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平成27年第6回定例会(第2日12月 9日)

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    平成27年第6回定例会(第2日12月 9日)


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    平成27年第6回定例会(第2日12月 9日)    平成27年第6回(第458回)市川町議会(定例会)会議録(第2日)    平成27年12月9日 〇応招(出席)議員   12人 ┌───┬─────────┬────┬────┬─────────┬────┐ │議員 │         │    │議員  │         │    │ │   │  氏名     │ 備考 │    │  氏名     │ 備考 │ │番号 │         │    │番号  │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 1 │ 堀 田 佐 市 │    │ 7  │ 石 川   登 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 2 │ 重 里 英 昭 │    │ 8  │ 中 岡 輝 昭 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │
    │ 3 │ 中 野 史 子 │    │ 9  │ 内 藤   亘 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 4 │ 長 尾 克 洋 │    │ 10  │ 髙 橋 昭 二 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 5 │ 津 田 義 和 │    │ 11  │ 本 間 信 夫 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 6 │ 山 本 芳 樹 │    │ 12  │ 正 木 幸 重 │    │ │   │         │    │    │         │    │ └───┴─────────┴────┴────┴─────────┴────┘ 〇不応招(欠席)議員         な し 〇議事に関係した事務局職員     局長    岡 本 勝 行      主査      柴 田 裕 也                        主事      後 田 かおる 〇会議に出席した職員及び委員   町長      岩 見 武 三      水道局長    高 松 卓 也   総務課長    平 井 康 行      健康福祉課長  内 藤 克 則   会計管理者兼出納室長           平 井 真由美      住民税務課長  中 塚 進 悟   建設課長    尾 花 哲 也      教育長     德 永 真 蔵   地域振興課長  広 畑 一 浩      教育課長    原 田 和 幸 議 事 日 程 日程第1.   議案第46号ないし第59号    〔一括質疑・質問・委員会付託〕       午前9時30分開議 ○議長(正木 幸重君)  皆さん、おはようございます。早朝より御参集賜りありがとうございます。  ただいまの出席議員は12名で、定足数に達しておりますので、市川町議会を再開し、これより本日の会議を開きます。  日程に先立ち、御報告申し上げます。  地方自治法第121条第1項の規定により、町長、教育長ほか補助職員の出席を求めております。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。よろしく御協力のほどお願いいたします。  これより日程に入ります。 ◎日程第1.  議案第46号ないし59号について一括質疑に入ります。  この際、お諮りします。会議規則第61条の規定により、町の一般事務に関する質問もあわせて許可したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  なお、本日の質疑、一般質問は、会議規則第63条において準用する同規則第55条の規定にかかわらず、同一の議題につき2回を超えて質疑、質問を許可いたします。  ただし、発言時間は、同規則第56条第1項の規定により、答弁も含めて1時間以内に制限します。  まず、通告による質問を行います。  1番、堀田佐市君の質問を許します。  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  皆さん、おはようございます。議席番号1番、堀田佐市でございます。師走の月ともなれば、何かと心せわしく、理事者の方には特にこれから来年度への予算組み、また予算編成に大変御苦労だと思いますが、本日の質問に対しても、そういった観点から、しっかりとした答弁をお願いしたいと思います。  それでは、事前に議長の許可を得て通告いたしております質問を行いますので、よろしくお願いいたします。  まず1番目に、議案第51号、市川町下水道条例及び市川町生活排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。  生活排水特別委員会で理事者のほうから、3年ごとに10%値上げをこれから3回するとの説明がありましたんですが、今回の値上げをもししなかった場合にはどうなるのか。まずこの1点をお尋ねしたいと思います。  課長、答弁、らくですか。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  おはようございます。  堀田議員の御質問にお答えをいたします。  今回、下水道料金を値上げしなかった場合、どのようになるのかというお尋ねでございますが、市川町では、農業集落排水事業コミュニティプラント事業特定環境保全公共下水道事業により、下水道整備を推進し、処理場建設や汚水管の整備を進めていますが、汚水をきれいな水に処理するためには、施設を常時適切に管理する維持管理費用が必要となります。下水道事業における費用負担のあり方は、自然現象に起因する雨水に係るものは町税等の公費で負担し、家庭や事業所から出る受益者が特定できる汚水の処理経費は、下水道の利用者からいただいた使用料でそれぞれ負担するという原則がございます。よって、農集、コミプラ、公共下水道の各施設の維持管理費は、下水道使用料により賄うこととなりますが、現行の下水道使用料では、維持管理費の約70%、これは平成26年度の決算時でございますが、70%にとどまり、不足分については一般会計からの補助金約9,000万円が補填され、ようやく収支の均衡を保っております。  このたびの使用料改定をしなかった場合は、先ほど申し上げました農集、コミプラ、公共下水道の各施設の維持管理費について、一般会計からの補助金の御負担をお願いすることとなります。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  また、改正後、使用料、仮に値上げされる分ですけども、その使用料金は総額どれぐらいの金額が全体で増額になるの。それをちょっとお尋ねいたします。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをいたします。  下水道使用料金の改正後の使用料収益は、改定をしなかった場合、6,579万円で、改正された場合は7,138万8,000円となり、559万8,000円の増が見込まれます。下水道使用料金の改正は、町の財政も極めて厳しい状況で、町の財政負担の軽減につながることとなります。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  そしてね、私、このことと違うんですけどね、町が独自での値上げの件についてなんですけどね、介護保険とか健康保険料とか、そういう値上げのときに、町独自でこれは金額が決まっていくんですけども、法的でこれはもうやむを得ん場合には仕方のないなと、私はこう解釈しとんですけども、それでも介護保険のときに、あんたらが何であないにようけ一遍に介護保険を値上げしたんやと、賛成したんやというて、住民から厳しく言われるわけやね。そういうこともあって、やっぱりこういう値上げをするいうことはね、住民にもわかってもらえるように、我々は、こういうわけやから値上がりしたんやということをやっぱり聞かれたら言わなしようがない。それが義務があると思うんやね。議員として。ところが今回もこれ、私は、生活排水特別委員会があるけどね、所管だけの問題じゃなしに、やっぱり全議員にこれを納得してもらえるような必要があるんと違うんかなと。全員協議会をして、議会が始まるまでに全議員に説明をするべきではなかったのかなと。これからもこういう問題が出てくると思うんやね。水道問題にしても。水道料金でも厳しいやり方しとるわけやね。  町長、どない思うてですか。ちょっと一言答えてください。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  堀田議員の質問にお答えします。  今言われましたように、こういうことは町民の皆さんの御理解を得ないといけないことだというふうに思います。したがって、今言われましたように、事前に説明をしておくということをしておいたほうがよかったのではないかと思いますが、最終日までにそういうような機会があれば、それはそれとして検討し、考えていきたいとは思います。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  町長ね、最終日までにということなんやけどね、それまでに、特別委員会を開催するわけやね。生活排水のね。そこでこの議案に対しての賛否をとるわけやね。ほんなら賛成してよいのか悪いのか、これが14日が日程決まっとるわけやね。なら14日が日程決まって、22日の最終日ですわね。最後の採決とるのはね。いつの日にするのか、そういう問題もいろいろと、けさもそういう話が、それいかんによっては日程を組まなしようがないわね。ほんならほかの議員さんも皆、それぞれのいろいろな日程が入っとるのでね、その辺のとこ、また検討して、もし何だったら、私らのほうから、議員としてしなさいよという問題じゃなしに、理事者が進んでするべきやろうと思うんやね。それをしなかったいうのはね、これはちょっと理解できない。これから今後こういう問題がいろいろと出てくると思うのですね、この際にはっきり言うときます。こういうことはきちっとやっぱり筋道を、順序を踏んでやらんとあかんのと違うかなと、このことだけしておきます。私は、ぜひしてくださいよとか、そういうことを言っとんと違うので、する気なら、あなたのほうから、もう既に議会が始まって入っとんやからね、議会始まるまでにこのことをするべきやった。それをなぜしなかったかいうことまで私は詰めませんけどね、するべきだと、私はそう思います。それ以上のことをここではもう言いませんのでね、余り厳しく、町長はまだ半年もないので、はりしめてもいけないのでこれ以上のことは言いませんけど、よく今後考えてくださいよ。お願いしておきます。  それでは、次に、2番目に、一酸化炭素中毒事故の解決についてお尋ねいたしますが、リフレッシュパーク市川一酸化炭素中毒事故が発生してから長い年月が経過しております。現在も未解決のままで今日に至っておりますが、町長は、この8月10日に就任されて以後、どのように解決策をとっておられるのか、お尋ねいたします。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  リフレッシュパーク酸化炭素中毒事件につきましては、平成24年の1月8日に起きたいろりレストランにおいて、当日御利用いただいておりました男女21名のお客様が、室内の換気が不十分であったため、一酸化炭素中毒に遭われました。被害に遭われた21名の皆さんには、行政を預かる者として大変申しわけなく思い、おわびを申し上げたい、そのように思います。  事故後、示談については随時お受けをいたしており、現在、4名の方についてはまだ解決に至っていない、そういう現状であります。
     私も就任後、このことについては大変気になっておりまして、おわびに伺うたびに、当時のことを知っている職員に日程の調整を指示をしておりました。なかなか日程の調整がついていませんでしたが、先日、日程調整がつきましたので、関係の職員と被害に遭われた方のおうちを訪問させていただいて、心からのおわびを申し上げてまいりました。  今後も引き続きお会いをし、解決に向けて努力をしていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと、そのように思います。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  町長ね、この夏に町長がかわられて、前の町長のときの事故なんですけども、また町長がかわられて、中身の状況については別問題として、やっぱり人間いうもんは感情的なとこも出てくるのでね、役場の姿勢、町長としての姿勢に対して、また歩み寄っていただけることもなかろうかなと、和解にしていただくこともあるのではないかなと、こういう思いもしておりますのでね、こういういつまでも、お医者さんが最終的にこうなんですよと、向こうの被害者の方にも解決ちゃんと出てからでやったらいつのことかわからへんのでね、また、町長は今回、今から4年間されるんですけども、この被害者の人は4年やら、10年かかるやら、20年かかるやらわからへんわね。だからちょうどかわられた機会にお見舞いかたがたおわびに行ったと町長が今言われたのでね、これはそれでええのと違うかなと、私もそう思いますのでね、できるだけ一日も早いこと和解というんか、解決がつくように、極力努力していただきたいと、こういうことをお願いしておきます。  それでは、次に、3番目の財源確保についてお尋ねいたします。  本町は、自主財源が乏しいため、国や県からの交付金等々に頼って財政運営を行っておりますが、少子高齢化が進み、人口も減少していく上に、財政状況は今まで以上に厳しくなると思います。町長は、国、県からの交付金等々の増額要望及び陳情など、また、どのような財源確保の施策を考えておられるのか、これをお尋ねしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  おはようございます。ただいまの堀田議員の御質問にお答えいたします。  議員の御指摘のとおり、市川町の人口は年々減少をしております。また、本町の一般財源の主要な部分を占める税収、また地方交付税等も減少の傾向にもあります。  財源の確保対策といたしましては、今後も町税等の徴収業務の強化を図り、自主財源の確保に努めるほか、今取り組んでおりますふるさと納税の推進に努め、寄附金の収入の確保、そのほか町有地の売却に向けた取り組みや、それこそ今取り組んでおります地方創生に係る国や県の交付金などを積極的に活用することで、財源の確保を図っていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長ね、今の答弁、私が聞き漏らしとるかわかりませんけどね、それであったら今までと同じパターンやね。私がお尋ねしたいのは、昔、フルカワさんいう方から直接私もお聞きしたんですけどね、やっぱりその人の言うのには、国会議員を通じて国へ何とか特別交付金の陳情に行って、特別交付金をふやしてもろうたということを、その人は町会議員でもなければ町長でもなかったんですけども、商工会の会長をしとってはってね、その人がふやしてもうたいうことに対して自慢というんかね、私、そういう話を聞いたことあるんですけど、国へ言ったってね、そない簡単に、はいはい、ならあんたとこだけ特別にこれ見てあげるということはなかなか難しいと、それは理解するんですけどね、そういう働きかけも必要ではないのかと。国会議員を通じて町長みずからね。神河町の足立町長はそれをやりよってんやね。そういう考えがあるのかないのかいうことを私は尋ねよんやね。今のやったらね、こんな寄附金のことも今、課長、答弁されたけど、私の思いは、こんなこといつまでも通じませんよ。競争の世の中で、市川町がこんなすばらしいもんできたんやと、それを出していくんやというて、それを目玉にしてやろうとするけども、来年はそれ以上のものを他町の人がやってんやね。このたびでもそうでっしゃろ。米でも去年はよけいはけたけども、ことしはよその米食べてやいうことでされとんのか、米があんまりはけてないいう話も聞いておりますわね。結局、今の答弁やったら、上からおりてきたものをじっとしとってもらって生活しよるような、そんな感じにとれるんですよ。そやからそうじゃなしに、何かの工夫を考えておるのかということをお尋ねしよるわけやねん。どうですか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  財源の確保の問題については、先ほど総務課長が答弁させていただきましたが、今お尋ねは、それ以外の要望とか陳情とかいうことだと思うんですけれども、私は就任以来、職員の皆さんには、国とか県にある補助事業、あるいは交付金事業、そういったもので市川町に適用できるものがあれば、町の財政とも検討しながら積極的にとっていくという、そういうことをしてほしいということをお願いをし、幾つかそういうことはやってきてくれているというふうには思っておりますけれども、それ以外には、市町要望会であったり、県知事の要望会等では、現在行っている要望としては、JR甘地駅前に派出所、交番所の設置、また、これは社基プロにも上がっておりますけれども、地方道西脇八千代市川線拡幅改良工事、あるいは県道甘地福崎線県道長谷市川線改良拡幅工事、この事業の推進をお願いし、とりわけ県の長谷市川線の踏切拡幅については、地元の理解が既に得られておりますので、一日も早く工事の着工、このことを現在強く要望しているというところです。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  町長ね、確かにそのとおりなんです。私が言よるのは、そういう意味じゃないんです。それはね、課長、担当課それぞれの人が、国から県へ、県から市町へ、補助金対象のやつ、これはちゃんともう通知が来るんですよ。その中で当てはまるものを事業していきなさいと、これはもう決まり文句なんですよ。私が言うとんのはそうじゃないんですよ。行政が運営をしていくのに、人口が減れば財源も減ってまうんやからね、このことをどうするのかいう、そういう考えはあるのかないのか、あればどうするのかいうことを尋ねよんのやね。今あなた方が言われたことは決まり文句のことですよ、私から言わせたら。そやから通告しておるとおりに、国や県への陳情、要望をどのように考えとるのかいうことを通告しておるんやわね。そんなあんた決まり文句の答弁、私、聞く気持ってませんよ。厳しいこと言いますけど。市川町の町長、国へ行ったら、あんた、ありんこみたいなもんやね。そんなもん、どこの誰やちゃなもんやけども、国会議員なら国会議員を通じて、何とか市川町を救うてほしいと、言葉はここの場で言うてええ言葉か悪い言葉か、もしあかなんだら、議長、取り消しさせていただいたらよろしいんですけどね、生活保護を受けとるような、市川町、やっとんでっしゃろ、今。もらった分で世帯する。家庭でいったらね。上からおりてきた、その範囲内で生活する。それ以上になぜ陳情するいう考え方がないのか。おかしい。私はそのことを通告でお尋ねしよんやねん。今のあれやったらそういう気は毛頭ないということですか。総務課長、町長、どっちかで答弁してください。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今言われましたように、それはこれまでにずっと要望してきていることを踏襲して引き続き要望しているということで、今、指摘されているのは、それ以外に、それ以上にしなさいよということだというふうに思います。その点については、福崎の土木事務所であったり、ここへも足も運ばせております瀬加の道の舗装などもそういうことだったと思うんですけれども、そのほかに生活道路であったり、あるいは下水の整備の問題であったり、そういう問題について、国会議員等へ、あるいは県会議員等へ要望もしていけという内容だろうと思いますが、そのことについては、先日の全国の議長会のときには各議員さんのところへ回らせていただいたり、あるいはいろんな会合がありますけれども、そういう席では国会議員の先生方にもお会いをして、今の段階では顔つなぎをしながらというところが多いわけですけれども、そういう関係の中で、今言われたような要望についてはしていかなければならないというふうに考えておりまして、決してそういうことをしないという、そういう立場ではないということは御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  あのね、町長、他市町に、町長、市長、尋ねてもね、おいしい、ええことは教えてくれません。我が身の市、また町を守るのが精いっぱいなんですよ。私、なぜこんなことを言うかいうたら、特に市川町が交付金が少ないわけやね。自主財源も乏しいわけやね。そやからあえてこのことを、市川町の町長、私は市川町の議員やから市川町の町長しかお願いすることができないんだけれど、朝から余り厳しいことを町長に言うても気の毒なので言いませんけどね、あなた方が今やっておられることは、私から言わせたら、上から下がってきたぼた餅をじっと受け取って、ほんで生活しよるような感じに私はとっておるんですよ。総務課長、私はそんな感じでおりますよ。町長はまだかわられて間がないし、無理もないとこもあるんですけど、やっぱり課長のほうからも、事業して、この助成金、それは事業、工事次第でなにするんやけども、交付金いうのは全体の使える、家庭でいったら世帯ができるというお金なんや。あなた方が言っているのは、川を直すんやから、道を直すんやから、補助金、協力してくれへんか、応援してくれへんかいうて出してるというのが今の姿なんやねん。そんなことはあなた方に言われるまでもなく、私はよう知ってます。どの課長も一生懸命それはやってくれよってんねん。それ以上のことを、私は財源確保の仕方をどう考えておるのかということを通告で出してやっとるのでね、町長、これ以上このことについてはもう言いませんけどね、しっかりとそういうことをやっぱり見据えて取り組んでいただきたいと。国からの交付金、特別交付金を値上げしてもらう。しっかりと取り組んで、考えて、国会議員を通じてお願いしていただきたいと、ふやしていただきたいと、このことを強く要望しておきます。そうでないと市川町はやりきれませんよ、これから先。よろしくお願いします。  次に、4番目の質問に入らせていただきます。  固定資産税等々の徴収についてお尋ねしますが、固定資産税等全ての税は納付するのが地域住民の義務だと思っております。多い少ないにかかわらず、固定資産があって、当人が居所不明の場合はどのような徴収対策をとっておられるのか、これを、課長、お願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  ただいまの堀田議員の御質問にお答えをいたします。  課税の相手方の居所がわからない場合の徴収についてのお尋ねでございます。課税の通知から少しちょっと順を追って説明をさせていただきます。  まず、町が、議員が言われている固定資産税等を含めて町税全般において税を賦課するときにつきましては、その納税義務者に対しまして、通常郵便によりまして納税通知書や納付書を住所に発送いたしております。しかし、議員が言われましたように、発送した郵便物がその住所に居住されてないということで返送されてくるということがたくさんございます。そのような場合には、職員が納税義務者等の居所のまず現地の調査を行いまして、確認ができない、居住していないというふうに見受けられる場合には、ちょっと税上の専門用語になりますけれども、公示送達という手続を行っております。  この公示送達といいますのは、相手に郵便物が届かなかったということは、相手が課税を幾らされているのかということがわかっておられないという状況なので、後々その課税の通知ももらっていない、また、知らなかったというようなトラブルも起こる可能性もありますので、それを避けるための手続で、市川町の役場の掲示板のほうにその送付した事実など、またとりに来てくださいというようなことを掲示しまして、それをすることによって、相手にその書類を届けたということとみなすと、そういう手続でございます。  まずそういう手続を行いまして、次に実際に徴収をしていかなければならないわけなんですけれども、納税義務者が居場所がわからないという場合には、当然町税が未納であったり滞納であったりしてきます。これに対しましては、徴収担当の職員を中心として居所のまず現地確認をして、近隣の方々にいろんな情報を問い合わせたり、また、家族、親戚等がおられましたら、その方への聞き取り、そういうふうな形でできる限り所在の確認に努めまして、何とか徴収につなげるように努力をしておると、そういう状況でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長ね、確かに担当課としては、居所不明でどこにおるやら、住所はそこに置いといて、身柄はどっかへ行ってもうとるという状況やね。そんな場合に、それは大変御苦労されておると、私はそう思うとんですけども、税金の滞納の数字は加算していくわね、ずっとね。ほんならとりに行くことない、わからない、これ何年かしたらもう権利がなくなってしまうんやという、こういうことも法律上決めがあると思うんやね。こんな場合には、仮にその物件、土地があろうかと思うんやね。そんな場合、それを役場として差し押さえすることができないのかなと。ちゃんと聞いてくださいよ。差し押さえすることができないのかなと。それを差し押さえして、競売にかけて、そしたら今度、新しい人が、買った人がその税金をまた町のほうへ入れてくるという、そういうことができないのかなということをちょっとお尋ねしたいんですけど。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  差し押さえの関係ですけれども、今、議員申されましたのは、不動産等が当然そこにあるんだから、それを換価してお金にかえて、税金のほうに徴収をしてはというお尋ねやと思います。  当然そういうこともしていかなければならないと思います。それの不動産の前に、先ほどは少し言い漏れておりますけれども、例えば預貯金等がある場合も少ないケースですけれどもございます。まず金融機関等に照会をして、預貯金の確認をまずしております。それによりまして、わずかでもあった場合にはそれを差し押さえという手続は現に行ってきております。  ほいで議員お尋ねの不動産につきましては、いろんなケースがあるわけなんですけれども、例えば破産宣告などをされているケースもございますので、そういう場合、また、通常の土地に対して例えば抵当権等の権利が設定されている場合もございます。そういう場合はまたそれが裁判所のほうから通知がございまして、専門的になりますけれども、裁判所のほうに交付要求という形で、市川町の役場にはその方に対してこれだけの税金の債権があるということを申し立てをして、それによって、全て回収できるわけではございませんけれども、幾らかが財産の割り振り、配当に応じて入ってくるというようなことも実際ございます。そういうことで、不動産に対してもそういう形で債権の申し立てをいたしております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長ね、破産した場合には確かに裁判所から連絡もあると思うんやね。ところが破産もしてないし、税金も払ってないということになると、何年か過ぎたら、ちょっとばらばらな質問の仕方になるんやけども、この債権の催促する権利は何年間かいうことをひとつ教えてほしいのと、破産をした場合には、裁判所から通知が来るいうて今言われましたわね。この場合にはね、何ぼその物件が担保に、第1担保、第2、第3、入っておろうと、税金の面は全部差し引いて、残りですることに法律はなっとると、私はそう聞いておるんです。私はそう聞いとるので、確かとは言い切らんけども、そういうこともよく調べたりして、債権放棄とか不納欠損とかいうてね、不納欠損やそんなんしよったら、住民が、これ皆報告せなしようがないわね。出していきよんやね。なら払わなんだら、払わんとこうかという人も出てきよんのやね。そういうことになると、ますます守らない。守らんほうが得なという、そういう人間の欲望いうんか、人がおりますわね。そういうことを食いとめるためには、何かの方法講じていただきたいんやけどね。私は、差し押さえを役場ができないんかいうことをちょっと聞いたんやけども、そのことと、債権の任期は何年あるんか、ちょっと教えてくれますか。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  まず、債権の時効といいますか、何年かたてば請求する権利がなくなるのではないかという御質問ですけれども、税等につきましては、強制徴収公債権ということで、必ず優先的に納めていただく必要があるものだと思っております。それで、税につきましては、支払ってくださいという催告をずっと続けることによって、ずっと時効が発生するということなく、支払い義務は残っているというふうに考えております。  それから、あと、質問……。差し押さえですね。 ○議長(正木 幸重君)  期間のことをお尋ねや。 ○(住民税務課長)  今、期間につきましては、ずっと催告を続けることによって、それが権利がなくなるということはないというふうに考えております。  それから、町が不動産に対して差し押さえにするということなんですけれども、当然これはできると思います。今まで、私もちょっとこの間にかわりまして、まだ短いもので、どういう事例であったかどうか、ちょっと把握しておりませんけれども、動産に関しては先ほど申しましたけれども、不動産に対しても当然差し押さえはできると思います。  それで、徴収に関しましては、県のほうから徴収に係る指導にチームとして毎月来ていただいて、いろんな方法、どういう方法をすれば徴収ができるかというようなことも指導いただいております。ですので、その指導を受けながら、そういうような手続も今後やっていかなければならないかと思います。実際のケースとしては、先ほど申し上げましたように、何らかのそういう方の場合は抵当権等が設定をされておりまして、その権利に基づく差し押さえがされるケースが多うございます。ですので、先ほど言いましたように、裁判所のほうから連絡が来るということになります。  それと、先ほど議員がおっしゃいました税に関しては優先的に弁済をされるいうふうな規定があるのではないかと言われましたけれども、この件に関しまして、私が今勉強したところでは、破産に基づく差し押さえの場合は他の債権に優先をして弁済がされるというふうになっております。公益的な見地から、一般の債権よりも回収の必要性が高いということで、破産手続に関してはそういうことが認められておるんですけれども、その前に申しました一般的な個人の申し立てによる競売等に関しましては、そういうような規定はございませんので、どうしても優先順位が後ろに回ってしまっているという現状で、なかなか回収に結びついてないというのが現状でございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  ありがとうございます。厳しい、もう少し本当は細かい質問を本来ならするべきやと思うんやけどね、だけどここは役場で、担当課が、役場職員がやっておるので、税務署じゃないので、余り専門的な厳しいことはもうこれ以上質問しませんけどね、ひとつできる限り債権放棄とか不納欠損とか、そういうことにならないように、少しでも税収が納まってくるように、納付されるように努力していただきたいと、このことをお願いいたしまして、これに関連したような質問になるんですけど、5番目に、空き家の解体対策についてお尋ねするんですが、空き家が古く、壊れつつある物件で近隣の人に危険が及ぶものに対して、解体時に当人が居所不明の場合、行政はどのような対策をとっておられるのか、これをお尋ねしたいと思います。今後は、似たような質問なんやけども、古い、壊れとるような家のことをちょっと尋ねよるのでね。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  お答えをいたします。  議員が御指摘のように、町内には空き家となって相当期間が経過して、建物が劣化して、周囲の景観を害していたり、危険な状態の家屋も存在しております。この場合、所有者や建物等の管理者がわかっておる場合はいいんですけれども、御質問のように所有者が不明の場合がございます。こんな場合は、所有者を探す上で、これまでは空き家の所有者を把握するために、役場でいろんな情報、税情報であるとか住民情報とかがあるんですけれども、そういうものは昨年までは利用ができませんでした。昨年の11月に空き家等対策の推進に関する特別措置法というものが国のほうで制定をされておりまして、この措置法によって、所有者の把握に関し必要な、例えば今言いました固定資産の情報であるとか、転居先等の情報であるとか、そういうものを役場の内部で利用できるように変わりました。これによりまして、まずは法律の許している限りの範囲内において、空き家等の実態調査を担当のほうで行います。場所の確認と、その税情報をもとに所有者の確認等をしまして、また、住民票を移した転出先等をたどるなどして、できる限り居所不明者の捜索を一定期間行っておるという状況です。  それでも判明しない場合もございます。そういう場合には、例えば法定相続人であるとか、近隣の方、関係者がおられる場合には、その対応をお願いをするということになっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長ね、私らもこの夏、選挙が、市川町は町会議員の選挙も町長もあって、あちらこちら町内を回りましたわね。お願いに回ったわけですけども。そのときにやっぱり目立つのは、ここへ書かせていただいておる空き家が壊れて、危ないな、いつ倒れるやわからへんなという、そういう家も数々見受けるわけやね。ところが、どう言ってええんか、村の人は、あれ、潰したらええのになというあれがあっても、個々に役場へ、役場が勝手に潰されへんのでね、何ぼ役場へ言うていったっていうてね、私の思いは、そこの隣保、また村を代表する区長さんなら区長さんが役場へ申請をして、何とか解体してくれと言うた場合には、役場は第1に本人を探さなしようがないわね。本人を探さなしようがないけど、どうでも本人もわからず、また、親戚の人がおっても、うちは関係ないからいうことで、解体するいうたら費用もかなり、今の時節、結構かかるんです。そういうこともあるさかいに、なかなかいとこ、はとこの人がおられても、うちがそこを面倒見るわいうことはなかなかしてくれてないんでね、ほんで町としてどうかなという、そういう思いでこの質問をさせてもうたんですけども、今は国のほうから各自治体がそれを手配をすることが、誰もおらなかった場合でも解体できるという、そういう踏み切りをしよるという、国から下がってきとるという、そういう捉え方でよろしいんですか。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  議員おっしゃいましたように、所有者が居所不明で、働きかける相手方がいないという状況になりますと、非常に家屋の撤去につきましては難しくなっているのが現状でございます。議員申されましたように、やはり費用もかかります関係もございますので、なかなか難しいんですけれども、先ほど議員がおっしゃいましたように、昨年できました法律、特別措置法によりまして、相手方がおられる場合、まず規定しとんですけども、指導、監督、命令という形で順序を追って、その対象の方に働きかけを行政ができるということになっております。それで、どうしても、おられたとしても、それに対応されない場合とか、今言われました居所不明の場合とか、そういう相手方が対応されない場合については、最終的に、法的な手続は必要になりますけれども、行政が代執行という形で、行政がまずは取り壊しを行って、その費用に関して、当然本来支払うべき、対応すべき方に請求をするということができるというふうにこの法律のほうでなっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長ね、費用のこと、かかるわね、費用がね。その物件の下には土地があるわね。その土地は、当人がお金を、役場なら役場が立てかえるんかどうかわからんけども、今の話やったらそういうふうな感じに聞こえるんやけどね、行政が立てかえて、払い込まさす。それはわかるんやけども、もしそれを生活的に、そこに近くに人がおられるんやね。町内におられるんやね。わかっておって、その解体費用がないから壊すことができないんだといったときには町が立てかえてするんやけども、その中で、それが生活していくのに払う能力がないんやといった場合にはどうなるのか。その土地は残っとるのでね、それは差し押さえすることができるのか。取り上げることができるのか。尋ねる意味は伝わりますか。ちょっとほんならひとつお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  行政代執行をして行政が潰したとしても、その費用を支払うことができない方が当然ある場合ですけれども、先ほどの件とも重なるんですけれども、その方の財産等を調べて、換価できるものがあるのであれば、当然それは差し押さえをして、換価して、それに充てるという形になるかと思いますが、まずは当人の資産のあるかないかによっても変わってこようかと思いますが、当然それはしなければならないと思っております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長ね、もうこのことについては終わりますけどね、大変それは難しい話やね。生活に余裕のある人やったら自分とこで、個々に解体してやるけども、それができらずいう、そやからいつまでも解体せんとほかしとんやと、人に迷惑かけるのはかなわんいうことはわかっとりながらできないんやという家もしばしばあろうかと思うんやね。そういうことも極力踏まえて、時間がもう来ておりますので、この質問、もう終わりますけども、ひとつ今後、こういった問題が、市川町だけでなく、他市町にもこういう問題がこれから大いにあろうかと思うんやね。他市町のことは別としても、市川町は現在あるんやから、しっかりと取り組んでいただきたいと、こういうことをくれぐれも要望しておきますので。
     以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君の質問は終わりました。  暫時休憩します。なお、再開予定は10時45分とします。       午前10時30分休憩       午前10時45分再開 ○議長(正木 幸重君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、5番、津田義和君の質問を許します。  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  おはようございます。議席番号5番、津田義和でございます。議長のお許しを得まして、通告によります一般質問をさせていただきます。  まず初めに、議案第50号についてお尋ねいたします。  内容につきましては、議案第46号と共通している部分もございますが、市川町税条例の一部を改正する条例について、上位法の改正に伴い提案されていますが、この法律のメリットは何ですか。お尋ねしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  津田議員の御質問にお答えをいたします。  今回の市川町町税条例等の一部を改正する条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、通常番号法と言われておりますけれども、の制定に伴う改正でございます。地方税の分野における個人番号、また法人番号の利用に係る基本的な考え方は、町が納税義務者等から申告、申請等を受ける手続におきまして、原則として個人番号または法人番号の記載を求めることとその中でされておりまして、これに基づいております。  御質問のこの法律のメリットでございますけれども、個人番号につきましては、各機関が分散管理する個人情報をつなぐ役目を果たすものでございまして、これによって国や地方公共団体での情報連携が可能になり、社会保障、税、災害対策分野などの事務において、住民票や所得証明書を添付する必要性がなくなるなど、1つに、町民の利便性を高めること、2つ目に、これらに関する行政事務を効率化することが可能になるという点、そして3点目に、町民の公平、公正な社会の実現に資することが法律が期待をしておると言われております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  課長、答弁ありがとうございます。  特に今回、上位法の改正に伴いまして、本議案が提案されているわけなんですけども、税の減免を受ける場合にも、当然この個人番号が必要かというふうに思いますが、この条例によりまして、先ほど言われた公平、公正な要素が含まれておりますが、今後において何が変わるんでしょうか、具体的に。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  この条例によりまして何が変わるかという御質問につきましては、今回上程をさせていただいております市川町町税条例等の一部を改正する条例の内容につきましては、今、議員がおっしゃいましたように、町民税の減免申請はもちろん、そのほか申告、固定資産税、軽自動車税、それから特別土地保有税、入湯税ということで、それらの減免申請、また、入湯税に係る経営申告など、町税条例の中で申請を規定しておりますものに法人番号なり個人番号を追加するというのが今回の改正の中身となっております。  また、つけ加えますと、この町税条例のほかに、2条には国民健康保険税条例、また、3条関係として介護保険条例の改正もございますが、これにつきましても、今申し上げました申請における番号の記載を義務づけるというものになっております。  これらの条例改正で申請書に番号を記載することによりまして、各種申請における個人及び法人の識別がより正確になるほか、行政としては各種の情報の連携が高まるということが変わってくる点ではないかと、あえて言えばそういうことだと思います。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  課長、今回、このような条例改正に伴いまして、一つは、町としての納税率、これにつながるのかどうか。いろんな国からの情報、あるいはマスコミの情報等によりますと、個人番号を導入することによっていろんな預貯金の統一、あるいは固定資産、あるいはそういう資産の統一が図られ、非常に課税しやすい状況が生まれてくるというふうに伝わってきておりますが、町としても今回のこの条例の導入に当たり、納税率、やはり滞納がふえている状況、特に市川町、そういうのが多いんですけども、これの改善につながるのかどうか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  お答えをいたします。  納税率の改善につながるのかという御質問ですけれども、先ほど議員が言われてますように、課税対象といいますか、客体の新たな発掘といいますか、そういうような面では、そういう課税対象は新たにふえる可能性はあるかとは思いますけれども、納税率につきましては、納税意識の向上と徴収努力によって向上につながると考えております。今回の条例改正によりまして、直接的に納税率の改善につながるものではないと考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  ありがとうございます。  特に今回、個人番号の条例なんですけども、この個人番号の漏えい問題がよくマスコミで報道されております。当町におきましては、その辺の対策は万全なのでしょうか。また、答えられる範囲で結構ですが、11月末現在でこの個人番号の配布率は何%ぐらい行き届いているのでしょうか。わかる範囲で結構ですのでお答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  お答えをいたします。  まず、漏えい等の関係でございますけれども、私の住民税務課に関しましては、この通知カード等の番号のことに関しましては、通知カードの発行、またそれに引き続く個人番号カードの発行というのが当課の仕事でございますので、それに関係する部分の点について簡単に説明をさせていただきたいと思います。  カードを発行する担当課といたしまして、また、住民票に、昨今言われてますように、当然番号の記載ができることになっておりますので、住民票を交付する際には、これまでの本籍、それから続柄等、必要な事項をチェックして求めていただくんですが、その中にカードの番号を必要とするか、記載内容に必要とするかというようなことで、住民票の発行をいたすことになっておりまして、当然個人から申請に基づいて番号入り、また番号なしの住民票を発行するわけなんですけれども、その際に、本来、番号が必要なのは社会保障、税、災害等ということになりますので、それ以外には本来必要ございませんので、請求される場合には十分確認をして、チェックが入っておれば、なぜ必要なのかということを複数の者が立ち会いをして確認をして、要らぬ漏えいに、また他者の目に入るようなことにつながらないように、住民の方に対して窓口で注意喚起をして、住民票を交付しておるというのが一つ業務の中でございます。  もう一つは、通知カードが今、この後お答えしますけれども、役場のほうに配達できずに返ってきておる通知カードがございます。それの保管、また、今後、1月1日以降に発行される個人番号カードは役場に届きますので、それらの保管について、セキュリティーといいますか、十分に鍵のかかるところに保管をするというようなことが私の課に係る漏えいに対する施策でございます。  それから、もう一つの市川町に対する配達の状況でございますけれども、件数は4,871件で、そのうち397件が12月7日現在で役場のほうへ届けられなかったということで届いております。ちょっと率はこれを計算して、ちょっとパーセント、今持っておりませんけれども、今言いました件数となっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  先ほどの津田議員の御質問で、漏えい防止につきまして申し上げます。  仕事場としては、インターネットに接続をしておりますコンピューターがたくさんございます。まず初めに、インターネットに接続しているコンピューターにつきましては、悪意のある攻撃や遠隔操作や情報を盗むなどの外部から攻撃されるリスクを常に抱えております。本町におきましては、マイナンバーを取り扱うシステムに関しては、インターネットにつながらないようなセキュリティー対策をしております。  また、今後、漏えい防止のために、マイナンバーを取り扱う事務のネットワーク、またその他の事務のネットワーク、インターネットのネットワークをそれぞれ独立をさせまして、さらにセキュリティーの強化を図っていく予定をしております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  ありがとうございます。くれぐれも個人番号の取り扱いに注意して、今後、しっかりと管理をお願いしたいと思います。  これをもちまして、この質問については終わらせていただきます。  次に、議案第51号についてお尋ねいたします。  市川町下水道条例及び市川町生活排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、さきに同僚の堀田議員のほうが質問され、一部重複するかもわかりませんが、私なりの観点から質問させていただきます。  まず、下水道事業の健全経営を図ること目的とされて上程されておりますが、まずすべきは、料金改定ではなく、つなぎ込み率の向上が先だというふうに私は思いますが、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  津田議員の御質問にお答えをいたします。  現在整備中の特定環境保全公共下水道中部処理区のつなぎ込み率の向上は非常に重要な課題でございます。推進に努めなければならないと考えています。  しかし、このたびの使用料金の改定につきましては、整備中の公共下水道及び整備済みの農業集落排水、コミュニティプラントの各処理区における維持管理費下水道使用料では賄えず、一般会計からの補助金で補填され、ようやく収支均衡を保っていることから、使用料金の改定によって一般会計の負担を軽減するものでございますので、下水道事業の健全運営を図るためにはいずれも重要な課題であり、個々に取り組むべきと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  先ほど課長の答弁の中で、管理が賄えないというふうなお話なんですけども、現状、つなぎ込み率は全体で何%、中部の公共下水で何%程度になっておりますか。お答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをします。  現状のつなぎ込み率は、全体で、中部でそれぞれ何%になっているかということでございますが、全体では74.1%となってございます。中部処理区につきましては43.3%となってございます。現在、報告させていただきました中部処理区のうち、供用開始後3年以上経過する区域のつなぎ込み率につきましては、53.2%となってございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  課長、中部処理区のつなぎ込み率が43.3パー、そして3年以上たっている部分が53.2パーという今答弁をいただいたわけなんですけども、町内の他の農業集落排水、またコミュニティプラント等で実施された処理場におきましては、3年以上でというところのつなぎ込み率が、私の地区で言わせていただければ、97%ぐらいがつなぎ込んでいたというふうに思います。そういうふうな状況から、他の農集に関しましても、またコミュニティプラントに関しましても、ほとんどが3年以上たった場合に90%近いつなぎ込み率が達成されております。この中部地区について、今、工事を進めながらというふうなこともございますが、なかなか、先ほどの数字だと運営が今後ますます厳しい、そういうふうな捉え方をせざるを得ないと思いますが、やはりこのつなぎ込み率の向上をすることによって、料金収入がかなり入ってくる、そういうふうに思うんですけども、実際これが90%近いつなぎ込み率になっていった場合に、今回このような値上げを考えなくてもいいのかどうか、また、市川町全体でつなぎ込み率が90%を超えた場合に、本当にどれだけの費用がかかって、受益者がどれぐらい払わなければならないのか、そういう想定をされたことはございますか。以前、私が生活排水の委員会の中で質問させていただいたんですけど、つなぎ込み率がこれぐらいあればこれぐらいの料金でという設定ですね、そういう設定をして、やはり住民に前もって、値上げする場合には、1年前、あるいは2年前ぐらいにはそういう情報も流すべきかと思うんですけども、その辺の検討はなされましたか。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをします。  今現在の施設の維持管理を使用料で賄うためには幾ら必要なのかということでございますが、現在、中部処理区につきましては施工中でございます。それと南部につきましてはこれからの計画となりますので、その試算はなかなか難しいのかなというふうに思っております。ただ、すごく費用は必要になってこようかと思います。その維持管理費を使用料だけで賄おうとするとすごく費用がかかるかなというふうに思います。  説明が遅いということと、それから住民に対して周知をする期間が短いということでございますが、それはもう少し早目にこういった料金、直接使用者の方に負担のかかることでございますので、十分説明をする期間を設けておかなければならなかったかということに対しましては、反省をいたしております。もっと早目に住民の方にお知らせをしたいなというふうに思います。今後はそういったことを気をつけて、この事業の推進に努めてまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  なかなか、工事が現在中部では進められている中で、実際どれだけのつなぎ込み率でどれだけの収益でどれだけの経費がかかるというのは難しいかと思いますが、難しい中でもそういったこともきちんと精査して、料金改定をするならするということをやはり説明していただきたい。  そして近隣市町村の料金体系についてお尋ねしたいと思います。福崎町、姫路市などではどれぐらいの下水道料金になっているのですか。わかる範囲でお答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)
     建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをします。  各市町ごと、基本料金、超過料金ともに差異がございますので、平均使用料、20立方メートルを使用した場合の料金としてお答えをさせていただきます。  まず、市川町の現行につきましては3,400円で、改定後につきましては3,700円になります。福崎町につきましては、農集、コミプラの使用者の方につきましては3,350円、公共下水の使用者につきましては2,230円、神河町につきましては4,485円、姫路市につきましては2,080円、加西市につきましては3,380円となります。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  今、課長の答弁の中で、近隣市町村の下水道料金がわかったのですが、姫路市、また福崎町においては、当町に比べてはるかに安い下水道料金の設定であります。こういう中で、市川町が非常に管理費用がかかるというのもある部分ではわかるのですが、実際、住民感情から見れば、姫路がこれだけ、福崎がこれだけといった中で、市川町が今回値上げされたら3,700円、すごい差があるわけですね。やはり公共的なこういう生活に根差した料金ですので、近隣市町村と遜色ない料金体系を確保していただきたい。そのためにはいろんな努力も必要でしょうし、一般会計からの持ち出しもせざるを得ない場合もあると思いますが、やはりもう少し慎重にこういう料金の改定については取り組んでいただきたい。安易に単にこの下水道の会計がもたないから値上げをする。それだけではいけないと思うんですけれども、その辺、町長、今後において、南部の下水道を34年から、町長、前の議会の答弁で進めたいというふうなお話をされていました。先ほどの下水道料金等を考えれば、まだまだ値上げをする、私の前に堀田議員が質問されておりますが、3年で10パーずつ値上げをするというふうなお話も出ております。そういうふうなことを考えれば、南部の公共下水が本当にできるのか疑わしい問題だと思いますが、町長、その辺について、今後の考え方をお答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  下水道事業というのは町民にとって重要なインフラでありまして、施設の維持管理を継続して進めなければならないと思います。平成17年の12月に兵庫県との協議によって市川町の財政収支計画が策定された際に、公共下水道を進めるに当たって、下水道事業使用料を平成25年度以降、3年ごとに10%値上げ改定ということが策定されております。平成27年度の当初予算によりますと、一般会計から繰り入れている補助金として、農集1億548万1,000円、コミプラ1,855万9,000円、中部公共下水7,765万1,000円、合計2億69万1,000円、これが一般会計から繰り入れをされております。税の公平性等から考えても、今度の使用料の改定をしなければならないというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。  先ほど南部についてのこのままでどうなんだということですが、現在、南部の公共について、見直しの検討も含めながら、財政とも協議しつつでありますけれども、前の町長からも、中部の後、公共は進めていくということでありますし、その方向で進めていきたいというふうには考えております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  町長、答弁ありがとうございます。  南部下水もこれからの問題ですが、まず、先ほど来、私がお話ししておりますつなぎ込み率の向上、これをどうするかを本当に考えていただきたい。例えば中部公共下水の関係者の中には、合併浄化槽を既に設置しておられる家庭が非常に多い。それから、今後、南部においてもしされる場合においても、合併浄化槽をもう既に設置しているという家庭が50%近くになっております。やはりまず中部地区において、そういった世帯の方につなぎ込んでいただく、そのことを推進すべきだと私は思います。  今、合併浄化槽で1年間に管理料が大体四、五万円かかるというふうに聞いております。4万円で計算しますと、1カ月当たりに直すと約3,500円程度になると思います。それよりも安い料金であれば、その家庭、世帯においては、市川町の公共下水につなぎ込んだほうが楽なんですね。安いわけですね。例えばその料金を思い切って3,000円にします。先ほど3,700円ぐらいになると言われましたが、それを3,000円にしますというふうになれば、そういった合併浄化槽の家庭の方も、それやったら1年で計算したらこれのほうが安い。ならもう市川町のほうへつなぎ込もうというふうなことになろうかと思います。その数が例えば200件あれば、3,000円掛ける200件ですね。そういうふうな金額が入ってくる。そういうふうなことも一度検討されてはいかがですか。課長、答弁をお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをさせていただきます。  今の津田議員が試算をされました合併浄化槽の年間の費用でございますが、我々がつかんでおります合併浄化槽の維持管理費につきましては、年4回の保守点検と1回の清掃、それと法定検査料金、電気代等、消耗品としましてブロアの減価償却費を考慮しますと、合併浄化槽が下水道の使用料に対しまして1万円程度負担が大きくなると試算をいたしております。それが今現在の数値でございますが、まだ下水道使用料のほうが年間で比べますと安いということになります。  といいましても、今、合併浄化槽を設置されて、その処理区のお住まいの方につきましても、今後、下水道につないでいただきますよう推進をしていかなければならないというのは重要な課題であろうかと思いますので、その辺を積極的につなぎ込んでいただけるように推進に努めてまいりたいと思っております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  課長、先ほど私の調査と町のほうの調査と若干は違いますけども、1年を通じて市川町の公共下水につないだほうがかなり安いという説明、そういう説明をやはり各家庭へ十分にしていただいて、つなぎ込みをふやしていただく努力、それともう1点は、やはり先ほどから言ってますように、私としては、思い切った料金の値下げも考えるべき、逆にですね。やっぱしつなぎ込んだほうがいいと、そういうふうなことをお願いしたいと。  当初、30年前から下水道事業が始まっているんですけども、我々の地区は約20年前から公共下水、農集を導入しましてしているわけなんですけども、本当に自分たちの施設は自分で守る。自分たちで管理する。故障した場合に費用がかかるから、かからないように頑張りましょうということで、当初から一生懸命その地区の処理場を管理してきました。料金についても設置した当初、そんなに上がるというお話もしておりません。やっぱり自分たちで守って、費用を最小限に抑えて維持管理していく。そういうふうなことで進めてきました。それが、市川町の財政もございますが、先ほど言われた3年ごとに見直して10パーというふうなお話で安易に片づけられるような問題ではないと思います。ぜひとも慎重に協議していただいて、将来の方向性、そしてまた財政の健全化のために、まず住民理解を得られるように、十分説明していただいてからこういったことを進めてほしい、それだけ要望しまして、この質問については終わらせていただきます。  次に、入札制度についてお尋ねいたします。  本町の入札制度は、どこで線引きされているのでしょうか。金額では何百万円以上がそういう対象になるのか、あるいは工事の内容について、こういう公共工事だったら対象になるのかを説明してほしいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  津田議員の御質問にお答えいたします。  本町の入札制度につきましては、市川町財務規則により定めておりまして、町の発注の土木工事及び建築工事の請け負いにあっては、予定価格130万円以上を工事の入札として執行いたしております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  先ほど課長が答弁していただいたわけなんですけども、随意契約の基準、入札の基準というのがあると思うんですけども、随意契約の場合、上限は130万でいいのでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  津田議員の御質問にお答えいたします。  先ほど津田議員が言われましたとおり、これにつきましても市川町の財務規則の第88条の規定によって予定額の限度額を130万円と定めております。  また、限度額を超えた金額でも随意契約ができる場合がございます。それについては別途定めており、財務規則の施行規程の第9条第2項の規定によって、緊急の必要により競争入札に付することができないときは随意契約によることができるとなっております。こういう場合につきましては、災害時や緊急性が認められた場合に限るということになっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  最近の工事の落札率の中で、99.9%というふうな工事がここ3カ月以内の工事であったかと思いますが、この落札率に対する考え方はどのように町として捉えておられるのか。私が国交省の知り合いの方にお尋ねいたしますと、大体公共工事は70パーから75%で利益が出るというふうにお聞きいたしました。それから考えると、99.9%、あるいは90%以上の工事というのはすごく業者としてはもうかる。ただ、入札ですので、そのときにいろんな事情がありますので、一概にそういうふうに70%台でおさまるものではないということも十分理解はしております。ただし、やはり100%、マイナス3%、ですから97%から100パーの間で落札されたような工事は、何か事情がある場合があるというふうに考えたほうがいいのではないかとアドバイスしてくれた方もおられます。そういう観点から、町としてどのようにこういう落札率についてお考えなのか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  津田議員の御質問にお答えいたします。  先ほど津田議員が言われましたように、99.9という落札率の工事がございます。これにつきましては、10月の5日に執行しております市川町立甘地小学校の屋根防水工事でございます。高いとこで落札したということで、その経緯だけちょっと申し上げをさせていただきます。  入札においては、再入札を含めまして2回までという形で執行しておりまして、第1回目の入札で全社がもう超過という形で、2回目の再入札ということになりました。その中で、2回目の入札で高いところで落札したという経緯がございます。議員が言われましたように、通常70%、77か78ぐらいまでの間での落札率であろうかと思いますけども、町全体では、平成26年度では、平均いたしますと76.9%ということで、このたびの分につきましてはちょっとイレギュラー的なことがあります。超過、その次の2回目で高いところで落札したということがございます。  また、この工事につきましては、防水工事という特殊な工事でございます。これは言いわけにはならないんですけども、これにつきまして、中播磨管内でのこういう似たような入札の結果をちょっと調査をいたしましたところ、平均でも90%を超えているというようなことがございます。これが妥当とは言えませんけども、先ほど言われましたように、何か原因があるのではないかと言われますけども、今のところ、やはり予定価格につきましては、公共工事の品質管理等の促進に関する法律によって定めている分を使っておりますので、今回はイレギュラー的なことなのかなとも思います。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  入札についてはそのときの事情によって、先ほど課長が答弁されたように、いろんな事情があってこういうふうな数字がたまたま出たという、そういう捉え方もございますが、やはり本当に高い率で、金額もかなり大きかったというふうに思います。大きい工事での落札率が高いということは、すごいお金が出ているわけなんですね。そういうこともやはり町のほうもしっかりと考えていただいて、取り組め言うたってなかなか難しいとは思いますが、やはり軽減するようなこともしっかりと取り組んでいただきたい。  それから、随意契約でも大きな金額で契約されている事業が過去にも現在にもございます。やはり随意契約をなくする。高額な随意契約をなくする。そういう努力が今後本当に求められていると思うんですが、その辺についていかがでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  津田議員の御質問にお答えいたします。  随意契約を極力なくするということでございますけども、先ほども言いましたように、通常的な分につきましては、金額が130万以下であっても見積もり入札等でやっておりますので、それ以外で緊急性を要する分についてはやむを得ないことだと思っております。極力、言われましたように、随意契約につきましては慎重に取り扱っていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  十分入札については慎重に今後ともお願いしたいと思います。  そして、1件、水道事業におきまして、屋形の国道の本復旧工事において、五、六百万円の工事が随意契約で行われたと業者の話が漏れ伝わってきておりますが、本当なのでしょうか。お答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  水道局長、高松君。 ○(水道局長)  お答えいたします。  事実でございます。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  先ほど随意契約の条例の中で、たしか130万円が上限というふうにお話があったかと思います。それから考えれば、五、六百万円というのはかなりこの条例を逸脱しているのではありませんか。お答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  水道局長、高松君。 ○(水道局長)  お答えいたします。  これにつきましては経過がございまして、その経過をまとめておりますので、ちょっと読み上げます。  平成27年9月30日午前10時過ぎに国道312号線、屋形地内でございますけども、市川斎場へ行く交差点より少し北側で水道管が破損し、漏水が発生しました。破損した送配水管は口径が200ミリで最も主要な送配水管であり、口径も大きく、そのため漏水の水量及び水圧が非常に大きく、また、国道の舗装の厚さが約80センチと非常に厚かったために、舗装を突き破って道路上に漏水せず、分厚い舗装を広範囲に持ち上げて、水道管が布設されている車道の反対側の市川河川敷に激しく噴出いたしました。  水道の緊急修繕当番は、13業者が半月交代の順番制であり、9月16日から9月30日までは藤澤工業(株)市川支店の当番であったため、早急に藤澤工業に連絡し、修繕工事に取りかかりました。舗装が厚かったために、修繕工事に手間取りましたが、何とか当日の夜9時ごろに水道本管は復旧いたしました。  水圧のために舗装全体が広範囲に少し盛り上がっており、また、かなりの土砂が市川河川敷に排出されたため、盛り上がった舗装の下が空洞になっているか、空洞になっていなくても路盤が軟弱になっていることが予想されました。  本来ならば舗装が盛り上がって路盤が軟弱になっている範囲の舗装を破砕撤去して、採石等で補充、転圧して仮復旧するまでが当日の緊急修繕当番の責任の範囲内であるが、舗装厚が相当厚いので、当日引き続いて行うことは困難であると判断し、道路修繕は翌日以降に行うことといたしました。当日の緊急修繕当番である藤澤工業には、舗装が盛り上がって、中が空洞もしくは路盤が軟弱になっていることが予想される南北7から10メートルの範囲は車等の通行に危険であるから、修繕及び仮復旧を引き続き早急にやってもらうよう依頼し、また、あす、福崎土木事務所にこの事故のおわびと今後の復旧の方法について協議してくるから、その結果を連絡すると伝え、当日の緊急修繕は終了いたしました。  翌日、福崎土木事務所に行き、漏水のおわびと今後の復旧について協議を行いました。舗装が盛り上がって危険な南北7から10メートルほどの範囲は緊急に舗装を壊して採石等で埋め戻して、転圧して仮復旧し、その後、本復旧したい旨を伝えたが、福崎土木事務所の担当は、現地を確認しないと状況はわからないが、とにかく11月下旬には会計検査院が来るので、それまでには原状に回復してもらわないといけないとのことであった。  とりあえず現地を確認しましょうということになり、午後に時間を設定して現場を立ち会った。現場立ち会いの結果、漏水の影響範囲は南北約20メートル、国道全幅に及んでいることを確認した。復旧方法については今後検討するとのことであった。  本復旧の概算設計を行うよう担当係長に指示し、藤澤工業には、舗装が盛り上がっている南北数メートルの舗装を破砕、仮復旧する応急復旧工事の取りやめを連絡した。また、漏水現場の国道の拡幅工事を施工した業者がたまたま当日の緊急修繕当番業者の藤澤工業であったので、現場の道路状況、舗装の状況、路盤の状況等、よく知っているものと考え、今後の復旧工事の参考にしたいと思い、舗装本復旧工事の概算の見積もりと工事の方法や、できるだけ急いでどれぐらいの工事日数がかかるかを調べてほしい旨を伝えた。  数日後に担当係長から設計額の概算ができましたと報告を受け、その額は750万円ほどの設計額となると聞き、事前に予想はしていたが、余りにも金額が大きいので、何とかもっと安くできる方法はないか検討するように指示した。  数日後、担当係長から、簡易な工法で行った場合、150万ほどでできるとの報告があり、その案とその他1案を持って福崎土木事務所に協議に行った。  福崎土木との協議の結果、漏水の影響範囲である南北約20メートル、道路の全幅、舗装を全て撤去して採石等で路盤を固め、30センチの舗装本復旧の指示であった。この協議に2週間ほどかかりました。  国道の舗装の厚さが約80センチと相当厚く、また、南北20メートルで、道路の全面復旧であるので、舗装表面から少しずつ剥ぎ取ることができる切削機を使って数日連続でやらないとできない工事であり、よく調べてみると、舗装の切削機、切削の業者ですが、日程がどことも詰まっていて、数日まとまってとることはすぐには難しいとのことでございました。  藤澤工業の話では、今予約すれば10月30日に工事着手することができるが、この機会を逃すと切削機の都合で工事着手が大分遅くなるとのことであった。この時点で、競争入札にかけることや、他の業者数社から見積もりを徴して業者を決定して工事を行うことになれば、10月30日着手、11月初めの完成がもっとおくれ、11月中旬以降、最悪の場合、11月下旬の工事完成になってしまうおそれがあると判断した。
     漏水した現場は、当初よりもセンターライン付近を中心に徐々に沈下していき、また、路面の舗装もますます凹凸が激しくなり、より一層危険な状況になってきており、非常に心配な状況になってきた。  また、福崎土木事務所へも頻繁に苦情の連絡が入ってきており、会計検査院の検査も控えており、福崎土木事務所も早く工事にかかってほしいとの要望もあり、これ以上、福崎土木事務所には迷惑はかけられないとの状況になっていた。  このような状況であったから、工事設計額からすれば、当然競争入札に付さなければならない金額であり、また、競争入札に付することができず、随意契約による場合であっても、数社から見積書を徴さなければならないのであるが、地方公営企業法施行令第21条の14第1項第4号の5に、緊急の必要により競争入札に付することができないときは随意契約によることができるとあり、また、市川町水道事業契約規程第20条第1項第4号で、随意契約による場合に、その他特別の事情があるときは、2人以上から見積書を徴さなくてもよいとあり、また、藤澤工業の見積額は550万円ほどであり、水道局の設計額は約750万円であったから、設計額に対する請け負い率は73%余りとなり、競争入札に付した落札率と余り変わらないと思い、藤澤工業(株)市川支店と随意契約をすることにいたしました。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  経緯は長々と説明していただいたのでわかりますが、考えてみますと、本当に緊急を要するのか。工事着手までの期間等を考えますと、かなり日にちがあります。入札、十分できたと、そういうふうに私は捉えております。  そして、大きな金額を簡単に随意契約された。町長、この辺について、町長のお考えはどのように思われておりますか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  この工事については、本来なら随意契約で行う工事ではない、そのように思い、その旨を局長に話はいたしました。  現場の状況、経過については、局長が今答弁したとおりであり、私も現場の確認に行きましたが、路面の凹凸も激しく、擁壁とアスファルトの間のすき間、そして市川側に砂や砂利が流れ出た跡があり、路面の下が空洞になっているのではないかというふうに感じました。また、先ほども説明がありましたが、センターライン付近の陥没も出始めるなど、一日も早い緊急復旧工事が必要という判断で、随意契約をせざるを得ないかなということで、そういうふうにいたしましたが、これは今後十分気をつけていかないと、これだけ大きな金額の随意契約ということですので、今後は気をつける必要があると思いますが、今回は、先ほど水道局長が説明したような状況でありましたので、仕方がないという判断を今回はさせていただきました。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  これは、地元の業者のほうからやはり問題提起がされております。業者の方にとって、町のほうがこんな安易な契約を結ばれたら、入札して、本当に真剣に事業に取り組んでおられる業者にとっては、もう本当にばかにされたようなもんなんですよ。やはりこれもしっかりと町は改めるときは改める。そして今後こういうことが起きないように、真剣に取り組んでいただきたい。これは業者との癒着が疑われても仕方ないような事例だと思いますので、町長、その辺、今後の対策はどのようにされるんですか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  先ほど申しましたように、今後、真剣に考えていかなければならないというふうに思っております。 ○議長(正木 幸重君)  津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  時間が来ましたので、これをもちまして私の一般質問を終わらせていただきます。今後とも真摯に指摘を組み入れていただいて、よろしくお願いいたします。これで終わらせていただきます。 ○議長(正木 幸重君)  次に、9番、内藤亘君の質問を許します。  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  議席番号9番、内藤亘です。通告にある一般質問をさせていただきます。  まず第1に、9月定例会でもちょっと町長にかなりしつこく質問をさせていただきましたけど、もう一度、町ホームページ掲示板について、町民の皆様から再開の要望が多くある。もう一度、町民の声を広く聞くためにも、掲示板を再開する必要があるのではないかと思うのですが、町長、いかがですか。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。 ○9番(内藤 亘君)  町長にお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  もう一度言います。  9番、内藤亘君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  再開の予定はないかということですが、再開をする予定はしておりません。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  それでは、再度、岩見町長にお尋ねをいたします。  本年8月7日までの町政では、掲示板に注意事項があり、毎朝、前町長は掲示板をチェックし、町政に対して建設的な意見、厳しい意見などを町政発展のために真摯に受け入れられていたと聞いております。また、掲示板の書き込み、注意事項は、特定の個人に対する書き込み、相手を誹謗中傷する書き込みについては、管理者側で削除するというものでありました。  ちょっとこれ、前の分の投稿記事の内容をちょっと読ませてもらいます。ホームページの掲示板に入っておった分の。8月の15日、町長が就任されて間なしですね。  岩見町長に一言。このたびの町長選のポスターを見て、無所属と書いてあったのにとってもびっくりしました。たしか共産党の党籍を持っておられるのではなかったですか。岩見町長は、穏やかで誠実な人とイメージがあったんですが、この無所属という言葉にイメージが崩れました。それ以上に大変失望しました。今までの自分の信念を否定してでも選挙に勝ちたかったのですね。もっと正々堂々とされたらよかったのに。本当にがっかりです。これからの町政はどのような考えでされるつもりですか。無所属ですか。共産党ですか。  これが投稿の内容ですね。1件だけ、町長が就任されてから入っていた分ですけど、これ読んでますと、町長、この方、町長を信頼をしておられたような感じやね。これ読んどったら。それが、その党籍が、無所属で出られたいうなにで、こういうちょっと失望感を感じとってんやないかと、そのように思うんですわね。そこら辺、町長、これが入っていて掲示板が閉鎖されたいうことになると、この人に対して町長としては失礼な感じがするんと違うんですか。どうですか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  先ほど読まれた分につきましては、お手紙ででもいただいてはおりました。ただ、掲示板にそのことが載っていたということは、前の町長はすごくそういった点、たけておられまして、毎日のようにチェックされていたようですけども、私はネットに弱くてそういうことはしておりませんので、その内容が掲示板にあったということは、その時点では知りませんでしたが、今の内容については、誹謗であったり中傷であるというふうに私は受け取っておりません。それは私に対する批判というふうには受け取りますが、私を信頼しておられた方がそういうふうに失望されたということについては、申しわけないとは思います。ただ、その内容については、誹謗中傷というふうに思っているのでなく、先ほど言わせていただきましたように、私への批判として受け取らせていただいております。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  そうすると、前回の質問で、この閉鎖された理由が誹謗中傷のようなことが書かれておるというふうな答弁が、あれは課長がされたんかな。それとちょっと今の町長の答弁聞いてたら意見が食い違うというか、整合性がないんですが、課長、ちょっと説明してもらえますか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  内藤議員の御質問にお答えいたします。  この閉鎖の経緯につきましては、前回も答弁をさせていただいたんですけども、書き込み頻度につきましては数が少ないということを申し上げました。それ以外で、もうほとんどが特定の人物や団体への誹謗中傷、批判、またプライバシーを侵害するような書き込み、また有害広告サイトへの誘導する書き込み等が散見されたのが多いということで、全体的な判断での閉鎖ということでございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  今の課長の答弁で、余り書き込みがないのに散見されたというような言葉を使われているんですけど、散見ということは、ちらほらとそういう意見が多かったというようなことだと思うんですけどね、町長が就任されてからは、今、私が投稿内容、あれ1件だけですわね。それまでも年に数回ということであったというようなことを今聞いたんですけど、それがほとんどそういう誹謗中傷のような内容が散見されるようなことを今、課長は言われたけども、それは何件ぐらい入っておったんですか。ちょっと余り、調べてみるに、そんなに入ってないんですけどね。散見言われたら、何かしょっちゅうあったような気もするし。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  内藤議員の御質問にお答えいたします。  散見という言葉が不適切かもわかりませんけども、数が少ない中で、ほとんどがそういうふうなことだったということでございます。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  ホームページの掲示板には注意事項が書いてあると先ほども言ったんですけど、誹謗中傷、個人的なそういう内容の文書の場合は理事者側で削除されるのが別に問題ないのであれば、こういう掲示板を再開したからといって何ら問題はないんじゃないでしょうかね。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  内藤議員の御質問にお答えいたします。  内藤議員の言われるとおりなんですけども、この掲示板につきましては、削除する前に全部一括でホームページに掲載されてしまうと、それを見て削除するというような形になっておりましたので、このたびはそういうこちらが見るまでにもうホームページの上に掲載されるということがあったいうこともありまして、閉鎖をしたということでございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  ちょっとさっきから町長と課長の答弁聞いてましたら、何かもう一つぴりっとこんね。しかし、これももう前回からずっと私も言っておりますので、ホームページの再開を、町長、されたらどうですか。別に、注意事項も書いてあるんだし、何ら問題ないと私は思うんですけど。町長、いつも選挙から言われとった、住民の皆さんの声をよく聞くと、そういうことをよく言われておったし、その観点からも、町長、どうですか。再開をしていただけませんか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  先ほど課長が答弁しましたように、町のホームページ上にそういった特定の個人を誹謗中傷したり、あるいはプライバシーを侵害する、あるいは差別的な用語がホームページ上に掲載してくるようなものを町のホームページに残すということは、私はしてはならないことだと思います。人権文化の誇れる町宣言をしている町に私はそれはふさわしくないというふうに考えております。したがって、今のところ再開をするという考えは持っておりません。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  町長、そうすると、町長がよく住民の方の声をよく聞くというようなことをおっしゃってましたけども、もうはなからこれは誹謗中傷的な内容が多いというような、町長、今の話を聞きよったら、頭にあるような気がするんですね。もう少し考え方を変えられたらいいんじゃないかと思うんですけどね。そしたら住民の方からどういう意見とか声を聞かれるような場所を町長は考えておられるんですか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  それを閉鎖するときに、それにかわるものがないといかんのではないかということで、その中には問い合わせであったりフェイスブック、新しく開設すると、それで対応するということでしたので、それではその方向でいきましょうかということで、それにかわるものを対応させていただくということでその時点ではやりましたので、今のところは掲示板の再開ということは考えてないということです。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  ちょっとこのたび、私、6件ほど出しておりますから、時間が余りないので、もうこれ、ちょっと私としてはふがいない結果ですけど、ちょっともうこれ終わりますわ。前回もかなり、町長の考えは、掲示板はもう再開はしないと、任期の間はないということですか。
    ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今のところは再開を考えておりません。 ○議長(正木 幸重君)  内藤議員、そしたらこの1番の質問、これで終わりということですか。 ○9番(内藤 亘君)  そうやね。 ○議長(正木 幸重君)  暫時休憩します。再開予定は午後1時とします。  なお、この間に昼食といたします。       午後0時00分休憩       午後1時00分再開 ○議長(正木 幸重君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  住民税務課長の発言の申し出がありますので許可します。  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  午前中の私の堀田議員の御質問に対して誤りがありました。税の徴収権の消滅時効についてお尋ねのときに誤りがございましたので、訂正をさせていただきたいと思います。  地方税法では、地方団体の徴収金の徴収を目的とする地方団体の権利について、原則として、法の翌日から起算して5年間行使しない場合には、時効により消滅するというふうに、5年間ということが定められております。おわびして、訂正をいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君、引き続き質問をお願いいたします。 ○9番(内藤 亘君)  そしたら、2番目の総務費、防災諸費の小学校内に井戸を設置する工事請負費の補正内容と書いております。これ、ちょっと二、三、先に問いを投げかけますので。町内4校の小学校全てに掘られるのか。それと、どういう形式の井戸か。昔の井戸と、今、鉄管をぶち込んで、ポンプ式みたいなのがあるわね。そういう感じのものか。それともう一つ、何メーターぐらい掘られるんか。ちょっとその3つ、先に尋ねます。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  内藤議員の御質問にお答えいたします。  このたびの分につきましては、小学校3校を予定しております。川辺、甘地、鶴居ということでございます。瀬加につきましては、ちょっと高台にあり、山の麓にあるため、立地条件等で、同じ工法でやってもそこに地下水が当たるかどうかわからないということがございまして、水脈等の調査が必要ということで、来年度回しにさせていただく予定をしております。  工事につきましては、先ほど内藤議員も言われておりました。深さは10メートルぐらいを予定をしておりまして、10メートルまでですね。手押しポンプ、昔でいうがっちゃんポンプいうんですか、手押しポンプ式で設置をするということです。  井戸の形態いうのは、いわゆるボーリング方式ではなく、かちこみ方式で打ち込んで、それが10メートルまでという形になります。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  これ、補正100万ほど出てるけど、3カ所ほどに、1カ所幾らぐらいの金額かかるんかいね。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  内藤議員の御質問にお答えいたします。  予算では、36万1,000円を1カ所、同じ金額を3カ所という形にしております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  これ、災害時の水の確保いうことで、もしこれ掘って水が出ない場合、災害が起こった場合、どこから水を確保するか、そこはちょっと検討されてますか。万が一出ない場合。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  内藤議員の御質問にお答えいたします。  万が一というのはどこでもあると思われますけども、一応ちょっと場所的にも一度見ていただいております。ここであれば、山の麓じゃなく、出るであろうということにしておりますので、ないとは思っております。もしそこで出なかったら、また場所を変えてでもやる必要が、あくまで水源を確保するということが目的なので、出なかったらまたほかのとこに当たるという形になろうかと思います。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  昔、小学校、井戸があった思うんやけどね。私らでも小学校へ通った時分に。あれはもう埋めてしもうたんかな。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  内藤議員の御質問にお答えします。  言われましたように、私も小さいときには、甘地小学校であればプールの北側に大きな井戸があって、プールも地下水を使って使用していたという記憶がございます。ですから、ほかの学校においてもあったという形になっていると思います。ただ、もう水道等が普及しまして、地下水の形いうのは使わなくなってしまったということだと思います。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  これ、災害時の水の確保というものでありますが、やはり庁舎内の今前におられる皆さん、幹部職員の皆さんも、いつも危機感を持った状態で仕事をしていただきたいと思います。  これでこの件は終わりまして、次に行きます。  下水道料金を値上げすることについて、町長の考えはと書いております。今後の値上げも踏まえて、町長は、今後の下水道事業、生活排水のビジョンというか、そのようなことをどう考えておられるのか。私としては、やはり市川町も少子高齢化で人口が減っていく中、税収もかなり減っていく状態であります。そういうことも前提において、生活排水のこの厳しい状況をどういうふうに町長としてビジョンを持っておられるのか、信念をどういうふうに、新しく町長になられてどういうふうに考えておられるのか、そこらあたりをちょっと、町長の考えを聞かせていただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今、中部は進めているところですが、どちらにしても、最前より指摘がありますつなぎ込みを上げていく、そのために依頼をしながら上げていかなければならないというふうには考えております。中部は今進んでおりますので、それはそのまま進めていくことになりますが、残された南部をどうするかということだろうと思うんですけれども、南部は市川町にとっては中心部であるというふうに思うのですが、その中心部である南部地域に下水道の整備ができていないというのは、市川町の発展にとっては大きなマイナスではないかなというふうに思うわけで、やはり南部の下水は進めなければならない。既に答弁もさせていただきましたが、これまでも中部が終わった後、南部を引き続いてやるということですので、それはそのまま継承いうんですか、継続して、中部終了後に南部の下水に着手するという、そういう方針で進めていきたいというふうに思いますが、今、見直しも含めて、事業をどういうふうにするかという、財政計画も含めた、そういう策定中ですので、そういった計画ができれば議員の皆さんにも説明をして、理解を得ながら、地元の理解を得て進めていかなければならないというふうには考えております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  そのような状態で、今、3年に1度の見直しで使用料が上がるということは、前途多難な問題だと思うので、かなり厳しい問題だと思いますし、津田議員がちょっと言ったように、公共下水に限らず、合併浄化槽とかいろんな方法も生活排水として考えることも大事だと思うんですけどね。公共下水とか、ああいう下水に余りこだわるんじゃなしに、今後の人口形態とか、いろいろああいう関係から見たらね、いろんな方法で考えていかないけないんじゃないかと思うんですけどね。  これはこれでよろしいです。ありがとうございます。  次、教育委員会の設置場所について、これは9月の定例会でも山本議員もちょっと質問されておったし、私も議員になって1年生のときに2回ほど質問をいたしております。  現在、小畑にある市川町公民館内に教育委員会を置いているが、住民の利便性を考えて、本庁に戻す考えはお持ちかと書いております。これ、私、議員になって間なしにね、私、役場の西の入り口から入って、あれ仕事やったかな、入っていきよって、一人の紳士が私に、教育委員会はどちらにありますかって尋ねられたことがあるんです。入ったとこで。あのひまわりの前あたりで。ちょっと一瞬、私、あっ思うたんやけどね、私、町内大体わかっとるから説明をしたんですけどね、小畑の場所を、そやけど、あんな人見たら、どこかやっぱり町外から来とってる人や町から来とってる人やったら、あんな言うたら野蛮な感じの道ばっかりで、ようやったかなというような、後から思うたんやね。そういう県とか外部から来られた人が入ってきて、教育委員会どこにあるやわからんで、ああいう形で人に尋ねられるいうて、ほんでまた尋ねて、そこからまた車乗って向こうへ行かんなんような場所にあるということはね、ちょっと利便性も大変問題あるんと違うか思うんですわ。小畑とのいろんな約束事があるとは聞いてますけど、やっぱりこれ、小畑区の人との話し合いをして、やっぱしそういう状況を話しして、理解を得て、なるべく早くこちらへ、教育委員会、本庁に戻すように、私はされたらどうかと思うんですがね。町長、どない思うてです。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  前の議会で山本議員から同じ質問がありまして、お答えをさせていただいたんですが、経過としては、小畑小学校が平成20年の4月1日に川辺小学校と統合されました。そのときの小畑区との協定書で、教育委員会を平成27年4月1日に小畑小学校に移転するという、そういう約束がされております。  教育委員会との連絡であったり報告であったり相談事等は、教育委員会事務局が庁舎内にあるほうが便利であるということは当然であるし、そのように考えております。  事務局を庁舎に移転するとした場合には、移転後の旧の校舎の管理であったり、公民館として使用している運営上の問題であったり、学童保育園もやっておりますので、その運営、あるいは学童の安全の問題等々、そういった問題を解決していかなければならないというふうに思っています。  とりわけ小畑区との理解が得られないと、こちらに返すということはできません。議員、今、御指摘のように、小畑区とそういう協議をしてはどうかということであろうと思いますけれども、こちらへ来るほうが便利であるということは重々わかっておりますが、今の段階では、まだ小畑区との協議に入ろうという、そういう考えは今の時点で私は持ち合わせておりません。いつのときになるかわかりませんけど、そういう時期が来れば、そういうことで、小畑区との話はしていかなければならないと思いますが、先ほど言いましたように、今の時点ではまだそういうことは考えておりません。以上です。御理解をいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  町長言われることもわかるんですけど、とりあえず庁舎内に教育委員会があるほうが私はいいと思いますわ。あれほんま尋ねられたときにちょっと一瞬パニクって、どう言うてええんかなというような感じで、それはさっきもう言うたように、信号のない道を口で教えるいうことは、割と都会の人、難しいからね、それも山の山へ行くからね、ちょっと心配しました。そういうことがあったから、ひとつよろしく、早く戻せればいいと思いますので、頼みます。  その次のリフレッシュパーク市川についてと書いております。現在の指定管理者制度の契約が28年3月末までであるが、今後の見通しはと書いております。とりあえずこれは見通しどうですか。 ○議長(正木 幸重君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  内藤議員の御質問にお答えをいたします。  リフレッシュパーク市川は、平成25年4月1日から平成28年3月31日までの3年間の契約で、ホテル夢乃井を運営しております有限会社三晃商事に指定管理をお願いをしております。今年度が最終年度ということで、平成28年7月1日からの指定管理者について、7月1日から8月31日まで公募をいたしましたが、受け付け期間内の応募はありませんでした。  その後、改めて11月20日から公募を開始し、昨日、12月8日が応募の締め切りでございました。期間中、1件の応募がありましたので、応募業者の資格審査、それから申請内容の確認等を行いまして、12月21日に市川町指定管理者選定委員会を開催をする予定で、総合的な審査を行っていただく予定にいたしております。  その後、審査結果のほうを公表いたしまして、仮協定を締結の後、指定管理者の指定に係る議案について、また議会の議決をいただいて、指定管理者の指定を行うという予定にいたしております。今後ともよろしくお願いしたいと思います。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  そしたら新しい次の人が一応応募されてきて、21日に審査して、その人が通ればその人がやられるということやね。そしたら、これ、思うんですけど、あそこ、リンゴ園とか、今、もうリンゴ園も、あれ全部掘り起こしてしもうたんかな。ほいで更地にしとるわね。河内の地区の人の土地を買い取るわね。それをまた新しい人が指定管理者で、その人は観光業とか旅館業とか、そういうことを以前やっとったった人ですか。 ○議長(正木 幸重君)
     地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  お答えいたします。  これからそのあたりの資格審査とか、いろんな審査的なことを行う予定ですので、今ここでお答えするのはちょっと控えさせていただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  そしたら、三晃さんが3年で撤退されるということの一番大きな原因は何ですか。 ○議長(正木 幸重君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  お答えをいたします。  撤退、最終的には次の応募をしていただけなかったということですので、撤退という形になろうかとは思うんですけども、当初いろいろ設定をされておられました内容的なもの、運営はこういうふうにやろうという部分がなかなか思うようにいかなかったということをお聞きいたしております。原因はいろいろとあるとは思いますが、一つ一つ改善できるところについては、市川町地域振興課としても改善しながらやっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  そしたら、今、更地にしてるリンゴ園のとことか、土地の管理はどこがやっとんですか。 ○議長(正木 幸重君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  お答えをいたします。  リンゴ園のところにつきましても指定管理の中で、今、三晃商事さんのほうに指定管理の中で委託をしております。ただ、先ほど内藤議員からもお話のありましたリンゴも、ならなくなってしまったリンゴについては、全て伐根といいますか、全部引き抜いて、更地といいますか、もともとの畑の状態に戻しております。その作業については町のほうが実施いたしております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  今、課長のちょっと答弁聞いていて、更地に戻した土地を畑の土地に戻しとるいうことは、これ、河内の持ち主に返還するような予定があるんですか。 ○議長(正木 幸重君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  お答えをいたします。  所有者の方とお話はもちろんしております。ならなくなったリンゴの伐根であるとか、畑に戻すことについても御了解をいただいております。委員会等でも報告をさせていただいておりますが、畑ということで、また何かそこにつくって、土地をお返しするということについては今のところ考えてはおりません。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  そしたら、今度、新しい指定管理者の方が決まったとしてですよ、その方はまた前の三晃さんと同じような観光業、料理とか、ああいうのの専門の人であるとしたら、またその河内の営農組合が持っておられる畑とか、そういう関連性があると思うんやけどね。もうほとんど河内地区の土地を町が買っとる状態やからね。そういう中で、いろんな、どない言うていいんかな、河内の営農組合と人との常に話し合いいうものがスムーズにいかないと、また今度の指定管理者の方もうまくいくかなという私はちょっと危惧するとこがあるんですけどね。一遍河内の営農組合と、私、話したことあるんですわ。その人が言われたんもちょっとここでは言えんようなことを言われたんですわ。そういう中で、とにかく今度の管理者の方、河内の営農組合と円満に話し合いをして、いろんなことにかけても常に一緒に行動のできるような待遇をしていかないことには、また3年後には同じようなことになるんと違うかなというようなことも思うしね、徹底的に話をやっぱり、形だけやなしに、とことん向き合って話しするいうことは大事やからね。前の三晃さんにしてもそうですよ。やっぱし三晃さん、何でやめるんかいうとこを、町長とか広畑さんが一緒に、これ言うたらおかしいけど、一緒に膝突き合わせて飯でも食べて、ゆっくりと話を、じっくりとどこがどうなんやいう話をするいうことも、私、大事じゃないんかと思うんですよね。どうですか。町長、どうお思いです。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  私も就任して以来、三晃さんが応募されなかったということで、引き続いてお願いをしたいということでお会いをして、話もさせていただいて、何とか引き継いでいただけないかなというお願いとあわせて、どういったような問題があったんでしょうねというふうなことについてはお話をさせていただいていますが、その内容については控えさせていただきたいと思います。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  わかりました。この件はもうこれで終わりにしまして、最後に参ります。  町道西川辺小畑線について、9月定例会で要望している町道西川辺小畑線について、現在の進捗状況はと書いております。ちょっとどういう状況か教えていただけますか。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  内藤議員の御質問にお答えをいたします。  町道西川辺小畑線の御要望の修繕工事に当たり、通行どめも含めた通行規制を行う必要がございます。とりわけ当路線は市川高校の生徒送迎バスが運行する路線でありますが、道路幅が狭いため、また迂回路もなく、工事期間中は送迎バスの運行をとめなければならないと考えます。市川高校とも調整を図り、地元の協力のもと、修繕に向けて検討したいと考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  尾花課長の今の答弁で、ちょっとずれましたけど、通行どめで迂回する。以前にも市川高校があの幹線で何か工事するようなときは、バスを前日から向こうに、サッカーの練習場とかあるね。あっちのほうに車を移動させて、向こうから出たり、生徒はあそこまで歩いて乗ったりしとったんですわ。あそこは全然問題ないからね。それと夏休みとかに工事はほとんどするわね。市川高校の中でもグラウンド、大きなダンプが土を入れかえ、もう頻繁に入る。あれも夏休みにしました。そういう方法もあるからね、別にそれは……。それと、今、堀があるところ、隣もちょっと、西側も今要望しとるような工事をやっとるからね、あれも夏休みか冬休みにやったからね、そうやればできると。ほいで地元の人もそういう要望を強く要望しとってやしね、この間もちょっと皆、うちらのとこ古いなにで御講とかあってね、話しよったらね、なら一遍ほんならみんなで見に行こうかいうことになって、堀のとこを見に行きまして、尾花課長、見てくれとるいう話をしました。早急にしてもらいたいないう要望が皆から出とるので、これひとつよろしくお願いいたしますわ。  これで私の質問は終わりにさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君の質問は終わりました。  続いて、次に、4番、長尾克洋君の質問を許します。  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  失礼をいたします。議席番号4番、長尾克洋でございます。議長のお許しを得て、通告による一般質問をさせていただきます。何分初めての質問でございます。いろいろえらいことがあるかもしれませんけども、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  まず1番目に、議案第46号についてですけども、この件につきましては、午前中の津田議員から事細かに質問されて、十分な御説明をいただいておりますので、割愛をさせていただきます。特にマイナンバーカードの配達状況、あるいは写真つき個人番号カードの交付状況とか、それとセキュリティーに対する問題とか、それぞれ回答を得ておりますので、割愛させていただきます。  ただ、この複雑なマイナンバー制度を信頼できる制度にするためには、やはり町民への周知を徹底させていただきたい。そういう努力をさらに行政としても進めていただきたいと、こういうふうに要望しておきます。よろしくお願いします。  それでは、次に、2番のふるさと納税についてですけども、現状の納付額、いかほどですか。ちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  長尾議員の御質問にお答えいたします。  11月末のあくまで納付額です。申請額じゃなく納付額ということなので。末の収納額につきましては、1億6,622万2,503円です。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございます。  ふるさと納税につきましては、いろいろ使用があるわけですけども、特にふるさと納税分だけの使用明細といいますか、そういうものがありましたら説明を願いたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  御質問にお答えいたします。  使用ということで、平成26年度の決算ということになります。よろしくお願いいたします。  平成26年度の決算では、ふるさと納税、いわゆる基金からの取り崩しが7,443万円でございます。これにつきましては、ふるさと納税については、基金の目的に合った4つの事業に充てることとなっております。そのうち26年度につきましては2つの事業に充てております。一つは、住みよい安全・安心な活気あるまちづくりに関する事業、もう一つは、国際理解、教育の充実及び活気あるまちづくりに関する事業ということで、2つの事業に充てております。  内訳といたしましては、その住みよい安全・安心な活気あるまちづくりに関する事業のうち、安全・安心のまちづくり事業として、その中では防犯灯の設置とか防犯カメラの設置、また、美佐、沢地区の浸水対策の基本計画の策定費等に充てております。また、循環型社会を実現するまちづくり事業といたしまして、ごみの減量化の助成金のほうに充てております。  次に、快適で住みよいまちづくり事業といたしまして、各区で要望のあります協働のまちづくりの建設資材の支給事業、また、道路維持工事費、部落集会所の整備事業補助金等に充てております。  次に、健康で人にやさしいまちづくりの事業といたしまして、100歳慶祝、金婚夫婦の慶祝事業、また、介護予防事業、医療助成事業、障害者の福祉対策事業、妊婦健診の診査助成、また、学童保育事業等に充てております。  ほかに、生涯学習が充実したまちづくり事業といたしまして、市中の防球ネットの設置事業、図書等の購入、生涯スポーツ推進に関する事業、町民グラウンドゲートボールの整備事業、スポーツセンターの野球場の照明制御装置の改修事業等に使用しております。  次に、国際理解、教育の充実及び活気あるまちづくりに関する事業といたしましては、国際交流協会への補助金、また、学生交流という教育交流事業に使用しております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  詳細にわたり説明ありがとうございました。  医療助成にも子供医療無料化、これは入っておりますか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  御質問にお答えいたします。  先ほどの中でも説明をさせていただいたんですけども、住みよい安全・安心な活気あるまちづくりに関する事業の中の健康で人にやさしいまちづくりの事業の中で医療助成事業をしております。その中で、いわゆる子供の医療無料化分、ここでの基金の取り崩し、ふるさと納税からの分については、それに特化したわけではございません。今、町がやっておりますのは、乳幼児と子供の医療というふうにしておりますので、その分の全事業費に対しての、金額でいいますと1,500万をこのふるさと納税の基金からの繰り入れをしているという形になっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  お話聞いたわけですけども、子供医療無料化においては、来年度以降、大体どれぐらいの金額を見込んでおられますか。 ○議長(正木 幸重君)
     総務課長、平井君。 ○(総務課長)  御質問にお答えいたします。  議員が質問されている分というのは、ふるさと納税からの基金からの繰り入れの見込みという形でいいのでしょうか。それとも今やっております子供の医療費の無料化分の額がどれぐらい推移するということなのかちょっとわかりませんけども、私のほうは、いわゆるふるさと納税の担当課としては、今現在2億近いお金が収納になっているんですが、寄附金をいただいているんですけども、これがずっと向こう何年間続くということであれば、先ほど申し上げましたように、1,500万円をその分について繰り入れをしているということなので、それが引き続いてその額が、ずっとそのような寄附金をいただけるならば、そのような推移をしていくのではないかと思われます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  済みません。私の質問がちょっと悪かったようで、申しわけございません。よくわかりました。ありがとうございました。  それでは、次の3番の問題に入っていきたいと思います。  旧の瀬加中学校の周辺の管理についてですけども、現在、非常に雑草が伸びて、景観上の問題とか、隣接地におうちもあります。そういう状態で非常に迷惑がかかっておる状況です。旧瀬加中学校が廃校になってからこの方まで、そういう管理はされましたか。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  長尾議員の御質問にお答えいたします。  旧瀬加中学校の施設につきましては、教育課で管理を行っております。草刈りなどの作業につきましては、中播広域シルバー人材センターに業務委託を行っております。  委託契約の内容を具体的に申しますと、敷地内の草刈りを年間3回実施、樹木の剪定を年間1回実施、グラウンドのレーキによる整地を年間31回実施、建物の空気の入れかえと水回りの点検を年間12回実施することとなっております。このうちグラウンドの整地と空気の入れかえ、水回りの点検は契約どおり実施されているのですが、シルバー人材センターにおいて、草刈り業務の人員体制が整っていないため、実際には草刈りと剪定が大変おくれているのが現状です。教育課として何度も要請をしておるのですが、結果として議員の御指摘のように周辺の住民の皆様に御迷惑をおかけしている状況になっていることをおわび申し上げたいと思います。  現在、シルバー人材センターに対し、早急に草刈りを実施するよう依頼しておりますので、御理解をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  わかりました。早急に管理の徹底をお願いしたいと思います。と同時に、跡地利用者も決まっておるようでございます。跡地利用者に対しても、周辺管理の徹底をよろしくお願いをしておいていただきたいと、かように思うところであります。  それでは、最後になりましたけども、これも私、地元中の地元のことなので、ちょっと言いにくい面もあるわけですけども、実は御舟川の土砂堆積の処理についてですけども、基盤整備、いわゆるほ場整備によって、御舟川自体、非常に大きく改修されました。3分の2ほど前の川と違うところに改修されたわけですけども、昔から残っているところが3分の1ほどあるわけです。そういう中で、ほ場整備をして川幅がすごく広くなって、それがいいのか悪いか、私にはわかりませんけども、広くなったとこに土砂が非常に堆積するようになりました。ここ約20年間、地元で我々、土砂上げもしてきましたし、川の中の草刈りもやってきました。  そういう中で、今、行政では、土砂の処分ができるところがあれば、あとの費用は何とか面倒見るというようなことは聞いておりますけども、もう既にこの御舟において、我々も小さなため池とか、そういうところにも土砂を入れております。もう今現状、どこにもあれをする場所がございません。土砂の。そういう面で、ひとつ何とか今後の土砂処分の方策等についても考えてほしいと思う次第であります。よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  長尾議員の御質問にお答えをいたします。  河川内での土砂堆積により河川断面が阻害され、治水安全度が低下することが危惧されております。このため、堆積土砂が河川断面を阻害する割合が3割以上の箇所について除去することといたしております。  しかし、洪水時に堆積土砂により氾濫を起こすことが予測される箇所は、地元からの要望を受け、堆積土砂の除去を行うこととしております。  なお、先ほど申されました土砂の取り除きに際し、地元での土砂の処分地を確保いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  今、既にこの御舟地区では処分場がございません、はっきり言いまして。我々も20年間、5回ぐらい上げて、あちらこちらに地元で処理をしてきたわけですけども、いよいよもうその場所がなくなったということで、きょうこういう質問をさせてもらったわけです。今後、どういう形になるか知りませんけども、今、課長が言われたように、もちろん災害のことも非常に心配です。その辺も含めて、ひとつ検討をお願いしたいと思います。あくまで要望として、お願いしておきたいと思います。  以上で私のほうの質問は終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君の質問は終わりました。  暫時休憩します。なお、再開予定は2時5分といたします。       午後1時48分休憩       午後2時05分再開 ○議長(正木 幸重君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、11番、本間信夫君の質問を許します。  11番、本間信夫君。 ○11番(本間 信夫君)  議席番号11番、本間信夫でございます。議長の許可を得まして、通告による一般質問をさせていただきます。  まず最初に、議案第53号、一般会計補正予算についてでございます。  平成27年度の一般会計補正予算(第4号)の歳入、60款寄附金、5項寄附金、10目指定寄附金、この中で4,930万円の増額補正がされているんですが、その内訳をお尋ねしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  11番、本間信夫君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  本間議員の御質問にお答えいたします。  議員御存じのとおり、お米について、今年度は予想以上に希望が少なくなっております。そういうことも踏まえて、これに幾らという予算の編成はしておりませんけども、前回の議会の答弁では、そのときはそういう状態ではなかったんですけども、2億4,000万を目指しておりますというふうに申し上げましたけども、実際は2億1,000万ぐらいにはなろうかという形の中で、全体的な推移を見込んで4,930万円という形にしておりますので、詳細についてはここではちょっと申し上げられませんけども、よろしくお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  11番、本間信夫君。 ○11番(本間 信夫君)  課長が先におっしゃられましたけども、前回でも質問させてもらって、目標金額2億4,000万ぐらいかなということで、ちょっと気合入って取り組んでいただけるんかなというのが少しありましたんですが、現状、今出ましたように、お米に関してはちょっと厳しくなってきているということのようですが、当初予算で1億6,070万、補正が4,930万、合計2億1,000万になるかと思うんですが、この前お聞きしたよりは3,000万ほど減っているので、逆に心配しているんですが、多分、私も担当課のほうにお聞きしたりしている中では、前年以上、かなり契約農家さんと、また営農組合さんと契約をされて、初めはいい調子で出てたと思いますし、それが消化できるんじゃないかというふうな見通しの中で進んできたと思います。その中では、この金額の補正では本当に少な過ぎるんじゃないかと、逆に契約、2番には書いておりますが、生産者の方と一応契約を何袋という形でされていると思います。その消化がなかなかできてない。先月ぐらいにはお聞きしたので、じゃあ今年度、もしそれがなかなか行かないと、来年度の見込みとかいうことも、契約者の方が困られるというのが実際出てくるし、観光協会に聞いても、生産者のほうの方からまだかというふうな問い合わせがかなりあって困ってるんですというふうなことも出ておりました。町としても少しでも町外の人から市川町を助けてあげようという寄附金、これはもう非常にありがたいもので、この前も言っておりますが、本当にありがたい寄附金になりますので、ぜひともふやしていきたい。そういうふうな中で、町を挙げての特産品かなと思うので、その中で消化できないことになったら大変やなということに関して、消化できない場合には、じゃあ生産者に契約してる分、町が買い上げるんかというふうなことまで考えているんかということをお尋ねしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  本間議員の御質問にお答えいたします。  昨年が4,200、大方300ぐらいの申し込みがあったわけなんですけども、それにニアリーイコールで、いわゆる営農組合、個人の生産者から同じぐらい、ことしであれば4,000、それぐらいの分は出るであろうというふうな希望もあり、それで契約等を交わしておりましたが、先ほども申し上げましたように、予想以上にお米の注文が少なくなっております。それが一番冒頭でもありました堀田議員の中でもあったと思うんですけども、寄附金はいつまでもあるというものではなく、次々もう競争に入っております。福崎町も神河町もふるさと納税を初め、特に福崎町につきましては、お米が昨年に比べてうちの分を食い潰すぐらいの勢いで伸びているというような状態になっております。  そういう中で、農家さん、営農組合等のお願いしている数量の確保ということになるんですけども、実際、本間議員御存じのとおり、お米のことでございますから、時期が遅くなれば販売できなくなるような状態でもありますので、生産者の方に御無理をお願いいたしまして、特に大口で契約された方につきましては、申しわけないんですけども、別の販路があるならば、それを一時的にさばいていただきたいというお願いをしております。また、個人の生産者、数が少ないところにつきましては、できるだけ希望数を確保できるようには努力しております。米の希望が出やすくなるように、30キロではなく10キロとか、それに対して米にプラス卵というふうな組み合わせを取り組んでおります。それによって若干、別のメニューということで、PR用では一番初めに掲げていただける、ホームページいうんか、ふるさとチョイス等で一番初めに掲げていただけるということで、そういうところから米の確保を、希望数をふやしていこうという努力はしております。  御質問の契約数につきましては、あくまで大口の生産者に対しては、ちょっと一部減量をさせていただいておりますので、その減量全体では大体2,700袋ぐらいになろうかと思うんですけども、それについては、今、12月の駆け込み時期でもございますので、若干伸びてきておりますので、それは出荷可能であろうという予測はしております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  11番、本間信夫君。 ○11番(本間 信夫君)  ありがとうございます。ほったらかすというんじゃなしに、対応していただいておるということで、安心はしております。ただ、それは堀田議員から言われると、そんなおいしいものがいつまでも続くというのは考え違いやでというのもあるんですが、やはりここは、役場の職員も100人は超すんですから、町長の言われる職員の知恵、アイデアとか募ってもらって、やはり寄附金がふえるような方向で進んでいただいたらなと思います。  2番も同じような項目になるんですが、ふるさと市川応援寄附金、寄附金額に対して半額相当の感謝の気持ち、特産品を進呈しますというふうなので、ホームページにも出ております。その中で、昨年度よりはかなりふえております。私も調べますと、昨年の12月6日現在でちょっと資料があったので見てると、5,206件の1億2,100万というふうな数字になっているから、この11月末で長尾議員が聞かれましたら1億6,600万を超しているという数字になってますから、ありがたいなと思います。中身についても、ちょっと聞いてますと、クラブアイアン発祥の地ということで、うまく取り入れていただいて、三浦技研さんやら藤本技工さんの手づくりのクラブがやっぱり受注できてるというふうに聞いておりますので、非常にありがたいなと思います。市川町としてはそういうこともアピールしていける材料もありますので、楽しみな分もあるかなと思います。9月現在がちょうど、この前お聞きしたときが4,607件の1億3,000万余りですから、この2カ月の間で3,500万ほどですか、ふえてきているということで、年末の駆け込み需要、まだ期待できる部分もありますし、積極的にアピールをしていただきたいなと思っております。  町の特産品や観光資源、これをもう本当に、市川町では限られたものしか出てこないんですが、私としては、なかなか思いつかないんですが、やはり町の職員の方の知恵を出していただいて、本当にいいものをまた見つけて、アイデアを出していただいたらと、このように思っているんです。  その中で、対策も打っていただいているということで、進んでいるわけなんですが、このふるさと納税に関して、今後の取り組みについて、町長としてはどのように考えておられるのか、お尋ねしたいと思いますが、町長、いかがでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  このふるさと納税をどんどん伸ばしていければいいわけですが、米では先ほどのようなことになっておりますけれども、これからどないしてふやしていくんやということだと思うんですけれども、特産品をどう組み合わせていくか、今までの同じパターンでなくて、特産品をどう組み合わせるんだとか、あるいは寄附してくださっている方々の希望等がわかれば、それに沿えるようなサービスの充実であったり、あるいは、なかなか難しいんですが、新たな特産品の開発等々、観光交流センターと協力をし、検討しながら、PRを行っていきたいというふうには考えております。  議員各位からもそういった提案がありましたら、どんどん提案をしていただければと、協力のほどをよろしくお願いをしたいと思います。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  11番、本間信夫君。 ○11番(本間 信夫君)  ありがとうございます。  もう本当に、ことし、観光交流センターができて、プラスアルファになっている部分もあるし、仕事も今、前向きに若い子がどんどん進めてくれているようですから、後押しをしてやっていただきたいなと思うし、また、担当部署は必死になってやってくれていると思います。3袋のお米を注文というんですか、要望していただけたら卵をつけるとか、即応もしてくれているようですから、そういう点では少しずつでも変わるとプラスアルファになるし、次は、そのときだけじゃなしに、町をアピールするようなニュースレターが行けば、またその方も前年に引き続いてということもあるかなと思います。観光交流センターの担当の子に聞きますと、前年の方もやはり数名というんですか、幾分かはやはりおいしいお米をことしもいただきますみたいな形で注文が来てますというふうなことを自信持って言ってくれてますので、物は悪くないので、そういう点をうまくアピールできればつながっていくと思いますので、この点について、やはり諦めずに、引き続きお願いしたいなというふうに思います。  続いて、市川町の空き家対策、この間も研修も一部受けさせていただいたんですけども、全国でもう800万件も出ているというふうに言われております。現状、市川町もかなりの空き家がふえてきているんじゃないかと思うし、もう本当潰れそうなやつの対応もせなあかん現状ですが、この空き家の状況というのを役場のほうで件数的に把握されているのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  本間議員の御質問にお答えをいたします。  空き家につきましては、平成25年の9月に各区長様に区内の空き家情報の提供を依頼しまして作成をした台帳により、その後管理をしております。台帳において、現在286件の情報を所有しております。  ただ、この数字には、先ほど言われましたように空き家の状態はさまざまありまして、住居として売買や貸し借りのできるものから、もう廃墟となりつつあったり廃墟となっているものも当然含まれた数字でございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  11番、本間信夫君。 ○11番(本間 信夫君)  25年の9月というともう大分前になりますから後を追っかけて、区長には申しわけないんですけども、この286件の状況がまたどう変わっているか、これも把握していただく必要があろうかと思います。町のホームページで見ますと、今、空き家として売買と賃貸と上がってる中で、26件ですかね、今ホームページで上がっているのは。その中で成約済みがもう6件発生しているようで、そういう希望者もあるというのも事実ですし、そういう中で入れられる分があればまた定住してもらえることにもつながると思うのですが、その点については課長のほうはどのように考えておられるかお尋ねしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  今、議員がおっしゃいましたように、調査の最初は25年の9月ということで、その数字をもとに今台帳を持っておるというふうに先ほどお答えしたんですけれども、その後、移動については役場のほうで把握できる限り新しく空き家になったものの情報が入ればそれにつけ加えたり、また壊れた場合は引いたりというような形での管理は一応させていただいております。  それで今申しましたように、全てが利活用ができるものではございません。前回報告をいただいたときに、職員によりましてそれぞれ個々にどういうような状態の空き家であるのか、またそれが所有権の問題で売買とか貸し借りができるのか。また、地目上例えば宅地になっていないケースも田舎、市川町には結構ございます。そういうような実態をわかる範囲内で確認をしまして、そして貸し借りやまた売買ができると思われる件数、当時は約140件ありました。その140件の所有者の方に対しまして、利活用を推進するためにホームページのほうに載せませんかという呼びかけをいたしております。その呼びかけに応じてこられた方が、先ほど議員がおっしゃいましたようにホームページのほうに掲載をされておるというような状況で、成約件数等もおっしゃったとおりであります。  今後、先ほど言いました約半数が貸し借りのできないという当時の判断になっております。理由につきましては先ほど申し上げましたようなとおりなんですが、それらについてもつぶさにまた確認をし直しながら、利活用につなげていくことが必要ではないかと思っております。以上です。
    ○議長(正木 幸重君)  11番、本間信夫君。 ○11番(本間 信夫君)  ありがとうございます。  なかなかその中身を調べるのに大変だとは思うんですが、これも市川町にある財産でもありますので、うまく利用することが大事かなと思います。  私もちょっと見てますと、その中でも一戸建ての30年はたっているおうちですけども、そこそこの値段で売買に上げられているというのもやっぱり出てきているし、なかなかもうこっちへ帰ってこれない、管理がもうできないという方もどんどんふえているんじゃないかと思うので、いま一度そういうのを再調査してもらって、2年前とはまた変わってきてると思います。かなりそういうおうちもあるのではないかと思うし、まちから来られる方にとって住みやすい、またそこそこの金額で借りれるならという方も大分ふえてきてるんも事実ですので、手数はかかるんですが調査をしてもらって、利活用ができるようにお願いしたいと思います。  また、それについて、町長なんかはそのおうちを市川町で幾らか買い取るというんですか、手を入れて、私が研修に行かせてもらった綾部のほうなんかではそれを市が借り上げて手直しをしてまたそこに住んでもらうというふうなことも考えてやってるとこもありましたが、岩見町長としてはそういう点については住宅空き家についてどのようにそういう点は考えておられるのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  空き家がふえるということは、地域のコミュニティーの希薄化あるいは地域の活力の低下、そういったことを招くとあわせて、周辺の生活環境の悪化やら安全性についても問題が生じてくるようになるので、これは何とかしていかなければならない問題です。ただ、所有者もいらっしゃいますわけですからこちらで勝手にどうこうというわけにはいきませんが、今、一つは、例えば里の空き家活用支援事業というのがあるわけですけれども、この事業の活用を現在策定しております総合戦略に組み込んでいくそういう検討をさせていただいております。この制度の内容の詳しいことは、担当課のほうでも今調べていただいてはもらっておりますけども、そういった制度も活用していく必要があるというふうに考えております。  それから、もう一つは空き家の情報を提供していかないとこの活用ができないわけですから、その提供するためには空き家バンクの登録制度に登録をしていただくという、こういったことを引き続いてお願いをしていかないといけないんではないかなというふうに思います。  あわせて、そういう空き家等の情報も含めて、議員の皆さん方からもよい提案があったらぜひお聞かせいただきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  11番、本間信夫君。 ○11番(本間 信夫君)  ありがとうございます。  総合戦略の中にでも組み入れてもらえて、もうふえるんは間違いないと思うので、やはり上手に地域で活用ができることであるとか、町で活用ができるとか、そういう活用をやはり考えていく必要があるんじゃないか。ほっといたら、もう壊れていくということしかないと思うので、積極的にやはりひとつ取り組んでもらえる課題かなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと同じようなことになると思うんです。住宅用地の確保ということなんですが、若い方が市川町に新しくおうちを建てようとしても、なかなか住宅用地というのが見つからない。昔と違って、やはり今は車の2台、3台を置ける場所、それから車が通る道、その幅が必要ということを聞きます。そういう点では、今までの農業振興地域整備計画というのが市川町にはあるかと思うんですが、そういう見直しをし総合戦略に入れていかないと、そういうものができ上がってこないし用意できていかないんじゃないかと思うんですが、担当課長にお尋ねしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  本間議員の御質問にお答えいたします。  先ほど町長のほうからもお話がありました現在策定をしております総合戦略については、近いうちに議員の皆様に策定状況御説明をするとともに、内容につきまして御審議をいただきたいと考えております。  その中の取り組みの一つに、これからの市川町の農業を考える上で生産性の向上を図るために、町全体の土地利用計画を見直すことになります。それに従いまして、農業振興地域の整備計画の見直しを行うことにしております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  引き続いて、地域振興課のほうから御質問のほうにお答えをしたいと思います。  定住人口の促進ということにつきましては、先ほど総務課長のほうからも申しましたように現在計画中の総合戦略に盛り込むことということになっておりますが、その中に議員御提案の農業振興地域整備計画の見直しについても上げることとなっております。  農業振興地域整備計画は、自然的、経済的、社会的諸条件を考慮して総合的に農業の振興を図ることが必要であると認められる地域について、その地域の整備に関し必要な施策を計画的に推進するための措置を講ずることにより農業の健全な発展を図るとともに、国土資源の合理的な利用に寄与することを目的として制定された農業振興地域の整備に関する法律に基づいて立てられる計画でございます。  市川町では昭和46年に地域指定を受け、翌昭和47年度に当初整備計画が立てられました。以降、4度大きな見直しを経て現在に至っておりますが、平成12年度の見直しを最後に総合的、抜本的な見直しはされておりません。農業振興地域整備計画を見直すことが住宅用地の確保に直結するものではございませんが、先ほど総務課長も言いましたように宅地化されることが合理的であるような地域につきましては、積極的な見直しが必要ではないかというふうに考えております。今後ともよろしくお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  11番、本間信夫君。 ○11番(本間 信夫君)  広畑課長、ありがとうございます。  本当に土地は守らなあかんというのが国の施策の一つかとは思うんですが、市川町でいいますと文化センターの近くのおうちでも、おうちというか、からの申請でも宅地への農地の除外申請、それもできていかないという状況は、結局今言われましたように昭和12年ぐらいからの見直しが全然されてないということだと思うんです。市川町の本当に中心部になる地域、そういうものはきちっとそういういい場所としての宅地扱いにされて、市川町の中心部としての役割を果たせるような土地になっていくのが当たり前やと思うので、そういうことをほったらかさないで進めていってほしいなと思うわけです。今までがこうやったからというんでは、もう人もいないし若い人も住めないという状況になるかと思います。そういう住宅用地の確保について、再度町長のお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  先ほど総務課長あるいは地域振興課長がもう既に答えてくれておりますけれども、町有地の中での遊休地であったり、あるいは個人で持たれている中の遊休地等もそれぞれ活用していただきながら、定住促進につなげてほしいというふうには思います。  あわせて、市川町のこの土地利用計画というのがきちっとあるのかなというのは私もよく存じてはおりませんけれども、そういうのがあって、そして先ほどから問題になっております、この前にも先ほど議員指摘されたようなことで住宅が建てられないというふうな問題が起こったりしてるというふうに報告を聞いておりますけれども、いわゆる農振地の見直しというのが、これはどうしても市川町、12年でしたかの見直し以来できてないということですので、これはどうしてもこの見直しをしていくこの課題が課せられているというふうに思います。  したがって、これの見直しについては1年でできるというふうなものではないようですが、ちょっと時間もかかり難しい問題がいっぱいあるようで、専門的な知識も要るようですけれども、この見直しについてはどうしてもやっていかなければならないなということは幹部会というんですか、課長会の中でも話もし、総合戦略の中でもそういうことは検討しているところです。  また、議員各位からも農地の土地の利用についてこういう方法があるというふうなことがあれば御提案もいただきたいというふうに思いますけれども、今問題になっています農振地の見直しについては、これは大きな検討課題として今検討させていただきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  11番、本間信夫君。 ○11番(本間 信夫君)  ありがとうございます。  姫路のベッドタウンとしての市川町って大きな題目を上げるも、実際に土地がなければ宅地が建てられなかったらそんな思いだけのとこになってしまいますので、一歩でも進んでそういう場所になるように、また定住人口の促進も期待できるようなそういう場所に市川町なればなと思いますので、町長が今おっしゃられたようなことで一歩ずつでも前へ進めるようにお願いしたいと思います。  以上で私の質問はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  11番、本間信夫君の質問は終わりました。  次に、10番、髙橋昭二君の質問を許します。  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  失礼します。議席番号10番、髙橋昭二です。議長のお許しを得まして、通告によります一般質問をさせていただきます。  まず初めに、議案第52号、市川町消防団条例の一部を改正する条例について質問いたします。  平成25年12月13日に法改正があり、それに伴い12月の定例議会に提案されましたが、もう少し詳細に説明願います。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  髙橋議員の御質問にお答えをいたします。  処遇の改善についてお答えをいたします。  消防団は、地域防災力の中心として大きな役割を果たしておりますが、近年の社会環境の変化から消防団員数の減少、消防団員の高齢化などさまざまな課題に直面しており、地域における防災力の低下が心配をされております。  そんな中で、こんな状況に鑑み消防団を中核とした地域防災力の充実強化を図り、住民の安全確保に資することを目的として消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律、こういう法律が平成25年の12月13日に言われましたように施行されました。この法律によりまして、1つに消防団員の加入の促進、2つ目に消防団員の処遇の改善、そして3番目に消防団の装備・教育訓練の充実等、これらについて国及び地方公共団体は必要な措置を講ずることを義務づけられております。  国は、消防団員に一定の手当を支給することを前提に、地方交付税を各自治体に配分しています。それを財源にして、市町村は条例に基づき消防団員に対し報酬と出動手当を支給することになります。  しかし、現状として多くの市町村において報酬、手当の決算ベースでの支給額が交付税措置を下回る状況がありまして、これを踏まえて国が報酬、手当の条例単価が低い市町村において積極的な単価の引き上げ等、また適正化を求めております。  これが処遇改善の内容でして、例えば一例として国、県は消防団の階級で団員という階級がございますけれども、団員の者の年間報酬額を市川町の場合御承知のように1,000円なんですが、最低でも1万円に引き上げるように具体的な指導もいただいております。  このような指導を受けまして、県下また近隣市町の報酬を勘案しながら、今回議会に各階級の年間報酬額の引き上げを提案をさせていただいた、そういう経過でございます。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  説明をいただきましたが、平成25年12月ですね。なぜ今なのか。もっと早い時期にこれを条例化しできなかったのか、その辺を説明してください。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  実施時期が遅くなっておるという御指摘でございます。この改正につきましては、議員がおっしゃるように速やかに対応をすべきであったのかとは思います。近隣の市町においても、例えば神河町においても今回時期を同じくして処遇の改善を考えられておるというようにお聞きもしておりますが、もう少し速やかにする必要があったかとは思います。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  是正措置が恐らく国から通達があって、慌てて市川町も提案したということだと思うんですけども、今、説明されました国のから支援があった、交付税措置があるということでありますが、これは今言われたように1,000円から1万円、団員のね、これは以前から交付税措置があったのかなかったのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  交付税措置につきましては、以前からあったものと私は考えております。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  いや、交付税措置がありながらボランティア的な活動をされている消防団に対して、本当にこれ住民が聞いたら悲しく思うと思う。怒りが出てくると思います。こういうことのないように、今後速やかに対策を条例化していただきたいと思います。  それでもう1点聞きたいんですが、消防団の大規模災害時の役割を説明していただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  お答えします。  大規模災害時の消防団活動の役割につきましては、大規模地震によりまして大規模災害が発生した場合、まず災害に対して役場が災害対策本部を設置し、その後、消防団本部へ出動依頼がされることになります。これを受けまして、消防団本部は要請を受けまして各分団へ出動命令をし、地元の巡回を行う旨等の連絡をすることになります。巡回の結果を随時消防団本部を通して災害対策本部へ連絡をし、その報告を受けてまた行政がしかるべき対応、例えば自衛隊や県または応援協定を結んでおります近隣市町村、それらの要請など関係機関への連絡をとり、災害に対応するというような流れになると思います。  あらかじめわかっている予想される昨今の集中豪雨等のような場合におきましては、その危険が予想される段階で災害対策本部から出動要請があり、巡回等の対応を現在も行っていただいております。家屋の倒壊等の被害が発生する場合は、その状況等に応じてその未然防止や救助等もお願いすることになる場合もございます。被害を少なくする減災、また防災が消防団の役割としてお願いすることであるというふうに考えます。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)
     今御説明がありましたように、消防団は別の職業に従事しながら火災や大規模災害には自宅や職場から駆けつけて消防活動や救助活動を行います。さらには、ボランティアで私たちの生命と財産を守ってくれています。国からの通達があれば今後迅速に対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、次に地域における消防団の活動に対し、雇用されている各事業所の理解を、また町として事業所の協力要請はされているのか。本当に本団の消防本部の方々大変だと思います。火災のときは、通報があれば即行く。これはもう本当に事業所の協力なくしてはならないと思います。その辺、どういう町として対応をされているんか、お聞きしたいと思います。よろしく。 ○議長(正木 幸重君)  住民税務課長、中塚君。 ○(住民税務課長)  今議員がおっしゃいましたように、消防団員の方々は日ごろはそれぞれ仕事を持たれております社会人であります。火災等の際には職場を急遽離脱をしなければなりませんので、雇用されている事業所にとっては余り正直なところありがたいものではないということかもしれません。御理解をいただいて活動に従事することを認めていただいております事業所の方々には、深い感謝の意を表したいと思っております。  ただ、議員がおっしゃいましたように、個々の事業所に対して具体的な協力要請はどうなっているんだという御質問ですが、個々の事業所に対しましては、これまでそういった意味での消防団活動への具体的な協力要請をそれぞれの事業所に行っておるというようなことはちょっとできておりません。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  今聞きましたが、各事業所においてそういうことを町として協力要請してないということで、ちょっと残念に思います。  ちょっと町長にお聞きしますが、今後こういう大規模災害が起こる可能性もあります。そういった中で、やっぱり市川町として雇用されている事業所主に対して何か協力要請とかそういうのはされる方向が持たれるのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。町長、よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  私への通告がなかったんで十分あれしていませんけれども、その辺は担当課と相談しながらどういうふうに対応していったらいいのかは検討というんですか、させてもらいたいと思いますが、消防団協力事業所制度というのがあるようでして、サンライズ工業様、瀬尾高圧工業株式会社様には消防団の協力事業所ということで表示証を交付されているというふうにお聞きをしております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ありがとうございます。  今、課長が記憶にないと言われましたが、町長はちゃんと事業所の、これはもうそういうことを言ってほしいんですよ。やっぱりそういう協力要請を今後していただきたい。消防団が本当に減少する中で、やっぱり町としても支援をしていただきたいと思います。このことについては、これで終わりたいと思います。  それから、一般会計補正予算で避難所等の井戸設置補助金についてですが、さきに内藤議員が質問されましたので、違った方向からちょっと質問したいと思います。  要するに、この井戸設置については飲み水なのか、井戸水を利用はどういう形でするのか。その辺をちょっと説明願いたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  この事業につきましては、県が策定をしております災害時における避難所のトイレ対策についての避難者の健康管理、またそのトイレの衛生管理を盛り込んで、避難所等における「トイレ対策の手引」というものを策定をしております。阪神・淡路大震災とか東日本大震災におきまして避難所でのトイレ等が汚いため、それが使用できないため、水がないため病気になられたり死亡された方が多かったという反省を踏まえましてこういう手引を作成され、このたび助成をいただいて設置をするということで、あくまで飲み水とは言いませんけども、災害時に必要となる生活用水の水源となるということを明示しておりますので、最悪場合によりますけども、衛生的には悪いかもわかりませんけど飲み水にかわる場合もあるかと思いますけども、原則は生活用水の確保ということになっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ありがとうございます。  本当にトイレ対策等も大変だと思うので、県の補助金。  これでこの中で避難所等が入っていますんで、今、小学校だけとなっておりますが、市川町には避難所がたくさんありますけども、補助金には小学校のみですか、その辺をちょっと。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  御質問にお答えいたします。  このたびのこの助成金につきましては、あくまで避難所となっている小学校を対象にしております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ありがとうございます。  本当に大規模災害等でこれから起こり得るかもしれませんので、できるだけ避難所等にこういう水源が確保されればと思いますんで、ほかの避難所もできれば設置をお願いしたいと思います。  続きまして、次に移ります。市川町農業委員会の委員及び農地及び農地利用最適化推進委員の定数の条例ですけれども、もう少し理解できるように説明願います。 ○議長(正木 幸重君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  髙橋議員の御質問にお答えをいたします。  現行の市川町農業委員会の委員は22名で、任期は平成25年7月20日から平成28年7月19日までの3年間となっております。内訳は、選挙による委員が16名、農業協同組合及び土地改良区からそれぞれ推薦された委員が各1名、議会から推薦された学識経験を有する委員が4名となってございます。  改正後の農業委員は12名を予定しております。主に、農地転用等の許認可事務に当たっていただく予定です。  また、新たに農地利用最適化推進委員を設置することが定められておりまして、市川町ではこれを8名予定をしております。この推進委員につきましては、遊休土地の発生防止・解消に向けた農地パトロールや農地所有者等への働きかけ、担い手への農地集積、それから農地の貸し手や借り手の掘り起こし活動により、農地の集積を行ったり集約化に取り組んでいただくことになります。  これまで農業委員会につきましては農地法に基づく許認可事務のほかに農地利用の確保、農地の効率利用の事務については行うことができるというふうに定められておりました。今回の法改正によりまして、これらの事務につきましては農地等の利用の最適化の推進の事務として当然に行うことが定められております。  これによりまして、農業委員会は許認可だけではなく担い手の集積・集約化、耕作放棄地の発生防止・解消、新規参入の促進に積極的に取り組んでいくことが改正により強固に位置づけられております。  また、選出方法につきましても、これまでの公職選挙法に基づくものから町長が議会の同意を得て任命するという方法に変わります。町長は、任命に当たってあらかじめ地域の農業者や農業団体等に候補者の推薦を求め、公募についても行うこととなっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  説明いただいてありがとうございます。その条例改正だけではそこの中身がわからなかったので、私、質問させていただきました。  要するに、農業委員会自身を言うたら廃止をして新しく農業委員会を設け、その農業委員と、また農地利用適正化委員を設けるということですね。それからその人数の改正を、推進委員の設置の人数の改正を設けるということ、今説明されたのはそうだと思うんですけども、これには、今、選挙のかわりに町長が選出するということですが、もう少し詳しく、全然形が変わってしまうんで説明できませんかね。 ○議長(正木 幸重君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  お答えをいたします。  大体同じような説明になってしまうかと思いますが、いわゆる市町村長が農業委員を任命する。その任命に当たっては、例えば市川町であれば市川町議会の同意を得て任命をするという形になります。それが今回の場合は12名ということで、これまで農業委員会の農業委員としては22名おられましたが、人数的にはそれが12名に縮小するということになります。  ただ、農業委員会のほうから委嘱をされて活動していただく、実際現場的な活動をしていただく農地利用最適化推進委員という方々を新たにそういう名前で設置させてもらうんですが、その方々が8名おられる。一応設定上、各地域それぞれの市川町の中の川辺、瀬加、甘地、鶴居、各地区にそれぞれ2名ずつぐらいを担当地域として当たっていただこうということで、8名の設定にしております。いずれも地域の農業者とか農業団体、あるいはそれぞれのいろんな団体から推薦をしていただいたり、あるいは公募により応募をしていただいた方々から選出してくるという形になります。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  大体内容はわかりました。その条例だけではね、それと今の廃止の中身で何もそんなことが全然うたってない。概要説明でも全然うたってない。わからない。これどないすんのか思うて、今、説明で大体わかりました。その辺もう少し新しく設けるなら説明をきちっとしていただかなければ皆さんのやっぱり理解が得られないということで、説明をもう少し細かくしていただきたいと思います。  続きまして、最後になりますが役場庁舎の入り口について質問をいたします。  役場の駐車場は、主に庁舎南側と西側の駐車場になっています。東駐車場が障害者用になっておりますが、東側の駐車場が満車で使用できない場合は当然西側の入り口か南側の広い階段か狭い階段ありますね、利用されます。西側の入り口には階段のみで、扉も重たい。障害者、高齢者のためにスロープまたは自動ドアを設置してはどうですか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  議員の御質問にお答えいたします。  本庁舎は昭和48年に建築をされまして、当時は立派なものですごいいい建物だということだったと思うんですけども、今の時代におきましては使い勝手の悪い、2階に玄関があるようなという形になっております。  今、御提案がありました西側の玄関のドアとかスロープ等につきましては、9月の議会でも中野議員からも御質問があったことなんですけども、まだ今後の市川町を考えても当面現庁舎を利用する必要があるという前提で、本年度庁舎の現況調査を実施しております。その中で、緊急性、危険性の高い箇所につきまして優先順位をつけまして、効率よく修繕、改修をするために修繕計画を立ててまいります。それによりまして、御質問の西側の出入り口の関係につきましても高齢者等の方が利用していただきやすいように、その修繕計画の中に盛り込んで実施をしたいと考えております。  東側には身障者用の車が3台ほどとめられるようになり、また東側には自動ドアが設置されているんですけども、お客様がとめられなかったらどうしても南なり西側になるというのが現実でございます。そこのところも考慮して、修繕計画等にのせて順次できる範囲でやっていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  本当に市川町を見ていただいたら皆さん御存じだと思うんですけど、駐車場がどこにあるか。もうほとんど南、西に重点されますね。そういう中で、本当にどこへ先行くか。東側が恐らくもう詰まっている可能性が多いんですね。こういう状態から考えたら、やはりもう少し早く早急に西側の対策を講じてほしいです。  また南側の階段、駐車場から行ったら狭いとこがありますね、狭い階段、これも雨天時には大変滑りやすくなっています。危険な状態で、住民の方が転倒されたことがあると聞いています。その辺、何か対策を講じられているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  髙橋議員の御質問にお答えします。  対策としては、現在は講じておりません。ただ、先ほども申し上げましたように、修繕計画の中での対応という形で進めさせていただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  今の答弁を聞きますと、どうも私は少子高齢化、高齢者がたくさんふえてきている状態がありますね。また、障害者に対する配慮も少し欠けているのではないかと私は感じ得ません。  町長、このことについて、少しちょっとどういう考えがあるんか。私が今説明した中身で、そういうちょっとお聞きしたいと思います。町長のほうから、ひとつよろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今の質問は、庁舎の南側の細い階段の対策ということですね。あすこは狭いし、それから雨が降ったら通りにくい、滑りやすいというそういうところだというふうには思っておりますが、今、総務課長が答弁しましたように今のところは何らその対策としては立てられていないという答弁でしたが、そうだったんだなということを思っております。  ただ、今答弁していますように、今、庁舎内全体を調査しながら、緊急性のところから改善できる部分は財政の状況もありますけれども改善していきたいという答弁なので、御理解をいただきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(正木 幸重君)
     10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ちょっと私が確認しているんは、足とかそういうのじゃなしに手の不自由な方とかそういう方が来られた中で、雨が降ってる。そこを通っていく。ちょっと転ばれたということを確認しております。そういう中でありますんで、早急に対策を、その対策がちょっと今検討されていると町長申されましたので、できればそういう看板とか、雨の日には滑りやすいので気をつけてくださいとか東側へ回ってくださいとか、そういう配慮があってもいいのではないかなと。その辺の言葉が入れてほしかったなと思います。  要望しまして、私の質問はこれで終わりたいと思います。以上です。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君の質問は終わりました。  暫時休憩します。  なお、再開予定は3時35分といたします。       午後3時16分休憩       午後3時35分再開 ○議長(正木 幸重君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、6番、山本芳樹君の質問を許します。  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  議席番号6番、山本芳樹です。通告による一般質問をさせていただきます。  まず、28年度に向けた予算編成についてお尋ねをいたします。  町長を初め職員の方々には、昼夜を問わず町行政に取り組まれ、大変御苦労されていることにつきましては深く敬意を表するものであります。特に本年度は総務課の方々については町総合計画、そして27年度から始まっている地方版総合戦略の市川版策定などに取り組まれており、忙しい毎日を送られていることと御賢察いたします。  さて、町長は、今町議会冒頭の挨拶で5年前に行われた国勢調査より約1,000人が減少する見込みで、国立社会保障・人口問題研究所が発表しております将来推計人口が現実的なものになりつつあり、また財政においては歳入の半分以上を占める交付税、税収の増も今後大きく見込みない中、多くの懸案事項を抱えている当町では大変厳しい財政状況下にあります。平成28年度予算編成において引き続き行財政改革に取り組み、市川町の将来に向けた人口の減少を少しでも食いとめるため、地方版総合戦略等に沿った事業を重点施策と位置づけ、財源の許す限り優先的に予算配分を行い、住民のきずなを大切に元気で輝き誇れるまちづくりに取り組んでまいりますと御挨拶をされています。  そこで、何点かお聞きしたいと思います。  なお、質問につきましては、通告どおりじゃなしに少し順序を変えさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  まず1番目に、27年度は全ての人に優しい町民サービスに重点を置いたまちづくりとして、参画と協働のまちづくり事業等6項目の重点的に推進事業を提案されているが、28年度予算編成の時期であるが、基本方針と重要施策についてはどのように考えておられるのか。また、どのように町長より職員に対して指示を出されているのかお聞きします。 ○議長(正木 幸重君)  6番、山本芳樹君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  山本議員の御質問にお答えいたします。  平成28年度の予算編成の基本方針ということでございますけども、先ほど申されましたように町長が冒頭の挨拶で申していますように厳しい財政状況でございます。その中で限られた財源を有効に活用するため、引き続き行財政改革に取り組む一方、人口減少の抑制に向けての総合戦略の基本目標に沿った事業などを重点施策として優先的に予算を配分しながら、住民のきずなを大切に元気で輝き誇れる市川を実現することとしております。  中でも、その重点施策ということでございます。まず、1番目に雇用創出につながる施策、次に人口の移住・定住へのつながる施策、3つ目に若い世代の結婚・出産・子育て支援施策についての施策、4番目に時代に合った地域づくり、安心な暮らしを守る事業に対する施策、5番目に社会基盤、インフラ及び施設等の老朽化対策に関する施策でございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  先ほど、総務課長のほうから5項目ですか、言われたうちの4つの項目は国の総合戦略が定める政策分野、それをそのまま読まれておるように思うんです。その中でも、じゃ例えば地方における安定した雇用を創出する、また地方への新しい人の流れをするということで、じゃそれを具体的に、これはもう総花的な求めだけをこういうふうにしとるだけであって、じゃその中に言うんで、これ去年の予算の概要説明、総務課長さんつくられたと思うんですけども、この中には重点施策として例えば参画と協働のまちづくり事業として、例えば町制60周年記念式典とか総合計画の策定事業とかいうのを個々にこういうふうに書いてくれとってんです。これが予算としての私は骨子やと思うとんです。その骨子をじゃどういうふうに、じゃことしは何をやろうかと。まだ予算の編成までされてないので、それは言えないこと、またできないこと等々あろうかとも思うんですけど、やはり予算を組む前には課長会議なりまた幹部会議を開いて、ことしはこれでいこう、ことしはこれでいこうというようなことをもし決められとるのであればそれをお聞きしたいということで、国のそういう地方版総合戦略の事業についてはまた別にお聞きしますので、計画も今つくられとる思うんですけども、そういうことでもしあれば教えてほしい。まだはっきり決まってないなら、それでよろしいです。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  御質問にお答えいたします。  予算編成の上での重要施策ということで、先ほど5点ほどかいつまんで言いましたけど、それを小さく分けるという形になるんですけども、それでよろしいでしょうか。 ○6番(山本 芳樹君)  それで結構です。 ○(総務課長)  まず初めに雇用創出につながる施策ということで、伝統産業の競争力の強化事業、具体的にというのはないんですけども、ここでは申し上げられませんけども、そういう事業。商工業の振興事業、農林業の振興事業。2番目に人口の移住・定住とつながる施策につきましては、先ほど来から言われています土地利用の促進事業、それと移住促進、転出抑制というような事業を掲げております。3番目に若い世代の結婚・出産・子育て支援施策ということで、若者の出会いということで結婚の支援事業ということを考えております。また、出産、子育てが可能な環境支援事業、地域における子育て教育支援事業を③番目に上げております。4番目の時代に合った地域づくり、安心な暮らしを守る事業といたしまして魅力あるふるさとづくりの推進事業、誰もが安心して暮らせる地域づくりの推進事業、地域資源の利活用の事業でございます。5番目に社会基盤、インフラ及び老朽化対策事業といたしましては、今現在もう進めております特定環境保全公共下水道事業の推進、また道路等の社会基盤のインフラの老朽化対策事業というふうに事業を小分けしております。  まとめのような形であって、具体的な施策としては上げておりませんけども、そういう形になります。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  まだ予算編成12月のいっぱいまでに予算要望されて、1月から査定に入られるいうことはもう重々わかっております。できる限り、新しく岩見町政になられて、新しい町長さんを選んでよかったなと言えるような市川町をぜひつくっていただきたいということでございます。  次に、地方版総合戦略における政策なんですけど、先ほど国のほうが5項目出しております。しかしながら、総務課長さんおっしゃったんでは国のほうは4項目で、先ほど総務課長さんは5項目ここを言われたと思うんですけども、この4つの中で市川町として特に力を入れたいというようなこと、これ総合戦略もう計画されとると思うんですけども、私どもにはどういう計画をされとるかということが目に見えてまいりません。報告もないし、つくるのやという話ばっかしなんですが、もう12月になればほぼでき上がってないと、これ平成27年度から31年までの5カ年でやりなさいというふうになっとる以上、これ27年もう3カ月ちょっとで終わると思うんですけども、じゃもうあと4年間しかないというふうに考えるわけなんですけども、もしそこら辺でこの国が言ってるの、もしくは市川町がしようとしとる5項目の中でどれを、全部いうたって予算もあり何もありできないと思うんですけども、もしそういうことがあれば教えていただきたい。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  山本議員の御質問にお答えいたします。  先ほど本間議員の質問の中でもちょっと述べさせていただいたんですけども、今、総合戦略につきましては現在策定中で、ほぼ固まってきている状態でございます。近日中に議員の皆様に策定状況を説明をさせていただき、また内容についてまた御審議をいただく予定をしておりますので、よろしくお願いいたします。  それに基づいて先ほど5項目を申し上げましたけども、実際はあくまで先ほどのは予算編成についての5項目であって、総合戦略については国と同じく4項目、同じような内容で今言い回しが変わってるような形でなっております。  その中で、具体的に取り組むとしたらどういう分野かということだと思うんですけども、先ほど言いましたように総合戦略に係る事業内容についてはまだちょっと各課で調整をしたりしております。その中で、平成28年度に取り組む施策については、今、予算の査定中であり、またこの総合戦略については別途後日に初めのこの経常的じゃなくて特別に別に設けて査定をする予定をしておりますので、その財政状況を勘案しながら、いわゆる総合戦略に関する予算については計上する予定をしております。  その中での主な施策といたしまして、先ほど来から出ております農業振興地域の整備計画の見直し、それと土地利用の促進、若い世代に対する定住促進、子育て支援関係、公共交通・生活環境の改善施策を主に取り組むという、予算に上げていくという予定をしております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  一つ一つやっていこうというのは大変なことやろうと思うわけなんですけども、まず町長の冒頭の挨拶のときにもありましたように、5年前の国勢調査から5年後したら1,000人が人口が減っておるということでございました。まだきちっとした国勢調査の結果は出ていないけども、大体速報としてそれぐらい市川町つかんでいらっしゃるんやなというふうに思うたわけなんですけども、5年間で1,000人が減っとるいうことは、私が生まれ育った甘地区の人口が5年間でゼロになってしもうたということと同じでございます。大体240軒あるんですけども、それが4人家族として約1,000人弱というような形になろうかなと。平均すれば4人より少ないんだと思うんですけども、じゃそれを本当にもう国全体が人口が減っているということについてはもう重々承知をしております。  ただ、一極集中ということで、都市部にばっかし、特に大阪、東京圏にはもう人で人で困るいうぐらい人が寄るというようなことで、地方は少しでも人口が減少するスピードを抑えたいという気持ちでみんな何らかのこういう施策をやられとると思うんです。  そういうことで、ぜひ当年度の予算では人口減対策、これを私は重点的にやっていただきたい。私が40年前に役場へ入ったときには1万6,000人弱の人口がおったのが、今1万2,000人やというような形なんですよね。ですから、これについては人口減対策があるのかというふうに通告しておりますけども、まず人口減対策、先ほど本間副議長の質問にもあったように土地利用計画見直すのも大いに結構。また空き家対策、それも結構。しかしながら、もっともっと例えば市川町から出る人を少なくする。  ある役場の職員に聞いて、君、福崎へ行ってしまうんか、福崎で家したんかってそないいうて聞いたら、山本議員さん、そんなこと言われても市川町で土地買うとこがあれへんですがなと、そういうような言われ方をするんです。ですからもうそういうことのないように安価な土地を供給できるような形、そのためには土地開発事業会計というのを私の持論なんですけどもあるんやから、そういうことをメーンに考えていただいて、少しでもこういうふうに人口が減ることを防いでもらうような施策を、町長さん、ぜひお願いしたいということで、これは要望しておきます。  それから、町長さん、8月の7日からこういうふうに新岩見体制になってきたわけなんですけども、8月の8日から、7日ですね。(「10日からです」と呼ぶ者あり)10日からか。失礼しました。8月からこういうふうに新町長体制になられたんですけども、もうというよりもまたと言うほうがいいのかしら、わかりませんけども、町長もこれでもう任期の4年は切っております。もう予算編成もこれ4回しかできないわけなんです。幾ら頑張っても4回。また次、再任されればまたこういうふうに継続すると思うんですけども、その中で町長さん、こういうふうにいろんな選挙のときの公約というのを出されておると思うんですけども、それをぜひこの当初の予算からできる範囲内で結構ですから、この公約見てもできんこともあるなというふうに私らも40年間役場におりましたんでよくわかるんですけども、そういうことでまず一番にこういうふうに市川町が今まで進めてきた事業は全て継続し、発展させますという大きな公約をされとるんで、それはぜひしてもらいたいし、また個別にはこういうふうにいろんなここで6項目出されております。ですからこの6項目の中でできるもの、一遍に4年間でせいと言っても無理やし、また余り荒っぽい仕方をすれば反発を買うと思うので、これを本年度の27年度の当初予算で幾らでもこういうふうに組み込んで、こういうふうに公約を果たしてほしいというふうに思うわけなんですけども、そこら辺でちょっと町長のほうからどういうふうにお考えになられるか。盛り込むんやったら盛り込むで結構ですし、いや、もうできんのやったらできんで結構ですし、ちょっとお聞きしたいと思うんですけども、どうでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  公約に出させていただいている中で大きな項目とちっちゃな項目があるわけですけども、その項目の新たな部分、これまでにない新たな部分のほぼ全てに近くは今度の総合計画の中に盛り込んでいただくようにお願いをして、大体盛り込んではいただいているというふうに思っておりますけども、じゃそれの中のどの部分を来年度の予算でということについては、まだ具体的にこれは絶対にとかというふうなことにまでまだなっておりません。ただ、総合計画の中へはほぼ盛り込んでいただいて、それを実施していこうというそこまでのところです。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  総合計画でも総合戦略でも何でもいいんです。  それと、もう1点は町長、性格が出て優しいとこが出とんですよ。盛り込んでいただいてじゃなしに、盛り込まさせておりますというふうに言ってください。もういただいておりますいったら、何や町長が職員みんなにお願いしとるような感じを受けるんで、そういうふうに言うてください。盛り込まさせていただいておりますじゃなしに、盛り込ますように指示をしておりますとかいうふうに言ってください。  それと、ぜひ新年度予算で頑張ってやっていただきたいということで思うとります。 ○議長(正木 幸重君)  町長のほうが答弁したいということで。  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  先ほどの答弁で総合計画というふうに言ったようですが、総合戦略というふうに訂正をさせていただきます。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  続けてどうぞ。 ○6番(山本 芳樹君)  総合計画いったら約10カ年の計画なんで、町長の任期4年ですので、総合戦略ちょうどこういうふうに平成31年までのやつなんでいいと思うんで、ぜひお願いしたいということでございます。  続きまして、議案第51号のほうに進まさせていただきます。  まず、下水道担当の職員、本当にもう苦労して一生懸命仕事をしてくれとるということ、私ども横から見ていても重々もう頑張ってくれとるなということを思うわけでございますが、下水道条例、議案第51号が提案されておるわけなんですけども、その中で見させていただきますと、要は中身は水道料金の改正になっとる。それが今度の改正の骨子いうんですか、その改正案やということでございます。  そこで、質問をさせていただきたいのは、この今下水道、特に中部についてはまだ40%の工事しか済んでいないような気がするんですけども、実際には何%の進捗率なんですか、お尋ねします。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  山本議員の御質問にお答えをします。  現在、中部処理区の整備率、工事の進捗率につきましては42%となってございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  先ほど、建設課長さんのほうから42%というふうに言われておるわけなんですけども、この42%いうのはまだまだ残り58%しなくちゃならんということで、実は私が住んでおります甘地区は来年度から工事に入っていただけるということを言われております。区長さんのほうからもそういうふうに説明があったわけなんですが、そのときに私によく聞かれるのが、例えば家をもう待たれへんから改造して合併浄化槽をつけたんやと。その当時、古い人は補助金をもらっているのに私らはもう全然補助金もない、何もないということで、もう快適な生活をしているんやと。それなのに下水道が来たら、当初は家の改造もするつもりもなかったから申し込みしとんやけども、引き込まないといけないのやろうかと。また、宅ますを設置してもらわなくてはいけないんやろうかという質問がよく来るんです。  私の場合でしたら、やはり推進する、またつなぎ込んでもらう立場に立たないと、下水が少なければ少ないほど、乗合バスも一緒ですね、同じように走るのに10人乗せて走るんと30人乗せて走るんでは30人のほうがランニングコスト、単価は安くなる。だからつなぎ込んでほしいんやけどねいうて。しかしながら、この間、誰それさんとこは工事したったのにからに、つなぎ込めいうのも酷な話やなあぐらいなんですよ。  そこで、そういうふうにしてどんどんつなぎ込んでもらわなくてはならないと思っておるのにからに、今回こういうふうに料金改定をされる。聞くところによると、3年ごとに1割程度上げる。これがもう県との約束やと言われて上げておられるわけなんですよ。  そういうことを言われてきた中で、拡張工事ちゅうなので赤字が続いておるということについては重々わかるし、また町の財政をどんどんとますますつぎ込まなんだらあかんのやということも十分わかるわけなんですが、もう償還が終わっておる浅野地区なんかの農集したときなんか、ほとんど町税をつぎ込んでやってきとるわけなんですよ。そして尾﨑町長のときにもう全てどこにおったって同じ料金もらいますよということで、農集、コミプラはもうこういうふうに引き上げてしもうて町が管理して何しとるということがあるんやけども、なお私は一番心配するのはそういうふうにどんどんどんどん料金を上げられてきたら、今、合併浄化槽をつないでいらっしゃる家が果たして次つないでくれるかなという、そういう危惧を持っております。  なぜ今なのかという通告をしておりますけども、今なのかいうのはもう課長から何遍も聞いたんですが、そういうことが起こるということをよく考えられたんでしょうか。それとも、いや、そんなことは大丈夫だと。先ほど言ったように、合併浄化槽の維持管理費よりも下水道につないどるほうがそういう平均使用量から計算すれば1万円ほど安いんだというふうに言われました。本当にずっと1万円ほど安いのでそれで10年後、20年後まで続くんですか。そこら辺をお聞きしたいと思います。
    ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  山本議員の御質問にお答えをします。  今回の使用料の改定によって、つなぎ込み率が減少というかつなぎ込み率の進捗に影響が出るのではないかということでございますが、昨今の社会情勢から見ると月々の公共料金の値上げは直接家計を圧迫する原因となり、影響しないということではないと思われます。将来に向けて下水道事業を健全に運営していくために下水道事業の現状を御理解いただき、御協力をいただけるようにしていきたいと考えております。  それと、この下水道料金の将来への展望でございますが、この現在今計画をしておりますのは、平成25年度から3年ごとに平成34年までの4回で10%ずつの値上げの計画をいたしております。それが合併浄化槽との料金との維持管理費との差がどれぐらいになるかというのは、今のところは試算をしておりません。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  私はね、こういうふうに在職中、水道事業会計もさせていただき、また土地開発事業会計の会計もさせていただきました中であえて質問するのは心苦しい話なんですが、料金を改正して上げれば上げるほど加入する方、また使う量を抑えようとされますよ。電気料金がそうだと思うんです。ガスも上がっております。まして今後水道事業会計の赤字がこの補正では2,300万だったかな、幾らか出ておるということになれば、水道料金やったって改正せざるを得ん時期がいずれ来るというふうに思うとるわけなんですけども、しかしながらまだ建設中やのに料金を適正化に持っていくというのは、私は少し議論が荒っぽいんじゃないか。全てでき上がった時点でこういうふうにやって、そしてやれないから料金の改正をしてもらいたいんやというのが筋じゃないかなというふうに思うんですよ。  ただ単に、じゃもう10%からできてないからこういうふうに赤字いうてしても、10%やったらそれは赤字になりますわね。ましてこうやって半分もできてないとこで赤字や、当たり前の話でしょう。半分しか工事してない、またつなぎ込み率が前のときに幾ら言われたかな、43.3%か。それで3年以上たっとるとこやったら53.2%。3年以上たって、約束しとるとこでも半分しかつないでくれへんでしょ、まして。それが料金改定したら余計つながんようになりますよ。だから私はちょっとこの料金改定については理解ができない。また、一般常識としてもどないしても今上げるべきではない、反対に下げてでもかめへん、早くつなぎ込んどくれというふうにするのが当たり前じゃないかなというふうに思うんですよ。  これが100%水道のように普及率がもう100に近いぐらいやっとって、そして経営努力もやりました。何にもやったけども、どうしても水道料金もう昨今の状況、電気代も上がりました、消費税も上がりました、何も上がりましたと。だから改定してくださいと。まして改定するときにはいろんな人からの意見も聞きましたという話ならば私はわかるんやけども、そうじゃない。ただ単に計算上されとるだけやということになれば、じゃ計算上だけやったらこれ26年度の計算書、課長持って上がってくれいうて、私、お願いしとったと思うんですけども、この26年度の決算書こういうふうに見てもらったら、もう既にまだ工事中であるのにからに減価償却費いうのを計上されとんですよ、2億から。それは減価償却費2億も計上したら赤がいくわね。これはもう普通、本来100%でき上がって減価償却するもんでしょ。民間やったらこんなときに減価償却して経費でぽとんと落としてしもうたら、赤字がいっても固定資産税は償却資産税として課税されますよ。それやったら、減価償却費を計上されとんやったら、この減価償却費いうのは現金支出を伴わない経費なんですよ。ちゅうことは、これは本来は内部留保資金としてお金があるはずなんです。だからじゃ下水道の会計で内部留保資金は幾らあるんですか。事務の担当に聞いたら、ないって言いました。ないはずないでしょう。こういうのを減価償却しとってんやから、赤字がいっとるからないんやと。  じゃ水道局長さん、あなた通告してなかってんけど聞きます。  27年度の予算で、減価償却費を内部留保資金の補填財源として使われとるはずなんです。幾ら使われていますか。予算書見てください。 ○議長(正木 幸重君)  山本議員、どちらの。 ○6番(山本 芳樹君)  こっち。 ○議長(正木 幸重君)  水道局、はい。  水道局長、高松君。 ○(水道局長)  水道の関係でお答えいたします。  水道事業会計の9ページなんですけども、減価償却費が2億362万3,000円上がっております。これにその下、資産減耗費があるんですけども110万円。これから……。 ○6番(山本 芳樹君)  減価償却費だけで結構です。 ○(水道局長)  はい。これから制度が変わりまして、長期前受け戻し入れいうのがございまして、この分を引かなだめなんです。 ○6番(山本 芳樹君)  いやいや、4条予算で……。 ○(水道局長)  1億5,662万1,000円の留保資金があるという形になります。  実際には、予算では資本的収入から支出の不足する分が1億5,57万6,000円あるんですけども、このうちの当年度損益勘定留保資金、これは今言いました分のそのうちの1億2,612万3,000円と当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,958万3,000円で補填するという形に当初予算はしております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  はい。 ○6番(山本 芳樹君)  ちょっと早いこと進みます。でね、そうした場合に水道局のこの補正予算見たら、二千何ぼのこれ赤字の損益計算書をつくられとるんですよ。それやったら、先ほど建設課長がおっしゃったように赤字がいっとんやったら留保資金ないでしょう。どっちも赤字がいっとんやったら。片方では留保資金として計上して4条予算。4条予算いうのは建設的支出です。そこに補填財源として使いながら、片方は赤字がいっとるからないんやと。それおかしいでしょう。同じ公営企業会計の中で。だからそれは確かに赤字がいっとるから、2億何ぼのこういうふうに減価償却をして1億1,000万ほどやからその赤字分を引いた残り1億は残っとらなんだらおかしい。それがないんだと。だから上げないとだめなんだという、そういう論理なんですよ。  だから私はもうこれ以上のことは言いません。ぜひこういうふうに整合性、水道の言い分と下水道の言い分と違うんですよ。だからそういう会計については、もう少しちゃんと研究をしてください。  そして、経営努力をどこまでされたんかということを聞きたいんですよ。例えば、水道事業の場合は滞納者に対してこういうふうに徴収に回れということでもう口を酸っぱくするほど言って、水道局長も頑張ってやってくれております。  しかしながら、例えば下水道も恐らく滞納があると思うんです。そこら辺はどういうふうにして滞納処理をされとるのか。また、経営努力はどのようにされたのか。  それともう1点、もう時間もあんまりないんで言っておきますけども、それプラス3年以上たったらこれつなぎ込まなあかんという約束事項でこれ宅ますを敷かれとると思うんです。それが53%ぐらいしかまだつなぎ込みがないんだということになれば、残りの47%ぐらいはやっぱし無理としてもせめて80%ぐらいになるように、区長さんとか推進委員さんいうてそんな人任せにせんと、課長、あなたが回るべきなんですよ。回って、どないぞつないでえなと。回られましたか。それもあわせてお聞きします。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  御質問にお答えをいたします。  まず、経営努力についてですけども、まず職員数を減らしております。平成23年度は7人の職員でしたが、平成24年度は6人、平成25年度は5人としております。現在も5人でやっております。  また、企業債の借りかえを行って利子を抑えております。高金利で借り入れた企業債を低金利のものに借りかえを行っております。そういう経営努力をいたしております。  それと滞納処理、未納者の方への訪問徴収には担当者が出かけて納付のお約束を取りつけたり、もちろん納付をいただいたりする努力をいたしております。  それと、3年までのつなぎ込みをお願いするということなんですけども、私のほうは今のところ行っておりませんので、そのつなぎ込みの率を向上するために私も力を入れまして、まだつなぎ込みをいただいてない御家庭を訪問させていただきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  課長さん、ぜひ課長が率先して、機構改革をしてこういうふうに2つの課を見られて課長も大変忙しくて大変やろう思うんやけども、それをした当時の総務課長さんはあなたなんやから、できるはず。だからぜひ回ってください。そういうふうにして一人でもたくさんの方がつなぎ込んでもらったら、例えば月4,000円ずつ払ってもらえれば1年に4万8,000円、5万円ほどの金をもらえるということになるし、やっぱしそういうふうに環境に対しても優しくなるんだからそういうふうにしていただければなというふうに、これはまたお願いをしておきます。  それから、次に普通大体料金改定なんかの場合には審議会とか公聴会とかいろんなものをやって、その中で広く住民なり学識経験者なり、またいろんな方の意見を聞いた上で料金改定するのが僕は筋じゃないかなというふうな気がしております。特に今回の場合、水道局長なかなか優秀だからこういうふうに公募したりなにしたりして審議会して、いろいろ練っていらっしゃいます。  しかしながら、この下水道についてはどうもそういうことをされたような形跡がないんですよね。ただ事務担当と県と約束しとるからこれ上げなしようがないんやいうて、そんな荒っぽい上げ方は私はないと思うんです。ですから、もしこういうようなことをされたのか、広く住民から意見を聞かれたのか。住民から聞けばそれは上げてもうたら困ると言うのが普通やろう思うんやけども、じゃそれやったらこうして上げてもらわなんだら困るんやという説明責任をやはり役場として果たさないとだめじゃないかなというふうに思うんですけど、その辺はどないですか。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  御質問にお答えいたします。  このたびの提案に際して、審議会等は設置をいたしておりません。この料金の改定につきましても、議員先ほど申されたように財政計画を策定する際、兵庫県との協議において汚水は私費で雨水は公費でという原則にって公共下水道事業を推進するに当たっては下水道使用料金の改定計画を策定し、下水道事業の健全な運営を図り、また一般会計補助金を軽減することで財源の確保に努めることとしておりますので、今回の提案となってございます。  そこにつきまして、住民の方の意見、有識者の方の意見というのが入ってないということは、申しわけなかったなというふうには思っております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  先ほど課長、一言一言を拾うようで申しわけないんやけども、雨水は公費で汚水はこういう利用者でと今おっしゃってんけど、そんなに今のああいうふうに宅ますの中からしたら雨水がそない入るんですか。雨水はほかに水路へ全部流してしもうて、生活用雑排水しか入らないような気がするんですけどね。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをします。  下水道事業というのは、その汚水を処理するものとそれから雨水を処理するもの、今のところ市川町では雨水の排除計画というのは立てておりませんが、雨水というのは河川であったり大きな水路であったり、その汚水を最終的に流す水路の整備も含まれておりまして、そういう河川の改修とかにつきましてもこの補助金を投入することができるということになってございますので、そういったことは公費で行っていいよというふうなことになっておりますので、雨水と汚水というすみ分けはそういうことでございます。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  じゃ雨水はもう今の時点では入らない。ということは、公費の投入はない、もう全てランニングコスト等々についてはもう利用者で払えと。そして、もうお上が決めたことやと。君らもう住民皆従いなさいいうような考え方やというふうに捉えざるを得んわけなんですよね。それはそれでもうよろしいです。こういうふうに。  ただ、私が思うのは、生活排水の特別委員会では前回のときに料金改定というような話をされたということは薄々聞いておるんですけども、実際にその委員さんから聞いた覚えもないですが、やはりもっと早くしていただいて、そして住民に周知をして納得をさせれるようにして料金改定をまたしていただかなかったら、やっぱし不平不満がどこかでこういうふうに蓄積してきて、それが例えば町長に批判の矢面が行ったり担当課に行ったり、また議員の我々にも来たりするんですから、今後十分気をつけていただきたいというふうに思います。  最後になるんですけども、やはりこれは生排の特別委員会ではもうこういうふうに言われて、大体将来はわかっとる思うんですけども、我々そこに所属してない議員は、へえ、こんなんいうて初めて議案が上がってきて料金改定をいうふうな話やったんです。こんな話知っとってか言うたら、生排のほうに所属しとる人、いや、この前聞いたぞというような話やったんやけど、こういうなんは事前に例えば議会の中で全員協議会に諮られて、議員さんの意見も聞かれて、そして議員さんは全住民の代表なんやから、ちゃんと理解してもらうように説明もお願いしますよというのが当たり前やないかなというふうに思うんですけどもそれもないということなんで、町長さん、今後こういうことについては十分よく課長の中で、また幹部会の中で検討して、道を踏み外すという話やないんやけども、十分注意をして料金改定いうのはしていただきたいなということを最後に要望しておきまして、私の質問は終わらせてもらいます。 ○議長(正木 幸重君)  答弁は。 ○6番(山本 芳樹君)  どうぞ。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  先ほどの山本議員からの生活排水対策特別委員会には説明あって議員の皆になかったという点で、最初に堀田議員からも同じ指摘を受けまして、これはやはりやり方としてまずかったなというふうに反省をさせていただきました。  堀田議員の質問もありまして、やはり皆さんに説明をぜひさせていただきたいということで、議長さんのほうにお願いをして何とかそういう時間が、もう日程が決まってしまっているのでとれるのかどうかわかりませんけども、できればそういう時間をつくっていただけたら説明をさせていただくようにしていきたいということでお願いをいたしております。それはまた議長さんなり議運の委員長さんなり、あるいは生排の委員長さんなりで検討していただけて、もしそういう時間をとっていただけるなら担当課のほうに説明に行くようにさせたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  もっと早く置くつもりやったんですけども、ちょっと私も熱が入り過ぎましてえらい時間をとってしもうたんですけども、やっぱし料金改定いうことは市川町民全体に響く話で、たとえ100円でも200円でもこういうふうに響くということは、電気代が上がり、ガス代が上がり、灯油は下がっております、去年に比べたらごっつう下がっておりますけども、こういうふうな値上げということについては十分慎重に慎重を重ねていただいてしていただければなというふうに思います。  これで私の質問は終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  6番、山本芳樹君の質問は終わりました。  次に、2番、重里英昭君の質問を許します。  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  議席番号2番、重里英昭です。通告による一般質問を行いたいと思います。  第51号議案について、下水道料金は全ての町民に関することであり、町民に値上げをお願いする前に下水道局の予算を削減の努力を示す必要があると思いますが、施策と結果をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  ちょっと今の説明、わかりますか。  ごめんなさい。
     2番、重里英昭君の質問に対し理事者の答弁を求めます。(「ちょっとこれと違う」と呼ぶ者あり)  重里議員、もう一度ちょっと説明をお願いしたいと思います。 ○2番(重里 英昭君)  下水道料金、今まで全ての質問された方がこのことについて質問されてると思います。だけど、下水道料金は全ての町民に関することであります。町民には値上げをお願いするのであれば、下水道局の予算の削減の努力を示す必要があるのでは。もしそのようなことがあったんやったら、施策と結果をお願いしたい。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  重里議員の御質問にお答えをいたします。  先ほど山本議員でその経営努力ということをお尋ねがありまして、そういった経営努力をさせてもらっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  どのような経営努力をされたのか。ないとすれば、職務怠慢だと思います。その施策と結果で町民の値上げを納得すると思われるんですか。今まで質問された方は、非常に反対のような意見が多かったと思いますけども。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをします。  先ほど申し上げました経営努力について具体的に申し上げますと、職員数を減らしております。平成23年度は7人の職員でしたが、平成24年度は6人、平成25年度は5人といたしております。  また、企業債の借りかえを行って利子を抑えております。高金利で借り入れた企業債を低金利のものに借りかりを行っております。そういった経営努力を御理解いただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  高金利から低金利に変えた。誰も住民の方は高金利で借りてくれ言うてない。低金利で借りていただきたい。それに対して、国民年金で生活されているお年寄りもおられるんです。  そして、時間がございません。補助金を出している合併浄化槽に対してもどのようなことをされるんかということ。そして補助金が出されているんですから、それにも整合性があるような答弁をお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをします。  整合性というのは、公共下水道と合併浄化槽との料金、維持管理費公共下水道の使用料金と合併浄化槽でしたらその維持管理費ということになりますが、1年間の比較ということでよろしいでしょうか。  それは説明を申し上げます。月ごとの下水道の使用料に対して合併浄化槽の維持管理費については年4回の保守点検と年1回の清掃、法定検査料金、電気代とブロアの減価償却費を考慮しますと、合併浄化槽が年1万円程度負担が大きくなっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  今は合併浄化槽にするのにお金が出ておりません。前のときは出ておりました。そのことについてお尋ねしたいと思います。なぜ合併浄化槽でお金が出るときと出ないときがあったんですか。そのことについてお答えくださいと言うたんです。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをします。  平成8年度に策定をいたしました市川町の生活排水処理計画に基づきまして、合併浄化槽地域とそれから公共下水道地域を設定をしております。その公共下水道地域に入られた方につきましてはいずれは下水道の整備がされますので、合併浄化槽の補助金はとめております。合併浄化槽の地域の方には補助金を出して、合併浄化槽のほうを設置してもらっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  何ぼ言っても話がかみ合いません。  公共ますについてのつなぎ込みについてということも聞こうか思ったけども、これももうたくさんの方が聞いておられます。  そして、先ほどの山本議員の質問の中に下水道の未納者がおられると、こういうことでございました。それは何名おられるんでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをします。  今ここに資料を持ち合わせておりませんので、お答えはできません。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  町長及び下水道局長に、どのように未納者に対して取り組まれるということをお聞きしたいと思います。下水道料金未納者は、ある意味無銭飲食と同じでございます。法的処置のお考えはありますか。値上げによって下水道料金未納者がふえる可能性もありますが、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えをします。  未納者の方には、積極的に御家庭を訪問して訪問徴収に努めておりますので、粘り強くいただきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  ということは、今は行っておられないいうことですか。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、尾花君。 ○(建設課長)  お答えします。現在も頻繁に訪問をさせていただいております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  町長は、今の建設課長の答弁に対してどのようにお考えでしょうか。町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今、建設課長が滞納者については訪問をして徴収努力をしているということですので、それはそういうふうに続けていくということで理解をいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  私は、今でさえ滞納者がいる。水道料金も一緒ですけども、はっきり言いましてこのように下水道の滞納者がいるいうことは、またもし上げた場合には余計にふえてくるんじゃなかろうか。そのように案じております。このことは、51号議案についてはたくさんの方が聞いておられますんで、これぐらいで置かせていただきます。  その次に、コンプライアンスとハラスメントについて姿勢と対策についてということで、自治体及び企業では社会信用をなくすことは命取りであり、コンプライアンス、法令の遵守、各種ハラスメントの社内教育を徹底して訴訟等を未然に防ぐ対策を講じております。最近では、マイナンバーの利権で厚生労働省の役人の贈収罪が発覚しました。氷山の一角の可能性があります。  当市川町でも、前町長の行政下でありますが、リフレッシュパーク市川一酸化炭素中毒を初め加西市との公費による飲食問題、名誉毀損による裁判問題、パワハラによる訴訟問題が発生しております。名誉毀損による裁判問題、パワハラによる訴訟問題には裁判費用として計約150万余りの町民の血税が使われ支払われようとしています。また、一部マスコミにリークされ報道されています。市川町にとって、大変な事態と感じております。  このことを踏まえて、お聞かせいただきたいと思います。  これらコンプライアンス、各種ハラスメントの問題が再度発生しないための役場の職員教育及びその他対策と、町長を先頭に行政に取り組む姿勢をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  重里議員の御質問にお答えします。  議員御指摘のとおり、あらゆる職場においていろんな問題が起き、そういう裁判沙汰にもなっているところがございます。それに対してではないんですけども、職員の教育というところの観点から申させていただきます。  町職員につきましては、事前にそういった問題を起こさないようにするために、採用した後におきましてはやはり自治研修協議会によります初任者研修を全職員が受講しております。その研修において、公務員としての心構え、また人権、地方公務員制度や地方自治制度などについて研修をし、コンプライアンスに対する意識を高めるようにしています。  また、県自治研修所が実施する監督者研修において、部下への指導、育成の方法やさまざまなハラスメントに起因するメンタル不調者への対応、対策などについて研修することにより監督者の責務の認識を深め、不祥事発生の防止や公務員倫理の徹底を図るように努めております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  総務課長さんがそのように言われましたけども、今言っただけで4件です。今言われたように、話があったんできちっとされとるんであれば、この4件のような問題は起こってないはずでございます。そしてこのことは幾ら話しておったって答弁は一緒だと思いますので、パワハラによる訴訟問題で敗訴の場合、訴状を読みましたら500万円の慰謝料を請求されております。そして、20数年の再雇用の継続が課せられます。そして、1億数千万円のその人の給料が要ります。支払いはまた町民の血税でしょうか。裁判に当たる姿勢をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  重里議員の御質問にお答えいたします。  今言われています案件につきましては、今訴訟中の分のことでございますでしょうか。 ○2番(重里 英昭君)
     係争中のもんです。 ○(総務課長)  それにつきまして、まだ訴訟中でありまして裁判中でありますので、それについての回答は控えさせていただきます。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  責任問題についてということでお聞きしたいと思います。  結審の際、市川町役場が敗訴した場合、被告の前町長及び役場の関係者の責任追及はどうされるんでしょうか。これもまだ裁判中であるからと、それでよろしいですか。わかりました。  そして、次にふるさと納税についてということです。  ふるさと納税の純納税金額について、ふるさと納税総額1億六千数百万円、関係者の御苦労に対し本当に感謝いたします。  経費の内訳の詳細及び純納税額をお教え願います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  重里議員の御質問にお答えいたします。  今の納税金額の経費の内訳ということであれば、26年度の決算ということで解釈してよろしいですか。 ○2番(重里 英昭君)  そうです。 ○(総務課長)  平成26年度決算では、寄附金額が1億6,707万8,001円ということになっております。実際、仕組みといたしましては、ふるさと納税でいただいた分につきましては全額基金に積み立てることになっております。基金に積み立てて、それに従った使える4事業について使っているということがございます。今、問われている分については、あくまでそれに携わった金額ということでよろしいでしょうか。  実際にはその基金から出される経費ではございませんので、御了解お願いいたしたいと思います。  まず、初めに賃金です。賃金につきまして57万9,500円。記念品、いわゆる特産品でございます。6,626万4,425円。それに関してのいろんな消耗品関係12万2,156円。郵便料が43万6,621円。記念品の送料といたしまして647万5,948円。折り込み料といたしまして1万9,807円。申し込みのクレジットの決済の使用料といたしまして50万5,040円。ホームページの更新料といたしまして1万6,200円。合わせまして7,441万9,697円となります。  実際の決算とのかかわりはないんですけども、ここでの寄附金と使った金額の差が9,265万8,304円が残るような形になります。ただ、これについては見えるところの部分でございます。人件費も携わった、初めての試みであるために戸惑いもたくさんありました。今でこそある程度は順調に進んでおりますけれども、当初は大変人件費としてはかかっております。それは含まれておりませんので、御了承をお願いいたしたいと思います。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  非常に苦労したということで、大変御苦労さんでございました。  そして、ふるさと納税の出展商品と言っていいんか、返戻商品と言っていいんですかね、それについて誰でもどんな商品でも出展できるのでしょうか。また、役場の出展品と言うてええんか返戻品の選定から役場の商品購入価格の決定、納税者に対する価格等インターネットに掲載までの手順をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  重里議員の御質問にお答えします。  寄附者に対しては、約半額相当ということになっております。ただ、半額がその記念品、特産品が半額ということではございません。それも含め、いわゆる送料等それに関する事務費を含めて約半額程度というふうにしておりますので、御了承願いたいと思います。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  ふるさと納税は、ふるさと振興税であります。ふるさとの振興計画とその税金の使い方ですね、使い道ですね、先ほど言われました基金に積んでおられると言われましたけども、課長のほうはどのような考えでおられるかということを少しお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  しばらくお待ちください。時間とめてくださいね。  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  重里議員の御質問にお答えします。  このふるさと応援基金につきましては、使用目的を定めております。長尾議員のときにもちょっと触れさせていただいたんですけども、4つの事業でございます。1つが住みよい安全安心な活気あるまちづくりに関する事業、2つ目に地域の伝統文化を継承し後世に伝える事業、3番目に国際理解教育の充実及び活気あるまちづくりに関する事業、4番目に脚本家橋本忍を顕彰し功績を広く伝える事業となっております。  ただ、26年度につきましては、この4つの事業のうち2つの事業に基金を充当しております。充当しております金額は7,443万円で、1つ目の事業につきましては住みよい安全安心な活気あるまちづくりに関する事業、もう一つにつきましては国際理解教育の充実及び活気あるまちづくりに関する事業に充てております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  ふるさと納税の今後についてということで、出展商品というんか返戻商品というのは市川町のインターネットに掲載され、全国的に紹介されております。いわば市川町の全国的なPRであり、ふるさと復興の起爆剤であります。出展商品は、全国に誇れるものでなければならないと思います。ふるさと納税を長く継続、発展するため、リピーターの促進、出展商品の質、企画の向上をどのようにお考えでしょうか。課長、お願いします。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  重里議員の御質問にお答えいたします。  納税が長く続くために、リピーター獲得が必要ということでございます。  実際には、リピーターを獲得するのは容易ではないとは思っています。現在、簡単なことなんですけども、特産品の品質のいいものを提供するだけではなく、現在特産品の発送時に市川町はもちろんお礼状も発送するわけなんですけども、それに加えましてお米であればその生産者のパンフレット等を一緒に入れさせていただいて、また郵送で希望される方につきましては申請書とパンフレット、それでそれを送りやすくするために返信用の封筒をつけさせていただいたりをしております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  ちょっと重里議員、お待ちください。  会議時間の延長で、本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  先ほどお話聞いておりましたら、米農家との契約を行政が行われている。そのようなことを聞きました。お米についてね。契約というのは私法上の意思の表現であって、合意によって法律行為ということですね。このようなことは、いつ決められたんですか。私は、きょう先ほど本間議員の質問で契約という言葉が出てきましたから、契約なんかしておられたんかと。私は、その話は全然聞きませんでした。契約いうことはいつ決められたんでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  お米に関しまして言いますと、契約というのはその相手は生産者でございます。それと単価でございます。それをあとどれぐらい確保できるかということをうたっている契約書でございます。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  私が言ってるのはそういうことじゃないんです。私法上の問題やと。公がかんできます。公立がかんでくるのに、議員に何も知らさずにそういう契約を結んだんか。そのことを聞いとるわけです。  議長、よろしいか。 ○議長(正木 幸重君)  はい。ちょっと……。 ○2番(重里 英昭君)  この話はことしの3月、4月ぐらいから、田植えのときから契約するという話でしたら、3月、4月ぐらいから話が出てたと思うんです。そのときに、もう話が決まってたんかどうかということ。それでしたら、田植えするときにここで何ぼほどの米つくってくれと、こうした契約するからということでしたら、我々議員が知らなんだということになりましたら少しおかしいんじゃないんですかということを私は尋ねよるんです。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、その辺わかりますか。生産者との希望というんか……。 ○2番(重里 英昭君)  契約いったらそんなもん違う。 ○議長(正木 幸重君)  約束やろ。契約と違う。  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  重里議員の御質問にお答えします。  特産品として寄附者に対して送っていただくための契約、約束ということになりますけども、そこまでの考えはございません。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  そこまでの考えはございませんと。市川町の総務課長さんが、そこまでの考えはないと。契約というものをどのように考えておられるのか。私法上の問題ですよ。そこで辞書引いていただけますか、どのように書いてあるか。もうよろしい。  議長。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  そういうようなことをされとるんでしたら、昨年と同じような数を行政が注文したということでしたら、ブランド米がない当地でどのようなことでそのようなことをされたんかということを私はお聞きしたい。 ○議長(正木 幸重君)  ちょっと重里議員、もう少し具体的にお願いしたいと思うんですけども。 ○2番(重里 英昭君)  私が出したはずです。北海道のほうでしたらつや姫とかあきたこまちとか新潟のコシヒカリとか、そういったようなまたほかの米がございます。果たして市川町でどのような米が全国へ行って名が通っているんか。ブランド米があるんかということです。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  重里議員の御質問にお答えします。
     市川町が特産品として出した以上は、市川町のブランド米というふうに解釈をしております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  市川町でブランド米でも、全国へ出たら通用せんのです。私は、ことしのふるさと納税について見ましたです。やはり何がふえたかというたら、10月までに1億5,200万ほどのふるさと納税がございましたですね。それはやはり米が減って地場産業という名前のゴルフクラブがふえていました。だからやはり地場産業というゴルフクラブというもんをもっと伸ばしていきたいんじゃないかなと、私はこのように思います。課長、どうですか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  重里議員の御質問にお答えします。  重里議員が申されたように、お米が減った分、予想もしてなかった分、そのブランドとしてのゴルフクラブが今伸びています。それは高額なため、すごく伸びているということも思っております。  ただ、ふるさと納税を同じく同額程度を確保する上では、ゴルフクラブは消耗品ではございません。例えばことしふるさと納税でいただいた方につきましては、来年はあるかというのは、私は余りゴルフのことはわかりませんけども、同じ人で数が出るというふうなことは思っておりませんので、やはりもちろんゴルフクラブも伸ばしていきたいし、それ以外でいろんな特産品を市川町として特産品として位置づけ、それを全国に発信していけたら少しでも町の活性化につなげると思っておりますので、御理解よろしくお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  課長、私もゴルフします。下手ですけどね。だけども、やはりこのクラブで打ったらいいんじゃなかろうかというて、1年か2年使ったらかえます。大概の人がクラブをかえます。大体見ておったら、そないに心配する必要はございません。  そして、やはりここは90年の歴史があるのです。森田清太郎さんからしてね。ミズノも出したんも、森田清太郎さんがゴルフクラブを持っていたのです。そして、ミズノがそしたらゴルフ部をつくろうかといってミズノがつくったんです。  この話は置いといて、次に防災についてということでお話ししたいと思います。  自主防災会について、インターネットで自主防災会の編成を呼びかけましたと。対象は町民でしょうか。防災は町民任せなのでしょうかということで、町としての防災体制をお聞かせください。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  重里議員の御質問にお答えします。  町の防災体制というのはございますけども、自主防災、自助ということですか……。 ○2番(重里 英昭君)  自主防災。 ○(総務課長)  自主防災ということですか。議員御存じのとおり現代社会におきまして住民の生活の様式の多様化や少子高齢化の社会の進展、さらに核家族に見られるような世帯構成の変化など、さまざまな要因によって地域のつながり、近隣住民との結びつきが希薄になっております。  しかし、一方では頻発する自然災害等、地域の生活の不安が高まる中で住民の地域や近隣とのつながり、結びつきの必要性が再認識をされております。  災害時におきましては、市川町は小さい町ではございますけれども、地域の状況はその地域の方が一番詳しいということもあることから、行政がそういう災害時のときに情報を流すのを待ってたら被害に遭ってしまうということから、受け身から自分の身は自分で守るというような自助という意識で行動していただくということをお願い、重要であるということも考えております。  そのためにも、地域住民の協力と連携も不可欠となって、今、自主防災組織といういわゆる共助という形になるんですけども強化が必要やということで、今現在いわゆる8組織がそういう組織を組んでいただいて、避難の経路、場所、連絡体制、要援護者の支援をする訓練を行っていただいているということになっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  課長、言われることはいいんですけどね、避難場所についてということで、町が示されている避難場所は山の近くもあり、地震、水害、どの災害にも同じ場所でしょうかということ。状況に応じての避難場所の判断は誰がするのでしょうか。町民各自ですかと。そのときの避難道の確保は十分であるでしょうか。このことについてお答えください。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  重里議員の御質問にお答えします。  避難所が安全であるかということでしょうか。 ○2番(重里 英昭君)  避難道ですよ。避難道が安全であるかと言いませんでしたか。 ○(総務課長)  町内には15カ所の指定避難所があります。安全性については、現時点では耐震の基準がきちっとできている施設が11カ所、耐震工事を今行う予定の施設が2カ所、未完了の施設が2カ所あります。その中でも、まだ言われていました土砂災害の危険区域にある施設が4カ所ございます。  また、浸水に関して、50センチ未満のおそれがある施設が3カ所、50センチ以上1メートル未満のおそれがある施設が2カ所。また、1メートル以上2メートル未満の施設が1カ所。2メートル以上3メートル未満の施設が1カ所ございます。  現在、指定避難所というのは、先ほど言いましたように15カ所しております。  災害が起きて誰が判断するかということになるんですけども、災害の種別によって安全性を考慮して避難場所を指定するということに位置づけていくということにしております。それは指定避難所というのは、役場が決めるというふうに判断しております。災害時のときにおきましては、各区長さんにもお願いしておりますように一時的な避難につきましては各区、身近なところでの判断をしていただいて、そこが危ないということであれば指定避難所に避難をしていただくというように判断をするということになっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  先ほど話聞きましたら、非常に危険なところばかり避難施設ということでございましたね。確かなところは、災害の質にもよります。水害とか山崩れとかということで、地震もあります。そこらのところは、もう少ししっかり考えて行政のほうでやっていただきたいと思います。  町の発信メディアについてということで、インターネットで自主防災の編成を呼びかけていましたと。インターネットは日本だけでなく、全世界で見ることが可能です。町の防災体制の記載もなく、町民に呼びかけだけでいかがなものでしょうか。自治体として全社会に防災体制がないように誤解されますが、メディアの使い方についてどのようにお考えでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  重里議員、今の質問もう一度ちょっと説明してあげてください。 ○2番(重里 英昭君)  メディアの使い分けをどのようにされるのでしょうか。考えはございますんでしょうかということを聞いとるんです。 ○議長(正木 幸重君)  ちょっともう少し具体的に話ししてあげてください。メディアを使うのは大事かと思いますよ。だけども、そのところの質問……。 ○2番(重里 英昭君)  だから防災体制がないように誤解されますがと。メディアの使い方をどのようにされるおつもりですかということを聞きよるんです。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  重里議員の御質問にお答えします。  メディアと言われておりますけども、実際にそのメディアを使った発信はしておりません。ただ、町内での災害に備えて、また災害での避難については防災行政無線という庁内に設置している分で発信をするということにしております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  防災については、また次の回にもお尋ねしたいと思います。  情報開示と町民参画についてということで、情報開示について、個人情報以外の町の持つ情報は開示可能ですか。また、開示できない情報理由をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、平井君。 ○(総務課長)  重里議員の御質問にお答えします。  重里議員も御存じのとおりだと思いますけども、開示につきましては市川町情報公開条例の規定に基づいて開示できないもの、開示できるものを分けております。それによって判断をいたします。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  先ほど、契約ということが私はわかりませんでした。その話は開示できなかったんでしょうか。議員さんが知っておって、私ら同じ議員でありながら知らんということは開示できなかったということですか。いうのは、契約のことを知らなんだということ。 ○議長(正木 幸重君)  重里議員、それは住民さんが、重里議員が申し込まないと、そういう話じゃないんですか。先に公開せえとか、何か質問が趣旨が。  重里議員、どうぞ。 ○2番(重里 英昭君)  町民の参画についてということでお聞きしています。  裁判は、国民参画により裁判員裁判が行われております。裁判官の偏見を是正して、裁判に生かしております。市川町では、町民の町政への関心が薄いように思われます。幅広い意見を町政に生かし、また町民の町政への関心を向上するために町民の町政参画についてどのようにお考えでしょうか。これは町長お願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  町民の町政への参画ということですが、一つはいろんな審議会等で町民の皆さんの意見を聞くという、それが一つです。  あとは地域的な懇談会であったり、特に私はこういうようなことも考えてみないといけないかなというふうなことを思っていますのは、既存のいろんな組織、ここは例えば区長会さんとかいうふうなところ、あるいは消防団とか、そういったところの方の意見を聞くという、これは非常に大事やと思うんですけれども、まだ私の中でしっかり固まってはいないんですけれども、例えばPTAの方、年に何回かPTAの会合等をやられていると思うんですけれども、例えばそういうところでその人たちから意見を聞くような、そういう時間帯が設定できるのかなというようなことはちょっと教育課長さんにそんなんどうでしょうねみたいな話はしたり、あるいは子供たちの意見を聞くような場、どうやって設けたらいいかなとか、そういったようなことは考え始めている。どうやって皆さんから、できるだけ多くのそういう層の皆さんからの意見をどうやって聞けばいいかなという、今そういうことについてはいろいろ模索みたいなことはやっているということで、これはまだ課長会で話をしたりとかいうことではなくて、私が今どうしようかなというところです。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君。 ○2番(重里 英昭君)  町長、最後に丁寧に答えていただきましてありがとうございました。  町長さんが思われているようなことを順次広めていくのが市川町のため、そして子供を育てるいうことに一番力を入れていただかな仕方がない。私は、老人にお金がかかる。10年前の4億やったやつが去年で14億になってる、介護保険がね。このことを見まして、非常に情けないなと。なるべくなら病院に行きたくないなと。だから町長も私より3つか4つ上ですけども、もっと私も町長を見習って元気になりたいと思います。  どうもありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  2番、重里英昭君の質問は終わりました。  以上で通告による質問は終わりました。  続いて、議案に対する質疑を行います。ございませんか。         〔質疑なし〕
     以上で質疑を終結いたします。  議案は、付託表のとおりそれぞれ委員会に付託審査をすることにいたします。  以上で本日の日程は終わりました。  明10日より委員会審査のため本会議を休会し、12月22日午前9時30分に再開したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、そのように決定します。  本日はこれで散会いたします。早朝より御苦労さんでございました。       午後5時19分散会...