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令和元年 6月定例会 (第2日 6月11日)

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  1. 播磨町議会 2019-06-11
    令和元年 6月定例会 (第2日 6月11日)


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    令和元年 6月定例会 (第2日 6月11日)             令和元年6月播磨町議会定例会会議録                            令和元年6月11日開設 1.議 事 日 程     第 1 一般質問 1.会議に付した事件     日程第 1 一般質問 1.会議に出席した議員(14名)     1番 野 北 知 見 議員       2番 松 岡 光 子 議員     3番 宮 宅   良 議員       4番 大 北 良 子 議員     5番 香 田 永 明 議員       6番 大 瀧 金 三 議員     7番 木 村 晴 恵 議員       8番 松 下 嘉 城 議員     9番 河 野 照 代 議員      10番 神 吉 史 久 議員    11番 岡 田 千賀子 議員      12番 藤 原 秀 策 議員    13番 奥 田 俊 則 議員      14番 藤 田   博 議員 1.会議に欠席した議員    な  し
    1.会議に出席した説明員(16名)           清 水 ひろ子    町長           三 村 隆 史    副町長           横 田   一    教育長           岡 本 浩 一    理事           浅 原 俊 也    理事           尾 崎 直 美    理事           喜 多   朗    理事           武 田 健 二    理事           高 砂 幸 伸    会計管理者           松 本 弘 毅    企画統括           藤 原 秀 樹    福祉統括           坂 上 哲 也    住民統括           竹 内 彦 智    都市計画統括           堀 江 昌 伸    教育総務統括           西 野 直 樹    学校教育統括           西 田 恭 一    生涯学習統括 1.会議に出席した事務局職員(3名)           山 口   智    議会事務局長           田 中 真 司    庶務・議事チームリーダー           小 笠 理 恵    庶務・議事チーム主査                 開会 午前9時58分 ………………………………… ◎開     議 …………………………………  おはようございます。  本日の会議を開きます。  なお、報道関係者からカメラによる写真撮影の申し出があり、許可しています。  本日の議事日程は、お手元にお配りしましたとおりです。  これから直ちに日程に入ります。 …………………………… ◎日程第1 一般質問 …………………………… ○議長(神吉史久君)  日程第1「一般質問」を行います。  一般質問は、通告制をとっており、質問内容は通告した事項について逸脱しないようよろしくお願い申し上げます。  また、答弁をされます当局に申し上げます。質問に対しては、事前に通告しております質問要旨の要点を整理の上、的確かつ誠意ある答弁をお願いいたします。  それでは、新政会、河野照代議員。 ○9番(河野照代君)(登壇)  おはようございます。令和という新たな御代の元年6月定例会議で一般質問の1番として質問させていただきます。  1、交通弱者をつくらない施策をと題しまして質問いたします。  平成31年4月19日東京池袋の暴走車事故、令和元年5月8日の滋賀県大津市の保育園児が犠牲になった右折車による事故など、悲惨な事故が多発しています。一方で、超高齢化社会となった日本では、積極的な自動車運転免許証の自主返納が推奨されています。  しかし、移動手段が車であるという利便性は、免許証返納によって移動の不便を余儀なくされます。その不便を引き受けて返納することが返納者にとってどのような意味があるのかを理解し、返納者の支援策を検討し、移動支援を現実にするのが返納を推奨する側の責務であると考えます。  自主返納制度は、運転免許証の効力を自分で停止する制度ですが、自分で自分にけじめをつける勇気は並大抵ではありません。しかし、居住する都道府県によって差はあるものの、自主返納者公共交通機関などのサービスを、割引料金あるいは無料で受けられる特典も用意されています。こうしたことが返納の誘因として働くケースも多々見受けられます。例えば、免許証を自主返納することで、更新不要で一生使え、公的な身分証明書になる運転経歴証明書がもらえる。金融機関の預金金利が高くなる。ホテルやレストラン、ショップでの10%割引など、さまざまな特典がついてくる場合があります。また、東京都のある店舗では、眼鏡が10%割引。愛知県の携帯ショップでは、機種変更時5,000円引き。京都市のある店舗では、高齢者の家族全員が自転車の購入価格より5%引きなど。また、播磨町近隣の数社のタクシー会社で、乗車運賃の1割引きの特典などがあります。一つ一つは大したことはないと感じますが、一生涯使える権利であることを考えれば、大きな特典となります。  当町でも積極的な免許証自主返納制度を進めるべきと考えます。播磨ふれあいの家の宿泊利用助成券も自然消滅となるので、それにかわる活用方法として自主返納者などに還元する工夫を凝らしていただきたいと思います。あわせて、もともと免許証を持たない高齢者や障がいのある方など、交通弱者と位置づけられる全ての人を対象とした施策を行うべきと考えます。  そこで、以下5点について町長の見解を問います。  1点目、免許証の返納時に運転経歴証明書が発行されますが、免許証の自主返納を促すために自主返納者にプレミアをつける施策を考えるべきでは。  2点目、コミュニティバス事業実施が不可能であるならば、公共交通のバス利用時に交通弱者といわれる方々に対してバス料金を補助する考えはありませんか。  3点目、交通弱者と位置づけられる全ての人々に無料で使用できるパスを発行し、自由に移動ができる機会を増やし、住民の交流の活性化を図るべきと考えます。  4点目、これらの施策を実施すれば、バスの乗車率が上がり、バス事業者の活性化につながり、利用者の利便性も高まり、交通安全にも寄与できるのではないかと考えます。  5点目、自力では公共交通が利用できない重篤な高齢者への対策として、福祉タクシーチケットなどのサービスが必要ではないでしょうか。  2項目めに移ります。関係人口という未来を自治体は構築するべきと題して質問いたします。  2014年に地方創生の政策が打ち出され、数値目標の策定が事実上義務づけられたため、各自治体は人口ビジョンを策定し、定住人口の維持が命題となりました。しかし、人口減少・低出生率の要因が、移住者や定住人口の需要を招きました。  そのような中で、都市と地方が対立するのではなく、お互いが共生する新しい社会を創造する可能性を探るのが関係人口という考え方です。  関係人口とは、その地域と何らかのかかわりがある人の数で、以前住んでいた、ふるさと納税制度を通じて寄附をしたなど、さまざまな形でその地域とつながった人の数をいいます。総務省は、過去に居住経験や滞在経験がある人、観光を契機に関心を持った人などを関係人口と定義し、地域おこしの新たな担い手となるよう取り組みを始めています。2018年度にスタートした「関係人口」創出事業は2019年度で予算が倍増され5.1億円となりました。関係人口創出・拡大事業のモデル事業として、現在44自治体の提案が採択されました。兵庫県では、提案団体と連携して丹波市や朝来市がふるさと再発見ツアーや移住体験ツアー、ワークショップ、シンポジウムを実施しています。  こうした関係人口が注目され始めたのは、人々のライフスタイルが多様化し、ある人は地域貢献を望み、またビジネスチャンスをつかみたい。そして地域や住人に心酔したなど、地域とさまざまな関係性を求めている人々が増えたことによります。そのかかわり方は、情報通信技術が進化したことに他なりません。地元から多数の地域情報が日々、SNSを通じて発信されています。当町では、現在のところは人口減少に対してどのような認識をされているのかを確認させていただくところではありますが、将来に向けてのビジョンは必要と思われます。  そこで、以下の7点について質問いたします。  1点目、関係人口という考え方に対して、町の見解をお示しください。  2点目、地域の活性化に対しての担い手づくりの関係人口に注目するべきですが、まず交流人口の増加を目指すべきです。さまざまな事業を通じて交流人口は把握されていますか。  将来の人口計画はあって当然ですが、まちづくりの長期計画の中で人口動態の位置づけや目標設定の方法など、関係人口に通じる考え方は持っておられますでしょうか。  4点目、交流人口から定住人口へ移行する施策を考える必要があります。当町は全国に魅力ある発信をどのようにされていますか。  5点目、町外からかかわる人のための施設といえば、まず健康いきいきセンター、中央公民館、図書館などがあります。これらは交流人口から関係人口に発展する拠点となり得る施設です。近隣との交流を深める意味でも、町外の方の意見をどのように運営上生かしていますか。  6点目、さまざまなイベントと町外の人々を結びつける施策を考えるべきです。町の将来に向けて関係人口を創出するチャンスと捉え、発展させる施策の仕組みの構築はどのように考えておられますでしょうか。  7点目、町外在住の職員も関係人口としての第一人者です。これらの職員が当町に魅力を感じ、将来、定住人口へ向かうための施策も最重要課題です。早急に取り組むべきと考えますが、いかがでしょうか。  以上。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  おはようございます。  新政会、河野照代議員の1点目のご質問、交通弱者をつくらない施策をについてお答えいたします。  ①自主返納者へのプレミアについてですが、昨年12月の定例会において藤原議員のご質問にもお答えしたとおり、播磨ふれあいの家の運営終了に伴い免許返納者に対する割引については、来年3月末で終了いたします。現在、その代替策を検討しておりますが、特定の物品等がいいのか、それとも別の形がいいのか、他市町の事例も参考にしながら検討を行ってまいりたいと思っております。  ②、③、④についてですが、外出の機会を増やすことで住民の交流が活性化されることは重要であると認識しております。現在、本町における路線バスにおいては、維持確保のため、国、県とともに本町からも補助金を支出しているところであり、料金補助等については慎重に検討する必要があると考えております。また、コミュニティバスと路線バスは原則として競合しないこととしており、路線バス料金の補助がコミュニティバス運行の代替になるとは考えておりません。  交通弱者の定義もさまざまであり、画一的な対応でなく、必要に応じた有効な手法を検討すべきと考えております。  引き続き、バス事業者とも連携を図ってまいります。  ⑤についてですが、重度障害の方には福祉タクシー利用券を交付しております。また、社会福祉協議会において、移送サービスが実施されております。  2点目のご質問についてお答えいたします。  ①関係人口については、交流以上定住未満の人たちとも言われており、人口を捉える新しい考え方として、近年注目されておりますが、本町におきましては人口減少を克服していく上で、引き続き定住人口を重視してまいりたいと考えております。  ②交流人口については、一般的に観光に訪れた人のことを指しますので、観光入り込み客数として把握しております。平成30年度においては、約38万2,000人でございます。  ③についてですが、国の方針では次期総合戦略の策定においては、関係人口を必要な視点として捉えることが示されておりますので、本町におきましても、播磨町まち・ひと・しごと創生総合戦略の見直しの際には、関係人口という考え方についても考慮してまいりたいと考えております。  ④についてですが、これまでに子育て支援施策を中心に、安全・安心の確保や産業振興など、多岐にわたる施策を展開してまいりました。これらの施策は、総合戦略の大きな目標であります、定住人口の維持を目指すものでもあります。今後も引き続き播磨町に住みたいと思ってもらえる魅力あるまちづくりを進めるとともに、町内だけでなく町外や県外でのイベント等においても、本町のPRに努めてまいりたいと考えております。  ⑤についてですが、各施設において町内外の方を問わず、たくさんの方にご利用いただき、住民同士の交流や情報交換が活発に行われております。それぞれの施設は、あくまでも町民の健康増進、生涯学習などの場でありますが、その中で寄せられましたご意見なども参考にしながら、さらなる交流の場となるよう努めているところでございます。  ⑥についてですが、兵庫5カ国交流事業、播磨町・朝来市住民交流事業など、住民交流のきっかけとなる事業を推進しております。今後も引き続き、住民や地域間の交流を深める施策に取り組んでまいります。  ⑦についてですが、職員に限らず町内で働く就業者のうち、町内居住者の割合を増やすことは重要課題であると認識しており、本町の総合戦略においても目標指数でありますKPIの1つとして設定しているところです。そのためにも、本町の魅力を発信、浸透させることで、住民はまちに愛着と誇りを持って住み続け、さらに町外の人に対しても積極的にPRすることで、移住、定住の流れをつくってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(神吉史久君)  河野照代議員の再質問を許します。 ○9番(河野照代君)(登壇)  では、再質問させていただきます。  まず、代替にはならない。コミュニティバスと公共交通を比べてみて代替にはならないとの答弁の中にありましたが、ただコミュニティバス事業以外の交通弱者支援についての取り組みがあったと思いますが、それについての内容と進捗状況をお聞かせください。 ○議長(神吉史久君)  答弁、岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  コミュニティバス以外の進捗状況というご質問でございますけども、平成30年の4月に、前回にもご説明させていただきましたけども、交通弱者検討委員会、これを庁内で立ち上げました。その中で検討を行いまして、上がった点を幾つか進捗状況としてご報告させてはいただきます。  1つが、事業所の送迎バス。この送迎バスのあいてる時間を利用できないかというようなことで検討を行いました。  あと、買い物支援ということで、買い物支援として町内店舗による送迎サービスができないかというようなことを検討しております。  あと、民間事業者、またNPO、これらの事業者における多角的経営、運営はできないかということで検討しておりますが、現在のところ実施には至っていないというような状況でございます。 ○議長(神吉史久君)  河野照代議員。 ○9番(河野照代君)(登壇)  それについて、実施に至っていないとなったところの、何か課題はあるのでしょうか。
    ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  課題と申しますと、1つは企業のあいているバスの利用ということになりますと、本来、企業のバスというのは送迎バスということであいてる時間を利用させていただこうとしておったんですが、なかなかそのあいてる時間の調整というのが難しいというような1点と、それぞれ乗務員に対する保険の関係、また責任の度合いというようなこともありまして、実行には至っておりません。  買い物支援ということでございますけども、買い物支援につきましては、いろんな需要というんですか、そういったものを計算されますと、やはり収益的に若干見合わないというようなことと、それと買い物支援の中で運行する車両、こちらのほうは協賛による車両というようなことで、その店舗の関係者の方からご提案があったんですが、その協賛車両がなかなか見つからなかったというような課題がありました。  NPO法人なんですけども、こちらにつきましては、既存の路線バス、これとの兼ね合い等もあり、実施というようなことで、まだ調整を進めているところでございます。 ○議長(神吉史久君)  河野照代議員。 ○9番(河野照代君)(登壇)  では今、二、三点ほどの例を挙げてご説明いただいたんですけれども、重篤な交通弱者の方においても出かけたい、人とふれあいたい、商業地域にふれてみたいという気持ちがある中で、それから医療関係へも自力で出向いていきたいという中での考え方について、いろいろ考えていただいたと思うんですけれども、以前から議会でも発信しております乗り合いタクシーとか、障がい者の方のための福祉タクシーチケットは先ほど答弁でお聞きしましたが、高齢者、例えば70歳以上とか65歳以上とか、そこは線引きはまだわかりませんけども、線引きで高齢者の出かけたいための交通手段として送迎バスとかそうじゃなくて、玄関口まで来てもらえるタクシー、またはお友達同士約束し合っての乗り合いタクシーとか、そういうことは検討されたことはあるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  タクシー事業の補助ということと乗り合いタクシー、その辺りにつきましてもこのコミュニティバスを導入する折には、住民の皆さんからのアンケートもとりながら、実施するということで、播磨町に最もふさわしい交通手段はというようなことの中で検討を行った結果、いつでもどこでも誰でもが乗れるという形が最もふさわしいのではないかということで、今の形態を進めているところです。  ただ、実証運行という段階にも至っておりませんが、これも引き続きそういう全ての形が網羅できるものではありませんが、先ほど3点ほど説明をさせていただきましたけども、それぞれが補完するような交通手段でそういったものをクリアしてまいりたいというようなことで考えております。 ○議長(神吉史久君)  河野照代議員。 ○9番(河野照代君)(登壇)  いろいろ考えていただくに当たって、予算の積算におきまして、他の事業を圧迫するほどの予算計上をなさっての計画は無理だと思うんですけれども、ドアツードア、それから乗り合いタクシーとかいうようなことは、金額的に町として積算すれば多額な費用になるんでしょうか。それは積算されたことあるんでしょうか。対象者を決めて、例えば、年間これぐらいの予算を投じなければならないというような計算はされたんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  タクシーの助成ですけれども、どういう対象の方にどれぐらいの金額を助成するかによって、かなり金額は変わってきます。ただ、現在大体65歳以上の方でしたら、町内に1万人近くいらっしゃいます。その方に、例えば、年間1万円の補助をするとなると、掛けていただいたらわかるかと思うんですけれども1億近い金額になります。そうなりますと、やはりどこかで条件をつけないといけなくなりますので、所得制限であるとか、それから介護度とか、そういうことに条件をつけていきますと、河野議員もおっしゃるような気軽に出かけるということを、皆さんの支援にはならないのではないかというところで、やはり皆さんが自由に使えるそういう手法はないかというところで今検討を重ねているところでございます。 ○議長(神吉史久君)  河野照代議員。 ○9番(河野照代君)(登壇)  そもそももとへ戻させていただいて、初め私が通告でも述べましたように、昨今、高齢者の事故があって、町内交通安全に寄与するために、まずはあるものを利活用しよう。もっと活性化しようということで、この路線バスは、私も毎日拝見するんですが、播磨町駅からでも土山駅からでもなかなか空席の多い状態で走っている状況がほとんどなので、それで播磨町の面積にしたら縦横3キロ2キロとかだったら歩いたら着くわというような、お元気な高齢者はわかるんですけれども、たとえ2キロの区間でもバスを利用しないと移動できないいう方に、幾らかの運賃を払う。それを毎日毎日乗るということは、年金暮らしも始まっておられる方にはなかなかつらいことで、ただ空気を運んでいる状況であるならば、そういう65歳以上の、もともと免許証のない方、返上された方、それから体の少し不自由な方、また妊婦さんなど、たくさんの方がご利用いただけるような施策を一度考えていただきたいと、これは質問じゃなくて要望も含めてのことなんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  河野議員もよくご承知だと思いますけれども、路線バスにおきましては、既に走るルートというのが決まっております。これが、先ほども岡本理事から申し上げましたように、いつでも誰でもどこからでも、停留所から乗れるということが町内全域で可能になるかと申しますと、やはり極々限られた地域、また限られた路線になってくると思っております。また、路線によりましては、本当に土山駅から新島へ行く路線につきましては、朝晩、かなり多くの方が乗っていらっしゃると。昨夜もかなり混雑した状況でございました。ですから、それをバランスよく乗っていただくということ。また、事業者が本当に運営が成り立つような形ということ。こういったことをいろいろ勘案しますと、やはり今の路線バスだけに期待するということではなくて、路線バスにつきましても、以前から比べましたらかなり便数も増やしておりますし、時間帯も考慮していただいております。それプラス町内全域の交通弱者といわれる方々をいかにこれから利便性をよくしていくかということに、町はこの数年いろいろ研究をしておりますし、またいろんな対策を考えておりますけれども、今後ともその部分をさらに研究、調査してまいりたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  河野照代議員。 ○9番(河野照代君)(登壇)  運転免許証返納者にプレミアをつけるということもあったんですけども、それは昨今、報道関係で本当に悲惨な事故が相次いだので、今ピックアップされておりまして、高齢社会においては免許証の返納とか、軽度ではあるがあちこちで逆走をしたりとか、衝突事故があるとか、それは報道に上げられてないだけでたくさんあると思います。ただ、これを機に免許証を返納しようかなというお方のために、何かプレミアをつける。それから、交通手段がいろいろととれる。私は路線バスだけに期待しているわけではないんです。ただ、1つの例として今、既存しておる、走っているバスをもっと利活用する、活性化する考えとして申し上げましたので、本当は住民の方はタクシー券、よそあるのに何でいただけないのという声がたくさん聞こえてきます。だからそれを、本当に真になって研さんしていただいて、前に進める事業として、福祉タクシーチケットという名前がついていたら、本当に重篤な高齢者とか障がい者とかを感じさせるかもわかりませんけれども、これは優しい気持ちで、住民皆さんがどんなときでもどこからでも、それこそ先ほど言われたように、みんながどこからでもどんなときでも乗れるためのタクシーチケットも一度検討していただけたらなと思いますが、いかがでしょうか。考えていただけますでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  答弁、尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  済みません、同じお答えになるかと思いますけれども、福祉タクシーという名前で、福祉施策として行う場合は、どなたでもいつでもどこでもというわけにはいかず、やはり条件が必要になってくると思います。福祉タクシーにつきましては、先ほども申し上げましたけれども、そういう積算なり条件については検討はいたしているところです。その結果、今、実施はしていないというところでご理解いただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今、運転免許証返納のお話も出ておりましたので、少し説明させていただきます。  河野議員から路線バスについての補助というようなことでご質問いただいておるんですけども、免許証の返納証明書をお持ちの方については、路線バスについては5割の減額というようなことになっておりますので、またタクシーにつきましても1割の減額ということになっております。したがいまして、町のほうではそういった補助、今実際には行っておりませんけども、県内全域の中でタクシーの免許証の返納された方につきましては、そういったさまざまな特典があります。それをもって免許証の返納を進めていこうというような施策も行っているところですので、そういった方面で本町としては、まずは進めていきたいというように考えております。 ○議長(神吉史久君)  河野照代議員。 ○9番(河野照代君)(登壇)  よくわかっているんですけれども、バスの補助も、タクシーの補助もあるのは知っているんですけれども、たまたま免許証を返納した方も取り上げておりますが、もともとの交通弱者、私もそうなんですけれども、車の免許を持っていない人、それからずっと前にもう返納した、書きかえを終わらせて今は無免許状態であるという方も交通弱者の1人です。そのころは40歳や50歳などでしたら自転車でも買い物に行ける、自転車でも病院に行けるという考え方になるんですけれども、私のように65歳を迎えるに当たっては、長距離とか重い荷物などは、やはり何か、私を例に挙げただけでこれぐらいの年齢の方ということですけど。歳がいってきたときに、それに合わせての施策を考えていっていただきたい。皆さんお若いからあれなんでしょうけども、高齢化された方はよくわかると思います。以前から車の免許証がない、ずっと前に返納したという方々も込みで考えていっていただきたいということを申し上げて、もう交通弱者への対策をこの際講じないということは、住民がかわいそう過ぎると思いますのでよく考えてください。  これで1項目の質問を終わり、次の項目に移ります。  では答えれるんだったら。今、住民がかわいそう過ぎるんじゃないですか、講じないのはと言ったんですけど、それに対しての答弁があるんやったらしてください。  交通弱者への対策を講じないのであれば、住民の皆さんが大変かわいそう過ぎると思いまして、私はこの質問をしております。何か町長として講じる策をお示しください。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  当初のご質問の内容が、いわゆる運転免許証を返納した方への施策というふうに問われていると思っておりました。その後、そういった交通弱者といわれる方全員にということでございます。こういったことにつきましては、以前から、いつでもどこでも誰でも乗れるような、そういった人を選ばないといいますか、いつでも利用していただけるような施策ということで、数々の対策を講じようとしてきております。相手があることですので、なかなかこちらだけの希望が通るわけではございません。そうした中で、今、県民局単位でもっと広い形でこういったことを実現できないかということも、もう少し大きな枠の中で、今、検討を始めようとしているところでございます。  播磨町は小さな町域でございますので、この中だけで住民の方々のご利用先が完結するというふうには思いません。やはり町外へ出られる用事があるという方も多くいらっしゃると思いますので、以前からも県民局等に申し上げておりましたけれども、もう少し広域で、広範囲でそういったものが、コミュニティバスとか利用できるような方法はないものかということで、ある会議におきまして議題の1つにも上げておりまして、今後検討をして、進めていきたいと思っているところでございます。 ○議長(神吉史久君)  河野照代議員。 ○9番(河野照代君)(登壇)  コミュニティバス事業がなかなか3回ほどだめになりまして、この交通弱者対策を言い出しましたもう10年以上になると思うんです。10年前に広域での話は提案させていただいたと思います。明石市のTacoバス、加古川市のかこバスとか、その乗り入れで町外へも出ていく、町外の病院でも出ていける、そういう策は講じられないのかというふうな質問もし続けてまいりました。山間部ではないので、これはできることではないんですが検討してくださいといって、今やっと考えておりますとお答えがあったので、大変うれしゅうございます。  まだ質問中です。お待ちください。  それと、あいてるものを活用すればいかがですかいうことで、事業者の送迎バスも提案しました。それも今になって検討するところでありますとの答弁いただいてます。これは何年にもなりますので、この実施に至っていないのには何か課題があったのかという質問をしただけで、何も私はけちをつけているわけではないです。その課題を解決していただいて、住民の方の、交通弱者の方、交通弱者だけではない、間、免許証も使っているけれどもたまにはこういうものを活用しよう、乗っていこう便利だからというような住民の利便性を考えたことをこれからつくっていっていただきたいという要望を込めて申し上げております。これは要望であります。  時間がないので、済みません次にまいらせていただきますと先ほど宣言したので。したのに答弁いただいたじゃないですか。それはわかっておりますと言ったんです。 ○議長(神吉史久君)  町長のおっしゃってる意味もよくわかるんですけど、やっぱり質問者としても少なくとも締めの言葉ぐらいはあっていいもんだと思います。もし間違いがあるんであれば、その部分だけご答弁ください。  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  かこバス、Tacoバスの乗り入れにつきましては、加古川市、明石市、両市長のときに播磨町に乗り入れていただくにはどういったことが可能か、また幾らぐらいかかるのかということを想定していただいて、またその費用等についても計算していただきました。それにつきまして、余りにも高額だったということもありましたので、その時点で諦めました。そのかわり、播磨町の北部につきましては、神姫バスに、ご存じかと思いますけれども、加古川市から土山駅の南の広場に入っていただくというルートを新たに設けていただいたりもしております。  今後、かこバス、Tacoバスにつきましても、うまく連携がとれるようになれば大変ありがたいことだなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  河野照代議員。 ○9番(河野照代君)(登壇)  ですから、私も広域でこれから考えていっていただけるんやったらありがたいことですねと思って締めたはずです。  では次にまいりたいと思います。  関係人口という未来を自治体は構築するべき。これ聞いて、何のことを言ってるんかなと思われた方もたくさんいらっしゃると思います。ただ、通告でも申しましたように、この播磨町に何らかの形でかかわってこられた方、観光客の数を述べられましたけれども、観光客の数ではなくて、その観光でいらした方が播磨町に何らかの魅力を感じて、今後かかわっていきたいということで、例を挙げますと、健康いきいきセンターにたくさんの町外からの方も来られておられます。中央公民館でもいろんなサークルに所属されておられる方もいます。図書館も同じく利用されている方もいらっしゃると思いますが、その中で、町外から来られている方、これは播磨町外の方ですよじゃなくて、その方がいろんな提案とかご意見とか申されると思います。それから、イベントによっては協力体制になっておられる方がいると思います。そういう方を関係人口の担い手として、協力者として活動していただけたらどうですかという提案をしたつもりなんです。そのことに対してのお考えをお聞かせください。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今、河野議員のご質問の交流人口ということで、32万何がしとお答えさせていただきました。今、一般的に交流人口といいますのは、国もそうですが、要するに観光人口をもって通称交流人口と言われるようになってきております。ですから、そういった形ではお答えさせていただきました。  あと、河野議員がおっしゃる関係人口といいますと、非常にその定義といいますのは、今も当初答弁させていただきましたけども、交流人口でもない、定住人口でもない、その中間におられる人で何らかのかかわりを持っている人ということになってくるんですが、もう少し詳細に言いますと、そのかかわりというのが、単なる無関心でかかわっているということではなしに、やはり町に対しての何らかの関係を持つ、意識を持つ。また町のファンである。また町の施策に対して一緒にプロジェクトを進めていくというような積極的な担い手というような形のものを関係人口というようなことで定義をし、今後そういった人口のカウントの中に入れていくというようなことで、昨今、国からそういう人口の把握というようなことも出てきております。  実際その人口が何人いるかということになりますと、なかなかそれが何人というような形ではあらわれてこないと思います。例えば、先ほど河野議員のご質問でありました丹波市でありますと、ふるさと住民票というようなものの発行をされており、登録された方を俗に言う関係人口とするんであれば、その登録人口ということになりますが、ただそれだけの人が関係人口というわけではございません。例えば、いざというときに何かあれば駆けつけてくれる。手助けをしてくれる。そういったイベントに対して関心をお持ちのかたというのは、非常に潜在的な人数でありますので、なかなか把握するというようなことは難しいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  河野照代議員。 ○9番(河野照代君)(登壇)  関係人口の人数とか、それは私はこれからのことで、その人数を把握しているのかというようなことじゃなくて、交流人口から関係人口へ持っていって、いずれは定住していただく。播磨町に魅力を持っていただけるような形をこっちから発信していっておられますかということを言ったことでありまして、何人とか、どのイベントに参加人数とか、滞在時間とか、そういうことを聞いたわけではございません。ただ、そういう拠点となる施設におきまして町外からの方の話やからいうて退けるのではなくて、その方たちの意見も取り入れて、何だったらそのご意見ばっかり申されるんじゃなくて、協力してくださいよ。改善するのに一緒にかかわってくださいよと持っていける行政の考え方はないのかなということをお示ししたんです。例を挙げますと、予算特別委員会で、健康いきいきセンターのことで住民の方からのご意見がある。それから、中央公民館のことにおいても利用者からの意見があるというようなことを申し上げたところでございますが、その意見とか中傷とか、そういうことじゃなくて、協力体制になっていただこうという姿勢を示して話し合いの場について、これから前向きに検討なさるということはないでしょうかと聞いたんです。 ○議長(神吉史久君)  答弁、尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  健康いきいきセンターということが出ましたですけれども、健康いきいきセンターに限らず施設におきまして、ご意見をいただく際に町外だから、町内だからということで分け隔てをしていることはないと思っております。 ○議長(神吉史久君)  河野照代議員。 ○9番(河野照代君)(登壇)  分け隔てをしているのではなくて、そういう人たちも強力な担い手として、これから協力関係を持っていただこうという考え方を持っていただきたいと思いまして、どういう考え方かなと思って質問いたしました。  例えば、先の本会議の一般質問の中で、香田議員の提案された花火大会などは、これこそ近隣市町を巻き込んだビッグイベントだと思うんです。関係人口の創出のチャンスだと思っております。明石市の花火大会事故の影響もあって催しが中止となりましたが、これは決して住民全てが望んだ結果ではありません。逆に安全性を十分に担保したらお互いに協力し合えるビッグイベントとなって、近隣市町と友好関係も発展いたしまして、関係人口が増加して交流になれば人口の減少を補い得る活性策となるのではないかと考えております。このことに関しまして、町長のご意見はいかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  明石市での花火大会の事故がありましてから、警察でもかなり雑踏警備に対しまして厳しくなっております。播磨町におきまして、花火大会を安全に開催する場所というのは、まずないと思っております。 ○議長(神吉史久君)  河野照代議員。 ○9番(河野照代君)(登壇)  播磨町では安全確保し開催する場所がないと、今、答弁をいただいたので参考に聞いておきます。  それから最後に、また職員のことを言って申しわけないんですけれども、7番目に上げております町外在住の職員に対しまして、どのようにすれば定住してもらえるかを考える必要があるのではないかなと思ったんですけれども。とともに、災害発生時に最初に駆けつけなければならないのが町内在住の職員。自然にそのような形になると思います。だから、危機管理上、最重要職員と考えます。それらを包含して、災害手当というんですか、地域手当というんですか、それに格差をつけて町内を手厚く、町外職員には愛情を持って定住人口となってもらう政策を考えるべきではないかなと思うんですけれども。これも以前に、人材育成のところで申し上げたと思うんですけれども、これも関係人口の第一人者と思いまして、このことに関しまして、職員に対しての考え方をお聞かせください。 ○議長(神吉史久君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  町に愛着を持って働くというのは当然のことと申しましょうか、むしろ当たり前のことであると思っております。働いておれば自然と町に対して愛着は育ってくるものです。ただ、播磨町に住所を構えるとなれば、実際さまざまな事情が出てくるというところで、個人個人それを総合的に判断して住むところは決められるものでありまして、こちらが強要できるものではございません。今、町職員に限定した施策ということをおっしゃっていただいてるんですけど、例えば災害手当ということをおっしゃいましたが、以前にもお答えしたと思うんですけど、狭い町域でございます。大きな市と比べたら近隣に住んでおるのも町内に住んでるのも、災害時にはそんなに参集時間は変わらないと。そこで災害の手当に差を設けるのは、同じことをしている職員に対していかがなものかと考えております。  他に何か考えられないのかというところで、例えば、住居手当というところがございます。持ち家に住んでおれば固定資産税も払いますし、住民税も払うというところで、大変ありがたいお話なんですけど、特に住居手当につきましては、国県から廃止に向けた厳しい指導を受けているような状況でございます。何と申しましょうか、私も町内に住んでいる職員といたしましては、また幹部の1人といたしましては、1人でも多くの職員が町に住んでいただくことを願っておりまして、そういったことが実現できますように、今後も何かいい施策があるかどうかというところを調査研究を続けていきたいなと思っております。  以上です。 ○議長(神吉史久君)  河野照代議員。 ○9番(河野照代君)(登壇)  また質問でなく終わるのはいけないかもわかりませんけども、先ほどの浅原理事の答弁が少し前向きなのでありがたいと思います。私は、町外の職員が町に愛着がないと申し上げておるんではなくて、自然に愛着が湧いてくるんですけれども、利便性とか活動的に、またこのまちで生まれ育った子がわざわざ結婚を機にか何かで外におうちを建てるという形はなるべく少なくして、播磨町の人口減少ストップのためになるべく在住していただきたいなと思いまして、この質問をいたしました。  これで、私の一般質問を終わります。 ○議長(神吉史久君)  これで、新政会、河野照代議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                休憩 午前10時53分               …………………………………                再開 午前11時04分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  皆様、おはようございます。ちょっと朝から目がかすんでしまって、今日はちょっと眼鏡ですけど、決しておしゃれでだて眼鏡をしているわけではありませんので、お手やわらかによろしくお願いいたします。  それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  1、交通弱者の移動手段について。  昨今、高齢化の進行などにより移動手段が減少し、公共の交通機関が十分ではないエリアで日常生活に支障を来している方が増加しています。  運転免許証返納を行った高齢者など、交通弱者の移動手段については、町民の方々の移動要求を的確に把握した上で、最適な交通手段の導入を検討する必要があると考えます。  コミュニティバスの導入を検討されているとのことですが、コミュニティバスは利用者の有無にかかわらず路線バスが運行できないエリア、住宅街や小学生の通学路など、幅の狭い道路を頻繁にバスが通行することになり、危険なケースも増えてくるのではないでしょうか。  国土交通省の自動車運送事業に係る交通事故対策検討会報告書によると、平成29年のバスの重大事故の発生件数は約2,000件となっており、町内でバスの事故が起こらないとは言い切れません。事故の発生を未然に防ぐ、または可能性を減らすための対策が必要です。  地域公共交通活性化再生法が施行され10年以上がたち、全国では地域住民の状況に合わせて配車アプリの活用など、デマンド型交通により、互助による地域交通の確保に成功している事例もあります。  町民の安全や輸送の効率化の観点から、コミュニティバス以外の移動手段についても検討が必要ではないでしょうか。  そこで、下記の質問をいたします。  ①コミュニティバス以外の方法を考えていますか。  ②コミュニティバスを導入したとして、バスで重大な事故が起きたとき、町としてどういった責任をとられますか。  2、立入禁止区域について。  立入禁止区域とは、公共の場であってもさまざまな理由で人が立ち入ることが禁止されている区域のことを指し、立ち入った場合は軽犯罪法違反となります。  現在、播磨町内には空き家が200戸ほどあり、平成27年5月26日に施行された空家等対策の推進にかかわる特別措置法で定められた特定空家等に該当する危険な状態の空き家も確認されています。  平成31年3月定例会において可決された播磨町空家等の適正管理に関する条例によると、危険な状態の空き家についてはあくまでバリケードなどの緊急措置を行うだけとなっており、特定空家等に指定された場合でも立入禁止区域にはならず、立ち入った際の事故やトラブルの発生を危惧しております。  空家等に限らず、事故やトラブルなどの危険が想定されるエリアには、一時的または恒久的に立入禁止区域を設定し、町民の安全確保に努める必要があるのではないでしょうか。  そこで、下記の質問をいたします。  ①危険なエリアへの立入禁止の防止策はどのように考えているのか。  ②立入禁止区域に指定された場所に興味本位で入った方が死亡事故やけがをされた場合、本人が責任を負うのか。または町が責任を負うのか。  3、播磨ふれあいの家について。  朝来市にある町立宿泊・保養施設、播磨ふれあいの家は、約5億7,000万円を投じて1994年に建設されました。山合いに位置し、バーベキューやグラウンドゴルフが楽しめる他、あさご芸術の森美術館などの観光施設も近くにあります。JR土山駅発着のシャトルバスを運行しており、播磨町在住の方は利用料金の割引を受けることができます。  年間約1万人が利用しており、施設のオープンから10年ほどは利用者の50%以上が播磨町民でしたが、近年は全利用者の約十数%で推移しております。  また、施設の老朽化が進んでいるため、運営を続けた場合、2020年度以降の5年間で外壁や空調設備などの改修工事に約1億5,000万円かかる見込みとなっております。  播磨町民の利用者の減少と施設の老朽化に伴うコスト負担が大きくなるため、2020年春に運営を取りやめる方針です。
     運営終了に伴い施設の解体を行う予定とのことですが、播磨町民以外の利用者が多い現状で、施設を残す選択肢があってもいいのではないでしょうか。  また、解体作業には多額の費用がかかります。朝来市や他民間業者などとの連携によってコストを抑える手段を検討すべきではないでしょうか。  そこで、下記の質問をいたします。  ①改修経費が朝来市と折半できる場合、施設を無償提供するのか。  ②播磨ふれあいの家を購入したいという意見が出てきた場合、どのように対応するのか。  以上になります。よろしくお願いいたします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  香田永明議員の1点目のご質問、交通弱者の移動手段についてお答えいたします。  ①コミュニティバス以外の方法についてですが、昨年度から庁内関係部署による交通弱者対策検討会において、今後の方向性について検討を重ねてまいりました。検討会においては、町内事業者の送迎用バスをあいている時間帯に利用できないか。また、買い物支援として町内店舗による送迎サービスが導入できないか等、民間企業やNPO法人との連携など、多角的に検討を行ってきましたが、相手方との協議の中でさまざまな課題があり、残念ながら実現には至っておりません。  公共交通につきましては、全国的にも課題となっていることから、今年度は近隣2市2町で広域的な取り組みに関する調査研究を行う予定でございます。  ②事故時の町の責任についてですが、本町のコミュニティバスの導入については、事業者が実施する運行事業に対し、その経費を補助する形態のもので、運行事業仕様書においても事業者は本事業遂行上の一切の責任を負い、一般乗合旅客自動車運送約款の定めにより、これを賠償するとされ、事故の状況や事業者が行った措置などについて町へ報告する義務を定めております。したがって、運行事業者においては、安全な運行はもとより、事故時の処理体制や損害賠償等の対応について十分な体制と能力を有する必要があるものと考えます。  また、町においても運行の状況等を把握し、不測の事態に対し、事業者との情報伝達体制を構築しておく必要があると考えます。  2点目のご質問、立入禁止区域についてお答えいたします。  ①についてですが、空家等対策の推進に関する特別措置法第3条、空家等の所有者等の責務で、空家等の所有者または管理者は、周辺の生活環境に悪影響を及ぼさないよう、空家等の適切な管理に努めるものとすると規定されております。  また、民法第717条、土地の工作物等の占有者及び所有者の責任で、土地の工作物の設置または保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じたときは、その工作物の占有者は被害者に対してその損害を賠償する責任を負う。ただし、占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは、所有者がその損害を賠償しなければならないと所有者等の管理責任が定められております。  播磨町空家等の適正管理に関する条例第3条、所有者等の責務でも、空家等の所有者等は、空家等が管理不全な状態にならないよう、常に適正に管理し、良好な生活環境の保全を図らなければならないと規定しており、所有者等が危険防止の対策をしなければならないと考えます。  ②についてですが、危険な場所に興味本位で入った者の責任なのか、所有者等がその責任を負うのかは、個別の案件ごとに判断されるものと考えます。  本町の責任は特定空家等の所有者等に対して助言、指導及び勧告、命令など、必要な措置を行うことであると考えております。  3点目のご質問、播磨ふれあいの家についてお答えいたします。  ①についてですが、本町においては、無償譲渡させていただく考えであり、現在、朝来市との協議を行っているところです。この中で、朝来市より改修経費の負担が求められる場合、本町として運営を終える施設に対し、町費を投入し、改修することについては住民の理解が得られないものと考えております。  ②についてですが、播磨ふれあいの家の敷地については、朝来市所有の公有地と朝来市民所有の民有地で構成されており、契約上、播磨ふれあいの家の用途以外では使用できないことになっており、施設の売却については土地所有者への協議、承諾が必要となります。  なお、朝来市を通じて朝来市民の土地所有者の方からは、施設が売却され、民間所有になると撤退された場合、建物が放置され空き家状態になることを危惧されていると伺っております。このことから、民間事業者に施設を売却することは困難であると考え、朝来市への施設の無償譲渡または施設を解体し、所有者に土地を返還することを前提に朝来市と協議を進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員の再質問を許します。  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ありがとうございます。量が多いですので、ぱっぱっぱっといけるところは行きたいんですが、幾分内容がどきつい部分もありますので、よろしくお願いいたします。  コミュニティバス以外の方法を考えていますかというところに関しては、先ほど河野議員の答弁でもあったように、まだ全然進んでないと。今、2市2町で広域的な検討をしているというのがあるんですが、私何もコミュニティバスはあってもいいとは思うんです。なぜかというと、やり方の問題であって、何が言いたいかというと、デマンド型交通というのが質問の中にもあるんですが、そういったデマンド型交通というのも検討されているのかどうかというのをもう一度お聞きいたします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  公共交通をどうするかということにつきまして、検討した最初の段階からデマンドにつきましては既に検討を進めております。それと、またそういったところにも議員の方も視察に行かれたりとかいうふうな過去の経緯がございます。しかし、地域公共交通会議の中でいろいろと議論していただく中で、先ほどから申し上げております、播磨町におきましては、いつでもどこでも誰でも停留所に行けば乗れるという形態がベストであろうということで、そちらの方針で進めてきております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  どれだけの人数がコミュニティバスを利用するかという統計、推測というのをとられているのか、お聞きいたします。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  推計でいうことではないんですが、そのために実証運行し、実際に走らせてみようというようなことで、沿線人口というような形では把握しておりますけども、どれだけの方が利用できるかいうのは、この予算でありましたときに実証運行というような形で1年運行し、その本運行についての検討をするという段階でありましたので、実際にどれだけの方というのは、実際にまだやっておりませんのではっきりとは申し上げられません。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  どういったものでもやはり予測というのは必要で、実証したからといって、1日に2人か3人しか乗らないといった場合、じゃあ翌年もうやめますという話になるかといったらそうじゃないとは思うんです。なので、検討してないということ自体があり得ない話で、大体何人ぐらい乗るだろうという予測のもとでやらない限りは、うまくいくはずがないと思うんですが、いかがですか。 ○議長(神吉史久君)  答弁、岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  コミセン便の運行に当たりましては、実証運行計画書案というのをつくっております。それによりますと、コミセン便の沿線人口ということで、1万1,423人、バスの利用率を0.7%ということで、1日平均80人程度ということで利用の予測をしております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  それは1日の利用が80人ということでよろしいですね。1回の利用乗車数ではなくて、1日の利用者数が延べ80人でよろしいんですね。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  1日のルート、このたびの計画では東ルート、西ルートということで設けておりました。そのルート全体では80.5人、1日ということで利用者数の予測をしております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  これ私の予測、今聞いた中での予測ですが、1回でバスに乗る人数って、恐らくそれだったら三、四人になってくると思います。ここで、コミュニティバス別にいいんです。だけれども、デマンド型交通、予約制です。予約制にするとより効率がいいバスの運行、もしくは車の運行ができると思うんですが、そこら辺の検討に入ってもいいとは思うんですが。なかなか進まないというんではなくて、デマンド型交通というのをもう少しちゃんと研究するというのも、入ってもいいとは思うんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  デマンド型交通につきましては、町長から説明しましたけども、当初、デマンドといいますのは、やはりこういう播磨町のようなコンパクトな地域でありますと、デマンドというよりも定時定路線型、やはりそういった形のほうがふさわしいと。どちらかといいますと、香田議員のおっしゃる要求に応じて運行を走らすといいますと、比較的広域なエリア。定時定路線で走りますと空で走らす可能性が高いところにつきましては、そういう要求があればそちらのほうに向かってその運行をすると言うほうが効率的やというようなことでは聞いております。その中で、それを勘案する中では経費的な面も考えますと、コミュニティバスは定時定路線ということで、本町は考えているところでございます。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  幾ら何を聞いてもやはり三、四人しか乗ってないバスというのは寂しいもので、そこは考え方をもう少し改めて、先にデマンド型交通、配車アプリとか導入している市町あります。私、いろいろ調べさせてもらった中で、ライドシェアという、シェアリングの中でライドシェアというのは、自家用有償旅客運送制度というのがあるんですが、これは過疎地域しか無理だというのがわかっておりますので、ライドシェアとかいうつもりはないんですが、やはりデマンド型にしようと思うと、町としてのアプリの製作、アプリの開発というのも考えていいのかな。それは何もデマンド型交通だけではなくて、これから先の未来を考えたときに、乗り合いタクシーの件でもそうですし、シェアリング、先ほど言われてた買い物支援というところでも、アプリの使用をすることによって、業者に何かを買ってきてくださいね、じゃあわかりましたというふうな、本当に簡単な、電話じゃなくて高齢者の方でも使えるようなアプリの開発というのを考えてもいいのかなと思うんですが。そこで交通弱者の、どこかに行くといったら大体買い物か旅行、どこかに出かけるというところだとは思うんで、そういったところも考えてもいいのかなと思うんですけど、いかがですか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  香田議員のおっしゃるアプリによるそういった問題解決ということは、大変にいいことやと思うんですが、なかなかアプリといいますと、今いろいろあるとは思うんですが、その利用に当たりましては、これは何も高齢者の方やからということではないんですが、なかなかそういったアプリを利用するということになりますと、スマートフォンないしの運用というんですか、そういったものに手なれた方でないとなかなかそう簡単には使えないんではないかなと。要するに今は交通弱者というような形の方になりますと、やはりそういったものよりも、例えば、デマンド型でありますと、やはりそういう方は電話によりタクシーの配車を申し込み、相手方が必ず出ていただいて確認をするというようなほうが安心感を持たれるのではないかなというように考えております。確かにアプリによる便利さというのは非常にあるとは思うんですけども、やはりそういった形のものでアプリを開発しても、逆にそれの利用については今のところ、本町におきましてはどういった形の利用で、そういったものが解決できるのかなというようなことは模索できておりません。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  アプリ使える方多いですよ。そこまで何もできないという、言い方悪いですけどばかにしたらだめだと思います。これから先、50歳の方、60歳の方、70歳の方が10年後、20年後というところを考えていかないと、今現状だけ考えても話というのは全く進まないんです。なので、使い勝手のいいアプリをまちで作成する。もしくは業者との提携で作成して、それはやっぱり講習、研修というところをして、使いやすいアプリの作成。使えるようにしてあげるというのも、やはりまちの行政としては必要になってくると思うんですが、そこら辺考えいかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  先ほど香田議員のお話でありますと、10年、20年後を見据えた形でのアプリの利用が可能になるというようなお話なんですが、本町といたしましては、まず今の状況に対しまして、どうした形で今の住民の方々に支援ができるかというようなことで考えております。したがいまして、例えば、ご説明させていただいたように会社のバスのあき時間の利用とか、買い物のそういったバスの支援とか、またNPO法人による運行が可能ではないかというようなことで、まずはそういった今の可能性のあるものを実際に探っているところでございます。したがいまして、確かにそういったものを進めながら、やがてそういったアプリも一般的には普及してまいりますと、今の50代、60代の方はそういった年齢になられても使えるようになるとは思いますけども、まずは今の高齢者といわれる方々に対して、そういった施策をする必要があるのではないかなというようなことで、今は検討を進めているところです。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  今日の新聞の一面に載ってましたね。高齢者の新免許制度導入というのがあって、あれ読んでると、ブレーキシステムだとか、アクセルを踏み過ぎたらとまるような車じゃないと、この新免許というのを交付しないですよというような内容だったと思います。それが確定かどうかはわからないんですけど、となれば車を購入できない高齢者の方、そういったシステムを導入できない高齢者の方は、恐らく新免許がないので、強制的なのかどうかわからないんですけど、免許を返納させられるような可能性も出てくるんですよね。なので、これは早くしないと、交通弱者の方の交通という面の問題は今も大問題になってる。そんな悠長な話をしてる場合じゃなくて、並行してやっていくべきだとは思います。今現状の問題も確かに解決しないとだめなんですけど、これから先、10年先、15年先という問題も、今から取り組んでようやくそこでできるというふうに頭を切りかえていかないと、いざじゃあやってくださいと言われても、じゃあどうやってやっていいんかわからないというふうになっても仕方がないんで、検討するというふうにやればええのに、何でできないんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  アプリの検討をやらないというわけではなしに、そういった形もあるということは認識しておりますので、町としてはまず今、こういう委員会の中で検討していることを進めていきたいということのご説明をさせていただいております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  わかりました。じゃあ並行してやっていただくということでありがとうございます。  コミュニティバスを導入したとして、バスで重大な事故が起きたときというのは、わかりました。これはこれで業者が責任を負うと。なので、恐らく今業者が見つかってないんだなというところがあると思いますので、そこら辺の検討、コミュニティバスもしくはそういった交通弱者の方のために、いろいろと模索していっていただけたらいいなと思います。ありがとうございます。  では、次の2番。立入禁止区域について。私、何も空き家のことだけを言ってるつもりではなかったんですが、そういうふうに捉えられてしまったので、少し悲しいなと思いながら聞いてたんですが。空き家は例でやらせていただいて、質問事項にもありますが、立入禁止区域についてという質問をさせていただいたんです。空き家が一番わかりやすいので、それをやらせていただいたんですが、昨今は子供とか、若い人たちが動画とかで廃墟の動画を配信したりとかしてるのがすごく多い。そこで、やはり廃墟というと、特定空家等に指定される、生命の危機というところ、播磨町でも、私歩いたら何件か見つけましたし、写真にも撮らせていただいたんですが、入ってけがした場合というのは、やはり個人の責任になるとは思うんですが、そこら辺の見解をもう一度よろしくお願いいたします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  空家対策というところでご回答させていただきました。質問の中でも空き家のことがあったので、そういうふうなことだろうと考えて回答を作成しておったんですけども、香田議員おっしゃるように危険な場所への立ち入り、廃墟等についてもということなんですけども、町が第三者の土地に対して立入禁止の措置ができるかどうかというのは法的に難しいんじゃないかなと考えております。例えば、災害とか、火山の噴火とか、今では原子炉の問題とか、いろいろあるんですけども、そういったところに対する立ち入りの禁止というのは想定できますが、廃墟であるからといって直ちに立入禁止が町でできるかどうかというのは問題があるかなとは考えております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  空き家は例えた話だけであって、私が申し上げたいのは、例えば、空き家に勝手に入った場合というのは住居不法侵入、建造物損壊というところがあります。立入禁止区域に制定されてるところってあるとは思うんですが、例えば、立入禁止区域に勝手に入った場合というのは、軽犯罪法第1条第32号で、入ることを禁じた場所、または他人の田畑に正当な理由なく入った者というのは、この軽犯罪法の違反になってくる。主な罰則としては、1日または30日以上の拘束、もしくは1,000円から1万円以内の罰金というところをつけられるんです。そこを認識されているのかどうかというところをお聞きいたします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  立入禁止区域とおっしゃっておりますが、それぞれその土地であったり、建物、そういうものにつきましてはその所有者がきっちりと管理すると、そういうものに瑕疵といいますか、そういうものがありましたら、それが原因で他の方に損害を与えたときは、その施設の占有者、管理者が責任を負うという形になってます。今おっしゃるその立入禁止区域いうのは、誰がどのように設定されたものでしょうか。それと、法律的な、どちらがどう責任を負うかという辺りにつきましては、応じた損害、またその原因というものを判断して、最終的に決められるものだと考えております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  播磨町でもありますね。本荘港のところに立入禁止と書いてある看板がありますね。関係者以外立入禁止。海、釣るところもあるし。私申し上げてるのは、立入禁止と書いてるところに勝手に入って。知りません、公園のあるところの横。あそこはこれから先、立入禁止ですよという看板があるんです。そこは知らないでいいんですけど、私が申し上げているのは、立入禁止と書いてある場所に人が勝手に入って、例えば、釣りをしてました。雨が降りました。波にさらわれて死亡事故、もしくはけがあった場合、それは個人の責任になりますよねということを町はどう考えているのかというのをお聞きしたい。例えばの話ですよ。 ○議長(神吉史久君)  答弁、三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  済みません、なかなか具体的なところが難しんですけど。例えば、個人の所有地の方が、一般にそこへ入っていたずらされないように立入禁止という看板を上げたり、あるいはそのフェンスを建てたりいうことは、管理者として用事のない人が入ったり、あるいは中で事故があったら困るいうことでされるということはあると思います。当然、そういう看板を立てておれば、立てているのに無視して入って何かあれば、当然、入った人の責任というのは大きいと思います。  あと、海岸云々のことですけども、基本的には大人の方が釣りされるということであれば、やはりそこの場所の危険性というのはご自身で判断していただいて、河川であったり、川でもそういうことは注意しないけないとは思います。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ありがとうございます。立入禁止区域に勝手に入って、けがとか死亡された場合はやはり個人の責任が大きいということの答弁でいただきました。ありがとうございます。  それでは次の3番、播磨ふれあいの家についての再質問をさせていただきたいと思います。  2020年の春で業務が終了すると、これはもう決定してることなので、改修費用を含めて播磨町民の利用者割合というのが減っていってるというところで、私も賛成はさせていただいたんですが、これを無償譲渡するのに、朝来市がどういうふうにおっしゃってるのかというのをもう一度確認させてください。 ○議長(神吉史久君)  答弁、三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  今、朝来市と協議をしております。その中で朝来市は、播磨町が今後5年間に多額の改修費がかかるというところで施設の運営を終了しようとしてるんですけども、やはり朝来市にとってもそういう施設の補修が近いうちにかなりの額になるいうところがありますので、引き取るに当たっては、そういう改修をした上で引き取りたいという希望をいただいております。ただ、播磨町としましては、無償で引き取っていただけるんであればそのままお渡ししますが、やはりそういう改修、それも多額の経費をかけてまで改修した上でお渡しするいうのは、今のところできないとお返事をしております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  朝来市が5年間改修なしでと言われてる改修費というのは幾らなのか、確認いたします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  朝来市からは、改修費が幾らやというようなご提案はございません。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  全員協議会で言われてた1億5,000万円ほどかかるというのは、播磨町の概算でよろしいですね。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  全員協議会でご説明させていただきましたのは、公共施設等管理計画における施設管理経費でして、これは5年間に限りの分で計算をしますとそれぐらいかかるということです。それで完全かといいますと、そうではなしに次の年も少し経費はかかってくるというようなことになっております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  公共施設改修基本計画というのがあると思うんですが、その中で、平成31年度から平成35年度までの5年間の工事費を約8,900万円と見込んでおりますというような議事録があるんですが、これとの整合性が全く合わないんですが。なぜですか。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前11時41分               …………………………………                再開 午前11時43分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今、香田議員のご質問の確認なんですが、香田議員がおっしゃったのは、確認ですが、平成31年から平成35年までの工事費ということでご説明いただいた分ですね。それにつきましては、私どものほうからはご回答させていただきましたのは、平成32年から平成36年の5年間についてせんだっての全員協議会で説明させていただいております。  なお、そのせんだっての全員協議会においては、改修費という説明ではなしに、運営費ということでその金額についてはご説明させていただいてるところでございます。したがいまして、その中には指定管理料とか借地料とか、あとその他雑多なものも含んでおりまして、総計しますとこの5年間では運営費としては2億円ぐらいかかるというようなことでご説明させていただいております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  運営費は2億円かかるのはわかってます。改修費として1億5,000万円かかるという話やったんですが。先ほどの説明の中では、平成31年から平成35年。じゃあ平成32年から平成36年になって、1年ちょっとずれただけで、この8,900万円から1億5,000万円にはね上がるというのは、平成36年にものごっつい工事をするという話でよろしいですか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  その算定の折には、あくまで工事費は8,900万円で見ておりますが、工事におきましては、設計監理またその他の関連経費がございます。それらを含めて当然、提案する折に対してはそれも具体的な金額ということで2億円としておるんですけども、平成36年度に非常に大きな金額が発生してくるというような形で、その分を足しますと、工事費においては8,900万円に対して、工事費だけですけど1億3,000万円になるというような形です。
    ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  私、解体するの大反対なんです。なのでずっと言ってるのが、1億5,000万円例えばかかるとしたら、朝来市との折半で7,500万円ずつやって、それを残すというふうにやったほうが私はいいと思います。それはなぜかといったら、解体費用もやはり多額にお金かかってくるんです。これは概算ですよ、1億2,000万円ぐらいかかります。概算で。それだってわからないでしょう。7,500万円と1億円。どっちのほうが住民の皆様から預かった住民税を利用活用できてるかというと、足し算と引き算の問題で、7,500万円のほうがもちろんいいんです。もしくは買ってもらうというほうがいいと思うんです。先ほどから私たちが説明を受けたのが、播磨町民の利用者数というのが減ってきてるというふうに言われてるんですが、これも統計見てみると減ってないんです。実は。割合は減ってますよ。それはなぜかというと、他の県外から、もしくは朝来市の市民の人たちが利用者数というのは増えていってるんです。増えていってるので、播磨町の人たちが利用する人数というのはそんなに変わってないから割合だけがだんだんだんだん少なくなっていってるというからくりがある。私たちその説明を受けたら、10%しかないんやったらそれはもうやめたほうがいいなとなったんだけれども、実際、ふれあいの家としては年間でいったら1万人ぐらいは大体やってると。平成25年やったら8,700人、平成29年やったら9,200人、そのうち朝来市とか県外の人たちというのは増えていってるんですけど、なぜじゃあ解体ありきで話を進めるのかというのをお聞かせください。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  解体ありきというんですか、本町といたしましては、まずは無償譲渡ということでお話を進めているところです。その無償譲渡といいますのも、当然これまで朝来市に設置させていただいてる施設でありますので、当然それは朝来市で今後もそれだけの、要するに町内の利用者が全然増えておりませんが、もし町外の方が増えておるんであれば、当然、朝来市のそういった施設に対しては、それこそ関係人口がどんどん増える施設であるというようなことで、非常に利用価値はあろうかと思います。そういったことの中でもやはり朝来市にこういった施設をお渡しし、本町といたしましては、その施設の存続をしていただくというようなことも考えておるんですが、その辺りが今なかなか話が進まないというようなところでございます。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  日帰りの人数でいったら、町内の利用者数増えてますよね。確実に。平成29年度やったら700人、その前は588人ですから。宿泊数というのはそんなに変わってないので、施設としての利用価値というのは十分にあると私は思います。これなぜ言うかというと、いろいろ調べさせてもらったら、いろんなところのNPO法人とか、そういったところで教育の現場として使われてるんです。アウトドアのところ、キャンプとか、あとはこういった実績というのも書いてますが、香港、アメリカ、いろんなところから利用者が来てるんです。これはインターネットで調べたんですけど、口コミというのはご存じですよね。口コミの中では、大体星が5個で評価されてるんですが、ふれあいの家といったら4.5、平均すると。これ4.5ってすごいですよ。その施設を解体ありきで話しする、無償譲渡ができなかったら解体といってるんですが、もっと違う方法というのを考えたらいいのに、ずっと解体と言われてるんで、そこら辺の考えを、解体ありきではなくて、やはり住民税を利用するという部分であれば、もう少しちゃんと柔軟に考えてやったらいいと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  播磨ふれあいの家が建設された当時のことも伺っております。先覚者に対しまして敬意を表したいと思いますし、私自身も朝来市につきましては、本当に四季を通じて大変すばらしいところだと思っております。  ただ、これまで播磨町のみがふれあいの家に対しまして大きな投資をしてきております。また、雇用の面、朝来市周辺の方を雇用されてると思いますし、またいろいろな特産物につきましても播磨町住民、いろいろ買って、いろんな周辺を楽しまれたと思うんですけれども、これが民民の話であれば、そういった今、香田議員がおっしゃってるような論理というのも成り立つかもわかりませんけれども、これ以上、播磨町が公費を投入して、何百人、本当にわずかな住民のためにこういった施策を続けていくことが妥当なのかどうかということにつきまして、かなり前から議員からもご意見等いただきまして、その終息地点をどうするかということは検討してまいりました。そうした中で、やはり播磨町といたしましたら、先ほどもご答弁申し上げましたように、土地がそもそも朝来市と、また民有地ということから、将来のことも考えましたら後顧の憂いのないように、きれいな形で、更地にしてお返しするということが負の遺産を播磨町民に残さないという面で一番適切ではないかということで、こういった結論を得たものでございます。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  平成29年度利用者数が4,300人はわずかな町民なのかどうか、私にはよくわからない。4,300人というとわずかではないような気がいたします。  もう一つ、無償譲渡というところよりも、購買者、買いたいという方が出てきた場合、先ほどの答弁では地権者の方の問題があるのでできないと言われてたんですが、もしこれ100万円でも1,000万円でも買いたいという方が出てきた場合、住民税を使わずに収入として得られますよね。そういったところはお考えいかがなのか、もう一度お聞かせください。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  解体費というのは、設計をして、また業者による入札をしないと確定しないものだと思っております。ですから、解体費というものはそういうものですから、そういったことを前提に、だから購入がこれぐらいの金額で安いんじゃないかどうのこうのという議論にはならないと思うんです。  それと、先ほど申し上げましたけれども、やはりこの土地が、例えば、播磨町がもう既に購入している土地であったりとか、また所有者が本当にお一人とか、限られたところであれば別なんですけれども、そういったことではないので、民民の財産を譲り渡したりとか、売買したりとかいうふうな、対象ではないと思っております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  それは間違いです。共有者全員一致があれば売買は成立するんです。契約書も変更できます。それは私、司法書士の先生に確認して、できますよというのは言われましたんで。民民であろうが、公民であろうが、そちらを売却することは可能だということになっております。  私お聞きしたいのが、地方自治法第2条第14項にあるんですが、地方公共団体は、その事務を処理するに当たっては住民の福祉の増進に努めるとともに、最小の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。第15項に、地方公共団体は、常にその組織及び運営の合理化に努めるとともに、他の地方公共団体に協力を求めて規模の適正化を図らなければならない。というところに、何をどうしてやってるのか。解体ありきで話進めると、これ全然やられてない。住民税だけを使う。改修するのが終わる施設の投資というのもよくわからないですし、その投資をして譲渡できたら1億円かかるのが7,500万円で済むんであれば、2,500万円安くつくというような頭にはならないのかなと思うんですが。それはわからないですか。町長。なので3つの案が今あるんです。改修費用を朝来市と折半できるとしたら7,500万円になると。解体費用1億円かかったとしたら1億円。購買者が出てきた場合、これは1,000万円で売るとしたら1,000万円プラスですよね。あとの2つはマイナス。そう言ったら頭の中、整理ができてるのかできてないのか、お聞きします。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほどから申し上げておりますように、その金額というのが、どこに妥当性があるのかという部分で、先ほども解体費用のことを申し上げましたけれども、町といたしましたら、公費を投入するからにはやはり妥当な金額とうのものが必要になってまいります。そうしたことで、今、朝来市とじゃあ幾らでやりとりするのか。また、購入者が出てきた場合にその方が今後、地権者が複数でいらっしゃる中で、将来にわたってどのような保障を持っていっていただけるのか、そういったこともいろいろ考慮した上で、もともと播磨ふれあいの家の敷地については、それ以外の用途では使用できないことになっておりますので、町といたしましたら、この際、きれいな形でお返ししたいということで先ほどから言っております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ですから、先ほどからずっと申し上げてるように、解体ありきではなくて、先ほどから私も言ってる共有者全員一致であれば、そういったところも解消できるんです。なので、地権者の方と購入者の方の話し合いの中で、じゃあ土地を売りますよ、朝来市と購入者の方の話し合いの中で土地を全部買った上で、じゃあ播磨ふれあいの家も買いますよということもできるんです。そういうこともちゃんと理解した上で、いろんなことを考えて、播磨ふれあいの家を本当に解体しないとだめなのかということを考えないと、ずっと解体ありきで話されても、私たち納得できないんです。どうやって説明するんですか、住民の方たちに。私こうやって言ったら、それやったら折半でやったほうがいいな、じゃあ購入者の方に売った方がいいねという話のほうが多いですよ。解体してどうするのと。朝来市の住民の方喜んでますよ。使う人が多くなってるし。県外からも利用者が増えてきてるのに、播磨町のこのよくわからないわがままなのか、言い方悪いですけど、解体してしまっていいのかというのもやはりありますよ。そこら辺もう少しちゃんと検討してください。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  これまでも十分に検討してきております。また、数年かけて議員からもいろんなご意見等いただきました。そして、ふれあいの家を運営を終了するに当たりまして、まず私自身も朝来市に出向きまして市長、副市長とこういったことについて礼を尽くすといいますか、こういったことを播磨町としては終了したいということで申し上げております。町といたしましたら、できることといたしましたら、それを無償譲渡、無償で引き取っていただくという、それしか今のところはないと思っております。先ほども申し上げましたように、これまでも朝来市の地に播磨町の施設を建設して、それ以後、播磨町はかなりその施設についていろんな投資をしてきております。また、そこで雇用も生まれております。また、お土産等、いろんな特産物も購入して帰ってきております。朝来市はいろんな面でまちづくりといいますか、地域づくりに効果があったであろうと思うところでございます。  それと、5年先までの、何年先までの修理、改修が必要かといいますと、昨年の秋にも宿泊をいたしましたけれども、今の形で十分に運営は成り立っているところでございます。これから先の運営に関して発生するであろう修理、そういったものを前倒しで播磨町が運営を終了するに当たって投資するということは、これは住民理解が得られないと思いますので、播磨町といたしましたら、今あるがままで無償譲渡で、朝来市に引き取っていただけるんであれば、それはお譲りしましょうという方針でいっております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  丁寧な説明ありがとうございます。それはもう何回も聞いてるんで理解はできてますが。無償譲渡はもちろんそれのほうがいいんです。何も残さないままできるので。ただ、解体をした費用を使うのがどうなのかという話です。ここまでちゃんとした施設があるのに、解体する必要があるんですかという話。その中で、購買者が出てきた場合、売ったらいいんじゃないですかということを、私ずっと申し上げているのに、その話はすっとぼけられて、全部解体か譲渡という話になってるんですが。先ほどから言ってるように、買いたいという方が出てきた場合、売る検討に入ってもいいんじゃないでしょうか。いかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  購買者については、先ほど申し上げましたもろもろの理由から、こちらは想定はしておりません。  また、朝来市でその施設が必要であれば、無償譲渡した後でいろんな形を考えていただくということはあろうかと思いますけれども、無償譲渡以外に第三者の購買者を募るということ、これにつきましては、先ほどから申し上げております、土地利用、これまでの目的、それからこの土地に関しての所有者のいろいろな懸念される課題、そういったものをこちらで、播磨町がそれについて解決するという立場にはないと思っております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  購買という考えを、今まで一度もされたことはないんですか。購買者が出てくる、もしくは入札とかで応募するとかというのは。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  この土地につきまして、先ほどから何度もやりとりしておりますけれども、播磨町が持っている土地であれば、民への購買という、そのような契約というのもあり得るかもわかりませんけれども、先ほどから申し上げておりますように、このふれあいの家に関しましては、一般の住宅地にあるわけではございません。あそこにつきましては、芸術関係のいろんな作品も置いていらっしゃったりとか、以前の朝来町から考えますと特別の地域として、やはり位置づけていらっしゃると思いますので、購入者というお話がございますけれども、町といたしましたら、朝来市への無償譲渡という以外には、またその土地をきれいに更地にしてお返しするという、この2つの選択肢しかないと思っております。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  私の説明を聞いてらっしゃらないんかもしれないんですが、それに関しては、きちっとすれば売買できるんです。それは地権者と朝来市との話なので、それをいったら何もせずに解体か無償譲渡しかできませんよというふうにすると、話がずっと平行線です。私ずっと言ってますよ。土地の問題に関しては問題ないと。購入者と売る人の話し合いの中でできるじゃないですか。それを先に進めて、それを進めた上で、それでも地権者は嫌だと言ったら、その道は途絶えますよ。やりもせずに、頭からしませんと言ってしまうと、何も先に進まないですよ。住民税使って解体費用は絶対かかるんですから。それこそ足し算と引き算の問題で、もらえるのか出すのかの違いでしょう。それをいったらどっちが納得するかといったら、もちろんもらえるほう、住民の皆さん納得するんじゃないですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  香田議員は、ふれあいの家、行かれたことございますでしょうか。そうしましたら、あの美しい自然の中で、どなたがどういった利用をしてもいいというふうなことをよしとされますでしょうか。反問です。 ○議長(神吉史久君)  清水町長、その反問に、質疑の質を高める意味合いを見出せないです。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  ですから、先ほどから申し上げております、四季を通じて美しい、美術館のすぐ下にあります播磨ふれあいの家、本当にいいところだと思います。そういった場所につきまして、本当に適切な購買者があらわれるかどうかということもわからない。そういった時点で、播磨町といたしましたら、あれをあのまま朝来市にお譲りするか、それともきれいにして更地にしてお返しするか。それ以外にはないと思います。その購買者が、もし募った場合にどういうところがあそこの土地利用をなさるかということについて、播磨町は責任を持てないと思っております。それが将来に引き続いてでも責任が持てるものではないと思います。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  言われてることが極端から極端に走ってしまって、購入した方があそこのふれあいの家を改修工事はするだろうけれども、何か用途を変えて、何かをするというのはないでしょう。何のために買うんですか。そこの宿泊施設が欲しいから買うわけじゃないですか。それを、今の答弁だと何か違う、ゲームセンターにしてしまうかみたいな答弁ですけど、そんなんもちろんないですよ。ないとは言い切れないですよ。ないとは言い切れないですけれども、そこはいったら地権者と朝来市とその購入者の方の話し合いになってくるじゃないですか。そこまで心配するんであれば、解体じゃなくてもうちょっとこの購買の話で進めていって、じゃあ条件としては播磨ふれあいの家、名前は変わるかもしれないですけど、宿泊施設として利用することという条件をつけたらいいだけの話じゃないですか。それもしなくて、やはりずっと解体、解体、解体といって、お金使うことばっかり考えてるんですけど。それちょっと違うんじゃないですか。地方自治法にちょっと違反してますよ。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほどから何度もやりとりをしておりますけれども、その購買されたところがどういった利用をされるかというにつきましては、町は責任を持って将来も大丈夫ですというふうな断定もできません。そういったことから播磨町におきましては、先ほどから申し上げております無償譲渡、それからまたあの施設につきましては、更地にしてお返しするという、その二通りしかないと思っております。その土地につきましては、またその自然、そして建物につきましては、今後も存続するものでございますから、それが例えば、最初の購入者につきまして条件をつけられても、その後につきまして転売、転売されたときにどういった使い方をされるかということについて播磨町が関与するものでもありませんし、責任を持てるものでもないと思っております。  それから、先ほどご紹介申し上げましたように、やはりそこの民有地を所有されてる方が、民間が所有されると撤退された場合、建物が放置され空き家状態になることを危惧されているというお声も朝来市からは聞いております。こういった施設につきましては、全国各地でそういった実際にあるということを、多分ご承知の上でお話しなさってるんだと思いますけれども、こちらといたしましたら、先ほどからの方針を変えるつもりはございません。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  それは少し傲慢な答弁。私とずっと平行線。先ほどからずっと同じこと言われてる。そういう研究をして、できるかできないかというところまでちゃんといってからできませんだったらわかるんですが、頭から解体か無償譲渡しかないというのは、少しおかしいと思います。  地権者の話に関しても、先ほどから私ずっと言ってる。町が別にそれを保障しろなんては言ってないんです。それを条件として入札最初すると。購入者がその後にどこかに転売をして、何かをするというときに、それは朝来市とその購入者の条件になってくる。手を離した瞬間に播磨町は関係なくなるじゃないですか。そこをいったら、未来永劫播磨町が保障しないとだめみたいな感じのことをいうのはちょっとおかしいなと思いますけど。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほどからお聞きいたしておりますと、播磨町がそういった購入者を募ってというふうにお聞きしておりましたので、播磨町がそういう役割をするということは考えていないということでございます。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  もちろん播磨ふれあいの家、播磨町のものですから播磨町が入札をして、購入者を募るのは当たり前の話じゃないですか。それの検討をしてもいいじゃないですかというのを言ってるんですが、検討もしないというのは少しおかしいなというふうに思います。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  播磨ふれあいの家につきましては、建設以来いろいろなご意見等いただいております。内部でも指定管理者を選定するごとに、じゃあ次の5年間どうしようとかいうことで、いろいろ検討をしてまいっております。  また、ここの施設の終息、また継続につきましては、これまで何年もかけて、いろいろと検討してきたものでございます。今回、こういった結論に至りましたのは、やはりおっしゃってるようなことも全て含めて考慮した上で、最終的にこういう結論に至ったものだとご理解をいただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  その答弁は本当ですか。購買に関してもちゃんと考えたというのは本当なんですか。それを全てちゃんと網羅した上で、解体なのか譲渡なのかというのは本当ですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほどから申し上げております、この土地が朝来市と民有地でありますので、そういったことも含めて先ほどからご紹介申し上げております、その地権者の懸念といいますか、そういったことも含めて町がいろいろと協議する中で、第三者に渡るということにつきまして、またその役割を播磨町がするということについて、将来的に責任は持てないということで、今の2つの案を上げさせていただいております。  ですから、例えば、朝来市が無償譲渡された後で、朝来市につきましては何らかの播磨町としても条件をお出しするかもわかりませんけれども、それについて、もし朝来市がということでありましたら、それはまた別の話になりますけれども、播磨町が今、他の購買者を募るということは考えていないということでございます。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  議長、ちょっと同じ答弁ばっかりされてるんであれなんですけど。先ほどからずっと同じことを言われてるんです。地権者の話も、それから播磨町が保障しないとだめという。そこに関しては、保障なんかする必要ないじゃないですか。家と家の売買でも、前の持ち主の不備があったからといって前の持ち主に保障しろということなんかほとんどないでしょう。あります。そういうことをただの思いつきで言われても困るんです。きっちりと研究をしたというんであれば、そういった資料があるんであれば今度提出してほしいなと思うんですが、そこら辺ちゃんと研究して、何がとって住民税の使い方って効率的なのかというところを、もう少しちゃんと考えてもらうということをよろしくお願いいたします。 ○議長(神吉史久君)  そこまでのことを求められるんであれば、やはり通告文にある程度そういった内容も含められるべきだと思います。その検討は云々というところまでがあるんであれば。売却という部分についての検討について、どういう経過があったかという、もちろん全く書いてないとは言いませんよ。けども、もっと細かな説明を求められるんであれば、それは事前に通告しておくというのは、議論をスムーズに進める上で、議員の側でも注意できる部分だと思うんで、香田議員も今後ご理解いただけたらなと思います。  あと残り30秒なんで、また締めにお願いいたします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  保障といいますのは、倫理的または道義的な部分で朝来市に対して、または朝来市のあの自然に対して、播磨町は今までお借りしてた分に対しまして、また良好な自然環境であるということを願う中で、やはりそういう別の第三者に対しての購買ということは考えられないということ。  それから最初に、これは田中町長の時代なんですけれども、この播磨ふれあいの家を設置されたときに、やはり美しい自然を播磨町民にも味わっていただきたいという深い思いがあったと思います。そうしたことから、やはり播磨町としてある程度役割が終えた時点でそれにつきましては、最初のお約束が播磨町の住民のための憩いの場、ふれあいの場でございましたので、それを終息させたいということでございます。 ○議長(神吉史久君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  あと30秒しかないので締めをさせていただきます。  本当に美しいところにある施設を解体ではなくて残すように、今後も努力していっていただいて、ぜひ播磨町民もまだまだ利用される方がおられるし、朝来市とか県外からもいっぱい来られてると思いますので、ぜひ、ふれあいの家は解体するのではなくて無償譲渡なのか、また他の方法があれば考えていただくように申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(神吉史久君)  これで、香田永明議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後0時14分               …………………………………                 再開 午後1時14分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、新政会、奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  久しぶりの一般質問です。  通告に従いまして質問をいたします。  1、タクシー料金補助について。  少子高齢社会が進み、交通弱者が多くなる中、近年、タクシー補助という生活の足の確保が話題になっている。まちのコミュニティバス実証運行事業の進捗についても、平成30年度における進捗は、関係部署による交通弱者対策検討会議を立ち上げたが、具体的な施策の実現に至っていない。しかしながら、以前から日常生活における移動支援を必要とされる方々の声があることから、平成31年度以降も引き続き町にふさわしい交通弱者への対策を検討することとしている。  そして、平成31年4月14日の神戸新聞には、町にとって交通弱者対策は大きな課題。町は3年前からコミュニティバスの運行事業者を募っているが、実現に至っていない。車での買い物や通院が困難な高齢者らのため、各候補者がどのような解決策を示すかが注目されているとの報道があった。さらに、近隣の町では、町内在住の高齢者向けに実施しているバス・タクシー料金助成の対象を拡充したとの報道がある。  タクシー利活用のメリットは、時間的制約がなく、事前予約が必要ないなど、利便性が比較的高いことである。デメリットは、利用者の増加が財政負担に直結することなどである。  そこで、以下について質問します。  ①コミュニティバス運行事業の終了は明言しないのか。  ②交通弱者対策で、タクシー利用料金の補助は。  ③タクシー利用料金の補助として、多様なパターンを用意しては。  2、通学路の安全対策について。  平成27年3月に、播磨町通学路交通安全プログラムが策定されました。プログラムの目的は、今後は本プログラムに基づき通学路の安全を図っていきますとあります。そして、通学路安全推進会議の設置、取り組み方針の中で基本的な考え方を示し、合同点検の実施及び対策の検討の方法、さらに、対策効果の把握、対策の改善・充実が明記されており、PDCAサイクルとしてわかりやすく示されており、対策箇所の公表に至ります。そして、平成30年度通学路危険箇所一覧表が示されました。  そこで、以下について質問します。  ①平成30年度通学路危険箇所一覧表の播磨小学校、蓮池小学校、播磨南小学校、播磨中学校のそれぞれの校区の対策状況で協議中の進捗状況は。特に、蓮池小学校区の町道北池蓮池線の路肩が狭く、水路ふたがあるところとないところがあるため、生徒が水路にはまり危険であると、播磨南小学校区の古宮土山線の車幅が狭く、朝の通学時には通勤の車が多く、特に雨天時は危険であるとのことであるが対策は。  ②播磨南小学校区、播磨南中学校区の浜幹線と古宮川端線の交差点の、横断歩道はあるが信号がなく、車列の合間をぬっての横断になるので、指導員がいても危険であるの対策内容で要望書を提出とあるが改善策は。  ③県の防災・安全交付金、元気で安全・安心な兵庫の道づくり(通学路の安全確保)で、通学路の安全確保を行うことを目的に、平成30年度から令和4年度までの間の実施事業の計画策定主体に当町が入っていないのは。  ④大阪府北部地震でブロック塀が倒壊した後、播磨南中学校とレイクタウンの間の通学路変更の将来計画は。  ⑤滋賀県大津市の事故を受けて、交差点の総点検実施は。  3、東部コミュニティセンターの移転について。  平成31年度予算特別委員会において、議員から東部コミュニティセンターの質問に対し、町長は、できましたら地域といろいろお話をする中で、また建てかえ等も考えていきたい。南北にかなり遠い地域で、どの辺で同意を得ていくかというのが今後の課題かと思っております。こちらのほうも他のコミセンとうまく同じレベルに少しでも合わせたいなということで、建てかえというのは近い将来考えたいなと思っております。ただ、申し上げましたように課題の1つが、その建設用地をどうするかということで、町有地がうまく活用できるんでしたらそういうこともと思っておりますけれど、今後、大池周辺の整備を含めまして、また地域自治会、コミュニティ委員会と協議をする中で話を進めてまいりたいと答弁されました。  そこで、以下について質問します。  ①地域自治会及びコミュニティ委員会との協議をする予定は。  ②建てかえは近い将来考えたいとの答弁をされましたが、近い将来とはいつごろなのか。
     ③建てかえ場所の決定は。  4、大池広場の今後について。  大池広場について、地域と町が意見交換を行った。その中で、地域は、土地については無償で譲渡しないと進まないと考えている。住民のためになるのであれば、無償譲渡で進めていけるのではないかなど、地域の声に対し、町は緑の拠点の基本構想の策定を進めるのに町としてもよい機会だと思うので、広場の活用も含め検討したい。またどのようなレベルで提示できるか、現時点では不明だが、案が策定できた段階でまた意見交換を行いたいとの話がありました。  そこで、以下について質問します。  ①広場の活用を含め検討したいとあったが、現在までの検討内容の報告は。  ②案を策定して、意見交換をする時期は。  ③今後の展開をどう推測しているのか。  ④町の担当グループは。  以上、質問いたします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  新政会、奥田俊則議員の1点目のご質問、タクシー料金補助についてお答えいたします。  ①についてですが、昨年1年間、コミュニティバス以外の方法を多角的に検討してまいりましたが、いずれも実現には至っておりません。今後も引き続き、コミュニティバスも含め本町にふさわしい移動支援策を検討してまいります。  ②についてですが、交通弱者の定義もさまざまであり、画一的な対応でなく、必要に応じた有効な手法を検討すべきと考えております。現在は、重度障害の方に福祉タクシー利用券を交付しております。  また、社会福祉業議会において移送サービスが実施されております。  ③についてですが、福祉タクシー利用券は、近隣市町も実施しており、500円分のチケットを交付するという形に合わせております。タクシー事業者の協力を得て、円滑に運用するためには、制度はシンプルであるべきと考えます。  2点目のご質問、通学路の安全対策についてお答えいたします。  ①についてですが、蓮池小学校区の町道北池蓮池線につきましては、今年度より順次舗装の更新工事に合わせグリーンベルトを整備し、通学路の安全を確保していきます。  播磨南小学校区の古宮土山線につきましては、通学路安全推進会議で過去から議論しているところですが、幅員が狭いことから路肩の確保が難しく、グリーンベルトの整備は現在できておりません。  また、他の対策として、車両速度を30キロメートルにできないか、加古川警察に要望しましたが、本部の回答としては現状不可能と回答を得ております。今後も引き続き、協議要望し、改善対策ができるように努力したいと考えております。  ②についてですが、浜幹線と古宮川端線の交差部の信号機の設置要望については、加古川警察署を通じて兵庫県公安委員会へ要望書を提出しておりますが、警察からは信号機設置の必要性が低いとの回答であり、引き続き要望してまいります。  ③についてですが、当事業は国庫交付金事業のメニューでありますが、他市町においては道路拡幅や歩道の整備など、多額の費用が必要な通学路の事業に対し計画を定め、交付金の対象事業としています。当町におきましては、現在のところ、通学路安全推進会議の結果を踏まえ事業化しており、できるだけ修繕工事等に合わせて実施してまいります。  また、交付金事業とするためには、国県に対して計画の策定などが必要となることから、緊急性などを考慮し、町単独費で対応しているところです。  ④についてですが、当該箇所につきましては、昨年8月に企業側とブロック塀南側の一部を開口し、通学路として利用することは可能であるかを協議しましたが、承諾を得られず現在に至っております。教育委員会としましては、企業所有のブロック塀でもあり、公費を投入しての改修は困難であることから、現在の通学路に変更することで対応しているところでございます。  ⑤についてですが、交差点の危険な箇所については、既に縁石の着色、ポストコーン、横断防護柵、ガードレールなどの設置を行っており、ドライバーや歩行者へ危険箇所を注意喚起しております。  3点目のご質問について一括してお答えいたします。  東部コミュニティセンターを建てかえるに当たっては、地域の住民の方々のご意見をお聞きし、ご理解をいただくことは重要なことと認識しております。今後、事業を進めるに当たり、建設場所の選定など、近いうちに協議の場を設けさせていただきたいと考えております。  4点目のご質問、大池広場の今後について一括してお答えいたします。  去る2月18日に、地元水利関係者、地元自治会長との会合を行いました。会議の内容では、地元から長期で大池の管理を考えた場合、どうしていけばいいのか問題となっており、負の遺産とみる意見などがあった。また、新興住宅などから虫などの苦情が寄せられ、対応に苦慮している。住民の賛同が必要だが、土地の売買ではなく、無償譲渡で町が管理する方向でお願いしたいとのことでありました。  また、地元住民の理解を得るために、何らかの計画案を示してほしい旨の発言があったことを受けて、町から何らかの計画案を提示することとなっています。  現在のところ、町では多目的広場など、緑地的なものとして考えており、素案ができ次第意見交換する予定としております。  町の担当グループについてですが、大池は古宮村財産区有土地となりますので、原則的に財産区有財産の管理及び処分に関することは、総務グループが担当となります。一方、ため池に関することについては、播磨町事務分掌規則第3条に規定されていますが、土木グループと住民グループも所管範囲に入ってきます。課題内容によって窓口は異なりますが、各グループが連携を図りながら対応を図るものと考えます。  以上でございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員の再質問を許します。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  コミュニティバスについては今後も移動支援策を検討していくというような答弁をいただきました。コミュニティバスについては、平成28年5月26日にホームページに公告して、現在に至ってるんです。では、コミュニティバスをいつまでこういうような実証の運行事業をいつまでやるのか。今のところ計画はありますか。いつまでやるのか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  コミュニティバスの実証運行いつまでやるのかということでございますが、過去に4回公募しまして、いまだに実現に至っていないというところでございます。したがいまして、今のところこれにつきましては、新たな方法ということで、交通弱者検討委員会の中で、今、他の方策を考えながら、この実証運行につきましては、また引き続き検討してまいるということで、決してこれは終わるというようなものではございません。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  ではコミュニティバスは終わるものではないということで、これはいつまでも、今、河野議員のときに、いつでも誰でもどこでも乗れるような、一番いい方法だと思うんです。もうコミュニティバスをいつまでもこんなことしとっても無駄ですよ。もうやめると宣言して、できないんですから、やめるということは。そこらいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  やめるという宣言ということは今のところ考えておりません。やめるというんですか、今の社会情勢を見ますと、まずバス運行事業者においては、運航乗務員、これがかなり不足しているというような状況でございます。したがいまして、今の状況でコミュニティバスを運行とお願いしても、多分、今の運行会社の中では難しいというようなことも聞いております。ただ、その間、他の方策というようなところで、可能な手段としての方策を練っているところでありまして、コミュニティバスについても究極はやはり、いつでもどこでも誰でも乗れるようなことということで考えているところではございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  コミュニティバスの運転手の確保も大変厳しい状況ですよね。答弁いただきました。では、コミュニティバスをやめて、初めにコミュニティバスやられるときに、実証運行やるときに予算組みましたね。その予算の中で誰でもが、交通弱者が使えるようなタクシーの利用券、補助するように変換するということは考えたことないですか。そこらいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今、検討しておりますのは、コミュニティバスの予算をもってということではございません。民間のそういった可能な車両とかそういったもの。またNPOなどを利用しながら協力いただけないかなというようなところで、コミュニティバスの、当時そういった予算をもって検討していたところというのは、また全く別の問題でありまして、それをタクシーの補助に充てるというようなところでの検討というよりも、まず今の中でどういった方法で町内の交通弱者対策ができるかというような方策を練っているところでございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  河野議員のときに尾崎理事が答弁してました。タクシーの助成については、今現在、検討を重ねているということです。では、タクシーの助成については今の段階で町としては検討しているということは、これはいつまでに我々議員に対して提示できるのか。そこら確認したいと思うんですが、いかがですか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  方策につきましては、タクシーの補助になるのか、それともそういったコミュニティバスになるのか、今のところそれぞれ検討しているところでございますので、それぞれの将来負担というようなこともありますので、そういったものも鑑みながら、いつまでということになりますと、今すぐにお答えできるところではございません。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  岡本理事、おかしいですよ。タクシーの助成になるのかというような答弁いただいたんです。尾崎理事はタクシー助成について現在検討を重ねているという答弁したんですよ。タクシーの助成について我々にいつ示していただけるのか、そこを聞いてるんです。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  済みません、誤解されてるようですので改めますけれども、タクシー助成を検討しているという形ではなくて、交通弱者対策を考える中で、タクシー助成についても検討したということでございますので、タクシー助成を実施するために、どういう形で実施するかという検討をしたということではないというところをご承知いただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  私が誤解をしてるかは、当局も思ったんですかね。私のとり方としては、尾崎理事はタクシー助成について、65歳以上に1万円出したら1億円要りますよと。条件もありますけれども現在検討を重ねているという答弁したんですよ。じゃあ、それが誤解になるんですか。自分らが答弁したことにやっぱり責任持ってくださいよ。じゃあ、検討しとんねんやったら我々にいつ示していただけるのか。いつということを聞いてるんです。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後1時38分               …………………………………                 再開 午後1時42分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  私はコミュニティバスをやめて、交通弱者対策ということで、今現在いろんな地域で利用してますタクシー補助金に切りかえたらいかがですかというような質問をしとんです。それに対しての考え方、もう一回答えいただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  コミュニティバスをやめてタクシー利用券に変えてはということなんですが、どちらも交通弱者を助けるというんですか、それの手だてになっていると思います。したがいまして、今のところこういう社会情勢の中ではすぐにそういったものを変更するというよりも、今後も検討しながらお互い考えていきたいというように考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  じゃあ確認なんですけど、4回もコミュニティバスできない状況なんです。神戸新聞にも3年前からというような、コミュニティバスの運行事業者を募っているが現実に至っていないというような、神戸新聞にやられとんですよ。じゃあ、コミバスいうたら今の段階で4回だめ、10回までいくのか、何回までいくのか。ある程度もうここで方向性を出すべきだと思うんですが、方向性を出せるんですか。いつまでやるのか方向性を出してくださいよと言ってるんです。それはいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  いつまでというよりも、今後そういったものをまた検討するというようなところでございます。本町におきましては、ただコミュニティバスということだけということではなしに、さまざまな交通施策というのがございます。今般、こういった交通弱者対策といいますのが全国的な問題にもなっておりますし、決して播磨町内だけでは完結する問題ではございません。その中で、東播磨2市2町で一度そういった公共的な交通弱者対策、そういったものを検討してはいかがかというようなこともございまして、今年度、研究をするというようなことで、そういったものを行っていこうと思います。それがどのような方向になるかはわかりませんが、それぞれの市町においては形は違いますがそういう交通弱者対策における問題を抱えておりますので、その中で何か見出せるものがあれば、それにお互い協力しながらやっていきたいというように考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  私、交通弱者対策でタクシーの利用券の補助はということで質問したんです。その中で、有効な支援を考えてるという答弁をいただいたんです。有効な支援というのは、今、町が考えてる現段階での有効な支援策というのは何なのか。お聞きしたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  有効な支援といいますか、具体的にといいますと、今、奥田議員のおっしゃってるのはタクシー利用券に関するそういったものことだと思いますけども、やっぱり必要な方に必要な分が届くというようなところであろうかと思います。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  この有効な支援策ということで、もう一回、声が小さくて確認できないんですが、どういうような有効な支援策、具体的にもうちょっと大きな声で教えていただきたい。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  具体的にといいますと、今はそれを模索しているところでございます。ですから、そういった必要としているところに必要な支援が届くというような有効な支援はないかというようなところで検討しているところでございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  有効な支援を現在、模索していると。その模索している案が、いつごろこれは当局の提案として出てくるのかなと疑問なんですが。それについては具体策ができ次第ということで理解してよろしいんですかね。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  当然、具体策ができ次第というようなことになろうかと思います。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  じゃあ、具体策はいつごろに我々に示していただけるのか確認したいと思うんですが。いかがですか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  具体策がいつごろかということでございますが、それにつきましては、まだ今のところ具体策は示しておられませんので、示され次第ということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  コミュニティバスは今の段階で終了宣言はしないね。じゃあ、タクシーの利用券については有効支援策を今後示していくと、そういう確認でよろしいんですよね。  コミュニティバスの運行事業についての終了宣言はやらない。しかし、タクシーの利用料金の補助については有効な支援策を今後具体化していくと。そういう確認でよろしいんですねと言ってるんです。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  奥田議員のおっしゃるのは、タクシーの利用券もそういう検討をして具体策を出せというところでございますが、何もタクシー利用券だけに限ったことでございません。広く交通手段、弱者対策ということで、奥田議員はタクシー利用券に執着されているようですが、いろんな形のものがありますので、本町といたしましては最も有効な手段ということで、さまざまな検討をしてまいりたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  日本全国のいろんな市町村で、やっぱりタクシーの利用券を補助していくというような自治体が増えてるという。そういう実態は確認できてるんですか。今の段階で。お願いします。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  タクシー利用券の助成というのは行っているところは理解しております。ただその中には、さまざまな制約を設けながら、いろんな施策でやられているということ。要するに人数、65歳以上、75歳以上、また所得制限、それからいろんな、本当に車の必要な方とか、そういった制限を求めながら、いかにしてそういうものを絞りながら、要するに財政的負担が、利用されればされるほど当然増えてまいります。一度行いますと、なかなかそれについては撤退というんですか、そういうものがやりにくいというようなこともありますので、導入に当たってはそれぞれの市町は慎重にしながら行っているというようなところで聞いております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  いろんな全国の市町村で、タクシーの補助金ということで、補助金を出してる自治体が増えてるという実態の中で、播磨町もそれを具体化してほしいというのがあるんです。具体化するようなことは、今後、有効な支援策として考えていくと、こういう確認でよろしいんですね。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  全国でいろんな取り組みが行われてるというのは承知しております。いろんな文章も読んでおります。またはニュースも聞いております。そうした中で、何が有効な手段かということで、播磨町は決して1カ所にとどまってるわけではございません。最初に、実証運行として提案を議会にさせていただいたときに、それが残念ながら補助金ももらえることになっておりましたけれども議会で否決されました。その後、再三挑戦はしてまいりましたけれども、なかなか難しい、相手があることですので難しい状況でここまで来ております。さっきからタクシーの助成券とおっしゃってるんですけれども、こういったことを行政がすることによりまして、いわゆるタクシー業界、バス業界、そういったところにもいろいろな影響があるというふうに聞いております。なかなか安価なところが入り込むことによって、そこの業界が成り立たなくなるということで、訴訟が起きてるというようなことも実際文章を目にしております。そうしたことから、町といたしましては、やはり路線バスが撤退されても困りますし、またタクシー業界が、タクシーを利用されてる方も多くいらっしゃいますので、その業界が立ちいかなくなっても困るというふうに思います。そうしたことから、やはり、いろいろな方策というのを慎重に考慮してまいりたいと思っております。  先ほどから言われております交通弱者に対しての支援というのは、決して後ろ向きに考えてるわけではなくて、いろんな状況を鑑みた場合にどれが一番適切なのかということで、とりあえずその重度障害の方にはタクシー券を助成させていただいておりますけれども、今後、どういった形がこの播磨町にとってふさわしいのか、検討をさらに進めてまいりたいと思います。  今おっしゃってるタクシー助成券とか、またデマンドにつきましては、いろいろなところの事例も知っておりますけれども、やはり播磨町とは少し違った環境にあると認識しております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。
    ○13番(奥田俊則君)(登壇)  交通弱者に対する有効な支援策、いろいろ考えてるということを私たちは理解するんですけど、交通弱者は今本当に困っとんです。本当に後ろに延ばすんでなく、いますぐでも交通弱者については町の有効な支援策を待っとんです。ですから、早い目に有効な支援策を我々に提示してほしいと思うんですが、町長そこらいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  町のほうにおきましても、これまでのご答弁でお答えしてきておりますように、NPO法人とか、また商業施設やっていらっしゃるところとか、また新島の企業など、いろんなところにお声をおかけして、担当で協議をさせていただいております。一長一短ありまして、なかなかそれが実現に結びついていないということは残念なんですけれども、今後、先ほどからも申し上げております、2市2町で構成しておりますその会で、できましたら広域的に、播磨町の町内だけではなかなかバス事業者が参入できないのであれば、例えば、もう少し大きなエリアでこういったことが可能になるのであればということも含めて、今、新たな協議を始めようとしているところでございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  時間経過してますので、次に話を変えます。  東部コミュニティセンターの移転ということで、これについては、近いうちに協議を進めたいというようなことでありますが、これは町は案を作成して、地域自治会なりコミュニティ委員会に提示していくと、そういうような協議なんですか。そこらいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  東部コミュニティセンターにつきましては、就任直後、東部コミュニティセンターのコミュニティ委員会に他と比べた場合に、やはりいろんな面で整備が必要ということで、建てかえというのも、こちらのほうからむしろ提案をさせていただきました。ところがその必要はないというお答えをいただきましたので、その後、いろいろ改修等も重ねてきたところでございます。今でもやはり毎年のようにいろんな投資をしながら整備をしてきておりますけれども、これから先のことを考えましたときに、やはり東部コミュニティセンターの建てかえというものは必要になってくるというふうに思います。  ただ、そういったお話を昨年でしたか、関係者とさせていただきましたけれども、まだ話し合いのスタートについたところだと思っておりますので、自治会長とか、コミュニティ委員会の委員の方々だけではなくて、その地域の方々が実際にどう思っていらっしゃるかということを、ぜひ、自治会長のお力をおかりして、総意というものをお示しいただければなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長は東部コミュニティセンターの関係、建てかえは近い将来考えたいんやという答弁しとんですね。近いうちに地域自治会なり、コミュニティセンターの委員会に町として案を持って話をしたらどうかというようなことを思っとんですけど。そこら辺りいかがですか。近いうちにですよ。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほど申し上げましたように、まだお話のスタートについたところだと思っております。これから住民の方々、また自治会の総意を確認した上で、本当にあの場所から、また違うところに東部コミュニティセンターの建設というのが必要だと思っていらっしゃるのか。また住民の方々の希望とすれば、南北に大変長い距離を持つコミュニティセンターでございますので、そういったエリアの方々の一番妥当だと思われる建設地というのがどの辺なのか。こういったこともしっかりと見きわめた上で、そういったことがある程度確認できましたら、町でじゃあ幾つかのプランをお出しして、これではいかがでしょうかというふうなことも問い直すことができると思いますけれども、今の段階ではまだそこには至っていないと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長、今スタートを切ったところだというような答弁いただいたんですけど、平成29年11月29日にコミュニティセンターでいろいろ懇親会しとんですね。そのときも町長、平成29年11月19日ですよ、そのときにも今日があくまでスタートであるというような答弁しとんですね。ずっとスタートですね。もうあのときに、平成29年11月ですよ、スタートして。今日もまたスタートなんです。もう今日は、町長が言うたようにコミュニティセンターについては近い将来建てかえざるを得ないというような答弁しとんですよ。もっと一歩進んでくださいな。検討委員会立ち上げるとかいうような話も、そこまでいかないんですか。今の段階で。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  コミュニティセンターにつきましては、これは町が強制するものではないと思っております。地域の方々の活動拠点でありますので、やはり地域の方々のご意見というのが一番尊重されるべきだと思いますので、検討委員会とか、またアンケートとか、いろんな形で住民の方々、全ての自治会員の方々に真意を問うていただくというのは、むしろ地域の方々でしていただくべきかなと思っております。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  検討委員会なり住民の意見を聞くという答弁いただいてるんです。じゃあ、検討委員会をいつ立ち上げる。住民の意見をいつ聞く。これについて2つ質問したんですが。立ち上げについてはいつごろやるか、確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほども申し上げました、検討委員会また住民の総意を問うためのアンケートなどは、これは地域が主体でやっていただきたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  次の質問に変えていきたいと思います。  大池広場の今後ということで、これについては町から計画案、素案ができ次第に示していきたいという答弁いただいたんですが、素案ができるのはいつごろになるのかということを確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  答弁、喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  大池広場につきましては、ご答弁差し上げましたとおり、2月18日に地元の水利、自治会長と会合を持った次第です。そのときには地元の役員の方から無償譲渡で町で管理してほしいということでございました。町としては、そのときには他人の、水利とかの持ち物なので、そこに対して町で計画図をつくるというのは、いかがなものかということがございました。地元の水利委員長、自治会長から、地元の住民に対してこういう案がありますので無償譲渡してもよろしいですかということを聞く必要があるということがありましたので、何らかの計画案を示してほしいということがありました。  今現在、町では緑の拠点ということで、あの辺りの整備について考えているところはありますので、その業者に緑地的なもので絵を描くとすればどういったものができるかというふうなことを、今、投げかけているところでございます。案についてはまだ具体的なところはできておりませんので、それができ次第、地元に対してこんな案ではどうですかということを問うつもりでおります。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  一歩前へ進んで大変いい回答いただいたんです。具体的な案ができるというのは、私はいつごろになるのかなというような質問をしとんですけど、そこらいかがですか。具体的な案は。 ○議長(神吉史久君)  答弁、喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  先ほど言いましたように、監査のほうで作図をしているところですので、具体的なところについてはまだ最終的な詰めはできておりませんが、早ければ今月中にできればと思っております。早ければということでございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  質問を変えていきます。  通学路の安全対策であります。平成30年度の危険箇所ということで、蓮池小学校の校区については、今度、整備しながらグリーンベルトを整備していくというような答弁いただいたんです。通学路にふたがあるところとかないところがあるのは、通学路としてふさわしくないと思うんです。そこら通学路で溝にふたがあるところないところについては、今後、どういうような対応をしているのかなとお聞きしたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  答弁、喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  以前からも何回かご質問あったと思うんですけども、一応、ふたがけにつきましては、幅とか深さによってふたがけをしているような状況でございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  ②の播磨南小学校区と播磨中学校区の浜幹線と古宮川端線の交差点、あそこ大変このごろ交通量が増えとんです。公安に要望を出したけど必要性がないというような答弁あったんですけど、町としてあそこの安全対策、今後どうする気なのかお聞きしたいと思うんですが。いかがですか。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後2時07分               …………………………………                 再開 午後2時10分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  先ほどもご回答いたしましたとおり、引き続きまして加古川警察通じまして県の公安委員会へ要望書を提出していきたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  県に要望書ばっかり上げていって、じゃあ県は、公安は必要性がないということで却下ばっかりされて、前に進まないんです。私は、あそこの交差点、前に進む方策、子供の安全・安心の対策をもっと検討すべきやと思うんです。今の段階で子供の安全・安心を考える対策はないんですか。今の段階で。 ○議長(神吉史久君)  答弁、武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  この場所につきましては、非常に教育委員会としましても交通指導員はいるわけなんですけども、やはり車の通行があるということで、危険だということは認識しておりまして、昨年だったと思うんですが、通学路の変更も一部考えたこともあるんですが、変更しますとPTAから防犯上危険であるというようなところがございまして、教育委員会としましても今打つ手がないといいますか、そういうような状況でございまして、先ほどご答弁申し上げましたとおり、引き続き要望していくというようなところで何とか要望が通ればなというふうなことで思ってる次第でございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  浜幹線からできて、今度、南北も道が狭いということで、信号ができない1つの理由として上げられとんですね。じゃあ今、町としては狭いのを広げるというような、そこまでの考え方はないのかあるのか、確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  今おっしゃってます町道古宮川端線の拡幅のことだと思うんですが、古宮川端線自体道路改良を、浜幹線を整備するときに合わせて整備したところでございます。現在のところこの道路を拡幅するという考えはございません。仮に拡幅したところで信号がつくかどうかという確証もございませんので、現在のところは拡幅等は考えておりません。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  南北の道が6メートルしかない。じゃあ6メートル50あったら、信号をつける1つの要素としてできるということです。聞いたんです。あと50センチですよ。50センチ広げたら信号つける1つの主張できると思うんです。そこらもあれですか、子供の通学路の変更、あそこ今、住宅がよう開発されとんです。子供だけ使う道違いますよ。やっぱり住民の安全・安心を守るのは町の1つの義務だと思うんですが。そこらいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  答弁、喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  道路拡幅は1つの要件だということはわかりますが、それが拡幅したから確実に信号がつくというんであれば、拡幅を検討する材料になると思いますが、現在のところ、それの確約がない段階で道路拡幅をするということは考えておりません。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  公安に要望出すだけでは実現がなかなか見通し立たないんです。住民の安全・安心を考えて、何か対策いうんですか、対応すべきだと思うんです。他のいろんな部分で、住民の安全・安心を守るのが町の義務やと思う中で、今後、一遍にあそこの部分解決できひんと思うんです。どういう検討課題があるか、どういう方法であそこの安全を確保するか、検討していただきたいと思うんですが。そこらいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほどから喜多理事が申し上げておりますように、信号機の設置というのが必ずしも道路の拡幅だけで解決する要件とは思いません。町内にも、また一歩出た浜幹線の東側にも、本当に南北、広い道路というのが現実に存在いたします。でもそこでも信号はついておりません。ですから、今回のこの場所につきましては、指導員も置いておりますし、子供たちの安全な通行には教育委員会としても配慮しているところでございます。ですから、それ以上じゃあどうしていくかといいますと、やはり個々の注意というものもやっぱり喚起する必要があると思いますし、また近隣の方々のボランティアとかいろんな形で協力を要請することもあろうかと思います。それプラス、町といたしましては、これまでも要望してきておりますけれども、また今後も引き続き信号設置については要望してまいりたいと思っております。  それと一つ、さっきからその道の南北の道路の拡幅とおっしゃってるんですけれども、私個人的によく通る道なもんですから感じるものとしましては、信号がそこの位置に来るまでに、すぐ手前にもありますし、またその先にも少し行けば信号があるということで、警察の見解をよく承知してるわけではございませんけれども、信号が短距離の中に幾つも存在するということも1つの課題となってるのではと思います。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長の答弁は、やっぱり警察が1つの信号を設置しない理由だというふうな、僕、理解しとんですね。大きな設置できない条件は拡幅が6メートルしかないということです。じゃあ6メートル50あったら1つの信号設置の要件できるんですよ。1つの要件を検討していただきたいというようなことを言っとんです。住民の安全・安心、これ守っていくのもやっぱり町当局やと思うんですけどね。もっと前向きに検討していただきたいんです。前向きに。そこらいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  これまでもかなり担当グループ、そして教育委員会も前向きに、あそこの場所の安全についてはいろいろと配慮をしてきておりますし、また考慮もしております。ただ、要件の1つとして拡幅というのが、奥田議員は言われておりますけれども、それだけではないというようなことも先ほど一部申し上げました。また、拡幅したから、信号設置が確実なものになるかという確証もございません。そしてまた、南北の道路を拡幅することによって、また新たな交通のいろいろな問題、課題というものが出てくるように思いますので、決して拡幅することがあの地域の安全につながっていくとも思えないということは感じております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  この件は今後も我々も注目していきたいと思います。  質問を変えます。  大阪北部地震でブロック塀が倒壊して、播磨南中学校とレイクタウンの間、通学路が変更になって、小学校1年生の新入生が重たいかばん持ってずっと中学校のとこまで行って学校へ行ってるんです。あのあそこ、何が一番問題なんですか。コンクリートブロックの塀で高さ2.2メートルか、組構造の塀で高さが1.2メートル以下と、何が問題であそこ通行どめになったんですか。そこら確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  ブロック塀の高さ、先ほど言いましたように1.2メートル超えているというところで、大阪北部地震の後、現地も確認させていただいて、そういうようなところが基準に合致してないというところで危険であると判断して通学路を変更したというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  あそこの塀は組構造の塀で1.2メートルです。通学路は塀の高さは1.8メートルあるんです。僕がはかったときに。その向かいのレイクタウンのあそこのブロック塀の高さ確認したんですか。この通行どめ判断は誰がしたんです。誰がどのような理由でやったんですか。確認したいです。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後2時24分               …………………………………                 再開 午後2時28分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  当該ブロック塀につきましては、先ほど1.8メートルとおっしゃられたんですけども、実際にこちらを見ましたらそこまではないわけなんですけども、実際に建築基準法上でもアウトといいますか、だめな基準になっておりまして、中に例えば、鉄筋なりが入って、しっかりと縦横入っておって、つなぎもちゃんとなっておるとかいうことであればまた話は別なんですけども、それをしようと思いましたらまたコンクリートを実際に割って、ブロック塀を壊して中を見なくてはそこまでは調べれないというようなところがございまして、建築基準法上だめなものであるということで、判断につきましては、教育委員会で目視によりまして行ったというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  あそこ、小さい子供がずっと遠回りしとんです。近所のいろんなお母さん方から対応してくださいというような意見がよう言われるんです。今後もあそこについてはいつまでも通行どめで置いておくのか、今後どう対応していくのか、そこら確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  ブロック塀につきましては、相手企業があることですので、こちらも手を尽くしましたけれども、今のところ至っていないというところがございます。ただ、これは播磨南中学校と播磨南小学校のことでございまして、小学校のほう、朝、行きだけでも中学校の中を通っていくというようなことを学校に相談といいますか、協議しまして、両校ともいいんではないかと回答いただいておりますので、いつからするとはまだ決まっておりませんが、今後、行きだけ、帰りはばらばらと帰られますので、中学校の勉強のほうなりの、そういったことが考えられますので、行きだけでもというようなところで、対応していきたいなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  あの道路、確かに私有地なんですけど、前に播磨南小学校で運動会あったんですね。いろんな親御さんや、子供連れてあそこ通りよるんです。播磨南小学校、避難所になってますね。不特定多数があそこを通るんです。このまま放っておくのではなく、何らかの方策を検討してほしいと思うんです。そこらいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  通学時に関しましては子供たちには通らないというところでなっておりますけども、例えば、一般の方が通る分につきましては、そこまでは教育委員会としましても制限するいうものではございません。ただ、企業に、例えば、教育委員会としましても、最初の答弁で申し上げましたように去年の8月に話に行って、いろいろさせてもらいましたが、なかなかいい返事がもらえないというようなところもございまして、例えば、地元からそういった意見を取りまとめて企業に要望していただくとかいうようなことでも、もししていただけるのであれば、それでもし例えば、改修なりがオーケー出るというようなことであればまた話は変わってくるかと思いますけども、今の段階では教育委員会としましても手詰まりの状態であるというようなところでございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  教育委員会の関係で質問しましたが、やっぱり避難路とか、不特定多数が通るということで、これについては担当が土木グループかなとこう思うんですが、土木グループとしては避難路でありますし、不特定多数の人が通る、それが危険箇所やと指摘されてるんですね。じゃあ今後、あそこをどう対応していくのか、答えれる範囲で答えていただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  答弁、喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  おっしゃられてるところにつきましては、町道ではございません。企業の私有地ということでございますので、町からあそこを避難路としてどうこういうことは指定しているわけではございませんので、そういったところについては考えてはございません。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  以上で質問を終わります。 ○議長(神吉史久君)  これで、新政会、奥田俊則議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後2時34分               …………………………………                 再開 午後2時44分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。
     次に、政風会、岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、通告に従い3項目の質問をいたします。  まず1項目め、共生社会の実現を目指して。  (1)総合相談窓口の対応と課題は。  かつては障がいのある人も家族、地域社会といった生活領域で自らの力で家庭、地域も助け合いながら生活が成り立っていました。  しかし現在は、地域のつながりが希薄になり、支え合いの機能が弱まってきていることや、核家族化、家族の高齢化により住民の暮らしの中で障がい、介護、空き家問題など、さまざまな課題が複雑化しています。また、育児と介護に同時に直面するなど複合的な課題を抱え、孤立している人が増えているとも言われています。  町では、福祉施策の窓口としてさまざまな生きづらさを抱える世帯への包括的な相談支援体制の充実を図り、複合的な課題解決を目指すために、一昨年の福祉会館改修に合わせ、総合相談窓口を設置され、当事者や家族の方に相談体制が図られています。  ここで、その総合相談窓口の現状について伺います。  ①主な相談者と件数は。  ②相談の主な内容区分は。  ③解決に向けた対応と課題は。  (2)移設予定のゆうあい園について。  その相談体制とあわせて複合的な課題を抱えた家族を丸ごと支援する体制づくりなどの課題に取り組む必要があるのではないでしょうか。地域のつながりの中で、社会から孤立せず、安心して生活を送ることができる地域共生社会を目指すことが重要だと思います。  そして、その実現のため地域における支え合いを促進すべきと考え、見解を伺います。  ①複合的な課題の解決等には、現場である社会福祉協議会との連携が重要だと思いますが、どのような体制をとられていますか。  ②ゆうあい園は、集団での日常生活訓練・軽作業が主の就労継続支援B型ですが、最低賃金の保障される就労継続支援A型へ移行できる、そんな園生の方は在園されておりますでしょうか。  ③数年前よりゆうあい園が土地を確保され、移設を予定されているようですが、いまだに未実施の要因は。  ④移設予定のゆうあい園には、就労継続支援B型日常生活訓練所以外にも、勤労支援、ショートステイ、グループホーム機能などの整備は検討されているのでしょうか。  (3)グループホームの誘致は。  グループホームは身体障がい者、知的障がい、精神障がいの方々が支援を受けながら地域の一戸建てや集合住宅などで共同生活する居住の場です。  現在は病院や施設などに入所されていたり、自宅で家族の支援を受けながら生活している障がい者の方も親の高齢化などで今後の生活に大きな不安を抱える人も多くいらっしゃいます。そういう人に暮らしの場を提供するグループホームは重要な役割を果たしていると考えます。共生社会の実現に向けた取り組み施策の1つとして評価しているグループホーム建設等補助事業について見解を伺います。  ①2017年度からグループホーム建設等補助事業を予算化することで、福祉の基盤を充実させるとされていましたが、誘致が2年間実現されなかった。その課題と取り組み方針は。  ②注視していたところ、本年度は1件の応募があったそうで、県へ申請し、指定がおりたと聞いております。そのグループホームの開設日に向けた準備計画、その内容は。  2項目め、学校における熱中症対策を。  昨年の夏はこれまで経験したことのない酷暑に見舞われました。さらにことしの5月23日から27日には全国各地で連日のように最高気温が更新され、真夏日並みの暑さに加え、光化学スモッグ注意報なども発令されていました。  現在、全国の自治体においても普通教室へのエアコン設置や冷水機設置など、熱中症対策が行われているようです。  本町においては、各校の玄関軒下に簡易ミストシャワー、教室には扇風機も設置され、また幼稚園、中学校では昨年度エアコンが設置されましたが、小学校ではこれから設置工事が行われます。町内の2小学校では、6月1日、運動会に向けた練習もありました。そのときには早くも熱中症が心配される声もたくさんお聞きしていました。  さて、毎年この時期には児童生徒や保護者の方から熱中症対策に冷水機設置の要望をいただいています。  そのような中、先日、登校の見守りをしておりますと、中学生から冷水機を小学校にもつけてやってほしいと要望がありました。中学校には壊れかけの冷水機だけどあります。でも弟の小学校にはなくて、大きな水筒を持って行くが、昼過ぎには足りない。先生はもう1本持ってきてもいいと言うが、低学年には重いランドセル、補助バッグに保冷水筒が精いっぱいの様子。登校時にもう1本の水筒は酷ではないかと話をして行きました。  ここで本町の児童生徒への学校における熱中症対策について考えをお聞きいたします。  ①高温異常気象時における学校ルールは。  ②学校施設、普通教室に暑さ指数計等の配置はしてありますか。  ③運動会のテントの必要性は。  ④熱中症予防対策としての冷水機設置についての見解はいかがでしょうか。  大きな項目の3項目め。通学路の安全確保を。  ことし5月28日川崎市で通学中の小学生や保護者が犠牲になった無差別殺傷事件や昨年6月には大阪府北部地震で通学中の小学生が倒壊されたブロック塀の下敷きになり命を亡くすという痛ましい事故がありました。倒壊した違法建築物は言語道断ですが、改めて通学路の安全確保の重要性を認識した事件となりました。  昨年、町の通学路では緊急点検も行われ、点検結果をもとに協議がなされ、安全対策を実施されたそうですが、そこでは改善のできにくい箇所などは通学路を変更し、対応されている箇所もありました。  今回の通学路の安全確保についての質問は、地域の交通安全対策もあわせて質問させていただきます。  ①毎年行われている通学路の危険箇所の把握の直近の実施や計画は。  ②総点検はどのような体制で行われ、新たな問題点に対する対応は。  ③町道への新たな歩道整備や生活道路用柵の設置は、幅員が不足している、道路構造上に問題があるなど、物理的に対策が困難なところもあると思いますが、カラー舗装や歩行者優先グリーンベルトなどは実効性が高いのではないでしょうか。昨年度から検討が進められ実施された箇所、また予定は。  ④ドライバーへの注意喚起に、看板、電柱幕などの既存物が設置されておりますが、その点検や取りかえ基準、新設状況はいかがでしょうか。  ⑤これまで播磨南小学校児童の約70%が通学路として使用していた播磨南中学校西側の通学路が昨年の途中から登下校時は児童の通行が禁止されています。その理由と課題は。  ⑥既存ブロック塀約130メートルの南側隅切り部の一部分を改修できればレイクタウン東端の町道を通学路にすることによって、ブロック塀側を通らない。中学校を1周しないで通学可能と考えますが、このような案は教育委員会、行政ともに検討をしてこられたのでしょうか。  なお、奥田議員と重複する部分が多々あるかと思いますが、お答えのほうをよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  政風会、岡田千賀子議員の1点目のご質問、共生社会の実現を目指してについてお答えいたします。  (1)総合相談窓口の対応と課題はの①ですが、相談者については、本人、家族からはもちろんですが、複雑で絡み合った相談になればなるほど当事者は相談しにくい状況があるため、地域包括支援センターや相談支援事業者などの支援者からの相談も多くなっています。平成30年度は、延べ222件の相談を受け付けております。  ②についてですが、相談内容としては、病気や障がい等の健康問題が一番多く、経済的な問題や将来への不安等についてご相談がありました。  ③についてですが、解決に向けた対応としましては、適切な窓口につないだり、支援者への支援を行って、各種方面と連携をとりながら解決に向けた手だてを示しています。課題としては、本人が支援を拒否するケースなど、支援の限界がある点や、複雑な問題が絡み合っていて簡単に解決できないことが多いという点があります。  (2)移設予定のゆうあい園についての①についてですが、社会福祉協議会との連携は町の担当グループだけでなく、総合相談窓口とも内容に応じ、随時相談できる関係性が整っています。また、総合相談連絡会を定期的に実施し、地域包括支援センターとも連携できる体制になっております。  ②についてですが、就労継続A型への移行は難しい方が多い現状です。  ③についてですが、平成29年度より国庫補助金の申請をされていますが、採択されておりません。自己資金だけでの建設が難しいことから着手に至っておりません。今年度の採択結果は6月末ごろに通知される予定です。  ④についてですが、就労継続B型だけでなく、生活介護の機能を備える予定です。また、地域生活支援拠点の体制づくりのために必要となる短期入所についても受け入れ可能な施設として計画しています。  (3)グループホーム誘致はの①についてですが、グループホームの新規開設に対する補助金交付要綱を平成28年8月に制定し、誘致に努めてまいりましたが、播磨町のまとまった土地が少ないことや地価が高いことなどが課題となり、誘致に至らなかった次第です。  ②についてですが、5月1日付で県からの指定を受け、町内に障がい者グループホームが開設されております。一般の住居を賃借し、障がい者4人が共同で生活する施設で、既に5月中ごろから入居されております。町の補助金につきましても交付を決定しております。  私のほうからは以上でございます。 ○議長(神吉史久君)  答弁、横田 一教育長。 ○教育長(横田 一君)(登壇)  2点目のご質問、学校における熱中症対策をについてお答えいたします。  ①学校ルールについてですが、暑さ指数計を利用し、暑さ指数の温度基準に従い、活動の制限や調整をしております。注意・警戒レベルでは、活動に十分注意を払うとともに、場合によっては活動内容を調整したりしております。なお、厳重警戒や危険の場合は活動を中止し、涼しい室内へ移動するようにしております。  ②暑さ指数計等の配置についてですが、熱中症指数計につきましては、各学校園に配備しております。また、空調設備の設置が完了しております中学校及び幼稚園につきましては、各教室に温湿度計を設置しております。  ③運動会のテントの必要性についてですが、その必要性は十分認識しており、現在、小中学校では児童生徒のテントは100%設置されております。  ④冷水機の設置についてですが、現在、中学校においては設置しておりますが、小学校においては過去には設置しておりましたが現在は設置しておりません。これは、冷水を飲み過ぎることにより子供が体調を崩すおそれがあることや、子供が直接口をつけて飲むなど、衛生的な観点から設置はしておりません。しかし、昨今の暑さは異常な状況であり、教育委員会としましても何らかの対策を講じる必要性は認識しており、小学校においても来年度より空調設備が稼働するため、その状況を注視し、必要であれば対策を講じてまいりたいと考えております。  3点目のご質問、通学路の安全確保をについてお答えいたします。  ①直近の実施や計画についてですが、7月4日に通学路安全推進会議を開催する予定でございます。その後につきましては、夏休み期間中に現場の点検を実施し、9月に点検結果を踏まえた安全対策を検討し、2月ごろに今年度の取りまとめを実施する予定でございます。  ②総点検の体制等についてですが、総点検につきましては、教育委員会、加古川警察、加古川土木事務所、小中学校長、土木グループ、危機管理グループ、PTA会長及び交通指導員からなる体制で実施しております。新たな問題点に対する対応につきましては、現地を確認した上で、通学路安全推進会議において検討し、対策を講じてまいります。  ③グリーンベルト等の実施についてですが、定期的に開催している通学路安全推進会議において、歩道のない通学路にグリーンベルトを設置することにより安全効果が見込まれると判断された箇所から計画的に実施しております。昨年度は播磨小学校の通学路付近において、福祉施設もあることから、歩道部にカラー舗装を行いました。今年度は蓮池小学校周りの道路舗装修繕工事に合わせて、路肩にグリーンベルトを整備し、通学路の安全を確保していきます。  ④点検取りかえ基準や新設状況についてですが、看板や電柱幕については基本的に交通規制に係るものではありませんので、定期的に点検といったことは行ってはおりません。しかし、経年劣化によりその機能を果たしていないものについては、不要であれば撤去いたしますし、必要であれば新たなものに交換しております。  ⑤通行禁止の理由と課題についてですが、昨年6月に発生しました大阪北部地震を契機にブロック塀の安全性が問題となり、地震直後に教育委員会が全ての通学路においてブロック塀の点検を実施しました。その結果、ご指摘の通学路に当たるブロック塀が不適格であることが確認され、当該通学路を使用することは危険であると判断し、児童生徒の安全を確保することを最優先とし、通学路を変更いたしました。  ⑥隅切り部の改修の検討についてですが、当該箇所につきましては、昨年8月に企業側とブロック塀南側の一部を開口し、通学路として利用することは可能であるかを協議しましたが、承諾を得られず現在に至っております。教育委員会としましては、企業所有のブロック塀でもあり、公費を投入しての改修は困難であることから、対策を講じることができないというのが現状でございます。  以上です。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員の再質問を許します。  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、まず1項目めの(1)総合相談窓口の対応と課題のほうから再質問をいたします。  改めてお聞きしたいと思うんですけども、この総合相談窓口の現状、先ほどお聞きいたしましたところ、主な相談者、本人、そしてご家族、それから支援者の方たちも利用されていて、件数が222件と確認させていただきました。この主な相談者というところなんですけれども、相談の窓口となられている方たちも相談に行かれているということで、違いましたかしら。そのように私、受け取ったんですけど、それでよろしいんでしょうか。ご本人やご家族以外にもということで。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  総合相談窓口につきましては、困りごとがあれば、複雑な問題があって、どこに相談したらいいかわからない人が、まず総合相談窓口に来ていただきたいというところで総合相談窓口を実施しております。そういうことで、1つの問題を抱えてる方であれば、相談先というのはおのずとわかってくるんですけれども、結局、1つの家庭に複数の問題があった場合、どこに行けばいいのかというところで総合相談窓口を設置しております。当然そこで全てが、総合相談窓口だけで解決するというわけではなくて、それぞれの相談先につないだり、逆にそれぞれの相談先が総合相談窓口に、自分ところだけでは解決できない問題を相談していただくというような形になっておりますので、岡田議員おっしゃるようにそれぞれの相談窓口のところで支援されてる方が総合相談窓口にご相談されてるというケースも多々ございます。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  総合相談窓口ということで、介護を支援されてる方とか、それから民生児童委員の方とか、そういう方にも相談の窓口の対象者として声をかけていらっしゃるようなことはあるんでしょうか。そういう方への声かけというのはされていないんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  声をかけるという、積極的にというところはございませんけれども、それぞれの団体には総合窓口が開設しましたというところはご紹介させていただいて、ご相談があれば何なりとご相談くださいというところでのお声かけはさせていただいております。ですので、そこの総合相談窓口に来てはいけない人とか、ご遠慮くださいというような方は原則としていらっしゃらないということでございます。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  自助、共助、公助という言葉がありますが、共助の中核をなしている、中心的な団体というのが地区における自治会かなというのは思うんですけれども、その自治会からも、やはり今、高齢化やさまざまな本当に複雑ないろんな困りごとを聞いていらっしゃる自治会の役員の方もいらっしゃるとお聞きしてるんです。そういう方に対しても、自治会というのは担当は住民グループになるんですけれども、その辺りのほうにもこのような福祉の相談などありましたら、地域課題の発見や抽出の役割もできると思いますので、ぜひお声がけしていただきたいなと思うんですけれども、そのような要望があるんでしょうか。それとも、こちらからしていただけるのでしょうか。されているのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  総合相談窓口を開設した際には、自治会回覧などで開設したということ、あるいは広報で開設したというところはお知らせしておりますので、ぜひ、ご相談いただけたらと思います。民生児童委員さんには、集まりの中で総合相談窓口を開設しておりますということはお知らせしておりますので、自治会内でも情報共有していただければなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  行政支援というのは、相談によりさまざまな問題が抽出された、個人ではなかなか解決ができないいろんな問題に対処するという、そんな役割があると思うんです。それを担っているのは包括支援センターかなと思うんですけれども、その辺りと、先ほどしっかりと連携はとれているとおっしゃっておりましたけれども、月に一度でしたでしょうか、何か会議を持たれているということで、その辺りはその相談窓口の窓口にいらっしゃる方全員、何人かいらっしゃいますよね、その方たち全員が一緒のテーブルについて共有されてるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  総合相談窓口につきましては、月曜日から金曜日、土曜日、日曜日は閉館しておりますので、人数的に相談員全員がその会議で皆さんとお顔を合わせるということはなかなか難しいですけれども、情報は共有しておりますので問題はないかなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  適切に連携がとられているということで安心いたしましたけれども、そこで解決に向けた対応と課題というところで、適切な窓口への取り次ぎをしてらっしゃるということは確認しましたけれども、解決が簡単にできないような問題を持った人ほど、本人が拒否されるということなんですけれども、ご本人、そしてご家族に対して、ご一緒にぜひ対応に取り組んでいきましょうというような、多分そういう取り組みはもう実施されているかなと思うんですけれども。そこで先ほど言いました地域包括支援センター、それは自治体が責任のもとに事業を実施することになっていますので、公助の機能に当たるということで、どこまで突っ込めるか、どこまでいったらいいのかというのもすごく葛藤はあるんですけれども、地域包括支援センターの職員も充実されていると思います。その辺り、拒否されるご本人に対して、拒否したからそのまま放置しておくというんじゃなくて、今は児童相談所の問題もいろいろありますよね。そんなんもあるんですけれども、その辺りの解決策というのはいかがなんでしょうか。町が把握してらっしゃる範囲で結構です。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  ご本人が支援を拒否される場合も粘り強くというんですか、根気よくお話に行って、支援につなげていくというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、続いて(2)ゆうあい園についてお伺いしたいと思います。  現在、ゆうあい園のほうでは、非雇用型というんですか、そういう体制で就労継続支援B型を実施されていますが、最低賃金の保障される就労継続支援A型に移行ができれば、そちらのほうがご本人のやりがいもあるしということでお聞きしてるんですけれども、このたび新しく設置されるゆうあい園には、このB型と就労支援、ショートステイ、グループホーム機能はどうなんでしょうか。ショートステイと生活介護という通所の部分も取り入れられるということだったんですけども、その中でもう一つ突っ込んでいきますと、グループホーム機能などはどうなんでしょうか。こちらのほうは。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  現段階で計画されてる中にグループホームというのは含まれておりません。というふうに伺っております。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。
    ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、短期入所のニーズに応えるということでショートステイ、そちらは機能を備えるということで今お聞きしたんですけれども、就労継続支援B型ということで今のところお聞きしてる。そのA型というのは併用はできないんでしょうか。同じ場所でそういう、今度かなり広くなるとお聞きしてるんですけれども、そこではそういうことは考えていらっしゃらないんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  今現在のゆうあい園に通ってらっしゃる方につきましては、A型に移行するのは困難な方が多いということで、新施設につきましてA型というのは考慮しておりません。と伺っております。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  現在、国庫補助、そちらの建設費用補助への再チャレンジ中ということで先ほどお聞きしまして、この6月末に通知があるということですので、またそちらはぜひおりるように期待はしてるんですけれども、それに対して町はどのようにバックアップされてるんでしょうか。何かされてますか。町は。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  今回の申請に関して町の役割というのは特にございません。ただ、申請するに当たって内容の相談というんですか、そういうところは一緒になって相談をお受けしながら申請していただいてるというところです。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  続いて、(3)のグループホームの誘致について伺います。  これまで約2年間でしたでしょうか、予算化されていたグループホーム建設等の補助事業だったんですけれども、実現されていないということで、先ほど理由はということでお聞きしましたところ、土地のこととかその辺りされておりましたけれども、グループホームの改めて重要性というのはどうお考えなんでしょうか。町は。この補助金をつけるに当たって、大きいか少ないかは感じ方によると思うんですけど、500万円という補助金を立てていらっしゃいました。改めて伺いたいんですけれども、グループホームの重要性、どんなふうにお考えになって、その補助金をおつけになったんでしょうか。  答えにくいですか。それでしたらその500万円という補助金の積算根拠というんですか、その辺りはおわかりになると思いますので、もちろんそれを出してらっしゃるんですから。そちらのほうをお伺いできますか。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後3時22分               …………………………………                 再開 午後3時23分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  グループホームの開設の補助金につきましては、建物の新築、購入、あるいは建物の改修費用、それから消防設備の整備、緊急通報の装置など、必要な経費の3分の2、そして上限500万円というところで補助いたしております。  今回、開設されましたグループホームにつきましては、賃貸物件を借りて開設されておりますので、必要な改修をされた部分の補助をお支払いしておりますので、上限までは至っていないというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  今回の1件の応募が5月1日にあって、5月中旬ごろからそれはお住まいになってらっしゃるということで先ほどお聞きいたしましたが、こちらに関しまして、町内の方というのを優先的に入居していただけるような働きかけは、町としてはされてるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  町内優先という条件はつけておりません。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  現在、この5月の中旬までは町内にそういう障がい者の方が入居できるグループホームというのがなかったので、町外に入居しているというお話は多々お聞きいたしております。そんなときには、町内やから、うちの町内違うから播磨町は受け入れへんというのは言われてないから多分入居させていただいてると思うんですけれども、今回やっとできたグループホームということで、そういう働きかけというのは全く、異なるような言い方するかもしれませんけども、働きかけというのはできないものなんでしょうか。優先的にというのです。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  こちらの希望としてお伝えすることはできるかと思いますけれども、働きかけというのは、法律的に禁じられてるわけではないですけれども、他の町外にある施設のこととか、町内の利用者の方のことを考えると、なかなかそういうことは難しいかなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、そういうグループホームに入居を希望されている方の把握というのはどのようにされてるんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後3時27分               …………………………………                 再開 午後3時31分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、藤原秀樹福祉統括。 ○福祉統括(藤原秀樹君)(登壇)  障害サービスを利用している方々につきましては、それぞれ相談支援専門員がついておられます。こちらの方がグループホームを希望されておられる場合は、そういったグループホームを探されてるわけなんですけれども、町としましては、その専門員とか本人からそういう相談といいますか、お話をいただけた方については把握しておりますが、それが全てではございません。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  わかりました。後先になってしまうんですけれども、先ほどお聞きいたしました、2年間実現されなかった課題と取り組み方針ということでお聞きしたんですけれども、補助は設置されてたんですけれども、応募しやすい条件の整備というのは整っていたんでしょうか。補助金だけを示されておりましたが、応募しやすい条件。例えば、土地が高いとか言われておりました。それだったら整備の協力についての働きかけはできなかったのかなと思うんです。グループホームというのは、他のところ調べますと、そのグループホームの建設による土地活用ということで、結構土地を持ってらっしゃる所有者の方が、資産活用として注目されているということもお聞きしております。これは知り合いのそういう土地なんかを扱っている方からもお聞きしたんですけども。そういうグループホームの良好な環境に整備できるように、そういうところとタイアップというか、もっと広く、応募しやすい条件を公示するということはできないんでしょうか。今、4人のグループホームが決定しておりますけれども、まだまだこれからも利用があると思われます。それでそういう質問をさせていただいておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  誘致がなかなかかなわなかった原因として、播磨町内でまとまった土地、新たに新築する土地というのが見つからなかったというところを1つ上げさせていただいておりますけれども、今回、賃貸で開設されたというところが1つの先例として、よき事例として、空き家の活用などで開設が進めばいいのかなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  ここのグループホームの誘致について最後に1つお聞きしたいのは、今回その補助金を利用されたということで、全額には至ってないというお答えだったんですけども、さらに今年度、もし応募があれば、それに関してはいかがなんでしょうか。補正を組んででもやはり誘致は決定される予定なんでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  もし開設に対してお考えがあれば支援はさせていただきたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは次、2項目め、学校における熱中症対策について。  先ほど教育長からなんですけども、運動会のテントの必要性、よく承知しておりますということなんですけども、これは、設置に関してはどこが、誰が設置してるんでしょうか。児童席のテントの設置は。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  設置につきましては、現在のところPTAで設置しているというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  必要性が十分理解されているということですが、PTAからレンタル料を出してもらってるということなんですね。これは教育予算としては出せないものなのか。いかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  おっしゃるとおりPTAのレンタルといいますか、そういうようなところで費用が出ているというところでございます。教育委員会といいますか、町としましては、今のところ予算を持っていないというようなところでございます。それで、今後なんですけども、町が今大きな大規模改修とかやっておりますので、今のところそのテントとかの設置につきましては、その辺りにつきましては、何とかPTA活動で設置をお願いしたいと考えておりますけども、今後のまたPTA活動の方向といいますか、動向を見まして、またその辺りについては今後検討するようなことも必要ではないかと考えております。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  もう一つPTAからの寄贈ということでお聞きしてるのが冷水機なんです。私、播磨南中学校は見てきました。実際に4台設置されておりましたが、そのうちの何台かは足で蹴らないと出ないという状態で、生徒たちが言っておりました。その辺りの設置というのもPTA頼みになるのでしょうか。今後考えていくと言われていた冷水機の設置についてはいかがでしょうか。  ちなみに、稲美町の小中学校には以前より冷水機の設置があり、問題もなく活用されているということをお伺いしております。 ○議長(神吉史久君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  先ほどの質問なんですが、播磨南中学校におきましては、生徒会活動の一環で生徒会が冷水機を置いてほしいという要望から、生徒活動の一環としてしてます。その費用は廃品回収等から捻出しております。これは教育的な部分もありまして、生徒が物を大切にしようとか、そういう活動も含めてやってます。残念ながら今、岡田議員が言われたように、足で蹴ったりしないと出ないような状況ですが、修理をする計画をしていると聞いております。それと、新規でも購入していくということも聞いております。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  わかりました。それではもうぜひ熱中症予防対策として積極的に冷水機の活用も提案させていただいて、この項は終了いたします。  それでは最後、3項目め。通学路の安全確保ということで、こちらに関しましては先ほどもお聞きいたしました。私は常々歩行者の優先グリーンベルト、地域番になって申しわけないんですけども、二子の踏切から南に約150メートル、あそこの箇所、狭いのは認識していらっしゃるということで、朝の通学の大変さも多分認識していただいてるんですけれども、ぜひ狭くてもグリーンベルトをつけることでドライバーの注意喚起になると思われますが、今年度こちらの検討はいかがでしょうか。そして、グリーンベルトの設置基準、何メートル以上じゃないといけないという設置基準があるのでしょうか。お聞きします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  岡田議員のおっしゃられました二子の踏切から南側の路線につきましては、一番狭いところで4メートル程度の幅しかございません。外側線等の検討もしているところではございますが、いまだ協議中ということです。先ほどの答弁でもご回答いたしましたが、この区間を例えば、時速30キロメートル規制にするとかいう形も検討しているようですが、それについては道路ハンプといいますか、段差ができるような、スピードが出ないような構造にするとか、クランクをつけるとかいうふうな条件が出されているところもございまして、現在、時速30キロメートル規制についても現実には至っていないというところでございます。  グリーンベルトの設置基準につきましてですが、警察、公安委員会とも協議しているところではございますので、明確な基準については今手持ちの資料ございませんのでお答えすることはできませんが、そういった協議によって可能ではないかなと思います。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  幅員が一番狭いところで4メートル。本当に朝、そこを小学生、中学生、また高校生、そして通勤の急ぐ車が通ります。ぜひグリーンベルト、今年度、検討していただくことを提案して③のところは終わらせていただきます。  最後なんですけれども、奥田議員からもしっかりと質疑をしていただきまして、答弁をいただきました、播磨南小学校の約70%が通学路として使用していた、播磨南中学校西側の通路、これが使えなくなったということで、南側の隅切り部分を一部改修したいということも昨年申し出られたということなんですけれども、このたびPTAから要望書ということで、その持ち主であるそこの方宛てに要望書を出したいということでお伺いしております。もしこの要望書をつくるに当たりまして、その費用負担の件なんですけれども、「費用負担は貴社には一切負担はおかけしません、こちらでさせていただきますというような文言をつけた場合、町としては補助はしていただけるんでしょうか。」ということを要望としてお聞きしておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  町も子供たちの安全な通学というのは本当に真から願うところでございます。教育委員会もいろいろなこれまで協議、また交渉をしていただいておりますけれども、やはりその持ち主といいますか、企業の意向というのがやはり最優先されるということで、なかなか実現に至っておりません。こういうときにPTAとか地元、そういうところが皆さんでいろいろと創意工夫していただいたり、また要望していただいたりすることが大きな追い風となって、企業もご理解いただけるのであれば、金銭的な補助といいますか、支援については、することはやぶさかではないと思っております。ただ、その金額とか、またはその範囲とか、いろいろなものがどの程度であるかということについては、具体的な計画が出たときに再検討させていただくことになろうかと思いますけれども、そういったことでもし実現が可能であれば、町としてできる範囲の支援はしてまいりたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、地域からの声をぜひ土地の所有者というんですか、管理者に対して要望書を届けたいというPTAなどの声が理解を得られるようになれば、町も改修を考えてもよいというふうに受け取りましたので、ぜひそのように積極的に取り組むように、私からも関係者の方々へお伝えしたいと思います。  以上をもちまして、私の一般質問は終わらせていただきます。 ○議長(神吉史久君)  これで政風会、岡田千賀子議員の質問を終わります。 ………………………………… ◎散     会 ………………………………… ○議長(神吉史久君)  以上で、本日の日程は全て終了しました。  次の会議は、6月12日水曜日午前10時より再開します。  本日は、これで散会します。  どうも、お疲れさまでした。                 散会 午後3時45分...