播磨町議会 2020-03-17
令和 2年度予算特別委員会 (第4日 3月17日)
令和 2年度予算特別委員会 (第4日 3月17日) (令和2年度予算)
予算特別委員会会議録
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
1.付 託 案 件
議案第20号 令和2年度播磨町一般会計予算
議案第21号 令和2年度播磨町
国民健康保険事業特別会計予算
議案第22号 令和2年度播磨町財産区特別会計予算
議案第23号 令和2年度播磨町
介護保険事業特別会計予算
議案第24号 令和2年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計予算
議案第25号 令和2年度播磨町水道事業会計予算
議案第26号 令和2年度播磨町
下水道事業会計予算
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1.会議に出席した委員(13名)
岡 田 千賀子 委員長 藤 原 秀 策 副委員長
野 北 知 見 委 員 松 岡 光 子 委 員
宮 宅 良 委 員 大 北 良 子 委 員
香 田 永 明 委 員 大 瀧 金 三 委 員
木 村 晴 恵 委 員 松 下 嘉 城 委 員
河 野 照 代 委 員 奥 田 俊 則 委 員
藤 田 博 委 員
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神 吉 史 久 議 長
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1.会議に出席した説明員(17名)
町長 清 水 ひろ子
副町長 三 村 隆 史
理事 岡 本 浩 一
理事 浅 原 俊 也
理事 尾 崎 直 美
理事 喜 多 朗
理事 武 田 健 二
会計管理者 高 砂 幸 伸
都市計画統括 竹 内 彦 智
計画チームリーダー 北 山 雅 樹
上下水道統括 藤 原 崇 雄
経営チームリーダー 筒 井 和 秀
設備チームリーダー 橋 本 敏 弘
工務チームリーダー 村 田 隆
教育総務統括 堀 江 昌 伸
学事チームリーダー 原 真 弓
学事チームリーダー 福 本 善 夫
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1.会議に出席した事務局職員(3名)
議会事務局長 山 口 智
庶務・
議事チームリーダー 田 中 真 司
庶務・議事チーム主査 小 笠 理 恵
開会 午前9時28分
〜開 議〜
○岡田千賀子委員長 おはようございます。皆様方には、連日にわたりご出席を賜り、まことにありがとうございます。
ただいまから予算特別委員会、審査第4日を開きます。
〜議案第20号から議案第26号まで歳入歳出
一括補足説明・質疑〜
○岡田千賀子委員長 本日は、
都市計画グループ所管分から審査を行います。
都市計画グループ所管の一般会計について、補足説明を求めます。
○竹内都市計画統括 皆さん、おはようございます。それでは、都市計画グループが所管しております項目につきまして補足説明させていただきます。
主要な事業につきまして、歳出からご説明させていただきます。
事項別明細書115ページをごらんください。6款農林水産業費、1項農業費、4目農地費、事業番号0001035地籍調査事業、12節委託料、004
地籍調査事業測量等委託料は、土山駅前地区、約0.03平方キロメートルについて、土地の境界立会
と現地測量等を実施します。また、令和元年度に調査しました土山駅前地区の地籍図及び地籍簿の作成を行います。なお、平成30年度に実施しました土山駅前地区0.02平方キロメートルについて、県の認証を受けた後、地籍調査結果を法務局へ送付する予定でございます。
次に、123ページをごらんください。8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、事業番号0000399町道未登記処理事業、12節委託料、005測量・登記委託料は、町道内の私有地の整理及び用地買収に伴う所有権移転、公図の訂正等を行う費用を計上しております。
事業番号0000981
官民境界協定事務事業、12節委託料は、
官民境界管理システムの保守点検費用
と官民境界協定図の令和元年分データの入力費用を計上しております。
127ページをごらんください。2項道路橋りょう費、1目道路維持費、事業番号0063068狭あい道路整備事業(都市計画G)、12節委託料は、後退用地を寄附していただいた場合の分筆、所有権移転登記の費用でございます。16節公有財産購入費は、狭あい道路のすみ切り用地の購入費用であります。
続いて、129ページをごらんください。4項都市計画費、1目都市計画総務費、事業番号0000411
都市計画行政運営事業、12節委託料、006登記委託料は、開発等に伴う帰属登記委託料でございます。
131ページをごらんください。事業番号0000864
都市計画変更業務委託事業、12節委託料、269
都市計画変更業務委託料は、国・県における都市計画制度の見直し等による急を要する調査や検討資料作成に対応する業務の委託料でございます。同じく12節委託料、273
都市計画マスタープラン見直し業務委託料は、平成24年度に策定した
都市計画マスタープランが令和3年度に最終年度を迎えること
となっております。新たなまちづくりの基本方針を示すため、播磨町
都市計画マスタープランの見直しを行う業務の委託料でございます。事業番号0001193住宅耐震推進事業は、震災等に備え、住宅の耐震化を推進するため、簡易耐震診断の実施、住宅無料相談会、また、住宅耐震改修工事の補助制度を設けております。7節報償費は、住宅無料相談会の相談員の謝礼でございます。12節委託料、002
耐震診断業務委託料は、簡易耐震診断業務の委託料でございます。18節負担金補助及び交付金、651
耐震改修促進補助金は、
耐震改修計画策定費補助、また、
住宅耐震改修工事費補助、住宅建てかえ補助等、民間住宅への耐震化の補助金でございます。次に、事業番号0001240空家等対策事業。7節報償費は、立入調査委任者への謝礼でございます。空き家への立入調査が発生した際、兵庫県
建築士会加古川支部に建築に関する専門知識を有する者の派遣を依頼し、立入調査を実施する予定でございます。12節委託料、002空家等調査委託料は、空き家等の所有者の特定が困難な案件について、相続人の調査等を司法書士に依頼する費用でございます。005
電算機器保守点検委託料は、平成29年度に導入しました
空き家等情報管理システムの保守委託料でございます。
続きまして、歳入の主なものについて補足説明させていただきます。
21ページをごらんください。15款国庫支出金、2項国庫補助金、4目土木費国庫補助金、2節都市計画費補助金、010ひょうご住宅防災・安全整備計画(防災・安全)事業補助金は、歳出でご説明いたしました住宅耐震推進事業の
耐震診断業務委託料、また、民間住宅への耐震化補助等の国庫補助金でございます。
23ページをごらんください。16款県支出金、1項県負担金、2目
農林水産業費県負担金、1節農業費負担金、001
地籍調査事業負担金は、地籍調査事業の国・県からの補助金でございます。
25ページをごらんください。16款県支出金、2項県補助金、5目土木費県補助金、1節都市計画費補助金、
007耐震改修促進事業補助金は
耐震改修促進補助金に対する県補助金でございます。
以上で、都市計画グループに関する歳出及び歳入の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○岡田千賀子委員長 補足説明は終わりました。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
○奥田俊則委員 事項別明細書131ページ、事業番号0001240空家等対策事業についてお聞きします。予算概要は、39ページであります。
この項に播磨町空家等対策計画に基づき、具体的で効果的な対策の検討を行う
ということで、今の段階で具体的で効果的な対策の検討ということで、どういうことをやるのかについて確認したい
と思います。
○竹内都市計画統括 具体的で効果的な対策ということでありますけども、空き家等の対策におきましては全国的に非常に大きな問題
となっております。各市町でなかなか一つのことについてというのは難しいことでございまして、国等から新たな制度等を注視しながら、また近隣等の対策も研究しながら今後調査、研究に努めてまいりたい
と思っております。
○奥田俊則委員 具体的で効果的な対策ということで、空き家のことで一歩進んだか
と思ったんですが、余りいい答弁いただけなかった
と、こういうことで。今播磨町では空き家がある程度の数を確認します。所有者に対して適切な管理をお願いしますというような文書を出している
と思うんです。その中での今の段階で文書出して管理者がうまく対応していただいているのか、そこらはいかがなんですか。
○
北山計画チームリーダー 文書は苦情等いただいたときには確実に所有者を調べさせていただきまして、所有者の方に郵送で送らせていただいております。その後の調査としては年2回ほど計画を立てて、空き家の物件調査を行っております。調査を行って解決しているところに関してはその場で終わっていますけども、まだ引き続き必要であれば同じように文書課に依頼書を送っている次第でございます。
○奥田俊則委員 空き家については今後、助言に指導に勧告、要請出していくという段階を追うことか
と思うんですが、今の段階で助言、指導までいっていないですね、今の段階では。助言、指導をするに当たって助言、指導、段階は何年ぐらい先の話か
と思うんです。考え方として助言、指導するまで都市計画としては何年ぐらいするという考え方を持っているのか、確認したい
と思います。
○竹内都市計画統括 空家等の勧告につきましては、その空家等の状況等ございますので、そういったものを考えながら適切な時期に特定空き家に認定するということになってこようか
と思います。ただ、今現状
といたしましては所有者の方もわかっておりますので、その辺の情報を税務グループ等々
と協力しながら、電話連絡でとれるところは直接依頼したりとか、そういうふうなことで対応しているところでございます。
○奥田俊則委員 播磨町住民、今空き家ふえてほんまに大変な状況なんです。早く空き家をどうしてほしいというような、本人気持ちもっているんです。いろんな人が。私としては町としても助言、指導、勧告、これをもっと早い段階で進めてほしいという思いはあるんです。今の話を聞くところによる
と、なかなか前に進んでいないという状況です。空き家対策についてはもっと早く進めるべきだ
と思うんですが、考え方についてもう一回確認したい
と思います。
○竹内都市計画統括 特定空き家に認定するということは個人の財産でもありますので、なかなか非常に簡単にできるものではない
と思っております。各個人の財政的な事情もございますし、そういったもので特定空き家に認定して公費を投入して対応するということは、またその方からお金の徴収ですとかそういったものも出てくる
と思いますので、できる限り粘り強く交渉をさせていただきまして、解決に向けて取り組んでいきたい
と思っております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○松岡光子委員 事項別明細書131ページ、事業番号0001193住宅耐震推進事業についてお尋ねします。
住宅耐震もなかなかする人もだんだんそんなに増えてこないんじゃないか
と思っていたんですけども、今回の予算、
耐震改修促進補助金、昨年から増えていまして、何か新たな事業とか何かそういう耐震改修を促すような取り組みを考えていらっしゃるのかどうか、お尋ねします。
○竹内都市計画統括 負担金補助及び交付金については、昨年度より減少しているという状況でございます。
○松岡光子委員 それはわかっております。危険ブロック塀の撤去支援補助金がなくなったということで、その交付金は減っているんですけれども、651
耐震改修促進補助金だけを見る
と今年度240万円ほど増えているので、その点についてお尋ねした次第です。
○竹内都市計画統括
耐震改修促進補助金につきましては、国に対する要望、その要望額、計画策定であるとか改修工事補助であるとか、そういった戸数を昨年度より多く要望をしております。実績で言います
と、昨年度耐震改修補助金等の住民が利用されるということはなかったんですが、令和元年度におきましては耐震改修工事補助、また建てかえ補助、
耐震計画策定費補助ということで件数が増えておりますので、そういった件数を昨年度よりも多く要望しているところでございます。
○松岡光子委員 特に町として特別何か手だてをして、その件数が増える見込み
というより前年度は実績なかったけども令和元年度においてそういう申請が増えてきそうという、そういうことで増やしたということですか。
○竹内都市計画統括 特に町が単独でということではございません。町のするべきことというのは広報等、住民の方にできるだけ制度を使っていけるように周知をしているというところで考えております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○木村晴恵委員 同じく131ページの0001044
まちづくり講演会事業でお伺いします。
私も参加させていただいたことあるんですけれども、令和2年度の内容なり予定とかは、そういうのはもう決まっているんでしょうか。
○竹内都市計画統括 令和2年度の内容については、今後またお呼びする講師の方とかそういったものを今後決めていく予定
としております。
○木村晴恵委員 それでは去年、おととし
と同じ方の講演をしていただいているんですね。そしたらその方かもわからないし、また新しい方になるのかという、そういうところもまだはっきりしていないということですか。
○竹内都市計画統括 そうです、そのとおりでございます。
○木村晴恵委員 目標を100名でされているんですけども、その目標に本当にまだまだ届いていなかったか
と思うんです。その目標に対してチラシも私たちいただいたりするんですけれども、ここ本当に2,000なんですけど配布というのはどのようにされているんでしょう。
○
北山計画チームリーダー これは
シルバー人材センターの方に広報
と一緒に配布するために予算を上げさせていただいております。広報を通じて住民の方に回覧をさせていただくということで考えております。
○木村晴恵委員 済みません、二つ言ってしまって申しわけなかったです。目標に対してはどのように、配布だけで100人ちょっと足らないので、配布だけなんでしょうか。他に何かしよう
と思われていることはありますか。
○竹内都市計画統括 木村委員のおっしゃるとおり、なかなか100名にほど遠い状況でございます。また、都市計画グループ
としましても回覧していただいたりというようなことで、できるだけ周知を図っているんですが、なかなかこういった現状でございますので、今まで以上にホームページであったり広報であったりというところでアピールしていきたい
と思います。委員の先生方におかれましてもこういったものがあるということで、住民の方々に周知していただければ、こちら
としてもありがたい
と思っております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○松下嘉城委員 目標、私申しわけない、参加させてもらったことないんですけど、目標100人というの私も承知したんですけど、足元言うたらかなり5分の1ぐらいに多分なっている
と思うんです、参加人数
というの。これ、どこの会場を提供しているんでしょうか。
○竹内都市計画統括 目標100人というのは特に決まった目標ではない
と思うんですけども、今の現状では30名とかそういった程度で推移している状況でございます。先ほどおっしゃられた会場におきましては、決まった会場ではなしに、例えば令和元年度でしたら播磨町健康いきいきセンター大会議室を使用いたしまして、平成30年度ということであれば中央公民館の視聴覚室というところで、特に決まった場所で開催ということではございません。
○松下嘉城委員 これは広報はホームページだけなんでしょうか。なかなか情報というのは入ってきにくいんですけど、広報
とはどういうようなことでやっているんでしょうか。
○
北山計画チームリーダー 広報
といたしましては、先ほど申し上げましたホームページ、紙面の広報
と去年は折り込みで回覧、住民の方に回覧をさせていただいております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○香田永明委員 事項別明細書131ページ、0000613
屋外広告物許可申請事業、歳入は35ページ、広告掲載料。屋外の分だけではこれは連動している
とは思うんですが、広告料
と屋外の申請というところなんですが、去年から見る
と約10万円ぐらいの予算は削減されているんですが、収入から見る
とまだまだ支出が若干高いような気がするんですが、これは屋外だけの分で予算組まれている。
○岡田千賀子委員長 しばらくの間、休憩します。
休憩 午前9時53分
…………………………………
再開 午前9時54分
○岡田千賀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
○竹内都市計画統括 事項別明細書35ページの126広告掲載料というのは都市計画グループの歳入の分ではございません。都市計画グループが所管しております歳入につきましては事項別明細書19ページ、14款使用料及び手数料の中、2項手数料、3目土木手数料、1節都市計画手数料というのがございます。その中に
屋外広告物許可申請手数料というのがございます。そういった中で屋外広告物の申請が出てきましたら手数料を取っているところでございます。
○香田永明委員 もの知らずで大変申しわけありません。ありがとうございます。町長も教えていただいて、どうもありがとうございます。これからもわからないことはお聞きいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○岡田千賀子委員長 香田委員、答弁はいいですか。
○香田永明委員 結構です。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○奥田俊則委員 事項別明細書127ページ、事業番号0063068狭あい道路整備事業(都市計画G)
と、131ページの事業番号0000864
都市計画変更業務委託事業のその下の273
土地計画マスタープラン見直し業務委託料、これ関連する
と思うんですが、それで質問いたします。
予算概要で地権者の協力のもと、狭あい道路整備事業を推進し、道路の拡幅により生活環境の改善、及び災害時における安全確保に努めます
と、こういうことで播磨町は狭あい道路整備計画であります。今度、都市計画のマスタープランの見直しのときに狭あい道路の拡幅整備事業をマスタープランの中で入れるという考え方はないですか。
○竹内都市計画統括 狭あい道路の整備事業
としまして、狭あい道路というものを行っております。
都市計画マスタープランで狭あい道路というのを盛り込むかどうかということにつきましては、また今後の課題
というかそういうことになってこようか
と思います。
○奥田俊則委員 今、播磨町は地権者の協力のもと、狭あい道路整備事業を推進しよう
としているんです。もっと播磨町について都市計画グループとして道路整備計画を出して、狭あい道路の分布を状況把握して播磨町についても消防車が入らない地区はようけある
と、それは把握している
と思うんです。住民から行政懇談会したときも都市計画税で長いこと払っている
と、払っているのに地域がいっこもようならんという声を聞いた
と思うんです。行政が積極的に道路の整備計画をして消防車の入らない地区を改善するべきか
と思っているんです。ですから狭あい道路の拡張計画をしてほしいという思いがあるんです。町長、道路の拡張計画をやるという考え方はないですか。そこらお聞きしたい
と思います。
○清水町長 担当からお答えする
と思いますけれども、播磨町都市計画審議会には議員の方も委員として出られております。そういう中でご意見を賜れば
と思っております。また、今おっしゃったようなことにつきましては、そういった細かくは書いておりませんけれども、
都市計画マスタープランの中に明記している
と思っております。
○喜多理事 先ほどご質問ございました狭あい道路
とは違いますけども、狭い道路を拡幅の計画をしたらどうかというお話だ
と思うんですけども、確かに行政懇談会の中でも土山駅前の地区であるとか古宮の地区で行かせてもらったときに道路の拡幅についてのご質問もございました。ただ、その中でご回答させていただいたのは、あくまでも道路の拡幅については地元の合意がない
となかなか前に進まないという現状がございます。道路拡幅に当たっては当然地権者の方にご協力いただかなあかん
と思うんで、その方が例えばお一人でも反対されます
とそこで事業がストップしてしまうという状況になる
と思うんです。ですので、あくまでも地元でも合意形成を図っていただいた上で計画していかない
と町が上から目線
といいますか、一方的な計画を立てるというのはどうか
と考えております。
○奥田俊則委員 確かに地元の合意形成というのは大変大事だ
と思うんですけど、播磨町として狭あい道路はどこにあるか、分布状況を把握して将来的に狭あい道路をなくすんだという方向性を示していただきたい
と思うんです。播磨町ずっとこのまま狭あい道路を放っておくんですか。ある程度の計画を出してそれを住民が理解、納得するというような町主導で狭あい道路をなくすというような姿勢を持つべきか
と思うんです。皆、一番住民心配しているんです。消防車も入らないいうところはたくさんあって、何年も何十年も何も手をつけてくれない。都市計画税払っているんです。何もしてくれないという、持っているんです。町がこの狭あい道路については拡幅しますという計画を持つべきか
と思うんですけど、それはいかがですか。
○竹内都市計画統括 狭あい道路整備事業というのはあくまでも建築基準法にのっとりまして、中心後退の部分におきまして周知、広報しているところでございます。奥田委員のおっしゃいます道路の整備ということになります
と、狭あい道路
とはまた道路整備計画というのは別
となってくる
と思いますので、都市計画グループの狭あい道路整備事業
といたしましては、確認申請等が出てきた折に申請者の方にできるだけ申請していただくよう、周知に努めてまいりたい
と思います。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○奥田俊則委員 ある市か町では、町内の道路状況を把握して狭あい道路をなくしていくんだという計画を立てて、何年かかかる
とは思うんです。町は主体になって狭あい道路なくしていく計画を立ててそこの土地を買収するような気持ちになって、狭あい道路なくしていってほしい
と思うんです。このままやったら何も進まないですよ。消防車も入らないそれ放っておくんですか。ずっと。もうちょっと一歩進んだ拡幅計画をやってほしい
と思うんですけど。拡幅計画はやる気はないですか。そこら確認したい
と思います。
○竹内都市計画統括 奥田委員の質問なんですけども、狭あい道路整備事業というのは先ほどもお答えしたように、建築基準法に基づいて申請があった折に、住民の方、申請者の方にご協力いただくという事業で、道路の拡幅ということになります
と別の事業ということになりますので、この狭あい道路整備事業ということに関しましてはできるだけ協力いただけるように、ご理解をいただけるように周知を図ってまいりたい
と思います。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○香田永明委員 事項別明細書133ページ、空家等対策事業の005電算機等保守点検委託料、都市計画グループの全ての電算機器のことでお聞きいたします。去年
と見比べて全て同じ金額で計上されているんですが、この電算機器の保守点検というのは毎年毎年するものなのかどうか、お聞きいたします。
○
北山計画チームリーダー 保守点検費用ということで毎年計上させていただいております。
○香田永明委員 電算機器ということなので、パソコンのシステムのアップグレードとか、何を改修保守するのかというのがいまいちイメージができないんですが、毎年何をされているのかお聞きいたします。
○
北山計画チームリーダー 内容についてはシステムのメンテナンス
とシステムの異常があった場合、専門の契約している業者が来ていただいて、これも同じくメンテナンスをしていただくような内容になっております。アップグレードの件につきましては、無償でアップグレードの分も入っているところもございます。
アップグレードの件は委託料で契約して作業していただいております。
○香田永明委員 年間契約で何回でも来ていただいたらここ直してほしい
と言えばそれを何回でも来てもらって直していただけるというイメージなのかどうか、お聞きいたします。
○竹内都市計画統括 こちら、ふぐあいが生じた場合は業者に連絡いたしまして、その回数に限らず来ていただく
と。ただ、そういった中で大きく故障
といいますか、そういった場合につきましてはひょっとしたら別途予算が発生するような可能性もある
と思っております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○河野照代委員 説明がなかったんですけれども、事項別明細書123ページの事業番号0000980土木総務一般管理事業(都市計画G)の399播磨臨海地域道路網協議会負担金か
と思うんですけれども、ここに27万円の予算立てされているんですけれども、この協議会において今協議されている播磨臨海地域道路の協議がなされているのかというところをお尋ねします。ここでいいんでしょうか。
○竹内都市計画統括 播磨臨海地域道路の協議とかその辺の情報
といいますか、情報交換
といいますか、そういったものはこちらでございます。
○河野照代委員 それでは、施政方針の13ページに第5次総合計画の5本の柱の一つであります健全な行政経営による持続可能なまち、そこに当たりますところで施政方針で「町としての意見も申し上げながら、ルート案の選定を注視してまいります」
とあります。ここについてなんですけれども、関係者が播磨町内で庁議でもってどのような計画を立てられた、どう諮られているのか
と思うんです。この播磨臨海地域道路については播磨町の利益に直結するような計画だ
と思いますので、それに関して庁議ではどのように諮られてその意見を述べられている
と思うんですけれども、どのような意見が出ているのか町長にお尋ねします。
○清水町長 もちろん庁議の中でもそういう意見交換はしておりますけれども、まずこの件に関しましてはルート案が示された段階で県の関係者
といいますか、そちらから意見聴取がございました。また、これにつきましては播磨町だけのものではなくて姫路市を中心
としたこれまで10年以上にわたりますけれども、要望活動も国に行ってまいりました。国にいきまして省庁でいろいろ要望活動させていただいたりとか、そういうことの中で以前はまだルート案が示されていない段階の中で、昨年、1年前にルート案が4ルート示されました。今まで余り明石ルートというのは想定していなかったんですけれども、急に明石ルートというのが示されまして、それにつきまして播磨町の南部を通るということで、それについていろいろ想定される住民への影響、また企業への影響、そういったものにつきまして意見を直接聞かれる場がございましたので、担当グループとともにそういったものについて懸念されるいろいろな事案につきまして、私から申し上げてきております。それ以外にもそういった意見を聞かれる場がありましたので、個々には申し上げてきているというところでございます。先ほど言われました庁議につきましてもそういった報告もしておりますし、庁議で決めるということではなくて、まだルート案が絞られておりませんので、またそれが絞られました段階で内部でもいろんな過程を踏んでいくことが考えられます。今のところはもうしばらくしたらある程度ルート案が絞られたものが国から提示される
と思いますので、またそれが提示されました段階で播磨町のあり方、また播磨町としての意見、いろんなものが具体的に申し上げることができるのか
と思っております。
○河野照代委員 よくわかりました。
注視しながら今後まだ決定されていないということなんですけども、明石ルートの湾岸のプランなんでしょうか。後でまた確認しますけれども。このルートを通るのが町のためになるということを考えてみて、例えば新島を活性させるのか、あるいは商業振興を目的
とするのかなどを土地利用計画、範疇に入る
と思います。先ほどの道路の拡幅にも関係してくる
と思います。また、調整区域などどのようにして市街化区域に編入するかの多岐にわたっての検討しなければならない
と思います。それは町民にとって町民の利益は図れないし協議会の席上で今、町長おっしゃいました町としての意見をこれから申し述べてまいります
とあったので、そういうことを庁議で私は決定する
とは言っていないですけども、担当グループとか皆さんでそういうことも念頭に置いて協議なさってから、町長がこの協議会で町としての計画を力強く述べていただきたい
と思ってお尋ねしたところであります。
○清水町長 この件に関しましては、町だけではなく住民だけではなく、企業も関係してきます。また、商工業のあり方というのも立地につきましても関係してくる
と思いますので、私が意見を聞かれたの
と同様、商工会の会長にもそういった意見聴取をされる場がございました。企業の方々に正式な場ではございませんけれども、懇親会などで個々にお聞きするに当たりましては今の企業活動が後退するようなこと、または移転を余儀なくされるようなこと、そういうことは余り歓迎されないようにお聞きしております。これは公式の場ではございませんけれども、そういったご意見も個々に聞いているところでございます。また、南部を通ることによりまして点でつなぐということではなくて帯になりますので、かなり住民の方々の住居、また集落、そういったものにも影響してくる
と思いますし、また臨海部を通ることによりまして漁業とか新島の企業等にも影響を与える
と思いますので、今のところ明石市長は公然
と言われておりますけれども、明石ルートにつきましてはこれまで賛同するという意見は申し上げておりません。私はできましたら加古川ルートというのが長年皆さんが近隣自治体も含めまして想定されて要望されてこられましたので、できましたら加古川ルートで播磨町の都市計画道路がそこにどのようにうまくアクセスできるかということが今後の課題になってくる
と思いますので、できましたら加古川ルートが決定されればいいな
と思っております。これは多分、総工費とかいろんなものにも関係してくる
と思いますので、それが出次第町としての姿勢、態度、また意見につきましても公式にいろいろ申し上げる場ができてくる
と思いますので、ご理解いただければ
と思います。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○藤田博委員 事項別明細書123ページ、事業番号0000399町道未登記処理事業でお聞きします。
この事業はのどのような状況の道路を対象として実施しているかお聞きしたい
と思います。
○竹内都市計画統括 未登記処理事業なんですが、例えば官民境界等で道路の中に個人名義の土地が残っているとか、そういったものが見受けられる
というかわかるときがございます。そういったものに対しまして町に名義変更するとか、そういったところの費用でございます。
○藤田博委員 官民境界の事案が発生したときに対応するためだけですか。3回しかないさかいもっと聞きたい
と思うんやけど、しゃあないなこれ。
○竹内都市計画統括 先ほど、官民境界のとき
と申しましたが、あくまでも官民境界だけではございません。道路内に未登記
といいまして個人名義が残っていたりですとか、そういったものがわかったときに対処していくというような費用でございます。
○藤田博委員 道路の敷地が個人名義になっているということだった。そういう道路は今、町内にどれぐらいあるか把握はされているんですか。
○竹内都市計画統括 なかなか数の把握というのは難しいことがございまして、把握まではできておりません。
○藤田博委員 このたび933万3,000円ですか、予算上げていますけども、これ令和2年度の件数の見込みというのはどれぐらいの見込みを持っているんですか。
○竹内都市計画統括 予算上で見込み
といたしましては、測量登記委託料
といたしまして分筆の訂正ですとか所有権移転の未登記処理、そういったものを6件分。所有権移転に関しましては想定ではございますが、3件。そういったものにもし相続の調査とかがある場合にそういった予算も3件計上しており、他の所有権移転を想定では5件しております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
(「なし」
と呼ぶ者あり)
○岡田千賀子委員長 「質疑なし」
と認めます。
これで
都市計画グループ所管の一般会計について、質疑を終わります。
これで
都市計画グループ所管分についての質疑を終わります。
しばらくの間、休憩します。
休憩 午前10時19分
…………………………………
再開 午前10時29分
○岡田千賀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、上下水道グループ所管分の審査を行います。
上下水道グループ所管の水道事業会計について、補足説明を求めます。
○藤原上下水道統括 それでは、議案第25号の令和2年度播磨町水道事業会計予算についてご説明いたします。
まず、別冊で添付しております令和2年度播磨町水道事業会計予算説明書をご確認ください。これは、公営企業法第25条の規定により、議会に予算を提案する場合に義務づけられている予算の附属書類でございます。1ページから3ページは予算実施計画、4ページは令和2年度水道事業キャッシュ・フロー計算書、5ページから9ページは給与費明細書、10ページは債務負担行為に関する調書でございます。
一番右の列の財源内訳のその他の数値が抜けておりまして、本日、差しかえ分を配付させていただいております。その他の欄には6,800万円が入ります。大変申しわけございません。
それから、11ページが令和2年度予定損益計算書、12ページから15ページが令和元年度、令和2年度の予定貸借対照表でございます。16ページは注記として重要な会計方針を記載しております。17ページから21ページは収益的収支及び資本的収支の予算説明書
となっております。それから、参考資料
といたしまして、22ページは令和2年度予算による原価計算、23ページは財政収支計画表、24ページに令和2年度工事予定箇所図を作成しておりますので、あわせてご確認をよろしくお願いいたします。
それでは、議案書62ページをごらんください。第1条は予算の総則です。第2条は業務の予定量を定めております。給水栓数が1万6,314栓、年間総給水量は352万4,708立方メートルを見込んでおります。1日平均給水量は9,657立方メートルでございます。第3条、収益的収入及び支出の予定額は水道事業収益が6億7,643万円、水道事業費用は6億3,799万8,000円でございます。
第4条、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入が1億9,342万1,000円、資本的支出が4億1,233万9,000円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額、2億1,891万8,000円は当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,051万5,000円。過年度分損益勘定留保資金1億9,840万3,000円で補填します。
第3条の収益的収支及び第4条資本的収支の節ごとの内訳につきまして、主なものを予算説明書によりご説明いたします。
予算説明書の17ページをお願いいたします。1款水道事業収益、1項営業収益、1目給水収益、1節水道料金は、前年度比387万7,000円増の5億4,551万9,000円を見込んでおります。2目受託工事収益、2節修繕工事収益は、前年度比801万3,000円増の1,794万円を計上しております。これは、下水及び土木からの受託工事の他、兵庫県から受託工事として水田川改修に伴う給排水管の移仮設
と検査満了に伴う船舶用給水メーターの取りかえを行うものでございます。2項営業外収益、5目、2節雑収益は、下水道料金徴収事務負担金等で、前年度比107万円減の2,282万7,000円
となっております。
予算説明書18ページをごらんください。収益的支出でございます。1款水道事業費用、1項営業費用、1目原水及び浄水費、15節委託料7,380万9,000円は、浄水場運転管理業務委託料や機械器具の保守点検委託料などを計上しております。19節修繕費、2,502万6,000円は、井戸の流量計の修繕やしゅんせつ工事などを見込んでおります。36節動力費5,448万3,000円は、浄水場、配水池などのポンプを動かすための電気代
となっております。38節受水費、6,094万4,000円につきましては、県営水道へ支払う水道料金で、令和2年度から5年度までの契約の1年目
となっており、単価の見直しによりまして前年度比313万8,000円の減になっております。2目配水及び給水費、15節委託料1,512万5,000円は、播磨町上下水道工事組合に漏水当番待機委託料、
シルバー人材センターへ委託する簡易作業業務、漏水調査等に係る経費でございます。19節修繕費2,609万8,000円は、漏水修理や検査満了メーターの取りかえ費などでございます。
予算説明書19ページをごらんください。3目受託工事費1,594万9,000円は、下水道布設や道路改良など公共事業に伴う移仮設に要する費用で、令和2年度においては県事業の水田川改修に伴う給排水管の移仮設
と検査満了に伴い、公共埠頭にある船舶用給水メーターの取りかえを行います。4目業務費、2,639万4,000円は、水道メーターの検針、水道料金の請求など、賦課徴収に関する費用でございます。5目総係費、2,999万8,000円につきましては、事業活動の全般にかかわる一般管理費を計上しております。15節委託料の884万1,000円については、電算機器保守委託料のほか、上下水道事業運営委員会の支援業務委託料を計上しております。総務建設常任委員協議会において、経営戦略についてご説明いたしましたが、創設期の水道施設の老朽化が急速に進んでいくことから、計画的に更新を行う必要があり、その財源として企業債のほか料金の見直しが必要
となります。水道料金については、上下水道事業運営委員会で学識経験者や住民、企業の代表者に参画していただき、ご意見を伺いながら方向性を決めたい
と考えておりますが、本町では昭和58年度から料金の改定を行っていないことから、運営支援を監査法人等に委託する方向で検討しており、それに要する委託料を計上しております。
予算説明書20ページをごらんください。6目減価償却費2億1,849万8,000円は、平成30年度以前の資産取得分、令和元年度資産取得見込み分の償却分を積算し、計上しておりますが、法定耐用年数を経過した資産が増加していることもあり、前年度比626万1,000円減
となっております。2項営業外費用、1目支払利息及び企業債取扱諸費、2,169万4,000円は、企業債の償還額のうちの利息分でございます。4項、1目、61節予備費は、前年度
と同額の1,000万円を計上しております。
予算説明書21ページをごらんください、資本的収入について説明いたします。1款資本的収入、1目企業債の1億3,760万円は、老朽施設の更新を長期にわたり継続的に実施していく必要があることから、企業債の借り入れを行うもので、経営戦略における方針に基づき、基幹管路及び老朽排水管更新工事の事業費の60%を計上しております。2項1目負担金、1節工事負担金719万9,000円は、民間開発工事等に伴う負担金でございます。2節加入分担金3,592万6,000円、3節給水装置負担金257万6,000円、4節雑収益1,012万円につきましては、開発協議等を参考にして新設見込み分を算出しております。
次に、資本的支出をご説明いたします。1款資本的支出、1項建設改良費、1目工事費の15節委託料2,034万8,000円は、配水管の設計業務委託料などでございます。18節工事請負費2億5,250万5,000円は、本年度予定の配水管布設工事として、大中地区(第2工区)基幹管路布設替工事、町道古宮土山線配水管布設替工事(第3工区)、宮西地区配水管布設替工事(第2工区)を行います。なお、大中地区(第2工区)基幹管路布設替工事につきましては、工期が年度をまたがるため、債務負担行為を設定しております。浄水場施設事業としましては、取水の流量計の取りかえ工事などを実施します。工事箇所につきましては、予算説明書24ページに掲載しておりますので、後ほどご確認をお願いいたします。
2項1目企業債償還金、67節元金償還金1億2,006万9,000円は、企業債の元金償還分でございます。
それでは、議案書63ページをお願いいたします。第5条では、債務負担行為について定めております。大中地区(第2工区)基幹管路布設替工事について、工期が令和3年度にまたがる見込みで、令和3年度の限度額は1億7,000万円
としており、令和2年度分執行分を含みまして、総事業費については概算で2億7,000万円を見込んでおります。第6条では、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還方法を下記のとおり定めております。借り入れの限度額については、1億3,760万円でございます。第7条では、予定支出の各項間の経費の金額を流用することができる場合を、営業外費用に計上した消費税及び地方消費税に係る予算額に不足を生じた場合における、同一款内での各項間の流用
とすることを定めております。第8条では、議会の議決を得なければ流用することができない経費を定めており、職員給与費7,024万円が対象の経費でございます。第9条はたな卸資産の購入限度額1,441万9,000円を定めております。
以上で、水道事業会計予算の説明を終わらせていただきます。今後におきましても、より一層の経営の効率化を図るとともに、安全で安定的に給水できるよう水道事業運営に努めてまいる所存でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○岡田千賀子委員長 補足説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
○野北知見委員 予算説明書1ページ、営業外収益の4目長期前受金戻入、これについてなかなか理解するのに時間がかかったんですが、大体理解させていただきました。減価償却のような形で現金収入はないけど毎年計上しない
といけないということで、この収益を合わせた全体で見る
と健全な感じでも、長期前受金戻入金を外せばなかなか大変、財政的にも大変だというのも理解させていただきました。この戻入金なんですが、昨年度に比べまして400万円ほど減っています。ですから後々減っていくもの
と考えていいんでしょうか。
○藤原上下水道統括 野北委員のご指摘のとおり、償却資産を取得する際に収入した加入分担金とか工事負担金とかを収益化していくような形になりますので、資産の減価償却が終わりつつある中では今後は減少していく見込み
となっております。
○野北知見委員 それでしたら償却年数というのは大体終わってしまうのはどのくらいかとか、わかりますでしょうか。
○藤原上下水道統括 償却資産の減価償却、法定耐用年数というのは資産の種別ごとに決まっておりまして、配水管でしたら40年になりますけども、機械設備であれば15年のものや10年のものがございますので、一概に何年というのは説明はできませんけども、おおむね配水管のものが多いことから、大体40年
と考えていただいたらいいか
と思います。
○野北知見委員 よくわかりました。
先ほどもこういった戻入金を収入
とみなさなければ財政の損益計算書でも決していい状況ではないということで理解させていただきました。そういうこともありまして、先ほどもご説明ありましたが、水道料金改定の見直しというのを予算資料にも載っております。この計画
といいますか説明いただいたんですが、どのくらいの期間検討されて実施の予定なのかお伺いいたします。
○藤原上下水道統括 まず、上下水道事業運営委員会で、令和3年度に各委員に集まっていただきまして、方向性を令和2年度検討させていただきまして、令和3年度その方向性に合わせてご提案できれば
と思っております。その中でいつからかとかどのぐらいかというのは決まってくるか
と思いますけども、基本的には大量の資産が老朽化しておりますので、できるだけ早期にはご負担かけることになりますけども、料金の改定をさせていただきたい
と考えております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○松岡光子委員 説明の中でも昭和58年から値上げをしていなくて、本当に踏ん張ってきていただいている
と思っております。そして老朽化も進んでその費用がこれから増していくという説明もお受けしました。上下水道運営委員会を昨年開催されて、必要な財源確保のための方策について今回、予算資料の11ページに書かれているような水道料金改定支援業務委託というのをされるいうことを知ったんですけれども、要は老朽化が進んで非常にこれから経費がかかるという、ここは理解しています。もう一つ、住民の立場からの視点
といいますか、水は命の源、体の中の3分の2は水
と言われるように、本当に水は命につながる、そのことで水道料金の値上げで今でも払えていなくて家に引いていないという方もいらっしゃるようなことも以前に聞いたことがあります。公園なんかの水でしのいでいらっしゃったりというのも聞いたりしていますので、どれくらいの値上げになるのか心配しているんですけども、今、令和3年に方向性、令和2年度の検討の結果、方向性を見て提案していくということだったんですけども、時期もわからないということなんですけど、大体の予想
といいますか、お聞かせいただきたいんですけれども。
○藤原上下水道統括 経営戦略で今後の収支見込みを計算しておりまして、その後の状況がまた変わってきている部分もあるか
とは思うんですけども、その範囲でいいます
と10%から15%以内で何とかとどめられるかということで、今のところは考えているんですけども、ただ、この10年間はそうなんですけども、実際これから本格的に老朽化していくというのがこの20年間ぐらいがピークか
と考えておりまして、その間の財源を10年単位ぐらいではどういうふうに確保していくかというのは検討していく必要がある
と考えておりまして、まずは10年間はそれぐらいの範囲内でということになるか
と思います。ただ、今後どういう形で資産を維持していくかというのも検討する必要がある
と思いますので、できるだけ資産も適正化
といいますか、ダウンサイジングも含めまして検討は進めていきますので、その中で必要な分を算出してお願いしていかない
といけないか
とは考えております。
○松岡光子委員 10から15%以内というのは水道料金の値上げの幅という意味なんでしょうか。ごめんなさい、理解ができていなくて。
○藤原上下水道統括 経営戦略で財政収支計画をつけておりまして、その計画の中で不足する額を料金で賄う
と大体そのぐらいの額になる
と。ただ、実際また計画を立てた時点から1年、2年
とまた経過していますので、その状況というのも変わってくる可能性もありますし、これからの見込みというのももう一度検討し直しますので、その中で圧縮したりとかいうのもあるか
とは考えております。
○松岡光子委員 播磨町に引っ越してこられる人たちも増えて、そういう分での収入。県水の単価も減っているということなんかも多分考慮は入るんだ
と思うんですけれども、できるだけ水道料金の上げ幅が少なくなるような検討という視点を持っていただきたい
と思うんですが、そこら辺どうでしょうか。
○藤原上下水道統括 先ほども説明させていただいたんですけども、今ある水道事業で保有している資産というのが人口も右肩上がりのときのものでございますので、今後の方向性
といいますか、人口減も見据えてどのぐらいの資産が適正かというのを考えながら、資産のダウンサイジングを検討しない
といけない
と。当然、その資産をダウンサイジングします
とコストも下がってくるというのもありますので、そういうので相殺していきながらご負担していただく分をできるだけ最小化していくような方向で検討はしたい
と考えております。
○岡田千賀子委員長 この際特に委員長より委員の皆様にお願い申し上げます。
質疑についてはできるだけ簡単明瞭に、要旨は明確に。また、重複しないようにお願いします。意見については疑義解明を主
としたもので解明に必要な範囲で行ってください。また、審査は令和2年度の当初予算議案について行いますので。その趣旨ご理解の上、質疑をお願い申し上げます。
他に質疑はありませんか。
○宮宅良委員 今のところ関連になるんですけども、予算説明資料の14、15ページ。予定のBSについて確認したい
と思います。
私なりに財務分析ということで、基本的な3比率を計算してみたんですけども、短期流動性を見る流動比率については355.9%ということで、300%を超えているので基本的な支払い能力は良好か
と。それプラス自己資本比率の構成比率については63.9%なので、これについても長期健全性があるということ
と、あともう一つ、一番大事な固定資産対長期資本比率というのが89%なので、100より低くさらに90より低いということで、かなり財務分析上はいい結果だ
と。ただ、先ほどから質問にあったように、長期前受金戻入、いわゆる繰延収益の部分です。これ、今まで資本の分に入っていたやつを負債に振りかえて収益化していくということで、ここの部分がネックになってくるので、流動性比率以外の2比率についてはこれを引く
とかなり悪化してくるという中で、先ほどの水道料金云々の話もありましたけども、今後、その分析をしていく上でどの指標を、要は繰延収益を入れた額なのか、それとも除いた額で水道料金云々を検討していくのか、今年度のキャッシュフローからどういうふうな経営をしていこう
と考えているのか確認したい
と思います。
○藤原上下水道統括 業務指標については各種ありますので、複数組み合わせてみない
といけないという分はあるか
と思います。ただ、今回、料金改定の方向性が全国的に増えてきているというのが更新をしていかない
といけない
と、その財源を確保するためのキャッシュを確保するための値上げを検討されているところが多いというところになります。経営戦略を策定する中でも一番問題
となったのが、それを借入金で賄うのか自主財源を増やしてそれで賄っていくのかというところがありまして、今後、注意していかない
といけないのかな
と考えておりますのは、企業債対給水収益比率、ここをどこまで持っていくかというのが一番のネックになってくるか
と思います。その指標ですけども、単純に何ぼやったらいいというのが公営企業の場合です
とほとんどが借入金でもともと賄っているというところもありまして、類似団体
との比較しかございませんので、決算審査のときにもそういう資料もつけさせていただいているんですけれども、特にそこから悪くならないようにというのは気をつけたい
とは考えております。
○宮宅良委員 先ほどの説明資料の4ページには、予定CFを見る
と確かに期初より期末のほうがキャッシュも減っていますし、ページでいえばあとは11ページの予定のPLを見る
とここについても当年の純利益ということで6,000万円ほど上がってきてしまっていますけども、これも繰延収益を引いていく
と結局的にはマイナスということで、いわゆる公共的必要余剰という部分がない状態なので、厳し
さはわかるんですけども、経営上、どこをコストカットするか
といえば先ほどのダウンサイジングというのもありますけど、工事費、布設工事費もコストいかに落としていくかという中で、例えばPIP工法というのがありますよね。エチレン間を中に通していって掘削しないやり方、ああいうやり方も最近いろいろ出てきている
とは思うんですけど、そういう工事費というか布設工事費を落としていくことによってかなり長期的に見る
とコストは下げられるのかな
と思うんですけど、そういうことも検討した上でこの工事というのは予算として考えられているんでしょうか。
○藤原上下水道統括 パイプインパイプという形での工法とかさまざまな工法は多分ある
とは思うんですけども、今回、計上しているのはそういう特殊な工法を使う
というところはございません。一番のコスト削減というのが今ちょうど基幹管路とかもやっておりますけど、耐震管なり丈夫な管を長く使う
と。法定耐用年数は今40年なんですけども、今出ている本町でも採用している管というのがメーカーでは100年経過しても使えますというような管を入れていこう
としておりますので、そういう管を今後導入していくことで長期に資産を使うということが一番のコストダウンになるかな
と考えております。
○宮宅良委員 私がPIP工法について言わせてもらったのは、一気にこの時期に上水いろんなところで自治体で一気に工事が集中これからしてくるので、その後需要
と供給の自給のバランスによって工事費も上がってくるでしょうし、いろんなものコスト増になってくるので、一回そういうので先延ばしした段階でやるとか、そういうことも含めて計画を考えたほうがいいのかということで確認したんですけど、今年度はそういう分での工事はないということでよろしいです。あと、そういう考え方についてももう一度。
○藤原上下水道統括 必要に応じてそういう工法がコスト削減につながる場合、採用については検討はしていかない
といけない
とは考えております。今回は、そういう工法を使うようなところがなかったということでございます。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○奥田俊則委員 播磨町水道事業会計予算説明書の22ページを見ます
と、昨年の資料なんですがこの1立米当たりの単価が昨年は166.92円で今年度については138.03円ということで、えらい経営努力をやってきたな
と、こういう思いあるんです。要するに立米当たりの単価が下がってきたことは一人当たりいいことだ
と思う中で、今の要因で料金を上げるというような考え方があるんです。こういう中で単価は下がってきています。水道料金の収納状況はどうなのか。未収金の回収対策とかいろいろ努力している
と思うんですけど、料金が上がるに当たっては住民に対して説明責任果たさなあかん。今の水道料金の状況はどうですかというような納得
と理解が得るような説明
と資料が要るか
と思うんです。今回言いたいのは、経営努力によって原価が下がったというのは一つの要因として何があったのか、確認したい
と思います。
○藤原上下水道統括 今年度に関する給水原価が138.03円、済みません、昨年度の資料の手持ちがございませんけども、それについては先ほどもいろいろ
とご質問ありました長期前受金戻入額を差し引いた形で原価を出さない
といけないという、総務省から出ておりまして、今回につきましてはその分を引いた額、減価償却に係る原価から長期前受金戻入額の原価分を引いた額を計上しておりますので、単純に比較はできないか
と思います。
○奥田俊則委員 水道グループが経営努力したから単価が下がったというような結果ではないということですか。
○藤原上下水道統括 これまでも水道事業というのは公営企業という形で独立採算でやっておりまして、その中でできる限りの対策ということは人件費を含めてもそうですけども、さまざまなことを導入はしてやってきております。その結果が今の数値
とご理解いただければ
と思います。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
(「なし」
と呼ぶ者あり)
○岡田千賀子委員長 「質疑なし」
と認めます。
これで上下水道グループ所管の水道事業会計について、質疑を終わります。
○岡田千賀子委員長 次に、上下水道グループ所管の下水道事業会計について、補足説明を求めます。
○藤原上下水道統括 それでは議案第26号の令和2年度播磨町
下水道事業会計予算についてご説明いたします。
まず、別冊で令和2年度播磨町
下水道事業会計予算説明書を添付させていただいております。これにつきましては水道事業
と同様に公営企業法第25条の規定により、議会に予算を提案する場合に義務づけられている予算の附属書類でございますので、あわせてご参照いただければ
と思います
それでは、議案書64ページをごらんください。第1条は予算の総則です。第2条は業務の予定量を定めております。下水道への接続戸数が1万3,466戸、年間総排水量は、295万8,000立方メートルを見込んでおります。1日平均排水量は8,104立方メートルでございます。第3条収益的収入及び支出の予定額は、下水道事業収益が9億7,195万円、下水道事業費用が9億3,561万4,000円でございます。第4条資本的収入及び支出の予定額は、収入が5億1,788万5,000円
となり、支出が7億8,497万1,000円
となります。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億6,708万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,206万7,000円、過年度分損益勘定留保資金9,348万円及び当年度分損益勘定留保資金1億5,153万9,000円で補填します。
第3条の収益的収支及び第4条資本的収支の内訳につきまして、予算説明書によりご説明いたします。
予算説明書の19ページをごらんください。
収益的収入の主なものについて説明いたします。1款下水道事業収益、1項営業収益、1目、1節下水道使用料は、前年度費327万8,000円増の3億6,285万9,000円を見込んでおります。2目一般会計負担金、1節雨水処理負担金は、雨水処理に要する経費を一般会計から繰り入れしているもので、雨水管渠及び本荘雨水ポンプ場に係る修繕費やそれに係る人件費等の維持管理費、雨水処理に係る減価償却費及び企業債利息に相当する額
となっており、前年度比684万8,000円減の1億1,398万円を見込んでおります。3目、1節受託事業収益は、狭あい道路整備事業に係る公共汚水ますの移設工事負担金、新島内雨水管渠調査の受託に要する負担金を計上しております。2項営業外収益、4目他会計補助金は、分流式下水道等に要する経費、流域下水道の建設に要する企業債利息等を一般会計から繰り入れており、前年度比1,075万3,000円減の1億4,290万6,000円を見込んでおります。7目長期前受金戻入は、過去に取得した償却資産の財源を資産の減価償却に合わせて収益化するもので、現金を伴わない収入
となっており、前年度比628万8,000円減の3億3,087万3,000円を見込んでおります。
予算説明書20ページをごらんください。収益的支出の主なものについて説明いたします。1款下水道事業費用、1項営業費用、1目汚水管渠費、13節委託料3,487万4,000円の主なものは管路調査委託料で、町内に布設した汚水管渠の適正な維持管理のため、毎年度管内の洗浄及びテレビカメラを用いた管内の点検調査に要する費用を計上しております。2目雨水管渠費、13節委託料234万1,000円は、雨水幹線流入口に設置されたスクリーンの清掃委託料や土砂しゅんせつ委託料などを計上しております。17節修繕費280万円は、雨水管渠の補修費などを計上しております。4目雨水ポンプ場費、13節委託料601万8,000円は、本荘雨水ポンプ場の常時及び非常時の管理業務の委託料や、設備保守点検委託料などを計上しております。6目受託事業費、13節委託料、1,865万円は新島内に埋設されている雨水管渠が老朽化してきていることから、更新に向けた検討を行うための調査を行います。7目水洗便所普及促進費、21節補助交付金68万円は、下水道の供用開始後3年以内に浄化槽またはくみ取り便所を改造し、下水道に接続した場合に交付する助成金で、年間80件の申請を見込んでおります。8目業務費、20節負担金2,123万6,000円は、下水道使用料の徴収業務を水道事業に委託しており、それに係る負担金
となっております。9目総係費、13節委託料757万9,000円につきましては、下水道事業計画の計画変更に要する委託料、及び公共下水道台帳を更新するため、公共下水道台帳整備業務委託料を計上しております。10目1節流域下水道維持管理負担金1億3,325万1,000円は、加古川下流浄化センターの維持管理に係る市町負担金でございます。11目減価償却費5億3,573万3,000円は、平成30年度以前の資産取得分令和元年度資産取得見込み分の償却分を積算し、計上しております。1節有形固定資産減価償却費は、汚水及び雨水の管渠施設並びに本荘雨水ポンプ場施設等に係る減価償却費です。2節無形固定資産減価償却費は、流域下水道建設負担金などの施設利用権に係る減価償却費でございます。
予算説明書21ページをごらんください。2項営業外費用、1目支払利息及び企業債取扱諸費、1節企業債利息1億805万9,000円は、下水道事業における企業債の利息でございます。
予算説明書22ページをごらんください。資本的収入について説明いたします。1款資本的収入、1項1目企業債、1節下水道事業債1億8,910万円は、汚水管渠布設工事、及び本荘雨水ポンプ場改築更新工事、並びに加古川下流流域下水道事業に係る施設整備費などに対して借り入れをするものでございます。2項負担金等、2目1節受益者負担金228万4,000円は、令和元年度に下水道整備が完了した賦課対象区域分及び徴収猶予取り消し見込み分の受益者負担金を計上しております。3項出資金、1目他会計出資金、1節一般会計出資金1億9,998万8,000円は、下水道事業の開始に当たり、建設投資に必要な資金について起債により賄っていましたが、その起債の元金償還に充てる繰入金について出資金として経理するもので、元金償還金に充当する基準外繰入相当分を計上しております。4項補助金、1目1節国庫補助金4,469万円は、汚水管渠布設工事、及び本荘雨水ポンプ場改築更新工事に係る補助対象事業費に対して補助率2分の1として計上しております。3目他会計補助金、1節一般会計補助金8,182万3,000円は、起債の元金償還金について一般会計が負担すべきものとして基準内繰入相当分を計上しております。
予算説明書23ページをごらんください。資本的支出についてご説明いたします。1款資本的支出、1項建設改良費、1目汚水管渠建設改良費、16節工事請負費7,298万5,000円は、大中地区、南野添地区、古宮地区での汚水管布設工事、及び公共汚水ます取り出しに係る工事費でございます。18節路面復旧費1,000万円は公共汚水桝取出工事等に係る舗装復旧費でございます。20節負担金557万5,000円は、汚水管布設工事に伴う上水道管の移仮設工事に係る負担金です。2目雨水管渠建設改良費、13節委託料263万4,000円は、雨水幹線整備工事による隣接家屋等への影響の調査委託料及び雨水幹線用地取得に伴う分筆登記委託料などを計上しております。4目雨水ポンプ場建設改良費、13節委託料8,921万円は、本荘雨水ポンプ場の長寿命化計画に基づく機械・電気設備改築更新に係る工事委託料で、引き続き日本下水道事業団に委託するものでございます。7目1節流域下水道建設負担金4,261万5,000円は、加古川下流浄化センターの施設整備に係る市町負担金でございます。8目営業設備費、1節有形固定資産購入費1,188万8,000円は、古宮第5雨水幹線整備に係る事業用地の買収費用でございます。2項企業債償還金、1目1節建設企業債元金償還金5億2,480万6,000円は、企業債の元金償還分でございます。
それでは、議案書65ページをお願いします。第5条の企業債は、起債の目的、限度額等を定めております。公共下水道事業につきましては、汚水管渠布設工事、本荘雨水ポンプ場の改築などに係る施設整備費として、1億4,750万円を限度額として借り入れするものでございます。流域下水道事業につきましては、加古川下流流域下水道事業に係る施設整備費として、4,160万円を限度額として借り入れするものでございます。なお、起債の方法、利率、償還の方法は、記載のとおりでございます。第6条の一時借入金は、当年度内に一時借り入れする場合の1回当たりの限度額を1億円
と定めております。第7条は、予定支出の各項間の経費の金額を流用することができる場合を営業費用
と営業外費用
とすることを定めております。第8条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を定めており、職員給与費4,946万4,000円が対象の経費でございます。第9条の他会計からの繰入金は、5億3,869万7,000円
と定めております。
以上で
下水道事業会計予算の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○岡田千賀子委員長 補足説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」
と呼ぶ者あり)
○岡田千賀子委員長 「質疑なし」
と認めます。
これで、上下水道グループ所管の下水道事業会計について、質疑を終わります。
これで、上下水道グループ所管分についての質疑を終わります。
しばらくの間、休憩します。
休憩 午前11時25分
…………………………………
再開 午前11時34分
○岡田千賀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、教育総務グループ所管の一般会計について補足説明を求めます。
○堀江教育総務統括 それでは、教育総務グループが所管しております事業の補足説明をいたします。
まず歳出のほうから説明させていただきます。
事項別明細書141ページをお願いいたします。10款教育費、1項教育総務費、1目教育委員会費、事業番号0000441教育委員会委員活動事業、1節報酬034教育委員会委員報酬は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、教育委員会の事務の管理及び執行状況について点検・評価するための評価委員3名の方への報酬であります。なお、評価報告書につきましては議会へ提出するとともに町のホームページに掲載することにしております。
続きまして、143ページをお願いいたします。2目事務局費、事業番号0000442事務局一般管理事業、12節委託料012職員健康診断委託料は、会計年度任用職員制度導入に伴う新規採用職員の雇入検診費用であります。事業番号0000449事務局公用車管理事業、13節使用料及び賃借料は公用車リース料であり、任期付用務員の移動時間短縮及び業務の効率化を図るためにリースするものであります。
続きまして145ページをごらんください。事業番号0000776播磨地区学校歯科保健大会事業、10節需用費は、令和2年度に播磨町において、播磨地区学校歯科保健大会が開催されるもので、その際に配布する冊子の印刷費用であります。
続きまして149ページをごらんください。2項小学校費、1目学校管理費、事業番号0000453小学校運営事業、10節需用費は、小学校で使用する事務用品等の消耗品、清掃用具、印刷製本費、楽器や機械類等の修繕に要する費用であります。11節役務費は、小学校の郵送料、電話代、ピアノの調律費用及び日本スポーツ振興センターへの災害共済掛金などに要する費用であります。12節委託料は、印刷機の保守点検、連合学会の際に楽器を運搬、及び学校園
と教育委員会の書類配送業務を新たに委託するものであります。13節使用料及び賃借料は、AEDリース料、児童搬送用のタクシー借り上げに要する費用などであります。18節負担金補助及び交付金は、211校長会等負担金としてさまざまな団体への負担金を、222各種教科別研修費として指導要領に応じた各種教科の指導等における研修の充実を図る経費の一部を助成するものなどであります。その下、事業番号0000454小学校保健衛生事業、7節報償費は、各校の内科医、歯科医、眼科医等の校医が行う児童の健診に対して支払う費用などでございます。10節需用費は、消毒液などインフルエンザ予防対策用品、熱中症予防用品や歯科検診時の使い捨て舌圧子購入費用などです。12節委託料013各種検診委託料は、教職員の健康診断及び児童の尿検査などに要する費用であります。18節負担金補助及び交付金、657学校生活管理指導表作成料助成金は、アレルギー疾患に対する配慮の必要な児童生徒に対して提出を求める学校生活管理指導表の作成料の全部または一部を助成しているもので、保護者の経済的負担を軽減するとともに学校での支援体制をより確実に行うことを目的
としています。助成額につきましては、1通3,000円を上限
とした実額でございます。687インフルエンザ予防接種料助成金は、町立学校に勤務する養護教諭の健康管理の充実を図るとともに、良好な学校の教育環境を形成する目的でインフルエンザ予防接種に係る費用の一部を助成するもので、4,100円を上限として接種費用の実額を助成しております。
その下、事業番号0000455小学校給食事業、151ページをお願いいたします。10節需用費は、消毒用品、洗剤や包丁やまないたなどの消耗品、児童用の食器の購入、設備機器の修繕に要する費用であります。12節委託料、647学校給食用牛乳パック回収委託料は、平成31年4月より衛生管理基準の運用厳格化により、牛乳納入業者の回収が不可能になったことによる回収委託料です。17節備品購入費、給食用備品購入費は、厨房機器類の不調や故障等の際に購入するための費用でございます。
その下、事業番号0000456小学校施設維持管理事業、10節需用費は、電気、水道、ガスなどの光熱水費や施設の修繕料であります。11節役務費は、水質検査や火災保険料に要する費用であります。12節委託料は、施設などの保守点検、及びトイレ清掃委託料などであります。14節工事請負費は、播磨南小学校教室可動間仕切り設置工事、各小学校の防火設備改修工事などの費用であります。
その下、事業番号0000457小学校運営用備品整備事業、153ページをお願いいたします。17節備品購入費は、プリンター、配膳台、カーテン、児童用机、椅子などを購入するものであります。
その下、事業番号0001031交通安全街頭指導事業、10節需用費は、制服等の貸与品を購入するための費用であります。12節委託料001交通安全街頭指導員業務委託料は、児童の登下校時の安全確保を図るため、18名の指導員を配置するための費用であります。
その下、事業番号0067008播磨西小学校校舎大規模改造事業は、播磨西小学校
と播磨西幼稚園
との親子給食を行うための設計業務を実施するもので、12節委託料001設計業務委託料は、親子給食に係る実施設計に要する費用であります。事業番号0067018蓮池小学校北校舎大規模改造事業、老朽化した北校舎を大規模改造するための設計業務を実施するもので、12節委託料001設計業務委託料は大規模改造工事の設計に要する費用であります。続いて、事業番号0067041小学校遊具整備改修事業は、小学校に設置している遊具の適切な維持管理のために実施するもので、12節委託料は、遊具の点検業務に、14節工事請負費は、遊具の改修に要する費用であります。
その下、事業番号0067069学校給食施設整備事業、10節需用費は、令和3年度予定の播磨南小学校給食施設改築に伴い、既存事務室を配膳室として使用するために必要な養生マット及び冷蔵庫などを移設する費用で、13節使用料及び賃借料、敷地借り上げ料は、蓮池小学校給食施設整備工事のため、職員駐車場が不足するために近隣の土地を継続して借地するための費用でございます。15節原材料費は、令和3年度に予定している播磨南小学校給食施設改築工事を施工するために、納期のかかる高力ボルトを事前に購入するための費用でございます。
2目教育振興費、事業番号0000459小学校就学援助事業、12節委託料009
電算機器保守点検委託料は令和2年度からの認定基準見直しに伴い、新たに導入するシステム機器の保守点検委託料で、13節使用料及び賃借料は、新たに導入するシステムのリース料です。19節扶助費、026要保護・準要保護児童生徒援助費は、播磨町就学援助規則に基づき義務教育の円滑な実施に資するため、経済的に就学が困難な児童に対し学用品費、給食費等の援助するための費用です。また、同じ扶助費のうち、027特別支援教育就学奨励費は、特別支援学級に就学しており生活保護や就学援助を受けていない一定所得未満の保護者に対して、学用品や給食費に係る費用の一部を助成するため、それぞれ計上しているものです。
続きまして、155ページをごらんください。3項中学校費、1目学校管理費、事業番号0000460中学校運営事業、13節使用料及び賃借料は、AEDリース料、各種大会に参加するためのバス借り上げに要する費用などであります。18節負担金補助及び交付金は、211校長会等負担金、222各種教科別研修費は小学校
と同様であります。219対外試合等選手派遣交通費補助金は、中学校体育連盟が主催、共催する各種競技大会、国・地方公共団体または公益財団法人日本体育協会加盟の協議団体が主催する全国大会など、対外試合などに出場するための交通費等経費の一部を助成するものです。その他の節は小学校費で説明しました内容
と同様であります。
その下、事業番号0000461中学校保健衛生事業、こちらにつきましても小学校費で説明しました内容
と同様でございます。
その下、事業番号0000462中学校施設維持管理事業、157ページをお願いいたします。14節工事請負費は、播磨中学校テニスコートラインテープ張りかえ工事、各中学校の防災設備改修工事などに要する費用であります。その他の節につきましては、小学校費で説明しました内容
と同様でございます。
事業番号0000463中学校運営用備品整備事業、17節備品購入費は、印刷機、プリンター、紙折り機、生徒用の机、椅子などを購入する費用であります。
その下、事業番号0001121中学校給食事業、12節委託料、001調理配送業務委託料は、中学校給食の調理、学校までの配送・配膳に係る業務を委託するための費用でございます。なお、令和3年1月以降は、播磨南中学校のみの委託料
となります。17節備品購入費は、食缶などを購入するための費用でございます。事業番号0068059播磨南中学校プール改築事業、老朽化した播磨南中学校のプールを改築し、播磨南小学校
と統合するための設計業務を実施するもので、12節委託料001設計業務委託料は改築工事の設計に要する費用でございます。
その下、2目教育振興費、事業番号0000465中学校就学援助事業、159ページをお願いいたします。19節扶助費、026要保護・準要保護児童生徒援助費の内容は、先ほど小学校費で説明したもの
と同様であります。
その下、4項幼稚園費、1目幼稚園費、161ページをごらんください。事業番号0000466幼稚園運営事業、事業番号0000467幼稚園保健衛生事業及び事業番号0000468幼稚園施設維持管理事業については、小学校費、中学校費で説明した内容
と同様でございます。
事業番号0000469幼稚園運営用備品整備事業、17節備品購入費は、画用紙乾燥棚、テーブル、三輪車などを購入する費用でございます。
その下、事業番号0001239幼稚園一時預かり事業、163ページをお願いいたします。保護者の就労や介護、通院またはリフレッシュのために町立幼稚園で教育時間終了後から午後4時まで在園する幼稚園で一時的にお預かりするもので、利用した際の保育料
とて、お弁当のない日は日額500円、お弁当のある日は300円、長期休業中は1日1,000円を徴収しておりますが、保育の必要性の認定要件を満たし、認定を受けた場合は無償
となります。なお、令和2年2月末現在の延べ利用者数は9,928名でございます。10節需用費は、保育材料費及び納付書の印刷代でございます。11節役務費は、決定通知書などの郵送料でございます。
その下、事業番号0001285子ども・子育て支援給付事業(教育総務G)、18節負担金補助及び交付金、724施設等利用給付費は幼児教育保育無償化に伴い、町立幼稚園の一時預かり保育
と認可外保育施設などを併用して利用する場合において、利用料の給付を行うための費用でございます。
その下、事業番号0069018幼稚園遊具整備改修事業は、幼稚園に設置している遊具の適切な維持管理のために実施するもので、12節委託料は、遊具の点検委託に、14節工事請負費は、点検結果に基づいて塗装等改修を行う工事費用であります。
続きまして歳入の補足説明を行います。
19ページをお願いいたします。14款使用料及び手数料、1項使用料、6目教育使用料、2節幼稚園使用料は、一時預かり事業に係る使用料でございます。
以上で、教育総務グループが所管する事業の補足説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
○岡田千賀子委員長 補足説明は終わりました。
しばらくの間、休憩します。
休憩 午前11時54分
…………………………………
再開 午後0時58分
○岡田千賀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
○松岡光子委員 事項別明細書153ページ、事業番号0000459小学校就学援助事業についてお尋ねします。
先ほどの説明で、委託料
電算機器保守点検委託料など、今までにない項目も増えリース料とか使用料及び賃借、認定基準の見直しというご説明がありました。それに伴っての機種リース料
と思うんですが。平成30年9月に私一般質問させてもらった中で、持ち家、借家に対してのこととか生活保護基準に対しての係数何倍かいうようなことも言いましたけれども、そこら辺の関係で所得基準を見直したということなんでしょうか。
○堀江教育総務統括 松岡委員おっしゃるとおり、従来は住宅の関係で持ち家であるか借家であるかによって認定基準によって大きな差がございました。今回の改正で持ち家や借家の区別なしに一律に認定基準を設定するように考えております。それ
と、従来は世帯構成員の年齢によって基準額が決まるというようなことでありましたので、制度利用者にとっては非常にわかりにくい制度になっておりました。今回は世帯の家族の人数に応じて認定基準額を設けまして、一目でわかるようにするように考えております。
○松岡光子委員 認定基準というのはどれぐらいにされたのかというのも聞けたら、もし金額言えなかったら何%ぐらいアップとかお願いできないでしょうか。
○堀江教育総務統括 何%アップとか具体的な数字までは出せていないんですけども、今回の改正によりまして、従来の借家の方の基準、借家の方につきましては従来、上限51万円で設定していたわけなんですけども、その上限をもらっていた人については若干下がります。ただし、持ち家の方からします
とかなり上昇いたしまして、近隣2市2町、3市2町で比べます
とかなり上の水準になるものだ
と考えております。
○松岡光子委員 私、前回聞いたときに生活保護基準の1.3倍というところが全国的に35、36%になっているという話もしたときに、世帯構成でしたら1.3にする
とどれぐらいになりますか
と言ったときに165万1,000円とか、これではないだろう
と、これでは承知できない
と思っていたけど、今の回答で期待できる
と思ったんですが、加東市は昨年、令和元年度に各世帯構成全部にわたって所得基準をアップしているんです。そんなんで播磨町も頑張っていただいた
と思うんですけども、この所得気基準というのはいつごろ皆さんに提示されるんでしょうか。
○堀江教育総務統括 保護者の皆様に対しては5月の末に児童・生徒全員にチラシを配布いたしますので、そのチラシをもって周知したい
と考えております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○野北知見委員 扶助費の金額なんですが、小学校、中学校とも前年度
と比較しましてほぼ横ばいということなんです。先ほどのお話です
と少し対象人数も増える、減った方が少なくて減った
というか対象外れそうな方が少なくて、持ち家の方はかなり対象が増える
と受け取ったんですが、この扶助費についてはどうなんでしょうか。
○堀江教育総務統括 予算につきましては、昨年度の予算策定時
と同じ計算の仕方で予算は計上させていただいております。それはなぜか
と申します
と、今回新しい制度を導入することによっての対象者数の把握が困難でございますので、従来からの計算式で委員の皆様方に3月議会で毎回補正で就学援助費につきましては減額の補正をいただいている
と思いますので、減額補正の分がとりあえず現状のところは余裕分
と考えられますので、今のところは従来どおりの予算計上で上げさせていただいております。
○野北知見委員 ありがとうございます。
それでしたら、対象世帯は今のところふえるかな
と私は受け取ったんですけど、そういう感じの受け取り方でよろしいでしょうか。
○堀江教育総務統括 所得基準を上げておりますので、対象者数は増えるもの
と考えております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○香田永明委員 事項別明細書157ページ事業番号0068059播磨南中学校プール改築事業の設計業務委託料802万円なんですが、これ播磨南小学校のプール改修事業設計で、300万円ほどの設計委託されて、これはもう執行されていますよね。執行されて予算で1億1,900万円の予算をつけているんですが、これちょっと高い気がするんですが、播磨南小学校の分で平成27年についているんです。改修事業設計というのが。委託料やね。今回、設計はもうし終わった後に平成28年の予算でプール改修事業で1億1,902万円、施工業者がいないということで今回、播磨南中学校
と一貫してやるというふうに。802万円の設計業務委託料がついているんですが、高い気がするんです。それはなぜなのかというところ、お願いいたします。
○堀江教育総務統括 今回、計上させていただいております実施設計の委託料につきましては、国土交通省の基準に基づいて積算しております。従来の平成27年ですか、播磨南小学校の設計委託料の計上時点では大分過去のことなんでうろ覚えなんですけども、見積もりをとって予算計上していたのではないか
と思われます。実際、この800万円の予算を計上しておりますけども、落札率はかなり低い水準では推移しております、近年。ですので予算としては基準に基づいては積算しておりますが、実際の契約額については競争原理が働いて安価になるのではないか
と考えております。
○香田永明委員 播磨南小学校のプールの改修事業の設計はもうしてしまって、事業はまだしていないので予算は使っていないんですけど、この予算が無駄になってしまっているんです。そこら辺どうお考えなのかお聞きいたします。
○堀江教育総務統括 播磨南小学校の設計につきましては、改修工事ということで設計はさせていただきました。そして、委員の皆さんもご存じのとおり、何回も入札には付しましたが、一度も落札できずに事業そのものを断念したという経緯がございます。今回、改築工事ということで要は全てをやりかえる工事にシフトしたわけでございますけども、改築工事をすることによって国からの補助金が入ってまいります。2校のプールを1校に統合することによってイニシャルコストも半分になりますし、ランニングコストも半分になります。前回の播磨南小学校の設計時点では播磨南小学校のプールを改修するということで、設計までは終わらしたわけではございますけども、その後検討をいろいろ重ねることによって2校のプールを1校に統合することも可能
となりましたし、そうすることによって先ほども申し上げましたイニシャルコスト、ランニングコストの低減も図れる。さらに補助金も国の予算にもよりますけども獲得することができる可能性があるということで、その点につきましては問題ない
と考えています。
○香田永明委員 補助金が出るのは小学校だろうが中学校だろうが恐らく一緒なので、低コストで低イニシャルでできるということはすごく評価できる
と思います。ただ、やはり予算を設計してしまってできなかったからこれは無駄になってしまったから次のパターンにいきましょう
と。ただ、次またこれが工事施工業者がこなかったらまたこれもやらないのかという話になるんですが、そこはいいです。
もう一つ、小学生が中学生のところに行って、以前、登校時には中学校を通って小学校に行っていますよね。登校時には。違いましたっけ。そうですよね。登校時は行っている
と。だけど下校時には何でしたっけ、うるさいからか何か知らないんですけど、下校時は通っていないですよね、中学校の中を。プール一緒にしてそういったところ、授業の妨げにならないんであれば下校時も別に通らせてあげてもいいのか
とは思うんですが、そこら辺の部分はいかがですか。
○堀江教育総務統括 小学校の生徒が中学校に来れば子供の声が聞こえるんではないかということでございますけども、今現在、登校のみ通しておりますけども、下校について通しておりませんのは中庭を通す必要があるわけでございまして、そこを通すことによって中学生の生徒授業中でございますので、授業に支障が出る
と問題があるということで、下校については遠回りのルートで小学生の児童には下校していただいております。
そこにプールを設置して声とかが大丈夫かということでございますけども、プールから校舎は距離があいておりますので、騒音等につきましては問題ないもの
と考えております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○大瀧金三委員 播磨南小学校
と合同で使用されるということなんですけども、今まで
と違って使用の頻度は上がってくる
と思うんですけども、水質の衛生面とかチェック面、循環関係なんかで設計委託に何か含まれているんですか。そういった意見何かは含まれているんでしょうか。
○堀江教育総務統括 プールの水質の面でございますけども、プールのろ過機につきましてはプールの水の容量によって決まってまいります。昔のろ過機は砂ろ過
といいまして砂でろ過する装置を用いていたわけなんですけども、最近、播磨小学校なり蓮池小学校なり播磨中学校のプールにつきましては珪藻土
といいましてろ材、白い粉みたいなものなんですけども、それを吸着材に張りつけてろ過するという方式をとっております。この方式
と申しますのは、国際大会ができるような規模のプール、そういうプールでも用いられておりまして、水質につきましても砂ろ過よりはかなり高いろ過の精度がございますので、水質面につきましては問題ない
と考えております。そして、塩素濃度の管理でございますけども、塩素濃度の管理につきましても新しいプールにつきましては半自動で塩素を注入するような装置をつけておりますので、天候によってダイヤルをさわるだけで塩素濃度が維持できるというような装置もつけておりますので、水質管理につきましては全く問題ない
と考えております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○奥田俊則委員 このプールの件なんですが、播磨南中学校のプールは建設予定地が浜幹線沿いということを聞いています。今度、播磨南小学校の生徒が今度北側まで歩かなあかんね。低学年の人、夏場に大変だ
と思うんですけど。基本的に播磨南中学校
と播磨南小学校は使うものであれば両方とも利便性のあるような場所に移すべきか
と思うんです。片っ方だけ遠く歩かなあかん。そこらの考え方、場所の変更というのは今のところどう考えているのか、確認だけしたいです。
○堀江教育総務統括 奥田委員おっしゃる浜幹線沿いの場所でございますけども、なぜそちらに決めたか
と申します
と、南側、小学校に近い側も検討はしましたが、現在、体育や部活動で陸上が使用しておりまして、100メートルのコースのちょうど終端に位置してきますので、そういう練習なり体育の授業に支障が出るということもあり、現在の位置で建てかえることに決定いたしました。距離が長いというようなことでございますけども、播磨南中学校の敷地の部分を若干子供が歩きやすいようなインターロッキングブロックなどを並べまして、そこに今現在、保水性のインターロッキングブロックであるとか、そういうような商品も開発されておりますので、そういうものを用いまして夏場の暑い温度を少しでも低減できるように考えてまいりたい
と考えております。
○奥田俊則委員 播磨南小学校の正門から出て中学校の正門まで歩かなあかん
と。また校庭とか道沿いを、中学校
と小学校の道沿いを歩いて遠回りせなあかん
と。我々考えたら、直線に
ふるまで歩かすのも一つの方法か
と思うんです。夏の暑いときにもっと低学年の人がプール行くの嫌や
と言われないような方法を考えるべきや
と思うんです。遠回りせん
と近道で行けるような方法についてはいかがですか。考えているのか確認したい
と思います。
○堀江教育総務統括 奥田委員おっしゃる直線距離でもっと短く行けないかということでございますけども、例えば中学校のグラウンドを斜めに横切っていけば距離は若干近くはなる
と思うんですが、その辺につきましては中学校の授業の関係とかもある
と思いますので、まだ学校側
とは協議はしておりませんが、もし小学校
と中学校が協議してそのようなことが可能であれば、そういうこともできるのか
とは思います。
○奥田俊則委員 初めの話題に戻ります。
検討したが陸上部が使っているということで、じゃあプールを南側にもっていって解体した後に陸上部が100メートルですか、に使うような一つの方法もあるのか
と思うんです。そこらの検討はいかがですか。
○堀江教育総務統括 浜幹線沿いの土地をあけてトラックをということでございますけども、そちらの方向につきましては武道場とか体育館もございますので、100メートルの直線がとれない。あとテニスコートもございますので物理的に100メートルの直線がとれませんので、そちらについては不可能ではないか
と考えております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○奥田俊則委員 播磨南小学校から門を出て東に歩いて播磨南中学校の門から入りますね。せめて播磨南小学校の正門から播磨南中学校に入れるようにそこにも仮の門いう格好でするのも一つの方法か
と思うんですけど、そこら検討はいかがですか、難しいですか。
○堀江教育総務統括 ただいま、教育委員会で考えておりますのは、播磨南小学校の正門出まして東のほうに真ん中の通路を進んでいきまして、ちょうど道路の手前、今の防球ネットがあるか
と思うんですけど、その手前ぐらいに新たに門を設けましてそこから小学生のお子さんに入っていってプールに行ってもらおうか
と考えております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○大北良子委員 事項別明細書149ページの一番下の事業番号0000455小学校給食事業、そして予算概要の17ページの下から2段目のところなんですが、小中学校給食の充実を図り、発達段階にというところの2行目のところが小学校でドライ方式というのが書かれていて、この文章というのが予算概要では多分、親子方式でされる令和3年度からのことを書かれているんだ
と思うんですが、今現在の給食というのはドライ方式でしょうか、ウエット方式のどちらでしょうか。
○堀江教育総務統括 給食室はドライ方式では運用しておりますが、完全なドライ方式
とは言いがたい状況で運用はしております。それはなぜか
と申します
と、ドライ方式
と申しますのは汚染区域
と非汚染区域というものを明確に分ける必要がございます。ただ、今、播磨町の給食が小学校の給食室は面積的にも非常に狭いところで調理しておりますので、それを明確に分けるスペースもありませんし、建設当時にそのような概念がございませんでしたので、今現在は可能な限り、床に水をまかないような調理、そういう意味で完全なドライではないんですけども、ドライ運用をしているところでございます。
○大北良子委員 ご答弁いただきまして理解できました。
そしてこれから先、今から工事に入るということでドライ方式でということで調べたりとかした中で、ドライ方式を完全にするというのは働いておられる方もすごく難しい、例えば一つの給食缶とかを3回ぐらい洗ったりとか、例えば足もとをぬらさずにというのはとても難しいというのは働いておられる方、これから働かれる方が非常にいろいろな部分で困難
というかストレスを感じるようなことがすごくあるというようなことも調べたものにあったんですけれど、その辺りの対策とかは今後、今の給食施設をつくられたときよりもこれから先はドライ方式でされる給食施設も非常に多くなってくる
と思うので、そちら辺りの働いておられる方への対策みたいなんとか設計の中で入れられる
と思うんですけれども、その辺りのことをお聞かせください。
○堀江教育総務統括 ドライ方式への対策でございますけども、まず、調理機器をドライ方式に対応した機器を導入いたします。例えば、シンクとかでございますけども、シンクで洗い物をしています
とシンクから水が飛び出やすいような状況になるわけなんですけども、シンクの端に返しがついておりますので、外に水が出にくい構造になったものを今回設計で採用しております。あと、現在、小学校の給食室にはないんですけども、空調設備を導入いたします。空調設備を入れることによって室内の湿度も今現状よりもかなり下がりまして、床が湿気にくくなるというようなこともございますので、そういう面から調理員の働きやすい環境
と、衛生管理基準が今現在そのようになっておりますので、せざるを得ないというようなところもありますので、それになるべくしやすい設計をして、今現在工事を進めております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○木村晴恵委員 同じく小学校給食事業のところで、委託料のところでお聞きします。006廃棄物処理委託料なんですけども、小学校は野菜などは肥料にしたりはされていましたけども、中学校ではこの分はあったんですけど、小学校ではなかったんですよね。今回これが入っているんですけれども、これの説明をお願いします。
○堀江教育総務統括 中学校では今現在、業務委託をしておりますので、産業系のごみになりますので、町では処理してもらえないということで予算は計上させていただいております。小学校につきましては、町の直営の施設でございますので、ごみとして週に2回ですか、出させていただいております。
○木村晴恵委員 今までこういう項目がなかったのはなぜなんでしょう。
○原教育総務
学事チームリーダー 令和3年1月から播磨小学校で給食調理の業務委託を開始させていただいて、播磨小学校
と播磨中学校の親子給食が開始になるわけなんですが、そこで事業者が播磨小学校で調理を行った際に出た廃棄ごみ、それについては事業者が持って帰ることができなくて、播磨町で出たごみなので播磨町で処分しない
といけないということで、中学校で出たごみを委託しているの
と同じように播磨小学校で出たごみについても委託事業者に引き取りをしていただいて処分をする予定にしております。
○木村晴恵委員 令和3年度、それは今の説明でわかったんです。では今まで同じように給食をつくっていた小学校の分はどうなんですか。中学校の分
と一緒にしていたわけではないですよね。
○堀江教育総務統括 それにつきましては、先ほども申し上げましたけども、町の直営の給食調理場ということで、町に生ごみとしてごみは出させていただいておりますので、従来は予算計上はしておりませんでした。
○木村晴恵委員 同じごみではあるけれども、そこら辺の違い。済みません、もう一度お願いします。
○堀江教育総務統括 ごみの排出者が誰になるかということなんです。町の直営の給食調理場の場合は教育委員会が運営しておりますので、町のごみということで今学校の分は全て引き取ってもらっていますので、今度、委託になります
と業者が出したごみという扱いになりますので、委託料を計上して回収にきてもらわない
といけないということでございます。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○奥田俊則委員 関連で質問いたします。事項別明細書151ページの648調理配送業務委託料であります。令和2年度予算資料を見ます
と、13ページであります。資料見ます
と小学校の給食の配送の業務委託については令和3年1月より実施
とあります。そして契約年数は約3年3カ月の予定ということで、ここに予算を計上しています1,184万7,000円というのは、これは令和3年1月ですから1月、2月、3月、3カ月分の配送の業務委託はこの金額になるのか。そこら確認したい
と思います。
○堀江教育総務統括 こちらの1,184万7,000円につきましては、奥田委員おっしゃるとおり、3カ月分の調理配送業務の委託料でございます。
○奥田俊則委員 3カ月で1,184万円。これの約1カ月400万円ほどかかるんですね。基本的に言ったら。その積算根拠について確認したい
と思います。
○堀江教育総務統括 こちらの予算を計上している費用につきましては、業者2者から見積もりをとりまして、安価な見積もりの金額を予算計上させていただいております。
○奥田俊則委員 安価ないうのはわかりますけど3カ月、週2日休んで月20日、学校の給食をする
としまして400万円割る20日で1回20万円かかるんですか。1カ月配送で。それが正当な価格なのか積算したんですか。単純計算で1日20万円かかるんです。それ正当な金額なのか。そこら確認したい
と思います。
○岡田千賀子委員長 しばらくの間、休憩します。
休憩 午後1時33分
…………………………………
再開 午後1時36分
○岡田千賀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
○堀江教育総務統括 調理配送業務委託料
と申しますのは、給食をつくるところから中学校へ持っていくところまで全ての業務が含まれている費用でございまして、これにつきましては予算計上時に2者から見積もりを徴取いたしまして、安価な業者の見積もりを採用させていただいております。そして、実施時にはプロポーザル方式にて公募いたしまして、委託業者を決定する予定でございます。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
しばらくの間、休憩します。
休憩 午後1時37分
…………………………………
再開 午後1時37分
○岡田千賀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
○河野照代委員 同じく、小学校給食並びに中学校給食事業でお尋ねします。
せんだって、夏休みを6日間短縮ということに決定しました。そして、このたびは長期休暇ということになっております。かもしれないの話をしてはだめかもしれませんけれども、臨時休校の日数分、夏休みとかの長期休暇を登校させるという形にしましたときに給食を考えておられるのか、また食品ロスとか事業者の労働のこともありますし、それぞれ子供たちの家庭の事情もある
と思うので、長期休暇の給食を検討されるか。臨時休校の間の分を夏期休暇に充てたときに、6日間の分は午前中の授業で給食はない
となっていますけども、今後、またこういう事態で夏休みに代がえの登校になったときに給食を考えておられるかということをお尋ねします。
○堀江教育総務統括 このたびのコロナウイルスに伴う給食がないことに対して夏休みにもし授業して給食をだせないかというようなご質問だった
と思うんですけども、昨年検討してきた夏休み短縮の件がございまして、そちらの短縮の期間につきましてはあくまでも試行ということで、給食は提供しません。先ほど、河野委員おっしゃいましたコロナウイルスの関連の件でございますけども、これにつきましては授業の振りかえとかいうものが一切まだ文部科学省からどのような対策をとるのかということが全く示されておりませんので、現時点では何とも言いようがないような状況でございます。
○河野照代委員 わかりました。
まだ検討がなされていないという形で受けとめておきます。ただ、今回の食品ロスとかああいうことをどのように今後対処されるのかというところをお尋ねします。今後、業者のことになる
と思うんですけれども、業者にしても仕入れはありますよね。そういうことを鑑みてどのような、何かお話合いがあったのかというところをお尋ねします。
○堀江教育総務統括 食品のロスについてでございますけども、播磨町の給食においては早目に納入業者に連絡いたしまして、今のところそういう廃棄とかが出たというようなことは聞いておりません。
今後のことでございますけども、文部科学省からそういうことについての補助制度というものもできておりまして、ただし、それは業者がもうキャンセルできない
と業者が言って納入された場合に学校給食会なり行政がこうむった被害に対して国から補助が出るというような制度でございますので、業者がいついつまでに
と言っていただければ大丈夫ですみたいなことであれば、今のところそういうことについては対象外になっております。
○大北良子委員 関連で質問いたします。
給食のことなんですが、住民の方からお聞きした話、不登校の子がおられた場合のお休みをされている際の給食費を休んでいるけれどもとめてほしいという保護者の方の意見とか、学校からなかなかあした来るのではないかということでとめられないみたいなことがあって、その辺りのお考えはどんな感じなんでしょうか。今までの例とかありましたらお聞かせいただけたら
と思います。
○原教育総務
学事チームリーダー 不登校だけではないんですが、病気で入院されたりとかのいわゆる長期のお休みになられた児童につきましては、日数間違っているかもしれないんですが、私の記憶では連続5日か7日以上学校を欠席するような事態になったときに、保護者から学校を通じて給食をとめてください
と申し出があってから8日以内ぐらいの間にとめます
と学校給食会の細則で基準を設けておりまして、その中で運用させてもらっている次第です。ですので、その分については保護者の方にも周知をさせてもらっておりますので、保護者の方からの申し出によってとめさせてもらっているという現状です。
○大北良子委員 先ほど答弁いただいた中の学校給食会というのはどのような形のものなんですか。
○原教育総務
学事チームリーダー 播磨町教育長を会長
とする任意の団体でして、そこには学校長ですとか保護者の方の代表の方ですとか、それから学校の食育担当の方ですとか給食調理員の代表者、学校薬剤師の代表の方とかといった決められた理事の方がいらっしゃるんですけども、その方々で構成した任意の団体
となっております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○藤田博委員 昨日、他のところで質問させてもらって、給食に関して町内生産者が地産地消の観点から納入している部分ありますね。この納入している方々何名ぐらいおられて、どのような食材を納められているのか。金額はどれぐらいなのか。
○堀江教育総務統括 食材を納入している方々とか種類とか金額でございますけども、いずれも集計はしておりますので、今、手元に細かいデータを持ち合わせておりません。ただし、今回納入業者から確認いたしましたところ、3月はねぎを注文する予定であった
ときいております。業者のほうも生産者に対して通知もいたしておりまして、困るというようなことは聞いていない
と聞いています。業者も、もし困れば業者が受け入れるというようなことも生産者に通知している
と確認しております。
○藤田博委員 昨日、質問したら教育委員会でない
とわからんから教育委員会に聞いてくれという形だったんです。教育長から何もこの件聞いていなかったんですか。ちゃんと昨日質問した時点でそれぐらい聞いておればちゃんと資料も用意できたん
と違います。
○堀江教育総務統括 事前には聞いてはおりましたが、これを出そうか
と思えば伝票を1枚1枚全ての伝票をくってどこの産地かというのを全部ピックアップして調べない
とわかりませんので、それは時間的なものもありましたので、それはいたしておりません。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○藤原秀策委員 事項別明細書151ページ事業番号0000456小学校施設維持管理事業でお聞きします。
この需用費で以前、私総務グループで電気料金のこと聞いたんやけど、そのときに関電
と特約
というので2割ほど安くなるということで聞いた覚えがあるんやけど、庁舎
と小学校も一緒やろうけど単価は同じ単価で購入しているということでよろしいんですか。まずそれが聞きたい。
○堀江教育総務統括 庁舎
と金額は同じかということでございますけども、それは直接比較はしておりませんので、そこは把握はしておりません。
○藤原秀策委員 ごっつい金額やさかいに、同じ単価で、当然同じ単価いうのは確かめなあかん
と思うんやけど。それで、確かに庁舎のやつは下がっています。成果報告書見とったら、小学校の見たらほとんど変わっていないんです。ここ3年ほどのやつ。単価、打ち合わせなんか同じ電気代払いよんので、そういうことはしていないんかなという思いがあるんやけど。同じ単価で買いよらへんの。ごっつい電気代でっせ。電気取り合いしよんのやさかい。どないですの。
○堀江教育総務統括 藤原委員ご指摘のとおり、ここ3年間電気代についてはほぼ横ばいになっております。ただ、使用量でございますけども、平成28年度から平成30年度におきまして使用量が増加しております。使用量が増加しておりますけども金額はほぼ横ばいでございますので、単価は下がっている
と考えております。
○藤原秀策委員 単価、何ワット何ぼで、何ぼで買いよん、そういうことはしとれんの。そう言いよんで。同じ町が買いようのに単価が違うっておかしいやろ。
○堀江教育総務統括 電気代の使用料の単価については同じ電気会社で決められておりまして、ホームページとかにもその単価が出ておりますので、そちらで確認はしております。なぜ違うのかいいます
と、デマンドいいまして一時期の使用する機器の数によってたくさん一時期に使用します
と基本電力料金がすごく上がるわけなんでです。そこらもありまして余り下がっていないもの
と考えております。ただし、ここ数年で去年、おととし
と空調設備が順次導入されておりますので、現在は基本電力料金は下がっていく傾向であります。ただ、基本電力料金が下がるのは1年後になってきますので、一番ピークの使用時から1年後にその間で2番目に高いところの金額に下がるというような仕組みになっておりますので、エアコンが導入されたから
といってすぐには下がらずに、徐々に下がっていく
と考えております。
○藤原秀策委員 エアコンはガスやろ。エアコンはガスやから関係ない
と思うけどな。ホームページどないこない言って、あのときに関電が特約した
と、その特約したやつをホームページには載せん
と思うけど。一般的なやつはするやろうけど特約をホームページには載せん
とは思うけど、その辺はどないですのん。
○堀江教育総務統括 特約には何%割り引くというようなこともうたわれておりますので、ホームページの金額等確認して特約の文面を見て単価は確認することは可能
となっております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○松下嘉城委員 関連で、12節委託料の665
と666の空調設備の保守点検
と清掃業務の委託料についてお尋ねします。昨年4小学校に空調設備が設置されて、この予算が発生しているんですけど、今後数十年この予算計上されている
と思うんですけど、今回のこの委託料、多年度契約なのか単年度契約なのかどちらなんでしょう。
○福本
学事チームリーダー 665空調設備保守点検委託料、666空調設備清掃業務委託料はいずれも単年度契約
となります。
○松下嘉城委員 単年度契約ならばその経過年数によって清掃回数は増えてくるんか
と思って、金額も上がってくるんや
と思うんですけど、一昨年は中学校には空調設備は設置されたんですけど、この空調設備、中学校見ます
と保守点検料が倍額になっているんです。これは空調設備の設置の台数の違い、単なるその違いだけですか。倍額なんです。その説明をお願いします。
○福本
学事チームリーダー 小学校につきましては、つけたばっかりですのでまだ1年間のメーカー保証がついております。メーカー保証が切れてからの契約
となりますので、金額は安くなっております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○香田永明委員 事項別明細書157ページ事業番号0000463中学校運営用備品整備事業、備品購入費なんですが、プリンター
と印刷機は聞こえたんですが、その他がよく聞こえなくてもう一度お願いいたします。
○堀江教育総務統括 申しわけございません。
購入する予定の備品につきましては、印刷機、プリンター、紙折り機、生徒用の机、椅子、などでございます。
○香田永明委員 恐らくほとんどが椅子か机なのか
とは思うんですが、もしそれがプリンターとか印刷機だ
とどんだけ高いやつ買うのかというところあるんですが、プリンター
と印刷機って一緒違うんですか。
○堀江教育総務統括 プリンターにつきましてはご存じのとおりコンピューターのプリンターでございます。印刷機につきましては、原稿を読み込ませて大量に印刷する機械です。例えば1,000枚とか2,000枚とか輪転機というかもしれませんけど、そういうようなものを印刷機
と呼んでおります。
○香田永明委員 うちにも印刷機あるんですけど、80万円ぐらいなんですが、それぐらいのやつを買われる気なのかどうかお聞きいたします。
○堀江教育総務統括 今、手元に資料がございませんので、具体的な金額はわかりかねるんですが、私の記憶の範囲ではそこまで高くはない
と、多分ですけど50万円以下であったように記憶しております。
○香田永明委員 輪転機、紙折り機に関しては恐らくインクとか使ってくる
と結構早目に故障したりとかするんです。その中でそれこそこれに保守点検料というのをつけない
と、余計故障したときに修理費がすごくかかってくる
とは思うんです。そこら辺も多分含まれていない
と思うんですが、そこら辺どういうふうにお考えなのかお聞きいたします。
○堀江教育総務統括 保守点検でございますけども、それにつきましては別事業、小学校運営事業、中学校運営事業に、例えば事項別明細書155ページ事業番号0000460中学校運営事業がありまして、その中の12節委託料の008印刷機等保守点検委託料、こちらに印刷機の保守点検の費用は計上させていただいております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○宮宅良委員 事項別明細書153ページの上のほうですけども、事業番号0067008播磨西小学校校舎大規模改造事業でお聞きします。
これは令和3年度に向けての令和2年度に設計を行う
ということでよろしいんですか。
○堀江教育総務統括 今回、計上させていただいております播磨西小学校校舎大規模改造事業の委託料でございますけども、これにつきましては令和5年度に移行予定であります認定こども園
との親子給食をするための設計費用を計上させております。工事につきましては、今回の設計が工事に入るのは令和4年度でございます。なぜ早期に設計しますか
と申します
と、今回建築基準法第48条の規定に合わせるような設計で、第48条の申請が必要になってまいります。それはどういう申請か
と申します
と、本来、学校が建っている場所に給食工場は建てられないんですけども、これは播磨小学校でも同じことなんですけど、他の学校なり園なりに給食を運ぶ
と給食工場扱いになるんです。その工場扱いになるのに対して建築基準法第48条の届け、申請が必要
となってまいりますので、時間を費やすということで早期発注いたしまして、令和4年度の発注に備えるということでございます。
○宮宅良委員 その下の事業番号0067018蓮池小学校北校舎大規模改造事業もこの工事の設計というのは、中身というのは説明もう一度お願いします。
○堀江教育総務統括 蓮池小学校北校舎大規模改造事業につきましては、蓮池小学校の北校舎
とそれに伴う設備系、電気設備なり機械設備、屋外の配管等を改修する予定
といたしております。工事につきましては、令和3年、4年、5年の3カ年で計画しております。令和3年度につきましてはトイレ工事
と渡り廊下の改修工事、令和4年度は校舎の半分、令和5年度も校舎の半分ということで3カ年で工事する予定
といたしております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○松下嘉城委員 事項別明細書151ページ、事業番号0000456小学校施設維持管理事業の12節委託料の664学校敷地除草委託料についてお尋ねします。
今回、189万円が計上されているんですが、これ毎年この除草作業のは発生していなくて、これ4小学校一度にやる分でしょうか。お尋ねします。
○福本
学事チームリーダー 除草作業なんですけれど、学校からの要望を聞きまして、それに合わせて除草作業入っております。
○松下嘉城委員 令和2年はどの小学校対象なんですか。
○福本
学事チームリーダー 対象は4小学校いずれも対象なんですが、時期、いつごろしてほしいというのを学校からお聞きして、それに合わせて作業入っております。
○松下嘉城委員 除草するタイミング、当然気候によっても仕方が変わってくるんですけど、誰が判断しているんですか。誰が決定権あるんですか。
○堀江教育総務統括 除草のタイミングにつきましては、教頭先生から町にどこそこ刈ってくれ
と依頼がありまして、町から
シルバー人材センターにお願いして工程を詰めていくというような流れで今年度は進めてまいりました。
○松下嘉城委員 除草のタイミングは非常に難しい
と思うんです。当然、授業中はグラウンド使用しますし土日は各クラブ、スポーツクラブ21はりまで使っているんで、どういうタイミングでやっているんか。除草は当然草刈り機を使用している
と思うんで、結構危ないですけどそこら子供たち
と関係どういうふうに考えているんですか。
○堀江教育総務統括 除草のタイミングでございますけども、そこら辺につきましては学校側から指定の日をお聞きしまして、その日に入ってもらうような形で作業は進めております。例えば、中学校でございましたらテスト期間中の午後でありますとかいうような形で、学校の都合に合わせて現在、除草を行っているということでございます。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○大瀧金三委員 事項別明細書155ページ事業番号0000462中学校施設維持管理事業について、1枚めくっていただきましてその中ごろに14工事請負費、お聞きしてましたら播磨中学校のテニス関係の工事言われた
と思うんですけど、どのような工事されるんでしょうか。
○福本
学事チームリーダー テニスコートのラインの張りかえ
となっております。
○大瀧金三委員 1年ほど前にフェンスの張りかえがあったんですけども、そのときに一緒に工事できなかったのか
と思うんですが、何か同じような
といいますか、同じ場所での工事ということでお聞きしました。
○堀江教育総務統括 大瀧委員ご指摘のとおり、フェンスの工事の際に同時にできなかったのかということでございますけども、テニスコートのラインテープを張る作業というのはすごくシビアな精度を要求される作業でございます。そして、くぎを何千本も打ち込むという非常に難しい作業でございますので、フェンスの施工業者に依頼することは到底不可能な状況でございまして、そういう専門の業者に工事をお願いしているのが実情でございます。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○宮宅良委員 事項別明細書151ページ、中段よりやや下なんですけども、事業番号0000456小学校施設維持管理事業、ここで以前に播磨西小学校の下足場、あれを新しい新入生が入ってくるので補正で手すりとか臨時的につけたか
と。その正式な対応自体はその後の大規模改造で対応しますという答弁だったか
と記憶しているんですけども。先ほどの工事の関係でいえばもう少し後になるのか
と思うんですけども、その間はここで聞くのかどうかわかんないですけど、今の現状で対応していくということでよろしいんでしょうか。
○堀江教育総務統括 宮宅委員おっしゃるとおり、ご指摘の場所につきましては施工の予定で申します
と令和4年度になってまいりますので、あと2年、3年後の工事になりますので、現在の昨年度手すりをつけたりスロープをつけたりしたわけでございますけども、それはその改修工事まではそのまま使用するということでございます。
○宮宅良委員 先月ですか、移動円滑化法の改正について国で閣議決定されて、今まではバリアフリー基準適合義務というのがあって、そこには学校は入っていなかったんですけども、その閣議決定によって公立小中学校についてはバリアフリー基準適合義務の範囲に入りますということで閣議決定されて、今進んではいる
とは思うんですけども、仮にこれが令和2年度に施行された場合、その辺適合するのかという不安はあるんですけども、特に今のスロープとか手すりとかはそうなった場合、適合するということで確認してよろしいんでしょうか。
○堀江教育総務統括 法律の内容につきまして、まだ詳細には把握していない状態ではございますが、今、小学校の設計なり改修で兵庫県の福祉のまちづくり条例の基準がございますので、そちらの基準に合致するような改修を現在進めておりますので、もし、法改正によって何か追加しなければならないような項目等があって、対応が可能なものであれば対応してまいりたい
と考えております。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
○藤田博委員 事項別明細書153ページ、事業番号0067069学校給食施設整備事業でお聞きしたいと思います。説明では原材料費に高力ボルトの購入ということあったんですけども、これまで給食施設の建設に高力ボルトが不足して建設ができないんか、おくれが出ているのは承知しているんですけども、本来、建設の入札業者が準備するものですよね。これを町が購入するというのはこれまでこのようなことあったんでしょうか。
○堀江教育総務統括 建築工事とかではそういうのは今まで過去にはないんですが、水道工事等で水道の配管の材料支給というものは過去にあったのではないかと思っております。
○藤田博委員 予算100万円上がっているんですけども、他の給食施設、どこと何カ所の分になるんですか。どこの部分になるんですか。
○堀江教育総務統括 こちらの原材料費の高力ボルトにつきましては、令和3年度に工事する予定であります播磨南小学校の給食室の材料になります。1カ所でございます。
○岡田千賀子委員長 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○岡田千賀子委員長 「質疑なし」と認めます。
これで、教育総務グループ所管の一般会計について質疑を終わります。
これで、教育総務グループ所管分の審査を終わります。
〜散 会〜
○岡田千賀子委員長 本日の会議はこれをもって終了いたします。次の予算特別委員会は、明日、3月18日水曜日、午後1時より再開いたします。
ご苦労さまでした。
閉会 午後2時14分...