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平成30年第2回定例会(第2日 6月12日)

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  1. 市川町議会 2018-06-12
    平成30年第2回定例会(第2日 6月12日)


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    平成30年第2回定例会(第2日 6月12日)    平成30年第2回(第472回)市川町議会(定例会)会議録(第2日)    平成30年6月12日       〇応招(出席)議員   11人  ┌───┬─────────┬────┬────┬─────────┬────┐ │議員 │         │    │議員  │         │    │ │   │  氏名     │ 備考 │    │  氏名     │ 備考 │ │番号 │         │    │番号  │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 1 │ 堀 田 佐 市 │    │   │         │ 欠員 │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 2 │ 重 里 英 昭 │    │ 8  │ 中 岡 輝 昭 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │
    │ 3 │ 本 間 信 夫 │    │ 9  │ 内 藤   亘 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 4 │ 長 尾 克 洋 │    │ 10  │ 髙 橋 昭 二 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 5 │ 正 木 幸 重 │    │ 11  │ 中 野 史 子 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 6 │ 山 本 芳 樹 │    │ 12  │ 津 田 義 和 │    │ │   │         │    │    │         │    │ └───┴─────────┴────┴────┴─────────┴────┘ 〇不応招(欠席)議員         な し  〇議事に関係した事務局職員   局長      岡 本 勝 行      係長      柴 田 裕 也                        主事      後 田 かおる 〇会議に出席した職員及び委員   町長      岩 見 武 三      建設課長    仲 井 正 昭   副町長     藤 原   茂      下水道課長   後 藤 範 一   総務課長    竹 内 勝 史      地域振興課長  広 畑 一 浩   町参事兼企画政策課長           会計管理者兼出納室長           尾 花 哲 也              平 井 真由美   税務課長    内 藤 克 則      水道局長    平 井 康 行   住民環境課長  坂 本 和 昭      教育長     山 下 茂 樹   健康福祉課長  前 川 勝 彦      教育課長    原 田 和 幸   健康福祉課参事保健福祉センター所長   教育課参事こども園推進室長           羽 室 佐由美              高 橋 幸 子 議 事 日 程 日程第1.   報告第1号ないし第6号並びに議案第26号ないし第32号及び議案第34号 〔一括質疑・質問・委員会付託〕       午前9時29分開議 ○議長(津田 義和君)  皆さん、おはようございます。  早朝より御参集賜り、ありがとうございます。  ただいまの出席議員は11人で定足数に達しておりますので、市川町議会を再開し、これより本日の会議を開きます。  日程に先立ち、御報告申し上げます。  地方自治法第121条第1項の規定により、町長、教育長ほか補助職員の出席を求めております。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。よろしく御協力のほどお願いいたします。  これより日程に入ります。 ◎日程第1.  報告第1号ないし第6号並びに議案第26号ないし第32号及び議案第34号について一括質疑に入ります。  この際、お諮りします。会議規則第61条の規定により、町の一般事務に関する質問もあわせて許可したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  なお、本日の質疑、一般質問は、会議規則第63条において準用する同規則第55条の規定にかかわらず、同一の議題につき2回を超えて質疑、質問を許可いたします。  ただし、発言時間は、同規則第56条第1項の規定により、答弁も含めて1時間以内に制限します。  まず、通告による質問を行います。  1番、堀田佐市君の質問を許します。  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  皆さん、おはようございます。議席番号1番、堀田佐市でございます。  ここ数日、1週間ほど前からですか、本格的な梅雨に入りまして、寒い日があったり暖かい日があったり、非常に体調に、健康管理に、やりにくいような日が続いておりますが、きょうも冷や冷やしております。そんな中で、きょう、今から7名の方が一般質問のほうを行いますけども、理事者の方にはひとつ頑張って、しっかりとした答弁をしていただきたいとお願いしておきます。  それでは、事前に通告いたしております質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に、専決第2号、市川町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分について、平成30年3月31日に公布されたことに伴い、施行日が平成30年4月1日に迫っており、議会を招集する時間的余裕がないので、地方自治法の規定により専決処分するとされておられますが、内容について具体的な説明を簡潔に求めます。お願いします。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  税務課長、内藤君。 ○(税務課長)  おはようございます。  ただいま、堀田議員の御質問にお答えをいたします。  本条例は、地方税法等の一部改正が平成30年3月31日に公布、同年4月1日から施行されたことに伴い、4点についての所要の規定の整備をしております。  まず、第1点目につきましては、国民健康保険税の課税額の規定でございますが、これまでは保険給付費などの支払い総額から、国や県から交付される交付金などの公費等の歳入額を差し引き、医療分としての基礎課税額後期支援分としての後期高齢者支援金等課税額及び介護分としての介護納付金課税額を合算とした賦課総額を算出していましたが、このたび、上位法の改正に伴い、平成30年度より県が国民健康保険の財政運営の主体となり、県より、県全体の保険給付費などの支払い総額から公費等を差し引き、必要な納付金総額が決定され、その総額をもとに各市町ごとの所得水準や医療費水準を反映した基礎課税額後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額を合算した納付金を各市町へ割り当てる算出方式への見直しを行うものであります。  2点目につきましては、国民健康保険税の基礎課税の限度額の規定でございますが、被保険者間の税負担の公平性の確保及び低・中所得層の税負担の軽減を図る観点から、基礎課税分に係る課税限度額を現行の54万円から58万円に引き上げるものでございます。  3点目につきましては、国民健康保険税の減額規定でございますが、世帯の所得が一定金額以下の場合において、国保税の応益分としての均等割額、平等割額を所得に応じて5割及び2割の軽減分を見直しをしております。また、このたびの所得判定基準額の改正につきましては、経済動向等を踏まえて5割減額の対象となる世帯の1人当たりの基準額を27万円から27万5,000円に、2割減額の対象となる世帯の1人当たりの基準額を49万円から50万円に引き上げ、軽減対象世帯を拡充しております。  4点目につきましては、特例対象被保険者等に係る申告の規定でございますが、リストラや倒産など、非自発的な理由により離職を余儀なくされた方の保険料を軽減する制度を利用する場合において、事実を証明する書類を提出する必要があることを改正しております。  なお、施行期日は平成30年4月1日から施行することと定めております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長、丁寧な説明していただいてありがとうございました。  この質問は、これでちょっと終わらせていただきます。  次に、2番目に、県道甘地福崎線の拡幅についてお尋ねいたします。  本路線は、中心部分がこのたび幾分か拡幅工事が進んでおりますが、あとの部分について、北は製材所付近から南への分、また、南は福崎町と市川町の境部分から北へはどのように取り組んでいかれるのか。そして、時期はいつごろになるのか、本町の考えをお尋ねいたします。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  おはようございます。堀田議員の御質問にお答えをいたします。  県道甘地福崎線の拡幅につきましては、平成27年度より平成29年度にかけて、地権者の協力を得て農地隣接部分、延長にしまして360メートルの工事を実施し、2車線道路として供用を開始しております。  なお、起点となります甘地駅前交差点につきましては、本年度、ひょうご地域創生交付金を活用し、甘地駅前を活性化する開発構想グランドデザインを描いた上で、市川町の中心的な交通要所として円滑かつ安全に通行できるよう、県と町が連携して改良計画を策定し、早期実現に努めてまいります。  また、JR播但線と二級河川市川が迫っている箇所につきましては、地形に制約され、工法的に困難な状況ではありますが、引き続き県に拡幅要望をしていきたいと考えております。  県道甘地福崎線は、古くから福崎町との交流を図る上で重要な路線ですので、市川町の重要課題と位置づけ、取り組んでまいります。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長ね、ちょっとお伺いしますけども、今、南の福崎と市川町の境から北へ、あっこはどういうような取り組みを市川町はされとってんの。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)
     今、御質問にお答えいたします。  その福崎町の境から市川町にかけてのJR播但線と二級河川市川が迫っている箇所につきましては、県道と河川、両方ともが県管理になりますので、県と協議を重ねていきながら、一番最適な工法を選定していきたいと考えております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長、私はね、これどないいうんか、町の、役場の考えと多少ずれるかもわからへんけどね、わからんけども、私は、片方は市川で狭めることでけへん。道路を東いうか、市川のほうへ振ってすることでけへん。どないするんかいうたら、福崎から右に流れてきよる川ありますわ、播但線の際に。あれを暗渠にしてね、線路の分をちょっと、ずうっとこうあるわね。そこから境にして真っすぐ下へおろした川で道路をとったら相当広うなるのちゃうんかと。最低1メートル50ぐらいは広がるんちゃうかなと。ほんなら交代する場所ができるんちゃうかなと、そんな考えも持っとるんですけども、町の考えは、そんな考えはないですか。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  ただいまの御質問にお答えいたします。  工法的にはそれも一つの方法かとは思いますが、水路を暗渠にしただけではちょっと幅員がまだ足りない状況ですので、そこら辺は県のほうと相談しながら工法を選定していきたいと考えています。以上です。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長ね、できるだけ早いことね、福崎とか、あっち、今ごっつうようなってきよるんでね、向こうはようなって、こっち、余計目立つんやね、おくれていきよるのが。そやからもう長いこと、何十年いうて、この甘地福崎線のことを大勢の人が、先輩の議員らでも多くの人がこのことをよう質問されたり、考えてほしいいうて、ずっと訴えてきた事業ですので、できるだけ早いことしてほしいと。今も甘地の駅前をよくするいうことなんで、それはしていただいたらありがたいんやけど、ひとつ頑張ってほしいと、お願いしておきます。  まあまあ、この質問はこれで終わらせていただきます。  次に、3番目の質問をいたします。 今年度から企画政策課が設置され、総合計画、広報、統計、国際交流、土地開発、土地利用、そしてふるさと納税と、それぞれに配置されておられますが、中身の仕事内容について、具体的にどのようなことをされておられるのか、先にこのことを簡潔にお尋ねいたします。 ○議長(津田 義和君)  企画政策課長、尾花君。 ○(町参事兼企画政策課長)  堀田議員の質問にお答えをいたします。  これまでの総務課から町政の総合企画調整等に関する事務を独立させまして、政策立案の充実、強化を図り、本町の実情に即しながら、柔軟で戦略的な町づくりを継続的に実施していけるよう、企画政策課が設置をされております。  企画政策課の分掌するそれぞれの業務の内容につきましては、まず総合計画、それとまち・ひと・しごと創生総合戦略につきましては、市川町の抱える少子高齢化の進行や急速な人口減少、地域経済の縮小など、さまざまな課題に対応する総合的な町づくりの指針でございます。今期の総合計画は平成28年度から、また、まち・ひと・しごと創生総合戦略は市川町人口ビジョンを踏まえて平成27年度から取り組んでおります。引き続き目標の達成に向けて進捗管理を行います。  続きまして、広報につきましては、広報いちかわ及びホームページによる町内外の皆様へ町政策や行事の啓発、宣伝並びに報告などを行っております。わかりやすい表現を心がけ、編集、内容をチェックし、町の情報を発信しております。  統計調査につきましては、統計法に基づき、公的統計の作成及び提供に関し、基本事項の定めにより数量的諸性質を観察・分析するために調査し、国民経済の健全な発展及び国民生活の向上に寄与することとなっております。本年度に町が実施する統計調査は、住宅・土地統計調査工業統計調査でございます。  国際交流事業につきましては、国際交流事業の推進を通じて町民の国際人としての感覚を高め、国際化を推進し、地域の活性化に貢献することを目標としております。企画政策課は、市川町国際交流協会の事務局として学生の海外派遣や英語、中国語、ハングルなどの語学教室、町内在住の外国人を対象とした日本語教室を開催をいたしております。また、研修会の開催、会報の発行をいたしております。  土地開発事業につきましては、町有地、個人遊休地等も含めた土地の利活用を推進し、比較的安く入手できる住宅用地の確保に努めたいというふうに考えております。  続きまして、土地利用につきましてでございます。平成29年度に見直しました土地利用計画により、町内全域を見据えた中で、地域の実情に合った土地利用を推進するとともに、住環境の整備に努めております。  ふるさと納税でございます。ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度のことでございます。全国から年間約5,000件以上の申し込みがありまして、その受け付け、入金管理、返礼品の発注、寄附金受領証明書の発行、確定申告を行わなくてもふるさと納税寄附金控除を受けられるワンストップ特例の手続等を行っております。納税額をさらにふやすため、返礼品とする特産品の開拓や、マスコミ、ウエブ広告などを通じてPRに努めております。  お尋ねの業務につきましては以上でございますが、そのほか、企画政策課といたしましては、本年は7月25日に開催する市川まつり実行委員会の事務局、それとコミュニティバス買い物バスの運行についての事務、甘地駅前のパーク・アンド・ライドの管理なども担当いたしております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  ここから先はちょっと副町長にお尋ねしますけどね、私がこれ、この説明を、今、課長が、町参事が説明してくれはったけど、これは総務課の担当のときにこういうことをやっておられたと私は思うんやね。ほんで、ことしからこういう企画政策課なんだか、新しいことをされて、一生懸命頑張って、内容については書いておられる。これはわかるんですけども、何だか去年までと中身変わってないんとちゃうかと。ほとんど総務課でしとった仕事をそのまんま、ただ課をふやしただけではないのかという、そんな思いでこれ尋ねたわけですけど、どの辺がどないに変わったのか、ちょっと説明してもらえますか。副町長。 ○議長(津田 義和君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  堀田議員の御質問にお答えをいたします。  企画政策課における所掌事務につきましては、先ほど企画政策課長が答弁したとおりでございまして、将来ビジョン、計画につきましては、私のほうからちょっとお答えをさせていただきたい、こういうふうに思います。  従来、企画政策の分野につきましては、今御指摘のとおり総務課で担当しておりましたけれども、担当分野が非常に広範に及んでいるということから、本来、企画立案等の業務については、実際のところ、非常にやりにくかったという、非常に業務が多いということもございまして、そういうことから今回、新しい企画政策課ということで独立をして、その企画立案等に専念する課ということで設置をしたわけでございまして、そういう意味で、やっている内容は元総務課で担当しておった分野をそのまま企画政策課が引き継いでいるという形にはなっておりますけれども、これまで計画どおりになかなか進みづらい部分があったということから、そういう専門部署を設置をしたと、こういうことで企画政策課の位置づけを行っております。  当面の目標を平成31年度まで、先ほど説明もありましたけども、31年度までの創生総合戦略の推進、そして5年間の総合戦略の評価に立って、次期の総合戦略をこれから考えていくということもやってまいりたい、やっていただきたいというふうに思っています。  それから、市川町総合計画におきましては、平成28年度に10年間の基本構想として策定をいたしました。その中で、基本計画としまして前期5年、そして後期5年の基本計画に基づいて、毎年の実施計画によって、予算編成の指針として、その計画の達成を目指していくということでございます。  具体的には、平成30年度の予算編成の方針でお示ししましたように、その計画に掲げております項目で、重点施策としてそれを予算化をして取り組んでいくと、こういうことでございます。確かに御指摘のように、内容的には余り変わってないじゃないかということでございますけれども、今後、計画の見直し等もやった上で、当初計画しております総合戦略、そして市川町の総合計画を推進していく大きな力となって、その役割が果たせるものというふうに思っております。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  あのね、副町長ね、私、私のことばっかし言うて大変申しわけないんですけども、他町、神河とか福崎とか、駅、今、福崎やってますわね。それから神河でも、これまでに住宅とかずうっとああいうことをやってるいうのは、長年、もうはるかに昔から目標を立ててやっとるんやね。市川町、そういうことがないでっしゃろ。ほとんどないんですよ。何か事務仕事ばっかしやっとるだけのことですよ、わしから言わせたら。それが企画政策課の務めや、名前のとおりの仕事をするべきやと思うんよね。本当あなた、わしから言わせたら、失礼な言い方ですけど、漫画みたいな課置いてどないするんですか。えらい厳しい、ちょっと言い方しますけどね、私、これはとうから、ずっと思うとるんやね。何年も前からこういうことを言うてきとんや、私自身は。言い方が違うけども。もっと計画性を持って、よその町なんかやったらね、仮に山の頂に、てっぺんの頂に目標をばんと旗上げたら、どんなことをしても、そこ真っすぐに駆け上っていくんやという、そういう意気込みでずっと続けて、神河も、どこの町でもそういうことをやってますよ。けど、市川町は、行き当たりばったりで山に登っていきよるだけやがな。そやから、こっちからこない言われたらふらふらっと左へ寄り、左からちょっと言われたら右に寄り、それが証拠に、南部の下水道もそうでっしゃろ。目標立てとったって何にもなれへん。こっちから言われたらふらふら、こっちから言われたらふらふらし、ふらふらするさかい、委員会で私も言いましたがね、町の方針決めなんと。何でこれが決められへんかったんか。こういうことをしとったら、一つも、時間食うてまうだけやのに。あなた方、そういうこと、気がついとってないですか。どうですか。ちょっと。 ○議長(津田 義和君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  ただいまの堀田議員の御質問にお答えしたいと思います。  そういう捉え方をされているということも、これまでも指摘を今までいただいておるわけなんですが、このたびの地方創生総合戦略にしても、それから総合計画にしても、目標に掲げている部分で重要施策については目標数値を定めて、これを検証しながら今進めております。  例えば基本目標の一つに掲げております産業の振興と仕事の創出、こういう部分につきましては、目標数値としまして新規の就業者ですね、これを5年間で50人ふやすとか、そういう数字的な目標を掲げて、これを毎年、総合戦略会議でもって検証しているわけでございまして、今のところ、この本年度の予算も説明しましたように、そういった目標を掲げている重点事業に予算を重点配分して予算編成していると、それで実行しているということでございます。  下水道の話が出ましたけれども、下水道につきましては、国の下水道方針が、それが改正になりまして、そういうことから、本町の下水道計画も見直す必要があるということで見直したわけでございまして、過日の生活排水対策特別委員会でも御指摘、御指導いただいたように、計画を決めたらそれで進んでいけというお力もいただいておりますんで、今後ともその計画に沿って進めていくという所存でございますので、また今後とも御指導をよろしくお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  ちょっとね、町長、これも参考までに、住民から言われたことなんですけど、参考までにちょっと聞いてほしいんですけど、当地についたらえらい気の毒な言い方なんですけどね、今、甘地で工事整備しとりまっしゃろ、基盤整備か。市川町の最もええ場所なんやね、あれ。で、人口がどんどんどんどん減ってまいよんのやね、家建てるいったって建てられへん。何であっこ、宅地するようなことをされとんのかというて、あれされたら、もう長年、半永久に家建つことができへんのやと。ほんなら若い者はみんな、それやのうても仕事があれへんのに、町へ行こう行こうしよるのに、何で市川町、人口が減る減る、今言いながらあんなことをするんやと。議員さんはどない考えとってんかいうて今、わし言われましたんやね。いや、それは家建てるとこは建てるとこでまたあると思うでいうて、そういう言い方しか知らんさかいに、知ったかぶったような言い方で申しわけなかったけど、せなしゃあないから、わし言うてんのに。やっぱりそういうことが、計画は立てられとんですか、どのように。この地域には宅地をしていくとこやと、ここは田んぼをつくるとこやという、そういうあれは、計画はされとんですか。昔のままですか。 ○議長(津田 義和君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  農業振興計画の見直しを28年、29年度と行ってまいりました。ただ、農業振興地域の計画でございますんで、都市計画のようなきちっとした線引きで、ここは住宅用地であるという指定はしておりませんけれども、国道とか幹線道路沿線については、白地といいますか、農用地から除外しているという部分で、そういう見直しを行っております。  甘地の土地改良区、今、ほ場整備やってる部分については、やはり地元の農業者、そして優良農地を守っていくという観点から、これは前から計画があったことでございまして、それがおくれてきているという状況ではあるんですけれども、そういう計画に基づいてほ場整備もやっていくと。例えば屋形につきましてもほ場整備の計画があるわけでございますけど、これは農業政策の面から見ると、それはそれで推進をしていくということで、その辺で今、市川町は総合的に住宅用地の確保であるとか、そういうことも含めて、総合計画としては計画しておりますけれども、実際に個々にやっているのは、そういう農振地域の見直しであるとかほ場整備の実施であるとか、そういう事業を総合的にやりながら考えていかなければいけないという、進めていかなければいけないという状況ではありますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  副町長ね、副町長の言葉に返して申しわけないですけどね、これも質問だから言わせてもらわないかんのでね。今、甘地いう例を挙げとるわね。で、この屋形もそうするんやと。それはそれでよろしいんやで。ほんなら家建てたいとか、同じ、仮に甘地の中にでも、家建てたいいう人があろうかと思うんやね。その人が建てられへんわね、そう、もうされたら。ならどこで建てたらよろしいん。そういう場所が設けてあるんですか、甘地の場合は。屋形もこれからしていくんやけども、そういうことはちゃんともう計画をされておるんですか。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  ただいまの御質問にお答えいたします。  甘地区域のほ場整備につきましては、区域の中で次男・三男対策用の非農用地といいまして、将来宅地にできるような土地を確保してます。数にしますと40軒、40区画弱ぐらいの非農用地のエリアというのを指定して、そこに家を建ててもらうような方法をとっております。  先ほど話に出てました屋形については、屋形につきましても、それぞれエリアとしては決めてないんですけども、非農用地というのを設定しておりまして、そこで家を建ててもらう計画にしております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  それはそれでよろしいわ。市川町の住民がそのことを、どれほどの人が知っておられる。そこへ行ったらそういう地があるんやと、あっこへ行ったら土地分けてもうて家建てられるんやということを知っとる住民さんは、割合からいうとどれぐらいあるのか。ほとんど知っとってないやろ。どうですか。 ○議長(津田 義和君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  先ほど建設課長のほうが説明しましたのは、その区域内で参加されている方で、次男・三男対策用にそういった住宅用地を確保するというためのものでありまして、ですから、外から、これは住宅用地ですからどうぞここに家を建ててくださいというものではございませんので、その計画の中で、ほ場整備の計画の中で、その参加者といいますか、その方の住宅用地として非農用地を設定しているというふうに認識しておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  今、副町長ね、仮によそから住宅をするのに大きな会社が来て、あっこ住宅建てようということをしたときには、これはできないという、そういう状態になるんですか。その地域の人だけのことなんですか、それは。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  先ほどの御質問にお答えいたします。  ほ場整備の事業につきましては、あくまで地権者が主体でございますので、そのエリアの中いうか、農地を持っておられる方に限定されます。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  町長、副町長ね、もう少しね、市川町を発展させていこう思うたら、スケールの大きなことを考えてくださいよ。それが企画なんですよ。ただ卵のお菓子屋、一つも市川町、将来性はないでっしゃろがい。よそへ行っても、よその市町と、ようやっとることを言うてえや思うんやけどね。一つも将来性があれへん。そやから若い子たちが働くとこもないから、また家建てるとこもないからいうことで、だんだんだんだん都会へ行かれるんやね。それで町内では人口減ってまいよるんやいうて、まあ減りよるのが、そうしただけで人口ふえるんではないけども、やっぱりそういうことを、対策を考えなんだら、ただな、仮にね、全国的に今、人口減ってきよんや。それはもう皆さん知っとってやね、よその人を、こっち、市川町へ来てもらおうという、そんな甘い考えは到底無理な話や。何軒か瀬加のほうには来られておるということも聞いとるんですけどね。だから、それはようふえたな、市川町ふえたないうようなことはないんですよ。そやけど神河なんかいったらふえていまっしゃろ。福崎もふえてまっしゃろ。市川町は減っていきよんやろ。何で。そんなことについてしっかりと考えたこと、町長ありますか。これ町長にちょっと尋ねます。 ○議長(津田 義和君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  人口減少については、どうやってとめるかということは、それはそれとして真剣に考えるのは考えてきてますし、市川町の創生総合戦略の中でもそういった対策については、4つの基本目標のもとでそれを進めるということで考えております。 ○議長(津田 義和君)
     1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  町長ね、こんなことをわし、やりとりしとったら時間来てまうさかいね、これはこの辺で、この問題は終わりますけどね、それは帳面づらでやっとるだけですよ。実際やってないんですよ、わしから言わせたら。もっとしっかりやってください。このことだけようお願いしときます。  わしもちょっと力が入ってきたら声が大きゅうなるんで申しわけないんやけどね、別に怒って、悪気に物を言いよんと違うから、それはちょっと理解してほしい思います。  そして、次の4番目にね、これも似たようなことになるんですけども、企業誘致について何らかの方策を考えておられるのか町長にお伺いしたいと、このように通告させていただいとるので、ちょっとお尋ねします。 ○議長(津田 義和君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  企業誘致について考えているのかということですが、議員が考えておられる企業誘致というのがどういう規模のどんなものかわかりませんけれども、優良な企業が誘致ができれば、働く場所の確保であったり、あるいは流出人口の抑制であったり、交流人口をふやす、あるいは税収の確保等につながるであろう、そういう意味では、人口減少対策と自主財源の確保にとって大切であるというふうには考えますが、企業誘致をする場合に、一つは地域の既存の産業の集積や労働力といった、いわゆる地域の資源の特性を把握しながら、そして誘致をした企業による地域の経済への貢献を期待しなければならないと思いますけれども、既存の資源を有効に活用するという、そういうことからも、地場産業との連携をしながら生産分野の機能についての誘致のターゲットを絞っていく必要があるんではないかというふうに思います。  町が企業を誘致するには、地域経済、産業に関するそういった正確な現状分析、また長期的な将来展望といったようなものも欠かせないのではないかなというふうに思いますが、実際に現状を分析するということになれば、専門的なそういった見地が必要になりますし、長期的な視点では先々のリスクも見据えた行動をとっていかなければならないだろうというふうに思うんです。そういったようなことも考えながら、現在、大きな投資をして新たな工業団地を造成していくという計画については、市川町の今つくっております、字面やということかもわかりませんけれども、創生総合戦略、あるいは総合戦略の中ではそういった造成をして工業団地をつくるという、そういった政策については掲げていないというのが現状でございます。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  町長ね、これも私の思いなんやけどね、既に神河も福崎もそれはやっとんやね。せっかく企画課がこのたびつくられとんやね。この課に3人ほどの、ちょっと年配の職員を、責任持ってもろうて、全国的にね、やっぱり仕事探して、会社を。で、来てもらえるように探す方法を、こんな町長や副町長がそんなことをしとる間がないんでね、やっぱり町長、副町長の命令で職員にそういう仕事を、責任を持たせて、遊ばすんじゃなしに、そういうことを責任持たせて、全国的に今、インターネットでいろんなことを調べられるんやね。全国から、のことを参考にしながら引き寄せることを、また向こうのほうから来てくれるいうようなことは考えられへん。これも一つ、行政は商売とちゃうんやけども、これは一つの商法やね。で、税金を確保していくとか、で、職場があれば、働くとこがあれば若い者も外へ逃げらずに、ここで、市川町で暮らしてくれるだろうと。ほんなら生まれた子がここで育って暮らしていくんやから人口は減らんという、そういう方法を、思い切った考え方を切りかえらなんだら、昔と同じようなことをしとったら、一つもようなりませんよ。副町長、そない思うてんのじゃないですか、えらい2人に振り合いして申しわけないですけど、それは町長とよう相談してしてもいいけど、副町長、ちょっとどないですか、私が言うの、ちょっとおかしいですか。そんな大層なもんじゃないやろうけど。 ○議長(津田 義和君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  堀田議員の御質問にお答えします。  確かに工業団地的なことも、造成もしながら誘致をしていくという、これも一つの方法でありましょうし、今、先ほど町長が申し上げましたように、今の市川町の総合計画、また総合戦略においては、工業用地の造成というところまでは計画には盛り込んでおりません。しかしながら、そういうことも、これは方法の一つとしてあるわけでございまして、ただ、今の経済の情勢から見て、大規模な工場誘致をするために造成自体がどうかというのは、先ほど町長も言いましたように、ある程度のリスクも計算しなければいけない。そういうことも含めまして、今後、企画政策課の中でそういう方向についても、これは検討はもちろんしていかなければいけないということではありますけれども、現状は、先ほど町長が申し上げたとおりでございます。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  町長ね、副町長、2人にお願いしとくんですけどね、ぐっと思い切ったハンドル切ってくださいよ。ね、船で例えたら、何だ、これまでしとったとおりにずうっと泳いで、泳ぎ切れても、一つもようなりません、よそはどんどんどんどん進んでいきよるのに、市川町、何で進まへんのやろ、何ひとつしてもおくれおくれして、後の後のほうになりよるんやね。このことはお二方は知っとってやろう思うんやね、何ひとつしてもおくれよるの。よそは何でこない事業進むんか。やっぱりやり方がうまいんですよ。その責任は、私、あなた方2人にあるんですよ、何も課長の責任じゃないんですよ。やっぱり町のトップ、また町参事も含めて、3本柱で、どっちから押しても、突かれても倒れらんだけの組織をありながら、せっかくありながら宝の持ち腐れになってしまうようなことはしないように、しっかりと取り組んでほしい思うんですけども、最後に一言だけ、町長、このことに対して答弁してください。それで終わります。 ○議長(津田 義和君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今、堀田議員から町に対してしっかりやれということで激励をいただきました。ありがとうございます。  今、町としては、3つのことで、当面、取り組みをしなければならないというふうに考えているわけですが、その一つは、幼稚園や保育所の施設が古くなってますんで、子供の数も減ってきてますので、子供たちのそういった環境をよくする、子育ての環境をつくるという意味で、認定こども園をつくっていくという、そして、その後の土地を、解体をしながらどう利用するんかといったようなことに、今、一つの重点を置いて進めているというのが今の町の一つの方向です。  2つ目は、南部の処理区含めて、市川町の生活排水処理率を早く99%以上に持っていくということで、南部につきましても生活排水、あるいは全員協議会等でも説明させていただいていると思うんですが、その方向で今、40年を目指して進めるという、この大きな課題を抱えて進んでいると。  そして、もう一つは、企画政策を含めまして、町の立てている総合戦略、総合計画を確実に進めるという、この3つの目標を持って今、町は進んでいるし、進めたいというふうに思っております。その上で、今言われた、そういった企業であったり、あるいは商業、あるいは飲食店等々、そういった部分をどうやって町内に引き込んでくるんか、来ていただくということになるわけですけども、そういった点では、市川町の中にある空き工場であったり空き地であったり、そういったところの地権者の方から了解が得られるならば、こういう場所があるということをしっかり情報発信しながら、そういった、先ほど言いましたような飲食店であったり企業であったり商業であったり、そういった人につなげる方法、これはぜひ考えながら発信をし、そういった活動をしていくということは大事であるというふうに考えております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  町長ね、確かに今、3つのことを申されましたわね。大事なことです。私から言わせたら一つ足らんのです。どういうことかいうたら、生きていかなあかんのですよ。どないして生きていくの、市川町は。このままやったら生きていかれへんようになってしまいますよ。生きることを考えるのが一番大事なことですよ。一番大事なことが今入ってなかった。保育所を広げる、きちっとする、いや、こっちはこうする、こうするいうて、今、3つのことを言うてくれはったけど、確かにそれは大事なことなんですよ。一番大事なことは、生きていかんなんのですよ。どないして生きていけるの。そのことが入ってないでしょ。よく考えて行動して、市川町を守ってほしいと。あなた方2人に市川町はおんぶしとんやからね。あなた方に市川町をようしてもらわんと、誰もようしてくれへんのやからね、よそからしてくれへんもん。しかとこのことを頼んでおきますけど、時間ありますけども、これで終わらせていただきますけどね、くれぐれも頼んでおきます。  ありがとうございました。なら、これで終わらせていただきます。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君の質問は終わりました。  暫時休憩します。なお、再開予定は10時40分とします。      午前10時22分休憩      午前10時39分再開 ○議長(津田 義和君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、11番、中野史子君の質問を許します。  11番、中野史子君。 ○11番(中野 史子君)  失礼いたします。初めにちょっとお断りをさせていただきます。  先日来よりちょっと喉を痛めておりまして、途中でせき込んで失礼するかもわかりませんが、議場におる皆様、お許しいただきたいと思います。  議席番号11番、中野史子でございます。議長の許可を得まして、通告による一般質問をさせていただきます。  まず初めに、議案第30号についてお尋ねいたします。  上牛尾塩谷の民家への進入路である里道並びに奥区のほ場整備による、新設、改良された農道の2カ所を町道に認定と上がっておりますけれど、これは、認定後の路線管理はどのようにされるのでしょうか、担当の課長さんにお尋ねしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  11番、中野史子君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  中野議員の御質問にお答えいたします。  今回上程しております2路線につきましては、まずC線として認定し、今後、町が管理していくことになります。  また、改良、舗装、修繕工事等につきましては、地元要望及びパトロールにより生活道路として著しく機能を損なう場合は緊急度に応じて町が実施していくことになります。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  11番、中野史子君。 ○11番(中野 史子君)  それでは、今回の2カ所については、舗装とかは、町道に上がると同時に舗装ができるというようなものではないんですね。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  先ほどの御質問にお答えいたします。  今回の2路線につきましては、地元要望及び現地を見させていただいた上で、緊急度があればそのようにさせていただくようにします。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  11番、中野史子君。 ○11番(中野 史子君)  重ねてお尋ねしますけれど、今までに町道に認定されました路線の舗装の完成度といいますか、認定にはなったけれど舗装ができてるとことできてないとことがあると思うんですが、私が聞き及びますところではA線、C線というように分かれておる中で、ある程度の差がついているというようなことは聞いておりますけれど、これについては一体どの程度できとんでしょうか。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  中野議員の御質問にお答えいたします。  過去に町道認定された路線の舗装状況ということでございますが、市川町の町道認定路線は全部で875路線で、延長にしまして25万4,775.9メートルございます。舗装率は、全体では81.3%になります。内訳としましては、A線で路線数が325路線、延長で15万4,806.1メートルです。舗装率は96.3%です。B線は、路線数が259路線、延長にしまして4万7,107.2メートル、舗装率は69.5%でございます。C線につきましては、路線数は291路線、延長が5万2,862.6メートル、舗装率にしますと47.9%でございます。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  11番、中野史子君。 ○11番(中野 史子君)  私、想像以上にたくさん舗装がされてるんだなと思って聞かせていただきましたけれど、格上げ認定といいますのは、申請が住民から上がって、必要であるから格上げしてほしいと思って認定を受けているんですけれども、認定は受けたけれど、あんまり現況と変わらんなといった場所が少なからずはあるなと思いましたが、先ほども申し上げましたように、割と舗装率がいいのかなと聞かせていただきましたが、A線などは当然でしょうけど、C線が半分程度ですので、いろいろな事情もおありかと思いますが、できましたら、認定されたところは速やかに舗装とかができるようにお願いしたいと思います。  そして、ついでに道路舗装ということでお尋ねするんですが、学校への通学路となっている路線なんかの傷みぐあいとかいうものは、定期的にチェックとかはされているのでしょうか、重ねて課長にお尋ねいたします。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  中野議員の御質問にお答えをいたします。  通学路の路線の傷みぐあいのチェックをされているかということでございますが、建設課といたしましては、町道の傷みぐあい、通学路に関係なくチェックをしておりまして、平成25年度、社会資本整備総合交付金事業の路面性状調査により、市川町が管理する全ての町道の路面のひび割れ、わだち掘れ、縦断の凹凸等を調査しております。内容としましては、路線ごとに100メートル単位で早急に修繕が必要、修繕が必要、修繕することが望ましい、望ましい管理水準であるという4段階に評価をいたしまして管理をしております。  そのうち、早急に修繕が必要、修繕が必要と評価した路線につきましては、実施計画に基づき修繕をしていっております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  11番、中野史子君。 ○11番(中野 史子君)  課長さん、ありがとうございました。またいろいろな面でお世話になりますが、通学路等も気にかけていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  次に、お尋ねいたします。自主財源が乏しい中、町遊休地の売却で甘地北保育所跡地を販売いたしましたけれど、これは完売したんでしょうか。いかがでしょうか。担当の課長さんにお尋ねしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  企画政策課長、尾花君。 ○(町参事兼企画政策課長)  中野議員の御質問にお答えをいたします。  甘地北保育所跡地ですけども、平成29年度に土地開発事業によりまして、千原区内の旧甘地保育所跡地を6区画の住宅用地に整備をいたしまして、本年4月から販売を開始いたしております。現在、5区画の申し込みをいただいており、残り1区画となってございます。引き続きホームページ、広報等、また行政懇談会においても申し込みを呼びかけ、完売を目指していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  11番、中野史子君。 ○11番(中野 史子君)
     好調でよろしかったですね。あと1区画が順調に出ますように希望いたしております。  その遊休地につきまして、重ねてお尋ねするんですけれども、以前、委員会等で残る町遊休地の内容を調査、検証して、順次売却に向けて進めていくというようなお話があったと記憶しておりますけれど、その中で、先ほども出ました東川辺の幼稚園の跡地もあるでしょうし、私がこのたびお尋ねいたしたいのは、瀬加の上牛尾にあります町遊休地の残土処分地、あれ、かなり以前からあると思うんですけれど、あれの管理状況についてはどのようにされておりますか。担当課長にお尋ねしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  企画政策課長、尾花君。 ○(町参事兼企画政策課長)  議員の御質問にお答えをいたします。  町道塩谷坂線の塩谷川南の残土処分地の整地をされているまず面積のほうをお答えをさせていただきます。全部で3段に整地をされているんですけども、平地部分につきましては合計で9,900平方メートルでございます。ただし、その面積につきましては、現地には、今、平地の上に、それができてから、それの後に施工した町道塩谷坂線の道路改良工事により発生した残土を仮置きをいたしておりますので、ただいま申し上げました面積はその土砂がない場合の面積と御理解いただきたいと思います。  それと、管理につきましては、不法投棄を防止するための立ち入りの禁止をする柵の設置、それと法面などの雑草木の除去及び盛り土の変状観察を行っております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  11番、中野史子君。 ○11番(中野 史子君)  ありがとうございます。甘地北保育所跡地と同様に、これにつきましても自主財源が乏しい中、町の財源確保のために売却をするというお考えを持っておられますでしょうか。これにつきましては町長にお尋ねしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  残土の処分地の売却ということですが、あの地域との覚書の中で、あの部分については公共施設等に利用する場合について協議するというふうな覚書がたしかあったというふうに思っています。現在、売却するというふうなことについては、今、考えてはおりません。 ○議長(津田 義和君)  11番、中野史子君。 ○11番(中野 史子君)  ありがとうございます。  公共施設については利用できるということだそうでございますけれど、現在稼働中の中播北部クリーンセンター、平成15年度に完成してから平成25年までの10年間、あの跡地も皆様方、御承知の方はいらっしゃると思いますが、いろいろな婦人会活動とか、保健推進委員とか、いろんな面で環境監視委員として10年間携わってまいりました。建設当時からそれを始めておりましたので、あの施設がオープンいたしましたまでのもろもろの経緯等を踏まえまして、稼働停止後の次期の施設建設については、従来、役職をやめましてよりも深い関心を持って、当時は2町が運営しておりましたこともありまして、非常に深く関心を持って過ごしてまいりました。そして議員になりましてからも引き続き何となく続いておりますけれど、次の新ごみ処理施設の建設候補地の募集につきまして、今回参入いたしました福崎町も含めまして、関係各町につきましては、基本理念、応募資格、応募条件、また地域振興対策等もあわせての公募要項が配布されておりますが、それ、5月から配布されたと思いますし、9月までが期日ぐらいのように記憶しておりますが、その状況はどのようになっておりますか。担当の課長さんにお知らせいただきたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  中野議員の御質問にお答えをいたします。  先ほど議員が言われましたとおり、この5月1日から9月30日まで、公募期間として3町で受け付けを開始をしております。今のところ3町とも具体的に応募があったということはまだ聞いてはおりません。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  11番、中野史子君。 ○11番(中野 史子君)  先ほど町長さんが言われましたように、民間への転売とか、そういうことは計画できないということでございますので、そこでなおかつ私といたしましては、北部クリーンセンター施設への遊休地売却を市川町としては積極的に考えていただければどうかなという思いに駆られております。クリーンセンターに必要な坪数につきましては、御存じのように平地もしくは造成によって2万平米程度というように聞いております中で、町所有のものであります残土処分場が約9,900といいましても、法面とか入れますともう少し多くなるのではないかということになりますと、必要坪数の半数を占めておりますということは、広い道路にも面接しておりますし、不足する用地の確保につきましても、現況等を見させていただきますと、何となく適地ではないかなという思いも考えて持っております。市川町としましても遊休地売却によりまして財産、財源の確保ができますとともに、また、地元区域、市川町内におきましても、過疎化の対策とかいろんな面におきましても、私的考えといたしましても一考の価値があるのではないかと思いますが、町長さんにもう一度この件についてお尋ねいたしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  先ほどの私の答弁についてですが、あの残土処分地についての上牛尾区との覚書は平成9年3月の21日になされておりまして、その使用目的の中に、この建設残土処分地の使用については、公共施設等に使用することを目的とし、事業計画の策定時に市川町と上牛尾区で協議するものとするというふうになっておりますので、先ほどの分を今のように訂正をさせていただきたいと思います。  済みません。上牛尾の塩谷の総務さんとの覚書でございます。  今、あの部分をごみの焼却施設等に利用するというふうな意味のことに対してのことでございますが、あの部分だけでは面積的には足りないというふうに思います。山側に大分削っていかないといけないのではないかというふうに思いますが、今、候補地については、各町から公募で募集をされております。それともう一つは、各町の5カ所ぐらいをずっと専門的に見て候補地を上げておられるというふうに思うんですが、上牛尾区がもしあの土地をそういう候補地としてというふうなことを望まれ、そしてそういうことについてこちらへ話があれば、この協定に基づいて協議をさせていただければというふうに思います。町のほうからこれをそういうふうにというふうなことについては、募集を行う中ではそういうことではなくて公募ということですので、そういうことがあれば協議させていただいたらというふうには思います。 ○議長(津田 義和君)  11番、中野史子君。 ○11番(中野 史子君)  町長さん、ありがとうございました。そのお気持ちを聞かせていただきました。私も別にこっちが勧めと言っているわけではございませんし、奥部のほうの事務組合にも参加させていただいておりますので、公募等につきまして、どのように進めているかということも含めまして、私一人の個人的なものとして、ああいういい場所がある場合には、もしものときには町としても真摯に受けとめていただいて、検討をしていただけるような気持ちもちょっと持っとっていただけたらと思いまして質問させていただきました。どうかよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、甘地から千束へ行きます、駅前を通りまして、振古川についてお尋ねやらお願いをいたしたいと思います。  ただいま、何年か前からの谷から始まりまして、振古川の改修が進んでおりますけれど、この振古川は県の管理河川であると思いますけれど、保健福祉センターの前から甘地の駅前、出合橋のところまでの間を、県に働きかけていただいて、川底をどないぞコンクリートにしていただくようにしていただけないかなと思いますが、これはどんなもんでございましょうね。担当課長さんにお尋ねしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  中野議員の御質問にお答えをいたします。  議員御指摘の保健福祉センター前から甘地駅前、出合橋の間につきましては、振古川から出合橋の間は三面張りのコンクリート構造になっております。また、下中島橋から振古川の間は底張りがない状況でございます。二級河川振古川は県管理河川でありまして、現在、改修計画を策定しているところでございます。その中で、下中島橋付近の堤防を閉塞し、甘地駅前に流下する振古川を廃川とすることを前提としておりますので、改修計画とあわせた計画を県のほうに要望していきたいというふうに思います。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  11番、中野史子君。 ○11番(中野 史子君)  課長、ありがとうございます。例年あそこは私の隣保が掃除当番に当たっております。13軒ほどで、あの大きな溝と言えるのか、川と言えるのか、私は河川やと思いますけれど、それを十二、三軒の者が毎年掃除をいたしますが、それに先駆けまして、区の区長さんとか役員さん方も隣保の負担にならないように土砂を除いたり草を刈ってもらったりしておりますので、非常に高齢化になりますし、軒数も少ないのであれば、苦になっておりますので、振古川が、今、新中島橋言われましたね。市川のほうへ行くことによりまして、当然県河川がそちらに振られてしまうと思うんです。そして残ったあそこから甘地の橋のところまでは町の河川になってしまうのではないかと思いますので、そういったことになる前に県に働きかけて、そして川底を整備をしていただけたらなと思いますが、今の仲井課長さんのお話では、何となく期待ができるかなというようにはお聞きしましたので、続きまして、ほかのことでもう1点お願いいたしますが、現在改修しております振古川、今、市川のほうへ向いていくところの工事の計画等はもう既に町のほうが済んでおられると思うんですけれど、あそこに蛍が非常にたくさん生息するのは御存じでしょうかね。あの草むらの中に見にいきますと本当にたくさん点滅しているんです。そしてそういったところも自然環境の破壊にならないようないわゆる土手の面といいますか、ああいうところがもう全くコンクリートになってしまって蛍が生息できないような計画なのか、多少はそういう草が生えるような場所も置いて、自然環境も含めた計画になっているのかをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  ただいまの御質問にお答えいたします。  今、県のほうが進めております計画におきましては、上中島橋と下中島橋の間の改修の計画を今策定しております。その中で、右岸側、甘地保育所側につきましては、堤防の上を町道が走ってますので、そこにつきましては多分コンクリート構造になると聞いております。左岸側ですね。済みません。申しわけありません。左岸側につきましてはコンクリート構造になると思います。右岸側につきましては、まだそこまで詳細な設計ができておりませんので、今、議員の御指摘があったように、そういう自然環境の保護という観点からもそのような方法をとっていただけるように、県のほうに要望していきたいと思います。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  11番、中野史子君。 ○11番(中野 史子君)  課長さん、ありがとうございました。また、ささいなことのようですけれど、それぞれ今、いろんなところで蛍の再生とかを目指しております時期でございますので、もう少し早かったら夜でも見に行っていただけたんでしょうけれど、保健センターのほうから保育所のほうを見ますと草むらの中にいっぱいおりますので、またお忘れなく、ちょっと頭にとめといて、工事計画をお願いしたいと思います。  そして、先ほど私がお願い申しました川底の件につきましても、課長も言われましたように、県の河川から町の河川になる前に、私たちの町で直さんでもいいように、県のほうで直していただけるように努めていただきまして、きれいな河川の川底もできて、壁もできた中で町の河川として引き受けるような状態になればいいかなと思うことも兼ねまして、川底の件を重ねてお願いいたしまして、本日の私の質問を終わりたいと思います。課長さん、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  11番、中野史子君の質問は終わりました。  次に、10番、髙橋昭二君の質問を許します。  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  議席番号10番、髙橋昭二です。議長のお許しを得まして、通告によります一般質問をさせていただきます。  それでは、報告第3号、平成29年度市川町繰越明許費計算書報告について質問します。  一般会計で款、民生費、項、児童福祉費、事業名、認定こども園整備事業(甘地保育所改修事業)並びに災害復旧費、農林水産施設災害復旧費、単独事業、補助災害復旧費、公共土木施設災害復旧費並びに単独、補助災害復旧費の繰り越しに至った経緯を各項目ごとに、課長様、説明をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  こども園推進室長、高橋君。 ○(教育課参事こども園推進室長)  髙橋議員の質問にお答えします。  まず、認定こども園の部分についての回答です。  認定こども園整備事業の繰り越しの経緯でございますが、認定こども園整備事業(甘地保育所改修事業)は、工事の施工期間に関する協議の中で、保育所行事や平成31年度4月の開園に向けての準備期間等を考慮した上で、最も適した工期が平成30年3月から7月までの時期であると判断し、それに沿ったスケジュールにより事業を進めていることから、年度内完了は困難であるため、設計の委託料及び工事請負費を翌年度に繰り越しています。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。災害復旧費の部分の御質問にお答えいたします。  平成29年度災害復旧費の内訳は、農林水産施設補助災害復旧費につきましては、全体で14カ所、4,869万9,000円、うち1カ所、967万円を繰り越ししております。  続いて、農林水産施設単独災害復旧費ですが、33カ所、6,316万3,000円のうち33カ所、3,556万8,000円を繰り越ししております。  公共土木施設補助災害復旧費は、30カ所で3億8,190万6,000円、うち19カ所、2億2,517万3,000円を繰り越ししております。  続いて、公共土木施設単独災害復旧費は、全体で40カ所、6,398万7,000円で、うち28カ所、3,823万1,000円を繰り越ししております。  昨年度の8月18日未明の豪雨及び9月17日の18号台風により被災しましてから、国の災害復旧事業の認定を受けまして、早期に事業着手をしてまいりましたが、大規模な箇所につきましては、労働力の確保や資材の調達に時間を要しまして、工期が年度内におさまらないため、繰越明許としております。  また、農作物の作付や収穫等に影響がある箇所につきましては、収穫後の工事着手となるため、繰越明許としております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ありがとうございます。  まず1点目に、甘地保育所の改修事業で質問したいと思います。  繰越額が6,600万円のうち、現在進捗率は何%かお聞きしたいと思います。よろしく。 ○議長(津田 義和君)  こども園推進室長、高橋君。 ○(教育課参事こども園推進室長)  質問にお答えします。  工事額6億6,000万ということですが、現在、工事は……(発言する者あり)6億6,000万です。(発言する者あり)済みません。訂正します。6,600万円です。工事は3月が施工期間でした。園児の仮設園舎への移転が可能となった4月1日から工事に着手しております。現在、工事は、施設の撤去工事を終え、設備工事や屋根の塗装に入り、外構は老朽化した遊具等の撤去や下水のつなぎ込み等が行われ、進捗率は現在30%となっております。工程はほぼどおりとなっております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)
     先ほどに工期が7月31日末ということで聞いておりますけども、現在、進捗率が30%。工事は7月に完了できますかどうか、ちょっと確認したい。 ○議長(津田 義和君)  こども園推進室長、高橋君。 ○(教育課参事こども園推進室長)  質問にお答えします。  現在30%ですが、現在撤去作業等に時間がかかっておりまして、これから設置作業のほうに入っていきます。7月末には完了する見込みとなっております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ありがとうございます。私も、この認定こども園、川西、川東、完成するのを楽しみにしております。頑張っていただきたいと思います。  続きまして、災害復旧事業についても質問したいと思います。  執行状況を同じように、現在、繰越額の何%ぐらい執行できとるんか、未執行なのか、その辺を説明していただきたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  髙橋議員の御質問にお答えをいたします。  繰越明許のうち5月末現在で支払いをしておりますのは、公共土木施設補助災害復旧費の1カ所、874万8,000円、率にしますと3.9%でございます。それと、公共土木施設単独災害復旧費では、4カ所、618万円、率にしますと16.2%になります。工事自体は引き続き実施しておりますが、支払いについては、この5月末現在で以上のような実績でございます。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  本当に昨年の災害、市川町が集中的に被害が起きていると私は感じております。そんな中で、職員の方も体に気をつけて頑張っていただきたいと思います。  また、災害復旧事業につきましては、やはり早期に完了するのが本来の目的だと思います。これから雨季に入ってきて、また台風等が来ます。できるだけ早く完了させて、二次災害の起こらないように頑張っていただきたいと思います。  繰越明許費の質問につきましてはこれで終わります。  続きまして、議案第26号、市川町立幼保連携型認定こども園設置条例の制定について質問をいたします。  市川町立幼保連携こども園設置条例の附則第6条、市川町地域子育て支援センターの移転に伴い、位置の改正を同時にされております。現在は市川町小畑881番地でありますが、東川辺1216番地に改正されていますが、現在の地域子育て支援センターの跡地利用についてお聞きしたいと思います。どのように考えられておられますか、答弁願いたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  こども園推進室長、高橋君。 ○(教育課参事こども園推進室長)  質問にお答えします。  現在小畑にあります地域子育て支援センターは、東川辺に新設する認定こども園に併設する施設に移転します。現施設の跡地利用につきましては、市川町子ども・子育て再編計画では、施設は解体を行いまして、その後は地元と協議の上、検討していくことになっております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  私は別に支援センターが移転すること自身に反対とか、そういうことは申しておりません。本当にいい施設の中で開催されるのが理想だと思っております。昨今、今までですけども、跡地がそのままに残っておったり、そういう状態が見受けられますので、この質問をさせていただきました。今答弁いただきましたように、跡地利用につきましては、地元関係区とよく協議をして、どのように施設をつくっていくんか考えていただくということを答弁していただきましたので、その辺は関係区と協議をして、よろしくお願いしたいと思います。  これにつきましてもこれで終わります。  続きまして、3点目のごみ減量化の推進について質問いたします。  今現在、神河町、市川町ではごみ減量化を推進されておりますが、特に可燃ごみでも生ごみが全体の約3割を占めております。減量の推進が急務となっているが、その対策をどのようにされているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  髙橋議員の御質問にお答えをいたします。  生ごみの約60%は水分と言われております。この生ごみにつきましては、水切りをしていただきますと、かなりの減量につながります。  御質問の減量の推進という観点でございますけども、現在、市川町では、生ごみ処理機に対しての補助金としまして、平成29年度からそれまでの、購入金額の2分の1なんですけども、1万円から3万円に補助金を引き上げております。平成29年度では6基の生ごみ処理機の購入がありました。  また、今年度は6月の6日から行政懇談会に回っております。その中で少しお時間をいただきまして、ごみの減量化についてのお願いもさせていただいております。  また、北部クリーンセンターと共同で、ことしの1月からなんですけども、ふれあいの会等の場所でごみの減量化と分別の説明会に回っております。6月11日現在、14カ所で説明会を実施をしております。  引き続き、減量化に向けての取り組みと、また生ごみ処理機等の補助金の啓発に努めてまいりたいと考えております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ありがとうございます。  一応啓発、啓蒙、また各ふれあいの会にも説明に回っているということをお聞きしました。中で、今ちょっと回答いただきました件、生ごみの処理機ですけども、非常にまだ6基というので少ないように感じます。そういう中で、1万円から3万円に引き上げたということでお聞きしておりますが、まだまだ地域住民に伝わってないのではないかということがあります。本当に生ごみをなくせば住民負担も軽減されると思います。これ、30%がもう大分下がれば、大きな額の税収を投入していますので、その辺の努力をしていただきたい。6基いうのはちょっと本当に少ないと思うので、もう少し頑張っていただきたいと思います。  行政懇談にもこれずっと説明に回っておられますが、その辺の反応はどうですかね。お聞きしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  髙橋議員の御質問にお答えをさせていただきます。  行政懇談会で皆様にお配りしています資料の中に、生ごみ処理機を使ってこれだけごみが減量になりますということで、一応カラー写真をつけて皆様のほうにお配りをさせてもらっております。また、行政懇談会の中でも各村の中で、もう少し小さいグループとかでも構いませんので、要望いただければこちらのほうから説明会のほうには行かせていただきますということでお願いをして回っております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ありがとうございます。なお一層行政のほうで地域住民に推進していただいて、できるだけごみの減量化に努めていただきたいと思います。  私の質問はこれで終わります。ありがとうございました。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君の質問は終わりました。  次に、9番、内藤亘君の質問を許します。  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  議席番号9番、内藤亘です。通告による一般質問をさせていただきます。2問だけですので、すぐ終わりますので、お願いとしては、答弁はしっかりしてほしいと思います。内容の充実した答弁をしてほしいというふうに思います。  それでは、1つ目の一般会計補正予算のこのたびの総務費、財産管理費、旧川辺東保育所解体工事の詳細を問うと書いております。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  内藤議員の御質問にお答えします。  財産管理費の解体工事費につきましては、旧川辺東保育所の解体事業に係る設計監理委託料70万円と建物のほかブロック塀や樹木等の処理も含めた工事請負費1,300万円を計上しております。工期としましては、設計も含めて9月末ごろまでに解体工事を終えたいと考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  課長の答弁聞いておりまして、ちょっと1つ私は聞きたいんですけど、私、議員に上がってきてもう丸7年になるんですけど、この旧東川辺公民館の草刈りとか、管理状態が物すごく悪くて、ずっとこれ質問を何回も本会議で私やっておりました。それ、急展開で動いたんは、ちょっとどういう感じですか。ちょっと急展開で解体工事始まるいうことは、これは何かきっかけがあったんですか。(発言する者あり)  済みません。ちょっと訂正をさせていただきます。公民館と言ったような感じで、申しわけございません。旧川辺東保育所解体工事の詳細を問うに訂正させていただきます。そして今までの質問をちょっとお願いします。 ○議長(津田 義和君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  内藤議員の御質問にお答えします。  これまで草刈り等をしながらこの旧川辺保育所の管理をしてまいりました。今回、川辺東のこども園を建設するに当たり、今回の解体事業に係る財源もなんですが、公共施設等の適正管理推進事業債という起債の発行が認められることになりました。単独で解体をするだけではこういった財源措置はないんですが、今回、制度等も変わりまして、こういったこども園を集約化して、ある一定の基準を満たした場合にこういった財源措置を受けれるということから、今回解体工事を実施することにしました。それとあわせて、今、総合戦略等々を進めている跡地利用の推進等もありまして、今回実施するものでございます。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  それは、今、課長が言うてることわかりました。今までずっと7年間放置されておって、かなり傷んでおったからね、何回ももう、ちょっと気になっとったんで、今わけを聞いてわかりましたので、ありがとうございます。  それにちょっと伴うなにで課長にお願いをしておきたいんですけど、あのあたりを解体に当たって大型ダンプとかが通行するようになったときには、ちょっとふだんは余り通らんもんで、かなり注意してもらわな困ると思うんですけどね、道も細いし、そこらも検討していただいて、よろしくお願いします。  そして、その後、解体工事後の跡地の利用計画はどのように考えているかと書いております。企画参事さんよろしいか。 ○議長(津田 義和君)  企画政策課長、尾花君。 ○(町参事兼企画政策課長)  内藤議員の御質問にお答えをいたします。  解体工事後の跡地の利用計画という御質問でございますが、当町の総合戦略におきまして、人口減少対策に係る取り組みの一つとして、町内の遊休地の利活用を推進し、比較的安く入手できる住宅用地の確保を掲げております。今回の跡地につきましては、立地面や環境面等から住宅用地とすることが最適ではないかと考えておりますが、今後も地元区と十分協議をしながら事業の推進を行っていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  そしたらあそこは何平米ほどあるんかいね。そしてどういう形で、千原のあの保育所と同じような格好、ああいう形になるんですか。
    ○議長(津田 義和君)  企画政策課長、尾花君。 ○(町参事兼企画政策課長)  お答えをさせていただきます。  今現在の土地につきましては、2,000平方メートル弱でございます。今、千原のほうの例が出ましたので、千原区にございました旧保育所の跡地の造成工事とほぼ同じ面積ということになります。区画につきましては、先ほど申し上げましたが、住宅用地とするということが適切ではないかと考えておりますが、地元の方と住宅用地としてオーケーが出ましたら計画をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  どうもありがとうございます。わかりました。そうすると、この件は終わりにしまして、次の件に入ります。  二級河川小畑川の現状についてと書いております。播但有料道路市川南ランプの東から北への小畑川が大変傷んでいる。近隣の住民は毎日心配されております。河川の安全対策をどのように考えているか。町から県へ強く要望していただきたいと思います。これ、建設課、仲井課長、小畑川のあそこを、現状は既に見てもらっておると思うんですけど、今の播但の南側から小畑の九鬼橋の隣の位置。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  内藤議員の御質問にお答えします。  二級河川小畑川につきましては、県管理河川となりますので、県のほうに確認したところ、岡部川合流地点より仏田橋上流床どめ工までは10年確率断面での整備が完了しているが、床どめ工より上流については未整備であるとのことでございました。  また、小畑川には河川整備計画がないため、改修予算の確保は大変厳しいとのことでございました。  しかしながら、昨年のような集中豪雨により被災のおそれがあるような箇所につきましては、局部的な整備について県のほうに要望していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  これ、仲井課長、今までここずっと前から、ここで私がこう言うより、もう現場を見てたら一目瞭然にわかることですけども、周りは、あれどないいうかな、根固めブロックいうんちゃうんかいね、あのひし形のブロック、ずっと川で護岸に積んである分。あれ、何やそんな名前ちゃうんかいね。根固めブロックとかいう。あれは残って、内側の土砂土が皆流れてもうて、もうごそうっと何や空洞になってしもうてる。もう見てもろうたら、私ももう見に、まあ大体見たらびっくりするわけ、あの状態見たら。それが何年も続いとるし、去年の8月、9月の台風でまた一段とひどいことになっております。その下に住宅があるし、そこの人らもかなり心配しておられるということで、あそこ、現状、わかりますか、今言いよるとこ。もうあそこはすごいことになっているんですけどね、全然直してもらえるような気配ないんやけど、どないですか。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  ただいまの質問にお答えいたします。  現場のほうは確認をさせていただいておるんですが、県の昨年のような雨での災害復旧事業にはちょっと認定をいただいておりませんので、引き続き県のほうの単独事業として護岸の復旧工事等を要望していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  あれで県が認定していただいた状態ということは、県のほうへ直接電話する人が出てくるかわからへんわね。そうなっていったらちょっと困りますよ。市川町あっての県ですからね。こんなふうにずっとほったらかしとったら、県に直接電話するわいうて言う人は必ず出てくるん違うか思う。そこらはどない思うてですか、課長。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  先ほどの御質問にお答えをいたします。  県のほうにそういう苦情なりというのを直接言う人が出てくるかもしれないということでございますが、建設課のほうでも一応河川のほうのパトロールをしまして、今御指摘いただいているような箇所というのをピックアップして県のほうに要望をしております。先ほど言うた国の災害復旧事業の基準に達していない部分でございますので、どうしても県の単独事業での復旧ということになりますので、河川復旧費の予算も厳しいものがございまして、なかなか一足飛びには直らないというのが現状でございます。引き続き建設課のほうから県のほうに要望していきたいと思います。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  今の仲井課長の答弁では、当分できんような答弁ですので、その答弁では、あの現状を見て、そのぐらいな感覚ですね。あの現場見て。ちょっと常識では考えられませんよって、普通見たら、あれ見たらどきっとしますよ。仲井課長の今の答弁聞いとったら、当分まだできないような、どうですか、もっと県のほうへ強く言ってもらえるようなことを、仲井さん、頑張ってやったるかいうような気はありますか。どうです。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  先ほどの御質問にお答えいたします。  引き続き強く要望を県のほうにしてまいりたいと思います。そのときには町長なり副町長、一緒に行っていただきまして、要望をしていきたいと思います。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  今の件につきましては、仲井課長が答弁したとおりでございますけれども、要望は以前からも続けておるわけでございまして、先ほど課長が答弁しましたように、強く働きかけることにつきまして、その節にはまた町長なり私のほうでお願いにも行きたいと思いますけれども、予算が厳しい、厳しいだけではね、それは県の予算のことですのでなんですけども、そういうことで、粘り強く続けていきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  そしたらちょっと最後に聞くんですけど、仲井課長、今までどのぐらいの程度で要望されとるんですかね、県のほうへ、この件に関して。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  御質問にお答えいたします。  どのぐらいの頻度で要望をしているのかということでございますが、私ども、姫路土木事務所の福崎事業所との協議も、いろんなことで協議に行く機会がございます。そのたびに先ほど御指摘のあったような箇所とか、ほかにもいろいろたくさんございますので、そこの要望についてはその都度行っているというのが現状でございます。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  僕も何回聞いても同じような答弁が返ってくると思うので、本腰入れて、ことしじゅうに何とかするぐらいの勢いで、仲井課長、やっていただきたいと思うんですけども、最後にちょっと意気込みだけいただきたい。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  先ほどの御質問にお答えいたします。  できる限り頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  これで私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君の質問は終わりました。  次に、4番、長尾克洋君の質問を許します。  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  議席番号4番、長尾克洋でございます。議長のお許しを得て、通告による一般質問を行います。  まず最初に、報告第4号についてですけども、平成29年度市川町下水道事業会計予算繰越計算書の報告についてであります。  まず、不用額1,481万6,233円が出ております。それの内容説明と、それと、私の認識不足かもしれませんけども、この繰越額の使用に関する計算上に、最初から不用額がありきというのはどういうことかを含めて質問をしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  4番、長尾克洋君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  下水道課長、後藤君。 ○(下水道課長)  失礼をいたします。長尾議員の御質問にお答えをいたします。  平成29年度市川町下水道事業会計予算繰越計算書の不用額1,481万6,233円につきましては、工事請負費としまして1,106万1,393円、委託料としまして28万7,840円、補償費としまして346万7,000円となっております。  工事請負費につきましては、下水道工事におきまして、設計に変更、また追加の工事等が発生することが想定されますので、その予算を置いている分によって不用額が発生をしているという状況になっております。  委託料につきましては、管渠の詳細設計業務、また現場技術業務の委託料で、支出済み額の残額となっております。  補償費につきましては、面整備工事における水道管の仮設、また本設工事の補償及び面整備工事、また舗装工事の期間中においての事故対応としての補償として予算を置いておりますので、その分の補償が少なく済んだことに伴い不用額が発生をしているということで、不用額ありきという形での状況ではございませんので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございました。よくわかりました。  それでは、引き続いて、地域活性化についてということで質問をしたいと思います。  きょうは、私、借ってきて持ってきているんですけども、いちかわ地域協議会が平成25年度に作成されたいちかわ地域資源お宝MAPですね、これを利用して今までもされてきたと思うんですけども、いわゆる地域の活性化につなげていくべきものだと思っております。しかし、現状を見ると、どうもそれらしきあれが出てきてないと私も思っております。それで改めて、私も何年か前にこの事業に携わってきた者として、この資源お宝MAPが作成された後、どのようにこれを利用されてきたか、また、今後、地域の活性化のためにどのようにつなげていくのか、その辺をお伺いしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  長尾議員の御質問にお答えします。  お宝MAPは、地域資源の掘り起こし、活用すべき資源の抽出を行うと同時に、村おこしの機運を高めることを目指し、平成20年度より国庫補助事業であります山村漁村地域力発掘支援モデル事業を活用し、いちかわ地域協議会の活動の一部として市川町全域で作成をしております。  お宝MAP作成後は、地域の活性化実現に向けて、地域団体の参画と協働を図ることを目的としまして取り組む地域活動に対し費用の一部を支援するいちかわ地域活動支援事業をいちかわ地域協議会の事業として平成26年度まで実施しておりました。現在は、いちかわ地域協議会が解散となっておりまして、事業は廃止となっております。  今後は、関係各課においてお宝MAPの活用を検討していきたいと思っております。以上でございます。
    ○議長(津田 義和君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  今、廃止ということは聞いたんですけども、実はこれ、本当にすばらしい、ここに持ってきてますけども、こういうのが出ております。それで、これ、市川町全地域、28地区あるんですか、ほとんどのところがこのお宝MAP作成をしております。この中には非常にそれぞれの地域のまちづくりに対してのキャッチフレーズとか、あるいは活動計画とか、それともう一つ、いわゆる問題点、その地区のそれぞれの問題点もこれには全て明記されてます。これ一つ見て、一つ一つ検討していただければ、本当に市川町のこと全体のことがわかって、それぞれの地域のことが本当によくわかります。だからこれを利用しない手は本当にないんじゃないかと思います。今、廃止という説明ではありましたけども、もう1回やっぱり掘り起こして、各地域地域が活性化するような方向に行政として持っていっていただきたい。それがひいては市川町全体の地域の活性化になるんじゃないかと私は思っております。  町民の方全員にはなかなかこれ浸透していないとは思います。これつくったときも各地域それぞれ、老人会の代表とか、もちろん区長が率先してやったと思うんですけども、老人会とか子ども会の役員とか、そういう人たちだけで、恐らくどの地域もそういう方たちでやられておると思います。だからこの地域の中においても本当に区民の全員の人にはなかなかわかってもらっていません。これはそれぞれの地域の宣伝とか、そういうのが悪いんかもしれませんけども、せっかくこういう立派なものがある限り、やっぱり町としても、行政としても応援してやっていただきたいと思います。  私ごとであれなんですけども、私も一応観光ボランティアの一員として、観光協会のボランティアとして所属しておるんですけども、ことしの正月、1月でしたか、たまたま、寒い時期でしたけども、私、下瀬加出身ですので、下瀬加の当番が当たりまして、下瀬加地区を日中かけてずっと大勢の人に案内していきました。冬の寒いのにもかかわらず、40名近い人が来てくれました。それにはやっぱり市川町民だけじゃなしに、半数は町外の人が来られております。そういう中で、お互いに町外の人との人員の交流も図りやってきましたけども、それもこのお宝MAPの中にも歴史や文化資源、自然の資源とか、いろいろいっぱいあります。こういうのを説明して、やはり町外との、ほかとの、地域との交流も考えていただきたいと、このように思います。  最後に、要するに私の言いたいのは、再度これを活用して、今後の市川町の活性化につなげていっていただきたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  答弁は。 ○4番(長尾 克洋君)  答弁はよろしいです。 ○議長(津田 義和君)  質問の途中ですが、暫時休憩します。  なお、再開予定は午後1時とします。なお、この間に昼食といたします。      午前11時54分休憩      午後 0時59分再開 ○議長(津田 義和君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  それでは、午前中に引き続き質問をさせていただきます。  次に、農業施策について御質問をしたいと思います。  まず、最近ますます高齢化とか人口減等によって耕作の放棄田が非常にふえております。この現状とそれに対する対策、非常に難しい問題かとは思いますけども、その現状と対策についてお願いしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  長尾議員の御質問にお答えをいたします。  現在、農業委員会として把握をしております耕作放棄田につきましては、42筆、2万9,363平方メートルございます。耕作放棄地の大半は山間部のほうに位置をしまして、耕作条件の悪い農地がそれに該当しているということです。  耕作放棄地の発生防止や解消に向けた取り組みの一つは、農業委員会のほうで行っております。  農業委員会では、7月に農業委員と農地利用最適化推進委員が合同で農地パトロールの会議を行い、実施要領の策定や新たな耕作放棄地の確認作業を行います。その後、8月に推進委員を4班に分けて、町内全域を対象とする現地確認を行っております。あわせまして、8月広報に掲載をし、注意喚起も行っています。10月の総会では取りまとめの報告会を行い、今後の対応について協議をします。11月には、農地の所有者等に対しまして文書を発送し、利用の意向調査を実施しているところです。  農業委員会では、この時期だけでなく、1年を通しまして随時委員が解消に向けた働きかけを行っております。  また、平成29年度から遊休農地の課税強化が図られておりますが、農地中間管理機構との借り受け基準に適合しない農地ということで、これまでは勧告するところまでは至っていないのが現状でございます。  耕作放棄地の発生防止や解消に向けた取り組みのもう一つは、多面的機能支払交付金事業であります。  多面的機能支払交付金事業でも地域資源の適切な保全管理を推進するため、耕作放棄田になるのを防ぐ取り組みを行っています。具体的には、10月から11月にかけて、役場担当者と各組織の役員等数名が一緒になって各管理区域内の農地の管理状況を確認するための現地調査を行っております。調査では、耕作放棄地になりそうな農地を指摘し、後日、所有者に連絡をして、草刈り等、適正な管理の依頼を行います。所有者等が適正に管理できないという農地、最近ふえてきておりますが、そういう農地につきましては、役員等で話し合いをしていただいて、交付金を活用して草刈り等をしていただいております。  耕作放棄田対策としましては、農地の所有者と耕作放棄状況等について農業委員会や多面的機能支払交付金事業取り組み団体等が情報を共有し、集落の協力を得ながら取り組んでおります。対象農地の大半は指導によって一時的に耕作放棄状態が解消されておりますが、時間の経過とともに再び遊休農地、耕作放棄状態になるなど、抜本的な解決には至っていないというのが現状でございます。以上です。 ○議長(津田 義和君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  丁寧に説明していただきまして、ありがとうございます。特にこの放棄田におきましては、自分が放棄しとるのだからどうもないと言えばそれまでなんですけども、いわゆる隣の田んぼとか、そういうのに非常に害を及ぼします。というのは、放棄田はやっぱり草ぼうぼうとか、そういう形になりますので、害虫の発生とか、それから、せっかく今、防護柵等、各地区でやられております。そういう中で、せっかく防護柵をしていても、よそから入ってきた動物がやはりその耕作放棄田の中で、巣にしているというんですか、ねぐらにしているとか、そういうのがあるとこがちょこちょこ見られます。だからせっかく防護柵して囲ってあるんだけども、中でいわゆる猪とか鹿が外へ出られない状態で運動していると、そんな現状もあちこちで見られるように思います。今、課長からいろいろ対策については、農業委員会を初め、いろいろ対策を練っておられますので、しっかりと耕作放棄田についての対策をお願いしたいと思います。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  この市川町も高齢化に歯どめがかからず、このままでは農地が維持できなくなる集落も出かねない。農地をどう守り、どう次につないでいくのか、この対策なんですけども、これも非常に大きな問題で、なかなか対策というのは難しいかと思いますけども、しかし、我々やはりこれ、先祖から預かった土地であります。というのも、皆さんも御存じのように、現状、昔の人はやっぱり土地ですね、非常に大事にされて、土地を大事にするということは食糧を大事にするということで、今、それぞれ皆さんが住んでおられる地域も、自分の家はほとんどが山際にやられるとか、大体へんぴなとこに住宅は建っていると思います。大体どことも見てもね。中心部はほとんどが田んぼです。やはりこの先祖から与えられた田んぼをしっかりとこれからは、我々の世代、これは次の世代にも守っていかなければならない。それらを含めて対策をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(津田 義和君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  御質問にお答えをいたします。  議員御指摘のとおり、農業者の高齢化が進んでおります。ほとんどの集落、地域で深刻な後継者不足、担い手不足となってきており、農地を守り続けられない不安は年々大きくなってきています。  市川町としましても、人・農地プラン作成の推進やそれに基づく各種施策の実施、また、多面的機能支払交付金事業の推進などによりまして、集落や地域での農地を守る取り組みを行っていただいているところでございます。  人・農地プランにつきましては、町内の17集落において作成済みで、未作成集落についても県と連携をしながら必要性を周知、説明し、推進していきたいというふうに考えております。  多面的機能支払交付金事業につきましては、町内のほぼ全域、36組織で取り組みが行われており、地域や集落にお住まいの方々みんなで農地や農業施設の保全管理をしていただいている状況でございます。  後継者不足、担い手不足を一気に解消できるような手段は実際のところございませんが、農業の魅力向上、そして農業生産効率の向上、それから集落、地域資源の魅力発信など新たな担い手を一人でも確保できるような取り組みを一つ一つ積み重ねていかなければならないというふうに考えております。具体的な策というのがないのが申しわけないんですけれども、今後検討していきたいと思います。以上です。 ○議長(津田 義和君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございます。なかなか難しい問題ですので、具体的な取り組みについてはなかなか発表しにくいかとも思いますけれども、今も課長から説明あったように当然、次どう守っていくのかということについてもこれからの対策として頑張っていただきたいと思うんですけども、本来これ一つずつ質問して回答を得られればいいんですけども、非常にややこしいことはないんですけども簡単にいく問題でもないので、私のほうからちょっと4点ほど提言をさせていただきます。それについて、また今後御検討いただければなと思っております。  それで特に回答はよろしいんですが、私のほうから勝手にしゃべらせていただきます。  まず、この農地をどう守っていくかいうことなんですけども、まず農地の集積をやっぱりどうしてもやっていかなければならない。先ほど言いました不耕作放棄田対策とか、それから相続の未登記の土地とか、そういうのが非常に耕作放棄田等にも関係してくるかと思います。  それと今、課長から答弁ありましたように人・農地プランとともに集落、農業をどうするか。そういうお話もございました。検討していただきたいと思いますけども、要するに農地を集積していかに担い手につないでいくか、そういうことがまず第1点大事であろうかと思います。  それから、次に企業誘致ですけども、これは普通の企業の誘致やなしに今企業は農業に参入しております。これはかなり広い土地とか非常に集積された土地しかなかなかできないんですけども、この企業だってやっぱり商売ですので利益が上がらんとこには来ません。ということは、まず市川町には企業の参入は私はないと思っております。しかし諦めてはだめなので、そういう場所ができるようになるようないわゆる農地集積をやっていただきたい。そういう検討をお願いしたいと思います。  それから、もう1点、これも今まで何回か質問等もあったかと思いますけど直売所の整備ですね。これは当然地方創生の拠点となり得るものでありまして、もちろん直売所の整備をされてますと生産者、農業者の所得の向上にもなりますし、もちろん生産意欲の向上にもなります。そして、消費者との交流の促進ともなります。そしてまた、雇用の場の創設にもなろうかとも思います。それと、新たな特産品の開発にもなると思います。すなわちこれが、前にも私質問しましたけど6次産業化の推進にもつながるんじゃないか。それがひいては地産地消にやっぱり徹底してこだわるような直売所が必要じゃないか、これからの農業に対してですね。  それから、次、最後ですけども、我々この農業をやっぱり次世代につないでいかなければならない。それにはやっぱりどういう農業であるべきかというのも非常に大事だと思います。というのも、これはなかなかコストとかそういう面もあるんですけど、要するに農業機械化はされてはおるんですけども、それをいかにどう実用化していくか。まず、今徐々にやられているのはロボットとかそういう遠隔操作によるトラクターとか田植機の作業、高齢者にもなり、次の世代の人はもう本当にやっぱりこういう機械を使った、機械いうんか自分で操作してできるようなトラクター技術とか田植機が必要になってくると思います。  それと、もう一つはやっぱり今はやりのドローンですね。特にドローンの活用なんかは例えば肥料の散布とか除草剤の散布とか、そういうのにも非常に役立つと思うんです。ただ、これらの機械化については非常にコストがかかります。だからこれはもう我々だけやなしにやっぱり国を挙げてこういう農業にも機械化のいわゆる実用化に向かって情報の通信技術、こういうのに国を挙げて、また県、最終的には市町村にも十分取り組んでやっていただけたらいいんじゃないかと思うんです。だからこういう機械が本当に安く手に入るようになるのはいつになるかわかりませんけど、とにかくこういうことも将来考えながら、農業の農地を守っていくという考えに達したいと私自身はそういうように思っております。  今、4点ほど提案しましたけども、それぞれに回答をもらってもいいんですけど非常に難しい問題もありますので、私の提案としてお聞きしていただきたいと思います。皆様方の今後の対策に十分考慮していただいて、何とかこれが実現するような形に持っていけたらなと思っております。どうかよろしくお願いしたいと思います。  これで私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(津田 義和君)  4番、長尾克洋君の質問は終わりました。  次に、5番、正木幸重君の質問を許可します。  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  議席番号5番、正木幸重です。議長のお許しを得まして、通告による一般質問をさせていただきます。  まず最初に、議案第32号、市川町下水道事業設置等に関する条例の一部を改正する条例についてですけれども、水防法等の上位法が変わったから下水道法も改正されたことに伴ってということで概要説明にあるんですけども、そのところをもう少し詳しく詳細に説明をお聞きしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  下水道課長、後藤君。 ○(下水道課長)  ただいまの正木議員の御質問にお答えをいたします。  水防法等の一部を改正する法律(平成27年法律第22号)によりまして、水防法と下水道法、日本下水道事業団法の3つの法律が改正をされました。その中の下水道法におきまして、公共下水道の維持または修繕の基準、事業計画の制度の拡充、雨水・公共下水道に係る改正がされ、改正前の下水道法の規定により定められている事業計画について、平成30年の11月18日までに排水施設の点検方法及び頻度を定めた変更をすることとされたため、下水道の事業計画の見直しをしております。  社会情勢の変化や人口の減少傾向を考慮して見直した結果、事業計画において処理人口及びそれに伴う処理場の日最大処理能力に変更が生じましたので、事業計画の数値と整合を図るため条例を改正するということになりました。  以上のとおりでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  上位法の水防法が変わり、下水道法、もう一つの法律と3つが重なって改正されたためにこういう計画になってきたということで、上程されている議案32号に対しては今の説明でわかりましたので条例の件については終わらせていただくんですけれども、これからちょっと一般質問的に入っていくんですけども、下水道のほうで当初の場合、将来施設の統合とかいろいろそういう町の下水道の見直しをやっていかなければならないときが来ると思うんですね。そのときにもですし、この中部処理区に現行で4,800人から4,480人に改正する。今、課長がおっしゃっておりましたように1日の処理能力数も減らしてくる。そうなれば、中部処理区の小室のところにある施設の大きな施設、また余分につくろうかという空き地もあってそういう計画がずっとなされてきたんですけども、そのところはこの下水道法と今後の課題としてのところは整合性を説明いただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。 ○議長(津田 義和君)  下水道課長、後藤君。 ○(下水道課長)  失礼いたします。先ほどの御質問にお答えをいたします。  下水道法の改正に影響してということではありませんけれども、今後の町全体の計画の中におきましては下水道事業計画の中では現在9施設ほどございますので、その施設を含めた中での将来的には施設統合ということも計画は考えていかなければならないというふうには考えております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  課長、ちょっと僕の説明もわかりにくかったと思うんですけども、この9施設、今現在ある中で、課長が今将来は統合もしていかなければというお話だったと思うんですけども、それと今回の改正で少なくなってますわね、数字が。それによってとその統合と何ら関係ないことなんでしょうか、その辺を聞きたいんですけども。 ○議長(津田 義和君)  下水道課長、後藤君。 ○(下水道課長)  失礼いたします。現在の事業計画の見直しにつきましては、中部処理区の事業計画の見直しになります。  現在、市川町の生活排水処理計画にあります処理施設の現状は、先ほど申しました中部処理区の小室に中部の浄化センター、そしてコミュニティプラントの処理施設として屋形、上瀬加、そして農業集落排水処理施設として坂戸、浅野、東川辺、下牛尾に2施設、上牛尾の9施設がございます。  中部処理区におきましては現在事業実施中ということで、135ヘクタールを平成35年度までに完了を予定しているところでございます。  南部処理区におきましても、今現在、平成34年度から着手を予定し、東川辺の農業集落排水処理施設との統合を計画をしているところでございます。
     中部の浄化センターの日最大の処理能力から見ましても、今後はそういう農業集落排水処理施設またコミュニティプラントの処理施設との統合というものを耐用年数等を見ながら考えていくというふうなことは必要性は考えているところでございます。以上のとおりでございます。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  課長、ありがとうございます。将来はそういう計画もやっていかなければというお話で、この今回の一部改正する法律と関係ないということをお聞きいたしました。  続きまして、今9つの施設があるというお話なんですけども、今後計画に上がっております南部処理区の施設の処理人口と処理能力のところを決まっておりましたら説明していただきたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  下水道課長、後藤君。 ○(下水道課長)  失礼いたします。ただいまの質問にお答えをいたします。  南部処理区の施設の処理人口と処理能力につきましては、平成28年度の策定の数字で計画目標年次を平成47年度に設定されてしてありますけれども、計画処理面積につきましては55ヘクタール、処理人口は1,220人、処理能力は1日当たり520立方メートルとなっております。ただし、南部処理区におきましてはまた事業実施前に事業計画を策定するということになりますので、またその時点で見直しがかかることになりますので、参考数字ということで御理解をいただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  わかりました。これ策定は28年度で今後計画の変更もあるということで、以上でこの下水道関係の件は終わらせていただきます。  続きまして、ふるさと納税の返礼品に対するお話ということで、ふるさと納税が30%ほどの品物を返納する。納税者の方が市川町のリピーターになっていただくために、長尾議員もちょっと資料も出されてましたけど、教育委員会が昔つくられた「ぶらりいちかわ散歩道」というこういう本があるんですけども、そのところ、返礼品につけてPRしてはどうかなと。そしてリピーターになっていただいて、またしていただくということは何かの御縁があるんですから、市川町にも来町いうんですか遊びに来ていただきたいなと。このようなことで、「ぶらりいちかわ散歩道」のこの本を返礼品につけてはいかがかなということでお尋ねしたいんですけれども。 ○議長(津田 義和君)  企画政策課長、尾花君。 ○(町参事兼企画政策課長)  正木議員の御質問にお答えをいたします。  市川町をより知っていただくための提案、ありがとうございます。  ふるさと納税の返礼品につきましては、寄附額の3割を上限とする総務省からの通知があり、市川町でも御寄附いただいた額の3割を上限とする町内の地場産品を選んでいただいてお送りをしております。  「ぶらりいちかわ散歩道」を全ての納税者の方に返礼品としてつける場合には、お選びいただく返礼品から「ぶらりいちかわ散歩道」分、今は700円で販売をしているんですけども、この700円を差し引きをして3割以内とすることになり、これまでと同じ寄附額では御希望の返礼品をお送りできなくなります。ですので全ての御寄附いただいた方々に送るのではなく、より市川町を興味を抱いた方、それから知っていただく寄附者の方へ「ぶらりいちかわ散歩道」を返礼品の一つとしてお選びいただけるよう、リストに加えることを検討してまいりたいと考えております。  なお、現在行っているリピーター確保の取り組みといたしましては、前年度に寄附をしていただいた方へ暑中見舞いを送っております。ことしも昨年度に御寄附いただいた方4,481人ございますが、暑中見舞いを送る予定にいたしております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  課長、その方向としては希望される方はというような、それは非常にいいアイデアかなと私は思います。  でも、市川町教育委員会がこれつくられたのは、700円もするんですけどね、平成18年3月30日発行となってるんですけど、課長、いいですか。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  正木議員、今お手持ちの冊子は最初につくった分でして、平成28年にその後の分も含めた完成版もつくっております。その完成版のほうが700円となっております。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  私、これ余り古過ぎて、せめて写真はカラーにしてもらえんかなというぐらい、その新しいのはカラーになってないの。課長、ちょっとお尋ね、答弁。 ○議長(津田 義和君)  企画政策課長、尾花君。 ○(町参事兼企画政策課長)  お答えをさせていただきます。  これは28年度に作成をされました「ぶらりいちかわ散歩道」でございます。中身は多分それと同じで、全て写真は白黒となっております。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  今、政策課長から見せていただきました本は、それ10年後につくられたいうことですね。やはりそれ、ぜひとも希望される方は送ってあげて、市川町に来ていただくという、そういう提案をしておきます。  それと、先ほど同僚の長尾議員がお宝MAPのお話もありましたね。あれもやっぱりそれと何か整合性ができたらいいかなと思うんですけれども、一部うまくPRに使っていただけたらなと私もお話を聞いておりましてそう感じましたので、それも提案しておきたいと思います。  一応ふるさと納税のほうはそういうことで、提案ということで終わらせていただきたいと思います。  それと、次にゴルフ関係の件なんですけども、4月21日土曜日に開催されました第2回市川町ゴルフまつりはお天気にも恵まれて盛況であった。そしてまた、町長の1日目の挨拶の中にも700名以上来場されたというお話もありましたんですけども、このゴルフまつり、今後ずっと毎年開催される計画でしょうか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  正木議員の御質問にお答えをいたします。  4月21日土曜日に開催をいたしました第2回市川町ゴルフ場まつりきらきらゴルフフェスには、先ほどおっしゃいましたように町内外から720名もの御来場をいただいております。小さなトラブルはございましたが、事故なく盛会裏に幕を閉じることができましたこと、関係の皆様方に感謝を申し上げます。ありがとうございました。  今後毎年開催をするのかという御質問ですが、先般5月9日に市川町ゴルフまつり実行委員会を開催をいたしました。催しの反省とともに次回も春にということで、平成31年、来年の4月20日土曜日にことしと同じ市川ゴルフのほうで第3回市川町ゴルフまつりを開催するということに決まりました。  市川町が国産ゴルフアイアン発祥の地であるということのPRと町の活性化を目的として、市川町ゴルフまつりを開催することとしておりますので、来年の第3回以降につきましても内容等を都度見直しながら続けていければというふうには考えております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  町広報の6月号ですか、この中に、これは中見出しになるのかな、市川町だからこそ開催できたイベント。これうまく表現されているなと思うんですけども、ふるさと納税にしましてもだし、今回、今課長が申されましたように2回、3回とずっと続けてまた多くの皆さんに認知していただいて、来場される方がたくさんにだんだん膨らんでいけるようなお祭りにしていただきたいなと、このように思っております。  私が一番お聞きしたいのは、ゴルフ関係のその拠点整備というんですか、以前から商工会関係の方がずっと拠点づくりはいかがかなという話もありましたし、先月の商工会の総会に行きましても会長のお話の中にもそういうことがありましたし、また県民センターの副センター長が来られておりましたけれども、あの方の挨拶の中にもそういうお話があったんですけども、今後この拠点整備づくりについてということに関しまして、町当局どういうお考えを持っておられるのかお尋ねいたしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  御質問にお答えをいたします。  ゴルフ関係の拠点整備事業ということにつきましては、今年度ひょうご地域創生交付金事業を利用いたしましてPR拠点、情報発信拠点を整備するために拠点整備に向けての調査、そして分析、計画を行う予定としております。これに基づきまして、平成31年度同じくひょうご地域創生交付金事業を利用して拠点施設整備を行っていければというふうに考えております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  先ほど課長のほうからひょうご地域創生交付事業というお話が出たんですけども、これはこの30年と来年31年度に向けて県が2,500万出していただいて町が2,500万と5,000万円の事業だと思うんです。31年度もそういうふうな事業を決定されているのか、その辺ちょっとお尋ねしたいと思いますけれども。 ○議長(津田 義和君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  御質問にお答えいたします。  平成30年度と31年度、2カ年での事業というふうに聞いております。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  課長、その金額のほうも今私が申し上げましたように同じほどでありましょうか。 ○議長(津田 義和君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  正木議員の御質問に私のほうからお答えしたいと思います。  30年、31年度と地域創生交付金、兵庫県版の創生事業でございますけれども、2カ年ということで町の場合は5,000万円を上限ということになっております。ですから、そのうちの2分の1が交付金ということになります。  ことしは先ほど課長のほうから計画申し上げましたように調査、分析等を行って、来年度に拠点施設の整備を行っていこうという考えでおります。  来年度につきましてもその交付金事業に申請をいたしまして、そのうちの幾らこちらが要望するかということでございますけれども、ほかの事業もございますので、ですから全てがこれはゴルフ拠点施設整備に使う事業費ではないということで御理解をいただきたいと思います。  ただ、県下で非常にこの事業についての要望が多くて、満額その交付金がいただけるかどうかというのはこれは微妙なところでございまして、今のところ大体70%ぐらいではないかというふうに感じておるところでございます。  しかしながら、その事業を推進するに当たって、交付金が減った分については一般財源を投入しなければいけないのではないかというふうには思っております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  課長の説明、そして副町長の説明ありがとうございます。その交付事業を通しまして、またゴルフまつりにも関連してこようと思いますし、ふるさと納税にもまたこれが関連してくるじゃないか。そしてまた、私が言うておりましたように市川町に来町していただく方々に対しても自慢する施設を案内できるという、そういうメリットもあろうかと思いますので、ぜひその事業を通じて実現可能なほうに向かって努力していただきたい。このように思いまして、この関連は終わらせていただきたいと思います。  次に、甘地駅の下り列車のホーム、上りホームにという、これは3月にエレベーターの設置のお話をさせていただいたと思うんですけども、甘地駅の1日の乗降数では無理だというお話で、それなら列車を下りのホームを上り側のホームにもつけていただければ、大きな荷物を持って階段上がったりおりたりするのも省けますし、また今後高齢の方がふえてくるこの甘地駅を利用される方にも大変喜ばれるんじゃないかなというお話でさせていただいた。私、そのときは神河町の新野駅はそうなってますよというお話で、そしたら町長が、いや、実は鶴居もできとんやと。それを私、3月のその時点では知らなかったんですよね。  これはちょっと余談になりますけども、先日、福崎町長とちょっとお会いする機会がありましてお話聞いておりましたら、駅前開発順調ですかと言いましたら順調にいっとんやいうお話なんですけれども、もう私はてっきり駅前開発の中に、同僚議員からも福崎駅にエレベーターができるという話聞きましてね、町当局がそしたらエレベーターのほうをつくられるんですかという話をしましたら、いや、やっぱり乗降客のJRの基準が下がってきたのかどうか知りませんけども、それは福崎駅はJRがやってくれるとそう断言されました。これは別の話なんですけれども。  そういう意味で、町長が前回の議会で甘地駅の南側にもしポイントがあれば次のことに考えていこうかいう話があったんですけども、その後いかがでしょうね、この話。 ○議長(津田 義和君)  企画政策課長、尾花君。 ○(町参事兼企画政策課長)  正木議員の御質問にお答えをいたします。  甘地駅に着く下り列車を上り線のほうにつける。それを一線方式と言うらしいです。同じホームに上り下り列車をつけるという一線方式。その提案につきまして、JRの当局に尋ねてきました。
     現在の播但線では砥堀駅、鶴居駅、新野駅で一線方式としておりますが、当初からこの形態となっているとのことでした。甘地駅で新たに一線方式とするには、信号の設置やポイントの切りかえのシステム改修等に多額な費用が発生し、施工までには相当な時間がかかるとのことでございます。  しかしながら、歩行困難な方や妊婦、身体に障害のある方などが容易に乗降できるよう、改善を引き続きJRのほうへ要望してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  大変JRとしても多額でしょうね。播但道のETCのあれをするだけで相当な額があの当時要ると言っておられましたから。でも、市川町が全体的な負担をするいうのはそれは大変でしょうけれども、この話は行ってるかどうかわからないですけども、国会議員もいらっしゃいますのでね、山口事務所にちょっとお尋ねしたことがあるんですよね。そしたら、国土交通省のほうにすぐお話ししたりいろいろしてくれてるんですけども、やはり町当局がその話を持って上がってこないと私ら動けませんからねと。そういう話がございましたので、町負担するだけではそれは大変だと思うんですけども、やっぱりその辺はいろんな分野からアンテナ上げといて情報を取り寄せてやらないと、もう今、先ほど私、福崎の話ししましたね、駅の。大分格差がちょっと出過ぎてしまいよる、そういう傾向がございますので、やはりせめてエレベーターは無理だったらホームにつけていただくということで、前回、町長はその鶴居の話もされたこと、甘地の話もしていただいたんですけども、町長、ちょっとお答えしていただきたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  前回エレベーターの話が出て、それは無理だということで、たまたま私が鶴居ですので鶴居を利用するときに1番ホームに入ってますので、先ほどありましたように一線ということのようですが、もうかなり前からそうなってましたのでね、甘地駅についてもそういう方法はとれないのかということで、前回そのポイントがあってそういう切りかえができたら一線方式でいけるのになというふうなことを申し上げたというふうに思うんです。  先ほど企画政策の課長のほうが答えましたようにあるのはあるんですが、実際にそれを切りかえるということになれば、今ありましたように信号であったりプログラムであったりダイヤであったりいろんな難しい問題があってそう簡単にはいかないし、1億という金額以上に億のつく金額が要るというふうな話で、なかなか実現ということについては難しいようですが、先ほども答えていますようにこれは要望はしていかないと実現はしないというふうに思うんです。今、要望については副町長と参事に企画政策のほうで先日も行っていただいているんですけれども、福知山についてはまだそこまでの要望はしてないんです。福崎を通じていうことなんです。  播但線複線化の促進期成同盟会というのがありますので、その席に私も参加しますので、その席ではこの話は出して要望をしていきたい。まずそれが最初かな。  先ほど国会議員の先生方も使ってという話で、この話については山口先生にもまだ言っておりません。朝ありました甘地福崎線の線路のところ等については山口先生にも要望させていただいたというようなことはしていますが、今回のこの問題についてはまだしておりませんので、先ほど言いました播但線複線化促進期成同盟会でまず要望し、その後そういったことについても考えていきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  今、町長が申されましたように、要望していかなければこの話は前へ行かない話であるとこう思いますので、順次要望していただきまして、本当は早くても来年3月のダイヤ改正のときにそれができたらいいなと思うんですけど、なかなかちょっと難しいような話なんですけども、黙ってましたら全然そのままだと思いますので、ぜひとも私たちもまた議会としても動きたいと思いますので、ぜひともこの話が実現、かなうように努力していくことを述べまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君の質問は終わりました。  暫時休憩します。なお、再開予定は2時15分とします。       午後1時55分休憩       午後2時13分再開 ○議長(津田 義和君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、8番、中岡輝昭君の質問を許します。  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  議席番号8番、中岡輝昭でございます。議長の許可を得まして、通告による質問を行わさせていただきます。  まず最初に、報告第1号について、専決処分した事件の承認について(市川町税条例等の一部を改正する条例)についてでございますが、第1条中、附則第10条の2第26項において、わがまち特例の割合をゼロと定めております。これは生産性向上特別措置法において中小企業の一定の設備投資について、固定資産税、償却資産の課税標準額に乗ずる割合を3年間ゼロとするもので、ゼロとした自治体では国による企業向けの補助金について優遇措置が受けられるとのことであるというふうに聞いております。  これまでこのことについて問い合わせは何件ぐらいあったのか、お願いしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  税務課長、内藤君。 ○(税務課長)  ただいまの中岡議員の御質問にお答えをいたします。  初めに、このたびの町税条例等の一部を改正する経緯につきまして御説明申し上げます。  このたびの地方税法等の一部改正に伴う生産性向上特別措置法が平成30年5月23日に公布され、国が定める生産性革命集中投資期間中として同法施行の日、平成30年6月6日から平成32年度末までの3年間における臨時措置としまして、地域の中小企業による設備投資の促進に向けて生産性向上の実現のため、同法の規定によりまして国の導入促進指針に基づく町の導入促進基本計画に適合した中小企業の一定の設備投資につきまして、固定資産税、償却資産の課税標準額をゼロから2分の1の範囲に軽減することを可能とする3年間の時限的な特例措置が創設されております。  そこで、当町におきましても、新たな固定資産税の特例によりまして中小企業における生産性の高い設備への見直しや少子高齢化による労働不足の解消をするため、労働生産性の向上に向け支援することによりまして地域経済の活性化等につながると考えられるため、本特例措置としましての特例割合をゼロとする方向でございます。  また、町独自の特例割合を決定するためには、町税条例等に規定しております地域決定型地方税制特例措置としましてのわがまち特例の控除等の規定を改正する必要が生じたため、このたび条例改正をしております。  そこで、議員お尋ねのまず税務課への問い合わせにつきましては2件でございます。そして問い合わせ内容につきましては、このたびの導入促進基本計画及び町の特例割合についてでございます。  そして、2点目のお尋ねの税務課においての制度周知につきましては、制度概要、実施時期、特に税額の免除及び詳細手続等につきまして……(「まだ聞いてへん」と呼ぶ者あり)  済みません。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  税務課のほうに、今2件の問い合わせがあったということでございます。  6月6日に生産性向上特別措置法が施行されたということで、この条例自体がもう既に施行されたということになります。町においてはこのことによって導入促進基本計画を作成し、国の同意を得ること。また、企業は先端設備等導入計画を町に申請し認定を受けることが必要になってくるわけですが、この内容等について中小企業事業者等に情報提供し周知することも必要かなと思うんですけども、どういうふうな形で情報提供し周知をされるのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  御質問にお答えをいたします。  どのように周知をするのかという御質問ですが、伸び悩む中小企業の労働生産性を改善するため、また老朽化の進む中小企業所有の設備投資を後押しすることにより、中小企業が少子高齢化や人手不足、働き方改革への対応等の厳しい事業環境を乗り越えるため、老朽化が進む設備を生産性の高い設備へと一新させ、事業者自身の労働生産性の飛躍的な向上を図ろうとするのが先ほど来出ております制度の改正といいますか、生産性向上特別措置法の制定ということになります。これに基づきまして、国のほうは経済産業大臣が導入促進指針を策定、町のほうは導入促進基本計画を策定、そして中小企業は先端設備等導入計画を策定、申請するということになります。  町としましても、今現在、国の経済産業省のほうに計画のほうを送信をいたしまして、今、チェックをしてもらっているというところです。最終的な正式な申請の前の事前革命ということを今しているとこでございます。また、中小企業向けには通産省あるいは中小企業庁のほう、そして商工会とか金融機関のほうから制度周知の案内のほうが送られてくるものというふうに考えております。  地域振興課としましては、通商産業省それから中小企業庁、県などから依頼を受け広報いちかわにPR記事を掲載したり町のホームページのほうに載せて啓発のほうを行っていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  この内容について、知ってればということがないようにしっかりと情報提供、また周知をお願いしたいと思います。時によっては商工会などとも連携してする必要もあるかなと思いますけども、しっかり周知をしていただきたいと思います。この件については、以上で終了いたします。  次に、マイナンバーカードによる各種証明書のコンビニでの交付についてお尋ねしたいと思います。  昨年の3月議会でも同様の質問をさせていただきました。当時の課長は、現在検討しており、導入経費の見直しを図る中で今後検討を進めていきたいとの答弁をされました。  隣町の神河町では、本年4月よりサービスが開始されておるようでございます。サーバーの構築経費、また機構への負担金等について、国の特別交付税による財政措置が受けられるというふうに聞いております。また、3年間の財政措置を受けるためには、平成31年度が最終年になるということも聞いておりますので、住民の利便性向上のためにもぜひこの機会にこういうマイナンバーカードによる各種証明書がコンビニで受け取れるようなこのシステム導入をしていただきたい。そのためには、31年度にそういう導入にかかわる予算を上げていただき導入をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(津田 義和君)  住民環境課長、坂本君。 ○(住民環境課長)  中岡議員の御質問にお答えをいたします。  兵庫県内では、平成30年4月1日現在で22市4町がコンビニ交付を実施をしております。近隣では姫路市が平成28年1月、神河町が平成30年4月より実施をしております。  国におきましてもコンビニ交付サービス導入に係る地方財政措置の期限を平成31年度まで延長し、特別交付税措置の上限を事業費の2分の1で6,000万円まで引き上げとなっております。  市川町におきましても、この地方財政措置を利用しながら平成32年3月までには実施に向けて進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  今の話では、32年の3月までにはやっていきたいということでございますので、コンビニ、実際には町内では1カ所しかございませんけども近隣にはたくさんのコンビニがあるわけで、そういうところである一定の役所があいてる以外の時間でもそういうサービスが受けられるということになりますので、住民の利便性の向上も含めて考えると、やはり今答弁がありましたように国の財政措置が受けられる間にぜひとも実施をしていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いをいたします。  次に、町税等のコンビニ納付、クレジット納付について、これも昨年の3月議会で質問をさせていただきました。当時の課長は、近隣町の状況を踏まえながら検討を進めていきたいというふうに答弁をされました。  神河町では、マイナンバーカードによる各種証明書のコンビニ交付とあわせてこの町税等のコンビニ納付、クレジット納付についてこの4月より導入をされております。町税とあわせて上下水道の使用料もされておるようでございます。  利便性の向上また納付の多様性のためにも、休日や夜間でも利用できるコンビニ納付とかまた若者がよく利用しておりますクレジットカードによる納付など納付しやすい環境整備をしていただき、納付意欲を高めていただきたいと思いますがいかがでしょうか。 ○議長(津田 義和君)  税務課長、内藤君。 ○(税務課長)  ただいまの中岡議員の御質問にお答えをいたします。  現在、町税等の納付方法につきましては、役場本庁、指定金融機関及び取扱金融機関での窓口納付もしくは口座振替納付を設けております。また、納付方法の割合としましては、口座振替、窓口納付とも約50%となっており、引き続き口座振替による納付の推進をしているとこでございます。  そこで、議員お尋ねの町税等のコンビニやクレジットカードを利用した収納の導入につきましては、納付手段の多様化によりコンビニやクレジットカードによる支払いが広く普及している状況のもと、必要性としましては時代の流れでもあり、将来を見据えながら住民の方が選択できる受け皿を整備する必要があるかと考えております。  また、導入について考えていく上で重要なことにつきましては、費用対効果を検証する中、公金収納方法の多様化によって住民の利便性が向上することが期待できるかと思いますが、コスト負担の範囲内かどうか、また収納率の向上に結びつくかということも重要な判断要素であると考えます。  今後、当町におきましては近隣の動向、先進事例等も参考にしながら、予算措置としましては町単独事業でありますので、財政担当部署とも協議の上検討していきたいと考えております。  参考に、兵庫県下の実施状況を見ますと、平成20年7月現在でコンビニ収納を導入している市町は37市町、そしてクレジット収納を導入している市町は13市町と聞いております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  話の中で費用対効果、コストの負担また収納率の向上につながるか等々の課題があるようでございますが、受け皿整備という意味ではコンビニ交付で37市町行っているということはあと4市町ができてないということで、ほとんどができてる状況。クレジットはまだまだ進んではいないようでございますけれども、町として住民の方に選んでいただく受け皿というのはしっかりとやっぱり幾らか費用がかかるかもしれませんけども提示する必要があるのかなというふうに思います。それを選ぶのが町民でありますので、役場のほうでそれを費用がかかるからできないというんじゃなくて、選んでいただくのは住民の方であるという思いでしっかりと体制の整備、受け皿の整備を考えていただきたいというふうに思います。  これも今2回目の質問になりますので、しっかりと対応していただければというふうに思います。今後十分検討していただいて収納率が、神河町は近隣されておりますので、その辺の状況もしっかりお聞きいただければまた参考になるんではないかと思いますので、あわせてできればそういう形の対策をお願いしたいと思います。よろしくお願いをいたします。  次に、ブックスタート事業のフォローアップについてということでちょっと書かせていただいております。  ブックスタート事業、平成19年度の開始より12年目を迎え、定着をしてきておるというふうに思います。ブックスタート事業のフォローアップとして、3歳でのセカンドブック、ブックセカンドとか言い方はいろいろあるようですけども、小学校入学時におけるサードブックなど本に親しむきっかけとなり、また子供の読書活動推進の一環としてさらなる読書週間の定着のためにもセカンドブック、サードブック、実施していただければというふうに思います。  また、子育てするなら市川町というふうにも子育て世代への対策、支援等いろいろ行っておられる当町でありますので、こういうことに関しても子育て支援策の一環としてもできればこういうものについてもさらなる本好きな子供たちを育てると同時に親世代の触発も期待できると思いますので、実施について考えていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  中岡議員の御質問にお答えいたします。  ブックスタート事業は、赤ちゃんと絵本を開く楽しい体験をプレゼントする活動です。市川町では平成19年度から開始し、2カ月に1度の7、8カ月児育児相談時に実施しています。図書館司書が会場を訪ねまして、対象者にブックスタートパックをプレゼントしています。パックの中には1冊の絵本、お勧めの絵本リスト、図書館だよりなどが入っています。  ブックスタート事業のフォローアップとして、セカンドブック、サードブック事業を導入している自治体は全国でも少しずつふえています。兵庫県では、明石市が本年度からセカンドブック事業を始めました。3歳6カ月児健康診査の受診時に絵本を1冊プレゼントしています。今後、明石市を初めとして実施している自治体での事業効果等を検証した上で、市川町での実施について検討していきたいと考えております。 ○議長(津田 義和君)
     8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  今、話がありました明石市がこの18年度から実施をしたというふうにも聞いております。新聞にも載っておりました。明石が県内ではセカンドブックに取り組んだのが初めてというふうにも聞いておりますが、サードブックまでいっている自治体、県内にはないということでございますので、何でもいいと思うんですが、市川町が本当にこういうふうにして子供たちを大切に育んでいる、育てている、町として子供たちを応援しているということをアピールする上でもこういうことに対してしっかりと取り組んで、市川町をもっともっとアピールしていただきたいと思いますが、教育長いかがでしょうか。 ○議長(津田 義和君)  教育長、山下茂樹君。 ○教育長(山下 茂樹君)  先ほどの中岡議員の御質問にお答えします。  今年度、明石市のセカンドブック事業の先ほど課長が答えましたように検証等も見ながら、同じ回答にはなるんですが、市川町での実施についていろんな資料を取り寄せまして検討させていただきたいと考えております。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  同じ答弁ですが、町として人づくりというのが非常に重要であると思います。良書に触れて、心豊かに子供たちが成長するということを見守っていくのも行政としての一つの大きな役割ではないかというように思いますので、前向きに積極的に検討していただければというふうに思います。どうかよろしくお願いをいたします。  以上で私の質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君の質問は終わりました。  以上で通告による質問は終わりました。  続いて、議案に対する質疑を行います。ございませんか。         〔質疑なし〕  以上で質疑を終結いたします。  議案は、付託表のとおりそれぞれ委員会に付託審査とすることにします。  以上で本日の日程は終わりました。  明13日より本会議を休会し委員会審査を行うこととし、6月21日午前9時30分に再開したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  本日はこれで散会します。早朝より御苦労さんでした。       午後2時36分散会...