上郡町議会 > 2021-03-24 >
令和 3年第2回定例会(第5日 3月24日)

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  1. 上郡町議会 2021-03-24
    令和 3年第2回定例会(第5日 3月24日)


    取得元: 上郡町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    令和 3年第2回定例会(第5日 3月24日)              上郡町議会会議録  (第5日)  令和3年3月24日午前10時より上郡町議会会議場において令和3年第2回上郡町議会定例会を再開した。   1.出席議員は次のとおりである。       1番  松本じゅんいち      2番  本 林 宗 興       3番  木 村 公 男      4番  立 花 照 弘       5番               6番  山 田   正       7番  田 渕 千 洋      8番  梅 田 修 作       9番  井 口まさのり     10番  山 本 守 一 2.欠席議員は次のとおりである。       な  し 3.本議会に出席した議会職員は次のとおりである。    議会事務局長     前 田 一 弘 4.地方自治法第121条の規定により、議長より会議事件説明のため出席を求められた者は次のとおりである。    町長         遠 山   寛     副町長        樫 村 孝 一    教育長        三 木 一 司     理事兼企画政策課長  宮 下 弘 毅
       財政管理課長     前 川 俊 也     総務課長       塚 本 卓 宏    税務課長       山 本 美穂子     危機管理監兼住民課長 木 村 将 志    健康福祉課長     国 重 弘 和     国保介護支援室長   松 本 賢 一    産業振興課長     河 本   洋     建設課長       山 本 正 利    上下水道課長     種 継   武     教育次長兼教育総務課長                                      深 澤 寿 信    教育推進課長     前 川 武 彦     総務課副課長     山 田 壽 範    財政管理課係長    神 尾 達 也 5.会議事件は次のとおりである。 (1)議案第 9号 上郡町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定           める条例の一部を改正する条例制定の件 (2)議案第10号 上郡町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関す           る基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件 (3)議案第11号 上郡町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運           営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための           効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条           例制定の件 (4)議案第12号 上郡町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予           防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準           を定める条例の一部を改正する条例制定の件 (5)議案第13号 上郡町観光案内所の設置及び管理に関する条例制定の件 (6)議案第20号 令和3年度上郡町一般会計予算の件 (7)議案第21号 令和3年度上郡町特別会計国民健康保険事業予算の件 (8)議案第22号 令和3年度上郡町特別会計後期高齢者医療事業予算の件 (9)議案第23号 令和3年度上郡町特別会計介護保険事業予算の件 (10)議案第24号 令和3年度上郡町水道事業会計予算の件 (11)議案第25号 令和3年度上郡町特別会計簡易水道事業予算の件 (12)議案第26号 令和3年度上郡町下水道事業会計予算の件 (13)議案第27号 令和3年度上郡町特別会計公営墓園事業予算の件 (14)議案第28号 令和3年度上郡町特別会計ケーブルテレビ管理運営事業予算の件 (15)閉会中の各委員会の継続審査及び調査について (16)議員派遣の件について              開           議    (10時00分) ○議長(梅田修作君) 皆様、おはようございます。  ただいまの出席議員は9名であります。定足数に達しておりますので、これより定例会を再開いたします。  地方自治法第121条の規定により、町長をはじめ各関係課長の出席を求めております。  ここで、御報告をいたします。  会計管理者より、母の死去に伴い欠席届が提出されております。  これより、本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。  日程第26、議案第9号、上郡町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。  さきに付託しております本案に対し、民生建設常任委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。  民生建設常任委員長井口まさのり君。 ○民生建設常任委員長井口まさのり君) おはようございます。ただいま議長より許可されましたので委員会の報告をさせていただきます。  民生建設常任委員会に付託されました議案第9号、上郡町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件につきまして審査報告を行います。  去る3月16日に委員会を開催し、審査結果は原案可決すべきものとしました。  審査の概要につきましては、報告書を朗読させていただきます。  付託案件、議案第9号、上郡町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件。  本件は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行により、本条例の改正が必要となった。  改正の内容は、基本方針、具体的取扱方針管理者要件ハラスメント対策のための勤務体制の見直し、並びに感染症の予防・蔓延防止措置及び虐待の防止措置、業務継続計画の策定等、記録の保存や利用者への説明等に係る雑則を新設するものである。  本条例の対象は、要介護1から5の認定を受けた者が利用する居宅介護支援事業所で、町内には8か所あります。  委員と担当課の主な質疑応答は以下のとおりであります。  質疑応答。問、今回、虐待やハラスメントに対する対応が新設されたが、その趣旨は。答、全国的に高齢者虐待サービス利用者に対するハラスメント事案が増加していることが法改正の背景にある。  問、改正内容について関係事業所にどのように周知を図られるのか。答、町内の介護サービス事業者を対象に、2か月ごとに事業者連絡会を開催し、内容を説明している。サービスごとに約40名が参加される。  当委員会は、慎重審議の結果、挙手による採決を行い、全会一致で本案は原案のとおり可決すべきものと決した。 ○議長(梅田修作君) 委員長の報告が終わりました。  ただいまの委員長の報告に対し、質疑を求めます。  質疑はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより、議案第9号、上郡町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を起立により採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、これを原案可決とすべきものであります。よって、本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第9号は、委員長の報告のとおり原案可決とすることに決しました。  日程第27、議案第10号、上郡町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。  さきに付託しております本案に対し、民生建設常任委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。  民生建設常任委員長井口まさのり君。 ○民生建設常任委員長井口まさのり君) それでは議長から許可されましたので、民生建設常任委員会に付託されました議案第10号、上郡町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件につきまして審査報告を行います。  去る3月16日に委員会を開催し、審査結果は原案可決すべきものとしました。審査の概要につきましては、報告書を朗読させていただきます。  付託案件、議案第10号、上郡町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件。  本件は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行により、本条例の改正が必要となった。  改正の内容は、議案第9号の内容に加え、研修受講に係る措置の義務付け、災害時の地域との連携強化、管理者及び人員配置基準夜間職員体制の見直し、過疎地域でのサービス提供及び地域特性に応じた認知症グループホームの確保等の見直しである。  本条例の対象は、要介護1から5の認定を受けている者が利用する9種の地域密着型サービス事業所で、町内には4種5か所の事業所がある。  委員と担当課の主な質疑応答及び意見は以下のとおりである。  質疑応答。問、町内に事業所のない訪問型サービスはどのように対応しているのか。現状は利用者のニーズを満たせているのか。答、定期巡回・随時対応型訪問介護看護及び夜間対応型訪問介護は、県が指定する訪問介護看護事業所で24時間対応しているが、人員確保等厳しい現状であるため、民間事業者の参入を期待するところ。なお、在宅サービスの利用において、待機は生じていない。  意見。委員からは、町内事業所の充足を図るため西播磨の状況を調査するよう意見が出された。  当委員会は、慎重審議の結果、挙手による採決を行い、全会一致で本案は原案のとおり可決すべきものと決した。  以上、報告を終わります。 ○議長(梅田修作君) 委員長の報告が終わりました。  ただいまの委員長の報告に対し、質疑を求めます。  質疑はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより、議案第10号、上郡町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を起立により採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、これを原案可決とすべきものであります。よって、本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第10号は、委員長の報告のとおり原案可決とすることに決しました。  日程第28、議案第11号、上郡町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。  さきに付託しております本案に対し、民生建設常任委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。  民生建設常任委員長井口まさのり君。 ○民生建設常任委員長井口まさのり君) それでは議長から許可されましたので、民生建設常任委員会付託案件を説明します。  議案第11号、上郡町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件につきまして審査報告を行います。  去る3月16日に委員会を開催し、審査結果は原案可決すべきものとしました。審査の概要につきましては、報告書を朗読させていただきます。  付託案件、議案第11号、上郡町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件。  本件は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行により、本条例の改正が必要となった。
     改正の内容は、議案第10号と同じであります。  本条例の対象は、要支援1・2の認定を受けている者が利用する3種の地域密着型介護予防サービス事業所で、町内には3種4か所ある。  当委員会は、慎重審議の結果、挙手による採決を行い、全会一致で本案は原案のとおり可決すべきものと決した。  以上、報告を終わります。 ○議長(梅田修作君) 委員長の報告が終わりました。  ただいまの委員長の報告に対し、質疑を求めます。  質疑はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより、議案第11号、上郡町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を起立により採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、これを原案可決とすべきものであります。よって、本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第11号は、委員長の報告のとおり原案可決とすることに決しました。  日程第29、議案第12号、上郡町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。  さきに付託しております本案に対し、民生建設常任委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。  民生建設常任委員長井口まさのり君。 ○民生建設常任委員長井口まさのり君) それでは許可されましたので、民生建設常任委員会に付託されました議案第12号、上郡町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件につきまして審査報告を行います。  去る3月16日に委員会を開催し、審査結果は原案可決すべきものとしました。審査の概要につきましては、報告書を朗読させていただきます。  付託案件、議案第12号、上郡町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件。  本件は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行により、本条例の改正が必要となった。  改正内容は、議案第9号と同じであります。  本条例の対象は、要支援1・2の認定を受けている者が利用する介護予防支援事業所で、町では地域包括支援係において事業を実施している。  当委員会は、慎重審議の結果、挙手による採決を行い、全会一致で本案は原案のとおり可決すべきものと決した。  以上、報告を終わります。 ○議長(梅田修作君) 委員長の報告が終わりました。  ただいまの委員長の報告に対し、質疑を求めます。  質疑はありませんか。  木村君。 ○3番(木村公男君) 質疑というより内容を知らせてほしいのですが、この議案9号から12号は共通のものなんですが、サービスについての共通の問題で、改正の内容の中に事業の基本方針、この中で利用者の人権の擁護、虐待の防止等のために必要な改正の整備を行うことを義務付けるというふうな文言があったのですが、これに対して、この体制の整備はどのような体制の整備なのか。また、今まではどのような対応をされていたのか。もし分かれば教えてほしいです。 ○議長(梅田修作君) 井口委員長。 ○民生建設常任委員長井口まさのり君) その件につきましては、質問が出ました。この対応、体制につきましては、今後国から出される指針に基づいて、各事業所で整備していくということであります。それから、行政の関わりについてでありますが、虐待通報を受けた場合は、まず虐待防止法に基づき事情聴取して事実確認を行う。虐待と判断されたら必要な調査、対応を行い、数か月後に改善状況を確認して、収束に至るという流れでやっておりますということを報告いただいております。  また、勤務体制の確保として、事業者の責務を踏まえた適切なハラスメント対策を求めることを追加するとありますが、その対応、対策はどうなのかということを木村議員は聞かれていたようですが、各事業所において対応するということで決まっております。  それと行政の関わりについては、事業所と情報交換しながら連携を図っていくということで決まっておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) 分かりました。ありがとうございます。そうしたら、もう1つですが、事業者の責務を踏まえた適切なハラスメント対策を求めるということ、これを追加するとあったのですが、適切なハラスメント対策、これが分かりにくいのですが、これについて意見はありましたか。 ○議長(梅田修作君) 井口委員長。 ○民生建設常任委員長井口まさのり君) それにつきましては、先ほど説明しましたが、各事業所において対応していただくということで、それについて行政の関わりとしまして、事業所と情報交換等連携を図っていくということであります。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第12号、上郡町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を起立により採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、これを原案可決とすべきものであります。よって、本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第12号は、委員長の報告のとおり原案可決とすることに決しました。  日程第30、議案第13号、上郡町観光案内所の設置及び管理に関する条例制定の件を議題といたします。  さきに付託しております本案に対し、民生建設常任委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。  民生建設常任委員長井口まさのり君。 ○民生建設常任委員長井口まさのり君) それでは許可されましたので、民生建設常任委員会に付託されました議案第13号、上郡町観光案内所の設置及び管理に関する条例制定の件につきまして審査報告を行います。  去る3月16日に委員会を開催し、審査結果は原案可決すべきものとしました。審査の概要につきましては、報告書を朗読させていただきます。  付託案件、議案第13号、上郡町観光案内所の設置及び管理に関する条例制定の件。  本件は、町内外に対して、本町の観光情報の発信及び特産品等を提供する場として、観光案内所を位置付け、さらなる観光振興を図る拠点とするため、業務内容等を規定するものである。  当施設の利用者は、大半が住民であると考えられるため、地方自治法の規定に基づく公の施設として、条例制定が必要となった。また、今般の新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言などを受け、条例制定により町の管理責任を明確化することが必要である。  委員と担当課の主な質疑応答は以下のとおりである。  質疑応答。問、観光案内所のこれまでの運営についての問題点は。答、観光案内所は、平成23年に現在の場所に移転し、観光協会の有償ボランティア15名と町会計年度任用職員1名により運営を行っている。観光案内や特産品・モロどんの販売等を行っており、年間利用者数は約6,000人。ボランティアによる運営は、経費削減につながっている反面、活動が限定的になってしまうことや観光ボランティアガイドとの連携などが現状の問題点と考える。引き続き、町の観光振興の拠点となるようPRに努めるとともに、問題解決に取り組んでいく。  当委員会は、慎重審議の結果、挙手による採決を行い、全会一致で本案は原案のとおり可決すべきものと決した。  以上、報告します。 ○議長(梅田修作君) 委員長の報告が終わりました。  ただいまの委員長の報告に対し、質疑を求めます。  質疑はありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) この案件は付託前に私から過去の問題点について審議をしていただくようにお願いしておりましたが、その詳細についてお聞かせ願えますか。 ○議長(梅田修作君) 井口委員長。 ○民生建設常任委員長井口まさのり君) 詳細。運営は、観光協会の組織の15名の有償ボランティアと1名の町会計年度任用職員により行っているということは壇上でも言わせていただきましたけれども、主な運営内容としては、観光案内、特産品の販売、それから毎月第1、第3日曜日にモロどんの日を開催している。また、周辺のイベントなどに参加して、モロどんの販売、特産品の販売などを行ってきた経緯があります。ボランティアによる活動運営は、開業当時からの継続で経費の削減にもつながっていると考えております。以上です。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 観光案内所ができたのですが、あまり機能していなかったのじゃないかと判断しております。今回、条例制定を行うことによって、この点の改善が見込まれるというような議論が出ましたでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 井口委員長。 ○民生建設常任委員長井口まさのり君) 改善が見込まれるといいますか、今後この条例を施行することで、民間に委託しやすい状態、指定管理に出しやすい状態というのが今までなかったので、今後置いた場合に、そういったことがしやすい状態になるということを聞いております。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) それからもう1点、今特産品で一番有名なのがモロどんになるかと思うのですが、モロどん製造メーカーが1件だということを以前決算認定か何かで意見を付させていただいたのですが、製造能力、その他において問題があると思うのですが、この点は議論されましたか。 ○議長(梅田修作君) 井口委員長。 ○民生建設常任委員長井口まさのり君) その点につきましては、議論といいますか、委員から意見がございました。モロどんにつきましては、製麺所が1か所のみで、1日200食ほどしか作れない。それから製麺所の売上げのみで、特産品と言えないのじゃないかという意見は出ましたけれども、行政はその判断については返答しにくいということで、今後、いろいろな形で考えていく、検討していくという答弁はいただいております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第13号、上郡町観光案内所の設置及び管理に関する条例制定の件を起立により採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、これを原案可決とすべきものであります。よって、本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第13号は、委員長の報告のとおり原案可決とすることに決しました。  日程第38、議案第20号、令和3年度上郡町一般会計予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  なお、従前の例により一般会計予算の審議については3分割して行います。  まず、予算の議案及び各表、並びに事項別明細書の最初から23ページまでの歳入予算について質疑を行います。  なお、質疑に当たっては、ページ数を示していただくとともに、簡潔明瞭にお願いいたします。  それでは、質疑はありませんか。  松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 7ページですが、説明があったかも分かりませんが、ちょっとよく覚えていないので、改めて下のほうの31款の5項の5目、環境性能割交付金が大幅に減っているんですけれども、このあたりの理由はどういうことですか。内容も含めてもう1度御説明ください。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 環境性能割と申しますのは、自動車の取得税に代わりまして、令和元年10月に導入されたものでございます。それで、車の取得価格と自動車の燃費性能に応じて税率が非課税から0、1、2、3と段階で課税されております。  その大幅減の理由につきましては、環境性能割が1%の軽減措置というのが令和2年9月末まで、当初その予定で組んでおりましたが、軽減措置が令和3年の12月末まで延長されるということで、その関係で大幅減になっているということでございます。
    ○議長(梅田修作君) 松本君。 ○1番(松本じゅんいち君) 主な理由は税率なんですか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 段階別の税率がそれぞれ1%下がるということで、その影響でございます。 ○議長(梅田修作君) よろしいですか。続けてほかにありませんか。  松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 14ページで、ちょうど真ん中あたりに2目の総務費県補助金の中で、ひょうご地域創生交付金、昨年は5,000万円でしたが、今回は2,500万円というふうな金額になっています。このあたり半分にも減ったという、そういった理由はどういうことですか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) このたびの減額につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大による県税収の減収影響を踏まえた臨時的な措置としまして、対象事業の総額自体が昨年度の40億円から20億円に減額されまして、その補助金自体も半分になったということでございます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  井口君。 ○9番(井口まさのり君) ちゃんと聞いていなくて、何ページまででしたか。 ○議長(梅田修作君) 23ページまでです。 ○9番(井口まさのり君) 国庫支出金、総務費国庫補助金、地方創生臨時交付金について質問させていただきます。前年度予算の補正もありましたが、前年度予算と新年度予算とどのような整理をして予算計上しているのかお伺いします。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 地方創生臨時交付金につきましては、交付の限度額が4億5,638万9,000円ということで示されておりまして、そのうち令和2年度の配分部分が3億3,890万1,000円。それと本省繰越といいまして、令和3年度にかかる部分が1億1,748万8,000円ということで見込んでおります。それで、先ほど申しました令和2年度配分の3億3,890万1,000円、そのうち2年度の事業に充当した部分が1億5,570万円。翌年度の繰越部分が1億8,320万円ということで整理しております。  本省繰越の1億1,748万8,000円のうち、令和3年度の当初予算に計上した部分が9,199万8,000円ということになっております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 次に、18ページから19ページの繰入金のふるさとづくり応援基金繰入金についてでありますが、繰入金を財源に予定する事業についてお伺いしてよろしいでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) ふるさとづくり応援基金繰入金の充当事業でございますが、認定こども園の整備事業の備品購入費ですとか、保育システムの導入費用、それと教育情報システムの整備で、小学校、中学校の教育振興費のシステム整備、それとか、高齢者の外出支援と地域公共交通の再編計画の策定等に8,942万9,000円。41事業について充当を予定しております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 18ページの財産売払収入、この中の不動産売払収入3,274万円計上されているわけですが、これはどこの不動産を売却する予定で計上されていますか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 土地売払収入つきましては、駅前土地ほか4筆ということで、昨年2年度に計上した部分は5筆でして、そのうち1筆が売却しましたので、残りの部分を計上させていただいております。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) これは町長、毎年ここを質問させていただくのですが、不動産がそこにある以上、財産価値があります。しかし歳入のほうに盛り込むということは、そこへ商談か、令和3年度中に売れる見込みがあるものを計上すべきだと思うのですが、駅前土地について、政策的値引きをする云々という話が2〜3年続いているんですが、現状もそこでとまっていると思うんですね。これはどのような方法で売却しようと思われますか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 先日、みなと銀行の方が本部から来られまして、その方にも住宅会社を紹介してくれないかという話はさせていただきました。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 住宅会社云々の話が出て、住宅会社がそのまま建て売りをされるというケースもあろうかと思うのですが、このときに空き家バンクでも問題になるのですが、町の不動産を触った場合に、仲介手数料は払えないというところも結構ネックになってくると思うのですが、この点はどうお考えですか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) まだ具体的な話はありません。ただ、提案させていただいたのは、若い人が最初に求める住宅が大体40坪、駐車場が2台で予算が大体1月8万円以内と。そうしたら大体2,500万円ぐらいの物件になると思います。それで検討できることがないかということで、みなと銀行にお願いをさせていただきました。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 分かりました。ここはちょっと関連質問で5ページの都市計画税も絡めて、町長質問させていただきたいのですが、価格そのものよりも、あそこは近隣商業地域ですので、固定資産税及び都市計画税が高いから割と若い方が住みにくいという観念もあるのですが、その点は町長、どうお考えですか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 新築に対する減免は既にあると思います。ただ、具体的に話を進めていく中で、優遇策があるかないかということは担当課と相談していきたいと思います。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 分かりました。これはぜひ税務課長ではなしに町長に答えていただきたいのですが、今5ページの都市計画税ですが、現状の路線価、標準路線価との差異が大きいのです。その中で、今朝の新聞にも載っていたのですが、下落率が商業地についてはナンバー1、住宅地についてはナンバー2、今住まれている方は下落するということは価値がなくなる。半面、評価額が下がるということは税金が安いと考える方もいらっしゃるか分からないのですが、土地価格が下落するということは上郡町本来の活力が減っていっていると私は考えるのですが、町長、ここらの改善策はどう思われますか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) まず、町のにぎわいを取り戻すことが最優先だと考えます。そこはなかなかいろんな施策が考えられますが、難しいと思います。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 次に、15ページなんですが、この真ん中から下のほうの右の若年がん患者妊孕性温存というのがあるのですが、これは昨年より減額されています。このあたり実情も含めて、どういうことでこういうことなのか教えてください。 ○議長(梅田修作君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(国重弘和君) まず、結論から申し上げますと、昨年の2分の1、30万円、収入というのが記載の誤りであったということでございます。制度としては、一応マックス、治療の見込みの一番高い額が60万円ぐらいと見込んでおります。その半分が個人負担、残りの半分が町と県で補助しようと。すなわち県のほうが4分の1、町のほうが4分の1と、当然歳入で予算措置するのは、県の歳入の4分の1、15万円を上げるべきであったのですが、昨年のほうが記載誤りだったということでございます。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) こういう対象者になることは非常に気の毒なのですが、そういった点で要するにこの項目が今までどういうふうな形で効果があったのか、そのあたりお話ができるのでしたら、いかがですか。 ○議長(梅田修作君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(国重弘和君) この制度ですが、令和2年度から始めた事業でございます。今のところ実績等はございません。一応、県が町へ補助をするということで事業をやっておりますが、当然、町のほうが手を挙げなければ県の補助金も入ってきません。それで、制度的には整えていると。御承知のことかと思うのですが、あまりどなたでもやるような治療では数がそもそもが少ないということだと思います。何回も言いますが、町のほうとしても制度だけは整えておきたいということで、令和2年度から開始をさせていただきました。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 4ページの一番最初の町税なんですけれども、これはコロナ禍の影響で各個人、法人税の減収見込み、これは仕方ないことだと思うのですが、この方向が予想以上に大きいとなった場合はどのような措置を講じる予定ですか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 税収の減の対応ということですが、町税の当初賦課におきまして、課税額が予算を下回るという場合には、当然普通交付税の基準財政収入額に下振れ部分が反映されることになります。ただし、基準財政収入額に反映されるのは、下振れ部分の75%ということであります。残りの25%、留保財源部分につきましては、歳出予算の執行抑制等を行う必要があろうかと思います。それと場合によっては、財調を投入ということで対応したいということでございます。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) これは下振れした場合に、例えば減収補填債などは国が決めていただかないとどうしようもないので、その間、財調に手を付けることはやむなしと思うのですが、ここらへんをコロナの影響がどこまでなのか。見込みが非常にたちにくいと思っておりますので、意見で結構です。しっかりと運用をお願いしたいと思います。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、次に歳出予算について質疑を行います。  事項別明細書の24ページ、議会費から、94ページ、衛生費までについて質疑を行います。  質疑はありませんか。  田渕君。 ○7番(田渕千洋君) 31ページのシステム開発委託料の件ですけれども、基本事業概要資料によりますと、ホームページとシステム更新というふうに約1,300万円上がっておりますが、ホームページの更新については、これまでもいろいろと議会でも入りにくいとか、いろいろ注文もつけてまいりました。今回の更新の予算の中でどういうことを期待されて、これだけの予算をつけられたのか、お考えをお聞かせください。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) このたびはホームページの更新ということを予定させていただいています。これまでは庁舎内にサーバーを置いて、庁内で整備しておりましたけれども、このたびの予定としましては、クラウド型に変えようということでございます。これにつきましては、災害時などにサーバーが庁内ではありませんので、そういう安全性というか、情報提供の継続ということも確保できるというふうに考えております。  また、上郡町のホームページについては多言語化に対応してございませんでしたが、これにも対応させていこうということ、また満足度調査でも個別意見でいろいろございまして、レイアウトが見にくいとか、検索がしにくいとかいう御意見をいただいております。それらについても、レイアウトの見直しを行いたいというふうに考えております。  総合的に災害関連情報の提供ということでは、かなり強化ができるのかなと考えております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  木村君。 ○3番(木村公男君) 37ページですが、総務管理費の分の共益費のところです。空き家活用支援事業というのがありますね。空き家活用支援事業補助金、これは150万円、昨年度、平成2年度に始まった分ですが、これは今回も同じ金額がついているのですが、これについてお聞かせ願いたいのですが、これの成果と、もし課題があれば教えてほしいです。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) この事業につきましては、兵庫県の空き家活用支援事業におきまして、市町随伴補助が条件化されております市街化区域における築20年以上経過し、空き家期間が6か月以上あるなどの空き家を改修して、10年以上住居として活用しようとするものの空き家の機能回復、それから設備改善に係る工事に要する費用の一部を定額補助するという制度になってございます。本町が令和2年度に制度運用開始しまして以降、今のところ活用実績はないということでございまして、まずは制度内容等の情報発信に努めたいと思っております。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) そうしたら、今後の対策としても今言われたような制度開発、それのPRを努めていくような形になるのですか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 現在、その制度の活用事例がないということですので、まずは情報発信、定住相談会とか、空き家の相談などのときにこういったものの制度を発信していきたいと思っております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  田渕君。 ○7番(田渕千洋君) 同じページでありますが、三世代同居等世帯支援補助金という項目があります。今回、県のほうで三世代同居をするに当たっての改修工事等に予算がついたと伺っておりますが、上郡町としてそういうこれまで三世代同居をするために、定住を図るということで介護とか、子育てについて、いい事業なので私も推進してきましたが、今回は家の中を三世代にするためにトイレであったり、キッチンであったり、そういうことに使うお金を補助しますという県のやり方ですが、それについて町のほうでは対応は考えておられますか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 現行制度の制度設計そのものが町内で三世代同居等をするために、住宅取得であったり、または住宅改修に100万円以上の費用を要したものを対象として、一定の要件を満たすものに定額30万円を補助するという制度設計になっておりまして、その制度の設計内容からいいますと、補助金、定額30万円の中に改修費も盛り込まれているというふうに理解していただきたいと思っております。多いか少ないかという議論はあろうかと思いますが、現行制度がそういう設計になっているということでございます。 ○議長(梅田修作君) 田渕君。 ○7番(田渕千洋君) たくさんで三世代一緒に移住、定住されるような方もいらっしゃるかと思いますので、本当にいい事業だと思いますので、ぜひ推進していっていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 今の項目の同じところですが、負担金補助及び交付金で408万4,000円ですが、ここの今言われた項目の中で、上郡町では実績はどんなんですか。 ○議長(梅田修作君) 暫時休憩いたします。          (10時51分)               休           憩 ○議長(梅田修作君) 再開いたします。            (10時51分)  企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) これまで取り組んできました、この補助だけではありませんが、定住促進の事業におきまして、取り組んできた制度の形でいいますと、先ほど新築住宅の課税免除のお話も町長がされたと思いますが、それでこれまでに転居も含めまして、転入、定住で累計で前年度までで390人ぐらいの転入、それから定住につながった事案があります。また、中古住宅の補助におきましては、累計で令和2年度までで合わせて270人が定住、移住につながったという結果が出ております。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 私が想像していた以上に効果、たくさんの人が喜んでおられると今、お話をお伺いしたのですが、これから人口減が早まるということも含めたら、この制度を町独自でもさらにプラスアップしてでもやってもらいたいという気持ちですが、そういった点でさらにどんどんPRしていくことによって、効果があるのではないかというふうに思います。  そういう点でぜひほかの項目にも関わると思うのですが、力を入れていただきたいということで、意見としてお願いします。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  井口君。 ○9番(井口まさのり君) 33ページから35ページで、総務費の財産管理費、庁舎管理事業、本庁舎ZEB化整備において、これで電気代が削減できたり、消費につながるということで、財産的にも助かるのだということで、ZEB化を始めたわけですが、その財産的に助かった予算をどのように反映されているのかお尋ねしてよろしいでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) ZEB化の効果をどのように予算に反映されているかということでございますが、令和2年度の予算につきましては、改修工事実施中ということで、元年度との比較ということで申し上げますと、まず需用費、燃料代につきましては、404万7,000円計上しておりまして、それが3年度がゼロということになっております。そして、役務費で、地下タンクの点検とボイラーの排ガス測定につきましては、それぞれ6万5,000円、9万9,000円、それが3年度がゼロということです。委託料の空調設備の保守点検、冷暖房の切り替えも含めまして、193万3,000円計上しておりまして、3年度はゼロと。今後、空調の保守が発生する見込みなんですが、単純に令和元年度の合計が614万4,000円。その分が3年度においてはゼロで計上しております。
     電気代につきましては、2年度との比較になるのですが、若干20万円弱の増加の見込みということでなっておりまして、合わせますと約600万円の効果があるというふうに捉えております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) ZEB化すると言われたときに、なぜ学校給食を先にしてくれないのかなということを思っていたのですが、結構効果が出るもんだなと、今になって政策転向して、ZEB化をしたことが早速効果が出てくるというのは非常にすばらしいことだと感じました。  次に、38ページから39ページの総務費、企画費につきまして、上郡高校の地域活性化協議会の負担金30万円についてですが、これはどういう目的で何の費用に対して負担するのかお尋ねします。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) この事業につきましては、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略におきまして、掲げた地域資源の活用の一環としまして、本町と上郡高校の人的、知的資源の交流を促進し、研究成果等の活用を図ることで、本町における地域社会の課題を解決と発展、並びに人材を育成することを目指して連携するために、事業の進捗状況の確認であったり、連携内容の調整協議の場としまして、上郡高校に設置する組織でありまして、負担金の使途につきましては、学生等が課題解決に向けました調査研究に係る移動費であったりとか、資料の作成等、消耗品購入などの活用を想定して計上しているものでございます。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) これは申し訳ないのですが、僕も理解できていないのですが、高校生が地域活性化のために協議会を作って、それの研究費として30万円を上郡町が税を投入するということで、今の説明のままでよろしいですか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 高校生が協議会を作るのではなくて、高校が事務局として設置しまして、そこにメンバーとして町行政も関わりまして、学生はそこはあくまで連携内容の調整協議をする場として行います。  そこの機関の下には、学生を交えた課題のワーキングとかいうものを学生に関わっていただいて、学生が選ぶ課題解決に向けた探求、研究をして町のほうに政策提言等を行っていくというところでございます。  学生もそういうことに関わることによって、町に関心をもっていただくというところも意味を踏まえていますし、将来の上郡への関係人口というものも、できたら創出していきたいと思っております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 高校生が関わるということは、非常にきれいに見えて、非常にすばらしいことをしているような感じがするのですが、実際のところその30万円がその協議会で生かせるのかどうかというのは、僕は疑問なので、今後その進捗状況、それからどういった進め方でこのお金がまた来年も予算化されるのか、見ていきたいので、この30万円については、総務委員会でしょうけれども、常に報告していただきたいと思います。  次に、地域公共交通の活性化事業についてですけれども、交通計画の策定が完了した中で、業務委託料595万1,000円の内容についてお尋ねします。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 令和元年度から2年度にかけて地域公共交通計画を策定しました。それに基づきまして、令和4年度からの再編運行に向けた交通網のデザイン設計、それから資料の作成等に要する経費として措置しているものでございます。 ○議長(梅田修作君) ここで暫時休憩いたします。再開は午前11時15分。                                (11時00分)               休           憩 ○議長(梅田修作君) 再開いたします。            (11時15分)  休憩前に引き続き、歳出予算事項別明細書の24ページ、議会費から94ページ衛生費までについて質疑を行います。  質疑はありませんか。  田渕君。 ○7番(田渕千洋君) 大体47ページぐらいだと思うのですが、徴税費の中の業務委託費の中にコンビニ収納というのがあります。コンビニ収納によって、随分と納税率がよくなっているかと思うのですが、時代の流れとともにコロナの関係で、人と接することが避けられている状況の中で、今、スマホ決済というのがあると思うんです。私はちょっと詳しくないので分からないのですが、ペイペイで払ったりということで、自宅にいながら税金が払えるとか、それが保育料であったりとか、そういう機能が今あると聞いているのですが、そういうことに関しての取組というのはなされないのでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 税務課長。 ○税務課長(山本美穂子君) スマホとかを使った、スマホ決済になりますが、これは令和3年中にシステムを改修させていただきまして、令和4年の4月からスマホを使って、そのアプリを利用した収納を開始したいと思っております。利用可能なアプリとしましては、ラインペイですとか、ペイペイ、ペイビーなどが利用できるようになりますが、それで計画をさせていただいております。 ○議長(梅田修作君) 田渕君。 ○7番(田渕千洋君) いいことだと思います。納税率がよくなると本当にいいなと思います。引き続き、スマホの件ですが、82ページになるかと思うんですが、情報使用料というところで、子育てアプリというふうに説明を伺ったと思うんですが、これについては詳しく聞かせていただきたいと思うのです。  先ほども言いましたが、コロナ禍で、なかなか人と接しない状況の中で、若いお母さんたちが子育てをする上で、本当に重要な情報は携帯アプリから取っているというのが多い中で、子育てアプリを町として取り入れるということはすごいいいことだと思うので、どういうふうに実施されようとしているのか。お話しいただけますか。 ○議長(梅田修作君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(国重弘和君) 子育てアプリのほうは令和3年度導入を予定しております。基本的には母子手帳、親子健康手帳、そちらのほうに記録管理というのはやっていただく。それを補足するような制度と捉えてもらえればいいかなと。それと今の若い世代の方はそうでしょうが、手軽にスマホで使えるというのがあるというふうに予測しまして、先ほど言いました親子健康手帳を補足する意味で、このアプリも使っていただけたらと。  内容は他市町とやっているのとそう大きくは変わらないとは思うのですが、予防接種、健康診断の管理、予防接種も御承知のとおりですが、間隔を空ける、この時期にこれを打つと。私は分かりませんが、かなりお母さん方も管理が大変だというのも聞いております。それから、そういう機能と併せて、個人個人が独自にお子さんの成長記録をアプリの中に入れる。  それから、町のほうも私ども健康福祉だけではなくて、ちょっと将来的な話になるかも分かりませんが、各課のほうから町のイベント、各種情報提供、ホームページやテレビもありますが、こういうアプリを使っても情報発信しようと。総合的にお母さん方が使いやすい形、身近にあるもので簡単に管理ができる、すぐに見られるということの機能を持たせたものを提供していこうと考えております。 ○議長(梅田修作君) 田渕君。 ○7番(田渕千洋君) 今の若いお母さんにとっては有効なお金の使い方だというふうに思いますし、またそれが広がって、地域連携で近隣市町との連携も取れると思うので、大変いい取組だと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  引き続き同じページですが、以前、私のほうで質問させていただきました産後ケアについてですが、昨年の状況ではなかなか難しいというお話でございました。しかし今回予算として入っているので、産後ケアについてどういう内容かということを教えていただけますか。 ○議長(梅田修作君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(国重弘和君) まずは対象者になりますが、いろいろ事情があろうかと思いますが、それぞれの御家庭から産後の援助をなかなか受けられない、産後1年未満のお母さんと乳児を対象としております。実際、そういう事業を実施するところはどこかというところですが、遠くて申し訳ないのですが、今予定しているのが姫路の日赤病院、それからこれも姫路ですが、聖マリア病院。近隣の病院等調査もさせていただきましたが、人員の手配、設備の関係、規模が大きい病院等でなければなかなか実施できないのが実情かと思います。姫路圏内で遠くにはなるんですけれども、そちらのほうで委託契約をさせていただいて、御要望に応じてそちらに行っていただいて、基本的には1週間程度体を休めてもらう。当然、その間は、病院等の看護師等がお母さん方の体調を管理するという制度になっております。  費用面におきましても、若干1割程度は個人負担いただこうかということで思っております。それから、これの周知方法ですが、お子さんをお産みになった医療機関のほうからと保健センターとのやり取りもしています。生まれた後、保健師のほうが全戸訪問の新生児訪問で、御家庭もお伺いします。そのあたりで内容をよく聞き取って、この制度に乗せて、紹介していくということで、ぜひ多くの方に使っていただきたいと。最後は基本は1週間にしておりますが、特段事情があればもう1週間、最長が2週間ほどになるんですが、延長もできますので、ぜひ使っていただきたいと思っております。 ○議長(梅田修作君) 田渕君。 ○7番(田渕千洋君) ありがとうございます。本当にお母さんにとってはありがたい事業かなというふうに思います。ちょっと遠方というのが気になりますが、最近では病院ではなくて、体を休めるということで、今コロナ禍で観光業界が疲弊しているということで、そういうところを使って体を休めるという施策をやっているところもありますので、また、現場の声を聞きながら工夫をしていっていただいて、固定するのではなくて、いろいろなことに挑戦していっていただきたいと思います。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  木村君。 ○3番(木村公男君) 91ページから92ページ、不燃物処理事業の分で、委託料になるんですか。機器更新に伴いますシステムの入替えです。改修の委託料が新しく増えているわけですが、これについて施設そのものが使用が延長されるというのを聞いたことがあるんですが、それに伴うものだと思うのですが。それについてちょっともう少し詳しく聞かせていただけたらと思うのですが。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 木村議員の質問であります委託料ですが、漏水検知システムの更新を考えておりまして、先ほど施設の使用年数の延長のことを言われましたが、計画の延長がございまして、施設自体は平成12年度に竣工しまして、15年間で埋立てが終わるという計画を当時しておりましたが、平成25年度から、にしはりまクリーンセンターのほうがテクノのほうで処理をするような形になりましたので、計画の変更をいたしまして、現在、埋立ての最終の年度を平成63年、令和33年度まで延長しております。竣工から既に20年が経過している施設ですので、機器の老朽化もあります。特に漏水検知システム、事務所の中に通知を行う受信発信の機器があるのですが、そのシステムについては、電気機器ですので、もし機器に現在の状況から不具合が出た場合に、交換ができる部品が既にないような状況を聞いておりまして、また、予備のラインがありまして、そちらのほうを利用しているような状況になっています。  ですから、もし機器にどうしても直らないような不具合が出た場合に、監視の空白期間というのができてしまわないように、今、そのシステムについては更新する必要があると考えております。  そういった状況です。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) 機器のことなので、新しくそういうふうに更新されても、その分の耐用年数というのは多分機器だからあると思うのですが、それが今度、今その施設が令和33年まで使用するとなると、そこまでもつのかどうかというのも心配になるのですが、それについてはどうですか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 電気機器ですので、大体10年から15年を耐用年数と考えておりますので、確かに計画が令和33年という中で、もう一度更新の時期というのを迎えるおそれもあります。ただ、今計画どおりの埋立て容量というのを確保しておりまして、それをより調整しながら効果的な埋立ての仕方を考えつつ、計画どおり、もしくは計画より早く埋立てが完了すると。跡地利用も含めて計画をしていきたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) そうしたら、今後の対策というのですか。今言われたように計画的に埋立てが進んでいく。できるだけそこの施設をうまく利用するというお考えだと思うのですが、今後、それ以外の対策というのは考えておられますか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) それ以外の対策というところは、現在のところは計画はございません。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) できるだけ有効に今の施設を使っていただいて、そういうふうな、何かトラブルが起きないようにだけ管理していただけたらと思いますので、よろしくお願いします。意見です。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  山田君。 ○6番(山田 正君) 41ページの総務管理費、情報システム事業の中のシステム使用料、RPA、AI−OCR外という部分なんですが、これを使われる主な部門というのはどういうところなんでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) 今それぞれの部署から募集をかけて、希望があるところに導入していこうということで考えております。実際に今年度もコロナの特別給付金の関係で、試験的に使用して、その利用の利便性、効果があるということの検証ができておりますので、その辺を徹底して周知して庁内で全ての業務を一遍にということは難しいのですが、効果が見込める部署にそのシステムを導入していきたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 山田君。 ○6番(山田 正君) まず、いろんな部門がありますが、例えば窓口業務とか、まず一番最初に持っていきたいというところはどこでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) 導入できるところとできないところというのは当然ございますので、しやすい場所、特に役場の部署でいいますと、税務課であったり、国保介護支援室であったり、定形的な業務、機械任せができるようなところ、またほかにもそういうところもあるかも分かりませんので、調整はさせていただきたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 山田君。 ○6番(山田 正君) 2月8日の総務文教委員会の委員会報告書を読ませていただきますと、第7次行政改革大綱についての質疑の中で、今後、ICTやAIの導入、それでずっと書いてありまして、窓口業務などの民間委託なども検討しておりますという回答があります。それに向けての1つのステップというようにも考えていいわけですか。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) 窓口業務の民間委託とはまた少し内容が変わってまいりますので、こちらは事務処理のほうになってこようかと思います。 ○議長(梅田修作君) 山田君。 ○6番(山田 正君) 1点だけお伺いします。予算資料の中で、これを入れることによって、職員の業務改善が見込まれるというような部分がありますが、業務改善というのは主にどういう部分でしょうか。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) このシステムそのものが職員が直接手入力でしていたり、時間をかけて作業をしていたところをロボット的にプログラムで自動的に処理していこうということですので、非常に処理能力、処理時間というのが早くなります。その部分で職員がほかの業務をまた、その空いた時間を他の業務に使うこともできますし、正確性ということにおいても高い確率のものがありますので、そういう部分での効率的ということになろうかと思います。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 同じ41ページですが、ここに情報システム事業ということで、9,400万円余りあるんですが、これの事業はほとんど委託になるんですか。それとも職員の仕事の割合といったら、この中で大体どのぐらいの金額を占めるのですか。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) 41ページの事項別明細を御覧いただきますと、情報システム事業9,447万9,000円のうち、特に使用料及び賃借料が7,569万5,000円ということで、ほぼ8割方、機器のリース料ということになります。残りの2,000万円弱が委託であったり、役務費、需用費というような経費になってきます。その中でも、特に、職員でということはあまりこの中では、職員も従事はするんですけれども、直接的に職員で何かを行うというようなことで予算に反映しているところはございません。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 機器で7,500万円余りと言われましたが、これはほとんどリースということですか。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) ここの予算で上げておりますのは、そうです。全て使用料になりますので、リースということになります。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 予算から見ますと、2,000万円ぐらいが職員とかの仕事になるという御説明だったと思うのですが、例えば、これは民間の話で申し訳ないのですが、民間ではシステム課というのが特別にありまして、そこで社内のいろんなデータを集約して次の経営方針に反映するとか、そういうシステム課が特別にあったりするんですが、例えば、今言った2,000万円ぐらいを職員でそういうシステムの開発などに従事して、その職員が要するに上郡町の業務を効率化させるとか、それからシステムを町民にうまく活用してもらうような、そういう業務とか、ほかの自治体のホームページを見ますと、例えば、よそから移住した人たちの実例などをうまく表現して、それを見たら、ここの市町村に行ってみたいというように、うまくホームページなどを使っているのです。そういうことなどは独自で職員の中で、上郡町の中でできるのではないかと思うのですが、そういう点で職員がこういう業務にすることによって、PRができるし、業務の効率化ができる。そういった点で、システムを職員でやれる、することによって、いろいろなほかの業務をたくさんシステムの開発とかあります。そこら辺はできないんですか。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) 2,000万円というお話ですけれども、事項別明細の説明を御覧いただきますと、委託料で事務機器保守点検委託料というのが1,200万円ぐらいありますので、この中には更新プログラムであったり、機器代なども含まれてきますので、直接そこで職員が代わってできるかというと、なかなかできないものもここには含まれます。  今、御質問がありましたが、そういうシステム課みたいなものを置いてということでございますが、確かに行政のシステムというのは以前と比べまして、オープン系のシステムを使用していますので、以前ほど難しくはないという、理論的にはそういうふうなことにはなるんですが、実際には、ディーラーが作成したプログラムを税であったり、住基であったり、福祉であったり、それぞれの専門的な知識をもって、そのシステムの保守をやっていかなければなりませんので、そこにシステムエンジニアという方もたくさんおられますけれども、それぞれのシステムエンジニアの方も分担して、役場の庁舎のいろんな業務をお手伝いいただいているわけなので、それを1人や2人の職員でできるかといいますと、非常に難しい。また、システムエンジニアだけではなくて、中にはハード的な保守も必要になってきましょうし、プログラムを作るということも必要になってきましょうし、いろんな部分で1人か2人の専門知識を持ったものが職員として採用して、20年、30年勤めて最先端の技術をもって、最先端の対応ができるかというと非常に難しい部分があろうかと思います。  ですから、行政においては、多くの自治体が専門的な部分については、委託をするというやり方をとっていると考えております。 ○議長(梅田修作君) 松本君。 ○1番(松本じゅんいち君) 難しいなというお話をお聞きしましたけれども、ホームページとか、町民が見る画面という点ですばらしい改革ができるのじゃないかというふうに思います。それは各市町村ごとにも内容が違いますので、そういう点、うまく力を入れて開発していただけるように努力してもらいたいと、意見としてお願いします。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) ホームページにつきましては、CMSというシステムを入れていまして、情報の入力とか、画面、必要な情報提供については、職員が直接今も行っておりますので、これからもそういう方向で対応していきます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 37ページ、企画費の中の定住促進事業なんですけれども、今年この部分は来年度の予算の中でお試し住宅のどの部分に入っていますか。予算額は幾らでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) お試し住宅の運営に関する費用は、この定住促進事業の中に盛り込んでおりまして、その中で例えば、需用費の光熱水費なんかはほとんど移住体験住宅に係る光熱水費、それから負担金補助及び交付金であったりとか、物品借上料等の使用料及び賃借料、負担金補助でいいますと、共益費、ここが移住体験住宅に係る経費ということと理解していただいたらと思っています。
    ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) この分なんですが、これは従前どおりハイツカメリアを利用するということでよろしいですか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 現在のところ移住体験住宅につきましては、ハイツカメリアの空き室としてある中で、そこをうまく活用して、なおかつカメリアにつきましては、ちょうどJR上郡駅に近いということもありまして、例えば、通勤しながらそこで上郡町の生活を体験していただくという部分には一番ベターかなというふうに思っていまして、公営住宅の有効活用とそういった通勤もできるということで、そこで住宅の提供をさせていただいているということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 町長、そこで御質問させていただきたいのは、施政方針演説の中にも社会増を目指すということを書かれていました。その中で今、ハイツカメリアをお試し住宅で使うということは、首都圏に非常にアクセスのよいベッドタウン化というところを上郡町の売りにするのか、あるいは自然豊かな環境で住んでいただくということを売りにするのか、町長、どちらのお考えでこの施策をやられていますか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) いずれか先には定住していただける方ということの期待が大きいと思います。サテライトオフィスという考え方ではないと思います。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 何で聞くかというと、今何かと教育の部分でも差別化を図るという言葉があって、あまり差別化ということはよくないかも分からないですが、ある程度ターゲットを絞ってやったほうがいいと思うのです。というのは、下手に利便性のいいところで、近くに当然買物もできる、駅も近いということになれば、利便性のことで上郡を選ぶという観念になるのではないかと思うのです。今年はもう予算を組まれているので、致し方ないのですが、来年度以降、施策反映の中で、市街化調整区域の古家を活用して畑もついていますと。そこを1か月体験してみませんかという方策を、きちっとどちらの方向だということを決めていただきたいのです。上郡町の大きな方針は。両方行くのだったら、両方お試し住宅があったらいいと思いますので、これは意見で結構です。よろしくお願いします。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、続いて事項別明細書の94ページ、農林水産業費から最後の159ページ、予備費までについて質疑を行います。  質疑はありませんか。  立花君。 ○4番(立花照弘君) 98ページの強い農業・担い手づくり1,508万8,000円のことですが、この財源と事業の詳しい内容をお願いいたします。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) 当事業につきましては、赤松地区での法人化に伴う施設整備を予定するもので、国の施策でございます。このたびの事業は補助率が10分の3以内で、法人に対しては1,500万円を上限とするもので、町の支出に対しては10分の10で全額補助という形になります。整備の内容といたしましては、倉庫の整備に併せて乾燥施設に対する補助を予定するものでございますが、現在、地区において、規模の再検討という報告もございまして、執行に当たりましては地元との進捗状況に合わせて予算を執行する形になろうかと思います。 ○議長(梅田修作君) 立花君。 ○4番(立花照弘君) もとの財源はどういうことになりますか。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) 財源につきましては、歳入の16ページにございますが、経営構造対策事業補助金ということで、10分の10の補助の1,500万円ということで、歳入として計上させていただいております。 ○議長(梅田修作君) 立花君。 ○4番(立花照弘君) 今、農業は非常に厳しい状況ですが、こういう組織化なり、法人化なりいろんな工夫をしていかないとなかなか個人で農地を維持するのは非常に難しい問題があります。いろんなこういう補助金を活用しないと、なかなかペイできないというのが現状だと思うのですが、これは今、赤松地区で取り組んでおられるということですが、これをほかの地区に普及するとか、波及効果ということは考えられますか。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) 農業を維持する上で、法人化というのは重要な手段というふうには考えてございます。地域の情報に合わせて、農業の持続するための手段として他地域から相談等がございましたら、積極的にこのような内容はお知らせしていきたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  田渕君。 ○7番(田渕千洋君) 119ページ、需用費の中に消耗品費ということで、備蓄物資49万2,000円でございます。今、公明党の女性局のほうで生理の貧困という取組をさせていただいておりまして、これは親のネグレクトであったりとか、経済的に乏しいということで生理用品が買えないという方がいるということに支援をしていこうという取組をさせていただいているのですが、備蓄品の中に生理用品があるというのは、この間調べさせていただいて、あるんですが、その生理用品に関しては、使用期限というのが大体5年と言われております。それを超えた今のところ購入日が不明というのもありますので、そういったところで5年以内にそれを有効活用していくべきだと思うのですが、ネグレクトであって買えないということに関しては、小学校、中学校の女性のトイレにそっと置いておくとか、そういう有効な活用をしていただきたいと思うのです。  そのためには、食料品はローリングストック計画をされていると思うのですが、そういった紙おむつ、紙おむつも子ども用と大人用がストックされていますが、それも大体使用期限は大体3年と言われていて、おむつに関しては多分高齢者施設とかに送られるのかと思うのですが、そういった計画の中に入れていくというお考えはないのでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 生理用品、子ども用、大人用おむつにつきましては、毎年のローリングの中に入れさせていただいております。ただ、今、備蓄にあります分で一部使用期限というのが明確にされていない部分がありますので、そういったところを点検させていただきまして、福祉で使うとか、そういった施設にも声をかけさせていただいて、利用方法を考えていきたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 田渕君。 ○7番(田渕千洋君) 予算の中の49万2,000円というのは食料品がほとんどかなと思いましたので、質問させていただきましたが、そのように計画されているということで、ぜひよろしく御協力をお願いしたいと思います。  それと120ページ、数年前にハザードマップを作っていただきましたけれども、今回またハザードマップ作成業務ということで、1,000万円入っております。これについてどのように処理をされて、これだけの金額が計上されているのか、お話をしていただけますでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 現在のハザードマップは、平成28年度に制作されたもので、かなり大きなもので家庭のほうにあると思いますが、5年を経過しておりますので、それ以降、想定災害規模の雨量の指定であったり、浸水想定区域、土砂災害警戒区域といったことの確認も必要ということで、それらを入れたものにしていきたいと考えております。  また、新たな警戒レベルというのが来年度見直しがされるということを聞いておりますので、そちらについても新たな情報を網羅したいと思っております。引き続き避難所などを掲載したものを作成するもので、今考えておりますのは、自治会と自主防災組織での防災訓練、また避難時でも持ち出しやすいものを考えておりまして、大きさはA4サイズにしたいと考えております。  また、別に壁などにお住まいの地域の部分が見れるということで、壁貼りのマップも併せて検討中であります。内容については、今後、発注事業者と検討していきたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 田渕君。 ○7番(田渕千洋君) もう5年経過しているんですね。前回のときにも頂きましたが、本当に大きくてなかなか持ち運びとか、そこら辺においてすぐに利用できるものではないというふうに、皆さんが目を通しにくい状況だったなと思います。今回、いろいろな気象変化とかありまして、これだけのお金を注ぎ込むことになりますので、しっかりと皆さんが身近で活用できる分かりやすいものにしていっていただきたいと思います。以上です。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  木村君。 ○3番(木村公男君) 99ページから100ページのところの土地改良費のところですが、毎回気になっているので、説明をお願いしたいのですが、大持井堰の分ですが、今年度もまた19ページの繰越金のところに160万円ほどの金額が入っていたと思うのですが、これは毎回、いろんな保守点検だとか、昨年は機器の更新時期ということで、そういう金額も必要だったかと思うのですが、どうしてもああいう施設、土砂を撤去したりとか、いろんな作業もあろうかと思うのですが、これは毎回こうなっている部分で、何か改良できないのかと、それが気になっているもので、もし改良策があれば教えていただきたいと思うのです。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) この大持井堰の維持管理につきましては、令和2年度、先ほど言われましたように修繕がありまして、おおむね230万円ということで、例年より若干増えた金額を計上しておりました。大体通常は160万円程度予算化させていただいて、施設を維持させていただいております。実際、大雨時の土砂の撤去費というのが100万円、毎年計上しておりまして、この経費がなければ例年は70万円程度の維持管理費になってございます。  大持井堰につきましては、千種川の床上浸水特別緊急事業により改修されたものでございまして、平成24年度に上郡町と4か村で協定書を締結しており、当時、県からの補償費を基金に積み立てて、毎年の維持管理費ということで、財源として計上しております。令和2年度末ではおおむね2,200万円という金額の残額となるのかなと見込んでおりますが、いろいろ今後の改善点等ということになりますと、この協定にない事項として改めることになれば、4か村との協議において、いろいろ決めていく必要があるのかなと考えております。  通常維持管理に70万円程度で2,200万円の財源を基に、当面は維持管理をしていく形になるのかなと考えてございます。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) 大切な施設だと思うのですが、どうしても千種川のあそこの位置からすると、土砂撤去というのは必要だと思うのです。それが毎回毎回、基金がまだ2,200万円ほど残っているということですが、それもいずれどういう形で大きなものが必要になってくるかということもあろうかと思うので、できれば、協議できるところでもしも何か協議事項で挙げられるものであれば、何か対策を考えていただけたらと思いますが、何かあれば。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) 協定において、井堰自体が上郡町の施設という形で位置付けされておりますし、維持管理方法についても、最小限ということでは常に実施しておる状況でございますし、将来的に更新というようなことが長くなれば、必要になってこようかと思いますが、耐用年数についても施設等については45年ぐらいの耐用年数ということもございますし、その辺はこれからの維持管理をしていく上で、当然、地元等との協議はしていく機会が必ず必要になってこようかと思います。すぐということは、なかなか難しい状況かなというように思います。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  立花君。 ○4番(立花照弘君) 118ページの消防費の車両購入費のことですが、これは説明があったかも分かりませんが、どこの分団が更新されるのか、お答え願います。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 消防団の車両につきましては、おおむね18年目を迎える年度に更新をしておりまして、令和3年度に更新を迎えますのは、大枝分団の小型ポンプ積載車1台でございます。 ○議長(梅田修作君) 立花君。 ○4番(立花照弘君) 分かりました。続いて、先ほど田渕議員も質問されましたが、119ページ、防災費、この中で例えば、賞味期限が切れて更新する分と新しく備蓄するものとあると思うのですが、その内訳は分かりますか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) おおむね目標の数値というか、備蓄する量というのを決めております。それに見合うように、備蓄を増やしているもの、それから備蓄の数量を確保しているものとございまして、現在、予算を上げております金額が49万2,000円となっておりますが、おかゆを毎食100食購入しております。それからアルファ化米を毎食500食、それから粉ミルクを毎年20箱とアレルギー対応のミルクも5箱ずつ購入しております。保存水を毎年5箱、それから新たに保存用にお菓子ですが、ビスコが60袋入りを2箱購入します。先ほど言いました生理用品、それからおむつは、子ども用と大人用についてもそれぞれ3から4袋ずつ毎年購入しております。生理用品については、毎年10パック購入しております。  それから、背負い式の飲料水袋を毎年75枚ずつ購入しておりまして、目標の数というのもお伝えしたほうがいいですか。分かりました。それぞれおかゆについては、目標500食にしております。アルファ化米については目標を2,500食にしておりまして、おかゆについては、備蓄が既に200食ありますので、今回買いましたら300食になりまして、目標には達成しておりません。アルファ化米については、現在、2,100食ありますので、500食を購入すると、目標の2,500食に達成するということになります。  粉ミルクについては、目標を20箱としておりますので、既に20箱は確保されております。それに加えて更新をかけていくという意味で、今年も20箱購入するという形になります。  それから、粉ミルクのアレルギー対応については、目標を5箱にしておりまして、既に5箱あるんですが、新たに5箱購入するということです。保存水については、目標を720本としておりまして、現在600本ございます。ですから、今回120本購入しますので、おおむね目標に達成するということになります。ビスコは新たに購入するものでして、細かくなりますが、生理用品については、目標を50パックとしておりまして、既に52パックあります。ただ、期限が切れているものもあるだろうということで、確認させていただきます。  おむつについては、子ども用おむつが960枚を目標としておりますが、現在、1,455枚ございます。大人用おむつにつきましては、360枚を目標にしておりますが、現在434枚ございます。 ○議長(梅田修作君) 立花君。 ○4番(立花照弘君) これは意見です。目標数字を設定されて、それに合わせて備蓄されているということで、それはそれで結構だと思うのですが、なかなか防災の備蓄というのは、何ぼあれば適正なのかというのは非常に判断しにくいところだと思うのですが、計画的に進められているということで、防災というのは大きな課題でございますので、引き続きまた進めていただきたいと思います。これは意見で結構です。 ○議長(梅田修作君) ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時。                                (12時01分)               休           憩 ○議長(梅田修作君) 再開いたします。            (13時00分)  休憩前に引き続き、歳出予算の質疑を行います。事項別明細書の94ページ、農林水産業費から最後の159ページ、予備費までについて質疑を行います。  質疑はありませんか。  井口君。 ○9番(井口まさのり君) 105ページから106ページにかけて商工費、研修センター運営費についてでありますが、前年度に減収補填支援した新型コロナウイルス感染症による影響額について、今後どう整理して対応する考えなのか、お尋ねします。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) 指定管理者への補填につきましては、令和2年度補正予算によりまして、2,200万円を予算計上させていただきました。この額を上限として3月末までの年度の実損失から本社費を控除した額の補填を行う予定としております。  令和3年度のコロナ感染症の影響につきましては、緊急事態宣言は解除されたもののワクチン接種の状況や感染拡大の状況も未知数な状況でございまして、今後はその状況を注視する必要があるというふうに考えてございます。令和3年度においても、影響が続く可能性もございまして、協定に基づく協議を行う必要も出てくるのかなと考えてございます。国の対応についても左右されますので、コロナ感染症の影響の損失については、なかなか判断が難しいことになろうかと考えてございますが、今後、指定管理者への財務管理指導などをお願いしている公認会計士さんの意見なども聞きながら、今後、3年度においては改めて協議が必要になると考えております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 研修センターについては、上郡町で唯一宿泊施設ということで、湯田温泉がなくなって、老人福祉センターがなくなって、研修センターだけになっております。指定管理の中でいろいろ対応していると思うのですが、なかなか新型コロナに対する影響というのは大きいものがあると思うので、今後も行政がしっかりと対応していっていただきたいと思います。  次に、152ページの教育費、学校給食費ですが、町長が今回公約に上げられておった未達成案件である中学校の給食について、調査研究費を予算に盛り込まれておりますが、実現に向けた町長の意気込みというのをここで再確認しておきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 中学校給食の実現は私が今期残した課題の1つでもあると考えております。認定こども園の開園もめどがついたことがありまして、次は中学校給食をできるだけ早い時期に実現したいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 若いお母さんたちはいろんな意見がある中で、給食というものは小学校であったのに、中学校になったらなくなるということを難儀に考えておられる方が結構おると思いますので、町長もぜひ調査研究費をつけて、やる気もはっきりしましたので、ぜひとも継続してこの中学校給食を実現していただきたいと思います。  最後に、総括的事項についてでありますが、新年度予算がどのようなまちづくりの方向性をもって、何を重点に提案されたのかを伺います。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) まず、長期的な視点でいかに地域で活躍できる人材を育て、呼び込むかという将来の人づくり、そして社会基盤づくり、そして直面しております感染症対策にも目を向けながら、財政再建策も視野に入れながら、子育て世代、教育環境の充実、そしてまた生活道路の充実に重点を置かせていただいた予算にさせていただいております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 町長が町長になられてから8年を超えようとしているわけですが、その中でいろんな県とのやり取りというのがあったと思います。予算書を見る限り10年前、僕が議員になったとき、これから合併しないと交付税がどんどん下がっていくんだというようなことを国が発表していましたが、今、町長が町長になられてから、国との交渉、県との交渉というのが非常にできているのだという予算、県と国の補助がしっかりついていると。地方交付税にしても、県補助にしてもしっかりとつけられているということは理解できます。  だから、今新しい人が町長になるということになられたら大変なことになりますので、町長はしっかりと頑張っていただきたいと思います。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 109ページ、土木費の中の工事請負費の中、道路舗装工事について6,000万円、町道山野里井上中央線という表記があるのですが、この路線だけの予算措置でしょうか。 ○議長(梅田修作君) 建設課長。 ○建設課長(山本正利君) 大きいものといたしましては、山野里井上中央線でございますが、あと安室ダムの周回道路でございますとか、麦尻津原線、上郡尾長谷線といった生活用道路についても修繕する予定ではございます。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) ここでお願いもあるのですが、青木のゴルフ場が太陽光になりまして、その際、道路占用、名村落地線を電線占用ということで、片面だけきれいな舗装になったわけですね。民間のお金で。水道工事等があるので、残りの半面を来年度補正ででも早急に対応できないのか、お聞きしたいのですが。 ○議長(梅田修作君) 建設課長。 ○建設課長(山本正利君) 太陽光業者さんによって、半幅道路を補修していただいたというところがございます。反対側につきまして、県の工事とかで傷めたという部分もございまして、あと水道のほうも今工事をされておりますので、ちょっと面積とか長さというのは把握していないのですが、県と水道事業のほうである程度の補修はしていただけるものとは思っております。
    ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) そこであまり間が空くと、片一方がきれいになると、片一方が悪いのが目立つというのもございますので、県の工事、水道の工事のほうでの本復旧で、残になりましたら、数量は少ないと思う。僅かになってくると思うので、例えば、昨今の入札状況を鑑みたら、執行残でも予定を組めるのではないかと思いますので、ここのところはよろしくお願いいたします。これは意見で結構です。  それから、同じく111ページの急傾斜対策事業ですが、この地域はどこのエリアですか。 ○議長(梅田修作君) 建設課長。 ○建設課長(山本正利君) 急傾斜の崩落対策事業でございますが、令和3年度で予定されている箇所といたしましては、昨年度、本年度から引き続きの戸谷地区、丹東地区、それと梅谷が新しく追加になりましたので、梅谷地区、この3か所でございます。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 分かりました。それから、以前に質問させていただいたのですが、113ページの公園費、これは土木の建設課のほうで抱えている公園については、外注維持管理するのですが、これは総務課のほうにお尋ねしたほうがいいのかも分からないのですが、ほかの一般財源については、職員が時間外に熱い中、草刈りに行ったりしてくれているのです。この差異が、大きな公園だったら致し方ないと思うのですが、小規模公園ぐらいはほかの課がやっているのだったらできるのではないかという意見を私は持つのですが、そこらはいかがでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) 私のほうでお答えさせていただくのがいいのかどうかというのはあるのですが、今現在、職員で計画を立てて、何か所かまとめて年に2回ほど草刈り作業に従事しております。その中に先ほど言われたような小規模公園なども含められるのであれば、どちらが効率的か、1日だけではなかなか難しい部分もあったりしますので、そのあたりも含めて検討はさせていただく必要はあるのかなと思います。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) ぜひこれは不公平感がないようにやっていただきたいと思います。これは意見で結構です。  それから、105ページの観光費の中の観光協会補助金があるのですが、これは本年度花火大会の予算はこの500万円に含まれているのですか。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) 観光協会の補助金として、花火大会は今のところ予定はしておりまして、この中に含まれております。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 確認なんですが、従前どおり補助金は300万円、このうち300万円ということでよろしいですか。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) そのとおりでございます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  立花君。 ○4番(立花照弘君) 145ページの埋蔵文化財のことですが、町長の施政方針の中にもあったのですが、野磨駅家の発掘調査、それと埋蔵文化財と違うのですが、30周年の記念行事ということで挙げられていますが、その具体的な内容をお答え願いたいと思います。 ○議長(梅田修作君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(深澤寿信君) 野磨駅家の30周年の記念行事、展示会の件ですか。まず、展示会は、昨年度が30周年に当たっておりましたが、コロナの影響がございまして、令和3年度に1年遅れですが、実施いたします。内容的には、野磨駅家の発掘作業をしましたときの出土物等の展示、合わせて上郡町の歴史の変遷といったもののパネル展示というものを考えております。それと、野磨駅家の発掘に係る事業内容でよろしいでしょうか。  このたび、施政方針におきましては、額面的には641万2,000円を発掘調査に要する額として施政方針にはお示しいたしております。その内訳でございますが、まず委託料としまして、座標を測量します基準点の設置委託業務というのがございます。まず、座標軸を測定する業務が42万円、それから当然ながら発掘作業を行います確認調査作業の委託業務、これが572万8,000円。それと消耗品費でありますが、発掘した際の出土資料を収蔵するコンテナなどの購入費としまして、26万4,000円、合計641万2,000円を野磨駅家の範囲確認調査に要する経費として、この予算書で申しますと、埋蔵文化財発掘調査事業に含めております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 98ページですが、右の真ん中の下ぐらいに強い農業・担い手づくりということで、1,500万円ほどあるんですが、これが昨年なかったのですが、この内容についてどういう内容でしょうか。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) 先ほど立花議員からの質問にもございましたように、赤松地区の法人化に伴う施設整備に係る国の補助施策としてするものでございます。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) もう一度、具体的に。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) 赤松地区の法人化に伴う施設整備の中の乾燥機に向けての補助をするものでございます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  木村君。 ○3番(木村公男君) 105ページの分ですが、商工費の中の業務委託料、播磨科学公園都市定住自立圏の観光客誘致対策事業、この460万円の分ですが、令和2年度の実績と今後、どういうふうにこの460万円が使われるのか。お教え願いたいです。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) 本事業につきましては、令和2年度の成果ということでございますが、補正予算でも説明させていただきましたが、事業の内容としてツアーを予定しておりました。コロナ感染症の影響で事業実施を取りやめさせていただきまして、予算減とさせていただきました。この事業につきましては、令和元年度から関連する事業として実施しているもので、令和元年度において、「くるんけ?」というホームページ、リアルツアー、上郡町、たつの市、宍粟市、佐用町のバーチャルツアーができるホームページを立ち上げてございまして、それとともに一定の施設周辺に行きますと、AR機能ということで、スマホで写真を撮りますと、模擬体験ができる。白旗城の近くで写真を撮ると、鎧兜を着たような写真が撮れるというような、AR機能のアプリを令和元年度において実施しておりまして、令和3年度におきましては、関連するツアーとして、リアルツアーということでバスツアーを予定しております。  コロナ感染症の影響も見ながらということになりますが、3年度において県内のバスツアーを新たにするということで予算化させていただいているものでございます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって令和3年度上郡町一般会計予算の件の質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。  田渕君。 ○7番(田渕千洋君) 賛成の立場で討論させていただきます。  昨年来のコロナ禍での労働時間等の減による収入の減収など、影響も考えられますが、それ以上に本町にとりましては、急激な少子高齢化による労働人口の減少により、町民税の減収が今後も続くことが想定されております。今年度、庁舎のZEB化事業や町立認定こども園建設など、まちづくりの将来に向けた大きな事業を終え、令和3年度予算については、財調を取り崩すことなく、歳出を抑え、編成に努力されたと考えます。  今後は、中学校給食の実現、若者に選ばれるまちづくり、そしてさらなる自主財源確保に努力していただきたいと意見を添えて賛成とさせていただきます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 私も賛成の立場で討論させていただきます。  令和3年度予算において、コロナ禍で自主財源が減収の中、小中学校を初めとするコロナ対策の事業を取り入れたこと、また子育てアプリなどの導入をした点、それから、大型事業であります馬場参踏切、それから道路整備事業などの大型予算を投入し、財政調整基金などを崩さないで予算を編成している点、また、3点目に中学校給食を導入検討している点を評価し、本予算の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  井口君。 ○9番(井口まさのり君) 賛成討論とさせていただきます。  提案された令和3年度上郡町一般会計予算案については、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症対策をはじめとする住民の安全安心の基盤形成をはじめ、財政健全化を意識した取組効果も予算に反映され、また子育て教育環境の充実など、将来の人づくりに向けた新たな取組など、着実に公約の進捗が図られようとしている。  さらに、懸案であった中学校給食についても、実現に向けた町長の意気込みが感じられる予算となっており、町長をはじめ職員の皆さんの努力に敬意を表した上で、本案について賛成すべく賛成討論とさせていただきます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第20号、令和3年度上郡町一般会計予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。  日程第39、議案第21号、令和3年度上郡町特別会計国民健康保険事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第21号、令和3年度上郡町特別会計国民健康保険事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。  日程第40、議案第22号、令和3年度上郡町特別会計後期高齢者医療事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第22号、令和3年度上郡町特別会計後期高齢者医療事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。  日程第41、議案第23号、令和3年度上郡町特別会計介護保険事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  木村君。 ○3番(木村公男君) 介護の予防事業費の分ですが、5ページです。そこで報償費の分のボランティア謝礼、昨年も縮小にはなっていたのですが、これについて、本当にいい取組だとは思うのですが、これの成果と、また今後の方向性、もし決まっていれば教えてほしいです。 ○議長(梅田修作君) 国保介護支援室長。 ○国保介護支援室長(松本賢一君) 介護支援ボランティアポイント事業のことだと思うのですが、この事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響等によりまして、令和2年3月から介護施設等において、ボランティアの受入れを中止しているため、令和2年度の活動の実績はございません。今年度、ボランティア講座におきまして、PR等をさせていただきましたところ、講義後に2名の新規登録申請者がございまして、コロナのために活動はできておりませんけれども、今後、コロナが落ち着きましたら活動等をしていただけるものと思っております。  今後も引き続き、各種講座やケーブルテレビ等を通じて、広報に努めまして、事業推進をしてまいりたいと思っております。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) これは大変変わった感じで、いい取組だなと思っていたので、できればまた続けていただけたらと思います。分かりました。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第23号、令和3年度上郡町特別会計介護保険事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                  全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。  日程第42、議案第24号、令和3年度上郡町水道事業会計予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  井口君。 ○9番(井口まさのり君) 予算の金額的な面、それから予算についてというよりも、水道の課長にこういった場所で質問できるというのはなかなかないのですが、水道代が上がったことで、町民から今時間差で遅れて水道代が上がったことに対して、苦言なり、これから上郡どうなるんだということを言われるようなことがあります。最近よく聞くのです。それについて、ちゃんと説明すると、水道事業所からこういったことについての説明をしますということが委員会でも言われていたのですね。どういう説明をされて、この水道代が上がったということの説明をどういうふうにされたか、答弁をもらっていいですか。 ○議長(梅田修作君) 上下水道課長。 ○上下水道課長(種継 武君) 御存じかと思うのですが、まず、ちょうど1年前から広報で当初は子どもさん向けに水道事業の紹介をさせていただきながら、8月ぐらいから今度は一般向けの記事も掲載させていただいて、今の水道の状況等、周知をさせていただいた上で、去年の9月定例会に上程させていただいた後、具体的にどれぐらいの料金が上がるのかというものを広報なり、それから今も多分放送されていると思うのですが、ケーブルテレビで文字だけではなくて、音声も入れた料金改定の説明を放送させていただいて、周知をさせていただいております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) その水道の料金が上がることで、町内に住む人たちが自分たちの町の水道代が高いということを言って、それで定住を求めるということをしても、自分たちの町の金額が高いのか、安いのかということをはっきりと理解された上で、町民が理解をまだしていないのかというところがありましたので、どのぐらいのところの水道代なのだと。県内でどれぐらいなのだということも知らせていく必要があるのかなと思いましたので、ここで質問させていただきました。ぜひまた5年後に見直しがかかるということも聞いていますので、それまでに町民にしっかりとした情報提供をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第24号、令和3年度上郡町水道事業会計予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。  日程第43、議案第25号、令和3年度上郡町特別会計簡易水道事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 1点だけ確認させてください。先ほど井口議員も言われたのですが、水道料金は改定されましたが、簡水の料金も見直しをかけられたのでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 上下水道課長。 ○上下水道課長(種継 武君) 簡水も使用料が同じなので、同じように料金改定はしております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第25号、令和3年度上郡町特別会計簡易水道事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。  日程第44、議案第26号、令和3年度上郡町下水道事業会計予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  立花君。 ○4番(立花照弘君) 町長の施政方針の中で、下水道事業の中で、下水道施設統合検討事業ということで、1,750万円計上されているのですが、これの具体的な内容と金額の配分等について御説明お願いいたします。 ○議長(梅田修作君) 上下水道課長。 ○上下水道課長(種継 武君) まず、どの部分で計上しているかということですが、事項別明細書の10ページです。資本的収入及び支出の第1款の資本的支出の第1項、建設改良のところです。そこに6,330万円という数字が挙がっていると思いますが、この6,330万円のうち、1,750万円というのが含まれております。この事業の現在、町内にございます公共下水道の処理場が1施設、農集排の施設が8施設、小規模集合排水が1施設、コミプラが1施設ございまして、これを人口減少等によりまして、公共下水道のほうの処理能力に余力が出てきた関係で、このほかの公共下水道以外の事業の汚水を公共下水の処理場に統合することによって、下水道事業の経営を有利にしようというものを検討する事業でございます。  統合に要する費用に対して削減する維持管理だとか、更新費用を考慮して、50年のスパンでもって費用対効果を検討するという事業でございます。 ○議長(梅田修作君) 立花君。 ○4番(立花照弘君) このことについては、以前から言われていたことが具体化されるということでよろしいですか。 ○議長(梅田修作君) 上下水道課長。 ○上下水道課長(種継 武君) 議員おっしゃるとおりでございます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第26号、令和3年度上郡町下水道事業会計予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。  日程第45、議案第27号、令和3年度上郡町特別会計公営墓園事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第27号、令和3年度上郡町特別会計公営墓園事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。  日程第46、議案第28号、令和3年度上郡町特別会計ケーブルテレビ管理運営事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第28号、令和3年度上郡町特別会計ケーブルテレビ管理運営事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。                (13時35分)               休           憩 ○議長(梅田修作君) 再開いたします。            (13時36分)  日程第47、閉会中の各委員会の継続審査及び調査についてを議題といたします。  各委員会の閉会中の継続審査及び調査については、それぞれの委員長から会議規則第75条の規定に基づき、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中に継続審査及び調査をしたい旨の申出がありました。  お諮りいたします。  各委員長からの申出書のとおり、それぞれ閉会中の継続審査及び調査に付すことに御異議ありませんか。               異   議   な   し ○議長(梅田修作君) 御異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付すことに決しました。  日程第48、議員派遣の件についてを議題といたします。  上郡町議会会議規則第129条の規定に基づき、議員を派遣したいと存じます。  お諮りいたします。
     皆様のお手元に配付しております議員派遣の記載のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。               異   議   な   し ○議長(梅田修作君) 御異議なしと認めます。  よって、別紙のとおり議員を派遣することに決しました。  お諮りいたします。  今期定例会の会議に付議されました案件は、全て議了いたしました。  よって、会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。               異   議   な   し ○議長(梅田修作君) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会は本日をもって閉会することに決定いたしました。  以上をもって、本日の会議を閉じます。              閉           会    (13時37分) ○議長(梅田修作君) ここで、町長から閉会に当たり御挨拶の申出がありますので、許可いたします。  遠山町長。 ○町長(遠山 寛君) 3月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本定例会におきましては、人事同意案件をはじめ、条例改正、令和3年度当初予算などを含め、合計30件の案件につきまして慎重に御審議を賜り、全て可決いただきまして、誠にありがとうございました。心より厚く御礼を申し上げます。本会議並びに各委員会において議員各位から賜りました御意見や御指摘につきましては、今後の町政推進に十分考慮させていただきます。  さて、平成25年7月に町民の負託を受け、まちの将来像である「豊かな自然に恵まれ、元気で人情味あふれる安全・安心な住みよい町」の実現に向け、職員と一丸となって取り組んでまいりましたが、2期目の任期も残すところ4か月余りとなりました。  就任後に種をまき、約束をさせていただきました町道上郡川筋線道路拡幅事業の竣工のほか、行財政運営の効率化等を目的に実施した、し尿処理受入施設整備事業や本庁舎ZEB化整備事業、加えて、子育て環境の充実に向けた、公立認定こども園整備事業などの大型事業に財政健全化を意識しつつ取り組み、結果、次世代への負担を示す将来負担比率も179.6%まで改善することができました。  また、妊産婦の健康診査支援、中学卒業までの医療費支援及び新生児への育児パッケージの配布など、妊娠期からの切れ目のない子育て支援、環境の充実にも取り組んでまいりました。  さらに、若い世代の発想力や行動力を生かした、まちづくり・人づくりに向けた地元高校との連携強化、時代に即した地域公共交通網の整備など、新しい時代に向けた取組が始動するなど、これまでまいた種が実を結び始めております。これもひとえに、町議会をはじめ、自治会、各種団体、企業等の皆様、そして何より町民の皆様の御協力によるところであり、改めて感謝申し上げる次第でございます。  しかしながら、予想以上の人口減少・少子高齢化の進展やインフラ施設の老朽化などへの対策に加えて、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症対策など、課題はまだまだ山積しております。これら山積する課題解決に向け、これまでの2期8年の間に培われた経験、人脈、ネットワークを生かし、全身全霊で取り組むことが私に課せられた使命であると考えております。  新型コロナウイルスの感染拡大は、一方で人々の働き方をはじめ、生活スタイルや意識を変化させようとしており、人口密度の低い地方への分散・移住への可能性を秘めているとも考えます。このような可能性を踏まえ、施政方針でも申し上げましたが、本町の特性を地域資源として生かしつつ、各々の個性に応じた多様性が共存できる地域となり、「一人ひとりが、なりたい自分になれる暮らしが実現できる町」になることが重要と考えます。  このため、重点戦略とする「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、住民の安全と安心を守り抜くことを基本に、最優先課題である新型コロナウイルス感染症対策に注力した上で、生活道路の充実や中学校給食の実現をはじめとする子育て支援の拡充など、社会変化に柔軟な対応を図るとともに、地域課題の解決と町の発展に向けて総合的かつ戦略的に取組を進め、その結果として、上郡町が「住みたい町、行きたい町」として選ばれる町となるよう、その先頭に立ち、引き続き町政の重責を果たしてまいりたいと考えております。  議員各位には、格別の御厚情を持ちまして、さらなる御支援、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げる次第であります。  終わりに、春の訪れが聞かれ、日増しに暖かくなってまいりましたが、季節の変わり目でございまして、何かと体調を崩しやすい時期でもございます。議員の皆様におかれましては、十分に御自愛くださいまして、御健勝でお過ごしくださいますよう、御祈念申し上げて、閉会の御挨拶といたします。  ありがとうございました。 ○議長(梅田修作君) これをもって、令和3年第2回上郡町議会定例会を閉会いたします。  閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る3月2日に開会されました今期定例会も、ただいま無事閉会の運びとなりました。議員各位には、同意案件、条例改正、及び令和3年度当初予算など、当面する町政の重要案件について、終始極めて慎重に御審議をいただき、無事議了いたしましたことは、これひとえに議員各位の御協力の賜物であり、厚く御礼申し上げます。また、町長をはじめ、執行部の皆様には審議に際し、いろいろと御協力をいただき心から感謝申し上げます。  今期定例会において、各議員が指摘された事項については、今後の町政運営に十分反映されますようお願いいたします。  さて、昨年来猛威を振るっております新型コロナウイルス感染症でありますが、今後、ワクチン接種に向けた動きが本格化しようとしております。世界の危機ともいえるこの状況から脱するため、各自治体においては日々の業務に加えて新たな業務に対応していかなければなりません。  そのような中、当町の新年度予算が先ほど成立いたしました。今後も厳しい状況が続くとは思いますが、町長並びに職員におかれましては、町民の安全・安心のため万全を期してこの困難に立ち向かっていただきますようよろしくお願いいたします。  議会といたしましても、様々な事案に対応できるよう、行政と連携しながら、職務に努めてまいりたいと考えております。どうぞ、皆様、くれぐれも御自愛の上、本町のため御尽力いただきますことをお願い申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。  御苦労さまでした。                    (13時44分) 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和  年  月  日             上郡町議会議長  梅 田 修 作             上郡町議会議員  山 田   正             上郡町議会議員  田 渕 千 洋...