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令和 2年第1回定例会(第6日 3月25日)

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  1. 上郡町議会 2020-03-25
    令和 2年第1回定例会(第6日 3月25日)


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    最終取得日: 2021-10-04
    令和 2年第1回定例会(第6日 3月25日)              上郡町議会会議録  (第6日)  令和2年3月25日午前10時より上郡町議会会議場において令和2年第1回上郡町議会定例会を再開した。   1.開会日時  令和2年 3月25日  10時00分 2.出席議員は次のとおりである。       1番  松本じゅんいち      2番  本 林 宗 興       3番  木 村 公 男      6番  山 田   正       7番  田 渕 千 洋      8番  梅 田 修 作       9番  井 口まさのり     10番  山 本 守 一 3.欠席議員は次のとおりである。       4番  立 花 照 弘      5番  松 本 洋 一 4.本議会に出席した議会職員は次のとおりである。    議会事務局長     前 田 一 弘 5.地方自治法第121条の規定により、議長より会議事件説明のため出席を求められた者は次のとおりである。    町長         遠 山   寛     副町長        樫 村 孝 一    教育長        三 木 一 司     会計管理者      田 渕 幸 夫    理事兼企画政策課長  宮 下 弘 毅     財政管理課長     前 川 俊 也    総務課長       塚 本 卓 宏     税務課長       山 本 美穂子
       住民課長       木 村 将 志     健康福祉課長     国 重 弘 和    国保介護支援室長   松 本 賢 一     産業振興課長     河 本   洋    建設課長       山 本 正 利     上下水道課長     種 継   武    教育総務課長     深 澤 寿 信     教育推進課長     前 川 武 彦    総務課副課長     深 澤 寿 彦     財政管理課係長    神 尾 達 也 6.会議事件は次のとおりである。 (1)議案第20号 令和2年度上郡町一般会計予算の件 (2)議案第21号 令和2年度上郡町特別会計国民健康保険事業予算の件 (3)議案第22号 令和2年度上郡町特別会計後期高齢者医療事業予算の件 (4)議案第23号 令和2年度上郡町特別会計介護保険事業予算の件 (5)議案第24号 令和2年度上郡町水道事業会計予算の件 (6)議案第25号 令和2年度上郡町特別会計簡易水道事業予算の件 (7)議案第26号 令和2年度上郡町下水道事業会計予算の件 (8)議案第27号 令和2年度上郡町特別会計公営墓園事業予算の件 (9)議案第28号 令和2年度上郡町特別会計ケーブルテレビ管理運営事業予算の件 (10)議案第29号 財産処分の件 (11)委員会の閉会中の所管事務調査について (12)議員派遣の件について 7.会議の大要は次のとおりである。 ○議長(梅田修作君) 皆様、おはようございます。  ただいまの出席議員は8名であります。定足数に達しておりますので、これより定例会を再開いたします。  地方自治法第121条の規定により、町長をはじめ各関係課長の出席を求めております。  ここで御報告をいたします。  立花議員より病気加療のため欠席届が提出されております。また、松本洋一議員より体調不良のため欠席届が提出されております。  これより本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。  日程第32、議案第20号、令和2年度上郡町一般会計予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  なお、従前の例により一般会計予算の審議については3分割して行います。  まず、予算の議案及び各表、並びに事項別明細書の最初から22ページまでの歳入予算について質疑を行います。  質疑はありませんか。  井口君。 ○9番(井口まさのり君) 歳入ということですが、全体を通しての質問を1点させていただきたいと思います。本年度の一般会計予算案については、過去5年間の予算規模平均約75億円として比較しても10億円を超える増額予算となっております。あわせて地方債の発行額も過去5年間の発行額平均から5億円を超える増発など、これまで町長が発言してきたプライマリーバランスの堅持も崩れて、借入金の残高は減少するどころか7億円ふえる見込みであります。  子育て環境の充実など、子育て施策の必要性は十分理解できるのですが、結果的に子どもたちの将来に大きな負担を残すことにならないのか、また今後の財政運営への影響と対策をどう考えているのか、お尋ねします。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) まず、本年度の予算規模の拡大及び地方債発行額の増額は、町立認定こども園整備事業及び役場本庁舎省エネルギーZEB化事業によるもので、いずれも大きな投資事業ではあるものの、今後の行政運営の効率化と将来の財政負担の軽減に寄与する事業として実施を判断したものであり、事業実施におきましても、国費等財源の確保と有利な財政措置を有する地方債の発行を予定しております。実施に伴う財政的な見通しにつきましても、公債費のピークが令和6年度となる見込みでありますが、今後、各事業における進路調整や借入金の繰り上げ償還等により、引き続き財政の健全化に努めてまいります。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 予算規模が膨れ上がるということで、認定こども園とそれからZEB化ということはある程度の理解はしているのですが、選択と集中という観点で考えたら、今回の予算でどこを選択して、集中の部分はわかるんですが、ここに集中するという部分ははっきりわかったんですけど、何を選択したか。何を選択して、この予算はカットしていこうというようなことを行われたのかどうか、町長にお尋ねしてよろしいですか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 先ほどのZEB化に関しましては、地球温暖化対策に寄与するものとすることと、もう1点は非常に有利な財源措置がありまして、今の上郡町でも出費に耐え得る事業になったということで決断をさせていただきました。  先送りした事業としては、中学校の給食があると思います。ただこの公約についても、今後できるだけ早く実現できるように努めていきたいと思いますが、なかなか今、空調の整備に加えて、LANの整備、いろんなことが国からの要望で出ておりまして、少し給食に関しては先送りにならざるを得ないと考えております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 細かい点については、事項別明細書で歳出のときにでも聞かせていただきますが、この予算の概要を見る限り、財調が3億円、4億円を切ってしまったというような形になるということで見込まれておりますが、財調というのは基本的に一般会計予算の1割は大体財調を積んでおかなければいけないというのが、これが望ましいという姿勢なんですが、今だと85億円ですから、8億円ほどは財調にあったほうが望ましいのですというのが普通の自治体であると聞いているのですが、3億幾らかになってしまうということが見込まれる中で、お伺いしたいのですが、担当課でもいいのですが、本年度予算を加味した上で、今後の将来負担比率や実質公債費比率などの財政指標の見通しを答弁いただきたいと思います。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 財政指標の見通しということでございますが、2月6日の総務文教常任委員会でお示ししました公債負担適正化計画、その中にはZEB化事業認定こども園整備などの大型事業も加味しております。計画では、実質公債費比率は令和2年度決算から18%を下回りまして、それ以降も18%を上回らない見込みということになっております。それと将来負担比率につきましては、大型事業の実施によりまして、町債の残高が増加しまして、令和2年度決算に向けて比率は一旦、上昇しますが、それ以降は右肩下がりの傾向となっております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 今回の予算を反対するわけではないのですが、多額の予算になったということで、できる限り将来の負担につなげていっていただきたくないというのが私の気持ちですが、あとは事項別について、また歳出で質問させていただきます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 歳入の10ページ、土木使用料、この中の住宅使用料ですが、これの過年度分319万6,000円とあるのですが、これは単に繰り越しになっているのか、重滞納者というのですか、滞納を繰り返されているという形になっているのか、またこれの過年度分に予算をここに計上するということは、回収可能と見られているのか、答弁いただきます。 ○議長(梅田修作君) 建設課長。 ○建設課長(山本正利君) 滞納分ということでございますが、中にはかなりの額が残されている方もいらっしゃいますが、納付誓約ということで、月々幾らずつ払いますということで誓約いただいている方も多数いらっしゃいます。低所得者の住宅という部分もございますので、そのあたり納付誓約をいただきながら納付していただいているという状況でございまして、これにつきましては、これで見込めるであろうという額で予算を計上させていただいております。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) そうしたら課長、実際の滞納額はもっとあるということですか。 ○議長(梅田修作君) 建設課長。 ○建設課長(山本正利君) もう少しございます。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) ちなみに公表できるものだったらお聞きしたいのですが。 ○議長(梅田修作君) 建設課長。 ○建設課長(山本正利君) 全体といたしましては、1,500万円余りでございます。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) ちょっと意見ですが、非常に多額になると思うのです。このうち本年度回収見込みができるというのが319万6,000円。先ほど課長の答弁にもありましたように、低所得者向け住宅なので、分割とか上乗せ支払いということで、これが来年、再来年度の予算計上のときに少しでも減るような形にしていっていただきたいと思います。これは意見で結構です。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  山本君。 ○10番(山本守一君) ちょっと確認、内容をお聞きしたいのですが、17ページです。総務費委託金の中で、地域再生協働員設置事業委託金、これに関してはこちらの基本事業を構成する事務事業ということで出ているわけですが、この内容と進め方というのはどういうふうに計画されているのか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 令和元年度におきましては、9月で補正予算をかけさせていただきまして、令和元年度から取り組んでいる事業でございますが、兵庫県版の地域起こし協力隊という制度が昨年度創設されまして、その制度を利用したものでして、9月の補正予算によりまして、現在、赤松地区に移住していただいて、赤松の地域づくりをはじめ、農業を活用した振興に先導人材として携わっていただいているということでございまして、これは10分の10の委託金として県からいただくのですが、その地域起こし協力隊の県が運営するということで負担金を実質4分の1負担しますので、280万円の委託金が10分の10ですが、いただいた上でそれの4分の1を県に負担金として納めるという制度でございます。 ○議長(梅田修作君) 山本君。 ○10番(山本守一君) 280万円県から入ってくるわけですね。それの4分の1を県に戻す。どういった意味なんですか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) これにつきましては、さっきもわかりにくい部分があるのですが、280万円の委託金をいただきながら、県がこの制度を運用しますので、人材も含めて県が登録しますので、登録した人材をこちらに派遣していただくという形になりますので、その運営負担金として4分の1相当を負担金として納めるということです。実質の町の持ち出しは4分の1ということになります。 ○議長(梅田修作君) 山本君。 ○10番(山本守一君) なかなか理解に苦しんでいるのですが、280万円の4分の1を町が負担して、赤松で行動される方は結局県が派遣される方ということですか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 県に登録していただいて、その方をもって町が謝礼であったりとか、費用を支出して負担していくという形になります。 ○議長(梅田修作君) 山本君。 ○10番(山本守一君) それで地域再生ということですが、どういったことをされるのか、もしお話しいただけるなら。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) いろいろ求める人材というのは異なるのですが、本町は今、赤松地区に入っていただいている方は農業を基幹の事業として、地域の中で地域づくりにもかかわっていただくという形になります。 ○議長(梅田修作君) 山本君。 ○10番(山本守一君) その方は町内に居住されるとかいうことじゃなしに、通いでされるわけですか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 国にも地域起こし協力隊の制度があるのですが、国の制度は地域に移住という条件がついているのですが、兵庫県がそれはなかなか難しい部分があるので、通いでもいいですよという制度なんですが、本町の場合は移住していただいたということでございます。 ○議長(梅田修作君) 山本君。 ○10番(山本守一君) 成果というか、行き着くところはどういったことを想定されているのですか。そこのところだけ最後にお願いします。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 1つはそういった先導人材に入っていただくことで、1つの産業の振興、起業モデルというものをつくっていきたいと思っております。今、入っていただいている方につきましては、細野のブドウ園の後継者マッチングの中で入ってこられまして、ブドウを活用した将来はワイナリー等の運営もしていきたいという思いでございますので、本町の特産品であるブドウを今後、引き続き承継していただいて、なおかつそれをそういった6次産業によって特産品の発展につなげていきたいと思っております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 19ページですが、85のうちの5、滞納金があるのですが、これの内容をもう少し詳しく教えていただきたい。 ○議長(梅田修作君) 税務課長。 ○税務課長(山本美穂子君) 延滞金の話だと思うのですが、これにつきましては、各税には納期限があります。納期限におさまっていない方については延滞金がついてきますので、その分のこれは30年の実績によって延滞金を計上させていただいております。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) これは延滞金が去年から見ても、ふえているのです。これの取り組み方、PRも含めてふえてきているというのはどういうことですか。 ○議長(梅田修作君) 税務課長。 ○税務課長(山本美穂子君) 延滞金がふえてきているというのは、滞納者がふえてきているということではなくて、今、滞納整理、滞納の徴収に力を入れている関係で、滞納繰越分の徴収率が上がっております。徴収した分を延滞金としておさめていただいている部分が多いので、前年よりも延滞金の徴収が上がっているということです。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。
    ○1番(松本じゅんいち君) 結果的にこれは全部クリアする、本年度、例えば290万7,000円となるのですが、これは全部回収できるということですか。 ○議長(梅田修作君) 税務課長。 ○税務課長(山本美穂子君) この分につきましては、前年度の実績で上げさせていただいておりますが、滞納繰越分の徴収率については年々上がっておりますので、これはクリアできるかと思っております。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) それの何%ぐらいでしたか。回収率というのは。今言われましたですね。率が上がっていますと言われていましたが。 ○議長(梅田修作君) 税務課長。 ○税務課長(山本美穂子君) 4ページから5ページのほうに町税についての滞納繰越分について予算を上げさせていただいておりますが、滞納繰越分の徴収率ですが、町税、4ページ個人の滞納繰越分でしたら、徴収率をことしは29%で上げておりますが、去年でしたら23.5%というふうに実績に基づいて、29%は去年の滞納繰越分の徴収率ということになっております。全ての税につきまして、前年度の実績に基づいて徴収率を上げておりますので、延滞金の予算についてはクリアできます。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) また、九十何%とか、そういう感覚で聞いていたのですが、二十何%というのは意味わかりません。また、改めて教えてもらうということで、時間的なこともありますので、これは仕切り直します。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 18ページ、財産収入、この中の不動産売り払い収入ですが、これは毎年聞かせていただいているのですが、本年度も4,039万円、一応見込みで計上されているのですが、これはどこか話があるとか、具体的に場所がどこというのはあるのですか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 今回、計上しておりますのは、駅前土地について計上しておりまして、確定ではないのですが、電話でなり、御相談というのか問い合わせがあったのも含めて計上しております。全てではありませんが。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 一応、ある程度相談なり問い合わせがあるということで、見込みがあるという計上をさせていただいているということですね。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 全てに関してではないですが、その中の一部が相談なりそういったことがあるという物件でございます。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) これは意見ですが、過去にこの部分を非常に大きく膨らませて予算を組んだ経緯がありまして、それを当議会としても否決した経緯があります。そういったことがありますので、帳尻合わせでここに載せた以上は売ることに全力を注いでいただくと意見をさせていただきたいと思います。  続けてよろしいですか。  7ページの法人事業税交付金なんですが、これは本年度新たに組まれて、県から町へという御説明だったのですが、再度、詳細説明をお願いできますか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 法人事業税交付金につきましては、法人住民税の法人税割の税率の改正によりまして、税率が9.7から6%に下がりました。その関係で、その補填措置として法人事業税の一部を県から市町に交付する制度でございまして、令和元年10月1日からの始まりとなっております。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) わかりました。それと、もう1点、7ページのゴルフ利用税のところ、これは当然、2ゴルフ場が閉鎖し、太陽光になるべく工事を進めているところ、それから協議を重ねていると思うのですが、これは次に完成したら減価償却資産でということで入ってくると思うのですが、これは令和3年度から入ってくるということですか。令和2年度に計上はないということですね。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 償却資産につきましては、令和4年の見込みで考えております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、次に、歳出予算について質疑を行います。  事項別明細書の23ページ、議会費から85ページ、衛生費までについて質疑を行います。  質疑はありませんか。  木村君。 ○3番(木村公男君) 33ページ、教えてほしいのですが、財産管理費庁舎管理事業の委託料の分ですが、下から6行目、業務委託料完了検査等支援業務、この分ですが、昨年これがありました。個別施設計画策定業務、その分が2年までという形で500幾ら組まれていたと思うのですが、それで何かまだ残っている部分があるのですか。完了というのが意味がわからないのですが。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) この業務委託料完了検査支援といいますのは、庁舎のZEB化事業にかかりまして、それの完了検査の支援として、町づくり技術センターのほうに検査の委託をしたいと思っております。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) これの分も、前回もどういう形になるのかということで、聞き漏らしていた部分があったのですが、これは町づくりのそちらのほうで検査をするということですね。わかりました。  続きまして、34ページ、同じく、財産管理の事業の分ですが、需用費、施設修繕料、ここが昨年より170万円ほどふえているんですが、この内容をちょっと教えていただけますか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 施設修繕につきましては、各小学校跡地とかの消防施設の修繕を計画しております。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) 各小学校の跡地、そこの分についてはかなりどことも傷みがひどくなってきていると思うのですが、それについて今回、消防費にかかると思うのですが、それ以外のこと。何か跡地について進んでいるような話はありますか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 一例ですが、大枝幼稚園の跡地の事業者による開発というものがあります。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) その分はかなり進んできておりますか。状況が見えておれば、いつぐらいにどういうふうに進んでいくというめどがついているのであれば教えてほしいと思います。 ○議長(梅田修作君) 答弁の調整のため暫時休憩します。    (10時26分)               休           憩 ○議長(梅田修作君) 再開いたします。            (10時27分)  建設課長。 ○建設課長(山本正利君) 大枝幼稚園につきましては、現在、土木事務所と開発についての調整を行っておりまして、ほぼ話がついてきている状況ではございますが、まだ決定まで至っていないところでございます。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) その部分は実際、どういう形で広がりを持たれるのですか。あそこの大枝幼稚園の一角だけ。それともその周りも含めての開発になるのですか。 ○議長(梅田修作君) 建設課長。 ○建設課長(山本正利君) 今のところこちらが把握しておりますのは、周りも含めてということで開発の届け出が出ております。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) そうしたら、新しく何かができるということで、その分で収入が何か入ってくるということやね。結局は、そういうことになりますね。売れているというか、話が進んでいるということですね。それについてもう少し何かこういう形で進んでいますということがあれば。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 土地の貸し付けということで、地代分は入ってくると思います。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) わかりました。そうしたら、35ページの企画費、一番下から2行目ですが、業務委託料で今回、婚活事業というのがここに入っているわけですが、この分についてもう少しどういうふうにするか、内容を教えてほしいのですが。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 従来、令和元年度までは補助金として制度を運用しておりまして、どちらかというと、実施団体があった場合の補助金という事業運営をしてきたのですが、昨年度などは実施団体がないというケースもありましたし、もっと婚活と言うのは少子化が進む中で、結婚へつなげるための事業として成果を上げたいということで、そういった民間のノウハウを持つ事業者への本年度から委託への転換をしていきたいということでございまして、若い方が参加しやすいイベントにしていきたいということで、本年度は委託で実施するということにしております。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) これは町長の方針の中にもありましたけれども、結局、出会いの場所を提供する。それにも当てはまると思うのですが、これは委託業者というのは何社かお考えになられておられますか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) まだ今、予算審議の段階ですし、新年度入りまして、そういった業者を選定していきたいと思っております。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) そうしたらまだ決まっていないということであれば、今からどういうふうに展開していくか。手法、こういうことをやりたいということも今からということになるわけですか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) そのとおりです。特に、圏域定住自立圏などでは民間団体が運営しているような婚活イベントもありますので、そういったところも参考にしながら、皆さんができるだけ参加しやすい婚活事業にしていきたいという思いでございます。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) できるだけいい広がりができればと思います。それが定住につながればと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 36ページです。この説明の中の上から三世代とか空き家、移住支援、空き家活用、このあたりについて毎年上がっているとは思うのですが、非常に予算が少ないような部分もあるし、結構あるのかなというのもあるのですが、これらの予算の使い方、どういう案分の仕方で何件ぐらいあるのかということと、実績についてもお聞きしたいのですが。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) まず三世代同居等の世帯支援補助金でございますが、定額1件30万円の補助金ですので、3件分を想定した予算計上でございます。令和元年度の予算におきましては、5件を想定して置いていたのですが、実績が1件だったと思いますので、令和元年度よりは2件若干減額した形での予算計上としております。  それから、空き家管理サービス支援事業補助金につきましては、1団体を想定しているのですが、空き家が問題化される中で、地域づくりの中で空き家の管理サービスを提供することによって、活動資金を得るというような制度でございまして、その団体に対しての補助金1件を予定しております。細かい積算はあるのですが、10万円の1件分を想定しております。これは令和元年度実際には管理サービスの提供までは至らなかったので、引き続きこの事業については継続してやっていきたいと思っております。  移住支援事業の補助金につきましては、東京23区からの移住を移住者に対して補助するものでございますが、令和元年度から創設したものの実績はございませんでした。  それから、空き家活用の支援事業補助金につきましては、令和2年度で新たに創設する事業でございまして、空き家バンク登録制度などを運用する中で、空き家を求める方というのが非常に多く、本町においても10件程度毎年空き家バンクを利用した空き家の取得というのがある中で、一番空き家を取得する場合に改修というのが必要になってくるのですが、その改修補助を新年度から実施するということで、これは県の補助金を活用した事業でございまして、県の補助金はもともとあるのですが、市街化区域につきましては、財産価値が高いということで、町の市町随伴が義務の要件として県の補助がいただけるようになっておりました。それを令和2年度から本町の市町随伴を計上した上で、県の補助金をもらって補助していくというものでございます。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 最後に言われた、県の補助という分では、16ページに空き家住宅20目の20節で空き家関係、これは80万円ほどしかないのですが、これとの整合性はどういうことですか。今、質問したところでは150万円となっているのですが、整合性がとれないのですが。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 75万円歳入のほうで20節、16ページの空き家活用支援事業補助金、4分の1という掲記がされておりますが、4分の1というのは実質、本人負担が2分の1ありますので、150万円の歳出計上で、その半分75万円を歳入で県補助金として収入するというものでございます。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 最初、説明いただいたのですが、結果的に非常に成果が出ていないと判断するのですが、このPRの仕方とか取り組み方ということについてお聞きしたいのですが。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 当然、ホームページとか広報等でもPRしていくわけですが、あと移住相談会、都市部で開催する相談会等にそういった制度のまとめたものを提示して、そういったところで情報発信していくということにしております。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) それははっきり言って、どこの地域でもやっているかもわからないと思うのですが、そういう点で上郡町がせっかくやっているのが目立たないということから、こっちにひっかかってこない、関心がないということになっているのではと思うのですが、そういう点、もう少し努力が要るのではないかと思うのですが、その点、いかがですか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 移住するということになりますと、それなりの覚悟も要るということで、そのきっかけづくりとして移住体験住宅で一定期間上郡町に住んでいただいて、体験していただくという手法もありますし、そういったところでもこういった制度の発信というのはしているのですが、なかなか東京圏からの移住というのは実際にはこの制度を活用したものではないのですが、実績もあることはありまして、この辺は当然効果がある情報発信の仕方は必要なのでしょうが、地道に取り組んでいかないといけない内容かと思っております。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) やはりそういう関心を持っている人をまず見つけるということと、その人に寄り添って懇切丁寧にきちっと要望を聞きながら、意見を聞きながら、そしてこちらの対応を親切丁寧にするということが非常に大事だと思うのです。そういう点、ぜひ今後も力を入れて、せっかく予算をとっているのですから、実現するようにお願いします。これは意見です。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 懇切丁寧にという部分におきましては、本課に定住相談員を常設しまして、空き家の内見であったりとかいうのは農地が欲しいという方にもかなり対応して、庁内総合窓口として本課のほうにそういった相談員を置いて、丁寧には対応しているというつもりでございます。引き続き、そういった努力はしていきたいと思っております。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。
    ○1番(松本じゅんいち君) それと空き家の利用関係について、空き家も田舎のほうの空き家と都会のほうの空き家と事情が違うと思うのです。例えば、田舎の空き家では、農地がついて家がついているということ、それに田舎の場合でしたら、そこへ入ると村とのつき合いがあるという形で、実際その地域に入っていったら、自分が思っている以上の負担がかかったりすることもあると思うので、そういった点を実態に合わせて、懇切丁寧な説明とかお世話が要ると思うのです。もちろん地域の人との絡みもあるので、そういったことも含めて、これも意見ですが、懇切丁寧にぜひ相談に乗ってあげて、この目標が実現するようにやっていただきたいと思います。意見です。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  山田君。 ○6番(山田 正君) 29ページ、広報事業の中で、2年度当初予算案の基本事業、概要資料、これも参考にさせていただいて、DTPを広報に導入するということを書かれておられます。それで今年度に旅費とセミナーの負担と書かれていますが、これは何名を予定されておりますか。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) 先ほどのDTPでございますが、広報担当1名で担当する予定にしてございます。 ○議長(梅田修作君) 山田君。 ○6番(山田 正君) このDTPというのは非常に専門的なものだと思うのですね。ですから、どちらかというとウエブのデザインをやったり、操作したり、そういうことになると、1名ということになると、少し少ないのではないかと思います。専門的なものはできたら2人つけていただいたほうが予算的には上がっていきますが、いいと思うのです。これは広報ですから、上郡町を広く世間に知らしめないといけない。そういう非常に大事なものがありますので、これをすばらしい広報にしていくためには、DTPは大賛成なんですが、人数が余りにも1名だと貧弱ではないかと。意見としてこれをもう少しふやしていただいたらと思います。  続いていいですか。それと、56ページ、障がい福祉事業の中の委託料、上から2段目の障害福祉計画策定委託料です。これは根拠となっているものは何がありますか。 ○議長(梅田修作君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(国重弘和君) 根拠になっておりますのが、障害者総合支援法の中の88条のほうに書かれているもので、業務の量の見込みと提供を、必要な方にどれだけ提供できるかということを3年ごとに計画しなさいと。あわせて申し上げますと、前回から障がい児のほうも同じように3年に1回計画を立てなさいということで、今回3年目を迎えますので、新たに障がい者と障がい児のほうと計画を策定しようということの委託料でございます。 ○議長(梅田修作君) 山田君。 ○6番(山田 正君) 3年というのはことしからですね。今までこれもずっと計画というのは3年ごとに積んできているわけですね。今期で大体何期ぐらいの計画になりますか。 ○議長(梅田修作君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(国重弘和君) 期別でいえば6期、年数で言えば第1次の計画から平成19年ごろから策定しているという流れの中で3年に1回計画するものと思っております。 ○議長(梅田修作君) 山田君。 ○6番(山田 正君) これは委託先というのはわかりますか。 ○議長(梅田修作君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(国重弘和君) これも162万8,000円の予算はお願いしているわけですが、一応新年度に入りましてから業者選定、1年をかけて計画していくという内容ですので、新年度始まってからの業務になります。 ○議長(梅田修作君) 山田君。 ○6番(山田 正君) 今までずっとやってもらっている業者さんと施設さんと、ころっと変わるということも考えられるわけですか。 ○議長(梅田修作君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(国重弘和君) もちろん業者を決めて、業務するわけではございませんので、うちが公告なりをして、それに応募した、見積額で判断するようになると思うのですが、最低業者に事業は委託したいというふうに考えております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  井口君。 ○9番(井口まさのり君) 事項別明細書で質問したいのですが、令和2年度で第5次総合計画の最終年度に当たる年になるわけですが、いろいろと基本計画の中に目標を立てて数値を放り込んで、いろんな分野でその目標に向かってこの5年間進んでこられたと思うのですが、第5次総合計画の記載されている部分でいえば、JRの促進等であれば、1日に3,300人を目指しますというようなことが言われております。  現在、どのぐらいの人数が1日に乗られているのか、この部分でまず聞かせてもらってよろしいですか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 現在、1日の平均利用者数が3,100人ぐらいになっていると思います。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 第5次総合計画の基本で目標にした数値というものは非常に大事な数値だと思うのです。それに向かって、この5年間来たわけですから、そのほかの部分についても町長は指示をちゃんと出せているのかどうか。お尋ねしてよろしいでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) JR促進協議会とかいろいろ立ち上げてやっていただいていると思います。ただ、具体的な指示は人数については目標どおり変えておりません。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) この予算を組む上で第5次総合計画の最終年度ですから、できていない部分とできている部分、達成している部分と達成していない部分というのはそれはそれぞれいろいろあると思うのですが、この最終年度で予算組みをするときに、総合計画に基づいた目標数値に近づけるような予算にちゃんと近づけているのかどうかということをお尋ねしているのです。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 今、第5次総合計画の数値の見直しをやっておると思います。それを受けて独自の計画を作成していきたいと思います。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) ぜひやっていただきたいのですが、今回、その予算で人件費に総合戦略の何ページだったですか。  議長、休憩してもらってよろしいですか。 ○議長(梅田修作君) 暫時休憩いたします。          (10時49分)               休           憩 ○議長(梅田修作君) 再開いたします。            (10時49分)  井口君。 ○9番(井口まさのり君) 37ページの総合戦略有識者会議、この委員会に13人を入れると言われておりますが、この13人はそれぞれどんな有識者なのかお答えいただいてよろしいですか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 13人分というのは、謝礼を払う対象になる人数でございまして、実際にはもう少し人数はおられます。委員長には、大学の学識経験者に入っていただいて、あと住民代表であったり、各種団体、JA等、産官学、金融機関等、それから学校関係者に入っていただいております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) これは私自身は前回のとき、5年前に有識者会議を選定するときも思ったのですが、町内の人以外の町外の感覚というのも入れていったほうがいいと思うので、有識者は町内の方だけじゃなしに、町外からも入れることはできるのですか。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 可能です。当然、金融機関の方等は町外の方ですし、それから学識経験者の方につきましては、県立大学の教授の方に入っていただいておりますので、そういった意味では、今現在も町外の方には入っていただいております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 最後になるのですが、総合戦略の有識者の方々にこの5年間の経緯を1回見てもらうのですね。見てもらった形で次のことを決めるということですね。 ○議長(梅田修作君) 企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 毎年、この有識者会議というのは開催させていただいておりまして、当然、総合戦略につきましても進捗管理というのが必要ですし、毎年開催させていただきながら、検証して、今度は次期総合戦略に向けて令和2年度次期の戦略をつくっていく。また合わせて先ほど第5次総合計画のお話が出ましたけれども、今現在は第5次総合計画の前期基本計画の期間でございまして、後期に向けてあわせて後期基本計画を令和2年度につくっていくという形になります。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) ぜひよろしくお願いします。議会のルールで、質問が教育のほうには後になっていますのであれですが、総合計画の目標数値というのはみんなで出した数値ですから、ぜひそれに合うだけの進みぐあいというのが絶対必要だと思うのです。  教育の部分でも後で聞きたかったのですが、ここで押さえておきたいと思います。タブレットの導入とかを4人に1台は所有できるように、令和2年度には100%それを進めますということは目標になっていますから、そういう予算が一切なかったので、今回総合計画に基づいた予算になっているのかなと心配したのですが、今後、後期にかけても目標数値に近いような予算になるように、ぜひよろしくお願いします。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 42ページですが、説明の上から7行目で、高齢運転者事故防止対策事業補助金、高齢者のブレーキと聞いたと思うのですが、もう一度御説明願いたいのです。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 県が昨年から取り組んでおります75歳以上のドライバーの方は、アクセルとブレーキの踏み違いを抑止する装置の装着について、1台について2万2,000円を補助しますという考えがありまして、上郡町のほうは県の随伴補助という形で1台につき1万1,000円、2分の1の補助という形でさせていただこうという計画でございます。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) これは1件言われましたけど、どういうPRの仕方で、そして受付とかの方法はどういうふうにされるのですか。宣伝も含めて。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) これにつきましては、予算が可決しましてからのスタートということになりますので、さかのぼらせていただいて県の補助を受けられたという方に対しても出るような形で整備していこうということで、PRについては4月に入ってからしていきたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 選定ですね。複数とか、あるいはどんな基準で該当者が決まるわけですか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 該当者につきましては、一旦県の補助を受けられた方ということでありますので、県の条件といいますのが、高齢者75歳以上の方が運転する場合に、主に使用する自動車であって、家族等の所有も可と。原則として設定後1年6カ月は使用する予定であることという条件が1つあります。また、自家用車であることということと、それから自動車税や軽自動車税の滞納がないことという条件がありまして、一旦県の交付決定をいただいた方ということで、それを資料としてつけていただいて申請をしていただくということを考えております。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) ちょっと詳しくわからなかったのですが、県が基準を設けて、その人を決めるということですか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 申請方式ですので、整備をするに当たって、県に申請をされた方で、なおかつ県の条件に通って交付を受けられた方、それに対して上乗せの補助をさせていただくということになります。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) そしたらPRの仕方によって、複数の人も結構たくさんの人が出た場合、どういうふうに判断されるのですか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 現在のところ10台分を置かせていただいております。予算を予定しておりますが、複数出てきましたら、補正予算でお願いしたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  木村君。 ○3番(木村公男君) 79ページ、保健衛生費のところですが、ここの環境保全事業の分ですが、昨年からするとかなり減っているんですね。130万円ほど減っているのですが、業務委託料、これが減った理由をお聞かせ願えますか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) こちらのほうは有識者会議をする際に、運営に当たってサポートをしていただこうということで、業者選定をしておりましたが、昨年は3回ほどという形で1年を通じてのお話をさせていただいたのですが、予算でありますように、有識者会議については3回を予定しておりまして、3回に分けた場合に安くなるかという協議をしまして、その点で費用としては安くなりました。内容的には変わらずにサポートしていただくという形にしております。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) この有識者会議、6人分ということですよね。これのことやね。これの内容が今言われたようなことなんですか。内容は変わらない。もう一度お願いします。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 有識者会議6名分というのは変わりません。これは報酬で上げております人数分ということになりますが、業務委託料に上がっております、先ほど説明させていただいた分につきましては、それを運営するに当たってのサポートですので、行政側の事業ということにはなります。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) それと下の水質検査の委託料ですね。これが昨年からすると倍ほどになっている。前回は26万7,000円、いろんな業者に当たって、一番最善のところに検査をお願いしたということで、そういうふうになっていたと思うのです。今回、52万6,000円となっているのですが、検査についてですが、業者が変わったのか。検査する場所がふえたのか。ちょっとお聞かせ願えますか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) これにつきましては、昨年と引き続きの分、プラス今回、有識者会議もそうですが、産業廃棄物の関係でもし水質検査の希望等があれば対応していきたいということで、1カ所分という形で置かせていただいております。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) 昨年プラスふえたところがあっても対応できるようにということですよね。これについては、一般質問でも井口議員から、ほかのため池とか、そういうところの意見も出ていたので、そういうところの水質検査、その辺ももし中に入れられるようであれば、調整池だとか、水質検査ができるようなところを住民の要望等があれば、そういうところも加味していただける。そういう状況も考えることは可能ですか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 現在のところ1件分の増ということで置かせていただいておりますが、そういったことが発生しましたら検討させていただきたいと思います。 ○議長(梅田修作君) ここで暫時休憩いたします。再開は11時15分。                                (11時01分)               休           憩 ○議長(梅田修作君) 再開いたします。            (11時15分)
     休憩前に引き続き、議会費から衛生費までについての質疑をお受けいたします。  質疑はありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 明細書では37ページ、中段の企業誘致推進事業費13万5,000円と金額は少ないのですが、成果表では昨年度目標値4件に対して5件と一定の成果を上げておると認識しているのですが、ぜひ町長に御答弁いただきたいのですが。一般質問の中で企業誘致をどんどん推進したらいいのではないかというところが農地のほうに力を入れられるという答弁で終わられて、企業誘致にも力を入れるという御答弁を訂正でいただいたわけですが、改めてこの予算額で企業誘致を推進できるとお思いですか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) なかなか厳しい御質問だけど、基本的には旅費しか置いていないと思います。もしそういった企業があれば、担当課長とともに足を運んででも誘致に努めたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 旅費だけ置かれておる。これは意味は理解しているのですが、町長、方針の中で調整区域の緩和もあまり進んでやらないということをおっしゃった。ここらも鑑みるのですが、もう1点、気にしているのはこの予算編成時にはコロナウイルスの影響がそんなになかった時期なので、こういう予算計上になったと思うのですが、今、世界的に大手のトヨタ自動車なども一旦中止、工場生産中止をするなどで、ことし多分日本の国内企業というのが中小大企業、みんなひっくるめて大打撃を受けるおそれがあるんですね。その中で企業誘致をしていくというのはかなり難しいことではないかと思っておるのです。  そこらは町長、どういう御認識でおられますか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 議員が発言されたとおり、安易に企業誘致ができるとは考えておりません。ただ、幸いにも山野里の工業団地に1社手を挙げていただきまして、これは今年度実現すると思っております。  そしてまた、前の答弁でもさせていただきましたけれども、ほかにも進出を希望されておる企業がありまして、そういったところの情報をつかみ次第、できるだけ積極的に取り組んでいきたいと思っております。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 町長、私の一般質問の中ではジャパンパイル跡地があるということを発言されました。そうしたらジャパンパイルさんの本社に行って、例えば分けていただける御予定があるのですか。賃貸でもいいです。分割してでも売っていただけますかというような交渉に行くだけでも、この13万円というお金がすぐ消えてしまうのではないですかと思うのです。  そういうことから鑑みて、これは本予算は採決していないので、どうなるかわかりませんが、コロナの影響も鑑みて、ここらを補正をつけてどんどん前に出て行っていただけるように頑張っていただきたい。これは意見で結構なのでよろしくお願いします。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  山本君。 ○10番(山本守一君) お伺いします。収集運搬事業なんですが、委託料が一定金額決まっているのですが、契約満了はいつになるのですか。5年といったらそろそろということですか。 ○議長(梅田修作君) 暫時休憩いたします。          (11時18分)               休           憩 ○議長(梅田修作君) 再開いたします。            (11時20分)  住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 今のところ収集運搬事業につきましては、令和5年度までということになっています。 ○議長(梅田修作君) 山本君。 ○10番(山本守一君) あえてここで質問させていただきたいのですが、当初、法律の問題でここということにはなってはおるのですが、満了後は一般競争入札ということが基本的な選択肢になるかと思うのですが、もう1つは委託料に関しては契約事ですからやむを得ないかもしれませんが、現状は、例えば収集地域にしても量にしても明らかに減少しているということだが契約金額でその年度まで行っているわけです。この辺の途中交渉というのは難しいものですか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 収集については行政で受け入れ施設の改修とかというところもありましたので、一応契約上、金額の変更というのは非常に難しいと考えております。ただ、年度が令和5年終わりまして、再度件数とかそういった経費を見直して契約すべきと考えております。 ○議長(梅田修作君) 山本君。 ○10番(山本守一君) 1つ契約満了にて新たにというときは従来の法律適用とか、それに鑑みてということではなく、一般競争入札ということをお考えなんでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) それにつきましては、今後検討していく内容もありますが、当然、運営できる施設であったり、経歴であったりというのを問いながら、選定していかないといけないとは考えております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 明細書でいいますと54ページ、社会福祉事業費の中の社会福祉協議会補助金なんですけれども、これは昨年度より200万円ぐらい増額で予算計上しておると思うのですが、町長の中で社会福祉協議会という立ち位置をどのようにとらえておられますか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 社会福祉協議会というのは意義のある団体だと考えております。他市町では、行政がやっているところもあるやに聞いております。ただ、上郡町の場合は今の形になってから長いと思います。ただ、現状は従来から人件費の部分の補助で来ておると承知しております。何年か前に福祉協議会の電気代とか水道代というものを実費負担していただくという形にもさせていただいたと思います。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 町長、ちょっと質問の仕方が悪かったんだけど、国県支出金が裏がついているから、形だけの存在で補助を出していませんかということが言いたかったんです。社会福祉活動、これは重要な政策であるし、社会福祉というのは非常に大事なものだと思っておるのですが、これが年々予算が膨らんでいく。その中で、補助があるからやらなくてはならないという形だけになっていないですかというところが町長、本心で聞きたかったところです。  その中で、予算をつけるということは町長の思いがどうでしょうかというところをお尋ねしたいですが、再度お願いします。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 社会福祉協議会のあり方につきましては、できればもう一度庁内で検討もしていきたい。今がベストという形では考えておりませんので、福祉協議会との協議をしなくてはならない事項だとは考えております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  井口君。 ○9番(井口まさのり君) けさのニュースで、法律が変わって、非正規職員の期末手当についてというニュースをやっておりました。期末手当が臨時の職員もつくようになりまして、臨時の職員はある程度全国的に喜んでおる。非正規雇用の職員も喜んだということですが、実際の自治体の様子では期末手当がふえることによって、日数を削減して期末手当に見合う日数の減というのをやったらしいのですが、上郡町はそういうことを考えていないのかどうかお尋ねしてよろしいですか。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) 今回、会計年度任用職員ということで、制度変更がございます。これにつきましては、これまでも説明をさせていただいておりましたが、会計年度任用職員の中にはフルタイムの会計年度任用職員、それからパートの会計年度任用職員がございます。  そういう中で、上郡町では従来フルタイムで勤務していただいていた方もございますが、勤務の内容によりましてパートに移行していただいて、パートの会計年度任用職員として任用させていただける職員の方が多数ございまして、フルタイムの方は2名という形になってございます。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) それが問題になっているフルタイムからパートに変えるということが、働く方のほうからの申し出でそうなったのであればいいのですが、フルタイムであったにもかかわらず、期末手当がつくことによってパートタイムにさせられたというか、そういう状態になったということがニュースになっておるのですが、上郡町にとってはそういうことはないですかということを聞いているのですが。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) 期末手当につきましては、フルタイムであってもパートであっても、両方支給しますので、パートタイマーになったという経緯につきましては、それぞれこれまでの勤務形態をそれぞれの臨時の職員の方、またそれぞれの課のほうとも協議をいたしまして、ある程度時間が短縮になっても勤務に影響がないという部分で改めてそういう契約をさせていただくという協議のもとに決定しております。ですから、期末手当が出ないからとか、出るとかということでパートとフルタイムの仕分けをしているということではございません。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 会計年度任用制度というので、そういう問題が起きているということをけさ、僕も初めて知ったのですが、臨時も含めて、職員のやる気を損なわないような形の中で運営していっていただきたいと思いまして、質問させていただきました。以上です。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 63ページ、社会福祉の中の民生費の後期高齢者医療費ですが、これは特別会計のほうで聞いてもよかったのですが、約1,200万円ですか。今年度、予算が減少しておるのですが、これは対象人数が減ったのか、あるいは100万歩運動とか、ああいう健康いきいき体操とか、そういうことが功を奏して予算の執行の見込みが減ったのか、ちょっとどちらか理由を教えていただきたいのですが。 ○議長(梅田修作君) 国保介護支援室長。 ○国保介護支援室長(松本賢一君) これにつきましては、基本的には療養給付費負担金が人数はふえているのですが、県下のトータルの療養給付費負担金が減ったということでございます。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) これは意見で結構ですが、後期高齢者の分は保険料をかける特別徴収と一般財源ばかりで県とか国の随伴補助が全くない部分なので、今、100万歩運動とかいろいろやっていただいているのですが、当町においては少子高齢化が進んでおります。その中で健康寿命を維持していただくということは、歳出削減にもつながる非常にいいことなので、できればもっと健康寿命が長引くような施策に反映していただくよう、これは意見として申し上げておきます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  井口君。 ○9番(井口まさのり君) 65ページ、66ページにかけての保育所認定こども園事業についてですが、工事請負費6億5,000万円というのは当初、僕は総務じゃないからわからないのですが、総務の中でもしかしたら説明を聞いているのかもわかりませんが、6億5,000万円というのは、子ども子育て特別委員会があったときの説明では、5億円ほどになるという説明を受けたと思うのです。その5億円ほどの説明から、6億5,000万円まで工事請負費がはね上がった理由の説明と備品購入費というのが1,085万円ついているのですが、備品というのは今使っておるやつをそのまま使えるものは使うと思うのですが、備品購入費に1,085万円というのは何を買うのかを、この2点説明してもらえますか。 ○議長(梅田修作君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(深澤寿信君) まず、工事請負費の関係でございますが、当初、特別委員会で御説明させていただいたのが、プロポーザルで設計委託の業者を決定しますという説明の中で、約5億円程度という御説明をさせていただきました。今回、詳細設計がほぼでき上っている段階ですが、今回、園舎の建設費プラス隣接の拡幅造成、町道、上下水道の移設、そういった開発工事といったものを含んだ工事請負費額となっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 当初の計画ではそれらを含めた金額で5億円と言われていたのではなくて、その後の田んぼ購入や用地の変更とか、そういった話はどこか議会の中で、総務の中ではされていたのでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(深澤寿信君) 特別委員会から総務委員会に移行して、具体的に工事の設計の進捗等の御報告はさせていただいておりますが、具体的な工事費までは御説明していなかったと思います。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 非常に大きな金額が上がっているので心配したのですが、子育ての特別委員会のときに説明をして、やるということは決まっているので、それはもちろんですが、こういう金額がはね上がる場合、用途変更がかかわってくる場合というのは、常時、子育ての特別委員会がなくなったかわりに、総務委員会で説明をするべきだったと思うのです。はね上がりの金額に対しては必要経費だということですが、備品関係の1,085万円というのはどういうものを備品関係で買おうとしているのか、お尋ねしてよろしいですか。 ○議長(梅田修作君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(深澤寿信君) これは具体的な品名を申し上げますと、それぞれゼロ歳児、3歳、4歳、それぞれ物も変わってまいりますが、例えば、ゼロ歳児、赤ちゃんが寝る布団がありますが、それの布団の収納ボックスとか、ベビーチェアといったもの、乳児向け、2歳児、3歳児、それぞれの発達に応じたテーブルといったものの経費の積み上げでございます。保育室以外でも、例えば、絵本コーナーでの書架、応接室のテーブル、更衣室のロッカー、遊戯室の簡易なステージ、組み立てプールといったものを積み上げでこの金額になってございます。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) これは教育だけに言えることではないのですが、今後、せっかく議会と行政がうまく円滑に進んでいる中で、説明不足というのは前も以前の町長のときに説明不足でいろいろもめた経緯がありますので、ぜひ今後は説明を欠かさないように、町長、していただきたいと思うので、よろしくお願いします。  最後に、このこども園には多額の費用がかかることで、町民の人も不安に思っている方もおられます。こういう多額なお金を使ってでもハードな事業である限り、町民にどういった施設にするのかという説明が必要だと思うのです。ここで教育長にですが、どのような上郡町のこども園にしたいかという思いを少し話していただけたらと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(梅田修作君) 教育長。 ○教育長(三木一司君) まず、端的に申し上げまして、就学前の教育を充実させるということで、小学校と非常に円滑につないでいく教育、保育を進めていきたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) ありがとうございます。その小学校と円滑に進めていく上で、独自性のある今後、こども園で町長は子育てのしやすい環境にして、他市町から人を呼び込むんだということを言われておりましたので、人を呼び込む限りは同じような園をつくっても人は来てくれないと思うのです。だから、ある程度の民間との調整等も必要ですが、ある程度町長も教育と一緒に新たな認定こども園ができる運営方法の中に、何か上郡の独特な部分を入れていっていただきたいと思いますので、教育長、よろしくお願いします。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 57ページで、10目の老人福祉費ですが、これが昨年に比較して686万6,000円ふえているのですが、このあたりの理由をお聞かせください。 ○議長(梅田修作君) 国保介護支援室長。 ○国保介護支援室長(松本賢一君) これにつきましては、主に負担金補助及び交付金のいきいき住宅助成事業補助金が昨年度も途中で補正をさせていただきましたが、この部分で増額になってございます。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 済みません。よく聞き取れなかった。例えば、右の説明の下から2行目に人生いきいき住宅支援補助金12件分となっているのですが、これは非常にふえているのです。こういうことが毎年起きていくのか、それともことしだけなのか、こういった件のお考え方、お聞きします。 ○議長(梅田修作君) 国保介護支援室長。 ○国保介護支援室長(松本賢一君) それぞれ年によって違うと思うのですが、3カ年の平均をとっておりまして、所得によりまして補助の額も違うのですが、1件、平均40万円の12件分ということで本年度予算化をさせていただいております。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) これからも老人福祉費はふえていくと思うのですが、そのあたりの対策も含めて、こういった見通しとか予算をつけられているのですか。実際の経験値だけなのか、そこら辺、将来の見通しも含めてどういうお考えですか。 ○議長(梅田修作君) 国保介護支援室長。 ○国保介護支援室長(松本賢一君) これにつきましては、先ほども言いましたが、3カ年の実績でとらせていただいております。今後の見込みといいますのは、介護予防事業でありますとか、そちらに力を入れていきながら、事業費として抑えていきたいと思っております。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) この項目の次のページの58ページの真ん中ぐらいに施設福祉事業の中で、補助費、老人ホーム入所措置費3人分ということで、結構いい金額になっているのですが、この中身についてお聞きしたいのですが。 ○議長(梅田修作君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(国重弘和君) 当初予算ベースで比較しますと、人数的には昨年度、前年度とは人数は変わりません。3人です。けれども内容がちょっと変わりまして、そもそも老人ホームの入所に関しましては、経済的とか社会活動、御自分で生活できない方、またもう1つ高齢者虐待という形のときに、町が措置ということで入所していただきます。町のほうの権限で入所していただく。入所先はさまざまあるのですが、今回、令和2年度で昨年と比較して四百数十万ほど上がっていると思いますが、老人ホームの入所に関しましては、1件前年度から入所はしておりますが、特殊といいますか、施設の設備が本来老人さんが入所するだけではなくて、障害をお持ちの方が対象になりました。それで、普通の老人施設であれば、対応できないということで、それなりの対応ができるところに入っていただいております。  ということは、その施設からの当然請求額が従来の入所に比較して、かなり高額になる施設に入っておられますので、先ほど言いましたが人数的には変わりないんですが、そのような方のために入っていただく施設が高額の請求があるということになりますので、額としては前年度より上がっておるということになっております。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 理由はわかりましたが、今後、こういったことがふえていくのじゃないかと思うのですが、そういった見通しも含めてどういうお考えですか。
    ○議長(梅田修作君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(国重弘和君) 先ほど言いましたように、一例ですが、高齢者虐待にとって言えば、確かに傾向としてはふえております。だからといって、全て措置するのかといえば、それはリンクするような話ではございません。その内容はケース・バイ・ケースで当然、高齢者虐待でいえば、虐待者と被虐待者を離すという措置をしなければならないのか、何をもって安全を確保できるのか。離すとなれば、ホームへ入っていただくというのも選択肢になりますので、ということは費用がふえてくる。傾向としては恐らくふえる、同額、もしくはふえる傾向にあるとはいえると思いますが、それは年々で、何とも言えません。独居の方も当然ふえていますし、経済的に負担を強いられる方、生活がうまいこといかない方というのもいらっしゃいますから、それも傾向としては高くなる方向にはあると思うのですが、それが年々続くかというのは私らもわからない。昨年、今の現状を把握して、その方を措置するだけの予算をいただいて、執行していこうということで思っております。 ○議長(梅田修作君) 松本じゅんいち君。 ○1番(松本じゅんいち君) 確かに大変な取り組みだと思います。いろいろ複合的な事情がある中で、放置するわけにいかない。大事な仕事だと思います。そういう点で、いろんな仕組みを使って、解決できるような、そういったことも含めてぜひ取り組んでいただきたいということを意見として述べさせていただきます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、続いて、事項別明細書の86ページ、農林水産業費から最後の150ページ、予備費までについて質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本君。 ○10番(山本守一君) 91ページ、工事請負費で大持井堰、東・西佐古田池で2,500万円計上されております。この大持井堰についてですが、基金繰入で230万2,000円されています。この1つは基金の残がいかほどになっているのか。まずお聞かせいただきたい。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 大持井堰の基金の残高でございますが、令和2年度末で1,919万2,000円の予定でございます。 ○議長(梅田修作君) 山本君。 ○10番(山本守一君) この原資はともかくとして、これは当時もいろいろ問題になったわけですが、今回の230万2,000円の工事費ということ、あるいは通常、土砂の掘削ということで、毎年経費がかかっています。恐らくこういった運営をされておられると思うのですが、当初から問題視されていましたのは、結局、大持井堰に関しては基金を後ろ盾にして公管理ということです。これは風船ダムとか、そういった井堰の問題は、全部じゃないのですが、地元負担という格好で推移しているわけです。当時も果たして公管理でいいのかどうかという問題が出てはいたのですが、これはどういう形で収束させるのですか。ずっと維持管理費というのは土砂掘削にしても、こういった工事にしても、基金を繰り出してということの対応、当面はできると思うのです。その先はどういうことをお考えになっておられるのか。お聞かせいただきたいです。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) 今回の工事費につきましては、議員が言われましたように、緊急時の土砂のけの100万円ということで予算計上させていただいておりまして、2,500万円のうちの大持井堰については100万円分になります。工事請負費の中には全体の池の工事とかも含めた工事費も入っておりますので、大持井堰については100万円の土砂撤去の工事費が今回の予算計上の中身となってございまして、それは台風のときに堤外するように水がのったり、井堰に土砂がのったときの撤去する費用として計上を予定するものでございまして、絶対に使うという費用ではないということでございまして、その後の維持管理の将来的なものにつきましては、当初の経緯というのが私はそこまで細かく理解していないところがあるのですが、市街化区域内への消火防水といったようなことも含めてということも聞いた記憶にはございまして、その辺の部分をこれから先、長い期間をかけて議論していく必要があるのかなと感じてございます。 ○議長(梅田修作君) 山本君。 ○10番(山本守一君) 課長、230万円、大持井堰基金からこのたび繰り入れていますね。それが大持井堰、ここの支出になっておる工事の2,500万円のうち230万2,000円、ここに当てられたということじゃないのですか。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) 工事請負費は100万円で、その他電気代であったり、維持管理費ということで、経費も含めて基金からの繰り入れをしておるということでございます。 ○議長(梅田修作君) 山本君。 ○10番(山本守一君) そうですか。一過性の工事費とかいうことではなくて、通常の運営経費、管理経費が電気代とか含めたら、全部基金から運用されているということですね。大体いつまで今の基金が充当できる期間がもつようにはお考えなんですか。 ○議長(梅田修作君) 暫時休憩いたします。          (11時49分)               休           憩 ○議長(梅田修作君) 再開いたします。            (11時50分)  財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 先ほど基金の残高を1,900万円ほどと申し上げました。昨年の繰入額は160万円でございまして、割り戻すと約12年弱ということになります。 ○議長(梅田修作君) 山本君。 ○10番(山本守一君) ということになると、12年後、あるいは13年後には公負担、基金負担じゃなしに公負担に推移していくということの理解でよろしいですか。 ○議長(梅田修作君) 暫時休憩いたします。          (11時50分)               休           憩 ○議長(梅田修作君) 再開いたします。            (11時51分)  企画政策課長。 ○企画政策課長(宮下弘毅君) 今の理屈からいいますと、基金が底をついた時点では、何か必要な経費については公費負担という考え方になろうかと思いますが、その期間内にはある一定の考え方を議論していく必要があるかと思います。現時点での考え方からいいますと、基金が底をついた段階では、それ以降、公費負担という考え方になろうかと思いますが、そこはきちっと整理していく必要はあるかと思います。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  井口君。 ○9番(井口まさのり君) 96ページの一番下の地域おこしイベント補助金と観光協会の補助金もそうですが、コロナウイルスでイベントを自粛してくださいと訴えておるわけですが、片方の予算ではイベントを応援する補助金が出る。これは年間通しての予算ですので、何月以降はウイルスはなくなっておるだろうという意味合いのもとから、毎年ついておることだから、つけたのか、この地域おこしイベントの補助金については、何か制限はあるのですか。コロナウイルスの対策でイベント自粛してくださいと言われておる期間内にもしイベントをすると、それに補助金をつけるというような流れになってしまうと思うのですが、このイベント補助金のどういう出し方をするのか。今回、ことしは特に難しいと思うのですが、中身についてお尋ねしてよろしいでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) このイベント補助金につきましては、当初予算を立てていく上で、去年の11月ぐらいから準備を行いながらコロナウイルスについてはちょっと状況について把握できておりませんでしたので、そのことは考慮していない予算となってございますが、現実的に今の状況でありますと、いろいろイベント自粛等をお願いしていく必要もございます。  しかしながら、1年という期間の中で、井口議員が言われたように、予算となってございますので、既に例年であれば5月ぐらいのゴールデンウイークにするイベントも実施されるという経緯もございまして、予算の範囲でという条件をつけながら、既にイベントの募集もかけてございます。その中で1件の募集が既に上がってきておりますが、実施については、時期を見ながら自粛要請をしながら進めていく必要があろうかと考えてございます。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 予算につけたことを言っているのではなしに、これから予算の対応についてオリンピックも延期するといわれております。川まつりの件もそうなんですが、国が挙げてするオリンピックを延期していつにしようかという話をしているわけですけど、この予算についてもことしについては、イベントは自粛するぐらいの勢いでやっていただきたいと思うんです。  町長に、一般質問でも言わせていただきましたが、この観光協会の補助金の500万円の川まつりについては、誰がしようというわけでもなく、これをやっておる。町長がやるんだという意味合いでやっておるのだということで、初めて執行委員会に入ってそれは理解できたのですが、町長の判断でやめることができるのであれば、誰も町全体でやろうとしたという意味合いじゃないということを自治会長、連合自治会長も言われておりましたので、町長がやろうとしているから私らは手伝っているんだというようなことを言われておりましたので、町長、川まつりの7月、8月開催を延期してでもする気なのか、今の状態でははっきりわからないところがありますけど、中止にしたらよろしいのじゃないですかと思うのですが、今の判断はどういう考え方でしょうか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 実行委員長が私ではないので、一応、できるだけ早くに実行委員会を開催していただいて、決めさせていただきたい。4月の上旬ぐらいには実行委員会を開催したいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 執行委員会では、実行委員会と会長と副会長が、私らがしようとしたものではないのですということをはっきりと言われて、町長がやってくれということでやらされているんだという話をされていましたよ。だから町長に聞いているのです。確かに観光協会の運営ですから、観光協会が決めるのが筋ですが、そこら辺ももう少しはっきりさせていただいて、花火をして、町民を喜ばすイベントであるのであれば、そこら辺の根元がしっかりしていなかったらいけないと思うので、その辺きっちりとしていただきたいと思います。  次に、97ページの指定管理料の委託料についてですが、これは97ページだけじゃなしに、B&Gの141ページにもかかわってくる話ですが、このコロナに対して、通常の900万円の予算が上がるということは、当然のことなんですが、コロナ対策は別としても、この900万円というのは契約の金額ですから、仕方ないと思うのですが、これだけコロナで予約者が辞退する。予約もやめてしまったと、B&Gについても制限がかかって、人が来れないと、でも指定管理者からしたらそれが原因で、受けたことに対する責任で続けなければいけない。このはざまに立って国、県がいろんな補助金をつけておるところでありますが、町としては何もなかった場合、これを見て見ぬふりをするのか、それともこういったときの対策を考えていかざるを得ないのか、その辺についてどういう思いでおられるのか、お尋ねしてよろしいでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 言われたことにつきましては、検討するように指示をさせていただいております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) どのような指示をされているのか聞きたいのですが、それを聞かずに、本当にコロナウイルスの影響というのは町に対して大ダメージを食らうようなことになる可能性があります。この令和2年度ね。その中で、わざわざ花火の話をいつまでも引きずるよりも、この500万円を有効に活用して、指定管理者を助ける救援費に使えるんじゃないかと思うのですが、その辺についてもしっかり議論して、やめるべきところはしっかりやめる。つけるべきところにしっかりつけるという行政運営にしていただきたいのですが、町長、その辺についてどう思われますか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 今の発言の中で、誤解を招いたらいけませんが、花火に関する費用については、300万円、500万円観光協会に対して出している中で、花火は300万円ということです。ただ、今の御意見は参考にさせていただきたいと思います。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) ぜひ参考にしてやめていただきたいと思います。 ○議長(梅田修作君) ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時。                                (12時00分)               休           憩 ○議長(梅田修作君) 再開いたします。            (13時00分)  休憩前に引き続き、事項別明細書の86ページ、農林水産業費から最後の150ページ、予備費までについて質疑を行います。  質疑はありませんか。  木村君。 ○3番(木村公男君) 96ページの商工費の分の業務委託費の分ですが、観光費の業務委託費、ここで播磨科学公園都市圏の定住自立圏観光客誘致対策業務、これについてお聞かせ願いたいのですが、昨年820万円予算があった分が今回460万円ぐらいに変わっているわけですが、この分、多分集客率が悪くて客数が減った、それに対するものだと私は勝手に思っているのですが、これを取り戻すために今回、予算の資料を見ますと、集客に対する何か対策を考えておられるようですが、それについてお聞かせ願いたい。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) この業務委託事業につきましては、議員が言われたように令和元年度、今年度ですが、播磨科学公園都市定住自立圏事業による観光誘致対策業務として、スマートフォンを活用して、圏域のバーチャルツアーが体験できるようなサイトを構築しております。検索で、「くるんけ?」という形で検索してもらえれば、バーチャルツアー、いろいろな圏域のそれぞれの場所でどういう施設があるかということが見られるようになってございます。それらをもとに、令和2年度におきましては、バーチャルツアーからリアルツアーという形で実際のツアーにつなげていきたいということでモニターツアーを行う予定として予算を計上しているものでございます。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) 「くるんけ?」というのですか、わかりました。また見てみるようにします。それで、これについて今後どのように展開していくか。そういう施策、手法とか、お考えのところがあったら、先ほども聞いたのですが、もう少し詳しく。 ○議長(梅田修作君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(河本 洋君) 先ほど言いましたスマートフォンからいろいろ新たに業務委託等をしていく必要があるのですが、アンケートをとりながら、どういう形のツアーが望まれているのかということを分析しながら、モニターツアーを実際にしていくという流れを考えておるところでございます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  井口君。 ○9番(井口まさのり君) 3点だけ言わせていただきます。130ページの生涯学習支援センターの運営事業に対してですが、これは金額的に何か言うわけではないのですが、町長の今後の判断を聞かせていただきたいのです。指定管理にピュアランド、それからB&Gのスポーツセンターも指定管理委託するようになりました。最後の委託が生涯学習支援センターも指定管理委託すべきだと思うのです。大きな事業でいえば。これが指定管理に委託して、あの文化施設をうまく活用するようなことを町長は考えておられるのかどうか、お尋ねします。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 視野には入っておりますが、まだ検討の段階には至っておりません。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) ぜひ視野に入れた状態で検討せずにそのまま終わるのではなしに、検討していただいて、この生涯学習支援センターは民間にお願いしたほうが画期的になる可能性があると思うので、ぜひよろしくお願いします。  次の134ページの公民館運営事業についてですが、この公民館運営事業については町長は以前より公民館運営事業からコミュニティセンターに変えるということを言われておりました。僕もその流れが必然的でこれからの令和に入った世の中では公民館運営というよりもコミュニティセンターという活用の仕方が必要だと思います。  このコミュニティセンターというのを進めるのは、今とまっているのですか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) これは今検討に入っておりまして、進めております。ただ、今のところ、2公民館を先行的にやってみようかなというところまでは来ております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) これは全体の予算にかかわってくることだと思うのですが、公民館というのはもともと校区に1つだったんです。校区に1つだから学校区が7個あったから7つの公民館があって、生涯学習支援センターがあったのです。今、小学校区は3つになったのです。だから、公民館を校区単位に分けるのであれば、公民館は三つでいいはずなんです。だけどそのかわりとして、公民館を潰してしまったら、地域の人たちのよりどころがなくなるということで、地域コミュニティセンターという形を置いて、新たな形で運用していただくというやり方をしないと、いつまででも職員の報酬から今後7つの公民館を持つことで、雨漏りしたり老朽化で直していくところもふえていくと思います。  その中で、公民館という位置づけは小学校区に1つだと思っているので、小学校区が3つであるのあれば、3つでいいと思うのです。コミュニティセンターという形にして地域のよりどころを残す。今現状どうなっているかといいますと、学校の跡地は地域の人たちがコミュニティセンターなのか何なのかわからない状態で、地域の人たちが使う。公民館も使う。でも結局やっていることは同じようなことを似たり寄ったりのことをして、2つの施設を同じような使い方で使われているわけです。だから、それを明確化してきちんと1つにして、1つは潰して売るなり、何か考えないと学校の体育館は使うから、私らの使いたいように使わせてくれ。幼稚園の跡地は地元が使う。公民館も使う。この3つの施設を上郡町はどうやって今後運営していくのかというのが非常に心配なのですが、町長がコミュニティセンターから公民館に運営を戻すというのであれば、7つの小学校をこれから継続的に維持をしていけるのかと思うのです。その辺について、町長は公民館に戻すつもりなんですか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 今の発言内容はわかりにくいところがあるのですが、具体的に名前を言うと、船坂地区での話が主体になったと思います。先ほどの質問でお答えしたように、公民館をコミュニティセンター化することについては、とりあえず2公民館をそっちの方向でやってみようかと。残りにつきましては従来どおりの公民館として取り扱いを考えております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) これは予算だけでは多分話がわかりにくいと思うので、一般質問でもやりたいと思うのですが、老人福祉施設は耐震強度が出ていないということで、中止しました。7つの公民館が耐震強度が出ているとは思えないのですが、7つの公民館の耐震強度がもし耐震補強がされていない場合、その耐震をしていくのか。今後、継続してそれを使っていく方向で進めていくのか。それはいつか悩むときが来るときがあると思うのです。その前段階で、コミュニティセンターと公民館の位置づけを分けて、考えていくべきだと思うので、その辺についても今後、今、結果を出してくれとか、こう言ってくれという話ではないのですが、検証し続けてほしいというのがあるので、よろしくお願いしたいと思います。  最後に、141ページの学校給食事業についてですが、これも予算についてではないのです。学校給食は町長が中学校の学校給食はとりあえず今期中にはできませんということで公表されているので、それは仕方ないと思うのですが、33年度より認定こども園になりますよね。認定こども園は自校式の方式で給食を提供する。今まで幼稚園も給食を行っていたのですが、幼稚園も認定こども園で御飯が食べられるとなったら、今まで町長が言われていた人数のキャパ制限というのに、十分小学校も中学校も入ってくるわけです。だから人数のキャパ制限はクリアしたわけです。あと財政のことと中学校の改修費、ランニングコストの件です。この部分に対してあともう少しのところですから、キャパ容量は33年度でクリアしますので、やめてしまうのではなしに、検証は続けていただいて、任期中にある程度の方向性はしっかりとつくっていただきたいと思うのですが、どうですか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 現実の話をしましたら、なかなか継続的に費用の要る事業は今やりにくくなっておることは間違いないのです。給食に関しましても、今、我々が進めておる中で今後の経費が下がる事業はやってきておる中で、そういった財政的に余裕ができる時期がもう少しの間で出てくると考えておりまして、その時期には中学校給食を実現したいと。当初考えていたのに比べると、中学校の施設の改修はかなり大きな金額が要るように聞いておりまして、そこがまだクリアできないというところがあります。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) それを言っていたら、もとの町長と同じように、大変失礼ですが、うそつき町長と言われるようになってしまうので、それは以前より、キャパ容量が足りたらするんだという言葉の撤回はしないようにして、キャパ容量が足りたのであれば、あと財源の確保ですから、財源の確保に進んでいただくか、もしくはこの学校給食で本来ほかの自治体であれば学校給食を中学生に与えているのですが、上郡町は学校給食はしないのだと、これ以上、お金をかけるより今いる人に愛情弁当代だということで、愛情弁当助成というのを出してくれたら、それで納得するのではないですか。その辺も踏まえて、検証していただきたいと思うのです。やめてしまうということのないようにだけ、検証し続けていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  木村君。 ○3番(木村公男君) 2点ほどもう一度お聞かせ願いたいと思います。100ページ、道路橋梁費、道路維持費の分ですが、委託料の部分で下のほうにある、これはわかりにくいので、お聞かせいただきたいのです。調査設計委託料、設計監理委託料、調査委託料、この3つの委託料の中身をお聞かせ願いたいと思います。  それと、その次の工事請負費の中の道路維持工事費、町道の梅谷鍋倉線とか、与井与井新線とか、湯ノ脇橋、この辺が書いてあるのですが、このほかというのにほかの町道、かなり荒れている道もあると思うのですが、そういうところも、ほかの町道は入っているんですか。それもお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(梅田修作君) 建設課長。 ○建設課長(山本正利君) まず、委託料でございますが、調査設計委託料とございますが、これに関しましては、橋梁の点検の調査委託料でございまして、橋梁の長寿命化に関する調査をしていただくことになってございまして、これが予定といたしまして、221橋分の委託料でございます。その下の設計監理委託料でございますが、令和2年度で湯ノ脇橋と薬師橋の工事を予定しておりますが、それに関する工事監理でありますとか、設計等の委託料でございます。  1つ飛んで下の調査委託料ですが、これにつきましては、道路照明をLED化する予定の予算を計上させていただいております。道路照明の球の容量ですとか、そういったものを調査していただくための委託料ということで計上させていただいております。
     工事費につきましてでございますが、町道鍋倉線外と記載させていただいておりますが、これにつきましては、予定しておりますのが山野里井上線の落石防止工事でございますとか、細野1号線の擁壁工事、高田台の区画線の工事でありますとか、これは尾長谷の大将軍1号線の工事、梅谷鍋倉線の落石防止対策工事と、あと緊急工事ということで予定してございます。  その下の与井与井新線外となっております工事につきましては、与井与井新線及び赤岩線、安室ダムの周回道路でかなり傷んでいるところ、激しいところがございますので、そちらのほうの舗装を予定してございます。  それから、橋梁維持工事費につきましては、湯ノ脇橋のほか、気部谷橋、新丑谷橋、これは行頭です。名尻橋、これは梨ケ原でございます。第3白旗橋、これは細野でございます。山野里の大酒橋、この6橋を予定してございます。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) 詳しくありがとうございます。今、聞かせていただいて、調査委託料、その辺の資料でいただいていた予算の明細で、LED照明のことを書いてあったので、その分ですよね。それがわかりました。ありがとうございます。それと工事の部分も大きな工事がたくさん控えておられるのですが、今言われたように、町道がかなり荒れているところもよく見受けられるので、意見として聞いてほしいのですが、上郡幼稚園の前もかなりでこぼこ、傷んでいるところがございます。それから高校の横、あの道も白線がほとんど消えてしまっています。コープの前から山野里の踏切を越えて信号のところまで、あそこも白線が消えてしまったり、真ん中が地割れがあったりだとか、かなり荒れているところがあるので、たくさんの事業をお抱えだとは思うのですが、その辺にも目を向けていただいて、予算化ができるところがあれば、今後考えていただけたらと思いますので、これは意見として聞いておいていただきたいと思います。  それと、もう1つ、110ページ、防災費のところですが、防災費のところで言うのがいいのかどうか、わからなかったのですが、コロナウイルスの問題で皆さん、感染に対しては予防対策はかなり個人的にも、いろんな形で取り組んでおられると思うのですが、その中でいまだにマスクが不足しております。マスクがどのように備蓄されておるのか。マスク、それから消毒液、これはお店に行っても消毒液もほとんど手に入りません。マスクもほとんどないという状況で、政府もマスクが出てくると言いながら、なかなか出てこないのが現状であります。  それに対して、町長が言われたように、備蓄が少しでもあるのであれば、その辺をお聞かせ願いたい。  それから、ウイルスの拡大に対して不測の事態に備えるために、特にマスクの備蓄はまだ必要だと思うのです。これからまだまだ必要だと思うのですが、それに対して予算の中にそういうものが入っているのかどうか、お聞かせ願えればと思います。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) このたび備蓄の中で不足するものとか、足らなくなったものとか、また消費期限が過ぎているものとか、そういったものについては毎年消耗品として計上させていただいておりまして、今回のマスクにつきましては、3万枚用意することができまして、その後、職員等窓口業務に当たるものが手に入れられないようであれば、各課等に支給したり、小学校等、学校にも配らせていただいております。  それと、町内でいいますと医師会から3,000枚の要望がありましたので、そちらについても対応させていただいております。今現在、社会福祉施設からも不足が出てきたということを聞いておりまして、また、歯科医師会も間もなく、なくなりそうということもありますので、それについて、調査をまとめた段階で、3万枚の中で有効に使って出していきたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) 今、聞くだけでもかなり出ていってしまうわけですが、今後、それに対して備蓄をふやしていくというお考えはありますか。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 現在、防災事業としまして、消耗品費ということで、ある程度具体的に要るものを上げているのですが、マスク等、消毒液等が不足するようであれば、そこを優先的に購入していきたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) 今言われたのは、消耗品費、備蓄物資というのをそれに当てるような形を言われたのだと思うのですが、これは例年、ちょうど期限切れになったものとかを入れかえるような予算にとっておられる分ですよね。それ以外に、今回、本当に品薄になっている、緊急性を有するものなので、もしもこれだけでは足らない分、どこかからでも補充してでも、備蓄をするべきだと思うのですが、その辺についてのお考えをお聞かせください。 ○議長(梅田修作君) 住民課長。 ○住民課長(木村将志君) 広域であったり、国県とか、協力していただいているところは協力していただいて進めていきたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 95ページの商工費の中の商工振興事業の中で、商工会の補助金992万円計上されておるわけですが、町長にお訪ねしたいのですが、昨今、商工会も会員が減少を見、そして次の井口議員が発言されていた中の観光協会の補助金の中の花火大会の補助金、これも昔であれば、商工会の会員の助成等で商工会主体となって、結構盛大な花火ができていたと思うのです。今後、商工会に助成するに当たって、年会費等々だけでは商工会の存続が厳しい事態に陥ってくるのではないかと危惧しているわけです。  そこで町長、今後、商工会のあり方とか、町長、商工会の理事でもあるわけですから、商工会のあり方というのはどのように思われていますか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 私が就任したときは、2割カット、県の補助の半額のまだその2割カットという状態だったところを何とか県補助金の半分というもとの水準までは戻させていただきました。会員減についても、それをできれば援助したいということで、条例をつくって、進出してきた企業に対してもできるだけ商工会の会員になっていただけるようなことも、条例で制定させていただいたと思っております。  今の商工会のことは危機的なところまではきていないと思っております。非常に重要な仕事をたくさんしていただいております。いろいろな相談には乗っていければと思います。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 農業のほうも町長は力を入れられるという発言をされているのですが、商業、工業というのはやはり基幹となる税収増加、自主財源確保のためには必要なことなので、今の町長答弁でいきますと、今後、商工会への補助金をふやしてでも商工会を守り続けていくのだという方向ととらえさせていただいたのですが、それでよろしいですか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 具体的に数字の話はまだできない段階だと思います。ただ、できれば商工会として、会員の確保に努めていただいて、そして我々のときは収益事業ができなかったのですが、今現在、商工会も保険勧誘をやったり、そういった財源を確保する事業ができるようになっております。そういった自助努力もやっていただきたいと思います。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) これは意見で結構ですが、私も本業のほうで商工会の会員にならせていただいています。労災保険等の窓口とか、非常に役に立っている部分も多いわけです。今、特に建設業関係の減少がかなり見られるのですが、ほかに独立された方は法人化される方もいらっしゃいますが、個人経営者の方が独立されるというケースが出てくるのですが、そういった際の教育指導セミナーなどもやられているみたいですが、資金援助のプランもやられているのですが、例えばお隣赤穂の商工会議でいうと、日本政策金融公庫の窓口がここへ来ていただけるとか、そういったことも補助金を出している以上、町長、ぜひ提言してここのところが活性化しないといけないと思いますので、これは意見で結構ですので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 現実、日本政策金融公庫につきましては、昔の国民金融公庫は定期的に来ていただいていると思います。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) そこらのアピールも今度ひっくるめて、今、普通民間金融機関頼りなんですが、政府系、公的部分が多い金融機関のところをよく補助金を出す以上、提言していただいてお願いしたいと思います。  先ほどの関係なんですが、96ページの観光協会補助事業500万円、このうち300万円は花火大会の助成金という回答をいただいているわけですが、観光協会への助成ですが、上郡町の場合、非常に観光資源が乏しくて、集客が見込めないというところが目玉になるものがないというところがあるかと思うのです。  実際、去年度も結構な人数を想定していたのですが、結局、来客数が余り数字まで達成していなかったというところで、本年度はコロナウイルスがあります。観光資源の発掘とか、観光のほうに取り組む姿勢というのを町長、もう1回答弁いただけますか。 ○議長(梅田修作君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 従来から話をしていますように、上郡町の場合は観光協会といっても、なかなか実態が会費制にはなっていないということで、独立してやれる組織でないということで、できるだけ会費制をとれるような方に入っていただける組織にしたいと考えております。ただ、議員の発言の中で、観光資源が少ないと言われましたが、上郡町はたくさんあると自分では考えております。それのPRがなかなかうまくできていないと思います。そういったことは担当課と相談しながら、できるだけ町外への広報に努めてまいりたいと思います。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) 観光資源なんですが、町長がおっしゃるように、私もたくさんあると思うのですが、いわゆる一般的にテレビで言う目玉になるような大きなものがないので、集客を見込みにくいので、そこらの周知徹底方法等をよく担当課とやっていただいて、先ほど町長の御答弁にもあったように、商工会と観光協会が兼務という形になっておりますので、これは町長のほうが観光に力を入れるというなら、会員制を敷いてでも、観光協会を大きくしていくという考えで行っていただきたいし、そうでないのであれば、切るだったら切るということを町長の判断でしていただきたいと思います。これは意見で結構です。  財政担当課にお尋ねします。144ページ、公債費の中の利子で、本年度一時借入金の利子を100万円計上しているのですが、これは今年度、例えば、こども園とかZEB化とか、大型事業があるので、一時借り入れの可能性が高いということで予算計上されているのですか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) この一時借入金の利子につきましては、例年100万円で置いていたと思います。資金繰り、最高額が15億円、その限度額を設けまして、一時借入金により資金運用を図っていくというふうに予算計上をしております。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) わかりました。できたら資金運用をうまくしていただいて、一時借り入れを起こさないで済むようにしていただきたいと思います。これは意見で結構です。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 私は令和2年度、一般会計予算に賛成の立場で討論させていただきます。  本年は認定こども園に着手、またZEB化事業など通常の年よりも10億円以上、一般会計予算が膨らんでおりますが、ZEB化については有利な財源を確保し、伸ばしたもの、またこども園やZEB化を除くと例年よりも低く一般会計を抑えておる点、またふるさと納税の大幅な増加を含んでおる点、またし尿処理の合理化などの成果が予算に反映している点などを踏まえ、本予算に賛成の立場で討論させていただきます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  井口君。 ○9番(井口まさのり君) 令和2年度一般会計予算に賛成の立場より討論させていただきます。  本年度の大きな投資は将来負担の軽減につながる事業として期待する一方で、抑止がかからない人口減少にも耐え得る行財政運営に向けた引き続きの取り組みと努力を求め、令和2年度一般会計予算案に賛成させていただきます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  田渕君。 ○7番(田渕千洋君) 令和2年度一般会計予算について賛成の立場から討論をさせていただきます。  令和2年度一般会計当初予算は、総額85億4,800万円、前年比11.8%増となっています。歳入では、生産年齢人口の減少などによる個人町民税の減をはじめ、引き続き厳しい財政運営でありますが、財政調整基金の残高が3億6,000万円、町民1人当たり2万4,000円という金額にあらわれているのではないでしょうか。そのような中、本庁舎のZEB化、認定こども園の建設など予算編成に御苦労されたことを評価をいたします。  歳出ですが、本庁舎のZEB化については、経済産業省のZEB化実証事業の補助金を活用した事業であり、近年の気候変動に対応する取り組みとして、温室効果ガス削減は重要な取り組みであることから評価をいたします。  また、認定こども園は就学前のゼロ歳から5歳児の全ての子どもたちに対し、保育と教育を一体的に提供する施設であり、子どもが健やかに育ち、現役世代も安心して結婚、子育て、仕事ができる社会の構築が必要との認識から、公明党としては幼保一元化を一貫して推進してまいりました。  本町に生まれ、育つ全ての子どもたちを慈しみ、育む施設としていただきたいと要望し、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(梅田修作君) ほかに討論はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第20号、令和2年度上郡町一般会計予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。  日程第33、議案第21号、令和2年度上郡町特別会計国民健康保険事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第21号、令和2年度上郡町特別会計国民健康保険事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。  日程第34、議案第22号、令和2年度上郡町特別会計後期高齢者医療事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第22号、令和2年度上郡町特別会計後期高齢者医療事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。  日程第35、議案第23号、令和2年度上郡町特別会計介護保険事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  木村君。 ○3番(木村公男君) 1つだけ聞かせてください。12ページ、一般介護予防事業の分ですが、ボランティア謝礼応募券10人分、5万円、この部分ですが、これは30年からできたんですね。この分の進捗状況はどういう形になっているのか、お聞かせ願えたらと思います。 ○議長(梅田修作君) 国保介護支援室長
    国保介護支援室長(松本賢一君) なかなか進んでいないのが現状でございまして、現在4名の方が実際に施設でボランティアをされています。以上です。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) 最初はいい取り組みになるのではないかと思っていたのですが、今後、どういう方向性を持たれているか、お聞かせ願えますか。 ○議長(梅田修作君) 国保介護支援室長。 ○国保介護支援室長(松本賢一君) 議員さんが言われるとおり、非常にいいものだと思っております。広報等を続けていくのと、あと中身もある程度、今いろいろな制限が厳しくなっていますので、そこらあたりも検討する必要があるのではないかと思っています。 ○議長(梅田修作君) 木村君。 ○3番(木村公男君) PRももっともっとしていただいて、できればもう少しいい方向に行ければと思います。これは意見として聞いておいてください。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第23号、令和2年度上郡町特別会計介護保険事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。  日程第36、議案第24号、令和2年度上郡町水道事業会計予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第24号、令和2年度上郡町水道事業会計予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。  日程第37、議案第25号、令和2年度上郡町特別会計簡易水道事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第25号、令和2年度上郡町特別会計簡易水道事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。  日程第38、議案第26号、令和2年度上郡町下水道事業会計予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 予算のどこというわけではないのですが、令和2年度より公営企業法の適用を受けます。これに対して、今後、未接続の家、いわゆる公共下水につないでいただいていない方への督促、ないしは接続をお願いするというのをどういった形で、改めて公営企業適用になってからどのような形でやられますか。 ○議長(梅田修作君) 上下水道課長。 ○上下水道課長(種継 武君) おっしゃっておられますように、従前からずっと未接続等々につきましては、広報等を使いまして、接続のお願いをしてきております。ただ、これからどういう周知をしていかなきゃならないかというのは検討中でございまして、できる限りのことはして、接続率を上げていきたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) これは工事費が要るものですから、当然、無理やりということは不可能なのもこちらも承知しておりますが、例えば、工事費が捻出できないのではないのだけれども、単独槽を入れてまだ公共下水に切りかえていないという家も結構あるわけです。ここらのことをきちっとやっていただかないと、何のために本管整備100%やっているのか、あまり意味がないと思うのです。  そこで、今回公営企業法の適用ということになったので、今までよりスムーズにやりやすくなったと思っていますので、そこらの督促というより、加入の促進をぜひお願いしたいと思います。これは意見で結構です。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第26号、令和2年度上郡町下水道事業会計予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。  日程第39、議案第27号、令和2年度上郡町特別会計公営墓園事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第27号、令和2年度上郡町特別会計公営墓園事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。  日程第40、議案第28号、令和2年度上郡町特別会計ケーブルテレビ管理運営事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  井口君。 ○9番(井口まさのり君) 今のこの基金積立金の合計金額を教えてもらえますか。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) 令和2年度の当初予算の積み立て予定を1,000万円としておりまして、2年度末で1億8,200万円を予定しております。 ○議長(梅田修作君) 井口君。 ○9番(井口まさのり君) 基金の運用は、一番いいところで運用していかなければならないとなっておるのですが、この基金の運用についてはどういうふうになっておられますか。 ○議長(梅田修作君) 会計管理者。 ○会計管理者(田渕幸夫君) 基金の運用につきましては、このケーブルテレビの基金だけではなくて、財政調整基金とかほかの基金を一括して、一括運用で利息が高い金融機関に預け入れをしているところでございます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) ページでいいますと、3ページ、歳入の分担金、加入費ですね。一応、新規で50件分ということで見込んでいるようなんですが、総務文教常任委員会の中とか、決算認定でも意見をさせていただいているのですが、アンテナで映る地域の方はケーブルテレビに入らないという傾向が見られるのです。そこを11チャンネル、えんしんネットがあるので、防災上の観点などもひっくるめて、加入促進というのを今年度改めてどのようにやっていかれる予定ですか。 ○議長(梅田修作君) 総務課長。 ○総務課長(塚本卓宏君) テレビが実際に電波で映るエリアにつきましては、これは毎年のことですが、キャンペーンということで、期間を定めまして、その期間のチラシとかを配布させていただきまして、加入促進を図っているところでございます。やはりケーブルテレビに加入するということはそれなりに負担がふえますので、これまでアンテナで見られていた住宅につきましては、やはりそれとの経済的な比較ということも当然出てきましょうし、あとは自主放送、それからテレビせとうち、こういう上郡町のケーブルテレビでしか見れないチャンネル、そういう特徴をPRしていって、少しでも加入をふやすように努力してまいりたいと考えております。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) これは意見で結構ですが、キャンペーンについては結構、ちょこちょこやられているのですが、逆にあまりやり過ぎると、オオカミ少年みたいになってしまって、あまり成果があらわれないのではないかと思っているわけです。  そもそもケーブルテレビになった経緯、総務省がやった経緯、アナログ電波からデジタル電波に変えることによって、空き容量を使った。各携帯電話会社もこの月末から来月明けに向けて、5Gというのが都心部で始まります。この流れはそのうち過疎地域も進んでくると思うのです。そういったときに、医療にも使えるとか、防災にも使えるというような観点のアピールをどんどんしていただいて、電波で映っておられる方にも加入していただくということを意見としてお願いしておきます。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第28号、令和2年度上郡町特別会計ケーブルテレビ管理運営事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立
    ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。                (13時48分)               休           憩 ○議長(梅田修作君) 再開いたします。            (13時50分)  ここで、日程及び議案の追加についてお諮りいたします。  ただいま各議員のお手元に配付いたしましたとおり、議案第29号、財産処分の件が提出されました。  この件について、日程第41として日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。               異   議   な   し ○議長(梅田修作君) 御異議なしと認めます。  よって、直ちに議題といたします。  日程第41、議案第29号、財産処分の件を議題といたします。  局長をして議案の朗読をさせます。  局長。 ○議会事務局長(前田一弘君) 議案第29号、財産処分の件。下記の財産を処分したいので議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により議決を求める。令和2年3月25日提出。上郡町長、遠山 寛。  記。1.土地の所在地、種別、上郡町赤松字ヤナ谷口1251番1ほか30筆。山林、原野。  2.譲渡予定面積、27万5,378平米。  3.譲渡の目的、未利用財産の売却のため。  4.譲渡予定価格、4,500万円。  5.譲渡の相手方、株式会社八木木材、代表取締役、八木浩明。 ○議長(梅田修作君) 議案の朗読が終わりました。  上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) それでは、議案第29号、財産処分の件について説明させていただきます。  本案につきましては、町が保有する土地の売却につきまして、その価格及び面積が議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第3条の規定に該当するため、提案するものであります。  このたび財産の処分を予定する土地の所在地は、赤松字ヤナ谷口1251番1ほか30筆で、譲渡の予定価格は4,500万円となります。譲渡の相手方が株式会社八木木材、代表取締役、八木浩明氏で、宍粟市の会社となります。  土地の利用につきましては、森林から木材を当該地へ搬入し、そこで燃料用チップに加工します。その上でバイオマス発電への出荷を計画されております。  次のページ、お願いします。対象土地の一覧表で、これが合計30筆の内訳でございます。2ページにつきましては、拡大図で黄色の部分が平地になります。青い部分はまだ山の形で残っている場所となります。  次の3ページをお願いします。  位置図になるのですが、373号線沿いの河野原橋の対面、円心駅の対面の土地でございます。現在、仮契約中でございます。以上、説明を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(梅田修作君) 提案理由の説明が終わりました。これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  本林君。 ○2番(本林宗興君) 1点お伺いしたいのですが、先ほど材木をバイオマス用のチップに変換されるということを説明いただいたのですが、これは建設廃棄物としての木材を扱われるのでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 廃棄物ではなしに、山から切り出した材木だと聞いております。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) ということは、県が進める森づくりなどの間伐材とか皆伐材を有償で引き取って、ここでチップ材にされるということですか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 事業内容はちょっとあれですが、買い取ってチップにすると聞いております。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) それから、今月初めにプロポーザルか何かで募集されていたと思うのですが、ほかに募集ありましたでしょうか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 先日の3月19日にプレゼンがありまして、そのときにはもう1社、合計で2社の応募がありました。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) もう1点、これ以前にプロポーザルして、応募の方があって、契約に至る寸前まで行っていたように報告は聞いているのですが、そのときの価格というのは公表できますか。以前の契約しようとしていました相手の価格は公表できますか。 ○議長(梅田修作君) 財政管理課長。 ○財政管理課長(前川俊也君) 最低価格を3,029万2,000円としておりまして、それを若干上回って、3,050万円ぐらいだったと思います。 ○議長(梅田修作君) 本林君。 ○2番(本林宗興君) これは意見で結構です。最低価格3,000万円のところ4,500万円で売却すると上程していただいたので、財政課の売却に向ける努力を評価したいと思います。これは意見で結構です。 ○議長(梅田修作君) ほかにありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               な           し ○議長(梅田修作君) ないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第29号、財産処分の件を起立により採決を行います。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。               全   員   起   立 ○議長(梅田修作君) 起立全員であります。  よって、議案第29号は、原案のとおり可決されました。  日程第42、閉会中の各委員会の継続審査及び調査についてを議題といたします。  各委員会の閉会中の継続審査及び調査については、それぞれの委員長から会議規則第75条の規定に基づき、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中に継続審査及び調査をしたい旨の申し出がありました。  お諮りいたします。  各委員長からの申出書のとおり、それぞれ閉会中の継続審査及び調査に付すことに御異議ありませんか。               異   議   な   し ○議長(梅田修作君) 御異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付すことに決しました。  日程第43、議員派遣の件についてを議題といたします。  上郡町議会会議規則第129条の規定に基づき、議員を派遣したいと存じます。  お諮りいたします。  皆様のお手元に配付しております議員派遣の記載のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。               異   議   な   し ○議長(梅田修作君) 御異議なしと認めます。  よって、別紙のとおり議員を派遣することに決しました。  お諮りいたします。  今期定例会の会議に付議されました案件は、全て議了いたしました。  よって、会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。               異   議   な   し ○議長(梅田修作君) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会は本日をもって閉会することに決定いたしました。  以上をもって、本日の会議を閉じます。  ここで、町長から閉会に当たり御挨拶の申し出がありますので、許可いたします。  遠山町長。 ○町長(遠山 寛君) 3月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本定例会におきましては、人事同意案件をはじめ、条例制定、令和2年度当初予算など追加議案を含め合計32件の案件につきまして慎重に御審議を賜り、全て可決いただきました。まことにありがとうございました。心より厚く御礼を申し上げます。本会議、並びに各委員会において議員各位から賜りました御意見や御指導につきましては、今後の町政推進に十分に考慮させていただきます。  施政方針でも申し上げましたとおり、来年度は次期まち・ひと・しごと創生総合戦略及び、第5次総合計画後期基本計画の策定を予定しております。地域活力を守り育てるための布石としたいと考え、引き続き効率的、効果的な行政運営を図りながら、未来の人づくり及び未来への基盤づくりのための施策を中心に、町が抱えるさまざまな課題に真摯に向き合い、町の将来像に掲げた豊かな自然に恵まれ、元気で人情味あふれる安全安心な住みよい町の実現に向け、全力で町政運営に努めてまいります。  そのために、引き続き国県をはじめとした関係機関との協力関係を強めながら、議員各位と総合的に議論し、町の進むべき方向について決定していきたいと考えておりますので、今後ともさらなる御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。  WHOがパンデミックを表明した新型コロナウイルス感染症は、いまだ収束に至っておらず、東京オリンピック・パラリンピックの開催が延期されるなど、あらゆる方面に大きな影響を及ぼしております。  当町では、3月2日に対策本部を設置し、小中学校の臨時休校をはじめ、公共施設の休館、イベントの中止など感染拡大の防止に取り組んでおります。幸い、町内において感染者の確認はされておりません。引き続き、国内外の状況を注視し、町民の皆様の安全安心を確保するため、職員一同気を引き締め、万全の体制で対応していきます。  春の訪れは聞かれ、日増しに暖かくなってまいりましたが、季節の変わり目でございまして、何かと体調を崩しやすい時期でもございます。議員の皆様におかれましては、十分に御自愛くださいまして、御健勝でお過ごしくださいますよう御祈念申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。  ありがとうございました。 ○議長(梅田修作君) これをもって、令和2年第1回上郡町議会定例会を閉会いたします。  閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る2月26日に開会されました今期定例会もただいま無事閉会の運びとなりました。議員各位には、同意案件、条例改正、及び令和2年度当初予算など当面する町政の重要案件について終始極めて慎重に御審議をいただき、無事議了いたしましたことは、これひとえに議員各位の御協力のたまものであり、厚く御礼申し上げます。  また、町長をはじめ執行部の皆様には、審議に際し、いろいろと御協力をいただき心から感謝申し上げます。今期定例会において、各議員が指摘された事項については、今後の町政運営に十分反映されるようお願いいたします。  さて、中国に端を発した新型コロナウイルスの感染拡大が全世界に広まり、我が国においても感染拡大防止のため学校への臨時休校要請や特別措置法の改正も行われてきたところであります。  また、オリンピックの開催にも影響を与えており、今後、経済に対する影響についてもどこまで深刻なものとなるのか、大変心配な状況にあります。  そのような中、当町の新年度予算が成立しました。今後とも内外ともに厳しい状況が続くとは思いますが、町長並びに職員におかれましては、迅速かつ的確な対応により町民の安全安心のため万全を期していただくよう、よろしくお願いいたします。
     議会といたしましても、緊急事態に対応するため、行政とも連携しながら職務に努めていきたいと考えております。どうぞ皆様、くれぐれも御自愛の上、本町のため御尽力いただきますことをお願い申し上げ、閉会の挨拶といたします。  御苦労さまでした。                    (14時05分)               閉           会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和  年  月  日             上郡町議会議長  梅 田 修 作             上郡町議会議員  井 口まさのり             上郡町議会議員  山 本 守 一...