうという見解もいただいておりますので、そういう判断に立って、副町長以下、総務課長やさまざまな病院事務局長も含めて、幹部会議を持って、決定したところでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) それでは、ちょっと私も病院事業管理者を置かないことができる規定を今回、条例改正でうたっていくというふうなことについては、現状の中ではこれはこれで妥当かなというのです。私も山本議員が指摘しているように、いわゆる条例の第2条で地方公営企業法の全部適用、これがされているんで、この全部適用をそのままにして、病院管理者を置かないということができるというのは、これまでの議論からして、やはり少しおかしいんではないかと、こういう立場です。  そこで伺いますが、先ほど、病院事業管理者の職務者代理から、そもそも自治体病院は地方公営企業法の一部適用が原則である、こういうご答弁があったと思うんですが、この点で、改めてこの地方公営企業法の一部適用と全部適用の違い、これがどういうことなのかということについて、まず伺いたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 病院事業管理者職務代理者、邊見昌平君。 ◎病院事業管理者職務代理者病院事務局長(邊見昌平) それでは、谷口議員のご質疑にお答えします。  まず、病院事業は一部適用ということで、財務適用が基本でございます。この場合には財務適用ということで、例えば人事権、それから契約権、それらは病院事業の方ではありません。町長の方が執行権を持っております。それが一部適用でございます。これが全部になりまして、管理者が置かれますと、人事権、それから契約権、町長が持つ事業としましては、議会の提案権、予算の提案権、これらが町長が全部適用になっても一部適用になっても町長が行う事業ということで、したがいまして、全部適用になりますと、予算の提案権、あるいは議案の提案権、これらを除きましては、基本的に管理者が事業を行うのかなというような違いでございます。 ◎議長(上田勝幸) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) ちょっと職務代理者、もう少し地方公営企業法の中身でちょっと確認しておきたいんですが、自治体病院の事業では地方公営企業法のうち一定の部分がこれが自動的に適用されているという、この一定の部分というのは、先ほど全部適用のメリットというふうに言われておりました経営の基本原則、これも入っているんですね。さらには、企業の設置、それから財務に関する規定、ここまでは一部適用で、これ、適用になっているんですね。ただ、適用になっていないのが、先ほどちょっと触れられましたが、組織及び職員の身分扱いに関する規定、この部分だけなんですね。この部分だけが、当然適用されない部分と言われている部分なんですね。そうだと私は思っているんです。  なぜ、この一部適用の規定があるのは病院事業であるのか。この辺の理由について、職務代理者はどういうふうに考えておられるのか、その点もちょっとあわせて。なぜ、この一部適用の規定があるのは病院事業だけですね、地方公営企業法で認められているのは。ほかの水道とか、こういったことは全部適用ですから、その辺のところをもう少し正確に把握した上で議論でしたいと思いますので、先ほどちょっと私が申し上げました、一部適用と全部適用、これに間違いなのか、間違いでないのか、それから、一部適用の規定がある病院事業、この理由はどういうことなのかということもちょっともしあれでしたら、お聞きしたいと思いますので、お願いします。 ◎議長(上田勝幸) 病院事業管理者職務代理者、邊見昌平君。 ◎病院事業管理者職務代理者病院事務局長(邊見昌平) まず、病院事業がなぜ財務適用になっているかということの理由でございますが、私は、今、考えといいますか、本を事前に読んだ記憶で申しますと、病院事業におきましては、基本的には公営企業ということで独立採算ということであります。そういう中で、他の病院と比較するに当たりまして、統一的な財務指標等を比較する必要があるという中で、病院事業につきましては、財務規定が適用になっている、こういうふうに理解しております。同じ基準で全国同じレベルの病院を比較する場合に活用されるために一部適用をということで理解をしているところでございます。  それから、先ほどありました全部適用、一部適用の違いの中で身分につきまして、ちょっと触れられておりましたけども、全部適用になりますと、当然、人事権、あるいは職員の勤務時間等、これらにつきましては、管理者の権限で行うことができるということであります。全部適用でなしに一部適用であれば、これらの人事権ですとか勤務時間等に関する規定につきましては、職員の身分の取り扱いにつきましては町長が事務をとり行うというふうに理解をしております。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) 町長、後で最後、お聞きしますけど、待っておいてください。  何が言いたいかというのは、要するに一部適用というのは、これは何で一部適用なのかということでありますけども、病院事業は企業として能率的に運営されるべき点はほかの公営企業と同様であるが、これらに比べて採算性が低く、かつ保健衛生、福祉行政など、一般行政との関係が密接であるという、こういった性格がほかの一般企業と比べて異なるという、こういう点でこの一部適用は当然だ、こういう理由だというふうに私は聞いています。  先ほど、全部適用の部分と、要するに組織及び職員の身分扱いの規定、これは結局、一部適用であれば、職員さんは普通の役場職員さんと同じように地方公務員として位置づけられるんですね。ところが、今度、全部適用になりましたら、地方公営企業法、労働関係法、これが適用になって、当然、役場の、いわゆる地方公務員の身分ではなくなる。その上で、労働組合をつくっていく。そして、労働協約権という、こういったことが管理者との間で提携できるという、こういうことが進められているわけであります。  そういう意味で、私は一部適用になれば、あたかも経営努力や財務的な、こういった関係が全く無視してもいいという、この議論ではないと思うんです。当然、これは病院の経営をしっかりして、そこをしっかり握っていくということでは大変大事なことでありますから、どなたが、例えば管理者で、あと管理者でなくても、これは当然、必要なわけでありますし、さらに今では多分実態はこの全部適用であれば、病院の労働組合の職員の団体と管理者とは交渉されておりますね。それからまた、町長はあくまで役場の職員と職員組合と交渉すると。  ところが、今度、管理者を置かないことができるという場合は、当然、町長が管理者になってくるというふうになれば、町長が役場の職員も、さらには、病院の労働組合の皆さんとの交渉、これ、2回もせんなんと。これが一部適用だったら1回で済むわけですね。役場の職員と同じ身分を病院の職員の皆さんも持たれるわけですからね。そういう意味では、極めて合理的な方法であるし、あえてそういうことを言えば、そんなに全部適用、全部適用といって頑張らなくても、一部適用でいいのでないかと私は思うんです。そういった点で、町長、今、こういったことで一部適用にこの際戻されて、しっかりと、町長が病院のあり方、現在も医師確保でも一生懸命頑張っておられるわけでありますから、ぜひ一部適用にして頑張っていただく、こういったことを考えていくべきだと思うんですが、その点について、町長、ご見解お願いします。 ◎議長(上田勝幸) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほども申しましたけども、やはり病院事業、公営企業として独立した立場で全部適用の中でやっていくのが本旨としながら、管理者がなかなか着任いただけないという現実、先ほども申しましたけども、例えばせんだっての議会でも私が答弁をするか、邊見君が答弁をするかでいろんな議論がありましたけども、現状でいいますと管理者が不在なわけでございますから、職務代理者の役場から派遣をしております邊見君が病院の全責任者で職務代理を務めておるのが、議会対応でも少しおかしいんじゃないかという議論が出るぐらいでございますから、今現状として全部適用の中で病院経営は邊見職務代理者が労使交渉の協定も人事権も全部持っておりますから、そのことについては、議会の皆さんも少しちょっとおかしいんじゃないかという疑念も持たれておると思いますから、全部適用で管理者を置くのが本旨としながら、現状に照らし合わせて、職務代理者を邊見が務めるのではなしに、一旦管理者が見つかるまで私が管理者を務めさせていただくということで考えいただければよくおわかりになると思います。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。  原案反対の方の発言を許可いたします。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) 議席番号9番、谷口眞治です。  議案第38号 香美町病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、反対の立場で討論いたします。  本条例改正は、病院事業管理者を置かないことができることを定めるものであります。しかし、条例第2条の地方公営企業法の全部適用をそのままにしているということは大問題であります。香美町病院の地方公営企業法の全部適用は病院事業管理者を理由にしており、その病院事業管理者を置かないのであれば、全部適用の前提そのものがなくなり、もとの一部適用にすることは当然でありますし、そもそも地方公営企業法も自治体の病院事業には、いわゆる一定の部分、経営の基本原則、企業の設置、財務に関する規定、こういったものについては自動的に適用をされています。これらに対して、当然、適用されてない、いわゆる組織及び職員の身分扱い、こういった規定を含めて地方公営企業法を全面適用する病院事業、これが全部適用の病院であります。地方公営企業法のうち一部適用の規定があるのは病院事業であり、この規定の理由につきましては、先ほど質疑の中で指摘をしておりましたように、病院事業そのものが採算性が低く、かつ保健衛生、福祉行政など一般行政との関係が緊密で、また密接である、こういった性格そのものが求められているところであります。同僚議員からの指摘があるように、病院事業管理者を置いている八鹿病院でさえ一部適用のままであります。香美町の病院事業の地方公営企業の全面適用をやめることを求めて、反対討論といたします。議員各位の賛同を求めて、討論を終わります。ありがとうございました。 ◎議長(上田勝幸) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。  寺川秀志君。 ◎寺川秀志(10番) 私も追加議案で賛成討論をしようと思っていましたんですけど、変な雰囲気になったらだめなもんで、賛成討論といたします。  考え方は全く山本議員と同じです。私自身も自分の新聞で管理者制度をやめなさいということを新聞に出していましたし、その当時の長瀬町長にも個人的には進言いたしました。だけども、なかなかうまくいきませんでしたし、私自身もそのときは賛成しました。しかしながら、状況を見ておっても、本当に難しい状況がある中で、無理に管理者を置いて運営してもいいだろうかという感じがしておりました。私は八鹿病院に監査で出ていましたんですけど、そのときの当時の細川管理者に話を聞きました。とにかく香住病院ぐらいのことで全部適用は要らんし、管理者も要らないよと言われました。それを意に得て、自信を持っていまして、それでなかなか本当に正面から山本議員を見ておって、同じことを考えておって、賛成、反対が出るということは本当に残念ですが、浜上町長もソフトランディングを考えておられるん違うかなと。今度のは大英断だと私は思います。だけど、結果として管理者制度がなくなることを私も期待しますし、行く行くは一部適用になって、自由な病院経営をしてもらいたいと思っていますので、今度のこの条例が管理者制度がなくなって、一部適用になる一里塚といいますか、そういう考え方でおられるといい方向に行くんじゃないかと思いますので、皆さん、山本議員の言っていることも正しいと思いますし、私の言っていることも正しいですけど、今度の場合は賛成してもらって、追加議案を期待したいと思いますので、よろしく賛成をお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、議案第38号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第27 議案第39号 香美町立香住駐車場の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第27 議案第39号 香美町立香住駐車場の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。
     これより、議案第39号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第28 議案第40号 香美町香住地域福祉センターの指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第28 議案第40号 香美町香住地域福祉センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第40号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第29 議案第41号 香美町香住知的障害者(児)共同生活ホーム等の指定管理者の             指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第29 議案第41号 香美町香住知的障害者(児)共同生活ホーム等の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第41号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第30 議案第42号 香美町香住老人福祉センター等の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第30 議案第42号 香美町香住老人福祉センター等の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第42号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第31 議案第43号 香美町小代高齢者生活支援センター「いこいの里」の指定管理             者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第31 議案第43号 香美町小代高齢者生活支援センター「いこいの里」の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第43号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第32 議案第44号 香美町香住高齢者ふれあい交流館の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第32 議案第44号 香美町香住高齢者ふれあい交流館の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第44号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第33 議案第45号 香美町村岡老人デイサービスセンターの指定管理者の指定につ             いて ◎議長(上田勝幸) 日程第33 議案第45号 香美町村岡老人デイサービスセンターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第45号を起立により採決いたします。
     本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第34 議案第46号 香美町村岡生活支援ハウス「つつじの里」の指定管理者の指定             について ◎議長(上田勝幸) 日程第34 議案第46号 香美町村岡生活支援ハウス「つつじの里」の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) ささやかな疑念を持っておりまして、村岡の生活支援ハウスは指定管理とします。小代の生活支援ハウスは何ゆえ指定管理ではなくて、委託なんでしょうか。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) 山本議員のご質問にお答えしたいと思います。  小代の生活支援ハウスについては、所有そのものが町ではなく、社会福祉法人みかたこぶしの里ということになりますので、指定管理には該当するものではございません。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第46号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第35 議案第47号 香美町香住デイサービスセンター等の指定管理者の指定につい             て ◎議長(上田勝幸) 日程第35 議案第47号 香美町香住デイサービスセンター等の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第47号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第36 議案第48号 香美町村岡母子健康センターの指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第36 議案第48号 香美町村岡母子健康センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(13番) ちょっと質問させてもらいます。  名称が香美町村岡母子健康センターということなんですが、若干、現在の活動状況と名称とが合わなくなっているんじゃないか。行く行く名称変更を検討すべきじゃないかと思うんですが、どうでしょうか。 ◎議長(上田勝幸) 福祉課長、岡昭三君。 ◎福祉課長(岡 昭三) 岸本議員からのご指摘でございます。確かに施設名称と現在の使用実態が異なって入ってきておりますので、今後においてはそういったことも検討してまいりたいと思っております。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第48号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第37 議案第49号 香美町香住東港水産加工排水処理場の指定管理者の指定につい             て ◎議長(上田勝幸) 日程第37 議案第49号 香美町香住東港水産加工排水処理場の指定管理者の指定についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により森利秋君の退席を求めます。                (森 利秋 退場) ◎議長(上田勝幸) これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第49号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  本案についての採決が終わりましたので、森利秋君の出席を求めます。                (森 利秋 入場)      ──────────────────────────────  日程第38 議案第50号 香美町矢田川交流センターの指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第38 議案第50号 香美町矢田川交流センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第50号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立)
    ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第39 議案第51号 香美町香住魚類残さい等処理場の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第39 議案第51号 香美町香住魚類残さい等処理場の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第51号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第40 議案第52号 香美町木質バイオマスセンターの指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第40 議案第52号 香美町木質バイオマスセンターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第52号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第41 議案第53号 香美町かすみ・矢田川温泉の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第41 議案第53号 香美町かすみ・矢田川温泉の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第53号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第42 議案第54号 香美町今子浦運動場の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第42 議案第54号 香美町今子浦運動場の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第54号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第43 議案第55号 香美町立国民宿舎「ファミリーイン今子浦」の指定管理者の指             定について ◎議長(上田勝幸) 日程第43 議案第55号 香美町立国民宿舎「ファミリーイン今子浦」の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第55号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第44 議案第56号 香美町「道の駅あまるべ」の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第44 議案第56号 香美町「道の駅あまるべ」の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第56号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────
     日程第45 議案第57号 香美町道の駅「あゆの里・矢田川」の指定管理者の指定につい             て ◎議長(上田勝幸) 日程第45 議案第57号 香美町道の駅「あゆの里・矢田川」の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第57号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第46 議案第58号 香美町地場産品販売施設「道の駅ハチ北」の指定管理者の指定             について ◎議長(上田勝幸) 日程第46 議案第58号 香美町地場産品販売施設「道の駅ハチ北」の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第58号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第47 議案第59号 香美町農産物展示直売施設「村岡ファームガーデン」の指定管             理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第47 議案第59号 香美町農産物展示直売施設「村岡ファームガーデン」の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第59号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第48 議案第60号 香美町ハチ北高原パトロールセンターの指定管理者の指定につ             いて ◎議長(上田勝幸) 日程第48 議案第60号 香美町ハチ北高原パトロールセンターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第60号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第49 議案第61号 香美町柤大池公園の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第49 議案第61号 香美町柤大池公園の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第61号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第50 議案第62号 香美町瀞川平ガーデンバレイ「但馬高原植物園-瀞川平-」の             指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第50 議案第62号 香美町瀞川平ガーデンバレイ「但馬高原植物園-瀞川平-」の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第62号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。
         ──────────────────────────────  日程第51 議案第63号 香美町村岡観光案内所の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第51 議案第63号 香美町村岡観光案内所の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第63号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第52 議案第64号 香美町ソラ山高原休憩所の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第52 議案第64号 香美町ソラ山高原休憩所の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第64号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第53 議案第65号 香美町農林漁業体験実習館「村岡・都市と農村交流センター」             の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第53 議案第65号 香美町農林漁業体験実習館「村岡・都市と農村交流センター」の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。 ◎議長(上田勝幸) 岸本正人君。 ◎岸本正人(13番) 1つお尋ねします。  約8年ほど前だったかな、門真からこの交流センター以外については、門真市の所有を鉢伏観光様に譲渡したという議決があったんですが、その際、交流センターについては、将来的には譲渡するんだけれども、起債の関係で今はできないんだというようなお話を聞いておったんですが、いつになれば、例えば譲渡が可能な、起債の返還が必要になくなるのがいつなのか、教えてください。 ◎議長(上田勝幸) 村岡地域局長、松岡克己君。 ◎村岡地域局長(松岡克己) ちょっと調べさせていただきます。 ◎議長(上田勝幸) 暫時休憩。少し時間がかかるようですから、4時10分まで暫時休憩といたします。                               午後3時55分 休憩                               午後4時07分 再開 ◎議長(上田勝幸) 休憩を4時10分までと言っておりましたけど、用意ができたようですので、会議を再開いたします。 ◎議長(上田勝幸) 村岡地域局長、松岡克己君。 ◎村岡地域局長(松岡克己) 申しわけございませんでした。当該施設につきましては、起債の関係につきましては償還が終わってございます。ただ、補助金適化法、建設当時の農林水産省系の補助をいただいておりますので、その補助金の適化法が45年ということで、そちらの方が一つのネックとなってございました。しかしながら、実際には本体のロッジかどまが売却された時点で一体的に使われている施設でございますので、同時に受け取っていただきたいという思いはございまして、その後も粘り強くそういった交渉は続けておりますが、いまだちょっと譲渡に至ってございません。現在検討しております公共施設への個別計画の中でも今後10年間の後期ぐらいには何とか譲渡したいということで交渉をしてまいるつもりでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第65号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第54 議案第66号 香美町グリーンパークハチ北の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第54 議案第66号 香美町グリーンパークハチ北の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第66号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第55 議案第67号 香美町瀞川渓谷憩いの森の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第55 議案第67号 香美町瀞川渓谷憩いの森の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第67号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第56 議案第68号 香美町村岡有機センターの指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第56 議案第68号 香美町村岡有機センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)
    ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第68号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第57 議案第69号 香美町温泉保養館「おじろん」の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第57 議案第69号 香美町温泉保養館「おじろん」の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第69号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第58 議案第70号 香美町吉滝キャンプ場の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第58 議案第70号 香美町吉滝キャンプ場の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第70号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第59 議案第71号 香美町小代南部健康高原の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第59 議案第71号 香美町小代南部健康高原の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第71号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第60 議案第72号 香美町美方高原休憩所の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第60 議案第72号 香美町美方高原休憩所の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第72号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第61 議案第73号 香美町小代ふれあい歴史公園の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第61 議案第73号 香美町小代ふれあい歴史公園の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第73号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第62 議案第74号 香美町小代ウォーターガーデンの指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第62 議案第74号 香美町小代ウォーターガーデンの指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり)
    ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第74号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第63 議案第75号 香美町小代堆肥センターの指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第63 議案第75号 香美町小代堆肥センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第75号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第64 議案第76号 香美町小代ゴンドラリフトの指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第64 議案第76号 香美町小代ゴンドラリフトの指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第76号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第65 議案第77号 香美町小代駐車場の指定管理者の指定について ◎議長(上田勝幸) 日程第65 議案第77号 香美町小代駐車場の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第77号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第66 発議第1号 香美町議会委員会条例の一部を改正する条例を定めることにつ             いて ◎議長(上田勝幸) 日程第66 発議第1号 香美町議会委員会条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  議会運営委員会委員長、西川誠一君は演壇までお進みください。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  西川委員長、ご苦労さまでした。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、発議第1号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。  次の本会議は3月15日木曜日午前9時30分より再開いたします。  本日は大変ご苦労さまでした。                               午後4時18分 散会 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...