播磨町議会 2019-06-12
令和元年 6月定例会 (第3日 6月12日)
1.会議に出席した議員(14名)
1番 野 北 知 見 議員 2番 松 岡 光 子 議員
3番 宮 宅 良 議員 4番 大 北 良 子 議員
5番 香 田 永 明 議員 6番 大 瀧 金 三 議員
7番 木 村 晴 恵 議員 8番 松 下 嘉 城 議員
9番 河 野 照 代 議員 10番 神 吉 史 久 議員
11番 岡 田 千賀子 議員 12番 藤 原 秀 策 議員
13番 奥 田 俊 則 議員 14番 藤 田 博 議員
1.会議に欠席した議員
な し
1.会議に出席した説明員(14名)
清 水 ひろ子 町長
三 村 隆 史 副町長
横 田 一 教育長
岡 本 浩 一 理事
浅 原 俊 也 理事
尾 崎 直 美 理事
喜 多 朗 理事
武 田 健 二 理事
高 砂 幸 伸
会計管理者
松 本 弘 毅 企画統括
本 江 研 一 総務統括
上 田 淳 子
すこやか環境統括
堀 江 昌 伸
教育総務統括
西 野 直 樹
学校教育統括
1.会議に出席した
事務局職員(3名)
山 口 智
議会事務局長
田 中 真 司 庶務・
議事チームリーダー
小 笠 理 恵 庶務・
議事チーム主査
開会 午前9時58分
…………………………………
◎開 議
…………………………………
おはようございます。
本日の会議を開きます。
なお、
報道関係者からカメラによる写真撮影の申し出があり、許可しています。
本日の議事日程は、お手元にお配りしましたとおりです。
これから直ちに日程に入ります。
……………………………
◎日程第1 一般質問
……………………………
○議長(
神吉史久君) 日程第1、昨日に引き続き「一般質問」を行います。
新政会、
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) おはようございます。
それでは、通告に従い3点の質問をいたします。
まず1点目。
小学校教科担任制拡大について。
(1)
中央教育審議会へ諮問。
文部科学省は2019年4月17日の
中央教育審議会総会で、新しい時代の
初等中等教育のあり方についてを諮問した。
先端技術の進展や国際化といった社会変化に対応するため、小学校における
教科担任制拡大や高校の
普通科改革、
外国人児童生徒への教育などについて審議を求めている。
小学校は現在、学級担任の教員が大部分の教科を教える
学級担任制を基本としているが、
文部科学省の昨年度の調査では、理科と音楽は約半数の小学校が高学年で学級担任以外の専門の教員が教えていたが、国語や算数では1割未満であった。社会、図画工作、体育も1割から2割程度にとどまっている。2020年度から
プログラミング教育の必修化や高学年での英語の教科化が始まることを踏まえ、専門的な知識を備えた教員のさらなる充実を検討することにした。
中央教育審議会では、これまでの実施状況や成果を検証した上で、
教科担任制を効果的に拡大する方策を議論し、各学校の教員や外部人材を幅広く活用した指導体制が組めるよう、
教職員配置や
教員免許制度の見直しも検討する。
また、
教科担任制の拡大に向け、中学校の教員が
小学校教員免許状を取りやすくするなどの方法を検討するとみられる。
外国人児童生徒への指導体制もテーマの1つである。公立学校で学ぶ
日本語指導が必要な
外国人児童生徒は過去10年で1万人以上増加し、平成28年度は3万4,335人であった。
日本語指導が必要な日本国籍の児童生徒は10年間で2.5倍増え、平成28年度は9,612人となった。
今回の諮問に対して、
中央教育審議会では全体をまとめる特別部会を設けた上で、関係部会で審議を進める。テーマによってはその都度、答申を出す予定となっている。
そこで以下についてお尋ねします。
①現在、一部の小学校では既にこの制度を導入しているが、これを契機に小学校の
教科担任制は広まっていくことが考えられる。
教育委員会としての見解を伺います。
②推進の背景には、2020年度からの小学校で
英語教科化、さらに
プログラミング教育必修化などにより
専門的知識を持つ教員が必要となると言われているが、このことについてどのように考えているか。
③兵庫県では2009年から、
兵庫型教科担任制という
指導システムを導入しているが、特徴と児童・保護者への評価はどのようなものか。
④現在、本町において
日本語指導が必要な外国人の児童生徒は何名在籍しているのか。
2点目。総授業時数、
授業日数確保について。
(1)長期休業を短縮する必要性。
新天皇の即位に伴い4月27日から10日間にわたる連休となり、各地の学校では休みが増えた分、夏休みを短縮する動きがある。ある自治体の
教育委員会では、新
天皇即位日を祝日とする法案の可決が濃厚となったころから
教育委員会と校長会が協議を進め、例年は年間で205日間の授業日数を確保しているところ、今年度は200日となることから、5日分の
長期休業期間中に振りかえる扱いとしている。
また、県内のある市の
教育委員会の場合は、中学校に限って夏休みに授業を行うことで授業時数を確保する方針として、ことし1月に
保護者宛てにその旨を通知し、詳細は各学校で決めることとしている。
同市では昨年、従来は
夏休み期間中だった8月の最終日に3日間の授業を試行し、本年度も3日間の授業を実施した上で、さらに2日間の授業を実施できることとしている。追加するかどうかは学校の判断に委ねている。
小学校でも
夏休み期間中に追加の予定はないが、3日間の授業を実施することで、既に授業時数は確保できているという。
ただ、小学校の現場では、来年度に始まる新
学習指導要領でさらに増える授業時数の確保とあわせて対応することにも知恵を絞っている。ある小学校の場合は、週に1回、通常は45分授業だが、1時間目を60分授業とし15分間を追加することで、
年間授業時数を確保する。1年生、2年生の場合は、教科の授業ではなく、読書の時間などに充てる方向である。来年度は6時間授業の日を増やして、新
学習指導要領が求める授業時間数を確保するが、既に60分授業を週に3回設ける例もあると言われている。
そこで、以下についてお尋ねします。
①小学5年生及び中学1年生の
年間学年別授業時数と授業日数は幾らなのか。
②小学校、中学校での1単位授業時間はそれぞれ何分に設定しているのか。
③10日間の連休で
教育委員会として緊急的な取り組みの考えはあるのか。
④小学校での新
学習指導要領で増える授業時数は年間でどれくらいになると予想しているのか。
⑤2021年度から新
学習指導要領を全面実施する中学校で、移行措置、
先行実施機関での課題は何か。
3点目。
運動部活動の
熱中症対策は。
(1)生徒の安全確保。
学校の管理化における
熱中症事故のほとんどが、体育・
スポーツ活動中によるものである。夏季の
運動部活動では
熱中症事故の防止など、生徒の安全確保に向けて万全の取り組みを講じる必要があることから、
教育関係機関や体育・
スポーツ団体に、高温や多湿時には、大会の延期や見直しなど柔軟な対応を検討するとともに、生徒の
熱中症対策を徹底するよう、
スポーツ庁は2018年7月20日付の
運動部活動における
熱中症事故の防止等についてを通じ、対応を関係機関に依頼した。
具体的には、
運動部活動の在り方に関する方針の策定に当たり、気象庁の
高温注意情報が出された地域、時間帯では、屋外の活動を原則として行わないよう明記するなど、適切な対応を要請している。
さらに、
日本中学校体育連盟会長、
全国高等学校体育連盟会長、
日本高等学校野球連盟会長など、体育・
スポーツ団体に向けても2018年7月20日付で文書を通知している。広域的な大会など、やむを得ない事情で開催する場合には、参加生徒の適切な選別、小まめな水分・塩分補給や休憩の取得、感染者の軽装や着帽など、生徒の健康管理を徹底するよう明記している。熱中症の疑いのある症状が見られた場合は、早期の水分・塩分の補給や体温の冷却、病院への搬送など、適切な対応を徹底することとしている。
また、
スポーツ庁は、
ガイドラインに基づく全国の
運動部活動改革の
取り組み状況について、定期的にフォローアップを行うこととしており、昨年度秋に現況の調査を行う予定としていた。各都道府県において策定した方針などについては、2018年8月20日までに提出を依頼していた。
そこで以下についてお尋ねします。
①兵庫県ではこれまで望ましい
運動部活動の在り方を示してきたが、平成30年3月に
スポーツ庁から新たに
運動部活動の在り方に関する総合的な
ガイドラインが示されたことなどを踏まえ、いきいき
運動部活動を改訂し、県の方針としているが、変更点はどのようなものか。
②県
教育委員会と市町の
教育委員会のそれぞれの役割分担は明確になっているのか。
③夏場でのトレーニングについて、生徒一人一人の体調の把握と気温に合わせた運動強度など、監督者への適切な指導と管理をどのように行っているのか。
④小中学校での運動会及び体育祭に向けて、準備段階を含めた新たな
熱中症対策の考えは。
⑤細心の注意を払っても
熱中症事故を皆無にすることは難しいと考えるが、これまでの処置、対応した事例はどのようなものか。
以上、3点よろしくお願いします。
○議長(
神吉史久君) 答弁、横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) おはようございます。
新政会、
松下嘉城議員の1点目のご質問、
小学校教科担任制拡大についてをお答えいたします。
(1)
中央教育審議会へ諮問の
①教科担任制の見解についてですが、小学校における
教科担任制につきましては、一部、音楽や図工において専科教師による授業が行われており、本町においても
兵庫型教科担任制として新学習加配による少人数指導とともに、社会科、理科を中心に教科の交換により、一部
教科担任制を実施しております。ただ、今回の諮問は、小学校のあり方を変える大きな議論の1つだと考えております。小学生も高学年という発達段階を考えますと、専門性、質の高い教育の実現が求められます。そして、働き方改革の面からも専科指導の拡充につきましては、教材研究の効率化からしましても効果的ではないかと考えております。特に、2020年から始まる英語教育においては、定数の改善や加配についての検討がなされると思いますので、大いに期待をしているところでございます。
②専門的知識を持つ教員の必要性についてですが、
英語教科化につきましては、先ほど①において申しましたが、
プログラミング教育に関しましても平成30年度より専門の職員を配置し、町内全小学校で先行して取り組んでおり、今後も継続することが必要であると考えております。
③特徴と評価についてですが、先ほど町内の小学校の取り組みについて申し上げましたが、特に
兵庫型教科担任制は、中学校への円滑な接続、少人数授業によるきめ細かな指導ができます。また、交換授業では、教材研究が深まり、教育効果の向上だけではなく、教職員の負担軽減にもつながっております。児童にも受け入れられており、保護者にもご理解をいただいているものと思っております。
④児童生徒の在籍数についてですが、現在、中学校で1名、小学校で4名、幼稚園で1名が在籍しております。
2点目のご質問、総授業時数、
授業日数確保についてお答えいたします。
(1)長期休業を短縮する必要性の
①授業時数と授業日数についてですが、現在、小学5年生で980時間、196日。中学1年生では1,015時間、195日となっております。
②1単位授業時間についてですが、小学校では45分、中学校では50分になっております。
③緊急的な取り組みの考えについてですが、自然災害や
インフルエンザ等が想定を超えた場合を除き、現時点では必要ないと考えております。
④新
学習指導要領で増える授業時間数についてですが、小学校1年生は850時間、2年生は910時間で増減はございません。3年生は980時間、4年生から6年生は1,015時間となり、それぞれ35時間増えることになります。
⑤移行措置、
先行実施期間での課題についてですが、大きく変更されることはありませんので、大きな課題等につきましては、現在のところないものと考えております。
3点目のご質問、
運動部活動の
熱中症対策はについてお答えいたします。
(1)生徒の安全確保の①いきいき
運動部活動の変更点についてですが、
ノー部活デーなど、適切な休養日等の設定と、熱中症への対策を含む事故防止や安全対策を明記しております。
②役割分担についてですが、兵庫県は国の
ガイドラインを踏まえ、いきいき
運動部活動を策定し、助言及び指導、研修、その他の措置を実施し、活動状況を把握する等の役割がございます。一方、
市町教育委員会は、
部活動ライン等の方針を示し、学校や地域の実態に応じて保護者の理解と協力、
民間事業者の活用、
地域スポーツ団体との連携など、学校と地域が協働して
スポーツ環境整備を進めることとなっております。
③監督者への指導等についてですが、暑さ指数の温度基準に従い練習の内容について配慮するよう、校長を通じて
教育委員会が指導しております。
④新たな
熱中症対策についてですが、学校ごとに安全に配慮した練習計画を作成しており、
教育委員会に報告がございます。また、
児童生徒席へのテントの設置等により、
熱中症予防対策を行っております。
⑤これまで処置、対応した事例についてですが、運動会及び体育大会の練習中や当日に
熱中症傾向になり、不調を申し出る児童生徒がいたことは把握しております。幸いにも軽度で、
経口飲料水を補給し、空調のある部屋で安静にすることで大事には至っておりません。また、部活動時には安全を期して救急車を要請した場合もございますが、これまでに重大な事故には至っておりません。
以上でございます。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員の再質問を許します。
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 1点目、2点目については関連する事項がありますので、3点目から再質問させていただきます。
まず、
運動部活動の
熱中症対策という中で、①なんですけど、昨日、岡田議員から
高温異常気象時における学校のルールということの質問をしていましたが、暑さ指数計を用い活動を制限し、厳重警戒時には涼しい室内で行うとの答弁があったんですが、これは全て部活動にも適用するのか、お尋ねします。
○議長(
神吉史久君) 答弁、
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 先ほど①の質問に関してですが、全て学校の活動において適用するように指導しております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 本町はこれまで多くの優秀な選手を輩出してきたんですが、それは当然、本人の才能や努力によるのもあるんですが、それに加えて練習環境や指導者によるウエイトがかなりを占めてると思うんですけど。私も20年近く競技生活を行ってきたんですが、ある一定のレベル以上の選手というのは、自分の
コンディションの持っていき方というのはわかってるんです。当然、試合当日にベストな
コンディションに持っていくんですが、そのためには何日前から練習を追い込んだり、最後には練習しながら体力を保存していくんですけど、それを追い込むようなときに、気温によって練習を休んだり、練習量を落としたり、休養をとったりしますと、当然本人にも試合、どれだけの成績が出るか、かなり不安になってくるんです。それが当日、成績不振が、それが何回も続きますと指導者との不信感を持つということはありますので、そこらはどういうふうに
教育委員会として指導者には指導してるんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 答弁、
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 先ほどの質問ですが、子供の安全を第一に指導しております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) ちょっと寂しい答弁だったんですけど。
それによって本人がどういうふうな練習をしていきたいという。例えば、指導者とはそういう練習のメニューというのは多分つくってると思うんです。それに大幅に変えるということによって、やっぱり本人の気持ち的には競技意欲がちょっと落ちるんです。そうした場合、試合の結果が出ない。それはやっぱりそうした、はっきり言うように、指導者といろんなトラブルが出てくるんですけど、それで退部するような事例もやっぱり出てきとるんです。聞いてます。やっぱり強い選手になればなるほど、指導者との意見の食い違いでそういうようなことになってますので、やはりそこら、生徒を重視したような指導者の考え方いうんが、答弁が欲しいんですけど。どんなんでしょうか。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 全ての場合ということではないんですが、今、松下議員が言われるように、全国大会で優勝を目指す選手が練習してるのも見ております。そのときに工夫してたのは、早朝練習ということで、朝の早い時間に来て練習している姿を見ております。そういう指導で
全国大会優勝という、そういった記録も残しております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) クラブに入ってる生徒のほとんどがそうだと思うんですけど、強くなりたい、うまくなりたい。それで日々の厳しい練習にも耐えてると思うんですけど。生徒の体調管理、安全管理を第一で考えないけませんけど、熱中症とかいろんな症状に対して少し過敏になってないかと思ってるんです。そこらどうなんでしょうか。
教育委員会としては。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇)
ガイドラインというのをこの後も話があるんですが、その
ガイドラインも示してますように、休養をとりながら、また部活の間の休み、休憩、もしくは給水というところを小まめにとることで、
コンディションをしっかり把握して安全に練習ができるように配慮しております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 運動関係、部活動の関係も大分変わりました。以前でしたら、運動中には水分をとるな。腹痛が起きるのでという話もあったんですけど。今ですわね、水分補給、塩分補給、
経口補水液、そこらも補給してる、かなり環境はよくなってると思うんですけど。部活動をしている方で熱中症にかかったような生徒っておるんですか。
○議長(
神吉史久君) 答弁、
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇)
先ほど教育長の答弁でもありましたように、
熱中症ぎみということで、涼しい部屋に移動して、経口補水を飲ませたり、脇にアイスノンを入れたりいうことで体温調整をして、幸いにも大事には至っておりません。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 私の認識では、ことしの5月にも運動会の練習中に各地で二十数名の児童が軽度な熱中症にかかったという話を聞くんですけど。なかなか私の中では
クラブ活動をしている生徒が熱中症、軽度の熱中症を含めて、なかなかそういう事象は聞かないんですけど。本町ではあるんですね。中学校2校あるんですけど、運動している生徒にも、熱中症いうのはかかってるんですね。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 先ほども申し上げたとおりなんですが、
熱中症気味で熱中症にはなっていないという認識であります。すぐに回復して、大丈夫だということを確認しております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 特に
小学校運動会でいろんな、さっき言いよったように全国で多数の児童が熱中症にかかってるということで、保護者の負担軽減を含めて運動会を時短する、午前中で終わるというような話も出てます。動きが出てますけど、本町の考えはどうなんでしょうか。今までどおり、6月と9月ですか、そこに運動会を実施するんでしょうか。確認したいと思います。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 2つの内容があったかと思います。
まず1つ目は、運動会の内容は整理して、少し短い方向では、今、改善が進んでおります。
また、時期に関しては、他の
学校行事等の兼ね合いありますので、当面、今の春と秋の運動会の予定で進めるように聞いております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇)
先ほど教育長から答弁があったんですけど、運動会のときはテントを設営するということがあったんですけど、他に運動会の
熱中症対策として何か運動場で、例えば、シャワーミストですか、そこらを設置してる小学校よくあるんですが、そういう対策というのは打ってないんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 答弁、
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) テントというのもかなり効果は高いとこではあるんですが、さらに
熱中症予防、また子供の体力いうことで、水分補給を意識して指導しております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 昨日、
テント設営はPTAがやるように聞いたの、これは以前からやってるんです。学校から業者には依頼はしてないんですね。PTAのあくまでも予算でやってるという理解でよろしいんでしょうか。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 播磨町が結構先進的な取り組みで、他がまだテントしてないときに、PTAから学校と協議をしまして、熱中症ということでテントを立てたらどうかということで始めさせていただいております。予算に関してはPTAが出そうということで、当時の会長が言い出したのが初めで、そこからずっと続いている次第でございます。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 答弁で聞き取りにくかったんですけど、気温は何度以上になったらいろいろ生徒に対しての措置ですか、気温が35度ですか、真夏日ですか何度ですか。はっきり聞き取れなかったんですけど。もう一度お願いします。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 気温だけではなく湿度もかかわってくることになるんですが、WBGTという暑さ指数になるんですが、おおむね気温が31度から35度に関しては厳重警戒ということで激しい運動は中止、気温が35度、暑さ指数にしますと31度になるんですが、運動は原則中止となります。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 昨年、WBGTですか、これでひっかかって中止したとかいう、クラブや運動を中止したいうのは何日あるんでしょうか。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 正確な数字までわからないんですが、サッカーに関しては屋外いうことで、サッカー協会が規定をしております。ですので、その規定に従って大会が中止になったいうことは聞いております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) それでは、1点目に行きたいと思います。
小学校教科担任制拡大ということで、今回の諮問では5年生、6年生の導入が議論されておるんですけど、各教科で最も得意とする教員が指導することによって、各クラスごとの成績のばらつきもなくなってくるということで、学年全体のレベルがアップするということで、既に
教科担任制を拡大している児童というのは、全国平均より学力が上回っているという理解でよろしいんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 答弁、横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇)
教科担任制と学力の関係性について調べたものはございませんし、本町におきましても新学習システムの兵庫型の
教科担任制を取り入れて、一部
教科担任制を取り入れてはおるんですけども、それがせいで学力が伸びたとか、学力が下がったとか、その辺のところは資料としては持ち合わせておりませんので、お答えがしにくいところかなと思っております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇)
兵庫型教科担任制は平成21年度から実施してるんですけど、本町が取り入れたのはいつなんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) 何年から全ての学校で始まったかというのは、資料として持ち合わせてはいないんですけども、今、本町におきましては全ての小学校におきまして兵庫型の担任制を取り入れてやっております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 本文の中にも書かせてもらったんですけど、小学、中学で連携して視野に入れた、中学校の教員が小学生を教えたり、あとは外部からの人材を派遣したり、そういうことは可能なんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) 今現在、小学校、中学校の連携ということで、中学校の先生が一部入ってくるいうことは可能は可能なんですけども、特に小中一貫校をやっている学校におきましては、中学校の先生が小学校へ指導に来たり、あるいは小学校の先生が中学校へ行ったりという、教師間の交流はあるんですけども、今、播磨町におきましては、学校内におきましてその教科の交換授業を行っているという段階でとどまっております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 教育長が答弁する場所におるんで聞きたいんですけど、先ほど一部の教科に兵庫型の担任制を取り入れてることによって非常に効果的やという話がでたんですけど。この
教科担任制導入についてはネット上でいろんな意見が出てます。多分ご存じだと思うんですけど。この制度は机上の空論、あるいは学校現場の知らない人たちの暴論だと言われてるんですが。何が言いたいかといいますと、これを導入することによって先生方の負荷が非常に大きくなるんじゃないかということを言ってるんだと思うんですけど、教育長としてはもう一度答弁お願いします。この
教科担任制について。
○議長(
神吉史久君) 横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) 先ほどの答弁の中で申しましたですけども、まず、
教科担任制、得意な教科を、その教科を指導するということになりますと、その教科の教材研究をすればいいと。特に小学校におきましては全教科指導するいうことになっておりますので、その前日に、次の日5教科指導するとしたら5教科分の教材研究をするということになりますので、非常に負荷もかかるわけですけども、それが算数科と理科の交換授業をして、理科は隣の先生が見てくれると。算数はそのかわり私が隣の組を教えるということになれば、その算数を自分のクラスと隣のクラスも見るということになりますから、1つの教材研究で2クラス見ることができるということになりますから、そういう意味では先生方の負荷は若干楽になるんではないかなということと、それから、得意な先生が指導するということで、子供たちにとっても得意な先生から教えてもらうというのは、ある意味苦手な先生に教えられるよりはいいんではないかと。ただ、小学校の場合は全ての教科を教えなければいけないということがありますから、どれが得意とか苦手とかそういうことを言うべきものではないかとは思うんですが。だけど人間ですから、好き嫌いはあるんだと思います。そういう中で好きな教科を好きな先生が教えるほうが子供たちにはより効果的に指導ができるんではないかなという思いは持っております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) その兵庫型担任制を取り入れることによって、中学校になった場合に、すぐに
教科担任制に戸惑わないというような意見もありましたし、複数の教員の目で子供たちの様子を見ることができると。きめ細かな指導ができると、専門性を生かした。そうすることで学力というても上がらないんですか。しっかりした定数ではあらわしてはないということですね。
○議長(
神吉史久君) 横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) 学力が上がることを期待はしているんですけれども、それをただ点数として、
教科担任制を取り入れていないときと取り入れたときの差で比較する、エビデンスとして持っていないということで、伸びたかどうかを結果として比較して検討することはできていないということがありますけども、効果は間違いなくあるんではないかなという思いは持っております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 本町は平成27年度かと思うんです。先駆けて5年生6年生に外国語活動として外国人のALTを採用してるんですけど。英語が正式教科となったら、1週当たりの各小学校の英語の実数が出てるんですけど、これは当然、英語増えるんですね。そういう理解でよろしいんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) 今現在、新しい
学習指導要領が来年2020年度から始まるわけですが、そのときから英語は本格的に教科になりまして、70時間やらなければいけないということになります。今現在は移行期間中2年間設けられているんです。その移行期間中は50時間でいいということで、本来の授業時数よりも20時間少ない授業時数でやっていると。ただ、この移行期間中というのは、特別余分な時間を外の枠に取り出して、別途授業時間を設けて授業をしなければいけないというんではなくて、総合的な学習の時間というのがあるんですが、その中で英語の時間をやってもいいということがありますので、実質、現行の
学習指導要領の枠の中で授業時間はやっていると。2020年度、来年度からは確実に英語が教科化になる分が授業時数として増えてくると。つまり35時間増えるということは、1週間の時間割りがあるんですけども、あの1コマ分が35時間ということなんです。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 平成29年度の決算報告書で、成果報告書の中、教職員については2020年、英語の教科が始まる年なんですけど、向けて夏季の休業中に研修を行い、指導力の向上を図るとあるんですが、当然これはもう実施してると思うんですが、誰が指導し、進捗はどのようになってるんでしょうか。現在。
○議長(
神吉史久君) 答弁、
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 英語教育改善プラン推進事業というのがありまして、1小学校で中央研修を受けまして、それを町内に広めるという事業に参加しております。またその他に、外国人教師、契約しているんですが、その中で教職員向けの研修を続けて、速やかに移行できるように研修を続けております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 教職員で2020年度に向けて何名の教職員を、英語をマスターさせる計画なんでしょうか。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 移行期間中である今年度まで小学校は全教員を対象にして英語科の教育研修を積んでおります。また、今年度は専門教員による
英語教科化ということで取り組んでおりますので、その専門の先生と担任が一緒に授業を受けている形で、実際の授業を通じて研修をしております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 今の答弁は、英語の元教員の方を採用して、その教職員に英語の指導をされてるという理解でよろしいんでしょうか。外部からの派遣ですね、今教えてる人は。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 今年度に関しましては、国から、また県におりている事業で、県から加配ということで、教員をさらに加配していただいて、英語の免許を持った専門教科の先生が一緒に授業をしている次第です。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 全て、4小学校回ってると思うんですけど。何名の人が指導を行ってるんですか。1名ですか。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 県の事業になりますので、その時間数になるんですが、実際には2名の教員を加配していただいております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 先ほど全教職員の方対象ということだったんですが、全員の教職員がマスターすることは多分難しいと思う。移行期間に。全教職員の何%ぐらいを目標値としてるんでしょうか。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 当然、小学校の教員というのは1年生から6年生、どの学年も持つことが前提となっております。ですので、全員がそういったことができるというのが理想ではあるんですが、実際、小学校でも英語の免許を持っている教師もいます。かなりレベルの差には開きがあると思いますが、今後それもずっと詰めていけたら。また、国のほうでその免許制度についても施策があるというふうに聞いておりますので、それも今期待しておるところであります。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 英語の教科化も含めて、
プログラミング教育も1年を切っているんですけど、
プログラミング教育の授業、使う教材というのはどういうものがあるんでしょうか。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 今、主に3、4年生では、スクラッチというプログラミングソフトを使って教育しております。また、4年生になりますと、まだ今始まったばかりなんですが、ドローンによるそういった実証を行って、そのプログラムがどのように生かされるかというところをしております。
また、5、6年生になりますと、算数及び図画工作の授業に連携していうことで、多角形をプログラムでつくったり、幾何学模様を製作したりという作業も行っております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) スクラッチやドローンは予算が多分できてると思うんですけど、これ全て、5、6年生の算数に関しても、今はもう進捗はかなり進んでるんでしょうか。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) まだ始まったばかりではあるんですが、順調に進んでいると聞いております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) それでは、④に移らせていただきます。
日本語指導が必要な
外国人児童生徒ですけど、中学校で1名、小学校で4名、幼稚園で1名ということになってるんですが、この対象になってる人全てが特別の教育課程による
日本語指導を受けているという理解でよろしいんでしょうか。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 県の事業とかを利用しまして、今、主にはポルトガル語による指導が1名、それとスペイン語が3名、多文化共生サポーターという事業で日本語教育をしております。ただ、その日本語の上達ぐあいによって頻度が違っております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 対象になった人を今聞いたんですけど、これは児童生徒の状況によっては特別の教育課程というのは設けてるんでしょうか。設けなくて、午後に
日本語指導を行うことも考えられると思うんですが。この
日本語指導というのは放課後行ってるんでしょうか。特別の教育課程というものを設けて。そこらお尋ねします。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 学校によって時間をいろいろ工夫されているんですが、例えば、日本語の国語の授業が非常に難しいということで、その国語の授業を日本語教育いうことで取り出して、別の部屋で日本語を勉強したりということで取り組んでおります。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 今後、海外からの転入生についてもやっぱり考えられることなんで。近い将来そういうような事態が起こり得る可能性もゼロではないんで、どのような事態にも対処できるような準備も必要だと思うんですけど、
教育委員会としての考えは。どこからの転入生が来てもそれは対応するという理解でよろしいんでしょうか。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 現在、県のサポーター事業、また町もしておるんですが、それをさらに充実させていく方向で検討していきたいと考えております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) それでは、2点目の総授業時数と
授業日数確保についてに移らせていただきます。
小学校5年生で980時間、196日。小学5年生については標準より非常に多いと。日数で比べると標準どおりということを理解しました。中学校1年生になると1,015時間、195日ということで、これも授業時数としても多いほうじゃないかということで、授業日数としては標準が196日から205日となっているんで、若干少ないんかなと。これを見ますと、中学校2年生というのが5日間トライやるウイークをやって、体験活動をやっとんですが。中学校2年生は単純にいえばこれより5日間授業日数が少ないという理解でよろしいんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) 先ほどの答弁でお答えをいたしました中学1年生が1,015時間で195日といいますのは、実際、1つの教科は35時間、年間でするということになっているんです。そうすると35時間が、週5日間ありますので、1週間に1つ、35時間枠のこまをとるとしたら、35掛ける5日で175日、最低175日必要ということになります。175日の上に、この195日、このたび中学1年生はありますので、ということは20日ほど余分の日があるということなんですけど、その20日ほどの余分の日に、1日の学校行事というのがあるんです。それは運動会とか、卒業式とか、要するに授業をしない日というのがその中に組み込まれていきますので、授業以外の日はそれだけ余分の日はあるんですけども、ぎりぎりのところで、195日というたらもうぎりぎりのところに違いないんです。トライやるウイークも195日の中にカウントされておりますから、別にそれだけ日数を減らしてるというわけではないんです。だから195日の中にトライやるウイークが5日分あるということは、5日減らすと190日ほどありますので、175日の35時間の授業をしていくのには、今のとこ足りている。だけど、いろんな行事をやっていくともうぎりぎりの中で195日は消化していかなあかんというのが現実あります。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇)
文部科学省の調査、全国の小学校、中学校の授業日数というのが出てました。聞きますと、結構どこの自治体も時間数も増やしたり、いろんな工夫して。1時間の45分を週何回60分にしたり、中学校は50分を1時間にしたり。ことしは例の新天皇即位ということで10日間、通常で3日間ぐらい授業日数が減ると思うんです。これでもことしも、175日と先ほど答弁があったんですが、それを加味すると十分いけると思うんですけど、他の自治体とかは結構授業時間数をかなり増やしたりしとるんですけど、それは本町の
教育委員会ではその考えはないんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) 現在、教育課程の今年度分の報告を各学校から上げていただいているんですが、その中でずっといろんな行事も全部ひっくるめて、この195日の中で消化できるということで、報告いただいております。したがって、特別何かなければ今のままの状態でやっていけるということなんですが。
ただ、インフルエンザとかいろんな台風等による臨時休業があったりしますと、それが非常に難しくなってくるということ起こりますので、その場合には、夏季休場中に1日分とるとか、臨時的にそういう措置をしなければいけないということは生まれてくるというふうに思います。今現在ところはこの状態でいけるということでお答えさせてもらっております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 一昨年やったかインフルエンザで学年閉鎖、学級閉鎖、かなり各小学校出たんですが、あのときは当然、夏季中の授業というんはいけたんでしょうか。それとも大丈夫だったんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) それにつきましても、年度末に授業時数をカウントした分を報告してもらっております。どの学校におきましても全て大丈夫だということでクリアしておりますので、こちらでも確認させてもらっております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) それでは④、小学校での新
学習指導要領で増える授業時数というのを聞きました。小学校3年生、4年生でプラス35時間という話だったんですけど。それで、先ほど言ったように5、6年生は授業時数は70時間となるという話を聞きましたけど。移行期間、小学校は2年です。中学校の場合は移行措置というの3年なんですけど。この2年と3年の違いで何か
教育委員会としての変化点てあるんでしょうか。取り組み方で。
○議長(
神吉史久君) 横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) 小学校におきましては、明らかに2020年度から授業時数が増えてまいりますので、その分につきましては、移行期間中にそれなりの工夫をしていただくということになりますけれども。中学校におきましては1,015時間から、現行の
学習指導要領から全く変わらないということで、特段、授業時数についての工夫をしていただいてるということはありません。ただ、移行期のこの期間中ですので、移行期のこの期間中に新たな教科のあり方というんですか、学習のあり方というのを検討していってもらうという期間になります。
具体的に言いますと、例えば、授業の教え方が変わってきます。大きくは主体的、対話的で深い学びという、アクティブラーニングという言い方では言うてないんですけど、そういう教え方をしていると。子供たちが主体的に学んで、そこで会話をしていったり、会話をしながら、そして学びを深めていくというような授業のあり方そのものも考えていかなければいけないというふうになってきます。あるいは読書が非常に重要視されてまいります、読解力が問われてまいります。それとか、社会とつながっていくいうんですか、社会に開かれた教育課程いうんですか、そういうものも求められてまいります。そういう中で、今よく進められているのが、学校と社会とが協力していくようなそういう取り組みというのが求められるようになってまいりました。そういう2020年度、2021年度に向けた取り組みを考えていくというようなことが必要になって、この移行期に考えていただいているということでございます。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) ⑤で中学校の移行措置や先行の実施期間での課題ということで、変更もないので課題もないと言われたんですけど、やっぱりさっき教育長が答弁されたように、移行した場合、教員に対しても教員の資質とか能力も、やっぱり育成も必要と思うんですけど、別に事前の移行処置の間は何もしないという理解でよろしいんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) 何もしないんではなくて、しっかりと移行期の間に、2020年度から始まる新しい
学習指導要領に向けてしっかり読み込んでいただいて、学習のあり方を考えていっていただく期間であるということでございます。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) もう一度聞きますけど、この新
学習指導要領を移行すれば、教員がかなり研修を受けるような場面はないんでしょうか。教員の研修というのは必要ないんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) この新
学習指導要領についての伝達講習というのはございました。それを先生方に伝えていく。あるいは先生方がこの新しい
学習指導要領を理解するような研修というのはございます。具体的にこれをどうしていくのか。中学校でしたら教科がありますので、教科ごとに研修をしていっていただくと。特段、取り出しての研修というのは、今のところは考えてはおりません。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 移行しても教員というのは現在の定員で十分賄えるというんでしょうか。教員が足りないという事態は起こらないのでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) 現在のところ、新
学習指導要領に変わったからといって教員が、定数が変わるということは聞いておりません。ただ、英語ではそういうふうにして教員が加配されたり、あるいは定数が変わってくることは、こちらとしてはそうあってほしいなという思いは持っておりますけども。特段、それによって教員が変わるというふうなことは聞いておりません。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 今後、いろいろな新しい事業が増えてきて、先生方も非常にマンパワーが必要になってくると思うんですけど、
教育委員会としては十分のケアしてほしいんでしょうか。そこらいかがでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 横田 一教育長。
○教育長(横田 一君)(登壇) 先生方の働き方改革に向けては、
教育委員会としても取り組まさせていただいております。また、現場におきましても、日々どうすれば少しでも先生方の負担を軽減しながら取り組んでいけるかというのを考えていただいているところです。その教育現場への
教育委員会として教育を惜しむことはなくやっていきたいと思っております。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君)(登壇) 今回は3点とも
教育委員会に関する質問でしたけど、教職員の方も含めて未来ある子供たちのために当局においては前向きな取り組みを期待して終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(
神吉史久君) これで、新政会、
松下嘉城議員の質問を終わります。
しばらくの間休憩します。
休憩 午前11時03分
…………………………………
再開 午前11時14分
○議長(
神吉史久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、公明党、木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) 通告に従い3項目の質問をいたします。
1、交通弱者の移動支援について。
近年、高齢運転者による重大な交通死亡事故などが相次ぎ、高齢社会と人口減少社会に突入している今、生活交通の問題は大きな関心事であり、社会問題化しています。
交通ジャーナリストの鈴木文彦氏の話を引用させていただきますと、生活圏内に移動を伴って生活利便施設にアクセスできることが、地域に住み続けられる条件なのである。高齢者を中心とする運転免許を持たない層、しばしば交通弱者、移動制約者などと表現される層の移動手段の確保は、既に30年来の課題であった。近年は高齢者の多くが運転免許を保有する時代となり、1世帯に数台普及した結果、とりあえずマイカーで生活交通のほとんどを賄うことが可能なように見える。しかし、今後大丈夫なのだろうか。高齢ドライバーが増加した結果、高齢者が絡む交通事故が急増している。現実的には仕方なく運転を続けているという高齢者も少なくないなど、現状と将来に警鐘を鳴らしておられます。
また、国土交通省が平成29年6月に高齢者の移動手段確保のための制度と地域の取り組みモデルについて整理・開設したパンフレットも公表し、これらに関する検討会の中間取りまとめもあわせて公表しております。
以上のことから、本町においても以前より長きにわたり、コミュニティバスなどの交通弱者支援に向けての協議、検討、調査などを行い、今日に至っていることは承知しております。
しかしながら、現実にそう遠くない先に何か形としての具体策を決めていかなければ将来の不安に対応できないと強く思っているところです。
そこで伺います。
①これまでの本町での取り組みの経緯や経過は。
②なぜ実現に至っていないのかなどの問題点や課題は。
③今後の移動支援の方向性などは。
2、新生児の聴覚検査について。
生まれつき両耳に難聴がある新生児は、1,000人に1人から2人とされ、早期に発見して適切な療育を受ければ、言葉の発達への影響を最小限に抑えることができると言われています。新生児聴覚検査は、先天性難聴の早期発見に有効として国が推奨していますが、検査を受けるかどうかは任意としています。国は全ての新生児の聴覚検査の実施に向けて全国の自治体に積極的な公費助成を求めているものの、初回検査の公費負担を実施している市区町村は、平成26年度で全体の1割にも満たない6.3%。平成29年度で22.6%との厚生労働省の新生児聴覚検査の実施に向けた実施状況等についての調査結果があります。
また、日本産婦人科医会の新生児聴覚スクリーニングマニュアルでは、聴覚障害は早期に適切な援助を開始することによってコミュニケーションの形成や言語発達の面で大きな効果が得られるので、早期発見が重要です。近年、新生児期でも正確度が高く安全で、かつ多数の子に短時間で簡便に検査が実施できる検査機器が開発され、新生児聴覚スクリーニングが可能になりました。平成17年には本邦の出生時の約60%が聴覚スクリーニングを受けていると考えられます。また、出生時に何ら異常を示さない子は検査を受ける機会がないため、全新生児を対象に検査を行う意味があると考えられるとしています。
平成31年4月1日現在、県下の公費負担状況については、約半数の自治体が公費負担を実施しています。
本町でも新生児の健やかな成長を願い、全ての新生児を対象とした難聴の早期発見と適切な療育を促し、新生児の聴覚検査の公費助成と検査体制の整備に向けた検討を願うものです。
①本町の新生児聴覚検査の実施状況とあわせて見解を伺います。
3、国際化に向けた英語教育の取り組みについて。
我が国の国際化が日々進展する中、これからの時代を担う子供たちが、外国の人々に対して恐れや偏見などを持たずに、同じ人間としてわかり合え、時には議論や励ましを送り合う。そのような関係を結び合えればすばらしいことだと思います。
しかし、我が国は島国であり、本町も一般的にいって日常的に外国人と接する機会はまだまだ多いとは言えません。
そのような中、30年以上前から総務省、外務省、
文部科学省と一般財団法人自治体国際化協会の協力によって続けられてきたプロジェクトにJETプログラムがあります。
このプログラムは、世界各国にある大使館などの在外公館などにおいて、日本で英語を教える若い人たちなどを募集、面接し、旅費や給料を日本が保証した上で招聘する事業です。現在では、54カ国から約5,500人の若者が日本全国で活躍しています。基本は1年間の期間ですが、最長5年間プログラムに参加することもできます。
彼らは、日本の文化にふれ、ますます日本が好きになり、帰国後もさまざまな形で日本と母国とのかけ橋になっています。
招聘する業種は、ALT(外国語指導助手)、CIR(国際交流員)、SEA(スポーツ国際交流員)の3種類ですが、そのほとんどはALTによる招聘です。
このALT(外国語指導助手)は、小学校教師や中高等学校の英語教師とともに英語の授業に加わり指導を行いますが、中には学校の諸活動にも積極的に参加し、子供たちと日常的なふれあいを持つ場合もあります。
ご存じのように、小学校においては、新
学習指導要領の全面実施が2020年4月に控えており、2019年度まで3、4年生の外国語活動、5、6年生の教科としての外国語が先行実施されています。そのような中、ネイティブスピーカーの発音を子供たちに聞かせることは大変有効であり、本町の子供たちが直接的に外国生まれの人とふれあう体験は、国際人を生み出す意味においても貴重な教育になるのではないでしょうか。
なお、彼らを任用した市区町村などの地方自治体は、その人数に応じて国から普通交付税に加算、1人当たり約500万円がされます。しかも、近年は日本文化への関心の高まりによって応募する外国青年も多く、選抜により来日しますので、自治体の必要人数は100%満たされ、その質にも定評があると伺っております。
現在、全国においては、群馬県高崎市のように市内の小中学校1校に1人の割合で任用している市もあります。
①そこで、本町の小学校においても、2020年度からの新
学習指導要領の全面実施を見据えた、また各学校での生き生きとした国際教育の展開を期待する意味からも、1校に1人をとの目標に、このJETプログラムによるALTのさらなる任用を検討し、将来の国際人を育んでいく土壌づくりのためにも英語教育の充実を図るべきであると考えますが、見解を伺います。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(
神吉史久君) 答弁、清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) 公明党、木村晴恵議員の1点目のご質問、交通弱者の移動支援についてお答えいたします。
①これまでの経緯や経過についてですが、コミュニティバスの実証運行につきましては、平成28年度、平成29年度と実施事業者の選定に至らなかったことから、平成30年4月に町内関係部署による交通弱者対策検討会を立ち上げ、今後の方向性について検討を重ねてまいりました。検討会においては、町内事業者の送迎用バスをあいている時間帯に利用できないか。また、買い物支援として町内店舗による送迎サービスが導入できないか等、民間企業やNPO法人との連携など、多角的に検討を行いましたが、相手方との協議の中でさまざまな課題があり、残念ながら実現には至っておりません。
②実現に至っていない問題点、課題ですが、事業者の送迎バスに関しましては、本来、不特定多数の乗車を想定していないことから、保険や事故時の責任等について懸念されるご意見があり、買い物支援につきましては、本町エリアだけでは収益性に欠けるところや、送迎用車両準備に当たり協賛者が見つからないという課題がありました。また、NPO法人との連携につきましては、既存路線との兼ね合いもあり、どのような運行が可能か、引き続き協議を行っているところです。
③今後の移動支援の方向性につきましては、引き続き本町にふさわしい移動支援を検討するとともに、公共交通につきましては、全国的にも課題となっていることから、今年度は近隣2市2町で広域的な取り組みに関する調査研究を行う予定としております。
2点目のご質問、新生児の聴覚検査についてお答えいたします。
近隣の産婦人科医院は、現在、ほとんどのところが出生時にスクリーニングを行っております。また、新生児訪問、乳児健診において実施の有無を確認し、未実施の場合は早期の受診を進めております。
3点目のご質問、国際化に向けた英語教育の取り組みについてお答えいたします。
本町においてはJETプログラムではございませんが、中学校では1校に1人のALTを派遣しており、移行期間中である小学校では、
教科担任制で専門の教員を配置し、ALTの派遣も行っております。今後も中学校には1校1人、小学校においても授業で必要な時間数のALTの派遣を考えております。
以上でございます。
○議長(神吉史久君) 木村晴恵議員の再質問を許します。
木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) それでは、まず最初に交通弱者の移動支援についてからさせていただきます。
この6月定例会で6人の一般質問がありまして、その中で4人が交通弱者対策に関するというのは住民の方々のコミュニティバスに対しての関心が大きいということと、また高齢者、障害者、免許を持たない方の不安も多く、住民のニーズが高いということも、当局もご承知されていると思って再質問をさせていただきます。
まず、昨日からの3人の議員の質問の中でも、地域公共交通会議の中でいつでもどこでも誰でも停留所に行けば乗れるということで進められているということで、新たな方法も考えながら実証運行については検討していきたいという答弁をいただいております。過去4回現実に至っていないというのは、どこがどのようにという、ご答弁もいただきましたけれども、まず事業者に保険とか事故等の懸念とかいろいろお聞きしましたけれども、今考えてらっしゃる3点の、NPOとか3点でましたけれども、やっぱりその方々も保険とか、また事故等の関係することも大きな、前に進まないというのが理由になっているんでしょうか。
○議長(神吉史久君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) 先ほど申し上げました交渉相手の3件につきましては、それぞれ置かれている環境も違います。また、対象者も違うということで、それぞれ違う課題を持っているというところでございます。
先ほど申し上げました、いわゆる町内事業者の送迎バス。これにつきましては、やはり社員の方々を対象として送迎しているバスでございますので、これを不特定多数の人に提供するに当たっては、やはり先ほど申し上げましたように保険等、いろいろな課題があると思っておりますし、またそういうことが1つの大きな課題ともなっております。
○議長(神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) それでは、この3点はなかなか前には進みにくいという私の理解でよろしいんでしょうか。
○議長(神吉史久君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) 担当がそれぞれの相手先に対しまして協議を重ねてきております。全てだめということではなくて、先ほど申し上げましたものにつきましても、対象者はそれぞれ限られております。NPO法人にしましても、まずは例えば、会員を中心とした運行とかいうことも言われておりましたので、それを今後不特定多数の方々にどう広げていくかということ。これについては、運行の方法とか、また対象者の拡大とか、いろんなまだまだ協議をしないといけないところがあると思います。
だから、とりあえずはこういったものというものもぜひ協議は、これからも継続して協議をしていくと。それプラス、先ほど申し上げましたように、いつでもどこでも誰でも停留所に行けば乗れるという、こういうものもやはりどういった形であるべきなのかということも含めて、またどういった形が可能であるかということも含めて協議をまた進めていきたいということで、それで今具体的に動き出そうとしておりますのが、1町だけでこの問題を解決するのではなくて、もう少し広域で2市2町、できれば3市2町でコミュニティバスが運行できればそれにこしたことはないと思っておりますけれども。
○議長(神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) 今、広域で2市2町でというお話ありましたけども、加古川市も高砂市もコミュニティバスを持っています。やっぱりそこら辺も、播磨町、希望として今までいろんなところで希望として播磨町にも乗り入れというお話もさせていただいて、また町のほうも努力されて、まだまだそこまで至ってない状況ですけれども、そういうコミュニティバスも、加古川市、高砂市のコミュニティバスも含めての広域でやるということには関係あるんでしょうか。
○議長(神吉史久君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) 以前、播磨町から両市に、明石市また加古川市に打診いたしましたのは、それは播磨町として播磨町にコミュニティバスが入ってきていただいた場合にどれぐらいの負担になるのかと、播磨町がどれぐらいの負担をすべきなのかとか、そういうことについて試案を出していただいたりもしたんですけれども、今回の場合は、県民局ができましたら中心になって、こういう事業について県民局単位で広く実施ができるように考えていただけないかということで、今、動こうとしております。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) 確認です。理解ができてないところを確認させていただきますけども、じゃあ今ある加古川市、高砂市のコミュニティバスもそこに1つ含めているということを理解してよろしいんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) 2市2町の場合は、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町です。また3市2町というのが、いわゆる県民局単位の場合は3市2町になります。それぞれ3市におきましてはもう既にコミュニティバスが運行されております。ですから、それぞれの市においても全ての市の中のエリアを網羅しているというふうにはなっていないと思うんですけれども、そういうとこも含めて研究しながら、そして播磨町も決して町内だけで全ての用事が完結するわけではなくて、医療センターに行かれたりとか、かなり経済圏が一緒ですので、お買い物にしても、また医療にしても、この2市2町もしくは3市2町の中で移動されてる場合というのも多いと思います。ですから、利便性を考えましても、やはり小さなまちの中だけを移動するんではなくて、もう少し広範囲でそういうことが、相互乗り入れといいますか、可能になれば、より利便性が増す、この地域でのコミュニティバスの運行になるのではと期待しております。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) そうなればいいなと思うのと同時に、今あるコミュニティバス以外に何かを、そういう協議される中で考えられてるものってあるんでしょうか。広域の中以外で。
○議長(
神吉史久君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) それは先ほどから質問の中に出てこられました交通弱者とか、また運転免許証の返納の部分ですか。
○議長(
神吉史久君) 町長、恐らく木村議員はTacoバスとかかこバスといった、今ある各市のコミュニティバスを使って2市2町なり3市2町で何か交通ルール網をつくるという考えなのか。それとも、それとは別に新しいものをつくるという考えなのかという確認をされてる。その辺りの答弁をお願いします。
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) コミュニティバスの広域での運行につきましては、まだ本格的に調査研究、また協議が進んでいるわけではございません。本当にスタートラインに立ったという段階だと思いますので、これから播磨町もそうした中でいろいろと意見も、また希望も言わせていただくことになろうと思います。ですから、もう少し具体的な形が見えてきましたら、また議会、また住民の方々にご報告する機会というものも設けたいと思っております。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) 住民の方々が、やっぱりこれだけの多くの議員がこういう交通弱者に対しての一般質問をするということは、住民の方々からの今までずっと待ってるけれどもどうなってるんだという、そういうお話があっての中でさせていただいてるんです。今、検討してますからもうちょっと待ってくださいねといったら、じゃあどこまで進んでるんだろうという、やっぱり私も思いますし、住民の方々皆さん思って、関心を持たれてる方は思ってらっしゃるんです。今、聞いてる中では本当に進んでない。今からまた新しくそういう方向性でやるんだなというのを感じるんですけども、どこら辺まで、何%ぐらいまでいってるんかなと思ってたんですけど、今の状況では本当に取りかかったとこぐらいまでなんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) 2市2町でつくっております東播臨海広域行政協議会、これは首長もそうなんですけれども、各議会の議長もその一員でいらっしゃいます。ですから、行政だけではなくて議会からも議長を通じてそういった場でご意見等も言っていただくという機会はございますので、また、議員からいろいろご意見がございましたら、そういうルートを通じてご意見をお伝えいただければいいんじゃないかなと思っております。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) まだまだ先が見えてないのもわかるんですけれども、広域でやるから、自分たちだけではできないのもわかります。でも、播磨町としてやっぱり住民のためにいつぐらいまでにはちゃんとやっていきたいなという、そういう構想というものは今現在はあるんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) これはもう10年越しの課題でございます。もう10年ほど前に議会にも提案させていただきました。残念ながらそのときに実現はいたしませんでしたけれども、こういった今の社会情勢から考えますと、よりこういった公共交通というのが必要になってきてると思っております。
町といたしましても、先ほど申し上げました担当グループで、いろいろな相手先に対して交渉もしたり、協議も、これも同時並行で続けながら、また新たな仕組みというものも、先ほど申し上げました広域の中で実現できればと思っておりますので、1つだけの施策をやっているということではなく、また同じところに立ちどまっているわけではなくて、やはり前に進みながらいろんなものを模索していってるということをぜひご理解いただければと思います。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) それでは、播磨町でもできるようなということで、昨日からタクシー券というお話も出ておりましたけれども、昨日の、計算されたということで65歳以上の方が1万人ぐらいいらっしゃる、その方たちに1万円ということで1億円になるというお話は聞かせていただきましたけれども、65歳じゃなくて75歳、80歳の方たちにという、そういう計算はされてたんでしょうか。もしもされてたら金額的なことも出されてるのかなと思うんですけども、お聞きしたいと思います。
○議長(
神吉史久君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) 6月1日現在で65歳以上の方が9,335人いらっしゃいます。そして、それが75歳以上となりますと4,525人という数字を聞いております。ということは、65歳以上を対象とするのではなく、もう少し年齢を上げていくとか、またその条件を少し変えていく、絞っていくということになりましたら、そういった補助の仕方というのも考えられるのかなと思うところでございます。
今、重度障がいの方には500円のタクシー券を50枚お渡ししておりますけれども、そこまではなかなかいかないかもわかりませんけれども、今後、そういったことも含めてどういった年齢に対して、どういった対象者に対して、そういう施策が必要になってくるのか。それと、交通弱者となりますと、それは高齢者だけではなくて、いわゆる子育て中の家族というのも対象になってくると思います。ですから、高齢者だけを考えるんではなくて、やはりそういった年代層も同時に考えていかないといけない。
それから、いわゆる今社会的に問題になっております高齢者ドライバーの運転免許返納。これにつきましても、来年、ふれあいの家が終了いたしますので、またこれの代替策というものも考えていかなければならないと思っております。
ですから今まだ絞り切れておりませんけれども、来年度予算に向けましてどういった方策が今の社会情勢に少しでも合致するのか。また、そういった交通弱者と言われる方々を救うことができるのかということは、いま少しお時間をいただきまして検討させていただきたいと思っております。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) ぜひ本当に早い、この町で考えてできることだと思いますので、早い時間、本当に来年度予算までそれができればいいかなという大きな希望を持ってるんです。今言ったように住民の方に待たせているその期間、何かの代替としてそういうのができればいいかなと思っているんです。
今、免許返納者の方のお話も出ましたけれども、証明書を見せれば、これも昨日、私知らなかったなということで、本当に認識不足もあったんですけども、タクシーに乗れば1割り引いてもらえるという、そういうのも知ってる人が町内の方に少ないと思うんです。ですからそういう周知なども、広報はりまとかでしていくのも大事じゃないかなと思ってるんですけども、その辺はどうなんでしょう。
○議長(
神吉史久君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) 運転免許証の返納者に対して、今の制度で十分なのか、今の制度が魅力ある返納になるのかということも含めまして、また新たなものをつけ加えるとか、代替策を考えるとか、そういうことをしていかないといけないなと思っております。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) 本当にたくさんの議員が同じことを聞き、昨日まで同じことをこちらから聞き、同じことの答弁のずっと繰り返しでしてて、今日も同じことかなと思ってはおりましたけれども、少し前に進んで、本当に予算的にもしっかりと考えていただきたいと思っております。
それでは、次に移らせていただきます。
新生児の聴覚検査についてですけれども。ほとんどのところがスクリーニングを行っているというのは承知しております。播磨町としても平成28年度、平成29年度として見たときに、全員がしてるのか、そこら辺までしっかりちゃんと見ていただいてるんでしょうか。お聞きしたいと思います。
○議長(
神吉史久君) 答弁、上田淳子
すこやか環境統括。
○
すこやか環境統括(上田淳子君)(登壇) 播磨町においてですけれども、新生児訪問であるとか、出生時の届け出表の機械を使って聞くようには、確認をしております。そのうち、約9割以上は確認ができておる状態でございます。どうしても里帰り出産であるとか、そういった場合はわからない場合はございます。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) たしか平成29年度ですけれども、お聞きした中で、大体聞き取りなんかで、できた方は100%までいってる。でも生まれた赤ちゃんが全員かといえば97.6%までなんです。じゃああと200人生まれたとしても10人は超えませんけれども、そこら辺のところが、全員が里帰りをされてるかどうか。またそこもしっかりと見ていかないと、播磨町としてやっぱり子育てに力を入れてますので、大事なところだと思うんですけど、どうなんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 上田淳子
すこやか環境統括。
○
すこやか環境統括(上田淳子君)(登壇) 把握するということは大事なことだと思っております。なるべく機会をつかまえて聞き取り調査をして、もし不安があるようでしたら、またその先のご相談を受けるような支援をしていきたいなというふうには思っております。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) この97.6%、あと残られた方の2.4%、その方たちの状況ってわかってるんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 上田淳子
すこやか環境統括。
○
すこやか環境統括(上田淳子君)(登壇) 現在、そこまでの調査は実施していない状況でございます。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) していただきたいと思いますけど、どうなんでしょう。
○議長(
神吉史久君) 上田淳子
すこやか環境統括。
○
すこやか環境統括(上田淳子君)(登壇) 今後、どういったところで実施できるかということを、近くの市町もあわせて協議をしながら考えていきたいなというふうには思います。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) 近くの市町もあわせてなんですけども、播磨町としてどういう考えでやっていくかということが大事だと私は思っております。新生児の聴覚検査の目的や検査方法について、保護者とかまた関係者に対していろんなあらゆる機会を通じて周知徹底を図ることが大事だと思っておりますので、そういう方向性でやっていただきたいという大きな大きな期待をしておりますけども、どうなんでしょう。
○議長(
神吉史久君) 尾崎直美理事。
○理事(尾崎直美君)(登壇) 新生児のスクリーニングというところで、先ほど上田統括が説明しましたように、把握し切れていない人数があるということですけれども、その後のさまざまな健診、あるいはそういう相談の際に、聴覚の検査が済んでいるかどうかの確認というのは、当然、可能ですので、そこはあすからでも保健師にそういうところの確認をするようにということはさせていただきたいと思います。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) それでは、1人も取り残さないという方向性で、そういう方向で進めていただけたらと思っております。
それでは、3点目の英語教育の取り組みにてついてお伺いします。
これも、先ほど松下議員から詳しく英語に関してのお話も聞かせていただきました。その中で1点だけ、小学校の3、4年生が年間15時間で、2020年から35時間になるとお伺いしております。5、6年生が移行期間が50時間で70時間になるということで、総合的な学習の時間で行われるということなんですけども。確認なんですけど、それに時間をとられて、他の時間帯が足りるのか、足らなくなってしまわないのか。そこら辺をもう一度お伺いしたいと思います。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 授業数に関しましては、カリキュラムに関して計画、今後していく予定です。それに関しては問題ありません。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) それでは、夏休みを短くしないといけないとか、空調の関係もありますけれども、しないといけないとか、そういうところまでは大丈夫ということを確認させていただきたいです。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 現状としてはそれをしなくてもできる予定ではあります。ただ、
先ほど教育長も出ましたように、教育課程審議会の答申もありますので、またそれによって夏休みの動向は変わってくるかと思います。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) それでは最後に、本当に子供たちに英語を教えるに当たって、ちゃんと万全であるという状況をお聞きしましたけれども、1点だけ、ネイティブスピーカー、外国語の方の母国語をしっかりと子供たちが耳に聞くというのもすごく大事なことだと思うんです。その辺のお考えをお聞きしたいと思います。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 現在なんですが、ALTの活用なんですが、幼稚園の5歳児で学期に1回程度派遣しております。また小学校1年生、2年生に関しても月に一度程度はしております。幼稚園から小学校、また中学校へと英語が楽しく学習できる環境を、今後も継続して努めていきたいと考えております。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) 子供たちが外国の方と会って、そういうのを聞いて、楽しいというお声は聞くんです。それと同時に学習としても、そういう機会が高学年になるほど多く機会をとっていただきたいなという思いでさせていただいてるんですけれども、その辺はやっぱり今の現状のままでやっていかれる、先ほど答弁いただいた現状でやっていかれるということなんでしょうか。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君)(登壇) 本日、英語教育のことで時間数が増えるということも出ております。それに応じて増える時間数にも対応できるようにALTの配置に関しては充実する方向で今後検討していきたいと考えております。
○議長(
神吉史久君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君)(登壇) ではこの3点お伺いしました。大いに期待しまして質問を終わります。
以上です。
○議長(
神吉史久君) これで、公明党、木村晴恵議員の質問を終わります。
これで、一般質問を終わります。
しばらくの間休憩します。
休憩 午前11時55分
…………………………………
再開 午後 0時57分
○議長(
神吉史久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
……………………………………………………
◎日程第2 議案第10号
物品購入契約締結の件
……………………………………………………
○議長(
神吉史久君) 日程第2、議案第10号「
物品購入契約締結の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
浅原俊也理事。
○理事(浅原俊也君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第10号「
物品購入契約締結の件」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
播磨町立小学校のパソコン教室において、現在使用しているパソコンなどの保守期間及びメーカー保証期間が既に終了しております。
また、ソフトウエアのサポートが令和2年1月に終了予定となっていることから更新するものでございます。購入に当たりましては、
播磨町立小学校パソコン教室デ
ィスプレイ等購入の郵便応募型条件付一般競争入札の公告を、去る5月8日に行い、5月28日に入札を行いました。
結果はA3横長の参考資料をごらんください。
1ページ左側の入札結果表のとおり、1者の応札があり、株式会社ニチワ姫路支店が2,320万円で落札いたしました。したがいまして、本議案書1ページのとおり、2,505万6,000円、うち消費税及び地方消費税の額185万6,000円で、姫路市本町127番地、株式会社ニチワ姫路支店、支店長、浜 義弘と契約を行いたく提案するものでございます。
購入機器等の概要ですが、参考資料1ページ右側に掲載しております。各小学校への設置台数等は、4の(1)から(10)に記載のとおりでございます。
なお、納入期限は、令和元年9月30日までとしております。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
神吉史久君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
河野照代議員。
○9番(河野照代君) 今説明にありました、株式会社ニチワ姫路支店、たった1者の応札であったと説明ありましたけれども、入札が1者だけというところの点について、1者なんですか。そのことに関しまして、播磨町はこの1者だけの応札ということに関しましてどのように捉えておられますでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 浅原俊也理事。
○理事(浅原俊也君) 本町の行っている郵便応募型条件付一般競争入札は、入札参加資格を有している、つまり条件に該当しているもので入札参加意欲のある者は、誰でも参加できる制度でございまして、入札参加者は指名競争入札に比べて不特定多数となることが予想されるわけでございます。どの程度有効な入札参加者があるかは、その入札を実施するまでは正確な数はわからなく、また概要や入札参加資格を公告により明らかにして、広く公募をしており、当該入札に参加意欲のある有資格者が参加できる制度となっておることから、入札参加意欲のある者の入札参加機会は十分に確保されております。したがいまして、入札参加者数というのは結果でありまして、その結果、入札参加者が1者の場合であっても入札における競争性は確保されており、それを無効とするに足りる要件はなく、一般的にも有効な入札であるとされております。
○議長(
神吉史久君) 河野照代議員。
○9番(河野照代君) 入札の参加資格の保有の業者、たくさんあると思うんですけれども、先ほどから何回も繰り返されました参加意欲のある企業、会社とおっしゃいましたけども、何者あって、参加意欲があるかないか、たった1者であったというところは、播磨町が発信しているものに何か原因があったのかなというような考え方はなかったですか。
○議長(
神吉史久君) 浅原俊也理事。
○理事(浅原俊也君) このたびの参加要件といたしましては、播磨町の入札参加資格名簿に物品サービスという部分に登録されておること。それと、本店または契約締結権限を委任する支店、営業所等の所在地が兵庫県内であるという条件をつけております。それに該当するものといたしましては、合計で532者あるんですけど、そこでどの会社が意欲があるとかないとかというのは、こちらでは全然わからないということでございまして、逆にその入札される意欲のある方が応札されると、そういう制度でございますので、一般競争入札は全国的にも広く利用されているというところで、1者でも無効はできないというふうにされておりますので、先ほども申しましたように、これはあくまでも結果にすぎないというところで、こちらとしてもこれと契約せざるを得ないというのは語弊がありますね。契約をするということになります。
○議長(
神吉史久君) 藤原秀策議員。
○12番(藤原秀策君) 私も入札の結果いうことなんやけど、建築工事は事後公表やけど、これは事前公表。これ確認したいと思います。予定価格のこと。
○議長(
神吉史久君) 浅原俊也理事。
○理事(浅原俊也君) 物品の入札でございますので、予定価格は事前公表でございます。
○議長(
神吉史久君) 藤原秀策議員。
○12番(藤原秀策君) 工事も平成28年ぐらいの秋時分にいろいろ問題あってんけど、同じ道を通りよりますわ。予定価格、2,380万円。落札が2,320万円。落札率97.5%。後のやつも一緒やねんけど、ほとんど満額ですわ。工事のときも言いましたけど、本当に精査するつもりやったらもっと差があるんや思うんやけど、ほとんど満額に近いんですわ。これは事後公表に見直すべきだと思うねんけど、その辺はどないですか。
○議長(
神吉史久君) 浅原俊也理事。
○理事(浅原俊也君) 予定価格を設定しなければならないというふうにされてますが、工事と物品の予定価格の決め方そのものが、やはり差異がありまして、工事はいろんな積算根拠に見積もりをされるんですけど、物品につきましては、その予定価格の定め方というのが、経費とかは余り乗ってこないというか、物の価格でございますので、そこの予定価格の見積もりの仕方にもよるんですけど、取引の実勢価格であるとか、需要の状況であるとか、いろんな要素があるんですけど、こちらの見積価格と実勢価格。見積価格イコール予定価格ですね。予定価格を安くすれば当然、落札率は高くなるというふうな、物品については予定価格は取引の実勢価格というふうなことがございますので、どうしても高くなって当然ではないかというふうに考えております。
○議長(
神吉史久君) 藤原秀策議員。
○12番(藤原秀策君) その説明、納得できないけど。前の工事のときも一緒なんです。これを目標に来よるからね。普通、こんなんやったら2,380万円と入れても、これ落札するわけですわ。その金額を目標にするから、本当に競争になっとるか。このたびは1者やけど。競争になっとるかいうけど、これは私は、工事のときも言いましたけど、改めるべきだと思うんやけど、その必要はなしと思うんですか。これは絶対改めるべきやと思いますわ。何千万円いう物品購入は少ないと思いますけど。工事とかそんなんでも1,000万円以下でも競争しとるんですわ。これやったら競争がないいうんか、ほんまのその範囲内の競争になるから。これは私はおかしいと思うけど、どないですか。
○議長(
神吉史久君) 浅原俊也理事。
○理事(浅原俊也君) 工事におきましては理解もできるんですけど、先ほども申しましたように物品の入札というのは、物を買うわけですから、その物の見積価格、予定価格なんですけど、それを厳しくすれば厳しくするほど落札者がなかったり、応札者がなかったり、予定価格が100%に近づいたり、当然するわけでございますから、こちらが公表したその中で応札できる業者は頑張って見積もりされて応札されるということでございますから、やっぱり工事と物品とは分けて考えていただく必要があると思います。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君) 参考資料で1点確認させてください。
4番目の購入設置台数の中の2番、パソコン教室にディスプレイを全小学校に40台ずつ設置するんですが、このパソコン教室を使用できる学年って決まってるんでしょうか。全学年でしょうか。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君) 小学校なんですが、主には高学年が使用頻度が、時間割りに入ったり、総合学習の時間で使用したりしております。当然、1年生、2年生に関しても生活とかそういったところで、あらゆる場面で共同で使用してますので、全学年が使用してると考えて結構かと思います。
○議長(
神吉史久君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君) 全学年の生徒が対象という答弁もらったんですけど、例えば、各学校によって児童数は全然違いますね。播磨西小学校と蓮池小学校では倍違うんです。児童数が。ということは、例えば、1回パソコン教室使おう思ったら、播磨西小学校が1回使うときに例えば5日かかります。ということは蓮池小学校は10日かかるということですね。全児童が1回ずつ使えるタイミングといえば。なりますわね。それをずっと引きずっていくと、小学校によって使用できる回数が違ってこないんでしょうか。何かちょっとこの場合使える頻度というのが満遍なくできるんでしょうか。いろんな小学校で。それちょっとお聞きします。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君) 毎週同じ学年が同じ時間に使ってるという考えではなくて、それぞれの学校の事情によって、単限によって譲り合って使用してます。ですので、例えば、今月は5年生が利用するので、来月は6年生が中心にということで、日程調整をしながら利用していただいてます。当然、人数の少ない小学校ではパソコン教室を使ってない時間は多少多かったり、大きい学校では空き時間がないので、そのスケジュールの管理が大変というところで、その辺の違いはありますが、工夫して使っていただいてる次第です。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
野北議員。
○1番(野北知見君) 今回はディスプレイ、各学校のということで、大体何年に1回ぐらい購入というか、買いかえのスパン。そして、PC本体のほうは今回はないので、また何年か後に購入ということだと思います。
○議長(
神吉史久君) 一問一答ですので、まずそこまで。
答弁、武田健二理事。
○理事(武田健二君) まず2つあれなんですけども。年数につきましては、例えば、初めにご説明申し上げましたが、保証期間が既に切れるとか、そういうようなところでは考えておるわけですけど、使えるということであれば使っていきたいということもあるんですけど、基本的にはそういう保守でありますとか、そういった期限が切れた段階では変えていきたいなと思っております。
それと、パソコン本体の分につきましては、役場の庁舎で使っておりますパソコンを、このたび入れかえしますので、それが二百数十台ありますので、それを流用させていただくというところで、経費のほうを少なくなったというようなところで、今、役場で使ってる分を流用するということでご理解いただきたいと思います。
○議長(
神吉史久君) 野北知見議員。
○1番(野北知見君) それでしたら、役場では既に何年か使用していて、中古といったらあれですけどそちらを、新品ですか。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 流用させていただく分につきましては、平成25年に導入したものと担当グループからは聞いております。
○議長(
神吉史久君) 野北知見議員。
○1番(野北知見君) その役場のPCということですが、それはまた保守の契約は何年かされるということでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 保守の契約につきましては、台数が結構ありますので、壊れましてもそれで代用できるかなというところもありますので、極力費用を抑えたいというところで、そういうふうなことで考えております。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
藤田 博議員。
○14番(藤田 博君) 今、役場のパソコンを流用いうような、これ意味がわからんのやけど。今回この新規購入の議案でしょう。流用いうのはどこに流用するいう意味ですか。詳しく説明してください。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) パソコン本体を、役場の庁舎の分を入れかえるというところで、その本体につきましても当然使わなくなると。役場を新しくしますので、使わなくなりますので、その本体まだ使えますので、それを今度、小学校のパソコン教室のパソコン本体ということで使うということでございます。
ですので、ここにあります分は、モニターでありますとか、キーボードでありますとか、そういったものはこのたび新しく更新しますけども、パソコン本体の分につきましては、役場の分を使うということでございます。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 物品で入札については、物品とサービスについては予定価格の公表ということであります。この中で、資料4の購入の設置台数、これいろいろ10番まで積算してこの予定価格の2,380万円と出たと思うんですが、例えば、パソコン教室のディスプレイいうてもいろんな大きさがありまして、価格の差もいろいろあります。どういう根拠でこういう積算したのか、そこら積算の根拠だけ教えていただきたいと思います。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 例えば、モニターにつきまして、先生用と児童用とございますけど、画面の大きさといいますか、その辺り変えております。
積算根拠につきましては、パソコンなりを扱ってる業者にある程度見積もりをいただきまして、その中で仕様書なりをこちらで作成いたしまして、それで価格を出してきてるというところでございます。
○議長(
神吉史久君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 今、積算の根拠については業者見積もりと、こういうような答弁いただいたんですが、業者の見積もりというのは、これは不特定多数の業者に見積もり出すのか、1者に見積もり出すのか、そこら確認したいと思います。
○議長(
神吉史久君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後1時21分
…………………………………
再開 午後1時26分
○議長(
神吉史久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁、武田健二理事。
○理事(武田健二君) この分につきましては、見積もりは1者となっておりますが、その見積もりをいただきまして、
教育委員会で、その価格が適正なものであるか。例えば、インターネットでありますとか、実勢価格を調べることができますので調べまして、その上で積算して予定価格といいますか、そういうふうなものにしております。
○議長(
神吉史久君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) もう一回確認なんですけど、正当な入札の競争をするいうたら、3者か4者、それの中で資料をもらいながら町が予定価格を公表するの違うんですか。1者の見積もりだけで見積もりして、じゃあ播磨町の今のメンバーが、
教育委員会が、購入価格とか設置台数、積算できないから見積もり出しよんでしょう。それはいいですけど。じゃあその業者見積もり出して、この入札に応募した株式会社ニチワというのが落札した。そういう確認でよろしいんですか。
○議長(神吉史久君) 奥田議員、落札されたのは株式会社ニチワなんですが、今の質問わかりにくい。もう一度よろしいですか。
○13番(奥田俊則君) 簡単に言います。業者見積もりさせたのが株式会社ニチワなのかいう確認です。
○議長(神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 今回の見積もり、先ほど言いました1者につきましては、株式会社ニチワというところでございます。
○議長(神吉史久君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 入札というのは、基本的には競争違うんですか。これは世間でいう出来レースなんです。町が出来レースをしていいんですか、そこら。競争社会の中ですよ。これやったら入札ちごて指名と違うんですか。そこらの考え方はどうするんですか。町としては。
○議長(神吉史久君) 三村隆史副町長。
○副町長(三村隆史君) 業者に当初、予算等の積算において参考に見積もりをとって、あとインターネット等で担当でその辺りもチェックしながら予算化しております。当然その1者の見積もりによってそこと契約するということになれば随意契約になりますが、仕様等を公表して入札して、広く応札を求めておりますので、これは出来レースと言われるようなものではないと考えております。
○議長(神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
藤田 博議員。
○14番(藤田 博君) 前回にもこの株式会社ニチワだったかな、1者だけ入札があったと思うんですけども。このときにも私言わせてもらってると思うんですけども。今回の答弁を聞いてますと、見積もりをさせた業者だけが、1者が入札に参加されてる。先ほど浅原理事の説明では、参加資格が532者ある中で、意欲のある業者が入札された。これが1者だけ。何かこれ、見積もりされた業者が1者だけいうの理解しにくいんです。こういう中で、播磨町に限らず他市町でもこのパソコン等の購入をされてると思うんですけども、他市町の納入業者を把握されてるんでしょうか。その辺お聞きしたいと思います。
○議長(神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 藤田議員おっしゃいます、その把握してるかというところにつきましては、正直申し上げまして、把握はいたしておりません。
○議長(神吉史久君) 藤田 博議員。
○14番(藤田 博君) 前回もこの1者だけだった。先ほどの答弁聞いておりますと、その見積もりもその業者で、同じような体制であったんじゃないかと思うんです。後に上がってくる議案に対しても同じではないかと感じるわけなんです。そういう面からしますと、この業者1者を播磨町が指名して取引をしていると受け取られてもしょうがないでしょう、これ。その辺は考えられないんですか。
○議長(神吉史久君) 浅原俊也理事。
○理事(浅原俊也君) 同じような答弁になるかと思うんですけど、その一般競争入札といいますのは、契約に関して必要とされる条件を一般に広く公告いたしまして、不特定多数の者を誘引して、入札による申し込みをさせる方法により競争を行い、町にとって最も有利な条件を提示した入札者と契約を締結する方式でございます。透明性の高い制度でありまして、地方自治法でも公共団体が行う契約締結方法の原則とされておるところであります。これは、広く入札参加の機会を与え、契約手続を公開し、地方公共団体に最も有利な条件を提示した者と契約を締結とする方法が公正と経済性の確保を要請される地方公共団体の契約に最も適しているというところからでございます。
先ほどから言われてます、結果、入札者が1者であった場合といたしましても一般競争入札は広く公告して入札希望者を募集するものでありまして、その公募にもかかわらず入札者が1者しかなかったということにすぎず、1者入札も有効に成立すると解すべきであります。
この一般競争入札は、その業者も入札が行われるまでは、競争相手が誰か、他にどんな入札者がいるかということは知り得ないため、他に入札者がいることを想定いたしまして、競争する意志を持って入札に参加しておるというところでございますので、競争性は保たれておると認められることから、一般的にも有効な入札であるとされております。これが、指名競争入札でありましたら、その指名した者が辞退して1者だけの入札になったといたしましたら、仮に、他にも入札の意思がある者がいるかもしれないということもありますので、これは有効な入札とは決して言えないかもしれないですけど、あくまでも一般競争入札で広く公募しておる入札であるということから、結果がやはり1者であっても有効であるというふうに考えざるを得ないということでございます。
○議長(神吉史久君) 藤田 博議員。
○14番(藤田 博君) 先ほど来、同じような繰り返しになるんですけども、見積業者と入札業者が同じというのは、1つ疑義を感じるところです。
それと、先ほども参加資格の業者が532者ある中で1者だけ。こういう状況の中で、私最初に他市町の納入業者等調査しているかいうことで、調査してないという答弁だったんですけども、同じことをいえば、兵庫県内全部この業者が牛耳ってるわけですか。それとも、逆に考えた場合、この業者が播磨町を独占してる。播磨町の物品を独占しているような、そんな感じさえ受けるわけです。何か疑惑を感じてしょうがないような、説明を聞いてますと。一度これ他市町の電子機器購入に関して、どのような業者があれしてるのか。播磨町と同じように1者だけの入札になっているのか、一遍、調査してください。どうでしょうか。
○議長(神吉史久君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後1時37分
…………………………………
再開 午後1時40分
○議長(神吉史久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁、武田健二理事。
○理事(武田健二君) 先ほどから申し上げてますように今回の入札については、特に問題ないものと思っておりますが、藤田議員おっしゃいますように今後の参考としまして、またこちらで一度、他市町に状況といいますか、そういうようなところは調べておきたいと思っております。
○議長(神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
香田永明議員。
○5番(香田永明君) 関連でお聞きいたします。
恐らく1者見積もりの1者入札というのはこうなるのが当たり前の話です。じゃあなぜかというと、これだけのディスプレイ、物品購入するというの前もってわかっておればメーカーにこれだけ買うので安くしてくれよというのは言えるの当たり前です。それどこの業者でもそうなんです。だから、1者見積もりの1者落札になるのが当たり前なんです。安く仕入れて、安く見積もり出せるわけですから。5者見積もりだったとして、5者応募という形にすれば公正な入札制度になるとは思うんですが、5者に見積もり出すということができるのかできないのか確認いたします。例えばの話です。5者というのは例えば。それが10者でもいいわけです。多数の業者に見積もりを出させるという。
○議長(神吉史久君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後1時43分
…………………………………
再開 午後2時08分
○議長(神吉史久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁、武田健二理事。
○理事(武田健二君) 先ほどですけども、見積もり1者というところでお答えさせていただいたのですが、休憩中に調べまして、基本的には1者の見積もりなんですけども、個々の機器いいますか、その分については複数者から適正な価格であるかどうかというようなところを調査というんか、調べる意味でも複数者から、個々の見積もりについては複数者からいただいとるというところでございます。
それで、先ほど香田議員からおっしゃられましたように、藤田議員からもありましたけど、また他市町の状況でありますとか、複数者見積もりの分につきましては、今後、一度検討のほうをさせてもらいたいと思います。
○議長(神吉史久君) 香田永明議員。
○5番(香田永明君) 最後のほう、よくわからなかったんですけど。1者見積もりじゃなくて、これから複数者見積もりをやっていく検討に入るという理解でよろしいですか。
○議長(神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 物品によってはそういうことも考えていきたいということでございます。
○議長(神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
河野照代議員。
○9番(河野照代君) 今、説明いただきました。他数でもよかったということなんですけども、今回この見積業者を株式会社ニチワ姫路支店1者に絞って見積もりをさせたということ。なぜニチワだったんですか。
○議長(神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) これまでこちらの業者に学校関係のもの、パソコンとかそういったところの納入とかいろいろありましたので、こちらとしましては、そういったところがございましたので、声をかけやすいと、言い方悪いですけどそういうようなところがございましたのでお願いしたというようなところでございます。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 個々の機器は複数者からの見積もりをいただいてるというような答弁いただいたんです。じゃあ、この購入と設置台数のところで10番までありますね。例えば、どの部分にどのような業者から見積もりをとったのか、そこら確認したいと思います。いかがですか。
○議長(
神吉史久君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後2時11分
…………………………………
再開 午後2時13分
○議長(
神吉史久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁、武田健二理事。
○理事(武田健二君) 先ほど私の言い方が悪かったかもわかりませんが、見積もりいただきまして、実勢価格等を実際に調べてわかりにくい分については、別の業者から見積もりを個々にいただいてるというところでございまして、全部が全部いただいてるということではございません。
ただ、どの部分をもらったかという資料、手持ちがございませんので、お答えすることはできませんけども、例えば、調べてわかりにくかった分についていただいてるというところでございます。
○議長(
神吉史久君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 資料に手持ちがない。資料に手持ちがないということで、ようこのように予定価格2,380万円と出てきますね。いろんな積算して、こういう価格が出てくるんでしょう。ある業者に資料もうとんねやったら、手持ちなかったら今からとりに行ったらいいんです。我々それを聞きたいんですから。今聞きたいんですから。質問してるんですから。
○議長(
神吉史久君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後2時15分
…………………………………
再開 午後2時25分
○議長(
神吉史久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁、武田健二理事。
○理事(武田健二君) 参考資料1ページの4番の購入・設置台数のところを見ていただきまして、(1)から(8)これにつきましては、先ほど申しましたようにカタログでありますとか、ネットでありますとかいうようなところを調べて、実勢価格は調査して出しているというところでございます。それで、(9)(10)につきましては、1者見積もり以外に見積もりをいただきまして、その価格が適正であるかどうかいうところを判断いたしております。それに基づきまして積算して、予定価格を算出しているというところでございます。
○議長(
神吉史久君) 何者からとってるかということはわからないわけですか。
○理事(武田健二君) 9番、10番につきましては、2者からということです。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
大瀧金三議員。
○6番(大瀧金三君) ここの先ほど言われた概要の4番、購入・設置台数のところなんですけども、(1)から(10)まで細かく書かれてるんですけども、これに対する2,320万円かかってるわけなんですけども、個々の(1)から(10)までの金額がもしわかれば、パーセントでもいいですし、金額もわかれば出していただきたいなと思うんですけれども。
○議長(
神吉史久君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後2時28分
…………………………………
再開 午後2時50分
○議長(
神吉史久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁、武田健二理事。
○理事(武田健二君) 長いこと申しわけございませんでした。
割合で申しますと、今回の契約でいきますと、まず大きいところを申しますと、(2)の児童用のパソコン教室のディスプレイ、これが約21%。それから、あともう(9)のソフトウエア教師用、これが14%。それから(10)の児童用のソフトウエア、これが53%となっておりまして、あとは大体10%以下といいますか、5%、2%とかそういった細かい数字になりますけども、そういったところでございます。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
藤田 博議員。
○14番(藤田 博君) 今回この物品の購入の案件なんですけども、購入の部分をリースいう形で試算はされたんでしょうか。お聞きします。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) リースということ、検討はしておりますけども、実際に購入のほうが当然安くなるというところがございまして、例えば、財政的な面を考えましてリースにするような場合もございましょうし、今回はそういったところ購入でいけるというところで、安く上がります購入ということで、今回はさせていただいてるというところでございます。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
神吉史久君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
神吉史久君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第10号「
物品購入契約締結の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第10号「
物品購入契約締結の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 多 数)
○議長(
神吉史久君) 挙手多数です。
したがって、議案第10号「
物品購入契約締結の件」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第3 議案第11号
物品購入契約締結の件
……………………………………………………
○議長(
神吉史久君) 日程第3、議案第11号「
物品購入契約締結の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
浅原俊也理事。
○理事(浅原俊也君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第11号「
物品購入契約締結の件」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
播磨町立中学校のICT環境の充実を図り、学習効果を高めるため、普通教室に大型ディスプレイ等を設置するものでございます。購入に当たりましては、
中学校普通教室大型ディスプレイ等購入の郵便応募型条件付一般競争入札の公告を、去る5月8日に行い、5月28日に入札を行いました。
結果はA3横長の参考資料をごらんください。
2ページ左側の入札結果表のとおり、1者の応札があり、株式会社ニチワ姫路支店が1,730万円で落札いたしました。したがいまして、本議案書2ページのとおり、1,868万4,000円、うち消費税及び地方消費税の額138万4,000円で、姫路市本町127番地、株式会社ニチワ姫路支店、支店長、浜 義弘と契約を行いたく提案するものでございます。
購入機器等の概要ですが、参考資料の2ページ右側に掲載しております。各中学校への設置台数等は、4の(1)から(6)に記載のとおりでございます。
なお、納入期限は、令和元年8月9日までとしております。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
神吉史久君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います
質疑はありませんか。
岡田千賀子議員。
○11番(岡田千賀子君) 4番の購入・設置台数の、まずお聞きしたいんですけれども、播磨中学校、今、16クラスですか、それから播磨南中学校は13クラスだったと思うんですけれども、この台数を見ると、大型ディスプレイの外付型電子黒板が、播磨中学校が7台、播磨南中学校が8台ということで記載してあります。これっていうのは、現在、大型のテレビが置いてある、それに外づけをして活用されるということで、調べましたら、これをつけることで液晶タッチパネルになるという説明があったんですけれども。その分でよろしいんでしょうか。理解は。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 岡田議員おっしゃいますとおり、今ある分に取りつけると。それでタッチパネル式といいますか、そういうふうなことで使えるというふうになるものでございます。
○議長(
神吉史久君) 岡田千賀子議員。
○11番(岡田千賀子君) 中学校の普通教室ということで表示してあるので、小学校のときもそうだったんですけども、これは特別教室と呼ばれる、例えば、音楽室であるとか、理科室であるとか、その辺りも全部含めた数を今回この大型ディスプレイの一体電子黒板、それから外づけの分。合わせて28台分という理解なんでしょうか。どのような教室にどのように取りつけられるんですか。
○議長(
神吉史久君)
西野直樹学校教育統括。
○
学校教育統括(西野直樹君) 最初にあります大型ディスプレイ外付型電子黒板というのは、以前からある分で、全ての特別教室には配置できておりません。今回、もともとあったものにこの外づけのをつけるとともに、全ての特別教室及び普通教室また特別支援学級に入れるということで、これを入れることによって全ての教室に入るいうことでご理解いただけたらと思います。
○議長(
神吉史久君) 岡田千賀子議員。
○11番(岡田千賀子君) 今回、普通教室用ということで、(1)と(2)を今お聞きしたんですけれども、(5)なんですけど、ノートパソコン用セキュリティーワイヤーということで表示してあります。小学校のところではデスクトップ型のパソコンを利用するいうことだった。今回はこれノートパソコンなんでしょうか。中学校は。お聞きしたいと思います。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) これにつきましては、学校で公務用のパソコン、昨年入れかえておりますけども、それの古い分が、旧の入れかえる前の分がまだ十分使えますので、それを使いたいというところで、その分に取りつけますものとご理解いただければと思います。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君)
中学校普通教室大型ディスプレイの購入について、これについても予定価格を決めるに当たっては業者見積もりしたと思うんですが、それは1者の見積もりなのか、確認したいと思います。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 先ほどの小学校の分と同じようにしておりますが、先ほども小学校で言いましたように、部分的に、これで言いますと(6)のソフトウエアになりますけども、これにつきましては、2者から見積もりいただいてるというようなところでございます。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
神吉史久君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
神吉史久君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第11号「
物品購入契約締結の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第11号「
物品購入契約締結の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 多 数)
○議長(
神吉史久君) 挙手多数です。
したがって、議案第11号「
物品購入契約締結の件」は、原案のとおり可決されました。
しばらくの間休憩します。
休憩 午後3時02分
…………………………………
再開 午後3時14分
○議長(
神吉史久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
……………………………………………………
◎日程第4 議案第12号 令和元年度播磨町
一般会計補正予算(第3号)
……………………………………………………
○議長(
神吉史久君) 日程第4、議案第12号「令和元年度播磨町
一般会計補正予算(第3号)」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
浅原俊也理事。
○理事(浅原俊也君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第12号「令和元年度播磨町
一般会計補正予算(第3号)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
それでは、事項別明細書により歳出からご説明申し上げます。
6ページ、7ページをお願いいたします。
10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、事業番号0067069学校給食施設整備事業の15節工事請負費の増は、播磨小学校及び蓮池小学校における給食施設の整備において、当初予算要求時と比べて消火設備の導入や脱臭装置の設備が関係機関との協議で必要となり、工事費に不足が生じたことなどによるものであります。
次に、歳入についてご説明申し上げます。
4ページ、5ページをお願いいたします。
14款国庫支出金、2項国庫補助金、5目教育費国庫補助金、1節小学校費補助金、008学校施設環境改善交付金の増は、学校給食施設の整備における国からの交付額の内定により増額するものであります。
18款繰入金、1項基金繰入金、7目1節公共施設整備基金繰入金の増は、今回の補正に伴う繰入金の増額であります。
21款町債、1項町債、4目教育債、1節小学校事業債は、学校給食施設整備事業が国庫補助対象として増額して採択されたこと及び事業費が増加したことによる増額であります。
次に、議案書の4ページをお願いいたします。
第1表、歳入歳出予算補正であります。補正前の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億9,951万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ128億6,999万5,000円にしようとするものであります。
第2表、地方債補正ですが、歳入でご説明させていただいたとおり、学校給食施設整備事業に係る地方債を増額するもので、限度額、起債の方法、利率、償還の方法は記載したとおりであります。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
神吉史久君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
松岡光子議員。
○2番(松岡光子君) 事項別明細書7ページの事業番号0067069学校給食施設整備事業についてお尋ねします。
今回、補正額が非常に大きいのと、説明によりますと消火設備の導入というような、不足があったのかなと思ったんですけど、導入という説明が今あったんですけれども、当初そういうことは、今回、建築審査会の指摘があるまで気がつかなかったのかどうかお尋ねします。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 今回この消火設備と申しますのが、ハロンガスの消火というところで、消防署と協議をした段階で、消防署から指摘といいますか、指導をいただきまして、それまではその点につきましてはわからなかったということでございます。
○議長(
神吉史久君) 松岡光子議員。
○2番(松岡光子君) 今、聞こえなかったんですけど、ハロンガス。ハロンガスの消火。ガスを消化する。消火設備っていうたら自分のイメージで火を消すというイメージだったんですけど、ハロンガスの消火というのはどういう機序で、どんな危険性があるんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 私の言い方が悪かったかもわかりません。済みません。
ハロンガスを使って消火するということでございます。
○議長(
神吉史久君) 松岡光子議員。
○2番(松岡光子君) そのハロンガスを使って消火ということですけど、私ら大きいとこやったらスプリンクラーとか、原始的なんやったら泡でというイメージやったんですけど、これは消化機能が非常に大きいということの理解でいいんでしょうか。性能が高いというか。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 消防署から指摘を受けたといいますか、指導をいただきましたので、恐らく消防法によるものであるとこちらのほうは思っております。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
香田永明議員。
○5番(香田永明君) 関連にはなるんですが同じところで、まず基本設計の時点でその消火設備と脱臭設備、給食施設なので要るのはまず要るんだろうなというのはあるんですが、基本設計の中でなぜそれが組み込まれてなかったのかというのをお聞きいたします。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 基本設計の段階ではそういった設計には入っておらず、こちらもわからなかったわけなんですけども。例えば、この脱臭装置につきましては、建築審査会等を開くに当たりまして県からこれはつけなくてはだめですよというようなところで指導をいただきましたので、基本設計できた段階ではこちらも承知してなかったというところでございます。
○議長(
神吉史久君) 香田永明議員。
○5番(香田永明君) これもう予算ついてますね。13億円というのが。補正で2億円という額になってるんですが、額がちょっと大き過ぎるという部分もあるんですけど、基本設計ができたとき、予算をつける前に建築審査会に出して審査をするということができないもんなんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 堀江昌伸
教育総務統括。
○
教育総務統括(堀江昌伸君) 今、香田議員おっしゃいます基本設計の段階で審査会などは開くことはできないかということでございますけども、県の建築指導課から詳細な図面でないと審査会は開けないということでありましたので、今回、詳細な設計をすると同時に建築審査会を開いて、開いたことによって追加の項目が出てきたということでございます。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 本設計の中で建築審査会の指摘がされたと、こういうこと答弁あったんですけど、じゃあ建築審査会でいろんな審査するありますね、例えば、敷地の接道とか建築物の用途規制とか。蓮池小学校と播磨小学校、2校ありますね。どの部分で、蓮池小学校やったら蓮池小学校はこの部分で、播磨小学校は播磨小学校でどの部分で建築審査会から指摘されたのか。そこを確認したいと思います。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 建築審査会を開きましたのは播磨小学校でございまして、その理由といたしましては、播磨小学校につきましては、用途地域が第一種中高層住居専用地域となっておりまして、学校施設につきましては建築可能なわけなんですけども、工場とかになりますと、用途的に該当しないというところがございまして、蓮池小学校につきましては自校ですので、学校施設というところで問題ないんですが、播磨小学校につきましては、親子給食をとりますので、敷地からつくったものを出すと。播磨中学校に持っていくなりしますので、そのようなところで工場扱いになってしまうというところがございまして、さっき言いました用途の中で工場ができないと、建築できないというところで建築審査会に諮って承認を得られれば建てることが可能であるというところで、今回の建築審査会につきましては播磨小学校の分であるということで回答させていただきます。
○議長(
神吉史久君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 播磨小学校の工事だけで1億9,000万円近くの予算がかかると、こういう確認でよろしいんでしょうか。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 今回の補正につきましては、播磨小学校と蓮池小学校、両方増額というところでなってございます。ですので、先ほど建築審査会云々いう話ししましたけども、実際には両校の給食施設に対して増額というところでございます。
○議長(
神吉史久君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 建築審査会は、播磨小学校について工場扱いで、今のところ問題指摘されたんでしょう。じゃあ、播磨小学校の設計についてはもう一度やり直すということなんですか。そこらの確認お願いしたいと思います。
○議長(
神吉史久君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後3時29分
…………………………………
再開 午後3時31分
○議長(
神吉史久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁、堀江昌伸
教育総務統括。
○
教育総務統括(堀江昌伸君) 今回、補正に係る設計は新たに設計を組み直すわけではございませんで、今回の補正分を踏まえた設計は作成しておりまして、それに伴う設計の見直しとかというのは今回の補正とは関係ございません。
○議長(
神吉史久君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 設計の見直しはしないというような答弁いただいたんです。じゃあ、3月に予算、学校給食やりましたね。また6月にほぼ2億円の予算なんです。増額なんです。じゃあ、この問題、責任の所在ということで設計者のコンサルが悪いのか、町が不備があったのか、責任の所在についてはどう考えてるのか。お聞きしたいと思います。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 責任といいますか、補正に至った原因につきましては、いろいろそういった建築審査会が延びてきたというようなところもございますが、先ほども申しましたように当初予算要求する段階では詳細な設計ができていなかったというところで、当初予算には間に合わなかったので、設計業者からの概算の金額をもって予算を計上させていただいたわけですけども、その後、設計できまして、この金額が不足するというところで今回させていただいたというところが一つ原因といいますか、そういうふうなところでございます。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
藤田 博議員。
○14番(藤田 博君) この施設は給食施設いうことやね。給食施設では火は使いますわね、においも出ますわね。そういう中でこのたび消火施設と脱臭装置の取りつけいうことなんですけども、このようなことは当初の設計の中には入らないんですか。
それと、先ほどハロンガスによる消火いうこと、説明あったんですけども、これ消防法が変わってこれに取りかえなくてはならないいうことになってるんでしょうか。その辺、設計業者が認識してなかったのか。それ確認したいと思います。
○議長(
神吉史久君) 答弁、堀江昌伸
教育総務統括。
○
教育総務統括(堀江昌伸君) 脱臭装置につきましては、当初は簡易なものを想定して予算に反映させておりましたが、建築審査会開催において、県との協議において、より高度に脱臭できる装置をつけるよう指示がありましたので、今回、それに変更しております。ハロンガスの件でございますが、今回、設計に抜けておったというのは業者側も承知していなかったということでございます。
○議長(
神吉史久君) 河野照代議員。
○9番(河野照代君) 確認します。その前の答弁に、2月に建築審査会に依頼するような形やったと思う。それで、指示であることが出てきたのは、これはいつなんですか。回答、指示が出たのは。3月の予算には10億円上がってます。その3月には間に合わなかったということでしょうか。いつ回答が出たかお尋ねします。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 予算の締め切りとかがございまして、そこには間に合わなかったというところでございまして、実際に建築審査会は2月19日に開いておりますが、その指摘といいますか、当然、それまでには県の建築指導課からはいただいておったわけですけども、それは予算には反映できなかったということでございます。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 学校給食の施設の整備事業の件ですが、これについては厚生教育常任委員会の所管の部分だと思うんです。委員会に説明義務を果たさずに、今回このような追加予算が出てきた。議会蔑視かな。無視しとんのかな、こう思うんですが。なぜ厚生教育常任委員会に説明できなかったのか。そこらをお聞きしたいと思います。
○議長(
神吉史久君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 先ほどのご指摘につきましては、設計が実際にできたのが最近であるということでございまして、別に軽視云々いうことは毛頭思ってないんですけども、こちらとしましてもできるだけ早く補正して、工事にかかりたいというようなこともございますし、ただ、先日の全員協議会の中で、また今度、補正をお願いしますというようなことは申し上げたと記憶しております。
○議長(
神吉史久君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 6月の今回の議会の会期は6月4日から今日まであったんです。議会運営委員会の説明でも我々議員に対して詳しい説明はできないという状況なんです。じゃあ、僕が言うように6月4日から12日まで会期があるんです。会期中ですからいつでもできるんです。やる気が初めからあったのか。説明する必要性がなかったのか。そこら疑うんですけど、本来私は、会期中だから厚生教育常任委員会に説明する義務があるのではないかと、こう思うんですが。そこらもう一回確認したいと思います。
○議長(
神吉史久君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後3時40分
…………………………………
再開 午後3時45分
○議長(
神吉史久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁、武田健二理事。
○理事(武田健二君) こちらもその全員協議会を開いたいうところでさせていただいたわけなんですけども、そのときにまた金額的なものが確定してなかったというところもございましたので、金額的なものにつきましては、ご報告できませんでした。今後はそういったところも、先ほど奥田議員からご指摘ございましたので。今後については事案にもよるとは思いますけども、気をつけていきたいと思っております。
○議長(
神吉史久君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
神吉史久君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
神吉史久君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第12号「令和元年度播磨町
一般会計補正予算(第3号)」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第12号「令和元年度播磨町
一般会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(
神吉史久君) 挙手全員です。
したがって、議案第12号「令和元年度播磨町
一般会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第5 委員会の閉会中の継続調査の件
……………………………………………………
○議長(
神吉史久君) 日程第5、「委員会の閉会中の継続調査の件」を議題とします。
各委員長から、継続調査について会議規則第75条の規定によって、お手元に配りましたとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りします。
各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
神吉史久君) 「異議なし」と認めます。
したがって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
これで、本日の日程は全て終了しました。
本日、ここに6月定例会を閉じるに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
議員各位には熱心にご審議を賜り、適切妥当な結論をいただき閉会の運びとなりました。この間、議員初め理事者、職員各位のご心労、ご努力に対し、深く敬意を表する次第であります。
これから梅雨本番になり、蒸し暑い日が続いてきます。どうかご健康に留意され、ますますご活躍されることを願い、閉会の挨拶とします。
これで、本日の会議を閉じます。
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◎閉 会
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○議長(
神吉史久君) 令和元年6月播磨町議会定例会を閉会します。
どうも、お疲れさまでした。
閉会 午後3時49分
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和元年6月12日
播磨町議会議長 神 吉 史 久
播磨町議会議員 大 北 良 子
播磨町議会議員 香 田 永 明...