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令和 2年 3月定例会(第2日 3月11日)

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  1. 播磨町議会 2020-03-11
    令和 2年 3月定例会(第2日 3月11日)


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    令和 2年 3月定例会(第2日 3月11日)             令和2年3月播磨町議会定例会会議録                            令和2年3月11日開設   1.議 事 日 程     第 1 議案第20号 令和2年度播磨町一般会計予算     第 2 議案第21号 令和2年度播磨町国民健康保険事業特別会計予算     第 3 議案第22号 令和2年度播磨町財産区特別会計予算     第 4 議案第23号 令和2年度播磨町介護保険事業特別会計予算     第 5 議案第24号 令和2年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計予算     第 6 議案第25号 令和2年度播磨町水道事業会計予算     第 7 議案第26号 令和2年度播磨町下水道事業会計予算     第 8 一般質問 1.会議に付した事件     日程第 1 議案第20号 令和2年度播磨町一般会計予算     日程第 2 議案第21号 令和2年度播磨町国民健康保険事業特別会計予算     日程第 3 議案第22号 令和2年度播磨町財産区特別会計予算     日程第 4 議案第23号 令和2年度播磨町介護保険事業特別会計予算     日程第 5 議案第24号 令和2年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計予算     日程第 6 議案第25号 令和2年度播磨町水道事業会計予算
        日程第 7 議案第26号 令和2年度播磨町下水道事業会計予算     日程第 8 一般質問 1.会議に出席した議員(14名)     1番 野 北 知 見 議員       2番 松 岡 光 子 議員     3番 宮 宅   良 議員       4番 大 北 良 子 議員     5番 香 田 永 明 議員       6番 大 瀧 金 三 議員     7番 木 村 晴 恵 議員       8番 松 下 嘉 城 議員     9番 河 野 照 代 議員      10番 神 吉 史 久 議員    11番 岡 田 千賀子 議員      12番 藤 原 秀 策 議員    13番 奥 田 俊 則 議員      14番 藤 田   博 議員 1.会議に欠席した議員    な  し 1.会議に出席した説明員(20名)           清 水 ひろ子    町長           三 村 隆 史    副町長           横 田   一    教育長           岡 本 浩 一    理事           浅 原 俊 也    理事           尾 崎 直 美    理事           喜 多   朗    理事           武 田 健 二    理事           高 砂 幸 伸    会計管理者           日 野 統 内    危機管理統括           本 江 研 一    総務統括           長谷川 善 一    税務統括           浅 原 浩一郎    保険年金統括           藤 原 秀 樹    福祉統括           上 田 淳 子    すこやか環境統括           竹 内 彦 智    都市計画統括           高 見 竜 平    土木統括           堀 江 昌 伸    教育総務統括           西 野 直 樹    学校教育統括           西 田 恭 一    生涯学習統括 1.会議に出席した事務局職員(3名)           山 口   智    議会事務局長           田 中 真 司    庶務・議事チームリーダー           小 笠 理 恵    庶務・議事チーム主査                 開会 午前9時59分 ………………………………… ◎開     議 ………………………………… ○議長(神吉史久君)  おはようございます。  本日の会議を開きます。  なお、報道関係者から議場内での写真撮影の申し出があり、これを許可しています。  本日の議事日程は、お手元に配りましたとおりです。  これから直ちに日程に入ります。 …………………………………………………… ◎日程第1 議案第20号 令和2年度播磨町一般会計予算  日程第2 議案第21号 令和2年度播磨町国民健康保険事業特別会計予算  日程第3 議案第22号 令和2年度播磨町財産区特別会計予算  日程第4 議案第23号 令和2年度播磨町介護保険事業特別会計予算  日程第5 議案第24号 令和2年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第6 議案第25号 令和2年度播磨町水道事業会計予算  日程第7 議案第26号 令和2年度播磨町下水道事業会計予算  日程第8 一般質問 …………………………………………………… ○議長(神吉史久君)  日程第1、議案第20号「令和2年度播磨町一般会計予算」から日程第7、議案第26号「令和2年度播磨町下水道事業会計予算」までの令和2年度当初予算議案7件を一括議題とし、これから通告に基づき上程議案に対する質疑とあわせて日程第8「一般質問」を行います。  一般質問は、通告制をとっており、質問内容は通告した事項について逸脱しないようによろしくお願い申し上げます。  また、答弁をされます当局に申し上げます。質問に対しては、事前に通告しております質問要旨の要点を整理の上、的確かつ誠意ある答弁をお願いいたします。  それでは、新政会代表、奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  おはようございます。通告に従いまして、質問いたします。  令和2年度施政方針について。  新型コロナウイルスの感染拡大に対し、国や自治体、あるいは組織でもさまざまな対策を打ち出し、最近その対策に疑問や不安の声が上がっている。  令和2年度施政方針では、事業の取捨選択を含めた行財政運営のさらなる効率化が求められます。(中略)限られた財源の中で、真に必要な事業を優先し、重点的に取り組む予算を編成してまいりましたとある。  そこで、どのような財政のかじ取りをされるのか質問いたします。  (1)豊かな心と人を育むまち。  ①予算概要では、ICT機器、デジタル機材等を効率的に活用した、わかりやすく深まる事業を実施(後略)とあるが、近年スマートフォン等の急速な普及に伴い、無料通話アプリやSNS、オンラインゲーム等の長時間利用による生活の乱れ、不適切な利用によるネット依存やネット被害、SNSによるトラブルなど、情報化に伴う新たな問題の対策は。  ②予算概要では、特別の教科、道徳を中心に、道徳教育の充実を図るとともに、学校教育全体で命の尊重や思いやりの心を育み、人権意識の高揚に努めます。ふれあいルーム(適応指導教室)を核として、関係機関との連携を強化するとともに、スクールソーシャルワーカースクールカウンセラーを活用したきめ細かな支援を行うことにより、いじめをはじめ、不登校や問題行動の未然防止、早期発見・解決に積極的に取り組みますとあるが、依然として、いじめ問題、不登校の増加等が大きな社会問題となっている中で対策は。  ③学校園において(中略)教職員研修、関係機関との連携などを行う(中略)中学校の部活動については、学校現場の実情や教師の働き方改革も踏まえて、より質の高い指導体制が構築(後略)とあるが、現場の教職員の過度の負担の上に成り立っているという現実があり、文字どおり朝から晩まで、休日返上で業務に当たっている教職員がいる。また、子どもたちが抱える課題が複雑化、多様化していることも、教職員にとって頭が痛い問題である。このような教職員の労働条件の早期の改善策が求められる中で対策は。  (2)やすらぎがあり、健やかに暮らせるまち。  ①犯罪のない明るいまちづくりを実現するため、自治会に対して防犯カメラの設置などに補助を行うとある。令和元年12月定例会で、近年わが国では、防犯カメラの設置が増えている。安全・安心の推進や地域の見守りの向上を目的に、町が設置及び運用に関する条例を策定するという考えはという質問に、当局は、考えていないとの答弁であった。新聞報道では、ICTを生かした事業を進めるため、東播磨県民局や3市2町の担当者、民間事業者が意見交換する、東播磨スマートシティ推進協議会を設立する。(中略)まず加古川市が導入する見守りカメラについて、他市町でも設置することを話し合うとあったが町の対応は。  ②交通弱者対策としてコミュニティバスの実現をめざしておりますが、時限的な対応として、75歳以上の方にタクシー券を交付(後略)とある。  ア、コミュニティバス運行までの実施なのか。イ、所得制限などの条件はということです。  (3)人や環境にやさしく、快適なまち。  ①予算概要では、望海公園内にある交通公園を多世代が利用できる広場として、平成30年度より3カ年をかけて再整備を行い、魅力ある公園としてリニューアルしますとあるが、総務建設常任委員会で議論した駐車場の設置及び有料化の判断は。  ②全国でも問題となっている空家については、本町においては、播磨町空家等対策計画に基づき、効果的な対策の検討を行うとあるが、効果的な対策とは。  ③播磨町緑の基本計画の推進に向けて、浜幹線沿いに緑の拠点を整備するため、実施設計を行うとある。  ア、都市環境維持・改善、防災、景観形成、健康・レクリエーション、何を重点に設計を行うのか。  イ、基本設計と実施設計の考え方は。  ウ、緑の拠点の必要性は。  (4)健全な行政経営による持続可能なまち。  ①町税についても、コンビニ収納に加え、スマートフォンを用いた新たな納付方法を導入し、納税者の利便性向上と収納率アップに努めてまいりますとあるが、どういう納付方法で、収納率アップにつながる根拠は。  ②町組織機構の見直しについては、現在検討中であり、今年度中に全体像を提示するとあるが、今の組織にどのような課題があり、どういう組織を目指すのか。  ③ごみ処理において、中継施設を播磨町塵芥処理センター敷地内に建設しますとあるが、廃棄物中継施設整備事業で債務負担行為としてあげているために、当初予算には反映されていない。  ア、なぜ、令和2年度施政方針に入れたのか。昨年度の施政方針で示すべき課題であったのでは。  イ、ごみ収集車の積載量超過問題により、中継施設の建設に至る考え方の前提条件等が崩れていると考えるが見解は。
     ウ、積載量の超過問題の町の責任の所在は。新聞報道で処分を検討するとあったが、その結果は。  大きな2番目。播磨町の財政について。  平成30年度の決算審査意見では、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は93.3%になり、昨年度と比較して3.0ポイント上昇してる。一般会計の町債残高の推移を見ると、平成29年度は約85億6,000万円、平成30年度は91億4,000万円となっている。  新聞報道では、2020年度は大型事業が目立ち、町債残高は過去最高の105億700万円、町民1人当たり30万4,400円である。また、基金残高は、一般会計51億2,600万円、町民1人当たり14万8,500円であった。  そこで質問します。  ①過去最高の町債について、町長の見解は。  ②施政方針にある事業の取捨選択を含めた行財政運営のさらなる効率化は図られたのか。  ③最小の経費で最大の効果を発揮できる体制整備の検討は。  ④身の丈の行政を進める考えは。  以上、質問いたします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  新政会代表、奥田俊則議員の1点目のご質問。令和2年度施政方針についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、スマートフォンの普及に伴い、その利用によるさまざまな問題が生じており、学校ごとに取り組みを行っております。中学校においては、生徒会が中心となって自主的にルールやマナーについての取り組みを行っております。また、児童生徒に加えて、保護者にも参加を呼びかけて、情報モラルに関する講演会を開催しております。毎年、アンケート調査を実施し、課題等について把握するとともに、広報はりまに利用状況等を掲載するなど、適切な利用についての指導や啓発を行っております。  ②についてですが、各学校において、いじめについてのアンケート調査を実施することにより、いじめの未然防止や早期発見に努めております。不登校に関しましては、その原因が多種多様で複雑化しており、スクールカウンセラースクールソーシャルワーカーなどと連携し、対応しております。  ③についてですが、兵庫県教職員の勤務時間適正化先進事例集を参考に、積極的に取り組んでおります。特に、ノー残業デイ、ノー会議デイ、ノー部活デイなどが効果を上げております。また、教職員に対しましても、ワークライフバランスを意識した働き方について取り組みを周知しているところでございます。  (2)の①見守りカメラについてですが、これは東播磨県民局の令和2年度当初予算の記者発表における新聞記事に掲載されていた件だと思いますが、この内容について、東播磨県民局総務企画室へ確認しますと、東播磨県民局としては、令和2年度の予算の中でスマートシティの推進ということで、県民局、管内市町、ICT事業者等の関係機関で構成される東播磨スマートシティ推進協議会を発足することを想定しております。この協議会の中では、官民連携、広域連携により解決する課題や必要なサービス内容、手法を検討し、スマートシティの取り組みを推進するということを目的としております。これについては、あくまでICTやAIを生かした地域づくりの推進策の1つとして、県民局が協議会を設置し、管内市町、ICT事業者等の関係機関も加えて協議を行うものであります。  加古川市が設置した見守りカメラについては、その事例の1つとして考えており、加古川市と同様のカメラを他市町にも設置するための協議会を発足させるわけではないと聞いております。  本町におきましては、以前にもお答えしておりますが、防犯カメラの設置につきましては、地域と協働して設置することを前提としており、県の補助に随伴した町補助金と単独の町補助金を活用し、地域とともに進めてまいりたいと考えております。  ②のアについてですが、この事業はコミバス運行の代替的かつ時限的な施策と考えております。イについては、75歳以上の方を対象に考えており、所得制限は設けないこととしております。  (3)の①についてですが、望海公園内に駐車場の整備を行います。この駐車場の料金は、現在のところ無料で計画しています。  ②についてですが、空き家問題については、全国的な問題となっております。今後、国における新たな制度、また、他市町の取り組み状況等の調査研究を行い、効果的な対策の検討を行ってまいりたいと考えております。  ③のアについてですが、住民等の緑化活動の拠点となることを重点に設計するとともに、子供から高齢者まで自由に集える場所としても整備を図りたいと考えております。  イについてですが、基本設計とは、発注者からの要求、その他の諸条件を設計条件とし整理した上で、建築物の配置計画や建築物として備えるべき機能や性能、主な使用材料や設備など、建築物の意匠などを検討する業務です。一方、実施設計は、工事施工者が設計意図に合致した建築物の工事を的確にできるように、基本設計に基づいて設計意図をより詳細に具体化した設計図書を作成する業務です。  ウについてですが、住民等の緑化活動の活性化を目的に、花や木に関する知識の普及及び緑に対する意識の向上を図り、住民参加による花と緑のまちづくりを進めるとともに、町民に憩いの場を提供する(仮称)緑の拠点施設を整備することを目的にしております。  (4)の①についてですが、スマートフォン等にアプリケーションをダウンロードすることによって納付書のバーコードをカメラで読み取り、登録口座もしくは現金をチャージすることによって納税できる方法であります。最近、キャッシュレス決済が進んでいることを考えると、いつでもどこでも納税ができ、またこれによりポイントが付与されることから、特に若い世代を中心に広がり、収納率アップの一助になると考えております。  ②についてですが、今の組織の課題は大きく分けて3つあると認識しております。  1つ目は、グループ制導入の経緯から見ると、組織フラット化による具体的なメリットが十分に実現されていないことです。  2つ目は、小規模であっても社会情勢、住民ニーズの変化や事務事業増加といった環境変化に対し、適正な対応が難しくなっていることです。  3つ目は、住民にわかりやすく、他団体に理解されやすい組織名、役職名となっていないことです。理事、統括といった職名、グループ、チームといった組織名は、他団体ではなじみがなく、理解されにくい状況にあります。  次に目指すべき組織については、昨年10月に町職員で構成する行政事務に関する調査研究班を立ち上げ、課題解決に向け意思決定の迅速化、情報共有、セクショナリズムの解消など、本質的な組織機構改革の視点に立った目標を掲げて検討しているところであります。  ③のアについてですが、昨年3月の段階では、中継施設の建設について方針決定しておりませんでした。令和2年度は中継施設整備事業を実施していくため、施政方針として説明させていただきました。  イについてですが、運搬体制検討業務は、一定の条件を設定し、実績値を使ってシミュレーションを行っております。その結果をもとに、金額的な観点だけでなく、総合的に判断して、町としての方向性を決定いたしました。こうしたことから、前提条件が崩れているとは考えておりません。  施設整備に当たっては基本計画作成支援等業務を委託し、新たな実績値に基づきより具体的な検討を行ってまいりました。その中で、コンパクタ方式とダストドラム方式の比較や、運搬を大型パッカー車にするのか、コンテナ車にするのか等課題が出てきております。これらについては、公募型プロポーザルの中で提案を受け、決定してまいります。  ウについてですが、現在、捜査機関が捜査中であり、懲戒処分についても検討中であるため、これ以上の答弁は控えさせていただきます。  なお、パッカー車の過積載問題については、職員へのコンプライアンスの徹底、パッカー車の追加導入、収集作業員の増員など、適切な再発防止策を講じることにより町としての責任を果たしてまいります。  2点目のご質問、播磨町の財政についてお答えいたします。  ①の町債については、老朽化する公共施設の更新に対する費用に加え、令和元年度から令和2年度に繰越明許する学校給食施設整備事業学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業播磨西小学校校舎大規模改造事業のための地方債、さらには、2市2町広域ごみ処理施設建設費が最大となる年度であり、その負担金に対する地方債といった大規模な事業の地方債発行が重なったことによるものです。  しかしながら、臨時財政対策債が町債の約6割であります。臨時財政対策債とは、国において後年度、地方交付税として交付されるものです。したがって、105億円全てが、いわゆる借金というわけではありません。この地方債の状況を把握する財政的な指標としては、実質公債費比率や将来負担比率がありますが、財源措置のある借り入れを優先的に行ってきていることから、両指標とも、県内においてトップクラスの良好な数値であり、当面の間は大幅に上昇するということはありません。公債費は義務的経費でもあることから、地方債に関する指標だけに着目するのではなく、経常収支比率や基金残高も勘案し、俯瞰的な視野をもってバランスのとれた持続可能な財政運営に引き続き努めてまいりたいと考えております。  ②についてですが、例年8月に各グループに対し、次年度の予算編成に向けて事業評価や新規事業のヒアリングを実施し、事業の妥当性、緊急性や優先度などを評価し、事業実施の可否について判断しているところです。また、予算要求後も新規事業や主要事業においては、先のヒアリングでの指摘事項や課題について、重点的に協議、検討し、総合的に勘案した上で予算を編成しております。  ③につきまして、今後さらなる人口減少や少子高齢化の進展が予想される中で、限られた人員や財源といった行政資源を効率的に活用する必要があると考えており、現在検討しております組織機構の見直しについても、その観点から実施するものであります。  ④につきましては、基礎的な地方公共団体として、地域のさまざまな課題に積極的に対応していかなければならないのは言うまでもありません。  その一方で、人材や財源に限りがあるのも事実であります。今後も住民の負託に応えながら、持続可能な行財政運営に努めてまいります。  以上でございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員の再質問を許します。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  答弁をいただきまして、続いて再質問をさせていただきます。  まず、播磨町の財政でありますが、過去最高の町債について町長の見解はで、公債費は義務的経費であり、公債費が増えるに対しても何ら問題はないと。これは大型事業がたくさんあっただけのものであるという答弁いただいたんですが。公債が増えるということに、町長は大きな問題として捉えていないと思うんですが、私は、町債が増えることに大きな問題かなと思うんですが。そこらの見解はどうなのか、確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  先ほど町長の答弁の中でも、臨時財政対策債がその6割を占めていると。この臨時財政対策債というのは、本来、国が地方交付税で市町に配分すべきものを、財源的な事情から市町がそのお金をお借りして、それを後で交付税として交付していただける、そういうようなものでございます。だから、これまでの一般的な起債というのとは違う部分が相当占めております。これは地方公共団体全てそういうことでありますので、起債はどこともある程度増えてきているような状況であります。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長言うように、大型事業によって起債が増えるという部分は理解できるんですよ。公債の比率が高なっとんですよね、ずっと。105億円というような町債の残高があるんですよ。町債が増えてる状況について、これは町として何も問題ないのか。私は町債が増えることによって大きな課題かなと思ってるんですよ。今の答弁聞きますと、町債が増えることによって、播磨町としても何ら問題のない、こういうような解釈をしてるのか、そこらだけ確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  大型事業につきましては、ある程度、後年度の方にも負担をお願いして負担の公平化を図るというような視点に立っております。町長就任当時の平成18年度の町債が96億円ありまして、その当時、臨時財政対策債が約25億円ということで、差し引き70億円ほどが一般的な起債でありました。今現在は、平成元年度でも92億円で、臨時財政対策債が60億円いうことで、差し引き30億円ということで、かなり起債についても減ってきておりますし、平成18年度でしたら、下水道会計で100億円近くあった町債残高が、今のところ60億円ぐらいに減ってきておりますので、トータルで見ても総額では減っておりますし、そのうちの中で、臨時財政対策債がかなりの割合を占めておりますので、大きな問題にはなってないと考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  起債は減ってると。町債が増えることについても、余り問題ないという認識の中で、播磨町として基本的に歳入の自主財源の確保に向けた努力とか、歳出の削減に向けた努力はどこでできとんのかなという部分をもっとんですよ。自主財源確保に向けてはこうやります。じゃあ、歳出の削減に向けてはこうやりますというような方向性はあるんですか。そこら確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  債権管理につきましては、各グループでマニュアル等を整理して、それにのっとって取り組んでいただいておりますし、最近はコロナウイルスの騒動で、法人税の動向等心配はされますけども。播磨町の場合は固定資産税中心に税収もありますので、今の形で何とか行けるのではないかと見込んでおります。  また、歳出についても、行政改革大綱等に基づいて経費の節減であったり、効率的な財政運営に努めているところであります。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  歳出についても経費の削減とかいう、口では言っとんですよね。じゃあね、どのようにして経費の削減を図られてるか、我々の目に見えないんですよ。それより、私、町長に聞いてるんですよ。このように105億円という町債があるんですよ。来年度もまたいろんな事業をやるでしょう。町債が増えるんでしょう。こういう借金の増える状況について、町長はどう考えてるのかいう確認したいんですよ。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  再度、同じことを申し上げませんけれども、先ほど副町長が申し上げたとおりでございます。臨時財政対策債が約6割を占めるということで、今も申し上げた内容で事情がわかっていただけたかなと思ってます。私が就任してからどれだけ増減してるかということも、先ほど言っていただきましたけれども、決して総合的に見て起債が増えてるということではございません。今の国の事情、そういったものから町でも臨時財政対策債という形で大きな事業の負担をしていかなければいけないということ、そういう事情が播磨町だけではなくて全国的に他の自治体でもあるものと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町債が増えることに対して、やっぱりそれは大型事業とか、歳出の削減を図らなあかん。基本的に。今の歳出の削減を図る。そういう姿勢が見えてこないんですよ。例えば、中継基地をつくるに当たっても13億円のお金を使うんですよ。それで町債が増えるんですよ。そのことによって。播磨町住民の1人当たりの借金が増えるんですよ。町債を減らす努力を町長が怠ってるというような考え方を持っとんですけど。町債を減らす努力はどこでやっとんですか。そこら確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  ですから、先ほどから申し上げておりますように、臨時財政対策債という国の方針に従って借りているというものは増えてはいるんですけれども、全体として、町単独での町債は減っていると、先ほども申し上げております。  それから、町の歳出をどう削減していくかということにつきましては、多分、議員にも資料等もお出しし、説明させていただいていると思いますけれども、行政改革大綱に基づきまして、委員の方々のご意見等もお聞きする中で、行政改革に取り組んでおり、そういった部分で経常的な支出等につきましても削減していっております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長今、行政改革に取り組んでるという部分で、言葉で言いましたが、じゃあ我々議員として、どのような具体的に行政改革を、今の段階でやっているのか、目に見えないんですよ。1つの例があったら言ってくださいよ。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  報告は申し上げていると思いますけれども、具体的にということでございましたら担当と変わります。 ○議長(神吉史久君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  まだ議会にはお示しできてないかもわかりませんが、令和2年3月をもちまして、第4次行政改革の総括報告書をまとめております。この10年間で約10億の節減ができたという内容になっております。取り組み項目としては、債権管理の問題であったり、下水道会計の企業会計化というような取り組み。また、バナー広告による歳入の確保。町有地の売却、貸し付け等の実施などが内容となっております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  この話してたら時間が経過しますので、質問、次変えていきます。  ごみ処理の関係で、私が質問しましたウの積載量超過問題。町の責任の所在は。新聞報道で処分を検討するとあったがその結果はということで、現在、警察が調査してるということで、検討中ですね。新聞報道はね、町長、2月1日にあったんですよ。播磨町ごみ収集過積載ということで。このときに、改善策を講じたと言い、関係職員の処分を検討するというようになっとんですよ。今日は3月11日ですよ。1カ月半たっとんですよ。播磨町いうたら、そない時間がかかる組織なんですか。そこらいかがですか。町長。 ○議長(神吉史久君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  町長の答弁でもお答えしましたが、今現在、捜査機関が捜査されておりますので、またその辺を見ながら、こちらの懲戒処分についても検討しているところであります。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  私が言ってるのは、新聞報道が2月1日にあったんですよ。それで、そのときに関係職員の処分を検討中ですよ。今ね3月11日ですよ。1カ月半たっとんですよ。そんな、播磨町の組織というのは、私から言うたらそんなぬるい組織なんですか。早期に、この問題は解決しなければならない問題だったでしょう。いつまでやるんですか。4月までやるんですか。来年の3月なんですか。町長のトップ判断でやろうということを決めればええんでしょう。なぜできないんですか。 ○議長(神吉史久君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  今回のことにつきまして、ごみ収集車で収集に回っていただいて、帰ってきてもらってるんですけども、その運転されてる方自身も住民の皆さんにご迷惑かけないようにいつもどおりの形で、量が多くても積んで帰ってきたというところで。またその過積載の状況が認識できる状況でもないというのが1つあります。また、処理場においても、帰ってきたところの重さをはかっておりますが、実際どれだけ積んでいたかというのもなかなか把握できていない状況であります。今、町としましては、それぞれ事情を聞いたりしながら検討しているところです。  また、そういう懲戒処分については、委員会を設けることになっていますので、そういったところと諮りながら検討しているところであります。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  今、懲戒処分の件で委員会に諮るというような答弁いただいたんですが、職員の懲戒処分については、例えば、退職後にさかのぼって懲戒処分ができるのか、そこら確認したいと思います。いかがですか。 ○議長(神吉史久君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  基本的にはできないものと考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  そういうことを退職後に処分できないとわかっていたら、なぜ、早期にやらないんですか。この3月以降に処分してどうするんですか。わかっとるんでしょう。処分できないんですよ、退職した後は。そんなんで町民、皆、理解できるんですか。状況をわかっていながら、なぜ引き延ばしてるんですか。 ○議長(神吉史久君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  町としては必要な手続をとって進めておりますので、無理に引き延ばしているという状況ではありません。また、今回、こういった事案につきましても、当然、運転手の方も善意といいますか、住民サービスのために回られて、そういう集積所に住民の方が待っておられるというようなことも現実としてありますので、その辺の違法の認識というのはされてなかったということがあります。こちらとしても、確かに報告書の段階でどうだったかということはありますが、こういうことが明らかになった後は迅速な対応をして、違法なことをしないということで万全の体制をとっております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  私が言ってるのは、退職後にさかのぼって懲戒処分はできないと、そういう理解のもとで、播磨町というのは退職後に処分するような形なんですか。新聞報道では2月1日ですよ、これ。関係職員の処分を検討してるというのは。もう3月11日なんです、今日。早期にこの件は解決せざるを得ない問題なんですよ。いかがですか。ずっと引き延ばすんですか。町長の見解、お願いします。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前10時44分               …………………………………                再開 午前10時50分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  先ほどもお答えしましたが、町としましては、いろいろそういう調査をしながら処分の検討をしているところです。ただ、その捜査がまだ終わっておりませんので、そちらの動向によっては、こちらの検討もまた変更というのも考えられる状況であります。無理に引っ張ってるんではなくて、そういうものを見ながら検討しているところであります。
    ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長ね、播磨町のごみ収集運搬体制検討業務の報告書というのが、平成31年3月29日に出たんですよ。これについては、町長、報告書については知っていたのか、確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  三村隆史副町長。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長に聞いてるんですよ。議長。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  報告書はいただいていたと思いますけれども、この内容とかそういうものについては、この報告書自身が、いわゆる中継施設をどうするかという報告でございましたので、その中身について詳細なことは聞いておりません。いわゆる現状の日常的な収集業務、そういったものについての報告があったということではございません。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  新聞報道については、この報告書についても町長に報告してなかった。今、町長は中身については聞いていない。これわかるんですよ。この新聞報道以降、町長は知ってるんですよ。知っていた中でどういうような、町のトップとして、町の経営者として、この問題、コンプライアンスの問題なんですよ。町として、トップとして、どのような動きがあったのか、そこら確認したいんです。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほどから新聞報道、新聞報道と言われておりますけれども、新聞報道が全て町が申し上げてる事実というわけではないと思います。それは記者の目を通じて書かれている記事でございますので、否定はいたしませんけれども、議員が新聞報道、新聞報道と言われるのは、少し、また私たちとは感覚が違うのかなと思います。  それで、この報告書につきましては、臨時議会の前にこの報告書を提出せよという議会からの要望がございましたので、それについて、二、三日前に出すことについての協議を行いました。その時点で、そういうことを、前日ぐらいに把握したということでございます。それですぐに、そういった状況を是正するために、臨時議会の次の日に連合自治会長、また役員の皆さんに来ていただきまして、こういった件についてご説明、また謝罪もさせていただき、今後どうしましょうという話でいろいろ協議させていただいて、その1週間後に、2月7日に自治会長会の研修会がございましたので、そこで全自治会長が集まられるということでございましたので、そこに出向かせていただきまして、こういった件について説明させていただき、また今後、これを是正するために、これまで収集しておりました時間帯、またルート等につきまして、やはり変更する可能性があるということで、住民の方々、近隣の方々、自治会の方々にご迷惑をおかけすることがあるかもわからないということで、今後の方針と、またそのことに関して影響を与えるということについて、ご説明をさせていただきました。そして、そのときに、前もって用意しておりました役員との話し合いの中で、回覧板で自治会に回させていただこうかということもこちらから申し上げましたけれども、役員から、ごみステーションに掲示することでいいんじゃないかというご意見等がございましたので、それに従いまして、全自治会に5枚ずつ、ごみステーションに掲示する資料をお渡しして、お持ち帰りいただきました。  また、すぐに作業員を募集いたしましたし、また、予備車を活用して過積載が起きないように、またルート変更、これについても検討していただきました。この臨時議会前後に、この二、三日の間にそういうことをやっております。  また、今後、購入する過積載センサー装置、これも購入ができ次第、今の既存の車両に全部つけていきたいと思っております。  それから、まだ間に合ってはいないんですけれども、収集車、もう1台、今は予備車を使っておりますので、やはり予備車というのは置いとかないといけないと、常日ごろ何があるかわかりませんので、もう1台購入する予定で、今いろいろと準備を進めているところでございます。  ですから、わかり次第そういった対応を即座にとらせたいただいたということで、ぜひご理解をいただきたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  公務員は基本的にコンプライアンスの違反がないようにすべきなんですよ。じゃあ播磨町はね、コンプライアンスに対して違反しとんですよ。その中で基本的に説明責任を果たさなあかん。住民に対して。今回の件の説明責任。播磨町のトップとして町民に対する説明責任ということで、私は町民に説明責任を町長がすべきやと思うんですよ。それについて町長の考え方いかがですあか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  説明責任ということでございますので、臨時議会の次の日にすぐ自治会の住民の、議会もそうでしょうけれども、住民の方々に対して、自治会の代表者の方にお会いして、説明させていただき、ご一緒に、今後、住民の方々に対してどういう説明を行っていきましょうかという中で、先ほど申し上げましたような形でということになりました。ですから、全自治会長が集まる研修会におきましても説明をさせていただき、また今後ルート等も変わり、積み残しとかそういうことででもご迷惑をおかけするということについて謝罪し、また説明をさせていただいているところでございます。  それで、これ以上にどういう形でというのを逆にお聞きしたいんですけれども。反問というわけにいきませんので、それはいたしませんけれども、町としてやはり自治会のごみステーションを管理しているというのが自治会でございますので、そこについてはちゃんと即座に礼を尽くしてご説明させていただいたと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長から反問という形になるか、聞かれたんですかね。私として、やっぱり連合自治会長のときは、私、聞いた話は、説明があったというのは聞きました。今回に対して何ら謝罪がなかったのかなというような声もあるんです。その中で、自治体における危機管理ということで、事故が発生した場合、迅速な説明責任を果たすとともに、信用の失落を少なくする。そして再発防止策や責任の所在を明らかにせなあかんいうことで、町長が住民に対する説明責任を果たしてほしい。果たすべきだと思うんですよ。再発防止策や責任の所在明らかにするんですよ。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  今、奥田議員、結構大事なことを言われたと思いますけれども、私自身は連合自治会長はじめ役員の方々、また連合自治会に対して文書をお出ししておりませんけれども、口頭で、その会に出向きまして、ご説明も謝罪もさせていただいております。ですから、それがなかったということにつきまして、また後日、関係者に確認させていただきたいと思います。文書をお出ししておりませんので、それぞれの受け取り方というのがあろうかと思います。  それとまた、広報はりま、これも議員見ていただいてるかどうかわかりませんけれども、いいね!はりまの中に、もう既に原稿を出しておりますけれども、そこでも今回のことにつきまして少しふれさせていただいております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町民に対する説明責任ということは、基本的に播磨町の経営のトップの町長が、再発防止策や今回の責任の所在を明らかに、ある一部のもんとちごてね、播磨町民向けに、今回の件、過積載、コンプライアンス違反しとんですよ。その責任のね、管理責任者て町長なんですよ。町長が頭下げたらどないですか。管理責任という部分があると思うんですよ。町として皆に説明責任を果たしたと思とんですか。自治会の会議で。それは説明責任とちゃうでしょう。そこらいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほどから申し上げておりますように、ごみステーションを設置されるのは自治会です。ですから、自治会の代表の方々にそういった説明をさせていただきました。また今後、行政懇談会等がありましたら、この件についてご報告もし、またご説明もし、その後の対応というものについて説明させていただきたいと思います。  当然、町の末端で起きたことでございますけれども、決してそういった違法なものを容認するつもりはございませんけれども、ただ、それぞれの自治体でトップがどこまで平素の日常的な業務を、出先の日常的な業務を把握できるか。またそれについてどういった責任を持たないといけないかということにつきましては、私の間ではそういうことがわかった時点で、すぐさまそういうことが今後起きないように対処、速やかにしていくというのが責任だと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長ね、今の答弁の中で、町の末端で起きた事件。言ってましたやん、町の末端で起きた事件いうて。事故でもよろしいです。この管理責任というのは、管理監督者責任は町長ですよ。住民に対して再発防止と責任の所在を明らかにやってくださいと言ってるんですよ。町長が住民に対して責任の所在明らかにして一つ誤ったらいいんですよ。そういう町長としての行動だと思うんです。行為、すべきだと思うんです。町長その住民に対して責任の所在は自治会長の中で果たしたと思ってるんですか。違うでしょう。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  奥田議員と私の間では見解が違うと思います。私自身は、それなりの責任というものについての対応はさせていただいておりますし、させていただいたと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長なりの責任の対応。今、町長言いました。町長なりの責任の対応、我々に見えてこないんですよ。どのような責任の対応をやったんですか。そこら確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  それについては、先ほどからご説明をさせていただきました。物事というのは、見ようとしないと見えないものだと思います。ぜひ、今までご説明させていただきました件についてご理解をいただきたいと思います。私が今までいろんな方とお話しさせていただいた中で苦情等は一切ございませんでした。逆に、この件について、そういったいろんな場面で私なりに説明責任を果たしてきたと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長は町長なりに説明責任を果たしてきたと言ってるんですが、播磨町の住民、私も町長は今回の件で何ら説明責任を果たしてないと。やっぱり播磨町の経営のトップなんですよ。責任は、管理監督者なんですよ。町長なんですよ。町長が頭下げてほしいんですよ。管理者として。播磨町のトップとして、住民に説明責任を果たしてくださいよ。自治会長に説明しても、そんなん説明責任にならないですよ。そこらいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  今、コロナウイルスで対策本部も含めまして連日いろんな情報の対応に当たっております。そういったものにつきましては、私自身が対策本部の本部長でございます。また、いろんな町が出します政策につきましては、施政方針で示している中で、いろんな推進に当たりましては、それは町として責任を持っての施策についてのご議論でございますけれども。ただ、日常的に、いわゆる末端の現場で起きていることにつきまして、しかもそれについて、先ほどから責任云々の話しされておりますけれども、関与するという、日常的に関与するという立場にはないと思います。ただ、知った限りはそういったことが起きないようにすぐさま対応していくというのが、私の責任であり、役目であると思っております。また、私自身は、先ほどから何度もご説明しておりますように、ごみステーションの管理者である自治会長、また自治会の方々が利用されることについてのご説明とかそういうものは私なりに自治会長のご意見もお聞きしながらさせていただいたと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長ね、またね、町の末端で起きた事件いうて、これ2回言いました。町の末端で起きた事件ですか。あんまりね、管理監督者いうたら何ですか。町の一般の職員の管理監督責任いうたら町長でしょう。各グループの統括の責任ちゃうでしょう。統括責任あるでしょう、理事もあるでしょう。最終的に町長が、やっぱり住民に今回の事件の責任の所在を明らかにしたらいいんですよ。何でできないんですか。頭下げたらいいんですよ。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  それぞれの自治体は、大変大きな自治体、大小いろいろあると思います。全ての首長におきまして、先ほどから申し上げておりますように、日常のその業務についてはある程度そこに責任者もおりますし、日々確認する役割の人間もいる中で、その報告を受けない限り、いわゆる市長、知事、また町長、こういった役職にある者がその責任をどこまで担わないといけないかということについては、大変難しいものがあると思っております。ただ、それがわかった時点で、それを放置したということでありましたら、それを認識した時点から何の行動も起こさなかったということでありましたら、それは責任があると思っておりますので、それを知った時点ですぐさま対応をしたということで、何度も同じやりとりになりますけれども、責任を果たしていってると思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  責任を果たしていう部分が、鉄道の線路みたいなんです。基本的にね。播磨町はコンプライアンス違反しとんですよ。違反したんですか。してないんですか。そこら町長、どないですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほども答弁の中で申し上げました、今、捜査機関が捜査中でございます。この件に関しましては、まだ確定していないということで、それがそうであったのかないのかということは、関係機関に任せたいと思います。  ただ、町長としての責任というのは、先ほどからもう何度もやりとりをしておりますけれども、それなりの対応というものをさせていただいてきたと自覚しております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  警察の調査と今回のコンプライアンス違反の、やっぱり住民に対する説明責任とはちゃうと思うんです。法令違反しとんですよ。じゃあ、法令違反して、それに私はやっぱり住民に対する説明責任を果たしたらどうですか言うんですよ。播磨町の経営のトップなんですよ。町長が。頭を下げることできないんですか。  それと、町長ね、前にも播磨町で窃盗事件ありましたね。あのとき、公金と違うということで町長これもね、町長前に出てこなかったんですよ。処分しましたね。前のときもありましたね、あるところで。町長なんでこない逃げるんですか。管理責任者責任いうてあるでしょう。企業でも。一緒でしょう、自治体でも。管理責任者の仕事、任務を果たしてはどうですかと言ってるんです。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  何度も同じやりとりになると思いますけれども、この件に関しまして、例えば、何か住民が被害を受けたりとか、また実損があったりとか、そういうことがありましたら、それは当然、住民の方々に被害を与えたということで、町として謝罪する責任があると思います。  ただ、今回の件につきましては、そういったものではございませんでした。ただ、だからといって法令遵守をないがしろにするということではございません。ただ、そういうことが起きたということについて、知った時点で即座に今後そういうことが一切起きないようにということで対応させていただいておりますので、住民の方々から、また自治会の方々から、これについていろんなご意見等をいただくということも一般的にはございません。逆に、こういったことに対応する余り、収集方法、収集時間、そういったものが変わってくることによってご迷惑をおかけするという場合もあろうかと思いますので、それについては住民の方々に対してご説明もし、謝罪も申し上げたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  住民が直接被害を受けたことないという、町長答弁しましたね。今回のこの過積載に対しても、住民側は町としてどのような対応をして、どのような説明をするか、住民は大変関心を持っとんですよ。いろんな人が、コンプライアンスを守れなかったと、その最終的な判断で町長が自らの管理責任を、いろんな住民の場で示す、話をすべきだと思うんです。管理監督者の責任なんですよ、町長が。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  だから、先ほども申し上げましたように、まず、連合自治会、また自治会長、順次、そういった説明もさせていただき、今後どうするかということも含めまして、いいね!はりまのコラムの中でふれさせていただいております。  それから、また今後、新年度が始まりましたら、行政懇談会もできるだけ多く開催していきたいと思いますので、そういった中で、対面する中でこういった件についてのご報告、またそれについてご迷惑をおかけしているのであれば、それに対しての謝罪、そして説明はさせていただきたいと思います。ですから、私自身が考えております責任のとり方と、奥田議員が何度もそういって要求されております謝罪の仕方というのが、いささか違っていると思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長は、責任のとり方、連合自治会とか、そういう場で報告したらええと。報告と謝罪ちゃうんですよ。今回、コンプライアンス違反したいうのは、町長わかってるでしょう。その管理監督者責任というのは、町長なんですよ。そこらいかがなんですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  同様の答弁を重ねて申し上げるつもりはございませんけれども、先ほど申し上げたように、この件が明らかになってから、私が知ることになってから、それなりの対応を重ねてきておりますし、また今後も、先ほどから同じ答弁になりますけれども、行政懇談会とか、そういうところで説明を尽くしていくと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  今回の件は、町長は知らなかった、報告なかった。私は謝罪する気はないと。こういう理解でよろしいんですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  謝罪、謝罪とおっしゃっておりますけれども、私自身は、私なりの考えで、その場その場で謝罪もさせていただき、また、今後の対応について説明させていただきました。ですから、奥田議員がどこで何をせよとおっしゃってるのかというのが、もう一つ明確ではございませんけれども、私自身は、私の考えの中でそれなりに、真摯に住民の方々に対して今後の収集方法も含めまして対応させていただきましたので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  この件であんまり話しても平行線です。私は、町長としては、事故発生の場合、迅速な説明責任を果たす。そして、播磨町の信用失落を少なくする。そして、再発防止策と説明責任の所在を明らかにする。こういうことを、播磨町の住民が皆、関心を持っとんですよ。それをやってほしいんです。自治会の中で報告するより、播磨町の住民、今回の件でどのような町が対応をするのか関心を持っとんですよ。私の言ったようやってほしいなという私の見解でもう答弁要りません。何ぼしても平行線ですので、次行きます。  次、播磨町の緑の基本計画。これについて、基本的にこの中で緑の拠点を浜幹線沿いにつくるという、この拠点の、緑の計画の必要性というのは、住民の憩いの場をやりたいと、こういうようなことを言ってました。あの場所に緑の拠点が、本当に必要なのかなという疑問を持っとんですよ。その必要性についてもっと詳しく教えていただきたい。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  緑の拠点の必要性ということでございますが、そもそも緑の拠点を、今言われている浜幹線の場所に設置したいという考えを、予算要求とか、町長の施政方針の中でふれられたのが、平成30年3月の議会のときにそういったところでふれられております。その中では、平成28年度に緑の基本計画を改定したときに、住民アンケートをとっております。その中で、アンケートの回答の中では、活動の場所の提供や情報提供、活動の助言や指導などを望む声がありましたので、播磨町にはそのような場所がないということがありましたので、緑の拠点を整備したいという考えで行っております。  また、あの場所には中学校、それから高校もございますので、子供から高齢者まで集えるようなフリースペースを確保したいという考えで整備することとしております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  この今回の件で、基本設計を本来前年度しなくてはならないですわね。今回、基本設計と実施設計を今年度一緒にやるという、この考え方ですね。基本的に今、町は今までいろんな事業を行うときに、まずは基本設計して、次の年度で実施設計をしてきたと。今回、基本設計と実施設計が同じ年度でやるという、この考え方。同じ年度でやるのであれば、基本設計と実施設計、一遍にやったらいいんですよ。一遍にやることでコストが下がるんでしょう。今回はこうやれるいうことでしょう。今後どうするんですか、そこらの考え方。基本設計と実施設計の相違についてお聞きしたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  先ほど町長からの答弁でもありましたように、基本設計といいますのは、発注者である町からのいろんな要求、諸条件を確認したということで建物の配置の計画とか、建物が備えるべき性能とか、そういったものを検討する設計となります。実施設計については、先ほど言いましたような基本計画に基づきまして工事施工者が、その建物を建てるものができるような図面とか設計書等を作成する業務となっております。  一緒に発注することができるかどうかにつきましては、かなり大きな構造物になりますと、基本設計を行った上で実施設計を行う必要があるかもわかりませんが、今回のケースにつきましては、特に分けることなく一緒に発注することができるんじゃないかと判断して、同時に発注したいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  基本設計と実施設計、一緒に今回やるんですよね。これからいろんなグループでいろんな事業出てくるんですよ。基本設計と実施設計、ともにやることによってコストが下がるということを前聞いたことがあるんですよ。コスト下がるんであれば、これからは基本設計と実施設計、一緒にやるという考え方は、他のグループでいかがなんですか。そこら確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  先日の議会の中でもご質問ありまして、そのときにもご回答させていただきましたが、当然、それぞれのグループによって判断されることだと思いますが、先ほど言いましたように大きな構造物とか建築物であれば基本設計を行った上で、それをもとに実施設計するという方法があると思うんですけども。今回はそこまではいかない、大きな構造物ではないという判断で一緒に発注したいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  反論する気はないんですが、かなり大きな構造物と小さな構造物いうのね、その判断基準はどこでやるんですか。主観でやるんですか。これが大きな構造物です。これは小さな構造物ですいうて、播磨町としてはその線引いとるんですか。そこら確認したいと思うんですが。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  特に線は引いておりません。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  線引いてない中で、私が言ってるのは、基本設計と実施設計、一緒にやったらどうですかと言ってるんです。これについて、今後コストが下がるんであれば、播磨町として検討していく事項かなと思うんですよ。この部分について。この検討についての考え方だけお聞きしたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前11時26分               …………………………………                再開 午前11時27分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  今回の緑の拠点につきましては、基本構想という段階を経まして基本設計、実施設計という運びになっています。ですので、全くの白紙から基本設計、実施設計をするのではなくて、基本構想を踏まえた上でということがございますので、一緒に発注してもそんなに支障がないかなと考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  私が言ってるのは、基本設計と実施設計が同時にできるのであれば、一緒にやったらどうですか。今後、播磨町としてコストが下がるのであれば、検討してはどうですかと言ってるんです。構造物の関係についても、大きなものと小さなものとか言ってました。線引いてないんでしょう。基本設計と実施設計、これからいろんな事業が出てくるんですよ。その事業の中でコスト削減の一環として、基本設計と実施設計、同時にやるという検討はしてはいかがですかと言ってるんです。
    ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  それは、奥田議員おっしゃるように検討されることもあろうかと思います。ただ、先ほど言いましたように、それをどこのレベルでするかについては、その建物とか構造物によって考えるべきものだと考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町も財政的に歳出削減を図らなあかん。その歳出削減を図る一環として、私が今言ったように検討してほしいと言ってるんですよ。これも、今後考えるべき課題かな思うんですよ。今回、基本設計と実施設計一緒にやったということは、将来に向けても基本設計と実施設計一緒にやれるというような、条件が合ったらやったらいいと思うんですよ。そこら検討してほしいと言ってるんですよ。 ○議長(神吉史久君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  今回の緑の拠点につきましては、先ほど説明しましたように基本構想いうところで、そこの施設のあるべき姿、また規模というのも住民の方も交えて検討もしております。そういう土台がありますので、基本設計、実施設計の一括発注も可能かなと、今、考えています。逆に、例えば、いろいろ地域でも要望がありますが、東部コミュニティセンターなんかを建てるということになりますと、じゃあどういう規模で、どういう部屋が要るのかというのが全く議論されてませんので、そういうものは時間かけて、住民の皆さんの声も聞きながら形成していく必要があると思います。そういう場合、基本設計をつくりながら、骨格を固めて、次の実施設計へというスケジュールが必要であると考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  視点を変えていきます。  健全な行政経営による持続可能なまちのところで、コンビニの収納に加えスマートフォンを用いた新たな納付方法を検討ということで、これ、いつでもどこでも納税できると、こういうような答弁をいただいたんですが、これで納税者の確かに利便性は図れると思うんですが、これが収納率のアップにつながるのかなと、こう思うんです。収納率のアップに努めてまいりますということで書いてるんですが。どのような納付方法で、もう一回、収納率がどのようにつながるのか、そこだけ確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  答弁させていただいたのは、収納率のアップの一助になるということを答弁させていただきました。今、スマートフォンを用いた支払い方法、税金だけではなくていろんな支払い方法が、全国で広がっておるというところで、特にスマートフォン世代というか、若者はそれが当たり前のような時代にこれからはなってくるかなというところで、一助といいますのは、1つでも多くの納付の方法があれば、それもひいては収納率のアップになるというところで、そのように答弁させていただいたところです。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  スマートフォンを用いて新たな納付方法。納付方法が拡大するということはいいことかな思うんですけど、これについても、これを使うことによってコストがかかるでしょう。コストについての今の考え方はどう、今の段階で持っているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  町といたしましては、推奨してるのが口座振替が一番にしていただきたいというところではありますが、今、コンビニでも納付ができます。コンビニ行っていただく必要があるんですけど、それについても同じ手数料、少し高いというところでありますが、結構利用もあるというところで、家にいながらでも納付ができるというところで、コンビニと同じ利用料でスマートフォンからもできるということでございますので、1つでも機会が増えるということでスマホも、これ全国的な流れでもありますし、当町といたしましても1つの方法として展開していきたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  このスマートフォンを用いた手数料もコンビニの収納に対する手数料も同じぐらいなんですか。もっと安くなるのか。そこらだけ確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  コンビニの手数料と同額でございます。利用者の側は全然手数料はかからないということで、町が負担する利用料はコンビニで納付する利用料と同じということでございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  次の質問をいたします。  町組織の見直しについてということで、3つの課題がある。グループ制の課題とか、事務事業の増加、役職名という答弁があったんですが。課題の中で播磨町としてどういう組織を目指していくのか。今の組織、確かにグループ制ひいてますよ。それがずっと定着した中で、今後どういう組織を目指していきたいのか。今の各グループを一旦見直して、グループの再編成をするのか、町としては目指す組織についてはどういう方向か確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  課題というところで上げさせていただいたわけですけど、目指すべき組織というところで、今、答弁でもさせていただきましたように、町で行政事務に関する調査研究班を立ち上げ、その課題の洗い出しであるとか、目指すべき組織というところについて、検討を重ねている途中でございます。今のところ、その目指すべき組織というところを9項目ほど具体的に上げまして、検討しているところでございます。それを簡単に言いますと、例えば、意思決定の迅速化、情報共有、セクショナリズムの解消に向けた組織であるとか、組織構造の設計原理を踏まえた組織、環境変化に柔軟に対応できる組織、利用者視点で住民にわかりやすく対外的にも説明しやすい組織、全庁的な立場に立った意思決定ができる組織、各職階に求められる役割、職責の明確化、政策立案機能が充実した組織、働き方改革への対応を意識した組織、現行の人的資源を最大限に活用できる組織といった、こういった目指すべきというか、目標を掲げて検討しているところでございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  この組織機構の見直しということ、今年度中に全体像ということで、これについては今年度中ということは、こういう組織になりますよいう、我々にいつ教えていただけるのか、そこだけ確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほども申し上げましたように、職員で構成する行政事務に関する調査研究班、そこでいろいろ協議をしていただいているところでございます。それに関しましては、トップのヒアリングというものもコンサルからございましたし、いろんな形の意見集約を行っていただいた上で、調査研究班が答申をお出しになると思っております。  済みません、先ほどコンサルと言いましたのは、他の業務でございましたので、訂正させていただきます。  そういった答申は出ましても、それが形として出ました場合には、またご披露できるかもわかりませんけれども、そこからまた内部でのいろんな協議、じゃあ実際にどれが実現可能なのか。また、今の組織人員で対応できていくのか、そういうことも含めて協議を深めたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  私の思う町組織機構の見直しということで、私については、1点目として住民サービスの向上をどうするのか。2点目は開かれた行政運営をどうするのか。3点目については、町職員の育成。4点目については、健全な財政運営。このような4つの視点で、私、町組織の見直しをすると、私自身なりの認識を持ってたんです。それが、住民サービスの向上はこうするんだと。開かれた行政運営はこうするんだと。町職員の育成はこうするんだと。健全な財政運営はこうするんだと。そこらの視点はないんですか。確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほども答弁の中で3つの課題を申し上げました。私が就任いたしましたその直前に、グループ制が導入され、その後、途中でこども課をつくったりとか、またいろいろ他の面でも、例えば、文化スポーツを町長部局にとかいろんな形で議会にご提案はさせていただきましたけれども、議会のご賛同がいただけなくて流れております。  今回の組織機構の見直しにつきましては、この十何年間かの間に、グループ制を実施してきた中で、いろんな課題、そして問題といいますか、十分にグループ制では発揮できない職員の働き方、または住民サービスへの対応というものがあると思いますので、それを最良の形で、どうすれば組織がうまく機能するのかということを、今、研究していただいております。  先ほどから言われております健全な行財政運営、これにつきましては、どういう組織であろうと私たちはそれとしっかりと向き合ってきたつもりでございますし、また、住民へのいろいろなサービスにつきましても、職員が日ごろの日常の業務の中で真摯に向き合い、努力してまいりました。ですから、どういう組織機構になっても、どういう形になろうと職員が住民のために公務員としての姿勢というものはしっかり持ってまいりました。ただ、先ほど理事からも申し上げましたように、幾つか改革ができるんであれば、こういうところに視点を持って、こういうところを改善していくということが時代の流れに沿って必要ではないかということで、今、立ちどまって改めて組織機構の見直しをしております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  時間も経過してますので質問を変えます。  子供のネット依存とネット被害とか、情報化に伴う新たな問題対策はということで、アンケートをしてるという答弁をいただいたんですね。広報はりまに子供たちの携帯電話やスマートフォンの利用状況という資料出とるんですよね。所持率とか、依存の割合とか。これについて、携帯電話やスマートフォンなどの適切な使い方について、ご家族で話し合っていただけたらと思いますというような問題提起しとんですね。ある程度この問題、家庭で解決する課題もあると思うんです。こういう中で、教育委員会としてネット依存というのが確かに増えとる中で、賛否いろいろあると思うんです。やり方によって。今の播磨町の教育委員会として、このネット依存とかそれについて、町として、教育委員会として、対応策があったらお聞きしたいなと思うんです。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  学校において、携帯電話、スマートフォン、またゲーム等、非常に大きな問題だと考えております。教育委員会としては、各学校でさまざまな取り組みをしていただいております。  特に、中学校におきましては、生徒会を中心に自主的に守ろうという行動をしています。それが一番、自分たちで自分たちのルールをつくるというのが一番最善だと考えております。  小学校におきましても、蓮池小学校におきましては、先進的な取り組みいうことで、児童会でも同じような取り組みを広げております。  これがまた保護者と学校、生徒児童、それとまた家庭とが連携をとりながらできたらと思います。当然、教育委員会としてもなかなか家庭の中までは入っていきにくい部分もありますので、ぜひ、家庭の協力もいただけたらと考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  今、中学校では自主的に守ろうという動きがあるという話があったんですが。これについては、要するに生徒会自身で、インターネットとか時間規制をやろうという動きなのか、そこらのどういう動きであるのか、そこら確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  具体的に言いますと、テスト前はSNSのやりとりをやめようと。平常時におきましては、9時以降にはしないようにしようとか。学校で自分たちで考えてます。特に、学校の教師がこうしなさいと、親がこうしなさいというのは、なかなか聞きづらい部分がありますが、自分たちでボトムアップで考えていくという方法を、ぜひ大事にしたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  学校の先生の労働環境なり労働条件の改善ということで、学校の先生もノー残業デイを実施してるということで、小学校の関係の先生で、我々議員が提案しました学校給食の公会計の関係で、教育委員会としてはいつごろこの公会計導入についてやろうとしてるのか、そこだけお聞きしたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  公会計のことにつきましては、以前にもご質問、この議会であったと思いますけども、具体的にいつやとは今よう言い切れないところなんですけども。順次、学校と調整しながら、調整といいますのは、例えば、滞納分をこちらのほうで。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前11時49分               …………………………………                再開 午前11時50分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  申しわけございません、今、年度の確認を行っておったんで。過年度分の徴収業務を令和3年度から町に、教育委員会に移管したいと考えておりまして、実際、公会計化につきましてはそれ以降になろうかと思いますので、具体的には今、日程までは決められておりませんけども、今のところは現状はそういうようなところで考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  学校給食の徴収業務を町に移管した。それは一つのいいことだと思うんですよ。その中で、ノー残業デイやってますね、徴収業務の移管、ノー残業デイ、他に学校先生の環境とか労働条件の改善というのは、今のところ考えている部分はないんですか。他の市町村の先生方のいろんな事例があると思うんです。事例についても考えていくことかなと思うんですけど。そこら参考に、先生の環境とか労働条件で改善をやってほしいと思うんですが。そこら教育長いかがですか。 ○議長(神吉史久君)  横田 一教育長。 ○教育長(横田 一君)(登壇)  先生方の働き方については、随時校長会等で働き方についての検討を加えているところです。また、他市町等で、県から出しております教職員の勤務時間適正化先進事例ということで、GPH50というのが、冊子なんですが、この中に50の事例が載っておりまして、それも参考にしながら播磨町でできるところから随時始めていっているというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  これで私の一般質問を終わります。 ○議長(神吉史久君)  これで、新政会代表、奥田俊則議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                休憩 午前11時53分               …………………………………                再開 午後 0時59分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、公明党代表、木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  それでは、通告に従い質問いたします。  1、令和2年度施政方針について。  初めに、このたびの新型コロナウイルスの世界的感染拡大に危惧しており、早期の終息を祈っております。  令和の新時代に向けて最初の施政方針について、順次お伺いいたします。  (1)豊かな心と人を育むまち。  ①学校教育の充実に関して、ICT機器やデジタル教材を効果的に活用した授業について文部科学省はGIGAスクール構想として、多様な子どもたちを誰一人取り残すことのない公正に、また創造性を育む学びの実現を目指して、昨年6月には、学校教育の情報化の推進に関する法律が成立し、国や自治体が推進に関する施策を総合的・計画的に策定・実施する責務が明確化されています。  本町においても、予算概要の(学校教育の充実1-1-2)ナンバー6に、学校のICT環境のさらなる整備を推進しますとあります。  本町として整備を推進する中で、達成状況を踏まえた教員のスキル向上のフォローアップ計画は。  ②外国語教育が本格化されることから、外国語指導助手(ALT)の活用で、いかに外国語に親しむことができるかが重要と考えます。外国語指導助手は何カ国からで、その人数、増員などの予定は。  ③予算概要に、中学校における部活動の充実に向けて、専門的な技術や知識を有する部活動指導員を配置するとあります。また、新聞報道で、NPO法人スポーツクラブ21はりまから3人配置とありました。他にも広い分野からの人選や配置などの計画は。  (2)やすらぎがあり、健やかに暮らせるまち。  ①幼稚園の一時預かり事業について、播磨幼稚園は今年度からは60人に増加となりますが、現在の各園の状況と、今まで増員できなかった要因や今後の予測できる推移に対応する体制の整備などは。  ②不妊・不育治療費助成について、平成28年の一般質問や決算特別委員会などでも質問させていただきました。予算概要にも、特定不妊治療費、一般不妊治療費及び不育症治療費の助成を継続して実施し、治療を受けられたご夫婦の経済的負担の軽減を図りますとありますが、子育て支援としてさらなる充実を図るため、近隣市町と同じように一般不妊治療費の保険適用の内外を問わず費用の助成を行うべきと考えますが見解は。  ③高齢者福祉の充実について、2025年には5人に1人が認知症になると言われています。政府は、2020年度予算案で、関係省庁を挙げた総合的な施策を加速させています。認知症施策推進大綱では、地域社会で自分らしく暮らす共生と、認知症になる時期や進行を遅らせる予防を車の両輪とし、認知症になっても希望を持って過ごせる社会の実現を目指すとしています。  本町においても、認知症地域推進員の配置や、中学生を対象に認知症サポーター養成を実施するとあります。サポーター養成の内容は。また、大人で今までサポーターになった方々のさらなるスキルアップなどの講習は。  ④ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯及び障がいのある方を対象に、地域での見守りの必要性や日ごろの状況を把握する調査を実施し、災害時の避難支援対策としての名簿を作成しますとありますが、全国的にも自治体の多くが名簿は策定しても、個別の避難支援計画づくりは進んでいないと防災システム研究所所長の山村武彦氏は指摘されています。  本町においての名簿作成と個別計画策定の現状や進捗状況などは。  ⑤高齢者福祉で緊急通報システム(安心ボタン)が本年度中に廃止となり、町独自の緊急通報システムを構築するとありましたが、どのようなものなのか。  ⑥コミュニティバスの運行に対する代替策として、時限的に75歳以上の高齢者にタクシー券を交付することで、高齢者の社会参加を推進しますとあり、年間6,000円分を配布と新聞に掲載されていたが、その詳細は。  ⑦障がい者福祉の充実について、重度心身障害者福祉タクシー料金助成事業についての詳細は。また、所得制限及び枚数制限を廃止することでの効果は。  ⑧交通安全対策の充実について、高齢者の交通事故防止を図るため、車のペダルの踏み間違い防止装置の設置補助金について、昨年12月に一般質問させていただきました。早速、令和2年度の予算に計上されており、町内の対象者には朗報であります。補助金の具体的な内容は。  (3)人や環境にやさしく、快適なまち。  ①公園の整備・管理及び緑化の推進について、望海公園内の交通公園を魅力ある公園としてリニューアルし、駐車場も完備するとしていました。現在、利用者は公園前の空き地に車をとめている状況である。その場所との兼ね合いは。  2、地域住民の生命を守る災害発生時等の情報共有について。  近年、大規模震災や風水害など想定を超える自然災害が多く発生しています。これらの大規模災害に対して、現場の正確な情報を関係者が共有し、的確な判断のもとで適切に対応することが重要ではないでしょうか。  今日、ICT(情報通信技術)の進歩により、被災現場のさまざまな情報をリアルタイムで収集し、活用することが可能となっており、住民の安全・安心を確保し、被害を最小限に食いとめるためのICTの利活用を積極的に進めるべきと考えます。  ①基盤的防災情報流通ネットワークの情報共有について伺います。  基盤的防災情報流通ネットワークの情報について、防災科学技術研究所のホームページによりますと、内閣府が主導する戦略的イノベーション創造プログラム(通称、SIP)の一環として、国立研究開発法人防災科学技術研究所(防災科研)と某企業が、2014年より共同で研究開発を進めてきた、府省庁連携防災情報共有システムです。2019年3月の開発期間終了に伴い、防災科研が運用を開始しました。
     災害対応に必要とされる情報を多様な情報源から収集し、利用しやすい形式に変換して迅速に配信する機能を備えた、組織を超えた防災情報の相互流通を担う基盤的ネットワークシステム(SIP4D)で、SIP4Dは公共のための災害対応支援を目的とした情報共有のネットワークシステムですとの概要がありました。  被害が想定される地域や被災した現場のさまざまな情報を迅速に整理し、電子地図上に表示するものであり、平成31年度から内閣府防災担当が運用している災害時情報集約支援チーム(ISUT)本格的に運用を開始しました。  基盤的防災情報流通ネットワークの活用により、刻々と変化する災害推定情報やインフラ被災推定情報を地図上へ表示することにより、地域ごとの避難指示等の発令が適切に進められます。また、避難所の避難者数、道路の通行どめ箇所、給水拠点などを同じ地図上に表示し、物資支援等の配布に際して最適な巡回ルートを選定することができます。  さらに、災害廃棄物の収集においても、緊急集積所、集積拠点の位置、一時保管場所、通行どめ箇所等の情報を同一の地図上に表示することにより、スムーズな災害廃棄物の移動を可能にします。  そこで、災害時の被害を最小限に抑えるとともに、的確な救援と迅速な復興を進めるために、基盤的防災情報流通ネットワークの情報を共有し、活用できるようにするべきではないでしょうか。見解を伺います。  ②災害時に情報を迅速に収集し、リアルタイムで関係機関と共有するためのシステムの構築について伺います。  災害発生時の情報を関係機関が共有し、被害防止や抑制を図るためには、先ほどの基盤的防災情報流通ネットワークに、私たちの地域の情報を迅速に伝達するための体制の整備も重要です。  例えば、本町で災害の発生が想定される場面で、現場の状況をリアルタイムで安全に確認するために、また、発災直後の近寄ることのできない被災現場で救助を求める人の捜索や、被災現場の状況把握を迅速に進めるために、加古川市消防本部へのドローンの配備確認の上で促進をし、連携していくことが有効と考えます。  また、公民館や学校の体育館等の指定避難所での避難生活が長期化するケースにおいて、刻々と変化する避難所の最新情報をリアルタイムで基盤的防災情報流通ネットワークにつなげるための体制の整備も必要です。  具体的には、平常時に運用している公民館や学校等のホームページをクラウド化し、新型ウイルスなど感染症の発生状況の迅速な掌握による流行防止も期待でき、災害発生時に書き込まれた避難所等の電子情報を、関係機関がリアルタイムで共有できるシステムの構築も有効と考えます。  そこで、町内公共施設のホームページのクラウド化など、災害時に迅速に情報を収集し、リアルタイムで関係機関と共有するためのシステムの構築について、見解を伺います。  ③災害時応援協定を結んでいる本町の業界団体との情報共有について伺います。  本町で災害が発生した場合、地域の建設業や産業廃棄物業などの関係者には、真っ先に復旧に尽力していただけるように、スマートフォン等を活用して災害時応援協定を結んでいる本町の業界団体と情報を共有するシステムの導入も有効と考えますが見解を伺います。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  公明党代表、木村晴恵議員の1点目のご質問、令和2年度施政方針についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、学校ごとに研修の実施を計画しております。  まず、タブレット端末の操作から始まり、授業での活用について研修を進めてまいります。また、小学校の新学習指導要領にあるプログラミング教育はもとより、これからの新しい教育のあり方につきましても調査研究を進めてまいりたいと考えております。  ②についてですが、小学校での外国語教育は、知識を得るだけではなく、体験を通して理解を深めることが重要であります。そのため、担当教諭がALTを活用し、児童が自然に外国語に親しみ、自らの考えを外国語で表現するような学習に取り組みます。  ALTは、現在調整中でありますが、小中学校で5名の派遣を予定しております。1名増員となることから、小学校においては全ての授業でALTの活用ができる体制となります。  ③についてですが、当初はスポーツクラブ21はりまから推薦をしていただいた3名の配置から始めますが、招聘方法や配置などにつきましては、状況を見ながら今後検討してまいりたいと考えております。  (2)の①についてですが、1月末現在の延べ利用者数は、播磨幼稚園が4,496人、蓮池幼稚園が2,624人、播磨西幼稚園が1,595人となっております。  増員できなかった要因につきましては、播磨幼稚園の就労目的での利用者数が定員以下で推移していたこと及び保育士等の人材不足によるものでございます。今後につきましては、幼児教育・保育の無償化により就労目的での一時預かり保育の利用がさらに増えるのではないかと予測しております。  播磨幼稚園における一時預かり保育の定員を60名とし、職員3名体制で運営する予定としております。  ②一般不妊治療費については、保険が適用されない人工授精に対して補助しており、平成30年度までは助成額を本人負担額の2分の1、または5万円のいずれか低い額としておりましたが、令和元年度より上限5万円に拡大いたしました。既に保険適用となっているタイミング法、排卵誘発法などの一般不妊治療については、保険適用外に比べて費用負担が少ないことから、対象拡大については考えておりません。  ③についてですが、中学生を対象とした養成講座は、認知症の基礎知識や認知症の人への対応といった内容、中学生の理解度に応じてわかりやすいよう工夫して実施しております。町より地域包括支援センターに委託し、認知症サポートキャラバンメイトに講師をお願いしております。また、大人の認知症サポーターの方々につきましては、一度習得した認知症に関する知識の定着を目的としたフォローアップ研修を年1回実施しております。  ④についてですが、3年ごとに高齢者の悉皆調査を行っており、令和2年度が調査の年に当たります。障がい者については、郵送で行い、それらの結果をもとに避難行動要支援者を抽出しています。その名簿を、希望のあった自主防災組織に提供し、個別支援計画を策定いただくこととしておりますが、本町でも個別支援計画の策定をしているのは2組織のみであります。  平成30年度に県のモデル事業として石ヶ池地区で個別支援計画を作成しており、その取り組みを自治会長会などで紹介しているところです。  今年度は新たに配置されるまちづくりアドバイザーとともに自治会への働きかけを進めたいと考えております。  ⑤についてですが、現行のシステムに近いものを考えております。近隣協力員については、減らす方向で検討してまいります。対象者や利用負担金は、今後決定してまいりますが、現在の利用者に新たなご負担がかからないように検討いたします。新年度早い時期に業者選定を行い、12月末をめどに順次置きかえていく予定です。  ⑥についてですが、コミバス事業の代替的かつ時限的な施策として、75歳以上の希望する方に、1回につき500円利用できるタクシーチケットを12枚、年間6,000円分を交付いたします。  対象者には、個別に申請書を郵送したいと考えており、10月ごろのチケット交付をめどに準備を進めてまいります。  ⑦の重度心身障害者福祉タクシーについてですが、外出機会を多くつくることを目的に使用枚数を制限しておりましたが、制限をなくすことで回数が減っても遠方へ出かけたい方など、それぞれの自由意思と選択により利用できることになります。  また、これまで所得制限があることで就労支援により一般就労につながった方が、所得制限によって対象から外れてしまうことがありましたが、そうしたことが是正されます。県内でも所得制限を撤廃している市町が多く、障がい者の外出機会の増加や多様性に寄与できると考えております。  ⑧についてですが、昨年10月、兵庫県におきまして高齢運転者事故防止対策事業補助金が設けられました。  本町におきましても、この県の補助制度に随伴するものとして新たに設けるものであります。その対象としては、まず、①県が実施する補助金の交付を受けた者とし、②播磨町に在住である者としております。  その他、県の補助対象としては、県内在住で補助年度内に75歳以上になる者。また、装置を設置する自動車としては、1人1台とし、自動車税の滞納がない自家用車で、家族と所有も可能ではありますが、高齢者が主として使用している自動車で、原則として設置後1年6カ月間は使用するものとされており、本町も同様に考えております。  安全装置については、急発進抑制タイプと障害物感知タイプの2タイプであり、自動車用品店において販売しているものです。補助額としては、県の2万2,000円に対し、その随伴として1万1,000円を想定しております。  (3)の①についてですが、望海公園の中に整備する駐車場は、現在のところ無料で計画しております。  なお、隣接する土地は公園区域ではありませんので、通路整備部分を除き現状のままとする予定です。  2点目のご質問についてお答えいたします。  ①及び②についてですが、国において運用が開始されている府省庁連携防災情報共有システム、基盤的防災情報流通ネットワークについては、国の防災科学技術研究所と民間が共同開発したシステムで、現在、試行運転中と聞いております。  このSIP4Dについては、公共の災害対応支援を目的とし、国、都道府県、市町村が連携して同一の情報を共有し合うだけでなく、各公共団体が共有可能な情報を入力することを想定しており、現在、国が都道府県レベルで説明会等を開催し始めている状況であります。災害時の運用においては、防災科学技術研究所や、ご質問にもありました災害時情報集約支援チームであるISUT等が被災地で情報収集を行い、各府省庁間での運用を試行している段階と聞いております。  現在、兵庫県においては、フェニックス防災システムが構築されており、県内全ての市町が光専用線で接続され、県と市町がこのシステムにより情報共有を図ることが可能となっております。他にもテレビの避難所開設等災害関連情報のテロップに係る情報共有システムとして、Lアラートと整備されており、基本的に県のフェニックス防災システムを核として自動配信も含めてシステム化されております。  そうしたことから、SIP4Dの導入に関しては、国のシステムと都道府県のシステムが機能的に連携できるのかどうか。また、新たなシステムの構築ともなれば、その費用負担も大きく、その経費に対する国の財政支援等も現実的な課題ではないかと考えます。  また、町のホームページについては、既にクラウド化しておりますが、災害時の情報活用としては、情報受け入れ、情報確認、情報対応と考えております。現在、台風等においても災害対策本部において情報を集約し、掲示板等を用いてその情報活用を図っており、また、電子的なシステムとして兵庫県の防災システムフェニックスに随時情報入力等を実施し、情報共有を図っております。情報発信といたしましては、現行のホームページへの掲載や、防災ネットはりまでのメール配信の他、Lアラート等も活用し、対応してまいりたいと考えております。  以上のことから、情報共有に対しては、国レベル、町レベルにおきましても、統一した規格でのシステム導入が前提となるものと考え、今後もSIP4Dの活用状況等も含め、国の動向を注視してまいりたいと思います。  ③についてですが、本町におきましては、さまざまな団体、事務所と協定を締結しております。これについては、各団体、事業所と連携を図るための締結先との連絡網を更新しており、訓練等においても実際ご協力いただいている事業所等もあります。  全協定先との統一したシステムを構築することについては、相手方の負担や情報の取り扱い等も考えますと、少し困難かと思われます。しかし、連携先との連絡網は確立しておりますので、協定内容の実行については問題ないと考えております。  以上でございます。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員の再質問を許します。  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  それでは再質問をさせていただきます。順番に沿ってさせていただきます。  最初のGIGAスクール構想についてなんですけれども、フォローアップに全部つながるかなと思って、細かいところまで聞かせていただきたいと思っております。  国は、令和5年度までに小学校、中学校の全学年で1人1台、環境の実現を目指しています。播磨町としても早急に整備を加速化していく必要があるんですけども。厚生教育常任委員会でいただいた資料を見てみますと、令和2年度は小学5年生、6年生。また中学1年生だけになってるんですね。これは、小学5年生、6年生、中学1年生だけタブレットを持てるということになるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  一気に全部入れる方法も検討しましたが、国のロードマップによりますと、小学5年生、6年生、中学1年生を先にということで、そのロードマップに従って補助金を使ってと考えております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  国も小学5年生、6年生、中学1年生への導入を最優先にするということは書いてあったんですけども、なぜこの3学年を最優先にされるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  最優先というか、消去法というところと両方兼ね備えて、まず小学校低学年に関しては一番最後の段階と。小学校5、6年生からいうことに関しましては、今後、全国学力調査とか、そういったところも鑑みて国がぜひそこは先にというところがあるかと思います。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  このタブレットは4年かかって行き渡るんだなという理解したんですけども。タブレット本体が、先ほども答弁あったように補助対象になっていて、個数に対する枠が決まっているということで確認させていただきます。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  まず、それは国のロードマップで補助金を使いながら有効にということで、町の持ち出しを少しでも軽減するというところであります。  もう一つ言いますと、今、検討してるのが、小学校5、6年生でありますが、5、6年生だけが使うんではないかなという認識も、今、検討中ではあります。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  この表を見ましたら、中学3年生が令和3年に持つということになってるんです。そしたら、今度、中学3年生がタブレットを持たないまま卒業してしまうんじゃないかなと思うんです。中学2年生になる子は、3年生になった1年間だけしか使えないということになると思うんですけども、その辺はどうなんでしょう。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  この辺りも調整はしておるんですが、中学3年生が、中学1年生に配置したパソコンを使わないというんじゃなくて、使える形も考えてます。そのパソコンは1人に1台というのはあるんですが、その1人のための1台じゃなくて、あくまでも1年生の分の台数を配置するという認識で、今、考えております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  よかったです。ずっと表だけで、自分の思ってしまってるところでは、本当に使う生徒児童が、差があってしまうんじゃないかなと思うんですけども。じゃあ、全部整うまでは全員が授業で使える、みんなで共有して使えるという、1人1台じゃなくても、2人で1台なり使えるという状況になるんですか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  技術的なところ、その辺でまだ検討の余地はあるかもしれませんが、今、教育委員会としては、せっかくの機会、その3学年が全ての、小学校でいうたら3人に1人、中学校においても3人に1人いう認識で、可能な限り整備を進めたいと考えています。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  校内のLAN整備も補助対象になってるんですけども、この工事というのはいつされるんでしたでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  今年度、補正予算に出させていただいてます。ただ、工事がすぐできるということではなくて、今からいろいろ手続を整えながら、令和2年度に発注をかけれるようにしております。  また、国の補助金が令和2年度完成予定というタイトなスケジュールでありますので、それも鑑みて早急に計画しております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  スキル向上のフォローアップ計画はと書かせていただいたときに、また同じようになるかもわかりませんけども、ハードが整備されても、それが使わなければ意味がなくて、先生、教師がICTを活用して指導する力も高めていかないといけないと思ってるんです。  ことし4月から、厚生教育常任委員会でも少し説明がありましたけれども、4月から子供たちが手にとる教科書にQRコードが載っているという話も聞かせていただきました。その中で、これからの授業や学習において、そういう活用が前提となってくる一つの事例だと思ったんですけども。そういうQRコードを読み取って勉強に使うとか、そういう積極的な活動を進めていただきたいと思うんですね。ですから、先生が効果的に活用できるような、どのような取り組みを進めていこうとされてるのか、済みません、先ほどのと重なるかもわかりませんけど、もう一度詳しくお願いします。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  見た目でいいますと、このQRコードを読み取ってというのは、非常にコンテンツ、いろんな教材をその中で子供が見れると。それは学校だけではなくて、家庭でもそれは、教科書を持って帰って親子で見れるという利点があります。さらに、新しい教育というのの中では、情報を共有すると。タイムリーに、例えば、1人1台タブレットがあれば、その表に、それぞれが自分の思ったことを記入する。それがタイムリーにお互いが共有できるということで、新しい学習指導要領にある対話的という部分、その対話的の中で深い学びというところが活用のポイントにはなるかなと考えております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  今お聞きした中で、家庭に持って帰っても見れるというお話がありましたけども、それは本当にそれぞれの子供たちがタブレットがちゃんと行き渡ったときでないとできませんよね。みんなで共有してるときは、家ではできないということになりますでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  済みません、持ち帰るというのは、教科書を持ち帰ってということで、タブレットは持ち帰ることは想定してないんです。あくまでも教科書を持って帰ったらそのQRがあるので、当然、家にあるスマートフォンで見れば誰でも見れるというところになります。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  学校の先生たちはすごく多忙で、そういう先生を支援するツールとして、支援員やICT活用教育アドバイザーなどの方たちがすごく必要になってくると思うんです。先ほどもあったかと思いますけど、そういうアドバイザーの方たちの予定とか、そこら辺のことは今わかりますでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  専門職員は、今、プログラミング等で活躍していただいてるんですが、今後もその1名をしっかり活用しながらしていこうと思います。授業をしっかり行うのは担任であったり、教科担当にはなってきますので、そのそれぞれの全ての先生が使いこなせるように支援をして、またその活用について推進していく立場の人として活躍していただきたいと考えています。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  厚生教育常任委員会でICTの支援員の配置はと聞かせていただいたときに、スクールサポーターや教育委員会の情報員を考えているという答弁だった。これは、今のアドバイザー1人の方と同じことになるんでしょうか。それとも違うんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  今現行の専門職員が、今後、継続的に。この1年に関しましては、プログラミングというのが1年を通じて非常に定着したかなと考えております。さらに、その専門員の次のステップとして、このタブレットの活用について、また支援していただく予定にはなっております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  先生の数というか、子供たち一人一人の様子を見ながら最適な学びが可能となるように、環境が大事だと思うんです。教師の確保というのは、増やすのかどうか、その辺の確保は今のままで十分やっていける体制を整えるようにいろんなことをしていただけるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  学校の教員を増やすというのは、国で定められた定数等がありますので、これ以上増やすことは国も予定しておりませんが、いろいろ研修計画を計画しております。例えば、教師の夏休み、負担のならない程度に活用する研修。また、業者の研修。また今後、大学等とも連携協力していきますので、そういったところの協力も得ながら、新しい教育のあり方、またICTの活用について研修を進めたいと考えております。
    ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  適切に使いこなしていけるように、また情報モラルとか、有害情報対策などに取り組んでいくことが大事になってくると思うんです。これまでの、決算特別委員会の事業報告書で出した分が、少し前の分なんですけど一番新しい分で、小学校、中学校の情報教育運営事業の中に、小学校ではインターネットにおける情報モラル等についても指導することができたとか、中学校ではインターネットにおける情報モラル、情報セキュリティーについても指導を充実させたいという成果についての書いてあるところがあるんですね。こういうふうにされてるんですけども、今後の情報モラル教育の充実や、またそういう有害情報などにどのように取り組んでいかれますでしょうか。同じことになりますけれども、細かいところまでお聞きしたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  当然、学校で使用するパソコンに関しましては、i-フィルター等のセキュリティーをしながら、また一方で、個人のモラル的なところ、それと危険性をしっかり学んでもらうということに関しましては、中学校におきましては情報の授業、また学活、小学校におきましても総合学習とかいろんな場面で研修を進めて、子供たちに啓発、また実践的な講演会も毎年開いておりますので、そういったものを生かしていきたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  国の2019年度の補正予算に、政府の優先対象に特別支援教育も含まれることになっていました。病院に長期入院の子供向けの遠隔授業や、また不登校児の在宅学習の利用など、これからまだまだ本当に、今から整えていかないといけないとは思うんですけども。大体そこまで細かくできるまでには4年ぐらいかかってしまうという状況になるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  またその遠隔授業とかというのは、未知数の部分もあるんですが、当然それは視野に入れて今後検討していくべきと考えております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  それでは、次の外国語教育が本格化ということで、お聞きさせていただきます。  昨年の6月にALTの一般質問をしたときにも、増える時間数にも対応できるようにALTの配置に関しては充実する方向で検討していきたいと考えているという統括からの答弁でした。そのときに、外国の母国語を話すネイティブスピーカーということでお話もさせていただいたんですけれども。先ほどお聞かせいただいた中には、調整中で、小学校、中学校で5名という答弁いただきましたけども、これJETプログラムも使うという検討も入ってるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  JETプログラムは、本町では、小さな教育委員会ではなかなか維持するのが非常に難しいので、今回に関しましてはプロポーザルで委託事業として考えております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  新学習指導要領では、5年生、6年生の外国語活動が週1コマ、年35時間が、3、4年生に前倒しされて、5、6年生は外国語科、週2コマで年70時間が導入されますよね。3、4年生は聞く話すを中心に学んで、また5、6年生は読むとか書くとかいうのも加わるということがありました。そこで、予算で2,574万、外国人英語指導助手派遣委託料とあるんですけども、各学年どれぐらいの割合で入っていけるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  まず、小学校に関しましては、5、6年生、週2時間当たり70時間、それも含めまして3、4年生の外国語活動35時間、それに関しては全ての授業でALTがつけれるような配当になっております。それに加えて、毎週ではないんですが、小学校1、2年生また幼稚園におきましても、英語のそういったALTが行って、外国語に親しむというような、楽しく遊びながらというところでは計画しております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  じゃあその5名の方で、これだけの授業の時間帯というのは、ちゃんと組んでいけるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  当然、小学校3、4年生、5、6年生を中心とするんですが、その中で余裕のある部分に関して計画的に1、2年生また幼稚園に配属する計画で今スケジュールを組んでおります。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  次に行きます。  中学校の部活指導員の配置のことでお聞きします。スポーツクラブ21はりまの3人の方以外、他の状況を見ながらというご答弁をいただきましたけども、これ県の事業で、指導員配置事業ってあったんですね。県の予算の中の分を使うわけではないんでしょうか。別のものなんですか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  スポーツクラブ21はりまからはご紹介をいただいてるんですが、個人との契約というか、会計年度で雇う形になりますので、県と国、3分の1、3分の1、町が3分の1の補助事業にはなります。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  新聞報道の中に、剣道部と陸上部と書いてあったんですね。今はっきりしてるのはそれぐらいなんですが、なぜ、陸上部、剣道部なのかなと思ったんですけど。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  両方の校長とか学校の事情をしまして、非常に技術の必要なものになります。剣道に関しても非常に技術とか資格の必要なところになりますので、より専門的な指導者が必要という学校のニーズから、この2つの競技をまず計画しております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  スポーツクラブ21はりまの方はそういう技術もしっかり持ってらっしゃって、何か資格とか持っていらっしゃる方なんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  既にスポーツクラブ21はりまの中で指導者として実績を兼ね備えておられる方で、こちらもどういった人がいいだろうということで協議する中で推薦をいただいております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  じゃあ、これから人数的なことも考えられるということだったんですけれども。他の部活も、技術的にも大事だなというところもたくさんあると思うんですね。そこら辺もこれからニーズ等あわせて考えていかれるということなんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  これに関しましても、学校のニーズとか校長からのそういったニーズに応じながら広げていけたらと考えております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  これ、時間の制限はあるんでしょうか。何時間来ていただいて、何時間とか週に何回とか、そこら辺はどうなんでしょう。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  この部活動指導員の制度なんですが、国の示す部活動指導のガイドラインがあります。播磨町もそれに従って、播磨町の部活動指導のガイドラインがありますので、それに従って、おおむね週に1日は休みをとる。土日のうちどちらかは休みにするという中で、週5日を限度に考えています。また、学校の行事等の年間計画で、テスト前はないとか、そういったところも従いますので、日数的にはかなり制限されるかと思います。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  県のをずっと見ましたら、指導者に対して1時間幾らとか書いてあったんです。そこには週に2回とかあったんですね。1つの例で書いてあったんかどうかわかりませんけども、それとはまた違うという計算というか、なるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  その部活を指導する方の都合で週2日しか行けないとか、週に1日しか行けない、中には全て行けますよと、それぞれの条件があると思います。剣道部に関しましても、1人の方に負担するのではなくて、2人を用意することで子供たちのニーズに対応できるように考えております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  予算見たら、部活の指導員配置事業の保障費が299万6,000円になってたんですね。じゃあ、3人だけじゃなくて、これからの分も入れて予算を立てられてるのかなと思うんですけども。あくまでも時間給でずっと計算していかられるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  播磨町では時間給で考えております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  それでは、次の預かり保育に移ります。  今年度から60人にということで、播磨幼稚園が。40人のときも一時的利用というところにリフレッシュ等でと書いてあったんですね。今の時点ではお母さんたちが働く方が多くなって、本当にリフレッシュでとろうと思ってもとれないいうのが町もわかっていただいて多くされたのかなと思うんですけども。それは先生の問題だったのかなと、さっき思ったんですね。同じように場所があるのにできなかったのは、教員の配置の難しさがあったからだったということだけだったんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  一時預かりにつきまして、初めの答弁で申し上げましたけども、就労目的とかでの利用者数が定員以下で推移しておったというところがありましたので、40名の定員ということでやっておりましたけども。結構最近、ほぼいっぱいいっぱいまで利用されてるというところもありまして、来年度につきましては、人的にも確保できましたので、運営スタッフを確保できましたので、定員を60名に増やして、ご要望に応えていきたいということでございます。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  どこでするかいうたら、私、遊戯室だけかなと思ってたんですけども、遊戯室や教室と書いてあったんですね。それは子供の人数に対しての広さの規定とか、そういうのがあるんですか。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  今具体的な数字等は把握してないんですけど、規定等はございまして、それに基づいて、それに見合う人数割といいますか、そういったところで部屋の利用を考えて実施しているところでございます。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  反対に考えたら、広さはあったけどもスタッフがいなかったから増やせなかったということになるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  利用者が定員以下であったというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  預かり保育担当者を播磨幼稚園で1人増やされて、園児数も20人増やしていただくようになりますけれども。どんどんそれが、働く方もいらっしゃって、また多くなって、リフレッシュがなかなかとりにくいという、この2020年度、もしも本当にまたそうなったら、リフレッシュは待ってもらうという形になるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  今後、利用増えてくると予測はしておりますけども、まず、就労目的の一時預かりという方が優先するというようなところを考えていきますと、木村議員おっしゃられますようにリフレッシュとか、その辺りにつきましては、就労目的以外の人数で、それ以外余ったといいますか、余裕がある分での対応となるんじゃないかと思います。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  余裕がなければできないということになってしまうんですね。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  そういうふうになるとは思いますけど。先のことはわかりませんけど、今の状況からしますと、申し込みからしますと60名である程度は対応できると、こちらも考えておるところでございます。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  60名で対応できるということは、保護者に何かアンケートなり、お話を聞いての60名なんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  特にアンケートとかとっているいうわけではございませんけども、今の例えば申し込みといいますか、そういった状況を考えましたら、それぐらいではないかというようなところでございます。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  今から1年間のことを今言ってるんですけども。もしもまた本当に同じような、2019年度と、2020年度も同じようになれば、そこら辺もうちょっと枠を広げるなり、2020年で途中で考えていただけるというような、そういう枠はないですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  これは教育委員会の所管ではございますけれども、子育て支援にもかかわることですので、少し私からも一言申し上げたいと思います。  当然、親が就労しててなかなか帰ってくるまでの間、不安に思われる方というのが、幼稚園の利用者にもいらっしゃるということで、播磨町も一時預かり事業を始めさせていただいております。ただそれは、今回も定員を増員いたしますのは、就労目的での一時預かりというのが増えてきたという実績に基づいて、またそういう希望が増えてきたということで定員枠を広げさせていただきましたけれども。リフレッシュというのは、これは私の見解かもわかりませんけれども、保育園、いわゆる保育の必要な子というのが、親が夕方遅くまでなかなか仕事を終えることができない、そういう方々については可能な限り保育園をご利用いただきたいと。子供側に立った見方をすれば、リフレッシュというのもたまにはいいと思うんですけれども、可能な限り、お昼、またお弁当が終わった後に迎えに来ていただき、たまにはお母さんたちも少しリフレッシュのためにそういうお時間を持っていただくというのも、それは奨励とまでは言いませんけれども、是としたいと思ってます。  今後、幼児教育・保育の無償化に伴いまして、多分、働く、また預ける方というのも多くなってくると思いますので、今後の推移を見て、もし余りにも増えるような幼稚園というのがございましたら、教育委員会といろいろと協議する中で、またそれに対しての職員が確保するということが、いなければできませんので、そういうことも同時にあわせもって可能であれば増やしていくということもやぶさかではないと思っております。  全くニーズがあるのにもかかわらず、その状況をほっておくということはしたくはないと思っておりますので、今後の推移を見て、状況に応じて教育委員会と相談しながら拡大すべきものは拡大していきたいと思っております。そういうときがまいりましたら、その園については対応していきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  次の不妊治療のことでお伺いします。  本当に平成28年からずっと言い続けてきてて、なかなか本当に今回もなかなか無理なんかなという思いで聞かせていただきました。平成29年度までは予算を200万円とってて、平成30年度から100万円になってて、決算見たら37万8,160円だったんですね。不妊治療で使ってる分が。100万円にしてもまだ余裕はあるんかなという思いで言わせていただいたんです。答弁聞いてる中では、そういう人たちが多くなってしまうからというのもあったんですけれども。そのときいただいた答弁の中に、一般不妊治療につきましては、制度の設計につきましては近隣の実績等を見てみたいというふうに考えていますという答弁をいただいて、そのまま私もどうだったんですかと聞いてないままだったんですけど。そういうのはされたんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  近隣の実績ということでございますけれども、一般不妊治療の助成自体を行っていない自治体もまだ少なからずあるという上で、加古川市、稲美町が保険適用であっても助成されております。そこの実績でございますけれども、加古川市が平成31年度の2月末時点で、申請数は200件程度、稲美町で8件程度と伺っております。これは一般不妊治療に関しての申請ですので、保険適用外も含めた総数というところでございます。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  そういうのもしてない近隣て言われましたけども、高砂市、加古川市、稲美町近辺、明石市もされてますよね。明石市してないですか。一緒にやってる2市2町ではやってるというところで、ずっと私言わせていただいてるんです。  飛びますけども、出生率が1.8を目標にずっとやってますけれども、本当に1.8まで、なかなか行けない状況の中で、この不妊治療をしたいと思ってるけども、人工授精だけじゃない分まで、本当にしてあげたら1人か2人か、これも前言ったと思いますけども、かもわからないけれども、近づけることができるんじゃないかなという思いで補助の枠を広げるのも大事じゃないかなと思うんですけど。どうですか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  不妊治療をなさってる方への支援というところは、例えば、もう今既に不妊の相談をされてる方の割合というのは、既にかなり、過去と比べると多い件数になっております。その中で、播磨町が一番早い段階の助成をつくったということが大きな後押しになるのかどうかというところの効果というのは、まだ考えるところがあるかなと思います。最初の段階の相談なり検査というのは、ご本人さんの負担も軽く、費用も安価であるというところですので、そこはご自分で受けていただいて、その後、治療が進めばだんだんとご本人様、あるいはご家族の方の負担、精神的、身体的な負担も重くなりますし、金銭的な負担も大きくなるというところですので、その段階が進んだところで手厚いご支援をできたらなというところで播磨町はやっているところです。ですので、これから支援の拡大の考え方の中には、特定不妊治療のところで、例えば、播磨町はもっと金額的にご支援できるのではないかとか、回数を増やすとか、いろんな拡大の方向というのはあると思うんです。ですので、播磨町としましては、これでもう万全とか、これ以上必要ないということはございませんので、当然、近隣の状況も見ながら支援に関しては引き続きこれからも検討を加えながら行ってまいりたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  3年から4年の間ずっと同じことを、言いながら聞きながらしてるんですけども。播磨町は一般不妊治療の中で本当に人工授精だけですよね。それ以外の分も枠を広げられないかというのをずっと言わせていただいとんですけどね。本当に一般不妊治療で注射にしても、ずっと今あったように回を重ねてきたら本当にお金の面にしても負担がかかる。だからこそ住民からすれば、加古川市の人、稲美町の人と同じような病院に行って、なぜ播磨町だけが人工授精だけなのか、おかしいんじゃないかいう、そういう思いになりますよね。先ほども、また別かもわかりませんけど、奥田議員のときに優先度からやってるという答弁もありました。このことじゃないですけども、私はそれ聞きながら、本当にこれのほうが優先度があるんじゃないかなと感じたんですけど。どうですか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  何年も変更がないというところだったんですけれども。一般不妊治療、保険適用外の部分に関しましては助成額というんですか、2分の1というところは撤回いたしまして、限度額5万円まででしたらというところで、その部分での拡充というのは行っているところです。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  それはあくまでも人工授精だけですよね。私、他の注射にしても、それも全部一緒にできないかということを言わせていただいてたんですね。これ、平成29年度の決算のときに答弁いただいたのが、保険治療分とかになってきますと、償還払いとかしにくくなって、そういう事務的なところもございますので、その辺は研究が必要かなと思いますという答弁をいただいて終わっとんですけどね。他市町はそれをやってるんですよね。そこら辺の事務的なところも頑張っていただきたいなと思うんですけども。どうですか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  現在のところ、先ほどもご答弁申し上げましたけれども、保険適用を受けていただけるというところで、経済的な負担が少なくて済むというところと、それから保険適用の部分の治療を、多分何年も続けられる方はいらっしゃらないと思うんですね。多分、その次のステップに進まれると思いますので、そのステップに進まれた際には、播磨町としましても支援をさせていただいているというところです。
     先ほども申し上げましたけれども、不妊治療の支援に関しましては、これで万全で、これ以上はないというところまでは考えておりませんので、今後も引き続き、同じ機会になるかもしれませんが、検討は常に続けておりますので、一度検討したらそれで終わりということではございませんので、引き続き検討しながら支援してまいりたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  今お聞きしましたら、本当にそういう段階を踏む、大変なお金も使い、保険内で使い、だんだんたまってきてるけれども、最終的な人工授精でやりますとしか聞こえないんですね。本当に他市町はそういう保険の事務的なところもやりながら、枠としても播磨町の予算からしたらいけるんじゃないかなという自分なりに思って言ってるところなんですけれども。本当に検討はされてるということでしたけども、事務的なこと、どういうふうにやってるか、どんなふうに手間がかかるかとか、そういうところまで研究はされたんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  事務的なことに関しましては、この助成だけではなくて、確かに1つ制度を増やしますと、その分事務手続は増えてまいりますけれども。そこはやはり必要な助成ということであれば実施するべきと思っておりますので、それも含めた検討をこれからも続けていきたいと思っております。  それと、今、木村議員から近隣の加古川市、稲美町、高砂市がされてますので、同じ病院に行ってというところは確かにそういうお声はあるんだろうとは思います。実際に、一般不妊治療の助成自体をしていない市町というのは県内にもたくさんあるんですけれども、近隣でされてるというところも注目しないといけないところだなというところは実感しておりますので、それも含めて検討させていただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  終わろうと思ったんですけど。それはやってないところもあります。それでも同じ病院内の、加古川市に行って、加古川市の人はできる、播磨町の人はできない、そこら辺のことを言わせていただいたということをご理解いただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  そういうことを承知の上でご答弁差し上げたと思っております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  検討またよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  繰り返しになりますけれども、検討につきましては常に行っておりますので、引き続き検討してまいりたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  認知症施策の件ではまた別の一般質問でさせていただくとして、④のひとり暮らし高齢者、高齢者のみの世帯及び障がいのある方の分なんですけども。兵庫県でモデル形式にやる、それの分だと理解してもよろしかったんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  今、県でモデル事業としておりますのが、播磨町以外というんですか、播磨町がまず平成30年度、トップバッターで県のモデル事業をさせていただいております。その平成31年度以降は町独自の、町のモデル事業という形で引き続き石ヶ池地区で計画していただいております。県が実際やってるのは播磨町以外のところで順次進めていらっしゃるというところです。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  個別計画の記載内容が大事だと思うんですけども。どういうような記載内容なんでしょう。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  この個別計画、災害時の避難の個別計画とは、実際に災害があったときに個人の方に、支援の必要な方のところに、誰が迎えに行って、どういう方法でどこへ避難していただくのかというようなところを具体的な計画を立てるというところでございます。それを、平常時、ふだんのその方のケアプランを実際皆さん個人別に立てていらっしゃるプランの中に、災害時の対応についても追加でプランを立てようというところで、それを個別計画というところで位置づけてるというんですか、そういう計画を立てようというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  ですから、どういう記載内容かなと思うんですけど。氏名、年齢、性別は当たり前で、家族構成とか、疾患名とか、服用薬、心身の状況とか、そういうのが細かく書かれていくんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  支援を受ける方と一緒に、支援する側とされる側が意思疎通をしながら決めていきますので、例えば、災害時に支援に行く方が、その支援される方の個人情報の全てを把握してるのかというと、必要ではない部分の情報まではお渡しする必要はないのかなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  渡す必要もないですけども。その方の支援の計画の様式はできてるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後2時17分               …………………………………                 再開 午後2時23分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  平成30年度に県のモデル事業として実施しておりますので、県から示された様式でプランを立てております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  それでは、ここの部分では最後になるんですけど、いつまでに何人の方の計画をつくろうという、そういう計画はどうなんですか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  福祉の担当としまして、何年までに何人というところではなくて、1つでも2つでも取り組む、町が今進めております個別計画策定に取り組む団体というんですか、それを1つでも2つでも増やしていきたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  増やしていただかないとつくれませんので、でも何人の方の個別、マイプランはつくりたいという人数的なものは出てないですか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  なかなか各自治会、あるいは自主防災組織の皆様も取り組むべきだというご意思というんですか、そういうのはすごく感じるんですけれども、やはり役員が1年2年で変わられたりとかというところで、敷居が高くなってるというところを感じます。ですので、石ヶ池地区の取り組みをご紹介しながら、各団体1人からでもまず始めましょうというところで進めていきたいと思っております。なかなか取り組んでいただける自治会数が増えておりませんので、実際のところ何人という目標までも立てれないというのが現状でございますので、目標としましては1団体でも取り組んでいただける団体を増やしていきたいというところが正直なところの目標でございます。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  それでは、コミュニティバスの運行に対する代替策としての75歳以上のタクシー券のことでお聞きします。  申告をいただいていうことでお聞きしましたけど、扶助費が73万2,000円で3,455人の方なのかなという、ざっと思ったんですね。使う枚数に制限はなかったんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  今、考えておりますのは、月に1回1枚使っていただこうと考えております。月に1回500円使える券。済みません、言い直します。使用制限といいますか、月に1回ではございません。申しわけございません。1回当たり1枚使っていただけます。500円分のを使っていただけますので、それを12枚分ということですので、先に使い切ってしまっていただいても結構ですし、長く使っていただいても結構なんですけれども。1回につき1枚のご使用というところの制限はつけたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  住民の方とお話ししてたときに、遠いところにタクシー乗っていかないといけない、病院ね、5,000円ぐらいかかる。そんな人でも1回行くのに500円しか使えないということになるんですか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  今回のタクシー券の交付につきましては、コミュニティバスがなかなか運行が実現できないというところで、その実現までの間のかわりの施策というところですので、遠距離へ行くというのではなく、コミュニティバスがわりにタクシーを使っていただくとして助成させていただきたいというところで考えておりますので、500円というところにさせていただいております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  悪く考えたらだめですけども、乗るとき本人とわかるようなそういう証明書とかはあるんですか。要るんですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  やはりご本人が年齢も75歳以上になりますので、確認できるものをぜひご提示いただきたいと思ってます。そういうふうに、提携をするタクシー業者、そういうところにもそういう条件を付して実施していただきたいと思っております。  それと、先ほどの尾崎理事の答弁に補足をさせていただきたいんですけれども。今回、コミュニティバスの代替策としてでございますので、コミュニティバス走らせましても、町内だけの運行になります。コミュニティバスの目的が、町内できるだけ外に出て、健康増進のためにも、またいろいろ町内での用事をしていただくというに当たって、ぜひコミュニティバス導入をという事業を今まで何回か挑戦してきて、まだ実現はいたしておりませんけれども、それがなかなか事業者の関係もありまして実現がすぐにはということではございませんので、今回、それまでの代替策として行うものですから、さっきおっしゃったように遠くの医療機関に行くのに何千円もかかるとか、そういうお声も聞いております。ただ、今回の分については、そこまで補完するものではございません。  ただ、タクシーというのは、1人だけが乗車するものではございませんので、お友達、またご家族で、ご家族といいましても高齢者がお二人、ご夫婦でいらっしゃった場合、その1枚を使っていただいていいと思いますし、うまく乗り合わせをしていただく中で、1回500円券なんですけれども、それを有効にご活用いただいて、町内でといいますか、今回、確認しておりますのが、町外から出発した場合、町外に戻ってくる、帰着が町外の場合、そういうふうに内部では想定しているところでございます。ですから、もし、コミュニティバスはもちろん町内だけしか走りませんけれども、今回の場合、町外に出る場合も、播磨町の町内から出発する、またよそから帰ってくる場合も町内に帰ってくる場合というのは、利用が可能なようにしたいと現在のところ考えております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  確認提示をしていただきたいというお話でしたけれども、忘れたとか言われる方も、いざタクシーチケットだけ出して、提示できないわという方もいらっしゃると思うんです。そこら辺はどうなんかなと思いながら、提示してくださいよということをちゃんと申請のときにしっかりと言っていただけるという形になってるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  当然、申請できる方は75歳以上の方ですし、また、それを許可するといいますか、申請していただいて許可して交付するのは75歳以上の方でございます。ですから、当然、75歳以上であるという、乗るご本人が、この券を利用される方が75歳という提示ができないものについては、当然、お断りをするということになります。ですから、不正使用というものは、先ほど申し上げましたようにタクシー業者につきましても徹底させていただきたいと思いますし、またご本人に交付するときにもその辺は確実に履行できるように念押しをして交付したいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  確認ですけども、7番の重度心身障害者福祉タクシー料金助成の分は、ずっと番号が書いてあると思うんですね。このタクシー券、あのタクシー券かなと思ってしまってるんですけども、そういう番号などはつけないという形になりますか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  タクシーチケットの体裁については今後の検討になりますけれども。町長も申し上げましたように不正使用されないように、ある程度チケットにもお名前を印字するとか、それからお名前ごとの通し番号を打たせていただくとか、そういう辺りのところは考えたいなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  それでは、ちょっと飛ばして、高齢者の交通事故防止を図るための運転サポートカーの件でお伺いします。  県は令和元年10月23日以降に設置したものが対象になるということになってましたけども、播磨町は4月1日からの分なんでしょうか。それとも、県と同じなんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今のサポートの補助金の件ですけども、県と同様に、県の補助の交付を受けたものについては、町としても随伴の補助をするというように考えております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  12月定例会で、神戸市に近いというお話を聞いて、すごく開けたなと思って、それにプラス1,000円も増えてるんだということを今お聞きしまして、すごく利用者の方にとっては、書きましたけども朗報だなという思いでおります。国も大きな事故があって、いろんなことを考えて、国の制度も出されています。それは65歳以上なんですけども。ずっと読んでたら、県と町の分を使うのか、国だけをするのかという、本人が決められるものだなという理解でおるんですけれども。国もこんなふうにやってますよという、そういう国の施策を町としてどのように取り扱うのかという、周知なんかはどうされますか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  町の施策以外に、今は国のサポカー補助金の制度といいますと、令和元年度中に65歳以上になられる方ということで、町、県レベルよりは対象者が広うございます。ついせんだってから対象ということで始まってるわけなんですが、これにつきましては、新車の購入の分については各ディーラーでそういった形のもののPRもありますし、新車また中古車、そういったものの購入におきましては、とりあえずその新車代金を全額払っていただくと、その後に、ご本人がそういう団体へ申請をしていただくというような形になっております。  それとまた、同じサポカー補助金の中では、後づけの補助金のメニューもあるんですが、これにつきましては、国がそういった取りつけを指定した業者、その業者においてつけられたところに対して補助をするというような形で、その費用につきましては、その補助金の分を引いた分を業者の方にお渡しするというような形になっております。補助金につきましては、その取りつけ事業者がこの団体に申請をしまして、補助を受けるという制度になっておりますので、PRといいましても、これは多分これから国でPRされると思います。  比較的、町としては75歳以上というような形で、それも県の随伴を受けられた方は、必ずこれを受けていただくという点についてはPRしてまいりたいとも思います。国の制度も充実しておりますので、当然、両方の制度というのもPRはしていきたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  お聞きしてて、じゃあディーラーと業者に任せるから、町はしなくてもいいんかなと思いながら聞いてたんですけども。そちらもPRしていきたいということは、広報とかそういうものでですか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  国の内容を広報に載せるかといいますと、また国の依頼がありましたら、そういうPRもしてまいりますけども。町の制度については、町の広報でまずPRしてまいりたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  それでは、ちょっと飛ばして、2項目めの地域住民の命を守る災害発生時等の情報共有についてで、本当に1つだけ、10ページの下から8行目のところに、新型ウイルスなど感染症の発生状況の迅速な掌握による流行防止も期待できるということを書かせていただきました。通告には、新型コロナウイルス感染症とか書いてませんでしたけども、ここら辺のとこで、今、いろんな対策も検討、協議してるというお話を町長からありましたけれども、新型コロナウイルス感染症の対策、町として今何か発表できるものあったら最後にお聞きしたいなと思うんですけれども。どうですか、播磨町の考えは。考えというか、対策なりありましたら。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  対策といいますか、もちろん対策本部は、先日の議会でもご報告申し上げましたように、既に設けて何回か会議を持っております。今日も、議会が始まる前に、県の関係者の方が来られておりまして、最新の情報についていろいろご報告を聞いておりました。また、私自身のメールにもリアルタイムで、どこどこでどういう感染者が出たかというのは毎日のように、1日に何回も報告を受けておりまして、それも担当にもお知らせしたりもしております。  本日も、今日これが終わりましたら、今度、学校が今、15日まで休校にしておりますので、教育委員会の意向も、この会議が終わり次第、対策本部を開催して確認をすることになっております。  県におきましては、明日、県の方針が発表されるということでございますので、またそれを受けて町でも新たな方針を出したいと思っているところでございます。  今のところ、東播磨地域、そしてこの播磨町におきましては、感染者が、どういうんですか、検査は複数でされておりますけれども、感染者というのは、全部陰性でございまして、出ていらっしゃらないということで、町ももし感染者が近隣、もしくは町内で出ましたときには、夜中でも対策本部を開催して対応に当たるつもりとしております。今後、兵庫県内も徐々に他市町で感染者があらわれておりますので、これがどこまで波及していくものかというのは注視したいと思っております。  議会が開かれているような間でございましたら、緊急のものがございましたら、この議場においてご披露させていただく、またご報告させていただくことはやぶさかではございませんので、そういうふうに努めさせていただきたいと思っております。  また、町のホームページでも随時、住民の方々、また一般の方々に情報を公開しておりますので、そちらのほうもぜひご確認いただければと思っております。 ○議長(神吉史久君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  住民の方が、いろんなニュースが入ったり、播磨町にもいるとかいないとか、そういううわさが聞こえてきます。そのことで今状況を聞かせていただいてよくわかりました。また本当にしっかりと注視していっていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。 ○議長(神吉史久君)  これで、公明党代表、木村晴恵議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後2時43分               …………………………………                 再開 午後2時54分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、政風会代表、藤原秀策議員。
    ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それでは、令和2年度施政方針について、3人目になりますので、かぶっとうとこがようけあるんですけどやります。  1、令和2年度施政方針について。  ①中学校の部活動について、専門的な技術や知識を有する部活動指導員を配置するとあるが、どの部活動で何人配置するのか。  ②保護者や地域住民が学校運営に参画する学校と地域とともにある学校への推進に取り組む学校運営協議会を設置しとあるが、具体的にどのような会か。  ③播磨南中学校と播磨南小学校のプールが老朽化のため改築するとあるが、両校のプールを統合した施設において、小学校低学年と中学生との共用はできるのか。プールの深さ、授業数、利用人数は。  ④播磨町スポーツ推進計画に基づき、「するスポーツ」「みるスポーツ」「ささえるスポーツ」を推進するため、住民や関係機関と連携し、スポーツ環境の充実を図るとは、具体的にはどういうことを計画しているのか。  ⑤福祉会館を直営とすることで、福祉の拠点化を進めますとある。また、総合相談窓口の強化充実を図るとある。これらについては大いに期待し、賛同するものであるが、そうした中で、高齢者等が楽しむ交流の場が、従来の月曜日から土曜日までの6日間が、火曜日から土曜日の5日間になり、不満の声を聞いている。従来どおりに開館できないのか。  ⑥コミュニティバスの運行に対する代替策として、時限的に75歳以上の高齢者にタクシー券を交付することで、高齢者の社会参加を推進しますとある。  そこで、ア、扶助費として約2,000万円強の予算が計上されているが、具体的な周知の方法は。  イ、1人当たりの限度額は。  ウ、75歳以上の高齢者数は。また、75歳以上に限定した理由は。  エ、時限的とはいつまでを指すのか。  ⑦重度心身障害者福祉タクシー料金助成事業は、所得制限及び利用時の枚数制限を廃止するとあるが、具体的に要望があったのか。また対象者数は。  ⑧運転免許証を自主返納した高齢者に、交通系ICカードを交付し、高齢運転者による交通事故の減少を図るとともに、電車等の公共交通の利用促進を図るとある。  そこでア、具体的な施策は。  イ、これに係る費用は。  ウ、手続に訪れた返納者に、バス、タクシーの割引制度のパンフレットを配布する考えは。  ⑨地権者の協力のもと、狭あい道路整備事業を推進し、道路の拡幅により生活環境の改善及び災害時等における安全確保に努めますとある。狭あい道路整備要綱第5条第3項に、町長は、後退道路用地を取得できないときは、町長が定める契約書により無償使用契約を締結し、当該後退道路用地を使用できるものとするとある。また、同要綱第11条には、町長は無償使用契約により後退道路用地又はすみきり等用地が道路の用に供されるときは、当該用地に係る固定資産税及び都市計画税を非課税とすることができるとある。道路用地拡幅に協力的な住民の思いをかなえる条例の制定を強く求めるものである。  そこでア、要綱制定以降の無償使用の申し出件数は。また契約を締結した件数は。  イ、申し出をした住民に測量等までも強いるのはいかがなものか。  次に、2、土山駅周辺整備について。  ①駅前の地籍調査はいつ終了するのか。また、その調査終了後でなければ整備事業は始まらないのか。  ②土山駅前郵便局の北側の交差点の改良等。これは私何回も言うとるんですけど。個別にできる場所から整備すべきと思うが見解は。  ③これも何回も言うてます。県道別府・平岡線の駅西の歩道の整備の進捗はということで質問いたします。よろしく。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  政風会代表、藤原秀策議員の1点目のご質問、令和2年度施政方針についてお答えいたします。  ①についてですが、陸上競技部で1名、剣道部で2名の配置を予定しております。  ②についてですが、子供たちを取り巻く環境や学校が抱える課題は、複雑、多様化しております。そこで、学校運営や学校の課題に対して広く保護者や地域の皆様に参画していただき、学校運営をより充実させるというものでございます。  メンバー構成につきましては、保護者、地域住民、学校ボランティア、社会教育団体、地域コーディネーター、学識経験者などに校長、担当教諭を含めた15名を上限に組織する予定でございます。  ③についてですが、播磨南中学校に改築する予定のプールにつきましては、1つのプールで小学校低学年、高学年及び中学生が使用できる段差型を考えております。今回、計画しているプールの水深は、小学校の低学年用で0.7メートル、高学年及び中学生用で1.0から1.2メートルとなっており、共用可能な水深としております。  なお、授業数ですが、小学校各学年のプール授業数は、年10時間、中学校各学年のプール授業数は、年6時間となっております。使用する期間、曜日及び時間帯を小中学校で調整することにより、小中学校が同時に使用することなく授業を行うことができ、人数的にも同時に使用しないことから、現状と変わりなく使用できるよう計画しております。  ④についてですが、総合体育館の改修を行うなど、スポーツ環境の充実を図るとともに、スポーツクラブ21はりまや体育協会、スポーツ推進委員会など関係機関と連携し、ロードレース大会など、各種大会や教室等を開催してまいります。  ⑤についてですが、福祉の拠点としての機能を見直す中で、さまざまな変更が必要となってまいります。今回は、役場が開いていない土曜日に総合相談窓口を開設することで、休日しか相談に来られない方に対して配慮した結果でございます。人員配置の面から、開館日を増やすことは困難ですのでご理解いただきたいと考えております。  ⑥についてですが、アの周知の方法は、対象者である75歳以上の方に個別に申請書を郵送したいと考えております。他にも広報誌、ホームページ等を活用してまいります。  イの限度額ですが、1回につき500円利用できるタクシーチケットを12枚、年間6,000円分を交付いたします。  ウについてですが、75歳以上の高齢者数は、3月1日現在で4,673人です。75歳以上を対象にしたのは、個人差はありますが、一般的に前期高齢者はお元気な方が多く、移動が困難になり始める後期高齢者を対象にいたしました。  エについてですが、この制度はコミバス事業の代替的かつ時限的な制度として考えております。  ⑦についてですが、これまでにもさまざまなご意見をいただいておりました。対象者数は、令和元年9月30日時点で462人ですが、所得制限を撤廃した場合は、646人となります。  ⑧についてですが、アの施策及びイの費用については、運転免許証自主返納者に対し、電車等の公共交通利用促進も兼ね、交通系ICカードとして、JR西日本のICOCAカードを交付します。金額については5,000円としております。  ウについてですが、バスやタクシーその他商品や宿泊の割引等の紹介パンフレットについては、県警等で運転経歴証明書の交付時に既に配布されておりますが、交通系ICカードの申請来庁においても配布することは可能です。現行においても、来庁時において口頭で運転経歴証明書の提示で、バスやタクシー等の割引が受けられる旨説明もしており、今後も引き続きお伝えしてまいりたいと思います。  ⑨についてですが、アの件数は、狭あい道路整備事業全体としては8件ございました。内訳として、寄附2件、有償すみきり1件、無償使用契約は5件でございます。  イについてですが、無償使用契約の場合は、建築確認申請書類の平面図等から道路後退部分の面積を算出できるため、新たな測量までは求めていません。一方、買収寄附の場合は、分筆登記が必要となりますので、境界が確定していなければなりません。境界が確定している場合には、分筆測量及び所有権移転に係る登記費用を負担しております。境界が確定していなければ、当該土地の所有者による境界確定が必要となります。境界確定については、隣接地の方との境界を決定することになるため、町が当事者の間に入り境界確定、測量等を補助する考えは、現在ございません。  2点目のご質問、土山駅周辺整備についてお答えいたします。  ①についてですが、最終工程である登記完了予定が、令和4年度でございます。また、令和2年度に、土山駅北地区の最終調査地区であります東側地区の一筆地調査を行う予定としております。町といたしましては、地域の合意形成が進めば、官民協働のまちづくりを進めていきたいと考えております。  ②についてですが、先ほども申しましたように、地域のまちづくりの状況を見定めながら検討を行ってまいりたいと考えております。  ③についてですが、昨年7月に兵庫県職員と本町職員がともに地権者宅を訪問し、地権者の方に事業説明、用地協力のお願いを行っております。用地交渉を進めるため連絡をとる約束をいたしましたが、その後、地権者ご本人とは連絡がとれない状況となっております。そのため、県としては事業の一旦凍結も考えざるを得ないとのことであります。  以上でございます。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員の再質問を許します。  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それでは、再質問させていただきます。  まず1番から、中学校の部活動、私これはええこっちゃな思いよってんけど。陸上1人、それと剣道ですか。剣道いうのは、播磨中学校、播磨南中学校どっちもあるんかいね。それからちょっと。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  町内2校、中学校あるんですが、剣道部があるのは播磨中学校のみとなっております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  剣道2名やったけど、播磨中学校に2名を配置するいうことでよろしいんですか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  指導者1名になりますと、その方のご都合もありますので、学校の必要に応じてになりますと、2名が連携して中学校を見るいうことでお願いしたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  陸上と、私これ見たときに、中学校のクラブ活動、今のことは知らんけど、各クラブ、野球とかバスケット、いろいろありますわね。予算見たら340万円近くあるさかいね、もうちょっとようけクラブ、顧問いうんか、コーチいうんか、そういうとこに人員を配置するんかな思ったら案外少ないいうことやね。他にも3名まだ検討しとるんかわかりませんけど。わりあい少ないいう。これ以上に増やすと、そういう考えはないんですか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  年度当初は、今調整をしてるのは3名なんですが、他の部活もスポーツクラブ21はりまの人材であったりいうものを活用しながら、体力向上につながるような部活支援として指導者を配置したいとも考えております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それと見よったら、指導やから、監督とかそういうことではないわけやね。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  今回のこの事業に関しましては、国の結構大きな事業となってます。その中に書いていますのが、学校の先生にかわって監督をしたり、引率をしたり、そういったところも含めて指導ができるというところの指導員になります。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それと、今の話では、旅費もみとうさかいに、私もひょっとしたら監督とかそんなん、引率してするんかな思いよったらそのとおりやねんね。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  練習試合をはじめ、大会等にも引率していただける制度となっております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それと、私も知らんこと聞くんやけど。しょうもないこと聞くんやけど。部活週に2日とか、土日とか知らんけど、部活の休むときがあるんやね。私、若いときはしとったんやけど、今、部活の休むいう日があるということを聞いとんねんけど、それは週に2日ほど休むいうことでよろしいんですか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  播磨町でも国の指針に従いまして、部活動ガイドラインを制作しております。その中では、平日に1日、土日のうちどちらかを休みにするということで、両中学校の中でおおむね水曜日を基準としてノー部活デイとしていただいております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  この1番は、他の部活もまた検討するということだったんですけど。これはこれで1番は終わります。  次、2番は、学校運営協議会かコミュニティスクールか何か難しいけど、これPTAとどない違いますの。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  これに関しましては、よく勘違いされるというところでいいますと、学校評議員との違いについては、過去にも質問を受けたように思うんですけど。PTAとは少しまた関係がありません。ただ、この会にはPTA及び、先ほど説明もありましたように、学校関係者、それと学校ボランティアとか、そういった各種団体が一体となって協議を行う制度になっております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  いろいろあって職員も入るらしい。地域住民の参加。これが一番の特徴ですか、そうでもないんかいね。それの1つかいね。住民参加とか何や書いてますけど。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  難しい話もしていくとたくさんあるんですけど。簡単に言いますと、今の子供が10年、15年たったときに、確実に地域に出て、今の子供が活躍する時代が来ます。その子供たちを地域の方が育てることによって、継続的に安定した地域づくりが担えるということで、今、地域のみんなが学校に、いろんな課題について、協力して、学校を盛り上げながら地域を活性化していくというような仕組みと考えていただいたらいいかなと思います。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  この選考いうのは、推薦するいうのは、選考するのは誰が選考しますの。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  教育委員会で委嘱することになっております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  15名以上。これ播磨町の小学校、中学校に、各校に設けるいうことでよろしいんですかいね。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  一遍にできればいいんですが、まず、小学校で一つモデル事業として、そこの中で検証しながら町内に広げていきたいと考えています。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  そしたら小学校で、とりあえず1つだけつくって、それから発展いうのはおかしいけど、それから広げていくいうそういうことでよろしいんですか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  そのとおりです。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  私も難しいことわからんさかい、これで2番は終わります。  次に、プールのことやけど、まず初めに、共用するいうのは、通告に書いてなかったんかな。こんなん他の県下いうんか、他にも共用したいう施設はあるん。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  この計画をするに当たりましていろいろ調べましたところですけども。県内にはないようなんですが、県外には結構な数あるようでございまして、その辺りの問題点とか、その辺りも何カ所か確認はしております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。
    ○12番(藤原秀策君)(登壇)  プールの大きさは25メートルの19メートルということで、共用いうことで、真ん中に壁を設けるいうことでよろしいかいね。壁いうんか。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  壁といいますよりフェンスというんですか、そういった柵といいますか、そういったところで、壁にしますと水が区切られてしまいますので、そういった両方とも水がどないいうんですか、柵的なものにして、全体的に水を流動できるというようなところで考えております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それやったら、低学年と中学校やけど、行き来してまういうことやろ。どないするん。ちょっとようわからんけど。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  段差型のプールになっておりますので、段のところにフェンスを設けるというところで、行き来は。(発言する者あり)  そういうことです。 ○議長(神吉史久君)  藤原議員、発言のときは許可を得て発言してください。  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それと、これ見たら低学年用は0.7、高学年、中学生は1メートルから1.2メートルいうことで、これ従来より中学校なんかやったらちょっと深さが浅いような気がするんやけど、これはこれでよろしいんですかいね。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  水深とかにつきましては、国の明確な基準がないわけなんですけども。目安としてある程度の基準といいますか、目安はありますので、それには沿っておりますので、特に利用に関しては影響ないものと考えております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それと一番初めに聞かなあかんねんけど。場所は、今の中学校のその場所にやりかえるいうことでよろしいんですかいね。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  今の場所を考えておりますけども、以前にもお話ありましたが、あそこの交差点が危険だというところで、若干セットバックといいますか、引きまして、いうような格好になろうかと思いますけども、場所的には今の中学校のプールの場所ということでございます。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  これもちょっと確認やけど、低学年とか、0.7とか深さがあるんやけど、小学校の低学年いうたら1年生、2年生、3年生ぐらいまで。何年生と何年生と分けんの。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  1、2年生が、いわゆる浅いほうのプールいうところで、あと3年生以上が深いほうのプール。ただ、3年生以上いいましても身長が低いとか、いろいろあろうかと思います。その辺りにつきましては、若干使い分けということになろうかと思います。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  私何も知らんさけ聞くんやけど。プール使うのも学年で、何クラスあるかようわからんけど、学年で使うんですか。クラスで使わんとは思うけど。学年で、1年生やったら1年生がずっとつこてまうの。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  プールの使用につきまして、2クラスごとに使用するということになっております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  播磨南中学校2クラスいうことは、3クラスぐらいあるいうてちょっと聞いとんやけど、それやったらいかんいうこっちゃね。分けてせないかんいうこっちゃね。低学年でも。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  済みません、私の答弁誤っておりましたので訂正させてもらいます。  小学校につきましては、学年ごとというところで、中学校につきましては、1クラスでするパターンと2クラスでするパターンとなっております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それと、小学校の子が向こう行くのに更衣室とか、プールのはたに更衣室、それなんか設けるいうことで、管理棟とか何かあるんやけど、着がえる場所もその管理棟の中に入るいうことでよろしいんですかいね。(発言する者あり)  播磨南小学校から歩いていくとか。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  基本は教室を使用すると考えておりますけども、高学年の、例えば女子とかにつきましては、プールにあります更衣室でということで考えております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それと、小学校からプール行くのに、今もフェンスのとこ、入り口があいとうとこがあんねんけど、そんなような感じで運動場やなしに、フェンスに沿ってプールに行くという、そういう考えですか。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  当然、グラウンドの真ん中とかいうのは通るいうことは難しいと思いますので、端のほうを通っていくような格好で考えております。ルートにつきましては、今検討中ですけども、恐らく外周といいますか、そちらのほうになるんではないかと思っております。播磨南小学校側のフェンス沿いを通って播磨南高校側のとこを、道いうんですか、あちらに沿って、当然、敷地の中ですけども。そういうルートでということを考えております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それと、今、播磨小学校とか蓮池小学校なんかプール開放してますわね。一般開放。でき上がった後のことやねんけど。やっぱりこの播磨南中学校、播磨南小学校統合のプールも将来はそういう対応をするという、そういう考えはあるんですか。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  今の学校開放のプールにつきましては、プールの一般開放につきましては、ご承知のとおり、播磨小学校と蓮池小学校、明姫幹線の上と下というような感覚でやっておるわけなんですけども。今の利用人数とか、1日当たりの利用人数とかも見てみましたら、例えば、3つ目のプールあけらんと入られへんかとか、そんなような状況ではございません。結構すいておりますので、今のところにつきましては、播磨小学校と蓮池小学校のプール開放でいけると考えております。今のところ新しくできたプールについては一般開放するというような予定は、今のところはしておりません。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  最後、確認ですけど、とりあえずことしは設計して、来年工事して、令和4年度から使用開始と、そういうことでよろしいんですかいね。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  藤原議員おっしゃるとおり、令和2年度で設計いたしまして、令和3年度に工事に入りたいなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  これでプールの件は終わります。  次、4番の、「するスポーツ」「みるスポーツ」「ささえるスポーツ」いうていろいろ、ロードレースだけかいな。他に何かあるんかいな。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  主にロードレースというふうな格好で答弁させていただいたわけなんですけど。他にいろいろ数ありますけど。言いますと、例えば、総合体育館でやっております長縄跳び大会でありますとか、陸上競技記録会とか、そういうところが大きなところではないかと思っております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  4番もこれで終わります。  それと、⑤ですね、これもすばらしい答弁というか、不満の答弁というか。福祉の拠点化、これ非常に大いに期待し賛同するものでありますけど。私、これを利用する人に聞いたんですけど、今までは月曜日から土曜日までできたと。それが1日、月曜日ができなくなったと。それも、何か突然張り紙がしてあったと。4月から月曜日できませんよと張り紙がしてあったということを聞いてますねんけど。とりあえず今の囲碁・将棋、娯楽室いうんですか、そのやつ何人ぐらいが利用しとるかいう、それから聞いてみましょか。何人ぐらい利用してるか把握してますか。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後3時30分               …………………………………                 再開 午後3時36分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  娯楽室の利用ですけれども、月当たり延べ500人程度でございます。ですので、年間で延べ6,000人の使用ということになっております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  500人言われても。月500人やな。1日当たり何人ぐらいやの。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  今、週に6日あいてるということですので、4週間、6日あけてるというところから計算しますと、1日当たり20人程度ということになります。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  20人で間違いないのかな。私はもうちょっと来とるいうふうに聞いとるんやけど、細かい数字はよろしいですわ。だけどその人らは、今も話ちょっと聞いてんけどね、月曜日が休みの職業があるんですわね。そういう人もあるし、楽しみにしとるんやね、サークルを。個人がどないこない言いよっけどね、やっぱり来よる人はずっと来よるんですわ。楽しみにしとる。それを4月1日から廃止するいう、それが町の方針か知らんけどね、そういうときでも、将棋・囲碁サークルやんか。そのとこへ来て、こないなりますけどいうて相談かけるか、何かそういう。それは聞く必要ないというけど、そやけど行政としたらそういうことをやめるいうことは、利用しとる人にちょっと声かけて相談して、こないなりますけどいう、そういう私、話し合いの場を持ってもええと思うんやけど。その辺はどないですの。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  そういうことですので、まず播磨町の町営に戻るという段階で、張り紙等でお知らせをして、各種団体につきましては、先週、説明会というんですか、お集まりいただいてご説明はさせていただいております。ただ、その中で、ご意向を聞いて開館日を変更するというようなところではなく、町としての方針といいますか、変更点をお知らせしてご協力をお願いしたというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  そのときに、将棋しよる人も入っとんのか。それは入っとれへんのとちゃうの。相談も何にもないいうて私は聞いとるけどな。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  ここの娯楽室をご利用になってる方は、サークルとしての使用ではなく、ここは自由に使用できるということですので、今回は使用団体として登録されている方にご説明はさせていただいております。ですので、個人的にご使用になってる方については、張り紙等でのお知らせにとどまってるかなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  そういうことで、そういうサークルではない、そういう団体でないさかい説明する必要はないと、そう判断したということでよろしいんですかいね。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  説明する必要がないというわけではなくて、お部屋に掲示してお知らせしておりますので、当然、お問い合わせ等があればお答えはしてまいりたいと思っております。知らせないというわけではなくて、お知らせはしていると考えております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  ちょっと文句になるんやけど。行政、住民の要望とか、細かい、今でいうたら個人のやつは切り捨てという感じになるさかいね、そういうことで、人にきめ細かい対応とかいうことは考えなかったんですか。そういうことでよろしいんですかいね。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  決して担当は切り捨てるとか、そういうふうな意図というものはないと思います。使用申請をされて定期的に使われてる、そういうサークルとか団体に関しましては、それなりの伝達をして、了解も得てると思います。ただ、各施設個人として利用されてる場合に対しまして、どこまでするかということにつきましては、なかなか難しいものがあるのかなと思います。ただ、あそこの和室を少し仕様変更したりとか、そういうことにつきましては、私たちも足を運ばせていただいたときに、希望者の希望も聞いた中で、椅子でもできるようにと対応とかもいろいろさせていただきました。  ただ、今回の件につきましては、先ほどのご答弁でも申し上げましたように、直営に戻すということは、今までと同様の福祉会館のあり方というものを改めて高齢化社会、または障がい者に対してのきめ細かい支援とか、または相談業務を拡大するということで、しっかり福祉施策の拠点としてのあり方、いわゆる社会教育施設とかコミュニティセンターとか、そういう役割ではなくて、福祉施策の拠点として今後どうあるべきかをしっかりと構築するための直営でございますので、先ほど答弁でも申し上げたように、さまざまな変更が必要になってくるという中で、そういう今までとは違ったご不自由をおかけする方も出てこようかと思います。  ただ、そういう方々の居場所といたしまして、今後、建設を予定しております緑の拠点とか、浜幹線沿いにつくろうとしております緑の拠点構想による、そういう場所とか、コミュニティセンターとか、また中央公民館も今回、研修棟をリニューアルいたしまして、1階なんかもかなり、いわゆる以前県民交流広場で使ってたところにつきましても、どなたでもご活用いただけるような場所に改修いたしましたし、他の場所でそういうことが可能であれば、ぜひ少し月曜日に使っていらっしゃった分を変更していただくということもお話しさせていただければと思っております。  今までと同様の使い方がいつまでもどの施設においてもできるということではなくて、これから将来の方針を定めようとしたときには、当然、今までとは違った使い方をしないといけないという部分も出てくるということも、ぜひご理解いただければと思います。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  中央公民館使ういたらあれよ、無料ではないやろ。要るんちゃうん。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  中央公民館の、いわゆる研修室についてはもちろん有料でございます。ただ、コミュニティセンターにもありますけれども、フリースペースとか、また先ほど申し上げましたようなコーナー、そういうところにつきましては、ご自由にご活用いただければいいのかなと思います。  また、将棋につきましても、時々、であい公園とか大中遺跡公園に行かせていただくんですけれども、そこでも日常的に将棋とかいろいろされてる方々もいらっしゃいますし、決して町内に全くそういう居場所がなくなるということではなくて、ここがだめだったら、じゃあ他でどこか使えるとこがあるのか、もしそこが新たなところがご希望であれば、そこが使えるのかどうかというのを確認していただくということもありかなと思いますので、ぜひ、福祉会館の将来の目的のために、今回また機能を見直そうとしておりますので、ご理解いただければと思います。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  月曜日はだめですという結論やね。要するに。今の中央公民館、どない言うた。使えるとこがあるの、無料で。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  町内のほとんどの公共施設というのは、月曜日が休館のところが多いと思います。全てではないかもわかりませんけど。  中央公民館、先ほど申し上げましたように、いわゆるロビーも含めて、また先ほども申し上げたんですが、県民交流広場事業で使ってたお部屋とか、そういうのもフリースペースとしてどなたにもご活用いただけるようになっておりますし、そこが最適というわけではございませんけれども、他にもいろいろとそういう方々が居場所としてご活用なさるに当たっては、全く町内にそういう場所がないということではなくて、ぜひ新たなところもご検討いただければと思っております。  どうしても、やはり全部開館するということは、直営におきましては、また新たな人件費、またいろんな経費が必要となってまいりますので、今、想定しております開館日で、ぜひご理解をいただければと思います。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  これからも高齢化で何ぼでもそういう高齢者が増えてくるんやけど、これはあかんという。そういう結論でよろしいんやね。そう理解いたしました。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  直営に、今回、福祉会館を戻すに当たりましては、当分の間はそういう方針でいきたいと思っております。
    ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  先ほどの利用者への説明会のことで、訂正させていただきます。  先週、開館時間の変更等についての説明会につきましては、サークルの方以外も、個人の方にも参加可能という形で開催させていただいておりますので、答弁を訂正させていただきます。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  個人の方でも参加可能という形で説明会は開催させていただいております。ただ、個人でご利用されてる方の参加はなかったというところでございます。決して説明会自体を個人の方にはしなかったということではないというところで訂正させていただきます。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  これはそれで終わります。  次に、コミュニティバス、何人も先言うとうさかい私はあんまり言うことがないんやけど。6,000円いうの、私、新聞で見たんやけどね。委員会とかどっかに先に6,000円いうのを発表したんかどうか。新聞の報道で、議会運営委員会の日かその時分にちょっと見た覚えがあるんやけど。議会に発表する前に新聞社に発表したいうことで、そういう理解でよろしいんですかいね。新聞に載っとったわ。 ○議長(神吉史久君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  まず議会運営委員会をさせていただいて、その後、28日でしたか、記者発表をしております。記事につきましては、翌日以降にしていただくようにということでお願いしております。 ○議長(神吉史久君)  藤原議員は、補助額等についての説明が議会にあったのかという質問をされておりますので、その辺を踏まえて答弁お願いします。  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  予算に関しては、議会運営委員会ではそこまでの詳しい内容というのは、説明はしておりません。記者発表で恐らく記者の質問でそういう内容についてお答えしているというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それがね、議会運営委員会26日やったと思うけど、26日の私、朝に新聞で見たような気がするんやけど。その後ですか。新聞出とったん。 ○議長(神吉史久君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  新聞記事はたしか29日の土曜日の朝刊であります。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  私の間違いやな。あれいうて思たけど、それはそれでよろしいです。  それで確認ですけど。75歳以上に限定したんどない言いよったんかいね。どういう理由で限定したいうのを確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほど申し上げましたのは、75歳以上を対象にしたのは、個人差はありますが、一般的に前期高齢者はお元気な方が多く、また、移動が困難になり始める後期高齢者を対象といたしましたと答弁させていただきました。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  私は11月の総務建設常任委員会で視察に行ったとこやねんけど、蒲郡市やねんけどね、蒲郡市は70歳以上にしとんねんね、これね。それも高齢者いうことで、65歳やけど、まだ65歳は元気やいうことで70歳以上に限定したわけやね。元気は元気やろうけど、75歳以上にしたいうことで、70歳以上にしたところで、蒲郡市の例ですよ、70歳以上にしたところで、これ申請主義とってますわね。そのときに対象者したら、2割ぐらいなんですね。播磨町の場合は、4,673人、これ何人ぐらい想定とか、そんなんしてませんの、してますの。何割ぐらい。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  65歳以上は9,000人以上、もうすぐ1万人近くなると思いますけれども。そうした中で、どこで切るかということで、65歳、70歳、75歳とか、もしくは80歳以上とか、いろいろ想定できる年齢はあると思うんですけれども、一般的には後期高齢者といわれる年齢というのが75歳でありましたので、今回、このラインを設定させていただきました。ただこれは、今回、試行的に行いたいと思いますので、今後どういう、播磨町においては他市とはまた違う利用がある、また申請があるかもわかりませんので、1年やってみて何人ぐらいが申請されてきて、何人ぐらいが実際にご利用いただけるのか、そういう実績をある程度今後鑑みて、それを前提とした修正というものは行っていく必要があるかなと思ってます。とにかく今はもう手探りの中で、何人が申請されるかわからないという状況の中で、でもやはり高齢者の移動手段というものは少しは町としても支援したいということで、こういう制度を設けさせていただきました。ですから、1年やってみて、そうした中でまたあまりにも極端な申請者、また利用者というような数字が出てくるようでございましたら、また来年度以降少し、どういう形で修正していくのかというのは検討させていただきたいと思います。そうしてるうちに、もしかしたらコミュニティバスというのが実現するかもわかりませんし。  先ほどから時限的な制度と申し上げておりますのは、なかなか何年間でこの形でいくかというようなことが、今はっきりとお約束できるものではございませんので、今後、実績値も含めまして、確認しながら、播磨町としての高齢者の移動手段というのがどうあるべきかというのは、またご意見等もいただきながら模索していきたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  500円タクシー券を12枚の6,000円。そういうことやねんけど。これは6,000円で、12枚で切るのはええけど。さっきも話あってんけど。確認やけど。12枚、6,000円を、ここから医療センターへ往復しとったらそれでなくなってまうわ。1回つこたらもうそれでなくなってまうわ。そういうことで、それはそれでしゃあないいうことやね。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  75歳以上のタクシー券については、1回1枚ということで限定しております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  1回で1枚しか使われへんかったんやね。2枚使われへんいうこっちゃね。それは、月またがなあかんいうことでよろしい。その一月に別に2回でも3回もつこてもいい。それはそれでよろしいんか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  まだ細かいところをあれしてるわけではありませんけど、今のところは、別に一月に何回お使いいただいてもいいと。それで、先ほど木村議員にも確かお答えいたしましたけれども、お友達と乗り合わせ、ご夫婦で1枚使って一緒に移動というのも可能だと思っておりますので、それぞれが多分いろんな工夫をされて、有効にその1枚の500円券というのをご活用いただけるんじゃないかなと思っております。また、そういうところからいろいろと行政もお教えいただくような使い方というのも、またご意見を聞いてよりよいものに改善していきたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それから、申請やけど、他のときにあったんやけど、はがきで知らせるか何か言うてましたね。そうやったんかいね。通知を何かするとか言うとったん違いますんかいね。どない言いよったんかいね。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  該当する方に対して、お知らせは、こういう事業ができましたいうことで、申請をよければしてくださいとご案内を個々に出しますけれども、ただそれをはがきとか封書とか、そういうことはまだ具体的には多分決めていないと思います。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  どないして知らせるか決まっとれへんの。広報だけ。そやなしに、どないして知らせんの。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほども申し上げましたけれども、周知の方法は対象者である75歳以上の方に個別に申請書を郵送したいと考えております。受け取られても申請しない方もいらっしゃると思いますし、その中からその申請書を使って町に申請していただくという、していただきましたら、その方に対して交付させていただくという形になります。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それと、使い方やけど、今も問題になっとったけどね、このタクシー券、確認いうんか、その人らがつこたらええねんけど、チェックするとかそういうことやなしに、使えへん人でも申請する人が出てくるかもわからへんわね。そういう人が、ひょっとして、これ使えへんねんけどやるわとか、誰か人にやるとか、そういうことも考えられる思うんやけど。チェック、そんな仕方はあるんかな。難しい思うねんけどな。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほども理事がお答えしたと思うんですけれども。ご本人が1枚ずつ確認できるような形で交付するということ、お名前とかそういうものも書いて。また、ご本人につきましても、マイナンバーカードがかなり交付されておりますので、住基カードとか、そういったご本人が証明できるようなもの、そういうものを同時に提示していただくということで、不正のないように使っていただきたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  提示するいうのは、それをタクシーの運転手に渡すいうことやろ。そういうことやろ。見せるいうことやろ。確認できるかな。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  交付する、そのタクシーチケットにお名前とかを明記するということで、先ほどお答えしてたと思うんですけれども。それと、ご本人が、例えば、マイナンバーカードでしたら写真ついていると思いますので、そういうものとあわせて運転手にご提示いただくことでかなりそういった不正使用については防げるんじゃないかなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  タクシー券とその身分証明書に同じ名前ならええけどね。同じ名前ちゃうかったらそんなんわかれへんやんか。タクシー券だけやったら。タクシー券にマイナンバーカードとかそんなん一々確認できへんやんか。そのタクシー券に何か。 ○議長(神吉史久君)  藤原議員、質問があるんやったら質問を続けてください。しっかり質問してからもし休憩が必要やったら休憩とりますんで、質問はしてください。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  タクシー券に本人とわかる名前を入れるとか何か言いよるんやけどね。そういう話やったわね、初めね。そやけど、それを提示して同じように身分証明書も一緒に出すいうことでよろしいんかいね。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほど申し上げました1つの例として、マイナンバーカードでしたら写真つきで、その方のお名前が、年齢も含めまして掲載されていると思いますので、それを見せていただいて、それでそのタクシーチケットにお名前を書くと思います。名前とそれを照合して、運転手が照合することで他の方の利用というのはできないと思います。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  そのマイナンバーカードがね、こないだも新聞に載っとったけどね、播磨町は交付率は大分ええと書いとったように思うんねんけど。みんながみんながマイナンバーして、持っとりゃしませんやろ。播磨町が一番上のほうやったけどやね、それだけでは不十分やと思うねんけどね。何かもう一つ工夫が要ると思うんですけどね。その辺はどうですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  一例としてマイナンバーカードというものを例に挙げさせていただきましたけれども、いろんな証明書というのはあると思います。今後、内部でどういう証明書について可能とするかというものも、検討して、ご提示を申し上げたいと思っております。ですから、マイナンバーカードだけとは思っておりません。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それはまだ研究が要ると思います。これ、蒲郡市のあれやねんけどね、向こうは制限を50枚つづりを2冊、100枚交付するようにしてますわ。それでつこたら、ここは12枚やわね、12枚を年越すいうことはないやろうけど。その年度年度で年越したら廃棄するとか、それは12枚使い切るまで、年度越しても別に構へんとかそういう細かいことはできとれへんやろうね。できとんの、その辺。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  この制度を実施するに当たりましては、令和2年、ことしの秋ごろから実施できればと思っております。それを1年間の間使っていただく。だから時期の公開というのも10月に、この予定でいけばなりますので、9月末までの使用ということになると思います。ですから、丸々1年間は使えるということになります。年度年度ではなくて、使用期間につきましては、交付開始日ですね、町で10月1日から使えますよということで、1年間設定したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  その辺をもうちょっと提示の仕方とか、研究が要ると思います。これで高齢者のやつは終わります。  7番で、重度心身障害者福祉タクシー、これは具体的に要望があったのかいうことで、お聞きしとったんですけど。前々から要望があったみたいなことを聞いとりますねんけど。それでよろしいですかいね。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  福祉タクシーチケットについては、以前から要望はいただいております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  使い方も皆、所得制限とかも全部なくなっとるんやけど、そういうことでよろしいんやね。利用枚数制限もないということで。そういうことやね。そういうふうになったわけやね。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  令和2年7月からお渡しする福祉タクシーチケットにつきましては、所得制限なくお渡しして、使っていただくときも使用枚数の制限はなしといたします。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  これ予算を見たんやけど、大分伸びとるみたいやねんけど、これ15%の伸びやねんけど、そういう見込みで、大体見込みしとんねんやろけど。それで足りるんですか。それで大丈夫。なかったら補正したらええという思いか知らんけど、その辺を確認します。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  こちらにつきましても、先ほどの高齢者のタクシーチケットと同じで、ある程度予想しておりますけれども、どういうふうに利用が伸びるかというのはなかなか想定し切れませんので、そういう算定をしております。確かにもし利用が多くなりましたら、想定以上に利用が多くなれば補正をお願いして対応したいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  次に、8番に行きます。  返納した人にICカード。パンフレット渡しなさいいうのは、民間の宣伝すんのも何やけど、タクシーなんか見よったら、もうほとんど1割引きいうのはみんなそうですわ。それと路線バス、これも現金に限る言うけど、半額の補助いうのは、ずっと路線しとう人はこんなこと知っとんのかなという思いがずっとあるんですわね。半額いうたらごっついサービスやもんね。口頭でそこまで言うとんのかいね。みんなタクシー1割引きやけど。路線バスのこともちゃんと説明してますの。半額、現金に限ると書いとんねんけど。半額になりますよいうことを口頭で言うてますか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  半額になることの口頭で言ってるかということは、答弁でもお答えしましたとおり、説明はさせていただいております。なかなか皆さんもご理解いただいてないときも。前の質問のときにも、半額になるのとかいうお話があったんですが。免許証返納に来られた方については、実際、窓口で、その場合においては、今でしたら申請交付手数料の補助の申請に来られた場合には、そういった説明しております。免許証の返納センターは、時間的にそういう余裕はありませんが、パンフレットというのは免許証と一緒に配られて、その中にははっきりとそういったことは明記されております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それは路線バスやなしに、商店とかそういうとこの割引も入っとうとこがあるんです。個別なことでなかなか言われへんねんけどね。だけど、よう見てもうたら、そういうとこに、ホームページ見てもうたら割引するとこがありますよ。そのことも一つつけ加えたらもっと広がると思うんですけど。そういうことはできないかな。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  それにつきましても、ご答弁で申し上げましたけども、実際窓口で、これ実物見せますとこういうパンフレットですね。これを見開きしますと、今おっしゃった商店とか、こちらにも全て名前が上がっております。ですから、こういうものを実際に免許更新センターでは配布されておりますし、これについては本町でも、今、藤原議員のおっしゃったとおりの内容で、ご答弁させていただいたとおり配布してまいりたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  答弁では口頭で言いよったやろ、それは渡すの。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  答弁におきましては、こういったパンフレットをお渡しすることも可能ですとお答えしております。バスとタクシーにつきましては、説明は申し上げておりますという答弁をさせていただいております。したがいまして、このパンフレットにつきましては、配布することが可能ですので、配布してまいりたいというように考えております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  配布することを考える、そんな答弁した。確認しますわ。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  再度読み上げさせていただきます。  バスやタクシー、その他、商品や宿泊の割引等の紹介パンフレットにつきましては、警察等で運転経歴証明書の交付時に既に配布されておりますが、交通系ICカードの申請来庁においても配布することは可能です。現行においても、来庁時において口頭で運転経歴証明書の提示でバスやタクシー等の割引が受けられる旨説明もしており、今後も引き続きお伝えしてまいりたいと考えております。  だから、パンフレットはお渡しするということで、これから藤原議員のおっしゃった内容でやっていきたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  これで8を終わります。  次が9番、これ私何回も言うて、無償、アとイも含めてそうやけど、ばさばさっと言われたけど、無償使用契約を5件と言うたかな。5件言いよったかいね。これでよろしいんかいね。
    ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  無償使用契約は5件でございます。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  私も前に言うてんけどね。できませんいうふうに言われたんやけど。新しく家建てるときは測量もして、後退とかもきちっとして、測量もできるんですわね。建蔽率とかそんなんもあるさかいね。今、建っとれへんねんけど、近所の、どないいうの、ふちを1つさかいいうてバックして提供しようかいうときに、前にも言うたんやけどね、町が個人に測量し、登記もして、こんだけのもんをつこてもうたらよろしいわ、届けなさいいうのは、提供してこの道路につこてもうてもええわと、何かの理由があって寄附はできないけど、無償でつこてもうてもよろしいよいう人を、その人が固定資産税、都市計画税が、その土地が年間1万円とした場合、登記とか測量が10万円からかかるいうたら、そんな人が無償使用契約しますわいうて申し出るかいうことを、私はずっと言うとるんですけどね。それはどう思ってます。その思いは。10万円も十何万円もかけてつこてくださいいうて。町で測量して、登記までもせんでもええけど。これを道路で使わせてもらいますよいうて、そこで減免したったらいいと思うんですけどね。私の考えむちゃ言うとるんですかね。もう一回答弁お願いします。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  確かに買い取り、寄附の場合については、分筆登記が必要になってますので、それについては当然、境界確定、測量は必要となっています。一方、言われてます無償使用の場合なんですけども、新築の場合でしたら確認申請の図面で、後退部分の面積等が算出できますので、新たに測量までは求めておらないところです。おっしゃるように、もう既に家が建っているところで、無償使用を申し出られるというケースも、今のところは1件あったということは認識しておるんですけども、それにつきましても、当然、測量となりますと、特に隣接の方の境界とかを決めて測量する必要があろうかと思います。ただ、必ずしも分筆が必要な測量までは求めてませんので、その土地所有者の方が、隣接の方とお話し合いされて、ここが境界であろうということであれば、それを測量していただければ、町もそれに基づいて無償使用できる面積が算定できるようであれば可能かなと思ってますので、その費用について、分筆を求めるような多額な費用になるとは、考えてはいません。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  分筆はしない。それはよろしいやん。それはそれでいいねんけど。測量を、今も言いよったように、1万円しか固定資産税かかっとけれんやつを、10万円からのやつを、測量何ぼかかるか知りませよ。それを町で持ったれと私は言うとるんですわ。せっかく地域の便利なように、使い勝手のええように申し出るその願いいうんか、そういう申し出を拒否するような。測量して何ぼ何ぼやさかい届けしてくれいうのを、私はいっつもそない思うんやけどね。それはどないしても考え方変わらないん。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  先ほども申しましたように、申し出が、現在のところは1件しか聞いたこともございませんので、それほどニーズがあるかどうかもわからない状況なので、今のところは測量費用までは町で負担するという考えはないということでございます。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  数がどうやこうやいうことやないねんけどな。そやけど、そうしたったらその地域の人が便利になると思うねんけど。何でできんのそれ。件数が少ないさかいできひんの。それが起爆剤になってこんなことがあるよ。町が測量までしてできる制度ができとるよいうことになったら、狭隘道路が播磨町にはようけあるやろ思うねんけど。またそれが、こういう例があるよいうて、数やない思うねんけどね。とりあえずこうしたったら、こういう制度があるよになったら、またほんなうちも何メートルかちょっと引こかいう、そういう人が出てくるかもわかれへんねんね。件数やないように思う。私はそう思うけどね。前に稲美町はそんなんしたことないとか言うたから、私このたび調べたんやけどね、変わっとれへんわ。稲美町も無償提供するやつは、要綱に書いてあるよ、稲美町も。前にはそんなんしたことないとか言いよったけど。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  先ほど稲美町の例を出されましたけど、現実には稲美町に問い合わせさせていただきますと、その測量費用まで負担はしていないという回答をいただいております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  要綱に書いとうやつは、あれ間違いか。それはどっちゃでもええけどですよ。明石市でも同じように書いとったわ。買い取りができない場合は無償使用契約をする場合は、測量は町が持つという、ちゃんと書いてあったわ。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  他市町のことは、以前の一般質問で回答させていただきましたので、今の状況がどうなってるかいうのははっきりわかりませんけども。  町で先ほどから言われているような測量費用を持ったらどうかということなんですけども。同じような回答になってしまうんですけど。町が測量するとなれば、当然、隣の方との立会とかその辺が必要になってきますので、そこまでの、町が中に入ってするようなことを考えていないということでございます。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それで道路が広がって、その辺の便利がなるいうことを町は考えないの。検討するぐらいの返事はできないの。また相談してみるとか、検討するとか、そういうことは。私は必要があると思うねんけどね。検討する余地は、今言ったように起爆剤になって、そういう整備要綱ができとるよということやったらね、旧集落でそんなとこはようけある思うねんね。今言いよったように、建てかえのときは図面がちゃんとできとうさかい、それはしよう思うねんけど。そやないとこね。30年か40年に一遍しか機会がないいうことやね、狭隘道路のときは。その辺のことを、検討しますか、研究しますか何かその辺のことは言われないのかねと思うけどね。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  検討ということなんですけども、他市町の状況も聞いてみたところがあるんですけども。どちらかというと無償使用については、縮小傾向にあるという現実もあるようなので、他市町の状況を聞いて、今後もそういう方向に流れていってるんであれば検討の余地もあるかもしれませんが、今の段階で測量費用まで町で持てるかどうかについては、できないという回答になりますけども。今後も他市町の状況を見て、できるようであればできますが、ただ、先ほども申しましたように、他市町ではもう縮小傾向にある中で、町が新たにということはなかなか難しいことがあるのかなとは考えております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  播磨町にはまだ狭隘道路がたくさんあると思うんですね。そういうことで縮小傾向、そういうことやなしに、検討すべきだと私は思うんですけど。繰り返しになるから一応これはこれで終わります。  ちょっと皆さん、施政方針演説でも言うてね、ちょっと私、抜けたとこがあんねんけど。1つだけ確認したいことがあるんやけど。播磨町のふれあいの家、あれこないだ、全員協議会かな、買い取りのそういうやつがあるとかないとかいう、そういうことがあったけど、あの件はどないなったんかな。そのやつを聞きたいな思うねんけど、その辺は回答できる。 ○議長(神吉史久君)  通告にないことなんですけど、今もしお答えできるような内容があるんであれば答えていただきます。もしそれがないようでしたら、もう答えていただかなくて結構です。どうでしょうか。答えの準備がないようですので、藤原議員、これは通告にないものですので、議長として認めるわけにいきませんので。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  ご説明申し上げた以降、特にそういった進展はございません。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  こないだ配られたとおり粛々と解体する方向いうことで、そういう理解でよろしいんですか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  現在、その辺りの事務についての協議中でございます。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  協議中いうのやったら、ぐずぐずしとったらずるずるずるずるなりよったらあかんさかいね、ええか悪いかすぐ判断してやらんとあかんと思うけど。  次は2番の土山駅周辺整備。これも何回も言うとんねんけど。令和4年度で完了いうことやね。それで、その地籍調査ができな、再開発いう理解でよろしいんですかいね。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  最初、地籍調査を始めるに当たっては、土山駅北側のまちづくりについて地元からも要望があったということで、地籍調査を始めた経緯がございます。地籍調査をすることによって、土地の境界が明らかになり、それ以降のまちづくりに寄与できるものとして始まっておりますので、地籍調査が終われば何らかのまちづくりについての進展が、地元からも期待されていることもありますので、あるんではないかと考えております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  これ、令和4年度で全部終わるわけやね。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  そうです。令和4年度で終了の予定となっております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  これ、まちづくり委員会とか何かありますわね。役所もそういうところ、どないいうの、チームといったらおかしいけど、相手方、話したのは自治会とかまちづくり委員会とか、そんなこともまだ全然、どこと話しするとか、そういう話は全然わからないいうことでよろしいんですかいね。まちづくり委員会か何か看板上がってますわ。ずっと昔から研究しとうとこ。そこと話しするんか、自治会は役員がずっとかわるさかいね、どないなるか知らんねんけど。どこと話するん。そんなやつを、相手先は限定して話持っていくの。その辺はどうですの。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  平成24年に地籍調査事業の住民説明会を開催しまして、要望があったため説明会をしております。平成26年には協議会と、地元自治会と協議を行って地籍調査を着手することを提案させていただいております。平成28年に協議会より地籍調査事業の説明会を実施してほしいということで、地元説明会も3回実施して、そのうち地籍調査が実施されたわけでございます。実際、その後、町に協議会からの要望自体はないと考えております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  要望自体がないいうのは、再開発とかどないや知らんねんけど、整備の要望がないいう、そういうことですか。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  具体的なところについての要望については、今のところないということです。まちづくりはしたいという思いはあってというのがわかりますけども、具体的にどういうことをしてほしいというところまでは今のところ聞いてないです。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  役場から相手先の協議会がどないか知らんねんけどね、役場から提案して、細かいとこはできない、それは聞いてますねんけどね。製材所の跡とか、日通の跡とか、いろいろそういうための抱えとう土地がありますわ。大分になるんやけどね。あれは地籍調査済んだら進めるいうことで、そういう話を進めるべきだと思うねんけど。相手が何にも言うてけえへんさかいほったらかしいうことではなしに、こっちから提案いうんか、相手先でも確定して、そういう話を、私はしていくべきだと思うんですけど。その辺はどないですの。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  今のところ、地元の方策といいますか、計画といいますか、については、骨格道路を町で整備して、中の区画道路については、自助という形で進めるいうことを聞いております。ただ、その後、地籍調査を行って、その後、どうしていくのかについては協議は必要になってくるとは思っております。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  そやから、そのときに町が相手先を決めなあかんやんか。協議会が相手するんかどないか知らんけど、それで、積極的にどないしますいうて声かける、そういう考えはないのか言うてますねんけどね。向こうから待っとったらそらけえへんやろ思うけど。その辺はどないですの。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  それは当然、町からも何らかのアクションは必要かなとは思います。 ○議長(神吉史久君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  前にもぼやがあったときに、消防車が入れんとか、救急車が入れんとか、あの辺は下水もほんまに沿線を見たってほんまに、加古川、東加古川、皆そうですわ。あそこは一番残っとうさかいね、いつもそない思うんやけどね。町も積極的にかかわっていってほしいなと思うことで、その2番で、これも私、これはそういうことやなしに取っかかれると思うんです。この道、2番ね。前にも1回言ったことあるような、ちらっと聞いとんねんけどね、これは再開発、そういうことやなしに、今でも朝晩混むときに、あそこは車が突き合いしとるのしょっちゅう見るんですわ。ほんまのとこだけ狭あなっとうさかいね。それを先でも、再開発は別の、抜きとして普通の道路改良いう一環で、私はできないかなという思いがあんねんけど。できんかったらできんかったでええけど、1回、ちょっとアタックしてもうたらどうかないう思いがあるんやけど、その辺はどないですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  土山駅北地区につきましては、以前に期成同盟会をつくっておりました。それが、地元がご賛同がなかなか得られずということで、解散いたしました。その後、まちづくり協議会でいろいろと協議、検討、研究を進めていただいておりますし、またそれにつきましても、町も担当がいろいろかかわってきたところでございます。  今回、地籍調査他をまず予定しておりましたけれども、地元からの申し出で、地籍調査を優先的に、そちらを先行することにいたしましたのは、町といたしましても地籍調査をすることで、今後、その境界確定とかいろんな面で前進すればという思いで優先すべき順位を変更して取りかかっております。ですから、これが令和4年度である程度終わりましたときに、町としてももちろんここまでやりましたけれどもどうですかということで、働きかけをいたしますけれども。  やはりこのまちづくりというのは、あくまでも地権者がいらっしゃいますので、強権的に町がこうしますということはできないと思ってます。ですから、先ほどのご答弁にありましたように、官民協働のまちづくりというのを、両方の総意で進めていきたいなと思っておりまして、今、おっしゃってる部分の、3差路の部分のことをおっしゃってますよね、そこの一部狭いというのも、町も認識しておりまして、そこのおうちが、地権者の方に対して今後、具体的にお話をさせていただく機会というのを設けたいと思っておりますけれども。協力が得られるようであれば、拡幅、狭くなってる部分の拡幅というものも町として今後研究させていただきたいと。ただ、それにつきましても、県道との兼ね合いがありますので、町単独でというわけにはいかないと思いますし、まず、あそこを拡幅するようなことを前提としたみたいなのが書ければ、地権者の方にも交渉し、また、そこが接道しております県道につきましても、確認したりする中で、可能であれば、今おっしゃってる部分についての拡幅というのは、土山駅北側のまちづくりとはまた別に、安全な道路ということで進めさせていただくということは今後検討してまいりたいと思っております。ただ、あくまでも地権者の方のご同意というものを今後得られるのかどうかというのがポイントになってくると思います。 ○議長(神吉史久君)  残り時間にご注意願います。  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  私、前も言うたときは、再開発のときに話をするいうたら、そのときの答弁から言うたら、今、ごっつい前向きな答弁いうことで、そういうことで進めてほしいということで、この2番は終わります。  3は、これはなかなか難しそうやねんけど。また今度にしましょか。  これで終わります。 ○議長(神吉史久君)  これで、政風会代表、藤原秀策議員の質問を終わります。  本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長します。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後4時40分               …………………………………                 再開 午後4時54分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日本共産党代表、野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では、本日最後の、そして私にとって9月定例会に引き続き最終質問者として質問させていただきます。  では、通告に従いまして、日本共産党を代表しまして、以下3項目について質問させていただきます。  1、令和2年度施政方針について。  第4次播磨町総合計画の5本の柱に沿って以下の質問をいたします。  (1)豊かな心と人を育むまち。  蓮池小学校に設置予定の学校運営協議会について、この制度は2004年に法定の制度になっており、2016年には全国で小中学校を中心に2,806校に設置されております。本町も今後、他の学校にも状況が整い次第、順次設置していくとされています。  そこで、今年度設置予定の学校運営協議会について質問いたします。  ①協議会の具体的な内容とメンバー構成や人数は。  ②保護者や地域住民が参画とあることから、PTAや自治会との関係は。  ③現在設置されている学校評議員会との関係は。  ④協議会設置により、どのような成果を期待されているか。  (2)やすらぎがあり、健やかに暮らせるまち。  緊急通報システム(安心ボタン)の廃止に伴い、新たに構築する独自のシステムについて、以下の質問をいたします。  ①新たに構築されるシステムは、廃止される安心ボタンと、対象者や利用者負担に違いはあるか。  ②安心ボタンでは、3人の近隣協力者が必要で、普及が進まなかったと思いますが、その点はどう改善されているのか。  ③現在利用されている方は、新システムにそのまま移行できるか。  2、ごみ処理広域化にともなう中継施設建設について。  (1)令和2年1月臨時会に、中継施設建設のための債務負担行為として、約13億円が上程されました。これに対して修正案が提出されましたが、修正案は賛成6で否決され、結果として原案が可決されました。修正案に賛成の立場での討論には、3名が立ちましたが、反対の討論はありませんでした。これは何を意味するのでしょうか。見解を伺います。  ①原案の採決は、賛成7と僅差での可決であったが、この結果を真剣に考えていいただきたい。僅差の可決ですが、どう受けとめておられるのか、お考えは。  (2)平成31年3月28日に、ごみ収集運搬体制検討業務報告書の結果を受けてから、平成31年5月15日の全員協議会までの期間は、わずか1カ月半です。この間、この報告書に基づき審議が十分になされたのか疑問です。最初から中継施設ありきで進めているように考えずにいられません。住民にとって収集時間やごみ持ち込み体制は重要な問題です。その解決のために、この提案が適切かどうか議会として判断するための資料が不十分だと再三申し上げていました。  平成30年度に172万8,000円で、ごみ収集運搬体制検討業務を委託し、その結果が、平成31年3月28日に委託業者から出されていたにもかかわらず、議員に報告書を提供したのは、令和2年1月臨時会当日でした。議会は審議する場であります。それまでに審議資料の提出を求めていたにもかかわらず当日配付とは、議会軽視と言わざるを得ません。審議されて不都合なことでもあるのかと思ってしまいます。  そこで、以下の質問をいたします。  ①5月15日の全員協議会に収集運搬体制検討業務報告書をなぜ資料として議会に出さなかったのか。
     ②ごみ収集運搬体制検討業務報告書の審議状況については、十分な審議が尽くされたとは思えません。体制、メンバー、回数、問題点などについて議事録はとっているか。  ③ごみ収集運搬体制検討業務報告書が臨時会当日に配付されたが、これまでに出された資料との整合性がない箇所があり、混乱するばかりです。改めて審議する体制を構築する必要がありますが、見解は。  (3)令和元年6月定例会で、中継施設整備基本計画作成支援業務委託料について、令和4年からの廃棄物処理広域化に当たり、ごみの収集運搬について、収集と運搬を分離するなど、効率的な運用を行い、現在の住民サービスを維持したいと考えています。このため、新たに塵芥処理センター敷地内に、貯留機能を有する中継施設を整備することとし、整備に向け、予定地の測量や地質調査、また設計図書作成等の委託費用を計上するものですとの説明があり、質疑の中で、施設の建設について発注する際の仕様書についても作成を委託する予定でございますと答弁しています。  そこで、以下の質問をいたします。  ①中継施設整備基本計画作成支援等業務は、どこに委託したのか。  ②中継施設整備基本計画作成支援等業務の内容は、いつまでに実施しなければならないという期限はあるのか。  ③設計図書、仕様書等が既に出ているのであれば、議会に資料として提出していただきたい。  (4)令和4年4月1日に合わせて施設を稼働させたいと急いでいるのはわかりますが、過積載の問題、直送での問題、収集運搬時間、パッカー車の台数、収集エリアの変更、直営といいながら正規職員退職後の補充はしない、運転手が見つからない問題、運搬を委託といいながら10トン車は町で購入、もし建設するなら、建設費用、維持・管理に要する費用など、課題が多過ぎます。担当グループだけでは負担が重く、大変だと思います。急がば回れです。  そこで、以下の質問をいたします。  ①ごみ収集運搬体制検討業務報告書、中継施設整備基本計画書をもとに、担当グループ、加古郡衛生事務組合、住民代表、議員、専門家も交え、十分な検討をする組織を設置する考えは。  ②コンパクタ・コンテナ方式か、ダストドラム方式のどちらが播磨町にとって適切かの判断をする、その体制や基準は。  ③ごみの減量化の取り組みについての方策は。  3、国民健康保険税について。  1958年改正の国民健康保険法は、それまでの相互扶助の精神を強調していた第1条を、この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保険の向上に寄与することを目的とすると改められました。したがって、生存権を守る社会保障制度として発展した現在の国民健康保険制度は、任意で加入する共済制度等とは大きく異なるものです。国の制度であり、単なる助け合いの制度ではありません。  国民健康保険税は、1人当たりの保険税が国の試算でも、中小企業の労働者が加入する協会けんぽの1.3倍、大企業の労働者が加入する組合健保の1.7倍という水準です。  令和元年9月定例会の松岡光子議員の一般質問、国民健康保険加入者について、同じ所得、同じ年齢の単身者、4人家族の標準世帯で比較して、国民健康保険税と町職員の健康保険料でどのくらいの差がありますかに対して、条件を20代、年収270万円で単身世帯とした場合、共済保険料は約12万4,000円。国民健康保険税は約19万9,000円となります。また、夫30代、年収400万円で、妻、子供2人の4人世帯の場合は、共済保険料は約17万9,000円。国民健康保険税は約39万6,000円となりますとの答弁でありました。この答弁から計算したところ、単身世帯では約1.6倍、4人世帯では約2.2倍であることが示されました。  このような大きな負担の差ができる原因は、他の健康保険制度にはない平等割と均等割があることが大きな要因となっています。特に均等割は、子供が生まれるごとに負担が増えていき、他の健保との負担額の差を大きく広げる要因となっていることは明白です。  同じく、令和元年9月定例会の松岡光子議員の、高校生以下の子供の均等割の減免について、対象世帯数、人数、必要額はどれぐらいでしょうとの質問に対しては、高校生以下の加入は372世帯、626人です。この高校生以下に係る均等割額は、医療費分、支援金分を合わせて約1,400万円と見込まれますとの答弁でありました。せめて、子供の均等割を減免することで、4人世帯の2.2倍を超える負担額の軽減になると考えます。  また本町では、国民健康保険財政調整基金の残高が、平成31年3月末で約11億2,700万円となっています。町は、平成31年度の税率を据え置くためにも基金を繰り入れなければならない状況であり、据え置きをしていると言われていましたが、令和元年度会計において、基金の繰り入れ状況はどうなっていますか。  基金は一般企業のように多ければよいというわけではありません。国民健康保険加入者の皆さんが負担されてきた保険税であり、それを有効に使用し、住民負担の軽減を少しでも解消するべきではないでしょうか。  本町は、一般会計からの繰り入れについても、ルールとして町の繰り入れを行うということができるのであれば続けていきたいとの考えも表明されております。財政に限りがあることは承知しておりますが、少なくとも所得の低い世帯や、他の健康保険との格差が大きい世帯の負担を減らしていくことが必要だと考えます。  そこで、以下の質問をいたします。  ①本町では、国民健康保険制度を助け合いの制度ですと説明されていますが、国民健康保険法に記されているとおり、社会保障制度であり、単なる助け合いの制度ではないと考えますが、見解は。  ②子供が増えるほど国民健康保険税負担が増える均等割は、他の健康保険にない制度であり、少子化対策にも逆行していると考えますが、均等割減額の考えは。  ③高校生以下の子供に係る均等割額は、約1,400万円と見込まれています。せめて、子供の均等割を減免し、負担の軽減を図る考えは。  ④一般会計からの繰り入れについては、今後も継続していくとの考えでよろしいですか。  ⑤平成31年3月末の国民健康保険財政調整基金の残高約11億2,700万円を有効に使う考えは。  ⑥国民健康保険税を軽減するために、令和2年度何か考えていること、施策がありましたらお聞かせください。  以上、よろしくご答弁お願いいたします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  日本共産党代表、野北知見議員の1点目のご質問、令和2年度施政方針についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、子供たちを取り巻く環境や学校が抱える課題は、複雑、多様化しております。そこで、学校運営や学校の課題に対して、広く保護者や地域の皆様に参画していただき、学校運営をより充実させるというものでございます。  メンバー構成につきましては、保護者、地域住民、学校ボランティア、社会教育団体、地域コーディネーター、学識経験者などに校長、担当教諭を含めた15名を上限に組織する予定でございます。  ②についてですが、それぞれの代表の方に委員にご就任いただく予定としており、学校とPTA、そして自治会がそれぞれ連携、協力できる体制を構築してまいりたいと考えております。  ③についてですが、学校運営協議会制度は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づくもので、平成29年3月の法改正で、学校運営協議会の設置が努力義務となっております。これまで、学校評議員の皆様には多くのご意見をいただき、学校運営に反映させていただいておりますが、法改正を踏まえ、学校評議員会から学校運営協議会へと移行するものでございます。  ④についてですが、教育改革、地方創生の観点から、学校、保護者、地域の連携、協働の充実が重要とされております。現在の開かれた学校からさらに一歩踏み出し、地域とともにある学校として、どのように子供たちを育てるのか、何を実現していくのかという目標やビジョンを、地域住民等と共有し、地域と一体となって子供たちを育てていきたいと考えております。  (2)の①についてですが、新たなシステムは、現行のシステムに近いものを考えております。対象者や利用者負担金は今後決定してまいりますが、現在の利用者に新たなご負担がかからないよう検討いたします。  ②についてですが、近隣協力者は減らす方向で検討いたします。  ③についてですが、準備が整い次第、12月末をめどに、順次置きかえていく予定であります。  2点目のご質問、ごみ処理広域化にともなう中継施設建設についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、何票差であろうと議会の採決は多数決が重んじられることから、これは議会の意思であると受けとめております。  (2)の①についてですが、収集運搬体制検討業務報告書は、町として判断するための資料であったため、判断した内容について全員協議会では別途資料を作成して提出させていただきました。  ②についてですが、議事録はございません。  ③についてですが、この報告結果を総合的に判断して、町としての方向性を決定いたしました。施設整備に当たっては、基本計画作成支援等業務を委託し、より具体的な検討を進めてまいりました。改めての審議体制については考えておりません。  (3)の①についてですが、株式会社ウエスコでございます。  ②の実施期限は、令和2年6月30日です。  ③についてですが、現在、中継施設整備工事について公募型プロポーザルによる施工業者の公募を行っており、その中で実施要領書、発注仕様書などをホームページで公開していますので、ごらんください。  (4)の①及び②についてですが、現在実施している公募型プロポーザルにおいては、方式についても提案を求めております。応募事業者からの提案を審査するために、専門家を含むプロポーザル審査委員会を設置しており、ホームページで公開している優先交渉権者決定基準書に基づき施工業者を選定いたします。  ③については、住民の皆様には、これまでにもごみ減量のため分別にご協力いただいていますが、引き続きお願いすると同時に、昨今、問題となっている食品ロス問題や生ごみの水切りなどについて啓発を進めていきたいと思っています。また、増加している粗大ごみについては、啓発だけでは解決できないと認識しておりますので、具体的な方法を研究してまいります。  3点目のご質問、国民健康保険税についてお答えいたします。  ①についてですが、国民健康保険制度は、相互扶助精神のもと、我が国の国民皆保険制度の中核として、地域医療の確保や地域住民の健康の維持、増進に大きく貢献しているところでございます。  ②、③についてですが、国民健康保険法施行令において、均等割を付加することが必須とされており、また、県内統一の運営方針として、所得割、均等割、平等割の3方式とされていることからも、均等割の減額や減免については考えておりません。  しかしながら、全国知事会、全国市長会、全国町村会の地方3団体は、2018年に子供に係る均等割保険料税を軽減するための支援制度の創設を、政府与党に求めた経緯もあることから、本町としては引き続き国や県、町村会の動向を注視したいと考えております。  ④についてですが、今のところ継続してまいりたいと考えております。  ⑤についてですが、県が提示する標準保険料率は上昇傾向にあり、また、県から求められる納付金は令和元年度、令和2年度に引き続き、令和3年度以降も上昇することが見込まれます。一方、保険者として、国保の安定運営のために、保険税の年度間の平準化が求められております。  以上のことから、基金の活用については、慎重に検討してまいりたいと考えております。  ⑥についてですが、一定所得金額の対象世帯に対して、地方税法に基づく均等割額及び平等割額の減額措置を拡大します。  以上でございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員の再質問を許します。  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では、再質問をさせていただきます。  1点目、学校運営協議会について、メンバー構成については15名上限ということで、PTA、自治会、その他、地域住民、ボランティア等々ということで、各1名ずつぐらいで協議されているということでよろしいですか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  15名を上限としておりまして、今、地域住民とか、そういった枠があるんですが、それに関しては重複して代表が2名出るところもあるかと考えております。ただ、現在のところ調整中ではあります。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  メンバー構成についてはわかりました。  蓮池小学校でまず設置されるということで、他の学校にも状況が整い次第、順次設置していくということなので、蓮池小学校は、状況が大分整っているということで、まずそこから設置されるということでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  ご指摘のとおり、蓮池小学校ではもう既にボランティア団体が多く活動しております。それとまた、学校に協力的な団体も他にもありますので、まずそこでいい事例をつくって広げていきたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  まず蓮池小学校に、15名上限とした運営協議会を設置して協議されるということですが、今までありました学校評議員会との違いといいますと、メンバー構成等も違うとは思うんですが。具体的にはどういったことが、何かよくなるというか、そういうことなんですけど。お聞かせください。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  国も学校評議員の役割からさらに学校運営協議会というところにシフトしていくような方針も出ております。  まず、学校教育法施行規則で、町では学校管理規則の中に学校評議員を置いております。これは、合議体ではありませんので、学校長の諮問に従って意見を述べるというものです。一方、学校運営協議会は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づいて、学校運営協議会規則というのも、今、制作中ではありますが、それにのっとりまして、教育委員会の規則で定めるもので、これは合議体になるものであります。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  この運営協議会は、今年度からなんですけど、大体開催時期とか回数とかは予定されているんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  初年度ですので、6回を計画しております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  そういった、今年度初めてですので、そのメンバーで6回の予定で協議して、地域との協働ということで、意味はよくわかります。そういうことで運営されるということで、今の学校評議員会はもうなくなって、その運営協議会に移るということなんですね。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  今言われたように、評議員にかわるものとして学校運営協議会を立ち上げる形になります。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  運営協議会ということなので、意見を述べるというだけではなくて、いろんな目標に向かってそれぞれ協議を行い、検討されるということなので、協議結果というのは、当然、まとめて私たちに示していただけるというような認識でよろしいですか。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  協議会の内容に関しては、学校から、また教育委員会から発信していきたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  そういったきっちりとした議事をとっていただいて、私たちに知らせていただいて、よりよいものにしていくということはとてもいいことだと思います。そういった理解をしておりますが、それでよろしいんですね。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  そのように努めていきたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  わかりました。では次に移らさせていただきます。  次に、緊急通報システムの廃止に伴う新たに構築する独自のシステムの件なんですが。これは町単独でされるということでよろしいですね。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  令和2年度中に2市2町で行っていたシステムが廃止となりますので、それ以降は町単独になります。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  ご説明によりましたら、今あるシステムに近いものということで、近いということなんで、全く同じではないということで、機械とかなんですが、その分はどうなんでしょう。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  ご使用になってる方が高齢者ということもございますので、今使っているものと近い形、大きな変更がないものと考えております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。
    ○1番(野北知見君)(登壇)  先ほど、対象者とか利用者の負担金については、今後検討されるということで、今も負担は、非課税の方は負担はゼロだと思うんですけども。今の負担額より増えるというような考えは、利用者負担についてお伺いします。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  木村議員のご質問にもお答えしておりますけれども、新しいシステムになることで新たなご負担がないようにという形で検討しております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  そうですか。負担が増えることがないということですね。はいわかりました。  対象者も今と同じ、ひとり暮らしの65歳以上の方とか、そういった方と変化はないんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  対象者につきましては、新たなシステムですので、もう少し拡大できないかなというところは検討いたしますけれども、今加入されている方が加入できないということは考えておりません。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  拡大されるということは大変いいことだと思います。  ②なんですが、今、3人の近隣協力者が必要で、そのために対象者はだんだん増えて、高齢化になりますので増えているんですけども、実際の利用者といいますか、利用されている方が減っていると認識しているんですが、それで間違いないでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  利用者の方は減少傾向にございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  この3人の近隣協力者というのが、なかなかひとり暮らしの方とか探すのが大変だということで、普及が進まなかったと思うんですが。その辺はどういう認識でおられますか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  その件につきましても、木村議員にお答えしておりますが、近隣協力者については減らす方向で検討してまいります。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  減らす方向という、今の段階ではそれで、何人にするとか、他の協力者を求めるという方法、近隣の個人に任せるとかではなくて、他にいろんな方法を考えてはおられるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  新年度に入りましたら、早速に新しいシステムの委託先というんですか、業者の選定に入ります。その中で、近隣協力者については減らせる、そういうシステムを構築したいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  近隣協力者の3人というのが本当にネックになっていて普及が進まなかったと、私は考えておりますので、なるべくそういった利用者の負担を少ない方法で、ぜひ今後、やっていただきたいんですが。  現在利用されている方は、新システムに移行されるとき、手続とかそういったことは、また必要になるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  現在ご使用の機器が変更になりますので、それを順次ご家庭に訪問しながら置きかえさせていただく。当然その中で、使用方法など、大きく変更はありませんけれどもご説明しながらと思っております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  機器が変更になって、そういう説明ということだけで、何か利用者の方が書いたり、そういうことはないということでいいんですか。申し込みを、例えば引き続きするとか。そういう申請とか。そういうのは要らないんですね。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  若干の書類提出なども必要になるかと思いますけれども、現在利用している方につきましては、町でデータを持っておりますので、ご負担なくある程度のところまでは町であらかじめ作成できるかなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  それでは、現在利用されている方は、漏れることなく引き続き利用できるという認識でよろしいんですね。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  そのように思っております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では、次の質問にまいりますので。  まず、2点目のごみ処理広域化にともなう中継施設建設について、1月30日の臨時会で僅差ではありますが、もちろん決定ですので、それは議会の意思として、私たちももちろんわかってるんですけども。それをどう考えておられるのかなということで、それを入れたんですが。多数決であり議会の意思です。そのとおりの答えだけなんですが。全くそれだけの考えということで、私たちも受けとめたらいいわけですね。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  そういうご質問でしたので、そういうお答えをさせていただいております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  私も昨年末ぐらいまでは賛成の立場でありました。それをなぜ反対討論までして反対に回ったか。その変化が、その間には、他の質問でもありますが、最初、5月15日の全員協議会で、3枚の資料をいただいて説明していただきました。そして、その6月にこの資料と説明をいただいたことを、普通といいますか、正しいことだと、もちろん説明も資料も思っておりましたので、6月の調査等の臨時会、予算ですね。賛成いたしました。基本計画作成支援委託業務についてなんですが、それを賛成しました。そして、ことしの1月14日に厚生教育常任委員会の資料は2枚の資料で、そのままこの5月14日の資料とほとんど変わりない資料をいただきまして、これではやっぱり判断には足りないということで、厚生教育常任委員会でも何度も資料の提出を求めた結果、1月30日の当日に出てきたんですけど。そういう経緯、また1月30日に出てきた資料をいただく前にでも、このパターン1、2、3の表を見てて、どうもこれはおかしいなということで、少しいろんな調べられたり、私も意見を聞いたりして、このままでは、具体的に言いますと、パターン1、パターン2は収集車が大幅に増大が必要、そしてパターン3は全然ないんですね。素人目で見ててもこれ余りにも、こんなに直送で9台も要るんだろうか。この当時は4台でしたから。4台で収集してる。3倍以上にもなるから、これおかしい、もっとちゃんと詳しく説明してほしいということで、いろんな疑問が出ましたんで、私も反対に変わったというわけです。そういったことは全然考えられていないのかな。今の言葉でしたらそういうことだなと受けとめました。  説明は足りていたのかどうかを聞きますが。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  今、野北議員もおっしゃったように、6月の議会で建設の前提となる基本計画の支援業務の委託の補正予算を上げましたところ、全会一致で可決いただいております。町としましては、そこで議会の意思として建設に関しては決定いただいたというところで、その後の作業を進めております。今既に、プロポーザルについても公募を行っているところです。この建設が決定したということに関しては、これは町としてうがった見方というわけではなく、例えば、野北議員が発行にも携わっていらっしゃいます議会だより、それについても決定したということで、広く町民の皆さんにお知らせされてると思います。また、議会報告会、それにつきましても建設するという方向でご説明いただいてると思うんですね。そういう状況の中で、町としてはむしろ建設に向かって準備をいろいろ進めてきたというところでございますので、審議が不足していたという認識についてはございません。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では、このごみ収集運搬体制検討業務報告書、これは平成30年度に百数十万円の予算で、基本設計だと思うんですけども、それの報告書が、平成31年3月29日に町当局に出されておりますね。その後、その資料を、こういった詳しい資料がありますね。それは5月15日、あるいは6月定例会までになぜ出さなかったのか。お伺いします。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  ご答弁申し上げておりますけれども、その報告書につきましては、町が方向性を定めるための資料というところで活用いたしております。その中で、以前から広域化になったときにどういう収集体制をとるのかというのが、以前からご質問もあり、関心も高く持っておられましたので、町として早急に方向性を決めて、その決めた根拠として、抜粋してお知らせしているというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では、この報告書に基づいて、5月15日の全員協議会に出された資料ですね。これなんですけども。この資料と、この報告書、整合性のないところがあるんですね。例えば、こちらの資料でしたら4つのパターンがあります。この検討業務報告書自体、中継施設建設へ向けて町の要望とかを入れて作成された計画設計だと思うんですけども。ここに、パターン1、2、3の第3パターンが2つあるんですね。そして、その後1つ省かれて、パターン3は1つになっているんですけども。この報告書、3月29日に出された報告書では、パターン3でもエリア調整なしの場合、新たにパッカー車が4台必要であり、エリア調整があるほうでもパッカー車2台増車が必要だと。でも、私たちがいただいた5月15日のこの資料には、増車は何も書いてないですし、ありません。なぜこれが消えてしまったのかいうことをご説明いただけますか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  先ほど、中継施設をつくるための報告書とおっしゃられたところは訂正していただきたいと思いますけれども。広域化が始まった際に、どういう形で運搬すればいいのかというところを検討した報告書でございますので、中継施設をつくるための報告書ではないというところは、改めて申し上げておきます。  何度も申し上げますけれども、その報告書につきましては、町が方向性を決めるための資料というところで、全員協議会でご説明するに当たっては抜粋して作成しているというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  今のご説明には、パッカー車の増車が、私たちがいただいた資料に消えているという説明がないんですが。説明いただけますでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後5時40分               …………………………………                 再開 午後5時46分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  そこで不足しているパッカー車についての記載をすべきであったと思いますけれども、資料として大きく必要なものという形で抜粋して作成したというところです。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  パッカー車2台、あるいは4台の不足は大きいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  確かにそう思いますし、そこでパッカー車の不足をそちらに記載したとしまして、トータル的な、金額的なところでいうと、中継施設をつくるというところが金額としては大きくなるわけです。そんな中で、申し上げましたけれども、金額的なことだけではなく、町として中継施設が必要であると判断したというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  私は、5月15日と6月の定例会の、出てくる判断、賛成か反対か判断するのに、当時、この全員協議会の資料2ページしかないんですね。その上で、当局の説明が必要です。住民サービスを維持するために必要ですという説明があったので、それは住民サービスを低下してはいけないということで、私はそれで6月の定例会も賛成しました。ですから、こういった判断するときに正確な資料をいただかないと間違った判断をすることが出てくるんですよね。これは本当、議会軽視だと思います。私はそれを、6月の判断、早まったなと思います。5月から新人で、町当局の皆さんの説明うのみにしました。それは私たちの判断も間違っていたのかなと思って反省はしております。ですから、そういった議会で判断するための資料ですから。間違ったというか記載漏れですね、そういった前提条件が同じじゃない資料をいただいても、このパターン1、2、3ですが。パターン1と2にはその台数がきっちり不足分が記載されております。パターン3だけないんですよね。それが大きな問題ではないというのは、議会に対して軽視だと言わざるを得ないと思います。判断材料のための大事な問題ですから。いかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  それ以降も資料は出してきたとは思っておりますし、それから6月議会にご説明したときから、特に町として何か判断を変えなければ、方向を変えなければいけないような前提条件が大きく変わったというところはございません。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  ですから前提条件が変わったというんではなくて、そもそも前提条件が違っていたと、私は指摘しているんです。その辺はどうでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  そういうふうには認識しておりません。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では、前提条件は公平であるということで私たちに説明されたわけですね。私は、とてもこれでは公平だとは思っておりません。  そして、このごみ収集運搬体制検討業務報告書自体にも少し首をかしげるところは確かにあります。これは、さっきの答弁では中継施設に向けての報告書ではないとおっしゃっていましたが、これは基本設計に当たるということは、町の希望とか要望をもとに作成されるものだと、基本設計はそういった、午前中の奥田議員の基本設計と施設設計の答弁でもあったんですが。町は全くそのとき、中継施設建設を頭に入れずに依頼されたんですか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  基本設計に関しては、それ以降、今、委託している業務の中でつくっております。何度も言いますけれども、それは収集運搬体制の検討業務でありますので、今、委託しているものが基本設計をつくる業務ですので、そこは全く別物であるということはご理解いただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  今、行っているのは実施設計ではなく基本設計というご説明なんですね。私の認識違いだということなんですね。実施設計ではないんですね。 ○議長(神吉史久君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  今お話が出ておりますのは、ごみ収集運搬体制の検討業務の報告書でございます。建物の場合でしたら、どういう建物、どういう部屋、どういう機能が要るかというようなことを検討するのが基本設計でございます。今回のこの収集運搬体制の検討業務いうのは、高砂市へ持っていく場合に、どういう方法が一番適切なのかということを検討してもらって報告していただいたということであります。中継施設を最初からつくらなあかんということではございません。当然、そのまま直送で問題がなければ、そういうことも選択しますが、報告書の結果を見て、やはりそういう方向で進めないといけないと判断したところであります。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  それでは、中継施設を前提としてないという報告書の依頼という答弁なんですけども。それでしたら、この38ページのパターン3にはエリア調整なしと、調整ありが、2つのパターンがあるんですが、パターン1とパターン2は、エリア調整というものがないんです。調整する必要はないというような回答があったのかなと思うんですけど。以前。パターン1で9台も収集車が増えれば、エリアはもちろん狭くなりますよね、変えますよね。エリアを見直して調整するのが当然なんですけども。まさか今のままの、例えば、月曜日4つのエリアをまさか13台で走るなんてことはないですよね。そうなると、13エリアに分けると思うんですよね。そういった試算とかがないんですよね。だから、中継施設を前提にしてるのかなと余計思ったわけですが。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  パターン1の場合は、それぞれ収集車がごみを、それぞれのごみステーションを回って収集して、積めるだけのごみ、適正な量を積んで、そのまま高砂市に行くというところですので、この増えたパッカー車の数だけエリアを増やすという形ではございません。  それから、パターン2につきましても、収集してきた車を今の塵芥処理センターの中で乗りかえて、違う運転手が広域施設まで運ぶというところですので、これに関しても特にエリアを変更する必要がないということでございます。  パターン3についてだけ、なぜエリア変更の検討をしたのかというところなんですけれども、中継施設を建てるということになりますと、費用としてはすごく高額になります。ですので、エリアを見直すというところで節約ができないかなというところでパターン3の中で2つ検討しているというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  パターン1とか2は、じゃあ今のままの4つのエリアを、その日は4つですね、分けてるの。でもそれを、例えば、3台とか4台で回るいうことになるんですが。それでも普通は分けますよね。先頭の車について、それがいっぱいになったから次の車が積むとか。そんなわけではないと思うんです。だから、当然、エリア見直しはもちろんないとおかしいと思うんですが。それでもなくていいんですか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  1台のパッカー車が収集した後、新島まで戻ってきて乗りかえるということですので、収集に関しては従来どおりのことが行えるということでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  今の答えはずれてると思います。1つのエリアで、例えば、直送だったら増えますので3台とか4台で回ることになりますよね。だから、それを全然分けないでそのまま3台で順番に行くんですか。それとも分けていくんですかいうことを聞いてるんですが。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  現在のエリアでも、当然、1回で収集終わりませんので、ルートというのは分けております。そういうことでいうと、エリア自体は見直さなくてもルートが3ルートあるいは4ルートになるということでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  エリアは一緒で、そのエリアの中でルートを3つに分けるとか。結局そうするとエリアも分けないと、ルートだけでいくと、結局はエリアを分けるいうことになるんですけど。そういう答えということで、ちょっとずれてるかなと思いますが。  過積載の件はこの質問では余りふれないつもりなんですけども。結局、パターン3、エリア調整なしでパッカー車があと4台要る。エリア調整後でも2台必要ということは、今は5台ですけど、それ以前の4台ではやはり無理があるからパッカー車の増台が、中継施設建設でも必要だということではないんですか。
    ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  実際の収集量から考えると、そういう不足が出ていたというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  だから、そういった意味でも前提条件がやっぱり同一、スタートラインが同じというわけじゃないと思うんですね。疑問が思ったとおり、直送だったら4台プラス9台で3倍になる。そして、この報告書を見て、何でこんなに、9台とゼロ台、中継施設だったらゼロになってるのか。ずっと疑問だったのが、やっぱり過積載の問題で、これを是正する必要があった。過積載の件は直前までご存じないとか、それは担当者の方はご存じかと思うんですが。この報告書は1月30日の当日朝、1時間だけ私も見させていただきました。その中で、私も素人で、短時間でしたが過積載、これオーバーしてるなというのは、その1時間でも、私でもわかりました。ただ、その問題をどうやって扱っていいかがわかりませんでしたので、質問はいたしませんでしたが。ですから当然、担当部局の方はもちろんご存じだったと思うんですが。その辺はいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  それに関しては、厚生教育常任委員会でもお尋ねがありましたけれども、現在、捜査を受けておりますので、その当時どういう思いであったとか、どういう判断をしたかということに関してはお答えは控えさせていただきます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  余り時間がありませんので、今後のことですね。  今の中継施設整備委託をされていて、仕様書等ホームページにアップされておりました。仕様書は53ページにもわたっておりまして、なかなか全部目を通しにくかったんですが、日程的に参加表明の受け付け、昨日から始まっておりますね。そうした中で、コンパクタ・コンテナ方式か、ダストドラム方式のどちらが播磨町にとっての適切かとの判断に対する答弁として、審査委員会で判断するということだったと思うんですけども。その基準というのは考えておられると思うんですが。いかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  基準につきましても、このたびのプロポーザルのホームページの中に、優先交渉業者の選定に当たっての基準というのは公表させていただいております。コンパクタ方式とドラム方式の比較という形の評価ではなく、播磨町の条件を、仕様書もごらんいただいたと思うんですけど、播磨町がこういう状況で、こういうごみの収集をやってますと。これを一旦貯留して高砂市に運ぶには、どういった施設がいいと思いますかという提案を受けますので、その中で、播磨町の最適なものとしての提案の中でドラム方式であったり、それからコンパクタ方式であったりという提案があると思います。その提案に対して、評価項目、評価基準に基づいて評価して、トータル的に決めていきたいと思います。一番、播磨町にふさわしいと思った提案の結果としてコンパクタ方式になるかもわからないし、ドラム方式になるかもわからないというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  性能とか建設費等の問題でも含まれると思いますが、建設費を重視するとか、そういった感じではないんですか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  一般の入札でしたら、きちっとした、こちらで仕様を固めて、この仕様で工事をするには幾らですかという金額だけの評価になるんですけれども。今回に関しては、播磨町にふさわしい方式というところの選定もしないといけませんので、提案の上限額の金額をこちらで提示して、一番いい提案ということになっております。ですけれども、全くその金額を関係しないのかというと、その評価の項目の1つとして金額というところも判断いたしますけれども、金額が安ければいいというだけではないというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  性能は、コンパクタ方式とドラム方式、違うと思います。ただ、費用に関してはドラム方式のほうが大分安くつくと伺っております。そうすると、こういった議論を尽くして、13億円、とても大きな金額であるということで、ずっと安く上がる提案がありましたら、それは重視されるということですか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  金額だけで評価するということはございません。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では、性能、建設費、総合的にこの審査委員会で判断されるということで、専門家の方お一人入ってるんですね。 ○議長(神吉史久君)  もし携帯電話お持ちの方いらっしゃいましたら電源切るようにお願いいたします。  答弁、尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  お一人専門の方に入っていただいております。  それから、野北議員がご質問の中でもありましたけれども、例えば、加古郡衛生事務組合とか、それから庁内の衛生担当も入っております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では、以上でごみ処理中継施設の問題は終わらせていただきます。  時間が残り少ないんですが、国民健康保険税につきまして、1番目の認識の違い、前回、9月定例会でも松岡議員が認識の違いでいろいろ議論しておりましたので、認識は私たちはあくまでも社会保障制度であり、播磨町も、国にしても、そういう社会制度として繰入金とかされて運営されているんですから、この責任を果たされていると、私たちも認識しておりますので、そういった面で社会保障制度であるということは、もちろん1番に認識されて、その上での助け合い制度という考え方はどうかなと思って提案されたんですか、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  国民保険は社会保障制度の1つの社会保険制度です。社会保障制度の1つであるという認識は持っております。その中で、保険料を出し合って運営するというところがございますので、助け合いの制度であるという点もございますので、パンフレット等にはそういう記載をいたしております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  認識の違いについては、別に理解はして、認識、町の姿勢は理解しましたけど、満足はしておりません。  3番目の高校生以下の子供に係る均等割額、これを減免するには、1,400万円という答弁が9月にございました。この1,400万円を減免、あるいは軽減して、せめて4人家族に2.2倍にもなるこの差、少しでも解消しようというお考えはさらさらないという認識でよろしいですか。 ○議長(神吉史久君)  浅原浩一郎保険年金統括。 ○保険年金統括(浅原浩一郎君)  先ほどご答弁いただいてるところでございますけれども、均等割につきましては、国民健康保険法の施行令におきまして、均等割を賦課することが必須とされておりまして、また、県内の統一の運営方針としても所得割、均等割、平等割の3方式とされていることからも、均等割の減額や減免については考えておりません。  しかしながら、知事会、市長会、町村会の地方3団体で子供に係る均等割の保険税を軽減するための支援制度の創設を、現在、政府与党に求めているところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  全国知事会のそういった要望は、国がそれを受けて1兆円の補助金をつぎ込んでいただければ、もう皆さん助かるというのは本当に理解しております。限りある財政であることも理解しております。しかし、播磨町の財政は、健全化指数でも、先ほど言われたとおり順調で、この県の中でも上位であるということです。そして、国民健康保険の財政調整基金の残高も、現在、今年度の予算資料をいただきまして、11億9,600万円、今年度末、3月末の。6,900万円増えております。ですから、もちろん予算組むときには、これをある程度繰り入れて予算を立てられたんですが。その辺のところは、財政調整基金で少しでも負担を減らすというような形で引き下げの検討とかいうのはなされてはいないんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  浅原浩一郎保険年金統括。 ○保険年金統括(浅原浩一郎君)  引き下げの検討はいたしておりますけれども、まず、前段のほうとしては、平成30年4月から、いわゆる波及増医療費のペナルティー分について、平成30年4月から子供の医療分については、未就学については所得制限なしで国で実施されているということから、今現在、地方3団体で要望しているものを注視しているところでございます。  それと、基金の活用につきましては、実際に近隣市町におきましても、名前は申し上げられませんけれども、実際に医療費が増大しまして、基金の活用とともに保険料を引き上げている市もございますので、本町におきましては、基金が潤沢にございますので、保険税の引き上げまでは実施いたしておりませんけれども、基金を活用して予算編成に努めているところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  基金というのは、今まで個々の加入者の方が納めてきた保険料も多く含まれております。そして、今払っておられる方が将来の方のためにも保険料を支払うという状態は、余りよくないのではと思うのですが。その辺はいかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  浅原浩一郎保険年金統括。 ○保険年金統括(浅原浩一郎君)  おっしゃっておられることは重々承知しております。しかしながら、今回、本町が県から求められている納付金の額といいますのは、昨年度と比較しますと約3,000万円増加しております。ということもございまして、今後も納付金、また標準保険税率、標準保険料率も上昇傾向にあることから、基金の活用につきましては慎重に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  基金については、平成29年度までは保険給付費の過去3年平均の25%以上という基準があったのが、それ以降、各市町の判断に任されているということで、町当局としてはそういった基金の取り崩しはなるべく少なくというような考えと私は受けとったんですが、そういう理解でよろしいですか。 ○議長(神吉史久君)  浅原浩一郎保険年金統括。 ○保険年金統括(浅原浩一郎君)  今、野北議員がおっしゃられましたように、平成29年度、広域化が始まるまでは、県のガイドラインで、基金の取り崩し基準は過去3年間の保険給付費の平均ということでございました。これが広域化になりまして、撤廃されております。基金の取り扱いにつきましては、各市町の判断に任されておりまして、保険料の抑制や財源調整として使っている。いわゆる赤字の穴埋めに使っていいと。各市町の政策判断ということでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  もちろんそうやって保険税の負担割合を引き上げないために努力されているということはお聞きして理解しております。ただ、先ほども申しましたが、4人家族の方との比較でいいましたら、共済の保険の方と2.2倍以上の差がある。そういったこと等の負担軽減、そして低所得者の方へ負担が増えないような、そういった努力をお願いして、お願いするのはよくないかもしれないんですが。そういったことを期待しまして、私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(神吉史久君)  これで、日本共産党代表、野北知見議員の質問を終わります。  以上で、上程議案に対する質疑並びに一般質問を終わります。  お諮りします。  日程第1、議案第20号「令和2年度播磨町一般会計予算」から日程第7、議案第26号「令和2年度播磨町下水道事業会計予算」までの令和2年度当初予算案7件については、議長を除く13人の委員で構成する、予算特別委員会を設置し、これに付託して審査すること並びに地方自治法第98条第1項の規定による議会の権限を、同委員会に委任することにしたいと思います。ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(神吉史久君)  「異議なし」と認めます。  したがって、日程第1、議案第20号「令和2年度播磨町一般会計予算」から日程第7、議案第26号「令和2年度播磨町下水道事業会計予算」までの令和2年度当初予算議案7件については、議長を除く13人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託して審査すること並びに地方自治法第98条第1項の規定による議会の権限を、同委員会に委任することを決定しました。  予算特別委員会の正副委員長は、委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選することになっておりますので、休憩中に委員会を開いて、決めていただきたいと思います。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後6時19分               …………………………………                 再開 午後6時29分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま、休憩中に予算特別委員会を開き、正副委員長が決まりましたので報告します。  委員長に岡田千賀子議員、副委員長に藤原秀策議員が、予算特別委員会において互選されました。 ………………………………… ◎散     会 ………………………………… ○議長(神吉史久君)  以上で、本日の日程は全て終了しました。  お諮りします。  委員会審査のため、あす3月12日から3月23日までの12日間、休会したいと思います。ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(神吉史久君)  「異議なし」と認めます。  したがって、3月12日から3月23日までの12日間休会することに決定しました。  次の会議は、3月24日火曜日、午前10時より再開します。  本日は、これで散会します。  ご苦労さまでした。                 散会 午後6時29分...