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令和元年第7回定例会(第2日12月10日)

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  1. 市川町議会 2019-12-10
    令和元年第7回定例会(第2日12月10日)


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    令和元年第7回定例会(第2日12月10日)   令和元年第7回(第482回)市川町議会(定例会)会議録(第2日)    令和元年12月10日 〇応招(出席)議員   11人 ┌───┬─────────┬────┬────┬─────────┬────┐ │議員 │         │    │議員  │         │    │ │   │  氏名     │ 備考 │    │  氏名     │ 備考 │ │番号 │         │    │番号  │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 1 │ 内 藤   亘 │    │ 7  │ 中 尾   武 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 2 │ 前 川 好 文 │    │ 8  │ 中 野 史 子 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │
    │ 3 │ 山 本 芳 樹 │    │ 9  │ 正 木 幸 重 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 4 │ 重 里 英 昭 │ 欠席 │ 10  │ 髙 橋 昭 二 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 5 │ 本 間 信 夫 │    │ 11  │ 中 岡 輝 昭 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 6 │ 堀 田 佐  │    │ 12  │ 長 尾 克 洋 │    │ │   │         │    │    │         │    │ └───┴─────────┴────┴────┴─────────┴────┘ 〇不応招(欠席)議員   1人   4番  重 里 英 昭 〇議事に関係した事務局職員   局長      岡 本 勝 行      係長      柴 田 裕 也                        主査      後 田 かおる 〇会議に出席した職員及び委員   町長      岩 見 武 三      建設課長    仲 井 正 昭   総務課長    竹 内 勝 史      地域振興課長  広 畑 一 浩                        会計管理者兼出納室長   企画政策課長  内 藤 淳 一              平 井 真由美   税務課長    内 藤 克 則      下水道課長   後 藤 範 一   住民環境課長  坂 本 和 昭      水道局長    平 井 康 行   健康福祉課長  前 川 勝 彦      教育長     山 下 茂 樹   健康福祉課参事保健福祉センター所長           羽 室 佐由美      教育課長    高 橋 幸 子 議 事 日 程 日程第1.   議案第57号ないし第69号 〔一括質疑・質問・委員会付託〕       午前9時30分開議 ○議長(長尾 克洋君)  皆さん、おはようございます。早朝より御参集賜りありがとうございます。  本日、4番、重里英昭君より欠席の届けが出ております。  ただいまの出席議員は11人で定足数に達しておりますので、市川町議会を再開し、これより本日の会議を開きます。  日程に先立ち、御報告申し上げます。  地方自治法第121条第1項の規定により、町長、教育長ほか補助職員の出席を求めております。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。よろしく御協力のほどお願いいたします。  これより日程に入ります。 ◎日程第1.  議案第57号ないし第69号について一括質疑に入ります。  この際、お諮りします。会議規則第61条の規定により、町の一般事務に関する質問もあわせて許可したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  なお、本日の質疑、一般質問は、会議規則第63条において準用する同規則第55条の規定にかかわらず、同一の議題につき2回を超えて質疑質問を許可いたします。ただし、発言時間は同規則第56条第1項の規定により、答弁も含めて1時間以内に制限します。  まず、通告による質問を行います。  6番、堀田佐君の質問を許します。  6番、堀田佐君。 ○6番(堀田 佐君)  皆さん、おはようございます。議席番号6番、堀田佐でございます。  もう師走といえば何となく心せわしく正月が日増しに近づいてきますが、理事者の皆さんにおかれましては毎年のことながらこの時期になりますと次年度への予算編成に大変御苦労なことだと思いますが、市川町のために頑張っていただきたいと思います。  それでは、事前に議長の許可を得て通告いたしております質問を行いますので、よろしくお願いいたします。  まず、1番目に議案第57号についてお尋ねいたします。  市川町行政組織条例の一部を改正する条例について、具体的な説明をお尋ねいたします。 ○議長(長尾 克洋君)  6番、堀田佐君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  おはようございます。  堀田議員の質問にお答えをしたいと思います。  今回の市川町の行政組織条例の一部改正につきましては、現在実質的に庁舎内の健康福祉課と業務を分けて事務を行っております保健福祉センターに一つの課として機能を持たせることでこれまで以上に効率的に事務処理を執行させ、意思決定の迅速化が図れるように見直すものでございます。  まず、健康福祉課全体の現状といたしましては、庁舎内に民生委員・児童委員関連の業務、児童手当、心身障害者関連業務高齢者福祉業務などの業務を行っている福祉係、国民健康保険後期高齢者医療助成事業などの業務を行っている国保、医療の係、介護保険計画、介護保険者資格管理、介護保険の賦課徴収、介護相談業務などの業務を行っている介護係の3つの係で正規職員10人、嘱託・臨時職員7人の合計17人、うち1名は育児休業中ですが、の職員を配置をいたしております。  また、保健福祉センターでは健康増進事業、特定健診、妊婦健診、予防接種、母子保健事業、また本年度から新たに子育て世代包括支援事業を実施している健康係と介護予防ケアマネジメント介護予防通所事業などを実施している地域包括支援センターの2つの係で子育て世代包括支援事業などの業務量がふえたために保健師2名を新規に採用し、正職員9人、嘱託・臨時職員8人の合計17人、うち1名は育児休業中ですが、の職員を配置しております。健康福祉課全体では、5つの係、34人の体制で教育課に次ぐ多くの職員を配置をいたしております。  課題といたしまして、業務内容、相談内容、決裁等が多岐にわたっているために業務内容、決裁内容の全てを1人の課長で把握することが困難な状況になっております。  平成30年の4月から保健福祉センターの課長級の健康福祉課参事保健福祉センター所長を配置し業務を執行しておりますが、業務内容が広範多岐にわたっている上、保健福祉センターの事務所が本庁から離れているため健康福祉課長との協議、決裁などの時間がかかり、現状では効率的な事務執行が困難なそういう状況であります。  この現状の課題を改善するために、健康福祉課と保健福祉センターを分課することによって介護保険事業などの連携が必要な業務はこれまでどおり綿密に連携し合いながら、庁舎内の健康福祉課と保健福祉センターの両課がそれぞれに新たな行政需要や課題に迅速に対応し、ますます複雑多様化する住民ニーズに応じた行政サービスのさらなる充実を目指して組織を見直すものであります。  なお、施行日につきましては、教育委員会の行政組織の見直し時期である令和2年1月1日に合わせることで役場全体の組織改革の時期が住民にとって理解しやすいものとなり、新体制へのスムーズな移行が期待できるものと考えております。以上です。 ○議長(長尾 克洋君)  堀田佐君。 ○6番(堀田 佐君)  ありがとうございました。  次に、2番目の公共施設跡地についてお尋ねいたします。  幼稚園、保育所の跡地について、町内にそれぞれの場所と何カ所あるのかを、また今後の対策はどのように考えておられるのか。例えば若者が入居しやすい施設にして、販売単価を下げるか補助金を出すことを考えてはどうですか。お尋ねしたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  教育課長、高橋君。 ○(教育課長)  おはようございます。  それでは、堀田議員の御質問にお答えします。  本年4月より保育所と幼稚園をこども園に移行しましたので、現在町内には閉園した幼稚園が2園、閉所した保育所が3所あります。  当時の名称で申し上げます。  幼稚園は近平にあります甘地幼稚園、鶴居にあります鶴居幼稚園です。保育所は北田中にあります川辺保育所、下牛尾にあります瀬加保育所、神崎にあります鶴居保育所です。また、幼稚園、保育所以外にも子ども・子育て支援施設としていずれも閉所していますが、小畑にあります地域子育て支援センター、澤にあります児童コミュニティセンターがあります。この7施設は、いずれも解体することになっております。今年度は甘地幼稚園、地域子育て支援センター、川辺保育所の解体工事を進めており、現時点で建屋のほうは全て解体が終了しております。令和2年度から3年にかけて残りの4施設を解体する計画となっております。  次の用途につきましては、今年度、甘地幼稚園は甘地小学校の駐車場、地域子育て支援センターは公民館の駐車場として用途が決定しております。この後、順次工事に入ってまいります。  私のほうからは以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  企画政策課長、内藤君。 ○(企画政策課長)  皆さん、おはようございます。  続けて御質問にお答えします。  残りの5施設の跡地の今後の対策でございますが、宅地造成が望ましい跡地につきましては、町の将来的な人口減少対策にもつなげるために若者が購入しやすい条件で宅地を販売するということは非常に大切だと考えております。
     また、議員から御提案のありました販売単価や補助金につきましては、宅地の購入を検討されている方にとっては重要なポイントになりますので、より魅力的な条件を打ち出せるように若者世代に対する経済的負担軽減とあわせて今後検討していきたいと考えております。以上です。 ○議長(長尾 克洋君)  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  おはようございます。  堀田議員の補助金についてお答えをさせていただきます。  補助金につきましては、現在、若者定住促進住宅取得奨励金という形で交付をしております。現在の制度につきましては平成29年度から実施しており、今年度末までとなっております。現在、次期総合戦略で策定中であり、その中で今後継続するかどうか、また継続するのであれば金額をどうするのかも含めて協議をさせていただきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  6番、堀田佐君。 ○6番(堀田 佐君)  補助金のことなんやけどね、神河も補助金出しとるんやね。聞くところによると、市川町は補助金50万ほど出して、神河のほうは100万から補助金を出しとるいうことも聞いとんやけども、いろいろと工夫をして販売して、個人のものになったらまた税金でお金をもらえるという形になってくるけど、そうでなかったら、販売ができなかったら10年ぐらいすぐ来るさかいね。そうすると、一つも若者は住まれへんわ税金は上がっていけへんわ、そういうことになるんで、いろいろと工夫して近隣に、福崎のことはわからんのやけども、神河はずっとその住宅地がよけできていきよんのや、建てていきよるがね、そういうことを一遍参考に尋ねて、神河がしとるからそのとおりせえとは言わんけども、やっぱりええことはまねてほしい。こういうことをお願いしたいと思います。どうですか。 ○議長(長尾 克洋君)  企画政策課長、内藤君。 ○(企画政策課長)  確かに若者にとって安価で購入できるというのは大変重要なポイントとなっておりますので、若者定住促進、今後、今見直しております総合戦略のほうでも考えておりますので、全体的に考えて若者が取得しやすいような条件を考えていきたいと思っておりますので、補助金だけでなくほかのメリットも考えていきたいと思っております。以上です。 ○議長(長尾 克洋君)  6番、堀田佐君。 ○6番(堀田 佐君)  課長、10年ぐらいすぐ来るんやね。ほな10年間の税金をもらう金額いうたら大きいと思うんやね。そやから少々補助金出してでも、またできることなら単価を下げてでもね。  こんなことを聞いたことがある。どの課長から聞いたんか忘れてしもうたけども、改定していろいろとお金入れとるわね、潰し賃とかいろんなことに金を役場は入れとるんやと。それを金を動かそう思うたらこういう金額になるんやということで結構やけど、千原なんかやったら500万からやったと思うんやね、確かに。若い子が500万で土地を買うて、そこから家建てよう思うたら大きな借金をせな、まるっきりの借金もしないやろうけども、大きな多額な借金を背負うて世帯を持たないかん。こういうケースになるんで、できるだけ販売単価も下げられるとこまで下げたり、補助金もどこまで出せるんか、そこをよう工夫して、一つでも若者をよそへ、都会のほうへ行かさんように、居住してもらえるような方法、対策を考えてほしい。このことを要望しておきます。この問題はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。  次、3番目にいじめ防止対策についてお尋ねいたします。  教育長が就任されてから3年が過ぎましたが、就任以来本日までに小・中児童生徒の学校生活でいじめ問題が発生したことがありますか。もしあった場合、教育長はどのような防止対策を考えておられるのか。教職員との連携をお尋ねいたします。 ○議長(長尾 克洋君)  教育長、山下茂樹君。 ○教育長(山下 茂樹君)  皆さん、おはようございます。  堀田議員の御質問にお答えします。  いじめの件数は、平成29年度、小学校で37件、中学校6件、合計43件。平成30年度、小学校27件、中学校12件、合計39件。令和元年11月末現在、小学校43件、中学校6件、合計49件となっております。いずれも適切に対応しております。  いじめの件数が増加しましたのは、教員に小さないじめも積極的に認知するよう指導をしているためではないかと思っております。  いじめの防止対策につきましては、教育委員会は毎月校長会、教頭会でいじめの状況報告を受け、適切に対応するよう指導しております。  また、各校から毎月児童生徒の問題行動と件数表が教育委員会に提出があり、いじめの詳細についてもいじめの状態であったり学校としての対応等の報告があります。  また、年に1回市川町いじめ問題対策連絡協議会を開催し、いじめ防止等に関係する機関及び団体の連携を推進し、関係機関相互の連絡調整を図っております。  各学校での対応ですが、各学校ではいじめの早期発見、早期対応、未然防止に心がけております。毎月いじめを含む生徒指導上の問題について、情報交換及びその対応を協議し取り組んでおります。年3回程度、生活アンケートを全児童生徒にとりましていじめの兆候がないか調査し、各担任がそれをもとに面談をしています。また、毎日日記等で子供の悩み等を把握し、迅速に対応しています。  授業におきましては、複数の教師で授業をできるだけ行いまして、児童生徒の様子を観察しています。小学校におきましては、教師は子供たちだけにならないように休憩時間にも子供と一緒に遊んでおります。中学校におきましては、休憩時間に教室や廊下で生徒の近くに教師がいるようにしております。  研修に関してですが、いじめの対応研修につきましては、4月当初の教職員研修会で教育委員会から具体的な対応を説明しています。また、各校への学校訪問で授業参観後の研修会でもいじめの未然防止対策について指導しています。特に特別の教科、道徳や特別活動等で思いやりの心、人権尊重の心を育てる取り組みを推奨しています。  また、県教委主催のいじめ防止の研修会に校長、教頭、生徒指導担当等が参加し研修を深め、研修内容を他の職員に周知しております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  6番、堀田佐君。 ○6番(堀田 佐君)  丁寧に説明していただきましてありがとうございました。  私が思うのは、これは私ごとかもわかりませんけども、自分らの子供の時分は担任の先生が小学校の場合やったら1人。教室が授業中にならんと先生も入ってないわね。今は何人かが入られとると思うんやね。子供の人数も少ないわけやね。そやから先生が子供を見張るというか、そういう目がよう行き届く状態になっとると思うんやね。ところが、一日に最低2回ぐらいな声はかけておられるんやろうか。子供にはやっぱり声かけが必要なんやね。自分らの子供の時分やったらね、よう勉強のできる人とか親が学校の先生とじっこんにしたり、そういうえこひいきなとこが正直なとこありよったんやね。そやからそこの家の子供は先生からへらへらほじゃほじゃと言うてもらえよったんやね。ところが、そうでない子は一日に一口も先生に声かかったこともなければ物言うたこともない。そういう子はやっぱり悪さする。どこに持っていくんかいったら、やっぱりいじめしたり悪いことしたり、そこへ自分の気持ちを持っていくわけやね。そういうことがやっぱりあるんで、今の先生はそういう指導はされておるんやろうか。教員に連携をどのようにとっておられるのかいうのは、それを聞きたかったわけやね。ちょっと一遍そこを答えてください。 ○議長(長尾 克洋君)  教育長、山下茂樹君。 ○教育長(山下 茂樹君)  先ほどの堀田議員の御質問にお答えします。  私ら校長会でも、教員が授業はもちろんカリキュラムに沿って授業をするんですが、それ以外の時間でも、清掃の時間であったり給食の時間であったり、それはできるだけいろんな子供、多くの子供にも声かけするいうことはそれは常々言っております。私も教員時代、当時は45人学級でしたけども、この子はきょう話したな、この子は、多少多い少ないはあるかもしれませんが、全員の子供ときょうこんな会話を交わしたないうのはメモをとり、もしも少ない場合はあしたは多い目に話ししよう、声かけようということは常々やってきましたし、そのことは校長会を通じて不十分な場合があるかもしれませんので再度徹底していきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  6番、堀田佐君。 ○6番(堀田 佐君)  今の先生はそういうことはしてないと思うけども、先生そのものが子供をいじめかけるときがあるさかいね。今の先生はそういうことはしてないと思うけどね。そういうことにならさんように、それはもう教育長さんの注意というんか教育長から言うていただかんと、保護者が言うていってはまた逆行になるさかいね。そやけど先生が子供のそういう色目で見るとかいうようなこともなきにしもあらず、今もあると思いますよ、正直な話が。はっきり私は見てないけど。そういうことがあるかないかよう確かめて、やっぱりきちっとして、子供がかわいそうやからね、そういうことにならんようにようお願いしておきます。  では、次に次期ごみの処理施設建設用地の件についてお尋ねいたします。  3町が次期ごみ処理施設を福崎町の田口で計画されておられますが、建設用地について市川町地元を含めた近隣の住民からいろいろと厳しい苦情が多くあると聞いておりますが、この件について市川町長の立場で考えた今後の対策と見通しを町長にお尋ねいたします。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  現在進めております次期ごみ処理施設の候補地の田口ということで進めているわけですけれども、周辺地区に説明を行ってきました。議員の御指摘のとおり、いろいろと厳しい意見をいただいております。  私としては、この候補地はもちろん、候補地周辺の地域の皆さんの御理解、これがなければこの事業を強引に進めていくというそういうことは困難であるというふうに考えております。したがって、私のそういう思いといいますか意見については3町長、また管理者会議でそういった旨をしっかりと述べさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(長尾 克洋君)  6番、堀田佐君。 ○6番(堀田 佐君)  今、町長が答弁されたことは、まだ言うてないということやね。これからそういうことを訴えていきたいというそういう答弁だったと思うんですけど、どうですか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  これまでにあった会議の中でも、そのことは申し上げております。これからもあると思いますが、その中でもそういった意見を述べていきたいというふうに思っております。 ○議長(長尾 克洋君)  6番、堀田佐君。 ○6番(堀田 佐君)  11月の21日でしたか、この件について3町長が寄られたことがあると聞いておるんですけど、そのときはどんな状態でしたですか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  そのときは、福崎町の説明が終わって福崎町の様子が報告をされました。それをもとにしていろいろ協議をいたしましたけれども、厳しいという状況についてはお互いに確認をしながらですが、結論にまでは至りませんでした。 ○議長(長尾 克洋君)  6番、堀田佐君。 ○6番(堀田 佐君)  これね、町長、早くせんと、決めていかんといつまでも引っ張ったらええんと違うし、福本のあれはもう年数も決められとるんやけえね。そういうことになったら後々ずるずる何や延びてしもうて、もうどうにもできへんやからどないぞせいとごり押しでするんじゃないですか、そういうケースが私はあると思うんやね。そのケースは町長やら神河の町長もごり押しはしないという言葉は聞きましたんやけどね。やっぱりそういうことになると各町から負担金出さんなんわね。我々としてそれが賛成できるかできらんか、そういうこともやっぱり市川町の町長として考えてほしい。どうですか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  先ほど言いましたように、私の立場は今言ったように地元区の理解がない中で強引にやることはできないということでそういう立場を申し上げるという中で、3町長あるいは管理者会議の中でそういう方向が出るのかどうか。それは今協議中ですけれども、しかし今言われたようにいつまでもこの問題を延ばして候補地が決まらないというふうなことになれば、今言われましたように次の時期が決まっておりますので、その前の建設から考えればいつまでもこれを延ばしていくことはできないというふうに思います。  したがって、私としては何とか今12月議会中ですけれども、どこかで時間を見つけていただいて協議の場を持てるようにというふうに申し上げているところで、年内あるいは1月中にはどちらにしても結論を出していかないと次のことがあるので、私の立場としては何とか12月あるいは1月中にはどちらになろうと結論を出していただきたいということでのそういう会議を開いた折、要望をしていきたい。その中で、先ほど言いましたような立場でお話をさせていただこうというふうに思っております。 ○議長(長尾 克洋君)  6番、堀田佐君。 ○6番(堀田 佐君)  これは私ごとで、答弁はもう要りませんからね。あんまりこれは言いたくないんですけど、一つの例え事だと思って今聞いてください。  3月に入ったら来年度の予算をつくっていかなしゃあないね、予算編成していく。いうときには、やっぱりこの件についての予算を考えていかなしゃあない、建設する。いうたら私とこの負担金いうのか、そういうこともあろうかと思うさかいそれも考えていかないかんだろうと。それが一つあるのと、それで気がせけるということと、それからこれも例えの言葉なんですけど、隣の柿の木が、町長聞いてくださいよ、隣の柿の木が垣根を越えて我が家に入ってきて家の瓦を揺さぶって軒先を傷める。収穫した柿の実は隣のもので、家を傷められた方は黙っているでしょうか。住民はこういうふうに今判断するわけやね。私もそう判断しますよ。そやから声を強く上げて、両町長に。これどういうことを言うてるか、わかってますか。わかってくれますか。2億の金があっちへ入るんですやろ。そやからそれが柿の実と私は表現しとんのやね。そういうことを、私は住民の一人としてそういう見方を見えます。そやからしっかりと市川町の町長として、自分とこの軒に入ってきてそれで家傷められよるのに黙っておる。こんなことは恐らくないと思うんですけども、そういうことを強く要望しておきますんでよろしくお願いいたします。  これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(長尾 克洋君)  6番、堀田佐君の質問は終わりました。  暫時休憩します。再開予定は10時25分とします。      午前10時08分休憩      午前10時23分再開 ○議長(長尾 克洋君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、2番、前川好文君の質問を許します。  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  皆さん、おはようございます。議席番号2番、前川好文でございます。議長のお許しを得て、通告による一般質問を行います。
     まず、1点目は議案第57号について、市川町行政の組織条例の一部を改正する条例についてお尋ねいたします。  どのような経緯で保健福祉センターを行政組織の見直しをされたのか、詳細な対応をお尋ねいたします。  ところで、先ほどの堀田議員からこの質問がありましたので、町長のほうからあらかたのお話を聞いておりますので、私はそのことについてはあんまりいいかなというところでもあります。  でも町長のほうで聞きたいのは、保健福祉センターに参事を30年から据えということですけれども、これはなぜ参事を据えられたのかちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  前川議員の御質問にお答えしたいと思います。  平成30年4月に大課制から分課する機構改革を実施した際に、健康福祉課は正規の職員、臨時職員、嘱託職員合わせて31名の職員という大きな所属となっております。それぞれの職員が持つ業務内容の全てを1人の課長で掌握するのは困難であるというふうに判断をいたしまして、保健福祉センターに参事として課長級を配属することで議会対応など一定の負担を軽減するということで、参事を置かせていただきました。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  ありがとうございます。  そしたら、また町長にお尋ねいたします。本来なら、今回その設置条例の中で2つに分けるということでございますが、大課制というのはよくわかりました。確かに人員多くおられますんでその中で。ところが、このきょう現在まで参事がおられる中で、決裁は大概、健康福祉課の課長一任で、そこへ全てのものが来て決裁されている。町長のほうに報告とか、いろんなことがその中でというふうに聞いております。この辺のところ、それじゃほんならその参事を置くのにはやはりこの2つに分けてから、完全に課長を配置すべき、職員を参事に昇格させるんなら、組織を結局本格……。ちょっと待ってください。ともかくその参事を置くなら、健康福祉課とそこを分けるというそれを条例に先上げて、そしてその中で決まってから参事を置くのが当然じゃなかったかなというふうに思うんです。  教育委員会が今2つに分けようという話も出ているそうですが、その中でもやはりその中では課長が今はいません。1人です。そういう中でそれが順序ではないかなと思うんですけれども、なぜその中で30年にそのことがあったから、話が出た、2つに分けたいという話があった、大課ということもあったということですが、その大課であるなら分けてから当然参事なりほかをつくるべきではなかったか。先そのものをつくっておいて何があったのかな、その辺のところをちょっと詳しく教えていただきたいんですけれども。ただ大課だったということだけじゃなくして教えていただきたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  その時点では、1人の課長で掌握できないということで議会対応を含めて軽減をするということで参事を置いたということでして、今回は子育て世代の包括支援事業等さらに業務がふえてきておりますので、課を分けて決裁権を与えるということにしたわけでございます。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  それは2つに分けて後からというのは、実際私たち、町民にしても、当然その条例もないのに参事を置いた、それは分けなければならなかったと言われるかもわからんけども、これは誰が考えても先に参事なり課長なりを置いて、そしてその後で課を2つに分けるということはこれもってのほかと思いますよ。実際にどこの場所へ行っても、そんなところは絶対例がない。それがあるなら、もしそれが構わんというんであれば、教育委員会も確かに業務持ってはる。その中でそれなら事前に分けて、課長なり参事なり置くべきじゃなかったんですか。それは置かない。後から課を分けてからやりますということ。それがちょっと矛盾しているんじゃないかなというふうに私は思っております。  それで、その分についてはそういう考え方があるんでちょっと言っておきます。それはもうよろしいです。  そして、2番のほうに入りたいと思います。  昇格試験についてということで、昇格試験が前の岡本町長のときから実施された。そして4年間ほどはやられました。その中で、昇格試験を受けた方、受けない方も私も実際聞かせていただきましたが、名前までは聞かせていただいておりません。ただし、何名かというのも聞かせていただきました。その中で、この今誰が参事かいうたら今わかるんですけど参事になられた。その方が受験されたのかされてないのか。そして、どういう考え方で町長が参事を選ばれたのかということもちょっと聞かせていただきたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今の保健センターの参事ですか。 ○2番(前川 好文君)  はい。 ○町長(岩見 武三君)  参事が試験を受けたかどうかは承知をしておりませんけど、受けてなかったかもわかりません。その点については以上です。  ごめんなさい、もう一つ何やった。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  その30年に試験があったことは事実だと思います。そして、それまでにあったと思いますよ。24年実施の分であって、それが一番最初だと思います。その中で、その当時から試験を受けて昇格するという格好が4年間続いた。その中で、30年というのは実質試験もあったはずです。その中で受けてない。そしたらなぜ受けなかったのかということ。それをなぜ町長がその昇格試験を廃止して、そしてほかの方法で決めようということになったのかというところの経緯も教えていただきたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  昇格試験を廃止ということにつきましては、従来からも選考による昇任が行われていたというふうに思います。平成24年から27年の間については、係長、課長補佐、課長の登用に際して面接あるいは作文等の試験を実施をしていたというふうに思います。  試験制度を廃止した理由としては、28年度から職員の任用については人事評価の評価結果による能力の実証をもって行うことが可能というふうになりました。これが一つの理由でありますし、また24年に試験制度が導入されたとき私も議会におったと思うんですが、十分な説明もない中でかなり早急に実施されたというふうなこともあって職員の不信感もあったのかなというふうなことも思いますが、どんな理由で辞退をしたかはわかりませんけれども、かなり試験を辞退するそういう結果になりました。  市川町100名ほどの職員ですので、試験を受けることを辞退していくということになれば副課長等への昇格をしていくということが困難になって、組織的に成り立たなくなってくる。その前2年ほども試験されてますが、副課長は合格はゼロであったのかなというふうに思うんですが、そういうことになっていくとこんなちっちゃな町ですので組織的に成り立たなくなるということもありますし、そういう人事評価制度もできましたので、試験でなく昇任という判断をさせていただいて試験制度はなくしたということです。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  ありがとうございます。  それでは、ほんなら実際にこれ岩見町長になられてから、27年と今、岩見町長のときにやられてたと思うんです。そのときには一度は昇格試験を行っておられますね。そしてそのときに、実際のところ24年には係長ですか、のところの昇格試験では6人が受けてます、6人対象者数。そのときに当時受けられる人が6人、受ける権利があるでしょうという方が6人で、その中で受験者が6人全員受けておられます。その中で合格者1人。そして、今度は一番最後となった27年が9名おられた。9名の中で5名が受けられた。そして5名合格しておられます。今、町長が言われたゼロでしたというのは、これは保育関係のところだけじゃなくて、これは試験受けてないからでしょう。そして26年の実施には副課長昇任試験に対して、対象者が9名いるにもかかわらず1名しか受けてない。そしてゼロ人でした。1名受けて1名が不合格だったという話。それを今町長が言われたと思うんですけども、その後でのことが27年には5名が受けて5名が合格。そして、課長補佐に対しては13名資格者がありながら5名が受験した。その中で合格者5名です。そやからそんなに比率は悪くない。今、町長が言われたようにこの100人の体制の中で課長昇任、副課長昇任、参事昇任、そういうものが本当になってもらえる人がいないという感覚に私は見えないと思います。  そして、実際に職員であるならその昇格試験があった場合、行政が決めてやったものを職員としてやるべきではないでしょうか。普通の一般企業であれば、会社側がその昇任試験を受けなさいとなれば絶対に受けるはずですよ。そして場所をかわって次のところへ転勤しなさいと言われても、紙1枚で必ずオーケーですよ。そういうのが本当の職場じゃないですか。それが役場の市川町の行政の中が緩みがあるから、受ける人がいないんだということになってくるんじゃないんでしょうか。その辺のところはちょっと町長のほうで考えていただきたいと思いますけども、いかがでしょうか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  職員がどういう理由で受けなかったというのはそれぞれ理由はあったと思いますが、現実に今言われたように最近若者の中では試験を受けないというふうな人たちもほかの職場でもふえてきているというふうには思いますけれども、試験をどんな理由で受けなかったかわかりませんので、受けるそういう制度があれば受けるべきでしょうけども、受けないというのもその人の考え方なので、それを今私がどうこう言うことはできないと思うんですけども。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  それは町長さんが言われるように、受ける受けないは本人の意思と思います。だけど、そしたらそれ以降に受けてない人が昇格している人がおられますか、それともおられませんか。そして、受けた人が後に残って昇格してないということはないですか。その辺の町長、実際に昇格試験を真面目に受けました。私は受けたくないから受けませんでしたという人の、その辺に不公平さが出てくるんじゃないでしょうか。その辺のところをお聞かせください。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  受けて不合格になった人もあったのかなと思います。今回、28年に副課長に登用した人は試験を受けていなかったかもわかりません。かつて副課長に25年受けて合格した人は副課長になってると思うんですが……。24年の実施で受けた人は副課長になってると思います、合格した人はね。25年、26年には合格しておりませんので、副課長にはそのときは登用されてないと思います。27年には副課長に登用していますが、その人は試験を受けてなかったかもわかりません。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  だから今私が言ったのは、試験を受けていなかったかもしれませんという方が昇格したと。そして実際に真面目に試験を受けました、合格しましたという方がおられますよね。その方々は事前にそれならば、例えば26年で13名のうち係長級は8名が受けられました。その中で7名が合格しています。この7名は昇格したのかしないのか。それ以降の方が、その試験も受けてない方が同じように昇格されたのか。同じときに試験を受けたけども昇格しなかった、試験受けてないけども昇格しましたというのではちょっとおかしいんじゃないかなと。そこを尋ねてるんですよ。今、町長が言われたのは受けてないかもしれませんとか、こうかもしれませんじゃなしにこうだったという答えがいただきたいですけど、いかがでしょうか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  26年に今言われたのは7名の合格、これは係長級ですので、この方が今度課長補佐に上がっていかなあきませんけども、その方が副課長にはまだなってないだろうと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  それでは、ほかの課でも実際に参事もおられました。その参事をつくられたのは町長です。その参事をつくられたのは、何を根拠に参事をつくられたのか。今までなかった参事、町参事はおられましたけど、その後で参事ができました。次も今も保健福祉センターも参事という格好です。その参事という格好でなぜ上げていったのか。そういうところが実際に疑問視するところなんです。実際住民から聞けば必ず何かその人が、例えば試験を受けなくてもこの人は誰が見ても評価できますよと、100%というような方ならば別ですよ。だけど昇格試験は受けなかった。だけど参事に上がりました、課長補佐に上がりました、課長になりましたということがそれがまかり通っていっては、やっぱり行政としての中の行政の組織が本当に崩れるんじゃないか。誰か何か言えばできるんか、何かを言えばそこへ上がっていけるんかというか、仕事ができるできないは別じゃないかというそういう感覚にもなってしまうんで、その辺のところは余り時間もないので後日また質問しますけども、今回その辺でとめますけども、実際のところ町長、実際はせっかくあったそういう昇格試験があるんであれば、あったとおりにやっぱりそれはやっていくほうがよかったんじゃないかなという私の意見です。これは皆さんの意見どうかわかりませんけれども。  そしてその昇格するんであれば、やはり職員としてそこで仕事をするんであれば、上からの話で命令があって試験を受けなさいとなれば当然職員全員が試験を受けるべきじゃないでしょうか。それが当たり前じゃないかなというふうに思います。それが組織じゃないでしょうか。私は受けたくないから受けません、私は受けてでも上がりたいから上がります。当然それがあって当たり前じゃないかなというふうに思いますので、今後その辺のところをちょっと町長のほうで考えていただきたいなというふうに思うんです。よろしくお願いいたします。  それでは、この質問についてはこれで。次またその結果を見て、町行政の結果を見てまた質問なりにかえさせていただきます。  それでは次に移らせていただきます。次、3番の処理施設の件について、10月の本会議で町長が祭り明けに3町長で議論したいと答弁されましたが、どのように議論されたのか。今、堀田議員も質問されたからあらかたわかりましたけども、私が聞きたいのは神河の町長、また福崎町長のこういう話が出ましたよということを聞かせていただきたい。町長が今言われたのは、3町長で話したその意見は福崎町から何かがあったということだけだったので、話がありましたいうだけで内容が出てないのでその辺の内容を聞かせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  祭り明けということで、10月25日に3町長会議を行いました。その時点では、福崎町のほうでまだ説明に来てないところがあるということで、その説明に回るということで回られました。その結果を受けて再度説明をされて、説明が終わった後、11月の21日に再度3町長会議、管理者会議を開きました。その中では、福崎町の意見が厳しい意見が出されたという報告を受けて議論をさせていただきましたが、そういう状況の中で進めるのか、あるいは撤退するのかというふうなことについて議論をしましたけれども、結果としては結論には至らなかったということでございます。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  それは町長が今言われたようにわかりますけれども、今まで全くその10月25日と言われましたけども、その前の10月の本会議のときに私は行って必ずそれは話をしますということを聞いてますんで、その後の経過報告なりがもうちょっと早く報告があってもよかったんじゃないか。ここで質問されるよりも、やはり町長のほうからこういう話になっていまだ福崎町のほうもまだ話が決まってない、解決してないということがあるなら、そのこともやっぱり報告はしていただきたかったなというふうに思います。それが今出てこないから、きょうこういう格好になってると思います。  そして実際そのときに私、前のときにも言わせていただきましたが、白紙に戻してくださいということを言いました。というのは、一番点数が低いところがなぜそこになるのかというのが一番疑問視するとこなんで、必ず白紙に戻していただきたいということは町長、3町長10月ないし11月に寄られたときにそれは言っていただきましたでしょうか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  そのことにつきましては、私は周辺地域の理解が得られないまま強引に進めるということはできないという立場で申し上げておりますので、それはそういうふうにあとの2町の方も受けとめていただいているんではないかというふうには思いますけれども、私としては周辺、特に市川町の地域の方の理解が得られないまま進めることはできないんですという話は申し上げております。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  それは町長はそれを実際にその付近住民の納得してもらえない限りはできないと言われたということですけど、それじゃほんなら福崎町自体も福崎町の中から反対が出てるということを聞いております。桜のほうが反対です。そして、学校もあるということで学校側も反対。その隣の倉庫のほうも反対ということを聞いています。それに対して、福崎町はそれでも強引に行こうとしているのかしてないのか。今の答えは町長だけの答えであって、福崎町はまだ話、説明できてませんしか答えを聞いてないんで、福崎町そしたら10月25日にそれは言われた、付近住民に納得してもらう地を福崎町の中でまとめていくということですけども、その11月の21日に今度出はったときにはある程度の答えが出てたんじゃないかなと思うんですけども、その辺の福崎町の感覚はどんなんでした。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  福崎町も厳しいなということで町長も認識をされているというふうに思います。ただ、3町長でそれぞれの意見は出し合いをしましたけれども、じゃ白紙にするであるとか、あるいはこのまま進めるとかいうようなことについても議論をしましたけれども、結果としては結論が得られなかった。厳しい状況であるという、そういう情報交換をしてそういう認識には立ったけれども、じゃこのまま進めていこう、いや、白紙にしようというふうなことについての結論は得られずに、継続して議論するということになっております。
    ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  それじゃ10月25日からきょうまで何回出られたんですか。それでまだ結論が出てないという状況です。ただ単に日にちを延ばしてるだけなのか。それ日にちがないからという格好で言われておりながら、実際に何の進展もないんですと。ただ話はしました。それなら誰でも言うことであって、話はしたけど結果は出てません。それが何回続くんですか。今後そういうことばかりでは絶対に無理だと思います。早急に答えを出すべきだと思うんですけども、そしたら今は福崎町はそういう考え方。神河町の町長の考え方はどんな考え方だったか、それもお聞きしたいと思います。各町と言いながらも、神河町はこう言いましたよということは言葉を恐らくメモされてるか何かあると思いますので教えてください。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  別にずるずる延ばしてるということではないんですけれども、25日のときはまだ説明してないということで説明に回られて、11月の21日に会議を開いたけども結論は出なかったということでございます。  今言われました神河の町長はということですが、神河の町長は北部議会の中での質問に対しても皆さんの理解が得られることが大事やというふうに言われておりますので、理解なしに強引に進めるということについては、そういう考えを持っておられないだろうというふうには思います。理解が必要だという、そういう立場でおられると思います。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  わかりました。  それでは、ほんなら実際に進展しない、実際地元が協力してくれなければできないということが絶対的な条件だというんであれば、この10月25日から、そしてまた11月21日、3町長が寄られてその間に各地元に何かの連絡なりとって1回でもそういう説明はなされたんでしょうか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  結論が出ていない中で、そういう経過のことについての説明はいたしておりません。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  それは話が決まってないから経過説明できないという部分ですけども、やはり進捗状況いうのは地元の方もかなり気にしていますよ。桜の方にしても奥区にしても、実際にどうなっているんやと。今までの話でそのままいくのかというところはかなり不信感を持ってます。だったら、やはり住民を本当に納得してもらいたければ行政としてもっともっと担当なり誰かが行って説明するべきじゃないでしょうか。その説明はしないで、結果が出てからこれはここに決まりましただけで次は報告なんですか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  結果が出てない中で説明するというのもどうなんでしょうね、住民の方に対して結果が出てませんけど今こんなんですというんじゃなくて、やはり結論を出した中でこういう結論になったということで住民の方に説明をしていくというのが私は筋やないかなというふうに思います。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  それは結果が出てから何の説明するんですか。ここに出ましたと。それ紙1枚でできますよ。だけんその地元が本当に了解してくれたのかしてくれてないのか。ただ3町長が集まられて、ここに決めましたよと。それの事後報告じゃないですか。やはり経過報告を住民は待ってるんですよ。実際に住民はそれを聞きたい。だからどの方向に行ってるのか全然わからない状況で、今不安な状況の中でそのまま待ってる状況なんですよ。それはやはり途中の経過報告が必要ないということはおかしいと思いますよ。その中で、やはりいろんな話、その口論する中でまた歩み寄りの言葉が出てくるん違うんでしょうかね。それでなかったら、今の結果が出てから、そしたら今の田口に決まりましたよということだけで決められてしまって、それが3町長寄ってやりました。以前の10月の議会のときもその3町長の答えですという格好で出てましたけども、ああいう状況で点数の一番低いところでもここで決まりましたからというのは事後報告じゃないんでしょうか。本当にその場で話をして進めていって、地元に了解してもらうんだというのが行政じゃないでしょうかね。どうなんでしょうかね。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  田口でそのまま進めるのか、あるいはそうでない方向に行くのか。そのことの結論がある程度出ない中で説明のしようがないんじゃないか。結論出てしまって、もう田口に決めましたよと。じゃこれで納得してくださいという場合には、住民の方に説明する場合にもそうであるならば例えばどういうふうに説明をして納得していただけるのかという、そういったものもきちっとつくっていかないと説明ができないというふうに思っています。ただ、私としては、市川町の立場をしっかりと申し上げていきたいというのが今の私の気持ちです。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  そのとおりで、町長が言われるようなことわからないでもないですけども、ただし実際住民が待ってるのは途中の経過も知りたいんですよ。ただ田口でそこでということが決定じゃないということを今町長言われましたけれども、決定じゃなかってもどういう方向に行ってるのか不安視しているのは住民なんですよ。その住民に今こうですよ、今こういう話でまだ結果は出てない、今いろんなことでこうして検討して協議してますよということを知らせるだけでも住民の人は安心感が生まれるわけですよ。それも聞いてない、何にもわからない。本当に田口に決まってしまうん違うやろか、それの不信感が100%なんですよ。だからその辺のところの説明していただきたいと言っとるんですよ。だから町長が行けなければ課長なりがおられるし、係、担当の方がおられるんやから、その辺の説明ぐらいはやはり地元に対してもっともっと細かく説明してあげてほしいなというふうに思います。  そしてまた、ともかく市川町に潤うように実際にやってほしい。そして一番点数の低かったとこで当然そこでは決まらないものとは考えていますけども、決まった場合になぜかということになってくると思うんで、その辺のところは町長もよく考えていただきたい。そして福崎町、神河町の町長にもお話ししていただきたいし付近の住民のことも考えて、市川町の住民のことを優先すればやはり市川町の町長としてもっともっと強く出ていただきたい。今まではそうじゃなかったんじゃないかなと、言葉はきついけどそう思います。だからこういう1回でもう田口になってしまったんじゃないかなと。だから今後は絶対に福崎町、神河町が何を言おうと、市川町に持ってくる。市川町が点数の一番いいところがあるのに、それなのにそこへ持ってこずに向こうへ持っていったいうのは市川町の押しが足らなかったんじゃないかなというふうに思います。だから今後絶対それはやってもらいたい。そして神河町がどう言おうと、福崎町がどう言おうと岩見町長の考えで必ず市川町の住民がもっともっと潤うように考えていただいて、そしてまたそうすることによって実際雇用の問題も出てこようかと思います。今、神河町で今、あっちがあるのは、神河町の住民が多く働いておられますね。市川町からも行ってますけども。だからそういう考え方を見れば、やはり市川町に持ってきていただくのが一番妥当じゃないかなというふうに思っていますんで、だからその辺のところお願いしておきたいと思います。  そして、それについて今度次に当初の、どこでやるにしても予算の関係はどういうふうに考えておられるんでしょうか。田口でやる、例えばどこでやる、市川町でやる。そういう場所に関係なくやられる場合の予算の関係はどういうふうな考え方で、いいとか悪いとかいうようなことあろうかと思うんですけど、町長の考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  県への補助申請等があるんですが現在決まっておりませんので、補助申請等については来年度やり直すということにしております。まだ拡張にどれぐらいなということについての分については十分、候補地が決まってないんで、ただ決まってない中で予算云々ちゅうのはまだはじき出して、事務局の中では出てると思うんですが、私ちょっと承知していません。申しわけありません。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  予算の中で、実際にそれは町長今わからないと言われましたけれども、これだけここでやろうか、こうしようかということで大体の規模のものはやはり出てるはずなんですよね、おっしゃるものがね。1日何トン受けられるか、それプラント関係はわかってるはずなんですよ。そのことについて、全然予算、完全な予算は出てないにしても、幾らぐらいかかってこうなりますよと。例えば100億かかりますいうた場合、100億かかるその中で大体こういう割り振りですよとかいうことぐらいは、大体やはり一つの町のほうが負担するべきとこはどうなのかというぐらいは大体のところはつかまれておられて当たり前じゃないでしょうか。それが組合のほうではわかってますでしょということだけではちょっとね。  それじゃ組合のほうは幾らぐらいだということを誰かわかる人おられますか、関係の方。課長関係でわかるんじゃないでしょうか。 ○議長(長尾 克洋君)  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  前川議員の御質問にお答えをいたします。  当然これから考えております施設の建設自体の費用も、実際どれぐらいかかるかという話も協議の中では出ております。ただ、実際候補地がまだ確定をしていない中で、その敷地の形状等によって建物も変わってくるということもありますので、今具体的にこれぐらいはかかるだろうという金額はまだ今のところ持ち合わせてはおりません。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  それなら課長お尋ねしますけどね、今、場所、形状、土地によって建物が変わってくるというのはおかしいんじゃないでしょうか。大きさはこれだけの土地は要りますよということは決めておられるでしょう。一旦出てますやん。その大きさの中を土地は確保するんだと。それだけの大きさの土地を確保すれば、これだけのものが建つんだということは絶対にあるはずなんですよ。何もないのにそしたら土地の大きさが出てきたんでしょうかね。土地が決まってから、場所が決まってから大きさ決めるんじゃない。土地を事前に決めておられるでしょう。土地の大きさはこれだけ以上要りますよと言われておりながら、建物は決まってません、土地が決まってから決めます。そんなゆっくりした考え方なんでしょうか。それが10年に間に合うんでしょうかね。実際のところそうじゃないと思いますけど、いかがでしょうか。 ○議長(長尾 克洋君)  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  前川議員の御質問にお答えをいたします。  現在考えております次期処理施設につきましては、焼却施設ということで今計画をしております。  ちょっと以前の話になるんですけども、業者とかと話をしましたときに、焼却炉に対してトン当たりその当時で約1億ちょっとぐらいのその建物の金額はかかるであろうという話はその当時に聞いております。ただ、最近物価の動向によって、恐らくその単価自体はまた上がってきているのではないかという話は聞いてはおります。あとはそういう施設に対して附帯設備、その辺もどうしていくのかというのはちょっとこれからの課題になってきますので、今お答えできるのはそれの金額ぐらいでしか、申しわけないですけども以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  実際土地の状況によって、外構関係では必ず金額が変わってくると思います。だけど建物そのものは焼却施設だから、これはだから燃料をつくるということでない。実際に焼却施設であれば、その分だけは大体のところはこんな辺だということはつかめておって当たり前じゃないでしょうか。個人が物を買うのに、幾らかかるかわからんけどこれ欲しいなって買う人いませんよ。事前にやはりどれぐらい要るんかな、これぐらい要るんかなというのは計画は立てると思います。それにましてやこの行政がやることであって、広域でやるんであればやはりどこがどれだけのことというのはそれは絶えず並行して進めていかなければならんと思いますよ。実際神河だけ、福崎だけ、市川だけでやるんであれば別ですけども、それでもやらないかんのに3町が一緒になって広域でやろうとすれば、建物は焼却施設ですよということが決まれば、焼却施設今どこにもないんと違う、ほかにも、全国どこにもそういうプラントがあるんやし、これは先日視察も行かせていただきましたけども、あれだけのああいう感じのものにするんであれば幾らかかるんかということの計画的なことは当然できていて当たり前やと思いますよ。完全な100%、これだけ、何円までかかりますよではないんで、これからやっぱり入札もあってするんやからそれだけの事前準備いうのは当然もうきょう現在、土地が決まる前でもその辺のところも並行して決まってて当然じゃないかなと思います。  だから今後日にちもないことなんで、実際に私は白紙に戻していただきたいからそういう格好で市川町が一番中心になって市川町がここはやりますよというくらいなところまで、金額的なことも各町相談しなくても各町で出せると思うし、福崎は福崎で簡単に出せばいいことや、市川は市川で出し、神河は神河で出し、そこで一番妥当なとこはどこかという、業者も選定もしやすいと思うしするんで、やはりその辺の金額的なことは同じものであっても施工する業者によって単価も違うと思うし、その辺のところよう検討していただきたいと思いますよ。それでなかったら、実際に前に進まないと思います。  これは市川町が今回の次に今度これがいつどういう格好で答えが出てくるのかまた聞きたいと思いますけども、その辺の金額的なこともまた聞かせていただきたいと思います。  そしてもう一つ町長にお尋ねしますけど、この返事に対して今度いつごろ3町と出会って、いつごろには大体この答えが出るんでしょうか。そして市川町に持ってくるんだという答えはいつごろもらえるのか、ちょっとお聞かせいただきたい。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  その前に、先ほどの金額については、最初の計画の中で建物についてはこういう建物でこれだけの金額というのははじき出してありますので、また資料を提供させていただきたいというふうに思います。今は持ち合わせてなくて申しわけありません。  それから、結論というか次いつごろかということでございますけれども、今、12月議会をそれぞれやっておりますので、しかしこれもう後が決まっていることなのでいつまでも延ばすわけにはいかないということですから、3町の町長の日程調整を早く進めてくれということで申し上げておりまして、近々には日程の調整ができてくるんではないかなというふうに思っております。  私としては、この前進めるのかあるいは撤退するのかということでのそのときにそれぞれの立場での議論もさせていただきましたけれども、結果としては結論が出てないんですが詰めてきておりますので、次のときには何とか結論を出していくように努力をしなければいけないというふうに思っています。したがって、12月あるいは遅くても1月中には結論を出して、それぞれのところへ説明をしていかなければならないだろうというふうに思っております。以上です。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君。 ○2番(前川 好文君)  ありがとうございます。  今お答えいただいたように12月、1月中には答えを出すということでございますけども、12月、1月に答えが出てくるのはいいけども、必ず田口ですということのないようにだけはお願いしておきたい。市川町へ持ってきていただきたい。やはり点数制、いろんなことがあって町長がその辺のところは僕は追及できると思いますんで、だから強く言っていただいて必ず市川町という考え方で動いていただきたい。それでなければ町長の仕事としてやってくれたんかなと不信感も強うなりますので、言葉はきついですけどもそうなりますんで、何とか市川町に持ってきてもらいたい。それでなかったら意味がないと思います。こんな口論する必要ないと思いますんで、必ず市川町に持ってきていただきたいということをよくお願いしておきたいと思います。  そしてこの問題について私が言いたいのは、先ほども質問がありましたけれども、私が10月議会でこれをのせようとしたときに、なぜその質問をさせるんだという意見が出たことが事実あります。それは議長、事務局も御存じだと思います。その中できょうこういう質問、私以外から質問が出ること自体が私はなぜかなと。10月議会のときに、12月じゃなしにその以前のときにその結果が出ておって当たり前じゃなかったかなというふうに思います。私が質問すると言ったら、私は阻止されました。受け付けてもらえなかった、初めは。10月質問にごみの処理について。そういう状況は絶対ないように今後してもらいたい。それは事務局にも議長にもお願いしておきたいと思います。よろしくお願いします。  それじゃありがとうございました。これで終わらせていただきます。 ○議長(長尾 克洋君)  2番、前川好文君の質問は終わりました。  次に、10番、髙橋昭二君の質問を許します。  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  議席番号10番、髙橋昭二です。議長のお許しを得まして、通告によります一般質問をさせていただきます。  それでは、議案第63号、令和元年度市川町一般会計補正予算(第3号)について質問をいたします。  30款農林水産業費、5項農業費、10目農業総務費、19節負担金補助及び交付金についてを説明願います。 ○議長(長尾 克洋君)  10番、髙橋昭二君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  30款農林水産業、5項農業費、10目農業総務費、19節負担金補助及び交付金の県営事業負担金2,139万5,000円の増額は国の補正による県営事業費の増減によるもので、市川町内では7地区実施しております。内訳としまして、ほ場整備事業のあまじ区地区、これは町の負担率が12%です。当初事業費が1億5,000万、補正事業費はゼロ円、事業費の合計が1億5,000万です。当初の負担金としましては1,800万円、補正の負担金はゼロ円です。合計負担金は1,800万円となっております。  次に、ほ場整備事業で屋形地区です。町の負担金が10%です。当初事業費が9,000万円、補正事業費が1億4,300万円、事業費の合計が2億3,300万円です。当初の負担金が9,000万円、補正の負担金が1,430万円、負担金の合計が2,330万円でございます。  次に、ため池整備事業で沢田池地区です。町の負担金が11%になります。当初事業費が250万円、補正事業費が950万円、事業費の合計が1,200万円です。当初の負担金が27万5,000円、補正の負担金が104万5,000円、負担金の合計が132万円となっております。
     続いて、ため池整備事業でジャク・田圃池です。町の負担率が11%、当初事業費が4,400万円、補正事業費が5,000万円、事業費の合計が9,400万円、当初の負担金額が484万円、補正の負担金額が550万円、合計1,034万円です。  続いて、ため池整備事業の浅野大池です。町の負担率が11%です。当初事業費が4,500万円、補正事業費が1,500万円、事業費の合計が6,000万円です。当初の負担金が495万円、補正の負担金が165万円、負担金の合計が660万円です。  続いて、ため池整備の多谷池地区です。町の負担率が11%です。当初の事業費が1,500万円、補正事業費が400万円の減です。事業費の合計が1,100万円、当初の負担金額が165万円、補正の負担金額が44万円の減、負担金の合計で121万円です。  最後に、ため池整備事業の五郎田池地区です。町の負担率が11%で、当初事業費が1,300万円、補正事業費が600万円の減、事業費の合計が700万円です。当初の負担金額が143万円、補正負担金が66万円の減、負担金の合計が77万円です。  合計しますと、当初の事業費が3億5,950万円、補正事業費が2億750万円、事業費の合計で5億6,700万円、当初の負担金の合計が4,014万5,000円、補正の負担金額が2,139万5,000円、負担金の合計が6,154万円となっております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  大変詳しく説明をいただきましてありがとうございます。早期に必要な事業でありますんで、完了を望みたいと思います。  いずれも県営事業でございますが、順調に進んでいることと私は思っております。この質問はこれで終わりたいと思います。  続きまして、40款土木費、10項道路橋梁費、5目道路維持費2,250万円の補正について、この内容、工事請負費の補正箇所の説明をお願いしたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  40款土木費、10項道路橋梁費、5目道路維持費、15節工事請負費2,250万円の補正につきましては、地元要望と8月に実施しております通学路緊急点検による交通安全施設整備工事費として250万円、下水道工事やほ場整備工事に伴う舗装修繕工事費として500万円、地元要望と通学路緊急点検による緊急修繕工事費として1,500万円を計上しています。路線としましては、町道北田中北村南線ほか15路線となっております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ありがとうございます。  道路修繕工事、大変財政の厳しい中で地元の要望等を受けていただきまして、舗装また修繕関係をしていただきましてありがとうございます。まだまだ路線関係、町道関係、要望等が出てきますが、予算の許す範囲内で工事を進めていただきたいと思います。  続きまして、このたび地域振興課で実施されました農地利用の意向アンケート調査について質問をいたします。  まず、このアンケートの目的を説明願います。 ○議長(長尾 克洋君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  髙橋議員の御質問にお答えをいたします。  まず、今回の農地利用の意向アンケートについて御説明をいたします。  市川町では、地域農業の現状を把握して情報を共有し、その地域の皆さんで話し合った結果をもとにその地域を支えていく人と農地についての将来の方向性を定めた計画、人・農地プランを17の農区、主には大字ごとになりますが、17の農区で策定をしております。人・農地プラン未策定の農区のうち今年度新たに7農区で策定を予定しており、そのうちの西田中、北田中、上田中、保喜の4農区を川辺南地区という対象地区にまとめ、11月の22日に説明会を開催いたしました。この説明会におきましては、人・農地プランの必要性とともに策定に必要な調査としての農地利用の意向アンケートについて説明をし、協力のお願いをいたしております。  人・農地プランの策定は、その地域の農地所有者の今後の意向について把握し、その現状を踏まえて地域で話し合いをしていただいて現況の農地利用を地図化し、5年先10年先の農業を担う人の方針についてまとめるものですが、農地利用の意向アンケートはその地域の農地所有者に所有地の今後の意向についてお答えをいただいて、その実態を把握することを目的として実施するものでございます。  所有者、耕作者が高齢化をし担い手が不足してきていることにつきましては、皆さん漠然とおわかりのことと思います。いずれ耕作されないいわゆる放棄田が続出するのではないかという不安あるいは懸念をお持ちのことと思いますが、具体的に今どんな状態でこの先どうなるのか明確にした上で、地域として皆さんが農地をどのように守り利用していくのかという将来設計を立てて、自分たちの手でやれることをやり、受けることのできる国や県、町の支援措置を効果的に受けていくことを目的として人・農地プランを策定するものですので、御理解と御協力をいただきますようよろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  今、内容を説明していただきました。その内容は、農林水産省が出しております、推進しております農地プランの実質化についての取り組み内容であるかと思います。  この内容は、私がある地域の人から質問されてちょっと意味がわからないということで今質問をしたわけでございます。その住民の皆様にやっぱりその辺の、前の農林水産省が出しているこういう要旨をやっぱりもう少し丁寧に説明をしていかれたらどうですか。私、インターネットで神河、福崎ちょっと調べてみましたらきっちり出ております。市川町は出てません。その辺で、住民の方も不安になっておられます。これはやはりもう少し丁寧に説明をする必要がある。何の目的やとか、こんなもんする前にきちっとそれはやっぱり行政でこういうことをやっとんですよと。そやけ地域の方が率先してこれをまとめていってくださいよという形の趣旨をきちっと出さないとわからないですよ。  そういう中で、最終的には今の人・農地プランの実質化いうことにいろんな各地域が決めていくはずです。その中で、ほ場整備もありずっとするんですけども、私が地域名を申し上げますと、上田中のある住民の方からこのアンケートの記入用紙を見せてもらいました。ほ場整備に関することなのか、目的は何なのか不安なようでございました。その方は、ほ場整備事業を少しでも早く進めてほしいと願っておられる方です。私に、上田中独自でほ場整備のアンケートをとられた結果を教えていただきました。その中身は、関係者、そこの地権者でございますが1名だけは反対者がいるが、今は説得できるので何とかほ場整備事業を進めていただきたいとこう思っておられます。そやからアンケートがこのことやったら本当に一番よかったんですけど、もうちょっと説明をしていただきたいと思います、地域にね。  それと建設課ですか、地域振興課一緒になってこれ取り組まなければいけないと思います。  そこで、町長にお聞きします。この上田中については西脇八千代市川線バイパス事業も関連してまいる、当然、事業に関してね。町長はどういうように考えておられるんか、今の考え方をお聞きしたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  このアンケートと、それからほ場整備は直接の関係ということでもないと思うんですが、人・農地プラン、今後の農地をどのように守っていくかということを含めてアンケートはとってると思うんですけども、ほ場整備については地元区からのそういう要望が上がってくる中で行っていると思っているんです。こちらからやりましょうというふうな形ではなかったのではないかなと、そういうふうに思っているんですけども。そのこととバイパスの件ですか。 ○10番(髙橋 昭二君)  いや、バイパスはとりあえずは(聴取不能)ますんで。 ○町長(岩見 武三君)  はい。ほ場整備については地元要望があって、それで検討しているんではないかなというふうに思っております。 ○議長(長尾 克洋君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  今町長が申されました内容の中身は、私これインターネットで出してみました。決してこのアンケートの中身の中でほ場整備に結びつくものではないと言われましたけど、私はそっちの方向へやっぱり持っていくべきだと。意向のアンケートの中身を見た中で私はそう思いますよ。  それとほ場整備、上田中がほ場整備を地元から要望だということで一回も要望が上がってなかったんかどうか。そこら辺で推進されたのかどうか、担当課長でもよろしいのでその辺よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  上田中地区におきましては、過去に二、三度ほ場整備の話が盛り上がって、そのたびに説明会なりを開催させていただいております。しかしながら地権者全員の同意を得ることかできなくて、今まで整備ができてないというのが現状でございます。  今回のその農地利用のアンケートというのは地域の農業の現状を把握するためのもので、人・農地プランを策定するための基礎資料になるものでございます。人・農地プランは将来どのように農地を守っていくかということを地域全体で考えてもらう。そして課題を検討してもらう。それをもって明文化していこうというものでございますので、その中でほ場整備事業という話が出てくるのであれば、その課題の解決策の一つとしてほ場整備事業というのを考えていけばいいのかなというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  私が最初に申し上げましたこの目的何やったんやいうのを聞いて、その後で本当に上田中の住民の方々が、その地権者の方々がほ場整備を望んでいるという方があのアンケートを見ましてもほとんどの方です。それを申し上げました。その中で、仲井建設課長のほうからアンケートの中身を見た中でほ場整備の方向性が動くならそれをやっていきたいという考え方がありましたので、これ今じきにほ場整備をしなさいいうことに今から申請しても時間がかかりますよ。  それとまた後で聞きますけど、質問しますけど、バイパスの関係も絡んできますよ。今からやっても遅くはないんですが、やはりその辺を進めないとこの、アンケートは関係ないいう話でなしに、町長、ほ場整備の希望を本当に今申し上げましたように上田中の住民の方からこれ聞いてくれいうのは何やったんやと、ほ場整備とちゃうんやろかということであったんで、もう一度そのほ場整備事業そのものの、その住民が強く思われてるんで町長の考え方をもう一遍。上田中のほ場整備をどう考えるのか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  先ほど申し上げましたように、ほ場整備については住民の方の要望等で地域でまとめていただかないと、町のほうがそれを指導して進めるというようには思っておりません。やはり住民の方のその必要性というのが非常に大事になるのではないかなというふうに思います。以上です。 ○議長(長尾 克洋君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  恐らく要望いうんですか、ほ場整備をしてほしいと、このアンケートの中身の中でそういうことも含まれるならいう気持ちはあると思います。そやから地域からその要望も出てこようかと思います。その辺をきちっと踏まえて早急に、長年、仲井課長が言われましたように、いろいろ問題があったと思いますけれども、その辺を踏まえた中でやはり市川町をよくしていこう思うたらほ場整備、今、甘地も屋形もできております。そういった中で、順次やっぱり町としての事業を進めていただきたい。当然それは地元の話ですけども、関係課の推進のほうもひとつよろしくお願いしたいと思います。この質問はこれで終わりたいと思います。  続きまして、3点目の主要地方道西脇八千代市川線の現在の進捗状況を報告願います。 ○議長(長尾 克洋君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  現在、主要地方道西脇八千代市川線には2つの事業が実施されております。一つは、平成25年度より着手しております防災安全交付金事業(歩道設置工事)上瀬加工区、これは旧瀬加保育所進入路から県道下滝野市川線合流交差点まで延長1,230メートルで、物件補償、用地買収がおおむね70%完了しております。なお、工事につきましては、歩道設置が延長260メートルで全体の20%、路側構造物が延長480メートルで全体の40%を完了しております。  もう一つは、平成30年度より着手しております防災安全交付金事業(道路改良工事)下牛尾工区、これは河内口から忍辱橋までの間、延長800メートルで、路線測量、道路詳細設計を実施しております。なお、工事は令和2年度以降になる予定になっております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  今、課長のほうから説明がございましたけれども、この事業については私は非常におくれていると再三一般質問させていただきました。それから幾らかは進んでおりますけれども、本当にまだまだ事業箇所が残っております。これにつきましても、県道事業でございますが主要な地方道、県道でございます。これ市川町1本しかないんですね。ほかの町はもっとあるんですけども、改良ほとんどできております。その1本しかない県道が、まだまだ未整備の部分が多い。この辺は、町長、もう少し県のほうへ、国のほうへ要望していただいて進めていただきたいと思いますが、町長、一言お願いします。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  この路線につきましては、今言われたように社会基盤のプログラムに乗って進めているわけですが、要望としては絶えずさせていただいております。今後もそういう方向で要望させていただきたいというふうに思います。 ○議長(長尾 克洋君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  本当に前にも述べましたように上田中の関係も、これは西脇八千代市川線の絡みも絡んできます。できるだけ早期に完成するように、事業の推進要望をお願いしたいと思います。  続きまして、甘地駅周辺の整備計画の進捗状況を県道を含め説明を願います。 ○議長(長尾 克洋君)  企画政策課長、内藤君。 ○(企画政策課長)  髙橋議員の質問にお答えいたします。  甘地駅周辺の整備計画の進捗ですが、昨年度駅周辺のまちづくり基本構想を策定しております。基本構想では、地元の区長会を初め各種団体からのヒアリングやパブリックコメントのほか通勤や通学などで駅を利用される方からのアンケート調査により多くの方から意見や要望を収集しておりまして、トイレ施設を含む駅舎に関する要望や駅周辺道路及び観光資源に関する要望などを把握して、まちづくりの方向性をまとめております。この基本構想をもとにして本年度と来年度の2カ年で基本計画の策定に取り組んでおりまして、今の進捗状況としましては駅前広場や危険な5差路をどのように改良すればよいのか、そして駅周辺から播但連絡道路の市川南ランプまでどうやって接続していくのかを関係課と協議をして町としての計画案を作成し、今後この計画案をもとに関係する機関でありますJR西日本や県土木との協議を重ねながら修正を行い、そして地元や関係者の御意見をお聞きしながら来年度中に駅周辺の具体的な計画図が完成するように業務を進めております。以上です。 ○議長(長尾 克洋君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  この甘地駅周辺の関係でございますが、私は議員になってから再三質問をしております。もう5年近くになります。何回も質問しておりますが、いまだにまだ完成いうんですか、基本構想が完成してない。本当に私は遅いと思います。もっと迅速に進めて、それから町のやるべきもん、県がやるべきもん、国がやるべきもん、住民が力を入れなければならない部分、そういう部分をやはりやっていかなければならない。これ本当に余りにも遅い。
     私、今年度中にできるという考え方を聞いておったんですが、来年度もかかるということ。もう一度説明してください。 ○議長(長尾 克洋君)  企画政策課長、内藤君。 ○(企画政策課長)  質問にお答えいたします。  当初、5年前になると思いますけども、長谷市川線を軸とした5差路の改良のみを県のほうに要望していたと思うんですけれども、県のほうからは町が駅周辺をどのように位置づけるのか、基本構想、グランドデザインを描き、総合的な整備方針を策定された上で同行するという回答を受けております。これにより計画する範囲を拡大いたしまして、平成27年4月からの市川町まち・ひと・しごと創生総合戦略及び平成28年4月からの市川町総合計画の基本目標として整備方針を掲げました。この駅周辺の道路の安全面だけではなく、駅周辺が本町の玄関口としての役割担えるよう駅舎の活用や駅前広場の整備計画、そして駅前を活性化拠点として活用できるように検討しております。  さらに、鶴居駅周辺も同時に計画を進めておりますもので、部分的に見ますとスピード感がないように思われますが、着実に業務を進めておりますので御理解いただければと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  今、説明聞きましたが、もう本当に迅速にこの問題を早くまとめていただいて、これ国、県に御支援をいただく、これが第1番だと思います。町長、本当に大変な問題がいろいろと積み重なっておりますが、要望等県、国にお願いしたいと思います。これでこの質問終わりたいと思います。  最後に、子供のインフルエンザの予防接種に費用助成をということで質問いたします。  インフルエンザは、脳炎や肺炎を起こしやすい普通の風邪とは違う病気であると私は考えております。費用もワクチンの費用ですか、注射です、非常に高額と聞いております。子供のインフルエンザ予防接種に費用助成をできないかお聞きしたいと思います。担当課でも町長でもどちらでもよろしいです。よろしくお願いします。 ○議長(長尾 克洋君)  保健福祉センター所長、羽室君。 ○(健康福祉課参事保健福祉センター所長)  ただいまの髙橋議員の御質問にお答えします。  インフルエンザはインフルエンザウイルスによる呼吸器感染症で、風邪症候群とは違い重くなりやすい疾患です。インフルエンザウイルスは毎年変異しながら流行するため、毎年のワクチン接種が必要となります。御存じのように、ワクチン接種を行うことで発症そのものを完全に防ぐことはできませんが、罹患しても症状の重症化を抑えることができます。また、肺炎や中耳炎、重篤なものとして脳炎などの合併症の併発を予防することもできます。  ワクチンの効果は、6歳未満児を対象とした研究では有効率が60%という報告もされております。  一方では、特に2歳児未満における効果は年長児に比べると低いという結果報告もあります。ただし、以上のようなワクチンの効果はそのシーズンのワクチン株と流行株が合致しているかどうか、集団の接種率などによって結果は変わってきます。一人でも多くの子供たちがインフルエンザワクチンの接種をすれば集団免疫の効果が期待でき蔓延を防ぐことができますが、そういった意味では予防接種費用を助成することで受けやすくし接種率を上げることは有効であると考えられます。  費用助成につきましては、次期総合戦略の事業を見直す中でほかの経済的負担の軽減策とあわせて検討していきたいと考えております。  インフルエンザの主な感染経路は、飛沫感染と接触感染です。うがい、手洗いの励行やマスクの着用、流行期のせきエチケットの励行など、感染予防策の周知徹底を図っていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ありがとうございます。検討していきたいというお言葉をいただきましたので、本当にこれ学級閉鎖がかなりふえてきております。そんな中で重症患者も出ようかと思います。やっぱり予防が一番大事だと思いますんで、接種だけが予防ではないですけども、近隣では福崎町もインフルエンザ予防接種に対して補助をしておられます。何とか市川町でも早急にやっぱり家庭の経費をできるだけ軽減させていただきたい。その辺を要望しまして、町長ひとつよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。  これで私の質問を終わります。 ○議長(長尾 克洋君)  10番、髙橋昭二君の質問は終わりました。  議事進行上、暫時休憩します。なお、再開予定は午後1時といたします。この間に昼食といたします。      午前11時51分休憩      午後 1時00分再開 ○議長(長尾 克洋君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、8番、中野史子君の質問を許します。  8番、中野史子君。 ○8番(中野 史子君)  議席番号8番、中野史子でございます。議長の許可を得まして、通告による一般質問をさせていただきます。  議案第57号につきましては、先般たくさんの方がお聞きになりましたので割愛させていただきまして、1点ほどお尋ねしたいと思います。  センターを独立化とすることにつきまして、それぞれの課のほうへ人員を振り分けると思うのですが、それについては職員からの聞き取り等もされまして振り分けされているのでしょうか。そして、それはどのくらい反映されているのですかね。これの1点だけお尋ねしたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  8番、中野史子君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  中野議員の御質問の、課を増設するに当たり職員からの聞き取りはどれぐらいされたのか。また、どのように反映されているのかということでございますが、日ごろからそれぞれの職場における課題や問題点等につきましては、できる限り把握するように努めております。健康福祉課の業務内容が広範多岐にわたる上、保健福祉センターの事務所が本庁から離れているため、現状では効率的な事務執行に困難な状況であると判断したための組織改正を提案しているところでございますが、今回の見直しにおきましては健康福祉課に属している保健福祉センターに一つの課としての機能を持たせるというその点だけを想定しておりますので、業務内容等の変更が生じていないので支障はないというふうに思っておりますので、職員から聞き取ってそれを反映してというんでなくて、1つの機能だけを移管するということなので支障はないと思っております。 ○議長(長尾 克洋君)  8番、中野史子君。 ○8番(中野 史子君)  ありがとうございます。特に保健センターなんかはお年寄りとかいろんな方が行かれますので、やっぱり一つにこにこと笑うだけでも非常に感じが違いますので、そういったことのにこにこ顔のできる方を行かせていただけたらと思います。  続きまして、人間は生まれますと必ず幽明を隔つときが来ます。身近な方がお亡くなりになりますと、悲しみに沈む家族の方たちに追い打ちをかけるように発生するのが別れに関連して生じる聞きなれない書類によるたくさんの手続があると思うんです。何をしたらいいのかわからない人もたくさんおられると思います。また、行ったけれど時間に、手間取ってもうええわって途中で帰られる方もおられるでしょうし、書類の多さに苦労する人が非常に多いと思いますが、市川町におきましても恐らく何らかの処置はされておりますが、それはどのようにされておられるのか、どのような手続が必要なのか、担当の課長さんにお尋ねしたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  中野議員の御質問にお答えをいたします。  現在、死亡届を出された場合に、役場でどういった手続が必要になるかということを一覧表にした書類を作成をしております。それをお渡しをし、また状況等が落ちついてからでいいのでその書類の一覧を見ていただいて各手続をお願いしますという形で説明をさせていただいております。後日手続に来られた場合には、それぞれの窓口へ案内もしております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  8番、中野史子君。 ○8番(中野 史子君)  課長さん、ありがとうございます。それは役場内での手続のみでしょうかね。 ○議長(長尾 克洋君)  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  中野議員の御質問にお答えをいたします。  こちらで御案内をしておりますのは、役場の中での手続に関しての一覧表を作成をしております。役場以外の例えば電気とかガスとか、その辺についてはそれぞれ加入しておられるところで確認をしてくださいということで、こちらのほうは説明をさせていただいております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  8番、中野史子君。 ○8番(中野 史子君)  それじゃ課長さん、今現在の一課長ではいわゆる庁舎の中で行うべき手続に関しては書類を作成してお渡しして、それで来られた方がずっとそれを持って各課を回っておられるというように解釈してよろしいんですか。 ○議長(長尾 克洋君)  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  中野議員の御質問にお答えをいたします。  後日来られたときに手続の一覧表の紙を説明をさせていただきながら、例えば健康福祉課は裏のフロアですということで一緒についていって案内をしております。ただ、窓口が混み合っているような場合にはそこまでちょっとついていけていないときもあるんですけども、できるだけ丁寧な対応は努めているところでございます。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  8番、中野史子君。 ○8番(中野 史子君)  どうも課長ありがとさんでございます。  どないでしょうね、このごろ役場の中でも以前と違いまして例えば国民年金をもらっている者、国民年金を掛けている者、そういった者が昔は主流やったと思いますけど、このごろは庁舎の中でもいわゆる介護保険ももらっている方の手続とか、またどないいいますかね、もう一つ、高齢者の何か医療保険をもらっている方の手続とかもあると思うんです。はたまたGPSなんかを借りておられる方にもそれを使用することがなくなった場合の変更手続とか、いろいろとあると思うんです。そしてまた、極端に言いますと年金のことだけじゃなくて高齢者向けの年金の方、そして個人的には違いますけれども住居に関すること、住宅、町営住宅に入っていられる方、県営住宅の方、そしてまた浄化槽の管理なんかも当然手続が出てくると思うんです。また究極行き着きますと、飼ってる犬も誰かいないときにはそれに対することもいろいろなことができてくると思うんです。これはもうただ単に私が思いつくだけのものですからね、あとは本職とかがいろいろしますと数え上げれば切りがないほど多い手続が必要だと思うんです。ある個人的にもちろん財産のある方、全くない方、いろんな条件で違いますけどね、最高60枚ぐらいの書類が要る場合もあるとかいうようにちょっと私が知りましたところではありまして、大きなとか行きますと住民課、環境課、いろいろ6課にわたって60枚ぐらいの書類の提出が必要になる場合があるというようなことも聞きますけれど、そのときに例えば私が行きましたら、もう今まで経験がございませんので死亡手続は行くやろうなと思うて行きますと、そうすると保険証もどうとかどれもどうとかいうて言われると思うんです。そのときは今坂本課長が言われたように紙いただいて、そしたらこれ2階やから行ってねといって2階へ行ってきましたいうて帰ったら今度は1階ね。1階へ行ったら今度はまた次それは2階ねとか、いわゆるたらい回しみたいに行くことが多いと思うんです。だからそのときにまず御不幸ができて訪ねてこられた方がありましたら、その方の個人情報を把握されまして、おひとり暮らしなのか家族がおられるのか、物すごい財産家なのか年金暮らしなのか、いろんなことの把握をされましてね、それでそれに対して手続がどんなもんが要りますよ、そこへ行くには必要なものはこれとこれですよと。そしてどの受付へ行けばよいのか。こうした問題を手際よく処理するためにも役場の中で1カ所、例えばお悔やみコーナーとか御遺族コーナーとか名前はいいじゃないですかね、必要なものをつけられて。そこへ行けば教えていただいて、そして回るにしても行ったり帰ったり行ったり帰ったりしないでずっと道順よく回れて、そしてわかりやすく、忘れ物したらまたとりに帰るというようなことがないように、ちょっと御指導いただくような住民サービスを私はこれから先考えていく必要があると思うんです。  そのほかに、庁舎を出ましても例えば銀行の手続もありますし、法務省などへ行く手続もあると思うんです。それで行く必要のない方もありますから、あなたはこれとこれとは法務局へは行かなくてよろしいですよとか、そういうことも含めまして法務局へ行かれないかん方はこれとこれとこれを持っていかれたらよろしいですよというような、そういうことも全て今の時代ですから住民のデータを持っておりますのは町でございますのでね、そこでちゃんと調べて一覧にしていただいて、そして年いった者がお悔やみの中でする書類の便宜性を図っていただくようなコーナーをぜひとも市川町もつくっていただきまして、ほかのでは何ぼかできているとこもあるように思います。  なおかつ、それに加えまして今からはもう本当に高齢化の社会になりますので、まだまだ高齢同士でも遺族のおる方はいいですけど遺族がいない方も出てまいりますのでね、高齢化社会の進展に対応していきますときにはおひとりさまなどの終活の支援事業というようなことも当然考えていかないけない時代が来ていると思いますので、私はぜひとも御不幸が生じた場合にお悔やみコーナー等、また御遺族コーナー、何でもネーミングは考えていただいたら結構ですので、町でぜひとも一角でええと思うんです、大きな課の場所をとらなくていいですからしていただけたらと思いますが、そういうことも考えていくお考えがございますか。これは町長さんにお伺いしたいと思いますが、いかがでございますか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今、課長が申しましたように、市川町では亡くなられた方の遺族等が死亡届等に来られたときに、こういう手続が必要ですよというような一覧表をお渡しをいたしております。それを持って帰られて遺族の方に渡されると思うんですが、後日親戚の方、喪主の方かどなたかわかりませんけどもその手続に来られるときにも同じものを渡してこういう手続が要りますよということで、そのためにはどこへ行けばいいかということで、先ほど6課、7課という話がありましたが、市川町の場合では最大7課になるかなというふうに思いますが、ほとんどは2階の課です。あと水道関係が1階、下水道関係の方が3階ということでほぼ2階の中で完結するようになっておりまして、そのお渡しした表に基づいて次はここへ行ってください、次はここ。案内できる場合は案内するけれども、お客さんが多い場合はそういうことで対応しております。  私のほうからは、配置図もつける。役場は狭いですからすぐわかるんですが、そういうもの。そしてその手続をされた場合にこの部分は終わりましたとかいうふうにきちっとチェックをしていくようにして、あとこれとこれが残っていますね。その課へ行ってそれを渡せば、これだけ終わりましたね。次はこの課のこれとこれでしてくださいとかいうふうな、そういったようなことについても改良もする必要があるだろうというそういうことも申し上げておりまして、そういうことは考えてくれると思うんですが、ただ、お悔やみコーナーということにつきましては、町のスペース等の関係でできるかどうかは今の段階ではできますとかいうふうなことは申し上げられませんが、一つの御提案として受けとめておきたいというふうに思いますが、町のスペースの関係では難しいかもわからないないというふうに思っております。以上です。 ○議長(長尾 克洋君)  8番、中野史子君。 ○8番(中野 史子君)  どうも町長さんありがとうございました。  ただ、その中でスペースって本当机1つあったらいいと思うんです。何も10人も人を配置せえというもんでもないですし、どなたかが来られたらみんな職員なんかはここの場所になれておりますし議員も来てますから空気はなれてますけど、初めて来られるお年寄りについては意外と思わぬ景色やと思うので、ちょっと一角でよろしい、常に常駐している必要はないと思うんです。ちょっと看板でもあると来られたら誰かが行くというようなことをしていただいたら安心なのかなと思いますし、また書類によっては例えば氏名、住所、生年月日というようなものは何遍も書くことになると思うんですが、30枚の書類が必要であれば30回恐らく書かないけないと思いますので、そういった個人の氏名とか生年月日とかそういう住所などもう基本的なものは印字して出力してお渡ししたら、もうあとは何遍も何遍も書かないけないということもしないで済むと思うんです。  今こうして言いますと非常に大層なことのように思いますけれど、そこらは一度し出すとまあまあなれてくるんじゃないかと思いますので、今町長さんの御説明をいただきましたけれど、またプラスアルファ考えていただきまして住民さんの便宜を図るようなことをしていただければ、まず初めに来られましたときに個人の情報を聞き取ることによって住所、氏名、生年月日、そういったものは一括できますのでね、また印字してお渡ししてあげるというようなことも今後検討していただきたいと思いまして、だめでしょうか。町長にもう一度お尋ねしますが。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今、大まかなことを申し上げました。そのことについては私もわかってるんですが、その書類上の中身のことまでちょっと把握しておりませんので、今言われたようなことが可能なのかどうか、私の今の段階ではお答えができないということで、申しわけありません。どんな書類があってどうなのかいうのはまた担当課に見せてもらいながら、できるのかどうか担当課と相談はする必要があるかもわかりませんが、今の段階では申し上げかねます。申しわけありません。 ○議長(長尾 克洋君)  8番、中野史子君。 ○8番(中野 史子君)  何度もお尋ねしまして失礼いたしました。ただ、よそでできておりますのでね、市川町でもできないということはないと思いますので、また御検討いただいたらと思います。
     続きまして、令和2年の1月17日の阪神・淡路大震災から来年1・17は25周年になります。東市民公園で命のともしびの灯を毎年ともしております事業はテレビ等でごらんになるかと思いますが、その1・17に竹の中にろうそく入れてともしておるんですけど、それをこのたび市川町浅野から何ぼか出したいという方がおりまして、先日竹の用意ができました。後日、規定のものが集荷に来て出すということになりますので、今度1・17の東市民公園のともしびの灯がともりましたら、市川町の竹が出ているんだなと思って、また鎮魂の意を表してもらいたいと思います。  本年8月に兵庫県が公表しました1,000年に1度クラスの大雨、神戸新聞等によりますと姫路神崎郡水系では48河川で24時間雨量を見直した結果、浸水面積は全体で199.1平方キロメートル、最大浸水深は市川町甘地で8.5メートルと出ておりました。もう地元ですのでどきっといたしました。そのときに、役場の周辺でも4.1メートルの浸水を想定するとのことが出ておりました。もちろん町長さん方も当時お読みになったと思います、また昨日の新聞にも台風19号並みの大雨で氾濫した場合の記事が報じておりまして、市川は何かにおいてちょっと油断もできないなと思うような部分があるんですけれど、きのうの新聞によりますと下流までかなりの部分で氾濫するおそれがあり、今後進める侵食防止の護岸工事などができたとしても氾濫するおそれがあるというようなことが載っておりましたので、もちろんこういった情報は視野、念頭に入れて防災訓練を計画されていることと思いますが、されておりますか、課長さんいかがでございましょうか。 ○議長(長尾 克洋君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  中野議員の御質問にお答えします。  御承知のとおり県が公表した1,000年に1度の大雨とは、1,000年ごとに1回発生する周期的な降雨ではなく、1年の間に発生する確立が1000分の1の降雨です。毎年の発生確率は小さいですが、規模の大きな降雨になることを示しており、市川水系では先ほどもありましたが24時間雨量617ミリの降雨を想定降雨とされております。  御質問の1,000年に1度の大雨による最大浸水を想定に入れての防災訓練につきましては、現時点では計画はしておりません。洪水対策等におきましては、自然災害から命を守るためにはまず自分の住んでいる場所等に関する災害リスクを認識し、自然災害に対する心構えを持っていただくことが重要であるため、本年度この1,000年に1度の想定災害規模降雨による洪水浸水想定を盛り込んだハザードマップを現在作成し、全戸配布をしていく予定です。  今後は心構えを持つだけではなく、住民みずからが風水害や土砂災害等に適切な避難行動がとれるよう、さまざまな機会を捉えてハザードマップを活用して防災知識の普及にも取り組んでいきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  8番、中野史子君。 ○8番(中野 史子君)  課長さん、ありがとうございました。  私たちもいつも言うんです。ちょっと通り過ぎて、19号もちょっと通り過ぎて市川町ええことやなってよく話しするんですけれど、市川町は大丈夫と安心しないで心配してくださいませ。よろしくお願いいたします。  また、11月6日の同じく神戸新聞で「日々小論」というのが出ておりまして、平成の大合併や公務員の減少で市町村の災害対応能力は低下している。また、行政トップの姿勢も残念ながら災害対応への熱意が伝わってこないとありましたが、町長さんお読みになりましたですか。お読みじゃございません。そのように出ておりました。  この20年で地方公務員は17%も減少し、土木系の職員がいない自治体も少なくない。それも載っておりました。公務員の削減が社会にとって危険なレベルになっていないか、国民的な議論を始める必要を感じるとその投稿には投げかけてありました。本定例議会初日の町長の冒頭の御挨拶でも、驚異的な自然災害について述べられました。高齢化の進む中で、大災害に見舞われたときのことについて本町は十分考えておられることと思いますが、私がこの記事を読みましてちょっと気持ちを引かれましたのは、公務員の減少によって土木系の職員が少ない自治体が少なくない。建設課長さんのいない町があるとかいうこともちまたで聞きますので、私はそこのところをちょっと町長さんはお考えとかいろんな話の中で自分の御意思とかがおありでしたら、また計画とかがおありでしたらお尋ねしたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  本町でも、必ずしも職員が多いと言える状況ではないと思いますので、本町は建設課長、土木等の技術職も……。土木はまだいるようですが、募集で土木建築を募集してもなかなか受験に来ていただけないというふうな状況に今なっているとは思います。  そんな中で、この災害等があったときの対応というのは本当に建設課中心に大変な状況でありますが、今、市川町では地震に対しての防災訓練はやっておりますが、先ほど課長からありましたように大雨についての訓練はしておりません。これは大雨については、あるいは台風については事前に情報が流れますので、それぞれが自覚的に早目の対応をしていただくということが非常に重要になってこようかなというふうに思います。そういった意味では町としては早目の対応をしながら、やはり自分の命は自分で守るという、ことしつくりますハザードマップを見ていただいて、自分の家、自分の地域をよく知っていただいて、どういうふうに対応していったらいいのかというようなこと、対策をそれぞれで考えていただきながら、共助というのが非常に大事になってくると思うんです。そういった意味で、それぞれのところでの共助というふうなことも日常からの地域のコミュニティーが大事だろうと思うんで、そういうことに喚起を促さなければならないなというふうに思っております。  どちらにいたしましても、やはり自分の命は自分で守ろうということで日常ふだんにこういうときはどういうふうにすればいいのかということを考えていただくような、そういう啓発啓蒙が非常に大事になるかなというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  8番、中野史子君。 ○8番(中野 史子君)  町長さん、どうもありがとうございました。たくさん質問をいたしまして失礼いたしましたけれど、私も最後に町長が言われましたことを言っておきたいと思います。  総務課長さんの言われましたハザードマップにつきまして、自助、共助、公助、もうこれをもっともっと住民に徹底していかなくてはいけないと思いますので、そこらのことも踏まえまして先ほどのお悔やみコーナーもしかり、この災害もしかり、自助、共助、公助、これぜひともまた周知徹底していただきますような町の取り組みもお願いいたしまして、私の質問は終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(長尾 克洋君)  8番、中野史子君の質問は終わりました。  次に、11番、中岡輝昭君の質問を許します。  11番、中岡輝昭君。 ○11番(中岡 輝昭君)  議席番号11番、中岡輝昭でございます。議長の許可を得まして、通告による質問を行わさせていただきます。  まず、議案第57号、市川町行政組織条例の一部を改正する条例について、これまで何人かの議員の方々が御質問をされましたが、私はこの健康福祉課介護係と保健福祉センター地域包括支援センターは非常に密接な関係にあるというふうに思っておりますが、今後課が分かれた場合に連携はどのように行っていくのかということについてお尋ねしたいと思います。よろしくお願いをいたします。 ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  中岡議員の質問にお答えしたいと思います。  議員御指摘のように、健康福祉課の介護係と保健福祉センター地域包括支援センターは非常に密接な関係にあるというふうに認識をいたしております。高齢者が住みなれた地域で生活できるように、介護予防サービスや日常生活支援などの生活全般にわたって支援を行っていくための中心となる機関である地域包括支援センターでは、介護保険の相談を初め健康福祉課介護係との情報共有などの連携が欠かせない業務を担っておりますので、場所は離れておりますが、これまでも連携を密に互いに助け合いながら業務をしてきたというように考えております。このことは今回組織条例を改めても何ら変わるものでなく、この組織改正において事務分掌が変更となることはありませんので、これまで同様課題を共有して互いに協力し合いながら、住民が安心して暮らせるよう支援をしていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君。 ○11番(中岡 輝昭君)  これまでと変わりなく連携をということでございますが、あくまで町民ファーストで町民の皆さんに迷惑がかからないように対応はしていただきたいと思います。課長がそれぞれになりますけども、その点はよろしくお願いをしたいと思います。  それともう1点、施行期日が令和2年1月1日となっておりますが、その理由についてお願いしたいと思います。別に4月1日でもいいのではないかと思うんですが。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  施行期日が令和2年の1月1日になっておりますが、議員も御承知のように教育委員会の行政組織の規則が改正されて令和2年1月1日に施行されるということで、この施行日に合わせることで役場全体の組織改正の時期が住民にとっても理解しやすいものとなり、新体制へのスムーズな移行が期待できるというふうに考えておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君。 ○11番(中岡 輝昭君)  今、教育委員会のことがということでしたが、普通教育委員会は規則改正で特に教育委員会の中で決めれる問題。町長部局については、行政組織条例の改正が当然必要になってくる。本来、普通であれば町長部局が行政組織をさわるので、それに合わせて教育委員会もこのたびあわせて改正、また分割、いろいろなことをしたいというのが僕は普通ではないかなと思うんですね。議会に教育委員会の規則はかかりませんので、行政組織条例は議会にかかって議決が必要と。その意味から含めると、やはり本来は町長部局の課の再編が優先して、それにつられて教育委員会の組織が変更になるということはあっても、その反対のことを今言われてるんですけども、それは余り好ましいことではないような気がするんですが、先ほどそれにあわせて人事異動が当然必要になってくるのでそれに合わせましたという、教育委員会に引きずられているのではないかという感が否めないんですが、その点どうお考えですか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  4月1日の改正、教育委員会も含めてということは考えてはおりましたけれども、教育委員会のほうがいろんな事情で急ぐということでそういう規則の改正をついにやりましたので、逆だと言われたらそうかもわかりませんが、同じように1月1日に教育委員会も町長部局のほうもそれに合わせて改正を行っているということです。御理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君。 ○11番(中岡 輝昭君)  今の教育委員会の急ぐ事情というふうにありましたが、その急ぐ事情は何でしょうか、教育長。 ○議長(長尾 克洋君)  教育長。 ○教育長(山下 茂樹君)  中岡議員の御質問にお答えします。  この前の全員協議会でも御説明いたしましたけども、このたび教育課をこども教育課と生涯学習課の2つに分けます。その理由としまして、学校教育では現在中学校の統合を進めております令和2年度からは統合準備委員会の設置また新中学校施設整備の検討、さらには今後進む少子化による小学校の統合など、市川町全体の教育環境をどうしていくかを検討していかなければなりません。  また、生涯学習課では次年度には文化センターの大規模工事、公民館、スポーツセンターの長寿命化計画策定もあります。そういった課題を進めていくには、2課に分かれ集中して行うほうが効率かつ迅速に対応できるという効果があります。  また、施設の整備面が多いため、新たにこども教育課には施設係を設置し強化してまいります。  令和2年1月からの実施につきましては、令和2年4月に入ると早急に準備会等の設置など取りかからねばならないことが多くその準備期間を要すると判断したので、このたび令和2年の1月から今の教育課をこども教育課、これは学校教育分野、生涯学習課、社会教育分野の2つの課に分けることで教育委員会の定例会議で御承認をいただきました。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君。 ○11番(中岡 輝昭君)  今、令和2年度からいろいろなことがあって、その前準備段階が必要だというふうな意見かなと思うんですが、4月1日でもよかったのではないかなということは私の中でなくなりません。そのことはそれぞれがお決めになったことですのでそれはそれでそれ以上はお聞きしませんが、考え方として私はそういうふうに思いますということで、町長もその辺は今後参考にしていただいたらと思いますのでよろしくお願いをいたします。  次に、マイナンバーカードの普及についてお尋ねしたいと思います。  国は、マイナンバーカードの普及について令和元年度末までに公務員の取得に対し家族を含め実質義務化をし、またマイナンバーカードを活用したポイント還元事業を始めようとしております。また、本町では今月からマイナンバーカードによる各種証明書のコンビニ交付が始まります。また、令和3年3月には健康保険証としての本格運用が始まる予定でございます。  現在の市川町におけるマイナンバーカードの交付数及び交付率は幾らになっておりますか、お尋ねします。よろしくお願いします。 ○議長(長尾 克洋君)  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  中岡議員の御質問にお答えをいたします。  令和元年11月末現在のマイナンバーカードの交付数は1,441件で、交付率にしますと12.0%となっております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君。 ○11番(中岡 輝昭君)  今、交付率が12.0%という話がありました。全国平均で14.3%とか4%とかという数字がずっと出ております。最高のところは50%を超えてるというふうなニュースもございました。取得しやすい環境整備、またカードの付加サービスを考えることも重要かと。それについても一層充実すべきと考えております。  このマイナンバーカードの交付円滑化計画というのが策定されているんではないかと思うんですが、その内容についてお尋ねしたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  中岡議員の御質問にお答えをいたします。  マイナンバーカードの交付円滑化計画についてですが、国は令和3年度には7割以上の交付率を目標としております。市川町におきましても、マイナンバーカードの普及を進めるために広報による啓発のほか、今年度につきましては12月14日の土曜日、1月25日の土曜日、3月1日の日曜日にそれぞれ窓口を開庁予定としております。来年度も引き続き土日の窓口開庁も計画もしております。マイナンバーカードの普及に向けて、さらに一層の啓発を行ってまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君。 ○11番(中岡 輝昭君)  休みの日にあけて受け付けをということでございますが、しっかり啓発をしていただいて一人でも多くの方が窓口に赴いて申請をしていただけるような取り組み、対策をお願いしたいと思います。  また、これだけではございませんが、国や県が推進している事業というのが幾つもあろうかと思いますが、そういうことに対して町として積極的に取り組むことというのは非常に大事ではないかなというふうに私は常々考えております。市川町もやるやんと国や県に認識してもらうこと、またそれが国や県へアピールする上で非常に大切ではないかなと思います。職員一人一人の方がそういう意識で取り組むことも必要ではないかというふうに思うんですが、町長はそういうことに対してどうお考えでしょうか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  御指摘の点、大事なことだというふうに思いますし、マイナンバーについては職員にも早く取得するという、そういうことで今呼びかけて順次……。今、職員の交付済みが24%、申請が46%、70%ということで、まず職員にもそういう意識を持たせるということが大事で、そういうものを通じながら交付率をふやしていきたいというふうに思っております。
    ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君。 ○11番(中岡 輝昭君)  わかりました。しっかりと、このことだけに限らずそういう意識をしっかりと皆さんに持っていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  次に、インフルエンザ予防接種への助成について少しお尋ねしたいと思います。  平成28年9月議会で、子育て世帯への負担の軽減と子供たちへの重篤化予防のために子供たちへのインフルエンザ予防接種への助成について質問をさせていただきました。当時の課長は、市川町総合戦略5カ年計画の中で財政当局との予算面での協議並びに保健福祉センターの人員体制整備も含め検討していきたいと答弁をされました。  先ほど髙橋議員への答弁で、次期戦略で検討したいというふうなことでございましたが、平成28年1月にまち・ひと・しごと創生総合戦略が策定されております。その中の4、基本目標3、若い世代が魅力を感じる子育て環境の実現。具体的な施策、⑤施策名、経済的負担の軽減策の推進という中で主な取り組み、妊婦健康診査、特定不妊治療費、インフルエンザ予防接種等の助成とございます。総合戦略は公表もされており、町民の皆さんもごらんになっていらっしゃる方も多くございます。先日もある婦人から、子供のインフルエンザ予防接種の助成はどうなったのとの問い合わせをいただきました。  先日、私たちが行政視察をした鳥取県伯耆町では、全町民を対象に助成を行っていらっしゃいます。5年間で取り組む施策を上げられていると思います。計画したということは、財政シミュレーションの中でも計上されていることと思っております。計画の最終年のこの時期になってもインフルエンザ予防接種の助成への動きがないということは、計画年度中に実施がないということでよろしいんでしょうか。なぜ計画しておきながらできなかったのか、その理由をお尋ねしたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  保健福祉センター所長、羽室君。 ○(健康福祉課参事保健福祉センター所長)  ただいまの中岡議員の御質問にお答えします。  計画年度中の実施についてですが、インフルエンザ予防接種費用助成事業の実施予定はありません。  なぜ計画しておきながらできなかったのかという御質問につきましては、新たなワクチンの定期予防接種事業やその他の業務がふえたことにより、人員体制が調整できなかったなどの理由によって実施することができませんでした。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君。 ○11番(中岡 輝昭君)  いろいろできなかった理由を今言われたんですが、計画に上げたということは非常に重いと思うんですよね。言うたら町民にその部分うそをついてる。計画した以上は、予算措置をすればそれなりのことはできたんではないかなと思うんですが、その計画をしてそういう理由があったにせよできなかったということを町長はどう捉えていらっしゃいますか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  計画年度中の実施について、インフルエンザ予防接種費用の助成事業の実施予定ができてませんでしたが、なぜ計画しながらできなかったのかということにつきましては、新たなワクチンの提供接種事業やその他の業務量がふえたことにより、人員体制が調整できなかったことなどの理由によって実施はできませんでした。インフルエンザの費用助成事業はできませんでしたが、平成27年度におたふく風邪が流行したために平成28年度からおたふく風邪の予防接種費用の助成事業を先行、また今年度からは造血幹細胞の移植後のワクチン再接種費用の助成事業を実施をいたしております。  今後につきましては、次期の総合戦略を見直す中で他の経済負担との軽減策等々とあわせながら検討していきたいというふうに思いますが、計画した事業がそういった事情もありながらできなかったことについては申しわけないというふうに思っております。以上です。 ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君。 ○11番(中岡 輝昭君)  やはり計画に上げた以上はという思いを持って取り組んでいただきたいと思いますが、僕のこれ一つの提案ですけども、自分の子供たちが受験期を迎えた中学3年生とか高校3年生とかのときには、インフルエンザの予防接種を家族みんなで受けてその要は受験当日、そういうことによって受けられなかったとか体調万全でないために実力が発揮できなかったとかということがないようにの思いでそういうこともしてきました。そういう意味から踏まえると、受験を控えた中学3年生とか高校3年生に対してまずは助成を始めるとか、一つの案でございますが、そういう受験というのは人生の中でも子供たちにとっても大きなことであろうと思いますので、万全の体調でできるようなそういうことに対して助成をするということも必要でないかというか、何らかの形でインフルエンザの助成をしますというふうに計画に上げた以上、そういうことも含めて全部できなければある一部に対してするとかということを考えてもいいのではないかというふうに思うんですが、町長はどうですか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  いろんな助成をしていく場合に、全員でなくて所得制限であったりとか第3子だけであったりとかいう、そういう部分的なことをやってきている経過もあります。そういう意味では、今、議員からの提案がありましたようにそういった特にこの時期にどうしても必要だという、そういう部分に限って行うというその提案も一つの参考とさせていただくということは重要かなというふうに思います。どうしてもインフルエンザということになれば、子供たち対象者全員とかいうことになってきますと成人のことも含めて大変な事務量で、人員がなければ実施できないというそういうことに阻まれてできなかったようなこともあったのかなというふうなことを思いますときに、今の提案というのは非常に示唆に富んだものであるかなというふうに思っております。以上です。 ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君。 ○11番(中岡 輝昭君)  今期の総合戦略は本年度で終わるので次期の中で検討ということで先ほどもありましたので、そういうときにそういう全部にできる力がなければそういうことも含めて検討してみていただいたらというふうに思いますので、御提案させていただいておきます。  次に、学校給食費軽減の拡充についてお尋ねをしたいと思います。  現在、本町では子育て世帯への経済的負担の軽減策として、学校給食費について小・中学校児童生徒1人当たり1カ月300円の軽減が行われております。さきの6月議会でも、学校給食共同調理所の広域化と給食費無償化について質問をさせていただきました。その際、無償化した場合3,500万円ぐらいのお金が必要というふうに町長のほうから答弁がございました。  先日、私たちが行政視察をさせていただいた鳥取県伯耆町では、町長の考えのもとに子育て世帯への支援策として1食当たり10円の軽減から始まり50円に増額し、現在は100円の軽減が行われています。現在の月300円の軽減ですが、これもあれなんですが、卒業を控えた小学校6年生とか中学3年生をまず無償化するとかもう少し大きく軽減するとかということも含めて、その段階的拡充の考えについて町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  この私の公約の中でもそういうことを上げておりますが、次期の総合戦略の中でそういうことも含めて総合的に、この時期何を優先してやるのかというそういうことも含めて考えていく必要があるんではないか。だから給食費のそういう助成もあれば、これまでにも体操服であったりほかの点でやっておりますので、何を一番重点をしてやるのか。あれもこれもというんじゃなくて、そういったことについては次期の総合戦略の中で重点を絞るというふうなことも含めて考えさせていただこうかなというふうに思っておりますので、給食費を来年度どうこうするというのは今のところ考えておりません。 ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君。 ○11番(中岡 輝昭君)  総合的な子育て世帯への経済的な負担の軽減という観点から、しっかりとほかのことも含めてしていただいたらというふうに思います。何か前にも前9月議会ですかね、にもアピールすること、何かしら、あのときは3世代同居を応援するということをアピールしたらどうかという話もしましたが、子育てをしっかり応援するまちであるということを打ち出しても別にいいんではないかと思いますが、いろんな意味で財政的にやはり厳しい市川町ですので、隣近所とお金で競争してもなかなか勝つことは難しいと思いますので、そこは知恵と工夫を重ねていただいてその内容を次期創生総合戦略の中に生かしていただければ非常にありがたいと思いますので、その点よろしくお願いをいたします。  次に、関係人口についてお尋ねをしたいと思います。  昨今、自治体の注目しつつある概念に関係人口というのがございます。総務省の関係人口の定義は、同省のこれからの移住交流施策のあり方に関する検討会報告書によると、関係人口とは移住した定住人口でもなく観光に来た交流人口でもない。地域や地域の人々と多様にかかわれる者というふうに明記をされております。しばしば関係人口は交流人口以上、定住人口未満と称されております。同報告書は、関係人口に注目する理由として地方圏は人口減少、高齢化により地域づくりの担い手不足という課題に直面しているところ、地域によっては若者を中心に変化を生み出す人材が地域に入り始めており、関係人口と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待できると記しております。  関係人口を活動人口と称している方もいらっしゃいます。活動人口は、地域づくりに対する誇りや自負心を持ち、地域づくりに活動する者と定義されております。対象としては、このまちの出身者また勤務経験者、またふるさと納税をしていただいている納税者の方、また別荘等2地域居住者等いろいろそこにはあると思いますが、この市川町にルーツや思い出がある人で、その方たちへの働きかけも考えられようかと思います。  この12月6日には、政府の掲げる地方創生の総合戦略案が明らかになりました。第2期の2020年度から2024年度に実施する施策と数値目標を明記してあるというふうに聞いております。その中で、関係人口を重視し拡大する自治体数を第2期内に1,000までふやすというふうな目標を国としては掲げておる。近々閣議決定も恐らくされるというふうに聞いております。そういうことからも、この次期創生総合戦略にもこういう関係人口という視点を取り入れていくべきではないか。また、当然いってほしいという希望も含めてありますが、その点いかがでしょうか。 ○議長(長尾 克洋君)  企画政策課長、内藤君。 ○(企画政策課長)  中岡議員の質問にお答えいたします。  市川町の次期総合戦略としまして、移住を増加させ定住人口の維持に努める施策を掲げると同時に、少子高齢社会にあっては交流人口、関係人口の拡大を図ることも必要となってまいります。現在、次期総合戦略事業の素案を作成しているところですが、関連事業の内容に盛り込んでいくことを検討してまいります。  具体的には、さまざまな形態の関係人口がありますが、関係人口となる一つのきっかけにふるさと納税があります。そこで、新たな寄附者の獲得に努めるとともに、その後市川町との関係性の継続を希望される方につきましては随時市川町の情報提供をするなど将来的なかかわり、関係人口の獲得に結びつくような施策を考えたいと思います。また、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSを活用して幅広く情報発信を行うことで、市川町とかかわりのある人、つながっている人の確保に努めてまいります。そして、町としましても将来的には関係人口の中から定住につながったり地域づくりの担い手となったりする人があらわれることを期待しております。  また、何かの形で市川町とかかわった人、市川町出身者や町内での勤務経験者におきましても市川町への関心を高める取り組みを考えていく必要があると考えております。以上です。 ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君。 ○11番(中岡 輝昭君)  今、課長のほうからいろいろ説明をしていただきましたが、そういう視点もしっかり持って、市川町人口が1万2,000を切りましたけれども、少しでも活気があるすばらしいまちになれますようにお願いをいたしまして私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(長尾 克洋君)  11番、中岡輝昭君の質問は終わりました。  暫時休憩します。なお、再開予定は2時20分といたします。       午後2時04分休憩       午後2時19分再開 ○議長(長尾 克洋君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、7番、中尾武君の質問を許します。  7番、中尾武君。 ○7番(中尾 武君)  議席番号7番、中尾武でございます。議長の許可を得まして、通告書による質問をさせていただきます。  議案第57号については、同僚議員と同じ質問内容で理解いたしましたので割愛させていただきます。  次の質問に移りたいと思います。今度のスポーツ推進事業の方向性ということについて、今、私たちを取り巻く生活環境は、昭和の時代から令和の時代に対しても急速に大きく変化しています。利便性やIT化社会の進展、労働形態の変化で便利で快適な生活ができるようになったが、運動不足やストレスの増加につながり健康を脅かしていると考えます。  学校が週休2日制の完全実施により自由時間が増大したが、体を動かす機会の減少や生活習慣の乱れから体力の向上に相反して運動能力が低下している現状が進んでいると全国的にも大きく取り上げられています。スポーツには人間の可能性の極限を追求するという意義もあります。スポーツに打ち込む選手のひたむきな姿や高い技術は人々のスポーツへの関心を高め、夢や感動を与えるなどスポーツの持つ社会的意義が考えられると思います。青少年の健全育成、地域のコミュニティーの醸成、経済発展への寄与などの大きな効果です。  市川町でも、市川町体育協会や平成13年8月11日にスポーツクラブ21市川町推進委員会を設置し積極的に推進されております。しかし、令和時代に入り少子高齢化問題が大きく社会問題になり、人口減少がさらに追い打ちをかけるように市川町でも人口減少、流出に歯どめをかけられてないのが現状です。社会的な意義を考えて、青少年の健全育成を考えて、未来のある子供たちのスポーツ環境の見直しを強く考えていただきたいと要望するが、町として何か取り組んでおられるのか説明を求めたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  7番、中尾武君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  教育課長、高橋君。 ○(教育課長)  中尾議員の御質問にお答えしたいと思います。  子供の学校完全週休2日制は平成14年度より実施されており、17年が経過しております。この制度は、学校、家庭、地域社会が相互に連携しつつ子供たちに生活体験、社会体験や自然体験などさまざまな活動を経験させ、みずから学びみずから考える力や豊かな人間性などの生きる力を育むことを目的としております。  議員の言われる子供が体を動かす機会の提供についてですが、現在、小学校を対象として子ども会の事業の中で球技大会、ソフトボールとバレーボールを行っております。また、野外研修会としましてカヌーそれからシュノーケリングを行っております。体育協会では、剣道、柔道、卓球、少林寺拳法の4種目、スポーツ少年団はバレーボールがあります。旧小学校単位に設置されている5つのスポーツクラブ21に子供が参加できるようになっております。スポーツセンターの主催といたしまして、夏には小学生を対象とした水泳大会や水上フェスティバル、昨年ではサッカー教室も開催しております。しかしながら、子供の幅広い継続的な活動の提供は現在実施をできておりません。  議員が心配されますように、近年スマホやゲームに熱中する子供が非常にふえてきております。そういったことから、教育委員会としましてはスポーツの持つ効果を重視しまして、来年度に子供のスポーツ活動を新たに検討していきたいというふうに考えております。これは創生総合戦略の取り組みの一つとしても加えて実施をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  7番、中尾武君。 ○7番(中尾 武君)  方向性の説明のほう、課長ありがとうございました。  次の質問に移りたいと思います。先ほどの質問と少し類似するところがあると思うんですが、体育館施設等使用料の免除及び育成団体への補助金についてということで、きょう住民が強く要望しているのは、育成団体を認定を受けなければ、町施設、体育館等の使用料を免除または減免を考えていただき、子ども会等は免除になるが、体育協会所属の団体はスポーツセンター以外を利用した場合、免除または減免も受け取ることができない。スポーツセンター減免もわずかであり、各チームの財政の圧迫となっている。野球、柔道、剣道等、小学生団体において多くの指導者が無償で指導に当たられています。町内の小学生の健全育成の一環を担っていただいているが、町として何か手助けを考えてはどうだろうか。各種競技の体育教室や子ども会対象の体育会等、スポーツを通して市川町に多く貢献をされていると感じる。近隣の神河町のような育成団体の制度を設け免除団体の拡充を要望するが、育成団体の制度について行政の見解を求めたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  教育課長、高橋君。 ○(教育課長)  中尾議員の御質問にお答えいたします。  現在、市川町体育協会に子供が参加しているのは、先ほども申し上げましたように剣道、柔道、卓球、少林寺拳法の4種目です。また、スポーツ少年団はバレーボールの種目だけで、所属団体は3団体となっております。市川町体育協会及びスポーツ少年団につきましては、スポーツセンターの使用料の減免を2割としております。また、公益上有益と認めて町または教育委員会が主催または後援する場合は免除しております。  神河町では中尾議員が言われました青少年健全育成団体を支援する制度があり、その資格を満たした団体は町長の承認を受けるとスポーツ施設の使用料が免除となっております。福崎町にはこの制度はなく、体育協会は週2回までは免除、スポーツ少年団は週1回までは免除としています。郡内を比較しますと、市川町の対応が一番低くはなります。郡内のスポーツ施設の使用料を比較しますと、市川町が野球場施設以外は比較的安い金額設定となっております。青少年の育成という観点からしますと、施設を積極的に活用できる仕組みは必要だというふうに思いますので、こちらのほうにつきましても創生総合戦略の取り組みの中でこの制度を盛り込むかどうかというのを検討していきたいというふうに考えております。  なお、子ども会育成会につきましては、現在使用料は全て免除となっております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  7番、中尾武君。 ○7番(中尾 武君)
     先ほどの課長の説明で、検討という返事をいただきました。具体的にその検討の時期、回答の時期はいつになるのか教えてください。 ○議長(長尾 克洋君)  教育課長、高橋君。 ○(教育課長)  中尾議員の御質問にお答えします。  先ほど申し上げましたように、現在創生総合戦略を見直しておりまして、来年度からその施策が実施される予定となっておりますので、今年度中に検討していきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  7番、中尾武君。 ○7番(中尾 武君)  育成団体の制度を設けていただいて、重複になるんですけど、免除団体の拡充をできるだけ要望していただきたいなと思います。令和2年度からということで、大変前向きな言葉をいただきましたので答弁は結構でございます。  あと、ちょっと補足になります。青少年の育成の観点から、基本的には文化協会や体育協会等の町補助団体に属することを条件に、育成団体の範囲を小・中学校を主体とする団体に限定することを求めていきたいなと思っております。答弁は結構でございます。  次の質問に移りたいと思います。育成団体に活動の補助金をについてです。  近隣の町はスポーツ少年団所属もしくは育成団体に認定されれば数万円の補助を受けられているが、市川町においてはスポーツ少年団の事務も住民に丸投げ状態であると聞いております。また、スポーツ少年団団長会議等への交通費などの補助金等も支給されていないと聞いているが、スポーツを通して子供の育成を上げる団体に補助金等を出していただきたいことを強く要望……(発言する者あり)  済みません、体育館施設等使用料についての質問です。(発言する者あり)  では、通告の3つ目の体育館施設等使用料についての質問をもう一度読み直させていただきます。  近隣の町は、スポーツ少年団所属もしくは育成団体に認定されれば数万円の補助が受けられているが、市川町においてはスポーツ少年団の事務も住民に丸投げ状態であるとか、スポーツ少年団団長会議等への交通費などの補助金等も支給されていないと聞いています。スポーツを通して子供の育成を上げる団体に補助金等を出していただきたいことを強く要望したいです。 ○議長(長尾 克洋君)  それは要望でいいですか。答弁は。 ○7番(中尾 武君)  済みません、要望したいのですが、見解を求めたいと思います。(発言する者あり)そうです。拡充の中の要望の見解を。 ○議長(長尾 克洋君)  教育課長、高橋君。 ○(教育課長)  中尾議員の質問にお答えします。  現在体育協会の補助金を町のほうから出しておりますが、市川町は体育協会の各種目協会に4万5,000円を出しております。その中からスポーツ少年団のほうに振り分けされているというふうに聞いております。(発言する者あり)  済みません、ちょっともとに戻ります。4万5,000円を提供しておりまして、その後についてはスポーツ少年団にどういうふうに配分されているかというのはちょっと今のところこちらで把握しておりませんので、またそちらのほうは調べまして御報告させていただきたいと思います。  市川町におきましては、他町と比べまして補助金の額が少し低目となっております。こちらのほうにつきましても、先ほどの免除の関係とあわせましてまた検討していきたいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  7番、中尾武君。 ○7番(中尾 武君)  ありがとうございます。  最後に、私の要望としまして住民の要望や青少年の健全育成の社会的意義を考えて育成団体の制度を設け、育成団体に活動補助金などの実現を3月の定例会での条例制定を強く要望したいと思います。  私の質問は以上です。 ○議長(長尾 克洋君)  7番、中尾武君の質問は終わりました。  次に、9番、正木幸重君の質問を許します。  9番、正木幸重君。 ○9番(正木 幸重君)  議席番号9番、正木幸重です。議長のお許しを得まして、通告をいたしております一般質問を行わさせていただきます。  まず最初に、議案第63号、令和元年度市川町一般会計補正予算(第3号)の中の40款土木費、5項住宅費、5目住宅管理費、19節の負担金補助及び交付金の若者定住住宅促進住宅取得奨励金210万円の増額とあるんですけれども、これは説明には申請増に伴う若者定住促進住宅取得奨励金の増額でありますとなっているんですけども、増額の中身のことを説明していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(長尾 克洋君)  9番、正木幸重君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  正木議員の御質問にお答えをいたします。  若者定住促進住宅取得奨励金につきましては、当初予算で12件の600万円を計上しておりましたが、既に12件の申請がございました。さらに4件申請予定となっておりますので、1件当たり50万円の4件分の200万円。あわせまして家族加算がお2人分ということで、一人5万円の2人分の10万円ということで、合計210万円を今回補正計上をしております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  9番、正木幸重君。 ○9番(正木 幸重君)  説明ありがとうございます。  当初予算では12件の予算のところに4件がふえたということで今回の補正に上がってるんですけども、若者にこれ推進、非常にいいことだなと私、議員としても応援していきたい、このように思っております。  なお、今回4件ですけども、まだこれ3月まで期間ございますわね。もしこれで打ち切られるのか、また状況によっては続いて補正されるのか、その辺もお聞きしたいなと思いますけども、よろしくお願いします。 ○議長(長尾 克洋君)  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  正木議員の御質問にお答えをいたします。  今後の見通しについてということでの御質問であろうかと思います。今後の見通しにつきましては、現在策定中の次期総合戦略の中で協議をしていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  9番、正木幸重君。 ○9番(正木 幸重君)  その政策でよろしいんじゃないかと思います。1番目のこの質問はこれで終わらせていただきたいと思います。  続きまして、次に指定管理についてという議題になっとるんですけども、まず給食センターの件で、この議会のほうで先ほど同僚議員が視察の話もございましたんですけども、鳥取県の伯耆町のほうに給食センターの指定管理されてることを勉強に行ったわけでございます。(「してないです」と呼ぶ者あり)一部委託やね。その中でお話があったのは、職員がちょうど最終定年を迎えられるのをめどに民間委託したという、そういうところを……(「一部委託です」と呼ぶ者あり)一部委託というところの話だったんですけれども、非常に職員のほうを委託しましたら運営のほうを町がかかわらなくてもいいからいうことで非常に、これ全国的なそういう業者さんだったわけですけれども、非常にノウハウを持っておられて町としての運営は非常にプラスになったという、そういうお話だったと思います。  そのことを踏まえまして、先日総務課長のほうから今後の財政規模についてのお話もございました。財政政策ですね。町民の皆さん、やっぱり財政健全化いうのには非常に興味持っておられます。その中で、20年間のめどについての策定された資料が出ておりました。  その中で、私の提案といたしまして、この教育委員会が担当されてるんですけども文化センター、そしてスポーツセンター、給食センター等を完全に指定管理にされては今後どうかなと思いまして提案させていただいております。そのことについて、町長か教育長かどちらでも結構ですけどもお答えいただきたい、このように思います。 ○議長(長尾 克洋君)  教育課長、高橋君。 ○(教育課長)  正木議員の御質問にお答えいたします。  指定管理制度は公務のアウトソーシング手法で、民間のノウハウを活用してサービスの向上、施設の効率的な運営を目的としたものです。メリットとしましては行政コストの削減、サービスの品質向上、行政組織のスリム化があります。一方でデメリットとしましては、民間は利益を上げることにすぐれたノウハウを持っていますが、不採算のサービスからは撤退する可能性も秘めています。住民サービスという観点からは利益を無視して行わなければならないこともありますが、かえってサービスの低下につながる場合があります。このように、公益と利益をどう両立させるかが重要な課題となります。  また、指定管理制度では公募型が原則ですが、業者としては採算がとれる場所や施設でないと応募しない可能性もありますので、町が望むようなすぐれたノウハウを持った業者を選定できるとも限りません。  文化センターやスポーツセンターは近隣住民を対象とした施設であります。多くの利用者を見込めないため、営利が出る施設とは考えにくいです。また、給食センターにつきましては、子供に安心安全な給食を提供するという点においては慎重に考えなければいけないというふうに考えております。  町としましては、行政コストの削減、行政組織のスリム化は課題でありますが、現在の施設の規模や集客見込み、また業務の目的や内容を鑑みますと、伯耆町のように一部の事務委託、業務委託はできましても指定管理制度はなじみにくいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  9番、正木幸重君。 ○9番(正木 幸重君)  メリット、デメリットを今教育課長からの説明があったんですけども、最初恐らくこういう質問しましたらそういうお答えされるのが当然かなと思いますね。ですけれども、考え方によっては本当に市川町のこういう小さい町のところの指定管理いうのは本当に難しいかもしれませんけれども、民間業者がここだけのこと考えたらそうかもしれませんけども、全国ベースでやってるところはいろんな情報も抱えておられると思うし、今後はやはりそういうことも検討していかないと財政状況のことを考えますと非常に進めていくべきではないかなと、私はこう思いますね。ですから私どもも勉強していきたい、このように思っております。  この件に関しましては、これ以上話ししましてもいいかなと思いますので、この質問はこれで終わらせていただきます。  次に、条例制定のことについてなんですけれども、この条例、私、これで3回目ぐらいの質問かなと思うんですけれど、この条例ができましたのは、国のほうで条例ができましたのが2016年の平成28年度4月に障害者差別解消法ができ、そしてその年の6月にヘイトスピーチ解消法、この部落差別解消法というのが同年の12月に国のほうにおいて法律となってきました。これを人権三法というんですけれども、障害者差別解消法がやっぱりできました関係で障害の方の雇用というんですか、就職がどこともふえてるとこのように思っております。  なお、ヘイトスピーチ解消法、これは今日本の国とお隣の韓国との政治的な争いが今起こってる。それを解決に向かって今国同士が努力しておられますけれども、多分この法律がなかったら街宣活動でおまえら出ていけとかね、そういったことが相当頻繁に出てきたと思うんですけども、ニュースの中でお隣の国の韓国との経済関係の政治的な話は進んでますけども、末端ではそんな出ていかない。やはりこれは法律ができたというその大きな私は力じゃないかなと、このように思っています。  次に、この国のほうの三法の中で障害者差別解消法、そしてヘイトスピーチ解消法、これは国のほうも全会一致で法律ができておるんですけども、部落差別解消法というのはこれは共産党さんだけが反対で、いわゆる賛成多数で可決になってる。このような話なんですけども、ここで町長にちょっとお聞き、確認というんですかしたいんですけども、町長がこの8月の選挙に当選されて初登庁されたときに、神戸新聞記者の記者会見がございました。そのときの新聞に、記者から全国で共産党から2人目の町長さんですねというお答えの中で、町長はそれは関係ないと。無所属で出馬したんだから関係ない。それと、党の考えは町に持ち込まないということを公表されてると思うんですけども、それは間違いないんでしょうか、その辺お聞きしたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  8月の記者の質問で共産党であるのかどうかということについては、無所属立候補なのでそのことが直接関係するものではない、そういう意味の発言はしていると思います。  それから、共産党の考えを町政に持ち込むというんですかね、そのことについては共産党のいろんな政策がありますが、その政策であったり理念であったり全てのものを持ち込むというようなことはすべきではないということで、いいことであればそれは共産党の政策であれどこの政策であれそれは持ち込めばいいとは思いますが、特定というんですか、全てのものを持ち込むというのはどうなのかなという、そういう思いはあります。  ただ、私の考えとしてのぶれ、これはしてはいけないというふうには思っております。以上です。 ○議長(長尾 克洋君)  9番、正木幸重君。 ○9番(正木 幸重君)  町長、これ事実のことですからこういう質問させていただきまして大変申しわけないですけども、新聞にもきちっと書いてあります。町議選ときは党公認で立ったんですけども、町長選挙……。 ○議長(長尾 克洋君)  正木議員、通告趣旨に沿って質問してください。 ○9番(正木 幸重君)  いや、それは関連がございますからね、全体でございます。  町長、大事なことでございます。前回も今回も無所属で町政に党の主張や方針は持ち込まない。そのように町長、神戸新聞に掲げてあります。だけど今おっしゃってた、何もいいことは私も入れてほしいなと思います。それは理解したいと思いますけれども、この今議長から通告どおりにやれという御指導がございますのでそれに入っていきたいと思うんですけども、この問題、私これ3回目の一般質問やと思います。昨年の9月の定例会において、部落差別解消推進法に関する条例についての質問いたしました。そのときに、今、課長がかわっておられますけども前課長はいわゆる3町で情報交換をし、共有認識を持って検討していくというお話。これは個人の戸籍取得のときに、3町一斉に同時にされたことと同じように考えておられると思うんですね。  今、先ほどの当初の話に戻りますけれども、国の法律ができたというのは国はこれはその責務をもってこの法律でやるということなんですけども、いわゆる地方公共団体については努力規定というそういうこの法律はみんなそうなんですけれども、ですけれどもその地域の実情に応じていわゆる条例等とかをつくって、町に責務をもってこれを遂行してほしいというのがこの法律の意義だと思うんですね。  その中で、お隣の神河町におきましてこの12月議会にこの条例が提案されて、もう確定したような話も聞いております。そのことについて、今後この市川町の今現在のこの問題に対しての進捗状況をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(長尾 克洋君)  教育長、山下茂樹君。 ○教育長(山下 茂樹君)
     正木議員の御質問にお答えします。  昨年9月議会におきまして正木議員より条例制定に向けた御質問をいただき、その後役場内で内部検討会を2回開催いたしました。第1回はたつの部落差別の解消の推進に関する条例等及び加東部落差別の解消の推進に関する条例等について内容を確認いたしました。第2回は、条例制定後の必要な対応について検討いたしました。また、神崎郡内3町の人権担当課長等による情報交換を行っております。  結論から申しますと、条例化につきましては現時点では考えておりません。市川町といたしましては、2001年11月10日に制定いたしました人権文化の誇れる町宣言をもとに、これからも部落差別を初めあらゆる差別の撤廃と人権尊重のまちづくりを目指して取り組んでまいります。以上でございます。 ○議長(長尾 克洋君)  9番、正木幸重君。 ○9番(正木 幸重君)  教育長は今のところ考えございませんということなんですけども、10月19日の人権交流集会ですか、そのときに町長の御挨拶の中で、市川町は人権文化の誇れる町宣言の看板も上げてやっておられるんですけども、まだ道半ばだという表現されたと思うんです。至ってないと。やはり私はこの条例制定を頑張って、町の責務をもってこれをやるんやというそのところを示していただいて、やはりいろんな住民の方に積極的なやっぱりそういう条例をつくってやっていかないと何も考えはないんかなということもありますし、それによって人権文化の誇れる町に到達が近づいてきたなという、そこまでひとつ御尽力していただきたいなとこのように思っておりますけども、いかがですか。町長、どうですか。 ○議長(長尾 克洋君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今、教育長が申しましたように、今は条例制定ということには考えていないというのが現状でございます。  私は、この推進法について幾つかのことに落ちない部分があるので、その制定をしますというふうにはっきり申し上げられない部分があります。また、住民の皆さんの中でもこの条例の町での制定を望んでいらっしゃる方は当然ありますし、そうでない方もあるのではないかなというふうに思うところもあります。  もう一つすぽんと落ちてないという部分については、一つは3条の中で地域の実情に応じた施策を講ずるようにという改めてこの施策をしなければならないということで、これまでには特別措置法等でいろんな施策をやってきて、それを一般財源の中で施策を講じるというふうなことに移行した中で、もう一度そういう施策をしなければならないのかなという、この部分がもう一つすきっとしてないということもあります。  それから、4条の中で部落差別に関する相談に的確に応じるための体制の充実というふうにこの相談体制を確立しなければならないということになるとすれば、そういった部署あるいはそういった人員の配置、これをしなければならないのかどうかというようなことについても、その辺もすきっとしてない。そういう人員配置までしていかないとこの体制がとれないというふうに言われてくると、今の市川町の職員の人数ではなかなかそうはいかないんではないかなというふうなことも思うわけです。  それから、5条の中に部落差別を解消するためには必要な教育と啓発を行うように努めると。現在もそういった教育であったり啓発であったりというふうなものはしていると思うんですが、この制定をすることによってそのことの強化が言われると思うんですが、この法案が審議された中で参議院の法務委員会の中でも附帯決議というのが出されておりますが、その附帯決議の2項の中で教育及び啓発を実施するに当たっては当該教育及び啓発により新たな差別を生むことがないように留意しつつ、それが真に部落差別の解消に資するものとするようにというふうな。したがって、こういう附帯決議の中でその教育をすることによって新たにその差別を生み出すようなことにならないようにしなければならないという、そういう心配をされているというこのことについても思いをはせていかなければならないのかなというふうにも思っております。  6条の中で、地方の公共団体は協力をしながら部落差別の実態の調査をしなさいということで、改めていろんな調査の方法はあると思うんですが、調査をしていくという。そのことをどのようにしていくのか。また、現在の社会情勢の中で交流人口というんですかね、そういう中で地区内外でそういう交流が深まっているときに何か特定なところを指定というんですか、何かその辺もすっきりしてない。人口的には交流が進んでいく中でどうなのかなというふうな、そういったようなことがまだ疑問として残っておりまして、そういったことがすっきりしないと私としては条例を制定するというそういう思いに至らないという、現在のところはそういうことをこの条例と附帯決議を見ながら思っているところで、今の段階で条例制定をいたしますというふうには言えないというところでございます。 ○議長(長尾 克洋君)  9番、正木幸重君。 ○9番(正木 幸重君)  きちっと議事録に残りますので、町長の話も後日またいろいろ検討してみたいな、このように思います。  それと、今この教育委員会がこういう発表なんかも出されているんですけども、先ほどの一番下の附帯決議とはということで、この附帯決議のところが今説明が抜けてるんですけども、それはどうして、今、町長が言われたそういう変な感覚にとられたらいけないからということで削除されたんですか、ここは。その辺のところをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(長尾 克洋君)  教育長、山下茂樹君。 ○教育長(山下 茂樹君)  ここに附帯決議は入れておりませんが、町長がおっしゃったようなこととかそういうこととは関係ありません。 ○9番(正木 幸重君)  それだけですか。 ○教育長(山下 茂樹君)  はい。 ○議長(長尾 克洋君)  9番、正木幸重君。 ○9番(正木 幸重君)  町長の言われたこと一つ一つ反論したりいろいろしてましたら1時間で終わらないと思います。この件はまた時間を置いて私も勉強いたしまして、また質問するかどうかわかりませんけれども、一応これで終わりにしたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(長尾 克洋君)  9番、正木幸重君の質問は終わりました。  以上で通告による質問は終わりました。  続いて、議案に対する質疑を行います。ございませんか。         〔質疑なし〕  以上で質疑を終結いたします。  議案は、付託表のとおりそれぞれ委員会に付託審査とすることにします。  以上で本日の日程は終わりました。  あす11日より本会議を休会し委員会審査を行うこととし、12月20日午前9時半に再開したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  本日はこれで散会します。早朝より御苦労さんでございました。       午後3時11分散会...