市川町議会 > 2016-09-09 >
平成28年第5回定例会(第2日 9月 9日)

ツイート シェア
  1. 市川町議会 2016-09-09
    平成28年第5回定例会(第2日 9月 9日)


    取得元: 市川町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    平成28年第5回定例会(第2日 9月 9日)    平成28年第5回(第463回)市川町議会(定例会)会議録(第2日)    平成28年9月9日 〇応招(出席)議員   12人 ┌───┬─────────┬────┬────┬─────────┬────┐ │議員 │         │    │議員  │         │    │ │   │  氏名     │ 備考 │    │  氏名     │ 備考 │ │番号 │         │    │番号  │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 1 │ 堀 田 佐 市 │    │ 7  │ 石 川   登 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 2 │ 重 里 英 昭 │    │ 8  │ 中 岡 輝 昭 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │
    │ 3 │ 中 野 史 子 │    │ 9  │ 内 藤   亘 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 4 │ 長 尾 克 洋 │    │ 10  │ 髙 橋 昭 二 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 5 │ 津 田 義 和 │    │ 11  │ 本 間 信 夫 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 6 │ 山 本 芳 樹 │    │ 12  │ 正 木 幸 重 │    │ │   │         │    │    │         │    │ └───┴─────────┴────┴────┴─────────┴────┘ 〇不応招(欠席)議員         な し 〇議事に関係した事務局職員     局長    岡 本 勝 行      主査      柴 田 裕 也                        主事      後 田 かおる 〇会議に出席した職員及び委員   町長      岩 見 武 三      水道局長    高 松 卓 也   副町長     藤 原   茂      健康福祉課長  内 藤 克 則   総務課長    平 井 康 行      住民税務課長  後 藤 範 一   会計管理者兼出納室長           平 井 真由美      教育長     山 下 茂 樹   建設課長    尾 花 哲 也      教育課長    原 田 和 幸   地域振興課長  広 畑 一 浩 議 事 日 程 日程第1.   報告第9号及び認定第1号ないし第8号並びに議案第40号ないし第44号    〔一括質疑・質問・委員会付託〕       午前9時30分開議 ○議長(正木 幸重君)  おはようございます。早朝より御参集を賜り、ありがとうございます。  ただいまの出席議員は12人で定足数に達しておりますので、市川町議会を再開し、これより本日の会議を開きます。  日程に先立ち、御報告申し上げます。  地方自治法第121条第1項の規定により、町長、教育長ほか補助職員の出席を求めております。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。よろしく御協力のほどお願いいたします。  これより日程に入ります。 ◎日程第1.  報告第9号及び認定第1号ないし第8号並びに議案第40号ないし第44号について、一括質疑に入ります。  この際、お諮りします。会議規則第61条の規定により、町の一般事務に関する質問もあわせて許可したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  なお、本日の質疑、一般質問は、会議規則第63条において準用する同規則第55条の規定にかかわらず、同一の議題につき2回を超えて質疑、質問を許可いたします。ただし、発言時間は同規則第56条第1項の規定により、答弁も含めて1時間以内に制限します。  まず、通告による質問を行います。  1番、堀田佐市君の質問を許します。  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  皆さん、おはようございます。議席番号1番、堀田佐市でございます。  ことしは例年にない九州熊本、そして東北地方では大災害に襲われました。幸いにして我が町市川町はこれといった災害がなかったものの、近年にない猛暑が続きまだまだ厳しい暑さが続いておりますが、理事者の皆さんにおかれましては9月定例会は27年度決算を初め来年度予算を含めての答弁になろうかと思いますが、議長の許可を得て既に通告いたしておりますので質問を行いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、まず1番目に議案第40号、市川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、具体的な説明と本町に該当する施設があるのかお尋ねいたします。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  堀田議員の御質問にお答えいたします。  議案第40号は、国の基準に一部改正があったことから町の基準の一部を改正するものです。  内容について、具体的に申し上げます。  第1に、保育士の数の算定に関しての改正です。  保育する幼児が1人の場合には、保育士を2名配置しなければなりません。改正により、そのうち1人を保育士と同等の知識及び経験を有する者とすることができます。  第2に、保育士の数の算定における資格要件に関して、保育士以外に幼稚園教諭、小学校教諭、養護教諭の普通免許状を有する者を保育士とみなすことができます。ただし、全体の3分の2以上は保育士を置かなければなりません。  第3に、非常階段の設置基準に関して、国土交通大臣が定めた構造方法のほか、これと同等以上の性能を有しているものを認めています。対象となる施設は、小規模保育事業所及び保育所型事業所内保育事業所であり、市川町では対象となる施設はありません。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長、これは国の方針で定められておる。だからいつこういうケースが市川町にも生まれるかもわからん。そのときのための条例改正という、そういう解釈でよろしいんですか。今は該当する施設はないということなんですね。どうですか。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  堀田議員おっしゃるように今は対象となる事業所はありませんが、将来にそういう事業所ができた場合にこの条例が適用されます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  ありがとうございました。  それでは、次に2番目に平成17年6月の定例会で私は国民健康保険税及び介護保険料広域連合組織で立ち上げることはできないのかお尋ねいたしましたが、あれから10年が経過しておりますので再度お尋ねいたします。  現在、県内で個人の負担の多い順は国民健康保険、介護保険それぞれ本町は何番目に当たるのか。また、年間個人が支払っている平均額は幾らかをお尋ねいたします。 ○議長(正木 幸重君)  健康福祉課長、内藤君。 ○(健康福祉課長)  皆さん、おはようございます。  ただいまの堀田議員の御質問にお答えをいたします。  国民健康保険税及び介護保険料は、広域連合組織で立ち上げることはできないかという問いでございますが、初めに国民健康保険は国民皆保険制度の重要な基盤であるにもかかわらず被保険者には収入の低い人や高齢者が多く、医療費も高くなり保険料の負担が重いといった構造的な課題を抱えております。  そこで、平成27年5月に国民健康保険法の一部が改正され、平成30年度より市町単位から都道府県単位による広域化へ移行することになります。改正趣旨としまして、公費による財政支援の拡充等を行うことにより国民健康保険財政の安定的な運営を確保し、誰もが安心して必要な医療を受けることができるよう持続可能な医療保険制度を構築することを目的としております。  また、国民健康保険の運営を県と市町が共同で担うことになり、県が国民健康保険財政運営の責任を持つことになります。具体的には、広域連合組織での立ち上げや県内統一的な保険料の設定ではなく、県が医療給付費から公的などによる収入を差し引いて県全体で収納すべき必要額を算出し、所得水準や医療費水準をもとに県が市町ごとに算出した国保事業費納付金を市町が納付することになります。  また、市町の役割としましては、県が将来的に保険料の平準化を進めるためまず市町ごとの標準保険料を示し、それを参考に市町が保険料率を設定し、保険料の賦課徴収業務、保険証の発行などの資格管理業務保健事業等は地域住民に身近であるこれまで同様市町が行います。  また、運営方針につきましては、詳細につきましては今後県と市町で構成しております国民健康保険連絡協議会で検討していくものでございます。  今後、県が主体となり、将来的な給付水準と保険料水準の統一を目指していく必要があるかと考えます。  そして将来的には国民皆保険制度を維持するためには、国が保険者単位として社会保険、協会けんぽ、国、地方の共済組合、国民健康保険、国保組合のように分立する医療保険制度を一本化することが不可欠であるかと考えております。  次に、介護保険制度広域連合組織の立ち上げについてでございますが、現在のところ県から介護保険の広域化に関する具体的な提案はなく、各市町との協議も行っていないのが現状でございます。これまで介護保険制度に対しまして県、国への要望事項としましては、介護保険制度が導入されてから16年経過する中、急速な高齢化による介護保険給付費の増加とともに年金受給額が下がり介護保険料の上昇する中、65歳以上の加入者に対しての負担が大きく、あわせて自治体財政の圧迫が深刻な問題となっております。  また、このような状況下で将来を見据え、介護保険制度が持続可能な制度として維持していくためには、まず地域の実情に合った介護報酬の見直し、介護職員の処遇改善、地域包括支援センターの体制整備に対する支援、施設整備補助の見直しが必要であると考えます。
     また、特に介護保険料の負担が大きい中、財源構成の内訳であります国庫、県費の公費負担の見直し、低所得者の介護保険料の負担の見直し等、利用者負担の軽減を図ることを前提に広域連合化に向けた慎重な検討が必要であると考えております。  次に、国保、介護それぞれ県内で個人負担の多い順として本町の順位は、平成27年度数値によりますと、まず国民健康保険税につきましては、1人当たり保険税として県下では33位であります。次に介護保険料につきましては、基準額でありますが、県下では2位となっております。  次に、当町においての年間個人が支払っている平均額についてでございますが、国民健康保険税につきましては各市町の税率に基づく中でありますが、年額8万2,703円となっております。次に介護保険料につきましては、加入者の収入、所得による基準所得段階設定に基づく基準額でありますが、年額7万4,400円となっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  町長、この質問は、今も申しましたように10年前に私は当時の町長に広域連合にしないと各町だけの賄いでやっていきよるということを聞いとったんでこの話をしたんですけど、当時の町長は答弁であるんやらないやらねじくり回して、まともな回答ができてなかったわけやね。もうこんなことを今言うたってしようないなと思うてね、私はもうそれから質問せなんだんだけども、あれから10年が経過しとるし、町長もかわられてしとるんですけどね。  今、国民健康保険広域連合化になりつつあるというような答弁だったろうと思うんですけど、介護保険にしたって、今、低所得者が多いわけやね、市川町はね。ほんで介護保険やったらただ順番からいって兵庫県で2番だったんでっか、今ね。こんな状態でどれほど支払っていきよる、年金から介護は引かれよるんやけども、例えば国民年金の人なんかやったら少ないわね。大体6万前後いう金やね、月にね。それを先介護保険料はもう差し引いて、ほんでもらっているわけやね。本人はね。これだけで済まへん、いろんな要る費用があるわけやね。  それで広域連合にして、私は高うなるのか安うなるのか、その調べは私はしてませんけども、高い順番からいって介護の場合なんかやったら県内で2番ということになってたら、決して安いほうではないと思うんですね。だからこれもやっぱりうちの町だけやなしに、やっぱり小さな自治体はどうしても介護料が高うなってくると思うんやね。  町長は県と交渉の要望とか申し上げ、これはやっぱり常にこういうことはしていくのが町長の務めではないのかなと。こんな言い方したら語弊な言い方かもしれませんけどね、やっぱりそうしてもらわんと誰かが突き上げていかんと県も動きにくい。ただ国からおりてきた。それに合わせて県がやっとる。それに合わせてするだけやったら、負担をしていきよる一般住民は生きていかれへん。非常に厳しい生活。電気代も水道代も払うていかんなんし、いろんなことで払うていかんなんのに、自分が世帯して生きていくのに四、五万ほどの金、まだそれよりか切り込むやらわからん。そんなんで生活していかんなん。まだまだ厳しいなると思うんやね。  町長、広域連合にしてもらえるように要望したり陳情、いろんなことを考えていただけますか、どうですか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  堀田佐市議員の質問は、国民健康保険税及び介護保険料は広域連合の組織を立ち上げてやっていけばどうかというふうな意味のお尋ねかと思います。  先ほど健康福祉課長が答弁いたしましたように、国民健康保険制度については平成27年の5月に成立をいたしました持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法の一部を改正する法に基づいて、平成30年度から国民健康保険の保険者は都道府県と市町村になるというふうになりました。  その具体的な取り組みについて、国保基盤強化協議会事務レベルワーキンググループで今検討されています。本年の4月には、都道府県において統一的な運営の方針を定める都道府県国民健康保険運営方針策定要領というのが国のほうから示されたようです。詳しい内容は私はわかりませんけども、それに基づいて兵庫県では今年度から事務運営検討ワーキンググループ及び財務運営検討ワーキンググループというのを設置がされて、その中で大まかに言って5つほど取り組まれているようですが、一つは市町村の事務の効率化のためのシステム、2つ目には保険料の徴収の適正な実施に関する取り組み、3つ目に保険給付の適正な実施に関する取り組み、4つ目に医療費の適正化、保健事業に関する取り組み、5つ目に医療費の動向、将来の財政の運営の見通しなど、そういったことが検討されて、来年の国保運営協議会を設置をして、そこで方針を決定するということですので、現在のところその内容については明らかではありませんけれども、いずれにいたしましても平成30年から国保の賦課あるいは徴収、給付あるいは健診などの実務は市町村が行う。そして、国保の財政については都道府県に移譲するということになります。  国保の広域化によるスケールメリットにより、高い国保が安くなることを期待をいたしておりますけれども、広域化によって国保の構造的な問題そのものを解決するというそういうものではないようで、先ほども言いましたように検討課題として医療費の適正化というのが上げられています。このことは医療費の抑制であったり保険料の値上げにつながらないか。そういったことのつながらないように願っているところです。  そして介護保険についての広域化についてですけれども、平成37年度は高齢化率が29.7%と想定されております。また、核家族化が進み、独居高齢者や高齢者世帯がふえていく中で、市町村としては地域包括ケアシステムの構築、これを主体的にやらなければなりません。保険料についても、団塊の世代が75歳を迎える10年後には要介護の認定者の大幅な増加が見込まれ、介護給付が急速に伸びていく。  そんな中で、安定して対応できる保険制度が必要ということになると思います。そのためには、先ほど言われましたように広域化も含めた制度改正が必要というふうに考えます。今、厚生労働省では介護保険事務システムの構築であったり、要介護認定の共同化ということで予算化を始めて取り組みを始めております。こういったふえ続ける介護保険の軽減化、安定した介護支援が受けられるように、広域化も含めて安心できる介護保険制度になるように働きかけをしなければならないと思います。今後は国や県の動向も見ながら、町村会等を通じてこういった要望を続けていかなければならないというふうに考えております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  町長、ずっと今御丁寧に説明していただいたんですけどね、そのことを力入れてやっていただけるんですか。その答弁をしてください。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  先ほども言いましたように、国保については国保連絡協議会等に町村会を通じて要望をしていかなければならないと思いますし、介護についても町単独でどうこうというようなことはできませんので、やはり播磨広域連合であったり、あるいは町村会等を通じて要望しなければならない。そういうところへ発言をしていくというのか要望していくというようにして、対応していかなければならないというふうに思っております。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  思っておりますのやけども、やりますという言葉はいただいておりませんけども、やってくれると、それで受け取ったらよろしいんですね。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  はい、今思いますということですが、そういう要望をしていきたいというふうに理解していただければよいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  いろいろとあろうかと思うんですけどね、仮に広域連合化にして個人が負担する金が大きくなるんかならないのか。それは調べてみらんとわからんことやけどね。それはもう町長も調べられる時間もないしするもんで担当課に調べてもろうて安うなるような感じであったら、私は決して高うなることはない、安うなっても高うなることはないと、個人負担はね、思うとるので、こういうことを私これ10年前からこういうことを言いよりますんや。それで今ごろに国のほうからこんな話やろ。我々、今、議員させていただいてことし13年になるけどね、3年前やったら、今も素人なんですけども、もう一つわからない時期にこういうことを思い出してというかキャッチして質問したんやけども、そのときの2回目繰り返しよるけども、当時の町長は答弁であってなかったようなぐるっとうまいことねじ回して答弁していただいて、ああ、力が入ってないな思うて、こんなん何ぼ言うてもあかんわ思うてね、私はこのたびまで言わなんだんですけど、ひとつ町長、力入れて頑張ってください。これがもう町民のためなんですからね。よろしくお願いいたします。  それでは、次に3番目に町が管理している各施設の雨漏り対策について、どのような施策をされておられるのか。また、該当する施設は何カ所あるのかお尋ねいたします。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  おはようございます。  堀田議員の御質問にお答えいたします。  議員御存じのとおり、市川町の公共施設につきましては大部分が老朽化をしており、施設については管理状態につきましてはおのおのの担当課が管理をしているというようなことになっております。  軽微な修繕につきましてはその都度対応しておりますけれども、また言われています雨漏り等、大規模な改修とか修繕になる場合については工事という形で発注して施工しております。  町全体で今把握している何カ所かということなんですけども、総務課が管理しておりますこの本庁舎と前の就業改善センターがございます。そして教育課が管理しております小学校の体育館、文化センター、また教育課がおります市川町公民館及びそこの体育館がございます。合わせまして7カ所ということになっております。  私のほうからでは、総務課の対応といたしましては役場と就業改善センターについて申し上げますと、役場につきましては今年度予定しております庁舎改修工事に伴いまして、漏水いうんか雨漏り対策を解消していきたいというふうに考えております。また、就業改善センターにつきましては、現在調査をしているんですけども、原因が外壁等ではないかと思われますので、大規模な改修になるということになれば多額な費用が要るということなんで、財政状況を見ながら、できるだけ早い時期に対応していきたいというふうに思っております。総務課からは以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  ただいまありましたように、教育課の管理する施設、小学校につきましては川辺小学校、鶴居小学校の体育館において雨漏りが認められております。そのほか文化センター、市川町公民館でも雨漏りが認められております。  対策といたしましては、随時防水業者に防水工事を依頼しているほか、大規模な修繕といたしましては平成26年に鶴居中学校校舎の大規模改修工事を行っております。また、昨年は甘地小学校校舎の屋根の大規模改修工事を行い、雨漏りのほうをとめております。ただし、全ての施設で雨漏りを防ぐことができていないのが現状となっております。今後は応急的な防水工事に加えて、大規模改修については公共施設総合管理計画を策定していく中で検討していきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  今、課長、鶴居の小学校のことを私も課長にお願いしたりして、雨漏りしよるとこを見ていただいたろうと思うんですけどね。これも今回だけやなしに3年ほど前だったろうと思うんやけどね、体育館に雨漏りがするいうて。一時押さえてくれとったんやね。とまったようになったんやけど、同じとこまた雨漏りしよんやね。対策はいろいろとコーキングとかいろんなことはそれはプロの人が見らんと、これは何ぼ課長でもそんな恐らくわかれへんと思うんやね、プロの人でなかったら。けど私が言いたいのは、何ぼ対策していただいたって雨漏りがとまらなんだら意味ないんやね。文化センターでも、もう何年になりますか。雨がずっと漏るんやね。エレベーターのとこからなんかいうて、そんなことも前言うとったことあったけど、前、同僚議員がどないなんやいう質問もしたことを思い出すんやけどね、今回は議員もうやめてしとってやけども、そのときに聞いてからでももう6年も7年もなろうかと思うんやね、文化センターの件について。  やっぱりこれ我々自分の家やったら、これでええのか、住んでいくのかと、こう思うんやね、町長。徹底して探して、お金や何や言うとられへん。その建物が傷んでしまうんやから。町長、どない思うてですか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  雨漏りは、先ほど言われましたようにそのまま放置すると建物そのものが傷むということで、これまでも応急措置的なものはしてきていると思うんですが、一時とまってもとまらないということで、繰り返しのようなことになっていると思うんですね。  これまでにも昨年は甘地小学校、あるいは一昨年は鶴居中学校、あるいは保健福祉センター等の雨漏りについては大規模な改修工事をしてきております。だから今後もその軽微なものについては、先ほど総務課長も言いましたように応急的なそういうこともしていかなければならないと思いますが、大規模に改修しなければならないというのは財政状況も見ながら、現在公共施設の適切な配置あるいは計画的な保全といったような公共施設等の総合管理計画というのを策定をいたしております。その中の計画に位置づけて大規模なものについてはやらなければならないでしょうし、小学校、中学校については現在現況調査というのをやっておりますので、そういったものも見ながら、計画的にしていかなければならないというふうには思っております。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  この雨漏りは確かに難しいんです。だけど応急手当てをしておられると思うんですけどね、完全にとめようと思うたらすぽっと屋根をやりかえせんなんというと費用がごっつうかかる。仮にそれも一つですけどね、小さいうちから探してでも、またすぐに雨漏り対策、とめることをしないとだんだんだんだん、屋根だけかえるんやなしに下の野地板いうんかね、そんなもんみんなかえて機材までかえていかんなんと、大修理になるわけやね。それまでそれでほかしとったら、とことん傷むまでほかいて金ができてから直そうかではちょっと遅いんでね、そやからそういうことも含めて、金はなけりゃないだけに小まめにそういうことをやっぱり手入れしていく。これはそういうことは必要やろうと思うやね。そやから担当課もそういうことに気を十分配っていただいて、雨漏りをそうしないように対策をしていただきたい。  ちょっと話変えると、原田課長、鶴居の小学校の雨漏りは今のとことまっておりますかどうですか。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  鶴居小学校の体育館の雨漏りにつきましては、鶴居中学校の雨漏り工事を行った業者に今ちょっと依頼をかけておるんですが、まだ完全にとまっておる状況ではございません。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  今、とまってないということなんやね。それいつまでほかしてくるの。いつまで、今のままやったら何もしないわね、今の答弁やったら。ほないつそれを直すの。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  早急に雨漏りをとめるように、また業者のほうに依頼をしていきたいと考えております。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  ひとつ課長、自分の家やったらどうするのかいうことを一番先に心に持っていただいて、お金も要るけども、町長やったって施設が傷むんやからこれ直さないかんのやということになったら恐らくそんなとこへ金使うなということは言うてないと、私はそう思うとります。そやから一日も早いこと、お金も要るけども、ほかしとけばだんだんだんだん大きくなって余計お金が要るようになるんでね、小規模な財政なんでね、そやから細かいお金で直っていくようにもう小まめに直して、つぎだらけにしとっても構へんのや、屋根の上やから。邪魔にもならなきゃ何にもならへんのでね、早いこととめていただきたい。どの施設もそういうことをしていただきたい。課長、よろしくお願いしますよ。時間来よるんで、もう次に進みますのでよろしくお願いします。  そして次に4番目でございますが、町道奥神崎線で護生寺前の歩道設置工事に対する進捗状況を平成27年3月、去年の3月議会で質問させていただいたところ、課長からいろいろと説明をしていただきました。工事は28年度基本計画を策定し、事業認可を受けた後、早ければ29年度になるとのことでしたが、その後の工事に対する進捗状況をお尋ねいたします。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  堀田議員の御質問にお答えをいたします。  町道奥神崎線は特定交通安全施設等整備事業により自転車、歩行者道の設置工事を進めておりましたが、田中地内の普通河川今井谷川が2度町道を横断する箇所において、現在歩道設置工事を休止をしております。理由といたしまして、町道を横断する河川の流下断面が不足しており、普通河川今井谷川を改修する必要がございます。河川改修の補助事業制度を受けられるよう、下水道計画による雨水の排除、浸水の防除の観点から雨水排除計画を策定し、改修計画を立てることとしておりました。しかし、下水道事業は平成27年度からの生活排水処理計画の見直しに時間を費やしており、予定をしておりました雨水排除計画策定業務の取り組みにおくれを生じております。  今井谷川が氾濫した経験をお持ちの神崎・田中区の皆様におかれましては、早期の改修を待望されていることとは存じますが、河川改修は大きな事業であり、仮に採択された場合でも現在進めている汚水処理に係る予算と同じ予算項目での配分となり、相互に予算の取り合いになることも考えられ、いましばらく時間をかけて取り組みたいと考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長、この件についても、私これ平成21年、今から7年前の3月定例会で歩道設置についての要望、区長さんも要望されとることから、これここの話はもう何年前になるんか、平成18年の定例会のときに、名前出してええのかな、村田省三郎さんいう方が区長さんをされて、これは奥神崎線の修繕、歩道をアスファルト、それをしてほしいという要望であったんだろうと思うんですね。私はそれを知らずに地域の方から歩道のことを聞いたんで区長さんにお話しして歩道の設置の要望をしたんですけどね、それがいつとなしに今の今井谷川の、私、初め21年の3月のときにはその谷川のことは全然眼中には置いとらなんだんやね。ところがそれからずっと話進めていきよったら、役場のほうも担当課が力入れてやってくれよったんですけど、いつとなしに今井谷川のほうが優先になってしもうてね。きょうの日になったら結果、今井谷川が、あれ二、三年前にその辺の地域のあれを調査した、今井谷川のその地域の付近かそこらの調査をされとってやと思うんやね。そういうこともあってきょうの日が来てしまったということで、今も歩道もできなければ川もできないという状況になっとると思うんやね。  私、きのうも現場見に行ったんですけどね、S型になっとんやね。S型になって、ほんでこの一番下の抜けたとこから谷のほうへ行くんやね。なら谷のほうへ行く川は広い。ところが、S型の一番際のとこ、あっこが極端なんやね。ほんで川の向こうのコンクリート、川の擁壁の、それに当たるわけやね。それでこれは勾配がきついぞと。あのときの工事するときに、近所の人がこのやり方はまずいぞ、水が抜けへんということでやかましいいうんかごつう言うたらしいけども、いや、いけると思う。もしあかなんだらいうことで、それで今度2億、実際あかなんで抜けが悪いもんやから土管をまた横へ、大きな土管ですけども、入れとってんやね。ところが何ぼ入れたって勾配が極端やから、物の道理やね。もっと長かったらあっちへ流れるんやね。今の状態では、私もきのう現場見て、あれは無理やろうな思うて改めて見直しましたがね。あの辺のところは考えてやってもらわんと、このままほかしておられへんと思うんやけども、町長、どうですか。町長に尋ねらんと、町長がせい言わなんだら担当課の課長も動かれへんのですよ。町長、どない思うんですか。現状よう知っとってでっしゃろ。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。
    ○町長(岩見 武三君)  今言われたところは、2カ所で奥神崎線のところが抜けてるあの部分のことだと思うんですけれども、一方のほうは水路に横に土管を入れてちょっと広げたというふうになってるところで、あの下を広げないと、あすこは浸水ちゅうのか冠水していくような大雨のときになるということで、それはそういう方向で検討はずっとされているし、そういう方向でも抜くということをこれは要望していかないといけないというふうに思っております。じかに土木のほうへ行く予定もしていますんで、そういったようなことについても一度話はしてみたいというふうに思いますが、今ここでじゃいつまでにどうしますというふうなことはこれは私の考えだけではできないということで、そういった今の要望をお聞きをして、次行くときにまたそういう要望を県のほうへもして相談はしたいというふうに思います。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  これまでいろいろとちょっと話も聞いておったんですけどね、谷川の調査したりして関西の鉄柱を動かすとかどうかいうそういう話も前検討しとるよったようなぐあいらしいけどもね、あんな鉄柱動かすいうたら億の金がかかりますわね。向こうがしてくれたら、費用出してくれたらええんやけども、こっちの都合でやることやから恐らくしてくれてないと思うんやね。そしたら町の持ち出しいうたらとてもできる話やないねん。ほんで初め小さなことがごっつう話だけ大きいなってしもうて、結局何もできてない、できないというのが今の現状なんやね。そやから私は鉄柱をさわるんやなしに、あの土管を今も言うたように極端に壁に当たるようになっとるからあれをもうちょっと長うに延ばして、ほんでU字溝を反対に向けたやついうんかね、あれを今もかけとってやけども、ああいうやり方で四角い土管になっとんのかね、U字溝反対やから。まあまあそれはええんやけども、もうちょっとあんな極端な曲がり方せんと、もっと逃がす、水が流れやすい逃がすやり方を考えていただいて、課長、ほんで東側の鉄柱の横に昔通りよった道路があるんですよ。神崎から谷へ行きよった道路があるんですよ。形、今も残ってますがね。あれも歩道にできるんやから、今の新しい道路と川があって、ほんでその昔の2メーターほどの幅の道路が形が残ってますがね。それも利用したりして、鉄柱動かすいうやな大それたやなことできませんよ。私はそう思いますけど、私が言いよる言い方やったらできると思うんです。先に水を東に抜く工事をして、例えば来年は今度その歩道を幾分か購入せんとできへんのでそれを購入したりして、3年ほどかかったらできると思うんですわ、私はね。何ぼ町負担でも。そやから、やればできらんことはないと私は思うとんです。それがいつの間にやら大きな大きな話になってしもうて、課長、どうですか。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをします。  町道奥神崎線の改修工事につきまして、今、堀田議員がおっしゃいました高圧鉄塔を移設する、しないのこと。それと、町道を2度横断するのを何とか横断しない方法、そういった方法も今考えております。今5案という法線を検討して、どれが一番いいのかということを今検討をするということで図面は検討しているんですけども、その中で今井谷川の法線、流れがきれいになるように、今、水が当たるところの問題をおっしゃっているんですけども、そのときにもきれいな形で水路が水が流れるような形の線型を入れるというのも、平面的に今検討をしている最中でございます。  それにつきましても、今、御存じのとおり奥神崎線というのは2車線道路で大変大きな車が、かなり交通量もふえておりますので、その暗渠につきましてもかなりな強度を必要とする暗渠を入れなければいけない。そうなりますと、一般単独費ではなかなか捻出ができない金額になることが予想されますので、そこは補助金をいただかなくてはやれないということです。それでその補助金をもらうための雨水排除計画というのを策定して、補助金をいただくようにしようかなと思うてるんですけど、ちょっと時間的なもの、人的な要因がありましておくれております。  それと、そこの部分の改修はそういった形で何とかやれたとしても、今井谷川そのものが最近の雨によっても氾濫します。その今井谷川の流れに沿って右側の町道があるんですけども、神崎の区の中を走ってる今井谷川に並行した町道があるんですけども、その町道におきましても今井谷川の構造というのは野面石で積んであります。水が出ますと、その野面石の裏側を水が回りまして、裏側の土を洗い流してしまっていつ町道が陥没するかもしれない。実際に今陥没をしているんですけども、そういった管理上においてもその今井谷川全線を対象に改修をしていかなければいけない。それも単独費用ではなかなか難しいことかなと思います。補助対象になればもう少し断面を広げて、道路もしっかりした町道として管理がしていけるのではないかなということを考えて、できるだけ補助対象に持っていこうかなというふうな検討を今しているところでございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長もいろいろと、そこだけのことと違うんでね、仕事は、いろいろとようけ抱えとってやからしんどいだろうと思うんですけども、やっぱりその補助金もできるだけ取っていただいて、国から補助金もらうように頑張ってもろうて、住民さんは補助金もらおうともらうまいと直してくれたらええという、これはわかれへんことやから当然のことやねん。ところが我々もこうして決算、予算を見て大きな財政もないんやから、できるなら補助金を有効にもらっていただいて、一日も早いこと工事をしていただきたいと、こういうことを願っとるわけやね。  それと、これはいつまでもほっとかれへんのでね、早かれ遅かれせんと、あの辺の地域の人はもうしょっちゅう、いつもの少々の雨やったらこたえへんと思うけども、何年かに一遍か知りませんけどもどおんと雨が降ったら、このごろの気候はもうおかしな気候なんでね、いつどおんと雨が降るやらわからない。ほなまた氾濫してしまう。そういうようなことがあるんでね、ひとつ力入れてできるだけ早いこと、こんな質問を何遍も何遍も私も課長の顔見とって言いたくないんでね、ひとつ力入れて頑張ってください。町長、よろしく頼んますよ。お願いします。  それでは、次に5番目にこのたび教育長が新たにかわられましたが、教育長は町内の方であり、これまでの学校教育を踏まえ、また子供の育成及び教育の方針をお伺いしたいのですが、そこでもうそれも踏まえてお伺いしたいんですけども、そこでもう1点つけ加えてなかったのは子供の挨拶、子供がこれまでおばちゃんがおはよう言うたらおはようございます言うたりして挨拶しよった子がこのごろ言わんようになってしもうた。聞きよったら、学校のほうから知らん人には声かけるなということ、そういうことを言われておられるそうなんですけどね、小さい子供は理解ができへんのやね。村の人であったら、ああ、この人はよその人か、怖い人か。今、世の中おかしな、子供を巻き込んでの大きなおかしい事件が多発していますわね。その辺をどういう子供に、中学校ぐらいやったらわかるかもしれへんけどね、低学年なんかやったらなおさらわかれへんのやけど、どういうような指導をしていただいておるのか。それも含めてちょっと、もう時間が大分来よるのでね、お願いします。 ○議長(正木 幸重君)  教育長、山下茂樹君。 ○教育長(山下 茂樹君)  堀田議員の御質問にお答えいたします。  現在は人口減少、少子高齢化、価値観の多様化など、教育を取り巻く環境が激しく変化する時代となっています。その中で、子供の育成方針といたしまして、学校のみならず地域の方々とともに生命をとうとび、自然を大切にし、思いやりや寛容の心を持って生活する子供の育成に取り組んでまいります。  また、教育方針といたしまして、確かな学力、豊かな心、健やかな体を培う学校教育をより一層充実させ、ふるさと市川を愛し、自己実現を図る自立した人づくりを目指してまいります。  加えて、先ほど御質問いただきました児童生徒の挨拶の件なんですが、まだ私着任してきょうでちょうど2週間になるんですけど、各学校から今年度の学校経営方針案、小中を今見ておるんですが、6校分ずっと熟読いたしました。その中に、ある学校はあすこそ運動、挨拶の「あ」ですね、挨拶のよくできる子供を育てようというそういう具体的な目標を掲げている学校もございます。ですので放置しているとかそういうことはありませんので、取り組みはしているんですが、不十分なところもきっとあろうかと思います。  毎月定例の校長会がございますので、各学校の現状をまだ私十分把握しておりませんので、学校も見に行き、また子供の様子を自分の目と耳で把握いたしまして、不十分なところにつきましては定例の校長会で指導助言をしてまいりたい、そういうふうに考えております。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  教育長、私もこれちょっといちかわ広報に教育長さんが挨拶の中にずっと書いておられるわね。これ私とこの村で回ってきたの、この月の4日の日なんですわ。そのとき初めて見て、1日に通告書を出してきて、これ書いとってんやな思うていたんですけどね、これと似たことを今も答弁していただいたんですけどね、この一番最後に子供の挨拶、非常に難しいと思うんやね。親もどないいった子供にそのしつけをしたらええのかいうこと、非常に難しいやろうと思うんやね。まして学校なんかやったら全体の子供のことなんやから、なおさら難しいと思うんやね。  そして教育長さんがこれまでに学校を経験されてきた中で、こういう問題とかそういう保護者から聞き合わせとかいうことはなかったんですか。 ○議長(正木 幸重君)  教育長、山下茂樹君。 ○教育長(山下 茂樹君)  私、教職経験30数年あるんですが、4月当初に、小中両方経験しとるんですが、教職員で挨拶をしよう、返事をしっかりしよう、交通マナーを守ろうとかそういう目標を掲げまして、週目標、月目標という形で子供たちが実際自分たちの目標をきちっと守れているかどうかを毎日確認しながら、取り組みをしております。その目標があったときは、毎朝唱和といって今月の月目標はこれこれです、挨拶を大きな声で元気にしましょうという形で唱和して、帰りのときにできましたかいうような確認をしながら毎日毎日その達成状況を教員のほうが確認をしながらやって、結局繰り返しで改善されたということもございますので、またそういうことも含めて校長を通じて学校全体に浸透していくように、また指導助言をしてまいりたいと思っております。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  教育長、大変今の後の質問は子供のことだけに難しい。ですけどもこれまでの経験豊富な方でおられるんやから、ひとつしっかりと市川町の子供が立派に育つように計画していただきたいことをお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君の質問は終わりました。  暫時休憩します。なお、再開予定は10時50分とします。       午前10時33分休憩       午前10時50分再開 ○議長(正木 幸重君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、5番、津田義和君の質問を許します。  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  皆さん、おはようございます。  議席番号5番、津田義和でございます。議長のお許しを得まして、通告によります一般質問をさせていただきます。  まず初めに、議案第40号についてお尋ねいたします。  市川町家庭的保育事業等の整備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでありますが、先ほど堀田議員さんの質問の答弁の中で多くを答弁されておられますので、答弁にない部分を質問させていただきたいと思います。  まず1点ですが、今回の改正の一番のポイントはどこにあるのでしょうか。私は、このポイントは東京都等で待機児童が非常にふえている。そういうことに対して緩和して、そういうものを受け入れやすくするための条例改正だと思うのですが、答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  津田議員の御質問にお答えいたします。  今回の議案第40号は、国の基準に一部改正があったことから町の基準の一部を改正するものですが、国の基準の改正につきましては、津田議員がおっしゃいましたように待機児童の解消というのが大きな目的であろうと思います。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  それでこの中で施設については、堀田議員さんの質問の中で特に当町で該当する施設はありませんという答弁をいただきました。  そのほか、今回の条例改正の中で保育士についての条例改正の部分があります。この部分については、今後当町で認定こども園を設置される計画があります。これが設置された場合に、この条例等について該当するのでしょうか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  今回の条例改正に関しましては、町が建設を進めようとしております認定こども園は対象になっておりません。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  答弁ありがとうございます。当町では現状では該当する施設、条例に該当するものは現在ないという理解をさせていただきたいと思います。  それでは、次の質問に移らせていただきたいと思います。  次に、学校教育施設についてお尋ねいたします。  町内の小・中学校の設備について、かなり傷んでいる現状がございます。先に堀田議員さんの質問の中でも、鶴居小学校の体育館の雨漏り等のお話がなされました。私も鶴居の子供たちの中から、体育館が雨漏りするんや、何とか町のほうへ言うて早いこと体育館の雨漏りを解消してほしいという、そういう子供たちの声、また父兄の声もたくさん聞いております。こういった中で、現状町内の小・中学校の校舎、トイレ、運動場、プール等での問題点は掌握されているのでしょうか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  学校施設の老朽化の現状についてお答えをしたいと思います。  鶴居中学校の校舎、体育館、プールが建築後40年以上経過しております。また、ほかに市川中学校の校舎、また瀬加小学校校舎、体育館、プール、甘地小学校校舎が建築後30年以上を経過しております。いずれの施設におきましても、経年劣化による外壁の傷み、内部の汚れ、また機械類の故障なども発生しております。  これに対しまして、屋根の防水工事また床や壁の改修工事、清掃業者による徹底した清掃、機械修理などを行い対応しているところです。今後、大規模な改修につきましては、本年度検討しております公共施設等の総合管理計画などに基づいて計画的に検討していきたいと考えております。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  答弁ありがとうございます。  この中で、私が前回の議会の中でも質問させていただいた鶴居小学校のトイレの洋式化の問題、ほとんど洋式トイレがない実情がございます。また、各小・中学校においても、洋式化が現在少しずつは進んでおりますが、子供たちに聞いてみますと洋式トイレの便座が冬場非常に冷たい。何とかこれを暖房のついた便座に、温かい便座にかえてほしいという子供たちの声が私のところに届いております。この点も、今後洋式化を進められる上でひとつ検討をお願いしたい。  また、先日テレビでも小学生の便秘の問題が取り上げられておりました。これはトイレによるのが原因ではないかというふうなお話も流れていました。こういったことから、この洋式トイレを何とか温かいいいものを早く導入してほしいと思いますが、検討をお願いしたのですが、答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  トイレの件ですが、町内の小・中学校のトイレの洋式化を進めておるところですが、その洋式化率というのはまだ低いような状況でございます。  それから、今ございました温かい便座をということなんですが、最近どこの御家庭でもそのような便器をお使いのところが多いので、子供たちにもそういうふうな不便な気持ちが生まれておるのかと思います。今後、その便座につきましてもまた検討させていただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  課長、答弁ありがとうございます。ぜひ子供たちのために、要望の1つでも2つでも早くかなえていただきたい。ひとつ御検討のほどをお願いしたいと思います。  それともう1点、小学校、中学校等でプールサイド、これがコンクリートむき出しのプールが川辺小学校、瀬加小学校等でございます。先日、私、町の水泳大会に参加させていただいたときに、甘地小学校のプールサイドはラバーが張ってありまして、こけてもけがをしないそういうふうな構造になっているんですけど、お聞きしますと、川辺小、瀬加小等はまだそういったラバーが張ってなくて、安全面に問題があるというふうに学校の担当者の方からもお聞きしました。この辺について、今後検討していただけるでしょうか、答弁をお願いしたいと思います。
    ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  今、津田議員の御発言にありましたように、甘地小学校につきましてはプールの周辺にラバーがございまして、そのラバーが傷んでいるということでことし改修工事を考えております。  もともとそういう施設のないものに関しましては、私も今どういったことができるかというのはちょっと答えを持ち合わせておりませんので、ちょっといろいろと調査研究をさせていただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  課長、ひとつ調べていただいて、やはり子供たちがけがをしないようなそういった環境を早くつくってやっていただきたい。これは切にお願いしたいと思います。  それと、あと小・中学校の体育館の照明について、昨今LED電球への改修というのがいろんなところでされております。当然省エネに関しまして国の施策でも進められておるんですけども、LEDになりますと照明の球の寿命が今よりも10倍程度長くなるというふうに言われております。明るさもかなり明るい、そういう状況です。その辺で、今後においてこういった体育館の照明の改修についても検討をいただきたいのですが、答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  LED化のメリットといたしましては、ただいまもありましたように照明機器の寿命が長く、また消費電力が削減できることであろうと思います。ただ、改修に係る経費が大きくなっております。1館で工事費が800万から1,000万円かかるのではないかと言われております。  長期的な視野に立ちましては、LEDへの改修が望ましいと考えております。今後策定いたします公共施設等総合管理計画の中で体育館の大規模改修と同時に行えないかということも含めて、ちょっと検討をしていきたいと考えております。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  1点、先ほど私、学校施設、教育施設についての質問の中で父兄という言葉を使わせていただきましたが、保護者に訂正させていただきます。よろしくお願いします。申しわけありませんでした。  それから、今答弁をいただいたんですけど、費用がやはり大きくかかるんですけど、長い目で見れば球をかえる経費というのが天井からライトがおりてくる施設では安いんですけど、おりてこない体育館も町内にはあろうかと思うんですね。そうすれば直すだけの修理代が非常にかかると思うんですけど、現状についてどうなっているのでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  体育館の照明ですが、天井から自動的にワイヤーでおりてくるという照明が採用されておるんですが、それが採用されていない施設が鶴居中学校の体育館となっております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  ぜひお金もかかる問題もありますが長い目で考えていただいて、一度LEDへの改修を検討していただければというふうに思います。この質問については、これで終わらせていただきます。  次に、下水道整備についてお尋ねいたします。  中部下水道事業の進捗状況について、答弁をお願いいたしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  津田議員の御質問にお答えをいたします。  中部下水道事業の進捗状況につきまして、平成27年度末までの面整備工事完了率は41%となってございます。  なお、平成28年度末までの面整備工事の完了率は49.5%の見込みとなってございます。  工事の進捗状況につきましては、甘地区でほ場整備の採択がされました。それによりまして、ほ場整備工事後に下水道工事の施工となるため、当初事業完了年度を平成33年度としておりましたが、甘地の一部につきましては2年ほど遅くなる見込みでございます。今後、近年の国庫補助事業の配分状況及び事業体制を考慮すると、進捗に変動が出ることも考えられます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  答弁ありがとうございます。  先ほど甘地地区等については2年ぐらいおくれるというお話でしたが、実際33年度までに完成するというお話で進められて、またその地域の方々もやっぱりその辺までに完了するのでもうちょっと待っておこうという方が随分おられたそうです。それがこの一、二年おくれることによっていつになるかわからないので、合併浄化槽をもう入れて早くしようという家庭もふえているそうです。そうなりますと、この事業が完了する33年度ぐらいになった場合に合併浄化槽が50%近くになってしまって、実際この事業の運営が非常に厳しくなる。といいますのは、つなぎ込み件数が少ないと使用される料金、それが入ってこないということになります。この辺について、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをいたします。  中部処理区につきましては、公共下水道事業で推進をしていきたいと考えております。つなぎ込みにつきましても、できるだけ御協力いただくよう推進に努めたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  課長答弁の中で、それだけでは不十分だと思います。  もう1点懸念する材料がございます。それはやはり実際、現状のつなぎ込み率にございます。前の議会で、下水道の使用料金の値上げの議案が上程されたことがございます。そのときの議論の中で、やはりつなぎ込み率を向上すれば解消するんではないかという議論を私もさせていただきました。実際、現状は40数%ですね。もうつなぎ込みできる完了している地域のつなぎ込み率が四十五、六%だったと思います。これでいきますと、本当にこの中部の下水道において完成したときに、それから運営していくのに本当にこの事業会計としてやっていけるのかという大きな疑問を私は抱いております。この辺について、現状のつなぎ込み率についての対策等についてお答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをします。  今現在中部処理区での公共ますを設置したところ、それは3年以上とかではなくてことしになって供用開始したところがありますので、それも全てまとめまして率を出しますと42.7%の今現在の接続率となってございます。これをもっともっと上げていかないとその使用料収入が見込めませんので、できるだけその接続について御協力いただけるように啓発に努めたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  せっかくいい施設をつくっているのですから、やはりこれが将来にわたって安定的に運営できるように、現状のまずつなぎ込み率の向上をぜひ推進をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  それと、今後において南部下水道事業が展開される予定になっております。この件につきましては、私も前町長のときにいつから始めるんだという質問をいたしました。そのときの答弁では、平成34年から事業を始めたいというふうな答弁をいただいております。また、内容については公共下水でということも答弁でいただいております。  今回、今後においてこの南部下水道事業について現在の町の方向性なんですけども、全部が公共下水じゃなしに、合併浄化槽も視野に入れた方向で進めるというふうなことを行政懇談会の中でお話しされているというふうにお聞きしております。この点について、最終的な方向性はどのようにされるのでしょうか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  津田議員の御質問にお答えしたいと思います。  南部下水道の最終的な方向性ということでございますけれども、平成27年5月から検討してまいりました基本構想の見直しについては、市川町の人口が20年後には9,300人、45年後には5,600人程度まで減少するとの予測によりまして、維持管理が非常に困難になってくるであろうと。さらに、施設の建設に係る起債の償還等によって一般会計補助が増加し、町財政を圧迫することになってまいります。  また、平成8年に策定をいたしました市川町生活排水処理計画を完全に実施した場合、現在の国庫補助金の交付状況を考慮すると事業期間は着手から10数年の歳月を要するものと考えられ、南部処理区は最短で平成34年から着手の予定をしており、事業完了は平成46年との見込みです。  なお、国の下水道事業方針では、今後10年間でおおむねの事業完了を目指す方針であることにより、その後の整備のスピードはさらに鈍ることも危惧されます。  整備に長期間の時間を費やし、一方では人口減少が進むことにより、使用料収入の低下、それを補うために一般会計の負担増により将来にわたる町民の負担を鑑みるとき、南部処理区全域の下水道整備については無理ではないかと判断をせざるを得ません。  しかしながら、汚水処理施設は町の発展と快適な生活環境を実現するために重要な役割を担っております。人家が密集する地域、また商業地域として活性化する要素のある地域では集合処理での整備を行い、それ以外の人家の点在する地域については浄化槽による整備区域とすることとして、市川町の生活排水処理計画を見直していきます。  南部処理区の計画期間は平成34年度から着手しておおむね平成40年度の完了を目指して、早期に市川町の生活排水処理率を100%に近づけていきたいと考えています。  先ほどもお話がありましたように、行政懇談会においてもさまざまな意見を伺っております。今後は町民の皆様への事業計画見直しについて御理解がいただけるように、見直しの趣旨、処理場の位置、集合処理区と合併浄化槽区域の線引きや新たに合併浄化槽設置に係る補助金等検討し、今年度中に説明資料の作成を進め地元説明会を開き、皆さんの御理解がいただけるように努力をしてまいりたいと考えております。集合処理を待ちわびておられる町民の皆様には申しわけない見直しになりますが、この方針で御了承が得られましたら浄化槽による整備区域の各御家庭においては早期に水洗化に移行していただきます。既に浄化槽を設置されている御家庭におかれましては、入れかえ時の補償金や維持管理費の補助も検討していかなければならないと考えております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  町長、答弁ありがとうございました。  今は本当に南部の下水道事業については紆余曲折がありまして、もう20年ぐらいかかっていると思います。これいつになったらできる、いつになったらはっきりさせるんやという住民の声もたくさん聞いておられることだと思います。その中で、先ほど町長が答弁された今後はこういうスタイルでいくというふうなことを明確にしていただいたら、私たちはそれについてまた検討して、大いに賛同もしたいと思います。やっぱり町長がはっきりと明言して住民にも公約する、そういうスタイルをしっかりとされるべきだというふうに思いますので、今後においては方向性を地域住民の方にはっきり示され、現在南部処理区においては50%近くがもう既に合併浄化槽を導入されております。そういった方の補償の問題等もあると思います。また、長期的な観点からこの公共下水を町内全域で進められておるんですけど、非常に古くなっていく集合処理の処理場、またコミュニティープラント等の処理場がございます。この辺の関連も総合的に考えていただいて、将来はこういうふうなスタイルで古くなった施設を統廃合する。そういう計画までひとつ考えて計画を立てていただきたいんですけども、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  津田議員の御質問にお答えしたいと存じます。  今現在稼働しております農業集落排水事業、そしてコミュニティープラントの施設、これらにつきましても今回の見直しの中で将来を見据えた上での計画をしていきたいというふうに考えて、今策定をしているところでございます。  概略申し上げますと、非常に経年劣化で傷んでいる施設等がございます。ただ、今度それをそのまま改修するということについては、先ほど来町長が答弁申し上げました人口減の問題等々を勘案しますと、幾つかの施設を統合した形での改修であるとか、そういうことも視野に入れた中で計画見直しをやっていきたい、こういうふうに思っております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  ぜひ長期的な観点に立って統廃合、また先ほど町長が述べられました公共下水の区域と合併処理区の区域を分けるというお話もございましたが、それも住民にしっかり説明していただいて住民の理解を得られて、要は早く、本当に早く実施していただきたい。今まで本当に20何年かかっておりますから、最初下水処理ができた地域から。だから待っておられる方は本当に待ちわびておられますので、何とぞこの中部の処理区が33年の計画が先ほど35年ぐらいまで延びております。さらにこの南部がというふうになれば、先ほども40年というお話もされました。ぜひともこの計画がもっともっと前倒しできるように、お願いしたいと思います。  それと、この下水道処理をされるうちで合併処理の処理方式を採用された場合に、私は1点だけ懸念することがございます。それはどのようなことかといいますと、合併浄化槽から処理された処理水が水路に流れるわけなんですけども、たまたま農業用水の水路に流れたり、あるいはため池に流れたりというふうなことがございまして、特に全国的に見ましてたまたま合併処理の家庭が多い地域の処理水が池に流れ込んで、そこの池で魚がすめなくなったというお話も聞いておりますし、また農業用水路にばっかり入って田んぼが作物のできがちょっとおかしくなったというお話も聞いております。特にこういった事例もございますので、合併浄化槽を導入される場合は処理水がどのような経路を通じて通常の川のほうへ流れるのか、その辺の検討もされて進めていただきたい。  また、排水路がない家庭もあるかと思います。その辺のこともひとつ検討課題に加えていただいて進めていただきたいのですが、答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをします。  まず、放流先に河川、水路等のない土地での合併浄化槽設置につきましては、個別に対応したいと考えております。原則としましては、現在の御家庭の台所や風呂等の汚水及び雨水の放流先を使用していただくことになります。  また、農業用水路それから常時水の流れない水路への放流につきましては、現在補助金対象の浄化槽を下水道と同等の水質基準が確保できる高度処理型としておりますので、またその維持管理につきましては認可を受けた業者によって定期的にメンテナンスいただくことで、放流水の水質保全を図りたいと考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)
     ぜひ計画を進められる上でこういったこともしっかりと認識して、計画を立てていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  これをもちまして、この質問については終わらせていただきます。  次に、町の施設管理についてお尋ねいたします。  町施設、特にスポーツセンターあるいは文化センター等についての管理業務についてですが、臨時職員とか嘱託職員で運営管理されているところが近隣市町村の中ではあると思うのですが、その状況はどのようになっているのでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  近隣市町のスポーツ施設、文化施設の管理についてお答えしたいと思います。  各町とも施設いろいろと多くありますので、代表的なものだけを申し上げたいと思います。  福崎町では、第1体育館、これにつきましては正規職員1名、嘱託職員3名、臨時職員2名で管理を行っております。エルデホール、こちらでは正規職員1名、嘱託職員3名で管理を行っております。  また、神河町では体育館、温水プールにつきまして、正規職員ゼロ、嘱託職員5名で管理運営を行っております。また、中央公民館では正規職員3名、嘱託職員1名で運営を行っております。  また、近隣の多可町におきましては、温水プールにつきましては指定管理者が管理を行っております。文化施設でありますベルディホールにつきましては、正規職員4人、臨時職員1名で管理を行っております。  また、加西市におきましては、勤労者体育センター等スポーツ施設につきましては全て指定管理者が管理を行っております。また、図書館では正規職員3名、嘱託職員1名、臨時職員が14名で管理を行っております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  答弁ありがとうございます。近隣市町の神河町、福崎町、多可町、加西市等の状況が理解できました。この中で、神河町においては体育施設のほうは正規がゼロというふうなお話でございました。  今後において、実際スポーツセンターまた文化センター等において利用が昼間よりも夜間、特にスポーツ施設についてはもう夜間に利用される方が圧倒的に多いと思います。その時間帯に、実際は正規の職員は不在になっております。こういった状況から、私は人件費の抑制のために現在も夜間はシルバー人材センターの方にお願いされているかと思いますが、こういった方向を進められて、もう昼間も職員が不足している不足しているというふうな本庁のほうでのお話もお聞きします。そういった中で本庁のほうへ戻されて、スポーツセンター等については臨時の方、また嘱託職員の方で、管理業務だけが中心となろうかと思いますので運営されてはどうかというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  スポーツセンターにつきましては、貸し館ということで管理業務が主になるんですが、その中で職員は管理だけではなくいろいろなスポーツ教室、またいろんな行事の運営なども行っておりますので、やはり嘱託職員、臨時職員だけではなく、正規職員も必要ではないかというふうに考えます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  私のほうは現状を見させていただいてそのように感じたわけなんですけども、他の業務もされてるというふうな課長の答弁ですので、今後において参考にしていただけたらなというふうに思います。  また、近隣市町においてスポーツセンターやあるいは文化センターを指定管理業者に委託されているというところがふえております。近隣市町村では、加古川市とか稲美町等でこういった指定管理の業者に運営を委託されているところがございます。当町も将来においては指定管理業者に委託運営するというふうな方向性を考えられてはいかがかと思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  スポーツ施設や文化施設での指定管理制度につきましては、近隣市町では神河町、B&Gプール、体育館、野球場、また多可町では温水プールそれから運動公園などのスポーツ施設、加西市では勤労者体育センター、加西球場ほかスポーツ施設、また市民会館などが採用されております。  一般的に指定管理者制度のメリットといたしまして、まず民間事業者等のノウハウを活用することで利用者へのサービス向上が期待できる。2番目としまして、競争原理により管理コストの軽減ができるなどが上げられます。また、逆にデメリットとして、まずコスト削減の面ばかり着目され逆にサービスが低下する、指定期間が短期間の場合、職員の専門性、自覚が身につかないなどが指摘されております。コスト面も大切ですが、スポーツ施設、文化施設におきましては質の高いサービスを提供することが大切であると思います。教育課としては、現在のところ導入する予定はございません。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  私のほうは、先ほど近隣市町でこういった指定管理の導入がされているところがふえているというお話をさせていただきました。確かに課長のほうは先ほど申されたようにメリットとデメリット、両方確かにございます。その中で、当町の将来的な財政の問題を私は考えていきたい。そうした場合に、削減できるところはやはり削減せざるを得ない、そういう状況が来るかと思います。その中で、こういったことをひとつ検討されてはというふうに思っているのですが、将来計画の中でこのようなことを検討される余地はございますでしょうか。答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  お答えします。  今現在、市川町ではリフレッシュパーク市川が指定管理制度を採用しておりますけれども、これも一つはコストの面等々、財政の問題を考えた上でのそういう指定管理制度の導入であろうと思っております。  先ほど議員御提案がございましたその他の施設につきましても、これは全体のその管理計画の上からも当然十分検討していかなければいけないとは思いますけれども、先ほど教育課長のほうは今のところ予定はないというふうに答弁はいたしておりますが、これは全体の公共施設の管理上、そのことは検討した上で判断していきたいというふうに思います。今どの施設をどう考えているということは御答弁申し上げられませんけれども、今後総合的な管理計画において考えていく必要があるのではというふうには思っております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  ひとつ副町長、先ほど答弁いただいたように検討課題の一つに入れていただいて、町の財政を考えながら進めていただけたらなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、給食センターの運営についてお尋ねしたいと思います。  近年、学校給食等を利用される生徒数が大幅に減少しております。今後においても、生徒数の減少がさらに進むということが推測されております。給食センターの運営方法の検討は今後なされるのでしょうか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  では、まず児童生徒数の減少について申し上げます。  平成28年度の保育所、幼稚園、小・中学生の総数は1,250人です。平成34年の推定総数ですが、約1,040人に減少する見込みとなっております。  また、運営方法ですが、現状では播磨地域の17市町のうち5市町で全部または一部の給食について民間委託を行っております。  委託によりますメリット、デメリットでございますが、メリットといたしましては経費の削減、人事管理面の利便性などです。デメリットとしましては、栄養士の指示が委託先の調理員に伝わりにくい、調理員の入れかわりが頻繁、委託料の高騰が懸念されるというふうなことが指摘されております。  学校給食は、第1に安全で栄養のバランスがとれた食事を定められたとおり提供しなければなりません。第2に、近年食育の重要性が指摘され、学校給食自体が教育としての位置づけがなされております。今後、メリット、デメリットについては検討しなければならないと思いますが、当面は町の直営で学校給食を提供したいと考えております。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  当面は町の運営でというお話なんですけども、経費だけを考えれば、先ほど課長が答弁されました中の民間委託のほうが安く上がるというのは事実かと思います。  この中で、私はこの生徒数の減がどんどん進んでいる現状、これから考えますと、今後においてこの市川町1町だけで運営するのではなく、神河町、2町での統合した学校給食センターをつくり運営するほうがよりベターではないかというふうに私は思っております。こういったお考えは今後において検討していただけないのでしょうか、答弁いただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  給食センターの件についてお答えをします。  今現在、本町の給食センターも非常に経年劣化等で傷んでおりますし、大規模な修理も必要な部分があるんではないかというふうにも理解しておりますけれども、今後建てかえをするというようなことになれば、先ほど御提案がございましたような一部事務組合方式での建設も考えられるんではないかというふうに思っております。現に神崎、大河内町の時代、合併前の時代にはその2町で組合方式で給食センターを運営しておりました。合併になったんで1町で組合方式はなくなったんですけども、その当時は北部行政事務組合の中で2町での給食センターの運営をされていたということでございます。  今後、神河町の状況等、そこも多分老朽化が進んでいるというふうに思われるんですけれども、その辺のことにつきましては今後の課題として考えていきたいなというふうに思っております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  副町長のほうから、課題としてというふうなお話がございました。実際この市川町において、ここ四、五年の出生者数が平均的に年間60名前後で推移しております。神河町においても、平均的に50名前後で推移しております。両町合わせても1年に百数名の子供しか生まれておりませんので、この子供たちが将来小学校、中学校に入ったときに考えますと、小学校1年生から例えば中学3年生までですと9年間で900名ほどになってしまいます。これに幼稚園、保育所等が入るかと思うんですけども、先ほど昭和34年では1,040名、町内でというお話がございました。実際この数字が2町分ぐらいに将来的においてはなるような気がしているんですけども、そういった数字もしっかりと見据えて検討していただけたらなというふうに思うんですが、答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  確かに人口減少につきましては先ほど申されたとおり、昭和34年言われましたけども、平成34年だと思いますが、そういった数字が予測されております。当然両町合わせても、そんなに大きな数字ではない。さかのぼって考えてみれば、市川町1町分の両方合わせてもそれだけぐらいの児童生徒数ではないかというふうに思います。そういうことでは先ほど御答弁申し上げましたように、そういうことも十分視野に入れた上で検討していきたいと思います。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  将来のことなんですけども、本当に10年後15年後にはかなり人口減が予想されますので、やっぱり財政という関連もございます。そういうふうなことを踏まえて、町内1町で持ちこたえられない事態が来るかと思いますので、近隣の神河町なり福崎町なりとまた連携とっていただいて、もしそういうことが可能であればこういった両町で運営するというふうな給食センターのスタイルをひとつ検討をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  これをもちまして、私の一般質問を終わりにさせていただきたいと思います。丁寧に答弁していただいてありがとうございました。質問させていただいたことをひとつよく検討していただいて、子供たちが楽しい学校生活を送れるようによろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君の質問は終わりました。  次に、10番、髙橋昭二君の質問を許します。  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  議席番号10番、髙橋昭二です。  議長のお許しを得まして、通告によります一般質問をさせていただきます。  議案第41号、平成28年度市川町一般会計補正予算(第2号)の50款教育費、25項社会教育費、10目社会教育振興費の13節委託料の補正予算の説明の中で、土曜日の教育支援体制等構築事業委託料とあるが、この内容を詳細に説明願います。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  土曜日の教育支援体制等構築事業の目的は、地域の多様な経験や技能を持つ人材の協力により、土曜日に体系的、継続的なプログラムを計画、実施する取り組みを支援し、子供たちにとってより豊かで有意義な土曜日を実現することです。  事業の委託先は市川町伝統文化子ども教室連絡協議会で、委託料は44万7,000円です。  事業内容は、文化センターにおきまして茶道教室、大正琴教室を実施しております。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  現在、説明していただきました。その中で、何名ぐらいの参加があるんか。その辺を説明願います。
    ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  平成27年度の教室について説明いたします。  茶道教室は年間19回開催いたしまして、参加者数が6名となっております。  また、大正琴子ども教室につきましては、これも開催回数19回で参加者数が4人ということになっております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  この事業につきましては、やはり土曜日、週休2日関係で子供たちの授業が、昔は土曜日も授業があったと思います。そういう関係でこういう勉強を取り入れていく形になったと思いますが、今聞いておりますと非常に参加人数が少ない。その辺、茶道が6名とか、年間にしたらちょっと非常に少ないんじゃないか。この辺の関係をもう少し充実させていただきたいと思いますが、お答え願います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  おっしゃいますように、確かに参加人数が少し少なくなっております。今後はまた小・中学校に積極的に呼びかけるなどして、参加者につきましてはできるだけたくさんの方に来ていただけるようにしていきたいと考えております。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  非常に国の補助金もいただいてされておりますんで、この辺はやはり生徒数の割には非常に少ないんで参加をできるように啓発していただいて、今後もう少し充実させていただきたいと思います。  続きまして2点目ですが、町長にお聞きしたいと思います。  町長、就任されてから1年がたちました。各課の現状を掌握されていることと思います。  そこで、お聞きいたしますが、前町長時代に機構改革により課を統廃合されておりますが、各課では何か問題があるのかないのか、町長の目で見た率直な思いを聞かせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  各課の統合によって問題はないのかということですが、大きくなった課については課長の負担が大きくなっているなということを思っております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  今、町長が申されましたが、非常に負担が大きくなっているんじゃないかということをお聞きしましたが、それではその現状を見直す考え方があるのか、考え方を改正する方法があるんかないんか聞かせていただきたい。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  髙橋議員の御質問にお答えします。  先ほど、町長のほうの御質問に対して課が大きくなったことによって課長の負担がという答弁がございましたけれども、この前回の行政組織条例の改正につきましては、平成17年から10年間の行財政改革によりまして、人件費そして職員数の削減というのを目標に上げておりました。そういった結果で、平成17年度の職員数が159人。そのうち、普通会計でいいますと144名でした。平成24年には全体で129名まで削減、普通会計でいいますと106人まで削減をいたしております。ですから普通会計でもってその差を見ますと、38名が減少しているということでございます。  そういったことから、平成25年に限られた財源と人材を効果的に活用しながら住民ニーズに応え、質の高い行政サービスを提供するために課の規模を大きくして職員間の横のつながりを強化し、協力体制を充実させることで業務の共同化を進め効率化を図るために、この条例改正をしたという当時の提案説明でございました。  課を統合することによって、スケールメリットといいますかね、それは一定認められるというふうには理解をいたしますけれども、先ほど町長もありましたように課長の負担というのが非常に大きくなっている。これはもう否めない事実ではないかというふうに思っております。  特に、平成27年度からは地方創生戦略等によりまして事業も急増いたしております。そういったことから、新組織から4年目になるわけでございますけれども、その見直しをということでございますが、ただ今のその職員数の現状は大きくまだ変わっておりません。そして、幹部の人数の問題につきましても非常に少ない状況でございます。その中で、前に統合した改革をまた課に戻す、もとの課といいますか戻すということになれば、そういった大きな改革はこれは現状できない、非常に困難であるというふうに認識をしております。そういったことで、その課の中でのいわゆる体制の整備を図っていくということで今後検討してまいりたいというふうに思っております。そのことについては、今、町長とも相談をしているところでございます。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  今聞かせていただきますと、この改革はそのまま置いて、その中の改善をしていくということを聞かせていただきました。  関連するんですが、現在の管理職、副課長職ですね、置いてない課がありますが、問題がないのかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  お答えします。  確かに今、髙橋議員言われたように、副課長を置いてない課というのがございます。特に大きな課において副課長がないというのは、非常に問題であるというふうに思っております。先ほどちょっと答弁を申し上げましたように、そういったことを考えましてその体制の整備を図っていきたいというふうに思っております。ただ、副課長の数も今現在3名しかおりません。ですからそんな中でどういった形をとっていくのか非常に難しい問題なんですけれども、そういう体制を整備することによって課長の負担の軽減も幾分かは図れるんではないかというふうに思っております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  課を統合されて、これは当然いいと思うんですけども、その中で整備をしていくとなれば、統合した中で課長1人でそういう形をする。やはり管理職もう一人置いて、全体の職員との、また住民とのつながりを整備していかないと、本当に私がある課へ行きましても課長いない。統合しているから、出張してますいうたら副課長もいない。ほな私と対応する人がいない。誰もいないんです。そういう形になって、そういうケースが結構あります。これはやっぱり、私、人事に介入する気持ちは一つもないんですけども、住民サービス等を考えていくとやっぱりそれなりの住民に回答できるような職員、管理職がやっぱりいなければならないと思いますんで、管理職は当然町長の裁量で任命すればいいと思います。その辺をきちっと押さえて、今後とも住民サービスの低下にならないように進めていただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  答弁ないですか、今の答弁。 ○10番(髙橋 昭二君)  ほな答弁よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  先ほどちょっと例を示されましたけれども、当然副課長、いわゆる管理職が対応すべき事案等はあるかと思いますけれども、それは業務、人数の問題も一つあります。ですから、職員の対応がきちっとできるような体制もとっていく必要があるんではないか。管理職のみならず、そういう職員体制も考えていかなければいけないんじゃないかというふうに思います。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  暫時休憩します。再開予定は午後1時とします。  なお、この間に昼食とします。       午後0時00分休憩       午後1時00分再開 ○議長(正木 幸重君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  午前中に引き続きまして、質問をいたします。  まず、教育長にお聞きいたします。  私、役場職員の事務分担表をいただいておりますが、これを見て非常に驚いています。  まず、係の名称を申し上げます。学校教育係、就学前教育係、生涯学習係、人権教育啓発係、隣保館、学校給食共同調理場、スポーツセンター、文化センター、そのほか就学前教育係の中に保育所4カ所、幼稚園2カ所、子育て支援センター、学童保育等の管轄です。これだけの係と施設を課長1人で事業を執行しておられますが、問題なくできているのかどうか。教育長、考え方をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育長、山下茂樹君。 ○教育長(山下 茂樹君)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  私はまだ就任して2週間、まだ間がありませんので、今、教育課各係等から事業執行の状況について聞き取り等をしていて精査している途中でございます。その中で諸課題がありましたら、町長と協議いたします。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  よく教育長、また新しい教育長制度変わっていますので、その辺でやっぱり責任関係も出てきますんで、よく検討していただきたいと思います。  3月の定例議会で、副町長から就学前教育等の基本的な考え方を整理した上で、新しい事業として認定こども園を位置づけることで進めているということで説明していただいております。平成28年に基本計画策定、平成29年実施設計、平成30年建築、平成31年開園をするとお答えをいただいております。この事業についても、おくれることはできないと思います。今後は、私、民生教育常任委員会でこの進捗状況を確認していきたいと思います。  本当に今から先、この計画どおりにいくかどうか、私自身は疑問に思っております。これはまた随時確認していきたいと思いますんで、この件についてはこれで置きたいと思います。  続きまして3点目でございますが、私、子供連れの主婦より御意見をいただいております。図書館、ふれあい朝市にもよく行きますが、文化センター周辺に遊具がない。子供と触れ合う場所がないということで、ぜひ芝生広場に親子が触れ合う遊具を設置してほしいとの声がございました。  そこで、お聞きいたします。固定式ではなくても、簡易な遊具等の設置を文化センター芝生広場に設置する考えがあるかどうかお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  市川町内において、親子で安心して遊べる公園に対するニーズが非常に大きいことはよく認識をしております。  芝生広場につきましては、過去にも遊具を設置する案がありましたが、広場において各種のイベントを行うときの支障になるおそれがありましたので見合わせてまいりました。  ただいま固定式ではない遊具を設置できないかというふうな御提案でありましたが、またいろいろと安全性などの問題がありますので、よく検討していきたいと思っております。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  安全性を考慮してということですが、移動式にもいろいろあります。固定しなくてはならない遊具を固定しなくて置けと言ってるんじゃないんですね。そういう安全性を考慮した形の移動でもできる簡単な遊具を置いて、そこで親子が触れ合えるようなそういうものを置いてはどうかという形を言っておりますんで、そういう考え方はないのか。もう一度答弁願います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)
     固定でなく移動ができる遊具という御提案なんですが、私ども今どういうものがあるのかちょっとすぐには頭に浮かんでこないわけなんですが、ただ芝生広場で親子で遊んでいただくときに、いろんな手持ちの遊具を持ち込んでいただくということは何も問題がなかろうかと思いますので、そのような形で遊んでいただけたらどうかと思っております。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  手持ちで自分で持ってこいという非常に薄情な言い方。あれだけの広い場所で、やはり何かちょっと置いて遊ぶところを考えてあげたら、家から持ってこいというんじゃなしにもう少し考え方を、本当に子供と触れ合い、図書館でも子供と親子が行ってその帰りにそこで広い場所で遊ぶのに持ってこいという、こんな言い方は私はちょっと非常識ではないかと思います。もう少し前向きの考え方をして考えていただきたいと思います。  町長か副町長、何か考え、施設としてはやっぱり教育委員会が管理しておりますけども、町長部局でもやっぱり考える必要があるんちゃうかなと。ちょっと答弁願います。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  行政懇談会に参りましても、子供たちがそういう遊べる児童遊園のような施設が少ないという意見も聞きます。  ただいま御提案のその移動式でもいいからという御提案ですけども、先ほど課長のほうからも安全性の問題等々出ました。しかし、どういった遊具が実際にあるんかどうかいうのは考えてみる必要はあるんではないかというふうに思います。ですから、こちらのほうとしてもこれ以外の場所で何か児童遊園的なものができないかいうことも含めて考える必要があるんではないかというふうには思いますので、後ろ向きではなしに検討はしてまいりたいというふうに思います。ありがとうございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  前向きの考え方をしていただいてありがとうございます。本当に観光協会が朝市をやられています。そこにも子供たちと一緒に皆さん来られております。そういうところでも意見を聞きますんで、本当にその辺をどんな遊具があるかいうのは私自身もまだ把握しておりませんけれども、やはりそれを考えていただいて、前向きな考え方をしていただきたいと思います。  それと、今ちょっと述べられましたように、何かほかにそういう考えておられるんか、その辺をちょっと質問したいと思います。よろしく。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  ほかでもという話はどこに予定地があるんだということではなしに、先ほども言いました、重複しますけども行政懇談会でもそういった施設が欲しいという意見もよく聞きますので、これはまだ場所選定とかどういった規模のものとかいうことについては今後考えるにして、今具体的にどこにどういうようなものをという答弁は持ち合わせておりませんけれども、それは先ほど言いましたように考えてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  教育課長、何か考え方があればちょっと一言。同じ意見ですか。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  失礼いたしました。ただいま副町長が申し上げましたように、また町内のしかるべき場所で親子の方が安心して遊んでいただける施設をつくるべく、また協議を行っていきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  町内にいうことですが、本当に文化センターいうたら一番条件的にいいところですけれども、あそこはやっぱり固定式は難しいかもしれへんけども、その辺をやっぱり考えて近いところで考えていただきたいと思います。この件はこれで置きます。  続きまして、ふるさと納税の関係を質問したいと思います。  平成27年度はふるさと市川応援寄附金3億6,490万1,000円とあるが、それに対する返礼品の主なもの上位5品目について報告をお願いしたいと思います。  また、あわせて上位5品目それぞれ寄附金額も報告していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  平成27年度の市川応援寄附金に対しての特産品の返礼の上位5品目でございます。  1番目は肉でございます。2番目は米でございます。3番目については卵でございます。4番目につきましては、卵と米とのセットでございます。5番目につきましては、ゴルフクラブでございます。以上でございます。  ただ、これに対しての寄附金というのはちょっと手持ちでは持っておりませんので、また後日報告したいと思います。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  1番目、肉、米、卵、それから卵・米、ゴルフクラブという形でお聞きしました。  それでは、28年度現在の受け付け状況をお願いします。  あわせて、27年度のこの時期の受け付け状況と比較したいと思いますんで、その辺もよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  直近で8月31日現在でございます。申請件数が2,004件、額にいたしまして千円単位で6,284万9,000円となっております。  昨年度同期の申請件数を比較いたしますと、平成27年度は4,067件、先ほど言いました2,004件と比べますと2,063件の減となっております。  また、額にいたしましては6,284万9,000円が28年度ですけども、27年度同時期、申請金額です。1億1,216万8,000円ということで、4,931万9,000円の減となっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  私、最近インターネットでこのふるさと応援寄附金を検索いたしました。全国各市町の名前が出てきますが、市川町の名前は出てきません。インターネットで市川町の名前を出せばそれは出てきますけども、出てきません。これは何が原因か。インターネット、私、どういう形でこうなっているんかわからないけど、何で出てこないんか。全国の人が市川町の名前知ってるはずがないんですよね。このインターネットを恐らく見ておられると思うんです。そのインターネットに出るような工夫と努力をされとるんか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  髙橋議員が言われていますインターネットいうのがどのサイトかいうのはちょっとわかりませんけども、今、市川町が登録していますのはふるさと納税のふるさとチョイスというサイトでございます。これにつきましては、当時は出た初めには加入団体といいますかそのふるさと納税をされる団体が少なかったんですけども、今は多くの自治体が加入をしております。ですから、そこに上げようとすればそういう新しいもの、また特別なものがあればその上位のほうに画面には載せていただけるようにはなってるんですけども、昨年はそういう中でも米と卵の組み合わせとか、そういうのをどんどん初めだったんで取り上げられたので市川町の名前が上がってきていたわけなんですけども、今はもう各自治体がそれだけのサイトに力を入れてますんで、上位には上がってこないということになっております。  それと、この11月からなんですけども、ふるさとナビというサイトがございます。これにつきましては、まだ申し込みされている団体が少ないと聞いています。ですから競争になっているんですけども、できるだけ表に上がるようなサイトを利用して、また新しい目立った特産品、大体週末ぐらいにそのサイトにトップに上がるようには努力しております。そういうことで、御理解をお願いしたいと思います。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  大体、減少が今わかりましたね。  ふるさとチョイス、私、今初めて聞かせてもうたんやけど、これを見られた人が少なかったから市川町が出てきてこういう要望が多かったという形で、それは全国が入ってきたら当然少なくなるかもしれへんけど、やはりこれ工夫と努力をしないと、今から先、待っとっては、貴重なこれ財源ですわね。もう6,200万と1億4,000何ぼというのはえらい違いです。この辺やはり行政、商売人にならんと皆さん寄附してくれませんよ。その辺をふるさとナビいう形のとこへ入れると言っておられますけども、これ努力をしていただいて、それとお米の関係でもこれ説明会に出てますわね。この量を見たら非常に少ない。こういう形で、もうないからこれでいうて、ほなもうほかへ米全部、農家の方やそういう営農の方がほかへもう売らんと、そんなもん町は面倒見てくれない。そういう形になったときに、申し込みがどんと殺到したときにどないもできない。農協の米をどんと。こういうことをしとっては、もう営農から農家の方、皆離れてしまいますよ。もう少しやはりブランドをつくるとかいろんなことを考えた中で、やはり農家と一緒になって考えた中で努力をしないと、これ本当に何千万の世界になってしまいますよ。  市川町これ3億6,000、これだけの貴重な財源を皆さんが寄附していただいとる。これをやっぱり続ける努力をしていかなきゃならない。やっぱり市川町の農家も全体、卵、肉、ゴルフの関係も真剣に考えないと、待っとってはできないと思います。もう一度答弁願います。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  お答えいたします。  お米の関係につきましては、昨年からも少し減っております。なぜそうなるのかということを考えてみますと、非常に米が全国的にブランド米が非常に多くそういうふるさと返礼品に出回っているということから、先ほどブランド化も言われましたけども、そういうことも取り組んでいかないと市川町の米が希望されなくなるという御心配をいただいとるんですけども、確かにそういうこともあると思います。  お米についてはそういうことなんですけれども、ただ寄附される方の選択なんで、ですからそれに合うような商品、別の特産品といいますかお土産品の開発も含めて考えていかないといけないんじゃないかというふうに内部ではいろいろ話をしとるんです。  先ほど来インターネットの関係も言っておりますけれども、できるだけその上位のところに上がって皆さんの目に触れやすい、触れていただける上位に持っていくための努力、これも重ねていきたいというふうに思っております。  米については、今回1,500袋ということで説明会を開きました。実際、もっとたくさん希望はもちろんあると思います。しかしながらそういうような状況が懸念されるということで、1,500袋で一応募集をいたしております。ふえればいいんですけども、ただふえた場合に農家の方についてはそれを待っておってずっと在庫を抱えとくわけにいかない。やっぱり一定の時期に全部出していきたいということもありましょうし、ですからかといってうちが多く抱えるわけにいかないという問題もありまして、その辺は非常に難しい面があるんですけども、できるだけ米も返礼品で選んでいただけるような方策も考える必要はもちろんあるんではないか。  もう一つは、安全安心の問題ですね。ですからそれを前に出して売り込んでいくとか、そういうようなことも考えていきたいというふうに思います。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  昨年は非常にお米も多かったと思います。市川町のお米を皆さん食べて、おいしいお米、まずい米、それはもう本人が判断されるんですけども、これはやっぱり長く続けて特産品としてやっていこう思うたらやっぱりブランド化をしていかないともたないと思います。やっぱり一生懸命つくっておられる米といろいろ味に差が、私もほかの米食べたことないんですけどね、やはり評価されると思います。その辺をやっぱりブランド化して、ふるさと納税をしていただく方が市川町のこのブランド米がおいしい、来年も申し込もうやないかと。そういう形の体制をやはりとらないと私はだめだと思います。  例えば、瀬加の池所のお米なんかやったらおいしいと思います。瀬加のブランド米をつくるとか、これを市川町が推奨して、それでまた坂戸米が出てましたわね。そういう形でいろいろブランドをつくった中で納税者が選んでいただける、そういう形にすればいいと思うんで、その辺どうですか、もう一度お聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  市川町に対する寄附に対する返礼品で、市川町の米ということで出しております。ですから、その中で例えば瀬加のお米であるとかというふうに区別化いうんか、差別化してお土産品に出すということはちょっといかがなものかと思います。ですから市川町としてのブランド化ができればいいんですけども、個々につくられてる方は個々にそのふるさと納税に対する返礼品で、例えば坂戸のお米を何キロ送ってくださいというこちら発注しますので、そのときに坂戸のお米は坂戸のお米としてのPRはどんどんやってくださいというふうに言っております。ですからそういうことで自分たちのお米を食べていただくために、また今度その納税だけじゃなしにリピーターとしてそのお米がおいしかったから欲しいと言われるような、いろんな自分たちでそういう宣伝もしてくださいよということを言ってますんで、そういう意味ではリピーターがどんどんふえるような形の取り組みをひとつそれぞれのところでやっていただいたらいいと思うんです。  ただ、市川米としてのブランドというのは、これはまたそれもそれとして考えていく必要があるんではないかとは思います。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  市川米としてのブランドできにくいんだったら、今言われたように瀬加のお米とか坂戸のお米とか、そういう形のやっぱりそういうことをきちっと皆さんに言って選んでいただくような形をしていかないと、市川のお米いうてやれば農協へ出荷したやつが全部入ってしまうから、本当のおいしい米やらどうやら、まざってるんでわからない。そうなれば余り評価がよろしくない可能性も出てくる。ほなもう来年から市川の米要らんわと。そうやなしに、ブランド米を各農家がつくってもらうような努力をやっぱり行政のほうも推進してほしい、されてはどうかと私は言ってるんで、いや、もう市川米でいきますいうことやったらもうそれでそれ以上のことは言えないんですけど、そうするとやはりこの2番の米が何番になるやわからない。なくなってしまう可能性がありますよと。例えば但馬の奥のやったら棚田のお米とかね、そういうぐあいにして売り出してますわ。そやからそういう形のやはりお米をつくっていかないと、このふるさと米、市川町でどんと減ったら可能性が出てきますので、その辺を本当に推奨されるんかどうか。それを農家の方に、営農やらそういうのを通じてされるんか。その辺、もう一度お聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  先ほど副町長が申されましたけども、市川町が今出しておりますのは市川米ということで出しております。ただし、銘柄についての希望はとっておりません。扱っているのは、兵庫県が推奨されています三ヒカリの部分でございます。ですから先ほど言われましたように坂戸米とか、例えば河内もあるんですけど河内米とか言えばほかのところが、生産者の方が出せないような形になってしまうわけでございます。今、27年度では27生産者、営農組合を含め、もちろんJAもあったんですけども、個人もございます。ですからそこでのブランド化を統一をしようというのは大きな課題ではございますけれども、市川米というふうな形でしていかなければいけないとは思っています。  ただ、今の形は今の時期に説明会をして何袋出せるかというような形でしておりますので、栽培からということになれば、あとそれが例えば今回みたいに減少しています。これは何もPR不足だけで減少しているということではないと思います。熊本の震災がございまして、ほかの自治体もそんだけの実績を上げてたところも大分落ちてるとも聞いております。そういうふうな理由もあって落ちてる。ただ、またその努力も足らないところがあると思いますけども、米に対しては今現在では市川米という形で今もう既にブランド化されてます坂戸米とかというふうになってますけれども、送るときにはどのお米が行くのかわからないというような、向こうのお客様の選択肢ではなくそういう形の中でやってますので、そのブランド米にするというのは今からの課題ということで御意見としてお伺いしておきます。以上でございます。
    ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  お考えはよくわかるんですが、やはり出せないところいうても出せるとこも出せないところいう、やっぱりその地域も努力してブランド化をされたら出せると思います。  それから、やはりその営農営農、場所場所でこういうお米いう形を出せば別に出せると思うんですが、それは努力していただきたいと思います。  今後はこういう形を消えてしまわないようにやはり行政も努力して、卵なんかやったら田隅の卵、これはもう有名になってきております。そういう形でお願いしたいと思います。一応お願いで、これは終わりたいと思います。  それから、続きまして市川町の公民館のグラウンドは子供会活動、スポーツクラブ21ではグラウンドゴルフ等の活動をしている。グラウンドの状態は雨が降れば石が多くあらわれでこぼこの状態になり、活動ができないときがございます。そうした中で、整備をする考えはありますかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  市川町公民館グラウンドの整備につきましては、週1回軽トラックでレーキを引っ張り整地をしております。しかし、髙橋議員の御指摘のように表面の土が雨で流され小石が浮き上がったり、雨の流れによって川のようにくぼんだ場所があります。整備の必要性を感じておりますが、小畑区では県民まちなみ緑化事業を活用してグラウンドの芝生化を検討されていると聞いております。小畑区が芝生化を推進されるのであれば、利用や管理に関してよく検討協議を行っていきたいと考えております。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  教育施設でありますが、小畑区からそういう要望が出ているということで、緑化関係、芝生を張るという考え方だと思いますが、グラウンドゴルフは問題ないと思います。あと子供会活動がソフトボールとか芝生の上でできるかどうか、これは区長とか地元の関係協議しながらしていただきたいなと思います。答弁ありがとうございます。この辺で置いておきたいと思います。  続きまして、主要地方道西脇八千代市川線の進捗状況をお聞きしたいと思います。  上田中のバイパス区間の進捗状況をお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  髙橋議員の御質問にお答えをいたします。  主要地方道西脇八千代市川線の上田中区内は、幅員が狭隘で道路の両側に人家が点在していますので現道の拡幅は人家へ及ぶため、南側周辺農地を活用してバイパス道路の新設について検討いたしております。  上田中区では、ほ場整備事業を推進する説明会の開催やアンケート調査の実施により機運が高まりつつあります。今後はほ場整備実施に向けて地元への推進組織の構築を促し、地権者への説明会を開催するとともに、県道の道路法線等についても県土木事務所と、また県土地改良センターとはほ場整備事業採択に向けての調整を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  課長、どうぞできるだけ推進するように努力をよろしくお願いしていただきたいと思います。  市川町には、主要地方道はこの路線しかございません。また、神崎郡内で主要地方道の未整備箇所はないと思います。当路線で、未整備区間は市川町側だけだと私は認識しております。早く進めないと東西の交流が減少し、ますます過疎化が進み、市川町全体の人口が減少するおそれがあると私は認識しております。県事業でありますので、町長、副町長、全体事業の早期完了に向け強く協力をしていただきたいと思います。この件について、町長、副町長、御答弁願います。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  髙橋議員の御質問にお答えしたいと思いますが、主要地方道西脇八千代市川線につきましては、社会資本のプログラムにのって現在進めているところですけれども、まだ整備が進んでない箇所がございます。この件については、せんだっても総務常任委員長等も含めながら西脇八千代期成同盟会の総会の場でも県の土木所長等も交え、また県会議員も交え要望会で要望させていただいております。  同時に、知事等への県要望等につきましては、市川町は必ずその路線を含めて道路のそれぞれのところでの早期の整備をお願いをして、前にも答弁したことがあるかもわかりませんけれども、知事からは市川町は道のことばっかりやなと言われるから、それぐらい道のことで困っているんですよということで絶えず要望させていただいております。これからもその要望については引き続き行っていきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  主要地方道というたら、一級の県道だと私は認識しております。そういう中で、市川町しか整備、郡内で主要な地方道は全部整備完了済みです。非常に促進がおくれている。私は、本当にもう少し強く、やはり迅速に早急に改良を完了させていただきたいと思いますので、私ら議員も力を入れますんで要望して、この辺で置きたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)10番、髙橋昭二君の質問は終わりました。  次に、4番、長尾克洋君の質問を許します。  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  失礼をいたします。議席番号4番、長尾克洋でございます。  議長の許可を得て、通告による一般質問をさせていただきます。  まず第1番目に、認定第1号、昭和27年度市川町一般会計の決算認定についてから……。 ○議長(正木 幸重君)  ちょっと訂正してください。平成。昭和言うてはったから。 ○4番(長尾 克洋君)  済みません、平成27年度市川町一般会計の決算認定についてから税の徴収についてお尋ねしたいと思います。  従来より問題提起は何回かされているとは思いますけども、人口減少がますます進む中、ただでさえ自主財源の見込めない状況の中、また税の負担に対する公平性の見地から見て、税滞納者の現状をどのように把握されているのか。当然把握はされておるとは思いますけども、現状はどうなのか説明をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  住民税務課長、後藤君。 ○(住民税務課長)  長尾議員の質問にお答えをいたします。  滞納者の現状につきましては、過年度からの滞納者、また今年度にわたって新規に滞納された方と区別いたしまして考えております。過年度からの滞納者につきましては、居所不明者や兵庫県外への転出者を除いて訪問徴収や課税資料により生活状況を把握し、分納計画等の納税相談を実施しているところです。  また、今年度新規に滞納された方につきましては、7月には催告書を発送し、8月には顧問弁護士による納税相談を実施しまして、早期完納に向けて取り組みを行っております。貴重な自主財源であります税収の確保に向け、また税の公平負担の原則から、訪問徴収、顧問弁護士による納税相談、また町県民税については県税事務所との合同文書催告等により、徴収率の向上に努めていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  詳しい説明、ありがとうございました。  滞納者については、それぞれ事情等があろうかと思います。その事情等をやはりはっきり把握していただいて、事情に合った徴収の仕方もあろうかと思います。そういう点考えていただき、少しでも滞納額の減少に向け努力していただくことをお願いいたしまして、この質問は終わらせていただきます。  次、2番、交通安全対策についてですけども、先ほど髙橋議員からも若干質問がありましたけども、私は交通安全という違う立場から御質問をさせていただきたいと思います。  主要地方道西脇八千代市川線上田中地内において、グリーンベルト設置工事が予定されております。北側、上田中と下瀬加の大字の境ですね、下瀬加の入り口付近の三差路から南側、上田中の三差路付近まで、せっかく今回この工事が予定されているのであれば、この南北の道路の交通安全の対策も必要じゃないかと思うわけであります。その辺の対策についてどうお考えか、お願いします。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  長尾議員の御質問にお答えをいたします。  議員お尋ねの上田中区間、先ほどありました上田中と下瀬加の大字界、下瀬加入り口付近三差路と南側、上田中三差路付近区間約330メートルございます。その区間につきましては、曲線が多くて幅員の狭隘箇所はありますが、センターラインが引かれているために減速せずに走行する車両もあります。とりわけ幅員狭小な箇所の拡幅を県土木事務所に要望しておりましたが、拡幅すると走行性がよくなることによってさらにスピードが増し、これまで以上に危険が増すことが懸念されます。そのため、減速を促す対策としてセンターラインを消去し、それにかえて路側に白線を引くことによってドライバーに道路幅を認識させ、さらに減速標識を設置します。  また、北側の路側には歩行者帯を意味するグリーンベルトを表示し、また一部幅員が非常に狭い箇所では水路にふたがけをして歩道として利用するなど、歩行者の安全を図ります。  なお、警察、県土木を交え協議した結果、センターラインの消去について警察の許可が決定されましたので、町は水路のふたがけ工事の施工、それにあわせて県が防護柵の設置及びセンターラインの消去とグリーン舗装等を施工する予定でございます。この対策によって車両の走行速度が抑制され、二度と大きな事故が発生することがないよう祈念をいたします。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございます。  これから瀬加地区内においては多くの大型車両の運行が予想されます。いろんな工事も入っております。砂防堰堤工事とかあるいはため池整備の工事、その他里山防災林の整備事業等々、ダンプカーとかミキサー車が通行する機会が非常に多くなろうかと思います。今お聞きしますと、延長していただくということを聞きまして非常に安心しております。  また、この県道はもうすぐ舗装も全面的に改修されると思います。もうこれも完了すれば恐らく県のほうも、こういう言い方はどうか知りませんけども、10年から15年は恐らくもうこの道路はさわらないというような、今までのあれからいえばそういうように感じられます。だから今回、私は思い切ってやはり少しでも交通安全対策について、そういう今話しましたようにグリーンベルト等そういうのが敷かれることを希望しておりました。ありがとうございます。もうそれ以上言うことはございません。ありがとうございました。  それから、次に耕作放棄田対策についてお尋ねいたします。  耕作放棄田対策については、当市川町も非常に中山間地域にあり、土地のほとんどがやはり農地と山林で占められております。このような状況の中、中山間地域の生き残り策としてやはり農業を除外しては考えられません。せっかく基盤整備もされ、そういう状況の中で農地が荒れていくことについて非常に懸念をいたしております。  近年、高齢化による担い手不足、またこれによる耕作放棄田が増加の傾向にあります。この状況を何とか食いとめなければ、将来の農業の希望が持てません。  私は、放棄田対策の増加を抑制する対策として2点ここに上げさせてもらっております。集落営農の組織化と多面的機能支払交付金の活用でございます。  まず、集落営農の組織化についての質問をさせていただきます。  既に法人化された営農組合もあり、また大規模農家さんもあり、普通の営農組織化された集落もあるんですけども、今現状の集落営農の組織がどのようになっているのか。また、どのように進めていくのか。その構想等があればお聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  長尾議員の御質問にお答えをしたいと思います。  まず、前段の耕作放棄田の増加を抑制する対策の関係なんですけれども、本町におきましては市川町農地パトロール実施要領に基づきまして毎年1回、市川町農業委員会において管内全ての農地を調査いたしております。今年度は9月下旬に農地パトロールを行う予定としており、現地調査後、取りまとめを行い、耕作されず適正な保全管理がなされていない農地につきましては適正な農地管理をしていただくよう、文書による通知をする予定にしております。  また、あわせて農地利用同意調査を行い、農地所有者の農地利用の意向を確認した上で離農希望者などの農地を担い手である認定農業者などにあっせんをし、耕作放棄田が発生しないよう努めていく予定にしております。  耕作放棄田の増加を抑制する対策としては、毎年行っている農業委員会からの指導が一定の効果を発揮していると考えますが、新たな担い手の育成や新規就農者の誘導についても取り組んでいくべき有効手段であるというふうに考えております。  集落営農の組織化について、どのように進めていくのかというお尋ねですが、現在市川町には農業の担い手として24の集落営農組織と認定農業者19人があります。それぞれが率先をして各集落で営農活動を行い、集落の農業や農地を守っていただいております。  しかしながら、このような担い手がいない集落につきましては、農業者の高齢化、後継者の不足等によりまして耕作放棄田がふえつつあるというのが現状であります。これを食いとめるためには、集落営農の組織化がおっしゃるとおり大変重要であるというふうに考えますが、組織化ができていないという現状には、その集落ごとにそれなりの理由があると思われます。新たに集落営農の組織化を図ろうとする動きを強めることのできる人材がおられないということや、将来その集落営農組織を引き継いでくれる後継者が不足しており、現実問題として新たな集落営農組織を立ち上げていくことは非常に難しいと思われます。  今後、ほ場整備を実施する予定のある集落では、集落営農組織を立ち上げることが事業実施のための条件となっておりますので、ほ整備事業実施集落での組織化が順調に進んでいくものと期待をしております。  なお、集落営農の組織化につきましては、農業経営力向上事業として1組織当たり20万円の支援もしております。  また、この後質問が出るかもしれませんけれども、また多面的機能支払交付金事業への取り組みについても、各区、各集落が順次取り組みを開始していただいておりまして、農地や農業施設の維持管理活動に取り組んでいただいております。農地の耕作放棄地化、放棄田化の抑制に努めていただいております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございます。  恐らく集落営農については、今、課長がおっしゃられたように非常にそれぞれの地域によっていろんな問題もあり、なかなか難しい点もあろうかと思いますけども、やはり横のつながりといいますか、集落と集落の横の連絡、そういうのが市川町においては非常に、農業だけじゃなしにそういうのが非常に私はおくれているような気がします。やはりお互いに集落同士が話し合って、一つのお互いにいい意見を出し合ってこういう問題に取り組んでいこうと、そういう姿勢がやはり大事でないかと思います。ありがとうございました。  そしてもう1点私が提起したいのは、今ちょっと課長のほうから触れられましたけども多面的機能支払交付金、27年度の決算においては31地区、4,277万3,000円交付されておりますが、この制度の利用をさらにふやしていく考え、今、若干課長のほうから述べられましたけども、もう一度再度お願いしたいと思います。
    ○議長(正木 幸重君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  御質問にお答えをいたします。  多面的機能支払交付金につきましては、管理している農地の面積に応じて国から交付されるもので、農地の維持管理に係る費用全般に使える交付金となっております。草刈りなどの一般的な維持管理、農業施設の長寿命化、軽微な補修や花の苗等の植栽などの共同活動に対して、それぞれ交付されるものでございます。  市川町では、平成27年度末時点で31地区がこの制度を利用されており、平成28年度、今年度には1地区が新たに制度の利用を開始されました。  多面的機能支払交付金の制度利用をさらにふやしていく考えはということですが、まだこの制度を全く利用されていない地区は西田中区、保喜区、沢区、田中区、小室区の5区でございます。このうち西田中区、保喜区、沢区の3区につきましては、平成29年度から制度を利用されるという予定になっておると聞いております。先ほどの答弁でも申し上げましたが、多面的機能支払交付金事業に取り組むことにより農地の耕作放棄田化抑制につながりますので、残る2つの区につきましても今後多面的機能支払交付金のメリットなどについて改めて説明を行い、制度の利用について呼びかけていくこととしております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  丁寧な説明、ありがとうございます。  この制度を活用すると、農地面積の割合が高い地域ほど耕地面積の減少率が少なくなるというような調査結果も出ております。一度荒れた土地をもとに戻すというのは非常に困難で、自治体自体もやはり責任を問いかねないと思います。よって、やっぱり自分たちの集落はやはり自分たちで守る。そして集落間の先ほども言いましたように連携を密にして、やはり市川町の身の丈に合った地域農業の再生による耕作放棄田の増加の歯どめになるような政策をお願いしたい。これをお願いして、私の質問は終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君の質問は終わりました。  暫時休憩いたします。再開予定は2時20分といたします。       午後2時05分休憩       午後2時19分再開 ○議長(正木 幸重君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、8番、中岡輝昭君の質問を許します。  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)議席番号8番、中岡輝昭でございます。議長の許可を得て、通告による質問を行います。  まず最初に議案第41号について、平成28年度市川町一般会計補正予算(第2号)、40款土木費、10項道路橋梁費、10目道路改良費、17節公有財産購入費、用地購入費209万5,000円について、概要説明では県道甘地福崎線道路改良事業に係る用地購入費とありますが、県道事業の用地を町が購入する理由についてお尋ねいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  中岡議員の御質問にお答えをいたします。  県道甘地福崎線道路改良事業に関連をしました町の事業の用に供するために取得するものでございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  県道事業に関連する町の事業の用に供するということでございますが、その用地の利用計画はどのようになっておりますでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  取得した土地の用途につきましては、その土地の西面につきましてはJR播但線と隣接をしておりますので鉄道の撮影スポットとして、また東面は市川の流れを見ることができ、亀山、城山などの山並みや市川町役場から南への町並みなど町の景色をめでる最適な場所でございますので、車をとめて一息つける待避所、ポケットパークとして整備をしたいと考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  今、事業の用地取得後の利用計画をお尋ねいたしました。有効に活用していただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  次の質問に移ります。子育て世帯への支援について、2点ほどお尋ねしたいと思います。  まず1点目ですが、給食費について、中学校、小学校、幼稚園と給食費を納めて給食を食べておられますが、中学、小学校、幼稚園それぞれに児童生徒が複数在籍する家庭がある場合に、子育て世帯への負担の軽減のため2人目以降について給食費を軽減してはどうかと考えますが、いかがでしょうか。お願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  中岡議員の御質問にお答えいたします。  子育て世帯への支援策として、給食費の軽減は住民の方にとって非常に魅力的であると思います。現に、相生市では全額を免除する施策を実施しております。  中岡議員より御提案のありました2人目以降の児童生徒の給食費を軽減した場合の試算をいたしました。給食センターでは保育園児にも給食を提供しておりますが、ここでは幼稚園、小・中学校の児童生徒だけを対象とさせていただきます。  児童生徒数の総数が906人、うち第1子が703人、第2子以降が203人です。現状で全ての児童生徒から給食費をいただいた場合、1年間の給食費が約4,448万円です。第1子について通常の給食費をいただき、第2子目以降を無料した場合、1年間の給食費が3,474万円となります。その差額は約974万円となります。第2子目以降を半額にした場合、その差額は500万円前後となります。この金額については町が補填をしなければなりませんので、この制度を継続するとなると市川町にとっては大きな負担になりますので、慎重に検討したいと考えております。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  今、概算の見積もりを言っていただきました。2人目以降を無料にして974万円、半額にすれば500万円程度の金額が必要であるということであります。それぞれいろんな子育て施策、子育て支援の施策を、市川町としては医療費の中学3年生までの無料化もこの7月からは所得制限を撤廃して完全実施という形にもなりました。また、保育所の保育料についても年齢に関係なく2子目半額、3子目無料というふうな多子世帯への支援を行っておるわけでございますが、給食費についてもできればそういう形で子供がたくさんおられる家庭、複数おられる家庭の負担を少しでも減らすことによって、将来子供を2人3人産んでもいいなと思ってもらえるような、そんな町づくりもできたら視野に置いてしていただきたいなと思いますが、町長、いかがでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今、中岡議員から給食費の2子目以降を軽減してはどうかということですが、その前の議会でしたか、堀田議員からも入学金の制度とかいうふうなことも言われています。子育て支援はいろんな形でしていかなければならないと思っていますが、どの制度をどういうふうに取り入れるかというふうなことについては総合的なことも考えてやらなければならないと思いますので、この場でじゃ給食は半額等にしましょうとかいうふうなことについてはまだこれから検討しなければならないと思いますし、この場でそういうふうにするという答弁は差し控えたいと思います。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  この場ではということですが、できれば検討していただいて子育て世帯に対してしっかりと支援をして、市川町に住んでよかった、また住みたいなと思ってもらえるような町にしていくためにも、検討をしっかりとしていただきたいと思います。どうかよろしくお願いをいたします。  もう1点ですが、インフルエンザの予防接種への助成についてお尋ねいたします。  現在、高齢者について実施をされています。軌道にも乗って実施がされておると思っていますが、子育て世帯への負担の軽減と子供たちへの重篤化の予防のために、子供たちへのインフルエンザの予防接種について高齢者と同様助成を実施してはと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  健康福祉課長、内藤君。 ○(健康福祉課長)  ただいまの中岡議員の御質問にお答えをいたします。  現在、インフルエンザワクチン予防接種の助成につきましては、60歳から64歳までの方で心臓、腎臓、呼吸器等の基礎疾患を有する方及び65歳以上の高齢者が定期接種の対象となり、接種料の一部1,500円の自己負担をお願いし、インフルエンザ予防接種の助成を実施をしております。ただし、定期接種対象者以外の方には助成事業を行ってはおりません。参考に、接種率は約60%ということになっております。  そしてまた、先ほどの子育て世帯への軽減と重篤化の予防のため、子供たちへのインフルエンザ予防接種への助成の実施についての問いでございますが、まずここでワクチンの効果有効性について申し上げますと、インフルエンザワクチンは頻繁に変異を起こすため、流行を予想して製造されたワクチンと実際に流行したウイルスが一致しないと予防効果が十分に得られないことがあります。成人の多くはインフルエンザにかかったことがあるため、多少の変異に対してもある程度免疫の記憶により症状も軽くなる場合もあります。しかし、子供は初めてインフルエンザに遭遇する場合も多く免疫機能も未熟なため、ワクチンの効果が不十分であることもあります。インフルエンザの効果は総じて70%から80%、そして就学前の子供では20%から30%とされており、子供のワクチン接種効果が高いとも言えない状況であるとも言えます。  また、インフルエンザの発症そのものを完全に阻止することはできませんが、感染後の重症化や合併症の発生を予防するであればワクチン接種の効果は期待できると考えております。  しかしながら、発症予防効果は接種後2週間からおよそ5カ月程度と言われるため、ワクチン接種が毎年必要となってきます。年少児では1回の接種では十分な免疫が得られないため、現在日本では13歳未満の接種回数は2回接種が必要とされております。毎年2回となると、各家庭への経済的な負担が大きくなることも認識をしております。また、接種費用を町が一部助成することにおいても、町財政に影響が生じることにもなります。  また、参考でありますが、県下においては子供たちのインフルエンザ予防接種費用助成事業を実施している市町村は13市町と聞いておりますが、ほとんどの市町が毎年助成しているものではなく、対象年齢の枠内で1回から3回の助成、もしくは他の予防接種との選択制となっております。例えばおたふく風邪、ロタウイルス等が挙げられております。  そして今後、インフルエンザ予防接種による発症予防や重症化防止の効果、安全性など国の動向に注視しながら、現在進めております市川町総合戦略5カ年計画の中で財政部局との予算面での協議並びに保健福祉センターの人員体制整備も含め、検討していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  ありがとうございました。  いろんな形で子供たちについては免疫がつきにくいということで、13歳未満は2回接種が必要であるというふうな話もございました。そういうことになれば、余計のこと経済的な負担も多くなりますので、そういう意味も含めて5カ年計画の中で検討したいという話でありますので、しっかりと検証しながら子供たちへのインフルエンザ予防接種の助成が実現するようにお願いしたいと思います。よろしくお願いをいたします。  次に、AEDについてお尋ねをいたします。  奥区の行政懇談会の席上で、消防団員の方からAEDが実際に夜間、休日には使用ができない状況にあるというふうな質問がありました。そのことも含めて、私自身もAEDがもっと普及して多くの方がそのことにより命が助けられるということが必要であろうというふうなことも考えておりましたので、そのことを参考にしながら、公共施設に現在設置されているAEDについては室内に設置がされており、夜間、休日には使用できないということから、屋外型収納ボックスにより屋外に設置し、夜間や休日でも使用しやすくすべきと考えますが、どのように取り組んでいただけるでしょうか。お願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  中岡議員の御質問にお答えいたします。  市川町内でAEDの設置数は、8月1日現在で把握しておりますのは役場を含む公共施設12カ所、そのほか金融機関、ガソリンスタンドを含む企業が8カ所、医療機関等が4カ所、また本年コミュニティー助成により川辺地区自主防災会が各消防詰所等に設置しております11カ所を含めまして、35カ所設置されております。  先ほど中岡議員が言われましたように、奥の行政懇談会で緊急時のときに公共施設の場合はもう屋内に設置されているので、屋外にはどうにかならないのかということでございます。  AEDの屋外型収納ボックスによる屋外設置ということですけれども、これにつきましては近隣市町の設置状況等を確認しながら検討したいと思っております。  ちなみに、福崎とか神河、もちろん姫路市等にもお聞きしたんですけども、町なかで単独でのボックス等の設置はないというふうに聞いております。福崎町では、新しく図書館の南に設置しておりますドームのところに屋外用として設置されている。また、中岡議員が恐らく調べられておられると思いますけども、相生のほうにつきましてもこれも確認をさせていただいたところ、屋外で単独でボックスを設置してというのはないということで、学校施設を利用される方、グラウンド、体育館を開放されているということで学校の玄関のところに設置をしていて、誰もが使えるような状態にしているということでございます。  単独での町なかでのAEDのボックスについてはちょっと検討はしたいと思いますけども、町といたしましては先ほど言いましたように本年川辺地区の自主防災会がコミュニティー助成を活用されまして11区、いわゆる消防の詰所等に設置をされております。今後、川辺地区のこの防災会同様このコミュニティー助成を活用しながら、できれば区長会を通して各地区の自主防災組織に働きをかけまして、一遍では無理だと思いますけども、順次各地区に1カ所でも設置ができればというふうには思っております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  今、私が言っているのは屋外型収納ボックスにより単独ということでなくて、相生がされてるような外部、その施設の外に設置をして、要は24時間休日でも利用ができるというふうな形をとれればなというふうな感じを考えております。  その屋外型収納ボックス、多分屋外に置くと温度が上がるということがあるので、50度ぐらいやったら対応ができるというふうに聞いていますので、屋外型のそういうものを利用した学校の入り口、玄関とか、そういうところに設置されれば皆さんが利用ができるんでないかなと。  前、奥区の行政懇談会のときには、前の教育長が窓ガラス割って入ってもらってしたらどないですかということがあったんですけども、そういうことがなかなかできにくいということもあるので、玄関先の屋外等に設置されればいつでも気兼ねなく皆さんが利用していただけるのではないかなというふうに思いますし、またいつどういうところで必要になるかわかりませんので、そういう意味でも利用しやすいような環境をつくっていただきたいと思います。  また、24時間あいておりますコンビニや交番にAEDを設置してはということも考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。
    ○(総務課長)  中岡議員の御質問にお答えいたします。  コンビニや交番にAEDを設置してはどうかということでございますけれども、交番設置につきましては福崎警察署のほうに問い合わせをしたところ、兵庫県警と日赤との連携によりまして福崎町では2カ所、市川町で1カ所、神河町で1カ所の交番に平成28年度から順次数年かけて設置計画があって、既に平成28年度は福崎町の交番に1カ所設置されたと聞いております。市川町についても、平成29年度以降には設置されるというふうに思われます。  また、コンビニ設置については、先ほど申しましたように今後の各地区の自主防災組織での設置等、またそういう状況を確認しながらまた検討をしたいと思います。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  川辺地区が先んじて11区で設置をされたということであります。本当に住民の皆さんの安心の一つにつながるんではないかと思います。すばらしい取り組みであると思います。  残りの3地区において、先ほどありましたが順次働きかけをしていきたいということであります。積極的にかかわっていただいて、市川町内全区で整備がされるように要望させていただいて、この質問は終わりにしたいと思います。どうか積極的に取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。  次に、危険空き家の除去に伴う助成についてお尋ねをしたいと思います。  空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、県は市町の取り組みを支援するということであります。倒壊等により周辺に危険が及ぶおそれがある空き家等について、その費用の一部を市町に補助するとなっております。  空き家がどんどんふえて、市川町でもかなりの空き家の数があり、その中でも危険な倒壊のおそれのあるような空き家とか、また景観に支障のある美観的に損なうような空き家も見受けられるのが現状かと思います。  そういう中にあって、こういう補助制度があることになっておりますので、町としての取り組みはどのようにされるんでしょうか。お願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、後藤君。 ○(住民税務課長)  中岡議員の御質問にお答えをいたします。  倒壊等により周辺に危険が及ぶおそれのある空き家の問題につきましては、これまで6月2日から30区、28会場で実施しております行政懇談会の中でも話題となっているところでございます。  現状としましては、周辺に危険が及ぶおそれのある空き家の情報が入りましたときには、区長さんと協力しまして所有者に連絡をとり、危険箇所、危険部位の撤去をお願いしている状況でございます。  空家等対策の推進に関する特別措置法には、市町村が行う空き家等対策計画に基づく空き家等に関する対策の適切かつ円滑な実施に資するため、空き家等に関する対策の実施に要する費用に対する補助、地方交付税制度の拡充その他の費用、必要な財政上の措置を講ずるというふうになっております。  中岡議員が言われますとおり、県における支援事業には老朽危険空き家除却支援事業があります。これにつきましては、国庫補助事業の空き家再生等推進事業の随伴補助となっております。  空き家再生等推進事業につきましては、除却事業タイプ、活用事業タイプがあり、対象施設、要件等細分化されております。除却事業タイプにおいては、跡地利用として公園、ポケットパーク等の地域活性化に供されるものに活用。活用事業タイプにおいては、体験施設、文化施設等に活用するという条件もあり、維持管理等も含め地域への協力もお願いすることも必要になるというふうに考えられます。  老朽危険空き家の危険度の状況等も踏まえながら、国や県の補助制度を活用した除却支援制度を検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  そういう制度にのっとって、少しでも助成ができることによってそういう危険な空き家が1軒でも減ることが望まれると思いますので、そういう部分についてしっかりと対応をとっていただき、そういう周りの家屋等に影響がないような形での対策、またそういう部分について町が積極的に取り組んでいただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いをいたします。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君の質問は終わりました。  以上で通告による質問は終わりました。  続いて、議案に対する質疑を行います。ございませんか。         〔質疑なし〕  では、以上で質疑を終結いたします。  この際、お諮りします。ただいま上程中の議案のうち、平成27年度各会計の決算認定については、6人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託審査することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、決算特別委員会を設置し、これに付託審査することに決定しました。  続いてお諮りします。決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、1番、堀田佐市君、3番、中野史子君、4番、長尾克洋君、8番、中岡輝昭君、9番、内藤亘君、10番、髙橋昭二君、以上6人の諸君を指名したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました6人の諸君が決算特別委員会の委員に決定しました。  議案は、付託表のとおり、それぞれ委員会に付託審査することにします。  以上で本日の日程は終わりました。  明10日より本会議を休会し、12日より委員会審査を行い、9月29日午前9時30分に再開したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  本日はこれで散会します。早朝より御苦労さんでございました。       午後2時47分散会...