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平成30年 3月定例会 (第1日 3月 6日)

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  1. 播磨町議会 2018-03-06
    平成30年 3月定例会 (第1日 3月 6日)


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    最終取得日: 2023-06-03
    平成30年 3月定例会 (第1日 3月 6日)             平成30年3月播磨町議会定例会会議録                            平成30年3月6日開設   1.議 事 日 程     第 1 会議録署名議員の指名     第 2 会期決定の件     第 3 諸般の報告     第 4 委員長報告     第 5 議案第 1号 播磨町介護保険法の規定により条例に委任された基準等                に関する条例制定の件     第 6 議案第 2号 播磨町税条例の一部を改正する条例制定の件     第 7 議案第 3号 播磨町指定地域密着型サービス事業者等の指定申請等手                数料条例の一部を改正する条例制定の件     第 8 議案第 4号 播磨町介護保険条例の一部を改正する条例制定の件     第 9 議案第 5号 播磨町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条                例制定の件     第10 議案第 6号 播磨町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条                例制定の件     第11 議案第 7号 播磨町奨学金条例の一部を改正する条例制定の件     第12 議案第 8号 播磨町と加古川市との間における夜間急病医療事務の事
                   務委託に関する規約の一部を改正する規約を定める件     第13 議案第 9号 平成29年度播磨町一般会計補正予算(第6号)     第14 議案第10号 平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算                (第5号)     第15 議案第11号 平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第4                号)     第16 議案第12号 平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第                4号)     第17 議案第13号 平成29年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計補正予                算(第3号)     第18 議案第14号 平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第3号)     第19 議案第15号 平成30年度播磨町一般会計予算     第20 議案第16号 平成30年度播磨町国民健康保険事業特別会計予算     第21 議案第17号 平成30年度播磨町財産区特別会計予算     第22 議案第18号 平成30年度播磨町介護保険事業特別会計予算     第23 議案第19号 平成30年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計予算     第24 議案第20号 平成30年度播磨町水道事業会計予算     第25 議案第21号 平成30年度播磨町下水道事業会計予算 1.会議に付した事件     日程第 1 会議録署名議員の指名     日程第 2 会期決定の件     日程第 3 諸般の報告     日程第 4 委員長報告     日程第 5 議案第 1号 播磨町介護保険法の規定により条例に委任された基                  準等に関する条例制定の件     日程第 6 議案第 2号 播磨町税条例の一部を改正する条例制定の件     日程第 7 議案第 3号 播磨町指定地域密着型サービス事業者等の指定申請                  等手数料条例の一部を改正する条例制定の件     日程第 8 議案第 4号 播磨町介護保険条例の一部を改正する条例制定の件     日程第 9 議案第 5号 播磨町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正す                  る条例制定の件     日程第10 議案第 6号 播磨町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正す                  る条例制定の件     日程第11 議案第 7号 播磨町奨学金条例の一部を改正する条例制定の件     日程第12 議案第 8号 播磨町と加古川市との間における夜間急病医療事務                  の事務委託に関する規約の一部を改正する規約を定                  める件     日程第13 議案第 9号 平成29年度播磨町一般会計補正予算(第6号)     日程第14 議案第10号 平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正                  予算(第5号)     日程第15 議案第11号 平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算                  (第4号)     日程第16 議案第12号 平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算                  (第4号)     日程第17 議案第13号 平成29年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計補                  正予算(第3号)     日程第18 議案第14号 平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第3号                  )     日程第19 議案第15号 平成30年度播磨町一般会計予算     日程第20 議案第16号 平成30年度播磨町国民健康保険事業特別会計予算     日程第21 議案第17号 平成30年度播磨町財産区特別会計予算     日程第22 議案第18号 平成30年度播磨町介護保険事業特別会計予算     日程第23 議案第19号 平成30年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計予                  算     日程第24 議案第20号 平成30年度播磨町水道事業会計予算     日程第25 議案第21号 平成30年度播磨町下水道事業会計予算 1.会議に出席した議員(13名)     1番 木 村 晴 恵 議員       2番 大 瀧 金 三 議員     4番 宮 宅   良 議員       5番 小 原 健 一 議員     6番 松 下 嘉 城 議員       7番 河 野 照 代 議員     8番 神 吉 史 久 議員       9番 岡 田 千賀子 議員    10番 藤 原 秀 策 議員      11番 奥 田 俊 則 議員    12番 藤 田   博 議員      13番 松 岡 光 子 議員    14番 田 中 久 子 議員 1.会議に欠席した議員    な  し 1.会議に出席した説明員(19名)           清 水 ひろ子    町長           三 村 隆 史    副町長           横 田   一    教育長           岡 本 浩 一    理事           浅 原 俊 也    理事           山 口 泰 弘    理事           赤 田 清 純    理事           尾 崎 直 美    理事           前 田 忠 男    会計管理者           松 本 弘 毅    企画統括           武 田 健 二    危機管理統括           本 江 研 一    総務統括           長谷川 善 一    税務統括           浅原浩一郎    保険年金統括           上 田 淳 子    福祉統括           西 田 恭 一    すこやか環境統括           藤 原 秀 樹    土木統括           高 見 竜 平    上下水道統括           堀 江 昌 伸    教育総務統括 1.会議に出席した事務局職員(3名)           山 口   智    議会事務局長           田 中 真 司    庶務・議事チームリーダー           小 笠 理 恵    庶務・議事チーム主査               開会 午前10時00分 ………………………………… ◎開 会 挨 拶
    ………………………………… ○議長(奥田俊則君)  おはようございます。  開会に先立ちまして、一言ご挨拶を申し上げます。  日々の日差しに春の気配が感じられる、今日このごろとなりました。  議員各位には極めてご壮健にてご参集を賜り、本日ここに3月定例会を開会できますことは、町政進展のために、まことにご同慶にたえません。  さて、本定例会では住民生活に直結する新年度予算等を初めとする、数多くの議案をご審議願うことになります。  議員各位には格段のご精励を賜りまして、慎重審議の上、適切妥当な結論が得られますよう、お願い申し上げまして、簡単ではございますが、開会のご挨拶といたします。 ………………………………… ◎開     会 ………………………………… ○議長(奥田俊則君)  ただいまから平成30年3月播磨町議会定例会を開会します。  地方自治法第121条第1項の規定により、関係当局に説明員の出席を求めたところ、お手元に配付いたしております文書のとおり通知を受けております。  本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元にお配りしましたとおりです。  議事に入る前に、去る12月10日に逝去されました故山本雅之議員の追悼演説を、議会議員を代表して、神吉史久議員が行います。  神吉史久議員、登壇願います。 ○8番(神吉史久君)(登壇)  追悼の言葉を申し上げる前に、故山本雅之議員のご遺族に対し、心よりお悔やみ申し上げます。  追悼の言葉。  定例会の冒頭に当たり、議会議員を代表しまして、去る12月10日にご逝去されました故山本雅之議員のみたまに対し、謹んで哀悼の言葉を申し上げたいと存じます。  山本雅之議員は、議員の間では「山本さん」と親しみを込めて呼ばれていました。笑みを絶やさず、好感あふれる人柄で、あの温かな笑顔は忘れることはできません。  昨年の夏辺りから体調を崩され、病と闘っておられましたが、12月定例議会の会期のさなか、あなたの訃報に接し、耳を疑ったのは私ひとりではなかったと思います。今ここに、ありし日のあなたの姿を思うとき、再び帰らぬ旅路につかれたことは、まことに痛惜のきわみであります。  あなたは、平成23年4月の統一地方選挙で播磨町議会議員に初当選され、6年余りにわたり町政の推進に尽力され、議会運営に当たられました。その間、議会広報広聴常任委員会委員長総務建設常任委員会委員長他多くの重責を担われ、見事なリーダーシップを発揮されました。  あなたのすぐれた知識と仕事に対する熱意、崇高な人格は、議会関係者はもちろん、衆目の認めるところでありました。  再びあなたにお会いすることはかないませんが、あなたの町を愛する意思を継承し、強く胸に刻み、及ばずながら私どもは町政の発展に尽くす決意をここにお誓いするものであります。  申し上げれば切りがなく、惜別の情は尽きませんが、ここに山本雅之議員の生前の議会における雄姿をしのび、心からみたまのご冥福をお祈り申し上げ、町政の発展に限りなきご加護を賜りますことをお願い申し上げて追悼の言葉といたします。  播磨町議会運営委員会委員長、神吉史久。 ○議長(奥田俊則君)  追悼演説は終わりました。故山本雅之議員のご冥福を祈り、1分間の黙?を行います。ご起立をお願いします。  黙?。  黙?を終わります。ご着席ください。  これから直ちに日程に入ります。 …………………………………………… ◎日程第1 会議録署名議員の指名 …………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によって、   7番 河野照代議員   8番 神吉史久議員を指名します。 ………………………………… ◎日程第2 会期決定の件 ………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第2、「会期決定の件」を議題にします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から3月23日までの18日間にしたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「異議なし」と認めます。  したがって、会期は本日から3月23日までの18日間に決定します。 ……………………………… ◎日程第3 諸般の報告 ……………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第3、「諸般の報告」を行います。  監査委員により、地方自治法第199条及び同法第235条の2の規定に基づく監査結果報告書並びに例月出納検査報告書が提出されていますので、ご了承願います。  諸報告につきましては、配付しました印刷物により、ご了承願います。  以上で諸般の報告を終わります。 ……………………………… ◎日程第4 委員長報告 ……………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第4、「委員長報告」を行います。  議会運営委員会及び各常任委員会の所管事務調査について、委員長の報告を求めます。  報告は、簡潔にお願いします。  まず最初に、神吉史久議会運営委員長。 ○8番(神吉史久君)(登壇)  平成30年1月18日、神戸市で行われました、兵庫県町議会議長会主催の議会運営委員会研修会に委員全員で参加して、研修を受けてまいりました。  研修の内容は、議会運営委員会の権限と役割という表題で、全国町村議長会の参与の横田氏より講演を受けてまいりました。  内容としましては、議決権など、議会が持っている権限、また議事公開の原則など、会議の諸原則、議会運営委員会の役割や法制化の経緯。また、議事日程や発言、表決など、本会議の運営について事例を交えて解説などを受けてきました。また、最後に議会の活性化へのつながりとなる委員会の取り組みとして、各常任委員会が所管事務調査などを活用し、より町の事務についての理解を深めることが必要だといったような講師の所見について講演を受けてまいりました。  今回の研修を今後の議会運営に生かしてまいりたいと思います。  以上で報告を終わります。 ○議長(奥田俊則君)  委員長の報告は終わりました。  神吉委員長、ご苦労さまでした。  続いて、小原健一総務建設常任委員会委員長。 ○5番(小原健一君)(登壇)  12月議会定例会閉会後の、総務建設常任委員会の報告を行います。  平成30年1月29日に2つの案件について委員会を開催しました。  1つ目の内容は、公園事業の進捗状況について現地調査を行い、その後、所管する土木グループより概要説明を受け、質疑を行いました。  野添北公園複合遊具及び児童遊具更新工事は、野添北公園が開設から19年経過して、従前の遊具の劣化が目立ってきている状況であったことから更新したものであります。請負金額は約4,060万円である。複合遊具の業者選定のプロポーザルには、遊具メーカー5社の応募があり、地元小学生の人気投票を第1次選考としており、結果的に今回採用されたものは、投票において小学生に一番人気があったものである。  野添北公園たいこ橋改修工事の内容は、たいこ橋のかけかえ更新工事であり、木の部分が腐食して危険な状態となってきており更新したものである。従前は木製の橋であったが、耐久性や滑りにくさを考慮して、今回はプラスチック擬木を採用したとのことでした。  野添であい公園駐車場改修工事の内容は、駐車場精算機1基や、ゲートなどの更新であります。野添であい公園も平成16年開設から13年経過で老朽化がひどくなってきたことから、今回の更新に至っております。従前は入り口と出口が同じ場所であったが、法改正によって分離が求められており、今回はこれに対応する形で進めていると報告がありました。工期は平成29年10月27日から平成30年3月20日までで、進捗率は1月22日現在で10%でした。  主な質疑応答では、今回更新した遊具について、今後のメンテナンス計画を立てているのかという問いに対して、遊具の維持管理については毎年1回の業者によるしっかりした点検と、日常の職員の日常点検を行い、悪いところがあればその都度直していくという考え方であると回答がありました。  2つ目の内容としましては、特定空家等の判断基準についてです。  特定空家等の判断基準の妥当性を検証するため、立入調査を行った結果をもとに改正を行い、播磨町空家等対策協議会で協議を行ったとの報告があり、判断基準の問題点とそれに対する改善点について概要説明を受けました。
     平成29年10月11日と12日の二日間で、これまで地域住民から苦情等があり、特措法による措置、助言または指導が必要と考えられるもの4件を抽出して、所有者に事前通知の上で立入調査を実施したとのことです。調査は都市計画グループ職員2名、業務委託先建築士2名、建築士会加古川支部建築士1名の計5名で行ったとのことでありました。  主な質疑応答として、判定フローの見直しで、見直し前には衛生、景観、生活環境の点でも非常にひどい場合は特定空家等になっていたが、今回の見直し後の場合では、判定フロー上は特定空家等にならないが、これはどういった考え方なのかという質疑がありました。担当グループからは、今回は特定空家等にするものを、まず倒壊のおそれが高いといったような保安上の危険性から対処していこうという考え方である。近隣の自治体の動向を見ながら、生活環境だけでも特定空家等にしていく自治体が多くなってくれば、播磨町においてもこの判定フローを見直しする必要があるとの回答がありました。  以上で総務建設常任委員会の報告といたします。 ○議長(奥田俊則君)  委員長の報告は終わりました。  小原委員長、ご苦労さまでした。  続いて、松下嘉城厚生教育常任委員会委員長。 ○6番(松下嘉城君)(登壇)  それでは、2月23日開催しました連合審査会の報告から行います。  まず1点目、国民健康保険の広域化について、保険年金グループ、税務グループより説明を受けております。  まず、保険年金グループからの説明ですが、平成30年度より国民健康保険制度の改革が始まる。改革の目標として、皆保険制度を将来にわたって堅持する。改革の方向性として、財政運営の安定化、世代間の負担の公平化、医療費の適正化など定めている。  国保保険料の賦課・徴収の基本的仕組みとして、市町は提示された納付金額それぞれの保険税率を定め、保険料を賦課・徴収し、納付金を納める。今回の制度改革により、税率が著しく上昇する市町については県より激変緩和措置が講じられるが、平成30年度予算では播磨町は対象とはなっていない。  次に、税務グループからの説明ですが、国民健康保険税の医療費分、支援金分については、播磨町では所得に応じて金額が変わる所得割、被保険者一人一人にひとしくかかる均等割、世帯ごとにひとしくかかる平等割の3つによる負担方式で賦課されている。国保の広域化に伴い、県下において将来的に同一所得、同一保険料を目指すこととしており、県内全市町の合意のもと、第2期財政安定化支援方針において、3方式を目指すとしており、徐々に3方式に移行する市町が増加している。  主な質疑応答として、平成30年度から実施の医療費の適正化に向けた保険者努力支援制度があるが、いつごろから計画を行うのかに対して、改めて保険者努力支援計画を立てることではなく、国から示している指針があり、それに向かって現存の事業を進めていく。  次に、厚生教育常任委員会の報告です。  1点目、第7期介護保険事業計画について、保険年金グループより説明を受けております。  平成30年度から平成32年度までの、播磨町高齢者福祉計画(第8次)及び介護保険事業計画(第7期)を作成しているところである。団塊の世代が75歳以上を迎える2025年をめどに、医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を進めることとされている。第7期介護保険事業計画においても地域包括ケアシステムの進化・推進及び介護保険制度の持続可能性の確保のため、2割負担の方で、特に所得の高い人の負担割合を、平成30年8月から3割負担をすると。  主な質疑応答としまして、今回、所得段階が13段階になったが、他市町はどのようになっているのかに対し、他市町についても所得段階をきめ細かく設定しており、特に本人の合計所得が600万円以上の方は細分化している。  2点目、学校給食施設基本設計の概要について教育総務グループより説明を受けております。  その概要として、平成29年6月1日にプロポーザルの公募を実施し、1,242万円で随意契約を行った。計画図の主なポイントとして、汚染作業区域、非汚染作業区域を明確に区分し、調理員はエアーシャワーを経由しないと調理室に入室できない配置となっている。新たにスチームコンベクションオーブンと真空冷却装置を導入し、メニューの幅が広がるとともに、衛生面でも安全な調理が可能となる。  主な質疑応答ですが、今回、ドライ方式を採用するが、室内への害虫侵入対策はどのように考えているのかに対し、部屋の出入り口にエアーカーテンを設置し、虫が侵入しにくい構造となっている。窓については、閉め切った状態で調理を行う。  同日に協議会も開催しております。  まず1点目、加古川夜間急病センターの移転及び休日昼間の1次救急医療定点化について、すこやか環境グループより説明を受けております。  その概要として、加古川西市民病院跡地の公共施設ゾーン4カ所のうち、面積が最も大きく整形地である公共土地を使って整備を行う。施設建設は平成33年度中を目指し、新施設の建設に係る各市町負担金の算出方法は、均等割を負担金総額の10%、人口割を負担金総額の90%とする。  主な質疑応答ですけど、移転先の公共施設の隣にある土地も加古川市のものかに対し、民間の土地となっていると。  2点目、第3期播磨町障害者計画・第5期播磨町障害福祉計画・第1期播磨町障害児福祉計画について、福祉グループより説明を受けております。  本計画は、障害のある人もない人も、誰もが地域の中で尊重され、支え合い、安心して生活を送ることができる社会の実現に向けて、具体的な施策を明らかにするものである。本計画の実施状況等については、毎年度計画の評価、検証、見直しを行う。  主な質疑応答として、新たに児童福祉法に基づき、障害児福祉計画が策定されたが対象は何歳かに対して、18歳未満が対象となっていると。  以上で、厚生教育常任委員会の報告を終わります。 ○議長(奥田俊則君)  委員長の報告は終わりました。  松下委員長、ご苦労さまでした。  以上で、各委員会委員長の報告を終わります。 …………………………………………………… ◎日程第5 議案第1号 播磨町介護保険法の規定により条例に委任された基準等に関する条例制定の件 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第5、議案第1号「播磨町介護保険法の規定により条例に委任された基準等に関する条例制定の件」を議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第1号「播磨町介護保険法の規定により条例に委任された基準等に関する条例制定の件」について提案理由のご説明を申し上げます。  本町においては、指定地域密着型サービスの基準等については、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律等の規定により条例に委任された基準等を定める条例において規定しているところであります。以下、省略して基準条例といいます。  地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律により、介護保険法の一部改正がなされ、平成30年4月1日より共生型サービスが創設され、共生型地域密着型サービスの指定権者が市町村になることから、事業者の指定基準等を規定する必要がありますが、基準条例第1条の趣旨に合わないため、共生型地域密着型サービス事業者の指定基準等を基準条例に追加することができないことから、個別の条例を制定する必要が生じています。今後も地域包括ケアシステムの強化等により、介護保険法の一部改正がなされることが十分考えられるため、基準条例の一部を削除し、介護保険関係を取りまとめた新たな条例を制定しようとするものであります。  参考資料1ページをお願いいたします。  今回、新しく制定する条例と、基準条例との対比表であります。表の左側が今回新しく制定する条例、右側が基準条例であります。左側の一番下、第1条は本条例の趣旨を規定しております。  2ページですが、第2条は、本条例の定義についてでありますが、条例における用語の意義を示した規定であります。  第3条は、基準条例の第8条を移します。加えて、用語を改正するものであります。  第4条は、基準条例の第9条を移します。加えて、用語の改正及び適用条文の整合性を図るものであります。  3ページ、第5条は、基準条例の第10条を移します。加えて、第1項は介護保険法の改正により、平成30年4月1日に共生型サービスが創設されますが、共生型地域密着型サービス事業者の人員、設備及び運営に関する基準については、指定地域密着型サービス基準で定める基準を基準とすることを規定しようとするものであります。  4ページ、5ページの第6条、第7条は、基準条例の第11条、第12条をそれぞれ移したものです。  第8条、第9条は、基準条例の第13条、第14条をそれぞれ移します。加えて、用語を改正するものであります。  6ページ、7ページの第10条、第11条は、基準条例の第15条、第16条をそれぞれ移したものです。  第12条は、介護保険法の改正により、平成30年4月1日に居宅介護支援事業者の指定に関する権限が兵庫県から播磨町に移譲されることに伴い規定しようとするものであります。第12条第1項は、指定居宅介護支援事業者の指定において、申請者の要件として、法人であることを規定しております。第2項、第3項は、当該事業への暴力団等の参入、関与の排除を規定しております。  第13条第1項は、指定居宅介護支援及び基準該当居宅介護支援の人員及び運営に関する基準については、居宅介護支援基準で定めることを規定しようとするものであります。第2項は、記録の保存年限を本町独自の基準として5年と定めるものであります。  8ページ、第14条は、第12条の規定を、基準該当居宅介護支援の事業についても適用させることを規定しようとするものであります。  第15条、第16条は、基準条例の第18条、第17条をそれぞれ移します。加えて、用語を改正するものであります。  9ページの第17条は、第15条の規定を基準該当介護予防支援の事業についても適用させることを規定しようとするものであります。  第18条は、基準条例の第19条を移します。加えて、適用条文の整合性を図るものであります。  第19条及び10ページの第20条は、基準条例の第20条、第21条をそれぞれ移したものです。  次に、議案書6、7ページをお願いします。  附則でありますが、第1項では施行期日は平成30年4月1日からとしております。  第2項は経過措置で、この条例の施行前にこの条例による改正前の事項の条例の規定によりなされた処分等は、この条例の規定によりなされた処分等とみなすこととしております。  第3項では、本条例の制定に伴い基準条例の一部改訂を規定しています。内容は、目次を改めるとともに、第4章を削るものであります。  なお、参考資料11ページから19ページに基準条例の新旧対照表をつけております。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  最初の説明に、共生型地域密着型サービス事業者という口頭説明がありました。2ページの、この条例における用語の意義は法の例によると書いてあるので、それをしっかり読めばわかることかもしれませんが、共生型地域密着型サービス事業者とはどういう、今まで地域密着型という表現でされてたんですけど、その前に共生型とあって、字のとおり読めば想像できるんですけども、あえて播磨町において、今、その事業者という、どういう業者がどれくらいあるのかということについてお尋ねします。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  この共生型サービスのご説明させていただきますが、介護保険または障害福祉のいずれかの居宅サービスの指定を受けている事業所が、もう一方の制度の居宅日中活動系サービスの指定も受けやすくなるという規定としまして、サービス事業者の特例というのが設けられました。その背景となりましたのが、例えば一つとして、障がい者が65歳以上になっても使いなれた事業所においてサービスを利用しやすくなるというところの背景があります。具体的には、介護保険サービス事業所等であれば、障害福祉サービス事業所の指定を受けやすくするというような特例を設けられたというところでございます。この中で、地域密着型サービスが既に今までもあったわけなんですが、その前に共生型という形の名前がつきまして、この共生型サービスができた趣旨を踏まえて、今回、改正させていただいたというところでございます。  町内にこういう事業所が今あるのかというところについては、この規定については平成30年4月1日からの施行となりますので、現在のところ、この特例を受けて共生型サービスをやっているところはないというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  今までによく、障がい者の方が65歳になったら、今まで介護保険を受けていたのに、その65歳になったがためにということを時々聞いておりました。そして、そのことによって費用も今までよりたくさん払わんなんというようなことの実情も聞いておりましたので、こういう制度に今度からなるいうことはよかったかなと思うんですけども、町内にあるのかいうことで、平成30年4月1日施行で、今のところはないということだったんですけど、見通しについてはどうなんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  見通しのことについてのご質問なんですが、やはりサービス事業者のご意向もありますので、現在、私たちのほうでは把握しておりません。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。  議事の都合により、議案第1号「播磨町介護保険法の規定により条例に委任された基準等に関する条例制定の件」についての討論、採決は3月23日に行いたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「異議なし」と認めます。  したがって、議案第1号「播磨町介護保険法の規定により条例に委任された基準等に関する条例制定の件」についての討論、採決は、3月23日に行うことに決定しました。 …………………………………………………… ◎日程第6 議案第2号 播磨町税条例の一部を改正する条例制定の件 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第6、議案第2号「播磨町税条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第2号「播磨町税条例の一部を改正する条例制定の件」につきまして提案理由のご説明を申し上げます。  国民健康保険の広域化に伴い、兵庫県下において賦課方式を統一する必要があるため、国民健康保険税介護納付金分の賦課方式に、世帯別平等割額を新たに追加し、これにより被保険者均等割額を改正するものでございます。  それでは、参考資料の新旧対照表によりご説明いたします。  20ページから22ページをごらんください。
     第131条の3ですが、介護納付金に世帯別平等割額を追加したことにより、被保険者均等割額を改正するものであり、第131条の4については世帯別平等割額を定める改正であります。  第137条は、保険税の減額規定ですが、同条第1号は7割軽減について。  オは、介護納付金分の被保険者均等割額の改正。  カは、世帯別平等割額を追加規定するもの。  同条第2号は5割軽減について。  オは、介護納付金分の被保険者均等割額の改正。  カは、世帯別平等割額を追加規定するもの。  同条第3号は2割軽減について。  オは、介護納付金分の被保険者均等割額の改正。  カは、世帯別平等割額を追加規定するものでございます。  次に、議案書の9ページをお願いいたします。  附則第1条ですが、施行期日を平成30年4月1日とし、附則第2条については経過措置を規定しております。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)  今回、均等割、平等割という形で、2つに分ける形の中で、被保険者が一人の世帯については数百円程度税額が上がると、逆に複数いらっしゃるところで数千円税額が下がる形になると思うんですけども、そういった場合に、歳入に対してどのような影響があるのか確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)  試算では、わずかな影響額でございまして、全体で45万円程度ぐらいの影響となる試算でございます。 ○議長(奥田俊則君)  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)  歳入が45万円減るという理解でいいのか確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)  そのとおりでございまして、減額のほうでございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  宮宅良議員。 ○4番(宮宅 良君)  今の関連になるんですけども、45万円減ということで、これは介護納付金になりますので2号のほうで、一方で1号被保険者の部分は今回、基準額では700円ぐらい上がるという、そういった中でどう整合をとるのかなというふうに考えてるんですけども。この額にした根拠というんですか、どういうお考えでこの額にされたのかということを確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)  なるべく影響額が少ないというところもあるんですけれど、地方税法に基づきまして、所得割総額と均等割総額と平等割総額が基準割合として、50対35対15と定められているというところから、所得割額を2.4%で据え置いた場合に、基準割合に最も近づくように均等割と平等割を設定したというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。  議事の都合により、議案第2号「播磨町税条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は3月23日に行いたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「異議なし」と認めます。  したがって、議案第2号「播磨町税条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は3月23日に行うことに決定しました。 …………………………………………………… ◎日程第7 議案第3号 播磨町指定地域密着型サービス事業者等の指定申請等手数料条例の一部を改正する条例制定の件 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第7、議案第3号「播磨町指定地域密着型サービス事業者等の指定申請等手数料条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第3号「播磨町指定地域密着型サービス事業者等の指定申請等手数料条例の一部を改正する条例制定の件」について提案理由のご説明を申し上げます。  介護保険法の改正により、平成30年4月1日に居宅介護支援事業者の指定に関する権限が、兵庫県から播磨町に移譲されることに伴い改正しようとするものであります。  参考資料23ページの新旧対照表をお願いします。  第1条は、指定居宅介護支援事業者を追加するものであります。  第2条第1項は、手数料の徴収及び対象事業者に指定居宅介護支援事業者を追加し、指定居宅介護支援事業者の指定申請及び指定更新申請に係る手数料を徴収することを規定するものであります。  次に、別表、第2条関係でありますが、24ページ別表中の事務の区分欄の5は、介護保険法第79条第1項の規定による、指定居宅介護支援事業者の指定申請に対する審査で徴収する手数料の金額を規定するものであります。  区分6は、区分5の指定居宅介護支援事業者の指定更新申請に対する審査で徴収する手数料の金額を規定するものであります。  区分7及び8は、現行の区分5及び6に該当するものであります。  次に、議案書11ページをお願いします。  附則でありますが、施行期日は平成30年4月1日からとしております。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  議事の都合により、議案第3号「播磨町指定地域密着型サービス事業者等の指定申請等手数料条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は3月23日に行いたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「異議なし」と認めます。  したがって、議案第3号「播磨町指定地域密着型サービス事業者等の指定申請等手数料条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は3月23日に行うことに決定しました。  しばらくの間休憩します。  再開を11時5分といたします。                休憩 午前10時51分               …………………………………                再開 午前11時05分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 …………………………………………………… ◎日程第8 議案第4号 播磨町介護保険条例の一部を改正する条例制定の件 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第8、議案第4号「播磨町介護保険条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第4号「播磨町介護保険条例の一部を改正する条例制定の件」について提案理由のご説明を申し上げます。  本条例案は、主に介護保険法第117条の規定による介護保険事業計画の策定並びに介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令、介護保険法施行規則等の一部を改正する省令が交付されたことに伴い、平成30年度から平成32年度までの介護保険料率の改定を行うこと並びに第1号の被保険者の保険料段階の判定基準となる合計所得金額についての改正を行うこと及び地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律により、介護保険法の一部改正がなされ、市町村の質問検査権の対象範囲を拡大する改正がなされたことにより、本条例の一部を改正しようとするものであります。  第4条は、保険料率の規定でありますが、参考資料25ページをお願いいたします。  介護保険料の新旧段階別保険料の比較であります。  第7期事業計画では、高齢化により要介護、要支援認定者数の増加が見込まれること、介護報酬の引き上げがなされることなどに伴い、保険給付費、地域支援事業費の増加が見込まれるとともに、第1号被保険者の保険給付費、地域支援事業費の負担割合が、第6期事業計画期間の22%から23%に、1%増加します。しかし、介護保険料の急激な値上げを抑制するため、介護給付費準備基金を2億円取り崩し、介護保険料の基準月額について現行の4,800円を5,500円に引き上げるものであります。  また、第4条に規定する保険料の負担段階について、国は所得基準に応じてきめ細かな保険料設定を行うために、保険者の判断により保険料の設定を弾力化することを認めています。そのことから、本町における第7期計画では所得段階については、第9段階までを国の基準に合わせ、そこに第6期と同様に本町独自の段階を加えますが、収入に応じた応能負担の観点から、現行の第11段階の、本人が市町村民税課税で前年の合計所得金額が600万円以上の方のうち、前年の合計所得金額が800万円以上1,000万円未満の方については第12段階とし、基準額掛ける2.1を、前年の合計所得金額が1,000万円以上の方については第13段階とし、基準額掛ける2.2を負担していただくこととしております。現行の11段階を13段階とし、年額について現行の2万8,800円から11万5,200円を、3万3,000円から14万5,200までに改めるとともに、その他、規定の整備を図ろうとするものであります。  参考資料26ページの新旧対照表をお願いします。  第4条第1項第6号アは、1号被保険者の保険料段階の判定基準となる合計所得金額について、長期譲渡所得及び短期譲渡所得に係る特別控除を控除した額を新たに用いることを規定するものであります。  29ページ、第6条は、賦課期日後において1号被保険者の資格取得、喪失があった場合についての規定でありますが、第3項の改正は、介護保険法施行令の改正に伴い、適用条文等が変わることから整合性を図るものであります。  第19条は、町の質問検査権について、第2号の被保険者の配偶者や、第2号被保険者の属する世帯の世帯主等に対象範囲が拡大されたことを規定するものであります。  次に、議案書14ページをお願いします。  附則でありますが、第1項では施行期日は平成30年4月1日からとしております。第2項では改正後の第4条の規定につきましては、平成30年度以降の保険料から適用し、平成29年度以前の保険料については従前の例によることとしております。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  田中久子議員。 ○14番(田中久子君)  参考資料25ページの、この基準額のことでお尋ねします。  このたびは、3年ごとの見直しということで、基準額が700円アップ、値上がりするということ説明でお聞きいたしました。  介護保険料がやっぱり上がるということは、本当に利用しにくくなる、高齢者にとってはそういうことなんですけれども、またこの保険料を払えないという方もいらっしゃると思うんですが、この3年間でどれほどの払えない方がいらっしゃるか、増えたのか減ったのか、その辺りをお尋ねします。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  払えない方の数についてご答弁申し上げます。  各決算ごとの現年課税分の滞納者数を申し上げます。平成26年度が161人、平成27年度が164人、平成28年度が166人でございます。 ○議長(奥田俊則君)  田中久子議員。 ○14番(田中久子君)  払えない方は介護を利用できないことにつながっていくと思うんですけど、この人数も年々増えてますので、国民健康保険審議会という会議の中で、この値上げを、どういうふうに払えない方に対する対応をどのように審議されたのか、話し合われたのかわかりましたらお聞きします。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  策定委員会での議論についてお答えいたします。  滞納者、払えない世帯の方についてのそういう議論については策定委員会では議論はなかったというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  田中久子議員。 ○14番(田中久子君)  11段階から、この3年間は13段階に、これは説明では応能負担の観点からそのようにしたとお聞きいたしました。兵庫県内でもいいんですけれども、この13段階よりまださらにお金を、所得のある人にはその応分の支払いをしてもらうという、そういう観点でもっと段階を広げているところがあるんでしょうか、ないんでしょうか。お尋ねします。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  近隣の例を申し上げます。加古川市及び高砂市につきましては、既に第6期計画から15段階でやっております。一番上の段階については1,000万以上という形でございます。明石市につきましては、これも同じ第6期でございますが、14段階でやっております。一番上の段階が800万円以上でというような状況でございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  説明の中で、急激な値上げを避けるために2億円投入して上げ幅について考慮されたということで、基準額では700円値上がりの5,500円になっています。投入しなければどれぐらいの上げ幅だったのかお尋ねします。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  今回の基金の投入しなければ、月額約6,100円でございます。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  5,500円になるところを、700円上がって5,500円が6,100円で、あと600円上がるということになる予定だったのを入れたということでわかりました。  もう一つ質問として、この段階なんですけれども、応能負担という観点から13段階に上げたというのはわかるんです。7段階の上げ幅が120万円以上200万円未満の方で80万円の間隔です。次の8段階は200万円から300万円で100万円の間隔ですね、幅の人ですね。9段階も300万円から400万円ということで100万円の幅の方です。10段階からはその幅が200万円、400万円以上800万円未満というふうに所得の幅が200万円以上増えております。そこら辺で、そこからいうことで、この100万円ずつというふうにして、多少でもということと、それと計算方法が基準額掛ける1.5、8段階が。9段階は1.7というふうになってるわけです。だからそこら辺の基準額に何倍掛けるかというそこもちょっと、それまでは0.25ぐらいなのが、ここから0.1にぽんというふうに上がっているので、8段階、9段階の辺からの1.6とか、ですから10段階で基準額掛ける1.8が、次の11段階では2になっているのを、この辺を1.9とか、そんな考え方はなかったのか、できなかったのかについてお尋ねします。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  9段階までにつきましては、基準額等また段階別の所得金額等については同様とさせていただいております。今回、11、12段階、13段階という形で増やさせていただいたわけなんですが、議員おっしゃるようにそこの段階は200万円ずつで上げております。これで12段階を200万円の幅を持たせたのは、旧の10段階が400万円から600万円という形、200万円の幅というんですか、を持っております。その関係で新たに11段階、12段階については200万円ずつといたしております。  それと、基準額につきましては、例えば、今まで10段階、11段階、旧の分については1.8、2.0としているわけなんですが、この新しく設定した段階についての急激な負担がないようにするために0.1ずつ基準額に掛けるという形で配慮させていただいております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  それの説明はこの表の見たとおりなんですけども、私は、所得の幅を200万円になっているのを100万円ずつに暫時上げて、13段階じゃなくて15段階ぐらいにして、そしたら計算方法についても8段階と9段階では0.2の差があるのを、これも0.1ずついうふうな掛ける率を、というふうなことができるんじゃないかと思ったので、そういう考え方はしなかったのかというお尋ねをしました。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前11時25分               …………………………………                再開 午前11時27分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  今回こういう率を検討する中で、6段階、7段階についてそれぞれ2つずつ区分を分けるような検討はいたしました。しかしながら、試算を行ってみたんですけど、約マイナス25円の保険料の抑制にしかつながらなかったということがわかりましたので、その結果、今回は見送ったというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  小原健一議員。 ○5番(小原健一君)  同じく25ページの介護保険料率の表から質問いたします。  現行の11段階を、3つに区分し直すというか、そういうふうに読み取れるんですが、そもそも平成29年度段階でいいんですが、その11段階以上というのがどれぐらいの比率を占めているのかという点と、これを11、12、13とに当てはめ直した場合にさらにそれがどれぐらいの、例えば、100が3対3対4ぐらいに分かれていきますとか、そういう現在の状況を確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  今回の事業計画の中で、計画数値を、把握しておる数値を申し上げます。11段階が49人、12段階が24人、13段階が74人でございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  小原健一議員。 ○5番(小原健一君)  今の答弁わかったんですが、単純に今お答えいただいた数字を足したら11段階以上は出るんですが、先ほどお聞きしましたのは、11段階以上が結局、全体の中でどれぐらいの比率を占めているのかということも先ほどお聞きしたので、それはなかったので再度お聞きします。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  全体の1.6%でございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  先ほど、試算したけれどマイナス25円しか影響がないので見送ったいうことやったんですけど、歳入としてはマイナス25円の影響でしょうけども、支払う保険者にしたらそれではないんですよね。そこら辺のところをどう思われたのかということ、これちょっと計算、私ぱっぱとできないからあれなんですけど、先ほど言うた8段階が1.5と、その次が300万円から400万円を1.6にします。10段階が200万円の所得差がありますので、これを100万円に、400万円から500万円というふうにして、ずっとしていけば、やっぱり年間にしたら1万2,000円以上は本人負担増えると思うんです。だからそこら辺の、住民の感覚をどんなふうに思ってはるのかということなんですよ。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  今回の検討の中では、例えば、第9段階を、今1.7となっているのを1.6とかにするという検討はいたしておりません。ただ今回の改正につきましては、先ほど説明させていただいたように11段階までの設定したものを2段階増やしたと。それと9段階までについては国の基準の中で適用させているというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  9段階までは国の基準ということですね。それはわかっています。検討していないということだけど、新たにこういう体系をする場合、そういうきめ細かな所得幅というものを、やっぱり考えていくという、この100万円の所得差というのは、結構この、ちょうど300万円、400万円という間から、次、400万円から600万円に上がるというのは、結構400万円ぎりぎりの人は1.8になっちゃうわけです。これ大きな差なんです。だからそこら辺もっと、保険者の立場になって、やっぱりきめ細やかな考え方というのをお願いしたいと思うんですけど、そこら辺の検討が本当になされたのかというところ、もう一回確認します。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  松岡議員のご質問の点については、今回、検討いたしておりません。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  宮宅良議員。 ○4番(宮宅 良君)  参考資料29ページの第19条についてなんですが、ここについては説明にも、質問検査権のことについてご説明があったんですけども、それとあわせてこれについては、情報公開の根拠となる条文になりますので、公権力の行使という意味では大変重要な条文になりますので、これを拡大することについて、大もとの介護保険法が改正されたということなんですけども、この拡大についての意義というか、目的について確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  ここの2号被保険者の配偶者または2号被保険者の属する世帯の世帯主等が追加になった背景でございますが、介護保険が始まった当初からも、やはり2号被保険者のサービス利用があるというところでありまして、そういうサービス、2号被保険者のサービス利用者も増えているということから、今回この質問検査権が国において、介護保険法において拡大適用となったというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  宮宅良議員。 ○4番(宮宅 良君)  その2号被保険者の利用者が増えたということと、あわせてその配偶者及び世帯主の所得を調べる必要があるということだと思うんですけども、播磨町の平成29年度と平成30年度の予算書を見ると、対象者が介護納付金についてなんですけども、2,181人から2,131人と50人減っていると。その2号の人が50人減っているにもかかわらず、割合として2号の利用者が増えてしまっているという現状があるということなんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  保険料についての、2号者の保険料というのは、その年齢が該当する方は全員になるわけなんですが、ここで今、質問検査権のところに申し上げましたら、2号被保険者のほうで介護サービスを受けている方がおられるというところで、例えば、播磨町の現状で申し上げましたら、平成29年12月現在で、36名の方がサービスを受けられておるというところでございます。そのような播磨町の状況もありますが、2号被保険者自体のサービス利用があります。国全体としてもサービス利用者の増加がなされているというところで、配偶者や世帯主の所得等を把握する必要が生じてきたというところで、このたび介護保険法が改正されたというところで、播磨町におきましても法改正に伴って2号被保険者の配偶者等の質問検査権も法令に従って拡大させていただいたという形でご理解願いたいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)  最初の提案理由の説明の中で、準備基金の約2億円取り崩して値上げ幅を抑制するという説明があったんですけど、平成30年度の予算書のほうを見てみると、平成30年度については繰入金が1,570万円ほどなんですけども、単純に考えると3年間で2億円やったら6,000万円か7,000万円というような考え方になるんですけども、平成30年度については1,600万円程度というのはどういった考え方でそうなったのか確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  今回の説明で申し上げました基金の取り崩しの2億円のことなんですが、介護保険事業計画をつくる、また保険料を算定する上で3年間の介護標準給付費、それと地域支援事業費の合計額を見込んで、第1号被保険者の納めていただく分をまず決定します。それから、その3年間で基金を2億円取り崩すという形で計画しまして、それを差し引いた分を今回、第1号被保険者の保険料として5,500円と決めさせていただいたという形でございます。  平成30年度の予算についての基金繰入金というのは平成30年度においての収支の差を調整するための基金繰入額としてご理解していただきたいと考えております。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。  議事の都合により、議案第4号「播磨町介護保険条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は3月23日に行いたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「異議なし」と認めます。  したがって、議案第4号「播磨町介護保険条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は3月23日に行うことに決定しました。 …………………………………………………… ◎日程第9 議案第5号 播磨町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定の件 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第9、議案第5号「播磨町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第5号「播磨町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定の件」について提案理由のご説明を申し上げます。  高齢者の医療費確保に関する法律第55条の2の規定が新設されたことに伴い、保険料を徴収すべき後期高齢者医療被保険者を改正しようとするものであります。  参考資料30ページ、31ページの新旧対照表をお願いします。  第3条第5号は、現在、国民健康保険、後期高齢者医療ともに住所地特例制度は適用されていますが、75歳到達等により国民健康保険から後期高齢者医療へ移行する際には、住所地特例制度は継続して適用されておりません。高齢者の医療の確保に関する法律第55条の2第1項の規定の新設により、国民健康保険の被保険者が75歳到達等により後期高齢者医療の被保険者の資格を取得した際、住所地特例制度を継続して適用することとなったため、法施行に合わせて当該被保険者からも保険料を徴収することを規定するものであります。  また、第3条第2号から第4号までは、同法第55条の2第2項の規定により、第5号で住所地特例制度を継続して適用することとなったものが継続して入院する等した場合も播磨町が保険料を徴収すべきことを規定するものであります。  次に、議案書16ページをお願いします。  附則でありますが、施行期日は平成30年4月1日からとしております
     以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  今まで75歳までは特例制度が継続されてて、播磨町が徴収してたのがという説明で出したんですけど、では今まで75歳以上の方はどこが徴収してたんですか。お尋ねします。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  今まで例えば、国民健康保険を入っているときに住所地特例で、例えば、大阪府の施設に入所していたという形になりましたら、国民健康保険の被保険者としては住所地特例で播磨町の被保険者でありました。ただ、その方が75歳に到達して、今度、後期高齢者医療に移行する場合は、その住所地特例が適用されず、先ほどの例で申し上げましたら、大阪府の広域連合の被保険者となっておりました。しかしながら、このたびの改正で75歳到達後に後期高齢者医療の被保険者となった場合であっても播磨町、兵庫県の広域連合の被保険者とするというところで今回改正しようとするものでございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。  議事の都合により、議案第5号「播磨町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は3月23日に行いたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「異議なし」と認めます。  したがって、議案第5号「播磨町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は3月23日に行うことに決定しました。 …………………………………………………… ◎日程第10 議案第6号 播磨町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第10、議案第6号「播磨町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。  本案についての、提案理由の説明を求めます。  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第6号「播磨町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件」につきまして提案理由のご説明を申し上げます。  今回の改正は非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が、平成30年2月7日に公布され、平成30年4月1日から施行されること及び水防団員等に関する表記を削除するため、本条例を改正しようとするものであります。  それではまず、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令の施行に伴う改正の経緯及び概要のご説明申し上げます。  非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令による損害補償の支給額は、療養補償及び介護補償を除き全て同政令別表に定める補償基礎額を基礎とし、これに一定の割合または日数を乗じて算定するよう定められておりますが、同政令第2条第3項の各号に掲げるもので、災害発生時において他に生計の道がなく、主として非常勤消防団員等の扶養を受けていたものがある場合には常勤職員の扶養手当に準じて、補償基礎額に一定の金額を加算することとされています。この額は一般職の職員の給与に関する法律に定められている扶養手当支給額を日額換算したものでありますが、平成28年11月に同法律が改正され、平成29年度以降、扶養手当支給額が改定されることになっております。  平成29年度における同政令に定める補償基礎額の加算額については、平成28年度に改定を行っておりますが、今回は平成30年度以降における補償基礎額の加算額の改定に伴う改正を行うものでございます。  なお、現行の条例では損害補償の金額等について現行政令どおりの内容を詳細に定めているため、政令の改正があるたびに条例改正を行う必要が生じてまいります。これにより、今回の改正におきましては、政令改正に伴う迅速な対応及び適正な補償の執行を図るため、政令の規定の例によるとする改正としております。  次に、水防団員等に関する表記を削除することにつきましては、本町においては、水防法における水防団の定めがないことから、本条例中の水防団員等に関する表記を削除することとしております。  それでは、新旧対照表によりご説明いたしますので、参考資料の32ページをお願いします。  まず、今回の改正に伴い目次として第1章から第3章及び附則を付しております。また、右側の改正前第1条、次の33ページ、第2条、同じく第3条第1項、少し飛びまして36ページ、第7項、第2項、38ページ、第18条の2及び39ページ、第25条につきましては、水防団員等に関する表記を削除するものであります。  次に33ページにお戻りいただきまして、第2条、改正後の5行目、6行目ですが、消防法の第36条を第36条第8項に改正しております。これは、現行の消防法第36条では、水災も含む災害となっておりますが、水災については9行目にあります水防法第24条で規定されていることから、内容が重複しているため、水災を除く災害について規定されている消防法の第36条第8項に改正するものであります。  次に34ページ右側、改正前の第5条第2項から、35ページ、第4項、36ページ、第8項の2、第1項第2号、37ページ、同条第2項、第9条第1項、同条第3項、そして38ページ、第4項及び40ページ、別表につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が施行されることに伴う改正及び政令の規定を準拠することによるものでございます。  次に、議案書の19ページをお願いします。  附則の第1項でありますが、この条例は平成30年4月1日から施行することとしております。第2項は経過措置を定めたものであり、この条例の施行日前に支給すべき事由の生じた傷病補償年金等を除く損害補償及び同日前に支給すべき事由の生じた同日前の期間に係る傷病補償年金等については、なお従前の例によることとしております。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  岡田千賀子議員。 ○9番(岡田千賀子君)  参考資料38ページの下から3行目、お聞きしたいんですけれども。  今回の非常勤の水防団員というのが、町には定めがないということで削除するということで、先ほどからずっと条例の中でしてありました。  新改正法のところなんですけども、特殊公務に従事するという文言がありまして、括弧してあって、そこには非常勤の消防団員及び非常勤水防団員の特例ということで記してございます。特殊公務ということなので、ここは非常勤の水防団員の特例ということでこのまま残されるんでしょうか。文言のことでお聞きしてるんですけれども。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  今般、水防団員等に削除します理由といいますのは、水防法第5条によりまして、水防事務を処理するために水防団を置くことができるということが定まっております。また、第2項におきましてもその区域内における消防機関、これが十分水防を処理することができないと定められる場合におきましては水防団を置かなければならないということが水防法で定められておるんですが、しかし、本町の場合、そういった水防機関におきましては、十分水防法による処理というのができるところがございます。したがいまして、本規則におきましては、今回、水防団等については削除するというようなことで考えているところです。  また、消防法、消防組織法の第1条の中にも、消防任務の中に含まれておるその水防というのは、当然、消防団が水防作業を行うことができるものとして定められております。仮に、水防を兼務していなくとも消防団については水防作業を行うことができるということで定まっておりますので、今回その事務の内容を整理するということでございます。 ○議長(奥田俊則君)  岡田千賀子議員。 ○9番(岡田千賀子君)  その説明を、私もそのようにとっておりますが、参考資料38ページの下から3行目のところにはまだ特殊公務に従事する非常勤消防団員及び非常勤水防団員の特例となっておりますので、改正後も、特殊公務の場合はこの非常勤水防団員の特例がまだ残るのかなということで、また新たに規定されるのかなということで確認をさせていただいております。この辺りいかがでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後0時01分               …………………………………                 再開 午後1時04分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  当局より発言の申し出がありますので、これを許可します。  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  先ほどの岡田議員のご質問、参考資料の38ページに左側にございます非常勤消防団の特例と、こういった文章が残っていることにつきましてお答えさせていただきます。  確認をいたしましたところ、この表記につきましては誤っていることを確認しておりますので、この場をおかりしてお申し出をさせていただきたいということでお願い申し上げます。  この文面につきましては、お手元の正誤表といった形でお配りさせていただいておりますけども、今回の条例の改正の中ではこの文章については不要ということで訂正させていただきたいと思います。正誤表につきまして簡単ではございますがご説明させていただきます。  お配りしております正誤表の、まず議案書のほうになりますが、議案書19ページの上から2行目になりますが、誤りということではないんですが、この第18条の2中、または非常勤水防団員を削ると、文章があるその上のところに第18条の2見出し中及び非常勤水防団員を削るというこの一文を追加いただきたいということで、正誤表をつけさせていただいております。  それにあわせまして、同条例の参考資料でございますが、38ページの左側をごらんください。それの上から3行目でございますけども、こちらのほうの表記のタイトルのところに誤りとしまして、先ほど申し上げました、特殊公務に従事する非常勤消防団員及び非常勤水防団員の特例とある部分につきまして、正しくは、及び非常勤水防団員、この文章を削除していただきまして、こちらのほうに改正をしたいということでお願い申し上げます。  あわせて右側にございます旧の改正前の表記でございますけども、誤りとしましてこの表題の部分、改正部分のところにアンダーラインが入っておりませんが、正しくは、先ほど申し上げました表記のところ、及び非常勤水防団員、こちらのほうにアンダーラインをお願いしたいということで訂正させていただきます。  大変申しわけございませんが、よろしくお願いいたします。 ○議長(奥田俊則君)  お諮りします。  ただいま当局より説明のありました、議案第6号「播磨町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件」の議案及び議案参考資料の訂正について了承することにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「異議なし」と認めます。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  岡田千賀子議員。 ○9番(岡田千賀子君)  同じところにこだわるわけではないんですけれども、この参考資料の38ページから39ページにかけて、特殊公務に従事する非常勤消防団員の特例ということで記されております第18条の2の中に、いろいろと記されているんですけども、この特殊公務、ここに記されている火災の鎮圧からずっとありまして、爆発ぐらいまでですか、その他まであるんですけれども、これは公務上の災害を受けた場合によると記されております。39ページの上から3行目なんですけれども。これは特殊公務というのは、非常勤消防団員に町から招集がかかったという場合を想定されての、この特殊公務に従事する非常勤消防団員の特例になるんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  こちらのほうの業務におきましては、消防団員等が活動されているときにこういった業務に当たった場合でございます。したがいまして、火災等が発生した場合、消防団としましてはすぐに火災の現場へ駆けつけると、また災害等が起こった場合におきましては、その地域の消防団員等がその場に当たって、災害の鎮圧に当たるといった場合に、通常の災害でありましたらその範囲でおさまるところではございますが、災害の場所へ行ったときに消防団員が活動する中で、これは非常に特殊な、危険の高い部分というのは当然出てまいります。そういった折に、消防団員自らがそういう身体等に危険を及ぼすというんですか、生命等にかかわるような業務に当たったときというようなことで特殊な勤務というようなことで定めているものでございますので、具体的にそれがどういったものかということになりますと、さまざまな勤務が考えられますが、そういった場合に出くわしたときに、やはり消防団としましては、住民の生命と財産を守るというところで、そこで引いてしまうということではなしに、消防団としてはそこへ活動に加わってしまって、非常に危険な場合も出てこようというようなことに対しましての従事する者に対しての特例ということで、こちらのほうは定めているものでございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。  議事の都合により、議案第6号「播磨町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は3月23日に行いたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「異議なし」と認めます。  したがって、議案第6号「播磨町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は3月23日に行うことに決定しました。 …………………………………………………… ◎日程第11 議案第7号 播磨町奨学金条例の一部を改正する条例制定の件 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第11、議案第7号「播磨町奨学金条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第7号「播磨町奨学金条例の一部を改正する条例制定の件」につきまして提案理由の説明を申し上げます。  本町では債権の適正な管理を進めるため、昨年8月に債権の管理に関する基本方針を策定したところです。この基本方針に基づき奨学金返還金においても適正な管理を行うため、本条例を改正しようとするものです。  それでは、改正内容につきましては、新旧対照表により説明いたしますので、参考資料の42ページをごらんください。  第1条の改正は、引用している教育基本法が全部改正されたことによる文言の整理です。
     第3条第4号の改正は、日本育英会が独立行政法人日本学生支援機構に名称変更したことにより改めるものです。  43ページ、第16条は、見出しを遅延損害金に改め、第1項ではその割合を民法に定める利率により計算するものと改めます。また、第2項において減免できる旨の規定を追加いたします。延滞金を遅延損害金と改めますのは、奨学金が私債権であり、町税などの強制徴収公債権との区別を明確にし、適正な処理を行うため改正するものです。また、利率につきましては、現在の低金利状況を勘案し、日本学生支援機構の延滞金賦課率を参考に、民法の利率にて計算するよう引き下げるものでございます。  続いて、議案書の21ページをごらんください。  附則におきまして、この改正につきましては、平成30年4月1日から施行することといたしております。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  河野照代議員。 ○7番(河野照代君)  るる説明いただきましたが、まず1点。  新旧対照表におきまして、民法の第404条に定める割合で計算した遅延損害金を加算する。旧のほうにおきましては、返還すべき額につき年10.95%、遅延金を徴収するとありますが、ちょっと雑駁な割合で計算した遅延を加算するとありますが、ここのところをもう少し丁寧に説明いただけたらと思います。内容を。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  現在、民法のほうでは利率としましては5%になっております。ここに具体的な数字を設けませんでしたのは、民法のほうの利率についても今後改正の動きもあるということですので、具体的な数字を使わずに、民法で定める利率ということに規定いたしております。 ○議長(奥田俊則君)  河野照代議員。 ○7番(河野照代君)  明確に記載できないということを聞きました。  2におきまして、前項の規定にかかわらず、返還すべき期日までに返還しなかったことについてやむを得ない事由とありますが、このやむを得ない事由というのもちょっと雑駁過ぎて、例えば、別表を示しとか、明文化し定めるものではないかと思いますが、この事由、やむを得ない事由とはどういうことでしょうか。お答えください。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  延滞金を減免する場合につきましては、規則のほうで具体的に示す予定でしております。その内容につきましては、町税の延滞金減免事由等に準じて、その理由により減免する予定でおります。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎理事、今、遅延損害金の件だと思うんですが。  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  遅延損害金の減免事由につきましては、奨学金条例の施行規則において、具体的に定義する予定でございます。その内容につきましては、町税の延滞金の減免事由に準じた内容で規定をする予定でございます。 ○議長(奥田俊則君)  河野照代議員。 ○7番(河野照代君)  町税の減免分において延滞金を決定してるということでしょうか。税務においても延滞金を賦課して徴収されているところなんですが、それは明記されるということで確認いたしましたが、では、今まで、この条文を定められる前、この半年前、もっと前からこの債権回収に関しまして奨学金の滞納の徴収とか延滞金のこと、保証人のこと、いろいろ質疑してきましたが、半年ほど前にも今後検討していくとお答えがあったんですけれども、この施行の4月1日以前の、施行前の処分、手続、その他の行為がどのようにされるのか、今後、延滞金を徴収していくのか、その分までのも、また放棄するのか。教育長お答えください。どう取り扱いされるのか明確にご答弁ください。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  延滞金につきましては、返還金の納付が終了しましたら延滞金の計算をし、その時点で減免事由に該当すれば減免いたしますし、減免事由に該当しない場合は延滞金を徴収するということになります。  以前の条例ではその辺りが、正当な理由がなければというような、最初の段階で延滞金を賦課するしないというところを判断するようなことになっておりましたので、今回、債権回収に関して基本方針というところで共通理解というものが、処分の仕方について全庁的に統一してやるということになりましたので、そういうふうに今回、改正をさせていただくということでございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  小原健一議員。 ○5番(小原健一君)  遅延損害金の16条の規定及び附則の施行期日について質問いたします。  附則で、16条の改正規定については平成30年4月1日から施行するとなっているんですが、例えばの話ですが、平成27年4月から延滞していた場合、例えば、平成30年5月におくれて返還した場合、平成27年から訴求して5%適用するのか、それとも平成30年3月31日までは従前の利率で計算して、4月以降民事法定利率で計算して、合算して出すのか、その辺りの経過措置といいますか、取り扱いについてお聞きいたします。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  今、小原議員がおっしゃられた例の場合も、平成27年度から滞納している方についても5%で計算いたします。 ○議長(奥田俊則君)  小原健一議員。 ○5番(小原健一君)  今の答弁をお聞きしましたら、長く遅延してればしてるほど、例えば、平成5年から遅延してるとなりましたら、そのような方が頑張って平成30年3月に納めた場合の利率よりも、わざとだらだら、払えるのに払わずに引き延ばして平成30年4月2日にお支払いしたほうが、利率計算上少なく済んでしまうというモラルハザードが起こると思うんですが、その辺りいかがお考えなんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後1時23分               …………………………………                 再開 午後1時29分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  小原議員のおっしゃるようにこういうふうな改正をしますと、以前から長いこと残してる人と、最近になって頑張って納めてる人の差がつくんではないかということですけれども、今まで正当な理由があるということで延滞金のほうは徴収した実績というのはございません。そうなんですけれども、何度も申し上げますように、平成29年度中に債権の回収については、債権を管理するところ、債権の種類にかかわらず、きちんとした適正な回収をしていくということのそういう方針ができましたので、奨学金につきましても延滞金については賦課をし、その時点で減免に該当するようであれば減免するというそういう方向を4月1日から行うということで、そこに当たりましては、5%の利率で、以前から残している方についても5%の率で統一してかけていきたいなということで改正いたしております。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎理事、小原議員の言ってるのは、今の段階と4月1日以降の段階ですよね、今の段階では10.95でしょ、今度は5%ですけど、今の段階の人はどうするかというような質問なんですけど、その中で、今は減免の規定なんかないですね、そこらはどういうような判断するのか、もうちょっと正確に答えていただきたいと思います。  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  本日生きております条例では、既に第16条の最初の段階で正当な理由がなくて奨学金を返還しなかったときは延滞金をかけるということになっておりますので、今、私は正当な理由があるということで延滞金は徴収していないんです。それを、4月1日からは延滞金は賦課すると、ただし、必ず賦課をするんですけれども、その段階で減免事由に該当すれば減免はします。該当しなければ徴収すると。延滞金を賦課する判断を、最初の奨学金を、例えば、返還が始まった段階で先に決定しておりましたけれども、それを本来すべき形に戻すというんですか、そういうふうな形にするということでございます。 ○議長(奥田俊則君)  小原議員よろしいですか。  河野照代議員。 ○7番(河野照代君)  確認させてください。  答弁があったのかどうかわからないんですけど、答弁がなかったように認識しますので、やむを得ない事由があるというところを聞きましたら、これから、今後、規則で策定するという答弁があったんですけれども、こういうことに関して雑駁に書いてあるから、この条文に規則の定めるとか、別表に示すとかいう部分の記載がないのは、これを記載するべきではないかと言って今、指摘したんですけれども、それに関してはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  規則に委任する条項につきましては、奨学金条例の第17条に条例に定めるものの他必要な事項は規則で定めるとなっておりますので、この第16条に別に規定はいたしておりません。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  先ほど説明もあったようなんですが、今まで延滞金という名称から遅延損害金という名称の変更で、具体的に何がどう変わるのかということをお尋ねしたいんです。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  奨学金の徴収に関して延滞金を遅延損害金と名称を改めたということで特に変化はございません。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  今、格差と貧困、雇用不安が広がる中で、教育負担に苦しむ学生や保護者の皆さん、たくさん増えていますよね。今までは延滞金ということで条例に明記されていたと。しかし、先ほど尾崎理事の説明では、とにかく借りる時点で第16条に該当するというか、そういう事由に該当するということで徴収はしていなかったという説明を受けました。今回は、奨学金を借り終わって、返すという段階においてその判断を、そういう事由に当たるかどうかの判断をするという変更になったと理解したんですけれども、今、国の方向性なども、無利子の奨学金や平成29年度から返還不要の給与型の奨学金制度の創設、不十分ながらもスタートし始めました。そういう中で、町としての奨学金の考え方、理念として、対応型という性質上、元本の返還を求めるということは当然理解できてるんですが、この際、この延滞金とか遅延損害金とかいう名目では徴収しないという考え方はできないんでしょうか。お尋ねします。 ○議長(奥田俊則君)  松岡議員、今、奨学金条例の一部改正の事案でありますので、質問内容をもう少し変えていただいたら幸いと思います。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  今の質問が条例の中身ということで、域を超えてるというご指摘がありましたので、それについてはまた一般質問でするとして、今回は先ほど確認したこと、借り始める当初のときにそういう理由が、そこら辺のところもうちょっと説明をお願いします。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  返還が始まった時点で、返済がおくれがちな方、そういう方に聞き取りを行った中で、なかなかお仕事が決まらないとかそういう事情のある方については、その段階で延滞金はともかく、元本は必ず返してくださいねというような交渉をしていましたけれども、今後はやはり、納期が過ぎた分については遅延損害金は発生していると、ただ、そのときの状況で減免事由に該当する場合は遅延損害金については減免をするという形で4月以降は進めたいということでございます。 ○議長(奥田俊則君)  松岡議員。 ○13番(松岡光子君)  ごめんなさい、ちょっとそこら辺もう一つ事情がわからない。  今現在、条例で、先ほども言いましたけど、延滞金ということでとるということで条例では決まっていますよね。今、尾崎理事のほうから実績としてはないということをお聞きしました。その説明のときに、私誤解したんかもしれないけど、今までやったら借りる人というのは、本当に教育費がないということで、なおかつ学校へ行きたいという人で借りてるわけですから、非常に返還が困難という理由は多くの人が秘めてるんですけども、その中でも具体的に借りるときにというふうにイメージしてたんですけども、今は、何でとってなかったのかということをもう一回詳しくお願いします。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  現在、延滞金を徴収していないのはなぜかというところですけれども、繰り返しになりますけれども、返済がおくれている方に面談なり、連絡をさせていただいた段階で、返済が滞っている理由などの聞き取りをした中で、まだ就職が決まっていないとか、ご家庭の事情、ご家族の中に病気の方がいらっしゃるとか、そういう事情を聞いた中で延滞金については徴収をしていないということでございます。  4月以降、遅延損害金に名称は変わりますけれども、一旦賦課をして減免対象になる事由につきましても、今までの延滞金を徴収してない人との差というのがそんなに、ほぼなくて、同じような理由の方が減免の対象になるということでございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  木村晴恵議員。 ○1番(木村晴恵君)  小原議員と重複するかもわかりませんけど、もう一度確認ということで、今まで10.95%の方たちが4月1日までの間は免除になるという形になるんでしょうか。延滞金が。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後1時43分               …………………………………                 再開 午後1時44分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  現在は延滞金の徴収をそもそもしてないというか、徴収を猶予しているような状況です。それを4月1日からは一旦賦課をして、減免事由に該当すれば減免するというふうに変わるということです。 ○議長(奥田俊則君)  木村晴恵議員。 ○1番(木村晴恵君)  ということは10.95%から5%になるということになるんですね。ということは、その差というのは免除ですか。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  計算上はそういう形になります。10.95で計算する期間は猶予が続いていたけれども、4月以降は全ての債権に関して、年5%の計算した延滞金を一旦は賦課しますが、減免事由に該当すれば減免するという形になりますので、おっしゃるように4月1日以前の債権につきましては、5.95%は減免になったということになります。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事、今、木村議員の答弁の中で、この奨学金の関係で、答弁で猶予しているというような答弁ありましたね。猶予してないということは、こういうような条例がありながら、自らの仕事をしてないと、こういうような答弁になるんです。猶予してないね。そこらはどういうような答弁にしますか。  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  正当な理由がなくて返還しなかったときにはかけるということで、教育委員会としましては正当な理由があるということで、猶予をしてきたということでございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)  最初の河野議員の質問の中でのお答えの中で、やむを得ない事由というのは規則で定めるとして、その内容は町税の延滞金の減免に関する規則に準じるというふうなことで、例規集で見ますと、町税に係る延滞金の減免に関する規則というのは、滞納者またはその者と生計を一にする親族が病気にかかり、または負傷したとき。あとは個人事業主さんなんかを対象にした者が続いて、財産の状況が著しく不良でといった内容になっているんですけれども、この中で気になったのが、その後の松岡議員との質疑の中で、実質的には今の条例の中の正当な事由もこういった内容のもので、実際条例が変わっても減免される方というのは余り変わらないんじゃないかといったような答弁があったように思ったんですが、そこで気になったのが、恐らく今、税務グループとしては収納率向上に向けて非常に努力されてる中で、こういった減免規定なんかもかなり厳しく審査した上で減免されてるんじゃないかなと思うんですけども、その辺の審査基準というのは税務グループと一緒の業態でするのか確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後1時49分               …………………………………                 再開 午後1時50分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  延滞金の減免基準につきましては、答弁したように、町税の延滞金の減免の事由を準じて定めますけれども、その町税と奨学金のほうは、奨学金のほうは私債権でございますので、町税と同じように全て事由を確認できる、教育委員会の中でその事由が全て確認できるかというところの問題はございますけれども、減免できる理由というんですか、事項に関しては町税に準じた基準で減免したいと考えております。 ○議長(奥田俊則君)  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)  私債権と公債権で行政としても持ってる情報が違うというのは理解できるんですけども、その中で、ただそうは言っても今こうして町税の延滞金の減免に関する基準に合わせるんだという答弁をされてるわけで、そういった中で、例えば、こういった方になると町税にも延滞金が発生されてて、奨学金でも延滞金が発生し得るような状態の方がいらっしゃるとしたときに、奨学金のほうでは減免が通ったのに、税務のほうでは通らなかったとかいうのであれば、これはやはり基準をしっかりと審査できていないというふうなことになると思うんですけども、そういったことがないようにちゃんと審査されるのか確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  現在はそういうつもりでおりますけれども、ただ、町税のほうの情報をなかなか私債権側では全て共有するというわけにはいきませんので、その辺りは本人に確認させていただくなり、あるいは公文書で情報の照会をさせていただくなり、何かそういう方法があるかというのは今後も引き続き研究してまいりたいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。
     宮宅良議員。 ○4番(宮宅 良君)  この奨学金というものの制度を考えると、社会情勢とか、子育て環境とかを考えると、一定の政治判断があるんで、こういう条例改正というものもいろいろ判断しないといけない部分があるのかなと思うんですけども、一方でそういう政治論とは別に法律論という部分では、こういうお金の貸し借りのときは当然契約書を結びますよね。その中で、この条例の改正はできますけども、契約書に定められた遅延に関する約束事、定めというのは、一方が勝手に変えることはできませんので、当然その内容を変えたいんであれば当事者の合意のもと契約書をまき直すというのが一般的な手法になるんですけども、その辺のお考えはどういうふうになってるんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後1時54分               …………………………………                 再開 午後1時56分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  奨学金の貸し付けの際には、借用証書というものをいただいております。その中にもおくれた場合は延滞金を納付しますよという一文がございますが、ここには率も出ておりません。そういった宮宅議員ご指摘の法的なところでというところは、今後、確認をしまして、ただ、延滞金の徴収の方法というんですか、考え方というのが変わりますということに関しては、条例の改正が決まりましたら早い段階で皆さんにお知らせはするつもりでおりましたけれども、この借用書の関係、法的なところの必要な事項に関しては確認をしまして、しかるべき手続は踏みたいと思っております。 ○議長(奥田俊則君)  宮宅良議員。 ○4番(宮宅 良君)  その部分については確認をいただきたいなと思います。  ただ、例えば、この議会で議案が上がってきて、勝手に30%に変えて、はい4月から30%ですよなんて全くできるはずがないんで、そこはよく研究いただきたいなと思います。  あと、民法で定められてる法定利率というのは、あくまでも両者の間で取り決めがない場合争いになるので、その場合は、利率として5%ですよということを定めてて、それをまたあえて準用して遅延損害金についてもその5%を準用していくということを考えると、先ほど社会情勢で低利率の中でというお話の理由だったんですけども、その利息についてはそれでいいのかなとは思うんですけども、遅延損害金というのはまた趣旨が、ちょっと内容が違って、社会情勢の中での利率と遅延損害金という部分での利率というのは少し切り離して考えないといけない部分であって、それはやっぱり取り立てというか、相手に返還させるのを促すという部分もありますので、そういう部分も含めて検討されたのかということをお聞きします。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  今回、5%にするに当たりまして、確かに宮宅議員おっしゃるように懲罰といったらおかしいですけれども、そういう的なところもあり、性格もございますので、払いやすい金額にするのが必ずしもいいとはあれなんですけれども、奨学金に関しては、奨学金があることで社会に出たところで既にローンを背負っているとか、奨学金破産などというようなことも今問題になっておりますので、今の10.95はやはりもう少し抑えるべきではないかなというところと、それから、日本学生支援機構のほうも延滞金率のほうを減額しておりますので、そういうところを参考にいたしまして5%にさせていただいております。 ○議長(奥田俊則君)  宮宅良議員。 ○4番(宮宅 良君)  そういういろんなことを加味しながらその5%に決めたということは理解できたんですけども、先ほど最初の説明のほうでもありましたけども、今後、民法の大改正ということで、平成34年に控えているわけですけども、その利率が5%から3%になるということで、まだもっと少なくなる中で、なかなか回収が、利率が低いと促すの難しくなってくるんで、今後のことも視野に入れて、この辺のことは調査、研究が必要なのかなと思うんですけども、その辺のお考えはいかがなんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  奨学金の返還金の滞納分の回収につきましては、正直申し上げてなかなか手が回っていないというんですか、進んでいなかった現実がございます。それを、昨年8月に庁内全部の債権の回収について検討した中で、やはりまだ、今から遅延損害金の徴収以外にもまだ取り組むべきものがたくさんございますので、その中の1つの遅延損害金の徴収に関して、今回、条例改正をして条件というんですか、整えましたので、遅延損害金の徴収も含めてこれからいろんな手法で回収に取り組んでまいりたいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)  この奨学金条例のような私債権に関する条例の中で、今ずっと議論しております延滞金とか、遅延損害金といったような項目を付しているようなものがあるんであればそれがどういったものであるのか、またその中身は今回改正されるような遅延損害金の減免を規定をするようなものが入っているのか確認したいと思います。  要は、こういうことに対して同じ、他の条例でも同じような方針でやっておられるのかどうか確認したいだけなんです。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後2時03分               …………………………………                 再開 午後2時06分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  奨学金に関しましては、私債権でございますので、私債権につきましてはそれぞれで返還が滞った場合にどういう対処をするかというところは、それぞれの債権ごとに定めますので、今回は奨学金につきましては遅延損害金を徴収するということで規定させていただいております。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  藤田博議員。 ○12番(藤田 博君)  この第16条、今回提案されてる分については、前回の正当な理由がなくというのを省いて、第2項に規定を盛り込んでると思うんですけども、この第2項の規定では以前の正当な理由からやむを得ない理由があると認める場合という形に変わってるんですけども、正当な理由とやむを得ない理由があるというのはどのような違いがあるのか。この中での変化があるのであればお聞きしたいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  文言のほうは変わっておりますけれども、事由としては大きな変更はございません。というか、ほぼ従来どおりの事項でございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。  議事の都合により、議案第7号「播磨町奨学金条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は3月23日に行いたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「異議なし」と認めます。  したがって、議案第7号「播磨町奨学金条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は3月23日に行うことに決定しました。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後2時08分               …………………………………                 再開 午後2時19分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 …………………………………………………… ◎日程第12 議案第8号 播磨町と加古川市との間における夜間急病医療事務の事務委託に関する規約の一部を改正する規約を定める件 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第12、議案第8号「播磨町と加古川市との間における夜間急病医療事務の事務委託に関する規約の一部を改正する規約を定める件」を議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第8号「播磨町と加古川市との間における夜間急病医療事務の事務委託に関する規約の一部を改正する規約を定める件」について提案理由のご説明を申し上げます。  現在、加古川市、高砂市、稲美町及び播磨町は、夜間の1次救急、医療事務を2市2町共同で実施しており、その事務については加古川市に事務委託しております。  夜間救急医療事務を実施している現在の加古川夜間急病センターが老朽化しているため、新たに施設を建設すること、あわせて現在は医師会に委託している休日の1次救急医療についても新施設で定点化して実施することが東播臨海広域行政協議会において決定されたことを受け、加古川市と締結している事務委託に関する規約を変更するものです。  規約の変更に際しましては、地方自治法第252条の14第2項で関係地方自治体は協議してこれを行わなければならないと規定されており、同法第252条の2の2第3項で協議については議会の議決を得なければならないと規定されているため、このたび2市2町の議会でそれぞれご審議いただくものです。  参考資料44ページの新旧対照表をお願いします。  題名中、夜間急病医療事務を休日・夜間救急医療事務に改めるものでございます。  第1条中、夜間急病医療事務を休日及び夜間における救急医療事務に改めるものでございます。  第2条第1号及び第2号中、夜間急病センターを休日及び夜間における1次救急医療を実施する施設に改めるものでございます。  議案書23ページをお願いします。  附則でありますが、この規約は平成30年4月1日から施行することとしております。ただし、第2条第2項の改正規定は休日及び夜間における1次救急医療を実施する施設の運営開始の日から施行することとします。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  松下嘉城議員。 ○6番(松下嘉城君)  このたび、施設の老朽化によって加古川西市民病院跡地の一部に移転するんですけど、今回、この新施設になって診療できる科目というのは変わるんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  新施設では内科と小児科を考えております。 ○議長(奥田俊則君)  松下嘉城議員。 ○6番(松下嘉城君)  現存の施設の、多分、2市2町で費用分担して行ったと思うんですけど、この新施設ですね、もう既に播磨町の費用分担やと決まってるんですけど、今現時点でこの施設の建築費ってわかるんでしょうか。わかれば教えてください。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  新施設の総工費については現時点ではわかりません。ただし、来年度、基本設計を行いますので、その時点になりましたらある程度の額はわかると考えております。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)  審議会の中でも、正確な数字というのはまだ出ないのは十分理解できるんですけども、おおよそこの建設に係る予算がどれぐらいだというような話というものさえされていないのか確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  これから施設等、また管理面においても協議していくところでございます。施設の大きさについても、先ほど言いました協議の中で決まってきますので、現時点では建物の新設経費については、ある程度概算においても決まっていない状態でございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第8号「播磨町と加古川市との間における夜間急病医療事務の事務委託に関する規約の一部を改正する規約を定める件」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第8号「播磨町と加古川市との間における夜間急病医療事務の事務委託に関する規約の一部を改正する規約を定める件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、議案第8号「播磨町と加古川市との間における夜間急病医療事務の事務委託に関する規約の一部を改正する規約を定める件」は、原案のとおり可決されました。
    …………………………………………………… ◎日程第13 議案第9号 平成29年度播磨町一般会計補正予算(第6号) …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第13、議案第9号「平成29年度播磨町一般会計補正予算(第6号)」を議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第9号「平成29年度播磨町一般会計補正予算(第6号)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  それでは事項別明細書によりご説明いたしますが、まず初めに歳出全体に共通する部分についてご説明いたします。  建設工事の完了や決算見込みに伴う不用額の減額と、扶助費などで予算残額に不足が見込まれる場合の増額、また、歳入面においては、収入実績や国・県からの補助金等の交付決定通知に基づく増減調整などが多く含まれています。そのため今回は、建設工事に伴う13節委託料や、15節工事請負費等について入札差金による不用額の減額の部分については省略させていただき、事業に係る主なものについての説明とさせていただきますので、ご了承お願いいたします。  それでは歳出からご説明いたします。  事項別明細書16、17ページをお願いいたします。  1款1項1目議会費の事業番号0000201、議会運営事業の1節報酬は、議員欠員による減額であります。  事業番号0000204、部課庶務事業の9節旅費は、宮城県山元町派遣職員の旅費に係る不用額であり、12節役務費は、採用試験等員おける審査手数料の確定による不用額の減によるものです。  事業番号0000210、職員研修事業の13節研修委託料の減は、研修参加者の出席日の調整を行うことにより予定より研修開催日を少なくできたことなどによるものです。  事業番号0000211、職員等福利厚生事業の13節職員健康診断等委託料の減は、予算に比べて受診者が少なかったことによるものです。  2目文書広報費、事業番号0000672、広報事業の11節需用費は当初見込みより広報の印刷製本費におけるページ数が少なかったことなどによる減であります。  18、19ページをお願いします。  4目電子計算費、事業番号0001057、電子自治体推進事業の11節は、印刷機器用品等の使用が当初見込みより少なかったことなどによる減であり、13節電子機器保守点検委託料はソフトウエア保守に伴う減、また法改正等改修委託料は、見積もり内容を精査したことなどによる減であります。  次の、情報セキュリティマネジメントシステム稼働支援委託料は、社会保障・税番号制度の情報連携による運用開始が11月以降にずれ込んだことに伴い減額するものです。  14節使用料及び賃借料及び18節備品購入費は、見積もり合わせにより不用額が生じたことなどによる減であります。  5目財産管理費、事業番号0000223、庁舎施設維持管理事業の11節は、光熱水費に不用額が生じたことによる減であり、12節役務費は、庁舎の電話料金に不足が見込まれることから増額するものです。13節庁舎日直業務委託料は、先に兵庫県最低賃金が改定されたことにより、その影響分を増額するものです。  事業番号0000227、財政調整基金積立事業の25節積立金は基金の運用利子収入が増加する見込みのため、積立金についても連動して増額するものであります。  なお、他にも基金積立金の増減が出てまいりますが、同様の理由によるものでありますので、説明は省略させていただきます。  6目企画費、事業番号0000237、国際交流事業の11節及び14節は、姉妹都市アメリカライマ市等からの訪問団の受け入れがなかったことによる減であります。  事業番号0000724、地方バス等公共交通維持対策事業の19節負担金補助及び交付金は、路線バス事業者への補助金の額が確定したことによる減であります。  事業番号0001046、コミュニティバス運行事業の19節は、実証運行事業者の決定に至らず減ずるものであります。  事業番号0001230、町制55周年記念事業、事業番号0001238、全国女性町長サミット事業及び事業番号0001245、帆船寄港事業については、町制施行55周年記念として実施した各事業費の確定に伴う減であります。  20、21ページをお願いします。  8目防犯対策費、事業番号0000244、街灯施設維持管理事業11節は、街灯のLED化推進等による光熱水費の減であり、13節ポール柱街灯点検業務委託料の減は、点検に要する時間が当初見込みより少なかったことによるものであります。  事業番号0000245、自治会街灯電気料金補助事業19節の減は、自治会管理街灯のLED化により当初見込みより補助金交付額が少なかったことによるものであります。  事業番号0000246、防犯啓発事業の19節の減は、補助申請件数が少なかったことによるものであります。  事業番号0000253、自転車駐車場施設維持管理事業の13節の町立自転車駐車場業務委託料の増は、委託料の積算基礎となる兵庫県最低賃金が改定されたことにより、その影響分を増額するものであります。  10目公害対策費、事業番号0001108、住宅用太陽光発電システム設置費補助事業の19節住宅用太陽光発電システム設置費補助金の減は、当初見込みより申請件数が少なかったためであります。  13目諸費の各税外収入還付事業の23節償還金利子及び割引料は、平成28年度の国・県の負担金及び補助金の清算による返還金が確定したことに伴うものであります。  22、23ページをお願いします。  2項徴税費、1目税務総務費、事業番号0000010、徴税事務に要する職員給与費の4節共済費は、負担金の率の変更によるものであり、以後同様に職員給与費として計上されておりますが、説明は省略させていただきます。  4項選挙費、5目衆議院議員選挙費、事業番号0000590、衆議院議員総選挙事務事業や、7目兵庫県知事選挙費、事業番号0000641、兵庫県知事選挙事務事業等は、選挙執行額の確定による不用額の減であります。  24、25ページをお願いします。  3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の事業番号0000284、障害者(児)医療費助成事業の20節扶助費の減は、当初見込みより医療費が少なくなるため減額するものであります。  事業番号0000300、国民健康保険事業特別会計繰出事業の28節繰出金は、特別会計の補正によるものです。  事業番号0000281、障害者福祉一般管理事業の14節は、新幹線の高架下敷地の一部をゆうあい園生が利用するため、JR西日本に借りていましたが、利用が少なく、また移転の予定もあるため、年度途中で返還したため、不用額が生じたものです。  事業番号0000290、障害者更生援護事業の20節の減は、当初見込みより申請者数が少なかったためです。  事業番号0000292、心身障害者扶養共済制度加入者補助事業19節の減は、当初見込みより掛金減免者や納入満了者が多かったことによるものです。  事業番号0000597、自立支援医療費助成事業の20節の減は、身体障害者更生医療助成金に係る対象経費が当初見込みより少なかったことによるものです。  26、27ページをお願いします。  事業番号0000598、身体障害者(児)補装具費支給事業の20節の増は、身体障害児補装具申請件数が増加したことによるものであります。  事業番号0000699、住宅改造助成事業の20節の減は、一般型、特別型ともに申請者数が少なかったことによるものです。  事業番号0000933、心身障害者福祉年金給付事業の20節の減は、主に身体障害者手帳の支給対象であります所得税非課税の方が、当初見込んでいたより少なかったことによるものです。  事業番号0000983、重度心身障害者(児)介護手当支給事業の20節の減は、対象者数が当初見込みより少なかったことによるものです。  事業番号0000988、障害福祉サービス事業の20節介護給付費及び児童通所給付費の増は、サービス料が増加したこと、訓練等給付費の減は、利用者数が当初見込みよりも減ったことによるものです。  事業番号0000991、地域生活支援事業の20節移動支援事業費、日中一時支援(生活介護型)事業費は、当初見込みよりサービスの利用料が少なかったことにより減額するものです。  事業番号0001224、グループホーム建設等補助事業の19節は、グループホーム等の開設事業者がなかったため減額するものです。  2目老人福祉費、事業番号0000303、老人医療費助成事業の12節、13節、20節は、老人医療費助成事業の廃止に伴い減額するものであります。  事業番号0000868、介護保険事業特別会計繰出事業の28節繰出金は、特別会計の補正によるものであります。  事業番号0001015、後期高齢者医療費等負担事業の、28、29ページになりますが、19節後期高齢者医療広域連合負担金及び後期高齢者医療給付費等負担金の増減は、県の広域連合からの平成29年度の変更決定並びに平成28年度の額の確定に伴う清算によるものであります。  事業番号0001032、地域介護施設整備等補助事業の19節は、平成29年度中の施設整備を条件に実施した事業予定者の公募が不調になったため減額するものであります。  事業番号0001246、高齢期移行助成事業の20節は、当初見込みより医療費が少なかったことにより減額するものであります。  事業番号0000304、高齢者住宅福祉事業の20節の減は、対象者の入院等によるものです。  事業番号0000305、いきがい対策事業の20節の減は、長寿祝金等の対象者が見込みより少なかったことによるものです。  事業番号0000599、老人保護施設措置事業の20節の減は、新規入所者がなく、また入所者1名が死亡したことによるものです。  2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、事業番号0000318、乳幼児等医療費助成事業の13節の減は、当初見込みより件数が少なくなるためです。20節の減は、当初見込みより医療費が少なくなるためであります。  30、31ページをお願いします。  事業番号0001112、こども医療費助成事業の20節の減は、当初見込みより医療費が少なかったことによるものであります。  事業番号0000766、保育所一般管理事業の19節播磨町多子世帯利用者負担額軽減事業補助金は、県の補助要綱の改正により、補助額が増額されたこと、また対象者が増加したことに伴い増額するものです。  事業番号0001248、はりまフォトバースデイ事業の13節記念写真撮影委託料の減は、当初予算より委託料の単価が下回ったこと、また撮影の有効期限が1歳の誕生日までのため、撮影券は交付していますが、まだ使用していない場合などがあるためです。  2目児童措置費、事業番号0001097、保育対策等促進補助事業の19節障害児保育事業補助金は、対象となる障害児が見込みより少なかったため減額するものです。病児・病後児保育事業補助金については、利用実績が見込みより増加したため増額し、一時預かり事業補助金は事業実績が見込みを下回ったため減額するものです。また、保育士確保補助金は、保育士を確保するため保育士等の賃金改善の一部を補助するものですが、対象保育士が見込みより少なかったため、また一時金の対象保育士が見込み人数より少なかったため減額するものです。  事業番号0001179、児童手当等支給事業の20節は、当初見込みより対象児童数が少なかったことによるものです。  事業番号0001222、教育・保育給付事業の19節教育・保育給付費の増は、各施設における国家公務員給与改定に伴う公定価格が引き上げられたこと、加算項目が増えたことによるものです。  3目母子父子福祉費、事業番号0000326、母子家庭等医療費助成事業の20節の減は、当初見込みより医療費が少なくなるためであります。  32、33ページをお願いします。  4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、事業番号0001213、若年者在宅ターミナルケア支援事業の20節は、利用者が少なかったため減額するものです。  事業番号0000332、保健推進事業の13節検診・検査委託料の減は、受診者数が当初見込みより少なかったことによるものです。  事業番号0000336、市町母子保健事業の20節妊婦健康診査費助成金、特定不妊治療費助成金及び一般不妊治療費助成金の減は、当初見込みより申請件数が少なかったためです。  事業番号0001169、未熟児養育事業の20節は、当初見込みより申請件数が多かったため増額するものです。  事業番号0001241、はりま産後サポート事業の13節産後ヘルパー事業委託料の減は、当初見込みより申請件数が少なかったためです。  2目予防費、事業番号0000347、予防接種事業の11節の減は、契約単価が安価であったことなどによるものです。  3目環境衛生費、事業番号0000351、資源回収奨励事業の19節の減は、申請額が当初見込みよりも少なかったためです。  4目火葬場費、事業番号0000750、斎場運営事業の19節の減額は、加古郡衛生事務組合の平成28年度決算の確定によるものであります。  34、35ページをお願いします。  2項清掃費、2目塵芥処理費、事業番号0000360、塵芥処理施設維持管理事業の11節、12節及び13節の減は、支出見込み額が当初見込みを下回るため、それぞれ光熱水費、見積もり審査手数料及びごみ焼却灰フェニックス投棄処分委託料を減額するためです。  事業場番号0000365、粗大ごみ処理事業の19節の減は、加古郡衛生事務組合の平成28年度決算の確定によるものです。  事業番号0001200、広域ごみ処理事業の19節の減は、周辺環境整備として実施する道路改良工事費の入札差金によるものです。  なお、周辺環境整備のうち、市道商用幹線道路の舗装に係る工事費については、隣接している松村川治水工事の影響で、工期延長が見込まれるため、当該工事に係る広域ごみ処理施設負担金を繰越明許させていただくこととしています。  3目し尿処理費、事業番号0000369、し尿収集事業の13節の減は、当初見込みよりくみ取り量が少なかったことによるものであります。  事業番号0000370、し尿処理場管理運営事業の19節の減は、加古郡衛生事務組合の平成28年度決算の確定によるものであります。  36、37ページをお願いします。  6款農林水産業費、2項水産業費、3目漁港管理費、事業番号0000390、漁港管理事業の11節は、修繕等が当初見込みより少なかったため減額するものであります。  8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、事業番号0000396、土木総務一般管理事業(土木G)の22節補償補?及び賠償金は、事業損失額が確定したため減額するものであります。  事業番号0001011、道路占用物件管理事業の13節は、当初見込みよりも新規占用物件数が少なかったため減額するものであります。  事業番号0000399、町道未登記処理事業の12節及び13節は、未登記処理業務として鑑定を行うべき事案が発生しなかったり、当初見込みより少なかったため減額するものであります。また、17節公有財産購入費の減は、買収すべき土地が発生しなかったことによるものであります。  38、39ページをお願いします。  2項道路橋りょう費、1目道路維持費、事業番号0000405、道路維持管理事業の13節道路清掃委託料は、精算により減額するものであります。  3目道路橋りょう費、事業番号0001184、橋りょう維持管理事業の13節橋りょう点検委託料は安価に契約できたことにより減額するものであります。  4項都市計画費、1目都市計画総務費、事業番号0000864、都市計画変更業務委託事業の13節都市計画変更業務委託料は、今年度、都市計画変更に伴う業務が発生しなかったことによるものです。  事業番号0001193、住宅耐震推進事業の13節耐震診断業務委託料の減は、耐震診断申請件数が当初見込みより少なかったことによるものです。19節の減も同様であります。  3目公共下水道費、事業番号0000420、下水道特別会計繰出事業の28節は、特別会計の補正によるものです。
     40、41ページをお願いします。  4目公園費、事業番号0000422、都市公園維持管理事業の11節は、公園の修繕箇所が当初見込みより少なかったため減額するものです。13節都市公園除草委託料は、公園の草の繁茂が想定より少なかったため減額し、都市公園清掃委託料は、清掃の回数が当初見込みより少なかったため減額するものであります。14節は、照明灯の更新に当たり、新設照明灯の今年度のリース期間が当初見込みより短くなったことにより減額するものであります。  事業番号0000423、児童遊園整備費補助事業の19節は、自治会管理公園の遊具の補修、更新件数が当初見込みより少なかったため減額するものです。  6目緑化推進費、事業番号0000426、緑化推進対策事業の11節は、出生記念樹の申請件数が当初見込みより少なかったため減額するものです。  5項住宅費、1目住宅管理費、事業番号0000429、町営住宅建設及び補修基金積立事業の25節は、外部改修工事の完了に伴い工事請負費及び設計管理委託料に不用額が生じ、基金へ積み立てるため増額となるものです。  42、43ページをお願いします。  2目非常備消防費、事業番号0000431、消防団活動事業の1節の消防団員報酬及び3節職員手当等の減は、消防団員が当初見込みより少なかったことによるものあります。  8節報償費の減は、消防団員退職者が当初見込みより減少したことによるものであります。  事業番号0000432、消防施設維持管理事業の14節の減は、町内のコンビニに設置しているAED機器のレンタル料の不用額であります。19節の消防設備整備費補助金の減は、当初見込みより補助申請が少なかったことによるものであります。  3目水防費、事業番号0000439、水防活動事業の13節土のう作成等委託料の減は、土のう使用数が少なかったことによるものであります。  44、45ページをお願いします。  事業番号0000454、小学校保健衛生事業の13節各種検診委託料は、検診受診者が当初見込みより少なかったため減額するものであります。  事業番号0000456、小学校施設維持管理事業の11節の減額は、光熱水費に不用額が生じたことによるものであります。  事業番号0067016、播磨小学校南校舎大規模改造事業及び事業番号0067067、播磨南小学校校舎大規模改造事業の12節、13節、15節は、国の補正予算で事業採択されたことによる増額であり、今年度の1期工事に引き続き2期工事を行うためのもので、予算の繰り越し措置も同時に行うものであります。  一つ戻りますが、事業番号0067041、小学校遊具整備改修事業の15節は、入札不調による減額であります。  2目教育振興費、事業番号0000459、小学校就学援助事業の20節は、対象者が当初見込みより少なかったことにより減額するものであります。  3項中学校費、1目学校管理費、事業番号0000462、中学校施設維持管理事業の11節の減は、光熱水費に不用額が生じたことによるものです。  事業番号0068056、播磨南中学校東校舎大規模改造事業及び事業番号0068058、中学校空調設備新設事業の、46、47ページになります。13節、15節は、国の補正予算で事業採択されたことによる増額でありますが、13節のうち実施設計委託料の減は入札差金によるものです。小学校と同じく予算の繰り越し措置も同時に行うものであります。  2目教育振興費、事業番号0000465、中学校就学援助事業の20節は、小学校と同様に対象者が当初見込みより少なかったことによる減額であります。  事業番号0000468、幼稚園施設維持管理事業11節の減は、燃料費及び光熱水費に不用額が生じたことによるものです。  事業番号0069034、幼稚園空調設備新設事業の13節、15節は、国の補正予算で事業採択されたことによる増額でありますが、13節のうち実施設計委託料の減は入札差金によるものです。小中学校と同じく予算の繰り越し措置も同時に行うものであります。  48、49ページをお願いします。  事業番号0001188、学校プール一般開放管理運営事業の11節、13節、18節の減は、それぞれ当初見込みより安価で購入、契約ができたことから不用額が生じたものです。  2目公民館費、事業番号0000491、コミュニティセンター管理運営事業13節の減は、当初見積もりより安価で契約できたことによる不用額です。  50、51ページをお願いします。  13款1項1目諸支出金の事業番号0072002、普通財産取得事業は、12月に補正予算で計上した土地取得費ですが、土地測量の結果、面積が減少し、不用額が生じたことによる減額であります。  次に、歳入に戻ります。  4ページ、5ページをお願いいたします。  1款町税、3項1目軽自動車税については、新税及び重課税の軽四、自家用車の台数が想定より少なかったため、減額するものであります。  2款地方贈与税から、6、7ページの、7款自動車取得税交付金については、国や県からの交付決定通知等により補正するものであります。  11款分担金及び負担金、2項負担金、1目民生費負担金、2節児童福祉費負担金の001、保育所保護者負担金の増は、当初見込み額より増額となったためです。  12款使用料及び手数料、1項使用料、5目土木使用料、4節住宅使用料の001、町営住宅使用料(現年度分)の減は、家賃減免によるものです。  6目教育使用料、2節幼稚園使用料の001、幼稚園使用料(現年度分)及び003、幼稚園一時預かり使用料(現年度分)の減は、当初見込みより、入園児、一時預かり利用者が少なかったことによるものです。  13款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、1節社会福祉費負担金の002、自立支援医療給付費負担金、007、障害者福祉サービス事業負担金及び011、障害児通所給付事業負担金は、それぞれのサービス料の減及び増によるものです。また、008、国民健康保険保険者支援負担金の増は、平成29年度の交付決定に基づくものであります。  2節児童福祉費負担金の005、非被用者児童手当負担金、024、3歳未満被用者児童手当負担金、029、特例給付負担金、030、3歳以上中学校修了前被用者児童手当負担金の増減は、対象児童数の増減によるものです。031、教育・保育給付費負担金の増は、歳出でもご説明いたしましたが、公定価格及び加算項目の増によるものです。  8ページ、9ページをお願いします。  2項国庫補助金、1目民生費国庫補助金、2節児童福祉費補助金の027、子ども・子育て支援交付金の増は、交付額が確定したことによるものです。028、子ども・子育て支援整備交付金の増は、国庫補助率が上がったため増額するものです。  4目土木費国庫補助金、1節道路橋りょう費補助金の005、橋りょう維持管理補助金は、補助金額の確定により減額するものです。  2節都市計画費補助金の002、公園事業費補助金、また010、ひょうご住宅防災・安全整備計画(防災・安全)事業補助金は、補助金額確定により減額するものです。  5目教育費国庫補助金、1節小学校費補助金の001、要保護児童援助費補助金の増額は、補助金額が確定したことによるもので、008、学校施設環境改善交付金の増額は、播磨小学校南校舎及び播磨南小学校校舎の大規模改造工事が国の補正予算で採択されたことによる増額であります。  2節中学校費補助金の001、要保護生徒援助費補助金の増は、小学校と同様に補助金額が確定したことによるものです。007、学校施設環境改善交付金の増額は、播磨南中学校東校舎大規模改造工事及び空調設備新設工事が国の補正予算で採択されたことによる増額であります。  3節幼稚園費補助金の002、幼稚園施設整備費補助金の増額も同様に、幼稚園の空調設備新設工事が国の補正予算で採択されたことによるものであります。  7目農林水産業費国庫補助金、1節水産業費補助金、003、海岸保全施設整備事業補助金は、補助金額確定による減額です。  9目総務費国庫補助金、1節総務管理費補助金、014、社会保障・税番号制度システム整備費補助金の増額も補助金の確定によるものです。  3項委託金、1目民生費委託金、1節社会福祉費委託金の001、基礎年金事務委託金及び004、協力連携事務委託金の増減は、委託金の確定に伴うものであります。  14款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、1節社会福祉費負担金の001、国民健康保険基盤安定負担金及び008、国民健康保険保険者支援負担金は、額の決定に伴い増額及び減額するものであります。002、自立支援医療給付費負担金、007、障害者福祉サービス事業負担金、012、障害児通所給付事業負担金の増減は、国庫負担金でもご説明いたしました理由と同様によるものであります。  2節児童福祉費負担金の005、非被用者児童手当負担金、021、3歳未満被用者児童手当負担金、026、特例給付負担金の減は、対象児童数の減によるものであります。028、教育・保育給付費負担金の増は国庫負担金でもご説明いたしました理由と同様に、公定価格及び加算項目の増によるものです。  2目農林水産業費県負担金、1節農業費負担金の001、地籍調査事業負担金は、歳出の事業費を減額したことによるものであります。  10、11ページをお願いいたします。  2項県補助金、2目民生費県補助金、1節社会福祉費補助金の001、老人医療費助成事業補助金、002、障害者(児)医療費助成事業補助金、003、高齢障害者特別医療費助成補助金は、歳出の減に伴う変更交付申請により減額するものであります。011、重度心身障害者介護手当支給事業補助金、028、住宅改造助成事業補助金の減は、歳出でご説明しました理由と同様によるものであります。029、心身障害者小規模通所援護事業補助金は、地域活動支援センター基礎的事業補助金に係る県補助申請額の減が見込まれるため減額するものです。054、民生・児童協力委員設置等補助事業補助金の減は、定員に欠員が生じたためによるものです。089、自殺対策強化基金事業補助金は、講師謝金に係る対象経費の減によるものです。095、地域介護拠点整備事業補助金の減は、歳出でご説明しましたとおり事業予定者の公募が不調になったことによるものです。099、高齢期移行者医療費助成事業補助金は、歳出の減に伴う変更交付申請により減額するものであります。  2節児童福祉費補助金の004、乳幼児等医療費助成事業補助金及び005、母子家庭医療費給付事業補助金は、歳出の減に伴い減額するものであります。027、放課後児童健全育成事業補助金の増は、補助基準額が増額改正されたことによるものです。030、ひょうご多子世帯保育料軽減事業補助金(福祉G)の増は、補助額が増額されたこと、対象者が増加したことによるものです。031、一時預かり事業補助金及び041、養育支援訪問事業補助金は、当初見込みより利用実績が減少したため、また042、乳幼児全戸訪問事業補助金及び044、実費徴収に係る補足給付金補助金についても見込みより対象者数が少なかったため減額するものです。045、利用者支援事業補助金は、対象経費が増加したため増額するものです。少し戻りまして、035、こども医療費助成事業補助金は歳出の減に伴うものであります。046、社会福祉施設等施設整備事業補助金は、国の補助率が上がったことに伴い県補助率が下がったため減額するものです。  3目衛生費県補助金、1節保健衛生費補助金、015、健康増進事業補助金は、補助の対象となる健診が拡大したことにより増額するもので、020、若年者在宅ターミナルケア支援事業補助金は、歳出でもご説明しましたとおり利用者が少なかったため減額するものです。  5目土木費県補助金、1節都市計画費補助金の004、簡易耐震診断推進事業補助金及び007、耐震改修促進事業補助金は、補助金額確定により減額するものです。  7目教育費県補助金、2節社会教育費補助金、017、ひょうご放課後プラン事業補助金の増額は、補助金額が確定したことによるものです。  3項委託金、1目総務費委託金、4節選挙費委託金の002、衆議院議員総選挙費委託金及び003、兵庫県知事選挙費委託金、5目土木費委託金、1節都市計画費委託金の005、路外有料駐車場設置届等事務交付金は、交付決定額の確定によるものであります。  12、13ページをお願いいたします。  15款財産収入、1項財産運用収入、1目財産貸付収入、1節土地建物貸付収入、003、町有地貸付収入(総務G)は、収入実績により補正するものであります。  2目利子及び配当金の各基金利子の増は、決算見込みによるものであります。  2項財産売払収入、1目不動産売払収入、1節土地売払収入、001町有地売払収入も収入実績により補正するものであります。  16款1項寄附金、6目1節ふるさと応援寄附金は、5名の方からのふるさと納税によるものです。  17款繰入金、1項基金繰入金、1目1節財政調整基金繰入金は、財源調整であります。  3目1節長寿社会福祉基金繰入金及び6目1節国際交流基金繰入金の減は、いずれも充当先の歳出事業の実績見込みにより減額するものであります。  13目一般廃棄物処理施設整備基金繰入金の増は、本年度の建設事業費の確定によります。  14、15ページをお願いいたします。  2項1目1節町預金利子の001歳計現金運用利子の減は、決算見込みによるものであります。  19節諸収入、4項受託事業収入、2目衛生費受託事業収入、003、高砂市ごみ処理事務受託収入の減は、可燃ごみ焼却処理に係る経費が当初見込みより安価になるため、高砂市より受託している可燃ごみ処理事務に係る同市負担分も減額となるためです。  5項雑入、1目1節過年度収入の042、国県支出金過年度分(保険年金G)は精算により平成28年度の福祉医療費助成事業に係る県補助金が追加交付されるものであります。  2目雑入、1節刊行物等売払収入、002、地図代金は実績による減額で、9節雑入、003、消防団員退職報奨金の減は、歳出でご説明いたしました消防団員退職者が当初見込みより減少したことによるものであります。019、第三者行為等納付金は、当初見込みより対象額が減少しているため減額するものであります。071、建築確認に係る建設予定地調査経費は、当初見込みより調査件数が少なかったことによる減額であり、072、市町村振興宝くじ市町交付金は、宝くじの売り上げの減少による減額で、129、高齢障害者に係る高額療養費広域連合納付金は、対象額が増加しているため増額するものであります。182、シンポジウム助成事業補助金は、昨年10月に本町で開催いたしました第5回全国女性町長サミットへの補助金で、事業費の確定に伴い減額するものであります。  20款1項町債、1目衛生債、1節清掃事業債、003、2市2町広域ごみ処理施設建設費負担債の増額は、国庫補助金内示額の変更に伴う補正であります。  4目教育債、1節小学校事業債、3節中学校事業債、5節幼稚園事業債の各事業債は、歳出でもご説明いたしました各事業に対する国の補正予算に伴う借り入れであります。  次に、議案書の25、26、27ページをお願いいたします。  第1表、歳入歳出予算補正であります。  補正前の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ8億1,088万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ121億861万5,000円にしようとするものであります。  27ページ、第2表、繰越明許費補正であります。  4款衛生費の広域ごみ処理事業については、歳出でもご説明いたしましたとおり、周辺整備の一部の経費について繰り越すものであります。  10款教育費の播磨小学校南校舎大規模改造事業を含む5事業については、歳出でもご説明させていただいたとおり、国の補正予算による事業採択によるものであります。  第3表、債務負担行為補正については、国において当該事業に係る放課後児童支援員キャリアアップ処遇改善事業が拡充されたことにより、その限度額を補正するものです。  次ページの第4表、地方債補正の追加分の、播磨小学校大規模改造事業債を含む5つの地方債については、歳入歳出でもお伝えしましたとおり、国の補正予算に伴い地方債発行を追加するもので、限度額、起債の方法、利率、償還の方法は記載したとおりであります。  変更分の2市2町広域ごみ処理施設建設費負担債の増額は、歳入でご説明しましたとおり、国庫補助金内示額の変更に伴う変更であります。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)  事項別明細書19ページ、下のほうにありますコミュニティバス運行事業についてお伺いします。  この事業については、事業者が選定に至らなかったということで補助金が全て全額補正に入ってるんですけども、同じくこの事業の中で業務委託料があったと思うんですけれども、この分についてはどのような取り扱いになるのか確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  同じく業務委託料なんですけども、それにつきましては平成28年度に予算を措置しまして、繰り越しを行っております。したがいまして、繰越予算と申しますのは、年度を繰り越しますと補正増額減額できませんので、今回はそのままの形になっております。ただ、神吉議員のおっしゃるのは今の契約の状況はどうなっているかということなんですが、減額も行いまして、変更契約を行い、これにつきましては不用額というような形になっております。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  松下嘉城議員。 ○6番(松下嘉城君)  事項別明細書27ページ、福祉グループ、事業番号0001224のグループホーム建設等補助事業についてお尋ねします。  この事業、国や県とは別に播磨町として事業者に500万円を上限として建設費などの補助を行ってるんですが、なかなか決まらないと。平成30年度、もう予算を計上しておりますが、これ応募と、事業者からあるんでしょうか。応募自体が。お尋ねします。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  平成29年度におきましては、応募事業者はありませんでした。 ○議長(奥田俊則君)  松下嘉城議員。 ○6番(松下嘉城君)  このグループホーム建設についての条件とはどのようなことがあるんでしょうか。厳しい条件というのがあるのでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後3時25分               …………………………………                 再開 午後3時28分
    ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  今回この事業につきましては、従前から播磨町にグループホーム等を開設する事業者について補助金を持っておりました。この条件としましては、県の指定障害福祉サービス事業所の指定を受けたものがグループホームを開設する場合に補助を行うという形になっております。  以上でございます。 ○議長(奥田俊則君)  松下嘉城議員。 ○6番(松下嘉城君)  県からの指定を受けた事業所というたら当然いますわね。それでもなかなか応募がない、この状態だったらいつまでたっても開設には至らないと思うんですけど、これ何か対応策いうて考えてるんですか。グループホームというたら1個でも増えればいいと思うんですけど、この状態をいつまでも放置するわけにはいかないんで何か対応策があれば教えていください。 ○議長(奥田俊則君)  上田淳子福祉統括。 ○福祉統括(上田淳子君)  グループホームの建設等につきまして、大変難しくて、苦慮しているところでございますが、今後につきましては、なぜグループホーム等が播磨町に建てれないのか、何か他に方策はないのかというところで、近隣で事業を開始している事業者とか社会福祉法人などにヒアリングなどを行いまして、何か他の方法でもできないかということを模索しております。今後も引き続きグループホーム等、他にもいろいろと考えれると思いますので検討していきたいと思っております。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)  事項別明細書11ページの一番下、路外有料駐車場設置届等事務交付金、これあんまり聞いたことないことやねんけど、どういうやつやろ。 ○議長(奥田俊則君)  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)  これにつきましては、駐車場法で規定されております有料駐車場の事務事業につきまして県のほうから交付金を受けて事務を執行しております。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)  有料駐車場の事務、どういうこと、もうちょっと具体的に教えてください。 ○議長(奥田俊則君)  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)  駐車場法に基づきまして路外の有料駐車場を設置する場合に、届け出が県のほうに必要でございます。その受け付け事務及び立入検査、問題があった場合の立入検査及び是正命令等の事務がその内容でございます。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)  そうすると、今、駅前とかあんねんけど、ようけコインパーキングができる、そういうことに関しての事務の取り扱いのいうことでよろしいんですか。 ○議長(奥田俊則君)  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)  ちょっと私、数のほうはうろ覚えですけども、町内に3カ所ほどございます。藤原議員言われています有料駐車場の分でございます。と思います。 ○議長(奥田俊則君)  赤田理事、思いますかいな、確認はできひんのかな。後でよろしいですか。後で答弁するということでよろしいですか。  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)  事項別明細書45ページ下のほうになります。  中学校費の事業番号0068056、播磨南中学校東校舎大規模改造事業、あわせてその下の0068058、中学校空調施設新設事業についてお伺いします。  播磨中学校は空調のほうだけの事業になると思うんですけども、播磨南中学校のほうでは校舎自体の改装と空調のほうの工事が重なってくるのかなと思うんですけど、この辺の進め方について確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  播磨南中学校につきましては、空調工事と大規模改造工事をまとめて同時に発注して、同時に工事をする予定でおります。 ○議長(奥田俊則君)  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)  そういった中で、今回他にも学校であったりとか、園の空調設備とかいろいろ学校施設の改修が進むんですけども、平成29年度においては、例えば、播磨小学校ですと基本的に余剰教室なんかの関係もあって年間を通した中で工期を設定できるような形があったんですけれども、今回の、平成29年度ともに学校施設で行われる工事についてなんですが、夏休みに集中的にして行う部分と、平成29年度の播磨小学校のような形で行う部分と、どんなようなものがあるのかちょっと確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  播磨南小学校と播磨南中学校につきましては、余裕の教室がございませんので、夏休みに集中して工事を行う。それからあとの、播磨小学校につきましては、ちょっと余裕教室がございますので、夏休みだけでは限らずに集中的に工事ができるということでございます。  エアコンに関しても中学校、幼稚園に関しても夏休み中に集中して工事を行う予定でおります。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)  もう1点、工事の発注の仕方なんですけども、空調施設に関しては各幼稚園、また各中学校で発注されると思うんですけども、この入札というのは個別に学校ごとの事業についてされるのか、それともまとめてされるのか、確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)  エアコンに関しては、それぞれ各園、各中学校、別々の工事として発注します。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  岡田千賀子議員。 ○9番(岡田千賀子君)  事項別明細書25ページの民生費の中の福祉グループのところです。事業番号0000281の使用料及び賃借料についてお聞きしたいと思います。  これ、新幹線の下の公園用地ということで、これまではゆうあい園さんが使っていらっしゃいました。気分をリフレッシュするためとか、以前にもお聞きしましたらそのようなお答えがあった場所なんですけれども、今回は年度途中なんですけれども返還されたということでこれ上がってきております。  ゆうあい園さんにつきましては、新しく野添のほうですか、ちょっと場所は私は把握きちっとしてなくって今日はあれなんですけども、新施設でこれからまた事業をされるということはお聞きしておりますけれども、この公園なんですけど、せっかくJR西日本ですか、そちらのほうから借りにくいのに借りたということで以前もお聞きいたしました。それで、ゆうあい園さんが使わないということでしたら、地元の子供たちへの開放というんですか、他にも二子のほうですとかいろんなところでちょこちょこそういう公園用地として使用されていると思うんですけども、そのような形で使用はできなかったんでしょうか。返還されてしまうと、一旦更地にしてしまってまた遊具とか全部撤去されてしまう、費用もまた発生してくると思うんですけど、その辺りはいかがですか。 ○議長(奥田俊則君)  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)  岡田議員の言われてますのは、新幹線のですね、現に自治会公園として使用されているような現状で、今回の事例につきましてもできないかというご質問かと思いますけれども、自治会公園で使用されている部分につきましては、新幹線建設当時に環境等の件かと思いますけれども、無償で貸し付けのほうを受けております。今回の事例につきましては、有償で受けているということで、今回は自治会ということは考えておりません。 ○議長(奥田俊則君)  岡田千賀子議員。 ○9番(岡田千賀子君)  それでは、これ返還されるということでこの分はマイナスにはなってるんですけども、更地にして返すという、そういうものはないんですか。また、そういう費用というのは発生しないんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  現状につきましては、更地にしてJR西日本のほうにお返ししております。それは別の予算で執行しております。今回は、賃貸借ですか、この借りる費用について減額させていただいたというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  事項別明細書27ページ、0000699、住宅改造助成事業についてお尋ねします。  申請者が少なかったということで470万マイナスで上がってるんですが、実はこれ2月の初めに、いきいきセンターに行ったときに住民の方が申し込みに行ったんだけど、もう今年度は打ち切ったというようなことを聞いたので、予算額に達したのかな。そのかわりじゃあ来年度と思ったら、年齢が65歳以上に変わるという話をされてたんですけども。それについては置いといて。  470万、補正マイナス出てるいうのね、シルバー情報ハンドブックでは、住宅改造費の助成については受け付け期間とかいうのは書いてないんですけど、これいつまでがあれなんでしょう。余ってるんだったら受け付けしてあげれたんじゃなかったんかなと思うんですけど、その辺お尋ねします。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間、休憩します。                休憩 午後 3時43分               …………………………………                再開 午後 3時46分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  住宅改造助成金についてのご質問なんですが、この事業につきましては、一般型でお話ししましたら、県の補助事業で12月末で締め切りをさせていただきました。その関係で、締め切りが終わったという形で、窓口でご説明させていただいたのではないかなと、考えております。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  もちろん県からも補助いただいているので、県からというのはわかるんですけども、そういうことであれば、せっかく、シルバー情報ハンドブックあるんです。そしてこの事業についての説明がしてあるわけですね。だから、そういう受け付けの終了期間というのをね、ちょっとイメージしておく必要があるんじゃないかなというふうに感じますけど。その辺、今後どういう考えでいかれますか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  その補助事業についてのご説明の欄なんですけど、締め切り等についても記載については検討させていただきます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  木村晴恵議員。 ○1番(木村晴恵君)(登壇)  事項別明細書45ページの0000454、小学校保健衛生事業でお聞きします。  各種検診委託料が受診者見込みより少なかったということなんですけれども、受けなければならない児童は全員受けているんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  受診するべき方は受診できておりますが、今回、減額になっておりますのは、当初見込んでた数よりも受診をされた方が少なかったということで、受けなければいけない人が受けずにいるということではございません。 ○議長(奥田俊則君)  木村晴恵議員。 ○1番(木村晴恵君)(登壇)  制度のことですから、大体、人数的な予測はついてるんじゃなかったのかなと思ったんですね。  それと、不登校の児童の方はいらっしゃらなかったらいいんですけど。その不登校の児童も、その辺はできてるんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  不登校の児童に関してのことは、ちょっとごめんなさい、今、手元にデータがございませんので、お答えは後ほどかな。ちょっと済みません、今、お答えはできません。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  大瀧金三議員。 ○2番(大瀧金三君)  事項別明細書21ページの1108、住宅用太陽光発電システム設置費補助事業なんですが、この120何万という少ない額になってるんですけども、何件ぐらいを見込んでたんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  当初予算では、51件見込んでおりました。しかし、決算見込みでは35件と見込んでおります。  以上でございます。 ○議長(奥田俊則君)  大瀧金三議員。 ○2番(大瀧金三君)  最近では、再生可能エネルギー的な面から見ますと、もうちょっと多くなるのかなというのと、新しく住宅も建ってきてますので、そういう啓蒙、今後、啓蒙をどのようにされていくのか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  この制度の啓発につきましては、ホームページあるいは町広報で行っております。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  河野照代議員。 ○7番(河野照代君)(登壇)  先ほどの木村委員の質問に近しいんですけれども、今度は、職員の事項別明細17ページの総務グループ、事業番号0000211、職員等福利厚生事業の12番、職員健康診断等委託料のところで、初めの説明によりますと、当初見込みよりも受診者は少なくとおっしゃったんですが、再度説明の中で、予算に比べて受診者が少ないとのような説明があったんですけども、この何名中何名受けて、受けなかった職員の理由とかをお聞かせください。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  何名中何名というところは、今、資料を持っておりませんので、後でまた報告させていただいてよろしいですか。ただ、ここの部分につきましては、受けるべき人は受けておりまして、少ない理由についてはですね、オプション検診というのが、いろいろありまして、腫瘍マーカーとか。そういった部分について予算化していたんですけど、そこの部分について受ける人が少なかったため減額をさせていただいたというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  事項別明細書13ページの真ん中辺、財政売払収入、これ、公共事業を押すときの代替用地みたいな、そういうことで在庫をしとるという宅地も含めていると思うんですけど、そこで、このたび何区画を売却したんか、お聞きします。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  このたびは、6区画を入札で売却いたしました。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  他にも、他言うんですけど、まだ、そういう売却するような宅地いうんか、代替用地いうんか、そういうのは、まだ在庫はしとるいう、在庫は、もうしてないんですか。まだあるんですか。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。
    ○理事(浅原俊也君)(登壇)  町有地につきましては、決算審査等々の資料で提出をさせていただいている図面がございますが、まだ、かなりはあります。ただ、取得した経緯等もありまして、いわゆる公共用地の代替地というところもございますので、そことの絡みもありましてですね、いろいろ協議して売れるところは売っていくといった手法をとっております。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  数年前から、ちょこちょこ売りよんのは承知しとるんやけど、大体、どない言うの、公募をかけて売るわけやけど、誰が買うてもええわけやねんけど、業者が買いよるいうのも、宅地ちょっと多いような気がするんやけど、その辺の配慮いうんか、ほんまの直接住宅の欲しい人にという、そういう売り方はできないのかないうのはちょっと思うんやけどね。いつも大体業者が買うてますわ。と思いますねんけど、その辺はどうですか。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  入札に付しておりますので、個人だけというのは、ちょっといかがなものかなと思いますし、今回も個人が落札というか購入されているケースもございますし、住宅会社が購入されても、そこで住宅を建てて転売をするというか住居にされるというところでございますので、そこは公正にしたいというとこであります。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)(登壇)  事項別明細書19ページ、一番上になります。  事業番号0001057、電子自治体推進事業の中の13節委託料でお伺いします。705番の法改正等改修委託料について、これは760万削減できたというのが、見積もりの精査によってというような説明があったと思うんですけども、こういったシステム系の改修の委託料なんかが高額だというのは、今までも予算委員会、決算委員会なんかで、いろいろ各議員の中から質問等があったと思うんですけども、具体的に、こういった精査というのも、なかなか担当グループだけでは難しいのかなと思うんですけども、例えば、ごみ処理場なんかですと大阪技術振興協会に委託した中で、そういった見積もりの精査をしてもらってるんやけど、そういった外部の力をお借りして精査されたのか確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今回、法改正等に等がついておるんですけど、委託料につきましては、内部で精査というような形でしております。いいますのは、当初、法改正の分につきましては、費用的にどれだけの法改正があるかというのも、なかなかシステム上見込めない部分もございます。したがいまして、一定の金額をそこへ措置して、予算を一つは置いているところもございます。それ以外の部分につきましては、改正を行うについては、精査といいますのは、過去に同様の事例がある場合ですね、その事例に対して、そのときの状況を勘案しながら比較して、これは言いますとあれですけど、電算のシステム改修といいますのは、SEというんですか、そのシステムエンジニアの作業日数が基本となってまいりますので、その辺りを精査して勘案しながら、当然、相手方もあることですのでお互いやりとりをしながら、これは少しこうならないかというようなことで精査をしたという形です。  もう一つは、同様のシステムを入れているところも他市町にございます。法改正を行う場合、本町と同じシステムがあるところにおきましては、当然、法改正もあるわけですので、そういったところにも、どういう状況ですかということでお聞きしながら、そういったことを参考にしながら、こちらとしても精査をしたというようなことで、今回はこういった金額が捻出できたというようなところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)(登壇)  毎年、こういった形で削減の修正が入ってたとは思うんですが、金額的なものを私自身覚えてなくて、今回かなり大きいなというイメージを持ったんですけども、そうすると、この平成29年度に限らず、ずっと今までも同じような形で行ってこられたのか確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  方法としましては、従前からこのような方法でやっております。ただ、補正の額といいますのは、過去にどれぐらいの推移があったかというのは、承知しておりませんが、方法としましては同様で今までやってきております。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  小原健一議員。 ○5番(小原健一君)(登壇)  事項別明細書13ページの16款寄附金で質問いたします。  001ふるさと応援寄附金、5名の方、130万円強とありますけれども、この分につきまして、寄附いただいた方から、こういう事業に使ってほしい、こういうことでしてほしい、そういう希望、要望があったようなものでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  ふるさと納税の寄附を受ける場合、その具体的な事業を指してというところでは寄附のほうは求めておりません。  寄附の申出書におきましては、教育、文化とか福祉の関係とか大きな形で、そういったくくりはつくっております。その中には、金額、今回トータルしますと103万3,000円となっておるんですけど、大小さまざまな金額をいただいておるんですが、中には、そういった福祉の関係とか教育の関係に使ってほしいというようなところに印がはいっている方もいらっしゃいます。自由に使ってくださいという方も数名いらっしゃいますので、それについては、町といたしまして、こういった財源でございます。特にその事業というところには充当するというような形は、なかなかできておりませんけども、そういった形の、当然、財政調整基金を取り崩すというようなことで、町の運営に当たっている中で、こういったふるさと納税に当たりましては、その事業の補填というような形で、既存事業の財源として使わせていただいているということで、ご本人さんのほうには、そういったお礼状にて送らせていただいているというような形です。 ○議長(奥田俊則君)  小原健一議員。 ○5番(小原健一君)(登壇)  5名の方が寄附いただいたということなんですが、この5名の方についてなんですが、個人情報もありますけれども、特定しない形で、例えば播磨町出身の方で、播磨町に愛着があるからとかいう、もしくは他にも何か、ジョセフ・ヒコのファンで、そういう縁で播磨町が好きで寄附したとか、何か昔、播磨町のどこかに旅行に来て思い出があるとか、そういう何ですか、ふるさと納税していただいた背景、事情、理由ですね、そういうものは、この5名の方はどういったものが、把握されているでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  ご寄附をいただいた方の播磨町とのゆえんではございますけども、なかなかそこまでは承知はしておりません。ただ、毎年ご寄附をいただいている方もいらっしゃいます。その方におきましては、播磨町に対して支援というようなことで、この方につきましては、余りそういう内容を公表することはできませんけども、播磨町だけではなしに、県内の市町に対しまして寄附をいただいているというような方でございます。あともう一人は、多額のご寄附をいただいている方につきましては、播磨町の事業に対して支援をしたいというご希望がございまして、特に使途はないということで、今回ご寄附をいただいている方はいらっしゃいます。それ以外の方につきましては、振り込みいただいた方とか、こういったことで、特に播磨町に関係あるかどうかいうのは、ちょっとそこまでは個人の情報になりますので、お調べはできませんけど、明らかに、そのお二人の方については、こちらのほうでは承知をしているところです。 ○議長(奥田俊則君)  小原健一議員。 ○5番(小原健一君)(登壇)  そういうことで現状わかったんですが、よく行政のほうでも特産品が少ない町だとか、いろいろ理由は述べられておるんですが、これを少しでも播磨町のファンを増やす、播磨町に来たり住んだり、そういう人を増やすという意味で、ふるさと納税されている方を捉まえて、今後の増やす方策を考える意味でも、納税いただいて、その分析ですよね、改善策を検討する意味では、どのような形を取りながら今やられとんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  ふるさと納税、平成29年度の改善策と言われましたけど、当然、今の特産品と言われますと、商工会で推奨品というような形で、いろいろ挙げられているところもございます。それが直接今のところ結びついているかといいますと、それを目的に播磨町にふるさと納税をいただいたという方は、はっきり申し上げていらっしゃいません。ただ、そういったものをPRする中でも、それを欲しいというんですか、そういう目的で播磨町のほうにふるさと納税をいただくということも大変ありがたいんですけども、ただ、本年の総務大臣のほうから4月に通知が出ておりますのは、ふるさと納税の本来の趣旨をよく考えろというような通知が出ております。それにつきましては、物でこういう寄附を集めるというのはいかがなものかと、そういった書き方ではないんですけども、そういう返礼品の価値観によって市町を選ぶというような方策に、市町がこういう努力をするとか競争するのではなしに、本来の趣旨であるふるさとに対して重んじる心に対しての、そういう寄附を集めるような方法で運用するようにというようなことの通知というんですか、そういった文書も出ておりますので、そういったことも鑑みながら、またこれからも考えていきたいというふうに思います。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  事項別明細書45ページと47ページにわたって同じ、小学校及び中学校の就学援助事業についてお尋ねします。  対象者が見込みより少なかったいうことでマイナスになっておりますが、大体一人当たり年間幾ら支給されていて、小学校では474万円、中学校では420万円というのは、これ何人分に当たるのかお尋ねします。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間、休憩します。                休憩 午後 4時08分               …………………………………                再開 午後 4時23分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  小学校の就学援助ですけれども、ご家庭によって援助させていただく金額が違いますので、この470万の不用額が何人分かというところは難しいところなんですけれども、当初の予算見込みとしては、見込み人数からは50人程度少ない申請でしたので、そういうことでお答えさせていただきたいと思います。  中学校のほうは、当初見込みより40人程度少ない申請でございました。  それから、先ほど木村議員からのご質問の答弁を訂正させていただきます。  事項別明細45ページの小学校保健衛生事業のところですけれども、この委託料につきましては、教員の検診の委託料が主なものです。今回、不用額が出ておりますのは、教員の中でも集団検診を受けずに人間ドックに行った教員が多かったので不用額が出ております。  児童、生徒に関しましては、学校のほうへ校医の先生が来られて検診を受けております。その費用については、同じ項目の報酬のところで支払っております。  不登校の子供についてはどうなんだということなんですけれども、この検診に合わせて登校するようにというふうな指導をしたり、声かけをして検診を受けるようにしておりますけれども、やはり何人かは全く登校できない子供に関しては、何人かは検診を受けられないままという生徒もございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  先ほどの質問、お答えいただいたんですが、前年度の申請者より50人少なかったということなんですけども、私、対象者が見込みより少なかったというのは、対象者いうのは昨年の実績という意味か、その申請人数という意味かというのもあったので聞いたんですけど、去年よりも申請者が50人少なかったということなんですか。それとも実績の総数として少なかったというのんですか。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  前年度から50人少ないのではなく、平成29年度を申請されるであろうという見込みの数より50人少なかったということで、当然、その申請されるであろうという数につきましては、今までの実績を参考にしておりますけれども、不足があってはいけませんので、やや当初見積もりにつきましては、実績より大目に予算措置をしております。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  河野照代議員。 ○7番(河野照代君)(登壇)  同じく事項別明細書45ページの教育総務グループ、事業番号0067041、小学校遊具整備改修事業のところで、説明によりますと、入札不調においての減額でしたが、この入札不調において、対象の遊具が老朽化して安全性の面でいろいろ危惧されるものであるのか。そうでないにしたっても、この不調のまま置いておくのか。考え方をお教えください。 ○議長(奥田俊則君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  学校に配置しております遊具につきましては、計画的に更新しておりまして、緊急を要するような状況では現在ございませんが、早期の改修が望ましいため、来年度につきましては、今年度予算を減額した分を含めて計上しておりますので、それらを含めまして夏休みに工事を実施する予定でございます。 ○議長(奥田俊則君)  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  先ほど、藤原議員のほうがお尋ねありました、ご質問がありました、路外駐車場の町内の件数でございますけれども、町内の件数につきましては4件ということで、訂正させていただきます。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  先ほど、河野議員からのご質問の中の部分ですけれども、ここの職員研修、職員の福利厚生事業費の、この予算の部分で受けるべき人数の方は全員受けておりまして、171名でございます。  以上です。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  松下嘉城議員。 ○6番(松下嘉城君)  事項別明細書43ページ、危機管理グループの事業番号0000432、19節の192、消防設備整備費補助金についてお尋ねします。  説明はなかったんですけど、この補助金の中には自治会が設置するAEDの補助、補助金も入ってると思うんですけど、なかなか自治会のAED設置、普及してないんですけど、29年度は何件申請があったんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  平成29年度におきましては、申請のほうはございませんでした。 ○議長(奥田俊則君)  松下嘉城議員。 ○6番(松下嘉城君)  これ初期当初は町が8割負担してくれるので、非常に費用を抑えられるんですけど、あとランニングコストですね、成人用、幼児用のパットをかえなあかん、バッテリーをかえなあかん。最近出てきたのが、本体も耐用年数が7、8年ということで、また30万ぐらい要るということで、これ決まってますね、一自治会に対して1台補助を行うということで、再補助は認めないということは検討するような言い方しとったですけど、何か答えは出てるんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  先ほどの、その維持管理の部分については、補助の対象というのは難しいですが、再購入につきましては今年度から補助の対象ということで、要綱のほうは改正をしております。 ○議長(奥田俊則君)  松下嘉城議員。 ○6番(松下嘉城君)  これ確かAEDの本体にはシリアルナンバーがついてるんで、それ勝手に破棄はできないんで、そこらはどうしたら処分したらいいんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  AEDのバッテリー等につきましては、当然、次のAEDを購入されると思うんですけども、そちらの事業者のほうにご相談いただくか、適切な処理をお願いしたいというようなところでございます。本体も合わせて、消火器と同じような形で、一般にごみでできませんので、当然、次のAEDを購入される折に、その事業者の方にご相談いただくのが一番いいのかなというように思います。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  藤田 博議員。 ○12番(藤田 博君)  同じく、先ほどの事業番号0000432、消防施設維持管理事業でお聞きします。  コンビニにAEDを設置しているわけなんですけども、平成29年度ですね、コンビニでの使用というのはあったんでしょうか。それをお聞きしたいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  平成29年度中には、全コンビニ10台設置を終わっております。使用があったのかということでございますけど、平成29年度中には使用はしていることはございません。 ○議長(奥田俊則君)  藤田 博議員。 ○12番(藤田 博君)  私、なぜこのような質問したかといいますと、私も3年ほど前ですかね、この講習を受けたことあるんですけども、今、現在AEDを、そしたら倒れた人を、そういう現場に居合わせた場合ね、対応できるかいうたらね、ちょっと私、今、自信ないです。そういう中で、コンビニにAEDを設置した中で、コンビニの方にもご協力を願わんとあかんと思うんです。また、近所の住民の方が、コンビニにAEDを設置しているということで、もし使用方法を心得ている方がおればね、借りに行って使用するいうこともできると思うんですけども。今現在、コンビニの方等に使用の、どない言うんですか、研修いうんですか、そのようなことはやられてるんでしょうか。その辺、お聞きしたいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  コンビニの店員の方に、そのAEDの使用なんですけども、当初、この町内のコンビニにAEDを置かせていただきたいというようなことでお願いに回った折に、その使用については、やはり、その店員の方というのは負担が大きくなりますので、それだったらちょっと渋られるようなところもありました。したがいまして、そこまでの無理はお願いできませんので、とにかく一番、24時間あいてるコンビニにAEDを置かせてほしいというようなことでAEDを置かせていただいている状況です。したがいまして、そのコンビニの店員の方が、当然AEDを使えましたら一番助かるんですが、そこまでのご無理はお願いできませんので、それについては、こちらのほうとしましても、AEDの設置場所を増やすというようなことの目的もございましたので、そんな形で設置をしているところです。  また、付近の住民の方につきましては、消防署のほうでもAEDの講習というのを数回に分けてしております。もし機会がありましたら、また広報等でお知らせすることもあろうかと思いますので、ほんの一日行っていただきましたら、そういう講習を修了したら、こういう何て言うのか、カードといいますか修了証をもらえますので、その辺りは、できましたら皆さん積極的に受けていただくようにお願いをしたいというようなことで考えているところです。 ○議長(奥田俊則君)  藤田 博議員。 ○12番(藤田 博君)  この講習ね、一度受けても、何カ月かしたら本当に自信持ってできるんかいうところ、何回か経験を積めば、日数がたっても使用に対応できると思うんですけども。私自身が今、これまでに講習受けたんですけども、今の時点だったら丸っきり自信ないです。そういう状況の中で、コンビニに設置、先ほども答弁あったんですけども、やはり住民の方にAEDの操作いいますか、講習をもっともっと広めていかないと、ただAEDを設置しましたよだけでは何の役にも立たないと思うんでね。せっかく予算をかけて設置してるんですから、やはりそれが万が一のときに有効に働くような取り組みも必要だと思うんですけどね。今後、それをもっと充実した形に続けていっていただきたいと思いますけど、いかがですか。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  AEDの設置場所といいますのは、コンビニに限ったことではございません。町内の自治会の方々も補助を受けていただいて設置もしていただいているところです。したがいまして、それぞれの環境下におきまして、そういうAEDがあるというような場所もご存じいただきながら、それを実際に使えるというようなことで、町としましても、機会があるごとに、AEDの講習会というのをありましたら、また啓発をしていきたいというふうに考えております。  播磨町で、そういったことがあるかどうかわかりませんけども、自治会のほうで、消防署のほうへAEDの講習会をしてほしいというような要請がありましたら、消防署のほうでもそういった講習会というんですか、また出前講座ではないんですけど、AEDの、そういう人形とかを持ってきていただいて、そういう時間を割いていただくということも可能かと思いますので、またその辺りも啓発しながら、自治会の皆さんも活用いただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(奥田俊則君)  本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめ延長します。  他に質疑はありませんか。  河野照代議員。 ○7番(河野照代君)(登壇)  事項別明細19ページの企画グループ、事業番号0000237、国際交流事業のところで、説明におきましては、ライマ市の受け入れがないということでご説明いただいたんですが、この理由と、どのような計画、人数などを想定されて計画されていたのかをお聞かせください。加えて次年度の計画とか考え方をお知らせください。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  補正予算で説明させていただいておりますような、ライマ市からの訪問がなかったというようなことなんですが、ライマ市からのほうからは、例年、ライマ市の国際交流協会の方々も含め、訪問いただいているところでございますが、本年に当たりましては、協会等の事情もございまして、こちらのほうへ来られなかったというようなことでございます。詳細な事情については、こちらのほうは承知はしておりませんけども、一応こちらのほうには、当然、来られる場合はライマ市さんのほうで、そういった参加者を募って団体を組まれて来るんですけども、本年度につきましては、この時期になりましたが、ちょっと難しいということで聞いております。  ただ、本年度はちょっと難しいですけども、来年度、今年の6月なんですけども、ライマ市のほうから訪問団をということで要請というんですか、今、調整をしているところでございます。人数につきましては、まだ確定しておりませんが、ライマ市のほうから、大人の方とか学生の方とか、今、ライマ市のほうで、そういうメンバーを募っているところでございますので、また6月末ぐらいになろうかと思いますけど、また詳細がわかりましたら、また予算措置もございますが、そういったことでお知らせさせていただきます。
    ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  事項別明細書43ページ、先ほどのちょっと関連になるんですけど、消防団活動事業の報酬の031、消防団員報酬、ちょっと私、これ聞き逃したかわかりませんねんけどね、34万5,000円減ってますね。これは消防団員の手当ていうことは、私は消防団員のやつや思ってたけど、数が減ったということでよろしいんですか。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  藤原議員のおっしゃる消防団の報酬、この報酬の件でございますけども、予算におきましては本町の消防団員の定員数365名でもっておりました。  しかし、実際に年度に入りまして、その消防団の人員ですか、そういったものが確定しますと、その365人というよりも少なくなりましたので、その分について不用額が出たので補正をさせていただいたというような形でございます。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  そういう予定より、予算より少ないいうけど、もともと少なかって減ったんか、予算よりというのより人数が減ったいうことか、それどういうことかいな。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  予算を積算する時点におきましては、当然、人数的な部分というのは、前年の10月になりますので定員数を下回っております。ただ、それで人数を持ちますと、もしかして4月以降、新年度に入りまして消防団員が入ってくる可能性もあろうかと思いますので、予算におきましては定員数の365名ということで措置をしております。ただ、実際に、その消防団員の数というのが、前年の予算を措置する時点とは人数はほとんど変わってはおりません。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第9号「平成29年度播磨町一般会計補正予算(第6号)」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第9号「平成29年度播磨町一般会計補正予算(第6号)」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、議案第9号「平成29年度播磨町一般会計補正予算(第6号)」は原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第14 議案第10号 平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号) …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第14、議案第10号「平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)」を議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第10号「平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  事項別明細書の61・62ページの歳出からご説明を申し上げます。  1款総務費、1項総務監理費、1目一般管理費、事業番号0000529、国民健康保険一般管理事業の13節、011、システム改修委託料でありますが、契約差金等により減額するものです。  次に、63・64ページをお願いします。  7款1項共同事業拠出金、1目高額医療費拠出金、事業番号0000544、高額医療費拠出金事業及び2目保険財政共同安定化事業拠出金、事業番号0001006、保険財政共同安定化事業の19節は、保険者間の高額療養費に対する相互支援に対し拠出するものですが、負担額の確定に伴い減額するものであります。  8款1項保険事業費、1目保健衛生普及費、事業番号0001055、保健衛生啓発事業の13節委託料の減は、安価で契約できたことなどによるものであります。  2目データヘルス推進事業、事業番号0001202、データヘルス推進事業の13節の減は、契約差金によるものであります。  9款1項基金積立金、1目財政調整基金積立金、事業番号0000546、国保財政調整基金積立事業の25節積立金の増は、利息が当初予算額より増額になったことによるものであります。  次に、歳入についてご説明を申し上げます。  55・56ページをお願いいたします。  1款1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税、1節医療給付費分現年課税分、3節介護納付金分現年課税分、5節後期高齢者支援金分現年課税分及び2目退職被保険者等国民健康保険税、1節医療給付費分現年課税分、3節介護納付金分現年課税分、5節後期高齢者支援金分現年課税分の減は、それぞれ調定額が見込みより減少するためであります。  3款国庫支出金、1項国庫負担金、3目高額医療費共同事業負担金の減は、申請額の確定に伴うものであります。  2項国庫補助金、6目国民健康保険広域化準備事業費補助金の減は、交付決定通知によるものであります。  4款1項1目療養給付費等交付金、1節現年度分、001、療養給付費等交付金現年度分の減は、社会保険診療報酬支払基金から変更交付決定通知によるものであります。  57・58ページをお願いいたします。  6款県支出金、1項県補助金、1目1節国民健康保険補助金、001、国民健康保険補助金の増は、交付額の内示によるものであります。  2目1節財政調整交付金、001、普通調整交付金の増は、交付決定通知によるものであります。  2項県負担金、1目高額医療費共同事業負担金の減は、申請額の確定に伴うものであります。  8款1項共同事業交付金、2目1節保険財政共同安定化事業交付金、001、保険財政共同安定化事業交付金の減は、兵庫県国民健康保険団体連合会からの通知に基づき減額するものであります。  9款財産収入、1項財産運用収入、1目1節利子及び配当金、001、国民健康保険財政調整基金利子の増は、基金の預金運用利子の増加によるものであります。  10款1項繰入金、1目1節一般会計繰入金、002、保険基盤安定繰入金、003、財政安定化支援事業繰入金、004、職員給与費等繰入金、009、保険者支援負担金繰入金は、それぞれ額の確定による増減であります。  2目基金繰入金、1節財政調整基金繰入金、001、財政調整基金繰入金の減額は、財源調整であります。  59・60ページをお願いいたします。  12款諸収入、2項雑入、1目1節一般被保険者返納金及び3目1節一般被保険者第三者納付金の増は、実績によるものであります。  議案書の31ページをお願いいたします。  第1表、歳入歳出予算補正であります。歳入歳出それぞれ1億8,226万円を減額して、歳入歳出それぞれ56億7,437万7,000円にしようとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから、質疑を行います。  質疑はありませんか。  田中久子議員。 ○14番(田中久子君)(登壇)  今、ご説明していただきました、61ページの一般被保険者療養給付費をはじめ、64ページの保険年金グループの高額医療費拠出金事業をはじめ、保険財政共同安定化事業、64ページです。見ましたら減額補正が随分多いんですね。それからまた、基金の積み立ての、63ページの基金積立金も7億1,000万円近く挙がってます。  保険給付費、保険料の件に関係してお尋ねしますが、保険料用費の見積もりというのを、もう少し低くする、そのことによって、もっと保険料が安くなるんじゃないか、こういう考えはおかしいのかどうかについて、私はそういうふうに思ってるんですよ。給付費の見込みをもうちょっと少なくすれば、保険料が安くなるんじゃないか。こういう考えを持っているんですけれども、その件について、いや、そうじゃないとか、いや、そうだとか、そういう見解がありましたらお願いしたいんです。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  保険給付費の予算の持ち方という形になるんですけど、過去3年間の実績を踏まえて予算を見積もっております。年度途中に、やはり不足が生じないようにという形で、実績を見て組んでいるところでございます。そういう実績を踏まえて、また低く予算を計上するということになりましたら、やはりそういう支払いができなくなるとかいうこともございますので、過去の実績に基づいて、その年度支払いに不足がないようにという形で予算を持っているところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  田中久子議員。 ○14番(田中久子君)(登壇)  今、国が、財務省のほうから地方自治体の基金を余りたくさん持ってる自治体が多いじゃないか。それだったら、地方交付税を減額しようとかいう、そういう発言もあったそうなんですよね。だから、余りそのことも、地方自治体の代表の方、県知事会の方、それは国に対してとんでもないことだと反論をされたとも聞いておりますが、そういう点でね、確かに山口理事おっしゃったとおり、そのこともわかるんですけれども、やはり国民健康保険というのは、社会保障の一環として考えて、できれば保険料が上がるということは、このたびはないんですけれども、そういう点でどうかなということを懸念しているものです。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  国民健康保険につきましては、今後、毎年医療費というのは、やはり2%、3%増えてきているというような状況であります。  また、被保険者も減ってきているというところで、収入が保険料としても減っていくということが考えられます。  よって、今後、費用いうのが増えていきますので、やはり、基金につきましては、そういう資質というんですか、今後資質が増えていくというところについて、例えば、それを削減していく。それの財源に調整に当たっていくという形では、基金は使用していきたいというふうには考えております。 ○議長(奥田俊則君)  田中久子議員。 ○14番(田中久子君)(登壇)  では、今の、この国民健康保険税の基金のあり方について、絶対これは確保する金額だと町としてはお考えなのでしょうか。いや、もうちょっとこう、私の言いたいことは、保険料を少しでも軽減して、この基金を少なくしてもいいんじゃないかという考えは、全くお持ちではないということで確認してよろしいでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  国民健康保険税の保険料率については、県から納付金が示されまして、それに基づいて町が保険料で納める額は幾らかというのを基準に決めております。  平成30年度につきましては、介護支援金分については方式を改めて、他の部分については据え置きというふうにさせていただきました。  繰り返しになりますが、今後、医療費等が増えていくというようなことが考えられますので、そういう事態があったときに、基金については財源調整という形で使っていきたいというふうに考えております。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  今、保険給付費の見積もりについて、ちょっと多いんじゃないかというような感覚を持ってまして、そのお答えが過去3年間の実績を踏まえて組んでいるいうことのお考えを聞いたんですけれども、ということは、過去3年間の実績を踏まえて組んだ予算が、これだけ少なくて済んだという原因といいますか、それはどんなふうに考えてらっしゃるんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  今年度の保険給付費につきましては、現予算の中で執行できるというふうに考えております。特に予算、今回3月補正の減額補正はやっておりません。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  ちょっとわかりにくかったんですけど、これ今まで、補正では減額補正をやっておりませんというのは、どういう意味ですか。今、お答えで、現予算の中で執行できると。それで減額補正はやってませんという意味がちょっとわからない。いや、私は、それわからないのと、余っているということは、減額してると理解して余ってるというふうに思ったんですけど、そうじゃないんですか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  保険給付費につきましては、61ページ・62ページの2款でございます。ここの額につきましては、増額補正は今回やっていないと。財源調整をさせていただいたというところでございます。決算見込みにつきましても、この現予算の中で執行できるというふうに見込んでおります。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  ちょっと、チャンポンなっちゃいました。  高額医療費拠出金の中でマイナスやったということは、高額医療費として出費が少なかったいうことかなというふうに、ちょっと思ったんですけれども。そういうとこから、いろいろ支出が増えていくとか費用が増えていくとかいう話があって、するんですけれども、そして3年間の実績を踏まえて組んでいるということなんだけど、これを見たら、もうちょっとシビアに予算、3年間の実績ということですけれども、もうちょっとシビアに計算できないのかなと思ったんですけど、その辺、いかがでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  63ページ・64ページに載っております高額医療費拠出金及び保険財政共同安定化事業拠出金、これにつきましては、当初予算の持ち方としましては、国民健康保険団体連合会からの提示の額を当初予算でもっております。  しかしながら、そういう額が変わるという通知に当たりましてですので、減額補正させていただいたというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。
     討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。これで討論を終わります。  これから、議案第10号「平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第10号「平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、議案第10号「平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)」は原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第15 議案第11号 平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第4号) …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第15、議案第11号「平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第4号)」を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第11号「平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第4号)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  事項別明細書70・71ページの歳出からご説明を申し上げます。  第1款下水道費、1項1目下水道総務費、事業番号0000581、下水道総務一般管理事業の19節負担金補助及び交付金の水洗便所等改造資金助成金の減は、助成金申請者が当初の見込みより少ないためです。  2項下水道事業費、1目公共下水道事業費、事業番号0000583、公共下水道建設事業の13節委託料の登記委託料、家屋調査委託料及び測量・設計委託料の減は、用地交渉の長期化及び入札差金などによるものです。  15節工事請負費の減は、用地交渉の長期化、雨水幹線整備工事及び汚水環境布設工事における入札差金などによるものです。  17節公有財産購入費の減は、用地交渉の長期化によるものです。  19節負担金補助及び交付金の減は、雨水幹線整備工事による水道管移設工事が不要となったためです。  22節補償補填及び賠償金の減は、雨水幹線整備工事による物件移転補償などが不要となったためです。  2目流域下水道事業費、事業番号0000584、流域下水道事業、19節負担金補助及び交付金の減は、兵庫県施行の流域下水道事業に要する経費の確定に伴い、流域下水道建設負担金に不用額が生じるためです。  3項下水道管理費、1目管渠管理費、事業番号0000619、汚水管渠維持管理事業、13節委託料の管路調査委託料の減は、入札差金などによるものです。  2目ポンプ場管理費、事業番号0000671、ポンプ場維持管理事業、11節需用費の修繕費の減は、無停電電源装置及び自家発バッテリーの取りかえをポンプ場の改築工事に合わせて実施することとしたためです。  13節委託料の雨水ポンプ場再構築基本設計業務委託料の減は、契約差金等によるものです。  次に、歳入についてご説明申し上げます。  68・69ページをお願いいたします。  3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道費国庫補助金、1節下水道事業費補助金の減は、支出でご説明いたしました公共下水道建設事業の工事請負費などの入札差金に伴う国庫補助金の減によるものです。  5款1項繰入金、1目1節一般会計繰入金の減は、今回の補正の財源調整です。  8款1項1目町債、1節公共下水道事業債の減は、入札差金などにより町債の発行対象となる事業費が減少したことによるものです。  2節流域下水道事業債の減は、加古川下流流域下水道建設負担金が減額になったことによるものです。  次に、議案書の33ページをお願いします。  第1表、歳入歳出予算補正であります。補正前の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億326万円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ10億3,712万6,000円にしようとするものであります。  次に、34ページをお願いいたします。  第2表、地方債補正ですが、先ほどご説明いたしました事業費の確定により、公共下水道事業の起債限度額を1億5,420万円から7,840万円に。流域下水道事業の起債限度額を1,810万円から1,340万円に変更するものです。  なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては変更ございません。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  藤田 博議員。 ○12番(藤田 博君)  71ページの事業番号0000583、公共下水道建設事業でお聞きします。  この説明の中で、用地交渉の長期化いうような言葉が何度か出てきたんですけども、この内容について、もう少し詳しくお聞きしたいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  雨水幹線の用地交渉なんですけども、権利者と交渉しておるんですけども、相続関係等で、まだ合意に至ってないということで、契約までは至っておりません。 ○議長(奥田俊則君)  藤田 博議員。 ○12番(藤田 博君)  相続の問題だけで長期化しているという理解でいいですか。  用地買収となればね、土地の形状が変わるとか何とかいう、そのような理由で話が難航する場合もあると思うんですけども、ただいまの説明では、遺産相続の関係だけで長期化しているという理解でいいんですか。 ○議長(奥田俊則君)  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  現状、交渉している中ではですね、相続につきまして決定ができてないということで、交渉のほうが契約に至ってないということで、それ以外、議員言われてます、工事に協力できないというお言葉というのは現状では聞いておりません。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第11号「平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第4号)」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第11号「平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第4号)」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、議案第11号「平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第4号)」は原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第16 議案第12号 平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第4号) …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第16、議案第12号「平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第12号「平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  事項別明細書81・82ページの歳出からご説明を申し上げます。  2款保険給付費、1項介護サービス等諸費、7目居宅介護サービス計画給付費、事業番号0020016、居宅介護サービス計画給付事業の19節負担金補助及び交付金は、当初見込みよりサービス利用者が増えたことにより増額するものであります。  2項介護予防サービス等諸費、4目介護予防住宅改修費、事業番号0020019、介護予防住宅改修費給付事業の19節は、当初見込みより1件当たりの給付額が増加したことにより増額するものであります。  5目介護保険サービス計画給付費、事業番号0020020、介護予防サービス計画給付事業の19節は、当初見込みよりサービス利用者が少なかったことにより減額するものです。  4款地域支援事業費、2項包括的支援事業・任意事業費、2目任意事業費、事業番号0020050、家族介護支援事業の20節扶助費の家族介護用品支給等助成金は、対象者の入院等により、当初見込みより助成額が下回る見込みであることから減額するものであります。  3項1目介護予防・生活支援サービス事業費、事業番号0020068、介護予防・生活支援サービス事業の13節委託料は、シルバー人材センターによる緩和型の訪問介護サービスの利用者が当初見込みより少なかったため減額するものであります。  19節負担金補助及び交付金の介護予防・生活支援サービス費給付負担金は、当初見込みよりサービス利用者が多かったため増額するものであります。  83・84ページをお願いします。  5款1項基金積立金、1目介護給付費準備基金積立金、事業番号0020025、介護給付費準備基金積立事業の25節積立金は、基金利息分を歳入に合わせて増額するものであります。  次に、歳入についてご説明を申し上げます。  77・78ページをお願いいたします。  2款分担金及び負担金、1項1目負担金は、歳出の介護予防・生活支援サービス事業費のうち、シルバー人材センターによる緩和型の訪問介護サービスの利用者が当初見込みより少なかったことに伴い減額するものであります。  4款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金及びその下の2項国庫補助金、1目調整交付金の増でありますが、歳出の保険給付費の増額に伴う国の負担割合に従って、歳入の増額を見込んだものであります。  6目地域支援事業交付金(総合事業)の増は、歳出の介護予防・生活支援サービス事業費の増額に伴い、国の負担割合に従って収入増を見込んだものであります。  7目地域支援事業交付金(総合事業以外)の減は、歳出の包括的支援事業・任意事業の減額に伴い、国の負担割合に従って収入減を見込んだものであります。  5款1項支払基金交付金、1目介護給付費交付金の増は、歳出の保険給付費の増額に伴い、支払基金の負担割合に従って収入増を見込んだものであります。  2目地域支援事業支援交付金の増は、歳出の介護予防・生活支援サービス事業費の増額に伴い、支払基金の負担割合に従って収入増を見込んだものであります。  6款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費負担金の増は、歳出の保険給付費の増額に伴い、県の負担割合に従って収入増を見込んだものであります。  2項県補助金、2目地域支援事業交付金(総合事業)の増は、歳出の介護予防・生活支援サービス事業費の増額に伴い、県の負担割合に従って収入増を見込んだものであります。
     79・80ページをお願いいたします。  3目地域支援事業交付金(総合事業以外)の減は、歳出の包括的支援事業・任意事業費の減額に伴い、県の負担割合に従って収入減を見込んだものであります。  7款財産収入、1項財産運用収入、2目1節利子及び配当金、002、介護給付費準備基金利子の増は、基金の預金運用利子の増加によるものであります。  8款繰入金、1項一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金、1節現年度分の増は、歳出の保険給付費の増額に伴い、町の負担割合に従って収入増を見込んだものであります。  3目地域支援事業繰入金(総合事業)の増は、歳出の介護予防・生活支援サービス事業費の増額に伴い、町の負担割合に従って収入増を見込んだものであります。  4目地域支援事業繰入金(総合事業以外)の減は、歳出の包括的支援事業・任意事業費の減額に伴い、町の負担割合に従って収入減を見込んだものであります。  2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金繰入金の増額は、財源調整を行ったものであります。  議案書の36ページをお願いいたします。  第1表、歳入歳出予算補正であります。  歳入歳出、それぞれ1,043万を増額し、歳入歳出、それぞれ23億8,790万2,000円にしようとするものであります。  以上で提案理由のご説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第12号「平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第12号「平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、議案第12号「平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」は原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第17 議案第13号 平成29年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号) …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第17、議案第13号「平成29年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)」を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第13号「平成29年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  事項別明細書90・91ページの歳出からご説明を申し上げます。  2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金、事業番号0030004、保険料等納付金事業の19節負担金補助及び交付金の増は、該当者から徴収する保険料等を広域連合に納付するもので、歳入の補正額に合わせて増額するものであります。  続きまして、歳入についてご説明を申し上げます。88・89ページをお願いします。  1款1項後期高齢者医療保険料、1目特別徴収保険料及び2目普通徴収保険料は、収入見込みにより、それぞれ増減額するものであります。  4款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料、1目延滞金の増は、延滞金の決算見込みにより増額するものであります。  議案書の38ページをお願いいたします。  第1表、歳入歳出予算補正であります。歳入歳出、それぞれ1,240万2,000円を増額して、歳入歳出、それぞれ4億1,271万8,000円にしようとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第13号「平成29年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第13号「平成29年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手多数です。  したがって、議案第13号「平成29年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)」は原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第18 議案第14号 平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第3号) …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第18、議案第14号「平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第3号)」を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第14号「平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第3号)」について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正の主なものは、入札差金などによる、予算3条の収益的支出及び4条の資本的支出の減額と、入札差金や負担金工事の精査による、収益的収入及び資本的収入の増減でございます。  議案書の39ページをお願いします。  第2条は、予算第3条に定めました収益的収入の既決予定額を140万円減額し、補正後の合計額を6億5,733万円とし、収益的支出の既決予定額を2,120万円減額し、補正後の合計額を6億3,095万6,000円にしようとするものです。  第3条は、予算第4条に定めました資本的収入を90万円増額し、補正後の合計額を3億5,442万8,000円とし、資本的支出の既決予定額を5,300万円減額し、補正後の合計額を5億5,967万9,000円にしようとするものです。これによりまして、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額を、2億5,915万1,000円から2億525万1,000円に減額し、その補填財源の内訳として、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額を1,878万8,000円から1,486万2,000円に改め、減債積立金4,700万円を加え、過年度損益勘定利用資金2億636万3,000円を1億938万9,000円に改めるものです。  次に、別冊で配付しております平成29年度播磨町水道事業会計実施計画書の1ページをお願いします。  収益的収入及び支出、資本的収入及び支出の増減額の内訳を目ごとに示しております。  2ページは、実施計画説明書となっております。収益的収入及び支出、資本的支出の補正予定額の節ごとの内訳を示しております。収益的収入、1款水道事業収益、1項営業収益、2目受託工事収益、2節修繕工事収益、140万円の減額につきましては、受託工事の契約差金などにより減額するものです。  次に、収益的支出、1款水道事業費用、1項営業費用、1目原水及び浄水費、19節修繕費、200万円の減は、契約差金などによるものです。  次に、2目配水及び給水費、19節修繕費、970万円の減は、漏水修繕の減などによるものです。  次に、3目受託工事費、19節修繕費、160万円の減は、受託工事箇所の減及び契約差金などにより減額するものです。  次に、5目総係費、15節委託料790万円の減は、水道事業経営戦略プラン策定業務の入札差金によるものです。  次に、資本的収入、1款資本的収入、2項負担金、1目負担金、1節工事負担金90万円の増は、水道事業の負担金工事の精査により増額するものです。  次に、資本的支出、1款資本的支出、1項建設改良費、1目工事費、15節委託料、2,500万円の減は、配水管布設工事及び取水井削井工事の委託設計の入札差金によるものです。  次に、18節工事請負費2,800万円の減は、配水管布設替工事など建設改良工事の入札差金によるものです。  以上、簡単ですが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。
     これから、議案第14号「平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第3号)」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第14号「平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第3号)」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、議案第14号「平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第3号)」は原案のとおり可決されました。  しばらくの間、休憩します。                休憩 午後 5時40分               …………………………………                再開 午後 5時54分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 …………………………………………………… ◎日程第19 議案第15号 平成30年度播磨町一般会計予算  日程第20 議案第16号 平成30年度播磨町国民健康保険事業特別会計予算  日程第21 議案第17号 平成30年度播磨町財産区特別会計予算  日程第22 議案第18号 平成30年度播磨町介護保険事業特別会計予算  日程第23 議案第19号 平成30年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第24 議案第20号 平成30年度播磨町水道事業会計予算  日程第25 議案第21号 平成30年度播磨町下水道事業会計予算 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第19、議案第15号「平成30年度播磨町一般会計予算」から、日程第25、議案第21号「平成30年度播磨町下水道事業会計予算」までの平成30年度当初予算7件を一括議題とします。  本案について提案理由の説明として施政方針演説を求めます。  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  本日、ここに平成30年3月播磨町議会定例会が開催されるに当たり、議員各位のご健勝をお喜び申し上げますとともに、日々、町政の推進にご尽力いただいておりますこと、厚くお礼申し上げます。  さて、議員各位には、本定例会において、平成30年度予算をはじめ、諸案件をご審議していただくに当たり、その施策の概要と、主たる考え方を申し述べ、ご理解とご協力を賜りたいと思います。  初めに  我が国の経済は、経営・雇用環境の改善が続く中で、今後も緩やかに回復していくことが期待される一方で、人口動態においては、東京一極集中の傾向が続いており、地方を取り巻く状況は、依然として厳しいものがあります。  本町の平成30年度当初予算について、歳入の柱であります町税においては、上向きとされる経済状況を踏まえた個人住民税が堅調に推移していることを受け、前年度当初予算と同額の52億7,000万円を見込んでおります。  しかしながら、歳出において少子高齢化対策を初めとした社会保障関係費が増加し続けており、これに生活環境の整備、安全・安心なまちづくりへの対応などの経費の増加、また義務教育施設をはじめとする老朽化した公共施設等の大規模な改修工事の実施など、多額の経費を必要とする事業を予定しており、今後、確実に町財政を取り巻く環境は厳しくなってくると予測されます。  このような状況の中で、平成30年度の予算編成に当たっては、「第4次播磨町総合計画」で定めている、まちの将来像「まちがいきいききらめくはりま〜未来につなげるみんなのまちづくり〜」の実現に向け、「播磨町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の内容も踏まえ、喫緊の課題である事業には重点的・積極的に取り組む予算を編成してまいりました。  それでは、「平成30年度施政方針」について、第4次播磨町総合計画の5本の柱に沿って所信を述べさせていただきます。  1.豊かな心と人を育むまち  播磨町の教育は、教育委員と町長で構成する「総合教育会議」で定めた「教育大綱」を基本として、その推進と充実に努めているところでございます。播磨町独自の取り組みである「サポートチーム播磨」においては、小中学校へ「学校生活サポーター」を配置し、地域ボランティアのご協力もいただきながら、児童生徒の学習等をサポートしております。また、新たな対応が必要となっている「英語教育」「プログラミング教育」などについても、専門教育サポーターを配置し、中学校に教師用タブレットを導入するなどICT機器の活用にも留意しながら、学習環境の充実に努めてまいります。  学校現場における、夏の暑さ、冬の寒さ対策として、全教室にエアコンを設置いたします。今年は中学校と幼稚園に、来年は小学校に設置し、快適な室内環境で子供たちの学力向上を目指します。  給食においては、小学校は自校方式、中学校は委託方式でこれまで実施してまいりましたが、小学校給食施設の老朽化が進んでいることから、順次ドライ方式での改築を行い、小学校で調理したものを中学校にも配食する「親子方式」を実施してまいります。  幼稚園で昨年から実施している教育時間終了後の「一時預かり事業」につきましては、園児保護者へ周知するとともに十分な説明を行い、適切な事業運営に努めてまいります。  人口急増期に建設した学校施設も老朽化が進んでおり、ここ数年は大規模改修に多額の予算を投入してきたところです。今後の予定を定めた「長寿命化計画」を策定し、学校施設の適切な維持管理に努めてまいります。また、老朽化が進む公共施設においても、計画的に改修を行い施設環境を整えてまいります。本年度は中央公民館大ホール、図書館外壁、南部コミュニティセンターの空調設備などの改修工事を実施してまいります。  芸術・文化の振興は、住民同士や地域間の交流にも大きな役割を果たしております。本年度は「東はりま芸能祭」が本町で開催されることから、担当町として支援してまいります。大中遺跡は郷土資料館、県立考古博物館を中心に、年間多くの人々が訪れる観光・癒しのスポットともなっております。まちの一大イベントでもある「大中遺跡まつり」や「風薫るフェスタ」、古代人の生活が体験できる「ARアプリ」などで、来訪者にも播磨町のよさを知っていただき、また、「ジョセフ・ヒコ」「今里傳兵衛」「町紹介」映像のDVDやポスターなどを活用することにより、ふるさとへの愛着と誇りを醸成してまいります。  2.やすらぎがあり、健やかに暮らせるまち  子育て支援につきましては、これまでもきめ細かく、多くの事業を積み上げる中で、「子育てしやすいまち」との評価もいただいてきたところでございます。本年度も、保健師と子育てコンシェルジュが常駐する「こども窓口」を中心に、子育て家庭が抱えるさまざまなニーズに対応した施策を行い、子育て家庭に寄り添う播磨町独自の子育て事業をさらに充実させてまいります。  地域への赤ちゃんデビューともなる「こんにちは赤ちゃん事業」、「新生児訪問」、養育支援事業、母子手帳とともに配布し親とのきずなづくりが期待される「父子手帳・子育てカルタ絵本」、記憶に残る誕生の記録として「はりまフォトバースデイ事業」、中学3年生までの医療費の無料化、出産時の「はりまこうのとりタクシー事業」、不妊・不育症治療費の助成、乳房マッサージ費用助成やヘルパー派遣などの産後ケア事業、妊婦検診事業、予防接種助成、などを継続して実施してまいります。そして、これら播磨町の子育て支援策の周知と理解を深めるための機会として「はりますくすくベビーフェスタ」や、新たに導入するパソコンやスマートフォンを利用しての「子育てアプリ」を活用してまいります。  また、待機児童対策として、新たな保育事業者を募集してまいります。既設の保育所に対しては、病後児保育、一時預かり、延長保育など多様な保育サービスの実施について補助を行い、保育士人材確保のための補助金を交付いたします。多子世帯については、町単独での保育料軽減も実施しております。  学童保育につきましては、本町は公設化により全ての小学校で実施しており、長期休業中のみの利用も可としております。播磨南小学校学童につきましては、4月から新施設においての実施となります。  そして、社会的に増加傾向にある児童虐待につきましては、児童相談員を増員し、実情の把握・相談対応など必要な支援を行ってまいります。  住民の健康づくりにつきましては、健康に関心を持ち、楽しみながら取り組んでいただけるよう、新たに「健康ポイント制度」を導入いたします。健診については内容の充実を図るとともに、負担金を無料化、または安価に設定することで、がん検診への受診機会を増やしてまいります。また、健診の機会が比較的少ない子育て中の若い世代などを対象に、幼稚園等で無料の血液検査を実施するなど、健康づくりを推進してまいります。  平成37年には団塊の世代が75歳以上となります。高齢者が住みなれた地域で安心して暮らせるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築に努めてまいります。生活支援コーディネーターの配置に合わせて、地域包括支援センターに保健師を増員いたします。また、「地域密着型サービス」の整備も進めてまいります。認知症対策については、専門職種で構成する「認知症初期集中支援チーム」による支援を行い、公共施設に設置している「物忘れ相談プログラム」の活用と周知を図ってまいります。地域包括支援センターには「認知症地域推進員」を配置し、相談業務などを行ってまいります。  障がい者に対しては、一時保護施設の確保やグループホーム等の新設についても支援してまいります。権利擁護まちづくり委員会による啓発や市民後見人養成講座などとともに、さまざまな障がい者施策を実施し、共生社会の実現に努めてまいります。  播磨町内においても都市化が進む中で、地域でのふれあい、きずなが薄れつつある現在、さまざまな相談が行政に寄せられる時代となっております。こうしたことへの包括的な支援として、新たにリニューアルした福祉会館に総合相談専門員を配置し、きめ細かい対応を行いながらサポート体制を充実させてまいります。  喫煙に関しては、近年多くのリスクが指摘されておりますが、啓発を図るとともに、禁煙治療に取り組む方に対して治療費の助成を行ってまいります。  本年4月から実施される「国民健康保険」の広域化につきましては、円滑に行えるよう県と連携しながら進めてまいります。また、被保険者の健康維持・疾病の早期発見のため、人間ドックの費用助成を行うとともに、特定検診受診率の向上にも努めてまいります。  町民の健康づくりの場である「健康いきいきセンター」、住民福祉の拠点ともなっている「福祉しあわせセンター」、「福祉会館」につきましては老朽化が進んでおり、大規模改修を進めているところですが、福祉会館においては、新しく生まれた「キッチンスタジオ」の活用や「相談業務」の充実、新設駐車場などで、これまで以上の施設利用を期待しているところです。本年も引き続き懸案となっている箇所の調査、設計を行い、新たな事業展開を図ってまいります。  地域の安全安心を守るため、自治会が行っております「自治会街灯」のLED化、救急救命のための「AED」設置、自主防災組織の活動などにつきましては、引き続き補助を行い、地域のさらなる安全を推進してまいります。なお、町設置分の街灯LED化につきましては、今年度で全て完了の予定でございます。  防災事業として「耐震改修」への補助、備蓄計画の推進、Jアラートの受信機更新などを行い、災害等への備えを強化してまいります。また、平成31年度以降5年間の「災害予防計画」を策定し、災害に強いまちづくりを推進してまいります。  漁協、農協、商工会、町の4者で、このたび提携した町内産業における「連携協定」に基づき、産業の活性化、開発、販路の開拓などを目指してまいります。良好な住宅環境と町内の中小企業支援策として行っている「住宅のリフォーム」助成に対しては大きな効果を見ており、引き続き行ってまいります。また、漁協が新たに取り組む「あさり養殖」に対しても、新たな特産品の可能性として支援してまいります。  3.人や環境にやさしく、快適なまち  人々の暮らしに潤いとやすらぎを与える「ため池」については、「ため池協議会」の活動を支援しながら、水辺空間の良好な保全に努めてまいります。大中遺跡公園にある「狐狸ヶ池」についてはアカミミガメの流入対策を実施し、在来種の保護に努めてまいります。  地球温暖化対策として実施している「住宅太陽光発電システム」の設置については、引き続き助成し、自然エネルギー利用の促進を図ってまいります。家庭ごみの減量化については住民のご協力をいただきながら分別を徹底し、播磨町としてのスタンスを保ちながら「ごみ処理広域化」に向けて準備を進めてまいります。また、マイバッグ持参運動を奨励し、レジ袋削減協力店とも連携を図り、ごみ減量について住民意識の醸成に努めてまいります。  コミュニテイバスにつきましては、「播磨町地域公共交通会議」の方針に従い、複数回、事業者を募集してまいりましたが、不調に終わっております。今後、他の方法も調査・研究する中で、播磨町にふさわしい交通弱者への対応を、検討してまいりたいと思っております。  町内の道路、漁港、橋梁、歩道、公園等につきましては、老朽化対策として順次改修を行ってきております。本年度も「であいの道」、「野添北公園」、「向橋」、「土山駅自由通路」等の改修工事を行い、安全で安心して暮らせる環境を整備してまいります。  望海公園内にある「交通公園」については老朽化が進んでおり、多世代が年間を通じて利用できる魅力ある公園として再生すべく、計画を進めてきたところです。バーベキュー施設の拡大、大型遊具の設置など本年度から大規模なリニューアル工事に着手いたします。  土地にかかわる住民負担を軽減し、災害復旧をはじめ、公共事業の円滑な推進や事務の効率化と適正化などを図るため、地籍調査事業を地域ごとに順次進めてきております。今年度は、地元からの要請もあり、「土山駅北地区」の調査を開始してまいります。  全国的にも、また町内においても増加傾向にある「空き家」につきましては、「播磨町空家等対策計画」に基づき、空家等バンク制度の活用など、具体的な対策を検討してまいります。  新島においては産業活性化のため、緑化率の大幅な削減を行い、各企業におかれては新たな設備投資をしていただいているところでございますが、内陸部においては緑の普及啓発を図るため、緑の拠点を整備する基本構想を策定し、良好な住環境を構築してまいります。  子供の誕生を記念して、苗木を配布しておりますが、PRに努め、より多くの御家庭において身近で緑に親しむ機会を提供してまいりたいと思っております。  上水・下水道事業につきましては、経営基盤の強化を図るため、昨年組織の統合を行いましたが、安全で安定した水道水の供給と、浸水対策としての雨水幹線整備などを行いながら、将来に向けて持続可能な組織体制を構築してまいります。  水田川につきましては県事業ではありますが、地域住民の暮らしの安全・安心を願い、県とともに国等へ要望を重ねてきたところです。山陽電気鉄道部分の工事も開始され、上流部への工事予定も示されていることから、今後の工事の進捗に期待するものでございます。  4.つながりを大切にするまち  映画会や講演会の開催、カレンダー等の配布により、住民の人権意識の醸成を図ります。また自治会が行ういきいきフォーラムなど、地域での人権課題解決への取り組みについて支援してまいります。  個人情報の保護や人権侵害を防止するための本人通知制度につきましても、多くの方々にご登録いただいているところでございますが、引き続き周知に努めてまいります。子供たちや住民の方々に海があるまちを認識していただきたいということから、昨年は大型帆船日本丸を招聘いたしました。本年は小学生を対象とした海のふれあい事業を実施いたします。クルージングなどを体験することで、海に対しての思い出を持ち、まちへの愛着やふるさと愛を育むことができればと思っております。  年間を通じて、自治会、諸団体、各組織などと行政懇談会や意見交換の場を持ち、対話に努めているところでございます。今年度も町広報、ホームページ、わくわく講座など、さまざまな媒体を活用して行政情報を発信し、住民ニーズの把握に努め、ご意見ご提言などをきめ細かく町政に反映してまいります。  土山駅商業施設内に設置しております交流スペース「きっずなホール」につきましては、オープン以来、子供から高齢者まで多くの方々が日々利用されております。まちの情報発信の場として、また地域を越えた交流の場として、さらなる活用を図ってまいりたいと思っております。  住民や団体が持つ専門性やネットワークなどをまちづくりに発揮していただくため、住民協働推進事業や播磨ゆめづくり塾事業も継続して行ってまいります。  5.健全な行政経営による持続可能なまち  日常の利便性向上と緊急時への迅速な対応のため、今年度は古宮地区の住居表示を実施いたします。未実施地区につきましては今後説明会などを重ね、住民理解に努めてまいります。実施においては、あくまでも住民意思を尊重したいと思っております。  国のマイナンバー制度実施による個人番号カードの発行につきましては、本町が県下ではトップの交付率となっております。本町ではカードによるコンビニでの証明書発行など利便性の拡大を図ってきており、さらなるシステム改修を進めてまいります。  昨今、事故等に備えたドライブレコーダーが普及していることから、本町においても全ての公用車に設置し、より安全で適切な公用車管理と、町なかの安全確認に努めてまいります。  播磨町の職員体制につきましては、人材育成基本方針に基づき、来庁者にやさしく、活気のある職場づくりに努めてまいります。また、複雑多岐にわたる多くの業務に対応するため、再任用職員、任期付職員などの活用を図り、人材確保に努めてまいります。役場第1庁舎につきましては、建設時からの照明器具が経年劣化していることから、執務環境改善のためLED化工事を実施し、電話交換機の入れかえとともに、円滑な業務遂行を図り、住民サービスのさらなる充実を目指してまいります。  2市2町で構成する東播臨海広域行政協議会において、ごみ処理の広域化を進めてきたところですが、新たに休日及び夜間における1次救急医療を実施する施設の建設に係る事業を推進し、住民福祉のさらなる向上に努めてまいります。  以上所信について述べさせていただきましたが、以下、第4次播磨町総合計画に沿って、本年度の主要な事業について説明させていただきます。  1.豊かな心と人を育むまち  (1)本町の教育の基本指針となる教育大綱、並びに第2期播磨町教育振興基本計画に基づき、総合教育会議などにおいて協議を深めることで、さらなる教育の充実に努めます。  (2)学校園がそれぞれの実態に応じて、創意工夫した教育課程を編成し、幼稚園、小学校、中学校が互いに連携することで、学びと育ちの連続性を重視した教育を推進します。  (3)サポートチーム播磨において、各小中学校へは、複数名の学校生活サポーターを配置するとともに、地域ボランティアの協力を得て、児童生徒の基礎的・基本的な学習内容の確実な定着と、一人一人の個性や能力の伸長を図ります。また、新しい教育課題である小学校での英語教育、プログラミング教育等に対応するため、専門教育サポーターを配置し、担任との連携を図りながら教育活動の充実に努めます。  (4)播磨町教育委員会より小中学校に研究実践校を指定し、教科等の研究を推進することで、教員一人一人の資質・能力を高めるとともに、研究成果を全ての学校の教職員で共有し、教育水準のさらなる向上に努めます。  (5)日本語指導が必要な外国人児童生徒や帰国子女に対し、町でも多文化共生サポーターを配置することにより、教職員や他の児童生徒とのコミュニケーションの円滑化を促します。  (6)ICT機器の効果的な活用を図るため、中学校にタブレットを導入し、わかりやすく深まる授業を実施し、児童生徒の学力向上に努めます。  (7)特別な支援を必要とする子供にきめ細かい支援を行うため、幼稚園には支援員を、小中学校には学校生活サポーター・介助員を配置します。また、特別支援教育に関して、全教職員の研修会や学校園と関係機関との会議を開催します。  (8)学校教育全体で生命の尊重や思いやりの心を育み、道徳教育の充実を図るとともに、人権意識の高揚に努めます。  (9)ふれあいルームを核として、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーを活用したきめ細かな支援を行うことにより、いじめを初め不登校や問題行動の未然防止、早期発見・解決に積極的に取り組みます。  (10)インターネットやSNSなどでのトラブルの未然防止、早期発見に努めます。また情報モラル教育により、児童生徒がインターネットや情報端末機器などを適切に活用できる力を育成します。  (11)学校・家庭・地域社会及び関係機関との連携・協力のもと、子供を取り巻く諸問題について、講演会や啓発を行い、家庭や地域の教育力の向上を図り、児童生徒の健全育成に努めます。  (12)子供の発達段階に応じて健やかな体を育成するため、体力・運動能力の向上とともに、生涯にわたる健康の基礎を培う教育の充実に努めます。  (13)全ての幼稚園で安心して子育てができるよう、就労や通院・介護、保護者のリフレッシュなどの場合において、教育時間終了後や夏休みなどに一時預かり事業を実施します。  (14)小中学校給食の充実を図り、発達段階に応じた食育を推進します。また全ての小学校でドライ方式による施設整備を計画的に実施することにより、安全・安心でおいしい学校給食を提供します。今年度は、播磨中学校と親子方式で実施する播磨小学校及び単独調理校である蓮池小学校の給食室を改築するための実施設計を行います。  (15)町内の幼稚園、中学校全ての教室にエアコンを新設し、暑さ寒さ対策を図り、教育環境の向上を目指します。なお、小学校については本年度設計し、次年度に設置を予定しております。  (16)老朽化した播磨小学校南校舎、播磨南小学校校舎、播磨南中学校東校舎の第2期大規模改造工事を実施し、安全で快適な学習環境の充実に努めます。
     (17)学校施設の長寿命化計画を策定し、中長期的な更新・維持管理等に係るトータルコストの縮減や、財政負担の平準化を図ります。  (18)「播磨町生涯学習推進計画」に基づき、生涯にわたり「いつでも」「どこでも」「だれでも」が主体的に楽しみながら学ぶことができる環境づくりを推進します。  (19)中央公民館大ホール、図書館外壁、南部コミュニティセンター空調設備、はりまシーサイドドーム人工芝など、老朽化した施設や設備を改修し、長寿命化を図ります。  (20)健康、福祉、緑化など、さまざまな体験や交流を通して、学びとふれあいを深めるはりま風薫るフェスタを大中遺跡、であい公園、野添北公園にて開催します。  (21)地域の教育力が向上し、さらに地域が活性化するよう、放課後子供教室を実施するとともに、住民の企画運営によるイベントを支援します。  (22)播磨町スポーツ推進計画に掲げる「するスポーツ」「みるスポーツ」「ささえるスポーツ」をさらに推進するため、中間時点の達成状況等を点検し、スポーツ環境の充実を図ります。  (23)夏期に屋外で利用できる水泳施設として、播磨小学校と蓮池小学校のプールを一般開放します。  (24)今年度、播磨町で開催される東はりま芸能祭や、文化団体が実施する各事業を契機に、住民の文化への興味や関心が深まるよう必要な支援を行います。  (25)特色ある古代まつりとして歴史を重ねてきた大中遺跡まつりが、さらに多くの方々に愛されるよう、各種団体との連携を深めながら開催してまいります。  (26)古代の人々の暮らしぶりを再現した大中遺跡ARアプリを活用し、町の重要な観光資源である大中遺跡をPRしてまいります。  (27)郷土の偉人である新聞の父ジョセフ・ヒコや、新井の用水路を開削した今里傳兵衛を紹介する映像を活用し、住民の郷土への理解と愛着を深めてまいります。  2.やすらぎがあり、健やかに暮らせるまち  (1)核家族化や地域でのつながりが薄れる現在、相談内容も複雑化し多岐にわたっていることから、さまざまな生きづらさを抱える世帯への包括的な支援や相談支援者へのバックアップ体制を構築するため、福祉会館に総合相談窓口を設置します。  (2)地域の子育て支援策として民生委員・児童委員の協力を得て、生後4カ月までの乳児を育てる全ての家庭を訪問し、子育て支援に関する情報提供や、養育環境等の把握を行うこんにちは赤ちゃん事業を引き続き実施します。  (3)子育て家庭への支援として、今後さらに増加が見込まれる待機児童に対応するため、町内に新たな保育施設を整備する事業者へ整備費用を助成します。  (4)健やかな育ちを支援するために、保育施設で実施する歯科検診・眼科検診に係る費用を補助し、健康診断の充実を図るとともに、園児の疾病予防や健康の維持・増進にもつなげます。  (5)保育施設における病後児保育・一時預かり・延長保育の実施など、多様な保育ニーズに対応できるよう費用を補助するとともに、他市の病児保育施設利用時の差額補助を実施します。  (6)保育施設に対し、保育士確保のための補助金を交付し、安定した人材の確保により十分な児童受け入れ態勢を維持します。また保育士へのキャリアアップ研修事業を新たに町内で実施することにより、さらに質の高い保育の提供に努めます。  (7)保育園や認定こども園などに通う第2子以降の子供の保育料について、県のひょうご保育料軽減制度の所得制限を超える家庭については、町独自の軽減を継続実施することにより、子供を育てやすい環境づくりを推進します。  (8)北部・南部子育て支援センターを拠点とし、地域や関係機関などと連携し、子育て家庭の支援の充実を図ります。また仕事と家庭の両立及び核家族家庭の支援のために、ファミリーサポートセンター事業を引き続き実施します。  (9)北部子育て支援センターがあるであいの塔については、老朽化した空調設備や木部塗装などの改修工事のための設計を行い、施設の適切な管理に努めます。  (10)母子健康手帳の交付時に、あわせて本町独自の父子手帳を引き続き配布し、手帳を通して父親が子育てについて考える機会を提供し、父親の子育て参加や親子のきずなづくりを応援します。  (11)学童保育については、引き続き児童の安全・安心な放課後の居場所づくりを進め、また夏休み等の長期休業中のみの利用も可能としています。なお播磨南小学校学童保育所については、4月から新たな施設で実施します。  (12)養育支援が必要な家庭に対して、保健師・ヘルパーがその家庭を訪問し、助言等を行う養育支援訪問事業を引き続き実施し、育児ストレスの解消やネグレクトなど虐待防止に努めます。  (13)増加する児童虐待の防止、早期発見及び安全確保への迅速な対応強化のため、児童相談員を1名増員し2名体制にします。また、要保護児童対策地域協議会との連携をより一層進めます。  (14)新生児の誕生をお祝いし、また健やかな成長を願い記念写真撮影券を交付する、はりまフォトバースデイ事業を引き続き実施します。  (15)子育ての楽しさや無理のない子育てを再確認し、育児の不安や悩みの解消の手助けとなるよう、昨年復刻した子育てカルタ絵本を母子・父子手帳の交付時に配布し、妊娠期からの子育てを支援します。  (16)自殺対策基本法が改正され、自殺対策計画の策定が義務づけられました。これまでも予防啓発に努めてきましたが、生きることの包括的な支援を実施するために播磨町自殺対策計画を策定し、自殺対策の実効性を一層高めてまいります。  (17)住民の健康への関心を高め、楽しみながら健康づくりに取り組んでいただけるよう、健康関連イベントへの参加や特定健康診査・がん検診などを受診するたびにポイントがたまる健康ポイント制度を導入します。  (18)さまざまな疾病のリスクを高める喫煙習慣について、喫煙率の減少、受動喫煙の抑制、禁煙意識の啓発等を推進するため、禁煙治療費を助成します。  (19)健康いきいきセンターの老朽化したボイラー、外壁などの改修工事についての設計を行い、施設の適正な維持管理に努めます。また駐輪場の増設工事を実施し、利用者の利便性向上を図ります。  (20)任意接種であるおたふく風邪の接種費用助成について、対象年齢の上限をこれまでの4歳から就学前までに引き上げ、対象者の接種の機会を拡大します。  (21)特定健康診査・特定保健指導については無料化を継続するとともに、さらに受診意識を高めるため、周知に努めます。  (22)妊婦への感染拡大防止を図り、子供の先天性風疹症候群の発生を予防するため、大人の風疹予防接種費用の助成を引き続き実施します。  (23)がん検診を推進するため、昨年度から新たに実施した胃内視鏡検査、胸部CT検査、乳腺エコー検査、前立腺検査を継続します。また、頸部子宮がん検査、乳がんのマンモグラフィ検査、乳腺エコー検査については、個人負担金を各1,000円で実施します。  (24)胃がん防止の検査として、血液検査で胃がんのリスクを判定する胃がんリスク検査の無料実施を継続します。  (25)検診の受診機会のない20歳から39歳までの方や、幼稚園児の保護者を対象に、無料で血液検査を実施します。検査は中央公民館や野添コミュニティセンターに加えて、幼稚園児の保護者については、各園で実施します。  (26)後期高齢者を対象に、ポールウオーキングを実施し、また、食生活についても管理栄養士による相談の機会を設け、運動・食生活の両面より支援し、高齢者の健康づくりを推進します。  (27)日ごろからおろそかにされがちな歯科検診を、イベント等の不特定多数の住民が集まる機会を捉え、歯科医師・歯科衛生士による検診・相談などを行います。また、後期高齢者の口腔機能低下や肺炎等の疾病を予防するため、歯科医院にても個別に歯科検診を実施します。  (28)特定不妊治療費、一般不妊治療費及び不育症治療費の助成を継続し、治療を受けられるご夫婦の経済的負担の軽減を図ります。  (29)妊婦の健康の保持及び増進を図るため、妊婦健康診査費用の助成費を増額します。また、妊婦歯科検診費用の助成も継続し、妊娠中の歯科衛生の向上を図ります。  (30)出産のため緊急時に利用したタクシー代を助成する、はりまこうのとりタクシー事業を継続し、妊婦の身体的・経済的負担を軽減します。  (31)新生児訪問指導として、1カ月健診までの早い時期に保健師、助産師が家庭を訪問し、母子の心身の健康にかかわるさまざまな助言を通して、新たな命を迎えた家族を支援します。  (32)就学前の子育てに不安を持つ5歳児の保護者や保育者が、子供の特性や課題を理解し子育てが行えるよう支援するため、医師、心理士、作業療法士、保健師等が保育園・幼稚園等へ出向いての相談を実施します。  (33)妊娠期から子育て期にわたるまで、切れ目のない相談支援体制として子育てコンシェルジュと保健師を配置したこども窓口を設置しています。子育て支援センターや学校園とも連携し、子育て支援の情報提供、相談、助言及び連絡調整等を行います。  (34)安心して育児に取り組めるよう、助産師による授乳相談や乳房マッサージ、医療機関で行った乳房マッサージ費用を助成し、子育て家庭の経済的軽減を図ります。  (35)産後1カ月以内で、周囲の支援が得られない家庭に対する、家事・育児援助を行うホームヘルパー派遣に加え、新たに産後4カ月以内で、育児不安を強く感じている家庭を対象に、産科医院、助産院での宿泊型、デイサービス型の産後ケア事業を実施します。  (36)1歳未満の子と保護者を対象に、各種相談コーナーや赤ちゃん体操などの体験コーナー、子育て支援サービスの紹介コーナーを会場に設けた、はりますくすくベビーフェスタを実施します。  (37)子育て世代が、町からの案内や子育てに役立つさまざまな情報を手軽に取得できるよう、パソコンやスマートフォンなどで情報の閲覧や予防接種履歴の管理が行える子育てアプリを導入します。  (38)子供の医療費については、子育て世帯の経済的負担軽減を図るため、ゼロ歳から小学3年生までの乳幼児等医療費、並びに小学4年生から中学3年生までのこども医療費について、引き続き無料とします。  (39)高齢者等が所在不明となった場合、早期発見・保護につながる高齢者等見守り・SOSネットワーク事業に協力していただける企業、商店及び団体の確保に努めます。また外出に不安がある高齢者等に、あんしんキーホルダーを配布します。  (40)認知症の早期診断・早期対応を推進するため、医師、保健師、作業療法士等の専門職種からなる認知症初期集中支援チームによる支援や、介護予防教室などで実施する物忘れ検診の推進、公共施設に設置している物忘れ相談プログラムを活用し、地域での自立した生活を支援します。  (41)医療・介護・生活支援などの機関をつなぎ、認知症の人や家族の相談業務などを行う認知症地域推進員を地域包括支援センターに配置し、認知症施策を推進します。  (42)認知症サポーター養成を中学生対象に実施し、青少年時期からの認知症高齢者等に対する理解を深めます。  (43)持病や薬の情報、かかりつけ医、緊急連絡先などを記入した用紙を入れる救急医療情報キットを、年齢にかかわらず希望される方に引き続き配布してまいります。  (44)ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯及び身体障がい者等を対象に、地域での見守りの必要性や災害時における適切な避難支援対策を講じる必要から、対象となる方を調査し、日ごろの状況を把握します。  (45)権利擁護まちづくり委員会による虐待防止や成年後見制度についての啓発を行います。また、権利擁護支援員が地域での見守り等ができるよう、福祉会館で行う総合相談運営事業において、その人材を生かし支え合いのシステムづくりを行います。  (46)支援が必要な高齢者の多様なニーズに対応するため、地域包括ケアシステムの深化・推進を図ります。自立支援・介護予防活動の推進のため多職種連携による地域ケア個別会議を実施し、課題解決のための調整、ネットワーク化及び資源開発等を行い、地域力を高めてまいります。  (47)高齢者本人の参加意欲を基本に、地域生活の中で気軽に利用できるはつらつ広場事業を実施し、通いの場の継続・拡大を図り、地域での互助を推進します。  (48)福祉会館については、引き続き老朽化した空調設備や屋上防水などの改修工事のための調査・設計を実施し、快適で良好な施設運営に努めます。  (49)共生社会の実現を目指して、当事者・事業者・関係団体等が連携し、障がい者を取り巻く地域課題の解決に向け協議する場としての播磨町地域自立支援協議会を活用し、支援体制を推進します。  (50)在宅の重度障がい者等に対し、治療及び予防等のため、日常生活に必要な医療器材の購入助成を引き続き行います。  (51)障がい者の一般就労を目指すための訓練の場として、公共施設等に職場実習生を受け入れます。また、町内の障がい者施設へ町業務を発注します。  (52)障がい者の虐待防止に関する普及・啓発を行うとともに、虐待発生時に迅速に対応するための緊急一時保護施設や再発防止のための家庭訪問員を確保し、障がい者の権利や尊厳を守ります。  (53)障がい者が地域で住み続けることができるよう、グループホーム等の新設に対し、補助金を交付することにより、障がい者福祉の基盤整備を推進します。  (54)障がいのある人もない人も、ともに安心して暮らせる共生のまちづくりを推進するために、商業者や地域団体が障がい者に必要なスロープやコミュニケーションツールなど、合理的配慮を提供するための費用を助成します。  (55)障がい福祉サービス利用者の増加に対応するため、サービス量の認定等を調査する調査員を配置し、迅速な対応に努めてまいります。  (56)国民健康保険被保険者が人間ドックを受ける場合の費用助成を引き続き行い、特定健診受診率の向上と疾病の早期発見、早期治療により医療費の適正化に努めます。  (57)国民健康保険レセプトデータ及び特定健診データを分析した第2期データヘルス計画に基づき、被保険者の健康の保持増進、疾病予防及び重症化予防を効率的かつ効果的に推進します。  (58)本年4月から開始される国民健康保険の広域化について、兵庫県と連携し、新たな制度を円滑に実施、運営します。  (59)播磨町高齢者福祉計画(第8次)及び介護保険事業計画(第7期)に基づき、高齢者が住みなれた地域で生活ができるように、支援やサービスの提供の充実に努めるとともに、介護保険事業の円滑な運営を図ります。  (60)高齢者が介護を必要とする状態になっても、住みなれた地域で安心して暮らせるように、地域密着型サービスの整備を計画的に進めます。中重度の要介護認定者の在宅生活を支援するため、定期巡回・随時対応型訪問介護看護を行う事業所を募集します。  (61)(仮称)1市2町在宅医療・介護連携支援センターを設置し、在宅医療・介護連携の推進を図ります。また、地域包括ケアシステムの構築に向け、地域支援事業を充実させるため、引き続き生活支援コーディネーターを配置し、関係団体との協議を図ります。  (62)地域包括ケアシステムの中核的な役割を担う地域包括支援センターの機能強化のため、地域包括支援センターに保健師を1名増員します。  (63)介護保険、障がい福祉サービス及び小児慢性特定疾病のサービスが利用できない若年者の末期がん患者に、訪問介護及び福祉用具の貸与に係る費用を助成することにより、在宅療養生活を支援します。  (64)警察及び関連団体と連携して、交通安全教室や啓発活動などを実施し、高齢者や幼児・児童の交通事故防止に努めます。また兵庫県と連携して、義務化された自転車保険への加入を促進します。  (65)運転免許証を自主返納した高齢者に、運転経歴証明書の発行手数料及び播磨ふれあいの家の宿泊利用に対して、補助金等を交付することにより、高齢運転者による交通事故の減少を図ります。  (66)交通事故の防止を図るため、カーブミラーや警戒標識等の交通安全施設を整備するとともに、適正な維持管理に努めます。  (67)犯罪のない明るいまちづくりを実現するため、地域の防犯活動を行っている団体等を支援します。また、警察署員などによる犯罪対策の講習等を実施し、防犯意識の向上を図るとともに、青色パトカーでのパトロールを実施することにより、町内での犯罪の抑止・未然防止を図ります。  (68)自治会等が防犯カメラを設置する場合に、その設置費用を補助することにより、犯罪の未然防止を図り、安全・安心のまちづくりを推進します。  (69)夜間における犯罪抑止と事故防止を図るため、街灯を適正に配置するとともに、町が管理する街灯のLED化を今年度で完了します。あわせて、自治会管理の街灯をLEDに更新または新設する場合に、その工事費を補助します。  (70)救急救命の充実を図るため、AEDの設置を促進するとともに、加古川市消防本部と連携して、救急救命の普及と啓発に努めます。また自治会等が設置する場合に、その費用を補助してまいります。  (71)初期消火活動が迅速かつ確実に行えるよう、大中分団に配備している消防車両を更新するとともに、老朽化した消火栓ホース格納箱及び格納箱内のホース等を計画的に取りかえることにより、消防力の充実・強化を図ります。  (72)播磨町総合防災マップを活用した防災訓練や、播磨わくわく講座等を実施するなど、災害についての正しい知識の普及と啓発に努めます。  (73)帰宅困難者や地域住民の一時避難地となっている土山駅南ガーデンプラザを防災活動拠点として機能させるため、自治会や商業施設等との連携を図ってまいります。  (74)災害発生時において、防災行政無線や携帯電話等による多様な情報伝達手段を活用し、住民への迅速で正確な情報の伝達に努めます。また、避難行動要支援者への支援及び避難体制の整備に努めます。  (75)播磨町備蓄計画に基づいて、今年度は播磨南小学校に防災用備蓄倉庫を整備し、食料、生活必需品、資機材等の備蓄を進めます。  (76)自主防災組織連絡会の機能強化を促すとともに、自主防災組織間の連携強化を図るための支援に努めます。また地域防災力の維持を図るため、老朽化が著しい自主防災組織の防災倉庫の更新を計画的に実施します。  (77)災害予防計画の取り組み期間は本年度が最終年度となることから、平成31年度から5年間の計画を策定します。また、同計画に基づき、平時からの備えを整え、防災体制の強化と充実に努めます。  (78)地域防災の担い手を育成するため、ひょうご防災リーダー講座を受講し、地域防災活動に貢献する意思のある方に対して、講座受講費用を助成します。  (79)武力攻撃事態等の発生に際して、的確かつ迅速に国民保護のための措置を実施するため、全国瞬時警報システム(Jアラート)の受信機を更新するなど、国民保護事案への備えを充実します。また国際情勢等を勘案した上で、国、県、自衛隊、警察、その他関係機関との連携・協力体制の強化を図ってまいります。  (80)播磨町耐震改修促進計画に基づき、住宅等の耐震化を計画的に推進し、耐震診断・耐震改修・建てかえ等の町補助金の活用について促進を図ります。また、住宅の耐震化や維持保全などに関する住宅無料相談会を開催し、啓発に努めてまいります。  (81)水田川改修事業は県事業でありますが、住民の安全・安心に直結した事業であり、毎年、国・県など関係機関に対して要望を重ねてきております。県においては、山陽電気鉄道及び山陽新幹線の横断部について、昨年より山陽電気鉄道部分の工事を開始されました。引き続き山陽新幹線部分の準備工事に着手され、さらに山陽新幹線より上流部の暫定工事を秋以降に実施される予定であります。本町といたしましても、可能な限りの協力を行ってまいります。  (82)消費者問題は増加傾向にあり、振り込め詐欺やインターネットを利用しての詐欺など複雑多岐にわたっています。そのため、昨年度設置した播磨町消費生活センターにおいて、引き続き専門相談員の配置による相談窓口の充実を図るとともに、被害を未然に防ぐための啓発活動を推進します。また、このたび高砂市及び稲美町と消費生活相談業務について連携協定を締結したことにより、さらなる相談機会の充実を図ってまいります。  (83)高齢者自らが経験や技能を生かして社会参加し、生きがいを見出せる活躍の場や機会づくりのため、シルバー人材センターの活動費を補助します。  (84)農業従事者の高齢化及び後継者等の問題から、農業を取り巻く環境は非常に厳しい状況にありますが、昨年度新たに選任された農業委員会委員のもと、引き続き農業従事者及び農業団体と連携を図り、農地の有効活用について検討します。  (85)水産資源の確保のため、引き続き漁業組合等が実施する海底耕うん及びウチムラサキ貝の放流などを支援することにより、漁場の維持・回復に努めます。また、本年度から試験的に実施するアサリの養殖に対しても支援し、水産資源の多様化を図ります。  (86)5年に一度実施している町内のため池(12カ所)を一斉点検し、水辺空間の保全を図ります。  (87)平成28年度より新島において緑地面積率を緩和することで、企業活動の活性化を図っています。また、本町への移転企業に対して、税制面での優遇措置を行うことにより、企業誘致の促進を図ります。  (88)中小企業への支援策として、町内産業の活性化と居住環境の向上を図るため、町内業者の施工による住宅リフォームに対し、引き続き助成します。
     (89)商工会が実施する経営革新・創業支援のためのセミナーや相談会などに対し補助します。特産品の研究・開発を行い、地元のすぐれた商品を推奨品として認定し、消費拡大に努める商工会事業を支援します。また、土山駅南イルミネーション事業に補助を行うことで、冬季におけるまちのにぎわいを創出します。  3.人や環境にやさしく、快適なまち  (1)東播磨3市2町が取り組んでいるいなみ野ため池ミュージアム事業に参画するとともに、住民主体によるため池を活用したコミュニティーづくりに取り組んでいるため池協議会の活動を支援します。  (2)宮西地区に設置している大気汚染測定機器を更新し、引き続き町内の大気環境の監視を行います。  (3)自然エネルギーの利用を促進し、環境負荷の少ない循環型社会への転換と環境保全意識の高揚を図るため、住宅太陽光発電システムの設置について助成します。  (4)狐狸ケ池において、新たにアカミミガメの流入防止対策を実施し、その効果を検証するとともに、外来生物の影響や生態系保全の大切さについて普及啓発します。  (5)ごみの減量化推進及び循環型社会形成のため、引き続き住民の協力を得て、ごみの分別と適正処理を推進します。また、新たに乾電池の分別収集も実施します。  (6)レジ袋削減に向けた取り決めに関する協定に基づきマイバッグ持参運動を推進し、レジ袋の削減に積極的に取り組みます。  (7)都市計画に係る現況、動向を把握し、土地取引に係る届け出、勧告、遊休地の利用促進に関する調査を実施します。  (8)今年度より、土山駅北地区の地籍調査事業を実施します。また、調査結果の閲覧を行った野添城2丁目地区については、順次、県の認証を受け調査成果を法務局へ送付し完了します。  (9)播磨町空家等対策計画に基づき、具体的で効果的な対策の検討を行うとともに、適正管理について所有者等の意識啓発に努めます。また、空家等バンク制度の活用により空き家等の流通促進を図ります。  (10)町道未登記処理事業においては、町道内の私有地の解消を行うとともに、用地買収交渉を継続して粘り強く行い、地権者の理解を求め、協力が得られた路線については順次、整備してまいります。  (11)地権者の協力のもと、狭あい道路整備事業を推進し、道路の拡幅により生活環境の改善及び災害時等における安全確保に努めます。  (12)望海公園内にある交通公園を多世代が利用できる広場として再整備し、バーベキュー施設も充実させ、魅力ある公園としてリニューアルします。また、野添北公園のあずまやの屋根の改修を行い、であいのみちの舗装についても補修工事を順次実施してまいります。  (13)播磨町緑の基本計画を推進するため、町内の緑の普及啓発及び緑の保全を図る緑の拠点を整備するための基本構想を策定します。  (14)子供の誕生をお祝いし健やかな成長を願うとともに、身近にある緑を大切にする心を育てていただくために、記念の苗木を希望者に配布します。  (15)播磨町橋梁長寿命化修繕計画に基づき、計画的な維持補修を進め、安全性の確保、維持管理の効率化を図り、ライフサイクルコストの抑制を行います。今年度は向橋の補修工事、土山駅自由通路の塗装工事を実施します。  (16)損傷が激しい町道古宮土山線の舗装工事を行い、安全で円滑な交通の確保及び効率的な維持管理を行います。  (17)阿閇漁港の漁港施設の機能保全計画の策定を行い、施設の長寿命化を図り、ライフサイクルコストの縮減を図ります。  (18)県道本荘平岡線より西側の町道浜幹線既設歩道において、巻き込み部を中心にバリアフリー化を引き続き進めてまいります。  (19)上水道事業については、安全で良質な水を安定して供給するために、老朽化した各施設の耐震・更新計画を策定し、財源及び投資計画の適正化を検討し、経営戦略の公表を行います。また、取水井戸のしゅんせつや適切な水質管理に努め、浄水場の保守管理をはじめ、送水管や基幹管路などの整備工事を行います。  (20)公共下水道事業の汚水の面的整備については、未整備地区の整備を進めます。また、雨水の浸水対策としては、雨水幹線の整備を引き続き進めるとともに、本荘雨水ポンプ場を長寿命化計画に基づき改築・更新をしてまいります。  (21)下水道事業の経営環境が厳しさを増す中、財政状態や資産等を的確に把握した上で、投資と財政の均衡した経営戦略を策定し、将来に向けて安定した持続可能な経営基盤の構築を目指します。  4.つながりを大切にするまち  (1)人権文化を進める町民運動推進強調月間や人権週間にあわせ、講演会や映画会を開催することで、広く人権意識の高揚を図ります。また、引き続き人権啓発資料「人権教育のすすめ」や啓発カレンダーを全戸配布し、啓発に努めてまいります。  (2)いきいきフォーラムや人権尊重の地域づくり事業など、自治会が主体的に行う人権課題解決への取り組みや地域・世代間の交流活動を支援し、差別のないまちづくりを進めます。  (3)個人情報の保護及び人権侵害を防止するため、第三者が戸籍謄本や住民票等を取得して不正に使用することを防止する本人通知制度について、登録期間の制限を廃止することで、制度の利用を推進します。  (4)播磨町男女共同参画行動計画に基づき、住民意識の醸成を図るとともに、女性のキャリアアップや社会参加への支援を行います。  (5)行政懇談会、タウンミーティング等での意見交換や町政モニターなどにより広く住民や地域・各種団体との対話を進め、住民ニーズの把握に努めます。また、広報紙、ホームページ、フェイスブック、広報紙配信アプリ及び播磨わくわく講座などを活用し、積極的に行政情報を発信します。  (6)土山駅南交流スペース(きっずなホール)において、本町の玄関口としてまちの情報提供や案内等を行うほか、ギャラリーコーナーも活用し、住民や駅利用者などに対し、まちの魅力発信、ふれあい・交流の場を提供します。  (7)姉妹都市からの訪問団の受け入れや外国人との交流を通じて異文化への理解を深めるとともに、播磨町国際交流協会が行う事業を支援します。  (8)町や地域が持つ課題解決に向けて活動する団体に対し、その団体の専門性やネットワークなどを生かした住民主体のまちづくりを推進するため住民協働推進事業を実施します。また住民自らが取り組む研究・活動などを支援し、地域で活動するリーダーや団体を育成するため、播磨ゆめづくり塾事業を実施します。  (9)NPO法人が浜田公園で実施するサマーフェスティバル事業に補助することにより、町民の一体感とふるさと愛を育みます。  (10)朝来市にある播磨ふれあいの家により、播磨町にない緑豊かな自然とのふれあいを通じ、住民の余暇活動を促進するとともに朝来市民や子供たちとの交流を深めます。  (11)日ごろ海と接する機会の少ない町内小学生を対象に、海の安全講習やボートでのクルージング等の体験を通じて、海があるまち播磨町を実感する海のふれあい事業を実施します。  5.健全な行政経営による持続可能なまち  (1)日常生活の便宜を図り各種行政事務を円滑化するため、本年度、古宮地区の住居表示を実施するとともに、引き続き未実施地区の住居表示実施に向け検討してまいります。  (2)県下でもトップクラスの交付率である個人番号カードを活用し、休日や時間外にも住民票等の証明書の交付が受けられるコンビニ交付において、本町以外に居住している方に対しても戸籍証明書が交付できるようにシステムの改修を行います。  (3)町税のコンビニ収納を継続するとともに、口座振替を推奨し、納税者の利便性向上を図ります。今後も自主財源の柱である町税の公平・公正な賦課徴収に努め、さらなる収納率向上対策に積極的に取り組みます。また税以外の債権についても、条例の制定やマニュアルの策定等により、管理の適正化及び収納率向上を図っていきます。  (4)播磨町人材育成基本方針に基づき、職員の能力・実績の向上及び人材育成を図り、意欲と活力あふれる職場づくりを推進してまいります。平成30年度においては、管理監督職員のマネジメント能力の向上に重点を置き、庁内研修の拡充に取り組みます。  (5)職員の定員管理については、再任用職員、任期付職員の活用を進めるとともに、適正化を図ってまいります。さらに、改正地方公務員法等を踏まえ、本町の業務量を調査し、会計年度任用職員制度の導入に向けた例規整備を行います。  (6)第1庁舎の照明器具は庁舎建設時からのものであり、適切な維持管理と執務環境の改善を図るため、LED化工事を実施します。また、老朽化が進む電話交換機についても入れかえ工事を行い、より一層の円滑な業務遂行を図ります。  (7)町が通常業務で使用する全ての公用車にドライブレコーダーを設置し、より一層の公用車の適切な維持管理を図ります。  (8)町が所有する普通財産については、将来的な活用や売却等の検討を進め、貸し付け等引き続き有効活用を図ってまいります。  (9)情報セキュリティマネジメントシステムにより、持続的な情報セキュリティ対策に取り組み、住民に信頼される情報管理に努めます。  (10)ごみ処理広域化については、東播臨海広域行政協議会での協議を踏まえ、高砂市に事務委託しており、平成34年度の稼働に向けて取り組みを進めてまいります。  (11)東播臨海広域行政協議会において、休日及び夜間における1次救急医療を実施する施設の建設に係る事業の推進を決定しました。本年度は、基本設計等を行うとともに、新施設の概要について、関係機関と調整を図りながら検討を進めてまいります。  以上、平成30年度の施策等、大綱を述べてまいりました。  本定例会に議案として提案しております予算総額は、一般会計と4件の特別会計並びに水道事業会計、下水道事業会計を合わせ231億4,882万5,000円で、対前年度比3.2%の増、うち一般会計では121億1,285万8,000円で、対前年度比11.5%の増、特別会計では81億1,579万3,000円で、対前年度比21.2%の減、水道事業会計では11億3,905万2,000円で、対前年度比10.5%の減、本年度より地方公営企業法を適用する下水道事業会計では17億8,112万2,000円となっております。  以上でございます。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  以上、日程第19、議案第15号「平成30年度播磨町一般会計予算」から、日程第25、議案第21号「平成30年度播磨町下水道事業会計予算」までの上程議案に対する質疑は、次回再開時に代表質問として行います。 ………………………………… ◎散     会 ………………………………… ○議長(奥田俊則君)  以上で、本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合によって、3月7日から3月12日までの6日間、休会したいと思います。  異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「異議なし」と認めます。  したがって、3月7日から3月12日までの6日間、休会とすることに決定しました。  次の会議は、3月13日午前10時より再開します。  本日はこれで散会します。  ご苦労さまでした。                 散会 午後7時20分...