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平成29年12月定例会 (第4日12月14日)

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    平成29年12月定例会 (第4日12月14日)


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    平成29年12月定例会 (第4日12月14日)             平成29年12月播磨町議会定例会会議録                            平成29年12月14日開設   1.議 事 日 程     第 1 一般質問     第 2 議案第71号 工事請負契約変更の件(播磨町福祉会館等改修工事)     第 3 議案第58号 播磨町債権管理条例制定の件     第 4 議案第72号 播磨町職員の給与に関する条例制定及び播磨町一般職の                任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例                制定の件     第 5 議案第73号 平成29年度播磨町一般会計補正予算(第5号)     第 6 議案第74号 平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算                (第4号)     第 7 議案第75号 平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第3                号)     第 8 議案第76号 平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第                3号)     第 9 議案第77号 平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第2号)     第10 請願第 2号 治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請                願書
        第11 発委第 2号 道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書     第12 議員派遣の件     第13 委員会の閉会中の継続調査の件 1.会議に付した事件     日程第 1 一般質問     日程第 2 議案第71号 工事請負契約変更の件(播磨町福祉会館等改修工事                  )     日程第 3 議案第58号 播磨町債権管理条例制定の件     日程第 4 議案第72号 播磨町職員の給与に関する条例制定及び播磨町一般                  職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正                  する条例制定の件     日程第 5 議案第73号 平成29年度播磨町一般会計補正予算(第5号)     日程第 6 議案第74号 平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正                  予算(第4号)     日程第 7 議案第75号 平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(                  第3号)     日程第 8 議案第76号 平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算                  (第3号)     日程第 9 議案第77号 平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第2号                  )     日程第10 請願第 2号 治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求め                  る請願書     日程第11 発委第 2号 道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意                  見書     日程第12 議員派遣の件     日程第13 委員会の閉会中の継続調査の件 1.会議に出席した議員(13名)     1番 木 村 晴 恵 議員       2番 大 瀧 金 三 議員     4番 宮 宅   良 議員       5番 小 原 健 一 議員     6番 松 下 嘉 城 議員       7番 河 野 照 代 議員     8番 神 吉 史 久 議員       9番 岡 田 千賀子 議員    10番 藤 原 秀 策 議員      11番 奥 田 俊 則 議員    12番 藤 田   博 議員      13番 松 岡 光 子 議員    14番 田 中 久 子 議員 1.会議に欠席した議員    な  し 1.会議に出席した説明員(16名)           清 水 ひろ子    町長           三 村 隆 史    副町長           横 田   一    教育長           岡 本 浩 一    理事           浅 原 俊 也    理事           山 口 泰 弘    理事           赤 田 清 純    理事           尾 崎 直 美    理事           前 田 忠 男    会計管理者           本 江 研 一    総務統括           上 田 淳 子    福祉統括           西 田 恭 一    すこやか環境統括           竹 内 彦 智    都市計画統括           藤 原 秀 樹    土木統括           堀 江 昌 伸    教育総務統括           中 島   誠    学校教育統括 1.会議に出席した事務局職員(3名)           山 口   智    議会事務局長           田 中 真 司    庶務・議事チームリーダー           小 笠 理 恵    庶務・議事チーム主査               開会 午前 9時58分 ………………………………… ◎開     議 ………………………………… ○議長(奥田俊則君)  おはようございます。  本日の会議を開きます。  山口泰弘理事から、昨日の岡田千賀子議員の一般質問に対する答弁について、修正の申し出がありましたので、これを許可します。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  昨日、13日、政風会、岡田議員への答弁の中で、新生児訪問は全員行っていますと申し上げましたが、第1子については全員、第2子以降については希望者を訪問しておりますので、訂正させていただきます。  申しわけございませんでした。 ○議長(奥田俊則君)  本日の議事日程は、お手元にお配りしましたとおりです。  これから直ちに日程に入ります。 ………………………………… ◎日程第1 一般質問 ………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第1、昨日に引き続き「一般質問」を行います。  政風会、藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  おはようございます。一般質問するの本当に久しぶりということで、大分緊張しておりますけど、よろしくお願いいたします。  それでは、通告に従い質問いたします。  1、契約について。  本町の各グループにおいては、その事業を執行するに当たり、業務委託契約を結ぶ中でしばしば随意の契約が見られる。  例えば、臨海管理センター社会福祉協議会、加古郡シルバー人材センター等の活用は当然ながら理解できるが、今回申し上げたいことは、各建設工事における監理業務、その工事設計業者に随意契約していることです。見直しすべきと思い、以下の質問をします。  ①以下の建設工事の監理業務委託料は。  1つ、播磨南小学校学童保育所新設工事、播磨町福祉会館等改修工事、福祉しあわせセンター改修工事、健康いきいきセンター改修工事播磨小学校南校舎規模改造工事(第1期)、播磨南中学校東校舎規模改造工事(第1期)。  ②設計業者に管理業務を委託するのはどういう考えからか、またその委託料の妥当性についての見解は。例外が播磨小学校南校舎規模改造工事(第1期)でしたが。  ③庁舎及び小中学校における電気料金について交渉の経緯を。  ④平成28年度決算特別委員会資料の町有地の利用状況についての中での、番号28の普通財産を駐車場用地として業者に貸し付けているようになっているが、これはどうなのか。  2、JR土山駅周辺整備について。
     これも何回も何回も言うとることなんやけど。  ①JR土山駅北側の地籍調査の件は。またその後の状況はどうなっているのか。  ②町道土山中央線西側のややこしい交差点の改良はということで。  ③町道古宮土山線の土山から土山新島線までの制限速度は何キロなのか。標識を設置できないのか。  以上、2点を質問いたします。 ○議長(奥田俊則君)  答弁、浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  おはようございます。政風会、藤原秀策議員の1点目のご質問、契約についてお答えいたします。  ①監理業務委託料についてですが、播磨南小学校学童保育所新設工事は248万4,000円、播磨町福祉会館等改修工事は285万160円、福祉しあわせセンター改修工事は171万720円、健康いきいきセンター改修工事は583万2,000円、播磨小学校南校舎規模改造工事(第1期)は397万4,400円、播磨南中学校東校舎規模改造工事(第1期)は378万円でございます。  ②設計業者への監理業務委託また金額の妥当性でございますが、設計業務の受託業者は当該現場の状況や設計の内容及び設計の経緯を熟知しており、的確な指示や施工の品質が確保できること、また設計内容等についての責任の所在を明確にすることができることから、設計業務の受託業者と随意契約してきたところであります。  しかしながら、国土交通省においても、技術的に特別な内容を含まない工事の場合、一定の技術力を有する者であれば工事監理業務を実施できるという考えのもと、競争入札に付すこととなっていること、また過去に監査委員による指摘もあり、庁内でその手法について検討してまいりました。  このたび入札参加者審査会において、播磨南小学校校舎規模改造工事(第1期)の監理業務において、一般競争入札で請負者が決定したことも踏まえ、平成30年度以降の工事監理業務原則競争入札に付すことを決定したところです。  なお、監理業務委託料につきましては、業者見積金額国土交通省の基準と照査することにより、金額の妥当性を確認しております。  ③電気料についての交渉経緯についてですが、平成29年3月中旬に、現在、契約を締結している電力会社より法人特約について提案いただきました。この法人特約は、高圧電力で契約中の施設を対象に特約適用期間を通じ、対象施設の合計契約電力最低保証電力以上に維持することを条件に、月々の基本料金と電力料金に一定の割引が適用されるものです。  本町では庁舎及び小中学校の他、塵芥処理センターや第3浄水場を含む19施設が対象となっております。  他市町では電力自由化による新電力への切りかえとして入札も実施されていることから、本町でもその検討を行ってまいりました。塵芥処理センターや第3浄水場のように電力負荷率の高い施設においては、新電力導入による電気料金の削減率が少なく、近隣市町においても入札が不調であったり、削減率が数%であることを踏まえると、この法人特約による電気料金の削減が町全体で見て相応のメリットがあると判断いたしました。  よって、当該法人特約を平成29年5月の計量日から適用開始の契約を締結しております。なお、この特約を適用することで電気料金は、19施設の合計で年間約1,300万円程度の削減が見込まれます。  契約期間は平成29年5月1日より2年間でございます。  ④町有地の貸与についてですが、まず、藤原議員ご質問の対象となる町有地でございますが、決算特別委員会資料にも記載しておりますとおり、土山駅北地区の3カ所の約4,000平方メートルで、駐車場用地として民間業者へ貸し付けているものであります。  この貸し付けの経緯については、平成24年度までは土山駅北地区まちづくり推進協議会町有地管理使用契約を締結し、付近の駐車場対策として同協議会が駐車場として管理していました。町の土地利活用の見直しの中で、同協議会との契約を終了することとした際に、当該駐車場は多数の方が利用され常に満車状態で、急な駐車場の廃止は利用者の困惑を生じさせるため、具体的な土地利用計画が定まるまで駐車場として残していただきたいとの強い要望がありました。  検討した結果、町としても当該土地の具体な利用案が決定するまでの間、賃借料を得ることも考慮すべきであり、また直接町が維持管理業務を行うよりも利用者の利便性や従来からの適正な管理実績を踏まえ、町内業者でもある当該業者と賃貸借契約を締結するほうが望ましいと判断し、契約に至ったところです。  契約内容については、利用者から納付される見込みの1年間の駐車場使用料より、雑草や巡回清掃、また簡易な修繕といった必要経費、また運営費相当額を差し引いた額を、その賃借料として契約し、最終的には年間収益実績報告書及びその根拠資料をもとに年間の最終過不足分を確定する契約としております。  貸付先やその方法の妥当性についての見地からのご質問かと思われますが、町といたしましては、所有している普通財産の有効な活用方法の1つであり、適正に管理されている実績もあり、一定の収入が得られていることを考慮すると、この契約内容について問題はないと考えております。 ○議長(奥田俊則君)  答弁、赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  2点目のご質問、JR土山駅周辺整備についてお答えいたします。  ①駅北の地籍調査の状況については、平成29年1月に土山駅北地区まちづくり推進協議会土山駅前自治会より地籍調査早期実施の要望の提出がありました。  地籍調査実施計画の変更などについて、兵庫県との協議を進めてきた結果、協議も整い、平成30年度から平成32年度の3カ年で1筆調査を行う予定です。  また、調査実施の準備として土山駅地区まちづくり推進協議会土山駅前自治会より地籍調査実施の周知のための回覧をしていただいており、地籍調査を円滑に進めるための地籍調査推進委員の選出についてもご協力いただく予定となっております。  ②町道土山駅中央線西側の改良については、今後、土山駅北地区まちづくりに合わせて検討してまいりたいと思います。  ③制限速度と標識の設置についてですが、ご質問の区間の制限速度は40キロメートルです。また、速度規制標識の設置につきましては、兵庫県公安委員会が要否を決定し、設置することとなります。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員の再質問を許します。  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  それでは、再質問させていただきます。  1番からいくんですけど、いろいろ考えてどうこういうてやりとりせんなんいう思いがあったんですけど、私の考えが理事者方も思いが一緒ということで、非常に望んだことを、これから平成30年度から原則やるということで、非常によかったと思っております。  いろいろ私も調べて、設計は9社から多かったら23社ぐらいまで設計業者、競争原理が働いて、非常に私はいいと思ったんやけど、随意契約になったときに、ごみ処理何かもそうなんやけど、あれも川重と随意契約に、私はちょっと不満なとこもあるんやけど、他にもシステム改修とかいろいろ随意契約がありますわ。これも、随意契約したら、本当に設計は競争入札で競争原理働いて非常にいいんやけど、監理業務は本当に一体になってもうとるからね。それが、適正な妥当性というか、国土交通省に聞いて言いよったけど、稲美町などちょっと見よったら、大概、設計と業務委託、業務委託は安いんです、設計より上回ることない、播磨町は、このたびもちょっとありましたけど平均監理料が高い。ほとんどが高い。これは非常に、私ちょっとおかしいなという気がして、それだから質問させてもらいましたけど、そういうこと改めるということなんで、いろいろ稲美町のこともおかしいな、いろいろ考えよってんけど、結局そういうことに、原則するということになって、そういう私の思う方向になったということでよかったいうことで、私がいろいろ指摘することもなくなったなという思いがしておりますんで、その方向でしていただければいいかなと、いろいろ不満も、どういう単価のつけかた、いろいろ考えよってんけど、言うことがなくなってしまったんで。いいほうなんで、これは、それはそれでよろしいです。  それと、次の庁舎及び小中学校の電気料金について、これもちょっと、よそのホームページなんか見よったら、今の理事の答弁の中にもありましたように、競争入札か何かやってますわ。そういうこともあって、私、決算委員会でちょっと言いましてんけど、電力業界と、これは関西電力のことやと思うねんけど、それと協議してどなこな言うてちらっとは聞いて、これは一般質問で1回経緯を聞いたらいいなという思いがあって、その時分は、そのときは詳しく聞かなんだんですけど、今聞いたら、自由化は去年からやけど、ことしの5月から契約したということでよろしいんですか。これ質問やけど。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  この法人特約につきましては、協議を重ねた結果、平成29年5月の計量日から適用開始の契約をしておりまして、2年間の契約でございます。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  それで、ちょっと私も平成26年、平成27年、平成28年、中学校と庁舎のやつをちょっと見よったんやけど、ちょっとずつは安なっとるんやけど、これ平成29年度からいうたらこれ前のやつ見たってしゃあないんですけど、これ見よったらあんまり安なってない。さっきの答弁で一千何百万いうことで、そういう、2年間そんだけ下がるということで、その辺でよろしいんですか。詳しくはわからない、一千何百万やね。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  電力事情は、燃料調達とかの関係、原子力の稼働ぐあいとかで電気料金、常に変わってるんですけど、試算によりますと1年間で1,300万円ぐらいの削減効果があるというふうに見ております。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  これは関西電力と1社でやってるいうことなんやけど、他から、去年から、どない言うんですか、そういうことで売り込みとかそういうのはあったと思うんですけど、いろいろ検討して上でこうなったということやねんけど、他のほうもやっぱりどうですか、どうですかといって、よそ見たらやっぱり入札なんかになっとるんやけど、そういうこともいろいろ鑑みて、考えた上でこれでよかろうという判断したということでよろしいんですかね。もう一度確認します。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  当町におきましても、入札を検討しておったところですが、こういうことで検討した結果、こちらのほうが有利であるという判断のもと契約しております。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  それと、④やね、町有地の利用状況について。私もこの土地のことに関しては平成22年にちょっと質問しております。  こないだの決算のあれで見よったら貸付先となっとったわけやね。さっきもありましたけど、貸付先となっとったから、他みな見よったら貸付先とかいろいろなるんやけど、貸し付け云々となっとったから、決算委員会のとき私言いました。貸付先とはおかしいやろと。これ貸付先やったら、幾らで貸しとるんかいう、そういう、私質問したと思うんですけど。今、貸付先、土山駅北地区まちづくり推進協議会ですかね、そこに管理を任しとった言うねんけど、私に言わしたら、土山駅北地区まちづくり推進協議会、そっから委託を受けたこの業者が管理をしとったんです。その看板も上がってます。私、確認してますねん、今も上がってますけど。それはおかしいやんか言うて、言うた時点で、平成24年中で、その土山駅北地区まちづくり推進協議会との一応の管理委託というのは終わったということで、それはまたよろしいですね、それでよろしいですね。平成24年度中で。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  藤原議員おっしゃるとおり、土山駅北地区まちづくり推進協議会との契約は平成24年度末で終わっております。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  それで、後どないしょうかということで、引き続き貸す。そのときで、私、この契約についてと言うてますねんけど、前は土山駅北地区まちづくり推進協議会が委託しとんやけど、これも平成25年度からこの業者に委託をしとるんやけど、これも言うたら一種の随意契約ですわ。どないいうんですか、いろいろ行政のやりかた、公平性とか考えたら、これも事情がわかっとるかやけど、一応建前から言うと、公募でその管理業者を決めなあかんと思うんですけど。その辺はどないですの。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  当該業者につきましては、売り上げというか賃借料というか、車の駐車代のわずかな料金で管理を、今、していただいているところでございまして、藤原議員がご指摘のようにそこだけでずっとやるというのもどうかということで、これ以上の優位な条件を提示していただけるところがありましたら、そういったことも検討してまいりたいというふうに、今、考えております。ただ、契約の中で、契約を打ち切るには4カ月以上前に通知をするというところもありますので、急なことはできませんので、利用者の方にも影響が及んでくるかなと思いますので、振込先がかわったり、いろんな条件がかわったりしますので。そこら辺は、例えば、1年間かけていい方法を検討して公募で募集するといったことも可能かなというふうに、今、考えております。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  これ、年間経費とか管理料とか、何ぼかいうのここで発表できますの。できなかったらよろしいけど。わずかなということを言いよったけど。  言えない、言える。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  ここの貸付料については、決算書の参考資料で出ております。720万程度です。貸付料として出ております。売り上げはそれよりもう少しあって、そこから大体収入の5%ぐらいを手数料みたいな格好でいって、それプラス、先ほど言いましたように清掃とか管理料を実費を引いた額を納入していただいてます。それが720万ぐらいということです。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  細かいこと聞くんやけど、駐車場、いうたら3カ月分か何か、保証金か何か扱うように思うねんけど。それを先に聞きます、保証金とかそんなんは発生してますの。わからない。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  私どもとその業者さんの間では、そういったことはないので、業者さんと各借りている方との間の、それぞれの契約かなと思いますので、そこまで把握しておりません。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  一応すぐには契約が打ち切れないということで、どないするんか、公募にするんか、またそのままその業者に任すんか、それも考えるということやねんけど。私は、この財産の利用状況という、貸出先と書いたら、私はちょっと知っとるんですよ、だけどこの表見よったら、他の人が、わからん人が見たらちょっと誤解する思って、ちょっと私言うたんです。細かいこと言って、ほんま言うたら随意契約やさかい、町がするこっちゃさかい、一応公募して、そういう手続はとらなあかんと思うねんけど。この書き方がちょっとおかしいと思って、ちょっと私、指摘させていただきましたけど、公募するかそれはまた町が考えていただいたらそれはよろしいと思います。この項はこれで終わります。  それから、またかいなと思って嫌な顔されるんやけど、この初めの土山駅北側の地籍調査の件は、会うたびに理事にも聞きよったんやけど、これ今の答弁は、私初めていうんか、きちっと聞いたん初めてやねんけど、前からこんなこと言いよったかいね。 ○議長(奥田俊則君)  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  藤原議員言われてます、この件はということなんですけども、ちょうどこの3月ですか藤田議員のほうから一般質問ありまして、そのときには、藤田議員のほうからこの3月の一般質問の中で、土山の地籍調査についてというご質問がございまして、そのときにつきましては、要望書が出ております。そして、地籍調査については計画がありますので、検討と協議を行いたいという回答をさせていただいております。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  今、申し上げましたように、ちょこちょこどないなっとるや言うてるけど、今日ははっきりやるいうことでよろしいんやね。いろいろ今日も聞かんなん思いよってんけど、どこを相手に、土山駅北地区まちづくり推進協議会、そこと自治会と、どこを相手に交渉しよんのかなとそれも聞かんなん思いよったけど、今やったら、両方のとこと交渉して来年、平成30年度からやるということやね、確認やねんけど。それでよろしいんやね。 ○議長(奥田俊則君)  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  予定ということで、当然、これにつきましては、予算審議等もございますし、その辺につきまして、今のところはそういうことで町のほうは進めてるということで回答させていただいたつもりでございます。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  そういうことやね。やる予定だということで、それはそれでよろしいです。  この項はそれでよろしいです。  またこの②の町道土山中央線西側、これもこないだちょっと言いましたけど、昭和52年に完成しとんやね、できとうわけやねこれ。もう40年近くたつわけやね。これも私、前にも言うてますわ、どないなっとんやいうことで、前の理事からも答弁もうてますけど、なかなか、今、地籍調査、これはほんまに第一歩やと思うんですけど、なかなか区画整理、再開発、なかなか前へ行かないから、私はほんまの地籍調査、一歩やけどその第二歩として、あの交差点、毎日のように通るんですけど、本当に突き回したりして、その分突き回したりして危ないから、その分大事故も起こりにくいとこがあるんやと思うねんけど、あれ頑張っていただいて、そこだけでも先行していう思いがあるわけやけど、どないですか。 ○議長(奥田俊則君)  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  藤原秀策議員の前回の質問のときも、そういうふうなお答えをさせていただいてます。安全面で通りにくいので事故が少ないんじゃないですかとお話して、先行ということは、今の時点ではご回答いたしましたとおり、まちづくりと同様に進めたいということで考えております。  それと、先ほど答弁のほう、言葉足らずのことございましたけども、地籍調査につきましては、以前の委員会等でもお話しておりますけども、地域の方のやはりご協力がなければ進まないということで、答弁の中でもいたしましたとおり、地域のご協力をいただくということで、今いろんなお話をさせていただいてますし、また実施した場合にその辺でどうなるかというのは、ある部分では不確定な要素があるということだけ、ご理解のほうよろしくお願いいたします。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  難しいのは重々ようわかっとんやけど、起爆剤というのもおかしいねんけど、土山も、私ら駅前駅前という、駅前もそうですが、どないいうんですか、空き家が増えてきたというんか、そんなんで家が潰して、空き家になって、潰して、今、駐車場とか、駐車場がぽろぽろぽろぽろ、今はやりのコイン駐車場ができてます。そんなん見よったら、はよどないいうんですか、開発に手がかかれへんかな思う、いつもそない思うんやけど。なかなか難しいのはわかるねんけど、一遍にしようと思うのは難しいから、ちょっとでもいう思いがあるさかい、私も何回も何回もしつこく言うんやけど。その辺、もう一度努力して頑張るいうあれはないんですか。何遍も何遍も同じこと聞くねんけど。 ○議長(奥田俊則君)  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  土山駅北につきましては、一番最初が区画整理の検討等で非常に時間を要しているというのは事実でございますし、また、まずその1つの起爆剤というお話なんですけども、なかなか、町といたしましては、今、一番最初の答弁しましたとおり、まずは地籍をやって、以前から答弁の中でも言わせていただいてます地域の合意というんですか、合意形成という部分で地籍から進ませていただきたいと。  それとこの駅北につきましては、官民協働のまちづくりという方向性を町のほう持っておりますので、それとまたあと、現在の公共事業というのが、昔の言います官ががっと行くような事業では、もうとてもじゃないですけど事業が進まないということで考えております。今のところは、地籍から、先ほどの藤原議員のご質問でありましたように、時間をかけて進めたいと考えております。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  それと、確認ですけど、平成30年度から3年かかるということです、地籍調査、順調にいけば3年かかるというそういう確認でよろしいんですか。 ○議長(奥田俊則君)  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  平成30年度から1筆調査で、一応3地区に分けてますので、3年ということで、各1地区、うまくいけば3カ年かかると。初年度に1筆調査を行いまして、翌年度、その成果を図面にしまして、地権者の方に閲覧いただいて、そしてその次の年、3年目に法務局のほうに出して確定するということで、私、1筆調査は3カ年でいく予定をしております。  各地区につきましては、一応、うまくいけば3年で終わりますよと、今、標準的なご説明となっております。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間、休憩します。               休憩 午前10時40分              …………………………………               再開 午前10時40分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  済みません、ちょっと言葉足らずだったものですから。  一応、各地区、最初の年にしたのが3年ということで、ずれてその月にまた次の工区の1筆調査、そしてその3年目は3地区目の1筆調査という、ずれていくということでご理解のほうお願いいたします。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  それでは、次に古宮土山線のことなんやけど、私聞いとったのは30キロやと聞いとったんやけど40キロで間違いないわけやね。制限速度。  何にも標識のないとこ、こないだテレビでしとったけど、何の標識がないときは60キロとか50キロとか聞いとった、それは関係ないねんね。
    ○議長(奥田俊則君)  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  当箇所につきましては、多分、藤原議員言われてますのがちょうど一番北側ですか、踏切を越えたところに30キロの標識があるということで、多分ご認識されてるんかと思いますけども、あそこにつきましては、本荘土山線ということで、あのちょうど横につきましては30キロでございますけども、そこから明姫幹線に行くところまでは40キロということになっております。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  標識のことは何やぐちゃぐちゃと言うて要確認するんやけど、標識をかけるということやけど、まだちょっと公安委員会か何か相談せなあかんいうことですか。標識のこと、ごちゃごちゃと言われたので、ちょっとようわからなんだけど。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  速度規制が、その標識の件なんですけど、これにつきましては公安委員会のほうが必要であれば設置するんですが、今のところ、公安委員会のほうはそういった形の予定はないということで聞いております。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  それは、こっちが、町が言うても必要ないというて返事が返ってきたわけ。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  藤原議員のご質問のときに、あそこの規制の速度のことを公安委員会のほうに尋ねたという中で、40キロという回答の中で得たことなんですけど、特につけてほしいという要望はこちらのほうではしておりませんが、今のところはまあまあそういった形で、今の状態でいくというふうなお話でございました。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  注意を喚起するとこで、つけたらどないですかと私言うねんけど。それはこっちから申請する考えはないいうこと。町から申請することはない、考えはないいうこと。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  安全に対して不備があるようでしたら、またこちらのほうでも公安委員会のほうに再度、必要ではないかということは申し上げたいとは考えております。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  いや、せやさかいに、あの細い道をたーっとごっついスピードで飛ばす車があると、そういうことで近所の人から要望があったさかい、したらいいんちゃうかと私は言うとるんです。標識、大した金額かかれへんのちゃうん。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今回の場合、藤原議員のほうからご質問いただいた中で、確認をしたところで、またそういったご要望いただきましたら、こちらのほうといたしましては公安委員会のほうに確認をし、お願いをするということでは考えております。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  要望しますから、またそない言うて、一応要望するいうことで交渉してください。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  またそういった要望書というんですか、そういった形のものをいただくようであれば、それに基づいて、また公安委員会のほうにご依頼をかけてみたいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  私個人がそれを書くわけ。地区が書くわけ。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  藤原議員が書いていただくとかそういったことではございません。そういったことに危険を感じていると思われている方が要望書のほうを提案されると思いますので、それにつきましては、どなたのほうから要望が出てくるかということは、こちらのほうではわからないところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  そういう話を聞いとるからね、私が言うとるのは、要望書が出なせんという、それはどういうことですか。その要望書が出てこなせんということ。私、そういうことは聞いとるからね、ああわかりました言うて、金額的に大したことないさかいしたらどないですかと言うとんのに、要望書が出てこないうて、それちょっとおかしいんちゃう。 ○議長(奥田俊則君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほどから、ご答弁でも申し上げておりますように、速度規制標識の設置につきましては、これは兵庫県公安委員会が要否を決定いたします。  それにつきまして、先ほど藤原議員からはこういったご要望等をいただいたんですけれども、これまでも他の地域におきまして、やはり自治会また住民の方々、そこを利用される方々から文書にて要望書をいただいて、それを町のほうから関係機関にお出ししているということでございますので、議会でいろんな要望をいただきますけれども、文書にて、そういったものを記載したものをいただければより町のほうとしても公安委員会のほうに要望しやすくなりますので、ぜひそういった形でお願い申し上げたいというふうに思っております。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  それは、その地区の自治会、あるいは個人でもよろしいんか、それだけ確認したいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  藤原議員のとり方が、確認ではなしに正式な手続ということで、私のほうはご説明させていただいたんですけれども。  やはり公安委員会のほうとしましても、個人の要望というよりも、やはりその自治会、また大きな地区、そういった要望でないとなかなか取り入れていただけないということでございますので、できましたらエリアの大きい自治会さんとかそういう地区の方々がそういったご要望をいただくということのほうがいいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)(登壇)  いろいろ申し上げましたけど、いい回答ももらいましたし、余りよくないこともありましたですけど、これでちょっと短いですけど、私の一般質問を終わります。 ○議長(奥田俊則君)  これで、政風会、藤原秀策議員の質問を終わります。  しばらくの間、休憩します。               休憩 午前10時49分              …………………………………               再開 午前11時01分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日本共産党、松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  では、質問させていただきます。  本日は2点について質問いたします。  まず初めに、鼻呼吸の普及についてです。  (1)口呼吸改善をあいうべ体操で。  無意識に口呼吸をしてしまう人が増えています。この口呼吸、一説には百害あって一利なしと言われるほどデメリットが多い呼吸法で、小児期ではアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそくなどが問題になると言われています。歯肉炎や虫歯が増えたり、歯並びなど、口の問題と鼻閉による集中力や学力が低下することもあります。  成人期では、これらの症状に加えて、新たにだるい、鬱状態、やる気が出ないといった精神症状や、歯周病の進行、風邪を引きやすく扁桃腺が腫れると学業や仕事に与える影響も大きくなると言われています。  老齢期では、ドライマウス、いつも口が乾くという症状が出てきます。その他、嚥下性肺炎などを起こしやすくなるとも言われています。  無意識に口呼吸をしている人はかなり多く、日本人の半数以上の方が口で呼吸をしているそうです。また、小学生以下では8割が口呼吸をしている現状があります。  口腔の周囲や舌などの体操で、下がっている舌の位置を改善して、正しく鼻呼吸ができる方法として考案されたのが、あいうべ体操です。  健康効果との因果関係はまだ明確にはされていませんが、2006年から提唱されたこの体操によって、鼻呼吸ができるようになると、口内が潤い、唾液による洗浄・殺菌・消毒作用が向上することが要因と考えられています。  体操の実践によって、子供たちのインフルエンザ予防などに成果を上げている学校が増えており、2016年にはメディアで取り上げられています。この体操は、特別な道具も必要なく、いつでもどこでも行える簡単なものですが、さまざまな健康効果が期待されています。  播磨町でも、児童生徒や一般町民への普及を検討していただきたいと思い、質問いたします。  まず①幼稚園教諭、養護教諭、保健体育教師や、町職員の保健師の方に、あいうべ体操についての研修の参加を考えていただけませんか。  ②教育現場で取り組むための研究をしてください。  ③あいうべ体操を町の事業として、健康講座の開催を考えていただきたい。  2、環境保全協定について。  環境保全協定を4者で締結を。  神戸製鋼所は自動車や航空機などに幅広く使われるアルミ製品や銅製品の一部について、強度など検査証明書のデータを改ざんして出荷していたことが明らかになりました。同社は10年前から改ざんがあったと説明していますが、OBなど関係者によると40年以上前からとの証言もあり、マスコミで大きく取り上げられています。データを改ざんする体質が組織的に、日常的に行われている神戸製鋼所、降下ばいじんの量についても19年間データの改ざんが行われていた事実があります。  今だからこそ播磨町としてすべきことがあると考えます。環境保全協定を4者で締結し、監視し、対策について指導を行うべきであります。  ①9月議会で、兵庫県、加古川市、播磨町、神戸製鋼所の4者で環境保全協定を締結すべきとの考えを質疑しました。その際、既に県、加古川市、神戸製鋼所で締結しており、町には指導権限がないと答弁されました。これは、締結すれば指導権限があるということなんでしょうか。  ②6月議会の答弁では、他市でそのような実績、4者協定の実績がないということでしたので、9月議会では例をお示ししました。検討していただけたのか。また、4者協定をしない理由は何なんでしょうか。  ③町民の生活環境や健康への影響をどう守ろうとされているのか、考えをお尋ねいたします。 ○議長(奥田俊則君)  答弁、横田 一教育長。 ○教育長(横田 一君)(登壇)  日本共産党、松岡光子議員の1点目のご質問、鼻呼吸の普及についてお答えいたします。  (1)口呼吸改善をの①研修会への参加についてですが、これまでにも平成28年度の播磨地区学校歯科保健大会で、あいうべ体操についての講演があり、養護教諭を含む町内、幼・小・中学校園の教諭、PTA代表の26名が参加しております。  ②教育現場での研究についてですが、既に播磨町の学校では保健だより等で、生徒や保護者に対しての啓発をしております。今後もそれぞれの学校園の実態に合わせて研究を進めていただきたいと考えております。  ③町事業としての健康講座の開催についてですが、介護予防事業の1つとして、住民自主運営で開く地域教室において、口腔機能向上を目的とした、かみかみ百歳体操を実施しております。あいうべ体操と同様な効果が期待できる体操等もございますので、そういった別の体操も含め健康講座での実施について検討してまいりたいと考えております。 ○議長(奥田俊則君)  答弁、山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  2点目のご質問、環境保全協定についてお答えいたします。  (1)環境保全協定を4者で締結をの①についてですが、協定内容については協議の上決定するものですが、仮に協定項目に指示権限がある旨の内容を定めた場合、立入調査や、協定項目違反時に改善勧告等を行うことができます。  ②についてですが、ご指摘いただいた千葉県の事例について確認しましたところ、木更津市、君津市、富津市の3市にまたがって所在している事業所と、千葉県の5者で協定を締結しております。あくまで、その事業所がそれぞれの地域にまたがっているためで、千葉県でも基本的には3者で協定を締結しております。  所在地の加古川市、兵庫県が既に協定を締結しており、監督指導を行っておりますので、改めて4者で協定を締結することは難しいものと判断いたしております。  ③についてですが、事業所による環境健康への影響という意味におきましては、町内協定締結事業所に対し、監督指導を行ってまいります。加古川市域の事業所に対しては、同様に加古川市が監督指導を行い、さらに大気汚染防止法、水質汚濁防止法、県条例等の指導権限を有する兵庫県が県下全域にわたり監督指導を行っております。  今後も兵庫県、近隣自治体と連携して、生活環境の保全に努めてまいります。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員の再質問を許します。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  まず初めに、口呼吸改善をあいうべ体操でいうことで、多少、播磨町のほうでも取り組んでいるということでございましたが、まず1番目の研修会の参加、平成28年にされたということで、幼・小・中の保健や学校の先生、PTAの代表が26名参加されたいうことをお聞きしました。私、この前、南部コミュニティセンターであいうべ体操をやってるいう旨を紹介させていただいて、その際に皆さん知ってますかということをお聞きしましたら、たくさん、結構思った以上に手を挙げられてとてもうれしかったんですが。この26名の参加されたいうことで、その後、何か働きかけというか、その講演を聞いた感想とか、何かそういうことも、もしお聞きでしたらお願いしたいです。 ○議長(奥田俊則君)  中島 誠学校教育統括。 ○学校教育統括(中島 誠君)(登壇)  先ほど教育長のほうから報告がありましたように、昨年度、26名の者が参加しましたが、初めて聞かれる方も非常に多かったということで、幼教諭の中には早速自分で実践をしているとか、すぐに学校の中で話題になったというような話を聞いております。  中には学校のほうで、保健だより等を通じて子供たちや、それから保護者の方にあいうべ体操の啓発を勧めているという報告を受けております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  実際問題、いいこと、いい話を聞いただけに終わってしまうということが多々あるんです。私もそういうことがありますんで、このそういう人間の弱点といいますか、現状といいますか、そういうのがあるので、やっぱり仕掛けが必要やと思うんです。そういう意味で、啓発をしている、そして各学校の実態に合わせてやり方については研究していただくようにしてるということなんですけども、その研究内容、その実態合わせて各学校が取り組んでいる、そういうことをお聞かせいただけたら。 ○議長(奥田俊則君)  中島 誠学校教育統括。 ○学校教育統括(中島 誠君)(登壇)  先ほどもお話しさせていただきましたように、学校のそれこそ実態に合わせて、子供たちにそういった話をされている学校もありますし、保健だより等を通じて家庭や保護者の方、それから生徒たちに啓発をしているというところが現在の進捗状況でございます。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  それでは取り組みとはちょっと言えないかなと感じるんですが。  このあいうべ体操というのは、今井一彰先生という方、福岡県の先生で、地元だからということもあるんですが、大宰府南小学校とか、そういう中で現実、学校でその取り組みをされている。これ、1日30回、あいうべという、ちょっと恥ずかしいからできませんけど。この簡単などこでも、費用も要らない、そういうことで多くの成果が上がると言われている、私もこれ10月1日にこの先生自らの話を聞きにいって、すごく感銘を受けて、これはぜひ播磨町でも取り組んで、播磨町民が本当に健康に毎日を過ごしていきたいなと思って、本日提案したわけですが。  そういう意味において、具体的にこれ30回、3分なんですよ。1日3分、たった3分。そのたった3分がなかなか1人ではできないんです。そこで、そういう学校とか、そういうことでの取り組みをできたらなと思って提案したんですけども、今のところはないということですか。具体的に。 ○議長(奥田俊則君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  あいうべ体操、私もホームページ等で見せていただいて、費用も要らないしということですけれども、確かにいろんな健康法というんですか、というのはいろんな分野で提唱されております。  今回の歯科保健大会の講演会につきましても、あいうべ体操を普及啓発するための講演会に参加したのではなく、1つの手法の紹介ということで、講演を受けまして、実際にそれについて効果があると考えられた先生方は、それなりの学校の実情に合わせて啓発をしていただいておりますので、今後も必要であれば学校単位でやっていただけたらなと思っております。  それから、松岡光子議員もちょっと恥ずかしいとおっしゃってましたけれども、やはり高学年になると思いっきり舌を出すのを、生徒たちの間で一斉にやるというのは、ちょっと難しいところもあると思うので、そういうのも含めて学校の先生方にお任せしたいなと思っております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  1つの健康法、手法、それは否定いたしません。ですけれども、このあいうべ体操の効果と取り組みについて考えるということで、歯科医師で岐阜県の関市立板取小学校での取り組みから、第20回岐阜県国保地域医療学会で発表されて、42名の発表者の中で優秀賞を受けられたということで、それなりに効果があるということは認められたものとして、私は感じておりますので、ぜひ引き続いて取り組んでいただきたいという思いがありますので、そこら辺、再度お尋ねしますがいかがでしょう。 ○議長(奥田俊則君)  横田 一教育長。
    ○教育長(横田 一君)(登壇)  答弁させていただいたように、保健教諭を初め、この研修については行かせていただいております。そして、効果については、ずっと続けておればこその効果というものはあらわれてくるものだと思います。私も保健だよりで見させていただきまして、セットで10回、1セット10回続けて、それを1日3回するということで、これはなかなか続けていくのは難しいですし、それを習慣化するためには、学校の、例えば朝の会の時間とか、あるいは終わりの会の時間に1回やってみるというのも方法としてあるかもしれないですけども、あくまでもこれも学校の実態というのがありますので、こちらのほうから勧めてはみますけれども、それを実際に続けていくかどうかいうのは、学校のほうでその実態に合わせて取り組みを進めてもらったらいいと、そんなふうに思っております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  今、尾崎理事が、私も言いましたけどちょっと恥ずかしいかなと。それはもちろん否定はしないんですけど、みんなで一斉にするということになれば、お互い笑いが出て、笑いはまた健康の源ですよ、そういう意味でやっぱり一緒にするということが、継続する第一なんです。なかなか1人ではできない。そういう意味で、今、横田教育長が勧めてはみますが学校の実態でということで、よろしくお願いしたいと思います。  そして、次、あいうべ体操を町事業として健康講座の開催をということを、私言いましたが、教育長からも他のかみかみ百歳体操とかいう話も同様なものでしてると、私はこれ、公民館で多くの人、町民全ての人に聞いていただく、そういう講座として開催できないかなという思いもあるんですけど、その辺はどうでしょうか、町長。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  今、同様の口腔機能向上を目的とした体操として、かみかみ百歳体操を地域で実施しているところでございます。  健康講座につきましては、あいうべ体操と同様な効果もまた別にあるというところもありまして、そういった別の体操も含めて健康講座で実施については検討してまいりたいと思っております。  それと、町全体とした講座ということの実施なんですけど、対象を健康講座でどこでするのか、対象を住民全部とするのか、それとも子供たち、母子というんですか、母子を抱いて幼稚園とか保育園の保護者を対象にするのかいうのは、また考えていきたいと思うんですけど、全域として、例えば、中央公民館でするとは今、予定はないんですけど、そういった口腔機能の向上を目的とした、そういう健康講座は、実施についても検討してみたいと考えております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  私、10月に今井一彰先生のお話を直接聞いた講座は、何と2時間なんです。でもね、ほんと聞き入りました。それぐらい、直接本人から聞く講演と、それを聞いた人がいろいろ伝達する講演とは迫力も違いますし、ぜひ、その辺検討をお願いしたいなと思うんです。このことが、ひいては播磨町民がやっぱり病気を少なくするということになって、医療費の削減、これは町にとってもいいですし、病気にかからないということは町民の一人一人にとっても幸せなことです。家族にとっても、病院に連れていかなあかんという、そういう手間からも解放されます。ぜひ、この講演会を計画していただきたいと思うんですがいかがでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  確かに、講演会というのは実際に講演をお聞きになるということが、大変感銘も受けますし、効果的だというふうには思います。  つい先日も、こころふれあう町民のつどい、これにつきましても、やはりテレビという媒体で講師のお話を聞くよりも、やはり実際にお聞きした方がいろいろと感慨深いものがございます。  今、提唱されておりますこの健康法につきましては、効果につきましては、松岡議員よくご納得の上で、今、勧めていただいているというふうには思うんですけれども、やはり世の中にはさまざまな健康法というものがございます。既に今、教育長の答弁でも申し上げましたように、町でも子供たちの健康につきまして考える中で、そういうものも取り入れていってるということでございますので、こういったことを全庁的にということにつきましては、今後、理事も申し上げましたように検討はさせていただく中で、さまざま地域でラジオ体操されたりとか、また百歳体操とかいろいろ中央公民館とかいろんなとこでされておりますので、そういった中で部分的にまた取り入れていただくということもあろうかなというふうに思っております。  ですから、こういうことにつきましては、例えば、広報の保健の部分でお知らせするなり、いろんなツールを使ってこういった情報は流していきたいというふうには思っております。  ただ、これだけの講演会、お招きして講演会という部分につきましては、今後、担当のほうで十分協議して検討する中で、本当に必要であれば、またそういった講演会の実施というものも考えてまいりたいというふうには思っております。  ただ、先ほどから申し上げておりますように、町は町でまた、スポーツクラブ等も使って、いろんな健康法をやっておりますので、その1つとして今回のご提案を受けさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  この項は終わります。  次に、環境保全協定、4者で締結をということなんですが。  今、神戸製鋼所、10月以来、マスコミ、大いにデータ改ざんという、検査証明書のデータ改ざんということで、マスコミ等で騒がれています。この体質、これはやっぱり播磨町としても非常に重要視する必要があると思うんです。  そこで1番目、指導権限が、私この4者協定をと言いましたけども、3者でもいいんです、播磨町域でないからいうことで、最初言われてたので、4者協定もあるかなということでしたんですけれども。播磨町と町域境から神鋼とは何キロ離れてると認識されてます。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間、休憩します。               休憩 午前11時31分              …………………………………               再開 午前11時37分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  直接はかったというデータは持ち合わせてございませんが、概算で申し上げますと約1キロぐらいかなとは考えております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  ありがとうございます。私が思ってる距離とほぼ一緒でございました。  先ほど、③で3市にまたがってるためというふうなことをおっしゃいました。私思うんですけど、もちろん3市にまたがってるからというのもあるんですけれども、その1キロほどの分がどない、1キロでも違ってまたがってなかったらそれはもうそう考えないということなのでしょうけども、それぐらいのところにある事業所の影響が播磨町に及んでいるという事実からしてそれでいいのかということについてお尋ねします。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  距離的に1キロというところで近くにあるというところは承知しております。ただ、環境保全協定を締結するに当たり、例えば、所在地、地元市町とそういった事業者と兵庫県が締結するということとしておりまして、例えば、播磨町と加古川市に所在があるという事業所については、加古川市、播磨町、所在地ですね、またがっている自治体と事業所と県がしていくというところでございまして、このたびの近くにあると、1キロ以内ぐらいにあるというところなんですけど、地元自治体、兵庫県、事業所の3者で締結するということについては、特に問題はないと考えております。3者で締結するということで、現在至っております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  この問題について、今このようにマスコミで取り上げられて、この4月5月7月、あの辺でもちょっと自主目標がオーバーしたという報告があったと聞いております。ある町民から言えば、こんなに改ざんしとう体質のあるとこが、これ数値、本当かという、信じられないなという、そういう疑問の声があるんです。住民の目は確かやと感じている、これで、これが降下ばいじん、神戸製鋼からの降下ばいじんのせいというのは、住民が感じているんです、実感してるんです。そういうところにおいて、確かに個人差はあるという言い分があるかもしれません。でもそれに対して、今この時期、神戸製鋼がこんだけ問題になって、そして、以前にも降下ばいじんの量について改ざんがあったというその事実、そのことに対して、今、播磨町が何をすべきかということについて何かお考えがあればお聞かせください。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  平成18年5月、株式会社神戸製鋼所の加古川製鉄所内でのばい煙等のデータ改ざんが行われたという、判明したというところを踏まえて、その後、自治体と、播磨町、加古川市としましては、真相究明の調査とか、再発防止とか、あるいは改善を同社に求めてきてというた経緯があります。その後、神戸製鋼につきましても改善策を講じ、対策を、今、実施しているところであります。  それと、神戸製鋼所からもデータの、環境地の報告いうんですか、報告書をもらっているわけなんですが、現在の、例えば、平成29年度の上半期の報告の中でも環境負荷について、例えば、規制基準とかいう協定値を下回るところで報告を受けております。そういう経緯もあり、近くに工場があるわけなんですが、播磨町としましては、大気の監視としまして、兵庫県が庁舎のほうに測定局を置いて、また播磨町独自で宮西局に測定局を置いて監視体制をしているところですので、あえて今、今回のおっしゃってるそのデータ、製品の不適切な事案があったわけなんですが、あえてそういう環境のほうにおいて同社も対策をとっておりますし、また播磨町としましても監視体制を継続しておいて、住民の健康、あるいは環境を保全していくという体制しておりますので、それを今後も努めてまいりたいと思っております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  ということは、今こんな状況にあるにもかかわらず、町としては特別な対策は考えていないと理解してよろしいか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  播磨町で行ってます環境に対する監視体制については、今の体制を継続して観測、環境の変化がないかどうかというのは監視していきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  ①で3者で協定を結ぶ考えはないらしいですけど、協定の内容とかの中で、協定項目などを決めれば何かできますという回答でしたが、私自身は、町域じゃないので4者協定をと思ったんですけども、先ほども言いましたように、わずか1キロぐらいの離れている、そういう企業に対して、独自に播磨町と神戸製鋼、県にも入ってもうて3者協定でもいいんですけれども、それ先ほど難しいという、その難しい理由って何がどう難しいんですか。難しいという答弁をいただいたんですが。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  既に所在地の加古川市と兵庫県と事業所が環境保全協定を締結しておりますので、あえてそこに播磨町が締結を新たに結ぶというところは難しいと判断しております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  ですから、新たに結ぶことが難しい、それで3者協定は新たに結ぶんだったら難しいけど、その中に播磨町が一緒に入ってということを言ってるんですが、その点で何が難しいんですか。何か手続が要るんですか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  難しいというところの説明なんですが、繰り返しになりますが、所在地の加古川市と兵庫県が既に協定を締結しておりまして、適切な監視指導を、現在、行っておりますので、新たにとか、そこに播磨町が入るとか、また播磨町が別途協定するということについては難しいと判断しております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  私、何度もなるんですけども、その既に結んで、県と加古川市が適切な監視をしているのでということで、既に結んでいるので難しいというその言われてることは、文章としては聞きました。でもそれが、なぜ播磨町が入ることの意義、私は播磨町が入ることの意義を言ってるんです。町として、播磨町の住民がそんだけ生活環境において、降下ばいじんによる環境が崩されて不快な毎日を送っているという、そういうことに対して町としてとるべきことがあるんじゃないですかということを言いたいんです。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  現状、例えば、神戸製鋼所からの既に環境の報告というんですか、加古川市と兵庫県が締結している内容についての環境の数値のよしあしについてデータを報告してもらっております。また同様に、例えば、松岡議員おっしゃいましたように、降下ばいじんが管理目標値を超えた場合につきましても、こういう対策をとるという形で連絡をもらっているところであります。同様の、同様というんですか、播磨町と兵庫県が協定を締結しているような項目について、播磨町も報告等を受けておりますので、あえて新たに播磨町と神戸製鋼所が締結するというところについては難しいというふうに思っております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  こだわりますけども、難しいというのは、私言葉がちょっと思うところがあるんですけども、難しいのはこちらがどうにもならない原因、理由があってできないことを難しいと言うというふうに私は理解してるんです。先ほどの説明では、そういうことは感じられないんです。それで何度も難しいって何ですかって聞くんですけども、その辺については答弁がかわらないようだったらもういいですけども、そこら辺を強調したいんです。 ○議長(奥田俊則君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  今回、質問されておりますけれども、いわゆる製品の検査証明書のデータ改ざんイコール環境の悪化ということではないというふうには思います。  これまで、以前にもちょっと大きなことがございましたので、そのときは播磨町も加わる中でいろいろと協議もさせていただいたりとか、その後、いろんな監視体制もとらせていただいております。そういった中で、今、急に大きな環境に関して何かがあったということではなくて、たまたま製品の検査証明書のデータ改ざんということが大きく、今、取り上げられておりますので、それが必ずしも環境とイコールというふうには思っていないということです。  それと、ばいじんというのは空中を浮遊しますので、やっぱりもしかしたら飛散するかもわからないんですけれども、ただこういう協定書を結ぶ場合に、あくまで基本として、所在地または上位団体、そういうところとの協定というものを基本にしませんと、例えば、近隣に、自分とこの市とか町の市外、町外にいろんな工場があった場合に、じゃあそこからの影響があるかもわからないから全て協定書を結ばないといけないか、結ぶ必要があるかといいますと、やはりその辺は、基本的にはその会社が所在している市、町、またその上位団体との間の協定というのが基本になると思います。ただ、そこから常にいろいろな報告を受けたりとか、監視体制というのはそれは持っていくということはやぶさかではないというふうに思っております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  平成16年5月に降下ばいじんの改ざんがあったということがあって、その後の平成16年6月の議会の中で、共産党の中西美保子議員のほうから、そのとき、今は環境保全協定ですけども、そのときは公害防止協定だったんです。公害防止協定を結ぶべきという一般質問をしております。その中でも、今と同じ説明で、工場が加古川市内にあるから協定の締結は難しいという回答、答弁をその当時の理事がされております。  それで今、十何年経過してまたそういうことがあり得るわけです。確かに町長がおっしゃいましたように、降下ばいじんじゃなくて、証明書のデータ改ざん、そういうことですけれども、違うかもわかりませんけども、私が言いたいのはそういうデータ改ざんの体質がまだずっと続いている、そんな中で町としてやっぱり神戸製鋼には播磨町の住民もお勤めです。やっぱりちゃんと立ち直って、企業としての責任を果たしていただきたいという思いも、私はあります。ですから、それをバックアップするためにやっぱり播磨町としても何かする必要があるんじゃないかと思うわけです。そういうことで、まだ変わりませんか。 ○議長(奥田俊則君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほどから申し上げておりますように、データ改ざんの体質とおっしゃいましたけれども、これにつきましては、今回、いろいろと取り上げられておりますのは、いわゆる検査証明書のデータの改ざんであって、いわゆる環境に関しての改ざんということではないというふうに思います。  やはり、これもあれも同じ体質であるというふうな見方というのもあるのかもわかりませんけれども、やはり町がとるべき姿勢といたしましたら、こういうことについて、平成16年みたいに、大きな事案が生じた場合は町も関与して、影響があるということでいろいろと協議をしたりとか、かかわればいいというふうに思います。そのときには、私の記憶でありましたら、たしか常任委員会の委員長さんも一緒にかかわられて、そういった会議も持たれていたというふうに思っております。  ですから、そういうものに、そういうことが起きた場合には、速やかに市、町の町域を越えて対応するということはあり得るというふうには思いますけれども、以前からばいじんが多いというふうなお話は議員さんのほうからも再三聞いておりますけれども、今回、他のデータ改ざんに関連して、これもというふうなことにはならないのかなというふうに思っております。  これは決して、いわゆる周辺住民のいろんな懸念されている被害につきまして、何も町は無視しているわけでもございませんし、対応しないと言っているわけでもございません。ただ、協定を結ぶという部分につきましては、やはり基本的な考え方というものがあろうかというふうに思いますので、今後も地域住民の健康被害、そういうものがないように町のほうもいろいろな対応はとってまいりたいというふうに思いますし、加古川市、県からもそういったデータ等もきちっと報告を受けてまいりたいというふうに思います。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  降下ばいじんについても、今、数値については信用しているということですね。 ○議長(奥田俊則君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  平成16年のことがあってから町のほうにも役場のところにそうしたデータが視認できるように器具もつけていただきました。県とか、また加古川市のほうとも担当のほうではそういった報告とかそういうものもお聞きしているというふうに思います。ですから、これが大きく、それも信用できないということになりましたら、全てのものに対して懐疑的な見方をしないといけないということになります。  町といたしましては、あくまでもやはりその会社の報告されてるものを受けていらっしゃる加古川市、また県のそういった報告につきましては信頼できるものというふうには思っております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  それで、それを聞いた上でもう1つ。  9月議会のときにちょっと聞いたんですけども、他の自治体では、神戸製鋼の集じん装置はついているのは知ってます。でも何か私その集じん装置というのが、いいもんから悪いもん、精度の高いもんとかいろいろあると思うんですけども、私の考えでは。よそでは科学的シミュレーションに基づく大気のリスク分析を踏まえた集じん装置という表現を、前回もしたんですけれども、それについては答弁はいただいておりませんでしたので、そこら辺の確認というか、どういう集じん装置を設備されているのか、把握されているのか、最後に質問します。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  現在、神戸製鋼所についてのどの施設にどういう機能の集じん装置がついてるかというのはデータを持ち合わせておりませんので、今、お答えできないわけなんですが、ただ、そういう公害対策というんですか、そういう特定施設等に設置する、あるいはそれを改めるということになりましたら、兵庫県、あるいは所在地ですので加古川市等に届け出をして十分審査、あと指導を受けたものをつけているということで理解しております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  前回そういう質問をいたしまして、その辺、神鋼はいかがですかという質問をしたんですけど、それの回答がなかったので、この質問を通じまして今後、返答をお願いしたいと思います。  以上で質問を終わります。 ○議長(奥田俊則君)  これで、日本共産党、松岡光子議員の質問を終わります。  これで、一般質問を終わります。  しばらくの間、休憩します。               休憩 午後 0時04分              …………………………………               再開 午後 1時02分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 …………………………………………………… ◎日程第2 議案第71号 工事請負契約変更の件(播磨町福祉会館等改修工事) …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第2、議案第71号「工事請負契約変更の件」を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  山口泰弘理事
    ○理事(山口泰弘君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第71号「工事請負契約変更の件」につきまして提案理由のご説明を申し上げます。  本年9月5日に開かれました議会定例会で、工事請負契約の議決をいただきました播磨町福祉会館等改修工事において、工事を進行する中で新たに施工が必要な箇所が生じたため、このたび工事を追加して実施しようとするものでございます。  A3横長の参考資料1ページをごらんください。  それでは、主要な変更項目についてご説明いたします。  まず、キッチンスタジオにある排煙窓の開閉器が開閉できないため更新するものでございます。  次に、キッチンスタジオはオール電化の調理設備を備えた部屋であり、既存の電気容量では不足が生じるため、変圧器を500キロボルトアンペアから100キロボルトアンペアに更新するものでございます。また、この更新に伴い、分電盤につきましても14回路を40回路に変更いたします。  また、2ページには2階平面図を、3ページには3階平面図を添付いたしております。  なお、これら工事を実施するため、工事期間を平成30年3月16日までと変更することといたしております。  次に、議案書1ページをごらんいただきたいと思います。  これらの変更によりまして、契約金額の既議決額6,339万6,000円、うち消費税及び地方消費税の額469万6,000円を、6,728万5,080円、うち消費税及び地方消費税の額498万4,080円に改め、388万9,080円増額したいので、ご承認いただきたく提案するものでございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  岡田千賀子議員。 ○9番(岡田千賀子君)  参考資料の追加分ということで、横長A3播磨町福祉会館等改修工事主要変更項目のところでお伺いいたします。  全般的になんですけれども、こちら工事内容といたしまして、一番上の排煙窓ですか、開閉器の更新が、開閉装置一式の更新ということで変更後なっております。これは、設計の段階で確認ができなかったものなのか、不可抗力であったものかどうかを確認させていただきたいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  設計の段階におきましては、故障しておりませんでして、工事を進行する中でこの開閉器が壊れている、使用できないということが判明しましたので、今回、工事が必要として追加させていただいているところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  岡田千賀子議員。 ○9番(岡田千賀子君)  こちらの調理室となる部屋なんですけど、もともとが浴室だったということで、それを改装して調理室にされるということで、まずこの辺りの開閉窓に限らず、その辺りは当初きちんと、できてなかったからこういうふうになった、できてなかったというか、工事中にそのようになったということで、今お聞きしたんですけれども、やはり長いこと浴室として使われておりましたので、その辺りも勘案されて、もうしてしまった後のことなんですけど、今後に対してもこういう用途変更になる場合は特にそうだと思うんです。きちんとしたあれをしていただきたいなと思いながら、この開閉装置一式の更新というのは不可抗力であったのかどうかというのがすごく気になった点なんですけれども、その辺りいかがですか。工事中にこれが判明したということですか。それ前は必ず点検はなさったということで確認しといてよろしいですか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  設計している、去年設計しているわけなんですが、去年には通常に動いていたというところであります。今回、工事を進行する中で壊れているのが判明したというところで追加とさせていただいております。 ○議長(奥田俊則君)  岡田千賀子議員。 ○9番(岡田千賀子君)  それでは、うがった考え方をすればなんですけども、工事中に、工事の影響を受けてこのようになったということは考えられないということで、先ほどのご答弁と受けとめてよろしいんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  工事の影響で壊れたということはございません。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  大瀧金三議員。 ○2番(大瀧金三君)  この変更項目の中の分電盤変更とあるんですけども、これは設置されてから何年たってたのか、初期の、大概改修するときには電気関係からまず調査して、ちゃんといけるのかどうかというのは確認されると思うんですけども、初期の段階でわからなかったのかどうか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  今回、14回路の分電盤につきましては、新たにこの調理室に14回路の分電盤をつけるというところで当初設計しておりました。工事を進行する中で、14回路だけでありましたら、仕様というんですか、今度新たな設備で電気調理器具等を使いますので14回路では不足するということが判明しまして、当初14回路で予定しておりましたが、40回路に変更したというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  大瀧金三議員。 ○2番(大瀧金三君)  先ほどお聞きした、何年経過、この建物ができた段階から変わってなかったんでしょうか、分電盤。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  分電盤のところなんですけど、お風呂ですので、お風呂の場所には分電盤はついていなかったというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  松下嘉城議員。 ○6番(松下嘉城君)  今回の契約変更で約400万円の増額になってるんですけど、その中で排煙窓と分電盤についてお聞きします。  この排煙窓、これは福祉会館というのは多分特殊建物に分類されると思うんですけど、法令でも特殊建築物には排煙窓をつけなさいといって法律で義務づけられているのか、もしくは町のほうで火災になった場合に誘導ガス等で人災が起きないようにあえてつけていたのか、それどちらなんでしょうか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  建築基準法で排煙窓が設置しなければならないという形で、そういう基準でつけておったというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  松下嘉城議員。 ○6番(松下嘉城君)  私の考えと一緒でした。  次、分電盤ですけど、回路変更するということで新たに更新するんですけど、分電盤、2つのタイプがあるんですね、取りつけ方。はめ込み型と、壁に直接つけるタイプと2種類あるんですけど、これなぜ外づけにしたのかな、直接壁にしたのかなと、近年、大体やっぱりこれ結構大きな分電盤になるので、見ばえの関係上埋め込みタイプにするところが多いんですけど、なぜあえて壁に直接つけたこのタイプにしたのか、その理由をお聞きします。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間、休憩します。               休憩 午後 1時14分              …………………………………               再開 午後 1時17分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  分電盤の設置につきましては、例えば、今ある壁につけるというところで、今、考えておりまして、あえてそういう壁を改造して中に入れるとかいうところは考えておりませんでして、結論的には安価であるためという形でさせていただいております。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  議長から先ほども契約に関するこということで、だめ出しがあったんですけれども、参考に聞かせていただきたいんですが、この分電盤変更、14回路が40回路になったという変更項目なんですが、この14回路という決めた基準というのが、何を決められたのかいうのが1点。  どこか、いまだったら南部コミュニティセンターに調理室もあるわけですよね、そういう調理室の分電盤ということも既にわかってたと思うんですけれども、この最初の14回路をちゃんときっちりそういうことがわかっておれば、今回変更するいうことがなかったと思うんですが、この14いうのはどういう基準で14となったのか、聞かせていただきたいんですが。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  変圧器を、当初から50キロボルトアンペアの変圧器がついてるんですけど、変圧器を変えないで持っていける電力量というところで14回路に設定させていただいたというところでございます。それにつきましては、実際14回路でどれだけ使えるのかというのは、IHヒーターとか、あるいはエアコンとか調理器具、コンセント数カ所でございました。  ただ、今回40回路という変更させていただいてるんですが、昨年設計したわけなんですが、設計業者からそういう電気容量等について十分な情報提供、また提案がなかったこと、またそれにより町と設計業者の間において改修後の電気容量の協議が十分でなかったという形で、こういう事態が生じたということでございます。  ただ、14回路ですので、これからキッチンスタジオで使う調理器具の数を確認しまして、それが約20回路増やすことにしまして、14と20ですので34回路になります。40回路にしておりますが、予備の回路も含めて40回路とさせていただいております。  完成の際には、利用者が同時に調理器具を使用してもふぐあいが生じないようにするため、変更させていただきたいと考えております。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  今、変圧器が50キロボルトなので、それを変えないで持っていける回路として14という答弁だったんですが、先ほど私も言いましたが、播磨町内ではコミュニティセンターなどで調理室等もあります。そこら辺の検討をされてなかったのかというのを、私質問したんですけど、それに対してのお答えがなかったので、その点と、それと、考え方が、変えないで持っていける回路というその考え方が、やっぱり調理室でどんだけの容量、回路が必要かという視点がなかったのかお尋ねします。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  中央公民館とかコミュニティセンターにつきましても調理実習室ですか、あるというのも承知しておりますが、今回の設計に関しましてはそういう施設の比較というんですか、というのも必要だったと思うわけなんですが、設計書をつくる中で、今の50キロボルトアンペアの中で調理器具等を設置しようと、本来もっと数が要るだったにもかかわらず、何個かしか使えないというところが判明しましたので、今回、設置、実際の調理器具がどれぐらい要るのかというのを勘案しまして40回路にしたというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)  この設計書をつくるというのは、誰がつくるんですか。 ○議長(奥田俊則君)  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)  今回の改修工事の設計につきましては、昨年度、業者に委託して、設計については委託したというところでございます。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第71号「工事請負契約変更の件」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第71号「工事請負契約変更の件」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、議案第71号「工事請負契約変更の件」は原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第3 議案第58号 播磨町債権管理条例制定の件 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第3、議案第58号「播磨町債権管理条例制定の件」を議題とします。  提案理由の説明は定例会第1日の12月5日に終わっています。  本案について委員長の報告を求めます。  小原健一総務建設常任委員会委員長。 ○5番(小原健一君)(登壇)  議案第58号「播磨町債権管理条例制定の件」について審査の経過と結果を報告いたします。  平成29年12月定例会初日において、当委員会に付託されました、議案第58号「播磨町債権管理条例制定の件」については、本委員会のみならず、厚生教育常任委員会の所管に関連がありますので、厚生教育常任委員会との連合審査をすることについて申し入れを行い、同意のもと総務建設常任委員会・厚生教育常任委員会連合審査会を開催して審査を行いました。  平成29年12月7日に副町長、担当理事及び担当グループ統括の出席のもと質疑を行い、慎重に審査を行いました。  総務建設常任委員会・厚生教育常任委員会連合審査会終了後、総務建設常任委員会を開催し、討論において2人の委員から反対の討論、1人の委員から賛成の討論が行われ、採決の結果、配付しております委員会審査報告書のとおり、議案第58号「播磨町債権管理条例制定の件」は賛成者少数で原案否決すべきものと決定いたしましたのでご報告申し上げます。  以上で審査報告といたします。 ○議長(奥田俊則君)  委員長の報告は終わりました。
     質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  小原委員長、ご苦労さまでした。  これから、議案第58号「播磨町債権管理条例制定の件」について討論を行います。  討論はありませんか。  まず、原案に反対者の発言を許します。  神吉史久議員。 ○8番(神吉史久君)(登壇)  私は債権管理条例の制定に反対の立場で討論をいたします。  播磨町として、債権回収をより一層進めていく上でこの条例が必要だということは、私自身十分に認識はしております。しかし、9条に掲げられている債権放棄について、債権回収の見込みの低いものが債権放棄の対象となってはいるんですけれども、確かにこういった債権が多数あることが事務執行を妨げる要因の1つになっていることは理解できますが、実際にこの9条を制定するに当たって、今現在、ここに規定されている債権がどれぐらいあって、その総額がどれぐらいの量なのかということが十分に精査されてない状態での9条の制定には同意しかねる部分がありますので、そういった部分、しっかりと数字を示しながら、またそれを考慮しながら必要性というものを考慮し、改めてその後、提案されるべきだと考え、今回反対いたします。  皆さんのご同意をよろしくお願いいたします。 ○議長(奥田俊則君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  岡田千賀子議員。 ○9番(岡田千賀子君)(登壇)  議案第58号「播磨町債権管理条例制定の件」に私は賛成の立場で討論とさせていただきます。  財政管理が厳しい中、本町の未収債権は依然として残っております。そしてそれは、一層の滞納整理の強化が求められていると感じているところです。滞納整理に当たっては、負担能力、支払えるだけの資産があるにもかかわらず支払わない人がいる一方、現時点から将来にわたっても支払いの難しい人、社会的に生活困難者ですね、そういう方もいるなど、滞納者の状況はさまざまであると思います。この状況を十分見きわめながら、取り組みを進めていただきたいと強く要望するものです。  ただ、総務建設常任委員会の中でも、私が質問した中で、地方自治法で第171条の7には免除という項が記載されておりますが、本条例案には免除についての明記がなかったことと、そしてこの条例を制定して全庁的な手続の明確化、効率化、さらに統一化が速やかに図られるのかなということでいろんな質問が出たわけですけれども、人員の問題もあり、専門の担当者や窓口というのが難しいこと。なので、いろいろと思った中、委員会での採決ではもろ手を挙げての賛成はいたしかねませんでした。  しかし、昨日の奥田議長の一般質問の中で、債権回収についての質疑応答があり、その中で税務グループ初め、債権を抱えている全てのグループ、担当者が調査研究やこれから研修も進め、誠実に取り組んでいくという力強い答弁をしっかりと受けとめて、この播磨町債権管理条例制定をすることによって、本町の債権管理が大きな前進を果たしていくものと期待いたしまして、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(奥田俊則君)  次に、原案に反対者の発言を許します。  河野照代議員。 ○7番(河野照代君)(登壇)  議案第58号「播磨町債権管理条例制定の件」原案に対し反対の立場で討論いたします。  最初に申し上げておきますが、播磨町債権管理条例は今後の町運営にとっては必要不可欠な条例であると認識した上で、議案第58号「播磨町債権管理条例制定の件」の総務建設常任委員会報告に賛成の立場で討論いたします。  昨今の自治体では、国民健康保険料税の滞納額が地方の滞納額を超えるところも出てきており、さまざまな自治体、債権の未収が大きな問題となっております。徴税を初め、使用料や負担金、貸付金等返還金など、債権の管理回収については財政の健全性と、住民負担の公平性を確保するため、地方自治法を初め、関係法令等の規定に基づき適正に行わなければならないということは言うまでもありませんが、具体的な事務処理においては債権の性質によっては適用される条文が異なります。  また、公債権と私債権では取り扱いが異なるため、ルールを把握する必要があります。  特に私債権は契約に基づく債権であり、裁判所に訴える手続が必要となりますし、随所でローカルルールが存在するため、さまざまな事例に対応し、ノウハウを蓄積していかなければ対応することができません。特に、私債権回収は民法や民事訴訟法の知識も必要となり、地方自治法に精通している行政職員でも新たな課題となってまいります。  ちなみに我が播磨町の場合を考えて見ますと、それらは全庁統一的な事務処理基準を決め、専任職員を配置するなどの人的確保は手つかずの状態にあるのではないかと危惧するものであります。なぜならば、先般の総務建設常任委員会での質疑に対し、この条例策定の必要性、趣旨、位置づけ、基本方針など、明確な回答がないところも多くあり、住民に対して説明責任を負う我々議員にとっては理解不能の答弁に終始された感は否めませんでした。  答弁では条例の議会の議決後にマニュアルを作成して、施行規則を決定されるそうですが、これでは白紙委任状を議会に求めているようなもので、白紙の小切手に後で金額を入れますよと言っているようなものです。  私債権放棄には必ず議会の議決が必要です。私債権放棄に至るプロセスの提示はきちんとした規則、規範にのっとるべきものです。  議決を得るため、さまざまな地方自治体がノウハウを蓄積し、債権回収の現状経験に基づき、条例や要綱、規則を定め、施行しています。  未収債権は住民から徴収すべき町財政の一部でもあり、改修しなければならないものです。その回収額で新たな住民サービスを行うことができたら、播磨町や住民に対して大きな貢献となります。  債権の種類や納税者の事情により、私債権回収はさまざまなケースができ上がる。だからこそこれらの書類作成等も全国的に統一されていない。この現状を打破して播磨町のマニュアルをつくっていただきたい。それらのマニュアルづくりは今後に続く職員のバイブルとなり、誰が後を引き継いでも迷うことなく議会に上程できるはずであります。それができ上がるまで、議会としては期待して待っております。  3月定例会までは十分な時間があります。職員同士が知識と情報を共有し、議会に運用等を十分説明し、よりよい播磨町債権管理条例をご提示いただきたい。理解できたときは、賛成したいと思っております。  議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(奥田俊則君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  他に討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。これで討論を終わります。  これから、議案第58号「播磨町債権管理条例制定の件」を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  この採決に対する委員長の報告は原案否決とするものです。  議案第58号「播磨町債権管理条例制定の件」は原案否決することに賛成の方は挙手願います。                (挙 手 多 数) ○議長(奥田俊則君)  挙手多数です。  したがって、議案第58号「播磨町債権管理条例制定の件」は否決されました。 …………………………………………………… ◎日程第4 議案第72号 播磨町職員の給与に関する条例制定及び播磨町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定の件 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第4、議案第72号「播磨町職員の給与に関する条例制定及び播磨町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第72号「播磨町職員の給与に関する条例制定及び播磨町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定の件」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  本年8月8日、人事院より国家公務員の一般職の職員の給与に関して俸給表を改正するとともに、勤勉手当の引き上げ等の内容を含んだ勧告が行われました。  その勧告を受け、その内容を盛り込んだ一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が、12月8日に参議院本議会で可決、成立したところであります。  本町においても、国家公務員の改正に準じて本条例を改正しようとするものであります。  それでは、改正内容につきまして、参考資料2によりご説明を申し上げます。  1ページ、給与改正の概要をごらんください。  まず、1)の給与表の改正でありますが、国家公務員の行政職俸給表に準じた改正となっております。詳しくは参考資料2の4ページから6ページの給料表をご参照いただきたいと思います。  次に、2)期末手当・勤勉手当の改正については、昨年8月から本年7月までの1年間の民間の支給実績を考慮して、平成29年度の支給割合を、年間4.3月分から4.4月分へ0.1月分引き上げることに伴い平成29年度の12月の勤勉手当の支給割合を100分の85から100分の95に引き上げるものであります。  また、平成30年度については、年間の支給割合は変わりませんが、勤勉手当の支給割合を6月、12月ともに同じ100分の90とするものであります。  なお、再任用職員及び任期付職員につきましても、これらに倣った改正となっております。  次に、2ページの2、実施時期等でありますが、給料表及び平成29年度の期末勤勉手当の改正は条例公布の日から施行し、平成29年4月1日から適用します。  また、平成30年度の期末勤勉手当の支給並びに本条例の改正に伴う職員の育児休業等に関する条例の一部改正及び職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正は平成30年4月1日から施行することといたしております。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第72号「播磨町職員の給与に関する条例制定及び播磨町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定の件」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第72号「播磨町職員の給与に関する条例制定及び播磨町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定の件」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、議案第72号「播磨町職員の給与に関する条例制定及び播磨町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定の件」は原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第5 議案第73号 平成29年度播磨町一般会計補正予算(第5号) …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第5、議案第73号「平成29年度播磨町一般会計補正予算(第5号)」を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第73号「平成29年度播磨町一般会計補正予算(第5号)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  それでは、事項別明細書により、歳出からご説明申し上げます。  6ページ・7ページをお願いいたします。  1款1項1目議会費、事業番号0000001、議会運営に要する職員給与費や、8ページ・9ページの3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、事業番号0000300、国民健康保険事業特別会計繰出事業など、同様の職員給与費の増額や、各特別会計への繰出金が出てまいりますが、人事院勧告に伴う播磨町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例による新給料表の適用及び期末勤勉手当等の改正によるものでありますので、個々の説明は省略させていただきます。  給与等の全体的な増減は、参考資料給与費明細書をごらんください。  14ページ・15ページをお願いします。
     13款1項1目諸支出金、事業番号0072002、普通財産取得事業は、11月末に第1庁舎西側に隣接する東本荘1丁目の約280平方メートルの土地が売却に出されているということが判明しました。当該地は第1庁舎と接しており、町役場の玄関口という位置にあります。また、庁舎や中央公民館、図書館といった行政施設が集積した区画であり、将来的な庁舎周辺の土地利用を考えたときに必要となる土地であるため、庁内で検討し、このたび取得しようとするものであります。  このため、12節役務費の増額は、不動産購入に係る仲介手数料として、また17節公有財産購入費は、土地購入費の費用として増額するものであります。  それでは、前に戻りまして4ページ・5ページをお願いします。  歳入でありますが、17款繰入金、1項基金繰入金、1目1節、001、財政調整基金繰入金は、今回の補正に伴う財源調整であります。  それでは、議案書9ページ・10ページをお願いします。  歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4,186万6,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ112億9,773万円にしようとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  藤田 博議員。 ○12番(藤田 博君)  この庁舎前の土地、本当に購入することによって有効に使えると思うんですけども、この土地を購入する場合、民間等の土地を公共事業に使用する場合に購入する場合、鑑定価格というのをとると思うんですけども、この土地の鑑定価格は、買収の金額とほぼ一致するんでしょうか。その辺ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(奥田俊則君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)  この件につきましては、既に不動産業者に投げておられまして、仲介業者が入っております。そこのホームページ等を見ますと、2,800万円という価格で売りに出されております。  この価格について適当かというところのご質問かと思いますが、過去に福祉会館の前の土地を購入したときの価格と比べて適切であると判断しております。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。  藤原秀策議員。 ○10番(藤原秀策君)  先ほどの藤田議員の質問にありました土地ね、私、委員会で聞いた後に、新聞のチラシに入ってましたわ。2,800万売り出しいうて。事務的なミスか、とめられへんかったかわからへんけどね、その後でチラシが入ってました。それは、その点は大丈夫でしょうね。確認しときますけど。 ○議長(奥田俊則君)  しばらくの間、休憩します。               休憩 午後 1時55分              …………………………………               再開 午後 1時56分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)  所有者の方は町に売るというところの前に、先ほども説明させていただいたみたいに不動産の仲介業者に投げられておりまして、複数の業者に投げられております。それぞれがやっぱり買いたいという方がいらっしゃるということでございます。町といたしましても交渉をいろいろ進めたいわけですが、予算がないので何もできないという、今はそういう状況でありますが、所有者の方はできたら播磨町にというところも持っておられるようですので、この補正予算が通していただいたら早急に話を進めてまいりたいと思っております。 ○議長(奥田俊則君)  他に質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第73号「平成29年度播磨町一般会計補正予算(第5号)」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第73号「平成29年度播磨町一般会計補正予算(第5号)」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、議案第73号「平成29年度播磨町一般会計補正予算(第5号)」は原案のとおり可決されました。  しばらくの間、休憩します。               休憩 午後 1時58分              …………………………………               再開 午後 2時10分 ○議長(奥田俊則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 …………………………………………………… ◎日程第6 議案第74号 平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算第4号) …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第6、議案第74号「平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第74号「平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  事項別明細書21・22ページの歳出からご説明申し上げます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号0000045、国民健康保険事務に要する職員給与費の増でありますが、人事院勧告に伴う給与条例の改正によるものであります。  続きまして、歳入のご説明を申し上げます。  事項別明細書の19・20ページにお戻り願います。  10款1項繰入金、1目1節一般会計繰入金、004、職員給与費等繰入金は、給与改定により職員給与費分の繰入金を増額するものであります。  次に、議案書11・12ページをお願いいたします。  歳入歳出それぞれ8万7,000円を増額して、歳入歳出それぞれ58億5,663万7,000円にしようとするものであります。  以上で提案理由のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第74号「平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」を採決します。   この採決は挙手によって行います。  議案第74号「平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、議案第74号「平成29年度播磨町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」は原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第7 議案第75号 平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第3号) …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第7、議案第75号「平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第75号「平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」について提案理由のご説明をいたします。  まず、歳出よりご説明いたします。  事項別明細書28ページ・29ページをお開きください。  1款下水道費、1項1目下水道総務費、事業番号0000049、下水道一般管理事務に要する職員給与費及び2項下水道事業、1目公共下水道事業費、事業番号0000050、公共下水道建設事業に要する職員給与費の2節給料、3節職員手当等、4節共済費の増は、人事院勧告に伴う給与条例の改正によるものです。  次に、26ページ・27ページをお開きください。  歳入の、5款1項繰入金、1目1節一般会計繰入金の増は、今回の補正に伴う財政調整によるものです。  次に、議案書13ページ・14ページをお開きください。  以上の結果、歳入歳出それぞれ34万7,000円を増額し、歳入歳出総額をそれぞれ11億4,038万6,000円にしようとするものです。  これで提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第75号「平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第75号「平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、議案第75号「平成29年度播磨町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」は原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第8 議案第76号 平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第3号) …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第8、議案第76号「平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  山口泰弘理事。 ○理事(山口泰弘君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第76号「平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  事項別明細書35・36ページの歳出からご説明を申し上げます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号0000066、介護保険事業に要する職員給与費の増でありますが、人事院勧告に伴う給与条例の改正によるものです。  続きまして、歳入のご説明を申し上げます。  事項別明細書の33・34ページにお戻り願います。  8款繰入金、1項一般会計繰入金、2目その他一般会計繰入金、1節職員給与費等繰入金は、給与改定に伴う職員給与費分の繰入金を増額するものであります。  次に、議案書15・16ページをお願いいたします。  歳入歳出それぞれ18万9,000円を増額し、歳入歳出それぞれ23億7,747万2,000円にしようとするものであります。  以上で提案理由のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第76号「平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第76号「平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、議案第76号「平成29年度播磨町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」は原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第9 議案第77号 平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第2号) …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第9、議案第77号「平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第2号)」を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  赤田清純理事。 ○理事(赤田清純君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第77号「平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第2号)」について提案理由のご説明を申し上げます。  議案書の17ページをお願いします。  今回の補正は、人事院勧告に基づく給与改正による職員給与費の増額でございます。  第2条の収益的支出の補正につきましては、予算第3条で定めました水道事業費用の既決予定額から41万7,000円を増額補正し、6億5,215万6,000円にしようとするものでございます。  次に、第3条は、予算第4条で定めました資本的支出の既決予定額に7万8,000円を増額補正し、補正後の資本的支出の合計を6億1,267万9,000円にしようとするものでございます。  これによりまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を2億5,907万3,000円から、2億5,915万1,000円に、過年度分損益勘定留保資金を2億628万5,000円を、2億636万3,000円に改めるものです。  次に、第4条は、予算第6条に定めました議会の議決を得なければ流用できない経費のうち、職員給与費の既議決額から49万5,000円を増額補正し、6,298万9,000円に改めようとするものでございます。  なお、別冊で配付しております実施計画説明書の2ページは、収益的支出及び資本的支出における各節の増額の内訳でございます。  また、給与費明細書3ページから5ページに記載しておりますので後ほどご参照いただきたいと思います。  これで提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第77号「平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第2号)」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第77号「平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第2号)」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、議案第77号「平成29年度播磨町水道事業会計補正予算(第2号)」は原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第10 請願第2号 治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第10、請願第2号「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書」を議題とします。  本件について委員長の報告を求めます。  小原健一総務建設常任委員長。
    ○5番(小原健一君)(登壇)  請願第2号「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書」総務建設常任委員会での審査の経過と結果を報告いたします。  平成29年12月定例会初日において、当委員会に付託されました請願第2号「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書」については、平成29年12月7日に紹介議員並びに請願者の出席のもと、総務建設常任委員会を開催して審査を行いました。  まず、請願書の紹介議員であります田中久子議員より趣旨説明を受け、請願者による意見陳述の後、同議員並びに松岡光子議員に質疑を行い、慎重に審査を行いました。  その後の討論において1人の委員から賛成の討論が行われ、採決の結果、配付しております請願審査報告書のとおり、請願第2号「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書」は賛成者多数で採択すべきものと決定いたしましたのでご報告申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  小原委員長、ご苦労さまでした。  これから討論を行います。  討論はありませんか。  まず、本件に反対者の発言を許します。  藤田 博議員。 ○12番(藤田 博君)(登壇)  私は、請願第2号「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書」に反対の立場で討論いたします。  私は、過去に制定されていた治安維持法は、国民の自由と人権を束縛する悪法であり、多くの人々を拘束して、むごい拷問をしてきた歴史を認識しております。そして、このようなことを二度と繰り返してはならないと強く思っております。  私は、請願の採択に当たっては、願意が妥当であるか、実現の可能性があるのか、また議会の権限事項に属する事項であるかなどを判断基準にしなければならないと思います。  私は、これまで治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟という名称や活動を、報道などを通じて聞いたことがありません。治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟という組織の中に何人の被害者の方が加入して、謝罪と賠償を求めているのか、これも定かじゃありません。  また、戦後70年が経過した中で、現在の政府に謝罪を求めて、いかなる成果を求めているのか。70年を経過した中で、なぜ今、この時期に請願が出されるのか。不当な拷問に対して謝罪と賠償を求めるのであれば、治安維持法が廃止された時点で要求するべきではなかったのか、私は疑問に感じます。  現在の国政状況は、北朝鮮が核実験を行い、ミサイルの開発及び発射実験を行う中で、多くの国民が不安を感じている状況下で、騒乱罪と言われる改正犯罪組織処罰法の制定及び憲法改正論議を自民党が圧倒的多数の議席を持つ中で進められようとしています。  このような状況下で、この請願を播磨町議会として採択して、意見書を政府に送付したとしても、治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定につながる実現性はあるのでしょうか。  この請願を採択すれば、議会はその実現について最善の努力をすべき、政治的、道義的責任を負うことになります。実現の可能性がない請願を播磨町議会として採択することは妥当なのでしょうか。私は疑問に感じるところです。  議員の皆さんが請願を採択して、国に意見書を送付することの意味を、議会として意見書を採択する責任を十分に認識して適切な判断をされることを期待いたしまして反対討論といたします。 ○議長(奥田俊則君)  次に、本件に賛成者の発言を許します。  田中久子議員。 ○14番(田中久子君)(登壇)  私は、治安維持法犠牲者国家賠償法の制定を求める請願について賛成の立場で討論します。  治安維持法は1925年4月に制定され、満州事変から太平洋戦争に至る戦争を進めるために、国民の批判を封じる重要な役割を果たしてきました。  当初は、共産主義運動の適用とされましたけれど、次第にその範囲を広げ、労働組合、知識人、文化人、宗教団体を初め、全国民に広げ、そして言論や思想の自由を縛り、反戦平和や民主主義を求める人々の取り締まりに拡大され、その数は数十万人に上りました。  その弾圧を担ったのが特高警察です。兵庫県たつの市出身の哲学者、三木清も看守の悪意で疥癬患者の毛布を着せられ発病。敗戦後、1945年9月に獄死いたしました。  蟹工船で有名な小説家、小林多喜二は1933年、東京の築地署の特高によって逮捕され、4時間近い拷問によってその日のうちに虐殺され、29歳の生涯を終えました。  逮捕された多くの人々は、正義感あふれる若者たちで、その人生を狂わされ、家族もまた差別を受けてきました。  治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟は、日本国憲法第17条の規定に沿って、国が新たに治安維持法犠牲者国家賠償法を制定し、犠牲者に一日も早く謝罪と賠償を行うよう政府に要望するもので、地方議会にも意見書の採択を求めています。  以上で、この請願に対する賛成討論といたします。議員皆さんのご賛同、よろしくお願いいたします。 ○議長(奥田俊則君)  次に、本件に反対者の発言を許します。  木村晴恵議員。 ○1番(木村晴恵君)(登壇)  請願第2号につきまして、意見を申し上げ、態度表明いたします。  治安維持法に関しては、公明党としてはいい法律とは思っていません。むしろ悪法と考えており、特に1935年から36年にかけて新たな取り締まり対象の開拓で、適用を拡大し、宗教団体、学術研究会、芸術団体などにも適用され、逮捕、監禁、勾留と、刑の執行に対しましては遺憾に思っています。  しかし、当時はこの法律が制定、適用され、秩序を守るためには必要だったことは、本年6月の衆議院の委員会におきまして、法務大臣の適法であるとの答弁もあり、当時の法律、法規にかなっていると国が解釈しています。  現時点で国家賠償法を制定することはできないと考えることから、本請願につきましても見解の違いがあり、同意できる内容ではなく、反対といたします。  以上です。 ○議長(奥田俊則君)  次に、本件に賛成者の発言を許します。  松岡光子議員。 ○13番(松岡光子君)(登壇)  請願第2号「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書」に対して、賛成の立場で討論いたします。  請願者の治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟兵庫県本部、嶋田正義様より意見陳述の中で4点強調されました。  国家賠償を求める根拠として、日本国憲法第16条請願権、17条公共団体の賠償責任について基づき行っている請願であること。  2点目、治安維持法がどれだけ不当なものか、当然、謝罪と賠償に値する内容であること。  請願の意義として、歴史と真実を明らかにし、教訓を今に生かすこと。  地方議会への請願は、平和と民主主義、人間の自由を守る大切さを伝えることですと、最初にお話しされました。  本請願は、治安維持法が1925年に制定され、廃止される1945年までの20年間に労農政党、労働組合、農民組合、宗教団体を初め、平和主義者、知識人、文化人など、十数万人に上る人々が逮捕、送検されました。警察署で虐殺された人93人、刑務所、拘置所で虐待、暴行、発病などで獄死した人は404人に上ります。また、兵庫県の弾圧犠牲者も五百十数人に上ります。その多くの方々は、戦争に反対し、平和と民主主義を望む前途有為な青年、学生でした。多くの犠牲者の家族、縁者は、アカ、非国民、国賊などの汚名を着せられ一家離散、名前を変えて身をひそめて生きてこられました。  治安維持法は日本がポツダム宣言を受託したことにより、政治的自由の弾圧と人道に反する悪法として廃止されましたが、その犠牲者に対して政府は謝罪も賠償もしていません。  ドイツでは戦争犯罪人と、人道に反する罪に時効はないという国際法に基づき、犠牲者に謝罪と賠償を行っています。他の国、イタリア、アメリカ、カナダ、韓国、スペイン、イギリスなど主要な国々で、戦前戦中の弾圧犠牲者への謝罪と賠償が進んでいます。  1968年に200名の犠牲者によって創立された治安維持法国賠同盟は、治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求めて、毎年国会請願を行い、840万余筆を届けています。  日本弁護士連合会は、治安維持法犠牲者は日本の軍国主義に抵抗し、戦争に反対した者として日本国憲法の基本原則からすれば、その行為を高く評価しなければならない(中略)日本国憲法の国家賠償法規定からすれば当然補償がなされなければならないと、1993年人権擁護大会基調報告で決議されています。  被害者は高齢化しています。一日も早い治安維持法犠牲者国家賠償法の制定が望まれています。  先ほど、反対討論、この治安維持法は悪法であるという認識もされております。その考えが本当であるならば、いろんな小さなこと、いろんな気になることがあるかと思いますが、今後とも一緒に、現状、方法を学んで、ぜひ学習会等もしたいと思います。どうか、今回、この場での請願書に対する採決を、皆様のご意見、ご賛同、よろしくお願いいたします。 ○議長(奥田俊則君)  次に、本件に反対者の発言を許します。  次に、本件に賛成者の発言を許します。  他に討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、請願第2号「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  この請願に対する委員長の報告は採択です。  請願第2号「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書」は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                (挙 手 少 数) ○議長(奥田俊則君)  挙手少数です。  したがって、請願第2号「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書」は不採択とすることに決定しました。 …………………………………………………… ◎日程第11 発委第2号 道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第11、発委第2号「道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書」を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  小原健一総務建設常任委員長。 ○5番(小原健一君)(登壇)  ただいま議題となりました、発委第2号「道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書」について提案理由をご説明申し上げます。  それでは、委員会提出の議案書をごらんください。  発委第2号、平成29年12月14日播磨町議会議長、奥田敏則様。提出者、播磨町議会総務建設常任委員会委員長、小原健一。  道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書。  上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第3項の規定により提出します。  提案理由は、住民の安全・安心な暮らしを守り、地域経済の活性化を促す道路整備を着実に推進するために、今後も引き続き道路財源を継続的に確保することを要望するためであります。  以下、別紙の意見書文を朗読し、説明にかえさせていただきます。  道路整備に必要な財源の総額確保を求める意見書。  兵庫県播磨町は、東播磨臨海工業地域の一翼を担う工業地帯と住宅地が共存するまちとして発展してきました。  都市化が進む中にあっても、海や大中遺跡などの自然とふれあう空間が残されているコンパクトなまちでもあり、これらを支える道路は、地域の発展や活性化に貢献してきた重要な社会基盤であるとともに、住民の安全・安心を確保するために、その整備・拡充が求められています。  このような中、播磨臨海地域では、交通容量の不足や主要交差点での慢性的な交通渋滞などの課題があり、これらを解決する方法として、新たな東西方向の道路ネットワークの整備が求められています。  また、本町では、既存道路インフラの老朽化対策、生活道路の整備、通学路の安全対策、また未整備都市計画道路の整備など新たな課題にも直面しています。  道路の整備については、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律(以下、道路財特法という。)の規定により平成29年度までの時限措置として補助率等がかさ上げされており、今後も住民の安全・安心な暮らしを守り、地域経済の活性化を促す道路整備を着実に推進する上で、財源の継続的な確保は不可欠です。  つきましては、地方における道路整備の緊急かつ重要性を深く認識いただき、下記事項について特段の配慮を強く要望します。  記1、地域間の連携強化や交通渋滞の緩和による円滑な移動確保など、地域の課題に対応するために必要な道路整備や、適切な維持管理を着実かつ計画的に実施できるよう、平成29年度補正予算及び平成30年度予算の総額を安定的かつ十分に確保すること。  2、道路財特法の補助率等のかさ上げ措置については、平成30年度以降も継続すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成29年12月14日、兵庫県播磨町議会。  衆議院議長様、参議院議長様、内閣総理大臣様、総務大臣様、財務大臣様、国土交通大臣様、内閣官房長官様。  以上で提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田俊則君)  提案理由の説明は終わりました。
     これから質疑を行います。  質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  小原委員長、ご苦労さまでした。  これから討論を行います。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、発委第2号「道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  発委第2号「道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書」は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                (挙 手 全 員) ○議長(奥田俊則君)  挙手全員です。  したがって、発委第2号「道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書」は原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第12 議員派遣の件 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第12、「議員派遣の件」を議題とします。  お諮りします。  「議員派遣の件」につきましては、播磨町議会会議規則第128条の規定により、お手元にお配りしましたとおり議員派遣をしたいと思います。  ご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「異議なし」と認めます。  したがって、「議員派遣の件」は原案のとおり可決されました。  なお、ただいま「議員派遣の件」が議決されましたが、派遣場所、派遣期間等に変更があった場合、その決定については議長に一任されたいと思います。  ご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「異議なし」と認めます。  したがって、「議員派遣の件」に変更があった場合、その決定については議長に一任していただくことに決定いたしました。 …………………………………………………… ◎日程第13 委員会の閉会中の継続調査の件 …………………………………………………… ○議長(奥田俊則君)  日程第13、「委員会の閉会中の継続調査の件」を議題とします。  各委員長から継続調査について、会議規則第75条の規定によって、お手元にお配りしましたとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りします。  各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査をすることに、ご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田俊則君)  「異議なし」と認めます。  したがって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。  これで、本日の日程は、全部終了しました。  それでは、以上をもちまして会議を閉じますが、閉会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。  議員各位には、熱心にご審議を賜り、適切妥当な結論をいただき、閉会の運びとなりました。この間、議員を初め、理事者各位のご心労、ご努力に対し、深く感謝の意を表する次第であります。  皆様方におかれましては、それぞれの分野でご活躍されますと同時に、なお一層のご自愛を賜りまして、町政発展のため、ますますのご精励をお願いいたします。  これから、年末を迎え、いよいよ冬本番に向かいますが、ご多幸な新年を迎えられますようお祈りいたしまして、簡単粗辞でございますが閉会のご挨拶といたします。  これで、本日の会議を閉じます。 ………………………………… ◎閉     会 ………………………………… ○議長(奥田俊則君)  平成29年12月播磨町議会定例会を閉会します。  ご苦労さまでした。               閉会 午後3時01分 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  平成29年12月14日                        播磨町議会議長  奥 田 俊 則                        播磨町議会議員  大 瀧 金 三                        播磨町議会議員  宮 宅   良...